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11月1日(金) 23時より放送・配信される連続ドラマW-30『ハスリンボーイ』に、玉山鉄二、毎熊克哉、竹原ピストル、後藤剛範が出演することが決定した。本作は、非合法なツールを扱う「道具屋」として池袋の裏社会に足を踏み入れた冴えない大学生が、ヤクザ、半グレ、中国マフィアなど、ひと筋縄ではいかない悪人たちの中で生き抜いていく姿を時にユーモラスに、時に緊迫感満載に描いた新感覚クライムサスペンス。主人公の久保田タモツを、WOWOW連続ドラマ初出演にして初主演となる間宮祥太朗が演じる。玉山が演じるのは、タモツの先輩道具屋・九条役。神保会(じんぼうかい)と牛頭組(ごずぐみ)というふたつのヤクザと半グレ集団・侘威蛾(たいがー)の3大勢力が牛耳る池袋の裏社会で、悪党たちから一目置かれて重宝される優秀な道具屋。病気を患う一人娘の治療費を稼ぐために裏社会に足を踏み入れたバックボーンをもつ。タモツを窮地から救った際に警察に拘留され、代わりを務めることになったタモツに獄中から道具屋のイロハを叩き込む役どころだ。毎熊が演じるのは、半グレ集団・侘威蛾のボス・アキヒロ役。特殊詐欺で急成長し、一気に池袋の3大勢力のひとつにのし上がった侘威蛾のやり手ボスだ。一見穏やかで紳士的、メンバーからの信頼も厚いが、怒らせると一巻の終わりと周囲から恐れられる非情さも兼ね備えている。また、タモツが恋する同級生・由佳子(横田真悠)が侘威蛾に興味を持っている節があり、何らかの関係がある様子。全話を通してタモツと関わっていく重要人物となっている。ミュージシャンであり、映画『永い言い訳』で第40回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、俳優としても評価を受ける竹原が演じるのは、道具屋が売りさばく違法な“道具”を制作する偽造師(にんべんし)・村田役。改造したキャンピングカーをアジトとし、偽造ナンバープレートから拳銃まで日夜さまざまな道具を生み出す有能な技術者の村田は、九条に代わり道具屋となったタモツを相棒として支えていく。裏社会のルールすれすれをいくタモツに肝を冷やしながらも、結局は手を貸してしまうお人よしな人物だ。本作がWOWOW連続ドラマに初出演となる後藤が演じるのは、謎の青年・ウツロ(一ノ瀬颯)の相棒・目良(めら)役。突如池袋の裏社会に現れたウツロと目良は、頭脳担当のウツロ、腕っぷし担当として汚れ仕事を請け負う目良という役割分担で、並み居る悪党たちの活動を妨害し、対立を激化させ、混乱の渦に陥れていく。併せて、本作の特報映像も公開。「オモテの顔は大学生、ウラの顔は道具屋」というタモツのキャラクターを象徴する言葉とともに、取引用の拳銃を手にするタモツの姿や、メインキャストである毎熊、横田、竹原、後藤、一ノ瀬、玉山の姿も映し出される。■九条 役:玉山鉄二九条という役は、原作であまり描かれてなかったのですが、プロデューサーの方から主人公に影響を与える重要な役と聞き説明をいただきました。個人的に前回『シャイロックの子供たち』の堅い銀行員役から、今回は裏社会を生きる道具屋、オファーの振り幅がWOWOWさん攻めているなと……そこにクリエイティブの根源を感じ参加させていただきました。間宮さん演じるタモツにあらゆる立ち回り、アイデア、知恵を受け継がせる役回りです。裏社会の「道具屋」としてのリアリティーを生むためにさまざまな動画を見ているうちに普段目にしない世界がこれほど面白いとは……心が動きました。『ハスリンボーイ』もそれ以上に心が震えて面白い社会派なドラマになっています。是非ご覧になってください。■アキヒロ 役:毎熊克哉半グレ集団のリーダー・アキヒロを演じます。 間宮祥太朗さんとは映画『全員死刑』ぶりの共演。また彼と作品の中で暴れまわりたい!が、出演を決めた1番の理由でした。普通の大学生タモツに半グレのアキヒロがどう絡んでくるのか……裏社会に巻き込まれていく大学生を軸にハイテンポで展開されるドラマになっています。お楽しみに。■目良 役:後藤剛範草下シンヤさんのYouTubeを見るのが日課だったので、原作漫画をドラマ化する内容を聞いてワクワクする気持ちと責任感を勝手に感じ臨みました。目良という人物がどうして主人公の周りの人たちの大切なものを脅かすようになったのか、絶対仲良くならなそうなウツロと行動を共にしているのか、その根本の悲しさが常にあると勝手に感じ演じました。撮影後に間宮君や毎熊君と食事をした時はほとんどがこのドラマのことしか話さないくらい皆さん真面目で真摯な人たちなので、その想いが視聴者の皆さんに届くといいなと勝手に代表して思います。連続ドラマW-30『ハスリンボーイ』特報映像<作品情報>連続ドラマW-30『ハスリンボーイ』放送・配信:11月1日(金) 23:00放送・配信スタート(全8話)第1話無料放送【WOWOWプライム】【WOWOW4K】原作:草下シンヤ・本田優貴『ハスリンボーイ』(小学館ビッグスピリッツコミックス刊)監督:鈴木浩介脚本:小寺和久、掛須夏美出演:間宮祥太朗、毎熊克哉、横田真悠、竹原ピストル、後藤剛範、一ノ瀬颯/玉山鉄二 ほか番組公式HP:
2024年09月30日9月6日(金)今夜、最終回を迎えるドラマ「笑うマトリョーシカ」。本作のメインキャストである水川あさみ、玉山鉄二、櫻井翔が、約4か月におよぶ撮影を走り抜け、笑顔でクランクアップした。新聞記者の主人公・道上を演じた水川は、「らんか」のシーンでクランクアップ。最後のシーンのカットがかかると、「うれしい!」と歓喜の表情を浮かべ、「私にとってチャレンジとなった作品でした。暑さに負けそうになり、セリフに追われ、大変な日々でしたが、現場のスタッフの皆さんの存在が私の心の支えでした。みんなの面白さや優しさに支えられて、私らしくいられましたし、無事に終えることができたと思っています」と共に走り抜けたスタッフに感謝を伝えた。また、このシーンの出番はなかった櫻井が、花束を持ってサプライズ登場する一幕も。本作で約10年ぶりの共演となった2人は、熱いハグを交わした。続いてクランクアップを迎えたのは、有能な秘書・鈴木役の玉山。「暑さが大変な今回の現場では、“エアコン担当”としてリモコンを両手に持ち、皆さんの温度管理を一生懸命頑張ったのですが・・・やっぱり暑かったですね(笑)」と笑いを誘いつつも、「情熱を持って作品に臨むことができました」と語る。そして最後は、若き人気政治家・清家役の櫻井がクランクアップ。初の政治家役に挑んだ櫻井。最後のシーンを撮り終えると、「『笑うマトリョーシカ』という作品と清家一郎という役に出会えたことは、僕にとって本当に大きな財産だと思っています。貴重な時間をいただきました」と挨拶した。最終話あらすじ浩子(高岡早紀)は清家(櫻井翔)を操るハヌッセンではなかった。そしてBG株事件には、前外務大臣の諸橋(矢島健一)だけでなく、総理大臣の羽生(大鷹明良)も関与していた。そんな衝撃の事実が次々と明らかになった矢先、清家から「僕のブレーンになってほしい」という突然の提案を受けた道上(水川あさみ)は、ブレーンとしてそばにいることで清家のハヌッセンを突き止められると考え、その提案を受け入れることに。ことあるごとに道上に意見を求め、道上の考えをそのまま吸収して自分の言葉にする清家。そんな清家を目の当たりにし、道上はある種の充実感を抱き始めるのだった。そんな中、山中(丸山智己)から一刻も早く羽生と諸橋がBG株事件に関与していた証拠を公開し、2人を失脚させるべきだと促された道上だが、政権と敵対すると清家のブレーンを降りることになると考えた道上は、悩み始め――。「笑うマトリョーシカ」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年09月06日水川あさみ主演「笑うマトリョーシカ」第7話が8月9日に放送され、水川あさみ演じる道上と玉山鉄二演じる鈴木に「このタッグは嬉しい」といった声が上がっている。早見和真による人気小説をドラマ化した本作は、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス。主人公の新聞記者・道上香苗を水川あさみが演じ、若き人気政治家・清家一郎を櫻井翔、清家一郎の有能な秘書・鈴木俊哉を玉山鉄二が演じる。道上と同じ東都新聞で働く社会部の記者・山中尊志役に丸山智己、道上の後輩記者・青山直樹役に曽田陵介が出演するほか、渡辺いっけい、筒井真理子、渡辺大、高岡早紀、青木柚、西山潤、真飛聖、矢島健一ら豪華キャストが脇を固める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴシップ記事により、人生を捧げて来た清家(櫻井)から簡単に切り捨てられ、本当のハヌッセンは自分ではなく浩子(高岡)だったことに愕然とし、廃人のようになる鈴木(玉山)。