俳優、金子大地さん。役次第で全く見違える雰囲気、人を射止める力強い眼差し、クシャッと笑う笑顔…。際限なく移ろう表情に心酔し、内面を覗いた。――この世界へは、たまたまその日に近くでオーディションをやっているのを知って、友達と受けたのがきっかけだとか。もともと俳優を目指していたわけではなかったのが、どのタイミングくらいでお芝居が好きになったんでしょう。最初の3年間くらいは、本当の意味で好きなのかわからなかったです。あまりお仕事もなかったですし。正直なところ、少しずつ人に評価していただけるようになってからですかね。それまで東京には来たことがなくて、高校を卒業してから上京したんですが、思い描いていた世界とは違ったんです。もっと華やかで、最初から作品にバーンと出られるのかと思っていたのが、自分はそうではなかったというだけなんですけど。いざ東京に出てきたら、何の知識もなくて結局何もできない…というような。オーディションに落ちまくって、ただただ何もない孤独。早く周りに追いつかないといけない、と焦っていて。でも人って、出会う相手によって変わると思うんです。僕の場合は、東京に来て出会った役者の親友がすごく映画が好きで、映画やお笑いをずっと一緒に見ていたんです。そういうところから自分は何をやりたいのか、俳優としてどうなっていくのがいいのかとか、だんだん見えてきたので、その出会いが大きかったなと思います。――知らなかった世界が拓けたんですか?最初の頃は知識が全くなかったので、何をしていいかも全然わからなかったんです。でも彼と出会って苦楽を共にしてきて、つらかったけれど楽しくもなった気はします。同じところをずっとぐるぐる回っているようで、螺旋階段みたいに少しずつ上に行っているような感覚もあって。今、やっとお仕事をいただけるようになって、一歩ずつやっていくしかないんだなと思えるようになりました。――キーパーソン的存在ですね。今こう思っている、この感情だったり考え方だったりって間違ってないよね、というような答え合わせをずっとしてきた友達です。当時は余裕もないし仕事もなかったので、人の作品を見て「あんなんじゃダメだ」とか「こういうものが評価されないとダメだ」とか悪いことばかり言っていました。ふたりともお酒が強くないのでコーヒーを飲みながら(笑)。今はもうそういう話はしなくなりましたが、今思うとあの時間はすごく楽しかったなと思います。暇だったので、それしかなかったんです。――人と話すことで自分の考えがまとまることってありますよね。あります。細かくてもいいから一個一個の感情や考えを正直に言葉にすることは大事だなって。――今はどんなことを考えていらっしゃるんですか?今はもう目の前にあるお仕事を頑張るだけです。当時は、人のことをすぐ嫌いになってしまうこともありましたが、今はちゃんとリスペクトしています。嫉妬がなくなったとは言いませんが、そんなことを言っていられない年齢になってきましたし、やっぱり現場ですごい人を目の当たりにすると素直にすごいと思えるんです。――金子さんご自身がいいなと思うドラマとか映画って、どんなものなのか教えていただけますか。ドラマ『北の国から』が大好きです。子供の頃、親が見ていたのを一緒に見てはいましたが、ちゃんと見たのは東京に来てから。今でも定期的に見直しています。先日、主人公一家の純を演じた吉岡秀隆さんと共演させていただいたんですが、やっぱり目が素敵でした。「東京慣れた?」と聞かれて、「まだそんなに慣れていないです」と返したら、「慣れなくていいよ。慣れたら終わりだよ」と言ってくださったんです。東京というか芸能界ってことだと思うんですけど、そういうものに染まらずに、普通の感覚を持ち続けろと言ってくださって嬉しかったですね。――『北の国から』は、どの辺が刺さったんですか?純にものすごく感情移入してしまうんです。優しいし、何より心の中で自問自答している。純くんって純粋で、周りのいろんな感情に気づいてしまう人だから自問自答するんです。そういう複雑な感情を大事にしたいです。それがあるかないかが、人の思いやりにちゃんと気づけるかどうかに繋がると思うし、気づける人は他人にも優しくできると思うので。――お休みの日は何してますか?何もしていないですね。家で寝ているか、友達とふたりで飲むかサウナに行くか。最近は、運動したいと思って、グローブを買って公園でふたりでキャッチボールしました。「帰ってゲームするか~」って、中学生みたいな感じで過ごしています(笑)。――単位はふたりなんですね。そうですね。たまに3人とかもあります。ただ最高でも4人。もともと友達は少ないのでメンツも変わらないんです。――今後こんな俳優になっていきたいというのはありますか?本物になっていきたいという気持ちがずっとあります。パブリックイメージよりも、とにかく人の心に届くお芝居がしたいです。金子さんが出演する映画『手』は、「日活ロマンポルノ」生誕50周年記念プロジェクトとして企画された「ROMAN PORNO NOW」の第1弾作品。山崎ナオコーラさんの同名小説を原作に、『ちょっと思い出しただけ』などを手掛けた松居大悟さんが監督。主演は福永朱梨さん。9月16日より全国順次公開。かねこ・だいち1996年9月26日生まれ、北海道出身。2018年のドラマ『おっさんずラブ』で注目を集め、ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』にてドラマ初主演を果たす。近年の主な出演作は映画『猿楽町で会いましょう』『サマーフィルムにのって』など。放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源頼家役を務める。スウェット¥27,500(ケンイチ)パンツ¥30,800(セブン バイ セブン)シューズ¥25,300(アポクリファ) 以上サカス ピーアール TEL:03・6447・2762※『anan』2022年7月27日号より。写真・玉村敬太スタイリスト・千野潤也(UM)ヘア&メイク・Taro Yoshida(W)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年07月23日印象的な顔立ちのはずなのに、作品のたびに纏う雰囲気のみならず表情も佇まいもあんまり違うものだから、それが金子大地さんであることを忘れてしまう。多くの役者さんは、役を通して本人の人となりが透けて見えるものだけど、それがどうにも掴めない。ならば、と直接ご本人を訪ねて、お聞きしてみることにしました。――放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源頼家を演じていますが、父親の頼朝が突然死を迎えたことで、ここから頼家は怒涛の展開で…終焉が目前ですよね。頼家は、歴史的には自己中心的な人間のイメージが定着していますが、脚本の三谷(幸喜)さんと話した時に、そうは描きたくない、可哀想な人だとおっしゃったんですよね。でも確かにそうなんです。父上(頼朝)が急死して、18歳という若さで突然鎌倉殿を任されて、その重圧はとてつもないものだったはずなんです。武術の才能はあったけれど世間知らずで、欲にまみれた百戦錬磨の大人たちに囲まれて誰の言葉を信じていいのかわからなくなって、どんどん堕ちていってしまう。そこの切なさというか孤独は意識しました。――若くして非業の死を遂げる役ですが…。頼朝の死により、タイトルにもなっている13人がようやく集まって、僕が演じる頼家の座を狙うわけで、ここからどんどん面白い展開が待っています。頼家も最期までしっかり描いていただいたので、そこは楽しみにしていただければと思います。――金子さんに伺いたかったのは、作品ごとに印象が全然違うので、どこまで意識されているのかと。それ、言っていただくことが多いんです。以前は、もっと金子大地として知られたいという気持ちもあったんですが、今はありがたいことだなと受け止めています。――自覚はあります?現場での言葉遣いとかは、多少変わったりします。すごく明るい役だったら現場でもちょっとおちゃらけたり、陰のある役だったらあまり人と話さなくなったり。あと、見た目が変わると自然と変わります。髪が目にかかっているか髪が上がっているかでもメンタルが変わりますし、服装とかでも違ってきます。でも、現場が終わったらその感覚も終わりで、普段通りの金子大地になります。――そういう見た目の部分をご自身から提案されることも?提示されるもの以上のことをやりたいなとは思います。全然違う角度のこっちもいけるね、と言っていただけたら、それが理想というか。これって自分に寄せた上で期待以上のものになったということだと思うので、それが演じる僕も一番嬉しいですし納得してもらえる。ダメだったら言われた通りにやります(笑)。――現場では監督に提案したり相談したりするほうですか?9月に公開される映画『手』の森役は、早々に監督の松居(大悟)さんに「あまり掴めないので一緒に考えさせてほしいです」とお願いしました。――最後のシーンでの金子さんの演技が印象的でした。あのシーンは本当にすごく悩みました。さわ子(福永朱梨)と対面して森が発する言葉が、本気なのかがわからなくて。でも松居さんに相談したら「考えすぎだよ」と言われて、答えを出さずにあるがままやろう、となりました。――みじめな場面を演じるのは、ご自身はどんなお気持ちですか?自分の恥ずかしいところをさらけ出すのは全然苦ではないんです。むしろ楽しい。人がもがいている姿とか、ダサい姿をさらけ出すような場面、好きなんです。ここまで悲惨だったりみじめになっている男は、面白いだろうと、演じながらどこかで笑っている自分がいます。――演技に注目が集まったのは、ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』のナイーブな演技だと思います。異性と恋愛したいのに、同性しか好きになれずに悩む高校生・純の役でしたが、表情が普段とは全然違ってましたよね。あの役は本当に難しかったです。撮影に入る前に、当事者の方たちのリアルな言葉を聞いたり調べたりしました。自分の心の中にある扉を全部開けて、物事を決めつけて考えるのはやめて、わかったつもりにならずに、想像し続けるというか。あの期間は、街中を歩いている男性を見て、この人と恋愛関係になったらどうなるんだろうと考えて、ドキドキしたり。ガチガチに固まったものを全部取っ払ったことで腑に落ちた部分もありました。あの期間は本当に純くんに近づこうとしていましたね。――その作業は、ご自身としてはあまりないことだった?わりと役を自分に重ねて考えるほうなんですが、『腐女子~』に関しては全然自分と違うキャラクターだったので。役作りというか…役について考える時間をいただけたし、作品に寄り添って一緒に考えてくださる素晴らしいチームだったので、演じきることができたのかなと。金子さんが出演する映画『手』は、「日活ロマンポルノ」生誕50周年記念プロジェクトとして企画された「ROMAN PORNO NOW」の第1弾作品。山崎ナオコーラさんの同名小説を原作に、『ちょっと思い出しただけ』などを手掛けた松居大悟さんが監督。主演は福永朱梨さん。9月16日より全国順次公開。かねこ・だいち1996年9月26日生まれ、北海道出身。2018年のドラマ『おっさんずラブ』で注目を集め、ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』にてドラマ初主演を果たす。近年の主な出演作は映画『猿楽町で会いましょう』『サマーフィルムにのって』など。放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源頼家役を務める。スウェット¥27,500(ケンイチ)パンツ¥30,800(セブン バイ セブン)シューズ¥25,300(アポクリファ) 以上サカス ピーアール TEL:03・6447・2762※『anan』2022年7月27日号より。写真・玉村敬太スタイリスト・千野潤也(UM)ヘア&メイク・Taro Yoshida(W)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年07月22日『FIBA アジアカップ 2022』へ向けて、頼もしいふたりが合流した。バスケットボール男子日本代表に渡邊雄太と富樫勇樹が新たに加わったのだ。トム・ホーバス体制となって初めて招集された渡邊と今回キャプテンを務める富樫の存在は、『FIBA バスケットボールワールドカップ 2023』アジア地区予選Window 3を戦った若い日本代表に心強いことだろう。もちろん指揮官も大歓迎である。トム・ホーバスHCは7月9日・メディア対応でこのように期待を寄せた。「Window 3が終わって、オーストラリア戦(52-98)はいいバスケはできなかったが、チャイニーズ・タイペイ戦(89-49)はいいバスケをした。日本に戻って来た時、みんな自信を得た。渡邊選手と富樫選手が入って、いい練習ができた。短い時間でうちのベースのオフェンスとディフェンスをすぐに理解してくれた。ふたりはプロ、早く体育館に入って、スムーズにトレーニングに入っている。これからすごく面白いと思う」ホーバスHCは渡邊に期待する点をこう挙げた。「4番で使う。今まではできなかったが、彼は3ポイントシュートが入るし、アグレッシブにドライブでペイントアタックもできる。オン・ザ・コートでスター選手の存在が大きいのは当たり前、オフ・ザ・コードの態度も素晴らしく、積極的に声を出していい雰囲気を作ってくれている」渡邊と富樫がもたらした化学反応を喜んだ。「雄太が今回合流し、来年すごくアジャストしやすくなったと思う。彼はオフェンスもディフェンスも上手、気持ちも出している。若い選手が渡邊選手、富樫選手と初めてやって、みんなすごく上手になった。ふたりが入ったインパクトは思ったより大きい。Window 3のキャプテンは張本(天傑)選手だが、今回は富樫選手がキャプテン。彼はオン・ザ・コートでコントロールするのは上手。リーダーシップがあるので、もっともっと声を出してもらいたい。渡邊選手はキャプテンではないが、声を積極的に出している。今回のリーダーは3人いる、今回のリーダーシップは強い」HCは『アジアカップ』のターゲットはまずグループステージ1位突破に定めた。「まずグループステージで1位になりたい。こういう大会はまずグループ1位になることが大事。グループ1位になって次の目標を作っていきたい。もちろん勝ちたいし、優勝したい」同日には渡邊と富樫もオンライン取材に登場した。渡邊は移籍先がまだ決まらない中、今回代表の活動を選択した理由を明かした。「今回代表に合流することにしたのは、時間があれば代表として活動したいという思いがあったから。7月はいいタイミングだと思った。リーダーとして、国際大会を経験している者として今まで経験したこと、学んだことを若い選手に伝えていくのも自分の役割だと思う。若い選手が本当に増えてきた中、HCも変わり、今までと全然バスケの形が違うので、自分自身がまずアジャストしていかないといけない。数少ない練習の中で自分に求められるプレー、HCのやりたいバスケをしっかり覚えていかないといけない」渡邊はホーバスHCの目指すバスケにフィットすると言う。「彼のバスケのスタイルは近代バスケと言うか、ミドルレンジの2Pを打たず、スモールラインナップで5人でしっかり足を動かしてペイントか3Pというシュートをクリエイティブするスタイル。