真田広之が主演を務める超大作『SHOGUN 将軍』が、2月27日(火)からディズニープラスの「スター」で独占配信される。本作で真田は主人公・吉井虎永を演じるだけでなく、プロデューサーとしてプロダクションを率いた。世界各地から集った精鋭がつくりだす“日本人が観ても違和感のない時代劇”の誕生は、海外を拠点に活動する真田にとって新章を告げるものになったようだ。『麻雀放浪記』『リング』『助太刀屋助六』『たそがれ清兵衛』など数々の作品で人気を博し、日本のトップ俳優の仲間入りを果たした真田は、2003年公開の『ラスト サムライ』への出演以降にアメリカに拠点を移した。その後、『ウルヴァリン:SAMURAI』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『モータルコンバット』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』など数々の超大作に主要キャストとして出演。世界的なスターとして活躍中だが、その過程では常に“日本の映画人・活動屋の粋と魂を、海外でも”という願いと戦いがあった。日本人が観ても違和感のない描写、アクション/殺陣のデザイン、セリフまわし……真田は海の向こうで海外のスタッフと話し合い、信頼を築き、孤軍奮闘してきたのだ。そして、ついにその活動が新たなフェーズに入った。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』の映像化プロジェクトだ。当初、真田は主演としてオファーを受けたが、新たにショーランナーに就任したジャスティン・マークスの要請を受けて、プロデューサーも兼任することに。演技をするだけではなく、脚本開発、撮影の準備、衣装や美術デザインのチェック……真田は創作のプロセス全面に関わることになり、ハリウッドの映画人と、日本のプロフェッショナルが合同チームを結成することになった。「やっとチームを組むことができる状況がきました。ひとりで戦っていた時は、どこか遠慮がちにやっていましたし、もどかしさを感じながら学んできたと思います。しかし、本作で初めてプロデューサーというタイトルを得て、日本の時代劇の専門のクルーと共に働き、日本人の役はすべて日本の俳優で取り組むことができました。“チームジャパン”で作品に関わることができたことは大きなステップですし、画期的なことだと思っています。ですから、本当に心強かったです。各パートに日本のスペシャリストがいますから、“こうあってほしい”と伝えて、彼らがそれぞれ、ハリウッドのクルーと動いてくれる。もし、何か問題が起れば、僕がプロデューサーたちと話し合いました。もちろん、彼らにもやりたいことがあるわけですけど、その表現が日本人から見ておかしいものであれば、この作品では絶対にやってはいけない。最終的にはクリエイターのジャスティンが『日本のクルーの意見や指示をよく聞きなさい』と言ってくれるので、これまでとは段違いでした」「ステレオタイプではない侍を描きたかった」本作は現実の日本史からインスパイアされたフィクションで、日本を統べるべく武将たちが熾烈な争いを繰り広げていた戦国時代が舞台だ。それまで日本を統一していた太閤がこの世を去り、諸国は五人の大老によって治められていたが、関東地方を治める大名、吉井虎永(真田広之)は、五大老のひとり、石堂和成(平岳大)の策略によって他の大老たちと対立関係に陥ってしまう。絶体絶命の状況の中、虎永の領地に海外からの船が漂着し、彼は英語を話せるキリシタン、戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て、英国人航海士ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)と出会う。自由を奪われ、いつ首をはねられてもおかしくない立場に立たされた虎永の運命は決まったかに思えたが、彼には自らの宿命、そしてこの国の未来を変える“秘策”があった。真田が演じた虎永は、徳川家康からインスパイアされたキャラクター。虎永は目の前の権力や報酬になびくことはなく、自分は将軍にはなりたくないと言い放つが、その視線は常に“未来”を見据えている。そこにいるだけで伝わってくる威厳、すべてを明かさない“余白”を感じさせる態度、そして家臣や民を惹きつける人間性……多くを語らない虎永を演じるのは容易ではなさそうだ。「ステレオタイプではない侍を描きたかったですし、策略家でミステリアスでパワフルでありながら、家族を愛し、近しい者には弱みも見せる“人間・虎永”を描きたいと思いました。本作のプロダクションにおける自分のポジションと、物語における虎永のポジションが重なる部分がありましたから、準備段階で虎永のキャラクターがちゃんと自分の腑に落ちていたんです。ですから準備を終えて、俳優としてカメラの前に立つ時にはすごい自由を感じました。本業をやればいいのだ、ということですね(笑)。この作品においてはカメラの前に立っている時間の方が圧倒的に短いので、楽しまなければ!と思いましたし、これだけ準備したからもらえるご褒美かなって(笑)。だから、余計なことはしようと思いませんでしたし、本質的に必要なことだけをカメラに定着させたいと思いました。役としてそこにいて、そこで起こっていることに反応していく。内面的なものは、7、8年の準備期間を経ていますから、すでに自分の中に渦巻いていて、むしろ抑えることの方が難しかった。自分でやりたいことはあるんですけど、あえてそれを封じ込んで、そこにいる。プロデューサーを兼ねたからこそ到達できた“無の境地”のようなものがありました」「これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた」『SHOGUN 将軍』では、劇中に登場する日本人はすべて日本の俳優が演じ、外国人とは時に通訳を交えながら、言語の壁を乗り越えて関係を築いていく。真田はこの物語を、日本とハリウッドの合同チームで取り組んだことに意義を感じているようだ。「本作の題材が文化の衝突や、お互いの理解を深めていく、というものですから、このチームが最適だったと思います。この作品を東西のチームが壁を乗り越えて、理解しあい、学び合い、尊重しあいながら作り上げることそのものが、メッセージになっていると思うんです」本作は細部まで日本人スタッフのこだわりと情熱が込められている。一例をあげると本作の衣装をデザインしたのは『蜘蛛の巣を払う女』や『ドント・ブリーズ』も手がけたカルロス・ロザリオだが、すべて日本の生地だけで制作され、どう着るのか、どう動くのか(所作)も含め、日本の専門家が細部にいたるまで徹底的にこだわり抜いた。“日本人が見ても違和感のない海外の作品”がこうして生まれた今、この流れは他の国にも広がっていくかもしれない。「そうなればいいなと思い続けてきました。“異文化を描く時にはこの作品のようでなければならない”というものが、こうしてできたわけですから、この作品が“ニューノーマル”になってほしいと思っています。異文化を描く時にはここまでやらなければ、クリエイターとして恥ずかしいよ、と言われるきっかけになってほしいと思うんです」なぜ、真田広之は海外に拠点を移してまで、日本人の文化や魂を世界に伝えようとしてきたのだろうか? 流されることなく、仲間をつくり、丁寧に説明し、自ら率先して動いてきた原動力はどこにあるのだろうか? 真田は「どうでしょうか……」と少し照れ笑いを浮かべてから、穏やかに話し出す。「日本で活動していた頃から1作、1作の積み重ねと言いますか、導かれてきた感じがするんです。この作品のテーマでもありますが“宿命”のようなものを僕は少し感じていますし、これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた気がするんです。どれかひとつでも欠けていたら、違う道を選んでいたかもしれない。シェイクスピア(真田は1999年と2000年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演『リア王』に出演し、名優ナイジェル・ホーソンらと共演した)がなければ、『ラスト サムライ』に飛び込まなかったかもしれない。『ラスト サムライ』がなければ次もなかった……何ひとつ欠けてもここにいないと思うんです。だから、すべての作品との出会いに感謝していますし、畑を耕し続けて種を植えて水をやって、この作品でプロデューサーというタイトルを得たことで、そこに“光”を当てられた気がするんです。それまで欠けていたもの、最後の大事なものがやっと備わった。だからこの作品は僕にとって“最初の一輪”なのかもしれないですね」そう、本作は真田のこれまでの集大成であり、次なる章のはじまりを告げる作品なのだ。「自分の中でも“はじめの一歩”という言葉が出てくるんです。そうしなきゃいけないとも思っています。これがゴールじゃないことは本能的にわかっていて、これを布石にどこまで行けるのか、後進をどこまで育てられるのか。僕が大先輩から受け継いだものを、伝えていくポジションになってきたと思うんです。年齢的にも。そこでプロデューサーという新たな経験をしたことで、還暦を過ぎて新たな一歩を踏み出したので、毎日が本当に楽しいんです(笑)。クリエイティブに関わることができて、物申せる立場にある。その醍醐味をこれからもキープしながら、培ってきたものをすべて投入できる新しい作品に出会えるように触覚を磨いていきたいです」真田の長い長い活動と戦いがいま、『SHOGUN 将軍』という名の一輪の花に結実した。それは日本人の心に響く、世界各地の人を魅了する花として人気を集めるだろう。季節はめぐる。真田広之はまだ進み続ける。地球のどこかで彼と仲間たちが植えた花が咲き乱れる日は近い。『SHOGUN 将軍』ディズニープラス「スター」で独占配信中(c)2024 Disney and its related entitiesCourtesy of FX Networks
