ザ・リッツ・カールトン東京は、現代アート作家・野原邦彦とのコラボレーションによる「アートアフタヌーンティー」を2023年9月1日(木)から10月31日(火)まで提供する。“アートを楽しむ”野原邦彦とのコラボアフタヌーンティー野原邦彦は、1本の木材から彫り出される木彫り作品を中心に、日本の伝統技術も取り入れた作品を制作する現代アーティスト。カプチーノを口に含んだ瞬間の幸福感を、空中に浮くようなふわふわとしたイメージで表現した代表作「カプチーノ」など、その作品は日常の“ある心地よい瞬間”を具現化したような独創的な世界観で知られる。作品の世界観を落とし込んだ本格スイーツ&セイボリー「アートアフタヌーンティー」では、代表作「カプチーノ」をはじめ、動物や人間などをモチーフに野原の世界観を鮮やかに表現。アートを愉しむことをテーマに、イチジクや林檎、さつま芋など旬の食材を用いた味わい豊かなメニューを提供する。スイーツには、無花果と赤ワインを合わせたガナッシュや、レモンの風味が香るチーズケーキ、甘酸っぱいザクロのムースを用いたコンフィチュールなどが揃う。また伊勢海老やフォアグラ、ズワイガニなどの贅沢な食材を使用した華やかなセイボリーにも注目だ。代表作「カプチーノ」を会場に展示、初公開作品もまた期間中は、野原の作品をテーマにしたチョコレート「バニー オデッセイ」を限定販売するほか、グランドフロアでは伝統的な“七宝繋ぎ文様”が特徴的な作品「善哉Ⅱ」がお出迎え。さらに「アートアフタヌーンティー」の会場となるザ・ロビーラウンジでは、代表作「カプチーノ」のオリジナルサイズ全色が各所に展示され、初公開となる大型作品もお披露目される。詳細「アートアフタヌーンティー」提供期間:2023年9月1日(木)~10月31日(火)時間:12:00~17:00場所:ザ・リッツ・カールトン東京 45階「ザ・ロビーラウンジ」住所:東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン料金:9,400円(セイボリー5種/サンドイッチ2種/スイーツ6種/スコーン/コーヒー または 紅茶)※サービス料込。■メニュー<セイボリー>フロマージュブランのムース 洋梨のジュレと木の実のロースト、緑茶豚の煮込み 紅心大根のピクルスと彩り野菜のコンフィ オリーブオイルカプセル、ズワイガニとしらすのファルス 大葉とドライトマト タピオカクラッカーのカナッペ、伊勢海老のタルタル 里芋のフリットと蓮根のレリッシュ キャビア添え、フォワグラときのこ 牛蒡のコンソメゼリー 柚子香る蕪のピュレ<フィンガーサンドウィッチ>スペイン産生ハムとゴーダチーズ 黒胡椒風味の柿のジャム ルッコラピストゥー、コンキリエで包んだ鰹のリエット クリームチーズとイクラのオープンサンド<スイーツ>イボワールムース 林檎ジュレ、無花果と赤ワインのガナッシュモンテ、シューアラクレーム プラリネヌガー、檸檬のチーズケーキ フィンヤンティーヌ、ザクロムース フュリュイルージュコンフィチュール、“クラウドカプチーノスタイル“ ホワイトコーヒークリーム、プレーンスコーン 薩摩芋のスコーン クロッテッドクリーム※予告なくメニュー内容が変更になる場合あり。※この他、7,500円(セイボリー3種/サンドイッチ2種/スイーツ5種/スコーン/コーヒー または 紅茶)のアフタヌーンティーも提供。■「バニー オデッセイ(全4色)」会場:ザ・リッツ・カールトン東京 45階「ザ・ロビーラウンジ」時間:12:00~20:30価格:1個 2,700円【予約・問い合わせ先】レストラン予約直通TEL:03-6434-8711(受付時間 10:00~20:00)
2023年09月03日アンリアレイジ(ANREALAGE)・森永邦彦とオンワード樫山の協業による「アンエバー(ANEVER)」から、建築家・隈研吾とコラボレーションした花器「つみ花」が登場。2022年8月25日(木)より、アンリアレイジ 渋谷パルコなどで予約販売を開始する。隈研吾とコラボ“積み重ねて”形を作る花器バッグ・アクセサリーを主軸とする「アンエバー」から、隈研吾とコラボレーションした新プロダクト「つみ花」が登場。大小さまざまな大きさの花びら型プレートを、好きな順番に“積み重ねる”ことで、自分だけの形状を生み出すことができるフラワーベースだ。ドライフラワー入りプレートを積み重ねてプレートは、職人の手で一つひとつ丁寧に摘んだドライフラワーを、アクリル樹脂に閉じ込めたロマンティックな仕上がり。積み重ねると自由に回転し、花器の形状が無限に変化する。花を「摘む」と「積み」重ねるの意を掛け合わせ、隈研吾建築都市設計事務所が「つみ花」と名付けた。サイズは、SとLの2種類から選ぶことができる。ビジュアルに平手友梨奈を起用なお、「つみ花」のビジュアルモデルには、「アンエバー」創設時からのミューズ・平手友梨奈が起用されている。【詳細】アンエバー 花器「つみ花」予約販売開始日:2022年8月25日(木)販売店舗:アンリアレイジ 渋谷パルコ、アンリアレイジ公式オンラインショップ、アンエバーZOZO TOWN、ONWARD CROSSET・つみ花 S 59,400円サイズ:H13×底W8.8cm・つみ花 L 89,100円サイズ:H24×底W8.8cm
2022年08月28日アンリアレイジ(ANREALAGE)・森永邦彦が手掛ける「アンエバー(ANEVER)」から、初のレインアイテムが登場。2022年5月26日(木)より、アンリアレイジ 渋谷パルコにて発売される。ビジュアル・ムービーのモデルには、平手友梨奈、板垣李光人を起用した。「雨」と「人」の作用からインスピレーションバッグ・アクセサリーをメインに展開する「アンエバー」は、相反するふたつの対比や交錯をコンセプトにしているブランド。今回は、「雨」と「人」が作用し合う現象からインスピレーションを得ている。展開アイテムは、レインシューズやレインコート、折り畳み傘など、雨の日に活躍するグッズや、“雨粒”のようなブレスレットだ。フォックス・アンブレラコラボ、晴雨兼用ローファーレインシューズは、1868年創業のロンドン発老舗雨具ブランド、フォックス・アンブレラ(FOX UMBRELLAS)とコラボレーションした晴雨兼用ローファー。日本人の足にフィットするシルエットに仕上げ、歩きやすく疲れにくいデザインに仕上げている。中敷きには、カラフルな花柄「セダム」を配し、プレイフルなエッセンスを加えた。ハンドルに“本物の花”を閉じ込めた折り畳み傘折り畳み傘は、“本物の花の一瞬”を閉じ込めた円柱形のアクリルハンドルがデザインのポイント。クリアなアクリルの中に花が咲くみずみずしいデザインが魅力で、バンドを留めるアクリルボタンにも、ドライフラワーが封入されている。傘のカラーは、ネイビーと、カラフルな花柄「セダム」をあしらったホワイトの2色を用意する。グラフィックプリントの撥水レインコートさらに、ロゴモノグラムを配した撥水レインコートも登場。「一瞬」と「永遠」を数字に置き換え、0と9で表現した花のグラフィックを散りばめた。ウエストや袖口は、ドローストリングでフィット感を調整することが可能だ。“雨粒”のようなブレスレット&ピアス加えて、透き通る“雨粒”のような新作「Lily of the valley(スズラン)」シリーズのアクセサリーにも注目だ。ブレスレットには、花を閉じ込めたフラワービーズとクリアビーズを連ね、こぼれ落ちる雫のようなシルエットに仕上げた。透明感あふれるビーズの質感と、独特のボリューム感が幻想的なムードを演出する。ピアス・イヤリングは、繊細なチェーンの先にフラワービーズが揺れるデザイン。まるで、雨の雫が落ちる一瞬を切り取り、空中にとどめたかのようなポエティックな仕上がりとなっている。【詳細】アンエバー レイングッズ発売日:2022年5月26日(木)展開店舗:アンリアレイジ 渋谷パルコ住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 3階TEL:03-6809-0220営業時間:11:00~20:00(状況に応じて変更の可能性あり)・折り畳み傘(ネイビー) 14,300円・プリント折り畳み傘 19,800円・レインコート 49,500円・レインシューズ 24,200円・イヤリング/ピアス 各7,700円・ブレスレット 15,400円■スタッフ クレジットDesigner: 森永邦彦 Kunihiko Morinaga (ANREALAGE)Model: 平手友梨奈 Yurina HirateModel: 板垣李光人 Rihito ItagakiSound: 伊澤一葉 Ichiyo IzawaProducer: 小嶋寛郎 Hiroo Kojima (STEADY Inc.)Art Director: 武藤将也 Masaya Muto (ANREALAGE)Movie Director: 早川大介 Daisuke Hayakawa (DDCR)Choreographer: Seishiro (P.I.C.S. management)Photographer: 亀井隆司 Takashi Kamei
2022年05月29日アンリアレイジ(ANREALAGE)・森永邦彦が手掛ける「アンエバー(ANEVER)」から“12ヶ月の花と花言葉”をモチーフにしたウェアや雑貨が登場。2022年3月10日(木)から3月31日(木)まで、東京・渋谷パルコにオープンする期間限定ショップほかで発売予定だ。アンエバー新コンセプトムービーには、アイドルグループ・トラヴィス ジャパン(Travis Japan)を起用。“12ヶ月の花と花言葉”がテーマの新作アンリアレイジ・森永邦彦とオンワード樫山による「アンエバー」から新作が登場。“12ヶ月の花と花言葉”をテーマにした「バーネット」シリーズ第2弾となり、今回も12ヶ月の花を印象的に取り入れている。花をドットで表現1月の花・ビオラ、2月の花・デイジー、3月の花・サクラ…など、12種の花々は、ドットで表現することで、自然とデジタルを融合させた世界観を表現する。ネイビーカラーのTシャツやフーディトップスには、ドットでデザインした花の姿を描き、さらに、花の名前と花言葉をレタリングしたアートワークをプリントした。アンエバー初の香水また注目は、アンエバー初の香水「DOT FLOWER PERFUME」。それぞれの月の花言葉のイメージを元に調香した12種類のフレグランスを展開する。今回は、トラヴィス ジャパンとコラボレーションしている背景から、トラヴィス ジャパンのメンバーそれぞれの個性を想起させる香りも掛け合わせている。例えば、7月のアサガオのフレグランスは、花言葉の固い絆×松田元太のイメージ「ポジティブ」をブレントした香りとなっている。各フレグランスボトルにあしらった、12ヶ月の花の咲いた姿を表現したドット柄にも注目だ。1月の花「ピオラ」:)花言葉 TRUST(信頼アロマティックなラベンダーとアールグレイの香りが織り交ざるフレッシュな香り。2月の花「デイジー」:花言葉 HOPE(希望)可憐に咲く花の心地よい甘さ。アンバーやムスクで包み込まれているような、繊細な香り。