パニック映画の金字塔『新幹線大爆破』がNetflix製作でリブートされることが分かった。主演は草彅剛、監督は樋口真嗣が務める。『新幹線大爆破』は1975年に佐藤純彌監督がメガホンを取り東映が製作したパニック・サスペンス映画で、その人気は海を超え、後に映画『スピード』(ヤン・デ・ボン監督)に影響を与えるなど、多くの映画人や鉄道ファンなどにも愛される作品。元々、原作映画のファンであった樋口監督が長年温め続けた本企画を、Netflixと共に映画化することが決定。『日本沈没』でもタッグを組んだ草彅さんを主演に迎え、爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機をめぐる人間等の攻防を描く。『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』などスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた樋口監督が、新幹線を舞台に最新のVFXと特撮を融合させ、新たな“新幹線大爆破”を創出する。主演 草彅剛 コメント樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います!前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。監督 樋口真嗣 コメント子供の頃からの憧れ、新幹線・超特急。かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。高速化に比例した緊張感。そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。犯人の要求は?交渉は?運行を管理する事業者の策は?人質となった乗客たちの運命は?その時、あなたならどうする?空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください。エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤善宏 (Netflix)コメント『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画の一つです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい!と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします。Netflix映画『新幹線大爆破』はNetflixにて世界配信予定。東映映画『新幹線大爆破』はNetflixにて配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月29日パニックサスペンス映画『新幹線大爆破』が、Netflix映画としてリブートされることが決定。併せて監督を樋口真嗣、主演を草彅剛が務めることが発表された。『新幹線大爆破』は、1975年に佐藤純彌監督がメガホンを取り、東映が製作した作品。その人気は海を越え、後に映画『スピード』(ヤン・デ・ボン監督)に影響を与えるなど、多くの映画人や鉄道ファンにも愛されている。樋口監督と草彅がタッグを組むのは、2006年に公開された映画『日本沈没』以来18年ぶり。樋口監督は元々原作のファンであり、本作では爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機を、最新のVFXと特撮を融合させ、新たな“新幹線大爆破”として創出する。■草彅剛 コメント樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います!前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。■樋口真嗣監督 コメント子どもの頃からの憧れ、新幹線・超特急。かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。高速化に比例した緊張感。そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。犯人の要求は?交渉は?運行を管理する事業者の策は?人質となった乗客たちの運命は?その時、あなたならどうする?空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください。■エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤善宏(Netflix)コメント『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画のひとつです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい!と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします。<作品情報>Netflix映画『新幹線大爆破』Netflixで配信予定
2024年02月29日パニック映画の金字塔として今もなお世界中で語り継がれる映画『新幹線大爆破』が、草なぎ剛主演×樋口真嗣監督でNetflix映画 新作リブート作品として制作されることが29日、発表された。映画『新幹線大爆破』は1975年に佐藤純彌監督がメガホンを取り東映が制作したパニック・サスペンス映画で、その人気は海を超え、後に映画『スピード』(ヤン・デ・ボン監督)に影響を与えるなど、多くの映画人やまた鉄道ファンにも愛されている。元々、原作映画のファンであった樋口監督が長年温め続けた本企画を、Netflixと共に映画化することが決定。映画『日本沈没』でもタッグを組んだ草なぎを主演に迎え、爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機をめぐる人間等の攻防を描く。『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』などスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた樋口監督が、新幹線を舞台に最新のVFXと特撮を融合させ、新たな”新幹線大爆破”を創出する。○■草なぎ剛 コメント樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います!前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。○■樋口真嗣監督 コメント子供の頃からの憧れ、新幹線・超特急。かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。高速化に比例した緊張感。そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。犯人の要求は? 交渉は?運行を管理する事業者の策は?人質となった乗客たちの運命は?その時、あなたならどうする?空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください。○■エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤善宏(Netflix) コメント『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画の一つです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい! と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします。【編集部MEMO】草なぎ剛は1974年7月9日生まれ。91年にCDデビュー以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。17年9月に稲垣吾郎、香取慎吾と「新しい地図」を立ち上げた。俳優、歌手、タレント、YouTuberなど幅広く活躍。現在放送中のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』では羽鳥善一役を演じている。
2024年02月29日1月29日、重要指名手配されていた「桐島聡」とみられる男が神奈川県鎌倉市の病院で死亡した。1975年4月19日に東京都中央区で発生した連続企業爆破事件の犯人として、爆発物取締罰則違反で指名手配されていた桐島聡容疑者。死亡した男が本人であることが確認された場合、49年にもわたる逃亡生活を送っていたことになる。桐島容疑者は警察庁が発表している「警察庁指定重要指名手配被疑者」のひとりだった。警察担当記者はこう語る。「警察は、毎年11月を『指名手配被疑者捜査強化月間』として、指名手配犯の捜査に力を入れていますが、そのタイミングで毎年、更新されているのが『重要指名手配被疑者』です。これは凶悪犯罪のうち、全国の警察が総力でもって捜査する必要のある容疑者を指定する制度です。現在、14人の名前が載っていますが、桐島はそのなかでも、“最古”の指名手配犯でした」■次に古い事件は2名の警察官の射殺事件死亡した男が桐島容疑者と確認された場合、もっとも昔の事件での重要指名手配は、1990年11月に沖縄県沖縄市で2人の警察官を射殺した容疑で手配されている又吉建男容疑者(74)となる。「暴力団同士の抗争時に、暴力団組員だった又吉容疑者らが、警戒に当たっていた2名の私服警官を対立組織の構成員と間違え、射殺した事件です。共犯の組員は逮捕され、裁判で無期懲役の判決が下っていますが、又吉容疑者は逃走を続けています。しかし、1990年に京都府内の病院を受診し、がんが脊髄に転移していることが確認されており、死亡説も根強い。過去には、沖縄県警が被疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検することを検討しているとも報じられました」(同前・警察担当記者)かつては、2001年に徳島市父子殺害事件の容疑者で、「おい、小池!」の手配ポスターで有名だった小池俊一容疑者も重要指名手配されていたが、2012年に病気での死亡が確認されている。重要指名手配されながら、一般市民に紛れて生活し、49年にわたる逃亡生活を送っていたという今回の事例がいかに異常なことか、ここからも見て取れる。■昨年には道交法違反で初の重要指名手配も重要指名手配されているもっとも最近の事件での容疑者は、大分県別府市で起きたひき逃げ死亡事件で指名手配されている八田與一容疑者(27)。昨年に重要指名手配に指定されたが、道路交通法違反での指定は全国初のことだった。八田容疑者は故意に衝突をおこしたとも見られており、事件の凶悪性が考慮された形だ。他にも、関東連合の元リーダーで、六本木のクラブでおきた襲撃殺人事件の容疑者である見立真一容疑者(44)などが重要指名手配されている。49年の潜伏を経て、容疑者が姿を現したとみられる今回の事例のようなことはある。私たちも交番前のポスターを今一度、注視してみてもいいかもしれない。
2024年02月01日フランスで実際に起きたテロ事件の被害者家族が、発生から2週間の出来事を綴った世界的ベストセラー小説を映画化。今回ご紹介するのは、一晩で20万人以上がシェアし、新聞の一面を飾った「憎しみを贈らない」という宣言をしたある男性の真実に迫った話題作です。『ぼくは君たちを憎まないことにした』【映画、ときどき私】 vol. 6142015年11月13日金曜日の朝。ジャーナリストのアントワーヌ・レリスは、生後17か月の息子と一緒に、仕事へと向かう妻のエレーヌを送り出した。しかし、最高の母で最愛の妻だったエレーヌは、「バタクラン」という劇場でテロに巻き込まれてしまう。誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続くワンオペ育児への不安をはねのけるように、アントワーヌはSNSにある手紙を投稿する。妻の命を奪ったテロリストへの手紙には、息子と2人でも「いままで通りの生活を続ける」という決意表明と亡き妻へのメッセージが書かれていた。その言葉は動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結力を芽生えさせていくことに…。『スペンサー ダイアナの決意』や『ナチュラルウーマン』を生み出したアカデミー賞プロデューサーが手掛けていることでも注目の本作。今回は、制作秘話などについてこちらの方にお話をうかがってきました。キリアン・リートホーフ監督母国ドイツでテレビシリーズや映画『陽だまりハウスでマラソンを』などのヒット作を生み出しているリートホーフ監督。世界中から映画化のオファーが押し寄せていたなか、原作者であるアントワーヌさんからの指名を受けて実写化を実現させています。そこで、本作を制作するうえで心がけていたことや演出時の苦労、そしていまだからこそ伝えたい思いについて語っていただきました。―事前にアントワーヌさんと会われたときのことを「映画監督のキャリアのなかでも、最も感慨深い時間だった」と表現されていますが、その思いはどのように作品に生かされましたか?監督僕にとってはアントワーヌと会えたことだけでも特別なことでしたが、彼は自分の悲劇的な経験を本にするという勇気のある一面を持ちつつ、いまにも壊れそうなもろさもある人物だと感じました。それだけに、自分たちの情熱を伝えたいけれど、「これ以上この人を苦しめたくない」という気持ちが強くなったのを覚えています。土足で踏み込まないように心がけていたのもありますが、事件が起きたフランスから少し距離があるドイツ人であったことも、たくさんのオファーがあるなかから僕たちが選ばれた理由かなと。彼は客観的に描いてくれることを期待しているように見えたので、彼に寄り添う友達のような視点でこの映画を撮ろうと決めました。いまでも忘れられないトラウマになっている―そのほかにも制作過程で印象に残っていることがあれば、教えてください。監督これは準備段階でいろいろとリサーチをしていたときのことですが、パリの中心に住んでいる方々からたくさんの話を聞くことができました。そこで気が付いたのは、彼らにとってはいまでも忘れることができないトラウマになっているということ。なぜなら、「実は自分もあの日バタクランに行こうとしていた」とか「親戚が行っていた」というような感じで、誰もがあの事件に何らかの繋がりを持っていたからです。