12月に公開になる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の日本のためにつくられた新たな予告編と、ルーカスフィルム社長で本作の製作を務めるキャスリーン・ケネディのメッセージ映像が公開になった。本シリーズではこれまでに様々なドラマが語られてきたが、本作は未曾有の危機を前にローグ・ワンを名乗る者たちが“チーム”で戦う作品になりそうだ。『ローグ・ワン』新映像本作は、帝国軍の巨大要塞“デス・スター”の設計図を反乱軍が入手するため、デス・スターの開発者の娘でもある主人公ジンと仲間たちが極秘チーム“ローグ・ワン”を結成して、生還がほぼ不可能なミッションに挑む物語。動画でケネディは本作が「犠牲や勇気、友情、家族、チームの素晴らしさを描いています」と語る。中でも個性豊かなキャラクターが力を合わせて難局に挑むドラマについて彼女は「『七人の侍』のように、仲間が一緒に戦うことで信念を貫くための強さを手に入れるのです」と解説。サーガの生みの親ジョージ・ルーカスは『七人の侍』をはじめとする黒澤明作品を愛し、強い影響を受けたと繰り返しコメントしてきたが、本作もまた、黒澤作品や日本文化からの影響があるようだ。同タイミングで公開された新たな予告編も、チームや家族のドラマがしっかりと描かれている。冒頭では主人公ジンが幼い頃に家族とはなればなれになってしまう場面が描かれる。やがて時が流れ、帝国軍の究極兵器デス・スターの完成が迫る中、成長したジンは、兵器の開発者でもある“父の真実を明らかにする”ために極めて危険な作戦に身を投じる。しかし、危険に挑むのは彼女だけではない。このミッションは決してひとりでは達成できないため、ジンは仲間を集めチーム“ローグ・ワン”で行動。映像の後半は様々な出自をもつ仲間たちがチームになって戦う場面が描かれる。ちなみに映像によると、幼いジンは、愛する家族とはなればなれになる際、ペンダントと「フォースを信じて…」という言葉を受け取っている。これらが成長したジンのドラマにどう絡んでくるのかも気になるところだ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年11月11日ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のシリーズ完結編『バイオハザード:ザ・ファイナル』の最新ポスターが公開された。その他の画像本シリーズは、記憶を失った状態で目を覚ました女性アリスが、自身の過去を取り戻しながら、恐ろしいウィルスが蔓延する世界で、すべての元凶と思われるアンブレラ社と熾烈な戦いを繰り広げる様を描いてきたシリーズで、最新作ではすべての物語が始まった場所ラクーンシティが舞台になる。このほど公開になったポスターは、倒れたアンブレラ社の工作員たちの上で、両手に銃をもったアリスが最後の戦いに備えている姿を描いたもの。新作では、“48時間で世界が滅びる”と告げられたアリスが、限られた時間の中で、敵を倒し、これまでのシリーズで描かれ来たすべての謎を解き明かすべく最後の戦いに挑むという。ジョヴォヴィッチだけでなく、クレア役のアリ・ラーターがシリーズに復帰するなど最終章を飾るにふさわしい布陣が組まれているそうで、“バイオ生誕の地”である日本でも好評を集めそうだ。『バイオハザード:ザ・ファイナル』12月23日(金) 世界最速公開
2016年11月11日ディズニー/ピクサーの映画『ファインディング・ドリー』のデジタル配信とブルーレイやDVDなどが収録されたMovieNEXのリリースを前に、MovieNEXに収録されているメイキング映像の一部が公開になった。『ファインディング・ドリー』/特別映像『ファインディング・ドリー』は、ニモの親友で、忘れんぼうのドリーが幼い頃にはなればなれになってしまった家族に出会うために旅立ち、人間の世界を舞台に冒険しながら、家族と自身の謎に迫る姿を描いた作品。日本でも今夏に公開され、大ヒットを記録。ドリー、ニモ、マーリン、クラッシュなどおなじみのキャラクターだけでなく、新たに登場したタコのハンク、ジンベエザメのデスティニーなども人気を博した。前作『ファインディング・ニモ』に登場したドリーは、ニモを探す父親マーリンと行動を共にする“脇役”で、アンドリュー・スタントン監督は「金魚は5秒で忘れることをどこかで読んだ」ことから、ドリーが“忘れんぼう”の設定を思いつき、物語に活かしたという。しかし、本作でドリーは物語を引っ張る“主役”のため、監督はドリーについてさらに深く考え、「ドリーに自分自身を好きになって欲しい」という想いを込めて新たに語るべきキャラクター描写とストーリーを生み出した。その結果、人気キャラクターだったドリーは、さらに人気を獲得。間もなく発売になるMovieNEXでも、彼女の魅力に迫る様々なボーナス映像が用意されており、さらにファンが増えることになりそうだ。『ファインディング・ドリー』11月15日(火) 先行デジタル配信開始11月22日(火) MovieNEX 発売
2016年11月10日『ミッション:インポッシブル』6作目が、2018年7月27日に北米公開されることに決まった。パラマウント・ピクチャーズが発表した。その他の情報6作目の製作は、5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の公開前から決まっており、すでに早期の製作準備も進められていたが、トム・クルーズがスタジオにギャラのアップを求めたことが理由で、一時ストップがかかっていた。しかし、交渉は成功し、お互い合意を得られたことで、あらためてスタートとなっている。監督と脚本には、『…ローグ・ネイション』のクリストファー・マッカリーが続投する。クルーズの最新作は、今週金曜日日本公開予定の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。来年は、『ザ・マミー(原題)』『アメリカン・メイド(原題)』の公開が控える。文:猿渡由紀