3月の花「サクラ」:花言葉 INNOCENCE(純潔)儚げに咲く一瞬のきらめきを閉じ込めたような、ほんのりとした甘さの香り。4月の花「ヒナゲシ」:花言葉 KINDNESS(いたわり)透明感のあるミュゲに包まれる心地、肌に寄り添うアロマティックな香り。5月の花「バラ」:花言葉 LOVE(愛)咲き誇る赤色、包み込むようなローズの花束。華やかな甘さのある香り。6月の花「アジサイ」:花言葉 GRATITUDE(感謝)みずみずしいミュゲやライラックとフレッシュなフルーツが奏でる、彩りのある香り。7月の花「アサガオ」:花言葉 STRONG BOND(固い絆)爽やかな早朝に咲く、フレッシュなシトラスがビターな印象を与え、心地よいアンバー、ムスクを引き立てる香り。8月の花「ヒマワリ」:花言葉 ADORATION(愛慕)太陽のエネルギーを浴びて咲き誇る。輝きのあるアップルや洋梨を感じさせるフレッシュな香り。9月の花「コスモス」:花言葉 MODESTY(謙虚)秋の初めを囁きかけるような落ち着きを感じるウッディ、爽やかなベルガモットと花々の甘さが響き渡る香り。10月の花「リンドウ」:花言葉 JUSTICE(正義)澄み切った秋空に咲き続ける、フレッシュグリーンな花々による清楚な香り。11月の花「ツバキ」:花言葉 PRIDE(誇り)冬を告げる美しい花を彷彿させる、グリーンと花の甘さと静寂さがもたらす香り。12月の花「ヒイラギ」:花言葉 FORESIGHT(先見の明)凍える空気に凛とした、爽快なハーブによるすっきりとした香り。さらに、12ヶ月の花をモチーフにした、ドットデザインのトートバッグ、ソックス、サーモまぐ、グラスなどの雑貨、食器類なども販売される。なお、アンエバーの新作コンセプトムービーでは、トラヴィス ジャパンがロッキン、JAZZ、HIPHOPなど、さまざまなジャンルのダンスを披露。また、香水を表現するコンセプトムービーでは、トラヴィス ジャパンの即興ダンスで香りを可視化させて表現している。【詳細】アンエバー「バーネット」シリーズ第2弾取り扱い店舗:アンエバー渋谷パルコ期間限定ストア、オンワードグループ公式ファッション通販サイト「オンワード・クローゼット」、アンリアレイジ公式オンラインショップほか<アイテム例>・DOT FLOWER PERFUME 全12種 各6,930円・DOT FLOWER T-SHIRT 全12種 各6,820円・DOT FLOWER SOCKS 全12種 各2,750円・DOT FLOWER BOTTLE 全12種 各3,630円■アンエバー渋谷パルコ期間限定ストア期間:2022年3月10日(木)~3月31日(木)住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ3
2022年03月13日3月27日に東京オペラシティ コンサートホールで開催される作曲家・湯山昭のトリビュートコンサート『湯山昭の音楽』に向け、坂本龍一、岩井俊二(映画監督)、沼尻竜典(指揮者)からレコメンド・コメントが到着した。湯山昭は「おはなしゆびさん」「あめふりくまのこ」、「お菓子の世界(153重版を誇るピアノ曲集)」といった童謡から器楽曲「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティルメント」、「ゆうやけの歌(伝説の男声合唱曲)」「葡萄の歌」などの合唱曲などで知られる、日本のクラシック音楽史上、最も大衆に愛されたと言える作曲家。コンサートには湯山昭ファンを公言してはばからない新垣隆(ピアノ)、林正子(ソプラノ)、上野耕平(サクソフォーン)、池上英樹(マリンバ)、福田廉之介(ヴァイオリン)、ロー磨秀(ピアノ)、THE LEGEND(男声オペラユニット)ら総勢7組の鬼才、俊才プレイヤーたちが結集。湯山昭が書いてきた作品群をトリビュートを込めて演奏する。コンサートの選曲・プロデュースは、“世界中でいちばん湯山昭の音楽を聴いている!”という娘の湯山玲子が担う。チケットは3月17日23時59分まで発売中。■坂本龍一 コメント湯山昭の音楽は、フォーレ、ラヴェル、プーランクの音楽を正統に継承したものだ。しかも常に明確なメロディーとウィットに富んだ変奏があり、器楽曲さえもとても親しみやすい音楽になっている。■岩井俊二(映画監督) コメント昔から僕の中で雨とは好ましい天気で、鬱とは好ましい精神状態だなのだが、その起源を辿るとなぜか頭の中で湯山昭の童謡「あめふりくまのこ」が流れてくる。幼少期に与えられたこのメランコリックな情緒。僕はいまだに雨の中、見えない魚を待ってるかのような気分になる。■沼尻竜典(指揮者) コメント小学校時代に憧れた作曲家はモーツァルトでもベートーヴェンでもなく、湯山昭だった。在籍していた湯山夫人主宰の「こどもの国合唱団」で歌った「四国の子ども歌」「鮎の歌」「駿河の歌」などは、ピアノパートも必死に練習した。「湯山先生のような曲が書きたい!」と作曲の真似事を始めたのもこの頃だ。「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティメント」のレコーディングを、父と一緒に特別に見学させていただいた事は忘れ難い。ディレクター、作曲家、奏者の間の火花の散るようなやり取り、休憩時間に交わされる彼らの雑談…何もかもが子供心に大きな刺激となった。これらの経験が、現在の私の音楽活動の礎となったことは間違いない。今もって久我山に足を向けては寝られないでいる。<公演情報>爆クラpresents 湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama3月27日(日) 東京・東京オペラシティ コンサートホール開場 14:15 / 開演 15:00出演:新垣隆(ピアノ) / 林正子(ソプラノ) / 上野耕平(アルトサクソフォーン) / 池上英樹(マリンバ) / 福田廉之介(ヴァイオリン) / ロー磨秀(ピアノ) / THE LEGEND(男声オペラユニット)ナビゲーター:湯山玲子【演奏予定曲 / 演奏者】ピアノ曲集『お菓子の世界』より「序曲・お菓子のベルトコンベアー」他 / 新垣隆歌曲集『子供のために』より「鳴子を弾いても」他歌曲集『カレンダー』より「七月/夏のレセプション」他 / 林正子「愛の主題による三章」「電話」 / THE LEGENDメンバー「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」 / 上野耕平、池上英樹「ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲」 / 福田廉之介、ロー磨秀男声合唱曲「ゆうやけの歌」(男声8声編曲版) / THE LEGEND※曲目、演奏者は変更になる可能性があります。【チケット情報】S席:8,800円(税込)A席:7,700円(税込)※全席指定※3歳未満のお子様は入場をお断りさせていただきます。チケット購入リンク:『湯山昭の音楽』ティザー映像『湯山昭の音楽』湯山玲子&新垣隆 コメント映像イベント公式サイト:
2022年02月24日作曲家・湯山昭のトリビュートコンサート『湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama』が3月27日に東京・東京オペラシティ コンサートホールで開催される。本公演は2021年2月に岐阜・高山で初演され好評を博した伝説のコンサートの再演で、一夜限りの公演であったためクラシックファンや好事家の間から再演が望まれていた。湯山昭は「おはなしゆびさん」「あめふりくまのこ」「お菓子の世界(150重版を誇るピアノ曲集)」といった童謡から器楽曲「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディベルティルメント」、「ゆうやけの歌(伝説の男声合唱曲)」「葡萄の歌」などの合唱曲など、幅広い分野での数々の名作を世に送り出している。戦後に頭角を現した作曲家の中では、多くの人々が彼の曲を演奏し、口ずさんだという点で最も大衆に愛された存在と言える。その一方で、湯山昭が1960年代から70年代に発表した器楽曲、歌曲、合唱曲は、実験的かつモダンでアヴァンギャルド。コンサートでは自身が湯山昭ファンを公言してはばからない作曲家にしてピアノの名手、新垣隆(ピアノ)を始めとして、林正子(ソプラノ)、上野耕平(サクソフォーン)、池上英樹(マリンバ)、福田廉之介(ヴァイオリン)、ロー磨秀(ピアノ)、THE LEGEND(男声オペラユニット)といった鬼才、俊才プレイヤーたちが集結。印象派の楽曲を思わせる色彩豊かな和声感、ジャズのモードをスパイスのように効かせためくるめく色彩感、日本語の歌詞と渾然一体となった抒情など、湯山昭が書いてきた作品群をトリビュートを込めて演奏する。選曲・プロデュースには初演に引き続き“多分、世界中で一番、湯山昭の音楽を聴いている!”と自負する娘・湯山玲子が担う。彼女は昭和の作曲家の掘り起こしが始まっているSNS時代だからこそ湯山昭の音楽を体験して欲しいと語り、「子バカと言われようと、父、湯山昭の作品群は、音楽の奇跡というべき魅力に満ちている!」とコメントを寄せている。チケットは、1月26日より一般発売がスタートしている。<公演情報>爆クラpresents 湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama3月27日(日) 東京・東京オペラシティ コンサートホール開場 14:15 / 開演 15:00出演:新垣隆(ピアノ) / 林正子(ソプラノ) / 上野耕平(アルトサクソフォーン) / 池上英樹(マリンバ) / 福田廉之介(ヴァイオリン) / ロー磨秀(ピアノ) / THE LEGEND(男声オペラユニット)ナビゲーター:湯山玲子【演奏予定曲 / 演奏者】ピアノ曲集『お菓子の世界』より「序曲・お菓子のベルトコンベアー」他 / 新垣隆歌曲集『子供のために』より「鳴子を弾いても」他歌曲集『カレンダー』より「七月/夏のレセプション」他 / 林正子「愛の主題による三章」「電話」 / THE LEGENDメンバー「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」 / 上野耕平、池上英樹「ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲」 / 福田廉之介、ロー磨秀男声合唱曲「ゆうやけの歌」(男声8声編曲版) / THE LEGEND※曲目、演奏者は変更になる可能性があります。【チケット情報】S席:8,800円(税込)A席:7,700円(税込)※全席指定※3歳未満のお子様は入場をお断りさせていただきます。チケット購入リンク:イベント公式サイト:
2022年01月27日アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナー・森永邦彦による書籍『AとZ ─ アンリアレイジのファッション』が発売される。ブランドの軌跡とともに迫る「発想の源泉」2005年、東京コレクションにデビューして10年間活動したのち、2014年以降は発表の場をパリに移して活躍を続けるアンリアレイジのデザイナー、森永邦彦。書籍『AとZ ─ アンリアレイジのファッション』は、森永自らがブランドの足跡を振り返りつつ、その「発想の源泉」を詳らかにする1冊だ。本書は全10章から構成。森永がファッションを始める契機となったケイスケ カンダ(keisuke kanda)の神田恵介との出会いから、東京タワーにて行われた東京コレクションデビュー時のショーのこと、パリコレクションへの進出、2019年フランスの「LVMH PRIZE」ファイナリストへの選出やフェンディ(FENDI)との協働、そして“HOME”をテーマとした2021年春夏コレクションに至るまで、アンリアレイジの18年の軌跡をひもとく。「日常」と「非日常」を分けたのは何であったのか、そして“A”と“Z”を離したのは何であったのか──その輪郭が森永自身の文章により初めて紡がれることとなる。詳細書籍『AとZ ─ アンリアレイジのファッション』発売日:2020年12月10日(木)著者:森永邦彦価格:900円+税発行:早稲田大学出版部仕様:新書判・206ページ■目次第一章 東京タワー/第二章 予備校/第三章 アンリアレイジ命名/第四章 神は細部に宿る/第五章 AとZを重ねる/第六章 パリコレクション/第七章 発想のヒント/第八章 色とかたちの非日常/第九章 自然と共生するテクノロジー/第十章 コロナ時代のファッション
2020年12月14日アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナー森永邦彦とオンワード樫山による、バッグ・アクセサリーの新ブランド「アンエバー(ANEVER)」がデビュー。2021年3月17日(水)より、アンリアレイジ 渋谷パルコなどで販売される。“ドライフラワーを閉じこめた”「アンエバー」「アンエバー(ANEVER)」は“ドライフラワーを閉じ込めたアクリル樹脂”をポイントにしたバッグ、アクセサリーを提案するブランド。花が最も美しく咲く瞬間を永遠に閉じ込めた、ファンタジックなデザインが特徴だ。ドライフラワーを散りばめ、樹脂で固めるという生産手法の特性上、一つとして同じデザインがなく、“1点もの”のような特別感を与えてくれる。クリアな樹脂から色鮮やかな花々がのぞくロマンティックなデザインは“まるで花のアクセサリーを纏っている”ような高揚感も。季節に合わせて、そのシーズンに適した色合いやデザインを考え、中に入れる花は変化させていくという。ファーストシーズンでは、6種類のドライフラワーを使用。それぞれの花言葉から連想し、「花が一つとして同じものが無いように、それぞれの個性を大切にする人、自分らしい選択ができる人」の背中を押すようなメッセージ性を込めたという。<花言葉>デルフィニウム:幸福を振りまく、自由カスミソウ:清らかな心スターフラワー:変わらぬ心サンフォルディ:光輝くクリスパム:特別な存在バッグ&アクセサリーを展開アイテムラインナップは、アクリル樹脂のハンドルが特徴のミニハンドバッグ「カトレア(CATTLEYA)」やバケットバッグ「ルピナス(LUPINUS)」など。ボディ全体をアクリル樹脂のビーズで構成し、キルティング風のデザインに仕上げたハンドバッグ「ダリア(DAHLIA)」もある。バッグだけでなく、キューブ状のビーズを連ねたネックレスや、トライアングル型のフープイヤリングにも注目だ。なお、ブランド名の「アンエバー(ANEVER)」は、“一瞬 A NEVER”と“永遠 AN EVER”を繋ぎ合わせた造語。“対極の概念をつなぐプロダクト開発”をコンセプトに、自分自身で豊かな生活を開花させ続けられる女性たちに向けてアイテムを展開していく。平手友梨奈×吉田ユニのビジュアルもアンエバーは、アンリアレイジ2021年春夏コレクションでオープニングモデルを務めた平手友梨奈が出演するビジュアル&ムービーも公開。アートディレクションは吉田ユニが担当した。さらに、ブランドの制作工程やビジュアル撮影の舞台裏をおさめたムービーも制作。映像音楽はパリコレクション同様、サカナクションの山口一郎やNFの青山翔太郎が手掛けている。【詳細】【詳細】アンエバー(ANEVER)発売日:2021年3月17日(水) ※オンラインストアは12:00~取扱い店舗:アンリアレイジ 渋谷パルコ、アンリアレイジ公式オンラインショップ、オンワードグループ公式ファッション通販サイト「オンワード・クローゼット」アイテム:バッグ8型、アクセサリー13型 ※Tシャツを5月より展開予定価格例:・【LUPINUS】BUCKET BAG 49,500円・【CATTLEYA】MINI HAND BAG 49,500円・【DAHLIA】BEADS KNITTING BAG 165,000円・FLOWER HEXAGON BANGLE 7,700円・FLOWER C DOME BANGLE 3,300円・TRIANGLE HOOP PIERCINGS 4,400円・TRIANGLE HOOP EARRINGS 4,400円※価格は全て税込。
2020年10月03日今年で23作目を迎えるポケモン映画最新作『劇場版ポケットモンスター ココ』の新たな公開日が12月25日(金)に決定。岡崎体育がプロデュースし、トータス松本が歌うメインテーマ「ふしぎなふしぎな生きもの」入りの最新予告映像も解禁された。岡崎さんは本作のメインテーマをはじめとした劇中楽曲(テーマソングを含む全6曲)をプロデュース。大のポケモン好きとして知られ、TVアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」(2016年11月~2019年11月まで放送)では、オープニングテーマとエンディングテーマの両方を担当。今回満を持して、自身としても“初”となる劇場版アニメのテーマソングをプロデュースすることになった。単独のアーティストによる複数楽曲が本編に使用されるのは、ポケモン映画として“初の試み”という。さらに、本作の監督である矢嶋哲生は『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』で、監督を20年務めた湯山邦彦からバトンを受け継いだ新たな才能であり、同じくポケモン世代でもある岡崎さんと共にポケモン映画に新たな風を巻き起こす!また、岡崎さんが書き下ろしたいくつかの楽曲には複数の有名アーティストをヴォーカリストとして迎えた曲もあり、今回は先行して、メインテーマ「ふしぎなふしぎな生きもの」をトータス松本(ウルフルズ)が歌うことが明らかに。かねてより親交のあった2人にとっても初のコラボ。歌詞には「親子ってなんだ? 育てるってなんだ?」といった父親目線のメッセージが散りばめられ、本作の世界観に優しく強く寄り添った楽曲に仕上がっている。そのメインテーマが流れる最新の予告映像では、ある日、よそ者が足を踏み入れることを許さないポケモンたちの楽園・オコヤの森で人間の赤ん坊を見つけたザルード(声:中村勘九郎)の姿が。見捨てられないザルードは、森の掟に反して赤ん坊をココと名付け、群れを離れてふたりで暮らすことを決意する。ポケモンが人間を育てる生活が始まって10年。オコヤの森にやってきたサトシとピカチュウに出会ったココ(声:上白石萌歌)は、「父ちゃん、オレはニンゲンなの?ポケモンなの?」と疑問が芽生え始めることに。悩むココと、本当の父親の様にココを想うザルードのいままでにない親子の絆を描いた内容と歌詞にも注目の映像となっている。「『ミュウツーの逆襲』をワクワクしながら観てたポケモン大好き少年」だったという岡崎さんは「20年以上の時が経ち、ポケモン大好き少年は気がつくと映画に携わる側になるというふしぎな体験をしています」と喜びをコメント、「将来、この映画を観た子どもたちの中に、僕みたいなふしぎな体験をする子がいてくれることを願っています」と希望を込めて語る。また、以前から岡崎さんに興味があったというトータスさんは「歌ってくれと頼まれてすぐ引き受けた。そしたらポケモンの、グッとくる歌だった」と明かし、「世のお父ちゃんはみんな、岡崎君に泣かされると思います」と絶賛のコメントを寄せている。『劇場版ポケットモンスター ココ』は12月25日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版ポケットモンスター ココ 2020年冬、全国東宝系にて公開予定©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon©2020 ピカチュウプロジェクト
2020年08月05日隈研吾×サカナクション山口一郎×アンリアレイジ森永邦彦による「クリエイションの未来展 _ more than Reason」を7月20日から9月24日まで、LIXILギャラリーにて開催する。LIXILギャラリーでは、2014年9月より日本の建築・美術界を牽引する4人のクリエイター、清水敏男(アートディレクター)、宮田亮平(金工作家)、伊東豊雄(建築家)、隈研吾(建築家)を監修者に迎え、それぞれ3ケ月ごとの会期に独自のテーマで現在進行形の考えを具現化した展覧会企画「クリエイションの未来展」を開催している。今回はその一環として「クリエイションの未来展 _ more than Reason」を建築家の隈研吾、ミュージシャンの山口一郎(NF/サカナクション)、アンリアレイジデザイナーの森永邦彦が、建築とファッションと音楽の境界を越境したコラボレーション作品を発表する。意味や解釈、理屈を超えた体験を作ることを目指した作品が展示される。【展示会情報】more than Reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE)展会 期:2019年7月20日〜9月24日会 場:LIXILギャラリー場所:東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビルLIXIL:GINZA 2F時間:10:00〜18:00休館日:水曜日、8月10日〜15日、25日入場無料