2024年02月28日漫画『ベルセルク』などで知られる、漫画家の三浦建太郎さんが亡くなったニュースが、日本中を駆け巡った2021年5月20日。1989年に連載開始した『ベルセルク』は、最新刊である40巻が2018年に発売され、続きを待ち望む声が絶えませんでした。そんな中での、突然の作者の訃報。一時は『未完の大作』といわれた『ベルセルク』でしたが、三浦さんがこの世を去ってから約1年が経った2022年6月7日、連載再開が発表されました。『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開いたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部並びに森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 #BERSERK #ベルセルク pic.twitter.com/gz9TQLfs46 — ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) June 7, 2022 再開後の連載は、三浦さんが生前、周囲に話していた『ベルセルク』のエピソードやキャラクターをもとに構成していくとのこと。また、生前の三浦さんが記した構想メモと、キャラクターデザインも見つかったといいます。「三浦さんが作ろうとしていた原稿を、我々が完璧に形作ることは不可能ですが、三浦さんが話していたことから決して逸脱しないように、漫画を校正していきます」白泉社ーより引用連載再開にともない、そうコメントを発表した青年漫画雑誌『ヤングアニマル』の編集部。今後、監修を三浦さんの親友であり、漫画家の森恒二さんが、漫画は『ベルセルク』で三浦さんのアシスタントを務めていた『スタジオ我画』が担当するといいます。また、連載再開後のクレジットは『原作・三浦建太郎漫画・スタジオ我画監修・森恒二』となります。連載再開の発表は大きな話題を呼び、期待の声が多数寄せられました。連載再開は、2022年6月24日発売の『ヤングアニマル』13号から。新たな『ベルセルク』の始まりの日を、多くのファンが待ち望んでいます。[文・構成/grape編集部]
2022年06月07日「浦田さんが再び、表舞台で歌うことを決めたそうです。ソロデビュー記念日となる1月28日に正式発表して、3月にはソロとして復活すると聞いています」(音楽関係者)元ボーカルグループ「AAA」のリーダー・浦田直也(38)がソロとして復活すると、本誌の取材で分かった。19年4月に女性への暴行容疑で逮捕(その後、不起訴処分)された浦田。「事務所から無期限謹慎処分が下りました。年末に謹慎処分が解除されましたが、それと同時に、AAAからは脱退することになりました」(スポーツ紙記者)所属事務所は当時、「本人は謹慎処分以降もメンバーをはじめ、ファンの皆様や多くの方々に多大なご迷惑をおかけしたことを猛省する日々を送っており、併せて今後の活動についても考え抜いた結果、AAAを脱退する意志を固めた旨、報告がござ いました」と語っていたが――。浦田の知人は言う。「あの事件以来、彼は深く反省して何も手につかない日々が続いたそうです。一時は『自分はもう、歌手活動を続けてはいけない』とまで思ったといいます。しかし、松浦(勝人)会長が“歌をもう一度勉強し直してみては?”と提案したそうです」当時、松浦会長はスタジオで、音楽仲間を集めて“合宿”をおこなっていたという。「浦田さんは連日、松浦さんのスタジオに通い、音楽を学び直していたそうです。その過程で“音楽の楽しさ、有り難さ”に再度、気づかされ、『もう一度、歌いたい』という気持ちになったと聞きました。コロナの影響で最近は松浦さんと直接会うことは少なくなったそうですが、浦田さんの音楽活動に対する“真摯な姿勢”を感じ、所属事務所も音楽活動再開を許可したそうです」(前出の知人)もともと浦田は09年1月18日、「URATA NAOYA」という名義で、アルバム『TURN OVER』でソロデビューしている。今回、ソロとして本格的な復帰を果たすというのだ。19年の年末、謹慎処分解除にあたり、浦田はこんなコメントを出していた。《二度と同じ過ちを繰り返さないという強い意思を持ちながら、これからは『浦田直也』として、いろいろな想いを自分の声に乗せ歌にして届けられるよう、一生懸命努力していきたいと思っています》このコロナ禍の再出発、どんな反響を呼ぶのだろうか――。
2021年01月27日昨年はコロナ渦で多くの映画が公開延期になり、莫大な予算を投じたハリウッド大作が次々と公開を延期した。そのため、2021年は昨年に公開される予定だった超大作と、今年公開予定の映画が揃って待機中。まだ予断を許さない状況で、さらに公開が延期になる可能性もあるが、今年は例年以上に映画館の大スクリーンで観たい作品が揃っている。映画ファンがその公開を待ちわびるも、やむなく公開延期を繰り返している『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は今年こそスクリーンに登場することになりそうだ。映画史にその名を刻むアイコン的存在“ジェームズ・ボンド”をこれまでにない側面から描き出したダニエル・クレイグ主演のシリーズは名作『007 スカイフォール』など、単なるスパイアクションにとどまらない作品を生み出してきた。そんなクレイグが“最後の出演作”と明言する『…ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、現役を退いたボンドが誘拐された科学者の救出を依頼され、正体不明の敵と対峙する。『闇の列車、光の旅』のキャリー・ジョージ・フクナガが監督を、『ラ・ラ・ランド』でオスカーに輝いたリヌス・サンドグレンが撮影を務め、ビリー・アイリッシュが主題歌を担当。『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックがボンドに敵対するキャラクターを演じる。緊張感あふれるアクションを次々に繰り出しながら、これまでのシリーズでは多く描かれてこなかったボンドの過去や内面に迫った本シリーズ。慎重に創作が重ねられた本作は、最適な公開時期を探りつつ、その日を待っている。そのほかにも映画館の大画面、大音響で観たい大作が目白押しだ。昨年話題を集めた『TENET テネット』のクリストファー・ノーラン監督も公開を楽しみに待っているという『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はシリーズ9作目。カスタムカーが空を舞い、潜水艦と一騎打ちし、戦車と真っ向勝負を繰り広げてきた“ワイスピ”シリーズ。新作でも観客の想像の斜め上を爆走するような超絶アクションが待っているはずだ。ほかにも日本生まれの人気ゲームを実写化する『モンスターハンター』や、マーベル最新章を告げる『ブラック・ウィドウ』、ディズニーランドの人気アトラクションを基に生まれた一大アドベンチャー大作『ジャングル・クルーズ』、ミュージカル史に残る名作をスティーヴン・スピルバーグ監督が再映画化する『ウエスト・サイド・ストーリー』、アイヴァン・ライトマン監督の名作を息子ジェイソンが引き継いで再始動させる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』も今年公開予定。映画館でみんなで集まって観たい作品がズラリと並んでいる。昨年の前半は『パラサイト 半地下の家族』が口コミで動員を増やし、オスカー受賞のニュースがもたらされるなど話題を集めたが、今年も賞レースの有力候補とみなされている作品が続々と公開になる。トロント映画祭、ヴェネチア映画祭で作品賞に輝いた『ノマドランド』は3月26日から公開。季節労働をしながら、車でひとり孤独な旅を続ける女性が、旅先で様々なノマドたちに出会い、心を通わせていくドラマが描かれる。主演のフランシス・マクドーマンドは『スリー・ビルボード』でもオスカーを手にした当代きっての名女優で、今年も各映画賞で彼女の名前が繰り返しあがることになるだろう。また、オスカー常連のA24とPALN Bがタッグを組んで制作にあたった『ミナリ』や、Netflixで配信中の『シカゴ7裁判』も各映画賞の有力候補と目されている。なお、今年のアカデミー賞は4月25日に延期になっているが、授賞式は行われる予定だ。