ミニオンをはじめ、イルミネーション社による大人気アニメのキャラクター・デザインの数々を手掛けたエリック・ギロン初のアート本「アート・オブ・エリック・ギロン『怪盗グルー』&『ミニオンズ』シリーズから『SING/シング』まで、イルミネーションアニメのキャラクター創造の秘密」(仮)が発売されることになった。このアート本には、7月15日に公開される待望の最新作『ミニオンズ フィーバー』の制作秘話やコンセプトアートも掲載。まえがきは、イルミネーション社創設者&CEOで映画プロデューサーのクリス・メレダンドリ。「エリック・ギロンの才能は、世界中の人々を笑顔にするという我々の夢の実現に、なくてはならないものだった」と寄せている。※紙面は原著のもの『怪盗グルー』シリーズ、『ミニオンズ』シリーズ、『SING/シング』シリーズ、『ペット』シリーズなど、子どもから大人までを夢中にさせるキャラクター造形と数々のプロップや、シーンに関するアイディアたち。とびきりかわいいコンセプトアートとともに語られる貴重な制作秘話も必読となっている。※紙面は原著のもの「アート・オブ・エリック・ギロン『怪盗グルー』&『ミニオンズ』シリーズから『SING/シング』まで、イルミネーションアニメのキャラクター創造の秘密(仮)』は7月8日(金)発売予定。『ミニオンズ フィーバー』は7月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミニオンズ フィーバー 2022年7月15日より公開© 2020 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月15日映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のダウンロード販売が6月15日(水)より、デジタルレンタル配信と4K UHD、ブルーレイ・DVDのリリース、レンタルが7月6日(水)より開始されることが決定した。本作は、全米初登場No.1、全世界興行収入1,000億円を超える大ヒットとなり(box office mojo調べ/5月9日時点)、日本国内でも11億円を突破したバットマン単独映画最新作。バットマンとなって2年目のブルースが、悪を制することを決めたものの、史上最狂の知能犯リドラーによって、彼にまつわる隠された嘘が暴かれ、追い詰められて狂気に変貌していく、謎解きサスペンス・アクション。新バットマン/ブルース・ウェイン役は、『ハリー・ポッター』『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソン。ヴィランには、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツらが脇を固めた。日本語吹き替え版では、櫻井孝宏、ファイルーズあい、石田彰、金田明夫らが集結した。今回のリリースでは、ブルーレイに140分を超える豪華特典映像を収録。メイキングやシーン解説、音声解説がついた未公開シーンなど、貴重な撮影の裏側が満載だ。そして、【初回仕様】4K ULTRA HD&ブルーレイセットの封入特典には、バットマン、キャットウーマン、リドラー、ペンギンのキャラクターカード4種と、「TO THe BaTMan」と書かれた劇中に登場するリドラーからの手紙をイメージしたオリジナル封筒が付く。(cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年05月13日本年度のアカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされた、ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『リコリス・ピザ』より、90秒予告とメインビジュアルが解禁された。この度解禁となったのは、デヴィッド・ボウイ初期代表曲の美しいバラード「Life on Mars?」に乗せて鮮やかに描き出された予告編。アラナ・ハイム演じるアラナとクーパー・ホフマン演じるゲイリーが、1970年代のハリウッド近郊、サンフェルナンド・バレーで偶然出会い、すれ違い、歩み寄っていく恋模様をみずみずしく描き出している。ポール・トーマス・アンダーソン監督に「アラナの起用は本能的なもの。そして、クーパーの才能は信じられない(くらい素晴らしい)!」と言わしめた2人の姿に注目だ。また、バイクで爆走するショーン・ペン、バーに佇むトム・ウェイツ、そして、車の窓を割り雄叫びを上げるブラッドリー・クーパー、政治家を演じたベニー・サフディなど、何をしでかすのか分からない、脇を固める強烈なキャストからも目が離せない。併せて解禁されたメインビジュアルは、海外と同じイラストを使用した日本ローカライズ版。そのレトロで温かみのある色調のデザインは、50年代から70年代に流行したイラストポスターを彷彿とさせ、圧倒的な存在感を放つアラナと、胸の前に差し出した手のひらの上にちょこんと乗ったゲイリー、そして個性豊かな共演者が散りばめられている。本国では、そのデザイン性の高さとともに、70年代の懐かしさを呼び起こすデザインが評判を呼び、「2021年のベストフィルムとテレビのポスター25枚」(IndieWire)や「2021年のベストフィルムポスター」(Playlist)など、複数のベストポスターに選ばれ、大きな話題を呼んだ。『リコリス・ピザ』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リコリス・ピザ 2022年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年05月12日引退したゲイのヘアメイクドレッサーが亡き親友の最後のメイクを施す旅を描き、昨年の東京国際映画祭をはじめ世界各国の映画祭で感動を巻き起こしたウド・キアー主演映画『スワンソング』(原題:SWAN SONG)が、8月26日(金)より公開決定。同時に日本版ポスタービジュアルならびに場面写真1点が解禁された。現役生活を退き、養護施設でひっそりと暮らすパットは思わぬ依頼を受ける。かつての顧客で、街で一番の金持ちであるリタが遺言で「パットに死化粧を」と記していた。最愛のパートナーであるデビッドを早くにエイズで失っていたパットは、リタの遺言によって様々な思い出が去来する。すっかり忘れていた生涯の仕事への情熱や、友人でもあるリタへの複雑な思い、そして自身の過去と現在…。ヘアメイクドレッサーとして活躍してきたパトリック・ピッツェンバーガー、通称“ミスター・パット”にとっての「スワンソング」は、わだかまりを残したまま亡くなってしまった親友であり顧客のリタを、 天国へと送り届ける仕事になるのか――。白鳥がこの世を去る際、最も美しい声で歌うとされる伝説から生まれた「スワンソング」という言葉。芸術や匠の技に身を捧げた者たちが、人生の最後に残した作品、最後のパフォーマンス、つまり有終の美が「スワンソング」と表現される。エイズが蔓延した90年代から現在へ。実在の人物をモデルに描く監督のトッド・スティーブンスは、17歳のときにオハイオ州のゲイクラブで“ミスター・パット”ことパトリック・ピッツェンバーガーが踊っているのを見て衝撃を受け、映画の道へ進んでからも、いつか同郷のこの人気ヘアメイクドレッサーを題材にした作品を撮りたいと思い続け、その念願を叶えた本作。自身もゲイであるスティーブンス監督による本作は、実在の人物をモデルに、エイズが蔓延した90年代から現在に至るゲイカルチャーを真摯に見つめ、社会的な立ち位置や相続問題などのリアルなトピックも物語に取り込みながら誠実に描いた作品となっている。映画界の秘宝ウド・キアーの新境地主演は、ドイツ出身でハリウッド作品でも多数活躍する世界的名優、ウド・キアー。初期の『悪魔のはらわた』から、ラース・ フォン・トリアー作品まで怪優ぶりを発揮。ベルリン映画祭でガス・ヴァン・サントと出会ったのち、アメリカのインディペンデント映画の世界に参入。ヴァン・サント監督の『マイ・プライベート・アイダホ』や『ドント・ウォーリー』などに出演した。本作でのキアーは、その強烈な個性はそのままに、人生最後の仕事への逡巡をエモーショナルに表現。時には激しく感情をあらわにして、時には静かに哀感を漂わせ、共感を誘う名演技を披露する。共演は『プロミシング・ヤング・ウーマン』のジェニファー・クーリッジ、ゲイをカミングアウトしているTVシリーズ「アグリー・ベティ」のマイケル・ユーリーらが参加。サウス・バイ・サウスウエスト2021ナラティヴ・スポットライト部門でワールドプレミアされ、インディペンデント・スピリット賞脚本賞・主演男優賞ノミネート、ニューヨーカーズLGBT映画祭 観客賞受賞ほか、東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映された。『スワンソング』は8月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スワンソング 2022年8月26日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開: © 2021 Swan Song Film LLC
