河津桜発祥の地として有名な伊豆・河津町は、特産品の1つである『伊勢海老』の海老網漁業体験のモニタープログラムを2023年11月に4回開催いたします。また、モニタープログラムに参加いただける方を11月10日(金)まで募集しています。(各日定員に達し次第募集終了)河津町の漁業に興味を持つ機会を醸成【実施の経緯】河津町は、古くは一次産業(農業・漁業)が主幹産業でしたが、人口減少等が深刻化する中で後継者問題や担い手不足の問題に直面しております。このことから、伊勢海老の漁業体験を企画することにより、まずは他の地域の方に普段できない経験の機会を「観光」として創出し、河津町の漁業に興味を持つ機会を醸成したいと考えております。【海老網漁業体験のモニタープログラム】河津の特産品である『伊勢海老』の網外しを体験するプログラムで構成しています。海老を網から外す作業、網についた魚やゴミを取り除く作業を体験いただけます。※漁船に乗船での作業ではなく、漁港での作業になります。実施日:2023年11月12日(日)・16日(木)・18日(土)・20日(月)時間:6:00~8:30(集合時間5:45)体験料:無料(体験後、アンケートの回答へご協力下さい)定員:各日10名服装:汚れてもいい服装/スニーカー(長靴)/軍手(作業用)《体験スケジュール》5:45河津桜観光交流館集合漁港に車を置くスペースが少ないため乗り合わせにて漁港へ移動6:00~8:00海老網漁業体験伊勢海老の網から魚やゴミを取り除く等の作業を行っていただきます。8:00~8:30漁港で朝ごはんおにぎりとカニの味噌汁を用意。働いた後の食事は格別9:00解散予定<注意事項>・天候により漁に出られない場合は中止となる場合がございます。(前日昼までに判断し、中止の場合はご連絡させていただきます。)・集合場所までの送迎を希望される場合には今井浜・河津浜・谷津・峰エリアの宿(観光協会ホームページに宿泊し事前にご相談ください。《申込方法》出典元のプレスリリースよりご確認ください。※申込期間:2023年10月3日(火)~11月10日(金)※定員に達し次第締め切り《主催》河津町企画調整課《共催》漁業経営振興会 谷津部会(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年10月12日河津桜発祥の地として有名な伊豆・河津町は、特産品の1つである『伊勢海老』の海老網漁業体験のモニタープログラムを2023年11月に4回開催いたします。また、モニタープログラムに参加いただける方を11月10日(金)まで募集しています。(各日定員に達し次第募集終了)河津の海伊勢海老【実施の経緯】河津町は、古くは一次産業(農業・漁業)が主幹産業でしたが、人口減少等が深刻化する中で後継者問題や担い手不足の問題に直面しております。このことから、伊勢海老の漁業体験を企画することにより、まずは他の地域の方に普段できない経験の機会を「観光」として創出し、河津町の漁業に興味を持つ機会を醸成したいと考えております。【海老網漁業体験のモニタープログラム】河津の特産品である『伊勢海老』の網外しを体験するプログラムで構成しています。海老を網から外す作業、網についた魚やゴミを取り除く作業を体験いただけます。※漁船に乗船での作業ではなく、漁港での作業になります。実施日:2023年11月12日(日)・16日(木)・18日(土)・20日(月)時間 :6:00~8:30(集合時間5:45)体験料:無料(体験後、アンケートの回答へご協力下さい)定員 :各日10名服装 :汚れてもいい服装/スニーカー(長靴)/軍手(作業用)《体験スケジュール》5:45 河津桜観光交流館集合漁港に車を置くスペースが少ないため乗り合わせにて漁港へ移動6:00~8:00 海老網漁業体験伊勢海老の網から魚やゴミを取り除く等の作業を行っていただきます。8:00~8:30 漁港で朝ごはんおにぎりとカニの味噌汁を用意。働いた後の食事は格別9:00 解散予定<注意事項>・天候により漁に出られない場合は中止となる場合がございます。(前日昼までに判断し、中止の場合はご連絡させていただきます。)・集合場所までの送迎を希望される場合には今井浜・河津浜・谷津・峰エリアの宿(観光協会ホームページ 参照)に宿泊し事前にご相談ください。《申込方法》以下、URLより必要事項を記載してお申込みください。 ※申込期間:2023年10月3日(火)~11月10日(金)※定員に達し次第締め切り※予約確認メールは wada@nano-hana.online よりお送りさせていただきます。《主催》河津町 企画調整課《共催》漁業経営振興会 谷津部会nano・hana 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月10日公益財団法人東京都島しょ振興公社(東京都港区、理事長:前田 弘、以下「公社」)では、伊豆諸島・小笠原諸島(以下「東京諸島」)で、漁業及び農業への就業に興味・関心がある方を対象に、大島/三宅島/八丈島/小笠原 父島・母島 の5島において漁業体験、農業体験を開催いたします。本取り組みは平成25年よりスタートし、今年で11回目を迎えます。これまでに98名の方に参加いただきました。東京諸島において漁業・農業は地域経済を支える重要産業である一方、従事者の高齢化や後継者不足が大きな課題となっています。また、コロナ禍による観光客減の影響で産業存続の危機にも立たされています。このたびの就業体験を通して多くの方に関心を寄せていただくことで、漁業・農業の持続可能性を高め、定住促進による産業等の活性化につなげる狙いです。■ 【開催概要】■漁業就業体験(棒受け網漁、底魚一本釣り漁、縦縄漁など)1. 八丈島(定員:3名程度)体験期間:2023年9月5日(火) ~ 9月9日(土)4泊5日募集締切:2023年8月10日(木)17時必着2. 小笠原父島(定員:2名程度)体験期間:2023年9月26日(火) ~ 10月9日(月)13泊14日 ※うち船内2泊募集締切:2023年8月16日(水)17時必着3. 