WOWOW×Hulu共同製作ドラマ「コートダジュール No.10」の完成披露舞台挨拶が13日(月)都内で行われ、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこが参加した。元「AKB48」の大島優子と9話9通りの役を演じ分けた小林さんは、大島さんからの「心地良さと同時に、しゃんとしようと背筋を伸ばす風を吹かせてくれる方。聡美さんの隣にいるのが好き」というメッセージの手紙を受け取ると「ステキなお手紙ですね、ラブレターですね」とニッコリ。大島さんの印象について「構えたところがなくて、人に向けて心を開いて心地のいい方。内面からキラキラしている。9本一緒に共演させてもらったけれど、気持ちでキャッチボールできる素敵な女優さんでした。とても楽しい時間を過ごすことができた」と感謝しきりだった。エピソード「ある物件」で大島さんと共演した片桐さんは、大島さんの手紙に「しっかりしてるねぇ」と感心しながら「大島さんは柔軟な方。普段の立ち居ふる舞いがさりげないし、こちらを上手に転がす。聡美さんと波動が似ているし、一緒にいても疲れない。若いのに珍しい。こういう人にならなきゃと思う」と芸歴・年齢ともに後輩の大島さんをリスペクト。もたいさんも「養子にもらうか!」と大島さんの人間性に惚れながら「大島さんも小林さん同様に、現場にいても普段のテンションのまま。久しぶりに似た方だと思った。それなのにお芝居をすると熱い気持ちでくる。とても居心地がよくて、若い人なのにこんなにできるんだと思った」と絶賛していた。「コートダジュール No.10」のWOWOW版全5話は11月20日(月)毎週月曜深夜0時スタート。Hulu版全4話は11月28日(火)配信スタート。(text:cinemacafe.net)
2017年11月13日元SKE48のメンバーで女優の松井玲奈が24日、東京・本多劇場で行われた舞台『ベター・ハーフ』の公開舞台稽古及び囲み取材に、風間俊介、中村中、片桐仁、作・演出の鴻上尚史とともに登場した。同作は2015年4~5月に上演し、好評を博した鴻上のオリジナル作品。PR会社に勤める諏訪(風間)は、上司の沖村(片桐)に頼まれ、沖村がネットで知り合った女性とデートすることになる。しかし、そこに来た平澤(松井)もまた、友人の小早川(中村)の代わりとして来ていたことから、4人の恋模様が複雑に絡み合っていく。前回から参加している3人に、新たなキャストとして入った松井は「すごいプレッシャーを感じてる」と緊張している様子。片桐から「そんな、選挙とかないわけだから! 結婚宣言しちゃう?」と、先日行われたAKB48シングル選抜総選挙で須藤凜々花が結婚宣言を行ったことにかけていじられ「やめてください~!」と大慌てだった。また風間は片桐に「何のサービス!?」と驚いていた。総選挙よりも今回の舞台の方がプレッシャーだという松井に、風間は「嘘でしょ!? うちらの中だとしたら絶対に4番までには入れるんだよ!?」とびっくり。松井は改めて自身の結婚について聞かれ、「結婚はわかんないです。予定もないです」ときっぱり答えた。一方で松井は片桐のファンと公言し、共演を楽しみにしていたという。片桐が「すごい、好きな感じでくるかなと思ったけどそんなことない」と残念がると、松井は「好きだからいけないんです!」と弁解し、「ずっと仁さんのことをすごく好きだったので、共演させていただけることも嬉しいですし、お芝居の中で仁さんが投げてくるボールが面白いので、キャッチできるのが幸せだと思います」と情熱的に語る。松井の片桐仁への熱い思いを聞いた風間は「僕らの名前が出てこない……」と拗ねた様子を見せていた。
2017年06月24日俳優・山崎賢人主演で実写化される映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年8月4日公開)に登場する片桐安十郎のビジュアルが23日、公開された。同作は荒木飛呂彦原作、1987年に連載を開始した人気コミックで、現在はPart8(第8部)を集英社「ウルトラジャンプ」(集英社)で展開している。今回実写化されるのはPart4(第4部)「ダイヤモンドは砕けない」で、山崎演じる主人公・東方仗助が杜王町に潜むスタンド使いと戦いを繰り広げる。町の平和をおびやかす殺人犯・片桐安十郎(通称・アンジェロ)を演じるのは、俳優の山田孝之。逃亡中の凶悪な連続殺人犯で、犯行の邪魔をした仗助を破滅させようと狙う。製作発表会見では「役が史上最低の殺人鬼ということで、割とたぶん素に近いような。役作りは大変じゃないので、意外とリラックスできてる」と飄々と語り周囲を笑わせた山田だが、不気味なビジュアルを作り込み、殺人犯になりきった。同作にはほか、神木隆之介(広瀬康一役)、小松菜奈(山岸由花子役)、岡田将生(虹村形兆役)、真剣佑(虹村億泰役)、山田孝之(片桐安十郎役)、伊勢谷友介(空条承太郎役)、國村隼(東方良平役)、観月ありさ(東方朋子役)の出演が決定している。(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年02月23日「ラーメンズ」の片桐仁がMCを務める「ラプラスの因果律」が、明日9月4日(日)より「FOD」(フジテレビオンデマンド)にて配信開始し、同日深夜には地上波放送される。「ラプラスの因果律」は、天才の因果関係を研究する学者・片桐さんが、自身の研究する不思議な天才を紹介する番組。今回は、建築界の歴史を次々と塗り替え重力と戦い続ける天才建築家・吾妻野太一への密着インタビューから、彼が作り出した奇想天外な建築作品の数々をドキュメンタリータッチで紹介していく。吾妻野さんが生み出す重力理論を元に作り上げる建築作品の原点は、幼少期にあこがれたロケット。ロケットが重力に逆らい無限の宇宙に打ちあがる姿に感銘を受けた彼は、自分のコンプレックスである低い身長を伸ばすため、空飛ぶベッドを作るところから始まった。建築家となった彼は、常に重力と戦いながら不思議な建築作品を作り上げ、そして現在、彼は集大成として一大プロジェクトに取り組んでいる。天才建築家・吾妻野さんの不思議な建築作品の数々から片桐さんが天才の因果関係を紐解いていく…。MCに挑戦してみて片桐さんは、「時間のない中、滑舌の悪い僕がMCという役をやらせていただいて、ご迷惑をおかけしましたが、とても楽しい経験でした」とふり返り、今回の見どころについて「不思議な世界観、作り込んだセット、予算の少ない中面白い番組になったと思います。天才建築家の作品に驚いてもらえるといいな~」と語っている。「ラプラスの因果律」は9月4日(日)18時~FODにて先行配信(全6話)、26時5分~フジテレビにて放送(1話から5話総集編)。(cinemacafe.net)