2022年05月12日夢枕獏、谷口ジローによる同名漫画を原作としたフランスアニメーション『神々の山嶺(いただき)』が7月8日(金)より全国公開されることが決定し、特報とビジュアルが解禁された。本作は、「登山家マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか?」という登山史上最大の謎に迫りながら、孤高のクライマー・羽生と、彼を追うカメラマン・深町が不可能とされる冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑む姿を描く冒険ミステリー。大ヒットアニメーション映画『ウルフウォーカー』の製作チームが、実写では再現不可能な命がけの登攀シーンを限界までリアルを追求し、圧巻の映像で表現。全世界ではNetflixが配信権を獲得するも、日本では貴重なスクリーンでの公開がついに決定。今夏、待望の凱旋上映となる。原作の夢枕獏著の小説「神々の山嶺」(集英社文庫/角川文庫)は、1998年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。同作を漫画化した谷口ジロー画「神々の山嶺」(集英社文庫)も、2001年に第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・優秀賞を受賞しており、いずれも作者の代表作として、現在もなお愛され続ける伝説的作品である。小説は2016年に岡田准一主演、阿部寛共演で『エヴェレスト 神々の山嶺』として実写映画化もされた。2017年に逝去した漫画家、谷口ジローは「漫画界の小津安二郎」と称され、フランスでも絶大な人気を誇る。フランス文化省から芸術文化勲章シュヴァリエ章を授与されるほどリスペクトを受けている。フランスアニメ界からの熱烈なオファーにより、漫画「神々の山嶺」のアニメ映画化が決定し、生前、谷口氏も二度渡仏して製作に参加した。日本の傑作漫画をフランスでアニメーションにするビッグプロジェクトは、7年の月日をかけて完成。第74回カンヌ国際映画祭で正式上映されると、実写では描き得ない驚異のスケールを観客や批評家たちが絶賛、第47回セザール賞ではアニメーション映画賞受賞を果たした。フランスでは300を超える劇場で上映され、13万人超を動員する大ヒットを記録した。また本作は、原作国である日本でのみ、声優陣による吹替版が上映される。吹き替えを務めるのは、声優界きっての大御所の面々。ブラッド・ピットの吹き替えや「機動戦士ガンダム ZZ」、「ポケットモンスター」などのアニメで知られる堀内賢雄が主人公の1人、深町誠の声を担当。本作で圧倒的存在感を放つ孤高のクライマー羽生丈二の声を務めるのは、「攻殻機動隊」「ブラック・ジャック」などのアニメから、世界的人気ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズのスネークなどで知られる大塚明夫。ほかにも、羽生の後輩・文太郎役に「鬼滅の刃」の逢坂良太、羽生の行方の手がかりを握る涼子役を「THE IDOLM@STER」で人気を博す今井麻美が務める。そしてこの度、公開情報と合わせてポスタービジュアルと特報も解禁。ビジュアルに映るのは急斜面の雪山に喰らいつく、主人公、深町と羽生の姿。口からは白い息、背景には雄大な白い山脈が臨み、そこがエベレストであることを物語る。「究極の冒険ミステリーが始まる」というコピーも高揚感たっぷりだ。特報映像は、「登山史上、最大のミステリー」という言葉とともに登山家マロリーがエベレストに挑む姿から始まる。マロリーがエベレスト初登頂を成し遂げたかもしれない、という未解決の謎、その答えが解明されれば歴史が変わることになる。カメラマン深町はネパールで何年も前に消えたとされる孤高のクライマー羽生が、マロリーのカメラを手に去っていく姿を目撃したことで、羽生を見つけ出し謎を突き止めることを決心、彼の行方を追う。特報の最後では、極限の雪山の世界を圧倒的なスケールで描いた映像美も垣間見ることができる。『神々の山嶺』は7月8日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神々の山嶺 2022年7月8日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© Le Sommet des Dieux - 2021 / Julianne Films / Folivari / Mélusine Productions / France 3 Cinéma / Aura Cinéma
2022年05月12日マーベル・スタジオが贈る時間・空間の概念を超えた超感覚ファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。いまやアベンジャーズの次代のリーダーと目されるストレンジは、演じるベネディクト・カンバーバッチやサム・ライミ監督の証言から、若手ヒーローたちと良い関係性を築いている理由が、“リーダーシップ”と、その一方でツッコミどころのある“チャーミングさ”にあることが分かった。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ヒーローとしては成長過程にいるスパイダーマン=ピーター・パーカー(トム・ホランド)を導くメンター的役割も果たしているストレンジ。本作から登場する若きヒーロー、アメリカ・チャベス(ソーチー・ゴメス)との軽快な掛け合いが映し出されている映像でも、その一端が垣間見える。元天才外科医で、最強の魔術師であり、時間と空間を変幻自在に操る魔術と知性で世界を救ってきたドクター・ストレンジ。カンバーバッチは以前、「横柄にも見えるけど、みんな彼のことが好きなんです。ものすごく人を惹きつける魅力がありますからね」とストレンジのキャラクターについて解説。当初は傲慢さも目立ち、独りよがりな一面もあったが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『エンドゲーム』の戦いを経て、アイアンマン、キャプテン・アメリカが去ったいま、アベンジャーズの次代のリーダーと目されており、カンバーバッチも「最初は自分のために行動することも多かったけれど、ある時から英雄的に行動するようになっていったんです。今はとても落ち着いています。最悪な事態に陥ってしまっても、彼は一歩先を行っているんです」とリーダーシップを発揮する存在へと成長したと語っていた。『ノー・ウェイ・ホーム』では、当初子ども扱いしていたピーターに対して「宇宙の半分の命を救った仲だ。遠慮しなくていい」とリスペクトを見せ、ピーターの危なっかしい行動をときに注意し、ときに手助けするなど、若きヒーローのメンター的立ち回りも披露した。一方で、ピーターやMJに「君たちも手伝うんだ」と事態の収拾を指示したストレンジに対し、MJから「お願いの仕方があるんじゃない?“してください”でしょ」と鋭く指摘されると、渋々「手伝って“ください”」と言い直すチャーミングさも。アベンジャーズのキーパーソンとしてさらなる活躍が期待されているストレンジは、本作で無限の可能性が存在するパラレルワールド“マルチバース”の秘密を握る少女のアメリカ・チャベスと出会う。ライミ監督は、「ストレンジはまだ“マルチバース”について学んでいるところなんです。今回は、その世界を旅することができる新キャラクターが登場します。普段のストレンジは知ったかぶりをしていたりするけど、今回は年の離れた若者から学ばなければならなくなるんですよ」と、今回もMCUの若手ヒーローとの交流が色濃く描かれることを示唆。チャベスは“マルチバースを行き来する”という特殊能力を持っており、まだまだ未熟なため、その力を自分の意志でコントロールすることができない。“マルチバース”の謎を解く鍵となる可能性を秘めている彼女だが、映像の中でもストレンジは、チャベスが発現した“マルチバース”の能力に思わず戸惑いの表情を見せてしまう“チャーミング”な姿を見せたかと思えば、息のぴったり合ったコンビネーションや掛け合いも披露。ヒーローとしての経験値には差があるとはいえ、次世代ヒーローと上手く関係性を構築しているストレンジのメンター的な姿がここでも垣間見える。今回の物語では、カンバーバッチが「本作では、ストレンジが自らの新しい一面を発見していく」と語っているように、これまで見せたことのない側面を見せ、さらなる成長を見せることにも期待してほしい。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月11日フィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベックの生誕160年を記念し、彼女の画業と人生を決定づけた1915年から1923年の時代を描いた『魂のまなざし』から、予告編と新ビジュアルが解禁された。ヘレン・シャルフベック(1862ー1946)は、フィンランドで最も敬愛されるモダニズム画家。解禁された予告編では、世界的評価の著しいヘレン(ラウラ・ビルン)の不器用でいながら真実を求め、情熱に従い生きた半生が切り取られている。「なぜ戦争や貧困を描くのか。女流作家にふさわしくない」と問われたヘレンが「画家が描くときは、作品の説明など考えない。着想は内側と外側から同時にわき起こる。芸術家は悲しいもの。幸せでも」と、意味深な微笑みを見せる姿も印象的。祖国独立と歩調を合わせるように苦難の時代を主体的に生き抜いていくヘレンだったが、世に名前が知られていく中でも、兄が一番優遇され、母親に認められないことには苦悩していく。そんな中、19歳年下の青年エイナル・ロイターと出会ったことによりヘレンの生活が一変。特別な感情が芽生えていく自分を受け入れられないヘレンだったが、彼が旅立ったことにより、寂しいという気持ちを受け入れ全てを認めると決意。しかし、やっと届いたエイナルからの手紙には衝撃的な事実が書いてあり、ヘレンは絶望し倒れてしまう…。終生の友情を育み、どん底にあっても背筋を伸ばし絵を描き続ける半生に思いを馳せる予告編が完成した。『魂のまなざし』は7月15日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魂のまなざし 2022年夏、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開©Finland Cinematic
2022年05月10日今年生誕95年、在位70周年を迎えた英国君主エリザベス2世を追った初の長編ドキュメンタリー映画『エリザベス女王陛下の微笑み』の公開を記念して、エリザベス1世やエリザベス2世などを中心に英国王室を題材に描いた映画3作品と、BBCによるドキュメンタリーシリーズ『エリザベス1世と2世/偉大なる女王の共通点前編・後編』が「BS10スターチャンネル」にて独占日本初放送。あわせて「スターチャンネルEX」でも独占見放題配信する。★『クィーン』(2006)配信:6月17日(金)より/放送:【STAR1字幕版】6月2日(木)18時45分~ほかヘレン・ミレンがアカデミー賞主演女優賞に輝いた人間ドラマ。ダイアナ元皇太子妃の事故死という突然の事態に直面した女王エリザベス2世の苦悩を描く。エリザベス2世を演じたヘレン・ミレンは、ほかにヴェネチア国際映画祭女優賞ほか多数受賞し世界中から絶賛された。当時の首相トニー・ブレアやチャールズ皇太子など、実在の人物が多数登場。英国王室の裏側とそこで繰り広げられる人間模様を垣間見ながら、エリザベス女王の知られざる姿が描かれた。★『エリザベス』(1998)配信:6月17日(金)より/放送【STAR1字幕版】6月3日(金)18時45分~ほかケイト・ブランシェット主演の歴史ドラマ。16世紀イングランドの女王に即位し、宗教抗争を治めて黄金時代を築いたエリザベス1世。その若き日々と臣下との秘めた愛に焦点を当て、細部まで贅を凝らした美術でエリザベス朝を絢爛に描いた歴史大作。エリザベスが暗殺の危険に怯える少女から、政略結婚を拒み断固たる態度で敵対勢力を討つまでの過程をケイトが熱演。続編『エリザベス:ゴールデン・エイジ』も作られた。