西島秀俊主演、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』が、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。授賞式を終えたばかりの濱口監督や西島さん、岡田将生、霧島れいかが日本メディア向けの共同記者会見に出席し、喜びをコメント。合わせて、授賞式にはスケジュールの都合により参加できなかった三浦透子からもコメントが到着した。まず、率直な感想を聞かれた濱口監督は、「ありがとうございます!嬉しいです!ノミネートされることだけでも本当にすごいことだと思っていたので、こうして受賞ができるとは本当に思っていなかった。ありがたいことだと思っています」と感謝。オスカー像を手にした濱口監督は「重いです(笑)。ポン・ジュノ監督が2年前に取ったとき、片手で軽々と持ち上げられていたので、意外と軽いのかなと思っていた。重かったのでびっくりしました」と改めて語った。西島さんは「会場でたくさんの方に『この作品を観た、素晴らしかったよ』と言って頂いて。改めてこの作品が、国や言葉を越えていろんな人の心に深く響いたんだなと会場ですごく感じました。とても幸せです」と明かすと、霧島さんも「素直に心から嬉しい気持ちでいっぱいです。たくさんの方におめでとうと言って頂いて、どれだけたくさんの方の心に届いたのかということが実感できて、本当に、本当に嬉しいです」とコメント。濱口監督も「スティーヴン・スピルバーグ監督から『おめでとう。この映画にふさわしいものだ』と言って頂きました。スピルバーグさん自身もこの映画がとても好きだと言って頂けて、本当にすごい日だなと思いました」と感慨いっぱいの様子。岡田将生「あの場にいれたことがよかった」そして岡田さんは「あの場にいれたことがよかったなと思いますし、『ドライブ・マイ・カー』とタイトルが言われた時にみんなで立ち上がって、みんなで抱きしめあってるその瞬間は一生忘れない出来事なんだろうなと思ってます」とコメント。作品の名前が呼ばれたときのことについては「監督のこの凄い才能がもっともっと世界に広まってほしいなと、いち映画ファンとして思っているので本当に嬉しくて、濱口監督おめでとうございますという気持ちでいっぱい」と西島さん。岡田さんは「本当に、こんなことがあるんだなあ、と。素直に体が反応して、心が動いて。皆さんと喜びを分かち合えたのは本当に良かったなと、その瞬間に思いました」と語り、霧島さんも「すごく緊張していたのですが、耳に入ってきた瞬間に感情が素直にわーっと溢れてきて、体も反応してしまいました」と喜びを明かした。「『時間をかける』ということは大事なこと」と監督日本映画が国際長編映画賞(旧称:外国語映画賞)を受賞したのは、2009年開催の第81回、滝田洋二郎監督作『おくりびと』が受賞した以来13年ぶりの快挙となる。日本の映画界にとって本作が今後どんなものになるか、という質問に「それは、今後の皆さんが決めてくださればいいなと思っています。ただ、プロデューサーの方たちの尽力のおかげあって準備にとても時間をかけることができたのはとても貴重なことだったと思っています」と濱口監督。「いわゆる商業映画というものを作って2本目ですが、みなさんが準備の大切さというものを理解して作ってくださったということは感じていて、準備に時間をかけたことによってこういう結果が得られているということは言いたいですし、参考にしてやってみたいという方がいてくれたらそれはすごくありがたいと思います」と言う。「この『時間をかける』ということは大事なことで、その意志さえあれば、急き立てられるように仕事をすることもないし、お互いをリスペクトするような環境も生まれやすいと思う。これは映画界だけに限らないことで、『このことに価値があるんじゃないか』と思うことを時間をかけてやる、ということができたら、それは今より少し幸せなことなんじゃないか。そういう実例だと思っている」と監督は思いを明かした。三浦透子「スピーチ届きました。胸がいっぱいです」国際長編映画賞の受賞、本当におめでとうございます! 皆さんの姿、とてもかっこよかったです。『ドライブ・マイ・カー』という作品に関われたこと、誇りに思います。改めて、この作品から頂いた全ての出会いと経験に、心から感謝申し上げます。濱口さん、スピーチ届きました。胸がいっぱいです。なお、本作は国内外の賞レースの盛り上がりに合わせ、日本国内でも8月20日の公開から7か月が過ぎた今も、各地でロングラン上映が続いている。公開館数は115館からスタートし、今後公開が決定している上映館も含め、3月28日現在で総計405館の劇場で上映されており、興行収入は3月27日時点で8億8893万50円となった。そして芸術分野の優れた活動を顕彰する、第72回芸術選奨文部科学大臣賞に濱口監督が選出。文化庁長官表彰(国際芸術部門)に、芸術各分野において国際的に活躍し、特に顕著な成果をあげた個人として西島さんと濱口監督の両名が決定している。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2022年03月28日西島秀俊が主演を務めた、濱口竜介監督の最新作『ドライブ・マイ・カー』が全国ロングラン公開中だ。この度、本作が「第94回アカデミー賞」ノミネーション発表にて作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の全4部門にノミネートされたことを受け、濱口監督がオンライン会見を開いた。物語は主人公の俳優であり演出家の家福が主人公。彼は愛する妻と満ち足りた日々を送っていたが、妻は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。2年後、演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさきと出会った。そして行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごすなかであることに気付かされていく。本作は既に「第74回カンヌ国際映画祭」にて日本映画初の脚本賞を含む4冠を受賞したのち、「ゴールデングローブ賞」非英語映画賞、「ニューヨーク映画批評家協会賞」作品賞、「ロサンゼルス映画批評家協会賞」作品賞・脚本賞・監督賞次点、「ボストン映画批評家協会賞」にて西島秀俊の最優秀男優賞を含む4冠、「米批評家協会賞」では作品賞とアジア初・主演男優賞を含む主要4部門での受賞など、世界中で既に50以上の賞を受賞。また国内外のメディアが選ぶ、2021年ベスト作品でも次々上位にランクインしている。主演の西島秀俊は「New York Times」や「Vanity Fair」、「Slant Magazine」にてベストパフォーマーのひとりに選出されており「The Film Stage」では1位を獲得。共演の三浦透子もベストパフォーマー12位に選ばれているほか、先日発表されたイギリス版「VOGUE」では注目の25人のひとりに選出されるなど、本作キャストにも世界中から注目が集まっている。さらに『ドライブ・マイ・カー』旋風はアメリカに留まらず、イギリスでは「第42回ロンドン映画批評家協会賞」でも、日本映画として初めての脚本賞受賞、さらに外国語映画賞は周防正行監督の『Shall we ダンス?』(1996年)以来のダブル受賞を果たした。現地3日ノミネーションが発表された「英国アカデミー賞(BAFTA賞)」では、監督賞、脚色賞、非英語映画賞と3部門にノミネートされている(授賞式は現地時間3月13日予定)。また、韓国では去年12月23日の上映以来、観客動員数5万人を突破(1月31日時点)するなど世界各国から高い注目を集めている。国内でも、第34回日刊スポーツ映画大賞で作品賞と主演男優賞、第76回毎日映画コンクールで日本映画大賞(作品賞)と監督賞、第95回キネマ旬報ベスト・テンではキネマ旬報ベスト・テン第1位(日本映画作品賞)、読者選出日本映画監督賞、助演女優賞、日本映画脚本賞、日本映画監督賞と全5冠。8月の公開から6カ月近く各地でロングラン上映が続く盛況ぶりだ。<濱口竜介・コメント>ベルリン国際映画祭参加のために乗っていた飛行機を降りたら、米アカデミー賞に4部門ノミネートされていて、心の底から驚きました。作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞へのノミネート、信じられないような気持ちで未だにいます。ただ、確実に言えるのは原作者・村上春樹さんの物語が持つ普遍性がこの評価の根底にはある、ということです。心から愛する誰かを失ったとしても人生は続いていく。その人生は苛酷だけれど、ほんのひとつまみの希望もないわけではありません。ただ、この物語世界を身体化し、具現化する俳優たちの負担は計り知れないものがあったと思います。西島秀俊さんをはじめとする役者の皆さんの誠実な役への取り組みにも、この場を借りて敬意と感謝を表したいと思います。このノミネートがきっかけで俳優陣の素晴らしい演技、そしてそれを支えたスタッフたちの仕事がより多くの観客の目に触れることを願っています。<大江崇允・コメント>一番に思い出したのは、濱口竜介監督、山本晃久プロデューサーと初めて三人で飲んだ夜でした。その時、おそらく今日を想像した人はいませんでした。まさかこんなに遠くまで縁が繋がるものかと、映画の持つ力に本当に驚きました。この賞も、これまで同様スタッフ全員のものだと思います。そのスタッフ一人一人と繋がれたことが僕の一番の幸運です。<山本晃久・コメント>我々映画人の多くが、子供の頃に初めて観たのはアメリカの映画だと答えるでしょう。わたしもその一人でした。物語はドラマチックで、映像や音は迫力と躍動感に満ち、俳優たちはみな魅力的でした。世界中に影響を及ぼした映画史を持つアメリカは、まさに映画の王国です。そんな国の最高峰である米国アカデミー賞でノミネーションを果たせたことは、まさに夢のような出来事としか言いようがありません。濱口竜介監督、そして一緒に映画をつくりあげた素晴らしい仲間たちと共に、『ドライブ・マイ・カー』を選んでくださったアカデミー会員の皆さんへ、心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本作を選んでくださり、本当にありがとうございました。『ドライブ・マイ・カー』公開中
2022年02月09日先日行われた「第94回アカデミー賞」ノミネーション発表を受けて、4部門にノミネートした『ドライブ・マイ・カー』の監督・濱口竜介が、本日2月9日、オンライン会見にて現在の心境を明かした。西島秀俊主演、村上春樹の短編を映画化した本作。8月より公開され、6か月近く各地でロングラン上映が現在も続く、盛況ぶりを見せている。日本のみならず、世界中で話題になっている本作。カンヌ国際映画祭にて日本映画初の脚本賞を含む4冠を受賞したのち、ゴールデングローブ賞非英語映画賞、ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞作品賞・脚本賞・監督賞次点、ボストン映画批評家協会賞にて西島秀俊の最優秀男優賞を含む4冠、米批評家協会賞では作品賞とアジア初・主演男優賞を含む主要4部門での受賞など、世界中で50以上の賞を受賞。そして、この度の「第94回アカデミー賞」では、作品賞をはじめ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞と、全4部門にノミネートされている。ベルリン国際映画祭参加のため、渡独中の濱口監督は「飛行機を降りたら、米アカデミー賞に4部門ノミネートされていて、心の底から驚きました」と心境を明かし、「確実に言えるのは原作者・村上春樹さんの物語が持つ普遍性がこの評価の根底にはある、ということです。心から愛する誰かを失ったとしても人生は続いていく。その人生は苛酷だけれど、ほんのひとつまみの希望もないわけではありません。ただ、この物語世界を身体化し、具現化する俳優たちの負担は計り知れないものがあったと思います。西島秀俊さんをはじめとする役者の皆さんの誠実な役への取り組みにも、この場を借りて敬意と感謝を表したいと思います。このノミネートがきっかけで俳優陣の素晴らしい演技、そしてそれを支えたスタッフたちの仕事がより多くの観客の目に触れることを願っています」とコメントしている。また、濱口監督と共同脚本を手掛けた大江崇允も「まさかこんなに遠くまで縁が繋がるものかと、映画の持つ力に本当に驚きました」とノミネートにびっくりしたという。プロデューサーの山本晃久は「まさに夢のような出来事」と話し、「濱口竜介監督、そして一緒に映画をつくりあげた素晴らしい仲間たちと共に、『ドライブ・マイ・カー』を選んでくださったアカデミー会員の皆さんへ、心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本作を選んでくださり、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2022年02月09日第95回キネマ旬報ベスト・テン表彰式が2日に都内で行われ、三浦透子、鈴木亮平、濱口竜介監督、原一男監督、 立川志らく(コメント映像)、佐藤忠男(コメント映像)、河合実、和田庵、尾野真千子、役所広司、大江崇允が登場した。