2016年11月10日来年11月に公開される『ブレードランナー』の続編の日本公開タイトルが『ブレードランナー 2049』(読み:ブレードランナーニーゼロヨンキュウ)に決定した。本作は全世界の熱狂的なファンがその動向を注視している作品で、2017年公開のタイトルの中でも大きな注目を集めることになりそうだ。その他の情報『ブレードランナー』は近未来を舞台に、過酷な労働に従事するために誕生するも、人間に反旗を翻すようになった人造人間“レプリカント”を逮捕・処刑する捜査官“ブレードランナー”のデッカードを主人公にしたSF大作。『…2049』は、前作に続いてハリソン・フォードが出演し、『プリズナーズ』『ボーダーライン』のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務めるほか、ライアン・ゴズリング、ロビン・ライトが出演。前作を監督したリドリー・スコットが製作総指揮を務める。これまで繰り返し“伝説的”と呼ばれてきた『ブレードランナー』の続編は一体、どんな内容になるのか? いまだにすべてが謎に包まれているが、前作が2019年の物語だったことから、新作はタイトル通り“2049年”が舞台になる可能性が極めて高い。全世界のファンはすでに公開されている数少ない情報や画像から様々な予想や考察を進めており、フォードやヴィルヌーヴ監督ら4人が集まった写真が公開されると、テーブルの上に無造作に置かれた撮影用の拳銃(ブラスター)の分析をはじめるファンが現れるなど、すでに公開が待ちきれない状態だ。製作者たちも観客の期待が極めて高いことを承知しているようで、前作を手がけたスコット監督とフォードを迎え入れた万全な状態で製作をスタートさせており、ヴィルヌーヴ監督は「やる気に満ちた最高のチームだよ。僕らに失敗という選択肢はないんだ」と豪語している。『ブレードランナー 2049』2017年11月 全国ロードショー
2016年11月10日映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が来月公開になる。本作は、全世界で愛され続けるスター・ウォーズの新たなドラマを描いた作品で、脚本と監督を手がけたギャレス・エドワーズは様々な難題を乗り越えて“まだ誰も知らないドラマ”を描こうとしたようだ。その他の画像『ローグ・ワン…』は、最初に劇場公開された映画『スター・ウォーズ』で、レイア姫がR2-D2に託した帝国軍の巨大要塞“デス・スター”の設計図を反乱軍が入手するまでの物語。デス・スターの開発者の娘でもある主人公ジンと仲間たちが極秘チーム“ローグ・ワン”を結成して、生還がほぼ不可能なミッションに挑む。つまり、『ローグ・ワン…』の物語は、必ず最初に公開された『スター・ウォーズ』につながっていなければならない。エドワーズ監督は「いつもは映画の設定となる始まりがあって、どういうラストにするか考える。エンディングをどうするかが大きなチャレンジであり、何度も話し合われるんだ。でも本作では、映画のラストをわかっていて、その旅路をどのように始めようかと考えなければならなかった」という。そこで監督が重視したのは「どう始めるか?」だ。ちなみに本作は、今後も製作が予定されている“スター・ウォーズ・ストーリー”の最初の作品のため、まだ誰も。冒頭はこれまでのシリーズと同じロゴと音楽で始まるのか、画面の奥へと流れていくテロップは出るのかさえ知らない。もしかしたら観客が予想もしていなかったオープニング、物語の始まりが描かれることもじゅうぶんにありえる。さらに結末はある程度、決まってはいるが、最終的にどのようなシーンで終わるのかも気になるところだ。ちなみに、この点について監督は「映画の着地点には自信があった」と語っている。とは言え、本作は紛れもない“スター・ウォーズ”作品になりそうだ。エドワーズ監督はこれまでのサーガで描かれてきた物語、世界観、撮影手法を徹底的に研究しており「本作を『スター・ウォーズ』と感じられる作品にするにはどうすればいいのかを考えたよ。ただポスターに“スター・ウォーズ”と書いてありさえすれば“スター・ウォーズ”映画になるわけではない。『スター・ウォーズ』では絆によって結ばれた家族の姿が描かれている。とてもエモーショナルな核が物語の中心にあるんだ」と力説する。本作の概要と予告編はすでに公開されているが、『ローグ・ワン』はまだ誰も知らないドラマと展開が描かれることは間違いなく、全世界一斉公開を迎えるまで、ファンの期待と予想はさらに膨らみそうだ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年11月09日フランスで8週連続でベスト10入りを果たした大ヒット作『世界の果てまでヒャッハー!』が来週末から公開される前に本編映像の一部が公開になった。本作はスタントやCGを使わない思わず“ヒャッハー!”と叫びたくなるシーンが満載で、映像には主人公がスカイダイビングをする大興奮映像がおさめられている。公開された映像本作の主人公フランクは、恋人との結婚を考えていて、彼女にプロポーズするべく恋人の父親が経営するブラジルの高級リゾート地に友人とやってくるが、なぜか恋人の祖母の世話を押し付けられ、さらにジャングルの秘境ツアーに出かけることに……。映画は、秘境を舞台に、冒険とおバカなキャラクターが繰り広げる騒動が描かれる。映画は、爆笑必至のコメディ要素あり、アドベンチャーの要素アリの内容だが、単なる“つくりもの”ではなく、俳優やスタッフが身体をはって衝撃シーンを撮影しているのが大きなポイントだ。このほど公開になったのは、先住民に追われたフランクたちが何とか飛行機で逃げた後、あっさりと墜落することになりパラシュートで脱出する場面。通常の映画であれば、CGを使うか、スタントマンを起用するが、本作では監督・主演のフィリップ・ラショーが本当に空から“ダイヴ”して撮影を敢行! 映画全編がこのシーンのような“逃げ場ナシの体当たり”マインドに満ちており、ドキドキできると同時に爆笑できる内容になっている。ちなみに、本作の上映劇場では“フランス国旗の赤・白・青、ブラジルの国旗の緑・黄・青の、いずれか三色の組み合わせが着ている服に入っている”や、“男女入り混じった5人以上の団(全員男、全員女でも可)”、“ブラジルに行ったことがある人(証明書としてパスポート持参)”など作品に関連した様々な割引が行われる予定で、公式サイトなどで詳細が発表される。『世界の果てまでヒャッハー!』11月19日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国公開
