こんにちは!イラストレーターのにわゆりです。子どもが2人になり、一気に洗濯物の量が倍以上になった我が家。何が大変って、子どもって色んな汚れをつけてくるんですよね。モン太が給食でカレーかスパゲッティを食べた日は、服の汚れを見ればすぐにわかります(笑)。食べ物の汚れ、泥の汚れなど…。特に靴下は、上履きを履いているはずなのにいつも真っ黒です。どんな遊び方してるんだ?と疑問になるところですが、この汚れが全然落ちません!食べ物汚れは予洗いすれば大体落ちるのですが、靴下の汚れは全然落ちません。ズボラなかーちゃんはすぐに洗濯物にポイっとしてしまいますがそれもいけないの~?洗っても洗っても汚れエンドレス!誰か洗濯のコツを教えて~!!!ということで、行ってきました。洗濯の座談会!その名も「我が家の洗濯事情」お洗濯マイスターさんが実践を交えながらコツを教えてくれるんですって!いっぱいコツを聞いてこよう!今回座談会に参加したのは、スポーツをしている子どもを持つママたちです。皆さんそれぞれ洗濯のお悩みを熱く語ります。寺山さんは小学生の男の子2人のママ。旦那さんは休日会社のチームでサッカーをしているとのこと。そんな寺山さんのお悩みは、旦那さんのシャツの襟汚れとまくらカバーの匂い。ちなみにサッカーのユニフォームなどは旦那さん自ら洗濯しているそうです。羨ましい!大田さんは高校生の長男と小学生の長女2人のママ。お子さん2人とも野球部だそうで、お悩みは野球のユニフォームの泥汚れ。真っ白なユニフォームで泥の中をスライディングするのをいつもハラハラと見ているそうです。なかなか落ちない泥汚れ対策はあるのでしょうか?梅野さんは、中学生(サッカー部)と小学生(バスケ部)の男の子2人のママ。こちらも汗汚れの気になるスポーツですね。そんな梅野さんのお悩みは、脱いだ靴下が丸まったまま放置されて、気づくと皮脂で固まってる!とのこと。靴下って固まるんですね!(笑)しっかりと汚れを落としたいですよね。3人のお話を聞いていると、モン太とキーちゃんの汚れがかわいく思えるほど毎日の洗濯が大変そうでした。やっぱり部活などが始まると、活動量も増えますからね。1日2~3回洗濯をするというママも!我が家もそうなっていくのかな…ドキドキです。そんな悩みを解決すべく! お洗濯マイスターの大貫さんが登場してくれました。今回は「トップ スーパーNANOX for MEN」という洗剤を使って実演してくださるとのこと。楽しみ~!大貫さんが取り出したのは、襟汚れのついたシャツと、泥で汚れた靴下です。まずは、どちらの汚れも黒ナノックスを少量、汚れ部分にたらします。そして、5分間放置。ちなみに、ひとい汚れの場合は、塗布した後、柔らかいスポンジでポンポンとたたくと良いそうです。歯ブラシだと繊維を傷めてしまうので、スポンジなどのやわらかいものが良いとのこと。◆ワイシャツのお洗濯を詳しく知りたい方は こちらの記事で>> ここでワンポイントアドバイス!泥汚れは、先に水で洗ってしまうと泥が繊維の奥まで入り込んで落ちにくくなってしまうそう。なので、泥汚れは先に洗剤をつけて洗う事が大事!これにはみんなびっくりでした。泥汚れを水で予洗いする人は結構いるのでは?!◆「泥汚れ」の落とし方を詳しく知りたい方は こちらの記事で>> さて、話は戻り、数分放置したシャツと靴下を洗濯機へ入れます。塗った洗剤の分は差し引いてよいとのことで、今回は追加で洗剤は入れる必要はないらしく、そのまま回していました。差し引いていいの~?あんな少量で落ちるの~?と見ていたかーちゃんですが…洗濯が終わったものを見てびっくり!シャツの襟も靴下も、きれいな白色に戻っていました!また、入れ方にもコツがあるようで、たて型洗濯機の場合は、一番下のパルセーターの上部分が汚れがよく落ちるので汚れのひどいものは下に入れるだけでかなり汚れ落ちも変わってくるそうです。洗濯物の入れ過ぎも汚れが落ちなくなる原因で、洗濯槽の容量の7割くらいが目安だとか。かーちゃん、目一杯入れてました~!!(汗)その他にも、気になる点を徹底的に教えていただきました。こちらも洗濯ネットに何枚も衣類を入れていたり、全くたたんでなかったり…汚れが落ちにくいことを積極的にやっていたことに気づき、反省です。そしてライオンの金子さんからも耳寄りな情報をいただきました!黒ナノックスのボトルって、コンパクトで通常に比べても断然小さいので洗濯物を洗える回数も少ないものだと思っていたのですが、なんと!大きいボトルよりも使用回数が多いのです!ケチなかーちゃんは今まで大きさで選んでましたよ…。汚れをしっかり分解して落としてくれるので、衣替えの時に洗ってしまったはずなのに出してみたら黄ばんでいたり…なんてお悩みも解決できるとのこと!ママにとって、洗濯は毎日のことでなかなかの重労働ですが、色々とコツを聞いて洗濯するのが楽しみになりました!かーちゃんも早速!モン太の靴下を洗剤を塗布してから洗いました。結果は言うまでもありません!間違いだらけのかーちゃんは少しだけ成長しました。お洗濯マイスターの大貫さん、どうもありがとうございました!皆さんも、ここで紹介した裏技を是非試してみてくださいね!◆ 「トップ スーパーNANOX for MEN」について詳しくはこちら>> PR:ライオン株式会社
2017年09月04日ワイシャツのエリ汚れや、泥だらけになったユニフォーム。なかなか落ちないしつこい汚れに、悩まされている人も多いのでは? そこで、毎日大量の洗濯ものと格闘している3人のママが集合。洗濯用洗剤などの開発・調査に約20年携わってきたライオンのお洗濯マイスター・大貫和泉さんに、効率よく汚れを落とすコツや、正しい洗濯方法を教えてもらいました。■寺山さん家族構成:夫(会社サッカーチーム所属)、長男(小4/サッカー部)、次男(小2/サッカー部)洗濯回数:毎日1~2回、ドラム式全自動洗濯機使用■梅野さん家族構成:夫(会社員)、長男(中3/サッカー部)、次男(小6/バスケ部)洗濯回数:毎日2回、縦型全自動洗濯機使用■大田さん家族構成:夫(自営業/野球チーム所属)、長男(高1/野球部)、長女(小5/野球部)洗濯回数:毎日2~3回、ドラム式全自動洗濯機使用面倒な予洗いを、なんとかしたい!寺山さん:夫のワイシャツのエリ汚れがなかなか落ちないんですが、強くこすると生地を傷めてしまいそうで心配です。子どもはサッカーをしているので、シャツやソックスの泥汚れを落とすのが大変! シーツや枕カバー、バスタオルなどのニオイも気になっているんですが、柔軟剤の香りでごまかしてしまっています。大田さん:うちは夫と子ども2人がみんな野球をやっているんですが、ユニフォームもソックスも白いので汚れが目立ってしまいます。「白さを保つのが家庭の力量」という感じで、子どものユニフォームが汚れていると恥ずかしい思いをしますので、洗濯には気をつかいます。砂や土などの汚れがひどい場合は、ある程度シャワーで洗い流してから洗濯機に入れていますが、面倒なのでなんとかしたいですね。梅野さん:汚れはもちろんですが、汗のニオイも気になりますね。うちも子どもがスポーツをしているので、毎日のようにユニフォームやソックスを洗っています。なるべく朝一番で洗って日光に当てるようにしています。洗濯の悩みにこたえるお洗濯マイスターが登場!大貫さん:みなさん、泥汚れのついた衣類を予洗いしているということですが、実は最初に水で予洗いするのはNGなんですよ。最初に水に濡らすと、汚れが繊維の奥に入り込んで落ちづらくなってしまうんです。ソックスなどの汚れを落とすには、まず土や砂をはたき落としてから、汚れている部分に液体洗剤を塗り、5分ほど放置してから洗濯機に入れて洗えばOKです。このとき、洗濯機に入れる洗剤の量は、最初に塗った洗剤の分を差し引いてください。大田さん:すごい! こすり洗いしていないのに、こんなにきれいになるんですね! でも、洗剤を塗ったとはいえ、汚れた靴下を洗濯機に入れると取れた汚れがほかの洗濯物につくんじゃないかと心配なんですが……。大貫さん:洗剤には、一度衣類から落ちた汚れを再びほかの衣類に付着させない効果(再付着防止効果)もあるので大丈夫ですよ。ユニフォームなどの大きなものを洗うときは、液体洗剤を水で薄めた濃い目の洗剤液を作って柔らかいスポンジなどを使って塗布してから洗濯しましょう。洗濯機に入れる順番やネットの使い方を伝授!大貫さん:洗濯の基本は、汚れたらなるべく早く洗うこと、そして洗濯機に詰め込みすぎないこと。適量は洗濯機の容量の7割程度なので、上に空間があくようにしましょう。また、汚れがひどいものは、縦型洗濯機なら一番下(パルセーターの上)に、ドラム式も一番外側に入れると、きれいに洗えますよ。また、洗濯ネットに入れる際は必ず畳んでから、ネット1つにつき衣類を1枚入れてください。梅野さん:ちょっとしたコツで、汚れ落ちが変わるんですね! ニオイ対策は、どうしたらいいんでしょう。大貫さん:洗濯しても落ちないニオイ汚れは、洗濯機か洗濯桶に洗剤と液体酵素系漂白剤を入れて、30分~2時間ほどつけ置いてから洗濯しましょう。酵素系漂白剤の使用、つけおきができるかどうか洗濯表示で確認してから行いましょう。また、干している時も湿っている時間が長いと菌が増えてしまうので、乾きやすい干し方を知っておくことも大切。部屋干しする場合は、シャツは、エリを立てて前ボタンを全部開けた状態で干すのがオススメです。また、バスタオルがニオうのは、洗濯しても落としきれない汚れが蓄積しているのも一つの要因。毎回の洗濯では、洗濯機の一番下に広げて入れると、汚れが落ちやすくなりますよ。先ほどの実験では、男性・スポーツ向けに開発された 「トップ スーパーNANOX for MEN」 を使っています。しつこい汚れや皮脂を浮かしてナノレベルにまで分解し、繊維の奥までしっかり洗えるのが特長なので、エリ汚れや泥汚れに悩むご家庭におすすめです。コンパクトな容器ですが、1本の洗剤で洗濯できる回数は、従来型の液体洗剤が36回に対して40回と多いんです(1回で水30リットル(洗剤10g)の場合)。実はコスパがいいのはコンパクト洗剤の方なんですよ!洗浄力で選ぶなら「トップ スーパーNANOX for MEN」梅野さん:ボトルが小さい洗剤はすぐなくなってしまうイメージでしたが、実はコスパがいいのはコンパクト洗剤の方なんですね。置き場所にも困らないし、香りもブランドの香水みたいでさわやかでいいです! 夫のワイシャツとと子どもユニフォームは 「トップ スーパーNANOX for MEN」 で洗うことにします!寺山さん:ひどい汚れには、まず液体洗剤を塗った上で洗濯機に入れるといいんですね。洗濯ってあまり好きじゃなかったんですが、今日いろいろなテクニックを教えていただいたおかげでやる気がでました! 早速帰って試してみたいと思います。大田さん:泥汚れが、こすり洗いせずに白くなるのに驚きました! 汚れ落ちのいい洗剤を使えば、洗濯時間の時短にもなって助かります。今まで泥汚れを水洗いしていたのがNGだったのも衝撃でした…。野球のユニフォームは 「トップ スーパーNANOX for MEN」 にお任せすることにします! 「トップ スーパーNANOX for MEN」について詳しくはこちら>>
2017年09月04日こんにちは、金融ライターの齋藤惠です。今回は家電の中でも電気だけではなく水道まで使う、節約するには見逃せない洗濯機のお話です。洗濯機には大きく分けて「縦型」と「ドラム式」がありますが、もしも、それぞれの特徴をよく理解しないまま使っていたとすれば、もったいないですよね。あなたの家庭ではどちらの洗濯機を選ぶのがよりベストなのでしょうか?この機会に、一緒に考えてみましょう!●洗い方の特徴を比較一言で表現すると、縦型は“もみ洗い” 、ドラム型は“たたき洗い” です。縦型の一番の特徴は、強い回転をかけて衣類同士を擦り合わせることによって汚れを落としている点です。泥などの固形汚れの洗濯に優れていますが、摩擦による繊維の痛みや衣服の絡まり には多少の妥協が必要かもしれません。一方のドラム型は、衣類を持ち上げたり落としたりすることによって汚れを取るという特徴があります。縦型のような強い摩擦は発生しないので衣類が痛みにくい のが嬉しいポイントです。さらに縦型よりも使用する水が少ないので自然に洗剤の濃度が上がり、脂汚れがより落ちやすい と言われています。ただし少ない水で洗える点は節水にもなって良いのですが、どうしても色移りしやすい のが気になるところです。●電気代の特徴を比較メーカーや製品によってバラつきがあるはずなので一概には言えませんが、参考リンクを元に比べてみましょう。1回の水道代と電気代を合算して計算してみると、洗濯時の縦型は約28.7円、ドラム型は21.9円と、ドラム型がやや優勢。乾燥時は縦型が約94円、ドラム型は標準モードで約39円ですが、省エネモードにすればなんと約30円!使用料金だけを考えると、ドラム型の方がお得 と言えるようです。●家庭にピッタリな洗濯機はどっち?1回の使用料金ではドラム型の方が優勢ですが、どの家庭も同じようにお得になるとは言い切れません。例えばドラム型は色移りがしやすいため、気になるなら無地と色物を分けて洗う必要があり、1日に2回以上洗濯機を回さなければいけない 場合があります。他にも小さい子どもがいる家庭は、子どもが誤って洗濯機の中に入るという事故も想定して注意しなければいけません。また購入時の価格も、一般的に縦型よりもドラム型の方が高いのです。ちなみにわが家は小さい子どもがいること、おしゃれ着の洗濯が少ないこと、乾燥機を使わず自然乾燥をしていることから、縦型の洗濯機を使用しています。反対にドラム型の方がおすすめなのは、小さい子どもがいない、おしゃれ着を頻繁に洗濯する、乾燥まで洗濯機を使用する、少しでも水道代や電気代を節約したいという家庭です。生活スタイルに合わせて賢く洗濯機を選びましょう!【参考リンク】・洗濯機の賢い選び方洗濯機/衣類乾燥機 | Panasonic()●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)●モデル/杉村智子(まさとくん)
2017年08月28日スッキリきれいなお家を保つコツは、こまめな掃除や洗濯が大事ですよね。そのひと手間が面倒…と思わないためにも、お掃除と洗濯をやりやすく&楽しくしてくれるアイテムをご紹介します。(プレゼントもあり!)■ついで掃除がやりやすく!1台で家中掃除できるエルゴラピード1台で床も、すき間も、おふとんもお掃除できるエルゴラピード。コードレスで動きやすく、さらにワンタッチでハンディになるので、床はもちろん棚や階段なども手軽にお掃除することができます。フローリングなら標準モードで最大45分間の長時間稼動が可能。また、部屋に置いておいても違和感のないデザインで使いたい時にすぐ手に取れる場所に置いておけるのも「ついで掃除」がやりやすくなるポイントです。また、アレルギーの大きな原因になると言われているダニや、目に見えない微細なハウスダスト。それらは、特にふとんやベッドの中に多く隠れています。「ベッド・プロ・パワー™ UVノズル」を使えば、ふとん専用クリーナーを超える強力な吸引力で98.1%ものダニアレルゲンを除去してくれます。子どもがいる、猫や犬を飼っている家庭には特におすすめです。他にも、掃除がしやすくなるポイントがたくさん!■ スタミナ長持ち約45分! フローリングなら通常モードで約45分間の長時間稼働が可能。片手でラクに扱えるスティックタイプでありながら、スタミナとパワーは抜群です。■ ブラシのからまりもケア!スイッチを踏むとブラシにからまった髪の毛や糸などをカットし吸引するブラシロールクリーン機能搭載。ブラシのメンテナンスが簡単にできます。■ テーブルの脚回りもスイスイ!ヘッドが左右180°水平に動くため、持ち手や掃除機の方向を変えることなく使う人の動きに合わせてくれます。めんどうだったイスやテーブルの脚回りなども、スイスイ気持ちよく。床も、すき間も、お布団も! ストレスなくささっとお掃除できる工夫が満載の「エルゴラピード」。「さぁやるぞ!」と意気込まなくても、ちょっとした時間で掃除機をかける習慣が身につきそうですね。■“あのストレス” から解放!ラクして時短できる洗濯アイテム「アイロンがけが苦手」「洗濯を干したり取り込むのが面倒」など、家事のなかでも洗濯にまつわる悩みはつきないもの。時間に追われながらも気分よくスムーズに家事をこなすには道具選びも重要なポイントです。便利で洗濯が時短になる上に、気分もあがる!と評判の洗濯まわりのアイテムを2点ご紹介しましょう。1. 洗濯干しが劇的にラクになる! PORISH(ポーリッシュ)「華麗な角ハンガー」洗濯物を干すとき、ハンガーのピンチ同士が絡まってしまい「あ~もう、イライラする~!」…なんてこと、よくありますよね。「PORISH(ポーリッシュ)」の洗濯ハンガーはそんなストレスから解放してくれると、いま人気急上昇中。主婦モニターの意見を参考にして開発されているので、いままでのお悩みを解決してくれる機能がいっぱい! いつもの洗濯干しがラクになる、便利な機能の一部をご紹介します。■その-1 ピンチが絡まない! “つりヒモ”がないのでピンチが絡みません。ハンガーを取り出すときも絡むことがなく収納時の開閉もスムーズ。■その-2 一気に取り込める!並んでいるピンチの両端を押すことで最大4つを一度に取り込むことができます。これなら、お子さんの服や靴下なども時短で取り込めますね。■その-3 時短できれいに干せる!2色のピンチを目印に干せば、うっかり斜めに干してしまうこともなし。お子さんにお手伝いしてもらうときも目印になります。つまみやすい形で強力なバネを採用しているのでジーパンも干せます。ママたちの「こうだったらいいのにな」が反映された「華麗な角ハンガー」。毎日の洗濯干しのストレスから解放されてみませんか?2. ワイシャツのアイロンがけが簡単! ラク速ッ! アルミコートアイロン台(スタンド式)嫌いな家事の筆頭としてあがってくるのが「アイロンがけ」。何とかしてこの悩みを解決できないか?!と開発されたのが「ラク速ッ!」という名前のアイロン台です。こちらもかゆいところに手が届く便利機能が満載なのです。最大の特徴は、なんといってもアイロン台の形。くびれ部分と先端のフラット部分です。くびれ部分には、ワイシャツの縫い目がちょうどフィットする形に。一度定位置におさめてしまえば、そのまま一気にアイロンがけができます。スタンド式の高さ調整は無段階。お好きな高さに設定できるので、力をかけやすい高さに調整するこが可能。無理せずラクにアイロンがけができる、というワケです。「華麗な角ハンガー」も「ラク速ッ! アルミコートアイロン台」も、「毎日の洗濯をもっとラクして楽しく済ませたい!」というママたちの声が反映されたアイテムです。みなさんも「時短でラク家事」を体験してみてはいかがでしょう?今回ご紹介したアイテムをプレゼント!1.「エルゴラピード・リチウム ベッド・プロ・パワー™」2.「華麗な角ハンガー24(24ピンチ)」と「ラク速ッ! アルミコートアイロン台(スタンド式)」セット「ママアイテム 商品レビュー投稿キャンペーン」参加者の中から抽選で、各1名様にプレゼント。ぜひご参加ください! >>キャンペーン詳細はこちら 【商品提供】・ エレクトロラックス : Facebook 、 Instagram ・ 天馬株式会社/TENMA CORPORATION : Facebook 、 Instagram
2017年08月21日ダイヤコーポレーションは、洗濯機でも手洗いのようにやさしくブラジャーを洗える洗濯便利グッズ「プレミアムブラジャーネット」を商品化し、8月より発売開始しました。■発売背景ブラジャーを長持ちさせるためには、時間をかけて手洗いをすることが一番であり、下着メーカーも手洗いを推奨しています。ところが、一枚一枚の手洗いはたいへん手間がかかることから、ブラジャーも洗濯機で洗う生活者の方が多いのが実態です。高級ブラジャーやお気に入りのブラジャーを、洗濯機による洗濯でも手洗いのように大切にやさしく洗いたい――そんな女性の声に応える新しい洗濯便利グッズとして、「プレミアムブラジャーネット」は生まれました。柔軟性と弾力性に優れたEVA樹脂を採用した「プレミアムブラジャーネット」は、軽量でやわらかい素材でありながら、形状の保持力が強いので、他の洗濯物と一緒に洗濯機でまとめ洗いしても、ブラジャーを潰さずに形状を保ったまま洗えます。表面のドット状の穴は水通りがよく、本体内部に入れたブラジャーをしっかりと洗うことができます。また、本体内側のメッシュ生地が糸クズの侵入を防ぎます。■商品仕様品名: プレミアムブラジャーネット色: 本体:マーブルピンク素材: 本体外側:EVA樹脂本体内側:ポリエステル質量: 約70g外形寸法: 直径約170mm×高さ約80mmメーカー希望小売価格: 4000円 (税抜)発売日: 2017年8月9日JANコード : 4949658070248発売元 :株式会社カリス成城1983年4月、日本で最初のハーブショップとして、東京・成城にオープン。現在はハーブやアロマ商品のほか、自然派化粧品や生活雑貨品まで取り扱っており、身体の内と外からの癒しをトータルサポートしています。販売に関する問い合わせ先:株式会社カリス成城通販部電話: 03-3483-1960インターネット通販ページ(お問い合わせ先)ダイヤコーポレーション 消費者サービス係TEL 03-3381-5454
2017年08月12日バスタオル、毎日洗濯していますか?それとも、数日置きですか?20代~50代の女性50人に聞いた、洗濯頻度とその言い分。そして、女性たちが気になる洗っていないバスタオルの問題点とは。生の声をまとめていきます。入浴のたびに使用するバスタオル。使い終わったらできれば毎日洗いたいけれど、洗濯物を干す場所は取るし、家族全員分となると手間もかかって大変。一方で洗濯しなければ雑菌が繁殖してニオイが気になる……など、意外と悩むのがバスタオル問題。みなさんは、どのくらいの頻度で洗濯していますか?そこで今回は、気になるバスタオルの洗濯事情について、20~50代の女性を対象にアンケートを実施。一度使ったら毎回洗ったほうがいいのか?毎回洗濯するとしたらデメリットはないの?など、今さら聞けないバスタオルの洗濯術を聞いてみました。■目次1.バスタオル、あなたは毎日洗いますか?2.洗わないバスタオル、気になるのはニオイ?汚れ?3.バスタオル、毎日洗うのが正解?それとも…まとめ1. バスタオル、あなたは毎日洗いますか?まずはバスタオルの洗濯頻度について伺ってみました。毎日なのか、何日に1回なのか、選択形式でのアンケートです。【毎日洗濯派】■「バスタオルを1回使うだけでも結構湿って、翌日にはニオイが発生するような気がするので、全員分をほぼ毎日洗います。」(50代・主婦)■「前は2日に一回ぐらいだったが、肌が弱いので雑菌をつけないほうがいいと思い、毎日に変えた。」(30代・正社員)大半の方が「毎回洗濯する」と回答。入浴後の体を拭いただけとはいえ、濡れたタオルをまた利用することに、ほとんどの方は抵抗があるようです。【2~3日に1回洗濯派】■「洗濯の頻度が大体2日に1回なので、そのときにまとめて洗っています。」(30代・主婦)■「乾かして使うことが多いですが、あまりにクタクタになってきたら洗います。」(40代・パート)バスタオルの洗濯頻度は2~3日に1回という方のほとんどが、そもそもの洗濯の頻度が2~3日おき、というもの。週に1回だと回答した方も、洗濯頻度が週に1回として同じ理由でした。2. 洗わないバスタオル、気になるのはニオイ?汚れ?バスタオルは毎日洗えれば、それにこしたことはありません。しかし、家事の他に仕事が忙しい、洗濯物の量が多くてバスタオルまで干していられない…など、さまざまな理由で毎日洗えない、という方も多いはず。そこで次の質問では、バスタオルを毎日洗濯できない際に気になる点についてアンケートをとりました。【不衛生】■「いくらお風呂に入っていても一度ふいたバスタオルで、顔や頭を拭くと不衛生な気がする。」(30代・正社員)■「きれいな体を拭いていたとしても、使ったことには変わらないから、不衛生だと思う。」(40代・主婦)■「濡れた状態で放置すると、特に雨の日など湿度が高い日には乾くまでに時間がかかり、雑菌が繁殖してしまうと聞いたことがある。」(40代・個人事業主)体についた菌がタオルに移ったり、濡れたままにした状態だと雑菌やカビの発生が心配。お風呂上がりのきれいな体でも、一度使用したもの。そのまま洗わないのは不衛生な気がする、という回答が大半でした。【ニオイ】■「生乾きの臭いとか雑菌のニオイなど、タオルが臭くなると体にもそのニオイがついてしまいそう。」(40代・主婦)■「結局、生乾きのニオイになるのが気になる。それを防ぐために洗濯では柔軟剤などを使っているのに、なんだか台無しのような気分になる。」(30代・個人事業主)お風呂上がりの体や髪拭くだけでも、バスタオルは結構な水分量を含みます。しっかりと乾くようにタオルかけにかけたつもりでも案外乾きにくいもの。その間に発生した生乾きのニオイや、雑菌の繁殖したニオイはやはり気になりますよね。とくに梅雨時は、悩ましい問題です。雑菌やカビは、濡れたタオルの湿度や栄養分をもとに繁殖しますので、できるだけ2〜3日に1度は洗濯するのがおすすめです。参考:参照: バスタオル、毎日洗うのが正解?それとも…【賛成】■「濡れたものは細菌が発生しそうですし、きれいになった体をきれいなタオルで拭きたいからです。」(40代・パート)■「濡れたタオル類は雑菌が繁殖するので、毎日洗ったほうがよいのでは。下着を毎日取り換えることと、同じことだと思います。」(50代・主婦)■「毎日洗濯できるなら、そのほうが清潔でいい。ただ天気や干す場所の問題があるから、毎日は難しい。」(30代・主婦)「体を拭くものだからこそ、きれいな状態を保つために毎日洗濯したい」という方が大半の中で、「テレビで雑菌の繁殖がすごいという情報をみた、だから毎日洗わないのは信じられない…」というコメントも多く見られました。一方で、反対と答えた方はたったふたり。その理由についてご紹介します。【反対】■「洗濯の頻度が上がるとタオルが痛むので、マメに日に干して洗濯は週一ぐらいがちょうどいい。」(20代・パート)■「水道代がかかりすぎるのと、繊維が早く傷みそうで気になります。」(40代・パート)どちらのコメントも、バスタオルの劣化が早くなることを懸念しての回答でした。確かに毎日使うものだからこそ、買い替えが早ければそのぶんお金もかかります。水道代もばかにはできない点でしょう。ただ、毎日洗わないのであれば、「通気性のある場所で乾燥させ、雑菌やニオイの発生を防ぐ」などの対策はとりたいものです。なお、その他の回答を選んだ方は、それぞれ生活のスタイルに合わせ、「無理のない頻度で洗えばよい」というものでした。まとめ今回は、バスタオルの洗濯をテーマに、世の女性はどのくらいの頻度でバスタオルを洗濯しているのか。なぜ、毎日、あるいは2〜3日に一度は洗うようにしているのかなど、各ご家庭のリアルな洗濯事情をご紹介してきました。共通する意識は、「バスタオルはニオイや雑菌が繁殖しやすいため、まめに洗うほうがいい」というものでした。後編では、バスタオルの洗濯方法についてのコツや、工夫している点についてアンケートをとっています。仕事が忙しくて、バスタオルを頻繁には洗濯できない、…という方にもぜひ、参考にしていただきたい“生活の知恵”をご紹介します!【バスタオルの洗濯・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年7月12日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年08月06日使用後の雑菌やニオイが気になる、と、毎日洗濯している主婦が圧倒的に多いバスタオル。それはまめな主婦だからできること?いえ、みなさん今日からできる、簡単な方法ばかり教えてくれています。ぜひ今日から真似して、清潔なバスタオルに包まれましょう。毎日行う家事の中でも意外と時間と体力を使う洗濯。中でもバスタオルは毎日使うものだし、ニオイや雑菌が発生しやすいため、できれば毎日洗濯したいけれど、干す場所もとるし、量も多くて大変。今回は、そんな洗濯の悩みどころでもあるバスタオルの洗濯事情について、20〜50代の主婦50人にアンケートをとりました。アンケートでは50人中40人の方は毎日洗っているという結果に。一方で「毎日洗濯したくても時間がなくて無理!」という意見も。約8%の女性は、2〜3日に1回洗濯していることがわかりました。【バスタオルの洗濯・前編】はこちらから後編では、そんなバスタオルの洗濯で悩む方にぜひ参考にしてほしい、主婦が工夫している、ニオイや雑菌、繊維の摩耗を防ぐバスタオルの洗濯のコツを伝授します。ぜひ、日々の洗濯のヒントにしてみてください。■目次1.今日から試せるバスタオル洗濯術!2.今日から試せるバスタオル使用術!まとめ1. 今日から試せるバスタオル洗濯術!前編のアンケート結果にもあったように、バスタオルの洗濯で気になるのが、手触りの劣化や、雑菌が繁殖しニオイが発生すること。こうした悩みを解決するために、各ご家庭ではどのようにバスタオルを洗っているのか、アンケートの結果から見ていきましょう。【柔軟剤】■「ふかふかにしたり、除菌したりする効果があるので。」(30代・主婦)■「お風呂上がりに体を拭くものなので、生乾きのニオイがしたらもう不快極まりない。そのため柔軟剤を使っている。」(30代・個人事業主)■「手触りがよくなるように、柔軟剤を使用した後、しっかり天日干しで乾かすようにしている。」(30代・主婦)バスタオルの洗濯時には、柔軟剤を使っている方が大半でした。他のものと毎日一緒に洗っていて必然的に、という方が多い印象です。ですが、頻繁に洗っている間に毛羽立ってしまいがちなバスタオルへの対策として、バスタオルだけを洗う際も意識的に柔軟剤を使っている、という方も多いようでした。そのほか、厚手で大きく、乾きにくいバスタオルの生乾きのニオイを抑えるために、という意見もありました。【漂白剤】■「黒ずんできたり、ニオイがしたりするので、一週間に一度は漂白している。」(40代・主婦)■「毎回洗濯ごとにスプーン1杯の漂白剤を入れている。生乾きのニオイも防止できるし、清潔に使える。」(30代・正社員)■「汗や皮脂汚れ、ニオイをスッキリと落として、黄ばむのを防いでくれるから。」(30代・専業主婦)漂白剤を使う方は、全員が雑菌やニオイのもとを絶つ効果を期待していました。中には漂白剤を使っても、何度か使用しているうちにニオイが気になってきたという方は、煮洗いもたまに行っている、と回答しています。ちなみに煮洗いとは、①洗剤や重曹を鍋に入れ、洗濯物を煮込む②その後に水で洗い流すというもの。煮洗いをする際は布の耐熱性や色落ち、やけどに注意しましょう。【バスタオルのみで洗濯】■「服と一緒に洗うと、摩擦でタオルの柔軟性がなくなってしまうので、別で洗濯するようにしている。」(40代・主婦)使用頻度の高いバスタオルの毛羽立ちを抑えるために、バスタオルだけ分けて洗濯する、という方も何人かいました。また一度の洗濯ものの量が多いご家庭でも、同じようにバスタオルのみをまとめて洗うという声もありました。■「服や靴下と一緒に洗濯すると絡まってとりにくくなりますが、バスタオルだけなら絡みにくい気がするため、バスタオルだけまとめて洗います。」(20代・主婦)この技をもってすれば、干す際の労力が減り、洗濯自体が楽になりそうです。同じように、乾燥機をわけるのもオススメ、というコメントもありました。2. 今日から試せるバスタオル使用術!バスタオルを清潔に保つには、はたして洗濯だけが大切なのでしょうか。最後に洗濯以外で実践している工夫について聞いてみました。■「雨天以外は必ず外で天日干しにしている。雨の日は軽く乾燥機で乾かしてから、室内干しをしている。」(30代・主婦)■「使ったバスタオルは濡れているので、一回干してから洗っています。」(20代・主婦)■「通常サイズは大きく、毎日洗うのは大変なのでフェイスタオルを使っています。そして毎日洗濯します。また、洗濯してもすぐ乾く片面ガーゼのタオルがほとんどです。」(30代・主婦)■「洗ったタオルが使うまでに汚れないよう、湿気がたまらず、ホコリもかぶらない場所に保管している。」