人気声優の津田健次郎が、ウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』に参加していることが明らかに。外星人・ザラブの声を担当する。先日公開された予告映像に映りこみ、本作に登場することが明らかとなった外星人・ザラブは、初代「ウルトラマン」に初登場し、“凶悪宇宙人”とも呼ばれている。「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の海馬瀬人役や「呪術廻戦」の七海建人役などを担当し、「新・情報7daysニュースキャスター」のナレーションや、TVドラマ「最愛」への出演でも話題となった津田さん。今回の出演に「子供の頃に観ていたウルトラマン、その進化ともいえる『シン・ウルトラマン』に参加させて頂けるとは!そして庵野さん、樋口監督が創り出す世界に参加出来て光栄です。面白い役を演じさせて頂きありがとうございます」と喜び、「是非劇場に足を運んで下さい。楽しんで頂けますと幸いです」とコメントしている。なお、本作の音楽集CD「シン・ウルトラマン音楽集」のリリースも6月22日(水)に決定。『シン・ウルトラマン』の世界を集めた珠玉のアルバムとなっており、2枚組で初回限定盤・通常盤を同時リリース。初回限定盤は外箱付きとなり、封入物も予定。主題歌の収録予定はないという。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会©️円谷プロ
2022年04月25日庵野秀明(企画・脚本)、樋口真嗣(監督)のタッグで実写映画化される『シン・ウルトラマン』(5月13日公開)に登場する外星人・ザラブの声を声優の津田健次郎が担当することが発表された。誕生から55周年記念作品として映画化された『シン・ウルトラマン』では、主人公の【ウルトラマンになる男・神永新二(かみなが・しんじ)】役を斎藤工、主人公の相棒役を長澤まさみが演じる。斎藤、長澤とともに、さまざまな脅威に立ち向かう組織のメンバーを西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司。そのほか、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、嶋田久作、益岡徹、長塚圭史、山崎一、和田聰宏らが出演する。そんな『シン・ウルトラマン』の予告映像に映りこみ、本作に登場することが明らかとなった“外星人(ガイセイジン)・ザラブ”の声を声優・津田健次郎が担当することが発表された。ザラブは初代『ウルトラマン』に初登場し、“凶悪宇宙人”とも呼ばれている人気キャラクター。津田は「子供の頃に観ていたウルトラマン、その進化ともいえる『シン・ウルトラマン』に参加させていただけるとは!」と参加を喜び「そして庵野さん、樋口監督が創り出す世界に参加できて光栄です。面白い役を演じさせていただきありがとうございます。ぜひ劇場に足を運んでください。楽しんでいただけますと幸いです」とコメントを寄せていた。
2022年04月25日山田涼介(Hey! Say! JUMP)主演「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」第1話に登場した電話の声の正体は、人気声優・津田健次郎であることが判明。第2話から本格的に登場することになった。山田さん演じる“あざかわ男子”丸谷康介と、芳根京子演じる26年恋愛経験ゼロの“ロボット女”真田和泉。不器用な2人の遅すぎる初恋を描く“キュンムズ”ラブコメは、第1話の放送後から、SNSにはこれから始まる康介&和泉の関係にときめく声や、康介に付きまとう謎のおっさん(古田新太)の正体に驚きを隠せない声が続出。Twitterでは「俺かわ」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限」の番組タイトルをはじめ、「山田くん」「丸谷くん」「一ノ瀬くん」といった関連ワードまでも、続々とトレンドランキング入りした。そんな中、ドラマの終盤で和泉に掛かってきた電話の須藤周平なる人物の声にも注目が集まることに。低音ボイスが流れた瞬間、「電話のイケボ、津田健次郎さん?」「この声は間違いない!」「めっちゃいい声、津田さん?」「電話の声、津田様だよね?」「芳根ちゃんツダケンと電話してた?」など、SNSが話題騒然となっていた。「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」1話より第1話では声だけの出演だったが、4月23日(土)放送の第2話からは津田さんが本格登場。本作への出演にあたり、「昨年末、山田涼介さんにラジオに呼んでいただいたことがあって、『本当にステキな方だな』と思っていたんです。まさかこんなに早くお仕事でご一緒できる日が来るとは思っていなかったので、何より山田さんとご一緒できることがすごくうれしいです」とコメント。ドラマでは初めてとなるラブコメに挑む。津田さんといえば、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「呪術廻戦」「極主夫道」など数々の人気アニメ作品で主要キャストを担当。その一方で、数々の舞台やドラマ、映画などでも活躍し、昨年出演したドラマ「最愛」では刑事役で見せた渋みのある演技で俳優としても大ブレイクを果たした。そんな津田さんが本作で演じるのは、弥生ビールの商品開発部チーフ・須藤周平。商品開発部から営業部に異動した和泉のことをいまだに気に掛ける心優しき元上司を大人の魅力たっぷりに演じる。しかも須藤は、無口・無表情・不愛想な和泉が、唯一気を許している存在のようで…?さらに、今後は康介の恋のライバルになっていきそうな予感も…!?そんな気になる展開を前に、津田さんは「山田さんは初めてお会いした時からずっとキラキラで可愛いので、消費期限はないと思います。今回、そんな山田さんの恋敵になりそうな気配もあって光栄です! 津田健次郎、ドラマでは初挑戦のラブコメで山田さんの恋敵として頑張ります(笑)!」とニッコリ。和泉を巡って恋のバトルを繰り広げることになるのか、期待が寄せられている。「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」は毎週土曜23時30分~テレビ朝日系24局にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年04月17日声優の津田健次郎(50)が、人気グループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介(28)が主演する、テレビ朝日系オシドラサタデー『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(毎週土曜後11:30)第2話(23日放送)より本格的に登場することが発表された。第1話の終盤、須藤周平なる人物の声として、低音ボイスが流れた瞬間、「電話のイケボ、津田健次郎さん?」「この声は間違いない!」「めっちゃいい声、津田さん?」「電話の声、津田様だよね?」「芳根ちゃんツダケンと電話してた?」などSNS上で話題となり、第1話は声だけの出演だったが、23日放送の第2話からは登場する。出演にあたり、「昨年末、山田涼介さんにラジオに呼んでいただいたことがあって、『本当にステキな方だな』と思っていたんです。まさかこんなに早くお仕事でご一緒できる日が来るとは思っていなかったので、何より山田さんとご一緒できることがすごくうれしいです」とコメントした津田が、ドラマでは初となるラブコメに挑む。津田が演じるのは、弥生ビールの商品開発部チーフ・須藤周平。商品開発部から営業部に異動した和泉のことをいまだに気に掛ける心優しき元上司を大人の魅力たっぷりに演じる。しかも須藤は、無口・無表情・不愛想な<ロボット女>和泉が、唯一気を許している存在のようで…?さらに、今後は康介の恋のライバルになっていきそうな予感も…。そんな気になる展開を前に、津田は「山田さんは初めてお会いした時からずっとキラキラでかわいいので、消費期限はないと思います。今回、そんな山田さんの恋敵になりそうな気配もあって光栄です!」とコメントを寄せた。山田が本格ラブコメに初挑戦する今作は、『かわいい』を武器に生きてきた“あざかわ男子”丸谷康介(山田)と、芳根京子演じる26年恋愛経験ゼロの“ロボット女”真田和泉というキュンすることが難しい不器用な2人の遅すぎる初恋を描く。■津田健次郎コメント昨年末、山田涼介さんにラジオに呼んでいただいたことがあって、「本当にステキな方だな」と思っていたんです。まさかこんなに早くお仕事でご一緒できる日が来るとは思っていなかったので、何より山田さんとご一緒できることがすごくうれしいです。それと今回は、短い尺のライトなラブコメということで、それもすごく楽しそうだなぁと、オファーをいただけてめちゃくちゃうれしかったです。声優としていろいろな役をやってきましたが、動きや表情が付くドラマには声だけで演じるのとはまた違った楽しさがありますね。コメディー自体は舞台やアニメでたくさんやっていて、すごく好きなんです。とはいえ今回僕が演じる役は、バタバタしたり、笑いを取りにいく感じのキャラクターではないんですよ。ちょっと笑いを取りにもいきたかった気もしますが…(笑)。山田さんは初めてお会いした時からずっとキラキラで、本当にかわいいですよね(笑)。山田さんの“かわいい”に消費期限はないと思います。そして今後、そんな山田さんの恋敵になりそうな気配もあって…光栄です。津田健次郎、ドラマでは初挑戦のラブコメで山田さんの恋敵として頑張ります(笑)!
