土屋太鳳主演、ハッピーエンドのその後を描く、新時代のアフター・シンデレラ・ストーリー「やんごとなき一族」。この度、渡邊圭祐が物語の舞台である深山家の三男役で出演することが分かった。庶民の家庭から上流社会の一家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋さん)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫・深山健太(松下洸平)と共に真正面から立ち向かい奮闘していく様子を描く本作。「仮面ライダージオウ」で俳優デビューし、「恋はつづくよどこまでも」「恋はDeepに」などへの出演が記憶に新しい渡邊圭祐が演じる深山家の三男・大介は、佐都の義弟にあたる人物で、当主である父・圭一に与えられた美容クリニックのオーナーとして働いている。また、妻・リツコとは政略結婚であり、夫婦仲は冷え切った関係。恋愛結婚をした兄・健太には複雑な思いを抱いている。そして、大介の奔放で楽天家な性格が招いたある行動が、リツコの大きな悩みの種となっていく。ほかにも、大介の妻・リツコ役には松本妃代。家族には言えないある秘密を抱える、深山家のわがままな末っ子で大学生の有沙役で馬場ふみかが出演することも明らかになった。<キャストコメント>・渡邊圭祐原作を読んで、大介という少しやんちゃな役を演じるのは楽しそうだなと感じました。これまでにも三男の役を演じたことがあるので、その経験と照らし合わせつつ、大介というキャラクターに共感しながら演じたいです。大介はやんちゃで、一族の中では少し毛色が違うキャラクターでもあります。はじめは“何も考えていない自由人”に見えるよう演じつつ、ストーリーが進むごとに大介の胸の内を表現できたらいいなと思います。この作品は、普通の人なら逃げてしまうような環境に佐都が突き進んでいく、見ていてスカッとするような爽快感のあるストーリーになっています。非日常的な話でありながら、皆さんに共感していただけるところも多々あると思いますので、是非楽しんでいただきたいです!・松本妃代今回オファーをいただき、原作を読ませていただいた際に、私の生まれ育った芦屋を舞台とした物語だと知り、とてもうれしく、またご縁を感じています。私が演じさせていただくリツコは、強気で明るく派手に見える反面、繊細で愛情深い。政略結婚でありながらも、愛のある夫婦の形を求めていて、佐都さんに対しては一種の憧れのような気持ちもあるように思いました。何不自由なく悠々と生活をしているように見える上流階級の人々にも、それぞれにいろいろな事情や葛藤があるなかで生きている、その生き様を大切に丁寧に、そしてこの華やかな世界観を大胆に思いっきり演じたいと思います。さまざまな環境の中でたくましく生きる全ての人へのエールのような作品になるのではと感じています。物語はもちろん、目にも華やかで春にぴったりなドラマを、是非楽しんでください!・馬場ふみかオファーを聞いて、お金持ちの名家で育ってきた女の子という役が自分に来たことにびっくりしました(笑)。すごく楽しみですし、先輩方がたくさんいらっしゃる現場なのでドキドキ、ワクワクしています。一族が全員集合したときの空気はすごく緊張感があると思います!有沙は素直な性格で、思ったことをズバズバと言うタイプなので、それが嫌みっぽく聞こえないように、品良く演じていきたいです。私にとってすごく楽しみな作品ですし、皆さんにも一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。次々に“やんごとない”出来事が繰り広げられていくと思いますので、お楽しみに!「やんごとなき一族」は4月14日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月03日松本潤主演ドラマを映画化する『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』から、この度、“劇場公開99日前”を記念して、松本さん演じる深山大翔らの新場面写真が解禁。また、連続ドラマがParaviとTVerで順次配信されることが決定した。本作は、個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンターテインメント。映画では松本さん演じる超型破りな弁護士・深山大翔、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田篤弘の名コンビに加え、新たに杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わり、“0.1%の事実”を求めて奮闘する。今回解禁された場面写真は、集中して考えたいときの癖である両手で耳を塞ぐポーズをした深山(松本さん)と、大好きな馬のオブジェをバックにどこか険しい表情をした佐田(香川さん)の様子が切り取られており、「99.9」ドラマシリーズからのお馴染みのキャラクターが伝わってくる写真となっている。さらに新ヒロイン・穂乃果の写真は、なにやら独特のポーズをした様子が写し出されており、いままでドラマシリーズのヒロインである大のプロレス好き立花彩乃(榮倉奈々)、腹話術を得意とする尾崎舞子(木村文乃)という癖の強いキャラクターに続いて、どのようなヒロイン像になっているのか期待が高まる写真となっている。さらに映画の公開を記念して、ParaviとTVerで、公開から99日前の9月22日(水)0時より、ドラマ「99.9-刑事専門弁護士‐SEASON l」「99.9-刑事専門弁護士-SEASON ll」の順次配信がスタートした。Paraviでは、2022年3月31日までの期間限定配信となる。ドラマでは、深山と佐田との絶妙な掛け合いが大きな話題になったほか、事実を解き明かしていく痛快なストーリー、個性豊かな法律事務所の面々のチームワーク、随所に散りばめられた小ネタや親父ギャグ、心温まるストーリーといった数々の魅力が多くの視聴者の心を掴み、圧倒的な支持を得て平均世帯視聴率は「SEASON l」が17.2%、「SEASON ll」が17.6%を記録。