しかしそんなことはお構いなしに、清家は官房長官としてより一層存在感を放ち、不祥事続きの新内閣の支持率維持に貢献する…というのが第7話のストーリー。鈴木は妻と共に、清家が代議士になってからずっと行けていなかった父のお墓に手を合わせていた。そこで通りかかった住職から、道上の父が毎年命日に来ていたこと、鈴木の父の事や鈴木のことを気にかけていたことを聞かされる。帰宅後、道上(水川)からBG株事件に関わっていた可能性がある政治家たちの資料を託されていた鈴木は、父に罪をなすりつけた政治家を突き止めるべく動き出す。すると過去の記事の中から、諸橋(矢島)の秘書の1人・中島真一が亡くなっていること、さらにもう1人の秘書の行方がわかっていないことを突き止め、道上と山中の事務所を訪れる。復活した鈴木と道上のタッグの誕生に、SNSでは「鈴木が優秀すぎる」「さすが鈴木」「このタッグは嬉しい」と盛り上がりを見せた。諸橋の元秘書・中島が証拠を残しているのではないかという可能性を考えた道上は、鈴木と共に中島の家を訪ねる。中島の家にはかつて道上の父も何度も足を運んでおり、同じように頭を下げる道上の姿に、中島の妻は中島が証拠を持っていたことや、保身のために証拠を隠ぺいしたのではなく、告発しようとしたから殺されたのではないかと打ち明けた。それを聞いた道上と鈴木は、中島の部屋を探すが証拠は見つからない。しかし、秘書ノートにメモがはさまっており、そこには鈴木の名前と母校・福音学園の住所が書かれていた。道上は福音学園の学校長・一色の元を訪ね、鈴木の在学中に鈴木宛に送られて来て手違いで本人に届かなかったものはないかを聞くと、一色は何かを思い出したような顔をするが「覚えていない」と突き返す。これにはSNSで「先生なんか覚えてるやん」「何か隠してる」という声が相次いだ。道上から、清家が鈴木のことを「切りたくて切った訳じゃない」と言っていたことを知った鈴木は「悲願」を改めて読み直し、生徒会長選の作戦会議をしていた時のことを思い出していた。そこで、生徒会長選の作戦会議をしていた時に当時担任だった一色が歴代の生徒会長の演説を見せてくれたことや、演説の順番をクラス順ではなく抽選にしたこと、さらに清家らが希望していた最後から二番目にしたこと、そして、浩子と一色が親しげに話しをしていたことを思い出し、もう一度一色を問い詰めるよう道上に伝えた。道上は一色の元に戻り、改めて鈴木宛に届いて渡していないものが無いかを問い詰めると、当時鈴木宛に届いた封書があったこと、開封するとそこにはカセットテープが入っていたこと、浩子に欲しいと言われて渡したこと、清家が卒業してからは関係は途切れていることを全て打ち明けた。またしても登場した浩子の存在に、SNSでは「ここにも浩子」「やっぱり浩子がいた」「また浩子かー!!」という声が上がった。ラストでは道上が何者かに追われ、道に飛び出し車に轢かれそうになるという展開に。間一髪で避けると、「危なかったわね」と日傘をさした浩子が姿を現す。衝撃的なラストにSNSでは「追いかけて来たの誰」「道上さん逃げて」「きたぁぁぁ」「こわ過ぎる」といった声で溢れた。【第8話あらすじ】道上(水川あさみ)の前に浩子(高岡早紀)が姿を現した。これまでの不審な事故死について問い詰める道上だったが、浩子は多くを語らず、逆に道上の息子・勇気(森優理斗)の身を案ずる意味ありげな発言を…。そして「夫が待っている」と言い残してその場を去ってしまう。あとを追った道上が目にした浩子の夫は意外な人物で、再婚を不気味に思った道上は、浩子への疑念をさらに募らせる。その後、清家(櫻井翔)が地元・松山に帰って来ていると知り、佐々木(渡辺大)の店を訪れた道上は、清家からの「くれぐれも無茶はしないで」との伝言を受け取る。その真意が分からないまま、翌日の講演会で清家と顔を合わせた道上だったが…。そんな中、浩子が銀座でホステスをしていた時のことを調べていた山中(丸山智己)が、ある驚きの新事実を持ち帰る。「笑うマトリョーシカ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年08月10日水川あさみ主演「笑うマトリョーシカ」第6話が8月2日に放送され、櫻井翔演じる清家と玉山鉄二演じる鈴木の衝撃の展開に「辛すぎ」「怖い」といった声が上がっている。早見和真による人気小説をドラマ化した本作は、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス。主人公の新聞記者・道上香苗を水川あさみが演じ、若き人気政治家・清家一郎を櫻井翔、清家一郎の有能な秘書・鈴木俊哉を玉山鉄二が演じる。道上と同じ東都新聞で働く社会部の記者・山中尊志役に丸山智己、道上の後輩記者・青山直樹役に曽田陵介が出演するほか、渡辺いっけい、筒井真理子、渡辺大、高岡早紀、青木柚、西山潤、真飛聖ら豪華キャストが脇を固める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。次期官房長官として清家(櫻井)に白羽の矢が立つ中、ヒトラーの危険思想を持つ浩子(高岡)が清家をコントロールしていると確信し、このまま清家に権力を持たせてはいけないと危機感を募らせる道上(水川)。その矢先、永田町で浩子と遭遇した道上が辿り着いた先で、清家のこれまでの発言につながる新たな事実をつかむことに。そんな中、清家がついに官房長官に就任する。清家との出会いからこれまでの軌跡を思いながら、2人の“悲願”が達成されたことに胸を熱くする鈴木(玉山)だったが…というのが第6話のストーリー。清家が官房長官に就任し、鈴木と抱擁を交わすシーンにSNSは「遂に官房長官まで来た」「ハグ!!」という声や、「鈴木」と呼んでいた清家が学生の頃と同じように「俊哉君」と呼ぶ姿に「俊哉くん!!!」「ここで俊哉くん呼び」と盛り上がりを見せた。一方、浩子が乗っていたタクシー会社を訪ねた道上は、浩子の降りた場所が高場町だったことを突き止める。道上の実家のアルバイト・凛々(咲耶)の話しから、高場町にはNPO法人在留外国人支援機構があることを突き止めた道上はすぐに向かう。そこには清家の写真が飾ってあっただけでなく、浩子が寄附をしていたこと、さらに在留外国人に対するヘイトスピーチについて、「そろそろ政府に本腰を入れてもらわないといけない」と話していたことを聞かされる。同じタイミングで、官房長官に就任した清家が会見で浩子と同じ言葉を語る姿に、道上は浩子が今でも清家の近くにいることを確信し、鈴木の家を訪ねる。SNSでは「情報量が多い」「母の思惑なのか??」「怖くなってきた」という投稿で溢れた。道上はBG株事件のことが書かれているノートが盗まれたこと、盗まれた実家に浩子が来たことを鈴木に話すが、鈴木は聞く耳を持たない。そんな中、鈴木の父親がかつて逮捕された宇野の息子だというゴシップ記事が、週刊誌に掲載されることに。道上から「話しがある」と言われた鈴木は、週刊誌にネタを売ったのは道上かと怒りをぶつけるが、道上は浩子の仕業に違いないということ、NPO法人での浩子の言葉と会見での清家の言葉が一致していることを話す。それでもなお「清家が私を裏切るはずない」と道上を突き放す。鈴木は清家と2人で部屋で話すことになり、ほとんどが憶測であること、会見用の原稿を用意したことを話すが清家は天井を見上げ、一方的に話しを始める。そして、生徒会長選で感極まっても泣いたのは、素直に泣いて良いと言われたからだったこと、鈴木が力になってくれるから仲良くするように言われたこと、手放さないように言われたことを打ち明けた。そして清家は涙ながらに「君は僕にとって特別だった」と話し、最後に「この先何が起こったとしても君のことは忘れない。話しはそれだけだよ」と告げた。一方的に過去形で話し続ける清家の姿に、SNSでは「まってめっちゃ怖い」「過去形で言わないで」という投稿が相次ぎ、ラストの鈴木の涙には「かわいそう」「ツラい」という声で溢れた。清家の官房長官への就任からの怒涛の展開に「もう1時間たったの?」「続きを早くみたい」という声や「こんな役の翔くんを見たかった」といった声も上がっている。【第7話あらすじ】清家(櫻井翔)から簡単に切り捨てられ、清家をコントロールしてきた本当のハヌッセンは自分ではなく浩子(高岡早紀)だったことに愕然とし、廃人のようになる鈴木(玉山鉄二)。しかしそんなことはお構いなしに、清家は官房長官としてより一層存在感を放ち、組閣早々不祥事続きの新内閣の支持率維持に貢献していた。そんな中、浩子の行方を突き止めるべく動いていた道上(水川あさみ)は、街頭演説の場で久々に対面した清家から思わぬ言葉をかけられる。そして道上からBG株事件に関わっていた可能性がある政治家たちの資料を託された鈴木は、父に罪をなすりつけた政治家を突き止めるべく動き出す。すると過去の記事の中から、与党ナンバー2で外務大臣の諸橋(矢島健一)に関する新たな疑惑が浮かび上がり…。