現在、第4話が放送延期中となっているドラマ「M愛すべき人がいて」。この度、6月6日(土)に第3話のコメンタリー付きリミックスバージョンを放送することが決定。前回の伊集院光と古市憲寿に加え、塙宣之(ナイツ)も参加する。前回の副音声では、“眼帯の秘書”姫野礼香役で出演中の田中みな実の演技にハマッていると明かした伊集院さん。今回、第3話でアユ(安斉かれん)に宣戦布告したときの「許さなーーーーーーい」というセリフについて、「台本に“ーーーーーー”がいっぱい書いてあったから、それ一つが何秒なのか、音程まで考えて役作りしたそうですよ」と、田中さん本人から聞いたという裏話を暴露。一方、浜崎あゆみファンだという古市さんは、「『絶対負けない!』っていうのは本当に松浦さんの口ぐせらしいです。あと、あゆ本人も手紙を書くのが好きで、ホントに言葉のセンスがいいらしいです」とエピソードを披露。また、「三浦翔平さんから聞いたんですけど、『俺はマサになる!』とスイッチを入れて、ノッて演技しているらしいです」と明かすなど、今回も「M」愛が止まらない!再びコメンタリーに参加することとなった伊集院さんは「前に副音声をやった後に、田中みな実さんが僕のラジオにゲスト出演してくれることになったんです。俺を殴りにくるのかな…って思ってたんですけど(笑)、懐の深い方でした。ちなみに、副音声もちゃんと聞いているみたいです(笑)」と田中さんとのエピソードを明かす。古市さんは「本当は僕、あゆについてもっと詳しいんです(笑)。我慢しないといくらでもしゃべっちゃうので(笑)、前回の副音声では抑えたんですけど、反響がすごくてビックリしました」と前回をふり返り、「あゆが世間で『バカじゃないか!?』って言われていた時期があるんですけど、ラジオを始めたら意外と哲学的なこととかも話していたんですよ。それでバカじゃないとわからせたのはあゆの底力ですよね。あれでファンになった人も多いんじゃないかな。今後、そういうシーンも出てくるのか楽しみですね」と今後の放送に期待を寄せた。そんな伊集院さんと古市さんの2人に加え、「このドラマが好き過ぎてYouTubeにパロディー動画を作ったんです」という塙さんも参加。作詞に苦戦中のアユが、ライバルの2人にイビられるシーンを絶賛したり、「茶化しているように見えるかもしれないけど、どハマりしています。このドラマはリモートで誰かと一緒に見ることが必要!」と視聴方法を熱く推してみたり。2人に負けない愛を炸裂させる。また塙さんは「今後の予告動画で、田中みな実さんがキスするシーン出てきますよね?流川翔(白濱亜嵐)と!謎過ぎて気になります。ここまでストレートに思いきり感情をぶつけてやっているドラマって『M』しかない…絶対見てほしいです」と本作をアピールしている。なお、テレビ朝日は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中断していた「M 愛すべき人がいて」を始めその他ドラマの撮影を6月1日より再開することを発表している。『「M愛すべき人がいて」コメンタリー付き第3話リミックスバージョン』は6月6日(土)23時15分~テレビ朝日系にて放送。ABEMAにて独占配信。(cinemacafe.net)
2020年05月31日浜崎あゆみ(41)のシンデレラストーリーを原作としたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で、怪しげな眼帯姿の秘書・姫野礼香役を熱演中の田中みな実(33)。ストーカー的に激しい愛情表現をするその怪演ぶりが好評でバズりまくり、昨年発売した写真集も売り上げが50万部を突破、若い女性の憧れの存在ともいわれている。数年前までは女性に嫌われる女No.1だった彼女が、なぜここまでブレイクしているのか。「ポイントは、彼女の『たれ目』と『涙袋』『下唇の厚さ』『ほくろ』です」そう語るのは、いま、最も当たると言われる占い師・Love Me Do。最新著書『1秒で分かる!人相術』(光文社・1,500円+税)でも、有名人の顔相を今までにないユニークな角度から鑑定し話題を呼んでいる彼が、田中みな実の顔相を見定める!「たれ目は、愛される相です。たれ目の人は困っているようにみえるので、周りが助けてあげたい、という気持ちになります。多少、性格が尖っていても、『わかってあげられるのは私(僕)だけ』と思わせ、人を惹きよせる魅力があります。田中みな実さんは、性欲を表す涙袋がしっかりしているのでセクシーさも持ち合わせています。左の眼の下にモテほくろ、鼻筋の右横にサポートされるほくろもあり、人気が出るのは必然です」■ストーカーチックに、激しい恋愛を……!?恋愛観が表れているのが下唇と顎の細さ。「愛情を表す口が、下唇の方が上唇より厚いので、受け取る愛情が多くなります。いま演じている姫野礼香のように、『私がこれだけ尽くしているんだから、相手にもこれだけ愛してもらえないと』という想いは、田中みな実さん自身も持っているのではないでしょうか。一生懸命尽くすので、ストーカーチックに激しい恋愛を経験していそうです。たぶん、相手に邪見にされると『何で私に振り向かないの?』と追いかけていくような恋愛をしているかと思われます。顎が細くて波乱万丈な人生を送る傾向にあるので、魅力的だけど、恋愛面でも苦労は絶えないのかもしれません。田中みな実さんのようにモテ度をあげたいなら、たれ目メイクをしたり、表情でも大丈夫なので困り顔をしてみるのもいいですね。目の下や、鼻筋の右横にほくろを描いてみるのもいいかも」【PROFILE】Love Me Do占い師、風水師、占星術家。東洋、西洋の占術に精通し、『有吉ジャポン』(TBS系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などテレビ・ラジオ出演多数。現在、最新著書『1秒で分かる!人相術』が光文社より発売中。
2020年05月29日女優や歌手、モデルとして活躍している安斉かれん(あんざい・かれん)さん。2020年5月現在、ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で主人公・アユを演じ話題になっています。そんな安斉かれんさんのドラマでの活躍や、アユのモデルである歌手・浜崎あゆみさんと似ているのかなど、さまざまな情報を紹介します!安斉かれんは『M 愛すべき人がいて』でアユ役!浜崎あゆみさんの自伝的小説が原作のドラマ『M 愛すべき人がいて』にて、主人公・アユ役を演じている安斉かれんさん。2019年5月に歌手として活動を始め、本作が演技初挑戦ということで話題を集めています。 この投稿をInstagramで見る 安斉かれん(@kalenanzai)がシェアした投稿 - 2020年 4月月18日午前4時09分PDT同作は、アユの女子高生時代から物語がスタート。父親が行方不明になった後、「東京で芸能活動をして売れれば家族の生活が楽になる」と考えたアユは、地元・福岡から上京します。そこで俳優・三浦翔平(みうら・しょうへい)さん演じるレコード会社『A VICTORY』の専務・マサと出会い、歌手デビューに向けての準備を始めるも、多くの困難が…。数々の苦難を乗り越え、アユは芸能界で輝けるのかといったことや、マサへの恋心の行方も注目されています。『M 愛すべき人がいて』は実話?本作は浜崎あゆみさんの自伝的小説『M 愛すべき人がいて』を原作に、オリジナル要素を交えて連続ドラマ化したものです。著者である小松成美(こまつ・なるみ)さんがラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)で語ったところによると、同作はフィクションだといいます。小松成美さんは、浜崎あゆみさんとマサのモデルであるエイベックス会長の松浦勝人(まつうら・まさと)さんに直接インタビューを行いながら、同作を執筆したとのこと。インタビューは3人で行うこともあり、「時空を超えてお2人で盛り上がったりして…」と、元恋人同士である浜崎あゆみさんと松浦勝人さんの空気感に、気まずさを感じてしまうこともあったのだとか。貴重なインタビューを行う中で、小松成美さんは浜崎あゆみさんがこれまで紡いできた歌詞の秘密に気が付いたといいます。それはすべて、松浦勝人さんへのラブレターだったということ。当時の浜崎あゆみさんは、切ない思いをそのまま歌詞に乗せ、多くの人から愛される歌姫へと成長したのですね。『M 愛すべき人がいて』のキャストが話題『M 愛すべき人がいて』には主演の安斉かれんさんを含め、豪華なキャストが勢ぞろいしています。まず、アユが信頼を寄せるマサ役には三浦翔平さん。本作で『マサ』という大役を任された三浦翔平さんは、インタビューで次のように話しています。良くも悪くも、物凄く注目される作品だと思いますので、エグいプレッシャーを感じています…。浜崎あゆみさん、松浦さん、お二人に携わる全ての方達、そして何よりあゆのファンの方々に納得してもらえるようマサ役を全力でまっとうしたいと思います。鈴木おさむさん脚本の色も楽しんでいただき、温かく見守って頂けると幸いです。M 愛すべき人がいて オフィシャルサイトーより引用役のモデルとなった松浦勝人さんに「恥ずかしくないように」とかなりのプレッシャーを感じていたようですね。そんな三浦翔平さんの心配をよそに、ドラマの視聴者はその演技にメロメロ。アユを懸命に支える姿に、ツイッター上では「かっこいい」「素敵」と称賛の声が寄せられています。さらに同作には白濱亜嵐(しらはま・あらん)さんや高嶋政伸さん、田中みな実さんといった話題の俳優・女優もキャスティングされています。特に視聴者の注目を集めたのは、田中みな実さんの怪演!本作では右目に眼帯を着けマサに迫るという謎の美女を演じており、その狂気じみた言動一つひとつが「強烈すぎる」と話題になっています。また、第2話からはアユのトレーナー役として水野美紀さんが登場。鬼コーチという役どころで、視聴者から大きな反響が寄せられました。安斉かれんは浜崎あゆみと似てる?『M 愛すべき人がいて』でアユを演じる安斉かれんさんが、浜崎あゆみさんと「そっくりすぎる」と話題になっています。2人のインスタグラムを見比べてみると…。 View this post on Instagram A post shared by 安斉かれん (@kalenanzai) on Apr 16, 2020 at 10:29pm PDT View this post on Instagram 金沢ありがとうございました! 北陸の皆さんのものすごいエネルギーと惜しみない愛に、かけがえのない想い出を頂きました。 この想いを糧に、また明日から強く前を向いて歩いていきます!!! A post shared by ayumi hamasaki (@a.you) on Oct 12, 2017 at 8:01am PDT2人とも、大きな瞳が印象的ですね。安斉かれんさんが演じるアユはドラマの回を追うごとに、ビジュアルはもちろんのこと、立ち振舞いもどんどん本人に近付いているように見えます。安斉かれんは『M・A・C』の広告にも起用デビュー前の活動は?安斉かれんさんはコスメティックブランド『M・A・C』の店頭コレクションビジュアルにも採用されており、インスタグラムに多くの写真を投稿しています。 View this post on Instagram M·A·C Trend Correction 「TOKYO GIRL / TSUYA SKIN #MACKALENANZAI」 @maccosmeticsjapan Artist : @kalenanzai Make-up : @rumikoikedaharrismakeup Hair : @tomochin111111 Nail : @stunningnail_maki Styling : @ribbon8 Photographer : @sasaguchi_photo Art Direction : @midori_kawano #MACKALENANZAI #maccosmeticsjapan #mac #kalenanzai A post shared by 安斉かれん (@kalenanzai) on Apr 24, 2019 at 8:04pm PDT View this post on Instagram 安斉かれん限定ビジュアル ライトフル C シリーズで手に入れる、スポットライトをフルに浴びたような輝くツヤ肌✨ 「 MATTESKIN #MACKALENANZAI」 フィルターをかけたような柔らかマット肌に仕上げるにはパウダーファンデーション「ライトフル C+ SPF 30 ファンデーション」がオススメ❤️ 3月2日〜M·A·C公式オンラインショップと全国のM·A·C店舗にて展開。 @maccosmeticsjapan Artist : @kalenanzai Make-up : @rumikoikedaharrismakeup Hair : @tomochin111111 Styling : @ribbon8 Art Direction : @midori_kawano #MACLightfulC #SpotlightReady #MACライトフル #MACCosmeticsJapan #MACコスメ #MACCosmetics #kalenanzai #mackalenanzai A post shared by 安斉かれん (@kalenanzai) on Mar 1, 2020 at 9:06pm PSTそんな安斉かれんさんは1999年に神奈川県藤沢市に生まれ、『ポス(ポストミレニアル)ギャル』と呼ばれる次世代型ギャルの1人として注目を集めていました。当時は渋谷の人気ショップ 『RELECT by RUNWAY CHANNEL Lab.』で店員として働きながら、モデルなどで活躍。デビュー前から多くのファッション・メディアに登場し、話題になります。そんな中、コスメティックブランド『M・A・C』の店頭コレクションビジュアルにも採用。令和元日の2019年5月1日にシングル『世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた』で、事務所『avex management』より念願の歌手デビューを果たしました。安斉かれん『世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた』MVそして2020年にドラマ『M 愛すべき人がいて』で主演に抜擢され、さらに注目されるようになっています。安斉かれんの家族は?安斉かれんさんの家族構成が気になる人も多いようです。15歳の時、安斉かれんさんはバラエティ番組『東京オーディション(仮)』(TOKYO MX)に出演しました。同番組で、安斉かれんさんはこのように語っています。私はお父さんとお母さんと、おばあちゃんと、小学6年生になる妹と、ゴールデンレトリバーの『りゅう』と、ロングコートチワワの『ダッキー』と、クリスマスに家に来たのでメリークリスマスで『メリー』と『クリス』という名前の猫2匹と、しゃべるオウムと、部屋一面に水槽を置いて、カメと魚を飼っていて…。東京オーディションカッコカリーより引用安斉かれんさんの実家は神奈川県にあり、両親と祖母、妹がいる5人家族のようですね。さらに犬2匹と猫2匹、オウムにカメ、魚などペットをたくさん飼っているようで、動物好きな一面もうかがえます。まだまだ隠された魅力がたくさんありそうな安斉かれんさん。これからの活躍に注目です!安斉かれん プロフィール生年月日:1999年8月15日出身地:神奈川県血液型:B型身長:1573所属事務所:avex management1999年に神奈川県藤沢市に生まれた安斉かれんは、『ポス(ポストミレニアル)ギャル』と呼ばれる次世代型ギャルの1人として注目を集めた。渋谷の人気ショップ 『RELECT by RUNWAY CHANNEL Lab.』で働く中で数々のファッションメディアに登場。コスメティックブランド『M・A・C』の店頭コレクションビジュアルにも採用されるなど注目を集める。2019年5月1日にはシングル『世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた』でデビュー。2020年にドラマ『M 愛すべき人がいて』で主演に抜擢され、ニューヒロインとして話題になっている。[文・構成/grape編集部]
2020年05月28日歌姫・浜崎あゆみのデビュー秘話を描いたテレビ朝日×ABEMAのドラマ「M愛すべき人がいて」が大反響を呼んでいる。思わず口ずさむ“アユ”の名曲や90年代の音楽シーンだけでなく、濃すぎるキャラクターたちのアツ苦しいほどの大げさな演技、「そこまでやる?」とツッコミたくなる展開は、最近では「テセウスの船」も手がけた大映テレビの往年の傑作ドラマー「スチュワーデス物語」「ヤヌスの鏡」などを彷彿とさせ、「もう誰も愛さない」をはじめとする90年代に流行したジェットコースタードラマのようなスピード感と吸引力がある。当時を知る世代が懐かしさを覚え、知らない世代には強烈で新鮮な驚きを与えて、SNSをバズらせている本作。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、アユのデビューが迫る第4話の放送が延期となっているいまだからこそ、「M」をより楽しめる様々な仕掛けに注目した。アユ(安斉かれん)&マサ(三浦翔平)のなりきりインスタが話題放送の度にTwitterでトレンド入りしたり、TikTokが盛り上がりを見せたりと、SNS世代にも幅広く受け入れられている本作。天馬役の水野さんも、大映ドラマテイストに「SNSとネット配信というツールを加味して(鈴木)おさむさんが仕掛けた新しいジャンルのドラマ」と分析している。実は、主人公の歌姫アユ(安斉かれん)とプロデューサーのマサ(三浦翔平)には、それぞれInstagramアカウント「アユの秘密日記」と「俺の人生録」がある(そのタイトル…)。テレビ朝日の同じ土曜ナイトドラマ枠「おっさんずラブ」シリーズにも黒澤武蔵(演:吉田鋼太郎)のアカウント「武蔵の部屋」が存在しているが、彼らの役になりきった投稿からは公式SNSとはまた違う側面が覗け、こちらも合わせて必見。Instagramがスタートしたのは2010年なのに、プロフィールの日付が「1993.3.12」なのもツッコミどころ。そして、「許さなーーーーーーい!」でお馴染み(?)田中さん演じるマサの秘書・礼香の不気味さがここでも際立っている。デビュー曲から「M」まで…浜崎あゆみの名曲を復習合わせて、タイトルおよび主題歌となっている「M」をはじめ、第3話で歌詞を綴るエピソードが描かれたデビュー曲の「poker face」に「A Song for ××」、「appears」「Boys&Girls」といった浜崎あゆみの名曲の数々に、当時の流行や街の空気感、自分の心情などが自然と思い起こされる人は多いはず。1998年4月8日にデビューした浜崎さんは、自身の楽曲は自ら歌詞を書いていることで知られ、ひとりの孤独な女性の、奇をてらわない等身大の言葉もまた人気の原点。ABEMAでは1998~2001年の名曲の数々、そして「ayumi hamasaki DOME TOUR 2001」のライブ映像が特集公開されているので要チェック。さらに、浜崎さん自身もデビュー22周年を迎え、シングル53作を含む全100曲のアカペラ音源を無料公開した自己流アレンジの募集、オフィシャルTikTokの開設やYouTubeへのフル尺ライヴ動画無料公開、歴代ライヴで歌唱された「M」や「A Song for ××」イッキ見動画公開など、“おうち時間”を盛り上げる様々な試みを行っている。なお、5月27日には本作のサウンドトラックCDが発売。DISC-1には、オリジナル劇伴(音楽:沢田 完)と主題歌「M」、REVIVE ‘EM ALL 2020(Beverly/FAKY/FEMM/lol -エルオーエル-/Yup’in /安斉かれん)が90年代のダンスアンセムをリバイバルした挿入歌「CAN’T STOP THIS!!」を収録、DISC-2は、ドラマ内に登場する架空のレコード会社A VICTORYに所属する「TRF」ならぬ「USG」、「ELT(Every Little Thing)」ならぬ「OTF(Over The Fact)」、相川七瀬ならぬ冴木真希らの楽曲を含むコンピレーション・アルバムで、当時の音楽業界をモチーフにした本作らしいラインアップとなっている。その他、特製ビジュアル背景やマックスマサのLINEスタンプも「M」の魅力のひとつは、中毒性の高い個性豊かなキャラクターたちから毎回飛び出す名セリフの数々。特に、水野美紀が演じる鬼講師・天馬先生が登場した第2話は印象的なシーン・セリフが相次ぎ、“神回”と呼ばれるほど。そんな中、水野さんのアドリブという「イノシシをやれるくらいのパンチで!」をはじめ、安斉かれん演じるアユ、三浦翔平演じるマックスマサ、白濱亜嵐演じる流川、田中みな実演じる礼香、高嶋政伸演じる大浜社長らの名セリフと、実在した六本木のディスコ・ヴェルファーレならぬ「ヴェルファイン」などの「ZOOMバーチャル背景画像」が登場。本作を友達や家族と、動画配信で楽しむときの背景にも使えそうだ。さらに、「俺の作った虹を渡れ!」「絶対負けねえ!」「いいダイヤの原石だ」など、三浦さんが演じるキザさマックスのマサの名シーンがLINEスタンプにもなっている。中には後半話のセリフもネタバレ的にラインアップされており、今後、礼香や天馬のスタンプにも期待大。また、公式TikTokに投稿されている名シーンまとめは累計300万回以上再生され、話題となっている。第4話を待ちわびるファンのために、それぞれの名シーンの音声をダウンロードできる「リップシンク」企画もドラマ公式アカウントでスタートし、すでにユーザーからおうち時間を活用したリップシンク動画が投稿されている。(text:cinemacafe.net)
2020年05月25日現在放送中のドラマ「M愛すべき人がいて」より、田中みな実演じる姫野礼香の名セリフを集めた動画が公開された。平成の歌姫・浜崎あゆみの“誕生秘話”を描いた同名小説を、オリジナル要素を加えてドラマ化する「M愛すべき人がいて」。アユ役に本作が女優デビューとなる安斉かれん、スゴ腕プロデューサーマサ役に三浦翔平を迎え、テレビ朝日系「土曜ナイトドラマ」枠にて放送、「ABEMA」にて配信中(第4話の放送を当面の間延期中)。現在、最新話の放送がストップしている中、今回強烈なセリフと忘れられない名シーンをまとめた、キャスト別の名言集動画を3週連続で公開。本日公開された第1回は、マサの秘書を務める、右目に眼帯をつけた謎めいた美女・姫野礼香にフォーカスした動画だ。長年マサに思いを寄せ、彼が離婚するのを待ち望んでいる彼女。ストーカー並みの執着心でマサを追いかけ、アユに激しく嫉妬、姑息な手段でアユへの嫌がらせを繰り返すキャラクター。放送時、田中さんの怪演に目を奪われた視聴者からコメントが殺到したが、そんな話題となったあのシーンやこんなシーンが、本映像にギュッと詰め込まれている。(cinemacafe.net)