(30代・無職)今回の設問では、選択式ではなく自由回答にて声を集めたのですが、・洗濯までに乾かし、雑菌やニオイを抑える工夫をしている・乾きやすい素材のものや、小さ目のサイズのバスタオルを使用している・洗い上がりもしっかりと天日干しや乾燥機を使用し、完全に乾かす・こまめに洗うこの4点に回答が集中していました。1度使用したらしっかり乾燥させることが、バスタオルを衛生的に保つ秘訣といえるでしょう。まとめ水道代や家事のバランス、干す場所といった問題もあり、なかなか毎日洗うのは難しいバスタオル。できれば、毎日のようにこまめに洗いたいと思っている方が多いことがわかりました。頻繁に洗えずとも、陽に当ててよく乾かす。なるべく洗いやすいよう、大きさや厚さなど、バスタオルの種類を選ぶ。漂白剤や柔軟剤を使用する。こういった小さな工夫を積み重ねれば、お悩みを解決できそうです。きれいに洗い流した体を、ご家族全員が気持ちよく拭けるよう、ぜひアンケート結果からご家庭にあったバスタオルの洗濯方法を探してみてください!アンケート実施期間:2017年7月12日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年08月06日前編では、残り湯洗濯をする方・しない方、それぞれの意見をご紹介しました。後編では、残り湯を使用する際に気をつけていることや、雑菌やニオイへの対策について見ていきましょう。また、洗濯以外の残り湯の使い道についてもご紹介します。前編では、残り湯洗濯をする方・しない方、それぞれの意見をご紹介しました。【残り湯洗濯・前編】はこちらから後編では、残り湯を使用する際に気をつけていることや、雑菌やニオイへの対策について見ていきましょう。また、洗濯以外の残り湯の使い道についてもご紹介していますので、洗濯に使用するのは抵抗があるという方も参考にしてみてください!■目次1.残り湯は「洗い」のみ。「すすぎ」は水道水で!2.残り湯を清潔に使うには?3.洗濯だけじゃない!残り湯の意外な使い道まとめ1. 残り湯は「洗い」のみ。「すすぎ」は水道水で!残り湯で洗濯をするときに気をつけるべきことを主婦の皆さんに聞いたところ、ほとんどの人が「すすぎは水道水」ということを徹底していることがわかりました。■「最後のすすぎは必ず水道水にしています。そうじゃないと、せっかく洗剤で綺麗に洗ったのに、また汚れが付着しそうだからです」(30代・主婦)■「風呂の残り湯には雑菌がたくさんいると聞いたので、すすぎは必ず水道水を使うことにしています」(40代・主婦)■「洗濯機の取扱説明書にもそう書かれているし、水道水で仕上げないと洗濯物にニオイがつきそうだから」(40代・主婦)毎日お湯を変えたり、体を洗ってから湯船に浸かったりと、お湯を清潔に保つ心がけをしていても、家族全員が入浴したあとのお湯に雑菌が発生してしまうのは避けられません。しかし残り湯で洗濯をしても、最後に水道水ですすぎを行うことで、雑菌は問題とならない衛生状態にすることが可能です。晴れた日は屋外に洗濯物を干せば、さらに殺菌の効果も得られます。2. 残り湯を清潔に使うには?残り湯を少しでも清潔な状態で洗濯に使用するために、こんな工夫もしてみましょう。【夜のうちに洗濯】■「残り湯を使う場合は、お湯が温かいうちに使ってしまった方がいいように思います。その方が雑菌や臭いの心配が軽減されると思います」(40代・主婦)特に夏場などの雑菌が増殖しやすい時期には、一晩経っただけで雑菌が増えてしまいます。なるべく時間を置かずに洗濯を済ませてしてしまうことも大切です。【風呂水洗浄剤を使用】■「風呂水用の洗浄剤を入れてから寝て、翌朝に残り湯を使って洗うと清潔に洗えます」(40代・個人事業主)入浴後すぐに洗濯をするのではなく、翌朝に洗濯をするという場合には、入浴後に風呂水洗浄剤を入れておくことで雑菌の増殖を抑えることができます。それでも雑菌やニオイなどが気になるという場合には、洗濯洗剤と合わせて酵素系漂白剤を使用することおすすめします。雑菌やニオイなどを除去することができるため、特に梅雨など洗濯物が乾きづらく、生乾き臭が気になる時期は効果的です。3. 洗濯だけじゃない!残り湯の意外な使い道残り湯の使い道として、かなり多くの方が挙げているのはもちろん定番の洗濯。しかし、節約になるとはいえ入浴後のお湯で洗濯をするには抵抗がある。でもそのまま捨ててしまうのはもったいない……という方に、洗濯以外の残り湯活用法をご紹介します。【掃除】■「お風呂を洗うのに使います。時々、お風呂の椅子などを漂白するのにも使います」(40代・主婦)■「風呂場の掃除に使っています。カビなどの汚れを落とすのに結構な量の水を使うので」(40代・主婦)■「ベランダが広いのですが、すぐ排ガスの汚れが目立つので高圧洗浄機を使った掃除の際に使っています」(40代・個人事業主)お風呂場やお風呂道具などの掃除に使用するという声が多数ありました。お風呂場のカビやベランダなどのしつこい汚れの掃除には、たくさんの水が必要になります。綺麗な水道水を使う必要はない場面で残り湯を使用することで、大幅に節水することができるのです。【植物の水やり】■「風呂の残り湯は汚れや菌などが気になるので、掃除するときや植物の水やりで使用し、節水を心がけている」(30代・主婦)■「湯が冷めた状態で植物の水やりに使用している。これなら湯が汚れていても何の問題もないから」(30代・主婦)意外にも多かったのが、植物の水やりに使用するという意見。ただし、入浴剤を使用した残り湯は化学成分が植物の成長に影響する場合もあるため、入浴剤を使用した日は素直に捨ててしまったほうが無難です。【トイレ用】■「トイレは意外とたくさんの水が流れるので、残り湯を使うとかなり経済的になると思います。少し面倒ですが、ただ捨ててしまうよりはずっといいと思います」(40代・主婦)■「トイレの水を節約するために、バケツで汲んでトイレに流したりしています」(40代・主婦)残り湯をトイレ用の水として使用する際には、直接便器内に流し入れる方法と、タンクの中に残り湯を入れる方法があります。タンクの脇にある止水栓を閉めると、水道管からタンクへの給水が止まります。そこで残り湯を入れておけば、水道からの水を使用せずに残り湯で流すことができます。しかしこの方法は正式なトイレの使用方法ではないので、少々注意が必要となります。まとめ洗濯に残り湯を利用する一番のメリットは、水道代の節約や節水。湯船に溜めたお湯をうまく利用することができれば、毎日の洗濯もかなりの節約することができます。また、残り湯洗濯は雑菌など衛生面の心配がつきものですが、最後に水道水を使用してすすぎを行うことで、ほとんどの雑菌は問題ないレベルまで洗い流すことができます。それでも不安が残る場合には、衣類などの洗濯は避けて靴やマット類の洗濯に使用するなど、洗濯するものの種類を限定してみるものおすすめ。洗濯の他にも掃除やトイレの流水など、残り湯の使い道は様々なので、ぜひうまく活用して水道代の節約・節水に役立ててみてください!アンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月14日毎日の生活に欠かせない洗濯。洗濯には水がたくさん必要となるため、水道代の節約・節水のために、入浴後の残り湯を洗濯に使用する方も多いですよね。今回は20代~50代の女性の方に、残り湯を利用した洗濯についてアンケートを取りました。残り湯で洗濯をしている方・していない方のリアルな声を通して、そのメリットやデメリットを探ります。毎日の生活に欠かせない洗濯。洗濯には水がたくさん必要となるため、水道代の節約・節水のために、入浴後の残り湯を洗濯に使用する方も多いですよね。しかし一方で、残り湯には汚れや雑菌などが多いため、衣類などを洗濯するには衛生的に心配……なんていう声も。今回は20代~50代の女性の方に、残り湯を利用した洗濯についてアンケートを取りました。残り湯で洗濯をしている方・していない方のリアルな声を通して、そのメリットやデメリットを探ります。■目次1.残り湯で洗濯する派?しない派?2.残り湯洗濯は節約・節水に効果あり!3.ニオイや雑菌…残り湯の衛生面は大丈夫?まとめ1. 残り湯で洗濯する派?しない派?洗濯に残り湯を利用するかどうかというアンケートをとった結果、残り湯を洗濯に利用している方は全体の約5割、使用しない方は4割と、使用する方がやや多い結果となりました。【よく使用する】■「お風呂に浸かる時は体を洗ってから入るので、残り湯は綺麗な水だし、そのまま捨ててしまうにはもったいないので、洗濯に毎回使って有効活用している」(30代・主婦)■「せっかく溜めたお湯なのでそのまま流してしまうのは勿体ない。お風呂に入った後は洗濯機で使い、少しでも水道代の節約になればいいと思っている」(30代・正社員)■「水で洗濯するより、少しでも温かい風呂の残り湯を使った方が、汚れ落ちがよいような気がする。バスタブの方も、洗濯に使い、減った分だけ湯を足していけば、すぐにまた入れるし、一石三鳥くらいにはなっていると思う」(30代・主婦)湯船に溜めた大量のお湯をそのまま捨ててしまうのはもったいないため、洗濯に使用しているという意見が多数ありました。また、特に冬場は水道水よりもいくぶん温度の高い残り湯で洗濯をすることで、洗濯物の汚れ落ちをよくしたり、粉洗剤を溶けやすくしたりできると考えている方もいるようです。【使用しない】■「以前は使用していたが、小さな子供がいるので衛生面がどうしても心配」(20代・主婦)■「以前は節水のために使っていましたが、衛生面を考慮して捨てるようにしました。お風呂に水をためておくとカビが生えやすいし、冷めたお湯は菌が繁殖していると聞いて怖くなりました」(30代・主婦)■「水道代の節約になっていいとは思いますが、実際は面倒なので使っていません」(30代・主婦)使用しないと答えた方のほとんどが、衛生面に不安を感じていることがわかりました。また、残り湯を使用するにはお湯をくみ上げるホースなどが必要になることもあり、面倒なのでやらないという意見もあります。2. 残り湯洗濯は節約・節水に効果あり!約半数の方が残り湯を洗濯に使用するということでしたが、残り湯洗濯の利点はどのようなところにあるのか見てみましょう。■水道代はどのくらい変わる?アンケートでは、圧倒的に「水道代の節約」という回答が多数。50人中48名がこれをメリットと感じています。■「やはり一番のメリットは水道代の節約だと思います。何回も洗濯しなくてはいけない家庭だと水道代もかかりますから、その点はメリットだと思います」(40代・パート)■「基本的に毎日洗濯をしますし、子どもがいる分洗い物が多く水をたくさん使うので、残り湯を使う事で水道代の節約だけでなく、水そのものの節約にも繋がる」(30代・主婦)■「水道代が結構変わってくると思います。チリも積もれば山となるので、数千円は変わると思います」(30代・主婦)お風呂や洗濯、洗面所やトイレなど、日常生活の中でうっかり浪費してしまうこともある水道代。水道の基本料金や洗濯のすすぎの回数、洗濯機の容量などによっても多少異なりますが、洗濯に残り湯を使用すると、2ヶ月で1,000円~1,500円程度の節約になる場合もあります。湯船から洗濯機にお湯をくみ上げるためのポンプを使用するとしても、その電気代は月に数十円程度。家庭によって差はあっても、続けていれば残り湯洗濯は確実な節約になりそうです。■「汚れ落ちの良さ」も利点残り湯洗濯のポイントは、水量に関してのみではありません。水温もまた、洗濯には有利になるのです。■「まず水道代が節約になるのと、粉の石鹸を使っている場合は、お湯の方がよく溶けて汚れが落ちやすいです」(40代・主婦)■「水で洗うよりもお湯の方が洗剤もよく溶けるし、汚れが落ちやすいのがメリットだと思います」(30代・主婦)衣類に付着した皮脂汚れなどは、水温が高い方がよく落ちます。入浴後、すぐに洗濯をしない場合は、水温をなるべく高く保つために浴槽に蓋をしておきましょう。また、洗濯石鹸が十分に溶けるには20℃程度の水温が必要となります。夏場ならまだよいのですが、冬場は水道から出る水温が20℃に達しない場合も多いもの。残り湯を使用すれば石鹸がしっかり溶けるので、汚れを落ちやすくすることができます。3. ニオイや雑菌…残り湯の衛生面は大丈夫?■やっぱり衛生面が心配……■「お風呂の残り湯には皮脂や雑菌があり、洗濯槽の汚れの原因になると聞いたことがあります」(30代・主婦)■「今のところ、残り湯を使った時に臭いがひどいとか汚れ落ちが悪いとかは感じた事が無いが、雑菌などは目に見えないものなので不安」(40代・主婦)節水になるとはわかっていても、目に見えない雑菌が気になってしまい、残り湯の使用をためらう方が多いようです。また、残り湯の汚れが洗濯槽に溜まると、衣類の嫌なニオイの原因にもなってしまうことがあるので、注意が必要です。■残り湯洗濯OKの入浴剤を選ぶ■「入浴剤を入れることが好きだったが、風呂の残り湯を洗濯で使うので入浴剤が使えない」(30代・主婦)入浴剤を入れてしまうと残り湯を洗濯には使えないという意見もありましたが、実は全ての入浴剤が残り湯洗濯に不向きという訳ではありません。ほとんどの入浴剤のパッケージには、残り湯を洗濯に使用して良いか否かの表記がしてあるため、購入する際にチェックしてみましょう。使用できないと明記してあるもの以外のほとんどは、残り湯洗濯に使用できます。ただし、色つきの入浴剤は洗濯物に色が移ってしまう場合があります。浸けおきはしないように注意し、白い衣類や大切なものには残り湯を使わないようにすればトラブルを防げます。まとめ今回は、残り湯を洗濯に利用する方・しない方のリアルな声を通じて、残り湯洗濯のメリットやデメリットをご紹介しました。一番のメリットは、節約・節水。浴槽の大きさにもよりますが、一度の入浴で約200~300リットルのお湯を使用することになるため、そのお湯を有効活用できればかなりの節約になります。しかし、そうとはわかっていても、やはり気になるのが衛生面。残り湯の雑菌やニオイにはどのような対策をすればよいのか。また、洗濯以外に残り湯を活用する方法はあるのか。後編でご紹介します!【残り湯洗濯・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月14日前編では「どのくらいの頻度でシーツを洗濯しているのか」「シーツのどんな汚れが気になるのか」という、2つのアンケート結果を見てきました。後編では、実際にシーツの洗濯をするときの悩みや、意識していることについて聞いてみました。世の中の女性はシーツを清潔に保つためにどんな工夫をしているのでしょうか。寝汗やダニなど、何かと悩みが多いシーツ。前編では「どのくらいの頻度でシーツを洗濯しているのか」「シーツのどんな汚れが気になるのか」という、2つのアンケート結果を見てきました。【シーツの洗濯・前編】はこちらから後編では、実際にシーツの洗濯をするときの悩みや、意識していることについて聞いてみました。世の中の女性はシーツを清潔に保つためにどんな工夫をしているのでしょうか。■目次1.天気が悪くて洗えない!困りごとはほかにもある2.ただ洗濯機に入れるだけではダメかも?3.洗濯だけじゃない。シーツを汚さないためできることまとめ1. 天気が悪くて洗えない!困りごとはほかにもある後編、最初の質問は「シーツを洗濯する際に困ること」です。シーツを洗濯しようと思い立ったら、その日は天気が悪くて洗えなかった……という経験は誰にでもあるはず。シーツの洗濯で困ることは天気だけではありません。まだまだほかにもある困りごとをアンケートから見ていきましょう。■「シーツを広げて干す場所が確保できず、雨の日や湿気の多い日などはさらに乾かないので困っています」(40代・主婦)■「シーツは1枚が大きいので、家族全員分をまとめて洗えません。1日1枚までと決めて洗濯しています」(40代・主婦)■「ベランダがせまいので、シーツを干すとほかの洗濯物が干せなくなってしまいます」(30代・主婦)特にアパートやマンションに住んでいる人は、ベランダスペースのやりくりに悩まされている人がとても多いようです。家族の人数が多ければ、洗濯物の量も増えます。天気の良い日だからといって一気に洗わず、1日に1枚ずつシーツを洗濯するなど、少しずつ洗濯することでベランダスペースを確保することができます。【洗濯機を何度も回すのは時間も水道代もかかる!】■「洗濯機がパンパンになるので、しっかりと洗えているのかどうかわかりません」(40代・主婦)■「シーツはかさばるので何度も洗濯機を回す必要があり、水道代がもったいないです」(30代・パート)■「大容量の洗濯機ではないので1枚ずつしか洗えず、時間の問題で1日1枚が限界です」(30代・パート)なんと、天候など「洗濯のタイミング」と同じ票数となったのが洗濯機の問題でした。家庭用の洗濯機ではシーツを洗うだけで容量が一杯になってしまい、シーツを何枚も洗うためには何度も洗濯機を回さなければいけません。洗濯機を回せば水道代もそれだけ多くかかってしまうので、家計への負担も大きくなってきます。このように、家庭用洗濯機で洗うことでの不満は数多くありそうです。2. ただ洗濯機に入れるだけではダメかも?天気も良いからといって、ここで何も考えずにシーツを洗濯機に入れてしまうと、新たな悩みを引き起こすことになりかねません。シーツにシミが残ってしまったり、ホコリが深く入り込んでしまったりすることもあります。このような問題を引き起こさないために、女性たちが「シーツを洗濯する際に気をつけていること」を聞いてみました。【洗濯機に入れるのはシーツだけ!汚れうつりを防ぐ】■「タオル類と一緒に洗うと、ホコリや繊維がついてきれいにならないから」(40代・主婦)■「洗濯物を詰めすぎると十分に洗えないと聞いたことがあるので、寝具のみで洗っています」(30代・主婦)■「ほかの洗濯物と一緒に洗うと色がつくこともあるので、シーツだけで洗うことにしています」(40代・主婦)シーツだけで洗うワケは、「洗濯機に入り切らない」という理由だけではありませんでした。洗濯しているのに、ほかの洗濯物の汚れや繊維が付いてしまい、きれいにならないという問題があります。「シーツを洗濯するときはシーツだけ洗濯機に入れる」ことで、この問題を解決している人が多いことがわかりました。【ホコリは洗濯する前にはらうのが最も効果的】■「ホコリをはらってから洗濯しないと、洗い上がりのときにホコリがシーツに入り込んで汚れたように見えてしまうから」(50代・主婦)■「シーツには髪の毛もかなり付いています。そのため、外で一度はたいてから洗濯するようにしています」(30代・パート)■「ホコリが洗濯機に詰まると故障の原因になるから」(40代・主婦)ほかの洗濯物と一緒に洗っている場合、シーツのホコリがほかの洗濯物に移ってしまうことも懸念されます。ホコリが付いたまま洗ってしまうと、ホコリが繊維の中に入りこんで取れにくくなってしまうので、きちんとはらってから洗濯機に入れたほうがよさそうです。3. 洗濯だけじゃない。シーツを汚さないためできることこれまでのアンケートで「シーツの洗濯は気をつけることが多くて大変」ということが痛いほどわかりました。そこで最後は、「シーツを清潔に保つために普段の生活に取り入れている工夫」について聞いてみました。特別なグッズを使わずに、すぐに生活に取り入れられそうなアイデアばかりなので、自分の生活でも活用できるものが必ず見つかるはずです。■「天気の良い日は埃をはらったり、日光に当てて除菌したりしています」(30代・主婦)■「こまめに天日干しをします。あとは寝室の風通しを良くすることを意識しています」(40代・パート)あまり洗濯できない人は天日干しするだけでもダニや雑菌を退治してくれるので、ある程度の汚れを防ぐことができます。また、普段から風通しを良くして湿気らないようにしておくことで、ダニの繁殖を抑えることにもつながります。■「洗い替えを数枚用意して、気になったときにいつでも取り替えられるようにしています」(40代・パート)■「洗い替えも分かりやすく整理しておいて、子供たちが自分で替えるようにしつけています」(50代・主婦)洗い替えを用意しておく方法も人気でした。あらかじめきれいなシーツを複数枚用意しておくと、汚れたシーツの洗濯も余裕をもってできるので、なかなか時間を作れないという人におすすめです。■「タオルを引いて、こまめにタオルだけ洗っています。シーツを洗濯するより楽です」(40代・主婦)■「肌に直接触れる部分にタオルを引いて寝ています。タオルだけ毎日変えます」(30代・主婦)最も人気だったのが、シーツの上にタオルを引く方法です。洗濯もシーツよりタオルのほうが楽なので、特に夏場や汗っかきの人がいる家庭では重宝するアイデアではないでしょうか。まとめ前後編にわたって、シーツの洗濯についての困りごとや工夫していることを見てきました。アンケートを振り返ってみても、多くの人がシーツ洗濯に悩まされていることがわかりました。みんなが悩まされているぶん、シーツの洗濯に関わるアイデアもたくさんあります。今回のアンケートで、シーツの洗濯に悩まされていた方が自分なりの解決方法を見つけることができれば幸いです。アンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月10日日々、洗濯するものの種類は様々。そんななかでも、汚れたシーツの洗濯には悩まされることも多いのではないでしょうか。特に梅雨や夏場は夜も温度・湿度が高く、寝汗をかいてしまいがち。そこで今回は20〜50代の女性50人に、シーツの洗濯にまつわるアンケートを実施。気になるシーツ洗濯の悩みについて聞いてみました。日々、洗濯する物の種類は様々。なかでも、汚れたシーツの洗濯には悩まされることも多いのではないでしょうか。特に梅雨や夏場は夜も温度・湿度が高く、寝汗をかいてしまいがち。「シーツを毎日洗いたい!」という人もいるかもしれません。実際にシーツが汚れてしまうとデメリットも多く、寝心地が悪くなることはもちろん、お肌へ悪影響を与えてしまうこともあります。そこで今回は20〜50代の女性50人に、シーツの洗濯にまつわるアンケートを実施。気になるシーツ洗濯の悩みについて聞いてみました。皆さんはどんなことに悩まされ、どのように対策しているのでしょうか。アンケート結果を参考に、自分の生活に反映できるものがないか探してみましょう。■目次1.シーツの洗濯は1〜2週間に1度が主流2.シーツの汚れは目に見えないから怖い…まとめ1. シーツの洗濯は1〜2週間に1度が主流「シーツを洗濯する頻度はどのくらいですか?」という質問に対して、1週間に1度または2週間に1度と答える方で過半数を占めました。「シーツの洗濯は場所も取るし大変」という意見もありますが、頻繁に洗濯する人の意見はどのようなものでしょうか。【毎日肌に触れるものだから、できるかぎり洗濯する】■「毎日肌に触れて使用するので、週1を目安に洗うように心がけています」(30代・主婦)■「シーツなどの寝具を洗濯する曜日を決めているので、その時にまとめて洗濯しています」(30代・主婦)■「毎日洗ってもシーツの生地が痛みそう。天気のいい日に洗うから、平均で週1回です」(30代・主婦)■「ヨダレや寝汗で汚れているので週2です。2日に1回は枕カバーや布団を洗濯しています!」(20代・主婦)そのほかに「洗濯したあとのきれいなシーツで寝るのは気持ちがよくて好きだから」という回答も。子どもがいる家庭では、特にシーツの衛生状態に気を遣う必要があるので、洗濯する回数も必然的に増えてきます。週末や固定の曜日、ひとり分ずつ順番に洗うなど、ルールを決めて洗濯することで、シーツを清潔に保つことができそうです。【頻繁に洗うのは大変!天日干しだけという意見も】一方で、気が向いたときや月に一度しか洗濯しないという人も少なくないことも事実です。あまり頻繁に洗わないという人は、汚れについてどう考えているのでしょうか。■「本当は毎週洗うのが理想ですが、仕事や育児が忙しすぎて1ヶ月に1回しか洗濯できないでいます」(30代・個人事業主)■「ヨダレの染みができたり、臭いを感じたら、その日の天候を見て洗うようにしています」(40代・主婦)■「お風呂に入ってからしか布団に入らないので、それほど汚れているとは思っていません」(40代・主婦)■「肌に触れる布団のカバーですが、洗うことは滅多にないです。天日に干せばいいと思うからです」(50代・個人事業主)シーツはほかの洗濯物よりも場所を取るので、洗濯物の量や天候によって洗濯したくてもできないこともあります。これがシーツを洗う頻度を落としている大きな原因になっているようです。また、「本当は洗いたいけど、時間や場所の関係でなかなか洗えない」という人も少なくありませんが、洗わずに干すだけで十分と考える人もいることがわかりました。2. シーツの汚れは目に見えないから怖い…できるだけシーツは頻繁に洗いたいけど、なかなか洗濯できない。では、シーツ汚れのなかでも、具体的にどのような汚れが気になっているのでしょうか。アンケートによると、やはり「汗や皮脂汚れ」が最も気になる項目として挙げられました。次いで多かったのがダニやノミです。アレルギーを引き起こす原因でもあることから、多くの人が気にしているようです。それぞれ気になる理由をアンケートから見てみましょう。【半数以上が気にしている、寝汗と皮脂汚れ】■「1年中コップ1杯分の汗をかくと聞いてから、冬でも時折洗うようにしています」(40代・個人事業主)■「汗や皮脂等によりシーツが黄ばんでしまい、一度付いてしまうと汚れが落ちません」(40代・主婦)■「子どもたちは寝ているときに汗をよくかいているように思います」(30代・主婦)実は、私たちは暑い時期はもちろん、涼しい時期にもたくさんの寝汗をかいています。寝汗はあまり目に見える汚れではないものの、気になる人はやはり多いようですね。皮脂汚れは枕カバーが変色してしまうなど、目に見える汚れになってしまうことも。目に見える汚れにしないためには、定期的に洗う必要があると言えます。【アレルギー体質の天敵!ダニとノミ】■「子どものダニアレルギーがひどいので、ダニやノミにはとても気を遣います」(40代・パート)■「ダニやノミは見えないし、身体に良くないと聞くので非常に気になります」(40代・主婦)■「ダニは気になりますが、小まめに天日干しをするのも大変だし、掃除機をかけるのも毎日はできません」(40代・パート)ダニの成虫は水に強く、長時間水に浸していても活動できるほど。つまり、洗濯するだけではダニを減らすことはできません。しかし熱には弱いので、天日干しと掃除機をかけることで効果的にダニを減らすことができます。さらに、適度に換気を行って湿気をためないことでダニの繁殖を抑えられるので、まずはダニを増やさないことを意識することをおすすめします。【男性特有のニオイ、やっぱり気になる!】■「夫のシーツや枕カバーは何回洗ってもニオイがとれないので、どうしたらいいのか困っています」(40代・主婦)■「加齢臭が気になり出した夫や、思春期の子どもたちの寝具の臭いは気になります」(40代・主婦)皮脂の汚れから発せられる「ニオイ」が気になる人も多い結果になりました。特に気になるニオイとして挙げられたのが、成人男性特有のニオイ。シーツを何度洗ってもすぐにニオイがついてしまい、頭を抱える人が少なくないようです。年齢によるニオイは生活習慣が原因のひとつなので、対策するには日常生活から見直したほうがいいかもしれません。まとめシーツの洗濯については「もっと洗いたいけど洗えない」「寝汗が気になる」というように、多くの人が同じような悩みを抱えていることがわかりました。そんななか、皆さんはどのようにシーツを洗濯しているのでしょうか。後編では、実際にシーツを洗濯する際、どのようなことに気をつけているのかというアンケートの結果をご紹介します。【シーツの洗濯・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年6月2日〜3日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月10日赤ちゃんがいる方や、肌が弱い方は、肌への負担を考慮し、市販の洗濯洗剤を使うのはできるだけ避けたいと思うものですよね。できるだけ肌に優しい洗剤を使いたいものです。そんな時におすすめな「セスキ炭酸ソーダ」は、アルカリ洗濯をすることができます。肌にも優しいと噂のこの洗剤。実際にこれを使って洗濯してみました。赤ちゃんがいるご家庭や、肌が弱い方はにとって、市販の合成洗剤は少し不安を感じるもの。もしかしたら肌を傷めるかもしれないという不安を拭えないのは、つらいものです。そんな時に役に立つのがセスキ炭酸ソーダを使った「アルカリ洗濯」。しかし、肌に優しい洗剤は汚れが落ちないのではないか、どんな洗濯物に使ったらいいかわからないなど、疑問を持つ方もいるでしょう。そこで今回は、セスキ炭酸ソーダを使ったアルカリ洗濯に挑戦してみました。これで、洗濯の不安ともさよならしましょう!■目次1.「アルカリ洗濯」とは何か2.セスキ炭酸ソーダとは?3.セスキ洗濯注意点4.洗濯方法5.エリ汚れなどにスプレーする使い方6.使用感や効果は?まとめ1. 「アルカリ洗濯」とは何かアルカリ洗濯とは、アルカリ剤で洗う方法です。セスキ炭酸ソーダ、炭酸ソーダ、炭酸塩、酸素系漂白剤など、これらすべてはアルカリ洗濯として使うことができます。洗浄力は石鹸と比べて劣りますが、毎日着て洗濯する衣類ならそれほど汚れは付いていないため、アルカリ洗濯でも対応できます。汚れがひどい衣類はアルカリ洗剤にときどき石鹸洗濯をプラスすれば、衣類の汚れ対策も可能です。アルカリ剤は、油汚れを自然乳化させて落とすため、皮脂や垢、食品汚れにも適しています。布ナプキンのつけ置き洗剤としてよく知られており、汚れがひどいものや色落ちの心配がない衣類は、つけ置きすることで汚れを効果的に落とすことが可能です。アルカリ剤は手で触れるとぬるぬるした感じがあるのが特徴で、洗濯以外にも食器洗い洗剤やお掃除にも使うことができます。2. セスキ炭酸ソーダとは?セスキ炭酸ソーダの化学式は、「Na2CO3・NaHCO3・2H2O」です。炭酸ナトリウム(炭酸塩)と重曹の複塩で、トロナやウラオなどと呼ばれることもあります。つまり炭酸塩と重曹の両方の性質を持つ物質です。セスキ炭酸ソーダは複数の物質を組み合わせたものではなく、単体で存在します。アルカリ剤はほかにも重曹があり、性質も似ています。重曹のpHが8.2に対し、セスキ炭酸ソーダは9.8で同じ弱アルカリ性。洗濯にはpH9.0~10.5は必要といわれているため、重曹は洗濯洗剤としては適してないのですが、セスキ炭酸ソーダならこの値にしっかり入っています。ナチュラルなイメージから重曹を使うと、洗濯物の汚れは落ちないため注意してください。セスキ炭酸ソーダは、環境にやさしく肌への刺激も少なくなっています。セスキ炭酸ソーダの特徴としては以下の通りです。・油汚れをある程度乳化して落とす・たんぱく質汚れをある程度落とす・血液汚れをつけ置きして落とすセスキ炭酸ソーダの洗浄力は、毎日の軽い汚れ落としや布ナプキンの血液汚れをつけ置きするのに向いています。逆に向いていないのは、ユニフォームや作業着などの頑固な汚れです。その場合には、石鹸を使って汚れを落とすようにしましょう。石鹸を使う前にセスキ炭酸ソーダで洗うと汚れが落ちやすくなります。3. セスキ洗濯方法セスキ炭酸ソーダは白くさらさらとした結晶で、水にも溶けやすいため、洗濯機の冷たい水にもそのまま溶かすことができます。普段使っている合成洗剤のような感覚で使えるため、切り替える際に手間がありません。水30リットルに対し、セスキ炭酸ソーダは大さじ1杯が目安です。セスキ炭酸ソーダはヌルヌルとするため、たくさん入れすぎると洗濯物がべたべたします。使用量を守り正しく入れてください。洗濯機を1分くらい回しセスキ炭酸ソーダを水に馴染ませたら、つけ置きが必要です。目安は3時間から1晩。化学繊維やウール、シルクなどつけ置きに向かない繊維もあるため、セスキ炭酸ソーダで洗う場合は注意してみましょう。夜寝る前にセットしておき、朝起きた際に洗いあがるようにすると便利です。最低でも3時間つけ置きしたら、洗いは3分くらいで問題ありません。すすぎは1回で良いため、節水にもつながります。おしゃれ着もセスキ炭酸ソーダで洗うことができます。つけ置きに向いていない衣類の場合は、洗面所にぬるま湯を張り、別洗いするのがおすすめです。水3リットルに対し、セスキ炭酸ソーダを小さじ1杯入れて軽く押し洗いします。このやり方なら衣類を傷める心配がありません。すすぎは1回でよいため、石鹸や中性洗剤で洗うより楽です。布ナプキンを使っている方は、つけ置き用の専用バケツを準備しておくとよいでしょう。セスキ炭酸ソーダはアルミニウム製の容器だと腐食する恐れがあるため、プラスチックのバケツなどを使うのがおすすめです。血液の汚れはセスキ炭酸ソーダを溶かした溶液で一晩つけ置きするだけで、シミが浮き出てきます。あとは普通に洗濯機で洗うだけです。生理用ショーツや、シーツに血液を付けてしまった場合にも使ってみましょう。セスキ炭酸ソーダのみで洗っていると、衣類のくすみを感じるかもしれません。汚れがひどいものは部分洗いやつけ置きを活用しても、徐々に汚れが蓄積してしまうようです。セスキ炭酸ソーダを使って洗濯をする場合、粉石けんや酸素系漂白剤などを上手に活用していく必要があります。数回セスキ炭酸ソーダで洗ったら、次は粉石けんで洗うようにしましょう。合わせて月に1回酸素系漂白剤を使うと汚れの蓄積も防げます。セスキ炭酸ソーダで洗いたい方は、この3点セットを準備することがおすすめです。4. エリ汚れなどにスプレーする使い方靴下やワイシャツの襟汚れなどは、別途石鹸で洗っておきましょう。セスキ炭酸ソーダだけでは、頑固な汚れには対応できないからです。ワイシャツのエリ汚れには、セスキ炭酸ソーダを溶かしたものをつくり、汚れにスプレーする方法があります。スプレーしてしばらく置いたらもみ洗いしましょう。水溶液は水500mlに対し、セスキ炭酸ソーダ小さじ1が目安。セスキ炭酸ソーダは油汚れにも効果的なので、濃い目に作った溶液を別途準備しても良いです。汚れに応じて水溶液の濃度を調節しましょう。さらに汚れがひどい場合は、水溶液をスプレーして、石鹸で部分洗いすると完璧です。ちなみにこの水溶液のスプレーは、家中のお掃除にも使うことができます。シンクやガスコンロといったキッチンから、お風呂の排水口などまで対応しているので便利です。長期間の保管でも変質しにくいため、常に用意しておくと良いでしょう。5. 使用感や効果は?セスキ炭酸ソーダは、画像のとおりほとんど泡が出なかったのも印象的です。使用することで、洗い時間が短くなりすすぎが1回で良く節水になるというのはありがたいですね。環境に負担をかけず、肌にも刺激が少ないと思うと、気持ちが楽に洗濯できました。肌に合う洗剤が見つからない方はセスキ炭酸ソーダを使ってみると良いかもしれません。まとめセスキ炭酸ソーダは普通の洗濯より少し手間がかかりますが、とっても優しい洗剤でした。ある程度の汚れにも対処できて、女性の悩みである血液汚れに使えるのが便利です。普段の洗剤と使い分けても良いですね。洗剤にお悩みの方は、ぜひ「アルカリ洗濯」を一度試してみてくださいね。
