2024年度下北沢演劇祭参加作品で、福谷圭祐(匿名劇壇)による新作ブラックコメディ、舞台「笑わせんな」が本多劇場で開幕した。「笑わせんな」は、関西演劇界で注目を浴びる福谷圭祐(匿名劇壇)による新作で、大人計画の松尾スズキ氏の他、数多くのキャスト・スタッフから絶大な信頼を寄せられる怪優・オクイシュージが演出を担当。「くすぐり」「くすぐられる」為に集う人間たちの、満たされる事の無い、愚かで哀しい心の暗部を、ポップな笑いの刃で軽やかに切り出す珠玉のブラックコメディ作品に仕上がった。主演には浜中文一を迎え、山下リオ、鳥越裕貴、松島庄汰、岐洲匠、佐藤日向、松原由希子、福井夏といった気鋭の若手キャストと、辻本耕志、久ヶ沢徹、入江雅人の百戦錬磨のベテラン陣が集結。浜中演じる藤原をはじめ、それぞれのキャラクターが非常に個性的で、随所に笑いが散りばめられている。かと思えば、ふと多くの現代人に通ずる悩みが見え隠れするなど、””怪優”と言われるオクイならではの演出にぜひ注目してほしい。開幕にあたり、演出のオクイシュージ、そして浜中文一、山下リオ、鳥越裕貴、松島庄汰、岐洲匠、佐藤日向からコメントが到着!演出:オクイシュージコメント「何だこの奇妙な物語は」それが脚本を読んだ第一印象でした。これをいかに楽しく展開し、いかに着地させればいいのか。なんか試されてる?そんな惑いを3〜4枚羽織りながら浜中文一、山下リオ、鳥越裕貴を中心とした皆と試行錯誤苦悶苦闘の末、1枚づつ羽織りを脱ぎ捨て辿りつきました。脱ぎ過ぎて今はみんな丸裸です。あとはお客様からの生の反応で暖を取らせてもらえれば完成となります。仕上げるのはお客様。どうぞ前のめりに楽しく、好きなだけ食べ散らかして仕上げて下さいまし。任せました。浜中文一コメント遂に、舞台「笑わせんな」の初日を迎える事ができました。稽古場の雰囲気もずーっと良かった!一回もどんよりする事なかった!それくらい、演出のオクイさんを筆頭にキャスト、スタッフさんが本当に頑張ってたし、楽しんでました。そんな作品なので、きっと面白いでしょう。それはご覧になった人次第か。ですが最後まで一所懸命気を抜かず楽しみたいと思います。山下リオコメント福谷さんの言葉の綾を、オクイさんが巧みに遊んでいるような作品だなと思います。とにかく私は悪戦苦闘しましたが、稽古場初日から先輩方の本気の遊びをたくさん観させていただき、日々の変化を全力で楽しませていただいてます。これは、ブラックコメディという枠にハマらないのでは。。。お客様と作る空間がどうなっていくのか、とても楽しみです。鳥越裕貴コメントいよいよ本多劇場にて舞台「笑わせんな」始まります。1ヶ月間みっちり稽古をしてきました。もう公演が折り返したんじゃないか?と思ってしまう程、濃い稽古の日々でした。稽古中に何度も共演者の方々に"笑わせんな"と思ってしまった事があります。この世界観に入り込むと気が狂います。笑集中を途切らさず、2月18日までこの独特な世界観を山田として生き抜きたいと思います。松島庄汰コメントまず誰一人欠ける事なく、無事に初日を迎えられそうで幸せに感じております。コメディと銘打っておりますし、役者も自由に動き回れる人達が揃ってますので、毎公演全く違う感触があるんだろうなと思います。正常な人はいません、どこか変な人達の趣味趣向を曝け出した美容院で起こる物語です。是非覗きに来て下さいませ、劇場でお待ちしております。岐洲匠コメント自分にとって、ブラックコメディというジャンルが初めてだったので、不安も多く、手探りだらけの稽古期間中でしたが、今は、自分の中でモヤモヤしていた事が少しづつ繋がってきている感覚です。何度も通し稽古ができたので、稽古を重ねるごとにやれる事、感じられることが増えていきました。キャスト、スタッフ全員で協力して、アイディアを出し合ってできた作品です。自分としては、手練れの先輩方の中、ついて行くのに必死でしたが、演出のオクイさんが粘り強く見ていて下さったことで、安心感がありました。自信を持って、自分がやれる事をやるしかないと思っています。本番を通して、新しい何かが生まれることを信じて、全力で楽しもうと思います。佐藤日向コメント本作で私が演じる田中みゆちゃんは、喜怒哀楽が卓球の如くポンポンと切り替わっていくので、一瞬でも気を抜くと追いつけなくなってしまう。そんな作品です。観劇後に、人には言えない癖ややめられないことが自分の中にあるのだろうかと思わず考えてしまうと思います。舞台「笑わせんな」、皆様のご来場をお待ちしております。撮影:堀川高志【あらすじ】とある美容室で開催されている社会人サークル。そこでは、閉ざされた空間でのみ鬱屈した願望を満たすことを赦された人々が集っていた。それは、「くすぐり、くすぐられる」ことで快楽を得るという癖。その主催者である藤原(浜中文一)は、パートナー比嘉(山下リオ)との別れによって美容師として致命的なイップスを発症し、途方にくれていた。その最中、店の客であった山田(鳥越裕貴)から猛烈なアプローチを受ける。山田の手助けによりオーナー松本(入江雅人)からのクビ宣告は回避した藤原だったが、人間的なややこしさに満ち溢れたサークルメンバー、望まれない来訪者、外部からの風説がより藤原を追い詰めて行く。そして発覚する、裏切り行為。疑心暗鬼と混迷を深めて行く人間たちの仮面パーティーの果て、藤原は誰とどんな顔をしているのか。物語の結末は、いつだって悲劇的な喜劇だ。■タイトル:「笑わせんな」※2024年度下北沢演劇祭参加作品■脚本:福谷圭祐■演出:オクイシュージ■出演者:浜中文一山下リオ鳥越裕貴松島庄汰岐洲匠佐藤日向松原由希子福井夏/辻本耕志久ヶ沢徹入江雅人■劇場:本多劇場(〒155-0031東京都世田谷区北沢2-10-15)■公演日程2月8日(木)18:30〜2月9日(金)18:30〜2月10日(土) 12:00〜/17:00〜2月11日(日) 12:00〜2月12日(月祝) 12:00〜2月13日(火) 休演2月14日(水) 13:30〜/18:30〜2月15日(木) 13:30〜/18:30〜2月16日(金) 13:30〜2月17日(土) 12:00〜/17:00〜2月18日(日) 12:00〜■チケット一般:¥9,800(税込)U-25チケット:¥6,500(税込)■公式サイト: ■SNS:@warawasenna_24■企画製作:メディアミックス・ジャパン 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月09日2024年2月、本多劇場にて「笑わせんな」の上演が決定いたしました!本作は2024年度下北沢演劇祭参加作品として上演いたします。「笑わせんな」は、男性史上最年少でOMS戯曲賞を受賞し、映像分野での活躍も始まるなど、関西演劇界で注目を浴びる福谷圭祐(匿名劇壇)による新作。今回その戯曲を、大人計画の松尾スズキ氏の他、数多くのキャスト・スタッフから絶大な信頼を寄せられる怪優・オクイシュージによる、大胆かつ繊細な演出で具現化します!「くすぐり」「くすぐられる」為に集う人間たちの、満たされる事の無い、愚かで哀しい心の暗部を、ポップな笑いの刃で軽やかに切り出します!主演には浜中文一を迎え、山下リオ、鳥越裕貴、松島庄汰、岐洲匠、佐藤日向、松原由希子、福井夏といった気鋭の若手キャストと、辻本耕志、久ヶ沢徹、入江雅人の百戦錬磨のベテラン陣が集結し、 演劇の聖地・本多劇場にて黒い笑いを巻き起こします。今回、上演決定にあたり脚本の福谷圭祐、演出のオクイシュージ、そして主演で藤原宙介役の浜中文一からコメントが到着!脚本:福谷圭祐人を笑顔にするような作品をつくりたいと思いました。それが原動力だったのに、けっこうヘンな台本になってしまいました。きっと僕は、人を笑顔にすることを、別にポジティブなことだと捉えていないからだと思います。さて、演じていただく皆様の名前を見て、もうすっかりお客さん気分です。きっと僕たちを笑顔にしてくれると思います。なかば、強制的に。楽しみです。演出:オクイシュージ『歪んだ笑い』いや、今作は『歪んだ笑う』というべきか。脚本の福谷圭祐氏が不器用な人間たちの「弱さ」や「救い」或いは「救いのなさ」を独特の言語感覚とビート感で描いてくれました。俳優の肉体を通してキャラクターたちがどう歪んで動き出すのか心待ちにしているところです。浜中文一くん、山下リオさん始めとした才能の塊のような若き俳優陣に久ヶ沢徹さん、入江雅人さんら全幅の信頼を置くベテラン陣が融合し、度を超えて歪み散らかしてくれることを確信しています。唯一無二の歪み作品に仕立てるべく、私もとことん歪み抜く所存です。主演・藤原宙介役:浜中文一舞台「笑わせんな」に出演いたします、浜中文一です。この作品は非常に人間臭い、THE人間達の集まりで、ブラックユーモアたっぷりのコメディになってます。それぞれの役が個性的であり、見ていても飽きないと思います!みなさんの心をくすぐることができるように精一杯やっていきたいと思います。去年、舞台で共演して最後の方は1番ふざけていたオクイさん。今度は演出家と演者という関係になりますが、またご一緒させてもらえて嬉しいです。2024年、年明け早々、誰しもが持っているブラックな心の部分をくすぐられてスッキリしていい年にしましょう!2024年2月、「笑わせんな」にどうぞご期待ください。【あらすじ】とある美容室で開催されている社会人サークル。そこでは、閉ざされた空間でのみ鬱屈した願望を満たすことを赦された人々が集っていた。それは、「くすぐり、くすぐられる」ことで快楽を得るという癖。その主催者である藤原(浜中文一)は、パートナー比嘉(山下リオ)との別れによって美容師として致命的なイップスを発症し、途方にくれていた。その最中、店の客であった山田(鳥越裕貴)から猛烈なアプローチを受ける。山田の手助けによりオーナー松本(入江雅人)からのクビ宣告は回避した藤原だったが、人間的なややこしさに満ち溢れたサークルメンバー、望まれない来訪者、外部からの風説がより藤原を追い詰めて行く。そして発覚する、裏切り行為。疑心暗鬼と混迷を深めて行く人間たちの仮面パーティーの果て、藤原は誰とどんな顔をしているのか。物語の結末は、いつだって悲劇的な喜劇だ。■タイトル:「笑わせんな」※2024年度下北沢演劇祭参加作品■脚本:福谷圭祐■演出:オクイシュージ■出演者:浜中文一山下リオ鳥越裕貴松島庄汰岐洲匠佐藤日向松原由希子福井夏/辻本耕志久ヶ沢徹入江雅人■劇場:本多劇場(〒155-0031東京都世田谷区北沢2-10-15)■公演日程2月8日(木)18:30〜2月9日(金)18:30〜2月10日(土) 12:00〜/17:00〜2月11日(日) 12:00〜2月12日(月) 12:00〜2月13日(火) 休演2月14日(水) 13:30〜/18:30〜2月15日(木) 13:30〜/18:30〜2月16日(金) 13:30〜2月17日(土) 12:00〜/17:00〜2月18日(日) 12:00〜■チケット一般:¥9,800(税込)U-25チケット:¥6,500(税込)■チケット一般発売1月11日(木)AM10:00〜■公式サイト: ■SNS:@warawasenna_24■企画製作:メディアミックス・ジャパン 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月08日THEATRICAL LIVE『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』が9月8日(金)から東京・品川プリンスホテル クラブex、22日から大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールされる。約1000年にわたる1つの物語を、映画、舞台、漫画で展開するプロジェクト。不老不死の青年2人・草介と光蔭、輪廻転生を繰り返す人魚の子孫の少女とわの物語が、それぞれのメディアで展開。2021年から「月刊プリンセス」で連載されている漫画版では平安時代から大正時代、今回の舞台版では平安時代、10月27日(金)に公開される映画版では現代が舞台となる。初日を前に行われたゲネプロを観た。会場中央に舞台があり、客席がその周りを囲む半円形舞台。海を思わせる色合いの舞台で、天井には青空のようにも、“輪廻転生”を表現しているようにも見える、円形のオブジェがある。生バンドの姿もはっきりと見える。八百比丘尼役を演じるAKANE LIVの歌声に導かれるように、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)が演じる草介、浜中文一が演じる光蔭、そして菅原りこが演じるとわが登場し、千年続く物語の「はじまりの物語」が幕を開ける――。いわゆる会話劇ではなく、演者の長い独白がパッチワークのようにつなぎ合わさって構成されている。全体的に詩的で哲学的な台詞が続くので、全てを一度に理解しようとするのは観客側もなかなかのエネルギーを要するが、THEATRICAL LIVEと銘打たれている通り、生演奏の音楽が合わさることで、空間が豊かになるのを感じた。上演台本・演出を手掛けた鈴木勝秀が「作品全体を生演奏のミュージック・コンクレートだと思って作った」と明かすように、14曲のロックテイストの楽曲のみならず、何かしらの音で溢れている舞台。どこか遠い物語だが確かな匂いや手触りが感じられる、そんな不思議な空間だった。この日は会見は行われなかったが、以前行われた会見で、辰巳は「新たな挑戦になる舞台。作品をより楽しんでいただけるように、ステージ上で生きる僕たちを劇場でご覧いただけたら」、浜中も「映画、舞台、漫画の3つが同時進行という貴重な経験をさせていただいて、本当に嬉しい。いろいろな楽しみ方ができる作品なので、ご期待ください」と話していた。上演時間は1時間45分(休憩なし)。東京公演は9月18日(月・祝)まで。大阪公演は9月24日(日)まで。取材・文:五月女菜穂
