上野樹里と松重豊が親子役で共演し、2人で婚活にチャレンジするドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」。この度、本作に瀧内公美が出演していることが分かった。先ほど放送された第2話では、父・林太郎(松重さん)と共に結婚相談所に入会した杏花(上野さん)が、お見合いAIでマッチした相手と出会うもトラブルに巻き込まれ、退会することに。そして、晴太(田中圭)に心惹かれていく杏花が、友達関係がしんどくなり始めていた矢先、晴太が女性と一緒にいるのを偶然目撃。女性が持っていたスーパーの袋を当然のように持ち、並んで歩く晴太を見た杏花は、ショックを受けてしまう。そんな謎の女性・高見沢安奈を演じるのが、「凪のお暇」「恋はつづくよどこまでも」『火口のふたり』などに出演する瀧内さん。謎に包まれたキャラクターということで、瀧内さんは「自分で謎の女性と言うのもなんなのですが、謎はこの先ご覧いただければお分かりになりますので、お楽しみにしていただけるとうれしいです」と呼びかけ、「持続可能というコトバが私が演じている彼女にとってはどういう意味を指しているのか、きっと彼女のような生き方を選択している方もいらっしゃると思います。少しでも勇気や前向きになることを与えられる女性を演じ切れたらいいなと思います」と意気込みを語っている。また、思わず晴太と安奈のあとをこっそりとつけていく杏花。そして行き着いたのは、思いもよらない場所で…。第3話では、晴太の“ある秘密”も明かされるので注目だ。「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年04月26日女優の浜辺美波、瀧本美織、岡崎紗絵、俳優の高橋文哉が21日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたファッションイベント「第34回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER」(TGC)に出演した。4人はきょう最終回を迎える、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『ドクターホワイト』(毎週月曜22:00~)をアピール。作品タイトルにちなんで、4人はホワイトを基調としたコーディネートを披露。Adoが歌う主題歌「心という名の不可解」にのせて4人並んでゆっくりとウォーキング。ランウェイトップではカメラに指を向けるポーズで決めたものの、照れくさそうな笑顔を浮かべていた。医師でもないのに豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜を演じる浜辺は、「ついに白夜ちゃんの正体がわかります。なぜ医療知識があるのかがわかる。すべての謎が明かされる。笑いもある最終回かな」と予告。「しっかり夜10時にテレビで見ていただけるとうれしい」と呼びかけた。瀧本は「キャストのみなさんは楽しい方ばかりだったので、終わって寂しい。現場がすごく楽しかったです。みんなでAdoさんの歌を歌っていました」と撮影を回想。岡崎は「お兄ちゃん役の柄本佑さんと白夜ちゃんとのシーンが多かった。終始ふんわりとした雰囲気で、コタツに入ってぬくぬくしていましたね」と語った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。新型コロナウイルスの影響で2020年2月の第30回から4回連続で無観客開催となっていたが、今回2年半ぶりに有観客開催となった。撮影:蔦野裕
2022年03月21日元AKB48・NMB48の市川美織が20日、都内で行われたガールズオーディション「DUO presents TGC AUDITION 2022 powered by 17LIVE」にゲスト審査員として登壇。同じくゲスト審査員を務めた元AKB48の篠田麻里子からの金言を明かした。同オーディションは、大型ファッションイベント「東京ガールズコレクション」(TGC)がプロデュース。最終審査では、インセント、エイジアプロモーション、サムデイ、プラチナムプロダクション、プロダクション尾木、ユニバーサルミュージック(50音順)の大手芸能プロダクション6社による所属契約をかけた公開ドラフト会議が行われ、各社を代表し、田鍋梨々花、高橋ユウ、篠田麻里子、筧美和子、市川美織、クリス・ハートがゲスト審査員として登壇した。オーディションの最後に、市川は参加者に向かって「『ここにいる誰よりも絶対に有名になってやる』という思いってすごく大事だと思っています」と話してから、「大先輩」の言葉を紹介。「素敵な言葉だなと思って、常に思い続けている言葉なんですけど、言霊ということがあって、自分がやりたいとか突き進みたいと思っていることを口に出して行動に変えられる人はきっと強いって」と話し、篠田によって言霊という言葉を知ったと明かした。そして、「自分でやりたいことを口に出していればきっといつか誰かがそれを認めてくれる日が来るよって。言わなきゃ気づかれないから、夢は口に出していこうって言われていて、私はそれをすごくすごく心に思っていて」と続け、「皆さんも今日一歩踏み出してたくさんの方の前で夢を語れたは一つのスタートだと思うので、これから先、明るい未来を目指して、一緒にこの世界を盛り上げていけるよう頑張りましょう!」と呼びかけた。
2022年02月20日小瀧 望(以下、小瀧)「(大西が)10歳のときに出会ってから、もう10年たちますから。お兄ちゃんみたいな感じで、知らないことのほうが少ないと思います。ジャニーズ事務所の人たちから、ものすごくかわいがられている姿をずっと見てきたので、今回の現場で事務所以外の方々にもすごく好かれている様子を見ると安心しますね。こんなにも大人になったんやって」大西流星(以下、大西)「僕も(小瀧が)想像以上に大人になっていたっていうのがあります。めっちゃ撮影現場に差し入れしてくれるんですよ。現場の空気を明るくしてくれて、しっかり声も出してくれるので“座長”って感じです」ともに関西ジャニーズJr.出身の小瀧望(ジャニーズWEST)と大西流星(なにわ男子)がオシドラサタデー『鹿楓堂よついろ日和』でドラマ初共演。大人気コミックを映像化した作品で着物姿のふたりが演じるのは、都会の片隅にたたずむ古民家風の和風喫茶店『鹿楓堂』のスタッフ。主演の小瀧は喫茶店の店主でお茶担当のスイ、大西はスイーツ担当の椿を好演中。小瀧「原作を読んだとき、こんなに平和で癒される作品があるのかと思いました。ドラマでは、コミックにはないシーンも出てきますが、癒しの連鎖が起きる作品です」大西「飯テロドラマではあるんですけど、『鹿楓堂』で働く男子4人のわちゃわちゃ感というか、かけあいがとてもかわいらしいと思う作品ですね。見たあとに幸せな気持ちになれるドラマだなって感じています」■いじられキャラは…それぞれ演じる役柄との共通点を聞くと、小瀧「僕が演じるスイは、のほほんとした『鹿楓堂』のリーダー。日本酒と猫好きという共通点があります。きっと、僕自身も猫が好きなんだろうなと感じてもらえるはず。『鹿楓堂』の看板猫・きなこちゃんをモフるシーンがたくさん出てきますので」大西「椿くんはスイーツ担当で、スイーツを通して人の心を癒したいと思っているのですが、自分からそういう思いを発信するタイプではないんです。僕もツンデレなところがありますが、椿くんほどじゃないですね。ツンツンしているけど『鹿楓堂』の3人から愛されていて、いじられたり、頭をなでられたりするんですけど、なにわ男子の中では、そういうことをされるタイプではないので」小瀧「メンバーだと、誰がいじられるの?」大西「大橋(和也)くんとか、みっちー(道枝駿佑)とか」小瀧「へぇー、みっちーは意外」大西「ちょっと天然な感じがあるから」■双子役であの人が!1話の放送後、SNSで話題になったのがスイの双子の兄・八京のこと。小瀧と同じジャニーズWESTの藤井流星がドラマの終盤に突如、兄役で登場するサプライズ演出に驚いた人が多かった。ファンのあいだでは、背が高く、雰囲気が似ていることから“ツインタワー”と呼ばれているふたり。小瀧「双子の役を流星が演じるって聞いたときは、なんか照れくさかったですね。恥ずかしいというか。これまで、何度も現場で“藤井さん”と呼ばれたことがありました。背格好が似ているからですかね。流星も現場で“小瀧さん”と言われることがあるみたいで。兄弟役はあるかなと思っていましたが、双子は驚きでした。でも、双子感ってすぐに出せるものじゃないので、流星でよかったです」もし、なにわ男子のメンバーに双子の役を演じてもらうなら誰がいいか大西に聞くと、大西「えー!?西畑(大吾)で!事務所に入所した当時から一緒にいますし、笑いのツボとかも似ているので。性格はまったく似てないですけど、息は合うと思います」土曜の夜に癒しをくれるドラマを作っているふたりにとって撮影現場での癒しは?大西「僕にとっての癒しは、『鹿楓堂』のメンバーの笑顔です(隣の小瀧がうれしそうな笑顔に)。みんな、笑ったときにくしゃってなるんですよ。見ていると、たまに“かわいいな”って言葉がもれちゃうくらいです」小瀧「撮影の合間の『鹿楓堂』メンバー4人でのトークとかですかね。ときたか役の葉山(奨之)くんがゲームしようって声をかけてくれることがあって。そうすると、ぐれ役の(佐伯)大地くんが“えー”って言いながらも、やるかってお兄ちゃんみたいな感じで参加する。大西ちゃんは意見を聞かれることなく」大西「強制参加です(笑)」小瀧「僕は、ふわっとグループの中に入っていく。自由な感じだけど、一体感があるのが絶妙な感じで。その雰囲気がドラマにも出ていると思います」【コラム】座長・小瀧からお年玉はもらった?大西「はい、いただきました。のんちゃん(小瀧)からというより、ジャニーズWESTさんから、なにわ男子に」小瀧「年末の歌番組でなにわ男子に会ったとき、メンバーのじょうくん(藤原丈一郎/入所は小瀧よりも先)から、ものすごい勢いで“お年玉くれ”って言われて(笑)。“いやいや、そっちもデビューしてんから。じゃ、真剣勝負のじゃんけんで決めよう”ってなって。先に4勝したほうがお年玉をあげるルールにしたんですけど、まんまと負けました(笑)」大西「じゃんけん、今年の年末もやるみたいです」小瀧「年末の歌番組で会ったときにじゃんけんして、カウントダウンコンサートが終わってからあげる流れなんです。これから恒例にするみたいなので、今年の分を来年は取り返します!」大西「こわい、こわい、こわい。隠しとこ」小瀧「(苦笑)。僕らは、勝っても負けても、お年玉あげるつもりでしたから」オシドラサタデー『鹿楓堂(ろくほうどう)よついろ日和』(テレビ朝日系、毎週土曜、夜11時30分~)小瀧望葉山奨之大西流星佐伯大地・白洲迅・藤井流
2022年01月29日株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)は2022年1月8日(土曜日)に、『おしえて僕の神様』(瀧本羊子)を刊行いたします。『おしえて僕の神様』書影内容紹介中学生の時から友人同士の慧(けい)と真心(まこ)。誰にでも優しい真心には、いつも変なファン達がまとわりついている。慧はそんな彼に片思いしながらも、友人としてずっとそばで見守ってきた。高校の卒業式に真心に告白した慧は、相手も同じ気持ちだったことを知る。お互いの気持ちを確かめ合い「これからも一緒にいられる」と喜ぶ慧だったが、自分は「かみさま」だという秘密を真心から打ち明けられて…奇才・瀧本羊子が描くミスティック・ラブ!『おしえて僕の神様』『おしえて僕の神様』『おしえて僕の神様』『おしえて僕の神様』試し読み『おしえて僕の神様』試し読み : 連載:幸せな恋を詰め込んだBLレーベルmimosa(ミモザ)HOME : 書店特典『おしえて僕の神様』特典情報【書店特典】アニメイト:4pリーフレットコミコミスタジオ:4pリーフレットホーリンラブブックス:4pリーフレットとらのあな:サイン入りイラストカード協力書店:漫画ペーパーコミックシーモア:3p漫画 ※他書店は22日~配信概要作品名おしえて僕の神様著者名:瀧本羊子ISBN:978-4-8458-5819-4ページ数:200p判型:B6発行日:2022年1月8日定価:759円(税込)社名: 株式会社リイド社所在地: 〒166-8560 東京都杉並区高円寺北2-3-2代表: 代表取締役社長齊藤哲人創業: 1960年4月設立: 1974年11月事業内容: 出版事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月07日浜辺美波、柄本佑、瀧本美織、岡崎紗絵らが出演する新ドラマ「ドクターホワイト」に、毎熊克哉が物語のキーマンとして出演することが分かった。本作は、医師でもないのに豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜(浜辺さん)が、「それ、誤診です!」と、診断された病名を覆して患者の命を救っていく、新感覚の医療ミステリードラマ。近年では、「恋はつづくよどこまでも」の医師役、「妖怪シェアハウス」の酒呑童子役などが話題となった毎熊さんが今作で演じるのは、院長・高森巌(石坂浩二)の息子で、麻里亜(瀧本美織)の兄である高森勇気。総合病院を支える優秀な外科医で、将来を嘱望されていたが、数年前に病院を去り、現在は失踪中。白夜のナゾに複雑に関わる、物語の重要なカギを握るキーパーソンとなる。毎熊さんは「周りからはとても優秀な外科医として期待されていて病院の跡継ぎも任されていますが、本人の承認欲求は極めて乏しく、医者として自分の立場を確立していく事よりも、純粋に医学や医術の可能性を追い求める研究者でいる事の方が性に合ってる、というのが本音なのかなと思います」と人物像を語り、「白夜を中心にクセ者揃いのCDTメンバー達がぶつかり合いながらも次々と患者を救っていくのはとても爽快です!