ポン・ジュノ監督が審査員長を務めた2021年・第78回ヴェネチア国際映画祭にて、審査員の満場一致で最高賞である金獅子賞を受賞したフランス映画『Happening』(英題)が邦題『あのこと』として12月2日(金)より公開決定。ポスターと予告編が解禁された。ヴェネチア金獅子賞を皮切りに、世界の映画賞を席巻した本年度最大の話題作の1つ。舞台は1960年代、法律で中絶が禁止され、処罰されていたフランス。望まぬ妊娠をした大学生のアンヌ(アナマリア・ヴァルトロメイ)が、自らが願う未来をつかむために、たった1人で戦う12週間が描かれる。全編アンヌの目線で描かれる本作は、アンヌと身も心も一体化、観る者が「恐怖と怒りと情熱」を体感するという没入感、臨場感が見どころ。監督を務めるのは、本作をきっかけに世界中から注目を集める女性監督オードレイ・ディヴァン。主演は子役時代に『ヴィオレッタ』で美しすぎる娘役を怪演し、本作でセザール賞を受賞したアナマリア・ヴァルトロメイ。原作は、ノーベル賞に最も近い作家とリスペクトされるアニー・エルノーが自身の実話を基に書き上げた「事件」。オドレイ・ディワン/第78回ヴェネチア国際映画祭 Photo by Marc Piasecki/Getty Images今回解禁された予告編は、前途有望なアンヌの妊娠が発覚し、うろたえるシーンから始まる。「違法行為になる」と医者から突き放される様子や、「妊娠したら、大学を辞め働くしかない」「刑務所に入りたいの?」と話す友人の会話が、1960年代当時のアンヌを取り巻く社会を物語る。しかし、アンヌの選択は1つ。未来のために命がけであらゆる方法を模索しながらも、タイムリミットは迫り、彼女が焦燥し、どんどん孤立し追い詰められていく様が映し出される。全編、彼女にぴったりと寄り添う映像からも、映画と観客の垣根がなくなるようなヒリヒリとした臨場感と、尋常ならざる没入感で「体験型」と言われる所以が垣間見える。ポスターは、主人公アンヌがこちらを見据える強いまなざしが印象的なビジュアル。その視線には、戸惑いと焦燥におびえながらも覚悟をつけた女性の鋭い光が宿り、訴えるようにも、拒絶するようにも見える瞳と、結ばれた口元がこの映画の力強さを伺わせている。『あのこと』は12月2日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこと 2022年12月2日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2021 RECTANGLE PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINÉMA - WILD BUNCH - SRAB FILM
2022年09月09日ダニエル・クレイグが名探偵ブノワ・ブランを演じるNetflix映画『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』より、初映像とキービジュアルが公開された。本作は、ダニエル演じる風変りな紳士名探偵ブノワ・ブランが、難解な殺人事件の謎を解き明かす本格ミステリー。前作の『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』はアカデミー賞脚本賞を受賞、世界中が注目する大ヒット作品となった。ブノワが新たに挑むのは、絶海の孤島で巻き起こる殺人事件。IT業界の大富豪マイルズ・ブロン(エドワード・ノートン)と、マイルズによって地中海の孤島に集められた友人たちは、ミステリーゲームと称し、4つのパズルが埋め込まれたゲームボードの謎解きに挑戦。ところが、実際に殺人事件が起こり、状況は一転する。今回公開された映像では、容疑者たちはそれぞれ何かを企み、何かに怯えながら真実を隠している様子。さらに、不穏な音楽と共に燃える屋敷や刃物をもって身構える女性、逃げ出す車が次々と映し出され、ブノワも「ドアに鍵をかけ、部屋にいろ。全員危険だ」と忠告するシーンもあり、前作を上回る危険な事態を予感させる。またキービジュアルでは、本作の舞台となる地中海の孤島で佇むブノワと、彼と対峙するかのような8人の容疑者の影も写し出されている。前作でストーリーテリングを高く評価されたライアン・ジョンソンが、本作でも監督と脚本を続投。ジョンソン監督は「アガサ・クリスティのように全作品が全く新しい本のように作り、それぞれの作品に意義をもたせたかったんだ」と思いを語っている。Netflix映画『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』は12月23日(金)より独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年09月09日「A24」が配給、実体験に基づく“暗黒時代”を笑い話として映画化した『Never Goin’Back』(2018年)が、邦題を『Never Goin’Back/ネバー・ゴーイン・バック』として12月より公開決定。メイン写真1点が解禁となった。高校を中退した親友同士のアンジェラとジェシーは、兄とその友人と4人で共同生活を送っているが、バイト三昧の日々でも、家賃を払うのがやっとの極貧生活を送っている。だが、ジェシーの誕生日に1週間のビーチリゾートのバカンスをプレゼントしたいアンジェラは、家賃代のお金で2人分の夢のチケットを購入する。不足分の家賃を稼ぐために無茶苦茶な追加シフトを入れるも、家に泥棒が入るわ、兄のせいで刑務所に入れられるわ、 誤って大麻入りクッキーを食べてハイになるわ、挙句の果てにバイトもクビになりそうに…。2人の追い求める憧れのバカンス、テキサスのリゾートビーチへ無事に辿り着くことは出来るのか!?監督オーガスティン・フリッゼルの実体験を笑い話として映画化2018年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でゲームチェンジャー賞にノミネートされた本作。監督のオーガスティン・フリッゼルは、俳優としては15年以上ものキャリアがあるが、本作で長編映画監督デビューを果たした(続く2作目のフェリシティ・ジョーンズ主演『愛しい人から最後の手紙』は日本ではNetflix配信中)。テキサス州ダラスで育った彼女は、15歳で両親に捨てられたも同然となり、毎月の家賃の当てもなく、友人と一緒に困難な暮らしを送ってきたことから本作の着想を得ている。夫で、『グリーン・ナイト』『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(ともにA24作品)監督のデヴィッド・ロウリーと出会い、短編映画を製作するようになり、あの暗黒時代を笑い話に変えようと本作を撮影したという。旬の若手俳優のW共演に注目主演はマイア・ミッチェルとカミラ・モローネ。マイアはディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーの『ティーン・ビーチ・ムービー』や、同時期に公開されたティモシー・シャラメ主演の『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』の出演などで注目を浴びる長いキャリアを持つオーストラリア出身の若手俳優。また、レオナルド・ディカプリオと交際報道が話題となったカミラは名優アル・パチーノの継娘で、「VOGUE」誌の表紙も飾ったモデルで、ブルース・ウィリス主演の『デス・ウィッシュ』などでも知られる。旬の若手俳優のW主演による、パワフルガールズムービーがついに日本に上陸する。『Never Goin’Back/ネバー・ゴーイン・バック』は12月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Never Goin’ Back/ネバー・ゴーイン・バック 2022年12月よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2018Muffed Up LLC. All Rights Reserved.
