展覧会「水木しげる 魂の漫画展」が、2019年6月8日(土)から7月7日(日)までの期間、そごう横浜店6階のそごう美術館にて開催される。「水木しげる 魂の漫画展」は、時代を超えて愛されている妖怪漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるにフォーカスした展覧会。幼少期に見た『地獄極楽絵図』に心を奪われてから様々な経験を経つつ、魂を込めて漫画を描き続けた水木の“妖怪”作品が集結する。会場では、少年天才画家と呼ばれた少年期の作品、人気作品の生原稿や原画など貴重な資料、愛用の道具、妖怪ブロンズ像など約300点を展示。作画スタイルの解説や関連映像の放映も実施するほか、2018年に発表され今回初公開となる『妖怪と図像 その姿かたち』など3点の妖怪画は見逃せない作品だ。また、水木しげるの長女であり水木プロダクション代表の原口尚子によるスペシャルギャラリートークも開催。見て、聞いて、学んで、“水木ワールド”とも呼ぶべき多彩な画業の魅力を感じてみて。【詳細】水木しげる 魂の漫画展会期:2019年6月8日(土)~7月7日(日)開催時間:10:00~20:00(最終入場19:30)会場:そごう美術館住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1入館料:大人 1,200円、大学・高校生 800円、中学生以下無料<スペシャルギャラリートーク「父の日に語る~父水木しげる~」>開催日:6月16日(日)開催時間:14:00~(約30分)会場:そごう美術館展示室内参加費:無料
2019年06月17日映画『HiGH&LOW THE WORST』の公開に先駆け、映画の前日談を描くTVドラマ「HiGH&LOW THE WORSTEPISODE.O」が放送されることが決定。舞台となる鬼邪高校の全日制メンバーが、荒れ果てた鬼邪高校の体育館で鋭い表情を見せる新写真も到着した。男たちの友情と熱き闘いをメディアミックスで描く「HiGH&LOW」シリーズと、高橋ヒロシ原作の不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」とのクロスオーバーが実現した映画『HiGH&LOW THE WORST』。今回放送が決定したのは、シリーズ関連作としては2015年10月期にシーズン1、2016年4月期にシーズン2が放送されて以来、3年半ぶりとなる新作ドラマ。「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」のボーカル、川村壱馬と吉野北人が演じる花岡楓士雄&高城司の物語を中心に、轟洋介(前田公輝)が実力上トップを張っていた鬼邪高校全日制での壮絶な勢力争いと男たちの熱い友情を描く。ほかにも、キャストには映画に出演する鬼邪高校の番長・村山良樹役の山田裕貴をはじめ、鈴木貴之、一ノ瀬ワタル、清原翔、神尾楓珠、佐藤流司らに加え、ドラマ版新キャストとして楓士雄の祖父・哲二役に泉谷しげる、母・ミキ役に藤田朋子。次世代イケメンボーイズグループ「MAG!C☆PRINCE」の阿部周平(益田役)や、ダンス&ボーカルユニット「ONE N’ ONLY」の草川直弥(下田役)など、フレッシュなキャストが鬼邪高校の新キャラクターとして出演する。なお、映画で初の脚本を務める高橋氏は、ドラマでは作画を担当する。ストーリー鳴り物入りで鬼邪高に入学してきた花岡楓士雄(川村壱馬)と高城司(吉野北人)。だが、ほどなく楓士雄の転校が決まる。楓士雄が去った鬼邪高で、これまで執着してきた「テッペン」が急に色あせて見える司。そんな司をよそに、「鬼邪高戦国時代」はますます加速の一途をたどる。一方、祖父の田舎に引っ越した楓士雄も何か物足りない生活を送っている。その後の楓士雄に大きな影響を及ぼすこととなる祖父との会話。その残された時間が短いことを、楓士雄はまだ知らない…。TVドラマ「HiGH&LOW THE WORSTEPISODE.O」は7月17日(水)深夜~日本テレビ系にて放送。※一部地域では放送日時が異なる映画『HiGH&LOW THE WORST』は10月4日(金)より全国にて公開。※高橋ヒロシの「高」ははしごだか(cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST 2019年10月4日より全国にて公開Ⓒ2019「HiGH&LOW」製作委員会
2019年06月05日5月12日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、今月4日に空き巣の被害にあった「高須クリニック」高須克弥院長(74)のニュースを紹介。MCの松本人志(55)ら番組出演者がコメントし、ネット上でも多くの話題を集めている。高須院長が今月8日に自身のツイッターで、《しばらく留守にしているうちにかっちゃんの家に泥棒が入った。ヘソクリ全部取られた》とツイートしたことから事件が発覚。約3,000万円相当の金塊を盗まれたということで、大きな話題を呼んだ。番組では被害発覚後の高須院長のポジティブなツイートが話題に。《命取られなくてよかった。もうけた。なう》や、《プロのお手並み感服なう》など清々しいコメントの多投に、コメンテーターの泉谷しげる(71)は「こんなに明るい被害者はなかなかいない」とコメントしていた。また松本は自身が高須院長のフォロワーであることを明かし、このニュースを同氏のツイートで知ったと告白。MCの東野幸治(51)から被害にあった別荘は高須院長が以前に出演した『ダウンタウンDX』で紹介されていたことについて振られると、「さっき(事件の)VTR見て、ここ(別荘)見たことあるわと思ったもん」と笑いを交えて語っていた。高須院長本人も、番組放送中に自身のツイッターを更新。《笑われている》《かっちゃんネタ勢いある。嬉しく思います》など、ポジティブなツイートを連投。自身のニュースを盛り上げていた。この様子にはネット上でもスタジオ同様、《高須先生のコメントスゴイなぁ 空き巣被害であんなコメントできないよ》など、高須院長のポジティブなコメントを称賛するツイートが。また《高須先生ワイドナショー出てくださいよ。久々に。いつでもいいので》と、高須院長の早期テレビ出演を待ち望む声もあがっていた。
2019年05月13日「ゲゲゲの妖怪100物語」が、東京・池袋 サンシャインシティ文化会館ビルで開催される。「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家・水木しげる。本イベントは、怖いけれど、どこか愛嬌があって憎めない、ある種“身近”なものとして水木が描き出した妖怪の世界を五感で楽しめる企画展。会場には、漆黒の部屋の中で妖怪の気配を体感出来る「妖気の部屋」や、迷宮のような空間に、古来から日本各地に伝わる多様な妖怪たちが待ち受ける「妖怪大迷宮」、妖しくも美しい女妖怪たちに焦点を当てた「女妖怪の棲む城」、妖しい光に満ちた洞窟にふと妖怪たちが現れる「妖光の洞窟」など、100の妖怪物語を表現した様々な体験型展示が用意されている。また、併設のグッズショップ「妖怪百貨店」には、「ゲゲゲの鬼太郎」にまつわる商品が集結。雑貨からアパレルまで、本イベント限定商品を含む豊富なラインナップのアイテムが販売される。【開催概要】「ゲゲゲの妖怪100物語」開催期間:2019年8月10日(土)〜8月26日(月)※会期中無休会場:池袋 サンシャインシティ文化会館ビル 2F 展示ホールD時間:11:00〜20:00(最終入場 19:30)入場料:一般(大学生以上) 1,500円(当日 1,700円)、小人(5歳〜高校生) 1,000円(当日1,200円)、ペア券(大人) 2,800円(当日 3,000円)※当日券(団体)は20名以上の団体料金(前売価格入場)前売券発売日:5月11日(土)予定前売券・当日券の取り扱い:セブンチケット、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスその他©水木プロダクション【問い合わせ先】TEL:0570-06-1234(イベントダイヤル)※〜8月26日 11:00〜20:00
