オール外国人キャスト、全編フランス語で撮りあげた黒沢清監督初の海外進出作品となる最新作『ダゲレオタイプの女』。この度、本作の公開を記念し、9月3日(土)に黒沢清監督×浅野忠信のトークイベントが開催された。黒沢監督と言えば、浅野さん主演『岸辺の旅』で2015年カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞受賞、本年度のベルリン国際映画祭『クリーピー 偽りの隣人』正式出品、また今年6月には米アカデミー会員にも選出されるなど、世界で高い評価を受けている。本作では、世界最古の写真撮影方法“ダゲレオタイプ”を軸に、芸術と愛情を混同した写真家の父の犠牲になる娘と、“撮影”を目撃しながらも娘に心を奪われていく男の美しくも儚い愛と悲劇の物語を描き出している。一方浅野さんは、これまで第56回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された黒沢監督の『アカルイミライ』、そして国内外の賞で数々の賞を受賞した『岸辺の旅』で主演。確かな演技力で日本国内にとどまらず、『マイティ・ソー』でハリウッドデビューを果たすと、『バトルシップ』『47RONIN』など数々の海外作品に出演し、国際派俳優の地位を確立している。また、本年のカンヌでも最新主演作『淵に立つ』が「ある視点部門」で審査員賞を受賞している。そんな日本を飛び出し、世界で活躍するクリエイター同士の稀有なトークイベントが今回実現。事前予約制だった本イベントは、予約開始から瞬く間に定員に達し、当日も2人の姿が一目見たいと集まった方々で超満員。さらには立ち見の人が現れる中でのイベントとなった。まず、お互いの新作『ダゲレオタイプの女』『淵に立つ』についてトークが繰り広げられる。浅野さんは「映画の撮影でも、ときにとんでもなく動いちゃいけない状態があるんです。しかし、この(ダゲレオタイプの写真)撮影はすごいですね!体を固定されて長時間そのポーズでいる…映画もそうですが、だからこそ、俳優やモデルの感情が画面に映りこむんだと思いました」と語り、黒沢監督は「これもホラーですね(笑)。浅野さんがすごい。出ているシーンもすごいし、出ていないところでもすごい。画面に映っていてもいなくても、浅野忠信が映画を支配している。恐ろしい底知れない役を何度かやってきていると思うが、今回は決定打でした」とお互いの作品を絶賛。また、「カンヌ国際映画祭」については「日本で笑いが生まれないところで笑いが生まれることに驚きますね」(浅野さん)、「カンヌはバタバタと人が出て行くなどブーイング起こることも多いと聞きます。楽しもうとする人もいるけれど、欠点を見つけて席を立ってやるという人も多い。エキサイティングな映画祭ですね」(黒沢監督)とそれぞれ特徴を語る。さらに、日本と海外の撮影の違いについて浅野さんは「特にアメリカはお金にも、俳優にもシビア。『あなたは雇われているんだから、きちんとした英語を喋って。体鍛えて』というようなリクエストがすごい」と明かし、とても勉強になると話した。一方、今回初の海外進出を果たした黒沢監督は「俳優から100個くらい質問攻めにあって、僕は絶望して断られるんだろうなと思うのですが、フランスではそれがやる気のある証拠だそうです。日本は『質問あるか?』と聞くと俳優さんはみな『ない』と答えます。でも始まると、日本人は結局5個くらいある。フランス人はやる前はいろいろ言ってるんだけど、整理すると聞きたいことは5個くらい。結局同じなんですよね」と語った。最後に“海外で活躍したい人へ”黒沢監督は「映画の言語が世界共通なのは100パーセント間違いない。『こういう映画作りたい』という欲望を磨いていけば絶対に世界に通用する、と思います」とアドバイスを贈り、浅野さんも「日本でない国で違うやり方を学ぶのは面白いし、刺激になる。『何をやりたいか』を掘り下げると面白いし、自分が盛り上がれるんです」とコメントした。そのほか、来場者からのQ&Aで浅野さんの幼少期についてや『ダゲレオタイプの女』の撮影秘話が飛び出すなど、トークイベントは終始盛り上がりをみせ、大盛況のうちに終了した。『ダゲレオタイプの女』は10月15日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。『淵に立つ』10月8日(土)より、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月05日歌手の前川清が5日、10月2日(13:55~15:20)に放送される九州朝日放送・テレビ朝日系特番『前川清の笑顔まんてんタビ好キ ~南国・沖縄 離島のタビ~』の取材に都内で応じ、番組の見どころを語った。この番組は、前川と、お笑いコンビ・Wエンジンのえとう窓口の2人が、九州を中心に日本各地を訪れ、地元の人たちとふれあっていくという内容で、九州・沖縄・山口の7局ネットで、毎週日曜正午という激戦区で放送。2012年の番組開始以来、2人の珍道中が好評で、最高視聴率は14.3%、年度平均視聴率も11.1%(2014年度)という人気番組だ(ビデオリサーチ調べ)。これまで、2度にわたってゴールデン特番が放送されたが、今回は初の全国ネット。ゲストに加藤茶と、えとうの相方・チャンカワイをゲストに迎え、8月14・15日に沖縄の慶留間島(げるまじま)と阿嘉島(あかじま)を旅した。前川は「全国放送というのは間違っていた。KBC(九州朝日放送)さんと私との間に、ちょっと溝があります(笑)」と冗談めかしながら、今回の旅で最初に出会ったおばあさんの話を紹介。亡くなった夫の話になると「好きで結婚したわけじゃないから寂しくない」「酒ぐせが悪かった」など、終始恨み節だったそうだが、最後に前川が生前の写真を見せてもらうと「絶対に悪そうな人じゃないんですよ」といい、とても印象に残ったそうだ。ほかにも、今回の旅でも多くの出会いがあったそうだが、慶留間島には、子供たちが親元を離れて学習しに来る「留学」という制度があり、それを活用して滞在していた東京の子供とも交流。ここでは、日テレ系『イッテQ』に出演するチャンカワイが大人気だったそうだ。前川は「(相方の)えとう君は、意外と全然人気がなかったんです」とボヤいていた。また、加藤茶が、年の差妻を連れて来ていたことを暴露。今回の番組には登場しないそうだが、「グイグイ引っ張っていく感じ。加藤さんからすると、いい奥さんなんだな」と、おしどり夫婦ぶりをうらやんだ。KBCの渡辺プロデューサーは「本当に仕込みがないので、どうなるか分からない番組。びっくりするような出会いがあるわけではないが、前川さんが自然体で、沖縄の離島の方々とコミュニケーションを取られています」と話している。
