天海祐希とアダム・クーパーによる舞台『レイディマクベス』の東京公演の模様が、期間限定配信されることが決定した。『レイディマクベス』は、ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』の登場人物であるレイディマクベスを大胆に解釈した作品。レイディ役の天海、マクベス役のクーパーのほか、鈴木保奈美、要潤、宮下今日子、吉川愛、栗原英雄が豪華競演を果たした。本作を書き下ろしたのは、英国若手の気鋭女性作家のひとりであるジュード・クリスチャン。そして演出には、渡辺謙主演『ピサロ』や、寛一郎の初舞台となった『カスパー』、新国立劇場の新作バレエ『マクベス』を発表したオリヴィエ賞受賞演出家・ウィル・タケットが参加。俳優陣とともに綿密に台本を紐解き、繊細かつ大胆な演出で新作を創り上げた。配信期間は、本日から2024年1月8日(祝・月) 23時59分までとなっている。<配信情報>『レイディマクベス』配信期間:11月27日(月) 16:00~2024年1月8日(祝・月) 23:59本編:2時間3分【チケット料金】価格:4,400円(税込)※視聴可能期間は、購入後Cloakでのお引き取り後、3日間となります。視聴券発売期間:~配信の終了日 21:00まで公式サイト
2023年11月27日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠という4人の俳優が主演を務める新しい形の“クアトロ主演”ドラマ、木曜劇場「いちばんすきな花」。この度、齋藤飛鳥主演のスピンオフが完成、脚本・生方美久が“もう一つの物語”を紡ぎ出す。初回放送から「男女の間に友情は成立するのか」をテーマにSNS上でも投稿者による持論が展開されたほか、物語に登場するキャラクターへの共感の声があふれるなど、放送中には「#いちばんすきな花」のほか、ドラマに関連するワードがXにおいて常にトレンド入りを果たしている。さらに先週放送された第6話では、「引っ越し、決めました」も話題に。4人が関係を築いてきた家から、突然引っ越しすることが宣言され、この先どうなってしまうのか?ますます目が離せない展開に、今夜11月23日放送の第7話にも注目が集まっている。主演・齋藤飛鳥が本編では出会っていない泉澤祐希とラーメン屋で遭遇!多部未華子も登場性別も年齢も育った環境も異なる4人の主人公たちが交わり、多くの共感を呼んでいる本作。その物語とともに、同じ時の流れの中で紡がれるスピンオフドラマ「いちばんすきな花-みんなのほんね-」・「条件」がTVer独占で配信決定。脚本は、木曜劇場「いちばんすきな花」と同じく、生方美久が執筆。本編では出会っていない登場人物たちが巡り会うストーリーで、いままで描かれることのなかったそれぞれの心情もすくい上げた作品に仕上がっている。セリフの魅力はもちろん、このスピンオフドラマで、本編で出てきた印象的なシーンにおいて、登場人物たちが「あのときどのように思っていたのか?」が垣間見え、「いちばんすきな花」の世界をより深く楽しめる内容となっている。今回の「条件」は、ゆくえ(多部さん)の妹・このみ(齋藤さん)と相良大貴(泉澤祐希)の出会いから描かれていく作品。ゆくえの性格とは違い、子どもの頃から落ち着きがあって常に冷静で、物事を達観しがちなこのみと、好意を寄せた相手にはぐいぐい突き進み、自分の意見をまっすぐに伝える相良。そんな性格も考え方も違う2人が、ある日思いがけない出会いを果たす。2人の会話から、このみが姉・ゆくえのことを大切に思う姿や、奇跡的に出会ったゆくえ、椿、夜々、紅葉の4人のことをどう見ているか、さらには相良が抱えた夜々への思いなど本編では描かれてこなかった主人公を取り巻く人たちの思いに触れることができる“もう一つの物語”。さらに主人公の1人・ゆくえも登場するなど、本編とも密接にリンクした作品となる。なお、4人の主人公たちからますます目が離せない木曜劇場「いちばんすきな花」は、現在TVer・FODにて第1話から第3話までと、最新第6話を無料配信中となっている。「いちばんすきな花-みんなのほんね-」・「条件」あらすじある日、一緒に暮らしている姉・ゆくえから「椿さんちでご飯食べる」「一人で好きにして~」と連絡を受けたこのみ。ここのところ一緒に食事をする機会も減っていたこともあり、少し不機嫌な思いになりつつも、近所のラーメン屋で食事をすることに。すると、そこに夜々(今田美桜)が働く美容院の同僚・相良(泉澤祐希)がやって来る。面識のなかった2人だが、相良はカウンターに座るこのみが気になるようで、一方的に話しかけるのだが…。木曜劇場スピンオフドラマ「いちばんすきな花-みんなのほんね-」・「条件」は11月23日(木・祝)22時54分(第7話放送終了後)~TVerにて配信開始。木曜劇場「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月23日実写映画『ゴールデンカムイ』に高畑充希、泉澤祐希が出演することが決定。最新予告映像も公開された。高畑さんが演じるのは、主人公の元陸軍兵・杉元(山崎賢人)の幼なじみ・梅子。『ヲタクに恋は難しい』では、息の合った掛け合いでヲタクカップルを演じた2人が、今作では運命に翻弄される幼なじみとして共演。泉澤さんが演じるのは、杉元と梅子の幼なじみで、杉元と共に二〇三高地の戦場へ出向く寅次。山崎さんとは初共演ながら、杉元と寅次の固い友情を感じさせるシーンでの熱演は圧巻だ。製作陣は2人の起用について、「杉元の過去を知る重要な役なので、一瞬で作品の空気を変えられる演技力を求めてキャスティングしました。梅子は多くは語らずとも清廉かつ重厚さや儚さなどの振れ幅を期待して高畑さんに、寅次は杉元の傍に自然体でいながら観る人の感情を揺さぶる芝居を期待して泉澤さんにオファーしました」と話し、さらに「全体の撮影初日が3人のシーンでしたが、まるでずっと一緒過ごしてきたかのような和やかなムードで撮影は進み、初日から敢行した大仕掛けのシーンも1発勝負で見事OKとなり、確かな手応えを感じさせいただいたことを鮮明に覚えています」と撮影をふり返っている。合わせて公開された映像では、土方の「これから北海道は戦場になる」という言葉と共に、苛烈な埋蔵金争奪サバイバルバトルの火蓋が切って落とされる。二〇三高地での激戦、杉元と尾形の雪の中での激闘と、『キングダム』のアクション監督・下村勇二が再タッグを組み、山崎さんの高い身体能力を生かしたアクションシーンで魅了する。また、原作でも印象的なセリフの数々、「弱い奴は食われる」(アシリパ)、「お前の寿命のロウソクは私がいつでも吹き消せる」(鶴見)、「俺は、不死身の杉元だ!」(杉元)にも注目だ。さらに、杉元、アイヌの少女アシリパ、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉、元新選組・鬼の副長・土方歳三、第七師団の凄腕スナイパー・尾形百之助、“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹らに加え、ヒグマや、アシリパと強い絆で結ばれたエゾオオカミのレタラもお目見えする大迫力のポスタービジュアルも完成した。高畑充希コメント元々原作を読んでいたので、あの「ゴールデンカムイ」の世界が実写化されるなんて!と、とにかく驚きが大きかったです。 梅ちゃんこと梅子は、杉元さんが金塊争奪に動き出す理由にもなる役柄なので、出番は少ないながら責任重大だぁ、、と、 オファーをいただいた時は少し冷や汗をかきました。 山崎賢人くんとは以前映画でご一緒していたのですが、素敵で可愛らしい人柄はそのまま、今作ではついていきたい逞しさも加わり、素晴らしい座長でした。 現場には数日だけの参加だったので、私もとても完成を楽しみにしています!泉澤祐希コメント「ゴールデンカムイ」は元々原作を読んでいたので、出演できると聞いた時はとても嬉しく、キャストを聞いてからは、このキャラクターをこの人がやるのか!と、ワクワクが止まりませんでした。山崎賢人君とは今回初共演となりますが、杉元佐一と幼なじみである寅次役ということで、すぐに打ち解けることができたと思います。共に戦う戦争シーンはとても迫力があり、見応えあるシーンになっているのではないかと思います。是非お楽しみに!『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日(金)より公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※レタラの「ラ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2023年10月17日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務める新ドラマ「いちばんすきな花」に、追加キャストとして白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希の出演が決定した。“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く本作は、潮ゆくえ(多部さん)、春木椿(松下さん)、深雪夜々(今田さん)、佐藤紅葉(神尾さん)という別々の人生を送ってきた4人の男女がある日、ふとした出来事を機に巡り会い、友情と愛情というテーマに自然と向き合っていくストーリー。白鳥玉季/望月希子役朝ドラ「とと姉ちゃん」や「テセウスの船」、「極主夫道」などに出演した白鳥玉季が演じるのは、ゆくえが講師として働く塾「おのでら塾」の生徒・望月希子。少し大人びた雰囲気を醸し出しているが、普段はゆくえのことを「ゆくえちゃん」と呼び、ゆくえの悩みも聞くなど、友人同士のような関係性でもある。「silent」を観ていたという白鳥さんは、「いつかこのチームの方々とご一緒したいと思っていたので、こんなに早く叶(かな)うなんて!と素直にうれしかったです」と参加を喜び、「“希子が登場すると安心する”と言ってもらえる存在になれるとうれしいです」とコメント。黒川想矢/穂積朔也役また、『怪物』で映画初出演を果たした黒川想矢が、ゆくえや希子たちが住む街に引っ越し、希子と同じ中学に転校した穂積朔也役。黒川さんは「登場して最初のセリフが僕の実体験であったかのような感覚で、もしかして学校生活をのぞかれているのかもしれないとちょっと怖くなり、背後を確認してしまいました(笑)」とふり返っている。田辺桃子/白石峰子役そして、「癒やしのお隣さんには秘密がある」で主演を務めた田辺桃子が、ゆくえにとって何でも話せるという唯一の男友達・赤田鼓太郎(仲野太賀)の婚約者・白石峰子を演じる。田辺さんは「柔らかい部分や受動的な赤田を優しくリードするようなキャラクターです。パートナーを大切に思う姿や考え方の違いとの向き合い方、峰子なりの表現方法を今作の一つの要素として楽しんでもらえたらうれしいです!」と呼びかける。泉澤祐希/相楽大貴役「時をかけるな、恋人たち」の放送も控える泉澤祐希は、夜々が務める美容院「スネイル」で働く美容師・相良大貴を演じる。夜々とは同期という間柄からか、夜々が職場で先輩からいびられていることを日頃から心配している。そんな相良について「いかようにも転がることのできるキャラクターだと思いました」と印象を明かし、「友達とは、恋人とはなんなのか、誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。自分はこう思っていても相手はそうじゃない、そんなドギマギした答えの出ないテーマで、一体登場人物たちはどのように自分に決着をつけるのか、是非お楽しみに」とメッセージを寄せている。「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(※初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日ゲキ×シネ『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』(公開中)の初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、古田新太と天海祐希が登壇した。同作は劇団☆新感線の人気シリーズ『五右衛門ロック』のスピンオフ作品で、海賊アンヌ(天海)が石川五右衛門(古田)とともに大暴れする『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive~』12年ぶりの続編となる。女海賊アンヌが、天下の大泥棒石川五右衛門の協力を得て王国の混乱を収め国王となって十数年が過ぎた頃、王国は新たな危機に直面し、アンヌは国民を守るために五右衛門とともに再び立ち上がる。目玉焼きが飾られた個性的な帽子を着用して登場した古田。「目玉焼きシリーズといいまして、色々あるんですが、これは“燃えている目玉焼き”。きょうここに来るときに被っていたのは“完成した目玉焼き”。最近のお気に入り!」と笑顔を見せる。同作は、昨年秋に富山・新潟・大阪・東京の4都市で上演され、富山公演には天海の親戚が観劇しに来ていたそうで、天海は「親戚のおばあちゃんが観に来てくれて、もうおばあちゃんに私の姿を見てもらえただけで、本当に良かった」と感慨深げに振り返る。一方の古田は、「富山とか新潟とかめったに行かないから、各地のプロモーターの方たちのサービスがすっごいよかった」と独特な視点で公演を回顧。天海も「その土地のお菓子を毎日……ケーキがあったり! ありがたい。幸せな日々を送りました」と感謝を伝えていた。また、制作発表会見で「若手に教えたいことがある」と話していた古田は、石田ニコルや神尾楓珠ら若手俳優たちにアドバイスをしていたそうで、「“なんでもかんでも一生懸命にしたらいいもんじゃねぇぞ、抜くときは抜け”“工夫をするな”“言われたことをきっちりできるようにしなさい”ということを飲み屋で言っていました」と明かす。さらに、初演当時天海にもアドバイスをしたことがあるそうで、古田は「僕が観たいゆりちゃん(天海)があるじゃないですか。舞台上にいながらもお客さん目線で観ている」と告白。以前から天海のファンだという古田が「おれ、宝塚の卒業アルバム持ってるからね。制服のゆりちゃん、いまだにおれの寝室に置いてある」と話すと、天海は感謝を伝えつつも、「本当にやめてほしい……」とつぶやいていた。