NBAのチームにも多いし、自分も好きなスタイル。彼のバスケにアジャストする時間は少なくできると思う。トムのバスケはしっかり走って展開を速くしていかないといけない。日本が勝つためにやっていかないといけないことだと思うし、彼のことを信じてやっていきたい」ホーバスHCのバスケを突き詰めれば世界で戦えるという手応えを口にした。「高さはほかの国に負けているが、展開の速さや運動量、今自分たちが追及している部分を徹底できれば日本の強みになり、日本の勝ちにつながっていくと思う」渡邊は最近の代表の戦いぶりをこう見ていた。「やっぱりまだ経験不足の選手はたくさんいるので、言い訳にしてはいけないが、そこで大敗したからと言って彼らを責めるのは違うと自分は思っている。僕にとって、『はじめまして』の選手が半数以上。そういった選手のことやプレーを今僕も学んでいる状態だが、『アジアカップ』や今後の代表で僕がリーダーになって経験や学んできたことをしっかり伝えていければと思っている」一方、練習の甘さも指摘した。「日本は練習の強度がまだまだ。日本の甘さはアメリカで痛感した。試合のための準備を練習からしていく姿勢を見せたい。強度や高さの準備をしていないと、悲惨な結果になる。その準備をしていきたい」若いメンバーで臨むからといって、『アジアカップ』を経験を積む場だと割り切ったりはしない。「もちろん若い選手が多いからと言って経験だけで終わらせるつもりはないし、勝つつもりでいく。HCから『まず予選ラウンド3つを全勝でいこう』と言われているので、まずその3つを全勝でいきたい」富樫も結果と経験の両方を求めるとコメントした。「経験がない選手が多いので、雄太とプレー面で引っ張っていかないといけないと思っている。試合はもちろん、練習も含め、彼がいることによって、日本代表の形が見えてくると思う。(八村)塁、(馬場)雄大とプレーできていないが、雄太とプレーすることでトムさんのやりたいバスケが見えてくるんじゃないかなと思う。『五輪』のメンバーがベストメンバーだったと思うが、若い選手が入ってきて『アジアカップ』はグループリーグ3連勝をまず目標にやるが、若い選手の経験も必要。結果と若い選手の成長の両面が求められると思う」主将として、PGとしてチームを引っ張っていく心積もりだ。「キャプテンとして、チームを引っ張れれば。初めてコートに立つ選手が半分以上いるので、しっかりコミュニケーションを取って引っ張っていければと思う。ランキングで上のチームがいるのでチャレンジになるが、ランキングに関係なく勝ちにいきたい。ここ数試合いい結果を見せられていないので、日本代表としていい内容、いい結果を見せていきたい」富樫は渡邊との再会を喜んだ。「雄太とプレーできるのは本当に楽しみ。『アジアカップ』で確認すると言うより本当に身体に沁み込ませるしかない。トムさんのバスケをどう表現するか、試合で見せていくしかない。雄太がいるかいないで特別なプレーをするのではなく、トムさんになって3回のwindow、彼もトムさんのバスケを理解してやっていかないといけない。少ない練習の中で試合になるので、彼もしっかり新しいバスケを理解しないといけないが、雄太の良さをしっかり出していきたい」ふたりは河村勇輝、富永啓生の将来性も高く買った。渡邊「彼らもまだまだ経験不足な中、これから色んなことを学んでいくと思う。彼らのこれからが楽しみ」富樫「思い切りよく自分の良さを出してくれている。富永選手の得点力はこのチームの武器になるので、PGとしてしっかりリードしたい。(テーブス海を含めた)3人のPGでしっかりトムさんのやりたいバスケをコントロールしていきたい。PGのポジション争いがある。毎練習がアピールのポイントになる。前回の『五輪』に出たからと言って、何のアドバンテージにもならない。しっかりプレーしていきたい」【バスケットボール男子日本代表『FIBA アジアカップ 2022』大会出場選手】2富樫勇樹(PG/千葉ジェッツ)3ルーク・エヴァンス(C/ファイティングイーグルス名古屋)12渡邊雄太(SF/-)16佐藤卓磨(SF/千葉ジェッツ)17須田侑太郎(SG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)19西田優大(SG/シーホース三河)33河村勇輝(PG/横浜ビー・コルセアーズ)39富永啓生(SG/ネブラスカ大学)45テーブス海(PG/滋賀レイクス)71井上宗一郎(PF/サンロッカーズ渋谷)81張本天傑(PF/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)91吉井裕鷹(SF/アルバルク東京)※所属は7月5日現在。『FIBA アジアカップ 2022』は7月12日(火)~24日(日)・インドネシアにて開催。グループCに属す日本は13日(水)・カザフスタン、15日(金)・シリア、17日(日)・イランと対戦。20日(水)から決勝トーナメントに突入。試合の模様はBSフジにて録画放送。
2022年07月12日現在公開中の映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』。2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された人気漫画の実写化作品で、映画の第1作は2017年12月に公開されたが、遂に完結。亡き母を生き返らせようと禁忌を犯して挑んだ“人体錬成”に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田涼介)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリック(水石亜飛夢)の物語を描き、現在公開中の完結編二部作の後編、『最後の錬成』では原作の最終話までを描き切っている。魅力的なキャラクターが多数登場する中、新たに注目を受けているのが、リン・ヤオ/グリードの2役を演じた渡邊圭祐だ。前作『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』から登場したリンはシン国の皇子で、エドの旅にも深く関わっていく。今回はリン役の渡邊に話を聞いた。○■1作目の時は、俳優の仕事もしていなかった――まずはやはり、今作に出演すると決まった時の気持ちを教えてください。「えっ、いいんですか!?」という気持ちが一番大きかったです。原作ももちろん好きでしたし、リンも好きなキャラクターで、大切に思っているので、まさか自分が演じることになるとは。――1作目の公開の頃は、もちろん自分が出るとは思っていなかったわけですよね。そもそも俳優の仕事も全くしていなかったので、いち観客として観ていました。ただ僕からすれば、デビューの時から「こうなると思ってた」ということは何もなくて、全ての作品において「まさか」といった気持ちを抱いていますし、会見の場に立っている時も、毎回新鮮に「俺、やってるなあ」という感覚があります(笑)――今回はリンというキャラクターを演じられて、外見がぴったりですし、話題になっていますよね。そうであれば嬉しいです。もともと持っていたリンやグリードに対するイメージを監督とディスカッションしてすり合わせながら、自分としてもアニメや漫画を見直してイメージを膨らませた状態で撮影に臨みました。でもやっぱり、そこは衣装さんやメイクさんのお力、それから照明やカメラでの抜き方といった、スタッフの皆さんに支えていただいたことの方が大きいのかなと思っています。衣装も実はよく見ると基本肌が出てるんですけど、特に寒いとか恥ずかしいということもなく、楽しくやっていました(笑)――グリードになった時に、“悪メイク”みたいな感じにガラッと変わるのも印象的でした。ただメイクで言うと、周りががっつり特殊メイクをされていて、山本耕史さんなんかもう髪も隠すくらいの中だったので、僕は特殊メイクらしい特殊メイクは全然していないんです。支度も本当に時間が短かったですし、逆に「僕はこれだけでいいんですか!?」と、撮影前にちょっと不安にはなりました(笑)――確かに、キャラクター的には素に近い形で出やすそうな造形ですよね。その点では演じやすかったです。後からグリードが体に入ってくるということがわかっていたので、リンの時はより素顔に近い形でなければいけないというところもありました。――リンとグリード、二重人格というか二役を演じ分けるということで、いかがでしたか?『仮面ライダージオウ』でも二役を演じられていたかと思います。一つの作品で二役を演じられるのは光栄なことだと思っています。今回の作品では特に、山田さんや内野(聖陽)さんなど一人で何役も演じられてる方が結構いらっしゃるので、戸惑いや躊躇いはあまりなかったです。でも、裏がある役はちょっと多いのかもしれない。イメージなんでしょうか?(笑) 自分ではわからないですけど。――出演についての周囲やファンの方の反応はいかがでしたか?予告映像が公開された頃から、楽しみにしてくださる方が多くて嬉しかったです。例えば海外で僕のことを応援してくださる方の中にも、漫画やアニメが好きな方がたくさんいらっしゃるので、日本だけではない反響を感じました。○■人としての魅力がある俳優でありたい――エド役の山田涼介さんとは同じシーンが多かったですが、印象的なところはありましたか?本当にすごい人です。ずっと役でいるということもそうですし、もう、カメラ前に立つときのスタンバイの仕方といったところでも、見て学べることが多かった。ただテレビで見ていた時の印象として「ちょっと抜けた感じもあるのかな?」と思っていて、そこはそのままでした(笑)。無邪気な一面がかわいいんですよね。その上で大人なところはちゃんと大人だし、ある種感覚が近い人でもあって、互いに裏表がないし、同年代で仲良くなれました。あんまり密に連絡を取るタイプでもないんですけど、山田くんが出ている作品を見たら連絡をして、山田くんも僕の作品について返してくれたり、撮影の後も交流が続いています。――撮影で過酷だったことはありましたか?グリードとして舘ひろしさんとやり合うシーンがあったのですが、舘さんは刀、こちらは素手なので間合いの取り方が難しかったです。でも舘さんとやり合うシーンがあるということも光栄で、その場にいられるだけで嬉しかったので、僕はとにかく今の舘さんを目に焼き付けようと、ずっと眺めていました(笑)。どういう時間の重ね方をしたら、あんなにかっこよくなれるんだろうなと思って。舘さんのようにずっと求められる役者でいたいというのは、多分俳優全員の目標だと思うんですけど、それ以上に1人の人間として、男性としての魅力をすごく感じたんです。僕も、まずは人としての魅力がある俳優でありたいとずっと思っているので、改めて舘さんのように年を重ねていけたらと思いました。――人間としての魅力を磨くためにはどういうことを心がけていますか?一日一日、どういう時間の重ね方をしていくか考えながら、楽しんで目の前にあることに真摯に向き合っていけば、自ずとそれが経験になると思っています。あとは、未来のお楽しみというか(笑)。自分でも経験を積んだ先に何が待っているのか、楽しみにしているところがあります。――逆にファンの方や渡邊さんに注目している方に対して、「楽しみにしていてほしい」といった思いはありますか?そこはあまり考えていないかもしれないです。今、僕が演じている役を見てもらえるだけで充分すぎるほどなので、例えば僕を応援してくださる方も「将来こうなってほしい」とは考えすぎず、今の姿を見てほしいです。その方が、作品に対しても向き合えると思うんです。「役者としてこうなってほしい」と思って観るより、「どんな作品、どんなキャラクターなんだろう」と没頭してもらって、シンプルに作品を楽しんでいただけるのが1番だと思います。今回の『鋼の錬金術師』も、社会的なメッセージも込められていて、命の重さを扱っている作品ですし、僕も作品の素晴らしさが伝わればと思いながら演じているので、ぜひ物語の世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。■渡邊圭祐1993年11月21日生まれ、宮城県出身。俳優、モデルとして活躍。ドラマ『仮面ライダージオウ』(18~19年)、『MIU404』(20年)、『直ちゃんは小学三年生』(21年)、『恋はDeepに』(21年)、『推しの王子様』(21年)、『やんごとなき一族』(22年)など、話題作に出演。映画作品では『ブレイブ-群青戦記-』(21年)など。
2022年07月03日俳優の金子大地と女優の石川瑠華が出演する映画『猿楽町で会いましょう』(19)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。同作は、まだ存在しない映画の予告編で審査する映像コンテスト「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」の第2回グランプリを獲得し、長編映画化。第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に正式出品されたほか、台北ゴールデンホース映画祭(台北金馬映画祭)に正式招待されるなど、国内外の映画祭で評価を集めた。駆け出しのカメラマン・小山田修司(金子)は、インスタグラム用の写真を撮影してくれるカメラマンを探していた読者モデルの田中ユカ(石川)と出会う。撮影をきっかけに付き合うようになった2人だが、ユカは突然泣きながら小山田の前に現れたり、自宅マンションには男が出入りしていたりと、何かを隠している様子。そして次第にユカの裏の顔が見えてくる。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など話題作への出演が続く金子が、恋に夢中になるまっすぐな小山田をナチュラルに表現し、今作で第31回日本映画批評家大賞の新人女優賞を受賞を果たした石川が、透明感あふれる魅力でミステリアスなユカを演じきった。
2022年06月25日元フジテレビアナウンサーでタレントの久慈暁子(27)とバスケットボール日本代表でNBAラプターズのの渡邊雄太(27)が27日、インスタグラムや所属事務所を通じて、26日に結婚したことを発表した。久慈と渡邊は連名で「私たち、渡邊雄太と久慈暁子は、このたび入籍したことをご報告させていただきます」と発表。「これからもお互いに支え合い、楽しい時間を積み重ねていけたらと思っております。まだまだ未熟な二人ですが、温かく見守っていただけますと幸いです」と伝えた。また「この場をお借りして、日頃より温かいご支援をいただいております関係者の皆様、そして応援してくださる皆様に感謝を申し上げます」と謝意。そして「これからも応援していただけるよう、より一層邁進してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます」と続け、最後は「皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます」と結んだ。久慈は26日、フジテレビ系情報番組『ポップUP!』(毎週月~金曜11:45~)に生出演し、渡邊との婚約を発表していた。
