モスキーノ(MOSCHINO)から“洗剤ボトル”フレグランス第2弾となる、新作「モスキーノ フレッシュ ピンク オーデトワレ」が誕生。2017年5月26日(金)より全国で発売される。2016年4月に生まれた“洗剤ボトル”フレグランスは、ユニークな着想と驚きに満ちたパッケージで多くの注目を集めた。続く、第2弾「モスキーノ フレッシュ ピンク オーデトワレ」は、前回同様ユーモラスな仕上がり。“洗剤ボトル”のようなボトルからシュっと吹きかければ、フレッシュフローラルの香りが楽しめる。オープニングは、みずみずしいピンクグレープフルーツから。程よいアクセントのカシスやピュアなスズランと溶け合い、優しいノートを奏でる。時間とともに、洗練されたワイルドローズとピンクヒヤシンスが現れ、ジューシーなザクロと重なり合っていく。惹きつけられるようなドライダウンは、シダーウッド、アンブロックス、ムスク。前作より軽やかでさわやかな仕上がりだが、ラストはセンシュアルな余韻をもたらしてくれる。【アイテム詳細】モスキーノ「モスキーノ フレッシュ ピンク オーデトワレ」発売日:2017年5月26日(金)<全国発売>価格:・30ml 5,800円+税・50ml 8,200円+税・100ml 10,800円+税【問い合わせ先】インターモード川辺 フレグランス本部TEL:0120-000-599
2017年05月25日こんにちは、ママライターのましゅままです。洗濯用の洗剤はたくさん種類があって理想の洗剤がなかなか定まらず、迷走してしまいがちですよね。洗濯洗剤によって役割や使い方が違うので、用途やこだわりに合わせたものを選ぶことが重要。今回は、洗濯洗剤の種類と使い分け方についてご紹介します。●洗濯洗剤の種類●洗濯石鹸植物性の油(オリーブ油やパーム油、ヤシ油など)、動物性の油(牛脂、豚油など)といった天然の油が原材料となります。環境にやさしく、原材料もシンプルで安全、そして洗い上がりもしっとり肌に優しい仕上がり になるのが特徴です。ただし、スーパーやドラックストアの店頭などでは手に入りづらく、冷たい水に溶けにくい上に洗濯槽にカビが生えやすいことが短所。使用の際は残り湯を使うと溶け残りなく洗濯することができます。粉、液体の形状のものがありますが、液体のものは水に溶けやすい代わりに、価格が高く洗浄力が低いので日常使いには適していません。●合成洗剤洗濯石鹸のデメリットを補うために開発されたのが合成洗剤です。おもに石油系の原料でつくられています。弱アルカリ性と中性のものがあり、“オシャレ着洗剤”“柔軟剤入り洗剤”が中性洗剤であることが多く、その他ほとんどの洗濯洗剤は弱アルカリ性となります。また“蛍光剤”が配合されているものは白、濃い色の洗濯に適しており、無配合のものはきなりや淡い色の風合いを保つ洗濯に適しています。洗濯石鹸と同じく粉洗剤、液体洗剤の種類があり、最近では計量の必要がないジェルボールタイプも人気 です。粉洗剤のほうが液体よりも安価で汚れも落ちますが、洋服を優しく洗えるのは液体洗剤のほうです。洗濯石鹸よりも少量で済み、水に溶けやすく安価なのが特徴的ですが、一方で原料の一種が海を富栄養化させてしまう問題も過去に起きていて、さらに原料の界面活性剤が原因で肌が荒れてしまう人もいるため、安全性は石鹸よりも乏しいといえます。●洗濯洗剤の使い分け方『普段は市販の弱アルカリ性の合成洗剤を洗濯に使っていて、オシャレ着を洗うときはホームクリーニング用の中性洗剤を使っています。色物と淡いものだけ洗い分けていて、色物を洗うときは蛍光剤入り、淡い色のものは蛍光剤なしのものを使っていますよ。あと赤ちゃんが生まれてからはしばらく赤ちゃんのものだけ純せっけんの洗濯石鹸 を使って洗濯していました。柔軟剤なしでもフワフワに仕上がっています』(30代/1児のママ)王道パターンの洗濯洗剤の使い分け方。赤ちゃんの衣類だけお洗濯を分ける時期は、赤ちゃんのものだけ洗濯石鹸を使ってあげれば、お肌への影響や香りもほのかで優しく安心ですね。『いつもは液体のすすぎ1回で済む合成洗剤を使っています。手洗い・部分洗いしたいときに洗濯石鹸を使っていますよ 。また、パパの洗濯物や子どもの体操着など汚れがひどいものは粉の合成洗剤でしっかりと汚れを落としています』(20代/1児ママ)汚れのひどいものは粉洗剤でザブザブとしっかり洗い、普段はすすぎ1回で済む液体洗剤で時短でエコな洗濯をする、という方法も賢いですね。手洗い、ウールなどのオシャレ着洗いにだけ洗濯石鹸を使う方も急増中。『子どもの肌が弱いので、洗濯は洗濯石鹸を使っています。でも、とても洗濯槽が汚れやすいのでこまめに漂白剤で洗濯槽の洗浄をしています。里帰りで夫が一人で洗濯をしなくてはいけなかったときは、柔軟剤入りの洗剤やジェルボールタイプの洗剤が重宝しました 。柔軟剤と洗剤を間違えたり、量も適当に入れてしまったりする人なので』(30代/2児ママ)ジェルボールタイプの洗剤は、洗濯洗剤の種類や使い方がよくわからない男性やお年寄りにも安心ですね。ただ、3歳児未満の誤飲や目に入る事故が相次いで起こっているため、お子様の手の届かない場所の保管が必須となります。●洗濯洗剤はライフスタイルやこだわりで選ぶのが楽しいいかがでしたか?洗濯洗剤は店頭で気軽に買えるものから、通販や限られたお店でしか手に入らないようなものまであり、価格もさまざまです。洗浄力、コスパ、すすぎ回数、手軽さ、香り、安全性、エコ観点などこだわりたい面で洗剤を使い分けてみると、毎日のお洗濯もちょっとした趣味に。ぜひ、ご自身に合った洗濯洗剤との出会いを楽しんでみてくださいね。【参考リンク】・洗剤を知る~中性と弱アルカリ性~ | 東京都クリーニング生活衛生同業組合()●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年05月22日服の脱着衣や、洗剤を置いておくのに便利なランドリーラック。しかし、市販のランドリーラックはなかなか部屋の大きさに合わなかったり、そもそもラックを置く広さがないということも少なくありません。そこで今回は、デッドスペースを有効活用したラックや、移動可能なワゴンスタイルのラックなど、狭い部屋でも使えるようなラックのDIYアイデアを集めてみました。「壁美人」で賃貸でもできるランドリーラックDIY石膏ボード壁にホッチキスで棚等を設置することができる「壁美人」外した後は、ホッチキスの穴しか残らないため賃貸でも気軽に使えると人気ですね。壁美人本体を壁につけ、受け金具を棚に取り付けて設置します。ホッチキスの芯は錆びないようにステンレスでできているんだそう。湿気の多いサニタリーでも安心です。ホッチキスは180°開くものであれば手持ちでOK。受け金具をつけた壁面棚を取り付けたら完成です。引っ掛ける棚の高さと奥行きによって耐荷重量が変わるそう。のせたいもので棚の大きさを変えるといいですね!▼ehami123さんのアイデアはこちら▼***賃貸でもDIY!『壁美人』を使って壁に棚を設置しよう♪ランドリーだっておしゃれに!「見せる収納」のラックを作ろう杉板と角材を使い、アイアン風のランドリーラックを制作したmacahomeさん。DIY前のサニタリースペースはこんな感じでした。使い慣れた収納ボックスがすっぽり入れられるようなラックを作ろうと思ったそうです。杉板を6枚、同じ大きさにカットしていきます。カットした棚板2枚を、ボンドと波釘で1枚にします。これを3組作ります。続いてはラックの枠作りです。アイアン風に見せたいということで、3cm四方の角材を選んだそうです。角材に穴を開けていきます。穴を開けたところにビスを打ち、枠を組み立てていきます。できた枠を塗装していきます。アイアンのように見せるため、macahomeさんが選んだ色は黒。棚板にはブライワックスのジャコビアンを塗装します。乾燥したら、棚板を枠に固定して完成です。もともとあった収納台がきれいに収まっていて、タオル類や洗剤類もオープンに収納することでスッキリして見えます。ラックの色も壁とよくマッチしています。既存の家具や、家の間取りに合わせたラックが欲しい方は、ぜひDIYで作ってみてはいかがでしょう。▼macahomeさんのアイデアはこちら▼【DIY】見せる収納のかっこいいアイアン風ランドリーラック洗濯機上のスペースを活用したラック洗濯機の上はデッドスペースになりがち。この部分に棚が設置して洗剤などを置いておけば、洗濯の時にも便利ですよね。yanggwiさんは2×4と1×4の木材を使い、カフェ系のラックを制作しています。使用しているのは2×4材と1×4材、そして壁に直接するタイプのアイアン棚。以前使用していたものだそうですが、現在は賃貸に住んでいるため、設置できなくなったところを再利用されたそう。まずは木材をカットし、ワトコオイルを薄く塗っていきます。水周りに設置するので、水性ニスも忘れずに塗っておきましょう。洗濯機を移動させ、後ろに2×4材を立てます。2×4材の間を1×4材の端材で固定します。サイド部分を写真のように組み立てていきます。ここでも、横の板には1×4材が使用されています。反対側サイドも同じように組み立てます。後ろの2×4材にアイアン棚を取り付けます。ラックに横板を乗せます。ラックの前面に板を取り付ければ完成です。デッドスペースを活用しつつ、見た目もおしゃれで便利なランドリーラックができました。制作費もトータルで5000円程度だそう。ちょっぴり手間はかかりそうですが、チャレンジしてみる価値は十分にありそうですね!▼yanggwiさんのアイデアはこちら▼【賃貸で挑戦!!】ランドリーラックをカフェ系にDIYしました☆可動式ランドリーワゴンをDIY洗面所が狭い借家で暮らしていたというそあらさん。限られたスペースでも使用できるよう、移動可能なワゴン式のランドリーラックを制作されています。使用しているのはSPF材や杉板、ベニヤ板などの比較的安価な木材です。まずは写真のようにワゴンの脚になる部分を作っていきます。ここで、木材をカットする時には下にくる方を端にして長さを測ると、ガタつきを減らすことができるようです。同じものをもう一つ作り、好みの色のペンキやワックスで塗装します。二つの脚を組み合わせ、背面板と棚板を固定します。背面板は写真のように外側からビスで固定されています。下段にも同様に棚板を取り付けていきます。下段の裏側に端材をボンドで貼り付けます。その上からキャスターを固定していきます。最後に取っ手を取り付ければ完成!ちなみにこの部分はタオル掛けとしても使用可能です。そあらさんは上段には脱いだ服を、下段には新しく着る服を入れて使用されていたそうです。以前は服を床に置かざるをえなかったようですが、このラックなら必要なときに移動させればよいので便利ですね!詳しい作り方を知りたい方は、以下のそあらさんおアイデアからどうぞ。▼そあらさんのアイデアはこちら▼[DIY]洗面所にランドリーワゴンをつくる。超簡単!"あのデッドスペース"を活用したラックのDIYどこの家庭にも必ずある、洗濯機の排水ホースの横の隙間。見た目が良くない上に、スペースがもったいないですよね。タナリーヌさんは、端材を使ってこのデッドスペースを活用できるラックをDIYされました。使用したのはこちらのIKEAの棚板と端材。用意した木材を「コ」の字の形に組み立てます。あとは組み立てた木材を、排水ホースの上に被せるように置くだけです。上に洗剤や掃除道具などを設置することができるようになりました。好みで洗濯機の色に合わせて塗装するなど、アレンジを施しましょう。どの家庭にも必ずあるこの隙間を活用しようとする発想がすごいですね!ラック自体は小さく、大きさの調整も簡単なので、排水ホース以外にも、さまざまなスペースに置けそうです。▼タナリーヌさんのアイデアはこちら▼超簡単DIY‼︎端材を使ってデットスペースにラックを作ろう‼︎まとめいかがだったでしょうか。洗濯機や脱衣所の周りには、意外とモノがあふれがち。DIYのランドリーラックで、便利に収納してみませんか?毎日の洗濯も楽しくなるかもしれません。ランドリーラックのアイデアをもっと見るのアイデアをもっと見る
2017年05月18日梅雨の季節や昼間に洗濯ができない場合、「部屋干し」をする機会がおおくなります。外干しよりも安定した環境で洗濯物を干せる反面、生乾きのニオイなどのトラブルが起こりがちになります。部屋干しのメリット・デメリットを考えつつ、いつでも気持ち良く乾いた洋服を着られるよう、上手な部屋干しの方法を学んでいきましょう。洗濯物の干し方は「お日さまに当てて、紫外線消毒をしながら乾かす」というのがベストですが、なかなかそう簡単にいかないのが現実。天気の悪い日はもちろんのこと、働いていると夜しか洗濯ができなかったり、家族に花粉症の人がいたり。他にも黄砂や車の排ガス、防犯を気にする人もいるでしょう。様々な理由によって外に洗濯を干せない場面があり、そうすると「部屋干し」をする機会が増えます。部屋干しで起こりがちな部屋の湿気や臭いが気になるという方のために、上手に「部屋干し」するためのアイデアを紹介していきます。■目次1.外干しよりも安心!部屋干しならではのメリット2.部屋干しをすると漂うのはニオイと湿気だけではない…3.生乾き臭の原因は雑菌!洗濯する前の対策も重要4.洗剤・漂白剤・柔軟剤選びも部屋干しのポイント5.部屋干しにうってつけの場所は…?6.空気の通りを良くすることが上手に乾かすコツ7.グッズを使うと部屋干しでもスペースに困らない!まとめ1. 外干しよりも安心!部屋干しならではのメリット洗濯物を外に干すには、朝のうちに洗って干して、夕方に室内に取り込むというのが基本。“朝・夕でセットになっている家事”として、一日のスケジュールに洗濯の時間を組み込む必要があります。洗濯を外に干している間、ずっと家に誰かがいるのであれば問題ありませんが、意外に天気予報は外れることも多いもの。ちょっと買い物に出かけている時に、急な雨が降ってしまうということもあります。洗濯物を外に干したまま帰宅が遅くなると「この家は留守だ」と外から分かってしまい、防犯という面でも問題が生じます。その点「部屋干し」ならば、雨が降っても帰りが遅くなっても心配ありません。家にいる間に空模様を何度も窺う必要もなく、時間にとらわれずいつも同じような条件で洗濯物を干すことが可能になります。近年は花粉も外干し問題のひとつ。症状のひどい方では、服に付着した花粉によって鼻水が止まらなくなるという事態も起こりえます。アレルギーの発症を防ぐためにも、花粉の季節は積極的に部屋干しをするのもアリです。また、ご家庭で洗濯をするのが女性であれば、洗濯物を干すために外に出て日焼けすることがなく、美容上のメリットも大きいです。2. 部屋干しをすると漂うのはニオイと湿気だけではない…外干しと比べると、時間帯や屋外の環境に左右されずに済むというのが部屋干しの大きなメリットですが、家の中ならではのデメリットもあります。最大のデメリットは、何といっても部屋の美観を損ねることでしょう。圧倒的な生活感が漂うので、せっかくのインテリアも台無しになってしまいます。洗濯物が視界に入ってくるので、家にいるのに落ち着かないということも。動線上に洗濯物が干してあると、それだけで邪魔になります。干せる場所も限られ、乾くまではそのまま干しておくことになります。リビングなどに干していて、急な来客で慌てて片付けた経験がある方もいるかもしれません。また部屋干しでは、キッチンで料理した臭いが洗濯物にうつってしまうこともあります。梅雨の季節などは特に、洗濯物の水分が空気中に放出されて部屋の湿度がかなり上昇します。部屋全体がじめじめした感じになったり、洗濯物の生乾き臭が漂ったり。暖房器具を使う冬場であれば、洗濯物から放出された水分は結露の原因にもなります。部屋干しをすると、洗濯物を干している部屋だけに限らず家全体の湿度も上がります。湿度が高すぎると過ごしづらいばかりか、換気が悪い部屋や押し入れなどにカビが生える恐れがあります。部屋干しをする際は、換気をしっかり行うことがポイントです。3. 生乾き臭の原因は雑菌!洗濯する前の対策も重要部屋干しでは、部屋の臭いが洗濯物に染みついてしまってスッキリしないことがあります。それとは反対に、洗濯物じたいが部屋の臭いの原因になってしまうことも。部屋干しでは「生乾き」がやはり気になります。生乾きの臭いの正体は「雑菌」によるもの。洗う前の洗濯物、例えば、体を拭いて濡れたタオルや子どもの食べこぼしを拭いたガーゼ、一日履いた靴下、汗で湿ったシャツ。これらすべてが雑菌の温床で、臭いの原因となります。外干しは日光による殺菌効果があるだけでなく、ベランダやお庭などで一度にたくさんの洗濯物を干せるのも利点。それに対して部屋干しの場合はスペースが限られています。一度に干せない分は、やむをえず「次の洗濯のときに洗おう」と洗濯機の中に放置するご家庭もあるでしょう。しかし放置している間にも雑菌はさらに増殖し、臭いの原因は増えるばかりなのです。仕方なく汚れた衣料を溜めておく場合は、洗濯槽ではなく通気性のいい洗濯カゴに入れておくと多少は臭いを防ぐことができます。それでも、長時間汚れものを放置しておくと臭いが衣類に染み込み、いくら洗っても臭いがとれないことも。雑菌の繁殖を抑えるために、洗濯物は溜めずにこまめに洗うことをおすすめします。4. 洗剤・漂白剤・柔軟剤選びも部屋干しのポイント部屋干しをするのであれば、洗う前から雑菌に注意すべきであることは、先に述べた通り。そしていざ洗濯をする際にも、清潔性の配慮はもちろんのこと、干している最中の“生乾き臭”や、一度乾いたものが濡れたり部屋の湿気を吸ったりして復活する“戻り臭”など、耐え難いニオイを防ぐための対策は欠かせません。最近では、洗剤メーカー各社から部屋干しに適した洗剤が開発されています。漂白剤メーカーとの共同開発などによる、臭いの原因となる汚れを繊維のレベルで徹底的に除去するの、抗菌作用のあるもの。柔軟剤メーカーとコラボして、柔軟剤のような香りで洗濯物の嫌な臭いを打ち消すものなど、その種類は様々。こういった部屋干しに適した洗剤を使って洗濯することで、衣料そのものの生乾き臭はもとより、部屋に漂うイヤな臭いも軽減できます。液体・粉末・ジェルボールなど洗剤のタイプや香りも色々あるので、使いやすいものを選ぶといいでしょう。ここで気を付けたいのが、柔軟剤を使用する量とジェルボール洗剤の取り扱いです。香りの強い柔軟剤で部屋干しのニオイは軽減できますが、過剰な量の柔軟剤は肌荒れを引き起こしたり衣類が変色したり、洗濯槽にカビが生える恐れもあります。臭い対策で柔軟剤を使う場合でも、適正な量を守りましょう。そしてジェルボールタイプの洗剤では、「小さな子どもがお菓子のゼリーと間違えて口に入れてしまった」という事故が多数報告されています。水に入れると外側のフィルムが溶ける仕組みなので、口の中の唾液でも表面が溶けて洗剤液を飲み込んでしまう恐れがあります。命にまで関わる事故は発生していませんが、口の中のただれや喉の痛み、嘔吐、下痢などの中毒症状を起こす場合があります。手軽なジェルボール洗剤ですが、お子さんがいる家庭では誤飲を防ぐために、お子さんから見えないところ・手が届かないところに保管するようご注意ください。(誤飲で応急手当に迷ったら「中毒110番」に電話で相談。24時間365日対応です。)5. 部屋干しにうってつけの場所は…?部屋干しのためのスペースがない、あるいは干しても邪魔にならない場所ということで、洗濯物をカーテンレールに干している方もいるのではないでしょうか。たしかにハンガーをかけやすい場所ではありますが、カーテンレールに洗濯物を干すのはおすすめできません。カーテンレールは窓際に寄せて薄いカーテンを吊るすために設置されているので、洗濯を干すほどの十分な空間がありません。干した洗濯物はどうしても窓ガラス、あるいはカーテンに触れてしまいます。実はそのガラスとカーテンが、洗濯物を汚す原因です。ガラスやカーテンは綺麗なように見えても、目に見えないほこりや汚れがついており、それが干した洗濯物に付着してしまうのです。さらには、洗濯物の水分でカーテンにカビが生える恐れや、洗濯物の重みでカーテンレールが歪んでしまうことも。雨の日や冬場の窓際は特に低温・高湿な状態になりやすく、洗濯の乾きも悪くなります。洗濯物が長い時間湿ったままになると、干している間にも雑菌が繁殖します。イヤな臭いを防ぐためにも、洗濯物を干す場所は重要。では部屋干しでおすすめの場所はどこかというと、実は「お風呂場」。浴室は水やお湯を使う空間であることから、湿気が多くて乾きにくいようにも感じます。しかし実際は湿気が多くなるからこそ、換気扇がついていたり、小窓があったりと換気しやすい構造になっています。狭いスペースであるため、換気も効率よく行われます。そして浴室は家族以外が入らない場所なので、急な来客があっても慌てて片付けるという心配がありません。外干しとは対極にあるような場所ですが、お風呂場は意外にも洗濯物を乾かすのに最適の場所なのです。6. 空気の通りを良くすることが上手に乾かすコツ臭いの予防はもちろん家事を終わらせるという意味でも、洗濯物はできるだけ早く乾かしたいものです。家電製品使ったり干し方を工夫したりすると、部屋干しでもスピーディーに洗濯物を乾燥させることができあます。■ジーンズ・ズボン・スカートなどボトムスは生地が厚かったり裏地がついていたりと、乾きにくいアイテムが多くあります。このような衣料はピンチハンガーを使って筒状に干すのがコツ。外側だけでなく内側にも風が通るので早く乾かすことができます。裏返して干せば、ポケットや裾の折り返し部分などもよく乾きますよ。■フード付きパーカーハンガーを2つ用意して、1つ目は身頃に、2つ目はフード部分に使います。フード部分を広げるようにハンガーを入れ、洗濯ピンチで留めましょう。このようにすれば、乾きにくいフードの内部や裏側も早く乾きます。■バスタオル・シーツピンチハンガーで吊るせば、バスタオルやシーツのような大きなものも部屋干しできます。折り畳んで重なった状態で干すのではなく、蛇腹にして重なり部分をなくし、表面積を大きくして干した方が早く乾きます。ピンチハンガーに下着や靴下、ハンドタオルといった小物をたくさん干す場合は、内側の方に丈の短いもの、外側の方に長いものを干すようにしましょう。アーチ状に干すことで中央付近に風が通りやすくなり、早く乾かすことができます。乾いた後にアイロンをかける予定の衣類なら、干す前にアイロンをかけるのもおすすめ。アイロンの熱で衣類の温度が上がり、水分が蒸発して思いのほか早く乾きます。干し方の工夫もさながら、部屋干しでは換気・除湿をしっかりすることが不可欠です。エアコンが設置してある部屋ならば「ドライ機能」を利用しましょう。ドライ機能で上手に部屋の湿度をコントロールすれば、効率よく乾かすことができます。エアコンがない部屋や浴室に干す場合は、できるだけ風通しを良くして衣類に空気を触れさせましょう。防犯面で安全ということが前提ですが、干している部屋の窓を開けて空気の対流を促すと早く乾きます。風通しが良くない部屋では、サーキュレーターや扇風機を使用するのも効果的。干した衣類の間を風が流れるので、早く乾きます。また、除湿器や衣類専用の除湿乾燥機などは“湿気を取るための道具”であるだけに、部屋干しには大変便利です。部屋干しをする機会が多い家庭なら導入を検討するのもアリですよ。浴室が部屋干しに最適であることは紹介した通りですが、最近では浴室乾燥機が設置されているご家庭もあるかと思います。こちらは消費電力が大きいため、電気代がそれなりにかかります。エアコンやドライヤーなど、電力量の多い他の家電と同時に使うとブレーカーが落ちることもあるので、使うタイミングには注意が必要です。7. グッズを使うと部屋干しでもスペースに困らない!部屋干しでは限られたスペースでしっかりと衣類を広げる必要があるので、場合によっては便利グッズを使うと効果的です。大型のものとしては室内用の物干しスタンドが挙げられますが、その大きさや形はさまざま。一度に布団を何枚も干せるような大型タイプや、フェイスタオルなどを干す小型のスタンドがあり、ほとんどの商品が折りたたみ可能。洗濯物を干す量だけでなく、使わないときの収納場所もよく考えて選ぶといいでしょう。その他に、長押や引き出しにかけて使うフック、バスタオル用のロングハンガー、エアコンにひっかけるハンガーなど、ピンポイントで少量のものを干したいときに役立つグッズもあります。天井に取り付けるポールなどもあり、必要な時だけ簡単に取り付けることができます。天井への接続部分となる「ベース」は梁があるところにしか取り付けられないため、事前に専門業者に天井を調べてもらう必要があります。まとめ洗濯は毎日のように行う家事です。今回ご紹介したもの以外にも、部屋干しのための工夫や道具は様々。グッズを購入する際は、自分の家でも本当に使い勝手がいいかどうか、道具を使う場所や収納の仕方なども考慮して選びましょう。いくら便利な道具でも、出し入れが面倒だと結局は使わなくなってしまい、タンスの肥やしになってしまいます。新たに道具を購入しなくても、干し方を変えたり家電製品を活用したりするだけでも、上手に部屋干しができます。晴れの日でも雨の日でも、天気に左右されることなくお部屋で上手に洗濯物を乾かしましょう。
2017年05月01日洗濯はテキパキと終わらせ、節約上手。そんな主婦の方々は実際にどんな方法をとっているのか気になりますよね。そこで今すぐに使える洗濯の時短術やきちんときれいに洗うための方法など、家事を上手にこなすポイントを主婦50人に聞いてみました。洗濯方法を見直すことで時間とお金の無駄をなくしていきましょう。主婦にとって日々の家事は少しでも早く終わらせたいもの。仕事から帰っても遅くまでかかってしまったり、休日も1日中家事に追われたらストレスはたまってしまいますよね。そうした悩みを解決する機能やその機能の使い方のコツがあることはご存知ですか。洗濯機の時短コースを使いこなすことで通常よりも数十分ほど早く洗濯を終えることが出来ます。そこで今回は20〜50代の主婦50名に「洗濯の時間」についてアンケートを実施。家事上手な主婦のみなさんに洗濯の時短テクニックを聞いてみました。■目次1.主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?2.これが主婦の洗濯時短術!3.時短洗濯で起こりうる失敗とは4.どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯出来る?まとめ1. 主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?主婦のみなさんに「洗濯の時間を短くすることを意識して洗濯をすることはありますか」という質問をしたところ、半数以上の方が“時短”を意識しているようです。しかし、主婦のみなさんはただ無意識に時短をしているわけではありません。目的を持ち、時短に結びつけていることがアンケートの結果からわかりました。■「水道代を節約出来ると思うからです。家事にかける時間も減らしたいので意識します。」(50代・専業主婦)■「なるべく家事は早く終わらせたいのですすぎ回数を減らしたり、干し方を考えたりしています。」(30代・専業主婦)■「だいたい時間のない朝は時短コースで洗濯機を回しています。洗濯機待ちで家事が終わらないのは正直イライラしてしまいます。」(30代・専業主婦)一人暮らしなら週に1〜2回まわせばいい洗濯機も、家族が増えると毎日まわすこともあります。毎日行う家事だからこそ時間だけでなく、お金の節約も気にする主婦の方が多いようです。次に聞いたのが「洗濯の時間を短くする時はどんな時ですか?」という質問をしたところ、「早く洗濯を終わらせたい時」という回答が5割以上。その中でも「家事の時間を出来る限り短縮したい」という声が多く聞かれました。【家事の時間を短縮したい主婦の心境】■「朝早くに外出の用事がある時は急いで洗濯を終わらせます。外に干すまで終わらせてから外出しなければならないからです。」(40代・専業主婦)■「出勤前の朝は時間がないので少しでも早く終わらせたいです。朝でなくても水の節約にもなるので時短コースにすることが多いです。」(40代・パートアルバイト)■「基本的にはあまり短くはしませんが、朝洗濯する時は時間短縮モードにすることもあります。朝ご飯やお弁当を作ったり、自分の身支度をしたりするなどで時間があまり無いからです。」(40代・正社員)洗濯機をまわしている時間を有効活用し、何か違う家事をやる。このように考える主婦の方が多いようです。早め早めに作業を終わらせることでほかの家事をしたり子どもの世話に時間をあてるなど、洗濯だけが家事ではない主婦の努力が見て取れます。働いている方なら、朝の時間はより貴重なもの。自分の支度もしないといけないうえに家族の朝食も作らないといけない。さらに洗濯もとなると……。もうてんやわんやですね。ワーキングマザーの方々にとって朝の家事を効率的にこなすためにも時短洗濯が重要なのでしょう。【水の節約をしたいからこその時短洗濯】毎日洗濯機をまわす方だと、やはり気になるのは水道代。1回あたりの洗濯でかかる水道代は数円だとしても、毎日使い続ければ年間でそれなりの額になります。また育ち盛りのお子さんがいらっしゃる場合は、1回では洗濯が終わらず1日に何回もまわす、なんてこともありますよね。■「毎日洗濯するため水道料が気になるので時々すすぎを1回にしてみたりする。」(40代・パートアルバイト)■「水がもったいないのですすぎは1回で洗う時間も短くしてます。」(30代・パートアルバイト)■「共働きのため寝る前に洗濯をしています。水道代が気になるのと早く眠りたいのですすぎ1回という時短の設定をして洗濯をしています。」(40代・個人事業主)最近の洗濯機はコース設定をする際にすすぎの回数を決めることが出来る機能が付いています。通常コースは一般的にすすぎは2回ですが、その回数を1回でも減らすことで時短だけでなく水道代の節約にもなって一石二鳥ですね。【時短洗濯は基本!普段からやっています】特別な時や急いでいる時と限定することなく、毎日の洗濯で時短を取り入れている方も一定数いらっしゃることがアンケート結果から見えてきました。■「基本的にひどい汚れがない場合は水や電気代の節約のために短めにしています。」(40代・専業主婦)■「水や時間の節約になるのでそうしています。洗濯に無駄な時間を使いたくないので。」(30代・専業主婦)■「すすぎが1回で済む洗剤をいつも使っています。節水にもなるし毎日選択は時短です。」(30代・専業主婦)泥汚れや洋服に染み付いたニオイがすごい…などという場合以外はさっと洗えばいいと考える方も多いようです。日頃から時短を意識した洗濯をしていればその時間に合わせて日頃のスケジュールも調整出来ますよね。2. これが主婦の洗濯時短術!主婦のみなさんの洗濯の時短に関する考えがわかりましたが、では実際にはどのようにして時短に結びつけているのでしょうか。時短の「方法」について詳しくお聞きしました。【主婦の王道は「おいそぎコース」】全体の半数近くの主婦の方々は洗濯機に標準装備されている“おいそぎコース”を使っていることがわかりました。洗いやすすぎ、脱水の回数・時間の調整が多くの洗濯機で出来ます。一般的なおいそぎコースでは回数や時間を決めることなく、洗い・すすぎ・脱水までの一連の洗濯作業を30分以内で終わらせることが出来ます。■「汚れも気にならない時はお急ぎコースにして時間を短縮しています。」(50代・専業主婦)■「自分で回数を設定する方法もありますが、時短するにはおいそぎコースにしたほうが一発で洗濯出来るから。」(20代・パートアルバイト)■「洗い・すすぎ・脱水のそれぞれを減らしてしまうと十分洗えていないような気がするからお急ぎコースにする。」(30代・パートアルバイト)■「おいそぎコースだと洗いやすすぎの時間が自動的に短くされます。回数は減らしたくないので時間が短いのがいいと思います。」(40代・専業主婦)もっとも手軽に確実に洗濯がきちんと出来ることから、多くの主婦の方がおいそぎコースを日常的に使っていることがわかりました。【すすぎの回数を減らすのは節約になる?】おいそぎコースの次に多かったのが「すすぎの回数」を減らすこと。すすぎの回数を2回から1回に減らすことはおまかせコースよりも節電・節水につながるといわれています。■「洗剤のニオイが気になるのですすぎの回数を減らすことは出来るだけやらないが、すすぎの時間を減らすことは選びます。おいそぎコースや洗いを減らすと綺麗にならなさそうだし、脱水を減らすとなかなか乾かなそうだからやらない。」(40代・専業主婦)■「すすぎの回数を減らしてます。時短にもなるし水道代の節約にもなります。」(30代・専業主婦)■「液体洗剤ですすぎ1回でも大丈夫なものをつかってすすぎを減らしています。」(30代・専業主婦)すすぎの時間や回数を減らすことにより、洗剤の溶け残りを懸念される方も少なくありません。主婦の声にもあるように、すすぎ1回に対応している洗剤などを使うのも工夫のひとつになりますね。【洗いの時間を短くする】同じ時短でも「洗いの時間を短くする」派と「すすぎの時間を短くする」派がいることが、アンケートからわかりました。■「すすぎの時間を短くすると洗剤が残ったりして肌が荒れるので、汚れている個所は部分洗いをして洗いの時間を減らす。」(40代・専業主婦)■「洗いの時間を減らしても十分洗えていると思っています。」(50代・専業主婦)■「特に汚れていない服を洗う時は3分ぐらい洗えば十分だと思うけど、すすぎはしっかりしたいのでおいそぎコースとかではなく、洗いの時間だけを短縮するようにしています。」(50代・経営者)「洗いの時間を短くする」主婦は、すすぎの時間を短くすると洗剤の溶け残りがあるのではないかと思い、「すすぎの時間を短くする」主婦は洗いの時間を短縮することで汚れやニオイがきちんと取れないのではないかと思うようです。人それぞれ考え方が違うことも興味深いですね。3. 時短洗濯で起こりうる失敗とは多くの主婦が時短に使用するおいそぎコース。通常よりも洗濯時間が短くなるので人によっては洗濯がちゃんとできていなかったという不満の声もありました。時短には有効なおいそぎコースですが、どのようなデメリットや悩みがあるのか見てみましょう。【標準モードよりも余計に時間がかかってしまった…】これは洗濯の中でも洗いの時間を短縮した際に起こる可能性が高いものですね。■「時短で洗濯をしたら首回りや袖の汚れが落ちなくて二度手間でした。」(30代・専業主婦)■「洗濯物がたまっていたのでおいそぎコースを選択したらきちんと汚れが落ちていなくてもう一度洗濯するはめになりました。」(30代・専業主婦)■「うまく汚れが落ちず、また洗濯して余計に時間がかかり失敗した。」(40代・パートアルバイト)泥汚れ、シミ、ちょっとこぼしてしまったものなどを落とす際はある程度洗いに時間をかけないといけません。時間をかけなかったことによってうまく汚れが落ちなかったという経験をしてしまった主婦の方は全体のほぼ半数もいました。【石鹸のカスがダマになって出てきた…】洗濯石鹸や洗剤の溶け残りの原因はすすぎ不足。そのほかにも洗剤を必要以上に入れてしまった時にも起こりうるトラブルですね。■「すすぎが不十分で石鹸かすのようなシミが出来ていました。失敗でした。」(40代・専業主婦)■「時間を短くしたら洗剤の溶け残りがダマになって衣類に付いたままだった。」(50代・専業主婦)■「汚れは落ちていましたが、粉洗剤が溶け残ってしまった事があります。」(40代・個人事業主)洗剤のカスの付着は粉末洗剤を使用した時に起こる可能性が高いものですが、液体洗剤でも十分にすすぎをしないと衣類にべたつきが残ることがあります。このように洗剤のカスやべたつきがついてしまったらまた洗うか、あるいはついてしまったところのみを手洗いすることになります。どっちにしろ二度手間になって面倒なので注意したいですね。4. どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯できる?このように時短で洗濯することのメリットはありますが、一方で失敗談も多く、うまく使いこなせないという主婦の方も多いようですね。では時短洗濯を賢く実践するコツはあるのでしょうか。ポイントは「時と場合や、洗濯物の汚れ具合に応じて時短洗濯をやる時とらない時をきちんと分ける」ことです。家事の時間を出来るだけ短縮させたい、朝の慌ただしい時間を出来るだけ有効活用させたいのは多くの主婦の方々の本音ですが、時短洗濯はどんな洗濯時にも使用することはあまりおすすめ出来ません。たとえば洗濯物の量が多い時や洋服の汚れが深刻な時には、時短洗濯を避けることが賢明だといえます。主婦の方の失敗談にもあったように、洗濯がきちんと出来ていなくてまた洗わないといけなくなったということにもなりかねません。1日に数回洗濯機をまわすことがある方は、時短で洗濯するものをまわす時と標準モードで洗濯する時とで分けるのもひとつの方法です。汚れがひどいものはあらかじめ手洗いをし標準モードで。汚れがあまりないものは時短モードで。このように工夫することでずっと標準で洗濯機をまわすよりは、しっかりと洗ってすすぎも行いながら確実に時間を短縮することが出来るはずです。まとめ時短洗濯には良い面も失敗しやすい面もさまざま。一度失敗するとあまり使いたくなくなりますよね。でもやはり洗濯機のおいそぎコースなどは、日々の家事に追われる主婦にとって強い味方。慣れるまでは失敗することもあるかもしれませんが、時短洗濯で大事なのは洗濯する時と汚れの度合いによってうまく使い分けることです。全部が全部、時短洗濯に向いているとは限りません。時間が短いことで当然洗浄力は落ち、すすぎも標準に比べて十分には行われません。時短のおいそぎコースがどのくらいの洗浄力があり、どのくらいの洗濯量ならば時短でもすすぎはしっかりと行われるかなど、少しずつ試しながらおいそぎコースの性能をしっかりと理解することが効率的な時短テクニックにつながるのです。アンケート期間:2017年3月24日〜25日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月24日ロープって日常生活で使用するシーンはとても限られてしまうもの。そんなロープを使って洗濯物を干してみませんか?洗濯ロープは強度があり、軽く、収納に困ることもない優秀アイテムなのです。今回の記事では、ロープの結び方の基本から、効果的に洗濯物を干す方法までを実践してみました。今日は洗濯物がよく乾きそう!と期待して外に干したのに、風が強くて洗濯物が風下にまとまり、きちんと乾いていなかった……そんな経験はありませんか?洗濯物が乾いていなければ改めて部屋干ししなくてはならず、家事の二度手間です。干す時にグリップ式のハンガーを使用していても強風に負けてずれてしまうことも。そこで洗濯ロープの出番です。洗濯ロープと聞くと、一人暮らしの学生や長期旅行で使用するイメージで、家庭では物干し竿のみを使用しているという方が大多数かと思われます。でも、うまく使えばとっても便利な洗濯ロープ。思わず欲しくなってしまう使い方をご紹介します。■目次1.「洗濯ロープ」とは2.洗濯ロープの持つメリット3.洗濯ロープの結び方って?(準備編)4.さっそく設置してみましょう(準備編)5.洗濯物を干してみた(実践編)6.どのくらいの重さまで干せるの?(実践編)7.物干し竿との併用で本領発揮!(実践編)8.使ってみた感想・こんな使い方もまとめ1. 「洗濯ロープ」とは?物干し竿しか使用したことのない方にとっては、洗濯ロープはあまり馴染みのないアイテムかもしれません。洗濯ロープには、1本の紐状のタイプとハシゴ状に編んだタイプの2つの種類があります。紐状タイプは、ハンガーが動かないようにするハンガーキャッチや、可動式の洗濯バサミが付いているものがあります。設置は洗濯ロープの両端をそれぞれ安定した柱や物干し台に結びつけるだけなので、簡単です。昔からある形状ということもあり、洗濯ロープと聞くと紐状タイプを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ハシゴ状タイプは幅が2センチほどで平たく、等間隔で穴が開いているのでそこにハンガーを掛けることができます。こちらも、両端のフックを物干し竿に通す穴に掛けるだけで簡単に設置できます。フックの場所を変えるだけで、長さの調節も可能です。両方とも洗濯用品売り場だけでなく、100円均一ショップでも購入できます。また、キャンプでランタンやカップを掛けるために使用するなど、野外でも活躍するアイテムなのでアウトドアショップに並んでいることも。