人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。歌手の瀬川瑛子さんの第4回目は、意外な“自分へのご褒美”について、そして上沼恵美子さんとの心温まるエピソードをお届けします。生クリームで自分を甘やかすことも大切です。長い人生、頑張ることも大事ですが、一方で一度きりしかないわけですから、たまには気を抜いたり、また自分で自分にご褒美をあげて、人生を楽しむことも大事だと思っています。ちなみに私のご褒美は、キラキラした素敵な時計なんかも好きなんですが、一番は生クリームたっぷりお菓子(笑)。小さい頃は不二家のパフェが大好きで、今は、お気に入りのカフェで食べるマカロン付きのボリュームたっぷりのパフェ、それからコンビニのスイーツが最大のご褒美。生クリームたっぷりの餡ホイップとか、餡バターとか、もう大好きで仕方ない。あんな絶妙なおいしさ、世界中どこを探したってないですよ。体と相談しながら許される範囲で買いまくっています。それから麻雀!若い頃から大好きで、実は私、プロになりたかった。でも年齢制限で夢は叶わず…。40歳未満までしかプロになれないことを知らなかったんです。それに関しては、今でもちょっと悔しいですね(笑)。上沼恵美子さんに弟子入りを志願した過去が…。昔から私は、言うことがちょっと突拍子もなかったり、誰かが私にツッコミを入れてくれても、それに気が付かずぼーっとして、「あなたに言ったのよ?」と言われあたふた、みたいなことがよくありました。そんな私を見た方からバラエティ番組の出演オファーをいただき、たまにお邪魔するようになりました。でも最初の頃は、「面白いことを言わなきゃ…」と思うのに何もできなくて、とても辛かったんです。上沼恵美子さんとご一緒したときに、あまりに上沼さんが面白いので、「弟子にしてもらえませんか?」とお願いしたんです(笑)。でも上沼さんは、「瀬川さんはそのままでいい。当意即妙な瀬川さんなんて、瀬川さんじゃない」とおっしゃってくださって、そこで少し気が楽になりました。これからも、みなさんが喜んでくださることを誠心誠意やりながら、楽しくいきたいです。75歳の私もがんばりますから、若いみなさんも楽しく幸せな人生を歩んでくださいね。せがわ・えいこ1947年生まれ、東京都出身。’87年に『命くれない』がオリコン年間チャート1位を獲得。シングル『愛恋川』(日本クラウン)が発売中。バラエティ番組などにも多数出演。※『anan』2023年1月11日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・白石有梨奈ヘア&メイク・設楽樹加(by anan編集部)
2023年01月07日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。12月のゲストである歌手・瀬川瑛子さんは、75歳になってもスタイル抜群。ちょっと変わった方法で体型のチェックをするそうです。また、ご自身の経験から健康の大切さを語ってくれました。第3回目をお届けします。体型チェックに、お気に入りのドレスは欠かせません。昔からファッションは好きで、取材のときは派手めな洋服を着ることが多いです。今回の企画、正直ananさんがなんで私に取材…?!とびっくりしたんですが(笑)、75歳の私が、まだまだ輝きたい、頑張りたいと思っている気持ちが届いたらいいな、と思ってヒョウ柄のジャケットを選びました。ちなみにステージに上がるときは、自分でデザインしたドレスを着ます。何着か、最も理想的な体型だったときに着ていたドレスというのがありまして、太ったかなと思ったときはそのドレスを着て、体型をチェック。お腹が出たとか、胸が下がったと思ったり、スタッフに「ファスナー上がりませんよ!」と言われたら、体に意識を払います(笑)。体重計や鏡ではなく、ドレスが私のバロメーターなんです。たぶん皆さんも、お気に入りや、それを着ているときの自分が好き、という服がありますよね?その洋服を基準にしてみると、体への意識が変わるかもしれません。大切なのは感謝の心と健康な体です。デビュー以来大きな病気もなくやってきたのですが、数年前に初めて入院と手術を経験しました。1か月くらい入院をしたのですが、自分にとって歌がどれだけ大事な存在であったか、また応援してくださる方々がいるからこそ私は元気で歌ってこられたということを、心の底から実感しました。おかげさまで元気になりましたが、この先あとどのくらい歌えるかはわからない。歌うときには感謝を持って歌いたい、と心の底から思っています。若い皆さんにお伝えしたいのは、友だちや恋人、仕事で関わる方々への感謝を忘れないでほしいということ。それから、体への気遣い。きっと年に1回職場などで健康診断があると思いますから、必ずそれは受けてほしい。健康って、本当に大事。これからの日本を担う皆さんだからこそ、体には気を使ってほしい。どこかで私の顔や名前を見たら、「瀬川瑛子が健康診断受けてって言ってたな」と思い出してくれたら嬉しいです(笑)。せがわ・えいこ1947年生まれ、東京都出身。’87年に『命くれない』がオリコン年間チャート1位を獲得。シングル『愛恋川』(日本クラウン)が発売中。バラエティ番組などにも多数出演。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・内山めぐみスタイリスト・白石有梨奈ヘア&メイク・設楽樹加(by anan編集部)