2019年04月28日北川景子(32)主演の連続テレビドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)第7話が2月20日に放送された。テーコー不動産に勤める天才的不動産屋・三軒家万智(北川景子)は「私に売れない家はない」と家を売るために手段を選ばない。どんなワケあり客にも家を売る。輝く女性社員の活躍をアピールするために会社が立ち上げた『ウーマンプロジェクト』のメンバーに選ばれた万智。企画開発課のキャリアウーマン・雅美(佐藤江梨子)とワーキングマザー・サキ(佐津川愛美)も選ばれるが、水と油の2人は激しく対立する。さらに家探しをしていた2人は、偶然にも同じ物件を希望してしまう。購入権を賭けて万智と留守堂(松田翔太)のボーリング対決をするというのが、第7話のあらすじ。仕事人間の万智に不満を感じる屋代(仲村トオル)と三郷楓(真飛聖)のロマンスなど今週もたくさんの見どころが。そのなかでも視聴者を驚かせたのは、万智のボーリングシーンだろう。スーパーウーマンの万智には、全てガターになるほどボーリングが苦手という意外な弱点があった。目を見開き独特なフォームでボールを投げる万智の姿は、ネット上でも《ボーリングわからんサンチーめっちゃかわいい》《フォームが独特すぎるwww》と多くの視聴者に笑顔を与えていた。さらに白眉だったのが、今回のテーマである「仕事と育児の両立」について万智が語るシーン。ボーリング対決を制し購入権を獲得した万智と雅美だが、サキは「仕事しかしてない人には育児と両立する大変さがわからない!」と反論。そんなサキに対して万智は「あなたは育児を持ち出せば周りがひれ伏すと思っている」と論破する。そんな万智の姿に《サンチ―ありがとう!超すっきりした!》と胸のすく思いをした人が多かったようだ。だが、万智はここで終わらない。プロジェクトから抜けることを決意したサキに対して、ある家を紹介する。その家はサキの職場からは遠く、とても育児と仕事を両立できるような物件ではない。しかし実は、旦那の職場から近く「お子さんの送り迎えは旦那にお任せすればよいのです」とサキに説く。「女性が輝ける世の中」が叫ばれる現代社会。だが、万智は「男性は輝こうが輝くまいが普通に仕事を続けられる。いっぽう女性は輝くことを要求される。女性に仕事と家事を両立させるためのプロジェクトならそんなものはくたばってしまえばいい」と矛盾を指摘する。そして「そもそも共働き家庭なのにサキだけが二足の草鞋をはくことがおかしな話。これからは男性も仕事に家庭に輝けばよいのです」と徹底的に欺瞞を暴いていく。そして両立を続けてきたサキに対して「あなたは十分輝いている」とエールを送るのだ。キャリアウーマンとワーキングウーマンという生き方の違う女性をどちらも肯定する万智の言葉に、多くの女性が背中を押されたことだろう。さて、次回は庭野(工藤阿須加)の父・茂雄(泉谷しげる)が登場する。お調子者でいい加減な茂雄が、万智やテーコー不動産のメンバーとどのように絡むのか今から楽しみだ。
2019年02月22日1月に始まったドラマ『後妻業』(フジテレビ系)をご存知ですか?『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日テレ系)の人事部長、『あなたには渡さない』(テレ朝系)の料亭の女将など、最近は凛とした女性を演じることが多かった木村佳乃さんが、今度は、コッテコテの悪女を演じています。なんと富裕層の男性の後妻となり、夫の死後に多額の遺産を手にする“後妻業”の女役です。■自信がある人ほどだまされやすい大阪の結婚相談所「ブライダル 微祥」の社長・柏木亨(高橋克典さん)と手を組み、武内小夜子(木村佳乃さん)は“後妻業”で荒稼ぎしていました。資産家の中瀬耕造(泉谷しげるさん)とお見合いして結婚、遺産公正証書を作らせます。あるとき耕造が倒れ、耕造の子どもたちに、小夜子の存在が明らかになるんです。次女の朋美(木村多江さん)は疑いを抱き、探偵を雇って小夜子の身元を調べるのですが…。世の中、明らかにうさんくさい相手に心を許してしまう人って意外と多いんですよね。傍から見たら、自らだまされにいっているようなもの。どうして気づかないんだろう、と疑問に思ったこともあるのでは?実は心理学的には「自分は決してだまされない」と思っている人ほど、うっかりだまされやすいのです。今回は、だまされる人が持つ「3つの傾向」をお教えします。■だまされる人の「3つの傾向」【1】フレーミング効果にとらわれる例えばA:「100人受けて10人が失敗した手術を受けますか?」B:「成功率90%の手術を受けますか?」AとBはいずれも同じことを言っています。両者のうち、みなさんが手術を受けようと思うのはどちらでしょうか?間違いなくBのほうですよね。たとえ同じ内容でも、表現によって受け取り方が異なることを「フレーミング効果」と言います。そして、上記の例で言うと、実は「手術」という枠(フレーム)によって条件が限定されています。もしかしたら薬で治るかもしれないし、手術にこだわる必要はないのです。このようにフレーム効果にハマってしまうと、それ以外の選択肢がなかなか思い浮かばなくなります。【2】パターン化の落とし穴にハマる「二度あることは三度ある」と言いますが、人間は何度か同じことを繰り返すと脳がそれを学習し、勝手にパターン予測をするんです。例えば、過去を引きずるあまり、男性に対して心を開けずにいる女性がいたとします。でも、楽しかった思い出をよみがえらせてくれるような男性と出会ったら…。ろくに人間性を知りもしないのに、全面的に信頼を寄せてしまうんですね。経験はあくまで参考にするべきもので、それを根拠に未来を保証することはできません。そのことを忘れると、合理的な判断ができなくなってしまうのです。【3】思い込みのバイアスが強い「私はだまされない」と豪語している人で特に多いのが、このバイアスです。今までの人生で積み重ねた経験やノウハウ、常識や価値観に絶対的な自信があるため、「自分はだまされない」という確証を持っています。例えば、統計やアナリストを通して出た客観的なデータであれば、信頼に足るものと言えるでしょう。でも「今までこれでうまくいったから」とか「こうすれば大概なんとかなった」というのは、結局のところ「主観的な思い込み」にすぎないのです。厄介なのは、こういった人は柔軟性に乏しくなかなか思い込みを捨てようとしないこと。そんな頑固さが、ただだまされるだけでなく、さらなる泥沼にハマってしまう要因になるのです。■まとめだまされる人の3つの傾向、ご理解いただけましたでしょうか。人を疑いすぎるのはよくないのですが、一方で自分の認識力を過信するのもよくありません。一度立ち止まって、客観的事実のみで状況整理してください。そこから、見過ごしていた真実が浮かび上がってくるかもしれませんよ。
2019年02月02日俳優の北大路欣也が、テレビ東京の新金曜8時のドラマ『記憶捜査〜新宿東署事件ファイル〜』(2019年1月スタート 毎週金曜20:00〜)の主演を務めることが26日、明らかになった。同作では、北大路演じる刑事・鬼塚一路が車椅子で事件を解決する。定年間際にナイフで刺され、両足の機能を失った鬼塚は、退職後に内勤の刑事課司法係長として再び新宿東署に配属。部下・遠山咲(上白石萌音)、刑事官・神啓太郎(風間俊介)と3人で捜査を進めて行く。鬼塚は、管轄区域・新宿の街並みに完璧な記憶を持ち、昭和と平成、両方の“記憶の街”を頭に描くことで事件解決の糸口を見つけ出す。同局の人気シリーズ『三匹のおっさん』では、泉谷しげる&志賀廣太郎とトリオで主役を務める北大路だが、今度は若い2人と新たなトリオに。人気ドラマ『相棒』『科捜研の女』など、数多くの刑事ドラマを手掛けた、櫻井武晴が脚本を務める。北大路は「私が東京に出てきて、初めて私を迎え入れてくれた友達が新宿に住んでいました。なので新宿に対する愛着、思い出があって、鬼塚と自分の人生がミックスされるような部分があります」と明かす。車椅子で捜査にあたる鬼塚について、「人間、生きているんだけど生かされている、そういうものも背負っていて、生かされているんだから世の為人の為何か力にならなきゃいけない、と凄く前向きに捉えている。自分の経験を生かすために、与えられたチャンスをビッグチャンスだと思って再挑戦する。そんな仕事人だと思います」と語った。また、元警視庁捜査一課の管理官で鬼塚のもとに配属される神を演じた風間は、「北大路さんが出演される刑事ドラマと聞いた瞬間、台本を開く前から『是非、出演したい! 共演させて頂きたい』と思いました。骨太な物語の中に、ユーモアも沢山ある台本を読んで、撮影が楽しみになりました」と気合い十分。風間は「北大路さんは同じ作品には出させていただいたことがあるのですが、目を見てセリフを交わさせて頂くのは初めてです。たった一言でも、そのシーンの全てを決定付ける北大路さんのお芝居を観て、いつもテレビの前で痺れていました。目の前で観られることが楽しみなのと同時に、しっかり受け止められるよう、心の準備をしておこうと思います」と意気込んだ。同局のドラマに初出演する上白石は、「新米警察官という役柄同様、お二人の背中から沢山学ばせていただこうと思います。また、初めてテレビ東京さんのドラマに出演させていただきます。そして今回が初めての社会人役です! 衣装合わせでスーツを着た時にくすぐったい気持ちになりました」と心境を吐露。また、演じる咲について「本来の自分にとても近いものを感じています。司法係は本来捜査をしないにも関わらず咲は、正義感と捜査がしたくてたまらない熱量ですぐに飛び出していってしまう、猪突猛進型の子です。来年の干支はちょうど猪!熱く真っ直ぐに勢い良く突っ走りたいと思います」と語った。