2022年04月17日千葉雄大と永山絢斗がW主演する、下北沢を舞台に、ふたりの役者の熱き日々を描くドラマ「ダブル」。この度、物語を彩る個性豊かなオールキャストが発表され、新たなプロモーション映像も到着した。主人公は、天性の才能を持った俳優と、彼の才能をいち早く見出し世に送り出そうと支える“代役”俳優の2人。天性の魅力と秘めた才能を次第に開花させていく宝田多家良を千葉さん。世界一の俳優になりたいという夢を抱きながらも、多家良の才能に惚れ込み、演劇のいろはを教え、生活も支える鴨島友仁を永山さんが演じる。そんな彼らの物語を彩る、今回新たに発表されたキャストは10名。路上で見かけた多家良に魅力を感じ、芸能事務所にスカウトするマネージャー・冷田一恵を桜庭ななみ。人気俳優で多家良と友仁とは良き同志となる轟九十九を堀井新太。多家良に興味を示すアイドルであり演技派女優の今切愛姫を工藤遥。舞台演出家で多家良たちの運命を動かす岐華江を神野三鈴。多家良と出会い、その才能を見出していく日本を代表する映画監督・黒津壮市を津田寛治が演じることが決定した。桜庭さんは「普段のマネージャーさんの動きなどを参考にしながら演じ、とても楽しい時間となりました」と撮影をふり返り、堀井さんは「先輩役者として、多家良に色々なことをアドバイスしたり、作品に出るきっかけを作ったりと、とても重要な役所」と自身が演じたキャラクターについて説明。神野さんは「純粋に名作演劇のオンパレードを楽しんでいただきたいです」と呼びかけ、工藤さんも「楽しんで頂ける作品になっていると思います」とコメントしている。また津田さんは、今回の役柄に相当なプレッシャーだったというが、「若き俳優達を演じる若き俳優達に救われました。みんな、本当にありがとう!!」と感謝を述べた。ほかにも、多家良と友仁が所属する「劇団英雄」の団長・水野英雄役に板橋駿谷、2人と同じアパートの住民で漫画家・川上たつひこ役に前野朋哉、演劇仲間で劇団を主宰する永田信也役に水間ロン、多家良が所属する芸能事務所「フラット」の社長に橋本じゅん、フラットの看板女優であり社長夫人の神野美波役で中山忍が出演。板橋さんと前野さんは「千葉さん、永山さんを現場で観てるだけでとてもワクワクした」(板橋さん)、「終始和んだ雰囲気で楽しく撮影できました」(前野さん)と撮影をふり返り、橋本さんは「これは、小劇場出身であり、未だにその劇団に在籍している僕などにはグサグサに突き刺さりまくりまして、真実と虚構がかなりのシンクロ具合!」と語る。一方、自身の役柄について「一体、何者なの?!撮影が終わった今も最大の謎」と語った中山さんは、「細やかに作り込まれる世界観が楽しかったです。劇中劇で演じた『町田さん』もへんてこな人で面白かったな」と撮影は楽しかった様子。そして、水間さんは「ぜひご覧ください!」と呼びかけている。WOWOWオリジナルドラマ「ダブル」は6月4日(土)22時30分~WOWOWにて放送・配信開始(全10話)。(cinemacafe.net)
2022年04月13日昨年、津田寛治に降板疑惑を直撃すると「僕の口からは、何も話せません」《信じられない!! 完全に特捜9じゃないじゃん!!》《レギュラーだった人を視聴者に何も報告なしでゲスト扱いにするのはどうなの?》3月23日、ドラマ『特捜9Season5』(テレビ朝日系)のポスタービジュアルが公開された。しかし、ある人物がひっそりと姿を消していることにファンから戸惑いの声が上がっている。結婚させて“卒業”「前身の『警視庁捜査一課9係』から出演していた津田寛治さんがポスターから消え、“第1話ゲスト”として登場すると発表されたんです。シリーズ作品から卒業する場合、『相棒』などのように事前に告知することが多いのですが、今回は事後報告だったため、悲しむファンが相次いでいます」(テレビ誌編集者)昨年ネットメディアが行った“『特捜9』と『9係』で好きな登場人物”アンケートで、津田が演じる村瀬健吾は井ノ原快彦が演じる主人公を抑え1位に輝くなど、ファンから支持されていたが……。「津田さんは『9係』時代からの古参スタッフが次々と外されていくなど、新シリーズのやり方に納得ができず、シーズン3の段階で降板を申し出ていたとか。でもメインキャストだけに急に降板させるわけにもいかず、シーズン4で羽田美智子さん演じるバディの小宮山と結婚させることで、区切りをつけたようですね」(テレビ朝日関係者)作品を長年支えてきた津田に代わり、今シーズンからSnowManの向井康二と元乃木坂46の深川麻衣の2人が加わることに。新メンバー2人への期待「長寿シリーズは出演者同士の結束力が固まっていることもあり、新メンバーは現場になじむまでに苦労しがち。特に『特捜9』は『9係』で主演を務めた故・渡瀬恒彦さんイズムが浸透しているため、キャストだけでなくスタッフ同士の絆も強いですからね。『特捜9』になってから加入した山田裕貴さんも、初めのころは古参スタッフになかなか認めてもらえず、苦労したとか」(芸能プロ関係者)新メンバーがチームに入ってくることで、複雑な思いを抱えているキャストも。「卒業した津田さんと同じく『9係』時代から出演している吹越満さんと田口浩正さんの2人は、スタッフやキャストが次々と入れ替わっていく状況に困惑しているそうです。新しく加わることになった向井さんや深川さんに罪はないとはいえ、作品への思いが強いだけに、手放しで新メンバーを歓迎できないのでは。今はコロナ禍で交流する機会も減っているだけに、新メンバーの2人がキャストやスタッフの面々と打ち解けるには時間がかかるかもしれません」(同・芸能プロ関係者)コラムニストのペリー荻野さんは、新メンバーの2人にこう期待を寄せる。「2人はアイドルグループでの活動経験があるので、先輩への接し方やチームで活動する際にバランスを取るのは慣れているはず。特に心配はないと思います。作品内でも新メンバーがすんなりなじんでしまうよりは、先輩たちとぶつかったりしながら成長したり、絆を深めていくほうがドラマにも深みが増すので、長寿シリーズのいいスパイスになってくれそうです」向井と深川が“内輪の壁”を突破し、特捜班の戦力になることに期待!ペリー荻野時代劇研究家、コラムニスト、ラジオパーソナリティー、放送作家。毎日新聞の『週刊テレビ評』を担当するほか、多くの雑誌やウェブメディアで活躍中
2022年04月01日4月15日公開の映画『ニワトリ☆フェニックス』の完成披露上映会舞台あいさつが30日、都内で行われ、井浦新、成田凌、紗羅マリー、LiLiCo、津田寛治、阿部亮平、かなた狼監督が出席した。2018年に公開されたかなた狼の監督デビュー作『ニワトリ★スター』の続編となる本作。主演の井浦新や成田凌らメインキャストはそのまま続投し、従来の続編とは異なる形で設定を新たにして蘇った。幼なじみの草太(井浦新)と楽人(成田凌)は、いるはずもない火の鳥を探す旅に出る、というストーリーとなっている。設定が異なるとはいえ、2018年以来、4年ぶりの続編で再会を果たしたキャスト陣とかなた監督。井浦は「基本的にほぼほぼ変わっていません。これからご覧になっていただく今回の作品は、『ニワトリ★スター』で見た面々ですが、かなた監督が色んなことをしてとんでもないことになっています。『ニワトリ★スター』を楽しんで下さった方々には期待を裏切らない草太と楽人になっているはずです」と作品の出来に自信を見せた。一方の成田は、演じた楽人が前作で死亡したが、「しれっと叫んで登場して帰ってきたなと(笑)。新さんの横にいると蘇って頭のネジがイッちゃうんです。ネジが落ちましたが、幸せな時間を過ごせました。新さんとでしか出来ない芝居がありましたね」と井浦との再タッグを喜ぶも、「2人のシーンで始まるんですが、『ウォー!』と言ったらセリフを忘れまして(笑)。座って『何だっけ?』がスタートでした(笑)。ピタッと時間が止まりましたが、今回はそれもいいかなと思いました」と振り返った。ヒロイン役の紗羅マリーは、本作で謎の花嫁を演じている。「今回も月海役で出させていただいていますが、前回の月海とは違うですけど細い糸でつながっていたりします」と説明するも、「(月海にとっての)草太と楽人の関係性が変わるんですが、自分の中では『スター』と月海と『フェニックス』の月海がいるわけで、多重人格気味というかそういう葛藤はありましたね」と前作とは異なる設定に違和感を感じたとか。そんな紗羅に対して成田は「紗羅ちゃんのシーンを撮ってから空気が変わりました。『よし行ける!』という、解き放たれるようなものがありましたね」と紗羅が登場したシーンの撮影を終えて本作に手応えを感じたという。また、舞台あいさつの最後には登壇者を代表して井浦があいさつ。「かなた監督をはじめスタッフやキャストの皆さん、関係者や応援してくれる方々全員の『ありがとう』を詰め込みました。その『ありがとう』が世界に広がっていったら、戦争や争いなんて絶対になくなっていくと思います。僕らは映画でそういう力があるものだと信じています」と強く訴えていた。映画『ニワトリ☆フェニックス』は、4月15日より全国公開。
2022年03月31日映画『ニワトリ☆フェニックス』の完成披露上映会が3月30日、都内で行われ、主人公コンビを演じる井浦新と成田凌、共演者の紗羅マリー、LiLiCo、津田寛治、阿部亮平、かなた狼監督が出席した。久しぶりに再会した雨屋草太(井浦)と星野楽人(成田)が、この世に存在するはずもない火の鳥を探すために自由気ままな旅に出る。映画は井浦、成田、かなた監督が2020年5月、“感謝”をテーマにそれぞれのインスタグラムで配信したリモート作品から着想を得ている。2018年に公開された『ニワトリ★スター』の続編という位置づけだが、「もしも彼らに違う人生があればという思いで、一度終わった作品をやり直した」(かなた監督)といい、前作で命を落とした楽人も復活を遂げた。井浦は「ふたりの関係性はほぼほぼ変わっていない。一緒に気持ちのいい旅をしながら、自由なお芝居を続けているので、『スター』を楽しんでくださった皆さんの期待は裏切らない」と自信のコメント。一方、成田は「前作でお亡くなりになったんですが、しれっと登場して(笑)」と照れながら、「草太の横にいると、すべてがよみがえり、頭のネジも吹っ飛んでしまう。第一声の台詞を忘れてしまったほどで(笑)。新さんと一緒でないと出せない芝居がある」と名コンビ復活を通して得た、絶大な信頼感を振り返っていた。かなた監督は前作に引き続き、脚本も手掛けており「彼らに違う人生があればと考えて、一度終わった作品をやり直した」と語り、「現実は辛くて苦しいし、みんな我慢もしている。(コロナ禍を)軽く見ているわけではないが、死んだ楽人が生き返っても、映画だからええやんって。それが映画の良さ」と回想。「前作の皆さんにオファーをしたら、狼組の皆さんが『なんで、そんなことするの?』とは言わず、それがうれしかった」と感謝すると、LiLiCoは「監督のためなら、私たち何でもする。こんなピュアな人いないし、みんなが愛でつながっている」とその人柄を称えていた。本作のベースになった、井浦らが製作したリモート作品は『ありがとう』というタイトル。井浦は舞台挨拶の締めくくりに、「ここにいる僕ら、そして応援してくださった全員の“ありがとう”が詰まった作品。ぜひ、この作品を通して、ありがとうの気持ちを世界中に振りまいてもらえれば、戦争や争いは絶対になくなる。映画にはそういう力がある」と訴えかけていた。取材・文・写真=内田涼『ニワトリ☆フェニックス』4月15日(金)公開