アニメーション映画も今年は数多く公開される。現在、ディズニープラスで配信中の『ソウルフル・ワールド』が絶賛を集めているピクサーは、最新作『ルカ』を6月に全米で公開予定。昨夏に公開を予定していた『ミニオンズ フィーバー』も少し遅れたが今夏に公開を予定している。喧嘩ばかりしている人気コンビの活躍をアニメーションと実写を融合させて描く『トムとジェリー』や、ディズニーの最新作『ラーヤと龍の王国』も今年、映画館のスクリーンに登場する。いずれも時間とアイデアをふんだんに投じて制作された作品ばかりで、日本だけでなく世界各地で人気を集めることになりそうだ。ほかにも、ザ・ビートルズが1969年に行った通称“ゲット・バック・セッション”の際に撮影された膨大な記録映像を、ピーター・ジャクソン監督が再編集したファン垂涎のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』、ケネス・ブラナーが再び名探偵ポアロを演じる『ナイル殺人事件』、日本でも撮影が行われたアクション作『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』などの話題作も公開に向けて待機中。昨年は新作が映画館で上映されることなく配信サービスに直行するニュースなども流れたが、映画館でみんなで集まって、大きな画面で新作映画を楽しむ、そんな映画ファンの“なんてことのない日常”が早く戻ってくるのを願うばかりだ。■2021年に公開予定の外国映画(一部)1月1日 新感染半島 ファイナル・ステージ3月5日 ラーヤと龍の王国3月12日 キングスマン:ファースト・エージェント3月19日 トムとジェリー3月26日 モンスターハンター3月26日 ノマドランド3月26日 映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!4月29日 ブラック・ウィドウ5月21日 フリー・ガイ7月9日 シャンチー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)8月13日 ジャングル・クルーズ8月27日 ザ・ビートルズ:Get Back10月29日 エターナルズ(原題)12月10日 ウエスト・サイド・ストーリー2021年 ゴーストバスターズ/アフターライフ2021年 ワイルド・スピード/ジェットブレイク2021年 モービウス2021年 ナイル殺人事件2021年 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ2021年 ミニオンズ フィーバー2021年 クワイエット・プレイス 破られた沈黙2021年 G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ2021年 ピーターラビット2/バーナバスの誘惑2021年 ザ・バットマン(C) 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation(C)Marvel Studios 2020(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.(C) 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.(C) 2020 Disney. All Rights Reserved.(C)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.(C)2020 Warner Bros. All Rights Reserved.(C)Constantin Film Verleih GmbH
2021年01月03日昨年4月に女性への暴行事件でダンス&ボーカルグループ・AAAを脱退した元リーダーの浦田直也(37)が1月27日夜、自身のTwitterを更新した。浦田はこの日、青空を見上げる後ろ姿の写真とともに、自身の曲である『空』の歌詞を投稿。「見上げた空のように素直に生きてゆけるのならば止まない雨はないって言葉信じて生きてくだけで強く前に進めば陽が射す明日が来るのだから逃げないやめない終わらない居場所をみつけるよ」と呟き、「urata naoya 『空』2020.1.28」と締めくくっている。浦田は昨年12月31日付けでグループを脱退しているが、今後はソロで活動を続ける予定。また、同グループは年内で活動休止することを今月14日に発表している。同ツイートは28日15時現在で5万8千件の「いいね」と、1万7千件のリツイートを記録。「戻ってきてくれてありがとう」「早くあいたーいです」といったコメントもあるが、多くのユーザーからは《まずは謝罪とかだと思うのは俺だけ?》《直也くん、待っていました。でもこの戻り方は残念です》《そんな空の歌詞をコピーして投稿なんかする暇あるのなら、皆に謝罪すればどうですか?》と厳しいコメントが多く寄せられている。
2020年01月28日男女5人組音楽グループ「AAA」のリーダー・浦田直也(37)が12月31日をもってグループを脱退すると、同日に公式サイトで発表された。今年4月に暴行事件(不起訴処分)を起こし無期限謹慎中だった浦田。所属事務所は《今後の活動についても考え抜いた結果、AAAを脱退する意志を固めた旨、報告がございました》と説明。今後は、個人で活動を続けるという。浦田本人は《これからは『浦田直也』として、いろいろな想いを自分の声に乗せ歌にして届けられるよう、一生懸命努力していきたいと思っています》と意気込み。ほかのメンバーたちは連名で、《時間をかけて話し合い、様々な意見が出た中で私たちが出した結論は、リーダー浦田直也の意思を尊重する、ということでした》とした。「いろんな仕事が決まっていたにもかかわらず、リーダーとしてあるまじき行為でした。ほかのメンバーたちのことも考えた結果、浦田さんはついに大きな決断に至ったのでしょう」(音楽関係者)グループのリーダーとして、ダンスと歌そしてトークと磨いて来た浦田。ソロ活動の下地はそろっているが、大物が“救いの手”を差し伸べることもありそうだ。「浦田さんといえば、事件を起こす前には浜崎あゆみさん(41)のSNSにたびたび登場。浜崎さんが弟のようにかわいがっていることで知られていました。同じレコード会社所属ということもあって、今後の活動で浜崎さんが手を差し伸べる可能性もあるかもしれません」(前出・音楽関係者)浜崎が自身のSNSで、浦田の脱退についてどうコメントするかが注目される。
2019年12月31日ダンス&ボーカルグループ・AAAのリーダー浦田直也が31日、所属事務所を通じ、同グループから脱退し、今後は個人で活動することを発表した。浦田は今年4月19日、都内のコンビニで酒によって女性に暴行をしたとして逮捕された(後に不起訴処分)。同月21日に釈放され、約2時間半の間に金髪を黒髪に染めて謝罪会見を開き、以降は無期限謹慎処分を受けていた。所属事務所によると、浦田の謹慎処分は12月31日をもって解除。「本人は謹慎処分以降もメンバーをはじめ、ファンの皆様や多くの方々に多大なご迷惑をおかけしたことを猛省する日々を送っており、併せて今後の活動についても考え抜いた結果、AAAを脱退する意志を固めた旨、報告がございました」「弊社としても検討を重ねてまいりましたが、本人の意思が揺るぎないこともあり、今回の報告に至りました」と経緯を明かし、今後は「今後は個人での活動を行っていく予定」だという。また、浦田もコメントを発表。「メンバーをはじめ、スタッフ、関係者の皆様にご迷惑をおかけしたこと、そしてファンの皆様に悲しい思いをさせてしまったことを後悔し、反省する時間を過ごしてきました」と謹慎中を振り返り、「今まで応援してくださった皆様には、申し訳ない気持ちと、これまで支えていただいたことへの感謝しかありません」とファンへの思いをつづる。そして、「二度と同じ過ちを繰り返さないという強い意思を持ちながら、これからは『浦田直也』として、いろいろな想いを自分の声に乗せ歌にして届けられるよう、一生懸命努力していきたいと思っています」と決意を新たにし、「AAAのメンバーでいられたこと、一緒に夢を叶えてきた仲間に出会えたことは僕の人生で一番の宝物です」とメンバーへの感謝も記している。