2019年07月18日夏恒例のポケモン映画最新作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が先週末から公開をスタートし人気を集めている。“ポケモン”は今では日本だけでなく世界中にファンのいる作品で、本作は世代を超えた支持も集めている。最強のポケモンをこの手でつくりだしたいと考えた人間によって誕生した伝説のポケモン、ミュウツー。自身がどこから生まれ、なぜ生きているのかわからないまま最強の兵器として実験を繰り返されたミュウツーは、人間のエゴに対して憎しみを抱く。本作は、1998年に公開された記念すべきポケモン映画第1弾『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』を全編フル3DCGで新たに描いた作品。基になった映画は日本で驚異的なヒットを記録し、アメリカでは初の“日本映画の週間興行ランキング初登場第1位”を記録。人間のエゴによって生み出されたミュウツーの哀しい物語は当時から高く評価されており、子供たちから絶大な支持を集めた。その後、“ポケモン”シリーズは人気を落とすことなく映画、TVシリーズ、ゲームなどでシリーズを重ね、近年は『Pokemon GO』が全世界で大ヒット。さらにハリウッドで製作された実写映画『名探偵ピカチュウ』も成功するなど、世界中のあらゆる世代を魅了する人気シリーズに成長している。フル3DCG版も湯山邦彦監督、ミュウツー役の市村正親、ミュウ役の山寺宏一、小林幸子の主題歌などオリジナル版に関わったキャスト・スタッフが再登板。劇場には、オリジナル版を子ども時代に観ていた大人の観客から、新たにシリーズのファンになった子どもたちまで幅広い年齢層が集まっており、夏休みの間、さらに動員を増やすことになりそうだ。『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』公開中(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon (C)2019 ピカチュウプロジェクト
2019年07月18日企画展「クリエイションの未来展 more than reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE)展」が、2019年7月20日(土)から9月24日(火)までの期間、東京・銀座のLIXILギャラリーにて開催される。「クリエイションの未来展」は、建築家の隈研吾、伊藤豊雄、アートディレクターの清水敏男、金工作家の宮田亮平の4人のクリエイターが展開する企画展。3ヵ月の会期ごとにそれぞれ独自のテーマを設け、現在進行形のアイデアを具現化した作品の展示を行っている。今回は、そんな「クリエイションの未来展」を、建築家の隈研吾、サカナクションのボーカル・山口一郎、アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナー・森永邦彦の3者のコラボレーションで実施する。今後も継続的に展開していく3者によるコラボレーションのプロローグという位置付けで開催し、“建築とファッションと音楽の境界を越境する”作品を展示予定だ。【詳細】クリエイションの未来展 more than reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE)展開催期間:2019年7月20日(土)~9月24日(火)開館時間:10:00~18:00会場:LIXILギャラリー住所:東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビルLIXIL:GINZA 2階入場料:無料休館日:水曜日、8月10日(土)~15日(木)、25日(日)
2019年07月13日1998年に公開され国内興収76億円を記録したポケモン映画シリーズの記念すべき第一作目『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』が、21年の歳月を経て、フル3DCG版『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』として蘇った。テレビアニメ、映画とほぼすべての作品で演出を務めてきた湯山邦彦監督が、本作を経て感じた新たな気づきについて語った。“最強のポケモンは誰だ!?”というキャッチコピーのもと、1998年に劇場公開された『劇場版ポケットモンスターミュウツーの逆襲』。“最強のポケモン兵器をつくる”という人間のエゴにより、この世に誕生した伝説のポケモン・ミュウツーが、自らの生い立ちを恨み、人間たちに復讐する物語は、可愛らしいポケモンたちが描かれるポップな側面だけではなく、哲学的なテーマを含んだ重厚な作品として、多くのファンからの支持を得た。こうした名作を、なぜいまのタイミングで3DCGとして蘇らせたのか? 湯山監督は「この時期に映画化したことにはあまり大きな理由がないんです」と語ると「もともと3DCGで作品を作れないのかという案はずっとありました。技術的な部分を含めて体制が整ったのが“いま”だったというのが正直なところ」と説明する。3DCGの題材として『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』をチョイスしたのは、プロデューサー側の意向だったというが、湯山監督は「シーンが多ければそれだけCGにするのは大変なわけで、シーンが絞られている『ミュウツーの逆襲』はある意味で必然だったと思います。3DCGの初作品が、シリーズの第一作目というのもいいのかなと……」と共通認識で臨めたという。ポケモン初の3DCG――湯山監督と共に監督を務めたのが、『ルドルフとイッパイアッテナ』でもタッグを組んだ榊原幹典だ。「正直、榊原監督が受けてくれなければ作れないという話はしました」と湯山監督は笑うと、イメージ的には『美女と野獣』の実写版のようなものを作ろうと話し合ったという。その真意を問うと「『美女と野獣』の実写版は、アニメを見続けていた人が、違和感を持たずに入れたと思うんです。本作も、そういった部分にはかなり意識を強く持ちました」そこで重要となってくるのが、人間のキャラクターだ。「ポケモンに関しては、アニメのなかでもCGが使われていましたし、ゲームでも3D化されているものもあったので3DCGにする際、それほど心配はありませんでした。一番違和感を覚える危険性があるのは人間だと思ったんです。どう3Dに落とし込むかは、かなり試行錯誤しました」湯山監督と榊原監督の細部にわたるこだわりにより、ポケモンと人間たちの融合にも、2Dとは違った表現が見られる。「ひとつのラインとして今後も繋がっていけばいいなとは思っています」と未来に思いを馳せた湯山監督。3DCGでポケモンを描くことで、面白い発見がいっぱいあった。20年以上やってきた経験が本作に携わることにより、またゼロからスタートするような新鮮な感覚を得ることができたという。「なによりポケモンに質感という要素が加わりました。例えばプリンの前髪はどうなっているのかとか、ニャースの髭は一本なのか、毛が集まっているのか……とか(笑)。さらに面白かったのは、ニャースの変装はCGでは使えないなと思ったことですね。いままでは肌色っぽかったので、変装すると人間に見えたのですが、CGだと完全に毛むくじゃらなので、ダメですよね(笑)」「アニメがスタートしたときは、自分たちが原作を作ったわけでもないので、普通のテレビシリーズのひとつという位置づけだった」とポケモンについて語った湯山監督。しかし、シリアスありギャグありというふり幅の多いポケモンという題材は、これまで湯山監督が培ってきた表現力のすべてをつぎ込むだけの価値がある作品という認識に変わっていった。「だからこそ20年以上続けてこられたんだと思います」昨年公開された『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』で初めて湯山監督は、監督という立場を離れ、アニメーションスーパーバイザーという形で作品に参加した。「劇場版もテレビアニメシリーズも世代交代で若い人が出てきました。その意味で、この3DCG作品が、新しい『ポケモン』のレイヤーになった気がしますし、これからまた新しい発想で広がっていければと思っています」と更なる発展を誓っていた。『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』公開中取材・文・写真:磯部正和(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon (C)2019 ピカチュウプロジェクト
2019年07月12日アニメーション映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が、2019年7月12日(金)に全国の劇場で公開される。ポケモン映画1作目“ミュウツーの逆襲”が降る3DCGでカムバック1998年に公開された『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』は、人間の手によって生み出されたミュウツーが心に抱える「葛藤」、そして自分を生み出した人間への「逆襲」を描いた作品。ファミリー向けの作品としては異例のテーマを掲げた同作だったが、アニメーション映画として1998年の年間興行収入ランキング1位に輝くなど記録的な大ヒットを記録した。そんな“ミュウツーの逆襲”が、フル3DCGアニメーション作品として劇場にカムバック。最強のポケモンをつくりたという人間のエゴによって生み落とされた伝説のポケモン・ミュウツー役は、オリジナルに続き市村正親がゲスト声優を務める。4DX上映決定!モーションチェアでポケモンバトル迫力UPフル3DCGに加え、“体で感じる映画”と称される4DXでも劇場公開が決定。『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』内で繰り返されるポケモンバトルが、水・風・モーションチェアなどの環境効果が加えられることでさらに迫力がパワーアップ。大興奮のバトルを体感することができそうだ。あらすじ「清らかな心と、会いたいと強く願う気持ち」その二つをもつ冒険者の前にだけ姿を現すという幻のポケモン・ミュウ。全てのポケモンの“はじまり”と言われ、世界中のポケモン研究者が行方を追うなか、ついに一人の科学者がミュウの化石を発見し、それを元に神をも恐れぬ禁断の行為に手を染めてしまう。「ここはどこだ…。わたしは誰だ…。」最強のポケモンをつくりたいという人間のエゴによって、この世に生み落とされた伝説のポケモン。その名もミュウツー。存在する理由も分からないまま、最強の兵器としての実験を繰り返されるミュウツーは、その心の中に、自分を生み出した人間に対する憎悪の念を宿していく――。作品情報映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』公開日:2019年7月12日(金)※同日全国4DX劇場で4DX上映開始。声の出演:サトシ/松本梨香、ピカチュウ/大谷育江、ムサシ/林原めぐみ、コジロウ/三木眞一郎、ニャース/犬山イヌコ、ナレーション/石塚運昇、特別出演/市村正親原案:田尻 智監督:湯山邦彦・榊原幹典脚本:首藤剛志©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku©Pokémon©2019 ピカチュウプロジェクト