2022年05月27日2010年に初演、2013年の再演を経て2022年、新たなキャストで再々演が実現した鴻上尚史作・演出の舞台『エゴ・サーチ』。主演に今江大地(関西ジャニーズJr.)を迎え〈謎〉と〈想い〉が折り重なる感動の物語を贈る。「エゴ・サーチ」チケット情報新人小説家の一色がインターネット上で見つけたものは、自分と同じ名前、同じ経歴のプロフィールを持つ「誰か」のツイッターとブログだった。「わたし」の知らないもうひとりの「わたし」を追いかけながらも、一色の小説は沖縄の離島を訪れた女性が現地に伝わる妖怪・キジムナーに出会ったところから一向に前に進まなかった。だが、本物のキジムナーが懐かしい女性と会った時、物語は急展開を見せる――。4月30日(土)から始まる大阪公演を前に今江大地が意気込みを語ってくれた。「このお話をいただいたとき、まずは『エゴ・サーチ』の原作を読みました。そしたらすごく僕の好きな物語で。全員がスーパーハッピー!というふうにはならず、ちゃんと苦味があるというか…。すごくいい作品に出会えたと思いました」と、嬉しそうに話す。稽古も楽しかったと振り返る。「鴻上さんにはよく「実感」と言われました。「大地自身が考えて、思ったことをやってみて」って。実は、その「実感」というのがよくわからないときもあって、いろいろ悩んだり、探したりしましたが、本番では「これだ!」って掴めたものがあって。今は自信を持って、主演として真ん中に立てています」と、充足した表情を浮かべた。一番好きな場面はラストシーンだと話す。ネタバレになるため詳細は語れないが、次のように話してくれた。「初めてこの本を読んだときに、一色は鴻上さんだと思いました。最後の場面には鴻上さんの「伝える」っていう強い意志があって。その「伝えたい」という思いが一番強い、大切な部分だと思っています」。「少しでもこの作品を観たいと思って迷っている方がいれば、ぜひ観に来てください!」と声に力を込める。「12、3年前に書かれた作品ですが、今を生きている人たちにも響く物語です。コメディ要素もあって、謎も多い作品ですが、最後には全て綺麗に回収されます。登場人物たちの“苦しいけど頑張って生きていこう”という姿を観てほしいと思います」。ほか、カメラマンの広瀬に結木滉星、一色の恋人・小田切に吉田美月喜、そして一色の担当編集者に南沢奈央らが出演。個性豊かなキャストたちが織りなす、2022年版の『エゴ・サーチ』を楽しんで。大阪公演は4月30日(土)・5月1日(日)、サンケイホールブリーゼにて。チケット発売中。
2022年04月27日オリジナル手作り石鹸を成分改良して発売4月19日、スキンケアコンサルタント『美活道/西原伽耶』開発商品販売ショップは、『美活道石鹸』のリニューアル販売を開始した。『美活道石鹸』は、全てが手作りのため、完全数量限定での販売となっている。『美活道石鹸』は、NMF(天然保湿因子)の構成成分である尿素を3%配合している。消費角質層の決着物質のケラチンを溶かす働きにより、ターンオーバーを促進する。ターンオーバーを促すことにより皮膚が活性化し、毛細血管に血液を取り込み、新しい肌を積極的に作り出す。肌のゴワつきやザラザラ感、くすみの改善効果が期待できる。天然オイルのみを使用しており、洗顔後の乾燥を軽減して保湿力の高い肌に導く。また、余分な角質を取り除いた肌になるため、化粧水の浸透が良くなり、スキンケア効果を高めることが期待できる。香りを楽しみながら保水力のある肌へ「伽耶(kaya)」は、石鹸洗顔ビギナー向けであり、泡立てやすさ&泡持ちも良く、扱いやすい。リニューアルにより、シアバターを配合。さっぱり&しっとりした洗いあがりとなる。ジャスミンの香り、80g入り1,650円(税・送料込み)。「美咲(misaki)」は、泡の弾力とローズゼラニウムの華やかな香りが支持され、シリーズ内の一番人気商品である。ローズゼラニウムの香り、80g入り1,650円(税・送料込み)。「美誉(miyo)」は、クリーミィな泡立ちで洗いあがりはしっとり。乾燥肌や敏感肌の人に特に支持されている。バニラの香り、80g入り1,650円(税・送料込み)。「広美(hiromi)」は、毛穴の黒ずみ対策にオススメ。泥の力で汚れを吸着し、尿素で溶かしたタンパク汚れを洗い流すため、洗いあがりのスッキリと透明感が期待できる。ヒノキの香り、80g入り1,750円(税・送料込み)。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース美活道※美活道石鹸
2022年04月24日今江大地(関西ジャニーズJr.)が主演を務める舞台『エゴ・サーチ』が、4月10日に東京・紀伊國屋ホールにて開幕。初日公演を観劇した。鴻上尚史が作・演出を手がけ、自身の主宰する虚構の劇団で2010年に初演、2013年に再演された本作。自分の名前をインターネット検索する「エゴ・サーチ」をきっかけに、登場人物の抱える“謎”と“想い”が折り重なっていくさまが描かれる。主人公・新人小説家の一色役に今江、女心を巧みに惹きつけるカメラマン志望の広瀬役に結木滉星、一色の恋人・小田切役に吉田美月喜、一色の担当編集者・夏川役に南沢奈央がキャスティングされた。物語は、一色が編集者の夏川から奇妙な話を聞かされるシーンから動き出す。担当する一色について知ろうとインターネット検索した夏川は「一色のブログを読んだ」と言う。覚えのないことに戸惑い、早速エゴ・サーチした一色は、自身と同じ名前に経歴を持つ“誰か”のブログを発見する。そこに男性フォークデュオを売り出そうとするメタバース・カンパニーの社員たち、女幽霊と沖縄の精霊キジムナー、そして広瀬と彼に貢ぐ女性などいくつもの物語が交錯するうちに意外な事実が明らかになっていき──。インターネット上にいる自分とそっくりな“誰か”の存在が気になり、新作の構想が浮かばない一色。真実に近づくにつれて葛藤の色を帯びていく主人公の人物像を、今江はまっすぐひたむきに立ち上げる。一方、生死を分ける極限のシーンに盛り込まれる“笑い”にも貪欲な姿勢を見せるひと幕も。清々しくテンポのよい芝居で客席をどんどん劇世界へ連れ出していく。カメラマン志望の広瀬が女性の歓心を買う背景にも注目だ。演じる結木の打ち出す人物像は、その理由が明らかになった途端にいっそう切なく映った。一色の恋人・小田切役の吉田は初舞台ながらよく通る声で力強くしなやかに物語のキーマンに扮する。鴻上作品に3度目の登板となる南沢は編集担当・夏川として一色に伴走し、豊富なノリツッコミでコメディリリーフ的な役割を果たした。2010年の初演・2013年の再演より「エゴ・サーチ」という言葉や行為が一般化される昨今において、金の力でインターネット上の影響力を手にしようとする者やリベンジポルノの被害者といった現代の“病巣”も描かれることは興味深い。しかし取りこぼした真実があるとはいえ、主人公は「エゴ・サーチ」したからこそ本質に迫ることができた。一方の観客はどのように「エゴ・サーチ」と向き合うべきだろうか。劇場からの帰り道、鴻上から受け取った問いかけのボールを放り投げることができずに思案し続けた。東京公演は4月24日(日)まで。その後、4月30日(土)・5月1日(日)で大阪・サンケイホールブリーゼと巡演する。取材・文:岡山朋代
2022年04月11日女優の大島優子と俳優の金子大地が出演する、大塚製薬・カロリーメイトの新CM「青いカロリーメイト」編が、9日より放送される。新CMでは大島が先輩社員、金子が後輩社員役で登場。リモートワークが中心になる中で、画面越しだけでなくリアルな“背中”を通して大切なことを教えようとする先輩と、そこから仕事の深さと面白さに気づいていく後輩の姿を描いている。撮影では、初共演ながら本当に仲の良い先輩後輩のような姿を見せた2人。大島が金子にカロリーメイトを渡すシーンでは、何度も息を合わせようと試行錯誤したが、うまくかみ合わず、撮影現場は笑いに包まれた。■大島優子・金子大地インタビュー――先輩の背中を見て、仕事の深さを知るという内容ですが、今の仕事の深さや面白さを知るきっかけとなった、先輩とのエピソードは何かありますか?金子:背中を見て勝手に感じています。こうやったほうがいいよと言っていただくよりも、どの現場でも勝手に受け取って背中を見て学ぶことの方が多いですね。今回の大島さんからもすごく感じました。大島:ほんとですか!?金子:とても感じました。緊張させないように気さくに話しかけてくださったりとか。会社にこんな先輩がいたらきっと仕事も楽しいんだろうなと、演じながら思いました。大島:嬉しいこと⾔ってくれるじゃないですか! ありがとうございます(笑)。私はお芝居などたくさんの先輩方とお仕事をさせていただきましたけど、⼀番尊敬してこういう先輩になりたいなと思うのは、何事にも柔軟性がある先輩ですね。自分もそういう先輩というか、そういう人間に憧れるなと改めて思って、自分の中でもいろんな先輩が浮かびました。――ちなみに大島さんはグループ在籍時をはじめ、後輩が多くいらっしゃると思いますが、後輩に対して⾒せる「背中」で意識されたことはありますか?大島:当時はたぶん自分に厳しくて人にも厳しかったんですよね。でもそれは、人に言うには自分がちゃんとやってなきゃいけないっていう……。⼀番自分に厳しくしておくというのは、意識してやっていたと思いますね。――「進もう、すべてを栄養にして。」というコピーがありますが、お2人が日々仕事をする中で、栄養にしていることや心がけていることはありますか?金子:バランスはやっぱり⼼がけたいなと日頃思っています。タンパク質とか。大島:そっち? 本当の栄養素の方?金子:でも⼀番は心の健康、心の栄養が大事だと思います。楽しく生きる、ですね。好きなものを食べて、好きなことをして……というような。大島:私も心の栄養だなと思います。私たちの仕事って急にギアを変えたりするじゃないですか。普段使わないエネルギーを使っていたりするので、心の栄養を蓄えていないと、なかなかギアがかからなかったり……。みなさんどんなお仕事でもそうかもしれないですけど。なので小さいことでも、嬉しかったこととか、幸せに感じることとかを拾い集めて栄養にしています。――試行錯誤しながら前に進もうと、日々仕事を頑張っている⽅々に向けて、メッセージをお願いします。大島:私自身も今回のCMで、顔だけじゃなくて背中を⾒るということに気付かされたと思います。親の背中を見たことはあったけど、誰かの背中を⾒てハッとさせられることはなかったかもしれない。でもそれは⾃分が⾒ていなかったからかもと思いました。これからは頑張っている⼈の背中を見て、「自分も頑張ろう」と思うのもいいなと思ったので、みなさんにもそういうメッセージが伝わっているといいなと思います。金子:人の背中だったり、人が頑張っている姿を⾒てエネルギーをもらうことってすごくありますよね。そういうコミュニケーションが今(あまり)できない環境だと思うんですが、その中でも連絡を取り合ったり、繋がって「みんなで頑張ろう」ってなればいいなと。僕も元気を届けられるように頑張りたいなと思います。
2022年04月07日俳優の渡邊圭祐が3日、都内で「渡邊圭祐 2022.4-2023.3 カレンダー」発売記念イベントを開催。イベント前に行われた取材会に応じた。今年のカレンダー撮影テーマは、ART&CULTURE ZINE「FOCUS」。渡邊の2022年は、日常の何に焦点をあてるか、何を目標とするか、何に気を配って生活するか…。その「何」にフォーカスしたさまざまな写真とテーマに沿った渡邊のメッセージとともに、渡邊をもっと好きになる仕上がりとなっている。そんな同カレンダーのこだわりを聞かれた渡邊は「男性目線からすると好きな芸能人だったり推してる人のポスターとかカレンダーとか、顔写真バーンというのを部屋に飾るのってちょっと恥ずかしかったりする」という理由で、「僕のカレンダーで僕メインではあるけど、僕メインではないみたいなところを目指して、"でもいるよね"ということで、今年も"日々の暮らしに渡邊を"ということで、テーマとしてはそんな感じで設定させていただきました」と説明。具体的には「映画のポスターってすごくオシャレですよねってなったときに、一枚絵で見られるような、絵として飾れるようなテンションのものを作れるように、雑誌の切り抜きなどからから着想を得て、今回は作らせていただきました。渡邊圭祐という部分を消していく作業にこだわりを持って、誠意を持って取り組みました」と明かした。お気に入りには3月の顔がブレているカットを挙げ「これもまさに渡邊圭祐であって渡邊圭祐ではないみたいな、1番目指していたところかなと思います。ぱっと見、誰だかわからなくて、これが飾ってあったら『この写真いいね』って会話の種にもなると思いますし、今回のカレンダーの中だと、僕が目指した部分がここに表れているのかなと思います」と紹介し、カレンダーに自己採点をするよう求められると「見出し的に100点って言ったほうがきれいですけど90点で。"また次に出すときのほうがいいよね"というテンションのことをきれいにまとめていただけると助かります」と今後の伸びしろに期待を込めた。また、写真のほかに文章も書かれているが、将来的にエッセイや小説執筆の可能性はあるか追求された渡邊は、1度目の緊急事態宣言時に時間ができ、ちょうど連載も始まったことから文章を書くことに興味を持ったそうだが「小説か何かを書いてみようと思って書き出してみたら、収拾がつかなくなってしまったので、より小説家の方の偉大さを知ったというか、文を扱う方の偉大さを知ったので、書かないと思います。書けないんだと思います」と小説家デビューの可能性を否定した。さらに、この4月から新たにチャレンジしたいことを聞かれると「例えば格闘技だったり、役が来たタイミングでやれたらいいなとかぼんやり思っていたんですけど、(役とは関係なく)そういうのをやっておくだけでも、次に仕事が来たときにそのままスッと入れたりするので、できることはできる限り触れていこうかなと思っています」と声を弾ませ、趣味として釣りも始めたいそうで「自分、子どもができたときに"お父さんってかっこいいんだな"って何となく思ってもらえるような、子どもも一緒に楽しめるような、結婚の予定は全然ないんですけど、そういうのを持っていたらかっこいいなと。それだけです」と理由を明かした。
2022年04月04日俳優の渡邊圭祐とお笑い芸人のヒコロヒーが初共演する、ハウスウェルネスフーズ「ラクシテ」の新CM「渡邊圭祐&ヒコロヒー登場編」が、4月1日より放送される。新CMでは、「さ、ラクシテこ!」というキャッチフレーズを用いて、ラクできない日々に同商品を取り入れて、日常生活での疲労感を軽減してほしいというメッセージを表現。ドラマや映画で活躍中の渡邊と、バラエティを中心に活躍中のヒコロヒーという、まさに「ラクできない」 二人が、根を詰めすぎず、ほどよく肩の力を抜いてラクシテいく様子が描かれる。■渡邊圭祐コメント毎日の生活でどうしても頑張りすぎてしまうことも多いと思います。今回のCMを見て、あ、もっとラクしてもいいんだ。と少しだけ肩の力を抜いてもらえたら嬉しいです。もうすぐ春の新生活も始まりますが、気負いすぎず、ラクシテいきましょう!■ヒコロヒーコメント商品名のとおり、リラックスした雰囲気の現場で楽しく撮影に臨めました。慌ただしくなってくると、ついつい余裕がなくなってしまいがちですが、そんなときこそひと息ついていきましょう。この春から新しい生活が始まるみなさんも。さ、ラクシテこ!