2016年09月05日マーティン・スコセッシ、ウェス・アンダーソン、黒沢清、デビッド・フィンチャーといった、現代を代表する10人の監督たちがヒッチコックの映画術について語るドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』(原題:Hitchcock/Truffaut)が、12月10日(土)より日本公開されることが決まった。1962年、『大人は判ってくれない』などヌーベルバーグの旗手といわれたフランソワ・トリュフォーは、敬愛する偉大な監督アルフレッド・ヒッチコックにインタビューを熱望し、ヒッチコックがそれを快諾。国籍も、年齢も、キャリアも違う2人は意気投合、長時間のインタビューが実現し、そして1冊の伝説の本「Hitchcock/Truffaut」(「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」山田宏一・蓮實重彦訳)が生まれた。この本は世界中で出版され、“映画の教科書”として、映画関係者はじめ、すべてのクリエイターたちのバイブルとして現在も読み継がれている。本作は、当時のヒッチコックとトリュフォーの貴重なインタビューの音声テープと、ヒッチコックを慕う現代を代表するフィルムメイカーたちのインタビューで紡ぐドキュメンタリー。2015年カンヌ国際映画祭クラシック部門にて上映された。登場するのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のスコセッシ監督をはじめ、『ゴーン・ガール』のフィンチャー監督、『クリーピー 偽りの隣人』『ダゲレオタイプの女』の黒沢監督、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督、『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督ら、今日の映画界を牽引する10人。「『サイコ』は、当時も今も偉大な映画だ。物語の話術(ストーリー・テリング)の傑作だと言える、いや、それ以上の作品だ」(マーティン・スコセッシ)、「ヒッチコックは、映画魔術の天才だ。映画ばかりか、観客も演出する監督だ」(デビッド・フィンチャー)、「彼は、映画的表現とは何かを刺激するんだ。誰も考えたことのないような発想だよ」(ウェス・アンダーソン)と、彼らが劇中で語るとおり、ヒッチコックの時代を超えた映画術を新鮮な視点で現代に蘇らせるドキュメンタリーとなっている。監督は、NY国際映画祭のディレクターを務めるケント・ジョーンズ。日本語字幕は、「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」の翻訳者でもある、映画評論家の山田宏一が務めている。『ヒッチコック/トリュフォー』は12月10日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月22日プロ野球・横浜DeNAベイスターズ前監督の中畑清が、千葉テレビ(チバテレ)で、ビジネス番組の進行役を担当することになった。8月6日スタートの『燃える男中畑清の123絶好調』(毎週土曜22:15~22:30/再放送毎週水曜11:30~11:45)で、企業のトップと対談する。この番組は、毎回、中畑がさまざまな企業のトップと対談し、社長の熱い一面や会社の熱いエピソード、熱い社員などを発掘していくというもの。"熱い"つながりで、燃える闘魂・アントニオ猪木のモノマネでおなじみのアントキの猪木も出演し、企業に闘魂注入を行うほか、エンディングでは、中畑が熱唱を披露するコーナーも用意されている。中畑は「監督業を終えた後、いろいろな企業の方とお会いする中で、こんな番組をできたら面白いな、という構想があり、それがチバテレとうまくマッチしてこの番組が実現しました」と、立ち上げの経緯を説明。球団の監督と企業の社長の共通点は「スタッフに対する意識」だといい、対談した企業のトップから「パワーを感じられ、成功していてうらやましく思いました」と感想を語る。番組については「すごく良いアイデアを提供できると思います」と自信。「視聴者の皆さんには番組を見て、利用できるものが見つかったらトライしてほしいですね。幸せになるためのアイデアやヒントが、この番組には転がっていますよ!」と見どころを話している。
2016年07月26日満島ひかりが黒柳徹子を演じ、そのテレビとともに歩んできた半生を描いた、NHK総合で放送中のドラマ「トットてれび」も6月18日(土)今夜の放送で最終回を迎える。テレビ放送が始まった昭和28年、NHKがテレビ放送開始にあたって専属俳優を募集していることを知り受験する黒柳さんは、筆記試験も面接も失敗続きだったが合格し、エキストラとしてテレビやラジオに出演することに。目立ち過ぎて叱られてばかりの黒柳さんだったが転機が訪れ、黒柳さんは数々の人気番組に出演。そこで出会っていく日本を代表するそうそうたる俳優たちとの交流が本作では描かれる。森繁久彌に吉田鋼太郎、渥美清を中村獅童さんが、坂本九は錦戸亮、向田邦子にミムラと豪華キャストの共演も話題を呼んだ。黒柳さんは「徹子の部屋」25周年のお客様として、記念すべき第1回のゲストだった森繁さんを招く。番組でこれまでの思い出をふり返る2人。森繁さんの第一印象は「ちょっとエッチなおじさん」だったという黒柳さん。ドラマで共演した森繁さんは大事なシーンでもセリフを憶えず大胆なカンニングをして黒柳さんを驚かせたという。「徹子の部屋」の収録は進むが森繁さんはやる気を見せず、見かねた黒柳さんはCM中「こんな森繁さん見たくない!」と叱る…最終回となる今夜は森繁さんと黒柳さんとの50年にわたる交流を描く。撮影にあたっては「あまり臆病にならないで、そのときやりたいことをカメラの前でやれたらいいな」と語っていた満島さん。草創期から日本のテレビとともに歩んできた黒柳さんをどう演じ切ったのか、その総決算となる今夜の放送をお見逃しなく。「トットてれび」は6月18日(土)20時15分~NHK総合で放送。(笠緒)