2017年07月06日朝に洗濯をして、乾いたものを夕方に取り込む。現代において、それは決して当たり前のことではなくなりました。夜に洗濯をすることもめずらしいことではありません。日頃より洗濯をする機会の多い主婦の皆さんは、夜の洗濯についてどう考えているのでしょうか。洗濯は作業時間こそ短くとも、トータルでは時間がかかる家事のひとつ。朝の忙しい時間帯に、他のことをやりながら効率よく洗濯をするのは意外に面倒です。早く家を出たいのに、洗濯がまだ終わらないという状況もじれったいもの。しかし、生活スタイルが多様化した現代においては、朝に洗濯をして外に干すことが当たり前というわけではありません。まったく逆に、夜に洗濯をして部屋干しをするという家庭も少なくありません。今回は、日頃から家族みんなの洗濯を担当する20〜50代の主婦50人を対象にアンケートを実施し、夜の洗濯についてどう考えているかを調査しました。メリットやデメリット、夜でも上手に洗濯をするための工夫まで必見です。■目次1.洗濯をするタイミングは昼?それとも夜?2.夜に洗濯をすれば「時間」が生まれる!まとめ1. 洗濯をするタイミングは昼?それとも夜?まずは、夜間に洗濯をしている主婦がどれくらいいるのかアンケートをとりました。アンケートの結果、日頃から夜間に洗濯を行う習慣がある主婦は50人中14名。場合によっては夜に洗濯することもあるという22名も合わせると、全体の7割以上は夜間の洗濯をしていることになります。【よくある】■「仕事から帰ってくるのが遅いので、夜間しか洗濯する時間がないから」(40代・パート)■「朝はお弁当作りや子供の世話でバタバタするので、少しでも余裕を作れるように、洗濯は夜にしている」(40代・主婦)洗濯は、家事のなかでも時間がかかるもののひとつ。作業している時間そのものは短くとも、洗濯機が稼働している時間と干している時間を合わせると、半日かかる場合もあります。朝の時間をうまく使うために夜に洗濯を済ませてしまったり、そもそも時間がとれるのが夜になったり。仕事や用事で家を空けることが多い場合、洗濯をするタイミングは意外にはかりにくいものです。■「子どもの洗濯物などで間に合わない時は、夜間でも洗濯をします」(30代・主婦)■「寝るとき、起床時間に洗い上がるようにタイマーをセットしています」(40代・個人事業主)洗濯物の量や干す場所の制限により、昼間の洗濯だけでは追いつかないという意見もありました。タイマーをセットできる場合、寝ている間に洗濯機を稼働させる人もいるようです。朝一でたたんでしまえるように、洗濯乾燥機にすべて任せているもいました。【たまにある】■「基本は日中に洗濯をするが、次の日に朝早くから出かけなくてはならない用事がある時だけ、前日の夜に洗濯を済ませてしまう時がある」(30代・主婦)■「日中に子供が泥だらけにしてきた服や、水浴びでびしょぬれの服などを、その日のうちに洗いたい時、夜間に洗濯をする」(40代・主婦)「たまにある」と回答した人たちは、必要に応じて、夜に洗濯をしていることがわかりました。やむをえない時のみ、という声が多く挙がっています。基本的には日中に洗濯をしている人が多く、夜の洗濯には少し抵抗があると考えているようでした。【ない】■「アパートに住んでいるので、1階とはいえども騒音になってしまったら周りに迷惑かと思い、夜は控えています」(40代・主婦)■「夜間に洗濯することはありません。朝起きて洗濯機を回して、お日様に洗濯物を浴びさせて日光消毒を心がけています」(30代・主婦)■「夜に洗濯をして、外に干していて洗濯物を盗まれたことがあるので」(40代・主婦)50人中14名は、夜間に洗濯をすることが「ない」と回答しました。その理由は人によって異なります。できれば夜に済ませたいができない、という人もいれば、洗濯は日中にやるものと考えている人も。マンション・アパートに住んでいる人が気にしているのは、やはり「音」でした。そもそも夜の洗濯が禁止されている集合住宅もあるようですが、多くの人が迷惑にならないように配慮しているのです。2. 夜に洗濯をすれば「時間」が生まれる!夜に洗濯をすることがある主婦は、全体の7割以上に及びました。それでは次に、夜の洗濯にはどんなメリットがあるのか探ります。アンケートは圧倒的な差がつく結果となりました。50人中33名が、「時間の有効活用」を夜に洗濯をするメリットとして評価しています。【時間の有効活用】■「朝はやらなければいけない家事がとても多く、特に外出しなければいけない日は家族の準備に加えて自分の準備もあります。夜に洗濯をすませておけば朝には乾いているし、時短にもなり便利です」(40代・主婦)■「朝の忙しい時間に干さなくてすむので時間の有効活用できるところです」(30代・パート)朝の家事が1つ減って楽になる、という意見がもっとも多く見られました。夜のうちに洗濯を済ませておけば、朝に洗濯機の稼働時間を気にしながら行動する必要もありません。朝の時間は忙しいもの。仕事に出る人が準備に追われることはもちろん、専業主婦も朝食を作ったり後片付けをしたり、子どもの見送りをする人もいるでしょう。ほんの5分でさえ無駄にはできません。■「翌日の仕事が一つ減るように感じ、有意義に時間を使えるようになります。夜はそれほど忙しく感じないので、気持ちにも余裕を持って洗濯ができます」(40代・主婦)■「昼間は昼間で別の洗濯をしたいので、夜に1回やっておくと、ある程度乾いて都合がいい」(40代・パート)夜に洗濯をすることで、朝だけでなく日中の時間も有効活用できるようになっていることがわかりました。寝ている間に洗濯物が乾いていれば、それまで乾き具合や天候を気にしながら過ごしていた時間の負担がなくなります。1日に2回以上洗濯をする家庭もあり、夜にも洗濯をしたほうが効率よく片付けられるようです。【夜のうちに汚れを落とす】【残り湯を使いやすい】■「お風呂の水がまだ熱いうちに使えるので、汚れがよく落ちます。朝まで置いておくと、雑菌も発生しやすいと思います」(30代・主婦)■「お風呂の後、すぐに洗濯に使えば経済的だと思います。お湯洗いが出来るし、その日の汚れをすぐに洗うのはいいと思います」(40代・主婦)洗濯に風呂の残り湯を使っている家庭は、夜に洗濯をするメリットも増えます。残り湯の雑菌が増える前に洗濯ができますし、残り湯がまだ温かいうちに使えば汚れも落ちやすくなります。その日に着て汚れた衣類をすぐに洗えることもメリット。食べこぼしなどのシミは早く洗ったほうが落ちやすくなります。そして、汚れのついた衣類は雑菌が繁殖しやすいので、ニオイを防止するためにも、夜の洗濯は有効なのです。まとめアンケートで調査した結果、夜に洗濯をすることがある主婦は全体の7割以上。そして、多くの人が時間を有効活用できることをメリットと感じていることが明らかになりました。やむをえず夜に洗濯をしている人もいますが、あえて夜の時間を選んでいる人も決して少なくありません。洗い始めから、たたんでしまうところまで長い時間を必要とする洗濯だからこそ、時間を活用できることが大きなメリットとなるのです。後編では、反対に夜の洗濯におけるデメリットを調査。そして主婦の意見をもとに、それを解消するための工夫をまとめます。【夜の洗濯・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月05日夜に洗濯を済ませてしまうことで、日中の時間を有効に活用することができます。しかし、夜の洗濯にはいくつか問題点も。前編に引き続き、主婦へのアンケートをもとに夜の洗濯についてのデメリットを知り、どのように対策をすべきか見ていきましょう。生活スタイルの多様化により、洗濯は必ずしも昼に行う家事ではなくなり、干し方についても外干し以外の方法をとる人が増えています。前編では、夜に洗濯する人がどのくらいいるのか調査し、そのメリットについて見てきました。夜に洗濯をする大きなメリットは、時間を有効活用できることでした。【夜の洗濯・前編】はこちらから続く後編は、夜の洗濯におけるデメリットを知り、それに関して主婦の皆さんがどのような対策をしているのか探っていきます。■目次1.夜に洗濯は「乾きが悪い」ことがデメリット2.家庭ごとにベストな干し方をしよう!3.夜でも上手に洗濯をするためには?まとめ1. 夜の洗濯は「乾きが悪い」ことがデメリットそれでは、夜に洗濯をするデメリットとしてはどんなものがあるか見ていきます。デメリットに関しては、「乾きが悪い」という回答が50人中25名で最多となりました。次いで、「近所迷惑が心配」という回答が22名。メリットに関するアンケートでは、「時間の有効活用」の回答が33名でダントツだったことを考えると、これらは最大のデメリットとまではいかないようです。【乾きが悪い】■「部屋干しでも外に干しても乾きが遅いことです。乾くのに時間がかかると、臭いが気になってきます」(40代・主婦)■「お日様が照っていないので、乾きが悪いと思う、殺菌力も弱いので雑菌も心配」(40代・主婦)■「やはり、外に干しても日中と比べて乾きが悪いです。エアコンのついた室内なら、そんなに違わないですが」(30代・主婦)部屋干しをする際は、換気や除湿、空気の循環が重要。しかし就寝時には空調をつけない家庭も多いでしょうし、窓を開けたままにしておけないこともあります。結果、洗濯物は乾きづらくなるのです。外干しでも昼間に干したようにパリッとは乾きません。夜は気温が低く、湿度は高いことがほとんど。夜露でかえって湿気ってしまう可能性もあります。外干しであれ部屋干しであれ、夜間は洗濯を乾かすことに関して不利であることは事実。乾きが悪いと、ニオイなどの別な問題まで発生することもあります。【近所迷惑が心配】■「マンション住まいなので、夜間の洗濯機の音が隣や下の階の部屋に響いて、苦情が来るのではないかと心配になる」(30代・主婦)■「基本的に生活音がしないマンションですが、もしかしたら洗濯機の音がしているのではないかという不安があります」(30代・主婦)乾きにくいということのほかに、洗濯機の騒音が気になるというのが大きなデメリット。集合住宅で暮らす人は特に、ご近所への配慮は忘れられません。洗濯機はどうしても、それなりの音や振動を生んでしまう家電です。あまり解決策のない問題なので、このデメリットによって、夜に洗濯をしたくてもできないという人もいることがわかりました。【特になし】■「夜間洗濯をして、除湿機をつけて部屋干しするか、お風呂場の衣類乾燥機で干しています。階下に住んでいますし、1フロアに1世帯しかないマンションに住んでいるので近所迷惑になっていません。夜間なら電気代が7割ほど安いのも得」(40代・個人事業主)乾きにくさ・騒音を気にする人が多い一方で、デメリットが「特になし」という意見の人もいました。家庭によっては、夜の洗濯のデメリットを特に問題としていないのです。2. 家庭ごとにベストな干し方をしよう!夜に洗濯するデメリットとして大きかったのは「乾きが悪い」ということ。実際、夜の洗濯ではどのような乾燥方法をとっている人が多いのか調べました。【部屋干し】■「寝ている間に雨が降る事もあるので、部屋干ししています。乾いてなければ、朝外にだします」(30代・主婦)■「我が家は道路沿いに家が建っているので、稀に洗濯物を盗まれることがあります。なので夜は盗難防止からも部屋干し。夜に突然雨が降ることも考えられますし」(40代・パート)もっとも多数派だったのは「部屋干し」。およそ4割の人がこの方法を選んでいます。室内に干してあれば、寝ている間の洗濯物の状態を心配せずに済みます。ただし、やはり少々乾きづらいという問題があり、朝の段階でしっかり乾いていない場合はそのまま外に干すという意見が多く見られました。【外干し】■「外干しして、そのまま翌朝を迎えます。日光が当たってからっとしたらOKです。翌日の天気が悪い時は部屋干しにします」(40代・主婦)■「次の日の天気予報が降水確率0%の時は外に干すようにしています」(30代・主婦)次いで多かったのが「外干し」。防犯の面で問題がなければ夜でも外干しが可能ですが、心配なのは天候の変化です。天気予報をしっかりチェックしてから干す、ということがポイントとなります。【エアコン・除湿機を活用】■「部屋干しで除湿器をまわしながら乾かした方が、外の夜風で乾かすより生乾きになりにくくていいです」(40代・パート)■「冬は暖房が付いているのでリビング、夏は湿気があるから除湿器をかけた部屋に」(40代・パート)部屋干しの乾きづらさを解消するために、空調を活用している人もいました。扇風機を使っているという声も。部屋干しは昼も夜もあまり環境が変化しないので、工夫をすれば上手に洗濯物を乾かせます。しかし就寝時には空調をつけないようにしている家庭も多いので、洗濯物のために電気を使うかどうかは家庭しだいといったところです。【その他】■「浴室乾燥機が付いているので、これを活用すると、エネルギー効率と洗濯物がキレイに乾くこと、どちらも両立ができるから」(40代・主婦)「その他」の回答を選んだ人のなかに、浴室乾燥機を利用しているという人が数名いました。浴室乾燥機はなくても、換気をしっかり行える浴室は部屋干しに適したスポット。夜の洗濯で乾きづらさに悩んでいる方は、試してみるのもありです。3. 夜でも上手に洗濯をするためには?夜の洗濯はたしかにデメリットもありますが、工夫しだいでは時間を有効活用できるというメリットだけを享受できる可能性があります。最後に、夜に洗濯をする際、主婦の皆さんが工夫していることをまとめました。【ご近所への配慮を忘れずに】■「マンションの隣の部屋への騒音とならないよう、23時以前に洗濯が終わるよう心がけています」(50代・パート)■「朝に洗濯をするのは面倒で夜のうちに洗濯しているが、アパートに住んでいるから、あまり遅い時間にはしないようにしている」(20代・主婦)■「たまに夜間に洗濯をしている。洗濯機に夜モードがあり、静かに洗濯することが出来るので活用している」(30代・主婦)特に集合住宅に住んでいる場合は、近所迷惑にならないように注意が必要。住宅の造りによって音が響くかどうかは変わりますが、あまりに遅い時間は洗濯を控えたほうがよいかもしれません。最近では、音や振動が穏やかな洗濯機も発売されているので、夜に洗濯をする方で洗濯機を買い替える予定のある場合は、そういったものを検討するのもアリです。また、洗濯機の足に取り付ける防振グッズを活用するという手もあります。ご近所同士気持ち良く過ごすためにも、騒音に対する配慮はしっかりすることが大切。【乾きやすいものだけ】■「夜間は乾きにくいので、夫の仕事のワイシャツなど、生地が薄くて乾きやすい物だけを洗濯して部屋干しするようにしています」(20代・主婦)■「大物は洗わないで翌日にまわす。ジーパンや厚手のパーカーなどは夜間には洗わない」(40代・主婦)夜はどうしても洗濯物が乾きづらいので、そもそも乾きやすいものだけに止めている人もいます。家族の人数やライフスタイルにもよりますが、乾きやすいものだけでも夜に洗濯してしまえば、時間の効率がよくなる場合があります。【部屋干し用の洗剤・柔軟剤を選ぶ】■「部屋干ししても嫌な臭いがしないタイプの洗濯洗剤を使用しています」(30代・パート)■「深夜電力が安いのでその時間を見計らって洗濯しますが、ちょっと臭いが気になるので、少し多めに柔軟剤を入れます」(40代・主婦)最近では部屋干しをする人が多いため、ニオイを防げる抗菌タイプなどの洗剤や柔軟剤が発売されています。使う量で香りを調節できる柔軟剤を使うのもアリです。ただし、洗剤・柔軟剤の使いすぎには気をつけましょう。まとめ時間を活用しやすくなる夜の洗濯ですが、日中と比べて洗濯物が乾きづらく、洗濯機の騒音が近所迷惑になることを懸念している主婦が多いことがわかりました。多くの主婦は部屋干しをしていますが、雑菌の繁殖やニオイを抑えるためにも、季節や環境によっては工夫が必要となります。夜に洗濯をする際は、まずは騒音に対する配慮を忘れないようにしてくださいね。アンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月05日洗濯機を開けた時に、白い洋服が色移りしてしまったということは、多くの方が経験をしていることかもしれません。大事な洋服が色移りしてしまうってとてもショックですよね。そんなハプニングにも柔軟に対応するべく、今回は色移りした洋服をきれいにしてみました。忙しく過ごす日々の中で、洗濯は毎日やらなければならない家事の一つ。素材や色落ちをいちいち洗濯をするのって、意外と手間なものです。しかし、油断して白物・色柄物・真新しい衣服などをいっぺんに洗ってしまい、衣服に色移りをさせてしまった経験、ありませんか?せっかくの素敵な洋服を色落ちさせてしまってはもったいない!ここでは、洗濯による色移りを起こしてしまう原因や予防・対処法について、素材や繊維の色調などを考えながら詳しくご紹介していきます。■目次1.色移りの原因・どんな時に発生するの?2.色移りしやすいもの見分け方と色落ちしやすい素材とは?3.色移りするかどうかを事前にチェックする方法はあるの?4.色移りの予防方法とは?5.色柄物に色移りしてしまった時の対処法6.白物に色移りしてしまった時の対処法まとめ1. 色移りの原因・どんな時に発生するの?衣類を洗濯機で洗った後、白い服が他の色で染まってしまったという経験はありませんか。一度に洗濯物を片付けてしまおうとすると、色・柄物を混ぜて洗いがちです。では、どのような時に洗濯物の色移りが発生するのでしょうか。たとえば、買ったばかりの洋服を初めて洗濯する時です。余分な染色剤が洗濯水に流されて、ほかの洗濯物に色移りしてしまうことがあります。他にも、洗濯機で洗った洗濯物を暫く放置してしまうと、重なり合った洗濯物同士の色移りを招いてしまうこともあります。これは、匂いや雑菌の原因にもなりやすいので、洗濯し終えたらすぐにでも干す作業に取りかかりましょう。また、ひとつの衣類で、色の境目の部位からの色移りを起こしてしまいます。これも、主に濡れた状態での放置が原因になるようです。2. 色移りしやすいもの見分け方と色落ちしやすい素材とは?色の濃い衣服は、洗濯によって色落ちしやすいです。その代表格として、ジーンズなどがあります。また、濃い色に染色された新品のタオルなども色落ちしやすいです。同じく、新しいTシャツやポロシャツなども色落ちしやすいので、初回の洗濯では単独洗いがお薦めです。さらに、海外製品も日本の規格とは異なりますので、色落ちがしやすくなっています。日本における衣料用素材の色移りの程度を数値で表しているものを「摩擦堅牢度」呼び、1~5級まで定めていて、色落ちの耐久性が一番高いものが5級となっています。クリーニング店ではこれを上げる加工技術があるそうです。色落ちしやすい素材は、Tシャツなどの素材である綿が一番多く聞かれます。染めた糸が摩擦などで抜け出て、残った白い糸が目立ってしまう白化現象は、麻や綿素材のコートやデニムにもよく起きる現象です。これらの素材を洗濯する際には、色落ちに十分注意しましょう。3. 色移りするかどうかを事前にチェックする方法はあるの?洗濯の前に色移りする危険性があるかどうかは、ある程度把握できます。白い布を洗剤につけて、衣服の縫い目の部分や裏側の目立たない部分を擦ってみます。白い布に色が移ってきたら、洗濯にも注意が必要です。まずは、単独で洗ってみます。段々と色落ちが落ちついてきたら、単独でネットに入れて洗います。ほとんどの場合は、洗濯時に毎回色が落ちるのではなく、洗濯回数を重ねるにつれて落ち着いてくる場合がほとんどです。4. 色移りの予防方法とは?まずは、洗濯を行う上での基本的な注意を守って洗い始めましょう。洗濯水の温度は、高くても30度~40度までにします。該当する衣類の洗濯表示にある記載を守りましょう。あまり洗濯水を高温にしてしまうと染色剤の色が抜けて、色あせてしまうので注意が必要です。しかも、高温での選択は、型崩れや素材を傷ませる原因となってしまいます。また、アルカリ性洗剤ではなく、おしゃれ着洗いでよくみられるような中性洗剤を用いると色落ちが少なくなります。よって、ほかの衣類への色移りも防ぐことができます。洗い上がった洗濯物は速やかに干すことで、洗濯機や洗濯かごに留め置いたことによる色移りの予防もできます。第一の予防として、色の濃い新品の衣料品は単独洗いを一度行うこと。その後は、単独で洗濯ネットに入れて、同系色の洗濯物と一緒に洗うようにします。これで、大抵の場合は色落ちが落ち着いてくるでしょう。しかし、まれに色落ちが止まらない場合があります。そのような時は、酢やクエン酸を用いた「酸止め」をすると良いでしょう。繊維を染色するときには、酸性の染料で染められたものが多いので、酸で染料を定着させるという方法があるのです。身近にあるお酢や薬局などで手に入るクエン酸が良い働きを見せてくれます。洗面器やバケツなどに水を入れて、水1リットルに対してお酢またはクエン酸を大さじ1さじほど溶かし、酸止めしたい衣類をいれて濯ぎます。その後、通常通り洗濯をして干せば、次回の洗濯より色落ちは改善してくるでしょう。しかし、顔料系で染色されている場合には、効果は期待できないそうです。食塩に含まれた「にがり」の成分も色止めの効果を発揮してくれます。こちらも、水1リットルに対して大さじ1杯の食塩を溶かして、衣類をすすぐだけでOK。染色時にも「にがり」は色止めを目的として使用されているそうです。5. 色柄物に色移りしてしまった時の対処法逆に、色移りしてしまった衣類から色を落とすにはどうしたら良いのでしょうか。この場合、先程の色移りしない洗濯の方法で、「40度以上で洗うと色落ちしてしまう」ということを逆手に取ります。40度くらいのお湯を用意し、その中に酸素系漂白剤をキャップ一杯ほど溶かして一時間ほど浸けます。色移りしてしまった場所が狭い範囲だと、酸素系漂白剤の原液を塗り込むことも効果が期待できます。この場合も塗布後1時間ほど放置し、その後通常通り洗濯を行います。6. 白物に色移りしてしまった時の対処法洗面器に50~60度のお湯1リットルに塩素系漂白剤大さじ1杯程度を入れて、一時間ほど浸けます。長く浸けると、黄ばむ恐れがあるので注意が必要です。その後、洗濯機で普通に洗濯します。一部分に色移りを起こしてしまった場合は、綿棒などに漂白剤の原液を染み込ませて、ポンポンと塗布していくとピンポイントで色移りを抑えることができます。その後、一時間ほど放置してから軽くその部分を水洗いして通常通りに洗濯します。これで着色から時間が経っていなければ、色移りを改善することができるでしょう。まとめ一昔前は染色技術がまだ発達していなかったため、洗濯物の色移りはよくあることでした。お気に入りの衣類がほかの洗濯物の影響を受けないように、目の細かい洗濯ネットを利用したり、洗濯後はすぐに干したりと日頃から対策を講じることが大切です。おしゃれ着などはデリケートなデザインや素材の場合が多いので、家庭で無理して漂白せずに、クリーニング店に相談するのも一考なのではないでしょうか。色移りしてしまった場合は正しい方法で漂白して、長く着れるように大切に使っていきたいですね。
2017年07月02日肌が敏感な赤ちゃんの洋服や靴下、よだれかけなどの洗濯をするとき、どんな洗剤を使ったらいいのか悩むことは多くのママが経験していることでしょう。大人用の服と一緒に洗ったらいいのか、赤ちゃん用の洗剤は何がいいのか。実は「洗濯石鹸」で赤ちゃんにも安心な洗濯ができるのです。洗濯に関する悩みを解消しましょう。赤ちゃんや小さなお子さまがいるご家庭にとっては、洗剤や柔軟剤などに含まれる僅かな化学物質も気になるもの。触れても害のない、優しい素材のものこそ安心して使用することができます。そんなときに気になる存在なのが「洗濯石鹸」です。「石鹸系は洗浄力が弱く汚れが落ちにくい」「アルカリ性で衣類がかたくなってしまいそう……」という悩みもありますが、本当にそうなのでしょうか?今回は、敏感肌の方や赤ちゃんでも使える「洗濯石鹸」の活用法を紹介します。デメリットを解消して、肌に優しい衣類にしてみましょう。■目次1.洗濯用合成洗剤と洗濯石鹸の違い2.液体タイプ・粉タイプがある3.合成洗剤から切り替える場合4.石鹸での洗濯方法5.柔軟剤はクエン酸・お酢など6.汚れはしっかり落ちているかまとめ1. 洗濯用合成洗剤と洗濯石鹸の違い■洗濯石鹸動植物の油脂をアルカリである「苛性ソーダ」や「苛性カリ」で煮て作られたものです。苛性ソーダは固形石鹸を作るために使われ、苛性カリは液体石鹸に加工されます。石鹸は紀元前3000年前から使われており、現代社会でも活躍しています。【メリット】洗浄力が高く、なおかつ水で流すとその洗浄力は失われるため、必要以上の皮脂を奪わないのが特徴です。界面活性剤が環境に影響を及ぼすこともありません。天然の油脂とアルカリで作られており、肌に優しい成分です。【デメリット】酸に弱く、組み合わせると洗浄力が落ちてしまいます。衣類に付いた皮脂酸も酸性のため、泥汚れが多いスポーツ衣類や作業着などは、予洗いが必要です。また、ミネラルと出会うと石鹸かすとなることや、ごわつきが出る問題があります。20度以下の冷水では溶けにくく、粉末の洗濯石鹸を水で洗濯すると溶け残りが出るのがデメリットです。また、洗濯物の黄ばみや黒ずみが出やすくなります。【こんな人におすすめ】敏感肌の方や、赤ちゃんがいる家庭、環境に配慮したい家庭に最適です。■合成洗剤洗浄成分に合成界面活性を使用したものです。現代社会で使われる、洗濯洗剤、シャンプー、ボディーソープ、食器洗い、歯磨き剤などにも合成界面活性剤が使用されています。本格的な合成洗剤の普及は第二次世界大戦後からで、石鹸と比べると歴史が浅く、何世代にわたって使い続けるとどのような影響があるかは明らかになっていません。【メリット】水の中に含まれるカルシウムと結合しにくく、石鹸かすが残りにくいです。低濃度でも洗浄力が高く、誰でも簡単に使えて、泡持ちが良いといえます。蛍光剤を配合したものは、洗濯物が白く仕上がるのがメリットです。【デメリット】化学構造が複雑で、排水として流すと分解されにくく、環境に影響を与えます。低濃度になっても界面活性剤の作用が弱まらず、肌に負担をかける恐れがあるでしょう。皮膚バリアが低下している人が使用すると、皮膚に侵入し人体への悪影響も考えられます。【こんな人におすすめ】手間なく綺麗に洗えて、黄ばみを防ぎ白く洗い上げたい方におすすめです。2. 液体タイプ・粉タイプがある洗濯石鹸にも、液体タイプと粉タイプがあるのをご存知でしょうか。■液体タイプ例えば「アラウ」という商品は、動物性油脂は一切使わず、ヤシ油とパーム油から作られています。合成界面活性剤などは使用していない、無添加洗濯石鹸です。合成香料、着色料、保存料、エデト酸塩、蛍光増白材、酸化防止剤なども使っていません。純石鹸を使用した液体タイプのため、水でも溶け残りがないのが特徴です。■粉末タイプ粉末タイプも様々な商品が売られています。画像にある「天然油脂リサイクルせっけん」は、脂肪酸ナトリウムと炭酸塩のみでできている、純石鹸成分65%のものです。食用廃油を原料にリサイクルされ、化学物質が含まれていません。JIS規格でいう無添加の洗濯石鹸とは、粉末タイプでいうと純石鹸成分が94%以上のものを指します。加えて品名に「洗濯用せっけん」と表示されており、炭酸塩やケイ酸塩が洗浄補助剤として添加されていないことが条件です。そのため、この天然油脂リサイクル石鹸は、厳密にいうと無添加石鹸とは違います。炭酸塩はアルカリ助剤のことで、石鹸の働きを助ける役割を持ち、毒性はありません。石鹸は水に溶かすと弱アルカリ性を示しますが、洗濯物の皮脂汚れなどは酸性で、アルカリ性が中和されると石鹸の洗浄力を失います。そのため、炭酸塩のようにアルカリが強いものを添加する必要が出てくるのです。炭酸塩は炭酸ソーダとも呼ばれます。■アルカリ剤を加えるJIS規格でいう無添加石鹸だと、洗浄剤が酸性に傾きやすく、洗浄力が落ちることや、石鹸かすができるのがデメリットです。石鹸成分94%以上のものを購入した場合は、別途アルカリ剤を添加したほうがこれらのデメリットを解消できます。ただし、絹、ウールなどアルカリに弱い繊維は、中性洗剤または石鹸成分94%以上のものが適しているでしょう。洗濯の用途に合わせて、別途炭酸ソーダを加えてみてください。3. 合成洗剤から切り替える場合粉末の合成洗剤を使用していると、一部が溶け残り洗濯槽の内部に溜まって、カビが発生してきます。洗濯石鹸に切り替えるとそのカビが取れてくることもあるため、まずは洗濯層のお掃除から始めましょう。衣類にワカメのようなものが付着していたら、カビが発生している証拠です。洗濯槽のお掃除には、酸素系漂白剤を使います。洗濯槽に50度までのお湯を満タンに入れましょう。「槽洗浄」ボタンがあれば、自動でいっぱいまで満たしてくれるため使ってみてください。10Lあたり100gの酸素系漂白剤を入れます。洗いのみで3分混ぜたら、お湯を溜めたまま1~2時間放置しましょう。黒カビが浮いてきたら、網ですくっておきます。すすぎを2回行い、脱水したら完了です。糸くずフィルターにも黒カビが付着していることがあるため、忘れずに洗う必要があります。洗濯槽を掃除したあとは、洗濯石鹸を完全に溶かしてから洗うと、洗濯槽にカビが付着しません。合わせてアルカリ剤も使いましょう。4. 石鹸での洗濯方法泥まみれのスポーツウェア、作業着を洗う場合は予洗いが必要です。石鹸で別途汚れている部分のみ洗っておきましょう。■お湯を使う石鹸は温度が低いと洗浄力が低下するため、30度くらいのぬるま湯を使います。お風呂の残り湯が使える場合は活用してみてください。バスポンプがあると便利です。■石鹸水を作る洗濯槽に定水位まで水を入れ、規定量の洗濯石鹸を入れて手などで混ぜ合わせます。それから3~5分運転させ完全に溶かしましょう。アルカリ剤が入っていないものは、炭酸塩かセキス酸ソーダを同時に溶かします。なければ酸素系漂白剤でも代用可能です。■クリーミーな泡ができるモコモコした泡がしっかりできていることが確認できたら、通常通り洗濯しましょう。5. 柔軟剤はクエン酸・お酢など石鹸のアルカリ性は、クエン酸やお酢の酸性で中和できます。これで衣類がふんわりとなり、柔軟剤が要りません。香りが欲しいときは、エッセンシャルオイルを数滴加えましょう。ティーツリーのように抗菌作用があるアロマもおすすめです。6. 汚れはしっかり落ちているか今まで我が家でも粉末の洗濯石鹸、液状の石鹸洗剤を使っていましたが、それらの洗剤は洗浄力が弱いのが悩みでした。今回調べてみて、石鹸はアルカリ性のため単体では汚れ落ちがしにくいということに驚きました。洗浄力を高めて、皮膚に優しい洗剤にするには、酸素系漂白剤、炭酸塩かセキス酸ソーダを加える必要があります。さらに部分洗いをプラスすると、汚れ落ちが良くなると感じられました。まとめ純石鹸成分の配合量が高く、添加物が含まれていない洗剤が肌に優しいのは当然のことですが、それらの洗濯石鹸で「黄ばむ」「汚れが落ちない」などのデメリットを感じていた方もいるでしょう。今回紹介したように、純石鹸のみの洗剤では洗浄力が落ちてしまうため、洗浄力を上げる成分を添加して使ってみてください。仕組みさえ覚えてしまえば、洗濯石鹸でも綺麗に仕上がりますよ。
