快適な睡眠を得るうえで欠かせないのが布団やベッドですよね。もっと大きく捉えれば、パジャマや照明器具などの睡眠環境は、睡眠の質に多大な影響を与えると指摘されています。でも、どのように睡眠環境を整えればよいのかは、なかなかわからないところ。そこで今回はベッドに注目して、最適な方法を探ります!マットレスの向きが重要!?みなさんは1日何時間ぐらい眠るのが理想ですか? 必要な睡眠時間には、個人差があるものですが、多くの人は7~8時間程度になるのではないでしょうか。では、この睡眠時間を得るために何か工夫はしていますか? ぐっすり眠るためには「睡眠環境」を整えることも大切で、環境が劣悪だと睡眠が浅くなる可能性があります。たとえば、マットレスは一定期間ごとに天地の向きを変えるといいと言われています。同じ向きで使っていると、腰部分のスプリングが疲弊してしまい、体を支える力が弱まってしまうからです。そうなると、せっかく柔らかいマットレスを敷いて寝ていても、疲れがとれません。そんなことにならないように2、3カ月に一度を目安にマットレスの天地の向きを変えるようにしましょう!夫婦が理想の睡眠時間を得るためには?マットレスひとつとっても、睡眠のために最適化することが重要だということをおわかりいただけたと思います。ベッドは理想の睡眠を得るためには欠かせないものですが、夫婦でひとつのベッドを使っている場合には特に注意が必要です。少しずつ別のベッドに……日本人夫婦の睡眠環境の調査によると、結婚1年目はほとんどの夫婦がひとつのベッドで寝ているものの、10年を超えた夫婦になるとその割合が65%にまで下がるそうです。その理由を見てみると、夫のいびきがうるさい、起床時間が違う、エアコンの設定温度で揉めるなど、さまざまなものが出てきます。これらの問題を我慢して一緒に眠り、理想の睡眠時間を得るのは難しいことかもしれません。寝る前は一緒のベッドで過ごして話をして、寝るときには別の部屋のベッドに移るなど、快眠を得る方法をとりたいところですね。女性のほうがタフ?別の調査では、男女が1つのベッドで寝たときの影響の違いについて言及されています。結論から書くと、男性のほうがストレスが溜まり、脳のパフォーマンスが低下するそうです。女性のほうがタフなのか、わずかな騒音でも妨げられやすいノンレム睡眠にも影響が少なく、朝まで熟睡できる人が多かったのだとか。「夫がなかなか出世しない」と嘆いている奥様、もしかしたらそれはひとつのベッドで寝ているせいで、会社で脳がフル回転していないからかも。夫婦の大切な営みでも時間帯に気を付けよう夫婦にとっては性行為も大切な営みです。20~30代を対象に「性行為をする時間」のアンケートをとったところ、1位:22~深夜2時頃、2位:18~22時頃、3位:午前7~12時頃という結果だったそうです。余計なお世話もいいところですが、深夜2時などになってしまうと、睡眠時間を削ることになりかねませんし、お肌のゴールデンタイムを逃してしまう可能性もあるので、この時間帯にも気を付けたいところです。子どもがいる夫婦に最適なベッドとは?子どもがいる夫婦にとって、ベストな睡眠環境とはどのようなものか考えてみましょう。ダブルベッドで夫婦の真ん中に子どもを挟んで眠るのがよいのか、それとも子ども用の小さなベッドを買うのがよいのでしょうか?この問いに確実な正解はありませんが、オススメの方法は「ジョイント式のベッド」を用意することです。これであれば増えた子どもの分だけベッドを広くすることができるうえ、子どもが大きくなったら切り離してひとり用のベッドとして使うこともできます。要は、布団のイメージですね。くっつけて眠ることも、離して1人で眠ることもできる布団の利便性をベッドでも再現しようというわけです。お子さんの睡眠環境で悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。photo by pixabay
2016年06月06日あなたは照明にこだわっていますか? 最近は分譲でも賃貸でも最初から照明器具がついていますが、たいていの場合、無難な蛍光灯だったり、個性のないデザインだったり…。もちろん、そのままでも明るさという基本的な役目は、ちゃんと果たしてはくれます。でも、照明って目立たないようでいて、お部屋の雰囲気をかなり左右する存在。備え付けの照明をやめて、自分好みのデザインや明るさにかえてみるのも、インテリアをグレードアップするのに有効な方法。それほどお金はかかりません。これまでお話してきたとおり、我が家は50平米程度のせまいマンションです。有名デザイナーの大胆な照明器具はまったく似合いません。あれは空間がたっぷりあって天井もそれなりに高くないと、はえないのではないかとつねづね思っています…。我が家のように、天井も低く、広さもない一般的な日本のマンションであかりにこだわりたいと思ったら、ちいさな照明器具を選ぶのがおすすめです。ポイントは部屋の個性や用途に合わせ、デザインやあかりを使い分けること。◇Asami's Answer◇せまいマンションのインテリアをグレードアップさせたいなら「照明」にこだわる■リビングの照明はモロッコ風のガラスランプ我が家で使用している照明をご紹介しましょう。まずリビング。この部屋にも以前シーリングライトが備え付けられていました。わたしは蛍光灯のような明るすぎる青い光だと落ち着かないので、モロッコ風のガラスのランプにかえました。これは本来、オブジェ的な位置付けの商品なので光量が全然足りないのですが、それはそれ。夜にはグリーンのガラスから光が漏れて、とても雰囲気がありきれいなんです。朝の光の中では観葉植物のグリーンとも爽やかにマッチします。光量を補うために、フロアライトもリビングに置いています。これは壁やオブジェに光をあて、その反射で明るさを楽しむためのもの。このフロアライトだけでも十分な明るさがあるので、日によってはこれだけの日もあります。ゆったり音楽を聴いたり、お酒を飲むのにぴったりです。■ダイニングはホワイトで清潔感を食事をするダイニングは清潔感が重要なので、ホワイトのホーロータイプの照明器具をチョイス。お手入れも簡単。明るい白熱球をつけています。そしてテーブルの上には、ちいさなテーブルライトを置いています。こちらもカラーはホワイト。たまに天井のあかりを消して、このライトだけで食事をしたり、ろうそくのあかりをプラスすることもあります。いつもと雰囲気がかわって、非日常感を楽しむことができます。■仕事部屋はブラックとアイアンがテーマいっぽう仕事部屋は、ブラックとアイアンを基調に、トップライトもデスクスタンドも硬質なイメージ。明るさも、仕事がはかどる光量を心がけています。■ベッドスペースはプライベート空間を意識ベッドスペースはよりプライベート空間を意識した、ステンドグラスの照明に。寝る前にちょっと読書をするなどのリラックスする時間は、優しいあかりが近くにあるとほっとしますよね。わたしの場合、ベッドにはいるとすぐ眠くなるので、明るさを楽しむ余裕はほとんどないのですが…。(笑)◇Asami's Answer◇場所ごとにテーマをかえて、テイスト、カラー、明るさも意識してみるいかがでしたでしょうか?これ以外にもベランダにテーブルを出して、お酒を飲んだりする春や秋には、アウトドア用のランプを愛用しています。シチュエーションや気分、季節によって照明を使い分けるには、おおきくて立派なものよりも、ちいさなものを組み合わせる方が簡単かつ便利。もちろん最新鋭のいまどき家電なら、スイッチひとつでいろいろできるのかもしれません。けれど、照明もインテリアのひとつとして楽しみたいわたしには、ちいさなものをいろいろの方がしっくりきます。照明は決して高いものではないので、イメージを膨らませて、自由に取り入れてみてくださいね。