2018年11月26日「ゲゲゲの鬼太郎」の作者としておなじみの水木しげる。NHK朝ドラにもなった夫人のエッセイにより、その人柄も広く知られることとなった国民的漫画家だが、彼の作品に幼少期から当たり前のように接してきたという“イキウメ”の前川知大が水木ワールドに挑む舞台「ゲゲゲの先生へ」が、10月8日に東京芸術劇場 プレイハウスで開幕した。本作は前川のオリジナル。水木作品の舞台化でも、水木自身を描いた評伝劇でもないが、ファンとして深く知る前川が、水木の膨大な作品群から登場人物や言葉、エピソードを借りて、ひとつの作品に編み上げた。主演の佐々木蔵之介は、水木が最も愛したキャラクター“ねずみ男”をモデルにした根津(ねず)役を演じる。ほか、松雪泰子、白石加代子ら、あやかしの世界を表出させるにふさわしいムードの俳優陣が集まった。【チケット情報はこちら】完全暗転の中、上手で演奏するパーカッションの音がおどろおどろしくも力強く響く幕開き。舞台奥から這いつくばる形で、根津(佐々木蔵之介)が登場する。20年の眠りから覚めたという根津の正体は、半分人間半分妖怪の“半妖怪”。人間の見た目をしているが、据わった目が投げかけるねっとりとした視線はやはり、普通の人間のそれではない。「うるさいわねえ」などしばしばオネエ言葉が混ざるのは、モデルの“ねずみ男”の片鱗か。その根津のあばら家に、人間のカップル(水田航生、水上京香)が迷い込んでくる。謎の怪物の出現で混乱している都会から逃げてきたふたりで、女は妊娠中。なお障子に畳、ちゃぶ台のセットからすると昔話のようだが、時代設定は平成60年という(元号が変わるため)絶対に到来することのない近未来。ビジュアルと設定のこのアンバランスが、より作品に不気味さと深み、批判性を与えている。彼らが暮らす時代には人口が激減し、希少な妊婦と赤子は政府の管理下に置かれる。それから逃れようとこの廃村に迷い込んだふたりに根津は、詐欺師だった自分がなぜ“半妖怪”になったのかといういきさつを語る……。観劇後、不思議な夢を見ていたかのようでいて、ピリリとスパイシーな感覚が残る。水木の人生観に基づく、現代人へのけして甘くないメッセージが響いたからかもしれない。水木作品同様、本作の妖怪たちは人間よりも人間臭く、人間たちこそが怪物のようだ。選択肢の多すぎる現代における“本当の豊かさ”を、思わず考えさせられる。敬愛する作家の魂を、まるでイタコのように自身に乗り移らせて書いた、あの世とこの世のコラボレーション? 前川から水木への恋文兼感謝状のようなこの作品は、現代に生きる私たちに大切なものを届ける。東京公演は10月21(日)まで。その後全国を周る。取材・文:武田吏都
2018年10月10日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(54)らフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)の出演者が、26日に熊本県野外劇場アスペクタで開催された野外音楽イベント「阿蘇ロックフェスティバル2018」に出演した。20日に放送された同番組で、MCの東野幸治(50)は「『ワイドナ』チームで参加させていただきます」とイベントへの出演を発表。松本は、初めて音楽フェスに出演することを明かし、発起人の泉谷しげる(70)は「社交辞令じゃなくて本当に来てくれるとは。『ワイドナショー』ってすげえんだな」「松ちゃん、ありがとう」と感謝していた。イベントの終盤、VTRが流れて登場した松本、東野、前園真聖の3人。泉谷との掛け合いに笑いが起こり、地元の有志を相手に乳首相撲で対決するコーナーでは、松本の筋肉美に歓声が上がる場面も。バラエティムードから一転、スチャダラパーと清水ミチコ、斎藤工もステージに上がり、全員で「明日があるさ」を熱唱した。この日、大トリを飾ったのは泉谷しげる with BAND。「時よ止まれ 君は美しい!」「すべて時代のせいにして」「黒いカバン」「春夏秋冬」「野生のバラッド」を披露し、泉谷はクライマックスで観客のもとに駆け寄って「写真を撮れ!」「また来いよ!」と叫ぶ。最後はステージに倒れ込んだ泉谷を斎藤が抱きかかえて「最高にかっこいい人でしょう? 泉谷しげるでした!」と締めくくると、会場は拍手喝采に包まれていた。
2018年05月28日松本人志(54)が5月20日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)内で、ロックフェスに初参戦すると発表。話題を呼んでいる。 松本の出演するフェスは、熊本県南阿蘇村で開催される「阿蘇ロックフェスティバル」。同フェスは泉谷しげる(70)の主催するもので昨年、同番組では開催された様子を特集。その際に松本が今年度の参加を約束していた。 20日、同番組に出演した泉谷は「社交辞令じゃなくて本当に来てくれるとは、ワイドナショーってすげぇんだな。松ちゃん、ありがとな」と松本に感謝。すると松本は「正直、1年前に約束した時に泉谷さんが1年もたないと思っていたんです」と発言し、笑いを誘った。 同フェスには松本だけでなく、番組のMCを務める東野幸治(50)とレギュラーの前園真聖(44)も参加決定。歌唱コーナーもあるという。ロックミュージシャンだけでなく斎藤工(36)や清水ミチコ(58)も出演を予定してしており、まさにバラエティ豊かな顔ぶれを誇る同フェス。ネットでは、歓喜の声が上がっている。 《ワイドナショーが阿蘇フェスに出るげな!まっちゃん歌うげな!》《地元が熊本だから嬉しい》《もう来週やん!松本人志さん会える!》 同フェスのTwitterアカウントは同日、ワイドナショーメンバーの参加にこう意気込んでいる。 「スタジオ同様に、本フェス発起人である泉谷しげる氏との楽しく熱いかけ合いが見ものです」
2018年05月20日ダウンタウンの松本人志(54)が4月29日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。警視庁が送信した注意喚起のメールにて、不審者の特徴を「星野源(37)に似た男」と表現したニュースに言及した。 司会の東野幸治(50)は「名前を出すのはあかんけど」と前置きしつつ、「子どもが心配じゃないですか。親からすると、見た目でわかりやすく、星野源さんに似ていると言われたら、なんとなく怪しい人物のイメージがつく」と、一定の理解を示した。 これに歌手の泉谷しげる(69)は「星野さんはそういうイメージの人ではない」と反論。そのいっぽうで「“泉谷しげる”ならいい」と、自身の名前が使用されることを許容する発言をした。 松本は「星野源さんでは、ダメなんじゃないかなぁ。星野源さんがどう思うかやね」と、当の星野をおもんばかる発言。自身の名前が使用されることに関しては「俺もべつにいいと思う、使われても。わかりやすいなら。それで捜査が早く済むなら。犯人が捕まるなら」と語った。 改めて東野が「黒色リュックを背負った、金髪の松本人志に似た男」とメール風に読み上げると、松本は複雑な表情を浮かべつつも「まぁ、まぁ、まぁ……いいですよ」と話した。 松本がスタジオの出演者で“名前使用を許容する人”を尋ねると、松本のほか、東野、泉谷、スピードワゴン・小沢一敬(44)が挙手。小沢は「タレント名鑑に(載せたら)」と提案した。 Twitterでは《的確な指示だと思う》と賛同する声もあるいっぽう、《「星野源似」がいけないのは、「客観性のある情報提供ではない」という点》《星野源似ってその人の主観で決まるから逆に解りづらいと思う》と芸能人の名前を例に出すこと自体を疑問視する声も上がっている。 今回のケースでは、20日にわいせつ事件が発生。不審者の特徴を「黒色リュックを背負った、小柄で星野源に似た男」と表現し、登録された約25万件のアドレスに送信した。警視庁は外部からの指摘を受け、表現が不適切だったとして内容を謝罪訂正した。
2018年04月29日水木しげる回顧展「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」が、松坂屋名古屋店 松坂屋美術館で開催される。期間は、2018年4月28日(土)から6月10日(日)まで。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」など数多くのヒット作を“この世”に送り出してきた水木しげる。2015年11月、93歳で“あの世”へと旅立ったが、漫画家としてだけではなく、作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価されていたことは、今も皆の記憶に鮮明に残っていることだろう。「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」は、水木プロダクションの全面的な協力のもと、人間・水木しげるのこれまでの活躍を讃え、“この世”に遺したものを徹底的に振り返る展覧会だ。第1章から第6章まで、6つの章に分けて水木の人生を追っていく。展示内容は、少年期の習作、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画と原稿など、卓越した画力とメッセージ性がうかがえる作品の数々を揃える。また、エッセイ原稿や妖怪・精霊像コレクション、私物なども展示。計約390点が会場を埋め尽くす。また、会場ではここでしか買えないオリジナルグッズも販売する。【開催概要】追悼水木しげるゲゲゲの人生展期間:2018年4月28日(土)~6月10日(日) ※会期中無休時間:10:00~19:00(最終日は18時閉館、入館は閉館30分前まで)場所:松坂屋名古屋店 南館7階松坂屋美術館住所:愛知県名古屋市中区栄三丁目16番1号入館料:一般1,000円・高大生800円・中学生以下無料
