3月1日からNTTドコモのクレジットサービス「DCMX GOLD」のサービスと年会費が改定された。年会費は2月29日までは本会員で1万5750円(税込)、家族カードで1枚につき3150円だったが、3月1日からは本会員で1万500円(税込)、家族カードは1枚目は無料、2枚目以降は1050円と大幅に引き下げられた。ケータイ関連のサービスも充実。たとえば、プレミアムステージの優待について、獲得ポイントは100円につき4ポイントが7ポイントにアップ。DCMXケータイ補償は補償額最大5万円、補償期間は購入から1年間だったものが、補償額は最大10万円、補償期間は購入から2年間と補償内容がワイドになった。また新たに、年に1回5250円のケータイ購入優待券がもらえる特典も加えられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日子どもにかかるお金、といえば真っ先に浮かぶのは教育費でしょう。幼稚園から大学まで国公立で一人1,000万円。すべて私立であれば一人2,000万円以上の教育費がかかると言われています。ついつい子どもが生まれてからの費用にとらわれがちですが、子どもを妊娠して出産する間もお金は必要です。今回は子どもにかかるお金、とりわけ妊娠から出産までにどのぐらいのかかるのか検証してみました。■妊娠からお産にかかる費用妊娠が判明したら、妊婦さんはその後出産までの間「妊婦健診」を受けるため通院します。受診回数の目安は約14回。残念ながら妊婦健診は健康保険が適用されないので、1回の健診に5,000円~1万円以上の診察料がかかります。総額で10数万円以上のお金が出産までに必要となります。さらに出産時には、子どもを産むための費用である分娩(ぶんべん)費用がかかります。分娩費用は地域によってバラつきが見られますが、全国平均は423,957円(※1)。都道府県別にすると、一番高いのが東京で平均515,056円、一番安いのが熊本県で346,345円でした。※1「我が国における分娩にかかる費用等の実態調査」(平成21年1月20日現在の状況)/ 厚生労働科学研究費補助金・厚生労働科学特別研究事業妊娠・出産は基本的には健康保険が適用されないため、通常なら妊婦健診に10万円以上、分娩費用は40万円近くの医療費を請求されます。しかしこれらの費用は、国や自治体など助成金や健康保険から給付金を受けることができるので、個人の負担は相当軽減されることになります。主なものを紹介いたします。■妊婦健診の助成金。最高は11万6,315円「妊婦健診」については、14回程度の妊婦健診を受けられるよう、公費負担があります。しかし実際は、その費用の一部が"地方交付税"として国から自治体に渡されています。地方交付税は、自治体の判断によって用途を決定することができるもので、これによって自治体からの助成額に格差が生じています。厚生労働省の調査(※2)によると、最も助成額の高かったのが山口県で11万6,315円、最も低かったのが大阪府で5万4,431円。約6万円の格差があります。また、同一都道府県内であっても自治体によって金額が異なるため、自分が住む自治体の助成額を確認しておく必要があります。※2「妊婦健康診査の公費負担の状況にかかる調査結果について」(平成23年4月1日現在(岩手県、宮城県、福島県は除く。))/厚生労働省■出産育児一時金が健康保険から給付される妊娠4カ月目(85日)以上の出産については、健康保険から「出産育児一時金(家族出産育児一時金)」として、42万円が支給されます。(産科医療補償制度に加入されていない医療機関等で出産した場合は39万円)支払い方法は「直接支払制度」、「受取代理制度」という制度があり、出産する医療機関等へ出産育児一時金を直接支払ってもらうことができます。これを利用すると、妊婦さんは超過した分を窓口で支払うだけで、まとまったお金を事前に用意する必要がなくなります。もし、実際の費用が一時金を下回った場合は、差額分を請求すれば戻ってきます。このほか、健康保険(国民健康保険は除く)の被保険者が出産で会社を休み、賃金・給料を受けられなかったときは「出産手当金」が支給されます。出産の日以前42日目から、出産の翌日以後56日目までの範囲内で、1日につき標準報酬日額の3分の2に相当する額が支給されます。