2016年11月09日サム・ライミがプロデュースを手がけ、リメイク版『死霊のはらわた』のフェデ・アルヴァレズが監督を務める映画『ドント・ブリーズ』の予告映像が公開になった。本作は、幽霊も悪霊も登場しないが、全米で2週連続ナンバー1に輝き、「20年に1本の恐怖の作品!」と絶賛されたショッキング・スリラーだ。公開された予告映像舞台は盲目の老人が独りで暮らす古い屋敷。親と決別し街を出るための逃走資金が必要だったロッキーは、恋人のマニー、友人のアレックスと一緒に、大金を隠し持つと噂されるその老人宅に強盗に入る計画を立てる。予告映像では、屋敷に侵入したロッキーたちが目の当たりにする、目は見えないがどんな“音”も逃さない超人的な“聴覚”と“強さ”を持った老人の異常性が次々と明かされていく。そして、出口を閉ざされ、電気も消された暗闇の中、ロッキーたちは、老人が隠し続ける地下室の“秘密”を知ってしまう。追い詰められたロッキーたちは生きて屋敷を脱出できるのか?ロッキー役はジェーン・レヴィ(『死霊のはらわた』2013年)、アレックス役はディラン・ミネット(『プリズナーズ』)、マニー役はダニエル・ゾヴァット(『イット・フォローズ』)、そして盲目の老人をスティーヴン・ラング(『アバター』)が演じている。『ドント・ブリーズ』12月16日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほかロードショー
2016年11月09日カルト的に愛されている1981年の『狼男アメリカン』がリメイクされることになった。監督、脚本家を務めるのは、オリジナルの監督兼脚本家ジョン・ランディスの息子であるマックス・ランディス。ジョン・ランディスもエクゼクティブ・プロデューサーに名を連ねる。その他の情報オリジナルでは、特殊メイクアーティストのリック・ベイカーが、キャリア初のオスカーを受賞している。ベイカーはその後メイクアップ部門に10回ノミネートされ、うち6回受賞した。オリジナルのキャストは、デビッド・ノートン、ジェニー・アガター、グリフィン・ダンら。リメイク版のキャストは未定だ。リメイク版の企画はずいぶん前からあり、実現に10年近くを要したとされる。文:猿渡由紀
2016年11月09日1991年に公開され、全世界で愛され続けているディズニー・アニメーションの名作を実写化する『美女と野獣』の新画像が公開になった。エマ・ワトソン演じるベルと、父親モーリスが登場するシーンの画像だ。その他の画像本作は、知性にあふれ、心が美しい女性ベルと、恐ろしい見た目の野獣が出会うことから始まるラブストーリー。本作は、ディズニーが傑作アニメーションの世界観やドラマ、魅力を活かしながら実写化するもので、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンが主演を務め、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンスらが出演する。公開された画像の机の上に置かれているのは、発明家の父モーリスが開発したもので、彼は村では“変わり者”といわれているらしい。しかし、娘のベルは周囲の声に惑わされることなく、父を愛し、誇りに思っている。主演を務めるワトソンが「ベルは、自分の考えをはっきりと話す活発な女の子」と分析する通り、彼女は愛らしいルックスだけでなく、どんな状況でも相手をより深く見て、自分の考えで行動できるところに最大の魅力がある。その結果、彼女は恐ろしい見た目の野獣の“内面”をまっすぐに見つめることになる。『美女と野獣』2017年4月21日(金) 全国公開
2016年11月08日米俳優のトム・クルーズが11月8日に都内で主演最新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の来日記者会見を行った。クルーズの来日は1年3か月ぶり22度目。会見には本作で『ラストサムライ』(2003年公開)以来のタッグを組んだエドワード・ズウィック監督が同席。さらに、『ラストサムライ』で共演した池松壮亮が駆けつけ“13年ぶりの再会”を果たした。その他の写真現在26歳になった池松と対面したクルーズは、開口一番「大きくなったね」と感激しきり。現在の活躍ぶりに「それについては驚かないよ。あの頃からすばらしい演技を見せてくれたからね。とても重要な役柄で、観客の共感を呼んでくれた。今でも誇りに思うよ」と自分のことのように喜びを示した。同作で映画デビューを飾り、クルーズ演じる主人公・オールグレンと心を通わす少年・飛源を演じた池松は、「あの頃は、俳優になるとは思っていなかったし、おふたりに出会っていなければ、上京もしていなかったはず。僕の人生が大きく変わりましたし、おふたりとの出会いや作品はずっと指標になっている」とあふれる思いを吐露。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』については「やはり、おふたりのタッグは特別。ひけらかさない正義を描いていて、日本人も共感するはず」と敬意を表した。映画は、リー・チャイルド原作の小説『ジャック・リーチャー』シリーズを実写映画化したサスペンスアクションの最新作。街から街へと放浪の旅を続ける元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャー(クルーズ)が、スパイ容疑をかけられた元同僚の女性少佐を救うため、真相を探る。「アクション描写はもちろん、ズウィック監督の持ち味である、感情豊かなドラマ性やユーモアも発揮された。ジャックは予期せぬ行動をするという点で、とても人間的だと思う」と熱弁するクルーズ。ズウィック監督は「トムと一緒に仕事するのは、映画監督の夢。彼は僕らのことを信じてくれるし、映画製作への愛にあふれていて、それが現場にも広がるんだ」と稀代の映画スターをたたえ、「今回は、初めてシリーズものを手がけたけど、キャラクターを掘り下げながら、単独で楽しめる作品になったよ」とアピールした。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』11月11日(金)全国ロードショー!取材・文・写真:内田 涼