74回カンヌ国際映画祭で日本映画として初となる脚本賞を受賞し、第79回 ゴールデン・グローブ賞 非英語映画賞(旧外国語映画賞)、第56回 全米批評家協会賞 作品賞・監督賞・主演男優賞・脚本賞、第87回 ニューヨーク映画批評家協会賞など北米を中心に様々な賞を受賞している『ドライブ・マイ・カー』が同賞でも5冠を達成。日本映画作品賞、助演女優賞(三浦)、日本映画監督賞(濱口監督)、日本映画脚本賞(濱口監督、大江)、読者選出日本映画監督賞に輝いた。評価について、濱口監督は「これほど広がっていくことには、とても驚いています。特にアメリカで受け入れられるなんて想像しなかったのことなので驚きですし、心から嬉しく思っています」と心境を吐露。受け入れられた理由については「物語そのものの普遍性ということなんじゃないでしょうか。村上春樹さんが長編においてよくテーマにされている喪失と、そこからどうやってもう一度希望を手に入れるのかということを指針として、村上春樹さんの物語世界をどう展開していくかを考えていたので、物語の普遍性が受け入れられているのではないかと思います」と分析する。制作のC&Iエンタテインメント 代表 久保田修氏は「日本だけでなくヨーロッパでもアメリカでも受け入れられているのは、それだけコロナだったり、分断とか格差とかいろいろなことがあって、再生というか治療というか癒やしというか、そういったものを求めていたんだな」と予想する。「もちろんいい映画なんですけれども、世界的に受け入れられるというのは当然、我々は作ってる段階では想像してなかった」と振り返った。8日には米国 アカデミー賞のノミネーションも発表されるが、期待について聞かれると、濱口監督は「そういうことがあったらありがたい」と言いつつ、「賞の場で言うのはなんですけど、賞によって作品が変わるわけではないので。自分達が何ができたのかできていなかったのかを、心に留めておくのが1番大事なことかなと思います。それでもし素晴らしいことがあれば、それはご褒美みたいなものだと思います」と語った。○第95回 キネマ旬報ベスト・テン 受賞一覧日本映画作品賞 『ドライブ・マイ・カー』外国映画作品賞 『ノマドランド』文化映画作品賞 『水俣曼荼羅』主演女優賞 尾野真千子(『茜色に焼かれる』『ヤクザと家族 The Family』により)主演男優賞 役所広司(『すばらしき世界』により)助演女優賞 三浦透子(『ドライブ・マイ・カー』『スパゲティコード・ラブ』により)助演男優賞 鈴木亮平(『孤狼の血 LEVEL2』『燃えよ剣』『土竜の唄 FINAL』により)新人女優賞 河合優実(『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』『偽りのないhappy end』により)新人男優賞 和田庵(『茜色に焼かれる』により)日本映画監督賞 濱口竜介(『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』により)外国映画監督賞 クロエ・ジャオ(『ノマドランド』『エターナルズ』により)日本映画脚本賞 濱口竜介、大江崇允(『ドライブ・マイ・カー』により)特別賞 佐藤 忠男(70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して)読者選出日本映画監督賞 濱口竜介(『ドライブ・マイ・カー』により)読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ(『ノマドランド』により)読者賞 立川志らく(連載『立川志らくのシネマ徒然草』により)
2022年02月02日2021年1月13日、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さんと、妻でタレントの南明奈さんが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染したことを、所属事務所が発表しました。弊社所属のよゐこ 濱口優が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されましたので、ご報告申し上げます。1月12(水)に発熱の症状が出たため、PCR検査を受けたところ、本日陽性の検査結果が出ました。現在は保健所の指示に従って療養しております。妻の南明奈さんも合わせてPCR検査を受けたところ、陽性の検査結果が出ましたので同じく保健所の指示に従って療養しております。松竹芸能株式会社ーより引用所属事務所によると、濱口さんとコンビを組む有野晋哉さんは濃厚接触者に該当せず、PCR検査の結果も陰性だったとのこと。発表後、SNSには濱口さん夫婦を心配する声があふれました。ファンの声を受けて、同月14日に、有野さんは濱口さんと2人で出演しているYouTubeチャンネル『よゐこチャンネル』を更新。濱口さんからファンに寄せられたメッセージを代読しました。完全復帰にはまだ数週間かかるかもしれませんが、『一福神』が一周短くしてくれるので、2人そろっての『よゐこチャンネル』はしばらくお待ちください。ご心配をおかけします。かならず戻るので、待っててください。みなさま、感染にはくれぐれもご注意ください。よゐこチャンネルーより引用有野さんによると、『一福神』とは濱口さんが創作した、すべてのものを1に戻してくれる神様。スタンプを自作するほどお気に入りで、ご利益で早く治ると思っているようです。動画のラストで、有野さんは次のように視聴者に呼びかけました。みなさんは手洗い、換気、消毒をしっかりして、医療従事者の方にご迷惑をおかけしないように日々の生活を送ってください。よゐこチャンネルーより引用『よゐこ』の2人からのメッセージは、多くの視聴者に届いたようです。投稿には、温かなコメントが殺到しました。・ご夫婦が元気になるよう、祈っています。・容体がひどかったらどうしようと思っていました。安心しました。・どうか、経過に関わらずお大事になさってください。・お二人での配信が再びできる日を心待ちにしています。病からの回復には、体力を使うもの。あせらずゆっくりと治し、全快の知らせを届けてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月14日西島秀俊主演、濱口竜介監督が村上春樹の短編を映画化した『ドライブ・マイ・カー』が、1月9日(現地時間)に発表された第79回ゴールデン・グローブ賞にて非英語映画賞(旧外国語映画賞)を受賞したことが分かった。第74回カンヌ国際映画祭にて日本映画初の脚本賞を含む4冠を受賞したのち、第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門ショートリストに選ばれている本作。先日発表された、第56回全米批評家協会賞では作品賞、監督賞(『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』の2作品に対して)、脚本賞、主演男優賞(西島秀俊)の主要4部門を受賞。数々の賞を受賞し、世界で高い評価を得ている。濱口竜介監督今回のゴールデン・グローブ賞では、『Compartment No. 6』(フィンランド、ドイツ、ロシア)、『Hand of God -神の手が触れた日-』(イタリア)、『A Hero』(フランス、イラン)、『Parallel Mothers』(スペイン)、そして日本から『ドライブ・マイ・カー』がノミネートされていた。米アカデミー賞の前哨戦としての注目されるゴールデン・グローブ賞だが…アカデミー賞の前哨戦の1つである、ゴールデン・グローブ賞。賞の権限を司る「ハリウッド外国プレス協会」ことHFPA(=Hollywood Foreign Press Association)の会員の中に黒人が一人もいなかったことが公になり、また、元会長の人種差別的な発言も明るみとなった。これを受け、俳優のマーク・ラファロやスカーレット・ヨハンソンはHFPAを批判するほか、トム・クルーズは受賞したゴールデン・グローブ像を全て返還し、HFPAに対する抗議の意を示した。そのほかHFPAの会員が、授賞式チケットを外部の人間に違法売買しているというスキャンダルも出ている。1996年からゴールデングローブ賞授賞式を放送しているNBC局は事態を重く見て、2022年の授賞式の放送を取りやめることを発表。Amazon、Netflix、ワーナーメディアはHFPAとは「仕事をしない」と表明している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2022年01月10日親子や友人、恋人同士などが、ファッションアイテムの一部をそろえる『リンクコーデ』。洋服の柄やカラーをあわせて、さりげなくおそろいにできることから、取り入れやすいコーディネートです。2021年12月28日に、タレントの南明奈さんがInstagramを更新。夫で、お笑いタレントの濱口優さんとのリンクコーデを披露し、多くの人をキュンとさせています。南さんが公開した写真が、こちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 南明奈(@akinaminami)がシェアした投稿 衣装はチェック合わせakinaminamiーより引用南さんはスカートで、濱口さんは羽織っているシャツがチェック柄というリンクコーデが、おしゃれですね。おそろいの衣装を着こなし、自然な笑顔でほほ笑む夫婦からは、仲のよさがにじみ出ています。【ネットの声】・かわいい!本当に仲よしですね。・この2人を見ていると幸せな気持ちになれる。大好きです。・チェックで合わせているの、すごくお似合い。ちなみに、夫である濱口さんも、同日に自身のInstagramで、同じ写真を公開しています。仲むつまじい夫婦の投稿は、多くの人の心を癒したようです。[文・構成/grape編集部]
2021年12月29日原作・香川まさひと、作画・月島冬二によるマンガの実写版となる映画『前科者』が2022年1月28日(金)に公開となる。この度、主演の有村架純と森田剛、岸善幸監督のスペシャル鼎談が実現。さらに特別映像と場面写真が公開された。原作はテレビドラマ『監察医 朝顔』の原作や『羊の木』(2018年)といった映画の脚本も手掛ける香川まさひとが、罪を犯した「前科者」たちの更生・社会復帰を目指し、彼 / 彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた作品で、2019年「第3回さいとう・たかを賞」の最終候補に選ばれた社会派ヒューマンドラマ。監督は岸善幸。2017年に公開された『あゝ、荒野』では、数々の賞を受賞するなど、今最も次回作が期待される岸監督が脚本と監督を務め、満を持して『前科者』を本格社会派エンタテイメント作品として描き出す。主演を務めるのは、映画『花束みたいな恋をした』(2021年)での好演が記憶に新しい有村架純。有村が演じる主人公・阿川佳代は、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司の女性だ。共演には、佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日忽然と姿を消し再び警察に追われる身となる男・工藤誠に6年ぶりの映画出演となる森田剛。さらに脇を固めるキャストには磯村勇斗、リリー・フランキー、木村多江、若葉竜也、マキタスポーツから、ドラマ版の続投となる石橋静河、北村有起哉、宇野祥平に加え、様々な作品で存在感を放つ個性派、演技派俳優たちが集結する。阿川の優しさや厳しさに触れ、順調に更生し社員として迎え入れてもらえるはずだった工藤。しかし、ある日忽然と姿を消し直後に起こった事件の容疑者に疑われてしまう。工藤を探し出そうとする阿川は刑事であり学生時代の同級生の滝本と再会するが、ふたりは学生時代のある忘れられない過去が原因でこの事件を通し、罪を犯した者を“救う者”と“咎める者”として対峙することに。工藤を取り巻く人々や環境を知っていくなかで、何も知らなかった現実に直面し思い悩みながらも真っすぐに前科者と向き合う阿川の想いは届くのか、そして工藤はなぜ姿を消したのか。スペシャル対談の進行を務めたのは「生き方や考え方を変えてくれる映画が好きで『前科者』から体のすべてのパーツで何かを感じた」というLiLiCo。映画の中での森田の変わり様にとても驚いた彼女は「今日のエロフェロモンを(撮影現場では)どこに置いたんですか?」と森田に思わず迫る場面もあったが、本作の撮影現場を振り返りながら、観客に観てほしいポイントを語らう優しい雰囲気のなかでトークはおこなわれた。<有村架純×森田剛×岸善幸監督>Q:完成した映画を観て有村:脚本を読んだ時の方がすごく苦しかったです。演じている時も(森田演じる)工藤誠のことを思って、ひたむきに泣いたり笑ったり怒ったり、人のために自分の心が動かされていく日々でしたが、完成した映画を観た時に希望を感じる作品になっていて、びっくりしました。森田:涙が出ました。悲しいという気持ちよりも浄化される涙で、観終わった後、すっきりしました。