2022年03月31日スペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」が3月5日放送。田中圭演じる伊藤博文の酔っ払った姿に「あれは中の人」「可愛い」の声が相次ぐ一方、ディーン・フジオカ演じる森有礼の“最期”にも悲しみの声が広がっている。日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、のちに女子教育の先駆者として活躍。新5000円札の顔となる津田梅子。彼女がアメリカ留学を終えて帰国した17歳から、アメリカに再留学する25歳までをメインに構成される本作。1871年、6歳のとき国の援助を受けてアメリカに渡り、11年の留学生活を経て帰国。女性が自立する未来を切り拓くために奮闘していく梅子を広瀬すずが演じるほか、梅とともに留学、日本人の女性で初めてアメリカの大学を卒業した山川捨松に池田エライザ。梅とともに留学、10年間をアメリカで過ごし帰国後は音楽教師となる永井繁に佐久間由衣。初代駐米公使となる“少弁務使”という立場でワシントンに駐在、留学した梅たちをサポート。のちに初代文部大臣に就任する森有礼にディーン・フジオカ。岩倉使節団に参加、6歳の梅にも会っており、その後妻と娘の西洋教育のため梅子を家庭教師として伊藤家に迎え入れた初代内閣総理大臣・伊藤博文に田中圭。14歳のときに梅子たちと一緒にアメリカに留学するも、病気で帰国。女子向けの英語塾を開く吉益亮に宮澤エマ。留学経験があり当時の日本で最も英語が堪能な人物と評された神田乃武に井之脇海。梅の父で農学者の仙に伊藤英明。梅の母・初に内田有紀。梅子を桃夭女塾に教授として迎える下田歌子に平岩紙といったキャスト。また晩年の梅を原田美枝子が演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。田中さん演じる伊藤博文が女性たちを引き連れたまま酔って帰宅。妻が出迎えるなか、女性たちがその場を立ち去ろうとすると「え、帰っちゃうの~」と声を上げるシーンに「CM明けて泥酔伊藤のギャップ出してくんのやめてwww」「むにゃむにゃしてんのかわええ…どアップありがとうございます…」「帰っちゃうのーの言い方が圭くん」「え、帰っちゃうの?嫌だ~の言い方が圭くんじゃんと感じたのは私だけじゃなかったみたい」「この人間味をだすのも俳優田中圭だな」などの声が殺到。一方、序盤で留学先で洗濯物に隠れている梅たちの前に「見つけた!」と現れる森の姿に「さっきの見つけたのおディーン様やばすぎ」「隠れんぼしてて「見つけた!」ってディーン様に言われたら失神して留学先で死ぬ」などの声が上がるなか、女性の教育に力を注ぎたいと文部省入り、ついに文部大臣になる森だが、終盤で暗殺されてしまう…。ディーンさん演じる森の暗殺に「やめてうそ無理森様ーーーー!!!!!!!!」「推しが出ているというからドラマをみているのに、暗殺されたが????号泣」などの声が続出。「ディーンさんが終始かっこよくて…ダンスシーンも英語を話すシーンも最期もずっとかっこよくて…」といった反応や「おディーン様が森有礼って五代友厚といいどこまでも鹿児島ゆかりの役をありがとうございます」と森役にキャスティングした制作陣への感謝の言葉もSNSに投稿されている。(笠緒)
2022年03月06日明日3月5日(土)放送のスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」より、初代文部大臣・森有礼役のディーン・フジオカと、初代内閣総理大臣・伊藤博文役の田中圭からコメントが到着した。今回ディーンさんが演じている森は、日本初の女子留学生としてアメリカへと旅立った梅たちを現地で手厚く支えた人物。当時、森は初代駐米公使である少弁務使という立場にあり、その後、1885年の内閣制度の成立とともに、第一次伊藤内閣のもと初代文部大臣に就任。留学中も帰国後も、常に梅子の精神的支えとしてあり続けた。鹿鳴館のシーンでは、妻・常(咲妃みゆ)をエスコートしながら、燕尾服姿で華麗なダンスを披露。英語のセリフも流暢にこなしている。演じてみて「時代の先を見据え、日本の未来の為に行動した方なのだという印象を受けました」と感想を語ったディーンさんは、「現代の日本につながる歴史の流れを身近に感じさせてくれる作品になっていると思います」とコメントしている。そして、田中さんが演じた近代日本の礎を築いた元老・伊藤は、実は女性にモテモテだった一面もあり、本作では、芸者たちと騒ぎながら帰宅する場面も登場する。田中さんは「みなさんがイメージしている、偉人としての伊藤博文像にはない姿が登場するワンシーンがあり、どう演じようかなとずっとソワソワして、撮影前夜は眠れませんでした」と吐露。また、梅や伊藤、森らが大いなるエネルギーをもって明治という変革期を切り拓いていった物語について、「僕らが受け継いでいただかなくてはいけないものが数多く描かれているので、楽しみつつも何かを感じていただければ」と思いも寄せている。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月04日2020年5月にYouTubeチャンネル「ダイアン津田のゴイゴイスーチャンネル」を開設し、玄人はだしの腕前を見せるダイアンの津田篤宏さん。意外(?)にもマメな実況生活に迫る。ジャンルを問わず、どんなゲームも遊んできた。小さい頃はね、友達の家にしかファミコンがなかったんですよ。その子の家に行って『テニス』『ツインビー』『ゼビウス』『マッピー』とか、ほんま初期のゲームを遊ばせてもらってました。そのあとでファミコン買ってもらえて、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』を遊んで。衝撃を受けたのは『火の鳥』。大人っぽいゲームでね。『ファミコン通信』か『コロコロコミック』に載ってたのを見て欲しなって、親父に頼んで買ってもらいました。ゲーム機はお年玉とかバイト代を使って全機種買ってきました。スーパーファミコンもPSもセガサターンも、メガドライブも。PS5まで一通り持ってます。携帯ゲームならゲームボーイもワンダースワンもあったし。あ、PCエンジンだけ持ってなかったな。なんでやろ。芸人になってもジャンルを問わずいろんなゲームをやってきましたけど、なかでも好きなのは『ペルソナ』とか『デトロイトビカムヒューマン』みたいなやりこみ系のアドベンチャーゲーム。没入感があるし、時間を忘れて遊べるところがいい。『逆転裁判』も『ダンガンロンパ』も好きやったなあ。あと育成も好きで、『モンスターハンターポータブル2nd』は楽屋でよく遊びました。(笑い飯の)西田さんもゲーム大好きで、よく一緒にやりました。実況を始めたのはコロナで休みになったから。2020年の5月がいちばんきつくて、みるみる仕事なくなって。なんかやらなあかんなと嫁と一緒に電器屋に買い物行ったら、ゲーム配信用の特設ブースができてたんです。ちょうど実況が流行り始めてて、PCやゲーミングチェアが丸ごと売ってて。そうか、これがあれば自分でもできるなと思って即買ったんです。僕、やろう思たらすぐやっちゃうんで。YouTubeで接続方法を調べてセットアップして、全部ひとりでやったんすよ。まったく何もやってくれないです、よしもとは(笑)。最初の実況はダイアンのYouTubeチャンネルのチームの方におすすめしてもらった『デッド・バイ・デイライト』。初回は顔が表示されなくてバタバタしましたけど、面白かったですね。自分の発言にお客さんがリアルタイムでコメントを返してくるなんて今までなかったんで新鮮やった。無言でゲームしてると「喋れや!」ってコメントが来るから、ああゴメン、いま何も喋ってへんかったなって。実況のことは僕より視聴者さんのほうが詳しいはずやから、何かツッコまれるたびにルールを教えてもらってる感じでした。たまにスパチャ(YouTubeの投げ銭)投げてまでコメントで文句言うてくる人もいて、ショック受けたこともありますよ。煽られてマジゲンカすることもあるけど、エンターテインメントとして面白くね。まあ芸人なんで、喋りで言われてもなーんも。結局みんな定型文なんすよ。オリジナルなコメント言うてこない。だから、たまにひねったことを言うやつがいると、めっちゃわろてまうんです。一回、「さっきから後ろにずっと映ってるの何?」って言われてつい振り返ってもうて。やられた!って思いましたね。取り上げるゲームはいつも自分で探してますね。好きやから気になるんすよ。ネットで調べて「こんなの出たんや」って。『Apex Legends』は、息子が「めちゃくちゃ面白いからやって~」って言うたから始めました。ああいうシューティングゲームってプレイしたことなかったんですけど、そのほうが素のリアクションが出るし、いいかなと思って。それにプレイしてる60人全員、どこかの誰かが動かしてるっていうリアル感は体験したことなかったんで、ガチハマりしました。そのなかでチャンピオン獲れた日には最高やし。あ、そうそう、息子に「実況では挨拶が絶対必要やで」って言われたから「こんちゃ、こんちゃ」って言うようにしてます。最近忘れてるけど。チャンネルでは『APEX』や『デッド・バイ・デイライト』など、津田さん初挑戦のゲームも多数。つだ・あつひろ1976年、滋賀県生まれ。2000年に相方のユースケとお笑いコンビ・ダイアンを結成。ゲーム歴は40年。YouTube「ダイアン公式チャンネル」も配信中。『ダイアンのTOKYO STYLE』(TBSラジオ)が放送中。※『anan』2022年2月9日号より。写真・下屋敷和文取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年03月03日広瀬すずが新5000円札の顔である津田梅子を演じるスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」より、新たな場面写真が公開された。主人公・梅の青春を軸に、ダイナミックな時代の息遣いもあわせて描き出す本作。今回到着した場面写真では、梅が華族女学校の教壇に立つ姿が公開。この授業シーンは、“女子にも自らの可能性に目覚め、行動できるようになる教育が必要”と信じる梅の情熱が感じられる場面のひとつで、広瀬さん自身も思い入れの強いシーンとして挙げている。同シーンについて「厳しさと情熱が入り混ざった梅を、どう表現したらいいかとても悩み、とにかく声を張って演じました」と語り、「これまでは授業を受ける側を演じることが多かったので、教師として教壇に立っているのも新鮮でした」とふり返っている。また、田中圭演じる初代内閣総理大臣・伊藤博文の正装ショットも到着。明治22年、日本初の憲法である「大日本帝国憲法」発布式典当日のワンシーンだ。そして、新5000円札に描かれる津田梅子と、かつて千円札の肖像だった伊藤博文には交流があり、最初の出会いは、梅が日本初の女子留学生として6歳でアメリカに渡ったとき。同行する岩倉使節団の一員だった伊藤は、梅たちが船酔いで苦しんでいるのを見て、貴重な日本食“味噌漬け”を差し入れたと言われている。さらに帰国後、理想の仕事に就くことができず苦しむ梅を、妻子の家庭教師として雇い入れたのも伊藤。梅の信念に共鳴し、折にふれて彼女を支え続けた存在だったという。2人のほかにも、梅の留学仲間・山川捨松(池田エライザ)、現在の実践女子大学を開いた教育者・下田歌子(平岩紙)らが写るカットも到着。捨松が、日本初のバザーの開催を伊藤に提案する場面となっており、本作では日本初の女子留学、日本初の憲法、日本初のバザーなど、様々な日本初の場面が登場する。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年02月22日広瀬すずが“日本初の女子留学生”津田梅子を演じるスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」の制作発表記者会見が昨日2月16日に行われ、広瀬さん、池田エライザ、佐久間由衣、内田有紀ら女優陣が集結。撮影秘話や作品への思いを語った。今回、様々な撮影秘話が飛び出したが、特に盛り上がったのは、時代を反映した美しいドレスファッションにまつわる裏話。広瀬さん、山川捨松役の池田さん、永井繁役の佐久間さんという、共にアメリカに留学し、深い絆を築く親友たちは、劇中、鹿鳴館の舞踏シーンで可憐なドレス姿を披露。広瀬さんは「ドレスはウエストがぴったりだったので、みんなで“お腹が空いたね”と話していてもお腹が空いているのか、ウエストが圧迫されているわからなくなっていたことがありました(笑)」と苦労したエピソードを打ち明ける。また、親友3人組が夢や恋について語り合うシーンにちなみ、現場で盛り上がったトークを聞かれると、「ちょっとしたことでもずっと笑っていた記憶があります。笑うツボがみんな一緒で、よく笑っていました!」