2022年03月30日俳優の渡邊圭祐が21日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたファッションイベント「第34回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER」(TGC)に出演した。TGC初登場となった渡邊は、スタイリスト・長瀬哲朗氏による特別ステージに登場。ピスタチオカラーのシャツに同系色であるグルーンのアウター、下はゆるめのパンツをあわせたスタイルでTGCデビューを飾った。渡邊と一緒に歩いたのは同じ事務所の三吉彩花。2人で大人感満載のランウェイを披露した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。新型コロナウイルスの影響で2020年2月の第30回から4回連続で無観客開催となっていたが、今回2年半ぶりに有観客開催となった。撮影:蔦野裕
2022年03月21日渡邊圭祐が4月始まりのカレンダーを発売することが決定。表紙ビジュアルも公開された。1993年11月21日生まれ、宮城県出身の渡邊さんは、「仮面ライダージオウ」のウォズ役で俳優デビュー。その後、「恋はつづくよどこまでも」「MIU404」「恋はDeepに」などに出演し、4月からは主人公の義弟を演じる「やんごとなき一族」が放送。先日、『鋼の錬金術師 完結編』への出演も発表された。今年の撮影テーマは、ART&CULTURE ZINE「FOCUS」。渡邊さんの2022年は、日常の何に焦点をあてるか、何を目標とするか、何に気を配って生活するか…。その“何”にフォーカスした、様々な写真とテーマに沿った渡邊さんのメッセージと共に、渡邊さんをもっと好きになる仕上がりとなっている。渡邊さんは「"渡邊圭祐のカレンダー"感を薄めつつも大切にして制作いたしました。ひと月毎のレイアウトやコンセプトにこだわりを持ったが故に、発表が3月まで食い込んでしまいました」と話し、「部屋に飾っていただいた時の様子を想像して、知らない方がみても素敵な印象を与えられるよう心がけたつもりです。もし気が向いたら、今年も日々の暮らしに渡邊をということで」とコメントしている。なお、同カレンダーは「A!SMART」にて3月4日(金)18時より、直筆サインなどの特典付きで予約受付がスタート。さらに、カレンダーの発売記念として、対面式特典会の開催も決定した。「渡邊圭祐2022.4-2023.3カレンダー」は3月下旬発売予定。(cinemacafe.net)
2022年03月05日俳優の渡邊圭祐が、3月下旬に『渡邊圭祐2022.4-2023.3カレンダー』(アミューズ 2,600円/卓上)を発売することが4日、わかった。4月スタートのフジテレビ系ドラマ『やんごとなき一族』や映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』などへの出演で話題を集める渡邊。最新カレンダーとなる同作は、「ART&CULTURE ZINE『FOCUS』」をテーマに撮影。2022年は、日常の何に焦点をあてるか、何を目標とするか、何に気を配って生活するかの「何」にフォーカスしたさまざまな写真が、テーマに沿ったメッセージと共に掲載される。4日(18:00~)からオンラインショップ「アスマート」で特典付きで予約がスタート。また、カレンダーの発売を記念して、20日には地元である宮城・HMV仙台E BeanSで対面式特典会の開催も決定した。東京での開催も現在調整中で決まり次第、発表される。コメントは以下の通り。■渡邊圭祐"渡邊圭祐のカレンダー"感を薄めつつも大切にして制作いたしました。ひと月毎のレイアウトやコンセプトにこだわりを持ったが故に、発表が3月まで食い込んでしまいました。今年もまた部屋に飾っていただいた時の様子を想像して、知らない方がみても素敵な印象を与えられるよう心がけたつもりです。もし気が向いたら、今年も日々の暮らしに渡邊をということで。是非。
2022年03月04日土屋太鳳主演、ハッピーエンドのその後を描く、新時代のアフター・シンデレラ・ストーリー「やんごとなき一族」。この度、渡邊圭祐が物語の舞台である深山家の三男役で出演することが分かった。庶民の家庭から上流社会の一家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋さん)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫・深山健太(松下洸平)と共に真正面から立ち向かい奮闘していく様子を描く本作。「仮面ライダージオウ」で俳優デビューし、「恋はつづくよどこまでも」「恋はDeepに」などへの出演が記憶に新しい渡邊圭祐が演じる深山家の三男・大介は、佐都の義弟にあたる人物で、当主である父・圭一に与えられた美容クリニックのオーナーとして働いている。また、妻・リツコとは政略結婚であり、夫婦仲は冷え切った関係。恋愛結婚をした兄・健太には複雑な思いを抱いている。そして、大介の奔放で楽天家な性格が招いたある行動が、リツコの大きな悩みの種となっていく。ほかにも、大介の妻・リツコ役には松本妃代。家族には言えないある秘密を抱える、深山家のわがままな末っ子で大学生の有沙役で馬場ふみかが出演することも明らかになった。<キャストコメント>・渡邊圭祐原作を読んで、大介という少しやんちゃな役を演じるのは楽しそうだなと感じました。これまでにも三男の役を演じたことがあるので、その経験と照らし合わせつつ、大介というキャラクターに共感しながら演じたいです。大介はやんちゃで、一族の中では少し毛色が違うキャラクターでもあります。はじめは“何も考えていない自由人”に見えるよう演じつつ、ストーリーが進むごとに大介の胸の内を表現できたらいいなと思います。この作品は、普通の人なら逃げてしまうような環境に佐都が突き進んでいく、見ていてスカッとするような爽快感のあるストーリーになっています。非日常的な話でありながら、皆さんに共感していただけるところも多々あると思いますので、是非楽しんでいただきたいです!・松本妃代今回オファーをいただき、原作を読ませていただいた際に、私の生まれ育った芦屋を舞台とした物語だと知り、とてもうれしく、またご縁を感じています。私が演じさせていただくリツコは、強気で明るく派手に見える反面、繊細で愛情深い。政略結婚でありながらも、愛のある夫婦の形を求めていて、佐都さんに対しては一種の憧れのような気持ちもあるように思いました。何不自由なく悠々と生活をしているように見える上流階級の人々にも、それぞれにいろいろな事情や葛藤があるなかで生きている、その生き様を大切に丁寧に、そしてこの華やかな世界観を大胆に思いっきり演じたいと思います。さまざまな環境の中でたくましく生きる全ての人へのエールのような作品になるのではと感じています。物語はもちろん、目にも華やかで春にぴったりなドラマを、是非楽しんでください!・馬場ふみかオファーを聞いて、お金持ちの名家で育ってきた女の子という役が自分に来たことにびっくりしました(笑)。すごく楽しみですし、先輩方がたくさんいらっしゃる現場なのでドキドキ、ワクワクしています。一族が全員集合したときの空気はすごく緊張感があると思います!有沙は素直な性格で、思ったことをズバズバと言うタイプなので、それが嫌みっぽく聞こえないように、品良く演じていきたいです。私にとってすごく楽しみな作品ですし、皆さんにも一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。次々に“やんごとない”出来事が繰り広げられていくと思いますので、お楽しみに!「やんごとなき一族」は4月14日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月03日女優で元宝塚歌劇団月組トップスターの大地真央さん(66)は、かねてよりお付き合いしていたインテリアデザイナーの森田恭通さんと2007年に再婚。もともと真央さんの大ファンだった恭通さん。友人同士の集まりで出会い「結婚を前提にお付き合いしてほしい」と告白したそう。恭通さんはプロポーズの際、「変わらず仕事を続けてほしい」と告げたとか。女優としてこれからも頑張りたいと思っていた真央さんは、この言葉に後押しされ再婚することを決意したと明かしています。先日は、誕生日に恭通さんからサプライズがあったことを自身のインスタグラムで報告していました。早速チェックしてみましょう!北海道のホテルで美味しい料理を堪能した真央さんご夫婦 この投稿をInstagramで見る 大地真央 Mao Daichi(@daichimao_official)がシェアした投稿 「夫からは、あたたかい格好をしてねとだけ言われ、行き先も知らされず空港へ…行き先はなんと千歳空港」と誕生日に恭通さんから素敵なサプライズがあったことをインスタグラムに報告した真央さん。向かった先は北海道。空港に着き、ホテルまでのお迎えの車内では恭通さんが自宅から持参したドンペリやロブマイヤーの携帯用グラス、チョコレート、ドライフルーツと食べ物だけではなくスリッパ、膝掛け、タオル、ゴミ袋と準備し、移動中も無駄にせず真央さんを素敵にエスコート。ホテルの部屋には露天風呂が付いていたりと、美味しい食事と温泉をゆっくり堪能したようです。こんな素敵なサプライズバースデーに、フォロワーからも祝福のメッセージが多く寄せられていて「こんなサプライズができる旦那様が素敵だなぁって思う」「森田様のサプライズ、何て素敵なんでしょう。愛情に溢れてますね」と恭通さんの愛情たっぷりのサプライズを羨む声が多く「真央さんとっても綺麗で何回も写真を見返してしまいました」と年齢を重ねても変わらず若々しく美しい真央さんに見惚れるとの声も。年齢を感じさせない若さをキープし続ける真央さん。自身のインスタグラムには夫婦のオフショット写真も多く投稿されていてフォロワーから羨望のまなざしが向けられているようです。今後も真央さんから届く素敵な投稿を見るのが楽しみですね!
2022年02月22日大注目!カープ道的のススメ週水曜日深夜に放送中の『カープ道』、今回は育成選手にスポットを当てます。番組内容由宇、大野に暇さえあれば足を運び、カープの2軍選手を細かくチェックするカープ芸人のゴッホ向井ブルーが、今シーズン大注目の若鯉の魅力を熱く語ります。出演者中島尚樹ゴッホ向井ブルー吉弘翔(HOMEアナウンサー)カープを知らない、興味ない、乗っかりたい人必見のカープ学習番組【毎週水曜深夜放送中】番組ホームページはこちら▼ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月14日オーガライフプラス株式会社より新発売自然素材の健康食品の開発・販売を行っているオーガライフプラス株式会社は、純国産ソイプロテイン「大地のめぐみ 素美人 まるごといちご味」を発売。ソイプロテイン「大地のめぐみ 素美人」シリーズに、新フレーバーが誕生だ。甘いいちごパウダーをたっぷり使用「大地のめぐみ 素美人 まるごといちご味」は、香料や人工甘味料を使わず、甘いいちごのパウダーをたっぷりと使用。美味しくて飲みやすいプロテインに仕上がった。国産野菜や国産大豆・おからパウダーをはじめ、91種類もの国産原料だけを使用。70種類以上の原材料から作られた「植物発酵エキス」と、栄養価を落とさぬよう微粉砕加工された「有機明日葉茶パウダー」・「有機桑の葉パウダー」などが配合されている。たんぱく質・食物繊維・ビタミン類・葉酸・鉄など25種類もの栄養がバランス良く配合されているにも関わらず、1食当たりのカロリーは61.35kcal、糖質は7.74g、脂質は1.71gに抑えられており、食事と併用しても安心だ。内容量は250gで、定価は3,480円。お得な定期購入もあり、ECサイト「スーパーフードと完全食の健康食品専門店 オーガライフ」にて販売されている。(画像はオーガライフホームページより)【参考】※スーパーフードと完全食の健康食品専門店 オーガライフ
2022年01月18日映画『キングダム』続編・パート2の製作を発表してから1年以上…、ついにこの度、タイトルが『キングダム2 遥かなる大地へ』に決定し、始動することが分かった。時は紀元前。中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く大ヒット漫画「キングダム」(原泰久/集英社)を原作に、2019年4月19日に実写映画が公開。興行収入は57.3億円を突破し、2019年に公開された邦画実写作品でNo.1を獲得と、多くの支持を得た。そして続く本作の撮影は、厳戒態勢の中、2020年6月から段階的に日本各地や中国などにて行われ、昨年10月にクランクアップ。前作に引き続き、佐藤信介が監督を務め、主人公の信役の山崎賢人、嬴政役の吉沢亮、河了貂役の橋本環奈、王騎役の大沢たかおが再集結。脚本は前作に続き、黒岩勉と原作の原泰久が担当し、原作者自らが考案した映画オリジナルのシーンやセリフを加筆している。また今回、馬に乗り、剣を持つ信を写し出した、躍動感あふれるティザービジュアルと、前作出演キャストに加え、新たな敵か味方か、どちらか分からないが気になる人物の姿も捉えたスーパーティザーPVも公開された。『キングダム2 遥かなる大地へ』スーパーティザーPV『キングダム2 遥かなる大地へ』は2022年夏、公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:キングダム続編・パート2
2022年01月01日令和3年のアニソンを称えようというイベント「令和3年アニソン大賞」が12月17日(金) LOFT PLUS ONE(新宿)で開催された。「アニソン大賞」は、2019年に平成が終わるタイミングで平成時代のアニソンをみんなで讃えようということを目的に開催された「平成アニソン大賞」から企画がスタートしたイベントで冨田明宏(音楽プロデューサー / アニソン評論家)、吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)、齋藤P(アニメロサマーライブ 統括プロデューサー)、前田 久(アニメライター)、松原正泰(株式会社アニメイト)、そして発起人のDJ和、というアニソンファンの6名が全力を尽くした企画になっている。今年は、「令和3年アニソン大賞」として第1部、第2部ともに無料配信されることに加え会場に観客も収容しての開催となり、選考員の一人である冨田明宏が一人ずつ他の選考員を呼び込み、観客が拍手で迎える形でイベントがスタートした。例年、選考員達のあらゆるジャンルに対する知識や音楽シーンへの鋭い考察、そして何より各作品への深い愛があふれ出して予定時間をオーバーしがちな本イベント。今回も冒頭から冗談交じりにタイムキープを気にする発言が飛び交う。結果として第1部2時間、途中の休憩時間(もとい選考員達にとっては本番となる各賞最終決定の会議)が1時間30分、第2部に1時間40分という、今年を締めくくるにふさわしい5時間超のイベントとなった。本レポートは各賞ごとの受賞楽曲を、選考員達から第1部、第2部で飛び出したコメントを中心に紹介していく。■作品賞fhána「愛のシュプリーム!」TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』OPテーマ「みんなが待っていた。本当に幸せになる作品を作ってくれてありがとう」と齋藤Pが賛辞を贈る。複数部門にノミネートされており、部門は違えど選考員の誰もが賞を挙げたいと思っていた正に今年を代表する作品のひとつだ。「佐藤さん(佐藤純一 / fhána)の京アニ愛や、これまでの素晴らしい代表曲をそこで超えてくるような熱意を感じたし、90年代の渋谷系のような文化的なラップを盛り込む着眼点とチャレンジが新しかった」「難しいことをやったり様々な文脈の引用をしながら、アニメという要素を乗せて誰もが“いい”と思うものに仕上げる凄さ」など各メンバーからfhána、そして佐藤への賞賛は止まらない。