いよいよ発達相談。悩める母の救いの手となるか!?保健師さんによる発達相談……相談したいことだらけ、分からないことだらけで毎日闇の中を手探りで進んでいた私たち親子にとって、唯一の救いの手のように思えました。この子の未来を、私たちの毎日を明るく照らせるような方法を、道を教えてほしい……。わらにもすがる思い、だったんです。その時は。Upload By よいこ「この子は普通の幼稚園で大丈夫なんでしょうか?」「家でできる療育はありますか?」 相談室に通されるなり矢継ぎ早に質問した私にも問題はあったのかもしれないし、今思えば無責任に答えられない側面はあったのでしょう。Upload By よいこけれど、対応してくれた保健師さんは戸惑いながら「それはちょっと分かりませんね」「あまり分かりませんね……」を繰り返すばかり……。のれんに腕押し感というか、発達相談に来た意味とは?と思わざるを得ませんでした。発達相談に来た意味はあったの?とりあえず児童精神科の予約を取ったけれど……思うような答えを得られないまま、発達相談の時間は終わりに近づいていました。保健師さんのすすめで、とりあえずその場で児童精神科の予約を取りました。半年後の……。いや、そこまで何もできず手をこまねいているのか!?こんなに不安を煽っておいて放置とかちょっと……。と軽い苛立ちと焦りを抱えつつ、結局ほとんど何も相談できずに発達相談を終えたわけです。この時の心境は……割と絶望寄り。あら、もしかして誰に聞いてもこの解像度?私の不安や苦しみってすくい上げてもらうことはできないの?言葉を尽くして説明しても伝わらない?響かない?……発達相談への期待が大きかった分、失望も大きかったんですよね。Upload By よいこ大きな失望の中、かかってきた一本の電話。そんなこんなで一週間ほどモヤモヤした気持ちのまま過ごしていたところ、一本の電話が鳴りました。それは前回とは異なる保健師さんからの電話でした。曰く、「あーくんの様子をお聞かせいただきたいので、一度お宅に伺ってもよろしいですか?」そう、保健師さんによるお宅訪問の予定伺いだったのです。「そんなのあるんだー」と承諾はしたものの、私の本当の気持ちは、めんどくさい、嫌だなあ……でした。そもそも前回の発達相談で、保健師さんに対して期待を裏切られたと感じていたので、何か解決策が得られるとも思えず、片付けるのも手間だし……と後ろ向きになっていたからです。でもまあ仕方ない。来るものは来るのだから。と半ばヤケクソ気味で迎えた保健師訪問。まさかこの時はこれが救いの一手になるとは1ミリも想像していなかったのでした……!Upload By よいこ執筆/よいこ(監修:室伏先生より)よいこさん、発達相談にまつわるエピソードを共有いただき、ありがとうございます。親御さんとしては、発達の今後の見通しや通園に関すること、療育に通う必要があるのか、どんな療育が合うのか、ご自宅でお子さんに対してしてあげられることは何か、とっても知りたいですよね。よいこさんがされていたご質問は、発達外来でもよくご質問いただく内容です。そこで、分からないですね、お答えできません、ひとまず様子をみましょう、という返答ばかりでは不安になってしまいますよね。確かに、これらのご質問のお答えはお子さんによって異なりますので、発達外来の医師であってもお会いさせていただいたばかりでこれらの質問にお答えさせていただくことは難しいかもしれません。でも、その疑問の答えをどこで聞けるのか、今何かできることがないのか、そして今後のおおまかな方針だけでも聞くことができたら、安心できたかもしれませんよね。発達外来では、まずは親御さんのご質問内容をお伺いした上で、お子さんの評価を行い、それからご質問にお答えをさせていただくようにしています。とはいえ、この評価にはそれなりに時間がかかります。親御さんから困りごとや生活のご様子、これまでの発達のご様子をお伺いして、実際にお子さんのお話している様子や遊んでいる様子を観察し、診断、見立てをしていく必要があるからです。ですので、受診していただいた当日にはクリアな回答をお出しできずに、複数回の診察を重ねて少しずつお答えさせていただくことも多いです。保健師さんの訪問がどのようによいこさんを救ってくださったのか、よいこさんがまた別の機会に書いてくださるのを楽しみにしていますね。前の記事はこちら
2024年03月26日今回のお仕事ハックは「指導中の後輩との上手な関わり方が知りたい」とのお悩みについて、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。指導中の後輩との上手な関わり方が知りたい私は後輩のミスを発見するとついキツく注意してしまったり、お願いの仕方に無礼があると冷たくしてしまったりしてしまいます。そんな態度をとってしまう自分に悲しくなります。もっと大きな心を持たなければと……。反省した後に冷たくしてしまった相手に対して急に優しくするのも気持ち悪いと思われるのでは……と不安で、うまくコミュニケーションが取れなくなってしまいます。指導しなければいけない後輩との付き合い方にコツがあれば知りたいです。(営業職/30代)指導って、褒めるだけじゃ済まないので難しいですよね。ミスや問題点は指摘して改善させる必要がある。だからといって、攻撃したいわけでも落ち込ませたいわけでもない。……きっと多くの人がそう考えているはず。あなたの中にもそういう気持ちがあるから、キツく注意した後などに反省しているわけですよね。立派です。ただ、あなたの態度や行動の全てが悪いわけではない、と私は思います。前述したように、ミスを指摘するのは先輩として必要なこと。お願いの仕方に無礼がある場合に違和感を抱くことも先輩として正しいです。そこをスルーしてしまったら、後輩は自分の間違いに気づく機会を得られず、“社会人として難あり”と周りから思われかねません。じゃあ今後、後輩を指導する上で何を心がけるべきかというと。ズバリ、冷静さを保つことだと思います。あなたは、「冷たくした後に優しくするのも気持ち悪いと思われるのでは」と考えてしまうくらい、繊細で気を遣う人。でも一方ですぐイラッとしてしまうところがあるので、後輩に対する言動に整合性が取れず、ジレンマに陥っている。たぶんあなたがこんな風に悩んでいることに後輩は気づいていないはず。なぜなら、反省している姿を後輩には見せていないから。でも、それはそれでいいと思うんです。後から謝ると、後輩は「えっ、あのミスそこまで気にしなくていいってこと?」と混乱してしまう恐れがあります。また、一貫した態度を貫けない人として、あなたを軽んじる可能性もあります。コロコロ考えを変える人は先輩として頼りなく見えるからです。もちろん暴言を吐いたり怒鳴ったりしたのであれば謝った方がいいですし、状況にもよります。が、何より今後すべきことは、退社時に「お疲れ様!」と自分から声をかけるなど、指導している時以外はいつも通り明るく接すること。「あなたが嫌いなわけではないよ」と分かってもらうために。加えて、指導中にイラッとしそうになっても、それを態度に出さないよう努めること。例えば、指導の前に心を落ち着かせるルーティンを作る。水を飲む、トイレに行く、お気に入りの匂いをかぐなど、何でもいいので。こういうの、意外にばかにできないものです。あと、睡眠時間をちゃんと取る、休日は仕事を忘れてリフレッシュする、なども実は大事。人は疲れていたり時間に追われたりストレスをためこんだりすると余裕がなくなり、人に対して寛大になれなくなるので。過去の自分を振り返ってみても、そうだったなぁと(ちなみに、お互いに仕事が忙しすぎる夫婦が離婚する一因はこれだと思います)。あとは、ミスを注意する時は、褒めることも忘れずに。「こっちはできてるよ!」「こういうのは得意そうだね」といった具合に。注意だけされた場合と、注意されたけど褒められもした場合とでは、相手の心に残るものが全く違います。今後どんどん成長してもらうためにも自信を持ってもらうことは本当に大事なので、ちょっと大げさなくらいに褒めてあげるといいですね。きっといい先輩になれますよ!Point.・「嫌っているわけじゃないよ」と知ってもらうべく、指導時間外に明るく声をかけよ・すぐにイラっとしないよう、指導前に心を落ち着かせるルーティンを作ってみよう・睡眠不足やストレスは寛大さを保つ上で大敵なので、よく寝る&リフレッシュも大切・ミスを指摘する時は、同時に良い部分を褒めてあげることも忘れずに!(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)
2024年02月27日息子を3才児健診に連れて行ったときのことです。最後の積み木で、息子は疲れたのか、駄々をこねていたところ、保健師さんにびっくりするようなことを言われました。3才児健診、最後の項目で疲れてしまった息子に…子どもの3才児健診での体験です。コロナの影響で、私の自治体では3才児健診が遅れていて、わが家の場合は、息子が3歳4カ月を過ぎたころに実施されることになりました。 順調に健診が進み、最後に積み木を保健師さんに言われた通りに並べることになったのですが、疲れてしまったのか、やりたくない帰りたいと駄々をこねてしまった息子。その上、保健師さんの前で、死んだふり(目をつぶってダランと全身の力を抜いて動かなくなる)をしてしまい、困らせてしまったのです。 実は息子は言葉が遅かったため、2才を過ぎたころ病院を受診し、発達状況に問題がないことは理解していた私。しかし「健診でこの様子だと、再検査など何か指摘されるのでは…」と思っていたとき、保健師さんが「あなたの子は、プライドが高くてわがまま気質だね」と言ったのです! 確かに検査が進まず、保健師さんたちを困らせてしまっているのは重々承知していましたが、そんな言い方しなくても…と私はとてもショックでした。 後日、保育関係の仕事をしていた実母にこのときの出来事を伝えたところ、「多分、保健師さんが言いたかったのは、自己主張がちょっと強いということ。言葉のチョイスを間違えたんだね」と教えてくれました。その母の言葉には、私もなるほどと納得。しかし、言葉のチョイスを間違うと、思わぬ形で人を傷つけることにもなりかねません。今回の体験で、私自身も今後よく注意しようと思いました。 作画/加藤みちか著者:みかしょう
2024年02月25日息子が2歳だったころ、まだおしゃべりがあまりじょうずではなく、成長度合いが少し気になっていました。市の健診でそのことを保健師さんに相談すると、予想もしていなかった言葉に、私は驚きショックを受けてしまったのです……。 姉に比べて発語がゆっくりな息子2人目の子どもである息子が2歳のころ、あまりおしゃべりをしないな……と気になっていました。4歳の娘が2歳だったころは複数の言葉を繋げて会話することができていたので、比べてしまうと少しゆっくりかなとは感じていたのです。 ただ、こちらから聞いた質問へ返答したり意思の疎通はできていたので「これが息子のペースなんだ」と、あまり深く気にしてはいませんでした。しかし同年齢の子でたくさん発語が出ている子も多かったので、2歳半健診のタイミングで保健師さんへ相談してみることに。 保健師さんの驚きの言葉2歳半健診で保健師さんに相談をお願いした私は、何か発語が増えるきっかけがもらえたらうれしいな、と思っていました。「上の子よりは話し出す月齢が遅いが、強く気にしているわけではないので、何か自宅でできるトレーニングや遊びはあるか?」と保健師さんへ質問したところ……。 私たちの普段の様子も聞かずに「母であるあなたが話しかけないことが良くない。常に話しかけて遊んであげなくてはダメ! このままではこの子はずっと喋らないよ」と言われてしまったのです。 突然強く言われた私は驚いてしまい、必死に普段の様子を伝えましたが、保健師さんからは療育へ行くようにすすめられました。突然の展開に警戒してしまった私はその場では決めず、療育へ行く場合にはこちらから連絡しますと伝えて退室しました。 その後予定が合わず療育へ通うことはありませんでしたが、そんな母の気持ちを知ってか知らずか、息子はどんどん発語が増え、小学生になった今では毎日騒がしいほどです。しっかりと対応できなかった私も良くなかったですが、相手へ気持ちを伝えることは簡単なことではないなと感じた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ著者:高山ななみ