岸:保護司って元受刑者を更生させる、つまりやり直しをさせる役割があるんですが、人間としてやり直すということは一体どういうことなんだろうと。『前科者』を観ると分かるんじゃないかと。Q:初共演の印象有村:初めて(森田の)目を見た時に「なんて優しい目をしているんだろう」と思って。それだけでいい人なんだろうなって、全部分かっちゃうくらい。森田:公園のシーンで、カメラチェンジの時に僕はその場から動きたくなかったんです。先生(=有村)を見たら、先生も動かないで(一緒に)ずっといてくれて、嬉しくなっちゃったんですよね(一同笑)Q:描こうとしたこと森田:「生きる」ということをすごく感じます。いつ死ぬか、何があるか分からないし、だからこそ一瞬一瞬がキラキラするというか。優しいけど力強い映画なので観ていただけたらと思います。有村:罪を犯すということは肯定できることではないですけど、一生懸命生きようとしている人たちを生きづらいようにする資格は自分たちにはないですし、(元受刑者も)温かい世界で生きていけるような世の中になってほしいなと思います。<有村×森田×磯村勇斗>Q:演じたキャラクターについて有村(犯罪者や非行少年の更生を助ける保護司・阿川佳代)「ある過去の出来事と共にずっと生きている人なんですけど、阿川自身がその過去にすごくこだわりを持っていて、だからこそいつまでも自分が存在する価値を探し続けていて、存在価値をきれいな心で関われる保護司というところで自分を肯定している複雑な状況を抱えた女性です」森田(阿川のもとで社会復帰を目指す保護観察対象者・工藤誠)「(工藤)誠に限らず、出てくる人がみんなそれぞれトラウマを背負って戦っている人たちが描かれていますし、少なからず自分もそういう思いをもって生きていると感じているので、嘘がないもんだなと思ったし、勝負したいなという思いです」磯村(阿川の中学時代の同級生であり、失踪した工藤を追う警視庁刑事・滝本真司)「(阿川)佳代との過去を押し殺して大人になってきたので、怒りとか苦しみとか憎しみとか複雑な気持ちを背負いながら、それを感情として出すのではなく、ずっと心の中で押し殺しながら、加害者を捕まえることにまっすぐ進んでいく(役です)」特別映像は3名による上記のトークと本作のストーリーを紹介するもの、キャラクターを紹介するものの3種が解禁されている。そして新たな場面写真はキャラクターの関係性やストーリーが垣間見える写真だ。ストーリー編『前科者』2022年1月28日(金)公開
2021年12月28日『ドライブ・マイ・カー』が米映画賞を席巻し、世界がいま最も注目する映画作家・濱口竜介の最新作『偶然と想像』。東京での封切館となるBunkamuraル・シネマでは、日本映画のロードショーは1989年の開館以来初となる。この度、各話ごとのキャストから、それぞれの見どころや濱口監督とのエピソードが語られたコメント動画が到着した。第71回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した本作は、その後、海外映画祭への招待が続き、9月にハンガリーで開催した第17回CineFestミシュコルツ国際映画祭では最高賞にあたるエメリック・プレスバーガー賞を受賞、さらに国内では第22回東京フィルメックスでオープニングを飾り、観客賞を受賞。さらに先日、フランス・ナントで1979年から開催されている「ナント三大陸映画祭」に出品され、グランプリ(金の気球賞)・観客賞を受賞した。コメント動画は、第1話『魔法(よりもっと不確か)』に出演した古川琴音、中島歩、玄理の3名からスタート。それぞれ本作の見どころを聞かれ、芽衣子(古川琴音)と和明(中島歩)のシーンで、「芽衣子が和明に言ったあるセリフを言いたかった。映画史上に残る暴言!」と玄理さん。続けて古川さん、中島さんは「いつからそうなったの?」「3話ともみなさんが驚く内容の映画です」と語る。また現場では人気恋愛リアリティ番組「バチェラー」が話題になり、その概要を濱口監督に話したところ「監督が大笑いして椅子から転げ落ちた!」と当時をふり返るひと幕も。第2話『扉は開けたままで』で大学教授・瀬川を演じた渋川清彦は「計3日間撮影日があって、20分近くの長回しのシーンがある。1日目は半分以上長回しのシーンを撮って、2日目、3日目もその長回しのシーンを最初から撮った。そこでさすがだなハマちゃん!シビれました」と明かす。そして、濱口作品初出演の甲斐翔真は「演技指導、レッスンのような、こんな世界もあるんだと言う片鱗を見た気がした。ご一緒できたのがとても嬉しいです」と初めての濱口組での思いを語った。第3話『もう一度』に出演した占部房子、河井青葉は本作を「コメディ、SF、愛、ユーモア、いろんなジャンルが含まれている。3話とも違う話だが、どの話もないような、でも日常に起こり得るようなお話」だという。また撮影現場では「監督の提案で、現場では腰が据わるので“四股”を踏んでから撮影をスタートしていた」と濱口監督ならではの思い出をふり返っている。『偶然と想像』はBunkamura ル・シネマほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:偶然と想像 2021年12月17日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開©︎ 2021 NEOPA / fictive
2021年12月18日西島秀俊を主演に迎え、三浦透子、霧島れいか、岡田将生らを迎えて村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』が、全米映画賞シーズンの皮切りとなる第31回ゴッサム・インディペンデント映画賞にて最優秀国際映画賞を受賞した。ゴッサム・インディペンデント映画賞(通称「ゴッサム賞」)は、米独立系映画の製作に携わる人々を支援するインディペンデント・フィルムメーカー・プロジェクト(IFP)主催の映画賞。日本時間11月30日、ジョナサン・レイモンド、ジミー・フェイルズ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、エリザ・ヒットマン、オリオン・リーが審査員を務めるなか、アメリカ・ニューヨークで行われた授賞式へ濱口監督が参加し、「感動して、胸がいっぱいです」と喜びを語った。また本作は、既報通り第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門日本代表となっており、世界中から大きな注目を集めている。11月24日より公開されたニューヨークで好スタートを切り、12月3日からはロサンゼルスでの公開も決定。今回のゴッサム・インディペンデント映画賞受賞でアカデミー賞への期待がさらに高まった。今年7月に第74回カンヌ国際映画祭で日本映画史上初となる脚本賞ほか全4冠を獲得した後も、トロント、サン・セバスチャン、ニューヨーク、ロンドン、釜山などの国際映画祭への出品が相次ぎ、ポン・ジュノ監督、アルノー・デプレシャン監督、アピチャッポン・ウィーラセクタン監督ら名匠たちからも絶賛を受けている本作。シカゴ国際映画祭(シルバー・ヒューゴ審査員賞、観客賞)、アジア太平洋映画賞(作品賞・脚本賞)、デンバー映画祭(最優秀作品賞[クシシュトフ・キエシロフスキ賞])と世界の映画祭での受賞を重ねている。日本でも公開されるや「大傑作!美しいラストシーンに涙がこぼれた」「今年No.1!」「時間を忘れて見入ってしまった」「観るたびに発見がある、3回見ても足りない!」など、SNSでは熱量のある口コミとリピーターたちの感想が溢れ、8月の劇場公開から約3か月、各地でロングラン上映が続いている。濱口竜介監督受賞コメント本当にありがとうございます。驚いています。この物語を与えてくれた村上春樹さんに感謝します。村上春樹さんの世界を表現するということが、自分にとって新たなチャレンジになりました。そして、今まで自分が描いたことがないような物語を描くことが出来たと思っています。今まさにニューヨークでもやっています。ぜひここにいる皆さんも見て頂けたら嬉しいです。その配給を可能にして私をここに呼んでくれたSideshowとJanus Filmsにも感謝します。そしてこの栄華を作らせてくれたプロデューサー達、素晴らしい演技を見せてくれた役者たち、役者たちの演技を最高の環境を作って助けてくれたスタッフ達にも感謝します。胸がいっぱいです。ありがとうございました。Thank you very much!!『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年11月30日濱口竜介監督が手掛けた映画『ドライブ・マイ・カー』と『偶然と想像』が、「第57回シカゴ国際映画祭」にてシルバー・ヒューゴ審査員賞&シルバー・Qヒューゴ賞をそれぞれ受賞したことが分かった。北米で最も古い歴史を持つ映画祭の一つである「シカゴ国際映画祭」。第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門日本代表となっている『ドライブ・マイ・カー』は、西島秀俊を主演に迎えた、村上春樹の短編の映画化。同映画祭では、International Competition部門にて第2席である、シルバー・ヒューゴ審査員賞を受賞した。8月の公開から約2か月、各地でロングラン上映が続く盛況ぶりを見せている本作は、全米映画賞シーズンの皮切りとなる米ゴッサム・アワード Best International Feature へのノミネートも決定。第74回カンヌ国際映画祭で日本映画史上初となる脚本賞ほか全4冠を獲得した後も、トロント、サン・セバスチャン、ニューヨーク、ロンドン、釜山などの国際映画祭への出品が相次ぎ、現在、47の国と地域で配給が決定するなど、世界中から大きな注目を集めている。同じく濱口監督作品である『偶然と想像』は、古川琴音、中島歩、玄理、渋川清彦らが出演する短編集。すでに、第71回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞を受賞、第22回東京フィルメックスでは、オープニング作品となっている。今回「シカゴ国際映画祭」では、Outlook Competition部門にてシルバー・Qヒューゴ賞を受賞した。W受賞の快挙を成し遂げた濱口監督は、今回の受賞に関して「私自身、驚きながら見ていた素晴らしい役者の演技をそのまま届けることができた」(『ドライブ・マイ・カー』)、「実際にその人物の人生を歩んできたと感じられるような説得力のある形で演じていただいた」(『偶然と想像』)とコメントし、「作品の魅力を発見してくださった審査員の皆様に感謝したい」と喜びを表している。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。『偶然と想像』は12月17日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会偶然と想像 2021年12月17日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開©︎ 2021 NEOPA / fictive
2021年10月25日2021年10月12日に、タレントの南明奈さんがInstagramを更新。夫である、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さんの写真を公開しました。南さんが撮影した、こちらの写真をご覧ください。 View this post on Instagram 南明奈(@akinaminami)がシェアした投稿 南さんがInstagramに公開したのは、パフェを前にして、店内でくつろぐ濱口さんの姿。どうやら2人は、用事が終わった帰りに、カフェに寄ってデザートを味わうことにしたようです。用事終わりにカフェへこうやって外でゆっくりしたの久々だったからいいリフレッシュになりましたakinaminamiーより引用南さんは「外でゆっくりと過ごしたのは久々だったから、いいリフレッシュになった」とつづっています。リラックスした濱口さんの様子からは、夫婦で過ごす時間を楽しんでいることが伝わってきますね。一方、翌日である13日に、濱口さんもInstagramを更新。夫婦でカフェデートを楽しんだことを報告しました。 View this post on Instagram 濱口優(@hamaguchi_masaru)がシェアした投稿 濱口さんは『#あっきーな』『#まさる目線』とハッシュタグを付けて、大きなパフェと一緒に写る南さんの姿をパシャリ。マスクを着けていても、南さんの和らいだ目元からは、嬉しそうにほほ笑んでいることが分かります。2人の投稿に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。・最高!もう、2人のことが大好きすぎる…。・素敵なご夫婦。見ているだけでほほ笑ましい。・2人とも同じパフェを注文しているところも、仲よしでかわいい。濱口さんと南さんは、この後おそろいのパフェを味わいながら、楽しい時間を過ごしたことでしょう。仲睦まじい夫婦の姿に、多くの人が心を癒されました。[文・構成/grape編集部]
