9月に東京・愛知・大阪にて、シス・カンパニー公演『夫婦パラダイス』が上演されることが決定した。日本文学のレジェンドたちやその名作へのリスペクトを込め、オリジナル戯曲を創作する「日本文学シアター」シリーズ。これまで、2013年上演の『グッドバイ』を皮切りに、劇作家・北村想、演出・寺十吾により様々な日本文学の世界をモチーフに、斬新な発想を加えた作品が上演されてきた。本作は、そのシリーズ第7弾となる。本作でオマージュを捧げるのは、「織田作(おださく)」の愛称で親しまれた無頼派作家「織田作之助」。そして、インスピレーションの元となっているのは、代表作『夫婦善哉(めおとぜんざい)』。出演するのは、尾上松也、瀧内公美、鈴木浩介、福地桃子、高田聖子、段田安則の6人。「おださく」が愛し続けた生まれ故郷・大阪を舞台に、『夫婦善哉』の柳吉と蝶子の物語がどのような世界に変容していくのか期待が高まる。<公演情報>シス・カンパニー公演『夫婦パラダイス』東京公演:9月6日(金)~19日(木) 紀伊國屋ホール愛知公演:9月22日(日・祝)~23日(月・休) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール大阪公演:9月26日(木)~27日(金) 森ノ宮ピロティホール作:北村想演出:寺十吾■出演尾上松也、瀧内公美、鈴木浩介、福地桃子、高田聖子、段田安則チケット一般前売:2024年7月予定
2024年04月09日「稲庭うどん 瀧さわ家」の2号店「稲庭うどん 瀧さわ家 多賀城店」が、2024年4月8日(月)に宮城県・多賀城市立図書館内にオープンする。ミシュラン「ビブグルマン」掲載店「稲庭うどん 瀧さわ家」秋田発祥の手延べ製法による干しうどん“稲庭うどん”を、宮城県中部の利府町にて振舞う「稲庭うどん 瀧さわ家」。コシや形にこだわったオリジナルの麺が特徴で、2017年にはミシュランガイドの「ビブグルマン」にも選ばれた。伝統“稲庭うどん”や出汁を使用した逸品を提供そんな「稲庭うどん 瀧さわ家」の2号店となる「稲庭うどん 瀧さわ家 多賀城店」では、昼だけでなく夜も営業。昼の部では、“稲庭うどん”を軸とする、「瀧さわ家」の伝統を受け継ぐセットメニューやてんぷらなどを提供する。夜になると、“日本酒と出汁と旨い四季料理”をコンセプトにしたメニューを展開。「瀧さわ家」の出汁を使用した一品や、旬の食材を用いた繊細な料理をラインナップする。また、料理との相性の良い日本酒も提供される。【詳細】瀧さわ家 多賀城店オープン日:2024年4月8日(月)住所:宮城県多賀城市中央2丁目4-3 多賀城市立図書館内営業時間:11:00~15:00、17:00~22:00定休日:火曜日TEL:022-781-9736 ※4月5日(金)から開通
2024年04月05日俳優の瀧本美織(32)が3日、自身のインスタグラムを更新。自身初のソロライブ『瀧本美織 LIVE 2024 at TOKYO & OSAKA』での写真を公開した。現在は俳優のイメージが強い瀧本だが、もともとはダンス&ボーカルユニット・SweetSのメンバーとしてデビュー。今回のライブは「今も歌とダンスが大好き」な瀧本が、「大人になった今、原点に戻ってみるのも面白いんじゃないか」という考えから企画したもので、大阪と東京で計2公演を開催した。この日は「ソロ初LIVE東京、ありがとうございました!」と伝え、東京公演での写真を2枚アップ。超ミニ丈のノースリーブドレスにロングブーツを合わせた大人っぽい衣装で、スカートからはスラリとした美脚をのぞかせている。2枚目は、客席に向かってタオルを投げる瞬間をとらえたもので「しっかりキャッチしてくれてありがとうございました 私あの…投げる方も割といけるんですよ。えっ」とおちゃめに振り返る瀧本。「皆さんが楽しんでくれている顔をたくさんみることができ幸せです」「皆さんのおかげで素敵な2日間となりました」などと、集まったファンへ感謝した。
2024年04月04日紫式部の物語を描く、吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」。この度、ドラマ公式サイトにて、新たな“君かたり”が公開された。出演者の撮影現場からのコメントを収録した、この“君かたり”。今回の映像では、藤原定子役の高畑充希、源明子役の瀧内公美、茅子役の渡辺早織、しをり役の佐々木史帆が登場している。道隆の長女・定子は、清少納言らが集うサロンを作り上げ、一条天皇の最愛の妃となるが、悲運に見舞われる。映像にて高畑さんは、「華やかなんだけど、影も少しあるような、お花みたいなイメージ」と役の印象を語り、入内について「そういうもの」と思いながらも、「相手を好きになれた」ことはよかったとコメント。道長(柄本佑)のもう一人の妻・明子について、「本音と建前というのがしっかりある女性で、自分の目的に対する芯がしっかりしている」と印象を語った瀧内さんは、兼家とのシーンをふり返り、「『父は亡くなりました』と答えればいいものの、『父は太宰府から帰ったあと身まかりました』というふうに答える、事細かくいうその受け答えが、彼女の心がある部分」と説明。扇を狙うシーンについては、「穏やかな気持ちに、達観していくというような思いにはなりましたね。必然と笑みがこぼれるといいますか」「いろいろ複雑な思いはあるけれど、不思議な感覚にいけたような」と明かした。ほかにも、源倫子(黒木華)のサロンに通う貴族の姫たち、茅子としをりを演じた渡辺さんと佐々木さんが、まひろや倫子について話している。▼第13回あらすじ4年が過ぎ、道隆(井浦新)の娘・定子(高畑充希)が、元服してわずか20日後の一条天皇(柊木陽太)に入内する。道隆たち中関白家が絶頂期を迎え、そして兼家(段田安則)の後継争いが始まろうとしていた。一方、為時(岸谷五朗)は官職を得られず、貧しい暮らしが続くまひろ(吉高由里子)。ある日、さわ(野村麻純)と出かけた市場で揉め事に巻き込まれる。文字が読めずに騙された親子を助けようとするまひろだったが――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月31日7人組グループ・WEST.の小瀧望が、28日発売のファッション雑誌『NYLON JAPAN』5月号(カエルム)の誌面に登場する。小瀧がファッションを通してさまざまなテーマを表現する連載企画「BE HOPEFUL CREATIVE」Vol.18では、現実と非現実を自由に行き来するような装いを披露する。スタイリッシュかつクールな雰囲気をまとったリアル、エッジィでユニークな着こなしのアンリアルが併存し、その両方を通じて感じる小瀧の二面性を発揮。まだ見ぬ新たな魅力を放つ。インタビューでは“出会いと別れ” をテーマにトークを展開。最近観劇した舞台のエピソードや、YouTubeで話題となったことも記憶に新しい一人飲み企画の裏側まで、近況を余すことなく、8ページにわたって届ける。
2024年03月28日吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」より、瀧内公美、本田大輔、渡辺大知の扮装写真が公開された。吉高さんが紫式部(まひろ)を演じ、彼女の人生を描く本作。吉高さんのほかにも、柄本佑、高畑充希、三浦翔平、竜星涼、塩野瑛久、黒木華、町田啓太らが出演する。源俊賢役/本田大輔瀧内さんが演じるのは、道長のもう一人の妻・源明子。のちに、まひろの存在に鬱屈がたまっていく。本田さんが演じるのは、道長に権力が移るのを冷静に見定め、頭角を現していく明子の兄・源俊賢。渡辺さんが、道長政権下で蔵人頭に抜擢され、支え続ける藤原行成を演じる。藤原行成役/渡辺大知大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2023年12月13日櫻井翔主演「XXX占拠」に白石聖、ジェシー(SixTONES)、瀧内公美、片桐仁、手塚とおる、奥貫薫が出演することが分かった。「大病院占拠」から1年後、再び占拠事件に巻き込まれる櫻井さん演じる刑事・武蔵三郎の活躍を描く本作。新たに指揮本部のメンバーに加わる情報分析官、岩槻澪を演じる白石さんは「お話を頂いて前作の『大病院占拠』を拝見したのですが、時間を忘れるくらい没頭して、一気に見てしまいました。それと同時に、こんなに面白い作品の続編にお声がけ頂けたことをとても光栄に思いました。今作も、思わず『嘘だろ?』と言いたくなるような手に汗握るストーリー展開満載です」と、ストーリーへの期待を語る。何もかもが謎に包まれた男を演じるジェシーさんは「出演することが決まった時は、嬉しさと不安を感じつつ緊張もしました!櫻井君とドラマで共演するのは初めてなので、迷惑をかけないように迷惑をかけ、楽しくお芝居できたらなと思います!」「櫻井君とは一度プライベートで会った事がありますが、これからは少しずつ空いている時間を見つけて櫻井君の時間を占拠していきたいと思います。笑」と茶目っ気たっぷりにコメント。武蔵らと共に事件の捜査に加わる地元警察の警部補、本庄杏を演じる瀧内さんは「前作での終わり方に含みがあったので、もしや続きがあるのかな?と思っておりましたが、まさか自分がその続きに参加させてもらえるとは露とも思いませんでした」「さらにスケールアップしたこの世界観で精一杯走り回り、駆け抜けたいと思います」と溌剌とコメント。同じく地元警察の署長、川越和夫を演じる片桐さんは「台本を読んで、1話から大変なことになるな~!とビックリしました。僕は今回、捜査本部でグイグイ主張して来る、所轄の警察署長を演じさせていただきます。コソ泥、空き巣、ストーカー、思えば逮捕される側ばかりだった僕が、ついに警察署長まで出世しました。感無量です。特に出世欲はありませんが、一生懸命、鬱陶しい役人を全うしたいと思います」と飄々とした様子で語った。今回登場する謎の男、壬生正雄を演じる手塚さんは「前回『大病院占拠』を観て、コレの続きなど如何やって創れるのか?と疑問に思っていましたが、1話の台本を読んで思わず膝を打ちました。こんな手を見つけるとは、流石この豪華なスタッフさん達だからこそ成し得たモノだと思います。多分、視聴者の皆様も、私と同じ様に膝を打つ事間違いなしです!」と、本編への熱い想いを語っている。そして神奈川県議会議員で櫻井さん演じる三郎の姉、武蔵二葉を演じる奥貫さんは「前作の『大病院占拠』の撮影スタジオをのぞいたことがあり、なんて雰囲気のいい現場なのだろう!と思ったことが心に残っていたので、そのチームに参加できること、とてもうれしく思います。しかも、武蔵三郎の!櫻井翔さんの姉だなんて!喜びの極みです」と笑顔を交えつつ「台本をめくるたびに、演者の私たちでもまったく想像のつかない展開が待ち受けており、『嘘だろ!?』の連続ですが、この深遠な物語の世界を生き抜けるよう、全力で臨みます。初回から最終回まで、ぜひお付き合いください」と、撮影に向けての意気込みを語った。コメント全文■白石聖(岩槻 澪役)お話を頂いて前作の『大病院占拠』を拝見したのですが、時間を忘れるくらい没頭して、一気に見てしまいました。それと同時に、こんなに面白い作品の続編にお声がけ頂けたことをとても光栄に思いました。今作も、思わず『嘘だろ?』と言いたくなるような手に汗握るストーリー展開満載です。私は神奈川県警の情報分析官として、櫻井さん演じる武蔵をしっかりサポートしたいと思います。どうぞお楽しみに!■ジェシー(SixTONES)(謎の男役)ドラマに出演することが決まった時は、嬉しさと不安を感じつつ緊張もしました!櫻井君とドラマで共演するのは初めてなので、迷惑をかけないように迷惑をかけ、楽しくお芝居できたらなと思います!難しい役どころなので色々な方と話をし、アドバイスをいただきながら演じたいと思っております!櫻井君とは一度プライベートで会った事がありますが、これからは少しずつ空いている時間を見つけて櫻井君の時間を占拠していきたいと思います。笑■瀧内公美(本庄 杏役)前作での終わり方に含みがあったので、もしや続きがあるのかな?と思っておりましたが、まさか自分がその続きに参加させてもらえるとは露とも思いませんでした。そして櫻井さんと行動を共にするバディを担わせていただけるなんて!さらにスケールアップしたこの世界観で精一杯走り回り、駆け抜けたいと思います。未だお教えいただけない共演者の方々がどなたなのか、と気になって仕方がないのですが、それも楽しみに頑張ります!■片桐仁(川越 和夫役)台本を読んで「1話から大変なことになるな~!」とビックリしました。