そして白夜の正体と勇気の謎も最終話までお楽しみいただけると思います」と見どころを明かす。また、「2022年始めのドラマ。今年頑張ろう!と思っていただけるような面白くて、皆の命の事を考えられるような素敵な作品に出来るよう僕も頑張って臨みます。ぜひ、ご覧ください!」と意気込みと視聴者にメッセージを寄せた。「ドクターホワイト」は2022年1月17日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年12月21日瀧本美織が主演する第33回ヤングシナリオ大賞「踊り場にて」の放送が決定。バレエシーンを切り取った写真も到着した。プロのバレエダンサーを目指し、海外で活動していた美園舞子は、夢を諦めて帰国。やりたいこともなかったが、国語教師として実家近くの高校で働き始める。しかし夢を諦めたばかりの舞子にとって、夢や希望にあふれた高校という場所は皮肉なもので、どこか居心地の悪さを感じていた。おまけに全く経験のないバレーボール部の顧問に任命されたり、担任を任されたクラスも個性的な生徒が多かったりと、不安は募るばかり。しかし、様々な生徒たちと関わる中で、生徒たちもまた、夢と現実の間で悩みを抱えていることを舞子は知る。生徒たちとの交流や舞子をあたたかく見守る母の言葉をきっかけに、舞子はいまの自分から新たな一歩を踏み出そうとする――。「フジテレビヤングシナリオ大賞」第33回となる今年は、昨年から411作品も増えた応募総数1978作品の中から、本作「踊り場にて」(生方美久脚本)が大賞に選出。応募作品のなかでも構成、セリフ共に群を抜いており、登場人物たちの点と線がつながっていくストーリー展開の巧みさ、ユーモアのあるセリフの掛け合いとシリアスな感情のシーンとのバランスの妙により、選考会では圧倒的な支持を集めたという。本作は、プロのバレエダンサーを目指し、海外で活動していた主人公・美園舞子が、夢を諦め、高校教師として復職し、個性的な生徒たちとの交流を通して、人生を見つめ直し、一歩前に踏み出すヒューマンドラマ。今回のドラマ化では、瀧本さんがその主人公・舞子を演じ、台本上29行に及ぶ長セリフで生徒たちに語りかける心に刺さる授業シーンや、初挑戦のバレエシーンなど、多くの見逃せないシーンが盛り込まれている。「生徒達との会話劇に引き込まれ、読んでいて好きな台詞がたくさんありました」と本作の印象を語った瀧本さんは、「私にとって、全シーンが山場でした」と撮影をふり返る。そして「新しい切り口で、夢との向き合い方を教えてくれるドラマだと思います。とにかく生徒の皆さんがユニークで、チャーミングです。青春が詰まっています。舞子としては、人との関わりの中で自分を肯定していく過程が描かれています。夢にまい進している方も、夢に悩んでいる方も、こんな捉え方もあるんだと、自由にみていただけたらうれしいです」と視聴者へメッセージを寄せている。ほかにも、舞子が勤務する学校に通う個性豊かな生徒役に中田青渚、青木柚、富田望生。舞子を温かく見守る母親・美園優子を富田靖子が演じることも決定した。第33回ヤングシナリオ大賞「踊り場にて」は12月30日(木)24時25分~フジテレビにて放送。※関東ローカル(cinemacafe.net)
2021年12月17日浜辺美波主演、ナゾだらけの女性とクセ者医師たちが織りなす、クスっと笑える会話劇&痛快でスカッとする1話完結の医療ドラマ「ドクターホワイト」。この度、追加キャストとして柄本佑、瀧本美織、勝地涼、片桐仁、高橋努、小手伸也、石坂浩二の出演が明らかになった。本作は、浜辺さんが演じる医師でもないのに豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜が、「それ、誤診です!」と病名を覆して患者の命を救っていく、新感覚の医療ミステリードラマ。新たに出演が発表された7名が演じるのは、白夜が参加する“総合診断協議チーム”(通称CDT)に深く関わる人物たち。白夜と出会い、天才的な診断能力を目の当たりにすることで、次第に白夜に一目置くようになる。柄本さんが演じるのは、公園で倒れている白夜を発見し、病院に運び込む、月刊医療ジャーナルの記者・狩岡将貴。白夜を放っておけず、白夜をサポートすることになり、密着取材も兼ねCDTに入り込み、白夜の正体を探っていく人物だ。そんな将貴の幼なじみで、高森総合病院の院長の娘で内科医の高森麻里亜を瀧本さん。柄本佑(狩岡将貴役)また、少々イヤミな性格であり、患者にも毒を吐く皮膚科医・夏樹拓実を勝地さん。イヤミな夏樹が嫌いで、何かと対立する精神科医・西島耕助を片桐さん。将貴の病気の妹・晴汝の主治医で、硬派な脳神経外科医・仙道直樹を高橋さん。片桐仁(西島耕助役)白夜の才能に関心を持ち、その素性を探ろうとする、院長の座を狙う外科部長・真壁仁を小手さん。白夜の才覚を認め、CDTに白夜をスカウトする、高森総合病院の院長・高森巌を石坂さんが演じる。小手伸也(真壁仁役)<キャストコメント>・柄本佑今回浜辺さん演ずる白夜を大らかに優しく支えてあげる男・狩岡を演じさせていただきます。人物的にはジャーナリストであり、白夜の真相を追いながらも中身は端的にいえば平平凡凡な男です。ですが、白夜にとってはヒーローとして立っていられるよう頑張ります。さらに今回は初共演の方が沢山いらっしゃるので、そこも僕としては非常に楽しみです。・瀧本美織高森麻里亜を演じます。院長の娘ということでお嬢様として扱われたりもしますが、感情を素直に表に出す、とても人間らしい人だと思います。病院を守ること、目の前の患者さんを救うことを胸に、自分自身の中で葛藤しながらも日々奮闘しています。自分の一声で患者さんへの診断が変わってしまう…改めてお医者さんの責任の重大さを感じました。個性強めなキャラクターの皆さんとのやり取りは、自分自身も楽しみながら取り組みたいと思います。大きなナゾを追いかけつつ、白夜が誤診を覆していく爽快感を楽しんでもらえたら嬉しいです。・勝地涼今回は、以前からご一緒してみたいと思っていたキャストの方が沢山いらっしゃるので、刺激的な現場になると思います。会話劇なので、その中で自分のキャラクターの夏樹をどうだしていくのか、撮影をするのが楽しみでなりません。台本を読むと、白夜のイメージが浜辺さんにとても合っているので、白夜の成長物語も楽しんで頂けると思います!ぜひ楽しみにしていてください。・片桐仁はじめての医療系ドラマなので、ドキドキしています。僕が演じる西島は精神科医なので、外科や内科と比べて独特の立ち位置になっているのが面白いと思います。精神科医として真面目にやっているつもりでも、はたから見たらおかしい感じが出せればいいなと思います。浜辺さんを始め、初共演の方がほとんどなので緊張しています。・高橋努医療ドラマ。脳神経外科の医者役。ハードルは高い。しかし、原作が面白い!脚本が面白い!そして、素敵な共演者と逞しいスタッフと一緒なのでハードルは簡単に飛び越えられるはず。そんな撮影が楽しみでなりません。新たなヒーローの誕生を視聴者の皆様と共有していけたら最高です。そんな医療ドラマ。ぜひご覧ください!・小手伸也実は、数ヵ月前まで某医療ドラマで麻酔科医としてバリバリ手術をこなしていたので、こと全身管理に関する手技や知識にはそこそこ自信があったのですが、今回は外科医ということで…完全に一から勉強し直しです(笑)。しかもこの真壁という男、外科部長のエリートでもあり、病院トップの座を虎視眈々と狙っているかなりのクセ者。多分視聴者の皆さまを度々ヤキモキさせることでしょう。果たして白夜たちにとって私は毒となるのか薬となるのか?ご期待ください!・石坂浩二医学が見せた奇蹟は、時の流れとともに普通の医療となる。しかし医療とはそんな術だけではいけないのだ。このドラマはサスペンスであり、ファンタジーだ。ドクターホワイトの世界で悩んで演じてみたい。「ドクターホワイト」は2022年1月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年11月21日三基商事株式会社(本部:渋谷区渋谷 代表取締役社長:門田淳)は、俳優の中井貴一さんと女優の瀧本美織さんを起用した栄養補助食品・ミキプルーンの新CM『実をむすぶ』篇を、10月21日(木)から全国で放映を開始します。中井貴一さんと瀧本美織さん本CMで4作品目の共演となる中井貴一さんと瀧本美織さんのお二人ですが、今作は、苦しいことがあっても前を向いていれば、毎年必ず実をむすぶプルーンのように「必ず晴れる日が来て、いつか実をむすぶ」、そして「明日のあなたは、つくることができる」という、明日への希望を伝えるCMとなっています。今回の見どころは、プルーンの木の前で、発売50年目を迎えたミキプルーンの想いを、演技力の高いお二人が語りベースのやり取りにて優しくメッセージを伝えていくところです。さらに、本作の挿入歌には歌手の平原綾香さんがミキプルーン発売50年目のために書き下ろした楽曲「キミへ」が使用されています。その歌詞も相まって、明日を信じること、明日への希望をより一層感じられるものとなっています。ぜひミキプルーンの新CMをお楽しみください。<CM概要>タイトル : 『実をむすぶ』篇(30秒、15秒)『ジャンプ』篇(15秒)出演 : 中井貴一、瀧本美織放送開始日 : 2021年10月21日(木)CMテーマソング: 「キミへ」歌:平原綾香放映エリア : 全国URL : 【TVCM撮影エピソード】撮影現場に中井さんが入ると、顔なじみのスタッフから大きな拍手で迎えられ、照れ笑いを浮かべながら拍手を遠慮する中井さんにスタッフから笑いがこぼれるなど和やかなムードの中で撮影が始まりました。撮影が始まると、それまでの表情とは打って変わり、俳優魂を感じる演技に監督が思わず「凄いっ…!!」と唸ってしまうワンシーンがありました。また撮影の休憩時には、今回で4回目の共演となる瀧本さんと仲良く談笑する場面もあり、お二人の仲の良さ、そして演技中に見せるコンビネーションの良さが垣間見えました。【撮影終了後インタビュー】質問(1) :今年のCMの見どころは?中井さん:平原綾香さんが歌を書き下ろしてくださり、そこに今僕たちが感じているメッセージを載せてお送りするCMになっているので是非歌にも注目してご覧いただきたいです。瀧本さん:撮影前から今回書き下ろしの楽曲を何度も聴かせて頂き、ほんとに心にしみる歌詞になっていて、昨今の難しい状況だからこそシンプルな言葉が皆さんに響く内容になっていると思います。また、CMを見ている皆さんにすごく前向きになってもらえる内容に仕上がっています。質問(2) :「いつか必ず実をむすぶ」と信じて続けていることは?中井さん:この仕事ですかね。俳優という仕事は終わりのない職業である意味でずっと手探りの中、自分たちの感性を使って「これで良し!」のような正解がない、実をむすんでいることも自分ではわからないので、いつかやってきて良かったと思える瞬間を迎えることが実をむすぶことにつながると考えて必死にやっている感じですね。瀧本さん:私もこの仕事ですかね。中学生くらいの頃は漠然におもっていた、人を感動させたい/喜ばせたいということを自分の表現したことで「元気が出た」「感動した」という人が一人でもいて下さることが少しでも実をむすんでいるのかなって思います。質問(3) :中井さんは、今年でデビュー40周年を迎えられました。今後のビジョンなどありますか?中井さん:あんまり、何周年とかそういうのを気にしないんですよね、というか、あまり過去に興味がないと言ったらいいのでしょうか?瀧本さん:カッコイイ!中井さん:忘れてるわけではないんですが、常に過去のものでは飯は食べていけないと思っていますし、過去のものは置いてきたものだと僕は思っているので次へ次へという風に考えていたら40年やってこれた感じだった。この先は決めずに一歩一歩やっていって、自分がここまでって思うときが来るまで続けていきたいって思いますけど、俳優さんって定年がないってよく言うんですけど、僕は人間としての引き際があると思うんですよね、なのでそれまではやっていこうかなと思っています。質問(4) :ミキプルーンが発売50年目を迎えますが25年間CMに出演し続けた感想は?中井さん:やっぱり、何事も継続するってことはとっても大切なことだと思うし、継続したから生まれてくるものもたくさんあると思うので、その意味では長くやらせていただいていることによって、ほんとに僕が代理店みたいになってる所もあるんですよ(笑) 皆さんから舞台の時なんかに差し入れをしていただいて僕がこういう人はこれを飲んでみて下さいっていう風に仕分けをして置いておくとほんとにものすごい勢いでなくなるんですよ。ほんとに!だから、一つの舞台で3回くらい差し入れしていただかないと足りないくらいに無くなるので。そういう意味では、健康というか、精神的にみんなが明日に向かえる何か力みたいなものをミキの商品を通じて皆さんや仲間に伝えることができるのは、とてもありがたいと思っています。【平原綾香さん コメント】誰かの力になりたい、応援したい、という気持ちは尊く、何にも代えられない輝きを持っている、と思っています。人は自分の中に夢をもっていたとしたら、蕾のようなものがあって、その花が咲くのをみたくて、実をむすぶことができるのか、不安ながらもお水をあげたり、雨に打たれたりして、その花が咲くのを待っている、と思うのですけれど、今回は自分の花ではなくて誰かの花が咲くのを応援している人の歌です。それは、家族だったり、好きな人だったり、もう会えない人だったり。たとえ、応援している人の目に自分が映らなくても「僕はキミの味方だ」って胸をはって言えるということが自分自身も強くしてくれるし、その思いというのは必ず届くと信じています。CMで中井さんが「きっとうまくいく」と語っているのが凄く嬉しくて。何も話していなかったのですが、私にとって昨年から今年にかけて大事にしている言葉は、実は「きっとうまくいく」だったんです。