2020年05月23日オリンピック延期、初の緊急事態宣言など、コロナ禍によってかつてない激動の日々となった2020年上半期。そんななか、芸能界でも数々の“事件”が起こっていた。本誌が目撃した驚きのスクープから特に反響の大きかったものを今一度お届けする。自伝をもとにしたドラマ『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)が大きな話題を呼び、再び注目が集まっている浜崎あゆみ。今年1月に突然の出産を発表した浜崎だが、本誌は臨月の貴重な姿を目撃していた。さらに、その隣にはイケメンの姿も――(以下、2020年1月21日号掲載記事)《私、昨年末に天使を産みママになりました》公式ファンクラブのサイトで、第1子を出産したことを明かしたのは歌手・浜崎あゆみ(41)。「男児を出産したのは’19年11月で、お相手は年下の男性と報じられています。これまでオーストラリア人俳優に医学部に通うアメリカ人と、2度の結婚・離婚を経験した彼女ですが、音楽業界でも妊娠したという情報は流れておらず、突然の極秘出産報告に関係者たちも驚いています」(芸能関係者)昨年8月には、エイベックス代表取締役会長CEO・松浦勝人氏(55)との20年前の大恋愛を描いた自伝的小説『M 愛すべき人がいて』も発売され、話題になったことも記憶に新しい。この『M』には、20歳当時の彼女の出産への強い思いも描かれている。《もちろん、歌手としてデビューしたばかりで、結婚をして子供を産み、育てることなんか、簡単にはできるはずもないことも私は知っている。でも、もし、いつか許される日が来たら、私は、マサと私の子供のためだけに歌う母になりたい》松浦氏とは交際1年半ほどで破局し、“出産への渇望”もずっと封印してきた浜崎。「『M』出版にあたっては、ノンフィクション作家の小松成美氏が事前に浜崎をインタビューしたそうです。小松氏に当時の気持ちを語っているうちに、“母になりたい”という気持ちもよみがえってきたのでしょうか」(音楽関係者)実は出産時期と報じられている昨年11月、本誌は西麻布にある高級エステ店に通う浜崎の姿を目撃している。臨月を迎えていたためか、ゆったりとした服に身を包み、おなかをいたわるように歩く姿が印象的だった。このエステ店は妊婦も施術を受けられることも特徴の一つになっている。「妊娠中は足がむくみやすいので、足の施術には時間をかけています。またおなかを揺らさないように、体を優しいタッチでマッサージしており、妊娠中のだるさを和らげるようにしています」(エステ店のスタッフ)そして臨月の彼女に寄り添うようにして、いっしょにエステ店を訪れたのはバックダンサーを務めているX氏(20)だった。「『FRIDAY』が’19年7月に、手をつないで歩く浜崎とX氏のツーショットを報じています。浜崎は彼女が産んだ“天使”の父親の詳細は明かしていませんが、恋人であるX氏が“本命”とされています」(前出・音楽関係者)妊娠中のケアにも同行していたX氏。音楽活動と育児に多忙となる浜崎のため、“天使のパパ”としての奮闘も期待されているに違いない。
2020年05月23日歌手の広瀬香美が、YouTube公式チャンネル「広瀬香美 Official YouTube channel」の「歌ってみた」シリーズで、浜崎あゆみの「M」を披露。“撃沈”した同曲の魅力を語った。同チャンネルでは、「歌ってみた」が人気シリーズとなっており、これまで米津玄師「Lemon」、Official髭男dism「Pretender」、King Gnu「白日」、あいみょん「マリーゴールド」、LiSA「紅蓮華」など数々の人気曲を圧倒的な歌唱力でカバーしてきた。そして今回挑んだのは、浜崎あゆみが2000年にリリースした「M」。広瀬は、「ファンの皆様からも愛されている有名な楽曲。私もよくカラオケ行くんですけど、めっちゃ歌う!」と明かし、最大の盛り上がりが終盤にあることを「メインディッシュのおいしい“あまおう”までたどり着くのが長い」「だけど、あの味が忘れられないからみんな行っちゃう」などと例えた。また、「秘境のラーメン屋?」「浜崎さんのイメージとは違うけどね。しばらくしたらまた食べたくなる……あのおいしいとんこつラーメン」とも形容。「あのとんこつスープの味が忘れられない! ……行くか。っていう感じかな(笑)? 繰り返し行っちゃう。ハマっちゃってる感じですかね」と語り終えると、弾き語りで「M」を熱唱した。舞台裏を公開しているもう1つのYouTubeチャンネル「広瀬香美 Backyard channel」では、この「M」を歌い終えた直後の動画をアップ。「みんなこの曲歌ったことある? これめっちゃ難しいよね。息が長いというか、最後にブワーッと盛り上がるじゃない? 『誰が歌えるんだい?』という感じだよね(笑)。広瀬香美も無理。広瀬香美も真っ青」と脱帽し、「だから、浜崎あゆみさんってすごいよね。これを歌えるって……このためにどこかで練習なさってて、どこかで体力を温存なさっているとしか思えないもん」と絶賛しながら、「いやぁ……あれ、撃沈だったよ。撃沈を堪能してもらえたらと思います」と呼び掛けている。
2020年05月19日「はじめのうちはお芝居することが恥ずかしかったんですけど、現場でキャストの方たちのカメラがまわった瞬間の集中力を目の当たりにして、すごいなって。その熱みたいなもので自分もすごく熱くなっていく感じがあって、それは初めての経験でした」平成の歌姫・浜崎あゆみの自伝的小説が原作のドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系・土曜23時15分~。4話以降は放送延期中。※過去回はABEMAで独占配信)でアユ役を演じている安斉かれん(20)。歌手である彼女は、演技自体は今作が初挑戦。初回放送直後から登場人物のビジュアルやキャラクターの濃さが話題になった。眼帯姿の秘書役の田中みな実、鬼トレーナー役の水野美紀との演技は笑いをこらえているようにも見えたが……。「水野さんのアドリブが予想外すぎて、笑いをこらえるときがいっぱいありました(笑)。演技が終わって『いま、笑ってたでしょ』ってつっこまれたり。田中みな実さんは礼香のキャラクターになったときは怖いんですけど、カメラがまわっていないところだとすごく優しい方で、仲よくさせていただいています。これからどんどん礼香さんが出てきますよ」(安斉・以下同)安斉は、昨年5月に歌手デビューして以来、メディアに登場する機会が少なくミステリアスな存在だった。本ドラマで初めて話す姿を見たという人もいるだろう。音楽に興味を持ったきっかけは、父親に連れて行かれたローリング・ストーンズのライブだった。「そのライブでバンドメンバーがサックスを吹いているのに憧れて、自分もアルトサックスをやるようになって。次にエレクトーンも始めました。楽器をやるなら、歌もやってみようと。音楽全般が好きなんです。まさか自分が演技をするとは思っていなかったですけど、目線の配り方とか、今後の音楽活動に生きてくると思っているのですごくありがたいです」そう熱っぽく話す。しかしながら’99年生まれの安斉は、女子中高生のカリスマとして君臨していた’00年ごろの浜崎あゆみの姿を詳しくは知らない。「でもこうして演じさせていただいて、ひとりの人をすごく好きになって、2人で頑張っていく姿は素敵だし、普通じゃあまり経験できない人生なので、本当にすごいなって思いました」今後は登場人物のキャラクターがさらに濃くなっていくそう。その部分とともにアユがスターダムにのしあがる過程で増えていく安斉の歌唱シーンも楽しみにしたい。「女性自身」2020年5月26日号 掲載
2020年05月18日歌手の浜崎あゆみ(41)のシングルコレクション・アルバム「A COMPLETE ~ALL SINGLES~」が、5月18日付の「オリコン週間デジタルアルバムランキング」(集計期間4日~10日)で1位を獲得した。同作は、08年9月22日付の「オリコン週間アルバムランキング」で1位を獲得したシングルコレクション・アルバムのデジタル版。デビュー10周年を記念して、デビュー曲「poker face」から「Mirrorcle World」までのシングル曲43曲をリマスタリング収録したものだ。また今年4月18日からは、ベストセラーとなった浜崎の自伝的小説をドラマ化した「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)がスタート。主題歌の「M」が話題になったこともあり、ランキングがどんどん上昇。ついに1位を獲得したのだ。「『デジタルランキング』は16年11月14日付からスタートしたもので、浜崎さんにとっては初の1位獲得となります。リアルタイムで聞いてなかった若い世代がドラマの影響で楽曲をダウンロードしたことも、後押しとなったようです」(音楽関係者)今月11日には、浜崎の公式YouTubeチャンネルで、ヒット曲「SEASONS」など25曲のアカペラ音源を無料公開。「ayuクリエイターチャレンジ!」と題してプロ・アマ、老若男女問わず、一般ユーザーに歌声を提供。そこから作品をつくってもらうという企画が話題になっている。「かつてはミリオンヒットを連発し、レコ大3連覇も果たした浜崎さん。今年は年明けから極秘出産を発表するなど、話題となりました。そこへきて本業の音楽も好調となり、改めて彼女の楽曲を評価する声が上がっています。しばらくはブームが続くのではないでしょうか」(芸能記者)
2020年05月15日「ABEMA」と「テレビ朝日」が共同制作した連続ドラマ「M愛すべき人がいて」(※現在、第4話の放送を当面の間、延期中)。この度、第2話にゲスト出演し大きな反響を集めた水野美紀からコメントが到着した。歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでと、そこに秘められた出会いと別れを描く小説を基にドラマ化した本作。水野さんが出演した第2話では、歌手デビューを目指し、アユ(安斉かれん)が3か月間ニューヨークでレッスンを受けることに。そこに待ち受けていたのが、水野さん演じる鬼のように厳しい講師・天馬まゆみだ。奇抜なファッションに加え、「燃やすよ~!」「イノシシをやれるくらいのパンチで!」などと中毒性のあるセリフや独特の厳しい指導方法が展開。“水野美紀”がTwitterのトレンドに入る大きな盛り上がりを見せていた。そんな振り切った演技が話題となった天馬。今回の反響を受けて水野さんは「驚くほどの反響をいただきおののいております」と心境を明かし、「仕掛けの天才、鈴木おさむさんの作品。私は『奪い愛』シリーズに続き2作品目。大映ドラマを彷彿とさせると言われていますが、私はSNSとネット配信というツールを加味しておさむさんが仕掛けた新しいジャンルのドラマだと思います。ストーリーを追うだけでなく全てのシーンが見せ場になる。台本に込められた熱量に負けないようにがんばりました」とふり返る。また、「イノシシをやるほどのパンチで!」など、水野さん自身で考えたというアドリブも登場している本作。「アドリブは、その場で思いついた事を他にもたくさん言ったりしましたが、こちらとしてはその場の雰囲気作りの意味もあり、ほぼカットされる事を前提として言っています。なのでオンエアに乗るとびっくりしたりします」と言い、「天馬は、ジャニス、ヒッピー、などのキーワードから完全オリジナルで仕上がりました」と役作りを語っている。本作は現在、「ABEMA」にて視聴可能のほか、第2&3話のリミックスバージョンも今週放送される。「ABEMA」で何度も見返すことが可能となっているが、“登場シーンの中でどんなシーンに注目して、楽しんでほしいですか?”という質問には「安斉かれんちゃんの、こんな人が急に来たらこんなリアクションになるわな、という正しいリアクションに注目して下さい」と呼びかけている。さらに、天馬先生の番組公式のZOOMバーチャル背景画像も公開された(全3種類)。「M愛すべき人がいて」第2・3話のリミックスバージョンは5月16日(土)23時15分~テレビ朝日系にて放送、5月16日(土)深夜0時5分頃よりABEMAにて配信開始。(cinemacafe.net)
2020年05月13日歌手の浜崎あゆみ(41)が5月11日、公式サイトなどでシングル53曲を含む全100曲のアカペラ音源を無料で公開すると発表した。ドラマの相乗効果と相まって、さらに注目を集めることになりそうだ。公式サイトでは浜崎のアカペラ音源を使ってアレンジし、ハッシュタグ「#ayumix2020」を付けて「EDMにリミックスしてみた」「ボカロPがコラボしてみた」「ピアノやギターで弾いてみた」など投稿してほしいと呼びかけられている。また「優秀作品は、浜崎あゆみ公式YouTubeチャンネルのプレイリストにも掲載させて頂きます」「是非おうち時間を使ってチャレンジしてみて下さい」ともつづられている。これまでも「Ayu-mi-x」シリーズなどで、豪華クリエイターによるリミックスを紹介してきた浜崎。ネットでは早速《浜崎あゆみのアカペラ音源公開でアレンジ熱がやばいくらい熱くなってる》《まじか!アカペラデータはDTMerの大好物だぞ!》《これマッシュアップ欲がわいちゃうやつ》と創作意欲を燃やす声が上がっている。実体験を基にしたドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)が話題沸騰中の浜崎。平成を駆け抜けた今、その存在が再び脚光を浴びている。「浜崎さんはコロナ禍である今、『家で楽しめるように』とライブ映像を無料で続々と公開しています。またTikTokでも全てのMVをアップしていくと発表したばかりです。お茶の間や新規ファン、そしてクリエイター。幅広くアプローチすることで、ピンチをチャンスに変え注目を集める人物の1人となっています」(音楽関係者)今後もその動向に目が離せない!