2021年10月15日第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞するなど、国内外から注目を集める映画作家・濱口竜介の最新作となる短編集『偶然と想像』の劇場公開が2021年12月17日(金)よりBunkamuraル・シネマほかにて全国公開されることが決定。東京での封切館となるBunkamuraル・シネマでは、1989年の開館以来日本映画のロードショーは初となる。本作は、ベルリン国際映画祭の後も海外映画祭への招待が続き、9月にハンガリーで開催した第17回CineFestミシュコルツ国際映画祭では最高賞にあたるエメリック・プレスバーガー賞を受賞するなど快挙を果たしている。また、一足先に公開された海外からは、「今年のベスト映画の中でも最良の1本にして、美しき人生賛歌。」(フィルム・ステージ)、「軽やかであると同時にシリアス。わたしたちの人生がいかに些細なことで正しい、あるいは間違った方向に進むのかについて考えさせられる。本当に楽しく、爽快な映画体験」(ガーディアン)など、絶賛のコメントが数多く寄せられている。ベルリン映画祭授賞式では、「一番の見どころはと問われたら“役者の皆さんの演技”だ」と答えた濱口監督。連続テレビ小説「エール」や「コントが始まる」など話題作に出演し、圧倒的な存在感を放つ古川琴音をはじめ、中島歩、森郁月、甲斐翔真らフレッシュな顔ぶれが濱口作品に初出演。そして濱口組出演経験のある玄理、渋川清彦、占部房子、河井青葉ら個性豊かな俳優陣が集結。併せて解禁となった日本版ポスターは、イタリア版ポスターに使用されたイラストを採用したデザイン。3つの短編に出演する、それぞれの登場人物が軽やかなタッチで描画されており、「偶然」をモチーフとした物語の中で、人のどんな本音、思惑が垣間見られるか期待が高まる。なお、本作は12月17日(金)からの劇場公開と同時にオンライン公開も決定。配給のInclineが新しく開設する配信プラットフォーム「Reel」(読み:リール)にて、全国での劇場公開期間限定で有料配信を行う。『偶然と想像』は12月17日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月28日第一線で活躍する濱口竜介監督に、作品に込めた思いや共感を呼ぶ映像表現について伺いました。心揺さぶる映像エンタメのヒミツに迫ります。カンヌ国際映画祭脚本賞で、日本映画界初の快挙を達成!Getty Imagesフィクションとわかっていても、スクリーンの中に確かにその人が存在し、生きている。『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』など濱口竜介監督の生み出してきた物語は、そう思わせてくれる。言葉と役者の身体表現によって、人間の“わからなさ”を訳することを続けてきた彼は、今年ベルリン国際映画祭で、『偶然と想像』が銀熊賞に輝く。そして、村上春樹の短編集『女のいない男たち』に収録された「ドライブ・マイ・カー」の映画化で、第74回カンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞。世界が注目する村上春樹作品の映画化だが、原作に“移動”や“演じること”など自身がこれまで扱ってきたテーマと近しいものを感じ、これなら映画にしやすいと思ったという。「役者さんが生きている瞬間があり、それがちゃんと映っていたのではないかと。村上さんにも文章を逐一映像化することはできないと最初にお伝えしました。村上さんにとっての文章は私にとっての役者さん。テキストはドラマを進めるとともに演技を助けるためにもある。役者さんがある状況を生きる境地に達すれば、自分としては成功でした」「役者が生きている瞬間」に立ち会うための環境づくりは、緻密な作業の積み重ねだ。濱口監督が実践する、感情的なニュアンスを乗せることなく脚本を読み込む「本読み」も、役者がテキストを身体化し、撮影本番で初めて感情の動きを見せるための地盤となっている。主人公・家福が演出する戯曲「ワーニャ伯父さん」を多言語演劇で行うというオリジナルの設定を加えた理由も、役者がシンプルにいい演技ができる方法になるだろうと考えたからだ。「基本的に、コミュニケーションは言葉を介して意味情報を伝達し合うことが多い。でも実際、使っている声には、言葉の意味とは異なるたくさんの身体的な情報が含まれていたりする。意味を細かく聞き取れることは非常に便利な側面もありますが、相手の声を聞いたり、身体を見たりしたほうが自然と演技が出てくるのではないかと思って。多言語劇の場合、それぞれ自国語しかわからない状況なので、意味によるやりとりは発生しません。単なる音の固まりとしか聞こえなくなる。意味という回路が絶たれることでかえって身体の情報が浮き出てくる。例えば、外国映画を字幕で観ているほうが、観客が登場人物を捉えやすい場合があるように、いい演技が生まれやすい状況を実現するための設定でした」同じ言葉を使っていてもわかり合えないこともあれば、違う言語同士でも、認識を共有できる瞬間はある。言葉は不完全なツールだが、言葉を用いた先に言葉以上の何かが生まれるという希望が本編には描かれる。「言葉で埋められるものは確かにある。不必要なすれ違いを避けるためにも、できるだけ繊細に細分化して伝え合えたほうが誤解は生まれにくい。一方で、どれだけ細かく言葉にしても言語化できない、身体的なことや感情も含めたすごく大きい領域が必ずあって。そのわからなさの輪郭のようなものを確かめるために言語化をしなくちゃいけないことはあります。言葉にできないところまで突き詰めた先に、“わからない”ということがわかり合えることがあるんじゃないでしょうか。もしお互いにそれを認識できたとしたら、通じ合うとは違うかもしれないけど、共存することはできるかもしれない」長尺と言われがちな濱口作品だが、役者たちが抱く違和感や嘘っぽさを丹念に取り除き生まれた物語は、ずっと観ていたくなるものだ。「キャラクターたちが言葉を使わずにわからなさを超える可能性があるとすれば、その境地に達するまでの準備が必要でした。役者さんの負荷をできるだけ少なくするためには、キャラクターの行動原理をしっかり構築する必要がある。今回は原作を読みながら掴んだキャラクターの核があります。進めたいドラマはあるので、こういう面が出てきてほしいという思いもあったりするのですが、行動原理があるから無理矢理動かすことはできなくて。キャラクターの話さなさ、動かなさと出合いながら、無理のないように取り組んでいくと、削ぎ落としても3時間はかかってしまいました(笑)」ストリーミング配信公開が増えつつあるが、映画館での上映を前提につくり続けたいという思いはある。「大画面で大音響で観客と映画が向かい合う。その集中力の中でしか見えてこないものを頼りに映画をつくっているところはあって。映画館で上映されるときに言い訳をしなくていいものをつくりたいですね。あと映画館って、わからないものに付き合わされる環境だから。細かくはわからなくても、わからないなりにある部分は身体に入ってくるというか。映画館では、わからなさともっと繊細に付き合える感覚はあります」『ドライブ・マイ・カー』村上春樹の短編「ドライブ・マイ・カー」をメインに、「シェエラザード」「木野」の要素も取り込み再構築。舞台俳優で演出家の家福(西島秀俊)はある秘密を残したまま妻が他界してから、喪失感を抱えながら生きている。2年後、演劇祭のために向かった広島で、寡黙な専属ドライバーみさき(三浦透子)と過ごすうち、あることに気づかされていく。©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中濱口さん注目の映像作品『Benedetta(原題)』17世紀のイタリアで同性愛者として裁かれた修道女の物語。「修道院の中のえげつない権力争いの話で、ポール・ヴァーホーヴェン監督作品は主題だけ見ると下品さのようなものを感じるのに、なぜか上品で非常に清々しく、生きる勇気をもらえる」。日本公開未定。©Guy Ferrandis - SBS Productions『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』現代アメリカ映画を代表する女性映画監督ケリー・ライカートが2016年に発表した群像劇。「配信で観たのですが味わい尽くせなかったような感覚があります。映画館という環境を必要とする映画をつくる監督だと思うので、特集上映を劇場で観るのが楽しみです」デジタル配信中DVD¥4,180 発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ©2016 Clyde Park, LLC. All Rights Reserved.『宝島』『女っ気なし』で知られるギヨーム・ブラック監督が、自身もよく遊びに来ていたというパリ北西のレジャー・アイランドを舞台にしたドキュメンタリー。「元々能力のある監督だと思っていましたが、どうやって撮ったのかがわからない内容で、ドキュメンタリーの境界が無性に気になる作品」。MUBIにて配信中。はまぐち・りゅうすけ1978年12月16日生まれ、神奈川県出身。『ドライブ・マイ・カー』で日本映画で初めてカンヌ国際映画祭脚本賞(大江崇允との共同脚本)ほか、全4冠に輝く。ベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞の『偶然と想像』は12月公開予定。※『anan』2021年9月15日号より。取材、文・小川知子(by anan編集部)
2021年09月09日村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』が、現在開催中の第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に日本映画として唯一正式出品。この度、7月12日(月)(日本時間同日)に濱口監督、出演の三浦透子、霧島れいか、ソニア・ユアンがフォトコールに登場、その後、同12時(日本時間19時)より記者会見に出席した。フォトコールでは、上質感と個性が際立つ「ザ・ロウ(The Row)」のワンピースにベストという装いの三浦さん。霧島さんは夏に映える「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のオールホワイトのドレス姿で登場。ソニアはピンク色が映える華やかなドレスを着用した。昨夜の公式上映を終え、装いも新たにした3人の姿に海外セレブも多く撮影するカメラマンからも歓声が飛び交った。そして記者会見で濱口監督は、まず製作の経緯について「村上春樹さんの原作を読んだのは、2013年。もともと知人からあなたの映画と通じる部分があるのではと言われて読みました」と原作との出会いをふり返り、「実際、自分が映画のテーマとして取り扱ってきた例えば『演じる』ということ。加えて、この作品で一番重要なのは『車』だと思うんですが、自分は移動空間の中で親密な会話をするということを映画でも取り扱ってきたので惹かれるところがありました」と語る。「特に、家福とみさきという2人の登場人物が車という閉鎖空間のなかで、最初は抑制された人間性が、だんだんと開かれていく。そうしたことが原作には描かれていました。それはこの映画でもひとつの核心部分だと思っています」と明かした。濱口竜介監督、キャスティングに自信「素晴らしくうまくいっている」「キャスティングについては、観ていただいた方皆さんが同意してくれると信じているのですが、本当に素晴らしくうまくいっていると思います」と語る濱口監督。「キャスティングで一番大事なのは、役に合う人をキャスティングすること」と言い、「それが、すべてのキャストにおいてできたと思っています」とコメント。「インターナショナルなキャスティングをするというのは、実際経験がなかったので、手探りでした。韓国に関しては、もともとそこで撮影する予定もあったので、ロケハンもかねてオーディションのような形でやらせていただいた。台湾・フィリピンのキャストはオンラインでのオーディションになりました。オンラインでわかるものか不安はあったが、やっぱりちゃんと顔も声も聴けて、その人の人間性も感じることができたので、結果としてうまくいったと今も思えています」と自信を覗かせた。さらに、“コミュニケーション”というテーマについて、「言葉を使っているから、コミュニケーションができていると思ったら大間違い。というとことはありますよね。むしろ、言葉がコミュニケーションを邪魔しているという側面はたくさんあるのではないでしょうか」と監督。「自分の映画はすごくおしゃべりな映画ではあるが、言葉によってコミュニケ―ションができているという風に描いたことは実はそんなにない気がしている。そういう考えが、この映画の中の多言語劇にもなっているんだと思います」と説明した。「一方で、今までは映画祭で『彼の演技がよかった』といわれると不思議な気持ちになることがあった。言語がわからないのにと。でも、今回はそうした気持ちがすごく薄れた気がしました。言語がわからないからこそ、直接的に演技の良しあしをとらえられる視点があるのだということをこの作品を通して実感として感じた」と手応えを語っていた。さらに、濱口監督にとって国際映画祭の場とは何ですか?