2017年06月19日こんにちは、ママライターのましゅままです。洗濯用の洗剤はたくさん種類があって理想の洗剤がなかなか定まらず、迷走してしまいがちですよね。洗濯洗剤によって役割や使い方が違うので、用途やこだわりに合わせたものを選ぶことが重要。今回は、洗濯洗剤の種類と使い分け方についてご紹介します。●洗濯洗剤の種類●洗濯石鹸植物性の油(オリーブ油やパーム油、ヤシ油など)、動物性の油(牛脂、豚油など)といった天然の油が原材料となります。環境にやさしく、原材料もシンプルで安全、そして洗い上がりもしっとり肌に優しい仕上がり になるのが特徴です。ただし、スーパーやドラックストアの店頭などでは手に入りづらく、冷たい水に溶けにくい上に洗濯槽にカビが生えやすいことが短所。使用の際は残り湯を使うと溶け残りなく洗濯することができます。粉、液体の形状のものがありますが、液体のものは水に溶けやすい代わりに、価格が高く洗浄力が低いので日常使いには適していません。●合成洗剤洗濯石鹸のデメリットを補うために開発されたのが合成洗剤です。おもに石油系の原料でつくられています。弱アルカリ性と中性のものがあり、“オシャレ着洗剤”“柔軟剤入り洗剤”が中性洗剤であることが多く、その他ほとんどの洗濯洗剤は弱アルカリ性となります。また“蛍光剤”が配合されているものは白、濃い色の洗濯に適しており、無配合のものはきなりや淡い色の風合いを保つ洗濯に適しています。洗濯石鹸と同じく粉洗剤、液体洗剤の種類があり、最近では計量の必要がないジェルボールタイプも人気 です。粉洗剤のほうが液体よりも安価で汚れも落ちますが、洋服を優しく洗えるのは液体洗剤のほうです。洗濯石鹸よりも少量で済み、水に溶けやすく安価なのが特徴的ですが、一方で原料の一種が海を富栄養化させてしまう問題も過去に起きていて、さらに原料の界面活性剤が原因で肌が荒れてしまう人もいるため、安全性は石鹸よりも乏しいといえます。●洗濯洗剤の使い分け方『普段は市販の弱アルカリ性の合成洗剤を洗濯に使っていて、オシャレ着を洗うときはホームクリーニング用の中性洗剤を使っています。色物と淡いものだけ洗い分けていて、色物を洗うときは蛍光剤入り、淡い色のものは蛍光剤なしのものを使っていますよ。あと赤ちゃんが生まれてからはしばらく赤ちゃんのものだけ純せっけんの洗濯石鹸 を使って洗濯していました。柔軟剤なしでもフワフワに仕上がっています』(30代/1児のママ)王道パターンの洗濯洗剤の使い分け方。赤ちゃんの衣類だけお洗濯を分ける時期は、赤ちゃんのものだけ洗濯石鹸を使ってあげれば、お肌への影響や香りもほのかで優しく安心ですね。『いつもは液体のすすぎ1回で済む合成洗剤を使っています。手洗い・部分洗いしたいときに洗濯石鹸を使っていますよ 。また、パパの洗濯物や子どもの体操着など汚れがひどいものは粉の合成洗剤でしっかりと汚れを落としています』(20代/1児ママ)汚れのひどいものは粉洗剤でザブザブとしっかり洗い、普段はすすぎ1回で済む液体洗剤で時短でエコな洗濯をする、という方法も賢いですね。手洗い、ウールなどのオシャレ着洗いにだけ洗濯石鹸を使う方も急増中。『子どもの肌が弱いので、洗濯は洗濯石鹸を使っています。でも、とても洗濯槽が汚れやすいのでこまめに漂白剤で洗濯槽の洗浄をしています。里帰りで夫が一人で洗濯をしなくてはいけなかったときは、柔軟剤入りの洗剤やジェルボールタイプの洗剤が重宝しました 。柔軟剤と洗剤を間違えたり、量も適当に入れてしまったりする人なので』(30代/2児ママ)ジェルボールタイプの洗剤は、洗濯洗剤の種類や使い方がよくわからない男性やお年寄りにも安心ですね。ただ、3歳児未満の誤飲や目に入る事故が相次いで起こっているため、お子様の手の届かない場所の保管が必須となります。●洗濯洗剤はライフスタイルやこだわりで選ぶのが楽しいいかがでしたか?洗濯洗剤は店頭で気軽に買えるものから、通販や限られたお店でしか手に入らないようなものまであり、価格もさまざまです。洗浄力、コスパ、すすぎ回数、手軽さ、香り、安全性、エコ観点などこだわりたい面で洗剤を使い分けてみると、毎日のお洗濯もちょっとした趣味に。ぜひ、ご自身に合った洗濯洗剤との出会いを楽しんでみてくださいね。【参考リンク】・洗剤を知る~中性と弱アルカリ性~ | 東京都クリーニング生活衛生同業組合()●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年05月22日梅雨の季節や昼間に洗濯ができない場合、「部屋干し」をする機会がおおくなります。外干しよりも安定した環境で洗濯物を干せる反面、生乾きのニオイなどのトラブルが起こりがちになります。部屋干しのメリット・デメリットを考えつつ、いつでも気持ち良く乾いた洋服を着られるよう、上手な部屋干しの方法を学んでいきましょう。洗濯物の干し方は「お日さまに当てて、紫外線消毒をしながら乾かす」というのがベストですが、なかなかそう簡単にいかないのが現実。天気の悪い日はもちろんのこと、働いていると夜しか洗濯ができなかったり、家族に花粉症の人がいたり。他にも黄砂や車の排ガス、防犯を気にする人もいるでしょう。様々な理由によって外に洗濯を干せない場面があり、そうすると「部屋干し」をする機会が増えます。部屋干しで起こりがちな部屋の湿気や臭いが気になるという方のために、上手に「部屋干し」するためのアイデアを紹介していきます。■目次1.外干しよりも安心!部屋干しならではのメリット2.部屋干しをすると漂うのはニオイと湿気だけではない…3.生乾き臭の原因は雑菌!洗濯する前の対策も重要4.洗剤・漂白剤・柔軟剤選びも部屋干しのポイント5.部屋干しにうってつけの場所は…?6.空気の通りを良くすることが上手に乾かすコツ7.グッズを使うと部屋干しでもスペースに困らない!まとめ1. 外干しよりも安心!部屋干しならではのメリット洗濯物を外に干すには、朝のうちに洗って干して、夕方に室内に取り込むというのが基本。“朝・夕でセットになっている家事”として、一日のスケジュールに洗濯の時間を組み込む必要があります。洗濯を外に干している間、ずっと家に誰かがいるのであれば問題ありませんが、意外に天気予報は外れることも多いもの。ちょっと買い物に出かけている時に、急な雨が降ってしまうということもあります。洗濯物を外に干したまま帰宅が遅くなると「この家は留守だ」と外から分かってしまい、防犯という面でも問題が生じます。その点「部屋干し」ならば、雨が降っても帰りが遅くなっても心配ありません。家にいる間に空模様を何度も窺う必要もなく、時間にとらわれずいつも同じような条件で洗濯物を干すことが可能になります。近年は花粉も外干し問題のひとつ。症状のひどい方では、服に付着した花粉によって鼻水が止まらなくなるという事態も起こりえます。アレルギーの発症を防ぐためにも、花粉の季節は積極的に部屋干しをするのもアリです。また、ご家庭で洗濯をするのが女性であれば、洗濯物を干すために外に出て日焼けすることがなく、美容上のメリットも大きいです。2. 部屋干しをすると漂うのはニオイと湿気だけではない…外干しと比べると、時間帯や屋外の環境に左右されずに済むというのが部屋干しの大きなメリットですが、家の中ならではのデメリットもあります。最大のデメリットは、何といっても部屋の美観を損ねることでしょう。圧倒的な生活感が漂うので、せっかくのインテリアも台無しになってしまいます。洗濯物が視界に入ってくるので、家にいるのに落ち着かないということも。動線上に洗濯物が干してあると、それだけで邪魔になります。干せる場所も限られ、乾くまではそのまま干しておくことになります。リビングなどに干していて、急な来客で慌てて片付けた経験がある方もいるかもしれません。また部屋干しでは、キッチンで料理した臭いが洗濯物にうつってしまうこともあります。梅雨の季節などは特に、洗濯物の水分が空気中に放出されて部屋の湿度がかなり上昇します。部屋全体がじめじめした感じになったり、洗濯物の生乾き臭が漂ったり。暖房器具を使う冬場であれば、洗濯物から放出された水分は結露の原因にもなります。部屋干しをすると、洗濯物を干している部屋だけに限らず家全体の湿度も上がります。湿度が高すぎると過ごしづらいばかりか、換気が悪い部屋や押し入れなどにカビが生える恐れがあります。部屋干しをする際は、換気をしっかり行うことがポイントです。3. 生乾き臭の原因は雑菌!洗濯する前の対策も重要部屋干しでは、部屋の臭いが洗濯物に染みついてしまってスッキリしないことがあります。それとは反対に、洗濯物じたいが部屋の臭いの原因になってしまうことも。部屋干しでは「生乾き」がやはり気になります。生乾きの臭いの正体は「雑菌」によるもの。洗う前の洗濯物、例えば、体を拭いて濡れたタオルや子どもの食べこぼしを拭いたガーゼ、一日履いた靴下、汗で湿ったシャツ。これらすべてが雑菌の温床で、臭いの原因となります。外干しは日光による殺菌効果があるだけでなく、ベランダやお庭などで一度にたくさんの洗濯物を干せるのも利点。それに対して部屋干しの場合はスペースが限られています。一度に干せない分は、やむをえず「次の洗濯のときに洗おう」と洗濯機の中に放置するご家庭もあるでしょう。しかし放置している間にも雑菌はさらに増殖し、臭いの原因は増えるばかりなのです。仕方なく汚れた衣料を溜めておく場合は、洗濯槽ではなく通気性のいい洗濯カゴに入れておくと多少は臭いを防ぐことができます。それでも、長時間汚れものを放置しておくと臭いが衣類に染み込み、いくら洗っても臭いがとれないことも。雑菌の繁殖を抑えるために、洗濯物は溜めずにこまめに洗うことをおすすめします。4. 洗剤・漂白剤・柔軟剤選びも部屋干しのポイント部屋干しをするのであれば、洗う前から雑菌に注意すべきであることは、先に述べた通り。そしていざ洗濯をする際にも、清潔性の配慮はもちろんのこと、干している最中の“生乾き臭”や、一度乾いたものが濡れたり部屋の湿気を吸ったりして復活する“戻り臭”など、耐え難いニオイを防ぐための対策は欠かせません。最近では、洗剤メーカー各社から部屋干しに適した洗剤が開発されています。漂白剤メーカーとの共同開発などによる、臭いの原因となる汚れを繊維のレベルで徹底的に除去するの、抗菌作用のあるもの。柔軟剤メーカーとコラボして、柔軟剤のような香りで洗濯物の嫌な臭いを打ち消すものなど、その種類は様々。こういった部屋干しに適した洗剤を使って洗濯することで、衣料そのものの生乾き臭はもとより、部屋に漂うイヤな臭いも軽減できます。液体・粉末・ジェルボールなど洗剤のタイプや香りも色々あるので、使いやすいものを選ぶといいでしょう。ここで気を付けたいのが、柔軟剤を使用する量とジェルボール洗剤の取り扱いです。香りの強い柔軟剤で部屋干しのニオイは軽減できますが、過剰な量の柔軟剤は肌荒れを引き起こしたり衣類が変色したり、洗濯槽にカビが生える恐れもあります。臭い対策で柔軟剤を使う場合でも、適正な量を守りましょう。そしてジェルボールタイプの洗剤では、「小さな子どもがお菓子のゼリーと間違えて口に入れてしまった」という事故が多数報告されています。水に入れると外側のフィルムが溶ける仕組みなので、口の中の唾液でも表面が溶けて洗剤液を飲み込んでしまう恐れがあります。命にまで関わる事故は発生していませんが、口の中のただれや喉の痛み、嘔吐、下痢などの中毒症状を起こす場合があります。手軽なジェルボール洗剤ですが、お子さんがいる家庭では誤飲を防ぐために、お子さんから見えないところ・手が届かないところに保管するようご注意ください。(誤飲で応急手当に迷ったら「中毒110番」に電話で相談。24時間365日対応です。)5. 部屋干しにうってつけの場所は…?部屋干しのためのスペースがない、あるいは干しても邪魔にならない場所ということで、洗濯物をカーテンレールに干している方もいるのではないでしょうか。たしかにハンガーをかけやすい場所ではありますが、カーテンレールに洗濯物を干すのはおすすめできません。カーテンレールは窓際に寄せて薄いカーテンを吊るすために設置されているので、洗濯を干すほどの十分な空間がありません。干した洗濯物はどうしても窓ガラス、あるいはカーテンに触れてしまいます。実はそのガラスとカーテンが、洗濯物を汚す原因です。ガラスやカーテンは綺麗なように見えても、目に見えないほこりや汚れがついており、それが干した洗濯物に付着してしまうのです。さらには、洗濯物の水分でカーテンにカビが生える恐れや、洗濯物の重みでカーテンレールが歪んでしまうことも。雨の日や冬場の窓際は特に低温・高湿な状態になりやすく、洗濯の乾きも悪くなります。洗濯物が長い時間湿ったままになると、干している間にも雑菌が繁殖します。イヤな臭いを防ぐためにも、洗濯物を干す場所は重要。では部屋干しでおすすめの場所はどこかというと、実は「お風呂場」。浴室は水やお湯を使う空間であることから、湿気が多くて乾きにくいようにも感じます。しかし実際は湿気が多くなるからこそ、換気扇がついていたり、小窓があったりと換気しやすい構造になっています。狭いスペースであるため、換気も効率よく行われます。そして浴室は家族以外が入らない場所なので、急な来客があっても慌てて片付けるという心配がありません。外干しとは対極にあるような場所ですが、お風呂場は意外にも洗濯物を乾かすのに最適の場所なのです。6. 空気の通りを良くすることが上手に乾かすコツ臭いの予防はもちろん家事を終わらせるという意味でも、洗濯物はできるだけ早く乾かしたいものです。家電製品使ったり干し方を工夫したりすると、部屋干しでもスピーディーに洗濯物を乾燥させることができあます。■ジーンズ・ズボン・スカートなどボトムスは生地が厚かったり裏地がついていたりと、乾きにくいアイテムが多くあります。このような衣料はピンチハンガーを使って筒状に干すのがコツ。外側だけでなく内側にも風が通るので早く乾かすことができます。裏返して干せば、ポケットや裾の折り返し部分などもよく乾きますよ。■フード付きパーカーハンガーを2つ用意して、1つ目は身頃に、2つ目はフード部分に使います。フード部分を広げるようにハンガーを入れ、洗濯ピンチで留めましょう。このようにすれば、乾きにくいフードの内部や裏側も早く乾きます。■バスタオル・シーツピンチハンガーで吊るせば、バスタオルやシーツのような大きなものも部屋干しできます。折り畳んで重なった状態で干すのではなく、蛇腹にして重なり部分をなくし、表面積を大きくして干した方が早く乾きます。ピンチハンガーに下着や靴下、ハンドタオルといった小物をたくさん干す場合は、内側の方に丈の短いもの、外側の方に長いものを干すようにしましょう。アーチ状に干すことで中央付近に風が通りやすくなり、早く乾かすことができます。乾いた後にアイロンをかける予定の衣類なら、干す前にアイロンをかけるのもおすすめ。アイロンの熱で衣類の温度が上がり、水分が蒸発して思いのほか早く乾きます。干し方の工夫もさながら、部屋干しでは換気・除湿をしっかりすることが不可欠です。エアコンが設置してある部屋ならば「ドライ機能」を利用しましょう。ドライ機能で上手に部屋の湿度をコントロールすれば、効率よく乾かすことができます。エアコンがない部屋や浴室に干す場合は、できるだけ風通しを良くして衣類に空気を触れさせましょう。防犯面で安全ということが前提ですが、干している部屋の窓を開けて空気の対流を促すと早く乾きます。風通しが良くない部屋では、サーキュレーターや扇風機を使用するのも効果的。干した衣類の間を風が流れるので、早く乾きます。また、除湿器や衣類専用の除湿乾燥機などは“湿気を取るための道具”であるだけに、部屋干しには大変便利です。部屋干しをする機会が多い家庭なら導入を検討するのもアリですよ。浴室が部屋干しに最適であることは紹介した通りですが、最近では浴室乾燥機が設置されているご家庭もあるかと思います。こちらは消費電力が大きいため、電気代がそれなりにかかります。エアコンやドライヤーなど、電力量の多い他の家電と同時に使うとブレーカーが落ちることもあるので、使うタイミングには注意が必要です。7. グッズを使うと部屋干しでもスペースに困らない!部屋干しでは限られたスペースでしっかりと衣類を広げる必要があるので、場合によっては便利グッズを使うと効果的です。大型のものとしては室内用の物干しスタンドが挙げられますが、その大きさや形はさまざま。一度に布団を何枚も干せるような大型タイプや、フェイスタオルなどを干す小型のスタンドがあり、ほとんどの商品が折りたたみ可能。洗濯物を干す量だけでなく、使わないときの収納場所もよく考えて選ぶといいでしょう。その他に、長押や引き出しにかけて使うフック、バスタオル用のロングハンガー、エアコンにひっかけるハンガーなど、ピンポイントで少量のものを干したいときに役立つグッズもあります。天井に取り付けるポールなどもあり、必要な時だけ簡単に取り付けることができます。天井への接続部分となる「ベース」は梁があるところにしか取り付けられないため、事前に専門業者に天井を調べてもらう必要があります。まとめ洗濯は毎日のように行う家事です。今回ご紹介したもの以外にも、部屋干しのための工夫や道具は様々。グッズを購入する際は、自分の家でも本当に使い勝手がいいかどうか、道具を使う場所や収納の仕方なども考慮して選びましょう。いくら便利な道具でも、出し入れが面倒だと結局は使わなくなってしまい、タンスの肥やしになってしまいます。新たに道具を購入しなくても、干し方を変えたり家電製品を活用したりするだけでも、上手に部屋干しができます。晴れの日でも雨の日でも、天気に左右されることなくお部屋で上手に洗濯物を乾かしましょう。
2017年05月01日洗濯はテキパキと終わらせ、節約上手。そんな主婦の方々は実際にどんな方法をとっているのか気になりますよね。そこで今すぐに使える洗濯の時短術やきちんときれいに洗うための方法など、家事を上手にこなすポイントを主婦50人に聞いてみました。洗濯方法を見直すことで時間とお金の無駄をなくしていきましょう。主婦にとって日々の家事は少しでも早く終わらせたいもの。仕事から帰っても遅くまでかかってしまったり、休日も1日中家事に追われたらストレスはたまってしまいますよね。そうした悩みを解決する機能やその機能の使い方のコツがあることはご存知ですか。洗濯機の時短コースを使いこなすことで通常よりも数十分ほど早く洗濯を終えることが出来ます。そこで今回は20〜50代の主婦50名に「洗濯の時間」についてアンケートを実施。家事上手な主婦のみなさんに洗濯の時短テクニックを聞いてみました。■目次1.主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?2.これが主婦の洗濯時短術!3.時短洗濯で起こりうる失敗とは4.どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯出来る?まとめ1. 主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?主婦のみなさんに「洗濯の時間を短くすることを意識して洗濯をすることはありますか」という質問をしたところ、半数以上の方が“時短”を意識しているようです。しかし、主婦のみなさんはただ無意識に時短をしているわけではありません。目的を持ち、時短に結びつけていることがアンケートの結果からわかりました。■「水道代を節約出来ると思うからです。家事にかける時間も減らしたいので意識します。」(50代・専業主婦)■「なるべく家事は早く終わらせたいのですすぎ回数を減らしたり、干し方を考えたりしています。」(30代・専業主婦)■「だいたい時間のない朝は時短コースで洗濯機を回しています。洗濯機待ちで家事が終わらないのは正直イライラしてしまいます。」(30代・専業主婦)一人暮らしなら週に1〜2回まわせばいい洗濯機も、家族が増えると毎日まわすこともあります。毎日行う家事だからこそ時間だけでなく、お金の節約も気にする主婦の方が多いようです。次に聞いたのが「洗濯の時間を短くする時はどんな時ですか?」という質問をしたところ、「早く洗濯を終わらせたい時」という回答が5割以上。その中でも「家事の時間を出来る限り短縮したい」という声が多く聞かれました。【家事の時間を短縮したい主婦の心境】■「朝早くに外出の用事がある時は急いで洗濯を終わらせます。外に干すまで終わらせてから外出しなければならないからです。」(40代・専業主婦)■「出勤前の朝は時間がないので少しでも早く終わらせたいです。朝でなくても水の節約にもなるので時短コースにすることが多いです。」(40代・パートアルバイト)■「基本的にはあまり短くはしませんが、朝洗濯する時は時間短縮モードにすることもあります。朝ご飯やお弁当を作ったり、自分の身支度をしたりするなどで時間があまり無いからです。」(40代・正社員)洗濯機をまわしている時間を有効活用し、何か違う家事をやる。このように考える主婦の方が多いようです。早め早めに作業を終わらせることでほかの家事をしたり子どもの世話に時間をあてるなど、洗濯だけが家事ではない主婦の努力が見て取れます。働いている方なら、朝の時間はより貴重なもの。自分の支度もしないといけないうえに家族の朝食も作らないといけない。さらに洗濯もとなると……。もうてんやわんやですね。ワーキングマザーの方々にとって朝の家事を効率的にこなすためにも時短洗濯が重要なのでしょう。【水の節約をしたいからこその時短洗濯】毎日洗濯機をまわす方だと、やはり気になるのは水道代。1回あたりの洗濯でかかる水道代は数円だとしても、毎日使い続ければ年間でそれなりの額になります。また育ち盛りのお子さんがいらっしゃる場合は、1回では洗濯が終わらず1日に何回もまわす、なんてこともありますよね。■「毎日洗濯するため水道料が気になるので時々すすぎを1回にしてみたりする。」(40代・パートアルバイト)■「水がもったいないのですすぎは1回で洗う時間も短くしてます。」(30代・パートアルバイト)■「共働きのため寝る前に洗濯をしています。水道代が気になるのと早く眠りたいのですすぎ1回という時短の設定をして洗濯をしています。」(40代・個人事業主)最近の洗濯機はコース設定をする際にすすぎの回数を決めることが出来る機能が付いています。通常コースは一般的にすすぎは2回ですが、その回数を1回でも減らすことで時短だけでなく水道代の節約にもなって一石二鳥ですね。【時短洗濯は基本!普段からやっています】特別な時や急いでいる時と限定することなく、毎日の洗濯で時短を取り入れている方も一定数いらっしゃることがアンケート結果から見えてきました。■「基本的にひどい汚れがない場合は水や電気代の節約のために短めにしています。」(40代・専業主婦)■「水や時間の節約になるのでそうしています。洗濯に無駄な時間を使いたくないので。」(30代・専業主婦)■「すすぎが1回で済む洗剤をいつも使っています。節水にもなるし毎日選択は時短です。」(30代・専業主婦)泥汚れや洋服に染み付いたニオイがすごい…などという場合以外はさっと洗えばいいと考える方も多いようです。日頃から時短を意識した洗濯をしていればその時間に合わせて日頃のスケジュールも調整出来ますよね。2. これが主婦の洗濯時短術!主婦のみなさんの洗濯の時短に関する考えがわかりましたが、では実際にはどのようにして時短に結びつけているのでしょうか。時短の「方法」について詳しくお聞きしました。【主婦の王道は「おいそぎコース」】全体の半数近くの主婦の方々は洗濯機に標準装備されている“おいそぎコース”を使っていることがわかりました。洗いやすすぎ、脱水の回数・時間の調整が多くの洗濯機で出来ます。一般的なおいそぎコースでは回数や時間を決めることなく、洗い・すすぎ・脱水までの一連の洗濯作業を30分以内で終わらせることが出来ます。■「汚れも気にならない時はお急ぎコースにして時間を短縮しています。」(50代・専業主婦)■「自分で回数を設定する方法もありますが、時短するにはおいそぎコースにしたほうが一発で洗濯出来るから。」(20代・パートアルバイト)■「洗い・すすぎ・脱水のそれぞれを減らしてしまうと十分洗えていないような気がするからお急ぎコースにする。」(30代・パートアルバイト)■「おいそぎコースだと洗いやすすぎの時間が自動的に短くされます。回数は減らしたくないので時間が短いのがいいと思います。」(40代・専業主婦)もっとも手軽に確実に洗濯がきちんと出来ることから、多くの主婦の方がおいそぎコースを日常的に使っていることがわかりました。【すすぎの回数を減らすのは節約になる?】おいそぎコースの次に多かったのが「すすぎの回数」を減らすこと。すすぎの回数を2回から1回に減らすことはおまかせコースよりも節電・節水につながるといわれています。■「洗剤のニオイが気になるのですすぎの回数を減らすことは出来るだけやらないが、すすぎの時間を減らすことは選びます。おいそぎコースや洗いを減らすと綺麗にならなさそうだし、脱水を減らすとなかなか乾かなそうだからやらない。」(40代・専業主婦)■「すすぎの回数を減らしてます。時短にもなるし水道代の節約にもなります。」(30代・専業主婦)■「液体洗剤ですすぎ1回でも大丈夫なものをつかってすすぎを減らしています。」(30代・専業主婦)すすぎの時間や回数を減らすことにより、洗剤の溶け残りを懸念される方も少なくありません。主婦の声にもあるように、すすぎ1回に対応している洗剤などを使うのも工夫のひとつになりますね。【洗いの時間を短くする】同じ時短でも「洗いの時間を短くする」派と「すすぎの時間を短くする」派がいることが、アンケートからわかりました。■「すすぎの時間を短くすると洗剤が残ったりして肌が荒れるので、汚れている個所は部分洗いをして洗いの時間を減らす。」(40代・専業主婦)■「洗いの時間を減らしても十分洗えていると思っています。」(50代・専業主婦)■「特に汚れていない服を洗う時は3分ぐらい洗えば十分だと思うけど、すすぎはしっかりしたいのでおいそぎコースとかではなく、洗いの時間だけを短縮するようにしています。」(50代・経営者)「洗いの時間を短くする」主婦は、すすぎの時間を短くすると洗剤の溶け残りがあるのではないかと思い、「すすぎの時間を短くする」主婦は洗いの時間を短縮することで汚れやニオイがきちんと取れないのではないかと思うようです。人それぞれ考え方が違うことも興味深いですね。3. 時短洗濯で起こりうる失敗とは多くの主婦が時短に使用するおいそぎコース。通常よりも洗濯時間が短くなるので人によっては洗濯がちゃんとできていなかったという不満の声もありました。時短には有効なおいそぎコースですが、どのようなデメリットや悩みがあるのか見てみましょう。【標準モードよりも余計に時間がかかってしまった…】これは洗濯の中でも洗いの時間を短縮した際に起こる可能性が高いものですね。■「時短で洗濯をしたら首回りや袖の汚れが落ちなくて二度手間でした。」(30代・専業主婦)■「洗濯物がたまっていたのでおいそぎコースを選択したらきちんと汚れが落ちていなくてもう一度洗濯するはめになりました。」(30代・専業主婦)■「うまく汚れが落ちず、また洗濯して余計に時間がかかり失敗した。」(40代・パートアルバイト)泥汚れ、シミ、ちょっとこぼしてしまったものなどを落とす際はある程度洗いに時間をかけないといけません。時間をかけなかったことによってうまく汚れが落ちなかったという経験をしてしまった主婦の方は全体のほぼ半数もいました。【石鹸のカスがダマになって出てきた…】洗濯石鹸や洗剤の溶け残りの原因はすすぎ不足。そのほかにも洗剤を必要以上に入れてしまった時にも起こりうるトラブルですね。■「すすぎが不十分で石鹸かすのようなシミが出来ていました。失敗でした。」(40代・専業主婦)■「時間を短くしたら洗剤の溶け残りがダマになって衣類に付いたままだった。」(50代・専業主婦)■「汚れは落ちていましたが、粉洗剤が溶け残ってしまった事があります。」(40代・個人事業主)洗剤のカスの付着は粉末洗剤を使用した時に起こる可能性が高いものですが、液体洗剤でも十分にすすぎをしないと衣類にべたつきが残ることがあります。このように洗剤のカスやべたつきがついてしまったらまた洗うか、あるいはついてしまったところのみを手洗いすることになります。どっちにしろ二度手間になって面倒なので注意したいですね。4. どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯できる?このように時短で洗濯することのメリットはありますが、一方で失敗談も多く、うまく使いこなせないという主婦の方も多いようですね。では時短洗濯を賢く実践するコツはあるのでしょうか。ポイントは「時と場合や、洗濯物の汚れ具合に応じて時短洗濯をやる時とらない時をきちんと分ける」ことです。家事の時間を出来るだけ短縮させたい、朝の慌ただしい時間を出来るだけ有効活用させたいのは多くの主婦の方々の本音ですが、時短洗濯はどんな洗濯時にも使用することはあまりおすすめ出来ません。たとえば洗濯物の量が多い時や洋服の汚れが深刻な時には、時短洗濯を避けることが賢明だといえます。主婦の方の失敗談にもあったように、洗濯がきちんと出来ていなくてまた洗わないといけなくなったということにもなりかねません。1日に数回洗濯機をまわすことがある方は、時短で洗濯するものをまわす時と標準モードで洗濯する時とで分けるのもひとつの方法です。汚れがひどいものはあらかじめ手洗いをし標準モードで。汚れがあまりないものは時短モードで。このように工夫することでずっと標準で洗濯機をまわすよりは、しっかりと洗ってすすぎも行いながら確実に時間を短縮することが出来るはずです。まとめ時短洗濯には良い面も失敗しやすい面もさまざま。一度失敗するとあまり使いたくなくなりますよね。でもやはり洗濯機のおいそぎコースなどは、日々の家事に追われる主婦にとって強い味方。慣れるまでは失敗することもあるかもしれませんが、時短洗濯で大事なのは洗濯する時と汚れの度合いによってうまく使い分けることです。全部が全部、時短洗濯に向いているとは限りません。時間が短いことで当然洗浄力は落ち、すすぎも標準に比べて十分には行われません。時短のおいそぎコースがどのくらいの洗浄力があり、どのくらいの洗濯量ならば時短でもすすぎはしっかりと行われるかなど、少しずつ試しながらおいそぎコースの性能をしっかりと理解することが効率的な時短テクニックにつながるのです。アンケート期間:2017年3月24日〜25日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月24日ロープって日常生活で使用するシーンはとても限られてしまうもの。そんなロープを使って洗濯物を干してみませんか?洗濯ロープは強度があり、軽く、収納に困ることもない優秀アイテムなのです。今回の記事では、ロープの結び方の基本から、効果的に洗濯物を干す方法までを実践してみました。