(広瀬さん)、「芝居を重ねるにつれてどんどん信頼関係ができていくような現場でした。最初にみんなでワイワイ話すシーンがあって、その芝居の延長線上でずっと笑って話していました」(池田さん)とふり返った。情熱を持って女子教育に取り組んだ梅。そんな彼女のように、“いま情熱を傾けていること”について問われたキャスト陣。広瀬さんは「“お母さんのカレーが食べたい”と思ったのをきっかけにいろいろな料理を作っています。家にいるときはちゃんと3食作って、残ったものは翌日に食べて…という生活をしています」と本格的に料理に目覚めた近況を報告し、池田さんは「役作りでアクションをやりはじめたのですが、あまりに身体が硬いので挫折しかけています(笑)」と告白。佐久間さんは「趣味の乗馬のスキルをもっと上達させたい!」と話し、梅とは対照的に忍耐を強いられる明治の母・初役の内田さんは「華道をやってみたい。お花の声が聞けるような素敵な女性になれたら…」と4者4様の答えが聞けた。そして、この日の最後には、広瀬さんが「女子教育のパイオニアとして人生を全うされた津田梅子さんの姿を、ひとりでも多くの方に見ていただきたいです。そして、少しでもみなさんの背中を押せるような作品になっていたらすごくうれしいです」と力強くメッセージを送り、座長としてしっかりと会見を締めくくった。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年02月17日広瀬すずが津田梅子を演じ、彼女の青春を描くスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」。この度、本作の第3弾キャストが発表された。日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、女子教育の道を切り拓いた津田梅子(幼名・梅)。本作では、結婚や仕事について悩む等身大の姿にもスポットを当て、誰も知らない津田梅子を丁寧に綴っていく。梅を力強くバックアップするのは、先日発表された共にアメリカ留学をやり遂げた親友2人、山川捨松(池田エライザ)と永井繁(佐久間由衣)。そしてここにもうひとり、大きな支えとなった留学仲間・吉益亮を演じるのが宮澤エマ。彼女は、眼病にかかって1年たらずで帰国するが、その10年後梅と再会し、友情を育んでいく。また、梅と同様に海外に留学し、のちに学者として活躍する神田乃武を井之脇海が演じ、梅は神田に淡い恋心を抱くも、梅の思いに気づかぬまま、神田は捨松に好意を寄せる展開に。そして梅の両親、仙と初を、伊藤英明と内田有紀。原田美枝子が晩年の梅に扮し、作品全体のナレーションも担当。現地で梅たちを手厚くサポートする初代文部大臣・森有礼をディーン・フジオカ、初代内閣総理大臣・伊藤博文を田中圭、平岩紙が桃夭女塾(現・実践女子大学)を作った歌人・下田歌子を演じることも決定した。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年02月03日広瀬すずが日本初の留学生・津田梅子を演じるスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」。この度、共にアメリカに留学し、深い絆を築く親友役で池田エライザ、佐久間由衣が出演することが決定した。本作は、明治という激動の時代、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、のちに女子教育の先駆者として活躍した津田梅子(幼名・梅)の青春を描く物語。そして今回、池田さんが山川捨松、佐久間さんが永井繁という留学仲間を演じることが決定。3人は励まし合い、夢を語りあう一方で、女子の自立をめぐって意見がぶつかることも。本音で何でも言い合える2人は、梅にとってかけがえのない盟友であり、生涯の宝物ともいうべき存在だ。鹿鳴館での舞踏会シーンでレトロクラシカルなドレス姿を華やかに披露し、明治時代ならではのファッションで作品を彩る。鹿鳴館で開かれた舞踏会に3人がドレス姿で勢揃いするシーンは、国の重要文化財に指定されている明治後期の講堂“旧学習院初等科正堂”でロケーションを敢行。3人は、当時世界中で流行していたバッスルスタイルという、スカート部分の後ろに大きくボリュームをもたせたドレスに身を包んで登場、華麗にダンスを披露した。広瀬さんは「普段、梅が着ているドレスとはまた違って、ものすごく華やか!ドラマや映画でしか見たことのない世界観だったので、貴重な経験」と鹿鳴館時代へのタイプトリップに笑顔を弾けさせ、佐久間さんも「ゴージャスなドレスを身に着けて、かつ素敵なロケーションの中でお芝居ができました」とコメント。池田さんは「ドレスは想像を超える長さ。裾を踏んだりして汚さないように気をつけています」と苦労も告白した。また、ほぼ同世代の3人。「“エラちゃん”はすごく“華”がある。雰囲気にもお芝居にも圧倒的なオーラがあって驚かされます。由衣ちゃんは自然体でカッコいいのに華やか!」(広瀬さん)、「すずはお芝居に入った瞬間から、主人公が持つ確かなエネルギーみたいなものをワーッと出してくれる。“広瀬すずってスゴイな”と思いながら、毎日過ごしています!」(池田さん)、「すずちゃんはとても華奢なのに、どこからそのエネルギーが出ているんだろうって興味津々です!ファーストシーンから、梅としてそこに存在していたのが、すごく素敵」(佐久間さん)とお互いの印象を語っている。ドラマについては、池田さんは「現代に生きる女性たちも自分たちに権利があることを誇りに思ってほしいし、そう思ってもらえるようなドラマにしたい。セリフ量の多さにパニックを起こしつつも、私たちなりに日本初の留学生たちの思いを背負って頑張っていますのであらゆる世代の方に見ていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せ、佐久間さんも「このドラマも今、みなさんに届ける理由がいっぱいあるはず。女性たちのポジティブなパワーが伝わればいいなと思っています」とコメントしている。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年01月25日お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が、「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」ファイナリスト作品『瑠璃とカラス』に出演することが22日、発表された。「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」は、応募資格「35歳以下」でプロ・アマ問わず参加でき、選考を経て選出された5名のファイナリストは、制作費1,000万円とプロの映画制作チームのサポートを受け、自身がプレゼンした短編企画を監督として制作。完成した5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリー番組とともにHuluで配信され、5作品の中から最終審査によってグランプリ作品が選出。そしてグランプリ受賞者には、賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られる。その5組目にクランクインしたのが、テレビ東京の現役局員である吉川肇氏が監督を務めた『瑠璃とカラス』。同作では、昼は超進学校、夜は極悪夜間定時制高校の2つの顔をもつ校舎で、同じ教室の同じ席に座る、いじめられっ子の優等生ラク(島村龍乃介)とヤンキーのマイキ(中山慎悟)、両極端な2人が机の中の「交換ネタノート」をきっかけに出会い、漫才コンビを結成。お笑いで人生を切り拓いていく様が描かれる。W主演を務める島村と中山のほか、ラクの母親役の佐伯日菜子、マイキ率いる暴走族「鴉丸會」のメンバー・アヤ役の井頭愛海、そしてラクのクラス担任・鬼沢役のダイアン・津田篤宏らが出演する。ドキュメンタリーと「HU35ファイナリスト作品」は2022年2月配信予定、最終審査・グランプリ発表・授賞式は2022年3月に実施。■吉川肇監督コメント「漫才」をテーマにした作品ということもあり、たくさんの笑い声を耳にして幸福感に満ちた6日間の撮影でした。撮影前は「脚本を削り修正する難しさ」や「登場人物の心の機微を伝えるために、いかにして画を作っていくか?」など悩むことも多かったのですが、演者さん・スタッフさんと相談させてもらいながら、背中を押していただきまして、挑戦したかったことを全部撮り切ることができました。今回携わっていただいた演者さん・スタッフさん全員がお笑いに対して愛がある方ばかりだったので、最高の布陣で『瑠璃とカラス』という映画を作らせていただけて、本当に感謝の気持ちで胸がいっぱいです。その中でも特に主演の島村さん、中山さんには作品に対して真摯に向き合ってもらえまして、お芝居はもちろん、最大のテーマである「漫才」にも強い愛と矜持を持って挑んでいただきました。共に悩み、苦しみ、もがいた 4カ月間でしたが、本番では過去最高の漫才を見せてくれて、最後は「ルリガラス」 という逞しく、かっこいいコンビになってくれたと思います。 今作は、どこか世界から虐げられ、社会からはみ出してしまった者たちが、悪戦苦闘しながらも彼らなりの「正しさ」を持って人生を切り拓いて行き、最後は少しでも笑えるような物語を作りたい――。そんなことを考えながら脚本を書き、撮りました。「笑われ、笑わせ、強くなる」という想いを胸に、ルリガラスの2人が駆け抜けた青春の日々を是非たくさんの方に観ていただきたいです!■島村龍乃介コメント初めて主演という大きな役をいただいて、最初はとても不安だったのですが、共演者やスタッフの方々に支えられ、この作品に全力を注ぐことができました。僕の持てる力を全て出し切れたと言える作品になっております!『瑠璃とカラス』正反対の二人が漫才を通してどう成長していくのか、是非皆さんみなさんにご覧いただきたいです。■中山慎悟コメント吉川監督をはじめスタッフの皆様、共演者の方々にもたくさん助けていただき、京田マイキ役を演じました。6日間の撮影はあっという間に終わってしまって今はとても寂しいです。京田マイキとはどんな人間なのか考えながら監督と何度かリハーサルを重ねて本番に挑みました。初日の朝、緊張しましたが、みんなからマイキのリーゼントヘアーが似合うと言っていただき、その瞬間から自信と気合いがみなぎり不安は吹き飛びました。仕上がりがとても楽しみです! 完成したら『瑠璃とカラス』をたくさん観ていただきたいです!■佐伯日菜子コメント映画が撮りたくても簡単に撮ることができない方もたくさんいらっしゃる中で、「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」プロジェクトで映像作品制作のチャンスが作られることは、とても素敵な事だと思います。『瑠璃とカラス』の脚本を読んだ時にとても面白かったのですが、実は吉川監督の実体験から派生した物語だと知り、是非出演したいと思いました。是非、グランプリも取っていただいて、今後も素敵な作品を撮り続けていって欲しいと思います。■井頭愛海コメント衣装合わせや撮影中に監督から『瑠璃とカラス』に懸ける熱い想いをお聞きし、 その熱意に応えられるように一生懸命頑張りました。 グッとくるシーンもたくさんあり、この作品に参加できたことを嬉しく思っています。「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」の他の4作品も素晴らしい作品になっていると思いますし、『瑠璃とカラス』もスタッフが皆で良い作品を作ろうという熱意が詰まった作品なので、是非たくさんの方に観てもらいたいと思います。■ダイアン・津田篤宏コメント台本を読んで、お笑い愛が強い監督だと思いました。今、自分が出せることは全て演技の中で出し切っていますので、たくさんの方に観て欲しいです。是非グランプリを取ってもらって、賞金の100万円で打ち上げを期待していますし、『瑠璃とカラス2』をまた撮影して欲しいです。(C)2021 HJ Holdings, Inc.