2023年08月04日ゲキ×シネ『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』(公開中)の初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、古田新太と天海祐希が登壇した。同作は新感線の人気シリーズ『五右衛門ロック』のスピンオフ作品で、海賊アンヌ(天海)が石川五右衛門(古田)とともに大暴れする『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive~』12年ぶりの続編となる。女海賊アンヌが、天下の大泥棒石川五右衛門の協力を得て王国の混乱を収め国王となって十数年が過ぎた頃、王国は新たな危機に直面し、アンヌは国民を守るために五右衛門とともに再び立ち上がる。上映前の舞台挨拶となった今回。ネタバレしないようにとMCから釘を刺されると、古田は「でも、ほぼほぼ生で観ている人が……」とこぼし、天海も「ちょっと諦めて下さい(笑)」と冗談交じりに話し、笑いを誘う。改めて、天海は「『薔薇とサムライ2』たくさんの皆さんと一緒に作り上げました。なかなか1回では観きれないところもおありだったかもしれませんが、こうしてゲキ×シネで細かいところも見ていただけるようになりました。劇団☆新感線が初めての方も、天海祐希初めての方も是非楽しんでいただけたらいいなと思っています」と挨拶した。近年、約4年に1回のペースで劇団☆新感線に参加しているという天海は、いのうえひでのり氏の演出について「1から10まで振りとか表情のオーダーを細かくつけてくださるので、いのうえさんができることが、できたらいいんですけど、なかなか難しい。いのうえさんがすごい上手いから」とその難しさを告白。一方の古田はいのうえ演出にすっかり慣れているようで、「みんな色々抗ったりとか、自分で工夫したりとかするんですけど、もう私は工夫もしませんね。いのうえさんの中で仕上がったものを真似すりゃいいんだろうと考えです」と話し、笑顔を見せていた。また、天海は劇中で宝塚風の衣装を披露しているそうだが、「新感線でしかやらない。最初で最後」と特別な思いで着用していたという。「コロナ禍で大変だったお客様に楽しんでもらえるにはどうしたらいいか、という思いで『バラサム2』を上演するのかと思って、いのうえさんに『“例のもの”着てもいいです』と言いました」と着用に至った背景を話した。しかし、衣装合わせに行ってみるとイメージとは違ったようで、「リーゼントのかつらが置いてあって、『これですか!?』とびっくりして……」と驚いたそう。しかし、最後には「いのうえさんがこういうオーダーをされるのであれば仕方ない。新感線でしかしないから、まぁいいかと思って」とリーゼント頭での出演を決心したことを明かした。
2023年08月04日天海祐希演じる探偵と、松下洸平演じるIQ140の相棒が、様々な依頼を超大胆な方法で解決していくドラマ「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」が、6月26日(月)今夜、最終回が放送される。弁護士だった当時、涼子(天海さん)に催眠をかけるよう依頼し、法曹界から追放したのは、諫間(仲村トオル)だったことが明らかになった前回。その裏に隠されているのは何か、真の黒幕は一体誰なのか――先週の放送後から盛り上がりを見せている。理由が分からず、納得できない涼子は、相棒・貴山(松下さん)に促され、諫間グループの顧問弁護士だった頃のことを思い返すと、諫間が負債を抱えた技術系の小さな会社と合併しようと躍起になり、それに反対してもめたことがあったと思い出す。しかし、父親の後を継ぎ、顧問弁護士として2代にわたって会社を支え、信頼関係を築いていたことから、その程度のことで諫間が自分をおとしめるはずがないと話す涼子。いくら考えても理由が分からず、もはや本人に聞くしかないと意を決した涼子は、貴山を連れて諫間の元へ向かう。諫間の胸の内と、傷害事件の真実を知った涼子。さらに、傷害事件の被害者である椎名レンズの椎名保(野間口徹)が拉致・監禁されるという新たな事件も。父親の非情な仕打ちを知ったとき、娘・久実(白石聖)が選ぶ道とは。涼子と貴山、最強バティが反撃ののろしを上げる。諫間慶介vs上水流涼子の最後の闘いを演じきった天海さんは「いよいよ最終回になりました。ドタバタコンビの涼子と貴山が最後の戦いに挑みます。どんな敵が待ち受け、どんな方法で戦うのか、ぜひお楽しみに」とまず呼びかけ、「撮影の日々は、とても楽しいものでした。素晴らしいスタッフの皆様、沢山のお力をお貸しくださったゲストの皆様、同じ方向へ歩み続けてくださった共演者の皆様時に悩み、アイデアを出し合い、笑顔で乗り越えて来られました。心から深く感謝を致します」と語っている。また仲村さんは「振り返ればこのドラマには様々な親子、夫婦、家族が登場して大切なものを守る物語がいくつもありました。大切なものは例えば誰かにとっては組織、誰かにとっては財産、誰かにとっては矜持…。ひとりひとり違いますが僕が演じたゲンマケイスケは最後に自分にとって一番大切なものに気づきます。ありえないモノを見せられて…」とあり得ない展開だらけの最終回に向けてコメントを寄せた。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年06月26日乃木坂46の与田祐希が、品川ヒロシが監督・脚本を務める映画『OUT』のヒロイン・皆川千紘を演じることが発表された。本作は、品川監督の中学からの友人・井口達也の青年時代を詰め込んだ『ヤングチャンピオン』(秋田書店)に連載中の同名実録ヤンキー漫画の実写映画化作品。品川監督の『ドロップ』でも活躍し、“狛江の狂犬”と恐れられた井口の封印されたその先の物語を描く。主人公・井口役を倉悠貴、暴走族「斬人(キリヒト)」総長・丹沢敦司役を醍醐虎汰朗、副総長・安倍要役を水上恒司が演じる。与田が演じるのは、暴走族「斬人」5代目総長・皆川状介の妹で、ボウリング場「アイビーボウル」で働く皆川千紘。兄を四大暴走族の抗争事件“狂命戦争”で亡くすという辛い過去をもちながら、もめ事を止めるためなら暴走族に説教するほどの肝が座った女性だ。与田祐希(乃木坂46)品川監督は「千紘は、存在感が大事だと思いました。暴走族の喧嘩のど真ん中に入っていっても負けないオーラを持つ与田祐希の光。それがキャスティングの決め手です。千紘は、芯が強く口の悪いヒロイン。どちらかと言うと穏やかな雰囲気の与田さんが暴走族相手に喧嘩腰のセリフが言えるのか? と思いましたが、堂々と渡り合っていました。達也をなじるシーンはなかなか見られない与田祐希が見られます」と語る。与田は「暴力的でバカだけどなぜか憎めないキャラクターたちがどんどん愛おしくなっていく感覚に陥ってしまいました。男性はもちろんですが、女性目線で観てもきっと楽しめる作品だと思います!グッと来たり、クスッとしたり、ドキッとしたり、いろんな瞬間を感じていただけたらと思います!仲間のために命懸けで戦う姿はかっこいいけれど、千紘としては命の重みを伝えたいです。見た目でいうと、人生で一番髪色を明るくしました!撮影期間中は乃木坂のメンバーやスタッフさんにヤンキーだ!といじられつつも、新鮮でしたし、心なしかこの期間は千紘みたいに強くいられた気がします!」とコメントしている。<与田祐希 コメント全文>──出演オファーを受けた際の気持ち強そうな男性キャストが多い中、ヒロインとしての役割を果たせるか不安はありましたが、とても有難い経験だなと思いました。全力で向き合って、ぶつかっていきたいなと思いました。──脚本・原作コミックを読まれて、どのような気持ちで撮影に挑まれましたか?自分の知らない世界だったので不安と楽しみな気持ちでいっぱいでした。ヤンキーは正直怖いと思っていたけど、千紘としては怯えるわけにはいかないので YouTubeでヤンキー動画を見て、ヤンキー慣れして現場に行きました!──今回の役どころを演じられていかがでしたでしょうか?見た目でいうと、人生で一番髪色を明るくしました!撮影期間中は乃木坂のメンバーやスタッフさんにヤンキーだ!といじられつつも、新鮮でしたし、心なしかこの期間は千紘みたいに強くいられた気がします!──品川ヒロシ監督について撮影の合間にもたくさんお話しさせていただけて嬉しかったし、楽しかったです!今では私にとって東京のお父さんのような存在になりました!今回ご一緒できてとても光栄でした!──撮影はいかがでしたか?アクションシーンの撮影や特殊メイクを近くで見て、衝撃を受けました。とても迫力があったので映像として観れるのが楽しみだなぁと思いました!自分のシーンではビンタに苦戦しました。──共演の倉さん、醍醐さん、水上さんについて倉さんはまじめで柔らかい方だけど達也を演じられている時はいい意味でただのヤンキーで、すごい方だなぁと思いました。主演ということもあり、いつも倉さんが現場を包み込んでくださっていました!醍醐さんは丹沢と同じように現場のムードメーカーでした!水上さんは同郷の先輩として背中を押してくれる存在でした!ヒゲ面デカ男というワードが個人的に大好きです!──本作を通して伝えたいこと仲間のために命懸けで戦う姿はかっこいいけれど、千紘としては命の重みを伝えたいです。──本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。個人的には、暴力的でバカだけどなぜか憎めないキャラクター達がどんどん愛おしくなっていく感覚に陥ってしまいました。男性はもちろんですが、女性目線で観てもきっと楽しめる作品だと思います!グッと来たり、クスッとしたり、ドキッとしたり、いろんな瞬間を感じていただけたらと思います!<品川ヒロシ監督 コメント全文>──キャスティング意図についてお聞かせください。千紘は、存在感が大事だと思いました。暴走族の喧嘩のど真ん中に入っていっても負けないオーラを持つ与田祐希の光。それがキャスティングの決め手です。──撮影を終えられて、与田さんについてお聞かせください。千紘は、芯が強く口の悪いヒロイン。どちらかと言うと穏やかな雰囲気の与田さんが暴走族相手に喧嘩腰のセリフが言えるのか?とも思いましたが、堂々と渡り合っていました。達也をなじるシーンはなかなか見られない与田祐希が見られます。撮影の時の与田さんはとにかく明るくて気さくでちょっと天然で、めちゃくちゃ可愛い。まさにヒロイン。アルミホイルにさつまいもを包んで持ってきて「焼いて食べようと思って」と言っていたのには爆笑しました。──本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。ガッツリとした恋愛のシーンはないけれど、それでもやっぱりヒロインの千紘と達也の距離が近づいていくのには、ちょっと胸がぽかぽかします。<作品情報>『OUT』11月 全国劇場公開原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店『ヤングチャンピオン・コミックス』刊)監督・脚本:品川ヒロシ出演:倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希、水上恒司公式サイト:::