2016年11月08日11月23日(水)から公開になる“ハリー・ポッター”の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の特別映像が公開になった。本作は様々な見どころのある作品で、主人公の魅力に迫った“ニュート編”、個性豊かな魔法動物が登場する“ビースト編”、手に汗握る“アクション編”で多角的に作品の魅力を紹介している。『ファンタスティック・ビースト…』/特別映像本作は、圧倒的な知識と情熱をもつ魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが1926年のニューヨークで、トランクから人間の世界に逃げ出してしまった魔法動物の行方を追う中で、魔法界と人間界を揺るがす危機に立ち向かう物語。のちにハリーたちが彼の著書を教科書にして学ぶことになるほど、ニュートは魔法動物に詳しく、ただ知識があるだけではなく、世界中を旅して動物たちとふれあい、心を通わせて、彼らが平和に暮らせるよう活動している。少し変わり者で、人間と付き合うのが苦手そうに見えるが、実は誰よりもまっすぐで情熱的な人物……それがニュートだ。そんなニュートが世界中から集め、愛情を持って共に暮らしているのが個性豊かな“魔法動物”だ。彼らは人間の世界の動物と同じように見た目や大きさ、性格、行動が異なっており、小枝のような“ボウルトラック”は少し恥ずかしがりやだが懐くと愛らしい。黒い毛が特徴の“ニフラー”はピカピカと光るものが大好きで、コインや宝石など見つけたら一目散に走ってお腹の袋にしまいこむ。また、人間が見上げるほど大きいのは“サンダーバード”だ。ワシのような鋭い眼光からコワい動物に見えるがニュートのことを信頼しており、劇中でも活躍してくれそうだ。映画は、逃げ出してしまった魔法動物たちを回収するべくニューヨークを奔走するニュートたちの姿が描かれる。魔法界の人々は人間にその能力や存在を知られぬように暮らしており、もし、彼らに見つかってしまったら、人間界と魔法界は戦争になってしまう。人や社会よりも動物のことを考えている方が気が楽なニュートは、ビーストたちを無事に回収し、人間界と魔法界を救うことができるのか? 3本の映像を観ながら公開を待ちたい。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー(C)2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月08日『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスが、『The Man Who Invented Christmas』に主演することになった。チャールズ・ディケンズの伝記映画で、スティーヴンスは『クリスマス・キャロル』を書こうとする、若き日のディケンズを演じる。その他の情報舞台は1843年。それまでに書いた3冊の本がどれも売れず、経済的に困ったディケンズは、家族を支えるため、6週間をかけて新しい本を書く。それが『クリスマス・キャロル』だった。本の中の主人公スクルージは、クリストファー・プラマーが演じる。また、ジョナサン・プライスがディケンズの父親役で出演する。監督はバハラット・ナルルーリ。撮影は12月にスタートする。公開は来年の予定。スティーヴンスの次回作は、エマ・ワトソンと共演する『美女と野獣』。プラマーは現在日本公開中の『手紙は憶えている』に主演している。文:猿渡由紀
2016年11月08日ロバート・パティンソンが、SFスリラー『High Life』に主演することになった。監督は『パリ、18区、夜。』のフランス人監督クレール・ドゥニ。今作で、初めて英語の映画に挑戦する。共演には、パトリシア・アークエット、ミア・ゴスが決まっている。その他の情報刑務所に収監されている犯罪人たちが、刑期を短くしてもらうのと引き換えに、ブラックホールに向かうという危険な使命に挑むという物語らしい。撮影は来年春に始まる。パティンソンの次回作は、来年1月日本公開予定の『アラビアの女王 愛と宿命の日々』。監督はヴェルナー・ヘルツォーク、共演はニコール・キッドマン、ジェームズ・フランコ。その後にはブラッド・ピットがプロデュースする『The Lost City of Z』が控える。共演はチャーリー・ハナム、シエナ・ミラー。北米公開は来年春。文:猿渡由紀
2016年11月07日『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開はまだ2週間以上先だが、すでに製作準備に入っている続編に、ジョニー・デップが出演すると報道された。Deadline.comが伝えたもの。役柄はわかっていない。その他の情報『ファンタスティック・ビースト~』は、『ハリー・ポッター』シリーズのJ・K・ローリングが映画のために自ら脚本を書き下ろしたもので、『ハリー・ポッター』の70年前が舞台になっている。主演はエディ・レッドメイン。監督は『ハリー・ポッター』の最後4作を監督したデヴィッド・イェーツで、続編も彼が監督する。デップの次回作は来年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』。次は『Murder on the Orient Express』の撮影に入る予定だ。監督と主演を兼任するのはケネス・ブラナー。共演はデイジー・リドリー、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ。北米公開予定は来年11月。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー文:猿渡由紀Harry Potter Publishing Rights (C)J.K. Rowling Harry Potter and Fantastic Beasts characters, names and related indicia are trademarks of and (C)Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. (C)2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2016年11月04日『クラウド アトラス』『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァ監督の新作タイトルが『王様のためのホログラム』に決定し、ポスタービジュアルと予告編映像が解禁になった。映画化を熱望したトム・ハンクス自らが主演を務める本作は、人生のどん底から一発逆転をするため、砂漠の王様に“3Dホログラム”を売りに行くアランの物語だ。公開された予告映像ハンクスが映画化を望んだのは、家も家族もなくし、エリート人生から転落した中年の危機をシニカルな視点で描いた作家デイヴ・エガーズの同名小説『王様のためのホログラム』(吉田恭子訳、早川書房刊、12月発売)。予告編映像では、人生を立て直すため、サウジアラビアという異国の地にやってきた主人公アランが、慣れない食事や異なる宗教、次から次へと襲いかかる異文化の嵐に戸惑いながらも、いつ会えるかわからない王様に、最先端の映像装置3Dホログラムをプレゼンするため、あくせくする様が描かれている。