小笠原母島(定員:1名程度)体験期間:2023年9月26日(火) ~ 10月9日(月)13泊14日 ※うち船内2泊募集締切:2023年8月16日(水)17時必着■農業就業体験(農場・ハウス管理、収穫作業など)1. 三宅島(定員:3名程度)体験期間:2023年8月31日(木) ~ 9月3日(日)3泊4日募集締切:2023年8月14日(月)17時必着2. 小笠原母島(定員:2名程度)体験期間:2023年9月26日(火) ~ 10月9日(月)13泊14日※うち船内2泊募集締切:2023年8月16日(水)17時必着3. 大島(定員:3名程度)体験期間:2023年11月17日(金) ~ 11月20日(月)3泊4日募集締切:2023年10月25日(水)17時必着(※大島につきましては、9月頃募集を開始します。)申し込み方法:東京愛らんどホームページより 問い合わせ先:公益財団法人東京都島しょ振興公社 TEL:03-5472-6546(平日:8:30~17:15)■ 【東京諸島とは】東京から約100~2000kmの太平洋上に点在する大小200の島々で構成される伊豆諸島・小笠原諸島を指します。豊富な海洋資源に恵まれ世界有数の漁場である反面、噴火や台風などによる自然災害や、特異な歴史的経過を持っている島々です。本州から各島々へ行くには、「船」または「飛行機」に乗っていきます。ときには、大型船でゆっくりと船旅を楽しむも良し。高速船であっという間に移動するも良し。爽快に空からの眺めを楽しむも良し。島と島を結ぶヘリコプターもあります。バラエティに富んだ島旅をお楽しみいただけます。■主な島々・大島:火山とツバキの島・利島:サクユリと20万本ものツバキが彩るネイチャーアイランド・新島/式根島:自然美と伝統文化が残る“二つの島”・神津島:岸壁と砂浜が織りなす伝説の島・三宅島:野鳥が群れる自然美の島・御蔵島:イルカに出会える秘境の島・八丈島:黒潮の海がつくった南国の楽園・青ヶ島:独特の自然を持つ火山島・小笠原父島・母島:独自の生態系が残る世界自然遺産の島々■ 【公益財団法人東京都島しょ振興公社とは】東京諸島は、美しい自然と豊かな海洋資源に恵まれており、これを活かした自立・発展が求められております。そこで、各島が協力して連携を図りながら、島の産業・観光振興を促進し、地域経済の発展と住民の生活・文化の向上を図ることを目的として、島しょ9町村と東京都は、公益財団法人東京都島しょ振興公社を設立しました。■ 「アンテナショップ東京愛らんど(TOKYOISLANDSSHOP)」東京の島々を船でつなぐ、竹芝客船ターミナルにあります。自慢の特産品で皆様をお迎えします。《店舗概要》〒105-0022東京都港区海岸1-12-2竹芝客船ターミナル内TEL:03-5472-6559営業時間:平日 10:00~18:00土日祝 10:00~20:00※夏季における東京愛らんどの営業時間延長について期間:7月1日(土)~7月31日(月)営業時間:平日 10:00~19:00土日 10:00~20:00 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月18日道下水産は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて【『遊漁船 海令丸の新たな挑戦』漁業体験で子どもたちの笑顔を見たい!】というタイトルで2023年1月17日(火)よりプロジェクトを開始しました。遊漁船 海令丸●『遊漁船 海令丸の新たな挑戦』漁業体験で子どもたちの笑顔を見たい!クラウドファンディングサイトURL: 【はじめに】代表の道下は、長崎市野母崎半島の中間に位置する蚊焼町という地域で生まれ育ちました。漁師という道を選び30年目の挑戦をするために、漁師の経験を活かして子どもを対象にした漁業体験ができる遊漁船(海令丸)を、本格的に運営しようと考えています。海令丸 船長【プロジェクトをやろうと思った理由】今まで数回の漁業体験をやって思ったことは、魚が獲れたときの子どもたちの笑顔と驚きで、子どもが好きな私はとてもやりがいを感じました。漁業体験を受け入れるための漁網、備品(サイズ別小児用救命胴衣など)の購入や、漁業体験を継続したいが、船のエンジンのメンテナンス費用が高額なため、今の収入ではとても先を見通すことができません。船を中古で購入して満14年、エンジンは大規模なメンテナンス時期が近づいています。そんな時に知人から「クラウドファンディング」って知っているかと聞かれ、名前だけは知っていたが実際どういう仕組みになっているかわかりませんでした。インターネットでいろいろなクラウドファンディングを見て調べて、よし!目標はある!やってみようと思ったのがきっかけです。高校生の漁業体験釣り体験をした親子【クラウドファンディングで実現したいこと】・漁業体験として刺網漁を本格的に開始したい。刺網漁とは簡単にいうと、前日に網を海底に仕掛け魚介類を絡ませて獲る漁法です。・漁業体験(刺網漁)を受け入れるための漁網や備品を購入したい。現在、子どもが扱いやすい漁網を製網会社に依頼して製作していますが、より良い漁網を作るために改良を続けています。12歳未満は小児用の救命胴衣を着用することになっており、安心安全にご乗船頂くためにはサイズ別で定員分必要な備品となっています。・安全に運営するために船のエンジンをオーバーホールし部品交換および修理をしたい。漁業体験中にエンジン停止や火災など無いようにエンジンの大規模メンテナンスをしたいと思っています。・令和4年の台風14号によって破損した船体の修理をしたい。【リターンについて】全てのリターンについて『感謝のお手紙をお送りさせて頂きます』リターンは地元蚊焼町の産業を応援するために、・ベアーフーズの長崎蚊焼干し(魚の加工品)・・海令丸おまかせ!・伝統の蚊焼包丁(山口刃物製作所)・・海令丸厳選!などをご用意しました。