新橋演舞場にて、1月6日(土)から開幕する『平家女護嶋 恩愛真絲央源平-SANEMORI PART II-』に出演する市川團十郎が取材に応じた。同所での新春公演は、これで11度目。「年中行事のひとつではありますが、慣れることなく、新しい気持ちで、舞台に立つという決意をする(1年の)最初の舞台なので、大事に舞台に向かいたい」と意気込みを語った。本作は、上演回数の多い「鬼界ヶ島の場」(『俊寛』)に、『平家女護嶋』という外題のもととなっているものの、なかなか上演されることのない「朱雀御所の場」を加え、新たな解釈や視点で、近松門左衛門が全五段の人形浄瑠璃で描こうとした、平家全盛の世に源氏再興を願った人々の熱い生き様に迫る。團十郎が俊寛、実盛、常盤御前の3役を勤め、市川ぼたんは実盛の娘・ひな鶴、市川新之助は常盤御前の息子・牛若丸(のちの源義経)を演じる。演出を手がける石川耕士氏からの提案で上演が決まり「コロナ禍や襲名披露もあり、なかなかできずにいたが、これ以上(ぼたんと新之助が)大きくなると、親子のバランス的にもできなくなるので、このタイミングになった」と説明。家族が題材の物語になっており「古典の部分も、新しい挑戦もある演目。きっと皆さんの心に残るような演目になる」とアピールした。取材にも同席したぼたんと新之助に対しては、「怪我なく終わってほしい」と視線を注ぎ、「とってもすくすくと、のびのびと、成長していると思う。ぼたんは、周りに気を使いながら、自分を見つめ、行きたい方向に向かうような人になっているし、せがれも気は使いつつ、それを表に出さず、大らかにいる。精神年齢は、私が一番幼い(笑)」と目を細めた。ぼたんは「セリフを覚えるのは、早くできたが、それからが大変でした」と稽古での苦労を回想。一方、新之助は、お気に入りのセリフを問われると「ないです!」と即答し、マイペースぶりを発揮。それでも「緊張はしますね、立ち回りもあります」と背筋を伸ばしていた。また、團十郎は元日に発生した能登半島地震について「心からお見舞い申し上げます」。北陸は旅巡業で頻繁に訪問した土地であり、12代目團十郎との縁も深い場所だけに、「今、自分に何ができるのか。仲間たちと話しながら、やれることを模索している」と話していた。取材当日の1月5日には、公私ともに親交の深かった写真家・篠山紀信氏の訃報も届き、「新之助時代、海老蔵時代、一番多く撮ってくださったのが巨匠(篠山氏)だった。とてもかわいがってくださったし、感謝しきれない。この2~3年は体調がお悪かったが、エネルギーのかたまりだった姿はすごかった」と哀悼の意を示した。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>『平家女護嶋 恩愛真絲央源平-SANEMORI PART II-』近松門左衛門 歿後三百年近松門左衛門 作石川耕士 補綴・演出藤間勘十郎 演出・振付出演:市川團十郎市川ぼたん市川新之助※昼夜同一狂言2024年1月6日(土)~1月25日(木)※11日(木)・18日(木) 休演会場:東京・新橋演舞場チケット情報:()公式サイト:
2024年01月05日愛知・名古屋の熱田神宮周辺エリアである神宮前駅西街区を再開発。新商業施設が、2024年秋ごろに開業予定だ。熱田神宮周辺、「神宮前駅」西街区を再開発名古屋市熱田(あつた)区内「神宮前駅」は、名鉄名古屋駅から電車で最短6分、中部国際空港駅から21分と高アクセスの駅であり、熱田神宮の玄関口となる場所。また、熱田神宮周辺には東海道、七里の渡し、断夫山古墳といった歴史的な観光スポットや、白鳥庭園、名古屋国際会議場等の文化施設が集まっている。2021年7月には、神宮前駅東街区に商業施設「μPLAT神宮前」を含む複合施設がオープンするなど、より一層活気のあるまちづくりと「観光」の推進を目指してきた。木造の新商業施設がオープンへ東街区に続く形で、「おとなの行きたいまち」を目指して神宮前駅西街区の再開発をスタート。その第1期開発として、新商業施設をオープンする。建物は、愛知県産の木材を使用した3棟の木造平屋建てを採用し、日本の伝統的な木造建築の要素を取り入れたデザインに。施設内には、5坪から100坪まで大小さまざまなスペースを整備し、小さな店舗が軒を並べるエリアも展開する。さらに、敷地内には複数のワゴンショップやキッチンカー等も誘致し、賑わいのある空間を演出する。地域食材を使った店舗などエリアの魅力を発信出店店舗には、地域で長く愛されている店舗や、食べ歩きも楽しめる地域食材を使った店舗、地元文化を感じられる店舗などを誘致する予定。熱田神宮周辺エリアの魅力を再発見できるような商業施設を目指す。【詳細】神宮前駅西街区 新商業施設開業時期:2024年秋頃~順次開業予定着工:2023年9月予定所在地:愛知県名古屋市熱田区神宮三丁目608他敷地面積:約7,000平方メートル構造規模:木造平屋建 3棟延床面積:約1,100平方メートル用途:商業施設(3棟合計15店舗程度)その他:立体駐車場は本開発対象外※上記内容は2023年8月29日時点での計画であり、今後変更の可能性あり。