2022年12月27日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。12月のゲストは歌手の瀬川瑛子さん。実は売れない時期が長くあったようで…。第2回目は、苦労時代に感じていたこと、そしてヒットを飛ばしてからのユニークなお話です。長く続いた〈潜水艦歌手〉時代を乗り越えられたのは…。どんな職業でも、順風満帆に行ける人って、そんなにたくさんはいないと思います。私は’70年のヒットの後、17年間まったく売れず。いつも下の方にいてなかなか浮上しないので、〈潜水艦歌手〉なんて呼ばれていました(笑)。私たちのような音楽をやっている歌手は、新曲をリリースすると、各地のレコード屋さんにご挨拶に回る、いわゆる〈キャンペーン〉をします。私が売れずに苦しんでいる時代も、毎年1枚は新曲を出させてもらっていたので、各地にお邪魔をすると、五木ひろしさんや八代亜紀さんなど、大スターが売れる前に書いたサインが飾ってあるのが目に入る。それを見て、「みんな頑張ってきた、辛いのは自分だけじゃない」と勇気をもらっていました。辛いとき、大変なときは、それを内側に抱え込まないことって大事です。誰かに話せないときは、散歩をしたり、深呼吸をしたりして、心をリセットする。その上で自分を信じて頑張る。これが私の乗り越え方です。モノマネをされるようになってこそ、一流です。父は昔から、「将来もし瑛子が歌手になりヒットをしたとき、誰かがモノマネをしてくれたら“一流になった”と思っていいんだよ」と言っていました。当時はよくわからなかったんですが、’87年に『命くれない』という曲が大ヒットした後に、その意味を理解することに。コロッケさんや栗田貫一さんらが私の歌や喋り方のモノマネをするようになり、以後私がステージで「瀬川瑛子でございます」と挨拶をすると、それだけでお客様が沸くんです。極端に言えば、出ていくだけで笑いが起こる(笑)。最初は戸惑いましたが、その一瞬があることで、客席と私の距離が一気になくなり、会場がとてもいい雰囲気になる。そういえば新潟駅で小さい子供に、「瀬川瑛子?“モ~”って牛のモノマネして?」と言われたことがあって、私が「モ~」と言ったら、「本当に瀬川瑛子だ!!」と言われたことがありました(笑)。今はこれも一つの幸せなんじゃないのかな、と思っています。せがわ・えいこ1947年生まれ、東京都出身。’87年に『命くれない』がオリコン年間チャート1位を獲得。シングル『愛恋川』(日本クラウン)が発売中。バラエティ番組などにも多数出演。※『anan』2022年12月21日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・白石有梨奈ヘア&メイク・設楽樹加(by anan編集部)
2022年12月17日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。12月は今年歌手生活55周年を迎えた瀬川瑛子さんがゲストです!第1回目は歌手になる前、そしてなりたての頃について語ります。歌手になったきっかけは、父の思いでした。私の父・瀬川伸は紅白歌合戦にも出場経験がある流行歌手でした。3人の子供のうち誰かを歌手にしたかったようで、私は物心ついたときからピアノの前で歌の練習をさせられました。昭和の時代って、家庭の中では父親というのは絶対的な存在でしたし、しかも姉が早々にレッスンから逃げ出したため(笑)、ここで私もいなくなったら父はがっかりするだろうな…などと思ってしまい、結果的に私が、父が敷いた歌手へのレールに乗ることに。5歳くらいで、菊池章子さんの「星の流れに」という歌をレッスンしていたときのこと。歌詞が“生きるためには身を売るしかない、こんな女に誰がした”的な内容なのもよくわからないし、そのうえ父は「歌詞を見て歌えばいいってもんじゃない、感情を乗せて!」とか言うものだから、頭の中は「??」状態(笑)。随分叱られましたけれど、無事に19歳でデビューできたときには、父も喜んでくれ、恩返しができたかな、と思いました。長崎のご当地ソングがヒットしたのですが…。1967年にデビューはできたものの、なかなか売れず。3年目の’70年に、『長崎の夜はむらさき』という曲をいただき、50万枚のヒットになりました。キャンペーンで長崎に行くと、駅を歩けば曲が流れ、バスガイドさんもバスの中で歌ってくれ、またタクシーに乗ればラジオから曲が聞こえてくる。嬉しさを感じるとともに、自分の歌をこんなにたくさんの方が聴いてくださっていることを実感し、歌ってすごい、ヒットするってこういうことなんだ…と、感動したのを覚えています。このとき実は、レコード会社の方が、「地元出身だと応援してもらえるから」と、私を“長崎出身”と売り込んだんです。でも私、東京の渋谷出身なんですよ…。それを言い出せず、申し訳ないと思う気持ちをずーっと抱いたまま活動してきて、’16年に明石家さんまさんの番組で初めて、「実は…」と告白し、長崎の皆さんにお詫びをしました。でも応援は本当に嬉しかった。今でも感謝しています。せがわ・えいこ1947年生まれ、東京都出身。’87年に『命くれない』がオリコン年間チャート1位を獲得。シングル『愛恋川』(日本クラウン)が発売中。バラエティ番組などにも多数出演。※『anan』2022年12月14日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・白石有梨香ヘア&メイク・設楽樹加(by anan編集部)
2022年12月09日『瀬川祥子ヴァイオリンリサイタル2022【延期公演】』が2022年3月10日 (木)にHakuju Hall(東京都渋谷区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。公演に関するお問い合わせはフューチャーデザイン(東京都中央区、代表取締役:内田一成)まで。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 昨年4月に開催予定だった「瀬川祥子ヴァイオリンリサイタル2021」延期公演です。〈予定曲目〉J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001シューベルト:ヴァイオリ・ンソナタ イ長調 D.574ショーソン:詩曲 Op.25ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」瀬川祥子(せがわさちこ)プロフィール4歳でヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高校学校音楽科を経てモスクワ音楽院、パリ国立高等音楽院第三課 程、ベルリン芸術大学他で学ぶ。