実際、キャスティングの段階であるフランス人俳優から「現場近くのアパートに住んでいて、あのときのショックがいまでも消えないので自分は出演できません」と言われることもありました。それくらいパリの人たちにとっては、骨の髄まで染みついているようなトラウマになっているということです。そういった話を聞いて心を動かされると同時に、彼らのためにもしっかりとこの話を伝えなければいけないという責任を強く感じました。―その思いを体現されていた俳優陣はみなさん素晴らしかったですが、なかでも息子役のゾーエ・イオリオちゃんの3歳とは思えない演技には衝撃を受けました。セリフやタイミング、動きまで完璧でしたが、どういった訓練をされたのでしょうか。監督まず、キャスティングの早い段階から「なんて才能があるんだろう」と驚かされ、すぐに決まりました。相手と対峙したときに意思疎通が取れることはもちろん、いろんなことに想像力を膨らませて対応することができる子だったので、そこがすごく印象的でしたね。決まってからは、子役のコーチと3か月間の訓練を行って、実際の撮影に入りました。みんなの協力のおかげで撮ることができた―撮影に関しては、何か特別な方法で行われましたか?監督今回は、シーンの状況を説明するのではなく、おとぎ話とすり替える方法を取りました。たとえば、父親に怒られてタンスに隠れるシーンでは、「お父さんが怒っているよ」と伝えるのではなく、「外に怖いオオカミがいて、あなたは隠れているヒツジだよ」と。そうすることで、怯えている表情を撮ることができました。もちろん、普通に「右を向いて」とか「にっこり笑って」といった指示に対してもしっかり応えることはできますが、そうは言っても3歳児なので30日以上ある撮影期間でずっと言った通りに動いてくれるわけではありません。なので、ゾーエにとっても大変だったと思いますが、コーチと両親が協力してくれたおかげでできました。―とはいえ、苦労したシーンもあったのでは?監督父親が絵本を読んであげたあとに走って逃げるという場面があるんですが、そこは大事なシーンだったので、1回で決めたいというのがありました。ただ、どっちに走り出すのかがわからなかったこともあり、ゾーエ抜きの状態で2時間リハーサルをすることに。何度も練習して、どこに走っても対応できるようにしたので、そのための準備が少し大変でしたね。でも、父親役のピエール・ドゥラドンシャンは何が起きても演技をしながら対応してくれたので、難しかったとは思いますが、とてもいい仕事をしてくれました。いい言葉は、人が生きるうえでの道しるべにもなる―本作では“言葉の持つ力”についても改めて考えさせられましたが、なぜこれほどまでに彼の言葉は広まったと思いますか?監督今回のアントワーヌは、亡くなった妻に会ったあと、自分のなかにある憎しみやネガティブな気持ちを抑えるために、どうしようもなく湧き上がってくる言葉を止めることができずに綴りました。おそらくそれは自分に言い聞かせるため、そして生き残るために書いた言葉だったのではないでしょうか。それが独り歩きして有名になったわけですが、僕は彼が意図せずに行ったことに意味があると感じました。おそらく多くの人が恐ろしい状況を目の当たりにしているなかで、その気持ちを浄化してくれる“何か”を求めていて、そこに彼の言葉がぴったりとハマったんだと思います。―そのいっぽうで、インターネットが発達している現代では言葉は良いほうだけでなく、悪いほうにも大きな影響力を発揮してしまいます。監督まさにその通りで、最近はSNSによってひどい言葉もすごい速さで拡散されてしまうので、本当に気をつけなければいけないですよね。使い方を間違ってしまうと悪影響もありますが、本来言葉にはポジティブな力があるので、我々には必要なもの。人が生きるうえでの道しるべにもなると思うので、いいと思う言葉はしっかりと発信していくべきだと考えています。周りにいる人にもっと愛情を注いで大事にしてほしい―また、日本に対する印象や日本の観客に伝えたいことがあれば、お聞かせください。監督以前から行ってみたいとずっと思っていますが、実はまだ日本を訪れたことがありません。いま、友人が東京に住んでいるというのもあって、日本には繋がりを感じています。今回の作品に関して言うと、日本のみなさんがどういうふうに受け止めるのかについてはとても興味を持っているところです。ヨーロッパとは違う文化であることはわかっていますが、この作品には普遍的な部分があるので、そういった感覚にはあまり違いはないのではないかなと。特に、コロナ禍を一緒に経験したことで世界中の人たちの距離は近くなった思うので。まずは、日本に行って違う視点で物事を見る機会を得て、日本についてもっと知りたいです。―残念ながらいまも世界各地でテロが起きていますが、そんななかでこの作品が公開されることをどう思っていますか?監督最近もイスラエルで同じようなテロ事件があり、僕もショックを受けていますが、まだまだ終わりが見えていません。だからこそアントワーヌの話を知ってもらうことには、意味があると考えています。なかでも彼が書いた手紙の最後に「自分と息子は2人きりだが、世界中の軍隊よりも強い」という言葉がありますが、愛情の大切さに気が付いたからこそ、彼らは憎しみに飲み込まれることなく乗り越えられたのです。もちろん、それをするのは簡単なことではありません。でも、日々のなかで愛する人たちとの絆を強固なものにしていればきっとできるはずです。なので、スマホばかりに気を取られることなく、周りにいる人たちを大事にしてしっかりと愛情を注いでください。目の前に“宝物”があるのは当たり前ではありません。お互いに愛し合い、我々が強くなることこそ、憎しみに対する最大の武器になると僕は信じています。憎しみと向き合ううえで、希望の光となる言葉が持つ力の大きさと愛の強さに、心を揺さぶられる本作。他人事とは思えない彼らの姿に、さまざまな憎しみが飛び交う時代のなかでどう生きていくべきかを誰もが考えさせられるはずです。取材、文・志村昌美胸が締め付けられる予告編はこちら!作品情報『ぼくは君たちを憎まないことにした』11月10日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国公開配給:アルバトロス・フィルム(C) Thomas Leidig.(C)2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion
2023年11月09日大人気マンガシリーズ、モナ・リザの戯言さんの「娘の”服を盗んだ”ママ一家の末路」第3話を紹介します。#3 怒りも爆破し、夫に相談!まさかのセコケチ発言!被害者なのに、夫は味方になってくれなかった!ヒサメの見つけた証拠とは!?数日後パーカーには袖上げの跡が残っていたのだ!ヒサメは自分の手で、袖上げをしていた!焦るワサビ動かぬ証拠を見つけたヒサメワサビも白状したが…?娘は、友達にバレたらと泣き出してパーカーを着てこないで欲しいという条件を持ちかけた盗みを認めたと思ったら、保身のために学校に来てこないよう指示をした!?身勝手な約束を持ちかけた泥ママにヒサメは…?モナ・リザの戯言さんのYouTube(liBae編集部)(イラスト/@モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2023年10月09日組織ではなく単独でテロ行為をするローンオフェンダー犯罪が増加。安倍元首相襲撃事件や岸田首相への襲撃事件のように昨今は要人襲撃が多発。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営するSNS、Surfvoteで「『ローンオフェンダー』による犯罪を未然に防ぐにはどうするか?」というテーマで意見投票を開始しました。 ■ローンオフェンダーとは?テロリストと聞いて組織やグループを想像する人も多いかもしれません。組織で行われるテロに対しては、警察側は監視体制を強化することでテロを未然に防いだり、抑止したりすることができます。しかし単独でテロを行う場合はこのような監視をすり抜け易く、昨今は一匹狼のテロリスト「ローンオフェンダー」が主流になってきています。例えば、京都アニメーション放火事件やカリタス小学校襲撃事件、京王線刺傷事件、大阪心療内科クリニック放火事件など、いわゆる「自暴自棄犯罪」や、津久井やまゆり園大量殺傷事件のような障がい者を対象にしたヘイト・クライムにも見られます。このような事件に共通する点として、仕事や人間関係などの問題からひきこもりがちになったり、社会的関係が切れて孤立したり、精神的・思想的な問題を抱えて、人生が行き詰まっていることに起因していることが挙げられます。当社は、このようなローンオフェンダーの原因ともなる、社会的孤立や人生に行き詰まった人たちが助けを求められるような、安心して発言できるような場をSurfvoteで提供・実現したいと考えています。そこで様々な課題について問題提起ができるSurfvoteを通して、追い詰められた個人をそもそも作らない社会にするために、私たちができることは何か?を問うイシュー(課題テーマ)を立て、皆さんが意見投票できる場を設けました。 ■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。 イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 ■Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月22日4年に一度行われる統一地方選の後半戦(23日投開票)や衆院補選に向けて各党が選挙活動を加速させるなか、衝撃的な事件が起こった。4月15日、岸田文雄首相が和歌山1区補欠選の応援演説のため訪れていた和歌山県・雑賀崎漁港で爆発物が投げ込まれたのだ。演説直前の午前11時25分頃、男が銀色の発煙筒を岸田首相に向かって投げ込み、すぐにその場にいた一般人や警察官らが取り押さえる。その後、大きな爆発音が鳴り、白い煙があがっていた。幸い、岸田首相をはじめ、聴衆らにけが人は出なかったという。各メディアによると、逮捕された男は兵庫県在住の木村隆二容疑者(24)。警察の取り調べに対して黙秘しているという。選挙期間中の襲撃事件といえば、昨年7月にも安倍晋三元首相の命を奪った銃撃事件が起きたばかりだ。「奈良市内での応援演説中に安倍元首相は銃撃され、懸命な処置もむなしくそのままこの世を去りました。銃撃した山上徹也被告はその後、取り調べに対して、実の母親が統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)に多額の献金をしたことにより経済的に困窮し家庭崩壊したことを理由に、教団に対して恨みを抱いたこと。そして、教団の関連団体に安倍元首相がビデオメッセージを送っていたことから、安倍元首相が教団と深い関係にあると思い、犯行に及んだと供述していました」(全国紙記者)山上被告の犯行動機はメディアに大きく取り上げられ、昭和の終わり頃から高額献金や霊感商法が問題視されてきた統一教会への批判が再燃。深い関係にある議員が多いとされてきた自民党も、昨年10月に今後統一教会と関係を持たないことを宣言する事態となった。こうした流れの中で、“宗教2世”である山上被告を“擁護”する人も相次ぐことに。「山上被告の境遇に同情する人が少なくなく、拘置所には衣類や食料品だけではなく、100万円を超える現金までもが差し入れられたそうです。中にはファンレターを送る人もいたといいます。また署名サイトでは減刑を求める署名が事件直後に立ち上がり、現時点で1万3000筆を超えています。また、山上被告を題材にした映画も製作され、昨年9月に行われた上映イベントである漫画家は『私と夫は“山上様”と呼んでいます』と発言するなど、山上被告を支持する人は少なくなかったのです」(週刊誌記者)しかし、どんな背景や過去があったとはいえ、山上被告が人の命を奪ったことは紛れもない事実。それゆえ、一連の山上被告を擁護する動きに対して、ネット上ではたびたび“テロを称揚している”“英雄視するのは違う”といった諌める声が上がっていた。そんななか、再び起きた選挙活動中の“テロ”行為。改めて、山上被告を持ち上げる動きに警鐘を鳴らす声が相次いでいる。《山上の減刑に署名した皆さん、しっかりと見てくださいね》《山上に金とか減刑署名書いたやつほんま反省しろ》《山上を賛美・英雄視した結果なんじゃないの? 支援金やら映画やらさ…どうかしてるって》
2023年04月15日ソン・ガンホやイ・ビョンホンらが豪華共演する韓国映画『非常宣言』から、飛行機内にウイルスがばらまかれるバイオテロをとらえた緊迫の予告映像とキャストたちを映し出したポスタービジュアルが解禁となった。離陸直前の1台の航空機内を映し出したシーンから始まる本予告。楽園ハワイに向けて仁川空港を飛び立ったはずのKI501便だが、解禁された予告映像では、そんなKI501便が謎のウイルスによって混乱の渦に巻き込まれていく様子が描き出されている。「すごいことを起こす、飛行機テロだ」と話す若い男(イム・シワン)による犯行予告を皮切りに次々と犠牲者が続出する機内。そこに乗り合わせていたのは、娘の治療のためハワイへと向かう途中のパク・ジェヒョク(イ・ビョンホン)だった。一方、飛行機でのバイオテロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始するク・イノ刑事(ソン・ガンホ)。テロの標的になったその便には妻が搭乗していた。バイオテロが起きた航空機は着陸を認められず、逃げ場のない上空では感染が拡大していき、ついに機体は制御不能に…。感染するか、はたまた墜落するか。果たして乗客たちの選択とは…?同時に解禁されたポスタービジュアルでは、重々しい背景の中“上空”のKI501便が描かれると同時に、“地上”での混乱の様子も描かれている。また、ソン・ガンホやイ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワンという主要キャストたちの表情も窺うことができ、彼らそれぞれの選択が運命を決める、一瞬も目が離せない物語を期待させている。『非常宣言』は2023年1月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:非常宣言 2023年1月6日より全国にて公開© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.