2016年09月03日映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(公開中)の大ヒット記念イベントが11日、都内で行われ、同作に出演したお笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁とメガホンを取った宮藤官九郎監督が出席した。本作は宮藤監督のオリジナル最新作で、舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属バンド・地獄図のフロントマンで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬智也)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイトに会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描いている。6月25日から全国288のスクリーンで上映され7月10日までで、71万人を動員、興収9億5,069万円を記録している。キラーKの先輩・鬼野役を務めたほか、劇中に登場する"鬼Phone"と"鬼Pad"の制作も担当した片桐は、宮藤監督とおそろいの地獄図Tシャツで登壇。持参した実物の"鬼Phone"などを「石よりは軽く、鬼よりも軽い」と紹介しながら舞台あいさつはスタートした。宮藤監督は、片桐の出演の背景として「"鬼Phone"、"鬼Pad"ありきだった」と語る。衣装を担当したスタイリスト・伊賀大介氏から「打ち合わせの途中で『仁さんに頼んだ方がいいですよ』とアドバイスをいただいて」と振り返り、「これだけ作ってもらうのも悪いなと思って映画に出演いただこうということになったのですが、空いてた役が黄色い鬼と我慢汁だったんです」と暴露。「誰だか分かんない度で言えばいい勝負」と笑みを浮かべながら明かした。片桐は「特殊メイクに3時間かかった」と告白。これに宮藤監督は「メイク部は(片桐の)顔が派手なので、元の顔に造形で勝とうとする」とスタッフらの気合が入った特殊メイクによって奇抜な風貌が出来上がったとも話した。さらに、片桐の出演シーンは「すべてアドリブ」と打ち明け「まったくいらない役ですからね(笑)」と発言すると、片桐自身も「何のために出演したんだって役ですから」と納得した様子を見せ、会場の笑いを誘った。最後に、片桐は「地獄っていう新しいジャンルの映画が誕生しました。輪廻転生をしっかり繰り返していて、こんなにしっかりとした地獄の映画はこれまでなかった」とアピール。加えて、「泣ける映画でもあります。正面から地獄を扱っていて、大好きな映画になりました」と絶賛すると、宮藤監督はこれまで35回も舞台あいさつに登壇していることを自嘲気味に話しつつ「まだまだ僕の舞台あいさつ地獄は続きます。劇場の大きい音で見てもらうのがいい映画なので、ぜひ周りの人に薦めていただければ」と呼びかけ、大きな拍手に包まれる中、ステージを後にした。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年07月12日16日に放送されたTBS系バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(毎週木曜21:57~22:54)で、お笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁は「何をしている人か?」を答える街頭調査を実施。100人中84人が「俳優」と答えた。今回、シュールなコントでブレイクし、今年結成20周年の節目となるラーメンズの片桐がゲスト出演。ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(同局)での好演で話題の片桐は、ゲストの願望・希望・悩みを解決する「夜会掲示板」のコーナーで、「僕って世間の皆さまから一体何者だと思われているのでしょうか? 気になるので調べてください!」と調査を依頼した。番組は、街の人100人に片桐の写真を見せて「この人、何をしている人ですか?」と聞く調査を実施。その結果、84人が「俳優」と答え、芸人だと知っていた人はわずか6人だった。この結果に、片桐は「俳優ですかね…こんなになんですね」とびっくりした表情を見せ、櫻井翔も「8割超えってすごいですね」と驚いた。片桐は、俳優と言われることについて「申し訳ない」と恐縮。「俳優さんの中に入ると芸人のふりをする。お笑いのところに行くと俳優っぽくする」と明かし、「だから、芸人全体から煙たがられているんじゃないか。あいつずるいなって思われているんじゃないか」と心配した。また、「テレビでセカンドブレイクしたいと思っている」という思いも告白。「どんどんテレビに出ていくとういうこと?」と聞かれると、「そうですね。呼んでくださればぜひ楽しんでみたい」と答え、「ラーメンズで出てたのが2002年まで。十何年はほぼ出てない」と話した。さらに、「年とってきて、楽しむことが大事だと思う」と言い、「楽しんでいることを見てもらって楽しんでもらえるっていうバラエティ番組はすばらしい。テレビってすばらしい」と熱く語った。