2016年06月18日女優・満島ひかりが黒柳徹子を演じる、現在NHKにて放送中の「トットてれび」。この度、5月21日(土)放送の第4回にて、三浦大知がチャップリン役で登場することが明らかになった。NHKを辞めフリーになった徹子は、ますます多忙な日々。ラジオドラマの現場で出会い親しくなった脚本家・向田邦子(ミムラ)に、一度ゆっくり休みたいと心境を打ち明ける。休養宣言をした徹子に、NHKの朝ドラ「繭子ひとり」の仕事がくる。徹子の役は青森から上京して家族のため必死に働くおばさん・田口ケイ。徹子は役作りに打ち込む。田口ケイは大人気となったが、徹子は伊集院の説得を振り切ってニューヨークへ旅立つ――。テレビとともに歩んできた黒柳さんのエッセイ「トットひとり」「トットチャンネル」をドラマ化する本作。 主演の黒柳さん扮する満島さんをはじめ、渥美清役の中村獅童、坂本九役の錦戸亮、向田邦子役のミムラらが登場し、笑いあり、涙ありのドラマ・バラエティーが描かれる。本作で三浦さんが演じるのは、徹子がニューヨークへ旅立ち出会うチャップリンの役。今回が役者デビュー初ドラマだという三浦さんは、満島さんから直接電話を受け快諾。「いつかひかりと一緒に何か物作りができたらいいなと、ずっと思っていたのでありがたいです」と共演を喜んだ。また、「もともと台本にせりふなかったのですが、急に『オニオンヘアー』というせりふを言うことになったのですが、全く正解が分からなく、その流れのまま言いました。そのあたりも視聴者の皆さんにダンスとともに注目して見てもらえたらうれしいです」とアピール。さらには「次は、ひかりが主役のドラマに主題歌などでコラボできたらと思います」と今後の目標も語った。一方、作品での共演は16年ぶりだと話す満島さんは、「収録をしていておどろいたのは、違った道を歩んでいたはずなのに波長がとても合うこと。大知が同じステージにいてくれる安心感の中で、ただただ楽しむことができました」と共演をふり返り、「好きなことを、心がぐるぐるしながらも思いっきり楽しむ勇気や、ワクワクしたりキラキラしたもの、次の一歩につながる、ささやかだけど大事なバトンをちゃんとチャップリンから受け取ることができたと思います」と得るものが多かったと話した。徹子がニューヨークへ旅立ち、改めて「私らしい」を見つめ直したとき、エンターテイメントのバトンを渡してくれる象徴として登場するチャップリン。彼と徹子が「New York,New York」を歌い踊るシーンは大きな見どころのひとつ。2人で打合せを重ねながら完成させた、息のあった華麗なショーは必見だ。「トットてれび」は毎週土曜日20時15分~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月20日重松清の小説『希望ヶ丘の人びと』が、WOWOWの“ドラマW”で連続ドラマ化されることが決定した。沢村一樹が主演を、連続テレビ小説『おひさま』の岡田惠和が脚本を、『神様のカルテ』の深川栄洋が監督を務める。その他の:情報本作の主人公・田島は、妻の圭子、娘の美嘉、息子の亮太と都内で幸福に暮らしていたが、圭子に末期がんが見つかり、3か月でこの世を去ってしまう。そこで、田島は圭子が育った希望ヶ丘に行き、そこで圭子の思い出をたどりながら暮らすことを子どもたちに提案し、現在は空き家になっている圭子の旧家で新生活を開始する。沢村が主人公の田島を、和久井映見が亡き妻を、桜田ひよりと『そして父になる』の二宮慶多がふたりの子どもを演じるほか、平泉成、寺脇康文、伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太らが出演する。連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話)※第1話無料放送毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2016年05月09日ドラマ「トットてれび」で黒柳徹子役を演じる満島ひかり。同世代の女優の中で演技派としてひときわ輝く満島さんは、本役を通して自身が通るべき新たな道筋を発見したようだ。その先に広がる世界とは…?黒柳さんのエッセイ「トットひとり」「トットチャンネル」が原作の本作は、テレビ放送が始まった昭和28年にNHK専属テレビ女優第1号となった黒柳さんを主人公に、自由で創造的だったテレビ草創期の熱気と、森繁久彌、渥美清、坂本九、向田邦子らそうそうたる面々との友情を描いたバラエティドラマ。懐かしいヒットソングを現代風にアレンジしたミュージカル仕立ての演出も見どころのひとつ。当初、満島さんは「新しい印象で煌めき続ける徹子さんのパワーをそのままドラマに出せるのだろうか?」と疑問を抱くとともに、「再現ドラマになってしまうのが怖い」と思ったことを素直に打ち明ける。しかし、井上剛監督の「テレビの初めから歩んできた黒柳さんのパワーを借りて、もう一度新しいテレビを探したい!」という情熱に突き動かされ、「じゃあ、やってみようかな」と心変わり。「徹子さんからは『満島さんなら、まぁいいわ』と承諾をもらえたみたい」と笑みをこぼす。撮影するにあたり、黒柳さんからのアドバイスは、やはりあの独特の口調についてで、「『わたし、速いだけじゃないの。良く聞こえるの』と言われたので、それは気を付けています」と肝に銘じている様子。また、黒柳さんのことを「可愛い。魂の魅力を丸ごと発信できる人」と評する満島さんは、どんな時でも可愛くいるように心がけているとも。中村獅童(渥美清役)、ミムラ(向田邦子役)、吉田鋼太郎(森繁久彌役)ら共演者とも「モノマネではなく、それぞれが(演じる人物の)エッセンスを取り入れて、自分自身で体験することが一番の目標」と話し、当時生放送だった番組のシーンでは「自分たちならどう解決するか?徹子さんたちならどう解決するか?をダブらせて演じるので、半分リアルでドタバタしています」と述懐する。とは言え、「あまり臆病にならないで、そのときやりたいことをカメラの前でやれたらいいな」と目を輝かせる満島さん。ショーの場面では「歌い方も踊り方も決まりごとにならないようにやれたらと思っています」と、子供時代に所属していた音楽グループ「Folder」で培ってきたキャリアを活かす意欲ものぞかせた。多彩なキャラクターを演じてきた満島さんだが、唯一無二の存在感を放つ黒柳さんを演じることはやはり難解で、とりわけ「戦争を経験された方々の、これからは新しく楽しく生きていこうとするユーモアは真似できない」としみじみ。そんな思いもあって、黒柳さんに「(撮影)楽しいでしょ?」と聞かれた時、満島さんは「徹子さんの何十年を何か月でやることは楽しいだけじゃないです!」と訴え笑われたこともあったとか。かつてない体験を通して、さらに役者道をまい進する決意が固まったかと思われたが、満島さんは「女優さんは向いていない気がしています」と意外な言葉を口にする。その真意は「音楽やファッション、バラエティもコントも笑いもある中で仕事をするのが楽しい」。本作の「総合芸術な感じ」に魅了された満島さんは、「パフォーマンス・アーティストがいいな。フラフラーっとトボけながら、自分ができることをやって楽しみたい。だから徹子さんは理想的」と笑顔を向ける。未来に新たな夢を見出した満島さんの目は、黒柳さんにも負けないパワーに満ちあふれていた。「トットてれび」(連続7回)は4月30日(土)20時15分からNHK総合で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月30日4月30日よりNHK総合でスタートする土曜ドラマ『トットてれび』(毎週土曜 20:15~20:43 全7回)の試写会が21日、東京・渋谷のNHKで行われ、主演の満島ひかり、原作の黒柳徹子が出席した。