2024年02月19日マルチモビリティメーカー株式会社Acalieは、新型電動モビリティの特定小型原動機付自転車(以下 特定小型原付)「RICHBIT CITY(リッチビット シティ)」を2024年2月6日に新規リリースしました。小売希望は139,800円(税込)を予定しています。2年保証プラン付きで150,000円(税込)もリリース予定です。2月19日より国内大手応援購入サービスサイトMakuakeにて先行発売する予定です。日本最小、最軽量の自転車タイプの特定小型原付■乗り物本質の安全性と利便性のバランスを重視。RICHBIT CITYは、自転車のように座ってペダルを漕がなくても、フル電動で走行できる、いわゆる“漕がずに進む”フル電動の自転車形の特定小型原付(自転車とバイクのハイブリッド)になります。誰もが自転車のように座って走行しながら、バイクのように手軽に遠くへ移動ができる世界を実現、着座式で重心が低く、座席に体重を預けられる安定感があり、自転車と同じ操作感で初めての乗車でも安心して走行が可能。ハンドル右手のスロットルを回すだけの直感的な操作で簡単に運転することができ、自転車のようにペダルを漕ぐ必要がないため、長距離の移動も疲れを感じにくい他、自転車に近い走行感で、段差がある場面でも姿勢を崩すことなく安定した姿勢で走行が可能です。車体の前後には、特定小型原付として必要な灯火類やナンバープレートが備えられています。特定小型原付の条件である緑色の「最高速度表示灯」をハンドルバーエンドに装備。20km/hモードでは常時点灯、6km/hモードでは点滅。モード切り替えは停車状態でのみ可能という仕様です。■「RICHBIT CITY(リッチビット シティ)」の主な特長(1)乗り物本質の安全性と利便性のバランス重視「E-Bike+E-Kickboard=RICHBI CITY」電動自転車の安全性と電動バイクやキックボードの利便性を兼ね備えた近未来の移動手段として、RICH BIT CITYは誕生しました。RICHBIT CITYは「慣れ親しんだ自転車のような形で、電動バイクや電動キックボードと同じ利便性を持った乗り物」になります。(2)思いを込めた人間工学的外観デザイン:FRAME-IN BATTERY設計とU字型デザインFRAME-IN BATTERY設計により、今までないスタイリッシュな外観を実現、電動に見えない格好良さになります。U字型デザインはペダルを車体に直接に嵌めるではなく、U字型クランクを車体に取付た上、ペダルを装着する構造にしています。それにより、乗る方のお体、腰、脚の位置を最適にすることができました。乗る快適さは伝わります。(3)特定小型原付の保安基準をクリアした構造設計基本操作としては右手側のハンドルにあるスロットルをひねると前進し、ブレーキレバーは左手が後輪、右手が前輪。左手側にはバイクと似た操作のウインカースイッチがあります。最高速度表示灯がウインカーを兼ねており、前照灯はバイクと同様に常時点灯のためON/OFFの操作はなし。(4)日本最小、最軽量14*2.1インチタイヤを採用し、コンパクトさを実現、さらに2段階の折りたたみができる構造設計で日本最小の特定小型原付になります(2月6日現在)。折り畳んだサイズとしては、A4紙3~4枚程度になります。ラストワインマイルのご利用や家中の収納に最適。重量はわずか16kg、持ち運びは簡単。(5)パワーも驚異的に強い、坂道も楽に登れる独自の技術で実現したモーターパフォーマンス。勾配22%の坂も軽くのぼれます。実験データーから示すように、500Wモーターを搭載した電動キックボードの登坂能力を大幅に超えて、600Wモーターに相当した登坂能力を有します。(6)バッテリーの大容量化により長い航続可能距離10.2Ahの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載、航続可能距離は30~40kmを実現しました。(7)業界最多となるカラーバリエーションCITY BLACK(シティブラック)、SNOW WHITE(スノーホワイト)、GOLDEN OLIVE(ゴールデンオリーブ)、RANGERG REEN(レンジャー グリーン)、SAKURA PINK(さくらピンク)総5色を用意して、老若男女問わずさまざまな方にご利用いただきやすくなっています。※仕様は出典元のプレスリリースをご確認ください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月13日次女の1歳児健診でのこと。保健師さんから言われた言葉にショックを受けた出来事です。そんな言い方しなくても…保健師さんが「ちゃんと3食、食べさせていますか?栄養が足りないかもね」と言ってきました。次女は平均より体重は少なくやせ型でしたが、栄養失調のような言われ方に衝撃を受けました。さらには挙句の果てに、「ひとりで子ども3人を満足に育てられないなら、両親を頼りなさい」、と生活面についても指摘されて驚きました。 食が細くてもバランスよく食べさせようと試行錯誤し、無事に子どもたちも大きくなりました。 作画/いずのすずみ著者:いといつみ
2024年01月29日私の住む地域では、生後4カ月までの赤ちゃんがいるすべての家庭に保健師さんが訪れる、赤ちゃん訪問があります。自宅に人が来るからには!と、部屋の掃除や片付けをし、準備して当日を迎えたのですが……。「仕事復帰はいつ?」と聞かれ…保健師さんはまず、持ってきた体重計や身長計を使って赤ちゃんの健診をしてくれました。その後は周囲のサポート環境や、ミルク育児だったため育児用ミルクの回数、日中や夜間の赤ちゃんの様子などについて質問があったのを覚えています。 ひと通り赤ちゃんに関する質問が終わると、今度は私への質問が始まりました。産後の体調やメンタル面に関する質問のあとで、「仕事復帰はいつごろ?」「保育園の目途は立っている?」など、仕事に関する質問が飛んできました。 出産前から専業主婦だった私は、「しばらくは子どもとゆっくり過ごそうと思っていて」とやんわりと働いていない旨を伝えたのですが、すぐに専業主婦には結びつかなかったようで、なかなか質問の方向が変わらず……。 あからさまに表情が変わった!?話を濁していても会話がかみ合わないので、働く予定はないとはっきり伝えました。すると「あー……」と、急に保健師さんの対応が冷たくなったように感じられました。 おそらく、私が働いていないことに対してあまり良い印象ではなかったのかなと思います。そして私にその他の心配事がないとわかると、保健師さんはそそくさと帰っていったのでした。 たしかに共働きの家庭が子育て世帯の半数を超えていますが、専業主婦の家庭もあります。保健師さんにはもう少し配慮のある会話をしてほしかったなと感じました。地域の保健師さんとはいえ、来客を迎えるにはある程度準備が必要だったので、なんだかどっと疲れだけが残ってしまった子育てサポートでした。 イラスト/ななぎ著者:河原りさ
2024年01月10日これまで3,000人以上のダイエット指導実績をもつ保健師であり“食べて痩せるダイエット”講師の松田 リエ(Belle Lus株式会社 代表取締役/三重県津市)が、2024年1月5日(金)放送のフジテレビ系列のバラエティー番組「ウワサのお客さま」お正月特番3時間SPに出演することをお知らせいたします。サンドウィッチマンと川島明(麒麟)がMCを務める消費者密着型の番組内で、これまで多くの女性をダイエット成功に導いたカリスマ保健師として、世界中でシェアを誇る会員制倉庫式総合スーパー「コストコ」の商品を使用した「コストコ満腹ダイエットレシピ」をご紹介。コストコでの買い物風景から始まり、津市にある自宅で料理を実演します。書影初出版の書籍「ずぼら瞬食ダイエット(発売2ヶ月で5万部突破)」をはじめ、これまで出版してきた全7シリーズの書籍(累計発行部数26万部)についても取り上げていただきます。今まで公開したことのないレシピ、コストコ利用術・お得な情報などを紹介するので、ぜひご覧くださいませ。今回を機に、お正月太りや自分の体型について悩む、多くの方々に「食べて痩せるダイエット」を知っていただき、食事改善から健康な体を手に入れていただきたいと思っております。さらにYouTube「松田リエIIおうちで食べ美」でも1月5日(金)に『最新版!痩せるコストコおすすめ商品10選』を配信します。【放送予定日】フジテレビ: 2024年1月5日(金)19:00~ 「ウワサのお客さま」※一部地域によって放送時間が変更する場合がございます。YouTube : 2024年1月5日(金)18:00~ 「松田リエIIおうちで食べ美」URL : 松田 リエ【松田 リエプロフィール】松田 リエ 看護師・保健師・ダイエット講師 37歳1986年生まれ。2児のママ。看護師としてがん患者のケアを担当後、保健師として従事。成人の健康教育、メタボリックシンドロームや糖尿病患者への保健指導を行う。この経験から、食卓を担う女性が栄養や体の知識を身につけないと、日本の食習慣はよりよくならないことに気づく。自身が食生活で自然に12kgやせた経験を生かし、食べやせダイエット専門講師として起業。ダイエット相談に来る人の多くが面倒くさがりやであることに着目した、すぐ取り入れられる食事メソッド本『ずぼら瞬食ダイエット』がベストセラーに。ダイエット界に「#瞬食」ブームを巻き起こし、受講生3,000名以上をダイエット成功に導く。現在、「瞬食」シリーズは著者累計20万部超え。SNS総フォロワー数52万人。Belle Lus株式会社代表取締役。Belle Life Style協会代表理事を務める。【松田 リエ公式SNS】公式サイト : LINE : @rie55Instagram : YouTube : 「松田リエIIおうちで食べ美」 「りーCH」 X(旧Twitter): 【会社概要】商号 : Belle Lus株式会社代表者 : 代表取締役 松田 リエ所在地 : 本社/〒514-0027 三重県津市大門6-5 プライム津大門601支社/〒108-0075 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー4階設立 : 2017年7月5日事業内容: ダイエット講座主宰、ダイエットサポーター養成講座主宰URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月03日「書店に行くと、なぜか便意でトイレに行きたくなる…」と感じたことはありませんか?この現象は『青木まりこ現象』と呼ばれています。『青木まりこ現象』は、1985年に雑誌『本の雑誌』の読者欄に寄せられた、青木まりこさんという人による、「理由は不明だが、2~3年前から書店に行くたびに便意をもよおすようになった」という投稿から始まりました。青木まりこさんと、同じ体験をする人が数多くいたことから、同現象を『青木まりこ現象』と呼ぶようになったのが由来とされています。便意をもよおす場所オーストラリアで暮らす、おもち(omochi_australia)さんも、特定の場所に行くと、便意をもよおすことがあるようで、その体験をInstagramに投稿しています。おもちさんは、夫に、「特定の場所に行くと、トイレに行きたくなる」という話をしていました。おもちさんが日本に居た時は、特定の書店や雑貨店、ディスカウントストアに行くと、便意をもよおすことが多かったようです。場所によっては、猛烈に便意を感じたり、少しだけであったり、もよおし方にも違いがあるのだとか。オーストラリアだと、事務用品店チェーンの『オフィスワークス』で、必ず便意をもよおすそうです。という話を『オフィスワークス』の帰り、夫に話していると…息子が便意を我慢していました!「まさか息子も…」おもちさんのエピソードには、多くの人から共感の声が寄せられていました。・分かる!書店で、ゆっくり見たいのに便意が…。・私はドラッグストアで必ず便意をもよおします。・漫画の腸内のイメージ図が面白すぎ!・私もです。本当に不思議ですよね。特定の場所に行くと、便意をもよおす現象は、精神的なものや、過去に特定の場所でトイレに行きたくなった経験から、条件反射で同じ現象が起こる説など、さまざまあります。便意がもよおしそうな場所に行ったら、まずはトイレの位置を探しておくのがいいでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月26日初潮を迎えてからつらい生理痛に悩まされてきた私。ある日学校で生理がきた私は、おなかの痛みと吐き気に襲われます。保健室で休んでいると、意外な人が様子を見にきてくれて……!? ひどい生理痛に苦しんだ経験小学6年生のときに生理が始まってからというもの、毎回生理痛に悩まされてきた私。生理痛が治まるまで立っていられないこともしばしばで、痛みが治まるまではひたすら耐えながら、寝込むこともありました。 強面の担任がとった行動とは…中学生になってからもそんな症状は続いていて、ある日、学校で生理になり腹痛と吐き気に襲われました。我慢できず、保健室で休んでいると、担任の先生が様子を見にきてくれました。 学年主任をしている担任の先生は一見すると「怖そうな先生」なのですが、そんな先生が「帰るなら付き添おうか?」と声をかけてくれたのです。そして母にも連絡をしてくれました。 担任の神対応に救われた私予想もしていなかった展開に驚き、怖いと思っていた先生の対応がうれしくて本当にありがたかったです。あのときは、体調がよくなかったためお礼もそこそこでしたが、30年近くたった今でもよく覚えています。あのころの私は、担任の先生の神対応に本当に救われました。 今では年齢による体の変化や出産経験もあり、生理痛はほとんどなくなりましたが、当時は自分ではどうにもできない生理が本当につらかった記憶があります。そんな中、手を差し伸べてくれた人のことは何年経っても忘れることなく、つらい中のほっこり温まる記憶になりました。 ※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/高田雅子イラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年11月26日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!9歳、5歳、0歳の三姉妹の母をしております、ぴなぱと申します。