2016年06月17日現在放送中のドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」で「嵐」の松本潤の相棒役を演じている片桐仁が、櫻井翔と有吉弘行がMCを務めるバラエティ「櫻井・有吉THE夜会」にゲスト出演。松本さんとの共演裏話などをトークする。今回の放送では“片桐さんは一体何者?”ということで、街で100人に「片桐仁は何をしている人?」と質問。するとほとんどが俳優と回答する。そこで世間に意外にもあまり知られていない「ラーメンズ」としての顔をはじめ、奥さん、子どもの家族の話など片桐さんの素顔に迫るほか、趣味の粘土アートも披露。そのクオリティの高さに出演者一同は騒然とする。また「ドラマが終わっても松潤と仲良くしたい」という片桐さんに櫻井さんが、同じ「嵐」だからこそ知る“松潤の秘密”も暴露するという。さらに今夜の放送では中村アン、加藤諒もゲストとして登場。櫻井さん、有吉さんの2人とトークを繰り広げる。朝ドラへの出演からバラエティでの活躍で話題沸騰の個性派俳優・加藤諒は、濃い顔がコンプレックスとハリウッド特殊メイクで憧れの櫻井翔に大変身!?そのメイクで渋谷の街へ繰り出すことに。特殊メイクのプロが4人がかりで3時間かけ変身させた加藤さんは櫻井翔になれるのか?ここで思わぬ事態が巻き起こる…。片桐さんが出演している「99.9-刑事専門弁護士-」は連続ドラマ史上初の刑事専門弁護士をフィーチャーしたドラマ。6月19日(日)に最終回を迎える。「櫻井・有吉THE夜会」はTBS系で6月16日(木)21:57~放送。(笠緒)
2016年06月16日お笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁(42)が、4日に放送されたTBS系情報番組『王様のブランチ』(毎週土曜9:30~14:00)に出演。同局のドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)で共演する嵐・松本潤(32)とのエピソードを明かした。片桐は、芸能人が大好きなご飯を紹介するコーナー「芸能人ごはんクラブ」に登場。その中で松本の話になり、「僕10個上なので、最初はすごい礼儀正しく潤君が来てくれて、『よろしくお願いします』って。いつ頃からか、俺の言ってることだけ『聞こえない!』みたいなのが始まった」と2人の関係性を語った。キャストだけで飲みに行ったこともあるそうで、片桐は仕事で1次会の寿司店に行けず、2次会のバーから参加。その時も、「『明石さん(役の名前)だけおいしいお寿司食べられないね』って回って来て、『あ、うーん』みたいな…」と松本にイジられたという。ところが、「2件目で合流した時に潤君が紙袋を持っていて『はい』って。ちらし寿司作ってもらってて」と、みんなも知らないうちにお店に作ってもらっていたそうで、片桐は「『何このツンデレ!』と思ってキュンキュンきちゃって。そういう時にかわいいって思っちゃう」とうれしそうに話した。また、思い出に松本とやりたいことを聞かれると、「潤君は車が好きなんです。1回、『送ってあげようか?』って言われたんだけど、タクシーで帰れたんで…。あの時に2人でドライブして帰りたかったな」と振り返り、「女か!」と自分にツッコミを入れて笑いを誘った。
2016年06月04日4月17日スタートのTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)の舞台挨拶が14日、都内で行われ、嵐の松本潤とラーメンズの片桐仁のやりとりに爆笑が起こった。本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメント。松本が、99.9%刑が確定してしまった案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求する型破りな若手弁護士・深山大翔を演じ、片桐は、20年間勉強し続けているも弁護士になれていない伝説の男で、深山の業務を補助するパラリーガルとして働く明石達也を演じる。個性的なキャラクターを演じる片桐は「うざかったですか?」と観客に問いかけ、「深山の10歳上なのに部下。兄貴的部下を演じます」と説明。松本が「兄貴だと思ってないと思いますけど」とツッコんで笑いを誘うと、「こっちは思ってますんで」とはね返し、「深山を見守っていく役というつもりでいたんですけど、1人浮足立っていたのでざわっとした」と苦笑した。そして、片桐が「弁護士になれるか…なれる気がしないんですけど」と話すと、松本は「5話でいなくなりますよね?」と再びいじり、片桐は「ちょっと!」と動揺。「そうならないように最後まで生き続けていきたいと思います」と意気込むと、笑いが起こった。片桐はまた、「もっとこうしたらいいんじゃないかっていうアドリブがバンバン採用されていくので正直びっくりしている」と告白。「(第1話を)見てみたら本当に採用されていて、ヤベーやつだなと思いながら見ました」と自身もそのキャラに驚いているそうだ。舞台挨拶には、主演の松本潤をはじめ、榮倉奈々、青木崇高、片桐仁、マギー、渡辺真起子、奥田瑛二、岸部一徳が出席した。
2016年04月14日粘土作家としても知られているお笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁が、17日よりスタートする嵐・松本潤主演のTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)で、そのアーティスティックな一面を発揮することがこのほど、わかった。本作は、松本演じる型破りの弁護士・深山大翔(みやま・ひろと)ら個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメント。タイトルの数字は、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)99.9%に由来しており、無実を証明できる確率が0.1%だとしても、最後の瞬間まで諦めず事実を追い求めていく姿を描いていく。片桐が演じるのは、深山の相棒・明石達也。司法試験に向けて勉強に励んだものの、一発合格した深山に対して、3回落ち続けた明石は、深山から「足りないのは実践っすよ」と軽く言われたことをきっかけに、パラリーガル(弁護士の業務の補助人)として働き始める。20年間、試験の対策を続けつつ弁護士の夢を諦めない不屈の精神を持つ濃いキャラクターだ。お笑いタレントとしてだけでなく、芸術的な側面を持つ片桐。劇中では17年にわたり続けてきた「何かに粘土を盛る」というアート技術を披露する。その一つが、劇中で片桐の持つ奇妙なスマートフォンケース・カレイPhone。これは、片桐自身も普段から使用しており、打ち合わせの際に、現物を見たスタッフらの間で話題となったことがきっかけで、本編にも登場するに至った。さらに、カレイPhoneをはじめ、片桐が創作した不条理アート粘土作品展「ギリ展」の開催も決定。5月13日の埼玉・イオンレイクタウンkazeを皮切りに、2017年まで日本全国のイオンモール10拠点を巡る全国ツアーとなる。シュールな形の粘土雑貨の数々を長い間作り続ける中での気持ちやコンセプトの変化など、アーティストとしての片桐の赤裸々な思いが伝わってくる作品が並ぶ。片桐仁不条理アート粘土作品展「ギリ展」【開催日】(全国ツアースケジュール)5月13日~29日 イオンレイクタウンkaze(埼玉)6月17日~7月3日 イオンモール名古屋茶屋8月5日~21日 イオンモール京都桂川9月22日~10月10日 イオンモール広島祇園10月21日~11月6日 イオンモール高知※以降5会場は決定次第、順次発表【開催時間】平日12:00~20:00(最終受付19:30)土・日・祝日10:00~20:00(最終受付19:30)【入場料】一般500円/学生400円(要学生証提示)/小学生以下は無料(C)TBS