2019年03月04日世界中で愛される「ポケットモンスター」の劇場版最新作が、7月13日(金)より公開されることが決定。あわせて第1弾ポスタービジュアルと、30秒の特報映像が到着した。今年の夏に公開された劇場版第20作『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』は、TVアニメ第1話の最後で空を飛ぶホウオウを見つけたサトシとピカチュウが、「いつか一緒にあいつに会いに行こうぜ」と誓い本当のパートナーとなるまでの成長を描き、かつて「ポケモン」に夢中になっていた大人たちも巻き込み、300万人を超える動員を記録。その後も世界の計36か国で上映された。前作のエンディングで、さらなる冒険に向けて旅立ったサトシとピカチュウ。今回到着したポスタービジュアルでは、ふたりが出会う新たな仲間とは…と、まだ見ぬ仲間たちの登場を予感させる仕上がりとなっている。また30秒の特報映像では、サトシとピカチュウが映し出されるほか、ポスターにもその姿が少しだけ写る、謎の少女の顔も確認することができる。本作の監督には、1作目から劇場版の監督を続けていた湯山邦彦からバトンを受け継ぎ、前作で副監督を務めた矢嶋哲生。一方、湯山氏はアニメーションスーパーバイザーとして引き続きポケモン映画に参加。さらに、キャラクターデザインを「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」の金子志津枝、アニメーション制作はWIT STUDIOとOLMのタッグで新しい風を吹き込む。『劇場版ポケットモンスター 2018』(仮)は2018年7月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月11日『ポケモン』映画の記念すべき20作目となる『劇場版 ポケットモンスター キミにきめた!』が7月15日(金)に公開。舞台挨拶に声優陣に加え、エンディング主題歌を歌う林明日香がサプライズで登壇し熱唱。サトシ役の松本梨香が感動の涙を流した。『ポケモン』の原点ともいえるサトシとピカチュウの出会いに焦点を当てて描く本作。舞台挨拶にはゲスト声優の本郷奏多、古田新太、中川翔子、山寺宏一、湯山邦彦監督も登壇した。自身、20年前から『ポケモン』の大ファンだという本郷さんは、今回の映画に登場する幻のポケモンであり、劇場プレゼントであるマーシャドーを壇上でゲットしハイテンション! 「ずっと好きでゲームもやってきたので、今年出られて嬉しいです」と笑顔で語る。20年間ずっと、“ゲスト声優”として映画に出演し続けてきた山寺さんは「松本梨香とは(声優の)養成所の同期で、古い友達なんです。20年間ずっと、この舞台に立たせていただいて感動してます。お互いにずっと元気でやってこられて…」としみじみ。松本さんは客席からの大きな拍手に満面の笑みを浮かべ「『ミュウツーの逆襲』から20作目…。素敵なキャスト、スタッフ、『ポケモン』を愛してくださるみなさんがいてこその20年目。みんなと一緒に一歩一歩、歩いてきたなって感じです」と感激と感慨を口にした。そんな20年目の公開を記念して、この日は登壇陣全員で、オープニング主題歌「めざせポケモンマスター」を熱唱!松本さんは「みんなを繋げるボンドのような歌になった。20年前、この歌から番組が始まって、プレッシャーもありながら歌わせてもらっていました。日本全国の人が口ずさめて、パリのジャパン・エキスポでもみんなが日本語で歌ってて、世界をつなげて笑顔にしてくれる歌になったと思い、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。さらにこの日は、エンディング主題歌「オラシオンのテーマ ~共に歩こう~」を歌う林さんが、登壇陣にもサプライズで登場。林さんと言えば、2003年の映画で当時14歳で主題歌を歌っており、松本さん、山寺さんは「大人になったね…」と感動しきり。林さんは生歌を披露したが、かたわらでその歌声を聴いていた松本さんは、歌の途中ですでに大泣き!山寺さんも「こんなに泣いてる松本梨香を見るのは初めて!」と驚くほど。松本さんは本郷さんに手渡されたハンカチで涙をぬぐいながら「歌を聴いて、この20年のことを走馬灯のように思い出しました」と語る。林さんは「(2003年に)14歳で歌って14年がたちますが、私にとってももう一度『ポケモン』に関わることが夢でもありました。これまで、同じアーティストを起用することがなかったので、もうないだろうと思ってたら、夢がかなって嬉しいです」と語り、会場は感動に包まれた。『劇場版 ポケットモンスター キミにきめた!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月15日劇場版『ポケットモンスター』20周年記念作となる『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』の公開アフレコが6月15日(木)に都内スタジオで行われ、ゲスト声優の本郷奏多、佐藤栞里、中川翔子、古田新太、山寺宏一、湯山邦彦監督が出席した。主人公のサトシと共に旅をする少年・ソウジを演じた本郷さんは「20年前のアニメの最初のシリーズは、オンエアの日は外に遊びに行かず、家に帰ってみていました。まさか20年後に自分がこの世界に入れると思っていなかったです」と喜びを口にし「もう思い残すことはないので、いつ引退してもいいです」とまで語る!そんな本郷さんを湯山監督は「このまま実写でも行けそうなくらい、ソウジそのものでした」と絶賛していた。この日の公開アフレコで、圧巻の演技で報道陣、共演陣、そして制作スタッフまでも驚愕させていたのは、20年連続出演で“皆勤賞”を継続中の山寺さん。今年は、幻のポケモンと言われるマーシャドーの声を担当したが、一緒にマイクの前に立った古田さんは、山寺さんによるマーシャドーの声を聴いて「どうやってるんですか?3つか4つの音が同時に出てる!」と呆然!湯山監督自身「幻のポケモンということで、どういう声なんだろうか?となかなかイメージが浮かばなかった」と語るマーシャドーを不思議な倍音で表現した。山寺さんは「普通の声じゃない」「気道から出てる感じ」といった難しい注文を授かり、出てきたのがこの声だったと明かし「自分でもわかんない。たまたま出た声が『それいいね』ってなりました。理屈じゃない」と語り「20年の中で、一番セリフが少なかったけど、一番難しかったかも」とふり返っていた。収録語のトークでは、「キミにきめた!」というタイトルにちなみ、サトシとピカチュウのように、一緒に旅をするならこのメンバーの中では誰か?というお題が出され、これには登壇陣からも「なんてことをやらせるんだ(苦笑)」(山寺さん)、「角が立つでしょ!」(古田さん)からも困惑の声が…。一斉に指さしてもらうと、本郷さんは山寺さんを、佐藤さんは古田さんを、中川さんは本郷さん、古田さんも山寺さんも本郷さん、湯山監督は山寺さんを指名し、本郷さんが3票を集めて圧勝という結果に。中川さんは本郷さんを選んだ理由について「こんな容姿端麗で美しいのに、『ポケモン』のプレイ時間が300時間超えてるなんてウルトラレア!」と語り「いつかバトルを申し込んで、できればボコボコにしたい。イケメンがピンチだったり悔しがるシチュエーションに萌えるので、そこでジョーイさんのように回復させてあげたい!」と妄想を興奮気味に明かす。本郷さんは「僕は現場で友達ができることってないので、こんなに褒めていただいて、本当にこの作品に出てよかったです!」と感激していた。『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』は7月15日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナー森永邦彦が、ラーメン屋「一風堂」の新ユニフォームのデザインを手掛ける。常識に囚われない服づくりを追求するデザイナー森永が着目したのは、店内で常に変化する人と人の距離。来店したとき、カウンターに座ったとき……。常に変化する人と人の距離を遠近で見え方が変化する特殊なプログラムを用いて、テキスタイルの上で形にした。特殊プログラムによるプリントにより、近づくと“風”の模様が、遠ざかると一風堂の理念「KEEP CHANGING TO REMAIN UNCHANGED(変わらないために変わり続ける)」が浮かび上がる仕組みに。このデザインには、人と人が距離を感じ合うことで、店内に新しい風が生まれることを願う、という想いが込められている。アルバイトも社員も共通で着用するエプロンは、来店者と対面するときに一番最初に目に入るもの。森永は、首から掛けることも、腰で巻くこともできる2WAY仕様のエプロンを制作。さらに、社員とアルバイトリーダーは長袖シャツ、店長はマネージャージャケットというように役割による違いも体系化した。帽子はハット、キャスケット、ワークキャップ、ベースボールキャップの4種を用意し、選択可能にしたことで、統一感はありながらも、スタッフがそれぞれ“自分らしい着こなし”ができるよう配慮されている。 なお、新ユニフォーム生産全体のプロジェクトコーディネートは国内初の衣服生産プラットフォーム「シタテル(sitateru)」が手がけた。
2017年02月24日公開初日を迎えた映画『ルドルフとイッパイアッテナ』の舞台あいさつが6日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、井上真央、鈴木亮平、湯山邦彦監督、榊原幹典監督が出席した。本作は、1987年に初刊が発行されて以来、29年にもわたってロングセラーを誇る児童文学の名作『ルドルフとイッパイアッテナ』を映画化。ひょんなことから飼い主のもとを離れて東京にやって来てしまった黒猫・ルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナと出会い、野良猫として生きながらも成長してい姿を描く。猫の声を吹き替えたということで黒い猫柄のワンピースを着用してきた井上は「この日という日を心待ちにしていたので、気合を入れて黒猫を身にまとってきました。ちなみに亮平さんはまったく気づいてくれなくて、いつ言ってくれるんだろう? と思ってましたけど我慢できずに言っちゃいました」とぶっちゃけ。井上から指摘された鈴木は「全く気づきませんでした。朝会った時も気づきませんでしたよ。言われて見て"あ~"と思いました」と平謝りだったが、気を取り直した井上は多くの観客を前に「長い歳月かけてここに至るので、これだけたくさんの方々が来てくれて本当にうれしいです」と感謝しつつ、「斉藤洋さんが描いたこの作品は、29年前に生まれたので私と同い年。不思議なご縁を感じてますし、語り継がれてきた作品に手を加え、その一端を私も担えたかと思うと、うれしく思います」と満足げだった。ルドルフが迷子になるところから物語がスタートする本作に絡め、「迷子になったことは?」という質問に井上が「しょっちゅう迷子になりました。小さい頃にお母さんと手を繋いでたと思ったら知らないおじさんだったことはよくありましたね。今はないですけど(笑)。最近もよくあって、すごい方向音痴なのに冒険心があるのか、犬の散歩をしながら違う道に行って迷子になり、交番のお巡りさんに聞いたことはあります。携帯の電源も切れちゃって、最終手段はお巡りさん(笑)」と苦笑い。一方の鈴木も「僕も子供の頃は酷かったですね。小学校低学年の頃にプールに行った時、迷子で呼び出されたのが1日2回ありました」と回答して観客の笑いを誘った。
