新商業施設「セルバテラス」が、宮城・仙台の泉に、2016年11月11日(金)オープンする。全国初出店1ショップや東北初出店2ショップを含む30店舗が出店する「セルバテラス」。「牛たん炭焼 利久」などおなじみの仙台らしい店舗も名を連ね、幅広い層が楽しめるラインナップだ。既存のセルバと合わせると約140店舗の規模となり、泉中央駅前がますます充実する。またオープンを記念して、11月11日(金)から11月18日(金)まで「セルバテラス オープニング大抽選会」を開催。セルバ テラスとセルバの各店舗での購入金額の合計が5,000円(税込)ごとに、1回抽選に参加できる。11月19日(土)には、新設される泉中央駅前広場にイルミネーションが点灯。初めてのイルミネーション点灯式で盛り上がる泉中央に、ぜひ足を運んでみては。【詳細】セルバテラスオープン日:2016年11月11日(金)所在地:約13,500㎡営業時間:10:00〜21:00■1階レストラン 11:00〜23:00■2階市名坂薬局 9:00~18:00[土曜9:00~17:00]日祝休みきらやか銀行 10:00~17:00[15:00以降はローン相談のみ]土日10:00~17:00 ローン相談のみWEST COASTDINER BAR & GRILL 11:00~24:00CAFÉ & BAR PRONTO 7:00~23:00[土日祝 8:00~22:00]■3階しまむら(2016年12月中旬オープン) 10:00〜20:00
2016年11月13日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、モデルとして活躍しながら、大学生としての顔も持つ泉はるさん。「今日も授業を受けてきました。中国語を専攻していて、いつか中国で仕事をしてみたい。ファッションが好きで、服を見せるのはもちろんですが、マーケティングにも興味があります。今度4か月間留学するんです。今はそのことで頭がいっぱい!」。オフの日の過ごし方を聞くと、“寝溜め”と即答。「いつもだいたい寝不足なんです。勉強も仕事も友達と遊ぶ時間も削りたくないから。好きなことは全部やりたい。私、欲張りなんです(笑)」◇いずみ・はる1996年生まれ。『non-no』(集英社)の専属モデル。170cmの長身を活かし、ファッションショーでも活躍。4月に公開された映画『女子高』にメインキャストとして出演。◇カフェが好きで、たくさん巡っています。話題のお店も行きますが、いい感じのところを自分で見つけるのも楽しい。◇MacBook Airでどこでも映画観賞。洋画と韓国映画をよく観ます。最近のおすすめ作品は『赤ずきん』!◇趣味は旅行すること。年2~3回は行きたい!これは香港で撮った写真。去年行き、とても好きな街でした。※『anan』2016年5月18日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年05月17日2016年4月より放送開始予定のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』より、梶井基次郎(cv. 羽多野渉)、樋口一葉(cv. 瀬戸麻沙美)、泉鏡花(cv. 諸星すみれ)のキャラクターアニメ立ち絵ビジュアルが公開された。○TVアニメ『文豪ストレイドッグス』登場キャラクター紹介■梶井基次郎 (cv. 羽多野渉) 能力名:檸檬爆弾(レモネード)ポート・マフィアの構成員。丸善ビル爆破事件で指名手配されている爆弾魔。「死」を「究極の科学」と豪語する狂科学者である。■樋口一葉 (cv. 瀬戸麻沙美)利発で、パンツスタイルの美しい女性。ポート・マフィアの首領直轄の遊撃隊に属し、武闘組織「黒蜥蜴」を動かす権限を持つ。上司である芥川を「先輩」と呼び、慕っている。■泉鏡花 (cv. 諸星すみれ) 能力名:夜叉白雪おとなしい和装の少女。だが、その正体はポート・マフィアの構成員。殺戮の異能を持ち、組織に拾われて暗殺者として育てられた。なお、12月25日には中原中也のビジュアルが公開予定となっている。○「Anime Japan 2016」内にて『文豪ストレイドッグス』のスペシャルステージが決定2016年3月26日(土)、27日(日)に東京ビッグサイトにて開催される「Anime Japan 2016」のイベント会場内にて、『文豪ストレイドッグス』のステージイベントが決定。開催日は27日(日)で、中島敦役の上村祐翔や太宰治役の宮野真守らが出演予定となっている。ステージ観覧などの詳細は、「AnimeJapan2016」公式サイトをチェックしてほしい。○『文豪ストレイドッグス』×「FITS」のコラボフレグランスが12月22日より世界最速先行受注開始『文豪ストレイドッグス』×「FITS」の完全限定生産コラボフレグランスが12月22日(火)よりAmazonにて世界最速受注を開始しているので、こちらも注目しておきたい。■コラボフレグランス第1弾「中島敦」フレッシュなグリーンアップルとペア、キウイがみずみずしく、ミドルの花々が広がる華やかで柔らかいフルーティー調の香り。それと同時に中島敦のようなしっかりとした骨格も併せ持ち、お人好しで優しくも、意志を感じる一面を表現した香り。■コラボフレグランス第1弾「太宰治」アップルやレモンがはじけ、トップノートからは明るい印象を受けるが、次第に落ち着きある甘さが広がり、ラストの印象を残したままいつの間にか消えている。太宰治のようなつかみどころのないミステリアスな一面を表現した香り。(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2015年12月22日2016年放送予定のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』だが、その放送開始が2016年4月に決定! さらに与謝野晶子(cv. 嶋村侑)、谷崎ナオミ(cv. 小見川千明)、福沢諭吉(cv. 小山力也)のキャラクターアニメ立ち絵ビジュアルが公開された。○TVアニメ『文豪ストレイドッグス』登場キャラクター紹介■与謝野晶子 (cv. 嶋村侑) 能力名:君死給勿異能力集団「武装探偵社」の一員でボブヘアーがモダンな女傑。荒事ばかりの探偵社に無くてはならない優秀な専属医だが、社員は皆、その手に掛かることを恐れている。彼女の前で女性を軽んじた前時代的な発言をすることはお勧めしない。■谷崎ナオミ (cv. 小見川千明)長い黒髪をたなびかせた、セーラー服の美しい少女。■福沢諭吉 (cv. 小山力也) 能力名:人上人不造ならず者どもを束ねる、「武装探偵社」の社長。なかなか表に出てくることはないが、ここぞというときには昂然と指揮をとる。威厳ある人格者で、不真面目な乱歩も諭吉の命令とあれば腰を上げるようだ。なお、今後12月22日に梶井基次郎、樋口一葉、泉鏡花、12月25日に中原中也のビジュアルなどが公開される予定となっている。また、『文豪ストレイドッグス』と「FITS」のフレグランスコラボレーション企画も進行中となっているので、あわせてチェックしておきたい。(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2015年12月17日フェンディ(FENDI)の修復支援プロジェクトにより、ローマの観光名所である「トレビの泉」が2015年末の予定を前倒しし、修復工事が完了。これを祝した記念式典が11月3日に行われた。13年1月にフェンディが単独支援を発表し、スタートした「トレビの泉」の修復工事。17ヶ月に及ぶ同修復工事中には、全景を見渡せるボードウォークの上から「トレビの泉」を鑑賞し、芸術的傑作の間近まで足を踏み入れることが出来るようになっていたため、期間中は約300万人の利用者が訪れた。なお、フェンディはこの慈善活動により、ローマの噴水の保護するプロジェクト「フェンディ・フォー・ファウンテンズ(FENDI for FOUNTAINS)」が発足。同プロジェクトの一環として行われた「クアトロ・フォンターネ(4つの噴水)」の修復工事も、15年5月に完了している。