ノミネート時点で一番人気だった「One Last Kiss / 宇多田ヒカル / 映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング」については選考員6人中3人が重複して選出するという一幕も。「社会的・アニソン業界的に最も世の中を賑わせ注目された楽曲」という大きなテーマに、各々様々な解釈を熱く語る部門となった。■作詞賞ReoNa「ないない」作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.)/ 毛蟹(LIVE LAB.)TVアニメ『シャドーハウス』EDテーマ「本当に原作を理解して、アニメに寄り添った歌詞。曲中のセクションで発音を歌い分ける歌唱も素晴らしい。ライブもぜひ観てみて欲しい」と松原が称えれば「いい歌詞とそれを表現する歌唱、プロデュースワークも素晴らしい」と前田も続く。「みんなバラバラの楽曲を選出してきた。みんな作詞というものについての見方が一人一人違う」というDJ和の言葉も、一言では語れない複雑な魅力が織りなすアニソンというものを象徴しているようだった。また本部門では、声優アーティストユニットDIALOGUE+から異なる2曲がノミネート。共に作詞を手掛けた田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)とも絡めて、「ユニゾンオタ、アイドルオタ」を自認する吉田が作詞の妙を語る。そして昨今の厳しい状況下でも作品のリリースだけではなく、ライブ活動を通して素晴らしいパフォーマンスを世に届け続けていた点については他の選考員も拍手を送っていた。■作曲賞Official髭男dism「Cry Baby」作曲:藤原 聡 TVアニメ『東京リベンジャーズ』OP主題歌「このメロディを思いついて音楽として破綻なく聴かせる音楽力。ライブでの歌唱・演奏も圧倒的」「楽曲の時間軸の中で、雨の中一度倒れて立ち上がるような物語のドラマを歌詞ではなく作曲で表現出来ている稀有な作曲能力」と、J-POPシーンでもトップを走るアーティストの才能に選考員が賛辞を述べた。惜しくも賞を逃したLiella!について選考会議では「なんでいつもアニソン大賞の選考員はラブライブに冷たいんだ!」と前田が叫んで会場が沸く一幕も。ノミネート作品としては、作品賞を受賞した「fhána「愛のシュプリーム!」TVアニメ 『小林さんちのメイドラゴンS』OPテーマ 作曲:佐藤純一(fhána)」が最多の3票を集めていた。■編曲賞スタァライト九九組「私たちはもう舞台の上」編曲:佐藤純一(fhána)映画『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』主題歌ここでも佐藤純一(fhána)のクリエイティビティが選考員を魅了し、fhánaの作品賞に続く受賞となった。「どんどん声が重なっていって大団円を迎える上質な王道」「作品とシンクロして、明るさの中に切なさがあるようなものをメロディや歌詞だけでなくアレンジで見せた」そして「編曲では佐藤純一は無敵」とまで言わしめる圧倒的な評価での受賞となった。ただある意味音楽的には作詞作曲以上の振れ幅や作家性を表現できるアレンジの分野とあって、各々が選出した楽曲は全て異なり、6曲がノミネートされていた。作詞賞でも名前の挙がった「DIALOGUE+「人生イージー?」TVアニメ『弱キャラ友崎くん』OPテーマ 編曲:田中秀和」について齋藤Pは曲の流れに合わせた自在なアレンジを評価。「フランシュシュ「大河よ共に泣いてくれ」TVアニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』OPテーマ 編曲:加藤裕介」を選出したのはDJ和。他の選考員も、「フランシュシュはこんなにいい曲が多いのにこれまで触れなかったなんて!」と手をたたく。「ランカ・リー=中島 愛 / シェリル・ノーム starring May’n「時の迷宮」映画『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』主題歌 編曲:菅野よう子」について松原は、「自分はこの凄さを音楽用語では詳しく説明できないけど、感動したし鳥肌が立った。音楽ってそれでいいじゃん!」と熱弁。「EGOIST「BANG!!!」TVアニメ『ビルディバイド -#(コード)000000(ブラック)-』OPテーマ 編曲:Giga」を挙げたのは冨田。今年はAdo「踊」等の楽曲でも活躍したGigaだが、「オブリで鳴るストリングスのリフがとにかくカッコよくて、細胞が震えた!」と絶賛。「King Gnu「BOY」TVアニメ『王様ランキング』OPテーマ 編曲:King Gnu」を選出した吉田は、「あの曲を再生したらスピーカーから鳴ってる音場が広がった感じがする。それくらいすごいサウンド」と評する。様々なジャンルを飲み込んで進化を続けるアニソンというジャンルを象徴するかのように、多彩な選評が聞ける部門となった。■声優ソング賞麻倉もも「ピンキーフック」TVアニメ『カノジョも彼女』EDテーマアニソン大賞“風紀委員”こと前田から「2曲もアニソンじゃない曲が入ってる!」と賞のレギュレーションについての指摘が入った声優ソング賞。「アニメタイアップがついていないけどどうしてもこの曲・アーティストは称えたい」という各々の思いがあふれ、ノンタイアップの楽曲も並ぶ4曲がノミネートとなった。その中で最多の3票を集めていた「麻倉もも「ピンキーフック」TVアニメ『カノジョも彼女』EDテーマ」が見事受賞。受賞理由を問われた前田も「だってかわいいじゃん!みんな平和になるよ」とこの上なくストレートな賛辞を送る。「渡辺 翔さんの手のひらで僕らは踊っている。底知れない魅力」「MVも本当にかわいい」と他の選考員も続く。昨年は激論の末特別賞となった上田麗奈の「Poésme en prose」に関して、今年も吉田の愛が止まらない。収録アルバム『Nebula』も絶賛すると、冨田も「声優が音楽をやる意味が集約されているアルバム」と高く評価していた。■キャラクターソング賞私(CV:悠木 碧)「がんばれ!蜘蛛子さんのテーマ」TVアニメ『蜘蛛ですが、なにか?』EDテーマ「今年一番腹抱えて笑った曲。これ以上ないくらいのポップさ、キャッチーさ、芝居を表現する悠木碧の声優としての凄さ」「悠木 碧さんにスーパー早口の楽曲を歌ってもらうという企画賞としてもすごい。自分が声優だったらかなわないと思ってしまうような圧倒的スキル」と、冨田とDJ和の2名が選出したこの曲が受賞。一方で選考会議では「前Qさん(前田)の言葉を借りるなら、なんでアニソン大賞はバンドリに冷たい?」という吉田の言葉で会場が爆笑と拍手の渦に。受賞を惜しくも逃したRoseliaについては第2部でも自然に話題が及び、藤永 龍太郎(Elements Garden)への賛辞も。さらに「アニメファンによる宝塚の再発見」という文脈に大きく貢献し、アニメソングとしても「ベルサイユのばら」のオマージュも感じる「薔薇と私」(TVアニメ『かげきしょうじょ!!』EDテーマ)も高評価を集めた。語る言葉がついつい熱くなり「我々は“かげき”派」というワードも思わず飛び出した。■アーティストソング賞YOASOBI「怪物」TVアニメ『BEASTARS』第2期OPテーマ「今年は特に難しい」と選考員が語るアーティストソング賞では、現在の邦楽シーンも席巻するYOASOBIが受賞。「今のアーティストは自分達のやり方、アニメのやり方を両立して共に昇華している。素晴らしい1期がある中で、2期としてそこに負けない凄さ」「ikuraのボーカルは完成している。『BEASTARS』という作品をここまで表現する歌詞と、連動するMV。涙が出てくる」と、J-POPだけでなくアニソンとしても最高の曲を産み出す若き才能を称えた。さらに近年J-POPシーンの大きな潮流となっているボカロPからの才能も話題に上がった。「LiSA「明け星」TVアニメ『鬼滅の刃』無限列車編 OPテーマ」についても「今年も鬼滅の刃に触れないわけにはいかない。いいものはいい」「この曲だけでなく「往け」も素晴らしかった。ビッグになっても攻めの姿勢を崩さないLiSAは今年もすごかった」という評価。作曲賞に輝いたOfficial髭男dismと共にノミネートで2票を集めた。「神聖かまってちゃん「僕の戦争」TVアニメ『進撃の巨人 The FinalSeason』 OPテーマ」を挙げたのは冨田。「進撃の巨人といえば「紅蓮の弓矢」という絶対的な楽曲があったが、戦争の壮絶さを描くファイナルシーズンの曲なら間違いなくこれだ!」と絶賛。■企画賞スカートとPUNPEE「ODDTAXI」TVアニメ『オッドタクシー』OPテーマ企画賞では最多の3票を集めた本作品が受賞。「アニメ作品がこのような素晴らしい作品・コラボレーションの受け皿になった嬉しさ、企画の妙」「『ODDTAXI』を語りだしたらそれだけで朝までいっちゃう」という声も。また数多くの作品がノミネート、受賞した今年のポニーキャニオンのクリエイティビティについても賞賛の声があがった。「困ったら『ウマ娘』!誰でも盛り上がる!」とDJ和ならではの視点で「ユメヲカケル!」もノミネート。■新人賞大西亜玖璃「Elder flower」TVアニメ『精霊幻想記』EDテーマ6作品ノミネートと完全に票が割れ、激論が予想された新人賞では大西亜玖璃が受賞。「声優デビューしてからの活躍がうなぎのぼりの逸材。まだまだ階段を駆け上るはず」とDJ和が評する。「とにかくアニソン・声優の王道をいってくれる圧倒的ヒロインオーラ。これからどんなクリエイティブと結びついていくのか楽しみ」と有望なニューカマーを高く評価する声があがった。「yama「麻痺」TVアニメ『2.43 清陰高校男子バレー部』OPテーマ」を選出したのが松原とわかると、意外なチョイスにどよめく選考員。「「春を告げる」のイメージが強いので“yama感”が強い曲がくるんじゃないかと思っていたが、しっかり個性を残したまま作品を立ててアニソンを歌ってくれている。yamaから入ってアニメを見るような流れも作ってくれるんじゃないか」と称賛。■ユーザー投票賞スタァライト九九組「私たちはもう舞台の上」『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』主題歌選考員達の意見が入ることなく、純粋に投票数で決定される部門。発表の瞬間、途中経過5位からジャンプアップしての受賞に、この日一番というほど会場が沸く。編曲賞で既に受賞していた同曲が2冠の栄誉に輝いた。そして佐藤 純一(fhána)の3冠という結果に選考員達も驚きを隠せない様子ながら、喜びの声もあがっていた。途中経過では1位となっていた「WANDS「YURA YURA」TVアニメ『名探偵コナン』OPテーマ」について「新しいWANDSの良さに気づけて、ユーザー投票賞にありがとうと言いたい!」との声も。第1部の選考会議では時として「特別選考員」として客席に拍手を求める一幕も。そのたびに熱く飛ばされる拍手を聞いて「やっぱりお客さんいるって超楽しい!生徒会選挙みたい!」と選考員もさらに沸き立っていた。■特別賞DIALOGUE+第2部の冒頭でサプライズ発表された特別賞では、複数部門にノミネートされていたDIALOGUE+が受賞。「この環境下での数々のリリース、ライブ等数々の活動。楽曲だけでなくプロジェクトとして素晴らしいDIALOGUE+に特別賞を捧げます!」という言葉が送られた。なんとプロデューサーの野島氏がリアルタイムで受賞を知り会場に駆けつける一幕も。■令和3年裏アニソン大賞「うまぴょい伝説(TV Size)[Season 2 Ver.]」スペシャルウィーク(CV. 和氣あず未)、サイレンススズカ(CV. 高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV. Machico)、ウオッカ(CV. 大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV. 木村千咲)、ゴールドシップ(CV. 上田 瞳)、メジロマックイーン(CV. 大西沙織)、シンボリルドルフ(CV. 田所あずさ)、ナイスネイチャ(CV. 前田佳織里)、ツインターボ(CV. 花井美春)、イクノディクタス(CV. 田澤茉純)、マチカネタンホイザ(CV. 遠野ひかる)、メジロパーマー(CV. のぐちゆり)、ダイタクヘリオス(CV. 山根 綺)、ミホノブルボン(CV. 長谷川育美)、ライスシャワー(CV. 石見舞菜香)、ビワハヤヒデ(CV. 近藤 唯)、ナリタタイシン(CV. 渡部恵子)、ウイニングチケット(CV. 渡部優衣)、キタサンブラック(CV. 矢野妃菜喜)、サトノダイヤモンド(CV. 立花日菜)、マルゼンスキー(CV. Lynn)、マヤノトップガン(CV. 星谷美緒)、ヒシアケボノ(CV. 松嵜 麗)、エアグルーヴ(CV. 青木瑠璃子)、マチカネフクキタル(CV. 新田ひより)、メイショウドトウ(CV. 和多田美咲)、セイウンスカイ(CV. 鬼頭明里)、グラスワンダー(CV. 前田玲奈)、エルコンドルパサー(CV. 髙橋ミナミ)、サクラバクシンオー(CV. 三澤紗千香)、メジロライアン(CV. 土師亜文)、メジロドーベル(CV. 久保田ひかり)、ナリタブライアン(CV. 衣川里佳)TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』発表自体は2016年、そしてゲームその他のメディアとも合わさった盛り上がりなど、純粋なアニソンとしての評価が難しいという声も上がっていた本楽曲。しかし同時に社会現象という盛り上がりを見せたこの曲とウマ娘に賞を与えないわけにはいかないという事で、めでたく裏大賞に輝いた。「後から振り返ったら、“2021年はウマ娘の年だった”と思いだせる」「アニソンクラブイベントでも、盛り上がりすぎて“一日一曲”と言われる」とその爆発的なブームが称えられた。■令和3年アニソン大賞宇多田ヒカル「One Last Kiss」映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング「本当に宇多田ヒカルというアーティストはエヴァの歩みに寄り添った歌詞を書いている。そしてイントロが鳴った瞬間の感動。万感の思いを込めて選出した」と誰もが納得受賞。そして、これまで作品ファンゆえに宇多田ヒカルが脚本をあえて読まずに新劇場版の主題歌を制作していたが、今作で初めて脚本と共に書き上げたというエピソードが引用され「まごうことなきアニソン」と評された。「みんなエヴァを観たからここにいる」という冨田の言葉に皆がうなずく。日本のアニメ史に輝く大作の完結を飾った楽曲に、文句なしの大賞が与えられた。今年も愛するアニソンを語れる喜び、そしてその全てには賞を与えられない悔しさも同時に叫びながら「令和3年アニソン大賞」が幕を閉じた。各々の選考員からの挨拶、そしてイベント中でも繰り返し語られたのが「みんなもそれぞれ自分のアニソン大賞をやってほしい」という言葉。自分の好きな作品を語る楽しさは、このイベントを見れば存分に伝わったはずだ。取材・テキスト:横倉涼(mora)<令和3年アニソン大賞・各ノミネート楽曲一覧>■作品賞:この年代での社会的・アニソン業界的に最も世の中を賑わせ注目された楽曲fhána「愛のシュプリーム!」TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』OPテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:「うまぴょい伝説(TV Size)[Season 2 Ver.]」スペシャルウィーク(CV. 和氣あず未)、サイレンススズカ(CV. 高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV. Machico)、ウオッカ(CV. 