ルーフトップバー「ザ・ルーフ 渋谷スカイ(THE ROOF SHIBUYA SKY)」が、渋谷スクランブルスクエアの展望施設・渋⾕スカイに、2022年4月28日(木)から2023年1月9日(月)まで期間限定でオープンする。東京の夜景が楽しめる、新ルーフトップバー東京タワーや東京スカイツリーといった東京のシンボルや、都会の高層ビル群を一望できる渋⾕スカイ内に“渋谷最高峰”といえるルーフトップバーが誕生。ロマンティックな夜景を眺めながら、シャンパンやカクテル、モクテルなどを楽しめる、大人の空間だ。ドリンクは「渋谷」「東京」「世界」をキーワードにチョイスしたクラフトビールや、特別感が楽しめるミニボトルのシャンパンなどを用意。お酒と相性のよいスナックも揃っているので、眼下に広がる夜景を眺めながら、好みのドリンクを堪能できる。また、「東京の夜景を演出する」をコンセプトに選曲された、オリジナルプレイリストも気分を盛り上げてくれる、ザ・ルーフ 渋谷スカイならではの演出だ。オープン時には、m-floの☆Taku Takahashiが作成したプレイリストを楽しむことができる。【詳細】ザ・ルーフ 渋谷スカイ開催期間:2022年4月28日(木)~2023年1月9日(月)場所:渋谷スクランブルスクエア 14階・45階・46階・屋上屋上展望空間「スカイ・ステージ」内住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12<メニュー例>・ザ・ルーフ シート & シャンパン セット 5,500円内容:SHIBUYA SKY入場チケット、チャージ料(ソファ席※各回50分の時間指定制)、シャンパン(ミニボトル)1本 ・スナック 1品・ザ・ルーフ シート & 2ドリンク セット 4,500円内容:SHIBUYA SKY入場チケット、チャージ料(ソファ席※各回50分の時間指定制)、アルコール/ソフトドリンク 2品 ・スナック 1品 ※シャンパンをのぞく・アルコール・ソフトドリンク 800円~※入場チケット料別途・スナック 600円※入場チケット料別途
2022年04月17日吉田鋼太郎主演「おいハンサム!!」の最終回が2月26日オンエア。吉田さん演じる源太郎の最後のセリフに「私もしっかりしないと」「どんな人生になっても楽しもうと思った」など勇気づけられる視聴者続出、「定番化希望」と続編の要望も数多く上がっている。本作は東海テレビ×日本映画放送の共同製作により、伊藤理佐による“食”と“恋”を描いた人気コミック「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」を中核原作に、「渡る世間はオヤジばかり」「チューネン娘。」「あさって朝子さん」など伊藤氏の数ある人気コミックのモチーフを加え実写化。“昭和頑固親父”感あふれる伊藤源太郎を吉田さんが演じるほか、捨てたはずの元カレと様々な店で出くわす長女・由香に木南晴夏。夫の浮気が発覚し離婚し、実家に帰省した次女・里香に佐久間由衣。エリートサラリーマンと別れた三女の美香に武田玲奈。そんな家族を支える母親の千鶴にはMEGUMI。由香の元カレで源太郎の取引相手でもあるが、由香との交際の過去は隠している大森利夫に浜野謙太。漫画家志望でだらしなく美香に愛想をつかされたユウジに須藤蓮。美香と結婚しようとしていたがフラれた大倉学に高杉真宙。由香の不倫相手の竜也に久保田悠来。美香の同僚・シイナに野波麻帆。シイナと親しい楠山に山中聡。大森の同僚の渡辺に太田莉菜。大森の会社の新入社員・山下に京典和玖といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1年前に宝くじを買った伊藤家だが、娘たちはそのことをすっかり忘れていた。娘たちを前に源太郎は宝くじの束を見せたうえで、封筒をみせ「この中にはその宝くじで当たった金額を書いたメモが入っている」と伝える。くじは換金の期限が昨日で終わっており、当選金額を知ったところで受け取ることはできない。そのうえで金額を知りたいかどうか訊ねる源太郎。見るか見ないかで揉める姉妹に「お前たちの人生は可能性に満ちている」と告げ、日々の小さな選択から職業やパートナーなど人生の大きな選択まで、様々な選択をして生きていると続ける。その翌朝、子どもの頃よく通った道を歩く伊藤家。娘たちを見送る源太郎は「日々の選択の中で、無数に枝分かれする可能性の道のうち、今、現実に歩くその道を歩き続けなさい」と言葉を送る。「そう思ったら何も恐れる事も後悔する事も無いんだろうな」「それぞれが何を選ぼうと今進む道を行く!私もしっかりしないとな」「大切な人にはたくさん会って、どんな人生になっても楽しもうと思った」「毎日、選択の連続。選択し続け前を向いて歩こう!」など、このセリフに勇気づけられた視聴者からの投稿が殺到。「未来に繋がるハッピーエンドが良かった。season2あると良いな」「昭和の渡る世間の様に、令和のおいハンサムがホームドラマとして定番化希望」など続編を求める声もあがるなか、「次女の本の相手は出ないままか」「アフリカの夜のお相手が気になりすぎる」「アフリカの夜のひとはだれだったんだろ。これは続編あるのか?」など、里香が間違えて本を持ってきてしまった男性について触れたコメントも数多く投稿されている。(笠緒)
2022年02月27日吉田鋼太郎主演「おいハンサム!!」が1月8日から放送開始。SNSでは吉田さんの演技に「吉田鋼太郎さん劇場」「父の昭和感が絶妙」など絶賛の声が上がったほかキャスト陣を賞賛する声も多数。「テンポとリズムがすごい好き」など演出も高く評価されている。本作は東海テレビ×日本映画放送が共同製作する“家族”と“食”のラブ&ファミリードラマ。伊藤理佐による“食”と“恋”を描いた人気コミック「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」を中核原作に、「渡る世間はオヤジばかり」「チューネン娘。」「あさって朝子さん」など伊藤氏の数ある人気コミックのモチーフを加え実写化した。昭和頑固親父の生き残りのような伊藤源太郎を吉田さんが演じるほか、伊藤家の三姉妹のうち、ある程度の外見の良さを求め元カレを捨てた長女・由香に木南晴夏。今は結婚して大阪で暮らしている次女・里香に佐久間由衣。漫画家志望の彼をいて1人暮らしをはじめた三女の美香に武田玲奈。家族をのんびり支える母親の千鶴にはMEGUMI。由香に捨てられた元カレで、源太郎の取引相手でもある大森利夫に浜野謙太。里香の夫で銀行員のミキヒロに桐山漣。ちょっとだらしない漫画家志望で美香の彼氏・ユウジに須藤蓮。また合コンで美香と出会うエリートサラリーマン・大倉学に高杉真宙。由香の不倫相手の竜也に久保田悠来。物の例えが古風な美香の同僚・シイナに野波麻帆。大森の会社の新入社員・山下に京典和玖といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美香は1人暮らしをはじめユウジと半同棲状態になるが、ユウジが全力を込めた漫画を読んだ美香は「別れてください」と土下座。しかし美香と別れたくないユウジは「僕と別れると後悔するよ」と部屋に居座る。また高学歴な銀行員の夫と大阪で暮らす次女の里香も離婚寸前。不倫中の長女の由香も食事をしていると元カレ・大森が現れ…というのが1話のストーリー。酔っ払って帰ってきて千鶴の周囲をぐるぐる回り、スーツのまま布団に倒れ込むが、千鶴がタイガーマスクのセリフを口にすると突然起き上がる…。ラストでは由香の元カレとは知らず、飲んで意気投合した大森を自宅に招いてしまう…。“昭和おやじ”全開な源太郎を演じる吉田さんに「説明しすぎず不思議なテンポなのに面白い!吉田鋼太郎さん劇場だった」「吉田鋼太郎演じる父の昭和感が絶妙 中々面白いドラマだった」「吉田鋼太郎を愛でるドラマ」といった声が続出。また「吉田鋼太郎さんとMEGUMIさんが夫婦の時点で一定の期待はしてましたが、やっぱいい味出してました」「MEGUMI母さんのキャラが笑いを増幅させてて面白すぎる」「木南晴夏とハマケンのコンビだけでも観る価値あり」「内容も細かく丁寧に作られてる感じして最高のキャスト」など、豪華キャスト陣への賞賛も。「テンポよくて面白かった。キャストも豪華。毎週見る事にしよう」「おいハンサムめっちゃ面白いな。ドラマのテンポとリズムがすごい好き」「テンポと絶妙なセリフと独特の雰囲気がめちゃくちゃ楽しい」「淡々と笑えるというのはなかなか珍しいので、このテンポと熱量を今後もキープしてもらいたい」といった演出の良さについて触れたコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2022年01月09日前田拳太郎(撮影/吉岡竜紀)『仮面ライダーリバイス』に五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役で主演の前田拳太郎(22)。12月17日からは映画『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』も公開される。ドラマのクランクインから数か月、頼もしいライダーの表情がまぶしいかぎり。■元気の源は“ラーメン”「劇場版の撮影で、久しぶりに『仮面ライダーセイバー』のみなさんとご一緒して。最初のころと比べて顔つきが変わってきたねと言ってもらって、とてもうれしかったです。前の写真を見返すと確かに不安そうな顔をしているものばかりなので(笑)、少しは成長できているのかなあ」撮影が進み、一輝と自身との共通点も見つけたという。「現場で“まじめ”と言っていただくことが多くて。一輝もすごくまじめなキャラなので、実際の自分の性格を役に生かせていけたらいいなと思ってます」弟と妹がいる一輝。現場では本当のきょうだいのように仲がよく、いつも一緒にいるそう。「弟・大二役の日向(亘)は“拳ちゃん拳ちゃん”“ごはん一緒に食べよ〜”って甘えてきてくれたり。2人ともかわいいんです」ドラマ版と劇場版を同時に撮影するハードな日々、元気の源は「ラーメンです」と即答。「ラーメンが大好きなんです。混ぜそばがおいしいお店があって、週2〜3の頻度で通ってます。行かないと元気が出なくなっちゃうくらいなんですよ(笑)」休日の過ごし方は?「お休みの日は岩盤浴に行って1日中マンガを読んでいます。僕、入ったら出てこないんで(笑)。汗をかいて、とても身体が整う感じがします。ただ、代謝がよくなって、翌日の撮影ですごく汗が出ちゃうのが悩みどころ」最後に今後の抱負を聞くと、「劇場版のクランクアップで、“セイバー、以上で終了です”と送り出されるのを目の前で見て、僕も1年後は同じように卒業するのかと感じたんです。だから後悔しないように、もっと毎日を大事にしていこうと思いました。劇場版はライダーのこれまでの50年の歴史と、誕生から100年後までを描いたスケールの大きな物語。僕たちがまた次へつないでいくんだと、あらためて思わせてくれる作品です。ドラマ版もまた一段階、上を目指して頑張ります!!」