2016年04月12日ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』の日本語吹き替え版に松重豊、八嶋智人、片桐はいりという実力派俳優が集結し、主人公の恐竜・アーロに「恐れの意味」を解くTレックスの一家を好演している。■“小劇場系”俳優3人を結ぶ奇妙な縁恐竜が絶滅を免れた世界を舞台に、臆病で甘えん坊の恐竜・アーロが、怖いもの知らずの人間の少年と出会い、冒険を繰り広げる感動作。松重さんが頼りになる父のブッチ、八嶋さんがその息子で好奇心旺盛な弟のナッシュ、片桐さんがおてんばな姉のラムジーを演じており「絶妙なキャスティングですよ。僕らみんな“小劇場系”だから、『おれたち、恐竜だぞ』って言ってしまえば、恐竜になりきれちゃう(笑)」と松重さん。八嶋さんは「そのうち、生身の俳優が不必要になるんじゃないかって恐怖さえ感じますよ」とディズニー/ピクサー作品に登場するキャラクターたちの“演技力”に脱帽の様子。ちなみに以前、寺山修司没後30年を記念し上演された舞台「レミング~世界の涯まで連れてって~」で松重さんが母親役、八嶋さんが息子役で共演したことがあり、「父であり母である松重さんから、僕が生まれたと言っても過言じゃない(笑)」と奇妙な縁に照れ笑い。一方、片桐さんと松重さんとの間には「誕生日が1日違いの同じ歳」という、これまた奇妙な縁が…。「しかも、私のほうが1日早く生まれているんですよ。それなのに、松重さんがお父さんで、私が娘を演じるなんて」(片桐さん)。意外にも声優初挑戦で「初めての声優が恐竜ですから(笑)。アフレコでは『恐竜の肺活量を意識して』とか、『もっと古代を感じて』とか、なかなかやりがいのある注文をいただきました」と悪戦苦闘の舞台裏を明かす。■大物演出家、先輩俳優、そして『スター・ウォーズ』―忘れられない出会い多くの出会いを通して、アーロが成長を遂げる本作。長年、第一線で活躍する3人にも忘れられない出会いがある。松重さんが挙げるのは、大物演出家の蜷川幸雄氏だ。「僕が演じたブッチどころじゃない、恐竜のように怖い方ですから(笑)。でも、若い頃に叩き込まれた演技の方程式は、僕にとって大きな支えであり自信。いまでも迷ったときは、当時の経験をふり返ります」。それだけにブッチが、アーロに人生の指針を示すシーンは必見だ。一方、八嶋さんは「ズバリ、松重さんです」と即答。「まだ20代だった僕にたくさんアドバイスをくださり、背中を押してもらった結果…、大躍進ですよ!(笑)」(八嶋さん)、「まだバラエティに出る前だよね?当時から、やりたいことがいっぱいある人だって気がしていたから。その後はもう、トントン拍子でね」(松重さん)。ドラマ、舞台、そして『アーロと少年』と共演を重ねるなかで、先輩後輩の関係を超えた友情が築かれている。大の映画ファンで知られる片桐さんは最近、同じく映画好きの親友グループと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を見に行ったのだとか。1983年、『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』(現在の『ジェダイの帰還』)からずっと一緒に鑑賞した仲だといい、「みんな揃って感動しました。私たち、映画がある人生で良かったわって」と映画がつなぐ出会いと友情をかみしめたそうだ。「しかも今回はディズニーですから。これも縁を感じますよ」(片桐さん)。■大人の視点から感じる『アーロと少年』の魅力は?長年、子どもはもちろん、大人もトリコにし続けるディズニー/ピクサー作品。『アーロと少年』も例外ではない。松重さんは「この作品を見ると、いま世の中がどんなことで苦しんでいるか理解できるはず」と語る。アーロと人間の少年が出会うきっかけとなる“事件”を引き合いに、「真の友情にたどり着くには、相手を許すという気持ちが必要。そんな大切なメッセージを、ゆっくりと、優しく包み込むように描いている」とアピールする。そんな“父”の言葉に、八嶋さんと片桐さんも大いにうなずく。「まるで祈りのような作品。僕も未熟ながら、8歳の息子の父親として何をしてあげられるか改めて考えました。映像と物語、その両輪で進むディズニー/ピクサー作品のすごみも感じる」(八嶋さん)、「松重さんが言う通り、許しはこの作品の大きなテーマ。それに私は『もし地球上に人間がいなければ…』と思わず考えてしまいました。見た目の可愛さ以上に深い映画ですね」(片桐さん)(photo / text:Ryo Uchida)
2016年03月07日『アイドルマスター シンデレラガールズ』のWEBラジオ「CINDERELLA PARTY!」の公開録音イベント「CINDERELLA REAL PARTY 03 ~あつまれ! プロデューサー すてきなパレードin らんらんホール~」が2016年2月28日、東京・よみうりランド内らんらんホールで開催され、番組主宰(パーソナリティ)の原紗友里、青木瑠璃子に加え、ゲストの佐藤亜美菜、飯田友子、和氣あず未、山下七海が出演した。「CINDERELLA PARTY!」は『アイドルマスター シンデレラガールズ』の公式ラジオ番組のひとつ。もうひとつのラジオ「デレラジA」が正統派の看板番組だとすれば、より自由で遊び心がある遊撃番組が「CINDERELLA PARTY!」こと「デレパ」だ。「デレパ」の公録は幕間のお笑い映像を作り込んだり、出演者が身体を張ったコーナーにチャレンジしたりすることにも定評がある。