大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV. 木村千咲)、ゴールドシップ(CV. 上田 瞳)、メジロマックイーン(CV. 大西沙織)、シンボリルドルフ(CV. 田所あずさ)、ナイスネイチャ(CV. 前田佳織里)、ツインターボ(CV. 花井美春)、イクノディクタス(CV. 田澤茉純)、マチカネタンホイザ(CV. 遠野ひかる)、メジロパーマー(CV. のぐちゆり)、ダイタクヘリオス(CV. 山根 綺)、ミホノブルボン(CV. 長谷川育美)、ライスシャワー(CV. 石見舞菜香)、ビワハヤヒデ(CV. 近藤 唯)、ナリタタイシン(CV. 渡部恵子)、ウイニングチケット(CV. 渡部優衣)、キタサンブラック(CV. 矢野妃菜喜)、サトノダイヤモンド(CV. 立花日菜)、マルゼンスキー(CV. Lynn)、マヤノトップガン(CV. 星谷美緒)、ヒシアケボノ(CV. 松嵜 麗)、エアグルーヴ(CV. 青木瑠璃子)、マチカネフクキタル(CV. 新田ひより)、メイショウドトウ(CV. 和多田美咲)、セイウンスカイ(CV. 鬼頭明里)、グラスワンダー(CV. 前田玲奈)、エルコンドルパサー(CV. 髙橋ミナミ)、サクラバクシンオー(CV. 三澤紗千香)、メジロライアン(CV. 土師亜文)、メジロドーベル(CV. 久保田ひかり)、ナリタブライアン(CV. 衣川里佳)TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』配信リンク通常:ハイレゾ:「怪物」『BEASTARS』第2期OPテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:宇多田ヒカル「One Last Kiss」映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング配信リンク通常:ハイレゾ:■作詞賞:特に作詞の分野で創作的で話題になった楽曲オーイシマサヨシ「インパーフェクト」TVアニメ『SSSS.DYNAZENON』OP主題歌 作詞:大石昌良配信リンク通常:ハイレゾ:いけてるお兄さん(宮野真守)/ うたのお姉さん(水樹奈々)「ABC体操」TVアニメ『うらみちお兄さん』OP主題歌 作詞:久世 岳配信リンク通常:「おもいでしりとり」TVアニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』OP主題歌 作詞:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)配信リンク通常:ハイレゾ:「人生イージー?」TVアニメ『弱キャラ友崎くん』OPテーマ 作詞:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)配信リンク通常:ハイレゾ:「ないない」TVアニメ『シャドーハウス』EDテーマ 作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.)/ 毛蟹(LIVE LAB.)配信リンク通常:ハイレゾ:スタァライト九九組「私たちはもう舞台の上」『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』主題歌 作詞:中村彼方■作曲賞:特に作曲の分野で創作的で話題になった楽曲fhána「愛のシュプリーム!」TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』OPテーマ 作曲:佐藤純一(fhána)配信リンク通常:ハイレゾ:髭男dism「Cry Baby」TVアニメ『東京リベンジャーズ』OP主題歌 作曲:藤原聡配信リンク通常:ハイレゾ:“ヴィヴィ(Vo.八木海莉)”「Sing My Pleasure」TVアニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』OPテーマ 作曲:神前 暁(MONACA)配信リンク通常:ハイレゾ:「未来予報ハレルヤ!」TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』第1話挿入歌 作曲:EFFY配信リンク通常:ハイレゾ:■編曲賞:特に編曲の分野で創作的で話題になった楽曲DIALOGUE+「人生イージー?」TVアニメ『弱キャラ友崎くん』OPテーマ 編曲:田中秀和配信リンク通常:ハイレゾ:フランシュシュ「大河よ共に泣いてくれ」TVアニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』OPテーマ 編曲:加藤裕介配信リンク通常:ハイレゾ:ランカ・リー=中島 愛 / シェリル・ノーム starring May’n「時の迷宮」映画『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』主題歌 編曲:菅野よう子配信リンク通常:ハイレゾ:「BANG!!!」TVアニメ『ビルディバイド -#(コード)000000(ブラック)-』OPテーマ 編曲:Giga配信リンク通常:ハイレゾ: Gnu「BOY」TVアニメ『王様ランキング』OPテーマ 編曲:King Gnu配信リンク通常:ハイレゾ:スタァライト九九組「私たちはもう舞台の上」映画『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』主題歌 編曲:佐藤純一(fhána)配信リンク通常:ハイレゾ:■声優ソング賞:声優アーティストの楽曲の分野で大衆に支持され話題になった楽曲。花澤香菜「SHINOBI-NAI」配信リンク通常:ハイレゾ:堀江由衣「虹が架かるまでの話」TVアニメ『先輩がうざい後輩の話』EDテーマ配信リンク通常:麻倉もも「ピンキーフック」TVアニメ『カノジョも彼女』EDテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:上田麗奈「Poéme en prose」配信リンク通常:ハイレゾ:■キャラクターソング賞:アニメキャラクターソングの楽曲の分野で大衆に支持され話題になった楽曲。キャラクターソロ楽曲・キャラクターユニット楽曲など。Mashumairesh!!「アノカナタリウム」TVアニメ『SHOW BY ROCK!!STARS!!』挿入歌配信リンク通常:ハイレゾ:私(CV:悠木 碧)「がんばれ!蜘蛛子さんのテーマ」TVアニメ『蜘蛛ですが、なにか?』EDテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:「Sing Alive」劇場版「BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.」OPテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:星野 薫(CV.大地 葉)& 沢田千夏(CV.松田利冴)& 沢田千秋(CV.松田颯水)「薔薇と私」TVアニメ『かげきしょうじょ!!』EDテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:「ユメヲカケル!」スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織)TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』OPテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:■アーティストソング賞:J-POPアーティストの楽曲の分野で大衆に支持され話題になった楽曲。ソロアーティスト、バンドなど。LiSA「明け星」TVアニメ『鬼滅の刃』無限列車編 OPテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:「怪物」TVアニメ『BEASTARS』第2期OPテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:髭男dism「Cry Baby」TVアニメ『東京リベンジャーズ』OP主題歌配信リンク通常:ハイレゾ:神聖かまってちゃん「僕の戦争」TVアニメ『進撃の巨人 The FinalSeason』 OPテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:■企画賞:独創的な企画意図をもって製作・企画が面白いと思われた楽曲など。スカートとPUNPEE「ODDTAXI」TVアニメ『オッドタクシー』OPテーマ配信リンク通常:私(CV:悠木碧)「がんばれ!蜘蛛子さんのテーマ」TVアニメ『蜘蛛ですが、なにか?』EDテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:「Diva in Abyss」『劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!』挿入歌配信リンク通常:ハイレゾ:「ユメヲカケル!」スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織)TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』OPテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:■新人賞:対象年度内においてアーティストデビュー(個人名義として)し大衆に支持され、これからも大いに活躍をされるアーティストに贈る。※作品単発のキャラクターソングや企画などは除外。大西亜玖璃「Elder flower」TVアニメ『精霊幻想記』EDテーマ配信リンク通常:近藤玲奈「11次元のLena」配信リンク通常: from 岸田教団&THE 明星ロケッツ「STONE OCEAN」アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』OPテーマ配信リンク通常:鈴木杏奈「Dreaming Sound」TVアニメ『ワッチャプリマジ!』主題歌配信リンク通常:ハイレゾ:「星のオーケストラ」TVアニメ『かげきしょうじょ!!』OPテーマ配信リンク通常:「麻痺」TVアニメ『2.43 清陰高校男子バレー部』OPテーマ配信リンク通常:■ユーザー投票賞 ~中間順位発表~:ユーザー投票により選考。投票楽曲の中から一番数が多かった楽曲に決定。1位:WANDS「YURA YURA」TVアニメ『名探偵コナン』OPテーマ配信リンク通常:位:オーイシマサヨシ「インパーフェクト」TVアニメ『SSSS.DYNAZENON』OP主題歌配信リンク通常:ハイレゾ:位:ワルキューレ「唇の凍傷」『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』挿入歌配信リンク通常:ハイレゾ:位:ClariS「ケアレス」TVアニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』OPテーマ配信リンク通常:ハイレゾ:位:スタァライト九九組「私たちはもう舞台の上」『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』主題歌配信リンク通常:ハイレゾ:<イベント情報>「令和3年アニソン大賞~年末SP~」2020年12月17日(金) ロフトプラスワン(新宿)第1部:令和3年アニソン大賞 ~選考会議~17:30~19:30(予定)第2部:令和3年アニソン大賞~ ノミネート発表特番~20:30~21:30(予定)【出演者】冨田明宏(音楽プロデューサー / アニソン評論家)吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)齋藤P(アニメロサマーライブ 統括プロデューサー)DJ和(J-POP / アニソン DJ)前田 久(アニメライター)松原正泰(アニメイト)ロフトプラスワンHP「令和3年アニソン大賞」特設サイト関連リンク令和アニソン大賞公式 Twitter令和アニソン大賞 official YouTube Channel
2021年12月21日「会社員を辞めた時点では具体的な目標がなかったので、1つだけ指針を決めようと思ったんです。その時は『丁寧道』という言葉は思いついておらず、初めは『楽しむ』という言葉でした」湘南の海から歩いて10分ほどのアトリエでそう話すのは、12月1日に著書『丁寧道』(祥伝社)を刊行した書道家の武田双雲さん(46)。映画やドラマなど数多くの題字やロゴを手がけ、本誌で連載中の「シリーズ人間」の題字も’07年に武田さんが揮毫したものだ。現在は書道の枠を越え、絵画にも挑戦している。そんな武田さんが“人生を楽しむ”ために辿り着いたという「丁寧道」。武田さんは書道家としての経験から、「他人の評価を気にしたり、自分の心が整っていなかったりすると筆も乱れ、何事もうまくいかない」と気づいたという。では一体どのようにして、そういったストレスから解放されるようになったのだろうか?「まず、心身ともに健康で余裕があって、『機嫌がよい』状態であることが大切なんです。僕は自分の機嫌を良くするために、日常の動作一つ一つに『丁寧』を意識するよう心がけて、それを楽しむことを『丁寧道』と名づけました。書道でしたら丁寧に呼吸を深めたり、墨を擦ったり。モヤモヤした気持ちが拭えない状態というのは、誰しもあるでしょう。ですがそういった気持ちを抱えながらも、瞬間的に幸福感で満たされている時もありますよね。例えば、楽しみにしていたビールを一口飲んで『美味しい!』と味わっている時、その瞬間だけは日々のネガティブな思考は存在していない。ネガティブな時間を減らして幸福感を高めてくれるのが丁寧道の効用なのです」武田さんが提唱する「丁寧道」とは、具体的に“所作を変える”ことが要になっているという。「日頃、流れ作業で済ませている動作を、目や耳、舌などの五感をフル稼働させながら行うのです。例えば通勤中なら、電車の手すりの金具を持った時にひんやりした温度を感じてみる、料理を作るなら食材を包丁で切る時の感覚に意識を向けてみる。そうすることで自然と気持ちよさや楽しさが生まれ、心持ちも穏やかに整ってくるのです」一つ一つの動作を「丁寧」に心がけることで、幸福度がアップするという「丁寧道」。それは決して「ゆっくり行う」こととイコールではないと、武田さんは言う。「『丁寧』の反対は『雑』ですよね。丁寧な動作に、速いか遅いかといったスピードは関係ないのです。例えば、プロ野球選手の大谷翔平さんのスイングスピードは、とても速いですよね。でも、足の上げ方やバットの角度など、一瞬の時間の中でとても『丁寧』に判断しているのではないでしょうか。『急がば回れ』という諺がありますが、作業などを早く終わらせようと焦りながら行う方がかえってミスをしてしまうこともあります。けれど、一つ一つ落ち着いて取り組む方が、精度も上がりますし着実に成果を出すことができるのではないでしょうか」■ある女性の“涙”が人生の分岐点に武田さんは大学卒業後、一般企業に就職したものの約3年で退社。その後、書道家として歩み出したが、きっかけはある女性の“涙”だった。「当時、メモを筆で書いていたら、社内で噂が立ってしまったんです。それで、他部署の人たちから頼まれて書くといった機会が増えました。そんな時、ある女性社員から『名前を書いて』と頼まれて。彼女の名前を筆で書いてあげたら、泣いて喜んでくれたんです。人が僕に感動して涙を流すというのは、それが初めての経験でした。それまで人から褒められたことも感動されたこともなかったので、衝撃的でした。そのような経験をもっと味わいたいと思い、すぐさま会社に辞表を提出してしまいました。結局、6カ月間くらい辞めさせてもらえませんでしたが(笑)」衝動に駆られ、会社を辞めてしてしまうほどの体験だったと語る武田さん。冒頭のように人生の指針を「楽しむ」にこだわった理由は、若かりし頃の苦い経験が影響していた。「僕、小・中・高時代が全然楽しくなかったんですよ。勉強や部活など楽しいと思ったことがなくて、しょうがなくやっていた感じでした。辛くて、サボってはずっと逃げ続けていたんですよね。だけど、大学時代は友達もできてすごく楽しかったんです。でも卒業して会社員になってみると、周囲の愚痴を耳にすることもあり馴染めなかったんです。どうにか楽しもうとしたのですが、昔の辛かった記憶がフラッシュバックしてしまい、できませんでした。通勤途中にお腹が痛くなったり、上司に怒鳴られたり、今思い返すと嫌な思い出ですよね。そんな環境でも楽しめるようにと、メモを筆で書くなど自分なりに工夫はしていたんです」■近い将来、家族でカリフォルニア移住を新型コロナによる自粛期間中には、音声SNS「Clubhouse」でトークを始めたという武田さん。オンラインで繋がることにより、様々な人とのコミュニケーションを楽しんでいるという。そんな武田さんが新たにチャレンジしてみたいことは、意外にも「弾き語りライブ」だと教えてくれた。「僕はギターが好きで、いつもギターを弾いて歌っているんですよ。たまたま『LINE LIVE』で歌っていたら、毎回2,000人ほどの人が聞きにきてくれたんです。リスナーのリクエストを受けて、『なんだっけその歌?』って言いながらも必死で歌っていたんです。すると、ギターもだんだん上達して弾けるようになっていきました。一度、配信ではなく生ライブを開催しようとしたら中止になってしまったので、また挑戦してみたいですね」さらに武田さんにはもう1つ、大きな計画が。それは現在、高校1年生の長男が留学している米・カリフォルニア州へ移住することだ。「海外移住は以前から計画していました。コロナの影響で行けなくなってしまったので、来年か再来年には家族でカリフォルニアへ移住しようと考えています。向こうにはアトリエもあり何度も行っているのですが、息子が先に行ってしまったので。海外で過ごしながら、世界中を駆け巡りたいですね」海を越えても、武田さんの挑戦は続くーー。