2021年12月19日河口恭吾が、12月11日渋谷・duo MUSIC EXCHANGEにて『20th anniv. 河口恭吾「ALL YOUR SONGS」supported by mont-bell』と題した20周年記念ライブを開催した。記念すべきこの日のライブは、フルバンド(ギター、ベース、ドラム、キーボード)による5人編成で行われ、デビュー20周年イヤー第1弾配信シングルで、コロナ禍でなかなかうまく行かない日常を過ごしている人々へ送る応援ソング「明日は晴れるだろう」でスタート。歌い終えての第一声で「本日は20周年記念ライブにようこそ!お越しくださいまして、ありがとうございます!!」と叫ぶと、同郷の栃木の先輩でもある浜崎貴司がプロデュースした「マイ・アイデンティティー(feat. FLYING KIDS)」を力強くパフォーマンスする。立て続けに元キマグレンのISEKIとのコラボ曲「lai・lai・lai(feat. ISEKI)」が鳴り響くと、会場はいっそうあたたかい空気に包まれた。その後も「時間を巻き戻していきます」とアナウンスし、2000年にリリースしたデビュー曲「真冬の月」、そして11月にリリースしたデビュー20周年記念アルバム『No Rain No Flower』のリード曲で、20年以上の時を経て蘇った「Shibuya」を迫力あるロックサウンドに乗せてライブで初披露する。軽快なMCを挟んで、古くから親交・共演があるギターの武藤良明と2人で演奏するコーナーに入ると「紅茶月夜」やカバー曲「渡良瀬橋」などを鮮やかに歌い、河口の多彩な音楽性の一面が垣間見られた。中盤では、片岡鶴太郎が作詞とジャケット原画(20周年アルバムのジャケット原画も)を手掛けた「ぬれ椿」をしっとりと艶やかに歌い、観客を魅了する。さらにtonari no Hanakoの中心人物としても活躍中の女性プロデューサーameが歌詞を書き下ろし、アルバムの中でも特に異彩を放つ「ヘアゴムとアイライン」、同郷の後輩で「魔法の絨毯」がストリーミングチャートを席巻している、シンガーソングライター川崎鷹也とのデュエット曲「Stay Blue(feat. 川崎鷹也)」を演奏。またアップテンポで力強いメロディーが印象的な「涙がこぼれる」が始まると客席から自然と手拍子が巻き起り、曲が終わると同時に会場からはこの日一番大きな拍手で溢れた。ライブ本編の最後に河口は、「今日まで171曲、アルバム17枚を河口恭吾名義でリリースして参りました。自分の書いた曲が誰かの心に届いて、その人にとって大切な曲になってくれたらという想いで音楽活動を続けてきました。その想いを受け取ってくれた皆さんが居たからこそ、今日まで走って来れたと思います。音楽人生で一度しかない20周年の夜を皆さんから拍手いただいて、声援もらってこのステージに立てていることが本当に嬉しかったです。ありがとうございました」と改めて感謝の言葉を述べて、「あざやかな季節」を終えると、ステージを後にした。鳴り止まない拍手に応えて登場した河口恭吾は、アンコールのMCで「こういう難しい状況の時に来ていただいて、本当にありがとうございました」とシンプルに想いを伝えると、再び会場から大きな拍手が沸いた。「心で歌ってください」と切り出し、満を持して自身の代表曲「桜」を弾き語りにて独唱。最後に「来年、状況次第ですがCafe Tourを再開したいと思っています」と抱負を語り、アルバムのタイトル曲「No Rain No Flower」を20年分の感謝の想いを乗せてバンドメンバーと歌い上げ、この日のライブを締め括った。<公演概要>『20th anniv. 河口恭吾「ALL YOUR SONGS」supported by mont-bell』12月11日(土) 渋谷・duo MUSIC EXCHANGE【セットリスト】01. 明日は晴れるだろう02. マイ・アイデンティティー(feat. FLYING KIDS)03. lai・lai・lai(feat. ISEKI)04. 真冬の月05. Shibuya06. 水曜日の朝07. ただいま08. 紅茶月夜09. 胸の振子10. 渡良瀬橋11. なんでもない日におめでとう12. ぬれ椿13. come back to me14. ヘアゴムとアイライン15. Stay Blue(feat. 川崎鷹也)16. 幸福の歌17. A Place In The Sun18. 涙がこぼれる19. あざやかな季節EC1. 桜EC2. No Rain No Flower<リリース情報>河口恭吾デビュー20周年アルバム『No Rain No Flower』発売中価格:3,000円(税込)『No Rain No Flower』ジャケット【収録曲】01. マイ・アイデンティティー(feat. FLYING KIDS)02. lai・lai・lai(feat. ISEKI)03. 明日は晴れるだろう04. come back to me05. 夜を汚して06. Shibuya07. 涙がこぼれる08. ヘアゴムとアイライン09. ぬれ椿10. Stay Blue(feat. 川崎鷹也)11. No Rain No Flower配信リンク:関連リンク河口恭吾オフィシャルHP河口恭吾オフィシャルTwitter河口恭吾YouTubeチャンネル
2021年12月12日2020年11月にデビュー20周年を迎えたシンガーソングライター、河口恭吾。デビュー後、2003年に「桜」で大ヒットを記録。デビュー20周年イヤーには、親睦の深いアーティストたちとコラボ作品を続々と発表。そして集大成となるアルバム『No Rain No Flower』を11/24に発売した。そんな彼が、12/11(土)に東京・duo MUSIC EXCHANGEで開催したデビュー20周年記念ライブ「20th anniv.河口恭吾 ALL YOUR SONGS supported by mont-bell」の模様を、2022年1月にMUSIC ON! TV(エムオン!)でテレビ独占放送することが決定!河口恭吾の20年が詰まったライブをテレビでもお楽しみください。■■番組情報■■<番組名>M-ON! LIVE 河口恭吾 「20th anniv.河口恭吾 ALL YOUR SONGS」<放送日時>2022/1/11(火)22:00~24:00[再]2022/1/31(月)22:00~24:00\プレゼントキャンペーンも実施中!/この放送を記念して、期間中にスカパー!サービスでエムオン!単チャンネルを新規ご契約いただいたお客様 応募者全員に、「河口恭吾×MUSIC ON! TV(エムオン!)オリジナルクリアファイル」をプレゼント。抽選で5名様には直筆サイン入りが当たるチャンスも!▼本キャンペーンに関する詳細は、こちらをご覧ください。 以上MUSIC ON! TV(エムオン!)は、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりTVなどでご覧いただける音楽チャンネルです。詳しくは、MUSIC ON! TV(エムオン!)公式サイト( )まで。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月11日岡本太郎の芸術と人生に焦点を当てた“ビジュアル版ガイドブック”『入門!岡本太郎』(編著:平野暁臣)が、2021年12月13日(月)に株式会社興陽館(東京都文京区)より発売されます。本書は、岡本太郎記念館館長・平野暁臣が岡本太郎の芸術とその軌跡を、作品や言葉とともにわかりやすく解説した入門書です。「本書を手に取ったみなさんはいま、TARO WORLDへのゲートに立っています。先に広がっているのは広大深遠な岡本芸術の世界です。進むも引き返すも自由。ただ、ひとつだけたしかなのは、太郎を知らないより知って生きるほうが格段に楽しいということ。本書を海図に、岡本芸術に漕ぎ出してみませんか?」(まえがきより)『入門!岡本太郎』書影太郎の生き方を5セッションに分けて解説。太郎の言葉と共に作品を紐解く。太郎の最高傑作“ふたつの太陽”《太陽の塔》《明日の神話》についても詳説。【出版概要】書名 :『入門!岡本太郎』体裁 :A5判/オールカラー/96頁編著 :平野暁臣発行所:株式会社興陽館発売日:2021年12月13日定価 :1,320円(税込)ISBN :978-4-87723-283-2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日映画『バットマン』シリーズに登場する悪役「ジョーカー」に憧れ、京王線特急列車内で刺傷事件に及んだ服部恭太容疑者(24)。ネット上で“「ジョーカー」に事件の責任を問うのは間違っている”という言説が大勢を占めるているなか、ジャーナリスト・木村太郎氏(83)から驚きの発言が飛び出した。問題の発言が出たのは、11月7日放送の『ミスターサンデー』(フジテレビ系)。電車内での防犯対策について議論が交わされ、どう身を守るか問われると木村氏は次のように発言した。「電車の防衛よりもね、これジョーカーの方が問題な気がするな」さらに、木村は『バットマン』シリーズの登場人物としてのみならず、ジョーカーを主人公に据えた映画『ジョーカー』も制作されていることに触れ、「単独の映画になって今度出てきて、アカデミー賞の候補にまで入ってる」「模倣犯が出てくる映画っていうのは観客に制限つけるとかしないと、こういう事件は起きると思う」と持論を展開したのだ。「ジョーカー」に規制をかけることを声高に主張した木村氏。しかし、この発言に反旗を翻したのが、司会の宮根誠司(58)。宮根は「でもそれはエンターテインメントと現実を分けてもらわないと」「エンタメ自体が成立しなくなるから」と木村の発言に真っ向から反論したのだ。昨年11月に東京オリンピックのマラソン会場となった札幌市の新川通りについて「なんにもない」と発言して批判を浴びるなど、これまで何度も舌禍を招いてきた宮根。今年7月に、国立競技場上空を飛んだブルーインパルスの様子を伝えたリポーターに『意味がわからん』と吐き捨て、視聴者から“パワハラでは?”と指摘があがったことも記憶に新しい。そんな宮根からも諌められた木村氏のジョーカー発言。それもあってネット上では木村氏の発言に対して厳しい声が相次いでいる。《宮根に正論で返されるレベル》《これ、ジョーカーのコスプレについてとかじゃなくて最近電車の事件多いですよねって感じで振られてたのにこれ言い出しててやばいやつおるやんってなったし、宮根さんもドン引きしてて意見無視しててわろた》《木村太郎さんの発言全く理解不能。ジョーカーが悪い。映画が悪い。???ばかり頭に浮かぶ?》
2021年11月11日『れいわ新選組』山本太郎芸能人が政治家になることは珍しくない。山本太郎(46)もそのひとりだ。芸能界デビューは1990年、16歳のときだった。■山本太郎、芸能界から政界までの道のり『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の素人コーナー『ダンス甲子園』に『アジャコング&戸塚ヨットスクールズ』という3人組で出場。『メロリンQ』なるパフォーマンスを披露した。競泳パンツに競泳帽、ステッキといういでたちで、胸にペンで文字を書き、へヴィメタを流しながら踊り狂ったり、指パッチンをやったりするハダカ芸だ。『メロリンQ』という名はフィリピンの食べ物『バナナQ』をもじったものだというが、グループ名も含め、なんとも奇抜なセンスである。そしてこのセンスこそ、彼の武器でもある。東日本大震災が起きた2011年、反原発運動に身を投じたのがきっかけで仕事を干され、政界に転身。『新党今はひとり』を立ち上げた。その後、小沢一郎と組んで『生活の党と山本太郎となかまたち』を結成する。勢いを失いつつあったベテラン政治家の窮地につけ入り、自分の名前をねじこんだ形だが、これはかつてキングメーカーとか壊し屋と呼ばれた小沢の転落を象徴するものでもあった。小沢に振り回された政治家は多いが、逆に振り回したのは山本くらいだろう。一昨年からは『れいわ新選組』の代表を務めている。役者としてNHKの大河ドラマ『新選組!』などに出演したことからの命名だろうか。ただ、本家の新選組は反政府勢力を取り締まる側だった。彼はむしろ、取り締まられる側かもしれない。国会で「自民党が死んだ」として喪服姿で数珠を手に焼香をするふりをしたり、園遊会で当時の天皇陛下に手紙を渡そうとしたり。そのつど叩かれ、ときには処分も受けたが、これが一部の熱狂的な支持も生んだ。いわば、奇抜なネーミングと過激なパフォーマンスでここまでやってきたわけだ。もっとも、こんなに目立つことができる政治家は少ない。これもひとつの才能だろう。実際、彼はなかなかの自信家でもある。政界進出前の2012年に出した本の中では、こんなことを言っていた。《国会に行ってる人たちって全然勉強してないじゃないですか。あのレベルでいいんだったらなれないこともないだろうなと思うんですけど(笑)。でもやっぱり恥ずかしいですよね。(略)だから逆に、あの人たちは恥を知らないなあと思って》(『ひとり舞台─脱原発・闘う役者の真実』)彼の言動もけっこう恥ずかしい気もするが、恥の感覚がちょっと違うのかもしれない。だからこそ、芸能界や政界で台頭できたともいえる。ちなみに、芸能人としての代表作のひとつが『世界ウルルン滞在記』(TBS系)。ニューギニアの裸族と交流して、現地の男性と同じ格好になり、仲よくなったりした。私生活では、飛ぶ鳥を落とす勢いの安室奈美恵とディズニーランドデートを報じられ、彼女の初スキャンダルの相手になったこともある。そんなこんなで鍛えた度胸がプラスになっているわけだ。その原点が『元気が出るテレビ』。彼は政治の世界でも、あの『メロリンQ』のような奇抜で過激なことをやり続けているのだろう。つまり、山本は芸能も政治も人気商売ということを認識し、体現している。ただ、その人気は国会の議席の数百分の1を獲得できるレベルにすぎない。芸能も政治も、目立つだけではトップに行けないのだ。PROFILE●宝泉薫(ほうせん・かおる)アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)『平成の死追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)