2023年09月13日千年を生き抜いた男たちと、輪廻転生を繰り返す女の壮絶な物語『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』より、本編予告映像が到着。主題歌は「ふぉ~ゆ~」が担当することも分かった。長い眠りから目覚めた主人公・草介(辰巳雄大)は、記憶喪失になっていた。草介は何も語ろうとしない光蔭(浜中文一)とともに普通の人間として暮らし始める中、カウンセラーとして生きる水島(筒井真理子)のアドバイスで、繰り返し見る自分の夢を舞台にすることになる。その舞台のオーディションにヒロイン候補として現れる舞(=とわ)(小西桜子)。自分が何者か分からない草介は芯の強い舞に惹かれる。草介と出会った舞はわけあって、草介と光蔭と一緒に住むことに。舞台の本番が近づく中、ひととき限りの楽しい時間を過ごす3人。一方で、舞の正体を疑う光蔭は複雑な感情を抱いていた。3人の身の回りで起こる不可解な殺人事件。隠さねばならない草介の正体。舞が背負っている因縁と彼女に残された30日間。逆らえない運命に翻弄される彼らが選んだ答えとは――。「月刊プリンセス」(秋田書店)にて連載中の漫画、秋には舞台版としてTHEATRICAL LIVEを上演、そして映画版が公開と、3つのメディアによるプロジェクト「僕らの千年と君が死ぬまでの30日間」。舞台・映画ともに辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)と浜中文一がW主演し、映画では物語の終局「現代」を、舞台では物語のはじまりにあたる「平安時代」を描いていく。僕らの千年と君が死ぬまでの30日間 1 (1) (プリンセスコミックス)画像:amazon.co.jp今回された予告編では、記憶を失っている草介、秘密を抱えながら草介に寄り添う光蔭という不老不死の2人を主軸に、草介と女優の卵である舞との出会い、そこから始まる草介の記憶の混乱、葛藤や苦悩が映し出される。草介のカウンセラー、水島の言う「30日が始まったんですね」。というセリフに隠された真実、そして彼らが行き着く結末が気になる映像となっている。映像で注目なのが、本作のために書き下ろされた「ふぉ~ゆ~」のオリジナルソング「心つないで」。作詞は花房遊、作曲は吉川慶が、そして編曲をCHOKKAKUが担当し、珠玉のバラードに仕上がった。辰巳さんは「自分の初主演、初出演映画の主題歌をふぉ~ゆ~で歌う事になるとは夢にも思いませんでした。歌詞に隠れている幾つかの重要な言葉をレコーディングで歌った時、作品の撮影風景と重なり鳥肌が立ちました。初号を観た時、映画のエンドロールに合わせて歌が流れた瞬間は何とも言えない感動を味わいました」と感無量な様子。ほかの「ふぉ~ゆ~」のメンバーも「『ふぉ~ゆ~映画の主題歌歌います。』ふぉ~ゆ~歌手に昇格です。おめでとうございます」(福田悠太)、「レコーディングの際、僕の喉の調子がすこぶる悪くて、別日にしてもらったのもいい思い出です。ふぉ~ゆ~のバラードもなかなかいいですよ、是非劇場で楽しんで下さい」(越岡裕貴)、「この曲を初めて聞いた時、とても吸い込まれる感じだったのでとても吸い込まれる感じでレコーディングに参戦しました。高いだけじゃなく世界観が素敵だと素直に感じました。まさにトゥクストゥ~~~~ル~ですね」(松崎祐介)とコメントを寄せている。また、草介、光蔭、とわに加えて、草介のカウンセラー・水島も登場している本ビジュアルも完成した。『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』は10月27日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:僕らの千年と君が死ぬまでの30日間 2023年10月27日より新宿バルト9ほか全国にて公開Ⓒ僕らの千年プロジェクト Ⓒ映画「僕らの千年と君が死ぬまでの30日間」製作委員会
2023年07月31日高橋克実が主演し、浜中文一、寺西拓人、富田靖子、斉藤由貴らが出演する奏劇 vol.3「メトロノーム・デュエット」が7月26日(水)より東京・よみうり大手町ホールで上演される。初日に先駆けて公開ゲネプロ、及び取材会が行われた。『奏劇』は、「MOTHER マザー」「レッドクリフ」の音楽手掛けた日本を代表する作曲家・岩代太郎が、新たなフィールドでのクリエーションを行いたいという想いのもと発案されたプロジェクト。シリーズ第3弾となる本作、物語の舞台はある国立の芸術大学。音楽学部の教授である山脇(高橋)は、校医兼カウンセラーの真中(富田)のサポート役として学生の相談を受けている。しかし山脇に悩みを相談した学生の記憶が無くなる、情緒不安定になるといったことが起こる中、山脇が今も思いを寄せる初恋の人・村田(斉藤)が再会したことで物語は大きく動いていく、ミステリータッチの新作だ。ゲネプロ後の取材会では、出演者5名、岩城、脚本・演出の山田能龍が登壇。ゲネプロを終えての感想を聞かれると、岩城は「早くも三回目ですが、感慨深い。ようやく志している奏劇の片鱗が見え始めました」と話す。山田は「生演奏、リーディングが一体というのは、言うは易しですが、稽古場からタイトな中でやってきて、この形をゲネプロまで見られました。手ごたえを感じています」と自信を見せた。主人公・山脇を演じる高橋はここ数日でミュージシャンらと合わせ、調整を重ねていると話し「本は持っているけど、持っているのに間違えるという罠があります」と笑わせた。山脇に相談をする学生・林を演じた浜中は「難しいと思いながらやっています。太郎さんの(演奏の)良いアクセントが入るとき、しゃべりそうになるのを避けながらやっていかなきゃというのを発見しました」とコメント。役者のセリフに合わせて生演奏される本作ならではといえるだろう。山脇をある結末へ導く村田を演じた斉藤は、約70分の本作について「作品の世界観が濃密に集約された中、メッセージ性の強いものをお届け、表現するというのを考えました。本が手元にあると甘えてしまう部分でもあるので、中途半端に終わらないように気を付けたいなと思います(斉藤)」。本作について高橋は「新しい感覚のライブ」と表現。「演劇単体でも、演奏するのもライブですが、両方同時に進行していくのは中々見たことがない。朗読劇とは言っていますが、その日その日で二度と同じことのないステージになると思います」と語った。公演は8月2日(水)まで。
2023年07月28日小野花梨と風間俊介が主演を務める新ドラマ「初恋、ざらり」に、若村麻由美、尾美としのり、熊谷真実、浜中文一、西山繭子が出演することが分かった。軽度知的障がいと自閉症を持つ上戸有紗(小野花梨)は、普通に憧れ、自己に強い劣等感を抱いている。夜はコンパニオンとして働いているが、昼は障がいを隠して運送会社で働く。必死にメモを取りつつも、言葉の意味が分からず、戸惑う有紗。そんな有紗に優しく声をかけてくれたのが、職場の岡村龍二(風間俊介)だった。常識的なことを質問しても気兼ねなく教えてくれる岡村の優しさに、有紗は恋心を抱いていく――。今回新たに発表された5名が演じるのは、有紗と岡村、2人の恋に関わっていく人々。「科捜研の女」シリーズでお馴染みの若村さんが演じるのは、有紗を女手一つで育ててきた母・冬美。「愛情を表に出すタイプではありませんが、娘に自立して生きて欲しいと願う思いに溢れています」とキャラクターについて説明し、「それぞれを応援したくなる心温まる切なく愛おしい物語になっていると思いますので、楽しみにしていただければと幸いです」と呼びかける。岡村家の面々には、厳格で厳しい父・龍彦を尾美さん、子ども思いで優しい母・靖子を熊谷さん、自由奔放でやりたいことにとにかく真っ直ぐな兄・龍之介を浜中さんが演じる。尾美さんは「このドラマは幸せな気持ちをくれるドラマだと思います」と言い、熊谷さんは「恋する気持ちを忘れた人、現在進行形の人も、是非皆様ご覧になってください」とコメント。浜中さんは「有紗と龍二の行く末が気になりすぎて、あっという間に読み終えました。どちらにも感情移入できてしまい、読み終えた時は気持ちが大変な事になっていました!」と物語の感想を述べた。また、有紗と岡村が務める運送会社の同僚で、2人の良き理解者である天野久美役には、現在公開中の映画『スパイスより愛を込めて。』に出演する西山さん。「色んな人がいて、自分の物差しでは測れないことばかりです。飛び込むことは時に勇気を必要とします。それでも、誰かを愛しいと思ったり、何かを大切にしたいと思うことってやっぱり良いな、見ている人が少しでもそんな風に感じてくれたら嬉しいです」と話している。「初恋、ざらり」は7月7日より毎週金曜深夜24時12分~テレビ東京ほかにて放送。各話放送終了後からLemino/U-NEXTにて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年06月16日『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』の映画版が2023年秋に公開、舞台版が9月に東京と大阪で上演されることが決定した。本作は、平安時代から現代まで千年を生き抜いたふたりの男たちによる壮絶な物語。映画版では物語の終局「現代」を、歌と生演奏によるロックミュージックで表現する“THEATRIDCAL LIVE(シアトリカルライブ)”となる舞台版では、物語のはじまりにあたる「平安時代」を描く。なお2021年7月号から「月刊プリンセス」(秋田書店)で連載中の漫画版では「平安時代」から「⼤正時代」まで時を越えたストーリーが展開中だ。W主演を務めるのは、映画・舞台版ともにふぉ~ゆ~の辰巳雄大と浜中文一。記憶喪失だが不思議な力を持つ草介役を辰巳、男の傍に寄り添い、全てを知る謎の男・光蔭役を浜中が演じる。また映画版は、輪廻転生して生まれ変わった女優の卵・舞役で小西桜子、舞台版は表情豊かで不思議な力を持つとわ役で菅原りこが出演する。さらに、映画版の特報映像が公開された。併せて辰巳と浜中からコメントが届いている。■辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)コメント『僕らの千年プロジェクト』に草介として参加させて頂きます。漫画が始まった時、すでにプロジェクトに参加する事を聞いていたので草介の人生を漫画を通して感じていました。そして、今回初めての映画の現場でした。何もかもが刺激的な時間の中、思いっきり足掻きました。あるシーンでは一生忘れられないテイクを菊地監督と小西桜子さん、浜中文一、菊地組のスタッフさん、そして海と月に引き出してもらいました。スクリーンにどう刻まれているか僕自身も楽しみです。舞台版では初めてスズカツさんとご⼀緒します。舞台版の構想を聞いた時、自分が想像していなかった漫画、映画とは全く違ったアプローチに驚きました。舞台ならではの『僕らの千年…』になると思います。僕らの千年プロジェクトを千年とは言いませんが皆様と長く味わえますように。■浜中文一 コメント映画、舞台「僕らの千年と君が死ぬまでの30日間」に出演致します。光蔭役の浜中文一です。映画と舞台の共同プロジェクトということで、参加させてもらえて嬉しいです。撮影は終わってるのですが舞台はまだ稽古してません。お話も千年のお話になるので、皆様想像つきにくいとはおもいますが、面白い作品になってますので是非お楽しみにしていてください。映画『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』特報映像<作品情報>映画『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』2023年秋 全国公開出演:辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜) 浜中文一 小西桜子監督:菊地健雄(C)僕らの千年プロジェクト(C)2023映画『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』製作委員会THEATRICAL LIVE『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』出演:辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜) 浜中文一 菅原りこ ほか脚本・演出:鈴木勝秀東京公演:9月8日(金)〜18日(月・祝) 品川プリンスホテルクラブeX大阪公演:9月22日(金)〜24日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールチケット:全席指定9,800円(税込)チケット一般発売日:6月10日(土) 10:00〜(C)僕らの千年プロジェクト(C)THEATRICAL LIVE『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』製作委員会漫画『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』(秋田書店刊)著:naked ape企画:僕らの千年プロジェクト漫画『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』第3巻 書影関連リンクプロジェクト公式サイト:プロジェクト公式Twitter:
2023年03月07日福田悠太(ふぉ~ゆ~)と浜中文一がダブル主演をする舞台『午前0時のラジオ局』が、2023年3月2日(木)から開幕する。初日を直前に控えた3月1日(水)には、囲み取材会とゲネプロが行われ、福田と浜中、深沢敦が公演への意気込みを語った。NBC長崎放送の現役アナウンサーである村山仁志が「深夜ラジオ番組」を題材に2014年に書き下ろした小説を原作とした本作は、ラジオ番組『ミッドナイト☆レディオステーション』を舞台にしたちょっと不思議で心温まる作品。上演台本・演出を観客の心を動かすハートフルな作風で定評のある霧島ロックが担当。福田は30年間、幽霊ディレクターとしてラジオ番組を作る蓮池陽一、浜中は熱血漢の若手アナウンサー・鴨川優を演じる。囲み取材会では、冒頭から福田が「今回、初の幽霊役ということで、役作りに苦労しました。幽霊なので、ちょっと浮いたり、ちょっと透けたり、リアルにできたらいいなと努力してみました。本番でどうなるかまだ分かりませんが、ぜひ劇場で観てもらえればと思います」と冗談たっぷりに挨拶して会場を笑わせると、浜中も「福田は浮きますし、透けますよ」と真顔で応じて盛り上げた。まるでコンビのように息がぴったり合った福田と浜中だが、こうしてダブル主演としてじっくりとお芝居で絡むのは今回が初。福田は、浜中について「この世界で、この宇宙で一番ふざけている人間だと思っています。ふぉ~ゆ~と同レベルです。僕たちはチームでふざけているんですが、文ちゃん(浜中)は単独でふざけているのでタチが悪い」と言い、「生田斗真くんがテレビで文ちゃんのことをライバルだと言っていたんですが、本当にすごい。お芝居ってこうやるんだと学ぶことだらけです。僕は風間俊介くんからライバルは福ちゃんだと言ってもらえるように頑張ります」とコメントした。一方、浜中は福田の魅力を「アバウトにいうと、色々とすごくいいなと思いながら見てます。今回は、(福田は)長崎弁も話すし、僕も刺激をもらえた」と語った。また、ラジオ局の局長・蓮池洋二郎役の深沢は「久々の男役ですし、ツッコミをする熱い局長役なので、ジャニーズさんのお力を借りて頑張ります」と意気込んだ。見どころを聞かれると、福田は「心温まる、とても素晴らしい小説を舞台化しているので、小説の世界をどう表現するかが一つの見どころです。そうなると小説を読んでからこなくてはと思うかもしれないですが、舞台を見てから小説を読んでも面白い。小説を読んでから舞台を見ても面白い。“小説サンドイッチ”です」と笑いを誘い、浜中は「まだ前半までしかできていないので、ゲネプロまでの15分間で後半を作っていくのでどうなるか。もしかしたら間に合わないかも…。後半が出来上がっていたら観ていただければ」と謎のアピールを口にする。それを見ていた深沢は「本当に自由だね。嘘八百言っていて、本当にいいの?大丈夫かな」と苦笑いを浮かべながら、「原作の村山さんは大学の後輩だったんです。OBとして出向いていたので、実は歌の指導をしたこともありました。そんな人から仕事をいただいたと思ってドキドキしていますが、頑張りたいと思います」と話した。笑いとおふさげたっぷりの会見だったが、ゲネプロでは一転して、ファンタジックで優しい気持ちになれるストーリーが繰り広げられた。物語は、地方局の新米アナウンサー・鴨川優が、テレビからラジオの担当に異動となったところから始まる。ラジオ局にやってきた鴨川は、そこで早速、陽気なディレクター・蓮池陽一から「午前0時に始まる新番組」の司会に抜擢される。さらに、番組の初オンエアに向けて準備を行っていたある夜に突然の豪雨で孤立した村へ災害情報を流すという大役を担うことに。なんとかやり遂げた鴨川だったが、そこで陽一が実は30年前に亡くなっていて、若い姿のままラジオ番組を作り続けている幽霊ディレクターだと判明する。そうして、ラジオ番組が始まると、鴨川の周りではちょっと不思議な出来事が起こり始める。物語が進むにつれ、陽一が幽霊であることに何の違和感も抱かなくなってくるのは、やはり福田が陽一を魅力的な人物に作り上げているからだろう。ディレクターとしての腕は確かだけれども、お茶目で常に明るく、周りを気遣う気持ちも忘れない。そんな陽一に観ているこちらの気持ちも暖かくなる。また、鴨川は元高校球児の熱い男だが、浜中が演じると熱い気持ちの中にも、クレバーさや冷静さも感じられ、奥行きのある人物に仕上がっていた。ほっこりした気持ちになれ、切ないエピソードで涙し、クスッと笑える。人との不思議なつながりを感じられる極上の物語をお見逃しなく。<公演概要>タイトル:舞台『午前0時のラジオ局』原作:村山仁志「午前0時のラジオ局」(PHP文芸文庫)上演台本・演出:霧島ロックキャスト:福田悠太(ふぉ~ゆ~)浜中文一大河原恵道上珠妃(ダウ90000)後藤英樹深沢敦<公演日程>■東京公演:2023年3月2日(木)〜3月12日(日)会場:銀座博品館劇場※スペシャルカーテンコール:3月9日18:30公演/3月10日18:30公演■大阪公演:2023年3月17日(金)~3月19日(日)会場:松下IMPホール※アフタートーク:3月17日18:30公演■長崎公演(NBC長崎放送創立70周年記念):2023年3月21日(火・祝)~3月22日(水)会場:長崎市民会館※アフタートーク:3月21日16:00公演チケット料金: 全席指定※未就学児入場不可東京9,500円(税込)大阪9,500円(税込)長崎8,500円(税込)<公式HP> <公式Twitter> @AM0_radio 企画・製作: 舞台『午前0時のラジオ局』製作委員会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月02日2022年12月から2023年2月に上演されるミュージカル『ダブル・トラブル =2022-23冬=』のマスコミ向け公開稽古と取材会が12月2日、オンラインで開催された。ボブ&ジムのウォルトンの兄弟が創作したミュージカルコメディ『ダブル・トラブル』は、作曲家の兄ジミーと作詞家の弟ボビーのマーティン兄弟が、ミュージカル映画の曲を書くという大ブレイクのチャンスをつかみ、ブロードウェイから夢のハリウッドへやってきたところから始まる。曲作りのために与えられた時間はたったの数時間、しかも、楽曲が気に入ってもらえなければ即クビ、というギリギリの状況のなか奮闘する兄弟のもとに個性溢れる人物が次々と現れ……。左から)水田航生、上口耕平撮影:岡千里マーティン兄弟と、個性豊かな登場人物たち(社長秘書のミリー、年老いた音響技師ビックス、インターンのシーモア、 エージェントのクイックリー、セクシーな美女レベッカなど)を演じるのはたったふたりの俳優だけ。この12月から来年2月に上演される「2022-23冬」公演で本作に挑むのは、兄役・浜中文一&弟役・室龍太のチームDと、兄役・上口耕平&弟役・水田航生のチームE、そしてふぉ~ゆ~の越岡裕貴(兄役)と松崎祐介(弟役)によるチームFの3チーム。左から)浜中文一、室龍太撮影:岡千里公開稽古には現在稽古中のチームDとEの面々が参加。浜中&室のチームDが、M2「二人だけで (Just The Two Of Us)」を、上口&水田のチームEがM7「ファーストクラスの愛(FIRST CLASS LOVE)」をそれぞれ軽快なタップやダンスも交え披露。1曲のみながら、それぞれチームの色ができあがってきていることをうかがわせた。左から)上口耕平、水田航生撮影:岡千里演出のウォーリー木下も加わった取材会で稽古の様子を訪ねられると、今夏「SEASON A」で弟役をつとめた浜中(兄役は相葉裕樹と日野真一郎[LE VELVETS]のWキャスト)は、「“兄”の姿をみていたのでそれを今回どうやっていくかというのを見ています」と語り、本作でミュージカルに初挑戦する室が「不安は徐々になくなりつつある」と言いながらも「最初にウォーリーさんにも『楽しみます』と伝えたんですけどまだ楽しめていない……」と吐露すると「前回のものにあまり引きずられないようにしてほしい。室君がどういう風にやりたいかが重要なので」とアドバイス。すでに兄弟のようなふたりに、日本初演から演出を手がけているウォーリー木下も「今までの組み合わせの中でも特に兄弟っぽい」と太鼓判。「(浜中)文ちゃんが舞台上で無意識にいろんなことをコントロールしてくれる。そのなかで室くんがどれだけ遊んでくれるか」と期待を込めた。この日浜中は室の発言時に耳打ちをしたり、マイクの尻を高く上げてロック歌手を気取ったり、「5人組ロックバンド・ダブルトラブリーです」と言い出したりと終始笑いを誘い場を和ませていた。ウォーリー木下(演出)撮影:岡千里一方、稽古開始後1週間ほどで「急ピッチで(稽古が)進んでいる」(上口)というチームEのふたりは、「家でもいろいろと考えていくけれど、稽古場に行くと(水田)航生が必ず応えてくれて、稽古場でいろいろ生まれる。その日ごとのセッションを楽しめるように心がけている」(上口)。「すごく濃密。稽古場でバチっと揃ったりなど、稽古場で生み出されている印象」(水田)と語り、さらに「ウォーリー(木下)さんは稽古場で偶然無意識で生まれたものをキャッチしていただいて、そこを膨らませていただけるので、僕らも自由に発信していける」(上口)と、急ピッチながらも濃密で良い雰囲気のなか稽古が進んでいる様子。そんなチームEについてウォーリーは、「不思議と読み合わせから空気感が出来上がっていて、今までにないアプローチのふたり。軽快でおしゃれなダブル・トラブル」と評した。左から)ウォーリー木下、室龍太、浜中文一、上口耕平、水田航生撮影:岡千里ミュージカル『ダブル・トラブル』の上演はチームD(浜中&室)が2022年12月12日(月)~2023年1月21日(土)・自由劇場、 2023年1月26日(月)~1月29日(木)・新国立劇場 小劇場。チームE(上口&水田)が2022年12月23日(金)~2023年1月22日(日)・自由劇場にてチームDと同時上演。そしてふぉ~ゆ~の越岡裕貴(兄役)と松崎祐介(弟役)のチームFが2023年2月2日(木)~19日(日)・新国立劇場 小劇場。
2022年12月05日ミュージカル『ダブル・トラブル』=2022-23冬=の効果オンライン稽古が2日に行われ、浜中文一、室龍太、上口耕平、水田航生、ウォーリー木下(演出)が登場した。同作はボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれたュージカルコメディ。作詞家のボビー・マーティンと、作曲家のジミー・マーティンの兄弟2人が、ハリウッドのメジャームービーの曲を書くという大チャンスをつかむが、与えられた時間はたったの数時間で、気に入ってもらえなければ即クビということで、恋に仕事に大奮闘する。出演者は2名のみ、演奏はピアノだけで、歌って踊って曲を書くボビー&ジミー兄弟を演じながら、映画会社の社長や秘書、演出家、司会者、スター女優など次から次へと現れる登場人物、およそ10人もの人物をたった2人で演じる。公開稽古ではTeamDの浜中&室が「二人だけで(Just The Two Of Us)」、TeamEの上口&水田が「ファーストクラスの愛(FIRST CLASS LOVE)」を披露し、取材に応じた。浜中はマイクを上の位置で持ちながら話し出そうとし、室から「ロック歌手いらないですよ」とツッコミも。「2022~SeasonA~」では弟のボビーを演じていたが、今回は兄のジミー役ということで「弟のセリフを覚えてるくらいで、何かがかわるわけではないんですけど、兄の姿をずっと本番中に見ていたので、それをどう自分でやっていくかというところを楽しんでおります」と明かした。次に室が話そうとすると、浜中が何かを囁き、室は「『稽古は終盤ですけど、出来の方は序盤です』……なんてこと言わすん!?」とノリツッコミ。改めて「ミュージカル自体が初めてなので、不安やったんですけど、徐々に自分の中で不安もなくなりつつあります。最初は『楽しみます』とお伝えしたんですけど、まだ楽しめてないです」「すごく大変です。作品的にも大変やし、僕も大変やし、作品自体はすごく面白いので、それを届けられたらなと思います」と意気込んだ。TeamEで兄役の上口は「急ピッチで進んでまして、でも不思議と稽古場でいろいろと生まれる。家で考えたりして行くんですけど、それにも追いつかない分量があるので、そういう意味で今日何が出るかみたいな感じで行くと、航生が必ず答えてくれたり、すごいものが飛んできたりするので、稽古場はその日のセッションみたいなものを楽しめるように心がけて、毎日挑んでる感じです」と表す。弟役の水田は「耕平くんとはまだ稽古を1週間くらいしかやってないですけど、すごい濃密な稽古ができていて。打ち合わせなくパチッとそろったり、いろんなものが生み出されている瞬間を感じながら稽古ができていると思います」と自信を見せた。演出のウォーリーは「TeamDは、稽古をやる前は仲が良いって聞いていたけど、あんまり仲良くなくて。でも2人がたぶん僕には想像できないいろんなこと知ってるんだろうなと、それが見てて兄弟ぽい。いろんな組み合わせの中でも、特に兄弟感がある。文ちゃん(浜中)が両役やるって、なかなかすごいことだと思って、無意識に全体をコントロールしてくれるので、その中で室くんがどれだけ遊べるのか」と期待を寄せる。またTeamEについては「読み合わせの時から不思議と空気感が出来上がってきたので、いろんな発見をいただいてフィードバックしながら作っていってる。今までにない『ダブル・トラブル』ができそうで、軽快でおしゃれな『ダブル・トラブル』です」と新たな見解も。ウォーリーが「TeamDはおしゃれとは程遠いですもんね」と苦笑すると、浜中は「そんなことないです!」と否定していた。最後には浜中がロック歌手風に「どうも、5人組ロックバンド、ダブル・トラブリーです」と自己紹介し始め、周囲のキャストは一斉にツッコむ。「ウォーリーさんが入ってるから、"リー"にした」と胸を張る浜中に、ウォーリーも「5人出てないから! 2人だから!」と指摘し、和気藹々とした空気に。浜中は「これだけで見に来たくなるでしょう?」と言いつつ、「果たしてこのマイク、通じてるのかな?」とオンラインならではの手応えのなさを気にしていた。