ホームセンターで販売されている一般的な物干し竿の価格が1000円前後なのと比べ、洗濯ロープは高くても800円程度とリーズナブル。持ち運びに便利な袋付きや、カラフルな商品もあるのでお気に入りを見つけるのも楽しそうです。2. 洗濯ロープの持つメリット物干し竿にもハンガーを掛けられる部分が付いているものがあります。しかしグリップハンガーは意外と掛けづらく、便利とは言えません。伸縮できる物干しについてはどうでしょうか。これは、設置する場所によって長さを変えるときのみ。この機能が室内干しで役に立つかと言うと、そうとは言えません。また、引っ越しをして設置個所に長さが合わなければ買い直さなければならない場合も。室内干しには、突っ張り棒やハンガーラックがよく使われます。これらは洗濯物をしっかり干せる点では優秀ですが、それなりにスペースを使うため部屋数の少ないアパートなどでは邪魔になってしまうこともしばしば。その点、洗濯ロープは強度があるのに軽く、収納する際にも小さくまとめられます。加えて、設置する場所に合わせてカットすることもでき、ほつれてしまうこともありません。物干し竿や室内用物干しグッズにはない、多くのメリットを持っています。3. 洗濯ロープの結び方って?(準備編)洗濯物を干すので、ロープがほどけて地面に落ちてしまったら元も子もありません。ほどけない結び方でしっかり固定しましょう。有名なロープの結び方としては、漁師が船を岸に固定するのに使う「もやい結び」です。簡単なのにほどけにくいので、キャンプでテントを固定するときにも使われています。この結び方の特徴は、作った輪の大きさが変わらないことです。重さのある洗濯物を掛けても、洗濯ロープが大きくたるんでしまう心配がありません。他にも「巻き結び」や「ネジ結び」などほどけにくい結び方はいくつかあります。インターネットで検索すると詳しく説明しているサイトや動画がありますので、参考にして自分のやりやすい結び方を何度か練習するといいでしょう。しかし、結べるようになってもベランダなどの高い箇所に洗濯ロープを結ぶのは、女性には少し大変ですよね。そんなときには、もやい結びをして小さめに作った輪にS字フックを掛ければ、簡単にフック付きの洗濯ロープが出来上がります。他にも、結んで固定するのではなくロープの長さをストッパーで調節できる種類もあります。工夫することによって、一見難しそうな洗濯ロープでもトライすることができますね。4. さっそく設置してみましょう(準備編)屋外に干すのであれば、物干し竿を掛ける部分に設置します。今回は長さ調節に少し時間がかかりましたが、一人でもしっかりロープを張ることができました。室内で洗濯ロープを使用する際は、場所選びに注意しましょう。フックやクギなどを使い、設置個所の壁にロープの端を掛ける部分を作ってもいいのですが、壁自体が洗濯物の重さに耐えられない場合もあります。下地の確認や、必要に応じた補強が必要です。同様に重みが故障の原因となりますので、カーテンレールに設置するのも控えましょう。ホームセンターでは、壁に設置できる専用のワイヤーを使用した洗濯ロープや、天井から吊り下げて設置するタイプの屋内用物干しが販売されているので、そちらの使用をおすすめします。これらも壁や天井に穴を開けて設置するため補強が必要ですが、使用しないときはコンパクトにしまえ、インテリアの邪魔になりにくいです。残念ながら、賃貸住宅向きではありません。5. 洗濯物を干してみた(実践編)しっかりとロープを結べたか確認したら、さっそく洗濯物を干してみましょう。■紐状タイプの洗濯ロープ紐状タイプはハンガーが接する部分が少ないため、洗濯物の重みで生じたたるみで中心に寄ってしまいがちに。少しの風でもハンガーが低い側に動いて洗濯物がまとまってしまいました。これでは全く乾きそうにありません。付属していたハンガーキャッチを使うと固定できましたが、ロープが揺れるだけで動いてしまいます。風のある日に紐状タイプでハンガーを使用するのは、向かないようです。風のある場合はバスタオルなど、直接ロープに干して洗濯ばさみでしっかり固定する方法が適しています。靴下やタオルなど小物を干すときに使うピンチハンガーも掛けられました。予想はしていましたが、その部分だけロープが大きく下がってしまうことに。見た目はちょっと悪いですが、干すことに関しては問題ありませんでした。■ハシゴ状タイプの洗濯ロープハシゴ状タイプも使ってみました。洗濯物の厚みに応じてハンガーを穴に掛けていきます。ピンチハンガーを一緒に使用しても、穴が固定されているので、期待通り横にずれる心配もありません。これなら風が吹いていても気にせず外干しできます。紐状に比べて気になったのは、たるみが生じやすい点です。ピンと張っても、伸びてしまったように大きくたるんでしまいました。ズボンやスポーツタオルといった長さがあるものを干す場合は、洗濯物が下につかないかどうかを気にする必要があります。6. どのくらいの重さまで干せるの?(実践編)洗濯ロープはポリプロピレンのため、軽くて切れにくいのが特徴です。とはいうものの、水分を含んだ洗濯物は重く、細いロープで支えきれるのか少し不安。一般的な物干し竿の耐久重量は、ステンレス製で15kg、アルミ製で10kgと記載されています。対して今回使用した洗濯ロープは5mで10kgまでが耐久重量とありました。洗いあがりの洗濯物10kgの目安は・長袖ワイシャツ5着・Tシャツ5着・デニムパンツ5本・バスタオル3枚・厚手のトップス3着・スカート2着と意外と多く、1回分の洗濯量が少ないときや少人数のご家庭なら洗濯ロープでも十分干すことができます。また、家族が多いご家庭でも天候不良などで洗濯を思うようにできず、ためてしまうと干す場所に困りますよね。そんなときに物干し竿と平行に洗濯ロープを1本設置するだけでスペースを効率的に使用でき、より多くの洗濯物を干せるようになります。7. 物干し竿との併用で本領発揮!(実践編)ここまで読んでみると、「デメリットが多く、予備としてしか使えなくて不便。やっぱり物干し竿だけを使えばいいんじゃない?」と思ってしまいますよね。実は物干し竿と洗濯ロープを併用することでも、ハンガーの横ずれ対策ができます。やり方は紐状タイプの洗濯ロープを物干し竿に巻き付けるだけと、とても簡単。このときロープをきつく巻きすぎないように注意してください。ハンガーを掛けるときはロープが下に来ている部分に挟むように掛けます。これだけでハンガーが固定され、横ずれしにくくなります。ハシゴ状タイプとの併用も、物干し竿がより使いやすくなります。こちらは物干し竿に沿うように設置し、ハンガーを穴に通して物干し竿に掛けると、固定されるので風があってもしっかり乾きました。紐状、ハシゴ状ともに物干し竿に干渉するわけではないので、ピンチハンガーを掛けるときや、バスタオルを広げて干したいときにも邪魔になりません。8. 使ってみた感想・こんな使い方も使い慣れていない場合、洗濯ロープだけだと重さでたるむことが少し頼りなく感じる部分もありますが、物干し竿との併用でも横ずれに悩むことなく洗濯物を乾かすことができるアイテムだと分かりました。洗濯ロープのみで使用する場合は、洗濯物の種類や量を見極めて、紐状タイプならピンチハンガーと洗濯バサミで、風が強い日はハシゴ状と使い分けるのがおすすめです。また、災害などで避難した際に洗濯物を干すだけでなく、布と組み合わせてカーテンのように使用すればパーソナルスペースを守ることにも役に立ちます。防災グッズとして1本備えておくのもよさそう。まとめ今まで存在は知っていても、関心を持つことはあまりなかった洗濯ロープ。そのままでも使え、物干し竿と上手に組み合わせることで、今までの洗濯がより快適になるのが伝わりましたか?これから迎える梅雨の時期。いつもは横ずれ防止で使っている洗濯ロープを物干し竿として活用すれば、雨の合間のお日さまを逃すことなくバッチリ洗濯できます。洗濯ロープは収納、持ち運びが楽なのが最大の魅力!臨機応変にどんどん使ってみましょう。
2017年04月24日衣類の汚れを落としてくれる「洗濯機」。今や各家庭に欠かせない家電のひとつです。今回は日立アプライアンス株式会社の方に、洗濯機の選び方をききました。洗濯機によって、サイズや機能も様々。家庭に合ったとっておきの一台を選んで、爽やかな気持ちで洗濯を行う手助けをしてもらいましょう!衣類の汚れを落としてくれる「洗濯機」。今や各家庭に欠かせない家電のひとつです。使用頻度が高いものだからこそ、購入するときはしっかり吟味したいものですが、性能も様々で、「どの洗濯機がいいかわからない!」ということありませんか?洗濯機には2槽式・タテ型・ドラム式の3種類があります。これら3種類の洗濯機を幅広く取り扱っている日立アプライアンス広報グループ、松尾亜季さんより洗濯機選びのアドバイスをいただきました。あなたにぴったりの、おすすめ商品を紹介します。■目次1.まずは洗濯機の種類や特徴を知ろう2.ガンコな汚れにさようなら!日立ドラム式の「ナイアガラ洗浄」3.これぞ省エネ。日立独自の乾燥方式「ヒートリサイクル乾燥方式」4.アイロン要らずで、そのまま着られる「風アイロン」が魅力的!5.たった2.8円!「自動おそうじ」で除菌・黒カビ抑制6.「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラム(BD-NX120A)」をご紹介!7.気になる毛布やシーツ、枕カバーなどに。新機能「ダニ対策」コースで衛生的にまとめ1. まずは洗濯機の種類や特徴を知ろうまずは「2槽式」「タテ型」「ドラム式」、それぞれの洗濯機の特徴を見ていきましょう。【2槽式】2槽式と聞くと「昔の洗濯機」というイメージがある方も多いかもしれません。使用している家庭は少なくなったものの、2槽式は今でも販売されている現役の洗濯機。その名のとおり、洗濯槽と脱水槽の2槽に分かれており、洗濯槽から脱水槽へは手動で衣類を移動させます。——日立さんでは2槽式の洗濯機も販売されていますが、どんなユーザーが2槽式を購入していますか?「洗濯と脱水工程が同時にできるため、洗濯が終わると衣類を脱水槽に移動させて、次の洗濯を始めたい方などが、2槽式を購入されているようです。便利な使い方もできる点が魅力で、2槽式をお使いの方が買い替え時に、引き続き2槽式を選ぶ場合もあるようです」(松尾さん)2槽式洗濯機はシンプルゆえに使い方の応用が利き、いまだに根強いユーザーがいるようです。【タテ型】タテ型は洗濯から脱水まで全てを自動で行ってくれる全自動洗濯機で、洗濯物を上から出し入れする馴染みのある形で、高い洗浄力がポイント。洗濯槽の底にある羽根を回転させてかくはん洗いするので、頑固な汚れもしっかり落とせます。ドラム式と比べて、サイズが様々で価格が安いのがメリットと言えます。【ドラム式洗濯機】ドラム式洗濯機の特徴は、ドラム槽を回転させ、衣類を上から下へ落とす「たたき洗い」です。衣類がからみにくく、傷みやシワがつきにくいのが利点。また、使用する水量も少なく済むので、節水効果もあります。ドラムを回転させ衣類を広げて乾かすのでタテ型よりも乾燥の仕上がりに優れており、省エネ性も高いのが特徴です。これら3種類の洗濯機は、まさに三者三様。それぞれの良いところが1台にギュッと集約された洗濯機があればいいのに……、というユーザーの気持ちに応えてくれるのが、日立の洗濯機です。大容量で省エネ・節水、しっかりした洗浄力。そして乾燥機能もついていて、衣類をやさしく仕上げます。日立の洗濯機には、バランスよく機能が搭載されているのです。2. ガンコな汚れにさようなら!日立ドラム式の「ナイアガラ洗浄」日立のドラム式洗濯機(BD-NX120Aなど)には、「ナイアガラ洗浄」が搭載されています。洗濯機の重要な役割はやはり汚れを落とすことですが、ドラム式の弱点はその洗浄力でした。ガンコな汚れまですっきり落とせる、「ナイアガラ洗浄」「温水ナイアガラ洗浄」について説明していきます。「ナイアガラ洗浄」は、ナイアガラ循環シャワーを衣類にふりかける仕組み。高濃度の洗剤液が繊維の奥まで届くのです。そして、この洗浄方法に温水ミストをプラスしたのが「温水ナイアガラ洗浄」。高濃度の洗剤液を温風であたため、ミスト状にして吹き付けます。こうすることで、衣類の黄ばみを除去・予防することができるのです汚れやすい襟や袖の黄ばみは漂白剤を使わないとなかなか落ちないガンコ汚れ。それが洗濯機だけでしっかり落ちるのは嬉しい機能です。さらに、「たたき洗い」によって硬い仕上がりになりがちだった点も、「もみ洗い」「押し洗い」の洗い方を加えることによって解決できました。外干しだけでも、気持ちよい肌ざわりに仕上がります。洗浄のほか、「ナイアガラすすぎ」にも注目です。この機能は、ナイアガラ循環シャワーと水道水シャワー、2つのシャワーですすぐというもの。遠心力を利用して洗剤成分を吹き飛ばしながら、2種類のシャワーでしっかり洗い流します。——ナイアガラ洗浄はシャワーが重要となるようですが、たくさんの水を必要とするように感じます。どうやって節水をしているのですか?「『強力循環ポンプ』で水を循環させることで、注水の量が抑えられています」洗剤液を循環させることが、大容量サイズでも節水となる秘訣のようですね。3. これぞ省エネ。日立の「ヒートリサイクル乾燥」日立の洗濯乾燥機は、「ヒートサイクル乾燥」が特徴です。まずは、一般的な乾燥方法である「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」について説明します。【ヒーター式】洗濯機内のヒーターで衣類を乾燥するタイプ。【ヒートポンプ式】洗濯機内のヒートポンプにより、熱交換が行われます。ヒーターを使用していないので、省エネにつながります。洗濯機の中にエアコンの除湿機能があるようなイメージです。【ヒートリサイクル乾燥方式】(日立独自)洗濯機の運転によって生まれる熱を回収し、乾燥時の温風に再利用するという仕組みで、省エネにつながります。服の温度が60℃以下という低温での乾燥なので衣類が傷みにくく、変形も抑えます。4. アイロン要らずで、そのまま着られる「風アイロン」が魅力的!日立のドラム式洗濯乾燥機(BD-NX120Aなど)は「風アイロン」でもおなじみ。アイロンがけなしで、そのまま着られる仕上がりが魅力です。——「風アイロン」は他社製品との差別化となる機能。どんな機能でしょうか?「時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばす『風アイロン』により、アイロンがけなしでそのまま着られる仕上がりに。また、忙しい朝やお出かけ前に『スチームアイロン』機能を使えば、たたんでできた折りジワなどもきれいにできます」画像の左が「風アイロン」未搭載機種で、右が「風アイロン」で乾燥したもの。「風アイロン」を使うと、高速風や湿度コントロール機能により、洗濯機から取り出して、そのまま着ることができる仕上がりになります。もちろん低温乾燥なので、衣類の変形や痛みも抑えます。乾いた衣類のシワ取りができる「スチームアイロン機能」もあります。これはシャツ2枚なら、わずか15分で仕上がる便利機能です。忙しい朝やお出かけ前に衣類を洗濯機に入れ、その間にご飯を食べたり、身支度をしたり。めんどうなアイロンの手間を省くことができます。5. たった2.8円!「自動おそうじ」で除菌・黒カビ抑制今では定番となりつつある、洗濯機のお掃除機能。日立の洗濯機には、洗濯槽の周囲を自動で洗浄する「自動おそうじ」も搭載されています。自動洗浄の流れとしては、洗い→すすぎ→「自動おそうじ」→脱水です。すすぎのあと、水道水シャワーで上から洗い流すことにこだわりました。この「自動おそうじ」によって、洗濯槽の除菌、黒カビが抑えられます。洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着しやすい汚れを掃除してくれるのは嬉しい反面、ランニングコストが気になります。しかし、「自動おそうじ」オフの場合、1回あたりのランニングコストが38.5円。「自動おそうじ」オンの場合は41.3円と、その差は2.8円です。たった2.8円の違いで洗濯槽を掃除してくれるのは大きなメリット。毎日洗濯しても、1年間で1000円少々。「自動おそうじ」は洗濯槽の汚れを洗い流す機能ですが、より気持ちよく使うためには、槽洗浄コースと併用がおすすめです。洗濯槽クリーナーを使用した槽洗浄は、普通の場合、1~2ヵ月ごとに行うのが目安となっていますが、この「自動おそうじ能」の継続使用だと3~4ヵ月ごと。クリーナーを購入して洗浄する頻度が減れば、手間も出費も少なく済みますので、ランニングコストの安さは魅力的です。このように清潔性を重視した機能となっていますが、日立の洗濯機は排水ホースにもこだわっています。ホース内面がフラットになっており、排水・汚れが残りにくい構造となっています。また、清潔な水道水によって循環部分もしっかり綺麗にし、高速風でホース内の排水をしっかり追い出しているのです。6. 「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム(BD-NX120A)」をご紹介!——「ナイアガラ洗浄」や「風アイロン」など見所の多い日立の洗濯乾燥機ですが、新しく2016年11月に発売された「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラム(BD-NX120A)」のポイントはどこにあるのでしょう?「業界最大(*1)の洗濯容量12kgを実現。まとめて洗うことで時間もコストも節約できます。また、大物も一度に洗えて便利です。薄手のシングル毛布なら4枚洗えます」(*1)国内家庭用洗濯機、2017年4月7日時点一般的にドラム式洗濯乾燥機はサイズが大きく、扉が前面にあるため、洗濯機を置くスペースが狭いと衣類が取り出しにくいなど、場所を選びがち。しかしBD-NX120Aのサイズは本体奥行62cmと奥行スリムになっています。ドラムの中の奥行も32cm。衣類が取り出しやすいのが特徴です。大流量シャワーが前後に動くナイアガラ循環シャワーも新たに開発されており、効率的に高濃度洗浄液をふりかけることができます。新しいナイアガラ洗浄によって、その効果もアップ。泥汚れなどもしっかり落とします。画像の左がナイアガラ洗浄前。右がナイアガラ洗浄後です。進化したナイアガラすすぎは、使用水量が150Lから135Lまで減り、運転時間に関しても5分ほどの短縮となっています。BD-NX120Aは高性能ながら省エネで、かつ時短になっているのです。——魅力の多い製品ですが、実際に購入・利用した人からはどんな評価が?「『ナイアガラ洗浄』については『ごわつきを抑えられた』というお声を、『風アイロン』については『アイロンがけの手間が減った』といったお声をいただいております」7.気になる毛布やシーツ、枕カバーなどに。新機能「ダニ対策」コースで衛生的にBD-NX120Aにはまだ新しい機能があります。それが、「ダニ対策」コース。BD-NX120Aのみに搭載された新しいコースです。ダニは天日干しだけでは、退治できません。ダニ対策コースは、洗い→すすぎのあと、温風によって加熱します。熱に弱いダニをここで退治。そして、ダニの死骸やフンを洗い流すために、再度すすぎ→脱水をします。徹底的にダニを退治するので、毛布やシーツ、枕カバーなど、より衛生的に洗いたいときにおすすめです。さらに、「毛布コース」ならシングル毛布が4枚洗える大容量サイズなので、家族の毛布も一度にたくさん洗えます。家庭でも手軽に毛布を洗えるのは、忙しい主婦には嬉しいことですね。まとめ今回ご紹介した洗濯乾燥機は、洗浄力や乾燥仕上がり、清潔性・省エネなど、基本性能がハイレベル。忙しいママの強い味方となる機能を備えた製品と言えます。洗濯機は一家に一台、必要不可欠な家電です。どんどん高性能になり、各家庭に普及されつつあるドラム式洗濯機は必見。自分の生活スタイルに必要な機能が何なのかを見極め、メリットの多い製品を選ぶことで、毎日のお洗濯だけでなく暮らしも快適になりますよ。回答者:日立アプライアンス株式会社総務部広報グループ松尾亜季様回答日:2017年3月2日
2017年04月19日パナソニックの洗濯機は他のメーカーに比べ、多くの機能を搭載しています。ひとつひとつの機能にはそれぞれ意味があり、洗濯をする皆さんのお悩みを解決してくれること間違いなしです。ではどんな機能があるのでしょうか?パナソニックの担当者に詳しくお話をお聞きしました。毎日使う洗濯機が、使う人みんなの願いを叶えてくれる特別な使い心地だったら。お気に入りの洋服が満足な洗い上がりだったら、気持ちのいい1日を過ごせそうですね。洗濯の際、気になるのは干した時の「シワ」や「ニオイ」。パナソニックの洗濯機は、汚れがきっちり落ちて、さらにニオイもすっきりクリアにしてくれると評判なんです。多彩な機能のどこに注目すれば「プレミアムな使い心地」を日常で体験できるのでしょうか。主婦のみなさんが気になっていることを、まとめてパナソニック洗濯機担当山口さんにきいてみました。洗濯機でできることや、「えり・そでの汚れ、シミ汚れ」を確実にクリアにするための方法など、知って試して「気持ちのいい1日」を実現させましょう。■目次1.多彩な機能が満足のいくお洗濯へ導いてくれます2.簡単操作で使えます!3.あなたのお悩み何ですか?洗濯機にできること4.泡洗浄、採用するには理由がある5.洗濯機さらにご機嫌な洗い上がりをお届けする、ちょっとした気配り6.グッドデザイン賞受賞!おしゃれで使える洗濯機まとめ1. 多彩な機能が満足のいくお洗濯へ導いてくれます——洗濯の悩みを解決するために、便利な機能が充実しているパナソニックの洗濯機。便利そうですが混乱してしまうケースはないのでしょうか?「パナソニックではさまざまな機種を取り揃えていますが、まずは、ななめドラム洗濯乾燥機NA-VX9700を例に見ていきましょう。こちらの洗濯機では、洗濯機の基本である洗浄機能に加え、乾燥機能、清潔機能が搭載されています。洗浄機能は大きく分けると4つがあり、標準(おまかせ)、温水、おしゃれ着、毛布のコースから選ぶことができます。通常の洗濯の場合は、おまかせコースで洗濯しましょう。皮脂汚れ、黄ばみ、食べこぼしなど、とくに汚れや衣類のニオイが気になる場合は、温水のコースにすることでスッキリきれいに汚れを落とすことが可能です。確かに機能が満載ですが、使う人が困らないようコース名で用途が連想できるように工夫しています。」(山口さん)——具体的にどんなコースがありますか?「例えば、新機能の「約40℃においスッキリコース」だと、約2倍の高濃度洗剤と約40℃の温水で2回洗浄をするため、通常の洗濯では落としきれないニオイ原因菌まで落とせます。その結果、部屋干しなど生乾きの嫌なニオイの発生を抑えることができるのです。このコースなら、色柄物やデリケートな生地など幅広い衣類に対応してくれます。」——たくさんある機能をうまく使うコツはあるのでしょうか?「衣類を洗濯機に入れる前に、汚れや洗濯絵表示を確認するところがポイントです。VX9700はタッチパネルでコース詳細や洗える絵表示などがわかるように工夫しています。目的や衣類に応じて洗い分けることで、きっと満足な洗い上がりの衣類が手元に戻ってきます。また、ドラム式は乾燥機能も大きな魅力となっており、天候や住宅環境で外に干せない時などにも役立ちます。タオルなどはフカフカで気持ち良く仕上がりますよ。」2. 簡単操作で使えます!——お話から、使う人に寄り添った便利な機能が豊富だと感じました。逆にもっとシンプルにするべきという声はありますか?「コースの数だけで申しますと、非常に多彩ですのでシンプルにすべきというお声もありますね。一方で、使う人が洗濯機に求める機能も多様化しています。どちらの意見も考慮して、開発するときには『なるべくわかりやすい操作で使ってもらえること』を目標にしています。先ほどご紹介した「約40℃においスッキリコース」や、他にも「約30℃おしゃれ着コース」のように、ユーザーが使うシーンをイメージしやすいようなコース名にすること加え、操作は見やすいカラータッチパネルなので、タッチで選ぶだけで運転内容の変更も簡単。いつも「おまかせコース」を使うのであれば「スタート」ボタンを押すだけなので、操作に戸惑ったときは、説明書を探さなくてもタッチパネルがお困りを解消してくれますよ。」なるほど、分かりやすい工夫をされているのですね。操作案内をすぐ見ることができたり、エラーの対処法がわかったりするので、多彩なコース機能でも用途がわかりやすく、結果的にお気に入りの衣類をきれいに保つことができますね。とても嬉しい心配りです。3. あなたのお悩み何ですか?洗濯機にできること——主婦の皆さんからは、洗濯機に対してどんな悩みの声があがっているのでしょうか?また、それは最新の洗濯機に反映されていますか?「洗濯の悩みで多いのは、やはり「汚れ落ち」です。そんなお悩みを解決するため、基本の泡洗浄に加え、温水のコースや泥汚れを落とすコースなど、通常の洗濯よりもしっかり洗えるコースを搭載しています。」「例えば温水の「約40℃つけおきコース」は、普通の洗濯機や手洗いではできない約40度をキープできるので、つけおき洗いの時の「時間の経過とともに洗剤液の温度が下がってしまう」ことを解決してくれます。洗剤液中の酵素が活性化する温度は40℃からです。また、約37℃から衣類についた皮脂も溶け出します。この約40℃に温めた高濃度の洗剤に衣類を浸し、約6時間保温しながらつけおき洗いをします。こちらのコースなら今まで諦めていた黄ばんだTシャツも白く、枕カバーのしつこい皮脂汚れもしっかり洗い落とします。」「他にも「どろんこコース」では、高濃度の洗剤で表面の泥を落とす予洗いを洗濯機がしてくれます。そして1度排水するので、汚れの再付着や黒ずみを防止。その後、約60分の本洗いに入りガンコな泥汚れもスッキリ落とします。また「約60℃除菌コース」は、赤ちゃんのスタイなど白物で清潔に保ちたいグッズの除菌に効果抜群です。」4. 泡洗浄、採用するには理由がある——カタログでは泡洗浄が特徴、という印象を受けました。泡洗浄の洗濯機ができた背景を教えてください。「そもそも、洗濯機で衣類の汚れを落とすポイントは3つあります。1つ目は「洗剤の力」、2つ目は「水の力」、そして3つ目は「機械の力」です。3つ目の「機械の力」を強くすれば汚れ落ちはよくなりますが、衣類に対するダメージも出てきます。1つ目の「洗剤の力」は、洗剤そのものの洗浄力にもよりますが、洗剤の力を十分に発揮させるための機構が整っていることも大切です。高濃度の洗浄液を泡にし、衣類にふりかけ浸透させることが、洗浄に効く効果的なポイント。また、泡にすることで汚れにアタックする面積が増え、汚れを浮かせて落とすことができます。手洗いであれば洗剤泡をもみ込むこともできますが、洗濯機の場合は直接手を入れるわけにはいきません。その場合の手段として、2つ目の「水の力」を借りることで、洗剤液が衣類にしっかり浸透し汚れ落ちがよくなるのです。この3つをうまくかけ合わせることで、衣類を優しくきれいに洗い上げることができます。」——なるほど!泡洗浄はまさに理にかなった洗い方なのですね。「そうなんです!パナソニックの洗濯機では、まず「洗剤の力」と「水の力」をかけ合わせています。まず、「ジェットバブルシステム」で洗剤を泡にし、「浸透ジェットシャワー」で全方位から一気に噴射、泡を繊維の奥まで素早く浸透させ、汚れにアタック。そして「機械の力」の「スピンダンシング洗浄」のドラム槽の回転で、衣類を効果的に動かし洗浄します。」5. さらにご機嫌な洗い上がりをお届けする、ちょっとした気配り——落ちにくい汚れが落ちるという泡洗浄ですが、事前にもみ洗いなどでしっかり洗う必要性はないのでしょうか?「そうですね……。できれば、ひと手間を加えることをおすすめします。えり・そでの汚れ、シミ汚れ、頑固な皮脂汚れには事前に洗剤や漂白剤を塗る。泥汚れの場合はさらに表面の泥を払い落とし、軽くもみ洗いしてから洗濯機に入れるなど、ちょっとしたお手入れでさらに洗浄効果を高めることができますよ。」私たち使う人のちょっとした気配りで、汚れがグンと落ちるんですね。6. グッドデザイン賞受賞!おしゃれで使える洗濯機——パナソニックの洗濯機の中には、グッドデザイン賞を受賞したものもあるそうですが、いいデザインと機能性はどうのように両立しているのでしょうか?「Cuble(キューブル)という商品でグッドデザイン賞を受賞させていただきました。これは水平・垂直を活かしたキュービックフォルムと、細部にまでこだわったコンパクトで美しいデザインです。ドラム槽は斜めにして節水性を追求。楽な姿勢で衣類の出し入れや設定ができるよう、身体に優しい形に仕上げ、美しさと使いやすさを実現しました。」今までは、洗濯機のある空間はできれば人に見せたくない場所でした。昨今は、自宅のサニタリー空間もゲストが入る部屋(手を洗うなど)として、美しさにこだわりを持つ人が増えてきているのが現実。このCuble(キューブル)はおしゃれなサニタリー空間と、シンプルでありながら使いやすさを凝縮した洗濯機を目指し開発されたそうです。「洗濯機能は少しコース数が減りますが、温水泡洗浄などの基本コースや洗浄力は先ほど紹介したNA-VX9700と同等です。乾燥機能では、衣類の縮みや傷み・シワを抑えてふんわり乾かす低温風パワフル機能の容量を、いままでですと標準の3kgまででしたが、たっぷり設定の5kgまで選べるように。より多くの衣類でも乾きムラを抑え、乾燥することが可能です。容量を選べるようになったことで、様々な洗濯スタイルや環境にあわせて使用できます。」ドラム式洗濯機は欲しいけど、乾燥機能はなくてもよい方のためのCucle(キューブル)NA-VS1100もあるそうです。——洗濯機といえば槽内のお手入れも気になるところですが……。「ご安心ください!『約30℃槽洗浄コース』といって、水量やドラム回転数を見直し、約3時間で槽洗浄できるコースがあります。通常10時間以上かかるので、かなり短い時間で槽をきれいにすることができるんです。」これなら気軽に槽洗浄をして、きれいな洗濯槽をキープしておけますね!ドラム式洗濯機ならではの洗浄機能、乾燥機能、使い勝手、お手入れ性などが合わさった結果、実際に使っている人たちからも満足の声が上がっているとのことです。まとめ洗濯する人みんなの願いを叶えてくれる、夢のような洗濯機を見つけることができました。他にも、ここでは紹介しきれないほどたくさんの機能を搭載したパナソニックの洗濯機があります。生活環境に合わせ、上手に使いこなすことで、きれいな衣類やリネンに囲まれた日常を過ごすことができ、心おだやかな日々を送ることができるでしょう。このような相乗効果がうまれることによって、なにげないふだんの生活が気持ちよいサイクルで回り始めるかもしれません。心強い家事のパートナーとして、ふだんの生活をちょっぴりプレミアムにしてみませんか。回答者:パナソニック株式会社アプライアンス社コンシューマーマーケティングジャパン本部洗濯機商品課山口高宗様回答日:2017年3月6日
2017年04月14日皆さんは洗濯槽の洗浄をこまめにしていますか?洗濯槽はカビが好むジメジメの環境です。洗濯槽のカビを放置すると、洗濯するたびにカビが洋服に付着するということにもなります。洗濯した洋服は綺麗でなければ意味がありません。洗濯槽のカビを増やさないためにはどうするべきか、主婦50人に聞きました。毎日の洗濯によって洗濯槽も水で流されているため、改めて槽の洗浄などしなくてもよいのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかしあまりにも長い間、洗濯槽を使ったまま放ったらかしていた場合、実は洗濯槽内がカビでいっぱいになっている可能性があります。いったい洗濯槽にはどんな問題が潜んでいるのでしょう。放置して状態が悪化してしまう前に手を打つ必要があります。今回は洗濯槽のカビ事情とその対策方法について、主婦50人の方にアンケート調査を行いました。■目次1.主婦の洗濯槽にまつわる心配事はやはり「カビ」2.洗濯槽にカビが発生しやすくなるメカニズムを理解しよう3.カビの増殖を防ぐために日頃からできることまとめ1. 主婦の洗濯槽にまつわる心配事はやはり「カビ」■ほとんどの主婦が洗濯槽を洗浄した経験を持つ「洗濯槽を洗ったことがありますか?」というアンケートに対し、「はい」と答えた主婦の方の割合は9割ほどを占めています。どうやら洗濯槽を洗うことは当たり前のこととして世間に認知されているようです。■「洗濯槽からいやなニオイ、カビ臭いニオイがしてきたから。衣服に洗濯カスのようなものが付くようになったから。」(40代・専業主婦)■「3カ月に一度の周期で気休め程度ですが、洗濯槽用の洗剤を入れて回しています。」(40代・専業主婦)■「カビや水アカが気になります。汚い洗濯槽で洗濯をしても、洗濯物は綺麗にならないと思います。」(40代・専業主婦)洗濯機は毎日使うものなので、ニオイや汚れには敏感になるのも当然のこと。洗濯し終えてフタ開いた途端、生臭いニオイがしたら干すのも嫌になってしまいそうです。一方で「いいえ」と答えた人の中には、洗濯槽クリーナー以外を使用して槽のケアをしているという方もいました。■「洗濯槽は洗いませんが、洗濯槽の除菌効果がある洗剤を利用しています。」(30代・専業主婦)確かに洗濯槽のカビを抑える効果がある洗濯洗剤が発売されています。カビが生えるのを抑える役割はありますが、発生するカビをゼロにすることはほぼ不可能だといっても過言ではないでしょう。■数カ月に1回が洗濯槽を洗う王道のペース主婦の多くの方は1カ月に1回、3カ月に1回のペースで洗濯槽の掃除をすることがわかりました。■「子どもの泥汚れのある運動着を洗うのですぐに洗濯槽が汚れてしまうため、こまめに洗っています。」(30代・正社員)■「3カ月くらいでニオイが気になりだすので、そのくらいの頻度で洗っています。」(40代・専業主婦)■「一応1カ月に一度と決めているのですが、気がつけば2〜3カ月過ぎています。定期的に洗わないと洗濯アカのようなものが衣類を汚すことがあります。」(50代・専業主婦)それよりも多いペースで掃除をする方は1名、そして年に1回だけ掃除する方、その他としては汚れが気になる時に掃除をするという方の票も多かったです。■「日々の洗濯をしている時、洗濯物に茶色の洗剤カスなどが付着したり、洗濯槽が汚くなったりしたと感じた時に洗います。」(50代・専業主婦)■「黒いゴミ(黒カビ)が出てくるようになったら洗いますが、部屋干しが増える花粉の季節の前や年末、梅雨時に洗うことが多いです。」(40代・専業主婦)洗浄する期間を意識することがなくても、洗濯物に黒いカスがつくようになったらそろそろ専用クリーナーで洗わないといけないかなと思う方が多いようです。確かに洗濯物にまで汚れが目立つようになると「このままではいけない」という危機感を感じるようになりますよね。また洗濯槽の掃除はできるだけしたほうがいいと思っていても、ついつい掃除を忘れてしまう方も多いかもしれません。この主婦の方のように、ちょっとした心がけで定期的に掃除をすることが日々の習慣になるかもしれません。■「定期的に決めてすると忘れずに持続できます。私の場合は、毎月1日に洗濯槽を洗うことに決めてカレンダーに印をつけなくても忘れずに実行するようにしました。」(50代・専業主婦)■洗濯槽でやっぱり気になってしまうのはカビ多くの主婦を悩ませる、洗濯槽のカビ。洗濯をしたのに洋服に黒いカスが付いてしまっていたというのは、洗濯槽にこびりついているカビが剥がれたものである可能性があります。■「洗濯物にゴミカスが付いていたら洗濯した気にならないし、気になります。」(30代・専業主婦)■「1度、黒いカスが何回も出て困ったことがありました。目に見える形になるとやはり怖いですよね。」(20代・専業主婦)■「洗濯した時に洗濯物に黒いゴミカスが付くのが気になります。そのゴミが出てきたら掃除の時期の合図だと思っています。」(30代・専業主婦)また部屋干しをして生乾きになってしまった時などに服が変に臭うなあと思ったことはありませんか?そのニオイも実はカビが原因なんです。■「洗濯槽のカビ臭いニオイが洗濯物に移るのがすごくイヤです。」(20代・正社員)■「ニオイが1番気になります。せっかく洗ったのに無意味だし二度手間になってしまうので。」(20代・専業主婦)■「洗濯槽クリーナーでの掃除の間隔があいてしまった時や夏場、洗濯機の中から生臭いニオイがしたことがあります。そのまま洗濯したら服に菌がついて臭くなりそうで、とても気になります。」(50代・パートアルバイト)また黒カビや生臭いニオイとともに洗濯槽のお悩みとして君臨するのが「茶色いコケのようなもの」です。この正体もカビの一種です。■「洗濯物にも付いてしまって、洗濯したのに不衛生になることがあるので。」(20代・専業主婦)■「見た感じが汚くてぞっとする。洗濯しても綺麗になる気がしない」(30代・専業主婦)■「定期的に洗浄するようにしているのですが、ちょっと間があいた時など白い衣類に茶色いぺらぺらがついていると『あ、槽洗浄しなくちゃ!』と思います。」(40代・専業主婦)カビが発生することは、主婦のみなさんにとって洗濯槽を洗うための「信号」みたいなものなのですね。2. 洗濯槽にカビが発生しやすくなるメカニズムを理解しようカビも理由があって生えてきます。その原因さえわかれば、カビの発生を防ぐことができます。ここでは主婦を悩ませる「カビ」について理解を深め、具体的な対策を考えていきましょう。■洗濯機の構造を理解しよう洗濯槽にカビが生えやすいのには、洗濯機の構造が大きく関与しています。多くの縦型・ドラム型の洗濯機は槽が二層になっています。一般的に「洗濯槽」と呼ばれるものは洗濯機の内側にある槽のことを指し、外側の槽のことは「外槽」と呼びます。洗濯機を回している時は洗濯槽と外層の間に水が入るため、この空気にあまり触れない洗濯槽の外側と外槽にカビが生えやすくなるのです。そして多くの洗濯槽には穴が空いていますが、洗濯機を回している最中にこの穴から洗濯槽の内側にカビが入ってきてしまいます。これが洗濯物にカビが付着してしまう原因です。このカビの付着を防ぐために洗濯槽に穴が空いていない洗濯機も販売されていますが、多くは二槽式で穴あき洗濯槽が一般的。そのため洗濯槽も定期的に掃除をするメンテナンスが必要なのです。■カビが生えるための方程式そもそもなぜ洗濯槽にカビが生えるのでしょうか?カビが生えるといわれている原因はいくつかあります。そのメカニズムを簡単な方程式で表すと次のようになります。(洗濯機はもともと湿度が高い)+(溶け残った洗剤+せっけんカス+付着したアカや泥)=洗濯槽のカビ洗濯機は水を使うことに加え、多くの家庭ではお風呂の手前の脱衣所に設置されています。そのため洗濯機のまわりは自然と湿気がこもりやすく、特にフタがつねに閉まっている洗濯機の中はどうしてもカビが発生しやすい環境になりがちです。洗濯後に残った洗剤やそのカス、アカ、泥などはカビにとって絶好のエサになるのです。この“カビのエサ”と湿気が組み合わさって、洗濯機内にカビが増えていくということになるのです。3. カビの増殖を防ぐために日頃からできること多くの主婦の方は、日頃から積極的に洗濯槽のカビ対策をされていることがわかりました。具体的には8割以上の方が、湿気をこもらせないように努力されているようです。洗濯槽専用のクリーナーをマメに使うことが洗濯槽を清潔に保っておくには最も効果的ですが、多くの家庭では毎日洗濯はするため、そう頻繁には槽の洗浄は出来ません。となると出来るだけカビを増やさないためには、日頃のちょっとした心がけが大切のようです。では具体的にどのようにやるのかを、主婦の方々の声をもとに探っていきましょう。■湿気をこもらせない!先述したように、洗濯機は湿気がこもりやすいです。「カビが生えるための方程式」にもあるように、高い湿度はカビが生える絶好の環境です。■「洗濯が終わったら必ず洗濯槽のふたを開けています。湿気がこもりそうなので、常に開けっ放しです。」(40代・専業主婦)■「洗濯機のフタはこまめに開けています。また浴室や洗面所の風通しを良くするように心がけています。」(40代・個人事業主)■「基本的に洗濯機の中に洗濯物をためないようにする、湿気がこもらないようにフタを開けて風を通すようにしています。」(40代・専業主婦)風通しを良くすることは、湿気をこもらせないために効果的。カビにとって繁殖しやすい環境を作らないためにも、洗濯機のフタを開けておくことはとても大事なわけです。洗濯機の中を湿度の高い状態にさせないためには、洗濯機のフタを開けておくことに加え、洗濯が終わったら洗濯槽を乾拭きすることも効果的です。