2021年10月29日ミュージカル『ドッグファイト』の取材会がこのほど行われ、藤岡正明、大久保祥太郎がリモートで取材に応じた。同作は1991年に上映されたリバー・フェニックス主演の映画を2012年にオフ・ブロードウェイでミュージカル化した作品で、 2015年、2017年と日本でも上演されている。今回は初演・再演に続き屋良朝幸が主演を務め、東京・日比谷シアタークリエで9月より上演される。物語はベトナム戦争出征前のアメリカ・サンフランシスコを舞台にし、訓練期間を終えた新米兵士・エディ(屋良朝幸)、ボーランド(藤岡正明)、バーンスタイン(大久保祥太郎)の3人が親友同士として登場する。2005年~2006年に上演されたミュージカル『レ・ミゼラブル』では藤岡がマリウス役、大久保がガブローシュ役で共演しており、久しぶりの共演に。藤岡は「祥太郎が9歳~10歳とかで、僕は22~3歳だったんです。気付いたらもう、39歳になります。今回ラウンジ・シンガー役の坂元健児さんが当時アンジョルラス役をやっていて、もう坂元さんが50歳」と15年の時の流れにしみじみ。藤岡は大久保について「当たり前ですけど、本当にちっちゃかった。かわいかった祥太郎がどんどん成長して、大人として一緒に共演できるというのがすごく嬉しいですし、僕自身も当時何にもできなかった中で、今は15年も経ってますから、そこそこできるおじさんになってます。祥太郎といっしょにやっていきたいなと思います」と、共に舞台に立てる喜びを表す。大久保も「続けてればいいことあるな、よかったなと思います。最近、子役の時に一緒にやってた方と再び共演させていただけることが多くなってきたので、感慨深いです」と喜びつつ、「歌と離れて演劇の方でやっていたので、藤岡さんと一緒に歌うというのが怖いですね。前は一緒に歌うことがなかったのですが、今回はがっつり親友の役で2人のシーンがあったりするので、嬉しさとドキドキと恐怖と……」と苦笑し、藤岡から「怖いこと、何にもないよ」とつっこまれていた。物語は、親友同士の3人が出征前の最後の夜に、一番イケていない女の子をパーティーに連れてきた者が賞金を得るという最低のゲーム「ドッグ・ファイト」に参加することで展開していく。それは兵士への一歩を踏み出す彼らに感情を捨てさせるために仕組まれた残酷な通過儀礼だったが、真面目なローズ(昆夏美)と接するうちにエディ(屋良)の心は変わっていく。藤岡と屋良は同い年で、大久保は2人より一回り年下だが、親友同士という設定に、藤岡は「おそらく僕と屋良っちが若くて、祥太郎が老けてるんじゃないですかね。だって、妙な貫禄ありますから」と、ニヤリとした。主演の屋良について、藤岡は「僕は本当にダンスが苦手で、屋良くんと言えばダンスの振り付け家をやってるくらいだから、『ダンス苦手なんだ、優しくしてね』と言いました。すごく気さくだし、いい関係が作れるんじゃないかと思います。再々演なので、作品について様々な経験や知識があると思うので、どんどん相談していきたいし、新しい何かを入れられるとすれば、色々話をしていきたいな。共に模索してくれるような包容力があるから」と信頼を寄せる。大久保も「個人的に屋良さんの舞台を客席ですごく観ていた人間なので、歌・芝居・ダンス、何でもできる方だという印象があります。深夜の密着番組を見たときにも『ストイックな方なんだな』という印象があって、屋良さんの雰囲気にも表れてる。芯のある方なんだなと思っています」と、印象を表した。また同作は『ラ・ラ・ランド』『グレイテストショーマン』作詞・作曲を手がけたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールコンビが、両作品よりも前に世に送り出していたことでも知られる。藤岡は「1960年代の前半のお話なんですけど、当時の音楽もしっかりと入っている、僕自身もそこらへんのジャンルをよく通ってきているので、リアリティを持って、皆で取り組めるようになるかな」と楽しみにしている様子。大久保は「全部の曲がキャッチーでかっこいい。主題歌になり得るような曲が何曲も入ってるイメージがあって、ロック調もあれば、ジャズっぽい曲、ブルースっぽい曲と色んな要素が詰まってる。オープニングで歌った曲が何回もリプライズで出てきたりして、場面によって心情が変わっていくのも面白いです。高いところから低いところまで使うので、かっこよくフルに熱く歌えたらという思いで稽古に取り組んでいます」と意気込んだ。東京公演は東京・日比谷シアタークリエにて9月17日~10月4日、愛知公演は日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにて10月6日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて10月21日~10月24日。
2021年08月24日ティーエイチ プロダクツ(th products)の初の直営店「ティーエイチ プロダクツ千駄ヶ谷」が渋谷・千駄ヶ谷エリアに2021年8月21日(土)にオープンする。ティーエイチ プロダクツ初の直営店が千駄ヶ谷にティーエイチ プロダクツは、タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)を立ち上げたデザイナー・堀内太郎が、自身の根底にある変わらない世界観を軸に表現したシンプルなコレクションを作りたいとの考えから設立したブランド。ティーエイチ プロダクツ初の直営店となる「ティーエイチ プロダクツ千駄ヶ谷」は、東京・千駄ヶ谷小学校近くの「ギャラリー サーティーエイト(Gallery 38)」に併設するかたちでオープンする。コラボポーチ&Tシャツを販売店頭では、2021年秋冬シーズンの商品に加え、レザーブランド・ブラックミーンズ(BLACKMEANS)の特別仕様のサークルポーチやフィットフォー(fitfor)とのコラボレーションTシャツをオープニングアイテムとして販売。また、トゥエルブブックス(twelvebooks)から堀内太郎監修のもとにセレクトされたアートブックスも揃うほか、今後も直営店限定アイテムや特別なイベントを展開していく予定だ。なお、店舗と什器デザインはダイケイ ミルズ(DAIKEI MILLS)が担当。単管パイプやクランプなど建築現場などで使用されている素材で製作された無機質な什器は、移動や再利用が可能となっている。【詳細】「ティーエイチ プロダクツ千駄ヶ谷」オープンオープン日:2021年8月21日(土)住所:東京都渋谷区神宮前2-30-28営業日:毎週土曜日・日曜日営業時間:13:00~20:00
2021年08月19日ティーラテ専門店〈CHAVATY(チャバティー)〉が、渋谷地下街(しぶちか)に初のテイクアウト専門店〈CHAVATY 渋谷東急フードショー〉をオープンしました。新店舗では、〈CHAVATY〉自慢のお茶とフルーツなどの斬新な素材を自由に組み合わせた「ALTERNATEA(オルタナティー)」を提供しています。今回は、全4種類の「オルタナティー」をご紹介します!〈CHAVATY〉初のテイクアウト専門店が誕生!焼き菓子や茶葉などのお土産も販売。ちょっとしたお土産を買うときにも立ち寄れます。7月14日、利便性の高い渋谷地下街に〈CHAVATY〉のテイクアウト専門店がオープンしました。同店では、人気メニューの「ティーラテ」や「ウバティーソフトクリーム」のほか、お茶の可能性を広げた4種類の「オルタナティー」が新たに加わりました。また、メニューに使うお茶は数時間ごとに抽出を行うため、作りたてのお茶の風味を楽しむことができます。そんなこだわりの一杯を提供する〈CHAVATY 渋谷東急フードショー〉の「オルタナティー」とは一体どんな味わいなのか、気になるのでさっそく調査してきました!シャリシャリ食感がたまらない「グラニティー」。メニューは全部で4種類です。ひとつめに紹介する「オルタナティー」は、〈CHAVATY〉のオリジナルティーから生まれた「グラニティー」(各734円)。今の季節にぴったりの、フローズンスタイルのティーメニューです。シャリシャリ食感のお茶の香り際立つシェイクと、フルーツを掛け合わせた斬新な味わいを楽しめます。見た目もかわいらしい「ストロベリーチャイ グラニティー」。私が注文したのは、〈CHAVATY〉の定番ティーであるウバとチャイ、そしてストロベリーを掛け合わせた「ストロベリーチャイ グラニティー」。ふわりと上にのったクリームと、ストロベリーのトッピングもかわいい!飲んでみると、香り高いウバの味わい、そしてスパイシーなチャイがアクセントに。一口目は甘さ控えめでしたが、飲み進めるうちにストロベリーの甘さが溶け合い、ほどよい甘みに。シェイクをザクザクと混ぜながら飲めば、味わいの変化も楽しめますよ!飽きのこない複雑な味わいとシャリシャリ食感は、夏の新定番になるかも?お茶×フルーツの調和を楽しむ「フルーツティー」。メニューは全部で4種類!次に紹介するのが、渋谷店限定の「フルーツティー」(各670円)。ウバやほうじ茶など、お茶が本来持つすっきりとした香りや味わいと、芳醇なフルーツの甘さや酸味などが繊細に調和しています。お茶の豊かな風味と、フルーツのフレッシュ感を合わせるとどうなるのか……気になる一品です!「パッショングリーンシトラス」は新感覚の組み合わせ。私が飲んだのは、抹茶とパッションフルーツを合わせた「パッショングリーンシトラス」。なんとも意外な組み合わせですが、抹茶のほろ苦さとシトラスの爽やかな酸味が、驚くほどマッチしているんです!また、かき混ぜることで底に入ったパッションフルーツのまろやかな甘みも加わり、ぷちぷちとした種の食感も楽しむことができます。素材同士の風味が引き立て合う、新感覚のドリンクです!柑橘×シュワッと爽快なソーダの「スパークリングティー」。全部で3種類。それぞれウバ・抹茶・ほうじ茶からベースのお茶を選択できます。次に紹介する「スパークリングティー」(各626円)も、ぜひ夏に飲みたい爽快な一品です!〈CHAVATY〉自慢のお茶の香りと味わいに、すっきりとしたスパークリングがプラスされています。爽快感抜群の「モヒートライムミント」。私は「モヒートライムミント」のウバを飲んでみました。一瞬カクテルと間違ってしまいますが、きちんとノンアルです(笑)。モヒートとライムミントの爽快な酸味・苦味の中に、しっかりとウバの味わいも際立っていました。スパークリングですが、刺激の少ない微炭酸なので、ごくごくと飲めてしまいます。ちょっと歩き疲れたときなど休憩がてらに飲めば、気分もリフレッシュできそう!ふわふわフォームが幸せな「ホワイトメルティー」。メニューは全部で4種類あります。最後は、エスプーマフォームとともに、お茶をさまざまな素材とユニークに組み合わせ、幸せな甘さに仕上げた「ホワイトメルティ―」(各670円~)。こちらも渋谷店限定メニューです。お好みで、アイスとホットから選ぶことができます。飲めば飲むほどやみつきになる「抹茶ピスタチオ」。私が飲んだのはアイスの「抹茶ピスタチオ」(734円)。抹茶とピスタチオの緑×緑のグラデーションが美しい一品です。味わいは、抹茶の豊かな風味とピスタチオの香ばしさが絶妙に調和し、まろやかな甘味が口の中に広がりました。ふわふわのエスプーマフォームを混ぜ合わせれば、一気に幸せに満たされるはず!甘めなドリンクが好きな人には特におすすめですよ。新登場したひんやりスイーツ「フロマージュ・マム」も!また、新しく登場したのはドリンクだけではありません。それが、夏にぴったりの持ち歩けるひんやりスイーツ「フロマージュ・マム」(346円)です。発酵バターとラムのしっとりとしたラングドシャの中に、トロピカルで爽やかな甘味のパッションフルーツバター、ウバで香りづけしたドライフルーツ、クリームチーズを合わせた味わい深いフロマージュブランを、2層にサンドしています。見た目以上にあっさりとした味わいなので、ドリンクとの相性もぴったりです!〈CHAVATY 渋谷東急フードショー〉では、まず「オルタナティー」をたくさんの人に知ってもらい、そこから季節などに合わせて少しずつメニューを変えていくそうです。お茶の新しい味わい方を知りたい、新感覚のドリンクを飲んでみたい人は、「オルタナティー」の中からお気に入りの1杯と出会えるかも?〈CHAVATY 渋谷東急フードショー〉東京都渋谷区道玄坂2-2-1 渋谷東急フードショー(しぶちか)03-3477-438210:00~21:00無休公式インスタグラム