黒柳徹子のエッセイ『トットひとり』と『トットチャンネル』をドラマ化した同ドラマは、テレビとともに歩んできた黒柳の若かりし日の姿を描いたもの。主人公の黒柳徹子役に満島ひかり、渥美清役に中村獅童、向田邦子役にミムラ、森繁久彌役に吉田鋼太郎が扮し、脚本を中園ミホが担当している。主演の満島は「5年ぐらい前の朝ドラ『おひさま』でお会いした時に『私の晩年の姿はあなたしかいない!』と口説かれましたが、まさか若い頃の黒柳さんを演じるとは思いませんでした」と驚きを隠さず、オファー時は「黒柳さんはパワーのある方。お話をいただいた時は『出来ません!』と断ったんです」と明かしたが、「『テレビで遊びたい』というお話をうかがい、徹子さんの人生をお借りして現代でどれだけテレビで遊べるかと思い、今頑張っています」と笑顔を見せた。一方の黒柳は「『おひさま』の時に満島さんと初めてお会いしたんですが、本当にいいなと思いました。どうせやっていただけるなら上手じゃないと嫌ですから、全体も似ているし演技も上手だし、自由な精神を持っている方ですね。(ドラマでの満島を見て)若かった時の私としか思えなったし、夢かと思いました」と絶賛しながら「私の若い頃があんな風だったと皆さんが思っていただけたらうれしいです」と期待を寄せた。黒柳の代名詞でもある"玉ねぎ頭"で揃って登場した満島と黒柳。"玉ねぎ頭"について満島が「徹子さんは良いアイテムを見つけたなと思いました。変身アイテムじゃないですけど、これをつけると強くなれる感じがします」と感想を。そんな満島を黒柳は「お綺麗な方なので、この髪型は綺麗な人に似合うと思いましたね」と合格点を与えていた。
2016年04月22日元横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清氏(62)が24日、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド』ブルーレイ&DVDリリース記念イベントに出席し、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏は「監督にならなきゃいけない」と語った。イベントで、"ゴジラ"の愛称で知られる松井氏が本作の魅力を語るVTRが紹介されると、中畑氏は「完璧なコメントだったね」とたたえ、「最初見た時は本当にゴジラそのものでしたよ。迫力がありましたよ」と出会った頃の印象を語った。そして、MCを務めた映画コメンテーター・LiLiCoが「松井さんはいつか監督に?」と聞くと、「ならなきゃいけないでしょ。球界に対して恩返しをするためには」と力強く答え、「どの球団でやるかっていうのは別として…ジャイアンツだと思うんですけど」と発言。「タイミングがあると思います。僕だって60歳前にやっとなれた。やりたいって言っているヤツはなかなかなれないけど、彼はやりたいってあんまり言わなかったからいつでもできる」と笑いを交えて話し、「見たいね。彼の監督の姿を」と期待した。また、各球団のキャンプを視察した中畑氏は、今年の優勝は「ソフトバンクでしょ。戦力がたまらなくすごい」と断言。セ・リーグの中では「金本(知憲)のところがおもしろいね」と阪神を挙げ、「(高橋)由伸も2、3年監督をやっているような落ち着きがある。周りをしっかり観察して、どっしり構えてやっているという怖さを感じる」と注目の巨人新監督も評価した。イベントには、大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりに優勝した大関・琴奨菊も出席。『ジュラシック・ワールド』ブルーレイ&DVDセット(3990円+税)は、NBCユニバーサル・エンターテイメントより2月24日発売、同時レンタル開始。TM&(C) 2014 Universal Studios & Amblin Entertainment,Inc.All Rights Reserved.
2016年02月24日『CURE』『トウキョウソナタ』など日本国内のみならず世界中から熱狂的な支持を集める黒沢清監督が、前編フランス語で撮りあげた初の海外作品『La Femme de la Plaque Argentique』(原題)の邦題が『ダゲレオタイプの女』に決定した。職を探していたジャンは、ひょんなことから、ダゲレオタイプの写真を撮り続けている写真家・ステファンの弟子として働き始めることになる。ステファンの家では、娘のマリーが何十分も器具に固定されていて、写真の被写体としての役目を果たしている。ステファンの妻・ドゥニーズも、彼のダゲレオタイプ写真の被写体となっていたが、昔、屋敷内で首を吊って自殺してしまっていた。ドゥニーズの亡霊におびえるステファン。マリーに惹かれ始めたジャンは、マリーがドゥニーズの二の舞にならないように、彼女を屋敷の外に連れ出そうとするが――。本作は、全編フランス語で撮影され、「ダゲレオタイプ」と呼ばれる世界最初の写真撮影法を用いて肖像写真を撮影するカメラマンの家に隠された秘密と愛を描く、ホラー・ラブストーリー。主人公のジャンを演じるのは、『預言者』(ジャック・オディアール監督)『ある過去の行方』(アスガー・ファルハディ監督)『消えた声が、その名を呼ぶ』(ファティ・アキン監督)など名匠の作品への出演が続くタハール・ラヒム。ジャンが想いをよせるマリー役には『女っ気なし』などで若手女優として注目を集めるコンスタンス・ルソー、マリーの父であり、ダゲレオタイプのカメラマンであるステファンをダルデンヌ兄弟作品常連のオリヴィエ・グルメが好演している。また名優マチュー・アマルリックがステファンの友人・ヴァンサン役で出演しているのも注目だ。昨年『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞し、高い評価を得た黒沢監督。このたび挑んだ初の海外作品について、「初めてフランスで映画を撮りました。日本と何か大きく違うことがあるんじゃないかと最初は心配しましたが、杞憂でした。映画はやはり世界共通言語のようです」と撮影を振り返り、また「日本の怪談にならったホラーとラブ・ストーリーを組み合わせた物語を、フランス人スタッフもキャストもたちどころに理解し、全ての作業がスムーズに進みました」と語っている。日本の監督とフランスのスタッフ&キャストが作り上げる愛と死の物語。日本のみならず、世界中から熱い注目を集めることとなりそうだ。『ダゲレオタイプの女』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年01月25日『トウキョウソナタ』『岸辺の旅』の黒沢清監督がフランスで手がけた新作映画の邦題が『ダゲレオタイプの女』に決まり、今秋に日本で公開されることが発表になった。