2023年09月01日沖縄の大物民謡師範・護得久栄昇(ごえくえいしょう)が21日、デビューアルバム「護得久栄昇大全Ⅱ」発売イベントを地元沖縄・パレット久茂地1F正面広場 UFURUFU(ウフルーフ)にて開催。駆けつけた門下生と呼ばれるファン200人の前でアルバム収録曲「Mr.バンシルーチャメ!おじさん」、「愛さ栄昇節Ⅱ」などを披露した。沖縄のメディアや数多くのCMなどに出演し、その存在を知らない人は沖縄ではいないとも言われる護得久栄昇の登場に、会場は大きな拍手に包まれたが、大物民謡師範でありながら歌詞を忘れてしまうというまさかのハプニングに会場は大爆笑。弟子の仲座健太との絶妙な掛け合いでデビューアルバムをアピールした。護得久は、演歌の老舗であるテイチクエンタテインメントからのメジャーデビューが決まった際、「テイチク君。ようやく私の素晴らしさに気づいたようだね。遅すぎたと言いたいところだけど本当に良かったね。私と一緒に世界を目指そうね。ちゃんとついて来ないとチンダミするよ。チャメッ!」と、大物民謡歌手らしく堂々とコメントしていたが、この日のステージでは「いっぱい買いなさい。今年度中にCD1000枚売らないと、護得久栄昇がちゃんとした大人に怒られるんだよ!」と悲壮感を漂わせ、切実なる思いを門下生(ファン)に訴えた。弟子の仲座が、「これから色んな所に出向き沢山の方々に会って、護得久先生の曲をどんどん広げていきたい」とステージで語っていたように、現在SNSを通じて依頼のあった沖縄県内の介護施設や学校といった様々な場所に赴く『出前ライブ』(簡単な条件あり)を行い、大御所でありながらも地道な活動で『1000枚のCD完売』を目指している一方、配信サービスのiTunesアルバムランキング歌謡曲部門では、発売直後に1位となるなどすでに反響も出始めている。前川守賢、よなは徹、山川まゆみをはじめ沖縄の大物ミュージシャンやアーティスト達がバックアップした『本人以外すべて本物』のデビューアルバム「護得久栄昇大全Ⅱ」と共に、いよいよ“沖縄の大物民謡歌手“護得久栄昇が全国に向けて動き出した。■「Mr.バンシルーチャメ!おじさん」Music Video<商品情報>護得久栄昇メジャーデビューアルバム「護得久栄昇大全Ⅱ」2023年1月18日(水)発売TECL-1003¥2750(税込み)【サウンドプロデュース】よなは徹【題字揮毫】豊平峰雲<収録曲>1.出羽作編曲/東外門 清順2.愛さ栄昇節Ⅱ作詞/仲座 健太 作編曲/與那覇 徹3.Mr.バンシルーチャメ!おじさん作詞・曲/前川 守賢 編曲/與那覇 徹&赤嶺 勝也4.タンナファクルー節作詞・曲/東外門 清順 編曲/赤嶺 勝也&東外門 清順5.宇宙人V~いっぱいいるなら長男から来なさい!~作詞・曲/東外門 清順 編曲/赤嶺 勝也&東外門 清順6.護得久栄昇のどぅまんぎたベスト3作演出/仲座 健太&金城 博之 作編曲/赤嶺 勝也7.愛さハミガキ節(たっくゎしVer.)作詞/仲座 健太 作編曲/與那覇 徹8.1&15~ワンアンドフィフティーン~作詞・曲/東外門 清順 編曲/赤嶺 勝也&東外門 清順9.模合節作詞/東外門 清順&仲座 健太 作編曲/赤嶺 勝也&東外門 清順10.沖縄夜のまち情話(ブルース)*山川まゆみとのデュエットソング作詞/東恩納 盛雄 作曲/與那覇 徹 編曲/赤嶺 勝也11.護得久栄昇の負けじ魂Ⅱ作演出/仲座 健太&金城 博之 作編曲/赤嶺 勝也12.椿油とワンピース作詞・作編曲/東外門 清順13.笑売繁盛節作詞/東恩納 盛雄 作曲/與那覇 徹 編曲/與那覇 徹&赤嶺 勝也14.シーサーは笑ってる作詞・曲/東外門 清順 編曲/ドン久保田真弘&東外門 清順15.入羽16.ムスマイニ―ニー(CDのみ特別Tr.)作詞/仲座 健太 作曲/沖縄民謡Twitter投稿 : 護得久栄昇(GOEKU EISHOU) / LIFE and MUSIC : 護得久栄昇|プロフィール 有限会社FECオフィス : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月22日上野の森美術館で、『長坂真護展 Still A “BLACK” STAR Supported by なんぼや』が開催中です。廃棄物を使ってアートをつくる美術家、長坂真護(ながさかまご)さん。アートの力で世界を変えていこうとしている彼の力強い作品と、本人のコメントをご紹介!長坂真護さん、登場!長坂真護さん【女子的アートナビ】vol. 260『長坂真護展 Still A “BLACK” STAR Supported by なんぼや』の開幕前日、プレス内覧会が実施され、作家本人が出席。作品解説やフォトセッションが行われました。1984年福井県生まれの長坂さんは、2007年にアパレル会社を起業しますが1年で倒産。その後、路上アーティストとなり、世界を回りながら作品を描いていきます。2017年、ガーナの首都近くにあるスラム街・アグボグブロシーを初訪問。“世界最大級の電子機器の墓場”といわれるその場所で、彼は先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てている人たちと出会います。電子ゴミを燃やすとき大量に発生する有毒ガスにより、30代の若さで亡くなっていく現地の人々の惨状を知り衝撃を受けた長坂さんは、アートの力で現実を変えていこうと決意。