「笑うマトリョーシカ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年08月03日明治学院大学経済学部 田中鉄二准教授が食料供給を安定させる方法を提唱・実証する論文を発表いたしました。◆論文概要世界の食糧安全保障は、気候変動や地域の紛争によってますます脅かされています。農産物の輸出大国での生産性の変動は輸入国の市場に影響を与えます。本研究では、衛星画像から得られる早期予測情報を世界の農家がすぐに入手できた場合、国際農産物市場をどの程度安定化できるかを経済モデルにより実証しました。本分析では2008年と2012年のロシア・ウクライナ地域の小麦の豊作と不作、2012年のブラジルの大豆の不作を例にそれを季節の異なる(すなわち播種と収穫の時期の異なる)地域の農家が情報を利用できたと仮定しています。その結果、ロシア・ウクライナの不作の場合、1.2%-9.3%輸入国の価格を上昇させ、豊作の場合5.5%-12.6%価格を下落させる効果が見られました。また、ブラジルの不作の場合、輸入国の大豆価格を7.3%-22.3%下落させ、市場を安定させる効果があることが確認できました。◆研究者所属・研究者氏名研究者所属: 明治学院大学 経済学部 経済学科研究者氏名: 田中鉄二准教授研究者情報: ◆掲載誌名・DOI掲載誌名 : Communications Earth & Environment掲載誌URL : 論文タイトル: 「Satellite forecasting of crop harvest can trigger a cross-hemispheric production response and improve global food security」論文URL : DOI : 著者 : Tetsuji Tanaka, Laixiang Sun, Inbal Becker-Reshef, Xiao-Peng Song & Estefania Puricelli◆本研究のポイント本研究で衛星から得られる作物の収穫予測情報と北半球と南半球の季節性の違いを利用して食料供給を安定させる方法を提唱し、実証した事が最も重要なポイントです。具体的にはロシアやウクライナは世界最大級の小麦輸出地域ですが、2012年、小麦の不作に直面しました(図1)。その不作は同年7月にメディアで報じられ、すぐに金融市場の小麦価格は高騰しました。しかし、衛星画像を使った最新の予測技術を用いた方法ではその不作が5月や6月に既に認識できる可能性があります。北半球と南半球の季節の違いのため、作物の播種と収穫の時期が異なり(図2)、小麦の場合、7月に北半球の不作が判明したとしても南半球の小麦農家は増産できませんが、5月や6月に情報を得られれば、多くの小麦農家が不作と価格高騰を予測して増産するインセンティブを持ちます。その結果、北半球で減少した収穫を部分的に南半球の増産で埋め合わせます。その反対に北半球で豊作であることが早期に分かれば、南半球の農家は価格低下を予測し、減産します。すなわち、早期予測情報により、国際小麦価格は安定化されることになります。これは大豆においても同様の事が可能であることが下表からわかります(図3)。本研究では世界規模の応用一般均衡モデルを構築し、上述の価格安定化メカニズムを実証しました。この提案された安定化メカニズムの良い点は早期予測情報を一部の人々に秘匿にするのではなく、全世界の誰でもアクセスできるようにし、農家の利潤最大化行動にゆだねる事で市場安定化に導けるところにあります。すなわち、一度モニタリング情報を生み出せば、多くの経済政策と異なり、市場に介入するのではなく、市場の自由な動きを利用するので財政を悪化させることなく世界の食料安全保障を改善できる点もこのメカニズムの素晴らしい点です。図1:リモートセンシング(NDVI)によるロシア、ウクライナの小麦収穫予測a) 2008年 b)2012年出所:The Global Agriculture Monitoring System (GLAM) 図1:リモートセンシング(NDVI)によるロシア、ウクライナの小麦収穫予測図2:世界の小麦・大豆の作物カレンダーデータソース:USDA図2:世界の小麦・大豆の作物カレンダー図3:リモートセンシングによるブラジルの大豆収穫予測a) 2011年 b) 2012年出所:Tanaka et al. (2023)図3:リモートセンシングによるブラジルの大豆収穫予測◆研究内容・背景リモートセンシング分野の技術レベルの向上により地球のモニタリングが改善されてきています。そのひとつとして農産物の生育状況の把握があります。しかしながら、農産物モニタリング情報を十分に役立てる方法が提案されてきませんでした。そこで北半球と南半球の季節性の違いと早期予測情報を利用して国際農産物市場の安定化ができることを思いつきました。このような地球規模での安定化メカニズムを提案している研究はこれまでになかったので、それがどの程度の効果をもたらすかを数量モデルで実証しました。・本研究で得られた結果と知見ロシア・ウクライナの小麦の豊作であった2008年、小麦輸入国市場で1.2%-9.3%価格を上昇させ、不作であった2012年には5.5%-12.6%価格を下落させる効果が見られました。ブラジルで大豆の不作であった2012年は価格高騰を7.3%-22.3%緩和する事が分かりました。世界の供給量は2008年と2012年それぞれ約280万トンの減少、約340万トンの増加をさせる事が明らかとなりました。・今後の研究展開および波及効果この研究は基本的には価格の安定化に着目しましたので、他の要素はまだ分析されていません。例えば、南半球の農家が北半球の早期予測情報を得られた場合、自身が所有する農地の何パーセントをその該当する作物に割り当て、他の作物を減らすのかをより細かく描写できるようにしたいと思います。また、そのような変化をもたらした結果、農家の所得がどれくらい増加するのかといった疑問にも答えていきたいと考えております。この研究は現実に実装されてこそ意味のあるものになります。そのために、農作物のモニタリングの精度をより改善しなければなりません。また地理学者が推定しますが、そのスピードを上げるための研究が必要となるでしょう。これらを達成するための研究に国際機関や先進国が投資をこれまでよりも行わなければなりません。(明治学院大学経済学部 准教授 田中鉄二)□■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるJ.C.ヘボン博士。明治学院の淵源となる「ヘボン塾」が横浜に開かれた1863年を創設年としています。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2024年に本学初の理系学部「情報数理学部」を開設し、既存の学部・組織との有機的な連携、産学官連携を行うため「情報科学融合領域センター」も併せて開設しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月01日水川あさみ主演「笑うマトリョーシカ」第2話が7月5日に放送され、次々と明らかになる清家や鈴木の過去とまさかの展開に「何この展開」「謎が深まった」といった声が上がっている。早見和真による人気小説をドラマ化した本作は、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス。主人公の新聞記者・道上香苗を水川あさみが演じ、若き人気政治家・清家一郎を櫻井翔、清家一郎の有能な秘書・鈴木俊哉を玉山鉄二が演じる。道上と同じ東都新聞で働く社会部の記者・山中尊志役に丸山智己、道上の後輩記者・青山直樹役に曽田陵介が出演するほか、渡辺いっけい、筒井真理子、渡辺大ら豪華キャストが脇を固める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。父・兼高(渡辺いっけい)の死は、BG株事件を闇に葬りたい鈴木(玉山鉄二)によって仕組まれたものではないか。さらに清家(櫻井翔)は鈴木に裏で操られており、助けを求めて自分に近づいてきたのではないか。そう考えた道上(水川あさみ)が清家のもとを訪れようとした矢先、道上の部屋に何者かが侵入し荒らされる事件が発生する。盗られたのはBG株事件に関する兼高の資料や取材ノートのみ。そんな中、道上は清家の自叙伝「悲願」で清家がかつて私設秘書を務めていた代議士・武智(小木茂光)もまた、兼高と同じく不慮の交通事故で命を落としていたことを知る。おまけに武智の死後、清家は彼の地盤を引き継ぎ、27歳の若さで初当選していたことを知り、道上はますます鈴木に対する疑惑を深め、武智の事故を調べるために松山市に向かう…というのが2話のストーリー。道上は、武智の事故が父の事故と同じように加害者が無職であること、すぐに罪を認め争わずに示談をしていたこと、多額の賠償金を支払っていたこと、さらに清家だけでなく鈴木も私設秘書として働いていたことを突き止めた。