僕は今回、捜査本部でグイグイ主張して来る、所轄の警察署長を演じさせていただきます。コソ泥、空き巣、ストーカー、思えば逮捕される側ばかりだった僕が、ついに警察署長まで出世しました。感無量です。特に出世欲はありませんが、一生懸命、鬱陶しい役人を全うしたいと思います。■手塚とおる(壬生正雄役)初めまして。今回、『大病院占拠』の続編に出演させていただく事になりました、手塚とおると申します。前回『大病院占拠』を観て、コレの続きなど如何やって創れるのか?と疑問に思っていましたが、1話の台本を読んで思わず膝を打ちました。こんな手を見つけるとは、流石この豪華なスタッフさん達だからこそ成し得たモノだと思います。多分、視聴者の皆様も、私と同じ様に膝を打つ事間違いなしです!お楽しみにお待ち下さい。■奥貫 薫(武蔵二葉役)前作の『大病院占拠』の撮影スタジオをのぞいたことがあり、なんて雰囲気のいい現場なのだろう!と思ったことが心に残っていたので、そのチームに参加できること、とてもうれしく思います。しかも、武蔵三郎の!櫻井翔さんの姉だなんて!喜びの極みです。台本をめくるたびに、演者の私たちでもまったく想像のつかない展開が待ち受けており、「嘘だろ!?」の連続ですが、この深遠な物語の世界を生き抜けるよう、全力で臨みます。初回から最終回まで、ぜひお付き合いください。新土曜ドラマ「XXX占拠」は2024年1月、毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月11日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。NHKドラマ10『大奥』は、つくづく『めでたしめでたし』のない物語である。物語としては将軍と配偶者が次々と登場し、婚姻関係を結び、政治を行うものの、誰かの一つの幸福は次の不幸を呼び、しかしその不幸は次の世代の発展に繋がっていく。まさにねじりあう縄のように、悲しみと喜びが不可分に絡み合う。どこまでも単純ではない、視聴者としては一筋縄ではいかないドラマだと思う。男だけがかかる伝染病で、男の人口比が極端に減少した架空の江戸時代。労働の担い手は女性になり、政治の頂点も女将軍だった。大奥に集められるのは数多の美男。社会は鎖国の上で奇妙に安定していたが、八代将軍吉宗(冨永愛)は国力の衰退を憂えて伝染病の撲滅に乗り出す。多くの犠牲と苦難の果てに伝染病は克服され、社会は男中心に戻るが、男女逆転時代の名残もまだ所々に残されていた。黒船来航の混乱の中、女将軍・家定(愛希れいか)と、同じく女性にして老中職の阿部正弘(瀧内公美)は国の舵取りに奔走することになる。※写真はイメージ三代将軍の家光(堀田真由)と十三代将軍の家定。どちらも幼いころに自分の尊厳を傷つけられる過酷な体験をして、絶望とともに生きてきた女である。その二人にそれぞれ寄り添う夫として、福士蒼汰が二役で登場する。前シーズンに登場した有功は僧籍から還俗させられた青年であり、自身の中にも叶わなかった人生の哀しみを秘めながら、思いやり深く家光に寄り添っていた。いわば『慈悲の人』である。そして、今回登場する胤篤(たねあつ)は、未来の天璋院で、薩摩藩から政治工作を含められて大奥にやってきた青年。ドラマにはなかったが、原作では胤篤が女性に優しいために、男尊女卑の激しい薩摩では異端の存在だった過去が描かれている。※写真はイメージ政治工作の密命を帯びながらも、胤篤には悲壮感や下心めいたものは感じられず、その温和さや理知的な会話で傷ついた家定の心を癒やす。現実に即して一つ一つ問題を解決すれば、自ずと万事良い方向に進むと信じている胤篤は『希望の人』である。その二人を声や笑顔、絶妙な立ち居振る舞いで福士蒼汰は演じ分けている。福士蒼汰の魅力の一つに声の良さがあるが、有功では柔らかく潤んでいた声が胤篤の時にはからりとした張りがあり、品の良さは残しつつも来し方の違う二人の青年を表現していた。家定と胤篤が心を通わせる一方で、アメリカとの通商条約を巡って幕政が揺れる最中、家定を支えてきた正弘は不治の病に倒れてしまう。瀧山(古川雄大)が見舞いに持参したカステラを泣き笑いながら押し頂く正弘の姿は、かつての家定との切なく愛おしい日々を大事に抱きしめるようで、ただただ切ない。そして病弱だった家定が胤篤との日々で健康になった姿を見届け、正弘は遺言のように「どうかこれよりは誰よりもお幸せになって下さいませ」と言い残して幕府を去る。それは、実父からの性暴力や毒殺が蔓延する将軍家の有り様に絶望し、自分の幸福を諦めて生きてきた、大切な主君であり愛する友人でもある家定に、諦めないでほしい、掴み取ってほしいと背中を押す言葉だったのだと思う。正弘の言葉を受けとめた家定は、献身よりも生きていてほしかったと怒り嘆きながらも、過去を乗り越えて胤篤との愛に踏み出す。愛おしく大切なものを得るということは、いつか失う恐れと表裏でもある。※写真はイメージそれでも、固く寄り合わされた縄は次の世代に何かを繋ぐだろう。吉宗(冨永愛)が赤面疱瘡の撲滅を願い、その時代には糸口すら得られずとも、田沼意次(松下奈緒)がその遺志を引き継いで、研究の果てに糸口を見つけた。その糸口は一度は切れてしまうが、次の世代で熊痘として蘇り、多くの人々を救った。国としての滅びを回避する道は、まだ途上にあるが、それもまた世代を継いでバトンが渡されていくはずだ。本人にとって「何もなしえぬ人生」と思えたとしても、その情熱や願いは誰かに受け継がれていく。瀧内公美が一気に駆け抜けるように演じた阿部正弘の生き様はそれを見せてくれたと思う。※写真はイメージちなみに7話の後、同じくNHKのドキュメンタリー番組『100カメ』で、今作『大奥』の美術担当の様子が紹介され、衣装や照明・セットの驚くほどの細やかさや高い技術を垣間見ることが出来た。私たちが漠然と「素晴らしいな」「美しいな」と感じるバックボーンに、高度な技術と熱が込められているということに、改めて頭が下がる思いである。物語は終盤にかかっている。この素晴らしいドラマの幕が近いと思うと寂しさは否めないが、疫病禍を経て描かれるこの人間賛歌が、今、私たちに何を残してくれるのか、しっかりと見つめたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年11月17日福士蒼汰ら出演「大奥」17話が11月15日オンエア。阿部正弘を演じた瀧内公美に「正弘役の瀧内さんに心打たれました」「10話くらい家定と正弘の話を見ていたかのような濃さ」などの声が送られるとともに、井伊直弼役・津田健次郎にも注目するコメントも上がっている。若い男子にのみ感染する病のせいで女性が社会の担い手となったパラレル江戸時代を舞台にした、よしながふみの人気コミックをドラマ化。大政奉還までの長大な歴史絵巻を豪華キャストと美麗な映像で描き上げる本作。前回から放送されている「幕末編」ではついに赤面疱瘡を撲滅し、男子も社会で活躍できるようになった時代に、父である家慶から虐待を受けてきた家定が、老中となった阿部正弘と大奥に上がった瀧山によって救われ、そこに家定の正室として薩摩から胤篤がやってくるまでが描かれた。キャストは家慶の慰み者であったが、正弘に救われた13代将軍の家定に愛希れいか。家康の影武者・阿部正勝の子孫、阿部正弘に瀧内さん。正弘を守るため家慶にすら刃向かった瀧山に古川雄大。正室として薩摩からやってくる胤篤に福士さんといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。家定の正室としてやってきた胤篤の美貌に瀧山は驚き動揺する。油断はできないと心配する瀧山だが、一方で家定は胤篤と距離を縮めていく。家定がアメリカとの通商条約について思案を巡らせるなか市中ではコレラが蔓延。そんななか胤篤は家定を散歩に連れ出す。歩くことで食事をとるようになり体力がついていく家定。だが家定が健康になっていく一方、正弘が病に倒れる…というのが17話の物語。病で侵された正弘は瀧山に自分たちが出会った頃を思い返し「あの頃の私は広い空さえあれば、自分がどこまでも羽ばたいていけるものと考えておった。まさか己の翼が折れて飛べぬようになる日がくるなど、夢にも思わなんだ」と悔しさをにじませる。そんな正弘を瀧山は抱きかかえ家定のもとに連れて行く。病で弱った正弘を前に家定は乗馬を披露してみせ、「今度は私がそなたの身代わりを務める」と告げる。すると正弘は身代わりは自分の役目、としたうえで最後まで自分に役目を全うさせて欲しいと話す。「上様の過去も病も全て私があの世に、私にお運びさせてください」と口にし、「どうかこれよりは誰よりもお幸せになってくださいませ」と号泣する…。「時代を見据えていながら志半ばでの悔しさを語る場面…正弘役の瀧内さんに心打たれました」「もう10話くらい家定と正弘の話を見ていたかのような濃さでめちゃくちゃ感情移入してしまった」「明らかに命の灯火が消えゆくさなか、最後まで笑顔を絶やさず「私も悔しいのだ」と涙を零すその姿。ドラマ大奥の阿部正弘の真骨頂だった」など、正弘を演じた瀧内さんの演技に感動の声が殺到。一方、今回のエピソードでは井伊直弼役で津田健次郎が出演。「津田健次郎の顔芸がすごかった」「出て声を発するだけで、その世界が津田健次郎さんになってしまうのすごい」「津田さんの井伊直弼が暗躍しそうな次回も楽しみ」などの反応が上がっていた。【第18話あらすじ】通商条約の調印を進めていた堀田の失態に加え、正弘の死が重なった家定の心痛は尽きず、床にふせてしまったという知らせを聞き家定を心配する胤篤のもとに瀧山から思いもよらぬ知らせが舞い込む。開国派と攘夷派の思惑がひしめきあうなか、大老に就任した井伊は徐々に立場を強めていく。瀧山と胤篤は条約の締結を推し進める井伊を懸念するが…。ドラマ10「大奥」は毎週火曜22時~NHK総合ほかで放送中。(笠緒)
2023年11月15日ドラマ「大奥」Season2に出演した瀧内公美と冨永愛の息子・章胤(あきつぐ)のコメントが到着した。本作は、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いた、よしながふみの「大奥」の実写化シリーズ最新作。11月からは、幕末編がスタートし、古川雄大、愛希れいか、岸井ゆきの、志田彩良、福士蒼汰らが出演。幕末編の主な出演者、瀧内さんが演じるのは、家康に影武者として仕えた阿部正勝の子孫・阿部正弘。腰の重い兄・正寧に代わり家督を継ぐ。「原作では、とてもおっとりしていて、甘いものが好きで、いつも走り回っていて、周囲の人の力を借りて政を動かしていく人物として描かれていて。機転も利きますし頭もきれる、なによりも人から嫌われないキャラクターだなと思いました」と印象を語った瀧内さん。「原作で描かれていた正弘の柔らかさを取り入れつつも、若くして亡くなる人物でもあるので、物語の始めの方はすごくファニーに演じました。キョロキョロしながらあっち行ったりこっち行ったり、その瞬間を一生懸命生きているという感覚を大切に演じました」とコメント。家定役・愛希さんとの共演については、「愛希さんはとっても明るくて、柔らかくて。そこに居るだけで光を放っているような、現場が明るくなる方でした。いざお芝居が始まると、目から伝わってくる意志がすごく強くて。セリフだけではなく、それ以上にもらえる情報が多くて、言葉の奥にあるものが伝わってきて。私もすごくお芝居がしやすかったですし、意思疎通がしやすかったです」とふり返る。今回の第17話の物語については、「上様に、最後に自分の気持ちを伝えられるシーンがあって幸せだなと思いましたし、初めて台本を読んだ時は、自分のシーンであまりにも感情移入しすぎて涙が止まらなくなってしまって。セリフが一番覚えられなかったです」と台本を読んだときの感想を話す。本作の撮影をふり返り、特に印象深いシーンについては、「まずは、大奥の廊下を走ったシーン。とにかく走り回って駆け抜けて。少しでも早く上様のお部屋に駆けつけようと一生懸命で。走り方もめちゃくちゃで大丈夫かなと思っていましたが、でもこれが正弘だったんだなと。体感して初めて、正弘の気持ちが分かったような気がしました」と語る。ほかにも、「やはり17話で上様が馬に乗っているシーンは思い出深いのと、上様とお菓子作りをしたシーンも心に残っています。中でも、上様と一緒にお豆を洗うシーンがありまして。それまでは所作を強く意識していたのですが、そこは初めて、所作を考えずにやることができて、豆洗いながら“生きている”という感じがして。(笑)家事をする 自分の私生活とリンクしたのかもしれませんが、正弘の日常を感じることが出来て、印象に残っています」と明かしている。