中井さん、瀧本さんの語り、そして私のこの曲に込めた「僕はキミの味方だ」という思いが届いたら嬉しいです。【商品概要】ミキプルーンは、カリフォルニア産の乾燥プルーンからエキス分を抽出した栄養補助食品です。現代人に不足しがちなビタミン・ミネラルを含むミキプルーンは、誕生から50年目を迎えこれまで半世紀にわたり健やかな食生活をバックアップしてまいりました。カリフォルニアの太陽と豊かな大地に育まれたプルーンには、カロテン・カリウム・鉄など、様々なビタミン・ミネラルが含まれています。そのままで、またジュースやお料理の材料として…。色々な食べ方で、おいしく召し上がっていただけます。■製品情報ミキプルーン エキストラクト・内容量:280g 標準小売価格:2,160円(税込)・栄養成分表示(製品55gあたり)・熱量 150kcal・たんぱく質 1.2g・脂質 0g・炭水化物 36g・食塩相当量 0.01g・カリウム 510mg・原材料名:乾燥果実プルーン(プルーン(アメリカ))※着色料・保存料は使用しておりません。・含有成分:カリウム、カロテン、ビタミンB1・B2・B6、ナイアシン、パントテン酸、カルシウム、マグネシウム、鉄・召し上がり量:1日に小さじ8杯(約55g)を目安にお召し上がりください。三基商事株式会社のプルーンエキストラクトは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に宇宙日本食として認証されました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月21日俳優の中井貴一と女優の瀧本美織が出演する、三基商事・ミキプルーンの新CM「実をむすぶ」編が、21日より放送される。新CMでは、4作目の共演となる中井と瀧本がプルーンの木の前で、苦しいことがあっても前を向いていれば毎年必ず実をむすぶプルーンのように「必ず晴れる日が来て、いつか実をむすぶ」、そして「明日のあなたは、つくることができる」というメッセージを伝える。またCMソングには、平原綾香が同CMのために書き下ろした楽曲「キミへ」を使用。その歌詞も相まって、明日を信じること、明日への希望といったメッセージがより一層伝わるCMとなっている。■中井貴一&瀧本美織インタビュー――今年のCMの見どころは?中井:平原綾香さんが歌を書き下ろしてくださり、そこに今僕たちが感じているメッセージを載せてお送りするCMになっているので是非歌にも注目してご覧いただきたいです。瀧本:撮影前から今回書き下ろしの楽曲を何度も聴かせて頂き、ほんとに心にしみる歌詞になっていて、昨今の難しい状況だからこそシンプルな言葉が皆さんに響く内容になっていると思います。また、CMを見ている皆さんにすごく前向きになってもらえる内容に仕上がっています。――「いつか必ず実をむすぶ」と信じて続けていることは?中井:この仕事ですかね。俳優という仕事は終わりのない職業で、ある意味でずっと手探りの中、自分たちの感性を使って「これで良し!」のような正解がない、実をむすんでいることも自分ではわからないので、いつかやってきて良かったと思える瞬間を迎えることが実をむすぶことにつながると考えて必死にやっている感じですね。瀧本:私もこの仕事ですかね。中学生くらいの頃は漠然と思っていた、人を感動させたい、喜ばせたいということを自分の表現したことで「元気が出た」「感動した」という人が一人でもいて下さることが少しでも実をむすんでいるのかなって思います。――中井さんは、今年でデビュー40周年を迎えられました。今後のビジョンなどありますか?中井:あんまり、何周年とかそういうのを気にしないんですよね、というか、あまり過去に興味がないと言ったらいいのでしょうか?瀧本:カッコイイ!中井:忘れてるわけではないんですが、常に過去のものでは飯は食べていけないと思っていますし、過去のものは置いてきたものだと僕は思っているので次へ次へという風に考えていたら40年やってこれた感じだった。この先は決めずに一歩一歩やっていって、自分がここまでって思うときが来るまで続けていきたいって思いますけど、俳優さんって定年がないってよく言うんですけど、僕は人間としての引き際があると思うんですよね、なのでそれまではやっていこうかなと思っています。――ミキプルーンが発売50年目を迎えますが、25年間CMに出演し続けた感想は?中井:やっぱり、何事も継続するってことはとっても大切なことだと思うし、継続したから生まれてくるものもたくさんあると思うので、その意味では長くやらせていただいていることによって、ほんとに僕が代理店みたいになってる所もあるんですよ(笑)。皆さんから舞台の時なんかに差し入れをしていただいて僕がこういう人はこれを飲んでみて下さいっていう風に仕分けをして置いておくとほんとにものすごい勢いでなくなるんですよ。ほんとに! だから、一つの舞台で3回くらい差し入れしていただかないと足りないくらいに無くなるので。そういう意味では、健康というか、精神的にみんなが明日に向かえる何か力みたいなものをミキの商品を通じて皆さんや仲間に伝えることができるのは、とてもありがたいと思っています。■平原綾香コメント誰かの力になりたい、応援したい、という気持ちは尊く、何にも代えられない輝きを持っている、と思っています。人は自分の中に夢をもっていたとしたら、蕾のようなものがあって、その花が咲くのをみたくて、実をむすぶことができるのか、不安ながらもお水をあげたり、雨に打たれたりして、その花が咲くのを待っている、と思うのですけれど、今回は自分の花ではなくて誰かの花が咲くのを応援している人の歌です。それは、家族だったり、好きな人だったり、もう会えない人だったり。たとえ、応援している人の目に自分が映らなくても「僕はキミの味方だ」って胸をはって言えるということが自分自身も強くしてくれるし、その思いというのは必ず届くと信じています。CMで中井さんが「きっとうまくいく」と語っているのが凄く嬉しくて。何も話していなかったのですが、私にとって昨年から今年にかけて大事にしている言葉は、実は「きっとうまくいく」だったんです。中井さん、瀧本さんの語り、そして私のこの曲に込めた「僕はキミの味方だ」という思いが届いたら嬉しいです。
2021年10月21日瀧内公美を主演に迎えた映画『由宇子の天秤』が、第27回アテネ国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞。世界各国の映画祭を席巻している本作が、脚本賞を受賞するのは今回が初めてとなり、春本雄二郎監督から喜びのコメントが到着した。アテネ国際映画祭は、現地時間9月22日から10月3日までギリシャで開催されていた今年で27回目を迎える国際映画祭。そのコンペティション部門に選出されていた本作『由宇子の天秤』が見事、最優秀脚本賞に輝いた。映画祭側は選考理由として、「『由宇子の天秤』は、本映画祭のプログラミング中に見なければならなかった何千もの映画の中で、間違いなく傑出した作品でした。私たちはすぐにこの『物語』に夢中になり、メインコンペティションの選出にいち早く決定した作品の1つであり、『これまでのアテネ国際映画祭の歴史で最高の競争力のあるラインナップである』と私たちが考える基礎を築きました。脚本は、ドキュメンタリー番組と、それを撮影するディレクターの実生活に起きた出来事を見事に倫理的に組み合わせています。相互作用するこの継続的なゲームでは、一体何が真実で何が誤りであるかがどんどん曖昧になっていきます。ドキュメンタリーと現実の間の絶え間ない対立、主人公はジャッジする複雑さを突きつけられていくのです」と語る。また、春本監督は、「脚本賞の受賞は初めてのことで本当に嬉しく思います。本作は2014年の初稿から、2019年の撮影までに、10回の改稿を繰り返しました。時代が移ろい、人物が増え、テーマを深く掘り下げたり、構成をより緻密にしていく過程は本当に苦労の連続でしたが、それがこうして報われたことに深い喜びを感じています。そして改稿に際して、貴重な時間を割いて、アドバイスをくださったユーロスペースの北條支配人、松島哲也・片渕須直の両プロデューサーに心から感謝をしたいと思います。ありがたいことに日本での公開、たくさんのお客様にご好評をいただいております。今回の受賞がさらに多くの方に本作を届ける弾みになることを願っております」とコメントを寄せている。本作は、10月2日(土)時点(公開16日目)で国内の動員数が1万人を突破。SNSを中心に絶賛とともに地元の映画館での公開を熱望する口コミが拡散し、公開劇場も5館から60館超えに上映が拡大している。『由宇子の天秤』は渋谷ユーロスペースほかにて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:由宇子の天秤 2021年9月17日より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開©2020 映画工房春組
2021年10月04日法廷劇『検察側の証人』の取材会で笑顔を見せた小瀧望(ジャニーズWEST)撮影/山田智絵「(演出家の言うことを小瀧が)率先してやってくれる、素晴らしい座長だと思います。すみません。初めて座長と言いました(テレ笑)」舞台『検察側の証人』の取材会で共演するジャニーズWESTの小瀧望について語った成河。読売演劇大賞の優秀男優賞と杉村春子賞を受賞した昨年の主演舞台『エレファント・マン』以来、約1年ぶりの作品に挑戦する小瀧。レポーターから前作で賞をもらったことで自信がついたのでは?と聞かれると、「いや、ぜんぜん。(個人ではなく)みなさんといただいた賞なので。(『エレファント・マン』を経て)自分で成長を感じることはないですね。とくに“成長”という意識は持たず、常に貪欲に高みを目指していく。ということがいま僕にできることだと思います」■最近ついた“かわいい嘘”コロナ禍での舞台。ギリギリまでマスクをつけて稽古を続け、数日前に初めてマスクを取った小瀧を見たという瀬奈じゅんは、「本当にジャニーズの人だと思いました(笑)。素敵な方です」小瀧演じる容姿端麗な青年レナードが殺人容疑で起訴されることから始まる法廷劇。作品にちなみ、最近ついた嘘について質問されると、「まだ見ていないメンバーのドラマを“見た、見た、見た、よかったよ”って言ったことはあります(苦笑)。いま放送中のドラマじゃないですよ!メンバーからは今朝も“初日おめでとう。大変な中でも頑張ってな”ってグループメールをもらいました」9月12日まで東京・世田谷パブリックシアターにて。兵庫、大阪でも上演
2021年09月10日『炎 アンサンディ』『岸 リトラル』と、レバノン出身のワジディ・ムワワドの叙事詩的問題作を日本に紹介、上演してきた演出家の上村聡史。実はいちばん上演したかったという『森 フォレ』の上演を前に、140年のスパンで描かれる複雑な物語について、ムワワドの世界を初めて体験する瀧本美織と、「偶然」と「繋がり」をキーワードに語ってもらった。7年越しでたどり着いた『森 フォレ』瀧本考えすぎなのかもしれないんですけど、読んだだけではよくわからなくて。難しい本(戯曲)ですね。上村わからないですよね。先日もムワワドの前2作品を経験しているキャスト4人の取材があって、ちょっと最後の方に顔を出したんですが、みんな「わかんない」「わかんない」「演出家がどうにかしてくれるでしょ」って言ってました(笑)。もともと作家がひとりで書いたものではなく、俳優みんなでエチュードで創ったものが一体になった戯曲なので、読み物としてわかるようには書いていないんですよ。瀧本それを聞いて、少し安心しました。上村僕は文化庁の留学中に『炎 アンサンディ』を見ておもしろい作家がいるなと思い、帰国後にリサーチをして4部作であることを知ったんですが、日本で最初に上演したいと思ったのは、実は『森 フォレ』だったんです。スケールの壮大さという点でいちばんダイナミックだったからなんですが、いま思えば『炎 アンサンディ』(2014年初演)、『岸 リトラル』(2017年)をやって、7年越しでようやく『森 フォレ』にたどり着けたプロセスが良かったと思います。ワジディ・ムワワドによる初演の順番も『岸 リトラル』『炎 アンサンディ』『森 フォレ』でしたし、最初に『森 フォレ』からやっていたら、とても混乱した作品になっていたかもしれません(笑)。瀧本どうやって創っていかれたのかを、すごくお聞きしたいです。上村絶対にキャストには見せない自分の演出ノートみたいなものがありまして、スタッフとはそれを共有して、美術や衣裳、シーンの繋げ方など、ある程度固めておける土台はガッチリつくっておきます。作品自体に抽象的な要素が多いので、なるべく具体的な設定を調えてから稽古に入らないと、滞ってしまうんですよね。とはいえ物語の抽象度や悲劇性も強く、いちばん重要なのは、作家の詩的な言葉の広がりを届けることなので、せりふの音が引き立つようにすることを、もっとも大切に心がけています。個人的な怒りが大きな物語を紡いでゆく瀧本私が演じるルーという女性は、いつも怒っていて言葉も荒いのですが、私自身はどちらかというと怒ることに不馴れといいますか、ふだんあまり怒ることがないので。腹が立つことはあるんですけど、その感情をあまり覚えていないところがあります。上村ルーの母は、自分が生きるために堕胎するか、生まれてくる子を守るかを悩んだ末にルーを産むことを選び、15年間意識不明の後に亡くなりますが、ルーの父は、その亡骸を5年も安置所に留めておくので、ルーは、「自分は生まれてこない方がよかったのではないか」という想いに苛まれながら生きているんですね。そのどうしようもない悲しさが怒りとして現れているのが、この作品のミクロの部分。これと、産業革命から現代に至るヨーロッパ140年の歴史を描くマクロの部分が交差している構造で、ルーの感情は、大きな歴史の流れから見たら、とても個人的な感傷かもしれませんが、彼女の生きていることへの怒りが、結果的に大きな物語を紡いでゆく力になるんです。