★『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(2007)配信:6月17日(金)より/放送【STAR1字幕版】6月3日(金)21時~ほか女王の座を手にしたエリザベス1世が様々な試練や恋を経て、黄金時代を築いていく。英国女王エリザベス1世の苦悩や葛藤を描いた歴史劇『エリザベス』の続編。第1作に続いてケイトが主演し、威厳に満ちた君主と恋焦がれるひとりの女性という主人公の二面性を、卓抜した演技力で鮮烈に表現。また、豪華な衣装やスペイン無敵艦隊との対決をはじめとするスペクタクル描写も見どころとなった。★日本独占初配信&放送『エリザベス1世と2世/偉大なる女王の共通点前編・後編』(2020)配信:6月17日(金)より『前編』放送:【STAR1字幕版】6月3日(金)23時15分~ほか『後編』放送:【STAR1字幕版】6月3日(金)24時15分~ほか英国史上最も偉大な2人の君主、エリザベス1世とエリザベス2世。何世紀もの時を経たにも関わらず、その驚くべき共通点に迫ったドキュメンタリーシリーズ。前編では、無名から王位に就いた2人の共通の旅路に注目。王位を守るため、彼女たちが直面した戦いの数々を紹介。後編では、スコットランド女王メアリーとダイアナ妃という、2人のエリザベスを未知の領域に追いやった2人の女性の物語を紹介する。STAR CHANNEL MOVIES『エリザベス女王陛下の微笑み』は6月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クィーン 2007年4月14日よりシャンテシネにて、4月21日より新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開©2006 GRANADA SCREEN (2005) LTD/PATHE RENN PRODUCTION SAS/BIM DISTRIBUZIONEエリザベス:ゴールデン・エイジ 2008年2月16日より日比谷スカラ座ほか全国にて公開© 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.エリザベス 女王陛下の微笑み 2022年6月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© Elizabeth Productions Limited 2021
2022年05月10日『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』のジョー・カーナハン監督最新作『炎のデス・ポリス』(原題:COP SHOP)が7月15日(金)より公開されることが決定し、場面写真が解禁された。ある夜、砂漠地帯にたたずむ警察署に、暴力沙汰を起こした詐欺師テディが連行されてくる。マフィアのボスに命を狙われ避難場所を求めてわざと逮捕されたのだ。しかしマフィアに雇われたスゴ腕の殺し屋ボブが泥酔男に成りすまし、留置所のお向かいさんとなってしまう!新人警官ヴァレリーの活躍によってボブのテディ抹殺計画は阻止されるが、マフィアが放った新たな刺客、サイコパスのアンソニーが現れて署員を皆殺しにし、小さな警察署はまるで戦場のような大惨事に…。孤立無援の危機に陥ったヴァレリーと裏社会に生きる3人の男たちによる壮絶な殺し合い。このサバイバル・バトルを生き抜き、朝を迎えられるのは誰だ?本作は、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』のジョー・カーナハン監督最新作。警官と殺し屋たちによる腹の探り合いと騙し合いの果てに繰り広げられる壮絶な殺し合いを迫力満点&バイオレンスに描き出し、監督の集大成との呼び声高い。物語の主人公にして冷酷非情な殺し屋ボブを演じるのは、『バニシング』『グリーンランド -地球最後の2日間-』のジェラルド・バトラー。命を狙われる手練れの詐欺師テディには、『スカイラインー奪還ー』『コンティニュー』や、MCUファンにはブロック・ラムロウ/クロスボーンズ役としてもお馴染みのフランク・グリロ、狂気のサイコパス・アンソニーを『ゴーストバスターズ』、『ハロウィン』のトビー・ハス、そして紅一点、小柄で華奢な外見からは想像もつかない驚異のガンプレイを披露する警官ヴァレリー役には『ハリエット』出演の若手女優アレクシス・ラウダー。正義感あふれる新米警官として孤立無援で3人の厄介な男たちと対峙することとなる。全編の大半が警察署内のワン・シチュエーションで進行する本作。別々の檻に収監されたテディとボブがにらみ合う地下留置場のシーンでは、彼らの虚々実々の駆け引きをスリリングに描き出す。サイコパスの殺人鬼アンソニーが嬉々として参戦し、居合わせたヴァレリーも含めて四つどもえのバトルが激化する後半は、無数の銃弾の嵐が飛び交い火の手が上がり、警察署そのものが“戦場”と化していく様子が見ものだ。『炎のデス・ポリス』は7月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:炎のデス・ポリス 2022年7月15日より全国にて公開©2021 CS Movie II LLC. All Rights Reserve
2022年05月10日実写×CG×2Dアニメーションという、3つの世界が入り混じるハイブリッド実写CGアニメーション『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』。この度、本予告編とポスタービジュアルが公開された。本作の舞台は現代のロサンゼルス。かつてのレスキュー・レンジャーズ仲間、モンティが誘拐されてしまう事件が発生し、チップとデールは彼を救うべく“レスキュー・レンジャーズ”として復活。2人は捜査に乗り出すも、シリーズを打ち切りにしたデールを恨むチップと、破天荒なまま変わらないデールが衝突し、大波乱を予感させる冒険がスタートする。今回公開された映像では、そんな2人のドタバタな冒険が垣間見える。さらに、『スター・ウォーズ』のライトセーバーを振りかざすネズミや、『美女と野獣』のルミエール、『白雪姫』のくしゃみ、『リトル・マーメイド』のフランダー、小太りの中年男性になってしまったピーター・パンなど、ディズニーの名作キャラクターが次々と登場している。そんな中で、フルCGで描く超実写版『ライオン・キング』(’19)のプンバァも登場し、日本語版声優として再び佐藤二朗が演じることが決定。佐藤さんは「僕はディズニーさんとは、『インサイド・ヘッド』『ライオン・キング』と2作ご一緒させて頂きました。その時も息子と見に行ったんですが、率直に最初に思ったのは今回も小学生の息子と一緒に見られる作品に参加できるなとうれしく思いました」と喜び、「前回『ライオン・キング』の収録から時間があいていたので、思い出す意味でも声を録る前にまた『ライオン・キング』を見返したのですが、一瞬で思い出しましたね」「今回は出てくるのが本当に一瞬でしたし、相棒のティモンもいないのと、悪者に対してちょっと意地悪な発言をする場面だったので、本来の能天気で楽天志向なプンバァとは少し違う面を出した方がよいのかなと思って演じました」と前回とはまた違う、新たな一面が見られるという。『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』は5月20日(金)16時よりディズニープラスにて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年05月10日『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『タイタニック』を上回る全世界歴代興行収入第1位に輝く『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』から劇場限定の特報が初解禁、海外版ポスタービジュアルも到着した。先日はタイトルと公開決定のニュースが発表された本作。5月4日より公開中の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・ マッドネス』の劇場でのみ上映されたこの特報には、世界4,000万人以上の鑑賞者からは「やはり別格だった」「映像すごすぎて泣きそうになった」「超綺麗な3D予告で鳥肌」など、 SNSでも話題沸騰。その圧倒的映像世界に海外メディアからは続々と絶賛の声があがっており、劇場限定だったその映像が満を持してお披露目された。今回解禁となるのは、圧倒的映像体験への期待が膨らむ初の特報。舞台は森から海へ。圧巻のファーストカットから97秒の間、パンドラの世界へといざなう。ジェームズ・キャメロン監督は4月27日シネマコンにて、「この作品では、滑らかな動きを可能にするハイ・フレーム・レート、解像度の高い3D映像、リアルな視覚効果など、前作を遥かに超える映像の限界に挑んでいる。人類のパンドラへの帰還を特別な体験にするために、すべてのショットが、映画館の大スクリーンでの、高画質で、没入感のある3D映像体験のために創られている。私たちはそれをやってのけたと思っている」とコメント。前作の森から海へと舞台を変え、美しいブルーが印象的な映像では、「信じてる。どこへ行こうと、この家族は私たちの砦だ」惑星パンドラでのジェイクとネイティリ、そしてその子どもたち、家族の平穏な日々。一変して武装した侵略者の人間、そして、それに抗おうと結集するパンドラの先住民の姿など、映像の凄さだけではない壮大な物語を予感させる特報となっている。なお、この特報の3D版は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』3D版の本編上映前に上映されている(一部劇場を除く)。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年05月10日映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が全米公開に先駆けて5月4日に全国368館/874スクリーンで公開された。公開5日間で興行収入は約12億1,338万円、動員数は788,537人を記録した。本作は、『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後の物語となっており、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いたファンタジック・アクション超大作。週末2日間では、興行収入3億4376万円、208,797人を動員し、マーベルファンのみならず多くの観客が朝から劇場におしかけた初日の動員は308,623人、興行収入4億3,013万5,780円と実写映画No.1の好スタートを切った本作。