2022年11月03日タトラス(TATRAS)から、ファッションスタイリストのゾーイ・コステロ(Zoe Castello)とのコラボレーションアイテムが登場。タトラス コンセプトストア 青山店ほかにて発売される。LA拠点に活動するゾーイ・コステロとのコラボレーションゾーイ・コステロは、ロサンゼルスを拠点として活動するロンドン出身のファッションスタイリスト。ミーゴス(Migos)をはじめ、セレブリティのスタイリングを手掛けており、タトラスにとって初となるスタイリストとのコラボレーションに抜擢された。今回のコラボレーションでは、タトラスの都会的なデザインやイメージとは一変し、大胆なシルエットのウェアを展開する。“全ての女性が着こなせる、万能なアイテムを”というゾーイ・カステロの想いに沿い、様々な体型の人にフィットするよう考案されたクロップドジャケットや、ユニセックスで着用可能なオーバーサイズのダウンがラインナップする。“袖の長さ調節&取り外し可能”なクロップドダウンジャケットビッグサイズのショート丈ダウンジャケット「エレザ(ELEZA)」は、タトラス定番のシャイニー素材を使用した一着。ファスナーが多数ついた袖が特徴的だ。段階ごとに付けられたファスナーの開閉によって、中からリフレクターの切り替えが現れ、長さを自在に調整することができる。袖自体をアームホールから取り外すことができるため、ダウンベストとしての着用も可能だ。さらに、フードも取り外し可能なため、好みやスタイルに合わせた自由なコーディネートを楽しめる。ビッグサイズのロングダウンジャケット「アレーラ(ALERA)」は、高身長の女性だけでなく男性も着こなすことが可能な、ユニセックスのオーバーサイズダウンジャケット。ダウンの量を大幅に増やし、ボリューム感たっぷりのアイテムに仕上げた。カラーは、オリジナルのグラデーション柄が目を惹くピンクを用意する。リバーシブルダウンジャケット「リッツォ(LIZZO)」は、タトラス定番のシャイニー素材のライムとライムグリーンをカラーに採用したリバーシブルダウンジャケットだ。表側にはダウンステッチが施されており、表側と裏側で異なる見た目を楽しむことができる。通常のラインにはないビッグシルエットが特徴的。【詳細】タトラス×ゾーイ・コステロ発売日:2022年9月22日(木)取扱店舗:タトラス コンセプトストア 青山店、タトラス コンセプトストア オンライン<アイテム>・エレザ(クロップドジャケット) 165,000円カラー:ブラック、ホワイト・アレーラ(ロングダウンジャケット) 242,000円カラー:ピンク・リッツォ(リバーシブルダウンジャケット) 187,000円カラー:ライム・コゼラ(リバーシブルダウンジャケット) 198,000円カラー:ブラック【問い合わせ先】タトラス コンセプト ストア 青山店TEL:03-3407-2700
2022年09月29日道枝駿佑(なにわ男子)が5代目・金田一一を演じる新ドラマ「金田一少年の事件簿」の初回のエピソードが「学園七不思議殺人事件」に決定。ゲストも発表された。事件の舞台となるのは、一たちが通う不動高校。学園七不思議と呼ばれる謎があり、七つ目の謎の真相を知った者は、旧校舎に潜む怪人“放課後の魔術師”に呪い殺されるという噂があった。そこで、美雪(上白石萌歌)が所属するミステリー研究会が、その謎を探っていく中で、次々と事件が引き起こされていく――。27年前の1995年4月、堂本剛主演の初代シリーズの幕開けとなるスペシャルドラマとして放送された同エピソード。今回、現代の視点から内容を再構築し、27年ぶりに令和版として放送される。合わせて、その第1話に登場するゲストも発表。不動高校の仲間で、ミステリー研究会の先輩・桜樹るい子を大友花恋。現役高校生の推理作家としても活躍する真壁誠を細田佳央太。ミステリー研究会の同級生・尾ノ上貴裕を前田航基、不動高校の警備員を杉本哲太、物理教師を光石研が演じる。「金田一少年の事件簿」は4月24日(日)22時~日本テレビにて放送開始(初回30分拡大)。※毎週日曜日22時30分~放送(cinemacafe.net)
2022年03月31日「DNAは嘘をつかない」が口癖の天才科学者と涙もろい熱血刑事の最強コンビが難事件に挑むヒューマンミステリーのテレビドラマ『【金曜8時のドラマ】らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系)。主人公・神保仁役を田中圭さん、熱血刑事の安堂源次役を安田顕さんが演じています。『らせんの迷宮』ついに最終話!2020年春に撮影が始まり、新型コロナウイルス感染症の影響で撮影が中断。1年後に撮影が再開され、1年半の時を経て放送された本作もいよいよ最終話となりました。これまで、DNAの科学捜査でさまざまな事件を解決してきた神保と安堂のコンビ。第6話では、神保の恩師・静原が、神保の研究パートナーだった槇村を殺そうと研究室を爆破してしまいました。間一髪で逃げた、神保と安堂。しかし、研究室では焼死体が発見されたのです。「静原先生と縁のある人物を知っています」といい、神保が訪れたのは…。【最終話あらすじ】静原博史(山田明郷)は槇村明良(高橋光臣)を殺そうと研究室を爆破。発見された焼死体のDNA鑑定と防犯カメラの映像から、遺体は槇村で静原が逃亡したと判明。静原の逃亡先を探して神保仁(田中圭)と安堂源次(安田顕)はある場所を訪ねる。そこへ静原から神保に「世界終焉の研究」の協力要請が入り、神保は源次と袂を分かち単独行動に出る!源次は乱原から、「死体からもう1つ別のDNAが検出された」と衝撃の報告を受け…!?『らせんの迷宮』小道具にも注目!grapeでは、『らせんの迷宮』で美術を担当するスタッフにインタビューをしました。全編を通して撮影に研究室が使われている、本作。千葉県木更津市にある『かずさDNA研究所』の協力があって、撮影が成り立ったといいます。実は、撮影中に変わってしまった小道具もあったのだとか。最終話の放送とともに、小道具や美術にも注目して見てみるのはいかがでしょうか。撮影中断で問題続出だった『らせんの迷宮』を…?美術スタッフにインタビュー!『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』関連記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2021年11月26日「“無差別テロ”を目的とする犯人にとって、走行中の電車内は非常に狙いやすい場所です。乗客は無防備のうえ、逃げ場も限られます。今回のような刺傷放火事件は、今後も起こりえる、そう思っていたほうがいいでしょう」こう警鐘を鳴らすのは、危機管理アドバイザーで、犯罪・防犯対策に詳しい「危機管理教育研究所」代表の国崎信江さん。10月31日、東京都調布市を走行中の京王線の特急電車内で、刃渡り約30センチのナイフで乗客を刺し、ライターオイルで火を付けた無差別テロ事件--。殺人未遂容疑で現行犯逮捕された男は、映画『バットマン』の悪役・ジョーカーに扮して犯行に及んだ、服部恭太容疑者(24)。逮捕後、服部容疑者は警察に対し、次のように供述している。「停車駅の間隔が長く、逃げ場がない特急を選んだ。雑踏よりも電車の方が確実に人を殺せると思った」(読売新聞 11月2日朝刊)電車やバスなど、公共交通機関を利用する一般市民が、テロを完全防御することは難しい。