2021年12月22日お笑いコンビ・ダイアン(ユースケ、津田篤宏)が出演する、MizkanのWEB動画「ゴイゴイ酢ー!」編が2日(10:00〜)、ミツカン公式YouTubeチャンネルにて公開される。動画では、風船、ジェットコースター、巨大扇風機などを使い、ダイアンの二人が体を張ってお酢の健康効果を表現。風船破裂に怯えるユースケに白い粉まみれになる津田、強風に吹かれる津田とそれをただただ見つめるユースケなど、さまざまな表情を見せている。またインタビュー動画では、津田がスタッフから求められた“ファイナルゴイゴイスー”を披露するのだが、スタジオにはその声が響き渡るだけで、誰一人リアクションせず。これには、相方のユースケが「これは(スタッフに)文句言うとくわ。やれって言ったのに一人も笑ってはらへんかった。こんな酷い事ないと思う」と思わずフォローしてしまうほどの事態が発生する。さらにゴイゴイスーに続く、津田の新ギャグも。○■ダイアンインタビュー――撮影は天候に恵まれましたね。ユースケ:途中すごい雨降ってましたけど、外に出たらやっぱり止みましたね。――お二人のどちらかが晴れ男なんですか?津田:どっちかって言ったらユースケかな?ユースケ:でも、篤宏も晴れ男です。津田:いや、篤宏って言わへんやん(笑)。――今回の撮影の感想をお願いします。印象に残っている撮影はありますか?津田:バラエティーみたいなことして、めちゃめちゃ大変でした。粉まみれになって、お風呂2回も入ったんやぞ? 粉まみれになった時、いててくれた?ユースケ:へへへへ(笑)。びっくりしたよ。控え室戻って20分後来たら、真っ白やったから。津田:ええ経験させてもらいました。これ、めちゃくちゃ面白いんちゃう?――おすすめのお酢の摂り方はありますか?津田:滋賀県に名物の和風ちゃんぽんがありまして、途中からお酢をめっちゃ入れるんですよ。これで食べたら、うまさが倍増して大好きなんですよ。いつもそれ食べてましたね。ユースケ:劇場の出番待ってる時のお昼ご飯で、中華屋さんで出前をよく取るんですよ。その時、お酢を持ってきてもらって皿うどんにかけて食べますね。ご飯食べに行って、テーブルに置いてあったら嬉しいです。――お酢以外で健康に気をつかっている事はありますか?津田:年も年なので筋トレとか頑張ってて、ちょっとムキムキになりすぎてるかなって。ユースケ:どこがやねん。津田:これ以上やったらあかんから、ちょっと抑えているんですけど。だいぶ仕上がってきて先輩にこれ以上やりすぎるなって言われてます(笑)。ユースケ:やっぱりウォーキングとか。夏場は暑くなる前の、朝早い時間や日が暮れてから、散歩がてらウォーキングをやりたいなとは思ってました。津田:やりたいんかい! だって全然やってへんもん。――ゴイゴイスーとお酢のコラボについて感想を教えてください。津田:正直、ギャグをやり始めたときから、いつかはと思っていました。(今回のコラボは)ゴールですよ。ユースケ:ミツカンのお酢を見て思いついてたもんね。ミツカンのお酢の容器を見て「あ!」て顔をして、 そのあとギャグをやっていたので、あの時思いついたんやなって。津田:どこでギャグ思いついてんねん! でも、お酢の何か来るんじゃないんかって周りからも言われてました。やっときた。ゴールです。明日からやりません。やらなくてもいいくらい。目的は達成しました。20年間やってきたけど、ゴールテープ切ったような感覚やもん。――今年を振り返って一番ゴイゴイスーだったエピソードはありますか?津田:このCMのオファーが来た時には、ゴイゴイスーなこと起きてるやんけ! ってびっくりしました。ユースケ:結婚ですかね。結婚をして人のものになってしまったというか、お騒がせしました。ユースケロスで仕事行きたくなくなったり、コンビニの物がなくなったりとパニックにさせてしまいました。――一番気になるお酢の健康効果は何ですか?津田:僕は「高めの血圧を下げるのをサポート」ですね。めちゃくちゃ嬉しいです。助かります。ユースケ:僕は「増えた内臓脂肪の減少をサポート」です。毎日約15mlでいいんでしょう? おいしいし、内臓脂肪の減少も、最高です。
2021年12月02日今年開催された第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された『ONODA 一万夜を越えて』の初日舞台挨拶が10月8日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、主人公・小野田の青年期を演じた遠藤雄弥、成年期を演じた津田寛治をはじめ、共演する仲野太賀、井之脇海、イッセー尾形が出席した。太平洋戦争終結後も任務解除の命令を受けられず、フィリピン・ルバング島で過酷な日々を送り、約30年後の1974年に51歳で帰還した小野田寛郎旧陸軍少尉の半生を、フランス人監督のアルチュール・アラリが映画化した。来日が実現しなかったアラリ監督はビデオメッセージを寄せた他、遠藤らに対しカンヌ産のワインを送った。挨拶に立った遠藤は、「この喜びを監督と一緒に分かち合いたかったですが、いつか必ず、みんなでフランスに行きたい。そのときは、小野田さんが生まれた和歌山の地酒を持っていきたい」と再会を誓い、「無事に公開できて、個人的に胸がいっぱい」と喜びを示した。一方、津田は昨夜発生した地震に触れ「明日の舞台挨拶、どうなるんだろうとドキドキしていた」と安どの表情。「情熱的な監督の思いを具現化するため、俳優とスタッフが骨身をけずり、命をかけてジャングルで格闘した」とカンボジアで行われたロケを振り返った。小野田少尉を演じるため、津田は過酷な減量を強いられたといい「津田さんは現場でナッツだけ食べていた」(井之脇)、「ほぼほぼナッツでしたね。カンボジアのナッツはおいしいので、そんなに苦ではなかった」(津田)。また、現地の飲料水にも苦労したといい「みんな熱を出したり、満身創痍で撮影していた。作風にはピッタリですね(笑)」(遠藤)、「僕も減量をしていて、水分に癒しを求めていたが、その水分がなかなか手ごわい」(井之脇)と舞台裏のエピソードが披露された。物語のキーパーソンを演じた仲野は、「今までの日本の戦争映画とはひと味ふた味違う体験ができるはず」と力強くアピール。谷口教官役のイッセー尾形は「よくぞいらしてくださった。気が重いけど劇場に行ってみるかという、皆さんの覚悟を裏切らない映画です」と客席に感謝。「全身全霊で作られた作品に参加できたことが光栄」と胸を張り、上映時間174分については「3時間ですけど、そんなもの信じちゃダメです。体感は1時間くらいです」と話していた。取材・文・写真=内田涼『ONODA 一万夜を越えて』全国公開中
2021年10月08日「映画が好きで、小学生のころからよく見ていました。最初にハマったのが『がんばれ!ベアーズ』というアメリカの少年野球チームの奮闘を描いたコメディー。あとは『小さな恋のメロディ』とか洋画を中心に見ていました。邦画だと角川映画全盛期だったので、むさぼるように見ていましたね(笑)。そこから映画の仕事をしてみたいと思い、最初は監督を目指そうと思ったのですが、敷居が高いと周りから言われ諦めまして。じゃあ、俳優ならできるかなと思って目指し始めたんですけど、そこからが大変でした(笑)」正義感あふれる刑事や、狂気の犯罪者、心やさしき夫など振り幅の広い演技でさまざまな作品に出演。いまや名バイプレーヤーとして引っ張りだこの津田寛治。しかし、下積み時代は長く、苦労も多かったと話すが、ある人と出会い自らを売り込んだことで人生が変わる。「25歳のころでした。録音スタジオの喫茶店でバイトをしていたんです。そこに(ビート)たけしさんが『あの夏、いちばん静かな海。』の仕上げのため、よくいらっしゃっていて。当時、『その男、凶暴につき』『3-4X10月』を見て、たけしさんって芸人だけでなく、監督としてもすごい方だなと思っていたんです。なので、たけしさんが休憩している合間に、緊張でしどろもどろになりながら手紙とプロフィールをお渡ししたら“わかりました”と受け取っていただいて。すごく紳士的に対応していただきました」■北野組の現場の魅力すると北野組から声がかかり『ソナチネ』(1993年)で念願のスクリーンデビュー。「初めての映画の撮影はとてつもなく楽しかったです。北野組は台本があってないようなもので、次の日何を撮るかみんな知らないんです(笑)。だから、“明日どんなの撮るんだろう”ってみんなで盛り上がったりして、ベテランや新人もなく、みんなで一生懸命楽しく映画を撮っている現場だった。映画は何が起きるかわからない楽しいものというたけしさんのメソッドが、いまでも僕の俳優としての芯の部分になっていますね」たけしとの出会いで演じる楽しさを知り、テレビに映画、舞台など数々の作品に出演してきた津田。そんな彼は10月8日公開の映画『ONODA一万夜を越えて』で遠藤雄弥とW主演。フィリピン・ルバング島で終戦を知らされないまま約30年間任務を遂行し続けた小野田寛郎さんの壮絶な人生を描く本作で、小野田さんの成年期を演じる。「13kgくらい減量して撮影に臨みました。カンボジアでロケをしたんですが、見たことのない虫もたくさんいる状況。日常生活でジャングルにずっといることなどないので、心が欠落していくというか、無に近づいていく感覚になるんです。小野田さんもそういう状況になったんだろうなと気づきましたし、30年間も自分だったり、いろんなものと向き合って生きてきたんだなって演じていて思いました」役にストイックな津田だった。自身をいちばん知っている芸能人について聞くと──。「羽田美智子さんです。『花嫁のれん』や『特捜9』とか、夫婦役だったり刑事役だったり本当にいろんな作品でご一緒させていただいて。普段も“元気?”とか、たまに連絡を取り合ってます。『特捜9』メンバーはわりとみんなで連絡取っているんですよ。イノッチ(井ノ原快彦)も“ユーチューブで面白いのを見つけました”とか動画を教えてくれたり(笑)。15年近く一緒だからみんな仲がいいですね」(元記事:週刊女性2021年10月19日号/Web版は「fumufumu news」に掲載)