スラム街の子どもを描いたり、投棄された廃棄物を使ったりしてアートをつくりはじめます。作品が売れるとガスマスクを現地に届け、さらにその後も作品の売上をもとに完全無料の私立学校や文化施設をスラム街に設立。長坂さんの活動は、エミー賞受賞歴のある監督率いるクルーが撮影し、ドキュメンタリー作品『Still A “BLACK” STAR』も製作されました。自身の活動について、長坂さんは次のように述べています。長坂さん僕らだけで文化芸術を楽しんでいてはダメなんです。先進国の僕らだけが幸福でいいわけがない。2018年にはじめて展覧会をしたとき、僕は「スラムを変える」と言いました。そのときのメンバーは、僕だけでした。声を上げたとき、正直、自信はなかったです。でも声を上げてチャレンジすることと、声を上げずに後悔する生き方、後者だけはしたくないと思い、毎日一生懸命描いてきました。僕は100億円集めて、ガーナに最先端のリサイクル工場をプレゼントします。ここで得たものをガーナに返しに行きます。僕は絶対にやります。僕らは先進国の人間なので、みんなで集めれば100億だって集まると思うのです。経済大国の人間である僕らが、世界のスラムをはじめて撲滅したメンバーになる。それを僕が必ずやるので、どうか応援してください。美しい湿地帯に廃棄物が…《真実の湖Ⅱ》について解説する長坂さんまずは、本展のメインビジュアルにもなっている《真実の湖Ⅱ》について、長坂さんの解説をご紹介。長坂さんスラムを知るきっかけとなったアグボグブロシーの大地、そこをはじめて訪れたときの思いを表現した作品です。真ん中にいるのはアビドゥーという男の子。実際、このスラム街はもともと美しい湿地帯で、湖があり野鳥がいるような場所でした。そこに16年間、毎年のように60万トンの違法廃棄物が置かれるようになった。ゲーム機のコントローラーやテープ、パソコンなど、もしかしたら僕やみなさんが使ったものがスラムにあるかもしれない。先進国のゴミが堆積しているのに、それでもなお、この純真無垢な男の子はスラムの中で笑顔を咲かせている。この笑顔を表現したかった。ここから僕の画家としての人生が大きく変わったのです。コロナ前につくられた“ワクチン”作品《世界平和のワクチン》について解説する長坂さん続いてご紹介するのは、《世界平和のワクチン》。2018年に生み出された作品です。本作について、長坂さんは次のように述べています。長坂さん国の首相や大統領がテーブルに集まっていますが、よく見るとテーブルは3脚。脚が1本ないのです。テーブルの上に描かれているのは、もともと湖だったアグボグブロシー。この首脳たちが手を離すと、テーブルが傾きすべてが流れ落ちる。無理矢理、今の社会を保っている様子を表しています。地球を脅かす何者かが現れると、僕らは一致団結するんじゃないかなと考えてタイトルを「世界平和のワクチン」にしたら、コロナがきた。僕らは今、一致団結して社会を変えようとしている。まさに過渡期に僕らは立たされているのです。小豆島にもゴミが…長坂真護《向日葵》2022年2021年、長坂さんはスラム街の人たちに仕事を提供する必要性を感じ、農業事業を展開するため瀬戸内海の小豆島でオリーブ栽培の勉強をはじめます。そこで彼が遭遇したのは、島に流れ着いたマイクロプラスチックやシーグラスのゴミでした。長坂さん現地でビーチクリーニングを行い、そのときの廃材やシーグラスを使って、ひまわりをモチーフにした作品をつくりました。今回の新作です。ほぼゴミだったものが芸術品になりました。持続可能でパワフルなアート『長坂真護展』展示風景ちなみに、今回ご紹介した長坂さんの《向日葵》や《世界平和のワクチン》など、さまざまな作品原画(1点もの)は、展覧会のオンラインショップで購入可能です。作品の売上や入場料の収益の一部が、ガーナのリサイクル工場建設や、開拓農地の取得などの支援につながるシステムになっています。先進国が出した電子ゴミがもたらす惨状に衝撃を受けたことからスタートした長坂さんのアート活動は、わずか数年で億単位の売上を記録。デジタルなNFTアートの分野でも、300点出品したものが即日完売するという人気ぶりで、彼の創作活動は世界が注目しています。展示室で作品解説する長坂さん産業廃棄物や環境問題などの社会課題をアートの力で解決するという彼の活動もすばらしいですが、作品が発するエネルギーも半端ではありません。絵画だけでなく、立体作品や貯金箱のようにお金を投入できる作品もあり、単純に見ていて楽しいですし、パワーや元気をもらえます。「アートの力で世界を変える」なんて、文字だけで見たら胡散臭く、キレイごとのように思えるかもしれません。でも、本当に実行した人の軌跡を本展で体感できます。ぜひ一度、足を運んでみてください。Information会期:~11月6日(日)※会期中無休会場:上野の森美術館開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)※最新情報などの詳細は展覧会公式HPをご覧ください観覧料:一般 ¥1,400、大学・高校生・専門学校生 ¥1,000、中学・小学生¥600