2022年12月02日新国立劇場開場25周年記念公演『レオポルトシュタット』が10月14日開幕し、演出・小川絵梨子と主演・浜中文一よりコメントが到着した。本作は『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『コースト・オブ・ユートピア』『アルカディア』など、日本でもこれまで多くの作品が上演されている英国の劇作家トム・ストッパードの最新作。ストッパードが「最後の作品になるかもしれない」としたことから上演前より大きな話題を呼び、2020年1月にロンドンで世界初演を迎えると瞬く間に絶賛された。『レオポルトシュタット』で描かれているのは、あるユダヤ人一族の物語。戦争、革命、貧困、ナチスの支配、そしてホロコーストに直面した20世紀前半の激動のオーストリアに生きた一族の一大叙事詩は、50代で初めて自らのユダヤ人としてのルーツを知ったというストッパードの自伝的要素も含まれているといわれている。日本初演となる今回は、浜中文一、音月桂、村川絵梨、土屋佑壱、岡本玲、浅野令子、木村了、那須佐代子らおよそ30名のキャストが出演。翻訳は『コースト・オブ・ユートピア』を手がけた広田敦郎、演出は『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『かもめ』『ほんとうのハウンド警部』など、これまで数々のストッパード作品に演出者・翻訳者として携わってきた演劇芸術監督の小川絵梨子が担当した。■演出:小川絵梨子 コメント無事、開幕を迎えることができたことを大変に嬉しく思っております。この作品は、20世紀の幕開けから第二次世界大戦後までを舞台にしています。しかし、決して過去や歴史だけでなく、「今」についての物語だと思っております。「今」は常に過去や歴史と地続きであり、私たちの人生も歴史の一部として存在しています。現代でも繰り返し起き続ける凄惨で不合理な出来事も、遠くにあるものではなく、私たちの一部と言えるのだと思います。本作を楽しんでいただけましたら幸いです。■主演:浜中文一 コメント差別や迫害、戦争、貧困の時代といった重いテーマもありますが、あくまで家族の物語です。家族とジョークを言い合うなど楽しい時間もあります。家族のつながりや次の世代へのバトンタッチなど、お客様がいろんな視点から何かを感じ取っていただける作品になっていると思います。ぜひ観に来ていただけると嬉しいです。『レオポルトシュタット』稽古場&演出小川絵梨子コメント映像<公演情報>演劇『レオポルトシュタット』2022年10月14日(金)~31日(月)会場:新国立劇場 中劇場作:トム・ストッパード翻訳:広田敦郎演出:小川絵梨子芸術監督:小川絵梨子【キャスト】浜中文一 / 音月 桂 / 村川絵梨 / 土屋佑壱 / 岡本 玲 / 浅野令子 / 木村 了 / 那須佐代子泉関奈津子 / 内田健介 / 太田緑ロランス / 椎名一浩 / 椙山さと美 / 鈴木勝大 / 鈴木将一朗 / 瀬戸カトリーヌ / 田中 亨 / 野口卓磨 / 松本 亮 / 万里紗 / 八頭司悠友伊奈聖嵐 / 久住星空 / 高橋菜々音 / 塚越一花 / 寺戸花 / 根本葵空 / 前田武蔵 / 三田一颯【チケット料金】S席:8,800円A席:6,600円B席:3,300円チケットはこちら:チケットに関するお問い合わせ新国立劇場ボックスオフィス:03-5352-9999(10:00~18:00)公演詳細:
2022年10月15日ミュージカル『ダブル・トラブル 2022-23冬』が、12月から2023年1月にかけて上演されることが決定した。『ダブル・トラブル』は、出演者2人で演奏はピアノだけというシンプルな構成で、次から次へと現れるおよそ10人の登場人物を2人で演じるミュージカルコメディ。この夏にもSeasonA、SeasonB、SeasonCと上演され劇場を大いに沸かせた。今回の発表では、夏のSeason Aにも出演した浜中文一と舞台を中心に活躍する室 龍太が12月12日(月) より開幕するTeam Dとして、独特のセンスが光る実力派の上口耕平とキレのあるダンスを得意とする水田航生が12月23日(金) より開幕するTeam Eとしてそれぞれ出演することがアナウンスされた。翻訳・訳詞は今作で第14回小田島雄志・翻訳戯曲賞(2021年)を受賞した高橋亜子、演出は従来の“演劇”の概念を超え新しい挑戦に挑み続けていることから、『第27回 AMD アワード』を受賞したウォーリー木下が務める。■浜中文一(Team D)こんなに早く『ダブル・トラブル』に出演出来るとは驚きです。夏は弟のボビー役でしたが、今回は兄のジミー役を演じます。ハチャメチャコメディをまた皆さんと楽しめるように、弟役の室くんと頑張りますので是非劇場へお越しください。■室 龍太(Team D)皆さん!初めまして!室龍太です。今回ミュージカル『ダブル・トラブル』に出演させていただく事になりました!ミュージカルの作品に出演するのも2人芝居するのも初めてで、すっげー緊張と不安に押し潰されそうです。ですが、それと同じぐらい楽しみな気持ちでもあります!初挑戦な事がたくさんあるので、ミュージカルに関しても事務所の先輩でもある浜中文一くんに胸を借りるつもりで、良い作品を作りお届けしたいと思います。■上口耕平(Team E)出演が決まってから実際にこの作品を観劇した時に、マンパワーが凄まじく炸裂する空気に圧倒され、最初は(これは、ハードだ!)と感じていた気持ちも気づけば観客として最高にenjoyしている自分がいました。それほど興奮して入り込める作品に参加できることが光栄です。ウォーリーさんの世界観の中で、初共演の航生君と僕達の『ダブル・トラブル』を作る日々が楽しみです。今の自分の全てを出す気持ちで挑みます。ご期待下さい!■水田航生(Team E)夏公演を拝見しまして、正直に言いますと、楽しみ!が大半なのですが、それと同じくらい、怖さ?なのか震えております。プルプルです(笑)しかし、コレは武者震いでもあると!そして自分にとって、この大きな山は登りきらないといけない試練でもある!と感じております。大好きな、尊敬する耕平君と二人三脚で稽古から自分の出来る全てを曝け出して、この大山に向かっていきます!よろしくお願いします!<公演情報>ミュージカル『ダブル・トラブル』(A Musical Tour de Farce)2022-23 冬脚本・作詞・作曲:ボブ・ウォルトン&ジム・ウォルトン翻訳・訳詞:高橋亜子演出:ウォーリー木下【Team D】出演:浜中文一 × 室 龍太2022年12月12日(月)~1月21日(土) 自由劇場2023年1月26日(木)~1月29日(日) 新国立劇場 小劇場【Team E】出演:上口耕平 × 水田航生2022年12月23日(金)~2023年1月22日(日) 自由劇場【チケット料金】(全席指定・税込)価格:8,800円U-22チケット:4,800円(22歳以下対象・枚数限定)※U-22チケットは一般発売から取扱い。公演当日、年齢の証明ができる身分証明書を提示の上、座席指定席券と要引換。その際、お座席はお選びいただけません。※未就学児入場不可■一般発売2022年11月12日(土)問合せ:チケットスペース03-3234-9999(平日 10:00~12:00 / 13:00~15:00)公式HP:公式Twitter:
2022年10月07日『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『コースト・オブ・ユートピア』など、知的で思索に満ちた戯曲群が世界中で上演され続けている英国の劇作家トム・ストッパード。2020年にロンドンで初演され、同年のオリヴィエ賞作品賞を受賞したストッパードの『レオポルトシュタット』が、小川絵梨子演劇芸術監督の演出で日本初演となる。描かれるのは1899年末から50年余をオーストリアで生き抜いたユダヤ人の家族・メルツ家とヤコボヴィッツ家の日常と、一族を常に脅かす差別と迫害の構図。ヘルマン役を演じる浜中文一に、作品に臨む想いを聞いた。演劇でしか表現できないライブのエネルギーを届けられる作品に――浜中さんは、2018年の『マクガワン・トリロジー』(シェーマス・スキャンロン作)以来、二度目の小川芸術監督演出作品への出演です。浜中『マクガワン~』で小川さんに出会えたことは、俳優である自分にとって非常に大きな出来事でした。僕の中に漠然とあった戯曲や役への取り組みを、稽古する過程で自信の持てるものにし、「コレでいい、今感じているように演じていいんだ」と思い定められるよう小川さんは導いてくださった。いろいろな演出家の方がいらっしゃると思いますが、小川さんほど俳優に対してフラットに接し、精神的な支えになってくださる方は初めてで、心から尊敬しています。以来、また是非ご一緒させていただきたいと思い続けていたので、『レオポルトシュタット』でそれが叶い、非常に嬉しいです。――作家であるストッパードの自伝的要素を含む、スケールの大きな家族の物語である今作。浜中さんはどのように読まれましたか?浜中まだ、しっかりと読めていないのですが、四世代に亘る二つの家族の相関図と第一場を読んだだけで、正直に言えば「難しい……」と思ってしまって(苦笑)。ユダヤ人独特の習慣や儀式のこと、当たり前の生活の裏で常に一族の人々がさらされている差別、革命やナチスによるユダヤ人虐殺などの歴史的事実など、自分の知らない要素がとても多いんです。また演じるヘルマン・メルツも、葛藤を抱える内面が複雑なキャラクターなんですよね。稽古をしながら史実や時代背景など、学ばなければいけないことがたくさんありそうです。――今作のような史実に基づくものからファンタジックなものまで、浜中さんは多彩な舞台作品にご出演ですが、どのように役へと取り組み、何を手掛かりにされることが多いのでしょうか。浜中基本的には戯曲から受け取ったものを体現するため、必要なことを探していく感じです。背景など資料を調べることもあれば、それらを飛ばして感覚的に飛び込んでいくような時もあり、作品や役ごとに取り組みは変わります。今作への手がかりも探すのはこれからで、僕にとって難しい戯曲ではあるけれど、演出が小川さんなので不安はありません。――初登場となる新国立劇場について、浜中さんの中にはどんなイメージがありますか?浜中「僕なんかがおいそれと立てない遠い場所」だと思っていました、なにせ国立ですし(笑)。でも小川さんが芸術監督になられた時から「いつかは」と、出演を望んでいた劇場ですし、ジャニーズ事務所の先輩方が何人も素晴らしい作品に出演してきた場所でもある。長く通われているような劇場ファンのお客様を裏切らない芝居ができるよう、精一杯頑張りたいと思います。――確かに、「新国立劇場の作品だから」と信頼して観に来てくださるお客様は多いように思います。浜中以前、新派の『犬神家の一族』(2018年 齋藤雅文 脚色・演出)に出演させていただいた時も、これまでお会いしたことのない落ち着いた年代のお客様がとても多く、その方たちに受け入れていただける演技をしなければと思ったんです。中劇場の舞台に立った時、客席からどんな波長が感じられるか、その場で自分にどんな演技ができるか楽しみです。また、30人近い大きな座組の作品も久しぶりで、19、20年に上演した『スケリグ』(ウォーリー木下 演出)で共演した瀬戸カトリーヌさん以外、皆さんはじめましての方ばかり。小川さんの演出のもと、家族ならではの濃密な関係性をきちんと作り、演劇でしか表現できないライブのエネルギーを届けられる作品にしたいと思っています。インタビュアー=尾上そら(新国立劇場・情報誌 ジ・アトレ 9月号掲載)<公演情報>演劇『レオポルトシュタット』2022年10月14日(金)~31日(月)会場:新国立劇場 中劇場作:トム・ストッパード翻訳:広田敦郎演出:小川絵梨子芸術監督:小川絵梨子【キャスト】浜中文一 / 音月 桂 / 村川絵梨 / 土屋佑壱 / 岡本 玲 / 浅野令子 / 木村 了 / 那須佐代子泉関奈津子 / 内田健介 / 太田緑ロランス / 椎名一浩 / 椙山さと美 / 鈴木勝大 / 鈴木将一朗 / 瀬戸カトリーヌ / 田中 亨 / 野口卓磨 / 松本 亮 / 万里紗 / 八頭司悠友伊奈聖嵐 / 久住星空 / 高橋菜々音 / 塚越一花 / 寺戸花 / 根本葵空 / 前田武蔵 / 三田一颯【チケット料金】S席:8,800円A席:6,600円B席:3,300円■一般発売日2022年9月4日(日) 10:00~チケットはこちら:チケットに関するお問い合わせ新国立劇場ボックスオフィス:03-5352-9999(10:00~18:00)公演詳細:
2022年09月02日8月末にかけて3チーム制で上演される二人芝居のミュージカル『ダブル・トラブル』が、7月28日に開幕した。同日昼に公開されたゲネプロと、3チームのキャスト全員が揃った取材会の模様をレポートする。『ダブル・トラブル』は、ボブ・ウォルトン&ジム・ウォルトン兄弟が脚本・作詞・作曲を手がけたコメディ。たった数時間でハリウッド映画の楽曲を完成させることになった作詞・作曲家兄弟の奮闘がおもしろおかしく描かれる。次々と舞い込むトラブルを乗り越え、彼らは仕事と恋を成就させることができるのか──。今回の上演版も昨年同様に、翻訳・訳詞を高橋亜子、演出をウォーリー木下が続投する。ゲネプロには「2022夏 Season A」チームから、浜中文一(作詞家の弟ボビー)×相葉裕樹(作曲家の兄ジミー)ペアが出演した。彼らは自身の役だけでなく社長秘書、兄弟のアシスタント、音響エンジニア、振付師といった10種のキャラクターを代わる代わる務め上げる。出ハケや衣裳替えの手数が圧倒的に多く舞台裏の奮闘がイメージされる中、二人が共通で演じる艶っぽいスター女優の存在感がことさら笑いを誘った。常に真顔でガニ股気味の浜中、セクシーを意識しすぎるあまりトゥーマッチな言動に陥ってしまう相葉の対比が何ともおかしい。取材会には浜中・相葉のほか、「2022夏 Season A」の回替わりWキャストでもある日野真一郎(LE VELVETS)に横山賀三、「2022夏 Season B」の林翔太×寺西拓人ペア、「2022夏 Season C」の原田優一×太田基裕ペアも燕尾服姿で登壇した。浜中は「記者の皆さん必死に撮影しているから客席が静まり返っていて……コメディなのに笑ってもらえず心が折れました」と冗談を交えながらゲネプロを振り返り、相葉も「自信を持てる点・改善すべき点が明確になりましたよね」と続く。日野の「歌も芝居もごまかしがきかない、役者が丸裸にされる作品」というコメントに反応したのは、昨年も本作に登板した原田×太田ペア。原田が「スタッフから本当に“丸裸”にされます」と舞台裏を語ると、太田が「帽子が被れていなかったりボロが漏れ出てしまう僕たちの悪戦苦闘ぶりもどうか笑っていただけたら」と呼びかける。