ポスタービジュアルに書かれた「遠い遠い異国の地で気づいた。人生は、なんとかなる!」というメッセージ。地球の裏側で彼に気づかせてくれたのは誰なのか? 人生の岐路に立たされたアランが踏み出す新たな一歩は、人生に迷う人々を勇気づける人生賛歌になっているようだ。『王様のためのホログラム』2017年2月10日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年11月04日コウノトリが生まれたばかりの赤ちゃんを届けるために奔走するアドベンチャー映画『コウノトリ大作戦!』が公開されている。本作は愛らしいキャラクターが目をひく作品だが、ピクサー出身のクリエイターと米コメディ界で活躍する監督がタッグを組んだ作品で、劇中は“爆笑”と“冒険”の連続で、最後には意外(!?)にも感動が待っているようだ。その他の画像コウノトリは“赤ちゃんを運ぶ幸運の鳥”と呼ばれているが、劇中で主人公ジュニアが働く宅配便会社では、赤ちゃんのお届けが禁止されており、売り上げが稼げる小包配達が重視されている。しかし、思わぬ手違いから誕生した人間の赤ちゃんと対面したジュニアは、赤ちゃんの可愛さにメロメロになり、会社に内緒で危険に満ちた“赤ちゃんお届けの旅”にでる。出世したいため、会社で配達が禁止されている赤ちゃんをイチ早く届けてしまいたいジュニアと、そんなジュニアにまったくなつかない赤ちゃんのコンビが、旅の中で少しずつ接近して“家族”になっていくドラマが大きな見どころだ。公開前に配給会社が行ったモニター試写では「最初は仕事のためだけに生きているジュニアが、優しく、父親のようになっていく姿に感動した」「最初はいがみ合っていたジュニアと赤ちゃんが、本当の家族のようにお互いを必要としていくようになる姿に感動した」などの声が集まっているという。監督を務めたダグ・スウィートランドは、ピクサー出身のフィルムメイカーで、観客が共感できるキャラクターとドラマを描くことに注力したようだ。ちなみにもうひとりの監督ニコラス・ストーラーは『ネイバーズ』などコメディ作品を数多く手がけてきたが「この作品の原点は、僕が子供を授かるのに苦労した経験なんだ。子供を授かることの有り難さと喜び、そして、子供を通して家族になっていく姿を描いている」と語っており、彼の人生経験も、本作のドラマに大きく貢献しているようだ。もちろん、ストーラーの“コメディ”の才能も本作ではいかんなく発揮されている。先のモニター試写では笑い声がたくさんあがったそうで、中でもジュニアと赤ちゃんを狙うオオカミの群れが劇中で見せる“組体操”のシーンに関するコメントが続出。彼らはフォーメーションを組んで即席で橋や潜水艦に変身するが、その姿は恐ろしいオオカミなのに愛らしく、少しマヌケで好評を集めていた。冒険、感動ドラマ、CGアニメーションならではのギャグ、魅力的なキャラクターと鑑賞者はそれぞれ“おすすめポイント”をもっているようで、今後、口コミがさらに広がりそうだ。『コウノトリ大作戦!』公開中
2016年11月04日『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のブルーレイやDVDがおさめられたMovieNEXが本日リリースされたのを記念して、本作のメイキング映像が公開になった。アリスが鏡を抜けて再びワンダーランドに向かうシーンを“撮影の映像”と“完成の映像”を並べて紹介。撮影に1週間、完成までに1年半を要した人気シーンの“裏側”が初披露される。公開されたメイキング映像『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズは、ルイス・キャロルの小説の世界観を基に、主人公アリスが不思議な国“ワンダーランド”で冒険を繰り広げる作品で、『…時間の旅』ではアリスが親友のマッドハッターの危機を救うために再びワンダーランドを訪れ、時間をさかのぼる危険な旅に出る。このほど公開になったのは、アリスが書斎にある鏡を通り抜けて部屋に入り、そこで懐かしい“ある友人”と再会するシーン。本シリーズには摩訶不思議なキャラクターや舞台が次々に登場し、アリスのサイズも縦横無尽に変化するが、ここでもアリスは現実の世界よりも小さくなったり、奇妙なキャラクターと会話をしたりと“ワンダーランド”を再訪したことがわかる場面になっている。映像は、“加工をする前の撮影した映像”と“完成映像”を常に比較できる状態で収録。何度も観ると、デジタル合成のブルーバックを背景に撮影が行われつつも、物理的な動きやアクションを重視しているショットがあったり、アリスを演じるミア・ワシコウスカの目線の動きを制御するポイントが的確に動いていること、撮影したフレームサイズとは異なる大きさで撮影素材が使われているカットがあることなどがわかる。本作は全編に渡って、俳優たちの動きとデジタル映像が“境い目”がなく混ざり合っており、MovieNEXで繰り返し本編を観賞することで、制作手法を想像したり、スタッフたちが細部まで作りこんだ“こだわりの画”を楽しむこともできそうだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』MovieNEX発売中デジタル配信中
2016年11月02日『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』が、イギリスでこれまでに4627万ポンドを売り上げ、今年最大のヒット作となった。これまでの1位は『ジャングル・ブック』だった。その他の画像『ブリジット~』3作目は、すでに1作目を抜いて、ロマンチックコメディのジャンルで、イギリス史上最高のヒット作となっている。オーストラリア、フランス、オランダなどでも好調で、世界興収は現在までに1億9300万ドル。製作予算は3500万ドル程度で、大きな利益を上げた形だ。しかし北米ではなぜか不調。批評家受けは良かったのだが、北米興収はわずか2400万ドルだった。イギリスの記録的ヒットとアメリカでの大コケという結果は、さらなる続編ができるかどうかの決定に、どんな影響を与えるのだろうか。『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』公開中文:猿渡由紀