という質問には「インディペンデントという形で映画作りを始めて続けてきた身にとっては、よりどころ」と明かす。「自分が面白いと思ったものをつくって、それが商業的になかなか流通していかないという苦い思いを初期の段階では味わっているが、映画を作るたびに、国際映画祭の方がより多くの人に見せるべきものだと、言ってくれることはものすごく励みになった」と語り、「国際映画祭が自分を発見してくれたし、育ててくれたという印象を強く持っている。映画祭が自分に対して、求めてくることがあればお返ししていきたいと思う」と感謝を述べた。三浦透子、「相手の心を動かす声をつくる」ことに時間をかけた本作に出演し、いままでと違う経験や目覚めがあったと感じたことは?と質問された三浦さんは「お芝居をするにあたって、心の状態を作ることによって体が付いてくることもあれば、反対に体に引っ張られて心がついてくることもある。特に今回は、心が体の状態、とりわけ声についてくるということを感じました」と語る。本読みを中心に音・声にこだわった監督の演出に歌手でもある自身を重ね、「『相手の心を動かす声をつくる』ということに時間を使わせてもらっていたのでそういった声を自分でも聞いているうちに、自分自身の心も動いてくるのだと。そういった経験は歌手としての活動の中で経験したことではあるけれど、お芝居で感じたのは今回、濱口監督の演出を受けて初めて感じた発見でした」と言及した。また、同じ質問をされた霧島さんも「その本読みというのも、私が今までやったことない、”感情を入れない”という方法だったので、これをしていてどういうことが起きるのかというのが、始めの頃は自分では理解するのが難しく、ただただ読んでいるだけという作業でした。その中でだんだんとわかってきたことがあって」とコメント。普段の撮影に入るときは「何かを“しよう”としてしまう」自分がいたが、「感情を入れない本読みを重ねていく中で、だんだんそれがフラットに、自然の流れに持っていけるというか、何か自分の中にとても静かな何かが流れ始めるのを感じました。そしてセリフ一つ一つがとてもシンプルで、深くて、扱うのが大切に思えてくるようになりました」と明かし、「芝居する前に静かに自分の中で変化が起き始める、そういった経験というのは今まで私の中にはなかったので、とても私は貴重な経験をさせていただきました」とふり返っていた。授賞式は、フランス現地時間7月17日(土)19時25分(日本時間7月18日午前2時15分~)から行われる予定。コンペティション部門の映画祭公式の対象賞は、最高賞のパルムドール、次点のグランプリ、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞、審査員賞、芸術貢献賞となっている。『ドライブ・マイ・カー』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年07月13日3月に発表された第71回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した『偶然と想像』(英題:Wheel of Fortune and Fantasy)の濱口竜介監督。この度、ようやく現地で開催された授賞式に濱口監督が出席、古川琴音や中島歩、玄理らキャスト陣やスタッフへの感謝を語った。現地時間6月13日19時30分から「Open Air Cinema Museumsinsel」で行われた、ベルリン国際映画祭のレッドカーペットと授賞式。本年度のベルリン映画祭は3月に受賞結果が発表されていたが、新型コロナウィルスの影響を受け、授賞式は6月に実施となっていた。授賞式では、ドキュメンタリー作品『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』の監督で、ベネチア映画祭初、ドキュメンタリー作品で金獅子賞を受賞したジャンフランコ・ロージ監督がプレゼンター。本作品について、「普通なら対話や言葉が終わる地点から、この映画の対話はむしろ始まるのです。そこからが本作の真骨頂であり、あまりに深く掘り下げるので、観客は驚きと困惑の中で自問することになります。『どこまで掘り下げるんだ?』と。濱口の言葉は物質であり、音楽であり、素材なのです。最初は、白い壁の部屋に男と女、ときには2人の女が立っているだけの、ほとんどマイナーなものに見えます。そして、場面が進むにつれて、このシンプルな部屋の中に、自分もそこに含まれるような全宇宙が、彼らともに立ち現れてくるような気がしてくるのです」とコメントし、濱口監督を紹介した。まず「ありがとう」とドイツ語で挨拶した後、濱口監督は日本語で「外は多少寒いということはわかっているのですが、ここに来られなかったキャスト・スタッフの名前を伝えさせていただきます」とし、「古川琴音さん、中島歩さん、玄理さん、渋川清彦さん、森郁月さん、甲斐翔真さん、占部房子さん、河井青葉さんキャストの皆さんです。ありがとうございました。皆さんがこの物語を信頼してくださったので、今このような素晴らしい賞をいただくことができています」と感謝。「そしてここには来られていないスタッフ、撮影の飯岡幸子さん、演出・制作チームの高野徹さん、大美賀均さん、深田隆之さん、音チームの城野直樹さん、黄永昌さん、鈴木昭彦さん、衣装の碓井章訓さん、美術の布部雅人さん、ソ・ヒョンソンさん、メイクの須見有樹子さん、そしてプロデューサーの高田聡さん、本当にありがとうございました」と述べた後、「名前ばかり伝えてすみません。でも本当にこのメンバーがチームのほぼ全員です。とても小さなチームで映画を作りました。この人たちこそがこの映画です。心から感謝を述べたいと思います」と感謝を重ねる。「同じことが映画祭にも言えると思います、難しい状況の中、オンラインでの上映ではありましたが3月から心遣いと温かみを感じながら(参加していました)。カルロ・シャトリアン(ベルリン映画祭のディレクター)とそのチーム、そして素晴らしい審査員の皆様にお礼を申し上げます、ありがとうございました。ありがとうベルリン!」と映画祭にも感謝の言葉を語り、大きな拍手を浴びていた。本作は、タイトル通り「偶然」と「想像」をテーマにした3話オムニバスから成る濱口監督初の短編集。脚本はすべて濱口監督自身が手掛け、撮影は3話ともに『うたうひと』『ひかりの歌』の飯岡幸子が務めた。第一話には古川琴音、中島歩、玄理、第二話には渋川清彦、森郁月、甲斐翔真、第三話には占部房子、河井青葉が出演している。『偶然と想像』は12月、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年06月14日西島秀俊主演、濱口竜介監督最新映画『ドライブ・マイ・カー』(8月20日公開)が、第74回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門に正式出品されることが3日、明らかになった。同作は村上春樹の同名短編小説に惚れ込んだ濱口竜介監督の最新作。妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優・家福と、寡黙な専属ドライバー・みさきという孤独な2人が、愛車サーブを通して出会い、一筋の希望にたどり着くまでを描く。今回、世界三大映画祭のひとつカンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを競う部門として最も注目が集まる「コンペティション部門」に正式出品が決定した同作。同部門には毎年世界中の大御所監督たちが名を連ね、これまで是枝裕和、ケン・ローチ、ジム・ジャームッシュ、グザヴィエ・ドランなど世界の名だたる巨匠・名匠たちの作品が出品されてきた。2019年にはポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』がパルムドールに輝き、その後アカデミー賞も獲得するなど日本でも大きな話題となった。同部門の対象賞は、最高賞のパルムドール、グランプリ、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞、審査員賞となる。濱口監督にとっては、商業長編デビュー作『寝ても覚めても』(18年)に続く、2度目の同部門出品という異例の快挙となった。加えてこれまで、第71回ベルリン国際映画祭で短編集『偶然と想像』(21年)が銀熊賞受賞、脚本を手掛けた黒沢清監督作『スパイの妻』(20)が第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞するなど、世界三大映画祭を席巻し、大きな注目を集めている。また、併せて本作の上映尺が2時間59分であることも解禁。想像し得ないラストへと導く本作について「心に直接響く、感動的なこの作品を国際マーケットでシェアできることが待ちきれない!」と惚れ込み、海外セールスを担当するのは世界的セールスカンパニーThe Match Factoryで、これまで、カウリスマキ、アピチャッポンなどの名匠を数多く手掛けてきた。更には、グザヴィエ・ドラン、ダルデンヌ兄弟作品などを配給してきたDiaphanaによるフランス公開も決定。海外でも熱烈なファンが多い村上春樹作品を原作とした濱口監督最新作には既に熱い視線が向けられており、今年のカンヌの“台風の目”として期待が高まっている。○濱口竜介監督 コメント先日完成を迎えた映画『ドライブ・マイ・カー』が、第74回カンヌ国際映画祭オフィシャルコンペティションに選出されました。歴史あるこの映画祭で、多くの観客がこの映画と初めて出会うことを想像して湧き上がるような興奮を感じています。この映画に写った素晴らしい俳優たちの演技を、そこから世界に向けて示せることにワクワクします。この映画に携わったすべてのキャスト・スタッフ、そして原作者の村上春樹さんにこの場を借りて、心からの御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。未だコロナ禍の困難な状況下ではありますがカンヌの地を、ともにこの映画を作った仲間たちと踏むことができたらこの上なく幸せなことです。今は上映のその時を心待ちにするばかりです。○西島秀俊 コメント濱口監督は、恋人や友人同士の心の機微を厳しく、美しく描いてきました。今作品、村上春樹さん原作の映画『ドライブ・マイ・カー』では家族について、そしてより遠い人との関係について描いています。絶望の果てに人は再生出来るのか。撮影をしながら監督はずっと問い続けていたと思います。監督が人間について深く思考し愛情を注いだ『ドライブ・マイ・カー』のカンヌ映画祭コンペ部門選出を心から嬉しく思います。濱口監督、おめでとうございます。沢山の皆さんに観て頂けることを祈っております。○三浦透子 コメント沢山の方の目に触れる大きな機会をいただけたこと、本当に嬉しく思います。心から尊敬できるスタッフ・キャストの皆さまと一緒に仕事ができて、本当に幸せな時間でした。改めて、『ドライブ・マイ・カー』という作品に参加させていただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。海の向こうの方々にどんな風に届くのか、今からとても楽しみです。○岡田将生 コメントこんな嬉しいニュースはありません。キャスト、スタッフは監督が作った脚本に真摯に取り組み、改めて映画の力を感じた気がします。海外のキャストとも映画祭の話をしていたので、まさかまさかで、、この話を聞いたときは時間が止まってしまいました。僕自身この映画を見て心が震えました。この映画に参加できて幸せ者です。海外の方々にもこの映画の素晴らしさが伝わることを願っています。○霧島れいか コメントこの作品に出会い、参加できたことに心から感謝しています。私にとって宝物のような作品です。そしてこの素晴らしい知らせを受け、監督はじめキャスト、スタッフの皆様の顔を思い浮かべながら喜びで胸が熱くなりました。全員の心が真っ直ぐ込められたこの映画をたくさんの方々に観て頂けることが大変嬉しく、こんなに幸せなことはありません。改めて濱口監督おめでとうございます。(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年06月03日お笑いコンビ・よゐこの濱口優とオアシズの光浦靖子が5月27日、YouTubeチャンネル『濱口優と秘密基地』に出演。動画「【めちゃイケメンバー】光浦濱口を描く。」のなかで、人気バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の思い出を語り合った。『めちゃイケ』を振り返り、「決して楽しくはなかったよ(笑)。つらかったのが全部、楽しかった思い出に変わるっていうやつ」と話した光浦。濱口によると、光浦が「ちょっとおかしくなった」時期があったそうで、「光浦が歌下手で、みんながツッコむみたい企画があって。光浦が歌ってて、俺らが『もっと上上上!』とか言うわけやん。そうしたら光浦が、『いい加減にしてよ! なんであんたらは私にウソばっかり教えるの! みんなで私を追い込んで!』っれすごい怒られて……」というエピソードを披露。濱口は、「ちゃうちゃう! コントだから。みんな分かってるから」と思っていたそうだが、光浦は、「私はすごい頑張って音を整えてるのに、うるさくてパニクっちゃうの。歌が下手になっちゃうの」「みんなが下だ上だうるさいから、嫌になっちゃって」と、当時の状況を説明。コントだと理解していながら、激怒してしまった理由について、「その頃は、テレビ嫌だなとか思いながら出てたのもあるけど……」と明かしつつ、「それを本気で怒るって狂ってるな~。面白いな~」と苦笑いしていた。また、同番組でしょっちゅうドッキリを仕掛けられていた濱口。ソニンが“怖い人”たちに連れ去られるドッキリ企画では、濱口が泣きながら立ち向かっていたそうで、光浦は、「泣きながら本気で戦いに行ったのを見て心痛めてた。『テメー! この野郎!』って、濱口が見たことないくらいキレてて……。心が痛くなっちゃった。心が壊れないかしらと思って」と回顧。「大丈夫」と笑顔で返す濱口に、光浦は、「濱口さんは、『めちゃイケ』メンバーで1番ハートが男らしかった」と大絶賛していた。
