宝塚市立文化芸術センター(所在地:兵庫県宝塚市、館長:加藤義夫)は、日本を代表するアート・ディレクター、グラフィックデザイナー松井桂三氏の個展「松井桂三展|化学反応実験」を、2022年4月14日(木)~5月14日(土)の期間、開催いたします。詳細URL: 本展は、松井桂三氏が手がけた圧巻のポスターや、平面と立体を軽快に行き交うポップアップ作品など、魅力あふれる200点以上の作品を一堂に展示します。常に新しい表現に挑戦し続ける作品の変遷からは、社会状況・時代の流れも伝わります。ぜひご覧ください。松井桂三氏は、アパレル企業や文化施設、国際的なイベントのポスターをはじめ、パッケージやロゴマークなど、さまざまなデザインを手がけてきました。2003~2015年まで、大阪芸術大学大学院での指導ならびに大学においてデザイン学科教授を務め、2015年から現在まで、大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科学科長として、後進の育成にあたっています。また、宝塚市立文化芸術センターのロゴマークの制作者でもあります。概要は以下の通りです。メイン画像▼『Made in Takarazuka』シリーズについて宝塚市立文化芸術センターは、宝塚市内の芸術家にスポットを当てることを目的に、2020年度から宝塚市ゆかりのアーティストを紹介する『Made in Takarazuka』シリーズを展開しています。(第一弾は、2020年11月14日(土)~12月20日(日)に開催した展覧会「辻司七〇年の絵路ーメアンドロの光芒ー」。第二弾は、2021年9月4日(土)~10月11日(月)に開催した企画展「中辻悦子展ーWHOISTHIS?あなたは、誰れー」。)■開催概要タイトル :Made in Takarazuka vol.3 「松井桂三展|化学反応実験」会期 :2022年4月14日(木)~5月14日(土)休館日 :毎週水曜日(5月4日は開館)開館時間 :10:00~18:00(入館は17:30まで)※開幕日(4月14日)は13:00から会場 :宝塚市立文化芸術センター2Fメインギャラリー(〒665-0844 兵庫県宝塚市武庫川町7-64)公式WEBサイト 観覧料 :一般(高校生以上)800円、中学生以下無料※障がい者手帳提示でご本人様、付添の方1名まで無料問い合わせ:宝塚市立文化芸術センターTEL 0797-62-6800主催 :宝塚市立文化芸術センター(指定管理者:宝塚みらい創造ファクトリー)協力 :大阪芸術大学短期大学部後援 :神戸新聞社■関連イベント〇パートナーズサロン対談松井桂三×加藤義夫(宝塚市立文化芸術センター 館長)開催日時:2022年4月29日(金・祝)14:00~15:30会場 :宝塚市立文化芸術センター ガーデンハウス※定員20名 要予約、パートナー(有料会員)限定。入場時に、パートナーの会員証をご提示ください。パートナー入会については、 当センター公式WEBサイトをご確認ください。※予約方法 受付開始2022年4月1日(金)10:00から公式WEBサイト専用フォームよりお申込みください。■プロフィール松井桂三Keizo MATSUI広島市出身。米国アップル社Macのパッケージデザインシステム構築をはじめ、政府広報や関西国際空港(株)のシンボルマークなど制作。プレタポルテ「ヒロココシノ」のブランディング、ロート製薬[肌研ハダラボ]のコンセプト企画、ロゴやパッケージ群のデザインなどさまざまな企業・ブランドのアートディレクションを手がけている。国内外で多数の受賞歴を重ね、MoMA(ニューヨーク近代美術館)をはじめ世界各地の美術館に作品が収蔵されている。2003~2015年まで大阪芸術大学大学院での指導ならびに大学においてデザイン学科教授を務め、2015年から現在まで、大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科学科長として、後進の育成にも貢献している。