2018年04月06日ダウンタウンの松本人志(54)が2月4日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。タレント・大竹まこと(68)の会社員の長女(28)が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された一件についてコメントした。 逮捕が発覚したのは2月1日。大竹は都内で会見を開き、「親の監督が不行き届き。本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げて謝罪した。 松本は「よく、こういうことになったときに『わざわざ大竹さんが出てくる必要はないんじゃないか』となる。でも、ちょっとでも自分が出ていって喋ることで、『娘の心証が悪くならないように』というか、『ちょっとでも助けてやりたい』という親心というのは、わかるよ」と、大竹に理解を示した。 歌手の泉谷しげる(69)は「大竹さんのキャラクターを言ったらね、頭を下げるところは見たくはない。見たくはないが」と明かしつつも、「親が頭を下げることによって、非常に娘をかばえるという一面もある。家族が良い感じに見えるか見えないかによって、次の、二の矢三の矢が変わってくる。それを考えた場合、俺は立派だったなと」と、大竹の行動を評価した。 泉谷の言葉に「親心ですよね」と頷きながら聞き入った松本。松本にも8歳の娘がいるため、「うちで考えるときもありますよ。こういうとき、どうしようか……」と、自身の問題として考えることもあると明かした。それでも「まだ8歳なんでね。20年後ですから」と話を切り替え、「僕はもう、この世界(芸能界)を辞めているか、死んでいるか、逆に俺が大麻吸っているかもわからない」と笑いを誘った。 会見で大竹は「一生懸命に育てたつもりですが、私の仕事の関係もあり、十分に面倒とか、過ごす時間が少なかった」と話し、“監督不行き届き”とした理由を説明。 いっぽう、長女の交友関係などの質問に対しては回答を差し控えた。「私は“公人”ですので、こういう場所で話す義務も責任もある。娘がこの業界(芸能界)にいたりとかならば、そのようなことも申し上げなければいけないと思いますが……」と理由を話し、会社員である長女の社会生活への影響を考慮していることを説明した。
2018年02月04日テレビ東京系新春ドラマ特別企画『三匹のおっさんスペシャル』(2018年1月2日21:00~)完成披露試写会が24日に行われ、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎、プロレスラーの天山広吉が登場した。同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化し、パート3まで放送された。かつて悪ガキだった清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。スペシャルでは、3人が日光江戸村で映画ロケをするスター女優のバッグを盗もうとした犯人を捕まえたことから、町の映画館の存続をめぐる騒動に巻き込まれていく。同作のファンを招いて行われた試写会だったが、お土産を配ろうとサンタ姿のテレビ東京のキャラクター・ナナナが登場すると、今回ゲストで登場した天山演じる悪役・木村が登場。お土産を奪うためにナナナに襲いかかり、モンゴリアンチョップをお見舞いする。一方、ナナナもナナナリアンチョップ、ナナナヘッドバットで反撃し、天山を羽交い締めにして応戦。そこにノリ役の志賀がスタンガンでノリオエレクトリカルアタックをお見舞いし、木村は心優しい天山に戻った。この一連の流れに泉谷は「なんだこれは!」と苦笑していたが、天山は「ごめんね、ナナナちゃん」と気遣う様子を見せていた。プロレスの大ファンだという北大路は、天山との撮影に「合間に、昔の話から今の話まで一生懸命聞いていました。そばにいられるだけで興奮していました」と振り返る。本格的なドラマ撮影は初めてだったという天山は、「プロレスの試合より緊張しまくった」というが、「プロレス以外のお仕事をさせていただくのは勉強になりますし、機会がありましたら映画なりドラマなりに出させていただければと思います」と恐縮しながら語っていた。泉谷も「撮影の時にサインくれねえかな〜と思ってたけど立場上難しい」と告白。「後でサインお願いします」と改めてお願いし、「いつも見ています」とファンの顔になっていた。
2017年12月24日北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎の3人で贈る人気ドラマ「三匹のおっさん」の新春スペシャルに登場する豪華ゲスト出演者が決定。檀れいが“三匹のおっさん”が出会うスター女優を務め、伊東四朗、西村和彦、木下ほうかという個性豊かな面々が登場する。人気作家・有川浩の同名小説を原作に、“三匹のおっさん”がご町内にはびこる悪を成敗する痛快ストーリー。定年退職後、ゲームセンターに再就職した剣道の達人キヨこと清一を北大路さん、武闘派の柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲこと重雄を泉谷さん、無敵の頭脳派で愛娘にはめっぽう弱い機械工場経営者のノリこと則夫を志賀さんが演じる高視聴率ドラマだ。今回の新春スペシャルでは、重雄が商店街の福引で「日光の旅」を当て、清一と則夫も家族を伴って同行。日光江戸村を訪れた3人は、スター女優の花沢ゆかり(檀れい)が出演する映画ロケを見学中、泥棒がゆかりのバッグを盗む現場を目撃!犯人を追いつめて、警備員に知らせる。お手柄の3人はゆかりに感謝され、旅館で酒肴の接待を受ける。何でもバッグの中には思い出の品が入っていたという。地元に帰った3人は、映画が観たくなり、少年時代に通った町はずれの映画館「ひかり座」へ。そこでは館主の吉田善光(伊東四朗)が昔と変わらずに映写機を回し続けていた。だが、3人は善光が地上げ屋の黒木嘉津司(木下ほうか)から「ひかり座」を売るよう嫌がらせを受けていることを知る。そこに、何と突然ゆかりが現れて…。スター女優が町はずれの映画館にやって来たワケとは!?さらに長年音信不通だった善光の長男、光一(西村和彦)も登場。映画館の存続を巡る騒動に巻き込まれていく。おっさんたちは、思い出の映画館を悪の手から守ることができるのか!?キャストからコメント到着■檀れい「お正月から日本がぱっと明るくなるような素敵な作品」「三匹のおっさん」を華やかな世界へいざなうスター女優・花沢ゆかりは、檀さん。三匹のおっさんたちにとっても雲の上の存在ながら、3人と共通点があると分かり、仲良くなることに。「北大路さん、泉谷さん、志賀さんにお会いできるのが楽しみで仕方なかった」と檀さん。「ドラマの中では女優・花沢ゆかりとしてのシーンと、劇中劇でゆかりが演じる女優・麗子のシーンがあったので、それぞれ表現できるよう丁寧に作っていきました。お正月から日本がぱっと明るくなるような素敵な作品になりました」とアピールする。■西村和彦「子どもに話したら喜んでくれました」また、「ひかり座」館主の長男・吉田光一を演じるのは、西村さん。実家とは長年音信不通だったが、突然「ひかり座」に帰ってくる。その真意が、物語の鍵を握る様子だ。「出演すると子どもに話したら、学校で話題になったドラマだと喜んでくれました」と西村さん。「もともと映画が好きでこの世界に入ったので、今回の映画館主の息子役は、自分とかぶる所があるかもしれません。伊東四朗さんが父親役というのも個人的には感慨深いですね。また、北大路欣也さんはじめ大重鎮でベテランの方々とご一緒し、緊張しながらも嬉しい思いです」と語る。■木下ほうか「お正月早々『ムカッと』から『スカッと』していただける悪党ぶりを」そして、地上げ屋のボス・黒木嘉津司には、イヤミな悪役をやらせたら右に出る者はいない(?)木下さん。強面のチンピラたちを従えて、三匹のおっさんの前に立ちはだかる。その手下の中にはシリーズ史上、最強・最凶ともいえる強敵も…。「志賀さんとはドラマで、泉谷さんとはクイズ番組でそれぞれ共演させていただいたことはありましたが、北大路さんとは初めてで、共演できることをとても楽しみにしていました」と木下さん。今回は「比較的分かりやすい“悪役ボス”」だそうで「お正月早々、『ムカッと』から『スカッと』していただけるよう悪党ぶりを発揮します」と語っている。■伊東四朗「おっさんがまた1人増えましたので、カルテットになりました!」そんな地上げ屋から、「ひかり座」を奪われそうになっている映画館の館主・吉田善光を演じるのは伊東さん。善光は三匹のおっさんが子どものころから映写機を回している、“おっさんたちにとってのおっさん”的存在。「シリーズのファンで、1話も欠かさず見ています」と伊東さん。「現代の時代劇みたいで見終った後にスッキリしますよね。私が出演することで、おっさんがまた1人増えましたので、よろしく(笑)。