今年三女が産まれたわが家。三女はなかなか手がかかる部類の赤ちゃんで、抱っこしていないとすぐに泣いてしまいます。なかなか家事や用事が進まなくて大変ではありますが、そんなときに助かるのが長女の存在。三女が泣いてたらあやしてくれたり、抱っこしておいてくれたり、必要であればおむつやミルクや着替えなど、ひと通りのお世話はできます。元々赤ちゃんが大好きで次女の赤ちゃんの時もできることをしてくれていたし、三女のことも産まれる前から「いっぱいお世話するんだ!」と張り切ってはいたのですが、有言実行で本当によく手伝ってくれて助かっています。さらにお世話対象は三女だけじゃなく、もう赤ちゃんじゃない次女に対しても…。赤ちゃんがかわいくて世話を焼きたくなるのはまぁわからなくもないのですが、来年小学生になる次女に対しても同じように世話を焼いてあげるのは、なかなかすごいことだなと感心します。こんな風に日々甘えまくっているので当然と言えば当然ですが、次女もお姉ちゃんのことが大好き。親の私が言うのもなんですが、長女は本当に優しくて面倒見のいいい姉ちゃんだなと思います。ただ…小学生、忙しいんです。3年生になった今年からはますます忙しくなり、友達と遊ぶ時間もほとんどなし。家での自由時間もかなり少ない。そんなに忙しいのに、貴重な自分の時間を妹たちの世話に当てさせてしまうのはどうなんだろうと心配になってしまいました。下の子たちの世話をするよう強要しているわけではないけど、私の手が回らないと長女がさっと出てきて手伝ってくれてしまうので、結果的に私が長女の時間を奪ってしまっているのではないかと。そんなことが気になっていた頃、ちょうど保健士さんと話す機会があったのでそのことを相談してみました。すると…自分からやってくれているうちはそのままにしておけばいい、とのこと。保健士さんの話を聞いて、長女が「やりたくてやっているんだ」ということを、私はわかっているようでわかっていなかったかもなと思いました。親の私が子どもの世話をするのは、もちろん愛情あってこそだけど、それとは別に“義務感”とか“責任感”によるところも大きい。だから長女にもそういうものを負わせていたら申し訳ないなという気持ちがあったのですが、そうではなく、長女はただ自分がやりたいと思ったことをしてくれているだけなのかもしれないな、と。それに甘えてあれもこれもと長女に頼ってはいけないと思いますが、保健士さんの言う通り、本人が進んでやってくれることに対しては素直に感謝しようと思います。
2023年11月16日2歳児健診で言葉が少し遅いと指摘された長男。母親のゆーとぴあさんもそのことは気づいていましたが、さらに保健師さんから発達相談の指導が。そこで、保健センターの体操教室の参加を促されました。その後、次男が誕生してーー。長男の2歳児健診の発達相談で、保健センターの体操教室を案内されたゆーとぴあさん。この時点では発達がゆっくりなだけだと思っており、特に悩むこともなく次男を出産するまでの数カ月教室に通います。次男は母乳をよく飲み夜泣きもほとんどなく、育てやすさを感じていましたが、次第にじっとしていられないという特性が出てきました。長男同様言葉も遅く、脱走癖もある。次男も必ず何かあると思って、2歳児健診を受けたのですが……。 私の実感と違う診断。信じていいの? 保健師さんから特に問題なしと言われて面食らうゆーとぴあさん。落ち着きがないこと、すぐどこかへ行ってしまうなど日ごろ困っている行動を伝えますが、まだ2歳だし、みんなそんなものと笑って返されました。 しかし、長男よりも確実に育児の大変さを感じているゆーとぴあさんの胸の中はモヤモヤが。保健師さんからの言葉に、大きな「なんで?」を抱えたまま、その日は帰宅しました。 次男と一緒に午前中よく遊んだある日のこと。ゆーとぴあさんは次男の昼寝の寝かしつけをしていて、ウトウトしてつい寝入ってしまいます。すると次男が先に目覚めてどこかへ行ってしまいました。1人でどこかへ行ってしまわないか心配ですね……。 ◇◇◇ 長男の健診の経験をふまえて、次男の特性から必ず何かしらの指摘があり、発達相談を受けるものと思っていたゆーとぴあさん。保健師さんからこの年齢だと落ち着きがないし、みんなそういうものだと言われてもにわかには信じられません。心配しすぎるのもいいとこではありませんが、わが子だからこそいろんな不安があふれてきますよね。みなさんなら子どもの心配事がある場合、保健師にどんなふうに伝えますか?ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年08月26日地域住民の健康を守る大切な職業、保健師。「保健師という存在は知っていたが仕事の内容までは知らなかった」が46.5%。「保健師という職業を今回初めて知った」は42.3%。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営・開発する社会デザインプラットフォームSurfvoteで、2023年4月21日から7月31日までの期間、「【田原本町の保健師を取材!!】保健師の仕事を知っていましたか?」というイシュー(課題)について、ユーザーの意見投票を行いましたので、その結果をお知らせいたします。このイシューは、Surfvoteローカルに参加している奈良県田原本町の保健師を弊社が取材し、それをもとに作成されました。 投票詳細イシュー(課題):【田原本町の保健師を取材!!】保健師の仕事を知っていましたか?実際のイシュー問題提起の背景:Surfvoteは地域にとって欠かせない存在である既存組織に光をあて、そこでの課題や困りごとについてイシューを発行する取り組みを行っています。そこで今回はSurfvoteローカルに参加いただいている奈良県田原本町の保健師さんを弊社編集部が取材し、保健師を目指したきっかけや日頃の業務内容、仕事をしている中で難しいと感じることなどについて教えていただきました。これをもとに、そもそも保健師という職業がどれほど認知されているのか、どのような想いを持って保健師が働いているのかを知ってもらうべく課題提起しました。調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス) 調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー投票期間:2023年4月21日〜2023年7月31日有効票数:71票投票結果投票結果各選択肢のコメント紹介(一部抜粋、コメントなしの選択肢は未掲載、原文ママ)保健師という存在は知っていたが仕事の内容までは知らなかった保健相談、知識の啓発から検診の準備、専門職の人材育成までのカバー範囲の広さに驚きました。 感謝ですね。是非とも頑張ってください。(賛同数44)保健師という職業を今回初めて知った知らない事が多すぎると実感させられました。 認知してないだけで社会を支えている人は数多く居ますね。 そんな人がもっと脚光を浴びてみんなから評価されたら良いと思っています。(賛同数57)このコメントの全文はこちら Surfvoteローカルに参加いただいている奈良県田原本町たわらもとは「唐古・鍵遺跡」など数多くの遺産がある田園都市です。奈良盆地の中央部に位置する緑豊かな田園都市で、三輪山や二上山など青垣の山々に囲まれ、歴史の国・大和のなかでもっとも早くから開けた地域で、弥生時代の集落遺跡「唐古・鍵遺跡」など数多くの遺産があります。奈良県田原本「まちを支える既存組織」に光をあてるシリーズ現在の日本では、人口減少や高齢化など地域をめぐるさまざまな課題が存在しています。しかしながらそれと同時に、人々の中には、家族や自分が属する集団以外の他人への無関心、他者との支え合いへの忌避感と無関心、政治や政策への無関心と危機への無関心が浸透しつつあるように感じています。その無関心が続くと、分配や負担や権利のあり方など、合意が難しい話題の議論を避け、「その場にいない」将来世代への押し付けや問題の先送りにつながり、やがてそれは持続可能な社会の危機を生むと私たちは考えています。Surfvoteでは、そのまちにとって欠かせない存在として、地域の人や地域社会を支える既存組織の人たちを取材し、多くの人に自分の周りの問題や課題、地域を支える組織やコミュニティに目を向けてもらう取り組みを行なっていきます。自分の地域を支える組織に光をあててほしいなどのご要望がございましたら、是非ともご連絡をください。Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月24日浮気疑惑のある夫。あなたなら浮気相手を特定するために何をする……?今回は実際の体験談をもとに描かれた、サレ妻さくらこ(@o_usootto)さんの人気漫画『最低な旦那への逆襲』から話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!怪しい行動が増える夫……家計をやりくりし、ワンオペ育児をがんばるさくらこ。夫の怪しい行動に浮気を疑うさくらこは、GPSとボイスレコーダーで浮気の証拠をつかむことに!GPSで監視を続けていると、夫が頻繁に浮気相手と密会していることを知ります。その後、夫の携帯を見たさくらこさんは浮気相手の名前が「ゆき」だとわかったのです。ここでクイズです!この後さくらこは、浮気相手を特定するために“あること”を思いつきます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、今のさくらこさんには協力者が必要です……。さくらこの思いつきとは?正解は「夫の友人に協力してもらう」夫の友人とはいえ、さくらこからするとただの知人。夫の肩を持ちそうですが、今は他に選択肢がありません。その後さくらこは、夫の友人にクラブでの様子を聞くことに成功。執念の調査の末、夫に浮気の証拠を突きつけるのでした……!こんなときどうする?夫の友人に協力を仰ぐのは名案かもしれませんね。今回の話でさくらこは、浮気相手が同じクラブの人だと疑いました。浮気相手を特定したい……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@sakurai_koi77)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月28日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。新人指導中のときのこと。緊張している新人社員に指導していると、自閉症スペクトラムの息子と重ねて見てしまったまゆんさん。指導者と母の心が交差してしまい……。★前の話新人と息子を重ねて見てしまい…こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。看護師は患者さんの生命を預かるお仕事。当然ミスがあってはいけませんから、厳しく指導することもあります。頭ごなしに怒るなんてことはありませんが、このときばかりは怒ってしまいそうになりました。そこで頭によぎったのは息子のこと。太郎がどんな職種に就くのかはわかりませんが、ミスをして指導されることもあるでしょう。そのとき彼にそれを乗り越えられるだけの力があるのか……指導者と母の心が交差して心配になってしまいました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2023年07月21日保健師による産業保健サービスを提供している みんなの健康管理室(所在地:愛知県名古屋市、代表/産業保健師:木村 由香)は、愛知つのだ産業医事務所株式会社(所在地:愛知県日進市、代表取締役/産業医:角田 拓実)と共同で、50人未満の事業場を対象にした産業保健サービス「レンタル産業保健室」の提供を7月1日(土)に開始しました。「レンタル産業保健室」URL: レンタル産業保健室【産業保健師×産業医のタッグで産業保健サービスをもっと身近に】メンタルヘルスへの関心の高まりやコロナ禍を経験したことで、企業の健康管理が改めて注目されています。また、従業員等の健康管理や健康増進の取り組みを「投資」と捉え、経営的な視点で考えて、戦略的に実行する「健康経営」が注目されるようになり、積極的に取り組みたいと考える企業が増えてきました。しかし、そのような取り組みを実施しようと考えた場合、産業医との契約を検討する場合が多いですが、医師である産業医との契約は一般に高い費用がかかるため、特に小規模事業場については、そのコストが導入ハードルになっています。また、コスト面から産業保健師との契約を検討しても、就業判定など産業医のみが実施できると定められている業務もあるため、産業保健師単独での契約ではニーズを満たしきれず、不足分を事業者自身が地域産業保健センター等のサービスから選択して組み合わせる必要があり、こちらも導入ハードルになっていました。「レンタル産業保健室」は産業保健師が主体となって活動するのに加え、産業医によるバックアップ体制をとることで、従来の導入ハードルをなくしたサービスです。【ご利用のながれ】お問い合わせフォーム( または )から一度ご連絡ください。対面またはWEB会議システムで詳細をお話させていただきます。成約後は、産業保健師が月に1回訪問します。