だが、ふだんからテロ被害のリスクを減らすための意識や行動を身につけておくことはできる。そこで国崎さんに、公共交通機関を利用する際、危険を回避するためにできることを聞いた。【1】自分の周辺に不審な人物がいないか必ずチェック「毎回、電車に乗る際は先頭に並ばず、自分の隣や後ろにどういう人物がいるか。周辺に挙動不審な怪しい人物がいないか、必ず確認すること。そして電車に乗ってからも乗客をチェック」(国崎さん・以下同)【2】相手の“目”と“手”を見て不審者を見極める「目に力が入ってギラギラしている、逆に目に力がなくトロ~ンとしている人。そして不自然に片方の手をカバンに入れていたり、洋服の内ポケットに片方の手を突っ込んでいる人はいないか。怪しいと思ったならば、別の車両に移り、用心のために次の駅で降りるという選択も」【3】乗車中は、次の駅から乗ってくる人もしっかり見る「今は電車内で座っている人の多くが、下を向いてスマホなどを見ています。新たに乗車してくる人の中に怪しい人物がいる可能性もある。電車が停車し、ドアが開くたびに、乗車してくる人をチェックすることも忘れないように」【4】先頭、最後尾の車両は避ける「犯人が先頭や最後尾に近いところで火を付けたり、刃物を振り回したら、先頭、最後尾にいる乗客は、隣の車両へ逃げられなくなる可能性があります。しかもその車両に犯人が来たらもう後がない。自分自身が、逃げ場のない“袋小路”に置かれることだけは避けるべきです」10両編成の電車に乗車するなら、先頭、あるいは最後尾から3両は離れたほうがいいそうだ。「1つでも先の車両まで逃げることを考えると、先頭、最後尾までは最低3両ぐらい余裕が欲しいので、乗車するなら4両目、7両目あたりがいいでしょう」犯人が乗客の多い中央の車両(5~6両目)でテロを起こした場合、逃げる方向に人が殺到し、逃げ遅れる可能性がある。人が多い車両も、できるだけ避けたほうが無難だろう。【5】座る位置は連結部近くに「車両内では、中央部よりも連結部近くのエリアのほうが、何か起きた場合に、すぐに隣の車両に移って逃げることができます」【6】乗車後、非常用設備を確認する緊急事態が発生した際、乗務員に通報するために設置されているのが「車内非常通報ボタン」。「各車両のドア横やドア上の掲示板の横、車両連結部付近の壁面などに設置されています」さらに脱出する際、手動でドアを開けるために設置されているのが「非常用ドアコック」だ。「各車両ドアの横や上、ドア横の座席下などにあります。乗車後、これらがどこに設置されているかを確認しておくことも重要です」【7】イヤホンの利用は避ける「ボリュームが大きいと周りの声も聞こえないので、今回のような事件が起きたときに避難対応が遅れる可能性があります。危険を回避するなら、車内ではイヤホンをつけないことが望ましいです」【8】日常的にバッグを持つ習慣を「刃物を振り回す相手に対し、少しでも盾になるものを持っているかどうかで、身の危険度も変わります。日常的にバッグを持つ習慣をつけておくことで、いざというときは防御に使えます」■バスはできるだけ運転席近くに座ろう!バスは電車と違い、運転手が車内の異変に気づけば、すぐに停止してドアを開けるまでの対処ができると思われるが……。「電車の先頭、最後尾の車両と同じで、バスの後方の座席だと犯人に追い込まれたら逃げ場がありません。外へ逃げることだけを考えた場合、できるだけ運転席近くにいたほうが、前のドアから脱出できる可能性はあると思います」今年8月、走行中の小田急線の車内で、複数の乗客が刃物で切りつけられた事件を参考にしたと供述している服部容疑者。「今の鉄道会社のセキュリティでは、テロは防げません。少しでもリスク回避するためには、自分自身の目で早期発見、早期検知を習慣づけて行動することです」もはや、日本が安全な国だとは言えないのだ--。
2021年11月11日リーアム・ニーソンが伝説の爆破強盗を演じ、ケイト・ウォルシュ、ジェイ・コートニーら豪華キャストが集結した『ファイナル・プラン』より本編映像が解禁となった。この度解禁された本編映像は、リーアム演じる伝説の爆破強盗カーターが復讐計画のために部屋で爆弾を製作するシーン。近くのホームセンターで買い集めた材料で爆弾作りを進めるカーター。恋人アニーの前で「ややこしそうだろ?配線ばかりで華やかでもない」とぼやきながら、細い配線に電流を流す。しかし、アニーに「爆弾を作れるなんてカッコいい」と言われると、照れ笑いを浮かべまんざらでもない様子。部屋で黙々とDIYの爆弾作りに勤しむ穏やかな瞬間をとらえた場面だが、翌日には最後の復讐計画=“ファイナル・プラン”に挑むカーター。爆破のプロとして丹精込めて作った爆弾によって、この後どんな展開が待ち受けているのか。続きが気になる映像となっている。『ファイナル・プラン』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファイナル・プラン 2021年7月16日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2019 Honest Thief Productions, LLC
2021年07月21日「飯テロ」という言葉、見かける機会が多くなりましたよね。でもどんな意味か分からない!なんて思っている人も多いのでは?そこで今回は、「飯テロ」という言葉の正しい意味や使い方をご紹介していきますよ。「飯テロ」の意味ネットなどで見かける機会が増えた「飯テロ」という言葉ですが、正しい意味は理解できていますか?「飯テロ」という言葉には、「無差別に他者に対して空腹感を抱かせ、食欲をわかせる行為」という意味があります。なんだかとっても悪いことのように感じますが、ネットなどを見ているとおいしそうな画像や動画に出会い、「食べたい…!」と食欲が刺激されることがありますよね。それを「飯テロ」と言うんです…!なんとなく意味は理解できましたか?「飯テロ」の使い方では「飯テロ」という言葉の使い方をご紹介していきますよ。「飯テロ」は、「頑張ってダイエットをしているのに、夜中においしそうなものがアップされる飯テロのせいで誘惑に負けてしまった」「深夜番組でやっているラーメン巡りのロケ、飯テロだからやめてほしい」なんて使い方をすることができます。夜中に友達のSNSでおいしそうなものを見てしまった…!寝る前にSNSをチェックしているときにコンビニスイーツを見てしまった!なんて経験ありますよね。そんなときは飯テロにあっている状態です!「飯テロ」の由来・成り立ちでは最後に「飯テロ」の由来や成り立ちについてご紹介していきますよ。「飯テロ」は「食事」を意味する「飯」と、政治的な目的を達成するために行われる暴力行為などを表す「テロリズム」をくっつけた「飯テロリズム」の略語です。もともとはインターネット上で使われていた言葉ですよ。深夜にネットに食べ物の画像などを投稿する人に対して、批判的な意味合いを持って使われていることもあります。夜中においしそうなものを載せるのは避けた方がいいかもしれませんよ…!「飯テロ」、夜中は禁止!「飯テロ」という言葉の意味や使い方についてご紹介しました。今まで意味を知らなかった人ももう分かりましたよね…!夜中においしそうなものをSNSに載せるのは、ダイエットをしている人に対する「飯テロ」になってしまうので気を付けて!"