トリオじゃなくて、カルテットになりました!」と楽しそう。子どものころから映画館に親しんでいたそうで「ピッタリの役」と語り、「エノケン、ロッパ、アボットとコステロ、ハロルド・ロイド、バスター・キートン、チャップリン…当時見た映画が、私の財産になっています」と明かしてくれた。この豪華ゲストが織りなす人間模様と、古き良き町の映画館を守ろうと動き出す三匹のおっさんの大活躍を、楽しみにしていて。新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」は2018年1月2日(火)21時~テレビ東京にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月29日人気作家・有川浩の小説を原作に、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎出演でテレビ東京にて3シリーズにわたって放送されたドラマ「三匹のおっさん」が、2018年1月2日(火)、新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」として放送されることが決定。今回三匹のおっさんが立ち向かうのは、史上“最凶”の敵!シリーズ初の地方ロケ・日光の観光名所で“三匹”が大活躍、華麗なアクションも披露されるという。■あらすじ重雄(泉谷しげる)は、商店街の福引で「日光の旅」を当て、清一(北大路欣也)と則夫(志賀廣太郎)も家族を伴って同行する。日光江戸村を訪れた3人は、スター女優の花沢ゆかりが出演する映画ロケを見学中、ゆかりのバッグを盗もうとする男を発見。犯人を追いつめて、警備員に知らせる。お手柄の3人はゆかりに感謝され、旅館で酒肴の接待を受ける。何でもバッグの中には思い出の品が入っていたという。地元に帰った3人は、少年時代に通った町はずれの映画館を訪れる。そこに何とゆかりが現れて…。映画館の存続を巡る騒動に巻き込まれた「三匹のおっさん」が思い出の映画館を悪の手から守る――!「図書館戦争」「空飛ぶ広報室」などがドラマ化・映画化された有川氏の小説を原作に描く本シリーズ。タイトル通り、主人公はおっさん3人。定年退職後、近所のゲームセンターに再就職した腕に覚えありの剣道の達人“キヨ”こと清田清一。同じく武闘派の柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主“シゲ”こと立花重雄。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、愛娘にはめっぽう弱い機械工場経営“ノリ”こと有村則夫。かつての悪ガキ3人が私設自警団「三匹のおっさん」を結成し、詐欺や窃盗から社会問題までご町内の悪を成敗するというストーリーだ。ドラマでは、北大路さんが“キヨ”、泉谷さんが“シゲ”、志賀さんが“ノリ”を演じ、2014年1月、2015年4月、そして今年1月と、3シーズンにわたって放送された。■キャストのコメント到着今作について北大路さん、泉谷さん、志賀さんの3人は、「さわやかで、明るくて、リズムがあってね、平和で楽しくて、愛らしいドラマだと僕は思う」(北大路さん)、「お屠蘇飲みながら、あるいはおミカン食べながら、楽しんでもらえれば」(志賀さん)、「家族が一緒に見られるドラマってなかなかないからな~。子どもと一緒に見られる番組が少ないから何とかしてくれと言われるんだよ、俺に言われても困っちゃうんだよな。でもよくぞ、これができてよかったと思いますよ、ほんとに」(泉谷さん)とコメント。また、キヨの孫・祐希(大野拓朗)やノリの娘・早苗(三根梓)が就職し巣立とうとするなど、家族の絆もテーマの一つとなっているという今回。泉谷さんは「やっぱり、家族が見て思い当たるところを見つけてくれるとありがたいかな!そういえばお父さんお母さんに優しくしていないな、とか。大人も子どものことほったらかしだな、とか。そういう風に思ってくれればいいね」と話し、志賀さんも賛同。北大路さんは、ある小学生の女の子からラブレター(?)をもらったそうで、「『三匹のおっさん見ています。頑張って!格好いい!次はいつやるの?』ってね。で、『応援ありがとう。君も頑張ってね。おじさんも頑張るからね』って返事を書いてね。そういうお子さんたちも見てくれるんじゃないかな」と微笑ましいエピソードも披露した。“三匹のおっさん”のほかにも、大野拓朗、三根梓、西田尚美、甲本雅裕、藤田弓子、中田喜子ほかお馴染みのキャストたちが登場する。新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」は2018年1月2日(火)21時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月16日斎藤工が、小さないのちに極限まで向き合う小児外科医を演じてきたドラマ「最上の命医」。そのスペシャル「最上の命医2017」が、いよいよ8月23日(水)21時より放送されることに合わせ、本ドラマではお馴染みの斎藤さんの被りものシーンが初公開された。本作は、“無限の樹形図”=子どものいのちを救うことは、たくさんの未来を救うこと、という信念を持つ若き小児外科医・西條命が、小さな生命を救うために挑む姿とその奇跡を描く本格医療ドラマ。2011年1月期に連続ドラマとして放送され、斎藤さんのブレイクの礎となった。実はこれまでのシリーズで、連続ドラマではカブトムシの“カブトマル”、昨年2月放送のスペシャルではキリンの“ジラフマン”に扮していた、斎藤さん演じる命。子どもたちの笑顔のためにヒーローになりきる命の被りもののシーンは、本ドラマシリーズ恒例の、ホッとする名場面の1つ。イケメンながら、こうした被りものにも喜々としてチャレンジする、斎藤さんの魅力あふれる姿には注目だ。今回のスペシャルには、妊娠が判明する女子中学生・萌絵(桃果)の厳格な母親・萩尾一路役に大塚寧々。そして、命の恩師である小児外科医・手塚義富役に草刈正雄、その娘で視覚障がいを持つ里香役に志田未来と実力派が参戦。さらに、連ドラ時代から命を尊敬し、淡い恋心を抱いていた小児外科医・瀬名マリア役の比嘉愛未、連ドラ、昨年スペシャルに続き、斎藤さんと共にシリーズ全作品に出演してきた泉谷しげるという豪華出演陣が再結集している。ドラマスペシャル「最上の命医 2017」は8月23日(水)21時~テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月23日北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が“おっさん”に扮して町内にはびこる悪を斬る痛快&勧善懲悪ドラマ「三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~」のDVD-BOXが7月19日(水)に発売になることを受けて、特典映像の「三匹のおっさん 座談会トーク」に収録予定の、キヨ(北大路さん)、シゲ(泉谷さん)、ノリ(志賀さん)によるメッセージが到着した。同作は、かつての悪ガキ3人組=キヨ、シゲ、ノリの“三匹のおっさん”が私設自警団を結成。還暦オーバーの身でありながら、町内トラブルの数々を解決していく痛快人情ドラマだ。昨今世の中で話題の民泊詐欺、モンスターペアレント、オレオレ詐欺など誰にでも忍び寄る身近な悪を扱い、視聴者の高い支持を獲得。シリーズ化され、第3弾を迎えた。注目の特典映像「三匹のおっさん 座談会トーク」内でキヨ役の北大路さんは、「我々の周りには問題はたくさんあります。全部が全部自分で対応することはできないけれど、一番身近で何か気になることがあったら、キヨとしての正義感をもって、そのテーマにぶつかっていきたいと思う」と熱くコメント。キヨを演じながらキヨに教えられたことを明かした。シゲ役の泉谷さんは、「おそらく仕事的にも人生的にも人が欲しいものは、もしかしたら拠り所じゃないかと思うんだよね。そういう拠り所の一個になっていればいいかなって」と心情を吐露。ノリ役の志賀さんも、「拠り所という意味では、友情もあるでしょう。多くの人たちとのつきあいがいまの僕を作っています。人を大事にする、その気持ちだけは忘れないようにしようと思っています」と“三匹のおっさん”と出会って身に染みた想いを語っている。なお、映像特典には、「メイキング映像集」、「三匹ファミリー 2ショットインタビュー」、「視聴者参加!爆笑記者会見」、「本邦初!三匹の監督 スペシャルインタビュー」などを収録する予定。いまだから明かせる裏話など、作品の魅力を深堀する映像特典にも注目をして!「三匹のおっさん3 ~正義の味方、みたび!!~」DVDは7月19日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2017年07月18日ダウンタウンの松本人志(53)が7月16日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。本誌が報じた、俳優のベンガル(65)と女優の朝加真由美(61)の不倫疑惑について言及した。 