2023年05月22日天海祐希がアダム・クーパーとタッグを組んで挑む新作書き下ろし舞台『レイディマクベス』が、10月から11月にかけて上演されることが決定した。本公演は、ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』の登場人物であるレイディマクベスを大胆に解釈した作品。シェイクスピア作品の中で有名なキャラクターにもかかわらず名前がないことに注目し、そこから自分の存在価値を認めてもらえないような感覚、自分は何者なのか、レイディマクベスは幸せだったのか、そして彼女が本当に手に入れたかったものは何だったのか、理由を探求することで誕生した。出演者は、常にトップを走りつづける天海祐希がレイディマクベス役に挑み、その人生の伴侶であるマクベスを2022年2月ミュージカル『Singin’in the Rain 〜雨に唄えば』で劇場中を幸せに包んだアダム・クーパーが扮する。そのほか、レイディのそばで強かに生き抜くマクダフ役に鈴木保奈美、幼少期からのレイディを知る彼女の幼馴染であり野心家のバンコー役に要潤、マクベスとレイディマクベスと共に戦場で戦い、二人を「師」として仰ぐレノックス役に宮下今日子、そしてレイディが戦場に出られなくなった要因でもある出産で生まれた娘役を吉川愛、国の統治者ダンカン役に栗原英雄といった俳優陣が集結した。『レイディマクベス』出演者世界初演となる本作を描くのは、英国気鋭の若手女性作家の一人であり、演出家でもあるジュード・クリスチャン。そして、演出は4月末に新国立劇場の新作バレエ『マクベス』を発表したオリヴィエ賞受賞演出家・ウィル・タケットが務める。物語の舞台は、長い間戦争が続いているとある国。レイディマクベスは元軍人で、マクベスとともに国を守るために自ら戦場に赴く兵士だった。やがてマクベスと恋に落ち、娘を授かり、母として家庭を守ることに専念。現状に満足できないまま人生を歩んでいく一方、夫マクベスは戦場で次々と勝利を収め、国を導く存在となった。そんな彼女には、常に忘れられない若き日に描いた夢があった。それは「夫と共に国を治める」こと。そんな時、統治者ダンカンが血縁者以外から後継者を選ぶと宣言。レイディの脳裏にあった夫婦の野望がまさに手に入りそうになった時、二人は望むものを手に入れることができるのか……。女性として生きること、妻として生きること、母として生きること、そして人として生きること。レイディマクベスの存在を通して今を生きる人たちの物語を紡ぐ。<キャスト コメント>■天海祐希/レイディマクベスこの作品は数年前から企画され、コロナ禍で一度は諦めなければならない状況でしたが、こうして素晴らしいキャストとスタッフの皆さんが集結して形にすることができたことは、それだけこの作品が力を持っているからなのかもしれません。今は『レイディマクベス』という作品に私が引っ張られている感じですが、初日を迎える頃には私が引っ張っていけるように頑張りたいと思います。ポスター撮影でご一緒させていただいたときには、本当にアダム・クーパーさんだ!と(笑)。 同じ舞台に立ち、作品を一緒につくることができる、こんな嘘のようなことが本当に起こるんだ!と思ったら、どんなことも叶うような気がします。だからこそ1公演1公演大事にしていきたいですし、その世界にどっぷりつかりたいと心から思います。また、ウィル・タケットさんの演出にも非常に興奮しています。自分の気がつかなかった一面に気づかせてもらえるかもしれないし、知らない世界にも導いてもらいたいと思います。この作品で、いつになっても夢は叶えられたり、自分を成長させられたりということを、身をもって感じたいと思います。マクベス夫人といえば“悪妻”というイメージが強いと思いますが、この『レイディマクベス』を観ていただくと、新たなマクベス夫人像が見えてくるかもしれません。毎公演大事に演じていきたいと思います。■アダム・クーパー/マクベス昨年の『雨に唄えば』では来日するだけでも大変なことで、長い隔離期間直後の私たちのステージを日本の皆さんはとてもあたたかく迎えてくれました。新作でしかも100%日本プロダクションへの参加はもちろん初めてで、とても楽しみです。レイディマクベス役の天海さんとはこれまでにも何度かお会いしていますが、この作品で改めてお会いして、一緒に仕事をするのがますます楽しみになりました。とても多才で、強く、あたたかい女性。もっと色々な話をしたいし、共に舞台に立つことも夢のようです。また、演出のウィル・タケットとは約35年の付き合いで、お互いとてもよく知っています。ウィルの演出は、ビジョンが明確で、予想外の視点から物事をとらえる。俳優として彼の演出のもとで演じるのはやりがいがあります。新作のストレートプレイに俳優として出演するのは初めてで、ほかにも私にとって初めてづくしの作品になりますが、日本のすばらしいキャストの皆さんとウィル・タケットが一緒であれば、新しい、すばらしい作品が出来上がると思います。お客様にも気に入っていただけることを願っています。■鈴木保奈美/マクダフあまりにもワクワクする、大き過ぎるプロジェクトで、半信半疑でしたが、本当にやるんだなと実感しています。初めて観た宝塚が天海さんの作品ですし、アダムさんの『スワン・レイク』も拝見していますし、この憧れのお二人と一緒の作品というのは何かに騙されているんではないかと思っていました。ただ憧れは抑えて闘いに行かねばと思います。非常に現代的で挑戦的でお客様には少し頭を使って頂くことになるかもしれませんが、でもそれ以上に何か力強い新しいものを感じていただける作品になると思います、お楽しみに。■要潤/バンクォー私が演じるバンクォーは、レイディマクベスの幼馴染で弁が立ち、うまく翻弄しながら自分の手を汚さない、したたかでずるい役です。生命力のある役だと思いますが、自分とはまったく違うタイプなので、そこが難しくもあります。今までなかなかご縁がなくて、ほとんど舞台の経験がないので、自分の中でプレッシャーをかけているような感覚もありますが、憧れの俳優の一人である天海さんに気持ちを委ねて、役を通して寄り添っていけたらいいなと思っています。気合を入れて、精一杯演じます。劇場でお待ちしております。■宮下今日子/レノックスこのメンバーで演じさせて頂く嬉しさを感じています。マクベス夫妻を心から崇拝しているレノックスという役を演じます。一つの舞台を共演すると戦友という感覚が芽生えるのですが、以前にも共演させていただいたことのある天海さんには本能的に崇拝の気持ちがありますので、役作りは心配ないと思います。皆さんが楽しみのように私もすごく楽しみです!素敵な役が皆さんに伝わるように、そしてマクベス、レイディマクベス、そして素敵な役が皆さんに伝わるようにしていきたいです。■吉川愛/娘今回が2度目の舞台出演なので不安はありますが、レイディマクベスの娘役に選んで頂いたからには、精一杯楽しみながら演じたいです。私が演じる娘は、悲しそうな子に見えるが客観的にはクールに見える、という女の子です。自分が生まれたことによってレイディマクベスが社会復帰できなくなり、辛い思いをしていることを感じ取っているので、申し訳ないという気持ちを持ちながらも、母からの愛を欲している娘なのかなと思います。一番大好きな女優さんである天海さんの娘役を演じさせていただけることは光栄なことなので、全力で楽しみます。原作には登場しない役ということでプレッシャーはありますが、少しでも皆さまの気持ちを動かすことが出来たら嬉しいです。■栗原英雄/ダンカン新作に参加出来る事に感謝しております。初共演の方々ばかりなので緊張してますが、皆さん力のある方なので期待感の方が大きいです。私の役はダンカンという、レイディやマクベスたちのかつての軍隊での上官であり今は国王です。父性がありながらも元軍人としての勝者のメンタリティ、また王としての冷徹さがレイディに他のキャラクターにどう影響を与えるのか楽しみです。演出のウィルはとてもクレバーかつユーモアで役者に寄り添ってくれる演出家だと思いますので、その点では信頼して楽しみにしています。このメンバーでどんな化学反応が起きるのか是非劇場に観にいらしてください、世界初演です!そこに立ち会えるのはあなたです。『レイディマクベス』ティーザー『レイディマクベス』キャストコメント<公演情報>『レイディマクベス』『レイディマクベス』ビジュアル作:ジュード・クリスチャン演出:ウィル・タケット出演:天海祐希、アダム・クーパー、鈴木保奈美、要潤、宮下今日子、吉川愛、栗原英雄【東京公演】10月1日(日)〜11月12日(日)会場:よみうり大手町ホール■チケット料金(全席指定・税込)一般:13,000円U-25:6,500円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書)一般発売:7月15日(土)チケットはこちら:【京都公演】11月16日(木)〜11月27日(月)会場:京都劇場■チケット料金(全席指定・税込)S席:13,800円A席:12,800円一般発売:10月1日(日)チケットはこちら:※未就学児入場不可。※お一人様4枚まで。※チケットはお一人様一枚必要です。※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。※車椅子でご来場のお客様はあらかじめチケットをご購入の上、公演日前日までに東京公演:TBSチケット 京都公演:キョードーインフォメーションにご連絡ください。ご観劇日当日、係員が車椅子スペースまでご案内させていただきます。また、車椅子スペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。※開場/開演時間は変更になる可能性がございます。※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。公式HP:
2023年05月20日女優の天海祐希が15日、都内で行われた劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の完成披露舞台挨拶に登壇。故・大杉漣さんへの思いを明かした。2014年から4シーズンにわたり放送されたテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』。叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマで、初の劇場版となる今作でシリーズ完結を迎える。舞台挨拶では、シーズン2までキントリのメンバー・中田善次郎役で『緊急取調室』に出演していた大杉さんの話題に。天海は「(劇場版の完成)いちばん喜んでくださっているんじゃないかなと思います」と切り出し、「常に私たちも『キントリ』をやっているときは善さん、そして大杉漣さんが必ずそばにいてくれてると思っているので、離れている感じはしないですね。もちろん寂しい気持ちはあるんですが、『キントリ』の世界には善さんがいてくださっている」と大杉さんへの思いを語る。また、大倉孝二が「きょう、でんでんさんがお持ちのハンカチ……」と促すと、でんでんが「タキシードを着るのでハンカチが必要だなと思って、ハンカチ入れを見たら漣さんからいただいたハンカチがあったんです。それでさっきから鼻拭いてます(笑)」とポケットから濃紺のハンカチを披露する場面も。でんでんのハンカチを見て、感慨深げな表情を見せた天海は、「ずっと一緒にいてくださっていると思います。漣さんに恥ずかしくないように最後まで映画を務めなければいけなかったので、ありがたい存在です」と話した。
2023年05月15日ジャニーズWESTの重岡大毅、俳優の中井貴一、女優の天海祐希が出演する、キリンビール・キリン ホームタップの新CM「ビールサーバーがある夏」後編が、13日より放送される。中井と天海演じる夫婦の自宅でビールを飲み、感激する重岡の様子を描いた「ビールサーバーがある夏 前編」の続編。自宅に帰り、早速「ホームタップ」の会員になった重岡は、「前におじさんに飲ませてもらった、あの泡のおいしさが忘れられなくて」と中井から教えてもらった“ビールと泡の黄金比”を再現する。撮影では、重岡が実際に「ホームタップ」のセッティングを行い、「めちゃくちゃ、簡単やん!」と驚く場面も。また、様々なクラフトビールにも興味津々で、それぞれのビールの特長を聞いてまわる姿も見られた。
2023年04月10日女優の天海祐希と豊嶋花が出演する、キリンビバレッジ・おいしい免疫ケアの新CM「季節の変わり目」編が、28日から放送される。過去のCMでも親子役を演じていた2人が、今回の新CMで再共演。元気な母(天海)は、学校に行くための準備を進める娘(豊嶋)に同商品を手渡す。家の外に出ても「季節の変わり目だからね」「あなた、この時期弱いんだから」と話しかけ続ける母に、冷静に相槌を打っていた娘も思わず「どこまでついてくる?」とツッコミを入れてしまう。■天海祐希&豊嶋花インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。天海:またかわいいかわいい豊嶋さんのお母さんを演じることができてとても楽しかったです。今回は、いっているのですごく楽しかったです。豊嶋:私もまた天海さんの娘役として出演することができて本当に嬉しかったです。CMの内容は、お母さんが元気で娘が冷静っていう感じだったんですけど、お母さんが元気すぎて、それに釣られて元気に楽しそうになってしまいました。――「キリン おいしい免疫ケア」を飲んでみた感想を教えてください。天海:おいしい! 本当においしいです。ヨーグルト味がしつこくなく、スッキリしていて、飲みやすかったです。豊嶋:おいしくて、飲みやすくて、しかもパッケージがかわいいので、コンビニとかで見つけたら手に取りたくなっちゃいます。――新年度に新しく始めたいことや挑戦したいことなどはありますか?天海:年齢を重ねた自分の体調を維持することに毎年毎年挑戦しています。豊嶋:ミステリー小説が大好きなので、サイコパスとか不思議な役とかに挑戦してみたいです。2023年も女優業をがんばっていきたいと思っています。