2022年09月08日『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランドが監督を務める『MEN』(原題)が、『MEN 同じ顔の男たち』の邦題で12月9日(金)より全国公開されることが決定。特報が解禁された。ハーパー(ジェシー・バックリー)は夫ジェームズ(パーパ・エッシードゥ)の死を目の前で目撃してしまう。彼女は心の傷を癒すため、イギリスの田舎街を訪れる。そこで待っていたのは豪華なカントリーハウスの管理人ジェフリー(ロリー・キニア)。ハーパーが街へ出かけると少年、牧師、そして警察官など出会う男たちが管理人のジェフリーと全く同じ顔であることに気づく。街に住む同じ顔の男たち、廃トンネルからついてくる謎の影、木から大量に落ちる林檎、そしてフラッシュバックする夫の死。不穏な出来事が連鎖し、“得体の知れない恐怖”が徐々に正体を現し始める…。アレックス・ガーランド監督 Photo by Amy Sussman/Getty Images監督を務めるのは2015年長編デビュー作となるSFスリラー『エクス・マキナ』が第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞し、脚本賞にもノミネートされるという快挙を果たしたアレックス・ガーランド。完璧な構図と鮮やかな色彩で織りなす圧倒的映像美で不穏な物語を紡ぎ出す。ジェシー・バックリー Photo by Tim P. Whitby/Getty Images For Society of London Theatre主役を務めるのは『ワイルド・ローズ』『ジュディ 虹の彼方に』、そしてNETFLIXオリジナル映画『もう終わりにしよう』で脚光を浴び、2021年マギー・ギレンホール監督作『ロスト・ドーター』でアカデミー賞助演女優賞にミネートされた注目女優ジェシー・バックリー。夫の死を目撃した過去のトラウマと目の前に現れる同じ顔の男たちの恐怖に対峙する主人公を見事に体現する。ロリー・キニア Photo by Gareth Cattermole/Getty Images次から次へと現れる同じ顔をした男たちを演じるのは『007/慰めの報酬』から『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』までの007シリーズにビル・タナー役で出演した英国俳優ロリー・キニア。一人で何役もの不気味な男たちを怪演している。この度解禁された特報映像は、ジェシー・バックリー演じる主人公ハーパーが車を運転し、田舎街へやってくるシーンから始まる。「とても美しい家ね」と宿泊先を気に入った様子で庭先にあるリンゴをおもむろにかじるハーパー。散策しているうちに見つけたトンネルでハーパーが発声するとトンネル内に反響し始める。すると、その声に呼応するかのように不穏な出来事が連鎖していく。目の前に現れた男は突然姿を消し、木から大量の林檎が落下、恐ろしい叫びと共に襲い来る何か。場面は再びトンネルに戻ると、遠くにいる男が不気味な声を上げながらこちらに向かってくるところで映像は終わる。まだ正体の見えない恐怖への想像を掻き立てられる特報となっている。本作は第75回カンヌ国際映画祭の<監督週間>で上映が行われ、その衝撃的な展開に度肝を抜かれる観客が続出。特にラストへと展開する怒涛の20分は永遠のトラウマになること必至だ。『ベイビー・ドライバー』『ラストナイト・イン・ソーホー』のエドガー・ライト監督も本作を鑑賞し、絶賛。「熱を帯び、眩暈(めまい)を誘うアレックス・ガーランド監督の『MEN』は最高だった。想像を超える役者たちの演技と目を見張るVFXも見逃せない!」とコメントしている。A24とアレックス・ガーランド監督が仕掛ける、美しくも不穏な物語に期待が高まる。『MEN 同じ顔の男たち』は12月9日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MEN 同じ顔の男たち 2022年12月9日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©️2022 MEN FILM RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年09月08日ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインが共演したNetflix映画『グッド・ナース』より、緊張と戦慄が連鎖する予告編とキービジュアルが到着した。看護師でシングルマザーのエイミー(ジェシカ・チャステイン)は、重い心臓病を抱えながら、多忙で過酷すぎる夜勤を続け、肉体的にも精神的にも限界を迎えていた。ある日、彼女の部署に、同僚のチャーリー(エディ・レッドメイン)がやってくる。彼と病院で共に過ごすうち、固い絆で結ばれ親友同士に。そんな中、病院では患者の不審死が相次いで発生、その容疑者としてチャーリーが候補に挙がってしまう…。早くも、アカデミー賞をはじめとする今年の賞レースを賑わせること必至な本作は、チャールズ・グレーバーによる「The Good Nurse」(原題)を原作にした、実話を基にした戦慄のサスペンス。監督は、『ある戦争』がアカデミー賞外国語映画賞ノミネートとなったトビアス・リンホルム。脚本は、『1917 命をかけた伝令』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたクリスティ・ウィルソン=ケアンズが手掛けた。公開された映像では、エイミーとチャーリーが病院勤務の多忙な中で、絆を深めていく姿が描かれていく。しかし一方、恐ろしい事件の存在が不気味に語られていく。亡くなった患者の体内からは、ありえない量のインスリンが発見され、内部の何者かによる犯行が疑われる。その第一容疑者に挙げられたのはチャーリー。「病院を転々としてる」「彼は指一本触れずに人を殺してる」「次の病院で犯行を繰り返すぞ」と語られ、徐々に彼の裏の姿が垣間見えていく。また合わせて公開されたビジュアルには、殺害容疑をかけられた“穏やかな男”チャーリーと、彼の狂気を疑い、真実を求めていく友人の看護師エイミーが、複雑な表情でこちらを見つめており、不穏な一枚に仕上がっている。なお本作は、10月より一部劇場にて公開も予定している。Netflix映画『グッド・ナース』は10月26日(水)より独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年09月08日現在公開中のトム・クルーズ主演映画『トップガン マーヴェリック』が、早くも明日9月9日(金)よりデジタル先行配信がスタートする。1980年代を象徴する傑作にしてトムの出世作『トップガン』。続編製作権をトムが自ら獲得し、いつの日か、ふさわしいときが訪れることを信じ、誰にも渡すことはなかった。そして2022年、度重なる延期を経てついに公開。前作で命を落とした同僚グースの息子ルースターに、教官として対峙するマーヴェリックの葛藤、最大のライバル・アイスマンとの絆が描かれる。また本作は、究極のリアルを求め、IMAXカメラを戦闘機内に搭載し撮影を敢行。前作を凌ぐ迫真の飛行シーンが現実のものとなった。8Gにも至る重力加速度に耐えるためのトレーニングを、トム自ら若手キャストに施したという。旧友・アイスマン役のヴァル・キルマーの出演が実現した本作。ヴァルは咽頭がんを患い、自然に話すことができない状態だが、トムの熱望により、その出演が叶った。吹き替え版では、マーヴェリックとルースター、因縁のふたりを演じる森川智之と宮野真守を中心に、現役トップガンの面々には中村悠一、内田真礼、武内駿輔、木村昴、内田雄馬、杉村憲司らが集結しており、こちらも必見だ。そして、11月2日(水)には4K Ultra HD、Blu-ray&DVDのリリースも決定。さらに、『トップガン』『トップガン マーヴェリック』2作セットも登場。2作セット【トップガン&トップガン マーヴェリック4K Ultra HD+ブルーレイセット】では、1作目のマーヴェリックの吹き替えも森川さんver.を収録している。『トップガン マーヴェリック』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年09月08日女性を巡る人間ドラマとして、いつの世もクローズアップされるのが<母と娘>。近年だけでも『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』や『湯を沸かすほどの熱い愛』、『真実』など多くの名作があるが、女性監督としての世界的評価を前作『燃ゆる女の肖像』で確かなものにしたセリーヌ・シアマ監督の待望の新作『秘密の森の、その向こう』も、この<母と娘>がテーマとなっている。そこで、この秋、映画館で観られる注目の<母と娘映画>をピックアップ!また、シアマ監督に聞いた、お気に入りの<母と娘映画>も合わせて紹介する。■セリーヌ・シアマ監督『秘密の森の、その向こう』主人公である8歳の少女ネリーが、自分と同じ年の時の母親と出会うという驚きと奇跡に満ちた物語。第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門での上映を皮切りに、各国の映画祭で上映され惜しみない絶賛評を受け続けている。シアマ監督は、真骨頂である女性の深淵を描きつつ、娘、母、祖母という三世代の女性を思いもよらない方法でつなぐ奇跡のような作品を完成させた。同じ年の母と娘が出会うという本作は、あるとき、「ひとつのビジュアルのイメージがふっと降りてきた」ことから始まったという。森の中にある小屋の前に2人の女の子が立っているというシンプルなイメージから、それを母と娘にしたいと考えた監督は、徹底的に物語を掘り下げたという。この思いもよらない設定について、監督は「あらゆる人の身に起きる可能性のある状況にしたかったし、私自身の個人的かつプライベートな解釈も入れ込みたかったんです。子ども時代の親と出会うという設定は、多くの人が自分自身に置き換えて想像することができるし、親子の関係を見直すことにもなります。このアイデアを練り上げるのは、本当に楽しかったです」とふり返る。セリーヌ・シアマ監督が好きな<母と娘映画>は?本作の日本公開に寄せて、シアマ監督自身が好きな<母と娘映画>をいくつか教えてくれた。最近の映画の中ではディズニー&ピクサー『私ときどきレッサーパンダ』(ドミー・シー監督)がお気に入りだそうで、4回も鑑賞したそう。ほかにも、スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマン監督が手掛けた母と娘映画は「衝突をすると娘の関係を深く掘り下げていました」と語り、具体的には『秋のソナタ』や『叫びとささやき』を挙げた。さらに、「母娘映画とは言えないかもしれないけれど、とても強烈な印象が残った」と語るのが細田守監督作『おおかみこどもの雨と雪』。同作からは、『秘密の森の、その向こう』の製作にあたってインスピレーションを受けたことを明かしてくれた。