なお第17話には、冨永章胤がゲスト出演。演じたのは、呉服の間に奉公する池谷。ドラマ初出演となった冨永章胤さんは、「現場に行ったらとても緊張して、しかも『ああしようこうしよう』って思っていたことができなかったことが何度も何度もありました。でも共演させていただいた俳優の皆さんに、沢山助けていただきました!」と撮影をふり返る。また、「下手なりに頑張りましたので僕をドラマの中で見つけたら注目していただけると嬉しいです!『大奥』に出演できてよかったです!この経験を今後に活かして頑張っていきます!」とコメントしている。「大奥」Season2は毎週火曜日22時~NHK総合にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月14日死の伝染病を克服し男女の人口比が戻った江戸の町には、多様性がもたらす揺らぎがあった。現代社会にも相通じるその揺らぎの中を、瀧内公美演じる阿部正弘が、笑ったり落ち込んだりしながら駆けていく。その明るい景色は滅びの覚悟に沈んでいた暗い家光の時代とも、滅びの克服を決意した悲壮な吉宗の時代とも違っていて、そこには選択肢があり、だからこその悩みがあった。男子だけが罹る伝染病・赤面疱瘡(あかづらほうそう)により男の数が激減した架空の江戸時代。将軍は女だった。労働も女たちが担った。だが世代を超えた研究者や医師らの苦闘により赤面疱瘡は克服され、再び社会は男性優位に戻ろうとしていた。そんな時代の流れの中、徳川に代々仕えた名門・阿部家では長男が気弱のため隠居を選び、娘が正弘と名乗り家督を継ぐことになる。そして奇しくも同じ頃、将軍として即位したのもまた、女子であった。※写真はイメージ医療編という仄暗い夜明け前のようなエピソードに続き、華やかなフィナーレの幕末編が始まろうとしている。その物語は遊郭、しかも男のみが集められた遊郭から始まる。幕閣として頭角を現しながらも男ばかりの中で何かと気を遣う、しかしかつての女達のようにがむしゃらに仕事するのも少し違う。とかく気持ちがすり減る阿部正弘のため息は、まるで現代に生きる若い女性のようだ。前回のラストに将軍家斉(中村蒼)と交わした「赤面疱瘡の頃には、才能ある男がそれを発揮せずに終わることもあったでしょう」という言葉でも分かる通り、正弘は視野の広い、フェアな考えの人物である。その視野の広さで、ますます気を遣って疲れてしまう。しかし困惑気味の笑顔を貼り付けて、時に思わずため息をついてしまう瀧内公美が演じる阿部正弘は、まるで大切な女友達の一人のようでとてもキュートである。そして、そんな正弘を男がもてなす遊郭に誘うのは遠山金四郎(高島豪志)、つまり『遠山の金さん』である。さしずめ期待の若手社員が生真面目で悩んでいるのを、さばけた上司が新宿二丁目やホストクラブに気晴らしに連れて行くようなものだろうか。そこで正弘が偶然出会う美しく聡明な陰間・瀧山を演じるのは古川雄大。舞台で磨きぬいた美しい所作と、優雅な声で語る廓詞(くるわことば)で私たちを魅了する。瀧山が自身の花魁姿の由来を説明し、正弘が感心するシーンは有能な者が同じく有能な者を鋭い嗅覚で嗅ぎ当てるかのようで見ていてわくわくする。※写真はイメージまた、原作にないドラマオリジナルの場面として、一度は身請けを辞退した瀧山を、正弘が遠山金四郎を連れて再び説得に訪れる場面も胸が躍った。ちなみに原作でも遠山金四郎は登場しているが、瀧山との接点はない。組織には様々な出自・由来の人物が必要だという正弘の説得は、まさに現代にも通じている。今回のドラマ化にあたっては、吉宗(冨永愛)が馬で疾走する場面は『暴れん坊将軍』を、大岡忠相(MEGUMI)の描写が多くなったのは『大岡越前』を、そして今回の『遠山の金さん』と、歴代の名作時代劇へのオマージュがあちこちに見られることも楽しい。同時に、こういった時代劇の面白さを世代で繋いでいくことの必要性にも改めて思いを馳せた。※写真はイメージもう一つ、ドラマ化にあたってのオリジナルの描写は将軍・家定(愛希れいか)の、将軍としての資質である。原作でも家定は聡明な女性として描かれるが、ドラマでは更にそのリーダーとしての資質が強調されて描かれている。※写真はイメージ実父から性加害を受け傷ついた家定を案じ、薩摩からの御台輿入れの申し出を断ろうとする正弘に、家定は薩摩を引き入れれば正弘の政治の役に立つはずと、自身の意志で薩摩の男を伴侶にすると決心する。この一連はドラマのオリジナルだ。「そなたの為に将軍になった。そなたが自在に空を飛ぶためにここに座っておるのだ、私は」仕える身として、これ以上に心を揺さぶる信頼の言葉は無いのではないかと思う。そして親からの理不尽な暴力にも、長く誰も救ってくれなかった孤独にも、損なわれなかった高貴な魂を体現するのに、愛希れいかの真っ直ぐな瞳の輝き以上に相応しいものも無いだろう。そして今回のラストでは胤篤(天璋院)が登場する。シーズン1で家光(堀田真由)の夫・有功を好演した福士蒼汰が、再び「運命の夫」を演じる。大奥の始まりと終焉。その二つを見届ける人物として、福士蒼汰は今回の映像化を象徴する存在になるだろう。シーズン2でも、どんな心震える演技を見せてくれるか、楽しみだ。※写真はイメージSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年11月10日“究極の密室”ラブホテルで、人間の悲喜こもごもを描くワンシチュエーション・コメディドラマ、連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル ~秘密~」。この度、第5話「再見、生活費」と最終話「ダイバーシティ・ラブホテル」の現場レポートが到着した。2014年にWOWOWで放送された「ああ、ラブホテル」は、“ラブホテル”を舞台にカップルの数だけ生まれるドラマの数々を描き、ワンシチュエーションという限られた条件ゆえの演出の妙技を堪能できると話題になったドラマ。9年ぶりに復活した「ああ、ラブホテル~秘密~」に集ったのは、気鋭の監督陣と実力も人気も兼ね備える俳優たち。どのように撮影が行われたのか、舞台裏に迫った。全編GoPro撮影の完全密室ドラマ――内山拓也監督「再見、生活費」まずは、内山拓也監督による「再見、生活費」の撮影現場。初監督作品『ヴァニタス』でPFFアワード2016観客賞を受賞し、『佐々木、イン、マイマイン』でも注目を集めた期待の新進監督。本作の撮影は、千葉県柏市にある「ホテル ブルージュ」の一室を借り切って行われた。内山監督は、コンパクトさが特長のカメラ「GoPro」を部屋の各所に設置し、GoProだけでドラマを作ろうとしていた。芝居を行うあらゆる場所にカメラを潜ませ、同時に撮影していく。通常のカメラでは撮影できないような位置からも撮影が可能ということで、ほかでは見られない映像に期待が持てる。登場するのは、ラブホテルを訪れていた治(瀬戸康史)と杏子(瀧内公美)の夫妻。治が買い物に出ていき、杏子ひとりだった部屋にドンドンとドアを叩く音が響く。杏子がドアを開けると、警官のコスプレをした見知らぬ若い女性が息せき切って入ってきた。助けを求めてきたのは中国人のリン(三村朱里)。隣室で男性と一緒に入室していたが、相手が暴力を振るうので助けてほしいと言う。そこに戻ってきた治だったが、リンの顔を見ると挙動不審になり…。偶然の出来事によって関係性が急展開する、女2人と男1人のドタバタ劇となっている。GoProのみで撮影するこのドラマは、カメラセッティングが鍵を握る。部屋中にカメラを設置し、なおかつお互いのカメラが映らないよう、カメラを巧妙に隠す。飾られたマスクの中、天井、死角になったベッド正面。さらには冷蔵庫の中、水槽の中にまで。ポテトチップスの袋の中にカメラを見つけた瀧内さんも、「こんなところにもある!」と驚いている。瀬戸さんも、「面白い撮影方法ですよね」とワクワクした表情だ。撮影時は俳優だけの空間になるこの部屋。監督は部屋の中にある小さなバスルームで映像を確認しており、そこにはそれぞれのカメラと接続したiPhoneやiPadがモニター代わりに並んでいた。大まかなセッティングが終わり、内山監督と俳優3人による動きの確認(段取り)が始まった。基本的には長回しで撮影していくため、この確認も各自しっかりと行っている。段取りの時点で俳優たちの芝居は熱を帯びていき、「めっちゃ面白い!」と内山監督もニンマリ。段取りが終わり、スタッフたちがカメラの最終確認をする間、瀬戸さんと瀧内さんはセリフを合わせながらコミュニケーションを取っている。中国語のセリフが多い三村さんは、中国語が堪能なスタッフに発音を確認してもらっていた。俳優たちがカメラの位置を頭に入れ、全スタッフが部屋から退出。テストと本番が始まる。15分ほどカメラを回したところで、カットがかかる。内山監督が全カメラの映像をチェック。OKとなり、次の撮影へ。GoProを設置する位置は事前に29か所が想定されており、シーンに合わせて内山監督と撮影監督が慎重に選定。5~7個ほどのカメラを同時に撮影していく。iPhoneのインカメラを使いながらアングルを考えていた内山監督。「脳みその、いつもは使ったことのない部分を使っている感じ」と頭を抱えながらぼやいている。俳優たちの動きを頭に入れながら、カメラの位置を時間内に決めなければならないのだ。リンがかぶる制帽の中にカメラを仕込もうとしたり、柱についているおもちゃのガスマスクの中に設置しようとするもうまくいかなかったりと、トライ&エラーを繰り返すスタッフたち。セッティングに時間をかけ、カメラが回ると俳優たちだけの空間になる。そんな撮影を誰もが楽しんでいる、という内山組だった。俳優との信頼関係を楽しむ――大九明子監督「ダイバーシティ・ラブホテル」7月14日(金)で最終回。放送される2作は、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などで映画ファンからの支持も熱い、大九明子監督による短編。そのうちの1編「ダイバーシティ・ラブホテル」の撮影も、「ホテル ブルージュ」で行われた。数々の映像作品で撮影地として使われている。「ホテル ブルージュ」は、ヨーロッパ貴族の館のような荘厳な建物が最大の特長で、中に一歩入った瞬間から非現実の世界にいざなう。放送では「ああ、ラブホテル~写真館~」と題し、日本全国にあるラブホテルの写真を掲載するなど、現存するラブホテルを重視しているこのドラマ。天蓋付きベッドがあるロマンチックな部屋が、この日の舞台となる。弁護士のショウタとパラリーガルのトオルが、その日の裁判を終えてホテルにやってきた。2人は視点が少し違っているが、共に法律家でもあるだけに、何かが気になると遠慮せず議論を戦わせる。トオルはラブホテルに来るのが初めて。それだけにあらゆることが気になってしまうが、ショウタは早くトオルとイチャイチャしたい。2人の愛を守るため、ラブホテルのダイバーシティ化構想が始まる。先輩のショウタ役を林遣都、後輩のトオル役に板垣李光人。2人とも大九組に参加経験があり、お互いの信頼関係の高さがうかがえる。2人が部屋に入った後、利用客たちによる雑感ノートを見たり、腕時計をはずしたりジャケットを脱いだりという、なにげないけれど少しずつその時に近づいていく流れを撮影していく大九監督。服を脱ぐのにかかる時間などを確認し、まずは段取りをやってみることに。林さんと板垣さんが芝居をする周りで、楽しそうな表情で動きながらカメラアングルを決めていく大九監督。2人が部屋で読むノートには、「愛のノート」という名前がついている。適度に使い古され、これまでにこの部屋を利用してきた客たちが愛の言葉を書き連ねているという設定。ストーリーにとっても欠かせないこの小道具だが、実は現場のスタッフたちが、台本を基に総出で字を書いたもの。夫婦で来たという設定で書くなど、スタッフの工夫が表れている。物語の中で、トオルがこのノートに新たに書き込もうとする。書いているところを真俯瞰で撮影中、大九監督から「もっと速く、2倍ぐらいのスピードで書いて」という指示が入る。2人が芝居に没頭すると、大九監督は笑顔でモニターを見入り、芝居の流れが固まると、あとは俳優たちに託す。お互いをリスペクトし合いながら着々と撮り重ねていく仕事ぶりにプロフェッショナルを感じた、大九組の現場となった。連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル ~秘密~」は毎週金曜日23時30分~WOWOWプライムにて放送中。