この初日成績は、世界歴代興収2位、世界興収27億 9,750万ドルの『エンドゲーム』、世界歴代興収6位で世界興収18億9,259万ドルの『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に次ぐ、MCUの28本の作品の中でも歴代3位の記録(※5/5現在 Box Office Mojo調べ)であり、『アベンジャーズ』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を上回るオープニングだ。客層は10代・20代の男性を始め、若いカップルや女性、小中学生などの家族連れや高校生グループなど、幅広い年代の観客が劇場を訪れ、レイトショーも各劇場は賑わいをみせ、Twitter上にはいち早く本作を鑑賞した観客から、「かなりの神作!めちゃくちゃ面白かった!」「2時間とは思えないボリューム!」「映像と音楽がダイナミックで終始圧倒されっぱなし!」といった熱い感想が多く寄せられている。また、様々なフォーマットで幅広い客層を集め、パンフレットも売り切れが続出しているほど、ファンの加熱ぶりが伺える。全米でも5月6日に公開し、約1億8,500万ドルを叩き出して今年No.1のオープニング成績を記録。49の国と地域でも公開され、約2億6,500万ドルを超えるNo.1大ヒット。全米、世界各国の興行成績は約4億5,000万ドル、日本円で約584.5億円となっている(1ドル 129.89円換算/Box Office Mojo調べ)。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月09日映画『トップガン マーヴェリック』の主題歌となっているレディー・ガガの楽曲「ホールド・マイ・ハンド」が配信され、MVが公開となった。レディー・ガガ自身2年以上の制作期間をかけて挑んだ書き下ろし楽曲「ホールド・マイ・ハンド」。壮大なバラードとなっている今作に対して「『トップガン マーヴェリック』という素晴らしい映画作品のために書いた楽曲であると共に、自分を信じられなくなってしまった人、私達はもうダメなのだと絶望している人に向けて作りました」と思いを明かし、「人生は苦難を通して私に、自分自身に希望が持てなくとも人類に希望を持つ事を教えてくれました。寂しさや悲しさを感じる時、周りや自分自身からも隔離され、世界から消えてしまったのではないかと感じる時、Hold My Hand(私の手を握って)。いつの日か自分を支える強さが身に付くはず」とコメント。MVでは、映画の監督を務めるジョセフ・コシンスキーがディレクターを務め、1986年に公開された『トップガン』からのシーンや最新作からのシーンがふんだんに使われている。そして、レディー・ガガが戦闘機の下や滑走路でパフォーマンスをしているシーンは圧巻だ。さらに、同曲収録の映画サウンドトラックの内容も発表。ケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」、「トップガン・アンセム」などの往年の名曲、全米で最も勢いのある「ワンリパブリック」の楽曲も含まれる。日本盤CDは、2形態リリース。7インチの紙ジャケ仕様となっているデラックスCDには、アメリカの一部映画館でのみ使用された映画版ポスターが封入され、ロゴやアイコニックなモチーフがレイアウトされたステッカー・シートも封入(※初回限定商品)。『トップガン マーヴェリック』は5月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年05月09日『ダラス・バイヤーズクラブ』『カフェ・ド・フロール』のジャン=マルク・ヴァレ監督の2005年の映画『C.R.A.Z.Y.』が7月29日(金)より全国公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルが解禁された。1960年代の保守的な家庭で、5人兄弟の4男として育ったザック。キリストと同じ12月25日に生まれ、「特別な子」と呼ばれた彼は、軍で働き音楽を愛する父親と過保護気味の母親、それぞれ文武に秀でた兄2人、問題だらけの次男を観察しながら幼少期を過ごす。1970年代、思春期に足を踏み入れるザックは、自らのアイデンティティと父親の価値観との間でもがくようになる…。2021年12月に急逝したジャン=マルク・ヴァレ監督は、アカデミー賞3部門受賞の『ダラス・バイヤーズクラブ』、ヴァネッサ・パラディ主演の『カフェ・ド・フロール』、妻を喪った男の再生を描く『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』など、数々の名作を世に送り出してきた。本作は、シャルル・アズナヴール、デヴィッド・ボウイ、「ローリング・ストーンズ」らの時代を彩る名曲と共に、保守的な家庭で育った青年のアイデンティティ確立までの葛藤と成長を描く。音楽、反抗、ユーモア、青春の躍動感と彩りに溢れた本作は、トロント国際映画祭最優秀カナダ映画賞、イリス賞13部門受賞ほか、多くの映画祭で称賛を以て迎えられたほか、2005年の作品ながら、Rotten Tomatoes100%を記録し続けるなど、カナダが生んだ映画史に残る名作として称えられ続けている。この度解禁となった日本版ポスタービジュアルは、ザックほか、ボーリュー家の5人兄弟が横一列に並ぶ姿をとらえたもの。個性の異なる5人を見守るように佇む両親のうち、母親の真下にいるのが主人公のザック。「特別な子」と呼ばれながら、クリスマスのミサへの参加を義務付けられてきた彼の独白がコピーとしてあしらわれている。父親と同じく音楽を愛し、反抗を覚え、やがてアイデンティティに目覚めるザックの目線を通して語られる兄弟それぞれ、そして両親との関係にも注目だ。『C.R.A.Z.Y.』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:C.R.A.Z.Y. 2022年7月29日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開
2022年05月09日トム・クルーズ主演のスカイアクションムービー『トップガン マーヴェリック』より、レディー・ガガ渾身の書き下ろし主題歌「Hold My Hand」が魂を揺さぶる新たな予告編が公開された。今回到着した予告編では、かつて任務を共にした最高のライバル、アイスマン(ヴァル・キルマー)直々の特命により、新世代トップガンたちの教官に任命されたマーヴェリック(トム・クルーズ)が、再び過酷なミッションに臨むため大空へと飛び立つ様子が映し出される。若きトップガンたちを必ずに守り抜かんと、揺るがぬ決意を滲ませる様子や、大迫力のスカイ・アクションが展開。主題歌が今作で登場するグースの息子・ルースター(マイルズ・テラー)とマーヴェリックがグースの死をめぐってぶつかる姿に重なり合うシーンでは、特に目頭を熱くさせられるだろう。また、本作にレディー・ガガが参加することになった経緯について、トムは「前作のサウンドトラックは象徴的だった。今作の”音楽”を探していたとき、奇跡的な瞬間があったんだ。ハンス・ジマーが『私の音楽室に来い』と言うので行ったら、『レディー・ガガの音楽がある』と。それで彼が彼女の歌を演奏したんだ。素晴らしい瞬間だった。ガガは天才的だ。幸運にも、彼女のライブを見ることができた。あの時、これが僕らの映画のラストを飾ると分かったんだ。シーンに、そして僕らが演じるべきトーンに、インスピレーションを与えてくれたんだ」とコメント。この主題歌のみならず、「Top Gun Anthem」を生み出したハロルド・フォルターメイヤーや、アカデミー賞に計12作がノミネート、今年行われた第94回アカデミー賞では『DUNE/デューン 砂の惑星』で作曲賞を受賞した映画界随一の作曲家ハンス・ジマーが本作の音楽を担当しており、本作はサウンドの面においても、まさにベスト・オブ・ザ・ベストな面々が集結している。『トップガン マーヴェリック』は5月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年05月09日MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)を牽引するアベンジャーズ“ビッグ3”の1人として、その“愛されキャラ”で親しまれている“雷神”ソーの最新作『ソー:ラブ&サンダー』が7月8日(金)公開となる。先日予告&ポスターが解禁されると、「ラブ&サンダー、最高と確信した」「ソー:ラブ&サンダー原題のハードロック・メタル感めちゃめちゃ良い」など、待ちに待った情報に大きな盛り上がりをみせた本作。今回は大きな注目が集まる最新作の公開に備えて、世界中で愛されるソーの波乱万丈な人生を描いたシリーズをふり返った。◆『マイティ・ソー』アスガルドから地球へ追放…“愛”を見つける『マイティ・ソー』ディズニープラスで配信中(C) 2022 MARVEL神の国アスガルドに生まれたソー(クリス・ヘムズワース)は、無敵の強さを誇っていた。父オーディン(アンソニー・ホプキンス)を継ぐ次期アスガルドの王として期待されていたソーだが、彼は自分の強さに対して自信満々、何か問題が起これば“戦い”で解決しようとしていた。ある日、彼は父の言うことを無視してアスガルドを襲う敵相手に戦いに出るという、傲慢で喧嘩早い態度をとったことで、罰として地球へ追放されてしまう。そこで天文学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)と出会ったソー。アスガルドの王座を狙う弟のロキ(トム・ヒドルストン)が地球に攻め込んだとき、ジェーンらと協力して敵を倒す戦いに身を投じることに。“戦い”で問題を解決していた傲慢なソーが、地球へ追放されたことで愛するジェーンと出会い、“本当の強さ”を学んで、より人情味のあるキャラクターへと変わっていったのだ。◆『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』ジェーンに危険なパワーが宿る…『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』ディズニープラスで配信中(C) 2022 MARVEL『アベンジャーズ』で描かれた地球での弟ロキとの戦いを終え、アスガルドに戻ったソー。一方、地球で出会い、ソーが恋をしたジェーンだが、ロンドンで怪しい重力異常の調査をしていた際に異次元空間に飛ばされてしまう。無事生還するが、その身体には恐るべきエネルギー体“エーテル”が宿っていた――。