その他の情報新作『クリーピー』が第66回ベルリン映画祭に正式出品されるなど、世界の映画ファン・評論家から支持を集めている黒沢監督が、全編フランス語で撮影した初の海外作品が日本で公開になる。ダゲレオタイプと呼ばれる世界最初の写真撮影法を用いて肖像写真を撮影する写真家の家が舞台で、かつてここでは写真家の妻が被写体を務めていたが、その昔に彼女は首を吊って自殺をしていた。映画ではこの屋敷に秘められた過去と、愛のドラマが描かれる。ジャック・オディアール監督の『預言者』やアスガー・ファルハディ監督の『ある過去の行方』に出演したタハール・ラヒムや、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ作品の常連オリヴィエ・グルメ、マチュー・アマルリックらが出演する。黒沢監督は「初めてフランスで映画を撮りました。日本と何か大きく違うことがあるんじゃないかと最初は心配しましたが、杞憂でした。映画はやはり世界共通言語のようです。日本の怪談にならったホラーとラブ・ストーリーを組み合わせた物語を、フランス人スタッフもキャストもたちどころに理解し、すべての作業がスムーズに進みました。そして、一本の見紛うことのないフランス映画ができあがりました」と語っている。『ダゲレオタイプの女』秋、全国ロードショー
2016年01月25日日清食品は1月18日、「日清のとんがらし麺ビッグ 激辛ジャークチキン味」(税別205円)を全国で発売する。「日清のとんがらし麺」は、唐辛子の風味がする「唐辛子練り込み麺」と辛さの中にうまみのあるスープが特徴のシリーズ。ビッグサイズでは、「突き抜けた辛さ」と話題性のあるメニューを展開している。同商品は、ジャマイカの国民食で、香辛料を利かせたソースで味付けしたチキンをローストした味わいの「ジャークチキン」をイメージしたもの。5段階中5を上回る辛さレベルとなっているが、タイム、クミンなどの香辛料を利かせることで、激辛ながらもしっかりとチキンのうまみを感じられるスープに仕立てたとのこと。別添の「超絶激辛オイル」を加えることで、シリーズ最高の辛さを楽しめるという。
2016年01月06日ギネスにも認定される国民的映画『男はつらいよ』シリーズ。今回、シリーズ48作に特別篇を加えた49作品が、12日1日(火)より「dTV」にて見放題独占配信されることが明らかとなった。誰もが元気になれる日本人の心の原風景を描き続け、現在まで幅広い世代から愛され続けている国民的人気シリーズ『男はつらいよ」。原作・脚本・監督を日本を代表する巨匠・山田洋次が手がけ、主人公・車寅二郎を演じる渥美清との名コンビで制作され、初公開から27年にわたり、全48作が公開。同一主演俳優による世界最長の映画シリーズとして、ギネス記録にも認定されるほど、世界でも愛され続けている。第1作において、渥美清演じる主人公"フーテンの寅"こと車寅次郎が、約20年ぶりに故郷の葛飾柴又に戻ってきたところから物語が始まり、以後、寅次郎の腹違いの妹・さくら、おいちゃん、おばちゃんらが集まるだんご屋を中心とした柴又と、寅次郎が訪れる日本各地で物語は展開。寅次郎の旅先の美しい風景もみどころのひとつだ。また、吉永小百合、浅丘ルリ子、竹下景子、三田佳子、後藤久美子など、寅二郎が恋に落ち、追いかけて旅をするその時代の魅力的なマドンナたちが出演するほか、沢田研二や永瀬正敏、小林幸子、長渕剛など豪華ゲストも多数登場し、物語に一層の魅力を与えている。今回決定した「dTV」独占配信では、1969年初公開された第1作から1995年に公開されたシリーズ全48作と特別篇を加えた49作を配信。また、「dTV」では『男はつらいよ』以外にも『幸福の黄色いハンカチ』や『東京家族』、『母べえ』など、山田監督の名作を多数配信。今月公開の吉永小百合主演『母と暮せば』や、来年3月公開の喜劇映画『家族はつらいよ』に向けて、この機会に思う存分山田監督ワールドを堪能してみて。「男はつらいよ」は12月1日(火)より「dTV」にて配信開始(全48作+特別篇)。(cinemacafe.net)
2015年12月01日日清オイリオグループは10月15日、食用油で初めての機能性表示食品として、血圧が高めの人向けの健康オイル「日清健康オイル アマニプラス600gPET」を新発売する。同商品は、健康成分「α-リノレン酸」を含んだ血圧が高めの人向けの健康オイル。 大さじ1杯(14g)に健康成分「オメガ3脂肪酸」の一種である「α-リノレン酸」を2.6g含んでいる。同商品を通常の食用油に替えて1日大さじ1杯を摂取すると、血圧が低下するという結果が臨床試験で得られている。商品名にもあるように、α-リノレン酸を豊富に含む「アマニ油」を30%配合。なたね油をベースに、アマニ油、米油を配合しているため、加熱料理にも安心して使用できるとしている。コレステロールは0(ゼロ)。今回、同商品を食用油で初めての機能性表示食品として発売する。機能性表示食品とは事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品のこと。同商品には、「α-リノレン酸」を含むことと「血圧が高めの方に」適した機能を持つ食用油であることを表示している。なお、同商品は希望小売価格などは設定していないとのこと。
2015年10月09日シネマヴェーラ渋谷で開催中の特集企画“カンヌ凱旋記念 黒沢清レトロスペクティブ”で23日に、『ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト』の上映が行われ、本作に出演した柄本佑がトークイベントに登壇。10月1日(木)より公開される監督の新作『岸辺の旅』について熱く語った。その他の写真父・柄本明は『ドッペルゲンガー』や『岸辺の旅』に、妻の安藤サクラは『贖罪』に出演。姉は『リアル~完全なる首長竜の日~』に製作スタッフとして参加するなど、黒沢監督作品とは深い縁がある柄本一家。柄本は「柄本家は全員、黒沢監督のファン」だといい、「だからうちの姉が製作部で『リアル…』の現場に入るって聞いたときには、家族で『いいなぁ』とうらやましがった」と明かした。現場での黒沢監督は、俳優にはっきりとした指示を出さず、丁寧な物言いで「こんな風にしてみてもいいですけれども、別にやらなくても良いです」というような演出の仕方をすると説明。監督から「『勝手にしやがれ』という映画でジャン=ポール・ベルモンドがこんな風に走っていくんですよね」と指示を出された際、「そういう風に引き合いに出すので、僕も何か出さないと、と思って『撃たれてはいませんけどね』と返しました」と撮影でのエピソードを次々に披露し、場内からは笑い声が上がった。そして話題は今年のカンヌ映画祭“ある視点”部門で日本人初の“監督賞”に輝いた『岸辺の旅』へ。関係者でぎゅうぎゅう詰めの試写室でいち早く本作を観たという柄本。「プレッシャーを感じながらだったので、まだ冷静に観られてはいないのですが…」と前置きしながら、「オープニングからなんだか泣けたんです。途中で曲がかかるときにも涙腺が緩みましたが、冒頭からぐっとくるというのは初めてでしたね」と話し、「いつも黒沢監督の映画には、現実の中の異世界を感じるんですが、今作は真逆で、異世界の人が普通にいるというか、それがすごく不思議で、幽霊がそもそも異質なものだからなのか、ほかの黒沢監督の作品の中でも普通すぎるほど普通で、それに逆に緊張感を感じました」と語った。特集企画“カンヌ凱旋記念 黒沢清レトロスペクティブ”10月9日(金)までシネマヴェーラ渋谷にて開催中『岸辺の旅』10月1日(木)テアトル新宿ほか全国ロードショー