2016年05月02日何かと新しいことを取り入れたくなる春。もし、手軽に部屋のムードを変えてみたいと思っているなら、新しい照明を取り入れてみるのがおすすめ。そのままでサマになる、グッドデザインを集めました。■[Beaker Shaped]電球が実験用のビーカーに見えてくる!?科学の実験用具をイメージさせるデザインは、理系女子ならたまらないのでは?土台部分が広めなので、クリップなど細かいものを置くのに便利。ずっしりと重く、安定感があるのも嬉しい。¥20,000(パブリックTEL:03・5432・9110)■[Permanent Collection]MoMAのパーマネントコレクションに選ばれた名作。モデル名の“Eclisse”はイタリア語で月食の意味。回転式シェードの開閉具合で、光の満ち欠けを調整できるのが楽しい。モダンインテリアデザインの巨匠、ヴィコ・マジストレッティによるもの。¥30,000(モマ デザインストア)■[Mason Jar Lamp]おなじみのキッチンアイテムが、照明に変身。ガラスシェード部分は、ボール社のメイソンジャーを使用。ゲージはソリッドな質感に仕上げられていて、まるでヴィンテージのランタンのようなルックスに。壁に設置して使用できるのも高ポイント。色違いでブラウンもあり。¥8,000(パブリック)■[Star Shaped]スイッチオンで、部屋のムードががらりと変化。真鍮×ガラスで仕上げた、アンティークテイストの星型ランプ。壁に映る複雑な影の模様が、幻想的なムードを演出。存在感があるので、オブジェとして飾るのもおすすめ。同型でペンダントタイプもあり。¥23,000(渋谷ロフト)※『anan』2016年4月20日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仲子菜穂文・間宮寧子
2016年04月17日フィリップス ライティング ジャパンは、Apple社のApple HomeKitに対応したスマートLED照明「Philips Hue(フィリップス ヒュー)」を発売した。全国のApple Store店舗、およびApple Online Store他で順次販売が開始されている。価格はオープン、スターターセットの実売価格は2万4,800円前後(税別)。同製品は、新しい照明システムに加え、日本においても関連するサービスが順次登場しているIoT(Internet of Things:インターネットオブシングス)を牽引する製品として注目されている。2013年9月に日本で発売を開始した同シリーズだが、今回発売された新バージョンの「Philips Hue」は、Apple社のスマートホーム規格「Apple HomeKit」に対応し、iOSのアプリケーション「Siri」による音声コントロールで照明を操作できるのが特徴となっている。照明のオンオフや、Hue専用アプリで設定したシーンの変更、明るさの調整などを音声でコントロールでき、また、これまで通りスマートフォンやタブレット端末、別売りの「Hue Tap Switch(ヒュー タップ スイッチ)」でも操作は可能となっている。また、「Philips Hue スターターセット v2」には、800lm(ルーメン)のLEDランプ3つと、Hueを操作するためのブリッジが同梱されている。Hueは遠隔操作により外出先から家の照明をコントロールしたり、朝起きる時間に合わせ徐々に明るく 照らすようタイマーを設定したりと、生活の様々なシーンで活用でき、家庭で照明とインターネットが繋がるIoT体験をすることができる。また、1,600万色以上の色を再現できるため、好みの色に設定することもできるということだ。また、専用アプリには、照明が人体に与える生物学的影響を研究して作られたオリジナルの「ライトレシピ」機能が搭載しされており、“くつろぐ”、“本を読む”、“集中する”、“やる気を出す”といった、それぞれのシチュエーションで最適な明かりを選ぶことができるようになっている。ブリッジは、Apple HomeKitに対応し、従来製品のラウンド型から、スクエア型に変更となっている。また、これまで単体で取り扱いのなかったブリッジのみの販売も開始し、LEDランプを含めたHue製品から好きな組み合わせでHueの使用を始められるということだ。
2016年04月06日●Apple HomeKitに対応、機能も明るさもパワーアップフィリップス ライティングは4月5日、iPhoneやiPad、Apple Watchを使って家じゅうの照明をコントロールできるスマート照明「Philips Hue(フィリップス ヒュー)」(以下、Hue)シリーズの新モデル「Philips Hue スターターセット v2」(以下、スターターセット)を発表した。スターターセットの価格はオープンで、市場推定価格は26,800円前後の見込み。当日は東京のアップルストア銀座にてプレス向け発表会を開催。すでにHueシリーズを愛用しているという、メンタリストのDaiGo氏と、ITジャーナリストの林信行氏も登壇し、Hueの魅力についてのトークショーを行った(トークショーとパフォーマンスの模様は後半で紹介する)。○新モデルは機能も明るさもパワーアップPhilips Hueシリーズは、スマートフォンから操作可能な照明システム。スターターセットはLEDランプが3個と、これらのランプを制御する「ブリッジ」とよばれるコントロールユニットで構成されている。ブリッジの背面にはLANポートがあり、無線LANルータとブリッジをケーブル接続することで、家じゅうのHueランプとワイヤレス接続。スマートフォンや専用コントローラー(別売)からHueランプのオンオフ、色、明るさなどを調整できる。ちなみに、ブリッジひとつで、なんと50個までのHueランプをコントロール可能だ。新モデルとなるv2では、ブリッジがAppleのスマートホーム規格「Apple HomeKit」に対応。このため、iOSのSiriを介した音声コントロールが可能となった。Hueを登録したiPhoneなどに向かって「ヘイSiri、ランプをつけて」などと声をかければ、音声だけでHueランプを点灯したり消灯したりできる。また、前モデルは600lm(50W弱相当)だったランプの明るさが、800lm(60W弱相当)に。約33%、パワーアップした。●気分やシチュエーションに合わせて照明色を使い分け○外出先からも照明ON!照明のIoT化させることで、Hueにはさまざまなメリットが生まれている。まずは操作性の高さ。スマホやタブレット、スマートウオッチなどからの操作を実現し、ライト用のリモコンを探す必要がなく、手元のスマホで簡単にHueをコントロールできる。また、前述したように音声だけでHueをコントロールすることも可能だ。次に、Wi-Fi接続することで室内はもちろん、外出先からの操作にも対応。仕事などで家に帰れない場合、外出先から点灯することで、家に人がいるように演出して防犯に役立てられる。また、ペットを飼っている人は、暗い中でペットを待たせることもなくなりそうだ。もちろん、外出先から消し忘れたライトを消灯することもできる。○気分やシチュエーションに合わせて照明色を使い分けアプリでは、Hueランプの調光や明るさ、スケジュールやタイマーなどの設定も細かくできる。特徴的なのが、さまざまな色を選択できる点。なんと、Hueランプひとつで1,600万色を表現できるのだ。調光シーンとしては、「夕焼け」や「ビーチ」などをイメージした発色パターンを用意。