2016年08月07日ロングセラー児童文学を3DCGでアニメーション映画化した『ルドルフとイッパイアッテナ』が8月6日(土)に公開を迎え、声優を務めた井上真央、鈴木亮平、湯山邦彦監督、榊原幹典監督がそろって舞台挨拶に登壇した。1987年の初版刊行以来、29年でシリーズ累計発行部数100万部を超えるロングセラーの児童文学を最新のCGアニメーション技術で映画化。ひょんなことから飼い主とはぐれて、東京にやってきた黒猫のルドルフが野良猫のボス・イッパイアッテナらとの出会いを経て成長していくさまを描く。この日は、ルドルフとイッパイアッテナの着ぐるみも揃って登場し、井上さんはルドルフと手をつないで入場!しかも井上さんは「この日を心待ちにしていたので気合いを入れて」ネコ柄のワンピースを着ており、思いの強さがうかがえる。が…!この服について鈴木さんは全く気付かなかったそうで「我慢できずに自分から言いました」とおかんむり。鈴木さんは「言われてみれば…」と苦笑し「僕も若干、ストライプです。トラ柄ですよ!」と自身のスーツをアピール。井上さんから「脱いだらすごいんですよね」とムチャ振りされると「そ、そうですね(苦笑)。脱いだら、猫!猫!ですよ(笑)」と何とか合わせて会場は笑いに包まれる。鈴木さんは観客の年齢層が気になるようで「10代の人?20代の人?」とその場で呼びかけて確認するが、子どもから大人までバランスよく幅広い層が来場しており、これには井上さんも鈴木さんも満足そう。鈴木さんは「この作品は、年齢によって感想が全然違ってくると思います。ちびっ子たちには5年したらまた見てほしいし、20代になって見たらまた違うと思います。長く見てもらえるポテンシャルを持った作品だと思うので、今日がその始まりの日になれば」と語った。映画でルドルフが迷子になってしまうことにちなんで、2人に迷子経験を訪ねると、井上さんは「しょっちゅうでした(笑)」と語り「小さいころによくあったのは、お母さんと手をつないで歩いてて、気づいたら全然違うおじさんだったこと(笑)」と明かす。大人になっても「方向音痴なのに、ルドルフのように冒険心があって、道がわからないのに犬の散歩をしながら違う道を行きたくなって、迷子になっておまわりさんに道を聞いたことがあります(苦笑)」と失敗談を告白。鈴木さんは「子どものころ、プールで1日に2回迷子になり、うちの母親は2回も呼び出されました…(笑)」と懐かしそうに明かしてくれた。最後に鈴木さんは、ここ数年の猫ブームに言及しつつ「さっきもリオオリンピックの開会式を見てたら、カンボジアの入場行進で猫ひろしさんがいました(笑)」と猫つながりをアピール!井上さんも「キテますね(笑)」とうなずきつつ「ニャン回でも見にきて!」と笑顔で呼びかけていた。『ルドルフとイッパイアッテナ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルドルフとイッパイアッテナ(C) 2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
2016年08月06日猫たちを主人公にしたベストセラー児童文学をアニメーション映画化した『ルドルフとイッパイアッテナ』で声優を務めた井上真央と鈴木亮平が8月1日(月)今夜放送の「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP」にゲスト出演する。日本テレビ系で毎週月曜夜に放送されている人気バラエティ「しゃべくり007」と「人生が変わる1分間の深イイ話」が合体。2時間にわたるスペシャル版になった「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話話題の人気者合体SP」。井上さんと鈴木さんは「しゃべくり007」パートにゲストとして出演する。「しゃべくり007」では「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人たちが毎回“旬”なゲストを迎えトークや企画を繰り広げるのだが、今回2人を招いてのトークでは井上さんが「声が通るため、お店で気づかれやすい」というエピソードを紹介。実際どの程度声が通るのか試すことに。またバナナが大好物という鈴木さんだが食べ方にこだわりがあるそうで、しゃべくりメンバーも一緒に食べてみるが…一体どんな食べ方なのか?それは放送を見てのお楽しみに。さらに、鈴木さんが“キュンキュン”“ムカムカ”するタイプの女性をそれぞれ紹介する企画「鈴木亮平の気になる女007」や、パクチーが好きだという井上さんに、パクチーの量別に3段階に分けてパクチー料理を紹介する「真夏のパクパクパクチー007」も。パクチー嫌いが多いしゃべくりメンバーは果たして食べることができるのか?今回ゲスト出演した井上さんと鈴木さんが声優を担当、“猫”を熱演する『ルドルフとイッパイアッテナ』は8月6日(土)から全国で3D/2D同時公開。1987年の初版刊行以来ロングセラーとしてシリーズ累計100万部を超える名作を最新CG技術で映画化。ひょんなことから飼い主とはぐれ、東京にやってきた黒猫のルドルフがノラ猫のイッパイアッテナらと出会い、たくましく生きていくさまを描く。『劇場版ポケットモンスター』シリーズの湯山邦彦がメガホンを取り、全米で人気の3DCGアニメ「パックワールド」の榊原幹典監督ら日本屈指のクリエイターが集結して今回映像化。井上さんと鈴木さんの他、八嶋智人、古田新太らも声優を務めるなどキャストも豪華だ。大好きな飼い主と突然離れ離れになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは町で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナとともにノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらないヒミツがあったのだ――。『オオカミ少女と黒王子』でも主題歌を手がけたバンド「back number」が新曲「黒い猫の歌」を主題歌として書き下ろしたことも話題になった。「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP」は8月1日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ルドルフとイッパイアッテナ(C) 2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
2016年08月01日人気アニメ『ポケットモンスター』劇場版の通算19作目『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』の初日舞台あいさつが7月16日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、中川翔子(ラケル役)、松岡茉優(キミア役)、あばれる君(オニゴーリ役)、山寺宏一(ジャービス役)、松本梨香(サトシ役)、湯山邦彦監督が出席した。初日舞台あいさつ その他の写真地形を変えてしまうほどの威力を持つ幻のポケモン、ボルケニオンと出会ったサトシと仲間たち。人造ポケモンのマギアナに宿る“ソウルハート”を利用し、機械仕掛けのカラクリ都市、アゾット王国の支配をたくらむ大臣ジャービスと戦いを繰り広げる。2015年からスタートしたテレビアニメシリーズ『ポケットモンスターXY&Z』の初の劇場版。この日はゲスト声優として10作連続で出演する中川を祝福するため、先月発表された『ポケモン総選挙720』で第1位に輝いた“しのびポケモン”のゲッコウガがサプライズ登場。大喜びの中川は「ぜひ、ベロドンを!」と自らゲッコウガの舌に体当たりし、「本当に幸せです。もう大昇天」と感激しきりだった。また、現在アメリカをはじめ、各国で旋風を巻き起こすスマホアプリ「ポケモンGO」の話題に触れ、「今、世界中が『ポケモン大好き』という同じ気持ちでつながっている」と興奮気味に語っていた。また、アニメ声優に初挑戦した松岡は、「皆さんの瞳が、夢と希望でキラキラしている。改めて、ポケモンが私たちに夢と希望を与えてくれる作品だと感じている」と満面の笑み。「いつか山ちゃんと共演したいと誓った夢が実現して光栄」と感無量の表情を浮かべると、山崎も「元おはガールの茉優と、こういう形で共演できるなんて本当にご褒美。(この春に)『おはスタ』を卒業したにもかかわらず、またゲストとして呼んでいただけた」と喜びをかみしめていた。『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年07月16日『ポケモン ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』が7月16日(土)に公開を迎え、声優陣による舞台挨拶が行われた。10年連続でゲスト声優として出演している中川翔子のためにサプライズ演出が行われ、会場は感動に包まれた。19年目を迎える本作。中川さんに加え、レギュラー声優の松本梨香、1作目から皆勤賞となる山寺宏一、本作のゲスト声優を務めた松岡茉優、あばれる君、湯山邦彦監督も登壇した。中川さんは10年連続、山寺さんは19年連続での出演。松岡さんは、山寺さんがMCを務めてきた「おはスタ」でおはガールを務めていた経験があり念願叶っての山寺さんとの共演実現など、今年のポケモン映画は声優陣にとっても、感動&感慨尽くしとなった。松岡さんは「いつか山ちゃんと共演したいと誓った夢が叶って幸せです」と喜びを口にしていたが、そもそも、子どもの頃から「ポケモン」が大好きとあって、感激もひとしおのよう。当初は「(観客の)みなさんの方が私以上に(ポケモンのことが)好きだと思うので」と喜びを爆発させることを控えていたが、山寺さんらに促されると「嬉しいに決まってるじゃないですか!隣にサトシがいるんですよ!」と大興奮でまくしたて、ピカチュウに向かって「ちっちゃいときから大好きでした!」と公衆の面前で愛の告白&抱擁!会場は大きな拍手に包まれた。さらに、中川さんの10年連続出演をお祝いするために、サプライズで先の「ポケモン総選挙720」で、数あるポケモンの頂点に立ったゲッコウガが来場!これには中川さんは大興奮で「いま、一番輝いてる男子ですよ!ありがたや!大昇天です!」と絶叫し、ゲッコウガの長く大きな舌による壁ドンならぬ“ベロドン”をおねだり。改めてこの10年を振り返り「10年てサトシの人生ひとつ分ですよ!」としみじみと思いをはせ「最初のアフレコのときに音響監督からおっしゃっていただいた言葉をこの10年、全てのお仕事の瞬間に胸に刻んで歩んできました。私のこの10年を作ってくれたのがポケモン映画だと思ってます。本当に幸せです!ありがとうございます!」と喜びを露わにしていた。『ポケモン ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月16日人気アニメシリーズ「ポケットモンスター」の劇場版第19弾『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』の完成披露試写会が3日(日)都内で行われ、声優を務める中川翔子、松岡茉優、あばれる君、山寺宏一、松本梨香、そして湯山邦彦監督が登壇。