また、宝塚市立文化芸術センターロゴマークの制作者でもある。宝塚市在住。松井桂三氏▼松井桂三氏コメントデザイン、アート、立体、ガラス、陶芸、映像など、限界をつくらず、ジャンルにこだわらず、挑んできた表現活動。心のおもむくままに発信した先でさまざまな奇跡が起こり、私の世界は広がりました。見る人を戸惑わせ、驚嘆させ、共感させる、脳内遊戯がカタチとなり、人を引き寄せるチカラとなる。そんな作品を創造し続けたい。この会場で私の作品の変遷をめぐり、HAPPYな化学反応を体感していただければうれしく思います。▲ガラス作品作りの様子■作品紹介「惨劇への発令」(1980)ニューヨーク近代美術館(MoMA)永久コレクションアメリカ国立公文書館所蔵「原爆投下命令書」をモチーフとしており、被爆地である広島で育った松井氏の根底に流れる、平和への思いが伝わる作品です。「悲惨の発令」(1980)ニューヨーク近代美術館(MoMA)永久コレクション「Fete du graphisme」(2015)パリ市から参加アーティストとして招聘され、制作された本作は、パリ市街を飾りました。「The Earth was Blue」の言葉からも、環境問題へのメッセージが伝わります。「Fete du graphisme」(2015)「(株)ワールド プロモーションツール」(1986)東京アートディレクターズクラブ賞を受賞した本作は、開くと電話機や蓄音器が飛び出すポップアップ作品です。平面と立体の境界を越えた、松井氏の自由で豊かな発想力が伝わります。「(株)ワールド プロモーションツール」(1986)「【祈り】No more Hiroshimaを願って」(1995)モスクワ国際グラフィックデザインビエンナーレ(ロシア)ゴールデン・ビー賞受賞作。シルクスクリーン11版刷りで作られている。美しくも怪しげな印象が、タイトルを知ることでさらに見る者の胸に刺さります。「【祈り】No more Hiroshimaを願って」(1995)(参考)「LUMEN DIGITAL INSTALLATIONパラダイムシフト/KEIZO MATSUI+STARRYWORKS inc.」(2020)※本展では、インスタレーショ ン作品は出品されません。宝塚市立文化芸術センター開館記念展に出品された映像作品。松井氏の作品は映像、彫刻、陶、ガラスと、グラフィックにとどまらない広がりを見せています。本展では、この映像作品をのぞき型のボックスでご覧いただきます。(参考)「LUMEN DIGITAL INSTALLATIONパラダイムシフト/KEIZO MATSUI+STARRYWORKS inc.」(2020)宝塚市立文化芸術センターWEBサイトURL: ▼アクセスQRコードQRコード 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月25日アジア最大の写真集ブックフェア「PND写真集飲み会」の第4回が12月3日、4日に代官山ヒルサイドテラス アネックス A棟を中心に開催される。日本を代表する写真集出版社や書店のブースが並び、おいしいコーヒーやお酒、生ハムなどを味わいながら写真集の世界を堪能することが出来る。「PND写真集飲み会」は昨年原宿のVACANTで第1回目を開催して、2日間で1,000人が来場した大規模な写真集フェアで、お酒やコーヒーを提供するブースもあるのが特徴。店頭に立つ出版社や書店のスタッフたちに、ビール片手に「写真集が出来上がった背景はどんなものか?」や「恋人へのクリスマスプレゼントにちょうどいい写真集はどれか?」など感想や質問を直接伝えてみることも出来る。またブースの中には、「PND写真集飲み会」のための特価本や特製ZINEを用意しているところもある。時間帯によってはサイン会も行われる。さらに特別イベントとして、別会場のヒルサイドテラスバンケットにおいて、山田写真製版所のプリンティングディレクター・熊倉桂三とデザイナー・新村則人のトークショーも開催。印刷の第一線で著名デザイナーと仕事をしてきた熊倉と、無印良品や資生堂の新装『花椿』などの仕事で知られる新村が「表現と印刷」をテーマに語り合う。【イベント情報】「PND写真集飲み会」会場:代官山ヒルサイドテラス アネックス A 棟住所:渋谷区猿楽町29-21会期:12月3日・4日時間:12月3日は13時~21時、4日は12時~20時入場料:500円