保険が適用されない妊娠健診、分娩費用ではありますが、近年少子化対策として助成額などが引き上げられています。対象となる制度をきちんと理解し申請・請求を行えば、経済的負担はかなり軽減されます。■不妊治療の患者数は急増これまで述べてきたのは、自然に妊娠出産となった場合です。しかし、昨今は晩婚化の影響で平均出生時の年齢も上昇。それを受け、不妊治療の患者数も増え続けています。1999年には推計28万4,800人と言われた不妊治療の患者数は、2002年の調査では推計46万6,900人(※3)と1.6倍に増加。今後は、不妊治療費も子どもにかかる費用として考えておく必要があるかもしれません。※3「生殖補助医療技術に対する国民の意識に関する研究」/平成14年度厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究■不妊症の治療には健康保険が適用されるの?不妊治療は健康保険が適用となるものと、適用にならないものがあります。一般的な不妊治療には保険が適用されますが、「人工授精」、「体外受精」、「顕微授精」など生殖補助医療は保険の適用外です。特に体外受精や顕微授精は1回30万円~40万円(※4)という高額な治療費用がかかってしまう上、治療が長期間にわたることも多く、かなりの経済的負担をしいられます。ただし、「体外受精」、「顕微授精」については、自治体より助成金があります。給付額は1年度あたり1回15万円で初年度3回、翌年以降は年2回。通算5年度、合計10回まで給付を受けることができます。(所得制限あり)。※不妊治療の助成金については各自治体で異なるため、詳細については直接お問い合わせください※4「不妊治療の患者数・治療の種類等について」/厚生労働省■医療保険への加入高額な費用がかかる不妊治療。治療を起因とするリスクに備え医療保険の加入を検討する人も多くいます。医療保険に加入したいなら、ベストなタイミングは治療前です。不妊治療中は医療保険に加入できなかったり、子宮など特定部位に関しては担保されなかったりすることがあります。不妊治療中(過去1年以内に不妊治療の経験がある女性)の方を対象とした医療保険も発売されていますが、治療中に発症する可能性が高いとされる疾病等を目的とした入院は、不担保になっているケースがあります。もちろん引受基準は保険会社によって異なるため一概には言えませんが、治療中は選択肢が少なくなってしまうことは覚悟しなければならないでしょう。人生にお金はつきものです。どんなことにどれぐらいお金が必要なのか、どんな制度が利用できるのか、どうやったらリスクが回避できるのか……。漠然とでも知っておくことは、自分にあった人生プランを立てる上で大いに役立つと思います。(文/森眞奈美)■著書 プロフィール森眞奈美(もりまなみ)サンダーバード国際経営大学院にて国際経営学修士号取得後、米国系再保険会社に入社。退社後ライター業をしながら、AFPを取得。現在は「保険」、「クレジットカード・電子マネー」、「ライフプランニング」などマネーに関するコラムを雑誌やWebで執筆中。【関連リンク】【コラム】結婚と離婚にかかるお金は、いくら?【コラム】一人暮らしでのトホホエピソード【お金問題編】【コラム】給料日前に!お金がないときの楽しい腹ごしらえレシピ
2012年01月14日経済的理由で治療中断38%景気に明るい兆しが見えず、失業率の上昇や派遣切りなどが問題視されている一方で、患者が治療費を払うことが困難となり、治療を途中でやめるケースが増えていると報告されます。鳥取県保険医協会が、全国保険医団体連合会の呼びかけに応じて、医師・歯科医467人を対象に115人から回答を得た実態調査で、下記のような調査結果が報告されています。毎日.jpによると「患者の経済的理由で治療を中断した」と答えた医師数は44人(38・3%)▽「なかった」が32人(27・8%)▽「わからない」が39人(33・9%)だった。と、回答した医師のうち38%にあたる44人が「患者の経済的理由で治療を中断した」と答えています。中断した患者の病気は高血圧12人▽糖尿病11人▽高脂血症7人▽虫歯7人▽前立腺肥大3人など。が挙げられており、通院をしいられる慢性的な病気が多く報告されています。調査結果では、治療を継続する上での費用がかさみ途中で治療を断念する様子が伺えます。命に関わるケースが存在する場合もあり、治療費の補助を行政が行うなど、なんらかの形で対処が必要と指摘されます。