2020年05月11日歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そこに秘められた出会いと別れを描いた小説を、安斉かれん×三浦翔平共演でドラマ化した「M愛すべき人がいて」。先日、本作のファンを公言する伊集院光とエイベックス通だという古市憲寿が、番組解説を行う第1話のリミックスバージョンを放送、こちらが話題になっている。2人が第1話を視聴しながら、独自の視点で解説を行った今回は、副音声で聞ける2人の解説が「共感できた!」「詳しくて理解が深まった!」などの反響を呼び、本作や“古市さん”がTwitterのトレンドに入る盛り上がりを見せた。第1話は、アユとマサが衝撃の出会いを果たし、何気ないやりとりを繰り返す中、マサから7回目の電話で「今から会おう」と誘われる…。この電話のシーンについて古市さんは「実際、浜崎あゆみさんの『appears』という曲にも歌詞に電話の回数が出てくるんです。3回目は〇〇みたいな。このシーンもその通りになっているんだと思いますね」と独自の見解を披露し、90年代当時の音楽業界の裏話や、「ベルファイン」として登場する実在したディスコ「ベルファーレ」のエピソードなどのトークも展開。一方、伊集院さんは「ひとりじゃなくて、ネット飲み会じゃないけど、繋がりながら皆で見るといいかもしれないですね」と本作の視聴方法を提案すると、古市さんは「僕、もうやりました!」と友人と共に楽しんだと明かしていた。また「ABEMA」では、この2人による新撮の独占限定コンテンツ「業界震撼の裏話トーク」を加えた特別番組も配信開始。第1話で1番好きなシーンについて古市さんは「2001年のアユが売れてからのシーン。売れてスターになってからも、マサからもらったコースターを見るアユが、健気でほんとかな?と思ってすごい好きでした」と語り、伊集院さんは「眼帯の秘書・礼香役の田中みな実さんの演技が好きで悶えますね…」と回答。そんな怪演が話題の田中みな実の魅力について「役に向き合う健気さというか。さぁ、頑張ろう!と監督の要求通りにパーフェクトにこなす姿。それがさらに香ばしくなっているんだと思いますね」と言い、「実は裏で聞いた話なのですが、田中さんは初回撮影に入る前にメイクさんに『昨日眠れなくて、ちゃんとできるか不安で・・・』と話していたらしいです」と田中さんの撮影裏エピソードも披露。これには古市さんも「馬鹿にするんじゃなくて、不安で眠れないほど、本気で挑んでたんですね!」と感銘を受けた様子。このほかにも90年代をふり返ったり、ドラマ内でのリアルな場面を語ったり、様々なテーマをもとに赤裸々トークが白熱している。なお、本作は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、撮影スケジュールに変更が生じているため、第4話の放送を当面の間、延期中。放送日は決まっていない。「【アベマ限定】#1:俺の作った虹を渡れ! リミックスver」は配信中。(cinemacafe.net)
2020年05月11日浜崎あゆみが「ayuクリエイターチャレンジ」と題して、自身のシングル53作を含む全100曲のアカペラ音源をオフィシャルYouTubeチャンネルとオフィシャルHPにて無料公開、自己流アレンジを募集している。まず、第1弾としてアップされたのは、デビュー曲の「poker face」やYouTube再生回数上位にもなっている代表曲「M」「BLUE BIRD」「HEAVEN」「Boys & Girls」「SEASONS」など25曲。かねてからYouTubeをはじめとした動画プラットフォームでは「歌ってみた」「踊ってみた」動画が人気だが、コロナウイルス感染拡大に伴い、おうち時間が長くなっているクリエイターやミュージシャン、もちろん一般ユーザーにも、浜崎さんの声を自由に使って「弾いてみた」「演ってみた」「創ってみた」…などを投稿してほしい、ということで今回の企画が実現した。ハッシュタグ「#ayumix2020」を付けて、「ピアノやギターで弾いてみた」「EDMにリミックスしてみた」「アカペラと一緒に合唱してみた」「バンドで完コピしてみた」「ボカロPがコラボしてみた」「アカペラを使ってアニメ作ってみた」など、表現方法に制限はなく、自分色のアレンジでSNSに投稿して欲しいとのこと。投稿された動画の中から優秀作品は、浜崎あゆみ公式YouTubeチャンネルのプレイリストにも掲載されるという。これまでのキャリアを通じて積極的に若手クリエイターを起用してきた浜崎さん。1999年12月に発売されたシングル「kanariya」にアカペラトラックを収録したことを皮切りに、その後も数枚のシングルにアカペラを収録してリミックスを公募し、応募された作品をアルバム「ayu-mi-x II」などで世に出してきた。ちなみに、当時の企画で採用されたリミキサーのひとりは、現在、音楽プロデューサーとして第一線で活躍中の中野雄太氏。「2000年に行ったリミックスコンテストに応募してくれた、当時学生だったクリエイターは今も多くの楽曲のサウンドプロデュースを手掛けてくれています」と担当ディレクターは語り、「ayuの『声』『うた』を自由に使ってもらうことで楽しんでもらえたら」とコメントを寄せる。また、ファンにとっても今回のアカペラ音源は貴重なもの。第1弾として公開された25曲の中には1998年リリースのものから2016年リリースのものまで含まれている。完成された曲では分からない、アカペラだからこそ聞き取れるayuの息づかいなど、新たな魅力を感じることもできる。(text:cinemacafe.net)
2020年05月11日テレビ朝日×ABEMAが共同制作を行うオリジナルドラマ「M愛すべき人がいて」。歌姫・浜崎あゆみの誕生――そこに秘められた出会いと別れを描いた衝撃作がいま、SNSを中心に話題沸騰していることをご存知ですか?本作の脚本を手掛けるのは、バラエティ番組の構成でも名を馳せる鈴木おさむさん。2017年放送のドラマ「奪い愛、冬」では、婚約者がいるにも関わらず元彼を求めてしまう女性の超ドロ沼ラブストーリーを描き、ハラハラドキドキのジェットコースター展開に中毒者が続出しました。今日は、そんな鈴木おさむさん執筆作品に共通する“夜の昼ドラマ”の魅力について、3つの観点から分析していきましょう。1つ目:二度見必須の“強烈キャラクター”が登場両作品に共通していえるのが、想像をはるかに超えた“強烈キャラクター”の存在。代表的な例でいえば、「奪い愛、冬」に登場する元彼の妻・蘭(水野美紀)――旦那と浮気相手のキスシーンをクローゼットの中から覗き見した挙句、「ここにいるよ~」と恐怖の笑顔で出てくる怪奇ぶりがいまも目に焼きついて離れません。視聴者が思わず二度見してしまう強烈なインパクトが、大きな特徴といえますよね。現在放送中の「M」でも、歌姫・アユを原作とした物語であることを忘れてしまうほど、脇を固めるキャラクターの個性が強い!田中みな実さん演じる謎の眼帯美人・礼香は、マサの離婚を待ち望む、ストーカー気質の秘書。マサの心を掴んだアユに嫉妬して、激しい嫌がらせを繰り返していきます。回を重ねるごとにエスカレートする礼香の行動…今後の展開に期待が膨らみますね。2つ目:喜怒哀楽の“バランス”がまさに絶妙「奪い愛」シリーズも「M」も、作品1時間に込められた喜怒哀楽の“バランス”がとにかく絶妙!狂気的な台詞や壮絶なバトルにヤキモキして手に汗を握ったかと思いきや、別れのシーンに感動して涙。真正面から愛を語る場面にキュンとすることもあれば、その昭和感満載なやり取りにツッコミを入れて笑ってしまうことも…。押しては返す感情の波が、視聴者の心をいつの間にか掴んでいる――ジェットコースター展開は、まさに神技と言えるしょう。実体験としてはなかなか体験できない(できたとしても、あまりしたくない)ドラマならではの起伏を存分に楽しむことができますよ。3つ目:奥様だけじゃない!老若男女が楽しめる“夜の昼ドラ”これまで、主に主婦の方々が平日のお昼に一息入れるべく楽しんでいた“昼ドラ”の醍醐味――王道のドロ沼ラブストーリーを、深夜帯に大胆導入。老若男女全ての方が楽しめる視点でリニューアルした代表作とも言えるのが、「奪い愛、冬」ではないでしょうか。不倫に嫉妬…愛欲にまみれた人間関係。しかしながらどんな時も、登場人物がそれぞれ真剣に生きていることが伝わってくるからこそ、ツッコミを入れながらも時々「あるある」と頷いてしまう不思議な中毒性が、“夜の昼ドラ”にはあるような気がします。「あなたは誰の味方?」なんて会話で盛り上がった経験のある方も多いのではないでしょうか。以上、いかがでしたか?5月9日(土)は、特に反響の大きかった「M」第1話のスペシャルバージョンが放送されるそう。オーディオコメンタリーとして本ドラマの一視聴者でファンを公言されている伊集院光さん×自他共に認める"エイベックス通"で知られる古市憲寿さんのマニアック解説が聞けるようなので、併せて是非チェックしてみてください。(text:Yuki Watanabe)
2020年05月09日テレビ朝日×ABEMAが共同制作を行うオリジナルドラマ「M愛すべき人がいて」。歌姫・浜崎あゆみの誕生――そこに秘められた出会いと別れを描いた衝撃作がいま、大きな話題を集めています。中でも注目されているのが、劇中、Jポップ全盛期と呼ばれる90年代に生まれた名曲の数々です。BGMにしては贅沢過ぎるラインアップ!今日は、これまでに登場した音楽を改めてふり返っていきましょう。主人公・アユこと浜崎あゆみの楽曲を余すことなく使用「Boys & Girls」「SEASONS」といったミリオンヒット作をはじめ、「Voyage」や「Fly high」など、誰しも一度は耳にしたことのある名曲揃い。平成のカリスマとして広く知られている浜崎あゆみさん――彼女が自身の歌に込めたこもごもの思いが、ドラマを見ることでよりリアルに伝わってきます。特に、番組タイトルにもなっている「M」。そこに記された「理由なく始まりは訪れ、終りはいつだって理由をもつ」という言葉が、物語の今後の展開を彷彿とさせています。夢を掴んだ先にあるのは、一体どのような結末なのでしょうか。TRF、篠原涼子ら小室ファミリーが平成の時代を彩る1994年、アジア最大のディスコとしてオープンした六本木のヴェルファーレをはじめ、ネオン輝く渋谷のスクランブル交差点など、90年代の流行を忠実に再現する本作。そこに欠かせないのが、やはりTKサウンドの存在でしょう。音楽プロデューサー・小室哲哉さんの名が、オリコンチャートを埋め尽くした黄金時代です。劇中には、「EZ DO DANCE」「BOY MEETS GIRL」(TRF)や「恋しさと せつなさと 心強さと」(篠原涼子)など懐かしの名曲が続々登場。物語に華やかな彩りを添えてくれています。Mr.Children、B’zら――豪華アーティストも参戦!本作では、時代を切り取る挿入楽曲として、贅沢過ぎるコラボレーションが実現!皆さん、お気づきでしょうか?第1話には「innocent world」(Mr.Children)、第2話には「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」(B’z)、最新話第3話には「夢見る少女じゃいられない」(相川七瀬)が流れていましたね。ドラマの場面に合わせ、その時々の感情や微妙に変化する人間模様を後押ししてくれる音楽。イントロだけでテンションが上がるという方も多いのでは…?今後は一体どんなアーティストが登場するのか。撮影スケジュールの都合により第4話の放送は延期が発表されましたが、5月9日(土)にはスペシャルオーディオコメンタリーを加え、第4話以降の見どころを初出しする特別番組“第1話のリミックスバージョン”の放送されるとのこと。こちらも是非、耳を澄ませてご覧ください。(text:Yuki Watanabe)