2019年12月31日人気シリーズ最新作、現代的なテーマの西部劇やミュージカル風味の伝記映画に、タランティーノの最新作など。今年の夏の大作映画は見逃せない作品ばかり!『ロケットマン』ド派手ミュージシャンの波瀾万丈な半生がヒット曲とともに蘇る!故ダイアナ妃との友情やエイズ撲滅の闘士として知られるエルトン・ジョン。幼くして音楽に開眼し、ヒットを連発する人気シンガーとなってからは奇抜な衣装とド派手なパフォーマンスで一世を風靡。しかし、華やかなイメージの裏で、彼は真の愛を求め続けていた!?毒親のトラウマや裏切りを乗り越え、自分を愛すことを知ったエルトンの波瀾万丈の半生を、ヒット曲に乗せて再現する伝記ドラマ。エルトン役のT・エガートンはハードな訓練を重ね、実際にヒット曲を熱唱。一緒に口ずさみたくなること間違いなし。監督/デクスター・フレッチャー出演/タロン・エガートン、ジェイミー・ベルほか8月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。©2019 Paramount Pictures. All rights Reserved.『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』シリーズ最新作は痛快アクションと笑いがぎっしり!テロ組織から新型ウイルス兵器を奪還するMI6の作戦は、謎の男の襲撃で失敗。唯一生き残ったエージェント・ハッティは自らの体にウイルスを注入し逃走。CIAは彼女の保護のため、元FBIのホブスと元MI6のショウを招集する。『ワイルド・スピード』でおなじみのホブス&ショウが謎の組織の陰謀を阻むために体を張って大活躍。「ワイスピ」ならではの疾走感あふれるカーチェイスはもちろん、手に汗握るガチンコアクションや豪華キャストによるおバカな笑いが詰まった贅沢な快作。監督/デヴィッド・リーチ出演/ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバほか8月2日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。©UNIVERSAL PICTURES『荒野の誓い』古典的な西部劇に現代的メッセージを盛り込んだ傑作。1892年の西部、インディアン戦争の英雄ブロッカー大尉は末期ガンに苦しむシャイアン族の長イエロー・ホークを故郷モンタナまで護送する命令を受ける。渋々、任務につく大尉と部下だが、道中の危険を乗り越えるうちにある真実に気づき始め…。人種差別や敵愾心は憎悪しか生まず、和解と許しこそが人間には必要と教えてくれる深いメッセージを盛り込んだ傑作。オスカー俳優C・ベールが人間的に成長する軍人を熱演。アメリカ先住民の文化や人間性へのリスペクトも伝わり、見ごたえ十分。製作・監督・脚本/スコット・クーパー出演/クリスチャン・ベール、ロザムンド・パイク、ウェス・ステューディほか9月6日より新宿バルト9ほか全国公開。©2017 YLK Distribution LLC. All rights reserved.『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ハリウッドへの郷愁と愛情が詰まった大胆ファンタジー。1969年のハリウッド、TVスターのリックは映画界への転身に失敗し、怯えていた。その頃、リックのスタントマンを務めるベトナム帰還兵ブースは、マンソン・ファミリーの女性と親しくなる…。チャールズ・マンソンに率いられたカルト集団によるシャロン・テート虐殺事件が起きるなど過渡期にあったハリウッドで、「もしこんなことが起きていたら」とタランティーノ少年が夢見たような大胆ファンタジー。現実と空想をユーモラスに融合させるタランティーノ節が炸裂!監督・脚本/クエンティン・タランティーノ出演/レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーほか8月30日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開。※『anan』2019年8月7日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2019年08月05日泥酔状態で面識のない女性に暴行したとして逮捕された、男女6人組グループAAA(トリプル・エー)のリーダー浦田直也容疑者(36)。所属するエイベックス・マネジメントは4月22日、公式ホームページで無期限謹慎処分を科すと発表した。それに伴い、27日から始まる浦田容疑者のファンクラブイベント全4公演の中止も正式決定。6月15日に開幕するAAAのアリーナツアーは協議中だという。「21日に謝罪会見を行いましたが、浦田容疑者について『どこか人ごとのような態度だ』とネットで批判が殺到していました。そのため『このままだとツアー出演も厳しいのでは』と不安の声も上がっています」(レコード会社関係者)各スポーツ紙によると、事件を受けて全日本空手道連盟(全空連)が所属レコード会社・エイベックスとの契約を解除する方針だという。各紙によると同連盟公式応援歌にAAAの「Yell(エール)」が起用されていたが、各都道府県連盟などに楽曲使用を控えるよう通達。5月の常任理事会で正式決定されるとのこと。連盟関係者は「暴力や薬物などで問題があった場合は契約を解除するという条項が(契約書に)ある」と説明しているという。「空手は来年の東京五輪で実施され、組手・型ともにメダルラッシュとなりそうです。事件がなければ、AAAは何らかの形で五輪の空手競技絡みの仕事をこなしていたはず。これまでは大いに期待が集まっていました。しかし全空連から契約を解除されてしまっては、そうなる見込みも薄い。事件によって失うものは、ことのほか大きいといえるでしょう」(スポーツ紙の五輪担当記者)
2019年04月23日女性への暴行事件で逮捕(21日に釈放)されたダンス&ボーカルグループ・AAAの浦田直也(36)について、所属するエイベックス・マネジメントは22日、無期限謹慎処分とすることを公式サイトで発表した。サイトでは「この度は、弊社所属アーティスト浦田直也が、暴行事件を起こしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で、「弊社といたしまして、浦田直也に対し、無期限謹慎処分を科すことといたしましたので、ご報告させていただきます」と発表。続けて、「被害者の方に多大なるご迷惑をおかけしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。また、関係者へも多大なるご迷惑をおかけしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を繰り返した。浦田容疑者は19日5時頃、都内のコンビニで、酒に酔って女性の頬を平手打ちした疑いで逮捕された。21日に釈放され、都内で会見を開いて謝罪。今後の活動を自粛することを発表していた。
2019年04月22日ダンス&ボーカルグループ・AAAのリーダー浦田直也が21日に釈放されたことを受け、同日の謝罪会見後、エイベックス・マネジメントの顧問弁護士を務める白川純子氏が囲み取材に応じた。浦田は、都内のコンビニエンスストアで19日5時ごろ、面識のない女性に平手打ちした疑いで逮捕。女性を飲みに誘ったが、断られたことに腹を立て暴力をふるったという。釈放から約2時間半の間に金髪を黒髪に染め、会見では被害女性への謝罪を口にしつつも、事件当時に泥酔していたと主張。事件の詳細については「覚えていない」を繰り返した。引退については明言を避け、「無期限とかは考えていなくて、今の気持ちが活動を自粛したいという気持ち」と言うにとどめた。時折笑みを浮かべる場面もあり、ネット上では厳しい声も噴出している。会見後、白川弁護士は「事実関係は調査している」とし、「(警察からは)詳しいことを何も聞いてない」「把握できていない」「(被害女性の精神状態は)全く聞けていない」と説明。接見時の浦田の印象を、「涙は見せなかったですけども、本当に反省しているのが私には非常に伝わってきました」と語り、浦田は「なんでこんなことをしてしまったんだろう」「覚えてないこと自体、反省しなきゃいけない点」「とにかく、こんなになるまでお酒を飲んだこと自体、ダメだった」と反省の弁を述べていたという。また、事件の記憶はないが、「その方がそう言うのであれば、きっとそうなんだろう」と罪は認めており、「もう2度とお酒は飲まない。本当に被害者の方に申し訳ない気持ちでいっぱい」と語っていたという浦田。白川弁護士は、被害女性との話し合いや示談交渉の有無については、「申し訳ございません。そのへんのところはノーコメントにさせていただきます」「謝罪の気持ちを伝えていきたい」と明確な回答を避けていた。