道上は、鈴木に武智の事故を調べていることをメールで送り、動向を探ろうとする。そんな道上の姿を見ていた後輩の青山は「手伝わせてください」と名乗りをあげ、道上は鈴木を見張るように依頼をした。一方で、道上は清家を佐々木(渡辺大)の店に呼び出し、武智の事故と道上の父の事故が似ていることや、道上に届いた論文について問い詰める。しかし、清家の携帯が鳴り、鈴木が事故にあったことが知らされる。まさかの展開にSNSには「何この展開」「えっ?」「どゆこと!!」と動揺する声で溢れた。鈴木の事故の原因が居眠り運転だったことから、鈴木も狙われているのではないかと考えた道上は、改めて清家の論文と「悲願」を読み返す。そこでふと大学時代の彼女「美恵子」についての文体が「悲願」の文体ではなく、清家の論文の文体と似ていることに気付き、「悲願」は鈴木の文章ではあるものの美恵子に関する出来事は清家本人が書いているのではないかと考え、清家の論文を見ていた教授を訪ねることに。道上に届いた論文を教授に見せたところ、その論文は大学3年生の頃に書いたものであり、大学4年生の卒業論文で同じテーマを扱っていたことが明らかになる。それだけでなく、大学3年生では“エリック・ヤン・ハヌッセン”を肯定していたが、大学4年生では一転して“エリック・ヤン・ハヌッセン”を批判していることから「考えが変わる何かがあったのかもしれない」と聞かされる。道上は「悲願」を読み返し、脚本家を目指して上京した美恵子との出会いや清家が21歳の時に「あと6年しかない」と話している回想シーンが映し出される。清家が「悲願」に書いた「27歳にこだわるようになった」という記述と初当選の年齢が27歳だったことが一致し、SNSでは「それで27歳にこだわったのか」「キーワードのように現れる年齢」「27歳が節目?」という声で溢れた。道上は改めて“エリック・ヤン・ハヌッセン”を調べると、43歳で暗殺されたことがわかる。事故に遭った鈴木が43歳であることから、清家を操っているのは鈴木ではなく美恵子なのかもしれない。そして、父の事故も美恵子が企てたのかもしれないと考えた道上は、清家に聞きに行こうとすると、清家の秘書・坂本からの電話が鳴る。清家が今後一切、道上の取材を受け付けないと言われ、第2話が幕を閉じた。怒涛の展開にSNSでは「一瞬で怖くなった」「どんどんわからなくなってきた」「謎が深まった」という声が上がっている。【第3話あらすじ】清家(櫻井翔)を裏で操っているのは自叙伝「悲願」に仮名で登場する大学時代の恋人・美恵子(田辺桃子)だと考え、清家に話を聞こうと試みるも、逆に今後一切の取材を拒否すると宣告されてしまった道上(水川あさみ)。そこで道上は清家の当時の同窓生を取材し、美恵子とされていた女性の名前が“三好美和子”であること、さらに出身大学や将来の夢など、彼女を探すためのヒントを得ることに成功する。同じ頃鈴木(玉山鉄二)も、入院中のベッドで美和子のことを思い出していた。そして道上は、さらに大学時代の清家や鈴木、そして美和子の情報を得るため、清家が師事していた武智議員(小木茂光)の元政策担当秘書・藤田(国広富之)のもとを訪れる。するとそこで、さらなる驚くべき事実に直面して…。「笑うマトリョーシカ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年07月06日金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」キャスト登壇制作発表&第1話プレミアム試写会が6月26日(水)、都内にて行われ、主演の水川あさみ、共演の玉山鉄二、櫻井翔、そして原作・早見和真がサプライズで登場した。実はほぼ同世代という水川さん、玉山さん、櫻井さんは、登壇した直後から和気あいあいと親し気なムード。最初の挨拶のトリで、櫻井さんがこの日、生配信されている視聴者に向けてさりげなくコメントを寄せた。すると、水川さんはすかさず「(登壇前)裏で、生配信してるって」と話をしていたが、自分の挨拶で触れられなかったことを悔やむ。すぐさま櫻井さんは「これがチームやん」と返し、玉山さんも「ぬかりがないから!」と櫻井さんを称賛、水川さんは「本当に頼りにしてる!」と絶大なる信頼を寄せていた。櫻井翔「笑うマトリョーシカ」は、早見さんによる人気小説の同名ドラマ化。人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンスとなっており、水川さんは主人公の新聞記者・道上香苗を演じる。若き人気政治家・清家一郎(櫻井さん)と有名な秘書鈴木俊哉(玉山さん)の奇妙な関係を暴こうと乗り出した道上は、清家をめぐる欲望の渦に巻き込まれていく。水川あさみドラマ内ではシリアスな展開が見どころだが、現場ではとにかくコミュニケーションを取っているという出演者たち。水川さんは「とっても楽しいです!ほぼ同じ時代を生きてきた心から尊敬できる2人と、この年齢になって一緒に作品に携われる喜びもすごくあります。ふざけたり、どうでもいい話したりもできる、それがあるからこそシリアスなシーンにぐっともっていける関係性を築けているなと思っています」と心を込めた。玉山鉄二玉山さんと櫻井さんは2人のシーンが多く、玉山さんは「(櫻井さんと)どうでもいい話ばっかりします(笑)。僕は、櫻井さんと会話できている優越感にひたりながら“今日は翔さんって2回くらい言えた”とかこっそり思ってる(笑)」と意外な心のうちを明かした。櫻井さんは「いやいや!! そんなこと思ってたの!?」と驚きながらも、まんざらではないうれしそうな笑みを広げていた。「笑うマトリョーシカ」は6月28日(金)より毎週金曜日夜10時から放送スタート。(シネマカフェ編集部)
2024年06月26日水川あさみ主演新ドラマ「笑うマトリョーシカ」のメインビジュアルが公開された。本作は、主人公の新聞記者・道上香苗(水川さん)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)と、有能な秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンス。先日公開されたティザービジュアルは、清家の顔の中に道上、鈴木、清家がいて、本作が描く“人間の迷宮”を表現した。今回完成したメインビジュアルは、仮面が剥がれ落ちるという斬新なギミックを使い、表に見せている顔がその人の真の姿とは限らない、人間の複雑さや面白さ・怖さを表現した。道上と鈴木は、剥がれ落ちた仮面とその中の表情が違うのに対し、清家だけは同じ笑顔になっているのも注目だ。また、主題歌が由薫の書き下ろし楽曲「Sunshade」に決定。作詞は由薫さん、作曲はToru(ONE OK ROCK)が手掛けた共作曲となっている。由薫さんは「原作の小説の一部から、“日傘”=Sunshadeのイメージに惹かれて、『太陽(sun)の影(shade)』ということをテーマに曲にしたいと歌詞を練ってきました。“当たり前”にも終わりがくるかもしれないということ。それを意識することは、後悔なく生きるという大切な“光”に繋がることなのではないか、そんなことを考えて。この物語がどんなふうに映像となるのか、本当に楽しみです」とコメントを寄せている。第1話あらすじ2022年、4月。新たに発足された内閣には、厚生労働大臣として初入閣を果たした若手議員・清家一郎(櫻井翔)の姿があった。リベラルな言動が国民の支持を集め、未来の総理候補と目される清家は、若返りを図る新内閣の目玉として華々しく注目を集めていた。同じ頃、東都新聞文芸部の記者・道上香苗(水川あさみ)は、このほど清家が刊行した自叙伝の紹介記事の取材で愛媛県・松山にある彼の母校を訪れていた。しかし担任の口から語られたのは、現在の頼もしいイメージとはかけ離れた彼の姿と、自叙伝には登場しない鈴木俊哉(玉山鉄二)というブレーンの存在。高校時代、鈴木は清家を指導して生徒会長に押し上げ、政治家となった今もなお秘書として清家を側で支えているのだという。「それほど重要な人物を、清家はなぜ自叙伝に登場させなかったのか」。違和感を覚えた道上は、その理由を探るべく、当時の関係者を取材しようと意気込む。そんな中、道上に一本の電話が入る。相手はかつて社会部の敏腕記者でしばらく会っていなかった父・兼高(渡辺いっけい)。「調べていることがある」と言い、道上に相談を持ちかけたその瞬間、兼高は突然の交通事故で絶命してしまい――。「笑うマトリョーシカ」は6月28日(金)より毎週金曜日22時~TBSにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年06月22日水川あさみ、玉山鉄二、櫻井翔が共演する新ドラマ「笑うマトリョーシカ」より、場面写真が初公開された。