2016年11月27日写真家の深瀬昌久による愛猫“サスケ”を題材とした新作写真集『Afterword』が、roshin booksより11月15日に出版される。愛猫家として知られ、生前に『ビバ!サスケ』『サスケ!!いとしき猫よ』『猫の麦わら帽子』といった3冊の猫を題材とする写真集を出版していた深瀬。今回は、そのうちの『サスケ!!いとしき猫よ』の巻末に収録されていた“サスケ日誌”に添えられていた作品で製作された写真集を発売する。深瀬が妻との離婚後に溺愛し、3冊もの写真集を出版することになったサスケは、アラーキーのチロちゃんと並ぶほど写真界では有名な題材。しかし、実はこのサスケは2代目で、最初に写真家の高梨豊から譲りうけた初代サスケは、当時住んでいた家の大家さんの意地悪のせいか深瀬の留守中にこつ然と消えてしまったという。そこで深瀬が捜索願いの張り紙を四方八方に張り巡らしたところ「これはサスケではないか」という連絡があり、深瀬はお礼のウイスキーを用意してサスケを待ち受けていた。しかし、深瀬の前に表れたのは初代より少し不細工な違う子猫だった。しかし、深瀬はそれをサスケと呼び、どこへ行くにも連れ回すようになったそうだ。今回は、そんなサスケを題材にした“サスケ日誌”のための写真原稿であるL伴サイズの小さな写真とそこに添えられていた深瀬の手書きのテキストをもとにした写真集を製作した。デザイナーには加藤勝也、プリンティングディレクターには熊倉桂三を起用。装丁は猫の毛並みを意識した手触りで、小口にはまるで猫の爪研ぎのごとくざくっとした裁断が施された。プレオーダー開始2週間時点で900部のうち700部は、既に世界中の書店と、個人への直売で売約済み。日本での取り扱いは、roshin booksオフィシャルサイト()をはじめ、shashasha、代官山蔦屋書店、青山ブックセンター、ブラインドブッ クス、ホホホ座など。
2016年10月30日ブックデザインに秀でた書籍が集結する「代官山 BOOK DESIGN展 2016」が、6月18日から7月8日まで代官山 蔦屋書店2号館1階のギャラリースペースで開催される。「代官山 BOOK DESIGN展」は、本そのものを強烈に印象づける装丁や、文字や写真が美しく配置されたレイアウト、驚くべきクオリティの印刷、独創的なアイデアが光る造本といった、電子書籍では決して味わうことのできない、フィジカルな紙の書籍だけが持つ魅力にフォーカスし、ブックデザインに秀でた書籍を紹介するイベント。第3回となる今回は、15年に刊行された国内外の書籍の中から代官山 蔦屋書店のコンシェルジュである三篠陽平と清水はるみが印刷・レイアウト・装丁・造本の視点でセレクトした、ブックデザインに秀でた30冊を展示・販売。詳細なデータとコメントを収録したオリジナルカタログも限定で販売する。またサテライト企画として、「セレクターが選ぶ2015年ベストブック」展も開催。ブックデザイナーのイルマ・ボーム、ディストリビューターの大智由実子、プリンティングディレクターの熊倉桂三、POSTの代表でパブリッシャーの中島佑介、エディターの野村訓市といった書籍にまつわる仕事をする5人がそれぞれの視点で2015年のベストブックを選出する。【イベント情報】「代官山 BOOK DESIGN展 2016」会場:代官山 蔦屋書店 2号館1階 ギャラリースペース住所:東京都渋谷区猿楽町17-5 会期:6月18日~7月8日営業時間:7:00~翌2:00
2016年06月12日