2023年03月28日女優の天海祐希が主演を務める、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の特報が15日、公開された。同作は叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズの劇場版。今回初解禁されたのは30秒の特報で、「これ、どういうことですか?」強い口調で問い詰める真壁のアップから始まる。巨大台風が国内に甚大な被害をもたらす最中、内閣総理大臣が暴漢に襲撃されるという衝撃的な事件が発生。警視庁緊急事案に認定され、真壁をはじめとするキントリメンバーが緊急招集された。襲撃犯の取調べを進める中、重要参考人として浮かび上がってきたのは内閣総理大臣で、捜査線上にあがってきた総理の「空白の10分間」に何があったのか、そして総理襲撃事件の真の目的、さらに勢いを増した巨大台風が迫り、日本列島が未曾有の危機に瀕する中、キントリがすべてをかけて難攻不落な最後のミッションに挑む。シリーズ完結に相応しい劇場版ならではのスケールの大きな展開に加え、日本を揺るがす大規模災害、取調室で繰り広げられる極限の駆け引き、そして、キントリのチームワークと、迫力と緊迫感が伝わる映像となっており、ラストには、シリーズおなじみの「うぇ〜い」も収められた。(C)2023劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2023年02月15日濱田岳、石橋静河、泉澤祐希、森本慎太郎らが出演する、新進気鋭の脚本家・坪田文が書き下ろすオリジナルドラマ「探偵ロマンス」に、市川実日子が男装の麗人として出演することが分かった。本作は、1923年に作家デビューを果たした江戸川乱歩の知られざる誕生秘話を、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」制作チームが贈る、ロマンスあり、笑いあり、涙あり、魂の叫びあり、アクションありのいまを生きる人々の心に響くであろう珠玉のエンターテインメント活劇。「カムカムエヴリバディ」では、野田一子/ベリー役で出演していた市川さんが、今作で演じるのは、太郎(濱田岳)と三郎(草刈正雄)の前に現れる謎の人物。その美しい眼差しの奥に秘めた思いとは?また、敵か味方か、どちらなのかにも注目だ。市川さんは「『男装の麗人の役です』と聞いた瞬間、わくわくする気持ちが湧いてきて、脚本からは、現代との重なりを感じました。衣装合わせでは、当時のおしゃれのお話と、装飾品の美しさにうれしくなり、現場では、髪をミリ単位で整えていく真剣なメイクをしていただきながら、この役と、この作品を知っていくよろこびがありました」とふり返り、「新しい年に、流れるこの作品を楽しみにしていただけたら、うれしいです」とコメントしている。「探偵ロマンス」は1月21日より毎週土曜日22時~NHK総合にて放送(全4話)。(cinemacafe.net)
2023年01月19日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希、岩本蓮加、遠藤さくらが出演するゲームアプリ『乃木恋』のショートドラマ「3等分のバレンタイン」が、20日(20:00~)から配信される。今回のショートドラマは、森永製菓・チョコレート「ダース」とのコラボ作品。与田、岩本、遠藤演じる「バレンタインに向けて恋愛経験のない3人」が、本命チョコレートの準備を進める姿を描いている。監督は、乃木坂46の数々の映像作品を手掛ける伊藤衆人氏が務めた。また、同ショートドラマの後編はアプリ『乃木恋』内で配信される。コメントは以下の通り。■岩本蓮加「ダース」と「乃木恋」のコラボレーションの企画に参加させていただけてすごく嬉しかったです。コメディ要素強めで賑やかな雰囲気で撮影できました。乃木坂46加入当初からお世話になっている伊藤衆人監督に撮影していただき、監督にしか出せないキャラクターで演じることができて、与田とさくちゃんの可愛いシーンも見どころの1つかなと思います。今回の3人の組み合わせはあまりない組み合わせだと思いますが、バレンタインに奮闘する3人を「乃木恋」で楽しんでいただきたいです!■遠藤さくら(撮影を振り返り)バレンタインにチョコを作るのが久しぶりだったのと、女の子同士の雰囲気もあり楽しく撮影できました。印象に残っているシーンは与田さんが勢いよくしゃべるシーンです。普段の与田さんとは違う、演技に入り込む瞬間を間近で見られて、とても素敵だなと思いました。ずっと「乃木恋」をやり続けているファンの方も、新しくファンになってくれて初めてムービーをみるよっていう方でも、メンバーの新しい一面知ることができると思うので、皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです。■与田祐希(撮影を振り返り)私が演じたキャラクターがかなり特徴的で、普段しない演技ができてバレンタインの思い出になりました! 2人が演技しているところを、1人ソファーの下から見ているシーンが個人的に印象に残っています。家のテレビを見ているみたいな感覚で、かわいい2人の姿を見られて楽しかったです。バレンタインのワクワクとどきどきが詰まった作品で、普段はあまりしないような演技も頑張ったので、皆さんに届くと嬉しいです。
2023年01月18日杉咲花をはじめ、上白石萌歌、若葉竜也、芹澤興人、泉澤祐希らが出演する「杉咲花の撮休」。この度、本作のプロモーション映像とポスタービジュアルが公開された。本作は、突然撮影が休みになった俳優の1日を、気鋭監督・脚本家たちが描く異色ドラマシリーズ第4弾。今作は、杉咲さんが自分で自分を演じる6つのパラレルストーリーで構成されている。公開された映像では、コインランドリーでの出会いから始まる物語や、平凡に過ごそうとするのにひょんなことばかり起こる一日、恋愛に悩んだり、携帯電話を探し回ったり、同棲している恋人のことを俳優仲間に相談したり、5年前の出来事をふり返ったり…。個性豊かでパラレルなストーリーが垣間見える。そして、シリーズお馴染みのカラフルな色合いと各話キーワードをモチーフにしたイラストをあしらったポスターも到着。“架空の休日の物語”を覗き見てみたくなるデザインとなっている。「杉咲花の撮休」は2月10日より毎週金曜日23時30分~WOWOWプライムにて放送、WOWOWオンデマンドにて各月の初回放送終了後同月放送分を一挙配信(全6話)。(cinemacafe.net)
2023年01月07日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が8日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2022 AUTUMN/WINTER」に出演した。与田は、ファッションブランド「dazzlin」のステージで、ブラウスに千鳥格子のミニスカート、ブーツをあわせたコーディネートを披露。美脚をのぞかせながらランウェイを歩き、先端では手に持っていた花束を顔に近づけてポーズ。そして、キュートな笑顔を見せて観客を魅了した。「GirlsAward」は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。今回のテーマは、DISCOのように心を躍らせて楽しい時間を“シェアハピ”しようという思いが込められた「Come on Happy Time! Share Happiness!」。人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを展開した。
2022年10月08日天海祐希と鈴木亮平がW主演を務めた『広島ジャンゴ2022』が、7月30日15時15分よりWOWOWで放送・配信される。4月から5月にかけて東京と大阪で上演された本作は、広島弁満載の異色“ニュー”ウエスタン活劇。現代の広島の牡蠣工場を舞台に、周囲に合わせることをまったくしないシングルマザーのパートタイマー山本(天海祐希)と、彼女に手を焼くシフト担当の木村(鈴木亮平)の物語が描かれる。作・演出は蓬莱竜太が手がけ、主演の天海と鈴木のほかに、野村周平、中村ゆり、土居志央梨、芋生悠、北香那、宮下今日子、池津祥子、藤井隆、仲村トオルらが名を連ねている。また、放送・配信に先立ち、天海と鈴木によるインタビューが到着した。──舞台初日の幕が開いた時に思ったことを教えてください。天海祐希(以下:天海)ポスターやビジュアル的なものでなぜかコメディだと思っている方もいらっしゃったみたいで、何かそれとのギャップにすごく焦ったっていう話は友人から聞きました。鈴木亮平(以下:鈴木)すごく反響が良かったです。 全体的に本当に面白かったってみなさん言ってくださいました。天海ザクザクくる。鈴木僕らは自信を持ってやっていましたが、コメディとか痛快西部劇だと思って見に来たらすごいザクザク刺されて途中からハンカチ持ってきてなかったとか、そういう話を聞きました。──天海さんは蓬莱作品の出演は初めてですよね。天海蓬莱さんの作品は、穏やかに入って何気ない日常の話からザクザクくる。そして最後にはほんのり希望が見える。人間が生きていくことって辛いかもしれないけど、いいこともあるよっていうメッセージをいつも受け取ります。今回はスケールが大きいですよね。始まる前にもいっぱい話しましたけれど牡蠣工場だけの話ではなく一つの国、もしくはいろいろな所でそういう同じような事があるって。国的にも時代的にもありえるということじゃないかな、と思います。蓬莱さんは稽古中に「音」ってよくおっしゃいましたよね。それはずっと前から?鈴木僕も2作目なんですが、そうですね。気持ちをきちんと「音」にしてお客さんに届く形に出して欲しいということみたいです。あと一つ印象的なのが、感情があってセリフにしないでくれと、セリフに感情が遅れてついてくるようなリズム感でと言われたことです。僕の木村という役は、全体のテンポをコントロールする役割でもあったりするので、そこは常に意識してあまり気持ち優先で間延びしないようにすることを教えていただきましたね。あといい人ですよね。天海うん、 いい人。──好きなシーンやセリフを教えてください。鈴木僕はけケイちゃんとエリカちゃんがポンプ小屋で自分の気持ちを話してふたりで泣くところですかね。それこそ木村は自分だけが苦しいと思っていて生きているわけですが、フィクションの西部劇の世界、現実と繋がっていて。若い子達しかも自分がすごく仲良くしていたあの10代の女の子二人がこんなことを抱えながら笑顔でいたというところに初めて気がつくシーンです。あそこのシーンは、自分も若い頃に想像できていなかった。今でも鈍感だった自分を再確認させられているようで、すごく痛いけれども、好きなシーンですね。天海私は、ケイちゃんに誰かのせいにする生き方はやめなさいというシーン。究極の人生観と言うか、「誰かのせいにする生き方はやめなさい。人に迷惑をかけずに生きなさい。笑って、自分を恥じないでなりたい自分になりなさい」っていうのが一番かな。──これから作品を見られる方にメッセージをお願いします。天海多分いろいろなところで、ちょっとサク、サクっと痛いところがあり、悲しいなと思うことがあるかもしれませんが、自分もこういう風に生きたいな、こうするべきだな、と思えるような何とも温かくなるようなお話だと思っているので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。そして、出演者スタッフ一同皆さんに楽しんで頂けるように心を込めて演じていますのでぜひ楽しみにしていただきたいと思います。私は少ししんどい役です。笑顔を封印し、愛する子供の為に強くあろうと戦っている人。でも亮平くん演じる木村の明るさや暖かさとかがこの物語をすごく救ってくれています。鈴木蓬莱さんに聞くと、天海さんは笑顔を封印してオーラをあえて抑えさせる役、僕は映像とかでやっているイメージのない舞台でしかやらせられない役を当てるのが好きだと仰っていました。そういう意味ではオーラを抑えた天海さんと困ってばかりいる私をお見せできると思います。天海ちょっと表現的には、暴力的なものもあったりするので、なかなかお子さんも是非っておすすめはできないかも知れませんが、もしよろしかったら親御さんとご覧になって、きちんと説明をしながら、どんなふうに思った?こういうことはよくないよね?とお話をしながらみていただけたらなと思います。お子さんはお子さんの立場で感じるものがたくさんあると思います。ちょっと厳しい表現方法もありますけれども、そこはそこでご家族でちゃんとお話しながら見ていただけたらと思います。鈴木広島ジャンゴ、 面白いですよ。<番組情報>天海祐希×鈴木亮平『広島ジャンゴ2022』作・演出 蓬莱竜太7月30日(土) 15:15~WOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで放送・配信『広島ジャンゴ2022』ロゴ収録日:4月13日(水)収録場所:東京・Bunkamuraシアターコクーン作・演出:蓬莱竜太【出演】天海祐希鈴木亮平野村周平中村ゆり土居志央梨芋生悠北香那辰巳智秋本折最強さとし江原パジャマ川面千晶エリザベス・マリー小野寺ずる筑波竜一木山廉彬林大貴宮下今日子池津祥子藤井隆仲村トオル番組公式サイト:
2022年07月21日やっぱり、天海祐希は格好いい。様々な場面風景の中でもカッコ良かった。耳が痛くなる轟音と共に開演した第1幕。そこは大きな牡蠣工場。牡蠣といえば広島。多くの男女が働き、広島といえばプロ野球の広島カープ。やがて応援歌、「カープ、カープ、カープ広島」の大合唱。ところが唯一、場違いのように黙々と牡蠣をむき出す作業を続ける女性、それが天海が演じる山本。従業員仲間の誘いに耳をかさず、口数が少ない。天海は作業着で静かな佇まいからして、カッコいいのである。撮影:引地信彦「すいません、明日はせっかくの休みの日」。こんな台詞から始まった。娘がいるシングルマザーでパートタイマー。これまでの役柄と大違いのごく普通の主婦だ。しかし、そんな訳はない。天海本来の弾ける役どころがあるはずだ。この女性は、亭主を殺したというのである。作・演出の蓬莱竜太は主に等身大の家族、家庭、人物や集団を書いてきた。ただし、登場人物は心に一物、背に荷物を持つような背景がある人々だった。母親の山本は突然、ガラリと別人になる。鈴木亮平が演じる工場のシフト担当・木村が見た夢の中に登場した。そこは西部の町ヒロシマ。それぞれが西部劇の世界と交錯する、という破天荒な仕掛け。天海の山本は何と、子連れのガンマン・ジャンゴ。ここからが格好いい第2章。ジャンゴの愛馬ディカプリオになってしまった木村に「馬だろ!」と怒鳴りつけてから、ようやく台詞は激しく、多く、あの暴れる天海に向かっていった。撮影:引地信彦ピストルの一撃で悪党をやっつけ、多人数との決闘シーン、あるいは荒くれどもにリンチされる。笑顔がほとんどない演技、ジーンズにカウボーイハット。まるでマカロニウエスタンのクリント・イーストウッドじゃないか。舞台奥に去っていく姿なんぞ、拍手を送りたくなった。亭主を殺したとされるヒロイン天海。しかしー。実は娘の仕業だった。母を殴っていた父のDV。母をかばっていたのだった。母は娘をかばい、娘は母を慕う。蓬莱の母と娘の愛情物語だと分かるのである。撮影:引地信彦マイク片手に歌いまくる鈴木、悪徳工場長と町のボスの仲村トオル、猛烈なカープファンの従業員。とにかく騒々しいドタバタ劇でご都合主義とも見えるエンタテインメント芝居。その演劇世界でも天海のガンマンぶりはスカッとさせるカッコ良さだった。(4/6所見)『広島ジャンゴ 2022』4月30日(土)まで、東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーンにて上演中。【ライブ配信】4月14日(木)23:59までアーカイブ配信あり詳細は下記サイトにてご確認ください。プロフィール大島幸久(おおしま・ゆきひさ)東京都生まれ。団塊の世代。演劇ジャーナリスト。スポーツ報知で演劇を長く取材。現代演劇、新劇、宝塚歌劇、ミュージカル、歌舞伎、日本舞踊。何でも見ます。著書には「名優の食卓」(演劇出版社)など。鶴屋南北戯曲賞、芸術祭などの選考委員を歴任。「毎日が劇場通い」という。
2022年04月14日「好きな人がいたり、告白できないということは、誰しも1度は抱えたことのある気持ちのような気がします。そんな恋愛であと一歩を踏み出せない男女に見てほしいです」(『フジテレビュー!!』4月7日配信記事)こう語ったのは俳優・泉澤祐希(28)。4月8日からFODで放送開始のドラマ『恋と友情のあいだで』で泉澤は主役の商社マン・廉を演じる。冒頭で自身の恋愛観について語った泉澤だが、実はプライベートで大きな転機を迎えていた。結婚していたというのだ。ある芸能関係者は言う。「有料音声配信サービスで3月下旬に配信されたコンテンツの中で、泉澤さんは『初めて言うけど、結婚した』とさらっと報告していました。昨年6月に入籍し、結婚式は今後行う予定だといいます。今年8月ごろにはお子さんも生まれるそうです」5歳で子役としてデビューし、09年には弱冠15歳で映画主演。さらに17年の朝ドラ『ひよっこ』(NHK)での“三男”こと角谷三男を好演し、以来、若手屈指の実力派俳優として映画やドラマにひっぱりだこの泉澤。そんな泉澤の門出を間近で祝うのが、『ひよっこ』以来の“同志”である俳優・磯村勇斗(29)だ。「泉澤さんが結婚を発表した音声番組は磯村さんとの対談形式のものでした。さらっと結婚を発表した泉澤さんに磯村さんは『振り方が雑だよ!』と突っ込んでいましたよ(笑)。『ひよっこ』で共演して以来、プライベートでも遊ぶことが多く、共通の趣味であるサウナにも2人でよく行っているそうです。そんな縁もあって、磯村さんは泉澤さんから婚姻届の証人を依頼され、快諾したそうです。磯村さんも結婚の証人になるのは初めてで、とても喜んでいたといいます」(前出・芸能関係者)『ひよっこ』の絆はこの先も末永く続きそうだ――。
2022年04月09日女優の天海祐希が出演する、第一三共ヘルスケア・トランシーノ ホワイトCクリアの新CM「シミケアに、答えを」編、トランシーノ薬用スキンケアシリーズの新CM「スティック、誕生」編が、16日より放送される。新CMでは、天海がシンプルな空間で透き通る美肌と力強い眼差しを披露。「シミケアに、答えを」編は、天海が「出口の見えないシミケアに、答えを」というセリフと視線で同商品の魅力を伝える。「スティック、誕生」編では、真っ白な背景の前で、天海が「私は逃さない」と一言。さらに「追撃せよ」と力強くメッセージを送る。どちらの衣装もフェイスラインやデコルテ周りの美しさを際立たせるために特別にデザインされたものを着用し、美しさにこだわった映像になっている。撮影では、表情からセリフの細かな言い回しまで、丁寧に話し合いを重ねる姿が印象的だった天海。モニターに映る天海の横顔の美しさに、スタッフから自然と拍手が起こる場面もあった。また、監督からのオーダーにも「お任せください」と答え、様々なパターンを披露。撮影終了後に花束を受け取った天海はカメラに近づき、「見て、“トランシーノブルー”」と同商品のイメージカラーをアピールするなど、お茶目な姿も見せていた。
2022年03月15日堀田茜&泉澤祐希のW主演で、「東京カレンダーWEB」で話題沸騰の連載小説のコミカライズをドラマ化する「恋と友情のあいだで」が3月放送・配信。男女それぞれの視点で2つのストーリーを描く。原作は、東京カレンダーWEBサイトにて2018年から連載された小説。大学時代に同じゴルフサークルで出会ったヒロイン・相沢里奈とサークルの人気者・一条廉という、恋と友情のあいだで揺れる男女それぞれの視点から交互に語られるストーリーが連載時から大きな話題を呼び、「東カレ」アプリのコメント欄は常にヒートアップ状態だったという人気作。この小説を「ファイブ」などで知られる漫画家ふるかわしおりが完全コミカライズ、この度、そのコミックをフジテレビTWOドラマ・アニメとひかりTV(NTTぷらら/アイキャスト)共同制作でドラマ化した。今作でヒロイン・里奈を演じるのは、モデルとして多数の雑誌に出演しつつ、その飾らず明るいキャラクターでバラエティ番組をはじめ、ドラマ、映画、CMなど多方面で活躍している堀田茜。今作が初のドラマ主演となる。廉を演じるのは、6歳から子役として活動し、NHKの大河ドラマや連続テレビ小説をはじめ数々の映画、ドラマに出演している実力派俳優の泉澤祐希。都会の中で悪戯に交差する里奈と廉の人生を<里奈Ver.>はフジテレビTWOで、<廉Ver.>はひかりTVで3月に放送・配信予定。<里奈Ver.>また、今回のドラマ化にあたり、ふるかわしおりがドラマをイメージした描き下ろしイラストも到着している。<廉Ver.>堀田茜コメントすれ違い続ける里奈と廉。そんな二人の各々の視点から描かれるラブストーリーは、とても新鮮だと思います。初めてこの台本を読んだ時、人生は一瞬一瞬のタイミングと決断の積み重ねで成り立っていて、その上で今生きているんだと思うと、一種の怖さのようなものさえ感じました。あと一歩の勇気が踏み出せなかったり、自分の本当の気持ちに気付かないふりをしてしまったり、そんな誰にでもある後悔を経験し成長していく里奈を丁寧に、そして"生々しく"演じられたらなと思います。是非楽しみにしていてもらえると嬉しいです!泉澤祐希コメント一条廉役の泉澤祐希です。今まで、こういった恋愛ものはあまりやってこなかったので新境地ですが、意識せず、監督、キャストの方々と共に一条廉を作り上げられたらと思います。里奈サイド、廉サイドと二人のどちらの気持ちにも寄り添って進んでいくので、より共感していただける作品になっていると思います。僕も台本を読んだ時、いや、うん、、わかるよ、分かるけどバカだね~、、と思いながらニヤけながら読みましたので、是非皆さんもこの作品を見ながら、テレビに向かってツッコミを入れつつ楽しんでいただければと思います。コミック作画・ふるかわしおりコメント初めまして、漫画家のふるかわしおりです。この度「恋と友情のあいだで」をドラマ化していただく運びとなりました。今回はコミカライズ版のドラマ化ということで、漫画ならではの表現を忠実に再現していただきとても嬉しいです。キャストさんもキャラクターにピッタリなのでとても素敵な世界観になっていると思います。大学生から社会人そして結婚…そのもっと先までストーリーが展開していくので、共感したり、懐かしく思ったり「港区女子って噂には聞いてたけどこんな感じなの!?」とビックリしたり、楽しんでいただけるのではないでしょうか。ぜひ漫画と併せてご覧ください!「恋と友情のあいだで」は3月、<里奈Ver.>フジテレビTWOドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartにて、<廉Ver.>ひかりTVテレビサービス「ひかりTVチャンネル」/ビデオサービスにて放送・配信(各5話/全10話)。(text:cinemacafe.net)
2022年01月17日可憐さとミステリアスな色香が共存する無二の存在感で、見る人を魅了する与田祐希さん。アイドルとして、俳優として、人として。大人の坂道を駆け上る21歳が占う、グループと自らの未来。乃木坂46の未来にはいいことしか起こらない。そう信じています。「このドレスで福岡の実家に行って、両親を驚かせたいな」と、ふわっふわのホワイトドレスに身を包んで大きな瞳を輝かせた与田祐希さん。現在出演中のドラマ『日本沈没 ―希望のひと―』はいよいよクライマックスへ。日本沈没という信じがたい危機に瀕する東京を舞台にした物語で、与田さんが演じるのは居酒屋の看板娘・愛ちゃん。「生ビール一丁!」と大きな声で溌剌と。危機に立ち向かう人々を明るく活発に元気づける姿は今までの与田さん像とはまた違った、新鮮な魅力。「そうなんです(笑)。実際の私とはかけ離れているけれど、この作品で求められるのは空気を明るくする元気な子かなと。だからギアをぐっと上げて、大きな動きと声を心がけました」主演を務めるParavi版と並行しての撮影はハードだったと振り返りつつも「大変さ以上に、この作品で経験できたものは大きかった」という。「お芝居の楽しさや難しさ…。きっとこの経験が私の今後を変えていくんじゃないかな。これからは今まで以上にお芝居を頑張りたいと思ってます!」大役を乗り越えて、与田さんの毎日にも小さな変化が。「ごはんを食べに行くときお店の人と話すのが好きになりました。愛ちゃんのおかげかな?最近もお母さんを連れていったお寿司屋さんで大将と仲良くなって、たわいもない話をしながらお寿司を食べて…」お寿司屋さんのカウンターで自然に振る舞えるって大人!「あはは。少し前はそんなこと考えられなかったんですけど。あ、でも両親が来るときは忙しくても必ずごちそうします。野性児で手のかかる子だったから、恩返ししたくて…。そう思うと私も大人になったのかな」ドラマさながらに日本が沈没する日が来ても、そのときは故郷で家族と過ごすつもり。「志賀島の空気を吸って、のんびり一日過ごしてから逃げようかな。動じない?ふふ、動じても変わらないですよ(笑)」余裕しゃくしゃくの微笑みに、この一年の成長と自信が表れて。さて『anan』のこの号は占い特集。与田さん、来年の乃木坂46を占っていただけますか?「えっ、私が!?そうだなぁ…これから5期生が加入する予定なんですけど、きっと素敵な子たちが来てくれるはずです。その後輩とはもちろん、先輩との日々も大切にしながらグループの時間も充実させたいです。今年は全国ツアーもできて、しかも福岡にも行けて感激でした。だから来年もきっと全国を…なんて、乃木坂46にいいことしか言わない占い師なんで、私(笑)」守ってあげたくなるくらい小柄で可憐、でもちょっとやそっとじゃ折れたりしない。そのかわいくも頼もしい存在感で、後輩や仲間を見守り、照らすグループの光になっていく。『日本沈没 ―希望のひと―』2023年の東京で日本沈没という危機に立ち向かう人々を描いた話題作。小栗旬さん、松山ケンイチさんほか出演。TBS系日曜21時~。Paraviでは与田祐希さん主演の『最愛のひと~The other side of 日本沈没~』を配信中。よだ・ゆうき2000年5月5日生まれ、福岡県出身。乃木坂46の3期生。デビュー以来、フロントメンバーとして走り続ける一方、映画『ぐらんぶる』ほか俳優としても活躍。愛称よだちゃん。ドレス¥82,000(aki masudaakimasuda.official@gmail.com)インナーはスタイリスト私物※『anan』2021年12月15日号より。写真・NAE.JAYスタイリスト・コギソマナ(io)ヘア&メイク・犬木 愛取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2021年12月12日オンライン動画配信サービスHulu が、35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU35/エイチユーサンジュウゴ)」。5名のファイナリストたちがグランプリを競う作品の第3弾『速⽔早苗は⼀⾜遅い』のキャストが発表された。本プロジェクトは、応募資格「35歳以下」でプロ・アマ問わず参加でき、選考を経て選出された5名のファイナリストは、制作費1000万円とプロの映画制作チームのサポートを受け、⾃⾝がプレゼンした短編企画を監督として制作。