2021年07月19日『ブラック・クランズマン』『ザ・ファイブ・ブラッズ』のスパイク・リー監督が、今年9月11日に発生から20年を迎えるアメリカ同時多発テロとニューヨークの街について、複数のパートで構成されるドキュメンタリー映画を製作中であることが分かった。タイトルは『NYC Epicenters 9/11 →2021 1/2』(原題)で年内にHBOで放送、HBO Maxで配信されるという。リー監督は「オレンジと青(ニューヨークのカラー)の血が流れるニューヨーカーとして、私たちの/私の街が911テロ事件の中心地となったことや、新型コロナウイルスにどのように対処してきたかを『スパイク・リー作品』で描けることを誇りに思います」とコメント。ニューヨーカーたちに行った200回以上のインタビューを通じ、「なにがニューヨークを地球上で最も素晴らしい街にしたのか、多様な市民たちがどのようにそうしてきたのかについて、深く掘り下げていく」と語っている。リー監督はマイケル・ジャクソンをテーマとした『Bad 25』や『マイケル・ジャクソンの旅: from モータウン to オフ・ザ・ウォール』など、数々のドキュメンタリー作品を撮り、高い評価を受けている。今作の製作に対するファンの反応は、「あれから20年が経ったなんて、信じられない」「スパイク・リー監督の作品なら、なんでも楽しみ」など。(Hiromi Kaku)
2021年03月02日2005年7月にロンドン市内の地下鉄とバスで起きた同時爆破事件に着想を得た、KAATプロデュース公演初登場となる桐山知也のリーディング公演『ポルノグラフィ』が4月16日(金)より、KAAT神奈川県芸術劇場・中スタジオにて上演される。『ポルノグラフィ』は、英国有数の劇場で続々と作品を発表し、トニー賞やオリヴィエ賞等数々の賞を受賞しているイギリスの劇作家・サイモン・スティーヴンスがロンドンの同時爆破事件を題材に、7つのエピソードで構成した物語。当時、事件が起きたイギリス国内は、LIVE8やG8サミット開催で活気づいていた。さらにロンドンオリンピック開催が決定し、イギリス中が祝福ムードに。しかし、その翌日にロンドンの中心地で同時爆破テロが発生し、計52人の尊い命が犠牲となり、人々は悲しみくれたという。本作はロンドンオリンピック開催決定直後、活気づく都市で起こった事件の数日前と当日の様子を背景に、街の中で生活する人々に焦点を当て、孤独や閉塞感、狂気を静かにあぶり出していく。登場人物の多くは事件に直接関わりはないが、ロンドンで暮らす中で誰もが生きにくさを感じており、奇しくもコロナ禍を生きる私たちと同じような気持ちを抱えているのだ。演出の桐山は、白井晃、野村萬斎、蜷川幸雄、サイモン・マクバーニーらの演出作品に演出助手等として参加してきたほか、自身でもアーサー・ミラー作『彼らもまた、わが息子』、別役実『門』など傑作と名高い戯曲の演出を手がけてきた。本作の台本には「何人の俳優で演じても、この7つのエピソードをどのように上演しても構わない」という一文が入っており、自由度の高い本作を、上田桃子、内田淳子、小川ゲン、奥村佳恵、竪山隼太 那須凜、平原慎太郎、堀部圭亮とった個性豊かな実力派キャストがリーディング公演として届ける。チケットに関しては、KAme(かながわメンバーズ)先行が3月13日(土)よりスタート。一般発売は3月20日(土)より開始となる。
2021年02月12日クリスマス・イブに突如起こる爆破事件と、謎多きミステリアスな登場人物たち。99分で描かれる、サスペンス・エンターテインメント。映画『サイレント・トーキョー』に出演する、佐藤浩市さんと西島秀俊さんにお話を伺います。クリスマス・イブの東京の街で起こった連続爆破事件。容疑者の朝比奈を佐藤さん、犯人を追う刑事・世田を西島さんが、重厚感たっぷりに演じます。――人物の過去や事件に至る思いなどがギリギリまでそぎ落とされていましたが、役の立ち位置をどのように考え演じられましたか?佐藤:人物の背景を削るというのは、「100分以内に収める」というチョイスをするための波多野(貴文)監督の決断。その中で、朝比奈のポジショニングは、お客さんの思考を引っ掻き回すことでした。映画の中で次々に起こる事象という点と点を結び、線にしていくお客さんに、最後は「そういうことだったのか」と感じてもらえるように演じましたね。…サスペンスだから、どこまで話していいのかわからなくて、説明が難しいな(笑)。西島:本当ですよね(笑)。僕の役は、事件を追っていく観客のみなさんと同じ目線ということを意識して演じました。役の過去はたしかに一切描かれていないのですが、準備稿には設定がありました。そのおかげで、自分の中にしっかりイメージができた。そこを大事に、撮影には臨みました。――渋谷での爆破シーンには息を呑みました。地方で巨大なセットを組んでの撮影に参加した西島さんは、そのセットを目の当たりにしてどう感じましたか。西島:建物の部分はCGなので、セットではグリーンを背景に撮影しましたが、「あそこに甘栗屋さんがあって、その隣には…」と、渋谷のスクランブル交差点の風景を思い浮かべられるんですね。そういう場所って、全国でもなかなかないんだなと思いました。佐藤:誰もが見たことがあり、知っている場所だからこそ、CGスタッフは、より一層頑張ったんじゃないかな。ものすごく丁寧に作り込まれている。西島:あのシーンではエキストラの方が、1日1000人くらいずつ参加してくださいました。ハイスピードカメラでの撮影は、わずかなズレがものすごく目立ってしまいます。なので、全員がイメージを共有し、タイミングを合わせないといけなくて。大変なシーンに、1000人のひとりとして参加できたことは、刺激的な体験になりました。佐藤:エキストラの方々が、どういうシーンをやっているのか、ちゃんと想定してやってくださっていたのが伝わってきた。昔は、画面をよく見ると、シリアスなシーンなのに、ヘラヘラ笑ってるヤツがいたんだよ(笑)。――爆破事件という予測不能な出来事によって人々の日常が一変する物語は、世界を襲ったコロナの体験と重ねることもできそうです。西島:撮影はコロナの前に行われましたが、明日も今日と同じ日が続くとは限らないことを描いたこの映画を、みなさんがどう感じるのか、すごく興味があります。佐藤:“絵空事”という言葉がありますけど、何に対してもそう断言できる時代ではなくなりましたよね。何が起こっても不思議ではない現実が、映画作りを難しくさせるのかもしれない。「それ、現実にあるよね」と思われてしまいかねませんから。この映画も、当初より抱えているメッセージ性が強くなっているかもしれません。でも、それもこの映画が持っていたある種の宿命とも捉えられる。そうしたことを含めて、いろいろ感じてほしいなあと思いますね。――石田ゆり子さんが、物語の鍵を握るアイコを演じています。佐藤:ゆりちゃんは奇跡の51歳だよね。いつ見ても、本当に変わらない!アイコが抱えていることは、映画全体に深く関わっています。物語はスピーディに進んでいくので、誰と誰がどんな関係性で繋がっているのか、一瞬も油断することなく、注意深く観てほしいですね。西島:ひとたび『サイレント・トーキョー』というジェットコースターに乗ったら、99分ノンストップで突っ走ってしまいますからね。石田さんに限らず、(中村)倫也くんも、僕の相棒役の勝地(涼)くんも、広瀬(アリス)さんも、みなさんの一挙手一投足が素敵で、キラキラしていました。――お二人の共演シーンの撮影はいかがでしたか?佐藤:映像的なスペクタクルは、渋谷のシーンがメインではあるのですが、その後に我々を含む登場人物が一堂に会すシーンに、映画のすべてが集約されています。そこで何かを匂わせるけど、言い切ってしまってはいけない。そうした微妙な空気を表現しなければならないことは、キャストもスタッフも全員わかっていたので、おのずと緊張感が漂いましたね。日暮れから撮影が始まったんですけど、大事なシーンなので「今日は徹夜かもな」と覚悟していました。西島:僕も、朝までかかるなって思ってましたが、実際は、夜12時を越えなかったですよね。佐藤:それぞれの登場人物のバラバラな思いが、映画としてひとつにまとまったから、スムーズに撮影が進んだんだと思うよ。西島:この作品を受けさせていただいたのは、浩市さんが出ていらっしゃるというのが大きな理由のひとつです。浩市さんの現場への挑み方や本の読み方を直に見ることができて、すごく勉強になりました。ただ、今回は絡むシーンが少なくて…。また共演させていただかないと、正直、僕は納得がいかないです(笑)。佐藤:前回共演した『空母いぶき』でも絡みがほとんどなかったし、今回も、お互い微妙な距離を保たなきゃいけない役だったからなあ。次は、台詞もメンタルも交差する役、やりたいよな!『サイレント・トーキョー』クリスマス・イブの恵比寿で爆破事件が起こる。次のターゲットは渋谷のハチ公前広場。それは日本中を巻き込む、運命の一日の始まりだった――。監督は、『SP』シリーズの波多野貴文。12/4より全国公開。©2020 Silent Tokyo Film Partnersさとう・こういち1960年12月10日生まれ、東京都出身。’80年にデビューし、今年、俳優生活40周年を迎えた。公開待機作に映画『騙し絵の牙』『太陽は動かない』。にしじま・ひでとし1971年3月29日生まれ、東京都出身。’94年『居酒屋ゆうれい』で映画初出演。公開待機作に、劇場版『奥様は、取り扱い注意』などがある。※『anan』2020年12月9日号より。写真・佐藤航嗣(UM)スタイリスト・藤井享子(佐藤さん)カワサキタカフミ(西島さん)ヘア&メイク・及川久美(佐藤さん)亀田 雅(西島さん)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年12月07日映画『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』(12月4日公開)の特報映像とティザービジュアルが17日、公開された。同作は『アンフェア』シリーズの原作『推理小説』多くのベストセラー小説を世に送り出し、 大ヒットTVドラマの脚本も手掛ける秦建日子の最新作の実写化作品で、『SP』シリーズの波多野貴文監督がメガホンを取る。ジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされた同作は、クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件を描き、パニックに陥る日本、そして事件へと巻き込まれていく登場人物たちの様々な思惑が交錯する。7月17日が、「江戸」が改称・制定され「東京」が誕生した“東京の日”であることから、映像とビジュアルを初公開。ティザービジュアルは、煌びやかなクリスマス・イブの渋谷スクランブル交差点に置かれた1本の燃え上がるクリスマスツリーがモチーフとなり、平和で幸せな日常に連続爆破テロという非日常が突如降りかかる本作を象徴するビジュアルとなった。特報映像では、聖夜の東京に突如発生した未曾有の連続爆破テロに逃げ惑う群衆の姿が映し出される。さらに、犯人と思しき人物:朝比奈仁(佐藤)が不審なバッグを振りかざしながら脅迫する驚愕のシーンや、事件に巻き込まれた主婦・山口アイコ(石田ゆり子)が爆破予告のタレコミをもとに取材に駆けつけたテレビ局の契約社員・来栖公太(井之脇海)の手を引き危機迫る表情で逃げ惑うシーンも。未曾有の連続爆破テロを追う刑事の世田志乃夫(西島秀俊)、世田とバディを組む刑事・泉大輝(勝地涼)、訝しげな表情を浮かべながら1人カメラをまわすIT企業家・須永基樹(中村倫也)、犯行予告現場に偶然居合わせてしまった会社員・高梨真奈美(広瀬アリス)ら豪華キャストの姿が次々と登場し、映像の最後には「これは、戦争だ」という犯行文が現れた。