●10,000円(長崎蚊焼干しセット)・長崎蚊焼干し干物セット(海令丸おまかせ6品)●20,000円(長崎蚊焼干しセット)・長崎蚊焼干し干物セット(海令丸おまかせ15品)●30,000円(海令丸限定)・漁業体験乗船券1回分●100,000円(伝統の蚊焼包丁)・蚊焼包丁(海令丸厳選のステンレス刺身包丁と大型、小型黒打出刃包丁の3点セット)●100,000円(企業個人様向け)・船に40cm×40cm程度の社名などの広告を掲載させて頂きます。以上は代表的なリターンですが、その他いろいろと準備しています。【最後に】将来的には漁業体験をする仲間を増やして、行政や旅行代理店と連携して観光漁業体験、教育のための漁業体験などを行っていくようにしたいです。漁業体験で子どもたちを笑顔にするために、そして安心安全に遊漁船業(漁業体験)を行っていくために、皆様のご支援・ご協力をお願いします。■プロジェクト概要プロジェクト名: 『遊漁船 海令丸の新たな挑戦』漁業体験で子どもたちの笑顔を見たい!期間 : 2023年1月17日(火)13:00~2月28日(火)23:59URL : ■事業者概要屋号 : 道下水産代表者 : 道下 政樹所在地 : 〒851-0401 長崎県長崎市蚊焼町1389-5事業内容: 遊漁船業(海令丸)、漁業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月26日奈緒が“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーを演じる新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」。このほど、奈緒さん演じる主人公・和佳を支える女性キャストに志田未来、松本若菜、ファーストサマーウイカが決定した。元来、臆病な動物であるペンギンは多くの敵が潜む海に、なかなか飛び込むことができない。しかし、勇気ある1羽が飛び込むと、仲間たちも次々と荒海へ飛び込むことができる。その「勇気ある1羽目」を「ファーストペンギン」と呼ぶ。本作は、そんな「ファーストペンギン」のように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの“奇跡の実話”を基に描くリアル・サクセスストーリー。本作で、志田未来が演じるのは、和佳(奈緒)のママ友・山藤そよ。息子同士が同じ保育園に通っていることから、和佳と仲を深めたそよ。和佳の子育てをサポートしたり、和佳の悩みや愚痴にも優しく耳を傾けてくれたりと、大きな支えに。事務処理能力はすこぶる高い。松本若菜が演じるのは、農林水産省の職員で国が推進する農林漁業の「6次産業化プロジェクト」を担当している溝口静。クールな風貌で、一見とっつきにくい印象だが、男社会の“漁業の世界”で孤軍奮闘する和佳に共感し、陰ながら後押しする。日本の水産業界の現状に、危機感を抱いている。ファーストサマーウイカが演じるのは、舞台となる汐ヶ崎漁港の魚市場に出入りしている仲買人の重森梨花。口は悪いが、漁協の組合長・杉浦(梅沢富美男)に目を付けられた和佳をこっそり手助けするなど、アネゴ肌な一面がある。“漁業ド素人”の和佳に、魚の扱い方のイロハをレクチャーする。キャスト陣より意気込みのコメント山藤 そよ役・志田 未来ガッツのあるパワフルな和佳さんを支えてあげられるような「そよそよと風のような癒し系の女性」になればいいなと思って演じています。奈緒さんに初めてお会いしたときに、力強い目と笑顔が印象的で、和佳さんの真っ直ぐ突き進んでいく姿と重なる部分を感じました。今後、そよが皆さんとどう関わっていくのか楽しみにしていただけたら嬉しいです。溝口 静役・松本 若菜私の出身地は、海に囲まれており漁港もあります。この「ファーストペンギン!」の脚本を初めて読ませていただいたときに、潮風や故郷の風景を思い出しました。しがらみや時代に悩む漁師たちと共に、懸命に食らいつきながら自分の過去とも向き合う女性・和佳を奈緒さんが演じる姿を考えると、あまりにもフィットしていて。実はちょっとしたご縁があり、上京したての頃の奈緒さんとお会いしたことがあるのですが、内側から溢れ出る意志の強さと清浄な目がとても素敵で、「いつかご一緒したいね」なんて話していたのがついに実現しました。そんな心情も相まってか(笑)、和佳を支える一人として彼女を守っていければと思っております。重森 梨花役・ファーストサマーウイカファーストペンギン、字面に親和性を感じております。私は少しヤンチャな香りのする仲買人の梨花を演じます。梨花と奈緒さん演じる和佳が物語の中でどんな関係になっていくのかが楽しみです。奈緒さんと鈴木さんとは「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」メンバーとしてご一緒させてもらっていたので、再会できて嬉しいです!特に今作は前回絡みの少なかった奈緒さんとご一緒できるシーンが多そうで、今からワクワクしています!お楽しみに!新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」は10月5日より毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年09月13日栃木県内の漁業協同組合で構成される栃木県漁業協同組合連合会(所在地:栃木県下野市、代表理事会長:螺良 昭人)は、アユ放流資金の新たな調達をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて4月11日に開始しました。クラウドファンディングにより釣り人以外から放流資金を募るのは全国でも珍しい試みです。清流の女王 アユ1. 取り組み内容について水害による河川環境の悪化、カワウや外来魚による食害、アユ冷水病の発生に加え、昨今のコロナ禍の影響や、関係者の高齢化等、河川環境の悪化が続いております。