2010年11月09日日本イーライリリー(株)が、劇団漂流船による、がんの高額な治療費をテーマにした劇 「沈まない夕陽」大阪公演を、11月12・13日の両日、3回に渡り開催する。がん治療費、保険制度やサポート団体などを考える昨今、がんの高額な治療費が社会問題となっているが、この問題について、また患者を支援する保険制度やサポート団体の情報など、劇中で考え学んでもらえる構成になっているという。劇団漂流船の「沈まない夕陽」は、今年3月に東京で公演が実施され、今回の大阪公演誘致に当っては、同社が主催にて実施するもの。なおチケットの売上げは、劇団漂流船、キャンサーネットジャパンの活動資金に充当されるとのことだ。<開催概要>劇名: 「沈まない夕陽」劇団漂流船大阪公演日程: 11月12日(金)19:00開演11月13日(土)13:00開演、17:00開演(開場は開演の30分前)劇場: 「世界館」(大阪市港区波除6-5-15)チケット:前売・当日3,000円(日時指定・全席自由)E-mail: ticket@driftship.jp問合せ: 井田國彦事務所公演窓口048-658-0572E-mail:office@driftship.jp
2010年11月05日オリックス、禁煙治療費1万円補助タバコの値上げを機会に禁煙にチャレンジする方が増えており、企業でも禁煙を積極的に促したり、禁煙手当てが配当されたり、更には喫煙者は採用しないといった企業もあります。禁煙を専門に扱う禁煙外来が作られたこともあり、禁煙という流れは今後更に大きな流れとなっていきます。毎日.jpによるとオリックスは30日、来年4月から、昼休みを除きグループ各社のオフィスビルを全面禁煙にすると発表した。受動喫煙の防止と健康維持が目的で、全面禁煙までの半年間、社員の「卒煙」を促すため、約2万円の自己負担が必要な禁煙治療費のうち1万円を支給する。とオリックスグループ各社で全面禁煙にすると発表しました。また、禁煙治療での自己負担分の内、1万円を補助することも発表しました。禁煙に関して一定の条件が認められれば、健康保険の適用がされます。愛煙者には辛いことなのかもしれませんが、値上げと保険適用という2つの大きな出来事で、禁煙をする人が今後も増えていきそうです。
2010年10月15日通院による治療費も保障損保ジャパンひまわり生命保険は11月、通院による治療費も保障するがん保険を発売する。入院を伴わない通院治療を制限なく保障するのは、生命保険業界初となる。新しく販売されるのは、「勇気のお守り」で、販売開始は11月2日。初の「がん外来治療給付金」を創設がんの治療は入院から通院に大きくシフトしており、がん保険において通院保障の充実を求める声が多い。損保ジャパンひまわり生命保険では、こういった実態を調査したうえで「勇気のお守り」を開発した。「勇気のお守り」では、生命保険業界初の「がん外来治療給付金」を創設しており、「がん先進医療特約」をはじめとするオプションが用意されている。さらに、医療保険『健康のお守り』用に「がん外来治療給付金」「がん診断給付金」を特約化している。同社は、がん治療に立ち向かう勇気を守りたいとしている。
2010年10月02日損保ジャパンひまわり生命は、通院による治療費を制限なく保障する「がん保険」を、11月より販売するという。日本経済新聞が報じている。通院治療が増えている実態に合わせた「がん保険」がん保険は通常、手術や入院費用を補償するのが一般的で、入院を伴わない通院治療に対し制限なく保障するのは初めてとのこと。これは、医療技術の進歩によって、がんによる入院期間が短くなり、通院治療をする患者数が増えている実態に合わせたとのことだ。従来のがん保険には、通院治療費を保障するものもあるが、一定期間の入院が条件だったり、抗がん剤を使う通院治療に限定するなど条件に制約があったが、同社の保険にはこうした制限がなく、通院日数に応じて保険給付金が支払われるという。ちなみに、30歳の男性で、診断時給付金:100万円、通院給付金:1万円/日 の契約では、保険料月額が3千円台とのこと。同社では、年間10万件の契約を目指すとしている。
2010年10月02日