今日は洗濯物がよく乾きそう!と期待して外に干したのに、風が強くて洗濯物が風下にまとまり、きちんと乾いていなかった……そんな経験はありませんか?洗濯物が乾いていなければ改めて部屋干ししなくてはならず、家事の二度手間です。干す時にグリップ式のハンガーを使用していても強風に負けてずれてしまうことも。そこで洗濯ロープの出番です。洗濯ロープと聞くと、一人暮らしの学生や長期旅行で使用するイメージで、家庭では物干し竿のみを使用しているという方が大多数かと思われます。でも、うまく使えばとっても便利な洗濯ロープ。思わず欲しくなってしまう使い方をご紹介します。■目次1.「洗濯ロープ」とは2.洗濯ロープの持つメリット3.洗濯ロープの結び方って?(準備編)4.さっそく設置してみましょう(準備編)5.洗濯物を干してみた(実践編)6.どのくらいの重さまで干せるの?(実践編)7.物干し竿との併用で本領発揮!(実践編)8.使ってみた感想・こんな使い方もまとめ1. 「洗濯ロープ」とは?物干し竿しか使用したことのない方にとっては、洗濯ロープはあまり馴染みのないアイテムかもしれません。洗濯ロープには、1本の紐状のタイプとハシゴ状に編んだタイプの2つの種類があります。紐状タイプは、ハンガーが動かないようにするハンガーキャッチや、可動式の洗濯バサミが付いているものがあります。設置は洗濯ロープの両端をそれぞれ安定した柱や物干し台に結びつけるだけなので、簡単です。昔からある形状ということもあり、洗濯ロープと聞くと紐状タイプを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ハシゴ状タイプは幅が2センチほどで平たく、等間隔で穴が開いているのでそこにハンガーを掛けることができます。こちらも、両端のフックを物干し竿に通す穴に掛けるだけで簡単に設置できます。フックの場所を変えるだけで、長さの調節も可能です。両方とも洗濯用品売り場だけでなく、100円均一ショップでも購入できます。また、キャンプでランタンやカップを掛けるために使用するなど、野外でも活躍するアイテムなのでアウトドアショップに並んでいることも。ホームセンターで販売されている一般的な物干し竿の価格が1000円前後なのと比べ、洗濯ロープは高くても800円程度とリーズナブル。持ち運びに便利な袋付きや、カラフルな商品もあるのでお気に入りを見つけるのも楽しそうです。2. 洗濯ロープの持つメリット物干し竿にもハンガーを掛けられる部分が付いているものがあります。しかしグリップハンガーは意外と掛けづらく、便利とは言えません。伸縮できる物干しについてはどうでしょうか。これは、設置する場所によって長さを変えるときのみ。この機能が室内干しで役に立つかと言うと、そうとは言えません。また、引っ越しをして設置個所に長さが合わなければ買い直さなければならない場合も。室内干しには、突っ張り棒やハンガーラックがよく使われます。これらは洗濯物をしっかり干せる点では優秀ですが、それなりにスペースを使うため部屋数の少ないアパートなどでは邪魔になってしまうこともしばしば。その点、洗濯ロープは強度があるのに軽く、収納する際にも小さくまとめられます。加えて、設置する場所に合わせてカットすることもでき、ほつれてしまうこともありません。物干し竿や室内用物干しグッズにはない、多くのメリットを持っています。3. 洗濯ロープの結び方って?(準備編)洗濯物を干すので、ロープがほどけて地面に落ちてしまったら元も子もありません。ほどけない結び方でしっかり固定しましょう。有名なロープの結び方としては、漁師が船を岸に固定するのに使う「もやい結び」です。簡単なのにほどけにくいので、キャンプでテントを固定するときにも使われています。この結び方の特徴は、作った輪の大きさが変わらないことです。重さのある洗濯物を掛けても、洗濯ロープが大きくたるんでしまう心配がありません。他にも「巻き結び」や「ネジ結び」などほどけにくい結び方はいくつかあります。インターネットで検索すると詳しく説明しているサイトや動画がありますので、参考にして自分のやりやすい結び方を何度か練習するといいでしょう。しかし、結べるようになってもベランダなどの高い箇所に洗濯ロープを結ぶのは、女性には少し大変ですよね。そんなときには、もやい結びをして小さめに作った輪にS字フックを掛ければ、簡単にフック付きの洗濯ロープが出来上がります。他にも、結んで固定するのではなくロープの長さをストッパーで調節できる種類もあります。工夫することによって、一見難しそうな洗濯ロープでもトライすることができますね。4. さっそく設置してみましょう(準備編)屋外に干すのであれば、物干し竿を掛ける部分に設置します。今回は長さ調節に少し時間がかかりましたが、一人でもしっかりロープを張ることができました。室内で洗濯ロープを使用する際は、場所選びに注意しましょう。フックやクギなどを使い、設置個所の壁にロープの端を掛ける部分を作ってもいいのですが、壁自体が洗濯物の重さに耐えられない場合もあります。下地の確認や、必要に応じた補強が必要です。同様に重みが故障の原因となりますので、カーテンレールに設置するのも控えましょう。ホームセンターでは、壁に設置できる専用のワイヤーを使用した洗濯ロープや、天井から吊り下げて設置するタイプの屋内用物干しが販売されているので、そちらの使用をおすすめします。これらも壁や天井に穴を開けて設置するため補強が必要ですが、使用しないときはコンパクトにしまえ、インテリアの邪魔になりにくいです。残念ながら、賃貸住宅向きではありません。5. 洗濯物を干してみた(実践編)しっかりとロープを結べたか確認したら、さっそく洗濯物を干してみましょう。■紐状タイプの洗濯ロープ紐状タイプはハンガーが接する部分が少ないため、洗濯物の重みで生じたたるみで中心に寄ってしまいがちに。少しの風でもハンガーが低い側に動いて洗濯物がまとまってしまいました。これでは全く乾きそうにありません。付属していたハンガーキャッチを使うと固定できましたが、ロープが揺れるだけで動いてしまいます。風のある日に紐状タイプでハンガーを使用するのは、向かないようです。風のある場合はバスタオルなど、直接ロープに干して洗濯ばさみでしっかり固定する方法が適しています。靴下やタオルなど小物を干すときに使うピンチハンガーも掛けられました。予想はしていましたが、その部分だけロープが大きく下がってしまうことに。見た目はちょっと悪いですが、干すことに関しては問題ありませんでした。■ハシゴ状タイプの洗濯ロープハシゴ状タイプも使ってみました。洗濯物の厚みに応じてハンガーを穴に掛けていきます。ピンチハンガーを一緒に使用しても、穴が固定されているので、期待通り横にずれる心配もありません。これなら風が吹いていても気にせず外干しできます。紐状に比べて気になったのは、たるみが生じやすい点です。ピンと張っても、伸びてしまったように大きくたるんでしまいました。ズボンやスポーツタオルといった長さがあるものを干す場合は、洗濯物が下につかないかどうかを気にする必要があります。6. どのくらいの重さまで干せるの?(実践編)洗濯ロープはポリプロピレンのため、軽くて切れにくいのが特徴です。とはいうものの、水分を含んだ洗濯物は重く、細いロープで支えきれるのか少し不安。一般的な物干し竿の耐久重量は、ステンレス製で15kg、アルミ製で10kgと記載されています。対して今回使用した洗濯ロープは5mで10kgまでが耐久重量とありました。洗いあがりの洗濯物10kgの目安は・長袖ワイシャツ5着・Tシャツ5着・デニムパンツ5本・バスタオル3枚・厚手のトップス3着・スカート2着と意外と多く、1回分の洗濯量が少ないときや少人数のご家庭なら洗濯ロープでも十分干すことができます。また、家族が多いご家庭でも天候不良などで洗濯を思うようにできず、ためてしまうと干す場所に困りますよね。そんなときに物干し竿と平行に洗濯ロープを1本設置するだけでスペースを効率的に使用でき、より多くの洗濯物を干せるようになります。7. 物干し竿との併用で本領発揮!(実践編)ここまで読んでみると、「デメリットが多く、予備としてしか使えなくて不便。やっぱり物干し竿だけを使えばいいんじゃない?」と思ってしまいますよね。実は物干し竿と洗濯ロープを併用することでも、ハンガーの横ずれ対策ができます。やり方は紐状タイプの洗濯ロープを物干し竿に巻き付けるだけと、とても簡単。このときロープをきつく巻きすぎないように注意してください。ハンガーを掛けるときはロープが下に来ている部分に挟むように掛けます。これだけでハンガーが固定され、横ずれしにくくなります。ハシゴ状タイプとの併用も、物干し竿がより使いやすくなります。こちらは物干し竿に沿うように設置し、ハンガーを穴に通して物干し竿に掛けると、固定されるので風があってもしっかり乾きました。紐状、ハシゴ状ともに物干し竿に干渉するわけではないので、ピンチハンガーを掛けるときや、バスタオルを広げて干したいときにも邪魔になりません。8. 使ってみた感想・こんな使い方も使い慣れていない場合、洗濯ロープだけだと重さでたるむことが少し頼りなく感じる部分もありますが、物干し竿との併用でも横ずれに悩むことなく洗濯物を乾かすことができるアイテムだと分かりました。洗濯ロープのみで使用する場合は、洗濯物の種類や量を見極めて、紐状タイプならピンチハンガーと洗濯バサミで、風が強い日はハシゴ状と使い分けるのがおすすめです。また、災害などで避難した際に洗濯物を干すだけでなく、布と組み合わせてカーテンのように使用すればパーソナルスペースを守ることにも役に立ちます。防災グッズとして1本備えておくのもよさそう。まとめ今まで存在は知っていても、関心を持つことはあまりなかった洗濯ロープ。そのままでも使え、物干し竿と上手に組み合わせることで、今までの洗濯がより快適になるのが伝わりましたか?これから迎える梅雨の時期。いつもは横ずれ防止で使っている洗濯ロープを物干し竿として活用すれば、雨の合間のお日さまを逃すことなくバッチリ洗濯できます。洗濯ロープは収納、持ち運びが楽なのが最大の魅力!臨機応変にどんどん使ってみましょう。
2017年04月24日衣類の汚れを落としてくれる「洗濯機」。今や各家庭に欠かせない家電のひとつです。今回は日立アプライアンス株式会社の方に、洗濯機の選び方をききました。洗濯機によって、サイズや機能も様々。家庭に合ったとっておきの一台を選んで、爽やかな気持ちで洗濯を行う手助けをしてもらいましょう!衣類の汚れを落としてくれる「洗濯機」。今や各家庭に欠かせない家電のひとつです。使用頻度が高いものだからこそ、購入するときはしっかり吟味したいものですが、性能も様々で、「どの洗濯機がいいかわからない!」ということありませんか?洗濯機には2槽式・タテ型・ドラム式の3種類があります。これら3種類の洗濯機を幅広く取り扱っている日立アプライアンス広報グループ、松尾亜季さんより洗濯機選びのアドバイスをいただきました。あなたにぴったりの、おすすめ商品を紹介します。■目次1.まずは洗濯機の種類や特徴を知ろう2.ガンコな汚れにさようなら!日立ドラム式の「ナイアガラ洗浄」3.これぞ省エネ。日立独自の乾燥方式「ヒートリサイクル乾燥方式」4.アイロン要らずで、そのまま着られる「風アイロン」が魅力的!5.たった2.8円!「自動おそうじ」で除菌・黒カビ抑制6.「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラム(BD-NX120A)」をご紹介!7.気になる毛布やシーツ、枕カバーなどに。新機能「ダニ対策」コースで衛生的にまとめ1. まずは洗濯機の種類や特徴を知ろうまずは「2槽式」「タテ型」「ドラム式」、それぞれの洗濯機の特徴を見ていきましょう。【2槽式】2槽式と聞くと「昔の洗濯機」というイメージがある方も多いかもしれません。使用している家庭は少なくなったものの、2槽式は今でも販売されている現役の洗濯機。その名のとおり、洗濯槽と脱水槽の2槽に分かれており、洗濯槽から脱水槽へは手動で衣類を移動させます。——日立さんでは2槽式の洗濯機も販売されていますが、どんなユーザーが2槽式を購入していますか?「洗濯と脱水工程が同時にできるため、洗濯が終わると衣類を脱水槽に移動させて、次の洗濯を始めたい方などが、2槽式を購入されているようです。便利な使い方もできる点が魅力で、2槽式をお使いの方が買い替え時に、引き続き2槽式を選ぶ場合もあるようです」(松尾さん)2槽式洗濯機はシンプルゆえに使い方の応用が利き、いまだに根強いユーザーがいるようです。【タテ型】タテ型は洗濯から脱水まで全てを自動で行ってくれる全自動洗濯機で、洗濯物を上から出し入れする馴染みのある形で、高い洗浄力がポイント。洗濯槽の底にある羽根を回転させてかくはん洗いするので、頑固な汚れもしっかり落とせます。ドラム式と比べて、サイズが様々で価格が安いのがメリットと言えます。【ドラム式洗濯機】ドラム式洗濯機の特徴は、ドラム槽を回転させ、衣類を上から下へ落とす「たたき洗い」です。衣類がからみにくく、傷みやシワがつきにくいのが利点。また、使用する水量も少なく済むので、節水効果もあります。ドラムを回転させ衣類を広げて乾かすのでタテ型よりも乾燥の仕上がりに優れており、省エネ性も高いのが特徴です。これら3種類の洗濯機は、まさに三者三様。それぞれの良いところが1台にギュッと集約された洗濯機があればいいのに……、というユーザーの気持ちに応えてくれるのが、日立の洗濯機です。大容量で省エネ・節水、しっかりした洗浄力。そして乾燥機能もついていて、衣類をやさしく仕上げます。日立の洗濯機には、バランスよく機能が搭載されているのです。2. ガンコな汚れにさようなら!日立ドラム式の「ナイアガラ洗浄」日立のドラム式洗濯機(BD-NX120Aなど)には、「ナイアガラ洗浄」が搭載されています。洗濯機の重要な役割はやはり汚れを落とすことですが、ドラム式の弱点はその洗浄力でした。ガンコな汚れまですっきり落とせる、「ナイアガラ洗浄」「温水ナイアガラ洗浄」について説明していきます。「ナイアガラ洗浄」は、ナイアガラ循環シャワーを衣類にふりかける仕組み。高濃度の洗剤液が繊維の奥まで届くのです。そして、この洗浄方法に温水ミストをプラスしたのが「温水ナイアガラ洗浄」。高濃度の洗剤液を温風であたため、ミスト状にして吹き付けます。こうすることで、衣類の黄ばみを除去・予防することができるのです汚れやすい襟や袖の黄ばみは漂白剤を使わないとなかなか落ちないガンコ汚れ。それが洗濯機だけでしっかり落ちるのは嬉しい機能です。さらに、「たたき洗い」によって硬い仕上がりになりがちだった点も、「もみ洗い」「押し洗い」の洗い方を加えることによって解決できました。外干しだけでも、気持ちよい肌ざわりに仕上がります。洗浄のほか、「ナイアガラすすぎ」にも注目です。この機能は、ナイアガラ循環シャワーと水道水シャワー、2つのシャワーですすぐというもの。遠心力を利用して洗剤成分を吹き飛ばしながら、2種類のシャワーでしっかり洗い流します。——ナイアガラ洗浄はシャワーが重要となるようですが、たくさんの水を必要とするように感じます。どうやって節水をしているのですか?「『強力循環ポンプ』で水を循環させることで、注水の量が抑えられています」洗剤液を循環させることが、大容量サイズでも節水となる秘訣のようですね。3. これぞ省エネ。日立の「ヒートリサイクル乾燥」日立の洗濯乾燥機は、「ヒートサイクル乾燥」が特徴です。まずは、一般的な乾燥方法である「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」について説明します。【ヒーター式】洗濯機内のヒーターで衣類を乾燥するタイプ。【ヒートポンプ式】洗濯機内のヒートポンプにより、熱交換が行われます。ヒーターを使用していないので、省エネにつながります。洗濯機の中にエアコンの除湿機能があるようなイメージです。【ヒートリサイクル乾燥方式】(日立独自)洗濯機の運転によって生まれる熱を回収し、乾燥時の温風に再利用するという仕組みで、省エネにつながります。服の温度が60℃以下という低温での乾燥なので衣類が傷みにくく、変形も抑えます。4. アイロン要らずで、そのまま着られる「風アイロン」が魅力的!日立のドラム式洗濯乾燥機(BD-NX120Aなど)は「風アイロン」でもおなじみ。アイロンがけなしで、そのまま着られる仕上がりが魅力です。——「風アイロン」は他社製品との差別化となる機能。どんな機能でしょうか?「時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばす『風アイロン』により、アイロンがけなしでそのまま着られる仕上がりに。また、忙しい朝やお出かけ前に『スチームアイロン』機能を使えば、たたんでできた折りジワなどもきれいにできます」画像の左が「風アイロン」未搭載機種で、右が「風アイロン」で乾燥したもの。「風アイロン」を使うと、高速風や湿度コントロール機能により、洗濯機から取り出して、そのまま着ることができる仕上がりになります。もちろん低温乾燥なので、衣類の変形や痛みも抑えます。乾いた衣類のシワ取りができる「スチームアイロン機能」もあります。これはシャツ2枚なら、わずか15分で仕上がる便利機能です。忙しい朝やお出かけ前に衣類を洗濯機に入れ、その間にご飯を食べたり、身支度をしたり。めんどうなアイロンの手間を省くことができます。5. たった2.8円!「自動おそうじ」で除菌・黒カビ抑制今では定番となりつつある、洗濯機のお掃除機能。日立の洗濯機には、洗濯槽の周囲を自動で洗浄する「自動おそうじ」も搭載されています。自動洗浄の流れとしては、洗い→すすぎ→「自動おそうじ」→脱水です。すすぎのあと、水道水シャワーで上から洗い流すことにこだわりました。この「自動おそうじ」によって、洗濯槽の除菌、黒カビが抑えられます。洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着しやすい汚れを掃除してくれるのは嬉しい反面、ランニングコストが気になります。しかし、「自動おそうじ」オフの場合、1回あたりのランニングコストが38.5円。「自動おそうじ」オンの場合は41.3円と、その差は2.8円です。たった2.8円の違いで洗濯槽を掃除してくれるのは大きなメリット。毎日洗濯しても、1年間で1000円少々。「自動おそうじ」は洗濯槽の汚れを洗い流す機能ですが、より気持ちよく使うためには、槽洗浄コースと併用がおすすめです。洗濯槽クリーナーを使用した槽洗浄は、普通の場合、1~2ヵ月ごとに行うのが目安となっていますが、この「自動おそうじ能」の継続使用だと3~4ヵ月ごと。クリーナーを購入して洗浄する頻度が減れば、手間も出費も少なく済みますので、ランニングコストの安さは魅力的です。このように清潔性を重視した機能となっていますが、日立の洗濯機は排水ホースにもこだわっています。ホース内面がフラットになっており、排水・汚れが残りにくい構造となっています。また、清潔な水道水によって循環部分もしっかり綺麗にし、高速風でホース内の排水をしっかり追い出しているのです。6. 「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム(BD-NX120A)」をご紹介!——「ナイアガラ洗浄」や「風アイロン」など見所の多い日立の洗濯乾燥機ですが、新しく2016年11月に発売された「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラム(BD-NX120A)」のポイントはどこにあるのでしょう?「業界最大(*1)の洗濯容量12kgを実現。まとめて洗うことで時間もコストも節約できます。また、大物も一度に洗えて便利です。薄手のシングル毛布なら4枚洗えます」(*1)国内家庭用洗濯機、2017年4月7日時点一般的にドラム式洗濯乾燥機はサイズが大きく、扉が前面にあるため、洗濯機を置くスペースが狭いと衣類が取り出しにくいなど、場所を選びがち。しかしBD-NX120Aのサイズは本体奥行62cmと奥行スリムになっています。ドラムの中の奥行も32cm。衣類が取り出しやすいのが特徴です。大流量シャワーが前後に動くナイアガラ循環シャワーも新たに開発されており、効率的に高濃度洗浄液をふりかけることができます。新しいナイアガラ洗浄によって、その効果もアップ。泥汚れなどもしっかり落とします。画像の左がナイアガラ洗浄前。右がナイアガラ洗浄後です。進化したナイアガラすすぎは、使用水量が150Lから135Lまで減り、運転時間に関しても5分ほどの短縮となっています。BD-NX120Aは高性能ながら省エネで、かつ時短になっているのです。——魅力の多い製品ですが、実際に購入・利用した人からはどんな評価が?「『ナイアガラ洗浄』については『ごわつきを抑えられた』というお声を、『風アイロン』については『アイロンがけの手間が減った』といったお声をいただいております」7.気になる毛布やシーツ、枕カバーなどに。新機能「ダニ対策」コースで衛生的にBD-NX120Aにはまだ新しい機能があります。それが、「ダニ対策」コース。BD-NX120Aのみに搭載された新しいコースです。ダニは天日干しだけでは、退治できません。ダニ対策コースは、洗い→すすぎのあと、温風によって加熱します。熱に弱いダニをここで退治。そして、ダニの死骸やフンを洗い流すために、再度すすぎ→脱水をします。徹底的にダニを退治するので、毛布やシーツ、枕カバーなど、より衛生的に洗いたいときにおすすめです。さらに、「毛布コース」ならシングル毛布が4枚洗える大容量サイズなので、家族の毛布も一度にたくさん洗えます。家庭でも手軽に毛布を洗えるのは、忙しい主婦には嬉しいことですね。まとめ今回ご紹介した洗濯乾燥機は、洗浄力や乾燥仕上がり、清潔性・省エネなど、基本性能がハイレベル。忙しいママの強い味方となる機能を備えた製品と言えます。洗濯機は一家に一台、必要不可欠な家電です。どんどん高性能になり、各家庭に普及されつつあるドラム式洗濯機は必見。自分の生活スタイルに必要な機能が何なのかを見極め、メリットの多い製品を選ぶことで、毎日のお洗濯だけでなく暮らしも快適になりますよ。回答者:日立アプライアンス株式会社総務部広報グループ松尾亜季様回答日:2017年3月2日
2017年04月19日パナソニックの洗濯機は他のメーカーに比べ、多くの機能を搭載しています。ひとつひとつの機能にはそれぞれ意味があり、洗濯をする皆さんのお悩みを解決してくれること間違いなしです。ではどんな機能があるのでしょうか?パナソニックの担当者に詳しくお話をお聞きしました。毎日使う洗濯機が、使う人みんなの願いを叶えてくれる特別な使い心地だったら。お気に入りの洋服が満足な洗い上がりだったら、気持ちのいい1日を過ごせそうですね。洗濯の際、気になるのは干した時の「シワ」や「ニオイ」。パナソニックの洗濯機は、汚れがきっちり落ちて、さらにニオイもすっきりクリアにしてくれると評判なんです。多彩な機能のどこに注目すれば「プレミアムな使い心地」を日常で体験できるのでしょうか。主婦のみなさんが気になっていることを、まとめてパナソニック洗濯機担当山口さんにきいてみました。洗濯機でできることや、「えり・そでの汚れ、シミ汚れ」を確実にクリアにするための方法など、知って試して「気持ちのいい1日」を実現させましょう。■目次1.多彩な機能が満足のいくお洗濯へ導いてくれます2.簡単操作で使えます!3.あなたのお悩み何ですか?洗濯機にできること4.泡洗浄、採用するには理由がある5.洗濯機さらにご機嫌な洗い上がりをお届けする、ちょっとした気配り6.グッドデザイン賞受賞!おしゃれで使える洗濯機まとめ1. 多彩な機能が満足のいくお洗濯へ導いてくれます——洗濯の悩みを解決するために、便利な機能が充実しているパナソニックの洗濯機。便利そうですが混乱してしまうケースはないのでしょうか?「パナソニックではさまざまな機種を取り揃えていますが、まずは、ななめドラム洗濯乾燥機NA-VX9700を例に見ていきましょう。こちらの洗濯機では、洗濯機の基本である洗浄機能に加え、乾燥機能、清潔機能が搭載されています。洗浄機能は大きく分けると4つがあり、標準(おまかせ)、温水、おしゃれ着、毛布のコースから選ぶことができます。通常の洗濯の場合は、おまかせコースで洗濯しましょう。皮脂汚れ、黄ばみ、食べこぼしなど、とくに汚れや衣類のニオイが気になる場合は、温水のコースにすることでスッキリきれいに汚れを落とすことが可能です。確かに機能が満載ですが、使う人が困らないようコース名で用途が連想できるように工夫しています。」(山口さん)——具体的にどんなコースがありますか?「例えば、新機能の「約40℃においスッキリコース」だと、約2倍の高濃度洗剤と約40℃の温水で2回洗浄をするため、通常の洗濯では落としきれないニオイ原因菌まで落とせます。その結果、部屋干しなど生乾きの嫌なニオイの発生を抑えることができるのです。このコースなら、色柄物やデリケートな生地など幅広い衣類に対応してくれます。」——たくさんある機能をうまく使うコツはあるのでしょうか?「衣類を洗濯機に入れる前に、汚れや洗濯絵表示を確認するところがポイントです。VX9700はタッチパネルでコース詳細や洗える絵表示などがわかるように工夫しています。目的や衣類に応じて洗い分けることで、きっと満足な洗い上がりの衣類が手元に戻ってきます。また、ドラム式は乾燥機能も大きな魅力となっており、天候や住宅環境で外に干せない時などにも役立ちます。タオルなどはフカフカで気持ち良く仕上がりますよ。」2. 簡単操作で使えます!——お話から、使う人に寄り添った便利な機能が豊富だと感じました。逆にもっとシンプルにするべきという声はありますか?「コースの数だけで申しますと、非常に多彩ですのでシンプルにすべきというお声もありますね。一方で、使う人が洗濯機に求める機能も多様化しています。どちらの意見も考慮して、開発するときには『なるべくわかりやすい操作で使ってもらえること』を目標にしています。先ほどご紹介した「約40℃においスッキリコース」や、他にも「約30℃おしゃれ着コース」のように、ユーザーが使うシーンをイメージしやすいようなコース名にすること加え、操作は見やすいカラータッチパネルなので、タッチで選ぶだけで運転内容の変更も簡単。いつも「おまかせコース」を使うのであれば「スタート」ボタンを押すだけなので、操作に戸惑ったときは、説明書を探さなくてもタッチパネルがお困りを解消してくれますよ。」なるほど、分かりやすい工夫をされているのですね。操作案内をすぐ見ることができたり、エラーの対処法がわかったりするので、多彩なコース機能でも用途がわかりやすく、結果的にお気に入りの衣類をきれいに保つことができますね。とても嬉しい心配りです。3. あなたのお悩み何ですか?洗濯機にできること——主婦の皆さんからは、洗濯機に対してどんな悩みの声があがっているのでしょうか?また、それは最新の洗濯機に反映されていますか?「洗濯の悩みで多いのは、やはり「汚れ落ち」です。そんなお悩みを解決するため、基本の泡洗浄に加え、温水のコースや泥汚れを落とすコースなど、通常の洗濯よりもしっかり洗えるコースを搭載しています。」「例えば温水の「約40℃つけおきコース」は、普通の洗濯機や手洗いではできない約40度をキープできるので、つけおき洗いの時の「時間の経過とともに洗剤液の温度が下がってしまう」ことを解決してくれます。洗剤液中の酵素が活性化する温度は40℃からです。また、約37℃から衣類についた皮脂も溶け出します。この約40℃に温めた高濃度の洗剤に衣類を浸し、約6時間保温しながらつけおき洗いをします。こちらのコースなら今まで諦めていた黄ばんだTシャツも白く、枕カバーのしつこい皮脂汚れもしっかり洗い落とします。」「他にも「どろんこコース」では、高濃度の洗剤で表面の泥を落とす予洗いを洗濯機がしてくれます。そして1度排水するので、汚れの再付着や黒ずみを防止。その後、約60分の本洗いに入りガンコな泥汚れもスッキリ落とします。また「約60℃除菌コース」は、赤ちゃんのスタイなど白物で清潔に保ちたいグッズの除菌に効果抜群です。」4. 泡洗浄、採用するには理由がある——カタログでは泡洗浄が特徴、という印象を受けました。泡洗浄の洗濯機ができた背景を教えてください。「そもそも、洗濯機で衣類の汚れを落とすポイントは3つあります。1つ目は「洗剤の力」、2つ目は「水の力」、そして3つ目は「機械の力」です。3つ目の「機械の力」を強くすれば汚れ落ちはよくなりますが、衣類に対するダメージも出てきます。1つ目の「洗剤の力」は、洗剤そのものの洗浄力にもよりますが、洗剤の力を十分に発揮させるための機構が整っていることも大切です。高濃度の洗浄液を泡にし、衣類にふりかけ浸透させることが、洗浄に効く効果的なポイント。また、泡にすることで汚れにアタックする面積が増え、汚れを浮かせて落とすことができます。手洗いであれば洗剤泡をもみ込むこともできますが、洗濯機の場合は直接手を入れるわけにはいきません。その場合の手段として、2つ目の「水の力」を借りることで、洗剤液が衣類にしっかり浸透し汚れ落ちがよくなるのです。この3つをうまくかけ合わせることで、衣類を優しくきれいに洗い上げることができます。」——なるほど!泡洗浄はまさに理にかなった洗い方なのですね。「そうなんです!パナソニックの洗濯機では、まず「洗剤の力」と「水の力」をかけ合わせています。まず、「ジェットバブルシステム」で洗剤を泡にし、「浸透ジェットシャワー」で全方位から一気に噴射、泡を繊維の奥まで素早く浸透させ、汚れにアタック。そして「機械の力」の「スピンダンシング洗浄」のドラム槽の回転で、衣類を効果的に動かし洗浄します。」5. さらにご機嫌な洗い上がりをお届けする、ちょっとした気配り——落ちにくい汚れが落ちるという泡洗浄ですが、事前にもみ洗いなどでしっかり洗う必要性はないのでしょうか?「そうですね……。できれば、ひと手間を加えることをおすすめします。えり・そでの汚れ、シミ汚れ、頑固な皮脂汚れには事前に洗剤や漂白剤を塗る。泥汚れの場合はさらに表面の泥を払い落とし、軽くもみ洗いしてから洗濯機に入れるなど、ちょっとしたお手入れでさらに洗浄効果を高めることができますよ。」私たち使う人のちょっとした気配りで、汚れがグンと落ちるんですね。6. グッドデザイン賞受賞!おしゃれで使える洗濯機——パナソニックの洗濯機の中には、グッドデザイン賞を受賞したものもあるそうですが、いいデザインと機能性はどうのように両立しているのでしょうか?「Cuble(キューブル)という商品でグッドデザイン賞を受賞させていただきました。これは水平・垂直を活かしたキュービックフォルムと、細部にまでこだわったコンパクトで美しいデザインです。ドラム槽は斜めにして節水性を追求。楽な姿勢で衣類の出し入れや設定ができるよう、身体に優しい形に仕上げ、美しさと使いやすさを実現しました。」今までは、洗濯機のある空間はできれば人に見せたくない場所でした。昨今は、自宅のサニタリー空間もゲストが入る部屋(手を洗うなど)として、美しさにこだわりを持つ人が増えてきているのが現実。このCuble(キューブル)はおしゃれなサニタリー空間と、シンプルでありながら使いやすさを凝縮した洗濯機を目指し開発されたそうです。「洗濯機能は少しコース数が減りますが、温水泡洗浄などの基本コースや洗浄力は先ほど紹介したNA-VX9700と同等です。乾燥機能では、衣類の縮みや傷み・シワを抑えてふんわり乾かす低温風パワフル機能の容量を、いままでですと標準の3kgまででしたが、たっぷり設定の5kgまで選べるように。より多くの衣類でも乾きムラを抑え、乾燥することが可能です。容量を選べるようになったことで、様々な洗濯スタイルや環境にあわせて使用できます。」ドラム式洗濯機は欲しいけど、乾燥機能はなくてもよい方のためのCucle(キューブル)NA-VS1100もあるそうです。——洗濯機といえば槽内のお手入れも気になるところですが……。「ご安心ください!『約30℃槽洗浄コース』といって、水量やドラム回転数を見直し、約3時間で槽洗浄できるコースがあります。通常10時間以上かかるので、かなり短い時間で槽をきれいにすることができるんです。」これなら気軽に槽洗浄をして、きれいな洗濯槽をキープしておけますね!ドラム式洗濯機ならではの洗浄機能、乾燥機能、使い勝手、お手入れ性などが合わさった結果、実際に使っている人たちからも満足の声が上がっているとのことです。まとめ洗濯する人みんなの願いを叶えてくれる、夢のような洗濯機を見つけることができました。他にも、ここでは紹介しきれないほどたくさんの機能を搭載したパナソニックの洗濯機があります。生活環境に合わせ、上手に使いこなすことで、きれいな衣類やリネンに囲まれた日常を過ごすことができ、心おだやかな日々を送ることができるでしょう。このような相乗効果がうまれることによって、なにげないふだんの生活が気持ちよいサイクルで回り始めるかもしれません。心強い家事のパートナーとして、ふだんの生活をちょっぴりプレミアムにしてみませんか。回答者:パナソニック株式会社アプライアンス社コンシューマーマーケティングジャパン本部洗濯機商品課山口高宗様回答日:2017年3月6日