2021年06月01日2021年4月に、第1子の妊娠を発表した、タレントの南明奈さん。お笑いコンビ『よゐこ』で夫の濱口優さんとの間に子供をもうけるまでに、妊娠活動(以下、妊活)をしていたことを、YouTubeの動画で明かしました。2018年に結婚した濱口さん夫婦は「いつでも赤ちゃんが来てほしい」という風に感じていたそうです。しかし、なかなか授からなかったため、産婦人科へ行き、さまざまな検査を受けたところ、右の卵巣に『子宮内膜症』が見つかります。しばらくは医師の指示に従い、薬を服用していた南さんですが「このままでは変わらない」と感じたたため、不妊治療専門のクリニックに転院。そこで左の卵管がつまっていることに気付き、卵管を通すための手術を受けました。その後も、薬を服用しながら、タイミングを計るも、一向に授かる気配がなかったそうです。南さんは、当時の心境をこう明かしました。そうか。「自然では難しいのかもしれない」と思って。こうなったら、来月からステップアップしよう。人工授精。「来月からそうしよう」って思っていたんですね。だからその前の月は、私はなんかもう「ステップアップ決めてるから、いいかな今月は」という気持ちがあった。おうちのまさるーより引用人工授精という手段にステップアップを考えていた南さんは、自然妊娠を諦めていた月に、第1子を授かったのです。南さんは「内心諦めていたからこそ、気持ち的にリラックスしていたのかもしれない」と振り返りました。妊活当初から、ずっと「自分も一緒に病院に行って、検査するよ」といっていたという濱口さん。南さんの希望で、ステップアップ予定だった月に、一緒に病院へ行くつもりだったそうです。南さんはこれまでを振り返り、涙を浮かべながら、妊活中に気を付けていたことを次のように語りました。もちろん妊活中って、大変な思いもあって。いろいろ「くう」って思っちゃったりっていう気持ちもあると思うけど。やっぱり夫婦で笑顔で過ごすことが、大事かなと、そんな風にも思います。おうちのまさるーより引用感極まった南さんの言葉を受けて、濱口さんは「男側からしても、これは女性だけの問題じゃないから。ここは夫婦の問題で、夫婦で乗り越えていかなあかんことやからね」とコメントしています。「この動画が1人でも多くの女性や夫婦に、1つの意見として参考になったら嬉しいです」と語る南さん。動画に対し、ネット上ではさまざまな反響が寄せられています。・プライベートなことを話してくれてありがとうございます。妊活中でつらかったので、すごく勇気が出ました。・濱口さんの「女性だけの問題じゃない」という言葉に嬉しくなりました。心に寄り添ってくれるパートナーの存在は励みになるので…。・南さんの涙に、もらい泣きしました。濱口さんの優しさにもグッときます。こんな夫婦のもとに産まれてくる赤ちゃんは幸せですね。これまで数々の検査や治療を乗り越えてきた南さんにとって、妊娠の発覚は、大きな喜びとともに、安堵をもたらしたことでしょう。妊活を「夫婦で乗り越えること」と考え、不安な心に寄り添い続けた濱口さんの存在は、励みになったに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2021年05月26日映画『前科者』が2022年1月28日(金)に全国公開。原作・香川まさひと、作画・月島冬二による漫画「前科者」を実写映画化する。監督は岸善幸、主演は有村架純が務める。“保護司”にフォーカスした漫画「前科者」が実写映画化「前科者」は、2018年1月から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載がスタートした漫画。同作品でフォーカスしているのは、罪を犯した「前科者」たちの更生・社会復帰を助ける“保護司”の仕事だ。国家公務員であるものの報酬は一切なく、あくまでボランティアとして仕事に励む“保護司”が、罪を犯した者たちと向き合い、奮闘していく姿を描いた作品で、2019年の「第3回さいとう・たかを賞」では最終候補に選ばれた。原作者は、テレビドラマ「監察医朝顔」の原作や『クヒオ大佐』『羊の木』など映画の脚本も担当している香川まさひと。また、作画は月島冬二が務めている。映画は完全オリジナルの社会サスペンス作品実写映画版は、完全オリジナルの社会サスペンスとして制作。映画『前科者』の劇場公開に先駆け、新人“保護司”・阿川佳代が様々な「前科者」と向き合い成長する姿を描く職業ドラマを2021年11月より放送・配信するが、映画ではその数年後の世界を描く。主人公の保護司に有村架純コンビニでアルバイトをしながら“保護司”という仕事に就く主人公・阿川佳代役は、映画『花束みたいな恋をした』や『るろうに剣心 最終章 The Final』の好演が記憶に新しい有村架純。森田剛が“約6年ぶり”映画出演さらに、有村演じる佳代の元で更生し、社会復帰へ近づいていたのだが、ある日、忽然と姿を消し、再び警察に追われる身となる男・工藤誠役を、森田剛が演じる。森田剛が映画に出演するのは、約6年ぶりだ。磯村勇斗も参加映画版の追加キャストとして、磯村勇斗も参加。若手刑事の滝本真司役を演じる。滝本真司は、更生間近に忽然と姿を消した男・工藤を追う中で、中学時代の同級生だった佳代と再会。2人は、被害者や遺族の想いを胸に犯罪者を追う者と、加害者の更生を願い寄り添い続ける者として対峙するが、それにはとある過去が…。その他の登場人物&キャスト幼いころ工藤を置いて消えた義父・遠山史雄...リリー・フランキー阿川に助言をする弁護士・宮口エマ...木村多江工藤の前に現れる謎の男・実...若葉竜也滝本の上司でバディとして行動を共にするベテラン刑事・鈴木充...マキタスポーツ阿川の最初の対象者で、今は更生し便利屋を営む・斉藤みどり...石橋静河高松直治...北村有起哉松山...宇野祥平監督・脚本は『あゝ、荒野』の岸善幸監督・脚本は、2016年に初の映画監督作品『二重生活』を発表し、翌年に公開された映画『あゝ、荒野』で報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、ブルーリボン賞などの作品賞を受賞した岸善幸が担当。自らの視点や徹底的な取材を通して、ドキュメンタリー番組やテレビドラマなど数多くの映像作品を手掛けてきた岸が、漫画「前科者」を本格社会派エンターテイメント作品として描き出す。劇中音楽にも注目劇中音楽は、『あゝ、荒野』、連続ドラマ版「前科者」に引き続き、岸監督作品に参加する岩代太郎。 『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family 』などの話題作や、ジョン・ウー監督『レッドクリフ』、ポン・ジュノ監督『殺人の追憶』などを手がけ、日本のみならず海外からの評価も高い。『 Fukushima50 』では第 44 回日本アカデミー賞 優秀音楽賞を受賞した岩代が、物語をどのように彩るのか期待したい。『前科者』あらすじ罪を犯した者、非行のある者の更生に寄り添う国家公務員、保護司。保護司を始めて3年の阿川佳代は仕事にやりがいを感じ、様々な「前科者」のために奔走していた。そんな中、佳代が担当している物静かな工藤誠は更生を絵に描いたような人物で、佳代は誠が社会人として自立する日は近いと楽しみにしていた。しかし、誠は忽然と姿を消し、再び警察に追われる身に。一方その頃、連続殺人事件が発生。捜査が進むにつれ佳代の壮絶な過去や、若くして保護司という仕事を選んだ理由もが次第に明らかになっていき――。作品詳細映画『前科者』公開日:2022年1月28日(金)原作:「前科者」<原作/香川まさひと・月島冬二「前科者」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)>監督・脚本・編集:岸善幸出演:有村架純、森田剛、リリー・フランキー、木村多江、若葉竜也、マキタスポーツ、石橋静河、北村有起哉、宇野祥平制作プロダクション:日活・テレビマンユニオン配給:日活・WOWOW
2021年05月20日2021年5月17日に、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さんがInstagramを更新。同月15日に32歳の誕生日を迎えた、妻でありタレントの南明奈さんとのツーショット写真を公開しました。『32』というロウソクが刺さった、ディズニーのアイスケーキを持って、笑顔を見せる2人。 この投稿をInstagramで見る 濱口優(@hamaguchi_masaru)がシェアした投稿 幸せな様子が伝わってきますね。濱口さんと南さんは、YouTubeでも『あっきーな誕生日会』と題して、ケーキを食べる様子を配信。ファンと一緒に、南さんの誕生日を祝いました。2019年に、東京ディズニーシーのホテルミラコスタで結婚式を挙げている濱口さん夫婦。結婚式の思い出を振り返り、濱口さんは次のような感想を口にします。我々もね、ミラコスタで挙げさせていただいて。なんか…ずーっと、準備から楽しかったね。おうちのまさるーより引用濱口さんは、結婚式の打ち合わせで式場を訪れるたびに、ワクワクしていたといいます。南さんも「本当に楽しかった」とうなずきました。ケーキを食べた後、濱口さんは「明奈さん、ちょっと待っててください」といい残し、画面上から姿を消します。その後、濱口さんは南さんへの誕生日プレゼントを持って登場!プレゼントには「明奈、お誕生日おめでとう」と直筆で書かれた、手紙らしきものが貼られていました。誕生日プレゼントは、南さんがずっと欲しがっていた『Apple Watch』でした。「何年も悩んでて、まだ買えずにいたやつ!」と大喜びする南さんを、濱口さんは穏やかな表情で見守ります。【ネットの声】・結婚式の準備が楽しめる夫は、素敵だと思います。・誕生日プレゼントに付いた手紙が、かわいすぎる。ハートマークまで書いてあってニヤけた!・優さん、めっちゃ優しいなあ。欲しいものを事前にリサーチしてくれるのもレベルが高い。濱口さんが、誕生日などの記念日に限らず、いつも南さんのことを大切に想っていることが分かるエピソードですね。仲睦まじい夫婦のやり取りに、多くの人が心を癒されたようです![文・構成/grape編集部]
2021年05月18日西島秀俊が主演を務めた、濱口竜介監督の最新作『ドライブ・マイ・カー』が今夏に全国公開される。本作よりこの度、初公開となる30秒予告の第1弾が解禁となった。物語は主人公の俳優であり演出家の家福が主人公。彼は愛する妻と満ち足りた日々を送っていたが、妻は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。2年後、演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさきと出会った。そして行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごすなかであることに気付かされていく。原作は、村上春樹による珠玉の同名短編小説。この作品に惚れ込み映画化を熱望、自ら脚本も手掛けるのは世界が最も熱い注目を寄せる気鋭・濱口竜介。「カンヌ映画祭」コンペティション部門に選出された『寝ても覚めても』、ベルリン映画祭で銀熊賞受賞を果たした短編集『偶然と想像』、さらには脚本を手掛けた『スパイの妻』がヴェネチア映画祭銀獅子賞に輝くなど、国際的な舞台でその名を轟かせてきた監督だ。主演を務めるのは日本映画界に欠かせない名優・西島秀俊。みさきを三浦透子が演じるほか、岡田将生、霧島れいか、と実力派俳優陣が集結する。オリジナルの要素を加えながらも、原作の精神を受け継いだ驚異的な脚本と胸に迫る演技が導く、想像を超える圧巻のラスト。亡き妻の秘密を辿る果てに浮かび上がるものとは一体。解禁された映像は、家福の愛車である真っ赤なサーブをめぐるロードムービー感漂う30秒の予告編。最愛の妻・音(霧島れいか)との幸せそうに見える夫婦生活から一転。妻を失い、喪失感を抱えている家福(西島)と、ある過去をもつ専属ドライバーのみさき(三浦)が海辺で車を走らせているシーンが映し出される。寡黙ながらも「あの車が好きです。とても大事にされているのが分かるので」と、みさきは家福の心に寄り添う言葉を放ち、孤独を分かち合う彼らの関係を予感させる。さらに、かつて音と交流があったことを匂わせる俳優の高槻(岡田)が、物語に広がりをもたせる存在として印象的に登場。家福とみさきが愛車サーブで走るその先に何が待っているのだろうか。広島の美しい海辺のロケーションも相まり、ロードムービーとしての魅力も感じさせ期待が高まる。さらに今後、第2弾となる予告編の解禁も予定されており、映画の全貌が徐々に明らかとなる予定だ。『ドライブ・マイ・カー』今夏公開