「本を読む」「くつろぐ」「集中する」といったシチュエーションも選べ、これらはフィリップスが「照明が人体に与える生物学的影響」を研究して作られた色と明るさだという。Hueのランプはひとつずつ制御できるほか、アプリに登録すれば最大50個までのHueランプを一斉にコントロール可能。たとえば、リビングに複数のHueランプを設置した場合、普段は電球色で使用し、パーティーなどでは「赤・青・黄色」といった異なる配色でリビングを演出すると楽しいだろう。そのほか、テレビを観るときは「キッチンの照明は明るめ、テレビ近くの照明は暗く」、食事時は「キッチンとリビングのランプは暗め、テーブル上のランプだけ明るく」など、シチュエーションにあわせて複数のHueランプの色や明るさをボタンひとつで変更できる。●メンタリスト・DaiGo氏によるおススメの使い方○発表会ではDaiGo氏によるおススメの使い方指導も発表会では、メンタリストのDaiGo氏とITジャーナリスト林信行氏によるトークセッションが行われた。お風呂でもHueランプを使用しているという林氏に、DaiGo氏は「青などの寒色系の環境だと体感時間が短く感じ、赤などの暖色系は長く感じる。だから、赤系の照明で風呂に入ると、短い時間で長くくつろいだ感覚を得られます」と、メンタリストらしいアドバイス。DaiGo氏いわく「人間のメンタルは半分以上が環境に支配されている」とのこと。照明を上手に使うことで、生活の質をアップできるとのこと。たとえば、人間はアラームなどの音で起きるようにはできていない。このため、照明の明るさで目覚めるほうが目覚めが良いのだそう。また、明るさだけでは起きられない場合は、15分以上明るい照明を浴びたあとに、アラームが鳴るようにすればスッキリと起きられるのだとか。○Hueシリーズの既存ユーザー向けにランプとブリッジを単体でも発売新モデルのHueランプやブリッジは旧製品とも互換性がある。このため、「ランプはそのまま使用し、新しいブリッジでSiriに対応させたい」、「ブリッジの機能に不満はないけれど、もう少し明るいランプに変更したい」といった人に向けて、Hueランプとブリッジは単体でも発売される。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は「Philips Hue シングルランプ」と「Philips Hue ブリッジ」とも7,400円前後の見込みだ。さらに「スマートフォンを使用するのは面倒」「スマートフォンなどを持っていない子供などの家族がいる」という家庭には、Hue専用のリモコン「Hue Tap Switch(ヒュー タップ スイッチ)」も発売されている。このタップスイッチは「ボタンを押すときの力で充電」できるリモコン。長く使用しても、電池交換や充電などの手間が必要ないという。こちらも推定市場価格は6,800円前後(税別)だ。
2016年04月06日サイバネットシステムは3月17日、シノプシスの自動車用照明設計ソフトウェア「LucidShape」と「LucidDrive」の最新バージョン「LucidShape 2.1」、「LucidDrive 2.1」の販売を同日より開始すると発表した。LucidShapeはヘッドランプ、 テールランプ、 デイタイム・ランニング・ランプをはじめとする自動車用の各種照明器具の設計、解析、見栄え評価を行うソフトウェアで、"期待する光の拡がり(照明の性能)から逆に形状を導く"逆解析が可能なアルゴリズムが搭載されており、ターゲットとする照明の性能を満たすように最適な設計をすることができる。また、設計した製品の見た目を評価するためのレンダリング画像を作成する機能を搭載しているため、試作品を作らずに見栄えの評価も行うことができる。LucidShape 2.1では、Human Eye Vision Image (HEVI)インターフェースに、観測者の年齢や視野を考慮できるグレアモデル(VosやHolladay)、2次元および3次元フォーマットで実測した拡張型の双方向散乱分布関数(BSDF)マテリアル形式、Henyey-Greensteinに位相を含めた表現モデルであるGegenbauerモデルを搭載するなどした。一方のLucidDriveは設計したヘッドランプの配光分布を取り込むことで、実際に夜間を走行している状況を再現するナイトドライブシミュレーションソフトウェア。夜間走行において非常に重要なヘッドランプの視認性確認などの評価が行うことができ、マトリックスビームの再現も可能となっている。今回リリースされたLucidDrive 2.1では6個、または8個のLED光源用のソリューションとして用意された、新しいマトリックスビームの評価用スクリプト、色温度と色順応の新しい設定、左側通行用の新たな車両モデル、ヘッドランプのスイブルあるいは調光するためのMATLABサンプルスクリプトが追加された。また、コンパクトヘッドライトのビームパターンを評価するためにユーザーインターフェイスも改良されている。
2016年03月17日東芝エルイートレーディングは3月10日、ダブルカセット搭載のCDラジカセ「TY-CDW88」の付属リモコンを無償交換すると発表した。照明器具などほかの家電のリモコンに反応し、TY-CDW88の電源が入ったり切れたりする不具合のため。無償交換の対象となるのは、2015年11月に発売されたCDラジカセ「TY-CDW88」に付属するリモコンのうち、製造番号が「1511」「1512」「1601」から始まるもの。製造番号は、本体底面の定格ラベルに記されている。なお、背面に丸いシールが貼られているものは改善版で、交換の必要がない。詳細は東芝エルイートレーディングのWebサイトを参照いただきたい。
2016年03月11日日本ポステックは1月28日、IoTスマート照明「onia」を発表した。クラウドファンディングサイト「Makuake」にて同日11時より一般販売開始に先駆けて先行予約プロジェクトを開始している。同製品は、スマホアプリでコントロールできるLED照明。上下2段に別れた構造でそれぞれ14色のカラー選択が可能となっており、5段階の光量調整やタイマー機能などといったすべての機能について、Bluetooth接続されたスマートフォンから操作できるようになっている。ユーザーの感情と使用環境に注目して開発された同製品には、カラーセラピーの概念が取り入れられており、アプリに搭載されている「カラーコンサルティング」モードで、ユーザーが求める状態に最も近い光の色や強さによる調光が可能となっている。同社によると今後は、「愛してる」「ありがとう」といった言葉をアプリに話しかけると、その言葉を認識しマッチしたカラー表現する「トーク機能」や、FacebookやInstargramなどのSNSから感情を分析しカラーを表現する「SNS分析機能」が搭載される予定であるとしている。販売予定価格は2万4480円(税込)で、専用アプリはiOS/Android版ともに無料。Makuakeでは、割引価格で同製品を先行予約することが可能となっている。