2016年11月02日『マッドマックス怒りのデス・ロード』のトム・ハーディが、『Fonzo』でアル・カポネを演じることがわかった。監督は『クロニクル』のジョシュ・トランク。脚本もトランクが書き下ろした。プロデューサーには、タランティーノ映画の数々を手がけてきたローレンス・ベンダーも名を連ねる。その他の情報アル・カポネは、禁酒法時代のシカゴで暗躍したアメリカのマフィア。映画やテレビで何度も取り上げられており、『アンタッチャブル』ではロバート・デ・ニーロが演じている。ハーディの最近作は、『レヴェナント:蘇えりし者』と『レジェンド 狂気の美学』。次回作はクリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク(原題)』。北米公開は来年7月。現在は8話もののTVミニシリーズ『Taboo』を撮影している。トランクの最近作は、昨年の『ファンタスティック・フォー』。文:猿渡由紀
2016年10月31日裏オンラインゲームの世界に足を踏み入れた若者たちが、想像を絶する体験をする様を描いた映画『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』が来年1月に公開されることが決定し、ポスター画像と特報映像が公開になった。『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』特報映像本作の主人公は、裏オンラインゲームに参加し、視聴者が指令した“見知らぬ人に5秒間キス”というチャレンジを達成して賞金100ドルを手に入れた高校生ヴィー。彼女は、キスした相手イアンとコンビを組んで、次々とゲームをクリアしていくが、いつしか危険な状況に追い込まれていく。監督を務めたのは『パラノーマル・アクティビティ』の3作目と4作目を手がけたヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマンで、エマ・ロバーツ、デイヴ・フランコ、ジュリエット・ルイスらが出演する。平凡な主人公が危険なゲームに参加した結果。その内容がどんどんエスカレートしていくという設定の映画は、『レベル・サーティーン』や『ザ・スリル』など秀作が多く、本作にも期待が集まりそうだ。『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』2017年1月6日(金) TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
2016年10月28日1966年に「土曜洋画劇場」としてスタートした「日曜洋画劇場」が今回50周年を迎えた。番組では、50周年を記念して”50周年限定オープニング”を制作。『バイオハザードII アポカリプス』が放送される10月30日(日)からお披露目となることが分かった。番組スタートからの50年では6本のオープニングが制作されてきた「日曜洋画劇場」。これまで、往年の映画スターが登場する初代&2代目、映画の製作シーンをイメージしたイラストが浮かび上がる3代目、そして放送30周年を記念して大林宣彦監督が映画への愛情を込めて制作した4代目…などなど、それぞれに時代を感じさせる印象深いオープニングを放送。今回新たに制作されたオープニングは、それら歴代6本のオープニングを1本のフィルムにつなげるコンセプトのCGとなっており、映像を飾るのは、旧式のオープンリールレコーダー複数台を楽器として演奏、最近では「ISSEY MIYAKE」のパリ・コレクションの音楽を3季連続で担当するなど、全世界で話題となっている「Open Reel Ensemble」。映画番組の50周年を彼らが操るオープンリール音楽の世界が華やかに彩っている。また、制作を担当したテレビ朝日コーポレイトデザインセンターの横井勝は「冒頭には番組開始から30余年の間、解説を務めてきた故・淀川長治氏に登場していただきました。歴代6本のオープニングの各数秒ずつリミックスして紡ぎ、最後は架空の“フィルムの街”を立体的に構築。奥行きのある空間の中で『50周年 日曜洋画劇場』のロゴにつながっていくという内容になっています」と明かしている。さらに、50周年限定オープニングが初披露される日は、『バイオハザードII アポカリプス』のほか『バイオハザード』シリーズ全作品にアリス役で主演、12月には完結編『バイオハザード:ザ・ファイナル』も控えるミラ・ジョヴォヴィッチからのメッセージ映像も公開される。日曜洋画劇場「バイオハザードII アポカリプス」は10月30日(日)21時15分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月28日マーベルの新作映画『ドクター・ストレンジ』のポスター画像と新映像が公開になった。これまで数々の人気キャラクターと特大ヒット作をおくりだし、全世界にファンをもつマーベル映画が新作で描くのは“魔術”で、これまで誰も観たことがない映像世界が描かれることになりそうだ。『ドクター・ストレンジ』/新映像本作のタイトルは少し変わっているが“ストレンジ”は主人公の名前だ。ベネディクト・カンバーバッチが演じるのは、神経外科医ドクター・スティーヴン・ストレンジ。圧倒的な腕をもつ医師で、少しだけ傲慢なところはあるが、人の命を助けるためには諦めることはなく、ユーモアのセンスもあって、どこか憎めない人物でもある。しかし、彼は交通事故に遭い、自分の命ともいえる両腕を負傷してしまう。すべてを失った彼が訪れたのは、人知を超えた“魔術”をもつエンシェント・ワンのもとを訪れる。このほど公開された映像で、エンシェント・ワンは「世界を知った気でいませんか? あなたの知る現実は単なる一部」と言う。その後に展開される映像は、言葉では説明できないほど“不思議な感覚”に満ちている。ビルは波をうって歪み、遠く離れた都市が“ひとつの部屋”から見渡せるようになり、天だった場所が地になり、壁だと思っていたものが足元にあることに気づく。映像では空間も時間も超えた世界の出現と、そこで力をつけて成長していくドクター・ストレンジの姿が描かれる。さらに「アベンジャーズは物理的な脅威から世界を守っているが、我々は神秘的な脅威から世界を守らねばならない」というセリフも登場。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、神の世界からやってきたソーなどから構成されるアベンジャーズは、これまで幾度も危機を救ってきたが、それもまた“単なる一部”でしかないようで、ドクター・ストレンジは今後の“アベンジャーズ”シリーズにとって極めて重要な存在になりそうだ。『ドクター・ストレンジ』1月27日(金) 全国ロードショー