第32回毎日学生音楽コンクール小学生の部全国第1位、ヴィオッティ国際コンク ール最高位など国内外のコンクールで受賞する。これまでにモスクワ・フィル、メキシコ州立管弦楽団、東京交響楽団、読売交響楽団等との共演や東京の夏音楽祭 、ポルトガル音楽祭 などに招かれるなど、日本、欧州各地でソリスト、室内楽奏者として活動している。「イザイ無伴奏ソナタ全曲」(フォンテック)「Libesleid」(アート・ユニオン)等のCDをリリース。鷲見三郎、小林健次、江藤俊哉 、V.クリモフ、R.パスキエ、T.ブランディスの各氏に師事。また、N.ミルシュタイン、R.リッチ、I.スターンと、20世紀を代表するヴァイオリニストの指導を受ける。(ナフェア弦楽五重奏団ホームページより )公演概要『瀬川祥子ヴァイオリンリサイタル2022【延期公演】』公演期間:2022年3月10日 (木)18:00開演(17:15開場)会場:Hakuju Hall(東京都渋谷区富ヶ谷1-37-5(株)白寿生科学研究所本社ビル 7F)■出演者瀬川祥子(ヴァイオリン)須関裕子(ピアノ)■チケット料金一般:5,000円学生:3,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月10日ハルト株式会社(本社:大阪市)は韓国コスメ専門のポップアップショップ「HART(ハルト)」を阪急逆瀬川駅直結アピア1の3階に2021年11月10日(水)~12月28日(火)に期間限定オープンいたします。HARTオープン告知「HART(ハルト)」では、韓国でも日本でも人気の、10代~30代の女性がターゲットの韓国コスメを600点以上取り揃えています。「イニスフリー ノーセバムミネラルパウダー」「ネイチャーリパブリック スージング&モイスチャー アロエベラ 92% スージングジェル」「メディヒール ティーツリー ケアソリューション アンプルマスク」「rom&nd ジューシーラスティングティント」をはじめ、韓国で絶大な支持を得ているミジャンセンのヘアオイル「ミジャンセン パーフェクトセラム オリジナル」や乾燥した肌を鎮静するシカリオに水分のバリア機能を強化するシカヒアルロン酸配合の「VT シカマスク」なども取り揃えます。■ポップアップショップ概要店舗名 : HART(ハルト)場所 : 〒665-0035 兵庫県宝塚市逆瀬川1丁目2-1 アピア1棟 3F期間 : 2021年11月10日(水)~12月28日(火)営業時間: 10:00~20:00※感染拡大防止の為、営業時間は異なる場合があります。取扱の韓国コスメブランドを一部ご紹介■rom&nd韓国のビューティーYoutuberがプロデュースしたメイクアップブランド人気のリップはカラーバリエーションと高発色、色持ちの良さが評判【取扱リスト】・rom&nd ジューシーラスティングティント(口紅)・rom&nd ゼロベルベットティント(口紅)・rom&nd ベターザンパレット(パウダーアイシャドウ)・rom&nd ベターザンアイズ(パウダーアイシャドウ)rom&nd商品■ミジャンセンミジャンセン(Mise-en-scene)は、お客様のヘアスタイルとイメージを完璧に演出するという哲学を持つ、スタイリッシュヘアコスメティックブランド【取扱リスト】・シャンプー・コンディショナー・トリートメント・ヘアパック・オイルセラムMise-en-scene商品■メディヒール皮膚科の臨床経験や理論をベースに開発された、韓国のコスメブランド。ブランドを代表するシートパックは累計20億枚を売り上げるほどの人気人気の理由はシートマスク1枚にアンプル約1本分の美容液がふんだんに使用され、さらに種類が豊富で自分の肌悩みに合わせて選ぶことができる!【取扱リスト】・フェイスマスク・スキンケアメディヒールイメージ■会社概要商号 : ハルト株式会社所在地 : 〒535-0012 大阪市旭区千林2-11-24事業内容: 商品開発・企画製造・販売促進企画・国内向けEコマース事業グラフィック、Web、広告等に関するデザイン業務全般・映像制作・音声等コンテンツ制作などクリエイティブワーク全般・コンサルティング・飲食店事業資本金 : 1億円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月10日舞台『Fight For F』が5月12日、池袋・あうるすぽっとで開幕した。それにあたって、演出・遠山晶司とプロデューサー・天野一輝からコメントが到着している。劇場での主催公演を中心に嵐やAKB48等のアーティストのサポート 、ドラマ『今日から俺は!!』や『NHK紅白歌合戦』等のTVメディア、宝塚歌劇団や2.5次元舞台等での振付・演出でも活躍するダンスエンタテインメント集団「梅棒」。『Fight For F』は2020年12月にサンシャイン劇場で上演された『成井豊と梅棒のマリアージュ』での上演作品『End ofF Story』の本編だ。作品では櫻井竜彦(梅棒)や阿部丈二、高見奈央、伊藤彩夏の4名を中心に無骨で泥臭い世界観が展開される。上演は5月16日(日)まで。この機会をお見逃しなく。『Fight For F』作・演出:遠山晶司(梅棒)・コメントこの作品は今から10年程前に思いついたものです。当時、表現者としての道に迷い、もがき、夢を諦めかけていました。そんな荒んだ心に響いたのは「BUMP OF CHICKEN」の楽曲達でした。とても立派とは言い難いそれまでの生き方の中にも、大切な物が生まれていることに気がつかされ、もう一度自分の旗を立て前に進むことができました。『Fight For F』の楽曲は全て「BUMP OF CHICKEN」のものです。擦り切れる程聞きいた曲からインスピレーションを受けて生まれてきた物語。苦節10年、この間に出会ってきたもの全てのおかげでこうして形に出来ました。