おとぎ話「浦島太郎」をミュージカル化した舞台「TARO URASHIMA」の囲み取材が8月10日(水)に行われ、出演する木村了、上原多香子らが出席した。浦島太郎役となった木村さんは、自身の子どもに「何度説明しても『お椀で鬼ヶ島に行くんでしょう』と言われて(笑)。『桃太郎』と『一寸法師』で、どこにも『浦島太郎』がいないんですけど」と、浦島太郎の存在の薄さをぼやいていた。「TARO URASHIMA」は日本で愛されているおとぎ話「浦島太郎」を、池田鉄洋による新解釈を加えリメイクした作品。なぜ竜宮城へたどり着けたのか、たまて箱とは何だったのか、浦島太郎はどうなったのかなどの謎まで解明する可能性を秘め、コミカルかつシュールな世界観で魅了する。1か月間みっちり稽古をしたというキャスト陣は、終始和やかなムードで取材に対応。木村さんは、「まとまりに欠けますけど、でもすごい楽しいんです」と仲の良さをアピールした。主演という立場ではあるが、「皆さん本当にやさしくて気づかってくれて、そんなに僕自身が頑張ってまとめようと思っていなかったです」と、柔和な表情で答えた。さらに、自分の子どもが浦島太郎を認識していないと話していた木村さんだったが、「でも、ちょっとだけ興味を持っています。この間某CMの歌を熱唱していました。教えているわけじゃないんですけどね(笑)」と、打倒“浦ちゃん”の存在をにおわせる。折しも現在、オリンピック真っ只中。日本勢のメダルラッシュが日々報道をにぎわせている。木村さんは、「応援してた同じ年の内村航平選手が金をとられて、本当にそれだけでテンションが上がって、舞台を頑張ろうと思いました」とパワーをもらったと発言。ヒロイン・乙姫役の上原さんも、「稽古中だったので、なかなか生で見ることはできていないですが、ニュースで日本選手がメダルをとっていると聞くとうれしいし、励みになります」と、熱く答えていた。ほか、囲み取材には斉藤暁、崎本大海、和泉元彌、とよた真帆が出席した。舞台「TARO URASHIMA」は8月11日(木・祝)から15日(月)まで東京・明治座にて上演。(cinamacafe.net)
2016年08月10日この度、おとぎ話「浦島太郎」をモチーフにしたオリジナルミュージカル「TARO URASHIMA」を8月11日(木・祝)より上演することが判明。キャストには、木村了をはじめ、上原多香子、和泉元彌、とよた真帆らが出演することも明らかにされた。過去6作品、歴史物・時代劇を製作してきた「る・ひまわり」×「明治座」だが、そんな今回は、歴史とは別の観点で新たなシリーズ製作を始動。ディズニーでは、「白雪姫」など“おとぎ話”を下地とした物語が、新たなエンターテインメントとして製作され、日本でも宮崎アニメが、“絵本”や“ファンタジー小説”をリメイクし映画化している。そんな世界に発信できる新たなオリジナルファンタジーを舞台として、「浦島太郎」が決定した。日本人なら誰もが知る「浦島太郎」。しかし、多くの謎も多い。脚本を担当した俳優であり演出家・脚本家としても活動する池田鉄洋は、今回の話を聞いて改めて「浦島太郎」を読み返したと話し、「謎だらけでした。なんで漁師なのに亀を助けるの?なんで乙姫は玉手箱なんて『老人になる罠』をプレゼントするの?なんで浦島は「開けるな」と言われたそれを開けちゃうの?まったくもって謎だらけです。その謎にきっと、とんでもない面白さが隠れているのだろうと、私はワクワクしながら脚本を書いているのです」とそんな誰もが疑問に思っただろう謎に焦点を当て、描いていると示唆している。キャストには、生まれながらのトラブルメーカー浦島太郎役に、近年舞台を中心に活躍する木村さん。ヒロイン・乙姫役に、元「SPEED」で、連続テレビ小説「てるてる家族」など女優としても活動の幅を広げる上原さんが好演する。今回の決定について木村さんは「国民的な昔話の主人公を演らせて頂くことに大変光栄な気持ちと共にプレッシャーも程よく感じております。共演の皆さんもとても個性豊かな魅力的な方々なので、楽しみにしていて下さい」とメッセージを寄せ、一方上原さんは「子どもながらに抱いた玉手箱の謎など、どんな作品になるのか私もワクワクしております」と心境を話し、「浦島太郎をモチーフに今年、新たに生まれ変わるオリジナルファンタジーミュージカル『TARO URASHIMA』お楽しみに!」とコメントした。そのほか、乙姫のじいや的存在でネガティブシンキングなカメ役に「踊る大捜査線」シリーズの斉藤暁、太郎の友人の漁師で、家族思い・友達思いのムサシ役に「科捜研の女」シリーズの崎本大海、スーパースター・帝役に狂言師・和泉さん、そして美しいが嫉妬深い竜王の正室には、ミステリードラマに多く出演するとよたさんも参加。コミカルかつシュールな世界観で、何層にもコーティングしておきながら、ラストでこっそり「ちょっと暑苦しい」想いをスパイスに入れ込んだ物語届けてくれるようだ。現在「au三太郎シリーズ」のCMで、桐谷健太と菜々緒扮する“浦ちゃん”“乙ちゃん”のイメージも強く残る中、本作では一体どんな物語が繰り広げられるのだろうか。ミュージカル「TARO URASHIMA」は8月11日(木・祝)~15日(月)明治座にて公演。(cinemacafe.net)
