ケラリーノ・サンドロヴィッチの名作戯曲に演出家たちが挑むシリーズ、KERA CROSS。第三弾となる今回は、堤真一、深津絵里らによって2004年に初演されたクライムコメディ、『カメレオンズ・リップ』を河原雅彦が新たに作り出す。今回ドナとエレンデイラというふたりの女性を演じることになるのは生駒里奈。乃木坂46を卒業後、立て続けに舞台で活躍する彼女に今作について話を聞いた。言い訳のできない環境に身をおいたので、乗り越えていかなければ──最初に『カメレオンズ・リップ』出演のお話を聞いた時の心境は?アイドルを卒業して、これから個人としてお仕事に挑戦しなくてはならないと思っていた中でお声がけいただいて。この作品に携わることで何かひとつでもできることが増やせればと思いました。──生駒さんは乃木坂46時代にKERAさんの戯曲『すべての犬は天国ヘ行く』の舞台に出演されていますね。その作品を観たKERAさんから「もう少し稽古の時間があればよかったね」と声をかけられたとのことですが。そうなんです。その言葉は当時はショックでしたが、実際に稽古の時間は短かったし、当時はそれをどうすることもできなかった。でも今は毎日、みっちり稽古ができています。自ら言い訳のできない環境に身をおいたので、この戯曲をどうにか乗り越えていかなくてはと思っています。──初演はご覧になりましたか?はい。どうしても意識してしまいますね。これまで再演の経験はありますが、その時は未熟な自分をそのまま出すことで乗り越えられる役だった。今回は違いますから。初演はあて書きだそうなので、一度大正解が出てしまっているものに挑むというハードルがあります。でも比べられるのは当たり前だし、まったく違うものとして作ろうとしているから、かえって気は楽かもしれません。──河原雅彦さんはどんな演出家ですか?演出の言葉をどう解釈して自分に落とし込めばいいのかがわからなくて、そこに慣れるところから私の稽古はスタートしています。ちょっとずつ、河原さんの言葉が冗談なのか本気なのかがわかるようになってきました(笑)。──今作は登場人物が嘘をつきあって騙し合うクライム・コメディですが、稽古場での河原さんの言葉も本気かどうかわからないときがあるんですね?そうなんです。「もしかしてこれは冗談かな?」って(笑)。稽古中に「(役について)この子はどういう子なんだろう?」と投げかけられて、「河原さんが教えてください!」と思ってしまったこともあります。自分からしてみたら、河原さんやまわりのキャストの皆さんの方がKERAさん作品のことを理解しているのにと思ってしまい……。でもそうやって投げかけてもらったことを考え続けて、必死に食らいついているところです。共演者の皆さんはすごく経験豊富なので、自分は何歩も後ろから稽古に挑んでいる感じ。そのみなさんが「すごく難しいことをしているんだよ」と声をかけてくださるだけですごく救われます。“嘘だけど本当になること”をする演技という仕事が好き──この作品は難しいですか。いま、絶賛迷い中です。やればやるほど、キャラクターの気持ちがつながっていかないんです。前のシーンでこう思っていたのに、次では全然違うことを言う。彼女に一本の筋を通すには、どういう思考回路になればいいんだろうって。今回はお互いが嘘をつきあう作品で、私の演じる役も言っていることが本当か嘘かわからないことばかり。これまでは生き様が必要だったけれど、今回は自分を全く入れず、本当にお芝居をするしかないんだろうなと思っています。──役に対して、今までとは違うアプローチをしなくてはならないわけですね。そうなんです。演技をするときって、どんなに違うタイプでもなにかしら自分にひっかかるところがある。でも今回は……。そもそも、私は嘘をつくのが好きじゃないんです。嘘をつくって、トラブルを招くことが多いじゃないですか。『カメレオンズ・リップ』メインビジュアル。生駒さんはエレンデイラ/ドナ姉妹を演じる──そんな「嘘が苦手」な生駒さんが、今作で嘘で塗り固められた役をやるのが楽しみです。私の今までの演技を観たうえでこの役をくださった方は、どんな意図があるんだろう? とは思いますね。親身な人しか挑戦はくれないと思うので、なんでだろうって。でも今こうしてしゃべっていて、自分でもこんなに嘘が苦手なんだと改めて思いました。そりゃあこの役、難しいはずですね(笑)。でもだからこそ、役の仮面をかぶって“嘘だけど本当になること”をする演技という仕事が好きなんだと思います。──そこまで自分と対峙するたいへんな仕事に取り組むのはなぜですか?40歳になったとき、ふつうに暮らしていたいんです。お金に困らず外食したり、好きなものを買ったりする生活がしたい。そのために一生懸命頑張っています。──その目標のために選ぶ道のりとしてはかなりハードなように思います。以前、芸能界を辞めるかどうか迷っていたとき、アイドル業と両立するのではなく、舞台だけをやってみたらどこまでやれるのか試したことがありました。その時お世話になった少年社中の毛利(亘宏)さんに「あなたは素晴らしいよ」と言ってもらって、初めて自分個人に声をかけてもらったと思ったんです。舞台という場所で希望をもらったから、これからも舞台で頑張りたい。それがお世話になった人たちへの恩返しにもなるんじゃないかと思っています。取材・文:釣木文恵撮影:源賀津己衣装協力/Y’s、Y’s × Dr.Martens、BRAND SELECTスタイリング/津野真吾(impiger)公演情報KERA CROSS第三弾『カメレオンズ・リップ』作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出:河原雅彦音楽:伊澤一葉出演:松下洸平 / 生駒里奈 / ファーストサマーウイカ / 坪倉由幸 / 野口かおる / 森準人 / シルビア・グラブ / 岡本健一【東京公演】2021年4月2日(金)~2021年4月4日(日)会場:THEATRE10102021年4月14日(水)~2021年4月26日(月)会場:シアタークリエ【福島公演】2021年4月11日(日)会場:南相馬市民文化会館 大ホール【大阪公演】2021年5月2日(日)〜5月4日(火・祝)会場:サンケイホールブリーゼ【愛知公演】2021年5月6日(木)会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール【新潟公演】2021年 5月15日(土)会場:長岡市立劇場チケット情報
2021年04月02日「最近の松さんは、お裁縫にハマっていると話していましたよ。娘さんが4月から小学校に上がるので、その準備に余念がなく、夜な夜な通学グッズを縫っているんだとか」(芸能関係者)一人娘を子育て中の女優、松たか子(43)。ギタリストの夫・佐橋佳幸(59)との間に生まれた長女は、この3月で6歳になった。わが子の進学準備に追われる私生活の忙しさに加えて、この春、松は仕事面でも多忙に。4年ぶりの連続ドラマに主演するのだ。「4月開始の『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)というドラマです。ちょっとユニークなタイトルどおり、松さんが演じる主人公はバツ3の女社長。元夫3人に振り回されるという設定なんです」(テレビ局関係者)本誌は3月半ばの日中に、このドラマの撮影に取り組む松の姿を目撃している。千葉県内の公園でラジオ体操に励むシーンを撮影中だったが、“洋服好き”の役ということで、鮮やかな黄色いスエットの上下姿が目をひいていた。ファッション面でも目を楽しませてくれそうなこの作品。一方で、発表当時からドラマ通たちが熱い期待を寄せる、別の理由もある。「松たか子主演で、坂元裕二氏が脚本。そこに松田龍平(37)も出るとなれば、名作『カルテット』の布陣だと話題なんです」そう教えてくれたのはテレビ誌記者。『カルテット』は’17年放送のTBSドラマだ。「視聴率はそこまでではなかったものの、質の高い会話劇として、熱狂的なファンが多い作品です」■『カムカムエヴリバディ』ヒロイン役のオファーが……松の連ドラ主演も、この『カルテット』以来なのだ。「松さんも“坂元さんの脚本は言葉が面白い”と言っていました。久々に連ドラ主演を決めたのは、坂元さんの脚本なら、ということもあるのでしょう」実は松、この『大豆田とわ子』のために、ある大きなオファーを断ってもいたようで――。「松さんに朝ドラのヒロイン役のオファーがあったのです。’21年度後期放送の『カムカムエヴリバディ』です」(前出・芸能関係者)同作は“朝ドラ初の3世代ヒロイン”と話題で、それぞれを深津絵里(48)、川栄李奈(26)、上白石萌音(23)が務めることが昨年末に発表されている。「深津さんが演じる役が3世代の中間の代にあたるのですが、この役の候補として当初、松さんの名前が挙がっていたのです。松さん側も検討までしていたといいます」(前出・芸能関係者)朝ドラヒロインという大役に、松側も興味はあったようだが……。「最終的にこの打診を断ることに。『大豆田とわ子』と撮影スケジュールが重なっていたようですね」朝ドラに“NO!”を出してまで挑む今作。通も唸る演技派ママ女優の熱演の凄味を、テレビで毎週見られるのはもうすぐだ。「女性自身」2021年4月13日号 掲載
2021年03月30日24日、’21年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)のヒロイン役として上白石萌音(22)、川栄李奈(25)、深津絵里(47)の3名が務めることが発表された。制作発表当初から朝ドラ史上初の3人のヒロインによる物語となることが明かされていた本作。NHKによると、岡山、大阪、京都を舞台に戦前から令和まで続く、母娘3代の家族物語になるという。朝ドラ初出演となる上白石と深津はそれぞれ、「連続テレビ小説への出演はずっと大きな目標でした」(上白石)、「この度、105作目のヒロインを務めることになりました。105という数字の重みに責任を感じています」(深津)とコメント。なかでも16年放送の『とと姉ちゃん』以来、2度目の出演となる川栄には、朝ドラへの“格別の思い”があるという。’15年のAKB以降、女優としてめざましい活躍を遂げた川栄。朝ドラに憧れたきっかけについては「『あまちゃん』で、『朝ドラってすごいな』って思って、そのへんから『出たいな』と思うようになりました」(16年5月9日『エンタメOVO』)と語っていた。AKB時代に’15年放映の『あさが来た』のヒロインオーディションを受けるも、結果は落選。次回作の『とと姉ちゃん』のヒロインにも応募し、落選はしたものの主人公が住み込む仕出し屋の娘役として初出演を果たす。その後は、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)といった話題作に次々と出演。実力派女優として名を馳せ、ついにヒロインの座をつかむことに。朝ドラヒロインに向かって邁進してきた川栄だが、実はこれは“意外なこと”だという。「川栄さんはインタビューで『もともと存在が地味なので、主役をやりたいと思ったことがないんです』と語るなど、主役にこだわらない女優さんでした。実際、映画やドラマには引っ張りだこですが、主演数は極端に少ない。そんな川栄さんが、ヒロインのオーディションを受け続けたということは、よほどの憧れがあったのでしょう」(芸能関係者)本作のヒロイン決定に際して、川栄はこうコメントししている。「朝ドラヒロインは一つの大きな夢であり、何度もオーディションに参加させて頂きました。受かるまで受け続けようという気持ちでいて、今回も自分の全力を出し切って結果を待っていたので受かったと聞いたときは信じられないほどうれしかったです」AKB時代からの夢をついに叶えた川栄。長年の思いを胸にヒロインとして走り出した彼女の未来は明るい――。