2021年10月07日湯浅政明監督、キャラクター原案・松本大洋、脚本・野木亜紀子による劇場アニメーション『犬王』に柄本佑・津田健次郎・松重豊らの追加キャスト発表、また第78回ヴェネチア国際映画祭に正式出品され世界初上映が行われ、会場が喝采に包まれた。本作の第2弾キャストは、室町幕府第3代将軍で犬王を高く評価し、後援したと言われる足利義満役に柄本佑、猿楽の一座の棟梁である犬王の父に津田健次郎、壇ノ浦の漁村に暮らす友魚の父に松重豊が決定。二度目の声優出演となる柄本さんは「高校時代松本大洋先生の漫画には大変にハマっていました。まさか先生の画に自分の声を吹き込む日が来ようとは。光栄でした」と本作参加の喜びを表し、「ピンポンTHE ANIMATION」「DEVILMAN crybaby」に続いて湯浅政明監督作品への参加となる津田さんは「アフレコの際に見た映像は、能楽がポップにエンターテイメントしてました。とても興味深い作品になっています」とアフレコをふり返っている。また、作品のカギとなる「古い面」の声を、現役能楽師として活躍する片山九郎右衛門・谷本健吾・坂口貴信・川口晃平が担当。足利家の従者や公家たちなど脇を固めるキャラクターとして石田剛太・中川晴樹・本多力・酒井善史・土佐和成ら「ヨーロッパ企画」のメンバーが出演する。湯浅政明監督がヴェネチア登壇!Q&Aレポートが到着本作は、現地時間9月9日14時頃(日本時間 同日21時)、第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品され、世界初上映を迎えた。今年のヴェネチア国際映画祭唯一の長編日本映画で、上映後には鳴りやまない拍手喝采に包まれ、上映後のQ&Aには湯浅政明監督が登壇。コロナ禍で定員が半分となったが、会場はソールドアウトとなった。本作は古川日出男による「平家物語 犬王の巻」(河出書房新社刊)を原作に、ロックミュージックなどを取り入れながら現代的にアレンジしたもので、脚本を野木氏が、キャラクター原案を松本氏が担当している。室町時代に実在した異形の能楽師・犬王と、平家の呪いによって盲目になった琵琶法師・友魚との友情、さらに2人が織りなす音楽とダンスの華々しいショーを通して、歴史のなかで忘れられたアーティストの姿を描く。会場では、エンドクレジットが流れ始めるなり拍手が巻き起こり、客電がつくと監督は立ち上がって拍手に応えた。その後も鳴り止まない拍手が送られ、音楽に合わせるように静かに体を揺らしながら湯浅監督は歓声に答えた。上映後のQ&Aに応じた湯浅監督は、「今日はこの映画を観に来てくださってありがとうございます。この2人のような若者がかつていたことを知ってもらうために作品を作りました」と挨拶。続けて、「当時は生まれたときに生まれた場所で、その人の運命が決まってしまう時代でした。そのなかで上に行くには武士として身を立てるか、芸術家になるかしかありませんでした。犬王のとても明るい性格で、まったく諦めずに自分の夢を実現しようとしているところに感銘を受けました。犬王も友魚も自分のやりたいことを実現させようとした。そんな姿を見ると、自分も周りに左右されず自分の生きたいように生きたいと、勇気づけられます」と語ると、会場に再び拍手が巻き起こった。また、犬王のルックを松本氏の原案をもとに構築したことや、ユニークなロックオペラについて音楽を手掛けた大友良英との制作プロセスについて、「現代的なロックをイメージしたのですが、それを琵琶の音を使ってやるというところで大友さんはとても苦労されたと思います。先に絵がほしいと言われ、ストーリーボードとムービーを用意して送りました。そして音楽が出来上がり、歌入れの時にはアヴちゃんに歌詞をまとめてもらい、森山未來さんへ歌唱提案もあり、大友さんのコーラスが追加され、現在のような形の歌になりました」と明かす。「昔の音楽から始まり、犬王が踊っているうちにそれが徐々に変わり、ダンスも『雨に唄えば』のようなものがあったり、いろいろなものが混ざっていきます。それに伴ってキャストの2人も70年代や80年代のロックミュージシャンのイメージを入れて歌ってくれてると思います」と語った。さらに犬王と友魚の友情について触れ、「誰かの理解者になってあげたい、誰か理解者がいた方がいい、そういう気持ちが込められています」と言った後、観客に向けて「どうか犬王と友魚の名前を覚えて帰ってください」と声をかけると、再び満場の拍手が起こっていた。『犬王』は2022年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬王 2022年初夏、公開予定©“INU-OH” Film Partners
2021年09月10日吉高由里子主演のサスペンスラブストーリー「最愛」に出演する新たなキャストとして、佐久間由衣、高橋文哉、奥野瑛太、酒向芳、津田健次郎の出演が決定した。本作は、殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士という3人を中心に、過去のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルドラマ。「チア☆ダン」『君は永遠にそいつらより若い』の佐久間さんが演じるのは、今回の事件で初めて大輝(松下洸平)とコンビを組む所轄刑事、“桑子”こと桑田仁美。男だらけの警察組織の中で軽やかに生きる若手刑事だ。また、声優や監督など多方面で活躍する津田さんが、大輝の上司で、部下からの信頼も厚い警視庁捜査一課係長・山尾敦を演じる。さらに、「着飾る恋には理由があって」で新入社員役を好演した高橋さんが、梨央(吉高さん)が代表取締役社長を務める「真田ウェルネス」専務・後藤(及川光博)指示の下、会社の情報や梨央の素行を探る情報屋を。奥野さんが、梨央を何かとライバル視している梨央の兄・真田政信。酒向さんが15年前に失踪した子どもを探し続ける父・渡辺昭を演じることが決定した。▽コメント・佐久間由衣素敵な共演者やスタッフの皆さまとは初めましての方が多いので楽しみな部分と、オリジナル作品ということで私自身も先がどうなるか分からないというワクワクした気持ちで胸躍らせながら台本を読ませていただきました。15年前の事件を基に、現在へと繋がっていく物語なのですが、過去のパートにも胸がいっぱいになるシーンが多くて・・・。私は現在に登場する刑事の役なのですが、真相を追っていくにつれてどんな真実が待っているんだろうと楽しく考察しながら台本を読ませていただいています。初めての刑事役なので、自分のスーツ姿にソワソワしているのですが、刑事として事件を突き止めていくことを、私自身としても楽しみたいと思います。難しいセリフをしっかりと言えるかと心配ですが・・・(笑)、真実を伝えていく役だと思うので、説得力のある役柄にしていきたいと思います。・高橋文哉新井プロデューサーと塚原監督と違う作品でまた一緒にお仕事をさせていただけるということで、楽しみが詰まっています。台本はどんどん次が気になって、二転三転しつつ読み手によって解釈の違うところもあったり、いろいろな楽しみ方ができる作品だと思いました。僕が演じる役は今までにない要素が多いので、自分の全力を注ぎ込んで、いい役にしていきたいと思います。不安な部分もありますが、新しいことにチャレンジするので、役作りのアプローチ方法などクランクイン前に固めて万全な状態で撮影していきたいです!・奥野瑛太まさか自分にオファーをいただけるとは思ってもいなかったので、正直びっくりしました。主人公の梨央もそうなのですが、登場人物全員が一筋縄でいかない人ばかり。その中で梨央を中心にいろいろな話が展開されるんじゃないかなとワクワクした気持ちで一気に台本を読んでしまいました。以前、違う作品で薬師丸さんの義理の息子を演じさせていただいたのですが、今回は実の息子ということで同じ息子でも相当違うと思うので、どうなるのかなと楽しみです(笑)。まだ2話までしか台本を読んでいないのですが、先の展開が読めなくて、それぞれの人物の背景が濃く描かれているので、脚本や現場の目まぐるしい変化も楽しんでいきたいです。・酒向芳『MIU404』で新井さんと塚原さんから出演のお話をいただいて、今回またお声がけいただきうれしく思います。俳優にとって一番のご褒美は報酬ではなく、“次の仕事”だということはよく聞きますが、今回またご一緒できるということでやはりうれしいですね。『最愛』は出てくる方々にとっての最愛は誰か、最愛の人をどうするのか、最愛の人をどうしていくのか・・・普遍的なことだとは思いますが、この時代にとても合っているなと思いました。自分自身にとっての最愛についても考えましたね。スタッフや共演する方々から(芝居に対して)どういう注文が来るのか今から楽しみです。「え!?」というような注文があると楽しくなりますから。若かったら「頑張ります!」と言いたいのですが、この歳で頑張っちゃいけないこともあると思うので(笑)、常に自分の中の平常心を保って臨みたいと思います。・津田健次郎オファーをいただいてビックリした気持ちもありつつ、とてもうれしかったです。ドラマ作品への出演はあまり経験がないのですが楽しみですね。ミステリー仕立てで緊張感のある物語なのですが、僕も先が読めないので視聴者の皆様同様、先々のストーリーを楽しみにしています。また、現場でどんな雰囲気で撮影していくのかも楽しみです。共演者やスタッフのみなさんと一緒に楽しい現場にできればと思います。お芝居をするのが好きなので、どのような役にしていこうか楽しみな部分もあるので頑張っていきたいです。金曜ドラマ「最愛」は10月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年09月10日夏になると、急増する子供の水難事故。警察庁によると、2020年の水難事故発生件数は1350件にのぼり、死者数は700人以上になるといいます。また、子供の水難事故では、『水遊び』によるものが全体の40%以上を占めているそうです。特にコロナ禍では、子供が楽しめてかつ密を避けやすいことから、室内より川や海で遊ぶようになった人もいるでしょう。ダイアン津田、実体験を元に注意喚起2021年7月24日、お笑いコンビ『ダイアン』のツッコミ担当、津田篤宏さんがTwitterを更新。内容に「本当にその通り」「素晴らしい」と反響が上がっています。3人の子供を育てる父親でもある、津田さん。以前、妻が友人と子供たちで川遊びをしにいった時、こんな出来事があったそうです。昔子供がちっさい時嫁さんがお友達家族と川に遊びに行くと聞いたのでライフジャケット着せてくれと頼んだら、子供の膝くらいの深さの川だと言われて笑われたけど、送られてきた写真は子供の膝くらいの深さの川の中をしっかりとライフジャケット着た我が子が写ってた。それくらいでいい。怖いよ海や川は— ダイアン津田 (@daiantsuda) July 24, 2021 妻にもしものために「子供たちにライフジャケットを着せてくれ」とお願いした、津田さん。初めは笑った妻も、最終的には子供にライフジャケットを着せて川遊びをしたそうです。どんなに浅瀬の川でも、溺死や事故につながる可能性はゼロではありません。一連の出来事を振り返り、津田さんは「ライフジャケットを着せるくらいでいい。怖いよ海や川は」と注意喚起の言葉をつづりました。津田さんの投稿は、またたく間に拡散され、称賛の声や共感の声が上がっています。・すごく大切なこと。自分は子供の時、泳ぎが得意だったのですが、海で波に飲まれてパニックになったことがあります…。・どんなに浅くても溺れてしまう可能性はある。子供も大人も必ずライフジャケットを着ようと思います。・素晴らしい。有名なタレントさんが注意喚起をするのは大切ですね。少しでも多くの人へ知ってほしい!