そのエーテルの力を感じた闇の王マレキスが覚醒してしまい、アスガルド、そして地球に襲い掛かる。ソーは自分だけの力ではこの危機を救えないと感じ、宿敵である弟のロキへ協力を仰ぐことに。この戦いの中でソーは、敵だと思っていた弟ロキと初めて共闘することで彼へ抱く気持ちにも変化をみせ、2人の関係も変わりつつあったのだが…。◆『マイティ・ソー バトルロイヤル』今度は姉が敵に!? ハルクやヴァルキリーと共闘『マイティ・ソー バトルロイヤル』ディズニープラスで配信中(C) 2022 MARVEL『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で地球の平和を脅かす人工知能ウルトロンとの戦いを経て、アスガルドへ帰還したソー。だが、父オーディンを探して再び地球に戻ったソーの前に、彼の姉であり、死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)が現れる。アスガルドを征服しようと企む彼女は、ソーが最強の武器として手にするムジョルニアをいとも簡単に破壊するほどの圧倒的なパワーを持つ、まさに破壊神だった。ソーはとてつもないパワーを持つヘラを倒すため、宿敵のロキ、盟友ハルク(マーク・ラファロ)、そしてアスガルドの著名な戦士ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)と“リベンジャーズ”を結成。ソーは強すぎるヘラを前に苦戦するが、限界まで諦めないヒーローとして輝いた姿を見せた。そして武器であるムジョルニアを使わずとも、雷を操って攻撃できる力を身につけ、ヒーローとしてさらにレベルアップしたのだ。◆『ソー:ラブ&サンダー』まさかのヒーロー卒業!?“自分探し”の旅が始まる祖国を守る戦い、白熱の兄弟喧嘩から、全宇宙の命運をかけた激戦まで、長い間戦っては多くの傷を負ってきたソーだが、ずっと走り続けてきた彼は、いつしか戦いを恐れるようになっていた。そんな彼が新たに辿るのは“ヒーロー卒業”への道。凄まじい日々の中、一度立ち止まり、ゼロからの道を歩むことを決める。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台とした最新作では、いままで着ていた服を脱ぎ棄て、ハード・ロックスタイルの衣装に身を包み、新たな旅へ。宇宙の荒くれ者ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを率いるスター・ロード(クリス・プラット)との噛み合わないやり取りや、バトルロープを駆使してダイエット(!?)をする姿など、シリーズ最大級にお茶目&自由な姿が注目を集めている彼が、自分探しの旅の中でみつけたものとは?「ソー」シリーズの集大成となる、新たなアドベンチャーが繰り広げられることになりそうだ。『ソー:ラブ&サンダー』は7月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.マイティ・ソー/ダーク・ワールド 2014年2月1日より全国にて2D/3D同時公開© 2013 MVLFFLLC. TM & © 2013 Marvel. All Rights Reserved.マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017ソー:ラブ&サンダー 2022年7月8日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年05月08日『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』などのディズニー&ピクサーが贈る『私ときどきレッサーパンダ』は、親子のすれ違いと、そこから強まる深い絆を奇想天外なストーリーで描き出した最新作。愛情ゆえに口うるさくなってしまう母親と、そんな母の期待に応えたい真面目な子どもの新たな物語は、今年の「母の日」にもオススメの1作だ。舞台は、1990年代のカナダ・トロントのチャイナタウン。そこに暮らすメイは伝統を重んじる家庭に生まれ、両親を敬い、母親の期待に応えようと頑張るティーンエイジャーの女の子。でも一方で、親には理解されないアイドルや流行の音楽も大好き!年上の男の子に恋心を抱いたり、友達とハメを外して遊んだり、やりたいことがたくさんある側面も持っている。そんな母親の前ではいつも“マジメで頑張り屋”のメイは、ある出来事をきっかけに本当の自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。『私ときどきレッサーパンダ』悩み込んだまま眠りについたメイが翌朝に目を覚ますと…なんと、レッサーパンダになってしまった!ありのままの自分を受け入れてくれる親友たち。でも、メイを愛しているのに、その思いがうまく伝わらず心がすれ違う母親。様々な人との関係を通してメイは本当の自分を見つけていく。監督は、ピクサーの短編アニメーション『Bao』で、ピクサースタジオとして女性初の第91回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したドミー・シー。『Bao』でも、命が宿った“中華まん”を息子として育てる母親を主人公にして奇想天外かつ温かなストーリーで、私たちに新鮮な感動を与えてくれたシー監督の新作だ。短編アニメーション『Bao』誰もが成長過程で経験する体験をベースにしたストーリーは、監督自身の体験が基になっているそう。両親、そして友人たちとの葛藤や絆という普遍的な物語に、“自分が自分でなくなってしまう=レッサーパンダになる”という奇抜なアイディアを乗せ、感動を編み上げたシー監督は今後の活躍も大いに期待される。しかも、単なる“レッサーパンダ”ではなく、“巨大”というのが、いかにも自由で大胆な彼女らしい発想。メイが、母と自分、互いを尊重し心を通い合わせるようになる過程にホロリとしながら、“自分らしさはひとつではなく、どんな自分も大好き!”と肯定する姿が、私たちを笑顔にさせ、力強く背中を押してくれる。『私ときどきレッサーパンダ』特に“正しいこと”を求められ過ぎて、みんながビクビクする現代だからこそ、“ありのままの自分でいい。自分らしく生きよう”というメッセージは胸に響くはず。まさに“自己肯定&自己解放”の清々しさと優しいユーモアにあふれたエンターテインメント作品として楽しめるだろう。『私ときどきレッサーパンダ』『私ときどきレッサーパンダ』はディズニープラスにて配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年05月08日エルヴィス・プレスリーの真実の物語を、誰しも一度は耳にしたことのある数々の名曲に乗せて描く映画『エルヴィス』より、興奮と熱狂のライブシーンが初公開された。今回到着した映像に映るのは、緊張した面持ちでステージに立つ、まだ無名の新人歌手エルヴィス(オースティン・バトラー)。当時ではまだ馴染みのないその姿から、観客からはヤジを飛ばされるが、「Baby Let’s play house」を歌い出すと、表情は一変、女性客は大興奮となり、会場は熱狂の嵐となる。そして、トム・パーカー(トム・ハンクス)は、その彼のパフォーマンスを見た瞬間、運命の出会いだったと確信する。地方巡業を行いながら、徐々に知名度を上げていったエルヴィス。当時、アメリカで主流だったカントリー音楽の世界で、最も敬意を表されている公開ライブ放送のラジオ番組のひとつである「ルイジアナ・ヘイライド」に出演するチャンスを掴み、そのステージに出演したときの様子が描かれている。エルヴィスの元妻、プリシラ・プレスリーは、本作を一足先に鑑賞し、自身のFacebookに「バズ(・ラーマン監督)ならではのユニークで芸術的な手法で、見事に、そして創造的に語られた実話です。オースティン・バトラーはエルヴィスそのもの。素晴らしかった・・・彼は重責を担っていることを自覚していて、この役を演じるにあたり、非常に神経質になっていたようです。(彼の心労は)想像に難くありません」と絶賛のコメントを寄せている。『エルヴィス』は7月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年05月07日アカデミー賞国際長編映画賞ロシア代表の話題作『戦争と女の顔』より、日本版予告とポスターが解禁された。日本でも大きな注目を集めた証言集「戦争は女の顔をしていない」を原案とした本作。戦後のレニングラードを舞台に、PTSDを抱えた元女性兵士の葛藤と過酷な運命を描き出す。カンヌ国際映画祭をはじめ多くの各国映画祭で賞を受賞するなど、世界的に高い評価を受けている。今回解禁となった日本版予告編では、PTSDを抱える元女性兵士のイーヤとマーシャが、厳しい環境下でお互いを支えながら生きていく様子が描かれている。戦地を知らぬ人々や男たちからの心無い言葉、彼女たちが心と体に負った深い傷をとらえていく映像に胸が痛む。イーヤとマーシャがそれぞれ身に着けている赤褐色と緑の対比的な衣装も印象的だ。戦争による後遺症を抱えた2人は、戦後の生活で希望を見出すことができるのか…。緊迫感のある展開も予感させる予告編となっている。また、各誌の賞賛レビューが畳み掛けるように表示され、本作が痛ましく、強く、そして美しさも感じる作品であることが想起される。さらに、同時に解禁されたポスターでは、主人公・イーヤが誰かの手で口元を塞がれている様子が切り取られており、不穏さを漂わせている。「“わたしたち”の戦争は終わっていない」のコピーからは、戦争が終わっても彼女たちの闘いがいまも続いていることを察することができ、その過酷さを物語るようなビジュアルになっている。『戦争と女の顔』は7月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:戦争と女の顔 2022年7月15日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© Non-Stop Production, LLC, 2019