2020年12月25日史上初の3人のヒロインが登場することが発表されている、2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。この度、そのヒロインを上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が務めることが明らかになった。大正14年、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で女の子が生まれた。名前は安子。やがて戦争の足音が近づく中、様々な試練が安子に舞い降りる。けれど、ラジオ放送開始からまもなく始まるラジオ英語講座との出会いが、安子の未来を切り開いていく。安子の娘、2代目ヒロインるいの物語は、昭和30年代の大阪から始まる。るいの娘、3代目ヒロインひなたの物語は、昭和40年代の京都から始まる。昭和から平成、そして令和へ。三世代ヒロインは、その時代時代の試練にぶちあたり、ときに、世間や流行から取り残されながらも、恋に、仕事に、結婚に、自分らしい生き方を、不器用ながらも、それぞれが違うあり方で、見出していく。そして3人の傍らには、ラジオ英語講座があった――。連続テレビ小説105作目となる本作は、連続テレビ小説「ちりとてちん」の藤本有紀が、ラジオ英語講座とあんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろす、3人のヒロインが母から娘へとバトンをつなぐ、三世代100年のファミリーストーリー。戦前から戦後、そして令和まで物語を紡いでいく今回のヒロインたち。今年は主演ドラマ「恋はつづくよどこまでも」が大きな話題となり、1月からは「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」や、大河ドラマ「青天を衝け」では篤君を演じることも決定している上白石さんが演じるのは、最初のヒロイン・安子。朝ドラ初出演となり「連続テレビ小説への出演はずっと大きな目標でした」という彼女は、「大好きな『英語』と『ラジオ』で紡がれるこの作品で夢が叶うこと、本当にうれしく思います」と出演を喜ぶ。また、3061人の応募があったオーディションから選ばれたそうで、「スタッフの皆さんの空気感がとても温かくて、このチームの一員になりたいと強く思いました。けれど自信は全く無かったので、知らせを受けた時は心底驚きました」とオーディション時をふり返った。また、2代目ヒロインるいを演じるのは、同じく朝ドラ初出演となる深津さん。「あふれる魅力全開の、萌音さんと李奈さんと一緒なら怖いものなし!とてもとても心強いです」と心境を明かし、「脚本の藤本さんから生み出される、それぞれの時代の女性を、3人できらきらと輝かせていけたらと思います。今日も、また明日も。毎朝8時にお目にかかれるのを楽しみにしております」とコメントしている。そして、上白石さんと同様、オーディションで決定した川栄さんが演じるのは、3代目ヒロインひなた。「朝ドラヒロインは一つの大きな夢であり、何度もオーディションに参加させて頂きました」と言い、そんな念願のヒロイン抜擢に「受かったと聞いたときは信じられないほどうれしかったです。先日、制作の方々や上白石萌音さん深津絵里さんともお会いさせて頂き、徐々に現実味が帯びてきてワクワクとドキドキでいっぱいです」と喜びを語る。またすでに「とと姉ちゃん」にて朝ドラ出演の経験がある川栄さん。「高畑充希さんがとてもパワフルですてきな方だったので、私も周りの方々にパワーを与えられるように楽しく明るく撮影に挑めたらなと思っています」と力を込めた。2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は毎週月~土曜日8時~NHK総合ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月24日『踊る大捜査線』シリーズのヒットメーカー・本広克行が、多大な影響を受けたと公言する押井守の原案『夢みる人』を実写化した『ビューティフルドリーマー』が公開となる。大学の映画研究会の部員たちが、部に伝わるいわくつきの台本を映画化するという本作に込めた思い、そして、知られざる押井とのエピソードなどを本広監督が語ってくれた。本広は自ら新レーベル“Cinema Lab(シネマラボ)”を押井、小中和哉、上田慎一郎と共に設立。1960年代から70年代にかけて、商業映画とは一線を画した、作家性を前面に押し出した傑作を次々と世に送り出した映画レーベル“ATG(アートシアターギルド)”を参考にしたという同レーベルは、“限られた制作予算”のみを条件に、監督絶対主義での映画制作を謳う。なぜ新レーベルを?との問いに本広は、ここ数年、抱いてきたという危機感を口にする。「最近、実写映画の企画が人気のアニメや漫画を原作にしたものばかりになっているんですよね。CG技術が発達し安価になって、昔は実写化が無理だと言われた作品を作れるようになってきたのも大きいんでしょうが、僕のところにくる話は全部そういうものなんです。このままじゃ、日本映画はごく小さなインディーズ映画とマンガ・アニメ原作の大作のどちらかになってしまうんじゃないかと」そんな二極化、分断が進む状況に思い悩み、第三極と言える“中間”の受け皿を作れないか?という思いで設立したのがこの“Cinema Lab”であり、その第1弾として、本広が常々、最も影響を受けた存在のひとりとして挙げてきた押井守とのタッグが実現した。ここからは、本広の押井との関わり合い、そして本広から見た押井の“すごさ“についてたっぷりと語ってもらう。「最初に観た押井さんの作品は、世界初のOVA作品と言われている『ダロス』。なにやってんだ? これ……と驚いて、次に『天使のたまご』を観て衝撃を受けましたね。「意味が分からない」って言う人も多いけど(笑)、僕は“こんなすごい映画を作れる日本人がいるのか!”と。映画学校に通っていた頃、押井さんがシンポジウムに来たので、質問したんですよ。『天使のたまご』に魚が空中を泳ぐ描写が出てくるけど、どういう意味なんですか?って。そうしたら“日常を描きたかった”って。当時は全然分からなかったけど、自分がそこそこ演出の経験を積んで、後にあの作品がDVDになったときにもう一度観たら“うわっ!そういうことか”って思って、震えるほど素晴らしかったです。30年も前にそんなことを考えていたのかって」本広の代表作で、劇場版第2弾は日本の実写映画の興行収入歴代1位を記録している『踊る大捜査線』シリーズは、押井が参加した『機動警察パトレイバー』の影響を受けていると言われる。「でも脚本の君塚(良一)さんも、プロデューサーの亀山(千広)さんも、『パトレイバー』を観たことはなかったんです。純粋に『太陽にほえろ』のカウンターとして生まれたもので、刑事は走らない、叫ばない、殴らないというコンセプトで、作っていくうちに“あれ? これパトレイバーに似てるな”って気づいたんです。都市博覧会が開かれるはずだったのに、当時の青島知事が中止を決めたお台場にフジテレビの新社屋がポツンとあって、コンビニすらなくて空地だらけで、“ここでなにかドラマを作れない?”って言われたんですけど、これ『パトレイバー』じゃんって(笑)。ただ、当時は実写をやってる人間がアニメに言及するとオタクってバカにされていた時代でしたからね」押井も『踊る』シリーズは観て、気に入っていたという。「深津絵里さんが演じたすみれがいいねって言ってました。(『パトレイバー』の)南雲さんと同じような、ああいう男勝りのキャラクターが好きなんですよ、押井さん(笑)。あの作品は、なぜか庵野(秀明)さんとかも観ていて、飲み会に呼んでもらったことがありました。(『新世紀エヴァンゲリオン』のスタッフの)摩砂雪さんや鶴巻和哉さんもいて、“やべぇ! エヴァだ!”って(笑)。僕は、『踊る』で『エヴァ』の楽曲の『危機一髪』を使わせていただいてたので“すみません!”って。ビデオ化のときも、僕はあの楽曲を使いたいって言い張って、問い合わせたら庵野さんが“いいんじゃないの”って口添えしてくださったんですよ」あらためて、押井守というクリエイターのすごいところは? そんな問いに、本広は“捨てる”技術だと語る。「『パトレイバー』や『攻殻機動隊』、『イノセンス』もそうなんだけど、押井さんは、主人公を不在にしてしまうんです。でもそれで傑作にしてしまうのがすごいですよね。実写で、例えば『踊る大捜査線』でそんなことやったら猛反発ですよ(苦笑)。アニメだからできるのかなぁ……? いらないなら、(主人公を)書かなければいいって。それが押井イズムなのかな? 演出でも、『鉄人28号』の舞台の現場を見に行ったら、押井さんは途中で演出することをやめてる! なにをやってるのかと思ったら、メイキングを撮ってるんです。え? どういうこと? ってもう予測不能でした(笑)」今回の映画『ビューティフルドリーマー』は、そんな本広の押井への“愛”がつまった作品となっている。特に映研部員たちが作ろうとしている劇中映画の中身を見れば、押井ファンには本広の“本気度”が伝わるはずだ。「最初、押井さんは軽音楽部の女の子たちの話を書いてくれたんですけど、それだと僕の予算にハマらないなというのもあって、“自由にしていいよ”と言われたので映研という設定にしました。押井さんの“本当に幸せな日々を毎日繰り返すことは幸せなんだろうか?”という問いかけを描いています」希代のヒットメーカーの新たな挑戦に注目したい。取材・文:黒豆直樹『ビューティフルドリーマー』11月6日(金)テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開(C)2020 映画「ビューティフルドリーマー」製作委員会
2020年11月05日シム・ウンギョン&松坂桃李主演映画『新聞記者』が、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ6部門を受賞したことを受け、全国190館(3月13日時点)での凱旋公開が決定した。各映画賞受賞を受けアンコール上映のオファーが急増3月6日に行われた第43回日本アカデミー賞授賞式において、最優秀作品賞、主演男優賞(松坂桃李)、主演女優賞(シム・ウンギョン)の3部門で最優秀賞を受賞した本作。主演男優賞と主演女優賞を同じ作品が受賞したのは第34回(2010年)の『悪人』(妻夫木聡、深津絵里)以来、さらに最優秀作品賞も同時受賞したのは第26回(2002年)の『たそがれ清兵衛』(真田広之、宮沢りえ)以来17年ぶりの快挙となった。最優秀作品賞が発表された際には、松坂さんは「うれしいです。純粋に」と喜びを露わにし、「スタッフの方々、関係者の方々と一緒に喜びを今すぐにでも分かち合いたい気分」とコメント。シム・ウンギョンは「本当に計り知れません。ありがとうございます。何とも言えない気持ちなので、光栄です。ありがとうございます。(来年の司会)頑張ります!」と来年の授賞式の司会についても言及。藤井監督も「本当にうれしいしか言えないんですけど、本当にもっともっとたくさんのスタッフとみんなと力を合わせてこの映画を作ったので、早くみんなに報告したい。(松坂)桃李君と同じ思いです」と語っていた。各賞受賞を受け、本作のアンコール上映のオファーが急増、それまで47劇場の予定が143館の追加劇場が決まり(3月13日時点・合計190館)凱旋上映が実現した。独自の企画性で躍進するスターサンズ映画が賞レースを席巻『新聞記者』の製作・配給をしたスターサンズは、ほかにも池松壮亮×蒼井優×真利子哲也監督の『宮本から君へ』、『新聞記者』のモデルとなった望月衣塑子記者を追った『i -新聞記者ドキュメント-』も国内映画賞を多数受賞。3作品の合計で29の映画賞を受賞、24ノミネートに上り(3月13日時点)、現在も好調な興行を続けている。スターサンズ代表で『新聞記者』作品の企画・製作・エグゼクティブ・プロデューサーを務める河村光庸は、「このようなインディペンデント映画を日本アカデミー賞の最優秀賞まで引き上げてもらった多くの映画人の方々に深く感謝いたします」とコメントを寄せている。なお、2020年は最新作として長澤まさみ主演、大森立嗣監督『MOTHER マザー』が初夏に全国公開、さらには2021年公開予定の古田新太と松坂さんの実写初共演となる『空白』の公開が控えている。『新聞記者』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新聞記者 2019年6月28日より全国にて公開©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ宮本から君へ 2019年9月27日より全国にて公開Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会i-新聞記者ドキュメント- 2019年11月15日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開©2019『i –新聞記者ドキュメント-』
2020年03月12日岸部一徳、深津絵里、香川照之が、藤山直美主演の新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」に出演することが分かった。主人公を取り巻く個性的なキャラクターたちを演じる。おかき屋の老舗「皆川堂」。現社長・皆川雄一郎は、外面はいいが家では無愛想でケチ。そんな父の立ち振る舞いにイライラする雄一郎の娘・小百合もまたかなりの毒舌で見栄っ張りな性格だ。似た者同士の親子に、婿で専務の大介はいつも気を揉んでいる。そんな折、雄一郎は亡き妻の墓参り中に浅草でスナック「ビーナス」を営む山田美奈子(藤山直美)と出会い、お茶に誘うという意外な行動に。というのも、彼女は初恋の人に瓜ふたつだったのだ。そんな運命の出会いから1か月。大介は、スナックに入り浸り美奈子と仲良さげにする雄一郎を偶然目撃。やがて美奈子と雄一郎の交際が発覚する…。現在放送中の「ドクターX~外科医・大門未知子~」などに出演するベテラン個性派俳優・岸部さんが演じるのは、スナックのママ・山田美奈子と恋仲になる皆川雄一郎。藤山さんとの共演が夢だったという実力派女優・深津さんが、雄一郎の娘・小百合。そして、怪演が度々話題となる香川さんが、小百合の夫で入り婿・大介を演じる。岸部さんは「僕にとっては久しぶりの恋愛だったので(笑)…直美さんとは夫婦はありましたが、そういう“恋”関係の役はなかったのかな?久々に会ってドキドキしながら言葉がうまく出ないみたいな気分を味わって楽しんでいます」と撮影の様子を明かし、「何といっても藤山直美さんを楽しんでいただきたい」と視聴者へメッセージ。「いつか直美さんとご一緒したいと秘かに思い続けていたので。やっと叶いました」と喜んだ深津さんは、「最近には珍しいホームドラマなので、日常の何でもないことをさりげなく伝えられたらと思っています」と意気込んでいる。さらに、テレビ東京のドラマ初出演となった香川さんは「直美さんと一徳さんのコンビはすごい憧れで。それぞれと共演させて頂いたことはあるんですけど、このお二人が一緒の現場っていうのは初めてだと思うんです。お二人が作る世界観に反応することが第一で、役作りはいらないとすら言えるかもしれないです。直美さんとのお芝居は、今までの経験では完全に『スポーツ』なので、反応と、一瞬のアイデア、そこに向かっていくスピードと、いつ蹴り込むかシュートだけを狙っています。