同作のエンディングは、Awichによるカバー楽曲「Happy X-mas (War Is Over)」に決定。原作者・秦建日子が執筆するにあたって影響を受けたという楽曲を、15日にユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たしたばかりの女性ヒップホップアーティスト・Awichがカバーする。Awichは既にアメリカ、中国、韓国、ブラジル、ポーランドなど世界各国のアーティストとのコラボレーションを展開しており、ユニバーサルミュージックが海外マーケットに売り出すイチオシアーティストとして、今後の活躍が期待されているという。○Awich コメントこの歌を歌えるということはとても嬉しいと共に、初めはとても恐れ多かった。でも、もともとこの歌に託された想いやこの映画に込められたメッセージに共通するものが私の中にも幼い頃からあったので、そこにフォーカスして歌いました。○企画プロデューサー:阿比留 一彦 コメント「Happy X-mas (War is Over)」という楽曲に乗せて、この作品で伝えたい想いを表現することができるのはAwichさんの他にいないと思いました。彼女のもつ壮絶な経験から生み出される味わい深い歌声は、日本で当たり前のように感じている「普通の」・「日常の」大切さを認識させてくれます。また、世界中のアーティストとコラボレーションをしてきた実績、様々なアーティストから絶賛される音楽的感性は、今後更なる世界的な活躍を予感します。そんなAwichさんだからこそ、この名曲を彼女独特の感性でカバーし、サスペンス・エンターテインメントとしての『サイレント・トーキョー』を更なる高みへと導いてくれました。
2020年07月17日作家・秦建日子の最新作『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』の映画化作品『サイレント・トーキョー』が、12月4日(金)に公開される。この度、特報映像と、ティザービジュアルが初公開された。『サイレント・トーキョー』は、クリスマス・イブの東京で突如起こった連続爆破テロ事件を描いたクライムサスペンス。事件に巻き込まれていく登場人物たちの思惑を複数の視点で描いていく。出演は、犯人とおぼしき人物・朝比奈仁を演じる佐藤浩市ほか、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼ら。この度公開されたティザービジュアルでは、煌びやかなクリスマス・イブの渋谷で燃え上がるクリスマスツリーという、衝撃の光景が。「東京へ、愛をこめて」というシニカルなコピーとともに、「クリスマス」からも想像される平和で幸せな日常に連続爆破テロという非日常が突如降りかかる本作を象徴するビジュアルとなった。また、特報映像では、不審なバッグを振りかざしながら脅迫する朝比奈仁の驚愕のシーンが切り取られた。石田扮する事件に巻き込まれた主婦・山口アイコは、井之脇演じる爆破予告のタレコミをもとに取材に駆けつけたテレビ局の契約社員・来栖公太の手を引き危機迫る表情で逃げ惑い、未曾有の連続爆破テロを追う刑事の世田志乃夫を西島、世田とバディを組む刑事・泉大輝を勝地が演じる姿が確認できる。そしてクリスマス・イブに沸き立つ群衆の中で訝しげな表情を浮かべながらひとりカメラをまわす、中村演じるIT企業家・須永基樹、広瀬演じる犯行予告現場に偶然居合わせてしまった会社員・高梨真奈美も登場。映像の最後には、「これは、戦争だ」という犯行文が映し出される。さらに、新進気鋭の国際派アーティスト・Awichがカバーする本作のエンディングソング「Happy X-mas (War Is Over)」が、特報映像のなかで初公開された。『サイレント・トーキョー』12月4日(金)公開
2020年07月17日クリント・イーストウッド監督がアトランタ爆破事件の真実に迫る、実話サスペンス映画『リチャード・ジュエル』が、本日4月15日(水)よりデジタルセル先行配信開始。これに合わせて、5月20日(水)よりリリースのブルーレイに収録される映像特典からメイキング映像が一部公開された。1996年、アトランタ爆破テロ事件で爆弾を発見し、多くの命を救ったヒーローから一転、容疑者となった実在の男リチャード・ジュエル。FBI内部からのリークによるメディアの実名報道、それに便乗する世間の誹謗中傷によって引き起こされた冤罪事件がリアルに描かれた本作。イーストウッド監督が「実在の人々を描いたストーリーなのだから、その通りに描きたい」と語っていた通り、本作は20年前に実際の出来事が起きた街アトランタで撮影が行われた。その中には爆破事件の現場である記念公園も含まれており、撮影タイミングもアトランタオリンピックが開催された時期に合わせるという徹底ぶり。今回解禁された映像の中で、カメラスタッフは、多くの資料をもとに作品を忠実に再現することに注力したと話している。特に“メディアの目線”にはこだわったといい、「1990年代らしい映像を再現できた。画角も当時のサイズに合わせたから、より再現性が高い」と説明する。編集スタッフは、「観客がメディアのカメラを通して映像を見ることで実際にそこにいる感覚を味わえる。リチャードのそばで共に恐怖を感じることができる」とその意図を明かしている。また、美術スタッフによると、イーストウッド監督が実際の現場での撮影を望み、リチャードの母ボビ・ジュエルが住んでいたアパートの外観をつかった撮影も行われていたという。そして、全ての物語が始まる重要な場所である記念公園での撮影もかなり苦労したようで、本映像では触れられていないが、この20年間で公園のサイズ自体が変わっていたため、限られた時間の中で当時と同じような画にするため様々な工夫が必要だったことが明らかにされている。1996年当時をリアルに再現するためのイーストウッド監督とスタッフのこだわりが本編にちりばめられている本作。特典映像の「メイキング」にはその全容が収められている。『リチャード・ジュエル』はデジタルセル先行配信中、5月20日(水)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル、デジタルレンタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年04月15日女優の吉高由里子(よしたか・ゆりこ)さんがツイッターに投稿している手料理が「飯テロだ」と話題になっています。吉高由里子の手料理に「飯テロすぎる!」現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、外出自粛をしているという吉高由里子さん。2020年4月10日には「自炊にはまっている」と明かし、「にんにく生姜濃い味の鳥の唐揚げとハイボールです」と晩御飯のメニューを紹介しています。さて。今夜わたしがいただくのはにんにく生姜濃い味の鳥の唐揚げとハイボールでございます皆さまはどうやっておうちで過ごしてる?私はずーっとなに作ろうかと胃袋と一緒にネットサーフィンしてるよ冷蔵庫の食材が最近のお話相手です。はぁ。コロナが閉じこもってくれよぉ pic.twitter.com/71DzhkoO0G — 吉高由里子 (@ystk_yrk) April 10, 2020 さらに同月12日には「深夜、私がいただくのはえのき豆苗豚巻きとなすとピーマンの揚げ出しとハイボール」と、またもやお酒が進みそうな料理を紹介。さて。深夜わたしがいただくのはえのき豆苗豚巻きとなすとピーマンの揚げ出しとハイボールでございます♀️皆さまお元気?ご気分は?もう自分がいつ寝ていつ起きてるのかさっぱりわからなくなっております。インドアと寝るのは得意な方です。そんな私の最近の運動は寝返りですぱちぱちぱち pic.twitter.com/2pBrKtpYld — 吉高由里子 (@ystk_yrk) April 12, 2020 盛り付けや食器の選び方もセンス抜群で、食欲をそそりますね。そして13日には、腕によりをかけて作ったという自家製のキーマカレーを披露。さて。本日からわたしがいただくのはキーマカレーでございます。なんせしこたまこしらえたので本日からになっております当分これ食べてるんだなーって思っておいてください笑温玉か卵黄か迷ったけどんもぅ!!こうしちゃうんだからっ❤︎ハイボールはまだやめとくかいただきまーす pic.twitter.com/O8VCUbyHpn — 吉高由里子 (@ystk_yrk) April 13, 2020 投稿した時間が昼だったことから「ハイボールはまだやめとくか」と飲酒は自粛したようです。そんな手料理の数々に、多くのファンが「おいしそう!」と反応。「さっそく真似して作りました」と献立を再現するファンも見受けられました。・同じメニューを真似して作りました!吉高さんに影響を受けまくる献立…楽しすぎます。・飯テロ!本当に料理がお上手ですね。・食欲がそそられます〜。きっとおいしいんだろうなぁ。・やっぱり、お供はハイボールなんですね。期待を裏切らない。いつまで続くか、まったく目処がつかないコロナウイルスによる混乱。外出自粛中は、吉高由里子さんのように1つのことに没頭してみるのも、いい気分転換になるかもしれませんね。吉高由里子さんの活躍や、素顔についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事もあわせてご覧ください。吉高由里子が『女優にあるまじき行動』を暴露される父からは「お前死ぬぞ」と、どつかれた過去が…[文・構成/grape編集部]
2020年04月14日北米の映画業界が新型コロナウイルスの影響で、アメリカ同時多発テロ発生時を上回る大打撃を受けている。月曜日(現地時間)を迎えるまでは「確定」とはならないが、「Comscore」によると3月13日から15日までの北米のチケットの売り上げは、5530万ドル。過去20年でワースト(最低)の見込みだ。2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ後でも、最初の週は6630万ドル、翌週は5970万ドルと、先週より売り上げている。これまでの史上最低記録は2000年9月15日から17日までの5450万ドルで、当時はキアヌ・リーヴス主演の『ザ・ウォッチャー』、ジェイミー・フォックス主演の『ワイルド・チェイス』、キルスティン・ダンスト主演の『チアーズ!』などが上映されていた。史上最低2番目の売り上げ記録となった先週は、ピクサーの『2分の1の魔法』(第1位)、K・J・アパ主演の『I Still Believe』(第2位)、ヴィン・ディーゼル主演の『Bloodshot』(第3位)などが上映。『2分の1の魔法』は先々週に公開が始まり、4000万ドルを売り上げたが、先週末は1050万ドルと売り上げが74パーセントも落ち込んだ。通常なら3月中旬といえば子連れファミリーが映画館に行く時期でもあり、このジャンルの映画は十分に売り上げが見込める。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの映画館が閉鎖されていたり、外出を控える人が増えているため、このような結果となったとみられる。(Hiromi Kaku)