2020年05月08日浜崎あゆみ(41)の自伝的小説を実写化し、話題を呼んでいるドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)。とりわけ、注目を集めているのが田中みな実(33)だ。安斉かれん(20)演じる歌姫・アユと三浦翔平(31)演じる専務・マサの歩みを描いた本作。田中が演じるのは絆を深めていくアユとマサの仲を裂こうとする秘書・姫野礼香。回を追う毎に、田中の怪演ぶりに拍車がかかっている。「田中さん演じる礼香は原作には登場せず、眼帯姿でほぼ瞬きをしないという強烈なキャラクター。マサへの愛ゆえに、あの手この手でアユを貶めようとする徹底したエキセントリックな悪役ぶりが好評です。また一部から眼帯が『ミカンの皮にしか見えない』という声もあり、“ツッコミどころ満載”のキャラクターなところも注目を集めている理由でしょう」(テレビ誌ライター)第1話では眼帯を外し、目を見開いて声を震わせながら「見えるよぉぉ、マサの未来が見える」と喚く演技が視聴者の度肝を抜いた礼香。5月2日放送の第3話では、礼香の“恐怖ぶり”はさらに加速。アユの手をつまみ上げて「あなたの手は人を不幸にする泥棒の手をしている」と罵倒。最後には「私の大切なもの奪わないでね。そんなことしたら私…」とアユを睨み、野太い声で「許さなーーーーーーーーい」と絶叫したのだ。あまりの怪演ぶりにTwitterでは放送直後から「田中みな実」がトレンド入り。視聴者から反響が続出していた。《許さない~田中みな実のシーンが脳内ヘビロテして今日は寝付けそうに無い》《小学生は1人で見てはいけません。夜にトイレに行けなくなるレベル》《田中みな実の演技は、怖いのではなく、むしろ面白い。このドラマがウケ狙いの、壮大なコントだと再確認》第4話の予告では礼香がウエディングドレス姿でマサを待ち構えるという姿が披露され。さらに眼帯の謎にも迫るということで、礼香ファン必見の回となることだろう。しかし、新型コロナウイルスの影響で撮影スケジュールに変更が生じ、第4話目以降は放送延期に。5月9日放送分はドラマのファンを公言している伊集院光(52)と社会学者の古市憲寿氏(35)による番組解説を、第1話に加えたものが放送されるという。回を追うごとに注目度を増してきただけに、視聴者からは悲鳴が上がっている。《えっ、4話… 俺たちの4話が延期だと… 嘘だろおい…みな実のウエディング見ないといけないのに!?》《来週4話が放送されないと知った途端に“Mロス”がすごい》《いや、この盛り上りで次回放送日が未定なのヤバい。死人出るレベル》
2020年05月04日平成の歌姫・浜崎あゆみの“誕生秘話”を安斉かれん&三浦翔平、田中みな実らの出演でドラマ化した「M愛すべき人がいて」の第3話が5月2日放送。田中さん演じるマックス・マサの秘書・姫野礼香の「許さなーい」に視聴者からどよめきの声が集まっている。平成を代表する“歌姫”浜崎あゆみの誕生に秘められた出会いと別れを描いた同名原作に、ドラマオリジナル要素を加えエンタメ性高くドラマ化した本作。キャストは“次世代型ギャル”として注目、昨年アーティストデビューを飾った安斉さんがアユ役で主演するほか、マックス・マサ役には三浦さん。流川翔役に白濱亜嵐。姫野礼香役に田中さん。玉木理沙役に久保田紗友。「A VICTORY」代表取締役社長・大浜に高嶋政伸。アユの元所属プロダクションの社長、中谷役に高橋克典といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「A VICTORY」の社長・大浜は翔がプロデュースする4人組ガールズグループにアユを追加、5人組でデビューさせるとマサに告げる。マサがアユにそのことを告げると「グループでデビューするなら歌手を辞めます」とアユは拒否。翌日、マサは会議にアユを連れて行き、役員たちの前でソロデビューさせると告げる。会議でアユをこき下ろす大浜や役員たちを前に「アユが売れなかったら会社を辞める」と宣言するのだった。そしてアユの言葉に可能性を感じたマサは、アユに歌詞を書いてみるよう指示。「お前はアーティストになるんだ」と告げる。アユは必死に詞を書くが、そんな矢先、心の支えでもある祖母・幸子(市毛良枝)が倒れてしまう…というのが今回のストーリー。1話での怪演が話題沸騰、2話でもその動向が注目された礼香だが、今回も役員会でさんざん嘲笑されたアユに「私の大切なもの奪わないでね。そんなことしたら、私、許さなーーーーぁい」とその“暴走”ぶりが止まらず、「今週も田中みな実が怖すぎた」「田中みな実さんの「許さなぁぁぁい」は怖すぎ」「毎回、怖すぎ」「田中みな実のつけてる眼帯流行しそう」などといった視聴者からの声が続々と寄せられている。(笠緒)
2020年05月03日浜崎あゆみは、どんなコンテンツになっても面白い。そう言わざるを得ないドラマが放送されています。浜崎あゆみ(41)のデビューまでの軌跡を題材にしたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)です。事実とフィクションが重なり合った本ドラマは、ネットで放送前後はお祭り状態になる盛り上がり。新型コロナの閉塞感を吹き飛ばす面白さと評判です。5月2日(土)23時13分から放送される第3話にこれからでも追いつけるよう、未視聴の方へ向けて魅力を余すところなく紹介します。■「M 愛すべき人がいて」はアユがマサと愛し合い、スターになる物語本作の主人公は、アユ(安斉かれん・20)とマサ(三浦翔平・31)です。大ヒットアーティストを発掘したい音楽プロデューサーのマサがアユと出会い、そしてダイヤの原石を磨いてデビューさせるというシンプルなストーリーです。浜崎あゆみのデビューまでをドラマタッチで描く本作。1話はアユとマサが出会い、そして手を取り合うところまでを。先週放送の第2話ではアユがデビューのために渡米。そこでカリスマトレーナーの天馬まゆみ(水野美紀・45)からレッスンをビシビシ受け、東京に帰ってきてからはライバルたちとしのぎを削る様子が描かれています。2日放送の第3話では、アユのデビューがいよいよ迫ってきたところからスタート。アユ人気の重要なポイントでもある作詞を、自らが書き綴るまでを描きます。毎話かならずクセの強いキャラが台頭し、そしてバーンと虹が見える展開がまるで令和の水戸黄門を思わせるこのドラマ。魅力を一文でいえば「わかりやすく笑えて懐かしい!」に尽きるのです。この懐かしさと笑いのコラボレーションを、混沌とした今の時期だからこそ体験してみませんか。■主人公の素人演技が、逆に笑いのバランスを保つ手を取りあう2人と邪魔するヤツ。厳しくも愛を持って教えるヤツ。群れていじめるヤツ。ひたすらわかりやすい対立関係が続くため、本来ならば展開のマンネリ化が危惧されるようなドラマ。しかしそこはエンターテインメントのプロである鈴木おさむ氏が脚本を担当しているため、惹きつける演出が常に続きます。まずは全パートに渡って仕込まれる、異常なまでの“クサさ”です。眼帯の秘書兼マサの彼女・姫野礼香(田中みな実・33)を始め、2話では頭に羽をまとって「シャラップ!」とまくしたてるカリスマコーチ・天馬まゆみが強烈です。このような強烈でリアリティゼロのキャラが出ることで、画面にはファンタジー感が出るかと思いきや……。主演である安斉かれんさんの演技力の拙さが逆にバランスを保ち、なんだか昼ドラを見ているような安心感と笑いが生まれます。ぶっ飛んでいるのに安心というのはある種、このドラマのカラーが2話にして完全にできあがっている証拠。やっぱり浜崎あゆみは、どんなコンテンツになっても底力が凄い!■何気にマサのセリフが、ちょっといい!またついつい笑ってばかりで見逃しがちですが、個人的には三浦翔平さん演じるマサのセリフがときどきチクッと乙女心を刺激してきます。「自分がダイヤの原石と思えば、お前はもうダイヤの原石だ」「一度つかんだものは意地でも離すな」どちらも2話より。など、アユに放つ絶対的な信頼からくる熱いセリフが本当に時々ですがドキッとする。「きっと言われたら女の自己肯定感は爆上がりするだろうなー」とつい妄想してしまいますが、私も今日から「私はダイヤだ!私はダイヤ!」と思い込んでもいいでしょうか。笑えて、笑えて、1時間があっという間に終わる本ドラマ。新型コロナによって鬱々とした気持ちの人ほど、深いことを考えずに観るべき1作です。またできることなら、友達とZoomやDiscordで繋がりながらワーワー騒ぎ観るのもおすすめ。そして終わった後は浜崎あゆみの黄金期の曲を聞き、思い出に浸るまでがワンセットです!(文・イラスト:おおしまりえ)
2020年05月01日テレビ朝日とABEMAの初の共同制作で作られた土曜ナイトドラマ「M愛すべき人がいて」の盛り上がりが熱い。平成の歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでを綴った同名本を、ドラマならではのオリジナル要素を加えて製作された。ジェットコースター級のめくるめく展開と派手な演出が、視聴者の心をつかんでいる。90年代、激動の音楽業界を駆け抜けるアユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)の愛と絆を中心に描かれる「M」。スターダムに上り詰めていくアユと、支えるマサというふたりの才能を目の当たりにして、嫉妬に狂った人々が壮絶な嫌がらせ、裏切りで、彼らを追い込んでいく側面もドラマティックだ。この激しい愛のドロ沼劇は、テレビ朝日×ABEMAの共同制作で作られた。初めての取り組みに、懐かしさと一周回った新しさを埋め込んだ、気鋭のテレビ朝日プロデューサー・服部宣之さんと、ABEMAアソシエイトプロデューサーの川島彩乃さんに、それぞれの強みを生かしたドラマ作りの極意、これからのエンタメ業界の可能性について聞いた。90年代を生きた人には懐かしく、若い世代には新しい“ジュークボックスドラマ”――「M」は劇的なシンデレラストーリー要素や派手な演出が、視聴者から注目を浴びています。狙ってやられていったところですか?服部:どう作ろうかと考えたときに、脚本の鈴木おさむさんと打合せをして最初に思い浮かんだのが現代版のスチュワーデス物語でした。歌姫・アユとプロデューサー・マサ、その関係はいわば師弟関係。そこから、いろいろなものを派生させるように考えました。あとは音楽業界の光と影、スケール感も描けているので、そこが今までのドラマとはちょっと違うところじゃないかな、と思います。川島:90年代に青春を謳歌していた方にとっては「懐かしい!カラオケ行きたい!」と思ってもらえるドラマに、逆に、ABEMAを見ているような若い方には、「こんな歌や文化があったんだ!新鮮で面白い!」と感じるドラマになっているんじゃないでしょうか。服部:若い世代には、一周回って新しいものに見えるんじゃないかなと思いますよね。80年代のドラマの懐かしいテイストだったり、トレンディ・ドラマ的な演出手法も、このドラマの世界にはとても似合うんじゃないかと…トライしています。僕らにとっては懐かしいけど、若い世代にとっては「ちょっと変わってるけど新しい!」みたいに見えたら面白いですよね。――第1話だけでもTRFさんの「BOY MEETS GIRL」、や篠原涼子さんの「愛しさと 切なさと 心強さと」など、90年代を代表するヒットナンバーがかかっていて、毎話、どんな曲がかかるかだけでも楽しめそうです。服部:ABEMAの藤田社長やABEMAチームの皆さまと打ち合わせをしていた頃は、いろいろなジュークボックスムービーが流行っていたんです。「M」も、ジュークボックスドラマのようにしたら、すごく面白いんじゃないかと思いました。いろいろな時代を彩った曲が流れてきて、いろいろな人の琴線に音で触れる、ということをポイントに置いていきましたね。――W主演の安斉かれんさん、三浦翔平さんという取り合わせ、キャスティングの経緯も教えてください。服部:三浦さんに関しては、ABEMAの「会社は学校じゃねぇんだよ」で熱演していたのが記憶に新しくて。松浦さんが持っていた、時代を切り開いていった力を、三浦さんがやったらすごく似合うんじゃないかな、と考えました。となると、対するアユは誰がいいんだろうと、いろいろな方にお会いして、結果、安斉さんにお願いしました。一番決め手になったのは「M」はある種、ドラマ的にもドキュメンタリーだな、というところでした。福岡から上京してきた無名の女の子が、あっという間にマサの力によってスターになっていくお話なので、実際、このドラマの中でも、初ドラマ、初出演、初主演の安斉かれんさんが、三浦さんと出会うことで成長していく姿を全話を通して描けたら、すごく面白いな、そこに賭けてみようと思いました。安斉さんの意志の強い瞳も凄く印象的でした。川島:おっしゃる通り、安斉さんというひとりの女性が成長していく過程は、観ていてもすごく感情移入するポイントだと思います。ドラマのアユがスターになるまでの過程を見守り、応援する気持ちになりながら、観てくださる視聴者の方がいたらいいなと思います。何より、安斉さんの歌っているときのカリスマ性のある圧倒的オーラも見どころです。テレビ朝日×ABEMAという取り組みによる効果の最大化――今回、地上波のテレビ朝日と、ネット配信のABEMAを掛け合わせた取り組みになりました。互いに期待していた効果は、どのようなところにありましたか?川島:今、テレビ朝日(以下、テレ朝)さんで「アベマの時間」というABEMAの番組を放送させていただく取り組みをしているのですが、オンエアがあると地上波からABEMAにきてくださる方が増えるなど反響がすごく大きく、地上波のテレ朝さんの影響力の大きさを、凄く感じていました。服部:一番大きい点は、持っているターゲット層が圧倒的に違う気がしています。