2016年05月01日昔話の主人公たちが共演するau"三太郎"シリーズの新CMが、9日から全国で放送され、今回は浦島太郎が乙姫への恋の告白を、桃太郎に相談する。施策「恋愛相談」編は、浦島太郎(桐谷健太)が、妄想の中で乙姫(菜々緒)への告白をイメージし、竜宮城で「僕と結婚してください!」と手を差し出すが、乙姫は「え、いきなり?」と困惑。ここで現実に戻り、桃太郎(松田翔太)から「全然ダメだね」とダメ出しされる。その後も、浦島は桃太郎のアドバイスを受けながら、想像で「僕と住むところ、まとめてみない?」「君のすべてをまとめて面倒みたい!」とプロポーズすると、乙姫はうっとりして「浦ちゃん…」と手を握り、告白成功。桃太郎に「さすが恋愛マスターっす!」と感謝するが、再び浦島が「まとめて面倒みたい!」と手を差し出すと、乙姫は迫力ある形相で「覚悟あんのか?」と睨(にら)みつけてくる。桃太郎と浦島の会話は、松田と桐谷のアドリブで、本当に恋愛相談のように進行。菜々緒は、普段の乙姫のキャラクターからは想像できない、ときめきの表情も浮かべたが、最後のカットでカメラを睨みつける菜々緒の眼力に、スタッフは皆圧倒され、スタジオが爆笑に包まれた。
2016年04月08日2016年早々から話題を振りまいているauのCM「三太郎シリーズ」。このほどスタートする新CMでは、「何かが違う」をテーマに桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)の三太郎がそろい踏みで登場。ところが、濱田さん演じる金太郎こと“金ちゃん”が、いつもと違う様子になっていることが分かった。すっかりおなじみとなった三太郎の、コミカルな掛け合いが見どころとなる新CM。今回は、金太郎が薪を背負い、歩きながら本を読むという、まるで二宮金次郎のような勤勉&真面目そうなキャラクターにイメチェン。困惑する桃太郎と浦太郎を尻目に、“何かが違う”様子を醸し出している。ある日、桃太郎と浦太郎が歩いていると、前方から金ちゃんらしき姿が。しかし、薪を背負い、読書をしながら歩いており、「あれって金ちゃん?」と普段と違う様子に戸惑い気味の2人。本に夢中で2人の横を素通りしようとする金太郎に、「金ちゃん!!」と大声で呼びかける浦島太郎。やっと2人に気付いた金太郎は「おぉ、友よ!」と挨拶。これを聞いた2人は「なんかいつもと違くない?」。それを聞いた金太郎は、真面目なトーンで「いつもの金太郎ですが、何か?」と返答。何だか「金次郎っぽくない?」とひらめいた桃太郎の言葉を聞いた浦島太郎は「確かに!この辺とか!」と背中に薪を背負ったところを茶化し、桃太郎も「何、この本?」と金太郎をいじることに。金太郎は本を見ようとしたその手をサッと払いのけ、「私、学校に通っておりまして」とひと言。「学校?」「なんで急に」と2人が口々に疑問をぶつけると、「時は金なり」と胸に掲げている“金”という文字を見せつけ、「あ、もうこんな時間」とリストバンドを見ながら、さっそうと立ち去っていく。「日直だった!」と学生らしい独り言を残しながら、寺子屋へと消えて行く金太郎。そんな寺子屋の様子を覗いた2人は、「女子いっぱいいる!」「共学なんだ…」と意外な学園生活にも“何かが違う”ことを察知。果たして、金太郎の学園生活とはいったい…!?撮影は、松田さん演じる桃太郎、桐谷さん演じる浦島太郎がいつもと違う雰囲気の金太郎に出会い、何だか“二宮金次郎”っぽくて困惑してしまうシーンからスタート。濱田さんはいつもとは明らかに違う“真面目”キャラの“金次郎”を見事に演じており、そんないつもとは違う濱田さんのひと言ひと言に、スタッフも笑い声をこらえるのに必死。そんな中、3人とも相変わらずアドリブ全開で、予定の撮影シーンを撮り終えても、監督のストップがかかるまで3人の会話はなかなか止まらなかったという。ちなみに、黄金の金太郎像は、美術スタッフが一から作り上げた自信作で、本人にそっくり!その姿もぜひチェックしてみて。au 三太郎シリーズ新CM「何かが違う金ちゃん」は1月14日(木)より全国にて放映開始。(text:cinemacafe.net)