2016年01月28日●LEDシーリングから家電を操作ソニーは1月13日、マルチファンクションライトと名付けられた照明器具を発表した。2015年5月にはBluetoothスピーカー内蔵のLED電球「LSPX-100E26J」を発売しており、今回の製品はそれに続くかたちとなる。マルチファンクションライトは単なる照明器具ではなく、Wi-Fiを搭載し、テレビやエアコンといった他の家電製品をコントロールする機能も持つ。東京ビッグサイトで1月13日から開催している「ライティングジャパン2016」のソニーブースには、このマルチファンクションライトが展示されている。実際にどんなことができるのか、レポートしたい。○重要なのは設置場所LEDシーリングライトの中央部分に、センサーやスピーカーなど集約したマルチファンクションユニットを埋め込むようにして使用する。マルチファンクションユニットには、スピーカーやマイクといったオーディオ系の機能に加えて、人感センサー、照度センサー、温度センサー、湿度センサーを搭載。外周部分の8カ所に赤外線を出すためのLEDが配置されており、ここからの信号で家電製品をコントロールできる。家電の操作は、スマートフォン向けの専用アプリから行う。Wi-Fi経由でスマートフォンとマルチファンクションユニットがつながり、家の中でも外でもアプリから家電を操作できる。一般的なリモコンと同様、赤外線を使って家電をコントロールする仕組みなので、すでに自宅で使っている家電製品もカバー。汎用性が高いのも特徴だ。スマートフォンアプリからコントロールするだけでなく、温湿センサーによる自動運転にも対応する。どうして家電のコントロール機能を照明器具に組み込んだかというと、シーリングライトの設置場所がポイントだったという。部屋の主照明が設置される天井は、部屋全体に信号が届き、かつ電源も確保しやすい絶好の場所だ。マルチファンクションユニットから赤外線が届く範囲は16畳程度までとなる。●照明でコミュニケーションも取れる○セキュリティにも役立つマルチファンクションユニットに搭載されているスピーカーは、音楽再生にも利用できるが、それはメインの目的ではない。スマートフォンとマルチファンクションライトの間で通話をする、インターホン的な機能を実現するのがねらいだ。マルチファンクションユニットはmicroSDカードスロットを装備しているが、これも音楽再生だけでなく、音声メッセージによる伝言板的な用途を想定したものだ。スマートフォンからメッセージを記録しておくと、家族が帰宅した際に人感センサーが働き、メッセージが自動再生される仕組み。留守中に侵入者を感知するとスマートフォンへ通知するといったセキュリティ用途にも使える。○ソニーが照明を作った?マルチファンクションライトの照明器具としての性能にも触れておきたい。マルチファンクションユニットをグルっと囲むように配置されているLEDシーリングライトは8畳程度の広さに対応。調光や調色機能なども搭載し、スマートフォンアプリから調節できる。スタンダードな「LGTC-10/MLJ J1」と、ハイグレードな「LGTC-100/WHJ J1」の2タイプが用意されており、LGTC-100/WHJ J1は照明の天井側にもLEDを配置しており、間接照明にもなる。照明部分はソニーではなく、東芝ライテックが製造を担当している。ソニーは照明器具を専門的に手がけてきたメーカーではない。この点を不安に感じる人もいるかもしれないが、その心配は必要なさそうだ。
2016年01月14日リンクスインターナショナルはこのほど、PCケースの照明用ミニレールライト「HOBBYLight HL-RailSet/3Lens+4colors」の取り扱い開始を発表した。28日に発売し、店頭予想価格は税別9,800円前後。レールに3基のLEDライトを搭載。スポットライトをスライドさせて位置を調整できる。レール部分はマグネット仕様で、スチール製のPCケースに取り付けることができる。また、両面テープや固定用のビスが付属し、マグネットでは取り付けられない部分にも対応する。LEDはオスラム製を採用し、1Wの消費電力で明るさは80lm、色温度は5000K。レッド、グリーン、ブルー、パープルという4つのカラーレンズが付属し、好みの色でPCをドレスアップできる。ライトは330度回転するほか、150度の角度調節が可能となっている。電源はペリフェラル用の4ピンコネクタを利用する。
2015年11月27日ユニットコムは18日、人感センサーを搭載したソーラー充電式のLED照明「SOLARSENSOR-WALL-LIGHT」を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は5,379円(税込)。SOLARSENSOR-WALL-LIGHTは、人感センサーで動きを感知して自動で点灯するLED照明。センサーは暗くなると自動的に作動する。人感センサーのON/OFFは、センサー横の穴に付属のピンを差し込むと切り替わる。ライトの近くを人が通ると、動きを感知してライトが点灯。1回の点灯時間は約40秒で、近くに動作する物がなければ自動で消灯する。内蔵バッテリは容量4400mAhの充電式リチウムイオン電池。ソーラー充電により、電源がない場所でも使用できる。約26×16cmの面積にLEDライトを38個搭載し、ライト全体の明るさは300ルーメン、LED寿命は50,000時間だ。防水防塵性能はIP65に準拠している。本体サイズは255×157×81mm、重さは610g。
2015年09月18日三菱化学とパイオニアは7月30日、ブルーライトレス塗布型有機EL照明モジュールを開発し、8月1日よりサンプル出荷を開始すると発表した。ブルーライトは波長380~495nmの光で、可視光線の中で最もエネルギーが強く、ほぼ減衰すること無く網膜に達するため、目の疲れなどの原因になる。また、就寝前に大量のブルーライトを浴びる睡眠を司るホルモンの分泌が抑制され、睡眠の質が低下すると考えられている。近年、パソコンやスマートフォンなど、ブルーライト成分を多く含む光源を採用した機器の使用時間が増えていることから、長時間浴びることへの注意喚起がなされている。両社が開発したブルーライトレス塗布型有機EL照明モジュールは、有機ELパネルに青色素子を使用しておらず、光の中にごくわずかなブルーライト成分しか含んでいない。また、色温度1900K、ろうそく色タイプの同モジュールは、寝室などの照明や、医療現場での照明のほか、光による損傷が懸念される文化財や絵画などの保管用照明にも適しているとしている。
2015年07月30日ソニーストアは7月29日、Bluetoothスピーカーを内蔵したLED電球「LSPX-100E26J」と、リンインクープの照明ケーブルなどを組み合わせた「LineMeカラーケーブルセット」を販売開始した。ケーブルのみが付属する「Simple Styleセット」が27,580円、ランプケージも付属する「Free Styleセット」が29,780円(いずれも税別)。○Free StyleセットFree Styleセットは、LSPX-100E26Jとホワイトのランプケージ、カラーファブリックケーブルを組み合わせたセット。ハンガーリングでぶら下げる、壁に固定する、直接床に置くといった使い方が可能だ。ランプケージのサイズは直径125mm×高さ190mmで、質量は200g。プラグはコンセントプラグ仕様になっている。ケーブルの長さは約3mで、中間スイッチ付き。ケーブルの色はディープレッド、ブライトオレンジ、ヤマブキ、サワーイエロー、フォレストグリーン、モカブラウン、シルバーグレー、ソリッドブラックの8色から選べる。○Simple StyleセットSimple Styleセットは、LSPX-100E26Jとカラーファブリックケーブルを組み合わせたセット。天井ソケットに直接取り付けて、ペンダントライトとして使える。ケーブルの色は「日本の伝統色」から厳選されたという、蘇芳、黄、濃青、鉛、灰の5色から選べる。長さは約2m。電球ソケットは陶器製だ。