そんな二人を作品の“師匠”と呼ぶ林は「やっとお会いできました!」と笑顔を見せ、寺西も「師匠やSeasonAキャストの奮闘を引き継いで走り抜けたい」と決意を語っていた。上演時間は約150分(20分休憩を含む2幕)。「2022夏 Season A」は8月14日(日)まで、東京・オルタナティブシアターにて。「2022夏 Season B」は8月16日(火)~30日(火)に東京・よみうりホール、「2022夏 Season C」は東京・自由劇場で上演される。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2022年07月29日ミュージカル『ダブル・トラブル~SeasonA~』公開ゲネプロ&開幕直前取材会が28日に東京・オルタナティブシアターで行われ、浜中文一、相葉裕樹、日野真一郎(LE VELVETS)・横山賀三 /林翔太・寺西拓人、原田優一、太田基裕が取材に応じた。同作はボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれたュージカルコメディ。作詞家のボビー・マーティン(浜中文一、横山賀三)と、作曲家のジミー・マーティン(相葉裕樹、日野真一郎)の兄弟2人が、ハリウッドのメジャームービーの曲を書くという大チャンスをつかむが、与えられた時間はたったの数時間で、気に入ってもらえなければ即クビということで、恋に仕事に大奮闘する。出演者は2名のみ、演奏はピアノだけで、歌って踊って曲を書くボビー&ジミー兄弟を演じながら、映画会社の社長や秘書、演出家、司会者、スター女優など次から次へと現れる登場人物、およそ10人もの人物をたった2人で演じる。今回、上演は2022夏Season A(浜中文一・相葉裕樹・日野真一郎・横山賀三 7月28日~8月14日 オルタナティブシアター)、Season B(林翔太・寺西拓人 8月16日~8月30日 有楽町よみうりホール)、Season C(林翔太・寺西拓人/原田優一・太田基裕 9月5日~9月13日 自由劇場)と3形態で行われる。浜中&相葉によるゲネプロが行われた後に、全シーズンの出演者が燕尾服で集合。日野は「お客さんと近いですしピアノ1本だし、バンドとかもない、役者が丸裸にされる舞台だと思ってて、歌もセリフもごまかしが効かないミュージカルなので、ドキドキしてますね。こういったミュージカルが日本でもっと流行ってくれるといいな」と期待を寄せる。寺西は「僕たちはAの稽古を見てから稽古に入るとスタイルだった。シーズンAはあまりにクセが強いのでそこに引っ張られないように、もってかれないようにする作業もあった」と振り返る。林は「去年の映像をいただいて、めちゃくちゃいっぱい見たんですよ。自分がやらなきゃいけないことは入ってる状態で稽古場に入れたので、僕にとっての師匠が2人いるような。やっと会えた、みたいな」と原田&太田に会えたことを喜んでいた。昨年から引き続いて出演する原田は「こうやって並んで見て、僕も10年ぶりくらいにイケメン枠に入ったんだな、嬉しいなと思って。笑うところじゃないですよ〜?」と笑いを誘う。同じく経験者の太田は「稽古を思い出すと相当しんどかったなって思うんですけど、毎回どの舞台も割といい思い出しか残んなくて、だから受けちゃったんですけど、なんか久しぶりに立ってみると、ちょっとエモい気持ち」としみじみとしていた。キャストが女性役を演じるシーンも多く、林が「寺が予想以上にミリーの女装がすごく似合う」と褒めると、寺西は「あれで!?」と驚き、「大丈夫ですか、好み?」と疑問を呈す。相葉も「文ちゃんのミリーの独自のアハー! という笑いも稽古場で生まれたんですけど、びっくりして」とおすすめするも、日野が「好きになるかは別として……」と注釈を入れ、浜中は「なんで好きにならへんねん」と憮然とする。相葉は「(浜中の演じるミリーは)女性なのかもよくわからない。でも僕としては大好きなポイントなんですよね」とアピール。この日のMCも務めた横山は「僕は(スター女優の)レベッカがいちばん好きで。日野さんのレベッカと相葉さんのレベッカが大好きでめちゃくちゃおもしろい。その違いをボビー役の僕たちも合わせてやってる」と絶賛。原田が「みなさん、きれいになりそう」と予想すると、相葉は「日野さんのレベッカは爆弾ですよ」と表し、日野は「こんだけ上げて俺出てくきた瞬間、シーンだったら……」と心配していた。また原田は「想像するのが裏側のことかなって思ったりして。日野さんが舞台上で丸裸と言ってたけど、我々裏では本当に丸裸ですからね。3人がかりくらいでビャーっとなって着せられてということを想像してみてください」と意外な視点も。最後には「いいスタートを切って、途中のB、最後のCとうまくつないでいけるように。まずAからスタートして、Cで華麗に終わればいいなと思います」と締めくくり、「元気な姿でこの『ダブル・トラブル』を見にきていただけると嬉しいです。さよなら!」とメッセージを送った。
2022年07月28日ミュージカル『ダブル・トラブル~SeasonA~』公開ゲネプロ&開幕直前取材会が28日に東京・オルタナティブシアターで行われ、浜中文一、相葉裕樹が登場した。同作はボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれたュージカルコメディ。作詞家のボビー・マーティン(浜中文一、横山賀三)と、作曲家のジミー・マーティン(相葉裕樹、日野真一郎)の兄弟2人が、ハリウッドのメジャームービーの曲を書くという大チャンスをつかむが、与えられた時間はたったの数時間で、気に入ってもらえなければ即クビということで、恋に仕事に大奮闘する。出演者は2名のみ、演奏はピアノだけで、歌って踊って曲を書くボビー&ジミー兄弟を演じながら、映画会社の社長や秘書、演出家、司会者、スター女優など次から次へと現れる登場人物、およそ10人もの人物をたった2人で演じる。冒頭には2人によるトークも毎回行われ、ゲネプロで登場した浜中と相葉は互いに「笑っちゃう」と仲の良い様子。浜中が「嬉しくて微笑んじゃう。僕が女性だったらめちゃめちゃ恋してます」と告白すると、相葉は「相葉裕樹に!? 嬉しいなあ、そんなふうに言っていただける日がくるなんて。文ちゃんは人見知りですよね。恋していただけるような関係になるとは」と稽古を通して仲を深めていたようだった。取材会ではゲネプロを振り返り、浜中は「いつも、どの舞台でも自信失くすんですよね。記者さんも必死に写真撮ってから、全然笑ってくれない。それで1回心折れる。でもまあ今回は意外といけましたね」と自信を見せる。相葉は「一瞬、『ここ行けるだろう』と思ったところであれっ? となった時はあった。ゲネプロを終えて、自信を持てる場所と持てない場所がはっきりわかれた」と苦笑していた。上演は2022夏Season A(浜中文一・相葉裕樹・日野真一郎・横山賀三 7月28日~8月14日 オルタナティブシアター)、Season B(林翔太・寺西拓人 8月16日~8月30日 有楽町よみうりホール)、Season C(林翔太・寺西拓人/原田優一・太田基裕 9月5日~9月13日 自由劇場)と3形態で行われる。
2022年07月28日スペイン語圏演劇界で今最も注目を集めるウルグアイの劇作家、セルヒオ・ブランコによる二人芝居『テーバスランド』が、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて本日6月17日(金) 開幕する。本作はモンテビデオ(ウルグアイ)での初演以降、ラテンアメリカやヨーロッパ諸国、インドでも上演。世界17カ国で翻訳され、2016年にはオフ・ウエスト・エンド・シアター・アワードにて最優秀製作賞を受賞するなど、世界各国で評価され注目を集めている。今回が日本初演となり、演出は文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員として英国・ダービー劇場への研修経験もある気鋭の若手演出家・大澤遊が手がける。物語は、劇作家S(甲本雅裕)が、父親殺しの物語である演劇作品「テーバスランド」を企画・制作した経緯を、観客に回想しながら語るところから始まる。現代のオイディプスを求めていた劇作家Sは、父親殺しの罪で終身刑に処されていたマルティン(浜中文一)と出会うが、犯罪者を舞台には上げられず、俳優フェデリコ(浜中文一 / 2役)と作品を創り上げることに。劇作家Sとマルティンの交流、そしてフェデリコとの稽古、それら濃密な時間を過ごすうち、いつしか現実と虚構が交錯していく――。開幕に際し、出演の甲本雅裕と浜中文一よりコメントが到着。「山越え谷越え沼越え闇超え、やっとここまで辿り着きました!(中略)6月17日〜7月3日までの最終通し稽古に皆さんに来て頂いて初めて完成となります」(甲本)、「気づいた時には、最初と最後の印象が変わっていると思います。皆様も僕達と一緒にテーバスランドという作品を作りあげ、成長させましょう」(浜中)と、それぞれ観客とともに創りあげるこの濃密な二人芝居に期待を込めた。なお、6月30日には本作の翻訳を手がけた仮屋浩子と、演出の大澤遊による『テーバスランド』を読み解くアフタートークショーの開催も決定。上演は7月3日(日) まで。■劇作家S役:甲本雅裕 コメント山越え谷越え沼越え闇超え、やっとここまで辿り着きました!しかし残念ながら、まだ完成には至っておりません。後は6月17日〜7月3日までの最終通し稽古に皆さんに来て頂いて初めて完成となります。楽しい舞台を創り上げる為、奮ってご参加頂けますよう宜しくお願い致します!KAAT大スタジオでお待ちしております。■マルティン / フェデリコ役:浜中文一 コメントテーバスランドという作品は何なのか。すごく小さな引っ掛かりが連鎖していき、物語が進んでいきます。大きなドラマはないけれど気づいた時には、最初と最後の印象が変わっていると思います。皆様も僕達と一緒にテーバスランドという作品を作りあげ、成長させましょう。<公演情報>『テーバスランド』2022年6月17日(金) ~7月3日(日) KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ『テーバスランド』告知画像作:セルヒオ・ブランコ翻訳:仮屋浩子演出:大澤 遊出演:甲本雅裕 / 浜中文一■アフタートークショー情報開催日時:6月30日(木) 14:00公演(終演後30分程度)登壇者:仮屋浩子(翻訳)/ 大澤遊(演出)※該当開催公演のチケットをお持ちのお客様はどなたでもご参加頂けます。※上記開催公演のチケットをお持ちでないお客様も、本トークイベントのみご参加いただけます。(参加料金:税込み500円 ※全席指定)
2022年06月17日ミュージカル『ダブル・トラブル』~2022 夏 SeasonA~が上演されることが16日、明らかになった。同作はボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれたュージカルコメディ。作詞家のボビー・マーティン(浜中文一、横山賀三)と、作曲家のジミー・マーティン(相葉裕樹、日野真一郎)の兄弟2人が、ハリウッドのメジャームービーの曲を書くという大チャンスをつかむが、与えられた時間はたったの数時間で、気に入ってもらえなければ即クビということで、恋に仕事に大奮闘する。出演者は2名のみ、演奏はピアノだけで、歌って踊って曲を書くボビー&ジミー兄弟を演じながら、映画会社の社長や秘書、演出家、司会者、スター女優など次から次へと現れる登場人物、およそ10人もの人物をたった2人で演じる。2021年にはダブルチーム編成で、異なる劇場で同じ作品を同時期に上演するという意欲的な挑戦を果たし、大好評のうちに幕を閉じた。新たなキャストとして、2022夏Season Aのメンバーはミュージカルからストレートプレイまで数々の舞台に引っ張りだこの浜中文一、聴く人を魅了する歌声を活かしミュージカルを中心に活躍する相葉裕樹、テノールからハイトーンまで音域を自在に操る日野真一郎(LE VELVETS)。翻訳・訳詞は今作で第14回小田島雄志・翻訳戯曲賞(2021年)を受賞した高橋亜子、演出は従来の“演劇”の概念を超え新しい挑戦に挑み続けていることから、「第27回 AMD アワード」を受賞し、ミュージカルやストレートプレイ、ライブ演出など、ジャンルレスな活躍をみせるウォーリー木下が務める。公演は東京・オルタナティブシアターにて7月28日~8月14日。○ウォーリー木下 コメントこの二人芝居を昨年上演したときに、確かに、いろいろなキャストの組み合わせで見てみたいと思った。それがこんなにも早く実現することに驚いている。ミュージカルであり、コメディであり、ひとり何役もこなしたり、たくさんの見せ場があるこの作品のエンターテインメントの「強さ」は、いつの時代にも楽しんでもらえる普遍性がある。それなのに演じる役者によって全然違う面白さを感じてもらえるだろう。○浜中文一 コメント久しぶりにタップダンスという壁に立ち向かう日々が始まりそうです。2人芝居で、入れ替わり立ち替わり色んなお芝居を出来るのが楽しみです。初めての方々ばかりなので早く仲良くなって助けてもらえるように頑張ります!お楽しみに。○相葉裕樹 コメント作曲家の兄ジミー役を演じます。相葉裕樹です。2人で10役以上を演じるという大変な事に挑戦させて頂けるという事で、どんな景色が待っているのかとても楽しみです。ミュージカルコメディですので、皆様と一緒に楽しんで頂けるよう精一杯努めてまいります。劇場でお待ちしています。○日野真一郎 コメントキャストが、たった2人で目まぐるしく10人以上もの役を演じていくこのミュージカル。前回の公演を観た時、冒頭からノンストップで続いていく役者2人の掛け合い、歌、踊りに魅了され、観劇後に放心状態になるぐらい圧倒された作品です。そんな作品に出演できる事を嬉しくもあり不安でもありますが、まだ出逢った事のない新たな自分に会えること、未知なる挑戦を楽しみたいと思います。ウォーリー木下さんの演出のもと、抱腹絶倒なハチャメチャコメディーミュージカルをお届けします。皆さま、この夏劇場でお会いしましょう!