つまり、作るというより反応する、ライブ感のほうに神経を傾けるのがこの現場では最優先すべきことかなと思いました」と役作りについて語っている。テレビ東京開局55周年特別企画 新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」は2020年1月6日(月)20時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月22日『グランメゾン東京』(TBS系)の視聴率が好調ですね。天才料理人を演じる木村拓哉さんが、いかにもキムタクって感じでかっこいいのはもちろんですが、いつになく“いい女オーラ”を封印している鈴木京香さんも魅力的!木村さんと共演した『華麗なる一族』(同)をはじめ、ここ数年はそこはかとなく魔性がにじみ出ているような役柄が多い印象なので、人間くさい普通の女性を演じる様はなんとも新鮮です。■ドラマの役柄もリアルも独身天才的な尾花(木村さん)と出会い、自分には才能がないことを痛感しつつ、それでも究極の味を生み出すために模索しては一喜一憂する倫子(鈴木さん)…。その姿に共感を覚える人は少なくないでしょう。そんな倫子は仕事や母親の介護に追われてきたらしく、おばちゃんと呼ばれる年齢になった今も独身。でも悲壮感はなく、年下のイケメンたちと共に「世界最高の三ツ星レストランを作る」という夢のため、日々、奮闘しています。リアルの鈴木さんも倫子同様、独身ですね。女優業が忙しかったのかタイミングが合わなかったのか…いくつもの熱愛の報道はあったものの、結婚には至らなかったようです。数年前には『女子SPA!』の「独身なのが不思議な美女ベスト10」の3位に入っていたことも。確かに、あれだけの美女なのにどうして?と考えたくもなります。ちなみに2位は深津絵里さんで1位は石田ゆりこさん。どの方も本当に不思議…!■鈴木京香&長谷川博己が年末に入籍?2010年に『セカンドバージン』(NHK総合)で共演した長谷川博己さんとの交際が取り沙汰されて以来、幾度となく「結婚秒読み」報道が出ていた鈴木さん。そろそろ10年になるので、もう結婚する気はないのかなと思っていました。でも今年に入り、一部のメディアで年内ゴールインの報道が。というのも、彼女は12月まで『グランメゾン東京』に出演していて、長谷川さんは来年1月スタートの大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)で主演を務めるから、なのだそう。これまで2人が入籍しなかったのは、芸能界では鈴木さんのほうが格上だから、長谷川さんが俳優として同格になるのを待っていたため、なんて説もあるのですが、大河で主役を張るほどのスターへと成長したので、その意味では問題は解決しています。加えて、大河に出ている1年間は結婚報道で騒がれるわけにはいかないから、その前…そして、鈴木さんのドラマが落ち着いた年末しかチャンスはないとのこと。できすぎた話なので、どうなんだろう?と首を傾げたくなるけれど、もし本当だったらうれしいですよね。祝福こそすれ文句を言う人はいないんじゃないでしょうか。■この年末、結婚に近づく可能性がもう一つ、年内入籍説に真実味を与えているのが、新婚の滝川クリステルさんの存在です。2人はもともと友達だったそうなのですが、動物の保護活動のため財団を立ち上げた滝川さんに鈴木さんが賛同したことから、さらに距離が縮まり、オフの日に一緒に過ごすこともあるのだとか。親友が結婚して幸せそうにしていたら「私も…」と思うのは、世の独身女性のあるある。ってことで鈴木さんも現在、そういう心境になっているのかもしれません。ただ、願ったところでスムーズに結婚に漕ぎつけられるとは限らないのも事実です。そのあたり、どうなの?と興味が湧いてきたので、「運命日占い」が当たると話題の占星術家・橘さくらさん監修の占いサイト『運命日』の特別鑑定を用いて鈴木さんの運気を調べてみました。…とその前に、滝川クリステルさんの【2019年の運勢】、それから結婚を発表した8月の【結婚運】をご紹介しますね。■滝川クリステルの結婚運◎2019年の運勢「我慢強く続けていた努力が、確実に強運を呼び寄せています。これまで困難だと感じていたことが、まるで歯車がかみあったかのように、突然順調にまわりだすでしょう。(中略)進む先には、これまで知らなかった世界が、目まぐるしく拓けていくことでしょう!」◎8月の結婚運「恋人との間では、「落ち着こう」という雰囲気も生まれやすい運気。お互いを人生のパートナーとして認め合い、結婚へと進む新展開がもたらされる可能性も高いでしょう!(後略)」なんだかものすごく、結婚に向いている年&月という印象です。最高のタイミングを逃さずに決意したからこそ、日本中の人に祝福されてゴールインしたのかな?などと考えるのは穿ちすぎでしょうか。こちらを踏まえて、同じく『運命日』で鈴木さんの【2019年の運勢】と年末=12月の【結婚運】をチェックしたところ、以下の結果に!■鈴木京香の結婚運◎2019年の運勢「人間関係が大きく運気を左右します。人との関わりが、鈴木京香さんのこの年の鍵を握っているといってもいいでしょう。(中略)心の扉は常にオープンにしておきましょう。新しい風を内側に入れるのです。」◎12月の結婚運「付き合っている恋人がいるのなら、今月は、結婚に向けてグンと近づくこともできるでしょう。お互いの仕事のこと、家族のこと、金銭面や住環境のこと。さまざまな問題が横たわっているのだとしても、未来に向けて手を取ろうという愛情を確認できそう。(中略)先のことを考え過ぎず、純粋に恋を楽しめばいいのです!そう割り切っているほうが、結果的に結婚が近づくでしょう。」「新しい風を内側に入れる」とは、これまでにない役を演じる、という挑戦をしたことかもしれません。そして、やはり12月は「結婚に近づく」運気。実際に入籍するかどうかはともかくとして、カップル間で結婚に向けての本気の話し合いが持たれてもおかしくはなさそうです。つまり、年末に結婚する可能性はかなり高いし、籍は入れなかったとしても、お互いに結婚への気持ちが盛り上がり、改めて2人の将来について考えたりする時期なのではないでしょうか。その勢いと令和婚ブームに乗って幸せな報告をしてくれたら、令和元年の締めくくりとして最高なのですが…(余計なお世話ですね)。■当たりすぎて怖い?「運命日」占いここまで読んで、滝川さんの婚期を的中させ、鈴木さんの運気のよさを告げる占いサイト『運命日』、そして「運命日占い」に関心を持った方も多いかと思います。簡単に説明すると「運命日占い」は『王様のブランチ』(TBS系)をはじめ、雑誌・ブログなどで話題の占星術家・橘さくらさんが編み出した、“自分だけの運命日”と“その日起こること”をズバリ的中させる独自の鑑定法。運命の出会いや告白、プロポーズされるタイミングまで、人生が大きく動く日を驚くくらい正確に予言し、「当たりすぎて怖い!」と各方面で注目されているそうです。サイトを使った女性たちいわく「彼から告白される日が当たり、今、順調にお付き合いしています」「前回の運命日…ピタリ当たりました。怖いけど、見たいんです!! 頼りにしています」。そんなに当たるの?とびっくりしちゃいますね。鈴木京香さんの今後の動向に注目すると共に、みなさんも真の幸運を手にするべく、ご自身の運勢や運命日をチェックしてみてはいかがですか?監修者紹介橘さくら「王様のブランチ」をはじめ、雑誌・ブログなどで続々と紹介された話題の占星術家。四柱推命、算命学、カバラなど幅広い占いに精通。ファッション、マスコミ業界から火がつき、個人鑑定は500人待ちという、最も注目されている占い師。
2019年11月17日「ほぼ日刊イトイ新聞」がプロデュースするスペース「ほぼ日曜日」と「ほぼ日カルチャん」が、渋谷パルコに2019年11月22日(金)にオープンする。8F 「ほぼ日曜日」展覧会やパフォーマンスなど“表現”を提供演劇・映画フロアとなる8Fにオープンする「ほぼ日曜日」は、展覧会、ライブ、パフォーマンス、ワークショップなど、ありとあらゆる種類の「表現」を提供するスペース。その名の通り、“毎日が日曜日”のような楽しいムードが常に満ちている空間を目指す。オープニング企画「アッコちゃんとイトイ。」「ほぼ日曜日」のオープニングを飾る展覧会は、「アッコちゃんとイトイ。」。糸井重里が詩を書き矢野顕子が作曲した歌をイメージして制作された、10人のアーティストによる作品を紹介する。また、貴重な資料「FAXで送られた歌詞」も展示される。松本大洋「自転車でおいで」や増田セバスチャン「ふりむけばカエル」、三國万里子「にぎりめしとえりまき」といったアーティストの作品が集結。ヒグチユウコ「SUPER FOLK SONG」と、和田ラヂヲ「SUPER FOLK SONG RETURNED」は対になった作品になっている。作品とともに、それぞれの楽曲の歌詞も展示されているので、作品と歌詞の世界を比較しながら楽しむのがおすすめだ。「ほぼ日曜日」の中には、ちょっとしたドリンクなどを提供する「ほぼカフェ」も展開。「アッコちゃんとイトイ。」の会期中は、展示作品でもある、なかしましほが手がけたピーナッツバタークッキー「夢のヒヨコクッキー」を提供する。また、会場内では展示作品をモチーフにしたオリジナルグッズや、展示作品を1冊にまとめた詩画集を販売。松本大洋によるサコッシュバッグや、三國万里子の毛糸をセットにした「にぎりめしとえりまき 手編みキット」など、バラエティ豊かなラインナップを揃える。4F 「ほぼ日カルチャん」東京の催しを紹介する“文化案内所”4Fにオープンする「ほぼ日カルチャん」は、“まいにち、東京特集。”をテーマにしたほぼ日刊イトイ新聞による「東京の文化案内所」。舞台、映画、ライブ、展覧会など連日さまざまなイベントが行われている東京の催しを、「ほぼ日」の視点からセレクト。店内スタッフが“案内人”として、来店客と話しながら「いまの東京のおもしろい文化」を紹介する。また、かさばるフライヤーはカードサイズにすることで手に取りやすいように工夫。気になるイベントの情報を気軽に手に取ることができる。同時に、「読み物コンテンツ」をはじめとする「ほぼ日」の様々なコンテンツも紹介。「ほぼ日手帳」や「カレーの恩返し」、「ほぼ日の洋服」といった、「ほぼ日」の一部アイテムも販売される。その他、特別展示や限定アイテムの販売なども行われる予定だ。ドラえもん50周年展など3つのイベントにフォーカス「ほぼ日カルチャん オープニング企画」では、3つのイベントにフォーカス。藤子・F:不二雄ミュージアムで開催のドラえもん50周年展第1期企画「『ぼくドラえもん。』ドラえもんのはじまり」からは、藤子・F・不二雄が実際に使っていた“カブラペン・鉛筆、消しゴム”の展示やミュージアムオリジナルグッズの販売を実施。また、東京芸術劇場で上演される野田秀樹の新作舞台「『Q』:A Night At The Kabuki」の紹介や、NODA・MAP(野田地図)過去作品において実際に松たか子や深津絵里が着用した衣装の展示、21_21 DESIGN SIGHTにて開催の「マル秘展 めったに見られないデザイナーたちの原画」に出展しているグラフィックデザイナー・佐藤卓の「ほぼ日手帳」の展示が行われる。「ほぼ日の水沢ダウン」渋谷パルコ限定カラーさらに、2012年から登場し、好評を博している「ほぼ日の水沢ダウン」の渋谷パルコ限定カラーを「ほぼ日カルチャん」で発売。やや赤みの入ったダークブラウン「ココア」カラーのダウンジャケットやコートを揃える。「ほぼ日の水沢ダウン」は、軽量で保温性・防水性に優れた水沢ダウンに、ニットデザイナー・三國万里子による網柄の裏地をプラスしているのが特徴。2019年モデルには、大小のハニカム柄だけで構成されたアラン模様があしらわれている。【詳細】ほぼ日×渋谷パルコオープン日:2019年11月22日(金)住所:東京都渋谷区宇田川町15-1■8F ほぼ日曜日・「アッコちゃんとイトイ。」期間:11月22日(金)~12月8日(日)時間:10:00~21:00入場料:500円参加アーティスト・楽曲:深谷かほる「春咲小紅」、鹿児島陸「へびの泣く夜」、ヒグチユウコ「SUPER FOLK SONG」、和田ラヂヲ「SUPER FOLK SONG RETURNED」、松本大洋「自転車でおいで」、三國万里子「にぎりめしとえりまき」、なかしましほ「夢のヒヨコ」、福田利之「ニットキャップマン」「気仙沼においでよ」、Bonami「ニットキャップマン」、増田セバスチャン「ふりむけばカエル」オリジナルグッズ例:松本大洋 自転車でおいでサコッシュ 1,500円+税、三國万里子 にぎりめしとえりまき 手編みキット 15,000円+税、なかしましほ 夢のヒヨコクッキー 409円+税■4F ほぼ日カルチャん・特別展示「『ぼくドラえもん。』ドラえもんのはじまり」 藤子・F:不二雄ミュージアムより「『Q』:A Night At The Kabuki」 東京芸術劇場より「マル秘展 めったに見られないデザイナーたちの原画」 21_21 DESIGN SIGHTより※その他、都内で開催のイベント関連グッズや商品、図録など特別展示も実施。・ほぼ日の水沢ダウン 渋谷パルコ限定カラー ※数量限定レディス・ロング 121,100円、レディス・ロングロング 134,200円、メンズ・ショート 121,100円、メンズ・ロング 121,100円※ほぼ日カルチャんでの取り扱いは「ココア」カラーのみ。「ブラック」「ネイビー」はWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて販売。※予約・取り置き不可。