完成した5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリー番組とともにHuluで配信され、5作品の中から最終審査によってグランプリ作品が選出された後、グランプリ受賞者には、賞⾦100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られる。8⽉3⽇に実施された「ファイナリスト選考会」で、本プロジェクトの審査員である映画監督の沖⽥修⼀(審査員⻑)、⼥優の橋本愛、劇作家で⼩説家の本⾕有希⼦、芸⼈・脚本家のシソンヌ じろうの4名が、849の応募企画から審査を通過した10名の候補者のプレゼンを受け「ファイナリスト 5 名」を選出。第⼀線で活躍するトップクリエイターによって選ばれたファイナリスト5名の若きクリエイターたちによって、どのようなエンターテインメント作品が⽣まれるのかが注⽬されている。3組⽬にクランクインしたのは『速⽔早苗は⼀⾜遅い』の上⽥組。本作の監督を務める上⽥迅は、演出家としても活躍する、ファイナリストの中では最年⻑の33歳だ。ファイナリスト選考会ではトップバッターとして⾚髪で現れ、スタイリッシュなプレゼンを披露した。その⾒かけとは裏腹に、「同業の妻が先に昇進し、停滞感や焦りを感じている」という素直な気持ちを吐露し、本プロジェクトへ賭ける熱い想いが審査員に伝わり、ファイナリストに選出。また『脱⾛球児』の近藤啓介監督を「⾃分にはないものを持っている」とライバル視し、最年⻑でもあるため次のチャンスはないと、背⽔の陣でグランプリを狙う。その上⽥監督が本作で描くのは、<欲しいものはタッチの差で逃し、公共の乗り物には⼀息遅れで乗りそびれる。その名前とは裏腹に、いつも⼀⾜遅く損ばかりしている⼥が、⺟の重篤の知らせと⾃⾝の失恋が重なった最悪の夜に棚ぼたの幸運に出会い、少しずつ⾃分を変えようと成⻑していく物語>。上⽥監督は、思い通りにいかない⼈⽣を送るすべての⼤⼈へ、少しの元気と明⽇の活⼒を与えられる作品を⽬指す。そして本作のキャストが発表。主⼈公・速⽔早苗役には、乃⽊坂46卒業後、⼥優として「第10回 TAMA映画賞」の最優秀新進⼥優賞を受賞するなど、映画やドラマ・舞台などジャンルを問わず躍進を続ける深川⿇⾐。本作の出演に際して、「撮影期間は数⽇でしたが、不思議と1ヶ⽉近くに感じるほど毎⽇がとても濃厚でした。上⽥監督と話し合いながら早苗らしさを想像していく時間はとても楽しかったです。今回、この物語を⽣み出してくださった監督に改めて感謝と労いをお伝えしたいのと同時に、不器⽤で愛おしい⼈たちが新しい⼀歩を踏み出そうとするこのお話が、Hulu U35クリエイターズ・チャレンジという素晴らしい企画を通して、たくさんの⽅に届くといいな、と願っております。」とコメント。上⽥監督は「主演の深川さんは、過去に出演された作品を拝⾒していて、速⽔早苗役にピッタリだと思っていたので、オファーを受けていただきとても嬉しかったです。お互いに意⾒を出し合いながら「速⽔早苗」を⼀緒に作っていけたと思いますし、真摯に取り組んでいただいて感謝しています。深川さんの受けの表情が、ずっと⾒ていたくなるほど素敵なので、つい泣き芝居を何度もお願いしてしまい、翌⽇、深川さんの⽬がパンパンに腫れていました。反省しています(笑)。」と反省を込め振り返りながら、主演を務めた深川⿇⾐の演技に感謝した。そして、早苗と出会うフード配達員・柏⽊翔平役を、現在放送中の⼤河ドラマ『⻘天を衝け』で渋沢栄⼀の息⼦・篤⼆役を演じ、数々の話題作で活躍する泉澤祐希が務め、早苗の会社の同僚・⽥辺淳⼀役を、第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリ受賞、その卓越した⾝体能⼒を活かしたアクションシーンを⾃らこなすほか、スポーツ系バラエティ番組でも活躍する佐野岳が演じている。スタッフには、『前⽥建設ファンタジー営業部』『映画 賭ケグルイ』の撮影・⼩松⾼志、照明・蒔苗友⼀郎が本作でもタッグを組み、編集を『湯を沸かすほどの熱い愛』の⾼良真秀が担当。映画業界最前線で活躍するスタッフ陣が上⽥監督をサポートする。若⼿クリエイターたちの戦いははじまったばかり。ファイナリスト5名の監督たちの各作品は、制作過程に密着したドキュメンタリー作品とあわせて、来年2⽉頃からHuluで配信され、<賞⾦ 100 万円><Hulu オリジナル新作の監督権>の獲得がかかる、グランプリ最終審査会&授賞式は3⽉に開催予定。<コメント全⽂>■監督・脚本:上⽥迅準備期間は予算の都合もあり、脚本作りにもロケ地にも苦しみましたが、撮影中は全てのスタッフ・キャストが僕の意⾒を尊重してくださり、ひとつの⽅向に向かっていけたことに救われました。本当に皆さんがこの作品を良くしようと考えてくれて、インからアップまでずっと楽しかったです。主演の深川さんは、過去に出演された作品を拝⾒していて、速⽔早苗役にピッタリだと思っていたので、オファーを受けていただきとても嬉しかったです。お互いに意⾒を出し合いながら「速⽔早苗」を⼀緒に作っていけたと思いますし、真摯に取り組んでいただいて感謝しています。深川さんの受けの表情が、ずっと⾒ていたくなるほど素敵なので、つい泣き芝居を何度もお願いしてしまい、翌⽇、深川さんの⽬がパンパンに腫れていました。反省しています(笑)。(クランクアップを前にして)「まだ終わりたくないな」と思いました。今回のチームの皆さんを好きになり過ぎて、ラストカットは無意味にもう⼀回やろうかなと本気で悩みました(笑)。また絶対にご⼀緒したいので、もっと精進しようと思います。■速⽔早苗 役:深川⿇⾐撮影期間は数⽇でしたが、不思議と 1 ヶ⽉近くに感じるほど毎⽇がとても濃厚でした。上⽥監督と話し合いながら早苗らしさを想像していく時間はとても楽しかったです。今回、この物語を⽣み出してくださった監督に改めて感謝と労いをお伝えしたいのと同時に、不器⽤で愛おしい⼈たちが新しい⼀歩を踏み出そうとするこのお話が、Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジという素晴らしい企画を通して、たくさんの⽅に届くといいな、と願っております。■柏⽊翔平 役:泉澤祐希上⽥監督は、役者のことをよく⾒ているという印象がありました。あるシーンで、僕は演技について少し迷っていたのですが、⼝には出さなくても、監督が僕の迷いを解決するきっかけをくれました。上⽥監督は、年齢もあまり離れていないので、コミュニケーションが取りやすく作品の相談がしやすかったです。本作は、誰もが感じたことのある「⼀⾜遅い」という感覚が描かれています。そんな感覚を持っている⽅々に⾒てもらえたら嬉しいです。そして、この作品が⼀歩踏み出すきっかけになれたら嬉しいです。■⽥辺淳⼀ 役:佐野岳この作品は、それぞれの幸せの⾒つけ⽅を、押し付けがましくなく、寄り添って道案内してくれるような優しい作品だと思います。⾐装合わせの早い段階で、上⽥監督から裏設定を聞き、撮影に⼊る前からすでにワクワクしていました。監督⾃⾝が前のめりに、作品やスタッフ、そして俳優部の僕たちに接する姿を⾒て、モノづくりの本来在るべき在り⽅を改めて感じることができました。作品に携わった全員がその監督の想いに突き動かされていた印象です。全員がグランプリを⽬指して、⼀⽣懸命撮影に臨みました。このようなエネルギッシュな企画に参加できてとても光栄です。【ファイナリスト5作品詳細】・『脱⾛球児』近藤啓介(こんどう・けいすけ)28歳 職業:映画監督・『まんたろうのラジオ体操』⽼⼭綾乃(おいやま・あやの)23歳 職業:テレビ制作・『鶴美さんのメリバ講座』幡⾖彌呂史(はず・みろし)20歳 職業:⼤学⽣・『瑠璃とカラス』吉川肇(よしかわ・はじめ)27歳 職業:テレビ制作・『速⽔早苗は⼀⾜遅い』上⽥迅(うえだ・じん)33歳 職業:演出家
2021年12月10日ともだち、ってなんだろうか。自分は相手のことを「ともだち」と思っていても、相手は自分のことを「ともだち」と見てはいないんじゃないだろうかとか。「ともだち」という言葉を口にすること自体、気恥ずかしく感じるようになったりとか。「ともだち」はいつも心をほっこり温かくさせて、心をぎゅっと締めつける。そんなふうに「ともだち」について考えたのは、この戯曲を読んだからかもしれない。『髪をかきあげる』で第40回岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・鈴江俊郎の代表作のひとつ『ともだちが来た』。大学1年の夏、蝉の鳴く蒸し暑いアパートで、とりとめのない会話を繰り広げる<私>と<友>。そんなありふれたひとときが、せつなさとなって胸をせり上げる。<私>と<友>を演じるのは、稲葉友、大鶴佐助、泉澤祐希の3人。まもなく30代。誰がどう見ても「大人」だ。だけどまだどこか「大人」の据わりが悪くて、「若者」との間を行き来しているような3人だからこそ、この戯曲がよく似合う。演出家はつけない。どちらが<私>と<友>を演じるかも、本番当日、舞台上で行うコイントスによって決定する。そんな挑戦的な企画を引っさげ、公演に臨む3人は、今この戯曲についてどんなことを考えているのだろうか。朝ドラに1シーンだけゲスト出演するような感覚です(笑)――今回は、稲葉さんのリクエストで大鶴さんと泉澤さんに声をかけたそうですね。大鶴さんとは、2019年、今回の劇場と同じ浅草九劇で『エダニク』に挑みました。大鶴あのときの稽古場が結構ハードで。稲葉本当に(笑)。果てましたよね。大鶴おかげでぐっと仲良くなった。同じ修羅場をくぐった仲というか。稲葉『エダニク』が終わったあと、2人で浅草で飲んで。大鶴本当は本番中も飲みたかったんだけど、ハードすぎてそんな余裕がなくて。稲葉だから終わったら絶対飲もうって話をしてて。毎日、いわゆるホッピー通りに並んでいる飲み屋を「絶対ここで佐助と飲むんだ」って思いながら劇場に向かってた(笑)。大鶴で、無事に全公演が終わったあと、1日で今までの分を取り返すぐらい飲んだ(笑)。稲葉あのときはマジで飲んだ。何軒ハシゴしたか覚えてない(笑)。――泉澤さんとは共演経験はないですよね。稲葉直接共演はしてないんだけど、祐希と同じ事務所の伊藤沙莉と僕が共演して。そのつながりで3〜4年前に2回くらい飲んだことがあって。つながりと言えるつながりはそれくらいなんだけど、今回、『ともだちが来た』を読んだときにパッと顔が思い浮かんだのが祐希だったんですよね。泉澤なんで浮かんだんですか?稲葉なんでって。浮かんじゃったんだから、しょうがないじゃん(笑)。泉澤それはもうありがたい話ですけどね(笑)。稲葉空気感が大きいかな。作品の空気と祐希がリンクしたというか。わりと理屈じゃないところの話になるけど。泉澤お話をいただいたとき、びっくりしましたもん。本当飲んだだけで、そのあと一緒に遊びに行ったりしていたわけじゃないから。大鶴でも確かに僕も読んだとき泉澤くんがパッて浮かびましたけど。泉澤本当ですか。大鶴実は僕も泉澤くんと20歳のときに居酒屋で会ったことがあって。そのときの印象もそうだし、やっぱり泉澤くんというと等身大の役をよくやっているのを映像作品で観ていたので、稲葉くんから名前を聞いたときにぴったりだなと。泉澤ありがとうございます、うれしいです(照)。――今回は、共演経験がある稲葉さんと大鶴さんの間に、泉澤さんが飛び込んでいくかたちになりますね。泉澤そうですね。朝ドラにちょこっと1シーンだけゲスト出演するみたいな感覚です(笑)。稲葉ちょこっとじゃないから、ずぶずぶに引きずりこんでいくから。泉澤何回かリモートで話したり本読みをしたりしてるんですけど、すごいいいカンパニーだなっていう感触はもうすでにあるので、2人と芝居をするのは初めてなんですけど、いけそうだなっていう手応えは感じています。演じる人によって形が変わる本だと思う――リモートでもうコミュニケーションをとっているんですね。稲葉そうですね。ここ1ヶ月くらいはよくこの3人でグループ通話をしながら本についての話をしたり。泉澤そのときの佐助くんの感じがめっちゃ好きなんですよ。ボトルのままワイン飲んでて(笑)。稲葉そう。リモート画面越しに海賊がいる(笑)。大鶴あの場なら許されるかと思って(笑)。稲葉わりとゆるい感じでやってて。稽古場でもないし、演出家もいないし。毎回、何を話そうと決めるわけでもなく。プライベートの話になったらプライベートの話でいいし、本の話になったら本の話でもいいし。むしろ酒がちょっと入ってるくらいの方が会話の調子もいいっていう。泉澤そのときに改めて思ったんですけど、稲葉くんは圧倒的なトーク力がある。頭の回転が速いんですよ。戯曲の読み解き方も、稲葉くん独特の視点から理論立てて説明してくれるから、すごくよくわかる。演出家がいない分、今回はそういうディスカッションをいっぱいしていくことになるだろうから、頼りにしています。稲葉そうやって改めて言われると恥ずかしいね。――本読みをやってみて感じたこの戯曲の面白さについて聞かせてください。大鶴哀愁が漂っている作品ですよね。演じる人によって形が変わる本だと思う。特に今回は公演当日にコイントスで配役を決めるから、何が出来上がるかは僕たちですらわからないだろうなって。稲葉なんか、今しかできないなって思っちゃって。大鶴いや、20代のうちにやれてよかったと思う。泉澤楽しみです。めちゃめちゃ怖いですけど。稲葉怖いのはいいことだと思って。怖い方が人間って備えるし、バッドな意味じゃなく追い込まれるから、それはそれでいいかなって。