『秘密の森の、その向こう』は9月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。■ゲイソン・サヴァット監督『ドライビング・バニー』ある事情から、妹夫婦の家に居候中の40歳のバニー(エシー・デイヴィス)は、娘とは監視付きの面会交流しかできない。ある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャ(トーマシン・マッケンジー)に言い寄る光景を目撃。2人は一緒に逃避行を始めることに。普通の家庭生活を送りたいと願う、経済的弱者たち。絶望という言葉すらよぎる厳しいドラマを、ゲイソン・サヴァット監督がユーモアと茶目っ気たっぷりのロードムービーに転換し、描き出していく。第20回トライベッカ映画祭審査員特別賞ほか世界で賞賛され、米批評サイトのロッテントマトで100%を獲得した心揺さぶる衝撃作。『ドライビング・バニー』は9月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。■戸田恵梨香×永野芽郁×湊かなえ『母性』大ヒットを記録した『告白』の原作者・湊かなえが執筆し、累計発行部数100万部を突破した同名の問題作が、戸田恵梨香と永野芽郁の共演により映画化。女子高生が遺体で発見された。その真相は不明。事件はなぜ起きたのか?真相を紐解くキーワードは“母性”。普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。母と娘の不穏な関係性が、事件にまつわる2人の視点の違いととも描かれていく。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。■カナダ版アカデミー賞で8冠『灼熱の魂』デジタル・リマスター版本作は、主人公である初老の女性ナワルの死から始まる。ナワルは謎めいた遺言と2通の手紙を残しており、実の子である双子の姉弟ジャンヌとシモンが存在すら知らされていなかった兄と父親に宛てられていた。双子の姉ジャンヌは遺言に導かれ、母親の昔の写真を手に初めて母の祖国の地を踏み入れる。波乱万丈という言葉では言いつくせない母の余りに壮絶で数奇な人生と、自分の足で自分たち家族が持つ宿命をひとつずつ探り当てていく娘を描き出していく。『DUNE/デューン 砂の惑星』などハリウッドで最も注目される監督のひとり、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の出世作としても注目の2010年の作品。第83回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、カナダ版アカデミー賞であるジニー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞など8部門独占を果たしたほか、30か国以上の映画祭で上映され高い評価を獲得した。『灼熱の魂』デジタル・リマスター版はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:灼熱の魂 2022年8月12日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開Ⓒ 2010 Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl. All rights reserved.母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会秘密の森の、その向こう 2022年9月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2021 Lilies Films / France 3 Cinémaドライビング・バニー 2022年9月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2020 Bunny Productions Ltd
2022年09月06日『ジョン・ウィック』のスタッフが仕掛けるリベンジ・アクション大作『ザ・コントラクター』より、主演のクリス・パインのスペシャルインタビュー動画(Part.1)が到着した。クリス・パイン演じる元最強特殊部隊の請負人(コントラクター)が、世界を揺るがす陰謀に隠された真実を暴く姿を描く本作。主演を務めるクリス・パインは、『スター・トレック』シリーズや『ワンダーウーマン』シリーズなど、大作、SF、アクションへの出演が続き、ハリウッドスターとしての地位を確立している。本作では、米国特殊部隊グリーンベレー出身の軍事アドバイザーによる徹底的な訓練にも耐え、鍛え抜かれた肉体を駆使したリアルなアクションを披露し、元特殊部隊員役を見事に演じた。この度到着した動画でクリス・パインは、役作りや、本作の魅力について明かしている。本作の主人公・ジェームスは、元最強特殊部隊員という経歴を持っており、難役への役づくりについて「多くのアクションシーンがあったので、身体づくりのため、たくさんトレーニングしました」と明かす。続けて、「射撃場で、銃の扱い方や、複数人と戦う訓練、泳ぎの練習、元陸軍特殊部隊員のアドバイザーと役への理解を深めていった」と語り、本作では、見応えのあるアクションシーンが続くというアピールも。また作品の魅力についての質問が及ぶと、開口一番「非常に魅力のあるジャンルだと思う」と断言。「人が生きるか死ぬかの状態にいるの、皆さん好きですから。昔から人気のジャンルで、大きな逆境や圧力と立ち向かい生き残ることは、人生において最も大事なことです」と語り、魅力溢れる作品だということを、丁寧に紐解いてくれた。最後に「皆さん観たくなるんです」とも語り、本作の鑑賞を力強く勧めている。ベン・フォスター、エディ・マーサン、キーファー・サザーランドといった、映画スターたちとの演技バトルからアクションシーンまで、ハリウッド映画の醍醐味が詰まった本作に注目したい。『ザ・コントラクター』は10月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・コントラクター 2022年10月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開MOTION PICTURE ARTWORK © 2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2022年09月06日“世界で最も愛されたプリンセス”の世界初の劇場ドキュメンタリー『プリンセス・ダイアナ』。25年前、大規模な“国民葬”が行われた9月6日に合わせ、世界25億人が見守ったといわれる当時の本編映像が解禁となった。25年前の1997年8月31日、ダイアナ元妃は事故で帰らぬ人となり、9月6日に大規模な葬儀が行われた。ダイアナ元妃の葬儀は「国民葬」(議会の承認が必要で極めて対象が限られる「国葬」よりも対象が広く、女王の合意のみで営むことができるもの)として執り行われた。その模様はイギリスのみならず世界中で報じられ、推定25億人が中継を見たと言われており、日本でも約2時間にわたって衛星放送で生中継された。本作にはその葬儀の模様もじっくりと描かれており、解禁となった本編映像には厳かな葬儀の様子と、複雑な表情を浮かべる皇室の面々、そして悲しみにくれる大衆の姿が次々と切り取られていく。ダイアナの首の傾きを思い起こさせるウィリアム王子の悲しみをこらえながらも、懸命に自我を保とうとする姿、感情を読み取らせないエリザベス女王の凛とした佇まい、素直に感情を表し、まるで自身の家族を亡くしたかのように嘆き悲しむ大衆などをとらえている。なお、当時リアルタイムで当時その様子を報道した著名人から、ダイアナを改めて追悼するとともに本作へのコメントも到着。安藤優子(キャスター/ジャーナリスト)は「自らの死の直前まで『自分らしくありたい』と闘った一人の不屈の女性であったことに、この映画で初めて気がつき、胸をうたれました」と語り、デーブ・スペクター(放送プロデューサー)は「金魚鉢にいたダイアナ妃を長年覗いた私たち。素敵な女性だったダイアナを懐かしく思う一方、公共されたプライベートを楽しむ私たちも学ぶ事があるか。『プリンセス』を観た後も考えさせられる」と投げかける。平野早苗(フリーアナウンサー・リポーター)は、「何故事故は起きたのか?25年前、パリの事故現場でリポートをしながらの私の問いは今も続いている。映像に残るダイアナさんの少し悲しげな、或いは虚ろな、或いは懸命な表情。私はその瞳といつしか対話していた」と感想を寄せている。『プリンセス・ダイアナ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリンセス・ダイアナ 2022年9月30日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開
2022年09月06日映画『ロード・オブ・ザ・リング』の日本劇場公開20周年を記念して、ピーター・ジャクソンによる4Kリマスターされたシリーズ3部作が、日本で初めてIMAX上映する。この度、見応えたっぷりの3部作特別映像が到着した。J.R.R.トールキンの原作を基に、ファンタジー映画の概念を覆したピーター・ジャクソン(監督/共同脚本)による気宇壮大な映画シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』。冒険の始まりを描いた1作目は、アカデミー賞作品賞を含む合計13部門にノミネート、最多4部門に輝いた。今回公開された特別映像では、壮大な音楽と共に、3部作全て通したカットがぎっしりと詰め込まれている。増大していく闇の勢力を前に、決死の覚悟で戦う旅の仲間たちの姿が収められ、見応えたっぷりだ。また、入場者プレゼント&復刻版パンフレット販売も決定。入場者プレゼントは、今回の上映を記念して制作されたIMAX限定ビジュアルのミニポスターとなっている(※数量限定、なくなり次第終了)。『ロード・オブ・ザ・リング』は9月16日(金)より公開。『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』は10月7日(金)より公開。『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は10月28日(金)より公開。※IMAXの上映形態は【スペシャル・エクステンデッド・エディション】ではなく【劇場版】(cinemacafe.net)■関連作品:ロード・オブ・ザ・リング 2022年9月16日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 2022年10月7日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 2022年10月28日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.