2021年07月27日カラテカ矢部太郎お笑いタレントとしてだけでなく、映画や舞台などにも活躍の場を広げている矢部太郎。そんな彼のもう1つの肩書は漫画家だ。6月17日に発売された新作『ぼくのお父さん』が話題を呼んでいる。「矢部さんの前作『大家さんと僕』は、シリーズ累計で120万部を突破しました。今作も発売前から予約が殺到し、発売前と直後に2度重版となるなど、前作に続いてのヒットが期待されていますね」(出版関係者)『ぼくのお父さん』は、父である絵本作家のやべみつのりさんと幼かったころの矢部自身による父子のエピソードを描いたエッセイ漫画。というわけで、“お父さん”に息子の活躍について話を聞いた。■幼いころは「おしゃべり」だった「太郎は自分の仕事の話を全然しないし、連絡もよこさないんだよね。だから、いつも太郎のツイッターをチェックしています。芝居は見に行っていたけど、お笑いはあまり行ってなかったかな。太郎が『大家さんと僕』という漫画を描いたときはビックリしたよ。それで読んでみたらとても面白くて、メールで“頑張れ”って送ってね」(やべみつのりさん、以下同)今回の漫画は、矢部の幼少期を息子の視点で描いているが、父の目から見た“ぼくの息子”の印象は?「太郎は幼いころ、ものすごくおしゃべりでねぇ。1日あったことを全部言わないと気がすまない子だった。僕も、そのころの太郎を絵本に描こうと思ったんだけど、なかなか難しくて。その点、太郎は昔のことを面白く楽しく描けるんですよ。僕が書いていた『太郎ノート』という子育て絵日記を読んで、イメージを膨らませたみたいです」父は息子の作品から“学び”も得ているそうだ。「物語というのは“欠片と欠片をどうつなぎ合わせていくか”次第で感動が生まれてくると思うんだけど、太郎はそれがすごくうまいんですよ。僕も勉強させられています」ウェブメディアのインタビューで、《いわゆる「親孝行」みたいなこと、僕はずっと避けつづけてますね》と語っていた矢部。しかし父から見るとそれは違うようで……。「太郎は“もう十分だよ”っていうぐらい親孝行してくれるんだよ。先日、仕事部屋として使っていたマンションの引っ越しをしたんです。太郎は本の宣伝で忙しい中でも、引っ越し作業を手伝ってくれてね。本棚やイスも太郎が買って新調してくれた。その本棚を吉本の芸人仲間と楽しそうに組み立ててくれたのがうれしくて」■入江と矢部、現在の関係ただ、いちばんの“芸人仲間”お笑いコンビ『カラテカ』の相方は今、隣にいない。’19年の闇営業問題の“張本人”であり、この件によって吉本興業から契約解除、芸能界引退となった入江慎也だ。コンビは解散こそしていないが、事実上の活動休止となっている。息子と入江の現在の関係について聞くと……。「最近も連絡とったって言ってたよ。自宅のクーラーの清掃をやってもらったそうで“さすがプロだ”って喜んでいました。入江くんがいなかったら太郎は吉本に行ってないし、今も関係は続いています」息子の相方を気遣った“お父さん”。一方、入江のお母さんに彼の現在について話を聞きに行くと、寂しげな表情でこう一蹴した。「息子とは最近会っていなくて、話も聞いていません。(矢部の本については)見ていないので、何もわかりません」現在は清掃会社の経営者となっている入江。矢部による『入江さんと僕』が読める日はまだ遠そうだ。
2021年07月02日ジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長「タキニ」という言葉が、このところ、一部ジャニーズファンの間で浸透しつつある。ジャニーズ事務所副社長でジャニーズアイランド社長の滝沢秀明氏。「タキニ」とはその「タッキー」こと滝沢氏の「オキニ(お気に入り)」とされるタレントを指すという。「タッキーの若手の売り出し方に格差を感じるファンが一部にいて、お気に入りを優遇しているんじゃないかと感じることから生まれた言葉のようです」と、あるテレビ誌記者は言う。■「タキニ」の代表格はーー主に誰のことを指すのかというと、「やはり自身が手がけてきた『滝沢歌舞伎』を継がせたSnow Manですね。そもそも昨年1月のCDデビュー自体、タッキーの強い意向だったとも言われています」(同記者)彼らがジャニー喜多川さんにデビューを直訴したが、「デビューは考えてない」と言われたのは有名な話。ジャニーさんは亡くなる数年前から、CDデビューという形式にこだわらず、Snow Manに関しては舞台をより完成度の高いエンターテイメントにするため、舞台中心の活動を希望していたという。しかしジャニーさんの死後、そんなSnow Manをデビューさせたのはタッキーだった。「言うまでもなく、滝沢氏はジャニーズのトップアイドルでした。Jr.時代を経験してデビューしているわけですから、当然、その喜びを知っています。CDデビューすることで歌番組に呼ばれたり、露出が増えたことでドラマや映画の仕事も決まり、自信だってついていく。ジャニーさんの考えでもあった舞台を極めることも素晴らしいですが、滝沢氏はデビュー後の華やかさを知っているだけに、“CDデビューしているかどうかで、全然違う”と訴えたこともあるようです。その後、滝沢氏はメンバーを3名追加し、SixTONESとの同時デビューを実現させました」(芸能ジャーナリスト)それだけに、タッキーのSnow Manに対する思い入れは強く、最近では個々の露出も増えてきているため、「タキニ」と言われるのも無理はない。■グループ内で格差が生まれ軋轢もそしてもうひとり「タキニ」と呼ばれることに“納得”というタレントがいるという。「A.B.C-Zの河合郁人さんがそうですね」とは、前出のテレビ誌記者。「キムタクや松潤などの『ジャニーズものまね』でお茶の間によく知られるようになりましたが、彼もかつて『滝沢歌舞伎』に重要な役で出演した経験などから、評価は高かったようです。現在はテレビで見かけない日はないような活躍ぶりです」その河合の活躍もまた、一部で軋轢を生んでいるとも言われる。「A.B.C-Zのほかのメンバーとの扱いに大きな格差が生まれてしまった。メンバー内に不協和音が生じているという記事も出はじめてしまいました」(前出・テレビ誌記者)さらに、昨年彗星の如く登場したジャニーズJr.の新ユニット『IMPACTors』も、「タキニ」と言われているようだ。前出のテレビ誌記者は言う。「グループの命名もタッキーのようです。そして今回の新作『滝沢歌舞伎ZERO』にも出演し活躍しています。Snow Manとセットで歌番組に出演してパフォーマンスするなど、やはり力を入れている雰囲気は漂っていますね」この「タキニ現象」について、前出の芸能ジャーナリストはこう語る。「お気に入りのタレントやグループに思い入れが加わることは、ジャニーさんにもありました(笑)。なので、間近で学んできた滝沢氏が意識せず身についている部分はあるかもしれません。実際、デビュー前までSnow ManがJr.でダントツトップの人気だったわけではないけど、デビュー後は個々の活躍にCDの売り上げも伸ばしています。A.B.C-Zも、CD売り上げなどずっと苦戦が続いていますが、河合くんの知名度アップのおかげで知れわたるようになりました。“タキニ”という意味不明な呼ばれ方をしたとしても、売れれば勝ちの世界では、正解だったといっていいのではないでしょうか」もちろん、タッキーとしては副社長という立場から、事務所全体を俯瞰して見ていると思う。しかし「タキニ」という、やっかみ混じりの言葉が生まれるということは、不公平を感じるファンがいるということ。人気を出すための売り出しはとても重要だが、今後は「ゴリ押し」と感じられないような「うまさ」も重要だ。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年04月24日元SKE 48メンバー北川綾巴(本人のツイッターより)推しているアイドルと、50万円で個室で一緒に焼肉を食べられる。それを高いと感じるだろうか、はたまた適正と感じるだろうか。■北川綾巴が肉を焼いてくれる元SKE 48メンバー北川綾巴が、これまでの活動経験を活かし、かねてから興味を抱いていたプロデュースやマネジメントに挑戦するため、名古屋を拠点としたアイドルグループを結成するという。4月に1次審査をスタートし、6月には合格者発表、9月にお披露目を目指す。活動の準備資金として、クラウドファンディングで目標金額500万円を提示。北川は、クラウドファンディングの募集サイト上に「コンセプトはかわいいだけでなく、カッコ良さとエモさも兼ね備えたグループを作りたいと思います!」と意欲を語っていた。クラウドファンディングでは支援の金額によって「リターン」が設定されていて、2000円では「お礼メール」、3000円は「限定生写真(※5枚購入につき1枚に直筆サイン)」、5000円だと「限定タオル」、7000円で「限定Tシャツ」などが支援者のもとに送られてくる。当然リターン内容は高額になるほどプレミアム感が増していき、5万円で「デビュー衣装の切れ端(北川の直筆サインとシリアルナンバー付き)」、10万円では北川が支援者の名前を呼んで起こしてくれる「宛名付きサイン入り目覚まし時計」と、どんどん豪華になってくる。そして、設定されている中で最も高額なものが冒頭の、50万円で「北川綾巴と個室で焼肉を食べながら語る権利」である。焼肉を一緒に食べたあとには宛名とコメント付きの2ショットチェキも撮影できる。時間は約90分、個室には北川と同行スタッフ、支援者の3人で入り、北川が肉を焼いてくれる。新型コロナウイルスの感染防止のため、握手などの接触行為は禁止。限定2名のみの募集。「普通の感覚なら50万円という金額に驚いてしまいますが、強めのアイドルファンだったら、これは妥当な価格だと感じられるのではないでしょうか」と、ある芸能ジャーナリストは言う。■1万円で握手1分40秒だとすると「北川さんが所属していた48グループの握手会は、個別握手の場合、握手券1枚でだいたい10秒です。よく知られるとおり、握手券は購入したCDに入っているもので、仮に1枚1000円だとして、1分握手したいのなら6枚(6000円)購入が必要。1万円(10枚分)出せば1分40秒握手ができます。これを90分に換算すると54万円になるため、焼肉90分50万円という価格とちょうどいい金額になります(笑)。『全国握手会』という握手会の場合はもっと短くて5秒ほどで終わることもありますから、コアなファンには価値があるかと思います。ここに焼肉代も含まれるので、一見、高いようだけど、よく考えられた設定ですよね」(同前)このような独特の金銭感覚は、アイドルファンの世界ではそれほど珍しいものではない。CDの購入額が、ひとりで100万円を越したり、コンサートでいい席を手に入れるため数十万円を使う人もいるという。「最近は某ジャニーズとアイドルグループメンバーの“パパ活”が話題になったこともあり、今回の北川さんの個室焼肉も“パパ活だ”という声がネットに上がっていましたが、ファンにとっては納得の額ではないでしょうか」(同前)以前からCDの購入枚数に関しては賛否あるが、48グループに限らず、それはファンが推すアイドルへの愛を示す指標になっている。そこを基準として考えると、前出のジャーナリストの計算も理解できる。「現在は握手ではなくオンライン上やアクリル板越しの『お話会』や『ネットサイン会』がCD特典になっていますが、コロナ禍でもアイドルビジネスは好調のようです。