瀧本私は小さい頃から、自分が生きていることとか、血の繋がりというものを意識してきた方で、自分が生きていることに神秘を感じていたので、このお話には、まさに自分が興味を持っていることが詰まっていると感じています。私たち、こうやって当たり前のように生きていますけれど、自分は両親の結晶なのだし、さらに遡るとどんどん知らない先祖まで繋がっているということを、改めて感じているところです。自分のルーツを探す旅というものを、お芝居の中でするのが楽しみです。上村作者のムワワドはレバノンで生まれて、フランスに亡命し、在住を拒否され、カナダのケベックへ移住した経歴を持つ人ですが、国を離れるということは、新しい言葉を覚えるのと同時に母国語を捨てるような感覚だそうで、そこから親や先祖への想いが強くなったのではないかと、僕は推測しています。ただ、『岸 リトラル』『炎 アンサンディ』では中東圏のレバノンをモデルにしていた彼が、『森 フォレ』ではヨーロッパに焦点を当てているところに、変化と批評性を感じます。ジェンダーへの意識も強まっていますし、これまでの家族や血縁への希求から、それを超えたものに向かっている気がしますね。瀧本それにしても、140年がうまく繋がりますよね。それもとっても濃い繋がりで。上村偶然の繋がりということで展開しますが、そこがけっこうポイントで、偶然ではあっても起こり得るということを、140年かけて実証してゆく話なのかなとも思います。人は人知を超えた偶然を想像するからこそ、表現が生まれたり、コミュニケーションの糸口が見つかったりする。ルーが過去へ過去へと引き寄せられていくのも、偶然ではあるんですが、それを導き出すエネルギーや磁力みたいなものが、各シーンに必ずあると思います。瀧本偶然といえば私、ワジティ・ムワワドさんと同じ誕生日だったんです。上村おお、ほんとですか!ほら、やっぱり引き寄せられてるんですよ。取材・文:伊達なつめ撮影:源賀津己『森 フォレ』作:ワジディ・ムワワド翻訳:藤井慎太郎演出:上村聡史出演:成河 / 瀧本美織栗田桃子 / 前田亜季 / 岡本玲 / 松岡依都美亀田佳明 / 小柳友 / 大鷹明良岡本健一 / 麻実れい【東京公演】2021年7月6日(火)~2021年7月24日(土)会場:世田谷パブリックシアター【名古屋公演】2021年7月28日(水)会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール【兵庫公演】2021年8月7日(土)・8日(日・祝)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール★チケット情報
2021年05月28日映画『HOKUSAI』(5月28日公開)の公開直前ヒット祈願報告会トークイベントが26日に都内で行われ、柳楽優弥、田中泯、永山瑛太、玉木宏、瀧本美織、橋本一監督が登場した。同作は世界的アーティスト・葛飾北斎の知られざる生涯を描くオリジナル作。その才能は認められながらも、売れない絵師として葛藤の中で筆をとり続けた青年期の北斎を柳楽が、芸術家としての情熱を失うことなく孤独に自らの画才を磨き続けた老年期の北斎を田中がそれぞれ演じる。「人間・北斎」と、彼が描いた「三つの波の秘密」が生まれるに至った物語を描く。晩年の北斎が通ったと言われ、86歳の時に大絵馬に描いた晩年期最大級の肉筆画「須佐之男命厄神退治之図」を奉納したことでも知られる、墨田区にある牛嶋神社に一同揃って大ヒット祈願。関東大震災で現物は焼けてしまったが、神社には今も復元された絵が飾られており、その絵には様々な病気や凶事を起こす厄神たち十五体が須佐之男命にひざまずき、今後悪さをしないよう証文に手形を押されている様子が収められている。柳楽は「今日お伺いした牛嶋神社や先日訪れた小布施のお寺などで北斎の作品を見させて頂いたのですが、北斎の絵には悪いものを跳ね返して断ち切る力が本当にあると思います。大変な時期ですが、この映画の持つ力が悪いものを跳ね返してくれたらいいなと思います」、田中は「86歳の時に描いたと聞いてびっくりしています。凄まじいパワーを感じました」と、北斎の絵に圧倒されていたようだ。現在、一部エリアでは緊急事態宣言下で劇場休業している状況での公開となるが「こんな日だからこそやり遂げたいこと」について問われると、日本映画が大好きと語る柳楽は「映画館で映画を観たい」と願いを口にする。田中は「いつもと変わらずに1日をしっかりと生きることが大切」と語り、永山は「誠心誠意の演技をして日本の人を元気にしたい」、瀧本は「前向きな気持ちを発信し続けていきたい」、先日祖父が100歳を迎えたという玉木は「こんな時だから地方への行き来はできないですが、子どもも生まれたので祖父に会いに行きたい」、監督は「劇場に行きましょう、映画を観ましょう!」とそれぞれ、先の見えない時代だからこそのやり遂げたいことを挙げた。最後に本作を楽しみにしている人々に向けて作品を代表して柳楽が「こういう時期にもかかわらず、公開することができたことをありがたく思います。人はトンネルに入ったら出口を探すと思うんですが、芸術や映画はトンネルでのライトになりうる力があると思います。一日でも早くコロナが収束して皆さんの笑顔が戻ることを思って頑張っています」と真摯なメッセージ。田中も「北斎こそが人々を愛し、人々の体を描写した最初で最後の人だと思っています。ぜひ、北斎に愛されに、映画を見て欲しいです」と作品をアピールした。
2021年05月26日葛飾北斎の知られざる生涯を描く映画『HOKUSAI』の公開直前ヒット祈願イベントが5月26日、都内で行われ、北斎の青年期、老年期をそれぞれ演じた柳楽優弥と田中泯、共演する永山瑛太(柳亭種彦役)、玉木宏(喜多川歌麿役)、瀧本美織(コト役)、橋本一監督が出席した。代表作「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」をはじめ、生涯を通じ、約3万点の作品を残したとされ、19世紀には欧州でジャポニズムブームを巻き起こした江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の知られざる生きざまを映画化。当初は2020年5月29日に公開予定だった本作が、1年の延期を経て5月28日から全国公開される。柳楽は「それもこの映画の運命だと思う」と1年越しの封切りにしみじみ。「僕自身、映画をはじめ、いろいろなアートを通して、勇気をもらってきたし、北斎も時代を超えて、僕たちに刺激を与えてくれる」と語り、「北斎の絵のように、この映画にも(悪い状況を)跳ね返す力があるはず。芸術や表現が、長いトンネルにライトをつけ、出口に誘導する力があると信じて頑張っていきたい」と決意を新たにした。緊急事態宣言の影響で、一部地域の映画館が休業を強いられる状況だが「映画が大好きですし、映画がもつパワーに憧れもしている。どんな状況であっても、映画館で映画を見たい」と力強く訴えた。同席した橋本監督は「個人の考え」とした上で、「基準も理屈もなく、一方的に映画館が開けられないのは、言語道断」と憤りを示し、「映画に触れられない人がたくさんいるのは、間違っているとしか思えない。開けたほうが世のためだと思う」と思いを打ち明けていた。「公開が近づき、かなり緊張しています。きっと届くものはあるはず」と語る田中は、「(芸術が)世界を変えられるかわからないが、それはどう受け止められるか次第」とも話し、「北斎という人は、その時代その時代で、常識と真っ向から対峙した。こんなときだからこそ、まともに常識と向き合うこと。僕らは常識に従順に生き過ぎている」と北斎からの“学び”を熱弁していた。同日、柳楽は晩年の北斎が通ったと言われ、86歳の時に大絵馬に描いた晩年期最大級の肉筆画「須佐之男命厄神退治之図」を奉納したことでも知られる牛嶋神社(東京都墨田区)にて大ヒット祈願を行った。取材・文・写真=内田涼映画『HOKUSAI』5月28日(金)より公開
2021年05月26日映画『HOKUSAI』の公開を記念するオンライントークイベント「今だからこそ映画『HOKUSAI』をニッポンに届けたいスペシャル!!」が5月28日(金)20時から「共感シアター」で生放送される。代表作『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が新千円札のデザインやパスポートに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト・葛飾北斎。ゴッホ、モネなど名だたる印象派アーティストたちに大きな影響を与え、米LIFE誌“この1000年で偉大な功績を残した100人”に選ばれた唯一の日本人である北斎の知られざる生涯を初めて描いた映画『HOKUSAI』が公開となる。本作が描くのは、流行り病や権力者による表現への弾圧など、決して自由とは言えない制約された状況でも、何ものにも屈せず“自分らしさ”を貫き通した葛飾北斎の生き様。コロナ禍の緊急事態宣言下で休館している劇場もある現在において、葛飾北斎やともに生きた人物たちの姿は、先の見えない今を生き抜く秘訣を伝えてくれるはずだ。発表された生放送イベントには、主演として青年期の葛飾北斎役を演じた柳楽優弥やライバルとして北斎に立ちはだかる美人画の大家・喜多川歌麿役の玉木宏、北斎を支えた妻・コト役の瀧本美織、本作のメガホンをとった橋本一監督ら豪華キャスト陣と監督が集結。MCは映画プレゼンターとして活躍する赤ペン瀧川が務める。番組では、出演者から選ぶ私の好きな『HOKUSAI』イチ推シーンを紹介し、参加者と一緒に視聴したり、撮影時のエピソードが語られる予定だ。さらに北斎の老年期を演じた田中泯、北斎や歌麿、写楽など数々の絵師を輩出した江戸時代の名プロデューサー・蔦屋重三郎役の阿部寛、老年期の北斎と志を共感した盟友であり戯作者の柳亭種彦を演じた永山瑛太、3名から共演者やファンに向けて、特別ビデオメッセージも到着。後半にはTV特番『今だから葛飾北斎に学べスペシャル』が完全フル尺放送される。美術評論家・山田五郎氏や信州小布施北斎館館長・安村敏信氏ら美術界のエキスパート、本作の企画・脚本を手掛けた河原れん氏、柳楽、田中、阿部ら出演キャスト陣が北斎の魅力を語り尽くし、より一層本作を楽しめるような特別番組。ぜひ作品と共にこちらもチェックしてほしい。映画『HOKUSAI』5月28日(金)公開■配信情報「今だからこそ映画『HOKUSAI』をニッポンに届けたいスペシャル!!」5月28日(金)20時から20:40(予定)※生配信配信場所:共感シアター : 共感シアター YouTubeチャンネル: 出演者:柳楽優弥 / 玉木宏 / 瀧本美織 / 橋本一監督
2021年05月26日「ノムさんを私にください!」野村萬斎(55)に初めて会う前、そんなせりふを言って、萬斎の長女で昨春TBSに入社した野村彩也子アナ(23)を笑わせた尾上松也(36)。4月2日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)の一幕だ。バラエティ番組だから……ではなく、松也の思いは本気だという。「実はカメラの回っていないところで松也さんから彩也子さんに声をかけてLINEも交換済みと聞いています。“本当に交際を申し込むなら、まずはノムさんよりも萬斎さんに好かれなくては”と彩也子さんの目の前でスタッフに真剣に話していました」(番組関係者)松也と野村アナとの交流は昨年11月に放送された同番組内の企画「尾上松也の春夏秋冬ウマい店」から。MCを担当した松也のアシスタントが野村アナだった。「ニックネームがないという野村アナに、松也さんは『ノムさん』と命名。野村家では父親の萬斎さんと順番を合わせておかずを食べなければならないという厳格さの一例を聞き、松也さんも心から驚いていました」(TBS関係者)そんな松也が今春に萬斎と初共演。しかも、萬斎の自宅を訪ねる設定だった。「私、実家に男性を紹介したことがないんですよね」野村アナが松也に打ち明けると、「実家に連れていかれる初めての男ってわけだね……」松也も緊張を隠さなかった。「いざ萬斎さんが姿を現すと、松也さんは『初めまして……』と消え入るような声で挨拶。緊張はピークに達していました」(前出・TBS関係者)■「松也の母も妹も彼女との結婚を望んでいる」松也の家族も人間国宝一家である彼女との結婚を心から望んでいると話すのは、後援会関係者だ。「若旦那(松也)と野村アナとの縁組が本当に実現したら、後援会としてはこの上ない喜びです。若旦那は20歳でお父様を亡くして以来、16年間、後ろ盾なしに頑張ってきました。自主公演『挑む』を立ち上げ、今夏で10回目。これで最後と発表したのは、今後はもうワンランク上のステージを目指すということ。若旦那もすでにアラフォー。お母さまも妹さんも“結婚相手を真剣に見つけてほしい”と願っています。人間国宝を父に持つ野村萬斎さん一家との縁故ができれば、音羽屋にとって、まさに“理想の結婚相手”といえるでしょう」松也の父・尾上松助(享年59)は、先代の尾上松緑の弟子。松也は5歳で舞台デビューを飾ってはいるが、父親亡き後は自分が家長となり、20歳で父の3人の弟子の面倒まで見なければならなくなってしまった。松也自身、こんな苦悩を告白している。《僕は、家柄に関してコンプレックスというのがあって、楽屋にご自分の先祖の写真を飾っていらっしゃるのを見ると、すごく羨ましくもあり、嫉妬もありました》(『婦人公論』’21年2月24日号)一方の野村家は、狂言の名家として知られている。「一般的に伝統芸能のなかでも、武家社会で発展した狂言と、大衆演劇として発展した歌舞伎とでは、250年ほど歴史が古い狂言のほうが格式が高いといわれています。萬斎さんは長男に対しては師弟関係になるため、幼少期から厳しく育て、家でも敬語で会話。でも、彩也子さんのことは目に入れても痛くないほど溺愛しています。