2022年09月06日現在公開中のトム・クルーズ主演スカイアクションムービー『トップガン マーヴェリック』が、9月4日までの101日間累計で動員数7,619,659人/興行収入12,097,224,690円を記録した。公開から15週間、コロナ禍以降の記録を日々塗り替えるハイペース飛行を続け、2020年以降に日本で公開された実写映画のNo.1を邁進中の本作。公開100日目には累計興行収入120億円を突破し、まだまだ勢いはとどまることを知らない。また、日本と同様に『トップガン』フィーバーの続くアメリカでも、じわじわと再び順位を上げ、公開から15週経った週末の全米興行収入ランキングで異例の2位にランクイン。全米歴代興行収入ランキングの歴代TOP5入りまで僅差に迫っている。なお、興行通信社調べの日本歴代興収ランキングでも、26位へアップ。先日、『トップガン』4Kニューマスター版、『トップガン マーヴェリック』の連続上映が発表されており、さらなる高みに向け、加速が続きそうだ。『トップガン マーヴェリック』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年09月05日珠玉の名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」を生んだ名作アニメーションを実写映画化した『ピノキオ』。ディズニーではこれまで、『シンデレラ』や『美女と野獣』『アラジン』など数々の名作アニメーションの実写映画を送り出し世界中を魅了してきた。そんなディズニーの実写化作品に共通する魅力について、『ピノキオ』でジミニー・クリケット役の日本版声優を務める山本耕史は、「最新技術が進歩し、まさにアニメーションの世界観がリアルに具現化できるところ」だと語っている。ディズニーの実写化作品は、例えば『シンデレラ』では豪華絢爛な舞踏会やシンデレラが魔法で美しいドレスに身を包む姿、『美女と野獣』ではベルと野獣が2人きりで心を通わせるダンスシーン、『アラジン』ではアラジンがジャスミンに広い世界を見せてあげるため魔法のじゅうたんに乗り夜空をデートするシーンなど、アニメーション版でも人々の心を魅了してきたシーンを実写で表現したことで、世界中で大ヒットを記録。アニメーション作品をよりリアルに体感できる実写映画は、人々の心に深く刺さる作品としてディズニーが蘇らせてきた。『シンデレラ』ディズニープラスで配信中 (C)2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reservedそんなアニメーション作品の実写映画の魅力について山本さんは、「絵本や文字、アニメーションなど、リアルに目の前で観ることができない世界観というのは、これまで想像するしかなかったと思います。でも今は技術が進歩し、まさに絵本やアニメーションの世界観を丸々リアルな世界に具現化できるんです。それでいて違和感のない世界を表現できることが、本当に凄いなと感じます」と明かす。『アラジン』ディズニープラスで配信中 (C)2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reservedそしてディズニーの実写化最新作『ピノキオ』は、ディズニーの夢と魔法が詰まった作品となった。妖精ブルー・フェアリーが「星に願いを」を歌いながら木彫りの人形に命を授け、ピノキオが誕生する幻想的なシーンや、80年以上に渡り愛され続けてきたピノキオやジミニー・クリケット、金魚のクレオや猫のフィガロなどのキャラクターがイタリアを舞台にした街並みに実写として登場するなど、リアルで美しい世界観を体験できる作品となっている。山本さんは本作について、「『ピノキオ』は、いつの時代になっても人の心に響くような作品なので今回実写化に繋がったのだと思います」と言う。「“あの時こんなに遠くまで行っていたんだ”、“こんなに人間との温度差があるんだ”というようなことが、生身の人間が出てくることによってよりリアルに感じられるので、実写化される意味がしっかりある作品だなと改めて思いました」と太鼓判。アニメーション作品として長らく愛され続けてきた『ピノキオ』だが、現代技術で蘇る実写版『ピノキオ』で改めてディズニーの世界観を堪能できそうだ。『ピノキオ』は9月8日(木)よりディズニープラスにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年09月05日ブラッド・ピット主演映画『ブレット・トレイン』が、9月1日より公開中。この度、本作の興行成績が発表され、9月4日までの4日間で動員283,633人、興収412,224,880円を記録したことが分かった。本作は、伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を、ブラッド主演×デヴィッド・リーチ監督でハリウッド映画化したミステリーアクション。公開前には、ブラッドと共にアーロン・テイラー=ジョンソン、真田広之、デヴィッド・リーチ監督らが、東海道新幹線のぞみを貸し切り東京駅から京都駅までを動く「史上初のレッドカーペット・イベント」や、京都でのジャパンプレミアで盛り上がった本作。SNS上では、カラフルでポップな日本描写、しっかりと感じられる原作味、怒涛の伏線回収、絶妙な日本楽曲など、多角的な面で盛り上がりを見せている。週末土日2日間(9月3日~4日)では、動員167,721人、興行収入256,733,940円となり、洋画No.1の大ヒットスタートを切った。『ブレット・トレイン』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年9月1日より全国にて公開
2022年09月05日新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るう中で逆境を逆手に取り、外出制限の真っ只中のロサンゼルスで撮影した、マイケル・ベイプロデュースによる戦慄のパンデミック・スリラー『ソングバード』が10月7日(金)より公開。この度、Netflix映画『パープル・ハート』にも主演する本作のヒロイン・サラを演じたソフィア・カーソンのメッセージとともに場面カット7枚が解禁となった。ディズニー・チャンネル放映の『ディセンダント』シリーズのイヴィ役でブレイクしたソフィア・カーソン。2019年にはNetflixオリジナル映画『フィール・ザ・ビート』ではダンサー役エイプリルで主役を務めた。さらに今年、7月29日から配信が始まると日本、アメリカ、スペイン、フランスなど、世界各国でNetflixの“今日の映画TOP10”入りを記録し大ヒット中の『パープル・ハート』では主演、製作総指揮、歌唱、サウンドトラックも担当。シンガーソングライターという役どころで、劇中の歌唱シーンには絶賛の声が相次いでいる。シンガーの一面も併せ持つ彼女は、『パープル・ハート』の配信日と同時にサントラを発売すると瞬く間に各国のチャートにランクインを成し遂げ、自身がリリースした楽曲の総再生回数は20億回を超え。さらに今年4月にデビューアルバム「Sofia Carson」を発表、日本でのみCDが発売されており、俳優としてもシンガーとしても今後目が離せない存在だ。この度解禁するのは、そんな彼女が本作『ソングバード』で演じたサラを捉えた場面カット7枚。不安そうな面持ちで電話をかけるシーンや、防護服に身を包んだ者に捕まり必死に抵抗する瞬間を捉えたもの。壁を隔てながらもニコ(KJ・アパ)との愛を噛み締めるように目をつむる場面や、恐怖で口を押えた写真など、一体どんな運命がサラを待ち受けるのか期待が膨らむ場面カットとなっている。ソフィアは本作について、タイトルにちなみ「鳴き鳥は、絶えず大胆に希望の歌を歌っています。監督は、サラがその鳴き鳥なんだって教えてくれました。希望の戦士なのです。また監督は、私たちの映画が、現代における最大のサバイバル物語の一つを舞台にしているにも関わらず、究極的には希望と愛の力が勝利するということを描いているとも思い出させてくれました。だから、みんながニコとサラに出会う時、それを感じ取ってくれることを願っています」と、観客にメッセージを寄せた。『ソングバード』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソングバード 2022年10月7日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 INVISIBLE LARK HOLDCO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年09月05日絶賛公開中の『ブレット・トレイン』より、<プリンス>を演じるジョーイ・キングが本作の魅力とブラッド・ピットとの初共演について明かすインタビュー映像が解禁された。<プリンス>を演じるジョーイ・キングは、子役時代から活躍、若干23歳にして実はすでに芸歴は20年目。Netflix映画『キスから始まるものがたり』シリーズでもキュートな魅力で大人気だ。外見は普通の女子学生だが、狡猾で悪魔のような性格の持ち主<プリンス>は、優れた洞察力と、自分の思い通りに物事が進んでいく“強運”を武器に、車内で起こる全ての出来事を裏で掌握し、ブラッド・ピット演じるレディバグたちを翻弄する役柄。ジョーイはブラッド・ピットとは本作が初共演だったという。ブラッド・ピットについてジョーイは「イメージ通り」「想像通りでとにかく優しい人だった」と賞賛。「プロ意識が高くて誰にでも優しい」「誰かが演技のアイデアを出すと、興奮して一緒に試してくれる遊び心がある。彼自身もアイデアを出すから試すのが楽しかった」、そして「とにかくおおらかな人ね。共演して楽しかったし本当にうれしい」と撮影当時をふり返る。本作の監督であるデヴィッド・リーチについては、実は「元々監督のことは知っていたし、大ファンだった」と言う。「彼はスタント振付師からアクション監督へと素晴らしい転身を遂げた、とても知的で冷静で集中力のある監督」「彼はこの作品で期待を一身に背負ってストレスも感じていたと思う」「でもいつも冷静だし、冗談や世間話を交わす余裕がある素晴らしい監督で見事な仕事ぶりだった」と惜しみない賛辞を送る。最後に本作の魅力について聞かれたキングは「観客が気に入るかと聞かれたら、気に入らない要素がない」と断言。「語り切れないほど魅力があって、アクション満載で格闘シーンも目白押し」「みんな爆笑するだろうからすごく楽しみ」とこれから本作を鑑賞する観客にメッセージを送った。『ブレット・トレイン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年9月1日より全国にて公開