楽しいはずのひと時が一瞬で悲しい出来事に変わることもあります。海や川で遊ぶ時は「自分は大丈夫」と過信せず、安全を確保したいですね。子供の水難事故を防ぐために水難事故を防ぐために、水辺で遊ぶ時は、事前に天候を確認し、川や海が荒れると予想される場合は遊ぶのを中止しましょう。また、遊んでいる時に川や海が荒れそうになった場合は、すぐにその場から離れてください。また、たとえ浅瀬でも保護者が付き添い、子供も大人もライフジャケットの着用を心がけたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月27日8月20日(金)に公開される『孤狼の血 LEVEL2』より、津田健次郎がナレーションを務める15秒のスポットが2本到着した。本作は、第42回日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』の続編。先日、公開が8月20日(金)に決定し、松坂桃李をはじめとするキャスト、そして作品の熱量に大きな期待が高まっている。本日20日(火)の18:00からは全国的な先行上映回である「孤狼祭 -コロフェス-」も開催される予定だ。公開された映像では、松坂桃李演じる刑事・日岡が子供たちや愛するものといった“大切なもの”を守るべく、警察・ヤクザ・マスコミすべてを敵に回して戦う様子が映し出される。またもうひとつの映像では、日岡と鈴木亮平演じる上林の激闘が描かれており、まさに最凶の敵として暴れまわる上林の姿が激しく描かれた。さらに津田の低音&激渋なナレーションが映像とマッチし、激闘への期待をますます盛り上げてくれている。『孤狼の血 LEVEL2』スポット映像(1) 日岡の闘い(2)上林を止めろ『孤狼の血 LEVEL2』8月20日(金)公開
2021年07月20日太平洋戦争後、約30年目に生還した小野田旧陸軍少尉を描く映画『ONODA』(原題)。現地時間7月8日、本作が第74回カンヌ国際映画祭 ある視点部門でのオープニング作品として公式記者会見が行われ、小野田役の遠藤雄弥と津田寛治がリモートで参加した。昨今の状況とスケジュールの都合により、カンヌ入りが叶わなかった2人。しかし今回、カンヌ国際映画祭での特例として、日本人としては初めてのリモートで記者会見に参加することができた(2018年のジャン=リュック・ゴダール以来、カンヌ国際映画祭としては2度目)。津田さんは「日本の映画界では、撮影が始まる前に資金が調達できずに撮影までいかない企画もあり、撮影が始まったとしても途中でお金がなくなって完成できないというような映画がたくさんあります」と日本映画の現状を述べた上で、「フランスの映画の制作の現場が日本と大きく違うところは撮影の環境です。この作品の現場ではケータリングが出て、スタッフもキャストも同じ暖かい食事を一緒に食べるんです。なんと、彼らは撮影中も週休2日制なんです!そして、撮影現場に自分たちの子供や家族も連れてくるんです。最後には、彼らは2週間ごとに家族を交えて撮影現場でパーティ(みたいなもの)をしているんですよ。楽しいじゃないですか。(笑)日本もそういう映画の制作現場が増えたらいいなと思います」と日本との違いに驚いたことをユーモアを交え明かし、会場のメディアからは思わず拍手も起こった。今回会見に参加してみて、「カンヌに来られたんだなと思えて、幸せな気持ち」(津田さん)、「画面越しですがスタッフに会えてうれしい」(遠藤さん)と感想を語る2人。記者から、特に津田さんは自在した小野田さんに容姿がそっくりと賞賛され、それぞれ役作りを問われると、遠藤さんは「11キロ痩せて現場に行ったら、監督に痩せ過ぎと言われて。ピーナツバターや食パンを毎日食べて体型を調整した」と明かす。一方、幼少期、実際に小野田さんの帰還を見ていたという津田さんは「母から、戦争が終わったことを知らずにジャングルにいた人と言われた。本当にビックリした。でも、今作で資料などを読み、あの高度経済成長期時代に大和魂を持って帰ってきたと知って感動した。だから誇りをなくさないように小野田さんを演じました」と語り、約1年かけて13kgの減量をして撮影に挑んでいたことを回顧した。そして本作の監督、フランス出身であるアルチュール・アラリは、なぜ小野田さんを描こうと思ったのか、その製作理由を問われると、「彼(小野田さん)の揺るぎない信念に私は引き寄せられた」と回答していた。『ONODA』(原題)は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ONODA(原題) 2021年秋、全国にて公開©bathysphere - To Be Continued - Ascent film - Chipangu - Frakas Productions - Pandora Film Produktion - Arte France Cinéma
2021年07月09日映画『レミニセンス』が9月17日(金)に公開される。この度、声優・津田健次郎のナレーションによる日本版特報映像、本ポスターが公開された。『TENET テネット』や『インセプション』などで天才監督の称号を確固たるものとしたクリストファー・ノーラン。今や映画界の偉大な財産となった数々のマスターピース誕生の陰には、もうひとりの天才がいた。『メメント』の原案で「アカデミー賞」脚本賞にノミネートされ、『ダークナイト』や『ダークナイト ライジング』、『インターステラー』の脚本も手がけた、弟のジョナサン・ノーランである。彼が製作を務めた本作は人の記憶に潜入(レミニセンス)し、記憶を360度の空間で再現。膨大な記憶と再現される空間によるトリックにダマされる、未だかつてない新感覚体験をさせてくれるハリウッドSFサスペンス超大作だ。『グレイテスト・ショーマン』や『X-メン』シリーズなどで、エンターテイメント界の最前線を駆け抜けてきたヒュー・ジャックマンが演じる新たなキャラクターは、記憶潜入(レミニセンス)エージェント。人の記憶にレミニセンスし、その記憶を360度の空間映像に再現して事件を解決する。共演は『グレイテスト・ショーマン』でヒューと共演したレベッカ・ファーガソン、『ウエストワールド』のタンディ・ニュートンら豪華キャストが集結。監督は『ゲーム・オブ・スローンズ』の視聴者数を抜いて全米を騒然とさせた『ウエストワールド』のリサ・ジョイだ。解禁された特報では、壮大なスケールで描かれた、都市が海に沈み世界が水に支配された近未来を舞台に“凶悪事件の鍵を握る女性・メイを探す”というミッションを引き受けた記憶潜入エージェント、主人公・ニック(ヒュー・ジャックマン)が「記憶の中で失踪の謎を追う」と人の記憶にレミニセンするところからスタート。本作でも捨て身で建物から建物へ飛び移る姿や格闘シーンなど、ヒューの真骨頂は本作でも健在。さらに特報では、細心の注意を払ってミッションを進めるニックに「現実に留まるの」と命じる相棒・エミリー(タンディ・ニュートン)。その真意とは?「真実が知りたい」、「彼女はどこだ?どこにいる!?」と激高するニック、ニックとメイの関係に新たな謎が深まる。そして最後にニックが「お前の記憶にレミニセンスする」と語りかける人物とは一体何者なのか?巨大な陰謀が渦巻く中“失踪した女性・メイ”に、ニックは辿り着くことが出来るのか。さらに、この特報のナレーションは映画『スター・ウォーズ』シリーズではカイロ・レンの吹き替え、「呪術廻戦」七海建人役、声優やナレーターとしても活躍する一方、近年では映画監督としても活躍の場を広げる人気声優の津田健次郎が担当。かねてよりノーラン兄弟の大ファンだったという津田は「大好きな『インターステラー』を筆頭に数々の巨匠クリストファー・ノーラン監督作品の脚本を作り上げて来た弟ジョナサン・ノーラン製作の映画『レミニセンス』。オリジナリティ溢れる脚本を丁寧に力強く紡ぎ上げて来たジョナサン・ノーラン製作なのだから凄い映画に違いない。あぁ、観たい。これは絶対に劇場の大スクリーンで観るべき映画だ。そんな期待度満点の映画の特報にナレーション参加させて頂く。なんと豊かな時間…最高だ。劇場公開が待ち遠しい」とコメントを寄せている。そして、日本版特報映像と同時に本ポスターも完成。“これから、アナタの記憶に、潜入(レミニセンス)する。”というキャッチコピーとともに、特報の中でも印象的な、世界が水に支配された近未来と思われる海に沈みかけた都市を背景に、記憶潜入エージェントの主人公・ニック(ヒュー・ジャックマン)が鋭く前を見据えるビジュアルだ。映画『レミニセンス』9月17日(金)公開
2021年07月09日俳優の遠藤雄弥、津田寛治が8日、フランス・パリで開催中の「第74回カンヌ国際映画祭」内で行われた映画『ONODA(原題)』公式記者会見に、日本からリモートで参加した。太平洋戦争後も任務解除の命令を受けられないままフィリピン・ルバング島に潜み、終戦から約30年たった1974年3月、51歳で日本に帰還した小野田寛郎元陸軍少尉の実話を元にした物語。フランス・ドイツ・ベルギー・イタリア・日本の合作で、遠藤と津田のダブル主演。遠藤が小野田氏の青年期、津田が成年期を演じている。メガホンはアルチュール・アラリ氏がとった。同映画祭の「ある視点」部門オープニング作品として現地時間今月7日に上映された。主演の2人は新型コロナの影響もあってカンヌ入りできなかったが、パソコンの画面越しに現地の様子を見た津田は「リモートの参加ですが『カンヌに来られたんだな』と思えて幸せな気持ち。画面越しですがスタッフに会えてうれしい」と喜び。一方で「カンヌは行ったことないですし、映画に関わる者としてカンヌに行くことは夢。行きたかったですが、行けないものはしょうがない。それがすべてではない」とした。現地にいるメディアから演技について聞かれると、遠藤は「小野田という役は色んな感情、局面に遭遇する。その中で仲間を信じ、疑い、たくさんの思考が渦巻いていた。シナリオを完全に理解するというよりは、スタッフと共演者のみなさんと一緒に作り上げていく、まさに冒険のようなことを意識した」と振り返った。小野田さんが日本に帰還する様子をテレビで見ていたという津田は「確か僕は5歳くらいだった。母親から『日本の兵隊さんで30年間ジャングルにいたんだよ』と聞いて、そんなことあるんだと子供ながらにビックリした」と回顧。オファーを受けて小野田さんのことを調べると「その頃の日本は高度成長期で混乱期。そこに本来の大和魂を持って帰ってきた人だとわかって感動した。ジャングルで彷徨う小野田さんを演じましたが、誇りだけはなくさないよう演じた」と語った。本作はカンボジアのジャングルで撮影。そこで30年過ごす小野田さんを演じるため2人は体重を減量した。遠藤は「11キロくらい痩せた」が、「カンボジアのロケ地に行ったら監督に『痩せ過ぎなので太って』と(笑)。ピーナッツバターと食パンを用意してもらって毎日食べた」と苦笑いで告白。津田は「1年半かけて13キロ痩せて臨んだ。ジャングルで見たことのなに虫に刺されるし、直射日光で頭の皮膚が真っ赤になった」と苦労を明かした。本作の国内公開は今秋に予定している。