本作は、新聞記者・道上香苗(水川さん)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井さん)と有能な秘書・鈴木俊哉(玉山さん)を取り巻く黒い闇を追う、早見和真の同名小説を原作としたヒューマン政治サスペンス。今回公開された場面写真は、道上、清家、鈴木、それぞれを象徴する印象的なシーンが切り取られた。清家と鈴木の奇妙な関係に気づいた道上は、彼らの隠された過去を探り始め、清家が政治家へと昇っていく過程で不審な死亡事故がいくつも起きていたことを知る。新たな真実や怪しい人物が次々と浮上する中、事故死した道上の父とも繋がっていくことに。清家と鈴木が向き合っている、第1話の冒頭のシーン。厚生労働大臣として初登庁するこのシーンが、櫻井さんと玉山さんの初共演シーンとなった。そして、厚生労働大臣として国民へ向け熱いメッセージを送る清家の会見シーンも見どころのひとつ。櫻井さんにとってクランクイン後、最初の撮影となった、櫻井さんの初会見にも注目だ。また、今夜放送の「9ボーダー」のあとに、本作の予告映像が初公開となる。第1話あらすじ2022年4月。新たに発足された内閣には、厚生労働大臣として初入閣を果たした若手議員・清家一郎(櫻井翔)の姿があった。リベラルな言動が国民の支持を集め、未来の総理候補と目される清家は、若返りを図る新内閣の目玉として華々しく注目を集めていた。同じころ、東都新聞文芸部の記者・道上香苗(水川あさみ)は、このほど清家が刊行した自叙伝の紹介記事の取材で愛媛県・松山にある彼の母校を訪れていた。しかし担任の口から語られたのは、現在の頼もしいイメージとはかけ離れた彼の姿と、自叙伝には登場しない鈴木俊哉(玉山鉄二)というブレーンの存在。高校時代、鈴木は清家を指導して生徒会長に押し上げ、政治家となった今もなお秘書として清家を側で支えているのだという。「それほど重要な人物を、清家はなぜ自叙伝に登場させなかったのか」違和感を覚えた道上は、その理由を探るべく、当時の関係者を取材しようと意気込む。そんな中、道上に一本の電話が入る。相手はかつて社会部の敏腕記者でしばらく会っていなかった父・兼高(渡辺いっけい)。「調べていることがある」と言い、道上に相談を持ちかけたその瞬間、兼高は突然の交通事故で絶命してしまい――。「笑うマトリョーシカ」は6月28日(金)より毎週金曜日22時~TBSにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年06月07日7月期の新金曜ドラマは、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した早見和真の同名小説を原作とした「笑うマトリョーシカ」を放送。水川あさみ、玉山鉄二、櫻井翔が共演する。印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集め、未来の総理候補との呼び声も高い若き政治家・清家。そんな彼を支える有能な秘書・鈴木。どちらも非の打ち所がなく、完璧に見える。「でも、この2人…何かがおかしい」。そんな2人の奇妙な関係を暴こうと、新聞記者・道上は彼らの隠された過去を探っていく。清家が政治家へと昇っていく過程で、不審な死亡事故がいくつも起きていたことを知る。それらの事故は、清家に関係している何者かの仕業と思えたが、新たな事実や人物が次々と浮上。そしてそれは、突如事故死した道上の父ともつながっていく――。本作は、誰もが持つ欲や野望に迫ったヒューマン政治サスペンス。若き政治家と有能な秘書の奇妙な関係、栄光の裏で起きた数々の不審死。そして、それを追う新聞記者の強い執念。一瞬たりとも見逃せない、“人間という迷宮”を描くスリリングなエンターテインメント作品だ。主演の水川さんが演じる新聞記者・道上香苗は、元は社会部の敏腕記者だったものの、あるスクープをきっかけに、文芸部に異動させられてしまう。そんなある日、清家一郎を取材、清家とその秘書の関係性に違和感を覚え、政治家・清家一郎をめぐる欲望の渦に巻き込まれていくことに。水川さんは「行動力があり、不器用なくらいまっすぐな女性です。好奇心が強く気になったことは突き止めずにはいられない性分。人として面白いなと思いました」と役どころを説明し、「さまざまな謎が絡み合う中で、道上は視聴者の皆さんと同じ視点で進んでいきます。一つ一つ謎を見極めながら、没頭していく道上の生々しさが見てくださる方にも伝わればいいなと思います」とコメント。また、玉山さん演じる政治家・清家の政務秘書官・鈴木俊哉は、高校時代からの付き合いで清家を長年支えているが、清家が出版した自叙伝には鈴木の名前が一切なく、それには誰にも知られていない鈴木の“ある過去”が関係しているという。そして、物語を司る清家一郎役は、櫻井さん。国民から抜群の人気を誇る未来の総理候補だが、裏では不審な死亡事故がいくつも起こっていて…。玉山さんは「櫻井さん演じる清家を総理にするためなら自分のものを全て捧げるような男です。その関係がはたしてピュアなものなのか。鈴木が清家を利用しているのか、それとも利用されているのか…よく分からないその複雑な関係性を、推測しながら楽しんでいただけたらと思います」とアピールし、櫻井さんは「これまで報道番組で政治家の方にインタビューしてきた自分が、今度はフィクションとして政治家を演じることになり、自分もそのような年齢になったのかと驚くと共にうれしくもありました。最近はニュースで政治家の方を見るたびに、“何かヒントはないか”という視点で、つい観察もしてしまいます」と役作りを語った。「笑うマトリョーシカ」は7月期、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年05月03日西島秀俊主演の新ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に、石田ゆり子、玉山鉄二、津田寛治が出演することが分かった。西島さん演じる主人公は、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ・夏目俊平。家事は何一つできないポンコツで、超マイペースかつ天然。ある事件をきっかけに家族が去り、俊平は音楽界から離れていたが、廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」の指揮をすることに。本作は、父としてもう一度娘・響(芦田愛菜)と向き合いながらも、俊平と一癖も二癖もある団員たちが音楽を通して、抱えている様々な問題に立ち向かっていくサクセスストーリー。西島さんとは、「MOZU」シリーズをはじめ夫婦・パートナー役での共演が多い石田さんが演じるのは、響の母で画家の志帆。俊平の才能と人柄に魅了されて結婚し、画家の夢を捨てて俊平の世話をかいがいしく焼いてきたが、ある出来事をきっかけに響と息子を連れて俊平の元を去る。俊平とは一切連絡を取っていなかったが、ある目的で晴見フィルの指揮者として俊平を団長に推薦する。そして、晴見フィルのメンバーを、玉山さんと津田さんが演じる。玉山さんが演じるのは、晴見市役所観光課の職員で、晴見フィル団長・古谷悟史。俊平には言えないある秘密を抱えている、心優しきファゴット奏者だ。津田さんが演じるのは、晴見フィルのコンサートマスターであるバイオリン奏者・近藤益夫。普段は建設会社の社長をやっており、幼い頃から指揮者になるのが夢で、前任指揮者が引退したことで心躍っていたが、俊平の登場に敵意を燃やしている。キャストコメント・石田ゆり子大島里美さんの脚本が本当に素晴らしく、どの回も登場人物が皆、魅力的で幸せな気持ちでいっぱいになります。西島さんとは一体何度目の夫婦役なのだろうと自分でもわからなくなりますが、当然ながら作品ごとに新しい魅力を放って来られるので、いつも新鮮な気持ちで演じております。私の役は画家なのですが、もともと絵を描く仕事に子どもの頃から憧れがあったので、アトリエのシーンなど本当にワクワクしながら演じております。素晴らしい人生讃歌のドラマです。ぜひご覧になってくださいますように。・玉山鉄二ここ最近、悪役や眉間に皺を寄せた役が多かった中、ひたすらに純朴で真面目で、市民オーケストラに人生を捧げている役にオファーをいただけて驚きました。自分自身も現場でどんなキャラクターが舞い降りて来るか楽しみながら演じています。プロデューサー、監督からその機会をいただけたので、期待以上でお返ししたい思いと共に大変感謝しております。廃団寸前の市民オケと元天才指揮者の家族の再生物語。なんの奇抜もなく、ほっこりとした何か懐かしい情熱的な作品で、我々オーケストラチームも練習に多くの時間を費やし、初めての演奏シーンでは、必死に演奏し、圧巻な映像をお届けすることをお約束します。日曜日の夜にご視聴いただいて、月曜日からハツラツな気分になれる作品になっていますので、是非是非ご覧ください。