2022年09月04日全米で大ヒットを記録しているミシェル・ヨー主演『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』の日本公開が2023年3月に決定し、併せて海外版ティザーポスターと場面写真が解禁された。9月2日(金)に都内にて新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」をテーマにした日本初のトークイベント「A24night!」が行われ、イベント内で本作の日本公開について発表された。「A24」といえば、アカデミー作品賞に輝いた『ムーンライト』をはじめ、アメリカ最大の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で同サイト史上、最も多くの批評家から高評価を得て新記録を樹立した『レディ・バード』、日本でも社会現象を巻き起こした『ミッドサマー』など、エッジの効いた作品を数多く世に放ち、映画ファンのみならず、アート、音楽、ファッション、様々な分野のファンを魅了する新進気鋭の製作・配給スタジオだ。設立10周年のアニバーサリーイヤーとなる今年は、マイク・ミルズ監督作『カモン カモン』、ホラー路線の『X エックス』、SNSをテーマにしたスキャンダラスなロードムービー『Zola ゾラ』などがすでに日本でも公開され、さらに新感覚ネイチャー・スリラー『LAMB/ラム』、コリン・ファレル主演の『アフター・ヤン』、美しく壮大なダークファンタジー『グリーン・ナイト』に『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド監督の新作『メン(原題)』と今後公開されるものも控えており、まさにA24イヤーといえそうだ。待望の最新作となる『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』は、「カンフー」と「マルチバース」の融合が全人類を救う感涙のアドベンチャー。世界中で「A24」史上最大のヒットを記録、本年度のハリウッド批評家協会賞でも作品賞を含む7部門を受賞し話題を呼んでいる。本作の主人公は、破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン。国税庁の監査官に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンドといくつもの並行世界(マルチバース)にトリップする。「全宇宙に悪がはびこっている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延る悪と戦うべく立ち上がることとなるが…。主演のエブリンには『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』でのハリウッドデビュー以降、『グリーン・デスティニー』など様々なアクション映画に出演し、いまもなお業界を牽引し続けるレジェンドアジア系女優、ミシェル・ヨー。共演に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、『グーニーズ』などで当時一世を風靡し、今作で20年ぶりのハリウッド復帰を果たしたキー・ホイ・クァン。監督は、生者と死者のコンビをユーモラスにブラックジョークたっぷりに描いた『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナート&ダニエル・クワンが務める。公開情報と併せて解禁されたのは、本作のキーアイテムとなるグーグルアイ(ギョロ目)が無数にあしらわれた「A24」らしいアーティスティックな海外版ティザーポスターとミシェル・ヨーが未曽有の敵に対峙する緊迫感溢れる場面写真。まだまだ多くの謎に包まれている本作。続報に期待だ。『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』は2023年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年09月02日映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が、9月16日(金)から22日(木)まで、T・ジョイPRINCE 品川にて、日本初のIMAX2D上映が決定した。本作は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前までを描いた物語。レイアがR2-D2に託したデス・スターの設計図はいかにして入手されたのか?その設計図を奪うため、反乱軍の極秘チーム<ローグ・ワン>が97.6%生存不可能な命がけのミッションに挑む。主人公は、有名な科学者ゲイレン・アーソの娘ジン・アーソ。ジンは反乱同盟軍の最高指導者モン・モスマから指令を受け、ローグ・ワンのメンバーとなり、そこで出会うのが、ジンの監視役となる情報将校キャシアン・アンドー。ヒーローではない名もなき戦士たちが集結し、「スター・ウォーズ」の歴史に残る命がけのミッションを描いた本作は、“完璧な「スター・ウォーズ」”として「スター・ウォーズ」ファンや批評家たちから絶賛され、世界興行収入10億ドルを超える大ヒットを記録している。そして、キャシアン・アンドーを主人公に迎えた新シリーズ「キャシアン・アンドー」が、「Disney+」独占で日米同時配信開始。『新たなる希望』の5年前、帝国軍が支配する暗黒の時代に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々を描くスパイ・スリラー。今回、本作の9分間にも及ぶ特別映像も同時上映。さらに、キャシアン・アンドーをはじめ、命がけのミッションに挑んだ反乱軍の極秘チーム<ローグ・ワン>の“名もなき戦士たち”のシルエットを描いた特別ビジュアルも公開された。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は9月16日(金)~22日(木)T・ジョイPRINCE 品川にてIMAX2D上映。「キャシアン・アンドー」初回3話は9月21日(水)よりディズニープラスにて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年09月02日美食の国、フランスを舞台に、世界で初めてレストランを作った男の爽快な人間ドラマを描いた『デリシュ!』より、本編映像が解禁された。今回解禁された本編映像は、公爵に解雇され寝床に伏せっていた元宮廷料理人のマンスロン(グレゴリー・ガドゥボワ)が、旅籠を訪れた軍人たちが食事を楽しんでいる姿を目にした直後の場面。食事代金を手にした弟子のルイーズ(イザベル・カレ)は、「もうあなたに公爵(バンジャマン・ラベルネ)は必要ない。今日のようにやればいい」と、これからの雇い主は公爵ではなくひとりひとりのお客さんだと告げる。そして息子のバンジャマン(ロレンゾ・ルフェーブル)も「そうだよ。ここを変えよう。どんな人にも開かれた場所に。僕たちならできる」と口を揃え、ルイーズも「料理をたっぷり出せばお客は幸せになるし心を込めたもてなしには金を惜しまない」「遠回りしてでも食べに来る。あなたの料理を」と太鼓判を押す。興奮し、未来のレストランのイメージをドンドン膨らませていくルイーザとバンジャマンのふたりの矢継ぎ早の提案に対し、公爵との関係を気にするマンスロンは、やっとのことで「大テーブルは反対だ」と発言。そんな父に時代が大きな変化を迎えていると感じている息子は、気球の描かれた紙を突きつけ「父さんが決めるんだ。自由に作れる。公爵はもう忘れてよ。あとは父さん次第だ。空も飛べる時代だ」と啖呵を切る。ふたりの言葉に、マンスロンもようやく「スペースが要るな」とつぶやき、失意の底から料理人としての誇りと情熱を取り戻していく。1789年、貴族と庶民が同じ場所で食事をすることが考えられなかった時代に、貴賤に関係なく誰もが気軽に食事を楽しめる世界で初めてのレストランはいかにして生まれたのか。その秘密は映画館で確かめてほしい。『デリシュ!』は9月2日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デリシュ! 2022年9月2日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©︎2020 NORD-OUEST FILMS―SND GROUE M6ーFRANCE 3 CINÉMA―AUVERGNE-RHôNE-ALPES CINÉMA―ALTÉMIS PRODUCTIONS