2019年04月22日コンビニエンスストアで面識のない女性に暴行したとして逮捕されたダンス&ボーカルグループ・AAAのリーダー浦田直也が21日に釈放され、都内で同日20時から謝罪会見を開いた。浦田は当面の間は活動を自粛。事務所が近く処分を下すという。浦田は金髪を黒髪に染め、黒スーツにネクタイ、黒メガネで登場。「この度は、私のあってはならない行動により、被害者の方へ大変なご迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げ、「自分の立場があるのに、泥酔し、記憶をなくすまで飲み、あってはならない行動をしたことを本当に心から反省し、心からお詫び申し上げます。申し訳ございません」と謝罪。さらに、「ファンのみなさま、そしてAAAのメンバー、関係者のみなさま、家族。本当にたくさんの方にご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございません」「私、浦田直也はすべての活動を自粛し、みなさまに謝罪の気持ちを重ねていきたいと思っております。それが今取るべき行動だと思っております。本当に被害者の方へ心より、お詫び申し上げます。申し訳ございません」と何度も頭を下げた。当日の状況については、「友人と何人かで食事から始めて、楽しい時間のはずだったんですけど、どんどん飲み過ぎてしまって。最後の方には記憶をなくしてしまって」と説明。18日19時から19日4時まで「かなりの量」の酒を飲み、2時から4時あたりの記憶が全くなく、19日5時ごろに女性に暴力をふるったことや事件を起こしたコンビニの場所についても覚えていないという。逮捕時を「翌日の朝に警察の方が来て、『こういう行動があったのは分かるか』と言われたので、正直に『記憶にありません』『酔っていたので分かりません』とお答えしました」と思い返し、「正直、最初は『何のことを言われているんだろう。何をやってしまったんだろう。お酒を飲んで楽しい時間を過ごしただけだったはずなのに、どうしていつの間にかこんなことになっているんだろう』と自分でも分からなくなるくらい。そういう状態でした」。記者から、飲みの誘いを断れたことで暴力をふるったのかと問われ、「何も覚えていないので、何があったのか、何をしゃべったのか、何をしてしまったのかは自分の記憶には残っていない状態です」「断片的にもどうやって帰ったかも覚えていないです」と答え、逃げる女性を追いかけてエレベーター内で蹴りつけたとも一部で報じられているが、「お店を出る2時間ぐらい前から記憶がないので。そこのところも聞いてないですし、僕の記憶もないので、そこは分からないです」「分からない自分が悔しい。こんな情けない大人になってしまって本当に情けない」と悔しさをにじませた。「もう正直、一切飲まないです。絶対に飲むつもりもなければ、飲みたいとも思わないです」と今後は断酒する意向。酔って女性に声をかけたことはこれまでなく、「なかなかそういうことをするタイプではないので」と否定し、ナンパも「したことないです」。女性に手をあげたことがあるのかについては、「ないです」と即答した。また、引退の可能性については、「無期限とかは考えていなくて、今の気持ちが活動を自粛したいという気持ちなので、まだそこまでは会社とも話せていないので、これからどういう形でみなさまにしっかり謝罪の気持ちが伝えられるか、考えていきたい」「今はまだそこまでの気持ちでは。そういう気持ちを考えるまでの余裕がないです」と明確な回答を避けた。事件の記憶がないことを繰り返し訴えた浦田。メンバーへの謝罪はこれからで、「許してくれないと思います。自分がしてしまった、ありえない行動なので。簡単に許してくれとは言えないですし、きっとメンバーも一緒にこれだけ長くやってきて、メンバーの一人がそういう行動をとったことを許してはいけないと思っていると思います。申し訳ない気持ちで……メンバーにもちゃんと謝罪はしたいと思います」と語っていた。
2019年04月21日ダンス&ボーカルグループ・AAAのリーダー・浦田直也が暴行容疑で逮捕されたことを受け、グループの公式サイトに20日、謝罪文が掲載された。サイトでは、「応援して頂いてる皆様並びに関係各位の皆様」と題してコメントを掲載。「本日、メンバーである浦田直也の逮捕報道がございました。只今、弊社より事実確認をしております」とし、「皆様におかれましてはご心配をお掛け致しまして誠に申し訳ございません」と謝罪した。浦田容疑者は19日5時頃、都内のコンビニで、酒に酔って女性の頬を平手打ちしたと報じられている。
2019年04月21日男女6人組音楽グループ「AAA」のリーダー・浦田直也(36)が4月20日、警視庁に暴行容疑で逮捕された。一連の報道によると19日午前5時ごろ、東京都中央区のコンビニエンスストアで面識のない20代の女性に声をかけたという浦田。だが誘いに乗ってこないことに腹を立て、平手打ちで頬を叩いたという。浦田容疑者は「酒に酔っていて、覚えていない」と語っているとも報じられている。ドームツアーやアリーナツアーなど精力的に活動を続け、’05年の結成から多くのファンを獲得しているAAA。突然のリーダーの逮捕報道に「あまりにショックすぎる…解散とかないよね?」と悲しむ声や、「お酒で逮捕されるとかリーダーの自覚なさすぎ」と厳しい声がネット上では上がっている。すでにTwitterでは「浦田直也」「直也くん」「浦田さん」がトレンド入りしており、関連ツイートは1万5千を超える勢いだ。また本日20日と明日21日は、同じくAAAのメンバーである西島隆弘(32)がソロ名義「Nissy」としてツアー公演を行っている。これについて「逮捕されたのを知ってからライブしてるのかな…」「ライブ終わってから知ったらあしたNissy歌えるのか…」と西島を心配する声も寄せられている。
2019年04月20日映画『オーヴァーロード』が、2019年5月10日(金)、全国の劇場で公開される。J.J.エイブラムス手掛けるサバイバル・アクション大作映画『オーヴァーロード』は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などを手掛けたJ.J.エイブラムスらが製作するサバイバル・アクション大作。監督にはロンドン映画祭・最優秀作品賞にノミネートされたクライムサスペンス映画『ガンズ&ゴールド』のジュリアス・エイヴァリー、脚本には『ハンガーゲーム』や『キャプテン・フィリップス』のビリー・レイと『レヴェナント:蘇りし者』のマーク・L・スミスを迎えた。ナチスの要塞で遭遇する"未知の敵"『オーヴァーロード』の舞台となるのは、1944年、第二次世界大戦下。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、落下傘部隊が送り込まれる。決死の激戦の末、生き残った兵士たちはナチスにより要塞化した教会に潜りこむが、地下の謎めいた研究所で彼らが遭遇したのは、誰も見たことのない敵だった…。解禁となった場面写真には、大迫力の爆発シーンが写されており、本格ミリタリーアクションを予感させる。また、J.J.エイブラムスの過去作『クローバーフィールド』や『SUPER8/スーパーエイト』を連想させる不穏な生物も登場するようだ。ジョヴァン・アデポらが出演主人公の米軍二等兵・ボイスを演じるのは、第89回アカデミー賞作品賞にもノミネートされた『フェンス』で長編映画デビューを飾ったジョヴァン・アデポ。世界中で議論を巻き起こしたサイコ・ミステリー『マザー!』などにも出演している。寄せ集めの部隊の指揮を執る伍長・フォード役は、様々な映画やTVドラマで活躍するワイアット・ラッセル、ナチス占領下の村で自らの危険を顧みず、米兵たちを匿う娘・クロエ役は、『オーヴァーロード』がデビュー作となる新人女優マティルド・オリヴィエが担当。また『ゴースト・イン・ザ・シェル』や TVドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」などに出演するピルー・アスベックが、ナチス親衛隊将校・ワフナーを演じ、脇を固める。ストーリー1944年6月、第二次世界大戦下。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、侵攻作戦の成功を担う重要な使命を帯びた米軍・落下傘部隊が送り込まれる。決死の激戦を経て生き残った兵士たちは、ナチスの要塞となった教会の塔に潜り込むが、地下にある謎めいたナチスの研究所で彼らが遭遇したのは、これまで誰もみたことのない敵だった―。【詳細】映画『オーヴァーロード』公開日:2019年5月10日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー製作:J.J.エイブラムス、リンジー・ウェバー監督:ジュリアス・エイヴァリー脚本:ビリー・レイ、マーク・L・スミス原案:ビリー・レイ製作総指揮:ジョー・バーン、ジョン・コーエン、コリー・ベネット・ルイス出演:ジョヴァン・アデポ、ワイアット・ラッセル、ピルー・アスベック、マティルド・オリヴィエ、ジョン・マガロ、イアン・デ・カーステッカー配給:プレシディオ