今回のゲスト陣は橘ありす役の佐藤亜美菜、速水奏役の飯田友子、片桐早苗役の和氣あず未、大槻唯役の山下七海の4人で、演じるキャラクターが昨年放送されたTVアニメ後半クールで活躍した比較的フレッシュな面々。佐藤、飯田、和氣は11月に開催された「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 – Power of Smile -」の舞台に立っているが、山下七海は今回が正真正銘の『シンデレラガールズ』初イベント、初ステージとなる。会場となった「らんらんホール」は、この日も家族連れでにぎわう遊園地・よみうりランドの敷地内にある。普段はアシカショーにも使われている全天候型ホールで、客席が可動して幅広い使い方ができるのが大きな特徴。冒頭の諸注意の中で、前方の客席の足元の床の下には水深5mのアシカプールがあることが紹介されると客席は驚きの声に包まれた。イベントが始まると、ステージ背後の巨大な扉がフルオープン。屋外の眩しい光が差し込む逆光を背に6人が登場してポーズをキメ、テープバズーカをぶっ放す……という無駄に壮大な仕掛けでイベントはスタート。「後ろの扉使ってみたくてこんなんになりました」(原)。イベントの前半は公開録音コーナーで、もし各キャラのソロソングに2曲目があればどんな曲を歌いたい? 会場にちなんで絶叫マシンは得意? といったトークで盛り上がった。今回の会場ならではだったのは「ジェスチャークイズコーナー」。ステージによみうりランドの新マスコットであるグッドくんとラッキーちゃんが登場し、ジェスチャーを披露。原、和氣、山下の「二十歳」(自称含む)チームと青木、佐藤、飯田の「プリプリロック」チームに別れて、そのジェスチャーの内容を答えていく企画だ。「ファッションショー」などの難しいお題をうまく身体で表現するグッドくんとラッキーちゃんに、勝敗以上に感心しきりの6人だった。ジェスチャークイズの勝敗を持ち越してのアシカ卓球(ヒレをラケットに、アシカらしさを表現しながら卓球)対決なども行われ盛り上がりを見せていた。そして後半戦はもちろんライブコーナー。番組主宰の原・青木コンビは番組から生まれた「でれぱDEないと」と、自分たちで作詞を担当した「デレパレード(仮)」を披露する。「デレパレード(仮)」は、詞の中に顔文字あり、ななめ読みのメッセージありと、番組ソングならではの遊び心がぎっしり。青木は今日は自身が演じる李衣菜の曲を歌わないことに軽く寂しさを見せながらも、「この2曲はここでしか歌えない曲なので!」と語っていた。なおステージでは、「デレパレード(仮)」と、前回の公録の模様を収録したパッケージが春頃に発売されることが明かされていた。そして今回のステージでは、ゲスト4人のソロ曲の時間も。和氣の「can’t stop」冒頭では原と青木が扇子ダンサーとしてパラパラ風のダンスを披露。佐藤の「in fact」は、大会場で行われた舞踏会とはまた違う距離感で客席の心を引き込んでいた。ライブパートひとつめのサプライズは、山下が「Snow Wings」、飯田が「Tulip」と、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のオリジナル曲2曲が歌われたこと。『デレステ』楽曲のライブ披露は今のところ非常にレアで、しかもソロバージョンとなれば貴重も貴重。甘やかな声のままハイトーンで伸ばす山下の歌声や、奏が乗り移ったような飯田の妖艶な仕草を目にすることができた。もうひとつのサプライズは、TVアニメシリーズのラストを締めくくる楽曲「M@GIC☆」のライブ披露だ。締めに歌った作品全体のテーマソング「お願い!シンデレラ」の披露は予想していた人も多いだろうが、この曲には誰もが驚いたはず。特に山下は「シンデレラの舞踏会」に参加していないため、「M@GIC☆」も「お願い!シンデレラ」もステージで歌うのは初めて。しっかりと振付を覚えてキレのある動きを見せていたのは流石の一言だった。ステージを終えた山下は「暖かい『デレパ』が初めてのイベントで良かったです!」と笑顔で語っていた。ほかのゲスト陣も、会場の暖かい空気で緊張が少し解けたことへの感謝を語っていた。ラストは前述の通りテーマソング「お願い!シンデレラ」を全員で歌い、イベント終了となった。
2016年02月29日女優の片桐はいり(53)が3日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』(3月12日公開)の来日記者会見に登壇し、自身の芸名はアニメ『アルプスの少女ハイジ』に由来するとピーター・ソーン監督に説明。八嶋智人らから「えー!」と驚きの声が上がった。『アーロと少年』は、恐竜たちが絶滅せずに進化を続け、文明と言葉を持つようになった地球を舞台に、弱虫の恐竜アーロと怖いもの知らずの少年スポットの友情と冒険を描いた物語。会見には、ピーター・ソーン監督、デニス・リームプロデューサー、日本語吹き替え版キャストの安田成美、松重豊、八嶋智人、片桐はいり、石川樹が出席した。アーロが冒険の途中に出会うTレックス一家のおてんばな姉・ラムジー役を演じた片桐は、「子供の頃に初めて家族そろって見たのがディズニーの『101匹わんちゃん』、家族そろって最後に見たのが『スター・ウォーズ』の1作目」と、ディズニーとの関わりを告白。「私が子供の頃にディズニーの映画にびっくりして映画が好きだってなったのと同じように、こういう映画を子供さんに見ていただいて、映画館にどんどん来てほしい」と願った。また、「私の名前"はいり"は『アルプスの少女ハイジ』からとったんです」と監督にアピールし、八嶋に「えー!!」と驚かれると、「私がハイジって言うつもりではなくて、ハイジが好きだったので…。子供の頃に見ててすごい好きだったので、みんなが"はいり"って呼んでくれてあだ名で40年間名乗っている」と説明。監督に「"アルプスのはいり"だね」と言われると、「うれしいです」と喜んだ。片桐はその上で、「この作品を見た時にすごくアルプスを思い出した。監督の中にそういうことはあるんですか?」と監督に質問。「地形の造形はアメリカの北西部の山々を参考にして作っているが、山の頂がとがっているように変えたり、雪が積もっているような感じは、アルプスという印象もある」などとアルプスとのつながりが語られると感激していた。(C) 2016 DISNEY/PIXER.