WOWOWオンデマンドにて配信中(全9話/18エピソード)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月14日WOWOWにて放送中のオリジナルドラマ『ああ、ラブホテル ~秘密~』より、第5話「再見、生活費」と最終話「ダイバーシティ・ラブホテル」の現場レポートが到着した。『ああ、ラブホテル ~秘密~』は、2014年にWOWOWで放送されたオリジナルドラマの9年ぶり復活作。ラブホテルというワンシチュエーションで起きる、カップルの数だけ生まれるちょっと大人なコメディドラマだ。前シーズンから引き続き、藤村享平、大九明子が参加。さらに、二ノ宮隆太郎、内山拓也、松本優作、近藤啓介、阪元裕吾、淺雄望といった映画、ドラマ界で注目される若手監督たちが脚本も担当し、全18エピソードが制作された。まずは、内山拓也監督による「再見、生活費」の撮影現場へ。初監督作品『ヴァニタス』でPFF アワード 2016観客賞を受賞し、『佐々木、イン、マイマイン』でも注目を集めた、期待の新進監督だ。千葉県柏市にある「ホテル ブルージュ」の一室を借り切って行われた、本作の撮影。部屋に入るとあちこちに散りばめられたSMグッズが目に飛び込んできた。ここにはいつもの撮影カメラはない。内山監督は、コンパクトさが特長のカメラ「GoPro」を部屋の各所に設置し、GoProだけでドラマを作ろうとしているのだ。芝居を行うあらゆる場所にカメラを潜ませ、同時に撮影していく。通常のカメラでは撮影できないような位置からも撮影が可能ということで、ほかでは見られない映像に期待が持てる。ラブホテルを訪れていた治と杏子の夫妻。治が買い物に出ていき、杏子ひとりだった部屋にドンドンとドアを叩く音が響く。杏子がドアを開けると、警官のコスプレをした見知らぬ若い女性が息せき切って入ってきた。助けを求めてきたのは中国人のリン。隣室で男性と一緒に入室していたが、相手が暴力を振るうので助けてほしいと言う。そこに戻ってきた治だったが、リンの顔を見ると挙動不審になり……。偶然の出来事によって関係性が急展開する、女2人と男1人のドタバタ劇。治役を瀬戸康史、杏子役を瀧内公美。リン役を三村朱里が演じる。GoProのみで撮影するこのドラマは、カメラセッティングが鍵を握る。部屋中にカメラを設置し、なおかつお互いのカメラが映らないよう、カメラを巧妙に隠す。飾られたマスクの中、天井、死角になったベッド正面。さらには冷蔵庫の中、水槽の中にまで。ポテトチップスの袋の中にカメラを見つけた瀧内も、「こんなところにもある!」と驚いている。瀬戸も、「面白い撮影方法ですよね」とワクワクした表情だ。撮影時は俳優だけの空間になるこの部屋。監督はどこで映像を確認しているかというと、部屋の中にある小さなバスルーム。そこにはそれぞれのカメラと接続したiPhoneやiPadが並んでいた。これがモニター代わりというわけだ。大まかなセッティングが終わり、内山監督と俳優3人による動きの確認(段取り)が始まった。基本的には長回しで撮影していくため、この確認も各自しっかりと行っている。段取りの時点で俳優たちの芝居は熱を帯びていき、「めっちゃ面白い!」と内山監督もニンマリ。段取りが終わり、スタッフたちがカメラの最終確認をする間、瀬戸と瀧内はセリフを合わせながらコミュニケーションを取っている。中国語のセリフが多い三村は、中国語が堪能なスタッフに発音を確認してもらっていた。俳優たちがカメラの位置を頭に入れ、全スタッフが部屋から退出。テストと本番が始まる。15分ほどカメラを回したところで、カットがかかった。内山監督が全カメラの映像をチェック。OKとなり、次の撮影へ。GoProを設置する位置は事前に29カ所が想定されており、シーンに合わせて内山監督と撮影監督が慎重に選定。5〜7個ほどのカメラを同時に撮影していく。iPhoneのインカメラを使いながらアングルを考えていたのは内山監督。「脳みその、いつもは使ったことのない部分を使っている感じ」と頭を抱えながらぼやいている。なにせ、俳優たちの動きを頭に入れながら、カメラの位置を時間内に決めなければならないのだ。リンがかぶる制帽の中にカメラを仕込もうとしたり、柱についているおもちゃのガスマスクの中に設置しようとするもうまくいかなかったりと、トライ&エラーを繰り返すスタッフたち。誰もが気軽に使えるツールだけに、想定外のことが起こることもある。セッティングに時間をかけ、カメラが回ると俳優たちだけの空間になる。誰もが撮影を楽しんでいる、そんな内山組だった。「ダイバーシティ・ラブホテル」撮影レポート連続ドラマW-30『ああ、ラブホテル ~秘密~』より「ダイバーシティ・ラブホテル」写真7月14日(金) でいよいよ最終回。放送される2作は、どちらも『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などで映画ファンからの支持も熱い、大九明子監督による短編だ。そのうちの一遍「ダイバーシティ・ラブホテル」の撮影も、「ホテル ブルージュ」で行われた。ホテル ブルージュは、ヨーロッパ貴族の館のような荘厳な建物が最大の特長。中に一歩入った瞬間から非現実の世界に誘ってくれる。放送では「ああ、ラブホテル〜写真館〜」と題し、日本全国にある一度は行くべきラブホテルの写真を掲載するなど、現存するラブホテルを重視しているこのドラマ。数々の映像作品で撮影に使われているホテル ブルージュは、撮影場所に最適だ。天蓋付きベッドがあるロマンチックな部屋が、この日の舞台となる。弁護士のショウタとパラリーガルのトオルが、その日の裁判を終えてホテルにやってきた。歳の差があるカップルだけに、同じゲイでも視点が少し違っている。共に法律家でもあるだけに、何かが気になると遠慮せず議論を戦わせる。トオルはラブホテルに来るのが初めて。それだけにあらゆることが気になってしまうが、ショウタは早くトオルとイチャイチャしたい。2人の愛を守るため、ラブホテルのダイバーシティ化構想が始まる。先輩のショウタ役を林遣都、後輩のトオル役に板垣李光人。2人とも大九組の常連俳優。お互いの信頼関係の高さがうかがえる。2人が部屋に入った後、利用客たちによる雑感ノートを見たり、腕時計をはずしたりジャケットを脱いだりという、なにげないけれど少しずつその時に近づいていく流れを撮影していく大九監督。服を脱ぐのにかかる時間などを確認し、まずは段取りをやってみることに。林と板垣が芝居をする周りで、楽しそうな表情をしつつ動きながらカメラアングルを決めていく大九監督。ショウタのハイテンションを活かすためか、林にはシャツとズボンを一気に脱いでもらうことになった。2人が部屋で読むノートには、「愛のノート」という名前がついている。適度に使い古され、これまでにこの部屋を利用してきた客たちが愛の言葉を書き連ねているという設定。ストーリーにとっても欠かせないこの小道具だが、実は現場のスタッフたちが、台本をもとに総出で字を書いたもの。夫婦で来たという設定で書いていたりと、スタッフの工夫が表れている。物語の中で、トオルがこのノートに新たに書き込もうとする。書いているところを真俯瞰で撮影中、大九監督から「もっと速く、2倍ぐらいのスピードで書いて」という指示が入る。2人が芝居に没頭すると、大九監督ははしゃぐような笑顔でモニターを見ていた。芝居の流れを固めると、あとは俳優たちに託す。お互いをリスペクトし合いながら着々と撮り重ねていく仕事ぶりにプロフェッショナルを感じた、大九組の現場だった。取材・文=大曲智子<番組情報>連続ドラマW-30『ああ、ラブホテル ~秘密~』毎週金曜 23:00~(全9話/18エピソード)■第1話監督・脚本:藤村享平出演:「狐と狸」坂東龍汰、石川瑠華/「運命の2人」岡山天音、小野花梨■第2話監督:松本優作脚本:松本優作、島田雄史出演:「愛してれば、関係ない」松本まりか、三浦貴大/「壁の落書き」皆川猿時、桜田ひより■第3話監督・脚本:淺雄望出演:「落とせたら10万円」堀田真由、井之脇海/「2人合わせて5万円」鈴木杏、石井杏奈、林田洋平(ザ・マミィ)■第4話監督・脚本:二ノ宮隆太郎出演:「子猫ちゃん」磯村勇斗、三浦透子/「早春」荒川良々、木竜麻生■第5話監督:内山拓也脚本:内山拓也、木村暉出演:「再見、生活費」 瀬戸康史、瀧内公美、三村朱里/「愛しき隣人」酒向芳、光石研■第6話監督・脚本:近藤啓介出演:「フロント9番」金子大地、片山友希、中村無何有/「十八番」櫻井健人、大鷹明良、芹澤興人、成嶋瞳子■第7話監督・脚本:阪元裕吾出演:「HAPPENING KILLER」伊能昌幸、中村ゆりか、坂口涼太郎/「思ってたのと違う」小野莉奈、前田旺志郎■第8話監督・脚本:藤村享平出演:「記憶」加藤諒、岡田結実/「やさしいホスト」森崎ウィン、佐藤玲、髙石あかり■最終話監督・脚本:大九明子出演:「ダイバーシティ・ラブホテル」林遣都、板垣李光人/「あああ、ラブホテル」 坂井真紀、岡田義徳、北村優衣、山崎竜太郎、山脇辰哉■全話「清掃員部屋」監督・脚本:藤村享平出演:稲川実代子、高井佳佑(ガーリィレコード)、リロイ太郎、中井千聖特設サイト:
2023年07月14日「大奥」Season2幕末編の主な出演者として、古川雄大、愛希れいか、瀧内公美の3人が発表された。男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみの「大奥」。これを原作に、3代将軍家光から8代将軍吉宗までの物語をドラマ化した。秋には、吉宗の遺志を継ぎ若き医師たちが赤面疱瘡撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を映像化する。古川さんが演じるのは、最後の大奥総取締・瀧山。年季明けは学問に励み、自分のやりたい事が自由に出来るようになる日を夢見ていたところ、阿部正弘に見いだされ、将軍・家定に仕えるため大奥入り。持ち前の器量と権勢を発揮し、大奥の男たちを束ねていく。瀧山「人を見抜く厳しい目を持ちますが、自分が認めた人物にはとことん愛情を注ぎ、天然で少し可愛らしい面もあります」と自らの役柄を説明した古川さんは、「時代劇でありながら現代にも通ずる問題が描かれているのも大きな見どころのひとつです」とコメント。「魅力あふれる瀧山を丁寧に演じ、皆様の心に響く作品になりますよう精進して参ります。ご期待下さい」とメッセージを寄せている。「宝塚歌劇団」出身の愛希さんが演じるのは、徳川家定。実父の虐待に苦しんだが、美しく聡明で現実を受け止める芯の強さを持っている。瀧山や阿部正弘と信頼を育み、己の人生を追求していく。愛希さんは「己の定めを受け入れ、人生を諦めかけているところに、自分を守ってくれる家臣達、そして愛する人との出会いで笑顔を取り戻していく家定を、心を込めて精一杯演じたいと思います」と意気込んでいる。徳川家定瀧内さんが演じるのは、家康に影武者として仕えた阿部正勝の子孫・阿部正弘。男性が再び要職に就くようになった世の中で、腰の重い兄・正寧に代わり家督を継ぐ。また、家定からの信頼も厚く、寺社奉行から老中へと出世を果たしていく。台本を読み「心が温かくなるお話にポロポロ涙が…」と物語の印象を明かした瀧内さんは、「愛すべき阿部ちゃん、お喋り大好き阿部ちゃん、阿部の忠義を見せねばなりませぬ!一所懸命に演じます」とコメントしている。阿部正弘「大奥」Season2は秋、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年06月12日白瀧酒造最高峰シリーズの新作が58本限定で登場清酒製造販売を手掛ける白瀧酒造株式会社(所在地:新潟県南魚沼郡、代表者:高橋 晋太郎)は、「白瀧SEVEN 純米大吟醸 2022 雫」を2023年5月8日に発売開始しました。「白瀧SEVEN 純米大吟醸」は2018年に誕生した、白瀧酒造最高峰(※)のシリーズ。2022年版は含み香から余韻までの印象が移り変わる、個性的なお酒に仕上がりました。圧力を加えず自然の力で1滴ずつ集める「雫搾り」で完成したのはわずか58本。全てにシリアルナンバーを入れてお届けします。※2023年5月8日現在発売中の白瀧酒造単品商品の価格において最も高価格帯「雫搾り」で繊細さが際立つ白瀧SEVEN 純米大吟醸白瀧酒造七代目当主「高橋晋太郎」と七代目杜氏「松本宣機」が、毎年テーマを変え、造りを変え、挑戦する渾身の作品が「白瀧SEVEN 純米大吟醸」シリーズ。初年度の2018年版は、フランスの日本酒コンクール【Kura Master 2019】で「純米大吟醸酒部門プラチナ賞」を受賞しました。繊細で華やかな2018年、リッチな奥行きと余韻を残す2019年、バランスの良さが際立つ2020年…と、毎年進化し続けています。