2019年11月16日みなさんは「パーソナルカラー」という言葉はご存知ですか?人は生まれながらに肌や髪、瞳の色が異なりますが、それらを分類したものがパーソナルカラーと呼ばれており、スプリング、サマー、オータム、ウインターの4パターンに分類されます。自分のタイプを知り、似合うメイクやファッション、ヘアカラーなどを取り入れることで、より魅力的にみせることができます。そこで今回は、パーソナルカラー4タイプ別のおすすめアイシャドウをご紹介します。みなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。出典:byBirthみなさんは「パーソナルカラー」という言葉はご存知ですか?人は生まれながらに肌や髪、瞳の色が異なりますが、それらを4つに分類したものがパーソナルカラーと呼ばれており、スプリング(イエベ春)、サマー(ブルべ夏)、オータム(イエベ秋)、ウインター(ブルべ冬)のパターンに分類されます。自分のタイプに似合うメイクやファッション、ヘアカラーなどを取り入れることでより魅力的にみせることができるので、知らないと損ですよね。そこで今回は、パーソナルカラー4タイプ別の「おすすめアイシャドウ」をご紹介します。みなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。「パーソナルカラー」別4タイプのそれぞれの特徴とは?出典:byBirthスプリング(イエベ春)の特徴スプリング(イエベ春)さんには、このような特徴があります。日焼けをしやすいが、すぐに戻りやすい肌が黄みがかっているシルバーよりも、ゴールドが似合う顔の印象が明るく、若々しい肌や髪にツヤがある血色感のある肌瞳の色が明るい茶色や濃いめの茶色芸能人でいうと、石原さとみさんや上戸彩さんがこのタイプです。サマー(ブルべ夏)の特徴サマー(ブルべ夏)さんには、このような特徴があります。肌全体に赤みがある瞳はソフトなブラックか優しい茶色黒目と白目のコントラストがソフト髪の毛が細くて柔らかく、サラサラしている肌がきめ細かい目のまわりに茶色いクマが出る芸能人では、綾瀬はるかさんや、広末涼子さんがこのタイプにあたります。出典:byBirthオータム(イエベ秋)の特徴オータム(イエベ秋)さんには、下記のような特徴があります。日焼けをするとすぐに黒くなり、戻りにくいシルバーよりもゴールドが似合う黄味がかかった肌色をしている肌や髪の質感がマット寄り血色感があまりない瞳の色が深みのある焦げ茶色顔の印象が大人っぽい芸能人なら、北川景子さんや安室奈美恵さんがこのタイプ。ウィンター(ブルべ冬)の特徴ウィンタ―(ブルべ冬)さんには、このような特徴があります。髪にツヤがあって質感は太くて固い。量は多め黒目が茶色でなく黒に近い白肌や、ピンクがかったベージュの肌色シャープできりっとした印象クールでシャープ、華やかでスタイリッシュメリハリのある顔立ち深津絵里さんや、柴咲コウさんがこのタイプ。パーソナルカラー4タイプ別「アイカラー」のおすすめとは?出典:byBirth「イエベ春さん」おすすめアイシャドウカラー「イエベ春さん」におすすめのアイシャドウのカラーは、黄味がかかった華やかな色味。オレンジ系などがよく似合います。特に、定番のブラウンを選ぶ際は、重くならないようなるべく青みがなく明るいカラーを選んでくださいね。ゴールド系のラメが入ったものも相性◎。「ブルべ夏さん」おすすめアイシャドウカラー「ブルべ夏さん」がアイカラーは選ぶ際には、はっきりした色ではなく、やさしい雰囲気の色味をチョイスしてください。淡いピンク、ラベンダーカラー、水色などソフトなカラーがおすすめです。そして、ラメはゴールドよりはシルバーのほうがベター。「イエベ秋さん」おすすめアイシャドウカラー「イエベ秋さん」におすすめのアイカラーは、黄味よりの色味。深めのグリーンや、ターコイズなどが良く似合います。オレンジ系のカラーは、取り入れやすいのでぜひ挑戦してみてくださいね。また、お肌の質感と合わせてマットな印象に仕上げるのが良いでしょう。「ブルべ冬さん」おすすめアイシャドウカラー「ブルべ冬さん」におすすめしたいのは、はっきりとしたビビッドなカラー。濃い目のピンクや紫などの色味がよく似合います。ベージュを選ぶ際は、なるべく黄味の少ない色味を選んで、お肌の透明感を引き立たせてくださいね。おわりに出典:byBirthいかがでしたでしょうか。今回は、パーソナルカラー4種類別の特徴と、相性の良いアイカラーをご紹介しました。みなさんも、今回の記事を参考に、ぜひ自分のタイプに合わせたメイクで魅力度をアップさせてくださいね。
2019年04月23日NODA・MAP第22回公演『贋作 桜の森の満開の下』が9月1日(土)、東京芸術劇場 プレイハウスにて開幕する。今作は坂口安吾をこよなく愛する野田秀樹が、安吾の『桜の森の満開の下』と『夜長姫と耳男』を中心に、いくつもの安吾作品を混ぜ合わせて新たにつくり出した作品。1989年、劇団 夢の遊眠社での初演以降、2度の上演を重ね、昨年には『野田版 桜の森の満開の下』として歌舞伎にもなった。野田作品の中でもとりわけファンが多く、上演が待ち望まれてきた今作に集ったのは、妻夫木聡、深津絵里、天海祐希、古田新太といった豪華な面々。いずれも野田作品への出演経験をもつキャストばかりだ。なかでも注目すべきは、天海祐希の役どころ。胸に大きな策略を秘めたオオアマという役で、宝塚退団後初の男役を演じることとなる。平成元年に生まれたこの作品を、野田は「もはや古典」と呼び、現代劇としてはじつに17年ぶりの上演に挑む。平成最後の年に野田が再び新たに立ち上げる「桜の森」は、どんな世界になるだろうか。9月12日(水)まで行う東京公演の後、9月28日(金)からはフランスで行われる『ジャポニスム2018』の公式プログラムとしてパリ国立シャイヨー劇場で上演し、10月は大阪、北九州、11月にはふたたび東京と、のべ3か月にわたるロングランに挑む。文:釣木文恵
2018年09月01日俳優のムロツヨシ(42)が3月21日、日本語吹き替え版声優を務めた米アニメ映画「ボス・ベイビー」の初日舞台あいさつに出席した。 ムロは見た目は赤ちゃん、中身はおっさんのボス・ベイビーの声を担当。役柄にかけて自身の子供時代について聞かれたムロは「僕は親戚の家で育てられたので、『僕は幸せです』という顔をずっとしていました。悲壮感を消す作業をしていましたね」」と告白した。 「ムロさんは良かれと思っての告白だったかもしれませんが、観客は微妙な反応。すかさず空気を察したムロさんは『でも幸せですよ。親戚のおかげで今があるので感謝しています』と明るい口調でフォローしていました」(取材した記者) ムロは4歳の時に両親が離婚。親権は父になったが、父は別の女性と親密になったため親戚のもとで育ったのは知られた話。その後、一浪して東京理科大に進学するも3週間で中退。俳優を目指し長い下積みを経てブレークした。 そんなムロに影響を与えた名優が、2人いるという。 「ムロさんはインタビューなどで明かしていますが、彼は深津絵里さんの大ファン。そこで深津さんの舞台を見にいたところ、段田安則さんの泣き叫ぶ演技にすっかり魅了されてしまったそうです。それがきっかけで『あっち側に行きたい』と思い、次の日から大学に行かなくなり役者を目指したそうです」(芸能記者) 独特の間やテンポの芝居が売りのムロ。ブレークした今、2人の“恩人”との共演が期待される。
2018年03月22日目を奪われるほどの美人なのに長年彼氏がいないというケース、意外と多いと思いませんか?見た目だけで得をしていそうな彼女たちが、なぜ恋愛市場で苦戦を強いられているのでしょうか。そこには、恵まれた容姿の持ち主だからこそぶつかる数々のハードルがあるようです。男性の意見を参考に、ある種の美人がモテない理由を探ってみましょう。■「美人」は何を基準に判断する?まず、男性に「この女性は美しい」と感じるポイントを聞いてみました。◎顔のつくりわかりやすく、顔のつくりで判断する人が多数派のようです。パッチリ目にスッとした鼻筋。このふたつは、整形してまで手に入れようとする人もいるほど。ただ、それぞれが整っていても、バランスが崩れるだけで美しいと感じないこともあるでしょう。◎スタイルの良さ手足が短かったりお腹がポッコリ出ていたりすると、「顔はキレイなんだけど」と残念に思うこともある様子。ぽっちゃり派の男性もいますが、それはたいていの場合、巨乳の人という意味であって、本気で、女性が考えるぽっちゃり体型を好む人はそうそういないみたいです。モデルのようにスラッとしていると、美人だなと感じる人が多いようですね。◎ファッション・髪型・しぐさファッションやヘアスタイルも見た目を左右する大切な要素です。また、ふわりといい香りが漂う女性も好印象。そして、上品なしぐさも美人度を高めるためには欠かせません。■美人なのにモテない理由はコレ次に、美しい女性が身近にいながら、アタックを諦めた経験のある男性意見を参考にしてみましょう。◎美しすぎて近寄りがたい「俺なんて相手にされるわけない!」(26歳/動物飼育員)内面まで深く知る前に、尻込みされるパターン。よっぽど惚れ込んだ相手でない限り、玉砕覚悟で挑む男性は少ないみたいです。勝手に彼氏持ちだと思い込まれることもありえます。そんな人は自分のことをまわりに話すよう意識をしてみては?美人が見た目で損することもあるんですね。◎しゃべり方がNG「留学経験があるとかで、会話にちょくちょく英語を入れてくる。しかも発音が微妙。ルー大柴かよ!って突っ込みたくなったよ」(28歳/MR)他にも、言葉遣いが汚い人は嫌だという意見がありました。キレイだからこそ、マイナスのギャップは普通の人より大きなダメージとなるようです。大人として恥ずかしくないしゃべり方を心がけましょう。◎世間知らずのお嬢様すぎる「家まで送って行ったときに豪邸すぎてドン引きした。確かに、食事中も少しズレてるところがあったような。なんか彼氏がいないのも納得」(27歳/美容師)お嬢様は品があってさぞかしモテるのかと思いきや、感覚が合わなさそうだと思う男性が結構な数、いました。また、「交友関係が狭い人は自分に執着されそうで怖い」という意見も。周りの友人と価値観のズレを感じることが多い人は、自身の感覚を疑ってみたほうがいいかもしれません。◎お金がかかりそう「素材がいいのに、なんでわざわざ金をかけて着飾るの?」(28歳/教師)「バッグや時計など、持っているものがほとんど高級ブランド。会う度に違うファッションと派手なネイル」(28歳/会社員)浪費家に見える女性は、外見がどうであれあまりモテません。ブランドもの好きな人は、全身のコーデに取り入れるのではなく、1アイテムのみポイントで使うのがベター。◎悪い噂がある「プロジェクトリーダーが美人で仕事もできて憧れるけど、上司と不倫してるって噂を聞いた。枕営業してたら引くな」(25歳/営業)真偽のほどは不明ですが、悪い噂がある女性にわざわざ近づく人はそういません。女性目線で考えると、同性の妬みでデマを流されているのでは?とも思いますけどね。◎食べ物のこだわりが強すぎ「外見を保つために、食事制限がすごい。一緒に牛丼を食えるぐらいリラックスできる子のほうがいいや」(26歳/音響関係)美しくいるための努力やダイエットをするのもいいですが、やりすぎは禁物。食事やお酒を共に楽しめる女性のほうが男性ウケはよさそうです。◎単にタイプでない「かわいい系がタイプだから」(29歳/新聞記者)愛嬌のあるかわいい女性が好きで、そもそも美人系に興味がないという人もいました。単に需要と供給がマッチしていないだけの場合もあるようです。■なぜ独身?美人な芸能人よく考えてみると、芸能界にも「とびきり美人なのになぜか独身」という女性がたくさんいますよね。彼女たちは結婚しないのか、それともできないのか、果たしてどちらなのでしょう。◎深津絵里さん「奇跡の40代」と言われるほど美しさに定評のある、深津絵里さん。親しみやすいキャラクターだし、どうして世の男性たちが放っておくのか理解に苦しむところです。彼女と過去に熱愛を噂されたお相手は大物ばかりなので、理想が高そうだと思われているのかも。◎中谷美紀さんドラマ『私、結婚できないんじゃなくてしないんです』(TBS系)のヒロインがハマり役だった中谷美紀さん。知的な美女で茶道や生け花を得意とし、フランス語まで話せる…という彼女は完璧すぎて、男性たちが「自分はこんな美人には釣り合わない」と引いてしまうのではないでしょうか。◎深田恭子さん気づけば30代半ばになっていた深田恭子さん。かわいさに加えて大人っぽさを身につけ、メリハリのあるボディがとてもセクシーですよね。男性ファンが多く、熱愛の噂もあるのに独身なのは、生真面目な性格ゆえでしょうか。それとも、結婚するのが難しい相手を好きになってしまったから…?■終わりにどんなに美人でも、引く手あまたというわけではないのですね。同じ女性としては少し身近に感じてしまいます。外見に自信がある人もそうでない人も、内面を磨くのは当然ですが、いわゆる「スキ」と言われる部分を見せたほうが男性は一緒にいてほっとするのかもしれません。モテない理由がわからない人は、普段はちゃんとしているけれど、疲れたときやお酒が入ったときだけ、ちょっぴりポンコツになる、など、ふとした瞬間にスキを見せることをオススメします。ライタープロフィールちーたこ30代ママライター。出会いの数だけは多かった、20代。失敗した苦い経験も、傷ついて泣いた経験も数知れず。まんまと騙されてくれた夫と愛する息子のために、日々家事に育児に奮闘中です。夜が明けるまで友達と語り明かした恋バナや実体験をもとに、恋愛応援記事を執筆します!