2015年11月09日室生犀星の晩年の小説を、二階堂ふみ&大杉蓮主演で映画化する『蜜のあわれ』。このほど、本作に女優の真木よう子が出演していることが明らかとなった。自分のことを「あたい」と呼び、まあるいお尻と愛嬌のある顔が愛くるしい赤子(二階堂ふみ)は、共に暮らす老作家(大杉漣)を「おじさま」と呼んで、とめどないおしゃべりをして毎日を過ごしている。ふたりはかなりきわどいエロチックな会話を繰り返し、夜は身体をぴったりとくっ付けて一緒に寝たりもする。しかしなにやら様子がおかしい。赤子は普通の女とは何かが違う。普通の人間には彼女の正体がわからず、野良猫には正体がバレてしまう。そう、彼女はある時は女(ひと)、ある時は尾鰭をひらひらさせる真っ赤な金魚…。赤子と老作家が仲睦まじく暮らしていたところに、老作家の過去の女(真木よう子)が現れて…。徳田秋聲、泉鏡花と並び、金沢三文豪の一人である室生犀星の小説「蜜のあはれ」を、『生きてるものはいないのか』『ソレダケ/that’s it』の石井岳龍が監督を務め実写映画化する本作。すでに発表済みのキャストとして、妖艶な美しさを兼ねそろえた魅惑的な少女・赤子に二階堂さん、赤子と共に暮らす老作家に大杉さんが配役され、その独特の世界観の映像化が期待されている。このほど真木さんの配役が決定したのは、大杉さん演じる老作家の過去の女である怪しげな幽霊・田村ゆり子役。二階堂さんと大杉さんがそれぞれ演じる“金魚”と老作家、そして真木さん演じる“幽霊”との三角関係が展開されるようだ。今回の出演に際して真木さんは、「今回演じたのは幽霊役なんですが、監督からは『感情がないわけではないんだけれども、どこか生と死の狭間を演じてほしい』と言われて。そんなこと言われてもできないですよね(笑)。だからこそ役者としてはやりがいがあって、今まで演じたことのない役どころなので面白いなと思い演じました」と、幽霊役を演じるやりがいについて語っている。さらに石井監督は、「この役はとても難しかったと思います。幽霊だけど普通に見えるし、でもやっぱり幽霊だし、ギャグなのかシリアスなのかよくわからないオフビートな会話もたくさんあるし。私的も、どう演出したらベストなのか迷った時もありましたが、ご本人はさすがに演技勘が鋭く、天然でお茶目な面もあり、最終的に繋がってみると、ぴったり彼女ならではのキャラにハマって見え、さすがでしたね」と、真木さんの演技に賛辞を送っている。映像化が困難ともいわれた室生犀星の超現実主義的小説を実写化する本作は、室生氏の地元である石川県金沢市・加賀市を中心に富山県でもロケを敢行。二階堂さんの“金魚”と真木さんの“幽霊”がどんな世界観を作り出しているのか、大いに期待がかかる。『蜜のあわれ』は2016年公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月27日温泉水を成分無調整でビン詰め2015年8月20日、株式会社FILTOMは自社が販売する天然化粧水「別府 やまだ泉」を紹介している。「別府 やまだ泉」は同社が別府市の老舗旅館「くつろぎの温泉宿 山田別荘」の協力を得て開発した究極の天然化粧水。なんと、源泉から湧き出る温泉水を成分無調整でビン詰めして出荷している。独自の技術で採取別府温泉は湧出量、泉質共に日本一といわれている。山田別荘の源泉も肌に良い療養泉質の3つの条件「弱アルカリ性」「炭酸塩泉」「源泉で55度以上」をクリア。しかも源泉の温度は低温殺菌状態の65度だ。通常では、温泉水を化粧品に使う場合は煮沸や防腐剤の添加などによって成分調整をしなければ衛生上の問題が発生するケースが多い。しかし、同社が開発した独自の技術を使えば温泉水を外気に触れさせることなく無菌状態で採取可能であり、成分無調整での商品化が実現。別府 やまだ泉別府温泉から遠く離れていても「別府 やまだ泉」があれば美肌の湯に浸かった後の肌を体感することができる。100mlで1500円というお手頃価格も嬉しい。源泉はpH8.4のナトリウム-炭酸水素塩泉。成分無調整でビン詰めされているため、アルカリ炭酸泉ならではのヌルヌル感もそのまま味わえる。しかも、カリウムを高濃度に含む源泉であることから、セラミドやコラーゲンといったタンパク質の合成をスムーズにし、健やかな肌を保つ効果も期待できる。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社FILTOMプレスリリース(@Press)・くつろぎの温泉宿 山田別荘
2015年08月23日徳田秋聲、泉鏡花と並び、金沢三文豪の一人である室生犀星が、晩年の1959年に発表した小説「蜜のあはれ」の映画化がこのたび決定し、二階堂ふみ、大杉漣が出演することが明らかになった。詩人として大正期の詩壇を牽引し、昭和期には「幼年時代」「あにいもうと」「杏っ子」などの名作小説を発表しつつも、随筆、童話、俳句と多岐のジャンルに渡って作品を発表した室生犀星。今回映画化が決定した小説「蜜のあはれ」は、室生氏の理想の“女(ひと)”の結晶といわれ変幻自在の金魚の姿を持つ少女・赤子と老作家との会話で構成された、超現実主義的小説である。今回の映画化にあたって監督を務めるのは、『狂い咲サンダーロード』『逆噴射家族』などジャンルを超越した強烈な世界観で熱狂的な支持を受け、今年『ソレダケ/that’s it』が公開された石井岳龍。撮影を、石井監督と数々の作品を共にし、近年では『悪人』『許されざる者』などを担当する日本を代表する名カメラマンの笠松則通が務め、石井監督との20年ぶりのタッグが実現した。今作の監督を務めるにあたって石井監督は「金魚や幽霊と小説家がこんなに活き活きと会話をし続けるお話が面白くないはずがないです。見どころ満載の、おかしくて切なくて愛しい至福の作品になると思います」と、本作の仕上がりへの自信を見せた。金魚の姿を持つ妖艶な美しさを兼ねそろえた魅惑的な少女・赤子を演じる二階堂さんは、「原作を初めて読んだ高校生のときから、映画化するなら絶対に自分がこの赤子という役をやりたいなと思ってました。私はあの頃の時代の小説のフェチズムがすごく強調されているところがとても好きなんです。ロリータコンプレックス的な要素や女性に対しての憧れであったりとか、色んなものが入り混じっていて。今回の私が演じた赤子はすこし自分自身が子供にかえっているような気がしています。人間以外の役をやるのは猫、狸に続いて、実は3回目なんですが、意外と人間以外もいけるな、と思いました(笑)」と、異色の役どころに挑んだ感想を語っている。赤子と共に暮らす老作家を演じた大杉さんは、「老いゆく作家の儚さ 切なさ 可笑しみ そして あわれ!そんな人物像に愛おしさを強く感じました。室生犀星のリアルな言葉に老いてなお枯れることのない “残酷な蜜“ を味わっていただければ嬉しい限りです」と本作への思い入れを口にした。石井監督自ら、文芸ドラマにファンタジー、エロス、ミュージカル要素が盛り込まれていると語る本作。二階堂さんの妖艶な演技にも大きな注目が集まりそうだ。『蜜のあはれ』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日6月に上演される市川海老蔵第三回自主公演『ABKAI 2015』の製作発表会見が行われた。第一回公演で「花咲か爺さん」を題材とした歌舞伎を披露したのに続き、今回は、「浦島太郎」と「桃太郎」をモチーフにした新作歌舞伎『竜宮物語』『桃太郎鬼ヶ島外伝』を上演する。製作発表では、前回もタッグを組んだ脚本の宮沢章夫、演出の宮本亜門とともに登壇した海老蔵。ふたりに敬意を払いながら、自身の思いの丈を語ってくれた。『ABKAI 2015』チケット情報日本の昔話を歌舞伎にするというのは、以前から海老蔵のなかにあったアイデアだった。「自分の勝手な妄想を(笑)、宮沢先生と亜門さんに語ったことがこの自主公演の始まりでした。小さい子どもにも観てわかってもらえるものを作ることがテーマですが、一つひとつの作品を丁寧に作って、それを数珠つなぎにするとさらに面白くなり、昔話ってこう楽しめるんだと思っていただければ」と昔話に挑戦する意義を語る。すると宮本も、「前回も登場した“鬼石”が各話をつなぐ要素になっていきます」と構想を明かした。