2016年02月04日「東京映画館 映画とコーヒーのある1日」発行記念イベントが8月23日(日)、東京・キネカ大森で行われ、女優・片桐はいりによるもぎり&トークショーが開催された。「学生時代に7年間、銀座文化劇場(現:シネスイッチ銀座1・2)でもぎりのアルバイトをしていた」という片桐さんは、この日も慣れた手付きで素早くもぎりながら、来場者と笑顔で会話を楽しんでいた。大森で生まれ育った片桐さんと同映画館とは、30年もの付き合い。映画が好きで同映画館によく通っているうちに、「そんなに来るなら、何か一緒にイベントしませんか?」と5年ほど前に誘われ、好きなときに清掃を行ったり、劇場の入り口でチケットの半片をもぎ取る「もぎり嬢」の権利を手に入れたそうだ。「片桐はいり」と書かれたネームカードも常時用意されているほど、度々もぎり行っているため、常連さんは驚きもしなくなったという。キネカ大森だけでなく、地方でももぎりをしている片桐さんは、「もぎりに行くって言うと、上映もしてくれるんです。映画館に営業を取りにいく俳優というのは日本で私だけではないかな。自分の映画を自分でもぎっている人も、世界初だったと思うんです。でも最近は、俳優さんがもぎりをするイベントが増えているみたいですね。特許をとっておけばよかった」と悔しそうな表情を大げさにして見せた。「映画を創るってすごい作業で、撮影や編集、宣伝を一生懸命して、やっと公開になって、それをお出しするのが、もぎりの仕事だと思うんです。そんなに大切に作られたものも、最後のお客様への出し方ひとつで映画の印象も変わると思うんです。もぎりは、映画にとって大事な仕事だぞ、と思っています」と、もぎりの魅力を強い眼差しで話した。映画館の空間が大好きで、国内外問わず「美味しいお店を知りませんか?という質問の次に、映画館について聞くんです」という片桐さんは、インドやハワイ、スイスでも映画館に足を運んだそうだ。「言語の分からない映画でも、鳥肌が立つぐらい感動した」と、映画館の魅力を各国でのエピソードを交えながら語った。もちろん、最新の体験型映画上映システムもしっかりチェックを行っており、3Dや4DXも体験済み。「3Dや4DXもとても楽しかったのですが、かつて飛び出さなくても、飛び出すかのように感じていたあの時代を思い起こして、改めて人間の想像力ってすごいなって思いましたね。ジョーンズが生きていないと聞いたときのショックといったらなかったですからね」と、まだCGに馴染みのなかった当時を懐かしんだ。イベント終了後には、きっちりとお見送りを行い、清掃を行った。7月31日より販売中の「東京映画館 映画とコーヒーのある1日」では、片桐さんもキネカ大森ほか、珈琲店やインド料理店を紹介している。(text:cinemacafe.net)
2015年08月23日向井理と片桐はいりが10月30日(木)、映画『小野寺の弟・小野寺の姉』のヒット御礼舞台挨拶に西田征史監督と共に登壇。続編のアイディアを出し合い会場を沸かせた。本作は西田監督自ら執筆した小説が原作。向井さんと片桐さん主演でまず、原作とは別エピソードで舞台化され、続いて今回の映画化となった。映画では、親を亡くして以来、姉弟で生きてきた小野寺家のより子と進の日常、恋をコミカルに描き出す。本作は「ぴあ映画初日満足度ランキング」で1位を獲得したが、向井さん、片桐さんの周辺でも反響は大きいよう。向井さんは「いまやってるドラマのスタッフや共演者が見てくれて、『明日から頑張ろうって思えた』と言ってくれました。同業者に認めてもらえるのは嬉しい」と語る。片桐さんは、街で「中国人の団体の方に囲まれました」と告白。海を超えてこの映画が愛され反響を呼んでいるのかと胸を躍らせたそうだが「『ダメよ、ダメダメの人だ』と言われてちょっとガッカリしました…(苦笑)」と「日本エレキテル連合」と間違えられたことを明かし、会場は爆笑に包まれた。公開前のプロモーションなどでも、片桐さんと向井さんが映画を離れても姉弟のような空気をまとっていることがたびたび指摘されてきたが、この日のトークもまさにそんな空気。片桐さんが「5年くらい前からこのお話が来ていたので、そこからの流れですね。役作りのために無理やり仲良くしたり…」とやさぐれた口調で言えば、向井さんは「そういうこともありましたね」と否定せず。「今日で最後と思うと切ないです」とこれで会うのも最後と勝手に断定し、西田監督を慌てさせる。西田監督は2人の“姉弟”エピソードとして、一軒家での撮影中「控室に呼びに行ったら2人とも床で寝てました(笑)。言っても男女であり主演の2人が…(苦笑)。『姉弟だな』と思いましたね」としみじみと語る。片桐さんは「これだけ一緒にいて、何のウワサにもならないしTwitterとかで『羨ましい』とか『片桐、許せない』みたいなつぶやきも一切なくて…」と向井さんとの“熱愛報道”やファンの嫉妬の声が聞こえてこないことに不満げに首を傾げていた。映画の好調ぶりに加え、姉弟の日常を描くという物語の特性もあって「西田さんが書いてくれればいくらでも」(向井さん)、「『寅さん(=『男はつらいよ』)」みたいに」(片桐さん)とシリーズ化に2人とも乗り気のよう。西田監督は「ロードムービーがやりたい。2人が温泉旅行が当たって地方に行かなくちゃいけなくなって、いろんな人に出会って」と構想を明かすが、片桐さんは「信長の時代に行くとか?」と向井さんが出演し、西田監督が脚本を担当するドラマ「信長協奏曲」の二番煎じを提案。向井さんは「オレ、信長の時代とか詳しくないけど」ととぼけた口調で語り会場は笑いに包まれた。向井さんは「今日のはいりさんを見てたら『キック・アス』とかぶっ飛んだのがいいなと思いました」と片桐さんの緑色のキック・アス風(?)衣裳をネタにし、会場は再び笑いが沸き起こった。向井さんは「本当に『2』はあるかも」と改めて続編への意欲を表明し、客席は期待を込めた温かい拍手に包まれた。『小野寺の弟・小野寺の姉』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:小野寺の弟・小野寺の姉 2014年10月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会