アイドルだけでなく、アニメファンや接客系の飲食店のキャスト、コレクターの世界にも“推し”への投資が行われ、投資する側は満たされているようですね」と、テレビ局関係者は“ファンが存在するジャンルは”どんな状況下でも強いと言う。4月2日時点、北川綾巴の「個室焼肉90分50万円」の支援者は1名いる模様。一緒に美味しい焼肉を食べながら、これからつくられるアイドルグループの構想や夢についてお話できるのは、夢のような90分といえるのかもしれない。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年04月02日ダウンタウンとマツコ・デラックスのロケ番組が次々と終了したフジテレビは、4月改編説明会において、『ダウンタウンなう』の3月での放送終了を発表した。理由のひとつとして、人気企画の「本音でハシゴ酒」が、コロナ禍でのロケが難しくなったことをあげた。テレビ朝日もマツコ・デラックスのロケ番組『夜の巷を徘徊しない』の3月での終了を発表。こちらもコロナ禍によりロケが厳しくなったことが終了のきっかけのひとつとしている。「コロナ禍以降はロケができなくなったことで、過去の“徘徊”VTRをマツコとともに振り返ったり、スタジオ内での企画を放送するなど、番組名も当初の『夜の巷を徘徊する』から“しない”に変更しました。でも先の見えない状況が続き、このスタイルでの番組継続は難しいという判断だったと思います」と、ある芸能記者は語る。■感染対策を見せる撮り方「『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)や高田純二さんの『じゅん散歩』(テレビ朝日系)、『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系)、徳光和夫さんらの『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系)など、感染対策を行ったうえで従来に近いスタイルで放送しているロケ番組もたくさんあります。しかし『ダウンタウンなう』は飲み屋さん、『夜の巷を〜』も、飲食店をはじめ、夜に営業している店舗や会社を訪問したり、街を歩いている人に話しかけることが番組の核となっていました。どんなに感染対策をしているといっても、昼ロケの番組に比べると、視聴者に余計な不安、さらには非難につながることも考えての決断だと思います」(同前)夜の街ロケというと、所ジョージが司会を務める『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(日本テレビ系)で、居酒屋などで盛り上がる一般人の輪にタレントが入る人気企画「朝までハシゴの旅」も、同様に新作ロケは厳しいと思われるが……。「この番組には『ダーツの旅』など、ほかの人気企画がたくさんあるので、あまり影響はないでしょう。過去のVTRなども交えながらうまく構成していると思います」と、前出の芸能記者。一方、バラエティーや情報番組の構成を手がけるある放送作家は、「そもそも夜のロケ自体は“絵”が暗くなるので、業界的には作りにくく、そういう番組はあまりないんです」という。「あえて夜にロケをするとなると、頼るのはどうしてもイルミネーションや飲み屋になります。でもコロナの影響で時短営業や自粛となって、そこだけに頼ることがいかに難しいかというのがわかった。極端にいえばそれが全てだったマツコさんの番組の継続は、今後の見通しがつかず明らかに厳しかったと思います」夜の街ロケに限らず、再開されているロケ番組も、以前とは異なる部分もみられるようになった。フェイスシールドの装着は“当たり前”となり、マスクをして店員とやりとりするスタイルが増え、テレビ側も感染対策に配慮していることを、“きちんと見せる撮り方”を意識しているようだ。「局の基準によりますが、商店街での食べ歩きや、店に入っていく場面もほとんど見られなくなり、入店した状態でスタートするようなものが増えています。高齢者層の多い商店街ではリスクを考慮して、ロケはあまり行わない流れです。いずれにせよ国の指針に従ってその都度、撮り方を考えていくということになります」『ダウンタウンなう』の後番組には、番組内の人気トーク企画だった『酒のツマミになる話』が、松本人志の番組として独立して4月から放送されることが決まっている。『夜の巷を〜』の枠にはマツコ・デラックスではなく、かまいたちの関東地区初の冠番組となる『かまいガチ』が放送される。首都圏の1都3県では現在も緊急事態宣言が継続中だが、これが解除されたからといって「飲み歩き」や「夜のお店訪問」の番組をすぐに放送するわけにはいかない。「不謹慎だ!」という指摘なく、夜の徘徊番組を楽しむ日は再び来るのだろうかーー。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年03月12日岡本太郎が暮らしのなかに送り込んだ作品群を紹介する企画展『暮らしのなかの芸術』が、表参道・岡本太郎記念館にて開催される。“芸術とは生活そのものであり、生きること。”と考え、無数のマルチプル作品をつくり、暮らしのなかに送り込んでいた岡本太郎。江戸時代に武家で始まった端午の節句を祝う鯉のぼりを、世界中に広めたいと考えていた太郎は、自ら鯉のぼりを作成。グリグリっと大きな眼、原色の鱗、生き生きと躍動的なフォルムといったいかにも太郎らしい、ユニークなものだった。生み出したマルチプル作品は、鯉のぼりのほか、テーブル、イス、絨毯、ネクタイ、スカーフ、浴衣、振袖、トランプ、スキー、バッグ、カップ......etc.ありとあらゆるジャンルにおよび、同展では、それらの作品アイデアを描き留めた下絵などとともに一望。岡本太郎による暮らしのなかのプロダクトが体感できる。太郎と飛行船【企画展『暮らしのなかの芸術』 開催概要】会期:3月17日(水)~ 7月11日(日)会場:岡本太郎記念館開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:火曜(祝日の場合開館)※6月23日(水)~7月11日(日)は『特別展示 第23回岡本太郎現代芸術賞 岡本太郎賞 野々上 聡人』も開催岡本太郎記念館公式サイト( )
2021年03月09日ちいさな美術館を巡って、作品から想いを馳せて物語を綴るこちらの連載。第3回目の舞台は、岡本太郎さんがアトリエとして42年間住まい続けた、南青山の〈岡本太郎記念館〉。3月14日(日)まで開催されている企画展『対峙する眼』にお邪魔しました。おぞましさと、心地よさと。『月の顔(岡本太郎)』敷地内へ一歩踏み込めば、気配を感じます。それもそのはず、ここには、ありとあらゆるところに “眼” があるのです。 木陰にじっと潜むオブジェや、気持ちよさそうに天を仰いで佇む作品たち。それらにじっと見つめられます。ここでの感覚はまるで、平日の真昼間、誰もいない温室植物園で感じる、おぞましさと心地よさによく似ています。----------------------------------------------------------------「眼。眼。眼。」『接吻(岡本太郎)』私は今、もの凄い数の眼に見つめられている。『餐宴(岡本太郎)』私の一挙一動を見逃すまいと、もの凄い集中で固唾を飲んで私の方を見つめている。蛇みたいな眼。くまが凄い眼。まつ毛が⻑い眼。潤んだ眼。コンタクトで黒目がちのチワワみたいな眼。充血した眼。目頭が切り込まれた眼。きらきらした眼。奥二重の眼。ゲームのしすぎで寄り目になった現代っ子の眼。垂れた眼…。この無数の眼と対峙する、私の目はどんなであろうか。目が大きいと言われる。ホラーに出てくる人形の目みたいだと言われる。言いたいことなんてないのに、「言いたい事があるなら言え」と言われる目である。中学生の時、受験の面接練習をしていたら「あなたは目力が強すぎるから、直接相手の目を見ては失礼だ」と面接官役の先生から言われた。相手のネクタイの結び目を見て話すように なった。高校生の時、部活のコーチのジッパーを閉め切った首元の金具を見て話を聞いてい たら、「相手の目を見て話を聞かないやつは帰れ」と追い出された。アルフォンス・ ミュシャの『スラブ叙事詩』に出てきそうな目をしたコーチだった。あの日から、私は人のどこを見ればいいか分からなくなった。目がチャームポイントだねと言われる。二重で羨ましいと言われる。メイクが映える目だと言われる。私は普段メイクをしない。そんな造形の目で私は見つめ返す。----------------------------------------------------------------今回訪れたのは…〈岡本太郎記念館〉岡本太郎さんの作品に必ず描かれているという眼 。まるで生きているような作品たちに見つめられると、それは試されているようでもあり、微笑みかけられているようでもありました。皆さんも是非、自身の “眼” で見て対峙してみてはいかがでしょうか。私はすっかり『太陽の塔』に会ってみたくなり焦がれています。凸レンズ形の屋根をのせて作られた、ユニークな建物もお気に入り。太郎さんのエネルギーが、今も作品から満ち溢れています。〈岡本太郎記念館〉東京都港区南青山6-1-1903-3406-080110:00~18:00火休入館料650円※『対峙する眼』の公開は、3月14日(日)までです。photo : Yumi Hosomi
2021年03月03日有吉弘行有吉弘行が若手〜中堅芸人の即興ネタを○×で判定していくバラエティー番組『有吉の壁』(日本テレビ系)の注目度が、昨年のゴールデン進出後、ますます高まっている。番組は主に、アミューズメントパークや商業施設などを有吉と番組アシスタントの佐藤栞里が出歩き、芸人が現れてはネタを披露し、有吉が判定をくだすという「一般人の壁」というロケパートと、次にブレイクしそうなキャラクターネタをスタジオで披露する「流行語大賞の壁」で構成される。■チョコプラの“TT兄弟”がブレイク「有吉自身も出演していた『内村プロデュース』(テレビ朝日)のオマージュのようなスタイルではありますが、いま、芸人たちがもっとも“出たい”と思う番組のひとつになってきています」と、ある芸能記者は言い、芸人がそう思う理由をこう話す。「とくにチョコレートプラネットが披露した、“T”と書いた体操着を着てのリズムネタである『TT兄弟』が大人気となったことは大きい。この番組を飛び出し、ほかのバラエティーでもネタとして披露し、さらにはCM出演もしました」TT兄弟に続けとばかりに、人気芸人たちのキャラクターネタが、番組注目度の上昇と相まって次々と登場するようになった。ジャングルポケットが、謎の動きで“どこにも効かない”ストレッチ体操をする「ストレッチャーズ」は、登場してほどなく日清食品のCMに起用された。また、お笑いコンビのきつねが2.5次元アイドルの舞台をパロディ化させた“2.7次元アイドル”「KOUGU維新」も初登場から大評判で、番組公式YouTubeの再生数も好調。のちにトム・ブラウンや四千頭身・石橋、パンサー・向井らも巻き込みメンバーも追加、昨年末には「最初で最後のミュージカル」まで開催するほどの人気を獲得した。「この番組は視聴者判断の前に、まず有吉が面白いか面白くないかを判定してくれるので、芸人側も新ネタを出しやすいという側面もあります。さらに、ここで認められれば、“ほかに出しても大丈夫”というお墨付きをもらえるようなものなので、芸人たちは毎回チャンスを狙っていると思いますよ」(前出・芸能記者)■ブレイク芸人のカギを握る有吉この番組のあり方について、バラエティー番組などを手掛ける放送作家はこう語る。「『有吉の壁』の中のいちコーナーですが、そのコーナー自体がキャラクターもののネタを出す“コント番組”仕立てになっています。その“コント番組”のためのキャラを作り、芸人さんたちがそれぞれのキャラを演じること自体がネタとなっている。その設定の面白さが人気の秘訣ですね」ネタやキャラクター自体の面白さに加え、そこに有吉が加わるところまでがパッケージとなり、さらに笑いを生むという。「有吉さんのツッコミや、ネタを見ているほかの芸人さんの反応で、例えスベっても笑いに変えることができます。