アユは綺麗な川の象徴とも言われ、近年は水質浄化機能や景観維持機能も注目されています。「アユを守る人」が居なくなることは河川環境や河川生態系の破壊のみならず、アユがいることで守られてきた内水面漁業、養殖業と言った地域経済の衰退にも繋がります。河川のことをもっと知ってほしい!アユの住む美しい河川を後世に伝えたい!美味しいアユを食べてほしい!そんな思いからこの度、当会ではアユが住める河川環境を守るためにクラウドファンディングを実施いたします。また、今回のクラウドファンディングを皮切りに県漁連、会員漁協が中心となり、今後もアユが住める河川環境を守る取組を行って参りたいと思います。2. クラウドファンディング詳細掲載会社 : CAMPFIREプロジェクト: 県産アユの放流対象河川 : 箒川(那須塩原市中塩原地内)目標金額 : 100万円(内訳:放流費60%、掲載手数料15%、リターン費用25%)募集方法 : All-in方式(目標額に届かない場合もプロジェクト実施、リターン実施)返礼品 : サンクスメール、冷凍アユ、共通遊漁券、つかみ取り体験、プレミアムヤシオマス、オリジナルエコバック、オリジナルステッカー等募集期間 : 現在掲載中~5月25日 なお、プロジェクト実行は6月上旬掲載ページ : 下記URL、QRコードよりご確認ください。URL : クラウドファンディングサイト QRコード3. 栃木県漁連の概要河川湖沼の漁場管理、淡水魚養殖を行う21の漁業協同組合を会員とする連合会です。当会では従来からアユ種苗生産や会員漁協等へアユの放流用種苗の供給を行っております。独自のアユ種苗生産施設を有し、毎年1,000万尾のアユ種苗を生産。県内外へ良質なアユ種苗を供給して参りました。会員漁協とともに河川環境の保全、水産資源の維持、川魚文化を絶やさないための普及活動、幼児や小学生を対象とした稚魚放流会や河川の生き物観察等の体験活動を行い、川を守る活動を継続しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月20日さかなプロダクション(東京都千代田区、代表:長崎 一生)は、この度「サステナブルと日本の漁業解説セミナー」の動画配信を開始します。配信は、本日より全5回にわたって行い、視聴は無料です。昨今のトレンドとなっている「サステナブル」「SDGs」なども関連する水産資源管理について、日本の漁業の歴史や現状なども鑑みつつ、世間一般ではまだ語られていない面も含めて中立的な立場で解説します。サステナブルと日本の漁業解説セミナー●サステナブルと日本の漁業解説セミナーとは…「サステナブルと日本の漁業解説セミナー」は、これまであまり語られてこなかった水産資源管理を取り巻く日本における状況について、さかなプロダクション代表のながさき一生が中立的な視点で解説をするというものです。セミナーは、YouTubeに動画アップし、全5回にわたり、無料で配信します。<配信するYoutubeチャンネル>さかなプロダクション <配信スケジュール>全5回 (各10分~20分程)・第1回 12月17日(金) イントロダクション このままだと日本の食文化が崩壊する・第2回 12月20日(月) サステナブルな漁業とは何か・第3回 12月21日(火) 日本の漁業はサステナブルではなかったのか・第4回 12月22日(水) サステナブルが行き過ぎるとどうなるか・第5回 12月23日(木) サステナブルのその先へ…当セミナーの概要や配信URLについては、さかなプロダクションのホームページ内に特設ページを設けてまとめておりますので、そちらも参照ください。<「サステナブルと日本の漁業解説セミナー」特設ページ> ●当セミナー配信の背景昨今、世界的な水産物需要の高まりに加え、一部水産資源が枯渇している状況から、水産資源管理の重要性が増しています。その状況も受け、国内では2020年12月に70年ぶりに漁業法が改正されました。この水産資源管理の手法は、日本では従来、漁業権や禁漁期、漁具の規制といったものが主とされていましたが、昨今は欧米のように漁獲量を規制するものへとシフトされる流れがあります。しかし、日本の漁業は、漁法も様々でより多様なため、どういった手法が合うかは、漁法や魚種、地域の慣習なども考慮して行く必要があり、改正漁業法もそれを考慮したものとなっています。ところが、最近の水産資源管理に関するニュースや論調には、欧米型の資源管理へのシフトへの偏りがあり、上記のような事情が正確に伝えられていないケースが多いため、混乱が生じています。この状況は、消費者に限らず、水産業に携わる生産、流通現場の者にも起こっている状況です。このような状況に対し、さかなプロダクションでは、以前から問題意識を持っていました。また、9月に横浜市民を対象として、当該の状況を解説するオンライン講演を行ったところ大きな反響がありました。今回、漁業法の施行から1年を経過したこのタイミングで、世間一般ではあまり明るみにならない事情を世の中に広く伝える必要があるとの使命感からこの取組みを行うことにしました。日本の漁業を取り巻く状況を中立的に正確に伝え、皆様に事実を正確に認識していただくことで、今後の日本の水産業や魚食文化の発展につながればと思っております。さかなプロダクションでは、引き続き、1.魚で世の中を楽しくする2.魚に携わる人々が報われる世の中をつくる3.魚を美味しくして、世の中を良くするの3点を行うことで、世の中を良くする取組みを行っていきますので、よろしくお願いいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月17日2019年9月21日(土)・22日(日)に駒沢オリンピック公園中央広場で開催された東京ハーヴェスト2019。開催7回目を迎える今年は、およそ45,000人が来場し会場限定メニューや新鮮野菜の販売、ワークショップなどを楽しみました。2019年は「日本各地の”旨い”を味わい、生産者の”凄い”を体験する」がコンセプト。