雑巾でさっと水気を取るだけでも、長期的に見たらカビの発生を抑えるのに役立つこと間違いなしです。■温度が高ければカビは対処出来る!カビは高温にはとても弱いです。通常、カビは50℃のお湯で菌が成長することが出来ずに死滅するといわれています。そのため洗濯槽を高めの温度に設定しておくことで、カビの繁殖を抑える働きがあります。■「カビは高温で死滅すると思っているので時々洗濯槽を高めの設定にしてカビ退治します。」(50代・専業主婦)■「おふろの残り湯を使うことと、洗濯槽クリーナーを定期的に使うよう心がけています。」(40代・パートアルバイト)主婦の方々からもこのような声がありました。このほかにも乾燥機付きのドラム式洗濯機を使用している家庭では、定期的に槽乾燥をさせることをおすすめします。洗濯槽だけを乾燥させ槽内を高温の状態に保つことで、カビの発生を抑えることが出来るのです。まとめ■カビの「エサ」を増やさない!■「とにかく洗濯物に付いたゴミや泥などは極力洗濯機に入れる前に処理しています。」(50代・専業主婦)■「カスがたまってカビの原因になることが多いと思うので気をつけています。」(20代・専業主婦)■「砂や食べカスが付いている場合は、簡単に手で水洗いしてから洗濯しています。」(20代・専業主婦)汚れた洗濯物を洗うことが洗濯機の役割ですが、その汚れた洗濯物にはたくさんのゴミやカスが付着しています。先に説明した「カビが生えるための方程式」でも解決した通り、アカや泥はカビが生えるための条件。洗濯物の汚れは洗濯前になるべく落とすことも、カビ防止に効果があるといえます。たとえば泥遊びが好きな小さなお子さんや、野球やサッカーなどの屋外スポーツをやっていて泥だらけになったユニホームを持って帰ってくるお子さんがいる家庭では、洗濯機で洗う前に簡単に手洗いをし、泥や砂をある程度取り除いてから洗濯するとよいでしょう。面倒だし、ひと手間かかる作業です。しかしこのような心がけを継続させていくだけで洗濯槽のカビは大幅に改善できるのです。洗濯槽のカビ防止にはさまざまな方法があることがわかりました。防止はできてもカビの発生は完全には抑えられないため、1カ月から数カ月に1度のペースできちんとクリーナーで槽洗浄されることをおすすめします。槽洗浄をしたうえでさらに日々のカビ発生を防ぐ方法を試してみると、洗濯槽の綺麗な状態をより長く保つことができるようになります。洗濯したのに残ってしまうカビのニオイ。洗濯物についた黒いカス。こうしたカビの悩みからおさらばするためにも、日頃から洗濯槽のカビ対策を始めてみませんか?アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月11日「洗濯カゴ」にはいろいろな形・素材があり、種類がとても豊富です。デザインも気になりますが、家事の効率を上げるには、それらの洗濯カゴをどのように活用すればよいでしょうか。主婦50人の方々に、普段の洗濯での「洗濯カゴ」活用方法についてお伺いしました。何気なくやっている洗濯を楽にするコツが詰まっています。毎日の洗濯で使う「洗濯カゴ」。みなさんは、現在いくつの洗濯カゴを使っているでしょうか。また、それを買う時にどんな点に注目して買いましたか?身近なものだけに、普段は何気なく使っている洗濯カゴですが、実はいろいろな種類があり、人によって使い方も大きく異なります。そこで今回は主婦50名の方に、洗濯カゴの選び方や普段のカゴの使い方について、アンケートにてお聞きしました。「こんなカゴの使い方があったんだ!」という発見につながるかもしれません。■目次1.主婦の「洗濯カゴ」に関するリアル2.どんなタイプの洗濯カゴを使うのか3.主婦が洗濯カゴに求めることとは?4.今日から取り入れたい!洗濯カゴはこんな風にも使えたまとめ1. 主婦の「洗濯カゴ」に関するリアル各家庭にある洗濯カゴの個数は、どれくらいだと思いますか?家族4人なら2つ以上は必要と、家族の人数によって個数が変わると思う方もいらっしゃることでしょう。実は家族の人数よりも、主婦の方のライフスタイルによって洗濯カゴの個数が変わってくることが、アンケートの結果からわかりました。全体のおよそ半数もの方が、洗濯カゴは1個で十分だと考えていることがわかりました。複数個を使い分ける方もいらっしゃいましたが少数派。主婦のみなさんがなぜその個数の洗濯カゴを使うのか、理由を見ていきましょう。【使い分けるのが面倒】洗濯物のカゴはひとつでいいと答えた方には、夫婦ふたり住まいの方もいらっしゃれば、家族4人という方も。やはり、家族の人数でカゴの個数は左右されていません。■「洗った洗濯物を運ぶのに使うので、大きめのものが1個で十分だと思っています」(50代・専業主婦)■「家族は4人。洗いたい服はよくないと思いながらも洗濯機に直接入れています。洗濯カゴには洗った服を入れて、干す時に使います」(40代・正社員)■「洗濯カゴはひとつだけです。柔軟性のあるプラスチックの大きめのカゴで、汚れ物を入れても平気なものです。家族は4人。夫婦と大学生の息子がふたりです。カゴではありませんが、あまりに泥汚れがひどいものなどはバケツに入れます」(40代・専業主婦)■「脱いだ洗濯物は洗濯機に入れ、洗った物を干す場所に運ぶためにカゴを使うので、ひとつで足りている」(40代・専業主婦)このように、大きいサイズのカゴを使用したり、洗う前の衣料などは直接洗濯機に入れたりすることから、洗濯カゴはひとつで十分という声が多くありました。複数のカゴを使い分けるよりも、ひとつにまとめておき、洗濯する直前に白いものと色つきのものなどを分けるスタイルの方が多いことがわかりました。そもそも、細かくカゴごとに洗濯物を分けるのが面倒に感じている方もいらっしゃいます。■ふたつ以上のカゴを使う理由一方で、常時3個のカゴを使い分けている主婦の方々もいらっしゃいます。■「汚れものふたつと、洗濯した後のもの用にひとつ使っています。汚れものは分けるのに2個必要です」(30代・専業主婦)■「夫婦でふたり暮らしですが、ドライ・普通・干す用で分けて使っているから」(20代・専業主婦)■「家族は夫とふたりですが、通常の服、靴下パンツ等の細かい物、ニットなどのおしゃれ着と分けてます。正直、デニムや夫の作業服もカゴではないですが、違う場所に置いてもらっています」(20代・専業主婦)数個の洗濯カゴを使う方々の大きな共通点は、汚れものと洗濯後のものを分けていることでした。そのほかにも靴下や下着、ニットなど、さらに細かく分ける方も。また、家族の人数が少ない家庭のほうが、2個以上の洗濯カゴを使い分けているという傾向が見られます。お子さんがいらっしゃる方よりも、主に夫婦でふたり暮らしという方がカゴを複数所有しています。洗濯物の量が少ないからこそ、きっちりと洗濯物をカゴごとに分けられるのかもしれませんね。【カゴを使い分けることで洗濯が楽になる】アンケートの結果では、4つの洗濯カゴを使うという方も2名いらっしゃいました。使い方は2〜3個のカゴを使い分けている方と変わりありません。■「これから洗濯する白いものと色柄ものを入れるカゴ、手洗い専用に洗濯するもののカゴ、干すとき専用に使うカゴの、全部で4個です」(40代・専業主婦)■「洗濯カゴはたくさん持っています。洗濯物干しをするところにも、常時置いてあります。こうすると取り込みやすいです」(40代・パート)洗濯物を分けるという使い方以外でも、洗濯機がある場所・洗濯物を干す場所のそれぞれにカゴを置いておくことでのメリットもあります。干す場所にも予備のカゴを設置しておけば、靴下・下着・タオルなど、後でまとめて干したい小物を一時的に入れておくことができます。そして取り入れる時も、それぞれのカゴに仕分けることが可能になります。2. どんなタイプの洗濯カゴを使うのかほかの家庭の干してある洗濯物は見えても、洗濯カゴを目撃する機会はなかなかありませんよね。今どきの主婦の方々はどんな洗濯カゴを使い、どのように活用させているのでしょうか。【洗濯物の量に関係なく、たくさん入るものを】主婦の方々の圧倒的な支持を得た洗濯カゴは、「大きいサイズのもの」でした。カゴを分けるのは忙しいとなかなか出来ない、家族全員分のものがまとめて入るほうがいい、といった意見が多く見られました。■「とにかく大きめのものでないと、たくさん洗濯した時や大物を洗った時に役に立たない」(50代・専業主婦)■「たくさんの洗濯物をいっぺんに入れることが出来ると、あとでまとめて干すことが出来るので、忙しい時に便利です」(40代・専業主婦)■「以前は軽量で棚にしまえるという点を重視して選んでいたのですが、子どもが生まれてからはとにかく洗濯物の量が増えたので、持ち運び回数を減らすために容量の大きなものに変えました。実用性重視で、容量に合わせて持ち運びやすい形状も重視しています」(30代・専業主婦)家事の時間短縮のためにも、大きいカゴにどさっと洗濯物を入れてしまい、まとめて運びたいという主婦の方が多いようです。【持ち運びのしやすさを重視した「取っ手付き」】取っ手の使いやすさも主婦の多くのみなさんにとっては重要事項。持ち運びにくいものでは、家事の効率も下がっていく場合があります。■「ベランダに干しに行く時に、取っ手があるほうが持ちやすく、重く感じないから」(30代・正社員)■「取っ手が付いている持ち運びしやすいものを選びました。日々、干す時などに持ち運びするので、これを買ってよかったです」(40代・専業主婦)■「冬になると自宅では乾燥しづらいので、コインランドリーで乾燥機にかけたりします。そのため持ち運びにも便利な、取っ手付きの大きいサイズのものを使用しています」(40代・正社員)取っ手がない洗濯カゴの場合、抱えるように両手でカゴの下を持って運ばないといけません。そのため1回に運べるカゴの数は必然的にひとつ。複数のカゴを運ぶのは困難となります。一方、取っ手があるものなら2個の洗濯カゴを楽に運ぶことができます。複数のカゴを使う方は、やはり取っ手付きのほうが便利です。【省スペースなコンパクトサイズ】■「収納しやすいように、コンパクトなサイズを使っています。とても便利です」(40代・個人事業主)■「洗濯物を干す時に、洗濯かごに入れて運ぶため、取っ手が付いていてコンパクトなものを使っている」(30代・正社員)■「脱衣所が狭いので、なるべくものを少なくしています。一時的に利用する洗濯カゴはできるだけコンパクトなサイズを使っていますし、家族が3人なのでコンパクトサイズでも支障を感じません」(40代・個人事業主)コンパクトなものを選ぶ方に共通するのは、洗濯機の周りのスペースにあまり余裕がないこと。そのため幅が小さめのものや折りたたみができるもの、柔らかい素材で収納しやすいものなどを洗濯カゴとして選ぶ傾向がありました。コンパクトなものでは、容量という点で劣ってしまうのではないかと懸念される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、折りたたみ式のものならば心配ご無用。大容量の折りたたみできる洗濯カゴも発売されています。場所を取らずに収納しておけるので、洗濯スペースが狭くて困っている方も安心です。3. 主婦が洗濯カゴに求めることとは?主婦のみなさんに「現在使っている洗濯カゴの素材」についてお伺いしました。多数の人が愛用しているのは「プラスチック」製のもの。「水がしみない素材」というところがポイントです。柳などの木製やステンレス製は、少数派でした。【カビ防止・軽い・手入れしやすい「プラスチック」製】プラスチック製のものは、値段が比較的安いうえにお手入れもしやすく、カゴそのものが軽いというメリットがあります。そのため主婦の方からの支持も根強いのです。■「軽くて値段も安く使いやすい。水に強いので湿気ったり、カビが生える心配がない」(50代・専業主婦)■「軽いのでプラスチックのものを使っています。なかなか丈夫で5年以上使っています」(40代・正社員)■「軽くて使いやすく、壊れにくい。汚れても洗いやすいため。洗濯物を入れて移動するのに、カゴに重量がかかると丈夫でない材質だと困る」(30代・正社員)■「濡れているものを入れても臭くなったりしないし汚れてもすぐに洗えるので、プラスチックタイプを使っています。洗濯を干すために外に持っていく時も、地面に置いても気にならないから」(30代・パートアルバイト)洗濯カゴは濡れたものを入れる機会が多く、厄介なカビが生えてしまうことがあります。木製や布製のものだと、手入れをするのもひと苦労。サッと拭くだけで汚れが簡単に落ち、ニオイも気にならないプラスチック製であれば長く使うことが可能になります。【毎日使うものだから、丈夫なものを】プラスチック製には多くの利点がありましたが、一方で次のような意見もありました。■「プラスチックの素材の洗濯カゴを使っていますが、たまに入れるものがたくさんあると、重すぎて壊れることもあります……」(40代・パートアルバイト)プラスチック製のカゴの弱点は、割れてしまう可能性があること。値段が安いものですと、取っ手や底が重量に耐えられなくなったり、酸化してしまったりしてすぐに壊れてしまうこともあります。落とすなどの衝撃にも弱いのが事実です。やはり毎日使うものですから、丈夫で使いやすいものが好まれます。同じプラスチック製でも、壊れやすいものもあれば、丈夫で長く使えるものもあります。カゴの購入を検討されている方は、その違いをしっかりと見極めてから買うのがよいでしょう。4. 今日から取り入れたい!洗濯カゴはこんな風にも使えたただ洗濯物を入れるだけのカゴでも、使い方は人によって大きく異なります。主婦の方はそれぞれ家事を出来るだけ効率的に行うために、さまざまな工夫をしていることがわかりました。主婦のみなさんに洗濯カゴを使う時のこだわりについてお聞きしたところ、カゴ個数に関する意見と同じく、汚れものや洗ったもの、白いもの、色柄ものによってカゴを使い分けているという声が集まりました。「その他」に投票された方が多い結果となりましたが、その中でも興味深い意見をご紹介します。■「色ものと白ものを分けるようにしていたのですが、子どもが生まれてからはさらに子ども用とタオル類を別で洗うようになったため、全部で4種類となっています。それぞれカゴの「色」を使い分ける事で、間違ったところに紛れないように工夫しています」(30代・専業主婦)■「洗濯カゴの中にネットを準備しておき、子ども用、ドライ用、ネットを使う用で分けている」(30代・専業主婦)タオル類は細かい毛が出る場合が多く、特に黒い衣料などの毛が付着すると目立ちます。カゴに入れる段階で分けていればそれを防ぐこともでき、洗濯をする時の手間も省けます。また、洗濯ネットをあらかじめカゴに設置しておくというのも良いアイディア。洗濯する際にファスナーを閉めて洗濯機に放り込むだけなら、忙しい時でも楽チンですね。これらは簡単に取り入れることができ、日頃の洗濯の効率もよくなる工夫なので、この機会に始めてみてはいかがでしょう?まとめ普段は何気なく使っている洗濯カゴも人によって何個使っているのか、どのように使うかなど、さまざまであることがわかりました。洗濯カゴをもっと機能的に使いたいという方は、ご自身やご家族のライフスタイルを考慮しながら、新しいカゴの使い方を見つけてくださいね。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日たった1日分の洗濯物でも、すごい量になってげんなり……。さらに「せっかく洗濯物を干したのに、シワやニオイが気になる!」なんてことになったら、さらに落ち込みます。実はそれらの問題点は、上手な干し方で防げるもの。主婦50人に“洗濯物干しのコツ”を聞きました。たとえ1日分の洗濯物であっても、家族全員分が集まると結構な量になります。・洗濯を干すスペースも限られているし、お天気にも左右されるし、全然乾かない!・しっかり干したはずなのに、生乾きのニオイがする・取りこんでみたら洗濯物がシワシワ……このような経験をしたことはありませんか?多くの方が悩みを抱える「洗濯の干し方」ですが、その解決法を見つけるべく、主婦50人の方にアンケートを実施しました。■目次1.干す場所の問題は便利グッズで解消2.洗濯物を干す時に注意することは?やっぱりシワが気になる…3.「早く乾く」ことと「ニオイ」の密接な関係4.雨の日も怖くない!上手な「部屋干し」の方法まとめ1. 干す場所の問題は便利グッズで解消まずは、主婦のみなさんがどんなことに困っているのか探っていきましょう。【Q:洗濯物を干す時に、困っていることはありますか?】この質問に対して多かった回答が、「洗濯物を干す場所」についてでした。■「余りにも洗濯物が多い時、干す場所が狭いので、洗濯物と洗濯物の間隔が狭くなり、乾きにくいです」(40代・主婦)■「家族分の洗濯物を干すと、竿を3本使ってもいつも目一杯で、うちのベランダは狭い!と感じます」(40代・主婦)日当たりの良い大きなお庭があるような家ならば理想的ですが、実際は洗濯を干すために広々としたスペースを設けるのはなかなか難しいこと。主婦のみなさんがこの問題をどのようにクリアしているか聞いたところ、その解決策のひとつが「便利グッズ」を使うことでした。便利な機能が付いた「ハンガー」を使って、干し方を工夫している方が多く見られました。■「ベランダが狭いので、バスタオルなど大きな洗濯物を折らずにパッと干せる「のびるハンガー」を使っています。ハンガーの下の部分がスライドしてワイドに伸び、バスタオルなど干す場所を取らずにハンガー干しが可能になります」(40代・主婦)■「7連ハンガーを使っています。1本ずつ取り外しても使えるし、タテに吊るせば干すスペースを広く使える。ハンガーの幅を広げるなどの調節出来るので便利です」(30代・主婦)このような便利なグッズを積極的に使用することで、洗濯を干すスペースの狭さによるストレスを軽減することが出来ます。2. 洗濯物を干す時に注意することは?やっぱりシワが気になる…外干し・部屋干しに関わらず、「洗濯物を干す」という行為をするうえでの課題について、主婦のみなさんの意見を聞きました。最も回答が多かったのは「シワ」。シワくちゃな服は、人の印象にも影響します。40%の主婦たちが、洗濯物を干す際に「シワ」を作らないことを第一に考えているという結果となりました。■「極力アイロンの手間が減らせるよう、きちんとシワを伸ばすことに気を使っています。」(40代・主婦)■「出来るだけアイロンをしたくないので、シワがでないようにパンパンしてから干します。」(40代・主婦)なかでも多かったのは、「出来るだけアイロンがけの手間を省きたい」といったコメントです。シワはアイロンで伸ばすことが出来ますが、手間が増えるのは避けたい、というのが主婦の本音。となると、洗濯物を干す時点でシワをしっかりと伸ばすことが重要となります。また、シワがあると洗濯物が乾きづらくなるという意見もありました。■「デニムなどの厚手の生地は、シワがあるとそこが生乾きになって、ニオイがつくから」(40代・主婦)■「ダンゴ状になっていると生乾きになってしまう。干す時点でしっかり伸ばすよう心がけています」(40代・主婦)■「干す時に、その都度バサッとして、シワや形を整えてから干すと乾く時間も短縮になり、シワなどもあまりなく綺麗に取り込める」(30代・主婦)布と布が重なっているところは干してもあまり空気に触れず、そこだけ半乾きになることも。しっかり乾かなかった服は着るのもしまうのもためらわれます。洗濯物は広げて“パンパン”とシワを伸ばす、という基本の干し方は案外あなどれないものです。3. 「早く乾く」ことと「臭い」の密接な関係先ほどの「洗濯物を干す時に気にすること」のアンケートでは、「シワ」に次いで「ニオイ」が32%、「早く乾くか」が24%を占めています。実はこれらの「早く乾く」ことと「ニオイ」は関係性があります。■「いくら外に干しても密着させすぎてしまうと乾きづらいし、空気の通りが悪くて臭い」(40代・主婦)■「厚手の服は風通しの良い場所に干す。ちゃんと乾かないとニオイの元になるので。あと、整然と干されていると気持ちいいので、見た目も大事」(30代・主婦)■「早めに乾かさないとニオイが残るため、乾きにくい天候の時は室内の暖房に近いところに干すなど、早く乾くようにしている」(40代・主婦)■「洗濯物が乾きにくい季節は生乾き臭がひどい時があり、せっかく綺麗になった洗濯物でも嫌な気分になります」(40代・主婦)洗濯物を早く乾かすことで、ニオイはずいぶん予防出来ます。濡れた状態が長時間続くと、雑菌の繁殖が元となって特有の嫌なニオイが発生してしまうのです。それでは具体的に、主婦のみなさんはどのような対策をされているか、そのコツを教えていただきました。■「なるべく洗濯物同士の間隔を開けて干すようにしている。でないと風通りが悪くて、余計に乾きが悪くなる。それとシャツやズボンは洗濯バサミで上部を留めて、ダランと干す。そうすると乾きが早い」(30代・主婦)■「より早く乾かすためには、除湿機を使う。エアコンよりも電気代が安く済むので、夜10時から朝の8時で乾かすようにしています。ポイントは、乾燥した状態を7時間以上保つようにすること」(40代・主婦)基本となるのは「湿気対策」と「通気性」。乾きやすい環境を作るためにはやはり、洗濯物が重ならないようにすることが何より重要。合わせて部屋の湿度を低くしておくことが必要です。朝に洗濯物を干すことで「早く乾く」ことにつながる、というご意見もありました。■「洗濯はなるべく暖かい朝などにして、干し方も乾きやすい干し方にしている」(30代・主婦)■「よく乾くように重ならないようにしたり、朝早く干したりしています」(30代・主婦)適度に風が通り、日差しもある朝は、絶好のお洗濯日和。天気予報をしっかりチェックして洗濯をすることも、上手な洗濯には欠かせないポイントといえます。4. 雨の日も怖くない!上手な「部屋干し」の方法天気の良い朝が続けば、日頃のお洗濯もグッと楽になるのですが、あいにく天候不良が続いてしまうこともあります。もちろんベランダや庭などに干すことは出来ず、しかし干す場所がないからといって、洗濯をしないと洗濯物は積み上がる一方。ニオイや生乾き感など、洗濯に起こりがちな問題の原因について主婦のみなさんに伺ってみたところ、どうしても「天候」によって洗濯物の状態が左右されてしまう、と感じている人が多くいました。■「雨の時はもちろん乾かず、風の日は洗濯物同士がくっついてしまい、乾きません。厚手の素材も天候によりなかなか乾きません。天気の良い日はなんでもよく乾きます」(40代・主婦)■「天候が悪いと外に干せなくて困る」(30代・主婦)雨の日に洗濯をするとなると、乾燥機を使うという手もありますが、多くの場合は「部屋干し」をすることになります。雨天だけではなく、春であれば花粉、梅雨や冬場は雨が降らなくても洗濯物が乾きにくく、部屋干しを強いられる状況は少なくありません。そもそも外に干すスペースがなく、いつも部屋干しをしているという方も何人かいらっしゃいました。しかし部屋干しをすると、洗濯物だけでなく部屋の中まで嫌なニオイになります。さらには乾かす場所も限られているので、乾きも遅くなりがち。■「とにかく干せる場所にはどこにでも干しています。ベランダが狭いので、干すスペースを確保するのがいつも大変。部屋の中のあらゆるところに干して何とかするしかない」(30代・主婦)■「雨が降った時の干す場所にいつも悩みます。すべて乾燥するとシワも気になるし、出来るだけ多く干したいので部屋のあちこちを利用して干しています」(40代・主婦)■「部屋干ししか出来ないので、スペースに限りがあるし、乾きが遅い」(30代・主婦)こういった部屋干しの問題について、世の中の主婦の方が工夫しているポイントを見ていきましょう。まずは、部屋干しする「場所」の確保です。■「一番重宝しているのは、部屋干しする時に家の扉上の出っ張りに引っ掛けられるアイテムです。そのツールを引っかければハンガーなら6本まで吊るせるし、タコ足ハンガーもひとつぶら下げる事が出来ます。冬場の洗濯物が乾きにくい時期は助かります」(30代・主婦)部屋干しするとなると、カーテンレールや壁の縁に洗濯物をかけるなど、かける場所が問題となります。そういう場面でも役立つ便利グッズがあります。頻繁に部屋干しする家庭ならば、突っ張り棒や洗濯ロープを設置してしまうというのもありです。次に、部屋干しをする際のテクニック。■「部屋干しの時、湿度が高い時は、乾きにくいと感じます。なかなか取り込むことができないので、次の洗濯まで時間がかかります」(40代・主婦)このように、部屋干しは乾きにくいのも問題点。まずは「湿気」をどうにかしなくてはなりません。■「室内干しはどうしても部屋全体がジメッとするので、こまめに換気するようにしている」(30代・主婦)■「部屋干しする時に扇風機の風をあてることで、早く乾くし、ニオイ予防にもなります」(40代・主婦)湿度の高さによって洗濯物が乾くまでの時間が長くなると、雑菌が増殖してニオイの原因になってしまいます。また部屋にカビが発生するなど、衛生面での問題も。部屋干しでも洗濯物をしっかり乾かすには、湿度を低く保ち、空気を循環させることが重要。エアコンや除湿機を活用するもの効果的です。そしてしっかり乾くまで、こまめな換気を心がけましょう。仕事などの理由により、天候に関係なく昼間の洗濯が難しいご家庭は、除湿機を使った“夜干し”がおすすめ。夜は電気代がお得になる料金プランもあります。近隣への音の問題がなければ、夜に洗濯機を回して、除湿機をかけた部屋で洗濯物を乾かすと、お得で洗濯物もしっかり乾きます。まとめ主婦が洗濯物を干す際に気をつけているのは、【シワ・ニオイ・乾き】でした。・洗濯物を干す時は、乾きやすさのためにもしっかりシワを伸ばす・洗濯物同士の間隔をあけて、通気性をよくする。便利グッズでスペースを有効活用・外干しは暖かい朝を狙い、部屋干しは除湿と換気を徹底忙しさに追われて何気なくやりがちな洗濯ですが、これらの点に注意することで、洗濯物を干す際に起こりうるトラブルを最小限に止めることができます。洗い直しなどの手間をかけないためにも、正しい洗濯物の干し方を実践してみてくださいね。アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日洗濯マークは、洋服を長持ちさせるための印であり、洋服の取り扱い説明書のようなもの。普段は特にマークを見ることなく洗濯をしていますが、実は生地を傷めているケースもあるかもしれません。マークの意味も知らずに洗濯するのはトラブルのもと。ここでは“洗濯上手”を目指して、洗濯マークについて学びましょう。すべての洋服のタグに表示されている洗濯のマーク。洋服を洗濯するうえでの注意事項が記号で書かれていることは多くの方がご存知かと思います。しかしこの洗濯マークが2016年12月に50年ぶりに変わったことはあまり知られていません。そもそもみなさんは普段からマークを確認しながら洗濯していますか?今回は主婦50名の方に洗濯マークに関するアンケートを実施。主婦のマークに対する本音から新しいマークの読み方まで、洗濯マークの正しい活用法について紹介します。■目次1.洗濯のマークは洋服を長持ちさせるための大切なしるし2.洗濯のマークを見ながら洗濯していますか?3.洗濯マークを見ないと起こる驚愕の失敗談4.2016年12月から洗濯マークが国際基準に変更まとめ1. 洗濯のマークは洋服を長持ちさせるための大切なしるしそもそも洗濯マークは何のためにあるのでしょうか?マークにはそれぞれの洋服の洗濯、乾燥、クリーニング、アイロンがけを行う際の取り扱い方が書いてあります。たとえば新しい家電を買った時は必ず取り扱い説明書を読みますよね。洋服についている洗濯のマークもそれと同じような役割を果たします。つまり、洗濯マークは洋服を長持ちさせるためにはとても大事な印なのです。もしも一般家庭での洗濯ができないと表記されているにもかかわらず、それを確認せずに家の洗濯機で洗ってしまった場合、洋服が縮んだり伸びてしまったり、素材がほつれてしまうなどのアクシデントが起こることが考えられます。それがお気に入りの服だったら……もう目も当てられませんね。2. 洗濯のマークを見ながら洗濯していますか?洗濯マークは、洋服・靴下・下着・タイツなどあらゆる洋服に必ずついています。そのマークを見ながら洗濯している主婦の方は50人中わずか12人。たまに見るという方は、全体の約半分の22人でした。■“毎回マークを見ながら洗濯する”主婦は少数派■「思い込みで洗濯して服を台無しにしたことがあり、もうこのような失敗をしたくないからマークは見るようにしています。」(50代・専業主婦)■「ニットや麻などの洗濯に失敗してしまったトラウマがあるから見るようにしています。」(20代・専業主婦)■「たまに予想外に洗えると思っていても洗えないものがあったりするので、怪しいのは一度必ずチェックはします。」(30代・専業主婦)かつての失敗を繰り返したくないというコメントが目立ちました。たった1回の洗濯ですぐにダメになってしまう洋服もたくさんありますから、やはり事前に確認することは大事です。一方「たまにマークを見る」派は、デリケートな洋服、大事にしたいもの、下着などの形が崩れやすいもののみ意識して確認するようにする方が大多数でした。■「高いお金をかけて買った洋服やお気に入りのものに関してはチェックしますが、普段着はネットに入れるぐらいで特に気にしていません。」(30代・個人事業主)■「おしゃれ着や色の濃い服については、絵表示を確認します。普通に自宅で洗濯しても大丈夫か確かめてから決めます。」(50代・専業主婦)■「普段はあまり見ませんが、初めて洗濯するものはなるべく確認するようにしています。」(40代・専業主婦)■マークを見ずに洗濯をしてしまう主婦の本音一方でマークを見て洗濯することはほとんどないという方の票数も目立ちました。そこにはどんな本音が隠れているのでしょうか。実に約50%もの方が「表示を見なくても洗濯ができるから」と思っているようですね。洋服をパッと見ただけでどんな風に洗濯すればいいのかはわかってしまうものかもしれません。■「素材を触ってみたりすると経験上だいたいの洗濯方法はわかるので見ませんね。」(40代・専業主婦)■「毎日の洗濯はタオル類やリネン、下着などのコットンが主なので通常は表示を見なくても洗濯ができています。ただしイレギュラーのものは洗濯前に洗濯方法のラベルをチェックしています。」(40代・専業主婦)■「一個一個見ていたらきりがないし、とりあえず洗えたらいいかなって思いますね。」(20代・専業主婦)■「普通の洗い方と手洗いしか洗っていないので、洗濯の表示を見ずに普通の洗濯物とおしゃれ着洗いで分けているため。」(30代・パートアルバイト)また少数派ではありましたが、表示を見る必要性があるような服は買わないという方もいらっしゃいました。■「最近は洗濯機で洗えるものが増えてきているし、普段は洗濯機で洗えないような素材のものは購入していないから。」(50代・専業主婦)■「難しい洗濯方法の洋服は買わないので、ひどい汚れや色物は手洗いくらいしか気にしていないです。」(40代・専業主婦)主婦にとって家事はできるだけテキパキ済ませてしまいたいもの。洗濯の時間も短縮したいですよね。そう考えると洋服を買う段階からしっかり見極める必要があるのかもしれません。その他には、ひとつひとつの洋服のタグを確認することが面倒になってしまう、家での洗濯が大変そうなものは全部クリーニングに出してしまう、マークを見ても使い分けが大変に感じてしまうなど、主婦のみなさんの本音が聞けました。3. 洗濯マークを見ないと起こる驚愕の失敗談アンケートでは洗濯のマークを見ないという主婦の方がとても多い結果となりましたが、油断は禁物です。いつもは問題なく洗濯が出来ていると思っていても、ある時洗濯機から出したら洋服がとんでもないことになっていた、という経験をした人は多いようです。アンケートの結果、洗濯マークを見ずに洗濯したことによるトラブルを経験した方は6割以上。やはり多くの方はなんらかのハプニングと日々戦っているようです。その中でも「洋服を縮ませたことがある」主婦は、なんと半分以上の方が経験していました。■「普段使いの大き目のカーディガンだったので、多少傷んでもいいやという軽い気持ちで普通モードで洗ってしまったところ、思った以上に縮んで着られなくなりました。」(40代・専業主婦)■「洗濯ができない夫が、親切心で洗濯してくれた際に、私のウールのスカートが幼児サイズに縮んだことがありました。大切にしていたスカートだっただけに本当に落ち込みました。」(20代・専業主婦)■「綿セーターは洗濯機で洗っていたので、いつも通り買ったばかりのセーターを洗ったら縮んでしまいました。表示を見たら『毛100%』のものだったので台無しにしてしまった。」(50代・専業主婦)セーターの縮みトラブルの多くは、洗濯のマークを見ないことによる失敗が大半。セーターによってもどのような素材で出来ているかは大きく異なってきます。ひとつの素材だけで出来ているものや、ふたつ以上の素材が組み合わさっているものなどさまざまです。使われている素材によって洗濯の仕方も異なってきます。■少数派の意見でも参考にしたい失敗談大多数の意見ではありませんが、誰にでも起こりうる洗濯の失敗談をご紹介します。■「白いカシミヤのストールを手洗いしたら光沢がなくなってしまった。」(50代・専業主婦)■「ニットワンピースを、平干しなのに物干し竿にかけて干したら伸びてしまった。」(30代・パートアルバイト)洋服が着れなくなるというほどではなくても、洗濯マークを見ないで間違った洗濯の仕方をしてしまうと、もともとあった良い状態を損なってしまう恐れがあるということがこれらの主婦の方々の声からもわかりますね。4. 2016年12月から洗濯マークが国際基準に変更日本でも外国製の洋服が販売されることはもはや当たり前のことになりました。ファストファッションなど、外国から大量に洋服が入ってくることもここ数年で普通のことになりつつあります。そんな「洋服のグローバル化」の流れから2016年12月、洗濯マークも日本版のJIS表示から国際基準のISO表示に変更。この変更を受け従来22種類あったマークは、国際基準では44種類に増えました。■マークが新しくなることによる戸惑い洗濯のマークが新しくなり、参照するべきマークの数が増えることは、主婦のみなさんにとってどのようなことを意味するのでしょうか?アンケートの結果「面倒」だと思う方が54%、マークは別に関係ないと思う方が30%と、新しいマークの登場を重要視する方はほとんどいらっしゃいませんでした。■「いきなり変わられても、今までの物が浸透しているので頭を切り替えるのが面倒くさそう。」(40代・専業主婦)■「昔からの洗濯表示に慣れているので、新しく覚えるのが面倒です。洋服を買う時も洗濯表示を確認するので早く覚えなきゃいけないなぁと思っています。」(30代・専業主婦)■「見てぱっと意味がわかる絵表示ならいいですが、新しく覚えないと意味を取り違えてしまいそうです。覚えるのが面倒くさく時間がなくてできないので、できれば変えないでほしい。」(40代・専業主婦)確かに記号は覚えるのが大変ですよね。慣れるまでは新しいマークの一覧表と使い方をよく見ながら洗濯をすることになるかもしれません。■従来とは若干異なる新しいマークのポイントをおさえようこの画像は新しい洗濯マークの主な例を表したものです。ざっくりと分けると、新しい洗濯マークは「洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン」「クリーニング」の5つに分類されます。従来のマークには「絞り方」についての表示がありましたが、新しいマークには該当する記号がありません。それではひとつひとつの洗濯マークが何を示すのかを具体的に見ていきましょう。■数字と棒の本数に注目!洗濯マークの読み方桶に水が入っているようなマークは「洗濯」を意味します。桶にバツ印が付いているものは、家庭での洗濯はできないものです。このマークが示すことは「洗濯機の液温の上限は95℃まで」ということ。つまり、マークに描かれている数字は温度を示します。①にプラスして下側に棒が追加されました。この棒は「弱さ」を示します。棒の本数は最大で2本。2本の棒が付いている洋服は、かなり弱めに洗わないと生地を傷めることを意味します。数字が書いていない桶に手のイラストが描かれているものは「手洗い」のマーク。数字は書かれていませんが、水温は40℃までという暗黙の了解があります。■黒い点がポイントな乾燥マークの読み方最近はドラム式乾燥機で洗濯した衣類を乾燥させる方も増えています。乾燥機を日常的に使う方は、乾燥マークの使い方にも要注意です。正方形に円が描かれているのは、タンブラー乾燥機を意味します。円の中に描かれている点は、乾燥する時の温度を示しています。④の点2つは温度の上限が80℃まで、という意味。点が1つの場合は上限は60℃となっております。バツ印がついていると、その洋服は乾燥機で乾燥させてはいけないということになります。■外干し・部屋干しの時に必須な自然乾燥のマークの読み方正方形に縦棒がついているものは「自然乾燥」のマークです。ベランダや庭などの外干し、または部屋干しをするときに確認してみましょう。シンプルに縦棒が1本のみあるものは、つり干しがいいということを表します。そして正方形の左上に斜めの棒が入ったマークは、日陰に干すことを推奨。縦棒が2本になると、ぬれつり干しがいいということになります。ぬれつり干しとは、洗濯機で脱水をしないことです。つり干しの時と同様に左上に斜めの棒があると「日陰で干しましょう」ということになります。■温度の上限に注意したいアイロンのかけ方乾燥機のマークのところで、黒い点が出てきました。アイロンのマークにも黒い点が出てきます。読み方は同じで、温度を示すものです。しかし乾燥機のマークとは温度の数字が異なるので、この点はご注意ください。点が1つ:アイロンの温度は110℃まで点が2つ:アイロンの温度は150℃まで点が3つ:アイロンの温度は200℃まで数字を覚えるのはちょっとややこしいかもしれません。ただ「黒い点が増えるごとにアイロンの限度となる温度が高くなる」ことは頭の中に入れておくと便利です。ここでは代表的なものを中心に新しいマークの一部を紹介しましたが、消費者庁のホームページではすべてのマークを確認することができるので、気になる方はぜひ参考にしてください。消費者庁:新しい洗濯表示まとめ洗濯マークをいちいち見ることは、忙しい主婦のみなさんにとっては煩わしいことかもしれません。しかし洗濯のトラブルはいつどんな時に起こるのか予測できないものです。毎回の洗濯で意識するようになれば面倒だと思うことも、もしかしたらなくなるかもしれません。今回は新しいマークについてもご紹介しました。まだすべての商品に新基準のマークが導入されているわけではありませんが、しばらくしたら間違いなくこのマークが当たり前になるので覚えておいて損することはありません。大切な洋服を長く着続けられるようにするためにも、洗濯マークの取り扱いを意識してみてはいかがでしょうか。アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月07日お皿洗いは食事後にやらなければならない家事ですが、その時に使う食器洗剤についてこだわる方はどのぐらいいるのでしょうか。お皿洗いなどの水仕事をする際、気になるのは「手荒れ」。実際に、主婦の皆さんはどのような対策をしているのか、洗剤の選び方から手のケア方法まで聞いてみました。炊事を終わらせ、楽しく食事をしたあとには「食器洗い」。主婦の代表的な家事のひとつです。人が生きることと「食」は常に隣り合わせだからこそ、毎日のお皿洗いも避けては通れません。食器洗いにおいては「食器用洗剤」を当然のように使うことになりますが、皆さんはどんな洗剤を使うべきか、しっかりと考えたことはありますか?毎日使うものである食器用洗剤の適切な選び方を知るため、主婦50人を対象とするアンケートを実施しました。■目次1.最も洗剤に求めるのものは「汚れの落としやすさ」2.肌に優しい洗剤を選ぼう!3.手荒れ予防には「固形石鹸」も効果的4.主婦が実践!手荒れ対策はしっかりとまとめ1. 最も洗剤に求めるのものは「汚れの落としやすさ」“洗剤”という本来の目的から、最も重要視されるのはやはり「汚れの落としやすさ」。半数以上となる28人がこの点を意識して洗剤選びをしています。■「汚れが落ちにくいと、すごくストレスになるので。洗い物は短時間で終わるのが一番良い」(30代・主婦)■「ベトつく汚れはイラつくので、簡単に汚れが落ちやすいものかが重要です」(40代・主婦)■「油汚れが落ちないと、次に食器を使う時にとても嫌な気持ちになるので、汚れがどれだけ早くスッキリ落ちるかを重視している」(30代・主婦)汚れが楽に落ちて、お皿がキュッキュッという音を立てる状態になると気持ちいいもの。