宮沢もまた、「昔話というひとつの空間・次元に、『花咲か爺さん』も『桃太郎』も『浦島太郎』もあって、それぞれに別の話の登場人物が現れてもおかしくないという考え方をすると、書くのが面白くなってきたんです」と、この企画に手応えを感じているようだ。「花咲か爺さん」では犬を演じた海老蔵だが、今回もやはり、「浦島太郎」では乙姫、「桃太郎」では鬼という、主役ではない役を演じることになる。なかでも悪役の鬼を演じることについては、「歌舞伎では、勧善懲悪の物語のなかで勝つ側を演じているので、負ける側を演じて、普段は見せない表情をお見せしたいですし。悪いことが正義であるという純粋な悪、悪の美学を追求できるのが面白そう」と意欲を見せる。そして、久々の女方となる乙姫は、「泉鏡花のような世界」と、すでに明確なイメージがある。「歌舞伎で言えば変化ものですよね。美しい魔性の女が、浦島太郎という誠実な男と出会ったらどうなるか。子どもが観ても楽しめるけど、大人も楽しめる深い話になっていくと思います。ただ、あとはもう先生方にお任せしてますから。僕を好きに使ってくださいという感じです(笑)」。発案者でありながら最後は身を任せる潔さ。海老蔵という稀代の役者を使って、海老蔵はどんな新たな歌舞伎を生み出すのだろう。公演は6月4日(木)より東京・Bunkamuraシアターコクーンにて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年04月13日2011年の初演以来上演を重ねてきた「本格文學朗読劇 極上文學」シリーズの第8弾『草迷宮』が3月18日、初日を迎えた。前日にはフォトセッションに全キャストが集合。場当たりも念入りに行われた。極上文學『草迷宮』チケット情報“ワンランク上”にこだわり続けてきた同シリーズ。メインキャストの“読み師”、世界観を表現する“具現師”に加え、生演奏で彩りを添える“奏で師”からなる構成で、ビジュアル・生演奏・動いて魅せるスタイルが注目と人気を集めている。日替わりで出演キャストの組み合わせが異なるマルチキャスティング制もおなじみとなり、2度・3度と劇場を訪れる観客も多い。第8弾の今回は、寺山修司の映画化でも知られる、泉鏡花の『草迷宮』が原作。主人公の明(あきら)役は、つかこうへい作品への出演でも注目を浴びた桑野晃輔と、近年人気急上昇中の荒牧慶彦が日替りで出演(荒牧は菖蒲(あやめ)役も演じる)。その他にも若手から実力派までが集い、鏡花が生んだ“迷宮世界”を舞台上で立体的に表現する。上演は3月24日(火)まで東京・新宿の紀伊國屋ホール、4月10日(金)から12日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。
2015年03月19日3月18日(水)より東京・紀伊國屋ホールで上演される「本格文學朗読劇極上文學第8弾『草迷宮』」。上演を記念して、3月14日(土)にキャスト出演によるトークイベントが行われ、俳優の桑野晃輔、荒牧慶彦、萩野崇、松田洋治が登場した。極上文學『草迷宮』チケット情報泉鏡花の小説『草迷宮』を原作とする本公演で主人公の男性、明を演じるのが桑野。第6弾の本格文學朗読劇「ドグラ・マグラ」ではモヨ子という女性を演じている。本格文學朗読劇の経験者として今作への思いを聞かれると、「前回は性別が違うので女性になることを意識していたが、今回は男性の役なのでやりやすい。自分のひきだしから演じていきたい」と語り、「前回、女性になるために母親に電話をして話を聞いたが、今回舞台では母親が歌っていた手毬歌の手がかりをもとめて旅をする役のため、また母に電話をした。母の声を聞いたら落ち着きました」と、ほほえましい役作りのエピソードと、母親思いな一面を見せた。今作で初めて女性の役を演じるという荒牧は「衣装がとても歩きにくい」と困惑した様子を見せつつ、「足元や手元、背筋にも気をつけたい」と女性らしい所作への探求心を窺わせた。また、本格文學朗読劇への出演も初めてとなる荒牧は「動くと聞いていたが、動かずに、その状態で止まっていないといけないことがある。台本を持っている手がプルプルして、筋肉痛になりそうになる。感情が高まると本を捨てたくなる」と意外な苦労話も打ち明けた。『草迷宮』では主人公の明がさまざまな不思議体験をすることから、これまでに経験した不思議体験を聞かれると、「初夢が正夢になる」(桑野)、「血の涙を流したことがある」(荒牧)、「真っ赤な照明のスタジオに30時間いると、途中から赤色のはずがオレンジ色に見えてきた。外に出ると真っ青に見えた」(松田)、「意識不明のとき、空中に人の魂の輪が見えて、魂が戻る様子が見えた」(萩野)と、それぞれ不思議体験を語り、会場を盛り上がらせた。イベント終盤、当日がホワイトデーだったことから、本命チョコレートへのお返しは何にするかを問われ、それぞれ絵や文字にして回答する場面も。松田は「マシュマロ」と王道な回答をし、荒牧が「夜景を見ながらドライブしたい」と独特な絵で回答。桑野は「チケット」と応え「演じている自分を見て欲しい」と公演への意欲を見せた。「本格文學朗読劇極上文學第8弾『草迷宮』」は、3月18日(水)から24日(火)まで東京・紀伊國屋ホール、4月10日(金)・11日(土)・12日(日)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。チケットは発売中。
2015年03月17日3月18日(水)より東京・紀伊國屋ホールで上演される「本格文學朗読劇極上文學第8弾『草迷宮』」。同作の原作本&特製しおり お渡し会が3月8日、都内で行なわれ、俳優の桑野晃輔、石渡真修が登場した。【チケット情報はこちら】音楽やセット・衣装などのビジュアルを用い、朗読劇という形にこだわらない、動いて魅せるスタイルが人気の同シリーズ。第8弾となる今回は泉鏡花の小説『草迷宮』が原作。主人公の男性、明は、亡くなった母親が歌っていた手毬歌をどうしてももう一度聞きたいと手がかりを求め、幼馴染の娘・菖蒲を捜し、諸国を旅していた。すると、菖蒲は神隠しにあったと聞かされるが、明は幽霊屋敷と噂される館、秋谷邸に菖蒲がいると確信し・・・。お渡し会イベントを終え、報道陣から同作への意気込みを聞かれた桑野は「主演をやらせてもらうのは、10年近く役者をやっている中で初めて。でも気負うことなく、素晴らしいスタッフさんと、達者な共演の方々に思いっきり甘えて、自分らしく、いつもと変わらずやれれば良いと思います」とコメント。また、幽霊屋敷に住みつく妖(あやかし)役を務める石渡は「この作品は凄い世界観。1度読んで僕が引き込まれたように、お客さんも作品に引き込まれるはず」と語った。セットも同作の見所のひとつ。実際にセットを見た桑野は「日本家屋を再現した素晴らしいセット。ダイナミックな動きにも対応できそうな広さです」と話した。また、自身の役作りに関して桑野は「僕が演じる明という人物は、母親への執着心が常軌を逸するほど強い役。僕自身家族への想いが強いので、とりあえず母親に電話しました(笑)。その電話で役作りについて何かを得られたというわけではないんですが、稽古中は常に母親については考えていますね」とコメント。石渡は「舞台上では一瞬も普段の自分でいないように、というのは常に心がけています。妖は小学生1年生ぐらいの男の子というイメージなので、動き方なども自分の小さい頃を思い出して演じています。朗読劇ですが、良く動くこの作品の中で、妖は特に動く役なので注目して見てください」と語った。「本格文學朗読劇極上文學第8弾『草迷宮』」は、3月18日(水)から24日(火)まで東京・紀伊國屋ホール、4月10日(金)・11日(土)・12日(日)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。チケットは発売中。