学生時代はねだられるとついつい買ってしまったり、留学したいという彼女の意思を尊重するなど、やりたいことはすべてやらせてきたそうです」(テレビ局関係者)■萬斎がいちばん気をもむ長女の“人間関係”狂言の舞台に立つことができない長女が自ら選んだアナウンサー職。萬斎は、彼女が出演する『あさチャン!』(TBS系)も早起きして毎朝見ているそうだ。「仕事で見られないときは録画してチェックしているそうです。毎日LINEで感想を送り、発声やイントネーションに細かくアドバイスしているそうです」(前出・テレビ局関係者)そんな萬斎がいちばん気をもんでいるのが、長女の“人間関係”。「家を出て一人暮らしを始めるようになった大学生時代は、夜11時には必ず自分に電話するように伝えていたそうです。やはり“悪い虫がつく”ことを懸念しているんでしょう。“変な男にはひっかからないように”と口酸っぱく言われて育ったそうです」(別のテレビ局関係者)萬斎も、長女と共演中の松也のことを気にはしているという。「野村アナがスタッフに『父から“松也さんとの仕事はどうだったか”と聞かれます』と話していたそうです」(前出・TBS関係者)4月の共演番組で、萬斎は最後に野村アナに対し、「まず自立をちゃんとする。一人で生きていける力を身に付けてほしい。そのうえでお互いに尊敬し合えるよいパートナーと巡り合えれば幸せだろうな」とメッセージを送った。共演者・松也には「末永くよろしくお願いします」と語っていたが……。■萬斎にとって、松也は長女の結婚相手対象外!?「本音を言えば、萬斎さんは現状、野村アナの交際相手として、松也さんは対象外だと考えていると思います」(前出・テレビ局関係者)その理由は――。「芸事を突き詰めてきた萬斎さんだからこそ、私生活が派手で“女遊びは芸のこやし”という考え方を持つ歌舞伎役者を認めていないところはあると思います。特に前田敦子さん、瀧本美織さんなど有名人と浮き名を流した松也さんとの交際をすんなりOKするとは到底思えません」(前出・テレビ局関係者)長女の未来を誰よりも願う萬斎には、松也は“戦慄の交際相手”のようだが、前出のTBS関係者は2人の今後に期待している。「松也さんが野村アナをとても気に入ってアタックしているのは間違いないでしょう。楽しい番組を作り上げていく過程で、弊局での新垣さんと星野さんのように“共演を機に結婚”はありえること。温かく見守っていく所存です」(前出・TBS関係者)また“電撃婚”カップルが誕生する日は来るのだろうか――。
2021年05月25日成河や瀧本美織らが出演する舞台『森 フォレ』が7月6日(火)~7月24日(土)にかけ、世田谷パブリックシアターで上演される。この度、本作のメインビジュアル第2弾が公開となり、名古屋&兵庫公演も決定した。世田谷パブリックシアターではこれまでに上村聡史の演出で『炎 アンサンディ』(2014年初演、2017年再演)、『岸 リトラル』(2018年)と、フランスで活躍するワジディ・ムワワド作 “『約束の血』4 部作”シリーズを上演している。宗教・戦争・歴史といった、日本人にとっては一筋縄ではいかない題材を超越していく、スリリングなストーリー展開と圧倒的な台詞の響きでを観客を魅了。そして3年の歳月を経て、満を持して上演されるのが『森 フォレ』だ。母の死により自らのルーツを辿ることになる少女。彼女が成長していく姿を通して、娘から母へ、母から祖母へ、祖母からまたその母へと、戦争の世紀に押しつぶされた声なき人たちの声が6世代と2大陸にまたがる。そして壮大な時空間を超えて、現代に響き渡る。公開されたメインビジュアルには、メインキャストとなる成河、瀧本美織、岡本健一、麻実れいの姿が写し出されている。■公演情報『森 フォレ』<東京公演>7月6日(火)~7月24日(土)会場:世田谷パブリックシアター(16日&22日の終演後、ポストトーク有)16日:上村聡史、成河、岡本健一 / 野村萬斎(世田谷パブリックシアター芸術監督)22 日:上村聡史、成河、瀧本美織、岡本健一、麻実れいチケット料金:一般S席(1階・2階席)8,500円 / A席(3 階席)5,000 円 / ほか高校生以下、U24 など各種割引有※託児サービスあり ※車椅子スペース取扱有一般発売:5月30日(日)世田谷パブリックシアターオンラインチケット:<名古屋公演>7月28日(水)17:00会場:日本特殊陶業市民会館ビレッジホール<兵庫公演>8月7日(土)・8日(日・祝)各日13:00会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2021年05月12日タレントの市川美織が18日、都内で開催された令和時代のスターを発掘するガールズオーディション「DUO presents TGC AUDITION 2021」のゲスト審査員を務めた。市川美織大型ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」がプロデュースする同オーディション。芸能プロダクションの生島企画室、エイジアプロモーション、エイベックス・マネジメント、プラチナム プロダクション、プロダクション尾木、ホリプロの6社が参加し、所属契約をかけた公開ドラフト会議を実施。市川はプロダクション尾木の代表として、ゲスト審査員を務めた。市川はこの日、ドラフトで指名されなかった人に向け、「私もオーディションが苦手で。どうしても緊張して上手く話せず、頑張ってきたのに本番で力を出せなかったりした。そういうのは不安の材料になると思う」といい、「大人になってから『オーディションで何を見ているのか?』を聞いたことがある。その答えが『入ってきたときのフィーリング』でした。今回がダメでもご縁がないだけで、ほかのご縁があるかもしれないのでそこで頑張ればいい。次に何かがあるから、今回ダメだったと思ったら楽になって、夢も追いかけ続けられる」と前向きなメッセージを送った。また、「私も幾度の困難を乗り越えてきた。事務所をクビになったりとか…あ、別に不祥事ではないですよ(笑)。人には向き不向きがあると思うので、落ち込んでもどんどん色んな方向性で挑戦してほしい。次もあるよねって選択肢を増やしてほしい。これからが勝負どころ」と未来の後輩たちに語りかけていた。同オーディションの対象となるのは、モデル・タレント・女優・アーティストを目指す9歳以上の女性で、特定の芸能プロダクションに所属していないアマチュア。今年はおよそ6400人の応募があった。各プロダクション1位指名の6人の中から選ばれたグランプリは、東京在中の14歳、寺島季咲さんとなった。ゲスト審査員にはそのほか、朝比奈彩、近藤千尋、小室安未、鈴木ゆうか、足立梨花も務めた。
2021年04月18日5月28日(金)に映画『HOKUSAI』が公開されることを記念し、国内最大級の審査制写真投稿サイト「東京カメラ部」と連動して2019年12月3日~2021年2月4日にInstagramとTwitterで開催された北斎の代表作である「冨嶽三十六景」にちなんだ、「富士山」フォトコンテストの結果が発表された。“あなたが見た冨嶽”をテーマに実施したこのフォトコンテストでは、写真愛好家からライトなユーザーまで幅広い層が参加し、期間中におよそ10,000点に及ぶ応募作品が集まった。多くの応募作品の中から、東京カメラ部やスペシャル審査員(映画『HOKUSAI』より葛飾北斎役:柳楽優弥・田中泯 / 北斎の妻・コト役:瀧本美織)による厳選なる審査の元、全26点の受賞作品が決定。そしてこの度、4月9日(金)に全26点の受賞作品が発表されるとともに、本作の企画・脚本を担当した河原れんと東京カメラ部の代表を務める塚崎秀雄が当フォトコンテスト受賞作品講評会インスタライブにゲストとして登場することが決定した。講評会インスタライブでは、スペシャル審査員の柳楽、田中、瀧本らが選び抜いた【HOKUSAI賞】含む、全国のあらゆるスポットから富士山や各地の山々を被写体として捉えた美しい作品の数々を河原が表現者としての視点から講評し、映画の魅力、葛飾北斎や彼の作品への熱い想いについてトークを繰り広げる。さらに受賞作の発表を控え、講評会では触れられない「佳作(全10点)」の中から作品2点を特別に先行公開するとともに、当フォトコンテストの“あなたが見た冨嶽”というテーマに沿い、本編の中で代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」誕生に繋がる、北斎が波を見て着想を得る奇跡的な瞬間などを捉えた場面写真4点が公開となった。病や政府からの抑圧、何があっても絶対に諦めずに描き続けた絵師としての生き様が青年期(柳楽)から老年期(田中)を通して初めて描かれる本作。今を生きる表現者たちの魂をも揺さぶる本編にも期待してほしい。映画『HOKUSAI』5月28日(金)より公開
2021年04月06日新型コロナウイルスの感染拡大による丸1年の公開延期を経て、5月28日(金)に全国公開となる映画『HOKUSAI』。この度、映画の公開を記念して神奈川県・岡田美術館にて4月3日(土)〜9月26日(日)の期間、葛飾北斎の作品を特別展示することが決定した。代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が2020年2月に新たに刷新された新パスポートや2024年度から使用される千円札のデザインに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト“葛飾北斎”。19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど数々のアーティストに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった世界で最も有名な日本人で、米LIFE誌『この1000年で偉大な功績を残した100人』にも唯一の日本人として選ばれている。北斎は自らを「画狂老人卍」と名乗り、江戸時代としては稀な90歳という長寿を全う。「冨嶽三十六景」を70代に手掛け、絶命する直前に「天我をして五年の命を保たしめば、真正の画工となるを得べし(あと五年寿命があれば、本物の絵師になれるのに)」という言葉を残したとされるその人物像は、現代を生きる私たちにも強烈なインパクトを与える。そんな北斎の実像に迫ろうと、5月28日に封切られる映画『HOKUSAI』で北斎の青年期と老年期を二人一役で演じ分けるのは柳楽優弥と田中泯。生涯に渡って現役の絵師であり続けた北斎の姿が現代に蘇る。先日クリスティーズ・ニューヨークで開催された日本・韓国美術のオークションで、最低予想価格15万ドルの10倍以上となる159万ドル(日本円にして約1億7000万円)で落札され、木版画集の価格の世界記録を更新するなど、今改めて北斎の作品は世界中から注目を得ているが、今回岡田美術館では、その名作「神奈川沖浪裏」のほか、北斎の美人画の極みである「夏の朝」と「傾城図」を特別展示する。まだ眉を落としていない初々しさが残る「夏の朝」の新妻、玉虫色に光る笹色紅を唇にほどこした「傾城図」の妖艶な花魁、北斎が描く“清楚美人”と“妖艶美人”を、映画に登場する瀧本美織演じる北斎の良妻・コト、芋生悠演じる歌麿の恋人である花魁・麻雪にそれぞれ重ねてみることで、今にも動き出しそうな生命力に溢れる浮世絵と、本作の世界観を合わせて楽しむことができる。そして、本編に登場する浮世絵の再現にも一切の妥協を許さず、版画を制作するシーンでは実際の彫師と摺師が出演している本作。今回の撮影で使われた版木や、江戸当時と変わらず版画を制作するために実際に使用された道具なども展示される予定だ。200年以上の時を経て今に伝わる作品の魅力と私たちの心を惹きつけてやまない北斎の生き様を、この春、美術館とスクリーンで目の当たりにしてほしい。【開催情報】「北斎特別展示」会期:4月3日(土)〜9月26日(日)会場:岡田美術館『HOKUSAI』5月28日(金)より公開
