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TKGこと卵かけごはんが大ブレイクしたのはもう3年ほど前のこと。その後、ごはんのお供として食べるラー油のスマッシュヒットがあったが、それ以降、鉄板級の”新ごはんのお供”は登場していないのではないだろうか。そこでここでは、新ごはんのお供として「卵黄の味噌漬け」を提案する。卵はいわずもがなのごはんと相性ばっちりアイテム。その卵を味噌漬けにしただけのメニューなのだが、卵黄にちょうどいい塩味が入り、これをごはんにトッピングするだけで、何杯でもごはんがいけてしまう! だし入り味噌を使えば旨みが卵黄に入るし、味醂を味噌に加えれば適度な甘みも卵黄にプラスされる。塩気、旨み、甘みが入った卵黄の味噌漬けで最高のごはんのお供アイテムとなる。ガーゼは100円ショップやドラッグストアなどで売っているので、ぜひつくってみてほしい。材料味噌(だし入り) 100g / 味醂 大さじ1.5 / 卵黄 2個つくり方1.密閉できる容器に味噌と味醂を入れて混ぜ合わせる。大さじ1程度の味噌をすくい、小皿にとっておく。容器に入っている味噌の表面にガーゼを敷き、スプーンなどでくぼみをつける。ここに卵黄を入れる。2.もう1枚のガーゼに1で取っておいた味噌を薄く塗り、ガーゼの面を下にして卵黄にかぶせる。3.冷蔵庫で一晩寝かせ、ほかほかごはんの上にトッピング。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月10日人気店のスペシャルメニューに、キノコ、栗、秋刀魚など秋の素材を使ったごはんが登場!雲南キノコ火鍋中国雲南省から毎日キノコを空輸。日本ではなかなか手に入らない効能の高いキノコを薬膳スープで楽しもう。「雲南キノコ火鍋」は、御膳房 雲南キノコ火鍋専門店(銀座トレシャス)でいただける。雲南キノコ火鍋 ¥5,880~秋を巻いた春巻き栗・キノコ・カボチャの秋の味覚のハーモニーを楽しめる、秋味ロールが登場。それぞれの食材の彩りと、サクサクとした食感がグッド。大好評のオリジナル食べるラー油『虎ノ門のラー油』と共にお試しあれ。「秋を巻いた春巻き」は、中国料理 頤和園(霞ダイニング)でいただける。秋を巻いた春巻き ¥520秋の味覚盛り合わせ食材選びからこだわった、秋鮭、秋刀魚、栗、キノコなど、秋の雰囲気たっぷりの焼き物の盛り合わせは、見た目も秋らしく、香ばしい焼き上がりを堪能できる。「秋の味覚盛り合わせ」は、大分湯布院の名旅館「山荘 無量塔」とのコラボレーションで生まれたお店、呑惣和洋 方寸Murata (銀座ベルビア館)でいただける。秋の味覚盛り合わせ ¥1,800味はもちろん、身体にもうれしい一品が勢ぞろい!あったか秋ごはんで、食欲の秋を堪能してみては。銀座・日本橋・赤坂・霞が関エリアの商業施設では、9月27日(火)まで「秋味フェア」を開催中。お問い合わせ:秋味フェア 公式サイト 御膳房 雲南キノコ火鍋専門店 中国料理 頤和園 呑惣和洋 方寸Murata
2011年09月06日仕事で緊張する場面が続く、旅行に出掛けるといつも便秘をする……。そんな悩みを持つ人に、漢方での改善法をご紹介します。漢方医で西洋医学と漢方を融合した治療を行うセンプククリニック院長の千福貞博(せんぷく・さだひろ)先生に、「漢方薬の効能」などについて、お話をうかがいました。■漢方は、便秘プラス「ほかの何か」をも治す千福先生はまず、漢方薬の良い点についてこう話します。「漢方薬のメリットは二つあります。一つは、その症状だけを治すのではなく、『ほかの何か』についてもいっしょに改善してくれる、おまけが付いてくるということです。例えば便秘を解消したい場合、単に便を通すだけでなく、便秘と同時によく起こる『腰が痛い』とか『月経不順だ』というほかの症状も一つの薬で治してくれます」体の不調は、頭痛の場合でも、肩こりがする、目が疲れているなど、複数の症状が同時に起こることがほとんどです。千福先生は、「西洋医学の場合は、症状ごとに薬が処方されます。頭痛のための鎮痛剤、肩こりを緩和させるための薬、眼精疲労用の薬と、それぞれ適応が異なるからですが、漢方は複数の生薬を混ぜてあるため、一つの薬で効果があるのです」と言います。