松岡さんはテレビ東京系「おはスタ」で長年共演した山寺さんからサプライズで激賞の手紙を受け取り涙するも、実際はマスコミへの見栄えを冷静に気にしていたことを暴露された。2008年から2010年までテレビ東京系「おはスタ」の“おはガール”を務めた松岡さんは、同番組MCだった山寺さんと約6年ぶりに共演。山寺さんを「芸能界のお父さん」と尊敬する松岡さんは、山寺さんから「頑張り過ぎて疲れたとき、思わぬ壁にぶつかってしまったときは、僕や“おはスタ”時代のことを思い出してほしい。自慢の娘、一生あなたの応援団長・山ちゃんより」などと手紙を読み上げられると、思わず涙し「芸能界のお父さんに感謝いっぱい。山ちゃんに出会えたことはかけがえのない財産」と感激しきりだった。ところがその後の囲み取材で松岡さんは、自身の髪型の関係から立ち位置や角度を失敗したなどと、マスコミへの見栄えを気にしていたことを明かすと、中川さんも「泣きながらカメラを気にしていた」と松岡さんの冷静ぶりを暴露。これには山寺さんも「さすがプロ!そういう所が茉優らしい」と舌を巻きつつ「色々な仕事をして沢山の方から影響を受けているだろうに、“おはスタ”の思い出をいまも大切にしてくれているのが嬉しい」と“娘”の立派な成長に目を細めていた。アニメ声優初挑戦の松岡さんは「ここからのアングルが私の夢だった」と横に並ぶ山寺さんとの念願の共演を喜び、「子どもの頃から『ポケモン』を観ていたので、出演するのも夢でした。今回の出演で夢って望んでいいと思ったし、叶えてもいいものだと思った」と喜色満面。その一方で「叶えたいもの」を聞かれると「バク転が出来るようになりたい。舞台挨拶とかでいきなり私がバク転をしたら、めっちゃ面白いでしょ?今年はバク転が出来るようになりたい」と目を輝かせながら珍回答していた。一方、先月に第一子が誕生したあばれる君は、客席から祝福されると「すでに2人目がほしい。凄い数の子どもがほしい」と子作り宣言し「野球チームとその対戦相手とその試合をジャッジする審判、さらにはその球場を作る職員くらいの数がほしい」と“パパれる君”として暴走していた。『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』は7月16日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月03日『ポケモン』映画第19弾『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』のゲスト声優を務める市川染五郎、松岡茉優、中川翔子、あばれる君、山寺宏一が6月28日(火)、報道陣の前で公開アフレコに臨んだ。今回の主役ポケモンであり、傷ついた仲間たちを守るぶっきらぼうだが優しいボルケニオンを演じた染五郎さんについて湯山邦彦監督は「口は悪いけど優しく温かい、カッコいいボルケニオンになった。最後は泣いてしまうと思います」と絶賛!山寺さんは「声優界に激震が走りましたよ! 『もうこれ以上は声優はやらないで!』と思うくらい」とプロの声優を圧倒するほどの素晴らしい演技だったと手放しで称賛する。染五郎さんは照れ笑いを浮かべつつ「素晴らしかったと思いました(笑)」と自画自賛!?2人の子どものパパでもあり、子どもたちも『ポケモン』に夢中だというが「まだ、ポケモンの声をやるということがピンと来てないみたいですが、早く見せて『お父さんがやったんだよ』とちょっと上から自慢したい(笑)」と嬉しそうだった。松岡さんと中川さんは、王国の王女と王子の姉弟役でこの日のアフレコでは2人そろって臨み、音響監督から「息がぴったりでタイミングもばっちりです!」と即OKをもらっていた。実際の収録は別々に行われており、中川さんは「やっと姉上にお会いできました!年齢的には私の方が上ですが…(笑)」と語り、松岡さんを見て「ピチピチすなぁ…(笑)」と嬉しそう。中川さん自身は、10年連続『ポケモン」映画出演ということで「サトシの人生と同じ!」と感慨を口にし「子どもたちに思い出を残して死んでいけたら…」と大げさな言葉で国民的アニメへの連続参加の喜びを語っていた。松岡さんは、アニメ映画の声優は今回が初。『ポケモン』が誕生した1996年の前年、1995年生まれということもあり、ほぼ同い年である作品への出演には感激の様子。また、“おはガール”として2年にわたり出演した「おはスタ」で共演していた山寺さんとの再会もあり、Wの喜び! 収録時には、休みだったにもかかわらず山寺さんが駆け付けてアドバイスもしてくれたという。松岡さんは、スタジオに現れた山寺さんを見て「思い切り飛びつきました!」とニッコリ。山寺さんは「(抱きつかれて)周りの目が怖かったけど、嬉しかった。自慢の娘です」と語り、松岡さんは「これからも付いて行きます!大好きです!おは(笑)!」と師弟愛を見せつけた。あばれる君は、監督に自ら直訴して出演を勝ちとったという。6月9日には息子の“チビれるくん”が誕生しており、こちらも喜びいっぱいで「(大きくなったら)一緒に見たい!」と語っていた。『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』は7月16日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月28日井上真央や鈴木亮平が声優を担当することでも話題の映画『ルドルフとイッパイアッテナ』。この度本作の主題歌に、人気3人組バンド「back number」の書き下ろし新曲「黒い猫の歌」が起用されることが決定した。大好きな飼い主と突然離れ離れになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは町で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナとともにノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらないヒミツがあったのだ――。原作は、1987年に刊行され、シリーズ累計100万部を誇る児童文学の不朽の名作。そんな世代を超えて愛され続けている原作を、『劇場版ポケットモンスター』シリーズの湯山邦彦監督、全米で人気を博した3DCGアニメ「パックワールド」の榊原幹典監督ら日本屈指のクリエイターが集結して今回映像化に至った。なお本作の声優として、ルドルフの声を井上さん、イッパイアッテナの声を鈴木さんが担当するほか、八嶋智人、古田新太らも参加することでも話題だ。「back number」は、昨年12月にリリースしたアルバム「シャンデリア」は50万枚を超す売り上げを記録。また現在公開中の映画『オオカミ少女と黒王子』でも主題歌を担当し、その主題歌となっている5月にリリースされた「僕の名前を」も、iTunesウィークリーチャートやビルボードウィークリーチャートで1位を記録するなど、いま人気上昇中だ。今回のオファーにボーカル&ギターの清水依与吏は「きっと多くの子ども達が感覚を養う大切な時期に目にすることの多い映画だと思うので、なるべくポジティブな楽曲にしたいと思いました。一方で、その子ども達が大人になってもう一度この映画を観たときに、初めて紐解けるメッセージも必要だと感じました」と想いを話し、さらに「ルドルフの色、『黒』をキーワードに、『探し続けること』と『受け入れること』その両方が肯定できる楽曲になったと思っています」と手応えを語っている。また普段から「back number」の曲を聴いていると話す井上さん。今回の主題歌を聴いた井上さんは「映画の世界観にぴったりだと思いました。子どもたちだけでなく、大人も余韻に浸れるような曲になっていて、そっと背中を押してくれるような歌詞と優しい歌声です」と絶賛した。『ルドルフとイッパイアッテナ』は8月6日(土)より全国にて3D/2D同時公開。(cinemacafe.net)
2016年06月15日“夏の風物詩”として、ますます勢いづく『ポケモン映画』。この夏公開の待望の最新作『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』に、ゲスト声優として人気お笑い芸人、あばれる君が悲願の出演を果たすことが明らかになった。旅をするサトシたちの前に、空から突然大きなポケモンが降ってきた!落下の衝撃で土煙が舞う中あらわれたのは、幻のポケモン・ボルケニオン。人里離れた「ネーベル高原」で人間に傷つけられたポケモンたちと共に暮らすボルケニオンは、実は人間たちのことが大嫌い。サトシたちをよそに急いで立ち去ろうとするボルケニオンだが、なぜかサトシまで一緒に引っ張られてしまう。駆け出すボルケニオンと引きずられるサトシ。なんと2人は不思議な鎖で、いつのまにか繋がってしまっていた。仕方なくボルケニオンは衝突してばかりのサトシを引きずりながら「アゾット王国」を目指して走り始めた。一方で巨大な歯車がまわり続ける超カラクリ都市・アゾット王国の大臣ジャービスは、長年探し求めていた究極の発明を手に入れていた。それは500年前に王国で生み出され、行方不明となっていた人造ポケモン・マギアナと、そのマギアナに宿るといわれる「ソウルハート」という未知なる力。ジャービスはその力を利用して、王国を支配しようとたくらみ、ボルケニオンは、ネーベル高原から連れ去られたマギアナを取り戻そうとしていたのだ。果たして繋がれたままのサトシとボルケニオンは、力を合わせマギアナを助け出すことができるのか――。本作のゲスト声優には、主役ポケモン・ボルケニオン役の市川染五郎をはじめ、サトシたちが訪れる「アゾット王国」の王女・キミア役の松岡茉優、そして劇場版シリーズ10年連続出演を果たす中川翔子がミキアの弟で「アゾット王国」の王子・ラケル役、19年連続出演の山寺宏一が、サトシたちと敵対する「アゾット王国」の大臣・ジャービス役として出演する。今回、この豪華ゲスト声優に加えて出演が決定したのは、数々のバラエティ番組に引っ張りだこで、6月に第一子誕生を発表した人気お笑い芸人・あばれる君。彼が演じるのは、サトシたちと敵対する「アゾット王国」の大臣・ジャービス率いる「メガシンカ軍団」のポケモン・オニゴーリ。メガシンカすることで超強力な冷気を放てるようになり、劇中ではサトシやボルケニオンの前に立ちはだかるというキャラクターだ。実はあばれる君、テレビ東京系列で放送されている「ポケモンの家あつまる?」の番組企画にて、ポケモン映画の声優になるべく、日々奮闘。声優の仕事を一から勉強しようと、サトシ役の声優・松本梨香に基礎やノウハウを教わり、確かな実力を身につけていた。しかし、実際にゲスト声優として発表されたのは市川さんらの4人。番組企画でやっていたとはいえ、約2か月に渡り声優の勉強をし続けたあばれる君はポケモン映画に対する想いが一層強まり、なんと実際に本作の監督である湯山邦彦に直談判!熱意に心動かされた監督は、特別に出演を許諾し今回の決定に至った。