過去最大の参加となる約40人の農家・漁師・酪農家など様々な食のつくり手が集い、その素晴らしさを伝えました。私たちの毎日のを食を支え、届けているつくり手への感謝と尊敬の気持ちを伝える大収穫祭の会場をレポートします。駒沢オリンピック公園に約40人の生産者が集合昨年2018年にも2万人以上が来場した東京ハーヴェスト。年を追うごとに来場者数が増加していることもあって、今年から会場を駒沢オリンピック公園に移して開催しました。会場が広いのでゆっくりと見てまわることができます。旬の野菜をはじめとする秋の味覚や、海の幸、地域性豊かな食材、そしてここでしか食べられない特別なメニューなど、収穫の秋・食欲の秋に相応しいグルメが揃っています。泥つきは獲れたて・産地直送の証拠!今年はスペシャルショーとして、通常は農家さんしか知らない「ネギの皮むき機」が会場に登場し、畑で収穫した泥つきのネギの外皮を真っ白にむいていくパフォーマンスも行われました。目にも留まらぬ速さなのにネギを傷めないよう空気の力で優しくむいていく機械作業は、都会では滅多に見られない貴重な体験!ほかにも、鮮度を保ったまま魚のうま味を引き出す匠にしかできない技である「神経締め」の実演など、東京ハーヴェストならではのパフォーマンスが2日間に渡って披露されました。魚の死後硬直を遅くすることでうま味が増し、味が激変するという神経締め。この技が使えるのは国内でも限られた人だけ。魚だけでなくタコなどにも行います。神経締めをした魚は一級の料亭やレストランで提供しているほか、一部デパートでも販売しているそう。どんな味なのか一度は食べてみたい!食べて応援!台風15号被害の千葉野菜でミネストローネ今年は台風被害が立て続いていますが、台風15号で大きな被害を受けた千葉県の野菜でミネストローネのチャリティー販売も実施されました。このミネストローネのレシピは、東京・恵比寿にある「Bistro D’arbre(ビストロ ダルブル)」の無藤 哲弥シェフが監修。具材にはメークイン、ピーマン、ミニとうがん、ごぼう、生落花生など台風によって販売できなくなってしまった千葉県産の野菜がたっぷり。レシピを考えるにあたり、届いた野菜は一通りかじって味を確かめたという無藤シェフ。生落花生やごぼうの入ったミネストローネを初めて食べましたが、野菜のだしがしっかり抽出されていて、素材の甘さも際立つ絶品スープでした。「被害が大きいほど、長く続く後方支援の要は”食”」と、無藤シェフ。「現地に行って手伝うことももちろん素晴らしいこと。けれど、地元のいい食材で自分がつくる”料理”というフィルターを通して、多くの人に”伝える”のが自分なりのボランティア」と話してくださいました。ボランティアの形は一つではなく、食べることが生産者を助け、支援につながっているということを、無藤シェフの言葉で気づいたように思います。Bistro D’arbre(ビストロ ダルブル)詳細はこちらから糖度ギネス級の桃。そのまま食べてもジュースも絶品!ステビア農法でつくるギネス級の糖度の桃。積んでも果肉が潰れないくらいにしっかりとしています。しかも1玉のサイズも大きい!この桃を惜しみなく使ってつくる「とろもも」は、まるで桃を飲んでいるかのようなジューシーなジュース。もちろん果糖は一切なし。桃の甘さだけでつくられた濃厚で芳醇な贅沢なジュースです。ジャムのような濃度があるので、炭酸やジンジャーエールで割ったり、ヨーグルトにかけて食べても美味!筆者は会場でジンジャーエール割りをいただきましたが、あまりのおいしさに一瞬飲む手が止まりました。(おいしすぎて写真を撮るのを忘れるほどに…)【ギネス級糖度の桃】古山果樹園HPはこちらから香りも良いフルーツほおずきは独特の味わい「ほおずき」と聞くと観賞用の植物を思い浮かべる人も多いかと思いますが、実は食用のほおずきもあるのです。ヨーロッパなどでは古くから食用として栽培されていますが、日本での栽培は珍しいです!そのまま食べることができるフルーツほおずき「ほおずきんちゃん」ですが、旬の時期(8月下旬〜10月)以外でもジャムやコンポート、お茶で年間通して楽しめます。ほおずきはビタミン、食物繊維が豊富で、肝脂肪、コレステロールを下げる効果も期待できよう。これぞ知らなければ出会えない食の素材!中には白い小さな種が入っています。甘くてトロピカルな味わい。歯ごたえの良い小さなアプリコットのようなかんじでしょうか。何かに似ているようで似ていない、知っているようで知らない、独特のおいしさです。【フルーツほおずき】早野ファームHPはこちらから国内生産量わずか1%未満!希少な和牛・短角牛和牛と言えばやはり黒毛和牛が有名ですが、ほかにも「日本短角種」「褐毛和種」「無角和種」と4種類の和牛がいます。そのうち、東北地方や北海道を中心に飼育されている「日本短角種(短角牛)」は、国内和牛流通において年間1%程のシェアしかない希少種。”幻”と称されることもある和牛を、会場では串焼きに。サシ(脂肪)の多い和牛と比べて、赤身肉の短角牛はしっかりとした噛みごたえのあるタンパクでヘルシーな味わい。噛めば噛むほど肉の味が伝わってきます。スーパーなどでは流通していないため、食べられるのは限られた場所でのみ。都内で短角牛が食べられるレストランもありますが、次回ぜひ東京ハーヴェストで生産者の声を聞きながら味わってほしいです。【山形村短角牛】ポータルサイトはこちらから三陸の海藻を使ったワッフルで新しい食の可能性を考える「三陸×ふくしまプライド食堂」のキッチンカー前には巨大ワカメの実物展示がありました。身長161cmの筆者を優に超える背丈のワカメ…こんなサイズ感の海藻が海の中で生息しているんだなぁと不思議な気持ちでした。こちらのキッチンカーには「樹上完熟トマトのレッドアイ」など福島の地元の食材を使った限定メニューや、三陸の海幸を活用したオリジナルメニューが並んでいました。どんな味なのか気になった「海藻ワッフル」。画像を見ての通り、海藻の入ったワッフルにミルクアイスがのったデザートです。