2018年01月09日妻夫木聡や深津絵里出演で映画化され、国内外問わず高い評価を得た『悪人』。この度、原作者・吉田修一のデビュー20周年の年に舞台化されることが決定。中村蒼と美波のふたり芝居で、2018年3月29日(木)より上演されることが分かった。佐賀の紳士服量販店に勤める女・光代は、携帯サイトで知り合った、長崎の港町に住む解体業の男・祐一と恋におちる。ふたりは、つかの間、孤独な魂を寄せ合う。ところが、祐一から殺人を打ち明けられ、ふたりの逃避行が始まる。逃亡の果て、逮捕された祐一は、「逃亡の為に光代を利用しただけ」と語るのだが…。 果たして、ふたりの愛は偽りだったのか?祐一は悪人だったのか?原作は、芥川賞作家・吉田氏の代表作にして、250万部を記録した同名ベストセラー小説。2010年には李相日監督がメガホンをとり、祐一役を妻夫木さん、光代役を深津さんが演じ映画化された。今回台本・演出を担当するのは、昨年「乳房」(出演:内野聖陽、波瑠)、「檀」(出演:中井貴一、宮本信子)と2作のふたり芝居を手掛け、高い評価を得た合津直枝。「光代をもう少しだけ救ってやりたい」という思いで書き上げた上演台本に吉田氏が共感し、舞台化が実現したのだという。舞台化では、“哀しき殺人者”祐一役に「せいせいするほど、愛してる」『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』の中村さんが決定。舞台「OTHER DESERT CITIES」での好演も記憶に新しい中村さんは、「初めてのふたり芝居は未知の世界ですが、いまはその不安と期待が入り混じっている感覚です」と心境を語り、「小説、映画共に多くの人に愛された作品で今回の舞台もそれに並ぶ、もしくはそれ以上のものになったらいいなと思っています。美波さんと演出の合津さんとコツコツ作り上げていきます」と意気込みを見せている。なお、本公演のチケットは2018年1月14日(日)より一般発売がスタートする。ふたり芝居「悪人」は2018年3月29日(木)~4月8日(日)シアタートラムにて上演。(cinemacafe.net)
2017年11月09日どうしようもなく惹かれるいまのモテメイクってどんなもの?一般男子100人にアンケートを実施しました。男子が好きないまどきモテ顔は?Q1:女性のどんなタイプの顔が好き?A.輪郭:丸顔、目:大きくてタレ目・ぱっちり二重、鼻:高い鼻、唇:薄い唇、眉:細めの眉、髪:黒髪ナチュラル清楚系がいまどきのモテ顔。パーツ別の1位をピックアップしたところ、親しみのある柔らかい顔立ちが人気と判明!また、髪色はダントツ黒など、いま目指すべきは清楚系かも。Q2:「メイクがちょうどいいな、かわいいな」と感じる女性有名人は?A.1位:石原さとみ、2位:新垣結衣、3位:石田ゆり子、4位:有村架純、5位:深津絵里石原さんの素肌感と、唇の色っぽさは最強。ここで名前があがっているすべての人に共通するのは「自然体なメイクが好感度大」ということ。1位の石原さんには「唇がセクシー」とリップを推す声も。Q3:どんなメイクにドキッとする?A.「すっぴんのように見えて、微妙にしている? くらいのナチュラル感が一番」、「照れているのかな、と思うようなほてった感じの頰はかわいい!」、「柔らかい表情とメイクがばっちり合っていた瞬間にときめく」、「アイラインとリップに特徴があるとドキドキ」、「ピンクのぷるぷる唇は、それだけで全体的に誘惑に満ちている!」、「普段と違う色っぽいメイクを急にされた時」基本ナチュラルで、時々セクシーが◎。アイラインやチーク、リップなど、ポイント的な色気にドキッとするという声が印象的。そのほか、「ツヤのある肌」など、肌質に注目している男子も多数。Q4:女性の顔で、まず目がいくのはどのパーツ?A.目元…55%、肌…17%、口元…10%、鼻…8%、眉…3%、その他…7%視線を合わせた時に自然と目元に注目。会話をする時には目を見ることから、半数以上が「目元」と回答。アイメイクが、恋の成否を左右する!? 次に多かったのは肌。スキンケアも抜かりなく!Q5:女性のメイクで最もNGなのは?A.濃すぎるメイク…51%、メイクが似合っていない…21%、メイクが崩れている…14%、メイクが下手…5%、その他…9%がんばりすぎるのはむしろ逆効果。目を大きく見せたくてアイメイクこってり、なんてやりがちだけど、男子にはかなり不評。また、「似合っていない」というのも致命的。客観視が大事かも。Q6:好きなリップの色は?A.ピンク…54%、ローズ…13%、ベージュ…7%、レッド…5%、ブラウン…2%、その他…19%可憐なピンクはやっぱり王道人気。ピンクに関しては、女の子らしいかわいさが決め手のよう。ローズ、ベージュなど、あとは少数派。ということで、勝負リップは断然ピンクに決まり!Q7.どんなメイクの女性がタイプ?A:ゆるふわなかわいい系…35%、すっぴんに近いナチュラルメイク…26%、キレイなお姉さん系…15%、かっこいいクール系…8%、強めなポイントメイク…3%、その他…13%やはりキーワードはかわいい&自然体。いまの時代、キレイ系やクール系より、かわいかったり、ナチュラルだったりするほうが、男子ウケは抜群。柔らかさを念頭にメイクするとよさそう。Q8:女性のメイクで、がっかりしたことは?A.「白いファンデーションが濃すぎて、地肌との境目が見えている…」、「汗でパンダ目になることが多いけど伝えづらい」、「すっぴんでかわいかった子がメイクのせいでクソダサ女子になってしまった!」、「ツケマ、ずれてるよ」、「高級ファンデのきついニオイにどん引き」、「勝負メイクのつもりだろうけど、真っ赤なリップが似合わない」、「眉毛太いのに、細く見せるように描いてた」ちょっとだらしない感じが、男子的にNG。パンダ目とか、つけまつ毛のズレとか、しばらく鏡を見ていないと起こりがちな事故に要注意。また、太い眉を細く見せるなど、無理やりメイクも改めて。※『anan』2017年9月27日号より。取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2017年09月20日『24時間テレビ』ではチャリティーパーソナリティーを務めあげ、視聴者の共感を呼んだ石原さとみ(30)。デビュー15周年記念として発売されたばかりの写真集もバカ売れ。ここ数年、憧れの対象として女性からの支持を拡大してきた彼女が、30歳になったここへ来て、さらに爆発的に存在感を増している。 「うれしい気持ちの半面、なんか申し訳ないなあとも思います(笑)」(石原・以下同) 世の女性から憧れられる、ってどんな気持ちですか?という問いに、そう気負いのない答え。 「子どものころ、よくドラマを見ていたんです。そこに出てくる女優さんたちがすごく好きでした。中谷美紀さん、常盤貴子さん、深津絵里さん、藤原紀香さん、木村佳乃さん……。知的で、センスがよくて、きれいで、演じる役によっていろんな顔を持っている。素敵だなぁって。だから、いま自分が“憧れ”と言われると、照れくさいですけど、そのときの夢がかなった気分です」 昨年放送された、主演ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』では、劇中で身にまとうファッションも注目された。この秋同作がスペシャルドラマ『地味にスゴイ!DX校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系・9月20日21時~)として復活。 「昔、中谷美紀さんがドラマのなかでしているファッションをまねしていたことがあったんです。だから、ドラマを見た人に、そんなふうに思ってもらえる作品に出合いたいなぁと夢見ていて。今回は、衣装31パターン。何分に1回、着替えてるんだ!?っていうくらいに着替えてます」 昨年30代に突入。いまの目標は? 「影響力のある作品、伝えなきゃいけないことを伝えられる作品に出会いたいと思っています。そして、それをちゃんと伝えたいと思ったときに“石原さとみ”という人間について世間はどんな印象を持つのか、深く考えるようになりました」 気になる結婚については……。 「27~28歳のころは親孝行をしたいという思いから、『結婚しなきゃ!子どもを産まなきゃ』と焦っていて。でも、何をもって親孝行なのかと考えたときに、“自分がいなくなってもこの子は幸せな人生を歩んでいける”っていう安心を与えることだなって思うようになったんです。幸せを感じるポイントって人それぞれ。だから気にしなくなりましたね」 最後に、スペシャルドラマ『地味にスゴイ!DX校閲ガール・河野悦子』の見どころは? 「連ドラで描かれた、(菅田将暉演じる)幸人と悦子のモヤッとした関係性は解決するか!?冒頭でわかりますのでお見逃しなく!今回の悦子の衣装で、気に入っているのはキャップをかぶったファッション。プライベートでもハマっているんです」
2017年09月17日芸能界には圧倒的な美貌を持ちながら、いまだ独身の人が少なくありません。ファンからしてみれば、結婚をしないのはうれしい限りですが、ある程度の年齢になっても独身の場合は「このまま結婚できないのでは?」と心配になることもあります。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『なぜ未だに独身なのかわからない女優』というアンケートを2017年9月7日〜8日の間に取ってみました!171人の方にご回答いただきましたので、その結果をランキング形式で発表いたします。●1位:石田ゆり子『47歳とは思えない若さ。逃げ恥でガッキーのおばさん役をやってたのに違和感あった ぐらい(笑)。それでも独身なんだからビックリです』(37歳女性/事務)『これだけ若く見えてキレイなんだったらいくらでも相手はいただろうに……不思議です』(41歳女性/主婦)第1位は『石田ゆり子』さんで27%(46人)となりました。47歳でアラフィフとは思えない美貌と色気を持っていることで有名な石田さん。昨年には大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で新垣結衣さんの伯母役として出演し「若すぎる!」と話題になりましたね。年齢を知らなければ10歳ぐらい若く見られてもおかしくありません。そんな石田さんですが、なんとまだ結婚していません!これだけの美貌と実力を持っていながら結婚していないのは不思議ですね。本人いわく“マイペース”であることが原因とのことで、そのペースによっぽど合う人しか難しいと語っています。そんな石田さんにふさわしい相手が今後現れるのか、今度の動向を楽しみに見守っていたいですね。●2位:深津絵里『個人的には深津絵里が一番不思議かなぁ。セクシーっぽさもかわいらしさも持ってる からいろんな層から人気ありそうなのに』(37歳女性/販売)『深津絵里さんはとっくに結婚してると思ってたけど、独身だと知ってビックリ!なんで!?って感じ』(35歳女性/営業)第2位は深津さんで25%(43人)となりました。深津さんといえば、『踊る大走査線』シリーズや三谷幸喜作品など、さまざま作品に出演している国民的女優さんですよね。その演技のうまさもさることながら、全く衰えない美貌も人気の要因の一つです。昔から顔が全然変わってない印象がある深津さんですが、実は現在44歳。立派なアラフォーですが、全くそんな雰囲気はないですよね。そんな深津さんもいまだ独身で、そのことに驚く人は少なくないようです。今後も日本を代表する女優として活躍していってほしいですね。●3位:深田恭子『深キョンはこれまで多くのスクープがあった から、まだ結婚してないのが不思議。もう34歳だからそろそろかな?』(37歳女性/主婦)『あれだけ可愛くて恋多き女なんだから、いつ結婚してもおかしくなさそう。男性ファンは悲しむと思うけど』(34歳女性/保育士)第3位は『深田恭子』さんで12%(21人)となりました。深田さんはまだ34歳ではありますが、これまで数多くのスクープがあったため、「まだ結婚してないんだ」と驚く人は少なくないようです。30歳を超えてもその美貌は全く衰えないどころか、むしろますますキレイになっていっているため、お相手はいくらでも見つかりそうなものですよね。しかし、現時点では結婚を近いうちにするという情報はないようです。とはいえ、これだけ多くの恋をしているからこそ美貌を保っていられるのかもしれません。今後も恋も仕事も頑張っていってほしいですね。----------身近にも“美人だけど独身”という人は多いものですよね。もしかしたら独身だからこそ、キレイを保ち続けることができるのかもしれませんね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜9位)】なぜ未だに独身なのかわからない女優は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/沖まりね