2022年度版の特長5年目となる2022年版は、個性ある2本の醪(もろみ)をバランスよくブレンド。芳醇で華やかな上立香を楽しんだあとは、ジューシーな甘味が口中に広がります。程よい酸味と渋味がきゅっと締まるキレを演出。入り口と出口で印象が変わるお酒になりました。雫搾り醪(もろみ)を酒袋に入れ袋吊りの状態で自然とぽたりぽたりと落ちてきたお酒だけを集める「雫搾り」で搾りました。圧力を加えずに自然の力で滴ることで、繊細でピュアな香味が一層際立ちます。量産できない製法のため、限定58本。ラベルには全てシリアルナンバーを入れてお届けします。商品概要商品名:白瀧SEVEN 純米大吟醸 2022 雫希望小売価格:720ml/33,000円(税込)日本酒度:マイナス8 (やや甘口)アルコール分:15度以上16度未満精米歩合 : 25%購入方法:白瀧酒造株式会社 公式オンラインショップ 他、地元越後湯沢周辺の取り扱い店詳しくはこちら : 限定58本■会社概要 商号:白瀧酒造株式会社 代表者:高橋 晋太郎 所在地:〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2640番地 創業:安政2年(1855年) 設立:昭和26年(1951年) 事業内容:清酒製造販売(主な銘柄「上善如水」、 「湊屋藤助」、 「魚沼」)、化粧品販売 URL:www.jozen.co.jp■本件に関するお客様からのお問い合わせ先白瀧酒造株式会社 お客様窓口フリーダイヤル:0120-85-8520(平日9:00~17:00)E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp ■本件に関する報道お問い合わせ先白瀧酒造株式会社 広報TEL:025-784-3443FAX:025-785-5485E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月16日いろんな親子のカタチに寄り添う「父の日ギフト」を提案清酒製造販売を手掛ける白瀧酒造株式会社(所在地:新潟県南魚沼郡、代表者:高橋 晋太郎)は「白瀧酒造の父の日2023」特設サイトをオープンしました。父の日のための特別ギフト「上善如水 父の日飲み比べセット」の他、定番商品の中でも父の日の贈り物に最適な選りすぐりのアイテムを掲載します。一緒に暮らすお父さんと一緒に乾杯したい、離れて暮らすお父さんへ贈りたい等、さまざまな親子のカタチに寄り添うギフトを提案します。お父さんにピッタリの1品が見つかる特設サイト<白瀧酒造の父の日>注目アイテムは「上善如水 父の日飲み比べセット」。飲みやすさで定評のある「上善如水」シリーズの中から、味わいの異なる6種類を詰め合わせました。代表銘柄「上善如水 純米吟醸」や新潟県独自の酒米を使った地元限定の「上善如水」など、見た目も味わいも華やかなギフトセットです。製法や味わいを紹介したリーフレット付きなので、お父さんと一緒に飲み比べを楽しめます。味わいの異なる「上善如水」が6種類!その他にも、地元越後湯沢で長年愛される風味豊かな「湊屋藤助 純米大吟醸」や、35%まで磨いた酒米で贅沢に仕込んだ「宣機の一本 純米大吟醸」なども掲載。父の日限定ラッピング付きなので、離れて暮らすお父さんにもしっかり気持ちが伝わります。お父さんに気持ちが伝わる厳選のラインナップ<同時開催「送料無料キャンペーン」>父の日期間中、白瀧酒造オンラインショップでは3,500円以上の購入で通常730円の送料が無料になる「送料無料キャンペーン」も実施。「贈り物には良いものを選びたい。配送費や買物に行く時間は押さえたい」。そんな方たちの贈り物選びを応援します。<サイト情報>白瀧酒造の父の日特設サイト 白瀧酒造 父の日2023特設サイト : ■会社概要商号:白瀧酒造株式会社代表者:高橋 晋太郎所在地:〒949-6101新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2640番地創業:安政2年(1855年)設立:昭和26年(1951年)事業内容:清酒製造販売(主な銘柄「上善如水」、 「湊屋藤助」、 「魚沼」)、化粧品販売URL:www.jozen.co.jp■本件に関するお客様からのお問い合わせ先白瀧酒造株式会社お客様窓口フリーダイヤル:0120-85-8520(平日9:00~17:00)E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp ■本件に関する報道お問い合わせ先白瀧酒造株式会社広報TEL:025-784-3443FAX:025-785-5485E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月15日ワンシチュエーション・コメディドラマ「ああ、ラブホテル ~秘密~」の内山拓也監督回、近藤啓介監督回のキャストと内容が明らかになった。ラブホテルを舞台に、1話につき2つのエピソード、全9話18エピソードを放送・配信する本作。今回明らかになったのは、『佐々木、イン、マイマイン』の内山拓也が監督を務めた第5話と、『ウーマンウーマンウーマン』の近藤啓介が監督を務めた第6話。第5話「再見、生活費」「愛しき隣人」全編に渡ってGoProで撮影した「再見、生活費」は、ラブホテルの一室で夫の買い出しを待っていた妻の元に、隣室で男に暴力を振るわれたと言う女性が駆け込んでくる騒動の物語。何も知らず部屋に戻ってくる夫・治を瀬戸康史、見知らぬ客人にパニックになるも、力になるべく寄り添う妻・杏子を瀧内公美、助けを求める女性・リンを三村朱里が演じる。治とリンのまさかの関係に注目だ。もう一本は、学生時代からの先輩にラブホテルに呼び出され、心の傷を理由にある決心を打ち明けられた男が、それを必死に止めようとする姿を描いた「愛しき隣人」。先輩のヤスを酒向芳、彼と向き合うテツを光石研が演じる。内山監督は「考え抜いたのは、悲喜こもごもの”人間讃歌”を描こうということでした。酒向さん、光石さん、瀬戸さん、瀧内さん、三村さんという素晴らしいキャストとスタッフたちと一緒に、狙いを定めてそれぞれ異なったトライをしました。現場にも笑いと感動があって、まさに”人間讃歌”のような撮影でした」と撮影をふり返っている。第6話「フロント9番」「十八番」初めてラブホテルに来たものの、勝手が分からないカップルの奮闘物語「フロント9番」。初めて来たことを悟られまいと、知ったかぶる彼氏・ひろしを金子大地、ウブな彼女・ミサを片山友希、ホテルスタッフを中村無何有が演じる。そして「十八番」は、ラブホテルで稽古を行うという落語家の新作を聴きたい弟子が、隣室のカップルまでをも巻き込みながら苦闘する…という内容。弟子の柳風亭どん輔を櫻井健人、師匠である柳風亭晩乃輔を大鷹明良、隣室のマサオとムツミを芹澤興人、成嶋瞳子が演じ、どん輔が迎えるまさかのフィナーレは必見だ。「変な気持ちになるドラマができました」と話す近藤監督は、「両方、たいへんミクロな愛の瞬間みたいなものが描かれていると思います。ぜひ笑ってご覧ください」と呼びかけている。連続ドラマW-30「ああ、ラブホテル ~秘密~」は5月19日より毎週金曜日23時30分~WOWOWにて放送・配信(全9話/18エピソード)。(cinemacafe.net)
2023年03月29日大河ドラマ「光る君へ」の第3次出演者、黒木華、瀧内公美、秋山竜次、町田啓太、金田哲、渡辺大知、本田大輔、益岡徹、石野真子、橋爪淳、佐々木蔵之介といった11名が発表された。本作は、「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く物語。吉高由里子が紫式部を演じる。道長の嫡妻・源倫子役の黒木さんは「久々の大河ドラマの出演ですし、連続テレビ小説『花子とアン』以来の共演となる吉高さんとのお芝居も楽しみにしています。藤原道長の嫡妻として、紫式部とはまた違った関係を築いていくさまを見ていただけるとうれしいです」と話している。もう一人の妻・源明子役の瀧内さんは「今回はじめて出演させていただきます。大河ドラマという歴史ある長編ドラマを経験させてもらえることがうれしいです」と出演を喜ぶ。道長の先輩・藤原実資には秋山さん。一条朝の四納言には、藤原公任を町田さん、藤原斉信を金田さん、藤原行成を渡辺さん、源俊賢を本田さんが演じる。秋山さんは「初大河です。出られてめちゃくちゃうれしいです」と言い、町田さんは「前回の土方歳三役のときに殺陣の稽古を行い、監督をはじめスタッフの皆さんが僕の殺陣を気に入ってくださったことから、殺陣のシーンを多くしてくれたと聞きました。大河ドラマの現場は、本気でやれば本気で応えてくれる挑戦の場でもあると教えていただきました。今回さらに挑戦的に参加したいと思います」と意気込む。金田さんは「歌人たちが集まって開かれる歌会の様子を早く観てみたいです」と期待し、渡辺さんは「自分なりの行成を、平安の風を想像しながら、人間味あるかたちで描けたらと思っております」とコメント。本田さんは「今はただ、ワクワクしております。正直に心が動くように精一杯努めさせていただきます。楽しく弾んで挑みたいと思います」と心境を語った。ほかにも、益岡さんと石野さんが倫子の両親、源雅信と藤原穆子。橋爪さんが公任の父・藤原頼忠、佐々木さんが紫式部(まひろ)を幼い頃から知る夫・藤原宣孝を演じる。佐々木さんは「今作での藤原宣孝は『世渡り上手で華やか、押しの強いキャラ』らしく、あぁ、これは絶対オモロい演じ甲斐のある役になるなと直感しています」と人物について語り、「今回は平安時代の貴族、雅で華やかな衣装で文を遣り合うのかしら…と思いつつも…脚本の大石さんのおっしゃる『セックス・アンド・バイオレンス』な切り口の平安時代が、危なっかしくて楽しみで仕方ありません」と心境を明かしている。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年03月20日勝地涼が主演を務めるPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『夜叉ヶ池』の全キャストが発表された。1913年に日本幻想文学の先駆者・泉鏡花が発表した戯曲『夜叉ヶ池』は、放浪の旅人と孤独な美貌の村娘、夜叉ヶ池の竜神姫と彼方の竜神のふたつの恋物語を中心に、人間世界と異界の眷属(けんぞく)の物の怪たちを荒々しくユーモラスに描いた物語。今回は言葉と芝居にこだわりを持つ森新太郎が演出、ダンサー・演出家として独自の世界を切り拓いてきた森山開次が振付を手がける。このたびキャストとしてアナウンスされたのは、入野自由、瀧内公美、那須凜、山本亨、伊達暁、森田甘路、澄人、田中穂先、佐川和正、佐藤誓といった面々。なお『夜叉ヶ池』は5月2日(火) から23日(火)までPARCO劇場で上演される。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『夜叉ヶ池』5月2日(火)~23日(火) PARCO劇場作:泉鏡花演出:森新太郎振付:森山開次【出演】勝地涼入野自由瀧内公美那須凜山本亨伊達暁森田甘路 澄人田中穂先佐川和正佐藤誓有川拓也池田遼小川莉伯中桐聖弥中島祐太澤村亮中田翔真廣田佳樹山崎類渡辺謙典【チケット料金】(全席指定・税込)11,000円U-25チケット:5,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換/「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い、指定席との連席購入不可(連席ご希望の場合は指定席をご購入ください))一般発売日:3月18日(土)公式サイト:
2023年03月07日約1か月半で完売した人気商品が今年も発売スタート!清酒製造販売を手掛ける白瀧酒造株式会社(所在地:新潟県南魚沼郡、代表者:高橋 晋太郎)は「白瀧 くらんしょ 純米大吟醸 生原酒」を2023年1月27日から数量限定で発売開始します。今では人気シリーズとなった「白瀧くらんしょ」の第一弾として2022年1月に新発売した際は、発売からわずか1か月半ほどで完売となりました。しゅっとシャープな力強い味わが口中に広がり、フレッシュですっきりとした後味が楽しめる個性的な1本です。仕込の時期しか味わえないフレッシュで力強い味わい< 商品の特徴 >新潟県独自の酒米「越淡麗」を100%使用したふくよかな味わいの純米大吟醸酒を、加熱殺菌も加水調整もしない「生原酒」で仕上げました。バラやキンモクセイを思わせる華やかな吟醸香と、生原酒ならではの米の旨味を存分に感じる存在感のある味わいです。フレッシュでシャープな印象が際立つ冷酒のほか、オン・ザ・ロックや水割りでもお楽しみいただけます。< 「白瀧くらんしょ シリーズ」とは>「くらんしょ」とは方言で「蔵の人」という意味。蔵人だからこそ知っている蔵に眠る個性豊かなお酒を、蔵人になった気分で楽しめる数量限定のシリーズです。<商品概要>商品名:白瀧 くらんしょ 純米大吟醸 生原酒希望小売価格:720ml/1,980円 (税込)日本酒度:±0(中口)アルコール分: 17以上18度未満精米歩合 : 50%販売先:・白瀧酒造株式会社 直営オンラインショップ ・電話注文(0120-858-520/受付時間 平日9:00~17:00)・地元販売店※用意した在庫がなくなり次第販売終了します白瀧酒造オンラインショップはこちら : 白瀧 くらんしょ 純米大吟醸生原酒■会社概要商号:白瀧酒造株式会社代表者:高橋 晋太郎所在地:〒949-6101新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2640番地創業:安政2年(1855年)設立:昭和26年(1951年)事業内容:清酒製造販売(主な銘柄「上善如水」、 「湊屋藤助」、 「魚沼」)、化粧品販売URL:www.jozen.co.jp■本件に関するお客様からのお問い合わせ先白瀧酒造株式会社お客様窓口フリーダイヤル:0120-85-8520(平日9:00~17:00)E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp ■本件に関する報道お問い合わせ先白瀧酒造株式会社広報TEL:025-784-3443FAX:025-785-5485E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月27日来年1月放送予定の新水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」より、門脇麦演じる元・天才ヴァイオリニストと、田中圭演じる変人マエストロを取り巻く、個性豊かな「児玉交響楽団」のメンバーを演じるキャストが発表された。本作は、元・天才ヴァイオリン少女・谷岡初音(門脇さん)と、変人マエストロ・常葉朝陽(田中さん)が、万年赤字続きで市の財政を圧迫する“お荷物”オーケストラ「児玉交響楽団」(通称・玉響)を立て直す、一発逆転の音楽エンターテインメント。そんな玉響は、個性豊かな楽団員が在籍している。恋多きチェロ首席・佐々木玲緒役で瀧内公美、遅刻魔のフルート首席・庄司蒼役で坂東龍汰、受験生を抱える母でもあるヴィオラの桃井みどり役で濱田マリ、オケ最年長のオーボエ首席・穂刈良明役で平田満。クラシックオタクのセカンドヴァイオリン首席・土井琢郎役で前野朋哉、第1ヴァイオリン松本弓香役で行平あい佳、トランペット首席で超楽天家のムードメーカー・ヨーゼフ役でロイック・ガルニエ、そして、オケの事務局長・小野田隼役で岡部たかしが出演する。キャストコメント・瀧内公美音楽を扱う作品からお声がけいただき、えー楽しそう!と気軽にお返事してしまったことをいまは猛烈に反省しています。チェロ首席というキャラクターの重責を背負いながら、全力でサポートしてくださる上地さくら先生をはじめ、スタッフの皆さまに励まされ、必死に練習している毎日です。本作では誰もが耳にしたことがありそうな数々の"名曲"を弾く予定です。練習しているとその曲を聴いた当時の思い出が蘇り、音楽が私たちに与える情動的な影響力に感動する日々です。そんな"五感に触れる喜び"を皆さまにも感じていただけるよう、精一杯努めますのでぜひ楽しみにしていてください!・坂東龍汰今回ドラマ、リバーサルオーケストラに出演させていただきます、坂東龍汰です。お話をいただいた時はオーケストラ!大変そうだけどとっても楽しそう!と思いました。フルートは人生初挑戦なので新しい事を始めるのが大好きな僕には幸せな時間です。とても難しくてなかなか思うように指が動きませんが頑張って練習しているので楽しみにしていただけると嬉しいです。音楽の魅力を見てくださる方に感じてもらえるよう、素敵なキャストの皆さんと力を合わせて頑張ります!・濱田マリ今回、ヴィオラという楽器に挑戦します。夏から練習していますが、綺麗な音で弾けるとすごく嬉しい。演奏シーンは『リバーサルオーケストラ』の最大の見どころです。登場人物それぞれの思いが音楽に込められていて、とても深い。日々の練習は、そりゃもう大変ですが、やりがいを感じます。他のキャストさんも頑張っているんだろうなぁと思うと、早くも心はひとつです。撮影前からこんなに繋がっているチームがありますか?って話です。早くみんなに会いたい。それまで、少しでも上手になっていたいです。あ。セリフもちゃんと覚えなきゃ。・平田満クラシック音楽とはまったく縁のない人生でしたので、僕にはまず無理と思いました。腕に覚えのある方たちでやっていただくか、映像のマジックで上手くごまかすか、しかないとお伝えしました。しかしいつの間にか、何に納得したのか、せっせとオーボエの練習をしている自分に驚いています。音楽の授業以来の吹奏楽器演奏に「努力」している自分を、ちょっとほめてやりたいです。とはいえ、本当の音楽家、演奏家の方々を汚さないよう、必死でそれらしく見えるようがんばる所存です。もう芝居なんかどうでもいいです。(嘘です。ペコリ)・前野朋哉人生で触れる機会のなかったヴァイオリン。36歳、はじめて触れて震えています。当たり前ですが、むちゃくちゃ難しいです!しかし、弾けなかったフレーズが弾けたりなんかするととても嬉しく、小さな喜びを感じながら今はコツコツと練習しております。先日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の練習を見学させてもらったのですが、指揮者の伝え方の表現豊かなこと!バチッと揃ってカッコいい!みんなキャラ濃い!などなど!自分が演ることは一旦置いといて、すごく興奮しました。観た方にもそう思ってもらえるようなドラマになったらいいなぁ。僕も楽団の一員として、頑張りたいと思います!・行平あい佳第一ヴァイオリントップサイド、松本弓香役を務めます。行平あい佳です。「夢を追う生き方は、難しいけれど、面白い!」この一言が、どのように見ていただく皆様に伝わるか、その一片を担えるか、ポンコツオケの一員として、とても楽しみです。私自身、高校時代は(ちゃんとした)オーケストラ部のポンコツ部員でした。ポンコツだった自身の青春もリバーサルする勢いで、キャストスタッフの皆様と撮影したいと思います。見てくださる皆様に、好きなクラシック音楽がひとつでもできたら嬉しいです。よろしくお願いします!・ロイック・ガルニエ2か月間フランスに滞在していた間に、この役の話をもらいました。帰国を待ってもらい、翌日にオーディションをして、その帰り道には出演決定の連絡をもらいました。映画「のだめカンタービレ最終楽章」に大太鼓役として出演させて頂いたことがあり、オーケストラを題材にした作品にまた出演できるのは嬉しいですし、演奏する役が、ドンドン得意になっているかなと思います!今回のヨーゼフはとっても明るくてムードメーカー。騒がしい感じも僕と似ていて、演じるのが楽しみです。トランペットを吹けるところも同じだけど、でもヨーゼフの方が上手くて羨ましいです。皆と仲良しのヨーゼフにロマンチックな展開は起こるのか…!?今回劇中で演奏される曲は、聴いたことはあるけど、初めて演奏する曲ばかりです。トランペットは元々吹けるので、僕は練習が楽しいけど、初めての楽器に挑戦する人は、きっと大変だろうなと思います。まだ皆に会えていないので、早く会いたいです。オーケストラはチームワークが大切だから、コミュニケーションを取って仲良くなりたいです!・岡部たかし音楽に嗜みのない自分にとって音楽をテーマにしたドラマに出演することに一抹の不安を感じました。しかもオーケストラ!ちんぷんかんぷんです。案の定台本には専門用語が並びこれまたちんぷんかんぷん。そうして僕はちんぷんかんぷんになったのですが、ようようみたら僕の役はオーケストラを見守る人。演奏したりしない。見守る。いくらちんぷんかんぷんな僕でも見守るくらいはできなあかんなーと思っています。オーケストラの成長を見守る僕も含めてこのドラマを皆さんに見守っていただきたいと思います。新水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」は2023年1月、毎週水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月10日現在、姉妹が織りなすラブサスペンスドラマ『Sister』に、山本舞香さんとW主演で出演中の瀧本美織さん。瀧本さんが演じるのは、売れっ子スタイリストとして活躍し、その美貌や人柄で慕われる姉・三好沙帆。山本さん演じる妹・凪沙とは、二人で一緒に暮らす仲のいい姉妹だったが、同じ男性を愛してしまったがために、沙帆の狂気的な顔が次々と明らかになっていく…。「原作の漫画も読んだのですが、衝撃的な出来事がジェットコースターのように起こるのでびっくりしました。これをドラマにするなんて、ぶっ飛んだ作品になるだろうなぁと。そしてその通り、1話からずっと怖いです(笑)。私が演じる沙帆は、女性を武器にして男性を誘惑したり、目的のためには手段を選ばないというダークな人物ですが、今まで演じたことがない役柄だけにとてもやりがいがあります。演技の幅を広げたいと思っていたので嬉しいですね」もし実際に沙帆のような女性が周りにいたら、どうする?「私はすぐに騙されそう(笑)。でも、脅威ではあるけれど、知りたいという興味も。台本を読んでいくうちに、沙帆がなぜこんなことをやっているのか気持ちがわかってきて…。とにかく、人を愛する気持ちが尋常ではない。私も、友達や家族、好きな人には一途に愛情を注ぐタイプなので、共感できる部分もあるんです。演じる人間として、私だけでも沙帆のことを愛したいと思います」スタイリストという役柄ゆえ、ファッションにもこだわった。「いろんな顔を持っている沙帆だから、洋服もワンパターンではないだろうなと思って、私からも衣装を提案させてもらっています。ハンサムなジャケットからタイダイ柄まで、さまざまなテイストがあり、ファッションも見どころのひとつです」初共演となる山本さんの印象は?「本当に可愛くて、実の妹みたいな存在です。“ごはんに連れてってください~”なんて甘えてくれたり。待ち受け画面は二人で撮影した写真にしているくらい仲良しなんです。ドラマは、怖さもあるけど先が気になる、そんな魅力がある作品です。怒涛の展開に私もワクワクしているので、みなさんにも楽しんでいただけたらと思います」『Sister』妹の凪沙(山本)は高校時代の初恋相手である麻倉陽佑(溝端淳平)に再会し、再び恋心を抱く。ところが、陽佑は姉・沙帆(瀧本)の婚約者だということを知り……。読売テレビ・日本テレビ系で木曜23:59~放送中。©あやぱん 蜆ツバサ・マンガボックス/ytvたきもと・みおり1991年10月16日生まれ、鳥取県出身。2010年、映画『彼岸島』で俳優デビュー。NHK連続テレビ小説『てっぱん』をはじめ数々の話題作に出演。今年、オフィシャルサイトおよびファンクラブも開設。※『anan』2022年11月9日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2022年11月06日山本舞香&瀧本美織が姉妹役共演する「Sister」が10月20日放送スタート。瀧本さん演じる沙帆に「姉怖すぎる」「裏の顔が気になる」「妹をそこまで憎む理由って何?」などの反応が続出している。人気電子コミックを原作に、再会した初恋の人が姉の婚約者になっていた…そこから“秘密”と“裏切り”の連鎖が始まるという、先が読めない怒涛の衝撃展開が連続するジェットコースターのようなノンストップ・ラブサスペンスが繰り広げられる本作。キャストは、広島出身で東京でスタイリストをしている姉のつてで、デザイン会社を紹介してもらい転職したばかりの三好凪沙役に山本さん。凪沙の姉でスタイリスト、美人で仕事もでき周りからの評判も良く、完璧な女として周囲から憧れられている三好沙帆役に瀧本美織。9年前、凪沙が恋した相手で、凪沙が転職したデザイン会社の営業をしているが、実は沙帆と婚約している麻倉陽佑役に溝端淳平。陽佑とは同い年で仲の良い親友でもある、同僚の羽瀬昊汰役に佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)。