2022年10月01日9月10日(土)より、上野の森美術館にて「長坂真護展 Still A “BLACK” STAR」がスタートした。長坂氏は、先進国が廃棄した電子機器などを駆使し、「ガーナのスラム街を救う」をモットーに掲げて活動する美術家。このたび、自身初の美術館での大規模展覧会を開催することとなった。2017年6月に初めてガーナを訪れた長坂氏。スラム街で目にした、果てしないゴミの荒野に衝撃を受けた。「我々の豊かな生活は、このスラム街の人々の犠牲のもとに成り立っている」。そう感じた長坂氏は、アートを通じてこの状況を先進国に伝える決意をする。この思いこそが、彼の創作の原動力だ。「スラムを変えたい。その思いを実現するために、チャレンジし続ける決意をしました」2018年3月に開催した個展以降は、「サステナブル・キャピタリズム」を提唱。スラム街の廃棄物をアートに転換し、その売上を現地の人々へと還元する活動を続けている。その規模は、億単位を優に超えているというから驚きだ。そんなエネルギーに満ち溢れる長坂氏の軌跡をたどる本展覧会では、世界平和への願いが込められた約200点の作品を展示。ダイナミックでメッセージ性あふれる廃材アートの数々は、まさに圧巻の一言。ビビッドかつポップな画風のなかに、作家の強い思いと圧倒的な熱量がにじみ出る。家電やゲーム機器の廃棄物が散りばめられた中央にガーナの男の子が描かれた作品「Ghana‘s son」では、「スラム街のなかで咲く笑顔を表現しました」と語る。そのほか、同氏が立ち上げたアニメーションプロジェクトのキャラクター「ミリーちゃん」の立体作品や、一時創作活動ができなくなってしまったときに描かれたという「月」シリーズ、新型コロナウイルス感染症拡大による「ニューノーマル」の概念を作品に落とし込んだ「Let’s Go Diversity」など、実に幅広い彼の世界観を一挙に目にすることができる。多岐にわたる作品の数々は、最初から最後まで見る者を飽きさせない。「先進国だけがいい思いをしていていいわけがない」。その力強い言葉通り、長坂氏の活動は、単なるアート制作のみにとどまらず、新しいビジネス、社会変革に働きかける取り組みとして広がり続けている。彼が歩んできた軌跡をたどり、これから先に見据える「世界平和」という壮大な未来の予感を感じに、本展覧会にぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。取材・文/飯塚さき
2022年09月12日陶芸、油絵、襖絵の制作など多岐にわたる創作活動を展開している、細川護熙。今回、ウクライナにおける悲惨な現状について、ひとりのアーティストとして「何かできることは無いか」と考え個展を企画。6月4日(土)から銀座・ポーラ ミュージアム アネックスにて『細川護熙展「明日への祈り」』が開催される。同展では、ウクライナを想い、明日への祈りをささげた新作《百鬼蛮行―わたしのゲルニカー》のほか、漆絵や書など過去に制作された作品を展示・販売。また、平和と安寧を願い、2019年に奈良・薬師寺慈恩殿に奉納された障壁画大下図と2022年5月13日に京都 龍安寺に奉納した雲龍図襖絵の下図も併せて展示される。展覧会での収益はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付を予定している。作家ステートメントウクライナの悲惨な状況が毎日伝えられていますが、 今日の事態は決して、 日本から1万キロも離れた国のひとごとでは済まされません。 まさに我々は自分のこととして対応しなければならない大変な問題です。今、 この戦火の中で苦しんでいる人たちのことを思うと、 とてもじっとしてはいられません。私はこれまで書、 陶、 絵、 漆などの創作活動をしてきましたが、 いま私にできることは、 せめてアーティストとして絵筆を執り、 平和への願いを込めて作品を描くことだと改めて強く思いました。 ウクライナの状況に心を揺さぶられ描いた油絵「百鬼蛮行―わたしのゲルニカー」などを展示させていただくと共に、 今まで描いた絵画や書などの作品を展示、 販売し、 あるいは、 募金箱にご寄付いただき、 その益金を、 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じて支援したいと考えています。ひとりでも多くの方にご賛同いただけることを心から願っています。細川 護熙《神よ憐み給え ―私のミゼレーレ―》2022年撮影:齋藤芳弘【開催概要】『細川護熙展「明日への祈り」』会期:2022年6月4日(土)~2022年6月12日(日)会場:ポーラ ミュージアム アネックス時間:11:00 - 19:00 (入場は18:30まで)※会期中無休ギャラリー公式サイト:
2022年05月16日映画『銀魂2掟は破るためにこそある』の公開に先立ち、本日7月24日、愛知県名古屋市にある「熱田神宮」にて、小栗旬と菅田将暉が大ヒット祈願を行った。万事屋、大真面目に祈願!天照大神が祭られ、あの織田信長が「桶狭間の戦い」へ向けて戦勝祈願をし勝利を収めたことも有名な格式の高い神社、熱田神宮を今回訪れたのは、前作から引き続き主人公・坂田銀時を演じる小栗さんと、銀時と共に万事屋で働く志村新八を演じる菅田さん。連日猛暑が続き、この日も38度越えの気温となったこの日。2人は「銀魂」ならではの“賑やかさ”を一時封印し、大真面目に祈願を行っていた。そして祈願を終え、小栗さんは「2年前にも『信長協奏曲』という映画でお参りをさせてもらっていて、その映画が大ヒットしたので、ご利益があると思っています!」と期待を述べ、一方、熱田神宮は初参拝だという菅田さんは「とても気持ち良かったです。映画の大ヒット祈願のために来ましたが、自分自身の憑物も落ちたような気持ち良さがありました」と神聖な空気を感じられた様子。小栗&菅田、おみくじで共に“半吉”!また参拝中は、おみくじにも挑戦。するとなんと、それぞれ全く同じ番号で同じ“半吉”を引くという偶然が…!お互い「え?同じ?本当?」と驚き、菅田さんは「神様のお導きだといいですね!」と興奮気味。公開まであと1か月を切った本作だが、小栗さんは「1作目から引き継いだ現場の熱みたいなものを、今作の撮影ではさらに盛り上げることができたと思っています。撮影中も良いものが出来ていると感じながら過ごしてきたので、それが映画として形になっていればいいな」と現在の心境を明かすと、菅田さんも「僕はキメるところをキメるのが銀魂だと思っています!今作のゲストの(三浦)春馬くんや窪田(正孝)くんのようにアクションを出来る方々が沢山出演されるので楽しみですね」と完成への期待を語った。絵馬にも想いを…またさらなる気合を込めて、小栗さんが「皆がすこやかでありますように」と、菅田さんは「銀魂大ヒット!」と絵馬に願いを込める一幕も。最後には、「期待を裏切らないパート2になっていると思うので、パート1をご覧になって楽しみにしてくださっている方もこれから観てみようかなと思っている方も、この夏とても暑いので是非涼しい映画館で観てもらえればと思います!」(小栗さん)、「原作が好きな方も、『銀魂』を知らない方も含め、この映画は笑って泣けるエンターテインメント“スーパー出し物”に仕上がっていると思うので、文化祭に遊びに行くような気持ちで是非観にきてください!」(菅田さん)とそれぞれコメントを寄せていた。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月24日俳優の小栗旬と菅田将暉が24日、愛知・熱田神宮にて映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)大ヒット祈願イベントを行った。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。熱田神宮は天照大神が祭られ、織田信長が「桶狭間の戦い」へ向けて戦勝祈願をし勝利を収めたことも有名な格式の高い神社。2人は前作『銀魂』を超える大ヒットを目指すべく、賑やかさを一時封印し、真面目に祈願を行った。祈願を終えた小栗は「2年前にも『信長協奏曲』という映画でお参りをさせてもらっていて、その映画が大ヒットしたので、ご利益があると思っています!」と期待を述べ、菅田は「僕は熱田神宮には初めてきたんですけど、とても気持ち良かったです。映画の大ヒット祈願のために来ましたが、自分自身の憑物も落ちたような気持ち良さがありました」と熱田神宮の神聖な空気を吸ってスッキリした様子を見せる。参拝中は、小栗と菅田がおみくじに挑戦すると、2人が全く同じ番号で同じ"半吉"を引くという偶然が起こる。「え? 同じ? 本当?」と驚いた2人だが、連続して同じ番号のおみくじが引かれるのは、なかなか起きることのない貴重な出来事だという。菅田は「神様のお導きだといいですね!」とと期待した。また小栗は「1作目から引き継いだ現場の熱みたいなものを、今作の撮影ではさらに盛り上げることができたと思っています。撮影中も良いものが出来ていると感じながら過ごしてきたので、それが映画として形になっていればいいな」現在の心境を明かし、菅田は「僕はキメるところをキメるのが銀魂だと思っています! 今作のゲストの(三浦)春馬くんや窪田(正孝)くんのようにアクションを出来る方々が沢山出演されるので楽しみですね」と語る。大作映画の公開も相次ぐが、小栗は「(ここ最近で)公開される映画の中では一番バカなことをやっていると思うので、そこはこの映画の強みですね!」とアピール。菅田は「(前作の)打ち上げの時にプロデューサーさんが、"エンターテインメント映画が出来たというより、すさまじい出し物が出来た。"と仰っていて。今回も『銀魂』の多様性とエンターテインメント性がつまっていてまさに出し物として本当に面白い物に仕上がっていると思います」と自信を見せた。さらに同神社で、小栗は「皆がすこやかでありますように」、菅田は「銀魂大ヒット!」と絵馬に願いを託す。大ヒットした際には「みんなでハワイに行きたい!」という菅田。一方小栗は「大ヒットした暁には、全員がボーナスをもらえれば有難いです(笑)」おねだりした。最後に、小栗が「期待を裏切らないパート2になっていると思うので、パート1をご覧になって楽しみにしてくださっている方もこれから観てみようかなと思っている方も、この夏とても暑いので是非涼しい映画館で観てもらえればと思います!」、菅田が「原作が好きな方も、『銀魂』を知らない方も含め、この映画は笑って泣けるエンターテインメント"スーパー出し物"に仕上がっていると思うので、文化祭に遊びに行くような気持ちで是非観にきてください!」と観客にコメントを寄せた。