ジャージー牛乳と一緒にいただいてみましょう。海藻の塩っけがアイスの甘さと混ざると”塩スイーツ”のような印象。みたらし風の甘じょっぱいソースがアクセントになっています。沖縄銘菓のちんすこうで「塩ちんすこう味」が好きな人にはおすすめの味。なかなか前衛的なスイーツと思われるかもしれませんが、以前PeLuLuで紹介した「間伐材を使った杉のケーキ」の開発者で「Mr. CHEESECAKE」も手がけるシェフ・田村浩二さんも、料理人として一次産業の現場に携わる中では、海の幸を最大限に活用したメニューづくりにも取り組んでいるとお話されていました。たとえば、わかめや昆布の茎など本来廃棄されてしまう海の恵みを料理として蘇らせるなど、「食べられるのに食べていない素材」を”食材”として見直してみることは、生産者や料理人の視点としてだけでなく地球にとって人間にとって今後必要になってくる食の考え方なのかもしれません。海藻ワッフルは、これからの新しい食の在り方を発見させてくれるメニューでした。透き通って美しい。大吟醸のトマトジュース一見違う素材のジュースが並んでいるように見えますが、実はどちらもトマトジュース。右は見慣れたトマトジュースですが、左はまるでりんごジュースのような色をしています。ファーム大友の「麗夏」を使ったジュースは、トマトを絞ったときの上澄みだけを集めた、まさに大吟醸のトマトジュースづくりも。トマト100kgだと吟醸のトマトジュースが80本できるところ、大吟醸は10本程度しかできないのだとか。”王様トマト”と呼ばれる「麗夏」のうま味と栄養がぎゅっと凝縮された大吟醸のジュース。生産量が限られている貴重品だけあって、ハーヴェストでも1日目で売り切れに!【会津トマト】つくり手の詳細はこちらからパッケージもかわいい、からだに優しいたまご食べ終わった後も残しておきたくなるかわいいパッケージの「相馬ミルキーエッグ」。「家族にも安心して食べてもらえる卵を自分の手でつくりたい」という想いのもと、こだわりぬいた環境で鶏を育てている養鶏場です。目を引くアロハと軽快な話し口調でブースを盛り上げるのは、大野村農園の代表 菊池 将兵さん。菊池さんが警鐘を鳴らすのは、食の安全について。遺伝子組み替えの食品はその量が5%未満であれば、「遺伝子組み換えでない」と表示して良いことになっています。そのため、鶏のエサに輸入トウモロコシを使用していることが多い大規模な養鶏場の卵は、安全だと思って口にしていても、実は薬や遺伝子組み換え食品を含んでいるかもしれないというのが現状だと明示しています。大野村農園では鶏に納豆、玄米、海藻、3時間煮込んだ魚のアラを発酵させた独自のエサを与えているため、自然の中でストレスなく育った健康的な鶏の卵は、濃厚でコクのある味わいに。「相馬ミルキーエッグ」を食べてみました!卵を割ってみると、スーパーで買う卵より黄身の色が薄いことがわかります。なんとなく黄身の色は濃い方がいいように感じてしまいがちですが、本来黄身の色はレモンイエロー。黄身の色は鶏が食べているエサに含まれる色素が影響するため、エサに何かが混ざっていると当然その色は濃くなります。納豆、玄米、海藻など日本古来の食生活のようなエサを食べている鶏では、黄身の色はこのように薄いのです。いつも何気なく食べている卵ですが、本当においしいものは黄身が甘くてコクがあります。濃厚だからそのまま食べてもおいしいし、半熟にしても最高ですよ。卵かけごはんや半熟のゆで卵で味わってほしいおいしさです。【相馬ミルキーエッグ】大野村農園HPはこちらから循環農業を実現した木更津の「KURKKU FIELDS」人・農・食・アートがテーマの施設サステナブル ファーム&パーク「KURKKU FIELDS」でも、鶏には米、麦、だしがら、おから、ごま油の絞りかす、チーズなどを独自に配合したエサを与えているとお話されていました。エサの材料は全て千葉県産というこだわりの鶏の卵は、「KURKKU FIELDS」のパーク内でも味わうことができるそう。千葉県木更津にある施設のため台風15号の影響で夏野菜が全滅し、ビニールハウスや鶏舎も損壊するなど被害は大きいとのことですが、2019年11月2日(土)にはオープンできるようです!オーガニックファーム、養鶏場、チーズ工場などの農場だけでなく、獲れたて食材で味わうダイニングにベーカリー、タイニーハウスでの宿泊、草間彌生さんのアート作品など泊まって遊べる施設。ビオトープや大自然を体感しに出かけてみてはいかがでしょうか?【KURKKU FIELDS】の詳細はこちらから※2019年10月27日にはオープンイベントも開催予定。アスパラガスにドライフルーツも。福島の”おいしい”をいただく収穫は年に2回、春と夏秋。みずみずしくミネラルもたっぷり詰まったアスパラガスを販売していたのは、株式会社エガワコントラクターの代表 江川 正道さん。「自分たちが食べたいと思えるおいしい野菜をつくること」を原点として喜多方野菜を育てる福島県の農家さんです。この日は「少し細いけどおいしいんですよ!」と生産者お墨付きの、みどり色が美しい元気なアスパラガスがブースに並んでいました。そして、同じブースでドライフルーツを販売していた「Berry’sGarden(ベリーズガーデン)」の代表 景井 愛美(かげい まなみ)さん。家業が果樹園の旦那様との結婚をきっかけに農業の世界へ足を踏み出し、現在では日常のちょっとした隙間に「愛、実る時間」を持ってほしいと「Berry’sGarden」を立ち上げたそう。未経験だからこその苦労や発見、母として一人の女性として、農業という仕事をもっとポジティブなイメージに変えたいと、その働き方・生き方を通して伝えるため日々作物と向き合っている姿がとても素敵でした。試食させてもらったドライオレンジは嫌な苦味がなく、うま味の濃いフルーツを食べているのがわかります。これまでちょっと苦手だったドライオレンジへの見方が一瞬で変わりました。チーム・COOL AGRI で記念撮影!おいしい時間をありがとうございました!