2021年05月12日2021年4月21日に、第1子の妊娠をYouTubeで報告した、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さんと、タレントの南明奈さん夫婦。ネット上では「このご時世で一番の、嬉しいニュース!」「家族みんなで喜びました」といった反響が多く寄せられました。動画の配信後、南さんはInstagramで改めて妊娠を報告し、次のような感謝の想いをつづっています。このたび新しい命を授かりました現在5ヵ月目になり安定期に入ったためご報告させて頂きますつわりもなく、優さんのサポートのおかげで毎日元気に過ごしてますakinaminamiーより引用 この投稿をInstagramで見る 南明奈(@akinaminami)がシェアした投稿 さらに濱口さん夫婦は、同月22日にYouTubeを通して、発表後に寄せられた祝福の声に対する感謝の気持ちを配信。生配信中に寄せられる質問やコメントを取り上げながら、ファンとコミュニケーションをとりました。子供に関する質問に、濱口さん夫婦がコメント南さんは、妊娠5か月で安定期に入っています。ファンからの「体調はどうですか?」という質問に対し、濱口さんは、南さんの体調がとても良好なことを報告しました。これね、本当にね、ご報告動画でもちょっといわせてもらいましたけど、明奈、僕から見てて「本当に妊婦さんなのかな」っていうぐらいに…。(南さんに向かって)無理しないで、大丈夫なの?どうなの?おうちのまさるーより引用濱口さんは横にいる南さんを労わるように、優しく「大丈夫?」と声をかけます。それに対し、南さんは「よくいわれる妊娠初期の症状はあまりなかった。つわりもない」と答えました。また、妻の妊娠が発覚してから、心境の変化があったという濱口さん。「親になるんだ」と実感してからの変化について、こう語っています。本当に「そうか、パパになるんだ」って思ってからの目線っていうのが、あんまり仕事上ではさほど、周り知らんかったから変わらなかったんだけど。なんかこう街で子供とかを見ると、やっぱりこう「あんな子になるのかな」とか、男の子見ても女の子見ても、ああって。ランドセル背負ってる少年とか見ると、あんな風になるのかな。1人で学校行けんのか?とかって。勝手にそんな風に思ったりとかさ。おうちのまさるーより引用濱口さんのコメントに対し、南さんも「分かる」とうなずいていました。また、子供の性別に関して、南さんが「どっちがいい?」と聞くと、濱口さんは「前は断然女の子だったけど、明奈に報告を受けてから、どっちでもいいと思うようになった」といいます。南さんは、その言葉を受けて、次のような心境を明かしました。私はね、自分のあれでは女の子な気がするの。私はなんとなくだけど女の子な気がするっていうのと、優さんが女の子のお父さんのほうが…いや、どっちも浮かぶのよ?男の子のお父さんっていうのも浮かぶけど、男の子で、2人でこうくだらない、お尻振ったりしてさ。っていうのもあったりするし。でも本当に、私はきてくれる前(妊娠が分かる前)は女の子。女の子の洋服のほうがかわいいなとかあったんだけど、いざ授かってみると、本当にどっちでもいい。元気で産まれてくれたら…。おうちのまさるーより引用南さんは、妊娠が発覚してからは「元気に産まれてくれたら性別はどちらでも構わないという気持ちに変わった」といい、濱口さんも「周囲から聞いてはいたけど、本当にそんな風に変わるんだなと思った」と、しみじみと述べています。動画に対し、ファンからは「丁寧で優しい2人のやり取りに心が癒される」「優さんは心配性なパパになりそう」「どちらの性別でもよくなる気持ち、分かる!」といった声が寄せられました。動画の配信中、お互いを思いやりながら、仲睦まじく会話をしていた2人。産まれてくる子供に想いをはせ、ほほ笑む姿は、すでにパパやママそのものに見えますね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月23日2018年5月に、18歳差の歳の差婚を果たし話題を呼んだ、タレントの南明奈さんとお笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さん夫妻。夫婦そろってバラエティ番組に出演する機会もあり、現在ではすっかり『おしどり夫婦』として知られています。そんな南さんと濱口さん夫妻が、2021年4月21日にYouTube上で「夫婦からのご報告です」と題した動画を公開。南さんが第1子を妊娠したことを発表しました。動画公開時、南さんは妊娠5か月目。安定期に入ったため、今回の発表に至ったと夫婦そろって明かしています。今回の嬉しい報告にファンからは祝福の声が寄せられました。・本当におめでとうございます!こちらまで嬉しくて、なぜか泣きそうになりました。・明奈ちゃんも濱口さんも、いい親になりそう。・まさか、濱口さんがパパになる日がくるなんて…!驚きです!なお、生まれてくる子供の性別は現段階では、まだ分からないとのこと。南さんは、体調面を考え、今後の仕事は事務所と相談の上、決めていくといいます。また、動画の中で「夫婦そろって子供を望んでいたので嬉しい」と喜びをあらわにしていた、南さんと濱口さん夫妻。おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年04月21日お笑いコンビ・よゐこの濱口優が7日、YouTubeチャンネル『濱口優と秘密基地』で、動画「【神回】藤森慎吾と(秘)トーク! チャラ男全開武勇伝!」を公開。妻でタレントの南明奈へのプロポーズ裏話を明かした。2018年5月に、かねてから交際していた南と結婚した濱口。出会いから結婚に至るまでは、紆余曲折あったそうで、「アッキーナとお付き合いするまで、相当断られたもん(笑)」「アッコさんの誕生日会で、出川さんに2人の未来が見えるから電話番号交換しなよって、初めて電話番号を交換して。そこから2人で出かけるようになんねんけど、出かけるまで警戒されてるし」と、交際までの経緯を語った。また、プロポーズの話題になると、「俺、1回断られてるもん。ほんのりプロポーズして、やんわり断られるっていう」と、苦笑しながら告白。濱口によると、旅先のプールで夕日を眺めながら、「そろそろ結婚しよっか?」とプロポーズしたが、「えー! いやいやいや! まだじゃない?」と即答されたそう。そして、「仕事をちゃんとして、周りで支えてくれた人に恩を返したい」「結婚したら色々支えていきたい」という南の意思を尊重し、その3年後に結婚したことを打ち明けていた。
2021年04月13日第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品されていた、『寝ても覚めても』濱口竜介監督の新作となる短編集『偶然と想像』(英題:wheel of fortune and fantasy)が審査員グランプリ賞(銀熊賞)を受賞。濱口監督やキャスト陣から喜びのコメントが到着した。本作は、タイトル通り「偶然」と「想像」をテーマにした3話オムニバスから成る濱口監督初の短編集。濱口監督自身が『ハッピーアワー』などのプロデューサー・高田聡とともに企画立ち上げを行い、2019年夏から約1年半をかけて製作した。3話の脚本はすべて濱口監督自身が手掛け、撮影は『うたうひと』『ひかりの歌』の飯岡幸子が務めている。濱口監督は、「経験豊かな監督たちが揃った『審査員からの賞』が贈られたということを心から嬉しく、誇らしく思っています。撮影中ずっと、役者の演技を見ながら、カメラの後ろで驚いていました。その驚きが海を超えて伝わったことに感激しています。この映画、一番の見どころはと問われたら『役者の皆さんの演技』だと答えます」と、キャスト陣を称えるコメント。「会議室のようなリハーサル部屋で始まった時間が、このような結果にまで結びつきました。この物語の価値を信じて参加し、最高の演技をしてくださった役者の皆さんにこの場を借りて、御礼を申し上げたいと思います」と語り、「その役者の演技を支えるようにして、献身的に仕事をしてくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。演技の素晴らしさは皆さんがつくってくれた環境から生まれたものです」とスタッフをねぎらった。各話のキャストからコメント到着第1話 『魔法(よりもっと不確か)』モデルの芽衣子(古川琴音)は親友のヘアメイク・つぐみ(玄理)が「いま気になっている」と話題にした男が、2年前に別れた元カレの和明(中島歩)だと気づく。芽衣子はどうすべきか思案する。古川琴音受賞の知らせを聞いて、とても嬉しく思います。このような素敵な作品に参加出来たことを幸運に思います。私の俳優としてのキャリアはまだ始まったばかりですが、ひとつひとつの仕事をより一層大切にしていこうと、身の引き締まる思いです。中島歩「人を振り向かせる声」を探すところから始まったこの作品が、ひとつの大きな成果を得たことに興奮しています。それぞれが創造力を発揮し、信じ合えた結果だと思います。玄理濱口監督の書く物語と言葉、独特のリハーサル期間、穏やかな表情に見透かされるような目、今日の台本はどんな台詞が、シーンが加えられているんだろう...まだここ数年の出会いなのに毎度濱口監督の現場に行く時間がいちばんの楽しみでした。その俳優としての喜びがスクリーンを通して今回ベルリン映画祭の審査員の方々に伝わったんだなと思うと感無量です。自分の信じる力をもう一度信じてみたくなりました。濱口監督、そしてスタッフキャストの皆様、おめでとうございます。第2話 『扉は開けたままで』大学教授・瀬川(渋川清彦)は50代にして芥川賞を受賞した。彼に落第させられた男子学生・佐々木(甲斐翔真)は逆恨みから彼を陥れようと、同級の女子学生・奈緒(森郁月)に瀬川の研究室を訪ねさせる。渋川清彦やったぜ! 濱ちゃん、おめでとう! 常に進歩しながらも変わらない濱口節というか濱口竜介が好きです。ベルリンの地で祝杯をあげたかったが仕方がないので、PCR 検査を受けて東京で祝杯をあげたいところですね。これからも希望をみせてください。この作品に限らず声をかけてくれてありがとう! またよろしく!森郁月銀熊賞受賞と聞き、感激しそして大変嬉しく思います。強い意志を持って完成まで導いてくださった濱口監督、そしてスタッフ、キャストの皆様に感謝します。この作品を撮影した頃から完成までの間に、世の中の状況は大きく変化しましたが、この受賞を機に、世界中の皆様の元へこの作品が届くことを願っております。甲斐翔真銀熊賞受賞の吉報を耳にして、大変嬉しく思っております。この映画では、今までの自分にはない、挑戦的な役を演じさせて頂き、濱口監督の世界観にどっぷり身を任せ、見たことのない景色を見せて頂きました。この賞をきっかけに、海を越えて、より多くの方に届いて欲しいなと思います。第3話 『もう一度』仙台で20年ぶりに再会した二人の女性。夏子(占部房子)は東京でシステムエンジニアに、あや(河井青葉)は仙台在住のまま2児の母になっていた。高校時代の思い出話に花が咲くが、会話は次第にすれ違ってゆく。占部房子「時間をかけて作品を作りたいんです」と、共有する全ての時間を真摯に謙虚に創造していく濱口監督が作り出す時に身を置き、素晴らしい経験をさせて頂きました。『偶然と想像』は他者の内面に入り込む様で、実は自分の内面がすでに持ち合わせて居るのかも知れないと、深い驚きを体感する作品ではないかと思います。どうぞ、多くの方が濱口監督の作品世界を存分に楽しまれますように!河井青葉銀熊賞! ばんざい!濱口監督の映画作りは私にとっても、映画界にとっても未来を切り開く一歩だと思っています。丁寧に時間を重ねるということの大切さを改めて感じる経験で、今回このような素晴らしい賞を授かったことはまさにその答えなのではないかと思っています。心からおめでとうございます!『偶然と想像』は日本での劇場公開は未定。(text:cinemacafe.net)