2022年05月16日浜中文一と桜井日奈子がW主演を務める、浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」のゲネプロ・囲み取材会が5月4日(水・祝)に東京・紀伊國屋ホールで行われ、脚本・演出の末満健一、浜中、桜井が初日に向けた意気込みを語った。撮影:堀川高志本作は、末満が、世界で最も有名な悲恋劇である「ロミオとジュリエット」を原案に、舞台を昭和の大阪に移して描く作品。物語は、紋田木弁太郎役の近藤頌利と、九羽平千代蔵役の板倉チヒロによる前説からスタート。大阪の架空の町である浪花坂で、任侠一家「紋田木家」の息子・富美男と、対立する「九羽平家」の娘・夕莉子が命を落とす。それは、両家の対立に起因する悲劇であった。彼らの家族、友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていく。誰もが知るロミオとジュリエットの恋物語を描きながら、大阪弁で人情味溢れる物語へと変貌させた今作。浜中が演じる富美男も桜井が演じる夕莉子も、時に暴走し、“おバカ”なやり取りで周りをズッコケさせるが、互いに素直に気持ちをぶつけ合い、真っ直ぐに生きる姿は魅力的だ。“悲恋”というイメージとは違う力強い物語が繰り広げられる。ゲネプロ後に行われた会見で、浜中は「稽古1週間くらいで、台本を通して演じていたので、そこから考えると結構時間が経っている。もちろんドキドキしているところもありますが、ようやく始まるんだという気持ちです」と初日を直前に控えた心境を語った。一方、桜井は「これから本番ですが、ゲネプロで力を使い果たした感があるくらい、みんなで“とみゆり”の世界観を作っていけた。本番を楽しみにしていたので、無事に迎えられて嬉しいです」と笑顔。作・演出の末満は、「悲劇として有名な『ロミオとジュリエット』が題材ですが、こんなにも元気になって、こんなにも恋がしたくなると思ってもらえると思います。そんじょそこらのマッチングアプリには負けないくらい恋がしたくなります」と自信をのぞかせた。浜中と桜井は本作が初共演。浜中が「初めてお会いした時にビジュアル撮影をして、抱き合っている画(え)を撮影したんです。僕も日奈ちゃんも人見知りで、初日で抱き合うのはきつい」と苦笑いで初対面時のエピソードを明かすと、桜井も「抱き合っているときは息ができなかった」と同意。しかし、その後の稽古場で「席が隣同士だったので、『昨日、何食べた?何時に寝た?』というところから会話が弾んでいきました」と桜井は振り返った。原案の「ロミオとジュリエット」といえば、悲恋物語としてあまりにも有名だ。しかし、本作では「演じていても、台本を読んでていても、ガチガチの恋愛ものじゃないのに、恋をしたくなる。恋って生きる原動力になるんだなと思うような作品になっている」と浜中は話す。末満は、「シェイクスピアのお芝居は、テンション高く話しているなと感じ、それを関西弁でワーッて話したらすごく合いそうだなと思ったことをきっかけ」に本作を構想したそうで、「シェイクスピア作品が好きだという方がこれを観てどう思われるのかというのは興味深いので、ぜひ観に来てもらえたら」と呼びかけた。会見の最後には、末満は「『ロミオとジュリエット』には難しい、悲劇、苦しい、残酷なイメージがあると思いますが、(今作は)世界一優しいシェイクスピア作品になっていると思います。シェイクスピアを知っている方も知らない方もお楽しみいただけたら」と改めてアピール。桜井も「若い2人の恋愛物語なんでしょうって思う方も多いと思いますが、本気で恋をしながらも、本気でふざけている舞台になっているので、笑いたい方は、ぜひいらしてください。楽しくお届けできると思います」と語った。そして、浜中は「難しいお芝居ではないので、普段、あまりお芝居を観劇されない方も気負わずに観に来ていただけたら。恋を始めてみようかなと思っていただけるように頑張りますので、楽しんでください」とメッセージを贈り、会見を締めくくった。浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」は、5月4日(水・祝)〜17日(火)に東京・紀伊國屋ホール、5月29日(日)〜30日(月)に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。【公演概要】浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」東京公演:2022年5月4日(水・祝)~17日(火)東京・紀伊國屋ホール大阪公演:2022年5月29日(日)~30日(月)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【原案】ウィリアム・シェイクスピア「ロミオとジュリエット」より【脚本・演出】末満健一【出演】浜中文一、桜井日奈子、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージ他【チケット】全席指定 9,800円(税込)《公式サイト》 《公式Twitter》@tomiyuri2022撮影:堀川高志/文:嶋田真己 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月04日新国立劇場の開場25周年記念公演として、同劇場の演劇芸術監督・小川絵梨子の演出で2022年10月に上演が決定している名匠トム・ストッパードの最新作、『レオポルトシュタット』の出演者オーディションが開催される。本作は1899年末~1900年、1924年、1938年、1955年のウイーンを舞台とした、あるユダヤ系家族の4世代にわたる物語。『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『コースト・オブ・ユートピア』『アルカディア』など、日本でもこれまで多くの作品が上演されているストッパードが「最後の作品になるかもしれない」としたことから、上演前より大きな話題を呼び、2020年1月にロンドンで世界初演を迎えると瞬く間に絶賛され同年のオリヴィエ賞作品賞を受賞。ブロードウェイをはじめ英国国外での上演も既に決定している。日本初演となる本作には既に浜中文一、音月桂、村川絵梨、木村了、土屋佑壱、岡本玲、那須佐代子の出演が決定しているが、今回13役をオーディションで選考することが発表された。本日3月16日より応募を開始、4月から5月頭かけてオーディションを開催する。詳細は新国立劇場のホームページ( )にて。<ストーリー>20世紀初頭のウィーン。レオポルトシュタットは古くて過密なユダヤ人居住区だった。その一方で、キリスト教に改宗し、カトリック信者の妻を持つヘルマン・メルツはそこから一歩抜け出していた。街の瀟洒な地区に居を構えるメルツ家に集った一族は、クリスマスツリーを飾り付け、過越祭を祝う。ユダヤ人とカトリックが同じテーブルを囲み、実業家と学者が語らうメルツ家は、ヘルマンがユダヤ人ながらも手に入れた成功を象徴していた。しかし、オーストリアが激動の時代に突入していくと共にメルツ家の幸せも翳りを帯び始める。大切なものを奪われていく中で、ユダヤ人として生きることがどういうことであるかを一族は突き付けられる......公演概要演劇『レオポルトシュタット』会場:新国立劇場 中劇場公演日程:2022年10月作:トム・ストッパード翻訳:広田敦郎演出:小川絵梨子公演詳細: 一般発売日:2022年9月4日(日)10:00~料金:S席8,800円A席6,600円B席3,300円
2022年03月15日朗読劇「リクエストをよろしく」大阪公演が3月11日サンケイホールブリーゼにて開幕した。本作は、2014年10月号〜2019年12月号まで『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて連載され、第9回ananマンガ大賞にて準大賞を受賞した、河内遙の漫画「リクエストをよろしく」を原作にした朗読劇で、くせ者だらけのラジオ局を舞台に、売れない芸人・朝日屋颯太と、颯太の元相方でラジオ放送作家の水無月の2人の成長を描く物語。盛況だった東京公演から引き続き村上大樹の脚本・演出で、浜中文一と室龍太がW主演で元お笑いコンビの水無月と朝日屋颯太を演じる。ラジオ局で働くミキサー 松戸役に岩崎諒太・岡田雄樹(Wキャスト)、颯太とともにラジオ番組に出演するアイドル 星野チーコ役に速瀬愛、水無月と颯太を支えるディレクター雪室ハジメ役に矢島舞美が出演。大阪公演では新たに、ラジオ愛溢れる颯太のバイト先の同僚 佐々木役に茜屋日海夏を迎え、さらにパワーアップした朗読劇「リクエストをよろしく」は、13日(日)まで上演される朗読劇「リクエストをよろしく」【あらすじ】元・芸人の朝日屋颯太(室龍太)の元に、半年ぶりに逃げたはずの相方 水無月(浜中文一)が現れる。ラジオの放送作家になったという水無月は、一緒に連れてきた美人ディレクター 雪室ハジメ(矢島舞美)とともに、颯太をラジオの世界へと連れて行く。そして元・相方として颯太をうまく導いていく水無月と、徐々にラジオの世界で才能を開花させていく颯太。音響スタッフの松戸(岩崎諒太/岡田雄樹)やアイドルので星野チーコ(速瀬愛)、颯太のバイト先の同僚 佐々木(茜屋日海夏)など、個性派揃いのメンバーを巻き込みながら成長していく2人の青春物語朗読劇「リクエストをよろしく」公演概要【出演】浜中文一室 龍太茜屋日海夏 / 岩崎諒太岡田雄樹(Wキャスト)速瀬 愛矢島舞美【スタッフ】■原作:『リクエストをよろしく』(河内遙 作/祥伝社)■脚本・演出:村上大樹■企画:MMJcitrolemon■製作:朗読劇『リクエストをよろしく』 製作委員会【公演日程】2022年3月11日(金)3月13日(日)全5公演12月3日(金) 18:0012月4日(土) 13:00/18:0012月5日(日) 12:00/16:00■場所:サンケイホールブリーゼ■チケット代: ¥8,800-(税込)■公式HP: ■Twitter: @Radio_T_S【チケットに関するお問い合わせ】サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12時〜18時)【公演に関するお問い合わせ】(平日11時~17時)メディアミックス・ジャパン 原作『リクエストをよろしく』とは?原作の『リクエストをよろしく』は、漫画家・河内遙氏による漫画作品。2014年10月号から『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて掲載された。売れない芸人・ソータの爽快ラジオパーソナリティ物語!「こいつにはラジオの才能がある。」売れない芸人・朝日屋颯太(あさひやそうた)は相方に逃げられ仕事がない!そんなある日、半年ぶりに現れた元相方が放送作家になって美人ディレクターを連れてきた。2人の手引きで颯太はラジオ業界に足を踏み入れるが…!?超マイペース男とくせ者だらけのラジオ局の爽快ラジオ群像劇!! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月11日2022年5月、浜中文一と桜井日奈子のW主演にて上演する「富美男と夕莉子」のメインビジュアルが完成!さらに、全キャストの他、公演詳細の発表された。本作は、舞台「刀剣乱舞」、「鬼滅の刃」など、大ヒット作品の舞台化を手がけ、オリジナル作品の「TRUMP」シリーズも常にチケット即完の人気劇作家/演出家・末満健一が脚本・演出を手掛け、世界で最も有名な悲恋劇である「ロミオとジュリエット」を原作に、舞台を中世ヴェローナから猥雑さ溢れる昭和の大阪に移し、大阪弁での人情味溢れる物語へと変貌させた作品である。今回公開されたメインビジュアルでは、W主演の浜中文一と桜井日奈子が、「ロミオとジュリエット」を彷彿とさせるポーズにも関わらず、活気あふれる大阪の街の賑やかさがなんとも物語の世界観を表現している。さらに公式サイトでは、浜中文一、桜井日奈子の他、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージら魅力的なキャストの個別ビジュアルも解禁!公演の詳細情報も更新されているので、ぜひ公式サイト( )をチェックして欲しい。【あらすじ】時代は昭和。大阪の架空都市である浪花坂にて。任侠一家の「門田木家」の息子・富美男と、対立する「喜矢平家」の娘・夕莉子が命を落とす。門田木と喜矢平の対立に起因する悲劇であった。彼らの友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていくこととなる。たった五日間の恋が、果たして本当にふたりの男女を死に至らしめるのだろうか。交換日記を通じた友人たちの回顧は、やがてふたりが出会った夏祭りの夜まで遡っていく。富美男と夕莉子、ふたりが如何にして出会い、愛しあい、死ななければならなかったのかを知るために。【公演概要】タイトル:浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」原案:ウィリアム・シェイクスピア脚本・演出:末満健一出演:浜中文一桜井日奈子松島庄汰近藤頌利板倉チヒロ幸田尚子緒方晋高木稟橘二葉古野陽太吉本考志石畑達哉池之上頼嗣兵頭祐香明星真由美オクイシュージ<東京公演>日程:2022年5月4日(水・祝)〜17日(火)会場:紀伊國屋ホール<大阪公演>日程:2022年5月29日(日)〜30日(月)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演問い合わせ:メディアミックス・ジャパン (平日11時〜17時)チケット料金:<東京・大阪共通>¥9,800(税込・全席指定)チケット一般発売日:4月2日(土)公式サイト: 公式Twitter:@tomiyuri2022 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月01日2022年3月に浜中文一・室龍太のW主演で再演される朗読劇「リクエストをよろしく」大阪公演の全出演者が解禁になった。