【喜多方野菜】エガワコントラクターHPはこちらから【ドライフルーツ】Berry’sGarden HPはこちらから農家直伝!アスパラガスを味わうレシピ喜多方野菜アスパラガスを食べてみます!おいしい食べ方をいくつかうかがいましたが、まずは素材そのものの味を感じるために「塩とオリーブオイルで食べてみてください!」とのこと。シャキシャキした小気味良い歯ごたえで、アスパラガスの色と同じ鮮やかな緑の香りが口いっぱいに広がります。穂先は甘く、根元までみずみずしいので何本でも食べられます。もう少し細かく切ってサラダに入れたり、塩味強めのベーコンと一緒にオイル系のパスタへ和えるのも良さそうです。そして定番の、アスパラの肉巻き。せっかくなので「東北食べる通信」風に、大胆巻いてみました。これだけでお皿の上が華やぎます。シンプルに塩・胡椒、醤油と味醂で甘辛和風…味付けに迷うところですが、今回はマヨネーズにニンニクとレモン汁を少々、粉チーズを追加し、お好みでブラックペッパーを合わせる即席シーザーサラダ風のソースでいただきます。スパイシーにしたかったので炒めて香りを出したクミンも。アスパラガスのおいしい食べ方はほかにも、炊き込みごはんにしたり油揚げを入れてお味噌汁にしても良いそう!和の食べ方も試してみたくなりますね。第8回東京ハーヴェスト開催決定!次回で第8回となる東京ハーヴェストは2020年5月23日(土)24日(日)に開催が予定されています。場所は同じく駒沢オリンピック公園。ぜひ各地の「旨い!」を探しに足を運んでみてください!東京ハーヴェスト2019会場:駒沢オリンピック公園 中央広場〒154-0013 東京都世田谷区駒沢公園1-1text : MIzuki Igarashi
2019年10月30日「漁業」をテーマに約1年をかけて制作された特番『頂上決戦!!ニッポン最強漁師が世界の海へ とれたて 美食漁』が、フジテレビで31日(19:00~20:54)に放送される。この番組は、漁に携わる人たちが、世界の海で3つの"頂上対決"を繰り広げるというもの。1つ目は、青森・大間の漁師と、アメリカのスゴ腕漁師兄弟のマグロ漁バトルで、大西洋を舞台にし烈な戦いが繰り広げられる。2つ目は、三重・鳥羽市の海女親子と、先祖代々素潜り漁を行ってきたフィリピンの海の民・バジャウ族。決戦の舞台はフィリピン・レイテ島沖10キロの場所で、海女の娘・静香さんは「ウニめっちゃおる!」「めっちゃ面白い!」と感激しながら戦いに臨むそして最後は、東京・築地中央卸売市場とスペイン・マドリードにある欧州最大の魚市場・メルカマドリードを比較する「東西横綱魚市場」3番勝負。取扱金額などのスケール、マグロ関連、そして扱っている高級食材の3つの観点から、両者を比べる。さらに、手漁のために命を落とす漁師もいるというスペインの高級食材"亀の手"の実態にも迫る。
2016年07月27日インフォコムは3月17日、IoTに対する取組みの一環として、漁業領域におけるIoT活用の共同開発研究プロジェクトをスタートすると発表した。同プロジェクトは、米EverySense(エブリセンス)、光電製作所およびブロードバンドタワーと共同で進める。インフォコムは、2016年1月にIoT領域の専任組織である「IoT推進部」を設置し、事業創出に向けて本格的な活動を開始するとともに、IoTプラットフォーム上でデータ交換サービスを提供するエブリセンスとの事業提携を行い、取り組みを加速している。今回、エブリセンスと光電製作所が開発した「EveryStampFF(Fish-Finder)」を用いてデータ収集を行い、ブロードバンドタワーのデータセンター機能と、インフォコムのデータ分析技術やアプリケーション開発力を融合し、魚群探知機を連携する情報共有プラットフォームを構築するプロジェクトをスタートした。プロジェクトが実現した場合、水揚げ港や水産管理施設など地上側とのより広域においてリアルタイムな情報共有が可能になるという。今後は、衛星データなどとの連携により、水深/水質/水温/潮目/潮流/風向/風速/波高などの海洋情報との統合的収集、分析への展開を進める予定となっている。
2016年03月18日静岡県熱海市の網代漁業株式会社(以下、網代漁業)では、今年に入ってから定置網漁業にiPadを活用している。iPadを導入したことで、仕事のやり方が変わり、延いては漁具や漁法、市場での取り引きにも変化をもたらすかもしれないという。網代漁業では定置網漁業、魚類の畜養および養殖海産物流通販売、水産加工事業を行っている。iPadが利用されているのは定置網漁業の現場に於いてだ。具体的にどう使われているかというと、魚群探知機(以下、魚探)のモニターとしてである。定置網には魚探が施設されていて、その情報を3Gの通信モジュール経由でiPadに送信するというわけだ。網の中にどれくらい魚が入っているかという情報はほぼリアルタイムで確認できるので、仕事のあり方がこれまでとは変わってくると、網代漁業の代表取締役である泉澤宏氏は話す。「ユビキタス魚探」と呼ばれているこの魚探は、公立はこだて未来大学が中心となり、東京農業大学、株式会社光電製作所、日東製網株式会社、株式会社ゼニライトブイの2大学3社が共同で開発にあたっている。開発の中心メンバーである、公立はこだて未来大学 システム情報学部教授の和田雅昭氏によれば、以前にも沖合の定置網に取り付けた魚探の様子を無線機を利用して、陸の事務所などに設置した専用のモニターでチェックするというシステムは存在したが、それらは「昭和の機械」だったという。「昭和の機械」だという無線を使ったシステムは、日東製網の関根敏昭氏に伺ったところ平成10年あたりまでは製造が行われていたようである。しかし、これらの機器は海上にある魚探と、陸上に置いた専用モニターを1対1で結ぶものでしかなく、魚探の情報を入手したければ、モニターを据置した場所に出向かなければならなかった。