■一人ひとりの体質、原因を追及して処方する漢方では、複数の痛み、症状に一つの薬で対応ができるということですが、その理由は診断の方法と直結しています。「便秘を訴える人はたくさんいますが、その人たちの体質や生活環境は十人十色です。漢方では、便秘に限らずどんな症状に対しても、『なぜその人にその症状が起こっているのか』の原因を探ります。探り方として、まずその人の体質、体力、抵抗力、症状の現れ方(『証(しょう)』と呼びます)を診断します。証は、体力があるがっちりタイプの人(『実証(じっしょう)』)と、きゃしゃで体力がなさそうな人(『虚証(きょしょう)』)に大きく分かれます。また、不調の原因を『気(き)・血(けつ)・水(すい)』」の3つで追及していきます。およそ、気とは気力、血とは血液、水とは水分のことと考えられ、不調があればこのうちのどれかが、減少していたり滞っていたりしているといった具合に診ていきます。ときには3者全部に問題があることもあり、先に述べた『実証・虚証』と合わせて診断します」と千福先生。一人ひとりの体質に適合する治療法を見つけてじっくり治していくのが漢方の方法だ、と言います。■漢方薬は長期で飲んでも効果が落ちないさらに千福先生は、漢方薬のもう一つのメリットについてこう語ります。「便秘とともにおなかが痛む、あまり体力に自信がない、乾燥した便が出る、などという人に私がよく処方するのは、麻子仁丸(ましにんがん)という薬です。これは6種類の生薬で構成されていて、これだけで、それら複数の症状を改善することができます。下剤の場合、西洋薬は即効性があって劇的に効くことが多いのですが、飲み続けると効果が落ちてきます。慢性的な便秘といった症状に対して、残念ながらずっと同じ薬が効き続けることはありません。一方、漢方の場合は、5種類以上の生薬が入った薬を選べば、いつまでも効き続けます」さらに、体質別の便秘の漢方薬について、千福先生は次のように続けます。「体力がありそうな女性で、おへその左下あたりを押さえて痛む人には桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、右下が痛む人には大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんびとう)、左右両方の下腹が痛む人には通導散(つうどうさん)を処方します。(このような下腹部の圧痛を於血(おけつ)といいます)これらの薬はどれも、ホルモンのバランスを整える作用があるため、便秘の解消と同時に、月経不順、月経困難、月経前症候群(PMS)などの婦人科系の症状も改善していきます。また、この『於血(おけつ)』という血液の流れの悪い状態が同時に改善され、肩こり、腰痛、精神的不安などにも効果があります。便秘とともにこれらの症状を訴えられる患者さんはとても多いのですが、その場合は、西洋医学の下剤ではなくてこの漢方薬を処方しています」■便秘にはおへそを意識したウォーキングを千福先生は、便秘対策として自分でできるケアについて、次の方法をすすめます。「まず、食物繊維が豊富な食材の料理を食べることです。肉ばかり食べていては、便秘の改善はありません。また、日常的に軽い運動を取り入れることです。なんといっても、ウォーキングがおすすめです。歩くときにおへそをひっこめるようにして、下腹部に力を入れるようにしてください。腸の運動が促進されて、便秘の改善にはとてもいい。あと、知人の医師が推奨している方法ですが、『その場足踏み』を1回につき5分ほど実践してみてください。太ももを高く持ち上げて、行進スタイルのように腕を大きく振って、その場で足踏みをするだけです。足を上げるたびにおなかが刺激を受けているのを感じるでしょう。腸にも運動をさせるわけです」■漢方薬はいつ飲んでもいい最後に、漢方薬の飲み方と副作用についておたずねしました。――「漢方薬は食間に飲む」と言いますが、そうなのでしょうか?千福先生「漢方薬は生薬、つまり天然の物を使っているので、アレルギーや特別な体質でない限り、胃腸が荒れることはありません。よって、空腹時に飲むと効果は上がりますが、生薬だからこそ、いつ飲んでもいいのです。食間だと飲み忘れたり、職場で飲みにくかったりすることもあるでしょうから、食後10分ほどしてから飲むなど、忘れないタイミングを見つけて飲むとよいでしょう」――「漢方薬は副作用がない」と聞きますが、本当ですか?