なお、直談判の模様は5月22日(日)放送の「ポケモンの家あつまる?」にて放送されるようだ。「2か月間、諦めずに頑張ってきて、本当によかった!」と語るあばれる君は、「普段からよくスベったり、周りを凍り付かせてしまう自分にとって、『こおりタイプ』のオニゴーリはまさにぴったりの配役!」と自虐を入れつつもハマり役だと自負している。また、「パパれる君として、もうすぐ生まれてくる『ちびれる君』にも自慢できるよう、身も心もオニゴーリになりきってみせます!」と熱い想いを寄せた。豪華絢爛なゲスト声優が揃い踏みする本作。加えて今回出演が決定したあばれる君が、卓越した科学力により心を支配され、メガシンカさせられるオニゴーリをどのように演じるのか、2か月間の成果をぜひ劇場で確かめてみて。『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月20日児童文学の不朽の名作『ルドルフとイッパイアッテナ』が、フル3DCGアニメーション映画に。2016年8月6日(土)に全国で公開される。斉藤洋原作の『ルドルフとイッパイアッテナ』は、1987年に初刊が発行されて以来、28年のロングセラーを誇る“日本一有名なノラ猫”シリーズ。2014年、10年ぶりに発売した第4巻までの累計発行部数は100万部を超え、国民的な児童文学作品として子供達に長く親しまれている。物語は、ひょんなことから飼い主のもとを離れおもいがけず東京にやって来てしまった小さな黒猫・ルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナと出会うところから展開。ノラ猫として共に生き、成長する姿を描いた友情と冒険の物語だ。主人公のルドルフの声は、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演などを務める実力派女優、井上真央。そして、みんなから一目おかれる巨漢のトラ猫、イッパイアッテナを演じるのはアフレコ初挑戦となる鈴木亮平だ。さらにおしゃべり好きでお調子者の猫ブッチーを八嶋智人、イッパイアッテナのライバルで凶暴なブルドックのデビルを古田新太、強面なダンプトラックの運転手は毒蝮三太夫が担当することが決定している。監督を務めるのは、映画「ポケットモンスター」シリーズの監督として18年間メガホンをとり続ける湯山邦彦と、米国を始め80カ国以上でオンエアーされた3DCGアニメ「PAC-MAN and the Ghostly Adventures」をヒットさせLAに活動拠点を置く榊原幹典。脚本は「妖怪ウォッチ」などのシリーズ構成を担当する加藤陽一、そしてアニメの制作は「ポケモン」「妖怪ウォッチ」などのOLM 、OLM Digital&Sprite Animation Studiosが手掛ける。CGで描かれたリアルな日本の街並みを舞台に、躍動感あふれる生き生きとした表情の猫たちが駆け巡る。■ストーリー大好きな飼い主と突然はなればなれになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは町で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナとともにノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらないヒミツがあった―。【詳細】『ルドルフとイッパイアッテナ』公開日:2016年8月6日(土) 全国東宝系にて3D/2D同時上映原作:「ルドルフとイッパイアッテナ」「ルドルフともだちひとりだち」(斉藤洋・作 杉浦範茂・絵/講談社刊)監督:湯山邦彦、榊原幹典脚本:加藤陽一(C)2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
2016年04月14日練馬区立区民・産業プラザにて「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2016」が開催され、数多くのアニメ関係者が参加した。同フォーラムはペーパーレス作画をテーマにした初の大規模フォーラムとして1年前に発足したもの。今回のACTFでは作画のデジタル化とフローの改革に取り組んだ制作プロダクションから担当者が登壇し、実際の作品事例を通してデジタル作画に関する講演を行った。本稿では株式会社オー・エル・エムによる講演「Toon Boom Harmonyを使ったデジタル作画ワークフロー構築への道」をレポートする。オー・エル・エムはTVアニメ「ポケモン」「妖怪ウォッチ」を手がけてきたアニメ制作会社だ。デジタル化も推進しており、オー・エル・エム・デジタルというCG制作会社を傘下企業に持っている。もっとも、講演に登壇したオー・エル・エムの加藤氏によると、「今回の事例はオー・エル・エムだからできたものではない」という。「仕事としてワークフローに落としこむという面からは、(デジタル作画は)難しくないと考えている」。そんなオー・エル・エムですら、デジタル作画を導入した当初、現場の混乱は避けられなかった。空き机にテスト用のPCを設置したが、クリエイターからは不満が噴出する。曰く、「マニュアルが理解できない」「ワークフローへの不安、不審」「賃金は上がるのか、下がるのか」「技術を習得する間、賃金は出るのか」といった具合だ。2015年4月、そうした状況の中、オー・エル・エムはToon Boomによるデジタル化の本格導入に踏み切った。ただし、作品ごとに「やれること」や「取り組み方」が違うため、それぞれのプロジェクトチームで取り組み方が違うため、それぞれのプロジェクトチームで取り組み方を変えたという。5月末には、Toom Boom本社から講師を招き集中講座もを行った。言語はもちろん、海外とはワークフローも用語の使われ方も異なり、道のりは険しかった。その結晶として作られた「Toon Boom Harmony」日本語チュートリアルは、同ソフトの代理店で無料配布されている。各チームのプロデューサーはデジタル化における目標を設定。「Story Board Proを使って演出」「作画は2名くらいで数カットやってみる」「OP/EDをやってみたい」などが挙がったが、どれも「したい」レベルで止まってしまっていたという。原画マンと演出にもプロジェクトチームに入ってもらい、2ヶ月ほどかけて番組末尾のコーナー映像を制作。しかし、オンエアレベルには到達せず、厳しい状況が続いた。After Effectsのワークフローが洗練されていて、Toon Boomで代用するのは難しいという事情もあった。一方で、デジタル作画のメリットも見えてきた。デジタル作画によって、表現の幅が広がり、はアニメーターの作業領域を増やすことができる。現在の作業工程が変化すれば、アニメーターの賃金がアップする可能性もあるという。また、ペーパーレスでデータ管理ができたり、高解像度化できたり、遠隔地で作業できるなどの新しい可能性も生まれた。アナログ原画の上がりを待ったり、受取りに行ったりする作業もなくなる。ルーチンワークを減らすことで仕事の効率化を図れるのだ。ただし、ルーチンワークが減るということは、代わりにスタッフ全員にフローの熟知が要求されるようになる。また、IT知識もより必要になると加藤氏はみている。半年間、スタッフ全員で取り組み、映像を完成させた。1月最終週にはデジタル作画で制作した『ポケットモンスターXY&Z』(*)のミニコーナー「パフォーマー通信」のショートムービーが電波に乗った。ひとまずデジタル作画をやりきったが、課題は多い。アニメ制作会社である以上、アニメを作る必要があるから、いきなり全員の道具を鉛筆から液晶ペンタブレットにできるわけではない。今までアナログで描いていたアニメーターにデジタル化を要求するのは、2DアニメーターがフルCGアニメを作るくらい難しいのだ。新たな人材も必要になる。オー・エル・エム・デジタルの四倉氏によると、PCやネットワークといったインフラ整備と管理・運用やネットワークといったインフラ整備と管理・運用大きな作品を作るにはIT技術者が必要になるという。実際にToon Boomを使ってわかったことは他にもある。たとえば必要なPCスペックだ。ノートPCならCore-i5-5200U(2cores 2.2~2.7GHz)、RAMは8GBはほしい。デスクトップのCPUはXeon E3-1271v3(4cores 3.6~4.0GHz)を採用している。スペックは高めだが、Mayaを使用しているCG部門のマシンスペックと合わせて、マシンの管理コストを下げている。Toon Boomのライセンスに関しては、EssentialsとAdvanced、Premiumuの3種類が存在するが、オー・エル・エムでは現在(既存ユーザーは自動的に移行されたために)最上位版を使っている。今後は業種に応じてダウングレードすることも考えているという。加藤氏は、デジタル作画は業界全体で取り組んでいかないといけないと強調する。各社が同じソフトで統一することで効率化が図れるからだ。オー・エル・エムの新卒採用は、デジタル作画のみに切り替える予定だという。紙をすべてやめることはないが、新卒に関しては最初からデジタル作画に慣れてもらう想定だ。過渡期である現在は、アナログ派とデジタル派がお互いの知識をシェアしていくことが必要だと加藤氏。オー・エル・エムは今後、両者の垣根をなくしていくことで新たな表現にチャレンジしていくということだ。(*)『ポケットモンスターXY&Z』毎週木曜よる7時からテレビ東京系列にて放送中総監督:湯山邦彦 監督:矢嶋哲生アニメーション制作:OLM(c)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (c)Pokémon
2016年03月26日アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナーを務める森永邦彦と、作家としても活躍するお笑いコンビ・ピースの又吉直樹によるトークセッションが、3月22日の17時30分から18時30分まで伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区内の期間限定ショップ「ANREALAGE FLOWER SHOP」にて開催される。文学が好きな森永邦彦とファッションが好きな又吉直樹は共に80年生まれと同世代。トークセッションでは、“文学”の魅力をデザイナーとして、作家として語り合う。ANREALAGE FLOWER SHOPでは、通常の花屋とは異なり、“花を贈る様に、花を着る”をコンセプトにファッションアイテムとして身につけることができる花々を展開している。ラインアップは、フラッシュで花が咲くTシャツや、リバティーと協業した再既成反射の花柄アイテム、フラッシュにより色づくコサージュなど。また、“バーチャルお花見”ができる桜の木も出現。肉眼では真っ白な桜が、スマートフォンでフラッシュ撮影することにより色鮮やかな花を咲かせる。なお、トークショーには22日に同ショップで商品を購入した人を先着で優先的に招待する予定だ。
2016年03月22日