仲間達と共にお客様に感動をお届けできれば幸いです。プロデューサー:天野一輝(梅棒)・コメント2019年10月に脱サラしてdynamizeという会社を立ち上げ、これまでも「梅棒」としての公演はやってきましたが、単独主催のプロデュース公演は今回が初めてとなります。今日までの出会いや縁がこの公演を創ってくれました。幕を上げるまで、一筋縄ではいかないことも沢山ありましたが、その過程で自分がいかに周りに恵まれているかを改めて気付かされ、感謝する日々でした。期せずして『Fight For F』は絆を描く物語です。私が出会ってきたこの素晴らしい人たちの絆に、少しでも多くの方と出会ってもらえたらと強く思います。劇場にお越しいただくことが容易ではない世の中ですが、いつか誰しも気軽にエンタメを楽しめるときが戻ってくることを信じて、その時まで歩み続けていく第一歩をよろしければご覧ください。■公演情報dynamizeプロデュース『Fight For F』/『おしゃれ紳士×梅棒』会場:池袋・あうるすぽっと『Fight For F』5月12日(水)~5月16日(日)『おしゃれ紳士×梅棒』5月19日(水)~5月24日(月)
2021年05月13日関西エリア初となる「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」が、複合施設「立誠ガーデン ヒューリック京都」内に、7月21日オープン。宿泊予約が、4月22日12時より公式HP()にてスタートする。旧校舎の意匠を感じる「Schoolhouse棟」客室の一つ、「Grace」京都一の繁華街・四条河原町をはじめ、観光地や史跡、ナイトスポットが徒歩圏にある利便性に優れたエリアに位置する「ザ・ゲートホテル京都高瀬川by HULIC」は、貴重な近代建築の校舎をリノベーションした「Schoolhouse棟」と、それにデザインを調和させた「新築棟」の個性豊かな客室全184室で展開。伝統文化・地域文化を積極的に取り入れた、まちと共に歩む新しいホテルとして誕生する。「ザ・ゲートホテル京都高瀬川by HULIC」外観正面イメージ今回、本記事では、築93年の校舎を再生した「Schoolhouse棟」をフォーカスしたいと思う。西洋のデザインと日本の美意識の融合大正時代後期開校の小学校校舎を生かして 大正時代後期に開校した立誠小学校の校舎をリノベーションした、ザ・ゲートホテル京都高瀬川by HULICの「Schoolhouse棟」は、近代建築文化の芽生えと小学校の開校当時の意匠が現代に引き継がれた、新旧の香りが交差する空間が特徴の客室棟。高瀬川の四季と風情を感じる特別な空間「スイート(Suite)」、高い天井や大きな窓など、かつての教室の面影が残る「グレース(Grace)」、アート作品の世界観の中で眠ることのできる「ラボ(Lab)」など、オリジナリティ溢れる客室を、5タイプ20室ラインアップする。高瀬川の四季を感じる「Suite」モダンで温かみのある空間デザインがいい。旧校舎の意匠を感じる「Grace」高い天井や開放感のある大きな窓など、かつての教室の面影を残す客室で、悠久の時間を過ごせる。京都を代表するアーティスト、彫刻家・樂雅臣と植栽家・村瀬貴昭の作品をインスタレーションした客室「Lab」(※画像は作品イメージ)さらに、立誠小学校時代、道徳や礼儀作法を教育する場であった「自彊室(じきょうしつ)」を重要なシンボルとして再生。畳60畳が敷き詰められたその大広間は長年、“立誠=人に対して親切にして欺かないこと”の精神を育んできた空間だ。宿泊するお客様にも日常から離れ、自らを見つめ直すことで新しい自分を発見する(=リトリートする)場として、本ホテルでは「リトリートルーム(Retreat Room)」という名称で展開する。時空をこえて当時の息吹を感じられる、他にはない空間として、本当の意味での“大人”の体験ができるスペースとして、体験参加型イベントや、まちとお客様との交流場所としても利用されていく予定。【施設情報】ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC住所:京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2客室:客室184室(「新築棟」164室、「Schoolhouse棟」20室)オープン日:7月21日宿泊予約: 4月22日12時より公式HPで全客室の宿泊予約をスタートURL: :075-256-8955(開業準備室、受付10~17時/土日祝を除く)
2020年04月21日強制性交容疑で逮捕された俳優・新井浩文容疑者が出演している映画『泣き虫しょったんの奇跡』(昨年9月公開)のBlue-rayとDVDの発売、配信が延期されることが15日、発表された。当初は3月30日の発売・配信を予定していたが、変更後の日程は未定。同作は、実在する棋士・瀬川晶司五段の自伝を映画化したもので、松田龍平が主演。窪塚洋介の息子・愛流が映画初挑戦したことでも話題を集め、新井容疑者は主人公・晶司の大事な一局の対戦相手・清又勝役で出演している。発売元のバップは、同社のホームページで「変更後の発売日につきましては、決定し次第、当ホームページにてあらためて告知させていただきます」としている。