2015年03月09日3月18日(水)より東京・紀伊國屋ホールで上演される「本格文學朗読劇極上文學第8弾『草迷宮』」。同作の初顔合わせが都内で行なわれ、出演する桑野晃輔、荒牧慶彦、三上俊らが出席した。【チケット情報はこちら】音楽やセット・衣装などのビジュアルを用い、朗読劇という形にこだわらない、動いて魅せるスタイルが人気の同シリーズ。加えて、メインキャストが日替わりで出演する事も同作の魅力のひとつだ。また今回から新たな試みとして、外国人に向け、本編に英語字幕を導入。より多くの人が同作の面白さを体感することができる。同シリーズ第8弾となる今回は泉鏡花の小説『草迷宮』が原作。主人公の男性、明は、亡くなった母親が歌っていた手毬歌をどうしてももう一度聞きたいと手がかりを求め、幼馴染の娘・菖蒲を捜し、諸国を旅していた。すると、菖蒲は神隠しにあったと聞かされるが、明は幽霊屋敷と噂される館、秋谷邸に菖蒲がいると確信し・・・。同作で明役を務める桑野は「初めて主演を務めるので気合いが入っています。良い意味で自分にプレッシャーをかけて頑張りたいです。若い方の中には文学と聞くととっつきにくさを覚える方もいると思うのですが、日本語の美しさを舞台で表現したい。きっと原作とはまた違った魅力を感じる事ができると思います」と意気込みを語った。菖蒲役を務める三上は「個人的には久しぶりに女優がやれるので嬉しく思っています。我々俳優は普段から日本語を大事にしているので、日本語の美しいところを、体も使って表現できれば良いなと思います」と話した。明と菖蒲の二役を務める荒牧は「僕に女性役が務まるのかということと、凄い役者である晃ちゃん(桑野)に負けないように明を演じるということ、ふたつ不安がありますが、これから稽古の中でスタッフさんや、共演者の方に助けてもらって、固めて行きたいと思います」とコメント。極上文學シリーズは出演者の衣装も魅力のひとつだが、写真撮影時に衣装を着た感想について桑野は「冬に浴衣だったので、寒かったですね(笑)。ただこの役は僕より10歳近く年齢が下の設定で、衣装が鮮やかなブルーだったので、若返ったような気持ちになりました」と語った。「本格文學朗読劇極上文學第8弾『草迷宮』」は、3月18日(水)から24日(火)まで東京・紀伊國屋ホール、4月10日(金)・11日(土)・12日(日)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。チケットは大阪公演が2月28日(土)午前10時より、東京公演が同日昼12時より一般発売開始。
2015年02月27日東京都・神保町の書泉グランデでは、2月22日の「猫の日」に、イベント「書泉ねこナイト」を開催する。同イベントでは、猫保護団体「高円寺ニャンダラーズ」によるネコ本の朗読会をはじめ、トークショー、ねこ写真の展示、猫本・猫グッズの販売など、様々なコンテンツを用意している。「『おーい、フクチン!』朗読会&トーク」のイベントでは、"3.11"の福島原発事故の際に置き去りになった「フクチン」が、事故後保護され人々の元で暮らしている様子をつづった写真集「おーい、フクチン!おまえさんしあわせかい?」の朗読を行う。高円寺ニャンダラーズのメンバー、市川はるひさんが本を読み上げる。朗読後は、"3.11"をふまえて、著者・後藤真樹さんと獣医師・大田快作さん、ニャンダラーズのメンバーが、猫と人が共に安心して生きられる社会についてトークを繰り広げる。また、高円寺の琵琶法師・尼理愛子さん(ニャンダラーズ・メンバー:カマニャンダラ)による琵琶の演奏も楽しめる。北海道から沖縄まで日本全国の「ソトネコ」(野良猫など外で見かける猫)を3,000匹以上撮影している写真家・南幅俊輔さんによるトークショー「ソトネコ事情」も開催。ソトネコの写真展示や無料の「猫おみくじ」など、展示やグッズ販売も行う。同イベントの開催時間は18:00~21:00(17:00開場)。入場料は無料。入退場自由。会場は書泉グランデ7階。
2015年02月16日今年は未年。干支にちなんだ羊の開運グッズもたくさん販売されていますね。ところでみなさんは「向かい干支」という言葉をご存じですか?十二支を時計回りに並べて書き、自分の干支が時計の12の針を指していると考えたとき、その真下、6の位置にあるのがこの向かい干支です。向かい干支のアイテムを持つと、自分に足りないパワーを補ってくれるという話も。そこで今回は、向かい干支の運気アップ効果についてご紹介していきます。◆それぞれの向かい干支は?向かい干支は、自分が生まれた年の6つ先の干支。「未年」の場合は「丑年」にあたります。・子年生まれ→午年・丑年生まれ→未年・寅年生まれ→申年・卯年生まれ→酉年・辰年生まれ→戌年・巳年生まれ→亥年・午年生まれ→子年・未年生まれ→丑年・申年生まれ→寅年・酉年生まれ→卯年・戌年生まれ→辰年・亥年生まれ→巳年干支にはそれぞれ性質がありますが、向かい干支は、自分の干支と正反対の性質を持っていると言われています。つまり、本人の足りない部分を補ってくれるというわけ。この考えから江戸時代には「向かい干支を大切にすると幸運が訪れる」と考えられ、そちらを守り干支として大切にする風習が生まれました。明治・大正期の小説家、泉鏡花は酉年だったため、自分の向かい干支であるウサギのグッズを生涯コレクションし続けたそうです。現在も歌舞伎や落語など伝統芸能の世界では、守り干支を大切にする人が多いのだとか。◆向かい干支の人とは相性がいい?向かい干支は人間関係に当てはめることもできます。自分に無いものを持っている人には魅力を感じるからか…実際、向かい干支の人は相性が良いとされ、カップルにもなりやすいと言われています。例えば、俳優の杉浦太陽さんは酉年(1981年)生まれ。奥さまの辻希美さんは卯年(1987年)生まれ。何かとブログネタで批判されがちな2人ですが、結婚から8年経っても恋人同士のようにラブラブでいられるのは、お互いに足りない部分を補い合い、価値観の違いを楽しめているからかもしれません。みなさんも、良いご縁を探しているなら、干支に注目してみてはいかがでしょうか。特に、向かいあった干支の性質が五行の「水」や「火」の関係だった場合は、最高の相性と言えます。これに該当するのは子年と午年、巳年と亥年の2組です。◆向かい干支グッズで幸運を呼び込もう大事に持っていれば幸運を運んでくれるという向かい干支グッズ。でも干支によっては集めにくいものもありますよね。卯年=ウサギのグッズ、子年=ディズニーキャラクター、とかならかわいいけれど、亥年や巳年、辰年などは…。そこで、どんな干支でも違和感のないかわいい干支グッズをご紹介します!・干支守り全国の神社で販売されているお守りです。お守り袋に動物が刺繍されているもの、動物を象ったものが多く、小さいのでバッグに入れておいても問題なし。・キティコラボグッズ様々なキャラクターとコラボしているキティちゃん。干支ともコラボしているんですね。これなら亥年や巳年のものも持ちやすそう。ネットで気軽に購入できます。・スマホの壁紙さりげなく向かい干支を携帯したいなら、スマホの壁紙を干支にしてみましょう。かわいいキャラクターが見当たらず、でも実物を壁紙にするのもちょっと…という感じの巳年、亥年などは象徴柄がおすすめ。例えば、三角形が連なった「鱗模様」はヘビのうろこを表すもの。これだったら色の組み合わせによってはお洒落な壁紙になりそうです。また、亥年の場合は、イノシシの肉をボタンと呼ぶことにあやかって、牡丹の花を壁紙にするのもいいかも。いかがでしたか?今年こそ素敵な出会いが欲しい、叶えたい願い事があるという方は、向かい干支を大切にしてそのパワーの力を借りてみてくださいね!(文=AYAME)姓名判断で占う2015年の運勢あなたとあの人の恋模様【無料占い】
2015年01月03日アプリックスIPホールディングス(アプリックス)はこのたび、同社のBeaconが、2014年で20周年を迎える書泉ブックタワーで開催される「COMICメテオ」のイベントにて導入されたことを発表した。今回、アプリックスのBeacon「MyBeacon Pro 汎用型 MB004 Ac」が、書店でのイベント会場に設置されることにより、参加者は、作品の限定画像や限定音声などの特典コンテンツを手元のスマートフォンで受け取ることができる。同イベントは、12月13日15時から書泉ブックタワー9階イベントスペースにて実施。「エルフを狩るモノたち2」の矢上裕先生によるサイン会にてBeaconを活用した限定特典コンテンツの配布を行なった。書店でのイベントに活用されるアプリックスのBeacon「MyBeacon シリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能となる位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用。電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、多様な業界や公共事業、自治体などでの実用化が進んでいるという。同社は、今後も、出版業界においてBeaconを活用したイベントを開催し、書店への顧客の誘致ならびに顧客の利用満足度向上にむけ、技術面で支援する考えだ。