2020年03月16日サム・ロックウェルがFBIとメディアを相手に、爆破事件の容疑者にされた男の無実を信じて闘う弁護士を演じたクリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』。この度、サムが劇中とは一転、リラックスした姿を見せながら本作のテーマや見どころについて語るインタビュー映像をシネマカフェが入手した。サム・ロックウェルを魅了したのは、孤立無援のリチャードを信じて共に闘う弁護士ワトソンの実像だった。ラフなシャツでリラックスしたサムは、「ワトソンの役柄はとても好きだ。リチャードの無実を証明するため貪欲にこの重大な事件を引き受けた」と語る。FBIとメディアというふたつの巨大な権力を敵に回すことは、常識的な弁護士であれば誰もがひるむに違いない。だが、ワトソンだけは違った。彼には、真実が歪められたことに対する怒りと正義、そしてリチャードの固い絆があったのだ。また、イーストウッド監督の現場は俳優として最高の環境だったという。「俳優も兼ねている監督にはいつも配慮してもらえる。カメラの前に立つことがどう精神的に感じるのか知っているので配慮してくれる。イーストウッド監督も例外なく、すごく配慮してくれる俳優にとてもやさしい監督だ」と現場をふり返る。一方のイーストウッド監督は「どんなキャラクターであれ、それを包み込むように理解し、彼自身のものにできる。実際に完璧にこなしていた」とサムの演技に絶賛を贈っている。「メディアが下調べもなしに報道するとどうなるか」本作が描くリチャードの物語は、決定的な証拠もないまま容疑者としたFBIの焦り、そして、確かな裏とりもせずに「リチャードが容疑者」だと実名報道したメディアの良識に鋭く切り込む。サムは、「作品の中心的なテーマは冤罪で、メディアが下調べもなしに報道するとどうなるかも描いている。山火事のように人々は飲み込まれ、コントロールが効かなくなる」のだと断言する。しかも、リチャードを襲った悪夢のような事件と「同じようなことが起こり続けているからこそ、古くならない大事な問題だ。耳を傾けるべきだよ」と、映画が訴えかけるテーマの重要性を訴える。また、この映画のもうひとつの面白さは、ワトソンとリチャードのバディ・ムービーとして楽しめることだ。『スリー・ビルボード』でオスカー俳優となったサムは、撮影前にポール・ウォルター・ハウザーと3日間を共に過ごし絆を深めたという。「ワトソンはリチャードにとって適任な弁護人だった。彼はリチャードにとって、父や兄のような関係だったからだ。基本的にはずっと、ワトソンがリチャードに物事を教えている。そんなふたりの関係もこの映画の見どころだ」と語る通り、ふたりの絆も重要なポイントだ。1996年の事件発生から24年が経過した2020年に公開される『リチャード・ジュエル』は、サムが語る通り、いままさに我々の周りで起こっていることを描いた作品だ。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会では、誰もが「被害者」にも「加害者」にもなり得る。イーストウッド監督が時代に警鐘を鳴らす実話サスペンスで描く“真実”を、劇場で目撃してほしい。『リチャード・ジュエル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月18日今年90歳を迎えるクリント・イーストウッド監督の、実に第40作となる最新作『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ爆破事件を描く実話サスペンス。『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』など実在人物をめぐる“真実”を描き続けてきた巨匠が、「この物語は、今、我々の周りで起きていることとすごく似ている」と語るのは、同事件の第一発見者として数多くの人々を救ったはずのリチャード・ジュエルの物語。警備員として献身的な働きが讃えられ一躍ヒーローとなるが、数日後にはFBIの捜査情報が漏洩し、地元メディアが「リチャードを捜査中」と実名報道したことで状況は一転。爆弾犯扱いされたリチャードは、名誉もプライバシーも奪われてしまう。今回、その主人公リチャードを演じたポール・ウォルター・ハウザーの特別インタビューが届いた。イーストウッドからの特別なオファーを受け初主演本作の映画化に向けて、イーストウッド監督は「リチャード役にはポール・ウォルター・ハウザー以外考えていなかった」という。実話を基にしたマーゴット・ロビー主演の傑作『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』を観ていたイーストウッドは、迷うことなくキーパーソンを演じていたハウザーに出演オファーを送った。「映画の撮影でタイに滞在していたとき、クリント・イーストウッド監督が次の映画の主役のひとりに僕を考えているという電話をもらった。信じられなかった」とハウザーは言う。「キャスティングのジェフ・ミクラットと製作のティム・ムーアから『ほかの仕事は保留しておいてほしい。どうしても君に出演してほしい』と依頼された」と、そのオファーに驚いたそう。「3週間後タイから帰国した後、ワーナー・ブラザースの撮影所でクリント・イーストウッド監督に初めて会った。僕を見た監督は、少しニヤリと笑った。まるで僕に会った瞬間、彼の予想が完璧だったと証明されたかのように」と、初対面は「監督から自分がリチャード・ジュエルと思ってもらえたことは、僕にとっても安心する出来事」となった。そのミーティングの後で脚本を渡された。「もともと僕は、脚本を書いたビリー・レイの大ファンなんだ。僕が大好きな映画、ピーター・サースガード(&ヘイデン・クリステンセン)の『ニュースの天才』を書いている。だから彼が書いたセリフを演じられることは光栄だった。この脚本の強みは、重い物語のなかに可愛らしい瞬間や面白いシーンが描かれていることだ」とユーモアも交えた人物描写に惹かれ、「さらに映画のなかでは現実とは違い、リチャードが英雄として描かれているところが気に入った」とも言う。リチャードを等身大の人間として体現するやがてハウザーは役作りを進めた。「監督は、リチャードの声質や喋り方、また動き方や仕草をマスターするために、たくさんの映像を観てほしいと言った。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』での僕の演技を観て、現実の男を演じられると思ってくれていたようだ。でも僕は有名なスポーツ選手や政治家などセレブリティを演じたわけではなく、すべてを完璧に真似する必要はなかった」と明かす。「僕なりの演技であっていいと思ったし、重要なのは脚本に敬意を払って演じることだった。でもたくさんの映像を観て学び、体重も増やしたよ」と、彼なりにアプローチを進めていったという。最も意識したことが、等身大の人間としてのリチャードを体現することだった。「僕が避けたかったのは、リチャードをアメリカ南部の典型的な田舎者として描くことだった。彼をただひとりの人間として演じたいと思っていた。南部なまりがあるのは、たまたま生まれた場所で身につけた副産物のようなものだ」。そして、リチャードの潔白を信じる弁護士ワトソン役のサム・ロックウェルを始め、「この映画に関わった人は全員、登場人物をリアルで地に足が着いた人間として描くことを目指していた」と、キャストもスタッフも等身大のリアリティを追求したとふり返る。実母ボビ、弁護士ワトソン氏との面会で得たものさらに、リチャードを演じる上でハウザーにとって欠かせないミーティングもあった。「リチャード・ジュエルを知る人、母ボビ・ジュエルと弁護士のワトソン・ブライアント氏に会った。僕らは数時間に及ぶ長いミーティングをして、リチャードについていろいろと教えてもらった」と、親密な会話を通して役作りを進めた。最も重要だったことが「この物語について彼ら自身がどう感じたかを尋ねること」だった。「何が真実なのか、何がねじ曲げられたのか」ハウザーは当事者の言葉に耳を傾けて空白を埋めていった。「僕らがわからなかったところを彼らに埋めてもらうことができた。しかもイーストウッド監督が僕のキャスティングに自信を持っているからこそ、ふたりは僕を信頼すると言ってくれた」といい、そうして現場に臨む準備が整っていった。サム・ロックウェルと初めて会った夜、ふたりで『レインマン』を観た!「サム・ロックウェルは僕にとって演技の英雄だ。共演は興味深い経験だった」というハウザーは、彼に対してさらにリスペクトを深めたようだ。「サム自身がロバート・デュバルやジーン・ハックマンに対して感じるものを、僕は彼に感じている」と敬意を込める。「彼に会えてとても嬉しかったし、僕が憧れとともに感じていた壁を壊してくれた。ただひとり人間や仲間として話すことができた」と、共に俳優として現場に臨む準備を進めていった。「サムに初めて会った夜、チョコレートとウイスキーを楽しみながら、彼のソファでダスティン・ホフマンとトム・クルーズの『レインマン』を観た。僕の人生のなかで最も不思議で最高の瞬間のひとつ」だったと告白する。「でもその瞬間がすばらしかったのは僕らが打ち解けるチャンスになったからだと思う」とハウザー。互いに異なるふたりの旅路を描く『レインマン』から、2人の関係性を確認していったという。「リチャードとワトソンのようにお互いの理解を深めていく。脚本の演技を考えていないときにただ一緒に過ごす瞬間が大きな影響を与え、スクリーン上の相性の良さを作り上げていってくれた」と、撮影前にサムと過ごした3日間は特別な時間となった様子だ。「人に対して温かい」俳優に最大の敬意を表するイーストウッドの演出ハウザーにとって、クリント・イーストウッドは雲の上の存在だ。ひとりの映画ファンとして、「僕が初めて観たクリント・イーストウッド映画は、ケビン・コスナーとともに主演を務めた『パーフェクト ワールド』だったと思う」とふり返る。成長した彼のお気に入りは、「アンジェリーナ・ジョリー主演の『チェンジリング』だ。ドラマ映画のお気に入りの一作だ。『ミスティック・リバー』や『ミリオンダラー・ベイビー』も忘れられないすばらしい映画だ。いろんな映画を観てきたけど、クリント・イーストウッド監督の映画は常にどこかで観てきている」という。そんな巨匠の現場に入ったハウザーは、監督の人柄について「監督はやさしく、自信があり、人に対しては温かい人だ」と、俳優たちを包み込むかのような人柄に魅了されたという。「だから彼を恐れる気持ちがあるなら、それは彼が映画製作のビッグネームで、物語を綴るマスターだからだ。彼はカウボーイにも見えるし、恋人にも見える。またファイターでもあり、映画を象徴する存在だ。そういう意味では圧倒されたよ」と、撮影現場のイーストウッドと、映画人なら誰もが敬愛する偉大なる存在であるイーストウッド、ふたつの顔を間近に体験することになった。「この映画における僕らの監督と俳優としての関係は、とてもオープンで率直なものだった。何か気に入らないことがあれば正直に伝えられたし、もう一度テイクをやらせてほしいとも言えた。監督も決して僕の意見をさえぎることはなく、僕が必要だと言うテイクを撮らせてくれた」と、俳優として最高のパフォーマンスを引き出されたと実感している。イーストウッド監督も「私が君を選んだのは、君を信頼していて、自分なりの選択をしてほしいからだ。自分を信じて、君なりの考えでこの役を演じてほしい」とハウザーに演技を委ねた。リチャード・ジュエルの1枚の写真に心を震わせた撮影が終わり、「リチャードが泣いている写真を見た」ハウザーは大きく心を動かされたという。「大人の男性が泣いている様子に感情を揺さぶられた。彼はただ泣いているだけではなかった」。「意志が強く、強い男であるイメージを保つことを大切にしている男が、公共の場で泣き崩れている」姿を目の当たりにして、「この事件が彼をどれほど傷つけたのかということに気がついた。彼は壊れてしまった。悪夢のような状況下で、彼ほどに壊れた男性をどう扱えばいいのか、またこのおぞましいほどの窮地から彼を救うためには何が必要なのか」を深く考えさせられたのだ。