2022年09月02日豪華キャストが集結したデヴィッド・O・ラッセル監督最新作『アムステルダム』が10月28日(金)より全国公開されることが決定し、予告編が解禁となった。舞台は1930年代。オランダのアムステルダムで出会った3人はある殺人事件の濡れ衣を着せられ容疑者に。《何があっても守り合う》と誓っていた3人の親友は事件に巻き込まれていく中で、やがて“世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀”の中心にいることに気がついてしまう…。本作は、アカデミー賞へのノミネーション数が3作品で25部門にも及ぶ作品を手掛けるデヴィッド・O・ラッセル監督(『ザ・ファイター』(7部門)、『世界にひとつのプレイブック』(8部門)、『アメリカン・ハッスル』(10部門))が、満を持して贈る7年ぶりの新作。この度解禁となったのは、アカデミー賞常連監督・俳優が魅せる軽妙でありながらスリリングな予告編。さらに、衝撃的な陰謀に巻き込まれ、世界の歴史を変えてしまった看護師(マーゴット・ロビー)、医師(クリスチャン・ベイル)、弁護士(ジョン・デヴィッド・ワシントン)の3人のミステリアスな絆を感じさせるポスタービジュアルも併せて解禁となった。「テン・イヤーズ・アフター」の「I’d Love to Change the World」の音楽に乗せ、軽妙なテンポで展開する予告編には、クリスチャン・ベイル、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンの3名に加え、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ、ゾーイ・サルダナ、マイク・マイヤーズ、マイケル・シャノン、ティモシー・オリファント、アンドレア・ライズボロー、テイラー・スウィフト、マティアス・スーナールツ、アレッサンドロ・ニヴォラ、『ボヘミアン・ラプソディ』の主演として話題となったラミ・マレック、そして名優ロバート・デ・ニーロが登場する。超豪華なアンサンブルで史実とフィクションを融合させたありえないけど“ほぼ実話”の物語が軽妙なテンポでつづられる。果たして、“世界の歴史を変えてしまう衝撃的な陰謀”とは何なのか?物語はどんな結末を迎えるのか…?全く予想のつかない“ほぼ実話”の物語の一端が垣間見える予告編となっている。『アムステルダム』は10月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アムステルダム 2022年10月28日より全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年09月02日現在公開中の映画『トップガン マーヴェリック』と、前作『トップガン』の2作連続上映が決定。限定ポスタービジュアルも到着した。リアルな映像にこだわった迫力のスカイアクションシーンと、常識破りの伝説的パイロット・マーヴェリックと若きパイロット達が繰り広げる、胸熱なドラマが話題の『トップガン マーヴェリック』。公開から12週間を経過してもなお、コロナ禍以降の記録を次々と塗り替えるハイペース飛行を続け、2020年以降に日本公開された実写映画のNo.1記録を更新中、まもなく120億円突破も迫る。公開当初より、1作目と一緒に劇場で観たいという鑑賞者の声が多く寄せられており、今回、この多くの熱望の声に応える形で連続上映が実現。9月16日(金)より全国の劇場にてスタートし、『トップガン』は4Kニューマスター版での上映となる(一部4K非対応劇場除く)。なお、上映劇場ほか詳細は、後日、映画公式サイトにて発表される。『トップガン マーヴェリック』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年09月02日『息子の部屋』『ローマ法王の休日』などを手掛けたナンニ・モレッティ監督の最新作『3つの鍵』が9月16日(金)より公開。この度、同じアパートに住む3つの家族を描く本作から、イタリア映画界を代表する女優アルバ・ロルヴァケルが演じる<2階に住むモニカ編>の本編映像が到着した。ローマの高級住宅街にある3階建てのアパートに暮らす3つの家族が、ひとつの事故をきっかけに、扉の向こうに隠している素顔が露になる様を、スリリングな展開で描いた作品。コンペティション部門に正式出品された第74回カンヌ国際映画祭では「モレッティの大いなる帰還」「開かれた世界への招待」と海外メディアからも高い評価を受けた。この度解禁された本編映像は、2階に住むモニカ(アルバ・ロルヴァケル)のところに、モニカの夫が遠ざけてきた義兄ロベルト(ステファノ・ディオニジ)が突然家に押しかけてくる場面。停電してしまったある夜、「女の子はどこだ? おーい どこにいる?」と手で作った犬や鳥の影絵を壁に映し出しながら、まだ幼いひとり娘のベアトリーチェに物語を聴かせてあげているモニカ。夫は出張続きでいつも留守。出産時から、ずっと1人で子育てをやってきた。この日は2人で一緒に寝ることになったが、寝る準備の最中には「ママは“未亡人”って呼ばれてるんだよ、カミッラが言ってた」とベアトリーチェに言われてしまう。寝静まった夜、呼び鈴が鳴る。モニカは起き上がり「誰なの?」と訝しがりながら、恐る恐る玄関に近づくと、そこには義兄ロベルトがいた。ロベルトはマフィアとの関連や資金洗浄も取り沙汰され、数百万ユーロの重大詐欺の容疑者として、ちょうど新聞に載ってしまったばかり。モニカは驚きながらも「夫は留守よ」と言うと「知ってる、だから来た。かくまってくれ。朝まで眠らせてほしい」とロベルト。「危険すぎる。娘も寝ているの」とモニカが言うと「ベアトリーチェ?」と嬉しそうな伯父の顔を見せるが…。モニカを演じるアルバ・ロルヴァケルは、イタリア国内のみならず国際的にも活躍するイタリア映画界を代表する女優のひとり。今後もダニエーレ・ルケッティ監督『靴ひものロンド』(2020)の日本公開が待機するほか、マギー・ギレンホール監督作、オリヴィア・コールマン主演『ロスト・ドーター』(2021)がNetflixで配信中。また、ロベルト役を務めるステファノ・ディオニジは、バロック時代のカストラート歌手ファリネッリの生涯を描いたジェラール・コルビオ監督『カストラート』(1994)で主演を務め、一世を風靡した名優だ。長期の夫不在による孤独と不安を抱えながらも、1人で育児をするモニカをアルヴァが静かながら力強く演じる。夫が遠ざけてきた、犯罪者である義兄がやってきてしまい、これから2階で巻き起こるドラマを予感させる場面となっている。『3つの鍵』は9月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3つの鍵 2022年9月16日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、UPLINK吉祥寺ほか全国にて公開© 2021 Sacher Film Fandango Le Pacte
2022年09月01日A24が贈るダーク・ファンタジー『グリーン・ナイト』より、特報映像と新場面写真7枚が解禁となった。「指輪物語」のJ・R・R・トールキンが現代英語に翻訳し、広く読まれてきた14世紀の作者不明の叙事詩「サー・ガウェインと緑の騎士」を、『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリー監督自身が深い愛と敬意をもって大胆に脚色した本作。この度解禁された特報映像は、王座に座るガウェインの首に火が付き、たちまち燃え上がる幻想的ながら衝撃のシーンから始まる。人々に語れる英雄譚をまだ持たない彼が、緑の騎士を探す未知の世界へと挑む“慈悲なき旅”に出る様子をスタイリッシュな映像とともに捉えていく。気が触れた盗賊、彷徨う巨人、城の主人やその妖艶な奥方、旅の相棒となるキツネなど、彼を緑の騎士のもとへと導く様々な者や、旅で遭遇する出来事が次々に映し出され、映像のラストでは、全身が草木に包まれたような異様な風貌の緑の騎士が、身体を軋ませながら「覚悟はいいか」と斧を手にガウェインに歩み寄る。細部までこだわり抜いた独特かつ壮大な世界観を予感させる描写の数々や、圧倒的な映像美など、映画本編への期待が高まる映像となっている。併せて新場面写真7点も一挙解禁。クリスマスに馬にまたがりアーサー王の宮殿に姿を現した緑の騎士の全貌、ガウェインの旅立ち、アーサー王の威厳に満ちた姿をはじめ、彼が試練の旅で出会う魅惑的なキャラクター達を切り取っている。オリジナルステッカーまた、9月9日(金)より「オリジナルステッカー」付きムビチケカード(税込1,500円)が販売されることが決定(先着・数量限定のため、なくなり次第終了)。キャラクター別ビジュアルを基に制作されたステッカーは、ガウェイン、緑の騎士、城で出会う奥方に加えて、本作の公開発表の際に映画ファンの間で大きな反響があったキツネも含めた4キャラクターが揃っている。『グリーン・ナイト』は11月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グリーン・ナイト 2022年11月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 Green Knight Productions LLC. All Rights Reserved