網代漁業が取り入れた「ユビキタス魚探」は、前述の通り、3G回線を利用してデータが送信されてくるので、専用機でなく、iPadで情報のチェックがどこでもできる。魚探のデータ閲覧用には「定置網モニタ」というアプリが利用されている。このアプリ、現在はAdHoc配信の状態で、App Storeでの配布は行っていないが、「年内には公開したい(和田氏)」とのことだ。なお、同アプリは基本的にブラウザベースの仕様になっているので、iPad以外、iPhoneやその他の端末でも、情報量が一部制限されるが閲覧可能であるとのことである。すなわち、網代漁業の従業員は誰でもどこでも魚探の情報にアクセスできるというわけだ。仕事のあり方が変わるという話に戻すと、これまでこういった機器がなかった時代は「勘」に基づいて漁場に出ていたらしい。実際に網を引き上げると、魚があまり入っていないこともよくあったそうだ。時には漁獲高より、燃料費、人件費のほうが高くつくこともあったと、泉澤氏は苦笑まじりに説明する。しかしながら、「ユビキタス魚探」を導入したことで、そのような事態に陥らなくても済むようになるのである。網に魚が入っているかどうか、いつでもどこでもチェックできるので、状況に応じた的確な判断が下せるようになるのだ。5時間沖に出て作業しても、成果はあまりなかったという日があったとする、それが、漁獲が大してないのが分かっているから、その5時間を網の修理など別なことに使おうという発想の転換が起こるのである。反対に、大漁が見込まれる場合にも有用だ。獲れた魚が多い場合、その分、氷も多く船に積まなければならなく、また、一艘では積みきれないほどの水揚げ量になった場合、もう一艘出船しなければならなくなるのだが、このような時も、予め獲れそうな量が分かっていれば問題なく操業できるのである。かつては、その日、5トンなら5トン、翌日、1トンなら1トン、獲れた分だけ出荷していたが、現在ではその量も調整しているとのことだ。そもそも、定置網量では「金庫」と呼ばれる、かかった魚を生きたまま一時的に保存しておくことができるスペースがあり、それを利用することで出荷調整を行っていたが、「ユビキタス魚探」+iPadで、その管理もしやすくなったと泉澤氏は言う。このメリットは二つあって、一つは市場への供給量を調整することで値崩れを防ぐことができるようになるという点。二つ目は限りある水産資源を保護できるという点だ。持続可能な社会という観点から、特に後者の利点は大きいと言えよう。そして、取得した情報をデータベースとして機能させることも見込まれる。前述の無線+魚探のシステムでは、データが欲しいとなった場合、紙に出力していたため、資料として利用するのには検索性という面で今ひとつなところがあったが、iPadから過去の情報に瞬時にアクセスできるので、あの日あの時、どんな条件下でどんな魚がどれくらい獲れたかがすぐわかるようになる。さらに、これらのデバイスを全部合わせても、比較的低価格だとのことで、導入のハードルも低めになっている模様だ。和田氏によれば、研究ベースのものなので、量産しているわけではないということだが、同氏はかつて環境省が数千万かけて導入する海洋観測ブイを、10万円で開発したという実績がある。かなり機能を削ったことで、低予算でも実現できたそうだが(詳細は和田氏の著書『マリンITの出帆 - 舟に乗り、海に出た研究者のお話』(公立はこだて未来大学出版会)を参照して頂きたい)、漁業用で安価と言われる海洋観測ブイでも数百万円するという話なので、アイディアマンぶりにも相当なものがある。和田氏の談では、iPadは漁業の現場に良くマッチするとのことだ。まず、起動が早いので、パッと知りたい情報にアクセスできると評価している。また、漁船に搭載される機器の多くは基本的にスイッチのオン/オフだけで動くのだが、この簡単に操作できるという点も現場では好まれるだろうと評す。また、泉澤氏も「バッテリーが長時間もつ、あと軽くて携行にも便利」と、iPadを高く買っている様子である。泉澤氏は、航跡を記録できる「marine PLOTTER」の機能(このアプリも和田氏の研究チームが開発)を応用して、位置のズレた定置網を元に戻すのに利用できないだろうかと続け、販売担当者にも獲れた魚の情報を海上からサッと共有できれば、船からセリにかけられると、今後の展望についても語ってくれた。漁法や漁具もiPadを導入したことで新しいものが出てくるかもしれないと、期待を寄せている。とは言え、ここまで先進的な取り組みをしている漁業関係者は未だ多くない。進取の気性に富んだ人々が関わったからこその結果であろうことは想像に難くないだろう。加えて、比較的小さい規模の事業ゆえか、設備の採択もスムーズに進められたという印象がある。日東製網の金田耕平氏は、これまで経験がモノを言っていた側面は少なからずあると思うが、若い人たち(網代漁業の従業員の平均年齢は30代前半と若い)がこういったツールを使うことで、ベテランの領域に早く近づけるようになる可能性もある、と将来性について力説してくれた。熱海市網代はJRの伊東線が通っているのだが、実は比較的最近まで、駅周辺が3G圏外の地域であった。それが今回、取材で訪れたところ、各キャリアともにLTEが利用できるようになっていた。インフラの整備もまた、こういった事業にテクノロジーを導入する際、必要なファクターとなってくるのには違いない。取材に伺った日、網を起こすということで筆者は夜中の1時に起き、従業員の皆さんとともに網代港を出港した。この日はカマスが多く獲れたが、中には10kgクラスのヒラマサも入っていた。都内まで自動車で2時間程度ということもあって、網代漁業では、その日に獲れた魚をその日の内に築地市場に出荷しているという。地の利を活かし、新鮮なネタを提供しているというわけだ。網代漁業の魚は、東京・品川の「あじろ定置網」(Facebookページ)でも食すことができる。他にはないマニアックな魚が楽しめるということなので、お近くの方、興味のある方は、ぜひ一度、足を運んでみて欲しい。
2015年06月08日