2015年07月29日タムロンは、同社のメガピクセルIPカメラ「300QV-P-CM」向け近赤外線LED照明ユニット「300QV-IR」を7月17日より発売すると発表した。同製品は、300QV-P-CMの後付けアクセサリとして提供されるもので、これにより、従来はユーザーが別途手配していた夜間監視用の近赤外線LED照明を、手軽に活用することが可能となる。また、近赤外線LEDの照射範囲は10mで、照射角度は180度になるように設計されているほか、近赤外線照射光量は3段階のスイッチで調整することが可能となっている。さらに、近赤外線LEDや基板が透過しないよう、300QV-IRの外観には近赤外線を透過する樹脂素材を採用したほか、長寿命設計により、交換の頻度を減らしており、設置工事費用の低減を図ることも可能だとしている。
2015年07月10日ローランド ディー. ジー.(ローランドDG)は6月11日、浜松医科大学医学部附属病院内に、医療器具・機材の保全・管理にかかわる作業支援システムを構築したと発表した。同事業は、同社の医療器具用マーキング装置「MPX-90M」と同社が生産現場で活用している「デジタル屋台 」の作業支援システムに関する技術・ノウハウを応用し、浜松医科大学が抱える同大学医学部附属病院の中央診療施設材料部内での、医療器具・器材管理の効率化ならびにそれらの分解・洗浄・組立・滅菌などの作業品質および効率の向上という課題の解決を図ったもの。「MPX-90M」は、医療器具・器材へのマーキングに特化したドットピン方式の小型マーキング装置。医療器具や器材の各部品にシリアル番号や2次元シンボルを打刻することで、識別性とトレーサビリティーの確保を可能とする。今回のケースでは、中央診療施設材料部が管理する医療器具・器材のうち約4000点にマーキングを行った。また、「MPX-90M」でマーキングしたシリアル番号や2次元シンボルを読み取るための専用バーコードリーダー「MR-1」を開発し、医療機器工業会のガイドラインに従って、マーキングした2次元シンボルを確実に読み取ることができるようにした。「デジタル屋台」とはローランドDGが自社の工場で取り入れているデジタル方式のセル生産システムで、作業者がパソコンのディスプレイに表示されたマニュアルを確認しながら、工程ごとに必要な部品を自動供給ラックから取り出し、指示された工具を使用して製品を組み立てていくというもの。同病院ではこれを、医療器具・器材の洗浄作業支援システムに応用。従来の紙ベースの作業指示書をデジタル化するとともに、各工程を細分化し、画像を多用することで、誰もが分かりやすい「デジタルマニュアル」を整備した。また、「MR-1」と連動させることで、器具・器材の名称や用途が分からなくても、器具・器材にマーキングされた2次元シンボルをもとに指示書が検索できるようにした。さらに、洗浄支援システムや医療器具の検索・組立支援システムと専用のサーバをネットワーク接続し、各端末での作業指示書の同期を図ったり、作業履歴の管理・分析を通じて改善活動につなげたりすることが可能となった。ローランドDGは「国内外の多くの医療機関では、浜松医科大学同様、医療器具・器材のトレーサビリティー管理や保全作業品質の向上、効率化といった課題に直面し、解決方法を模索しています。浜松医科大学とともに本システムの研究をさらに推進することで、実用化・事業化に必要なノウハウを蓄積し、世界中の病院が抱える課題を解決する有効なソリューションが提供できるようにしていきたいと考えています。また、システムの販売方法や販売チャネルを整備し、2018年度からは、医療機関に包括的なソリューションシステムを販売する事業を展開する予定です」とコメントしている。
2015年06月12日LIXILは6月2日、水洗トイレ便器へ給水する際の水流を活用して発電し、トイレ内の照明エネルギーを賄うゼロエネルギートイレ照明システムを開発したと発表した。同成果はLIXILと東北大学大学院工学研究科都市建築学専攻の石田壽一 教授、小林光 准教授らの研究グループとの共同研究によるもの。同システムは、非常時でも継続利用が可能な「ゼロ・エネルギー・トイレ(ZET)」研究の一環として開発されたもので、外部給電がなくても水流による自家発電、蓄電、高効率LED照明および制御によりトイレの運用が可能となっている。また、暗所において最小の消費エネルギーで高い明るさ感が得られるプルキンエ効果を活用した新たなLED照明も開発した。東北大学で実施した実証研究では、男女トイレごとに発電量や蓄電量、照明電力使用量などを計測し、トイレにおける照明電源が自家発電によって確保できることを確認した。今後は、実証研究を通じて快適で高効率な運用ロジックを確立し、安定的なシステムの構築を目指すとしている。
2015年06月02日学研教育出版はこのほど、同社が発行する女子中学生向けファッション誌『ピチレモン』と調理器具ブランド「ののじ」が共同開発した2商品を発売した。「ののじ」は、調理器具メーカーのレーベン販売が製造・販売する調理器具ブランド。今回は、ティーンの女の子に料理を楽しんでもらいたいという思いから、同ブランドと『ピチレモン』のコラボレーションに至ったとのこと。コラボレーション商品は、レモン搾り器「ののじキュンとれもん」(税別1,200円)と、グレープフルーツ搾り器「ののじスウィーとぐれふる」(税別1,600円)。「ののじキュンとれもん」は、安定して搾れるオリジナルのあたま形状を採用。種を分離しながら果汁がたまるポット型になっている。「ののじスウィーとぐれふる」は、苦味や種の多い芯の部分を分離し、薄皮を取り除く形状。軽い力で搾れるのが特徴とのこと。両商品には、それぞれレモンとグレープフルーツを使用した簡単なレシピも同梱(どうこん)する。パッケージや販促物のデザインにはピチレモン専属モデルの福原遥さんと、鶴嶋乃愛(つるしまのあ)さんを起用。販売先は、全国の「ハンズビー」「トラックマーケット」、ののじ公式ショップなど。
2015年05月30日「100percent」(100パーセント)は15日、照明器具「Lamp/Lamp LED」を発売した。○デスク用のテーブルベースも用意同社は、「モノを通して人間が持つ豊かな感情や情緒を喚起し、そこから育まれる新たな価値観を多くの方と共有したい」を理念に掲げるデザインレーベル。同商品は、2007年にリリースした同種の商品「Lamp/Lamp(ランプ/ランプ)」を、新たにLED照明として発売するものとなる。定格寿命は2万時間で、1日5時間使用しても約11年となる。また、電球部分が高熱にならないため、小さな子どもがいる家庭でも安心して利用できる。口金はE26、消費電力は1.8%。照度は30wの白熱電球に相当。価格は7,000円(税別)。一般的な電球型照明器具で利用できるが、別売で専用テーブルベースも用意。価格は4,000円(税別)。
2015年05月22日シチズン電子は4月23日、世界トップクラスの発光効率を実現した照明用LEDパッケージ「COBシリーズVersion4」(計207モデル)を開発したと発表した。「COBシリーズVersion4」は、素子などの適用部材の見直しや改良を行い、光の取り出し効率と放熱性を高め、同社の従来品と比較して発光効率・光量を最大15%向上させ、COBタイプのハイワットLEDで、世界トップクラスの発光効率を実現した。さらに、演色性を求めるニーズに応えて、超高演色タイプ(Ra 97 typ.)と好ましい色味タイプ( Below B.B.L.)のラインアップを充実させたほか、スタンダードタイプ(Ra 80 min.)では6500Kのカラーバリエーションも追加し、計207モデルが用意された。同社は、豊富なラインアップを揃えたことで、LED電球からスタジアム照明まで幅広く対応可能としており、2015年5月の量産開始を予定している。