この本のいいところは、余白がすごくあるんですよね。佐助の言う通り、誰が演じても違う形になるだろうけど、それでも本として壊れないのは、骨格がしっかりしているから。今はまだその骨組みを理解しようとしているところ。デカい屋台骨をうっかり見落としていることにならないように、俳優3人であーだこーだ言い合っています。大鶴一緒に本読みしているだけで、発見があるんですよね。ここの台詞をそういう声色で来るんだって驚くところがいっぱいあるし、それに反応して自分の音や感情も1人で読んでいたときとは全然違うものになる。稲葉同じ<私>と<友>でも3人それぞれ違っていて、こんなに違っていいんだってうれしくなるし、自分がやるときのヒントにもなる。1人2役って大変だけど、3人で2役をつくるのってめちゃくちゃ脳みそが煮詰まるというか、贅沢だなって思う。泉澤ずっと<私>と<友>の2人だけの会話が続くんですけど、その会話がリアルというか。わざと会話を噛み合わなくさせるところとか、この会話、友達としたことあるぞみたいなのがいっぱいあるんですよ。1本まっすぐな線が伸びているところを、あえてそこから脱線させて。逸らした線上でまた会話を重ねていくことで、その線が何本にも枝分かれしていく。どうなるかはわからないですけど、それが最終的に1本の線になればいいのかなって。今はそんなイメージで考えています。大鶴たぶん終わったときにこの話をハッピーととるかバッドととるかはお客さん次第。そこはお客さんに任せるとして、僕たちはこの作品の持っている温度感をちゃんと届けられたらいいのかなと思います。無意識に蓋をした記憶を、優しく開けてくれる作品――この<私>と<友>のやりとりを通して、「ともだち」について何か想起されるものはありましたか。大鶴僕にも幼稚園とか小学校のときにめちゃくちゃ仲が良くて、でも今は全然連絡をとっていない男友達がいて、そいつのことが浮かびました。時々元気かなって思い出すけど、だからと言って何かアクションを起こすわけでもなく、そのまままたふっと忘れるみたいな昔の友達なんですけど。たぶんみんな共通でそういう相手っていると思うんですよね。だからと言って、じゃあこの『ともだちが来た』を観ても今すぐ会いたいとなるわけではないけど。稲葉わかる。会いたいとはならない。そういう距離感だよね、<私>と<友>って。自分の人生だったら<友>は誰だろうって考えるのは結構大事なことで。僕の場合も、こいつか〜っていう人の顔が浮かんできた(笑)。変な話、この本を読まなきゃ思い出さなかったレベルの、ギリギリ名前を覚えてるくらいの関係なんだけど。大鶴うんうん。稲葉やっぱり人生、生きているといろんな人と関わりを持つし。いろんな記憶を全部覚えているとキツいから、人って色濃い記憶でも無意識のうちに蓋をしているところがあって。たぶん観た人も何かしら蓋をしている記憶があると思うんですけど、それを優しく開けてくれる作品だと思う。泉澤自分が<友>だったら、たぶんこの人に会いに行くだろうなというのは僕にもあって。だから、このお話って全然不思議な話じゃないと思ったんですよ。むしろすごい現実味を帯びている話だし、わかるって感じがしました。大鶴これってさ、<私>が<友>に持っている感情と、<友>が<私>に向けている感情って違うじゃない?稲葉たぶん違う気がする。泉澤<私>は<友>のことを本当に「ともだち」と思っているのか、それは2人だけにしかわからないものがあって。でも少なくとも<友>にとって<私>はものすごくデカい存在だったのかなって。高校を卒業して、しばらく会っていない間も心の拠り所になっていた。そういう人はみんなたぶん1人はいるんだなって思いましたね。――台本を読んだとき、<友>の視点で読んでいたので、その友情の非対称性にせつなさを感じました。大鶴不思議なのが、最初は<友>の方に感情移入するんですね。稲葉俺も、最初やるなら<友>だと思った。泉澤俺もっす。稲葉なんだろう。めめしいのかな、俺たち(笑)。泉澤<友>の方が意図がはっきりしているから。<私>は感情が複雑だから、わかりづらいんですよね。大鶴でもこの間、3人で本読みしたときに、<私>がわかりやすくなって、逆に<友>の方が難しいのかなって感じがした。稲葉結構前に書かれた本ではあるんですけど、今にも通じるものがあるなって思うし。友達の関係性っていろんな定義づけがされる時代じゃないですか。「ともだち」って何?親友とどう違うの?みたいな。同じクラスだったけど、「ともだち」かと言われたらと微妙だからクラスメイトって呼んだり。先輩でも仲が良かったら「ともだち」っていう関係値だったり。いろんな考え方があるけど、そこを踏まえて『ともだちが来た』っていうタイトルがすごい好きで。「友が来た」じゃなくて、『ともだちが来た』っていうところに余白を感じるんですよね。その余白の埋めるところは埋めて、空けるところは空けて、観た人に持って帰らせてくれるものがいっぱいあるものを劇場でお届けできたらと思います。大鶴この間までセミが鳴いてたじゃないですか。それを聞きながら<私>と<友>はこういう状況だったのかって思ったりした。稲葉俺はコオロギが鳴いているのを聞いて思った、あ、夏が過ぎたって。――蝉の鳴き声が聞こえるアパートという設定がいいですよね。自分は経験したことがないのに、なつかしさを感じるというか。稲葉原風景ってすごいな、めちゃくちゃパワーあるなと思いました。――実際には、エアコンをガンガンかけてたはずなのに(笑)。稲葉そう(笑)。でも、この2人がいる部屋にエアコンがあったら嫌だなとか勝手に思う。扇風機もいらない。そういうのがない方が、動くものが多いというか。大鶴自転車とかもね。ここにあるのは人力のものですね、全部。稲葉そう、電動自転車じゃないし、おしゃれな折り畳み自転車でもなく。大鶴ト書きにもいわゆるママチャリって書いてましたね。わざわざそう書くということは、鈴江さんの中で絶対的なビジョンがあるんだろうなっていう。――ト書きが独特ですよね。稲葉ト書き、独特なんですよ(笑)。大鶴ここまでリアルにト書きを書いてあるということは明確な意味があるんだと思う。稲葉めちゃくちゃ意図があるよね。大鶴「勝ってしまう者は負けてしまう者にどんないたわりをかけてやれる資格も持たないのだから」っていうト書きがあったり。なぜそれをここに書いてあるんだろうとか。よく3人でト書きの話もするよね、どういう意味かなって。稲葉めちゃくちゃでかい楔として置かれているような気がする。ト書きに乗っかって、ちょっと動きながらやってみると、感情が引っ張られるところがあって。大鶴まだ本を読んだだけでそれだけ動くものがあるから、実際に立ち稽古に入ったときにどういう形になっていくかは、すごい楽しみ。泉澤しかも演出家もいないですからね。3人でそういうのも全部決めていけるのはすごい面白いだろうなと思います。大鶴たぶん人のやっているのを見て、なるほどなって新しいアイデアが生まれたりするんだろうな。稲葉演出家がいて、俳優としての自分がいると、それぞれの役割に徹することが大事だから、本のここがどうっていう話を現場でする時間があんまりとれなかったりする。それを考えると、こんなにオープンにディスカッションして試せる現場があるというのは楽しいし、ありがたいなって。大鶴年が近い分、気を遣わず話しやすいしね。稲葉みんな正解じゃないけど、みんな正解だしっていうスタンスで話せているのが、今、すごくいいのかなと思っています。大鶴真ん中の道筋は通すとして、たとえば俺が<私>、稲葉くんが<友>のパターンもあれば、その逆のパターンもあって、俺が<私>、泉澤くんが<友>のパターンもあれば、その逆のパターンもある。本当、何通りの芝居になるんだっていう。このやってみないとわからない感じに、今すごくワクワクしてる。稲葉作品としての芯を1本通して。誰がどう演じても、そこに帰って来られればいいという着地点だけ決めておけば、あとは自由。その自由度を活かして、好き勝手やるけど、でもちゃんと地に足ついたものを今回はつくりたいし、この3人ならその工程を楽しんでやれると思う。つくるのは超大変だけど、超楽しい現場になる予感がしています。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント稲葉さん、大鶴さん、泉澤さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!【公演情報】『ともだちが来た』作:鈴江俊郎監修:中山祐一朗出演:稲葉友、大鶴佐助、泉澤祐希企画:稲葉友●10/27~11/7◎浅草九劇〈料金〉劇場観劇チケット:4,800円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)取り扱い:チケットぴあ オンライン生配信チケット:2,500円(税込・24時間アーカイブあり)取り扱い:PassMarket撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年10月22日天海祐希主演のコメディ映画『老後の資金がありません!』より、豪華キャストが演じる曲者ぞろいのキャラターたちが大集合した特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。映像では、公開記念ナビとして、個性豊かなキャラクターたちを紹介しながら、キャストたちのインタビューも映し出されている。本作の主人公を演じるのは、これまで刑事や医者、弁護士、一級建築士など様々なキャラクターに扮してきた天海さん。今作では、普通の主婦・篤子を親近感たっぷりに演じている。子育ての責任から開放され、夫婦で気ままな老後生活を楽しもうとしていた矢先、次々とお金の問題が襲いかかるという、どこにでもある家庭の切実な課題に頭を抱える役どころ。そんな篤子の周囲には、個性派キャラクターたちばかりが揃う。まず映像では、松重豊演じる夫・章が、会社の倒産を伝えながらも、アイスを頬張り、当たりくじに満面の笑みをみせるオトボケっぷりを披露。撮影をふり返り、天海さんは「一見、篤子さんが家の主導権を握っている。でも、中の部分ではすごく章さんを頼りにしているんだ、というのを忘れないように、自分の一番中心に置いて演じていました」と明かす様子も。また娘・まゆみ(新川優愛)も、真面目な優等生タイプでありながら、ド派手な一発をかます隠れ個性派キャラクター。ヘビメタバンドマン・琢磨(加藤諒)を自宅に招待し、結婚を電撃発表して篤子たちの度肝を抜く。さらに、姑の問題を騒ぎ立て、厳しい家計に頭を抱える篤子に、義理の妹・志津子(若村麻由美)が追い打ちをかける。映像ラストに登場するのは、草笛光子演じる浪費家な姑・芳乃。「天真爛漫にやらせていただいて…男までやらされました」と語るように、かつて見たことのない華麗な変身っぷりを見ることができる。そんな家族たちのほかにも、柴田理恵、石井正則、友近、クリス松村、高橋メアリージュン、佐々木健介、北斗晶、荻原博子(経済ジャーナリスト)、竜雷太、藤田弓子、哀川翔、毒蝮三太夫、三谷幸喜などバラエティに富んだキャストたちが集結している。『老後の資金がありません!』特別映像『老後の資金がありません!』は10月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:老後の資金がありません! 2021年10月30日より全国にて公開©2020映画『老後の資金がありません!』製作委員会
2021年10月21日クールな役での凛々しい印象の一方で、コメディエンヌとしても最高に魅力的。そんな天海祐希さんが思う名作映画には、心を掴まれる“あるモノ”があるらしい。いいリズムとテンポ、これが名コメディの肝です。今やドラマや映画で大活躍の天海祐希さんですが、もともとは舞台育ち。異なる芝居フィールドをよく知る天海さんにとって、映画とはどんな存在なのか。「劇場で、たくさんの方々と一緒に観る、目の前のものを共有できるという意味では、いわゆる生のお芝居と似ている部分がありますし、一方で映像作品ということで考えると、ドラマと近しいともいえる。なので私にとって映画は、舞台とドラマの真ん中にあるエンターテインメントです」コロナ禍で映画館に行きづらい状況があり、また自宅にいても配信で映画が観られるようになったといえども、映画は映画館で観るのが一番、と力説する。「やっぱり私は大きなスクリーンで観るのが好きですね。声には出さなくても、同じシーンでみんながクスッとなったり、びっくりしたりする、それが空気で伝わってくる感じは、映画館ならでは。あの瞬間は、本当に楽しいです」10月30日より、主演映画『老後の資金がありません!』の公開がスタート。この作品のテーマは、タイトル通り“老後の資金”。一昨年、“人生100年時代、生き抜くには老後資金が2000万円不足”というニュースが流れ、日本中に相当なインパクトを与えたこと、覚えている人も多いだろう。「社会的な問題をテーマにすることで、今までそこに視線を送っていなかった方々がちょっと気がついたり、徐々に意識を向けるようになったりすると、私たちの仕事も少しは役立っているのかな、と思います」テーマがテーマなだけに、重い映画…?と思ったら大間違い。実はこれ、コメディ映画。天海さんと大女優・草笛光子さんをはじめ、若村麻由美さんや松重豊さんといった出演陣が、これでもかと笑いを仕掛けてくる。厳しい現実を描いているにもかかわらず思わず笑ってしまうのは、実力派俳優たちが生み出すテンポの良い芝居ゆえ。