テレ朝のドラマは、上の世代の方が中心になるので、ABEMAさんが抱えていらっしゃる若い層に見てもらえると、お互い補完できて、そこが強みになるんじゃないかなと。あとは、普段できない宣伝的なシナジーで、いろいろな展開ができるところも、すごく楽しみなところでした。――具体的に、どのような宣伝を仕掛けていかれたんですか?服部:普段、テレ朝だけだと、SNSや広告の展開がどうしても1パターンになりがちなんです。けど、今回はアユとマサのインスタをやっていたり、avexでの特設サイトがあったり、ABEMAさんの公式もあったりして、いろいろな方向からアプローチができています。川島:ドラマ内に「オオカミ」シリーズなど恋愛リアリティーショーに出演していた人気メンバーが登場したり、地上波放送を見ながら「ABEMA」でのコメントが盛り上がったり、Twitter企画がトレンド入りするなど、ABEMAでこれまで蓄積された効果的なSNSやPRのナレッジを多角的に活用できていることもあり、相乗効果が生まれているのではないかなと思います。テレ朝さんのほうは、地上波番宣や、演者さんに人気バラエティ番組に出演していただくなど地上波でしかできないことも沢山仕掛けてくださって、私たちとしてもすごくありがたく感じています。今後のエンタメは「自分自身のタイムテーブルで見られる時代」に――テレビ黄金時代があり、ネット主流の時代があり、今後は5G時代と言われています。目まぐるしく変わっていく中で、この先のエンタメの可能性など、どのように感じていますか?服部:今まで、僕ら地上波は、局が編成したタイムテーブルに沿って視聴者の皆さまに見てもらっていましたけど、これからは皆さんが自分自身のタイムテーブルでいろいろなコンテンツを見られる時代です。そのときに、どういう見られ方をするか、僕らはもっともっと研究しないといけないなと。ただ、僕らは60何年もテレビというコンテンツメーカーでやってきているので、コンテンツメーカーとしての自負や誇りは持ち続けてやっていかなきゃダメだなと思うんです。ドラマ、報道、バラエティ、スポーツ、幅広いジャンルの番組をたくさん作って来た…、そのノウハウだけは、まだどこにも負けない自信があります。川島:今は、自分で動画配信しているYouTuberなど、動画コンテンツがどんどん増えています。私たちはとにかく面白くてクオリティが高いものを提供していくことが必要かなと思っています。ABEMAは今年4周年を迎えましたが、ただ“尖ったもの”を提供するのではなく、時流に沿ったクオリティが高いものがたくさん出せている状態を、5G時代を見据えて、目指していきたいです。(text:赤山恭子)
2020年04月27日女優の水野美紀(45)が4月25日に放送されたドラマ『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で、スパルタ鬼講師・天馬まゆみ役として出演。そこでの“怪演”がネット上で大きな反響を呼んでいる。ドラマは歌手・浜崎あゆみ(41)とエイベックス・松浦勝人会長(55)との交際を描いた自伝的小説が原作。放送された第2話で水野は、マサにアユのニューヨークレッスンを命じられたトレーナー・天馬まゆみとして登場した。ロングコートにベルボトム、頭に大量の羽をつけた奇抜なファッションでアユの前に現れた天馬。「ニューヨークってすごいですね!」と話しかけたアユに対し、「Be Quiet!静かにしろ!」とピシャリ。続けて「誰がSpeakしていいって言ったの?Nobody!誰も言ってない!」とジェスチャーを交えた日本語英語で、アユをたしなめた。またレッスン中に不満顔を見せたアユに対し、天馬は全速力で駆けつけてバケツ一杯の水をぶっかける。そして「今度そんな顔したらJapanに突き返すわよ!のしつけてね!」とアユを一喝。鬼講師のスパルタ指導っぷりをいかんなく発揮していた。するとネット上では水野の怪演が大きな反響をよび、リアルタイムトレンドに「水野美紀」がランクイン。天馬の衣装を投稿した水野のインスタグラムにも、多数の“いいね”や絶賛コメントが寄せられた。《水野美紀がキレッキレで、椿鬼奴姉さんにしか見えない件笑》《水野美紀さんにルー大柴やらせるなよw》《水野美紀さんの破壊力すごかった!全部持っていったよなぁ…》先週の第1話も大反響で、今回もツイッターで世界トレンド5位にランクイン。そのため3話目以降の展開・キャストの好演にも、大きな期待が寄せられていた。《M愛すべき人がいてが俄然気になってきている》《M愛すべき人がいてキャストが秀逸過ぎる。個性が強すぎる》《M愛すべき人がいてこんなにもツッコミどころ多くて、わーわー言えるドラマって最近なかったよなと。単純に面白い!》
2020年04月26日安斉かれんと三浦翔平の共演でおくる「M愛すべき人がいて」の2話が4月25日放送。ニューヨークにわたったアユを待ち受ける水野美紀演じるスパルタ鬼講師・天馬まゆみに「待ってた」「だれも真似できない」などの声が相次いでいる。平成を代表する歌姫・浜崎あゆみ誕生の影に秘められた出会いと別れを描いた原作を、ミリオンヒットがチャートを席捲した90年代~00年代初頭の音楽業界の裏側なども織り込みつつ、よりエンタメ性高くアレンジしたストーリーでドラマ化した本作。注目の新星・安斉かれんがアユを、三浦さんが「A VICTORY」急進の立役者、マックス・マサを、白濱亜嵐が「A VICTORY」専務の流川翔を、田中みな実がマサの秘書・姫野礼香を、高嶋政伸が「A VICTORY」の代表取締役社長・大浜を、高橋克典がアユの所属事務所・中谷プロの社長・中谷をそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アユとマサが会い続けてるのを問題視した大浜は、六本木のディスコ・ベルファインのVIPルームで中谷と会い、マサのふるまいを謝罪するが、そこにマサが現れ中谷に「アユを譲ってください」と頼み込む。土下座までするマサの姿に中谷はついに移籍を認めるのだった。晴れてマサのもとで歌手デビューを目指すことになったアユは、3か月間ニューヨークでレッスンを受けることに。ニューヨークに渡ったアユを待ち受けていたのは、鬼のように厳しい講師・天馬まゆみ(水野美紀)だった…というのが今回のストーリー。前回の田中さん演じる礼香のインパクトにネットがざわついたが、今回は水野さん演じる天馬にまたまたネットが大騒ぎに。「水野美紀降臨ッッ!!!待ってた」「テレビつけたら水野美紀がハジけてた」「初っ端から全開じゃないですかw」などの声が上がる。疲れた表情を見せるアユに水をかけ「ジャパンに返してやるわよ、のしつけてね!」と叫ぶ姿に「やたらカタカナ英語織り交ぜるのに日本くさい言い回しをする」といった感想も。「水野美紀さんの演技ってだれも真似できないところまできてないですかね」など、その振り切りぶりにネットは賞賛の声に満ち溢れている。(笠緒)
2020年04月26日歌手の浜崎あゆみが25日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、国立国際医療研究センターに1000万円の寄付を行うと発表した。21日にX JAPANのYOSHIKIが同センターに1000万円の寄付を行ったことを公表したが、浜崎は「LAで暮らしていた頃にお世話になった、大先輩であるYOSHIKIさんに賛同し、私も国立国際医療研究センターへ1000万円寄付させていただきます」と公表。「日々、命の危険と隣り合わせの恐怖と闘いながら私達を、日本を守ってくださっている医療従事者の皆様への負担を軽減できる唯一で最大の方法は私達が家にいることだと思います」と訴えた。続けて、「また、私達が日常の生活を送るために今もなお外へ出て仕事を続けて下さっている全ての方々へも、心から感謝しております」と感謝。「自分自身の、そして誰かの大切な人の命を守るために、うちで過ごしましょう! 日本は必ず乗り越えられると信じています!!」とメッセージを送った。
2020年04月25日安斉かれんと三浦翔平が共演する「M愛すべき人がいて」が、先日放送スタートし、高視聴者数を記録。また、第2話放送に先駆けて公開された映像が話題となっている。歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでと、そこに秘められた出会いと別れを描く原作を基に、ドラマならではの彩りをプラスし、激動の90年代の音楽業界の光と影や、頂点へと上り詰めていくさまを圧倒的なスケールで描く本作。第1話は4月18日に放送され、この初日の視聴者数は「ABEMA」ドラマ史上歴代最高を記録し、Twitterのトレンドにもランクインと反響を集めた。そして先日、第2話の先行映像が公開。水野美紀演じるスパルタ鬼講師・天馬まゆみからアユが激しい洗礼を受けるシーンが映し出されており、「くせが強すぎる、、」「奪い愛を思い出した!」「またキャラ濃い人が登場・・・」「一度見たら忘れられない」などと早くも話題に。ほかにも、アユの前にマサが突然現れ、2人の運命が加速するシーンや、秘書・礼香(田中みな実)が嫉妬に燃える場面なども切り取られており、「ついに恋に落ちるのか・・・?」「田中みな実が絶対やばそう」など、恋の展開や2人を阻む強烈キャラに注目が集まっている。「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、毎週土曜日0時5分頃~ABEMAにて配信開始。(cinemacafe.net)
2020年04月23日新型コロナウイルスにより、終わりの見えない不安感が漂い続けています。そんななかで4月期ドラマが存在薄めにスタートし始めていますが、18日(土)の夜は“あるドラマ”をめぐってネット上がザワザワしていました。それは、浜崎あゆみさん(41)の自伝小説をオリジナルドラマ化させた『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日)。放送スタートと同時に、アラフォー世代の心を鷲掴みにしているのです。筆者はサカナクションのライブ配信をYouTubeで楽しく視聴していたのですが(こっちも良かった!)、あまりの盛り上がりぶりに仰天。翌日、追っかけ視聴しました。感想は「これはすごい!!!」の一言。間違いなく今の暗い空気感をぶっ壊すほどの破壊力満点ドラマでしたので、レビューをお届けします。■ドラマ未視聴の人向け1話ストーリー浜崎あゆみさんの自伝小説をオリジナルドラマ化させた本作。もともと土曜ナイトドラマ枠は「おっさんずラブ」や「東京独身男子」など、個性的なドラマが多い枠です。今回はいったいどんな演出があるのかと思い見ると、「す、すごい!とにかくすごい!」と語彙力を失ってしまうほどでした。1話は福岡で芸能活動をしていたアユが、成功を求めて東京に上京。そこで、事務所を立ち上げたたばかりのマサと出会います。最初はマサのやり方に翻弄されるあゆですが、だんだんと信頼するように。そしてついには所属事務所をやめ、マサと一緒に歌手を目指すところまでが放送されています。■クサすぎる演出がむしろクセになるこう概要を書くと普通の映像化作品なのですが、とにかく脇を固めるキャラが濃い!そして演出がベタベタなのがいい!ネットをざわつかせたのは、謎の眼帯秘書姫野礼香。田中みな実さん(33)演じる礼香はマサに強い執着心を持つ女性です。マサがアユに肩入れしていることを良く思わず、妨害したりマサにベタベタ忠告したりします。一方でマサと対立する社長に密告したりと、立場が謎のキャラです。これがもう、なぜ眼帯なの?なぜヘビみたいにマサにまとわりつくの?なぜ登場すると色っぽいサックス音がなるの?と疑問でいっぱいになるのです。間違いなくこのドラマの見どころといえそうです。また演出も、ベタにベタを10回くらい重ねたような作りになっています。夜なのに空に虹が出現したり、マサ御用達のBARではマスターが気分転換にアコースティックギターを奏でていたり。アユに学校で友達ができたと思ったら、マサの連絡先をもらった途端に一瞬で友情は終わったり……。いやいや、展開クサすぎ!早すぎ!でもありえないからこそ、ファンタジーとしてかなり面白く見られるのです。個人的には今期、イチオシの作品です。■“あの時代”のエネルギーを凝縮したおもしろドラマまたドラマのBGMでは当然ながら、TRFなどといった往年のエイベックス関連ソングが多数流れています。だからこそ「懐かしい!」「この歌詞はこういう意味だったのか」と、SNSでは“あの時”を懐かしむ声で溢れていました。ドラマ1話の反応を見ていて思ったのは、「アラサー&アラフォーの心には、あゆ魂がしっかり根付いている」ということです。私自身はすでに、原作を読んでいます(浜崎あゆみはなぜ暴露本を出したのか 読んで気づく40歳の真意)。なのでこの物語がどう進んでいくか、何がフィクションなのかを確認しながら観ていくことになるでしょう。いっぽうで知らない人は純粋にコメディとしてのこのドラマを、懐かしさというソースを添えて楽しむことができると思います。いやいや、アユの強さは令和になっても健在。笑いを求める皆さんは、土曜の夜11時15分は予定を明けておきましょう!(文・イラスト:おおしまりえ)