2015年09月24日日清食品は、同社の商品「日清カレーメシ2」のWebサイトにて、同商品に使われている「カレーメシフォント」の配布を開始した。「カレーメシフォント」は、同社のインスタント食品「カレーメシ2」のパッケージ上で、商品名記載に使われているもの。カタカナと記号を収録している。配布形式はOpenType(OTF)ファイル。このフォントは、同Webサイト上のコンテンツ「カレーメシジェネレーター」にてSNS上で利用可能なロゴ画像を作成した際にダウンロード可能となる。ちなみにフォントはこんな感じだよ。ロゴをつくったら、下の方に出てくるよ。 pic.twitter.com/dWVEAMCELd— カレーメシ2くん (@currymeshikun) 2015, 9月 12また、利用範囲はロゴ画像、フォントともに「個人利用」に限定されており、商用利用は禁止。ロゴ画像はSNSのアイコン利用を想定しているが、同社およびその他の公式アカウントとの誤認を防ぐため、特定の企業名、サービス名などをジェネレーターに入力することはできなくなっている。詳細は、画像生成およびフォントダウンロードの際にリンクが提示される「利用規約」を参照のこと。
2015年09月14日日清シスコはこのほど、「クリスプチョコ」をリニューアル発売し、「クリスプチョコ ホットケーキ メープル風味」を期間限定で発売した。○「クリスプチョコ」がさらにおいしく、コク深い味わいに1978年に発売した「クリスプチョコ」は、専用の薄焼きコーンフレークをチョコレートで固めたサクサクとした食感と、円盤型の形状が特徴のロングセラーブランド。今回は、秋冬のチョコレート最需要期を迎えるにあたり、「さらにおいしく」をキャッチコピーにリニューアルを実施。「クリスプチョコ」ならではのサクサクとした食感はそのままに、チョコレートの製造工程を見直し、雑味のないまろやかでコクのある味わいに仕上げたという。8個入りで、希望小売価格は120円(税別)。また、期間限定で新発売する「クリスプチョコ ホットケーキ メープル風味」は、おやつの定番としておなじみのホットケーキの味わいをモチーフに、薄焼きコーンフレークをメープル風味のチョコレートで固め、隠し味にバターの香りをきかせた。8個入りで、希望小売価格は120円(税別)。
2015年09月02日日清食品は27日、カップ焼そば「日清焼そばU.F.O.辛口シーフードビッグ」を発売する。○魚介の旨みに、ローストした「日清焼そばU.F.O.」は、1976年の発売以来、39年にわたって幅広い層から支持されているロングセラーブランド。同商品は、食欲をかき立てる魚介の旨みを利かせた海鮮だれに、ローストした唐辛子と花椒で辛さを加えたソースが特徴のカップ焼そばとなる。麺は、「日清焼そばU.F.O.」ならではのコシのある中太麺を採用。ソースは、魚介の旨みを利かせた海鮮だれに、ローストした唐辛子と花椒で辛さを加えた。具材は、イカ、カニ風味かまぼこ、大切りキャベツ、スクランブルエッグ。またパッケージは、辛さを表現したオレンジ色をベースにシーフードらしい青色のロゴを配し、店頭で一際目立つ存在感のあるデザインに仕上げた。内容量152g(麺130g)で、希望小売価格は205円(税別)。
2015年07月26日12日の最終回が平均視聴率17.7%を記録し、有終の美を飾った佐藤健主演のTBS系ドラマ『天皇の料理番』の1980年に放送された堺正章主演版(全19話)が、8月4日から、CS「TBSチャンネル2 名作ドラマ・スポーツ・アニメ」で放送されることが14日、明らかになった。同作は、大正・昭和時代の宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた直木賞作家・杉森久英原作の同名小説が原作。1980年版は、後に『金曜日の妻たちへ』などのヒット作を手がけた鎌田敏夫の脚本で、当時30代半ばだった堺が主演となって制作された。主人公・篤蔵の妻を檀ふみが演じ、当時ドラマ出演の経験がほとんどなかった鹿賀丈史や明石家さんまなどを起用。このほか、近藤正臣、財津一郎、山口いづみ、平幹二朗、柳生博が脇を固め、渥美清がナレーションを担当した。今回、2015年版の放送開始から、かつてのファンだけでなく、新たに作品を知った視聴者からも、1980年版の放送を望む声が多く届けられたことから、この放送が決定。8月4日から8月17日まで、毎週月~金曜13時から14時40分の枠で、2話ずつ放送される(8月17日は13:50まで)。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2015年07月14日日清オイリオグループは8月24日、プレーン(無香)タイプの「日清ココナッツオイル」と「日清中鎖脂肪酸100%オイル」を発売する。同社では、健康成分「中鎖脂肪酸」を豊富に含む「日清エキストラバージンココナッツオイル」を2月に発売した。今回発売する「日清ココナッツオイル」は、ココナッツオイルをさまざまな料理に使いたい人に適したプレーン(無香)タイプ。和食や洋食、中華など、幅広い料理に使用することができる。同商品は厳しい品質管理のもと、輸入した原油を日本国内の工場で精製、充填(じゅうてん)している。中鎖脂肪酸を60%以上含み、小さじ1杯で2.8g摂取できる。小さじ1杯を毎日摂(と)ると約30日で使い切れる130g入り。「日清中鎖脂肪酸100%オイル」は、エネルギー補給や考えるエネルギーを必要とする人に適したオイル。無色透明で、味やにおいがほとんどないクリアなオイルであるため、トマトジュースやみそ汁、あえものなどさまざまな料理にかけたり加えたりするなどして使用できる。85g入り。いずれの商品も希望小売価格などは設定されていない。