2021年03月29日今年7月、東京・世田谷パブリックシアターにて舞台『森 フォレ』が上演されることが決定した。本公演は、気鋭の劇作家ワジディ・ムワワドによる「約束の血」4部作シリーズの第3弾。世田谷パブリックシアターでは、これまでに『炎 アンサンディ』(2014年初演、17年再演)、『岸 リトラル』(17年戯曲リーディング公演、18年本公演)を上村聡史演出で上演してきた。全二作を数多くの演劇賞受賞へと導いた上村は、『森 フォレ』で役の心情のみならず、社会・政治背景まで正確に分析して表現する緻密な演出力を生かし、シリーズの中でも集大成と言える大作『森 フォレ』に挑む。本作を生み出したムワワドはレバノン生まれで、内戦を経験。カナダに亡命後にフランスへ渡り精力的な演劇活動を続ける中で、自己の体験から戦争を背景に自らのルーツを辿る作品を多く発表してきた。代表作である「約束の血」4部作は“家族”をテーマに扱った作品で、その中の一作が2006年に創られた『森 フォレ』だ。母の死により自らのルーツを辿ることになる少女の成長が、人々が繋げる「血の創生」に着目しながら、6世代と2大陸にまたがる壮大な時空間の中に立ち上がる構成を取っている。舞台は現代からベルリンの崩壊、第二次世界大戦、第一次世界大戦、普仏戦争、産業革命後のヨーロッパまでさかのぼり、娘から母へ、母から祖母へ、祖母からまたその母へと、戦争の世紀に押しつぶされた声なき人たちの声を現代に届かせる『森 フォレ』。出演には、『岸 リトラル』で読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した岡本健一、『炎 アンサンディ』で菊田一夫演劇賞大賞を受賞した麻実れいをはじめ、栗田桃子、亀田佳明、小柳友といった前二作でその研ぎ澄まされた演技をいかんなく発揮した顔ぶれが並ぶ。さらに、成河、瀧本美織、岡本玲、松岡依都美、前田亜季、大鷹明良といった、近年の演劇界を牽引するメンバーが加わり、総勢11名の実力派俳優が集結。スタッフ陣も『炎 アンサンディ』以来、全員同じ布陣が今作でもまた顔を合せ、世界の歴史の背景に翻弄された人間たちの宿命的な生きざまを描く。詳しい日程やチケットなどの情報は、随時劇場の公式HPにて発表されるので、引き続き注目してほしい。■演出家・上村聡史再びワジディの台詞に出会えることを大変嬉しく、改めて、想像力というものが、いかに人生にとってかけがえのない産物かということを思わせてくれる氏の世界観に、表現の可能性を感じ、演出できる喜びを噛みしめています。いつもながらの、個人の小文字の物語と歴史の大文字の物語が交差する作劇は、深遠な想像を喚起することはさることながら、今作は、前二作の中東をイメージした舞台設定から、ヨーロッパへと舞台を移します。時間軸も、産業革命後の資本社会が台頭する1870年から、第一次・第二次世界大戦という戦争の世紀を潜り抜けて、閉塞感漂う神なき現代までの約150年が描かれます。とりわけ、『森 フォレ』は“女性の身体”が重要なキーワードとなっていて、愛や憎しみ、不安や渇望といった普遍的な感情が、脳、血、顎、腹、肌、性器、心臓といった身体のパーツへと反映され、それら身体の神秘と可能性が物語を大きく突き動かしていきます。その純然たる身体と感情の迸りを、“約束の継承”とも言うべきテーマへと繋げ、熱量と詩的な奥行きを感じる、歴史と個人の一大叙事詩として、今の時代に仕立てたいと思います。これまでの『炎 アンサンディ』『岸 リトラル』を共に創りあげた心強いスタッフ・キャストと、今回が初参加になるキャストとの刺激的かつ鮮度ある組み合わせで、本シリーズの集大成となるべく醍醐味に、どうぞご期待ください。【公園概要】『森 フォレ』作:ワジディ・ムワワド / 翻訳:藤井慎太郎演出:上村聡史出演:成河 瀧本美織栗田桃子 前田亜季 岡本玲 松岡依都美 / 亀田佳明 小柳友 大鷹明良岡本健一 麻実れい日程:2021年7月 / 会場:世田谷パブリックシアター主催:公益財団法人せたがや文化財団 / 企画制作:世田谷パブリックシアター / 後援:世田谷区
2021年03月26日孤高の絵師・葛飾北斎の知られざる生涯を、柳楽優弥と田中泯のW主演により初めて描く映画『HOKUSAI』。新型コロナウイルスの感染拡大による丸1年の公開延期を経て5月28日(金)に公開することが決定。新予告&新ポスターとともに、柳楽さん、田中さんから公開に向けたメッセージが到着した。今回解禁された映像は、いまもなお、幅広く様々なジャンルで世界中に多くの影響を与え続けている天才絵師・葛飾北斎(田中泯)が若かりし頃を回想するところから始まる。人気浮世絵版元(プロデューサー)・蔦屋重三郎(阿部寛)に向かって「北極星にちなんでつけたんだ」と、決して動かぬ星であることが自身の名前の由縁であると真っすぐな瞳を向けて語る人物こそが若き日の葛飾北斎(柳楽優弥)。腕はいいが、食うことすらままならない生活を送っていた北斎に目をつけた重三郎。しかし、絵を描くことの本質を捉えられていない北斎をなかなか認めず、“絵を描く意味”を問いかける。また、勝ち負けにこだわる北斎は、喜多川歌麿(玉木宏)や写楽などライバル達にも完璧に打ちのめされ、先を越されてしまい、もがき苦しみ、生死の境まで行き着き、大自然の中で気づいた本当の自分らしさを見つける。そして、北斎は重三郎の後押しによって、ついに唯一無二の独創性を手にする。しかし、江戸時代後期は幕府によって浮世絵や戯作などの風俗が厳しく取り締まられており、蔦屋が営む耕書堂や、武士の家系であることを伏せて筆を取り、北斎とタッグを組んでいた戯作者の柳亭種彦(永山瑛太)も弾圧の対象に。彼もまた自問自答し、「先生は絵のために全てを捨てられますか?」と北斎に問いかけるも、北斎の気概や諦めない姿を目の当たりにし、己の信念を最後まで貫き通すことを決心する。一方で、志を共にする表現者たちを失い続けてもなお創作意欲が衰えることのない老年期の北斎は、筆一本を手に黙々と描き続けた絵で、誰よりも雄弁に“表現の自由”を求め、時代に抗い続ける。厳しい弾圧の中、「こんな日まで絵を描くのか」と問われても、「こんな日だからだ」「今だから見えるものがある」と内に秘める熱い想いを言葉にする北斎の姿は、まさに“今だからこそ”感じることができる多くの共感や勇気を与えるメッセージとも受け取れる。合わせて解禁された本ポスターでは「絵で世界は変わるのか?」という、北斎が生涯をかけて貫き通したその生き様から気付かされるような力強いキャッチコピー。さらに、青年期・北斎を演じる柳楽さん、老年期を演じる田中さんに続き、蔦屋重三郎を演じる阿部寛、柳亭種彦を演じる永山瑛太、歌麿を演じる玉木宏、北斎の妻・コトを演じる瀧本美織、高井鴻山を演じる青木崇高らのキャラクタービジュアルが収められている。また、葛飾北斎の本作の題字によって表現されている壮大さや豪然たる勢いと存在感、これらすべてが相まって、作品の世界観やストーリーのスケール感が表現されたものとなっている。柳楽優弥「この時代においてとても必要なエンターテイメントの力に」「2021年という今だからこそ、この作品をご覧いただき、より一層、北斎の持つ力強さやパワーを感じて頂くことができるのではないか」と語る柳楽さん。「北斎の持つ力強さ、目標や夢に向かって自分を信じ突き進んでいく力は、今この時代においてとても必要なエンターテイメントの力になるのではないかと思います。今この時代を生きる人たちの背中を押してくれるような北斎の強い信念とエネルギーを感じて頂けたら」と大きな期待を込める。田中泯「北斎は本当に憧れの素晴らしい男」「撮影中の興奮は、いまだに僕の中に残っていてたくさんのことが思い出されます」と田中さん。「北斎は本当に憧れの素晴らしい男」と断言する。「現在、世界中で悶々とし、ムカムカとし、そして落ち込み、今私たちはとても苦しい時間のまさにその渦中にいるわけです。北斎は、そうゆうものに対して立ち向かったわけです。常識破りでもあったと思います」と思いを馳せながら、「(人は)数年経てば、こうだと思っていたものも自分の中で壊れ、あるいは自分でぶち壊し、常に生まれ変わるようにして生きている。北斎は、家を変え名前を変え生きていた。あるいは彼の眼に見えるものも変化していったかもしれない。でも、一人の人間としてこれが当たり前なんだと、僕は強く言いたいと思います」とコメント。「僕たちはほんとに見習わなきゃいけない」「ほんとに好きなことを探し、やらなきゃならないことを自分に課して生きていくようなことを、北斎みたいにやってみたい」と、改めて尊敬を込めて語っている。『HOKUSAI』は5月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HOKUSAI 2021年5月28日(金)より全国にて公開。©2020 HOKUSAI MOVIE
2021年03月19日新型コロナウイルスの感染拡大により、公開延期となっていた映画『HOKUSAI』の新公開日が5月28日(金)に決定し、W主演を務める柳楽優弥と田中泯からメッセージが到着。さらに、再始動した本作の新予告と新ポスターが公開された。代表作『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏』が2020年2月に新たに刷新された新パスポートや2024年度から使用される千円札のデザインに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト葛飾北斎の生涯を描いた本作。19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど数々のアーティストに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった、世界で最も有名な日本人で、米LIFE誌「この1000年で偉大な功績を残した100人」にも唯一の日本人として選ばれている北斎は表現者たちが自由を奪われていた時代に、ひたすら絵を描き続けていた。この映画では、抑圧に負けず自分の道を貫き、表現の自由を求めた北斎の姿を通して、今を生きる人々にメッセージを届ける。今回公開された映像は、今もなお、幅広く様々なジャンルで世界中に多くの影響を与え続けている天才絵師・葛飾北斎(田中泯)が若かりし頃を回想するところから始まる。人気浮世絵版元(プロデューサー)蔦屋重三郎(阿部寛)に向かって「北極星にちなんでつけたんだ」と、決して動かぬ星であることが自身の名前の由縁であると真っすぐな瞳を向けて語る人物こそが若き日の葛飾北斎(柳楽優弥)だ。腕はいいが、食うことすらままならない生活を送っていた北斎に目をつけた重三郎。しかし、絵を描くことの本質を捉えられていない北斎をなかなか認めず、“絵を描く意味”を問いかける。勝ち負けにこだわる北斎は、歌麿や写楽などライバル達にも完璧に打ちのめされ、先を越されてしまい、もがき苦しみ、生死の境まで行き着き、大自然の中で気づいた本当の自分らしさを見つける。そして、北斎は重三郎の後押しによって、遂に唯一無二の独創性を手にするのであった。しかし、江戸時代後期は幕府によって浮世絵や戯作などの風俗が厳しく取り締まられており、蔦屋が営む耕書堂や、武士の家系であることを伏せて筆を取り北斎とタッグを組んでいた戯作者の柳亭種彦(永山瑛太)も弾圧の対象に。彼もまた自問自答し、「先生は絵のために全てを捨てられますか?」と北斎に問いかけるも、北斎の気概や諦めない姿を目の当たりにし、己の信念を最後まで貫き通すことを決心する。一方で、志を共にする表現者たちを失い続けてもなお創作意欲が衰えることのない老年期の北斎は、筆一本を手に黙々と描き続けた絵で、誰よりも雄弁に“表現の自由”を求め、時代に抗い続ける。厳しい弾圧の中、「こんな日まで絵を描くのか」と問われても、「こんな日だからだ」「今だから見えるものがある」と内に秘める熱い想いを言葉にする北斎の姿からは、若き日に重三郎に自身の名前の由来を語った青年の時と変わらぬ北極星のように、生涯決してブレることのない強い信念を持ち続けた人物であったことが伺える。また、何があっても絶対にあきらめず、自分を信じ、絵を描き続けた北斎の人生は、コロナ禍で多くの自由を奪われた人々に“今だからこそ”感じることができる多くの共感や勇気を与え、時を超えた北斎からのメッセージとも言えるだろう。また、合わせて公開された本ポスターでは「絵で世界は変わるのか?」という、北斎が生涯をかけて貫き通したその生き様から気付かされるような力強いキャッチコピーが特段目を引く。さらに、主役級の超豪華キャスト揃い踏みのビジュアルは必見。それぞれの時代を生きた北斎の人生が垣間見られるような青年期・北斎を演じる柳楽、老年期を演じる田中に続き、蔦屋重三郎を演じる阿部、柳亭種彦を演じる永山、歌麿を演じる玉木宏、北斎の妻・コトを演じる瀧本美織、高井鴻山を演じる青木崇高らのキャラクタービジュアルが収められている。また、本作にとって欠かすことのできない葛飾北斎の本作の題字によって表現されている壮大さや豪然たる勢いと存在感。これらすべてが相まって、作品の世界観やストーリーのスケール感が表現されたものとなっている。90年の生涯で3万点以上もの作品を描き続け“画狂人”とも言われるほどに、何があっても絶対に諦めることなく、命が尽きるその時まで自身の信念を貫き通し、絵を描き続けた北斎の知られざる人生、そして彼の人生に深く関わってきた登場人物たちが、それぞれの人生に置いてどのように北斎と接し、交わっていくのかを数少ない資料から徹底的に調べ上げた充実に基づくオリジナルストーリーも見どころの一つ。謎に満ちた北斎の人生の物語が170年の時を経て描かれる映画『HOKUSAI』に引き続き注目してほしい。■映画『HOKUSAI』予告映像(90秒)■映画『HOKUSAI』予告映像(30秒)●柳楽優弥(青年期・北斎役)<コロナの影響により、約1年後の今年5月28日公開に決定した本作。公開間近される本作への今のお気持ちをお聞かせください。>2020年に(僕自身の作品も)延期が続いたので、少し悔しい思いもあったのですが、2021年という今だからこそ、この作品をご覧いただき、より一層、北斎の持つ力強さやパワーを感じて頂くことができるのではないかと思います。ぜひ多くの方にご覧頂きたいです。<本作の持つメッセージは、この時代だからこそ響くものだと思うのですが、「いまだからこそ伝えたい」ことは?>世の中の色々なことが様変わりしている中、僕自身もまた新たに一つずつ積み重ねて、ニューノーマルを作り出して行かなければと感じています。北斎の持つ力強さ、目標や夢に向かって自分を信じ突き進んでいく力は、今この時代においてとても必要なエンターテイメントの力になるのではないかと思います。今この時代を生きる人たちの背中を押してくれるような北斎の強い信念とエネルギーを感じて頂けたらと思います。<映画をご覧になる方へのメッセージ>“目標や夢に向かって突き進んでいっていい”ということを、北斎は物凄いエネルギーを持って突き進んで証明していたのだと思うし、その生き様から勇気をもらえると思います。映画『HOKUSAI』は、皆さんの背中を押せるような作品になっていると思いますので、ぜひ劇場でご覧頂きたいです。●田中泯(老年期・北斎役)<コロナの影響により、約1年後の今年5月28日公開に決定した本作。公開間近される本作への今のお気持ちをお聞かせください。>撮影中の興奮は、いまだに僕の中に残っていてたくさんのことが思い出されます。いよいよ今年5月に公開ということになりました。たくさんの人たちが見てくださる、そしてその感想をみんなが話しあい、だべり、つまみにされるかもしれませんが、そんなことで人々の言葉の中に北斎がまた生き返ってくるというか、生まれてくるといったらいいのか、そんなことが起きると思います。北斎は本当に憧れの素晴らしい男です。