逆に、汚れがなかなか落ちず丁寧に洗ったつもりでも、流したあとにまだヌメリに残っていたら、結構なショックです。しかし綺麗にしたいからといって、長い時間は費やしたくありません。家事や育児に忙しい主婦にとっては、朝食後も夕食後も、片付けはできるだけ手早く済ませたいものです。となると、ゴシゴシと激しくこすらなければいけないのは単なるストレス。汚れ落ちの良さは、何より重要なポイントとなるのです。さらに、「汚れの落ちやすさ」を選んだ方のなかには、このような意見も見られました。■「除菌できるものを選ぶようにしています。あとは油汚れの落ちやすさです」(30代・主婦)■「今は除菌効果があるものを重視して購入しています。漬け置きしたときに除菌の効果があると便利なので」(30代・主婦)食器洗剤のキャッチコピーでよく目に入る、「除菌」というキーワード。家族の健康を守る主婦としては、食器の衛生面も考えて「除菌」ができることは欠かせない要素となります。食器やキッチン周りを清潔に保つためにも、食器洗い後のスポンジを使ったままの状態にしている方は要注意。スポンジをそのまま放置しておくと、菌が繁殖しやすくなります。最近の食器洗剤は「置いておくだけで除菌ができる」という優れものですので、この機会に正しい「除菌」の方法おさらいしておきましょう。1.食器を洗い終わったあとは、スポンジについた洗剤や汚れをよく洗い流す2.スポンジをよく絞り、水を切る(※濡れたままでは雑菌の発生率が高くなる)3.水気を切ったスポンジに、除菌効果のある食器洗剤を含ませる4.食器洗剤をスポンジ全体になじませるよう、スポンジを2~3回にぎる5.汚れ・水気のない場所にスポンジを置いておく食器洗いのあと、使ったスポンジは放置しがちになります。それでは、せっかく除菌効果のある洗剤を使っていても意味がありません。正しい除菌方法を覚え、CMなどでもイチオシされるその高い効果を有効活用したいものです。食器洗剤については「こすらず落ちる」というフレーズも耳にしますが、そこまで簡単に汚れが落ちれば理想的。合成洗剤や石鹸には「界面活性剤」という成分が含まれており、その働きによって汚れが落ちるという仕組みになっています。しかし、合成洗剤の汚れ落ちがとても良いということは、それだけ強い成分が入っている証拠です。食器についた油汚れが綺麗に落とせますが、同時に手の皮脂も流されてしまうことに。そのため、強い洗剤を使うということは、手荒れのリスクも高まるということなのです。2. 肌に優しい洗剤を選ぼう!食器用洗剤を使う上で、「手荒れ」の問題は心配なもの。洗剤選びの失敗についてアンケートをとったところ、実際に「手荒れ」というトラブルを経験した方は多数に上りました。■「油汚れがすばやく取れるという洗剤を利用しましたが、手がかゆくなり、ゴム手袋を使わなければならなかった」(40代・主婦)■「洗浄力は良かったんですが、洗剤が強すぎるのか手荒れしました」(40代・主婦)■「意外と薬剤が強かったのか、手荒れが酷く、失敗したなあと思ったことがあります」(40代・主婦)界面活性剤などの成分が多く含まれていれば、洗浄効果が高いぶん、手荒れの可能性もグンとあがることでしょう。「汚れの落ちやすさ」をとるべきか、「肌に優しい」ことを重視すべきか、悩みどころではあります。先ほどの「食器洗剤選びの時、何を最も重視していますか?」というアンケートでも、「肌に優しい」という点は第2位。「肌に優しい」製品を求める方は、手荒れ経験がある方がほとんどでした。■「手荒れしやすいので、毎日使うものだから優しいものを選びたいと思う」(40代・主婦)■「一度肌荒れが酷かったものは、使わないようにしています」(40代・主婦)水仕事をする以上、「手荒れ」は悩みの種。十分なストレスになりえます。手荒れしていると、もちろん見た目が気になりますし、少し動かすだけで痛むほどの症状となっては、食器洗いの時間が苦で仕方ありません。それでは、肌に優しい製品を選ぶという方が、実際にどのような製品を選んでいるのか見ていきましょう。■「毎日使うものなので、刺激の少ないオーガニック系のものを使っています。固形食器用石鹸もよく使っています」(40代・主婦)近年では、植物由来・オーガニック系と言われる食器洗剤も販売されています。一般的な合成洗剤ほどの強い洗浄力はなくとも、普通の汚れなら十分に落ちて、肌にも優しいという特徴があります。ドラッグストアなどにたくさん並んでいる“いつもの洗剤”が肌に合わないという方は、そういった製品を試してみるのもオススメです。3. 手荒れ予防には「固形石鹸」も効果的昔ながらの「固形石鹸」が肌に優しくて良いという声も、少数ながら上がりました。今回のアンケートでは、普段使っている食器洗剤のタイプについても伺いましたが、やはり液体タイプが主流です。食器洗剤の売り場で見かけるのは「液体タイプ」がほとんど。アンケートでも、96%と多数を占めました。■「いつも行くスーパーに置いてあるものが液体型なので。また、使い勝手も良いのでもっぱら液体洗剤を使っています」(40代・主婦)■「一番使いやすいし、慣れてるからです。種類もたくさんあるので助かります」(30代・主婦)液体タイプの洗剤のメリットは「使いやすさ」や「製品の多さ」など。改めて数字にしてみると、液体タイプが圧倒的な支持を得ていることがはっきりわかります。その一方で、「石鹸タイプ」を使用している方は4%ほど。近年においては完全に少数派となってしまった石鹸タイプを使う理由は、このようなものでした。■「液体型がべたべたしていて苦手なのと、つい使いすぎてしまうから。石鹸だと、環境に負荷をかけているという精神的な苦痛も緩和される」(30代・主婦)■「手荒れが少ないので、手にやさしい石鹸タイプを使っています」(30代・主婦)肌荒れに悩む方々にとっては、固形石鹸タイプを使うというのも手荒れを予防する策として有効です。普通の液体合成洗剤と比べると使い勝手などの面で劣ってしまいますが、環境への配慮という意味でも、固形の石鹸タイプを食器洗いに取り入れるメリットは確かにあると言えるでしょう。4. 主婦が実践!手荒れ対策はしっかりと最後に、食器用洗剤による手荒れ防止するために工夫していることを、主婦の皆さんに聞いてみました。■まずは洗剤の種類を見直す前述の通りですが、肌に優しい洗剤を使用することによって肌荒れを抑えることができます。■「洗剤の選択は慎重に行うべきだと思います。合わない成分が含まれている場合があります」(50代・主婦)■「肌にやさしい洗剤を使うと使わないでは大きな差がでるので、気をつけています」(30代・主婦)「肌にやさしい洗剤」というのが、食器洗いによる手荒れ対策の源点と言えます。試したことがない方は、この機会に挑戦してみてはいかがでしょう。■「ゴム手袋」で洗剤に触れない!■「洗剤と触れないことが一番のケア。面倒でも、手袋をすることでダメージを回避するようにしている」(30代・主婦)■「なるべくゴム手袋をつけて、直接洗剤が手につかないようにしている」(30代・主婦)■「手袋が一番効果的だと思う。洗剤だけでなく熱いお湯でも手荒れを起こすので、手袋で皮膚を守る」(30代・主婦)「ゴム手袋」をするのが一番!というコメントが多く見られました。そもそも洗剤や水に触れないようにしなければ、ずいぶん手荒れも良くなります。実際、洗剤のメーカー側でも「使用上の注意」として、長時間の使用をする方や手荒れをしやすい方は、炊事用ゴム手袋を使用するように推奨している製品も少なくありません。毎日やらなければならない食器洗いだからこそ、あらかじめの対策が効果的なのです。洗剤だけではなく「熱いお湯」や「冷たい水」も手荒れを招く原因になりますので注意が必要です。しかし、汚れ落ちや食器の水切れには、水温も関係することはご存知の通り。食器洗いのテクニックとして、食器を洗う前に油汚れに熱いお湯をかけて、しばらく放置するという方法があります。熱いお湯をかけておくだけで、その後の食器洗いがずいぶん楽になるのです。飲食店などでも実際に使われている場合があるワザですが、洗う時の手間も減り、少ない洗剤でもしっかり汚れが落ちるのでオススメ。この方法を実践する際は、熱いお湯による肌荒れを防ぐためにも、ほどよいタイミングを見計らって食器を洗いあげるようにするのがポイントです。■こまめなケアを徹底「ゴム手袋を使用する」に次いで多かった意見として「クリームを塗る」ことがあります。■「ゴム手袋をすると洗いにくいので長続きしません。こまめにクリームを塗って、手荒れが気になるときは、クリームを塗ったあと手袋をして寝ます」(40代・主婦)■「ゴム手袋を使ってましたが、蒸れるし食器を落としたりするので、今は終わった後にクリームを塗るくらいです」(40代・主婦)■「以前ゴム手袋を使っていましたが、着けたり外したりが面倒になり、やめました。でも手荒れは防ぎたいのでハンドクリームをぬっています」(40代・主婦)ゴム手袋は、洗いにくさや着脱が面倒な点などがデメリット。手袋は使いにくいという場合は、食器洗い後のケアを欠かさず行うことが重要となります。荒れてしまう前からこまめにクリームなどを使うのがベストです。なかには、あらゆる対策を組み合わせて徹底的な手荒れ対策をしている方もいらっしゃいました。■「乾燥肌で手荒れがひどかったので、肌に優しい洗剤を選び、洗剤に触れる時は使い捨てのゴム手袋を使用しています。もちろん終わったら、クリームを塗っています」(30代・主婦)手荒れはひどくなると、本当に深刻な悩み。決してやり過ぎということはありません。既に手荒れがひどい状態の方は、早めに専門医に相談して、日々の対策をしっかり行っていくことが脱・手荒れへの近道ですよ。まとめ食器洗剤は「汚れの落ちやすさ」が最も重視されることがわかりました。強力な界面活性剤が含まれた洗剤は洗剤としては優れていますが、肌荒れを心配する方も多く、洗剤は「肌に優しい」こともチェックポイント。オーガニック系などの刺激の少ない食器洗剤を使うとともに、ゴム手袋の使用、ハンドクリームなどによるアフターケアが、手荒れ・あかぎれを予防する方法となります。毎日使うものだからこそ、自分自身の「肌への優しさ」を忘れず、ストレスの少ない食器洗いを実現したいものですね。
2017年04月06日洗濯槽は日ごろ衣料を洗う部分なので清潔にしておきたいものですが、定期的な手入れは面倒なもの。一般的には「洗濯槽クリーナー」で綺麗にすることになります。今回は、そんな洗濯槽の掃除やクリーナー選びはどうするべきか、またどのように掃除しているのか、主婦50人に聞いてみました。「洗濯」は衣類などを綺麗にする作業ですが、そもそも洗濯槽の内部に汚れがあった場合、洗った衣類が“清潔になった”とはいえません。目に見える汚れは落ちていても、菌などに汚染されてニオイの原因になることもあります。しかし槽内部は自分でゴシゴシと掃除できない部分。「洗濯槽クリーナー」を使ってお手入れをするのが一般的です。今回はそんなクリーナーの使用実態について、20~50代の主婦を対象とするアンケートで調査しました。■目次1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数2.放置しがちな人も意外に多い3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!4.クリーナーを使った結果は…?まとめ1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数洗濯槽の汚れがひどいと、剥がれ落ちたカビの塊が洗濯物に付着することも。小さな子供のいる家庭ではこういったものがアレルギーの原因にもなりうるので、槽の内部も洗濯槽クリーナーなどによる正しい手入れが必要となります。はじめに、主婦の皆さんが実際どれくらいの頻度で洗濯槽の掃除をしているのかアンケートをとりました。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから1カ月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから一か月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。2.放置しがちな人も意外に多いしかしながら、定期的な洗濯槽洗浄を心がけている人は全体の半数を超える程度。洗濯槽の掃除はたまにやるくらい、という人も少なくないことが明らかとなりました。■「きちんと日にちをチェックしているわけではありませんが、だいたい半年に一度ぐらい専用クリーナーで洗います」(40代・主婦)■「もしかしたら半年に1回よりも少ないかもしれないけど、気付いたときに洗うようにはしている」(30代・パート)「半年に1回」という人は、「3カ月に1回」の定期清掃派と並んで12名。期間を決めてやっているわけではなく、テレビCMで不安を煽られたり、クリーナーが特売されているのを見たりと、思い立った時だけ洗濯槽の掃除をしているという人が多くいました。■「1年に1回だけ、年末の大掃除の時に洗濯が全部終わったタイミングで洗うようにしている」(30代・主婦)■「大体1年に1回くらいです。本当はもっと短いスパンで洗いたいとは思っています」(20代・パート)「その他」を選んだ人の中で「1年に1回」ほど洗浄しているという人が4名ほどいました。まさに洗濯槽も年に一度の大掃除となるわけですが、強力なクリーナーを使用しているのでそれくらいで大丈夫と考える人もいました。■「これまでまったく洗っていない。洗濯槽のカビを心配していないので特に洗う必要性を感じていない」(50代・主婦)■「毎日洗濯しながら洗われていると思っていたから洗ったことがない」(30代・パート)■「カビが生えないように蓋を開けているので、洗濯槽は洗っていません」(40代・主婦)■「洗濯槽を洗うことすら知らなくて、去年の夏頃、初めて洗濯槽クリーナーを使いました。それをやると、中から水垢が出て来るので、後処理も大変だなと思いました。余程、洗濯槽が汚れて、洗い物に支障が出ない限り、やらないかな」(30代・主婦)めったに洗わない、または洗ったことがないという人も一定人数います。少なくとも、槽の汚れによる実害がない限りは掃除する必要がないと考えている人もそれなりにいるようです。洗濯そのものの頻度や洗濯する物などによっても槽の汚れは変わるもの。しかし洗濯槽はカビが増えやすい環境なので、ある程度の予防策はあるものの、汚れをゼロに保つことは難しいといえます。そんな中で、こまめに掃除をしている人と、ほとんどほったらかしにしている人の両方がいることがわかりました。3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!家庭ごと洗濯槽掃除の頻度にはばらつきがありましたが、槽を綺麗にするためには「洗濯槽クリーナー」を使うのが一般的。主婦の皆さんが普段、どんな洗濯槽用の洗剤を使っているのか聞いてみました。■「洗浄力」が最優先!■「やっぱり洗浄力が一番気になります。月に一回のお掃除でお疲れ様の気持ちを込めて洗濯槽を綺麗にしてあげたいと思うので、洗浄力が一番です」(50代・主婦)■「洗濯槽のメンテナンスが年に数回で済むように、洗浄力が強力なものを選びたいと思っています」(40代・個人事業主)テレビCMなどで、洗濯槽にびっしりカビがこびりついたイメージを見ていることもあり、最も重要視されるポイントは「洗浄力」。日ごろ家族の衣料を入れている洗濯機の中があんな状態だったら……と想像しただけで恐ろしくなります。月1回の手入れをする人はそれだけ清潔さを重視しているので、洗浄力が気になるというのは当然のこと。一方で、それほど頻繁に洗浄しない人が洗浄力を求めるのは、溜まってしまった汚れを根こそぎ落とすためであることがわかりました。■「簡単に扱えるかどうか」も要チェック■「簡単でないと、やる気がおきないので。自宅の浴槽洗いコースでできるものを選びます」(30代・主婦)■「時間がかかったり手間がかかるものは、習慣的に掃除するようになりにくいから」(20代・主婦)洗濯槽クリーナーは、お手軽であることもポイント。強力なクリーナーで溜まった汚れを落とすと、大量のゴミが出てきます。アミでその汚れをすくうのはけっこうな手間となります。掃除の後もしばらくは汚れのカスが出てくることもあり、それでは洗濯にも差し障ります。洗濯機を回すだけで綺麗にできれば楽チンですし、それくらいなら定期的な洗浄も苦になりません。■「値段の安さ」や「コストパフォーマンス」も判断基準■「いつも安いのを買うのでメーカーは気にしません。なのでいつも違うのを使ってます」(30代・パート)■「一回で使いきってしまうものなので、できるだけコストパフォーマンスがいいものを選ぶ」(30代・主婦)こちらも定期的にやるなら気になる点。主に値段を見てクリーナーを購入するという人も多いことがわかりました。効果はどれもほとんど変わらないという声もあるほどです。■他にはこんなポイントに着目■「宣伝文句では信用できないので、ネットで口コミ評価を読んで決めました。洗浄効果が高いものを選びました」(50代・主婦)■「やっぱり身近な人の意見が、一番信憑性があって参考になるから」(30代・パート)■「電気屋さんに薦められた、洗濯機のメーカーが出している業務用のものを使っています。少し高いですが、強力だと聞いています」(40代・パート)■「自然と体に優しい成分のものを選んでいます。ただ威力が足りない感じがありますので、1年に一度くらいは強力な洗浄力のものを使います」(40代・個人事業主)実際に使ってみたという、ネットや知人からの情報を購入の決め手にする場合もよくあることがわかります。また、強力すぎるものは衣料に影響を与える可能性があると聞いて、その点を考慮しているという人も数名いました。4.クリーナーを使った結果は…?洗濯槽を清潔に保つためにも、洗濯槽クリーナーは洗浄力があるものを選ぶ人が多く、定期的なお手入れを欠かさずできるよう、手軽さやコスト面も要チェック項目であることがわかりました。そんな洗濯槽掃除に欠かせないクリーナーですが、主婦の皆さんは効果を実感しているのかが気になるところ。使用してみての感想を聞いてみました。■「ゴミがごっそり取れるのでとても満足しています。粉末タイプがよく取れると実感してます」(30代・主婦)■「液体で溶けやすく使いやすいです。汚れも大体落ちているので満足してます」(40代・パート)■「塩素系で効果は強いと思いますが、その効果が持続してくれるとなおありがたいですね。なかなかニオイの根絶は難しいようです」(50代・主婦)■「環境や肌の影響を考ええると、酸素系漂白剤で洗濯槽を付け置き洗いしたほうがいいと考え使用しています」(50代・主婦)洗濯槽クリーナーにはいくつか種類があります。一般的には、「粉末=酸素系」のものと「液体=塩素系」というものです。塩素系のクリーナーのほうが強力で、カビなどの汚れを分解・殺菌する作用があります。一方、酸素系は塩素系よりも弱いのですが、汚れを浮かして落とす効果があります。ゴミがたくさん浮いてきて、いかにも汚れが落ちていることがわかります。主婦の皆さんはクリーナーの種類にはこだわらないという方が多かったです。強いほうがいいかというと決してそうではなく、塩素系を使うとニオイが残る場合があります。洗濯以外の塩素系漂白剤と同じく取り扱いには注意が必要となります。酸素系はその点、比較的安全に槽洗浄をすることができますし、目に見えて汚れが落ちたほうが安心できるという人もいるでしょう。ニオイが残らないのもメリットです。洗濯機によっても使用できるクリーナーが異なりますので、説明書などで確認が必要です。使い方を誤ると有害なガスを発生する場合もありますので、洗濯槽を掃除する際は注意しなければなりません。■「使うと、茶色いカスがいっぱい出ます。これがついていたと思うと怖いのと同時に、きれいに拭き取るのが手間で困ります」(40代・パート)■「綺麗になっているのかは、目視で確かめられないので、成分表示やキャッチコピーにお任せするしかない。でも、安心なのか定期的に使うようにしている」(30代・主婦)■「効果があるのか目に見えてはわからないのですが、ちゃんと使っていれば洗濯物が臭くならないのでとりあえず効果はあるんだろうなと思っています」(20代・主婦)使うクリーナーや汚れの溜まり具合によっても、ゴミが出てくる場合とそうでない場合があります。しかし、ほとんどの人がクリーナーを使うことによって効果があったようだと感じていました。実際にニオイがなくなったというメリットを実感している人もいれば、定期的に槽洗浄をしておけば安心につながるという人もいました。まとめカビや汚れが溜まりやすい洗濯槽ですが、定期的に洗浄している人はおよそ半数。意外にも、こまめに手入れをしている人ばかりではないということがわかりました。一般的に洗濯槽、酸素系・塩素系といった「洗濯槽クリーナー」を使用して手入れします。主婦の皆さんは洗浄力のほか、手軽さや値段に注目して気に入ったものを購入し、何らかの効果を感じている人がほとんどとなりました。最終的に洗濯槽は自分の目で見ることができません。しかし定期的にクリーナーを使うことで安心にもつながりますので、最低でも「3カ月に1回」という頻度を目安にしつつ、気持ちよく洗濯できる環境づくりを実現させてください。
2017年03月24日洗濯の回数を最低限にとどめるためには、洗濯機のサイズが重要なポイントとなります。家族の人数や洗濯物の量、頻度などを考慮して最適な洗濯機の容量を選ぶことで、時間の効率化や節水にもつながります。主婦の意見を参考に、自分の家庭にはどれくらいがベストか考えてみましょう。家庭によって頻度に差はあっても、家事の一部として定期的に行う必要がある「洗濯」。日々のやるべきことであるからには、洗濯機のサイズ選びを誤ると効率が悪いばかりか、水道代・電気代の無駄も生まれてしまいます。一般的にはどんなポイントを重視して洗濯機の容量が決められているのか知るために、各家庭の洗濯する頻度や一度に洗う物の量に着目したアンケートを実施しました。20~50代の主婦の皆さんの意見を参考に、家庭にピッタリな洗濯機を選んでくださいね。■目次1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる2.お洗濯は毎日?それとも1日おき?3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項5.家庭に合ったサイズで節約効果もまとめ1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる一日の洗濯物は、“1人あたり1.5kg”というのが目安。仮に4人家族で毎日洗濯するなら、洗濯機は1.5kg×4人=6kgの容量が必要ということです。さらにタオルなどを洗うことも考えると、+1kgほどの余裕を持たせるのが最適といわれます。家庭用の洗濯機は4kg~10kgほどの容量が一般的ですが、まず現在使っている洗濯機のサイズについて聞きました。家族の人数に比例して洗濯機のサイズも大きくなるかと思いきや、必ずしもそうではありませんでした。同じサイズでも家族の人数にはばらつきがあります。■「4.5キロの洗濯物が洗える洗濯機を使っている。二人暮らしなのでこれで十分だ」(50代・主婦)■「ドラム式洗濯機を使っている。4人家族で毎日回すので、そんなに容量はいらない」(30代・主婦)二人暮らしでは6kg以下のサイズで十分という意見が多数。中には5人家族で4.5kgのサイズを使用しているという家庭もありましたが、子どもが大きくなるにつれて洗濯物が増えるので、今では苦労しているということです。■「2人家族なので洗濯物はそう多くはないのですが、毛布が洗えるように7kgの洗濯機を選びました」(50代・主婦)■「家族4人だと容量は7kg程度で十分。大きな毛布や布団なども洗える」(30代・パート)■「2年ほど前に購入しました。3人家族なのですが、たまに1日2回ほど回さないといけない日があります」(30代・主婦)7kgのサイズを利用しているのは50人中16人で、最も多い数字となりました。毛布や布団などの大物を洗うとなると、最低でもこれくらいの容量が必要となります。5人家族までは対応できるという人がいる一方、洗濯をする頻度によっては3人分でも足りなくなるという家庭がありました。予算と置くスペースの都合上、7kgが限界という声も挙がっています。■「2人暮らしなので、あまり大きくないものを選んだ。家族が増えても使い続けられるように、中くらいのものを」(30代・自営業)■「子どもが幼稚園に入ってから洗濯する回数が増えたので、前のより大きい物に買い換えました」(40代・主婦)■「家族4人で、このくらいがちょうどいいのでは、と判断したからです。これ以上大容量になると、置くスペースにも困るということも購入する時の目安でした」(50代・主婦)8kgサイズも12人と多め。大きさの感じ方も人それぞれですが、3~4人家族で使っている人が多くいました。子どもの洗濯物が増えてくると、これでも足りないという場合も出てきます。■「5人家族ですが、こまめに洗濯できるように、あまり大きなものは選びませんでした」(40代・パート)■「共働きだった時、一週間分まとめて洗濯したりすることが多かったので」(20代・主婦)洗濯をする頻度が高い家庭では、9kgサイズで5人分まで対応できますが、3人家族でちょうどいいという声も。少人数で大き目のものを使うと、一度にたくさん洗濯ができるというメリットもあります。■「子どもがふたりいて運動部所属なのでそれでも足りないくらいです。また、洗濯は10kgですが、乾燥は6〜8kgが限界なのでそれも困っています」(50代・主婦)■「3人家族で子どもがまだ小さいので、これくらいの容量がないと辛いです。薄めの毛布なら自宅で洗濯したりもするので」(30代・自営業)10kgサイズのユーザーで多いのが、子どもの洗濯物が多いという家庭でした。大家族はもちろんですが、育ちざかりの子どもの洗濯物を片付けるには大型の洗濯機が必要になってきます。ばらつきがあるものの全体の傾向をまとめると、二人暮らしや洗濯物が少ない家庭では6kg以下のサイズを利用し、主に子どもの洗濯物が多い家庭では9・10kgの大型サイズを使っています。中間の7・8kgサイズは、二人暮らしから5人家族まで幅広い世帯で使用されており、その使い方もさまざまでした。2.お洗濯は毎日? それとも1日おき?家族の人数は同じであっても、家庭によって使用する洗濯機のサイズは異なることがわかりました。そこにはそれぞれのライフスタイルの違いが表れているといえます。洗濯する頻度についても、家庭ごとに違いがありました。50人のうち、7割以上となる36人は「毎日」洗濯をしていると答えました。■「子どもがふたりいるので、幼稚園の体操服とか毎日洗濯しないといけないから」(30代・主婦)■「子どもがいない時は2日に一回のペースでしてたけど、子どもが産まれてからは毎日する」(20代・主婦)子どもがいる家庭では汚れものもたくさん出るので、毎日やらなければ追いつかないという意見が多数。子どもが成長して家を出ても、習慣的に毎日やるようになっているという主婦の方もいました。■「洗濯物を放置していると汚れが落ちにくく、雑菌が繁殖しそうな気がするので、少なくても毎日洗濯します」(50代・主婦)■「毎日の生活リズムの中に午前中に洗濯をすると組み込まれているため」(30代・主婦)洗い物の量と洗濯機のサイズの都合で毎日するという人の他には、清潔さを重視しているという声がありました。時間をおくと汚れ落ちにも関わりますし、タオルなどが臭うことがないように日々の洗濯を欠かさないということです。洗濯が好き、または毎日行う家事の一部として洗濯を行っているという人も少数ですがいました。■「二人暮らしだとあまり洗濯物がたまらないし、洗濯機を回す回数が多いと水道代ももったいないから」(20代・パート)■「子どもがまだ小さいので、そこまでかさばる洋服が無いため、節約も兼ねて2日に1度のペースになります」(30代・主婦)「2~3日に1回」を選んだのは22%の11人。二人暮らしや子どもがまだ小さく、毎日やるほどではないという家庭では、1日おきに洗濯する場合が多くなりました。また、水道代の節約も考えてこの頻度、という声も挙がっています。■「我が家は人数が少ないので、この回数で十分にまかなえるからです」(50代・主婦)■「フルタイムで働いているので、洗濯や掃除は週末にまとめてやっているから」(50代・会社員)「3~4日に1回」「1週間に1回」という人は合わせて3人のみ。洗濯物が少ない家庭や、共働きなどで時間がない場合は、洗濯の頻度もずいぶん少なくなっています。3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い洗濯機のサイズと洗濯の頻度は、一度に洗う量にも関わってきます。詰め込みすぎは洗濯機のパフォーマンスが落ちるのでよくないといいますが、実際はどれくらいの量を一度に洗濯する主婦が多いのか聞いてみました。■「何度も洗濯したくないので、一気に洗濯機の最大の量で洗濯している」(20代・パート)■「7kgの洗濯機ですが、毎日満タンの洗濯物があるので、最高水位で洗濯をしますので、7kgです」(40代・主婦)■「洗濯槽がいっぱいになる量を洗濯してしまっています。分けたほうがいいと思うのですが」(30代・主婦)多くの人が容量いっぱいで洗濯していることがわかりました。毎日やってもギリギリという場合も多いですが、1日おきに洗濯物をためて、最大量で洗濯機を回すという場合も多いようです。入れすぎはよくないとは思いつつ、入る分だけ詰め込んでしまうというのが現実です。■「7kgの洗濯機を使用し容量に対して80%の洗濯物を洗っている」(30代・パート)■「洗濯機の真ん中ぐらいになる量を洗濯しています。だいたいタオルと洋服を分けて、毎日洗濯するとそれくらいの量になります」(40代・主婦)ギュウギュウ詰めにならないよう、7~8割の量を心がけているという人もそれなりにいました。できればそれくらいに止めておきたいものの、2回に分けるのは手間になるので、入りそうなら全部入れてしまうという声も挙がりました。■「洗濯槽の半分未満まで。汚れが落ちずに、二度手間になるから余り詰め込まない」少数ではありますが、洗濯機の半分から7割まで、という人もいました。ただし、毎日洗濯すればその程度で収められるという家庭のみとなっています。洗濯はできるだけ回数を少なく、という点のほうが優先される場合のほうが多いことがわかりました。4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項清潔を保つためにも洗濯は毎日行いたいと考える人が多いのですが、一方で洗濯物が少量の場合は2日分まとめて、という家庭も多いのが現状。家庭の生活スタイルによっても一度に洗う洗濯物の量は変わるため、洗濯機のサイズ選びは重要なポイントとなります。そんな洗濯機のサイズに関しては、どういう基準で選ぶ人が多いのでしょうか。■「家族の人数が多いので1日に何度も回さなくて済むように容量が大きいものを選びます。電気代と水道代を節約するためです」(50代・主婦)■「大きめの洗濯機を選んで、3日に一回選択をして節約をしています」(30代・会社員)そもそも洗濯の量が多い家庭では大きいサイズが必要となります。電気代・水道代の節約という観点から、何日分かためてでも一度にたくさん洗濯できるように、基準サイズよりも大きいものをチョイスするという意見が多くありました。何かしらの「節約」を考えて洗濯機の容量を決めるという人は全体の約4割となり、サイズ以外でも節水・節電・時短という機能を考慮していました。■「洗濯機の大きさが大きくなるにつれて、使用する電気も多くなる気がするから」(30代・パート)反対に、節約を意識してジャストサイズを選ぶという意見もわずかにあります。洗濯物が多くなく、毎日洗濯するので大容量は必要ないという家庭では、電力消費の小さいものを選ぶというのもアリです。■「たくさん洗濯するので節約より容量重視で選びました。次は節約で選びたいです」(30代・パート)■「子どもが多く洗濯物の量が多いので、節約というより容量が多く、汚れがきれいに落ちる性能を重視します」(40代・主婦)50人中29人は、洗濯機の容量選びにおいては「節約」を意識していないことが明らかとなりました。洗濯機は何よりも実用性重視で、節約は二の次。子どもがいて洗濯物が多いというような家庭では、特に大型サイズでかつ洗浄力があるものが必要となります。■「節約を意識しすぎて使い勝手の悪い洗濯機を選ぶとストレスが溜まるので、使い勝手のよさを優先します」(30代・主婦)■「洗濯機の容量が大きくても、洗濯物の重さで水の量を調節してくれるので特に節約を考えなくてもよい」(50代・主婦)全自動洗濯機は洗うものの重さによって水量を調節してくれますので、洗濯機そのもののサイズはあまり気にしていない人も多いようです。大は小を兼ねるという通り、置くスペースに問題がない限りは、大きめの容量を選ぶ人がほとんど。手間が増える可能性を考えて、洗濯機には多少の余裕を持たせる人が多いようです。5.家庭に合ったサイズで節約効果も効率を優先させる人が多い中、節約も考慮しながら洗濯機のサイズを選んだという人もいたのは事実。その結果がどうであったかを尋ねてみました。■「洗濯機を買い換えた時に前より大きい容量にしました。洗濯回数が少なく済むし、毛布など今までクリーニングに出していたものも家で洗えるので、大きな容量にしたけど節約になっていると思います」(40代・主婦)■「毎月500円ぐらいは節約していると思う。前よりも洗濯物を増やさないように意識するようになった」(30代・主婦)一度にたくさん洗えるよう大きいサイズに変更した場合、洗濯の回数が減るというほか、毛布・布団やカーペットなども自宅で洗えるようになって節約できているという声がありました。逆に、もともと洗濯物が多くない家庭では、ジャストサイズの洗濯機を使うことで水道代の節約になり、さらに洗濯を最低限に収めるよう心がけるようになった人もいました。■「節約に結びついている実感はありません。他の電気製品の使用によっても、電気代は上がったり下がったりするのでよくわかりません。ただの気休めかもしれないと思いながら使っています」(40代・主婦)■「大は小を兼ねるというが、やはり自分の生活スタイルに合った大きさのものを選ぶことが一番の節約だと思っている」(30代・自営業)一方で、数字としてはあまり節約できている実感はないという人も。やはり洗濯において節約は第一目標ではなく、自分がやりやすいかどうかという点に重点を置くのが一般的のようです。まとめ洗濯機の容量に関しては、洗濯物の量とライフスタイルに応じたサイズを購入することが重要であることがわかりました。ほとんどの家庭では基準サイズよりも大きめのものを使用しており、何よりも手間がかからないことが優先されています。しかし洗濯の頻度に関わらず、洗濯する回数は少ないほうが節水や節電、時短という効果も見込めます。洗濯機のサイズでお悩みの方は、家庭の洗濯量と洗濯する頻度を考えたうえで、いくぶん余裕を持ったサイズ選択が得策といえそうです。