2016年01月12日松田翔太さんが桃太郎、桐谷健太さんが浦島太郎、濱田岳さんが金太郎を演じる新CMが話題になっていますね。昔話の人気キャラ3人が実は友達だった――というストーリー、これからどんなふうに展開していくのかとワクワクしている人も多いのでは?筆者が見ていて特に気になったのは、桃ちゃん(桃太郎)が彼女持ち、しかも相手は「かぐや姫」だったというところ。「俺は桃から。彼女、竹から。それつながり」って…。どちらかというと、瓜から生まれた「瓜子姫」のほうが近いんじゃ?とか余計なことを考えてしまいました。さておき、あの3人って実際にお付き合いしたらどんな感じなんでしょう?cocoloni PROLOでは以前、「桃太郎はブラック彼氏!?」なんて記事も公開しましたが…。誰と付き合ったら一番幸せになれるか、というのを独断と偏見で分析してみようと思います。≪恋人を一番幸せにしてくれる太郎は?≫◆桃太郎:恋人の提案を却下する男鬼ヶ島の鬼が人々を苦しめていると聞き、退治に向かった桃太郎。まさに正義の味方!という感じですが、実際に鬼の暴れっぷりを見たわけではなく、村人の話を鵜呑みにして戦いに行ったのはやや軽率だったかも。相手がどの程度強いのかもわからないのに、犬・猿・キジだけを連れて出かけた無鉄砲さも、若さゆえという印象です。勝ちたいなら、まずは敵を知ることが大事。状況も知らぬまま乗り込んで行き、一方的にたたきのめした男といったら、英雄どころかちょっとひどい奴にも感じられます。こういう男性は自分が一番偉いと思っていて、周りの意見に耳を貸さない可能性大。女性とデートをする際も、自分が行きたい所にばかり連れて行き、相手が退屈していても気づいてくれないかもしれません。もしくは恋人が、「あそこに行きたい」「あれ面白いよ」と自分の知らないことについて話しても「くだらない」と却下したり。ちなみにCMでは、桃太郎は犬・猿・キジとは「団子コミュニケーション」を取っていて、団子がない日は相手にされていない様子。とりあえず、「何があってもこの人のために尽くしたい」と思わせるほどの人物ではないみたいです。◆浦島太郎:いい人すぎてだまされる男子どもたちにいじめられていた亀を助け、そのお礼として竜宮城に連れて行かれた浦島太郎。弱い者いじめが許せない心優しい青年であることは間違いありません。ただ、もしかしたら子どもと亀がグルの詐欺師だったかも、という可能性を考えることもなく、軽い気持ちで行ってしまったのは怖いもの知らずというか何というか…。良くも悪くもだまされやすい人なんじゃないでしょうか。しかも乙姫さまが「決して開けないで」と言った玉手箱を開けてしまった、約束を守れない男でもあります。こういう男性は、作り話にコロッとだまされるタイプ。恋人がいても、美女が猫をかぶって泣きついてきたら、「かわいそう」という理由で受け入れ、簡単に浮気してしまいそうです。「あの子を助けたいから」とデートの約束をドタキャンしたり、恋人からお金を借り、なかなか返してくれなかったり…優しさは大きな魅力ですが、人がよすぎるのも考えものですよね。CMでは、竜宮城に連れて行ってくれるはずの亀が驚くほど小さかったことから、桃太郎に「だから浦ちゃんモテないんだよ。彼女とかいないから乙姫にだまされるんだ」と言われていた浦島太郎。だまされやすいという解釈は間違っていないようです。◆金太郎:タフで包容力のある男毎日、山の動物たちと相撲を取り、大きなクマと戦っても負け知らずの金太郎。ある日、谷間に橋がなくて向こう岸に渡れないと困っている動物たちのため、巨大な木を倒して橋をかけてあげたそう。金太郎の歌にも「気は優しくて力持ち」という歌詞がありますが、文字通り、包容力があって頼りになる人なんですね。ちょっと若すぎる(むしろ子ども?)のと、ほとんど動物としかコミュニケーションを取っていなそうなのが気になりますが、年下&女慣れしていない男性が好きな人には合っているんじゃないかと。橋がないなら作ればいい、という柔軟な発想も素敵です。こういう問題解決力のある人って、女性としては一緒にいて安心できますよね。サバイバルスキルも高いだろうから、もしものときにも助けてくれそうだし。なので、何を考えているかサッパリわからない男性より、ピュアで単純明快な男のほうが好み!という女性には自信を持ってオススメします。あまりにもわかりやすい男は退屈でイヤという人はやめておいたほうがいいと思いますが。CMでは、桃太郎や浦島太郎と比べて「俺ってイケてない」といじけていた金太郎。でも、最終的に一番いい女を捕まえるのは、かっこいい桃太郎や、ひたすら優しい浦島太郎ではなく、地味だけど実はすごい彼のような気がします。ということで、桃太郎・浦島太郎・金太郎の中で、最も恋人を幸せにしてくれそうなのは、CMではいじられキャラの金ちゃんこと金太郎でした。…なんて妄想を繰り広げつつCMを見たら、また別の楽しみ方ができるかも!?(文=編集J)※画像はau「 あたらしい英雄、はじまるっ」よりあの人がこれまでにしてきた恋愛のすべて【無料占い】
2015年01月23日