・津田寛治まさかアラ還になってバイオリンを弾くことになろうとは思いませんでした(笑)。演奏シーンは緊張しますが楽しいです。みんなで一丸となって曲を奏でるって素晴らしいんだなあと思います。特にクラシック音楽は、音楽史に名を残す先生方が途方もない情熱と想像力を駆使して曲を作られたんだということが、練習を重ねるたびに伝わってきます。コンサートマスターの近藤益夫という役に出会えて、自分の人生が豊かになった気がします。視聴者の皆さんにも音楽の豊かさを感じていただけたらうれしいです。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は2024年1月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月10日『ルパン三世』シリーズの次元大介を主役に据えたアクション映画『次元大介』が、10月13日よりPrime Videoで世界独占配信されている。本作のカギを握るのは、声と感情を失い心を閉ざしてしまった孤独な少女・オト。台詞が一切ないオトを繊細に演じた子役・真木ことかについて、共演した玉山鉄二や草笛光子は「将来すごい女優になる」と大絶賛している。本作で描かれるのは、悲しき過去を背負う少女・オトと出会ったことから始まる次元大介の物語。小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(14)でも次元大介を演じた玉山鉄二が、9年ぶりに同役を演じた。次元は愛銃コンバット・マグナムの修理と引き換えに、裏社会の組織から狙われているオトの護身を頼まれ、子供嫌いの次元とオトは少しずつ心を通わせていく。そんな物語の重要なカギを握るオトを演じたのは、12歳の子役・真木ことか。演技経験は多くないものの、本作では声を出せない難しい役どころに挑戦。台詞もなく表情だけで見せる“泣きの演技”を求められるシーンが多く、特に自分を助けようとしてくれる次元を思って涙するオトのシーンでは、台詞もなく表情だけでオトの複雑な心境を熱演した。そのシーンを見た玉山は「ことかちゃんは本当に役柄に真摯に向き合っていて、泣くシーンでも、毎回しっかりと感情を持っていくことができている。なんであの年齢でそれができるかというと、彼女は責任感がありカメラが回っていない時もちゃんと泣いているんです。子供ながらあの集中力はすごいと思います。将来は本当にすごい女優になりますね」と大人顔負けの集中力で見せた“泣き”の演技を絶賛。狙われているオトを守るよう次元に依頼する世界一のガンスミス・矢口千春を演じ、70年以上にわたる長い役者人生の中でたくさんの子役を見てきた草笛も「オトは話せないけれど、しっかりとそこにいる存在感がとても良かったです。何も言葉を発せずともその役を体現できることが、とても羨ましくてやきもちを焼いてしまいました。この子は将来いい女優になると思うので、大きくなるのが楽しみです」と真木の演技に太鼓判を押しつつ、将来に期待を寄せる。真木自身は、本作での演技について「わからないところを、玉山さんが撮影中にアドバイスしてくれたところが心に残っています。(差してきた太陽の光をまぶしいと思うシーンで)日の出のタイミングとか、うつむくタイミングとか、表情はこうすればいいよということを教えてもらいました」と語っている。タバコとバーボンをこよなく愛し、常に冷静沈着な早撃ち0.3秒の天才ガンマン・次元大介が主人公の本作。華麗なガンアクションとドラマティックなストーリーの中で、2人の俳優が声をそろえて「すごい女優になる」と語った真木の演技にも注目してほしい。Original comic books created by Monkey Punch(C)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and TMS Entertainment Co.,Ltd.All Rights Reserved
2023年10月17日子役の真木ことかが10日、都内で行われたAmazon Original映画『次元大介』(10月13日より世界独占配信)のワールドプレミアに、玉山鉄二、さとうほなみ、草笛光子、橋本一監督とともに登壇した。ルパン三世の無二の相棒で早撃ちの天才であるガンマン、次元大介を主役に据えた本作。小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(14)でも次元大介を演じた玉山が、9年ぶりに同役を演じた。真木は、悲しい過去を抱え声を失った少女・水沢オト役として出演。「初めての声が出ない役だったので、どう表そうか考えていたんですけど、自分がオトの気持ちになって、しっかりオトの過去を振り返って、表情で表せたんじゃないかなと思いました」と振り返った。すると、玉山は「彼女はすごかったですよ。集中力も高いし、泣くお芝居も、1回スイッチを踏むともう次出るわからないからって、撮影時間3~4時間ぐらいずっと泣いているんです。彼女の集中力は大人顔負けで、我々が勉強させられる感じでした」と絶賛。「初心の思いというか、昔の自分を思い返して、全然できなかったのになと思いました」と話した。また、本作にちなみ、“相棒のように欠かせないもの”についてトーク。真木は「ぬいぐるみ」と答え、「小さいときからぬいぐるみが大好きで、撮影のときに欠かせないもので、気分によってぬいぐるみを持ち歩いているんですけど、今日も相棒を持ってきていて、この子はクリスマスプレゼントに玉山さんからもらいました」と、玉山からもらったというぬいぐるみをお披露目した。玉山は「本当に彼女撮影頑張っていて、せっかくのクリスマスも、見知らぬ土地の京都で撮影だったんです。どうにかクリスマスの日もテンションを上げてあげたいなと思って、どのぬいぐるみがいいかなといろいろ調べて、一つ一つドイツの職人さんが手作りで作っているやつだったので、これがいいと思って、トランクもついていたので、それをプレゼントしました」と説明。真木は「宝物、相棒ですね」と笑顔を見せていた。
2023年10月10日女優の草笛光子が10日、都内で行われたAmazon Original映画『次元大介』(10月13日より世界独占配信)のワールドプレミアに、玉山鉄二、真木ことか、さとうほなみ、橋本一監督とともに登壇した。ルパン三世の無二の相棒で早撃ちの天才であるガンマン、次元大介を主役に据えた本作。小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(14)でも次元大介を演じた玉山が、9年ぶりに同役を演じた。草笛は、表向きは時計屋を営む、世界一のガンスミス・矢口千春役として出演。ガンスミス役は細かい作業が多かったというが、「私、目は悪くなかったので、スイスイと行きました」と振り返り、監督も「驚くほどスイスイ」と褒めると、「じゃあこれからやろうかな」と話して笑いを誘った。10月22日に90歳の誕生日を迎える草笛へのサプライズバースデーも実施。玉山から花束を受け取った草笛は笑顔を見せ、「ありがとうございます」と感謝した。そして、「あっという間に90という数字が目の前に入ってきて、『あら、私もう90!?』って。90と戦おうと思うんですけど、戦ったら損だから、戦わないように、受け入れて90歳を大事に生きてみようと思っています」と抱負を語ると、会場から拍手が起こった。
2023年10月10日Amazon Original映画『次元大介』が、10月13日(金)より配信スタート。主演の玉山鉄二が、次元大介の実写版を演じるにあたり、世間のイメージとかけ離れないようとにかく自然体で演じることにこだわったことを明かした。本作は、「ルパン三世」の人気キャラクター・次元大介のオリジナルストーリー。ルパン三世の相棒であり、早撃ち0.3秒の天才ガンマンである次元は、お茶目な性格で、場を和ませるムードメーカー的な存在のルパン三世とは違い、クールかつハードボイルドなキャラクターとして知られている。愛銃(コンバット・マグナム)に不調を感じ、時計屋を営む世界一のガンスミスを求めて数年ぶりに日本を訪れた次元は、偶然時計屋にやってきた悲しき過去を背負う少女・オトの護身を愛銃の修理と引き換えに頼まれたことで、物語は大きく動いていく。玉山さんは、次元を演じる上でのこだわりを「僕の中で一番気を付けているのは、語り過ぎないこと」と話し、「次元というキャラクターは、何かを強要したり、何か意見を押し付けたりとかは一切ないキャラだと思います。そこは結果的に自分と近いところはあるのですが、周りにも自分にも期待し過ぎない。だから、キャラクターを演じる時にカッコよくみせたいとかを考えるのではなくて、結果的に自然と出来上がったキャラクターにしたかったんです」と告白。また撮影現場では、次元のハードボイルドなイメージから離れてしまう要素があれば、自ら監督に伝え、納得のいくまで話し合いを行ったそう。「台本の中でも次元にしては台詞を言い過ぎているところなどは、監督と一緒に調整しました。台本を読み込む中で、あの時の次元は凄く素っ気なかったけどそれはここに繋がっているんだとか、細かい部分にも気付くことができましたね」と明かしている。さらに、ビジュアル面では前回と同様、次元の特徴的な髭と髪を時間をかけて伸ばして準備。ただならぬ覚悟を持って“次元大介”という人物に挑んだ。Amazon Original映画『次元大介』は10月13日(金)よりPrime Videoにて世界同時配信。(シネマカフェ編集部)