2014年10月31日俳優の向井理と女優の片桐はいりが30日、都内で行われた映画『小野寺の弟・小野寺の姉』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。『小野寺の弟・小野寺の姉』は、両親を亡くしてから、一軒家で暮らす不器用な姉弟の恋を描く、温かい人間ドラマ。向井、片桐の他、山本美月、及川光博、ムロツヨシ、寿美菜子、麻生久美子、大森南朋ら豪華キャストが出演。実写映画『怪物くん』(2011年)や、アニメ「TIGER&BUNNY」などの脚本を手掛けた西田征史監督がメガホンをとった。ぴあの出口調査で満足度ナンバー1になったことについて向井は「すごくうれしいです。満足度ってバロメーターなので」と大喜び。姉弟役ということで、似ている部分を尋ねられると、片桐は「体温が同じでした。体温というか、作品に対するモチベーションの温度が、同じでした。それは奇跡的なこと」と言うと、向井もうなずき「気負いがなかった。だらけているわけじゃないけど、西田さんがメガホンをとっていたからだと思います。一軒家で撮影していて、昭和のノスタルジーみたいな感じ。今回は脱力系のお芝居が必要とされていたので、そこの調節が似ていたかなと思います」と、撮影を振り返った。続いて、向井と片桐の仲良しぶりがわかるエピソードを、西田監督が披露。「一軒家に控室があり、呼びに行ったら、ふたりが横で寝てるんです。男と女じゃないですか!主演女優と、主演男優でしょ!?2人が無防備に寝てるのを見て、姉弟みたいだなと思いました」と感心。2人は覚えてないようだったが、片桐は「でも、これだけいっしょにいて、何の噂もなかった(苦笑)。悔しいな」と恨み節を口にし、会場は爆笑の渦に。3人とも続編についても前向きで、向井が「何でもできると思うんです。西田さん次第で」と言うと、片桐も「寅さん映画みたいに46作!」と西田監督にラブコールし、会場からも拍手が上がる。また、クロストークの後、向井たちから、感謝の気持ちを込めて、スペシャル映画グッズが当たる抽選も行われ、大盛況のまま、幕を閉じた。
2014年10月31日向井理と片桐はいりが“姉弟”役で映画初共演を果たした『小野寺の弟・小野寺の姉』が10月25日(土)、東京・新宿ピカデリーで公開初日を迎え、向井さんと片桐さんを始め、共演の山本美月、ムロツヨシ、及川光博、西田征史監督が舞台挨拶に登壇した。過去の失恋の痛手からいまだ抜け出せない弟・進(向井さん)と、世話好きだけど自分の恋愛には奥手な姉・より子(片桐さん)。見た目は似ていないけれどどこか似ている“不器用”な姉弟が繰り広げる恋愛模様を描く。キャスト一同は、劇中同様のコミカルなかけ合いで終始会場を笑いの渦に。ニコール・キッドマン主演の「『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』に対抗した」という真っ赤なドレスで登場した片桐さんは、息ぴったりの弟・向井さんと「特に打ち合わせはしていないけれど、きょどった時の表情とか似ている部分も多かった」と自然体。向井さんも、「はいりさんが出ているだけで面白い」と太鼓判を押した。いまだ“王子様”のイメージも強い及川さんだが、「昨日が誕生日で45歳になった。美月ちゃんのお父様とあまり変わらない年だとさっき知って軽く落ち込んでいる…」とポロリ。意外にも本作が映画初ヒロインの山本さんは、「普段モデルの仕事をしているせいか、ショーパンでキャミとか手足の出る衣装が多いけれど、今回は露出が少ない。衣装合わせをした時に、“女優”としての山本美月を選んでもらえたと思って嬉しかった」と新境地を開拓している。そして、間近に迫ったハロウィンにちなみ、一同は特製パンプキンケーキで大ヒットを祈願。「怪物くん」「妖怪人間ベム」、アニメ「TIGER & BUNNY」などの脚本を手がけてきたヒットメイカーの西田監督は、「理想とするキャスト・スタッフとこの日を迎えられて幸せ」と念願のオリジナル脚本の映画化に喜びを噛みしめていた。最後に向井さんは、「西田監督との7年前の出会いに始まり、縁ってあるもんだなと感慨深い。及川さんも『のだめカンタービレ』から一緒だし、山本さんとは学校が一緒だし、ムロくんとは……2回飲んだだけだけど」と冗談を交えながら、「はいりさんはすごい人。あらゆる面でアスリートみたいな人で、ずっと走り続けてる。これからも背中をずっと追いかけていきたい」と“姉”に敬意を表し、片桐さんも「走り続けます」と頼もしい表情を見せた。『小野寺の弟・小野寺の姉』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:小野寺の弟・小野寺の姉 2014年10月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会