2016年10月28日11月に公開になる“ハリー・ポッター”の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のキャラクターポスターが解禁になった。“ハリポタ”には個性豊かなキャラクターが数多く登場したが、“ファンタビ”も魅力的な人物がたくさん登場するようだ。その他の画像本作は、ハリー・ポッターやハーマイオニーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書“幻の動物とその生息地”を編纂した英国人で、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが主人公。1926年のニューヨークで、ニュートの運んでいたトランクに入っていた魔法動物がカバンの外へ逃げ出したことから街はパニックになり、ニュートは騒動の収拾のために大冒険を繰り広げる。ハリー・ポッターはどんな逆境にも負けない明るい少年だったが、本作の主人公ニュートは、人間といるよりも魔法動物と一緒の方が気が楽な変わり者。魔法動物についての知識は膨大で、精悍なルックスだが、研究に夢中のため、少し“ずぼら”なところもあり、そこが魅力的に描かれるようだ。そんなニュートと行動を共にするティナとクイニーは姉妹。ふたりともアメリカ合衆国魔法議会で働いており、姉のティナはかつて“闇祓い”だったが無断で魔法を使ってしまい現在は単調な仕事に甘んじている。一方のクイニーは自由奔放な性格で、姉のことを愛している女性のようだ。さらにここに魔法を使えない人間(ノーマジ)のジェイコブも合流する。彼は缶詰工場で働く男で、パン屋になることを夢見ている。ニュートは3人の仲間と逃げ出してしまった魔法動物を追ってニューヨークの街を奔走するが、そんな彼らを監視し、追っているのがアメリカ合衆国魔法議会の長官パーシバルだ。彼は人々の尊敬を集める最高ランクの役人で“闇祓い”でもあるが、このほど公開になったポスターにはなぜか『ハリー・ポッター』シリーズに登場した“死の秘宝”のマークが描かれており、まだ明かされてない情報がありそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー
2016年10月28日トム・ハンクスが『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続いてロバート・ラングドン教授に扮する超大作『インフェルノ』が本日から公開をスタートしたのを記念して、劇中映像の一部が公開になった。これまでラングドン教授は、膨大な知識を活かして様々な謎を解明してきたが、新作ではシリーズ最大の危機を迎えることになりそうだ。『インフェルノ』特別映像ハンクスが演じるロバート・ラングドンは、宗教象徴学を専門にしている大学教授で、芸術、歴史、建築、地政学、文化などあらゆる分野に精通しており、観たものを“映像”として完璧に記憶できる能力を持っている。これまでのシリーズでは、極めて難解な謎を残したまま先に進まなくなってしまった現場にラングドンが登場し、小さな手がかりを見落さず、圧倒的な知識・記憶力を頼りに謎解きを展開。大学教授とは思えない軽快な身のこなしも大作映画ならではのポイントだった。しかし、最新作ではラングドンの“武器”のすべてが封印されてしまう。映画の冒頭で、ラングドンはなぜか病院のベッドに寝ており、体調は悪く、自分がなぜその場所にいるのか記憶がない。そんな折、ラングドンはアメリカの大富豪にして生化学の天才的な研究者ゾブリストが仕掛けた細菌テロを阻止するべく、ゾブリストがのこしたダンテの神曲“地獄篇(インフェルノ)”の謎に挑もうとするが、先に書いた通り、傷を負い、記憶力や知識がじゅうぶんに発揮できない状態だ。このほど公開された映像でラングドン教授は、病院で彼を助けたことから行動を共にすることになった女性シエナと謎解きに奔走するが、その合間にも“なくした記憶”が急によみがえっては混乱し、さらにはそこで何者かに注射を打たれたことを思い出す。ラングドンが記憶を失っている時に何が起こったのか? もしその注射の中身がゾブリストの開発した“細菌”だとしたら? これまで万能であらゆる謎を快調に解いてきたラングドンがシリーズ最大の危機と謎の渦中に置かれていることが伝わる映像になっている。『インフェルノ』公開中
2016年10月28日“キング・コング”が登場する新作映画『KONG:SKULL ISLAND』の邦題が『キングコング:髑髏島(どくろとう)の巨神』に決定し、特報映像が公開になった。『キングコング:髑髏島の巨神』特報映像キング・コングは、これまで繰り返し映画化されてきたが、そこでも必ず登場する“髑髏島”が再び本作の舞台になる。神話の中にだけ存在するとされてきた髑髏島を調査するべく派遣された一行は、そこで想像を絶する光景を目にする。このほど公開された映像には、森をなぎ倒すほどの巨大な生物や、人間の背丈をはるかに超える動物の骨が登場。そして夕日を背立ち上がる“巨神”の姿が描かれる。トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリーらが出演。2020年にはコングとゴジラが対決する新作映画も予定されており、本作も大きな注目を集めることになりそうだ。『キングコング:髑髏島の巨神』2017年3月25日(土)全国ロードショー(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS. LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2016年10月28日『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督の新作映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』のオープニング映像が解禁になった。自身の商業デビュー作『バッド・チューニング』、そして前作『6才のボク…』が本作と繋がっていることを象徴するような映像で、リンクレイター監督は「僕の映画は、同じユニバースの中で全部繋がっているんだ」と語っている。『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』オープニング映像『エブリバディ・ウォンツ・サム…』は、1980年を舞台に、野球推薦で大学に入学することになった18歳の主人公・ジェイクの新学期直前の3日間を描いた青春グラフィティ・ムービー。