そして演じているのが僕ということが本当に不思議な話で、こんなことが現実に起こるんだなっていまだに驚いています。でも、実際に皆さんがご覧になる北斎はかなりスゴイです。楽しみにしていてください。<本作の持つメッセージは、この時代だからこそ響くものだと思うのですが、「いまだからこそ伝えたい」ことは?>映画の中でも北斎は、自分が生きている時代を「こんな時代」「いやな時代」だと言っています。現在、世界中で悶々とし、ムカムカとし、そして落ち込み、今私たちはとても苦しい時間のまさにその渦中にいるわけです。北斎は、そうゆうものに対して立ち向かったわけです。常識破りでもあったと思います。一人の人間が90歳になろうとしているのにもっともっと生きたい、まだまだやることがある、死にたくないとはっきり思う。これは今でも僕たちはほんとに見習わなきゃいけないと思います。生き生きと死んでいくというか、死ぬまで生き生きとしてそして死んでいく。でもどんなに計画的に生きていても、なかなか思い通りにはならない。数年経てば、こうだと思っていたものも自分の中で壊れ、あるいは自分でぶち壊し、常に生まれ変わるようにして生きている。北斎は、家を変え名前を変え生きていた。あるいは彼の眼に見えるものも変化していったかもしれない。でも、一人の人間としてこれが当たり前なんだと、僕は強く言いたいと思います。たしかに北斎は天才だと思いますが、天才だから出来たのではなく、自分が最も生き生きと感じるその生を生きるべきだということです。これは架空のことでもなく見果てぬ夢でもない。僕たちは自分を卑下することなく、夢を追いかけ続けることだけで、もっと生き生きとしていられるはずです。自分も、そんなにもういつまでも生きられるわけじゃない。でもやっぱりダラダラと生きたくはないと思っています。ほんとに好きなことを探し、やらなきゃならないことを自分に課して生きていくようなことを、北斎みたいにやってみたいと思っています。<映画をご覧になる方へのメッセージ>とにかくがんばって生きましょう!想定外なんて言葉はもういらないです。想定外なんてもうこれから延々と続くと思うんです。僕は、人類全体が大冒険をしなきゃならない時代にさしかかっていると思います。一人の人間の生きる生き方みたいなものがもっともっとたくさんになって、それで世の中が動いていったらスゴイだろうなって思います。本当は、人間分だけ生きるパターンがなくちゃいけないはずなんです。そしてお互いを尊敬したり、しっかりと保護したり、あるいは激励しあって、生きていけるようになったらすごくいいんじゃないかなって思います。映画を見ていただければ、皆さんにも絶対わかっていただけると思うんですが、北斎は「ちがう!人間はそんなもんじゃない!」っていうようなことが、毎日のように自分の中でうごめいていたんだろうと思います。その北斎が、歳を取っても変わらず生き続けられた。これはもうどう考えたって憧れるしかないじゃないですか。でも単に憧れるだけじゃなく、自分の中に一体何がムカムカするものとしてあるのかっていうのは、皆さんと一緒に考えてみたいし、あるいはこの映画からみなさんが一体何を受け止めるのかっていうのはものすごく大事なことのような気がしています。なんせ北斎ですからね。スゴイです。映画『HOKUSAI』5月28日(金)より公開
2021年03月19日大倉忠義主演、広瀬アリス、瀧本美織、松下洸平ら共演の「知ってるワイフ」10話が3月11日放送。澪の母、久恵もタイムワープ経験者だった!元春だけでなく澪もタイムワープしたのでは?と考える視聴者が続出。最終回に向け結末の考察も多数投稿されている。大学時代、学校の“マドンナ”で大企業の令嬢、沙也佳とデートするはずが、女子高校生・澪の財布を拾ったことでデートには行けず、結果澪と結婚することになった剣崎元春。それから10年、当初は幸せだったはずが澪は“恐妻”と化し、辟易する日々を送っていた元春は謎の男から渡された500円玉で10年前にタイムワープ。今度は沙也佳と結婚、優雅な毎日を過ごしていたのだが今度は澪が同僚として現れる。“新たな人生”で出会った澪は認知症の母・久恵を支え、たくましく生きていたが、久恵は元春と澪が結婚していた世界の記憶を持っており、再び澪は元春が好きになっていく。一方、沙也佳の本心に気づけなかった元春は、新たな人生でも結婚生活に失敗。元春は沙也佳と離婚してしまい…というストーリーの本作。主人公の剣崎元春を大倉さんが演じ、今は銀行員として元春と同じ支店に勤務する建石澪に広瀬さん。元春と離婚した日本を代表する大企業・西急グループ令嬢の沙也佳に瀧本さん。元春の銀行の同期で澪と交際するも別れを切り出され、澪が元春のことを好きだと知り激昂した津山千晴に松下さん。元春の“前の人生”を知っている澪の母・久恵に片平なぎさ。元春にタイムワープの方法を教えた小池良治に生瀬勝久。川栄李奈、森田甘路、末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、佐野ひなこ、安藤ニコらも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。10話では元春が澪に自分がタイムワープで過去を変えたこと、以前の世界で澪と夫婦だったことを明かす。一度はバカげていると言った澪だが、その後元春の話が本当だと確信。今の自分は前の人生の澪ではないと告げる。その後、沙也佳の父から紹介され融資した会社が計画倒産。元春も加担を疑われ解雇されてしまう。連絡が取れなくなった元春を追った澪は「俺と関わると不幸になる。俺が不幸の種なんだ」と語る元春を説得、自分の車で送る。澪の車を降りた元春は、走り去る澪の車を見送りながら「幸せにな、澪」とつぶやき、良治から500円玉を受け取ると再びタイムワープする…というのが今回の展開。また今回、元春を探しに行こうとする澪に「誰でも取り戻したい過去がある」と話し、澪にタイムワープ経験者だったことを明かした久恵。その際澪にコインのようなものを渡していたことと、いつも自転車だった澪が終盤では車に乗っていたことから「澪も久恵さんから500円玉もらってたよね」「赤い車で過去戻ったっぽくね?」「500円玉澪も持ってるよね?!車乗ってたよね?!タイムスリップする感じか?!」「澪ちゃんも戻らなければ突然現れた、澪ちゃんの車とお母さんからの500円玉の意味がない」など、元春だけでなく澪もタイムワープしたと考える視聴者が続出。「元春は過去に戻って澪と出会わないようにする。澪は会いたくてお母さんからもらった500円玉で、出会うように澪が動くって私のストーリー」「澪はお母さんにもらった500円玉で過去に元春を探しに来たりするのかな」と、次週放送される最終回に向け、結末の考察が続々とSNSに投稿されている。(笠緒)
2021年03月12日大倉忠義主演、広瀬アリス、瀧本美織、松下洸平らが共演する「知ってるワイフ」の9話が3月4日放送。津山の激しい怒りに様々な反応が集まるとともに、末澤誠也演じる篠原と樋口の“背伸びキス”に「神演出」の声が続々上がっている。10年前、大学生だった剣崎元春は大学のマドンナ的存在で大企業・西急グループ令嬢でもある沙也佳から好意を寄せられ、コンサートに誘われる。しかし会場に向かう途中、当時高校生だった建石澪が落とした財布を拾い警察に届けたことでコンサートに間に合わず、それから沙也佳とは疎遠に。その後元春は澪の家庭教師をすることになり、後に付き合いはじめ結婚する。当初は幸せな2人だったが、元春が澪のことを顧みなかったことで澪は“恐妻”と化し、元春は“謎の男”小池良治から渡された500円玉でタイムワープ。人生をやり直して今度は沙也佳と結婚、幸せな日々を送るかに思えたが、再び澪が元春の前に現れ、そして彼を好きになっていく。一方、新たな人生でも元春は沙也佳の離婚することに…というのがこれまでの物語。元春に大倉さん、澪に広瀬さん、沙也佳に瀧本さん、元春の同僚で以前の時間軸では妻子がいたが、現在は澪と交際している津山千晴に松下さん。元春たちが働く銀行の支店に勤務する篠原恭介に末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)。樋口静香に安藤ニコ。尾形恵海に佐野ひなこ。澪の母・久恵に片平なぎさ。良治に生瀬勝久。元春の妹・なぎさに川栄李奈。なぎさの夫・木田尚希に森田甘路といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。9話では澪は自らの想いが抑えられなくなり「剣崎主任が好きです」と告白、キスをしてしまうが、元春は「俺たちはダメだ」と澪を拒む。その後澪は津山に別れを切り出し、津山は泣く泣くそれを受け入れるが、元春と澪の会話を聞いてしまった津山は2人がキスしていたことを知り激怒…という展開に。「津山くんが手出すって相当だよ…ああああ」「津山くんが苦しくて、苦しい」など津山に対する同情の声が上がるなか、「元春と津山くんの仲だけでも戻ってくれ…苦しい…」と2人の友情が復活することを願う投稿も。また「松下洸平怒った役初めて見たかも」と、これまで温厚な役柄が多かった松下さんの“激怒”演技に驚く声もあがっていた。また前回、樋口に告白、キスしようとして突き飛ばされてしまった篠原だが、その後恵海が篠原と親しくする様子を見て嫉妬の想いが生まれ“逆告白”。それを受けて篠原は再び、3つ数えてからのキスを樋口に願い出て2人は晴れてキス…という展開になったのだが、その際、背伸びしてキスする篠原の足元だけを映すという演出にも「背伸びする足」の演出ありがたすぎる」「まさかの背伸びっていう予想超える演出で素敵すぎた」「背伸びしてキスするカットがめちゃくちゃ可愛かった」「背伸びチュー、神演出です」などの声が殺到している。(笠緒)
2021年03月05日長いタイトルが目を引くが、長さ以上に注目すべきはタイトルそのままのヒロインの行動である。WOWOWオンデマンドにて2月26日より配信が開始となるドラマ『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと』。現役の書店員である花田菜々子氏の実録小説を原作に、離婚寸前のヒロインが、出会い系サイトで出会った人々に本をお薦めしつつ、自らの進むべき道を探し求めていくという大人の自分探しドラマである。ヒロインの菜々子を演じるのは瀧本美織。今年30歳を迎える瀧本自身、菜々子の言葉や行動に共感し、心を突き動かされたという。――オファーが来て、物語についてどのような印象を持たれましたか?瀧本まず原作を読ませていただいて、こんな世界が実際にあるのかとびっくりしました。全部、花田さんが体験されてきたことだということで、勇気のある方なんだなと尊敬しましたし、私自身の人生にとっても発見、共感する部分がたくさんありました。花田さんの書かれるポップでカジュアルな文章がすごく好きになりましたね。WOWOWオリジナルドラマ『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと』――菜々子というヒロインの魅力は? 演じるにあたって彼女のどういう部分を伝えたいと?瀧本花田さんは、人生の中でもいろんなことの真っ只中にいて、絶賛自分探し中で人生に迷っているんですよね。「この人はこういう人だ」と他人のことを断定できないように、菜々子さん自身もまだまだ未完成な状態であり、でもそれが素晴らしいんだと。未完成なままでいいんだということを演じながら思っていて、今向き合っているこの人に集中することを大事にしました。WOWOWオリジナルドラマ『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと』――菜々子は、出会い系サイトで出会った人の目の前で、妄想を炸裂させたり、コミカルなセリフのやり取りや独り言も面白いですね。瀧本やっぱり言葉の力ってすごいなと思ったし、人と真正面から向き合うことがこんなにも素敵なことなんだとあらためて実感しました。人生に迷って、自分のやりたいことがなかなか思うようにできないという思いを抱えているところから物語が始まるんですけど、人と向き合うことによって自分自身とも向き合っていって、最終的には自分の幸せは自分で決めると思えるようになる、そこがすごくいいなと思いました。花田さんが書かれた言葉に私自身、話しながらハッと気づかされることもあったので、みなさんも自分の人生と重ね合わせて観てほしいです。「自分の幸せは自分で決めろ」と自分に言い聞かせるセリフがあって、それは本当に「あぁ、そうだな、そうあるべきだよなぁ」と思えたセリフですごく好きです。――菜々子が出会いを通じて変化していくように、瀧本さんも出会いによって気づきを得たり、成長したと思える経験はありますか?瀧本朝ドラ(NHK連続テレビ小説『てっぱん』)に出たとき、父親役が遠藤憲一さんだったんですが、遠藤さんや(祖母役の)富司純子さんから「美織はそのままでいきなよ。変わらないでいいから」ということを言っていただいたんですね。当時はよく分からないまま受け止めていたかもしれないんですけど、今になってその言葉をかみしめているというか。自分らしさとか、自分が何を良いと思うか? 何が好きか? 何に幸せを感じるか?とか……、今まで、自分主体で考えることを無視しがちだったんですけど、いただいたその言葉の深さに今気づいているというか、あらためて実感していますね。今まで、自分が何を好きかということを認識してなかったかもしれないですね。認識しようとしてなかったのか……。自分よりも他人のことを考える時間が多かったり、自分もそういう性格で他人に合わせることが苦じゃないんですよ。でも、これからは自分主体でもっと考えていきたいし、自分というものを確立しているからこそ他人のことが見えてくるのかなと思うので、自分をもっと強くしたいなと思っています。もし他人にお薦めするなら何を進めたい?――菜々子は、“本が好き”という確たるものを持ちつつも、それでも進むべき道に悩みますね。