2017年03月24日ひと手間加えるだけで気持ちよく洗濯を済ませることができれば、忙しい中でも洗濯を苦に感じにくくなるでしょう。では、洗濯をもっと効率的に楽しく行える方法はあるのでしょうか?今回は「洗濯ボール」に焦点を当てて、あまり知られていない洗濯のひと工夫について調査を行いました!衣類を洗濯機から取り出す際、服どうしが絡まってしまったり、汚れの落ちがイマイチと感じたりしたことはありませんか?小さなトラブルや不満も、毎日続けば家事のストレスにつながります。そんなストレスを解消してくれる助っ人が「洗濯ボール」です。便利グッズとして販売されているものですが、実際にはどれくらいの人が洗濯ボールを使用しているのでしょう。20〜50代の女性50人を対象に、その使用実態を調査しました。■目次1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?3.洗濯ボールにはどのような種類があるのか4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントまとめ1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」今回アンケート調査を行ったのは、主婦から正社員まで、幅広いライフスタイルの既婚女性50人。家族の衣類も洗濯するなかで、「洗濯ボール」は使用しているのでしょうか。結果、全体の80%が洗濯ボールを「使用しない」と回答しました。では、主婦の皆さんが洗濯ボールを使用しない理由とは何なのでしょうか?■「洗濯ボールそのものを未だ使ったことはない。使用する効果も知らない」(50代・主婦)■「洗濯ボールを使った時のよさがわかっていないので、使っていません」(20代・主婦)■「持っていないので使った事がありません。使用したらどれだけ楽に洗濯物が取れるんだろうと、気にはなっています」(20代・主婦)■「洗濯ボールを使ったことがないし、洗濯ボールが何かをいまいち理解していない」(30代)洗濯ボールを使用しない理由として、「その他」の回答をされた方のほとんどは、洗濯ボールの存在そのものや使用した時の効果を理解していない、という方でした。世代を問わず、「洗濯ボール」の存在自体があまり認知されていないのかもしれません。■「最初は信じていませんでしたが、使ってみると洗濯物が絡まなくなるので、とても重宝しています」(30代・主婦)■「ネットでおすすめされているのを見つけて買って使ったら、洗濯物の絡まりがなくなって洗濯が楽になりました。今では重宝しています」(30代・主婦)■「以前テレビで見て、一時期流行った時に使ってみてよかったからです。洗剤の節約にもなりエコだと思います。」(30代・主婦)少数ではありますが、一度洗濯ボールを使用してメリットを感じた人は、その後も継続して洗濯ボールを使用しているようです。2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?100円ショップなどにも販売されており、手頃な価格で手に入る「洗濯ボール」ですが、あまり世間には知られておらず、使用している人も少数という実態が明らかになりました。そもそも「洗濯ボール」とは、洗濯機に衣類と一緒に入れることで、取り出す際の絡まりを防いでくれるもの。洗濯槽内における水の循環がよくなるため、汚れ落ちやシワ防止といった効果を感じることもできます。洗濯専用のボールなので衣類に優しい設計になっており、手もみ洗いのような機能も果たします。洗浄力がアップするので、洗剤や水道代の節約にもつながるという評価もあります。主婦の方々の声でも、洗いあがった洗濯物が絡みにくくなった、汚れがムラなくよく落ちるようになったというものが目立ちました。■「洗濯物が絡みにくくなるので使い始めましたが、洗浄力もアップしました。」(30代・専業主婦)■「以前は洗濯の終わったものを取り出す時に、タオルなどの長いものが絡まって大変でしたが、だいぶ解消しました」(30代・専業主婦)■「汚れがムラなく落ちる。洗濯物が絡みにくくなる」(30代・専業主婦)実際に洗濯ボールを使用している人の多くが、汚れがしっかり落ちるという点をメリットとして感じているようでした。3.洗濯ボールにはどのような種類があるのかでは、どのような洗濯ボールを選ぶとよいのでしょうか。洗濯ボールを「使用している」と回答した女性の意見を見てみましょう。洗濯ボールを「使っている」と答えた方の約半数がゴム製の洗濯ボールを使われているようです。またセラミックタイプ・スポンジタイプも半々ほどの結果に。■「ゴム製のものを使います。固さがあるので取り出しが簡単で、さらに乾かすのも早いからです」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。いくつか試してみて、セラミック成分が入っているのが一番効果があった気がします」(40代・主婦)■「100均で安かったのでゴム製の物を買いました。今のところ不満がないので、このままゴム製を使い続けます」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。よくCMでやっているポンといれるのがお気に入りです。楽しく使用しています」(30代・会社員)洗濯ボールには主に2種類あり、ゴム製タイプとセラミック入りタイプに分かれています。ゴム製ボールは手頃な価格で入手でき、ほぐし効果が期待できます。100円均一の商品がテレビで紹介されたこともあり、「実は気になっていた」という女性もいるのではないでしょうか。一方セラミック洗濯ボールは、「洗剤いらず」と謳って販売されているものがあるほどで、水溶性の簡単な汚れであれば十分に取り除いてくれるといわれています。実際に使用している人の意見を聞いても、ゴム製・セラミックタイプともに、効果を実感出来ているという人がいました。4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?最近では、ドラム式の洗濯機を使用する人も増えてきています。多機能の洗濯機が多く登場している時代。ドラム式のような先進設計の洗濯機には、洗濯ボールは必要ないと感じる人も少なくないようです。■「縦型洗濯機なら使うかもしれませんが、ドラム式にはそもそも使う発想がないから使っていません」(50代)■「洗濯ボールは使ったことがありません。ドラム式洗濯機を使っていますし、普通洗剤で十分です」(30代)しかし、ドラム式洗濯機でも衣類の絡まりを経験したことがある人は、実際のところ多いのではないでしょうか。柔軟剤やネットを利用する方法もありますが、使用している洗濯機に関わらず、汚れ落ちやシワという点は気になるポイントです。■「ドラム式洗濯機に対応のものが出れば使うかもしれません」(30代)通販などでは、縦型・ドラム式の両方に対応した洗濯ボールが販売されています。ドラム式洗濯機を使用している場合でも、洗濯ボールを使用することで、汚れ落ちや絡まり防止を実感出来る可能性は大いにあるでしょう。5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!その実態があまり知られていなかった「洗濯ボール」ですが、今まで一度も使用したことがなかった女性も、効果があるのであれば試してみたいと考えているようです。■「これは良い!と話題にあがったり、CMなどで宣伝されだしたら使ってみると思う」(30代・主婦)■「使用メリットが理解出来れば購入したいと思います。」(40代・主婦)■「小さい子どもがいるので、汚れが酷い時に使用してみようと思います」(30代・会社員)■「洗濯ボールというもの自体知らなかった。買って見ようかな♪」(20代・主婦)6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントいざ洗濯ボールを使おうと思っても、入れるタイミングや個数、取り出すタイミングなど、さまざまな疑問が浮上します。正しい使い方をチェックしておきましょう。■洗濯ボールを入れる個数■「入れるだけなので、特に注意点はありませんが、一個ではなくいくつか入れると効果的です」(30代・主婦)■「いつも3個を洗濯機に入れて、終わったらそのまま洗濯機に入れておいてます」(30代・主婦)洗濯ボールに決められた使用個数はありません。ゴム製のものであっても、衣類を傷めないように工夫されたものがほとんどですので、入れすぎることを極度に心配する必要はないでしょう。初めてなら1個から試すのもアリですが、あまり汚れが気にならない場合は1個、洗濯量が多い時や汚れが気になる場合は2〜3個というように、状況に応じて使用することが一般的です。■洗濯ボールを入れるタイミング・取り出すタイミング■「洗濯ボールは、洗濯からすすぎ、脱水まで入れっぱなしにしています」(40代・主婦)■「もし購入したら、毎回洗濯する度に使用すると思います。面倒なので最初から入れておくと思います」(20代・主婦)洗濯ボールは衣類と一緒に洗濯機に投入し、すすぎ・脱水まで取り出す必要はありません。ただし、ドラム式洗濯機で乾燥まで行う場合は注意が必要です。洗濯ボールの使用説明書に従って使用してください。■洗剤・柔軟剤は使わないといけないの?■「柔軟剤はもともと好きでは無いし、洗剤を使うにしても少量で済むので節約になります」(40代・主婦)■「汚れ落ちはよくなるようですが、洗剤がないと完全には汚れが落ちない」(30代・主婦)■「洗剤や柔軟剤が不要っていわれてるけど、詐欺じゃない?って思う。1日中履いた夏場の水虫の靴下はニオイすら取れないと思う」(30代・会社員)洗濯ボールの中には、「洗剤いらず」という表記のものもあります。あくまでも汚れ落ちをよくしてくれる製品ですので、洗剤が必要か必要でないかは、その都度汚れの程度をしっかりと確認してから使用しましょう。また、柔軟剤についても意見は人それぞれ。「柔軟剤の使用効果を上げたい」「もっとふわふわに洗い上げたい」「衣類が傷むのを防ぎたい」という場合に、洗濯ボールを使用することで効果を実感できます。まとめ洗濯ボールは衣類の傷みやシワ、服どうしの絡み防止に効果があることがわかりました。また、洗剤や水道代の節約にもつながる効果も期待できます。ただし、使用効果の感じ方は人により異なります。使う製品や使い方によっても差があるようなので、まずは試しに一度使用してみて、気に入ったら使用していくことをおすすめします。洗濯ボールは、小さなストレスを解消してくれるとともに節約など期待以上の働きをしてくれる優れもの。今後その効果がさらに知られるようになれば、より多くの女性の間で人気になるかもしれませんね!アンケート期間:2017年2月15日〜16日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年03月24日いつも服を綺麗に洗ってくれる洗濯機。でも、その洗濯機はいつまでたっても綺麗でいる訳ではありません。放っておくと、カビやほこりの巣窟になってしまいます。お気に入りの服を、洗濯槽のカビ臭いにおいから守りたい!そんな方は必見です。今回は、洗濯槽を徹底的に綺麗にする方法にチャレンジしてみました!洗い上がりの洗濯物に黒い物体が付いてくるのはなぜ?洗濯物の臭いが気になる。そんなときは洗濯槽の汚れを疑ってみてください。きれいに見える洗濯機の裏側に汚れがたまっているかもしれません。月に1回は塩素系の洗濯槽クリーナーで洗っているから黒カビなんてない、と安心していてはダメ。石けんカスやホコリなどの残りが蓄積されて、知らないうちにカビのエサになってしまっているかもしれませんよ。それではどのように掃除をすれば、洗濯槽にたまった汚れを一掃できるのでしょうか?実践を交えて見ていきましょう。■目次1.洗濯機の洗浄をおすすめする理由2.簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう3.知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力4.定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?5.最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!6.過炭酸ナトリウムを使ってみよう7.じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果8.カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術まとめ1. 洗濯機の洗浄をおすすめする理由ほぼ毎日使っている洗濯機。洗濯槽のお掃除を最後にしたのはいつでしょう。水や洗剤で洗濯物と一緒に洗っているようなものだから洗濯機自体もきれいなはず、なんて安心していませんか?残念ながら洗濯機の表面も、見えない洗濯槽の裏側もかなり汚れているのです。この汚れの正体は泥やほこり、石けんカス、それらをエサに成長した黒カビなど。このような汚れを放っておくと、洗い上がった洗濯物が臭ったり、小さいわかめのような黒い物体が付いてきたりといった現象が起きてきます。さらに放置しておくと、汚い洗濯機で洗濯した衣服を着ているうちに、体に痒みが出てアレルギー性皮膚炎を引き起こしてしまうことも。そのような事態を避けるためにも毎日使う洗濯機と向き合い、洗濯槽洗浄の方法を見直していきましょう。2. 簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう■今回準備した物過炭酸ナトリウム、ゴミ取りネット、洗濯機洗濯機は新品で買ってから4年、ほぼ毎日使っています。塩素系の洗濯槽クリーナーで1カ月に1度くらいのペースで簡単に洗浄していました。今回調べて分かったことですが、塩素系漂白剤では、カビは高い確率で分解されるものの、石けんかすなどは落ちにくいそうです。こんな時に使えるのが、過炭酸ナトリウム。マイルドな効き目のイメージがある酸素系漂白剤の主原料で、洗濯槽を徹底的に洗浄できるのです。過炭酸ナトリウムを使った方が洗濯槽の汚れを一掃できるということで、初めて挑戦してみました。どれだけスッキリ洗濯槽の汚れを落とすことができるのか、楽しみです。3. 知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤の主成分です。水に溶けるとph10の弱アルカリ性を示し、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素(水、酸素)に分解されます。発生した酸素が汚れと結合(酸化)すると、汚れを水に溶かしたり、物理的に剥がしたりといった働きをします。この酸化力で漂白、消臭、除菌し、分解された物質は除去されやすくなります。このとき40~50℃のお湯を使った方が発生した酸素が活性化し、汚れを落とす働きが促進され汚れ落ちがよくなります。漂白剤といっても塩素系漂白剤と違い鼻につく臭いはありません。反応は柔らかいので、絹や毛以外の繊維すべてに使え、色柄物や樹脂加工したものの洗濯にも使えます。使った後は炭酸ソーダと水や酸素に分解され、殺菌作用も失われるので環境にもやさしいのです。このように人にも環境にも優しい洗剤なので、赤ちゃんの肌着や衣類の漂白や除菌、消臭にも使うことができます。他にも食器洗い乾燥機用洗剤や、パイプクリーナー、洗濯槽クリーナーなど、用途の種類は意外と多いのが特徴です。■取扱いの注意点・手を保護する水に溶かした過炭酸ナトリウムのアルカリは、皮膚のたんぱく質を溶かします。手が荒れやすい人はゴム手袋で手を保護してください。・草木染めには使わない過炭酸ナトリウムはステンレス以外の金属と反応します。草木染めの染め液で鉄や銅が使われていると、過炭酸ナトリウムと金属が反応してしまい、変色や繊維の劣化が起こってしまいます。・ふたのある容器に保存、でも密閉状態はNG水分がかかると炭酸ソーダと水や酸素に分解されてしまいます。ふたのある容器に保存し、水がかからないようにしましょう。空気中の湿気程度ではそれほど反応は進まないのですが、密閉状態で長期間保存すると容器が変形したり、破損したりする恐れがあります。・ステンレスの容器はOKステンレス以外の金属と反応するので、金属製の容器での保管はなるべく避けましょう。4. 定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?あちこちの掃除に使える万能なイメージがあり、人にも環境にも優しいものといえば、重曹を思い起こされる方も多いのではないでしょうか。重曹も過炭酸ナトリウムと同じ弱アルカリ性で、洗濯槽に付いた皮脂汚れや嫌な臭いを分解してくれます。ただ、洗浄力が過炭酸ナトリウムに比べて控えめなのです。日々こまめに掃除し、小さい汚れを落としたい方には重曹で十分対応できます。久しぶりの掃除でたまった汚れをしっかり落としたいのであれば、やはり重曹より過炭酸ナトリウムの方が汚れ落ちの満足度は期待できます。5. 最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!いよいよ実践です。過炭酸ナトリウムの力を発揮してもらうためには冷たい水より、熱めのお風呂くらいの温度がおすすめです。実は、洗濯機に入れても良い水温の制限が存在します。汚れ落ちを良くしたいから、と沸騰した熱々のお湯を入れてはいけないのです。洗濯機の水温制限なんて今まで考えたこともなかったので、具体的には何℃なのかメーカーのホームページで確認してみました。すると、「49度以下」という記載が。それぞれのメーカーや種類によっても変わってきますので、きちんと確認してから始めましょう。今回使いたいお湯の温度は洗濯機が受け入れてくれる範囲内でした。うちのお風呂で再加熱できる最高温度は48℃。お風呂の残り湯を再利用し洗濯機に入れました。過炭酸ナトリウムを入れる前に、掃除屋さんのアドバイスを参考にお湯だけで5分程回し、洗濯槽の汚れをふやかしました。すると、写真では見えにくいですが、石けんカスでしょうか?ゴミのようなものがモヤモヤと浮いてきました。6. 過炭酸ナトリウムを使ってみようお湯だけで5分回した後の洗濯槽に、続けて過炭酸ナトリウムを入れました。そのまま粉末を投入する方法と、水で溶かしてから入れる方法があります。今回は、溶け残りの心配がなく粉末の効力を存分に発揮できる後者を選びました。過炭酸ナトリウムの量は10Lの水に100gが目安です。使用する洗濯機は満水時59Lだったので、600gの過炭酸ナトリウムを投入。これで過炭酸ナトリウム粉末の溶け残りの心配もなく、効力を存分に発揮できるでしょう。投入後この洗濯機の洗いのみ最長時間の15分かけて回しました。15分後浮いてきたのは、石けんカスか以前塩素系洗浄剤で漂白されたカビなのか。白い物体の方が多いです。7. じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果つけ置き時間については、2時間以上~一晩など様々で今回は8時間置いてみました。つい気になって数時間おきに洗濯機の中をのぞき込むことも。常に炭酸の泡が槽内にあり、見えない裏側もこの泡たちが汚れを剥がしてくれているのではないかと想像しました。8時間後、洗いのみで15分回し浮いてきた汚れをゴミ取りネットですくうという工程をさらに2回続け、過炭酸ナトリウム入りの水を排水。最後に洗濯機に元々セットされていたゴミ取りネットをもとの位置に戻し、満水で洗い~脱水まで全工程を済ませて終了です。これからの洗濯は安心してできそうだ、と感じるほどスッキリきれいになった洗濯槽。洗濯をするのが楽しみになってきました!8. カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術洗濯槽のカビを防ぐために、先ずはカビが喜ぶ状態から見ていきましょう。高温多湿で汚れた物が出入りする洗濯機は、カビにとっての好条件が見事に揃っています。水を使うため、洗濯機の中は常に多湿な状態です。気密性の良い家ならカビの大好きな温度20~30℃に保たれていることでしょう。また、気密性云々に関わらず、洗濯機置き場といえばお風呂場や洗面所と水回りの近くが多いですよね。つまり洗濯機の置かれている場所は湿度、温度ともにカビにとっては恵まれた環境なのです。さらにその洗濯機に入れる洗濯物に付いた食べ物やほこり、洗剤の溶け残りなどは、カビが喜ぶエサになってしまいます。これらの情報をもとにカビの苦手な状況を想像してみると、洗濯槽のカビを防ぐ手立てが見えてきます。具体的にはお風呂や洗面所など洗濯機置き場の風通しを良くし、洗濯をしていないときは洗濯機のふたを開けておきます。すると湿度も温度も下げられます。カビのエサになる食べ物や、ほこりなどの汚れを洗濯機に入れる前にできるだけ落としましょう。洗剤カスを残さないためにも洗剤は適量を使い、洗濯物を入れる前によく溶かしておきます。ついでに洗濯するとき、少量の過炭酸ナトリウムをいつもの洗剤にプラスしましょう。洗濯物と一緒に洗濯槽もきれいになるので、カビ防止になります。ただ、洗濯槽洗浄をしてからにしないと、過炭酸ナトリウムで落とされた洗濯槽の汚れが洗濯物についてしまうので注意が必要です。これらのことを習慣にしてしまえば、洗濯槽のカビができにくい状態を保てるはず。さらに月に一度くらいのペースで洗濯槽を過炭酸ナトリウムで徹底的に洗浄しておくと、洗濯機を気持ちのよい状態で使い続けることができますよ。まとめ洗濯機の状態は各家庭でそれぞれ違います。あまりにも使用年数が過ぎている、はたまた努力してもどうにもならない、と感じる場合は、洗濯機を買い替えたり、掃除専門業者に徹底洗浄してもらったりする手段もありでしょう。今回は身近に用意できるもので、今使っている洗濯機を気持ちよく使うための方法の一つとして過炭酸ナトリウムを提案してみました。過炭酸ナトリウムで洗濯槽洗浄をしてから、洗濯物の洗い上がりが今までよりスッキリとしています。もちろん微妙な臭いもありません。洗濯槽の裏側は見た目でわからないけれど、洗濯物から大丈夫きれいになったよ、とメッセージをもらっているようです。お財布や自分自身さらに環境にも優しく、用途の多い過炭酸ナトリウム。これからも生活の中に少しずつ取り入れて、幅広く活用していきたいと感じています。みなさんも過炭酸ナトリウムの洗濯槽洗浄をきっかけにして、さわやかで気持ちがよい服で出かけませんか。
2017年03月23日ナチュラル系洗剤のひとつとして、いま注目の「オキシクリーン」。掃除にも洗濯にも使える万能クリーナーとして、「これがあれば、家じゅうがピカピカになる」と評判です。「え、そんなにすごいの?」と気になる方のために、日ごろから愛用している人気ブロガーさんたちの活用法とその感想をご紹介。オキシの魅力を徹底チェックしてみました!■“オキシ” は、人気のナチュラル系洗剤「オキシクリーン」は酸素系漂白剤のひとつで、重曹やクエン酸をはじめ、ナチュラル系洗剤を愛用しているライフスタイル系ブロガーさんの間で話題となっている洗剤です。SNSでも #オキシ、#オキシ漬け、#オキシクリーン などのハッシュタグが急増中。酸素系漂白剤とは、アルカリ性の過炭酸ナトリウムが主な成分で、お湯に溶かすことで酸素の泡を発泡させ、汚れを水に溶かし込む、というものだそう。漂白剤といっても「ツンした匂いがしない!」「家のなかのあらゆる掃除に活躍してくれる」と、その万能パワーが注目を集めています。さて、みなさんはどんな使い方をしているのでしょう。5人の人気ブロガーさんに伺いました。■その1.「キッチンの漂白」で愛用中(Na~さん)まずはキッチンの漂白に使っているというのは、人気インテリア&収納ブロガーの「WITH LATTICE」のNa~さん。Na~さん宅のシンクはすてきなホワイトカラー。汚れをスポンジでごしごししても黄ばみ汚れが気になるときに、オキシクリ―ンが活躍してくれるそうです。エキサイトブロガー Na~さんのブログ『 オキシクリーンで真っ白に!! 放置で何でもかんでもピッカピカ♪ 』より。使い方は、「栓をしたシンクに大さじ1くらいのオキシクリーンを入れ、温水を注ぐだけ!」とNa~さん。オキシクリーンはお湯に溶かして使うのがポイントですが、Na~さんの場合、「温水は60度くらいがいい」といいます。そこに、IHグリルのトレイや網、軽く洗っておいた水切りかごなども投入し、いっしょに漂白。あとは2時間ほど放置するだけ。「放っておくだけですが、すっきりまっ白になる」と愛用しています。ついでに、漬け込み液を含ませたメラミンスポンジで、水栓もごしごし磨けばピカピカに! キッチンまわりはすぐに汚れやすいけれど、これなら週末の空いた時間にささっと「きれい」をキープできそうですね。 ■その2.「洗濯層のカビ汚れ」もすっきり除菌・消臭(chieさん)エキサイトブロガー chieさんのブログ『 オキシクリーンで大掃除 』より。漂白とともに除菌効果もあるオキシクリーンは、洗濯層のカビ汚れにもその効果を発揮するようです。ほかのブロガーさんがこぞって、「酸素系漂白剤で洗濯層がきれいになった!」という話題を目にしたという、エキサイトブログ「おうちのなかみ」のchieさん。そこで、「わがやも洗濯器の掃除にオキシクリーンを使ってみました」といいます。chieさんのお宅の洗濯器はドラム式のようですが、40度のお風呂の残り湯を使って、洗濯コースで10分ぐらい回してから一時停止。2時間放置してドアをあけたらびっくりしたそう。思わず、すごい汚れを想像してしまいそうですが…。出てきた汚れを網ですくい、捨てるを繰り返してから、最後にすすぎ、脱水。汚れをふき取って終了。この一連の作業でとてもきれいになったそうですよ。洗濯層の汚れはふだん見えないだけに、その効果に驚くかもしれませんね。chieさんはほかにも、白いシャツやバスタオルなどを、まとめてお風呂の残り湯に入れて、追い炊きしてオキシクリーン風呂にしているようです。これまた1時間くらい放置して、最後に普通に洗濯機で洗って終了。「これで、除菌・漂白まとめて完了!」といいます。「放置しておくだけで汚れが落ちて、匂いも臭くないから、放置時間も快適に過ごせるので、オキシクリーンは、わが家の定番洗剤になりそうです」とすっかりお気に入りのようです。 ■その3.「食器」も「鍋」もまとめて漂白!(ルーママさん)エキサイトブロガー ルーママさんのブログ『 オキシクリーンでピカピカ 』より。「今日はオキシクリーンで漂白DAY!」と決めたら、いろいろまとめて漂白する、というのは、エキサイトブログ「Dog bless you !」のルーママさん。まずは「ル・クルーゼ」の鍋2つに水とオキシクリーンを入れて、40〜60°のお湯を沸かすそう。火加減は沸騰させない程度でもOKとか。オキシクリーンが溶けたらマグカップを入れ、5~10分くらいたったら指でこすって、茶しぶのチェック。落ちていたら水で洗い、汚れが取れてなかったら再度鍋へ入れて漂白。マグが終わったらガラス類を投入。ガラスはあっという間にピカピカになるので、時間をかけなくてもいいようです。ガラス類が終わったら小さい鍋を大きい鍋に漬けて鍋底も漂白。「10年選手のルクもキレイになったー」と喜ぶルーママさん。最後に布巾も漂白しておわり。ついでに、お湯の温度が上がってくると細かい泡が立ってくるそうですが、この泡を布巾やスポンジに取ってレンジフードや冷蔵庫など油汚れや手垢が気になるところを拭くときれいになるそうです。たしかに、これだけまとめていろいろ漂白できると、「家じゅうのものを、漂白したくなります」というルーママさんの気持ちがわかる気がしてきます。 ■その4.「子どもの靴汚れ」漬けおき+さっと洗うだけ(mkさん)エキサイトブロガー mkさんのブログ『 靴洗いと天日干し 』より。元気な子どもの運動靴はすぐにまっ黒。きれいに洗っても、走り回っているうちに汚れてしまうので、洗うのもひと苦労…。でも、オキシクリーンがあればそんな靴洗いもラクちんなようです。「わが家では汚れた靴はオキシクリーンで漬けおき洗いして、たわしで靴を軽く洗い、洗濯機で脱水した後、お日様の下で干しています」というのは、インテリア収納ブロガーとして人気の「IEbiyori」のiebiyoriさんこと、mkさん。以前は靴洗い石けんで、外でガシガシ洗っていたそうですが、あまりごしごししすぎると靴の劣化が早くなるし、靴洗い石けんだけだと、なんとなく匂いが残っているようで、いまいちな洗いあがりだったとか。でも、「オキシクリーンなら漬けただけで汚れはきれいに落ちてまっ白だし、力を入れてごしごし洗わなくてもいいので、すごくラクしてきれいになります」とmkさん。「漬ける→洗い流す→脱水→干す」の工程なので、お風呂に入ったついでに残り湯で漬けおきしてから、靴洗いしてもよさそうです。晴れた日にお日さまの下に並べて干せば、乾くのもあっという間。「ちょっとめんどうだな」と思っていた靴洗いも、これならさっとできるのでおすすめです。 ■その5.「白カバン、水筒のそそぎ口」も漂白(kakureya-wさん)エキサイトブロガーkakureya-wさんのブログ『 ガラスキャニスター×オキシクリーン 』より。ほかにもたくさんのブロガーさんたちが、思い思いにオキシクリーンを愛用しています。なかには、こんなガラス容器に入れて、日々使っているというのは、エキサイトブログの「HOKKAIDO 緑の中の古物と雑貨の店 かくれ家 4月14日 OPEN」のkakureya-wさん。たとえば、白カバンの漂白、お風呂の浴槽や洗濯機洗いに使ったり。あるいは、オキシクリーンを溶かしたお湯で雑巾掛けもしているそう。ほかにも、ガラスものやお鍋の汚れ落としなど幅広く活用されています。エキサイトブロガーkakureya-wさんのブログ『 今日の掃除1オキシクリーン 』より。写真は耐熱皿に大さじ2杯ほどのオキシクリーンを投入。60℃くらいのぬるま湯を1リットル弱入れて、水筒を分解させて、水筒のそそぎ口のパーツを漂白したそうです。ただし、「長くつけすぎると、素材によっては変色するものもあるので、お気をつけくださいね」とアドバイス。さて、人気ブロガーさんたちがこぞって愛用するオキシクリーン。そんなにすごいのかしら?…と筆者も早速使ってみました。お風呂後の浴槽に40度ぐらいのお湯をはったままオキシクリーンを溶かし、風呂桶やフタ、バスグッズを入れて漂白。キッチンでは子どもの水筒やまな板、ふきんをつけてしばらく放置して漂白・除菌してみたら…。たしかに、別のことをしながら、ラクしてきれいになったので、これなら家事のやる気アップと時間の有効活用に役立ってくれそうです。ほかにも、「毎日の洗濯に少し加えてもすっきりきれいになる」、「ペットがそそうをした床の掃除や消臭にも役立つ」など、いろいろ使えるようなので、ひとつあれば便利かも。日ごろ忙しくて「掃除に手が回らない」というママも、「ちょっとラクして家の中がきれいになるなら、試してみようかな」と感じたら、まずはご自身でその万能パワーを体験してみてはいかがでしょう。今回ご紹介したエキサイトブロガー・「 WITH LATTICE 」のNa~さん・「 おうちのなかみ 」のchieさん。・「 Dog bless you ! 」のルーママさん・「 IEbiyori 」のiebiyoriさんことmkさん・「 HOKKAIDO 緑の中の古物と雑貨の店 かくれ家 4月14日 OPEN 」のkakureya-wさん。※各ブロガーさんの個人的な「使い方と感想」をご紹介しています。洗剤をご利用する際は、商品に書かれている注意書きなどを必ず事前にご確認の上、ご利用ください。
2017年03月21日洗濯物を留めるためだけではなく、さまざまな場面で役立つ洗濯バサミ。プラスチックのもの、アルミ製のもの、木製のものなど、素材や種類、収納や活用方法など、思わず試したくなる情報をまとめました。洗濯を干す以外にも、意外な使い方を見つけましたよ!洗濯物を干すときに使うものというイメージが強い洗濯バサミですが、実は物を挟むというシンプルな形であるからこそ、さまざまな使い方ができるのです。ちょっと目先を変えるだけでも生活が少し便利になったり、楽しくなったりすること間違いなし。今回は改めてその使い方や種類、新しい活用方法まで洗濯バサミの魅力についてお伝えします。■目次1.洗濯バサミにはどんな種類があるの?2.これで解決!洗濯バサミの跡が付かない方法3.使っているうちにボロボロになるのはなぜ?4.あなたはどうしている?気になる収納方法5.洗濯物を干すだけじゃない!こんなにも使える洗濯バサミまとめ1.洗濯バサミにはどんな種類があるの?■素材1.プラスチック洗濯バサミといって思い浮かぶのは、プラスチック製のものではないでしょうか。色やサイズが豊富で値段も安いものが多いです。白や黒などのシンプルなカラーで統一してもすっきりしますし、カラフルなものは面倒なお洗濯の気分を上げてくれることでしょう。つまみの部分が動物や花、キャラクターの形になっているものは、洗濯物のアクセントになりますし、遊び心があって楽しいですね。始めからフックが付いているもありますが、ばねの部分に紐を通したり引っ掛けたりできるので便利です。2.アルミプラスチックのようにカラフルではありませんが、どこか懐かしさを感じるのがこのタイプ。実際、昭和20年~30年頃はこのアルミが主流で「薄くて軽い、そして丈夫」というところが当時のお母さん達に愛されていたのだと思うと、愛着がわきます。乾燥機付きの洗濯機も普及して洗濯物を干すという作業自体も無くなりつつある今ですが、あえてこのアルミを使うことで実用的かつおしゃれな雰囲気を出してくれます。3.木製プラスチックやアルミのような強度はありませんが、木の温かみを感じられます。閉じたときにつまみの部分が広がらないため、収納時にもかさばりません。使うたびに手に馴染み、徐々に風合いが増してくるのも良いところ。シールを貼ったり、文字を書いたりと自分流にアレンジできるのでお洗濯以外にも用途が広がります。■干し物の種類洗濯バサミのサイズは干すものによっても分けられます。大:いわゆる布団バサミと呼ばれるもの。布団やシーツなどを干す際には欠かせません。中:バスタオルやつなぎ、ジーンズなどの大物を干すときに使います。小:タオルや下着、靴下、ハンカチなど通常の洗濯はこのサイズでOKです。この他、一度に多くの洗濯物が干せる洗濯バサミ付きハンガーがあります。タオルから小物までをまとめて干すことができるので、我が家でも愛用中です。洗濯バサミの部分が取り外し可能で、もし1つ壊れてしまっても洗濯バサミだけを変えれば良いですし、一度に取り込むことができるので急な雨でも慌てずに済みます。■使う場所・屋外通常はベランダに物干し竿があり、そこに洗濯物を干す方が多いですよね。我が家ではバスタオルは物干し竿に直接かけて中の洗濯バサミで上から挟んでいます。よほどの強風でない限り飛ばされることはないです。そのほかタオルや小物は洗濯バサミ付きハンガーでまとめて干しています。・屋内雨などで外に洗濯物が干せないときは、室内においてあるラックにかけて干しています。ただ、バスタオルなどは場所をとるので洋服ハンガーにかけて洗濯バサミで止めています。2.これで解決!洗濯バサミの跡が付かない方法お気に入りの洋服の肩に洗濯バサミの跡がくっきり。アイロンをかけてもなかなか取れない……でも、すぐに着たいのにどうしよう。こんな経験はありませんか?どうやったらこの跡が付かないのか、効果的な方法をご紹介します。まずは洗濯バサミを見てみましょう。跡の原因はギザギザ部分です。洗濯物がずり落ちないためには必要なものですが、服にとっては厄介です。ではこんな方法はいかがでしょうか?1.洗濯物にタオルをかけて、洗濯バサミで止めるタオルは二つ折りにすると、クッション性が高くなるのでおすすめです。濡れているタオルだと、タオルも洋服も乾きにくくなるので、乾いたタオルを使いましょう。1~2枚の場合なら良いですが、数が多いとその分タオルも用意しないといけないので少々面倒です。2.フェルトシール、テープを貼る机やイスなどの脚につけるフェルトシールを切って貼り付けたものと、テープを巻きつけたものです。いくつか作っておけば、すぐに使えるので便利です。ただ、何度も使っているうちに剥がれてしまい、洗濯バサミに粘着部分の跡が残ってしまう可能性があるのが難点。通常のものと比べて、滑り止めの部分を覆ってしまっているので、風の強い日や滑りやすい生地の服には不向きです。3.指サックをはめる洗濯バサミの大きさにもよりますが、女性用Sサイズの指サックをはめてみたところ、ぴったりとはまりました。これならテープを巻く手間もありませんし、ゴムなのでずり落ちることもありません。取り外しが簡単で洗濯バサミを汚すこともありません。ひと手間加えた方法を挙げてみましたが、干し方を工夫してみるのはどうでしょうか?表に出ない部分に跡が付いてもOKであれば干し方を変えてみるだけで解決しますよ。・靴下つま先部分を上にして止めることで、ゴムの部分が伸びるのも防げます。・ズボン1、2箇所で止めるのではなく、洗濯バサミにかかる重さが分散されるようにバランスをみて干す。・キャミソールやタンクトップなどの肩紐のある洋服紐の上から直接止めるのではなく、ハンガーの両サイドに洗濯バサミを付けストッパーにする。3.使っているうちにボロボロになるのはなぜ?洗濯物を止めようとつまんだ瞬間にパキンと折れてしまうことはありませんか?安いものなので、壊れたら新しいものを買えば良いと考える方もいますが、少しでも長持ちさせる方法はないのでしょうか?劣化の一番の原因は紫外線です。紫外線というと人の肌に影響が出るものと感じますが、それはプラスチックでも同じです。一般に使用されているのはポリプロピレンという素材です。軽量で低価格なため、様々な日用品に使用されています。しかし紫外線があたると成分が壊れ、変色やヒビ割れ、破損が生じます。使うときに楽だからという理由で、洗濯バサミを外に出したままにしておくとすぐに壊れてしまいます。屋内で保管するようにしましょう。その他にも、しまう際に投げ入れない、重いものを少ない数で止めない、洗濯物を外すときに引っ張らないなど、少し意識するだけでも劣化を防ぐことができます。また、ポリプロピレンよりも紫外線に強いポリカーボネートという材質のものもあります。頻繁に壊れてしまうことにお困りの方はこちらに変えてみるのも良いですね。4.あなたはどうしている?洗濯バサミの気になる収納方法洗濯バサミを屋内に片付けるのがいいと分かりましたが、どのように収納すればいいでしょうか。我が家では、洗濯バサミ用のかごに入れて収納しています。洗濯物を干す際は物干し竿にかけておき、取り込む際に一緒に取り外して、室内用の洗濯ラックにかけて保管しています。室内に洗濯ラックを置くスペースがある方はこの方法でも良いですが、ラックを置く場所がない、生活感の出る洗濯バサミをなるべく見せたくないという方のためにすっきり片付けられる方法をご紹介します。■さまざまな種類の洗濯バサミを1ヶ所でまとめて収納普段使う洗濯バサミをひとつのかごで整理します。こうすることで、必要な洗濯物に合わせてすぐに取り出すことができます。使ったあともきちんと戻す場所が決まっていれば、いつの間にか無くなってしまうことはありません。洗濯バサミの数や種類に合わせてかごの大きさや素材を変えて、お部屋の雰囲気と合わせることでより生活感が出ずに収納することができます。■生活感を出したくない方に見せる収納洗濯バサミやハンガーが家の中に出ていると、どうしても生活感が出てしまいます。でも入れ物を変えるだけで、素敵なインテリアに変身!これならリビング、玄関、キッチンとお好きな場所に置けてお部屋のアクセントになります。サイズごと、色ごとにまとめるとよりすっきりします。ブリキの缶や麻のバッグなどでも、おしゃれに収納できます。■ヘアゴムに挟むこの方法は手にはめて使えるため、とても使い勝手が良いといえます。洗濯物を干すときにいちいちカゴまで洗濯バサミを取りにいかなくても、ヘアゴムから外して付ければ良いのです。忙しい朝の家事にはぴったりですね。取り込む際も、手にはめたヘアゴムに戻していくだけです。洗濯バサミ同士が絡まることもありませんし、そのままラックにかけて収納できます。5.洗濯物を干すだけじゃない!こんなにも使える洗濯バサミアイデア次第で様々なことに使える洗濯バサミ。普段の使い方以外にも、生活の中で使える新たな方法をご紹介します。■収納アイテムやお部屋のインテリアとして麻ひもに木製洗濯バサミを付け写真や帽子、子どもの工作品などをつるして飾ります。木製の洗濯バサミをつかうことで、お部屋の雰囲気を邪魔することなく壁のアクセントになっています。■子どものおもちゃとして大人が使うものに子どもは興味津々。我が家でもお洗濯の際には必ず洗濯バサミが欲しいと催促してきます。「挟む、外す、つなげる」という単純な動きの中にもいろいろな発見があることが分かり、子どもの発想力を養うことにつながります。つまむことで指先を使う練習にもなり、おもちゃにはぴったりです。なるべくカラフルなものを用意しておき、大人も一緒に楽しめるようなアイテムを作ってあげるとより楽しめます。「これは何色?」「いくつ付けたかな?」と色や数を覚える機会にも。しかし、小さいサイズのものだと誤飲の可能性もありますし、指や顔などを挟んでしまう危険性も!必ず近くで大人が見守ってあげるようにしましょう。■洗濯バサミをデコレーションしてみる木製の洗濯バサミはそれだけでもおしゃれですが、さらに自分流にデコレーションできるので楽しいですよ。マスキングテープを貼ったり、スタンプを押したりするだけで簡単に作ることができます。ラッピングの飾りやふせん、本のしおりなどにも活用できるので手作りの楽しみが広がりますね。まとめ普段何気なく使っている洗濯バサミ。毎日手にするものだからそこ使いやすく、そして気分を上げてくれるアイテムであればお洗濯物を干すという面倒な家事もちょっと楽しくなるかもしれません。そして、少しのアイデアや工夫次第でその使い方は無限に広がります。洗濯バサミなんてなんでも良いと思っていた方も、自分流にアレンジしてみるとひとつひとつに愛着がわいてきますよ。ただ物を干すだけと考えずに、日常生活の中でこんなことにも使えるかもと視野を広げてみませんか?新しい発見があるかもしれませんよ。