2015年04月23日カネカは4月21日、同社の有機EL照明パネルが、東京国立博物館で開催される特別展「鳥獣戯画ー京都 高山寺の至宝ー」に出展される国宝「鳥獣人物戯画」全4巻(平安時代から鎌倉時代、京都・高山寺蔵)の展示照明として採用されることが決定したと発表した。有機EL照明パネルは、面で発光するため、展示作品を柔らかく照らし、自然光に近い証明を演出が可能となる。また、パネルが薄く取り扱いやすく、発光に伴う熱も極めて少ないため、作品の近くにパネルを設置することができ、その際、照明から近い部分と遠い部分の明暗差を抑えることができる。加えて、紫外線、赤外線の発生がないため保存科学の観点で優れているなどのメリットがある。同展は4月28日から6月7日まで「鳥獣人物戯画」全4巻が朝日新聞文化財団の文化財保護事業の1つとして保存修理が完成した記念として開催される。
2015年04月21日カルテルはこのほど、世界最大級の国際家具見本市「ミラノサローネ」(2015年4月14日~19日/イタリア・ミラノ)において、同社初の照明デザイン「PLANET」を発表した。○「コンビニポリ」などで有名なブランドカルテル(Kartell)は50年以上の歴史をもつイタリアの家具メーカー。ベストセラーのプラスチック製マルチチェスト「コンビニポリ」を愛用するインテリア好きも多い。吉岡徳仁氏は、アート・デザイン・建築など幅広い領域で活躍するデザイナー。カルテルとは約7年に亘り、数々のコラボレーションを行ってきた経歴を持つ。このたび発表された「PLANET」は、透明なポリカーボネート樹脂製でクリスタルのようなきらめきが特徴。透明な樹脂の厚さから生み出されるレンズ効果により、あらゆる角度から輝きを放つ。「自然から生み出されるランダムな光は、宇宙(PLANET)をほうふつとさせる」(同氏事務所)製品となっているという。
2015年04月17日オウチーノはこのほど、運営する「O-uccino(オウチーノ)」で照明と心理に関する取材記事を公開した。照明の色が人の心理にどんな影響を与えるのか、またさまざまなシチュエーションにはどんな色が向いているのか、色彩プロデューサー・稲田恵子氏に話を聞いた様子がサイトでは紹介されている。○オレンジ色は一人ぼっちにおすすめオレンジ色の照明は、温度感があり、にぎやかさを演出する色。心理的効果として、一人ぼっちでご飯を食べる際に向いており、特に寂しがりやな一人暮らしの人におすすめという。また、料理をおいしく見せる効果もあるのだとか。そのほか、「家族が早く帰ってくる」「初対面の人と仲良くなる」や「赤ちゃんがぐずらないようにする」などの効果も期待でき、万能の照明色と言えるそうだ。さらに、情熱とつながりといった心理的効果もあるため、子作り時のムード作りにも向いているという。またビジネスの場面では、相手の気持ちを柔らかくさせることで、「謝罪を受け入れられやすくする」といった効果も考えられるとのこと。○白色は家族のだんらんには不向き白という色は一般的に清潔感があると言われるが、実は強迫観念や拒絶を表す色でもあるという。「白色の照明の部屋では拒絶感があり、家族のだんらんには一番向かないと言えるでしょう」と同サイト。ただ、白色の照明には、部屋を広く見せる効果があるため、用途や使う場所次第では力を発揮させることが可能とのこと。○青色は人に冷静さを与える蛍光灯のような青い照明は、人に冷静さを与えるという。落ち着いて話し合う場には向いているが、深刻な話の場合には余計に深刻になってしまうこともあるので注意が必要とのこと。また、勉強や事務仕事など集中力が求められる場にも向いているそう。家庭の場合では、家事や朝の準備などを素早く済ますことができるが、その分疲れがたまるため、青色の照明を使う場合は休憩スペースにオレンジ色の照明を設置するなど、メリハリをつける工夫が必要という。また、青色の照明には食欲を減退させる効果もあるほか、静寂をうながす効果もあるとのこと。○さくら色は場が和む従来、照明の色といえばオレンジ色、白色、青色がほとんどだったが、近年では珍しい色のものも誕生しており、さくら色照明もその1つ。柔らかなピンク色の照明は、リラックス効果や目へのストレス軽減効果、寝付きの良さなどが実証されており、ホテルや医療機関にも導入が進んでいるという。さくら色の照明を用いると、向かい合う人の顔が、少しお酒を飲んだ時のように赤らんで見える。そのため、相手に親近感を覚え、気持ちが緩んで場が和み、なめらかな会話ができるのだという。具体的なシチュエーションでは、人から本音を聞き出す、夫婦げんかを防ぐといった効果が期待できるそう。他にも、気になるあの子に告白するなら赤色、逆に別れ話をスムーズに終わらせるなら緑色がオススメとのこと。「これらの照明は、なかなか住宅では用いられませんが、見つけたらぜひ試してみてはいかがでしょうか」と同サイト。
2015年04月06日部屋がおしゃれな人が導入しているイメージの強い、間接照明。寝付きが良くなり、さらに睡眠の質を上げる可能性があると言います。そこで間接照明にする利点と、その上手な取り入れ方法をご紹介いたします。間接照明は睡眠の質を高める?照明には、直接辺りを照らす直接照明と、光を壁や天井に当て、その反射光を利用して辺りを照らす間接照明とがあります。間接照明とは反射照明のこと。光は反射することで柔らかくなり、雰囲気をつくり出すという効果を発揮するようになります。そのため、「間接照明=おしゃれ」というイメージになるのですね。そんな間接照明は、睡眠にも良い効果をもたらすことがわかってきています。人間は陽の光が出ている昼間に活動する生き物ですから、大昔から暗くなったら眠るというサイクルが身体に染み付いています。反面、動物の本能として「暗闇が怖い」ということが刷り込まれており、個人差こそありますが、真っ暗な空間だと精神的な不安が増長される可能性があるのです。そうした人間の本能に照らし合わせると、間接照明は大変効果的だといえるのです。効果的な間接照明の取り入れ方をご紹介!間接照明は、どのように取り入れると効果的なのでしょうか。まず、目に付きにくい場所に設置することを検討しましょう。足元やベッドの下に配置して、床に反射させると足元がぼんやり明るいという程度になるので、リラックス効果は絶大です。また、照明は暖色系の明かりのものを選ぶと良く、照明器具は調光装置など明るさを自由に選べるものをセレクトしてください。人は気持ちに波があるものなので、同じ光でも「明るすぎる」「暗すぎる」と感じることがあります。気分によって明るさを調整できることで、よりリラックス効果を得ることができます。間接照明と一緒に取り入れることで、一層良質な眠りに誘う習慣とは間接照明でせっかく精神が安らいでも、他の要因で覚醒させてしまったら意味がありません。スマートフォンやPCからは、ブルーライトと呼ばれる神経を覚醒させる光が放たれています。そのため、就寝前は、離れるようにしましょう。近くに置いておくと、ついチェックしてしまうものです。また、視覚や聴覚、嗅覚を使うことも良質な睡眠を得るポイントです。部屋はビビッドな色にするのではなく落ち着いた色みにし、クラシックや波・鳥の声などの自然の音のCDを流すと良いでしょう。さらに、ラベンダーなどリラックス効果の高いアロマを活用するのも効果があります。「眠りモード」に精神を誘っていくようにしてください。就寝前1時間は、眠りに就く準備の時間と位置付けて、間接照明の導入と共に上記の習慣を実践してみてください。Photo by tanya