瀧本さんも、10代の頃からこの仕事をされていて、はたから見たら迷いなく、きちんと好きなことを仕事にしているように思えますが……。瀧本でも私の場合も、(芸能界に)自分から望んで入ったというわけではなく、他人に薦められてオーディションを受けたのが最初のきっかけなんです。ただ、歌うことは好きでしたし、表現することは好きだったのかな……?今でも覚えているのは、小さい頃、トイレにマンガ雑誌を持ち込んで、ひとりで全部の役を声を出して演じていたんです(笑)。自分の気づいていない部分で、演じるのは好きだったのかもしれないですね。――そんな瀧本さんでも、菜々子と同じように自分の進むべき道に迷ったり、葛藤を覚えることは……。瀧本もちろんありましたよ。やっぱり、自分よりも他人を中心に考えるクセが小さい頃からあって、自分がどうしたいってことじゃなく、他人に薦められたものに乗っかって、他人を中心に過ごしてきた部分があるんですよね。自分を無視して……とまではいかなくとも、他人の期待に応えるってことの方が今まで大きくて、“自分”というものが分からなかったりして、それは今回の菜々子さんに通じるものがあると思います。――今は楽しいですか?瀧本楽しんでますね。女優の仕事が好きだと思います。このお仕事は、自分でも意図していない、知らない自分を役を通して知ることができたり、自分を見つけていくことなのかなと思いますね。――この秋で30歳を迎えますが、この先のビジョン、理想像は?瀧本自分というものをぶれずに持ちつつ、それでいて柔軟に日々を楽しんでいる人に憧れます。そうなりたいですね。――多くの俳優さん、女優さんが「30代は楽しい」とおっしゃいますね。瀧本そういう話、聞きますね。楽しみです(笑)!もっと柔軟にいろんなこと楽しめるのかなと。やっぱり難しく考えすぎていたところが今まであったと思うし、でも20代ってそういうものなのかなと。それがあったからこそ、先が楽しみですね。――実際に出会い系サイトに登録して……というのはなかなかハードルが高いかもしれませんが、瀧本さん自身、菜々子を演じて、そういうことをやってみたいという願望は芽生えましたか?もし他人にお薦めするなら何を薦めたいですか?瀧本この作品に出会って、より一層、他人ともっと関わってみたいなと、その面白さに目覚めている感じはありますし、やってみたいって思いましたね。こんなに面白い、人生にこんなに影響を与えてくれる人に出会えるなんて……やってみたいです(笑)!自分が好きなことについて、他人と一緒に共感するのがすごく好きなので、薦めるとしたら……私はB’zさんがすごく好きなんです。父が聴いていたので、小さい頃からすごく聴いていて、体になじんでいるんですけど、B’zさんの曲を一緒に聴いてもらいたいですね。――出会った人に合わせて、「あなたにはこの曲を」とお薦めしたり?瀧本それいいですね。「あなたに合うのはこの曲!」みたいな(笑)。それやりたいです!――作品を通じて、いろんな本や漫画が紹介されますが、瀧本さんはこれまでの人生で忘れられない1冊や思い出に残っている大切な本はありますか?普段はどんなジャンルや作家さんの本を読まれますか?瀧本小さい頃に両親が、主人公の名前を私の名前にして作ってくれた絵本がありまして、それはすごく大切にしています。普段は、湊かなえさんのゾクゾクするようなミステリーも好きですし、原田マハさんや小川糸さんの優しい世界観も好きです。男性の作家も読みますよ。伊坂幸太郎さんの作品もすごく好きです。――音楽、本ときましたが、映画や映像作品で大好きな作品は?瀧本難しいなぁ……(苦笑)、何だろう?すごくカジュアルに好きな作品なんですけど、『ハムナプトラ』シリーズは大好きです。エジプトに行って……という世界観も好きですし、アクションあり、アドベンチャーありで主演のブレンダン・フレイザーもすごく好きです。主人公のああいう家族の姿って理想ですね。「家族で強い!」という感じが(笑)。取材・文:黒豆直樹ヘアメイク:SHIGE、スタイリスト:石川美久、衣装:ワンピース/furutaWOWOWオリジナルドラマ『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと』2月26日(金)23:30WOWOWオンデマンドにて第1話~第4話配信3月26日(金)23:30WOWOWオンデマンドにて第5話~第10話配信3月26日(金)23:30WOWOWプライムにて放送毎週金曜23:30放送(全10話)【第1話無料放送】番組特設サイト:
2021年02月25日瀧本美織主演のWOWOWオリジナルドラマ「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」(通称:であすす)。この度、2月26日(金)より配信される#1~#4で瀧本さん演じる主人公・菜々子が出会う、個性豊かでクセの強い豪華ゲスト総勢9名が明らかになった。本作は、実録私小説、33歳の現役書店員・花田菜々子が本を紹介することを通して自分にも他人にもとことん向き合い、新たな人生を切り開いていく“本×出会い系サイト×人間模様”のヒューマンドラマ。夫とは離婚寸前、仕事もうまくいかず、どん底人生まっしぐらの菜々子(瀧本さん)が出会い系サイトAU×AUに登録し、出会う人々は個性豊かでクセの強いキャラクターばかり。原作本においても登場する面々がドラマにも登場しており、インパクトの強いキャラたちがどう演じられていくのかは見逃せない。第1話に登場する菜々子が一番最初に出会い系サイトで会う男性、土屋役には岩尾望(フットボールアワー)、感情が大きくハイテンションな男コージ役には板垣瑞生。第2話に登場する菜々子の本社勤務の先輩、吉田役を丸山智己、独特な趣味を披露する原田役を栗原類。そして第3話に登場し、菜々子に衝撃を与える男、大橋役を加藤諒、自称AU×AUポリスの井田役を富田健太郎、仕事論を語り出すプライドの高い男、高島役を森優作が演じる。そして菜々子が店長を務める「カルコレ」のバイト2人を塩崎大智、小西はる。また、#5のゲストには里々佳、伊藤修子が決定。彼女らの役どころ、そして#6~#10のゲストはまた後日に明らかになるという。各話のゲストと菜々子が展開する会話劇はもちろん、流石すぎる菜々子の人を見抜く力とそれぞれに合わせて紹介される本にも注目。WOWOWオリジナルドラマ「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」は2月26日(金)23時30分~WOWOWオンデマンドにて#1~4配信、3月26日(金)23時30分~WOWOWオンデマンドにて#5~10配信。3月26日より毎週金曜日23時30分~WOWOWプライムにて放送(第1話無料放送/全10話)。(text:cinemacafe.net)
2021年02月24日大倉忠義が“人生をやり直す”主人公を演じる「知ってるワイフ」の7話が2月18日オンエア。新しい人生でも沙也佳との間に亀裂が走る元春…今回は元春だけでなく沙也佳にも怒りの声が巻き起こる一方、小関裕太演じる花屋の元に向かう沙也佳に不安の声も上がっている。「愛の不時着」でも知られる韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで人気となった同名ドラマを原作にした本作は、大倉さん演じる主人公・剣崎元春が大学時代に出会い、その後結婚するも“恐妻”と化した妻・澪に辟易するなかで、謎の男から渡された500円玉でタイムワープ。大学時代に戻り今度は大学のマドンナ的存在で大企業の令嬢と結婚、幸せな結婚生活を送るが、“新しい人生”でも澪が現れ、澪が“恐妻”と化したのは自分の行動に原因があったと後悔。再び澪に惹かれていく…というストーリーが展開。最初の人生で高校時代に元春と出会い、その後交際に発展、結婚して子どもも設け、新たな人生では銀行員として元春と同じ支店に勤務することになる建石澪を広瀬アリスが演じ、新たな人生で元春の妻となる日本を代表する大企業・西急グループ令嬢の沙也佳に瀧本美織。また3人を取り巻く人々として元春の同僚で澪と交際する津山千晴に松下洸平、元春の妹・なぎさには川栄李奈、元春の“以前”を知り認知症を患っている澪の母・久恵に片平なぎさ。元春にタイムワープのきっかけを与える良治には生瀬勝久といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話では沙也佳がネット掲示板で澪を実名で誹謗中傷。澪は発信元を特定して告訴すると徹底的に戦おうとする。その後、元春の母が白内障の手術で入院、母の世話をしたいという元春に沙也佳は父親の大事なパーティーを優先するよう迫る…という展開に。当初パーティーには出席すると話していた元春だがなぎさの娘が発熱、パーティーより家族を優先すると伝える元春にパーティーに来ないなら別れると返答する沙也佳。元春の母の白内障の手術を「命に関わるようなことじゃない」と言い放つ沙也佳に、元春は「全部自分の想い通りじゃないと気が済まないのか」と言い返し、自らを「女神様の召使い」と口にしてしまう。その言葉に「そんな風に思ってたの…」と沙也佳は何かを決意したような表情を見せると、家から出て行く。これまで元春への批判が大勢を占めてきた本作に関する投稿も、今回は「あそこまで夫の実家を見下しわがままを言うさやかはありえない」「命に関わらないような入院の場合は後回し。って感覚がイカれてる」など沙也佳への怒りが噴出。「女神様の召使いは最悪すぎる…」「嘘つかれて怒った沙也佳に対して「謝っただろ」はまずかった」など、元春の反論にも多くのダメ出しが上がる中、「どちらも悪いわけじゃなくて、これって元春とさやかさんの住む世界が違いすぎる」と、“新たな人生”での元春と沙也佳に生じた亀裂については“仕方ない”のでは?とする声も。家を飛び出した沙也佳は、親しくなった上原邦光(小関裕太)の元へ向かうのだが、これにも「そんな花屋の人をすぐ信用して平気…?」など、その行動に疑問の声が相次いでいる。(笠緒)
2021年02月19日大倉忠義主演、広瀬アリス、瀧本美織、松下洸平らが共演する「知ってるワイフ」の6話が2月11日オンエア。元春の後ろ姿に向けて澪が無言でつぶやいた言葉について多くの視聴者が“考察”、なかには澪も“以前の人生”を知ってるのではという声まで上がっている。本作は夫婦関係に悩む主人公がタイムワープで妻を入れ替えたことにより、“本当に大切なことは何なのか”を模索するというストーリーで、「愛の不時着」でも知られる韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで人気となった同名ドラマが原作。キャストには、大学生時代に知り合った妻・澪が“恐妻”となり、人生をやり直したいとタイムワープ。今度は大学のマドンナ的存在と結婚する剣崎元春に大倉さん。タイムワープする前の元春の妻で、今は銀行員として元春と同じ支店に勤務する建石澪に広瀬さん。今の元春の妻で日本を代表する大企業・西急グループ令嬢でもある沙也佳に瀧本さん。元春の銀行の同期で澪と交際を始めた津山千晴に松下洸平、元春の妹・なぎさに川栄李奈。なぎさの夫で元春の親友・木田尚希に森田甘路、なぜか元春の“以前の人生”を知っている澪の母・久恵に片平なぎさ。そのほか末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、佐野ひなこ、安藤ニコ、生瀬勝久らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“以前の人生”に戻れないとわかり、沙也佳を大切にして行くことを決意する元春に、「大事な話がある」と早く帰宅するよう伝える沙也佳。しかしその日は澪の父の命日で、津山に法事の準備を手伝うようアドバイスした元春は代わりに津山の残業を肩代わり。沙也佳は翌日こそ早く帰ってきて欲しいと頼むのだが、翌日、久恵が行方不明に。1日かけて久恵を探し疲れ果てた澪を発見した元春は、沙也佳に銀行の飲み会だと嘘をついて澪と共に久恵を探す。久恵は無事発見されるが帰宅が遅くなったことに沙也佳は怒り、さらに入浴中の元春の代わりに久恵からの電話に出た澪は、久恵の「うちの婿」という言葉や車のドライブレコーダーの記録から、元春と澪が母親公認で浮気していると考え激怒。キャンプの際に津山たちに聞いた裏掲示板に澪のことを投稿する…というのが今回のストーリー。これまでの優しい表情から一変、怒りの形相で元春の車の中を探り、ドライブレコーダーで行き先を調べ車内の録画映像を確認する沙也佳に「ドライブレコーダーは怖い…」「さやかめっちゃ探るじゃん…怖い怖い怖い怖い」「最初から正直に話とけば…」といった反応続出。一方「さやかはん、それは地獄へ進むパターン」「嘘つくのは良くない。でも勝手に電話に出るのも良くない」と沙也佳をたしなめる声も。一方、無事久恵が発見されたのちコンビニに向かう澪に「いなくなってはじめて大切さに気づいた…ほんとにごめん」と“謝罪”する元春。「今の言葉その人に伝わるといいですね」と返す澪に「心の中で祈るよ、幸せでいろよって」と答える元春。すると澪は私は心の中で祈らないで気持ちははっきり伝えると言いつつ「今日は剣崎主任みたいに心の中で祈ろうと思います」と伝える。その後2人はコンビニ前で別れるのだが、歩き去る元春の後ろ姿に向けて澪は何かをつぶやく…その“口パク”に「コンビニ入り口で、元春君に口パクで何て言ったんだろうか」「口パクでなんて言ったのかなぁ。気になりすぎる」など視聴者の反応が集中。「何回も見返した結果、「ほんとうは…」かな」「娘との考察でコンビニ前での澪の口パクが『本当は』と『今度は』に絞られた」など考察ツイートが続々とタイムラインに上がるなか、「何で口パクでほんとはって言ったの?やっぱり本当は全部知ってるの??」と、澪も久恵と同様“以前の人生”を知ってるのではという説も登場している。(笠緒)
2021年02月12日