松本は、「同じ一座というかグループで、お芝居を長いことやるでしょ。本人たちには確認が取れないでしょうけど、(恋愛関係は)絶対あると思うんですよ」と話しつつ、「もしそういう大人の関係があったとしても、(出会った)当初じゃないですか。今はもう、完全に友達だと思うんですよね」と見解を述べた。 さらに松本は、ベンガルが9年間別居生活をしていることにも言及。「たとえば9年禁煙していたら、禁煙じゃなくて“非喫煙者”じゃないですか。それと同じようなもので、9年別居していたら、もう“非既婚者”だと僕は思うので。そこに対して不倫と言うのも」と、2人の関係に理解を示していた。 いっぽう、ドラマ『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)で朝加と共演していた泉谷しげる(69)は、「ありえない。なるわけがないよ。性格を知っているから。(本人から)直接聞いたわけじゃないけど、馬鹿馬鹿しい」と、真っ向から不倫疑惑を否定。 すると、司会の東野幸治(49)は、記者に直撃されたときのベンガルの様子を、「しどろもどろな感じが伝わってくる」と指摘した。これに泉谷は、「それは、周りから……」と言葉を濁したものの、「ちょっとその気になってみようかなって、遊んでいるんだと思うんだよね。俺は、(不倫は)考えられないね。実際そうだったとしても、俺は信じない。信じたくもない」と、あくまで擁護の姿勢を貫いた。 ベンガルと朝加の“密会”があったのは6月下旬。寿司店で食事をし、スーパーで買い物をする姿を本誌に目撃されていた。
2017年07月16日東京都墨田区のスカイツリータウン内にあるすみだ水族館が、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家・水木しげると初のコラボレーション。“水”にまつわる妖怪たちが登場する「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」が、2017年7月15日(土)~9月10日(日)まで開催されます。この夏は、すみだ水族館で暑い夏にぴったりの「水木しげる×すみだ水族館水の妖怪トンネル」をぜひ堪能してみてください。すみだ水族館×水木しげる!「クラゲ万華鏡トンネル」が「水の妖怪トンネル」に変身東京スカイツリータウン内にある人気お出かけスポット・すみだ水族館に、漫画家水木しげるの描いた“水”にまつわる妖怪たちで演出する「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」が初登場。2017年7月15日(土)~9月10日(日)まで、長さ約50mのスロープの壁と天井に約5,000枚の鏡を貼りつめた展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」が夏季限定のお化け屋敷空間に変身します。ほかにも、フラッシュ撮影をすると人物の背後に目には見えない妖怪が浮かび上がる不思議なフォトスポットや、水木しげるの描いた妖怪「目玉おやじ」をイメージした特別メニュー「目玉おやじの目玉パフェ」も登場するなど、妖怪の世界にどっぷりと浸ることができますよ。イベントの見どころをご紹介!●火の玉のように、クラゲたちが遊泳!「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」期間限定のお化け屋敷空間「クラゲ万華鏡トンネル」では、8個の水槽の中に「海の火の玉」とも言われるクラゲが照明によって不気味に浮かび上がります。また、水槽の中や壁面には妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるが描いた「河童」や「大蛸の足」、「化け鯨」、「海月の火の玉」、「金魚の幽霊」など“水”にまつわる9種類の妖怪たちが、映像やイラストになって登場。薄暗い照明や恐怖心をあおる音響効果に加えて、本企画のために開発された昼と夜で異なる2種類のアロマなどにより、思わず進むことをためらってしまう妖怪トンネルとなっています。開催期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)開催時間:終日●フラッシュで妖怪が浮かび上がる!「妖怪フォトスポット」「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターたちと一緒に記念写真が撮れるフォトスポットが、「水の妖怪トンネル」に登場。パネルの前に立ってフラッシュ撮影をすると、目では見えなかった妖怪が人物の背後に不気味に浮かび上がりますよ。展示場所:5F水の妖怪トンネル入口付近展示期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)展示時間:終日●妖怪をイメージした特別メニュー「目玉おやじの目玉パフェ」が登場!期間中、5階の「ペンギンカフェ」では、水木しげるが描いた妖怪「目玉おやじ」をイメージしたパフェを数量限定で販売します。イチゴソースのかかった牛乳プリンの上にベリーとソフトクリームをトッピング。さらに、目玉のマシュマロをのせ、「目玉おやじ」の姿を表現した一品です。販売期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)販売時間:終日販売※1日20食限定販売場所:5Fペンギンカフェ販売価格:500円(税込)イベント詳細名称:水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル会場:すみだ水族館住所:東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F開催期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)営業時間:9:00~21:00※入場受付は閉館の1時間前まで※季節による変更あり入場料:大人2,050円、高校生1,500円、小中学生1,000円、3歳以上600円電話番号:03-5619-1821公式サイト:
2017年06月22日すみだ水族館の展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」が、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家・水木しげるとコラボレーション。「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」が、2017年7月15日(土)から9月10日(日)まで開催される。フワフワとくらげが遊泳する「クラゲ万華鏡トンネル」。長さ約50mのスロープの壁と天井に、約5,000枚の鏡を貼りつめたこの展示エリアが、夏季限定のお化け屋敷空間として様変わりする。青白い明かりを灯した水槽の中をまるで火の玉のように、クラゲたちが遊泳する。同時に、水木しげるの描いた、河童や化け鯨、海月の火の玉、金魚の幽霊など、おどろおどろしい9種類の水の妖怪たちが映像やイラストになって登場。”背筋も凍る”妖怪トンネルに仕上がっている。薄暗い会場では、水が滴り落ちるような音も聞こえてくる。昼夜変わるアロマは、古井戸や破れた障子、夏の夜を連想させるもので、いっそう怪しげな雰囲気を演出する。思わず進むことをためらってしまうほど、恐ろしい水の妖怪トンネルを抜けると、5F ペンギンカフェに到着。この期間の特別メニューとして、妖怪「目玉おやじ」をイメージしたパフェが味わえる。牛乳プリンの上にイチゴソースを掛け、ベリーとソフトクリームをトッピング。マシュマロを目玉にみせて「目玉おやじ」の姿を表現した。また、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターにもっと会いたい人は、水の妖怪トンネル入口付近に設置されたフォトスポットへ足を運ぼう。パネル前でフラッシュ撮影すると、目には見えない妖怪たちが背後に不気味に浮かび上がる。【イベント詳細】「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」開催期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)会場:すみだ水族館展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」住所:東京都墨田区押上1丁目1番2号TEL:03-5619-1821料金:大人 2,050円、高校生 1,500円、中・小学生 1,000円、3歳以上 600円営業時間:9:00~21:00※入場受付は閉館の1時間前まで※季節による変更あり・フラッシュで妖怪が浮かび上がる!「妖怪フォトスポット」展示場所:5F 水の妖怪トンネル入口付近・「目玉おやじの目玉パフェ」 500円(税込)<1日20食限定>会場:すみだ水族館5F ペンギンカフェ©水木プロダクション