本作は、2014年10月号〜2019年12月号まで『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて連載され、第9回ananマンガ大賞にて準大賞を受賞した、河内遙の漫画「リクエストをよろしく」を原作にした朗読劇で、くせ者だらけのラジオ局を舞台に、売れない芸人・朝日屋颯太と、颯太の元相方でラジオ放送作家の水無月の2人の成長を描く物語。2021年12月に大好評のうちに幕を閉じ、2022年3月に決まった大阪公演の全キャストが出揃った。W主演の浜中文一・室龍太、そして矢島舞美とともに、颯太から師匠と慕われるクールな音響スタッフ松戸役は岩崎諒太と岡田雄樹がWキャストで、ラジオ番組で颯太と共演するやさぐれ毒舌アイドルのチーコ役には速瀬愛が、東京公演から引き続き演じることが決定。そして、颯太のバイト先の同僚でありラジオヘビーリスナーの佐々木役には新しく「i☆Ris」のメンバーであり声優だけでなく、女優としても精力的に活動している茜屋日海夏が決まった。台本を読みながらも舞台上を動き周り繰り広げられる掛け合い、さらには台本を置いて行われる水無月(浜中文一)と颯太(室龍太)の漫才シーンなど、朗読劇の枠に収まらない朗読劇「リクエストをよろしく」。大阪公演は、2022年3月11日〜13日まで、サンケイホールブリーゼにて上演。チケットは、2月12日から一般発売される。朗読劇「リクエストをよろしく」【あらすじ】元・芸人の朝日屋颯太(室龍太)の元に、半年ぶりに逃げたはずの相方 水無月(浜中文一)が現れる。ラジオの放送作家になったという水無月は、一緒に連れてきた美人ディレクター 雪室(矢島舞美)とともに、颯太をラジオの世界へと連れて行く。そして元・相方として颯太をうまく導いていく水無月と、徐々にラジオの世界で才能を開花させていく颯太。音響スタッフの松戸(岩崎諒太/岡田雄樹)やアイドルのチーコ(速瀬愛)、颯太のバイト先の同僚 佐々木(茜屋日海夏)など、個性派揃いのメンバーを巻き込みながら成長していく2人の青春物語朗読劇「リクエストをよろしく」公演概要【出演】浜中文一室 龍太茜屋日海夏 / 岩崎諒太岡田雄樹(Wキャスト)速瀬 愛矢島舞美【スタッフ】■原作:『リクエストをよろしく』(河内遙 作/祥伝社)■脚本・演出:村上大樹■企画:MMJcitrolemon■製作:朗読劇『リクエストをよろしく』 製作委員会【公演日程】2022年3月11日(金)〜3月13日(日)全5公演3月11日(金) 18:003月12日(土) 13:00/18:003月13日(日) 12:00/16:00■場所:サンケイホールブリーゼ■チケット代: ¥8,800-(税込)チケット一般発売開始:2021年2月12日(土)〜■公式HP: ■Twitter: @Radio_T_S【チケットに関するお問い合わせ】サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12時〜18時)【公演に関するお問い合わせ】(平日11時~17時)メディアミックス・ジャパン 原作『リクエストをよろしく』とは?原作の『リクエストをよろしく』は、漫画家・河内遙氏による漫画作品。2014年10月号から『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて掲載された。売れない芸人・ソータの爽快ラジオパーソナリティ物語!「こいつにはラジオの才能がある。」売れない芸人・朝日屋颯太(あさひやそうた)は相方に逃げられ仕事がない!そんなある日、半年ぶりに現れた元相方が放送作家になって美人ディレクターを連れてきた。2人の手引きで颯太はラジオ業界に足を踏み入れるが…!?超マイペース男とくせ者だらけのラジオ局の爽快ラジオ群像劇!! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月31日浜中文一と桜井日奈子のW主演で贈る舞台、浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」の上演が決定した。時代は昭和。大阪の架空都市である浪花坂にて。任侠一家の「門田木家」の息子・富美男と、対立する「喜矢平家」の娘・夕莉子が命を落とす。門田木と喜矢平の対立に起因する悲劇であった。彼らの友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていくこととなる。たった五日間の恋が、果たして本当にふたりの男女を死に至らしめるのだろうか。交換日記を通じた友人たちの回顧は、やがてふたりが出会った夏祭りの夜まで遡っていく。富美男と夕莉子、ふたりが如何にして出会い、愛しあい、死ななければならなかったのかを知るために――。本作は、「刀剣乱舞」「鬼滅の刃」の舞台化を手掛けた人気劇作家・演出家の末満健一が、脚本・演出を担当する舞台。有名な悲恋劇「ロミオとジュリエット」の舞台を、中世ヴェローナから猥雑さ溢れる昭和の大阪に移し、大阪弁での人情味溢れる物語へと変貌させる。浜中さんが紋田富美男役、桜井さんが九羽平夕莉子役で出演するほか、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージらが参加する。浜中さんは「一体どういう作品になるかわかりませんが、でも、きっと面白いと思います。それくらい、色んな妄想をしながらこの作品が始まるのをお待ちください」とメッセージを寄せる。桜井さんは「大阪弁でのお芝居ですが、私以外のキャストの皆さんはほぼネイティブだとお聞きしているので、猛特訓しなければと少し焦っています」と心境を明かし、「どんな形でも、究極のラブストーリーであるということは変わらないので、そこを大切に夕莉子を演じられたらいいなと思っています。ぜひ観にいらしてください、頑張ります」と意気込んでいる。浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」は5月4日(水・祝)~17日(火)紀伊國屋ホールにて、5月29日(日)~30日(月)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。(cinemacafe.net)
2022年01月13日女優の桜井日奈子と俳優の浜中文一がW主演を務める舞台 浪花節シェイクスピア『富美男と夕莉子』が、5月4日から東京・紀伊國屋ホールで上演されることがわかった。同作は、舞台『刀剣乱舞』、『鬼滅の刃』などを手掛けた劇作家・末満健一氏が脚本、演出を務め、世界で最も有名な悲恋劇『ロミオとジュリエット』を題材に、舞台を中世ヴェローナから昭和の大阪に移し、大阪弁での人情あふれる物語へと変貌させた。浜中と桜井がW主演を務め、浜中は原作でロミオにあたる富美男、桜井はジュリエットにあたる夕莉子を演じる。共演には、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージらが顔を揃える。舞台は昭和、大阪の架空都市・浪速坂。任侠一家の門田木家の息子・富美男(浜中)と、対立する喜矢平家の娘・夕莉子が、互いの家同士の争いが原因で命を落としてしまう。彼らの友人たちは、2人が交わしていた交換日記からなぜ死ななければならなかったのかを探っていき、2人が出会った夏祭りの夜までさかのぼるといった内容だ。東京公演は5月4日~17日に紀伊國屋ホール、大阪公演は5月29日~30日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。コメントは以下の通り。■浜中文一このような形で、人生初めてのシェイクスピアに触れるとは思いませんでした。楽しみにしていますが、もしかしたら僕が夕莉子で、桜井さんが富美男の可能性も……一体どういう作品になるかわかりませんが、でも、きっと面白いと思います。それくらい、色んな妄想をしながらこの作品が始まるのをお待ちください。■桜井日奈子ロミオとジュリエットという誰もが知る名作に、ヒロインとして出演させていただけるなんてとても光栄です。『富美男と夕莉子』の舞台は昭和の大阪なので、ロミジュリの高貴な世界観とはまた違う、新しい作品になります。大阪弁でのお芝居ですが、私以外のキャストの皆さんはほぼネイティブだとお聞きしているので、猛特訓しなければと少し焦っています。どんな形でも、究極のラブストーリーであるということは変わらないので、そこを大切に夕莉子を演じられたらいいなと思っています。ぜひ観にいらしてください、頑張ります。■末満健一氏400年以上前に生み出された物語が、なぜ今もなお愛され続けているのか。シェイクスピアの作品に触れる時、その思いが常に心につきまとい離れずにいます。僕がそれを理解するためには、想像もつかない過去に飛び込むのではなく、想像し得る過去にシェイクスピアをお招きする必要がありました。それが「昭和の大阪」というモチーフです。本作品はかの有名な恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』を換骨奪胎し、昭和の郷愁的な空気と大阪弁のリズムに乗せて語り直すものです。弱強五歩格で書かれたシェイクスピアの台詞と、丁々発止な大阪弁のリズムは、不思議な親和があるように思えてなりません。浜中文一さんと桜井日奈子さんを筆頭とする心強いキャスト陣とともに、『ロミオとジュリエット』の物語を愛しながら壊していく、そんな作品になればよいなと思います。浪花節シェイクスピア、どうぞご期待ください。
2022年01月13日2022年5月、浜中文一と桜井日奈子のW主演にて、「富美男と夕莉子」を上演することが決定致しました!本作は、舞台「刀剣乱舞」、「鬼滅の刃」など、大ヒット作品の舞台化を手がけ、オリジナル作品の「TRUMP」シリーズも常にチケット即完の人気劇作家/演出家・末満健一が脚本・演出を手掛けます。今回末満が取り上げるのは、世界で最も有名な悲恋劇である「ロミオとジュリエット」。その舞台を中世ヴェローナから猥雑さ溢れる昭和の大阪に移し、大阪弁での人情味溢れる物語へと変貌させた作品が「富美男と夕莉子」です。キャストには、W主演の浜中文一、桜井日奈子のほか、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージらが揃いました。この魅力的なキャストが、ド直球で心に響く大阪弁でお届けする、全く新しくもあり、誰しもの原風景でもある、浪花節シェイクスピア。キャスト・スタッフによって彩られるその劇空間は、この時代だからこそ演劇に求められる、ひとときの夢物語となるでしょう。観客の想像力を最大限に刺激する末満健一ならではの本作にどうぞご期待ください!今回、上演決定にあたり、主演の浜中文一と桜井日奈子、そして脚本・演出の末満健一からコメントが到着しました!紋田富美男 役:浜中文一富美男と夕莉子このような形で、人生初めてのシェイクスピアに触れるとは思いませんでした。楽しみにしていますが、もしかしたら僕が夕莉子で、桜井さんが富美男の可能性も・・・一体どういう作品になるかわかりませんが、でも、きっと面白いと思います。それくらい、色んな妄想をしながらこの作品が始まるのをお待ちください。九羽平夕莉子 役:桜井日奈子ロミオとジュリエットという誰もが知る名作に、ヒロインとして出演させていただけるなんてとても光栄です。「富美男と夕莉子」の舞台は昭和の大阪なので、ロミジュリの高貴な世界観とはまた違う、新しい作品になります。大阪弁でのお芝居ですが、私以外のキャストの皆さんはほぼネイティブだとお聞きしているので、猛特訓しなければと少し焦っています。どんな形でも、究極のラブストーリーであるということは変わらないので、そこを大切に夕莉子を演じられたらいいなと思っています。ぜひ観にいらしてください、頑張ります。脚本・演出:末満健一400年以上前に生み出された物語が、なぜ今もなお愛され続けているのか。シェイクスピアの作品に触れる時、その思いが常に心につきまとい離れずにいます。僕がそれを理解するためには、想像もつかない過去に飛び込むのではなく、想像し得る過去にシェイクスピアをお招きする必要がありました。それが「昭和の大阪」というモチーフです。本作品はかの有名な恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』を換骨奪胎し、昭和の郷愁的な空気と大阪弁のリズムに乗せて語り直すものです。弱強五歩格で書かれたシェイクスピアの台詞と、丁々発止な大阪弁のリズムは、不思議な親和があるように思えてなりません。浜中文一さんと桜井日奈子さんを筆頭とする心強いキャスト陣とともに、『ロミオとジュリエット』の物語を愛しながら壊していく、そんな作品になればよいなと思います。浪花節シェイクスピア、どうぞご期待ください。【あらすじ】時代は昭和。大阪の架空都市である浪花坂にて。任侠一家の「門田木家」の息子・富美男と、対立する「喜矢平家」の娘・夕莉子が命を落とす。門田木と喜矢平の対立に起因する悲劇であった。彼らの友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていくこととなる。たった五日間の恋が、果たして本当にふたりの男女を死に至らしめるのだろうか。交換日記を通じた友人たちの回顧は、やがてふたりが出会った夏祭りの夜まで遡っていく。富美男と夕莉子、ふたりが如何にして出会い、愛しあい、死ななければならなかったのかを知るために。【公演概要】タイトル:浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」原案:ウィリアム・シェイクスピア脚本・演出:末満健一出演:浜中文一桜井日奈子松島庄汰近藤頌利板倉チヒロ幸田尚子緒方晋高木稟明星真由美オクイシュージ他<東京公演>日程:2022年5月4日(水・祝)〜17日(火)会場:紀伊國屋ホール<大阪公演>日程:2022年5月29日(日)〜30日(月)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演問い合わせ:メディアミックス・ジャパン (平日11時〜17時)チケット料金:<東京・大阪共通>¥9,800(税込・全席指定)※チケット一般発売日、取扱プレイガイドほか詳細は近日発表致します。公式サイト: 公式Twitter:@tomiyuri2022 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月13日2021年12月、好評のうちに幕を下ろした朗読劇「リクエストをよろしく」の大阪公演が決定した。