2021年12月19日話題のドラマに次々と出演し独自の存在感を残してきた、俳優の渡邊圭祐さん。この冬初めての舞台『彼女を笑う人がいても』に挑戦するということで心に宿る芝居という仕事への情熱を聞きました。全力でバカできる表現の楽しさを知った。――地元でモデルをしていて、約3年前に俳優に転身されて上京したんですよね。挑戦をしようと決心した理由は?大学4年生で就活が近づいてきて、将来、何がしたいんだろうと考えたんです。当時、楽しんでやれていたことがモデルの仕事で、僕は最初に明確なゴールを決めるタイプだったため、一度はパリコレを目指して本格的にモデルの道に進もうとしたんです。でも、どうやらパリコレに出るには、身長が185cmはないと厳しいらしい。じゃあ、無理じゃんと。進もうとした道が閉ざされたタイミングで、モデル事務所の方から、地元の仙台で劇団がワークショップを開いていると教えてもらいました。ワークショップという言葉を聞いたこともなかったんですけど、参加してみたら感情を表に出すことが面白かったんです。今思えば、すごく初歩的なレッスンだったんですけど、二十歳を越えて、こんなにも全力でバカできる仕事は他にはないと思って、役者をやると心に決めました。――俳優になる時も、明確な最終目標というのを決めたんですか?その時は、不思議とゴールのイメージはなかったですね。とりあえず仙台で名前が知られるようになったらいいなとは思ったけど。――その目標は達成できた?仙台で声を掛けてくださる方は増えたけど、もうちょい知られたい!(笑)もっともっと頑張らないと。――『彼女を笑う人がいても』には、仙台ではないですが、東日本大震災の被災地で暮らす人が、復興が進む裏で、苦しみを増している姿も描かれます。同じ被災地でも、それぞれの場所で生活の変化はまるで違っていて、作品で描かれている福島の原発の近くで暮らす人の現状は、僕も知りませんでした。復興が進むにつれて、被災者に関心が向けられる機会がかなり減ってきている実感が僕自身にもあるので、こうして作品で被災者の現状がフォーカスされることは、すごくいいことだと思います。自分に嘘をつきながら生きるのは好きじゃない。――モデル時代は、古着屋さんでも働いていたそうですが、古着屋さんを選んだのはなぜ?中高時代に古着ブームがきて、高校、大学と古着屋に行くようになった流れで知り合いのお店で働くようになったんです。今ってどこの服でも、’50年代のミリタリーとか古い服をサンプリングしているので、好きな服のルーツに触れられるいい環境でした。――営業成績はよかったですか?それなりです(笑)。でも、県外から話しにだけ来てくれるお客さんもいました。褒めるのは得意じゃなくて「お似合いですよ」とは言えないんですけど、おしゃべりは好きでした。お客さんが試着している間に、パンツを探してきて「こういうのを合わせるとめちゃくちゃ着回しできますよ」とか。もちろん、合わせをミスる時もあって(笑)。そういう時は正直に「これはなしっすね」って。フランクさを売りにしてました(笑)。――古着屋での経験で、今、活きていることはありますか?常連さんもいましたけど、初めましての人が圧倒的に多かったので、お店に入ってきた瞬間に、その人がどういうテンションで来てくれたのか、相手を読まなきゃいけなかったんです。そのおかげで、撮影現場の待機中に、話し掛けてほしいのか、絶対に話し掛けないほうがいいのか、共演者の方の空気を読む力は高いほうかも。――東京で好きな街は?雑多な感じのする場所が好きで、自粛期間の前は赤羽でセンベロのお店を回ったこともありました。――お酒がお好きなんですね。その魅力は?素直になれるところじゃないですか。気が大きくなっていろんなことが言えるし、水にも流しやすい(笑)。誰かと仲良くなりたい時には便利なツールだと思ってます。――飲むとどうなるんですか?熱い話をしがちで、面倒くさくなります(笑)。――演技論を戦わせるとか?それはないですけど、その人の生き方に納得できないと、ハッキリ言っちゃいます。自分に嘘つくのも、ついている人を見るのも嫌なんです。仕事に対して愚痴が多い人がいると、「なら、辞めたらいいじゃん。やりたくない仕事をやっても、自分も仕事で関わる人もみんな幸せじゃないし、まだ全然やり直せるよ」って。理詰めで説き伏せていきます(笑)。――ということは、渡邊さんは、俳優という仕事に出合えて、幸せなんですね。そうですね。芝居には正解がないから楽しめているんだと思います。どれだけやっても完璧はないし、完璧だと思った時点でこの仕事は終わり。でも、いつまでも届かない、完璧な正解を目指してもがいていると、“今、生きている”って実感できるんです。いろんな場所で見聞きして感じたすべての経験が、自分から発する芝居のエネルギーになるから、プライベートも充実するし、今、本当に楽しいです。作品は、人と人との関わりから生まれるものだから、これからも多くの人や作品から求められる俳優でありたいです。わたなべ・けいすけ1993年11月21日生まれ、宮城県出身。2018年、『仮面ライダージオウ』で俳優デビュー。以来、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』『恋はDeepに』などに出演。一躍、人気俳優の仲間入りを果たす。フォトブック『渡邊圭祐「推しの王子様」PRECIOUS BOOK』(東京ニュース通信社)が発売中。読売新聞でコラム「箸休め」を執筆。ニット¥39,600(Iroquois TEL:03・3791・5033)パンツ¥50,600(SEVEN BY SEVEN/Sakas PR TEL:03・6447・2762)その他はスタイリスト私物『彼女を笑う人がいても』は、1960年の安保闘争に参加する学生、現代の東日本大震災の被災者の、声なき声を掬い上げようとする二人の新聞記者を通じて、正義とは何かを問う。主人公は瀬戸康史さん。12月4日(土)~18日(土)、世田谷パブリックシアターにて上演。福岡、愛知、兵庫公演もある。世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515※『anan』2021年12月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・木内真奈美(OTIE)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年12月03日アリとキリギリス農園では令和3年度米【あきたこまち 天日干し米 麻績美米】の9月19日収穫分の3トン弱のお米が10月初旬に売り切れになりました。令和3年度米につきましては天候不順に見舞われた年で水田の管理が難しい年でしたが例年にない収穫量と美味しいお米が収穫できました。令和3年度米売り切れに伴い早々ではありますが令和4年度米の契約栽培及び農業体験を募集したいと思います。稲刈り風景契約栽培については耕作面積一反歩前後の水田を1枚単位での契約が主となります。一反歩で約650kgの予想収穫量となり1kgあたり籾で330円、白米で370円を予定しています。・田んぼA 耕作面積 約12アール予想収穫量 籾:約680kg 白米:約510kg・田んぼB 耕作面積 約11アール予想収穫量 籾:約650kg 白米:約490kg・田んぼC 耕作面積 約11アール予想収穫量 籾:約650kg 白米:約490kg・田んぼD 耕作面積 約11アール予想収穫量 籾:約650kg 白米:約490kg・田んぼE 耕作面積 約11アール令和4年遊休田んぼ復活のため収量が少な目です。予想収穫量 籾:約500kg 白米:約380kg・田んぼE 特別価格 (1kgあたり)籾:300円 白米:340円少量契約も受付いたします。契約については下記までお問い合わせください。■田植え体験大募集令和4年 田植え体験 募集マイナスイオンがあふれる大自然のなかで田植えを体験してみませんか?田植え風景体験後は「シェーンガルテンおみ」にて北アルプスを眺めながらごゆっくりおくつろぎください(宿泊プランの方)。※オプション 淡い水色に輝くニワトリの卵を採卵してみませんか?入場料 1人500円、卵1個300円日程 :令和4年5月14日~15日 又は 21日~22日 お土産付き宿泊プラン :1泊2食付き(夜朝) 大人13,000円、子供10,000円 限定5組日帰りプラン:大人 4,000円、子供 3,000円 限定5組淡い水色の卵<淡い水色の卵について>鶏種はアロウカナです。主飼料は発酵飼料です。購入飼料:・牡蠣殻・信州産はちみつ自家栽培自然栽培飼料(頂きもの含む):・春夏秋の自家栽培野菜トウモロコシ、唐辛子、野沢菜、ピーマン、えのきだけ、しめじ、シャインマスカット、クイーンセブン、りんご、桃、お米は自家製【麻績美米】・春は自己所有の聖高原のタラの芽、こしあぶら 他・秋は自己所有松茸山の松茸や山のきのこ 他飼育方法:平飼い・放し飼い(雪のないときは草原に放し飼いです)■問い合わせ先アリとキリギリス農園久保田 政宏 迄所在地: 長野県東筑摩郡麻績村麻7017電話 : 0263-87-3316Mail : agri@cia-japan.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日この度DoLIST(奥田 延昭)では、日本最大級の道の駅口コミサイト「道の駅倶楽部」をローンチしたことをお知らせします。「道の駅倶楽部」では道の駅各所の口コミやお得なクーポン情報、イベントのお知らせなど、道の駅にまつわる様々な情報を発信してまいります。■「道の駅倶楽部」についてサイトURL: 道の駅倶楽部 TOP画面道の駅倶楽部では、会員登録(無料)をしていただくと様々な道の駅情報をタイムリーにご覧いただけます。*道の駅のお得な情報やクーポン*厳選された特産品の情報や道の駅イベントのお知らせ*道の駅のコアなファンの口コミ情報*バイカーやキャンパーが知りたい情報*道の駅オリジナルグルメ情報道の駅は全国に1,193ヶ所以上あり、24時間利用可能な駐車スペースやトイレ、電話、情報提供設備が整っている他、地方の文化・名所・特産物などを活用した農産物販売所、売店、レストランなどが併設されており、観光スポットとしても人気の場所です。今回この「道の駅倶楽部」を通じて、ユーザーの皆さまに有益な道の駅情報をお届けし、より充実した旅になるよう貢献いたします。■「道の駅倶楽部」開発の背景道の駅には、地元の隠れた名産品や魅力溢れる観光地がたくさんあります。新型コロナウイルスの影響によって、国内旅行は大きな打撃を受けました。それでも、古き良き日本の文化や工芸品やふるさとを感じる体験、これらの有形無形を問わない隠れた素晴らしい資産の数々を伝え続けていきたい。そんな想いから、道の駅倶楽部を立ち上げました。■「道の駅倶楽部」のこれからと、代表の想いこのサービスを立ち上げた奥田はこの道の駅倶楽部をローンチするにあたり、道の駅オーナー様や受託企業様へ、本サービスの告知のため全国を周りました。いずれの担当者様もおっしゃっていたことは“コロナの影響で海外・国内問わず観光客が激減してしまった”ということ。そんな道の駅の数々に少しでも貢献していきたいと考えていると同時に、道の駅を基点とした国内ツーリズムの提唱者を目指しております。この道の駅倶楽部は、ユーザー様は無料でご利用いただくことができ、また道の駅オーナー様にも当面は質の高いサービスを無料でご提供させていただきます。まずは10,000人のユーザー様登録を目指し、道の駅ファンが集い有益な情報が得られるサイトとして、ますますサービスを強化してまいります。■URLまとめ▼道の駅倶楽部サイト登録 道の駅倶楽部 QRコード▼Facebook 道の駅倶楽部 Facebook▼Twitter 道の駅倶楽部 Twitter 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月30日デビューからわずか3年。『恋はつづくよどこまでも』『推しの王子様』など、次々に話題のドラマに出演して注目を集めている渡邊圭祐が、舞台にも挑戦する。その作品は、『彼女を笑う人がいても』。気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山美咲による新作戯曲を、現代日本演劇界を代表する演出家・栗山民也が演出する意欲作である。現代と60年安保闘争の時代を並行して描き、正義と真実を問う物語の中で、渡邊は何を感じ、何に挑もうとしているのか。遠い存在だった「舞台」と向き合うこと――渡邊さんにとってはこの作品が初舞台。オファーがあったときのお気持ちから聞かせてください。もともと僕は24、25歳くらいまで地元の仙台にいて、それまで舞台を観に行ったこともなければ、こんな舞台をやるとか、舞台を観に行ったっていう話を聞いたこともなくて。だから舞台は、自分の中ですごく遠いものだったんです。この仕事を始めてからも、僕は地元愛が強いほうで、仙台の人に観てもらいたいっていう思いがすごくあったので、どうしてもどこにいても観られる映像作品のほうに気持ちがいってたんですよね。でも、映像でご一緒する共演者の皆さんがおっしゃるのが、舞台のことなんです。それで、お芝居の仕事をちゃんとやっていこうと思ったら、舞台は通らなきゃいけないところかな、通りたいなと思うようになって。そのタイミングで今回のお話をいただいたので、「挑戦しますか!」ということになりました。――今回は、現代と安保闘争があった1960年のふたつの時代を舞台にした物語で、それぞれの時代のふたりの人物を演じられます。まず脚本を読んでどんな感想を持ちましたか。『彼女を笑う人がいても』ビジュアル上段左から瀬戸康史、木下晴香下段左から渡邊圭祐、近藤公園撮影:マチェイ・クーチャその60年安保闘争という社会的な出来事がまったく馴染みのないものだったので、最初、すごく難しい本になるのかなと想像してたんです。