そういう空気が生まれることで、芸人さんたちもスベることを恐れずのびのびできるのではないでしょうか」(放送作家)とはいえ、この番組で一躍注目を集めても、何年も人気が持続するというわけではない。有吉は思いきりネタを披露する場を作るだけでなく、「そのネタ、飽きたよ」とハッキリ言うことで、結果的に“一発屋”を防ぐという役割も自然と果たしてくれているという。次々に新しいネタを誕生させては、早い速度で消費していく昨今のお笑い事情。もしかしたら、老若男女に受け入れられるネタを判断するキーマンは有吉なのかもしれない。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年02月10日NiziUの公式インスタグラムより日韓合同のオーディションプロジェクト発のグループとして昨年デビューした9人組ガールズグループ、NiziU。プロデューサーのJ.Y.Parkのもと、そのオーディション段階の様子がドキュメンタリー仕立てで放送され、デビュー前からすでにその人気は高まっていた。■変化を感じるAKBの苦戦「LDHのE-girlsや、韓国で結成されたTWICE、韓国のオーディション番組で選ばれ、宮脇咲良や矢吹奈子らも所属するIZ*ONEなどは、近年人気を集めてきた“アイドル的要素を持ったアーティスト”という位置づけのグループですね。E-girlsは昨年末に解散しましたが、これらのファンがNiziUに流れ、テレビや配信の連動効果、さらに芸能人にNiziUファンが多い。彼らがいろいろな場でファンを公言した効果もあってか、一気に人気が爆発した印象があります」と語るのは、あるアイドルウォッチャー。NiziUのようなダンスボーカルグループまで含め、広い意味での女性アイドルグループの勢力図は、昨年から一気に変わってきたという。「まずAKB48の苦戦に時代の変化を感じます。昨年の最新シングルこそ、これまでと変わらずミリオンセラーを記録していますが、一般層への認知度は、かつて『神7』と呼ばれたメンバーがいた時代のことを考えると段違い。昨年の紅白歌合戦に落選したことは、大きな話題にもなりました」(前出)そのAKBが落選した紅白には乃木坂46、櫻坂46、日向坂46の3つの「坂道シリーズ」グループが出場したが、「毎分視聴率のグラフでは、乃木坂の出演した時間が歌手別での最低視聴率だったそうなんです(歌唱途中で視聴率は上昇)。AKBから坂道の時代へと言われ、セールスも好調だっただけに、意外でした。ほかにもBiSHなど新しい人気グループも登場していますが、大ブレイクには届かない状況です」(前出)乃木坂なども、NiziU旋風に巻き込まれ、厳しい状況に追い込まれつつあるのだろうか。ある芸能ジャーナリストは言う。「やはり、アイドルの接触文化が実質消滅状態にあることは、かなり大きいです」新型コロナウイルス感染拡大の影響で、握手会などのいわゆる「接触イベント」は、事実上開催されなくなってしまった。「AKB48が『会いにいけるアイドル』というコンセプトの一環としてその手法を大きく取り入れたことで、握手会のためにCDを複数買うことを、“AKB商法”と呼ばれることもありました。AKBをはじめ、女性アイドルグループのCDのリリースが一時期止まってしまったのは、そのような特典会が開催できなくなってしまったことが大きいです。リモートによる『お話会』や『インターネットサイン会』など、それぞれ新しい手法を模索中ではありますが、やはり直接的なふれあいに勝るものではなさそうです」CDセールスよりも、ライブハウスなどを主戦場にした、地下アイドルたちも、大きな影響がある。前出のアイドルウォッチャーは言う。「地下アイドル、ライブアイドルたちは、ツーショットチェキが撮れる『チェキ券』を購入してもらうことが、大きな収入源になっています。現在、ビニールシートやアクリル板ごしで再開していますが、再び出された緊急事態宣言により、ライブハウスは飲食店として営業認可を得ているので、営業時間の前倒しなどの対応に追われています。この先しばらくはアイドル界を取り巻く状況はかなり厳しい、冬の時代以上の氷河期に入ってしまっているのではないでしょうか」■NiziUは今年前半が勝負そんな状況下だからこそ、人気を獲得することができたNiziU。配信やテレビとのメディアミックスがうまくいき、ステイホーム期間にこれらのメディアに注目が集まったのも勝因のひとつだ。しかし、人気がさらに爆発するかどうかはまだ未知数だと、前出の芸能ジャーナリストは言う。「みんなが盛り上がったのは、一緒に選抜されるメンバーやデビューまでの道のりをリアリティショーとして楽しめたからでもあります。つまり、デビューがゴールやピークになってしまう可能性もゼロではありません。実際、昨年12月にリリースされたファーストシングルは、『縄跳びダンス』が注目を浴びたプレデビュー曲の『Make you happy』ほどの話題を集めていない気がします。本格デビューを果たした後の今年前半の動き次第で、NiziUはAKBや坂道に変わるシーンの中心になっていけるかもしれません」女性アイドルのありかたも、大きな転換期にきていそうだ。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年01月12日『M-1グランプリ2020』で王者の座に輝いた、お笑いコンビのマヂカルラブリー『M-1グランプリ2020』で王者の座に輝いた、お笑いコンビのマヂカルラブリー。決勝と最終決戦で披露した、野田クリスタルがひたすら動き回り、それに村上がツッコミを入れるという「しゃべらない漫才」で優勝を飾ったことには、「漫才じゃない」という声もあがったが、お笑い界に吹く新たな風を感じる向きもあるよう。バラエティーなどを手掛けるある放送作家は、この優勝について、「もともと実力のあるコンビでしたが、今のうっ憤がたまる世の中なだけに、正統派のしゃべくり漫才よりも、型破りな笑いがウケたのではないかという気がします。これが1年前だったらダメだったかもしれませんね。同じく最終決戦に残った、おいでやすこがの笑いも、似た部分はあります」と分析する。■「人を傷つけない笑い」は継承される?いっぽう、『女芸人No.1決定戦THE W 2020』では、ピン芸人の吉住が、銀行強盗に合うさなかに支店長に告白する女性銀行員という一人コントで4代目女王の座についた。この2組、昨年のM-1王者ミルクボーイや昨年のTHE W女王3時のヒロインのように、2021年のお茶の間の人気者として大活躍できるのだろうか。「2組とも、陽の雰囲気ではないですよね。ひねくれている感が面白いところがありますが、それを活かして物怖じせずバンバンいけるようなことができれば、これからたくさん呼ばれるであろう番組で、結果を残していけるのではないでしょうか」(前出・放送作家)視聴者が“その人”に興味が持てるかどうかが大切。その人の人間性や家族や背景から、どんな人なのか?と想像するおもしろさは、視聴者をより刺激する。地上波でのバラエティーでの活躍見込みについては、「住吉はマンションの管理人のバイトをしていたなど、意外な一面があります。そういうところを掘り下げることで、広く興味を持ってもらうようになると思います。もちろん、トーク力も重要なので、イジってくれる番組に出会えるかどうかもポイントですね」(同前)前回のM-1で優勝は逃したが、2020年に活躍をしたぺこぱのネタを筆頭に、「人を傷つけない笑い」が注目を集めたが、その流れはマヂラブや吉住の優勝で変わる可能性はあるだろうか。「基本的には大きく変わることはないのではないでしょうか」と語るのはあるテレビ関係者。「お笑い界、テレビ界全体が、人を傷つけないというか、見た目いじりなど悪口的なことを言ってはいけないという流れで浸透しています。たとえば有吉(弘行)さんも、毒舌ははくものの、人を傷つけるようなことは言いません。そういうモラルを破壊していくという面白さは、マヂカルラブリーや吉住に期待できるのではないでしょうか。ただ、モラルを逸脱してしまうと、今は叩かれたり炎上してしまう。守るべきモラルのギリギリのところを攻めるという面白さを出せていければいいのではないでしょうか」例年にならい、年末年始の出演ラッシュで、爪痕をどこまで残せるかを楽しみにしたい。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年01月01日上段から時計回りに、嵐、あいみょん、LiSA、瑛人、YOASOBIの『夜に駆ける』CDジャケット2020年の日本の音楽界、日本レコード協会が認定したCD売上枚数で100万枚(ゴールドディスク)を達成したのは以下の5曲となっている。・嵐『カイト』・AKB48『失恋、ありがとう』・SixTONES vs Snow Man『Imitation Rain/D.D.』・Snow Man『KISSIN’MY LIPS/Stories』・乃木坂46『しあわせの保護色』■売れた曲と、よく聴いた曲いっぽう、CD売上に加え、ダウンロード数、CDからの取り込み回数、YouTube再生回数、ラジオのオンエア回数などの指標も加味されるBillboard Japan Hot 100 年間TOP25が発表したトップ10は、次のような顔ぶれとなった。1. YOASOBI『夜に駆ける』2 .Official髭男dism『Pretender』3 .LiSA『紅蓮華』4 .Official髭男dism『I LOVE…』5 .King Gnu『白日』6 .瑛人『香水』7 .Official髭男dism『宿命』8 .あいみょん『マリーゴールド』9 .LiSA『炎』10. あいみょん『裸の心』「どちらの指標が“売れた”とするべきかは難しいところです。集計方法の都合上、昨年発売の曲も複数ランクインすることになりますが、再生数などを加味するBillboard Japanの上位曲のほうが、一般的には多くの人の耳になじむ曲といっていいのではないでしょうか」と言うのは音楽ライター。実際に“売れた曲”と“よく耳にする曲”は違う。特に注目なのは、Billboard Japan年間1位、YOASOBIの『夜に駆ける』だ。「配信限定シングルであるこの曲が、CD売上の指標なく、年間1位というところはすごいです。瑛人の『香水』も、火がついたのはTik Tokの歌ってみた動画からで、CDも発売されていますが、曲の浸透度からすると売上枚数はやや少ないような感覚もあります。日本の流行音楽市場のありかたが、完全に変わった転換点の年になるのではないでしょうか」■購入者=売上枚数ではないCDの売上枚数と、曲の浸透度の乖離は、以前から指摘されていた。CDは売れているのに曲の認知度がイマイチ低い場合には、どんなことが考えられるのだろうか。ある芸能ジャーナリストは語る。「90年代には、カラオケ人気などと相まって、ミリオンセラーが連発するような時代もありました。やがて、CD離れが進んだため、2000年代の後半からCD購入者を対象にした握手会などの特典付きが増え、大量購入する人が増えました。特典目当てでなくても、応援するアーティストの名誉のために、また記録作りのために一人で何枚も何十枚も買うファンもいます。それがこの数年で一層、顕著になってきたと思います」夜の商売人の売り上げを伸ばしてあげたいと、たくさん注文してあげるお客さんと同じ構図というわけだ。純粋な売り上げだけでなく、配信や動画サイトから巷に浸透するヒット曲が生まれることが増えている理由には、一体どんなことがあるのだろうか。前出のジャーナリストによると、新型コロナウイルスの感染拡大もあるのではないかと言う。「ステイホームや自粛の影響で、CDショップが一時営業を取りやめたり、営業時間の短縮を行いました。欲しいCDがあったときに、実店舗でなくネット通販を利用する人も増えました。ネットでの購入を『ポチる』といいますが、ポチってCDが届くのを待つより、ポチってその瞬間にダウンロードできて聴けるほうが圧倒的に早くて楽チン。動画サイトも然りです。なので、配信や再生数の指標のほうが、実際に親しまれている曲が多くなるのはそういう理由もあるのでは」CDの売り上げを伸ばした、嵐の『カイト』やAKB48の『失恋、ありがとう』より、ぶっちゃけ YOASOBIの『夜に駆ける』やLiSAの『紅蓮華』に瑛人の『香水』を知っている人のほうが多いのでは!?〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2020年12月19日謝罪会見をした渡部建完全に失敗に終わったと思われる、アンジャッシュ渡部建の謝罪会見。謝罪の場で、自分をさらけ出し、誠心誠意詫びる“最後のチャンス”を活かしきれず、致命傷となってしまった。「これまで多くの場で言われているように、会見のタイミングも受け答えも、いずれもよくありませんでした。さまざまな問題をスッキリさせるために開く会見であるはずが、余計にモヤモヤを残してしまいました」と語るのは、あるテレビ関係者。報道によると、渡部は大晦日に放送されるダウンタウンの『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)に出演し、芸能活動復帰の第一歩にする予定だったと言われている。会見のタイミングは、そこから逆算されたものでありそうなこともまた、不評をかう一因となり、前出の関係者も「芸能活動の復帰は、また遠のいた感じですね」という。■ダダすべりの”すれ違い会見”そんな状況の中、渡部がまた人気タレントとして復帰するため、そして世間に許されるために、いったいどのような手が得策と考えられるだろうか。バラエティー番組などを手がける放送作家に聞いた。「やはり原点にかえり、お笑い芸人としての芸を見せること、舞台でも配信でもいいと思いますが、アンジャッシュとしてのネタを見せることが一番だと思います。お笑い芸人に限らず、お芝居でも音楽でも、“芸”のある人なら、まずはそこに真摯に打ち込む姿勢をみせることが一番です。コンビとしていちからまた愚直にがんばっていくことに尽きるでしょう。児嶋さんの好感度がどんどん上がっている今、協力してもらうべきではないでしょうか」同じお笑い芸人で、新婚直後に不倫をしていたことが発覚した狩野英孝は、その後の三角関係や6股疑惑、さらには未成年との交際が発覚して謝罪するも謹慎処分を受けた。が、狩野は比較的早い段階で地上波番組への復帰ができている。渡部と比較すると、何が見えてくるのだろうか。「狩野さんの場合、もともと“ダメな芸人”というイメージを持たれていたため、スキャンダルに際しても、『やっぱりダメな奴だったんだ』という目で見られ、恨まれないところがありました。一方の渡部さんは、“ポンコツ”の児嶋さんに対してしっかりしていて、奥さん思いである、グルメに精通しているといった、プラスイメージが多かっただけに、そのギャップが大きかった。スキャンダル前まで好感度がよかった、クローゼット不倫の矢口真里や、ゲス不倫のベッキーのパターンと完全に一緒です」好感度の高さが災いした部分は大きいという。近年の渡部は芸人というよりもタレントとしてのイメージが強かった。タレントは、イメージ=好感度という存在だけに、地上波の民放テレビは特に好感度を意識するという現実。渡部の多目的不倫発覚から、今回の要領を得ない謝罪会見は、多くの芸人への見本になったのでは、というのは芸能記者だ。「あの謝罪会見は、世間を相手に『すれ違いコント』をしているようで、スベってしまった感が否めません。不倫発覚直後に全てを正直に話し、これまでのようなキレのある“すれ違いネタ”を盛り込みながら、巧みに報道陣を扱えば、ここまで好感度を失うことはなかったと思います。一歩間違えれば“茶化すな”と余計に怒りを買うことにもなりますが、渡部にはその賭けをする勇気がなかった。ほかの芸人さんたちには、日ごろの行い含め、今回はいい教訓になったのではないでしょうか」「笑ってはいけない」での年内復帰が潰えた渡部。「笑ってもらえる」芸人としての復帰への道のりはまだまだ険しい。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2020年12月12日眞子さまの婚約内定者とされる、小室圭さん11月30日に報じられた秋篠宮さま55歳の誕生日にともなう会見で、眞子さまと小室圭さんについて、結婚を認める発言をしたことが大きな話題を集めた。13日には眞子さまは結婚について「私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」という現在のお気持ちを文書にしたためた。それを受けて、「それは結婚することを認めるということです」と秋篠宮さまは会見でご発言された。■『海の王子』と金銭トラブルのギャップ「皇室のご結婚に際して、そのお相手については雅子さま、紀子さまなど、常に国民の大きな注目を集めるわけですが、眞子さまと小室圭さんの結婚がどうなるかの注目度は、小室さんという“人物のキャラクター性”も大きな要素はあると思います」と語るのは、あるウェブメディアの編集者。眞子さまと東横線内で身体を密着させてデートする写真がスクープされ、白のポロシャツにベージュのチノパン姿、眞子さまのことを「まーちゃん」と呼ぶその“お相手”は、瞬く間に国民の注目の的となった。眞子さまの婚約者という立場が公になり、世の中が最初に知った小室さんの“情報”は、神奈川県藤沢市が毎年開催する「湘南江の島海の女王&海の王子コンテスト」で2010年度の『海の王子』に選出された過去がある、ということだった。「慶應卒でTOEIC950点という噂もあり、当時は法律事務所に勤務、メガバンクにも勤務経験があり、ある程度ルックスもいい。そのハイスペックさに、リアルの世界での『王子』になれるのかと言われていました」(同前)ところがその後、小室さん母子の金銭問題が浮上してくる。「さわらかなイメージから一転、『もしかして、小室さん、うさんくさくない?』『眞子さま、大丈夫?』と、世間のトーンの風向きが一気に変わりました。最初は『海の王子』というさわやかさがあっただけに、そのギャップはより大きくなったといえますね」(同前)■世間は「小室圭さん」が気になって仕方ないもともと印象がよかった人に、ネガティブな情報が入ると、その落差は激しいもの。好感度のあったベッキーや矢口真里などの不倫騒動のように、好感度タレントが脱落していくのと近いものを感じると、放送作家も指摘する。「お茶の間の好感度が高ければ高いほど、落ちたときにそこから回復するのは難しい。愛子さまや、眞子さまや佳子さま、悠仁さまは、国民の多くが“親目線”で見守る部分があるので、お相手となる人には厳しい評価をするものです。国民も、秋篠宮さまと同じ気持ちなんですよ」さらに「小室圭さん」というひとりの男性について、なぜこんなに世間が気になっているのだろうか。「『海の王子』とか海外留学の経験があるなど、断片的な情報は出てきますが、それほどふんだんに情報があるわけではない。その断片的な情報から、見ている側が勝手に“それぞれの小室圭像”を作っているのだと思います。昔のスターは私生活が不透明なだけにカリスマ性を感じ、多くの人を魅了してきました。小室さんの場合も不透明さが多いだけに、ある意味、国民を惹きつけるのではないでしょうか」そのミステリアスな魅力を、先に出た“ギャップ”がさらに増幅させていく。一連の金銭トラブルの対応から、「よさそうな人」だったのに「なんでこの人と?」という親目線の心理になり、より気になる存在になったのではないかと分析する。ちなみに、放送作家としても小室さんは「気になる存在」だと言う。「まぁ、彼がタレントになることはないでしょうが」と苦笑しつつ、テレビマンとして彼に感じる魅力を語る。「トーク力は全然わからないですが、ストレートにプライベート密着は、すごく興味をひくと思います。あとは、クイズ番組や料理番組などでどんな感じになるかというところも気になりますね。しゃべったら意外に天然だったり、ときどき噛んだりすると、一気に好感度が獲得できそうな気もしますが(笑)」国民が気になって仕方ない「小室圭さん」という存在。眞子さまとの交際発覚から3年がたち、目に見える“前進”はないが、おふたりが結婚したとしても、その存在感の強さは消えることはなさそうだ。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2020年12月04日俳優の北村匠海主演の映画『とんかつDJアゲ太郎』(10月30日公開)の特別映像が6日、公開された。同作は原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうにより、集英社『少年ジャンプ+』で2014年から2017年まで連載されていたギャグ漫画を実写化。東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」を舞台に、主人公・勝又揚太郎(北村)は弁当の配達ではじめて訪れた渋谷のクラブで、音楽にあわせ盛り上がるフロアにこれまでにない高揚感を体感し、“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す。この度公開となったのは、“わがままボディ”のアゲ太郎が渋谷を走り回る「とんかつDJアゲ太郎」特別映像(渋谷爆走編)。アゲ太郎の両親がとんかつの仕込みをする朝、「しぶかつ」のフロアに颯爽と現れたアゲ太郎は、「とんかつDJ」と書かれたランニングウエアを身に纏い、父に「とんかつもフロアもアゲられる男になる!」と宣言する。“アガる”音楽とともに渋谷の街へ繰り出し、山手線沿いを電車と共に走り、渋谷PARCOのある公園通りを爆走。渋谷の中心地であるスクランブル交差点を走り抜ける。北村がピチピチのランニングウエアを着て渋谷を爆走する本シーンは、ヒロイン・苑子を演じた山本舞香のお気に入りのシーンでもあり、現在よりも「8kgくらい太っていた」と北村が告白するくらいの"わがままボディ"なかわいらしい姿となっている。実際に渋谷を爆走した北村は、「恥を捨てきって一歩ギアを入れて撮影に望みました」と語った。また渋谷爆走シーンを盛りアゲる楽曲「Juicy&Crispy」はオリジナル・サウンドトラックにて聴くことができる。
2020年11月06日新エンターテイメントレストラン&バー「ソーク(SOAK)」が、2020年11月13日(金)に東京・渋谷のミヤシタパーク内ホテル「シークエンス ミヤシタパーク」最上階にオープンする。ミヤシタパークに新レストラン&バー「ソーク」「ソーク」は、劇場型パフォーマンスで人々を引き付ける、西麻布の先進的なレストラン「西麻布81」の永島健志と、「JAPANESE CUSINE TOP 5 CHEF IN HONG KONG」にも選出され“香港を代表する日本人シェフ”と名高い長屋英章がタッグを組んだ、新感覚のエンターテイメントレストラン&バーだ。浦島太郎着想の料理"玉手箱"などレストランは、18:00~20:00と21:00~23:00の完全予約制の2部制。「Time Travel in SHIBUYA」をテーマに、過去・現在・未来を体験する日本スタイルを基調とした個性豊かなペアリングコースを、フード8品、ドリンク8品の全16品提供する。コースの始まりに登場する料理は、童話「浦島太郎」にインスパイアされた長屋英章のスペシャリテ「玉手箱」だ。玉手箱から溢れる煙に包まれることで、「過去」へのタイムトラベルに誘われ、ソークが生み出す世界へと導かれる仕立てに。「ワケあり親子DON」は、「未来」へのタイムトラベルをイメージして作られたメニューだ。永島健志のスペシャリテ・カルボナーラに、長屋英章が考案したソークのコンセプトを体現するオリジナルメニューを組み合わせて提供する。ドリンクは、ニューヨークの「Sake Bar DECIBEL」でバーテンダーを務めた後藤崇が料理とペアリングさせて提案する。特に注目のドリンクは、サイフォンを使って仕上げる「薔薇茶酒」だ。日本酒と紅茶、食用の薔薇の風味を組み合わせた新感覚の味わいを楽しめる。パーティーOKな新エンターテインメント空間ネオンライトや“浮き雲”をイメージしたミラーボールなどがデコレーションさせた空間では、食事だけでなく、パーティーを楽しむことも。最大100名を収容できるパーティ&イベントスペースとしても利用可能で、結婚式の二次会などにもおすすめだ。音響監修はポスト・ロック/インストゥルメンタルバンド「toe」の山㟢廣和が行う。“水遊び”できるルーフトップテラスまた、「ソーク」はレストラン&バー空間とは別に、“水遊びが楽しめる”ルーフトップテラス「OYU」を併設。お風呂ではない“OYU”では、水着やTシャツを着用して水遊びを楽しむことができる。昼は明るい日差しの中で開放的に、夜はカクテルなどを片手にラグジュアリーな気分で、非日常の刺激的な時間を体験してみて。【詳細】「ソーク(SOAK)」オープン日:2020年11月13日(金)営業時間:17:00~24:00(L.O.23:30)レストラン 1部/18:00~20:00、2部/21:00~23:00※完全予約制※ペアリングコースのみ提供:15,000円+税/1名バータイム 23:00〜Close※季節によって変更あり定休日:毎週月曜日住所: 東京都渋谷区神宮前6丁目20番10号 ミヤシタパーク North 18階【予約・問い合わせ先】TEL:03-6427-9989(※17:00~22:00対応)