2017年03月17日家事のひとつとして日々行っている洗濯ですが、ふと「自分のやり方は果たして正しいのだろうか……」と疑問に思ったことはありませんか。今回のテーマは、シンプルに正しい洗濯の仕方。お気に入りの洋服を長く着続けるために、主婦の皆さんが実践している洗濯の仕方やポイントを聞きました。「洗濯機」は近代日本において“三種の神器”のひとつと謳われ、今となっては生活に欠かせない電化製品となりました。でも全自動洗濯機が当たり前になった現在でも、仕分けから干して取り込むまで、洗濯という作業には何かと手間がかかります。しかも家庭によって、洗濯の仕方や重要視する点は微妙に異なるもの。日頃どんなことに気をつけながら洗濯をしているのか、20~50代の主婦を対象にアンケート調査を行いました。■目次1.「とりあえず洗濯機」には要注意!2.セーターやカーディガンなどのニット製品はどうする?3.正しい洗濯の仕方4.時には手洗いという選択も5.主婦が実践する洗濯のポイント1.「とりあえず洗濯機」には要注意!洗濯機で洗えるものと、洗えないものがあることは、皆さんご存知ですか。最近の洗濯機は便利で機能性に富み、乾燥機付きのものも数多く販売されています。しかし洗濯をするうえでは、何でもかんでも洗濯機に放り込めばいいというわけではありません。取り扱い絵表示がついていても、どう対応するかは人それぞれ。そこでまずは、洗う前の仕分けについて聞きました。■「デリケートな衣料はクリーニングに出すようにしている。専門家に任せたほうがよい」(30代・主婦)■「おしゃれ着などで、レースがあるものや生地が痛みやすいと思うものは、手洗いをします」(50代・主婦)最近の洗濯機には「ドライコース」や「手洗いコース」というように、デリケートなものを洗えるコースもありますが、なんだか不安。自分の手で優しく洗うか、クリーニングに出してしまうという人は多いようです。レースなどの装飾がついたものも洗濯機で洗うのは危険です。特に高価なものや大切なものは、造りが崩れてしまっては困りますよね。■「買ったばかりの服などの色落ちしやすいものは手洗いにしています」(20代・パート)■「昔マライカやバリの物などを売っているマーケットでスカートを買って、なにもしらずに洗濯機で洗ったら一緒に洗ったものが全滅したトラウマがあるから」(20代・主婦)服を洗う時の色落ちによる失敗談は、“洗濯あるある”ですね。多少は仕方ないと思って洗濯すると、他のものに色移りしてしまうこともあります。経験豊富な主婦の方々は両方のことを考えてそれだけ別で洗うか、手洗い・クリーニングという手段をとる場合が多いようです。■「靴下は洗濯機だけでは汚れ落ちが悪いので、必ず手洗いしています。しかし、手洗いした靴下は他のものと一緒に洗濯機で洗っています」(50代・主婦)■「昔、子どもが小さかった時、思いっきり食べ物がついてしまった洋服は、機械が壊れる気がして洗濯機に入れませんでした」(30代・会社員)■「子どもが幼稚園で汚してくる泥汚れは、さすがに洗濯機に入れられないので手洗いしています」(30代・主婦)靴下や汚れがひどいものは、いったん手洗いをしてから洗濯機に入れるという人が多くいました。特に小さな子どもがいる家庭では、服などが汚れるのは日常茶飯事。汚れた服をそのまま洗濯機に入れるのは、他の服や洗濯機にもよくありません。手洗いをするか、あまりにひどいものは「雑巾にしたり、処分する」という意見もありました。■「下着は一度手洗いします。汚れがひどい時は洗濯します。タイツなどは破れたり毛玉になりやすいため、手洗いします」(40代・主婦)■「形が崩れてしまうので、ワイヤーの入った値段の高いブラジャーは必ず手洗いをしています」(40代・主婦)下着やタイツなどもデリケートなものが多くあります。ネットを使うだけでは心配という声もあり、普通の洗濯物とは別に手洗いをするという人もいました。2.セーターやカーディガンなどのニット製品はどうする?冬は普段から着ることも多く、扱いに悩むのがセーターやカーディガンなどのニット製品。クリーニングや手洗いという選択肢もありますが、洗濯機で洗おうと思えば洗えてしまいそうな気もします。■「セーターなどは縮んだりするのが心配なのでクリーニングに出しています」(50代・主婦)■「繊維がデリケートなものはクリーニングに出してしまうので、洗濯機では洗いません」(50代・主婦)見るからに洗うのが心配なので、安心のためにクリーニングに出すという人がたくさんいました。クリーニングに出してきれいにしてもらえば、また着るのも楽しみになりますよね。■「デリケートなものはクリーニングに出すようにしている。一度、うっかり洗濯機で普通に洗ってしまって縮まった経験があって、手洗いモードを使うのも嫌になったから」(30代・主婦)■「何度も失敗を重ねて、洗濯機で洗ってはいけないと悟ったからです」(50代・主婦)本当は洗濯機で済めば楽なのですが、“やってしまった……”という経験から、大切なものはクリーニングや手洗いで洗濯しているという人は多いですね。お気に入りのセーターがみじめな姿になってしまった時のショックを思えば、クリーニング代も安いものかもしれません。■「セーターやカーディガンは洗っちゃいます(ドライコースで)。洗わないのはスーツ」(40代・主婦)■「主人のスーツは洗濯機で洗いません。セーターなどは余程高価なもの以外は普通に洗います」(50代・主婦)■「セーターも古いものは洗濯機で洗いますが、お気に入りや新しいものはクリーニングに出します」(40代・主婦)スーツなどはやはりクリーニングに出すのが一般的ですが、ニット製品は洗濯機で洗ってしまうという人もいました。まさに自己責任で、ということでしょう。このあたりの基準は家庭によって異なるようですね。3.正しい洗濯の仕方洗濯物の仕分けが済んだら洗濯機をまわすことになりますが、その際にも気をつけることはあります。上手な洗濯の仕方について紹介します。■洗濯機に入れる時は洗濯物がたまってしまったからといって、一度にたくさん詰め込んでしまうのはNG。あまりぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、汚れが落ちなくなってしまいます。しかし逆に少なければきれいになるというわけでもありません。洗濯機の中で服と服がぶつかることによって汚れは落ちるので、全自動洗濯機の場合でも、適切な洗濯物の量と水量があるので、事前に確認しましょう。■洗剤についてかなりバリエーション豊かな洗濯用洗剤が売られていますので、香りなども含め、好みのものを選びましょう。形式としては粉末や液体・濃縮タイプ、ジェルボールなどがあります。弱アルカリ性・中性という点は要チェック。弱アルカリのほうが洗浄力は高いのですが、それだけ衣類にかかる負担も大きくなります。中性のものでも目立った汚れでなければきれいになりますし、素材への負担も軽くなります。特におしゃれ着などは、中性で専用のものを使うのが安心です。また、蛍光剤の有無も重要です。白さを際立たせる効果がありますが、生成りや淡色の服には逆効果となるので、注意しましょう。■汚れを落とすには洗剤を多く入れるとより効果が強くなりそうですが、実は量はあまり関係ありません。特に粉末洗剤は溶け残る場合もありますので、表示通りの用量で使用するのがベストです。「洗い」の時間についても長ければ良いというわけではありません。自動でも設定されている通り、10分程度がちょうどいいのです。長時間まわしても、絡みや衣料を傷める原因となるので、注意してください。目立つ汚れがあるものは、事前に手洗いなどして対応しましょう。手洗いするほどでもないものは、しばらく部分的に洗剤をつけておいてから洗濯するときれいになります。また、洗濯に水ではなくお湯を使うのも有効です。風呂の残り湯を利用すると節約になりますし、水よりもお湯のほうが皮脂汚れなども落ちやすくなります。■柔軟剤の使い方香りが良い柔軟剤も多く、ついつい多く使ってしまうことがあります。ふんわり柔らかくする効果がある柔軟剤ですが、使い過ぎは禁物。自分の好きな香りは心地いいものですが、時には他人にとってきついニオイになることもあるので配慮が必要です。また柔軟剤を使用することで、タオルなどの吸水性が落ちることがありますので、適度な使用を心がけましょう。4.時には手洗いという選択もデリケートなものや汚れのひどいものなどは手洗いをするという意見が多くありました。それでは、どんな手洗いの仕方が良いのか、主婦の皆さんにポイントや道具について聞いてみました。■「洗濯機に入れる前に落としておきたいものは手洗いでもんで落とすようにしている」(30代・主婦)■「オケや、小さなタライを使って手早く手もみで洗っています」(20代・主婦)道具などを使わずに「手もみ」で手洗いするのは、何よりお手軽です。洗面器や洗面台に洗剤と水・お湯を入れれば手もみができるので、たまに手洗いするものがあるという程度ならそれで済みます。■「手洗いするものはデリケートなものが多いので手もみでやさしく洗います」(50代・主婦)■「手もみで洗う。特に道具は使用しない。洗濯機で洗うと生地が傷みそうだし手もみで十分だと思う」(30代・主婦)デリケートなものを洗濯機ではなく手洗いで、という場合は特に手もみの出番。場合によっては押し洗いなど、生地を傷めないように優しく洗うのがポイントのようです。■「手もみで落ちない場合、ブラシを使うときれいに落ちることが多いです」(50代・主婦)■「襟袖洗いには特にブラシがないと汚れが落ちないため。あと、手洗い用のネットも併用する」(40代・主婦)■「衣類を傷つけたくないので、柔らかめの洗濯用のブラシで、軽くこすって洗うことが多いです」(40代・主婦)衣料を気遣いつつ汚れを落とす場合は、洗濯用の「ブラシ」を使うのがおすすめです。素手による手洗いでは不十分という時に、ピンポイントでブラシを使うと汚れがスッキリ落ちます。また、服を保護するためには手洗い用のネットも便利です。洗濯用ブラシの代用として、使い古した歯ブラシを再利用しているという人もいました。ちょっとした汚れなら、それでも十分使えますね。■「洗濯板が一番汚れが落ちやすいと思います。小さいので使い勝手もいいです」(40代・主婦)■「子どもが小さいので、よく服を汚してきます。洗濯板を使ってポイント洗いしてから洗濯機で洗うと、きれいに汚れが落ちるからです」(30代・主婦)昔ながらの道具ですが、ガンコな汚れにはやはり「洗濯板」がおすすめ。小さなお子さんがいる家庭ではもはや必須アイテムです。最近ではシリコン製のコンパクトなものも売られているので、汚れがひどいものや、ゴシゴシと洗いたい靴下などにはぴったりです。5.主婦が実践する洗濯のポイント洗いたいものによって、適した方法を選ばなければならない洗濯ですが、それも家庭によってそのやり方は少し違ってくるということがわかりました。最後に、主婦の皆さんが洗濯をする際に工夫している点や、我が家ではこうしているというポイントについて聞いてみました。洗濯の仕方について悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。■「絡みやすいものや毛玉がつきやすい服はネットに入れて洗うようにしている」(30代・主婦)■「下着などは基本的にネットに入れて洗濯をするようにしています。ネットに入れることで生地は保護され、傷つけることなく洗濯できます。大切にしたい洋服もネットに入れて洗濯します。」(40代・自営業)下着やヒモがついているもの、マジックテープがついているものなど、他と絡み合ってしまうものについてもネットを利用するという人が多くいました。毛玉やストッキングの伝線防止にも役立ちます。■「洗濯終了後取り出す時、便利だからネットをよく活用します。また干す時の仕分けにも便利です」(50代・主婦)■「シャツ、パンツ、など種類ごとにまとめてネットに入れて洗う。そうすると干す時に楽だし、取り入れる時もバラバラにならずに楽」(30代・主婦)衣料の保護としてネットを利用するという人が多い一方、干す時の楽さを重要視して、積極的にネットを使うという声もありました。■「子どもの洋服、タオルなどの汚れがひどいので手洗いは基本です」(40代・主婦)■「ワイシャツの襟などは、洗濯前に部分洗いして、漂白剤をかけておく」(50代・主婦)汚れるものは手洗いをしてから洗濯機に入れる、ということを基本として心がけている主婦の方は多いようです。子どもの服やワイシャツの襟は、どうしても汚れてしまうもの。汚れが重なっていく前に、漂白剤なども活用しながらこまめに落としておくことがポイントとなります。■「すすぎの回数が少なくて済む洗剤を使います。節水や衣類のいたみ防止になると思います」(50代。主婦)■「ネットを使うこともしますが、一番は時間短縮と水道代節約のため時短洗剤をいつも使います」(40代・主婦)最近では、洗浄力もありながら1回のすすぎで済むような「時短洗剤」も売られています。特別汚れるものもなく、洗濯機がまわっている時間も惜しいという人は、そういったものを利用するのもアリです。短い時間で洗濯物がきれいになれば、時間だけでなく水の節約や、衣類に与えるダメージも少なくて済むというメリットもあるようです。まとめ全自動洗濯機とはいえ、ボタンひとつですべてが終わるというわけではない洗濯。仕分けの段階から注意すべきポイントが多く、乾いたものを取り込むところまで考えると、意外に手間がかかる作業であることがわかります。かといって汚れたものを放っておくと、簡単には落ちなくなってしまいます。お気に入りの服も長く着るためにも、今回紹介したポイントに注意しながら正しい洗濯の仕方をマスターしてくださいね。
2017年03月17日乾燥機付き洗濯機があれば、雨の日の洗濯もスムーズに。時間のない主婦にとって、洗濯物がすぐ乾くというのは大事なポイントのひとつです。でも、実際に買うとしたら、縦型とドラム式どちらがいいの?実際に両方の乾燥機を使用して、結果を検証してみました。今や私たちの生活に欠かせない電化製品の一つである、洗濯機。洗濯機と一口に言っても、乾燥機能の有無などの機能面や、縦型やドラム型といった形状の違いなどその種類は様々です。家電量販店へ行くと、あまりの多さに驚かれる方も多いのではないでしょうか。選択肢が多いのはありがたいことですが、滅多に購入するものではないのでいざ必要となったとき、自分に合った洗濯機はいったいどれ?と悩んでしまうかもしれません。家族が多くて毎日洗濯物を干すのが大変、仕事が忙しく何とか家事の時短が出来ないだろうか……今回は、そんな悩みを抱えている人に、洗濯から乾燥までボタン一つでオッケー!という洗濯乾燥機をご紹介。さらに、洗濯乾燥機が欲しいけれど縦型とドラム型どちらを選べばいいの?見た目の違いは分かるけれど、機能面の違いを知りたい!という方のために、縦型洗濯乾燥機とドラム式洗濯乾燥機で実際に洗濯から乾燥までおこない、その仕上がりを比較検証してみました。■目次1.きっと欲しくなる!便利で時短な洗濯乾燥機を知ろう!2.見た目だけじゃない!縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機の違い3.とっても大事!洗濯物の量ってどのくらい?4.縦型洗濯機を使って乾燥させてみた!その仕上がりは?5.ドラム型洗濯乾燥機で乾燥させてみた!その仕上がりは?6.あなたはどちらを選ぶ?自分に合った洗濯機は・・・まとめ1. きっと欲しくなる!便利で時短な洗濯乾燥機を知ろう!洗濯乾燥機とは、ヒーターを内蔵していて洗濯機と乾燥機がセットになったものをいいます。これ一つで洗濯から乾燥までこなしてくれるなんてとっても頼もしいですね!乾燥機能が付いていればこんなメリットがあります。1.雨や雪が降ってもすぐに洗濯物を乾かすことが出来る。天気を気にする必要がないので主婦の味方。2.部屋干しと違って場所をとらないので、生活の邪魔にならない。特に子どもがいる家庭では遊びの邪魔にならないので助かります。3.洗濯物を干す時間と取り込む時間を完全にカット出来る。時短になり主婦や忙しい人に便利。「あら、とっても楽チンね。それなら全部そのまま乾燥させちゃえ~」と思った人は、ちょっと待って!乾燥運転できない洗濯物があるので注意が必要です。洗濯機へ入れる前に、取扱説明書や洗濯物に付いているタグで乾燥運転可能かをしっかり確認しましょう。縮み、しわつき、変色、損傷、風合い劣化の原因になるものは、乾燥運転を控えましょう。例えば、・ゴムやウレタンなどを使用した製品(マットレス、ゴム手袋など)・ウレタン(スポンジ類)を使用した製品(ぬいぐるみなど)・タイツ、レースや刺しゅうなどの飾りや付属品のある製品・濃い色のプリントものまた油が付着したものや、ポリプロピレン繊維の製品(衣料、カーペットなど)は油などの酸化熱による自然発火や引火のおそれがありますので注意が必要です。2. 見た目だけじゃない!縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機の違いおなじみの縦型洗濯乾燥機。この形を見て、何となく懐かしく感じられる方も多いのではないでしょうか。その洗浄方式は底にある羽根を回転させる「かくはん洗い」です。槽が左右に周りこすり洗いすることで、パワフルな洗浄力が生まれ、汚れをしっかり落としてくれます。乾燥方法は「ヒーター乾燥方式」といい、ヒーターで温めた空気を衣類に当て、底にあおる羽根を回転させ衣類を舞い上げながら乾かします。ドライヤーの熱風を、衣類にあて乾かすイメージをすれば分かりやすいでしょうか。ヒーターの温度を上げるためにヒートポンプ式よりも電気代がかかるほか、70℃以上の高温で乾燥させるので、衣類の傷み、縮みはおきやすいです。ドラム型に比べコンパクトなものが多く、設置場所を選ばないのはとっても魅力的。重量も40~50キロのものが多く、引っ越しなどの際に搬送する場合はそこまで負担にならないのも良い点です。一方、ドラム型は縦型の後を追うかたちで平成12年頃から日本で普及しはじめました。ふたが前開きなので出し入れしやすく、上にモノが置ける形状なのがポイント。おしゃれなイメージを持つ人も多いのでは。小柄な方や高齢者には特に洗濯物の出し入れがラクに感じられることでしょう。大きさは縦型よりも幅をとるものが多いので、購入する際は設置条件をきちんと確認することが大切です。場所によっては、スペースが狭く設置出来ない場合も。重量も縦型に対し、70~80キロとかなり重たくなっています。洗浄方法はドラムを回転させ衣類を持ち上げる「たたき洗い」。少ない水で洗えるので縦型に比べて節水になります。乾燥方法は「ヒートポンプ乾燥方式」といい、運転時に発生する熱を再利用するため省エネ効果も期待できます。乾燥中は、ドラムを回転させ衣類を大きく広げ、高速風をビュンビュンと吹きかけてシワを伸ばしながら乾かしてくれます。さらには約60℃以下の低温乾燥なので、衣類の縮み、変形は少なくフワッとした仕上がりに。ドラム型洗濯乾燥機の方が縦型に比べ高価な傾向にありますが、乾燥を頻繁に使うのであれば、長い目でみるとお得になるかもしれません。泥汚れの洗濯物を洗うことはめったになく、乾燥機能は頻繁に使いたい、という方におすすめです。3. とっても大事!洗濯物の量ってどのくらい?1日あたりの洗濯物の重さを計ったことはありますか?実は洗濯機の大きさは一つではありません。容量が大きい程洗濯機の値段は上がりますが、小さすぎると「あれ?洗濯物が全部入らない」なんてことになるかも。毎日の洗濯物量は各家庭の家族構成、普段の生活スタイルによって異なります。購入前にはある程度必要な容量を計算して選ぶようにしましょう。効率よく洗濯機を動かすための大切なポイントでもあります。我が家は大人2人、子ども1人の3人家族。毎朝1回、容量6キロの洗濯機を回しています。洗濯物の中身はその日着た衣類、バスタオルが3枚とフェイスタオル2~4枚が定番です。そのほか、子どもがまだ幼いので、食べこぼしやヨダレなどで汚れた衣類が追加されることも多々。それでも少しだけまだ余裕のある感じです。3人分の枕や布団のカバーなどは定期的に洗っていますが、その際は一度に全て入らないので日常の洗濯とは別に洗っています。一般的に1人の1日分の洗濯物量は約1.5キロです。4人家族で毎日まとめて洗濯するのなら、約6キロ(1.5キロ×4人)が、洗濯量の目安。また、洗濯機の寿命は一般的に約8年といわれています。購入する前に「これから家族が増える」といった予定のある方は、少し大きめを検討してみても良いかもしれません。4. 縦型洗濯機を使って乾燥させてみた!その仕上がりは?いよいよ検証スタートです。縦型洗濯乾燥機の洗濯乾燥コースで実際に洗濯物を洗ってみました。洗濯したものはこちら。バスタオル2枚、フェイスタオル2枚とハンドタオル1枚、ワイシャツ1枚、男性用肌着1枚です。洗濯乾燥コースをポチッ。表示の残り時間は3時間14分。時間は洗濯物の量で変わります。曇りや雨の日だとなかなか乾かないので、天気が悪いときには助かりますね。予定時間通りに乾燥まで終えました!さあ仕上がりをチェックしましょう。一番厚さのあるバスタオルは若干湿り気を感じます。その他は乾いていましたが、天日干しのカラッとした仕上がりとはまた違った感じです。一番大きいバスタオルの厚さをものさしで測ってみました。厚みは約7センチ。少し湿り気があったため、ボリューム感はあまり感じられません。続いてワイシャツです。形状安定型ですが、縦にたくさんの深いシワがついています。やはり洗濯機の形状から、どうしても衣類が絡みやすくシワが出来るようです。アイロンがけが大変そう……。その他の肌着やフェイスタオルはきちんと乾いていました。洗濯機の機種、洗濯物の量などの条件によってもその仕上がりは変わってくると思いますが、薄手の生地でアイロンがけが必要ないものでしたら乾燥に全く問題ないですね!5. ドラム型洗濯乾燥機で乾燥させてみた!その仕上がりは?次にドラム型洗濯乾燥機でも洗濯から乾燥まで運転してみました。洗濯物は縦型洗濯機と同じです。終了予定時間は2時間34分と表示されました。縦型より40分早く仕上がるようです。出来るだけ早く仕上げたい方には嬉しいですね。さあ予定通り終了の合図が鳴って、洗濯物をチェック!すべてしっかり乾いています。タオルは天日干しよりもフワフワになっています。これはとっても嬉しい。毛の一本一本がきちんと起毛しています。厚さは約9センチもありました。縦型洗濯機の場合と比較して2センチもボリュームが増えました。洗濯機によってそこまで変わるなんて驚きです!続いてワイシャツです。こちらは縦横にシワがついていましたが、縦型洗濯乾燥機の結果と比べると薄く、それほど目立つ感じではありませんでした。肌着も多少シワがついているものの、そのまま着ても問題ない程度。全体的にフワッとした仕上がりでした。6. あなたはどちらを選ぶ?自分に合った洗濯機は・・・縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機で実際に洗濯から乾燥まで行った結果、その仕上がり具合には大きな違いがありました。縦型の場合は、その形状と乾燥方式により衣類にはシワが出来やすく、全体的にしっかり水分が抜けきっていないのかボリュームダウンしたような仕上がり。厚さのあるバスタオルなどは若干湿り気も感じられたので、厚さや大きさのあるモノの乾燥には向いてないようです。一方、ドラム型の場合は、衣類にシワは出来るものの、すべてしっかり乾燥していました。特に注目したいのはタオル!天日干しよりフワフワの仕上がりで、吸水性も衰えることなく、使用感はバツグン。毎日乾燥させたいくらいに感じました。メーカーごとの機能面によって差はあるかとは思いますが、今回の検証では、このようにドラム型の方が優れているという結果になりました。まとめ誰もが日常生活の中で、時短出来ることがあれば嬉しいですよね。お子さまがいらっしゃれば、「後追いされてなかなか洗濯物が干せない」「部屋干ししていると、子どもが洗濯物を引っ張って落としてしまう」といった悩みがあるかもしれません。私もそのような悩みがある一人です。洗濯乾燥機を使えば、洗濯から乾燥までボタン一つで出来るので、そういった悩みを解決してくれるでしょう。さらには自分の時間や子どもと触れ合う時間を増やせるので嬉しいですよね。特に乾燥機能の優れているドラム型洗濯乾燥機は私の生活スタイルをより快適なものにしてくれそう!と感じました。みなさんはどうですか。ご自身の生活スタイルに合った洗濯機をぜひ見つけてください。
2017年03月17日洗濯洗剤の売り場で見かける「洗濯のり」。ワイシャツなどがパリッと仕上がるというイメージがあるけれど、結局よくわからないのでクリーニングに出してしまうという方も多いかもしれません。今回は、洗濯のりに対する主婦の皆さんの考えと、使い方や効果をまとめました。洗濯物がパリッと仕上がると噂の「洗濯のり」ですが、ウチでも使えるものなのか…と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。ワイシャツなども日々の洗濯でクリーニング屋さんのようにできれば、気持ちよく着られて、クリーニング代の節約にもなります。そんな「洗濯のり」について、20~50代の主婦50人の方を対象に、洗濯のりの使い方やその効果を調査。お気に入りのシャツやブラウスなどを洗濯する時に役立ててください。■目次1.「洗濯のり」ってどんなイメージ?2.実際に洗濯のりを使っている人は…3.洗濯のりの使い方4.こんな場面で洗濯のりを使いたい!5.洗濯のりを使って子どもと遊ぼう!「洗濯のり」ってどんなイメージ?まずは主婦の皆さんが抱いている「洗濯のり」のイメージや、どういう使い方をするべきか聞きました。普段から利用出来そうなら、使ってみるのもありかもしれません。■「洗濯のりを使うことで、シャツを簡単にパキッとさせることが出来る」(30代・主婦)■「そもそも使ったことがないのでわからない。一般的にはシャツの襟をパリッとさせるのに使う印象」(30代・主婦)洗濯洗剤・柔軟剤などの売り場の端のほうに「洗濯のり」が置いてあるのは知っていても、自分には必要ないものと思っている人も多いようです。なんとなく“衣類などがパリッとする”というイメージはあるものの、使ったこともない人もたくさんいました。■「使ったことがないのでわかりませんが、アイロンの手間が省けるのはいい」(30代・正社員)■「使うとしたらアイロンをかけるのが面倒な時ですね」(50代・主婦)シャツなどの衣服をシワなく仕上げるためのアイロンがけが楽になるというのも注目です。忙しい毎日の中では洗濯だけでも大変なので、アイロンはなるべく簡単に済ませたいところ。■「来客用のシーツやワイシャツをきれいに見せるために使っていました」(30代・主婦)■「普段は使わないが、旦那の大事な仕事の案件の時はやはりちゃんと見えるほうが良いと思うので」(30代・主婦)来客時や公的な場面など、いざという時にきれいに見せられたら、それだけで印象が良くなる可能性もあります。特にワイシャツなどはヨレヨレだと格好がつきませんよね。そんな時に使えるのが「洗濯のり」。クリーニングに出さなくて済むなら、家事にも取り入れたいものです。実際に洗濯のりを使っている人は…便利な用途がある洗濯のりですが、まずは日常の洗濯にはどの程度利用されているのかアンケートをとりました。普段から洗濯のりを使うことがあるという人は、なんと50人のうちたったひとり。使った経験がある人もそれなりにいましたが、購入したこともないという人が多いというのが事実でした。■「シャツの洗濯の仕上げに使用すると、仕上がりがひと味違うからです」(30代・主婦)唯一、日常的に洗濯のりを使用している人は、このような意見を持っていました。洗濯のりならではの質感を求めて使用しているようです。しかしながら、ほとんどの家庭において洗濯のりは日常的に使われていません。その理由はいったいどんなものしょうか。■「使ったことは一度もありません。買ったこともないし、使ってみようかと思ったこともないです」(40代・主婦)■「洗濯のりがそもそもどういうものかあまりぴんとこない。面倒そうなものはクリーニングに出してしまう」(30代・主婦)中にはこのように洗濯のりには興味すらない人もいます。実際、普段着の洗濯は洗剤と柔軟剤があれば事足りますし、家で洗濯できないようなものは、お金を出してクリーニングに出してしまえばそれで済みます。■「使い方がわからない、今さら誰に聞けばよいかわからない」(30代・主婦)■「洗濯のりの使い方がわかりません。実家でも使ってなかったのでわかりません」(30代・主婦)使い方がわからないという理由で、手を出したことがないという人もたくさんいます。他人の家のお洗濯を目撃することは滅多にありませんし、実家でも使っていなければ、あえて使ってみる気になる人はなかなかいないようです。■「洗濯のりのゴワゴワ感が苦手なのと、どちらかといえば柔軟剤を使った柔らかな仕上がりが好きだから」(40代・主婦)■「パリッとした感じより、柔らかい感じのほうが好きなので使いたいと思ったことがないです」(40代・主婦)■「特にYシャツを着る機会もいないし、洋服をパリッとさせる必要がないので」(40代・主婦)■「ワイシャツなら必要だと思うが、普段着をハリのある仕上がりにする必要がない」(20代・主婦)これは時代の変化もあるでしょうが、ファッションとしてのりの効いた洋服を着る機会が少なくなり、さらに同じシャツでも洗濯してそのまま着られるようなカジュアル系のシャツや、形状記憶など簡単にはヨレない素材も普及。洗濯のりは、フォーマルな場で着るためのワイシャツやブラウスに使う程度になってきたことも、洗濯のり離れの原因になっているようです。■「家族全員、肌が弱いためです。洗濯のりは肌に刺激を与えますし、固くなって不快です」(40代・主婦)■「皮膚がとても弱いので、のり付けの洋服は襟元が擦れてしまい、皮膚が爛れます」(50代・主婦)このように洗濯のりは敏感肌には向かないといった、体質的に向き不向きがあるという意見もありました。主婦の皆さんの意見をまとめると、洗濯のりはそもそも日常的に使うものではない、と位置づけている人がほとんどでした。普段着には使うことはなく、のりが必要なワイシャツなどはクリーニングに出してしまう人が多いというのが現状のようです。洗濯のりの使い方現在ではあまり使っている人がいない洗濯のり。「そもそも使い方がわからない」といった声が多かったのですが、要領をマスターしてしまえば、いつもの洗濯にひと手間加えるだけで、簡単にのり付け出来るようになります。洗濯のりについて、詳しく説明していきましょう。■洗濯のりの種類洗濯のりには「天然のり」と「合成のり」があります。天然のものはデンプンからできており、いわゆる昔話の「舌切りスズメ」が食べていた、というものです。洗濯のりとしての用途の他に、障子はりや手芸などにも使われます。ハリが強く仕上がりますが、天然のデンプンを使用しているため、のり付けしたまま長期保存すると虫がつく場合があります。現在よく使われる合成のものは扱いやすく、洗濯機でのり付けすることが出来ます。科学的に合成されたものなので、腐食するようなことはありません。特別こだわりがなく、慣れていない場合であれば合成のりを使うのがおすすめです。洗濯のりは服全体をつけ込む液状タイプが基本ですが、最近では便利なスプレータイプのものも販売されています。襟や袖口などをピンポイントでのり付けをしたい場合や、まずはお試しでのり付けにチャレンジするならこちらを使ってみるのもアリです。■のり付けの効果イメージの通りですが、まずは洗濯のりを使うことによって服などをパリッとさせることができます。水で薄めて使いますが、のりの分量で固さが調節できます。夏場は、シャツやブラウスに腕を通した時のシャリっとした質感も気持ち良いですし、ホテルのようなパリッとしたシーツで寝るのも気持ち良いものです。洗濯のりを使うと汚れが付きにくくなると同時に、付いた汚れも落ちやすくなります。のりで繊維がコーティングされるので、次の洗濯の時に汚れがのりと一緒に流れていくという仕組みです。また、繊維の糸が締まることによって通気性が良くなるという利点も。浴衣や夏服のシャツをのり付けすることには、形をキープする以外にそんな理由もあるのです。アイロンがけが楽になるのも、洗濯のりの効果といえます。シワがのびやすく形も作りやすくなるので、洗濯のりを効果的に使って仕上げると気持ちよく、そしてキッチリと見せることができます。パリッとさせるためだけに洗濯のりを使うと思いがちですが、実は柔軟剤と併用することができます。こうすることで、柔らかさを出しつつ、ハリを出して型崩れを防ぐことができるのです。この方法はクリーニング店でも使われる場合があり、ポロシャツやジーンズなどに応用することができます。■洗濯のりの使い方普通に洗濯をしたあと、洗濯槽の中や洗面器などでのりを混ぜた水につけ込み、軽く脱水して干します。そして仕上げにアイロンをかけます。洗濯槽でつけ込んだ場合は、使用後に再び水を入れて洗い流したほうがよいです。ワイシャツを1~2枚というだけなら、洗面器やバケツを使うのがお手軽。のりの濃さはもちろん、つけ込む時間によっても固さが変わります。洗濯機でのり付けする場合は、洗濯機を回すかつけ込むだけかによっても違ってきます。特に厚い生地のものはのり付きが良いので、濃度や時間で調整が必要です。シワになってしまうことがあるので、脱水は軽めに。襟や袖口などをピシッと引っ張って干します。半乾きの状態か、霧吹きで少し水をかけてからアイロンをかけると、綺麗な仕上がりになります。スプレータイプののりは、普通に洗濯して干した後、使いたい部分に吹きかけてアイロンをかけることになります。こんな場面で洗濯のりを使いたい!毎日着るワイシャツをクリーニングに出していると、お金もかかりますし、数日分まとめて出すという場合もあります。汗をかいたものを放置しておくと、シミやニオイの原因になってしまいます。洗濯のりは少し手間がかかりますが、かつては使っていた人もいる通り、自宅でできること。日常的なお洗濯と一緒にワイシャツも洗って、のり付けとアイロンをかけてしまえたら、クリーニング代よりも安く済ませることができます。■「日ごろ、使いませんがとても大事な時に使います。洗濯のりを使った後のアイロンがけはとてもきれいな仕上がりになるので」(30代・主婦)■「緊急でワイシャツをホームクリーニングしなければならなくなった時」(20代・会社員)■「今まで洗濯のりを使った事がないのですが、ここぞという服には使ってみようと思いました」(30代・主婦)■「とっておきのおしゃれ着などに今後、使ってみようと思いました」(30代・主婦)日常的には使用しなくても、洗濯のりのメリットを知っている、または興味を持っているという主婦の皆さんはこのような利用方法を考えていました。いざという時に洗濯のりの準備があれば、クリーニング店を利用しなくても済むというのは、大きなポイントとなりますね。お気に入りの服も、自分で洗ってきれいに保っておくことができたら、着る機会も増えるかもしれません。洗濯のりを使って子どもと遊ぼう!本来の使い方ではありませんが、洗濯のりは実は工作などに使えます。お子さんが小さい家庭では、自由研究や科学実験のネタになるかもしれません。■「子どもが小さいので、シャボン玉はとても喜んでくれます。洗剤だとは思ってなさそう」(30代・主婦)■「子どもがシャボン玉が大好きなので、よく洗濯のりを活用しています。」(30代・主婦)洗濯のり・ぬるま湯・台所洗剤を混ぜると、強いシャボン液を作ることが出来ます。ハンガーなどで作った大きな輪を使うと、驚くほど大きなシャボン玉を作ることが出来るのです。さらに手作り化粧水などにも使えるグリセリンを入れると、“弾むシャボン玉”を作ることが出来ます。■「昔シャボン玉やスライムを作る時に使いました。子どもと一緒に今度作ってみようと思います」(30代・主婦)■「子どもが小さいとき、バザーに出すために、スライムを作るときに使いました」(50代・主婦)感触がなんともいえない「スライム」も、自作することができます。洗濯のり・水・ホウ砂を混ぜるとスライムが生成されるのです。絵具で好きな色のものを作れますが、ホウ砂は口に入れると危険なので注意が必要です。■「スーパーボールを子どもと作ったことがあります」(30代・会社員)■「コサージュを布で作る時に、洗濯のりに布をつけて乾かして、を繰り返し行うと布地にハリが出て既製品のようなコサージュが出来る」(30代・主婦)■「スノードーム作りに使いました。水と洗濯のりを7:3の割合で混ぜ、飾りの入った瓶の中に流し込んで完成です」(20代・会社員)スーパーボールは洗濯のりと食塩水でできますし、コサージュは普通の洗濯のりの使い方を応用したものです。スノードームは、少し粘り気のある透明な洗濯のりを水に混ぜることで、飾りがゆらゆらと雪のように舞う雰囲気を演出する事が出来ます。どれも手作りならでは良さと楽しみが味わえるのが良いですね。洗濯後にシャツやシーツをのり付けして干し、乾くのを待つ間にお子さんと洗濯のりを使った遊びをする、なんて休日を過ごすのも、楽しいかもしれませんね。「洗濯のり」を使いこなして気持ち良い日々を!クリーニングに出さなくてもワイシャツなどをきれいに仕上げられる「洗濯のり」。たまには普段着るシャツをのり付けしてパリッとした仕上げると、新鮮な気持ちになれるはず。つねにきれいなシャツを着こなすのも、素敵な楽しみですよね。また紹介した通り、単に服をきれいに仕上げるだけが洗濯のりの効果ではありません。どんなものかわからずにいた方は、この機会に使い方をマスターして、いざという時に使ってみてはいかがでしょうか。
2017年03月15日今はまだ主流とはいえない「ドラム式洗濯機」。縦型洗濯機に比べてかなり値が張るけれど、洗濯が楽になるなら……と迷っている方も多いのでは。今回はこのドラム式洗濯機をクローズアップ。実際に使っている主婦の方々の意見も聞きながら、そのメリット・デメリットについて紹介します。「安さと洗浄力が洗濯機の決め手!主婦が認めるメリットは?【縦型編】」の記事では、縦型洗濯機のメリット・デメリットについて解説しました。まだまだ主流は縦型であることがわかりましたが、もしもこれから買い換えるなら、ここ数年の間に急速に注目度が高まっている、ドラム式洗濯機の存在はやはり気になるところ。そもそもドラム式洗濯機の魅力とは何か。今回はこれからのさらなる普及が期待されるドラム式洗濯機をクローズアップ。そのメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。■目次1.ドラム式は「たたき洗い」。洗浄力は……2.見落とし注意!ドラム式洗濯機の意外なデメリット3.ドラム式のメリットはランニングコストと家事の効率化!4.水道代・電気代の節約も期待できる5.実際に使ってみてどうでしたか?1.ドラム式は「たたき洗い」。洗浄力は……縦型洗濯機の洗い方は、洗濯槽の底にある「羽」を回転させ水流をつくることで、衣類同士をこすり合せる「もみ洗い」をします。それに対して、ドラム式洗濯機は「たたき洗い」。中のドラムが回転することで、衣類を持ち上げて上から落とすというのが特徴です。一般的に洗浄力に関しては、使用する水の量が多い縦型の「もみ洗い」のほうが、汚れがよく落ちるとされています。それに比べると「たたき洗い」のドラム式は水量も少なく、洗浄力は劣るといわれています。今回のアンケート結果でも、「洗浄力の弱さ」をドラム式のネックに挙げる主婦の方がいました。■「我が家は5人家族だからドラム式だと1回につきたくさん洗えないような気がするから縦型を使用しています」(30代・専業主婦)■「縦型の洗濯機に比べて汚れ落ちがそれほどよくないと聞いたことがある」(50代・専業主婦)■「汚れ落ちが悪いとプロの洗濯業者さんに聞きました。水道代は節約できるようですが、一長一短ですね」(40代・専業主婦)2.見落とし注意!ドラム式洗濯機の意外なデメリットアンケートの回答を見ると、ドラム式のデメリットとして意外と多かったのは「安全性」でした。■「縦型と違いふたが横についているので、幼児にも手が届いてしまい、事故や故障が起きやすいのはデメリット」(30代・専業主婦子ども有り)■「以前はドラム式を使っていましたが、子どもが生まれてから安全性を考えて縱型にしました」(40代・専業主婦子ども有り)■「子どもが興味を持ちやすく、やり方さえわかれば、簡単に中に入れてしまい危険だと思います」(30代?・専業主子子ども有り)■「子どもが中に入ってしまう事故がありましたが、危険なことが縦型より多い気がします」(30代・専業主婦子ども有り)■「小さい子どもがいると、中に入ったりといった事故も多いので不安」(20代・専業主婦子ども有り)■「安全性が不安。ドラム式で子どもの事故のニュースを聞いてから余計に怖い」(30代・専業主婦子ども有り)■「幼い子どもがいるので、安心感のある形を選んだ」(30代・専業主婦子ども有り)アンケートを行った50人中7名がこの問題点を挙げていることからも、特に小さなお子さんがいる家庭にとっては、安全性は無視できないポイントであることがわかります。2015年の6月には、子どもがドラム式洗濯機の事故で亡くなるというニュースが大きく報道されました。この事故を受けてメーカーの安全対策も進んでおり、運転していない時にドアが開かなくなるようにする「チャイルドロック」機能があるものや、万が一閉じ込められても中から開けられるような「閉じ込め防止」機能がついている機種が開発されました。(日立のHPより)ドラム式を購入する際には、必ず売り場に行ってこうしたロック機能の使い方を入念にチェックしておく必要がありそうです。親の予想に反する行動をするのが子ども。その危険性を1%でも不安に思うなら、ドラム式は購入しないほうが賢明かもしれませんね。他に挙げられたドラム式のデメリットとしては「かさばる」というものもありました。■「購入検討時はドラム式を希望していたが、洗濯機置き場の広さにあわず断念」(20代・専業主婦)■「ドラム式は大きくて、今住んでるアパートの洗濯機置き場にはまらない」(20代・専業主婦)■「今使用している洗濯機を購入する時に住んでいたアパートの洗濯機置き場がドラム式を置ける大きさがなかったので」(30代・専業主婦)コンパクトな縦型に比べてドラム式は大きいため、住んでいるアパートやマンションによっては欲しくても家の構造上買えない、というケースがまだまだあるようです。3.ドラム式のメリットはランニングコストと家事の効率化!いくつか課題が残っているとはいえ、ドラム式にも多くのメリットがあります。その中でも「時間」を確保できることは、大きな魅力といえるでしょう。「洗濯」という家事にかかる時間は全自動洗濯機によって、ほぼゼロに出来ました。しかし「洗濯」という行為にはこの他に「乾燥」「折りたたむ」という工程が残っています。この時間が意外とかかることはご存知の通り。もし、戸建てで一階が洗濯機で、二階のベランダに洗濯物を干すというご家庭であれば、ア:洗濯物を取り出すイ:二階まで洗濯物を持ち運ぶウ:絡み合った洗濯物をほどきながら、洗濯バサミやハンガーにひとつずつ洗濯物を干すエ:乾いたらそれを取り込むオ:たたむという作業があるわけですが、ドラム式の乾燥機能を使えば、ア:洗濯物を取り出しオ:たたむで終了。つまりは主婦の時間的な負担はずいぶん減ることになります。共働きの家庭でしたらこの時短は、見逃せない大きな魅力。夜遅く帰ってきても、洗濯物を放り込んでボタンを押すだけで、朝には乾燥した状態で洗濯物が取り出せるのです。想像しただけでも、この効率化は嬉しいものです。面倒臭い家事の負担が少しでも軽減される、という事実は精神衛生的にも非常に大きなメリットを生み出します。ましてや毎日「しなくてはいけない」家事ですから、ここから解放されるとなれば、日々のメンタルに好影響であると考えられます。縦型にも自動乾燥機能が付いている機種がありますが、洗濯が終わると衣類がからみ合って、うまく乾燥しきれずに生乾きのようになってしまうこともあるようです。一方ドラム式であれば、衣類が絡みにくい構造なので、よく風が通って乾きやすいという特徴があります。■「仕事で帰りが遅くなるため、部屋干しになってしまい生乾きのニオイがするのが嫌だったため、ドラム乾燥タイプにしました」(50代・正社員)■「ドラム式はたたき洗いで、少ない水で洗えるのでエコで水道代の節約につながるので良いと思います」(40代・専業主婦)■「毎日乾燥機に入れてもヒートポンプ式で電気代があまりかからないのは大きな魅力」(20代・専業主婦)■「ドラム式の良い所は乾燥機能。子どもの洋服などたくさん汚れて雨の日に乾かないと困るので、乾燥機能は本当に助かります」(20代・専業主婦)■「縦型の乾燥機能はとても実用レベルではないが、ドラム式の乾燥機能はその後の洗濯干しの労力軽減に直結すると思う」(30代・専業主婦)実際にドラム式洗濯機を使用していない人でも、「洗濯物を干す」という家事の煩わしさが解消されるのがドラム式のメリットだと感じている人が多くいらっしゃいました。4.水道代・電気代の節約も期待できる「安さと洗浄力が洗濯機の決め手!主婦が認めるメリットは?【縦型編】」の記事でも触れましたが、縦型とドラム式の水道代は、1回につき約2倍もの差があります。1日1回しか洗濯しないご家庭ならまだしも、子どもが多く1日に2回以上洗濯するご家庭や、乾燥機能も積極的に使う場合、長い目で見ればドラム式のほうがコスト的なメリットを享受しやすいといえます。‘’縦型が平均2563.2円/月、ドラム式が平均1096,6円/月になります。となるとランニングコスト全体では82カ月(約7年)で回収できる計算になります。洗濯機の買い替えの時期はおよそ8~9年ぐらいですので、乾燥機能を毎日使う人にとっては、ドラム式のほうがコスト的に良い、という判断になりそうです。’’こちらは1日1回の洗濯で計算されていますので、1日2回の洗濯+乾燥をするのであれば、ドラム式購入の際にネックになる初期コストを、4年ほどで回収できる計算にもなります。そこに「時間」及び洗濯物を干すという労力の削減というメリットも加わるのであれば、決して高い買い物ではないのではないでしょうか。アンケートを見ても、50人中17人が乾燥機能を、19人が水道代の節約をメリットだと回答しています。■「水道代の節約になると聞いたことがあるので、メリットだと思います」(30代・専業主婦)■「少ないと水量できれいになると聞きます。1日に何回もまわすので水道代はかなりお得だと思います」(30代・公務員)■「毎日乾燥機に入れてもヒートポンプ式で電気代があまりかからない」(20代・専業主婦)■「洗濯機のスペックを比較すると、やはりドラム式のほうが水道代を節約できそうでした」(50代・専業主婦)■「結構洗濯をするほうだけれど、ドラム式にしたら水道代が安くなったように思う」(50代・正社員)■「ドラム式は少ない水で洗えるので水道代の節約につながるので良いと思います」(40代・専業主婦)5.実際に使ってみてどうでしたか?最後に、少数ではありますが、「今後、ドラム式の洗濯機以外を購入する予定はございますか?」という質問に対して「ない」と回答した、ドラム式愛用者の主婦たちに、その理由を聞いてみました。■「現在二台目のドラム式を使用していますが、今後もドラム式を選ぶと思います」(50代・主婦)■「ドラム式だと洗濯機の上に多少荷物が置けるから、替えるつもりはありません」(40代・主婦)■「もうすでにドラム式に慣れてしまったので、それ以外はちょっと考えられないから」(50代・正社員)■「今のところは、考えていません。私は身長が低いため、ドラム式のほうが使いやすいと感じているため」(50代・正社員)■「服の出し入れも楽だし電気代も縦型に比べてかからないのでドラム式がいい」(20代・主婦)■「水道代の節約になる上、乾燥機機能が充実していて便利だから」(30代・主婦)■「ドラム式に慣れてしまっているため、今後も他のものではなく、ドラム式を選ぶと思う」(30代・正社員)一度買ったら、もう戻れない。それがドラム式の魅力なのかもしれませんね。使い慣れた縦型から初のドラム式に変更するにあたっては懸念点があるものの、一度使ってしまうとその便利さに納得するという主婦が多いことがわかりました。長期的に見ればお得!ドラム式はやっぱり便利ドラム式洗濯機のメリット・デメリットを主婦の意見とともに見てきましたが、縦型とドラム式、どちらのほうが魅力的に感じましたか?使ったことがないものには不安もありますし、現状、ドラム式は少し値が張るのがネック。しかし長期的に見ると水道代や電気代がお得になりますので、たくさん洗濯をするご家庭や忙しい方にはドラム式がやっぱり便利でお得です。買い換えの際には、ぜひ検討してみてくださいね。