2022年05月06日1924年・第1次世界大戦後のイギリスを舞台に、天涯孤独なメイドと英国名家の跡継ぎとの秘密の恋を描く『帰らない日曜日』。主人公のメイド、ジェーンを演じた新星オデッサ・ヤングが役作りと特殊メイクについて語るインタビュー映像が解禁。アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞にノミネートされてきたヘアメイク・アーティストナディア・ステイシーによるメイク風景を収めたメイキングカットも到着した。天涯孤独のメイドであるジェーンが小説家として成功するまでの生涯を10代・20代・40代の3世代に渡り演じ分け、堂々たる演技を魅せたオデッサ・ヤング。撮影時、22歳だった彼女は40代の女性を演じるためにプレッシャーを抱えていたと明かす。「15、6歳から40代の女性を演じるのは初めてでしたし、撮影が始まる2週間前までは役が務まるのかどうか不安でした。感情の振れ幅が激しい本作のような作品で、本当に才能のある人たちに囲まれて演技が出来たことは幸運でした」と語るように、役作りの大きな手助けになったのが、ナディア・ステイシーよる特殊メイクだ。ステイシーといえば、映画『クルエラ』(2021)で第94回アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされるなど、近年目覚しい活躍を見せている。40代のジェーンには、やりすぎず、自然体でありながら、時代の経過を感じさせる技巧を凝らしたメイクを施した。ステイシーは「歳をとった登場人物を描くときに、ものすごく老けさせて見せる映画もありますが、人によっては老いてもあまり変わらない人もいます。ヘアメイクは、そのキャラクターにとって何が正しいかを見極めることが大切なのです」と極意を語る。本映像でも、オデッサはステイシーのさりげないメイク術を絶賛しており、自分の母親とそっくりな仕上がりに驚いたという。「特殊メイクはある意味、私を解放してくれました。多くの俳優にとって、自分の顔を忘れられることは大きな転換になります。本作の“仮面”の存在は大きな力になりました」と、ジェーンのような難しい役どころにアプローチするには、特殊メイクは必要不可欠だったと明かしている。ヘアメイクのみならず、煌びやかな衣装、イギリスの豊かな風景に溶け込む美しいセットなど、アカデミー賞常連スタッフが集結したことも本作ならではの注目ポイントとなっている。『帰らない日曜日』は5月27日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年05月06日鬼才テリー・ギリアムの単独初長編監督作『ジャバーウォッキー』の4Kレストア版が7月1日(金)より公開されることが決定した。本作は、イギリス最強のコメディ集団〈モンティ・パイソン〉に唯一のアメリカ人アニメーターとして参加、映画『未来世紀ブラジル』(85)や『バロン』(88)、『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(18)などで知られるテリー・ギリアムが、1977年に手掛けた単独初長編監督デビュー作。ルイス・キャロルのナンセンス詩を基に、パイソンズ・メンバーで唯一の良心とも言えるマイケル・ペイリンが主演を務めた、中世ファンタジック冒険コメディだ。とある王国を舞台に凶暴な怪獣退治に巻き込まれた青年の活躍をブラックユーモア満載で描く。日本では1980年に劇場公開後、ビデオ発売されたのみでDVD化されておらず、ファンの間では鑑賞が難しい“隠れた名作”として公開を希望する声が上がっていた作品でもある。元の素材は長年放置され劣化も進んでしまっていたが、この度、本作の大ファンであるマーティン・スコセッシとジョージ・ルーカスの出資により4Kレストアが実施された。テリー・ギリアム監督もスーパーバイザーとしてレストアを承認している。本作に対するテリー・ギリアムからのコメントは以下の通り。<テリー・ギリアムからのコメント>『ジャバーウォッキー』は、わたしにとって初めて“自分の作品”と呼べるものでした。テリー・ジョーンズと共同監督した『モンティ・パイソン&ザ・ホーリー・グレイル』(75)の成功が、わたしにモンティ・パイソンから自由になる機会を与えてくれたのです。ルイス・キャロルの詩「Jabberwocky」にあるナンセンスな言葉の数々がわたしの頭の中に奇妙で素晴らしいイメージを 呼び起こし、それを映画にしたいと思いました。そして、中世を説得力のある世界として作ることは、わたしにとって不可欠でした。観客に、老朽化した世界の匂いを感じてもらいたかったのです。貧しく貪欲 な商人、強大な鎧をまとった騎士、混乱した王や、王国を脅かす恐ろしい怪獣がいて、傾いた古代の建造物があり、狂った宗教家もいる。世界の信憑性が高 ければ高いほど、コメディとしての完成度も高くなると思っています。ですが、この映画は単なるコメディとしてだけではなく、アクションやロマンスがあるものにしたいと思っていました。とは言え、ハッピーエンドのおとぎ話のように見えつつ、アイロニー(皮肉)はたっぷり込めています。わたしの頭の中にしか存在しない世界を説得力のある形で表現する技術と能力を持ち、その結果として世界中の観客に喜びを与えることができる、自分は本物の映画監督だと信じ始めたのは、『ジャバーウォッキー』を振り返ったときだったと思います。わたしが皆さんのために楽しんで作ったように、ご覧になる皆さんがこの作品を楽しんでくださることを願っています。鬼才監督のイマジネーションの原点が凝縮された名作を、劇場で体感できる絶好の機会となりそうだ。『ジャバーウォッキー 4K レストア版』は7月1日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年05月06日世界史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリーの<誰も知らなかった>真実の物語を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が映画化した『エルヴィス』より、俳優と監督のインタビューが解禁された。この度解禁されたインタビューでは、エルヴィス・プレスリーを演じたオースティン・バトラーが、役作りの秘話を披露。「彼の存在はあまりにも大きく、時代のアイコン的存在と言っても過言ではありません」と、その役柄の大きさを語りつつ、「だから僕は、ものすごく具体的に、且つきめ細やかなに演じると同時に、彼の本当の人間性を見つけ出し、たった今それが初めて起きているかのような自然な人生の瞬間を再現したかったのです」とコメント。そして「この二つのバランスをとるのはとても大変でしたが、彼の物まねにはしたくなかったのです」と語っている。オースティン・バトラーPhoto by Matt Winkelmeyer/Getty Imagesまた、数々の伝説を持つエルヴィス・プレスリーを演じる重圧をはねのけるため、オースティンは膨大な資料の“吸収”に努めたそうで「役作りの最初は、できる限り彼の情報を吸収することから始めました。ありがたいことに、無限の情報と、彼の人生に関する資料がある。だから観ることができる全てのドキュメンタリーやインタビューを観て、手に入れることが出来るすべての本を読みました」とコメント。さらにはエルヴィスの電話の録音まで聞いて、「プライベートな時の彼の声はとても大きな助けになりました」と、エルヴィスの素の会話が、彼の人間性を深堀する上で大いに役立ったことを明かしている。このほかオースティンは、『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックを指導したムーブメント・コーチのポーリー・ベネットに付いてエルヴィスの身体的な特徴を学び、話し方のコーチを付けて、彼の会話のクセなども習得したという。外見と内面の両面を同時に理解していくという、とても困難なアプローチの結果、オースティンの演じるエルヴィスはとても完成度の高いものになったようで、監督のバズ・ラーマンは「これだけははっきり言えますが、オースティンは、この映画を観た人が皆エルヴィスを愛してしまうようになるくらい、エルヴィスのことを人間味あふれるものにしましたよ」と太鼓判を押している。『エルヴィス』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年05月05日マーガレット・クアリー、シガニー・ウィーバー共演の『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』より、同じくN.Y.を舞台にした映画『ティファニーで朝食を』の劇中歌「ムーン・リバー」が流れる本編映像が解禁された。本作は、作家を夢見てニューヨークへやってきた主人公ジョアンナ(マーガレット・クアリー)が、老舗出版エージェンシーで働きながら人生を切り開いていく姿を描く“大人の”自分探しムービー。シガニー・ウィーバーが厳しくも優しく彼女の成長を見守るジョアンナの上司役として出演している。今回解禁された本編映像は、主人公ジョアンナが“特別な日”に父親に連れられてきたと語る、マンハッタンの高級ホテル「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」での一場面。ジョアンナがチーズケーキを食べながら周りを見渡すと、一生懸命書き物をしている年配の女性、ワインを飲みながら文芸雑誌「ザ・ニューヨーカー」を読む男性の姿が目に入る。何気ないシーンだが、いつか作家となり、憧れの「ザ・ニューヨーカー」で作品を発表することに夢を抱きながらも思い悩むジョアンナの表情が印象的だ。その後、ホテルの廊下に「ライ麦畑でつかまえて」の初版本が展示されているのを見つけ、じっくりと眺めるジョアンナ。J.D.サリンジャーの名前を一躍世界に広めた名作、その貴重な初版本を前に彼女は何を想うのだろうか。この一連のシーンでバックに流れている音楽は、映画『ティファニーで朝食を』(1961)の中でオードリー・ヘプバーンがギターを弾きながら歌う名曲「ムーン・リバー」だ。実はマーガレット・クアリーとオードリー・ヘプバーンは2人ともバレリーナ出身で、ニューヨークで幸せを探すヒロインを演じているという点でも重なる。不朽の名作にオマージュを捧げつつ、女優として着実にキャリアを積み重ねているハリウッドの新星マーガレット・クアリーの今後の活躍を期待させるシーンとなっている。またクアリーは本作で華麗なダンスを披露しており、バレエやダンスで身に着けた彼女のしなやかな身体表現にも注目して欲しい。さらに、本作と同日には長編ドキュメンタリー『オードリー・ヘプバーン』が公開される(Bunkamuraル・シネマほか)。併せて観てみれば、“ヒロイン”たちの様々な生き方に思いを馳せることができるはず。ニューヨークという街で、時代を超えて輝く新たなヒロイン像に注目したい。『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は5月6日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ニューヨーク・ダイアリー 2022年5月6日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 All rights reserved.