天海さんご自身も、コメディでの芝居においては特にリズムを大切にしているのだそう。「どんな芝居でもリズム感は大事で、特に“笑い”は、タイミングがずれるとまったく笑えなくなる。今作に、私と夫役の松重さん、松重さんの妹役の若村さんとその夫役の石井正則さん、4人で食卓を囲んで話し合いをする場面があるのですが、みなさんコメディにも長けていらっしゃるから、ちょっとしたことを拾って笑えるアドリブを仕掛けてくる。そのテンポの素晴らしいこと!演りながら笑ってしまい大変でしたが、きっとあのおかしさはスクリーンを通じても伝わることと思います」またこの作品は、役者の表情にも笑いの引き金が潜んでいるのも見どころ。聞くと天海さんにとっての名作映画とは、“心を掴まれる表情がある作品”なのだとか。「2時間弱の映画の中で、一瞬でも、“あぁ、この表情、素敵…”と思える瞬間があれば、それはもう私にとっては名作。今回推薦させていただいた2作とも、そんな心を掴まれる表情があります。役者としては、どのシーンでもどのカットでも、常にそういう瞬間をと思い演技を積み重ねてはいますが、なかなか簡単に作れるものではないですね。ちなみに『老後の資金がありません!』で私が“名作!”と思う表情はたくさんありますが、妻にリストラされたことを伝えるときの、松重さん演じる夫の表情。驚かされながらもつい笑ってしまうあの顔を、ぜひみなさんにも観てほしいです」上映スケジュールを調べ、予定を調整し、チケットを買い、映画館に出かける。そのように人を動かす力を、映画は持っていなければならない、と天海さん。「暗い劇場から外に出て日常に戻ったとき、おもしろかったと感じるのはもちろん、頑張ろうと思えたり、自分の現実を生きていこうと思ってもらえること。映画はそういう存在であってほしいです」My 名作映画『ある日どこかで』タイムトラベルとラブストーリーが融合した、ラブファンタジーの傑作。「男性劇作家(クリストファー・リーブ)が時をさかのぼり、過去を生きる女優(ジェーン・シーモア)と恋に落ちるのですが、二人の表情が素晴らしい。音楽、衣装、全てが素敵。好きすぎて宝塚の公演で演じさせていただきました(笑)」『HANDIA アルツォの巨人』18世紀後半から19世紀のスペインが舞台。「巨人症になってしまった弟と、その兄の物語。兄は弟を見世物にしながら各地をまわり、お金を稼ぐのですが、弟役の役者さんが、目でいろんなものを語る演技をなさる。演技というものは“嘘”ですが、その中で“嘘のなさ”を表現されている。その表情から目が離せません」『老後の資金がありません!』節約をモットーに老後の資金をコツコツ貯めてきた主婦の篤子(天海祐希)。ところが、舅の葬式、娘の結婚式とどんどんお金が飛んでいく。さらに自分はパートをリストラ、夫(松重豊)の会社が倒産してしまう!姑(草笛光子)への仕送りができなくなり仕方なく引き取ることになったが、姑は驚くほどの浪費家で…。退職金もなく、目の前に迫る貯金0円。老後どころの話じゃない…。他に出演は新川優愛、瀬戸利樹など。10月30日全国公開。©2021映画「老後の資金がありません!」製作委員会あまみ・ゆうき1967年8月8日生まれ、東京都出身。主な出演作にドラマ『離婚弁護士』『緊急取調室』、映画『最高の人生の見つけ方』など。ナレーションを務めるドキュメンタリー映画『私は白鳥』が11月27日公開。ブラウス¥30,800パンツ¥36,300(共にアドーア TEL:03・6748・0540)イヤリングパーツ各¥22,000パーツ(右耳)¥25,300パーツ(左耳)¥74,800※すべて片耳売り(以上シンティランテ/イセタン サローネ東京ミッドタウン TEL:03・6434・7975)パンプスはスタイリスト私物※『anan』2021年10月20日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・大沼こずえ(eleven.)ヘア&メイク・林 智子(by anan編集部)
2021年10月14日与田祐希(乃木坂46)と板垣瑞生がW主演する、Paraviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」がTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」の初回放送終了後より独占配信されることになった。1973年刊行の小松左京による「日本沈没」を原作にした日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」は、大きくアレンジを加え、主人公を含めオリジナルキャラクターで、2023年の東京を舞台に今だからこそ描くべき物語。沈没という目に見えない危機が迫る中で“見出していく希望”をテーマに描いていく。そしてParaviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」は、日本に迫る未曾有の危機の中で運命的に出会い、恋に落ちた1組の男女が、日本沈没までの限られた時間の中で起こるどんな困難にも立ち向かい、愛を貫くラブストーリー。1日1日を懸命に生きる市井の人たちにスポットライトをあてた。運命的な出会いを果たす山田愛と蒔田奇跡を演じるのは、与田祐希(乃木坂46)と板垣瑞生。今作でW主演を務める2人だが、与田さんはドラマ初主演、板垣さんはParaviオリジナル作品の初主演となる。与田さんはアイドルグループ「乃木坂46」の中心メンバーとして活躍するほか、美容誌や女性ファッション誌でレギュラーモデルを務めている。また、2018年に「モブサイコ100」でテレビドラマに初出演し、2019年放送の「ザンビ」、2020 年には映画『ぐらんぶる』などに出演し、活動の幅を広げている。そんな与田さんが今作で演じる山田愛は、居酒屋でバイトをしながら絵描きを目指す専門学生。北海道出身の天真爛漫な女性で、バイト先の居酒屋では持ち前の明るさとコミュニケーション能力を発揮。小学生の頃に両親を事故で亡くしており、6つ上の兄が親代わり。「絵で世界を変える」という夢があり、自力で学費を払いながら都内の美術専門学校に通う、芯の強いしっかり者。与田さんは「本編で登場する居酒屋での元気な姿だけでなく、愛ちゃんの過去や今を懸命に生きようとする姿が描かれています。人と人が思い合う事で幸せな気持ちになったり、すれ違って怒ったり、泣いたり、絶望したりと山田愛として沢山の感情と向き合い挑戦の日々でした」と振り返り、「ひたむきに生きていく人々の姿に心を動かされる作品になっています」とアピールする。一方、板垣さんは 2015年の映画『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』でその演技力が高く評価され、第25回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。以降もNHK連続テレビ小説「エール」や大河ドラマ「麒麟がくる」をはじめ、数多くのドラマや映画に出演。板垣瑞生本作で演じる蒔田奇跡は、伝統ある大病院の御曹司で研修医。心優しく押しに弱い性格で、これまで親に決められたレールを歩み、やりたい事や将来の夢がない自分の人生にコンプレックスを抱えてきた。夢を持って自分の足でそれに向かって進む愛に惹かれ、影響されていく。「今いろいろ人や国が大変で、自分にも何かできないかと思っていた時にお話をいただけて本当にうれしかった」と語る板垣さんは、「撮影中何度も与田さんの天真な姿や、人に対する誠実さに救われながら撮影を終えることができました」とコメント。「僕が演じた奇跡は敷かれたレールの上で生きてきた青年だったのですが、それも一つの生き方だと思いますし、幸せなこともたくさんあります。ただ、自分がやりたいと思った行動やなんとなくの行動が、もしかしたら誰かの心を動かすかもしれない。そんな奇跡を台本を読んで感じましたし、もしかしたら奇跡を起こすんじゃないか、そんな青年になってくれたらいいなと思って演じました」と明かしている。合わせて公開されたメインビジュアルは、色とりどりの絵の具で構成された背景の上で、向き合う愛と奇跡が描かれ、白い服を着た2人は無垢の存在で、何色にも染まれるということを表現したもの。愛の芯の強さと奇跡の優しさをそれぞれのまなざしで表現したビジュアルとなっている。Paraviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」は10月10日スターと日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」初回放送終了後に独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年10月03日女優の天海祐希が、ニップン「アマニ油」の新アンバサダーに就任したことが29日、明らかになった。新CM「私が選ぶアマニ油」編、「私が選ぶアマニ油入りドレッシング」編は30日より全国で放送される。パッケージカラーをイメージした紺色の衣装に身を包んだ天海がこだわりの食材を調理し、大人のキレイのコツを伝授するCM。あわせて公開されるメイキング動画では、健康でいる秘訣を「よく食べ、よく寝て、よく笑う。とくに気にするのは食べ物。口に入れるものをちゃんと自分で選ぶ」と明かしている。
2021年09月29日女優の天海祐希が、主演映画『老後の資金がありません!』(10月30日公開)の主題歌「Happy!」(氷川きよし)の映画版スペシャルPVに出演していることが6日、明らかになった。同作は垣谷美雨による26万部突破の同名ベストセラー小説の実写映画化作。子育ても落ち着き、老後は安泰のはずだったのに普通の主婦・後藤篤子(天海)だが、娘(新川優愛)の派手婚、舅の葬式と資産激減の中、夫(松重豊)とそろって失職。さらに独りになった姑(草笛光子)と一緒に暮らすことになり高級志向の暮らしの価値観にクラクラするなど、奮闘する篤子の様子を描く。今回、氷川きよしが歌う本作の主題歌「Happy!」のPV映像が完成。ポップに彩られたスーパーマーケットが舞台で、原色コーデ全開でお買い物中の女性たちが踊りだすと、誰よりもゴージャスに輝く氷川きよしが登場してくる。きらびやかな衣装、晴れやかな表情で颯爽と店内を進んでいくと、シンプルな白のブラウスにデニムを合わせた主婦役の天海が、氷川と目くばせしながら買い物かごを大きく揺らし、人一倍キレの良いステップを刻む。日頃から氷川と親交の深い天海は、本作の完成版を鑑賞した際、エンディングに流れた「Happy!」のとことん前向きなメッセージに心を動かされ、すぐに氷川へ連絡し感激&感謝を伝えるとともに「バックで踊らせて!(笑)」と頼んだことを明かしていた。今回”映画版スペシャルPV”として奇跡のコラボが実現。本作でメガホンをとった前田哲監督がこのPVのディレクションを手掛けており、映画と通ずる世界観で演出しているほか、天海主演ドラマ『女王の教室』『トップナイフ』のエンディングダンスも手掛けた、天海からの信頼も熱い川崎悦子が振り付けを担当している。氷川ソロ・バージョンの「Happy!」MVも日本コロムビアYouTubeチャンネルにて公開される。○天海祐希 コメント・PV撮影についてすごく楽しく撮影させていただきました! 氷川さんの素晴らしい歌声に合わせて後ろで踊れるなんて とても気持ち良かったです。私は、今ありがたいことに色々と撮影が重なっているときで、そんな中、景色や雰囲気が違うところで幸せ溢れる曲の後ろで踊れたので、良い気分転換になって良かったです(笑)。曲に合わせた、正に『Happy!』な振りを川崎先生につけていただいたので、是非真似して 口ずさんでいただけたらなと思います。・主題歌について出来上がった映画を観るまでこの曲が主題歌と知らず、最後にエンディングで曲がかかって、なんだかすごく幸せになる曲だな、どこかで聴いた歌声だなと思っていたのですが、最後のテロップを見て氷川さんだ! とわかり、すぐ氷川さんに電話しました。個人的な感想ですが、映画が終わった後『Happy!』が流れたときに、なんというか泣きたくなるくらいに感激してしまったんです。歌詞を聴いて身に沁みましたし、そんな気持ちでエンディングを観ることができたので、本当に泣きそうになりました。そんな素敵な曲が主題歌でありがたい気持ちでいっぱいです。○氷川きよし コメント・PV撮影についてすごい楽しい撮影でした!天海さんは、踊りがキレッキレ!今回のPVは、天海さん演じる篤子さんが映画から飛び出してきたような感覚で撮影させていただきすごく嬉しかったですし、とてもスペシャルな時間を過ごさせていただきました。撮影当日はすごく朝が早かったのですが、撮影前日は、ワクワクとドキドキで寝れなかったんです。平常心を保とうとしてハイになっていたこともあり(笑)、朝からテンション高くやらせていただき、リラックスしながらできました。・映画について映画は本当に面白くて最高でした!このコロナ渦の中、笑顔になれました。そんな映画の主題歌を歌わせていただき本当にありがたかったです。映画と合わせて『Happy!』も多くの方に聴いていただいて、老若男女問わず元気になるといいなと思っています。生で歌うこともいつの日かあると思うので…その時は是非、天海さんにハイレグを履いていただき、サンバカーニバルの格好をしてもらいたいなって電話で言ったら「やめなさいよ!」と言われました(笑)(C)2021映画『老後の資金がありません!』製作委員会
2021年09月06日