2015年03月13日国際照明総合展「ライティング・フェア2015」が、東京ビッグサイトで3月3日から6日まで開催された。今回のテーマは「Jump to the next(次のあかりの世界へジャンプ)」。LED照明はすでに普及期に入り、効率や演色性、配光角といった課題もクリアされつつある。では、"次のあかりの世界"とは何なのだろうか。展示内容から筆者が見つけた一つの答えは、ワイヤレスネットワークでの照明制御だ。○照明をネットワーク化することの意味照明のオンオフは、個々の機器に備わるスイッチや壁スイッチなどで行うことが多い。部屋の照明は1台のみ、という場合はこれで何も問題ないだろう。しかし、家庭用照明は多灯化の方向へ向かいつつある。1台だけではなく、複数のダウンライトやブラケットライト、ペンダントライトなどを組み合わせる場合、それぞれのスイッチやリモコン、あるいは単純な壁スイッチによるオンオフだけでは不便だ。例えば、LDKの間取りでキッチンの照明をオンにして、リビングはオフにしたいという場合に、スイッチ1つでキッチンの照明もリビングの照明も操作できるようにするのが、"ライコン"と呼ばれる機器だ。ライコンを使用すれば、個々の、あるいはグループ化された照明器具のオンオフに加えて、調光や調色なども行える。従来のライコンは壁に埋め込まれており、ユーザーがそこまで行って操作する必要があった。一括で操作できるとはいえ、ユーザーが移動するという点では壁スイッチと変わらない。そこで登場したのがワイヤレス操作を行えるライコンだ。○米国でスタンダードな「EcoSystem」下の写真はLUTRON社のライコン「GrafiK Eye Qs」だ。照明制御プロトコル「EcoSystem」に対応しており、同規格に対応した照明器具を64台まで一括してコントロールできる。タイマーによるスケジュール動作やセンサーによる動作も可能だ。EcoSystemは米国ではスタンダードになっている照明制御プロトコルだ。個々の照明器具にアドレスが振られており、屋内配線をグループごとに別にしなくても制御できる。専用のリモコンから操作できるほか、RS-232Cでの制御もでき、パソコンなどからの操作が可能だ。○省エネだけじゃない「ECHONET Lite」規格国内のメーカーからも、ワイヤレス操作が可能なライコンはリリースされている。それらは、ライコンの本体側で登録したシーンを、小型のリモコンで切り替えるというもので、操作性としてはLUTRON社のものと近い。しかし、国内の大手家電メーカーの多くは、HEMS(家庭向けエネルギー管理システム)、なかでも通信規格「ECHONET Lite」でのコントロールに取り組んでいる。ECHONET Liteは、太陽光発電と組み合わせることが多かったり、個々の家電製品の使用電力を"見える化"してくれたり、と省エネのための仕組みと捉えられることもしばしば。しかし、ECHONET Liteは、同規格に対応した製品をリモート操作するためのプラットフォームとしても有効だ。各機器の状態確認や操作などはスマートフォンやタブレットから行える。設定したシーンに合わせて、複数の照明器具の調光や調色を同時に調整可能だ。写真のシステムは東芝ライテックのものだが、スマートフォンなどから照明を操作できるシステムは他社からもリリースされている。○ロームブースには無線ユニットを組み込んだランプもECHONET Liteとは異なり、単独で動作するシステムを提案するのがロームだ。ロームでは、無線を使用した照明器具の制御に取り組んでいる。ロームの照明器具は、個々の器具に組み込まれた無線ユニットによって、リモコンから操作できるようになっている。また、リモコンにはバッテリーレス無線発信技術「EnOcean」を採用。リモコンのスイッチを押す力で電力を発生させるため、電池を必要としない。ここまでみると、照明器具とリモコンという、よくある組み合わせだ。しかし、ロームはEnOceanに対応したゲートウェイ(照明を制御するコントローラー)を提供。これを利用することで、スマートフォンやタブレットなどからワイヤレスで照明を操作できる。従来のライコンとは異なり、屋内配線はそのままでOKだ。またロームのブースでは、無線ユニットを内蔵したランプも出展していた。下の写真は、GX53口金を使用したLEDユニットを光源とするスポットライトだ。ランプ側に無線ユニットを組み込むことによって、GX53口金を採用したさまざまな照明器具をワイヤレスでコントロールできるようになる。従来の電球と置き換えるだけなので、導入しやすいのも特徴だ。○一般家庭への普及はこれからだが、期待は大きい照明のワイヤレス制御については、さまざまなものが提案されているものの、国内での普及はまだまだこれからだ。EcoSystemを使用したシステムは、米国で実績を残しているため、対応する機器も多い。ECHONET Liteを使用した制御は、照明以外の家電製品も一括でコントロール可能というメリットを持っている。他の機器に搭載されたセンサーからの情報を利用して別の機器を制御するといったことも可能だ。ロームの無線によるコントロールは、今までの環境に何かを追加するだけ、あるいは置き換えるだけ、という導入のしやすさが大きなポイントだといえるだろう。
2015年03月09日●高演色タイプのLED照明○Ra95のLED照明が家庭向けにも登場東京ビックサイトで開催の「ライティングフェア2015」では、より忠実な光のLED照明が各社から展示されていた。ここでは、各社の高演色LED照明や、有機EL関連を紹介したい。軽くおさらいすると、現在市販されている白色LEDの多くは、青色LEDに黄色の蛍光体を組み合わせた構造になっている。光の三原色であるRGB(赤・緑・青)のLEDを組み合わせるとコストが高くなるため、LED+蛍光体で実用化されたと考えてよい。理科の授業でプリズム実験をしたことがあれば、太陽光が光の波長をまんべんなく含んでいることを覚えているだろうか。対して白色LEDの場合、光の波長分布がいびつな形となっている。屋内だと肌がくすんで見えるとか、食べ物がまずそうに見えるのも、この辺が1つの理由だ。理想的な光(太陽光)と比較したとき、比較対象の光がどれくらい違うかを数字にした指標を、演色評価数という。平均演色評価数(Ra)と、特殊演色評価数(Ri)が規定されている。理想は「Ra100」や「Ri100」だが、波長成分のズレによってマイナスされていく。例えばオフィスなら、Ra80以上が望ましいとされている。この演色性を重視したLED照明が、ライティングフェア2015の出展各社から登場していた。○パナソニックの「美ルック」パナソニックは4月から順次、「美ルック」のラインナップを拡充し、美ルックの新製品でRa95を実現する。今までの白色LEDよりも黄色成分を抑えつつ、波長の長い赤色成分を増やすことで、高演色にしたとのことだ。○三菱電機はアパレル業界向け「彩明」や生鮮食品用「鮮明」をデモ業務用途向けに、高演色LEDやシーン別のLED照明をアピールしているブースが散見された。そのひとつ、三菱電機のMyシリーズは、Ra95の高演色タイプを参考出品していたほか、アパレル業界向け「彩明」、生鮮食品用「鮮明」のデモ展示が興味深かった。●東芝ライテック、太陽誘電、日立アプライアンスは?東芝ライテックはRa95の「キレイ色-Pro-」を展示していたが、こちらも業務用途での展示のみだった。太陽誘電は高色帯域LCDディスプレイ向けとして、Ra90のLED部品を展示していた。LCDのカラーフィルターに合わせて、青色+緑/赤色蛍光体を採用している。数値より見えやすさにこだわったのが、日立アプライアンスの「ラク見え」だ。