2017年09月11日「この映画、奥さんが誰を演じるかで雰囲気が完全に変わっちゃう。これ、いったい誰が演じるんだろう…?」――。小日向文世は、脚本を最初に読んだとき、「面白い!」と膝を打つと同時に何より、自身の伴侶が誰なのかが気になったという。答えは…深津絵里!それを聞いて小日向さんはひとり歓喜した。深津さんは、夫役が小日向さんだと知った上で脚本を読んだというが「小日向さんのおっしゃる通り、誰が演じるかで作品の空気が全然、違ってくる物語だと思います」と頷く。妻であり、そして大学生の息子と高校生の娘がいる母親という設定は驚きであり、挑戦だった。「だから夫が小日向さんと聞いて、安心しました。小日向さんとなら一緒に乗り越えられるかなって」とふり返る。『スウィングガールズ』、『ハッピーフライト』など、新たな作品を発表するごとに大きな話題を巻き起こす矢口史靖監督の最新作『サバイバルファミリー』。ある日突然、電気を必要とする機器、インフラが全て使えなくなってしまった社会を文字通り、サバイブする一家の姿を描く。夫婦として共に苦難の道を歩んだ2人に話を聞いた。改めて説明すると、小日向さんが演じた一家の長・義之は「決してカッコいいお父さんじゃない」(小日向さん)。危機に際して家族を率い、光恵の実家の鹿児島に自転車で向かうことを決めるも、食料や水の確保もままならず、地図もろくに読めず、何とも頼りない…。「どうも矢口さんの頭の中で僕は“情けない一家の父”にピッタリだったみたい(苦笑)。“サバイバルを一番乗り越えられそうにない人”ということだったらしく、おいおい、そこかよ!って(笑)。でもこのお父さんは、必死になってイニシアチブをとって、何とか家族を団結させながら目的地に連れて行こうとするんです」。一方、深津さんが演じた光恵はちょっぴり天然の入った妻であり、大学生の息子、女子高生の娘を持つ母。「まさかこんなに大きな子どもがいる役が回ってくるなんて…。矢口さんは私に何を求めてるんだ?」と不安を覚えたというが、映画を観ると、ホンワカとした雰囲気で一家の空気を和ませつつ、ここぞというところで主婦の知恵を発揮する母親の顔をしっかりと見せてくれている。「矢口さんからは『お母さんっぽくしないで』と何度も言われました。実際、私は母親ではないし『お母さんだからこうしないと』と考えることもなかったです。リアリティがあるようでないのが矢口監督の作品の世界観だと思うので、下手な役作りはせず、監督の『これが撮りたい』という情熱に身を任せました」。矢口監督がキャスト陣に求めたのは「ドキュメンタリー作品のような」本物のサバイバルに挑む姿。実際、ごく一部の映像処理などを除いて、本作はほぼノーCG。小日向さん、深津さんらは実際に高速道路で自転車を漕ぎ、11月末の水温7度の極寒の川に入った。中でも、小日向さんが「もしもう1回、撮影し直すことになって、川での撮影とどっちか選べと言われたら迷う」と語るほど過酷だったというのが、一家4人で丸々太った豚を捕獲するシーン。「現場に行ったら、大きな豚が置かれた餌を食べてるんですよ。矢口さんが『これから“あれ”を捕まえてください』って(笑)。テストもなしのいきなりの本番で、事前に決まっていたのは、深津さんが途中で僕に(豚を捕獲するための)洗濯ひもを渡すってことだけ。豚もビックリしたろうね(笑)。豚の皮膚があんなに固くて、動きがあんなに素早いとは…」。深津さんも「力もすごいし。昼間から日が落ちるまでずっと豚を追いかけ回して…クタクタでしたね」と苦笑交じりに述懐する。本作のストーリー上の重要なポイントと言えるのが、電力の供給が止まる――すなわち停電状態というだけでなく、電池を使用する全ての機器が使えなくなるという点。つまり、スマホやパソコン、ラジオ(そもそも、電源が入ってもネットが使えないし、放送もないが…)はもちろん、懐中電灯、燃料はガソリンでもバッテリーに電気を使用する自動車など、ありとあらゆる文明の利器が使用できない、江戸時代のような状態に戻るということ。そうなると、何でもスマホで検索してきた現代人は弱い!男性、一家の大黒柱の父親と言えども、すでに若い頃から当たり前のようにモノがあふれている社会で育ってきた者たちは、なす術もない…。小日向さんは「こんなとき、男はダメですよ!絶対に女性の方が頼りになります!」と自信満々に(?)断言する。「男はついついプライドが邪魔して、偉そうな態度をとっちゃうかもしれないけど、プライドを捨てて、まず何より家族を守らないと!少なくとも『俺についてこい!』なんて姿勢じゃダメですね」。深津さんは「まずは水と体温の確保です」とシビアに語り、今回の撮影を通じてサバイバルを疑似体験してみての教訓をこう語る。「直面してみないと分からないことが多いんだなと改めて思いました。例えば、冬の川はこんなに冷たいのか!とか(苦笑)。結局、何日こういう状況が続くか分からず、治安だってどんどん悪くなる中で『これがあれば大丈夫』『これがあれば生き残れる』なんて答えがあるわけじゃないんですよね。むしろ、『何があるか分からない』という心構えと想像力が大事なんだと実感しました」。2人が共演するのは三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』、『ステキな金縛り』に続き3作目だが、ここまでガッチリと向き合ったのは初めて。改めて、夫婦として過酷な状況の中で生活を共にしての感想は?深津さんは「天才」という言葉で小日向さんの凄さを語る。「私が言うのもおこがましいですが、日本の俳優さんにはなかなかいないタイプの方だと思います。どんなシーンでも『演じる』という勢いとか、構えとかが一切なく、ヒョイと演じられるんです。こんな普通のダメな男の人を当たり前に、いとも簡単にできるって、本当にすごいことなんですよ。本当に天才です」。小日向さんは、その言葉に「やっぱり僕の中に、そういう要素がゴッソリとあるのを矢口さんは見抜いてたのかな?」と冗談めかしつつ、深津さんとの共演について「ホントに素敵でしたぁ…(笑)」と夢見心地の表情。その言葉は、共演者としての感想というよりは、いちファンのよう!「僕ね、深津さんとはこんな風に深い関係で共演する機会はないんじゃないかな…と思ってたんです。こんなミステリアスな女性が僕の相手役になるはずないって。それがこうして叶って…ラッキーです(笑)。今回、夫婦としては少し、距離があるんですが、一度だけ、手を握るシーンがあるんですけど…いやぁ、嬉しかったなぁ(笑)。『悪人』で見たあの深津さんが僕の隣に…。『真田丸』で鈴木京香さん、竹内結子さんが僕(=秀吉)の正妻と側室を演じてくださったときも『あぁ、この2人で本当によかった!』と思ったんですけど、今回も、深津さんがお相手で本当に幸せでした!ホントに最近、僕の俳優人生、ラッキーだなぁって(笑)」。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)■関連作品:サバイバルファミリー 2017年2月11日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝電通アルタミラピクチャーズ
2017年02月13日女優の藤原紀香が11日、都内で行われた映画「サバイバルファミリー」の初日舞台挨拶に、小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな、時任三郎、大野拓朗、志尊淳、矢口史晴監督とともに登壇した。同作は、乾電池さえ使えない原因不明の"電気消滅"に見舞われた日本を舞台に、東京に暮らす平凡な一家・鈴木家が奮闘する姿をユーモアたっぷりに描くサバイバルドラマ。鈴木家のさえないお父さんを小日向、天然なお母さんを深津、無口な息子を泉澤、スマホがすべての娘を葵がそれぞれ演じる。小日向率いるダメダメな"鈴木ファミリー"に対して、時任率いるイケイケの"斎藤ファミリー"の母親役を演じた藤原は「イケイケの紀香です」と挨拶して会場を沸かせ、「とてもためになる映画に参加させていただいて、本当に勉強になって、家の中の備蓄を確かめちゃったりしました」と告白。さらに劇中で行ったサイクリングにハマったそうで「今週も広島の尾道のサイクリストのメッカで走ってきました」と打ち明けた。そんなイケイケの藤原だが、イケイケではないエピソードがあったそうで、矢口監督は「藤原さんは雨女で、藤原さんが来た日に限って雨が降る。噂に聞いたら海外に行っても砂漠に行っても雨を降らせちゃうらしいです」と暴露すると、藤原は「私は(雨女ということに)気付かないようにしていました」と言い、「ケニアでも干ばつしている乾季に降っちゃって洪水になっちゃったくらいで、そうしたら野生動物やマサイ族が嬉しがって出てきちゃったりしてすごかったんです」と声を弾ませた。さらに「日本では迷惑がられたんですけど、『中国では雨女は祝福されるからいいんだよ』って言われたときに心が晴れました」と笑顔を見せたが、矢口監督は「それは中国の話ですから」と突っ込んで笑いを誘った。さらに矢口監督は「藤原さんはちょいちょい天然を出してくるんですよ。さっきエレベーターの中で『このスカート破いちゃったんです』と言っていて、思い切り縫ってあるんです。今ここ(スカートのスリット部分)に縫い跡が」とバラすと、藤原は「もういいからその話…」と赤面した。
2017年02月12日突然、電気が消滅した世界を舞台にしたヒューマンコメディ『サバイバルファミリー』の初日舞台挨拶が2月11日(土・祝)、都内で行われ、小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな、時任三郎、藤原紀香、大野拓朗、志尊淳、矢口史靖監督が登壇した。亭主関白で口先だけの父親(小日向さん)、天然な専業主婦(深津さん)、無口な長男(泉澤さん)、スマホ命の長女(葵さん)の4人家族が、電気消滅によって交通機関や電話、ガス、水道まで完全にストップし、廃墟と化した東京からの脱出を試みる。主演を務める小日向さんは、「ブタにふり落とされて、肋骨のヒビが癒されぬまま、水温7度の天竜川に無理やり入らされ(笑)あれから1年以上が経って、やっと皆さんにご覧いただける」と感無量の面持ち。妻役で共演する深津さんは、「今日という日を迎えるために、数々のサバイバルを乗り越えた」としみじみ語り、「こんなキュートな63歳はどこにもいません。一生かわいい人でいてください。ずっと大好きです」と小日向さんの労をねぎらった。この日の舞台挨拶で最も饒舌(じょうぜつ)だったのは矢口監督で、特に藤原さんに対し、“言いたいこと”が山積していた様子。「藤原さんが現場に来る日に限って、雨が降るんです」と雨女ぶりを明かすと、藤原さんは「乾季のケニアに行ったときも、洪水になるくらい雨が降っちゃって…。動物たちや現地の人が喜んでいた。それに中国で撮影をしたときも、雨が降り『祝福の雨だから、いいんだよ』って言われた」とどこまでもポジティブシンキング。負けじと矢口監督は、「藤原さんは天然なところもある」と暴露し、藤原さんが自身で提案したセリフ変更を、本番ですっかり忘れていたというエピソードを披露。さすがの藤原さんも「いや、台本が練りに練られていたので…。すみません」と釈明すると、矢口監督は「いまさら何ですか!」と怒り心頭(?)だった。『サバイバルファミリー』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サバイバルファミリー 2017年2月11日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝電通アルタミラピクチャーズ
2017年02月11日住み慣れた街や国を離れても、チャンスに懸けて一念発起、“家族のためにたたかうお父さん映画”が、今週末相次いで公開される。オスカー俳優トム・ハンクスは遠いサウジアラビアの砂漠へ向かい、名バイプレイヤーの小日向文世は停電した東京を脱出…。奇しくも、そろって“ハの字眉”が印象的な、ちょっと情けなかったお父さんが新天地で大奮闘を見せ、“人生はきっとなんとかなるさ”という前向きなメッセージを贈る、人生応援映画2作品となっている。●“ハの字眉”米国代表、トム・ハンクス『王様のためのホログラム』 2月10日(金)公開ピューリッツァー賞候補になった作家デイヴ・エガーズの原作を、『クラウド アトラス』の鬼才トム・ティクヴァ監督とトムのタッグで映画化。仕事も家も家族も失ってしまった中年サラリーマン、アラン・クレイが人生の一発逆転をかけて地球の裏側、はるばるサウジアラビアの国王に最先端の映像装置“3Dホログラム”を売りに行く。ところが担当者はいつも不在。次から次へと襲いかかる異文化の嵐に戸惑いながらも、奮闘する姿が描かれていく。すべてを失ったアランの第一の目的は、休学中の愛する娘キッドのために養育費を稼ぎ、大学へ復学させること。トムは、かつてのコメディ作品を彷彿とさせるコミカルな演技でふんだりけったりな困り顔のサラリーマンを熱演し、現代の中年サラリーマンの悩みと憂鬱を等身大に体現。彼が演じた主人公アランは、はるかかなたの異国の地で娘のために、そして自分の新しい人生のために、どのような道を切り開くのか、乞うご期待!●“ハの字眉”日本代表、小日向文世『サバイバルファミリー』 2月11日(土)公開『ウォーターボーイズ』『スウィング・ガールズ』などで知られるヒットメーカー、矢口史靖監督の最新作。鈴木家は一家4人、どこにでもいるごく普通の家族で何気ない日常を送っていた。ある日停電が起き、すぐ復旧すると思っていたはずの電気が元に戻らず、世の中は大混乱。途方に暮れていた鈴木家だったが、さえない父・義之が“停止した街”東京から脱出する!と一世一代の大決断を下す。水と食料を求め、西を目指す鈴木一家。困難が次々と襲い掛かる中、さまざまな人と出会いや試練を経て少しずつたくましくなっていく義之。天然なお母さん・光恵役に深津絵里、無口な息子役に泉澤祐希、スマホがすべての娘役に葵わかなという鈴木家が、何が起きるかわからない超不自由世界で繰り広げる究極のサバイバルに注目だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サバイバルファミリー 2017年2月11日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝電通アルタミラピクチャーズ王様のためのホログラム 2017年2月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 HOLOGRAM FOR THE KING LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年02月08日映画『サバイバルファミリー』で、電気のない社会で文字通りのサバイバルを送り広げる一家を演じた小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかなが1月22日(日)に行われた夫婦&カップル限定試写会に登壇した。