2014年12月15日女優の泉ピン子とタレントのベッキー、お笑い芸人のカンニング竹山が27日、都内で行われた『映画「ミュータント・タートルズ」白熱の逆バンジーアフレコイベント』に出席した。本作は、犯罪と暴力で壊滅的な危機にあったニューヨークに平和と正義を取り戻すため、4人のカメ(=タートルズ)が悪の手から人々を守るアクション・アドベンチャー。ベッキーが美人TVレポーターのエイプリル、泉はエイプリルの上司、そして竹山はタートルズの忍術の師匠であり育ての親のネズミのスプリンターの吹き替えを担当する。イベントでは、それぞれ生アフレコを披露。大ベテランの泉は緊張を隠せない様子だったが、ベッキーとの白熱のアフレコを披露すると「意外とうまいでしょ」と得意気。竹山はタートルズの師匠役ということで、逆バンジーをしながらのアフレコ披露となったが、高所恐怖症もあってただ叫ぶしかできなかった。また、タートルズがヒーローということにかけて、それぞれのヒーローを聞かれると、泉は矢沢永吉の名前を挙げて「十数年コンサートに行っていたけど、最近は体がついていかなくて、コンサートに行けていない」と下を向き、ベッキーはタモリの名を挙げ「タモリさんが頑張ってらっしゃると私も頑張ろうって思うし、タモリさんのお言葉一つひとつをありがたく頂戴しています。この前、お誕生日をお祝いさせていただきましたし、お電話もしています」と交流していることを明かした。そんなベッキーは、報道陣から「最近、密会報道があった方はヒーローじゃない?」とお笑いコンビのウーマンラッシュアワー・村本大輔について聞かれると「友だちです」とキッパリ否定。ベッキーと一緒にEXILEのコンサートに行くなど、プライベートでも交流があるという泉は「ベッキーは私の娘みたいなものなんだから、そういうことは私を通してから言って」と取材陣をけん制。さらに「もっと大物よ! 5・6人はいるわよ。私が許しません。あんな小者は!」と言い、取材陣を沸かせた。また、この日、熱愛報道が報じられた北川景子について話が飛ぶと、泉は「『HERO』の相手役の北川景子だよ。信じられない」と残念な表情を見せるも、退席する際に「ウィッシュ」とポーズを決めるなど、サービス精神を忘れなかった。映画『ミュータント・タートルズ』は2015年2月7日(土)より全国公開。
2014年11月28日タレントのベッキーが11月27日(木)、泉ピン子、カンニング竹山と共に映画『ミュータント・タートルズ』の日本語吹替版の公開アフレコに臨み、イベント後の報道陣の取材に応じ、“熱愛報道”について否定した。4人組のカメ(=タートルズ)がニューヨークの平和を守るべく戦う痛快アクションで、ベッキーさんはTVレポーターのエイプリルの声を担当。元々、子どもの頃から『ミュータント・タートルズ』が好きだったということで「ゲームもやってたしグッズも持ってました!参加させていただけて嬉しいです!」と笑顔を見せた。ヒーローを描いた映画ということで、自分にとってのヒーローは?という質問にベッキーさんは「タモリさんです」と回答。「タモリさんを見ると、自分も頑張らなくちゃと思う。お言葉のひとつひとつがありがたいです」と語る。報道陣からは先日、“密会”が報じられた「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔もヒーローでは?という問いが飛ぶが、ベッキーさんは「お友達です」とあっさりと否定。すかさず、隣にいたピン子さんが、ベッキーさんを守るように「そういうのは私を通して!」とマネージャーのように立ちはだかる。さらにピン子さんは「(ベッキーさんの相手は)そんな小物じゃないから!もっと大物よ。5~6人はいるから。そんな小物は私が許しません!」とピシャリ。ベッキーさんには、自身の熱愛についてだけでなく、バラエティなどで共演経験のあるDAIGOが女優の北川景子と熱愛中という報道についても質問が飛んだが、これにもベッキーさんが答える前にピン子さんが「“ウィッシュ”ってホントなの?」と熱愛報道が事実かどうかを報道陣に逆質問。「北川景子さんと言えば『HERO』の木村拓哉さんのお相手でしょ?それがウィッシュと?信じらんない」とバッサリ。ピン子さんの独演会状態で、取材は時間切れとなったが、ピン子さんは去り際に「下品なこと聞くんじゃないの!」と報道陣に説教。さらに「ウィッシュ!」とポーズを決めて立ち去り、会場は笑いに包まれた。『ミュータント・タートルズ』は2015年2月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月27日タレントのベッキー、女優の泉ピン子、お笑いタレントのカンニング竹山が、『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督が手がける実写映画『ミュータント・タートルズ』(2015年正月第2弾公開)の日本語吹き替え声優を務めることが20日、明らかになった。本作は、ニューヨークの地下道に住み、悪の手から街を守るカメのニンジャである4人組、レオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロの活躍を描いた物語。全米公開では2週連続1位を達成、現在までに約3億5,000万ドルの大ヒットを記録し、すでに2016年に続編公開も決定したが、このたび日本語吹き替え版キャストが決定した。タートルズの活躍を追いかける美人TVレポーター・エイプリル(ミーガン・フォックス)役には、子供のころからタートルズのアニメやゲームにはまっていたというベッキーが決定。ベッキーは「『ミュータント・タートルズ』は大好きだったのですごくうれしいです! 世界一セクシーなミーガンの役はプレッシャーもありますが、大人っぽく演じられるように頑張ります!」と意気込みを見せる。そして、エイプリルのTV局の上司で、ウーピー・ゴールドバーグ演じるトンプソン役には、今回がハリウッド映画初挑戦となる泉ピン子。さらに、タートルズの師匠であるネズミのスプリンター役に、ハリウッド実写吹き替え初挑戦のカンニング武山が決定した。泉は「ウーピー・ゴールドバーグはもっとも好きな役者さんなので『ウソでしょ?』と驚きました! 主人からウーピーのような役ができるといいねと結婚当時に言われたこともあるくらい。憧れの人の声を演じるので緊張しています」と心境を語り、武山は「ネズミの役と言われて・・・どういう声にしようか・・・すごく考えています。タートルズにとってお父さん代わりの役なので、貫禄が出せるように頑張ります」と、ネズミ役にとまどいつつ意気込みを語った。(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年10月21日脚本・木皿泉、演出・内藤裕敬、主演・薬師丸ひろ子の舞台『ハルナガニ』が4・5月、東京と大阪で上演される。2012年『すうねるところ』に続く話題作。前作以来、互いに信頼を寄せ合う、木皿と内藤に話しを聞いた。舞台『ハルナガニ』チケット情報今回は藤野千夜の小説『君のいた日々』原作にした、ひと組の夫婦の物語。舞台上には“夫を失った妻”と“妻を失った夫”のふたつの世界が存在する。連れ合いの死後、それぞれは何を悔い、何を支えに生きていくのか。夫婦の究極の愛を描いていく。原作について木皿は「藤野さんの作品は、ずっと好きで、本当にうまいなぁといつも感心しています。今回のも、細かいところがとてもおもしろいのですが、何といっても設定がいいなぁと。日常を切り取って見せるには、とてもいい話だと思います」。舞台は「原作と違うのは、もっとドタバタするかな。それと、ジタバタもするかも」になるという。一方の内藤は舞台化のポイントについて「木皿泉流のノゾキだと思います。