リンクレーター監督は前作『6才のボク…』のラストシーンを撮影していた当時、スタッフやキャストたちに、「このラストシーンがオープニングになる映画の脚本をもう何年も前に書いていて、次に撮りたいんだ」と明かしており、実際に『6才のボク…』の撮影を開始した直後、本作の脚本にも取りかかったという。このほど公開になったオープニング映像は、ザ・ナックのヒット曲『マイ・シャローナ』をかけながら、ジェイクが車で野球部の寮を目指すシーンから始まり、まるで『6才のボク…』のラストシーンからの続きのような構図になっている。(※『6才のボク…』は、6歳から18歳に成長した主人公・メイソンが、車を運転して大学寮に向かい、新しい出会いを経験するシーンで終わっている)リンクレイター監督はこの2作について「ふたつの映画は、描いている時代も異なるけれど、僕の中では“ひと続き”なんだ。少年が成長して大学に入って新たな人生を学ぶ、ということを描いている。(ふたりの主人公は)どちらも僕という人間の側面でもあるんだよ」とも語っている。(※リンクレイター監督は、かつて大学で野球部に所属していた)そして『エブリバディ・ウォンツ・サム…』の冒頭は、1976年を舞台に、夏休みが始まる一夜を描いた『バッド・チューニング』とも同じで、(※ただし、車の中で流れる曲はエアロスミスの『スイート・エモーション』)リンクレイター監督は「精神的続編」という表現をしている。ちなみに、リンクレイター監督の頭の中では、『エブリバディ・ウォンツ・サム…』の主人公は、大学を卒業し、ヨーロッパに旅に出るのだという。「メイソンがジェイクになって、ジェシー(『ビフォア~』3部作の主人公イーサン・ホーク)になる。そうさ、僕の映画は、同じユニバースの中で全部繋がっているんだ。」『バッド・チューニング』は日本未公開作品だが、『エブリバディ・ウォンツ・サム…』の公開を記念して、『6才のボク…』と合わせて11月5日(土)から特別上映されることも決定している。『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』11月5日(土)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにてロードショー
2016年10月28日テレビ朝日系『日曜洋画劇場』(毎週日曜21:00~)が放送50周年を迎え、限定オープニング映像が制作された。『バイオハザードII アポカリプス』が放送される30日から披露される。1966年に『土曜洋画劇場』としてスタートした同番組は、これまで6本のオープニング映像を制作。今回の限定版は、それを1本につなげるコンセプトになっており、30年以上解説を務めてきた故・淀川長治さんも登場する。BGMのには、旧式のオープンリールレコーダー複数台を楽器として演奏。制作を担当したテレビ朝日コーポレイトデザインセンターの横井勝氏は「歴代6本のオープニングの各数秒ずつリミックスして紡ぎ、最後は架空の"フィルムの街"を立体的に構築。奥行きのある空間の中で『50周年 日曜洋画劇場』のロゴにつながっていくという内容になっています」と説明している。初お披露目の日の同番組では、『バイオハザード』シリーズ全作品に出演し、12月には完結編の『バイオハザード : ザ・ファイナル』の公開を控えるミラ・ジョヴォヴィッチからのメッセージ映像が放送される。
2016年10月28日ジェイミー・フォックスが、コメディ映画『All-Star Weekend』で監督デビューを果たす。脚本も自ら書き下ろし、主演も兼任する。その他の情報主人公は、レッカー車の運転手マリック(フォックス)とダニー(ジェレミー・ピヴェン)。バスケットボールの熱烈なファンのふたりは、NBAオールスターのチケットを手に入れる。試合に向かう途中、ふたりはミステリアスな美女(エヴァ・ロンゴリア)に遭遇。そして、思いもかけぬ展開から、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされることになる。フォックスの最近作はミュージカル『ANNIE/アニー』。次回作は、来年2月北米公開予定のスリラー『Sleepless』。共演はミシェル・モナハン、ガブリエル・ユニオン。来年3月にはアクションコメディ『Baby Driver』も控える。共演はリリー・ジェームズ、ケビン・スペイシー、アンセル・エルゴート、ジョン・ハム。文:猿渡由紀
2016年10月27日『スター・ウォーズ』サーガの知られざる物語を描く12月公開の映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の新ポスターが公開になった。主人公ジンの背後には、ダース・ベイダーの姿が描かれているが、ベイダーがポスターに登場するのは『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』以来11年ぶりだ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』その他の画像&予告編映像『ローグ・ワン…』は、最初に劇場公開された映画『スター・ウォーズ』で、レイア姫がR2-D2に託した帝国軍の巨大要塞“デス・スター”の設計図を反乱軍が入手するまでの物語で、デス・スターの開発者の娘でもある主人公ジンと仲間たちが極秘チーム“ローグ・ワン”を結成して、生還がほぼ不可能なミッションに挑む姿を描く。ポスターにはジンのほか、彼女を助けるキャシアン、フォースの存在を信じる盲目の戦士チアルート、反乱軍の戦士ソウ、キャシアンが再プログラムしたドロイドK-2SOなど本作の主要キャラクターと、帝国軍の最新にして最強の兵器デス・スターが描かれている。『スター・ウォーズ』サーガは、通常の人間からは想像もつかないような力を操るキャラクターが登場し、物語を彩ってきたが、ギャレス・エドワーズ監督は本作について「ジェダイの精神や教えとともに人々の心も失われつつある。そんな中、ごく普通の人々が悪の支配を食い止めるべく立ち上がる物語だ」と説明。特別な力もなく、十分な装備もなく、相手が強大となれば、“普通”の主人公たちのミッションは極めて過酷なものになることが予想されるが、これまでの作品以上に共感できるキャラクターとドラマが描かれることになりそうだ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年10月27日