2015年07月13日話題の機能性成分「日清中鎖脂肪酸100%オイル」も登場日清オイリオグループ株式会社は、中鎖脂肪酸を手軽に毎日摂取できるよう、プレーン(無香)タイプの「日清ココナッツオイル」、「日清中鎖脂肪酸100%オイル」を2015年8月24日(月)より全国で発売を開始する。同社は、健康に役立つ食用油を主に生食で毎日摂りたいというニーズの高まりを受け、今年2月に話題の健康成分「中鎖脂肪酸」を豊富に含む「日清エキストラバージンココナッツオイル」の発売に続き、ラインアップを拡充する。2014年の家庭で使用する、食用油の使用頻度は2012年と比較すると、生食での使用頻度が約1.4倍と大きく伸びている。油種別に見ると、ごま油で約1.5倍、オリーブオイルで約2倍、最近話題のココナッツオイル、アマニ油などのようにサプリメント的な機能性成分のオイルでは約8倍となっている。効率の良いエネルギーをいろいろな料理に!「日清ココナッツオイル」は、料理の幅が広がるプレーン(無香)タイプのココナッツオイルで、和食や洋食、中華など、さまざまな料理に幅広く使用できる。一般的な油と比べると、約5倍の早さでエネルギーになる中鎖脂肪酸を60%以上含むため、小さじ1杯で2.8g摂取できる。1瓶に130g入っており、毎日小さじ1杯使用すると30日で使い切れるサイズとなっている。「日清中鎖脂肪酸100%オイル」は、1瓶85g入りで同品の油脂を構成する脂肪酸は100%中鎖脂肪酸で、エネルギー補給や長鎖脂肪酸を利用しづらいがエネルギーを必要とする人に適している。無色透明で味や香りがほとんどなく、スッキリとクリアなオイルであるため、ジュースや味噌汁、和えものなどジャンルを問わず、さまざまな料理にそのまま使用することが可能である。いずれも、同社の厳しい品質管理のもと、輸入原油を日本国内の工場で精製・充填している。(画像はプレスリリースより)【参考】・日清オイリオグループニュースリリース
2015年07月08日日清食品は13日、「日清のどん兵衛 きつねうどん 39周年特別限定品」と「日清焼そば U.F.O. 39周年特別限定品」の2品を全国で発売する。○どん兵衛史上最厚ふっくら130%おあげと、U.F.O.史上最高濃度130%ソース入り「日清のどん兵衛」と「日清焼そば U.F.O.」は、いずれも1976年に発売した同社を代表するロングセラーブランド。今回、39年の長きにわたるサポートに感謝の気持ちを込め、それぞれの商品の魅力をさらに引き出した「39周年特別限定品」を発売する。「日清のどん兵衛 きつねうどん」には、同社従来品に比べて130%の厚みがある今回だけの特別な「どん兵衛史上最厚(さいあつ) ふっくら130%おあげ」が入っており、ふっくらジューシィな仕上がりとだという。麺は「日清のどん兵衛」ならではのもっちりとしたつるみのあるうどんで、つゆは、昆布とかつおだしが上品に調和した、うまみが後を引く味わい深い関西風のつゆを採用。「彩り七味」付きとなる。希望小売価格は180円(税別)。「日清焼そば U.F.O.」には、同社従来品の「やみつき濃厚ソース!」を130%に増量した今回だけの特別な「U.F.O.史上最高濃度 130%ソース」が入り、さらにガツンと濃厚でスパイシーな味わいを楽しめるとのこと。麺は「日清焼そば U.F.O.」ならではのコシのある中太麺、具材は大切りキャベツ、豚肉を採用。別添で、青のり、紅しょうが入りふりかけが付く。希望小売価格は180円(税別)。
2015年07月05日日清食品は6月1日、「日清カレーメシ2 中辛」「同 辛口」「同 大辛」「日清トマトカレーメシ2」の4品を発売する。○ダイスミンチを大きくし、食べ応えと調理後の具材のボリューム感がアップ2014年4月に発売した「日清カレーメシ」は、「ルゥでもレトルトでもない、お米とルゥが混ざった状態で出来上がる"第3のカレー"」とでも呼ぶべき新ジャンルのカレー。水を入れて電子レンジでチンするだけで調理できる手軽さや、煮込み感のあるコク深いルゥの本格的なおいしさが、若者を中心に好評を得ているという。今回は、そのカレーメシがさらにパワーアップして登場、商品名も「日清カレーメシ2(ツー)」に一新する。従来の調理の手軽さ、おいしさはそのままに、具材のダイスミンチを大きくすることで、食べ応えと調理後の具材のボリューム感がアップ。パッケージにも「ビッグになったぜ」というコピーをあしらったデザインを採用し、これからも「日清カレーメシ」ならではのユニークな世界観を発信していく、としている。なお、「日清トマトカレーメシ2」はパッケージ変更のみとなる。希望小売価格は各220円(税別)。
2015年05月31日24日(日)まで開催されたカンヌ国際映画祭で、ある視点部門に出品された黒沢清監督の『岸辺の旅』が、同部門の監督賞を受賞した。審査員メンバーは、イザベラ・ロッセリーニを審査委員長に計5名。壇上に上がった監督は、「とても驚いています。こうしたささやかな作品のなかからひとつの輝きを審査員の方に発見して頂いた、そういうことが起こる場所がカンヌなのだと思いました。本当にありがとうございます」と語った。その他の写真また受賞直後の会見では、いまだ興奮冷めやらぬといった様子で、審査員長のイザベラ・ロッセリーニから、「母(※今年のカンヌの公式ポスターの顔になったイングリッド・バーグマン)はずいぶん前に亡くなりましたが、わたしはいまだに母がそばで見守ってくれているような気がしていました。それはわたしだけの特殊な感覚かと思っていましたが、この映画を観てそんなことはないのだと知って驚きました」と、私的な感想をもらったことを明かした。本作は湯本香樹実の同名の小説を、今回が初タッグである深津絵里と浅野忠信主演で映画化したもの。3年前に失踪したままになっていた夫が突然舞い戻り、「俺、死んだよ」と妻に告白する。ふたりは、彼が最後に過ごした場所や時間を巡る旅に出る。これまでも死者を扱ったことのある監督だが、今回は監督にとって初めてのラブストーリーでもある。黒沢監督のファンが多いフランスでは、特に評価が高く、全国紙のル・モンドは「クロサワは、自身の芸術を超越するような素晴らしい成果を見せた」と絶賛した。公式上映に監督とともに参加した深津、浅野は上映の反応に対してそれぞれ、「とても暖かい拍手を感じました。監督のファンの方々が新作を待ち望んでいたような、みなさんの強い集中力が、じわじわと伝わってくる印象を受けました」(深津)、「僕自身、この映画を観ながら家族や友人など大切な人への愛が浮かんできました。そんなひとつの愛の形が海外の人々にも届いたのかと思い、とても嬉しかったです」(浅野)と語った。黒沢はふたりの共演を振り返り、「違うタイプの演技をされるおふたりという印象を受けましたが、それがあるレベルを超えるとまったく違和感がなくなるのだとわかりました。おふたりの力があったからこそ、こうした夫婦の愛の姿を描くことができた。本当に感謝していますし、おふたりにもカンヌを楽しんで頂けたたようで良かった」と、喜びを噛みしめた。取材・文:佐藤久理子『岸辺の旅』10月1日(木)テアトル新宿ほか公開