2022年05月05日監督のドミー・シーら女性製作陣を中心に、『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』のディズニー&ピクサーが贈る『私ときどきレッサーパンダ』。この度、5月5日「こどもの日」に合わせて、主人公メイが学級委員長に立候補し“討論会”に挑戦する、貴重な未公開シーンが解禁となった。本作のMovieNEXの発売を記念して解禁されたのは、主人公メイが、ライバルとの討論会に挑む貴重な未公開シーン。普段は普通の元気な13歳の女の子のメイ。しかし、興奮したりするとなぜか突然レッサーパンダに変身してしまう…。このシーンでは学級委員長に立候補したメイが、ライバルに悪口を言われ激高し、危うくレッサーパンダに変身しそうになりながらも親友たちの励ましで何とか我慢。自分の決めた道に進むためライバルと闘い、大人への一歩を進もうとする姿に思わず声援を送りたくなるシーンとなっている。多様性あふれるキャラクターについてキャラクター・ラインナップには、メイ、彼女と親しい友だち、家族、そして4★Townというダンス・ボーカル・グループが顔をそろえている。スタッフたちは、これらのキャラクターに命を吹き込むため、豊かな声の出演者たちを起用した。「このストーリーはトロントを舞台にしているので、キャストにも多様性が必要です」と語るのはアソシエイト・エグゼクティブ・プロデューサーのエイドリアン・モリナ。「より多くの人々が、映画の中に自分と同じような境遇を見ることができたら嬉しいですね。『私ときどきレッサーパンダ』は、13歳の中国系カナダ人の独特な視線を提供していますが、それは本質的には、私たち全員がいかに繋がっているのかということを見せてくれているのです」と語っている。『私ときどきレッサーパンダ』はデジタル配信中(購入)、6月10日(金)よりMovieNEX発売。(C)2022 Disney/Pixar発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年05月05日各国の映画祭を席巻した話題のドキュメンタリー『FLEE フリー』より日本版予告編が解禁された。本作は、主人公のアミンをはじめ周辺の人々の安全を守るためにアニメーションで制作されたドキュメンタリー。世界中で大きなニュースとなっている難民やアフガニスタンを巡る恐ろしい現実、祖国から逃れて生き延びるために奮闘する人々の過酷な日々、そして、ゲイであるひとりの青年が自分の未来を救うために過去のトラウマと向き合う物語を描く。昨年のサンダンス映画祭でワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門の最高賞であるグランプリを獲得、また、アヌシー国際アニメーション映画祭でも最高賞となるクリスタル賞ほか3部門を受賞するなど、ドキュメンタリー、アニメーションという表現の垣根を越えてジャンル横断的に高い評価を受け、各国の映画祭で圧倒的な評価を獲得している。この度解禁となった予告編は、主人公アミンが誰にも明かしたことのなかった自身の過去を、長年の親友である映画監督(本作の監督ヨナス・ポヘール・ラスムセン)に対して初めて語り始める様子や、その言葉により回想される幼少期からのあまりに過酷な経験、結婚を控えた恋人の男性にさえ過去を話すことができていないという現在の苦悩も切り取った。一方で、アミンによる「変わるべき時だ」「これが僕の物語の始まりだ」という自身のトラウマと向き合った上で一歩踏み出そうとする彼の強い覚悟の言葉も切り取り、本作が持つ未来への希望も感じさせる映像となった。映像には、本作を絶賛する歴代のアカデミー賞監督達によるコメントも収録。アルフォンソ・キュアロン監督(『ROMA/ローマ』)は、「人を立ち止まらせ、考えさせる。この映画は愛で出来ているのだ」とコメントを寄せており、ポン・ジュノ監督(『パラサイト 半地下の家族』)は、「今年見た映画の中で、最も感動した作品。涙が出た」と絶賛、2021年のベスト映画の1本にも選出している。アミンがデンマークに亡命を果たした直後の16歳の頃からの旧友だったラスムセン監督は、若い頃、好奇心からアミンに過去について尋ねたが、彼は何も語ろうとしなかったという。それから約20年の時を経て、アミンの心境の変化もあり、本作の製作に同意。監督は、アミン本人の声と記憶を通してこれまで誰にも語られなかった彼の物語を聞きたいと考え、その心のペースに寄り添いながら約4年もの長い時間をかけて断続的にインタビューを敢行した。監督は、「ラジオ・ドキュメンタリー制作で長年培ってきたインタビューの手法を用いました。取材対象に、横たわって目を閉じ、かつて目にした光景や匂い、感触を思い出してもらいます。そうすることで、記憶がより強く直接的なものになり、まるで今まさに展開していることのように感じられるのです」と説明する。その上で、“初めて話す”という行為が持つエネルギーを重視し、事前に聞いた内容を改めて語ってもらう“再現”は一切行っていないのだという。アミンの“語る”勇気と覚悟、親友でもある監督との信頼関係によって生み出された本作。多くの観客に深い感動と希望を与える、唯一無二のドキュメンタリー作品だ。『FLEE フリー』は6月11日(金)より新宿バルト9、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:FLEE フリー 2022年6月10日より新宿バルト9、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© Final Cut for Real ApS, Sun Creature Studio, Vivement Lundi!, Mostfilm, Mer Film ARTE France, Copenhagen Film Fund, Ryot Films, Vice Studios, VPRO 2021 All rights reserved
2022年05月04日「未来は考えもしないようなことが起きるだから先へ進むしかない先へ 先へ 先へ 先へ(C'mon C'mon C'mon C'mon)」ホアキン・フェニックスと新星俳優ウディ・ノーマンが共演、ある日突然、共同生活を送ることになった伯父と甥っ子の日々を描いたマイク・ミルズ監督の『カモン カモン』の、最も印象的なセリフだ。確かに人生は“想定外”の出来事だらけ、映画のような新型ウイルスのパンデミックが何年も続いたり、もう二度とごめんだと思っていた侵略戦争が実際に起きてしまったり。起こりそうだと思ったことは絶対に起こらず、思いがけないことばかりが起きるもの。だからとにかく前を向いて「先へ先へ進むしかない」と、9歳の少年ジェシーが録音マイクに向けて語る“C'mon C'mon”がタイトルになった本作には、「人生ベスト入り」「忘れたくない傑作!」「涙止まらない」「何年経っても、何度でも観たい」といった絶賛の声がSNSで上がり、モノクロームの映像や語られる言葉たちはもちろん、「ひたすら対話を続ける映画」「マイク・ミルズ監督の視線がとても温かい」など感銘を受けたという声が上がっている。マイク・ミルズ監督が自身の子育て体験を反映『人生はビギナーズ』で晩年にゲイをカミングアウトした父、『20センチュリー・ウーマン』で自由な魂を持ちながらミルズ監督を育てた母を描き、イラストレーター、グラフィックデザイナーなどマルチアーティストとして知られるマイク・ミルズ監督。本作は、妻でアーティスト・映画監督・俳優であるミランダ・ジュライとの間に2012年に生まれた我が子の子育てを通じて監督自身が直面した“想定外”の出来事にインスパイアされた、子どもと大人が、人と人として対話する物語。『ムーンライト』『レディ・バード』『ミッドサマー』など話題作を世に送り出す映画製作会社「A24」と『20センチュリー・ウーマン』に続く2度目のタッグであり、作品に対する安心感と信頼は申し分ない。ニューヨークを拠点に全米各地を取材して回るラジオジャーナリストのジョニー(ホアキン)は、妹ヴィヴ(ギャビー・ホフマン)が家を留守にする間、9歳の甥・ジェシー(ウディ・ノーマン)の面倒を見ることになる。ヴィヴの夫でジェシーの父親ポール(スクート・マクネイリー)が精神のバランスを崩してしまい、つきっきりで世話が必要なためだった。ジョニーとヴィヴの兄妹は母の介護と死をきっかけに以前よりもさらに疎遠になっており、伯父と甥っ子とはいえ独身のジョニーにとっても、9歳のジェシーにとってもお互いが他人のような存在だ。そんな2人が同じ家で過ごし、町や海辺の音をマイクで拾ったり、想像力たっぷりのごっこ遊びをしたりする。あるときは、ジェシーが一瞬視界から消え、目の前が真っ暗になるような恐怖を味わったことも…。こうした2人の日々は、日頃子どもたちの声をたくさん取材しているはずのジョニーにとって驚きの連続。そんなとき、ジョニーは“母親”としてのヴィヴを頼りにする。ミルズ監督といえば、『人生はビギナーズ』でも、『20センチュリー・ウーマン』でも実際の書籍が劇中で大きな意味を持って引用されていたのが印象的で、特に後者は女性解放運動の盛り上がりの最中でフェミニズム関連の書籍ばかりだった。本作でも印象深いものの1つに、ジャクリーン・ローズによる「母たち:愛と残酷さについて/Mothers:An Essay on Love and Cruelty」(原題)がある。母というものは「究極の生け贄」で「すべてを解決する不可能な任務を負っている」といった言葉に、うなずきたくなる人は多いだろう。“父性の不在”が長らくあった家で息子をひとり育ててきたヴィヴは、メンタルイルネスを抱える夫を支えながら、利発なジェシーについて報告する(愚痴る?)兄ジョニーの電話にも対処する。その合間にきっと、自分の仕事もしている。「仕事と子育て、どうやって両立していますか」が、どれほど野暮な問いかが見えてくる。世の中の母に対する、リスペクトがここにある。実際に2人で電話をかけ合って撮影したというヴィヴ役のギャビーとホアキン演じるジョニー、そしてウディ演じるジェシーが醸す親密さは丁寧な関係作りから生まれたものだ。ジェシー役に大抜擢され、イギリス人ながら「あまりに説得力がある」アメリカ英語のアクセントを披露したウディとホアキンは撮影前から交流し、その上で順撮りをしながら自然で誠実な関係性を構築してきたことがスクリーンにはっきりと刻まれている。ティモシー・シャラメが憧れというこの新星俳優は、ホアキンから学んだものも多いはずだ。