2014年10月25日片桐はいりと向井理が姉弟役で共演する舞台、『小野寺の弟・小野寺の姉』が7月に開幕。そこで小野寺の姉・より子役の片桐はいりと、小野寺の弟・進役の向井理にそれぞれ話を訊いた。舞台『小野寺の弟・小野寺の姉』チケット情報すでに『ママさんバレーでつかまえて』『ハングリー!』でも共演を果たしている片桐と向井。向井は片桐について、「本当にすごい人」と切り出し、「僕が心から尊敬していることを、はいりさんは全然感じていないと思いますけど(笑)。そんなはいりさんと、特に舞台でご一緒出来るのは本当に楽しみですし、同じくらい怖くもあります」と明かす。それについて片桐は、「向井さんは私と真逆の人。不器用な私と違って、何でもサラリとこなせてしまう。自分とは全然違うタイプだからそう思うのではないでしょうか…」と、遠慮がちに語る。今回作・演出を手がけるのは、『ママさん~』でもそのふた役を担った西田征史。実は片桐にとって西田作品は、「最大公約数をつかむような、かなり難易度の高いもの」らしい。「私が考えつかないような角度から、西田さんの笑いは生まれていく。どちらかと言うと私は、ピンポイントを狙うような芝居に慣れているので、そこはもうちょっと間口を広げていかないと難しいかなと思います」と、現段階での課題を挙げる。さらにあまりやったことのない、物語の主軸を担う人物だけに、「そういう“わきまえのある主役”というのを(笑)、向井さんに教えてもらいたいです」と続ける。その向井にとって西田は「兄貴みたいな存在」であり、「ちゃんと笑えて、意外に泣ける。すごく緻密で愛のある作品を作られる方。そんな西田さんが長年温めていた作品に参加できるのは、すごく嬉しい」と目を輝かせる。また舞台では初のコメディということで、「そこは今まで全部はいりさんに持っていかれたところなので、今回はぜひ僕も取りにいきたい」と意欲を見せる。向井が演じる進は、姉に翻弄されながらも能天気で自由な、ちょっと内気な男性。自らのことを「あまり快活ではない」と語る向井だけに、「あまり違和感なくできるのでは」と笑う。片桐演じるより子は、本人いわく「思いの分量が多過ぎる人」。また足し算ではなく引き算していく役だと考えており、「今回はちょっと薄味にチャレンジしてみようかなと。『私の出汁、どれくらい出てますか?』ってことをはかられる場所になると思います」と話し、ベテラン女優のさらなる飛躍を予感させた。公演は7月12日(金)から8月11日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、8月22日(木)から28日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。東京公演のチケットは発売中。大阪公演は5月18日(土)午前10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは大阪公演のインターネット先行抽選を5月1日(水)午前11時より受付。取材・文:野上瑠美子
2013年04月26日「ラーメンズのメガネの方」として知られる片桐仁さん(38)の定番メガネといえば、四角くて太い黒ブチで下がメタルというもの。しかし、メガネは演じる役によって使い分けているそうです。「僕がメガネを選ぶ基準は、舞台やコントで使えるかどうかというところにあります。このメガネはこういったキャラクターに合っているな、ということで使い分けています。文学者っぽいとか、IT関係っぽい役とか。現在PCのセキュリティソフト・NORTONのCMに出ていますが、あのメガネ(上が黒ブチで下がメタル。縁の端にワンポイント付き)は小説家志望の役なので江戸川乱歩モデルのメガネをかけているんです。ちょっと前にかけていた丸形の銀ブチメガネは、文化人っぽく見られるようにとかけていたんです。まぁ、国産の掛け心地がいいメガネが最低条件ですけどね~」(片桐さん)メガネにはおおいなる関心を持つ片桐さんに新しいメガネをかけてもらいたい!ということで、メガネブランド・JINSが開発したメガネを試着したメガネをかけた自分と「あっちむいてホイ」ゲームができるiPhoneアプリ「メガネ向いてHoi!」を、片桐さんにシミュレートしてもらいました。いったんメガネをはずしてもらい、一枚裸眼写真を撮ります。ちなみに着ているTシャツは片桐さんの粘土作品を収録した『ジンディー・ジョーンズ感涙の秘宝』の個展で販売したものです。そこから、メガネ向いてHoi!に写真をアップロード。その後、片桐さんの顔の形に合わせ、オススメメガネが登場しました。まずはいったん普段の片桐さんのメガネに似たものを装着させます。で、このメガネ(TM-11A-009)をかけて「メガネ向いてHoi!!」をやってみます。iPhoneの中のメガネをかけた片桐さんが上下左右を向きますが、これは、4方向に傾いたメガネ顔がどうなるかを見るためのシミュレーションが目的です。それと、勝負に勝った場合は笑い、負けた場合は悲しそうな顔をしますが、これもさまざまな表情の顔を見るためで、最新モーションポートレート技術による3D立体化によって実現されました。片桐さん、アプリでのメガネ試着いかがですか?「メガネをファッションアイウェア的な考えで、つけたい人にとっては、こういうのは楽しいと思いますね。アプリなので、友達同士でシェアすればいいんじゃないかな。でも、せっかくこんなアプリ作ったんだったら、もっと見たこともないようなメガネを増やしてよ!!!その方が楽しいじゃん!!」(片桐さん)と要望をつけました。アプリを開発したJINSによると「今後、ガンガン増やしますので、お待ちください…」とのことです。下の写真は、粘土作家でもある片桐さんがiPhoneケースとして作った「サイフォン」&「カエルちゃん2011」です。現在発売中の『ジンディー・ジョーンズ感涙の秘宝粘土道2』(講談社)にも掲載されています。片桐仁●かたぎり・じん。1973年埼玉県生まれ。ラーメンズのメガネでもじゃもじゃの方。毎週土曜深夜1:00~3:00、TBSラジオ「JUNKサタデーエレ片のコント太郎」、月曜~金曜7:00~7:15、Eテレ「シャキーン!」レギュラー。現在エレキコミックと一緒に「エレ片コントライブコントの人6」公演中。名古屋公演が3/2719:00~名鉄ホール、大阪公演が3/2919:00~サンケイボールブリーゼにて。チケットまだあるようです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日