2019年03月29日いよいよ今月29日に「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が公開初日を迎えるが、これから夏にかけて洋画の大作が続々と公開される。作品の完成度が保証されていると言っても過言ではない人気シリーズぞろい。注目の4作品を紹介する。○■『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)「スター・ウォーズ」シリーズ最新作の中でも、ファンを中心に特に人気の高いキャラクター、ハン・ソロ。彼が銀河最速のパイロットになるまでの知られざる若き日が描かれる。コーエン兄弟の『ヘイル、シーザー!』の出演で人気を博した若手注目株、オールデン・エアエンライクが主人公の若きハン・ソロを熱演。監督は『ダヴィンチ・コード』や『ビューティフル・マインド』などのロン・ハワードが務めた。今月、オールデンとロン・ハワード、そして、ハン・ソロの相棒・チューバッカが来日。ジャパンプレミアには約1000人の観客が駆けつけ、期待の高さをうかがわせた。○■『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した「ジュラシック・パーク」シリーズが、2015年に『ジュラシック・ワールド』として新たにスクリーンに登場し大ヒットを記録したが、今夏、最新作が公開される。前作に引き続き、クリス・プラットを主演を務め、崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が再び舞台に。島にある火山に大噴火の予兆が現れ、オーウェン(クリス・プラット)は、危険を承知の上で恐竜たちを救出するのかどうか、究極の選択を迫られる。2015年に世界No.1の興行収入を記録したメガヒット作の続編として大きな注目を集めている。○■『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(8月3日公開)トム・クルーズの代名詞ともいえる人気シリーズの最新作が再びやってくる。トム演じるイーサン・ハントが、お馴染みのメンバーを含む精鋭チームを率いて、3つの都市を標的にしている核爆弾を食い止めるために奮闘することになるという。御年55歳のトムは、本作でも現役バリバリ。ビルからビルへ飛び移ったり、自らヘリコプターを運転してのカーチェイスならぬヘリチェイスまで危険度マックスのシーンに挑んだ。衰えを知らぬトムの姿と大迫力のアクションは、劇場で見なければもったいない。○■『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)主人公スコット・ラングが、身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"として活躍するマーベル・スタジオ映画『アントマン』の最新作。元泥棒でバツイチ、愛娘ともなかなか会えず、現在もFBIの監視下に置かれているスコットの前に、新型スーツの力を手に入れた完璧ヒロイン”ワスプ”ことホープ・ヴァン・ダインと、”アントマン”スーツの開発者ピム博士が表れる。そして、1.5cmになれるという“アントマン”の秘密を狙っているという、謎の敵“ゴースト”が登場。この強敵にアントマンたちはどう立ち向かっていくのか。新感覚のサイズ感とスケール感、そしてコメディセンスにも期待だ。
2018年06月22日岡田准一(V6)主演の映画『追憶』が5月6日(土)に公開を迎え、都内劇場にて舞台挨拶が開催。岡田さんをはじめ、柄本佑、安藤サクラ、木村大作カメラマン、降旗康男監督が舞台挨拶に登壇した。『駅 STATION』、『鉄道員 ぽっぽや』など、数々の名作を世に送り出した降旗監督×木村カメラマンのコンビ16作目となる本作。兄弟のように育ち、刑事、事件の容疑者、そして加害者と言う立場で再会を果たした3人の男たちの抱えるある“秘密”が解き明かされていく。岡田さんは、降旗監督、木村カメラマンという映画界の生ける“伝説”と仕事をして「言葉は悪いかもしれないけど、日本のおじいちゃんたちが元気だよって感じました。大先輩たちに教えを請い、たくさんのことを学びました」と強い思いを口にしたが、木村カメラマンは「おじいさんではありません!」とマイクを使わずに地声で反論し、会場は笑いに包まれる。岡田さんは「すいません、言い方が…(苦笑)」と謝罪しつつ「今日、こうして降旗監督と大作さんと一緒にいられることが重い。大作さんがスーツを着てこられて(笑)、カッコいいです」と幸せを噛みしめる。柄本さんと安藤さんは、夫婦そろっての舞台挨拶登壇。第一子妊娠中の安藤さんは、ふっくらしたお腹で登場し、岡田さんと同様に降旗監督、木村カメラマンの作品への出演について「小さいときから、歴史の中の人、映画史の中の存在だったので、一緒にこうして並んでいるのが不思議な感覚です。自分も監督たちのようにずっと楽しく映画に携わっていきたいという希望をいただきました」と喜びを口にした。この日は、“追憶”にちなんで、登壇陣が25年前、もしくは25歳前後のころの写真を持参!当時はほかに持っている人がいなかったというディレクターズ・チェアに腰かけた、若き日の木村さん、映画会社に入ったばかりの頃の監督、自転車で顔を擦りむいた直後の柄本さん、お化けのモノマネをしているかのような安藤さん、そして漫画本を読んでいる小学生の頃の岡田さんの写真に、会場からは笑いや歓声が上がっていた。そして、岡田さんらキャスト陣からは、感謝の思いを込めて監督と木村さんに帽子をプレゼント。木村さんは「こういう帽子かぶるの、生まれて初めてだよ。イマドキの若い人、こんな帽子多いじゃない?でもあれより、我々の方が合ってるよね?年輪があるから」とゴキゲン。降旗監督はキャスト陣の気持ちが「重いです」と嬉しそうに笑みを浮かべる。岡田さんは「これからもまだ、何本も撮っていただきたいです!」と語り、会場は温かい拍手に包まれていた。『追憶』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:追憶 2017年5月6日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「追憶」製作委員会
2017年05月06日マイケル・ファスベンダーが主演を務める来年3月公開のアクション大作『アサシン クリード』の新たな予告編が公開になった。本作は、全世界でシリーズ累計9600万本以上を販売した人気ゲームの世界観を基に、新しいキャラクターとストーリーを描くもので、“ゲームではできない”超絶アクションが描かれるという。『アサシン クリード』新映像本作は、記憶を失った死刑囚カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)が、遺伝子操作によって自分の祖先の記憶を追体験し、ルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かう伝説のアサシンとして活躍する物語。このほど公開になった新映像では、主人公のカラムがアサシンとしてスペインに送り込まれるまでが重厚なタッチで描かれ、彼がアサシン教団に所属する伝説の暗殺者として活躍する場面では、壁を軽々と飛び越え、目もくらむほどの高さの建物から華麗にダイヴするシーンが登場する。本作はゲームが基になっているが、ジャスティン・カーゼル監督は「ゲームではできないことは何だろう?」と考え、デジタル技術に頼りきるのではなく、実際に俳優やスタントがアクションを演じることにこだわった。監督が「映画では、マイケル・ファスベンダーを15フィート(約4.5m)下に落とすことができる」と語る通り、映像にはカラム役のファスベンダーの“生身”のアクションがたっぷりと収録されている。『アサシン クリード』2017年3月3日(金) 全国ロードショー
2016年11月18日『複製された男』『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF大作『メッセージ』が2017年に公開されることが決定した。エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーらが出演する作品で、突如、宇宙から地球にやってきた謎の巨大宇宙船を前に、人類が彼らの“メッセージ”を受け取ろうと奔走する姿を描く。その他の情報本作は、テッド・チャンの『あなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫)に収録されている短編小説を映画化したもので、突然、地球に降り立った巨大な球体型宇宙船を前に、軍に雇われた言語学者のルイーズらが、彼らの伝えようとしているものを探っていく物語だ。監督のヴィルヌーヴは、『ブレードランナー』の続編も手がける気鋭の映画作家で、本作も開催中のヴェネチア映画祭のコンペティション部門に出品され、すでに高評価を集めている。『メッセージ』2017年 TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