2019年02月15日俳優の窪塚洋介(39)の長男・窪塚愛流(あいる、14)が9月8日、都内で行われた俳優デビュー作の映画「泣き虫しょったんの奇跡」(豊田利晃監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。各スポーツ紙によると愛流は主人公のプロ棋士・瀬川晶司氏(松田龍平)の少年時代を演じ、新人とは思えない繊細な演技を見せているという。昨年8~10月の撮影時から身長が10センチも伸び、現在173センチ。成長盛りのようだが、愛流は完成作を見て「自分ってすごいんだな」と無邪気に言い放っていたという。そんな愛流といえば、父のヤンチャぶりもこれまで多く伝えられてきた。01年の主演映画「GO」で映画賞を総なめにし俳優として注目を浴びた窪塚。03年5月に前妻の一般人女性と結婚し、10月に前妻が愛流を出産した。「人気俳優の窪塚だけに連日、神奈川県内にある自宅には報道陣が殺到。実家や、愛流が産まれた病院にまで押し寄せていました。そんななかフラッシュを浴びせた数人のカメラマンに、窪塚さんが激怒。左手を蹴り上げてしまったのです。事件直後、カメラマンは警察署に被害届を提出。後に示談が成立しました」(芸能記者)また愛流の誕生後には、父の自宅マンションからのダイブや離婚・再婚劇も。しかし愛流との生活が、窪塚を変えたようだ。「今回の出演は窪塚さんが豊田監督と公私にわたって親しいことから、オーディションを受けて決定したそうです。また窪塚さんは自身のインスタグラムでも長男を登場させ、そのイケメンぶりが話題になっていました。すっかり、良きパパとなっていますね」(ベテラン芸能記者)今後は、父子での共演も期待できそうだ。
2018年09月09日映画『泣き虫しょったんの奇跡』の公開記念舞台あいさつが8日、東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテで行われ、松田龍平、永山絢斗、渋川清彦、新井浩文、松たか子、窪塚愛流、豊田利晃監督、原作でプロ棋士の瀬川晶司五段が出席した。実在する棋士・瀬川晶司五段を劇中で演じた主演の松田。「大きなアクションがある訳ではないので、静かな中で何気ない動作が効いてくると思ったんです。瀬川さんは頭を触る癖があるので、それをやりすぎたら豊田監督から『やめてくれ』と言われました(笑)」と苦笑いを浮かべ、豊田監督から「芝居かなと思ったら、プライベートでもずっと触っていたので頭洗ってなかいのかなと(笑)」と注意した理由を説明された松田は「どういう意味ですか!」と返す場面も。そんな松田に対し、本作で映画初挑戦となった窪塚洋介の息子・愛流は「うまく演技ができるのか不安だったんですが、自分なりに精一杯やろうと思いました。難しかったんですが、自分ってすごいんだと思いました」と自画自賛すると、新井が「窪塚くんは初めての舞台あいさつだから、豊田監督といじろうと思いましたが、龍平を見てホッとしたと思いますよ。20年やってこれですから(笑)」と会場の笑いを誘っていた。舞台あいさつの最後には、将棋の普及に貢献したということで、日本将棋連盟常務の森下卓氏から初段免状を贈呈された松田。受け取る前は「全然弱いんですけど大丈夫ですかね?」と謙そんするも、いざ初段の免状を受け取ると「松田初段です」と笑わせて「僕に挑戦したい方がいればどしどし受けて立つので」とすっかり棋士になった気分。また、本作については「いろんな人の思いが詰まった映画に出演することができて、本当に幸せです。瀬川さんの半生を感じながら、自分と重ねて素晴らしい体験ができました」と満足げだった。将棋界に奇跡をもたらした異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的作品『泣き虫しょったんの奇跡』を、豊田利晃監督によって映画化された本作。幼い頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司は、プロ棋士の年齢制限の壁に阻まれて大きな挫折を経験するが、プロになるために人生を賭けた2度目の挑戦へと踏み出す、というストーリーとなっている。
2018年09月09日俳優の松田龍平が主演を務める映画『泣き虫しょったんの奇跡』(9月7日公開)の本編映像が22日、公開された。同作は、異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的作品『泣き虫しょったんの奇跡』(講談社文庫刊)を原作に、豊田利晃監督がメガホンを握る。小学生の頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田龍平)は、プロ棋士の年齢制限の壁に阻まれて大きな挫折を経験するが、「やっぱり、プロになりたい」と人生をかけた2度目の挑戦へと踏み出す。今回公開されたのは、豪華キャストが集結した共演シーン。日本将棋連盟のプロ棋士養成機関「奨励会」に入会した瀬川(松田)が、「満26歳までに四段に昇段しなければプロ棋士になれない」という年齢制限ルールを噛み締めながら対局に臨むシーンだ。同じく奨励会で共にプロを目指す面々として、妻夫木聡、染谷将太、永山絢斗、遠藤雄弥、早乙女太一がそれぞれ将棋を指し合う姿が描かれる。背中を丸め食い入るように将棋盤を見つめる妻夫木、『3月のライオン』『聖の青春』に続き3度目の“将棋映画”出演が板についている染谷、そして長い前髪を垂らしながら落ち着きなく扇子を触る早乙女など、人気俳優たちが真剣に将棋に向かうレアな姿となっている。瀬川五段は撮影前から映画に参加し、将棋指導としてキャスト陣に指し方や所作などを実際にレクチャー。大体のキャストが将棋のルール自体は知っていたものの、すべての意味を理解していたほうが演じやすいだろうということから、プロと同じような所作で、将棋そのものを勉強してもらったという。キャスト陣はいずれも熱心に将棋に向き合い、瀬川五段も「この期間に著しく上達された方も多くいらっしゃって、龍平さんも最初とは段違いに強くなられましたね」とそ長っぷりを絶賛した。キャスト陣は撮影の合間にも将棋を指し合い、瀬川五段が見た中で最も熱中して上達したのは永山だったという。