デザイン部の社員で中途入社してきた凪沙の教育担当的な存在の大島武夫役に笠原秀幸。凪沙と沙帆の父で、凪沙が高校生の時に亡くなった三好洋介役に吉沢悠。また小山莉奈、カジワラタクト、アキラ100%といった顔ぶれも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。広島から東京に出てきた凪沙はある日、部長の丸山からの頼みで営業部にデザイン画を届け、そこで高校時代の初恋相手・陽佑と再会するが、陽佑からは「初めまして」と言われてしまう。その夜、この出来事を沙帆に報告すると、沙帆は「それって運命ってやつじゃない?」とおおはしゃぎ、「応援してるからね」と微笑む。そんなある日、凪沙は沙帆から婚約者を紹介したいと言われる。だが紹介された姉の婚約者は初恋相手の陽佑だった。お互い固まる凪沙と陽佑…帰宅した凪沙は姉のためにも陽佑のことはもう忘れよう、と思う凪沙だったが涙が溢れる。翌日、歓迎会から帰宅する凪沙は誰かから追われる。振り切ったかと思ったその瞬間、背後から羽交い締めにされ車の中に連れ込まれた凪沙は、仮面の男にナイフを突きつけられ、服を破られた写真を撮られてしまうも、そこに陽佑が現れ凪沙を救う。しかしその様子を少し離れた場所で沙帆が見つめていた。恐ろしい形相の彼女のスマホには「ごめん、邪魔が入った」「写真は撮れたよ」の文字と、凪沙の下着姿の写真が送られてきていた…というのが1話の展開。衝撃的な展開に「ラストシーン怖すぎてびっくりした」「ラストが衝撃すぎて続きが凄く気になります!今後暴かれる裏の顔が気になる」「これからどんな展開になるのか楽しみすぎるし、色んな意味でドキドキしちゃう」といった声が上がる。瀧本さん演じる沙帆に「タイトルからして姉怖し…は予想してたが」「姉がサイコパスすぎてやばいwww」「姉怖すぎるやろ。今後見るのが怖い」「姉が怖い 妹をそこまで憎む理由って何?」などの反応が続出中だ。【第2話あらすじ】歓迎会の帰り道、仮面をつけた男に襲われた凪沙を助けたのは陽佑だった。そんな2人の様子を沙帆が見つめていた。一方、陽佑との関係を沙帆に知られたくない凪沙は、警察には通報しないと決める。そんななか陽佑と昔話をしようとする凪沙に、陽佑は「仕事以外では関わらないようにしよう」と告げて…。「Sister」は毎週木曜23:59~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月21日完熟フルーツのような濃厚な甘みの日本酒清酒製造販売を手掛ける白瀧酒造株式会社(所在地:新潟県南魚沼郡、代表者:高橋 晋太郎)は「白瀧 くらんしょ ワイン酵母仕込」を2022年10月7日に発売開始しました。ワイン酵母で仕込むことで生まれたスモーキーな香りと濃厚な甘みを感じられる、チーズと相性抜群の日本酒です。白瀧酒造の通信販売と地元・越後湯沢の販売店でのみ購入可能な限定商品です。蔵人が趣向を凝らした「白瀧 くらんしょ シリーズ」第2弾< 商品の特徴 >「くらんしょ」とは方言で「蔵の人」という意味。「白瀧くらんしょシリーズ」は豪雪地帯・越後湯沢でたくましく酒造りを行う白瀧酒造の蔵人たちが趣向を凝らし、丁寧に仕込んだ人気のシリーズです。今回はワイン酵母を使った日本酒造りに挑戦。燻製のようなスモーキーな香りと、完熟フルーツのような濃厚な甘みと酸味が調和した豊かな味わいに仕上がりました。チーズを片手にワイングラスで楽しみたい1本です。白瀧酒造の通信販売と地元越後湯沢周辺の販売店でのみ購入可能。ご用意した在庫がなくなり次第販売終了します。<商品概要>商品名:白瀧 くらんしょ ワイン酵母仕込希望小売価格:720ml/1,300 (税込)日本酒度:マイナス60(甘口)アルコール分: 9度以上10度未満精米歩合 : 60%販売先:・白瀧酒造株式会社 直営オンラインショップ・電話注文(0120-858-520/受付時間 平日9:00~17:00)・地元販売店白瀧 くらんしょ ワイン酵母仕込「白瀧 くらんしょ ワイン酵母仕込」を詳しく見る : ■会社概要商号:白瀧酒造株式会社代表者:高橋 晋太郎所在地:〒949-6101新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2640番地創業:安政2年(1855年)設立:昭和26年(1951年)事業内容:清酒製造販売(主な銘柄「上善如水」、 「湊屋藤助」、 「魚沼」)、化粧品販売URL:www.jozen.co.jp■本件に関するお客様からのお問い合わせ先白瀧酒造株式会社お客様窓口フリーダイヤル:0120-85-8520(平日9:00~17:00)E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp ■本件に関する報道お問い合わせ先白瀧酒造株式会社広報TEL:025-784-3443FAX:025-785-5485E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp 「白瀧 くらんしょ ワイン酵母仕込」を詳しく見る : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月13日奥深い甘みと酸味が調和した琥珀色の日本酒清酒製造販売を手掛ける白瀧酒造株式会社(所在地:新潟県南魚沼郡、代表者:高橋 晋太郎)は、「白瀧 純米吟醸 山廃仕込み」を2022年10月3日に発売開始しました。伝統的な製法「山廃仕込み」で酒母を仕込むことで濃厚な口当たりに仕上がった純米吟醸酒を、時間をかけてじっくり熟成させました。まったりとした甘みと酸味が調和した心地よい味わいを楽しめる1本です。奥深い甘みと酸味が調和<商品の味わい>日本酒造りの中で、良質な酵母を育てるために欠かせない工程の「酒母仕込み」。一般的な酒母は雑菌の侵入を防ぐために乳酸を投入する 「速醸酒母」 ですが、「白瀧 純米吟醸 山廃仕込み」では自然の乳酸菌を一から育てる「山廃仕込み」で酒母を造りました。蔵人が丁寧に楷(かい)入れをしながら通常の約2倍の時間をかけて酒母を育成管理することで、濃厚な味わいに仕上がりました。さらに出来上がったお酒をじっくり低温熟成させることで味わいに深みが増し、甘みや酸味が調和する艶やかな琥珀色の日本酒になりました。濃厚な味わいが、旨みたっぷりのきのこの土瓶蒸しやカマンベールチーズとよく合います。季節限定のためご用意した本数がなくなり次第販売終了します。ご購入はお早めに。<商品概要>商品名:白瀧 純米吟醸 山廃仕込み希望小売価格:720ml/1,650円 (税込)日本酒度:マイナス12(甘口)アルコール分: 16度以上17度未満精米歩合 : 55%販売先:白瀧酒造株式会社 公式オンラインショップ他、全国の取り扱い店白瀧 純米吟醸 山廃仕込み白瀧酒造 公式オンラインショップはこちら : ■会社概要商号:白瀧酒造株式会社代表者:高橋 晋太郎所在地:〒949-6101新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2640番地創業:安政2年(1855年)設立:昭和26年(1951年)事業内容:清酒製造販売(主な銘柄「上善如水」、 「湊屋藤助」、 「魚沼」)、化粧品販売URL:www.jozen.co.jp■本件に関するお客様からのお問い合わせ先白瀧酒造株式会社お客様窓口フリーダイヤル:0120-85-8520(平日9:00~17:00)E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp ■本件に関する報道お問い合わせ先白瀧酒造株式会社広報TEL:025-784-3443FAX:025-785-5485E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp 白瀧酒造 公式オンラインショップはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月03日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が、ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は2000年9月に初演を迎え、日本では2006年にジョーイ・マクニーリー演出、櫻井翔主演によって初演、2014年にも上演された。イギリス領北アイルランドの首都ベルファストのサッカーチームのエース選手でありプロサッカー選手になることを夢見ているジョン(小瀧)だが、街はカトリック派とプロテスタント派の争いが日増しに激しくなり、ジョンやチームにも不穏な空気が忍び始める。逆らうことのできない運命は、ジョンに人生を大きく変える選択をせまることになる。『オペラ座の怪人』『キャッツ』『エビータ』など数々の名作ミュージカルの作曲を手掛けたロンドン・ミュージカル界の巨匠、サー・アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『We will Rock You』を手掛けた人気作家ベン・エルトンによって誕生した大ヒットミュージカルで、北アイルランド紛争が激化の一途を辿っていた1981年、プロサッカー選手になるという夢を目前にハンガーストライキによって刑務所内で自殺したIRA戦士のドキュメンタリー番組に胸を打たれたベン・エルトンが、実話をもとに書き上げたという。2000年9月からロンドンのケンブリッジ劇場で上演されると約1年に渡りロングラン上演を達成。さらに、2001年にイギリス演劇界で最も権威があるとされるローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル部門において優秀新作賞ほか、主演男優賞、主演女優賞、振付家賞の4部門にノミネートされ脚光を浴びた。今回の上演では、演劇ユニット「ミナモザ」主宰にして気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山美咲を演出に迎え、ミュージカル初演出。さらに主演の小瀧も今作でついにミュージカルに初挑戦し、初舞台を踏んだ『MORSE-モールス-』(2015年)で上演台本を務めた瀬戸山と待望のタッグを組む。東京公演は日生劇場にて2023年1月7日~26日、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて2月4日~13日。○上演台本・演出:瀬戸山美咲 コメント小瀧さんとは、以前、上演台本をつとめた舞台『モールス』でご一緒しました。その後も舞台での活躍を観ていて、繊細で丁寧な芝居をする素晴らしい俳優さんだと思っています。ジョンは仲間思いでサッカーに情熱を捧げるまっすぐな若者。彼の変化を表現するのはなかなか難しいと思います。でも、小瀧さんはしっかり演じきれると信じています。出演者のみなさんと考えていきたいのはスポーツと紛争、友情と紛争、恋愛と紛争の違いについて。誰かを大切に思う気持ちや何かを愛する気持ちが、そうではないものを排除し始めるときから、人間の対立は始まってしまいます。どうしたらそれを回避して人間は”ビューティフル・ゲーム”を描いていけるか、考えて表現したいと思います。この作品にはサッカーの試合を表現するナンバーがあります。役者ひとりひとりの存在感と歌とダンスで、実際のサッカーの試合の興奮を凝縮して見せていきたいと思っています。○小瀧望 コメントミュージカル出演のオファーと聞いたとき、もう少し先のことかな? と思っていましたが、挑戦したいという思いが沸き起こってきましたし、うれしかったです。しっかり歌とダンスの稽古を積んで臨みたいと思っています。瀬戸山さんとはじめてご一緒したのは7年前(2015年)の舞台(『MORSE-モールス-』)の時です。瀬戸山さんは上演台本で参加されていました。瀬戸山さんもミュージカル初演出と伺いましたので、何か縁を感じます。僕は幼稚園から小学校6年生まで、サッカー一筋でした。その後事務所に所属する直前まで試合に出ていました。あれが運命の分かれ道だったと思います。僕が演じるジョンという男は、余計な計算やずるがしこさはなく、まっすぐな目が印象的。とにかくまっすぐ。賢くはないけど、自然と周りに人が集まってくるタイプの人間なんだと思います。初ミュージカル出演なので、未知のことばかりですし、不安もありますが、それ以上に楽しみですし、この壁と向き合って、乗り越えたいです。稽古、本番を含めて約3か月、この作品にどっぷりつかって、成長したいです。