2017年04月14日皆さんは洗濯槽の洗浄をこまめにしていますか?洗濯槽はカビが好むジメジメの環境です。洗濯槽のカビを放置すると、洗濯するたびにカビが洋服に付着するということにもなります。洗濯した洋服は綺麗でなければ意味がありません。洗濯槽のカビを増やさないためにはどうするべきか、主婦50人に聞きました。毎日の洗濯によって洗濯槽も水で流されているため、改めて槽の洗浄などしなくてもよいのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかしあまりにも長い間、洗濯槽を使ったまま放ったらかしていた場合、実は洗濯槽内がカビでいっぱいになっている可能性があります。いったい洗濯槽にはどんな問題が潜んでいるのでしょう。放置して状態が悪化してしまう前に手を打つ必要があります。今回は洗濯槽のカビ事情とその対策方法について、主婦50人の方にアンケート調査を行いました。■目次1.主婦の洗濯槽にまつわる心配事はやはり「カビ」2.洗濯槽にカビが発生しやすくなるメカニズムを理解しよう3.カビの増殖を防ぐために日頃からできることまとめ1. 主婦の洗濯槽にまつわる心配事はやはり「カビ」■ほとんどの主婦が洗濯槽を洗浄した経験を持つ「洗濯槽を洗ったことがありますか?」というアンケートに対し、「はい」と答えた主婦の方の割合は9割ほどを占めています。どうやら洗濯槽を洗うことは当たり前のこととして世間に認知されているようです。■「洗濯槽からいやなニオイ、カビ臭いニオイがしてきたから。衣服に洗濯カスのようなものが付くようになったから。」(40代・専業主婦)■「3カ月に一度の周期で気休め程度ですが、洗濯槽用の洗剤を入れて回しています。」(40代・専業主婦)■「カビや水アカが気になります。汚い洗濯槽で洗濯をしても、洗濯物は綺麗にならないと思います。」(40代・専業主婦)洗濯機は毎日使うものなので、ニオイや汚れには敏感になるのも当然のこと。洗濯し終えてフタ開いた途端、生臭いニオイがしたら干すのも嫌になってしまいそうです。一方で「いいえ」と答えた人の中には、洗濯槽クリーナー以外を使用して槽のケアをしているという方もいました。■「洗濯槽は洗いませんが、洗濯槽の除菌効果がある洗剤を利用しています。」(30代・専業主婦)確かに洗濯槽のカビを抑える効果がある洗濯洗剤が発売されています。カビが生えるのを抑える役割はありますが、発生するカビをゼロにすることはほぼ不可能だといっても過言ではないでしょう。■数カ月に1回が洗濯槽を洗う王道のペース主婦の多くの方は1カ月に1回、3カ月に1回のペースで洗濯槽の掃除をすることがわかりました。■「子どもの泥汚れのある運動着を洗うのですぐに洗濯槽が汚れてしまうため、こまめに洗っています。」(30代・正社員)■「3カ月くらいでニオイが気になりだすので、そのくらいの頻度で洗っています。」(40代・専業主婦)■「一応1カ月に一度と決めているのですが、気がつけば2〜3カ月過ぎています。定期的に洗わないと洗濯アカのようなものが衣類を汚すことがあります。」(50代・専業主婦)それよりも多いペースで掃除をする方は1名、そして年に1回だけ掃除する方、その他としては汚れが気になる時に掃除をするという方の票も多かったです。■「日々の洗濯をしている時、洗濯物に茶色の洗剤カスなどが付着したり、洗濯槽が汚くなったりしたと感じた時に洗います。」(50代・専業主婦)■「黒いゴミ(黒カビ)が出てくるようになったら洗いますが、部屋干しが増える花粉の季節の前や年末、梅雨時に洗うことが多いです。」(40代・専業主婦)洗浄する期間を意識することがなくても、洗濯物に黒いカスがつくようになったらそろそろ専用クリーナーで洗わないといけないかなと思う方が多いようです。確かに洗濯物にまで汚れが目立つようになると「このままではいけない」という危機感を感じるようになりますよね。また洗濯槽の掃除はできるだけしたほうがいいと思っていても、ついつい掃除を忘れてしまう方も多いかもしれません。この主婦の方のように、ちょっとした心がけで定期的に掃除をすることが日々の習慣になるかもしれません。■「定期的に決めてすると忘れずに持続できます。私の場合は、毎月1日に洗濯槽を洗うことに決めてカレンダーに印をつけなくても忘れずに実行するようにしました。」(50代・専業主婦)■洗濯槽でやっぱり気になってしまうのはカビ多くの主婦を悩ませる、洗濯槽のカビ。洗濯をしたのに洋服に黒いカスが付いてしまっていたというのは、洗濯槽にこびりついているカビが剥がれたものである可能性があります。■「洗濯物にゴミカスが付いていたら洗濯した気にならないし、気になります。」(30代・専業主婦)■「1度、黒いカスが何回も出て困ったことがありました。目に見える形になるとやはり怖いですよね。」(20代・専業主婦)■「洗濯した時に洗濯物に黒いゴミカスが付くのが気になります。そのゴミが出てきたら掃除の時期の合図だと思っています。」(30代・専業主婦)また部屋干しをして生乾きになってしまった時などに服が変に臭うなあと思ったことはありませんか?そのニオイも実はカビが原因なんです。■「洗濯槽のカビ臭いニオイが洗濯物に移るのがすごくイヤです。」(20代・正社員)■「ニオイが1番気になります。せっかく洗ったのに無意味だし二度手間になってしまうので。」(20代・専業主婦)■「洗濯槽クリーナーでの掃除の間隔があいてしまった時や夏場、洗濯機の中から生臭いニオイがしたことがあります。そのまま洗濯したら服に菌がついて臭くなりそうで、とても気になります。」(50代・パートアルバイト)また黒カビや生臭いニオイとともに洗濯槽のお悩みとして君臨するのが「茶色いコケのようなもの」です。この正体もカビの一種です。■「洗濯物にも付いてしまって、洗濯したのに不衛生になることがあるので。」(20代・専業主婦)■「見た感じが汚くてぞっとする。洗濯しても綺麗になる気がしない」(30代・専業主婦)■「定期的に洗浄するようにしているのですが、ちょっと間があいた時など白い衣類に茶色いぺらぺらがついていると『あ、槽洗浄しなくちゃ!』と思います。」(40代・専業主婦)カビが発生することは、主婦のみなさんにとって洗濯槽を洗うための「信号」みたいなものなのですね。2. 洗濯槽にカビが発生しやすくなるメカニズムを理解しようカビも理由があって生えてきます。その原因さえわかれば、カビの発生を防ぐことができます。ここでは主婦を悩ませる「カビ」について理解を深め、具体的な対策を考えていきましょう。■洗濯機の構造を理解しよう洗濯槽にカビが生えやすいのには、洗濯機の構造が大きく関与しています。多くの縦型・ドラム型の洗濯機は槽が二層になっています。一般的に「洗濯槽」と呼ばれるものは洗濯機の内側にある槽のことを指し、外側の槽のことは「外槽」と呼びます。洗濯機を回している時は洗濯槽と外層の間に水が入るため、この空気にあまり触れない洗濯槽の外側と外槽にカビが生えやすくなるのです。そして多くの洗濯槽には穴が空いていますが、洗濯機を回している最中にこの穴から洗濯槽の内側にカビが入ってきてしまいます。これが洗濯物にカビが付着してしまう原因です。このカビの付着を防ぐために洗濯槽に穴が空いていない洗濯機も販売されていますが、多くは二槽式で穴あき洗濯槽が一般的。そのため洗濯槽も定期的に掃除をするメンテナンスが必要なのです。■カビが生えるための方程式そもそもなぜ洗濯槽にカビが生えるのでしょうか?カビが生えるといわれている原因はいくつかあります。そのメカニズムを簡単な方程式で表すと次のようになります。(洗濯機はもともと湿度が高い)+(溶け残った洗剤+せっけんカス+付着したアカや泥)=洗濯槽のカビ洗濯機は水を使うことに加え、多くの家庭ではお風呂の手前の脱衣所に設置されています。そのため洗濯機のまわりは自然と湿気がこもりやすく、特にフタがつねに閉まっている洗濯機の中はどうしてもカビが発生しやすい環境になりがちです。洗濯後に残った洗剤やそのカス、アカ、泥などはカビにとって絶好のエサになるのです。この“カビのエサ”と湿気が組み合わさって、洗濯機内にカビが増えていくということになるのです。3. カビの増殖を防ぐために日頃からできること多くの主婦の方は、日頃から積極的に洗濯槽のカビ対策をされていることがわかりました。具体的には8割以上の方が、湿気をこもらせないように努力されているようです。洗濯槽専用のクリーナーをマメに使うことが洗濯槽を清潔に保っておくには最も効果的ですが、多くの家庭では毎日洗濯はするため、そう頻繁には槽の洗浄は出来ません。となると出来るだけカビを増やさないためには、日頃のちょっとした心がけが大切のようです。では具体的にどのようにやるのかを、主婦の方々の声をもとに探っていきましょう。■湿気をこもらせない!先述したように、洗濯機は湿気がこもりやすいです。「カビが生えるための方程式」にもあるように、高い湿度はカビが生える絶好の環境です。■「洗濯が終わったら必ず洗濯槽のふたを開けています。湿気がこもりそうなので、常に開けっ放しです。」(40代・専業主婦)■「洗濯機のフタはこまめに開けています。また浴室や洗面所の風通しを良くするように心がけています。」(40代・個人事業主)■「基本的に洗濯機の中に洗濯物をためないようにする、湿気がこもらないようにフタを開けて風を通すようにしています。」(40代・専業主婦)風通しを良くすることは、湿気をこもらせないために効果的。カビにとって繁殖しやすい環境を作らないためにも、洗濯機のフタを開けておくことはとても大事なわけです。洗濯機の中を湿度の高い状態にさせないためには、洗濯機のフタを開けておくことに加え、洗濯が終わったら洗濯槽を乾拭きすることも効果的です。雑巾でさっと水気を取るだけでも、長期的に見たらカビの発生を抑えるのに役立つこと間違いなしです。■温度が高ければカビは対処出来る!カビは高温にはとても弱いです。通常、カビは50℃のお湯で菌が成長することが出来ずに死滅するといわれています。そのため洗濯槽を高めの温度に設定しておくことで、カビの繁殖を抑える働きがあります。■「カビは高温で死滅すると思っているので時々洗濯槽を高めの設定にしてカビ退治します。」(50代・専業主婦)■「おふろの残り湯を使うことと、洗濯槽クリーナーを定期的に使うよう心がけています。」(40代・パートアルバイト)主婦の方々からもこのような声がありました。このほかにも乾燥機付きのドラム式洗濯機を使用している家庭では、定期的に槽乾燥をさせることをおすすめします。洗濯槽だけを乾燥させ槽内を高温の状態に保つことで、カビの発生を抑えることが出来るのです。まとめ■カビの「エサ」を増やさない!■「とにかく洗濯物に付いたゴミや泥などは極力洗濯機に入れる前に処理しています。」(50代・専業主婦)■「カスがたまってカビの原因になることが多いと思うので気をつけています。」(20代・専業主婦)■「砂や食べカスが付いている場合は、簡単に手で水洗いしてから洗濯しています。」(20代・専業主婦)汚れた洗濯物を洗うことが洗濯機の役割ですが、その汚れた洗濯物にはたくさんのゴミやカスが付着しています。先に説明した「カビが生えるための方程式」でも解決した通り、アカや泥はカビが生えるための条件。洗濯物の汚れは洗濯前になるべく落とすことも、カビ防止に効果があるといえます。たとえば泥遊びが好きな小さなお子さんや、野球やサッカーなどの屋外スポーツをやっていて泥だらけになったユニホームを持って帰ってくるお子さんがいる家庭では、洗濯機で洗う前に簡単に手洗いをし、泥や砂をある程度取り除いてから洗濯するとよいでしょう。面倒だし、ひと手間かかる作業です。しかしこのような心がけを継続させていくだけで洗濯槽のカビは大幅に改善できるのです。洗濯槽のカビ防止にはさまざまな方法があることがわかりました。防止はできてもカビの発生は完全には抑えられないため、1カ月から数カ月に1度のペースできちんとクリーナーで槽洗浄されることをおすすめします。槽洗浄をしたうえでさらに日々のカビ発生を防ぐ方法を試してみると、洗濯槽の綺麗な状態をより長く保つことができるようになります。洗濯したのに残ってしまうカビのニオイ。洗濯物についた黒いカス。こうしたカビの悩みからおさらばするためにも、日頃から洗濯槽のカビ対策を始めてみませんか?アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月11日「洗濯カゴ」にはいろいろな形・素材があり、種類がとても豊富です。デザインも気になりますが、家事の効率を上げるには、それらの洗濯カゴをどのように活用すればよいでしょうか。主婦50人の方々に、普段の洗濯での「洗濯カゴ」活用方法についてお伺いしました。何気なくやっている洗濯を楽にするコツが詰まっています。毎日の洗濯で使う「洗濯カゴ」。みなさんは、現在いくつの洗濯カゴを使っているでしょうか。また、それを買う時にどんな点に注目して買いましたか?身近なものだけに、普段は何気なく使っている洗濯カゴですが、実はいろいろな種類があり、人によって使い方も大きく異なります。そこで今回は主婦50名の方に、洗濯カゴの選び方や普段のカゴの使い方について、アンケートにてお聞きしました。「こんなカゴの使い方があったんだ!」という発見につながるかもしれません。■目次1.主婦の「洗濯カゴ」に関するリアル2.どんなタイプの洗濯カゴを使うのか3.主婦が洗濯カゴに求めることとは?4.今日から取り入れたい!洗濯カゴはこんな風にも使えたまとめ1. 主婦の「洗濯カゴ」に関するリアル各家庭にある洗濯カゴの個数は、どれくらいだと思いますか?家族4人なら2つ以上は必要と、家族の人数によって個数が変わると思う方もいらっしゃることでしょう。実は家族の人数よりも、主婦の方のライフスタイルによって洗濯カゴの個数が変わってくることが、アンケートの結果からわかりました。全体のおよそ半数もの方が、洗濯カゴは1個で十分だと考えていることがわかりました。複数個を使い分ける方もいらっしゃいましたが少数派。主婦のみなさんがなぜその個数の洗濯カゴを使うのか、理由を見ていきましょう。【使い分けるのが面倒】洗濯物のカゴはひとつでいいと答えた方には、夫婦ふたり住まいの方もいらっしゃれば、家族4人という方も。やはり、家族の人数でカゴの個数は左右されていません。■「洗った洗濯物を運ぶのに使うので、大きめのものが1個で十分だと思っています」(50代・専業主婦)■「家族は4人。洗いたい服はよくないと思いながらも洗濯機に直接入れています。洗濯カゴには洗った服を入れて、干す時に使います」(40代・正社員)■「洗濯カゴはひとつだけです。柔軟性のあるプラスチックの大きめのカゴで、汚れ物を入れても平気なものです。家族は4人。夫婦と大学生の息子がふたりです。カゴではありませんが、あまりに泥汚れがひどいものなどはバケツに入れます」(40代・専業主婦)■「脱いだ洗濯物は洗濯機に入れ、洗った物を干す場所に運ぶためにカゴを使うので、ひとつで足りている」(40代・専業主婦)このように、大きいサイズのカゴを使用したり、洗う前の衣料などは直接洗濯機に入れたりすることから、洗濯カゴはひとつで十分という声が多くありました。複数のカゴを使い分けるよりも、ひとつにまとめておき、洗濯する直前に白いものと色つきのものなどを分けるスタイルの方が多いことがわかりました。そもそも、細かくカゴごとに洗濯物を分けるのが面倒に感じている方もいらっしゃいます。■ふたつ以上のカゴを使う理由一方で、常時3個のカゴを使い分けている主婦の方々もいらっしゃいます。■「汚れものふたつと、洗濯した後のもの用にひとつ使っています。汚れものは分けるのに2個必要です」(30代・専業主婦)■「夫婦でふたり暮らしですが、ドライ・普通・干す用で分けて使っているから」(20代・専業主婦)■「家族は夫とふたりですが、通常の服、靴下パンツ等の細かい物、ニットなどのおしゃれ着と分けてます。正直、デニムや夫の作業服もカゴではないですが、違う場所に置いてもらっています」(20代・専業主婦)数個の洗濯カゴを使う方々の大きな共通点は、汚れものと洗濯後のものを分けていることでした。そのほかにも靴下や下着、ニットなど、さらに細かく分ける方も。また、家族の人数が少ない家庭のほうが、2個以上の洗濯カゴを使い分けているという傾向が見られます。お子さんがいらっしゃる方よりも、主に夫婦でふたり暮らしという方がカゴを複数所有しています。洗濯物の量が少ないからこそ、きっちりと洗濯物をカゴごとに分けられるのかもしれませんね。【カゴを使い分けることで洗濯が楽になる】アンケートの結果では、4つの洗濯カゴを使うという方も2名いらっしゃいました。使い方は2〜3個のカゴを使い分けている方と変わりありません。■「これから洗濯する白いものと色柄ものを入れるカゴ、手洗い専用に洗濯するもののカゴ、干すとき専用に使うカゴの、全部で4個です」(40代・専業主婦)■「洗濯カゴはたくさん持っています。洗濯物干しをするところにも、常時置いてあります。こうすると取り込みやすいです」(40代・パート)洗濯物を分けるという使い方以外でも、洗濯機がある場所・洗濯物を干す場所のそれぞれにカゴを置いておくことでのメリットもあります。干す場所にも予備のカゴを設置しておけば、靴下・下着・タオルなど、後でまとめて干したい小物を一時的に入れておくことができます。そして取り入れる時も、それぞれのカゴに仕分けることが可能になります。2. どんなタイプの洗濯カゴを使うのかほかの家庭の干してある洗濯物は見えても、洗濯カゴを目撃する機会はなかなかありませんよね。今どきの主婦の方々はどんな洗濯カゴを使い、どのように活用させているのでしょうか。【洗濯物の量に関係なく、たくさん入るものを】主婦の方々の圧倒的な支持を得た洗濯カゴは、「大きいサイズのもの」でした。カゴを分けるのは忙しいとなかなか出来ない、家族全員分のものがまとめて入るほうがいい、といった意見が多く見られました。■「とにかく大きめのものでないと、たくさん洗濯した時や大物を洗った時に役に立たない」(50代・専業主婦)■「たくさんの洗濯物をいっぺんに入れることが出来ると、あとでまとめて干すことが出来るので、忙しい時に便利です」(40代・専業主婦)■「以前は軽量で棚にしまえるという点を重視して選んでいたのですが、子どもが生まれてからはとにかく洗濯物の量が増えたので、持ち運び回数を減らすために容量の大きなものに変えました。実用性重視で、容量に合わせて持ち運びやすい形状も重視しています」(30代・専業主婦)家事の時間短縮のためにも、大きいカゴにどさっと洗濯物を入れてしまい、まとめて運びたいという主婦の方が多いようです。【持ち運びのしやすさを重視した「取っ手付き」】取っ手の使いやすさも主婦の多くのみなさんにとっては重要事項。持ち運びにくいものでは、家事の効率も下がっていく場合があります。■「ベランダに干しに行く時に、取っ手があるほうが持ちやすく、重く感じないから」(30代・正社員)■「取っ手が付いている持ち運びしやすいものを選びました。日々、干す時などに持ち運びするので、これを買ってよかったです」(40代・専業主婦)■「冬になると自宅では乾燥しづらいので、コインランドリーで乾燥機にかけたりします。そのため持ち運びにも便利な、取っ手付きの大きいサイズのものを使用しています」(40代・正社員)取っ手がない洗濯カゴの場合、抱えるように両手でカゴの下を持って運ばないといけません。そのため1回に運べるカゴの数は必然的にひとつ。複数のカゴを運ぶのは困難となります。一方、取っ手があるものなら2個の洗濯カゴを楽に運ぶことができます。複数のカゴを使う方は、やはり取っ手付きのほうが便利です。【省スペースなコンパクトサイズ】■「収納しやすいように、コンパクトなサイズを使っています。とても便利です」(40代・個人事業主)■「洗濯物を干す時に、洗濯かごに入れて運ぶため、取っ手が付いていてコンパクトなものを使っている」(30代・正社員)■「脱衣所が狭いので、なるべくものを少なくしています。一時的に利用する洗濯カゴはできるだけコンパクトなサイズを使っていますし、家族が3人なのでコンパクトサイズでも支障を感じません」(40代・個人事業主)コンパクトなものを選ぶ方に共通するのは、洗濯機の周りのスペースにあまり余裕がないこと。そのため幅が小さめのものや折りたたみができるもの、柔らかい素材で収納しやすいものなどを洗濯カゴとして選ぶ傾向がありました。コンパクトなものでは、容量という点で劣ってしまうのではないかと懸念される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、折りたたみ式のものならば心配ご無用。大容量の折りたたみできる洗濯カゴも発売されています。場所を取らずに収納しておけるので、洗濯スペースが狭くて困っている方も安心です。3. 主婦が洗濯カゴに求めることとは?主婦のみなさんに「現在使っている洗濯カゴの素材」についてお伺いしました。多数の人が愛用しているのは「プラスチック」製のもの。「水がしみない素材」というところがポイントです。柳などの木製やステンレス製は、少数派でした。【カビ防止・軽い・手入れしやすい「プラスチック」製】プラスチック製のものは、値段が比較的安いうえにお手入れもしやすく、カゴそのものが軽いというメリットがあります。そのため主婦の方からの支持も根強いのです。■「軽くて値段も安く使いやすい。水に強いので湿気ったり、カビが生える心配がない」(50代・専業主婦)■「軽いのでプラスチックのものを使っています。なかなか丈夫で5年以上使っています」(40代・正社員)■「軽くて使いやすく、壊れにくい。汚れても洗いやすいため。洗濯物を入れて移動するのに、カゴに重量がかかると丈夫でない材質だと困る」(30代・正社員)■「濡れているものを入れても臭くなったりしないし汚れてもすぐに洗えるので、プラスチックタイプを使っています。洗濯を干すために外に持っていく時も、地面に置いても気にならないから」(30代・パートアルバイト)洗濯カゴは濡れたものを入れる機会が多く、厄介なカビが生えてしまうことがあります。木製や布製のものだと、手入れをするのもひと苦労。サッと拭くだけで汚れが簡単に落ち、ニオイも気にならないプラスチック製であれば長く使うことが可能になります。【毎日使うものだから、丈夫なものを】プラスチック製には多くの利点がありましたが、一方で次のような意見もありました。■「プラスチックの素材の洗濯カゴを使っていますが、たまに入れるものがたくさんあると、重すぎて壊れることもあります……」(40代・パートアルバイト)プラスチック製のカゴの弱点は、割れてしまう可能性があること。値段が安いものですと、取っ手や底が重量に耐えられなくなったり、酸化してしまったりしてすぐに壊れてしまうこともあります。落とすなどの衝撃にも弱いのが事実です。やはり毎日使うものですから、丈夫で使いやすいものが好まれます。同じプラスチック製でも、壊れやすいものもあれば、丈夫で長く使えるものもあります。カゴの購入を検討されている方は、その違いをしっかりと見極めてから買うのがよいでしょう。4. 今日から取り入れたい!洗濯カゴはこんな風にも使えたただ洗濯物を入れるだけのカゴでも、使い方は人によって大きく異なります。主婦の方はそれぞれ家事を出来るだけ効率的に行うために、さまざまな工夫をしていることがわかりました。主婦のみなさんに洗濯カゴを使う時のこだわりについてお聞きしたところ、カゴ個数に関する意見と同じく、汚れものや洗ったもの、白いもの、色柄ものによってカゴを使い分けているという声が集まりました。「その他」に投票された方が多い結果となりましたが、その中でも興味深い意見をご紹介します。■「色ものと白ものを分けるようにしていたのですが、子どもが生まれてからはさらに子ども用とタオル類を別で洗うようになったため、全部で4種類となっています。それぞれカゴの「色」を使い分ける事で、間違ったところに紛れないように工夫しています」(30代・専業主婦)■「洗濯カゴの中にネットを準備しておき、子ども用、ドライ用、ネットを使う用で分けている」(30代・専業主婦)タオル類は細かい毛が出る場合が多く、特に黒い衣料などの毛が付着すると目立ちます。カゴに入れる段階で分けていればそれを防ぐこともでき、洗濯をする時の手間も省けます。また、洗濯ネットをあらかじめカゴに設置しておくというのも良いアイディア。洗濯する際にファスナーを閉めて洗濯機に放り込むだけなら、忙しい時でも楽チンですね。これらは簡単に取り入れることができ、日頃の洗濯の効率もよくなる工夫なので、この機会に始めてみてはいかがでしょう?まとめ普段は何気なく使っている洗濯カゴも人によって何個使っているのか、どのように使うかなど、さまざまであることがわかりました。洗濯カゴをもっと機能的に使いたいという方は、ご自身やご家族のライフスタイルを考慮しながら、新しいカゴの使い方を見つけてくださいね。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日たった1日分の洗濯物でも、すごい量になってげんなり……。さらに「せっかく洗濯物を干したのに、シワやニオイが気になる!」なんてことになったら、さらに落ち込みます。実はそれらの問題点は、上手な干し方で防げるもの。主婦50人に“洗濯物干しのコツ”を聞きました。たとえ1日分の洗濯物であっても、家族全員分が集まると結構な量になります。・洗濯を干すスペースも限られているし、お天気にも左右されるし、全然乾かない!・しっかり干したはずなのに、生乾きのニオイがする・取りこんでみたら洗濯物がシワシワ……このような経験をしたことはありませんか?多くの方が悩みを抱える「洗濯の干し方」ですが、その解決法を見つけるべく、主婦50人の方にアンケートを実施しました。■目次1.干す場所の問題は便利グッズで解消2.洗濯物を干す時に注意することは?やっぱりシワが気になる…3.「早く乾く」ことと「ニオイ」の密接な関係4.雨の日も怖くない!上手な「部屋干し」の方法まとめ1. 干す場所の問題は便利グッズで解消まずは、主婦のみなさんがどんなことに困っているのか探っていきましょう。【Q:洗濯物を干す時に、困っていることはありますか?】この質問に対して多かった回答が、「洗濯物を干す場所」についてでした。■「余りにも洗濯物が多い時、干す場所が狭いので、洗濯物と洗濯物の間隔が狭くなり、乾きにくいです」(40代・主婦)■「家族分の洗濯物を干すと、竿を3本使ってもいつも目一杯で、うちのベランダは狭い!と感じます」(40代・主婦)日当たりの良い大きなお庭があるような家ならば理想的ですが、実際は洗濯を干すために広々としたスペースを設けるのはなかなか難しいこと。主婦のみなさんがこの問題をどのようにクリアしているか聞いたところ、その解決策のひとつが「便利グッズ」を使うことでした。便利な機能が付いた「ハンガー」を使って、干し方を工夫している方が多く見られました。■「ベランダが狭いので、バスタオルなど大きな洗濯物を折らずにパッと干せる「のびるハンガー」を使っています。ハンガーの下の部分がスライドしてワイドに伸び、バスタオルなど干す場所を取らずにハンガー干しが可能になります」(40代・主婦)■「7連ハンガーを使っています。1本ずつ取り外しても使えるし、タテに吊るせば干すスペースを広く使える。ハンガーの幅を広げるなどの調節出来るので便利です」(30代・主婦)このような便利なグッズを積極的に使用することで、洗濯を干すスペースの狭さによるストレスを軽減することが出来ます。2. 洗濯物を干す時に注意することは?やっぱりシワが気になる…外干し・部屋干しに関わらず、「洗濯物を干す」という行為をするうえでの課題について、主婦のみなさんの意見を聞きました。最も回答が多かったのは「シワ」。シワくちゃな服は、人の印象にも影響します。40%の主婦たちが、洗濯物を干す際に「シワ」を作らないことを第一に考えているという結果となりました。■「極力アイロンの手間が減らせるよう、きちんとシワを伸ばすことに気を使っています。」(40代・主婦)■「出来るだけアイロンをしたくないので、シワがでないようにパンパンしてから干します。」(40代・主婦)なかでも多かったのは、「出来るだけアイロンがけの手間を省きたい」といったコメントです。シワはアイロンで伸ばすことが出来ますが、手間が増えるのは避けたい、というのが主婦の本音。となると、洗濯物を干す時点でシワをしっかりと伸ばすことが重要となります。また、シワがあると洗濯物が乾きづらくなるという意見もありました。■「デニムなどの厚手の生地は、シワがあるとそこが生乾きになって、ニオイがつくから」(40代・主婦)■「ダンゴ状になっていると生乾きになってしまう。干す時点でしっかり伸ばすよう心がけています」(40代・主婦)■「干す時に、その都度バサッとして、シワや形を整えてから干すと乾く時間も短縮になり、シワなどもあまりなく綺麗に取り込める」(30代・主婦)布と布が重なっているところは干してもあまり空気に触れず、そこだけ半乾きになることも。しっかり乾かなかった服は着るのもしまうのもためらわれます。洗濯物は広げて“パンパン”とシワを伸ばす、という基本の干し方は案外あなどれないものです。3. 「早く乾く」ことと「臭い」の密接な関係先ほどの「洗濯物を干す時に気にすること」のアンケートでは、「シワ」に次いで「ニオイ」が32%、「早く乾くか」が24%を占めています。実はこれらの「早く乾く」ことと「ニオイ」は関係性があります。■「いくら外に干しても密着させすぎてしまうと乾きづらいし、空気の通りが悪くて臭い」(40代・主婦)■「厚手の服は風通しの良い場所に干す。ちゃんと乾かないとニオイの元になるので。あと、整然と干されていると気持ちいいので、見た目も大事」(30代・主婦)■「早めに乾かさないとニオイが残るため、乾きにくい天候の時は室内の暖房に近いところに干すなど、早く乾くようにしている」(40代・主婦)■「洗濯物が乾きにくい季節は生乾き臭がひどい時があり、せっかく綺麗になった洗濯物でも嫌な気分になります」(40代・主婦)洗濯物を早く乾かすことで、ニオイはずいぶん予防出来ます。濡れた状態が長時間続くと、雑菌の繁殖が元となって特有の嫌なニオイが発生してしまうのです。それでは具体的に、主婦のみなさんはどのような対策をされているか、そのコツを教えていただきました。■「なるべく洗濯物同士の間隔を開けて干すようにしている。でないと風通りが悪くて、余計に乾きが悪くなる。それとシャツやズボンは洗濯バサミで上部を留めて、ダランと干す。そうすると乾きが早い」(30代・主婦)■「より早く乾かすためには、除湿機を使う。エアコンよりも電気代が安く済むので、夜10時から朝の8時で乾かすようにしています。ポイントは、乾燥した状態を7時間以上保つようにすること」(40代・主婦)基本となるのは「湿気対策」と「通気性」。乾きやすい環境を作るためにはやはり、洗濯物が重ならないようにすることが何より重要。合わせて部屋の湿度を低くしておくことが必要です。朝に洗濯物を干すことで「早く乾く」ことにつながる、というご意見もありました。■「洗濯はなるべく暖かい朝などにして、干し方も乾きやすい干し方にしている」(30代・主婦)■「よく乾くように重ならないようにしたり、朝早く干したりしています」(30代・主婦)適度に風が通り、日差しもある朝は、絶好のお洗濯日和。天気予報をしっかりチェックして洗濯をすることも、上手な洗濯には欠かせないポイントといえます。4. 雨の日も怖くない!上手な「部屋干し」の方法天気の良い朝が続けば、日頃のお洗濯もグッと楽になるのですが、あいにく天候不良が続いてしまうこともあります。