2017年06月18日9月6日(水)東京・チームスマイル・豊洲PIT(ピット)で松崎しげるプレゼンツ「黒フェス2017~白黒歌合戦」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】「黒フェス」は2015年に松崎しげるデビュー45周年を記念して開催。2016年も開催され、今回が3度目。開催日は例年同様、日本記念日協会より認定された「松崎しげるの日」でもある9月6日(黒の日)。現在発表されている出演者は、初年度から毎年欠かさず出演しているももいろクローバーZをはじめ、サンボマスター、八代亜紀、吉田山田など。さらに松崎の中学生の頃の悪友、三遊亭円楽やドラマ『噂の刑事トミーとマツ』松崎の相方を務めた国広富之が応援ゲストとして出演する。チケットの一般発売は7月29日(土)より。なお、一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施中。受付は6月18日(日)午後11時59分まで。■黒フェス2017~白黒歌合戦日時:9月6日(水)開場17時 / 開演18時※飲食、物販、外エリアは16時より開場会場: チームスマイル・豊洲PIT(ピット)(東京都)出演:松崎しげる / サンボマスター / 祭nine. / 宮前杏実(ex.SKE48) / ミラクルひかる/ ももいろクローバーZ / 八代亜紀 / 吉田山田MILLEA(オープニングアクト)※五十音順【応援】三遊亭円楽 / 国広富之(トミー)
2017年06月09日歌手の松崎しげるが野球少年につきまとう"謎の熱唱ギター男"を演じる、ウタマロ石けんのプロモーションを目的とした動画「黒い男」が19日、公開された。この動画は、特に白い衣類についた落ちにくいガンコな汚れを簡単に、キレイに落とすことができるというウタマロ石けんの特長を広めるためのもの。もともと肌の黒さで有名な松崎は、"謎の熱唱ギター男を"としていつも以上の黒さでインパクトを放ち、終始熱い歌声を響かせている。そして、周りの無反応な態度が不思議な空気を醸し出す中、熱唱をやめないシュールな映像となっている。動画の主人公は、野球部の中学生。一生懸命コーチの激しいノックを受けている少年は、懸命に滑り込んでキャッチし、ユニフォームが泥だらけになってしまう。そして、いつからか松崎扮する謎のギター男が出現して少年についまとい、彼女とのデートも一緒。なぜ、ギター男は少年の邪魔をしているのか…。動画の最後は驚きの展開が待っており、いろんな意味でスッキリとした気持ちになれる。
2017年04月19日松屋銀座では2017年3月8日(水)~3月20日(月・祝)まで、漫画家・水木しげるさんの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」が開催されます。水木しげるの人間像と人生に迫る充実の展示!展覧会では、少年時代から亡くなるまでの作品130点以上、資料含む計約350点が展示されます。展示構成は5章+エピローグからなり、時代をおって彼の描いた絵画やスケッチなどを鑑賞できます。●第1章少年時代境港の天才少年画家水木しげるさんは1922年に生まれ、鳥取県境港で育ちました。幼少期に近所に住んでいた「のんのんばあ」から妖怪や死後の世界についての話を語り聞かされ、眼に見えないことに興味をもつようになります。天才画家と称された少年時代の作品からは、素朴ながらも才能が溢れているのが見て取れます。●第2章従軍時代地獄と天国を見た水木二等兵水木さんは1943年に太平洋戦争の召集で、パプア・ニューギニアの激戦地に送られます。戦友が次々と亡くなる「地獄」の中、水木さんも片腕を失う重症を負うことになります。この章では出征前の苦悩が読み取れる手記の原稿や、戦争体験から描いた戦記漫画、終戦直後の南洋で現地人を描いたスケッチなどが紹介されます。●第3章貧乏時代嗚呼、極貧生活九死に一生を得て復員した水木さん。片腕を失っても絵描きへの情熱を絶やすことはありませんでした。鳥取の境港から神戸、東京へと居を移し、紙芝居作家から貸本漫画家となるも、原稿料はごくわずか。極貧生活からなかなか抜け出せない中、お見合い後5日で妻となった「ゲゲゲの女房」布枝さんが水木さんを支え続けます。ここでは後の「ゲゲゲの鬼太郎」の原作となった貸本漫画「墓場鬼太郎」をはじめ、戦後に描いたどこか空虚さを感じられるスケッチなどが紹介されます。●第4章多忙時代さらば貧乏神1965年の「テレビくん」での講談社児童まんが賞の受賞が水木さんの転機となります。これを機に「少年マガジン」「少年サンデー」などでの連載もはじまり、「ゲゲゲの鬼太郎」のTVアニメ放送もスタート。極貧から一転、売れっ子生活になりました。代表的な水木漫画の原画や、当時使っていた日記、家計簿などが展示されます。●第5章妖怪研究家妖怪に取り憑かれて売れっ子作家となった水木さん。戦時中に行ったパプア・ニューギニアへの再訪をきっかけに、50歳を超えた頃から意識的に仕事を減らし、かねてより興味のあった妖怪の研究に没頭し始めます。大漁の文献をもとに水木さんが姿を与えた妖怪たちは、私達がイメージする「妖怪」像に今でも大きな影響を与えています。この章では精密に描かれた妖怪画の魅力を紹介するほか、水木さんが世界中で集めた妖怪像・精霊像コレクションの一部が自宅に設けた妖怪倉庫を再現して展示されます。●エピローグ水木しげるは永遠に家族との時間を何よりも大切にしていた水木さん。愛用のカメラで家族との日常生活を写真に収めていました。この章では、人間・水木しげるのプライベートな側面が紹介されます。水木さんが撮影した日常の写真や、布枝夫人へのインタビュー映像、40人以上の各界著名人からの絵馬による追悼メッセージなどで、水木さんが遺したもの、伝えたかったことに迫ります。波乱の生涯をとおして描き続けた作品と、独自の哲学からうまれた名言、インタビュー映像などから、水木しげるさんが追い求めた「本当の幸福」が見えてきそうです。■イベント概要名称追悼水木しげるゲゲゲの人生展会期2017年3月8日(水)~3月20日(月・祝)会場松屋銀座8階イベントスクエア時間10~20時※入場は閉場の30分前まで。最終日は17時閉場主催朝日新聞社企画協力水木プロダクション入場料一般1,000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円問い合わせ松屋銀座03-3567-1211(大代表)公式HP©水木プロダクション
2017年02月18日アカデミー賞受賞俳優たちが集結した映画『素晴らしきかな、人生』のバレンタインデー直前イベントが2月8日(水)、都内にて行われ、ゲストに松崎しげる、山崎ケイ(相席スタート)が登場した。製作期間3週間という松崎さんの実寸大の顔をモデルにしたチョコレートを持ち登場した山崎さんは、お礼にと松崎さんから唇への一瞬のキスプレゼントがあった。頬にすると言われたのに唇にされ、面食らった表情をした山崎さんだったが、「やだあ!久しぶりのキスだったんですけど!仕事でした初めてのキス、ありがとうございます!」と興奮すると、マスコミ陣からなぜか拍手が送られた。世界中の女性を夢中にさせた『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督の最新作『素晴らしきかな、人生』は、最愛の人を亡くし人生の底にいる男ハワード(ウィル・スミス)が同僚、仲間、家族の愛や思いやりによって、ゆっくりと新たな一歩を進む物語。ウィル・スミスのほか、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンなど、実力派俳優がスクリーンを彩る。映画を観て自問自答の時間を持ったと話す松崎さんは、主演のウィル・スミスが大好きだと言う。松崎さんは「大好きです。ウィル・スミスはアクションとか、キュートな笑顔(という印象)でしたが、この映画では笑顔を見せなくてもどんどん引きこまれていきました。黙っているウィル・スミスって何でこんな魅力的なんだろうって感じました」と、熱心に語った。まもなく迎えるバレンタインデーについて話が及ぶと、ちょっと男性にモテそうな雰囲気が魅力で“ちょうどいいブス”の称号を得ている山崎さんが、義理、義理と本命の間、本命の3タイプのチョコの渡し方について指南を開始。山崎さんは「義理チョコは“義理チョコ”と渡して、間の人は『義理チョコだよ、ま、いまのところね』って言って気をもたせる。本命は『いま、しげるくんのこと好きかどうか考えている途中なんだ』って渡す」と実演した。すると、松崎さんは「いいよね!いいよ!」とノリノリで頷き、山崎さんについて「こんないい女、放っておけるわけないじゃないですか」と女度を讃えていた。『素晴らしきかな、人生』は2月25日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:素晴らしきかな、人生 2017年2月25日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