2022年09月01日Netflixは、本年度のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に選出されているアダム・ドライバー主演&ノア・バームバック監督・脚本の映画『ホワイト・ノイズ』を12月30日(金)より、アカデミー賞監督賞アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの映画『バルド、偽りの記録と一握りの真実』を12月16日(金)より独占配信。この度、今年もアカデミー賞をはじめとする賞レースを賑わせるに違いない2作品の日本版キービジュアルが同時解禁となった。『マリッジ・ストーリー』主演&監督コンビが贈る『ホワイト・ノイズ』ヴェネチア国際映画祭のオープニング作品にも選出された『ホワイト・ノイズ』は、アカデミー賞6部門ノミネート『マリッジ・ストーリー』(19)アダム・ドライバー主演&ノア・バームバック監督による“死”がテーマの風刺的な人間ドラマ。バームバック監督の“新境地”を感じさせる、一面がオレンジ色に染まり人物の陰だけを映した不穏なビジュアル。また、Netflix内でのみ視聴可能だった日本版予告編も併せて公開された。作家ドン・デリーロの同名小説が原作の『ホワイト・ノイズ』は、化学物質の流出事故に見舞われ、死を恐れ錯乱してしまった大学教授(アダム・ドライバー)が、命を守るため家族とともに逃走する姿を描く、叙情的で不条理な物語。現代に生きる家族が“死”を身近に感じる環境下で、愛や幸福といった普遍的なテーマに向き合っていく。印象的な色合いに包まれたビジュアルでは、家族が不穏な非日常に巻き込まれていく姿をビビッドに切り出している。『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レン役や『最後の決闘裁判』『ハウス・オブ・グッチ』のアダム・ドライバーや、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の“ウォーマシン”役でお馴染みのドン・チードル、『フランシス・ハ』の主演や『レディ・バード』の監督・脚本のグレタ・ガーウィグなど、確かな実力を誇る名優陣が集結し贈る、賞レースの大本命にもなり得る壮大な人間ドラマとなる。監督の自伝的要素が強い『バルド、偽りの記録と一握りの真実』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(15)、『レヴェナント:蘇えりし者』(16)でアカデミー賞監督賞を手にしたアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督による自叙伝的なノスタルジック・コメディ。解禁となったビジュアルは、真っ赤な色合いの中に男が1人、踊っているようにも佇んでいるようにも見え、インパクト抜群だ。アカデミー賞では脚本賞や特別業績賞、そして2度の監督賞に輝くイニャリトゥ監督が『レヴェナント:蘇えりし者』以来再び手掛ける長編映画は、ある男の壮大な心の旅路がテーマ。L.A.から故郷に戻ったメキシコの著名なジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者の主人公シルベリオ・ガマ(ダニエル・ヒメネス・カチョ)が、自らの内面や家族との関係、そして自分の愚かすぎる“ある過去”などの問題と向き合いながら、生きる意味を見つけていく。ストーリーの全貌は未だ謎に満ちているが、メキシコにあるイニャリトゥ監督の故郷で撮影が行われるなど自伝的要素が強いとされており、数々の映画賞を受賞してきたイニャリトゥ監督の集大成的な作品になることも期待されている。Netflix映画は、これまでも『ROMA/ローマ』(18)、『アイリッシュマン』(19)、『Mank/マンク』(20)、『マ・レイニーのブラックボトム』(20)、そして昨年は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ドント・ルック・アップ』(ともに21)など、毎年賞レースを賑わせてきた。『ブロンド』今年もこの2本に加え、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門には、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21)のパロマ役や『グレイマン』(22)の記憶も新しいアナ・デ・アルマスがマリリン・モンローを演じる『ブロンド』(9月28日配信)や、1人の少年が殺害されたことをきっかけに巻き起こる争いを描いた“悲劇”のフランス映画『アテナ』(9月23日配信)が選出。『アテナ』“アウト・オブ・コンペティション”には、デンマークのNetflixシリーズ「Copenhagen Cowboy」(原題)などが選ばれ、珠玉の作品群が勢揃い。Netflixが今年新たに贈る作品群に世界中の注目が集まっている。「Copenhagen Cowboy」(原題)Netflix映画『ホワイト・ノイズ』は12月30日(金)より独占配信。Netflix映画『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は12月16日(金)より独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年08月31日9月1日(木)明日公開がスタートするブラッド・ピット主演ミステリーアクション映画『ブレット・トレイン』より、本作で吹き替えに挑戦したフワちゃんのメイキング&インタビュー映像が到着した。自分役以外での声優は初挑戦となったフワちゃんが今作で担当するのは、毒使いの暗殺者<ホーネット>。変装の達人で、一刺しすれば30秒たらずで全身から出血し、死に至るブームスラング蛇の猛毒を手に、車中で身を潜め、ブラッド扮するレディバグの命を狙う。実は、「声優が夢だった」というフワちゃん。「アフレコアプリで10年前から練習してたから余裕って思ったんだけど、やってみたら『あ”―!』とかのシーンは練習の成果が出て上手に出来たんだけど、静かに喋んなきゃいけないシーンが意外と難しくて、何回も何回もやった」「勢いだけのシーンじゃなくて『お前、私のヘビ盗んだね。ビッチ』とかも、(語尾を下げた)ビッチなのか、(語尾を上げた)ビッチなのか、で全然違うからその勢いを使わずに実力だけで勝負ってなると、フワちゃんいつも緊張しちゃうの」と明かす。また、伊坂幸太郎の大ファンであるというフワちゃんは「原作ファンのうちらもすっごく嬉しくなるような、あの設定がそのままだったり、このキャラクターも意外とそのまま出てたりとか、結構まんま原作っていうのもあると思うから、みんなもすごい楽しみにしてて欲しいのと、とにかくこれはバカみたいなスピード映画だけじゃなくて、ミステリーの要素だったり、驚く展開も出てくるからみんな観てほしいな」と見どころをアピール。そして「最初に出てきたあいつが、後半こんな繋がりがあったの!?っていう秘密の仕掛けとかもあると思うから、それはフワちゃんからは秘密だからみんなも観て、2時間たっぷり楽しんで下さい!」とメッセージを寄せている。『ブレット・トレイン』は9月1日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年9月1日より全国にて公開
2022年08月31日エイドリアン・ブロディ主演『クリーン ある殺し屋の献身』より、メイキング写真が解禁された。本作は、心を通わせた少女が危機に陥ったことから、再び戦いに身を投じていく凄腕の殺し屋の姿を描く、『レオン』や『タクシードライバー』を彷彿とさせる、エモーショナルなアクション・ドラマだ。監督は、『キラー・ドッグ』に続いてエイドリアン・ブロディとチームを組む、ポール・ソレットが務める。本作で主演を務めるエイドリアン・ブロディは、2002年公開の『戦場のピアニスト』でナチス侵攻化のポーランドを生き抜いた実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンを演じ、史上最年少の29歳でアカデミー主演男優賞を受賞。孤独なピアニストの役を演じるために、車を売却し、電話も不通にさせ、住居を手放しドイツとポーランドのホテルの部屋でピアノを練習しながら一人で暮らすというストイックな役作りで、体重も58kgまで落とし、役にとりつかれたような演技が高く評価された。賞をとって順風満帆な役者人生を過ごすかと思われたブロディだったが、その後は俳優業の調子が上がらず、このままではダメだと気づいた彼は、新規の依頼を全て断り、芸術家たちと付き合い始め、絵を描き、作曲し、海外を旅して回った。その経験から、“ずっと残る何かを作り出すこと”を意識するようになったという。そんな新生ブロディがハリウッドに返り咲いて作り上げたのが、本作。孤独なゴミ清掃員として生きる、過去を捨てた凄腕の殺し屋の男を演じているが、本作では主演だけでなく、製作・脚本・音楽まで手掛け、その多才ぶりを存分に発揮している。さらに、9月にNetflixで配信されるマリリン・モンローの生涯を描いた『ブロンド』では、モンローと離婚した劇作家のアーサー・ミラーを演じており、ふり幅のある役柄での出演が続いている。この度解禁となったメイキング写真でも、挑戦を恐れず進化し続けるエイドリアン・ブロディの姿を見ることができ、本作はもちろん今後の活躍からも目が離せない。『クリーン ある殺し屋の献身』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クリーン ある殺し屋の献身 2022年9月16日より全国にて公開© 2018 A Clean Picture, LLC All Rights Reserved.