2018年07月24日久保帯人による超人気漫画作品の実写化『BLEACH』。この度、主演の福士蒼汰が演じる黒崎一護の魅力がぎゅっと詰まった予告映像をシネマカフェが入手した。本作で福士さんが演じている主人公・一護は、ユウレイが見えること以外は普通の高校生。オレンジ色の地毛と一見ぶっきらぼうで無愛想に見える態度、また喧嘩も強いことから不良扱いを受けることが多いがしかし、実際は霊感が強いことを活かして子どもの幽霊を守ったり、家族や仲間を守るためなら自らの危険も顧みない、心優しい性格の持ち主なのだ。そんな正義感の人一倍強い一護だが、ある日見てしまった人を襲う悪霊・虚<ホロウ>を倒すため、死神を名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)から力を譲り受け、死神代行として活動するように…。今回到着した映像では、制服姿で見た目普通の高校生の一護の姿から、突如死神の力を与えられて悪霊・虚<ホロウ>に果敢に立ち向かっていく姿。そして、壮絶なバトルアクションがスピーディーに映し出されていく。『BLEACH』は7月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:BLEACH 2018年7月20日より全国にて公開© 久保帯人/集英社 © 2018映画「BLEACH」製作委員会
2018年06月15日「週刊少年ジャンプ」で長期連載された、久保帯人の大ヒット同名コミックを実写映画化する『BLEACH』。先日、福士蒼汰が主人公・黒崎一護、杉咲花が朽木ルキアを演じることが明らかになったが、この度新たに、長澤まさみ、江口洋介、田辺誠一、真野恵里菜、小柳友といった豪華キャストが出演することも判明した。■究極のアクション・スペクタクルと熱いドラマに豪華キャストが参戦!今回解禁となった出演キャストには、幼い一護を虚(ホロウ)から命を賭して守った母・黒崎真咲(くろさき まさき)を、長澤まさみ。妻の真咲をなくして以来、男手ひとつで子育てに奮闘する前向きで熱血な父・黒崎一心(くろさき いっしん)を、江口洋介。街の片隅で古びた店を営んでいるが、裏では現世で虚と戦う死神を援助する、風変りな出で立ちの商店主・浦原喜助(うらはら きすけ)を、田辺誠一。一護のクラスメイトで、天然な性格とアイドル顔負けの容姿を持つ井上織姫(いのうえ おりひめ)を、真野恵里菜が、“チャド”の愛称で呼ばれる、寡黙で無表情だがケンカが強く屈強な身体を持つ茶渡泰虎(さど やすとら)を小柳友が演じる。なかでも長澤さん演じる真咲は、一護は母を護ることができなかった出来事から自責の念を抱え、“護る”という言葉が一護にとって大きな意味を持つようになる重要な役どころだ。自身の意に反して突如死神の力を得た一護は、虚から家族や仲間たちを護ることが出来るのか。ますます期待が高まる。『BLEACH』は7月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:BLEACH 2018年7月20日より全国にて公開© 久保帯人/集英社 © 2018映画「BLEACH」製作委員会
2018年05月30日●防滴・防塵モデルや超高速モデル○大容量のポータブルSSDサンディスクは、高速なポータブルSSDを3ラインナップ発売する。ここでは発表会の内容と、実際に触ってみた感想をお届けする。価格や主なスペックに関しては別記事、「サンディスク、読み書き最大850MB/秒のポータブルSSD」および「サンディスク、薄くて小さなポータブルSSD - 防滴・防塵モデルも用意」を参照いただきたい。発表会の冒頭、サンディスク 代表取締役の青柳マテウ氏があいさつ。サンディスクはSSDの技術開発に関して25年以上の取り組みがあり、2014年から日本でもコンシューマー市場に参入したが、早くも昨年(2015年)金額シェアでトップになったことを紹介。新製品を説明したのは、米国サンディスクでSSD/USB製品を担当するプロダクトマーケティングマネージャーのフィリップ・ウイリアムス(Philippe Wilams)氏だ。「サンディスクはNANDフラッシュのリーダーとして常にイノベーションを追及している企業」と述べたのち、強みとして、品質管理が厳しい日本で製造されたNANDウエハをマレーシアと中国の工場でアセンブリして出荷し、NANDフラッシュの約40%をサンディスクが生産していることを挙げた。余談だが、今後出荷が予定されている3次元構造のNANDフラッシュに関しては、まず大容量リムーバブルプロダクト、クライアントSSD、組み込みで使用し、最終的にはエンタープライズSSDにも採用する予定という。サンディスクのSSD製品は、内蔵型からから参入。現在、世界第2位のシェアがあるという。コンシューマー向けの内蔵SSDは3ラインナップを提供しており、エントリーからハイエンドまで幅広いエリアに適合している。今回の新製品によって、外付けSSD市場に参入。