もちろんベランダや庭などに干すことは出来ず、しかし干す場所がないからといって、洗濯をしないと洗濯物は積み上がる一方。ニオイや生乾き感など、洗濯に起こりがちな問題の原因について主婦のみなさんに伺ってみたところ、どうしても「天候」によって洗濯物の状態が左右されてしまう、と感じている人が多くいました。■「雨の時はもちろん乾かず、風の日は洗濯物同士がくっついてしまい、乾きません。厚手の素材も天候によりなかなか乾きません。天気の良い日はなんでもよく乾きます」(40代・主婦)■「天候が悪いと外に干せなくて困る」(30代・主婦)雨の日に洗濯をするとなると、乾燥機を使うという手もありますが、多くの場合は「部屋干し」をすることになります。雨天だけではなく、春であれば花粉、梅雨や冬場は雨が降らなくても洗濯物が乾きにくく、部屋干しを強いられる状況は少なくありません。そもそも外に干すスペースがなく、いつも部屋干しをしているという方も何人かいらっしゃいました。しかし部屋干しをすると、洗濯物だけでなく部屋の中まで嫌なニオイになります。さらには乾かす場所も限られているので、乾きも遅くなりがち。■「とにかく干せる場所にはどこにでも干しています。ベランダが狭いので、干すスペースを確保するのがいつも大変。部屋の中のあらゆるところに干して何とかするしかない」(30代・主婦)■「雨が降った時の干す場所にいつも悩みます。すべて乾燥するとシワも気になるし、出来るだけ多く干したいので部屋のあちこちを利用して干しています」(40代・主婦)■「部屋干ししか出来ないので、スペースに限りがあるし、乾きが遅い」(30代・主婦)こういった部屋干しの問題について、世の中の主婦の方が工夫しているポイントを見ていきましょう。まずは、部屋干しする「場所」の確保です。■「一番重宝しているのは、部屋干しする時に家の扉上の出っ張りに引っ掛けられるアイテムです。そのツールを引っかければハンガーなら6本まで吊るせるし、タコ足ハンガーもひとつぶら下げる事が出来ます。冬場の洗濯物が乾きにくい時期は助かります」(30代・主婦)部屋干しするとなると、カーテンレールや壁の縁に洗濯物をかけるなど、かける場所が問題となります。そういう場面でも役立つ便利グッズがあります。頻繁に部屋干しする家庭ならば、突っ張り棒や洗濯ロープを設置してしまうというのもありです。次に、部屋干しをする際のテクニック。■「部屋干しの時、湿度が高い時は、乾きにくいと感じます。なかなか取り込むことができないので、次の洗濯まで時間がかかります」(40代・主婦)このように、部屋干しは乾きにくいのも問題点。まずは「湿気」をどうにかしなくてはなりません。■「室内干しはどうしても部屋全体がジメッとするので、こまめに換気するようにしている」(30代・主婦)■「部屋干しする時に扇風機の風をあてることで、早く乾くし、ニオイ予防にもなります」(40代・主婦)湿度の高さによって洗濯物が乾くまでの時間が長くなると、雑菌が増殖してニオイの原因になってしまいます。また部屋にカビが発生するなど、衛生面での問題も。部屋干しでも洗濯物をしっかり乾かすには、湿度を低く保ち、空気を循環させることが重要。エアコンや除湿機を活用するもの効果的です。そしてしっかり乾くまで、こまめな換気を心がけましょう。仕事などの理由により、天候に関係なく昼間の洗濯が難しいご家庭は、除湿機を使った“夜干し”がおすすめ。夜は電気代がお得になる料金プランもあります。近隣への音の問題がなければ、夜に洗濯機を回して、除湿機をかけた部屋で洗濯物を乾かすと、お得で洗濯物もしっかり乾きます。まとめ主婦が洗濯物を干す際に気をつけているのは、【シワ・ニオイ・乾き】でした。・洗濯物を干す時は、乾きやすさのためにもしっかりシワを伸ばす・洗濯物同士の間隔をあけて、通気性をよくする。便利グッズでスペースを有効活用・外干しは暖かい朝を狙い、部屋干しは除湿と換気を徹底忙しさに追われて何気なくやりがちな洗濯ですが、これらの点に注意することで、洗濯物を干す際に起こりうるトラブルを最小限に止めることができます。洗い直しなどの手間をかけないためにも、正しい洗濯物の干し方を実践してみてくださいね。アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日洗濯マークは、洋服を長持ちさせるための印であり、洋服の取り扱い説明書のようなもの。普段は特にマークを見ることなく洗濯をしていますが、実は生地を傷めているケースもあるかもしれません。マークの意味も知らずに洗濯するのはトラブルのもと。ここでは“洗濯上手”を目指して、洗濯マークについて学びましょう。すべての洋服のタグに表示されている洗濯のマーク。洋服を洗濯するうえでの注意事項が記号で書かれていることは多くの方がご存知かと思います。しかしこの洗濯マークが2016年12月に50年ぶりに変わったことはあまり知られていません。そもそもみなさんは普段からマークを確認しながら洗濯していますか?今回は主婦50名の方に洗濯マークに関するアンケートを実施。主婦のマークに対する本音から新しいマークの読み方まで、洗濯マークの正しい活用法について紹介します。■目次1.洗濯のマークは洋服を長持ちさせるための大切なしるし2.洗濯のマークを見ながら洗濯していますか?3.洗濯マークを見ないと起こる驚愕の失敗談4.2016年12月から洗濯マークが国際基準に変更まとめ1. 洗濯のマークは洋服を長持ちさせるための大切なしるしそもそも洗濯マークは何のためにあるのでしょうか?マークにはそれぞれの洋服の洗濯、乾燥、クリーニング、アイロンがけを行う際の取り扱い方が書いてあります。たとえば新しい家電を買った時は必ず取り扱い説明書を読みますよね。洋服についている洗濯のマークもそれと同じような役割を果たします。つまり、洗濯マークは洋服を長持ちさせるためにはとても大事な印なのです。もしも一般家庭での洗濯ができないと表記されているにもかかわらず、それを確認せずに家の洗濯機で洗ってしまった場合、洋服が縮んだり伸びてしまったり、素材がほつれてしまうなどのアクシデントが起こることが考えられます。それがお気に入りの服だったら……もう目も当てられませんね。2. 洗濯のマークを見ながら洗濯していますか?洗濯マークは、洋服・靴下・下着・タイツなどあらゆる洋服に必ずついています。そのマークを見ながら洗濯している主婦の方は50人中わずか12人。たまに見るという方は、全体の約半分の22人でした。■“毎回マークを見ながら洗濯する”主婦は少数派■「思い込みで洗濯して服を台無しにしたことがあり、もうこのような失敗をしたくないからマークは見るようにしています。」(50代・専業主婦)■「ニットや麻などの洗濯に失敗してしまったトラウマがあるから見るようにしています。」(20代・専業主婦)■「たまに予想外に洗えると思っていても洗えないものがあったりするので、怪しいのは一度必ずチェックはします。」(30代・専業主婦)かつての失敗を繰り返したくないというコメントが目立ちました。たった1回の洗濯ですぐにダメになってしまう洋服もたくさんありますから、やはり事前に確認することは大事です。一方「たまにマークを見る」派は、デリケートな洋服、大事にしたいもの、下着などの形が崩れやすいもののみ意識して確認するようにする方が大多数でした。■「高いお金をかけて買った洋服やお気に入りのものに関してはチェックしますが、普段着はネットに入れるぐらいで特に気にしていません。」(30代・個人事業主)■「おしゃれ着や色の濃い服については、絵表示を確認します。普通に自宅で洗濯しても大丈夫か確かめてから決めます。」(50代・専業主婦)■「普段はあまり見ませんが、初めて洗濯するものはなるべく確認するようにしています。」(40代・専業主婦)■マークを見ずに洗濯をしてしまう主婦の本音一方でマークを見て洗濯することはほとんどないという方の票数も目立ちました。そこにはどんな本音が隠れているのでしょうか。実に約50%もの方が「表示を見なくても洗濯ができるから」と思っているようですね。洋服をパッと見ただけでどんな風に洗濯すればいいのかはわかってしまうものかもしれません。■「素材を触ってみたりすると経験上だいたいの洗濯方法はわかるので見ませんね。」(40代・専業主婦)■「毎日の洗濯はタオル類やリネン、下着などのコットンが主なので通常は表示を見なくても洗濯ができています。ただしイレギュラーのものは洗濯前に洗濯方法のラベルをチェックしています。」(40代・専業主婦)■「一個一個見ていたらきりがないし、とりあえず洗えたらいいかなって思いますね。」(20代・専業主婦)■「普通の洗い方と手洗いしか洗っていないので、洗濯の表示を見ずに普通の洗濯物とおしゃれ着洗いで分けているため。」(30代・パートアルバイト)また少数派ではありましたが、表示を見る必要性があるような服は買わないという方もいらっしゃいました。■「最近は洗濯機で洗えるものが増えてきているし、普段は洗濯機で洗えないような素材のものは購入していないから。」(50代・専業主婦)■「難しい洗濯方法の洋服は買わないので、ひどい汚れや色物は手洗いくらいしか気にしていないです。」(40代・専業主婦)主婦にとって家事はできるだけテキパキ済ませてしまいたいもの。洗濯の時間も短縮したいですよね。そう考えると洋服を買う段階からしっかり見極める必要があるのかもしれません。その他には、ひとつひとつの洋服のタグを確認することが面倒になってしまう、家での洗濯が大変そうなものは全部クリーニングに出してしまう、マークを見ても使い分けが大変に感じてしまうなど、主婦のみなさんの本音が聞けました。3. 洗濯マークを見ないと起こる驚愕の失敗談アンケートでは洗濯のマークを見ないという主婦の方がとても多い結果となりましたが、油断は禁物です。いつもは問題なく洗濯が出来ていると思っていても、ある時洗濯機から出したら洋服がとんでもないことになっていた、という経験をした人は多いようです。アンケートの結果、洗濯マークを見ずに洗濯したことによるトラブルを経験した方は6割以上。やはり多くの方はなんらかのハプニングと日々戦っているようです。その中でも「洋服を縮ませたことがある」主婦は、なんと半分以上の方が経験していました。■「普段使いの大き目のカーディガンだったので、多少傷んでもいいやという軽い気持ちで普通モードで洗ってしまったところ、思った以上に縮んで着られなくなりました。」(40代・専業主婦)■「洗濯ができない夫が、親切心で洗濯してくれた際に、私のウールのスカートが幼児サイズに縮んだことがありました。大切にしていたスカートだっただけに本当に落ち込みました。」(20代・専業主婦)■「綿セーターは洗濯機で洗っていたので、いつも通り買ったばかりのセーターを洗ったら縮んでしまいました。表示を見たら『毛100%』のものだったので台無しにしてしまった。」(50代・専業主婦)セーターの縮みトラブルの多くは、洗濯のマークを見ないことによる失敗が大半。セーターによってもどのような素材で出来ているかは大きく異なってきます。ひとつの素材だけで出来ているものや、ふたつ以上の素材が組み合わさっているものなどさまざまです。使われている素材によって洗濯の仕方も異なってきます。■少数派の意見でも参考にしたい失敗談大多数の意見ではありませんが、誰にでも起こりうる洗濯の失敗談をご紹介します。■「白いカシミヤのストールを手洗いしたら光沢がなくなってしまった。」(50代・専業主婦)■「ニットワンピースを、平干しなのに物干し竿にかけて干したら伸びてしまった。」(30代・パートアルバイト)洋服が着れなくなるというほどではなくても、洗濯マークを見ないで間違った洗濯の仕方をしてしまうと、もともとあった良い状態を損なってしまう恐れがあるということがこれらの主婦の方々の声からもわかりますね。4. 2016年12月から洗濯マークが国際基準に変更日本でも外国製の洋服が販売されることはもはや当たり前のことになりました。ファストファッションなど、外国から大量に洋服が入ってくることもここ数年で普通のことになりつつあります。そんな「洋服のグローバル化」の流れから2016年12月、洗濯マークも日本版のJIS表示から国際基準のISO表示に変更。この変更を受け従来22種類あったマークは、国際基準では44種類に増えました。■マークが新しくなることによる戸惑い洗濯のマークが新しくなり、参照するべきマークの数が増えることは、主婦のみなさんにとってどのようなことを意味するのでしょうか?アンケートの結果「面倒」だと思う方が54%、マークは別に関係ないと思う方が30%と、新しいマークの登場を重要視する方はほとんどいらっしゃいませんでした。■「いきなり変わられても、今までの物が浸透しているので頭を切り替えるのが面倒くさそう。」(40代・専業主婦)■「昔からの洗濯表示に慣れているので、新しく覚えるのが面倒です。洋服を買う時も洗濯表示を確認するので早く覚えなきゃいけないなぁと思っています。」(30代・専業主婦)■「見てぱっと意味がわかる絵表示ならいいですが、新しく覚えないと意味を取り違えてしまいそうです。覚えるのが面倒くさく時間がなくてできないので、できれば変えないでほしい。」(40代・専業主婦)確かに記号は覚えるのが大変ですよね。慣れるまでは新しいマークの一覧表と使い方をよく見ながら洗濯をすることになるかもしれません。■従来とは若干異なる新しいマークのポイントをおさえようこの画像は新しい洗濯マークの主な例を表したものです。ざっくりと分けると、新しい洗濯マークは「洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン」「クリーニング」の5つに分類されます。従来のマークには「絞り方」についての表示がありましたが、新しいマークには該当する記号がありません。それではひとつひとつの洗濯マークが何を示すのかを具体的に見ていきましょう。■数字と棒の本数に注目!洗濯マークの読み方桶に水が入っているようなマークは「洗濯」を意味します。桶にバツ印が付いているものは、家庭での洗濯はできないものです。このマークが示すことは「洗濯機の液温の上限は95℃まで」ということ。つまり、マークに描かれている数字は温度を示します。①にプラスして下側に棒が追加されました。この棒は「弱さ」を示します。棒の本数は最大で2本。2本の棒が付いている洋服は、かなり弱めに洗わないと生地を傷めることを意味します。数字が書いていない桶に手のイラストが描かれているものは「手洗い」のマーク。数字は書かれていませんが、水温は40℃までという暗黙の了解があります。■黒い点がポイントな乾燥マークの読み方最近はドラム式乾燥機で洗濯した衣類を乾燥させる方も増えています。乾燥機を日常的に使う方は、乾燥マークの使い方にも要注意です。正方形に円が描かれているのは、タンブラー乾燥機を意味します。円の中に描かれている点は、乾燥する時の温度を示しています。④の点2つは温度の上限が80℃まで、という意味。点が1つの場合は上限は60℃となっております。バツ印がついていると、その洋服は乾燥機で乾燥させてはいけないということになります。■外干し・部屋干しの時に必須な自然乾燥のマークの読み方正方形に縦棒がついているものは「自然乾燥」のマークです。ベランダや庭などの外干し、または部屋干しをするときに確認してみましょう。シンプルに縦棒が1本のみあるものは、つり干しがいいということを表します。そして正方形の左上に斜めの棒が入ったマークは、日陰に干すことを推奨。縦棒が2本になると、ぬれつり干しがいいということになります。ぬれつり干しとは、洗濯機で脱水をしないことです。つり干しの時と同様に左上に斜めの棒があると「日陰で干しましょう」ということになります。■温度の上限に注意したいアイロンのかけ方乾燥機のマークのところで、黒い点が出てきました。アイロンのマークにも黒い点が出てきます。読み方は同じで、温度を示すものです。しかし乾燥機のマークとは温度の数字が異なるので、この点はご注意ください。点が1つ:アイロンの温度は110℃まで点が2つ:アイロンの温度は150℃まで点が3つ:アイロンの温度は200℃まで数字を覚えるのはちょっとややこしいかもしれません。ただ「黒い点が増えるごとにアイロンの限度となる温度が高くなる」ことは頭の中に入れておくと便利です。ここでは代表的なものを中心に新しいマークの一部を紹介しましたが、消費者庁のホームページではすべてのマークを確認することができるので、気になる方はぜひ参考にしてください。消費者庁:新しい洗濯表示まとめ洗濯マークをいちいち見ることは、忙しい主婦のみなさんにとっては煩わしいことかもしれません。しかし洗濯のトラブルはいつどんな時に起こるのか予測できないものです。毎回の洗濯で意識するようになれば面倒だと思うことも、もしかしたらなくなるかもしれません。今回は新しいマークについてもご紹介しました。まだすべての商品に新基準のマークが導入されているわけではありませんが、しばらくしたら間違いなくこのマークが当たり前になるので覚えておいて損することはありません。大切な洋服を長く着続けられるようにするためにも、洗濯マークの取り扱いを意識してみてはいかがでしょうか。アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月07日洗濯槽は日ごろ衣料を洗う部分なので清潔にしておきたいものですが、定期的な手入れは面倒なもの。一般的には「洗濯槽クリーナー」で綺麗にすることになります。今回は、そんな洗濯槽の掃除やクリーナー選びはどうするべきか、またどのように掃除しているのか、主婦50人に聞いてみました。「洗濯」は衣類などを綺麗にする作業ですが、そもそも洗濯槽の内部に汚れがあった場合、洗った衣類が“清潔になった”とはいえません。目に見える汚れは落ちていても、菌などに汚染されてニオイの原因になることもあります。しかし槽内部は自分でゴシゴシと掃除できない部分。「洗濯槽クリーナー」を使ってお手入れをするのが一般的です。今回はそんなクリーナーの使用実態について、20~50代の主婦を対象とするアンケートで調査しました。■目次1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数2.放置しがちな人も意外に多い3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!4.クリーナーを使った結果は…?まとめ1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数洗濯槽の汚れがひどいと、剥がれ落ちたカビの塊が洗濯物に付着することも。小さな子供のいる家庭ではこういったものがアレルギーの原因にもなりうるので、槽の内部も洗濯槽クリーナーなどによる正しい手入れが必要となります。はじめに、主婦の皆さんが実際どれくらいの頻度で洗濯槽の掃除をしているのかアンケートをとりました。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから1カ月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから一か月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。2.放置しがちな人も意外に多いしかしながら、定期的な洗濯槽洗浄を心がけている人は全体の半数を超える程度。洗濯槽の掃除はたまにやるくらい、という人も少なくないことが明らかとなりました。■「きちんと日にちをチェックしているわけではありませんが、だいたい半年に一度ぐらい専用クリーナーで洗います」(40代・主婦)■「もしかしたら半年に1回よりも少ないかもしれないけど、気付いたときに洗うようにはしている」(30代・パート)「半年に1回」という人は、「3カ月に1回」の定期清掃派と並んで12名。期間を決めてやっているわけではなく、テレビCMで不安を煽られたり、クリーナーが特売されているのを見たりと、思い立った時だけ洗濯槽の掃除をしているという人が多くいました。■「1年に1回だけ、年末の大掃除の時に洗濯が全部終わったタイミングで洗うようにしている」(30代・主婦)■「大体1年に1回くらいです。本当はもっと短いスパンで洗いたいとは思っています」(20代・パート)「その他」を選んだ人の中で「1年に1回」ほど洗浄しているという人が4名ほどいました。まさに洗濯槽も年に一度の大掃除となるわけですが、強力なクリーナーを使用しているのでそれくらいで大丈夫と考える人もいました。■「これまでまったく洗っていない。洗濯槽のカビを心配していないので特に洗う必要性を感じていない」(50代・主婦)■「毎日洗濯しながら洗われていると思っていたから洗ったことがない」(30代・パート)■「カビが生えないように蓋を開けているので、洗濯槽は洗っていません」(40代・主婦)■「洗濯槽を洗うことすら知らなくて、去年の夏頃、初めて洗濯槽クリーナーを使いました。それをやると、中から水垢が出て来るので、後処理も大変だなと思いました。余程、洗濯槽が汚れて、洗い物に支障が出ない限り、やらないかな」(30代・主婦)めったに洗わない、または洗ったことがないという人も一定人数います。少なくとも、槽の汚れによる実害がない限りは掃除する必要がないと考えている人もそれなりにいるようです。洗濯そのものの頻度や洗濯する物などによっても槽の汚れは変わるもの。しかし洗濯槽はカビが増えやすい環境なので、ある程度の予防策はあるものの、汚れをゼロに保つことは難しいといえます。そんな中で、こまめに掃除をしている人と、ほとんどほったらかしにしている人の両方がいることがわかりました。3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!家庭ごと洗濯槽掃除の頻度にはばらつきがありましたが、槽を綺麗にするためには「洗濯槽クリーナー」を使うのが一般的。主婦の皆さんが普段、どんな洗濯槽用の洗剤を使っているのか聞いてみました。■「洗浄力」が最優先!■「やっぱり洗浄力が一番気になります。月に一回のお掃除でお疲れ様の気持ちを込めて洗濯槽を綺麗にしてあげたいと思うので、洗浄力が一番です」(50代・主婦)■「洗濯槽のメンテナンスが年に数回で済むように、洗浄力が強力なものを選びたいと思っています」(40代・個人事業主)テレビCMなどで、洗濯槽にびっしりカビがこびりついたイメージを見ていることもあり、最も重要視されるポイントは「洗浄力」。日ごろ家族の衣料を入れている洗濯機の中があんな状態だったら……と想像しただけで恐ろしくなります。月1回の手入れをする人はそれだけ清潔さを重視しているので、洗浄力が気になるというのは当然のこと。一方で、それほど頻繁に洗浄しない人が洗浄力を求めるのは、溜まってしまった汚れを根こそぎ落とすためであることがわかりました。■「簡単に扱えるかどうか」も要チェック■「簡単でないと、やる気がおきないので。自宅の浴槽洗いコースでできるものを選びます」(30代・主婦)■「時間がかかったり手間がかかるものは、習慣的に掃除するようになりにくいから」(20代・主婦)洗濯槽クリーナーは、お手軽であることもポイント。強力なクリーナーで溜まった汚れを落とすと、大量のゴミが出てきます。アミでその汚れをすくうのはけっこうな手間となります。掃除の後もしばらくは汚れのカスが出てくることもあり、それでは洗濯にも差し障ります。洗濯機を回すだけで綺麗にできれば楽チンですし、それくらいなら定期的な洗浄も苦になりません。■「値段の安さ」や「コストパフォーマンス」も判断基準■「いつも安いのを買うのでメーカーは気にしません。なのでいつも違うのを使ってます」(30代・パート)■「一回で使いきってしまうものなので、できるだけコストパフォーマンスがいいものを選ぶ」(30代・主婦)こちらも定期的にやるなら気になる点。主に値段を見てクリーナーを購入するという人も多いことがわかりました。効果はどれもほとんど変わらないという声もあるほどです。■他にはこんなポイントに着目■「宣伝文句では信用できないので、ネットで口コミ評価を読んで決めました。洗浄効果が高いものを選びました」(50代・主婦)■「やっぱり身近な人の意見が、一番信憑性があって参考になるから」(30代・パート)■「電気屋さんに薦められた、洗濯機のメーカーが出している業務用のものを使っています。少し高いですが、強力だと聞いています」(40代・パート)■「自然と体に優しい成分のものを選んでいます。ただ威力が足りない感じがありますので、1年に一度くらいは強力な洗浄力のものを使います」(40代・個人事業主)実際に使ってみたという、ネットや知人からの情報を購入の決め手にする場合もよくあることがわかります。また、強力すぎるものは衣料に影響を与える可能性があると聞いて、その点を考慮しているという人も数名いました。4.クリーナーを使った結果は…?洗濯槽を清潔に保つためにも、洗濯槽クリーナーは洗浄力があるものを選ぶ人が多く、定期的なお手入れを欠かさずできるよう、手軽さやコスト面も要チェック項目であることがわかりました。そんな洗濯槽掃除に欠かせないクリーナーですが、主婦の皆さんは効果を実感しているのかが気になるところ。使用してみての感想を聞いてみました。■「ゴミがごっそり取れるのでとても満足しています。粉末タイプがよく取れると実感してます」(30代・主婦)■「液体で溶けやすく使いやすいです。汚れも大体落ちているので満足してます」(40代・パート)■「塩素系で効果は強いと思いますが、その効果が持続してくれるとなおありがたいですね。なかなかニオイの根絶は難しいようです」(50代・主婦)■「環境や肌の影響を考ええると、酸素系漂白剤で洗濯槽を付け置き洗いしたほうがいいと考え使用しています」(50代・主婦)洗濯槽クリーナーにはいくつか種類があります。一般的には、「粉末=酸素系」のものと「液体=塩素系」というものです。塩素系のクリーナーのほうが強力で、カビなどの汚れを分解・殺菌する作用があります。一方、酸素系は塩素系よりも弱いのですが、汚れを浮かして落とす効果があります。ゴミがたくさん浮いてきて、いかにも汚れが落ちていることがわかります。主婦の皆さんはクリーナーの種類にはこだわらないという方が多かったです。強いほうがいいかというと決してそうではなく、塩素系を使うとニオイが残る場合があります。洗濯以外の塩素系漂白剤と同じく取り扱いには注意が必要となります。酸素系はその点、比較的安全に槽洗浄をすることができますし、目に見えて汚れが落ちたほうが安心できるという人もいるでしょう。ニオイが残らないのもメリットです。洗濯機によっても使用できるクリーナーが異なりますので、説明書などで確認が必要です。使い方を誤ると有害なガスを発生する場合もありますので、洗濯槽を掃除する際は注意しなければなりません。■「使うと、茶色いカスがいっぱい出ます。これがついていたと思うと怖いのと同時に、きれいに拭き取るのが手間で困ります」(40代・パート)■「綺麗になっているのかは、目視で確かめられないので、成分表示やキャッチコピーにお任せするしかない。でも、安心なのか定期的に使うようにしている」(30代・主婦)■「効果があるのか目に見えてはわからないのですが、ちゃんと使っていれば洗濯物が臭くならないのでとりあえず効果はあるんだろうなと思っています」(20代・主婦)使うクリーナーや汚れの溜まり具合によっても、ゴミが出てくる場合とそうでない場合があります。しかし、ほとんどの人がクリーナーを使うことによって効果があったようだと感じていました。実際にニオイがなくなったというメリットを実感している人もいれば、定期的に槽洗浄をしておけば安心につながるという人もいました。まとめカビや汚れが溜まりやすい洗濯槽ですが、定期的に洗浄している人はおよそ半数。意外にも、こまめに手入れをしている人ばかりではないということがわかりました。一般的に洗濯槽、酸素系・塩素系といった「洗濯槽クリーナー」を使用して手入れします。主婦の皆さんは洗浄力のほか、手軽さや値段に注目して気に入ったものを購入し、何らかの効果を感じている人がほとんどとなりました。最終的に洗濯槽は自分の目で見ることができません。しかし定期的にクリーナーを使うことで安心にもつながりますので、最低でも「3カ月に1回」という頻度を目安にしつつ、気持ちよく洗濯できる環境づくりを実現させてください。