『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督の最新作で、ある日突然、一切の電気が使えなくなった社会を舞台に、右往左往しつつも、何とか生き延びようと奮闘する家族を描く本作。過酷な状況(と撮影)をサバイブした小日向さんら鈴木一家の面々が、この日は“お悩み相談室”と銘打って、事前に寄せられた夫婦・カップルの悩みに答えた。日曜日の夜にそろって映画を見に来るというだけあって、さぞや仲のいい夫婦、カップルかと思いきや、その裏には意外な悩みや相手への不満が…!?30代の男性からは、妻に手料理を作るも、毎回評価が厳しすぎるそうで「嘘でも『おいしい』と言ってほしい」という悩みが…。小日向さんは「ウチは、女房に全部任せちゃってるので、ダンナさんが作るって素晴らしい」と称えつつ「奥さんにしたら『マズいもんなら作るな!』という言い分なのかな?」と推察。その上で「美味しいものをお互いに『美味しいね』って言い合うと楽しくなるので、2人の好みを近づけていくのがいい」と語り、妻に味付けなどについて、アドバイスを求めるべきだと語った。一方、深津さんは「ダンナさんは気が向いたら作ってるんでしょうか?奥さまにしたら『たまに作ってほめてもらおうなんて…』という気持ちもあるのかも」とあくまで仮定の前提ながらも妻目線で語り「ダンナさんも奥様の料理にいつも『おいしい』と言ってますか?“鏡”じゃないですけど、互いのコミュニケーションがあってこそだと思います」と語った。また50代の男性からは、子どもがもう大学生なのに、妻がなかなか子離れしないという悩みが。小日向さんは自身の家庭について「スキンシップはするけど、子離れはしていると思います」と明かす。泉澤さんは、まさに相談者や小日向さんのお子さんと同年代だが、子離れには子どもの力も必要とし「子どもの方から『もう大丈夫だよ』と言ってあげた方がいい。その方がわかってくれると思います」と主張。葵さんもこれに同調し「進路や受験のことは、子どもが自立してやるもの」と子どもの方から親離れをし、子離れを促すのがいいと訴えた。また、20代カップルの女性からは「(相手に)危機感を持ってほしい」というシンプルだが深刻な悩みが届いた。小日向さんは、これに「僕はこれはうまくアドバイスできない」と語るが、その理由は「僕も若いとき、全く危機感を持たずに付き合っていて、ことごとく捨てられた」からだという。「僕は全部、ハッピーなのに、寝耳に水で捨てられるんです。なんで捨てられるんだろう?何も悪いことしてないのに…」と若き日の苦い思い出を告白!司会者が「突然ではなく(ダメなところや文句を日々)言ってほしい?」と向けると「そうなんですよ!」と激しく同意。「突然、捨てるとか、たまったもんじゃない!」と怒りを爆発させるが、深津さんはここでも女性視点で「小出しに言ってると思いますよ」とあくまで男性側が気づかないだけだと冷静に返し、会場は笑いに包まれていた。そんなふうに小日向さんに厳しい深津さんだが、現場をふり返り「そこにいるだけでみんなをまとめる明るいエネルギーを持ってて、笑顔に何度も救われました!」とその存在の大きさを強調。そんな小日向さんが、1月23日(月)に63歳の誕生日を迎えることから、サプライズで泉澤さんと葵さんと共に、特製ケーキを用意して祝福。また主題歌を歌う「SHANTI」も駆けつけ、小日向さんのために主題歌「Hard Times Come Again No More」を熱唱!深津さんからは“ファーストバイト”ならぬ“サバイバルバイト”として巨大なスプーンでケーキを「あーん」で食べさせてもらい、小日向さんは満面の笑みを浮かべていた。『サバイバルファミリー』は2月11日(土・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サバイバルファミリー 2017年2月11日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝電通アルタミラピクチャーズ
2017年01月23日突然、電気が消滅した世界を舞台に、ある家族が決死のサバイバルに挑む映画『サバイバルファミリー』の完成披露試写会が1月16日(月)、都内で行われ、小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな、矢口史靖監督が出席。過酷な撮影をふり返った。亭主関白で口先だけの父親(小日向さん)、天然な専業主婦(深津さん)、無口な長男(泉澤さん)、スマホ命の長女(葵さん)の4人家族が、電気消滅によって交通機関や電話、ガス、水道まで完全にストップし、廃墟と化した東京からの脱出を試みる。『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』の矢口監督が電化製品に依存する現代社会への皮肉や、高級時計や外車よりも1本の水が貴重品になる「価値観の逆転」をユーモラスに描いている。過酷なサバイバルを強いられる家族の奮闘を描くだけに、撮影そのものもサバイバルだったそうで、小日向さんは「苦手な虫を食べようとするシーンがとにかくイヤでした。それに冬の天竜川に入って、死ぬかと思った(笑)。とにかく冷たくって…」と矢口監督に恨み節。深津さんも「100キロくらいあるブタを、家族4人で追いかけたり…。そんな体験したことないですし、自分でも『何やっているんだろう?』って(笑)」と苦笑交じりに撮影エピソードを語った。泉澤さんは現場で“猫缶”を食べるはめになり、「激マズでした!」と苦々しい表情。同じ現場にいた深津さんも猫缶を食したそうで「ちょっと塩分強めでしたけど、食べられました」とこちらは涼しい顔だった。また、葵さんは「夏の設定ですが、撮影は真冬。寒いというより、痛くって生命の危機を感じました」とまさに命がけの撮影裏話を披露していた。舞台挨拶では電気がなくなった世界で、家族そろって自転車で高速道路を激走するシーンにちなんで、男性陣がエアロバイクに乗って“自家発電”に挑戦し、見事に映画タイトルの電飾を光らせていた。『サバイバルファミリー』は2月11日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月16日『ゆれる』『夢売るふたり』などで知られる西川美和監督のもと、本木雅弘が妻の死さえ悲しむことができない“自意識の塊”のような人気作家を演じた『永い言い訳』。このたび、12月15日発売の「月刊ジェイ・ノベル」2017年1月号(実業之日本社)に掲載されている西川監督の連載エッセイ「映画にまつわるxについて」の中で、主演の本木さんが西川監督へ宛てたメールの数々が初公開されていることがわかった。『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、高い評価を受けた本木さんが、アカデミー賞外国語映画賞受賞作『おくりびと』以来、実に7年ぶりとなる映画主演に挑んだ本作。西川監督が自身の直木賞候補となった小説を映画化し、ミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、山田真歩、堀内敬子、さらに21年ぶりの再共演となった妻役の深津絵里など、実力派俳優が脇を固めた。現在公開中の本作は、鑑賞者の満足度が非常に高くリピーターが続出中、本年度の映画賞にも多数ノミネートされており、ロングランヒットを続けている。「特別編」と冠された今回の西川監督のエッセイのタイトルは、「x=主役」。撮影準備段階の2014年春から劇場公開後の2016年秋まで、およそ2年半という長期間、自作の主演俳優として本木さんを間近で見つめてきた西川監督が、17ページ1万5千字にわたり、本木さんの知られざる意外な素顔について記している。このエッセイの大半を占め、読者を驚愕させるのが、プロデューサーを介して西川監督が本木さんから受け取った大量のメールからの抜粋。監督からの出演オファーに対して延々と悩み、嫌がる監督に「役作りのため原作小説を読ませてほしい」と懇願し、ブラインドタッチやダイエットなどの課題に奮闘する本木さん…。秘められたエピソードが赤裸々に綴られ、西川監督曰く「底なし沼のような不安と不満、期待と反省」「言い訳と、覚悟と、友愛と共鳴に満ちた」という本木さんのメールの数々からは、一見“完璧”ともいえる“俳優・本木雅弘”のイメージからは想像もつかない、生身の“人間・本木雅弘”の複雑な内面と、周囲の誰もを虜にする天性のアイドル的魅力、そして何より、俳優として真剣に役柄と向きあい、作り手と作品に深い愛情を注いでいる様子が見てとれる。そんな本木さんを見つめる、西川監督らしい毒と優しさが織り交ざった軽妙な筆致も冴えわたり、通常はほとんど明かされることのない映画作りにおける監督と主演俳優との濃密な関係が浮き彫りに。本作に魅了されたファンも興味深く楽しめる貴重なエッセイとなっている。なお、本エッセイは、12月20日より4週にわけてWEBマガジン「ジェイ・ノベルプラス」でも無料で公開される予定だ。『永い言い訳』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月15日生田斗真主演の『土竜の唄 香港狂騒曲』と小日向文世×深津絵里共演『サバイバルファミリー』が、この度12月8日(木)から12月13日(火)まで中華人民共和国マカオ特別行政区で行われる「第1回マカオ国際映画祭」にて、上映されることが決定した。今年初開催となる記念すべき回に、「特別招待ガラプレミア」の枠で招待が決定したのが『土竜の唄 香港狂騒曲』。前作『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』は、「第8回ローマ国際映画祭」コンペティション部門に出品され話題を呼んだが、今回は本作の舞台となった香港の目と鼻の先、西洋と東洋の歴史と文化が融合した世界遺産の街・マカオ。そんな本作と所縁もあるエンタメ都市に、主演の生田さんを始め、今作から新たに加わる本田翼、そして三池崇史監督が9日(現地時間)のワールド・プレミア上映に参加することも決定。三池監督は「ベガスよりハデなマカオでデッカイ土竜の花火を打ち上げてやる!」と気合十分なコメントを寄せている。また、「コンペティション部門」への出品が決定した『サバイバルファミリー』からは、主演の小日向さんと矢口史靖監督が招待を受け、ワールド・プレミアとなる上映に参加。なお、この「コンペティション部門」に選定された邦画は、『サバイバルファミリー』本作だけとなっている。俳優人生40周年という節目の年に、初の国際映画祭参加となる小日向さんは、「正直びっくりしました。日本に先立ちマカオでの上映ですが、マカオのお客様に日本映画の面白さ、素敵さが伝わるといいなと願っています」と話し、また「マカオには初めて行きます。素敵な思い出を作ることができたらいいなと思います。特に、何か賞をいただけたら最高です!!」とコメント。矢口監督も「記念すべき第1回のマカオ国際映画祭。レッドカーペット。初めて尽くしなので、何が起きるかまったく予想できません。日本よりも先に世界の観客に見てもらうというのはこんなに緊張するものなんですね…」と心境を語り、「いまや日本のおっさんを代表する俳優・小日向文世を、世界中に知らしめるときが来ました。『サバイバルファミリー』というタイトルからは想像できない、最もサバイバルに向いていない鈴木一家の奮闘を楽しんでもらえるか、いまからワクワクしています」と期待も寄せている。『土竜の唄 香港狂騒曲』は12月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。『サバイバルファミリー』は2017年2月11日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月14日現在公開中の映画『永い言い訳』に出演する、“ネクストブレイカー”竹原ピストル。この度、そんな彼に迫るドキュメント番組「ネクストブレイカー 竹原ピストル」が、10月30日(日)に放送されることが分かった。「よー、そこの若いの 俺の言うことをきいてくれ『俺を含め、誰の言うことも聞くなよ。』」という、耳に残る話題のCMソング、独特な言い回しの歌詞と耳に残る野太い歌声が人々の心を掴んで離さない、いま巷でジワジワと注目を集めている“ネクストブレイカー”、それが孤高の歌うたい・竹原さん。実は、「ダウンタウン」の松本人志など芸能界にも多くのファンを持つ逸材だ。そして、その才能に強烈に惚れ込むもう一人の人物が今回の番組のプレゼンター、俳優・本木雅弘。竹原さんを知ったきっかけは、今月公開を迎えた映画『永い言い訳』での共演。撮影現場で竹原さんの魅力に取り憑かれた本木さんは、待ち時間にいつも竹原さんの歌を聞き、歌詞を完璧に覚えて口ずさむほどだったと言う。日本を代表する実力派俳優をも心酔させる竹原さんとは、一体どんな人物なのか?その活動のベースは、大きなステージとは呼び難い全国各地のライブハウスを一人転々とし、年間200本にも及ぶと言われる“ドサ回り”ツアーにあった。300日間にも渡るドサ回りに密着した今回のドキュメンタリーは、本木さん自らがインタビュアーとなって、人間味溢れる彼の魅力に迫った濃密な対談、さらに“ネクストブレイカー”と呼ばれる所以でもある渾身のライブの模様を、竹原さんのツアーファイナルからお届け。なお、ナレーションには同じく『永い言い訳』で共演した注目の若手俳優・池松壮亮が務める。『永い言い訳』は、『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が、『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演となる本木さんを迎え、直木賞候補となった自らの小説を映画化。突然のバス事故で長年連れ添った妻・夏子を失い、独りになった人気作家の津村啓こと衣笠幸夫が、同じ事故で最愛の妻を失ったトラック運転手の幼い子どもたちの世話をすることに。