2015年05月25日日清食品は18日、「日清のごんぶと×クッキングパパ 荒岩流鶏だしカレーうどん」「日清Spa王×クッキングパパ 荒岩流イカスミブラック」を発売する。○荒岩家の絶品レシピをカップ麺で再現!、"うまいゾ!"「日清のごんぶと」と「日清Spa王」は、生タイプ麺を使用し、本格感のある麺と短時間で調理できる簡便性が特徴のロングセラーブランド。今回、今年5月で30周年を迎えた人気漫画「クッキングパパ」(うえやまとち著、講談社刊・週刊「モーニング」にて連載中)と両ブランドのコラボレーションが実現した。「日清のごんぶと」からは、主人公の荒岩一味(あらいわかずみ)が夏バテ気味の愛娘みゆきのためにスパイスを利かせて作ったぴりっと辛い"鶏だしカレーうどん"を、また「日清Spa王」からは、イタリア旅行時に荒岩が現地のシーフードがおいしいレストランで出会い思わずおかわりした"イカスミのスパゲッティ"を発売。どちらも漫画の中で実際に登場したレシピを再現し、「クッキングパパ」の世界観を楽しめる一品に仕上げたという。「日清のごんぶと×クッキングパパ 荒岩流鶏だしカレーうどん」は、麺はコシとつるみのある、のどごしの良い"生タイプ"のうどんを使用。麺をレンジ調理することで芯まで熱々になり、さらにもっちりとした食感が楽しめるという。つゆは、ピリっとしたカレーのスパイシーさに鶏だしを利かせた、深いうまみが特徴のカレーつゆとした。具材には、蒸し鶏、大ぶりのネギを採用。このレシピは「クッキングパパ79巻(衝撃のカレーうどん)」に掲載されている。内容量204g(麺180g)で、希望小売価格は230円(税別)。「日清Spa王×クッキングパパ 荒岩流イカスミブラック」のソースは、イカスミの真っ黒な色が特徴で、ガーリックオイルをベースに炒めたタマネギやアンチョビーで風味を付けた。具材は、イカ、タマネギ、赤唐辛子となる。このレシピは「クッキングパパ14巻(絶品!!スパゲティブラック)」に掲載されている。内容量187g(麺170g)で、希望小売価格は230円(税別)。
2015年05月15日日清食品は18日、「日清チキンラーメンビッグカップ ピリッと辛口担々風」を発売する。○「チキンラーメン」の人気アレンジレシピを商品化インスタントラーメン「チキンラーメン」は、TVCMなどでもおなじみの玉子を乗せる食べ方に加え、最近では好みの調味料や具材を加えて一味違ったおいしさを楽しむ「アレンジレシピ」が人気を集めているという。同商品は、その中でも人気の高い「担々風チキンラーメン」を手軽に味わえるよう、カップ麺として商品化したもの。麺は、しょうゆベースのチキンスープで味付けした、香ばしい「チキンラーメン」の麺を使用。国産チキンを100%使用したローストしょうゆの味わいの元祖鶏ガラスープに、練りごまとピーナッツバターのコク、唐辛子の辛みを利かせた別添オイルで「担々風」に仕上げた。具材は、肉そぼろ、チンゲン菜、すりごま、炒りごま、ネギ、赤唐辛子を採用している。内容量96g(麺85g)で、希望小売価格は205円(税別)。
2015年05月10日日清食品は20日、「日清カップヌードルごはん」「日清カップヌードルごはん シーフード」を全国でリニューアル発売する。○「カップヌードルごはん」を、具材を充実させリニューアル「日清のごはんシリーズ」は、インスタントラーメンの味を「ごはん」化した商品。米を一度炊き上げた後に高温高速で熱風乾燥したパフライスを、具材と味付けの素とともに電子レンジで水から炊くことで、独特の風味や食感が楽しめるという。今回、「カップヌードル」のリニューアルに合わせ、「日清カップヌードルごはん」と「日清カップヌードルごはんシーフード」も具材を充実し、さらにパッケージもロゴとシズルがはっきりと見えるデザインにリニューアルする。両商品とも、ライスは米一粒一粒が立った、コシのある食感が楽しめるごはんを採用。味付はスープの味だけでなく、「カップヌードル」「カップヌードルシーフードヌードル」の麺の味やフライした風味までこだわり、忠実に再現した。「日清カップヌードルごはん」は、ローストしょうゆとペッパーのアクセントで、「日清カップヌードルごはん シーフード」は、ポークや魚介のうまみと紅しょうがのアクセントで特徴付けた。具材は、「日清カップヌードルごはん」は、コロ・チャー、エビ、ネギ、たまごに存在感のあるダイスミンチを追加。「日清カップヌードルごはん シーフード」は、ゲソイカ、キャベツ、たまご、ネギに、口当たりの柔らかいイカの胴部分を追加し、カニ風味かまぼこを増量している。希望小売価格は、ともに220円(税別)。
2015年04月19日日清食品は4月13日、「日清焼そばU.F.O. チーズカレービッグ」を発売する。同商品は、「日清焼そばU.F.O.」の"やみつき濃厚ソース"をベースに、ビーフの旨みとスパイスを利かせたカレーソースが特徴。具材には、大切りキャベツとニンジンをそろえた。別添で、カレーと相性のよいゴーダ、エメンタール、パルメザンの3種をミックスした特製粉チーズが付いており、あとがけすることによりコクのある味わいが楽しめるという。サイズは159g(麺130g)の大盛りで、価格は205円(税別)。
2015年04月02日日清食品は4月13日より順次、同社が展開するブランド「日清麺職人」の全6品をリニューアル発売する。同ブランドは、2000年の発売以来、"まるで、生めん。"のような麺を手頃な価格で味わえると主婦を中心に人気を集めるカップ麺シリーズ。今回は麺との相性を考え、スープを"香るスープ"にリニューアルする。対象商品は、「日清麺職人 しょうゆ」「同 みそ」「同 しお」「同 酸辣湯麺」「同 担々麺」「同 とんこつ」(各税別180円)の6品。しょうゆ味は、しなやかな中細ストレート麺が、煮干しだしの香りが特徴の「淡麗系しょうゆスープ」にマッチしているとのこと。みそ味は、太手もみ風麺にみそスープを組み合わせた。スープは、すりごまの香りに加え、野菜のうまみとコクが楽しめるという。しお味は、中細ストレート麺に香味野菜の香りのすっきりとした「淡麗系しおスープ」を合わせた。とんこつ味は、厚みのあるとんこつスープで、ガーリックの香りととんこつのうまみがアップしているという。麺は極細ストレート麺を採用。担々麺は、すりごまの香りと辛みをきかせた坦々スープに中細ストレート麺を採用した。酸辣湯麺は、酸辣湯と細ストレート麺の組み合わせ。スープは黒酢が香り、本格中華を思わせる酸味と辛みのバランスがとれた味わいとなっているとのこと。なお、元男子プロテニス選手の松岡修造さんが職人姿になって登場する特別パッケージ商品が期間限定(4月中旬~6月末)で登場する。
2015年04月01日