ケースにより、産業医へ協力を仰ぎながら業務にあたります。ご利用までのながれ【サービス概要】サービス名: レンタル産業保健室提供開始日: 2023年7月1日(土)提供時間 : 平日 8:00~17:00料金 : 3万円(税抜き)/1ヶ月申込方法 : 問い合わせフォーム または よりご連絡くださいURL : 【みんなの健康管理室について】15年以上にわたる大手企業での産業保健師経験を元に、従業員の健康管理サービスを提供しています。スポット相談や産業保健師との顧問契約である健康管理アドバイザー、健康教育の講師等、各組織のニーズに合わせた産業保健サービス以外にも、名北労働基準協会のメンタルヘルス総合推進事業への参画や、中小企業119専門家登録などを通して、従来、産業保健サービスが届きづらかった事業場向けにサービス展開をしています。ご要望をおうかがいした上で、それぞれの組織に合わせたサービスをご提案させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月20日ワンオペ育児で心身ともに限界上の子が2歳、下の子がまだ0歳だったときの話です。当時は父親の育児休業がほとんど普及しておらず、産後も主人はフルタイムで仕事。帰宅後も疲れてほとんど家事・育児ができない状態だったため、私はほぼワンオペでふたりの育児をしていました。上の子はイヤイヤ期まっただ中。言うことをきかず、ごはんを食べさせるのもお風呂に入れるのもひと苦労。下の子は昼夜のサイクルもまだ整わず、夜中に最低でも2回は起きて授乳。さらに主人と自分の食事をつくり、毎日の洗濯も……。寝不足と疲労で、正直もういっぱいいっぱいでした。健診で保健師さんが……そんな疲れとストレスの日々を送っていた中、下の子を健診に連れて行く時期になりました。正直、外に出るのも億劫になるほど疲弊していたのですが、行かないわけにもいきません。疲れた体を引きずって、会場へと向かいました。そこでは、保健師さんが現在の育児の状況を「うんうん」とうなずきながら聞いてくれました。第二子を産んでから、1人で大人の人と話す機会もほとんどなかったのでこれだけで少し心が軽くなったのですが、保健師さんは私の状況を把握すると、「お母さんがんばりすぎないでいいよ。手を抜いてもいいよ。夕食はたまにはカップラーメンでもいいじゃない」と。この言葉を聞いた瞬間、すべての力が抜けて、私はその場でボロボロと泣いてしまいました。保健師さんの言葉で自分らしさが取り戻せたあのとき、保健師さんの言葉で、自分が思っている以上にがんばり過ぎていることに気づきました。そして、自分を失ってまでがんばりすぎなくてよいことにも。その日をきっかけに、ときには冷静になって手を抜こうと意識できるようになり、徐々に明るく毎日を過ごせるようになりました。親が心に余裕をもつと子どもにも伝わるのか、単純に成長しただけなのか、上の子のイヤイヤも少しずつ落ち着くようになりました。本当に、あのときは保健師さんのひとことに、どれほど救われたかわかりません。あれ以来その保健師さんにお会いすることはありませんでしたが、今でも感謝しています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月08日そこそこ強いクラブチームに所属する息子。実力でチームを分けるのは分かるけど、控えチームには90分の練習中一度も指導してくれず放置され、胸が痛い。3対3なんかでも、スタメン組にはずっと指導しているのに、控えには基本すら教えてくれない。子ども自身は「チームが強いから」ここで頑張ると言うけど、どんな風に励ませばいい?とのご相談。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、いまお母さんがラクになるための3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<遠征2万、練習試合1回1000円。お金がかかりすぎるクラブをやめさせたい問題<サッカーママからのご相談>息子は現在4年生でそこそこ強いクラブチームで控えです。3年生から入れるチームでコーチは1人です。実力で分けるのは当たり前だと思うのですが、コーチはずっとスタメン組を指導し、控え組を全く指導しません。これから中高とサッカーを続けるためには、教えられるのではなく自分で考える力をつけるのが大事と理解してます(必死に自分に言い聞かせています 笑)が、90分間の練習で1度も指導されず放置されてるのは胸が痛いです。例えば3対3。基本的な動き方くらい最初に教えてくれてもいいんじゃないの?まだ育成年代だし、スタメン組にはずーっと教えてるのに......。と感じてしまいます。辛いし、何か言いたくなるのでなるべく練習を見ないようにしていますが、時々練習会場の送迎の関係で見てしまい、心が締め付けられています。試合では、控え組にはコーチング皆無。失点すると、お前のせいだ、自分で考えろなど言われますが、スタメン組にはサイドコーチングしまくりです。右行け、中に切り込め......など。それを見てまた、「何なんだ、この差は!?熱量の差すごい!!」となります。控え組といっても、努力している子が大半です。息子も外のスクールや、本での独学、毎日自主練を頑張ってます。みんなやる気がないわけではないです。なのに、控え組は指導してもらえず自分で考えて自分で努力しなければならない現状。強くなれると信じたいです。 息子はこのチームが強いからここで頑張ると言っています。私としては息子の意思を尊重して、ぐっと我慢して見守る考えですが、何か励ましの言葉を下さい。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。頑張っている息子さんの姿を見ていれば報われてほしいと思うのが親心です。お母さんにとっても辛い日々かとお察しします。何か励ましの言葉を、とのことですが、私がお母さんに一番に伝えたいのは「もう頑張らなくていいよ」の一言です。■口に出さずともお母さんのつらさは息子さんに伝わっているご相談文からしか判断できませんが、お母さんは「辛い」と書かれています。息子さんの練習を見れば心を締め付けられ、このままこのチームで頑張るという息子さんを尊重してぐっと我慢している。つまり、息子さんのサッカーはお母さんにとってネガティブなコンテンツでしかありません。そのことは例えば「お母さんはあなたのサッカーが辛い」と口に出さずとも、息子さんには伝わっているはずです。自分がサッカーをすることで大好きなお母さんを悲しませていると感じているでしょう。そう考えると、母子にとって今の状況は決して良いものではない気がします。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■アドバイス①サカイク的な視点で見ると、スタメン組の方が考える力をつける機会を阻害されているそこで、三つほどアドバイスさせてください。ひとつめ。90分間の練習で1度も指導されず放置されている、スタメン組の指導とは熱量が違いすぎる等々、コーチに対する不満が募っているようです。が、指導方法については、暴力や目に余るハラスメントがない限りコーチに任せるしかありません。そのうえ、息子さんは今のチームで頑張りたいと主張しているなら、好きなようにさせればいいのです。また、「控え組は指導してもらえず自分で考えて自分で努力しなければならない現状」と書かれていますが、それは実は息子さんにとって良い環境とも言えないでしょうか。スポーツは習い事ではありません。もう4年生です。YouTubeなどの動画コンテンツを見たり、サッカーの試合を観戦したり、テレビで見るなどして、自分でサッカーを学ぶことのできる年齢です。もし、そこまで自分でやらないのであれば、それは「そこまでサッカーにはまらなかったんだな」と考えればいいことです。それに、4年生の今ははまってなくても、中学に行ったら猛然とはまり始めるかもしれません。子どもがいつ伸びるかは誰にもわかりませんから。私は息子さんよりも、お母さんが「サイドコーチングしまくり」と書いておられるスタメン組のほうが心配です。サカイクの読者ですから、サッカーは自分で考えるスポーツだという捉え方をご理解いただいているかと思います。その視点で考えると、スタメン組の子どもたちには、自分で考える余裕(余白)を与えられていないようです。これでは、大人の言うとおりにしか動けない子どもに育ってしまいます。サッカーでの習慣がすべてに影響するとは言いませんが、本来スポーツの育成現場は主体性や創造性を身につける場なのにと非常に残念です。■アドバイス②何のためにサッカーをさせているのか、子ども自身はどうなのか、今一度確認しよう二つめ。一度、「何のためにサッカーをさせているか」という原点に立ち返りましょう。ご相談文に「強くなれると信じたい」とありますが、何が何でもプロにさせたいのでしょうか?高校や大学を、受験勉強しなくてもいいスポーツ推薦で行かせたいのでしょうか?そういった思惑は、恐らく皆無かと思います。そうであれば、サッカーを楽しむこと、サッカーに一生懸命取り組むことができていれば、それでいいと考えられないでしょうか。相談文を見る限り、お子さんは懸命にサッカーに取り組んでいます。ただ、ひとつ気になるのは、息子さんが「チームが強いからここにいたい」と話していることです。強豪チームに属するのは試合に勝つことが多く、周囲から羨望の目で見られもするので誇らしい感覚もあるでしょう。しかし、スポーツで一番楽しいのは試合をすることです。実践機会があまりに少ないのであれば、その部分を息子さんに話してみるのもいいでしょう。ただし、どうするかを決めるのはあくまでも本人です。■アドバイス③コーチの言動を片時も目を離さずチェックする親を、子どもは望んでいるのか三つめ。冒頭でお伝えしたように、息子さんのサッカーについてお母さんは頑張るのをやめましょう。私から見ると、お母さんは少々息子さんのサッカーに注目しすぎているようです。90分の練習で息子さんが一度も指導されなかったと書かれていますが、90分間一時も目をそらさず息子さんだけを目で追っていたということになります。目で追いながら「ああ、今のシュート惜しい!」とか「よく頑張って最後までボールを追いかけたなあ」とお母さん自身がサッカーを楽しんでいるのなら良いのですが、どうもそうではなさそうです。そこまで必死になってコーチの言動をチェックすることを、息子さんは決して望んでいないはずです。■子どものサッカーは子どものもの、親が子どもの人生に乗っかると......(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)子どものサッカーや時間は、子どものもの。子どもの人生です。子どもの人生に親が乗っかって生きてしまうと、その重みに子どもは耐えられなくなってしまいます。したがって、お母さんはこれを機会に、趣味など自分の楽しみを見つけるなどして息子さんのサッカーと少し距離を置いたほうがいいと思います。子どもがぐっと伸びるとき、ほとんどの親御さんが「いつの間にか成長していたんですよ」とおっしゃいます。そこに親の干渉はありません。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年06月21日日本スポーツ界に、連綿と続く体罰の連鎖。競技を問わず、指導者の体罰、暴力、暴言は、令和に入っても後を絶ちません。2012年の『桜宮高校バスケットボール部体罰自殺事件』後、スポーツ界は様々なアクションを起こしてきましたが、スポーツ指導者の体罰がニュースになるなど、いまだ強くはびこっています。2023年3月、日本バレーボール協会は「暴力撤廃アクション」を発表。川合俊一氏が会長に就任以降、改革を進めるべく、様々なアクションを起こしています。そこで今回は川合会長に「なぜ、いま暴力撤廃アクションを発表したのか」「指導者の暴力をなくすために、どうすればいいか」をうかがいました。バレーボール協会が立ち上げた、新たな施策も含めて紹介します。(取材・文鈴木智之写真・新井賢一)日本バレーボール協会の川合俊一会長(C)新井賢一サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■選手への暴力撤廃に向けた取り組みを強化2022年3月に、バレーボール協会会長に就任した川合俊一氏。現役時代は日本代表の主将を務め、ロサンゼルス五輪、ソウル五輪に出場。引退後はタレントとして活躍し、2015年からはトヨタ自動車ビーチバレーボール部でゼネラルマネージャーを務めるなど、スポーツ内外の知見が豊富な人物です。川合氏が会長就任以降、「トヨタ自動車での経験を活かして」(同会長)、コンプライアンス・ガバナンス強化に着手。指導者による選手への暴力撤廃に向けて、取り組んでいます。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■協会がアクションを発表したことで声を上げやすくなる2023年に入っても、指導者による暴力は起きており、2月には、市立船橋高校男子バレー部の監督が生徒への暴行容疑で逮捕。3月には、前年度の高校選手権で優勝した日本航空高校の監督が、部員に暴行(平手打ち)をしたとして解任されるなど、指導の名のもとに暴力を振るう事件が立て続けに起きています。