2020年04月20日第1話から大反響を呼んでいる「ABEMA(アベマ)」と、テレビ朝日にて共同制作を行う最新オリジナル連続ドラマ「M愛すべき人がいて」。「ABEMA」公式SNSにて、本作の強烈なキャラクターを表現したキャストビジュアルが一挙公開され、話題となっている。本作は、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでと、そこに秘められた出会いと別れを描いた同名原作(小松成美著・幻冬舎刊)を、ドラマならではの彩りを加えて連続ドラマ化。今回、一挙公開されたのは、アユ役の安斉かれん、マサ役の三浦翔平、流川翔役の白濱亜嵐、姫野礼香役の田中みな実、大浜社長役の高嶋政伸の主要キャスト5名のキャストビジュアル。そこには、個性的なキャラクターの表情とともに、「マサさん、あなたが好きです」「俺には、アユが必要だ」といった恋の行方が気になる2人や、秘書・礼香の「私の大切な人、奪わないでね?」といったそれぞれの象徴的なセリフが…。アユとマサの関係を阻もうと暗躍する人々の、歌姫誕生の裏で錯そうする様々な想いを感じさせるセリフで、敵対心や嫉妬など、あらゆる思惑に満ちた様子が表現されている。頂点に上り詰めていくアユとマサの恋と、2人の前に立ちはだかる、一筋縄ではいかなさそうなキャラクターたちの濃さは、これから始まる泥沼の渦を予感させるものとなっている。「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、毎週土曜日0時5分頃~ABEMAにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2020年04月20日水野美紀が、先ほど初回放送が終了したドラマ「M愛すべき人がいて」の第2話(4月25日放送)にゲスト出演することが分かった。安斉かれんが歌手を目指すアユ、三浦翔平がプロデューサー・マサを演じ、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そこに秘められた出会いと別れを描く小説を、鈴木おさむ脚本でドラマ化する本作。歌手を目指すアユとレコード会社A VICTORYのプロデューサー・マサは、ついにデビューを目指して本格的に動き出すが、彼らの前には社長の大浜(高嶋政伸)や秘書の礼香(田中みな実)ら足を引っ張ろうとする邪魔者たちが…。そんな中第2話では、アユの前にさらに巨大な障壁が立ちはだかる!レッスンを受けるためにニューヨークに渡ったアユを指導することになる鬼講師・天馬まゆみの存在だ。この鬼講師を、「奪い愛、夏」での怪演ぶりが話題となった水野さんが演じることに。マサが信頼するニューヨークの名講師であるまゆみは、奇抜なファッションでアユの前に登場。レッスンではアユに「今度『え?』って言ったら燃やすよ?」「Are you stupid?」と暴言連発、バケツで水をぶっかけ、スティックで突然のドラム連打などと、クレイジーな特訓でアユを追い込んでいく。アユの未来を左右するこの重要な役柄。なんと「鈴木おさむさんが私に当て書きして下さったクレイジーな役」だと明かした水野さんは、「どう演じようかと頭の中で捏ねている時間はとても楽しい時間でした。ビジュアルイメージは、ジャニスジョップリンが浮かびました。『セッション』の鬼コーチのエッセンスも入っていたので、圧をかける事も意識しました。作品を盛り上げるスパイスになれればと思い、思い切りやらせていただきました」と演じた感想を述べる。さらに「2話のみ登場のゲストですので、どうぞ温かい目でお楽しみ下さい」と呼びかけている。第2話あらすじ大浜(高嶋政伸)は六本木のディスコ・ベルファインのVIPルームで中谷(高橋克典)と会い、アユを引き抜こうとするかのようなマサ(三浦翔平)の振る舞いを謝罪。するとそこへマサが現れ、中谷に「アユを譲ってください」と許しを請う。アユというダイヤの原石を自分の手で磨くため、個人の資産をなげうつ覚悟をしたマサに心を動かされた中谷は、ついに移籍を認める。そしてマサは、晴れてA VICTORYから歌手デビューを目指すことになったアユに、3か月間ニューヨークでレッスンを受けてくるよう指示。そんなアユを待ち受けていたのは、鬼のように厳しい講師・天馬まゆみ(水野美紀)だった。次から次へとハードなレッスンを進めるがまったくついていけないアユは、自分の実力を目の当たりにして落ち込む。その頃日本では、マサが部下の流川翔(白濱亜嵐)に、ガールズグループのプロデュースを任せることに。メンバー探しを始めた流川は、以前から気に入っていたアユの友人・玉木理沙(久保田紗友)に声を掛ける。「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、毎週土曜日0時5分頃~ABEMAにて配信開始。(cinemacafe.net)
2020年04月19日テレビ朝日とABEMAによる初の共同制作ドラマ「M愛すべき人がいて」が、明日4月18日(土)より放送スタート。放送開始にあたりこの度、安斉かれん、三浦翔平ら主要キャスト6名が本作への意気込みなどを語るコメントが到着した。歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描く「M 愛すべき人がいて」を原作に、鈴木おさむ脚本で映像化する。事実に基づいたフィクション原作のドラマ化として注目を集めている本作だが、頂点へと上り詰めていく平成の歌姫・アユ役の安斉さんは「初めてのお芝居で凄く緊張していたので、自分なりにどうやってこのドラマがより良い作品になり、見ている方にどう伝わるかを考えながら、沢山台本を読んだり、ご本人のMVなどを見たりしてイメージを膨らませていました」と事前準備を明かし、カリスマプロデューサー・マサ役に扮する三浦さんは「撮影中の現場に松浦さんご本人が来てくださって、『全然大丈夫ですので、好きな様にやって下さい』と言って頂き、それまで自分の中で持っていた多少の迷いが吹っ切れました」とコメント。また、音楽業界の光と闇が描かれる本作。「デビュー前には沢山レッスンを重ねる所は、私も経験したので凄く共感しました」(安斉さん)、「ライバル達が周りにいて、厳しい先生に叱咤激励を受けながら自分と向き合っていくというのは僕も通ってきましたし、間違いなく活躍するアーティストになる為には通らなければいけない道だと思います。後はやはり流川の様な、人当たりとコミュニケーション能力だけで這い上がっていく人も見た事があるのでその辺もリアルだな」(白濱亜嵐)と共感する部分について語る。一方、三浦さんは「音楽業界の事は共感とゆうよりかは、今回の作品で改めて知ることがたくさんありました。どうやって曲を作って、どうやってプロモーションして、どうやって売っていくのか、その為にはどうすれば良いのか。とても沢山の方達によってヒット曲は生み出されてるんだなと」と作品を通して改めて分かったと言い、狂気を秘めた眼帯の秘書役の田中みな実は「今回のドラマは共感できないところに面白さを感じています。人間のドロドロした触れてはいけない部分を存分に堪能できる本作をいち視聴者としても、とても楽しみにしています」と期待。いよいよ、明日に放送開始を控えた本作。「ドラマでは原作にはない物語も出てくる」と明かす安斉さんは、「私もワクワクしています。登場するキャラクターが皆一人一人個性豊かなので、そこも是非注目して見て下さい!」と見どころをアピール。三浦さんも「90年代のギラギラした音楽業界、そして東京に出てきたアユの成長と共に描かれるマサとの切ないラブストーリー。個性豊かなキャラクター達がどう物語に絡んで来るのか、是非ご覧下さい」と呼びかける。白濱さんは「個人的にはこんな時期ですし、家族が家にいる時間が長いと思うので親子で観て貰えると90年代の音楽が所々流れたりと、親子同士の会話の種も沢山転がっているので是非親子で見て欲しいです」とコメント。ほかの共演者も「礼香の狂気も回を増すごとにエスカレートしていくのでご期待ください」(田中さん)、「出演者やセリフはもちろんのこと、エキストラさんの衣装やヘアメイク、小道具などの細かいところまでバブリーに表現されているのが、演じていてもワクワクしますし、視聴者のみなさんもぜひ見つけて一緒に共感していただけたら嬉しい」(田中道子)、「エンターテイメントのトップを走るアユの、そして、マサの光と影を、大ヒット曲に乗って、じっくりと楽しんでください!」(高嶋政伸)とそれぞれ見どころを語っている。第1話あらすじ1993年、福岡から祖母・幸子(市毛良枝)とともに上京してきたアユ(安斉かれん)。東京で芸能活動をして売れれば家族の生活が楽になると意気込むアユだが、そう上手くはいかず、高校に通いながら細々とエキストラのような仕事をこなす日々を送っていた。そんなある日、歌手を目指す友人・玉木理沙(久保田紗友)から六本木のディスコでレコード会社のカリスマプロデューサー、マックス・マサ(三浦翔平)が次のスターを探していると聞いたアユは、理沙と一緒にそこへに行くことになる。いつものようにベルファインのVIPルームに赴いたマサは、直属の部下・流川翔(白濱亜嵐)に「お前が売れると思うやつを連れてこい!」と指示。フロアに降りた流川は、次々と女の子に声を掛け、VIPルームに連れて行く。その中には、流川イチオシの理沙と無理についてきたアユの姿も。緊張しながらマサの前に並んだアユだが、女の子の顔を見て次々と切り捨てていくやり方に、つい反抗的な態度を取ってしまう。しかし翌日、マサからアユに電話が…。「M愛すべき人がいて」は4月18日(土)23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、4月18日(土)0時5分頃~ABEMAにて配信開始。(cinemacafe.net)
2020年04月17日歌手の浜崎あゆみ(はまさき・あゆみ)さんが、2020年4月8日にショートビデオアプリ『TikTok』内でオフィシャルチャンネルを開設。自身が歌う人気曲『MY ALL』のダンス振り付け動画2本を投稿し、自宅の豪華さとあわせて話題になっています。浜崎あゆみが『TikTok』をスタート自宅に「豪華すぎ」この日、デビュー22周年を迎えた浜崎あゆみさんは、2008年にリリースしたアルバム『GUILTY』に収録されている人気曲『MY ALL』に合わせて踊る2本の動画を投稿しています。1本目の動画では、自宅の庭と思われる広い場所でマスクをつけて踊る浜崎あゆみさんの姿が。@ayu_19980408##おうちダンス ##ハッシュタグつけて踊ってみてね ##ayu22ndanniversary ##ayusongchallenge ##ayu22周年 ##ayuソングチャレンジ♬ MY ALL - 浜崎あゆみ南国のような木々と豪邸をバックに、ピンクのパーカーという格好がよりセレブ感を際立たせていますね。動画のラストには『Thank you for 22years...』とハートマーク付きのテロップが登場。長年支えてくれたファンたちに感謝の思いを伝えています。2本目の動画は自宅内で撮影されており、浜崎あゆみさんは座った状態でダンスを披露。@ayu_19980408##おうちダンス ##ハッシュタグつけて踊ってみてね ##ayu22ndanniversary ##ayusongchallenge ##ayu22周年 ##ayuソングチャレンジ♬ MY ALL (Chinese version) - 浜崎あゆみここで注目すべきは室内の豪華な内装。床や壁には大理石が使用されているのでしょうか。棚には数々のトロフィーや盾が並び、浜崎あゆみさんの輝かしい歴史を物語っています。この動画を見た人からは浜崎あゆみさんへの称賛と、自宅の豪華さに対する驚きの声が寄せられました。・動画最高でした!あゆちゃん、22周年おめでとう!・あゆのためにTikTokダウンロードしたよ〜。家が広すぎ!・こんな時に楽しい動画ありがとう!これからも応援するね。また、2本目の動画では中国語バージョンの音源が使用されていたことから、海外ファンからの喜びの声も殺到しています。22周年という大きな節目を迎えた浜崎あゆみさん。今後もいろいろな企画を展開し、ファンを楽しませてほしいですね。浜崎あゆみが『倖田來未』との意外なツーショットを公開!過去の自分に贈った言葉は?[文・構成/grape編集部]