2016年09月09日全世界でシリーズ累計3700万本以上を販売した人気ゲームの世界観を基に、新しいキャラクターとストーリーを描くアクション大作『アサシン クリード』が来年に公開されることが決定し、予告編映像が公開になった。遺伝子操作によって祖先の身体に送り込まれた暗殺者(アサシン)が歴史の謎に挑むミステリー・アクションだ。その他の情報/予告編が公開本作の主人公カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)は死刑囚で、刑が執行され、その生涯を終えたはずだったが、謎の施設に送り込まれ、遺伝子操作によって自分の祖先の記憶を追体験する。彼の祖先は、ルネサンス期(14~16世紀頃を指すことが多い)のスペインで、テンプル騎士団(十字軍から誕生した騎士の集まりで、聖地エルサレムを防衛するために活動するも14世紀に壊滅)に立ち向かう暗殺者であり、禁じられた秘宝“エデンの林檎”のありかを知る人物だった。映像は、ルネサンス期のスペインに送り込まれたカラムが華麗なアクションを披露するシーンが次々に登場。カニエ・ウェストの『I Am A God』が鳴り響き、カラムが街を駆け抜け、大空を舞う。映画は息をのむアクションと、歴史に隠された謎に迫るミステリアスなドラマが描かれるそうで、来年の注目作のひとつになりそうだ。『アサシン クリード』2017年 TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2016年08月24日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる。本作は、英国出身の新鋭J・ブレイクソンが監督を務めており、“宇宙からの侵略者”という繰り返し扱われてきた題材を新たな視点を交えて描いている。その他の写真ブレイクソン監督は、1977年に英国で生まれ、大学で映画を学び、2009年に『アリス・クリード失踪』で監督デビュー。脚本も手がけた同作は緻密なストーリーテリングが高く評価され、ロンドン批評家協会賞の新人英国人フィルムメーカー賞の候補になるなど注目を集めた。『フィフス・ウェイブ』では、地球外生命体“アザーズ”が様々な策を講じて人類を滅亡させようとする過程と、そんな状況下で離れ離れになってしまった弟に会おうと熾烈な旅に出る平凡な女性のドラマ、人類のために立ち上がる者たちのドラマが描かれる。地球外から来た侵略者を描いた映画はこれまでも数多く登場したが、ブレイクソン監督は「この映画では、エイリアンは地球を使って人類を攻撃しているんだ。ただ単に空からレーザー光線を当てて爆破するんじゃなくて、いってみれば人間の弱点を利用している。エイリアンが来なくても世界でもともと起きている災害、僕らが既によく知っている災害。それらを巨大化して、人類を攻撃してくるんだ」と説明。映画では、ウィルス、電磁波、自然災害など人間がすでに知っている“恐怖”を巧みに使って、地球を侵略する過程が生々しいタッチで描かれる。一方で監督は「僕が大切にしたのは世界がいかに悲惨であるかを描くことではないんだ。世界がいかに美しいか、その美しい世界をどう保ちたいか、ということを描いきたかった」とコメント。壮大なスケールの設定でありながら、個々のキャラクターの内面や行動を丁寧に描いた、これまでにないSF作品になりそうだ。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月12日長年に渡って語り継がれるアクション大作を新生させる『ターザン:REBORN』が7月に公開されることが決定した。『ハリーポッターと死の秘宝』のデイヴィッド・イェーツが監督を務める。その他の情報ターザンは、1912年にエドガー・ライス・バローズが小説の執筆を開始し、1918年に初の映画化。その後も幾度となく映像化されてきた人気シリーズだ。ターザンはジャングルで動物たちに育てられた人物で、たくましい肉体、驚異的な身体能力、ワイルドなルックス、ジャングルを縦横無尽に駆けるその姿が多くの観客を魅了し続けている。『…REBORN』では、英国貴族で実業家として成功をおさめているターザンが政府の命を受け、妻ジェーンと故郷コンゴに戻るも、侵略者に妻をさらわれたことから、内なる野生を呼び覚まして、ジェーンを救うべく戦う姿を描く。『バトルシップ』のアレクサンダー・スカルスガルドがターザンを、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『スーサイド・スクワッド』のマーゴット・ロビーがジェーンを演じるほか、クリストフ・ヴァルツ、サミュエル・L・ジャクソンが出演する。『ターザン:REBORN』7月30日(土)公開
2016年03月22日これまでにのべ1億人以上がプレイしている人気ゲームを原作に描く超大作『ウォークラフト』の予告編映像が公開になった。人間だけでなく、ドワーフやオークらが暮らす世界を舞台に、剣や魔法のバトルがふんだんに描かれる作品で、全世界の映画ファンが注目している1作だ。『ウォークラフト』予告編映像本作の舞台は、平和な国アゼロス。しかし、侵略者の姿が目の前に迫っており、人間たちは新たな定住地を求めるオーク族との戦いを決意する。しかし、オーク族のひとりはこの戦いに疑問を持ち、人間と交流をはかる。平和な国を守ろうとする人間、滅び行く故郷を捨て、後戻りができないオークの戦いは避けることができないのか?『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』のダンカン・ジョーンズが監督を、世界トップクラスの映像工房ILMが視覚効果を担当。壮大な世界観、ハードなバトル描写など目が離せない映像になっている。『ウォークラフト』2016年、全国公開
2015年12月18日洋邦問わず数多くの超大作が公開され、“10年に1度の激戦”とも称されるこの夏の映画業界。そんな中、小粒だが大作に負けない注目を集めるのが『ナイトクローラー』。映像パパラッチの暗躍を描くサスペンスで、第87回アカデミー賞で脚本賞候補に挙がった秀作だ。事件や事故現場のスクープ映像を専門に狙うパパラッチ、通称:ナイトクローラーの存在を知った主人公・ルイスは、コネも経験もないまま、安物のカメラ一台で業界に飛び込む。悪運と「ネットで学んだ」と言う交渉術を武器に、同業者やテレビ局から一目置かれる存在になると、より過激な映像を求めてその行動をエスカレートさせていく…。作品の根底にあるのは、モラルを置き去りに、視聴率のために手段を選ばないメディアへの批判だ。同時にメディアの非道を嘆きながら、実はさらなる刺激を求めてしまう視聴者に対する皮肉や警鐘も込められている。ここまでなら、映画として決して目新しくはないが、本作は主演を務めるジェイク・ギレンホールの怪演と、貧困や格差といった社会環境がルイスという怪物を生んでしまう悲劇、さらには怒りを飛び超え、もはや笑うしかない“ハッピーエンド”が夜の闇に混ざり合い、不気味かつ美しい一種の人間ドキュメンタリーとなった。警察無線を傍受し、いち早く現場に駆けつけ“獲物”を狩るナイトクローラーの生態には驚かされるばかりだが、その一方でいまや、記者がバラエティ番組や芸能人のSNSにかじりつき、いわばcrawl=徘徊し、ささっとニュースが生まれてしまう現状もある(最近なら日曜のお昼過ぎ)。かつて流行した女性タレントのスッピン公開など最たる例で、「ファン絶賛」の白々しい見出しには、スクープを狙う狩人たちとはまた別の薄気味悪さがあった。次々とニュースが消費され、しかも誰もが情報を発信できる現代。その構造はより複雑で息苦しいものになりつつある。『ナイトクローラー』は、情報過多の渦中にいる私たちに、ニュースとの付き合い方を見つめ直すきっかけを与えてくれる、今夏の必見作である。『ナイトクローラー』は8月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ナイトクローラー 2015年8月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 BOLD FILMS PRODUCITONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年08月21日誰もが知る“ピーター・パン”の新たな物語を描く超大作『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』の日本オリジナル予告編が公開になった。冒頭にはヒュー・ジャックマンが登場し、観客に向けて日本語を交えてメッセージをおくっている。ヒュー・ジャックマンからのメッセージ『ピーター・パン』は、作家ジェームス・マシュー・バリーが生み出した人気キャラクターでこれまで繰り返し映画化、アニメ化されてきたが、本作は、これまで語られることがなかったピーターの新たな物語を描いている。ジャックマンのメッセージに続いて登場する予告編でまず描かれるのは、赤子のピーターの姿だ。ものごころがつく前に母と離れ離れになってしまったピーター少年は、まだ見ぬ母を探す過程で、夢と希望の世界“ネバーランド”に足を踏み入れる。そこは海賊船が空を飛び、島が空中に浮かぶ不思議な世界で、恐ろしい海賊“黒ひげ”(ジャックマン)がピーターの前にたちはだかる。予告編にはルーニー・マーラが演じるタイガー・リリーや、爽やかな笑顔に驚かされる若き日のフック、見たこともない巨大なモンスターなどファンタジックなシーンが次々に登場。大きな画面で楽しみたい、ワクワクする展開が次々に現れる作品になりそうだ。『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』10月31日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国公開(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年07月15日人気ゲームキャラクターが地球を侵略する様を描いた大作映画『ピクセル』の会見がメキシコのカンクンで開催中の『Summer Of Sony 2015』で行われ、主演のアダム・サンドラー、クリス・コロンバス監督をはじめ、ピーター・ディンクレイジ、ミッシェル・モナハンらがジョークを交えて、世界中から集まった記者たちの質問に回答した。