現状について、川合会長は次のように感想を述べます。「指導者の体罰が表面化していますが、これはバレーボールに限ったことではなく、他のスポーツにも、表に出ていないだけで、体罰や暴力、暴言はあるでしょう。ただ、バレーボール協会として、暴力撤廃アクションを発表したことで、暴力や暴言を受けている人が声をあげやすくなっている面はあると思います」■暴力と指導の間にある「未暴力」とは暴力撤廃アクションには「バレーボールの世界から暴力・体罰・ハラスメントを撤廃する」「暴力と指導の間にある未暴力に向きあう」というコンセプトがあります。未暴力とは、暴力と指導の間にある、明らかな暴力とは判断しづらいもののことで、将来的に暴力へと発展する危険性があるものを指します。日本バレーボール協会は、2023年3月25日発行の日本経済新聞に"それって、指導ですか? 暴力ですか?"という全面広告を掲載。指導現場で起こり得る事例を、指導者、選手の立場から記載し、「未暴力」の危うさを、指導者や選手に気づいてもらうことをテーマにしています。ポスターには、次のような例が並んでいます。【指導者】試合後、集中が足りない選手に自覚を促すために、みんなの前で指導した→【選手】負けた後、チーム全員の前で「お前のせいだ」とコーチに責められました【指導者】体罰にならない範囲で、気合を入れ直してもらうために、大声で喝を入れた→【選手】バレーボールを壁にたたきつけて「たるんでる!」と大声で怒鳴られました川合会長は言います。「これを見た指導者に『自分がしているのは暴力ではないか』と振り返り、選手の側は『練習の中で、自分が受けた仕打ちは暴力ではないか』と気づいてもらうことが、暴力撤廃の第一歩だと思っています」■暴力と指導の間にある「未暴力」とはバレーボール協会は指導者、選手への啓蒙とともに、教育委員会を通じて、暴力・暴言・ハラスメントを行っている指導者へ聞き取り調査を行うなど、新たな取り組みを開始しました。「これまで、暴力に関する通報窓口は、バレーボール協会や都道府県協会、全国連盟など分散していました。まずはそれをバレーボール協会に一元化しました。なぜなら、暴力や体罰をしている指導者が、都道府県協会や全国連盟の要職についている場合、通報したとしても、揉み消されるケースがあるのではないかと感じたからです」暴力や体罰、ハラスメントが起きた場合、最上部の団体であるバレーボール協会に通報し、学校の部活動で問題が起きた場合は、同協会が都道府県の教育委員会に連絡し、調査してもらう流れを作ったそうです。「バレーボール協会には、問題が起きたときに調査をする権利がありません。我々は調査をする組織ではないので、学校の管轄である教育委員会に連絡をして『おたくの県でこういう問題が起きているので調べてください』と、調査してもらうようにしています」他にも、弁護士を入れた、第三者委員会を通じて調査をする方法も始めており、川合会長は「教員の指導者が力を持っていて、教育委員会とつながっている場合は、暴力や暴言が隠蔽されてしまうこともあり得ます。それはあってはならないと考えています」と、言葉に力を込めます。■あからさまな暴力指導にはNOを突き付けるのが望ましいが......あからさまな暴力指導には、確固たる意思でNOを突きつけるのが望ましいですが、なかには、NOと言いたくても言えないケースもあります。川合会長は言います。「僕の知人に『サッカーは体罰のニュースがあまり出ないけど、なくなったの?』と聞いたところ『なくなってなんかいないですよ。指導者にたてつくと、試合に出られなくなるから、子どもも親も我慢しているんですよ』という言葉が返ってきました」さらに、こう続けます。「暴力を受けた子が通報したとすると、チームの中で誰が言ったかは、雰囲気でわかるんですよね。あるいは指導者がクビになったら、チームの人たちから文句を言われる。とくに強くて、結果が出ているチームは、言えるような状況じゃないです。だから、表面化させるのはすごく難しいんです」■せっかく始めたのに指導者が原因で辞めてしまうことがあってはならないそれでも、体罰やハラスメントを受けた人が、声をあげやすい環境を作ること。そして「暴力指導は当然のこと、未暴力のケースも、指導者自身に気づいてもらい、改めてもらう働きかけをしていくしかない」と言います。「バレーボール協会としては、暴力や体罰を見過ごすわけにはいきません。せっかくバレーボールを始めたのに、指導者が原因で辞めてしまうなんてあってはならないことですし、競技人口の減少にもつながります。そのためにも指導者の行いを顧みてもらい、自分がしていることは暴力なのではないか、体罰なのではないかと気づいてもらうことに取り組んでいるところです」次回の川合会長インタビュー後編では「暴力指導がなくならない理由」と「暴力指導では、トップレベルの選手が出て来ない理由」を紹介します。バレーボール協会『暴力撤廃アクション』の詳細はこちら>>サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年06月19日産業医業務を中心とした産業保健サービスを行う愛知つのだ産業医事務所株式会社(所在地:愛知県日進市、代表取締役:角田 拓実)は、50人未満の事業場を対象として産業保健体制を導入できる新サービス「レンタル産業保健室」を愛知県にて7月1日(土)開始します。「レンタル産業保健室」URL: レンタル産業保健室の仕組み■提供背景生産性を高め働きやすい職場づくりに注目が集まっています。快適な職場づくりに重要な要素として産業保健があります。産業保健は職場での健康管理・メンタルヘルス対策といった従業員が健康問題による働きづらさを解消できる職場づくり行います。法令上従業員数が50人以上の事業所に関して産業保健の専門家である産業医を配置しなければならないとされています。しかしながら、50人未満の事業所では産業医の選任義務がなく、希望したとしても高コストであったため産業保健を担当する専門家が不在となることが大きな課題点でした。「レンタル産業保健室」は産業保健が手薄であった50人未満の事業所へ産業保健師が訪問することで働きやすい職場作りをサポートするサービスです。■サービスの特徴*50人以上の従業員が働く職場では健康管理を担う医師として産業医を選任する義務が法律で定められています。しかしながら従業員数が50人未満の職場では健康管理をする専門家が不在となっているケースがほとんどです。本サービスでは健康管理の専門家が不在の事業所に対して産業保健師の訪問業務を行います。産業保健師は国家資格である保健師のうち産業保健を主に取り扱う保健師です。健康診断のアフターフォロー、職場での健康問題、メンタルヘルス対策などの産業保健活動を行います。*レンタル産業保健室は産業医事務所が提供するサービスです。健康診断判定や悪化傾向がある従業員を所属の産業医が確認します。また、産業保健師と密に連携し必要に応じて医師による面談を実施することが可能です。訪問産業保健師と顧問産業医を同時に採用することができることがレンタル産業保健室の特徴です。*医師である産業医に直接担当を依頼した場合一般的に高い費用がかかります。一方でレンタル産業保健室は産業保健師による産業保健業務を主体とし産業医のバックアップ体制という形で費用削減を図りました。*従来サービスでは保健師の採用は正規雇用や非常勤勤務での雇用が主体でした。また、必要がある際に利用することができるクラウド上での面談対応サービスも主流です。レンタル産業保健室では月1回の職場訪問により実際に現場に伺い対面で業務を行うことにこだわっています。対面で定期訪問することで事業者と密な連携を実現します。■ご利用の流れ電話あるいはHPのお問い合わせフォームよりご連絡ください。訪問、テレビ電話にて詳しい業務内容を紹介させていただきます。成約後は1ヶ月に1回の産業保健師の訪問が開始されます。必要に応じて産業医と協業して業務を行うことが可能です。■サービス概要サービス名: レンタル産業保健室提供開始日: 2023年7月1日(土)提供時間 : 平日 8:00~17:00料金 : 3万円(税抜)/1ヶ月申込方法 : 電話及びHP問い合わせフォームより申し込みURL : ■会社概要商号 : 愛知つのだ産業医事務所株式会社代表者 : 代表取締役 角田 拓実所在地 : 〒470-0131 愛知県日進市岩崎町ケカチ132-6設立 : 2019年11月事業内容: 労働衛生に関するコンサルティング業務URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】愛知つのだ産業医事務所株式会社 お客様相談窓口TEL:0561-50-2644お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月07日Amit Youngerが6月に来日zen placeは2023年6月17日(土)、zen place pilates 渋谷スタジオにおいて、ピラティス指導者Amit Younger(アミット ヤンガー)による指導者向けワークショップ『Strong and Mobile Shoulders/強靭で可動性のある肩』を開催します。同ワークショップでは、肩関節と肩甲帯全体の強度と安定性を向上させることを目的とした、マットやプロップスを使ったレパートリーなどを紹介します。開催時間は14:00から17:00まで、料金は24,500円です。申し込みはzen place academyのホームページにて受け付けています。全4回のワークショップを開催Amit Youngerによる2回目のワークショップは、6月21日(水)にzen place pilates 横浜スタジオで開催されます。テーマは『Side Bending and Rotations/サイドベンドとローテーション』です。3回目は6月22日(水)にzen place pilates 新宿スタジオで、4回目は6月24日(土)にzen place pilates 銀座2丁目スタジオで行われます。(画像はzen placeより)【参考】※zen place※zen place academy
2023年05月18日過去2,000人以上のダイエット指導実績を持つ保健師でありダイエット講師の松田リエ(Belle Lus株式会社代表取締役)が、2023年4月5日(水)に中京テレビ(全国放送)にて放送中のバラエティー番組「それって?!実際どうなの課」にて紹介されることとなりましたのでお知らせいたします。それって!?実際どうなの課番組内では芸人のチャンカワイさんが、やせ調味料をつかって3日間ダイエットに挑戦していただき、2,000人以上をダイエット成功に導いたカリスマダイエット講師として、アドバイスもさせていただきました。11月17日に発売された著書「やせ調味料ダイエット」(発売後即重版)についても取り上げていただき、博多華丸・大吉さんや女優の森川葵さんも驚きのダイエット方法を紹介するので、ぜひご覧ください。やせ調味料ダイエット 1日1杯でデブ味覚をリセット!/マガジンハウスさらに今回は、4/5(水)18時よりYouTube「松田リエIIおうちで食べ美」でも「【痩せ効果100倍】これが腸活の最強発酵食品コンビ!おすすめの味噌とヨーグルトTOP3教えます」を配信します。今回を機に、コロナ太りで悩む、より多くの方に「食べて痩せるダイエット」を知っていただき、健康な体を手に入れていただきたいと思っております。【放送予定日】中京テレビ:2023年4月5日(水)23:59~ それって?!実際どうなの課YouTube :2023年4月5日(水)18:00~ 松田リエIIおうちで食べ美【松田リエプロフィール】看護師・保健師 ダイエットコーチ 三重県津市 36歳成人の健康教育、メタボリックシンドロームや糖尿病患者への保健指導の経験から、食卓を担う女性が栄養や体の知識を身につけないと、日本の食習慣はよりよくならないことに気づき、食べやせダイエット専門講師として起業。ダイエット相談に来る人の多くが面倒くさがりやであることに着目した、すぐ取り入れられる食事メソッドが評判を呼んでいます。これまで、2,000人以上に食べて痩せる食事サポートを実施。3食90日に渡って食事改善の伴走をすることで、当社のミッション『食事改善をもっと楽しく、身近に、簡単に』を実現できるよう邁進しております。看護師・保健師 ダイエットコーチ 松田リエ【その他URL】会社HP 松田リエのYouTube「松田リエIIおうちで食べ美」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月05日3ステップ以内の簡単レシピだから続けられる!2023年4月10日、西東社から、保健師・松田リエ氏の新刊『ずぼらに健康、やせ体質! 瞬食オートミールダイエット』が発売される。同書では、栄養豊富なオートミールを使って健康的にキレイにやせる「瞬食オートミールダイエット」をレクチャー。3ステップ以内の調理で完成する丼もの、揚げ物、パン、デザートなどのレシピ80品以上を掲載している。オートミールは低糖質かつ低カロリーで、たんぱく質、ビタミンB群などの栄養素が豊富なことで知られる。販売価格は1,430円。Amazonなどで予約を受け付けている。運動をしないでキレイにやせたい人や、ずぼらな人などにオススメだ。2児のママでもある松田リエ氏松田リエ氏は1986年生まれ。看護師としてがん患者のケアを担当した後、保健師に転身。成人の健康教育や糖尿病患者への保健指導などを行う。その後、食生活だけで12kgやせた自身の経験を生かして、食べやせダイエット専門講師として起業。現在は、Belle Lus株式会社代表取締役、BelleLifeStyle協会代表理事を務め、看護師・保健師・ダイエット講師として活躍している。インスタグラムのフォロワー数は41,000人以上。著書には『ずぼら瞬食ダイエット』『1日1杯でデブ味覚をリセット!やせ調味料ダイエット』などがある。(画像はBelle Lus株式会社より)【参考】※Amazon※Belle Lus株式会社※松田リエオフィシャルインスタグラム