2020年04月09日安斉かれんと三浦翔平のW主演で、歌手・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描く「M愛すべき人がいて」に、「avex」の若手アーティストが出演することが分かった。本作は、小松成美の同名著書を基に、鈴木おさむの脚本ならではの彩りを加えることで、壮大なスケールにて連続ドラマ化。アユを安斉さん、希代のプロデューサー・マサを三浦さんが演じ、ほかにも、白濱亜嵐、田中みな実、高橋克典、高嶋政伸らが出演する。今回発表となった若手アーティストたちは、音楽第7世代5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」の和田颯、ダンス&ボーカルグループ“次世代ガールズ・ユニオン”「FAKY」のHina、男女混成5人組ダンス&ヴォーカルグループ「lol」、女性ソロシンガーソングライター・yup’in。実在するアーティストをオマージュした役柄での出演となる。和田さんとHinaさんは、3人組ユニット「OTF」として登場。「lol」は「USG」を演じ、劇中で名曲「EZ DO DANCE」と「BOY MEETS GIRL」をカバー。そして、yup’inさんは、ロックディーヴァ・冴木真希を演じる。また、音源だけでなくビジュアルまでリバイバルしているところがポイントとなっている。「M愛すべき人がいて」は4月18日より毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年03月30日NHK連続テレビ小説『なつぞら』で主演を好演した広瀬すずがコメディ作で初主演、そして2021年の大河ドラマ『青天を衝け』で主演を務める吉沢亮がまさかの存在感のない「ゴーストキャラ」を演じた、映画『一度死んでみた』が現在公開中だ。ソフトバンク「白戸家」シリーズなどを手がけ数々の賞を受賞、映画『ジャッジ!』で脚本も務めた澤本嘉光が脚本を手がけ、au「三太郎」、日野自動車「ヒノノニトン」、家庭教師のトライ「ハイジ」等話題のCMを数々世に送り出す浜崎慎治が映画初監督を務め、幅広い楽曲提供で知られる音楽クリエイターのヒャダインが劇伴・劇中曲を手がけた。それぞれのフィールドで活躍する3名が映画という場で集い、どのような化学反応が生まれたのか、今回は3人にインタビュー。広告と映画の制作の違いや、キャストへの印象など、話を聞いた。○■広瀬すずの歌に感じた”プロ”――今回浜崎監督が初映画ということで、主演の広瀬さんからは「撮り終わった時、どういう気持ちだったのか聞きたい」と伺っています。どんな思いがあったんですか?浜崎:そうなんですか!(笑) いかんせん初めての映画なので、必死で。終わったけど終わってないような感覚でもありました。CMだと1~2日で撮影することが多いですけど、映画となると期間も長いから、感動して泣いたりするのかなと思ったら、全然なかったですね。「そういう映画でもないな」と(笑)。広瀬さんも初コメディだったので、チャレンジする部分は多かったと思います。僕も初監督としてチャレンジでしたし、一緒に作っていけた感はすごくあり、撮り終えた時は「終わったな」という感じでした。澤本:それ、感想になってないよ(笑)――広瀬さんは、「大変なこともたくさんあっただろうし、映画のことは嫌いになってないかな?」と。浜崎:すごく楽しかったです! 何日もかけて「大人の文化祭だな」と思いました。――劇中では広瀬さんが歌も披露されていますが、音楽のプロであるヒャダインさんから見て、どんな印象でしたか?ヒャダイン:最初もらった資料の時から、どんどん上手くなって、すばらしいですよね。”歌う役”としてプロなので、本番までに仕上げてくるところに本気を感じました。ただ、前半の曲はうまく歌おうとしたらいけない曲なので、大変だったと思います。広瀬さんが率いる「魂ズ」が、「売れないデスメタルバンド」という設定だったので(笑)。それも、七瀬ちゃんというお嬢様が、グレてるつもりでデスメタルをやっていると思い込んでいるんだけど、ちゃんとできてないというところがいいんですよね。どちらかというとデスメタルというよりスラッシュメタルだから、そこも抜けてるかわいさがある(笑)――澤本さん、浜崎監督からは何かヒャダインさんへのリクエストは。浜崎:せっかくヒャダインさんにやっていただけるので、キャッチーで1回聞いたら耳から離れないようにお願いしました。それからすごいのは、打ち合わせでも「こうすると、どうですか」と話しているタイミングでもうできてることが多くて。お仕事がすごく早いんですよ。僕がしゃべってるうちに、もうヒャダインさんの中で答えが出てるのかな、と思うことが多かったです。ヒャダイン:……そうっすね(笑)浜崎:普通は「1回持ち帰らせてください」と言うのに、打ち合わせの時に大体できてるってすごくないですか!?ヒャダイン:打ち合わせしながら、大体脳内でスケッチはできていて。浜崎:あとは歌詞がちゃんときこえないと面白くない。今回は歌詞に乗せて七瀬の今まで生きてきたことを紹介するシーンだったので、難しいなと思ったんですけど、明確に聞こえて、そこはよかったなと。難しいところをなんなくこなしていただけたのがすごい。澤本:僕は演出面では浜ちゃんにお任せしていたんですが、音楽については「『スター・ウォーズ』のようにしてほしい」と言っていたんですよ。浜崎:言ってました!澤本:『スター・ウォーズ』って、最初から最後までずっと音楽が鳴っているじゃないですか。映画だと音楽をつけない方がいいシーンもあるかもしれないけど、僕たちの足りない分を全部ヒャダインさんに補ってもらおうということで、曲数も多かったですね(笑)ヒャダイン:「いっぱい曲をつけたい」という話は聞いてました。いっぱい使っていただいて、ありがたいなと思いました(笑)○■吉沢亮に感じた「文化系ぽさ」――澤本さんは普段は広告のクリエイティブ・ディレクターとして活躍されていますが、CMを作るときと、映画を作るときと、物語の構築などに違いはあったんでしょうか?澤本:何かやりたいことがあって、それに向かっていくという点では同じと言えば同じですね。あと僕は脚本を書くときに、最初はセリフだけで書いちゃうんです。CMって、ずっとセリフじゃないですか。そのまま映画を撮ると難しくなるので、そこからセリフを抜いていきます。抜いていっても全体のセリフの量はすごいんですけど、書き方から違ってるから分量が違うのかな、と思いました。――それぞれ異なったフィールドで活躍されている方が集まったので、互いにクリエイターとして「すごいな」と思うところもぜひ教えてください。ヒャダイン:僕も映画は好きでよく観るんですが、ポップの塊のような作品だなと思いました。テンポが悪い映画ってイヤになっちゃうんですけど、この映画はずっとテンポがいいからストレスがない。浜崎:澤本さんは昔からCMで一緒にやっているので、脚本を拝見した時に「好きなものが変わらないんだな」と思いました。小ネタが大好きだから、小ネタの集合がどんどん雪だるまみたいに積み重なり、最後にドーンと大きくなる。そこが、澤本さんのオリジナルな部分なのかと。澤本:恐縮です(笑)。CMをやっていると、少しずつ笑っていただいている間に、それが伏線になっていって、小ネタだと思ったものが最後響いてくる……みたいな展開は意識しているので、その手法を長編でやるとどうかな? という意識はありました。他にも、1シーンだけ出てくれてる方も、ただのカメオ出演じゃなくて。CMと同じで、短い秒数でも強い人が強いセリフ言えば効くんですよ。浜崎:そうなんですよね。澤本:長いセリフを言うよりそちらの方が印象に残るので、その感覚を目指したんですが、ちょっと多すぎたかもしれません(笑)浜崎:すごい方のシーンが、いっぱい記憶に残ってますよね(笑)ヒャダイン:あれ、夢だったのかな? みたいな(笑)澤本:ヒャダインさんの音楽も、すごく広告的なんですよね。企画を理解してそれに合わせてくれてるのと、つかみ方がすごくいいので、僕たちの中にヒャダインさんが加わってくれたことが力になっている。僕はヒャダインさんが動画サイトでゲーム音楽をやってる時からすごく好きだったので、会えて嬉しかったです。ヒャダイン:ありがとうございます。浜崎:ヒャダインさんって、誰に対しても会話ができるんですよね。音楽に詳しい人にも詳しくない人にも合わせられる。澤本:僕たちは編集したものに対して「こうでしょ」と言われると、「う〜ん」と思うことがありながらも解決策を探すけど、音楽家の方は「音楽をわかってないやつは何も言うな」という感じかと思っていたんです。でも、ヒャダインさんは「だったらこういうことですね」と理解してくださって、どんどん良くなっていくんですよ。ヒャダイン:もう、職業病ですよね(笑)澤本:全員、職業病(笑)ヒャダイン:相手だって、嫌がらせをしようと思ってリテイクを出してるわけではないので。感情がぐっとなることが無駄なのかな、というアンガーマネジメント的な感覚です。結果、そういう時って良くなるんですよ。浜崎:問題を解決することで良くなりましたね。ノイズを起こしてくれたことで良くなった体験があると、「これは、相手に悪気がないな。よくなるかも」と理解した方が早い。――そういう方が集まると、和やかに場が進みそうですね。今作では「歩く彫刻」と言われる吉沢さんが存在感のないゴースト社員役というところも話題ですが、なぜ吉沢さんをキャスティングされたんですか?澤本:松岡役はぜひ吉沢さんにしたかったんです。ものすごくかっこいいし、造形が素晴らしいけど、テレビなどの言動を見て、おそらくオタクなんだろうなと思って(笑)浜崎:確かにその感じはありますよね。澤本:根っこは文化系なのかなと(笑)。今回は顔面のムダづかい感がすごく良くて、浜ちゃんが上手に演出してくれました。浜崎:吉沢さんが1番「どう表現しようか」と考えてたと思うんですよね。でもメガネをかけてみたらハマりが良いし、もう歩き方や走り方からダメっぽい感じを出してくる。『キングダム』を見て、存在感に驚きましたもん。「同じ人!?」と思いました。澤本:撮影中に、吉沢さんのことを探してたもんね。浜崎:「いないな」と思って探してたら、隣にいたという事件があって(笑)。広瀬さんがいるから、「2人そろわないと回せないな……」と思って、助監督に「なんできてないの?」と言っていたら、ずっと隣にいたんです。ヒャダイン:僕、今考えたら、松岡だけテーマソングつくらなかったんですよ(笑)。こんなに真ん中にいるのに。浜崎:でも、存在感のないところが効いてますよね。――ちなみに吉沢さんは、浜崎監督に「初監督で、この役者厄介だな」と思った人を聞いてみたいと。浜崎:そんな人はいないです!(笑)ヒャダイン:真壁(刀義)さんとか大丈夫でしたか?(笑)浜崎:すごい優しい方ですよ(笑)。びっくりするくらい丁寧な方でした!■澤本嘉光1966年生まれ、長崎県出身。CMプランナー/クリエイティブ・ディレクター。東京大学文学部卒業後、電通に入社。ソフトバンク「白戸家」シリーズ、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」シリーズ、トヨタ自動車「ドラえもん」シリーズ、家庭教師のトライ「ハイジ」など数々のヒットCMを担当。JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤー、カンヌ国際広告祭銀賞など国内外の受賞多数。東方神起などの楽曲の作詞のほか、T.M.Revolution『魔弾』・乃木坂46などのPV制作、コラム執筆、小説執筆など多方面で活躍。映画脚本は『犬と私の10の約束』(08)、『ジャッジ!』(14)に続き本作が3作目。■浜崎慎治1976年生まれ、鳥取県出身。CMディレクター。手掛けた主なCMにKDDI/au「三太郎」、日野自動車「ヒノノニトン」、家庭教師のトライ「ハイジ」、花王「アタックZERO」など。ACCグランプリ、ACCベストディレクター賞、広告電通賞優秀賞、ギャラクシー賞CM部門大賞など受賞多数。これまでに100作以上手掛けた「三太郎」シリーズはCM好感度5年連続1位。(CM総合研究所調べ。14-18年度)。本作が映画初監督作となる。■ヒャダイン1980年生まれ、大阪府出身。本名 前山田健一。音楽クリエイター。3歳の時にピアノを始め、音楽キャリアをスタート。作詞・作曲・編曲を独学で身につける。07年に本格的な音楽活動を開始。動画投稿サイトへ匿名のヒャダインとしてアップした楽曲が話題になり屈指の再生数とミリオン動画数を記録。本名・前山田健一での作家活動でも提供曲が2作連続でオリコンチャート1位を獲得。ヒット曲を量産し続け、アイドルソング、J-POP、アニメソング、ゲーム音楽など幅広い楽曲提供を行う。映画の劇伴音楽としては、『海月姫』(14)に続き本作が2作目。(C)2020松竹フジテレビジョン
2020年03月25日