ノゾキ見が言葉になって会話になったとき、ノゾキをされた胸や頭や心が、どんなふうな物語になるか」。木皿作品の魅力について「フラフラするところですかね。いろいろが直進しないの。フラフラ‐クネクネするのね」と話す。主演の薬師丸については「私達は、現実と本質の間で迷うけれど、彼女は本質をいつも見つめてると思います」(内藤)、「今はタレントも役者も、商品として扱われているので、どんどん消費されるしかないのです。昔は、テレビや映画に出てる人は雲の上の人で、我々の手の届く人ではなかった。薬師丸さんは、その最後の人だと思っています。自分を商品として扱わず(それは、つまりお金みたいなものに決してころばず)志を持って仕事を続けてこられたので、この先、消費されることはないと思います。そういう存在感って、ほとんど他にないんじゃないでしょうか。誰が何と言っても「そこに居る」という感じ。いつか薬師丸さんにしかできない作品というものを書いてみたいです」(木皿)と、それぞれその魅力を語る。また、木皿は「能で使われる別れのコトバに「いずれ春永に」というのがありまして、それが美しく、はかなく、でも力強く、わたしたちはとっても好きです。能は死者の話だし、今回はお芝居にいいかなと思いました」とタイトルに込めた思いを話した。公演は4月7日(月)から27日(日)まで東京・シアタートラム、5月2日(金)から4日(日・祝)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。チケットの一般発売は3月8日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中、大阪公演は2月17日(月)午前11時まで、東京公演は3月3日(月)午後6時まで受付。
2014年02月10日東京・銀座ソニービルは12月3日~2013年1月14日まで、ソニーグループ18社2財団の共催でチャリティー募金イベント「第45回愛の泉」を実施する。「愛の泉」は1968年から毎年続けているチャリティー活動。泉にコインを入れると幸運をつかむと伝えられているイタリア・ローマ「トレビの泉」をヒントに、屋外イベントスペース 「ソニースクエア」に設置した泉へ寄付金を入れるスタイルとなっている。第45回を迎える今年は、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする “夢実現プロジェクト”に参加する。震災の影響で中断されてしまった学校や地域のスポーツ・文化活動の再開や継続を支援し、活動団体への助成、支援を行う。また、同活動に合わせ、屋外イベントスペース 「ソニースクエア」には、高さ最大10mのイルミネーション「CrystalAqua Trees」も登場。街の景色や人の動き反応し、美しい光と音のハーモニーを奏でる。愛の泉に募金すると、噴水をイメージしたグラデーションに変化。さらにクリスマス・元旦でのスペシャル演出もある。第45回 愛の泉は、12月3日~2013年1月14日の11時~23時に実施(12月3日は17時から)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日仙台泉プレミアムアウトレットは、開業4周年を記念してお得なセール「4TH ANNIVERSARY SALE」を2012年10月5日(金)~21日(日)の期間で開催する。ジル・スチュアートをはじめ、ワコール、ユナイテッドアローズ、リーガル、エースなど約80ブランドが参加する「4TH ANNIVERSARY SALE」は、最大80パーセントオフでショッピングが楽しめる内容となっている。セール期間中は、仙台泉プレミアムアウトレットと、泉パークタウンタピオの両施設で5,000円以上お買い上げ毎に、先着で2,000名にその場でお買い物券やホテル宿泊券などが当たるスクラッチキャンペーンが開催される。同時期開催で、アディダスと、タリーズコーヒーでは10月6日(土)~8日(日)、13日(土)、14日(日)の5日間でストリートマルシェを開催し、ここでしか買えないお得な商品を多数用意する。13、14日はアディダスのみ。さらに、専用のインストラクターが専属の「キッズケアプログラム」を開催する。ここでは、家族で来店する場合、子供を預けて気楽にショッピングを楽しめるといったプログラムで、4歳~小学6年生までが参加することが可能。当日参加を希望する場合は、10分前よりエスカレーター下広場にて申し込みをすると参加可能となっている。セール参加店舗はこちら(C)仙台泉プレミアムアウトレット元の記事を読む
2012年10月01日12月、「坂東玉三郎特別公演」として、泉鏡花作『日本橋』が上演される。日本橋の花柳界を舞台に、お孝と清葉のふたりの芸者、医学士・葛木、お孝の馴染みの男・伝吾それぞれの姿を描いた名作だ。今回、玉三郎は斎藤雅文と共同で演出を手がけ、また、1987年の新派公演以来25年ぶりにお孝を演じる。玉三郎に本作への思いを訊いた。坂東玉三郎特別公演「日本橋」 チケット情報「『日本橋』は、ずっと上演したいと思いながら、なかなかできずにいました。というのもこの作品は、お孝、清葉、葛木、伝吾を演じる俳優が4人、きちんと揃わないと出来ないと思うのです。今回は経験のある方々が集まってくださいました」と玉三郎。奔放で艶やかなお孝と対照的に奥ゆかしく誠実な清葉を演じるのは、高橋惠子。また、清葉に思いを寄せながらもかなわず、やがてお孝と恋仲になる葛木役に、松田悟志。身を持ち崩しながらお孝に執着し続け、最後はお孝に殺される伝吾役には、永島敏行が扮する。「鏡花にとって、理想的な女性である清葉と、全てを持ち合わせた女性であるお孝は、ふたりでひとりの女性なのだと思います。醜いドロドロとした感情が制御されているのが清葉、全ての感情を持ち合わせているのがお孝。同じように、葛木と伝吾も、ふたりでひとりの男性です。鏡花はそうやって、別々のキャラクターとして表現しながら、結局はひとつの魂の境地を書いています」。独自の美学に貫かれた『日本橋』の世界。「花柳物であるとか男女の物語であるといったことより何より、その魂の在り方を観ていただきたいのです」との言葉に、作品への深い思いがうかがえる。「鏡花は芸術家と医者を尊敬していました。清葉は笛の達人ですから芸術家、葛木は医学士です。彼らは純粋な魂を持っていますが、お孝は人間の煩悩に翻弄されます。葛木も一瞬、お孝によって煩悩の世界へ引き入れられるけれども、出家することで断ち切って行くわけです。そして葛木と清葉は生き残ります。一方、お孝は、伝吾を殺し、自分自身をも殺すことで、伝吾と自分の煩悩を退治して魂を浄化して行きます。そして、清葉の笛の音、つまり芸術の手引きによって、あの世へと旅立つのです」。こうした鏡花ならではの境地が今回、日生劇場という空間で新たに表現されるのも見どころだ。「一石橋での朧月や、雪の情景など、非常に陰影の深いものになると思います。美術には、淡彩を基調とする、ある意味で抽象的な美術も考えています。幻想的な世界を、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいですね」。公演は12月3日(月)から26日(水)まで東京・日生劇場にて上演される。チケットは9月20日(木)より一般発売開始。 なおチケットぴあでは観劇とディナーがセットになった「ぴあ12月年忘れスペシャルディナーセット」のチケットをWEB限定で発売する。取材・文:高橋彩子