2023年03月13日近年、海外の指導者が来日し、日本の子どもを指導する場が増えてきました。そのときに、海外の指導者が口をそろえて言うのが「日本の子どもたちは、コーチの言うことをよく聞く」という言葉です。その反面「日本の子はシャイで、自分を表現しようとしない」という言葉も聞かれます。自己表現が苦手なのは子どもだけに限らず、大人にも通じることで、日本人の特性なのかもしれません。日本の中だけで生活するのであれば、とくに不自由はしませんが、ことサッカーというグローバルなスポーツにおいて、「自己表現が苦手」というのは、マイナスに働くこともあります。そこで今回は日本の育成年代で長く指導し、サッカー王国ブラジルの名門育成クラブ「クルゼイロ」のジャパンスクールで指導をする小林弘典コーチに、「子どもたちの感情を解き放つためにしている、ブラジル人コーチの仕掛け」について話を聞きました。ブラジル人コーチは「自ら考えて動く」「自己主張する」といった部分に、どのようなアプローチをしているのでしょうか?(取材・文鈴木智之)写真提供:クルゼイロキャンプ■日本の子どもは失敗するとベンチを見る"クルゼイロジャポン"は東京のスクールの他に、今春三重に開校予定。春休みや夏休み等に、ブラジルからコーチを呼び、短期キャンプを実施しています。小林コーチは、ブラジルから来たアドリアーノコーチに「日本の子どもたちの話を聞く姿勢は素晴らしい」と感心されたそうです。「日本の子たちは、なんて良い教育を受けているんだ! と驚いていました。ですが、いざサッカーの練習が始まると、ミスを恐れ、失敗するとベンチやコーチを見る子がたくさんいました。極めつけは、ゴールを決めたのに誰も喜ばないこと。これにはびっくりしていました」■集団の一員として振舞えるが、個になると弱い日本の子どもアドリアーノコーチは、「日本の子は点を取っても嬉しくないの? あの子たちはサッカーを本当に好きでやってるの?」と質問をしてきたそうです。そこで小林コーチが「彼らは、枠からはみ出すことがあまり得意ではないのではないか」と答えると「子どもはもっと自由でいいし、何よりサッカーというスポーツは自分の感情を出さなければ絶対に勝てないし、上達もできない」と言われました。両者は「子どもたちに感情を発露させることに対して、私達はもっと取り組まなければいけない」という結論に至ったそうです。また、日本の子どもたちは、集団の一員として振る舞うことはできますが、選手個々に目を向けたときに「きみは何ができるの?」「何がしたいの?」という状態になっていたのだと言います。■もじもじしていた子たちが積極的に!「楽しい」環境を作ることが大事そんな日本の子どもたちを見たアドリアーノコーチは、驚きの行動に出ます。トレーニング中、サッカーボールやテニスボールなど、ありったけのボールをコートに投げ入れたのです。「たぶん、50球ぐらいあったと思います(笑)。それを次々にコートに入れて、どんどんシュートを打っていいよ、ドリブルで仕掛けようと言いました」子どもたちはコーチの言葉通り、たくさんあるボールを手当たり次第、ゴールに向かって蹴っていきます。「そうしたら、もじもじしていた子たちが、シュートが打てる、うれしい! と積極的にプレーし始めたんです。ドリブルやパスが成功したときの喜びもあるかもしれませんが、何よりも、ゴールを決めることが最高に楽しいわけです。その環境を作ってあげることが大事なのだと、改めて学びました」ブラジル名門育成クラブの指導を体験できる「クルゼイロキャンプ」参加者募集中>>■「こんなに楽しそうにサッカーをする姿は久しぶり」と保護者も感激当時のクルゼイロキャンプでは、子どもたちが感情を表すための仕掛けとして「得点を決めた後に、ゴールパフォーマンスをしないとゴールは認められない」などのルールを設けていったそうです。「そうすると飛行機ポーズだったり、クリスティアーノ・ロナウドの真似だったり、いろいろやり始めるんですよね。そのルールがなくなって、普通に試合をした後にもやったりと、感情を表に出して、積極的にプレーし始めるようになりました」小林コーチは「子どもたちに口で言ってもすぐにはできないので、こちらが仕掛けをして、気持ちをくすぐってあげる。ブラジル人のコーチはそういうところが上手だと思います」と話します。その様子を見た保護者も「いつもは苦しそうにサッカーをしているけど、ここに来るとすごく楽しそうにプレーしている」「こんなに楽しそうにサッカーする姿は久しぶりに見た」と感激するそうです。「ただ、日本の子たちはそれを引きずってしまうというか、真剣にプレーする場面でも、雰囲気に流されて、遊び気分になってしまうことがあります。そこはコーチが気にかけながら、やるときはやるというオンとオフをはっきりするようにしています」■サッカーする上で感情を出すのが必要な理由でも日本の子たちはミスを怖がる傾向にあるので、ミドルサードでもアタッキングサードでもプレーが変わらないんです」さらに、こう続けます。「せっかくフェイントやドリブルのトレーニングをしているのに、試合になると出てこない。それもミスを恐れているからです。だから我々コーチは『サッカーにミスはつきものだ』『失敗を恐れずにチャレンジしよう』ということを、繰り返し、伝えています」「ミス=失敗、怒られる」という考えから「上手くなるためにはチャレンジが必要で、チャレンジにミスはつきもの」という考えにチェンジしていくことで、子どもたちは積極的に挑戦するマインドになります。その状況に導くためにも、トレーニングの設定やルールなどで、よりチャレンジしやすい環境を作ることが大切なのだと教えてくれました。「ブラジル人コーチは、練習のルールやメニューを工夫することで、子どもたちが積極的にチャレンジする環境を作るのが上手」と話す小林コーチ。ブラジルからはネイマールやヴィニシウス、リシャルリソンなど、あっと驚くプレーをする選手が次々に育ってきますが、その背景には彼らの思想や文化、それに基づいたトレーニングがあることは間違いないでしょう。サッカーは国民性を映すスポーツと言われますが、日本が外国から学ぶことは、まだまだたくさんありそうです。ブラジル名門育成クラブの指導を体験できる「クルゼイロキャンプ2023春」は、現在参加者募集中です。詳細はこちら>>「個の力」にフォーカス!試合で活躍するヒントを一人一人に伝えるクルゼイロサッカーキャンプ>>
2023年03月02日過去1,800人以上のダイエット指導実績を持つ保健師でありダイエット講師の松田リエ(Belle Lus株式会社代表取締役)が、2023年1月6日(金)放送のフジテレビ系列のバラエティー番組「ウワサのお客さま」に出演することをお知らせいたします。番組内ではサンドウィッチマンのお二人や麒麟の川島明さんが、業務スーパーに売っている食材で1,800人以上をダイエット成功に導いたカリスマ先生として、業務スーパーでの買い物風景や多くの女性のダイエットを成功させたやせ調味料をつかったレシピをVTRを交えながら紹介していただきます。2022年11月16日に発売された著書「やせ調味料ダイエット」(発売後即重版)についても取り上げていただき、今まで公開したことのないレシピや業務スーパー利用術・お得な裏ワザを紹介するので、ぜひご覧くださいませ。さらに今回は、YouTube「松田リエIIおうちで食べ美」で1月6日(金)に「-12kg痩せたダイエット講師がおすすめする!業務スーパーの痩せ食材5選」を配信します。やせ調味料ダイエット今回を機に、より多くの方に「食事改善の方法」「食べて痩せるダイエット」を知っていただき、健康で若々しい体を手に入れていただきたいと思っております。【松田リエプロフィール】保健師・ダイエット講師 三重県津市 36歳成人の健康教育、メタボリックシンドロームや糖尿病患者への保健指導の経験から、食卓を担う女性が栄養や体の知識を身につけないと、日本の食習慣はよりよくならないことに気づき、食べやせダイエット専門講師として起業。ダイエット相談に来る人の多くが面倒くさがりやであることに着目した、すぐ取り入れられる食事メソッドが評判を呼んでいます。これまで、1,800人以上に食べて痩せる食事サポートを実施。3食90日に渡って食事改善の伴走をすることで、当社のミッション『食事改善をもっと楽しく、身近に、簡単に』を実現できるよう邁進しております。松田リエ【放送予定日】フジテレビ:2023年1月6日(金)19:00~ ウワサのお客さまYouTube :2023年1月6日(金)18:00~ -12kg痩せたダイエット講師がおすすめする!業務スーパーの痩せ食材5選松田リエIIおうちで食べ美 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月04日ヘルスケアをサポートする事業を展開する株式会社Central Medience(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:中川隆太郎、以下「当社」)は、株式会社日立システムズ(本社:東京都品川区、代表取締役 取締役社長:柴原節男、以下「日立システムズ」)と「健康支援サービス(MIRAMED)」(※1)のシステム利用に関する契約を締結いたしましたのでお知らせします。「健康支援サービス(MIRAMED)」は、東京大学COI(※2)が開発した行動変容促進システムを活用した特定保健指導支援システム/生活習慣改善アプリケーションサービスです。AIを活用して将来の生活習慣関連疾患のリスクを「見える化」することで、カラダの状態を自分事化し、自発的な動機付けを促す各種機能により対象者の行動変容と健康増進をサポートします。特定保健指導の対象者と管理者・指導担当者のそれぞれが利用できる2in1のサービスです。「健康支援サービス(MIRAMED)」が行動変容のパートナーとして、対象者の毎日に寄り添うことで、対象者の脱落を防ぐほか、遠隔面談やチャットといった機能により非接触かつ対象者の生活のペースを尊重した特定保健指導を実現します。※1 MIRAMEDは国立大学法人東京大学の登録商標です。※2 東京大学COI(Center of Innovation):文部科学省および国立研究開発法人科学技術振興機構が主導する革新的産学連携プログラム。2022年3月のプログラム終了後は、東京大学大学院臨床生命医工学連携研究機構に活動が引き継がれています。アプリユーザー画面※「健康支援サービス(MIRAMED)」は、疾患の診断、治療、予防を目的としていません。当社の取り組みと締結の背景について昨今、従業員ケアが企業運営に於いて必要不可欠な取り組みとなっています。当社では、企業向けに産業医活動サービスを展開する中で、コロナ禍において需要の増えた"メンタルヘルス"に関するお悩みには精神保健福祉士がフォローアップし、テレワークなどでも気軽に相談が可能なオンライン対応なども拡充するなど産業保健活動を展開してまいりました。また、保健師活動においては、女性の健康課題解決やメンタルヘルスを気軽に相談できるなど需要が増えております。この度の締結により、当社が着目・推進しております健康増進に対するサービスが充実し、特定保健指導が従来対面や電話・メール支援だけだったものが、遠隔面談やチャットの利用により対象者様への切れ目ない支援が可能となり、スムーズなコミュニケーションを実現できます。このことは、特定健康診査を担う健康保険組合様への強い後押しとなり、ひいては企業様の従業員の皆様の満足度を上げるものになっております。今後も、企業様への健康経営支援がより満足度の高いものとなるようアップデートしてまいりますので、今後の展開にぜひご期待くださいませ。〈株式会社 日立システムズについて〉株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。また、「医薬・ヘルスケア領域」においては、医薬・ヘルスケアプラットフォーム上にパートナーとの連携を含めた各種サービスを組み合わせることでエコシステムを構築し、健診から治療支援、介護までを包括したサービスの提供をめざします。〈株式会社 日立システムズ 会社概要〉所在地:東京都品川区大崎1-2-1代表者:代表取締役 取締役社長柴原 節男資本金:19,162百万円設立年:1962年10月1日URL: 〈株式会社 セントラルメディエンスについて〉株式会社セントラルメディエンスは、2018年5月に設立。社名には『医療を生活の真ん中に』という思いを込めております。