世界が抱える問題を子どもたちの声が炙り出していく「ジェシーをより理解したいと思ったとき、彼(ジョニー)はジェシーの遊びに参加し、その話に耳を傾けるようになる。それは僕自身の経験に基づくもの」とミルズ監督は言う。そして、ホアキンに対しても「“ちょっと、話していいかい?”という空間を作り出す力がある」とも語っている。子どもと対等であろうとすることは簡単ではない。話をまず聞くこと、向き合うこと、その姿勢が何気に最も難しい。子どもたちの世界に寄り添うには、自分もそこに飛び込んでみないと始まらない。本作の見どころの1つである、子どもたちへの実際のインタビューはまさにその最たるもの。本作では冒頭から、ミルズ監督やホアキンがインタビュー取材した全米各地の9~14歳の子どもたちの“生の声”が聞こえてくる。「いま、現実社会で起こっていること」についてどう受けとめているのか、未来についてどんなことを思うのか、信頼によって生まれた対話が(たとえ、ちょっぴり“よそ行き”の言葉であっても)現実への危惧や未来への希望として生々しく響いてくる。実はロサンゼルス、ニューヨーク、デトロイト、ニューオリンズの子どもたちから話を聞く中で、ニューオリンズのインタビュー対象者だった9歳のデバンテ・ブライアントが2020年夏、街角に座っていただけなのに銃の流れ弾に当たって亡くなる、という事故が起きている(本作はデバンテに捧げられている)。ある伯父と甥っ子、兄と妹、母と子の小さな小さな物語でありながら、子どもたちの声は暴力や分断から、気候変動といった世界中で抱えている問題を炙り出していく。こんな世界で、ジェシーたちは大人にならなければならないのだ。子どもたちを大切にしない社会に、未来はない。彼らが生きる未来に対して責任のある大人たちが現状、まったくもって“大丈夫”じゃない。極めて重要で辛辣な問題提起は全編を貫く温かな愛とモノクロームによる寓話性でほどよく、セルフケアにも効く作品となっている。『カモン カモン』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年05月04日4月8日より全国355館、895スクリーンで封切られた映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が、累計興行収入33億8373万7830円、累計観客動員数228万人を突破したことが分かった。『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』全10作で興行収入が1000億円、『ファンタスティック・ビースト』シリーズの観客動員数が1000万人超えという、国内洋画シリーズ映画興行成績No.1となっている魔法ワールドシリーズ。10~20代の女性を中心に、ファミリーやカップル、映画ファンなど幅広い層が来場し、週末3日間の興行収入は10億円を突破、GWに突入しても止まることを知らず、4月29日~5月1日の週末は、3日間の観客動員数30万3961人、興行収入4億2437万3790円を記録。順調に記録を伸ばし続けており、本年の洋画作品No.1も近づいている。また今回、新たな本編映像<魔法アクション編>が公開された。ダンブルドア先生からの“秘密の作戦”で、マグルのジェイコブと呪文学の教師・ユーラリーは、国際魔法使い連盟の次期リーダーたちの集まる晩餐会に潜入。そこには、史上最悪の黒い魔法使い、グリンデルバルドも立候補している。そんなグリンデルバルドに、ジェイコブがダンブルドア先生から贈られた杖を向けるシーンからスタート。すると嵐が起こり、様々なものが巻き上がり大パニックに。“鉄壁”ユーラリーから鮮やかに魔法アクションが繰り出され、本を使ったダイナミックな魔法も見どころだ。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年05月02日マーガレット・クアリー主演の『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』より、本編映像とキャラクタービジュアル3種が解禁された。今回解禁された本編映像は、作家志望の主人公ジョアンナ(マーガレット・クアリー)がJ.D.サリンジャーと電話越しに会話する重要な一場面。「ライ麦畑でつかまえて」で一躍有名作家となったサリンジャーだが、一般的には偏屈で人嫌いといったイメージも持たれている。しかし、本作では新人アシスタントのジョアンナに対して「詩人を夢見るなら、朝の15分で構わないから執筆の時間を確保すること」「電話番で1日を終えるな」と励まし、名もなき若者の夢を後押しする存在として好意的に描かれているのが分かる。偉大な作家に直接アドバイスをもらったジョアンナは、一体どんな道を選択するのか…?その後の展開が気になる本編映像となっている。ちなみに本作はジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」(柏書房)の映像化。謎多き隠遁作家というこれまでのイメージとは違う、サリンジャー像にも注目したい。併せて解禁されたキャラクタービジュアルは、ジョアンナが出版エージェンシーで働く姿を印象的に切り取った3種類。上司マーガレットのアシスタントとして、テープの書き起こしや電話応対、そしてJ.D.サリンジャー宛に届くファンレターの処理など様々な仕事を任されたジョアンナは、ひたすらタイプライターに向かい、空いた時間にファンレターを読み空想にふける毎日を送る。目の前の仕事を淡々とこなしながらも、作家になりたいという夢を諦めきれない…。そんなジョアンナの現実との狭間で葛藤する20代女性の姿を瑞々しく切り取り、さらにそれぞれのシーンを自由に解釈できる余白を活かしたキャラクタービジュアルに仕上がっている。『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は5月6日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ニューヨーク・ダイアリー 2022年5月6日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 All rights reserved.
2022年05月02日大ヒットシリーズの最終章『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』にて、日本語吹き替え版キャストとして玉木宏と木村佳乃が続投決定。シリーズ史上最大の危機を最大級のスケールで描いた、圧巻の新予告映像も公開された。今作でも、クリス・プラット演じる主人公オーウェンの吹き替えを担当する玉木さんは「3作目もクリス・プラットさん演じるオーウェンを担当させていただける事、嬉しく思います」と喜び、「冒頭からスケール感に興奮しましたが、個人的にはオーウェンのバイクチェイスが、手に汗を握るスリリングな展開で好きなシーンです」とアピール。ブライス・ダラス・ハワード演じるヒロイン・クレアを吹き替える木村さんは「今見ても色褪せないジュラシック・パークから29年、予告をみただけでも迫力の更にスケールアップした作品を私も楽しみにしています」と公開へ期待を寄せた。また公開された予告編は、冒頭、オーウェンらが身を潜めていた小屋に、ブルーとブルーによく似た小さいラプトルが現れる。前作でオーウェンの元を離れてから、ブルーは子どもを生んでいたのだ。しかし、ブルーとの再会を果たした直後、子どもは何者かに襲われ攫われてしまい、オーウェンは連れ戻すことを約束をする。そして、前作で解き放たれた恐竜たちは、地球の至る場所に棲みつき、世界はまさにジュラシック・ワールド化、人々は恐怖と混乱の渦の中にいた。そんな世界でオーウェンが協力を仰いだのは、古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)、古植物学者のエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、数学者のイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)らレジェンド博士たち。逃げ場所が存在しない中、地球を支配するのはどちらなのか、それとも共存できるのか?ブルーとの約束を果たすことができるのか?公開がより待ち遠しくなる映像となっている。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年05月02日世界的歌姫と平凡な教師の恋を、ポップな音楽とダンスで彩る王道ロマンティックラブストーリー『マリー・ミー』が現在公開中。この度、劇中曲「After Love」のリリックビデオが到着した。「After Love」は、キャット(ジェニファー・ロペス)とチャーリー(オーウェン・ウィルソン)が、初デートのダンスパーティーに参加するシーンにて披露される。歌姫のときの豪華絢爛な衣装とは異なり、ベビーピンクで柔らかな素材のドレスを身に纏ったキャットが、婚約破棄の心の傷を乗り越え、新たな恋と幸せを噛み締めながら歌う、前向きでパワフルな楽曲だ。『オールド』や「ボクらを見る目」などを手掛けた衣装デザインのキャロライン・ダンカンは、本シーンについて「これは二人の最初のデート。二人が恋に落ち始めた夜で、彼女の世界に少しずつ入り込んでいるように感じさせる。彼女も彼の世界に少しずつ入ってきていて、お互いのために服を着ているようなスウィートさがある」と語っている。公開直後からSNS上では「“こんなロマコメが観たかった”を具現化した映画」、「駆け引きとかいらないストレートなラブコメディ。お互いに足りないものを補える関係は美しい。大好きな人と大好きな場所で大好きなことをする。こんな素晴らしいことはない。」、「歌唱シーンは鳥肌もの。“Marry Me”が頭から離れないし、早くも2回目が観たい!」、「優しさと幸せが詰まっていて、めちゃくちゃに泣いた!最高の映画じゃん!」、「ロマコメの新たな金字塔になり得る良作!」と絶賛されている本作。王道ロマコメだからこその安心感と底抜けにハッピーな物語、そして世界的トップアーティストによる歌声と煌びやかな衣装で魅せるパフォーマンスで、いまを生きる観客の心を虜にしている。『マリー・ミー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:マリー・ミー 2022年4月22日より全国にて公開© 2021 Universal Pictures
2022年05月01日