「SEASON ll」の平均世帯視聴率は18年民放連続ドラマのトップとなったほか、最終話の世帯視聴率は21.0%に達し、同年の民放連ドラで唯一の20%超(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。本作の映画化や、「SEASON l」のヒロイン・榮倉奈々、「SEASON ll」のヒロイン・木村文乃が映画に出演することが解禁、SNSでも「もう一回ドラマを見返したい」といった声が上がっていた。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年09月22日天海祐希主演「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」第7話が2月22日にオンエア。脳外科で広まる“リストラ”のうわさ。今出川の表情と視線に視聴者からは「深山ドクターがリストラ?」など、深山の今後を心配する声がネットにあふれている。“ゴッドハンド”と呼ばれる天才脳外科医たちの苦悩と葛藤を描く本作。東都病院脳神経外科の脳外科医で管理職的立場の深山瑤子に天海さん。“世界のクロイワ”と呼ばれるスペシャリスト・黒岩健吾に椎名桔平。医学部を首席で卒業したが実技は全然ダメな新人脳外科医・小机幸子に広瀬アリス。医師一家に育った西郡琢磨に永山絢斗。脳神経外科部長の今出川孝雄役で三浦友和。また看護師役で森田望智、福士誠治、医師たちが集うBAR「カサブランカ」のマスター・来島達也に古川雄大。深山の娘・真実に桜田ひよりといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回深山は、酔って階段から転落し後頭部を強打したエステサロンの経営者・滝野祥子(原沙知絵)を担当。病室に見舞客が後を絶たない祥子だが、深山に「人の顔がわからない」と打ち明ける。そんな祥子のもとに服装も髪型も似た二人の男性・池谷(木村了)と西川(夙川アトム)が見舞いにくる。2人は見舞いのあとも帰らず病院に残っていた。深山に自分と通じるものを感じて心を許した祥子は、結婚を迷ってることを打ち明ける。そして体を動かしたいという祥子は外出し、階段で転びそうになったことがきっかけで、自分が階段から突き落とされたことを思い出す…。また、母親の仕事ぶりを見に病院に現れた真美と小机や今出川との交流や、黒岩が息子のネグレストを知らされるなど、医師たちの家族を巡る物語も描かれた。病院内では脳外科のドクターが1人辞めるといううわさが流れている模様で、深山は新任の誰かだと考え、小机は自分がリストラされるのでは?とまたまた不安に。だがラストで医師たちの集合写真を見つめる今出川の視線は深山に…。「医師のリストラ候補は天海祐希?先が見えない」「深山ドクターがリストラ的な?」「え、なんでなんで!?!?!?」「深山先生がきられちゃうの?」など、ネットでは不穏なラストに大きな反響が巻き起こる。一方「医局のトップが黒岩先生になり、部長が深山先生になる。つまり「現場に入れなくなる」という意味でのタイムリミットだと思う」といったコメントも投稿されており、今後の展開に注目が集まっている。(笠緒)
2020年02月23日東京大学(東大)は3月15日、ピロリ菌タンパク質「CagA」の発がん生物活性を抑制する酵素として「SHP1」を同定し、またエプスタイン・バールウイルス(EBウイルス)を感染させた胃の細胞ではDNAメチル化によりSHP1の発現が抑制され、CagAの発がん活性が増強することを見出したと発表した。同成果は、東京大学大学院 医学系研究科 畠山昌則 教授、紙谷尚子 講師、千葉大学大学院 医学系研究科 金田篤志 教授、東京大学大学院 医学系研究科 深山正久 教授、瀬戸泰之 教授らの研究グループによるもので、3月14日付けの英国科学誌「NatureMicrobiology」オンライン版に掲載された。cagA遺伝子を保有するヘリコバクター・ピロリの胃粘膜慢性感染は、胃がん発症の最大のリスク因子となる。一方、約10%の胃がん症例では、cagA陽性ピロリ菌感染に加え、EBウイルスが胃がん細胞に感染していることが知られている。しかし、ピロリ菌とEBウイルスの共感染が胃がんの発症に及ぼす役割については、これまで研究されていなかった。胃上皮細胞に進入したCagAは、チロシンリン酸化を受けた後、チロシン脱リン酸化酵素(ホスファターゼ)「SHP2」と特異的に結合し、SHP2を異常活性化することで胃がんの発症を促すと考えられている。このSHP2は、脱リン酸化酵素であるにもかかわらず、CagAを脱リン酸化する能力を持っていない。同研究グループは今回、CagAを脱リン酸化する酵素としてSHP2の兄弟分子であるSHP1を同定。CagA-SHP1複合体形成によりSHP1が活性化されることを明らかにした。さらに、CagAとSHP1を共発現させた細胞では、チロシンリン酸化依存的なCagAの発がん生物活性が抑制されることがわかった。これらの結果から、胃上皮細胞内におけるSHP1とSHP2の相対的な発現レベルが、ピロリ菌CagAの発がん活性を規定することが明らかとなった。また、EBウイルス陽性胃がんの特徴として、感染した胃上皮細胞のゲノムDNAに広範なメチル化が誘導されることが知られていたが、今回、CagAの発がん活性に関わる宿主細胞内分子に着目し、EBウイルス感染胃上皮細胞株におけるゲノムのメチル化解析を行ったところ、EBウイルス感染によりSHP1遺伝子のプロモータが高度にメチル化されることが明らかになった。また同メチル化の結果、SHP1mRNAならびにSHP1タンパク質の発現が低下した。そこで、EBウイルス非感染胃上皮細胞ならびにEBウイルス感染胃上皮細胞にcagA陽性ピロリ菌を共感染させたところ、EBウイルス感染細胞においてピロリ菌タンパク質CagAの生物活性が大きく増大することが判明した。つまり、EBウイルスによるSHP1の発現抑制により、CagAの発がん活性が増強されたといえる。同研究グループによると、ヒトのがん発症における発がん細菌と発がんウイルスの連携を明らかにしたのは今回が世界で初めてだという。
2016年03月15日