産業医と企業をつなぐ事業「産業医ラボ.com」は、「メンタルヘルス相談窓口」の他、最適な「産業医」を選任・紹介し、健康診断、ストレスチェック、メンタルヘルス研修等、50人以上の企業様はもちろん、49人以下の中小企業様向けにも「健康経営」の支援を総合的にサポートしています。また、日本初の移動式PCR検査車両を保有し、スポーツ大会や自治体などのイベントや観光などにおいてPCR・抗原検査を実施、医療でつながる活動を広げております。他にも運営管理やマーケティング、美容医療商材の輸入販売、美容クリニック専門求人サイト「美STAR」の運営など、多角的な美容クリニックのサポートにも力を入れています。〈株式会社 セントラルメディエンス 会社概要〉社名:株式会社 Central Medience(セントラルメディエンス)所在地:神奈川県横浜市神奈川区栄町2-9東部ヨコハマビル 3階代表者:中川隆太郎URL:セントラルメディエンス 産業医ラボ.com 産業保健師ラボ.com 〈本件に関するお問い合わせ先〉株式会社セントラルメディエンス メディカルマーケティング部長行司(ちょうぎょうじ)・神野(じんの)TEL:045-228-7368 / FAX:045-228-7369 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月27日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は、BS12スペシャル「わたし、コロナ禍 保健師になりました。」を12月20日(火)よる9時00分~放送いたします。放送に先駆け、語りを担当したフリーアナウンサーの滝川クリステルさんのコメントと番組内容をお届けいたします。1.番組内容2年以上続く新型コロナウイルス。この未曾有の事態に、最前線で全身全霊で対応しているのが保健師である。保健師は普段どのような仕事をしているか、知っているようであまり知られていない。実は、人々が安心して暮らせるように、すぐそばで様々な活動をする縁の下の力持ちだ。奈良県のとある保健センターに、昨年2021年9月に入職した奥田さんは、今年で2年目になる新人保健師。8年間、看護師として働いてきた奥田さんが、なぜ保健師になろうと思ったのか。そして、育児に悩む家庭をサポートする母子訪問や母子の健康を確認する新生児訪問から、ワクチン接種の手伝い、就職支援と健康増進を促すための成人男性訪問などの現場での業務だけでなく、来年度の新規事業計画の打ち合わせまで…。多岐にわたる業務内容にも密着し、保健師の偉大さとひたむきに従事する姿を描くドキュメンタリー番組。【語り】滝川クリステル2.滝川クリステルさんコメント私自身も出産と子育てを経験していますが、保健師がどういったお仕事をされていらっしゃる方々なのか、詳しく知りませんでした。様々な理由で、サポートを必要とされている方は多いと思います。保健師は、そういった方に寄り添っていらっしゃると知り、サポートを必要とするより多くの方が、保健師と出会えればいいと思いました。一方で、保健師の方々への応援も必要だと感じています。優しい声をかけてあげることで、保健師の方々にも心の余裕が生まれるのではないでしょうか。番組を通して、保健師という職業の方がいらっしゃることを知っていただき、何かアクションを起こすことで、サポートをする側からサポートを必要とする側へ‟心の栄養”を与え合う良いループを生み出せるのではないかと思います。視聴者の方々にも、お力添えをお願いしたいです。photograph:RYUGOSAITO■語り:滝川クリステル1977年10月1日生まれ、フランス出身。フリーアナウンサー。フジテレビ『ニュース JAPAN』のメインキャスターを経てフリーに転身。現在、WWF(世界自然保護基金)ジャパンの顧問を務める他、自身が代表理事を務める「一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」を2014年に設立し、動物保護・生物多様性保全に尽力している。3.放送スケジュール放送日:2022年12月20日(火)よる9時00分~10時00分■番組ホームページ: わたし、コロナ禍 保健師になりました。 | BS12スペシャル | 情報・ドキュメンタリー番組 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : ■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月15日昨今、スポーツ界のニュースで報じられることが多いのは、指導者の暴力・暴言関連のネガティブなニュースが多く、それに関心が高い保護者も多いと思います。そのような旧態依然とした指導が残っていることも事実ではありますが、最近では「子どもを伸ばす指導」をしている指導者・チームも増えています。今回は、この夏開催されたワールドチャレンジ2022の現場でお伺いした話をもとに、育成に力を入れているチームの指導者が、どんなふうに選手と接したり、声掛けをしているのかをご紹介します。3年ぶりにFCバルセロナが参加したU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ(C)新井賢一<<関連記事:3年ぶりにバルサが参戦、ワールドチャレンジ2022の記事はこちらサカイク公式LINEアカウントで保護者のみなさんへお役立ち情報をお届け!■「育成に力を入れているチーム」とはどんなチーム?皆さんは育成に力を入れているチームとは、どんなチームだと思いますか。・小学生年代で県大会や全国大会で優勝させてくれるチーム・トロフィー、メダルを獲るチーム・Jクラブや競合クラブのセレクションに合格できるぐらい上達させてくれるチームそんな風に、小学生年代で何らかのタイトルを獲らせてくれるチームだと思っていませんか。もちろん、勝ちたいから頑張ることは良い事です。子どもたちが大会でトロフィーや賞状をもらって喜んでいる顔を見ると、保護者も嬉しいものですよね。ただ、育成に力を入れているチームは「もっと先」を見て指導しています。この夏開催されたワールドチャレンジ2022で、いろんなチームにインタビューをしてきたので、そこで聞いた指導者たちの「小学生年代の育成」に関する考えなどを紹介します。■小学生年代がサッカー人生の頂点ではない今年は3年ぶりに海外勢も出場し、まさに世界への挑戦となる大会になりました。サカイクは大会のメディアパートナーとして、色んなチームにインタビューをしましたが、Jクラブの育成組織も含め、ほとんどのチームの指導者が異口同音に口にした言葉があります。それは、「小学生年代がサッカー人生の頂点ではない」です。また、このようなことをおっしゃる指導者も多かったです。「小学生年代は、中学以降もサッカーを続けるための『種まき』の時期。まずはサッカーを楽しむことを大事に、勝ったり負けたりする中でいろんなことを学んでいければいい」まさにその通りで、中学以降もサッカーを続けていくためには「サッカーって楽しい」と心に刻まれることが大事ですし、育成に力を入れているチームの指導者たちは「今」だけでなく「少し先」を見据えていることがうかがえました。技術習得より「ありがとう」が言える方がサッカー上達につながる理由■グラウンドに響く監督たちの声、一番多いのは?ちなみに、今大会も多くのチームの監督、コーチの声がグラウンドに響いていましたが、どんな声掛けが多いかわかりますか?答えは・・・↓↓「ナイス!」「いいよ!」「そうそう!」といった肯定的な声です。各カテゴリーの予選を勝ち上がって出場する強豪チームが多いので、厳しい声が多いと思いましたか?ちなみに今大会では多くの方が「ナイス、ナイス、ナイス!」「いいよ、いいよ、いいよ!」「そうそうそう!」など3回ぐらい繰り返すことが多かったです。口に出すとその位の回数がリズムも良く言いやすいのかもしれません。街クラブ選抜チームを率いた播戸竜二監督は「素晴らしい!」「まだ終わってないよ」を連呼して選手たちのモチベーションを上げていました。そんな感じで、大きな声で選手たちに何か伝えているシーンは多いですが、肯定して背中を押してあげるような声が多いのです。試合前には「みんなの思うようにプレーしたらいいと思うよ」と選手たちに信頼を伝えて送り出していたチームも。ハーフタイムも選手たちで試合の改善ポイントなどを話し合い、そこに監督やコーチがアドバイスを加えるというチームも多くみられました。そういった、選手が安心してサッカーができる状態が当たり前にあることが、選手を伸ばすことにつながるのでしょう。■普段からの関係性、信頼が大事ちなみに、ワーチャレに限らず、声を張り上げている指導者の多くが「ピッチの中では私の声は聞こえないですからね。サッカーは自分で状況を判断して動かなければなりませんから」とおっしゃるのですが、本当に聞こえていないのか選手に聞いてみました。私「監督、声大きいよね」選手「うん」私「でも、ピッチの中では聞こえないもの?」選手「聞こえてるよ」とのことで、しっかり聞こえていると笑顔で教えてくれました。ちなみに、プレー中の「サイドを切れ」「中締めろ」のような声に関しては「声は聞こえてるけど、状況によってはすぐ対応できないし自分で判断するから」ということのようです。選手たちも必死に対応している時は、外からの声はハッキリ聞こえない時もあるのでしょうね。プレーに対する「ナイス」「いいよ」以外の声でよく聞かれるのは、ボールが落ち着いたときに「A(名前)、B(名前)が出しどころ無くて困ってるときフォローしてあげて」とか、「まだ焦る時間じゃないから、前係にならなくていいよ」のようなアドバイスが多かったです。一見厳しいことを大声でピッチに叫んでいるように見える監督がいるチームも、試合終了後には選手と指導者たちが仲良く談笑している、というのもよくある光景です。選手取材の後に監督のインタビューをしたときも、監督が「午後も試合あるから今のうちにお昼食べて」と声をかけても、選手たち自身が「監督のインタビューも見たーい!」とその場に留まるなど微笑ましい場面も。監督のインタビューをカメラの後ろで見ているYF NARATESOROの選手たち。インタビュアーが選手たちに「監督は普段どんな人?」と聞いたら矢継ぎ早に「おもしろい」「芸術家」「私服がかっこいい!」と答えてくれました(C)新井賢一そういった場面を目の当たりにすることで、大事なことは指導者たちと子どもたちの普段の関係性、信頼の構築なのだと改めて感じました。普段から心理的安全が確保されているから、子どもたちは思い切りサッカーを楽しめているのです。■子どもも保護者も指導者も、みんながサッカーを通じて幸せになる環境をどうしても、旧態依然とした指導の問題のほうがニュースで取り上げられやすく、ネガティブな情報の方が読者の共感も生むため、スポーツの現場には問題がある指導者が多いように捉えられてしまう部分もありますが、情報をアップデートしながら子どもたちに接している指導者の方はたくさんいます。保護者の方も、自分たちの学生時代とは大きく異なる現代の育成について改善できることをチームで話し合ったり、古い慣習などを見直して負担を減らすことで、子どものサッカーにかかわるのが気持ちと体力面でラクになると思います。サッカーをする子どもたちだけでなく、関わる親・指導者も楽しめる環境が増えていくことが大人たちの幸せにもつながるのです。サカイクではこれからも、いい指導をする・しようと取り組む指導者、チームを応援していきます。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年10月05日監督・コーチの話を聞かない、練習の並び順でケンカ、行動が遅い......。U-10年代の指導の指導はどうすればいい?池上正さんの書籍を読んで実践しているけど、うまくいかない。という悩みをいただきました。この連載を読んでいる方の中にも、同じような経験を持つ方がいるのでは。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、話をじっと聞いていられないU-10年代の指導の指導のコツを伝授します。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<上手い子、そうでない子が混在するチーム。どっちにも楽しんでほしいからレベルでグループ分けしたいが、注意点は?<お父さんコーチからの質問>こんにちは。田舎の少年団で指導をしている者です。担当はU-10です。池上さんの書籍「伸ばしたいなら離れなさい」を読ませて頂き実践しているのですが、子どもたちが話を聞きません。行動が遅い、待ち時間の並び順でケンカばかりする、など、なかなか上手くいきません。池上さんの本が発売されたころとは教育、家庭でのしつけなども変わっているので子どもたちの気質なんかも変わってきているというのはあると思うのですが、(過保護なご家庭が多いと感じます......)この年代のチームがまとまる良い方法はないでしょうか?<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。先日、首都圏のある自治体で、教員の方々に「これからのスポーツを考える」というタイトルでお話しさせていただきました。そのなかで、子どもたちが主体的対話的深い学びが必要だと言われているけれど、授業でその時間をつくっていないという話が出ました。