2012年09月18日歌舞伎俳優で人間国宝に認定された坂東玉三郎が主演・演出する舞台『日本橋』の制作発表会見が8月27日行われ、玉三郎と共演の高橋惠子、松田悟志、永島敏行、斎藤菜月が登壇した。本作は、1914年(大正3年)に小説として発表された泉鏡花の名作『日本橋』を舞台化したもの。物語は大正初期の日本橋を舞台に、医学士を巡ってふたりの芸者の意地の逢引を軸に描かれる。玉三郎は気風が良く奔放で妖艶さを持った主人公の芸者お孝を、彼女と相対する純粋で清楚さを備えた芸者・清葉を高橋が演じる。また、医学士の葛木には松田が、お孝と馴染みの男・伝吾には永島が扮する。今回が初舞台で、鼓童のメンバーだった斎藤は雛奴・お千世を演じる。玉三郎は「鏡花の芝居は『天守物語』『海神別荘』とたびたびやってまいりましたが、『日本橋』はなかなか上演する機会がなく、こんなに日にちが経ってしまったなという思いがございます」と感慨深げに語る。それもそのはず、玉三郎は1978年に初めて同役を務めてから過去4度演じているが、前回の上演(1987年)からは実に25年ぶりとなる。また本作への思いとして「ふたりの男とふたりの女を中心にした花柳界の話ではありますが、実はそこを借りて人間の本能と言いますか、煩悩というか、理想というか、そういうものを突き詰めた作品だと思うんです。ですからそこを楽しんでいただければと思います」とコメントした。今回、新人の抜擢も話題に。玉三郎からのオファーに斎藤は「最初お電話でお誘いいただいたときは、間違い電話なんじゃないかと、相手を間違っているんじゃないかと思いました」と当時の素直な気持ちを語ると、横で聞いていた玉三郎からも思わず笑いが。その後、「稽古を重ねていくうちに、舞台から見える景色がやっぱり好きで、この景色を見たいなと思いましたのでやらせていただくことを決意いたしました」と力強く語った。公演は12月3日(月)から26日(水)まで東京・日生劇場にて上演される。9月20日(木)より一般発売開始。
2012年08月28日9月8日(土)・9日(日)に大阪・泉大津フェニックスにて行われる、清水音泉主催の野外音楽イベント「OTODAMA’11-’12~音泉魂~」の追加出演アーティストが発表になった。「OTODAMA’11-’12~音泉魂~」チケット情報今回発表になったのは、OKAMOTO’S、佐野元春、THEラブ人間、DOES、TOMOVSKY、ドレスコーズ、フラワーカンパニーズ、POLYSICS、MONGOL800の9組。これまで出演が決定していた、奥田民生や木村カエラ、The Birthday、そして入浴宣言を務めるレイザーラモンRG等を含め計31組の出演者が発表されたが、今後も追加発表が行われる。現時点までで決定しているアーティストと出演日等の詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。「OTODAMA’11-’12~音泉魂~」チケットの一般発売は7月1日(日)10:00より。なお、チケットぴあでは6月27日(水)11:00よりインターネット抽選先行販売を実施。■OTODAMA’11-’12~音泉魂~2012年9月8日(土)・9日(日)開場/10:00開演/11:00会場:泉大津フェニックス(大阪府)チケット:1日券-6300円2日通し券(リストバンド付)-10500円※雨天決行・荒天中止。小学生以下は無料(入場券をお持ちの保護者の同伴が必要)。出演者変更に伴う払戻し不可。
2012年06月26日日本旅行は25日より、鉄道写真家・広田泉氏と行く1泊2日の旅「会津モリモリツアー」を販売開始する。会津鉄道芦ノ牧温泉駅とひたちなか海浜鉄道那珂湊駅の「姉妹駅」提携記念で企画された。姉妹駅の提携は、「歴史ある古い駅舎が現役で使われている」「駅前食堂がある」「女性の駅長、駅員が活躍している」「駅に猫がいる」「地元の鉄道を愛する応援団がいる」などの点が会津鉄道とひたちなか海浜鉄道の両社に共通していることから結ばれたもの。ツアーでは参加者自らの手で、芦ノ牧温泉駅に姉妹駅提携記念プレートを設置。また、より深く思い出に刻んでもらうために、参加者より「自分宛ての手紙」を預かり、10年後に芦ノ牧温泉駅で返却するという。広田氏と両社社員によるトークショーも実施する予定だ。広田氏が教える「コンパクトデジカメで撮る鉄道写真」教室や、懇親会といったオプションも用意されている。往復の乗車券として使用するのは、比較的長めのフリータイムにも使いやすい「ゆったり会津 東武フリーパス」。東武鉄道下今市駅から会津鉄道西若松駅まで、さらにJRの西若松~喜多方間と、広範囲の移動が可能だ。旅行代金は大人1名2万4,500~2万5,000円。なお、東京観光財団の指定する「被災地応援ツアー」に該当するため、参加者が東京都の在住・在勤・在学のいずれかの場合には1名に対して3,000円の補助金が支給される(申し込み時に問い合わせが必要)。販売開始は25日午後3時で、日本旅行新宿法人営業部でのみ取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日温泉大国日本には、複数の泉質の温泉がわいています。肩こり・腰痛対策には、冷え性には、イライラや不安には……次の温泉旅行には、効能別の泉質に注目したワンランクアップの温泉選びに挑戦してみませんか。元オリンピック・ショートトラックスピードスケートの選手で、現在は温泉ソムリエやウォーキングキャスターとして活躍する勅使川原郁恵(てしがわら・いくえ)さんに、温泉選びのコツについてお尋ねしました。■温泉法による泉質分類は9種類まず、泉質の種類について、勅使川原さんは、次のように説明します。「現在は、昭和54年に改正された『温泉法』で、9種の泉質に分類されています。旅館の温泉の壁などに、泉質が貼(は)ってあるでしょう。その『掲示用新泉質名』ごとに、大まかな効能を知っておくと温泉選びの役に立ちます」ではその9種の泉質と、代表的な温泉地を紹介していただきましょう。1.単純温泉肌触りが柔らかく刺激が少ないのが特徴で、子どもや高齢者に優しい湯と言えます。家族で出掛けるときにお勧めできる「家族の湯」と言われます。温泉地:下呂(げろ。岐阜県)・道後(どうご。愛媛県)・由布院(ゆふいん。大分県)など2.塩化物泉(旧・食塩泉)切り傷ややけど、慢性皮膚病に効くため、「傷の湯」と呼ばれます。保湿クリーム効果もあるので、しっとりした美肌づくりに適しています。慢性便秘、肥満、高血圧、肩こり、腰痛などの筋肉痛などにも。温泉地:熱海(あたみ。静岡県)・有馬(ありま。兵庫県)・南紀白浜(和歌山県)など3.炭酸水素塩泉切り傷ややけど、慢性皮膚病、慢性消化器病。肌の角質を取るクレンジング効果、美肌の効能があるので、「美人の湯」と言われます。温泉地:東鳴子(ひがしなるこ。宮城県)・龍神(奈良県)・別府(大分県)など4.硫酸塩泉切り傷ややけど、慢性皮膚病、肥満症に効く「傷の湯」。かつて、武将の傷を癒やしたと言われるエピソードが各地に伝わっています。肌の保湿効果、皮膚の血行促進効果も望めます。温泉地:伊香保(いかほ。群馬県)・稲取(いなとり。静岡県)・黒川温泉(熊本県)など5.二酸化炭素泉皮膚から炭酸ガスを吸収し、毛細血管を広げて血流を促します。心臓に負担をかけないため、「心臓の湯」と言われます。高血圧、のぼせやすい人にお勧めします。温泉地:玉川(秋田県)・湯屋(岐阜県)・吉川温泉(よかわ。兵庫県)など6.含鉄泉(がんてつせん)主成分が鉄分で、熱伝導率が高く、体の芯まで温めます。つかれば冷え性、ホルモンバランス不調、月経障害、飲用で貧血に効果があると言われる「婦人の湯」。源泉では無色透明ですが、空気に触れると鉄分が参加して赤茶色に変化します。温泉地:長良川(ながらがわ。岐阜県)・有馬(ありま。兵庫県)・雲仙(うんぜん。長崎県)など7.硫黄泉(いおうせん)独特の鼻をつくにおいがあり、血管を拡張するため、冷え性、高血圧、高血糖、動脈硬化などに効果がある「メタボの湯」。肌のシミ、くすみにも効く、美肌効果も。温泉地:登別(のぼりべつ。北海道)・白骨(しらほね。長野県)・新穂高(しんほだか。岐阜県)など8.酸性泉強い殺菌効果があり、湯の成分が肌にしみることも。入浴で水虫などの慢性皮膚病に効き、肌を活性化します。飲用では慢性消化器病などに効果が認められ、「仕上げの湯」と呼ばれます。温泉地:蔵王(ざおう。山形県)・草津(群馬県)・万座(まんざ。群馬県)など9.放射能泉認められた適応症の数が多いため、「万病の湯」と呼ばれます。特に、痛風や胆石症に効く唯一の泉質であることも知られています。また、保温効果が高く、冷え性や、イライラや精神不安など自律神経のバランスを整える効能もあります。温泉地:奈女沢(なめさわ。群馬県)・恵那ラジウム(岐阜県)・三朝温泉(みささ。鳥取県)など■美肌か内面の美を追究するのか例えば、美人になりたい場合はどこを選べばいいのでしょうか?「美肌づくりを目的とするなら、2の塩化物泉、3の炭酸水素塩泉、4の硫酸塩泉です。