2018年08月22日『まほろ駅前多田便利軒』シリーズのつかみどころのない自由人・行天、『探偵はBARにいる』シリーズの腕っぷしは強いがマイペースな高田、『舟を編む』での心優しい真面目な編集者・馬締。俳優・松田龍平は、これまで数々のキャラクターを演じてきたが、9月7日に公開される主演映画『泣き虫しょったんの奇跡』では、“実在の人物”という難役に挑んだ。同作は、異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的作品『泣き虫しょったんの奇跡』(講談社文庫刊)を原作に、豊田利晃監督がメガホンを握る。小学生の頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司は、プロ棋士の年齢制限の壁に阻まれて大きな挫折を経験するが、「やっぱり、プロになりたい」と人生をかけた2度目の挑戦へと踏み出す。歴史上の人物ではなく、実際に今も活躍する現役の瀬川五段を演じるのは、「どうしても今の瀬川さんが気になってしまった」と戸惑いもあったという松田。何度も撮影現場に足を運んでいた瀬川五段本人にその都度意見を聞きながら、撮影に臨んでいたという。その一時は苦労にも思えるが、「自分のやりたいことに対して、自分がどれだけ魂を注いでいるのか、という晶司の気持ちが、自分の役者への気持ちがリンクしたような気がします」と語る通り、役者冥利に尽きる時間でもあった。松田は、時には自分を投影させながら、年齢制限のタイムリミットが迫るにつれて精神的に追い込まれる姿や大粒の涙を流す感情を熱演。俳優としてこれまでのイメージにない新たな顔を見せつつ、しょったんの心の機微と変遷を丁寧に表現し、「瀬川晶司」という一人の男の波乱に満ちた人生を構築していった。松田が豊田監督作品で主演を務めるのは、一躍脚光を浴びるきっかけにもなった2002年公開の『青い春』以来、16年ぶり。「豊田さんと一緒にまた映画を作れるということだけで、是非やりたいと思いました」と喜びを噛み締めながら「とにかくがむしゃらに、自分のやれることは全部やろう」という決意のもとで挑んだ。撮影を終えた松田は、こう言い残している。「この作品に出会えたことが、自分の人生においても大切なことがたくさん繋がっているような気がしました」(C)2018 「泣き虫しょったんの奇跡」製作委員会(C)2018 瀬川晶司/講談社
2018年07月25日松田龍平が異色の棋士を演じる『泣き虫しょったんの奇跡』の公開日が9月7日(金)に決定。さらに、“しょったん”こと松田さん演じる瀬川晶司五段を取り囲み、濃密な人間ドラマを彩る第3弾キャストとして、上白石萌音、石橋静河、藤原竜也ほか実力派キャスト13名が新たに発表された。幼いころから将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田さん)は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇段できないものは退会」というプロ棋士養成機関・奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い社会の荒波に放り出されてしまう。一度は夢破れた“しょったん”が、周囲の人々に支えられながら、史上初めて奨励会退会からのプロ編入という偉業を成し遂げる、という物語。松田さんが2002年公開の『青い春』以来16年ぶりに豊田利晃作品で単独主演を務めるほか、野田洋次郎、永山絢斗、染谷将太、妻夫木聡、松たか子、國村隼といった“主役級”の豪華キャストが集結している。■上白石萌音、“しょったん”が恋心を抱く相手に!将棋一筋で生きてきた“しょったん”が、淡い恋心を抱く喫茶店の店員・真理子役には、『舞妓はレディ』(’14)で映画初主演ながら日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も『ちはやふる』シリーズやヒロインの声を演じた『君の名は。』、さらに現在公開中の『羊と鋼の森』への出演と、目覚ましい活躍を続ける注目の若手女優・上白石萌音。奨励会を退会し会社員となった“しょったん”の同僚・南咲子役に、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の主演に抜擢され、多数の映画賞を受賞、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でも話題を呼び、『きみの鳥はうたえる』(9月1日公開)、『生きてるだけで、愛。』(今秋公開)など注目作の公開が控える石橋静河。■藤原竜也は松田龍平と6年ぶり共演!“しょったん”のファンに!?上司・山口役には、バラエティ・ドラマ・映画への出演を始め、映画『火花』では監督も務めるなど、マルチに活動を見せるお笑い芸人・板尾創路。さらに、かつて主演映画『I’M FLASH!』(’12)で松田さんと共演を果たした藤原竜也の出演も明らかに!会社員として働くかたわら、再び将棋のプロを目指す“しょったん”のファンの1人として登場する。果たして、どのようなシーンで登場するのか…?松田さんと藤原さんの共演シーンには注目だ。そのほか、大西信満、奥野瑛太、遠藤雄弥、山本亨、桂三度、三浦誠己、渡辺哲など、実力派キャスト陣が続々。それぞれ独特な存在感を放ち、作品にさらなる厚みをもたらしている。また、中学時代の晶司役には今作で映画デビューとなる窪塚愛流、親友・悠野(野田さん)の中学時代には後藤奏祐人が扮し、将棋に打ち込むひたむきな姿をフレッシュに演じている。■豪華キャスト勢揃い!本ポスタービジュアルも公開本ポスターには、「負けっぱなしじゃ、終われない。」という想いを込めた言葉と共に、将棋盤の前で覚悟を決めたかのような表情を見せる“しょったん”の姿が…。奨励会員の仲間たちや、幼いころから自身の夢を応援してくれた父(國村さん)、さらに内気だった“しょったん”の背中を押してくれた恩師(松さん)、そして最大のライバルであり親友(野田さん)。「満26歳までに四段へ昇段しなければプロ棋士になれない」という、プロ棋士の養成機関・奨励会(新進棋士奨励会)に潜む“鉄の掟”のもと、年齢制限を迎え一度は将棋から離れてしまうが、再び夢を追うことを決意した“しょったん”を力強く支え、応援する人々の姿が映し出されている。「ひとりの夢が、みんなの夢になった―」。そう記された言葉の通り、“しょったん”の将棋への情熱が次第に周囲の人々の心を動かし、やがてみんなにとっての“夢”や“希望”となっていく。