2017年02月08日シンガーソングライターで俳優の泉谷しげるが15日、都内で行われたテレビ東京系ドラマ『三匹のおっさん3 ~正義の味方、3たび~』(1月20日スタート 毎週金曜20:00~)の記者会見に、共演の北大路欣也、志賀廣太郎とともに登場した。同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化。2014年1月クール、2015年4月クールに放送されたシリーズのパート3となる。かつて悪ガキだった清一(北大路)、重雄(泉谷)、則夫(志賀)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。会場に集まった視聴者たちの中には、家族で同作を楽しみにしているという子供達も大勢いた。その中で6歳の少女が「清ちゃん、重ちゃん、則ちゃんのように強くなるには、6歳の女の子の私はどうしたらいいですか?」と質問。それに対して、泉谷は「俺らしくないことを言わせてもらえればですよ」と前置きをしながら、「本当に強いのは、優しい人ですよ」と回答した。泉谷は「強くない人はキャンキャンキャンキャン、俺みたいに吠えるんですよ。こういうやつは一番弱いの。だからキャンキャンキャンキャン吠える」と説明。「優しいことは一番強いということです。だから、優しい人になってくださいね」と、少女に向かって真摯に語りかけた。また、志賀は”世の中の懲らしめたい悪”として「ちょっとしたことで怒ってるような人を見るのはとっても嫌な気分」と例を挙げる。「立場上、相手に反論したり反撃したりできない人に向かって、クレームしたりとか理不尽な言いがかりをつけてるとか」と具体的に表すと、泉谷も「寛容がなくなってるな、今」と顔をしかめた。「静かな生活をしたいがために、幼稚園の声がうるさいとか」と嘆いた泉谷は、「子供ってのは騒いで泣くもんなんだから」と断言。「あのうるさい声は幸せだよ、ものすごく。子供の声がなくなるなんて、最悪だよ」と訴えかけた。さらに北大路も「できるだけ今、怒らない、カッとしない、穏やかにいたいという、それが僕のテーマだから」と自身について語る。「則さん(志賀)もシゲ(泉谷)も言ってるように、優しくなるというのが一番大変なこと」と述べ、「優しくなりたいし、世の中も優しくしてほしいというのが願いでもあります」とメッセージを贈った。
2017年01月16日俳優の北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が15日、テレビ東京系ドラマ『三匹のおっさん3 ~正義の味方、3たび~』(1月20日スタート 毎週金曜20:00~)の記者会見に登場した。同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化。2014年1月クール、2015年4月クールに放送されたシリーズのパート3となる。かつて悪ガキだった清一(北大路)、重雄(泉谷)、則夫(志賀)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。第1話ではピコ太郎の”PPAP”を披露する場面も。北大路は「あれ僕は現場でノリさん(志賀)に教わったの。ちょうどあれがバッと出た後の撮影だったんだよね」と裏側を明かした。監督のアイディアだというが、志賀は「前の日言われて『なんのこっちゃ』って」と、当時の戸惑いを振り返った。一方泉谷は「だいたいあんなクソ面白くねえもの、よくやったよな」と毒舌で笑わせた。しかし「楽屋でずっと練習してるんだよ。『やめろそんなもの、流行に乗るんじゃねえ』って言ったけど、面白かったね」と、最終的にはPPAPの面白さを認めていた。会見では実際に志賀が”PPAP”を披露した。志賀が腰をくねらせながら「I have a pen」と歌い始めると、優しく見守っていた北大路がマイクを補助し、抜群のコンビネーションを見せた。
2017年01月15日女優のシャーロット・ケイト・フォックスが、テレビ東京系ドラマシリーズ『三匹のおっさん』最新作、『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』(1月20日スタート 毎週金曜20:00~)第1話にゲスト出演することが5日、わかった。同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化。2014年1月クール、2015年4月クールに放送されたシリーズのパート3となる。かつて悪ガキだった清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。2014年のNHK連続テレビ小説『マッサン』でヒロインを務めたシャーロットは、同作で北大路&志賀と共演し、今回が久しぶりの再会となる。シャーロットは「お2人ともとても私に優しくて親切で、『マッサン』の撮影当時から、この 2年間ずっと私のことを気遣って、見ていてくださって。とっても素敵な人たちです」と、ベテラン俳優陣の優しさを語った。志賀は「会ったら『覚えてる?』って聞こうかなって思ってたら、向こうから『お久しぶりです~!』って言ってくれて。『あっ、どうも』って(笑)」と、再会時のエピソードを披露。泉谷は「海外の人の方が礼儀正しくて大和撫子的なところが多いよね」としみじみ語り、北大路は「我々の方が外国人タイプかもしれない」と笑顔を見せた。今回、シャーロットは外国人観光客を狙った”民泊詐欺”に巻き込まれる女性を熱演。また後かにが長谷川初範、相楽樹、木村了、柳下大がゲスト出演する。
2017年01月05日『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家・水木しげるの人生を辿る回顧展「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が、17年3月8日から20日まで松屋銀座にて開催される。水木しげるは、昨年11月に93歳で亡くなった漫画家。『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』など多くのヒット作を生み出した漫画家として知られるだけでなく、それらの作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価されていた。また、戦争で片腕を失い、復員後は貧困に苦しむなど波乱に満ちた生涯ではあったが、独特のユーモアと示唆に富んだ多くの言葉を遺している。同展では、水木プロダクションの全面的な協力のもと、少年期の習作から、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画の原稿まで、水木が遺した130点以上の貴重な資料を展示。また、その人生経験に裏打ちされた独自の哲学が読み取れる名言も紹介される他、水木の書斎の再現や愛用していた私物、世界中で収集した妖怪・精霊像コレクションなども出展される。【展覧会情報】「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:17年3月8日~20日時間:10:00~20:00(17年3月20日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,000円(700円)、高校生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円※()内は前売り料金。ヤフーパスマーケット、セブンイレブン、ローソン、チケットぴあにて1月10日~3月7日まで販売
2016年12月24日テレビ東京系ドラマシリーズ『三匹のおっさん』最新作、『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』(2017年1月20日スタート 毎週金曜20:00~)の主題歌が、沖縄出身バンド、かりゆし58の「オワリはじまり」に決定した。同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化。2014年1月クール、2015年4月クールに放送されたシリーズのパート3となる。かつて悪ガキだった清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。「オワリはじまり」は2010年に発表された同グループの代表曲。ボーカルの前川真悟は「『人は意外と自分の心のスイッチひとつで何回でも生まれ変わることができるんだよ』というのをおまじないみたいにして歌にしました」と、主題歌について語る。「ちょうど、ひとつの定年という線引きを越える瞬間に、ここからできることがあるよねという、あの3人の姿勢に僕がもらったものがいっぱいあった」と振り返り「今度はその背中越しに僕らの曲がかかるのを嬉しく思っています」と熱いメッセージを贈った。ホリプロ 映像事業部 井上竜太プロデューサーは「かりゆし58の『オワリはじまり』を、今年の日比谷野音ライブで聞いて、とても感動しました」とライブの様子を明かし、「その時、この曲を主題歌にしたいと思いました」と、主題歌決定の経緯を説明。「毎回、ラストシーンに、『オワリはじまり』が流れます。ぜひ、注目してください!」とアピールした。
2016年12月20日