2023年10月01日ルパン三世最高の相棒、早撃ちの天才ガンマン・次元大介を主人公とした実写映画『次元大介』より、俳優陣が撮影秘話を熱く語るインタビュー映像が公開された。実写映画『ルパン三世』(’14)で次元大介役を務めた玉山鉄二が、9年ぶりに同役を演じる本作は、ある日、長年連れ添ってきた愛銃コンバット・マグナムに違和感を感じた次元が、世界一のガンスミス(銃職人)を探して日本を訪れるところから、物語は始まる。辿り着いた先に待っていたのは、寂れた時計店を営む世界一のガンスミス・矢口千春(草笛光子)、そして残酷な過去のトラウマで声を出せなくなってしまった少女・オト(真木ことか)と出会う。図らずも始まった次元と千春、オトの疑似家族のような暮らしの中で、徐々にオトの心が解きほぐされてきたある日、悪名高いスラム・泥魚街のボスで伝説の元殺し屋アデル(真木よう子)とその右腕・川島武(永瀬正敏)によって、オトが連れ去られてしまう。次元は、オトを助け出すべく、孤独な戦いに身を投じていく――。今回公開された映像では、「また次元ができる!とはしゃぐ自分をいかに抑えつけるかという作業をずっとしていた」と語るほど、強い思いを持って役に挑んだ玉山さんについて、川島武役の永瀬正敏は「カメラがないところで普通に椅子に座って雑談しているときでも“次元”なんですよね、彼の醸し出すものが。それくらい次元と共に玉山君がいたんだと思います」と絶賛。一方、玉山さんは「泣くシーンがたくさんある中で、(カメラが)回っていないときでもずっと泣いているんです。責任感を持ってこういうキャラクターに仕上げたいという想いが強いからなんだと思いますが、集中力がすごいなと思いましたね」と少女オトを圧巻の演技力で見せた真木ことかに驚かされたと言い、草笛光子も「黙ってその場にいる“なんでもない”を上手に演じていて羨ましかった。やきもち焼けるわね」と話しており、物語の大きなカギを握る重要なキャラクター・オトへの期待が高まる。悪名高きスラム・泥魚街のボスにして、元殺し屋のアデルを演じる真木よう子は、「ショッキングな過去があって、復讐のために生きている」とキャラクターを説明しつつ、「50代なのにずっと若く見えるという設定なので、普段自分が絶対に着ないような格好をできるのもありがたいです」と演じた感想を明かした。また、玉山さんや真木さんがお気に入りのキャラクターに挙げたのは、光や影を利用する擬態術で、老若男女を問わず自由自在に姿を変える能力を持つアデルの右腕・川島。原作者のモンキー・パンチの世界観をより色濃く反映させるため、川島役の永瀬さんと監督が何度も対話を重ねてキャラクターが生み出された。玉山さんは「『ルパン三世』ファン、次元ファンの僕からするとグサッと刺さるものがありますね」と敵役の魅力を熱く述べている。本作では、早撃ち0.3秒の天才ガンマン次元と、車いすに乗った伝説の殺し屋アデルが、迫力溢れるガンアクションを繰り広げている。ハードなアクションと次元の人間味をハイブリッドした本作について玉山さんは、「次元大介のスピンオフが映画として実写化されるという事実だけで、ルパン三世のファンの方々や『ルパン三世』シリーズを知ってくださっている方は言わずもがな期待されていると思うので、純粋に次元大介の世界観と、『ルパン三世』シリーズとはひと味違ったエンターテインメントを皆さんに楽しんでいただければそれだけで十分です」と思いを語っている。Amazon Original映画『次元大介』は10月13日(金)よりPrime Videoにて世界同時配信。(シネマカフェ編集部)
2023年09月21日10月13日より世界同時配信されるAmazon Original映画『次元大介』。9年ぶりに次元大介を演ずる主演・玉山鉄二の発表に続き、この度、真木よう子、真木ことか、さとうほなみ、永瀬正敏、草笛光子の出演が発表された。あわせて、次元大介のクールなガンアクションが光るスリル満点の本予告と、写真家としても活躍する永瀬正敏による撮りおろしキャラクタービジュアルが公開された。モンキー・パンチ氏原作の『ルパン三世』は、50年以上にわたり、日本だけでなく世界中で人気を誇る作品。1967年に原作漫画の連載が開始、1971年にはテレビアニメ第1シリーズ(PART1)の放送が開始されて以降、数多くのテレビスペシャルや劇場版が制作され、国民的作品として愛されている。シリーズ最新作となる本作の主人公は、ルパン三世の無二の相棒で早撃ち0.3秒の天才ガンマン、次元大介。その粋な佇まいとハードボイルドな見た目で主人公のルパン三世と並び人気を誇る次元大介を、小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(2014)でも同役を演じた玉山が再び演じる。公開されたキャラクタービジュアルは、川島役の永瀬が自ら撮影した、『次元大介』らしい大人の雰囲気と本作の世界観をまとったモノクロでシックなビジュアル。本予告では、玉山演じる次元大介の緊張感とスピード感に溢れた華麗なガンアクションが映し出される。次元は一人の少女を救うために悪の組織の本拠地へと潜り込み、熾烈な銃撃戦を繰り広げる。そんな次元の敵となるのは、泥魚街のボスにして元殺し屋のアデル。国籍・年齢不詳の絶世の美女である一方、片足と声を失った残酷かつ哀しい過去を持つ美しくミステリアスなアデルを演ずるのは真木よう子。予告では、真木よう子が車椅子を操りながら激しいアクションに挑戦し、次元と対決する様子が映し出されている。アデルの組織に狙われる、悲しい過去から言葉を発することができなくなってしまった少女・オトを、『御手洗家、炎上する』でドラマ初出演を果たした注目の子役・真木ことかが演じる。さらに、擬態術を活かした殺し屋として名を馳せるアデルの右腕・川島武役を永瀬、川島の恋人・瑠璃役をさとうが演じる。そして、本作で最も重要なキャラクターの1人ともいえる、表向きはさびれた時計屋、裏社会では“世界一のガンスミス 銃職人と言われる”矢口千春役を草笛が演じる。長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じて千春の元に訪れた次元に「何年も一緒にやってきた相棒だろ。もっと声を聞いてやりな」とアドバイスをする千春。改めて自身の相棒と向き合う機会を経て、次元は更なる進化を遂げたかのように華麗な身のこなしで飛び交う銃弾や爆撃を避けながら、たった一人で戦いに挑む。果たして次元はアデルの元からオトを救い出すことができるのか。キャストコメントは以下の通り。○■真木よう子 (アデル役)今までやったことがない難しい役どころでしたが、こういう役をやってみたかったので、ぜひチャレンジしてみたいなと思いました。皆さんが思っているよりも、より楽しめるエンターテインメントの作品になっていると思います。○■永瀬正敏 (川島武役)子どもの頃からずっと見てきた『ルパン三世』の次元大介が主人公の作品なので、お話をいただいたときは嬉しかったです。川島は、果たして本当に生きているのか、存在しているのかわからないような。闇を抱えている人だと思います。共通点がないからこそ演じがいがありました。ぜひご覧ください。○■草笛光子氏 (矢口千春役)千春は、たった一人で商店街の時計屋を営んでいるのですが、地下に降りると銃職人という裏の顔を持っていて、とても魅力のある女性です。自分の中に2通りの暮らしがある役なので、役者としては面白そうだと思いましたし、おごってはいけませんが、しっかり演じなきゃダメな役だと思いました。無事に私がその役を演じ切ることができたのか、ぜひ期待していて下さい。○■真木ことか氏 (水沢オト役)幼稚園の頃から『ルパン三世』は好きで、よく見ていました。オーディションでは、すごく不安な気持ちもあったのですが、出演が決まったことを聞いた時は本当に嬉しくて、泣いちゃいました。もう嬉しさ満開でした。やり遂げたと感じています、ぜひご覧ください。○■さとうほなみ氏 (瑠璃役)『ルパン三世』はわたしが生まれる前から人気のある名作、そして、「次元大介がかえってくる」これは心踊る言葉です。娼婦として生きる瑠璃にとって、互いに唯一心を許せる存在、川島との時間は儚くとても美しいものでした。今作、すべてのキャラクターが濃ゆい!そしてそれぞれの関係性に心が揺さぶられます。是非、ご覧いただければと思います。Copyright: Original comic books created by Monkey Punch (c)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and TMS Entertainment Co.,Ltd. All Rights Reserved