その他の画像本作は、宇宙からやってきた侵略者が80年代に人気を博したゲームキャラクターの姿に扮して人類を攻撃する様と、地球の危機を救うべく立ち上がった“レトロゲーマー”たちの戦いを描いた超大作。コロンバス監督は『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』シリーズを監督したことで知られているが、脚本家としても活躍しており「アダムが送ってくれた脚本はここ5年ぐらいの中でも非常にすばらしいもので、(自身が脚本を手がけた)『グレムリン』や『グーニーズ』みたいな映画が作れるんじゃないか?と思ったんだ。今の夏の大作はスーパーヒーローものや続編ものばかりの中で、とても新鮮な作品になるんじゃないかなと思った」とコメント。劇中にはパックマンやドンキーコングなど日本で生まれた人気ゲームキャラクターが数多く登場するが「アダムがこの映画の企画を持ってきたときに彼はパックマン、ドンキーコングなどいくつかの権利をすでに取っていたんだ。各ゲーム会社と、何度も何度もミーティング重ねたよ。ビジュアルやストーリーボードを見せて説得を重ね、彼らにキャラクターに敬意を表して扱うと話して理解してもらえたんだ」と説明した。自宅にパックマンのゲーム機を設置しているほどゲーム好きのサンドラーは「ピザハットにゲーム機があって、スコアはギネスになってるからチェックしてくれ」とジョークを飛ばし「80年代のゲームって暇をつぶす時の楽しい方法だったし、幸せな時間だったな。25セント入れないと遊べなかったし、小銭がなくなると終わりだ。でも今はプレーし続けられるからね」と振り返った。また、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気上昇中のディンクレイジは「役者としては同じことを繰り返すのではなく、新しいものを取り入れたいし違った役をやりたいんだ」と語り、「同じような役のオファーは来ているんだけど、似たような役なら最も素晴らしい『ゲーム・オブ…』をすでにやっているからね。だから『ピクセルの役のオファーをもらった時はこのメンバーと一緒にできることがうれしかったし、迷わずにオファーを受けたよ」と語った。会見は終始、ジョークが飛び交うリラックスしたムードの中で行われ、マスコミ向けのフォトコールでは会場に設置された巨大なパックマンのオブジェを前に登壇者たちが驚くポーズで撮影に応じた。『ピクセル』9月12日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー
2015年06月18日人気ゲームキャラクターが地球を侵略する様を描いた大作映画『ピクセル』の新予告編と、映画にも登場する人気キャラクター“パックマン”の生誕35周年を記念した特別映像が公開になった。本日5月22日はパックマンの誕生日で、昨日に都内で行われたパックマン誕生35周年記念イベントの模様も収録されている。『ピクセル』特別映像ゲーム界のクラシック作品として愛され続けている『パックマン』の生誕35周年記念イベントにはゲームの生みの親である岩谷徹教授が登場し、パックマンの形を忠実に再現する“最多人数で作ったパックマンのイメージ(Largest Human Image of Pac-man)”のギネス世界記録に挑戦。巨大パックマンが出現し、ギネス記録達成が告げられる瞬間は必見だ。また、映像の後半には映画の最新予告編も登場。かつて宇宙人との交流を夢見て人類が発信した友好のメッセージを“挑戦状”だと勘違いした宇宙人たちが、巨大なゲームキャラクターに扮して地球を侵略する映像は圧巻だ! 巨大なギャラガが空を飛び、巨大パックマンが自動車を蹴散らす! そこで集められたのは、かつての“ゲームキング”たち。彼らはゲーム攻略のテクニックを駆使して地球を救うという壮大な作戦に挑む。予告編のラストには、巨大なドンキーコングが登場。迫力の映像と愛らしいキャラクターが同居する様は斬新で、これまでにない映画の登場を予感させる予告編になっている。『ピクセル』9月19日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー(C)2015 CTMG. Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICTLY PROHIBITED.
2015年05月22日江口洋介と本木雅弘が出演する大作映画『天空の蜂』に、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演することが発表になった。本作は東野圭吾の小説を堤幸彦監督で映画化するもので、今秋に公開を予定している。その他の写真本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じる。仲間は三島の恋人の赤嶺を演じるが「『トリック』シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変嬉しかったです。今回は、スケールの大きな社会派の作品だったので、堤組とはいえまったく雰囲気も違い、初共演の方が多かったこともあり、改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と撮影を振り返り、巨大ヘリを奪った謎の男・雑賀を演じる綾野は「堤組、スタッフ、キャストの皆様と共に、真摯に受け止め、取り組まさせて頂きました。刻々と迫っている。もう眼を背けてはいけない。不確かな今を、確かな未来へ紡ぐ為に。わたしは天空の蜂を生きて、わたしを体感したのかもしれない」とコメントを寄せている。撮影はすでに終了しており、現在、ポストプロダクション中。今秋に松竹の配給で全国公開される。『天空の蜂』2015年 秋 全国ロードショー
2015年02月23日『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが主演を務めるサスペンス大作『ブラックハット』の公開日が5月8日(金)に決定し、予告編映像が公開になった。タイトルの“ブラックハット”とは、コンピューターやネットワークに攻撃をしかけるハッカーのことで、劇中ではヘムズワース演じる主人公が追跡不能の凶悪犯に挑む。『ブラックハット』予告編映像このほど公開された予告編映像では、何者かが仕掛けた攻撃によって香港の原子炉が爆破される事件が発生し、全世界に衝撃がはしる場面から始まる。犯人はネットワーク技術を駆使して攻撃を仕掛けており、世界中が標的になる。そこで、ハッキングの罪で服役中のハサウェイ(ヘムズワース)が召還され、謎の犯人に挑む。監督を務めるのは『ヒート』や『コラテラル』などを手がけてきたマイケル・マンで、映像でも主人公と犯人の息つまる頭脳戦だけでなく、重厚なアクション描写や、激しい銃撃戦、極限状況下でのロマンスなど、マン監督らしい場面が次々に登場。ヘムズワースのシリアスな表情も大きな見どころになっている。『ブラックハット』5月8日(金) TOHOシネマズ みゆき座 他全国ロードショー
2015年02月20日女優の杏が、ハリウッド大作『エクソダス:神と王』で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦した。演じるのは主人公モーゼ(クリスチャン・ベイル)を支える妻ツィポラ役。女優として映画、ドラマと破竹の活躍を見せるなか「アフレコ用の台本に最初は戸惑いもありましたが、気持ち優先で演じることができ、未知なる世界に飛び込むことができた」と初の声優業に手応えを示した。その他の画像『グラディエーター』のリドリー・スコット監督が旧約聖書の「出エジプト記」に記されたモーゼの奇跡の数々を、最新VFX満載で描いた歴史スペクタクル。紀元前1300年、栄華を極めるエジプトの王家で養子として育ったモーゼが、兄弟同然のエジプト王・ラムセスに反旗を翻し、たった1人でヘブライの民40万人を救うため、約束の地を目指す。「モーゼの物語といえば、白髪のおじいさんが海を割るというイメージでしたが、映画を拝見しリアリズムを追求する映像づくりに驚きました。同時に衣装やセット、食べ物の描き方など細部へのこだわりが、スケール感を失うことなく世界観を増幅させていて、2時間半圧倒されっぱなしでした。聖書の世界になじみがなくても、エンタテインメントとして存分に楽しめる」(杏)清廉で風格を感じさせるイメージが、モーゼの妻・ツィポラにぴったりであることから白羽の矢が立った。自身が演じる役柄については「各地を旅するモーゼとは対照的に、ひとつの土地に根を張り、家族を守り続ける存在。でも決して視野や考え方が狭いわけではなく、いつまでも愛する夫を待つ純粋さがある。そんな強さと可愛らしさが声で表現できていれば」と語る。「奇跡を導くモーゼ、そして彼を信じるツィポラの人生の物語に仕上がっている。もちろん、今のように通信手段が発達しているわけではないので、旅立つ側も待つ側もすごい覚悟ですよね。それだけに感情的になり過ぎず、気持ちを押し殺すツィポラの姿は女性の胸に響くと思います」(杏)『エクソダス:神と王』1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー※取材・文・写真:内田涼
2015年01月29日