2022年08月30日『ミュンヘン』や『きみがぼくを見つけた日』など多くのハリウッド作品で知られるエリック・バナが、12年ぶりに故郷オーストラリア映画に主演した『渇きと偽り』。観光大国の知られざる姿を映し出した傑作サスペンスに主演した彼の新たな魅力が発掘される場面写真が到着した。旧友の葬儀に参列するため20年ぶりに故郷の田舎町を訪ね、彼の死をめぐる事件解決のために奔走することとなる主人公アーロン・フォークを演じるエリック・バナ。『チョッパー・リード 史上最凶の殺人鬼』でブレイクしたあとオーストラリアを飛び出し、『ブラックホーク・ダウン』『ハルク』『トロイ』『ミュンヘン』『スター・トレック』…などハリウッド超大作に続けて出演し地位を確立。リドリー・スコット、アン・リー、スティーヴン・スピルバーグ、J.J.エイブラムスなどのハリウッド大物監督たちからも愛され、日本での人気を得た。本作で彼が演じるフォークというキャラクターは寡黙で優秀、頼りがいがあり性格も良しという、一見完璧な主人公だが、過去に起きた事件がきっかけで故郷の住民からは忌み嫌われているという孤独な一面も持ち合わせる。複雑な想いを抱えて帰郷するフォークの心情を、深みと説得力のある演技で魅せるバナの存在感は必見。また、ハリウッドで多くの経験を積んだ若手俳優が成長して地元オーストラリアの作品に戻ってきた、という時間の経過も同時に胸を熱くさせるポイントとなっている。原作者のジェイン・ハーパーは、「エリックが主演すると聞いてとても興奮しました! 彼はオーストラリアの至宝です。オーストラリアで彼は好感度が高いのはもちろん、才能に溢れた俳優なので、読者が期待しているフォークになってくれると思いました。彼をとおして事件の犯人をめぐる旅をしたいと皆思ってくれるはずです。彼は本当に完璧でした」と熱いコメントを寄せる。さらに、監督のロバート・コノリーも「本作のような世界的ベストセラーかつ探偵ミステリーを映画化するには、大物映画スターが必要となります。映画全体をまとめ上げ、すべてのシーンを動かしてくれるような。俳優としても人間としても魅力的なエリックがその役割を果たしてくれると思いました」と絶大な信頼を語った。バナは原作を心から気に入りプロデューサーとしても名を連ねることを決意。撮影前から積極的に製作に関わり、脚本開発やロケ地探し、撮影方法を決める際にも参加していたという。撮影に入ってからも、自らロケバスを運転していたという驚きのエピソードも! これについて現場のスタッフは「エリックはプロデューサーとして全力を注ぎながらも、フォークに深みをもたらす素晴らしい演技をしてくれた」と絶賛を贈っている。『渇きと偽り』は9月23日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇きと偽り 2022年9月23日より新宿シネマカリテほか全国にて公開©2020 The Dry Film Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2022年08月29日現在公開中の『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』より、ゴールドに輝く“スーパーソニック”の姿をとらえた場面写真が解禁された。ソニックの新たな冒険、仲間や強敵との出会いなど、前作『ソニック・ザ・ムービー』から大幅にパワーアップした本作。クライマックスでは、黄金に輝く“スーパーソニック”が登場する。公開後、スーパーソニックの激熱すぎる登場と目にもとまらぬバトルシーンにSNS上でも「スーパーソニックかっこいい!」、「すごい速かった!(光速)」、 「原作ファン興奮のクライマックス」という声に加え、「作中のあらゆる場面で、ゲームのリスペクトも忘れてない!」、「初週に3回見てるけど、もうまた観に行きたくなってる!」、「ジム・キャリーがジム・キャリーしてて最高!」といった本作への熱狂のコメントも殺到している。ドクター・ロボトニックとの激闘の末に、七色のエメラルドパワーにより覚醒した“スーパーソニック”は、ゲームシリーズでもたびたび登場してファンにはお馴染みのキャラクター。全てにおいて通常のソニックを凌駕するスピードとパワーを持ち、時には亜光速に達したり空を飛ぶことも可能、まさに本作がたどりつく「最強のその先へ。」を体現する極限の覚醒の姿なのだ。しかしその覚醒した姿を持ってしても、強敵ドクター・ロボトニックは撃退困難…。果たして、スーパーソニックはどんなバトルを繰り広げるのか?その勇姿を劇場で確かめてもらいたい。また本国アメリカ版でソニックの声を務めているベン・シュワルツはパワーアップ要素が増した本作に対して「今回の盛り上がりは前作の5倍だ。壮大だよ!アクションと楽しさがどんどん膨らんでいって、素晴らしいエンディングを迎える。この作品は前作から進化し、キャラクターを新たな方向へ導いているように感じられて、とても誇りに思っているよ」と語っており、大幅にスケールアップした本作に太鼓判を押している。『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ 2022年8月19日より全国にて公開©2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.
2022年08月29日実在するゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルに仲間と絆と成長を描き、「ビッケブランカ」がエンディング曲を担当するロードムービー『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』。そのセドリック・ル・ギャロ&マキシム・ゴヴァール両監督の来日が決定、シャイニー・シュリンプスの大冒険を写し出した場面写真も解禁となった。実在する“シャイニー・シュリンプス”のメンバーでもあるル・ギャロ監督は「シュリンプスに出会って人生が変わった!」とコメントしており、続編の製作に当たっては「この作品を作ったのは自分がどんな生き方をしているかを証明するためでもあった」と、並々ならぬ情熱を注いだ模様。また、『ロスト・イン・トランスレーション』や『キル・ビル』など、日本を舞台・題材に撮影された作品に影響を受けてきたことを公言し、「日本で映画を作ることは夢」と以前より日本へ思いを馳せていた両監督。ついに念願叶って、日本を題材に取り上げたシャイニー・シュリンプスの新作を描いた2人が来日を果たす。新たに解禁となった場面写真では、飛行機搭乗シーンを皮切りに、シャイニー・シュリンプスの大冒険を垣間見ることができる。水球シーンはもちろんのこと、雪の中で銃を構えるカットがあるかと思えば、メンバー全員が全速力で雪原を逃げるカットも。右も左も分からない国に偶然降り立ってしまったことでアクシデントに見舞われ、逮捕されてしまうメンバーの救出劇に期待感が高まる。さらにスマホ片手に遠くに目を配る謎の美女も登場。物語のカギを握る彼女とシャイニー・シュリンプスの関係は?そしてチームのコーチであるスキンヘッドのマチアスは冬の湖で着衣水泳!?シャイニー・シュリンプスは東京にたどり着くことができるのか、気になるばかりだ。『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』は10月28日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年08月29日斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描いた『ゲット・アウト』『アス』で世界的大ヒットと高評価を受けたジョーダン・ピール監督の最新作『NOPE/ノープ』が、ついに日本公開。謎に包まれた本作の撮影風景を収めたメイキング映像が解禁された。『アス』から約3年ぶりとなった最新作では、田舎町の牧場上空に雲に覆われた謎の巨大飛行物体が突如現れ、想像を絶する事態を招くサスペンス・スリラーが監督史上壮大なスケールで描かれている。ピールが「長年僕が温めてきた大がかりな構想を形にした作品だ」と今回到着した映像の冒頭で思い入れを語る本作。『ゲット・アウト』以来5年ぶりのタッグとなるアカデミー賞俳優のダニエル・カルーヤをはじめとする実力派キャスト陣、クリストファー・ノーラン監督作品の常連カメラマンとして知られ、『ダンケルク』でアカデミー賞を受賞したホイテ・ヴァン・ホイテマを撮影監督に迎えるなど、腕利きのチームを集めた。そのメイキング映像では、謎に包まれた本作の撮影風景が少しだけ明らかにされ、そのプロフェッショナルなキャスト・スタッフたちの撮影の様子が垣間見える。本作では現代で起こっている社会問題を引用し、より深いテーマを掘り下げているが、その中に映画作りや映画業界に対して疑問視するメッセージも込められ、ピール監督は「自分たちの仕事を評価しつつも批判する作品にしたいと思っていた」と語っている。それを象徴するのが、映像内でも登場する馬上の黒人を捉えた「The Horse in Motion」という名で知られるクロノフォトグラフィーが始まった頃の写真。これは1887年にエドワード・マイブリッジによって作成され、歴史的な映像技術として永久貯蔵されており、馬の名前や馬主の名前は記録されているのだが、馬上の黒人の名前は一切残っていない。ピールはその解説本を読み、ハリウッドや映画業界全体を、業界に昔もいまも内在する搾取をも解き明かしてみたいというスイッチが入ったようで、本作のストーリーでは脚光を浴びることなく、プロとして記憶に残る映像作りに貢献している“裏方の技術者”や、一定のブームがすぎると容赦なく使い捨てられていく俳優たちの現実にもスポットが当てられている。ピールが長年かけて紡いだストーリーの全貌と、一流のキャスト・スタッフが揃ったスペクタクルな映像は迫力あふれるIMAXスクリーン(一部劇場を除く)でより堪能できそうだ。『NOPE/ノープ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:NOPE/ノープ 2022年8月26日より全国にて公開©2021 UNIVERSAL STUDIOS
2022年08月28日人気絶頂で謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリーを描いた映画『エルヴィス』のダウンロード先行販売がスタート。本編冒頭10分の無料公開も始まった。熱狂的に愛され、“世界で最も売れたソロ・アーティスト(Best-selling solo artist)”としてギネス世界記録を持つ、誰もがその名を知る伝説的スーパースター、エルヴィス・プレスリー。本作は、彼の数奇な運命と謎の死を、その楽曲とともに描きだすミュージックエンターテインメント。エルヴィス役のオースティン・バトラーが披露する圧倒的なパフォーマンス、歌唱、そしてなにげない動作までもがまるで本人のように映し出される本作。監督に「エルヴィスそのもの」と言わしめ、その熱演に本年度のカンヌ国際映画祭で絶賛の声が集まっている。また、エルヴィスをスターにし、彼の死の謎を知る強欲マネージャーを演じるトム・ハンクスの迫真の演技も必見だ。劇場公開時は字幕版のみだったが、今回、デジタル配信、Blu-ray、DVDにのみ、日本語吹き替え版を初収録。エルヴィス・プレスリーを小野大輔、トム・パーカー(トム・ハンクス)を江原正士、プリシラ・プレスリー(オリヴィア・デヨング)を井上麻里奈が担当する。数々のアニメ作品に出演する人気声優の小野さんは「誰もが知るキング・オブ・ロック。多くの人々が知らなかった孤独な生き様。声をあてることで、彼が音楽で表現したかった熱い思いが自分の中にも宿りました」とふり返り、「これぞロック。見て、感じてもらえたら嬉しいです」と呼びかけている。『エルヴィス』は先行ダウンロード販売中。10月5日(水)デジタルレンタル/ブルーレイ&DVDレンタル開始。10月19日(水)ブルーレイ&DVD発売。(cinemacafe.net)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年08月27日