2021年03月05日間もなく2021年の幕開けですね。2021年こそハッピーな年にしたい!と願っている人も多いのではないでしょうか?そんなみなさんにおすすめしたいのが、「開運手相」を作る簡単なアクション「手相ヨガ」。手相芸人・島田秀平さんによると、手相の線を鍛えることで運気を押し上げ、運命を変えられるのだそうです。今回は「手相ヨガ」の中から恋愛・結婚にまつわるものを3つご紹介します。■手相が変われば運命が変わる!?テレビや雑誌で人気の手相芸人・島田秀平さんによると、手相は「あなた自身の取扱説明書」。手相を見れば、その人が生まれ持った資質から、過去・現在・未来までを教えてくれると言います。ただ、その「取扱説明書」は一生変わらないものではなく、今日と3ヶ月後とでは変わっている可能性が。自分を取り巻く状況や心境の変化に伴って、手相は変化していくそうです。つまり手相は「リアルタイムで更新される『あなたの取扱説明書』」のようなもの。運が変われば、手も変わります。逆に言うとそれは「手が変われば運も変わる」ってこと。その、手を変えるアクションの一つが島田さん考案の「手相ヨガ」です。■【感情線】恋愛上手になれる小指側から、親指と人差し指に向かって伸びるのが「感情線」。この線を鍛えると、感情が豊かになり、恋愛上手になります。中指、薬指、小指の指先を折りたたんだまま、手首に近づけるように動かして5秒キープ。これを10回程度繰り返しましょう。■【結婚線】好きな人と仲良しになれる小指の下、側面から手のひらに向かって横に伸びるのが「結婚線」。この線を鍛えると、好きな人と仲良く過ごせます。手の力を抜いた状態から、小指を直角に曲げ、5秒キープしたら下に戻します。これを10回程度繰り返しましょう。■【エロ線】セクシーな魅力の持ち主に人差し指と中指の間から、薬指と小指の間をカーブするのが「エロ線」。この線と鍛えると、セクシーな魅力で人を惹きつけられるようになります。手を軽く開き、中指と薬指を直角に曲げて5秒キープしたら直角に曲げましょう。これを10回程度繰り返します。■『超運ダイアリー』には毎月「手相ヨガ」が!恋愛上手になれる、好きな人と仲良しになる、セクシーな魅力を身につける……どの運もあったらうれしいですよね。それ欲しい!と思ったら、今日からスキマ時間に「手相ヨガ」を試してみてはいかがでしょう。なお、この3つは先日リリースされた、WEB限定の『超運ダイアリー2021』に掲載されている「手相ヨガ」の一部。ダイアリーでは1~12月まで、月ごとに「手相ヨガ」を紹介しています。金運がアップする線やコミュニケーション上手になる線など、全12種類の「手相ヨガ」がわかるので、ぜひチェックしてみて!■『超運ダイアリー』とは?「占いフェス」を主催するザッパラスが、占い師の知見とパワーを集結して開発した「使えば開運する」ダイアリー。鏡リュウジさん、島田秀平さん、水晶玉子さん、シウマさん、濱口善幸さんといった、人気占い師約40名が執筆に携わっています。2021年版はWEB版となってさらにパワーアップ。日記の内容から今の運気を分析し、あなたにぴったりの開運アドバイスをしてくれます。個々の生年月日に応じた「今日の運勢」を届けてくれるほか、「今月の運勢アドバイス」や「開運情報」「開運ワーク」など盛りだくさんです。
2020年12月26日世界中に熱狂的ファンを持つ作家・村上春樹氏が2013年に発表した短編小説「ドライブ・マイ・カー」を、いま世界から注目を集める濱口竜介監督が映画化、2021年に公開される。舞台俳優の主人公・家福(かふく)を苛み続ける、亡き妻との記憶――。計り知れない喪失と仄かな希望を綴った珠玉の物語は、村上氏の短編小説集「女のいない男たち」(文春文庫刊)に所収されている1篇。自ら映画化を熱望し、脚本も手掛けるのは濱口監督。4人の女性の友情と心の機微を丁寧に描き上げた5時間を越える『ハッピーアワー』は、ロカルノ、ナント、シンガポールをはじめ数々の国際映画祭で主要賞を受賞。また、同じ顔をした2人の男とその間で揺れ動く女性の歳月を描いた『寝ても覚めても』は、商業映画デビュー作にして第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式選出。さらに、今年のヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した黒沢清監督作品『スパイの妻<劇場版>』では、“恩師”のもとで脚本を担当。その才能は脚本の分野でも遺憾なく発揮され、国際的にも高い評価を得ている。国内外で高い評価を受ける作家・村上氏による原作と気鋭・濱口監督によるコラボレーションは、また新たな傑作を生み出すことになりそうだ。『ドライブ・マイ・カー』は2021年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年全国にて公開予定
2020年10月29日2020年10月15日、タレントの南明奈さんがInstagramを更新。仕事の休憩時間に撮影した写真を投稿しました。南明奈が夫・濱口優とカフェでひと休み同日、夫である濱口優さんと一緒に仕事の収録を終えた南さん。お互いに次の仕事まで時間があったため、カフェで休憩をとることにしたといいます。一緒に収録して、お互い次の仕事まで少し時間が空いたからカフェakinaminamiーより引用その時に撮影された1枚がこちらです! この投稿をInstagramで見る 南明奈(@akinaminami)がシェアした投稿 - 2020年10月月15日午前2時27分PDTとても嬉しそうにほほ笑みながら、目の前にあるパンケーキの写真を撮影している濱口さん。プライベートな時間を堪能している様子が伝わってきますね。さらに南さんは、投稿に『#嬉しそうに』『#パンケーキの写真撮ってる』というハッシュタグを添えています。仲のよさがにじみ出ている写真に、ネット上ではさまざまな声が上がりました。・楽しそう!仲よしな2人を見ていると、本当に癒される。・投稿を見て、こちらまで笑顔になれた。まさに理想の夫婦だ。・デザートを嬉しそうに撮る濱口さんもかわいいけど、そんな夫を見守る南さんも素敵。こういったささいな時間を共有できる相手の存在は貴重なものです。仲睦まじい夫婦のやり取りに、心が和みますね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月16日お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優(はまぐち・まさる)さん。抜群のトーク力と明るい人柄でバラエティ番組はもちろん、俳優としても活躍しています。そんな濱口優さんの弟がタロットカードを使う占い師であることや、占いを行なっている場所が予約でいっぱいなことなど、さまざまな情報をご紹介します!濱口優の弟は占い師!名前の読み方は『はまぐちよしゆき』濱口優さんの弟・濱口善幸さんは地元・関西で2004年から占い師として活躍しています。名前の読み方は『はまぐちよしゆき』といい、専門はタロットカードを用いた占いとのこと。高い的中率と優しい口調、清潔感あふれるビジュアルでたちまち注目を集めました。そんな濱口善幸さんはインスタグラムを利用しており、2020年6月14日には自撮りショットをアップしています。 この投稿をInstagramで見る 少しずつ街に人が増えてきましたね!! #久しぶりの更新 #元気です #pcr検査しました #陰性でした #supreme 濱口善幸(yoshiyuki hamaguchi) (@yoshiyuki_uranai)がシェアした投稿 - 2020年 6月月14日午前5時14分PDT派手な髪色が印象的で、どこか不思議なオーラを感じる濱口善幸さん。優しい雰囲気の目元が兄の濱口優さんに似ていますね。ちなみに濱口優さんは3人兄弟の長男。次男の濱口秀二(はまぐち・しゅうじ)さんは芸名を本名から『とっても。満月』に改名し、俳優として活躍しています。2018年6月5日に更新された濱口優さんのインスタグラムでは、兄弟で大阪府にある『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』を訪れたとの報告が。有名なモニュメントの前での3ショットや、アトラクションを楽しむ様子が「仲がよすぎ!」「素敵な兄弟」と話題になりました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る #濱口三兄弟 #長男 #優 #芸人 #次男 #秀二 #俳優 #三男 #善幸 #占い師 #大阪 #USJ #ユニバーサルスタジオジャパン 濱口優 (@hamaguchi_masaru)がシェアした投稿 - 2018年 6月月5日午前4時03分PDT濱口優は弟の占いで結婚を決めた!濱口優さんは2018年5月にインスタグラムでタレントの南明奈(みなみ・あきな)さんとの入籍を報告しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 濱口優 (@hamaguchi_masaru) on May 25, 2018 at 5:00am PDT2人は2013年に開催された歌手の和田アキ子(わだ・あきこ)さんの誕生日会で出会い、徐々に親密な関係に。その間、濱口優さんは南明奈さんへの告白や結婚のタイミングなど、すべて弟の占いに頼りっぱなしだったといいます。そして交際関係に発展した当初42歳だった濱口優さんは、「もうこんな出会いないと思うわ。すぐプロポーズしたい」と結婚にせっかちになっていたとか。しかし、弟・濱口善幸さんからは「焦ってプロポーズしたら絶対に失敗する」との忠告が。そのアドバイスに従い、4年半待った濱口優さんは弟のゴーサインがでたのち、プロポーズ。その結果、南明奈さんとめでたくゴールインしています。「僕のことはほぼ100%当たっている」と話すほど、弟・濱口善幸さんに絶大な信頼を寄せている濱口優さん。互いのことを大切に思いやっているからこそ、今でも深い絆で結ばれているのかもしれませんね。 この投稿をInstagramで見る #濱口善幸 #弟 #占い師 #収録後 #ごはん #一緒に 濱口優 (@hamaguchi_masaru)がシェアした投稿 - 2016年10月月29日午後5時36分PDT濱口優の弟・濱口善幸の占いはどこの場所でやってるの?大阪?濱口善幸さんは大阪にある『喫茶はまゆう』で占いを行なっており、公式サイトを見ると、店の場所までの道筋が丁寧に紹介されています。実際に占ってもらった人の間では「占いの域を超えている」「当たり過ぎてやばい!」と話題に。今ではなかなか予約が取れないほどの人気店になっているそうです。 この投稿をInstagramで見る 本日の深夜1時59分から 読売テレビ「音力-ONCHIKA-」で宇都宮まきさんと降谷建志さん占いさせて貰いました⭐️ 降谷さんと写真撮らせてもらってめちゃくちゃ感動しました(T ^ T) 濱口善幸(yoshiyuki hamaguchi) (@yoshiyuki_uranai)がシェアした投稿 - 2018年10月月25日午前8時26分PDT濱口優の弟・濱口善幸が語る『夢を叶える方法』濱口善幸さんが、2020年9月3日にツイッターを更新。『夢を叶える方法』についてつづっています。夢を叶える方法はまず、夢は叶うということを信じなくてはなりません。明日やりたいことを一つ決めて明日の夢を叶えるところが始めてみると未来にある「大きな夢」を叶えられる近道になります☺️— はまぐちよしゆき@タロット占い師 (@yocchan_uranai) September 3, 2020 夢を叶えるためには、「最初に夢は叶うということを信じなくてはならない」とコメントしている濱口善幸さん。小さな夢からスタートし、コツコツと叶えていくことが『大きな夢』を叶えられる近道になると説いています。また、濱口善幸さんのツイッターでは、生まれ月ごとに今週の運勢が公開されています。【12月生まれの今週の運勢(29日〜10月4日)】カップのキングは、義理や人情を表します。今週は人に助けられたり、強い絆が生まれたりします。また1日は自身でも心動かされる感動する出来事があったりするので心素直に過ごして行きましょう。映画を見たり小説を読んだりするのも良い時期です。— はまぐちよしゆき@タロット占い師 (@yocchan_uranai) September 29, 2020 さらにYouTubeチャンネル『はまぐちよしゆき』でも占い関連の動画を公開しており、視聴するだけで占ってもらえると評判に。2020年1月26日にアップされた動画では、気になる婚期を気軽に占うことができると大きな反響を呼びました。濱口善幸YouTube動画『婚期占ってみました!2020年版』濱口優さん兄弟には、これからもその素敵な才能を発揮し活躍してほしいと思います。濱口善幸プロフィール生年月日:1981年8月3日出身地:大阪府血液型:A型身長:1683所属事務所:松竹芸能2004年よりタロット占い師として活動を開始し、鑑定経験と心理学を合わせた『タロット占い心理学』という新しいジャンルを開拓。よりよい毎日を送るためのセミナーや講演会を開催し、活動の幅を広げている。これまで関西地区を中心にのべ2万人以上を鑑定する実績を持ち、『めざましテレビ』(フジテレビ系)や『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などの情報番組およびバラエティ番組に出演。一方、多数の著書を出版し、注目を集めている。濱口優プロフィール生年月日:1972年1月29日出身地:大阪府血液型:A型身長:1683所属事務所:松竹芸能1990年に同じ中学校、高校に通っていた有野晋哉と『よゐこ』を結成。 バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)や『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)に出演し注目を浴びる。 タレントの南明奈と2018年5月に入籍。2019年9月に結婚披露宴を行っている。 2019年に47歳を迎え、新しい遊び場としてYouTubeにて『よゐこチャンネル』を開設する。濱口優とアッキーナが結婚馴れ初めや『モニタリング』での行動に驚きの声[文・構成/grape編集部]
2020年10月05日