千福先生「西洋医学の薬に比べるとそう言えますが、副作用がないわけではありません。自然の素材といえども、体質によって合わない食べ物があるように、自分にとって合わないと思えばすぐに医師に相談してください。特に、風邪の漢方薬に入っている生薬『麻黄(まおう)』は注意して服用してください。不眠、動悸、全身の脱力感、精神興奮などが現れることがあります」漢方薬には、「長期で飲み続けられる」、「複数の症状を一つの薬で改善することができる」というメリットがあることを具体的に知ることができました。これをヒントに自分に合う漢方薬を見つけ、体質改善に挑みたいと思います。監修:千福貞博氏。外科医。医学博士。大阪市北区医師会理事。センプククリニック(大阪市北区Tel:06-6366-8778)院長ほか。西洋医学と漢方を融合させた診療を行っている。(阪河朝美/ユンブル)【関連リンク】【コラム】ドキドキ、汗、便秘、頭痛……ストレスと疾患の境目は?【コラム】心の安定のために、自律神経に働きかける骨盤エクササイズ【コラム】心療内科医に聞く。怒りをコントロールする方法
2011年07月28日外食を控えるようになってから、家でごはんを作る回数がグンと増えました。ごはんの支度って、献立を決め、買い物に行き、調理して後片付けまで、とにかく時間が取られます。ひとたびキッチンに立てば、子どもから「お腹すいた」のプレッシャー。ごはんを食べ終わったらすぐに「次のごはんは何しよう?」頭の中はずっとごはんのことばかり。そして1日中、何だか急かされている気分。これはもう切実に、ごはんの支度を効率化しないと!そこで今回は、日常をスムーズにまわすために、また自分の時間を確保するためにも、すぐにはじめられる効率化のアイデアをご紹介します。ごはんの支度を簡単にする6つの工夫1.まとめて下ごしらえ&冷凍保存野菜は買ったらすぐに用途別にカットして冷凍庫へ。モノによっては下茹でも済ませておきます。お肉は下味をつけて冷凍庫へ。これらをしておけば、あとは焼くだけ、煮るだけと調理の手間が省け、毎回の洗物も減らせます。2.「切るだけ」メニューの活用トマト、きゅうり、長いも、冷奴、練り物など、切っただけですぐに食べられる食材は、時短料理の救世主。冷蔵庫に常備しておけば、他の料理の煮込んでいる間、焼いている間にパパっと一品増やせられます。3.作る品数を減らす忙しい日の食卓は、ほぼ一汁一菜。主食にできるだけ多くの食材を使い、足りない栄養素を汁もので補えば、2品でも十分満足できます。さらにもっと忙しい日は、栄養バランスを一食ではなく1日単位で見るようにすると、たとえ朝がパンだけでも、「昼と夜で調整すればいいか」と、ちょっとだけ気持ちの負担の軽減に。4.グルーピング収納で出し入れを簡素化グルーピング収納とは、同じタイミングで使うアイテムをひとまとめに収納すること。必要な時にサッと出せ、探す手間がかからず、片付けもカゴごと移動するだけで完了。ごはんの支度でいえば、朝食セット、カトラリーセット、よく使う調味料セットなどを用意しておくと便利です。5.食器洗いは順番を考えてわが家のように食洗機がない家庭の場合、食器洗いは順番を意識するだけで時短が図れます。基本は、【小さなもの→大きなもの】【汚れの軽いもの→油汚れ】という順番。そして洗ったお皿はタワーのように重ねて蛇口の下におくと、すすぎの水も時間も節約できます。6.ウエスの活用ウエスとは要らなくなった布をカットした、使い捨てできる布のこと。コンロの油汚れや吹きこぼれ、鍋に付いたソースは、これでサッと拭いてゴミ箱へ。キッチンペーパーより丈夫で、雑巾より手軽。元々捨てるはずだった布なので思い切りよく使うことができ、掃除と洗い物の手間が大幅に減らせます。こんな時だからこそ、家事力アップを図ろう「効率化」の意識は自粛生活が終わった後も役に立ちますし、子どもの夏休み期間などでも通用するもの。今回は必要に迫られてはじめましたが、家事力を上げるには良いタイミングだったかも、とも思います。これで今まで通りの日常が戻ったら、心の余裕がたっぷりできているはず。そんな未来の自分をイメージして、今の不自由さを乗り切っていこうと思います。 ■暮らしのはなし 連載:ありきたりな日常を楽しむためのヒント 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2001年12月05日