2015年現在、外付けHDDの5,500万台という市場に対して、外付けSSD市場は27万台強しかない。ただし成長率は非常に高く、2018年には350万台に拡大する見込みだ。そこで、プロフェッショナルフォトグラファーやビデオグラファーを対象とした、ハイエンド製品を投入する。サンディスクは、プロフェッショナルフォトグラファーに対して「エクストリームチーム」と呼ぶスポンサードを行っている。これらのトップカメラマンがストレージに要求することは、まずは信頼性、高速性、耐久性だ。加えて、全天候(防水・防塵)と携帯性(小型化)が望まれているとし、こうした要望に応えるべく今回の新製品を開発した。●「モックアップかと思った」ほどの軽量さと高速性○小型、防滴・防塵、圧倒的な高速大容量という3シリーズ最初に披露されたのは、「サンディスク エクストリーム500 ポータブルSSD」だ。一般的なHDDの4倍という転送能力を持たせ、外周にはゴムの緩衝材を使用して耐衝撃、耐久性に配慮した。また、メタルリング(ストラップリング)でバッグに取り付けることもできる。これに加えて、IP55の防滴・防塵性能を持たせたのが「サンディスク エクストリーム510 ポータブルSSD」だ。IP55なので水没には対応せず、USBコネクタのキャップを閉めていないといけないが、キャップを開けていて濡れたとしても、乾かしてから問題なく使用できるとのこと。両者とも、74mm四方(厚み11mm)、重さは約40gと、非常に小型軽量だ。容量ラインナップは、500シリーズが120GB/240GB/480MB、510シリーズは480MBモデルのみから展開する。続いては、2.5インチ外付けHDDのように見える「サンディスク エクストリーム900 ポータブルSSD」だ。内部RAID構成でUSB 3.1対応(推奨はUSB 3.1 Gen2)、速度は読み書きともに最大850MB/秒と、外付け製品とは思えないパフォーマンスを持つ。容量は480GBと960GB、および1.92TBだ。この高速な外付けSSDは、4K動画の編集や最終イメージの輸送にも使えるとアピールしていた。○日本のエクストリームチームメンバーからも高評価サンディスクの長谷川史子氏は、日本における外付けSSDの意識を紹介。今回の新製品は写真/映像のプロユースをひとつのターゲットとしていることもあり、日本のカメラマン(150名)にアンケートを実施。その結果、外付けSSDに求める要素は世界とあまり変わらず、耐久性、信頼性、転送速度を望むカメラマンが多数を占めた。プロのカメラマンとしては、シャッターチャンスをモノにしても、それが失われては意味がない。日本のエクストリームチームメンバーに製品を使用してもらった感想も、大変よいフィードバックだったそうだ。今回の新製品は量販店やECサイトで販売されるが、直近のイベントとして、2月25日から神奈川県・パシフィコ横浜で開催されるCP+ 2016に出展する。エクストリームチームメンバーから生の声を聞けるステージや、タッチアンドトライコーナーを設ける予定だ。○「モックアップかと思った」ほどの軽量さと高速性を実感発表会のゲストとして、エクストリームチームメンバーの一人であるモータースポーツフォトグラファー・熱田護氏が登壇。熱田氏は1992年からF1全戦を取材するなど精力的な活動を行っている。熱田氏がポータブルSSDに求めるのは、やはり信頼性、高速性、耐久性とのこと。取材先では、通常1TBの外付けHDD×2台を使用しているそうだ。例えばF1の場合、2台のうち1台は、一戦当たり350GB~450GBにおよび撮影データをバックアップ。もう1台は、これまでの主な写真データを格納しておき、出先での対応に使っているそうだ。撮影した当日、使い物にならない写真を捨ててバックアップすると、転送速度が切実な問題になるという。「画像の転送が終わらないので、夕飯が食えない、寝られない」(熱田氏)。その熱田氏、サンディスクからエクストリーム500の試用を依頼されての第一印象は「(40gと軽くて)モックアップじゃないかと思った」という軽量性。また、現場では高速転送性能を実感したと話す。MacBook Proから11.44GBの転送を行うのに、Thunderbolt接続のHDD(2製品を利用)では95秒と226秒かかったが、エクストリーム500は43秒と半分以下の時間でコピーできた。一方で、エクストリーム500のラインナップは最大480GBで、1TBモデルがないのはちょっと残念とコメント。なお、エクストリーム900もオフィス作業で使用したところ、これも快適で仕事のやり方が変わりそうと実感したと述べた。○SSDならではの低消費電力もポイント今回、評価用機材があったので、エクストリーム500(240GB)をお借りして少々触ってみた。筆者の作業環境はかなり古め(第2世代Intel Core i3の省電力重視マシン)で、背面にしかUSB 3.0コネクタがないのでUSBハブを前面に持ってきている。このUSBハブ、現在はバスパワーで使っている関係で、外付けHDDを使うことができない(電源容量不足と表示される)。一方、エクストリーム500はSSDならではの低消費電力によって、バスパワーでも問題なく利用できる。また、外で作業することが多いので、ノートPCをバッテリ駆動で使うケースが多い。デジタルカメラで撮影した写真を即バックアップするような作業において、高速性と省電力性は重宝しそうだ。