2020年10月30日超一流のプロフェッショナルに密着し、その仕事を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー番組をオマージュした、映画『とんかつDJアゲ太郎』の特別映像「プロフェッショナル~アゲ太郎の流儀~」が公開された。今回映像では、渋谷の老舗人気とんかつ屋「しぶかつ」の三代目跡取り息子アゲ太郎(北村匠海)に、カメラが密着。代々続くとんかつ屋で運ぶ傍ら、クラブでDJとしてフロアを盛りアゲる日を夢見る、異色のWワーカーのアゲ太郎。映像では「豚を揚げるか、フロアをアゲるかに大したちがいはねえ!!」と豪語し、キャベツを刻み、DJの個人練習を行い、渋谷をランニング…と、“とんかつDJ”になるべく、日々の努力を怠らないプロフェッショナルな姿を覗くことができる。また、食、音楽、お笑い界から本作にコメントが寄せられており、「とんかつ屋でDJのアゲ太郎は、今の時代にとても合っている。音とDJの描写が生々しくて良かった」(ピエール中野/凛として時雨)、「とにかく音とテンポが気持ち良くてずっとウキウキが止まらない映画」(しばたありぼぼ/ヤバイTシャツ屋さん)。「アゲ太郎たちみたいな青春を経験してこなかったので、すごくうらやましい気持ちです。みんなとふざけてやってたバカみたいなことが、自分の仕事や夢につながる可能性もあるってこと、そして仲間とがんばるチームワークを観てほしい」(酒井健太/アルコ&ピース)、「キラキラした色彩の画面内で放たれる極上のPOPミュージックと極上のトンカツに酔いしれること間違いなし!」(リュウジ/料理研究家)などと絶賛している。『とんかつDJアゲ太郎』は10月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:とんかつDJアゲ太郎 2020年10月30日より全国にて公開©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
2020年10月21日行政改革・規制改革担当相を務める河野太郎大臣が、2020年10月17日、自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行いました。視聴者から寄せられた質問や相談に答えるという内容の動画で、河野大臣の発言が「さすが」「最高!」と話題になっています。テレワークを嫌がる上司に…新型コロナウイルス感染症の流行にともない、感染防止対策の一環としてテレワーク(在宅勤務)を導入する企業が増えています。動画では、一般の人だけではなく霞が関で働く官僚からの相談も多く寄せられました。霞が関で働くという相談者は、このような悩みがあるといいます。上司が「紙じゃないと見たくないからテレワークをやめて、印刷のためだけに出勤しよう」という人がいます。KonoTaroGomameーより引用相談に対する、河野大臣の回答がコチラ!そういう奴がいたら、私のところに報告してください。私が呼び出します。KonoTaroGomameーより引用官僚と思われる人から寄せられた上司についての相談に、大臣は「私が呼び出します」と力強くコメント。ネット上では、河野大臣の発言に元気づけられた人が続出しました!・最高です。よくぞいってくれました!・大臣からいわれたら、この上司も今頃ヒヤヒヤしているでしょうね…。・かっこいいですね。まさに理想の上司!もちろん、これまでの慣習をすべて一新することが必ずしも正しいわけではありません。しかし、それが本当に今するべきことなのかを慎重に考え、変えていくことは国を動かすリーダーにとって大切なことだといえるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年10月20日北村匠海が主演を務める映画『とんかつDJアゲ太郎』のメイキング映像が公開された。本作は「少年ジャンプ+」で連載された『とんかつDJアゲ太郎』(原作:イーピャオ・小山ゆうじろう)を、『翔んで埼玉』や『銀魂』シリーズなどを大ヒットさせたワーナー・ブラザーズにより実写映画化したもの。とんかつ屋の跡取り息子である主人公・アゲ太郎がクラブで一目惚れした苑子の心を射止めるため、とんかつもフロアも“アゲ”られる「とんかつDJ」を目指す物語だ。アゲ太郎を北村、苑子を山本舞香が演じるほか、伊藤健太郎、加藤諒、栗原類、ブラザートムなど豪華キャストが名を連ねている。今回公開されたのは、北村が「アゲ太郎」になるまでを追った“メイキング映像~Road To とんかつDJ~”。映像は、撮影初日に北村がクランクインする場面からスタート。初めてコメディ映画に出演する北村は、「コメディ作品というのは、中々経験したことがないので、自分の中でもかなり挑戦的な役なんです。」とコメントをしている。とんかつ屋とDJというふたつの道を極めるため、北村は撮影前からキャベツの千切りや、DJのスクラッチを練習。その結果、本編では北村の見事な千切りとDJプレイを見ることができる。一方、アゲ太郎が弁当の配達に行った初めてのクラブで出会う憧れのヒロイン・苑子を演じた山本は「楽しい現場なので、次来るのも楽しみです」と語り、アゲ太郎のライバル・DJ屋敷を演じた伊藤健太郎も「面白いものをみんなで一緒に作りたいと思います」とコメント。アゲ太郎と同じく渋谷に住み、と、それぞれ旅館、薬局、書店、電気屋の跡取りである“3代目道玄坂ブラザーズ”を演じた加藤、栗原、前原滉、浅香航大と北村の撮影はハイテンションで撮影に臨んだ。加藤も「ハイテンションです、ずっと。楽しいですね!」と撮影時を振り返るなど、チームの仲の良さが印象的だ。本作のもう一人の主人公は“とんかつ”。お肉はジューシーで衣はサクサクと黄金色に揚がったとんかつを目指すために、制作チームが趣向を凝らす。撮影ではおよそ300人前の上質なロースを使用し、こだわり抜かれたとんかつの姿にも注目してほしい。アゲ太郎を演じきった北村は「アゲ太郎をまさか自分が演じるなんて……と、最初は戸惑いました。バカで全力で一直線。そんなアゲ太郎のテンションについていくのに必死でした。正直、“DJととんかつは同じだ!”と、言われてもちょっと違うんじゃない?って思います(笑)。でも、とんかつビートの中に身を委ねていると不思議と“あ、これ同じかも!?!!”となる瞬間がいくつもあって、それが面白かったです。撮影前にはDJの練習だけでなく、キャベツの千切り練習もかなりしました。おかげで線のように細くリズミカルに千切りできるまで上達しました。公私ともに付き合いのある健太郎といいライバル関係を演じられたのは感慨深かったですね。一緒にDJブースに立つシーンは、個人的にもめちゃくちゃうれしかったですね。」と語った。『とんかつDJアゲ太郎』 10月30日(金)、“フライ”デイに公開される。映画『とんかつDJアゲ太郎』 メイキング映像~Road To とんかつDJ~『とんかつDJアゲ太郎』10月30日(金)全国ロードショー
2020年10月15日同名の漫画原作を実写映画化した、北村匠海主演『とんかつDJアゲ太郎』が、10月30日(金)に公開される。10月6日、映画の公開を記念し、本作のメイン舞台となった渋谷(東急プラザ)にて、イベント“渋谷の中心でとんかつ愛を叫ぶ presented by 『とんかつDJアゲ太郎』”が実施された。この日は、とんかつのように“カラっと”晴れ渡った青空の下、キャベツをイメージしたステージの上へ、アゲ太郎を演じた主演の北村を始め、ヒロインの苑子を演じた山本舞香、アゲ太郎のライバル屋敷蔵人を演じた伊藤健太郎、さらに加藤諒、浅香航大、栗原類、DJ KOO、ブラザートムらキャストがズラリと登壇した。さらに、総勢129(いい肉)名の観客がリモートで参加。本作で映画初出演、本人役を務めたDJ KOOがDJプレイを披露すると、とんかつの被り物を被ったとんかつ隊が踊りながら登場する。そこへDJ KOOからの紹介で、“とんかつ愛Tシャツ”に身を包んだ、北村らが登場し、会場は大きな盛り上がりに。北村は、「いまだかつてこんなイベントがあったでしょうか!僕が一番興奮しております(笑)。今日は、からし色のスーツで、キャベツにもとんかつにも合うスーツを着てこれて良かったと思います。今日は最後までアゲていきたいと思います!」と元気よく挨拶。DJ KOOは、「DJが日本で映画になる。エンタテインメントになるのは、初めてなんですよ。ディスコから派生する色んな人のドラマがこの中に詰まっている。“最KOO”の映画になっていると思いまーす!」とDJ口調でノリノリで紹介。また、北村のコメディ演技について聞かれた山本は、「(コメディ)初めてだよね?カメラが回る前に変顔をひとりで練習していたり、いつも顔のマッサージをしてから現場に入る姿を見ていたので、完成版を観ても体操着で走るシーンとか、凄い可愛らしくて(笑)。貴重な北村匠海さんを見させていただいたなと思いました」と撮影当時の様子を語り、続けて「あのときちょっとわがままボディだったよね?」と投げかけると、北村は、「当時、何も気にせず飲み食いしていたものですから、今より8kg以上太っていました(笑)。でも、蓋を開けてみたら、とんかつ屋の息子はぷよぷよでも良いんじゃないかと思いました。体操着で走るシーンはほぼ裸というくらい、パンツも短いしタンクトップだし、最初は恥ずかしかったんですけど、もう恥は捨て切るしかないと思い、全てを捨てて演じました」と明かした。北村と親子役で共演したブラザートムは本作について、「渋谷の町で自分が遊んでいた頃の話だったりして、すごく面白くできています」と答えると、北村は、「現場でもトムさんずっととんかつを揚げていて、そのとんかつがめちゃくちゃ美味しかったんですよ!」と絶賛。ブラザートムは、「1日200枚くらい揚げているんです。もういいかなってくらい揚げました(笑)」と裏話を語った。また、北村とプライベートでも仲が良い伊藤は、「プライベートで会う時間の方が長かったので、現場で会うのは少し不思議な感覚ありましたけど、今この場に立てているのは感慨深いです」とコメント。続けて、最後の伊藤との共演シーンについて聞かれた北村は、「ふたりでずっとニヤニヤしていましたね(笑)。10代の頃ドラマで共演して以来だったので、本当にアガってましたね」と笑顔で回答。伊藤も「あれは嬉しかった。(ドラマ当時)“ふたりで売れような”って言っていたので、嬉しさや色んな感情が沸き上がりましたね。若干あそこのシーンは僕らふたりとも嬉しくて素が出ていました」と感慨深げに語った。また、本作の撮影はほぼオール渋谷ロケだったこともあり、自身の“渋谷デビュー”について聞かれた北村は、「8歳から芸能のお仕事をしていたので、初めて来たのはその頃ですね。ただ遊ぶようになったのは、高校生の時で音楽やファッションを渋谷で知ったというのは、僕自身も凄くあります」と回答。続けて浅香は、「22歳で初めて都内で独り暮らしを始めて、それまでは新宿の方が中心のようなイメージがあったんですけど、引っ越してきて住み始めたら、都内の中心は、個人的に新宿から渋谷に変わったんですよね」と渋谷に対する印象の変化を語った。そして、本日のメインイベント、「いい肉」にちなみ、129名の観客と共に一斉にとんかつを食べる挑戦をすることに。北村の「揚げた豚、お好きですか?」という掛け声に合わせ、全員で「大好きー!」と宣言し、とんかつを実食。イベントは大盛況の中、幕を閉じた。『とんかつDJアゲ太郎』10月30日(金)より全国公開
2020年10月07日