でも、いざ本を読むと、登場人物が持つ言葉のエネルギーやストレートさが、その時代を知らない人にもまっすぐ刺さるんじゃないかなと思って。テンポも速いし、最初から最後まで集中して観られる作品になるんじゃないかなと思いました。──60年のほうでご自身が演じる大学生の松木孝司という人物は、どんなエネルギーとかストレートさを持っているのでしょう。彼は、言葉が持つ力をすごく信じている人なんです。学生運動やデモに直接参加しているわけじゃないんですけど、それでも、言葉の力で何かを変えることができると信じていて、そこに対してまっすぐな思いを持っている。だから、そのエネルギーを自分の内に持ちながら、彼の言葉で表現できたらいいなと思っています。──一方、現代で演じるのは矢船聡太という新人新聞記者。どんな人物でどんな役割を持っていそうですか。現代の20代の若者を象徴するような人物だと僕は思っています。その現代っぽさを表すのにどんな言葉がぴったりなのかまだ探せてないんですけど。ただ、瀬戸康史さんが演じる先輩記者が、報道とは何か、正義とは何かと苦悩している中で発する言葉を、この聡太がどう受けてどう感じるかっていうところに、作品のメッセージがあるかもしれないなとは思っていて。というのも、観ている人に一番近いのが聡太で、観ている人のリアクションが聡太のリアクションにもなってくるのかなと思うんです。だから、身近に感じていただけるように作り込んでいきたいなと思っています。言葉の持つ力を、作品を通して感じてもらえるように──60年がどんな時代で、今とどんな違いがあると思われますか。自分なりに、断片的ではありますけど、本やネットであの時代のことを調べてみると、やっぱり表面的に見たらすごく変わっているんですよね。現代はいろんなところから自分で情報を得て、自分の中で取捨選択をしながら生きやすいほうを選べるけど、当時は狭いコミュニティでみんなが生きていて、その中でぶつかり合って、そこから活動が生まれていって、自分の生き方を選んでいくような感じだったのかなと思うんです。だから、ぶつかり稽古みたいなことが必須で、個人個人の考え方やエゴみたいなものがすごく表に出てくる。でも、台本を読むと、あの時代も今の時代も、深い部分では共通するものがすごくあるなと感じたので、そこを、観て感じていただけたらいいなと思います。──現在(11月中旬取材時)、稽古に入って5日ほどが経ったとお聞きしていますが、演出の栗山さんの言葉で印象に残っていることはありますか。僕らが普段しゃべってるときは句読点なんかまったく意識していないのに、それが台本に句読点のある文章として書かれた途端意識してしまう。そういうことを気にせず言葉を自分の中に取り込んで、台詞を発するようにと言われました。それはぼんやりわかっていた気がしないでもないんですけど、改めて言葉で説明していただけて、ストンと自分の中に落ちてくる感覚があって。これからも胸に留めていきたいと思いました。──作品のテーマ的な部分については、何かおっしゃっていましたか。一番最初に、「今の日本人は言葉から逃げている」とおっしゃって、僕も確かにそうだなと思ったんです。さっきのぶつかり稽古の話じゃないですけど、いろんなものとぶつかること、自分を主張することを避けていて、そういうのはカッコ悪いと思いながらも、長いものに巻かれるしかない不条理さを、誰もが受け入れている。その栗山さんが強く思っていらっしゃる問題を、自分の中でも消化しつつ演じていきたいなと思っています。あと、言葉の一つひとつの裏側にある思いを感じてほしいということもおっしゃっていたので。言葉の持つ力を、この作品を通して感じていただけるように演じないといけないなと思います。──栗山さんがおっしゃったことは、役者としてのみならず、ご自身が生きていくことにも何か影響はありそうでしょうか。言葉の力については、ちゃんと自分の中に言葉を持って、適切な表現を使っていきたいと、意識するようになりました。ただ、僕はもともと昭和の生活に憧れがあって、役者で言えば、勝新太郎さんの武勇伝とかを聞いてめちゃくちゃカッコいいなと思い(笑)、僕らももっとたくましく、人間らしさを出していけばいいじゃんと思っていたので。だから、栗山さんの言葉でさらに、持っていた自分の思いを強くしたという感じです。──ということは、今の若者は熱がないなどと大人は言いがちですけど、そうじゃないと。個人的な見解では、違いますよと言いたいです。熱を持たなくて良くなっている時代を作っているのはあなたたちだからねって(笑)。時代のせいにするわけじゃないですけど、そういうところは少なからずあると思うので、勝手を言うなよ、お互いさまだぞと、僕は思っています。デビュー3年を経て変化した仕事への向き合い方──演じるということに関しては、初めて舞台の稽古をしてみて、何か発見はありますか。何か気づいてるのかもしれないですけど、まだ自分の中に落ちてきてはないです。でも、シンプルに楽しいです。ひとつのシーンに対してこれだけ長い時間をかけて作り込んでいくのは初めての経験なので、試す時間も多かったりして、純粋に楽しいですね。──これまでのインタビューで「気分屋で自由な性格」だとおっしゃっていたのを読んだので、稽古場でも自由にいろいろ試しておられるのかなと勝手に想像していましたが(笑)。そこまではまだいけていないです(笑)。栗山さんの稽古がどんどん進んで、常に頭を回転させていかなきゃいけないので、余裕がない状態でやっているというのが正直なところです。──じゃあ、ペースに慣れてきたら、自分から自由にアイデアを出すということも。そうなれたら一番いいのかなとは思います。──そんな頭フル回転の状態で稽古が終わったあとは、何かリセットされているんですか。僕はそもそも、自分の中であまりオンとオフの区別をつけてなくて、家に帰ってご飯を食べて、ダラッとテレビを観ながらふいに台本を手にしたり、オンとオフがすごくミックスされているんですよね。で、寝る前が僕の中で一番集中力がある時間だと思っているので、そこで、テレビも音楽も何もつけずにガッと集中して。とはいえ、詰め込みすぎても良くないと思っているので、適度な遊びを入れつつやっています。──そういう方法は最初からつかめていたんですか。お芝居との向き合い方は、3年前のデビューから変化があったのでしょうか。やっぱり変わってきているとは思います。初めて出演したドラマが『仮面ライダージオウ』だったんですけど、そこで1年間やっていると、その役が言いそうなこともだんだんわかってきて、台詞を自分の中に入れるのもそこまで時間がかからなくなっていたんですけど、その後、2作目、3作目からは、慣れ親しんだクラスから違うクラスに行ったみたいな感じで、周りが知らない人、しかも歴戦の人ばかりになって、最初はどうしても肩肘張っちゃうところがあったんです。でも、途中から、そんな変な力を入れる必要ないなと思い始めて。それから自分の中に余裕を持とうということを心がけるようになったので、気づいたら、そういうふうにリラックスした中で台詞を覚えたりするようになっていました。役者としての今後のビジョン、そして28歳の抱負は・・・?──この3年の間、次々に活躍の場が与えられています。それに対してどう応えたいと思っていらっしゃいますか。満足していただけるものを提供したいなと思いつつ、何でもいいので、ちっちゃいことでもいいので、毎回自分の中で気づきを持ち帰れたらいいなと思っています。だから、今回の舞台でも、役者を続けていくうえでの土台となり得るものを得たいと思っています。このキャストさんたちの中で自分もちゃんとしたものができれば、自信になってくると思いますし。妥協せずに、真摯に、日々を積み重ねていきたいです。──そうやって次の力になるものを得ていきながら、今後挑戦したいものが具体的にあったりしますか。とにかく毎回、いろんなものに挑戦したいです。例えば、今回は重心が低い作品なので、今度はちょっとポップめの、男たちでワイワイできるようなものとか。色合いの違うものを交互にできたらいいかもしれないです。──こういうメッセージ性のある重い作品を、若手の注目されている役者さんが届けてくださることも大事だなと思ったりはします。正直なところ、僕の中では、重い作品もポップな作品も変わりはないんですけど。でも、安保闘争を知らない人にもストレートに刺さる作品だと、稽古しながら本当に思うので。僕らを通してあの時代を知り、現代とリンクするものを感じ取ってもらえるのは、とてもいいことかもしれないですね。──ちなみに、稽古中に28歳の誕生日(11月21日)を迎えられます。最後に28歳の抱負をお願いします。抱負かぁ……。28って、いきなり30歳に近くなるなという気がするので、もうちょっと大人になりたいと思いますね。なので、28歳の間にこっそり大人の引き出しを増やしていって(笑)、それを披露する場をいただけるように、仕事を頑張っていきたいです。取材・文:大内弓子撮影:稲澤朝博渡邊圭祐さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26bc6ee2-cf03-4f4f-9d4c-87693ecae457&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。『彼女を笑う人がいても』作:瀬戸山美咲演出:栗山民也出演:瀬戸康史木下晴香渡邊圭祐近藤公園阿岐之将一魏涼子/吉見一豊大鷹明良2021年12月 4日(土)~2021年12月18日(土)会場:東京・世田谷パブリックシアターほか、福岡・愛知・兵庫公演あり
2021年11月26日映画『私はいったい、何と闘っているのか』完成披露上映会が25日に都内で行われ、安田顕、ファーストサマーウイカ、金子大地、伊集院光、李闘士男監督が登場した。同作はつぶやきシローによる著書の映画化作。地元密着型スーパーウメヤ大原店の万年主任・伊澤春男(安田顕)の姿を描き、愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに予想外の結末を迎える。「最近パニックになったこと」という質問に、ウイカは「言いづらいですけど、デリケートゾーンの脱毛に行った時に、すっぴんでマスクもしてますし、誰かわからないような状態で行ってるのに『お姉さん、もしかしてアーティストさんですか?』と。全部おっぴろげた状態で聞かれた時は本当にパニックになりました」と会場の笑いを誘う。「『アーティストなんです』と言ったとして、それをどこで、何を見て判断したのかも気になりますし、この状態で話題を掘られても……」と苦笑するウイカに、安田は「確実に見出しですよ。ライターさんの打つスピードすごい変わりましたもん」と指摘。ウイカは「1番使わなくていいところですよ!」と主張していた。また金子も「疲れてるとすごく塩分を取りたくなっちゃうんですけど、血尿が出たときはパニックになっちゃいました」と続け、ウイカは「こっちに合わせなくていいのに」とツッコミ。金子は「僕が梅干しが好きだとおばあちゃんが知ってて、箱でカリカリ梅を送ってくれて、1日で全部食べたら、次の日血尿が出て。まだ小さかったんですけど『ママー!』と言って、あせりましたね。パニクりました」と振り返る。安田は「これが大人になった金子くんだったらグロテスクだけど、子供の頃だからかわいらしくてよかった」と感想を述べていた。
2021年10月25日広島ホームテレビで毎週水曜日深夜に放送中の『カープ道』、今回は「2021ドラフト」をおさらいします。放送概要10月6日に放送された、『2021カープ道的ドラフト大胆予想!』では「野球太郎」編集長 持木先生と中島尚樹のカープのドラフト1位予想対決が行われました。今回は、11日に行われるドラフト会議の結果を受け、カープ道的ドラフト予想の大反省会を行います。ドラフト1位予想対決の結果は果たして…また、極楽とんぼ山本さんや高校野球のエキスパート広島国際大学 硬式野球部 部長 平田さんなど様々なゲストが参加し、ドラフトをより詳しく、そして熱く楽しくお届けします!出演者中島尚樹持木秀仁(「野球太郎」編集長)平田耕造(広島国際大学 硬式野球部 部長)森田和樹(野球雑誌ライター)山本圭壱(極楽とんぼ)八幡美咲(ホームアナウンサー)カープを知らない、興味ない、乗っかりたい人必見のカープ学習番組【毎週水曜深夜放送中】番組ホームページはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月11日広島ホームテレビで毎週水曜日深夜に放送中の『カープ道』、今回は「2021ドラフト」にスポットを当てます。番組概要10月11日(月)、運命のドラフト会議。カープが指名する新たなスター候補とは!?全国津々浦々、108名のドラフト候補を徹底取材した「野球太郎」編集長、持木先生が独自の見解で予想しました。出演者中島尚樹持木秀仁さん(「野球太郎」編集長)八幡美咲(HOMEアナウンサー)カープを知らない、興味ない、乗っかりたい人必見のカープ学習番組【毎週水曜深夜放送中】番組ホームページはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月04日舞鶴若狭自動車道・小浜インターから車で1分の好立地にある道の駅若狭おばまは、2014年7月には舞鶴若狭自動車道が全線開通し、2016年1月には国土交通省より「重点道の駅」に選定され、2018年からは、ETC2.0搭載車を対象として舞鶴若狭自動車道小浜インターからの途中退出実験が開始(※2020年3月より一時退出後3時間まで無料時間が延長)されるなど、年々利用者は増加傾向にあり、小浜市有数の観光施設となっています。福井県小浜市の観光地域づくり法人(DMO)である株式会社まちづくり小浜(代表取締役社長:御子柴 北斗、通称:おばま観光局)は、同社が運営する「道の駅若狭おばま」の物販施設内のフードコーナー「若狭の里山里海 つながるキッチン」にて2021年6月28日から新商品として「ふくいサーモンバーガー」「ソースカツバーガー」の販売を開始し、「醤油香る鯖サンド」「鯛カツバーガー」と合わせて4つのご当地バーガーを提供して参りました。この度、秋の行楽シーズンに合わせて、屋外のベンチや車内でも食べやすいよう、持ち運びやすいBOX入りのセットメニュー(ご当地バーガー&サイドメニュー)の販売を開始いたしましたのでお知らせいたします。ふくいサーモンバーガー 700円ソースカツバーガー 600円醤油香る鯖サンド(ハーフ) 550円鯛カツバーガー 550円セット画像ご当地バーガーのセットとしてお選びいただけるサイドメニューは、定番のポテトと、サイドメニュー一番人気の鯖ポテト。鯖ポテトは、「鯖街道の起点である小浜市に来たのだから鯖を食べたい!」というお客様の声を反映させた小浜版フィッシュ&チップスです。ポテト鯖ポテト「若狭の里山里海 つながるキッチン」は、昨今の高まるテイクアウト需要に合わせて、様々なエリア・シーンでご当地バーガーをお召し上がりいただけるよう今後も新商品開発を強化してまいります。■店舗概要店舗名 :若狭の里山里海 つながるキッチン(道の駅若狭おばま 物販施設内)所在地 :〒917-0024 福井県小浜市和久里24-45-2営業時間:9時~17時(物販施設の営業時間は9時~18時)■セットメニュー価格・ふくいサーモンバーガー単品700円、ポテトセット900円、鯖ポテトセット1,070円・ソースカツバーガー単品600円、ポテトセット800円、鯖ポテトセット970円・醤油香る鯖サンド(ハーフ)単品550円、ポテトセット750円、鯖ポテトセット920円・鯛カツバーガー単品550円、ポテトセット750円、鯖ポテトセット920円※ポテト単品は250円、鯖ポテト単品は420円で、セットの方が50円お得。道の駅若狭おばまは、地域の食の魅力を発信するため、今後も世の中の動きやお客様のニーズを捉えた取り組みを行い、成長を実現してまいりますので、今後の取り組みにぜひご期待ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月17日