2016年01月18日エイチ・アンド・エム・ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン(以下H&M)は2013年1月26日に、イオンモール熱田店(愛知県名古屋市)をオープンする。このほどオープンする同店は、名古屋では2店舗目となる。中心地からのアクセスも良い立地で、売り場面積は約1,300平方メートル。の1フロア構成で、レディース、メンズ、キッズ、アクセサリーなど、幅広い品ぞろえを展開する。同店のオープンに際し、H&Mジャパン代表取締役社長のクリスティン・エドマン氏は、「名古屋に2店舗目を開店する事ができ、大変うれしく思っている。地域に密着した立地ということで、幅広い客層の皆さまに日常的にお買い物を楽しんでいただきたい」とコメントしている。オープン当日は11時より開店し、先着100名にオリジナルのキーチェーン(非売品)をプレゼント。さらに同日は終日5,000円以上の購入者を対象に、購入総額から1,000円割引する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日今回のアンリお勧めは名古屋の中心に位置し、都会のオアシスのような神社、熱田神宮。東京で言えば、明治神宮でしょうか?一歩足を踏み入れるとそこは良い気が流れる清々しい聖域、さすが尾張国三ノ宮です。こちらの御神体は歴代天皇が継承してきた三種の神器の一つである、草薙神剣(クサナギノミツルギ)。この剣はスサノオがヤマタノオロチを退治した際に尻尾から出たものを、天照大神に献上したものです。その後、子孫ヤマトタケルが東征の折に叔母の倭姫命より授かり、無事東夷平定を成し遂げ尾張国に留まり、この地のミヤスヒメを娶りますが、伊吹山へ賊徒征伐に出かけ命を落とします。その後、ミヤスヒメによってここ熱田の地に草薙神剣が奉斉され、熱田神宮の創祀となったようですが、熱田神宮という名は明治時代になってからです。現在でも広大な境内を誇り大勢の人が訪れ、絶えませんが、源頼朝の母がこちらの大宮司の娘であったことから歴代武将も尊崇していたようです。境内には織田信長が桶狭間の戦いでの勝利を祝して奉納した日本三大土塀の一つ、「信長塀」もあります。一方、民間信仰も厚く「熱田さま」、「宮」の呼び名で親しまれ、初詣人気ランキングの上位をいつも占めています。ご利益もいろいろありますが、女性には恋愛運、仕事運を頂けます。何せ広大ですから、熱田駅すぐそばにある東門もご立派ですが、せっかくですから南側の第一鳥居から入りましょう。(熱田神宮南門)境内に一歩踏み入れると樹齢1000年クラスの楠の巨木が鬱蒼と茂り、静けさが何とも心地よく、凛とします。(本殿前)(拝殿から見た本殿)特に二の鳥居をくぐってすぐ左にある「大楠」は、弘法大師が手植えをしたと言われており、周囲10メートル近くあります。森林浴もカラダによさそう。(二の鳥居)6万坪近くある境内は見所も数多いのですが、アンリが特にオススメ!であり、気になる!スポットは境内の一番奥にある「清水社」。(清水社)こちらには水を司る女神が祀ってあり、「お清水さま」と呼ばれ親しまれています。この地には楊貴妃のお墓があったという都市伝説もあり、このご神水で妃は美肌を手に入れたという説がでるほど、美肌には効く御水のようです。果たして真意はいかに……ちなみにアンリ流では、スプレーボトルを持参してご神水を頂き、シュシュっとご自身にふりかけて、またはお部屋のリフレッシュにお使い頂くことをオススメしています。また、御帰りに立ち寄って頂きたいのが大鳥居「南門」を出たところにある「上知我麻神社(カミチカマジンジャ)」です。こちらは尾張国を祀る神ですが知恵を授け、商売繁盛によいといわれていることから金運に効きそうです。また、検定や昇進試験が控えている方は合格祈願にもよいでしょう。名古屋は東西からのアクセスもよく、また駅近の神社ですから日帰りも十分に可能です。境内中央部には本格的なきしめんが食べられる休憩所もありますから、ランチタイムはこちらで一休みもよいですね。以前の恋愛編にも書きましたが風水で「恋愛は長いもので巻き取るもの!」です。きしめんは絶好のパワーフード。また、白玉やきよめ餅などの熱田名物スィーツも恋愛運アップには良いです。アンリは帰り道、名古屋名物の「櫃まぶし」を食べるのが定番コースです。鰻も「長いもの」ですから恋愛運アップのパワーフードですよ。地下鉄伏見駅から徒歩7,8分のところに「宮鍵」という老舗がありますがいつも立ち寄り、櫃まぶしや八丁味噌のフォンデュに名古屋コーチンやお野菜をつけて頂く味噌すきを頂きます。鶏は酉の方位=西を表しますから、こちらも恋愛運&金運に効きますよ。そして最後の仕上げは名古屋のスタバ、「コメダコーヒー」でしょう?こうして神社に食に楽しみがいっぱいの熱田神宮詣は、開運女子旅にぴったりかもしれませんね。熱田神宮 公式サイト 宮鍵 公式サイト コメダコーヒー 公式サイト (アンリ)
2012年06月05日