2017年03月15日生活感の出やすい、洗濯ラック。特に洗剤やタオル、洗濯ネットなど、すぐに使いたいものは適当に仕舞ってしまいがちです。そんなイケてない洗濯ラックからは卒業しましょう!最近は、100均にもおしゃれな収納グッズがたくさん。そんな収納グッズたちを活用して、便利でおしゃれな洗濯ラックを作ってみました!皆さんのお宅では、洗濯機はどこに置いていますか?一般的には洗面脱衣所に置いているご家庭がほとんどではないでしょうか。映画やテレビに出てくる欧米の独立した家事室やランドリールームには憧れますが、なかなか難しいというのが現状です。洗面脱衣所は洗面と脱衣と洗濯とさまざまな目的に使われるにも関わらず、充分な広さとは言えません。また、家事ごとのこまごまとしたアイテムも多く、散らかりやすいのも悩みの種。時には来客が使うことも。生活感がでやすい場所でありながら、完全にプライベートな空間として使用できない、家の中でも使いこなすのが難しい場所でもあります。しかし、ここで諦めてしまっては元も子もありません。リビングなどと違い狭い分、整理整頓を始めるにはもってこいの場所。結果が目に見えて変わるので達成感があります。今回は、限られたスペースを有効に使い、さらには急な来客にも慌てずに済む空間を作ってみました。特にごちゃごちゃして生活感がでやすい、洗濯機上のラックに置いてあるものを、身近な100円均一にあるものを使っておしゃれに整理してみましたよ!■目次1.そもそも洗濯ラックって何?どういうもの?2.さあオシャレな洗濯ラックを作ろう!準備するものあれこれ3.ホワイトでスッキリまとめて。洗濯ラックの整理の仕方4.整理前と整理後のラックを比べてみました!5.オシャレできれいが長続きするポイント【素材選び】6.おしゃれできれいが長続きするポイント【詰め替え用の管理】7.おしゃれできれいが長続きするポイント【掃除方法】8.おしゃれできれいが長続きするポイント【洗剤がたれた時の対処法】まとめ1. そもそも洗濯ラックって何?どういうもの?洗濯ラックは、ランドリーラックとも呼ばれているもので、洗濯機上部のスペースにラック(棚)を設置したものです。といっても色々なタイプのものがあります。洗濯機をまたぐもの、突っ張り棚、壁に備え付けられた棚など。高さや大きさも様々です。また、ハンガーをかけられるものもあり、洗濯物を干す際の一時置きなどに使えるものもあります。我が家の場合、以前はメタルラックを洗濯ラック代わりに使っていましたが、現在は備え付けの可動式の棚を使っています。このように家の間取りや家族構成に合わせて設置できるのが魅力です。2. さあオシャレな洗濯ラックを作ろう!準備するものあれこれまず、使った100円均一商品をご紹介します。・洗濯ラック・トートバッグ・キッチンペーパーホルダー・アンティークワイヤーバスケット・すきま収納ボックスロング・強力瞬間接着剤・両面テープ・インテリアネームプレート・スクエア収納ボックス(小)・スクエア収納ボックス(大)、別売り蓋・PETジャーボトル1000ml・ランチマット・まな板シート・ラベル用紙3. ホワイトでスッキリまとめて。洗濯ラックの整理の仕方まずは、洗剤の容器を詰め替えます。1.PETジャーボトルと詰め替え容器(こちらは自宅で使っている容器で100円均一商品ではありません)を用意します。2.中に入れる普段使いの洗濯用洗剤、柔軟剤などのラベルをラベル用紙に印刷し、貼ります。中身に合わせてご自分で作成してもいいですし、インターネット上の無料のテンプレートを使ってもオシャレになりますよ。3.1にそれぞれ洗剤を入れます。PETジャーボトルはアンティークワイヤーバスケットに入れておきます。4.すきま収納ボックスロングとネームプレート、両面テープ、接着剤を用意します。ネームプレートに両面テープを貼り、収納ボックスにくっつけます。(今回は念のため接着剤を4隅につけましたがなくても大丈夫そうです)ちょっとひと手間加えるだけでおしゃれ度がアップしますよ。5.4にキッチンペーパーを敷き、毎日は使わない、色の主張が強い容器の洗剤やこまごました部分洗い用洗剤を入れます。6.洗濯ラックに置いておくものをスクエア収納ボックスに入れます。7.ランチマット、まな板シートを敷きます。我が家の棚にジャストサイズだったのでカットしていませんが、棚のサイズに合わせてカットしてください。ハサミやカッターで簡単に切れます。8.洗濯機上に置いてあった洗濯ネットをトートバックに入れて、キッチンペーパーホルダーにかけます。9.ラックに3のPETジャーボトル・詰め替え容器、5の収納ボックス、6のスクエア収納ボックスを配置して完成です。4. 整理前と整理後のラックを比べてみました!■整理前■整理後色は、清潔感を出すため白を基調としました。色を統一しただけでもかなりスッキリした印象になりましたね。ラベルを貼ったので同一容器でも洗剤を間違える心配がありません。また、以前は木製の棚に食器棚用のシートを敷いていましたが、ロール状に巻かれているシートを敷くと浮くのでそれを防ぐためテープで止める作業がプチストレスでした。今度はランチマットやまな板シートを敷くだけでとても簡単。しかも以前よりも拭きやすい。ほこりが付いても棚自体は汚れないので安心です。洗濯ネットを入れていた半透明のボックス。これは、ボックス自体を拭いたり洗ったりできるので良かったのですが、やはり柄物などが見えるとごちゃごちゃして煩雑に見えていました。そこでトートバックに入れて隠す収納に変更することに。こちらもスッキリしました。トートバックも洗えるので定期的に洗えばさらに衛生的です。洗剤のストックも以前は別の場所に置いていましたが、1箇所に集めたので管理がしやすくなりました。また詰め替え容器の中身が少なくなったとき、別の場所に取りに行かずに済むようになったので、動線的にもスムーズに。100円均一にあるもので、こんなにも簡単にオシャレなラックを作ることができました!5. オシャレできれいが長続きするポイント【素材選び】でも、せっかくきれいにしたのに、数週間でごちゃごちゃした状態に逆戻りしてしまった、なんて経験はありませんか?きれいにするより、ずっときれいに保つ方が案外難しいのかもしれません。無理なくきれいな状態を保つにはどうしたらよいのでしょうか?日常のお手入れに手間や時間がかからないのはもちろんですが、汚れたときにもサッと掃除することができるというと。これはズボラな私だけでなく、仕事や育児に忙しいお母さんにとってかなり重要ですよね。今回は、普段はホコリなどが入りにくく拭くだけ、汚れが気になったときには洗える材質のものにこだわってみました。使用したものはプラスチック素材や布製のもの、蓋つきのボックスです。キッチン用品コーナーで見つけたランチマットとまな板シートも、掃除がしやすくて意外に便利でした!6. おしゃれできれいが長続きするポイント【詰め替え用の管理】普段のお手入れを簡単にするためには厳選したものを置くことも大切です。しかし、使いかけの洗剤や、試供品など、何かとものが増えやすいのが現実。ものがたくさんあるとごちゃごちゃして煩雑な印象になり、掃除もしにくくなります。毎日使う洗濯洗剤、洗濯ネット、ハンガー、洗濯物ハンガー、洗濯バサミなどをまとめて置いておくと、洗濯時にあちこちに散らばったこれらのものを持ってくる手間が省け、作業効率がグンとアップしますよ。また毎日は使わないけれど、洗剤や洗濯ネットと同じ洗濯用品という観点から、洗濯洗剤のストックも一緒に置いておいた方が便利です。このような場合、そのまま置くと色や形が様々なのでごちゃごちゃ感がでてしまいます。ホコリなども付いてしまうので、蓋つきのボックスに入れて隠すようにするとよいでしょう。そのときのポイントとしては、「買う時は、ここに入る分だけ買う」とルールを決めてまとめておくこと。ものが増え過ぎる心配もなく管理がしやすいです。一方で、使用頻度が高い洗剤などは、そのまま置いておく方が便利ですよ。その場合は洗剤ボトルの色や形を揃えるだけでスッキリした印象になります。それぞれのご家庭のライフスタイルに合わせて、必要なものと別の場所に置いても困らないものを見極め、そのまま置くものとしまって置いておくものを決めましょう。7. おしゃれできれいが長続きするポイント【掃除方法】我が家の場合、洗面脱衣所に洗濯機があり、さらに洗濯物もそこで干しているので、衣類から綿ぼこりがたくさん出ます。床は毎日掃除機をかけていますが、少し気を抜くと洗濯ラックの上にホコリがたまってしまいます。ラックの上にほこりが溜まってきたら、伸縮性のあるハンディーモップでのこまめなお掃除をするのがおすすめです。伸縮性があるのでラックの奥までお掃除できますよ。意外と見落としがちなラックの裏側も一緒に拭いてしまいましょう。とは言えただでさえ狭い洗濯機周り。特に洗濯機をまたぐタイプの洗濯ラックは、洗濯機との隙間にホコリがたまりやすいものです。洗濯槽の掃除をするときや洗濯機の下を掃除するとき、一緒に掃除機や先の細いブラシを使い念入りにしましょう。8. おしゃれできれいが長続きするポイント【洗剤がたれた時の対処法】また最近は、液体の洗濯洗剤を使われているご家庭も多いでしょう。我が家も液体洗剤を使っています。液体洗剤は、メーカーによってキャップから液体がたれやすいものや、投入した洗剤が少しキャップに残っていてそれがキャップを閉めた時にこぼれてしまったり、液だれに気づかずそのまま棚にもどしてしまって、気がついたときにはほこりまで付いてしまっていてベトベトになってしまったりという、小さなトラブルに見舞われます。気づいた時には大惨事になっており、掃除に時間がかかってしまう。そんな事にならないために、ラックの上にはランチマットやまな板シートを敷いておくことをオススメします。ただ、ラックに洗剤以外のものも一緒に置いている場合は注意が必要です。拭いただけでは落ちないひどい汚れがつき、ものを全て移動させてマットやシートを洗わなければならなくなってしまうこともあります。頻繁にこのような事態になってしまう方は、キッチンペーパーを敷いておくのがおすすめです。生活感が出てしまい、せっかくのオシャレな収納が台無し!という方は、小さなトレイにキッチンペーパーを敷いて液体洗剤のボトルを置くと良いですよ。トレイは縁が低いので、洗剤の出し入れにも影響しません。汚れたらキッチンペーパーを変えればいいので楽ちんです。まとめ今回は、ズボラな私でもきれいな状態を保っていられるような収納を目指しました。こまめにお掃除すればなんの問題もないのですが、そのこまめに気にかけるということが、大変。そんな方でも掃除しやすいアイテムを使っています。かご類や人気の布製ボックスを使うと、今回とはまた違ったナチュラルで優しいイメージの洗濯ラックに。また、ビンテージっぽい加工やブラック、ブラウンの小物もかなり充実しているので、流行りの男前インテリア風にしてもカッコイイですよ。狭い空間ですが家族みんなが毎日使う場所だからこそ、清潔感のあるスッキリとした場所にしておきたいものです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
2017年03月15日毎日の洗濯で欠かせない洗剤。種類はたくさんあるし、ドラッグストアやホームセンターで新商品を見かけるたびにどれを選んだらいいのか悩んでしまいがち。実は汚れの種類によって洗剤を使い分けると、より大きな効果が得られること、ご存知ですか?今回はそんな洗濯洗剤について、いろいろと聞いてみました。洗濯洗剤には、粉末や液体といった王道の洗剤に加え、最近ではカプセルタイプの洗剤なども登場し、注目を集めています。新しいものを見かけるたびに、どれを選んだらいいのか、悩んでしまうという人は多いのではないでしょうか。今回は既婚でお子さんがいらっしゃる主婦50人の方々に、洗濯洗剤の選び方についてアンケートを実施しました。■目次1.主婦は毎日の洗濯でどんな洗剤を使っている?2.洗濯洗剤の選び方3.主婦が抱える服の汚れの悩み4.自分の家族のライフスタイルに合わせて、適切な洗濯洗剤を選ぼう今回、アンケートにご協力いただいた方の9割は主婦の方で、そのうち7割が核家族。2割を占める二人暮らしの方々は、お子さんが成人したり、大学入学を機に親元を離れたりした方などがいらっしゃいました。1. 主婦は毎日の洗濯でどんな洗剤を使っている?■普段使いの洗濯洗剤のタイプは…?アンケートの結果、圧倒的な支持を得たのは液体タイプの洗濯洗剤でした。50人中、33人の方が毎日の洗濯で使っていると回答。■「粉タイプは箱が大きく場所を取るし、液体のほうが水に溶けやすく、冬場は特に使い勝手がいいから。」(40代・専業主婦)■「種類が豊富にある。水の冷たい冬場でも溶け残りがなく、使えるのがいい。」(20代・専業主婦)■「カプセルタイプは子どもが誤って食べてしまいそうだし、粉タイプは洗剤が残る可能性もあるので、自宅では液体タイプを使用しています。」(20代・専業主婦)液体タイプの洗剤を使っている方の声で多かったのは、「粉タイプだと洗剤の洗い残しが気になる」「置くスペースを取ることがない」「冬場でも水によく溶けるから使いやすい」というものでした。洗剤の洗い残しと水に溶けやすいかどうかは、洗濯物の洗いあがりに大きく関わってくるポイントです。また家族が3人以上いる方は、物を置くスペースもできるだけ有効活用したいという意見が多いようでした。次に票数が多かったのは、粉タイプの洗剤。全10票集まりました。■「子どもが外で遊んで帰ってきたときの泥汚れが多く、粉せっけんのほうが落ちるから。」(30代・専業主婦)■「幼稚園に通う子どもが毎日服を汚してくるので、洗浄力の高い粉を使っています。」(30代・専業主婦)■「粉タイプのほうが洗浄力があると、何かのTV番組を見ていた際に言っていたので、液体から粉洗剤へ変えました。」(30代・専業主婦)外遊びが活発な年頃のお子さんがいらっしゃる家庭での使用率が高かったのが、粉タイプの洗濯洗剤。また成人して家を離れたお子さんがいる家庭でも、「昔から使っていて慣れているから」という声もいただきました。そしてわずか2票でしたが、カプセルタイプの洗剤を使っている方も見受けられました。■「洗濯に使うのはジェルボールです。計量しなくても良いし、こぼれる心配もないから」(30代・専業主婦)■「粉タイプは粉末が残る場合があるし、液体は垂れるのでカプセルタイプを使用しています。カプセルは汚れないし、一回分になっているので便利です。」(30代・専業主婦)少数派ではありますが、カプセルタイプを使っている方は、液体・粉を使った結果、カプセルタイプがより使いやすいという結論に至ったようです。■粉末、液体、カプセル。洗濯洗剤の違い洗濯洗剤には主に粉、液体、カプセルの3種類があります。これらの洗剤はそれぞれどのような違いがあるのか、皆さんはご存知でしょうか?アンケート結果にもあった通り、一般的に粉タイプは泥汚れ、液体タイプは皮脂汚れに強いといわれています。たとえば、部活動やクラブでスポーツをやっている育ち盛りのお子さんがいらっしゃる方、または砂場遊びが好きな小さなお子さんをお持ちの方は、普段の洗濯には粉タイプを使うといいでしょう。一方、仕事で毎日スーツを着るご主人のYシャツの襟元が茶色くなって、その汚れがなかなか落ちなくて悩んだことはありませんか。毎回クリーニングに出すのは面倒だし、出費もかさむため、できるだけ家できれいにしたいというのが主婦の本音です。そんなときは粉洗剤より液体洗剤を使うとよいでしょう。そしてここ数年、注目を集まつつあるカプセルタイプの洗濯洗剤。水で溶ける袋に液体が入っているボウル状の洗剤です。使い方は簡単。洗濯物を入れる前の空の洗濯機の中に洗剤をポンッと入れるだけ。そのあとに洗濯物を入れてそのまま通常通り洗濯機を回します。すすぎは1回でいいことから、節水にもなるようです。2. 洗濯洗剤の選び方■どのように見極めればいい?洗濯洗剤を選ぶ基準とはアンケートの回答者は育ち盛りのお子さんがいらっしゃる方が大半です。そのため、「洗剤を選ぶ基準は何ですか?」という問いに対し、「洗浄力が高い洗剤」に重点を置いているという方が3割もいました。■「部活の汗などの汚れをしっかりと落とす、また主人のワイシャツの襟汚れを落とすという洗浄力があるものを選びます。」(40代・専業主婦)■「子どもがどうしても公園で汚すので。だけど洗浄力が強すぎるとほかの衣類が痛むイメージがあるので、汚れはピンポイントで落としてくれればそれでいい。」(40代・専業主婦)主婦の方々にとって大きな敵となるのが、「子どもの泥汚れ」と「夫のYシャツの襟元の汗ジミ」といっても過言ではありません。週に数回の洗濯ならまだしも、毎日洗わないといけない主婦の方にとっては、やはり洗浄力の高さを重視する方が多いのも納得の結果ですね。■加齢臭対策をするための、洗濯洗剤を選ぶコツとは?15%でしたが、「除菌・抗菌」を、洗剤を選ぶポイントとして重視する方々の声が目立ちました。なぜ菌の対処にこだわるのか、その理由を見てみましょう。■「夫の体臭、加齢臭が気になるので、臭いに強い洗剤を使っています。でも洗剤自体の香りはあまりなくて良いです。除菌、抗菌効果も必須です。」(40代・専業主婦)■「夫の加齢臭もしっかり落としてくれる洗剤を選んでいます。少し高くても同じ物を使用しています。」(40代・専業主婦)旦那さんが若い頃は気にならなかった加齢臭も、40を過ぎれば徐々に気になってくるもの。加齢臭の原因は、加齢に伴う新陳代謝の低下です。若い頃は新陳代謝が活発で、新しい細胞がたくさん作られますが、年齢を重ねるごとにその量も減っていってしまいます。そのため、古くなった皮脂が酸化し、それが加齢臭の大きな原因となっているのです。洋服についてしまった加齢臭を取るためには、「除菌・抗菌」に強い洗剤を選ぶことが効果的です。その理由は、体臭は細菌が作っているからです。加齢臭がこびりついてしまった洋服は、ほかの服に臭いが移る恐れがあります。そんなときはそっと分けて洗濯をするなどの工夫をすることもひとつの対策になります。■敏感肌対策も洗剤を選ぶ大きなポイントアンケートで「その他」を選んだ方の、詳しい理由に注目したところ、「自分の肌が弱い」、もしくは家族に肌が弱い人がいる方は「肌に優しいタイプの洗濯洗剤」を選んでいることが特徴的でした。■「変な香料や界面活性剤が入っていないことが選ぶポイント。家族が過敏症なので使用する洗剤には気を遣っています。」(40代・専業主婦)■「洗剤の成分をもっとも重視しています。界面活性剤が使用されていないタイプを選んでいます。」(30代・専業主婦)洗濯洗剤が元で、肌トラブルになりかねないのは、「合成界面活性剤」「蛍光増白剤」「合成香料」の3点。これらは市販の洗濯洗剤には必ずといっていいほど、含まれています。特に合成界面活性剤には、吸水力を低下させる可能性があります。吸水力が減っていってしまうと、服を着たときに汗が蒸発しにくくなる恐れが。その結果、雑菌が繁殖してしまって肌荒れになることもあるのです。そのため、敏感肌やアレルギー肌が気になる方は、「植物由来」または「無添加」でできている洗剤を使うことをおすすめします。■洗濯洗剤はリピートして使う?今使っている洗剤がなくなってきて、ホームセンターやドラッグストアへ新しいものを買いに行くと、「また新商品が出ている」なんてこともよくありますよね。そんなとき皆さんは新商品を試したくなりますか?主婦の皆さんに「洗濯洗剤はリピートしますか?」という質問をしたところ、なんと9割もの人が「はい」と回答。新商品よりも、今使っているものと同じものを使う理由にはどのようなものがあるのでしょうか?■「本体を買わず、詰め替えを買う事が多いので。残っている洗剤に継ぎ足して使う事が多いから。」(40代・専業主婦)■「基本的にリピートします。変えて新しい本体を買うとお金がかかるので。」(20代・専業主婦)■「詰め替え用の物を購入しているので、同じ洗剤を使います。また、今使っている洗剤に満足しているのでリピートしています。」(40代・専業主婦)節約という面から、詰め替え用を買ったほうが安いからという回答が目立ちました。確かに、新しいものを買うよりも、詰め替え用を買ったほうがお得ということもあります。詰め替え用だと、通常の2倍や3倍の量が入っていることも多いので節約にもなります。さらに、買いに行く手間が省けるのも魅力的ですね。使用上の注意書きに、同じボトルに詰め替えないといけない洗剤が多いです。場合によっては、違う洗剤が混ざり合うと液が固まることや、危険なケースもあるからです。残りの10%の「いいえ」と答えた方は、洗剤を買うときの気分や、常に少しでも安い洗剤を買うと決めているる方が多かったです。■「そのときに安い洗剤や、気になるニオイの洗剤を買うことが多い。よほど気に入らなければリピートはあまりした事がない。」(20代・専業主婦)■「お店に買いに行くときに1番安いやつをその時々で買うので、特にこれを使うといったものは決まっていない。」(30代・専業主婦)■「ホームセンターへ行くと、ワゴンセールコーナーで割引商品を見つけることがあるので、そういう安くなっている物を優先に買ったりします。特にこれじゃなきゃ、というこだわりはない。」(30代・専業主婦)安い商品はその時々で変わることが多いですよね。アンケートでは詰め替え用を買うか、一番安いものを合うかで、大きく意見が変わることも特徴的です。3. 主婦が抱える服の汚れの悩み■食べこぼしや泥汚れ…子供がいる家庭のリアルな洗濯の悩み「服の汚れなどの悩みには、どんなものがありますか?」という問いに対し、全体の3割の方が「食べこぼしの汚れ」、そして約2割の方が「泥やすすなどの汚れ」が悩みの種であることを明かしてくれました。このふたつのポイントは、小さなお子さん、サッカーや野球などの屋外スポーツをやっているお子さんがいる家庭では切っても切れない悩みですよね。■「子どもが小さいので、食べこぼしの汚れが気になります。お醤油など落ちにくくて嫌です。」(30代・専業主婦)■「子どもがまだ小さい子がいるので、とにかく食べこぼしの汚れが1番気になる。あまり落ちないので洗濯機にかける前に洗わないといけないのが億劫。」(30代・専業主婦)■「泥汚れにいつも悩まされています。特に靴下。洗濯石鹸とかで洗っても絶対に買ったときみたいな白さが無くなるので、色つき・柄つきの靴下を履かせてます。」(40代・専業主婦)このような洗濯機だけでは落としにくい汚れが出てきた場合に、洗濯機で回す前に手洗いをする人が多いようです。■主婦が手洗いをするのはどんなタイミング?泥汚れ、醤油やケチャップなど汚れの跡がついてしまいそうな洋服の手洗いをする方がとても多かったです。■「靴下・カレー・ケチャップの汚れが思うように落ちないとき、洗濯石鹸を使って手洗いします。」(40代・専業主婦)■「ワイシャツの首回りや、食べこぼし、白い靴下の汚れなどは必ず手洗いが必要なようです。」(50代・専業主婦)その都度ていねいに洗わないと、跡が残ってしまい、後々洗うのが大変になってしまう恐れがあるから。クリーニングに出しても、跡が落ちなかった、なんていう経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、洗濯用洗剤を直接付け、ブラシなどで力強く擦ると落ちます。それでも落ちないほどの汚れのときは、漂白剤を染み込ませて時間を置くときれいさっぱりに落ちるので、ぜひ試してみてください。4. 自分の家族のライフスタイルに合わせて、適切な洗濯洗剤を選ぼうひとくちに洗濯洗剤といっても、たくさんの種類と扱い方があり、それぞれに特徴があります。その特徴は自分や家族の好みや、肌のコンディション、使いやすさなどを吟味したうえで決めることがおすすめです。洗剤選びにお悩みの皆さん、ぜひ今日から見直してみてはいかがでしょうか?
2017年03月09日赤ちゃんの肌はデリケート。すぐにかぶれたり、湿疹が出たり、何かと気を遣います。初めての子育てだと何かと心配になりますよ。そんな赤ちゃんの肌を守るために、赤ちゃん用洗剤を使ったり、大人の服とは洗濯を分けたり、お母さんはいろいろな工夫をしています。今回のテーマは、「赤ちゃんの衣服の洗濯」について。新米ママからベテランママまで、お母さん50人にいろいろ聞いてみました。新米のお母さんにとって、子育てはすべてが初めての経験。出産前にいくら勉強をしていたとしても、実際の子育てでは予測できないような悩みや苦労が発生するものです。今までは特別な気を使うことなく行っていた「洗濯」ひとつとっても赤ちゃんが生まれた途端、さまざまなことが気になりだします。赤ちゃんのことを真剣に考えると、洗濯の方法は?洗剤の種類は?など、どこまでこだわるべきかわからないことがたくさん。そこで、今回はお母さん50人にアンケートをとり、子育て家庭の洗濯事情について調べてみました。■目次1.子育て家庭の洗濯事情。子どもが生まれると洗濯回数は増える!2.赤ちゃんの肌はデリケート。良い洗剤の選び方とは?3.放っておくとシミに!赤ちゃん特有の汚れの賢い洗い方は?4.便利グッズの力を借りて、赤ちゃんの洗濯を楽にしよう1.子育て家庭の洗濯事情。子どもが生まれると洗濯回数は増える!アンケートを実施したのは、赤ちゃんを持つお母さん50人。まずは、ベビー服の洗濯頻度について聞いてみました。約90%のお母さんが毎日洗濯をしているという結果に。一人暮らしや、夫婦二人の世帯では数日間溜めておいても問題のない洗濯物も、赤ちゃんが生まれると毎日洗濯せざるを得なくなるようです。その背景にはどんな理由があるのでしょうか?■「ミルクや食べ物の汚れは、そのままにしておくと取れにくくなるので、毎日洗濯しています。」(30代主婦)■「赤ちゃんのうちは吐き戻しもお漏らしも頻繁にあるので、こまめに洗うよう心がけています。」(30代主婦)■「赤ちゃんはすぐ成長するため、ベビー服はあまり枚数をそろえず着倒すことにしていたので、頻繁に洗濯をしていました。汚れたり汗をかいたりするので、一度着たものはアウターなどでない限りすぐ洗っていました。」(40代主婦)子育て中は吐き戻しやうんち漏れなど、赤ちゃんのいる家庭特有の汚れ物が多く出ることから、必然的に洗濯回数が増えるようです。また、すぐにサイズの合わなくなるベビー服はあえて数を揃えず、毎日洗濯することで無駄を省くという考え方は、ミニマルな生活を送りたいお母さんには参考になるかもしれませんね。洗濯の回数は、赤ちゃんの汚れ物と大人の汚れ物を分けて洗うかどうかでも変わるはず。洗濯物を分別するお母さん・分別しないお母さんはどちらの方が多いのでしょうか?半数以上が、赤ちゃんの汚れ物と大人の汚れ物を一緒に洗うと回答しました。■「分けて洗濯するのは手間だし、水や洗剤も2倍必要になるので経済的じゃない。」(30代主婦)■「1歳までは専用の洗剤を使っていたのもあり分けていました。あと服やガーゼなどなめたりするので大人のものと一緒に洗うことに抵抗がありました。」(30代主婦)■「我が子は肌が弱く、大人の洗濯物に使っている洗剤だとかぶれたりするのが心配だから。」(30代主婦)■「赤ちゃんがアトピー性皮膚炎のため、普通の洗剤だとかぶれてしまう。アトピー用洗剤を使っている」(30代主婦)洗濯物を分別せずに洗う理由は、家事や子育てで忙しい中、少しでも手間を省くため、という意見が多かったのですが、分別して洗う家庭では赤ちゃんの肌に気を使わなければならない理由があるようです。確かに、赤ちゃんのうちは肌が弱い子も多く、赤ちゃん用の洗剤を使用せずに洗濯したものを着ると、かぶれが出てしまうことも。デリケートな赤ちゃんの肌に直接触れる衣類の洗剤のことは気になりますよね。実際には、どれくらいのお母さんが赤ちゃん用の洗剤を使用して洗濯しているのでしょうか?なんと結果は真っ二つに分かれました。それぞれ、どのような意見があるのでしょうか?■「オムツにかぶれたり、湿疹が出たりと肌が弱かったので、赤ちゃん用洗剤を使っていました。」(40代主婦)■「みんなひとまとめにして洗濯しているので、赤ちゃん用の洗剤は使いません。」(40代主婦)■「ひとり目のときは、赤ちゃん用の洗剤を使いましたが、ふたり目からは普通の洗剤を使いました。」(30代主婦)やはり、赤ちゃんの肌に合わせて洗剤を選んでいるお母さんが多い様子。生まれつきアトピーの症状がある赤ちゃんや、乾燥肌ぎみの赤ちゃんは、些細なことで肌がかぶれたり、荒れたりしてしまうので、赤ちゃん用洗剤や低刺激のものが良いかもしれませんね。赤ちゃんにアトピーなどはっきりとした症状が出ているときには、アトピー用洗剤を使うことに迷いはないでしょう。しかし、うちの子は特に肌が弱いわけではないけれど、赤ちゃんの肌は大人よりデリケートだから洗剤に気を使ったほうがいいの?と迷うお母さんは多いはず。かつて赤ちゃん用洗剤を使っていた先輩お母さんの意見の中には、「1人目はいろいろと気にしていたけど、2人目、3人目のときには何もしなかった。」「今思えば、そんなに神経質にならなくても良かった。」という声も多くあったため、赤ちゃんの肌に問題がないなら、悩みすぎることはないのかもしれません。2. 赤ちゃんの肌はデリケート!良い洗剤の選び方とは?赤ちゃんの肌に問題がないなら、あまり気にしすぎることは無いとはいえ、赤ちゃんの肌が大人よりもデリケートなのは事実。産まれたばかりの赤ちゃんの皮膚は未発達で、なんと大人の半分以下の薄さなのです。そんな赤ちゃんの肌は、外部からの刺激や乾燥に弱く、とても敏感。さらに、赤ちゃんはあんなに小さいにも関わらず、大人と同じ数の汗腺を持っているため、背中にあせもができてしまうのはよくあることです。おむつがおしっこやうんちで蒸れて、赤ちゃんのおしりがかぶれてしまった、という経験のあるお母さんも多いのではないでしょうか?では、デリケートなうえに、肌トラブルにもなりやすい赤ちゃんの肌をケアするためには、どんな洗剤を使えばいいのでしょうか?「洗剤を選ぶときに、どんなことに気を使っていますか?」というアンケートをとってみたところ、■「肌に優しいオーガニック成分を重視します。また日本製のものを選びます。」(30代主婦)■「真っ白にキレイにすることよりも、肌に優しいのが一番重要だと思う。」(40代主婦)など、多くのお母さんは「成分」「優しさ」に気をつけているようでした。ただ、成分や肌への優しさなどは、一見してわかるものではありません。特に、今はさまざまなメーカーから洗剤が発売されているため、「何を選んだらいいのか?」と目移りしてしまいますよね。気をつけなければいけないのは、商品名やパッケージに「ナチュラル」「無添加」「オーガニック」と書いてあっても、実際に洗剤に含まれている成分が肌に優しいとは限らないということ。しっかりと成分表を見て判断しなければなりません。洗剤の成分についてインターネットで調べてみると、この成分は危険、あの成分は赤ちゃんにはよくない、ベビー服の洗濯には石鹸しか使うべきではない、など、さまざまな意見が出てきます。しかし、市販の洗剤に使われている成分は、すべて国から認可されているもの。調べて出てくる洗剤の成分に対する意見は、あくまでも個人の意見なのです。それらの情報が、鵜呑みにして良い情報かどうかというのは簡単に判断できるものではありません。そのため、どの成分が赤ちゃんにとって安心できるのか?は、結局のところお母さんにしか決めることができないのです。しかし、そんな中でも「蛍光漂白剤」という成分はできる限り使用を避けたほうがいいと断言できます。その理由は、経済産業省から「乳幼児の使用する製品や、口に入るような食品に対しては、できる限り使用を避けること」という通達が出ているから。実際には、大人が使用しても問題なく、赤ちゃんに対しても強く健康を害するような影響があるとは考えにくいのですが、完全に安全といわれている成分ではない以上、赤ちゃんがある程度大きくなるまでは使用を避けたいですよね。蛍光漂白剤の使用だけではなく、赤ちゃんが大きくなるにつれて、あまり心配しなくてもよくなる成分はたくさんあります。赤ちゃんが生まれたての頃は、赤ちゃんの汚れ物と大人の汚れ物を分け、赤ちゃん用洗剤を使っていたお母さんも、新生児を過ぎたあたりから、徐々に大人と一緒に洗濯するようにシフトしていくことが多いようです。3. 放っておくとシミに!赤ちゃん特有の汚れの賢い洗い方は?赤ちゃんを育てていると、「ミルクの吐き戻し」や「うんち漏れ」は日常茶飯事。これらによって付いた汚れはとてもシミになりやすいものです。赤ちゃんの服は汚れるもの、長く使うものではないからシミがついても仕方ない、と割り切っているお母さんも多いかもしれませんが、赤ちゃんの時期にだけ楽しめるようなかわいいデザインのベビー服や、友人や親からの贈り物でいただいたものはきれいに使っていきたいのが本心ですよね。少しでも洗濯物にシミを残さないために、赤ちゃんの二大汚れである「ミルク汚れ」「うんち汚れ」の特徴と落とし方を押さえておきましょう。まずはミルクの汚れ。赤ちゃんが飲んでいるのが母乳、粉ミルクに限らず、この汚れの正体はタンパク質。タンパク質の汚れは熱によって固まるため、熱湯に浸け込んだり、汚れが完全に落ちていないままアイロンをかけたり、高温の乾燥機にかけてしまうと、シミが残りやすくなります。タンパク質の汚れをきれいに落とすためには、アルカリ性の洗剤で洗いましょう。洗濯機に入れる前に、アルカリ性である固形石鹸や重曹などで下洗いをしておくことで、ミルク汚れがシミになることは格段に減るはずです。そして、うんち漏れの問題は、服が汚れていることに素早く気づくのがなかなか難しいこと。時間の経ったうんち汚れは、黄色や茶色の鮮やかなシミになってしまい、とても落としにくいのです。うんち漏れに気づいたときには、すぐに石鹸で手洗いをすることが大切です。浸け置きをすると、かえってシミが濃く残ってしまったり、繊維を痛めてしまうことがあります。まとめると、ミルク汚れとうんち汚れのシミを残さないためには、洗濯機に入れる前の石鹸による手洗いが有効です。しつこい汚れのときに手洗いをするのはなかなか大変ですが、「洗濯板」を1枚持っておくと手洗いがとても楽になります。今は小さなものや、薄いものも売られているので、赤ちゃんがいるご家庭ならば買って損はないでしょう。4. 便利グッズの力を借りて、赤ちゃんの洗濯を楽にしよう前述の洗濯板のように、便利なグッズがひとつでもあると、大変な労力を使う赤ちゃんの衣類の洗濯もとても楽になります。まずは赤ちゃんグッズの中でも圧倒的に汚れやすい「よだれかけ」の洗濯を楽にしてくれるグッズを紹介します。ひとつ目は、「プラスチック製のよだれかけ」。アマゾンの子育て便利グッズランキングでベストセラーになっている商品です。プラスチックでできているため、シミ汚れなどの心配がないだけでなく、汚れたときには水で軽くすすいで乾かすだけでOK。そもそも汚れやすいよだれかけを、「洗濯をする必要がないアイテム」にしたというのは、子育て中のお母さんのことを本当に考えていないと生まれないアイデアです。ふたつ目もまた、これまでのよだれかけの概念を覆す代物。「タオルやハンカチをよだれかけとして使うことのできるクリップ」です。よだれかけを何枚も揃えるのは大変で、どんなに洗濯していてもストックがなくなってしまいがち。しかしこのクリップがあれば、よだれかけの洗い換えの心配をする必要がなくなるのです。よだれの多い乳幼児期が終わっても、しばらくは食べこぼし対策のためにエプロンは手放せません。ある程度大きくなっても「エプロン用のクリップ」として使い続けられるところも嬉しいポイントのひとつですね。赤ちゃんグッズは使う時期が決まっているので、わざわざ特殊なものを買う必要はないかな、と考えるお母さんも多いようです。しかし今、洗濯に負担を感じているなら、こういった便利グッズを揃えてみるのもいいかもしれません。ほんの少し工夫がされているだけでも、実際に使ってみると毎日の家事や子育てがとても楽になることもあるのです。まとめ育児の合間に家事もこなさなければいけないのは、とても大変。だけど、ただの洗濯にもこれだけ気になることがあるのは、あなたがそれだけ赤ちゃんを愛しているということです。赤ちゃんのお肌のことを考えつつも、効率的な汚れの落とし方や便利グッズを利用して、毎日の洗濯を楽にこなしていきましょう!