■子どもが輪に入れないとき、大人の方が焦って世話を焼いていないか午前中、ひとつの学校で6年生に指導した際、みんなの活動に入っていけない子どもがいましたが、私は最後まで声をかけませんでした。指導の後で、担任の先生から「あの子には声をかけないのですか?」と尋ねられました。私は、ほかの子どもたちの行動を待っていたのです。その子が交わらない最初の10分は、他の子どもたちは何もしませんでした。が、そのうち「入れよ」と声をかける子が出てきました。言ってもらった子は「いいの?」という感じで中に入って一緒に活動するようになりました。「どうしてあんなふうになるんでしょう?」と先生は不思議な顔でしたが、私からすればそもそも子どもの世界に大人が踏み込まない方がいいと思っています。先生がどうするか、ではないのについ声をかけてしまうようです。先生はそれが自分の役割だと考えているし、周りもそうなので、先生が行動を起こさないと周囲に「何か言ってください」と言われてしまう。そうならないためには「子どもをどう育てるか」を共有しなくてはなりません。それなのに、「自分が言わなければ!」と大人は焦ってしまうわけです。子どもが成長する余白を与えていません。機会を奪っていることも多いのです。サカイク公式LINEアカウントでイベントや最新情報などをお届け!■子どもたちをずっと動かすことがカギ「並ぶ必要のない」練習メニューを提供することさて、ご相談いただいた件です。10歳以下。けんかしたり、ふざけたり。小集団でいろいろなことをやりたくなる。この年代の特徴です。大人のほうが「この年代なら当然だ。当たり前。こんなものだ」とおおらかにとらえることが重要です。そして、もうひとつ大事なのが、並ぶ必要のないメニューを提供することです。つまり、並ぶ時間もなく、次々とサッカーをしてもらう練習にしてください。実際、ご相談者様のように子どもの私語やふざける様子が気になる指導者の方たちは、おしなべて並んで行うメニューを組んでいることが多いようです。子どもたちをずっと動かしましょう。いつもお話ししているように、練習はミニゲームを中心に。その間に、2対1、3対1など小集団で動くメニューを挟みます。コートを半分に使ったり、4分の1ずつにするなど、狭いスペースでよいので次々と行うようにしましょう。■「早くしなさい」ではなく「このままだと○分しか練習できないよ」と焦らせる方が有効そのほかに、三つほどアドバイスさせてください。ひとつめ。子どもの行動が遅いと感じるのは、指導者側の問題でもあります。子どもに対し「何やってるんだ」「早くしなさい」ではなく、「時計の小さい針が6を指したら、次のメニューを始めるよ」などと、明確な時間を示すことです。練習の時間を最初から決めておくことです。そこで「このままだと、次の練習は○分しかできないよ~」と知らせることも有効でしょう。■水分補給の時間が長すぎると集中力が切れてだらけてしまうので、時間の見直しを二つめ。水分補給の時間確保についても一考してみましょう。皆さんの練習を見ていると、水分をとる時間が長いときがあります。子どもは座りこんでしまい、おしゃべりをしながらゆっくり補給しています。そうると、コートになかなか戻ってきません。子どもたちに、水分補給は休憩ではないこと、飲んだらすぐコートに戻るよう伝えましょう。そのことをきまりにしてください。その際、水分補給を急がなくてはいけない根拠を伝えることも重要です。「試合中はボールをいつも見ていないといけないよね。練習中は試合をしているのと同じ集中力でやりましょう。試合の中で起きることに気を配らなくてはいけないのに、ぼーっとしているとどうなりますか?」そのように、子どもたちが早く集まる動機づけになるような話をしてください。「君たちの水筒は押せば出て、すぐ飲めるよね。便利だよね。だから、飲んで蓋を閉めるまで3秒でいけるね!」などと話します。そうすると、大慌てで我先にとコートに帰ってきます。例えば「前回よりタイム短縮できたね」「記録を伸ばそう」などと自尊心を刺激しましょう。急がなくてはと思えるような仕掛けをしてください。当然ながら、子どものことなので、そんなふうに毎回できるわけではありません。行きつ戻りつしながら、習慣にしていくことです。素早く行動できたときは「良かったね。みんなが早く動いたから、たくさんサッカーができるよ」と褒めましょう。■説明は短めに、練習しながら少しずつ修正ポイントを伝えよう(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)三つめ。水分補給をサッとやったのに、次の練習メニューの説明が長いと、子どもたちはざわざわし始めます。上述したように、説明はできるだけ短く切り上げましょう。子どもたちがじっとしていることなく、すぐに行動できるようにします。言うことを聞かせようと思うがあまりに、じゃあ注意しようとなりがちです。そうすると余計話が長くなって逆効果です。また、練習中に1回の説明で練習がうまくできない場合があります。コーチが再度確認したり、説明したい場合は一度集めて「この練習はどう?どこが難しい?」などと尋ね、修正するポイントを伝えます。そして、また集める。そんなふうに少しずつコミュニケーションを図りながら、行ってください。最終的には、冒頭でお伝えした児童のように、子ども同士で「集中しようぜ」などと声を掛け合えるチームを目指してください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年09月23日子どもたちが毎日たくさん練習することを「サッカーが好きすぎて」「上手くなるために頑張ってる」と目を細める親や指導者もいますが、それって正しいのでしょうか。オーバートレーニングになっているのでは?たくさん練習する=上達じゃないのでは?成長期に運動しすぎることの弊害は?など、今回はサカイク編集部が気になっている疑問を池上さんにぶつけてみました。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、練習しすぎによる心身への影響などを教えてくれました。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<仲間との協力プレーは大事だけど、ドリブルなど個のスキルも不可欠だと思う。U-8年代の指導は何に注力すべきか教えて<編集部からの質問>今回は、コーチからの質問でなく編集部から質問させていただきます。「運動しすぎること」について教えてください。いっぱい練習すること、長時間練習することが上達につながる、と思っている指導者はいまだに多くいるように思います。また、保護者側も同じように思っている方も多く、「毎日練習があるチームの方が上達する」と入団のポイントに挙げていたり、練習以外でもずっとボールを触っていることを「上達するために頑張っている」と目を細める方も少なくないようですが、これってサッカーの「しすぎ」ではないでしょうか。(オーバートレーニング症候群?)疲労回復の面や、成長期に運動しすぎるのは、摂取した栄養より消費カロリーが多そうで、身体を大きくする面でも気になります。先日の弊社イベント、親子サッカーでトレーニング後もずっとサッカーしている子たちがいて、池上さんが「練習しすぎを止めるのも大人の役目」と言ったと聞きました。指導者や親は、子どもの運動量について、どの位を目安にすればいいですか。<池上さんの回答>サカイク編集部から興味深い相談がありました。ありがとうございます。さて、みなさんは「超回復」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?アスリートだった方や、大学などでスポーツを学んだ方はよくご存じかともいます。超回復とは、トレーニングの間にきちん休むことで運動が定着することです。科学的にも証明されています。■筋力アップやスキル習得のためにも休息して「超回復」させることが大事例えば、練習や試合の後に一日、二日と休んだ翌日、トレーニングしたことが定着している、つまり上手くなったような感覚を持つことがあります。その感覚はその後少し薄れるのですが、そうやって運動しては、休みをきちんととることでうまくなっていきます。休息は、大人だけでなく子どものアスリートにとっても非常に重要です。また、超回復というと、筋力アップのためには休みが必要であるという説が有名です。しかし上述したように、スキル習得にも超回復は立証されています。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■サッカーが上手くなるためには、心身の余裕が大事そもそもインプットしたスキルは試合で使えるようにしないと意味がありません。要するにアウトプット、試合で発揮する機会が必要です。ところが、毎日ずっと練習しているとインプットばかりになってしまいます。いや、週末には試合をしていますよ、とおっしゃるかもしれません。が、少年サッカーの試合でコーチがこうしなさい、こう動きなさいと指示ばかりしていれば、それは練習になります。アウトプットし、それをまた自分で振り返る。サッカーが上手くなるには、そのようなこころの余裕が大切になってきます。きちんとお休みをとればリフレッシュできるのです。加えて、小学生年代に来る日も来る日もスポーツ漬けでは、人間形成ができません。もちろんサッカーによって人として成長するのですが、大人になるための学びの機会が必要です。サッカーだけじゃない。長い人生を考えると、友達と遊んだり、家族でどこかに出かけたり、野外活動などサッカー以外の豊かな経験を積んでほしいと思います。■日本の子はオーバートレーニングのリスクにさらされている欧州では、サッカーの間に、他の遊びをします。さまざまなスポーツも体験させます。例えば水泳やバスケットボールなど、他のスポーツの経験が後々サッカーの役に立つこともあります。ことサッカーという競技は、さまざまな運動技能が合わさったものです。ボールを足で扱うわけなので、多くの場面で片足で立っています。つまりバランスの競技です。そのことから、他のスポーツが大いに役に立ちます。日本でも、いくつかの競技を並行して行なう「マルチスポーツ」が注目されるようになりました。一方で、日本の小学生はオーバートレーニングのリスクにさらされています。小学校に紐づけられた少年団などでは朝練を行っているところもあります。そうなると、例えば放課後にサッカースクールに通う子の場合、寝るのは夜11時過ぎなのに翌日は早起きして学校に行かなくてはなりません。しかも、朝練はコーチや親から「やりなさい」言われてやっています。自発的な練習ではありません。■練習を「やればやるほどうまくなる」という根拠はない夏休みも、チームからの「リフティング〇回できるようになろう」という宿題に取り組まなくてはなりません。夏休みはもっと自由に他のことができるはずなのに、人としての成長に必要なことができなくなります。すでに申し上げたように、サッカーでも学べるけれど、他のことに集中することも大事です。そういったことがよくわかる本に『アスレチックスキルモデル才能を適切に発揮させる運動教育』(レネ・ウォンホートほか/金子書房)があります。良かったら手にとってみてください。たくさん練習をすれば上達する、やればやるほどうまくなると皆さん思われていますが、まったく根拠がないことがよくわかるでしょう。■運動しすぎるリスクは身体だけでなく精神面にも。楽しむはずのスポーツに「抑圧」されている運動をし過ぎるリスクは明白です。ジュニア期でオーバートレーニングになると、サッカーであればかかと、足の甲、足首、膝、腰と、下半身を中心にスポーツ障害のリスクが高まります。休まず長時間練習すると、睡眠が足らなくなります。そうすると身長が伸びません。100%、良いことはありません。加えて、精神的にもバーンアウトする恐れがあります。それなのに、大人も子どもも「練習しないと不安だ」という気持ちになっています。楽しくて、子どもの生活を豊かにするはずのスポーツによって、抑圧されています。このことは「毎日真面目に練習しなさい」と子どもに言ってしまう日本人の教育観も関係しています。練習するのは、チームの中で一番になるためです。大人がチームの中で競い合わせています。なぜなら学校の教育が同じ様式だからです。「クラスで一番になりなさい」と言われて育ちます。言われなかったとしても、そのような競争の価値観は刷り込まれています。どんなことにおいても競争、競争なので、運動会で全員手をつないでゴールしようといったことをしても、根本的な策にはなりませんでした。■チームで協力しあうのがサッカーなのに、個人プレーによる自己完結になっている(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)「競わせることが子どもの大きな動機づけになる」という意見もありますが、それではエゴイストが育ちます。チームで協力し合って勝利を目指すのがサッカーなのに、個人が活躍することで自己完結します。チームでどう勝つかといった重要なことが学べません。特に今のような暑い時期に無理にサッカーをする必要はありません。子どもをしっかり休ませましょう。その間、大人も休めます。その時間のなかで新たな学びをぜひ身に付けてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年08月12日