2022年10月03日「第31回日本映画批評家大賞」授賞式が30日に都内で行われ、受賞者が登場した。主演女優賞に輝いた瀧内公美は、胸元が大胆に開いた黒のドレスで登場し会場を魅了。コロナ禍での女優活動について「芸術文化というのが本当に必要なのが問われることがあって、私は普段ミニシアターで上映される映画に参加することが多いんですけれども、その劇場さんも潰れていってしまったり、どうなっていくんだろうと思っておりました」と振り返る。受賞作となった『由宇子の天秤』については「この映画もミニシアターから上映が始まったんですけど、多くのお客様が来場してくださって、お客様に育てていただいた映画だと思っています。ご来場いただいて、命がけで来てくださったお客さん。本当にありがとうございました」と感謝した。同作の春本雄二郎監督には自ら声をかけたという驚きのエピソードも。瀧内は「監督が撮られていた『かぞくへ』という作品を見て、この監督とご一緒したいと思って、お声がけさせていただいて、今日に至ると言いますか。今回も上映させていただいたユーロスペースで、監督の作品を観たらロビーにいらして、お声がけしました。『次撮りますか? よかったらご一緒できたら嬉しいです』と」と明かし、会場の驚きを誘っていた。○受賞一覧作品賞:『偶然と想像』(濱口?介監督)主演男優賞:古田新太『空白』主演女優賞:瀧内公美『由宇子の天秤』助演男優賞:鈴木亮平『燃えよ剣/孤狼の血 LEVEL2』助演女優賞:三浦透子『ドライブ・マイ・カー』監督賞:大友啓史監督『るろうに剣心 最終章 THE FINAL』『るろうに剣心 最終章 THE BEGINNING』ドキュメンタリー賞:『くじらびと』(石川梵監督)アニメーション作品賞:『フラ・フラダンス』(水島精二総監督/綿田慎也監督)アニメーション監督賞:庵野秀明監督『シン・エヴァンゲリオン劇場版』新人監督賞:穐山茉由監督『シノノメ色の週末』新人監督賞:阪元裕吾監督『ベイビーわるきゅーれ』新人監督賞:藤元明緒監督『海辺の彼女たち』新人男優賞(南俊子賞):佐藤緋美『ムーンライト・シャドウ』新人男優賞(南俊子賞):Fukase『キャラクター』新人女優賞(小森和子賞):伊澤彩織『ベイビーわるきゅーれ』新人女優賞(小森和子賞):石川瑠華『猿楽町で会いましょう』新人女優賞(小森和子賞):伊藤万理華『サマーフィルムにのって』新人女優賞(小森和子賞):?川洋子『いとみち』脚本賞:?川美和『すばらしき世界』編集賞(浦岡敬一賞):堀貴秀『JUNK HEAD』撮影賞:上田義彦『椿の庭』特別賞(松永武賞):小倉智昭ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):荒木一郎ダイヤモンド大賞:富司純子『椿の庭』
2022年05月31日上野樹里と松重豊が親子役で共演し、2人で婚活にチャレンジするドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」。この度、本作に瀧内公美が出演していることが分かった。先ほど放送された第2話では、父・林太郎(松重さん)と共に結婚相談所に入会した杏花(上野さん)が、お見合いAIでマッチした相手と出会うもトラブルに巻き込まれ、退会することに。そして、晴太(田中圭)に心惹かれていく杏花が、友達関係がしんどくなり始めていた矢先、晴太が女性と一緒にいるのを偶然目撃。女性が持っていたスーパーの袋を当然のように持ち、並んで歩く晴太を見た杏花は、ショックを受けてしまう。そんな謎の女性・高見沢安奈を演じるのが、「凪のお暇」「恋はつづくよどこまでも」『火口のふたり』などに出演する瀧内さん。謎に包まれたキャラクターということで、瀧内さんは「自分で謎の女性と言うのもなんなのですが、謎はこの先ご覧いただければお分かりになりますので、お楽しみにしていただけるとうれしいです」と呼びかけ、「持続可能というコトバが私が演じている彼女にとってはどういう意味を指しているのか、きっと彼女のような生き方を選択している方もいらっしゃると思います。少しでも勇気や前向きになることを与えられる女性を演じ切れたらいいなと思います」と意気込みを語っている。また、思わず晴太と安奈のあとをこっそりとつけていく杏花。そして行き着いたのは、思いもよらない場所で…。第3話では、晴太の“ある秘密”も明かされるので注目だ。「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年04月26日近年、映画やドラマなどで存在感を発揮している瀧内公美さん。画面を通していても、匂い立つような生々しさに思わず釘付けになってしまう。湿度を感じさせる女優だ。「毎シーン毎シーン予想外のことが起こるミュージカルになっています」「結構、私、飽き性なんです。人間を演じるという部分で飽きることはないんですが、表現方法の蓄積が足りなくて、前にもこんな役をやったと思ってしまったり。自分が停滞している気がして、自分を変えていきたい、これまでやったことのない表現に挑戦したいと思ったんです」その挑戦がなんと初ミュージカル。ミュージカル『INTO THE WOODS』は、魔女の呪いを解こうと森に入ったパン屋の夫婦が、シンデレラや赤ずきんら童話の登場人物と出会っていくというもの。瀧内さんは渡辺大知さんと共に、物語の軸を担うパン屋の夫婦を演じる。「旦那さんを振り回す役なんですけれど、大知さんが満面の笑みで受けてくださいます。楽しい舞台ではありますが、自分の中で初めてやることばかりで苦戦している状態です。その課題があるということを今は楽しめたらいいなって」なにせ舞台で歌うのは初めて。「歌は好きでしたけど、人前で歌うのはお酒を飲んでいるときくらい。スナックくらいでちょうどいいってずっと言われていたんですけど…」ミュージカル俳優やオペラ歌手など多彩な出自のキャストが揃うなか、演出の熊林弘高さんが物語の軸を担うパン屋の妻の役を瀧内さんにと熱望したのは、出演していた映画『火口のふたり』を観てのことだとか。「近いとしたら、本能のままに生きる部分なのかなと思います。もともと私、熊林さんが手がける女性の舞台がすごく好きなんです。内面に抱える溢れんばかりのパワー…おぞましさだったり、悲しみだったり、怒りだったり、そういう多面的な部分が表現されているんですよね。稽古では、説明的な芝居が嫌いだそうで、『音に呑まれないで、葛藤だったり心の機微を大切にしてください』と言われます。かと思うと、『ボディビルの大会だと思って』とか『ここはドラえもんでお願いします』と要求されたり。毎シーン毎シーン予想外のことが起こるので、普通のミュージカルではございませんということはお伝えしておきます(笑)」ミュージカル『INTO THE WOODS‐イントゥ・ザ・ウッズ‐』魔女(望海)の呪いを解くため森に入ったパン屋の夫婦(渡辺・瀧内)。そこで童話の登場人物たちと出会っていくなかで、ふたりは自らの心の内に抱えた不満や嫉妬などの感情と向き合うことになる。上演中~1月31日(月)日比谷・日生劇場作詞・作曲/スティーヴン・ソンドハイム脚本/ジェームズ・ラパイン演出/熊林弘高出演/望海風斗、古川琴音、瀧内公美、渡辺大知ほかS席1万3500円A席9000円ほか梅田芸術劇場(東京) TEL:0570・077・039大阪公演あり。たきうち・くみ1989年10月21日生まれ、富山県出身。主な出演作に映画『由宇子の天秤』『火口のふたり』など。3月の舞台『奇蹟miracle one‐way ticket』も控える。ワンピース¥15,950(GENE HEAVENS/ROSE BUD ルミネエスト新宿店 TEL:03・5368・2767)※『anan』2022年1月19日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年01月17日俳優の中井貴一と女優の瀧本美織が出演する、三基商事・ミキプルーンの新CM「実をむすぶ」編が、21日より放送される。新CMでは、4作目の共演となる中井と瀧本がプルーンの木の前で、苦しいことがあっても前を向いていれば毎年必ず実をむすぶプルーンのように「必ず晴れる日が来て、いつか実をむすぶ」、そして「明日のあなたは、つくることができる」というメッセージを伝える。またCMソングには、平原綾香が同CMのために書き下ろした楽曲「キミへ」を使用。その歌詞も相まって、明日を信じること、明日への希望といったメッセージがより一層伝わるCMとなっている。■中井貴一&瀧本美織インタビュー――今年のCMの見どころは?中井:平原綾香さんが歌を書き下ろしてくださり、そこに今僕たちが感じているメッセージを載せてお送りするCMになっているので是非歌にも注目してご覧いただきたいです。瀧本:撮影前から今回書き下ろしの楽曲を何度も聴かせて頂き、ほんとに心にしみる歌詞になっていて、昨今の難しい状況だからこそシンプルな言葉が皆さんに響く内容になっていると思います。また、CMを見ている皆さんにすごく前向きになってもらえる内容に仕上がっています。――「いつか必ず実をむすぶ」と信じて続けていることは?中井:この仕事ですかね。俳優という仕事は終わりのない職業で、ある意味でずっと手探りの中、自分たちの感性を使って「これで良し!」のような正解がない、実をむすんでいることも自分ではわからないので、いつかやってきて良かったと思える瞬間を迎えることが実をむすぶことにつながると考えて必死にやっている感じですね。瀧本:私もこの仕事ですかね。中学生くらいの頃は漠然と思っていた、人を感動させたい、喜ばせたいということを自分の表現したことで「元気が出た」「感動した」という人が一人でもいて下さることが少しでも実をむすんでいるのかなって思います。――中井さんは、今年でデビュー40周年を迎えられました。今後のビジョンなどありますか?中井:あんまり、何周年とかそういうのを気にしないんですよね、というか、あまり過去に興味がないと言ったらいいのでしょうか?瀧本:カッコイイ!中井:忘れてるわけではないんですが、常に過去のものでは飯は食べていけないと思っていますし、過去のものは置いてきたものだと僕は思っているので次へ次へという風に考えていたら40年やってこれた感じだった。この先は決めずに一歩一歩やっていって、自分がここまでって思うときが来るまで続けていきたいって思いますけど、俳優さんって定年がないってよく言うんですけど、僕は人間としての引き際があると思うんですよね、なのでそれまではやっていこうかなと思っています。――ミキプルーンが発売50年目を迎えますが、25年間CMに出演し続けた感想は?中井:やっぱり、何事も継続するってことはとっても大切なことだと思うし、継続したから生まれてくるものもたくさんあると思うので、その意味では長くやらせていただいていることによって、ほんとに僕が代理店みたいになってる所もあるんですよ(笑)。皆さんから舞台の時なんかに差し入れをしていただいて僕がこういう人はこれを飲んでみて下さいっていう風に仕分けをして置いておくとほんとにものすごい勢いでなくなるんですよ。ほんとに! だから、一つの舞台で3回くらい差し入れしていただかないと足りないくらいに無くなるので。そういう意味では、健康というか、精神的にみんなが明日に向かえる何か力みたいなものをミキの商品を通じて皆さんや仲間に伝えることができるのは、とてもありがたいと思っています。■平原綾香コメント誰かの力になりたい、応援したい、という気持ちは尊く、何にも代えられない輝きを持っている、と思っています。人は自分の中に夢をもっていたとしたら、蕾のようなものがあって、その花が咲くのをみたくて、実をむすぶことができるのか、不安ながらもお水をあげたり、雨に打たれたりして、その花が咲くのを待っている、と思うのですけれど、今回は自分の花ではなくて誰かの花が咲くのを応援している人の歌です。それは、家族だったり、好きな人だったり、もう会えない人だったり。たとえ、応援している人の目に自分が映らなくても「僕はキミの味方だ」って胸をはって言えるということが自分自身も強くしてくれるし、その思いというのは必ず届くと信じています。CMで中井さんが「きっとうまくいく」と語っているのが凄く嬉しくて。何も話していなかったのですが、私にとって昨年から今年にかけて大事にしている言葉は、実は「きっとうまくいく」だったんです。中井さん、瀧本さんの語り、そして私のこの曲に込めた「僕はキミの味方だ」という思いが届いたら嬉しいです。
2021年10月21日