イーストウッド監督が24年前に起こった事件を描く本作で主役に抜擢されたハウザーは、SNSが定着し、情報の真偽が確認されぬままに世界に伝播していくいまだからこそ、この映画が重要だと指摘する。「この映画から感じ取ることができることがひとつあるなら、それは見た目で物事を判断してはいけないということだ。誰かに対して、勝手に予想を立てて壁を作り、決めてかかってはいけないということだ。その人についての事実を知るべきだし、誰と対するときも適正で万全の注意を払ってその人を知っていく必要がある」と、いまを生きる我々自身が情報に対して意識的に生きる必要があると力を込める。「さらに正義が明らかになるのはときに自分が思うよりも時間がかかると理解することも必要だ。この映画が描くリチャード・ジュエルの物語で、人々は正義になんか興味がなかった。彼らが気にしていたのは、謎を解明して事件を終わらせることだけだった」と締めくくる。ハウザーが体現したリチャード・ジュエルの姿は、いまを生きる全ての人に響くに違いない。『リチャード・ジュエル』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月11日全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が3日間で2回の爆破予告を受けた。「Variety」誌などが報じた。「今朝(現地時間木曜日)、組合のロサンゼルスとニューヨークにあるオフィスを爆破するという脅迫電話を受けました。警察に通報し、スタッフはオフィスから避難しました。警察が調査したところ、脅迫は信用性に欠けるということがわかり、私たちはオフィスに戻ったのです」と同組合の広報担当が語った。ロサンゼルス市警察も、同組合が木曜日の午前10時26分に爆破予告の電話を受けたことと、通報を受けて不審物の捜索を行ったことを発表している。警官たちが10時40分にパトカーとヘリコプターで駆け付け、11時21分には安全が確認された。その直後、従業員にオフィスに戻るようメールが送られたとのこと。2日前の火曜日にも、同組合は同じような脅迫電話を受け、警察が出動していた。従業員たちは避難し、その日オフィスに戻ることはできなかったという。この日はロサンゼルス郡バーバンクにあるワーナー・ブラザースのスタジオにも、同様の脅迫電話があったことが明らかになっている。(ただし、ワーナー・ブラザースは木曜日には電話を受けていない)。(Hiromi Kaku)
2020年01月10日芸能人たちのモヤモヤ事件を、スッキリと深いところまで捜査し解決するリアルドキュメントショー「芸能人モヤモヤ事件簿人生の未解決事件は2019年のうちに解決SP」が12月29日(日)に放送される。今回はゲストに、原宿でスカウトされ、アイドルグループ「乙女新党」のメンバーとして活動しながら、女優としても『瀬戸内海賊物語』『暗殺教室』などに出演。数々のCM出演でも話題となり知名度が上がったところで、2017年には連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインに抜擢。放送終了後の2018年春には日曜劇場「ブラックペアン」、夏には『青夏 きみに恋した30日』に出演するなど大きな飛躍をみせた葵わかな。小学生の頃から子役として『DIVE!!』などに出演。その後ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーに選ばれ、4年連続で元日日本武道館公演を敢行するなど人気に。音楽活動と同時に俳優としても「仰げば尊し」や「隣の家族は青く見える」『君の膵臓をたべたい』などに出演。今年1月クールの日曜劇場「グッドワイフ」で演じた若手弁護士役も評判を呼んだ北村匠海。そのほか人気お笑いコンビ「カミナリ」やコメンテーターとしても活躍するカンニング竹山、俳優の高橋克実、元プロレスラーでタレントとしても活動する北斗晶らも出演。番組では北斗さんが“デンジャラスクイーン”と呼ばれ最強の女子プロレスラーだった頃、アメリカのプロレス団体・WCWで世界女子王座のチャンピオンベルトを獲得したが、その後団体が消滅。北斗さんにとってそのベルトは宝物のような存在だが「果たして自分が持ったままで良いのだろうか?」とモヤモヤしているという…そんな芸能人たちの“モヤモヤ事件”を捜査していく。今回のゲストの葵さんは、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔を同名実写映画化した『キャッツ』で主人公ヴィクトリア役の吹き替えを担当。同作には葵さんのほか山崎育三郎、高橋あず美、ロバート秋山、森崎ウィンらも吹き替えで出演する。北村さんは新春に放送されるSPドラマ「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」に出演。同作は来年4月からの「半沢直樹」(仮)に先駆け放送されるものとなり、半沢直樹が前作で出向を命じられた「東京セントラル証券」に赴任した後に起きるある事件を中心にした物語。主人公に吉沢亮、北村さんのほか今田美桜、吉沢悠、井上芳雄、尾上松也、緒形直人らが出演する。『キャッツ』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」は2020年1月3日(金)深夜23時15分~TBSにて放送。「芸能人モヤモヤ事件簿人生の未解決事件は2019年のうちに解決SP」は12月29日(日)22時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年12月29日『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッド監督が贈る、1996年アトランタ爆破事件の実話を描いた衝撃の問題作『リチャード・ジュエル』から、日本版オリジナルポスターが解禁となった。1996年アトランタ爆破事件の容疑者にされた男の実話を描いた本作。監督は、2020年に90歳を迎える巨匠クリント・イーストウッド監督。主人公のリチャードをポール・ウォルター・ハウザー、弁護士ワトソンをサム・ロックウェル、リチャードの母のボビをキャシー・ベイツ、女性記者をオリビア・ワイルド、FBI捜査官をジョン・ハムが演じた。今回解禁された日本版ポスターは、実名報道されたことでメディアに取り囲まれ、沈痛な表情でうつむくリチャードを捉えている。後ろには、巨大権力に立ち向かう決意をした弁護士のワトソンが厳しい表情で寄り添い、リチャードの隣で母ボビが悲嘆にくれて涙ぐんでいる。報道陣の中には、アトランタ・ジャーナルの女性記者キャシー・スラッグスとFBI捜査官トム・ショーの姿がある。「その日、全国民が敵になった―」というコピーが添えられ、心優しい男がなぜ容疑者になってしまったのか、思わず真相を確かめたくなるビジュアルに仕上がっている。『リチャード・ジュエル』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月13日米国で今大人気のレストランといえばポパイズだ。今年発売したチキンサンドイッチが爆発的ヒットとなり、販売停止を余儀なくされたばかりか、販売再開の折には行列に並んだ客同士がトラブルを起こし、殺人事件にまで発展した。良かれ悪しかれ話題に事欠かないポパイズだが、今度はいわゆる“バイトテロ”に見舞われてしまったようだ。TMZが入手した写真には、客席から丸見えのキッチンで、大きなゴミ箱の上に置いたトレイの上でチキンサンドをつくっている従業員の姿が収められている。トレイには揚がったチキンやバンズが無造作に積み上げられており、これから客に出す食材とはとても思えない不衛生さだ。写真が撮られたのはバージニア州フェアファックスの店舗。この店のオーナーによると、ゴミ箱で作業していたのは新人で、彼のためにすぐ新しい作業用テーブルを発注したという。チキンサンドの注文があまりにも殺到したためにケアが行き届かなかったとのことだが、この写真のおかげで注文は激減するかもしれない。
2019年11月12日クリント・イーストウッド監督映画『リチャード・ジュエル』が、2020年1月17日(金)に日本公開。アトランタ・オリンピックの爆破テロ事件を題材に『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』『15時17分、パリ行き』『運び屋』と、これまでも事実を基に物語を描いてきたクリント・イーストウッド。今年で89歳を迎えながらも現役監督を務める彼から、記念すべき40本目となる作品が到着。『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ・オリンピックで起こった爆破テロ事件の“真実”を描く衝撃の問題作だ。容疑者となってしまった1人の警備員物語の舞台は、アトランタ・オリンピックの開催真っ只中。突如爆破テロが勃発した会場はパニックに陥った人々で大混乱となる。そんな中、不審なバッグを発見した警備員リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)の迅速な通報によって、数多くの人命が救われた。…しかし事件は一転。爆弾の第一発見者であるジュエルが、FBIから容疑者の疑いがかけられ逮捕に追い込まれる。ジュエルの無実を信じるのは、実の母・ボピと、世界一無謀な弁護士ワトソン・ブライア(サム・ロックウェル)だけ。心優しい1人の男が、何故国民の敵となってしまったのか?姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会を舞台にしたサスペンスドラマが描かれる。“悪”はどこに潜んでいるのかー?公開された予告編では、彼の無実を信じる弁護士ワトソンが「容疑が晴れるまで黙認しろ」とジュエルにアドバイスする姿が。しかし声紋判定のためにボイスサンプルが欲しいFBIからは、執拗に「公園に爆弾がある、爆発まで30分」と言えと強要される様子が映し出されている。ジュエルを落とし込もうとしているのは、果たして政府やマスコミなのか?クリント・イーストウッドが描く衝撃の真実の結末を、是非シアターで確かめてみてはいかがだろう。ゴールデングローブ賞にノミネートなお第77回ゴールデングローブ賞においては、主人公の無実を頑なに信じ続ける母を演じたキャシー・ベイツが助演女優賞にノミネート。2020年2月9日(現地時間)に開催される第92回アカデミー賞においても、同じく助演女優賞にノミネートされている。息子の無実を世間に語りかける記者会見のシーンにおいては、6時間ぶっ続けで感情的な状態を保ち続けていたというキャシー。共演したサム・ロックウェルは、「あれほどの演技を見せる俳優を今まで見たことはない。キャシーは本当に大きな力をもつ女優だ」と、その集中力が生み出す渾身の演技に圧倒されたという。【詳細】映画『リチャード・ジュエル』公開日:2020年1月17日(金)監督/製作:クリント・イーストウッド原作:マリー・ブレナーバニティ・フェア「American Nightmare―The Ballad of Richard Jewell」脚本:ビリー・レイ『キャプテン・フィリップス』製作:ティム・ムーア、ジェシカ・マイヤー、ケビン・ミッシャー、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイビソン、ジョナ・ヒル出演:サム・ロックウェル(『スリービルボード』)、キャシー・ベイツ(『ミザリー』)、ポール・ウォルター・ハウザー(『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』 )、オリビア・ワイルド(『トロン:レガシー』)、ジョン・ハム(ドラマ『MAD MEN マッドメン』)
2019年11月10日