豪華キャストら共演によって描かれる、その濃厚な人間ドラマには、ますます期待が膨らむばかりだ。自身も9歳から17歳まで奨励会に在籍していた過去を持つ豊田監督が「将棋を描くなら、『人生の縮図=将棋そのもの』な世界にたどり着きたい」という思いを込め、メガホンを取った本作。様々な人々との出会い、挫折・葛藤、そして、いつまでも変わらない将棋への想い。そのすべてが重なり合い、35歳のサラリーマンが将棋界の歴史を変える“奇跡”を巻き起こしていく。なお、本作は8月24日(金)より開催の第42回モントリオール国際映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品されることが決定している。『泣き虫しょったんの奇跡』は9月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣き虫しょったんの奇跡 2018年9月7日より全国にて公開©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会©瀬川晶司/講談社
2018年07月01日将棋界に奇跡をもたらした異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的作品で、松田龍平が主演を務める映画『泣き虫しょったんの奇跡』。このたび、本作に登場する数ある人物の中でひときわ強烈なインパクトを放つ、新井浩文演じる清又勝のキャラクター写真が公開となった。■絶妙に“ジワる”清又のキャラクターいまや日本を代表する名バイプレイヤーなった新井さんが扮するのは、松田さん演じる瀬川晶司らとともにプロ棋士を目指す奨励会員の1人、清又勝。このたび公開された写真には、七三分けでいかにも昭和らしい大きな眼鏡をかけ、こちらをジロリと見つめる新井さんの姿が。そのどこか絶妙に“ジワる”シュールな雰囲気は、一度見たら忘れられないほどインパクト大だ。そんな個性的すぎる役どころを裏付けるかのように、新井さんは劇中でも“奇妙な動き”を多々披露していたという。撮影時に、豊田利晃監督から「扇子をペシペシやって」と演出をつけられた新井さんは、松田さん演じる晶司との対局シーンの最中、盤上を必死の形相でジッと見つめ、クネクネさせる体に扇子をリズミカルに打ちつけたり、時には晶司の背後にまわって盤上をのぞき込むなど、“うっとうしい”仕草を次々と見せていたという。こうして出来上がった清又というキャラクター。彼が登場するだけで、空気を読まずに終始クセの強い動きを見せつけながらも、本人はいたって真剣な表情を浮かべる、そのギャップに思わずクスリと笑ってしまうことだろう。■旧知の豊田監督&松田さんとの撮影では、こんな驚きも!豊田監督作品への出演はじつに10年ぶり。さらに、公私ともに交流のある松田さんと出演するのは、ともに主演を務めた映画『青い春』(’02)以来となった新井さん。本作は瀬川五段自身による入念な将棋指導のもと撮影されており、松田さんの将棋の腕前を「最初とは段違いに上手くなった」と評価しているが、新井さんも「その昔、香車が歩を飛び越えて指していた松田さんが、めちゃくちゃ強くなっていてびっくりしました」と、その成長ぶりにかなり驚いていた。現在も第一線で活躍する異色のプロ棋士・瀬川晶司を見事に体現した松田さんと、一癖も二癖もある個性的なキャラを演じきり、観る者に強烈な印象を残す新井さん。2人の対局シーンをぜひお見逃しなく。映画『泣き虫しょったんの奇跡』は今秋、全国にてロードショー。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣き虫しょったんの奇跡 2018年秋より全国にて公開予定©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会©瀬川晶司/講談社
2018年06月11日将棋界に奇跡をもたらした異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説を映画化した『泣き虫しょったんの奇跡』のヒット祈願が、本日4月9日(月)に勝負の神様で知られる鳩森八幡神社の将棋堂にて行われ、松田龍平、野田洋次郎(「RADWIMPS」)、豊田利晃監督、瀬川五段が会見を行った。■松田龍平&豊田監督、本作に自信!『青い春』などこれまでも豊田作品に参加し、今作では主人公・瀬川晶司役を演じた松田さんは、「素晴らしい映画になったので、映画の神様が降りたなと思います。今日は将棋の神様にヒット祈願したので、微笑んでくれたら」と自信を見せ、豊田監督も「一人でも多くの人に見てほしい映画になりました」とコメント。また今回再び本格的なタッグとなった松田さんと豊田監督。松田さんは「楽しみでした。『青い春』から単独主役の機会がなかったので、気合が入りました。またやれて嬉しいです」と喜び、豊田監督も「いつも松田龍平主演でどんな映画が作れるか考えている。今回も面白かったです」と相思相愛ぶりが伺えた。しかし一方で、本作の撮影を「結構きつかった」とふり返る松田さん。「瀬川さんの半生と繋がる部分を感じたし、今回の映画で色々さらけ出したというか、自分を隠すことなくやらせていただいたなと。それは大変でしたが、そういう映画を豊田監督とできてよかったし、素晴らしいタイミングだったんじゃないかなと思います」とも語った。■松田&野田、映画初共演! 「才能が溢れ出ている」「圧倒されました」また公私共に仲良しであり、今回映画初共演となった松田さんと野田さん。「才能が溢れ出ている。ミュージシャンとは思えないというか、逆に役者じゃないからそういう空気感が出せるのかな」(松田さん)、「僕が参加したときはすでに現場の空気が出来ていたし、龍平もそこに主演として居たし、圧倒されました」(野田さん)とそれぞれお互いについてコメントした。なお、本作では将棋の監修も行っている瀬川五段。指導を受けた松田さんは、「瀬川さんの教え方がうまくて、将棋の楽しさを教えてもらいました」と話し、瀬川五段からは「最初に比べたら遥かに強くなっている」とお墨付きも。