これまで感じたことのない生きがいを手にし、幸福に満たされていく…といったストーリー。本木さん、竹原さん、池松さんのほかにも、黒木華、山田真歩、堀内敬子、深津絵里など屈指の実力派俳優が出演する。「ネクストブレイカー 竹原ピストル」は10月30日(日)22時~NHKBSプレミアムにて放送。『永い言い訳』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月26日映画『永い言い訳』の公開記念舞台挨拶が15日(土)都内で行われ、主演の本木雅弘、竹原ピストル、藤田健心、白鳥玉季、池松壮亮、西川美和監督が登壇。不倫をしている男を演じた本木さんを、竹原さんと池松さんが取り合う一幕があった。映画『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川監督による、直木賞候補となった自らの小説を映画化。人気作家・津村啓こと衣笠幸夫(本木さん)は、妻・夏子(深津絵里)を突然の事故で失うが、まさにそのとき、幸夫は不倫相手と密会中。夏子の死に一滴の涙も流すことができなかった。そんなある日、事故で亡くなった夏子の親友の父親(竹原さん)とその子ども(藤田さん・白鳥さん)たちに出会い、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出るのだが…。池松さんの低音ボイスに「ヤバいね、声素敵だね」と惚れ惚れする本木さんは、池松さんから“職人のような人”と評され「色々なことを極めている。次に会ったら人として敵わないような存在になっているような気がする」と褒められると「池松さんこそ、職人、というか天才でしょう」と返礼。劇中で池松さんがタックルしてくるシーンを挙げて「本番では、タックルしてくる中で私のお腹が見えないようにシャツでサッと隠してくれた」と告白し、これに池松さんも「本木さんが『お腹が見えたら恥ずかしい』とかうるさいものだから…隠すしかないと思った」と気遣いを打ち明けた。そんな2人の交流を羨ましそうに眺めていたのは竹原さんで「本木さんは僕といるときは僕を可愛がってくれて優しくベタベタしてくれるけれど、スタッフ陣のメールによると、池松さんといるときは池松さんとイチャイチャしているらしい。僕と池松さんのどっちが好きなのかはっきりしてほしい!」とジェラシー丸出しで、本木さんに迫った。当の本木さんは「撮影が終わって名残惜しい感じもあって、竹原さんのライブにもお邪魔しました。その興奮が未だに残っています」と思わせぶりなことを言いつつも「(竹原さんが)本妻、(池松さんが)愛人!」と役柄同様のナンパぶり。さらには西川監督に「池松さんのように、能力も精力もある役者を目指して修行します」と宣言するなど、竹原さんと池松さんを手の平で転がしているようだった。『永い言い訳』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月15日本木雅弘を主演に迎え、西川美和監督が自身の小説を映画化する最新作『永い言い訳』が、いよいよ10月14日(金)より公開される。このほど、主演の本木さんと西川監督の撮影中のやりとりをとらえた貴重なメイキング映像が解禁。西川監督の要求に、あの名優が「できません」と苦戦していることが分かった。人気作家の津村啓こと本名・衣笠幸夫(本木さん)は、妻の夏子(深津絵里)が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。まさにそのとき、不倫相手の編集者・福永(黒木華)と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族であるトラック運転手の夫・陽一(竹原ピストル)とその子どもたち(藤田健心&白鳥玉季)に出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出ることに…。人を愛することの“素晴らしさと歯がゆさ”を、西川監督らしいリアルで毒の利いた演出で描き、観る者の感情をかき乱す本作。今回公開されたメイキングは、本木さん演じる幸夫が、掴みかけた幸せを自ら台無しにしてしまう、中盤の核となるシーンの裏側だ。そのときの幸夫の心情について、西川監督から繊細な演出を受ける本木さん。神妙な面持ちで監督の言葉に耳を傾け、相づちを打っていたものの、やがて自信なさげに「できません」と言う本木さんに、すかさず「できます!」と励ます監督。そのやりとりが微笑ましく、なぜか2人ともチョコ系アイスをほおばっているのも印象的。監督の演出を真摯に受け止め、セリフに込める想いを自分のものにするため、ニュアンスを細部にまでわたり追求する本木さんの高いプロ意識が垣間見えると同時に、本木さん自身の愛らしい性格がにじみ出る映像ともなっている。以前より、西川監督の演出に関して「サディスティック」と語る本木さんだが、“Sッ気”に満ちた西川演出は愛あればこそ。作品にとっても、俳優にとっても、なくてはならないものといえそうだ。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月13日自転車に乗っていて車がそばをすごいスピードで通りすぎたとき、母親が突然死んでしまうドラマを見ているときなど、ふと頭によぎるのが「自分が死んでしまったら、家族はどうなってしまうのか?」という不安。ママとしては、突然自分がいなくなってしまったあと、夫や子どもがどうなるか気になりますよね。映画『永い言い訳』では、突然妻を亡くした男性の姿が描かれています。ママ不在で起こる、一番怖いことが「アナフィラキシーショック」映画の主人公は、バス事故で突然妻を亡くした小説家。しかも妻を全く愛していなかったという不幸な男が、亡くなった後から妻のことを深く思い、愛していたことを思い出し、人生を再生させていく物語です。妻の親友もバス事故で一緒に亡くなり、その親友一家が、今回「ママがいなくなった家庭」として、注目したいポイントです。ママを突然失った家庭に起こる出来事、最初の災難が、「アナフィラキシーショック」。親友一家には、小学生6年生の男の子、保育園に通う5歳の女の子がいて、女の子はエビとカニのアレルギーでした。お父さんは知らずに食べさせてしまい、「アナフィラキシーショック」に。女の子は、急きょ病院に運ばれることになってしまいます。保育園の送り迎えや受験の準備など、ママがいないといろいろな問題が第2の災難は、「保育園のお見送り&お迎え問題」。親友一家は、パパが超距離トラックの運転手で、仕事に出たまま数日戻らない日もたまにあります。それまでは母親が送り迎えをやっていたわけで、いなくなったとなれば、お迎えが小学生の男の子の仕事になってしまいます。そして迎える第3の災難が「中学受験の問題」。男の子は、妹の世話や送り迎えが忙しく、塾を休んでしまったり授業に遅れてしまったりで、目標にしていた中学受験が難しくなってきます。パパも、一番の頼りだったママが突然いなくなり、心にぽっかり穴が開いてしまったかのような状態に。精神的なダメージが大きく、目の前の家族の状態を冷静に受け入れることができていません。子どもの体や病気、保育園のことをパパと共有しておくほとんどの家庭では、子どもまわりのことはママが主導権を握って、パパが知らないことも多いのではないでしょうか。さしずめアレルギーぐらいは知っていても、食事のときに、「エビかカニが入っていませんか?」と確認するのは、ほとんどがママの役目だと思います。普段から、子どもの体質やかかりやすい病気、病気になったときにどう対処するのか(かかりつけ医はどこか)を共有して、医者通いなどはたまにパパにお願いするなど、お互いが同じ立場から、子どもの体について知っておくことが大切になります。保育園の送迎問題も同じ。普段は園の送迎はママに任せきりだとしても、パパが代休の時や朝夕の時間に余裕がある時は、代わりに送り迎えをしてみて、「登園時間はいつまでか?」「最大何時まで預かってくれるか?」「準備するものは?」「どんなふうに受け渡すのか?」など、送り迎えや園についての基本的なことを共有することも大事です。受験に体する備えは、貯蓄が一番の安心ママ不在が受験に与える影響は、経済的・時間的な制約ができてしまうことです。小学校高学年となると塾には1人で通えますが、ママがいなくなることで、お弁当を準備する負担や、兄弟の世話をする負担がかかってしまいます。こんなときのために、近隣に住む祖父母たちに頼れるよう上手な関係作りや、祖父母が近くにいない場合は、送り迎えなどがお願いできる「ファミリーサポート」などのシステムについて調べておくことも必要かもしれません。また中学受験は、ある程度お金がかかるもの。ママがいなくなった家庭では、パパも多少仕事をセーブしなくてはいけないので、収入面にも影響は出てきます。そうなったときに困らないためにも、普段から定期的な貯蓄も必須だと言えます。妻として見られたくないものは、日常的な断捨離と整理整頓をここからは、「妻」としてやっておくべきことについてです。映画の中で、主人公の小説家の男性は、亡くなった妻の遺品のスマートフォンから、あるものを見つけてしまいます。「もう愛していない。ひとかけらも」というメッセージでした。妻が誰宛に書いたものか、もしくは自分自身に問いかけたものか、真意は分かりませんが、これを見た男性は自分宛に書いたものと思い、激しく動揺してしまいます。自分が亡くなった後に、スマートフォンはもちろん、手帳や日記、手紙など、いろいろ詮索され、自分の思いとは違った形で人を傷つけたり、ショックを与えたりこともあるかもしれません。そんな悲しさ、もどかしさを招かないためにも、プライベートで見られたくないものは、必要なくなったら随時捨てたり、整理したりすることも大切。そういう意味でも、断捨離や整理整頓を、定期的に行うことは意味があるのかもしれません。家族そろって過ごす幸せ、家族の愛を再確認できる映画映画『永い言い訳』を、ママ的、そして妻的目線から紹介しましたが、この作品は、ママ世代にとても突き刺さる映画だと思います。日々家事や子育てに追われているママは、まわりから評価されたり、今の暮らしの幸せというものを実感できることが少ないかもしれません。この映画を通じて、人の死によって、もう元に戻すことはできない生活を振り返りながら、新たな人生を進むことの大切さ、愛することの美しさを改めて再確認できると思います。そして、家族そろって過ごせることのささやかな幸せや、何も起こらない普通の生活がいかに素晴らしいかを実感して欲しいです。また、主人公を演じる本木雅弘さんの魅力も見どころのひとつ。実生活では子育て経験がありながらも、劇中では初めて子どもに触れる不器用な小説家を演じています。子どものような一面を残した愛嬌たっぷりかつダメさのある男性役が、はまり役とも言えます。妻が死ぬ前と後で、姿も内面も大きく変化しますが、どちらもとても魅力的でセクシーです。1人はもちろん、ママ友同士で、夫婦で観るのもおすすめの映画『永い言い訳』を、ぜひチェックしてみてください。『永い言い訳』原作・脚本・監督:西川美和出演:本木雅弘、竹原ピストル、深津絵里、池松壮亮、黒木華ほか配給:アスミック・エース10月14日(金)より全国ロードショー©2016「永い言い訳」製作委員会<文・写真:フリーランス記者武田 由紀子>
2016年10月13日『ゆれる』『夢売るふたり』の西川美和監督が、直木賞候補となった自らの小説を本木雅弘を主演に迎えて映画化した『永い言い訳』。このほど、本木さん演じる妻を亡くした主人公の幸夫が、同じく妻と母を亡くした大宮家で初めて留守番を任される本編シーンの映像が解禁。幼い保育園児に、すっかり翻弄されていることが分かった。テレビにも出演する人気作家の津村啓こと本名・衣笠幸夫(本木さん)は、長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)が親友のゆき(堀内敬子)とともに、旅先のバス事故で亡くなったという知らせを受ける。だが、世間に対し、「妻を失った悲劇の主人公」を装うことしかできない幸夫は、ある日、ゆきの遺族と出会う。妻の死に憔悴し切ったトラック運転手の父親・大宮陽一(竹原ピストル)と、母を亡くした幼い兄妹。幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。子どもを持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだしたかに思えたが…。アカデミー賞外国語映画賞を受賞するなど、大きな話題を呼んだ『おくりびと』から、7年ぶりの映画主演となる本木さんを中心に、ミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、山田真歩、堀内敬子、深津絵里など、屈指の実力派俳優が脇を固め、ひとときも見逃せない緊張感と、人間のずるさや滑稽さ、そして温かさを描き出した本作。今回は、本木さん演じる人気作家の幸夫が、団地暮らしの大宮家の長女・灯(白鳥玉季)と過ごす初めての留守番シーンが公開された。母を亡くした大宮家の子どもたちは、中学受験を控えた小5の長男・真平(藤田健心)と、保育園に通う妹・灯の2人兄妹。それまで幸夫は、幼い子どもたちと関わる機会などなく、接し方もまるで分からない。初めて面倒を見ようとするも、距離感の取り方がどうも難しい様子。恐る恐る灯に話しかけてみても、灯の反応は冷たく、幸夫の買ってきた親子丼を少し口にしたかと思えば、すぐにテレビの前に座ってしまう。そして、灯のお気に入りのアニメ「ちゃぷちゃぷローリー」がはじまると、もう幸夫の声は聞こえない。なんとかして灯とコミュニケーションをとろうと懸命に話しかけるも、無視され続ける幸夫…。子ども相手にすっかり翻弄される本木さん演じる幸夫の、ちょっぴり悲壮感が漂う(?)姿が印象的なシーンとなっている。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月12日