2017年03月03日普段何気なく使っている「洗濯ネット」。実は、洗濯をよりスムーズにしてくれる優れものなんです。使い方をマスターして、よりスマートな家事を目指しませんか?みなさんのご家庭では、毎日のお洗濯で洗濯ネットをどのように活用されていますか?それぞれの家庭によって洗濯方法は違えど、きっとどのご家庭にも洗濯ネットが1枚はあるのではないでしょうか。普段、何気なく使っている洗濯ネット。最近では100円ショップでも様々な形や大きさのものが売られています。今まではデリケートな生地を洗濯する仕分け程度に使っていただけで、詳しい効果などを気にせずにいた方も多いのではないでしょうか。実は洗濯ネットは入れる衣類に適した使い分けをすれば、衣類の状態を保つだけでなく、より洗濯作業がはかどる優れたアイテムなのです。今回はぜひ知っておきたい洗濯ネットの知識と、お洗濯だけでなく毎日の生活で役立つ使い方をご紹介します。■目次1.細かいゴミも通さない!日常の「困った」を回避2.色も形もさまざま!お好みにあわせて選べます3.洗濯ネットを効果的に使っておしゃれを長く楽しもう4.洗濯絵表示にも注意!分かりやすく変わりました5.上手な洗濯ネットの使い方6.洗濯ネットに分けて洗濯してみた!7.意外!?こんな使い方もオススメです8.寿命は?買い替えの目安はいつ?9.少しの気遣いで洗濯ネットを長持ちさせましょう10.まとめ1. 細かいゴミも通さない!日常の「困った」を回避洗濯ネットを使用するメリットとしてよく知られているのは、型崩れや色移り、洗濯中の衣類の絡まりを防いだり、摩擦による衣類の毛玉、毛羽立ちを防いだりといった効果です。新しい生地、特にタオルは洗濯時に繊維カスが落ちやすいので、初めのうちは別に洗濯をすることもあります。まずは、洗濯ネットを使用しないとどのくらい繊維カスが移るのか、新品の白系と濃い色系のタオル・靴下を使って試してみました。タオルと靴下片方はそのまま洗濯機へ。もう片方の靴下はそれぞれ目の細かい洗濯ネットへ入れて普通コースを1回。洗い上がりは……洗濯ネットへ入れなかった白系の生地には黒いものがポツポツと見受けられる程度。濃い色のタオルと靴下には白い繊維がいっぱい付いてしまいました。上の靴下はネットに入れておいたものです。一回の洗濯で色が変わってしまったように見えますね。この繊維はしっかりくっついていたので、手で払っても落ちにくく干しても取れませんでした。細かい繊維が通らないということは、幼稚園から小学校くらいのお子さんがいるご家庭によくある「ポケットの中のティッシュも一緒に洗濯してしまって、洗濯槽も衣類も細かい紙だらけ!」というトラブルも洗濯ネットの使用で解決できそうですね。また、靴下などの細かいものをまとめられることで、洗濯物の迷子を防ぐ効果も期待できます。2. 色も形もさまざま!お好みにあわせて選べます洗濯ネットは目の粗い・細かいだけでなく、サイズ、形と種類が多いのでどれを選んだらいいか迷ってしまいますね。ここでは種類と選び方を中心にご説明します。■目の粗いもの目の粗さについては使い分けの目安があります。目の粗いネットは糸くずや毛羽が付きにくいナイロン繊維、付いてもあまり気にならない白系の生地や、汚れた靴下をまとめて入れて洗うのに向いています。■目の細かいもの逆に目の細かいネットは濃い色や、ダメージを受けやすいデリケートな生地に適しています。■サイズサイズは大きく分けて、小、中、大、特大と4つに分けられます。小サイズは下着やストッキングなどの小物用。中サイズはトップスなど衣類に。大サイズは同じ種類をまとめて入れたいときや、バスタオルなどに。特大サイズにもなれば、毛布や洗える羽根布団などの寝具を入れられます。■形は角形と円形がメイン形は角形と円形があり、角形はマチがなく平面的な作りなので、洗濯中にネットの中で中身が動きにくいことが特徴。動きが少ないので汚れ落としには向かず、ワイシャツなどシワを防ぎたい衣類に向いています。円形は、その回転のしやすさからドラム型や円錐型、ラグビーボールのような形までさまざまな種類があります。どれも立体的なので洗濯中もネットの中で中身がよく動き、汚れ落ちも期待できますが、その分シワになりやすい傾向があります。ほとんどの洗濯ネットには、フックなどへ掛けられる紐が付いているので、下着やストッキングなどあまり人に見られたくないものは洗濯ネットに入れたまま干せ、目隠しとして使用できるので便利です。最近では、タグに入れるものを絵で表示してあったり、カラフルな柄やキャラクターの絵の描かれた洗濯ネットも販売されたりしているので、見た目からも自分好みの洗濯ネットが選べます。SNSでは珍しい柄や、かわいい洗濯ネット発見の投稿もありますので購入の参考にしてもいいですね。3. 洗濯ネットを効果的に使っておしゃれを長く楽しもう「おしゃれ着」と呼ばれる衣類には、ラインストーンやスパンコール、細かい刺繡が施されているものが多いですよね。装飾のほとんどがデリケートなので、洗濯機にそのまま入ると他の洗濯物と絡まって、ほころびや破損の原因になります。傷んだ服ではおしゃれを十分に楽しめないので、洗濯ネットを使って大切な衣類を守ってあげましょう。衣類の素材によっては、もうひと手間かけることをおすすめします。装飾が痛まないように裏返し、型崩れ防止のために畳んで洗濯ネットに入れましょう。その際に取り扱い表示タグを確認し「手洗いマーク」や「洗濯機弱マーク」が付いていたら他の洗濯物とは一緒にせず、専用の洗剤と「手洗い」や「ドライ」などの素材に合った洗濯コースを使用してくださいね。ストッキングや薄手の長袖など、洗濯中にからまりやすいものも洗濯ネットに入れると、衣類を守るためだけでなく洗濯機から取り出す際もスムーズです。ホックのある下着は他の衣類を傷つけるだけでなく、ホックの故障で着用時にけがの原因にもなります。洗濯ネットを使用しましょう。ブラジャーは手洗いがベストですが、専用のドーム型洗濯ネットを使えば洗濯機で洗うことができます。4. 洗濯絵表示にも注意!分かりやすく変わりました2016年12月より、衣類などに使用されている取り扱い絵表示が変更になったことをご存知ですか?これまでは日本工業規格(JIS)の規格により定められた日本独自の絵表示をしてきました。しかし近年、衣類の流通がグローバル化したこと、洗濯機や洗剤の多様化、クリーニング技術の進歩を受けISO(国際規格)と同じ記号を使うことになりました。詳しい絵表示の解説は消費者庁のHPから確認できます。新しい洗濯表示 | 消費者庁 上手な洗濯ネットの使い方商品に記載されている使用上の注意で、共通して書かれているのは以下の通りです。・破損の原因になるので洗濯ネットの容量以上のものを詰め込まない。容量の2/3ぐらいまで洗濯物を入れるのがキレイに仕上がるコツです。大体の目安はパッケージのおもて面に『セーター2~3枚』などと記載されていますので参考にするといいでしょう。入れすぎると表面以外の汚れが落ちにくくなります。・乾燥機での使用はしない。乾きムラやシワになる原因になります。・洗濯ネットのファスナーを最後まで閉めてから使用する。きちんとファスナーが閉まっていないと洗濯中に開いてしまい、せっかく入れた大切な衣類が出てしまうことも。確実に持ち手をファスナーカバーに入れ込んでから洗濯機に入れることがポイントです。他にも、・衣類のボタンやファスナーは閉じ、畳んでから洗濯ネットに入れると型崩れしにくいです。・大きなサイズに少量の衣類を入れるのはシワの原因や、余分なネット部分が他の洗濯物と絡まる原因になります。・汚れ落ちを重視するならば、ネットを使用しないほうがいいです。その際は脱水時間を短くし、ハンガーに吊るせば濡れた重みで生地が伸びシワになりにくいですよ。というものもありました。ネットの種類ごとに特徴を持っているので、きちんと注意を読んでから使い始めることも大切です。6. 洗濯ネットに分けて洗濯してみた!今度は、パッケージに記載されたの注意事項を参考にして、衣類を全部それぞれの洗濯ネットに入れて洗濯してみました。・バスタオル2枚を網目の荒い大型洗濯ネット・ワイシャツは畳んでシャツ用の角形型洗濯ネット・靴下は予洗い後、目の荒い四角の洗濯ネット・その他トップス、ボトムスは目の細かい四角の洗濯ネット・タイツは専用の巾着タイプのネットを使用洗濯中の動作環境は特に問題なく、脱水も重心の偏りなく済みました。全ての洗濯物をカテゴリに分けたことで、洗い上がり後の工程もスムーズ。取り出しも洗濯ネットを拾い上げるだけなので絡まりもなくサッと取り出せますし、仕分けが済んでいるので干す作業にも入りやすかったです。見た目には汚れ落ちも通常と変わりないので、先に洗濯ネットに洗濯物を分けてから洗濯するのは時短テクになりそうですね。ワイシャツもネットのサイズに合わせて畳んだことで、余計なシワもできず乾いた後のアイロンがけがいつもより短い時間で済みました。7. 意外!?こんな使い方もオススメです軽くて丈夫、通気性のある洗濯ネットは、洗濯以外にも大活躍します。旅行時には衣類を仕分けるのに便利です。目の粗いものを使用すれば、中身が見えるので出し入れも簡単。帰ってきたらそのまま洗濯機に入れられるので面倒な片付けも苦にならなそう。クッション性のあるボックス型の洗濯ネットは、ポーチに似た作りなので蓋のあるスプレー缶や化粧水ボトル、ブラシなどを化粧ポーチとは別にまとめて持ち運べるので便利ですよ。通気性を生かして野菜の保存にも使えます。玉ねぎやジャガイモなどを入れてつるしておけば傷つけずに保管できます。ハーブや乾燥させたミカン、リンゴの皮をネットに入れて湯船に浮かべれば、自然の香りでお風呂タイムが上質なものになります。このとき、必ず目の細かい洗濯ネットを使用してくださいね。目が粗いネットを使用してしまうと香りだけでなく、中に入れたものがふやけて湯船に出てきてしまうのでお掃除が大変になってしまいます。お子さんがいる家庭では、パズルやブロックなどの細かいおもちゃの保管にも洗濯ネットが活躍しますよ。また、水切れがいいのでお風呂のおもちゃ入れにも最適です。8. 寿命は?買い替えの目安はいつ?洗濯ネットは衣類の代わりにダメージを受けるので定期的に状態をチェックし、必要ならば早めに交換しましょう。目安としては、ファスナー部分の壊れ。ファスナーカバー部分が伸び、洗濯中にファスナー開いてしまうようになったら、など。ネット生地自体もヘタって毛玉ができることもあります。傷んだ洗濯ネットはすぐに捨ててしまわず、先ほどご紹介した、野菜保存やお風呂での利用に回せば再利用できますね。9. 少しの気遣いで洗濯ネットを長持ちさせましょう洗濯ネットの使用後は、少し畳むか洗濯道具入れに投げ込む程度で、管理方法を気にしているという方は少ないのではないでしょうか。しかし、洗濯ネットは大切な衣類を守ってくれるあなたの味方です。少しでも長くいい状態を保てるようにしたいものですね。ネット自体はポリエステル素材で乾きやすいのですが、洗濯後はまだ濡れた状態です。このとき少し乾かしから通気性のいい場所にしまうことで、カビの発生を抑えることができます。また、収納時もネットだけでまとめて吊るしておくと他のものに引っかかって破けてしまう心配もありません。時短のアイデアとしては、入れる衣類ごとに分けた洗濯ネットを脱衣所に準備しておき、服を脱いだらすぐ洗濯ネットに入るよう家族に協力してもらえば、仕分ける手間も省けそうですね。まとめ普段なにげなく使っていた洗濯ネットが、いかに機能的で、多くの利用方法を持っているのかお分かりいただけたでしょうか?便利な使い方を知れば、きっとあなたも1枚では足りず何枚も欲しくなってしまうはず。商品のほとんどが100円ショップで手軽に購入できます。今まで洗濯ネットの効果をあまり実感してこなかった方、欲しい機能を参考に揃えてみてはいかがですか?さまざまな使い方ができる洗濯ネット。お洗濯のときにしか使わないなんてもったいない!ぜひあなただけの特別な使い方を見つけてくださいね。
2017年03月01日洗濯洗剤の形状は様々。粉洗剤や液体洗剤、カプセルタイプなどいろいろ種類がありますが、いったいどれが汚れが落ちやすくて、使いやすいの?そんな主婦の皆様の疑問を、徹底比較・検証してみました!毎日のお洗濯に使う洗剤。みなさんはどのような理由で選んでいますか?テレビCM、口コミ、スーパーの特売品、パッケージのキャッチフレーズ……各社様々で迷ってしまいます。そんな数ある種類の中から自分に合った洗剤を見つけるのは大変です。「使ってみたけれどイマイチ効果が分からない」、「他の洗剤も使ってみたい」という方のために、今回は粉洗剤、液体洗剤、カプセルタイプ洗剤、漂白剤入り洗剤の4種類を徹底比較!普段何気なく使っている洗剤が本当に良いものなのか検証してみました。■目次1.家族が増えると汚れも増える!まずは汚れの種類から知ろう2.洗剤の成分を知ろう!成分表示から分かること3.実際はどうなの?汚れの種類別に洗剤の効果を検証!4.汗汚れ5.泥汚れ6.食べこぼし汚れ(カレー、ケチャップ)7.インク汚れ(油性インク、水性インク)8.自分に合った洗剤を選ぼう!それぞれの洗剤のメリット、デメリット9.汚れても良い服、汚れが付きにくい服とは?10.まとめ1. 家族が増えると汚れも増える!まずは汚れの種類から知ろう衣服の汚れと言ってもその種類は様々です。食べこぼしやインクなどの汚れ、部活のユニフォームや作業着の泥汚れ。ワイシャツの襟の汗汚れやタバコの臭いなど、生活スタイルが違えば、汚れも違ってきます。まずは日常生活の中で付きやすい、汚れの種類についてあげてみましょう。■汗汚れ人間は体温調節のために、常に体に必要な熱を生み出し、外に排出する機能を持っています。これは意識的に止められるものではありません。夏の暑い日にかくような、目に見える汗だけが汚れの原因になっているわけではないのです。汗の成分のほとんどが水分ですが、その汗と一緒に皮脂や垢、ほこりなどが混ざって衣服に付くことで、汚れが蓄積。さらに空気に触れることで酸化し、襟や脇部分にしみとなって現れます。■食べこぼしの汚れ小さいお子さんがいるお母さんの一番の敵となるのが、この汚れ。1日3食、3食分の汚れが毎日。また、カレーやケチャップ、ミートソースなど子どもが好きな食べ物ほど、色が濃く、服についてしまうと落としにくいのが難点です。成分も油性の汚れ、卵などのたんぱく質、食品そのものが持つ色素など、水に溶けやすいものから、溶けにくいものまで様々。子どもに汚すなと言っても無理な話です。食べこぼし予防のエプロンなどがありますが、嫌がる子も多いですよね。早いうちからこのエプロンを嫌がってしまうと、朝食時だけでも2回着替えるということもしばしば……。■泥汚れ小さいお子さんであれば、砂場遊びや雨の日のお出かけ時には、ズボンの裾や上着の袖、泥を触った手を洗おうと、抱っこした瞬間にお母さんの服にも付いてしまう……なんでことはよくあることです。また小中高生になると、運動会や遠足、部活などでひどい泥汚れが付いてしまったり。高校球児が格好良くスライディングした後、真っ黒になったユニフォームを見て、「洗濯するのが大変そう」と世の中の大半のお母さんは思うのではないでしょうか。砂は水に溶けにくく、小さな粒となって繊維に入り込み簡単には落とせません。たくさん外で体を動かして欲しいと思う反面、なかなか落ちない汚れとの戦いです。■インク汚れ汗や食べこぼしに比べると頻度は多くないですが、キャップが外れたまま、シャツのポケットに入れてしまった、手にインクが付いているのに気が付かずに服にふれてしまった、などの経験はありませんか?水性であれば水でも落ちやすいですが、油性となると少し厄介です。2. 洗剤の成分を知ろう!成分表示から分かること■液性次に洗剤について見ていきましょう。洗剤のパッケージには必ず成分表示が印刷されています。その中に「液性」という欄があります。今回用意した洗剤の液性は「中性」「弱アルカリ性」「弱酸性」の3つ。アルカリ性も酸性も強弱があり、強いものほど皮膚細胞を壊したり、物質を分解したりする力が強いです。より中性に近いものを弱アルカリ性、弱酸性といいます。洗浄力を高めるだけなら、より高い液性の洗剤を選べばいいのですが、取り扱いが危険になります。家事をする人の手に直接触れる状況で使用するには不向きです。この液性を知っているだけでも、洗剤選びの決め手になります。■界面活性剤もう1つ注目したいのが「界面活性剤」。この成分は水を汚れと繊維の間に入りやすくし、汚れを浮かせ、溶けやすく分解し、再度繊維にしみ込むのを防ぐ働きをしています。ちなみに、今回用意した粉洗剤は14%ですが液体洗剤には60%前後の割合で使用されています。水に溶けやすい水性の汚れはもちろんですが、油や皮脂などの油性の汚れを落とすのに効果を発揮します。この他、界面活性剤だけでは落とせない頑固な汚れを分解する酵素、白い衣類をより白くするために使われる蛍光増白剤など洗剤の種類によって様々な成分が配合されています。みなさんがお使いの洗剤はどのようになっているでしょうか。一度、確認してみてくださいね。3. 実際はどうなの?汚れの種類別に洗剤の効果を検証!では実際に市販されている洗剤を使って、どんな汚れに効果的なのか検証をしてみました。用意した洗剤は、①粉洗剤(弱アルカリ性)②液体洗剤(中性)③カプセルタイプ洗剤(中性)④漂白剤入り洗剤(弱酸性)の4種類。汗汚れは、1日着た白いワイシャツの襟部分を比較します。泥汚れ、食べこぼし汚れ(カレーとケチャップ)、インク汚れ(油性、水性)は綿100%の布に付けました。それぞれ洗剤を変えて、縦型洗濯機で約3㎏の洗濯物と一緒に標準コースで洗濯をしてみた結果がこちら。4. 【結果】汗汚れ1日着たワイシャツの襟です。襟の折り返しと、首に触れる部分に黒い汗汚れが。冬の比較的寒い日でしたが、こんなにも汗の汚れが付くことに驚きです。完全に汚れが落ちたと感じたものは◎、ほぼ落ちた○、少し落ちた△、全く落ちなかった×の4段階で評価しています。①粉洗剤(弱アルカリ性)○②液体洗剤(中性)△③カプセルタイプ洗剤(中性)×④漂白剤入り洗剤(弱酸性)×1番きれいになったのは粉洗剤。イメージでは漂白剤入り洗剤が一番効果的だと思っていたので意外です。襟の汚れは汗が酸化して黒くなったものなので、その逆の性質であるアルカリ性が一番効果的であると言えます。ただ匂いについては漂白剤入り洗剤が効果を発揮。他の洗剤は洗剤そのものの匂いがしますが、漂白剤入りはほぼ無臭。洗濯物の匂いを香りでごまかしたくない、匂いをスッキリ落としたいというときには漂白剤入りが良いでしょう。5. 【結果】泥汚れ①粉洗剤(弱アルカリ性)△②液体洗剤(中性)○③カプセルタイプ洗剤(中性)×④漂白剤入り洗剤(弱酸性)△どの洗剤も完全に汚れを落とすことはできませんでした。やはり泥汚れは落としにくいですね。繊維に入り込んだ汚れを分解する酵素と漂白剤がこの汚れには効果的です。6. 【結果】食べこぼし汚れ(カレー、ケチャップ)①粉洗剤(弱アルカリ性)○②液体洗剤(中性)△③カプセルタイプ洗剤(中性)×④漂白剤入り洗剤(弱酸性)×こちらも一番効果的だったのは①粉洗剤。カレーのルーにはクルクミンという色素が含まれており細かい粒子のため、布にしみこむとシミになりやすいです。油性と水性の汚れが合わさった複雑な汚れであることから、洗浄力の強い粉洗剤が効果的であると言えます。続いて、ケチャップをつけて洗ってみた結果がこちら。①粉洗剤(弱アルカリ性)◎②液体洗剤(中性)○③カプセルタイプ洗剤(中性)△④漂白剤入り洗剤(弱酸性)×ケチャップの成分はトマトの色素であるリコピンです。こちらもカレーの色素と同様、細かな粒子であるため、落としにくい食品の代表です。カレーよりも液体洗剤の効果が見られたので、界面活性剤の効果を受けやすい汚れであると言えます。7. 【結果】インク汚れ(油性インク、水性インク)①粉洗剤(弱アルカリ性)×②液体洗剤(中性)×③カプセルタイプ洗剤(中性)×④漂白剤入り洗剤(弱酸性)△どの洗剤も効果が出なかったのが油性インク。唯一、漂白剤入り洗剤のインクの色が少し薄くなった程度です。主成分は色素ですが、油性インクには油や樹脂が含まれているため、耐水性がありさらに落としにくくなります。続いては水性マーカーの結果を見てみましょう。①粉洗剤(弱アルカリ性)○②液体洗剤(中性)○③カプセルタイプ洗剤(中性)○④漂白剤入り洗剤(弱酸性)◎水性インクは水に溶ける性質があるので、どの洗剤でも比較的きれいに落ちました。さらに漂白剤入り洗剤の効果が発揮され、ほとんど汚れは目立たなくなりました。8. 自分に合った洗剤を選ぼう!それぞれの洗剤のメリット、デメリット検証結果から、洗浄力という意味では粉洗剤が一番効果的であることが言えます。実際に使用する際に覚えておきたいメリット、デメリットをまとめてみましょう。①粉洗剤メリット:洗浄力が高い。液体に比べると安価。小分けにしやすいので外出先での洗濯の際に便利。デメリット:こぼしてしまったときに散らばりやすい。粉が溶けずに残ることがある。収納場所が狭い場合はかさばる。②液体洗剤メリット:水に溶けやすい。濃縮タイプ、すすぎ1回タイプなど節水できる洗濯機に向いている。気になる汚れに直接かけることができるので、より洗剤の成分を繊維に染み込ませることができる。最近はコンパクトなサイズのものが多いので、場所を取らずスッキリと収納できる。デメリット:粉洗剤より高価。小分けにしにくい。③カプセルタイプ洗剤メリット:使用量を量る手間が省ける。詰め替えが楽。デメリット:手が濡れていると使えない。水に溶けやすくするため、洗濯物を入れる前に投入するので、粉や液体のように後から入れることに慣れていると先に入れるのを忘れてしまいそう。約2㎏~6㎏までの洗濯物に対して1粒でOKとされているが、洗濯物の量が少ないときは洗剤の量が多いのではないかと感じてしまう。④漂白剤入り洗剤メリット:消臭効果が高い。特に汗の気になる夏場におすすめ。洗濯槽の防臭にも効果的。デメリット:液性がやや高いので皮膚の弱い方は手荒れが心配。9. 汚れても良い服、汚れが付きにくい服とは?洗濯だけではなかなか落ちにくい汚れが多くあることが分かりました。では、汚れが付く側の服について考えてみましょう。子どものイベントで「汚れても良い服装で」ということは良くあります。事前に汚れることが想定される場合は、手持ちの洋服から、汚れてしまった際に捨てられる洋服を着せる方も多いと思います。少し破れてしまったズボンや色あせてしまった上着などはすぐに捨てないで「汚れても良い服」として何着が持っていると便利です。洋服が無くても、スモッグやエプロンには撥水加工がされているものもあります。用意しておけば、いざというときに重宝します。汚れが付く前に予防することも大切です。また、洋服を選ぶ際、黒や紺といった色の濃いものを選ぶと汚れが付いても目立ちません。服のデザインも裾が長かったり、袖口が広かったりすると汚れが付きやすくなりますので、シンプルでその子の体に合ったサイズを選ぶのが良いでしょう。まとめ今までなんとなく選んでいた洗濯洗剤。それぞれの洗剤の液性や成分、メリットとデメリットを理解した上で、汚れに合わせて洗剤を使い分けるといった方法が良いことが分かりました。日常生活の中で、どうしても汚れてしまう衣類。普段から汚れが付く原因となる行動を意識してみるだけも、事前の予防ができるものもあります。それでも付いてしまったら、なるべく時間を置かずに対処することでより汚れが落ちやすくなります。予防と早めの対処、そして汚れや素材に合った洗剤を選ぶことで大切な衣類をよりきれいに、長持ちさせることができるのです。
2017年03月01日こんにちは、ライターのNANARUKAです。先日、某コンビニエンスストアのプライベートブランドの洗濯洗剤をふと目にして、思わず飛びついてしまいました。なぜかというと、そのシンプルなパッケージデザイン、とことんムダを省いたフォルムに、モノトーンの配色。フォント使いもなかなかで、実に洗練されたデザインだったのです。実は最近、このようなモノトーンデザイン や主張しすぎないシンプルなパッケージ の日用雑貨がとても人気。それなのに、日用品のパッケージといえば、青、赤、ピンク、オレンジなど、ビビッドなパッケージばかり。カラーリングやデザインを抑えれば、売り上げももっと伸びるんじゃないか、などとよく考えます。そんな話をママ友にしてみると、思った以上に同意見がゴロゴロ。あえて声を大にして言うほどのことでもないけれど、「こうだったらいいな」という思いはみなさんいろいろお持ちの様子。そこで、毎日使うものだからこそ感じる主婦の「こだわり」を調査するべく、Instagramやブログ、直接取材などで日用品パッケージデザインに対する主婦の声を集めてみました。ハイセンスママの意見を取り入れた商品を開発すれば、売り上げも急上昇!?●毎日使うものだからこそ徹底的に存在感をなくしてほしい! ~ボックスティッシュ編〜『鼻炎や花粉症の家族がいるので、ティッシュペーパーの品質にはこだわっていますが、せっかく品質が良くてもパッケージがダサいとなかなか手が伸びません』(40歳/主婦歴13年)『ボックスティッシュのパッケージって、どうしてどれも原色だったり花柄だったり、ブランド名が大きく印刷されていたりするんでしょうね。お友達の家へ行くと、たいていみんなティッシュカバーで隠してます。わが家もシンプルなティッシュケースを購入して詰め替えています。そのままで置きたいと思えるシンプルでカッコいいデザインにした方が商品の宣伝にもなる と思うのですが……』(37歳/主婦歴10年)●生活感溢れる脱衣所・サニタリールームにはこれ以上色を増やしたくない! ~洗濯洗剤編〜『洗濯洗剤の容器って、いろんな要素を盛り込みすぎていて見ていると疲れるものが多いと思います。花、シャボン玉、青空、太陽、虹など、派手めのモチーフがさらに派手にアレンジされ、容器自体もピンクや水色などのパステルカラーで形状もゴツめ。もっと洗練された大人っぽいデザインの容器の洗剤があればいいのに 、といつも思います』(35歳/主婦歴5年)『普段の洗濯洗剤に、柔軟剤や漂白剤、おしゃれ着洗いや部分洗い洗剤などが並ぶと、青、ピンク、緑、黄色、赤とカラフルすぎ。これじゃ、シンプルな詰め替え容器を買い揃えてでも詰め替えたくなります』(38歳/主婦歴12年)●ブルー系配色、もうそろそろやめません? ~洗濯用品編〜『洗濯ハンガーや洗濯ピンチって、青や水色ばかりで困ります。滅多に買い換えるものではないですが、わが家は白で揃えているので、買い換えの時には数軒の店を回らないと見つかりません。最近は100均などでシンプルなものも買えますが、それなりの耐久性や性能がなければ不便なので100均はNGです』(34歳/主婦歴8年)『うちは主に部屋干しなので色味は極力抑えたいのですが、白や黒の洗濯ハンガーはほとんど売っていないのでアルミ製で統一しています。派手な色のプラスチック製品はインテリアでどうしても浮いてしまう ので……』(30歳/主婦歴2年)●どんなに便利で使いやすくても、派手なカラーなら買いません! ~キッチングッズ編〜『最近のキッチン用具はカラフルでカラーバリエーションも豊富ですが、モノトーン系が少なくて残念です。私はキッチンに派手な色を置きたくないので道具は主にステンレス製か黒色のものを使っていますが、スポンジや便利グッズなどのカテゴリーではモノトーンカラーが極端に少なくて困っています 』(29歳/主婦歴4年)『毎日使う道具は手に取り試してから購入したいのですが、店頭に置いてあるものはたいてい派手色のグッズたち。わざわざ足を運んでもなかなか思い通りのものに出会えないので、ネットショップでカラー検索してシンプルなものを買っています』(35歳/主婦歴6年)----------いかがでしたか?こだわりは人それぞれ。「そんなことまで気にしない!」「使えればデザインなんてなんでもいい」という意見もごもっとも。けれど、こんなふうにデザインやカラー重視のユーザーも一定数いるという事実を作り手が重く受け止めたとすれば、今後の商品に変化が出てくる可能性もあるかも!?シンプル派は日々熱望していますので、これをご覧になったメーカー様、期待しております!●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/福永桃子
2017年01月27日安価な製品も増えているダウンジャケットは、子どものアウターとしても大活躍ですが、問題は洗濯です。何度もクリーニングに出すのはもったいないけど、頻繁に着ると汚れが気になってくる…。そんなママに朗報! 実は、ダウンジャケットを家で洗濯できる場合もあるのです。■家で洗えるもの、洗えないものの見分け方は?まず確認するのは、ダウンジャケットについている洗濯表示。「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」があれば水洗い可能、家での洗濯OKです。「洗濯機マーク」があるものは家庭の洗濯機で洗えますが、傷みなどが不安な場合は手洗いをおすすめします。「ドライマーク」や「水洗い不可マーク」があるものでも、表地にナイロン・ポリエステルなどを使用している一般的なダウンジャケットなら、洗い方に注意すれば自宅での洗濯が可能です。注意が必要なのは、レザー・フェイクレザーを使用しているダウンジャケット。これらは、色落ち・型くずれ・素材の劣化などが起こる可能性が高いため、自宅での洗濯は避けましょう。また、ウール素材は縮みやすいため、こちらも自宅での洗濯は避けた方が良いでしょう。■洗うときの注意点ダウンジャケットの中に入っている羽毛はアルカリ性に弱いため、一般的な洗濯用洗剤を使うと素材が劣化することがあります。家庭で洗う際は、中性洗剤を使用すると良いでしょう。必要以上に生地に負担をかけないことも重要なポイント。強い力を加えながら洗うと、生地が傷んでしまいます。洗うときはできるだけ優しく、こすり洗いも避けましょう。また、生地の傷みを防ぐために、ファスナーやボタンなどの留め具類は留めた状態で洗います。■洗濯機を使った方法ダウンジャケットを洗濯ネットに入れ、バスタオルなどの大きなタオルで包み、タオルが外れないように縛ります。これは、ジャケットが浮きあがるのを防止するため。その状態で洗濯機へ入れて、「手洗いモード」「弱モード」などの優しく洗うモードで洗濯します。長時間の脱水は避けたいので、手動で行いましょう。1分程度脱水したらジャケットを取り出して羽毛をほぐす、また1分程度脱水する…という工程を3回ほど繰り返すと、羽毛の偏りを防ぐことができます。■手洗いの方法手洗いする場合は、洗濯槽・タライ・バケツなどに30度程度のぬるま湯を入れ、洗剤を加えて混ぜます。洗剤液は洗いたいダウンジャケットが浸かるくらいの量が必要。濃度は、洗剤のパッケージに書かれている使い方を参考に調節しましょう。続いて、ダウンジャケットを洗剤液に浸し、押し洗いしていきます。このとき、ジャケットをあまりクシャクシャと丸めず、なるべく形が整った状態を保ちながら洗います。押し洗いは、ゆっくり優しく。40回程度押し洗いをしたら洗剤液を捨て、キレイな水に交換して濯ぎます。ここでも、力を入れすぎないように注意して。水を取り替えて2回、濯ぎ洗いを繰り返します。濯ぎ終わったら軽く押してダウンの水気を軽く切り、さらにバスタオルなどではさむようにして優しく水気を吸い取ります。ここで時間をかけすぎると羽毛が偏る原因になるため、手早く水気を切り、その後軽く振りさばいて羽毛をほぐしましょう。洗濯機を使う場合と同様に、脱水機能を使用してもOKです。■ダウンジャケットの乾燥方法ダウンジャケットは羽毛が入っているため乾きにくく、干し方によっては羽毛が偏ってしまうことも。干すときはかならず形を整え、中の羽毛を軽くほぐしておきましょう。また、水を吸ったジャケットの重みで肩部分が変形してしまうことがあるため、干すときは太めのハンガーを使うのがおすすめです。形を整えてハンガーに吊るしたら、風通しの良い場所で陰干しします。気候にもよりますが、しっかり乾燥させるためには2~3日干す必要があります。手ではさんでみて、水分がつかなければ乾燥が完了した目安となりますが、念のためにそこからもう1日干すとより安心です。<裏ワザ!>上記の干し方ではスッキリ乾かない…という場合は、コインランドリーの回転式乾燥機にかける方法がおすすめ。ダウンジャケットを裏返し、低温で短時間乾燥機にかけると、ダウンがふっくら仕上がります。また、羽毛の偏り・ボリュームダウンも、この方法でフワフワの状態に戻せる場合があります。汚れが気になりはじめたダウンジャケットがあれば、まずは洗濯表示をチェック! 心配な場合は、着古したものでチャレンジしてみるといいかもしれませんね。
2016年12月27日