2017年03月24日洗濯の回数を最低限にとどめるためには、洗濯機のサイズが重要なポイントとなります。家族の人数や洗濯物の量、頻度などを考慮して最適な洗濯機の容量を選ぶことで、時間の効率化や節水にもつながります。主婦の意見を参考に、自分の家庭にはどれくらいがベストか考えてみましょう。家庭によって頻度に差はあっても、家事の一部として定期的に行う必要がある「洗濯」。日々のやるべきことであるからには、洗濯機のサイズ選びを誤ると効率が悪いばかりか、水道代・電気代の無駄も生まれてしまいます。一般的にはどんなポイントを重視して洗濯機の容量が決められているのか知るために、各家庭の洗濯する頻度や一度に洗う物の量に着目したアンケートを実施しました。20~50代の主婦の皆さんの意見を参考に、家庭にピッタリな洗濯機を選んでくださいね。■目次1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる2.お洗濯は毎日?それとも1日おき?3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項5.家庭に合ったサイズで節約効果もまとめ1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる一日の洗濯物は、“1人あたり1.5kg”というのが目安。仮に4人家族で毎日洗濯するなら、洗濯機は1.5kg×4人=6kgの容量が必要ということです。さらにタオルなどを洗うことも考えると、+1kgほどの余裕を持たせるのが最適といわれます。家庭用の洗濯機は4kg~10kgほどの容量が一般的ですが、まず現在使っている洗濯機のサイズについて聞きました。家族の人数に比例して洗濯機のサイズも大きくなるかと思いきや、必ずしもそうではありませんでした。同じサイズでも家族の人数にはばらつきがあります。■「4.5キロの洗濯物が洗える洗濯機を使っている。二人暮らしなのでこれで十分だ」(50代・主婦)■「ドラム式洗濯機を使っている。4人家族で毎日回すので、そんなに容量はいらない」(30代・主婦)二人暮らしでは6kg以下のサイズで十分という意見が多数。中には5人家族で4.5kgのサイズを使用しているという家庭もありましたが、子どもが大きくなるにつれて洗濯物が増えるので、今では苦労しているということです。■「2人家族なので洗濯物はそう多くはないのですが、毛布が洗えるように7kgの洗濯機を選びました」(50代・主婦)■「家族4人だと容量は7kg程度で十分。大きな毛布や布団なども洗える」(30代・パート)■「2年ほど前に購入しました。3人家族なのですが、たまに1日2回ほど回さないといけない日があります」(30代・主婦)7kgのサイズを利用しているのは50人中16人で、最も多い数字となりました。毛布や布団などの大物を洗うとなると、最低でもこれくらいの容量が必要となります。5人家族までは対応できるという人がいる一方、洗濯をする頻度によっては3人分でも足りなくなるという家庭がありました。予算と置くスペースの都合上、7kgが限界という声も挙がっています。■「2人暮らしなので、あまり大きくないものを選んだ。家族が増えても使い続けられるように、中くらいのものを」(30代・自営業)■「子どもが幼稚園に入ってから洗濯する回数が増えたので、前のより大きい物に買い換えました」(40代・主婦)■「家族4人で、このくらいがちょうどいいのでは、と判断したからです。これ以上大容量になると、置くスペースにも困るということも購入する時の目安でした」(50代・主婦)8kgサイズも12人と多め。大きさの感じ方も人それぞれですが、3~4人家族で使っている人が多くいました。子どもの洗濯物が増えてくると、これでも足りないという場合も出てきます。■「5人家族ですが、こまめに洗濯できるように、あまり大きなものは選びませんでした」(40代・パート)■「共働きだった時、一週間分まとめて洗濯したりすることが多かったので」(20代・主婦)洗濯をする頻度が高い家庭では、9kgサイズで5人分まで対応できますが、3人家族でちょうどいいという声も。少人数で大き目のものを使うと、一度にたくさん洗濯ができるというメリットもあります。■「子どもがふたりいて運動部所属なのでそれでも足りないくらいです。また、洗濯は10kgですが、乾燥は6〜8kgが限界なのでそれも困っています」(50代・主婦)■「3人家族で子どもがまだ小さいので、これくらいの容量がないと辛いです。薄めの毛布なら自宅で洗濯したりもするので」(30代・自営業)10kgサイズのユーザーで多いのが、子どもの洗濯物が多いという家庭でした。大家族はもちろんですが、育ちざかりの子どもの洗濯物を片付けるには大型の洗濯機が必要になってきます。ばらつきがあるものの全体の傾向をまとめると、二人暮らしや洗濯物が少ない家庭では6kg以下のサイズを利用し、主に子どもの洗濯物が多い家庭では9・10kgの大型サイズを使っています。中間の7・8kgサイズは、二人暮らしから5人家族まで幅広い世帯で使用されており、その使い方もさまざまでした。2.お洗濯は毎日? それとも1日おき?家族の人数は同じであっても、家庭によって使用する洗濯機のサイズは異なることがわかりました。そこにはそれぞれのライフスタイルの違いが表れているといえます。洗濯する頻度についても、家庭ごとに違いがありました。50人のうち、7割以上となる36人は「毎日」洗濯をしていると答えました。■「子どもがふたりいるので、幼稚園の体操服とか毎日洗濯しないといけないから」(30代・主婦)■「子どもがいない時は2日に一回のペースでしてたけど、子どもが産まれてからは毎日する」(20代・主婦)子どもがいる家庭では汚れものもたくさん出るので、毎日やらなければ追いつかないという意見が多数。子どもが成長して家を出ても、習慣的に毎日やるようになっているという主婦の方もいました。■「洗濯物を放置していると汚れが落ちにくく、雑菌が繁殖しそうな気がするので、少なくても毎日洗濯します」(50代・主婦)■「毎日の生活リズムの中に午前中に洗濯をすると組み込まれているため」(30代・主婦)洗い物の量と洗濯機のサイズの都合で毎日するという人の他には、清潔さを重視しているという声がありました。時間をおくと汚れ落ちにも関わりますし、タオルなどが臭うことがないように日々の洗濯を欠かさないということです。洗濯が好き、または毎日行う家事の一部として洗濯を行っているという人も少数ですがいました。■「二人暮らしだとあまり洗濯物がたまらないし、洗濯機を回す回数が多いと水道代ももったいないから」(20代・パート)■「子どもがまだ小さいので、そこまでかさばる洋服が無いため、節約も兼ねて2日に1度のペースになります」(30代・主婦)「2~3日に1回」を選んだのは22%の11人。二人暮らしや子どもがまだ小さく、毎日やるほどではないという家庭では、1日おきに洗濯する場合が多くなりました。また、水道代の節約も考えてこの頻度、という声も挙がっています。■「我が家は人数が少ないので、この回数で十分にまかなえるからです」(50代・主婦)■「フルタイムで働いているので、洗濯や掃除は週末にまとめてやっているから」(50代・会社員)「3~4日に1回」「1週間に1回」という人は合わせて3人のみ。洗濯物が少ない家庭や、共働きなどで時間がない場合は、洗濯の頻度もずいぶん少なくなっています。3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い洗濯機のサイズと洗濯の頻度は、一度に洗う量にも関わってきます。詰め込みすぎは洗濯機のパフォーマンスが落ちるのでよくないといいますが、実際はどれくらいの量を一度に洗濯する主婦が多いのか聞いてみました。■「何度も洗濯したくないので、一気に洗濯機の最大の量で洗濯している」(20代・パート)■「7kgの洗濯機ですが、毎日満タンの洗濯物があるので、最高水位で洗濯をしますので、7kgです」(40代・主婦)■「洗濯槽がいっぱいになる量を洗濯してしまっています。分けたほうがいいと思うのですが」(30代・主婦)多くの人が容量いっぱいで洗濯していることがわかりました。毎日やってもギリギリという場合も多いですが、1日おきに洗濯物をためて、最大量で洗濯機を回すという場合も多いようです。入れすぎはよくないとは思いつつ、入る分だけ詰め込んでしまうというのが現実です。■「7kgの洗濯機を使用し容量に対して80%の洗濯物を洗っている」(30代・パート)■「洗濯機の真ん中ぐらいになる量を洗濯しています。だいたいタオルと洋服を分けて、毎日洗濯するとそれくらいの量になります」(40代・主婦)ギュウギュウ詰めにならないよう、7~8割の量を心がけているという人もそれなりにいました。できればそれくらいに止めておきたいものの、2回に分けるのは手間になるので、入りそうなら全部入れてしまうという声も挙がりました。■「洗濯槽の半分未満まで。汚れが落ちずに、二度手間になるから余り詰め込まない」少数ではありますが、洗濯機の半分から7割まで、という人もいました。ただし、毎日洗濯すればその程度で収められるという家庭のみとなっています。洗濯はできるだけ回数を少なく、という点のほうが優先される場合のほうが多いことがわかりました。4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項清潔を保つためにも洗濯は毎日行いたいと考える人が多いのですが、一方で洗濯物が少量の場合は2日分まとめて、という家庭も多いのが現状。家庭の生活スタイルによっても一度に洗う洗濯物の量は変わるため、洗濯機のサイズ選びは重要なポイントとなります。そんな洗濯機のサイズに関しては、どういう基準で選ぶ人が多いのでしょうか。■「家族の人数が多いので1日に何度も回さなくて済むように容量が大きいものを選びます。電気代と水道代を節約するためです」(50代・主婦)■「大きめの洗濯機を選んで、3日に一回選択をして節約をしています」(30代・会社員)そもそも洗濯の量が多い家庭では大きいサイズが必要となります。電気代・水道代の節約という観点から、何日分かためてでも一度にたくさん洗濯できるように、基準サイズよりも大きいものをチョイスするという意見が多くありました。何かしらの「節約」を考えて洗濯機の容量を決めるという人は全体の約4割となり、サイズ以外でも節水・節電・時短という機能を考慮していました。■「洗濯機の大きさが大きくなるにつれて、使用する電気も多くなる気がするから」(30代・パート)反対に、節約を意識してジャストサイズを選ぶという意見もわずかにあります。洗濯物が多くなく、毎日洗濯するので大容量は必要ないという家庭では、電力消費の小さいものを選ぶというのもアリです。■「たくさん洗濯するので節約より容量重視で選びました。次は節約で選びたいです」(30代・パート)■「子どもが多く洗濯物の量が多いので、節約というより容量が多く、汚れがきれいに落ちる性能を重視します」(40代・主婦)50人中29人は、洗濯機の容量選びにおいては「節約」を意識していないことが明らかとなりました。洗濯機は何よりも実用性重視で、節約は二の次。子どもがいて洗濯物が多いというような家庭では、特に大型サイズでかつ洗浄力があるものが必要となります。■「節約を意識しすぎて使い勝手の悪い洗濯機を選ぶとストレスが溜まるので、使い勝手のよさを優先します」(30代・主婦)■「洗濯機の容量が大きくても、洗濯物の重さで水の量を調節してくれるので特に節約を考えなくてもよい」(50代・主婦)全自動洗濯機は洗うものの重さによって水量を調節してくれますので、洗濯機そのもののサイズはあまり気にしていない人も多いようです。大は小を兼ねるという通り、置くスペースに問題がない限りは、大きめの容量を選ぶ人がほとんど。手間が増える可能性を考えて、洗濯機には多少の余裕を持たせる人が多いようです。5.家庭に合ったサイズで節約効果も効率を優先させる人が多い中、節約も考慮しながら洗濯機のサイズを選んだという人もいたのは事実。その結果がどうであったかを尋ねてみました。■「洗濯機を買い換えた時に前より大きい容量にしました。洗濯回数が少なく済むし、毛布など今までクリーニングに出していたものも家で洗えるので、大きな容量にしたけど節約になっていると思います」(40代・主婦)■「毎月500円ぐらいは節約していると思う。前よりも洗濯物を増やさないように意識するようになった」(30代・主婦)一度にたくさん洗えるよう大きいサイズに変更した場合、洗濯の回数が減るというほか、毛布・布団やカーペットなども自宅で洗えるようになって節約できているという声がありました。逆に、もともと洗濯物が多くない家庭では、ジャストサイズの洗濯機を使うことで水道代の節約になり、さらに洗濯を最低限に収めるよう心がけるようになった人もいました。■「節約に結びついている実感はありません。他の電気製品の使用によっても、電気代は上がったり下がったりするのでよくわかりません。ただの気休めかもしれないと思いながら使っています」(40代・主婦)■「大は小を兼ねるというが、やはり自分の生活スタイルに合った大きさのものを選ぶことが一番の節約だと思っている」(30代・自営業)一方で、数字としてはあまり節約できている実感はないという人も。やはり洗濯において節約は第一目標ではなく、自分がやりやすいかどうかという点に重点を置くのが一般的のようです。まとめ洗濯機の容量に関しては、洗濯物の量とライフスタイルに応じたサイズを購入することが重要であることがわかりました。ほとんどの家庭では基準サイズよりも大きめのものを使用しており、何よりも手間がかからないことが優先されています。しかし洗濯の頻度に関わらず、洗濯する回数は少ないほうが節水や節電、時短という効果も見込めます。洗濯機のサイズでお悩みの方は、家庭の洗濯量と洗濯する頻度を考えたうえで、いくぶん余裕を持ったサイズ選択が得策といえそうです。
2017年03月24日ひと手間加えるだけで気持ちよく洗濯を済ませることができれば、忙しい中でも洗濯を苦に感じにくくなるでしょう。では、洗濯をもっと効率的に楽しく行える方法はあるのでしょうか?今回は「洗濯ボール」に焦点を当てて、あまり知られていない洗濯のひと工夫について調査を行いました!衣類を洗濯機から取り出す際、服どうしが絡まってしまったり、汚れの落ちがイマイチと感じたりしたことはありませんか?小さなトラブルや不満も、毎日続けば家事のストレスにつながります。そんなストレスを解消してくれる助っ人が「洗濯ボール」です。便利グッズとして販売されているものですが、実際にはどれくらいの人が洗濯ボールを使用しているのでしょう。20〜50代の女性50人を対象に、その使用実態を調査しました。■目次1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?3.洗濯ボールにはどのような種類があるのか4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントまとめ1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」今回アンケート調査を行ったのは、主婦から正社員まで、幅広いライフスタイルの既婚女性50人。家族の衣類も洗濯するなかで、「洗濯ボール」は使用しているのでしょうか。結果、全体の80%が洗濯ボールを「使用しない」と回答しました。では、主婦の皆さんが洗濯ボールを使用しない理由とは何なのでしょうか?■「洗濯ボールそのものを未だ使ったことはない。使用する効果も知らない」(50代・主婦)■「洗濯ボールを使った時のよさがわかっていないので、使っていません」(20代・主婦)■「持っていないので使った事がありません。使用したらどれだけ楽に洗濯物が取れるんだろうと、気にはなっています」(20代・主婦)■「洗濯ボールを使ったことがないし、洗濯ボールが何かをいまいち理解していない」(30代)洗濯ボールを使用しない理由として、「その他」の回答をされた方のほとんどは、洗濯ボールの存在そのものや使用した時の効果を理解していない、という方でした。世代を問わず、「洗濯ボール」の存在自体があまり認知されていないのかもしれません。■「最初は信じていませんでしたが、使ってみると洗濯物が絡まなくなるので、とても重宝しています」(30代・主婦)■「ネットでおすすめされているのを見つけて買って使ったら、洗濯物の絡まりがなくなって洗濯が楽になりました。今では重宝しています」(30代・主婦)■「以前テレビで見て、一時期流行った時に使ってみてよかったからです。洗剤の節約にもなりエコだと思います。」(30代・主婦)少数ではありますが、一度洗濯ボールを使用してメリットを感じた人は、その後も継続して洗濯ボールを使用しているようです。2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?100円ショップなどにも販売されており、手頃な価格で手に入る「洗濯ボール」ですが、あまり世間には知られておらず、使用している人も少数という実態が明らかになりました。そもそも「洗濯ボール」とは、洗濯機に衣類と一緒に入れることで、取り出す際の絡まりを防いでくれるもの。洗濯槽内における水の循環がよくなるため、汚れ落ちやシワ防止といった効果を感じることもできます。洗濯専用のボールなので衣類に優しい設計になっており、手もみ洗いのような機能も果たします。洗浄力がアップするので、洗剤や水道代の節約にもつながるという評価もあります。主婦の方々の声でも、洗いあがった洗濯物が絡みにくくなった、汚れがムラなくよく落ちるようになったというものが目立ちました。■「洗濯物が絡みにくくなるので使い始めましたが、洗浄力もアップしました。」(30代・専業主婦)■「以前は洗濯の終わったものを取り出す時に、タオルなどの長いものが絡まって大変でしたが、だいぶ解消しました」(30代・専業主婦)■「汚れがムラなく落ちる。洗濯物が絡みにくくなる」(30代・専業主婦)実際に洗濯ボールを使用している人の多くが、汚れがしっかり落ちるという点をメリットとして感じているようでした。3.洗濯ボールにはどのような種類があるのかでは、どのような洗濯ボールを選ぶとよいのでしょうか。洗濯ボールを「使用している」と回答した女性の意見を見てみましょう。洗濯ボールを「使っている」と答えた方の約半数がゴム製の洗濯ボールを使われているようです。またセラミックタイプ・スポンジタイプも半々ほどの結果に。■「ゴム製のものを使います。固さがあるので取り出しが簡単で、さらに乾かすのも早いからです」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。いくつか試してみて、セラミック成分が入っているのが一番効果があった気がします」(40代・主婦)■「100均で安かったのでゴム製の物を買いました。今のところ不満がないので、このままゴム製を使い続けます」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。よくCMでやっているポンといれるのがお気に入りです。楽しく使用しています」(30代・会社員)洗濯ボールには主に2種類あり、ゴム製タイプとセラミック入りタイプに分かれています。ゴム製ボールは手頃な価格で入手でき、ほぐし効果が期待できます。100円均一の商品がテレビで紹介されたこともあり、「実は気になっていた」という女性もいるのではないでしょうか。一方セラミック洗濯ボールは、「洗剤いらず」と謳って販売されているものがあるほどで、水溶性の簡単な汚れであれば十分に取り除いてくれるといわれています。実際に使用している人の意見を聞いても、ゴム製・セラミックタイプともに、効果を実感出来ているという人がいました。4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?最近では、ドラム式の洗濯機を使用する人も増えてきています。多機能の洗濯機が多く登場している時代。ドラム式のような先進設計の洗濯機には、洗濯ボールは必要ないと感じる人も少なくないようです。■「縦型洗濯機なら使うかもしれませんが、ドラム式にはそもそも使う発想がないから使っていません」(50代)■「洗濯ボールは使ったことがありません。ドラム式洗濯機を使っていますし、普通洗剤で十分です」(30代)しかし、ドラム式洗濯機でも衣類の絡まりを経験したことがある人は、実際のところ多いのではないでしょうか。柔軟剤やネットを利用する方法もありますが、使用している洗濯機に関わらず、汚れ落ちやシワという点は気になるポイントです。■「ドラム式洗濯機に対応のものが出れば使うかもしれません」(30代)通販などでは、縦型・ドラム式の両方に対応した洗濯ボールが販売されています。ドラム式洗濯機を使用している場合でも、洗濯ボールを使用することで、汚れ落ちや絡まり防止を実感出来る可能性は大いにあるでしょう。5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!その実態があまり知られていなかった「洗濯ボール」ですが、今まで一度も使用したことがなかった女性も、効果があるのであれば試してみたいと考えているようです。■「これは良い!と話題にあがったり、CMなどで宣伝されだしたら使ってみると思う」(30代・主婦)■「使用メリットが理解出来れば購入したいと思います。」(40代・主婦)■「小さい子どもがいるので、汚れが酷い時に使用してみようと思います」(30代・会社員)■「洗濯ボールというもの自体知らなかった。買って見ようかな♪」(20代・主婦)6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントいざ洗濯ボールを使おうと思っても、入れるタイミングや個数、取り出すタイミングなど、さまざまな疑問が浮上します。正しい使い方をチェックしておきましょう。■洗濯ボールを入れる個数■「入れるだけなので、特に注意点はありませんが、一個ではなくいくつか入れると効果的です」(30代・主婦)■「いつも3個を洗濯機に入れて、終わったらそのまま洗濯機に入れておいてます」(30代・主婦)洗濯ボールに決められた使用個数はありません。ゴム製のものであっても、衣類を傷めないように工夫されたものがほとんどですので、入れすぎることを極度に心配する必要はないでしょう。初めてなら1個から試すのもアリですが、あまり汚れが気にならない場合は1個、洗濯量が多い時や汚れが気になる場合は2〜3個というように、状況に応じて使用することが一般的です。■洗濯ボールを入れるタイミング・取り出すタイミング■「洗濯ボールは、洗濯からすすぎ、脱水まで入れっぱなしにしています」(40代・主婦)■「もし購入したら、毎回洗濯する度に使用すると思います。面倒なので最初から入れておくと思います」(20代・主婦)洗濯ボールは衣類と一緒に洗濯機に投入し、すすぎ・脱水まで取り出す必要はありません。ただし、ドラム式洗濯機で乾燥まで行う場合は注意が必要です。洗濯ボールの使用説明書に従って使用してください。■洗剤・柔軟剤は使わないといけないの?■「柔軟剤はもともと好きでは無いし、洗剤を使うにしても少量で済むので節約になります」(40代・主婦)■「汚れ落ちはよくなるようですが、洗剤がないと完全には汚れが落ちない」(30代・主婦)■「洗剤や柔軟剤が不要っていわれてるけど、詐欺じゃない?って思う。1日中履いた夏場の水虫の靴下はニオイすら取れないと思う」(30代・会社員)洗濯ボールの中には、「洗剤いらず」という表記のものもあります。あくまでも汚れ落ちをよくしてくれる製品ですので、洗剤が必要か必要でないかは、その都度汚れの程度をしっかりと確認してから使用しましょう。また、柔軟剤についても意見は人それぞれ。「柔軟剤の使用効果を上げたい」「もっとふわふわに洗い上げたい」「衣類が傷むのを防ぎたい」という場合に、洗濯ボールを使用することで効果を実感できます。まとめ洗濯ボールは衣類の傷みやシワ、服どうしの絡み防止に効果があることがわかりました。また、洗剤や水道代の節約にもつながる効果も期待できます。ただし、使用効果の感じ方は人により異なります。使う製品や使い方によっても差があるようなので、まずは試しに一度使用してみて、気に入ったら使用していくことをおすすめします。洗濯ボールは、小さなストレスを解消してくれるとともに節約など期待以上の働きをしてくれる優れもの。今後その効果がさらに知られるようになれば、より多くの女性の間で人気になるかもしれませんね!アンケート期間:2017年2月15日〜16日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年03月24日いつも服を綺麗に洗ってくれる洗濯機。でも、その洗濯機はいつまでたっても綺麗でいる訳ではありません。放っておくと、カビやほこりの巣窟になってしまいます。お気に入りの服を、洗濯槽のカビ臭いにおいから守りたい!そんな方は必見です。今回は、洗濯槽を徹底的に綺麗にする方法にチャレンジしてみました!洗い上がりの洗濯物に黒い物体が付いてくるのはなぜ?洗濯物の臭いが気になる。そんなときは洗濯槽の汚れを疑ってみてください。きれいに見える洗濯機の裏側に汚れがたまっているかもしれません。月に1回は塩素系の洗濯槽クリーナーで洗っているから黒カビなんてない、と安心していてはダメ。石けんカスやホコリなどの残りが蓄積されて、知らないうちにカビのエサになってしまっているかもしれませんよ。それではどのように掃除をすれば、洗濯槽にたまった汚れを一掃できるのでしょうか?実践を交えて見ていきましょう。■目次1.洗濯機の洗浄をおすすめする理由2.簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう3.知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力4.定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?5.最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!6.過炭酸ナトリウムを使ってみよう7.じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果8.カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術まとめ1. 洗濯機の洗浄をおすすめする理由ほぼ毎日使っている洗濯機。洗濯槽のお掃除を最後にしたのはいつでしょう。水や洗剤で洗濯物と一緒に洗っているようなものだから洗濯機自体もきれいなはず、なんて安心していませんか?残念ながら洗濯機の表面も、見えない洗濯槽の裏側もかなり汚れているのです。この汚れの正体は泥やほこり、石けんカス、それらをエサに成長した黒カビなど。このような汚れを放っておくと、洗い上がった洗濯物が臭ったり、小さいわかめのような黒い物体が付いてきたりといった現象が起きてきます。さらに放置しておくと、汚い洗濯機で洗濯した衣服を着ているうちに、体に痒みが出てアレルギー性皮膚炎を引き起こしてしまうことも。そのような事態を避けるためにも毎日使う洗濯機と向き合い、洗濯槽洗浄の方法を見直していきましょう。2. 簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう■今回準備した物過炭酸ナトリウム、ゴミ取りネット、洗濯機洗濯機は新品で買ってから4年、ほぼ毎日使っています。塩素系の洗濯槽クリーナーで1カ月に1度くらいのペースで簡単に洗浄していました。今回調べて分かったことですが、塩素系漂白剤では、カビは高い確率で分解されるものの、石けんかすなどは落ちにくいそうです。こんな時に使えるのが、過炭酸ナトリウム。マイルドな効き目のイメージがある酸素系漂白剤の主原料で、洗濯槽を徹底的に洗浄できるのです。過炭酸ナトリウムを使った方が洗濯槽の汚れを一掃できるということで、初めて挑戦してみました。どれだけスッキリ洗濯槽の汚れを落とすことができるのか、楽しみです。3. 知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤の主成分です。水に溶けるとph10の弱アルカリ性を示し、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素(水、酸素)に分解されます。発生した酸素が汚れと結合(酸化)すると、汚れを水に溶かしたり、物理的に剥がしたりといった働きをします。この酸化力で漂白、消臭、除菌し、分解された物質は除去されやすくなります。このとき40~50℃のお湯を使った方が発生した酸素が活性化し、汚れを落とす働きが促進され汚れ落ちがよくなります。漂白剤といっても塩素系漂白剤と違い鼻につく臭いはありません。反応は柔らかいので、絹や毛以外の繊維すべてに使え、色柄物や樹脂加工したものの洗濯にも使えます。使った後は炭酸ソーダと水や酸素に分解され、殺菌作用も失われるので環境にもやさしいのです。このように人にも環境にも優しい洗剤なので、赤ちゃんの肌着や衣類の漂白や除菌、消臭にも使うことができます。他にも食器洗い乾燥機用洗剤や、パイプクリーナー、洗濯槽クリーナーなど、用途の種類は意外と多いのが特徴です。■取扱いの注意点・手を保護する水に溶かした過炭酸ナトリウムのアルカリは、皮膚のたんぱく質を溶かします。手が荒れやすい人はゴム手袋で手を保護してください。・草木染めには使わない過炭酸ナトリウムはステンレス以外の金属と反応します。草木染めの染め液で鉄や銅が使われていると、過炭酸ナトリウムと金属が反応してしまい、変色や繊維の劣化が起こってしまいます。・ふたのある容器に保存、でも密閉状態はNG水分がかかると炭酸ソーダと水や酸素に分解されてしまいます。ふたのある容器に保存し、水がかからないようにしましょう。空気中の湿気程度ではそれほど反応は進まないのですが、密閉状態で長期間保存すると容器が変形したり、破損したりする恐れがあります。・ステンレスの容器はOKステンレス以外の金属と反応するので、金属製の容器での保管はなるべく避けましょう。4. 定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?あちこちの掃除に使える万能なイメージがあり、人にも環境にも優しいものといえば、重曹を思い起こされる方も多いのではないでしょうか。重曹も過炭酸ナトリウムと同じ弱アルカリ性で、洗濯槽に付いた皮脂汚れや嫌な臭いを分解してくれます。ただ、洗浄力が過炭酸ナトリウムに比べて控えめなのです。日々こまめに掃除し、小さい汚れを落としたい方には重曹で十分対応できます。久しぶりの掃除でたまった汚れをしっかり落としたいのであれば、やはり重曹より過炭酸ナトリウムの方が汚れ落ちの満足度は期待できます。5. 最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!いよいよ実践です。過炭酸ナトリウムの力を発揮してもらうためには冷たい水より、熱めのお風呂くらいの温度がおすすめです。実は、洗濯機に入れても良い水温の制限が存在します。汚れ落ちを良くしたいから、と沸騰した熱々のお湯を入れてはいけないのです。洗濯機の水温制限なんて今まで考えたこともなかったので、具体的には何℃なのかメーカーのホームページで確認してみました。すると、「49度以下」という記載が。それぞれのメーカーや種類によっても変わってきますので、きちんと確認してから始めましょう。今回使いたいお湯の温度は洗濯機が受け入れてくれる範囲内でした。うちのお風呂で再加熱できる最高温度は48℃。お風呂の残り湯を再利用し洗濯機に入れました。過炭酸ナトリウムを入れる前に、掃除屋さんのアドバイスを参考にお湯だけで5分程回し、洗濯槽の汚れをふやかしました。すると、写真では見えにくいですが、石けんカスでしょうか?ゴミのようなものがモヤモヤと浮いてきました。6. 過炭酸ナトリウムを使ってみようお湯だけで5分回した後の洗濯槽に、続けて過炭酸ナトリウムを入れました。そのまま粉末を投入する方法と、水で溶かしてから入れる方法があります。今回は、溶け残りの心配がなく粉末の効力を存分に発揮できる後者を選びました。過炭酸ナトリウムの量は10Lの水に100gが目安です。使用する洗濯機は満水時59Lだったので、600gの過炭酸ナトリウムを投入。これで過炭酸ナトリウム粉末の溶け残りの心配もなく、効力を存分に発揮できるでしょう。投入後この洗濯機の洗いのみ最長時間の15分かけて回しました。15分後浮いてきたのは、石けんカスか以前塩素系洗浄剤で漂白されたカビなのか。白い物体の方が多いです。7. じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果つけ置き時間については、2時間以上~一晩など様々で今回は8時間置いてみました。つい気になって数時間おきに洗濯機の中をのぞき込むことも。常に炭酸の泡が槽内にあり、見えない裏側もこの泡たちが汚れを剥がしてくれているのではないかと想像しました。8時間後、洗いのみで15分回し浮いてきた汚れをゴミ取りネットですくうという工程をさらに2回続け、過炭酸ナトリウム入りの水を排水。最後に洗濯機に元々セットされていたゴミ取りネットをもとの位置に戻し、満水で洗い~脱水まで全工程を済ませて終了です。これからの洗濯は安心してできそうだ、と感じるほどスッキリきれいになった洗濯槽。洗濯をするのが楽しみになってきました!8. カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術洗濯槽のカビを防ぐために、先ずはカビが喜ぶ状態から見ていきましょう。高温多湿で汚れた物が出入りする洗濯機は、カビにとっての好条件が見事に揃っています。水を使うため、洗濯機の中は常に多湿な状態です。気密性の良い家ならカビの大好きな温度20~30℃に保たれていることでしょう。また、気密性云々に関わらず、洗濯機置き場といえばお風呂場や洗面所と水回りの近くが多いですよね。つまり洗濯機の置かれている場所は湿度、温度ともにカビにとっては恵まれた環境なのです。さらにその洗濯機に入れる洗濯物に付いた食べ物やほこり、洗剤の溶け残りなどは、カビが喜ぶエサになってしまいます。これらの情報をもとにカビの苦手な状況を想像してみると、洗濯槽のカビを防ぐ手立てが見えてきます。具体的にはお風呂や洗面所など洗濯機置き場の風通しを良くし、洗濯をしていないときは洗濯機のふたを開けておきます。すると湿度も温度も下げられます。カビのエサになる食べ物や、ほこりなどの汚れを洗濯機に入れる前にできるだけ落としましょう。洗剤カスを残さないためにも洗剤は適量を使い、洗濯物を入れる前によく溶かしておきます。ついでに洗濯するとき、少量の過炭酸ナトリウムをいつもの洗剤にプラスしましょう。洗濯物と一緒に洗濯槽もきれいになるので、カビ防止になります。ただ、洗濯槽洗浄をしてからにしないと、過炭酸ナトリウムで落とされた洗濯槽の汚れが洗濯物についてしまうので注意が必要です。これらのことを習慣にしてしまえば、洗濯槽のカビができにくい状態を保てるはず。さらに月に一度くらいのペースで洗濯槽を過炭酸ナトリウムで徹底的に洗浄しておくと、洗濯機を気持ちのよい状態で使い続けることができますよ。まとめ洗濯機の状態は各家庭でそれぞれ違います。あまりにも使用年数が過ぎている、はたまた努力してもどうにもならない、と感じる場合は、洗濯機を買い替えたり、掃除専門業者に徹底洗浄してもらったりする手段もありでしょう。今回は身近に用意できるもので、今使っている洗濯機を気持ちよく使うための方法の一つとして過炭酸ナトリウムを提案してみました。過炭酸ナトリウムで洗濯槽洗浄をしてから、洗濯物の洗い上がりが今までよりスッキリとしています。もちろん微妙な臭いもありません。洗濯槽の裏側は見た目でわからないけれど、洗濯物から大丈夫きれいになったよ、とメッセージをもらっているようです。お財布や自分自身さらに環境にも優しく、用途の多い過炭酸ナトリウム。これからも生活の中に少しずつ取り入れて、幅広く活用していきたいと感じています。みなさんも過炭酸ナトリウムの洗濯槽洗浄をきっかけにして、さわやかで気持ちがよい服で出かけませんか。
2017年03月23日