本作は、2014年10月号〜2019年12月号まで『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて連載され、第9回ananマンガ大賞にて準大賞を受賞した、河内遙の漫画「リクエストをよろしく」を原作にした朗読劇で、くせ者だらけのラジオ局を舞台に、売れない芸人・朝日屋颯太と、颯太の元相方でラジオ放送作家の水無月の2人の成長を描く物語。東京公演から引き続き、村上大樹の脚本・演出で、浜中文一と室龍太がW主演で元お笑いコンビの水無月と朝日屋颯太、水無月と颯太を支えるディレクター雪室ハジメ役に矢島舞美が出演する。“ラジオ”という声だけの世界と“朗読劇”という声の芝居の親和性の高さ、また舞台上に建てられたラジオブース、無茶振りが飛び交うライブ感が合間って、観客はまるでラジオ番組の公開生放送を見ている感覚に陥る。しかし、それだけでなく台本を読みながらも舞台上を動き周りながら繰り広げられる掛け合い、さらには台本を置いて行われる水無月と颯太の漫才シーンなど、朗読劇の枠に収まらない朗読劇「Radiotrack Stage」と銘打った理由が納得できる舞台となっている。関西ジャニーズJr.出身の浜中・室にとってはホームグラウンドでの公演となる大阪公演。東京公演からパワーアップした姿が見られるのか期待できる。朗読劇「リクエストをよろしく」【あらすじ】元・芸人の朝日屋颯太(室龍太)の元に、半年ぶりに逃げたはずの相方 水無月(浜中文一)が現れる。ラジオの放送作家になったという水無月は、一緒に連れてきた美人ディレクター 雪室ハジメ(矢島舞美)とともに、颯太をラジオの世界へと連れて行く。そして元・相方として颯太をうまく導いていく水無月と、徐々にラジオの世界で才能を開花させていく颯太。音響スタッフの松戸(岩崎諒太/岡田雄樹)やアイドルので星野チーコ(速瀬愛)、颯太のバイト先の同僚 佐々木(小泉萌香)など、個性派揃いのメンバーを巻き込みながら成長していく2人の青春物語朗読劇「リクエストをよろしく」公演概要【出演】浜中文一室 龍太矢島舞美他【スタッフ】■原作:『リクエストをよろしく』(河内遙 作/祥伝社)■脚本・演出:村上大樹■企画:MMJcitrolemon■製作:朗読劇『リクエストをよろしく』 製作委員会【公演日程】2022年3月11日(金)〜3月13日(日)全5公演3月11日(金) 18:003月12日(土) 13:00/18:003月13日(日) 12:00/16:00■場所:サンケイホールブリーゼ■チケット代: ¥8,800-(税込)■公式HP: ■Twitter: @Radio_T_S【チケットに関するお問い合わせ】サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12時〜18時)【公演に関するお問い合わせ】(平日11時~17時)メディアミックス・ジャパン 原作『リクエストをよろしく』とは?原作の『リクエストをよろしく』は、漫画家・河内遙氏による漫画作品。2014年10月号から『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて掲載された。売れない芸人・ソータの爽快ラジオパーソナリティ物語!「こいつにはラジオの才能がある。」売れない芸人・朝日屋颯太(あさひやそうた)は相方に逃げられ仕事がない!そんなある日、半年ぶりに現れた元相方が放送作家になって美人ディレクターを連れてきた。2人の手引きで颯太はラジオ業界に足を踏み入れるが…!?超マイペース男とくせ者だらけのラジオ局の爽快ラジオ群像劇!! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月20日朗読劇「リクエストをよろしく」が12月3日シアター1010にて開幕した。本作は、2014年10月号〜2019年12月号まで『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて連載され、第9回ananマンガ大賞にて準大賞を受賞した、河内遙の漫画「リクエストをよろしく」を原作にした朗読劇で、くせ者だらけのラジオ局を舞台に、売れない芸人・朝日屋颯太と、颯太の元相方でラジオ放送作家の水無月の2人の成長を描く物語。脚本・演出を村上大樹が手がけ、浜中文一と室龍太がW主演で元お笑いコンビの水無月と朝日屋颯太を演じる。そしてラジオ愛溢れる颯太のバイト先の同僚 佐々木役に小泉萌香、ラジオ局で働くミキサー 松戸役に岩崎諒太・岡田雄樹(Wキャスト)、颯太とともにラジオ番組に出演するアイドル 星野チーコ役に速瀬愛、さらに水無月と颯太を支えるディレクター雪室ハジメ役に矢島舞美が出演する。“ラジオ”という声だけの世界と“朗読劇”という声の芝居の親和性の高さ、また舞台上に建てられたラジオブース、無茶振りが飛び交うライブ感が合間って、観客はまるでラジオ番組の公開生放送を見ている感覚に陥る。しかし、それだけでなく台本を読みながらも舞台上を動き周りながら繰り広げられる掛け合い、さらには台本を置いて行われる水無月と颯太の漫才シーンなど、朗読劇の枠に収まらないと「Radiotrack Stage」と銘打った理由が納得できる舞台となっている。2日に行われたゲネプロの際に行われた浜中・室・矢島による囲み取材では、浜中は本作を「朗読劇というイメージをしている人からしたらアクションぐらい動くという意味での“朗読アクション大作”」と表現。室も「活発に動くし朗読もする、朗読活劇」矢島も「朗読劇と舞台の間」とコメントした。朗読劇の枠に収まらない「朗読劇『リクエストをよろしく』」は12月5日(日)までシアター1010にて公演される。朗読劇「リクエストをよろしく」【あらすじ】元・芸人の朝日屋颯太(室龍太)の元に、半年ぶりに逃げたはずの相方 水無月(浜中文一)が現れる。ラジオの放送作家になったという水無月は、一緒に連れてきた美人ディレクター 雪室ハジメ(矢島舞美)とともに、颯太をラジオの世界へと連れて行く。そして元・相方として颯太をうまく導いていく水無月と、徐々にラジオの世界で才能を開花させていく颯太。音響スタッフの松戸(岩崎諒太/岡田雄樹)やアイドルので星野チーコ(速瀬愛)、颯太のバイト先の同僚 佐々木(小泉萌香)など、個性派揃いのメンバーを巻き込みながら成長していく2人の青春物語朗読劇「リクエストをよろしく」公演概要【出演】浜中文一室 龍太小泉萌香 / 岩崎諒太岡田雄樹(Wキャスト)速瀬 愛矢島舞美【スタッフ】■原作:『リクエストをよろしく』(河内遙 作/祥伝社)■脚本・演出:村上大樹■企画:MMJcitrolemon■製作:朗読劇『リクエストをよろしく』 製作委員会【公演日程】2021年12月3日(金)〜12月5日(日)全6公演12月3日(金) 13:00/18:0012月4日(土) 13:00/18:0012月5日(日) 12:00/16:00■場所:シアター1010■チケット代: ¥8,800-(税込)■公式HP: ■Twitter: @Radio_T_S【チケットに関するお問い合わせ】サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12時〜18時)【公演に関するお問い合わせ】(平日11時~17時)メディアミックス・ジャパン 原作『リクエストをよろしく』とは?原作の『リクエストをよろしく』は、漫画家・河内遙氏による漫画作品。2014年10月号から『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて掲載された。売れない芸人・ソータの爽快ラジオパーソナリティ物語!「こいつにはラジオの才能がある。」売れない芸人・朝日屋颯太(あさひやそうた)は相方に逃げられ仕事がない!そんなある日、半年ぶりに現れた元相方が放送作家になって美人ディレクターを連れてきた。2人の手引きで颯太はラジオ業界に足を踏み入れるが…!?超マイペース男とくせ者だらけのラジオ局の爽快ラジオ群像劇!! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月03日2022年2月に東京・東京芸術劇場 プレイハウス、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホールにて、古川雄大主演で上演することが決定した『シラノ・ド・ベルジュラック』のメインキャストと公演の詳細が発表された。『シラノ・ド・ベルジュラック』は17世紀フランスに実在した詩人にして、剣豪で、勇気のあるシラノを主人公にした、エドモン・ロスタン作の戯曲。大きな鼻のコンプレックスに悩みながらも、ひとりの女性を慕い続けた壮麗で高潔無比で自由な精神を持つシラノの永遠の愛の物語は、1897年に初演されて以来、世界各地で上演が繰り返され、たくさんの人を魅了してきた。そして、2019年秋~2020年までロンドンのプレイハウス・シアターでジェイミー・ロイドの演出によって上演された際に、マーティン・クリンプによって現代的な脚色がなされ、前代未聞の全く新しい『シラノ・ド・ベルジュラック』が誕生。ローレンス・オリヴィエ賞でリバイバル賞を受賞し、世界中から絶賛された。このマーティン・クリンプ脚色版の傑作をついに日本で初めて上演する。先日発表された通り、美しい心を持つ英傑なシラノを演じるのは、確かな演技力で話題の古川雄大。今回ミュージカルの舞台から満を持して、ストレートプレイにて10年ぶりに主演を務めることになった。また美しくて理知的なロクサーヌを演じるのは、モデルをはじめ、ドラマや映画で主演を務めるなど幅広く活躍し、多彩な演技力を持つ馬場ふみか。口下手で学識のないクリスチャンを演じるのは、見る人を惹きつける確かな演技力で数々の舞台やミュージカルに出演している浜中文一。シラノの仲間であるリニエール役には、古典から現代劇までジャンルの垣根を超えた役を演じ、柔軟な演技力が持ち味の大鶴佐助。シラノの頼りになる親友、ル・プレ役には翻訳劇から井上ひさし作品まで広く出演し、様々な演出家からの信頼も厚い実力派俳優の章平。シラノを敵対視する横暴な伯爵ド・ギーシュ役には、俳優としてだけではなく放送作家としても活躍しマルチな才能を持つ堀部圭亮。さらに、恋するロクサーヌを支えるマダム・ラグノを演じるのは、“最後のアングラ女優”とも言われ、変幻自在な演技力でドラマや映画など多彩に活躍し、確固たる存在を確立している銀粉蝶が務める。個性豊かなキャストが贈る、『シラノ・ド・ベルジュラック』にぜひ期待してほしい。【公演概要】『シラノ・ド・ベルジュラック』作:エドモン・ロスタン脚色:マーティン・クリンプ翻訳・演出:谷賢一<出演者>シラノ・ド・ベルジュラック……古川雄大ロクサーヌ……馬場ふみかクリスチャン……浜中文一リニエール……大鶴佐助ル・プレ……章平ド・ギーシュ……堀部圭亮マダム・ラグノ……銀粉蝶他●東京公演日程:2022年2⽉7⽇(月)〜2⽉20⽇(日) ※2⽉7⽇(月)はプレビュー公演会場:東京芸術劇場 プレイハウス東京公演チケット料金:通常 10,500円 / プレビュー 9,500円(全席指定・税込)★プレビュー公演とは…稽古場での創作をお客様の前で上演し、改良や修正を加えながらさらに作品の完成度を高めるための公演です。●大阪公演日程:2022年2月25日(金)~2月27日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール大阪公演チケット料金:11,000円(全席指定・税込)一般発売日:12月26日(日)チケット取り扱い:近日公開お問合せ:東京公演……ゴーチ・ブラザーズ03-6809-7125(平日10:00~18:00)大阪公演……キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00〜16:00 日・祝休業)公式サイト: 主催:「シラノ・ド・ベルジュラック」製作委員会
2021年11月22日『関根くんの恋』や『夏雪ランデブー』などで知られる河内遙の同名漫画を舞台化。朗読劇『リクエストをよろしく』として、浜中文一と室龍太のW主演で上演される。そこでキャストのひとりである矢島舞美に話を訊いた。元芸人の朝日屋颯太と、彼の元相方でラジオの放送作家である水無月の成長を描く本作。主な舞台はラジオ局となるが、矢島本人もラジオとの関わりは深く、12年もの長きに渡りパーソナリティを務めてきた。「ラジオってリスターの皆さんの日常の中にあって、そっと寄り添ってくれるような、とても身近な存在だと思うんです。私自身、お便りを通して、応援してくださっている方々と会話出来ることがとても楽しくて!顔は見えなくても人柄がわかる。ラジオのそんなところが大好きなんです」パーソナリティとしてのデビューは16歳の時。当初は失敗の連続に落ち込むことも多かったという。だがそんな矢島を支えたのが、ラジオディレクターの存在だ。「ディレクターの方には本当に助けていただきましたね。正直初めのころは、こんなに難しいものだとはわかっておらず、収録に向かう足がいつも重かったんです(苦笑)。でもディレクターさんを始め、スタッフの皆さんの協力のもと育てていただいて!今の自分があるのは、あのラジオでの経験がとても大きかったと思います」今回矢島が演じる雪室は、まさにそのラジオディレクター。水無月とともに颯太をラジオの世界へと導くキーパーソンだ。「雪室ってくすぶっている颯太や水無月を引っ張り上げる、ふたりの人生を変えるような存在なんですよね。ただ原作を読むと、雪室自身ももがいているというか、まだまだ試される立場でもあるのかなって。そしていろいろ葛藤を抱えながらも、自分の感覚を信じてチャレンジしていく。そんな雪室の魅力をしっかり伝えられるよう、頑張りたいと思います」ラジオの現場で声の表現力を磨いてきた矢島だが、その経験は、この朗読劇でも大いに生かされていきそう。「私、朗読劇大好きなんです。動きがない分、観る側が作品の世界を自由に想像出来る。その幅が素敵だなって。ただ演じる上では、雪室のクールさも温かみも声だけで表現しないといけない。それってとても難しいとは思います。でも今回は声優のお仕事をされている共演者の方も多いので、たくさん勉強させてもらいたいなと。そしてお客さまには、この作品を通して、少しでも元気を与えられたらいいなと思います」取材・文:野上瑠美子
2021年11月11日