こちらは青緑のLEDを採用することで、光の波長を幅広く含めるようにしている。また、ロームブースでは冷蔵ショーケース向けのライトを展示していた。●有機ELも高寿命化、薄型を生かしたパネル化へ○有機ELも高寿命化、薄型を生かしたパネル化へLEDと有機ELを比べたとき、高演色性では有機ELが勝るとされてきた。一方、寿命や効率でLEDに劣るため、まだ実用的とはいいにくい。今回のライティングフェアでは、高寿命化への取り組み(4~5万時間となり実用レベル)や、使いやすさを追求するためのパネル・部品化の展示が見られた。現在、有機ELの泣き所は、絶対的なパワーだ。出展社の一部からは、「有機ELも展示しているが、製品として利用するには明るさが足らないので、市販は当分できないかもしれない」という声があった。○単に明るい、ハイパワーから質への変化LED照明はこれまで、明るさや寿命をアピールしてきた。しかし、明るさは若干犠牲にしつつも「見え方」を変えたりと、市場の特性に合わせた高品質への移り変わりを感じた。演色性という数値は指標の1つだが、単にそれだけにはこだわらずに、キレイな明かりを選ぶために迷ってしまうような製品が増えてほしいものだ。
2015年03月06日パナソニックは3月3日、住宅用LED照明器具「美ルック(ミルック)」の新モデルを発表した。今回の新モデル追加によって美ルックシリーズのラインナップが拡充され、12製品444品番となる。4月10日から順次発売し、希望小売価格は7,800円から114,000円(いずれも税別)。美ルックシリーズは2014年4月に374品番が発表されていたが、今回のラインナップ拡充によって合計444品番となった。美ルックとは、光のスペクトル制御によって鮮やかな色を再現するLED照明器具。580nm付近の波長を調整することで、平均演色評価数Ra95と自然光に近い演色性を実現した。肌の色や食べ物、インテリア、植物などの色を引き立てる。また、新たに面発光の「パネルミナ」シリーズと、建築と一体化する照明「HomeArchi」シリーズにも美ルックを搭載。パネルミナは2013年3月に発表したシリーズで、パネル型の薄型ボディーに導光板と光を拡散させるカバーを組み合わせたもの。カバー全体に光を拡散して均一に発光させるので、まぶしさを抑えられるのが特徴だ。HomeArchiは、「灯りが建築と共鳴する」というコンセプトをもとに開発された照明器具。光が自然に生活の背景として溶け込むような照明空間を構築することを目的としている。
2015年03月03日パナソニックは2月25日、化粧水の保湿成分を肌の角質層まで導入する美容器具「イオンエフェクター」2モデルと洗顔器「濃密泡エステ」を発表した。いずれも発売は5月1日で、価格はオープンだ。○イオンエフェクターイオンエフェクターは、電気浸透流によって化粧品の保湿成分を肌の表面から角質層まで届ける美容器具。電気浸透流とはプラスからマイナスへ向かって発生する水の流れのことだ。本体のヘッド部分を肌に当てると微弱な電流が発生して、電気浸透流を生み出す仕組みとなっている。温かいヘッドで肌を引き上げるように手入れできる「EH-ST51」と通常モデル「EH-ST31」を用意する。サイズはEH-ST51がW4.6×D5.5×H15.5cm/110g、EH-ST31がW4.6×D5.5×H15.5cm/100g。カラーはEH-ST51がピンク調、EH-ST31が白。推定市場価格はEH-ST51が23,000円前後、EH-ST31が17,000円前後(いずれも税別)。○濃密泡エステ濃密泡エステは、本体内部のかく拌翼によって洗顔料を泡立ててくれる洗顔器具。泡洗顔アタッチメントかブラシアタッチメントを取り付けた本機に、洗顔料と水をセットしてスイッチを押すと、約5秒で濃密な泡ができる。アタッチメントは泡を毎分約850回転させ、上下1.5mmの幅で振動。ブラシアタッチメントは、微細な毛で毛穴汚れや不要な角質を取り除くもので、パナソニックは週に1度の使用を推奨している。また、温めることでメイクを落としやすくする「メイクオフバター」機能も持つ。泡洗顔アタッチメント取り付け時のサイズはW5.5×D8×H17.9cm、重量は208g。カラーはピンク調。推定市場価格はEH-SC50が19,000円前後(税別)。
2015年02月25日日本トラストテクノロジーは1月27日、USB接続のLED照明「LEDテープライト 貼レルヤ USB」を販売開始した。昼光色と電球色の2種類を用意し、販売価格はいずれも税込980円。LEDテープライト 貼レルヤ USBは、パソコンなどのUSBポートに接続して使用する細長いテープ状のLED照明。裏面は両面テープとなっており、用途に応じて壁や天井などに貼り付けられる(USBで電源を供給できることが条件)。5cm単位でカットできる仕様だ。なお、カット後に照明として使用できるのはUSB接続している部分のみ。サイズは幅8mm×長さ500mm、重量は35g。USBケーブルの長さは1,200mm。LEDを30灯備えている。
2015年01月27日住友化学は1月22日、米Universal Display(UDC)から印刷法を適用した有機EL照明デバイスに関する技術のライセンス供与を受けることで合意し契約を締結したと発表した。住友化学は、今回の契約で取得した技術ライセンスを活用することにより、照明デバイスの発光効率向上に向けた技術開発を加速させ、有機EL照明事業の拡大を図っていくとしている。
2015年01月22日1月14日から16日まで、東京は有明の東京ビックサイトで照明に関するイベント「ライティング ジャパン 2015」が開催された。その中のひとつ「東京デザイン照明展」は比較的デザインに凝った展示が多い。「あまりにも一般的なデザインでは大手メーカーに負けてしまう」という声も聞かれ、ここでは「和風」の観点でいくつかピックアップしてみた。○爪掻本綴織を使用したライトシェード(デザイン応談)白龍庵勝山のライトシェード。西陣織の爪掻本綴織を使用している。これは下絵に合わせて横糸を通すため、完全な手作業。下の写真のような簡単な図柄ですら、織り上げるのに熟練工で2週間もかかるそうだ。布だけで15万ぐらいという(PROTO LIGHTのコーナーに展示されていたので、きちんとした商品という訳ではないようだ)。その代わり、柄物でありながら光の透過がほぼフラットで優しい。一品から、オリジナルデザインで注文可能とのこと。○有田焼ペンダントライト東洋セラミックスの有田焼ペンダントライト「彩」。磁器製なので、光を付けると、シェードから明かりがほんのり透けるあたりに風情がある。○蝋燭風の和照明。提灯での採用事例もウイル電子の和照明。蝋燭(ろうそく)色のLEDで「1/fゆらぎ」を行う、独自開発の「でんろうモジュール」を採用している。中に蝋燭が入っているかのような雰囲気で、和室の寝室に置くとものすごく良さそうだ。モジュールそのものは提灯での採用事例があるとのこと。○PP加工の紙製で安全性に配慮中国のTAK FU HONG MANUFACTURING CO.,LTDの製品。この会社は、ポリプロピレン製品を多く扱っている。照明器具に関しては、紙をポリプロピレンで補強した材料を使っており、今回は着色されていない比較的落ち着いた商品を展示。紙とプラスチック素材のため比較的軽く、例えば地震で照明が落ちても、比較的安全という点をアピールしていた。○美濃和紙ベースの照明彩光デザインの和紙照明。この会社は手すきの美濃和紙を多く使用しているのが特徴だ。特注も受け付けているとのことなので、こだわりの注文住宅や自宅リフォームで利用すると良さそうだ。
2015年01月16日