イライラ解消やホルモンバランスを整えるなど内面の美人を目指すなら、6の含鉄泉、9の放射能泉がいいでしょう。肥満対策やダイエットが目的なら、7の硫黄泉を探します。また、刺激が苦手なら1の単純泉、刺激好きなら8の酸性泉。のぼせ体質なら5の二酸化炭素泉と、自分の体質に合った泉質を探します。悩みが多い肩こり・腰痛の対策には、1の単純温泉でゆったりつかる、また、2の炭酸泉、7の硫黄泉、9の放射能泉など血流促進効果がある泉質を選びましょう」(勅使川原さん)最後に勅使川原さんは、「温泉は太古の昔からわく、複数の成分が混じり合う自然のものです。泉質を肌で感じて、自分の感覚を大事にしてください。温泉の効能は、3日ほどで感じとれるはずです。肌で泉質を知るためには、少なくとも、2泊3日以上の温泉旅をおススメします」とアドバイスします。これまで温泉旅行と言えば、旅館の雰囲気や料理、値段、観光スポットをメインに選んでいました。泉質選びの旅という目的が増えると、楽しみも倍増です。監修:勅使川原郁恵氏。ショートトラック・スピードスケートの種目で‘98年長野五輪、2002年ソルトレークシティー五輪、さらに’06年トリノ五輪と、3度のオリンピック出場・入賞を果たす。引退後、朝日新聞のプリンセスウォーカー、(社)日本ウオーキング協会のウォーキング親善大使などを経て、多くの企業のウォーキング・アドバイザーを務めながら、メディアや講演など多方面で活躍中。温泉ソムリエ、野菜ソムリエなどの資格を有し、「年代を問わない美と健康」を提唱している。 著書の『ウォーキングでナチュラル美人ダイエット』(扶桑社 1365円)は、ウォーキングでけんこう骨や骨盤、精神面などへ働きかける方法とその効果をわかりやすく解説した好評の一冊。(藤井空/ユンブル)
2012年02月14日開館15周年を迎える新国立劇場の2012/2013シーズン オペラ部門のラインアップが発表。1月23日に同劇場にて記者会見が行われた。「新国立劇場オペラ」の公演情報「3月に発生した未曾有の大震災、そして原発事故の影響により、昨年は大変な困難に見舞われました。文化の役割とは何か、劇場のなすべきことは何かを真剣に考えましたし、多くのお客様から励ましのお言葉もいただきました。また、その中で抜擢した日本人歌手たちの活躍は、嬉しい結果となりました」と昨年を振り返るオペラ芸術監督・尾高忠明。そして任期3シーズン目となる2012/2013シーズンの演目については「2013年が生誕200年のワーグナーとヴェルディ、同じく生誕100周年を迎えるブリテンの傑作と、スタンダートな名作や人気演目を揃えました」と語った。シーズン開幕には、英国人作曲家ブリテンの傑作『ピーター・グライムズ』を上演。またワーグナー作品には、現シーズンの『さまよえるオランダ人』(3月)と『ローエングリン』(6月)に続いて『タンホイザー』を、ヴェルディ作品には、これまで同劇場の節目でも上演されてきた『アイーダ』(フランコ・ゼッフィレッリ演出)と『ナブッコ』(新制作)が、ラインアップに選ばれている。その他には『トスカ』『セビリアの理髪師』『愛の妙薬』といったイタリア・オペラの名作、モーツァルトのオペラ2作『魔笛』『コジ・ファン・トゥッテ』、そして新国立劇場3年ぶりとなる新作オペラとして、泉鏡花原作の創作委嘱作品『夜叉ヶ池』(世界初演)を上演する。◆新国立劇場オペラ 2012/2013シーズンラインアップ2012年10月ブリテン作曲:ピーター・グライムズ [新制作]11月プッチーニ作曲:トスカ11月・12月ロッシーニ作曲:セビリアの理髪師2013年1月・2月ワーグナー作曲:タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦1月・2月ドニゼッティ作曲:愛の妙薬3月ヴェルディ作曲:アイーダ [開場15周年記念公演]4月モーツァルト作曲:魔笛 [新制作]5月・6月ヴェルディ作曲:ナブッコ [新制作]6月モーツァルト作曲:コジ・ファン・トゥッテ6月香月修作曲:夜叉ヶ池 [新制作/創作委嘱作品・世界初演]
2012年01月24日“左手のピアニスト”として活躍する舘野泉が贈る新たなプロジェクト「左手の音楽祭」が今年5月よりスタートする。「舘野泉」の公演情報1964年よりフィンランドのヘルシンキに拠点を構え、日本と北欧5か国をはじめ世界各国で行ったコンサートは3000回以上、録音作品は約100点を数えるピアニスト、舘野泉。特にシベリウスをはじめとする北欧の作曲家の作品演奏については、フィンランド政府より「シベリウス・メダル」を授与されるなど世界的な評価も高い。2002年、リサイタル中に脳溢血で倒れ、右半身不随となるも、2年余の闘病を乗り越え、左手での本格的な演奏活動を開始。2010年の演奏活動50周年を経て、今もなお現役ピアニストとして第一線で活躍中だ。今年5月よりスタートする「左手の音楽祭」は、国内外様々な作曲家が舘野泉自身のために書きおろした作品と、左手ピアノのための名作を織り交ぜ、2年をかけて贈る壮大なプロジェクトだ。新境地を開拓し続ける舘野泉が贈る、左手ピアノ音楽の集大成は、日本の音楽界に新しい歴史を刻み込むことだろう。「舘野泉 左手の音楽祭」の第1回は、5月18日(金)に東京都/第一生命ホールで開催。チケットの一般発売は1月21日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行先着プリセールを1月20日(金)23時まで受付中。
2012年01月19日新国立劇場 中劇場にて上演される『天守物語』の初日が目前に迫ってきた。泉鏡花の描く幽玄な世界が、白井晃の演出によって、現代の世にどのような形で立ち現れるのか。通し稽古が行われる現場を訪ね、その仕上がりを探った。降りしきる雨の音。やがてそれがカットアウトすると、少女たちが童謡を歌い始める。非現実の世界へと引き込まれて見えてきたのは、白鷺城の天守閣だ。五重塔の最上階にあたるその場所は、美しき妖怪・富姫(篠井英介)が取り仕切っていた。今日は妹のように可愛がる亀姫(奥村佳恵)が猪苗代の亀ヶ城からはるばるやってきたとあって、富姫たちはもてなしに余念がない。やがて、にぎやかな時が過ぎ、日も暮れた頃、下界から武士(平岡祐太)がやってきて、天守に緊張が走る。彼は姫川図書之助と名乗る鷹匠で、逃がした白鷹を追ってここまで登ってきたというのだ。富姫は、ひと目で男を気に入ってしまう。魔物と人間、出会ってしまった両者の運命は……?和モノを初めて手がける白井の演出は、広い舞台面をダイナミックに使い、展開に淀みがない。音楽の三宅純、振付の康本雅子らと客観的な視点で再構築した和の世界は、すっきりとモダンな手触りで、歌舞伎の『天守物語』とは印象を異にする。一方で、侍女たちが下界に糸をたらして草花を釣ったり、生首が出てきたりと、ファンタジーならではの趣向が戯曲に忠実に表現されて楽しい。女性になりきることをせず、役の心理を的確に伝える描写力でリアリティをもたらす篠井の女形芸はさすが。平岡は実直な人柄をそのまま活かした濁りのないまっすぐな演技で存在感を示し、奥村は、透明感のある声と燐とした立ち姿で、可憐にして残酷さも感じさせる姫君を作り上げていた。この舞台は、9月20日から10月10日まで上演された三島由紀夫作『朱雀家の滅亡』、10月18日に開幕して11月5日(土)に千秋楽を迎える倉持裕作『イロアセル』に続く、〈【美×劇】-滅びゆくものに託した美意識-〉と題したシリーズの第3弾。永久不滅の美を求めず、移ろうものにこそ価値を見出し、慈しみを与える。そんな日本人の心を再発見しようという企画に、これほどマッチする作品はないのではないか。ここで描かれるのは、聖と俗の対立だ。生首を愛でるなどグロテスクな行動をとりながら、魔物たちの心は純粋このうえない。喜怒哀楽を正直に表す彼女たちに対し、人間はといえば、封建制の縦社会に依存し、心のままに振舞うことを忘れてしまっている。何が本当に美しいのか。見えないものを見、聞こえないものを聞くことの大切さ。鏡のように澄んだ舞台に最後に映るのは、観客自身の心のあり方なのかもしれない。公演は11月5日(土)から20日(日)まで。チケット発売中。
2011年11月02日