そして、キャスト陣は撮影の合間にも常に将棋を指していたそうで、“一番強い”のは、松田さん曰く奨励会メンバーのひとり、畑中良一役の駒木根隆介で、“一番熱中して上達した”のは瀬川五段曰く、同じく奨励会メンバー・新藤和正役の永山絢斗だったそう。■野田「どんな人が見ても間違いなく響く」昨今、藤井聡太六段や羽生善治永世名人などの話題がニュースとして頻繁に取りあげられ、アニメ&実写映画化された「3月のライオン」も大きな注目を集めるなど、盛り上がりをみせている将棋。松田さんは「将棋が大好きな方にはもちろん、より将棋の熱を上げる映画だと思うし、将棋を知らない人が見ても間違いない映画になったなと」と言い、野田さんも「どんな人が見ても間違いなく響くし、自分の人生をふり返ったり、この先に想いを馳せる映画なんじゃないかな」とアピールしていた。また今回、松田さんが何かを決意したような表情を見せる本作のティザーポスタービジュアルも解禁された。『泣き虫しょったんの奇跡』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:泣き虫しょったんの奇跡 2018年秋より全国にて公開予定©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会©瀬川晶司/講談社
2018年04月09日将棋界に奇跡をもたらした異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説を、豊田利晃監督がメガホンをとり、松田龍平主演で映画化する『泣き虫しょったんの奇跡』。この度、妻夫木聡、松たか子、永山絢斗など12名の超豪華キャストが、松田さん演じる晶司を支えるキャラクターで出演することが決定。さらに、本作の特報映像も公開された。■ストーリー地味でおとなしくて何の取り柄もなかったしょったん(瀬川晶司)が、初めて周囲から認められたのが将棋だった。ライバルや師匠との出会いを経てめきめき実力をつけ、プロ棋士の登竜門である奨励会に入会。しかし「26歳までに四段昇格」という鉄の掟のプレッシャーから、肝心なところで勝てなくなり…ついに年齢制限に阻まれ退会を余儀なくされてしまう。大きな挫折から絶望と喪失感に襲われる晶司。だが、そこに残っていたのは将棋が大好きな自分の気持ち、そして仲間の支えだった――。改めて将棋の楽しさに触れ、アマで頭角を現したことで前代未聞のプロ再挑戦が始まる!■晶司と苦楽を共にする「奨励会員」たち本作は、幼い頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司が、一度は夢破れたが、周囲に支えられながら再び夢を実現させるためにひたむきに挑戦していく感動の実話。そんな晶司と共に四段昇格を目指し、苦楽を共にする仲間の一人、新藤和正役には『アンフェア the end』『真田十勇士』『エルネスト もう一人のゲバラ』など様々な話題作に出演する永山絢斗。若さゆえにやんちゃで生意気な態度を取り、新藤らとぶつかることもある奨励会員・村田康平役を『ヒミズ』『寄生獣』『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』などに出演し、世界にも活躍の場を広げる染谷将太。畑中良一役を『愛の渦』『ヒメアノ~ル』や舞台でも活躍を見せる駒木根隆介。山川孝役を豊田作品の常連としてもお馴染みの渋川清彦。清又役を多数の映画・ドラマ作品で名脇役として活躍を見せる新井浩文。加東大介役を『座頭市』への出演で注目を集め、最近では劇団☆新感線の舞台出演も話題となった早乙女太一。冬野渡役を『悪人』で日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞で主演男優賞を受賞した妻夫木聡が演じる。■松たか子&國村隼ら豪華俳優陣が脇を固める!ほかにも、晶司の小学生時代に多大な影響を与えた担任教師・鹿島澤佳子役を松たか子、中学生時代の晶司に将棋の道を教える将棋クラブの席主・工藤一男役をイッセー尾形、奨励会退会後、再びプロを目指す晶司を支える藤田守役を小林薫、そして晶司の両親役に、美保純と國村隼が決定。■キャストコメント到着妻夫木さんは、「豊田監督にオファーを頂けたことが何より嬉しかったです。また、原作の瀬川さんと同じ高校ということも、勝手ながら運命的なものを感じていました」と本作への出演を喜び、「僕は出演者の中でたぶん一番将棋が下手でした。染谷くんと将棋最弱王決定戦なるものをやったのですが決着がつかなかったので今度じゃんけんしておきます」と撮影中のエピソードも明かした。豊田監督の世界に中学のときから憧れていたという染谷さんは、「そこに招き入れて下さったことに感謝しています。そして、こんなに将棋映画に関われることに驚きです」と話し、撮影中は黙々と将棋を指していたが「自分はいっこうに強くなれませんでした」とも語っている。また永山さんは、「自分は幸福者だなぁと思えた日々でしたし、大好きな作品になりました」と撮影をふり返り、松さんは「現場では、瀬川さんもいらっしゃったので、ご本人の前で、影響を与えた先生でいるのは、とても緊張しましたが、しょったんはもちろん、生徒のみんなと目線をあわせてあげられたら、と思っていました。かかわった全ての人が熱い想いで作ったこの映画の成功を、心から祈っています」とコメントを寄せている。同時に公開された特報映像では、大勢のマスコミ陣を背に対局を行う、松田さん演じる晶司の姿が映し出されスタート。晶司を陰ながら支える親友でありライバル・悠野(野田洋次郎)のほか、小林さんや妻夫木さん、松さん、國村さん、染谷さんなど、今回発表された晶司の夢を支える個性豊かな人物たちも登場。また、照井利幸によるメロウなギターのサウンドが本映像に彩りを添えている。『泣き虫しょったんの奇跡』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月16日