2021年07月08日5月上旬、降板について直撃した際は、険しい表情で固く口を閉ざしたまま立ち去った津田寛治「本当に大切にしていきたい作品だなと強く思いました」6月下旬、『特捜9 season4』(テレビ朝日系)の撮影が終わり、主演の井ノ原快彦が思いを口にした。迎えた30日の最終回では、ファン感動の演出が。■最終回で津田が復帰するも……「津田寛治(55)さんが演じる村瀬健吾が第3話で刺されて重傷を負いましたが、リハビリを経て復帰。羽田美智子さんが演じる小宮山志保と結婚するという大団円です。ネットには《おめでとう!!》《号泣~》と祝福の声があふれ、“むらこみ結婚”がツイッターでトレンド入りしました」(テレビ誌ライター)羽田はブログで《またこのメンバーで会えますように、、、》とあふれる気持ちを吐露。共演した山田裕貴や田口浩正も、ツイッターで続編に期待を込めた言葉を発した。「全話2ケタの視聴率を記録した人気シリーズなので、このままのキャストで続けるのが普通です。でも、津田さんが次のシーズンも出演するかどうかはわかりませんね……」(制作会社関係者)津田はこれまで、幾度となく降板が噂されてきた。「『特捜9』は『警視庁捜査一課9係』の後継シリーズ。渡瀬恒彦さんの死で井ノ原さんがバトンを継ぎましたが、ベテランのスタッフが次々とはずされることに一部キャストが反発。津田さんは渡瀬さんに心酔していましたから、今の体制を快く思っていないのでしょう」(スポーツ紙記者)本来は第3話で刺されたままフェードアウトし、最終回まで出演しないはずだった。「制作側の強い要望で、毎週1シーンだけでも出演をしてもらうことに。最終回では村瀬の去就をうやむやにしていましたが、もともと降板は確定していたので覆らないかと……」(前出・制作会社関係者)■『特捜9』のピンチは津田だけじゃなかった主要キャストの流出は、作品の存続にも関わってくる。『9係』時代の助監督たちを監督に昇進させる動きもあるようだが、話は容易ではない。「それでも津田さんは納得しておらず、慰留は絶望的な状況です……。続投させるためには、新シーズンの顔合わせが行われる来年2月までに何とか説得する必要がありますね」(同・制作会社関係者)変わらない意思を反映するかのように、最終回でも村瀬は車いすに座ったままで本格的な捜査復帰は難しい状態。加えて、小宮山と結婚したことでこんな反応が。「“村瀬・小宮山のつかず離れずの関係性が楽しみだった”と、ひと区切りついてしまったことを残念がる人も。また、警察には“夫婦で同じ部署に所属できない”という不文律もあって、村瀬が特捜班を離れるという展開はありえます。仮に続投するとしても、レギュラーではなく特別出演のような形になるでしょう」(前出・テレビ誌ライター)続編の計画には、ほかにも問題が浮上している。「’06 年に放送が始まった『9係』から今シーズンまで、ずっとV6が主題歌を歌ってきたのですが、グループは今年の11月で解散。新シーズンの主題歌は誰が歌うのか……」(前出・スポーツ紙記者)津田の去就についてテレビ朝日に問い合わせたが、期日までに返答はなかった。クランクアップの際、「誰ひとり欠けずにやってきたからこそできた絆であり、ほかのどんなメンバーでも無理だった」と熱いコメントを寄せていた津田。このまま1人も欠けることなく、新シーズンを迎えてほしい!
2021年07月06日映画『ONODA(原題)』(2021年秋公開)が第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング作品に決定したことが14日、明らかになった。同作は実在の人物である小野田寛郎旧陸軍少尉が、太平洋戦争の終わりを迎えた後も任務解除の命令を受けられないまま、フィリピン・ルバング島にて約30年間の孤独な日々を過ごした実話を元に、彼が生き抜いた孤独と壮絶な日々を描いた人間ドラマ。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の合作でありながら、遠藤雄弥と津田寛治ら主要キャストを日本人俳優で固め、満身創痍の撮影に挑んで完成している。長編デビュー作『汚れたダイヤモンド』(2016)でフランス批評家協会賞・新人監督賞のほか数々の賞を総なめ、社会派の作品を得意とする新鋭実力派監督・アルチュール・アラリが日本語での演出にこだわり、徹底したリサーチと演出力で鬼気迫るドラマを作り上げ、”2021年の最も注目すべき作品の一つ”としてフランス現地の主要メディア複数社から取り上げられていた。「ある視点」(フランス語: Un Certain Regard)は、カンヌ国際映画祭の公式セレクションの一部門であり、新人&ベテランの監督作関わらず、広く「独自で特異な」作品群が選考されることから、昨今ではカンヌ国際映画祭の部門の中でも最も注目されるべき作品の発表として海外メディアの注目度は他部門以上に高まっている。毎年、世界各国から20本ほどの作品が選出されており、過去には、黒沢清監督が『トウキョウソナタ』(2008)で審査員賞、『岸辺の旅』(2015)にて監督賞を受賞 。また翌年の2016年は深田晃司監督が『淵に立つ』(2016)で審査員賞を受賞するなど、多くの日本の映画監督の秀作が輩出されているが、オープニング上映作品として日本人俳優が関わる作品が選出されるのは河瀬直美監督作『あん』(2015)以来の快挙となる。○遠藤雄弥 コメントこの度、映画『ONODA(原題)』で小野田寛郎(青年期)役を演じさせていただいた、遠藤雄弥です。まずは、共演者の皆様、アラリ監督をはじめ、スタッフ関係者の皆様に御祝いと感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。アラリ監督から撮影イン前に、これから始まる撮影はとても大きな冒険になる。この大冒険を最後まで一緒に楽しみましょう!というメールをいただきました。まさに、その大冒険は映画そのものであり、人生そのものでした。この作品を通して、少しでも皆様の心に響けば幸いです。そして、皆様の健康と幸せを心から祈っております。映画『ONODA(原題)』お楽しみ下さい。○津田寛治 コメント自分の主演作がカンヌ国際映画祭で上映されるという夢が叶うことになり、感無量です。アルチュール・アラリ監督に出会えて本当に良かったです。若きフランスの映画監督が一人の日本兵に心動かされ、何年もの月日をかけて映画にしたこの作品に参加したことは、僕の人生において大きな事件でした。日常と非日常に境はない、だからこそ夢は実現するんだということを、南国のジャングルの現場にて学べたのです。アラリ監督、そして小野田少尉、素敵な現実をありがとう!
2021年06月14日遠藤雄弥と津田寛治がW主演、太平洋戦争後、約30年目に生還した小野田旧陸軍少尉の人間ドラマを映画化する国際共同製作『ONODA』(原題)が今秋に日本公開が決定した。実在の人物である小野田寛郎(おのだ ひろお)旧陸軍少尉は、太平洋戦争の終戦を知らず、任務解除の命令を受けられないまま、フィリピン・ルバング島にて孤独な日々を過ごし、約30年後の1974年、自身が51歳で日本に帰還した。この史実を基に、小野田が生き抜いた孤独と壮絶な日々を描いた人間ドラマが、このたび長編映画として完成。長編デビュー作『汚れたダイヤモンド』(2016)でフランス批評家協会賞・新人監督賞のほか数々の賞を総なめにし、社会派の作品を得意とする新鋭実力派監督アルチュール・アラリが全編日本語での演出にこだわり、徹底したリサーチと演出力で鬼気迫るドラマを作り上げた。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の合作で、遠藤雄弥と津田寛治がW主演キャストを始め、全キャストを日本人俳優で固め、満身創痍の撮影に挑んだ。『ONODA』(原題)は2021年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ONODA(原題) 2021年秋、全国にて公開©bathysphere - To Be Continued - Ascent film - Chipangu - Frakas Productions - Pandora Film Produktion - Arte France Cinéma
2021年06月01日吹越満4月7日から放送されている、V6の井ノ原快彦が主演を務めるドラマ『特捜9 season4』(テレビ朝日系)が好調だ。「個性派刑事たちが奮闘する姿を描く人気シリーズ。リーダー役の井ノ原さんをはじめ、羽田美智子さん、津田寛治さん、吹越満さんらが出演しています」(スポーツ紙記者)吹越はお金持ちが嫌いな皮肉屋ながら、仕事に対して熱い気持ちを持つ警部補役として『特捜9』に欠かせない存在になっているが、実はもうひとつ出演していたかもしれない作品があるという。「現在フジテレビ系で放送されているドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』に出る話があったんですよ」(フジテレビ関係者)■両立は難しかった……?『大豆田~』は、松たか子が主演を務め、松演じるバツ3の主人公が、離婚した松田龍平、東京03の角田晃広、岡田将生の3人の元夫たちに翻弄される物語。いったいどんな役で出る予定だったのか。「角田さんが演じている心優しい2番目の元夫役でした。たしかにメガネをかけて、優しそうな雰囲気など、吹越さんと角田さんはどこか似ていますからね」(同・前)吹越が『大豆田~』に出演する計画があったのか。所属事務所に問い合わせると、「そのようなお話は聞いておりませんし、オファーもいただいておりません」と否定するが、実は、この“オファー”には、裏側が。「プロデューサーが吹越さんと旧知の人物だったんですよ。そのため、テレビ局から事務所へ出演依頼があったのではなく、“この作品に出てみない?”と彼に直接相談があったんです。ただ、吹越さんは断ったといいます」(前出・フジテレビ関係者)“バツ3ドラマ”出演計画は、なぜ幻になったのだろう。「『特捜9』の撮影時期とかぶってしまったんです。松さんの元夫役は基本的に毎回出演するので、2つの作品を両立するのは難しいと判断したのでしょう」(同・フジテレビ関係者)スケジュールの問題に加えて、こんな理由も。「『特捜9』には、前作の『警視庁捜査一課9係』シリーズから合わせて15年間出演しています。長年お世話になっている『特捜9』の撮影に支障を来したくなかったのでは」(芸能プロ関係者)『大豆田~』を制作する関西テレビに問い合わせると、「キャスティングの詳細に関してはお答えしておりません」吹越の“2番目の元夫”役も見たかったかも!
2021年05月18日