2023年09月07日玉山鉄二が9年ぶりに次元大介を演じるAmazon Original映画『次元大介』より、新たなキャスト、予告編、キャラクタービジュアルが一挙に公開された。本作は、社会のはみ出し者たちが築きあげた裏社会を舞台に、緊迫感溢れるアクションが満載の映画。クールで義理堅く、哀愁に満ちた次元大介のオリジナルストーリーだ。今作で次元は、一人の少女を救うために、悪の組織の本拠地へと潜り込み、熾烈な銃撃戦を繰り広げる。次元の敵となるのは、泥魚街のボスにして元殺し屋のアデル。国籍・年齢は不詳、片足と声を失った残酷かつ哀しい過去を持つミステリアスなアデルを真木よう子、アデルの組織に狙われる、悲しい過去から言葉を発することができなくなってしまった少女・オトを、子役・真木ことかが演じる。真木よう子さんは「今までやったことがない難しい役どころでしたが、こういう役をやってみたかったので、ぜひチャレンジしてみたいなと思いました」と話し、真木ことかさんは「オーディションでは、すごく不安な気持ちもあったのですが、出演が決まったことを聞いた時は本当に嬉しくて、泣いちゃいました」と出演決定時をふり返った。また、擬態術を活かした殺し屋として名を馳せるアデルの右腕・川島武を永瀬正敏、川島の恋人・瑠璃をさとうほなみ。本作で最も重要なキャラクターのひとり、表向きはさびれた時計屋だが、裏社会では“世界一のガンスミス<銃職人>”と言われる矢口千春を草笛光子が演じる。長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じ、千春の元を訪れた次元に「もっと声を聞いてやりな」と千春はアドバイス。改めて自身の相棒と向き合う機会を経て、さらなる進化を遂げたかのように、華麗な身のこなしで飛び交う銃弾や爆撃を避けながら、たった一人で戦いに挑む。永瀬さんは「川島は、果たして本当に生きているのか、存在しているのかわからないような。闇を抱えている人だと思います。共通点がないからこそ演じがいがありました。ぜひご覧ください」とコメントし、草笛さんは「自分の中に2通りの暮らしがある役なので、役者としては面白そうだと思いましたし、おごってはいけませんが、しっかり演じなきゃダメな役だと思いました。無事に私がその役を演じ切ることができたのか、ぜひ期待していて下さい」とメッセージ。さとうさんは「すべてのキャラクターが濃ゆい!そしてそれぞれの関係性に心が揺さぶられます」と本作をアピールしている。キャラクタービジュアルは、川島役の永瀬さんが撮影した、大人の雰囲気と本作の世界観をまとったモノクロでシックな一枚。本予告では、次元の緊張感とスピード感に溢れた華麗なガンアクションが映し出される。そして、アニメーション「ルパン三世」で次元を演じる大塚明夫の声にも注目だ。Amazon Original映画『次元大介』は10月13日(金)よりPrime Videoにて世界同時配信。(シネマカフェ編集部)
2023年09月07日俳優の玉山鉄二が、10月13日より世界同時配信されるAmazon Original映画『次元大介』で主演を務めることが27日、発表された。『ルパン三世』シリーズの次元大介を主役に据えたアクション映画の世界同時配信が決定。Amazonスタジオと、『ルパン三世』をプロデュースし続けてきたトムス・エンタテインメントが、次元大介のオリジナルストーリーを届ける。そして、実写映画『ルパン三世』(14)で次元大介を演じた玉山鉄二氏が本作で再び主演として同役を務めることが決定し、併せてキービジュアルと特報映像も公開された。モンキー・パンチ氏原作の『ルパン三世』は、50年以上にわたり、日本だけでなく世界中で人気を誇る漫画。1967年に原作漫画の連載が開始、1971年にはテレビアニメ第 1 シリーズ(PART1)の放送が開始されて以降、数多くのテレビスペシャルや劇場版が制作され、国民的作品として愛されている。シリーズ最新作となる本作の主人公は、ルパン三世の無二の相棒で早撃ちの天才のガンマンである次元大介。その粋な佇まいとハードボイルドな見た目で主人公のルパン三世に勝るとも劣らない人気を誇る重要キャラクターだ。そんな次元大介を演じるのは、小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(14)でも同役を演じ、その再現度の高さと好演が大きな話題を呼んだ玉山鉄二。9年ぶりに次元大介を演じることとなった玉山は、「2014年に公開された映画『ルパン三世』を受けてのオファーということで、お話をいただけて本当に光栄でうれしかったです。次元が主人公のアニメ『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』を観た際に、本作での次元がこれまでのアニメのテイストとは少し違って、エッジが効いた大人向けの雰囲気をまとっていてとても好みだったので、次元をまた演じるに際して、そのクールさを盛り込むのが楽しみでした」と、再び次元を演じる喜びを振り返った。さらに、「また次元を演じられる!とはしゃぐ自分をいかに押さえつけられるかと頑張っていました。純粋にこの作品の世界観と、アニメ版のルパンシリーズとは一味違った大人のエンターテイメントを皆様にお届けできるのが楽しみです」と語った。公開された特報映像には、印象的なハットとダークスーツに身を包み、タバコをくわえた次元大介の姿が。何者かに背後を狙われているのに気付いた次元が、愛銃のコンバット・マグナムを取り出し、圧巻の速さと正確な銃さばき“早撃ち0.3秒” の卓越した技術で敵を倒す。さらに、次元がピンチに直面したり、事件が難解を極めたときの名セリフ「面白くなってきやがった」を言い残す次元の姿に、本作への期待が高まる映像となっている。併せて解禁となったキービジュアルには、夜空に浮かぶ三日月と街のネオンを背景に窓際に横たわる、まるでアニメシリーズからそのまま飛び出してきたかのようなクールな次元大介の姿が描かれている。本作は、長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じた次元が、時計屋を営む“世界一のガンスミス(銃職人)”を探して数年ぶりに日本を訪れるところから始まる。次元のクールな魅力が詰まった赤松義正氏によるオリジナル脚本を、『探偵は Bar にいる』(2011)、『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』(2021)や、「相棒」シリーズを手がけてきた橋本一氏が監督を務める。Original comic books created by Monkey Punch(C)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and TMS Entertainment Co.,Ltd.All Rights Reserved
2023年07月27日ルパンの最高の相棒で世界一のガンマン次元大介が主役の実写映画『次元大介』が10月13日(金)よりPrime Videoにて配信されることが決定。キービジュアルと特報映像が解禁された。長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じた次元が、時計屋を営む“世界一のガンスミス(銃職人)”を探して数年ぶりに日本を訪れるところから始まる物語。Amazonスタジオと、「ルパン三世」をプロデュースし続けてきた株式会社トムス・エンタテインメントが、クールで義理堅く、哀愁に満ちた次元大介のオリジナルストーリーを映像化。次元のクールな魅力が詰まった赤松義正氏によるオリジナル脚本を、『探偵はBARにいる』(2011)、『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』(2021)や、「相棒」シリーズを手掛けてきた橋本一が監督として作り上げた。次元を演じるのは、大ヒットした実写版『ルパン三世』(14)で次元大介を演じた玉山鉄二。本作で再び主演として同役を務める。9年ぶりに次元大介を演じることとなった玉山さんは、「2014年に公開された映画『ルパン三世』を受けてのオファーということで、お話をいただけて本当に光栄で嬉しかったです。次元が主人公のアニメ『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』を観た際に、本作での次元がこれまでのアニメのテイストとは少し違って、エッジが効いた大人向けの雰囲気をまとっていてとても好みだったので、次元をまた演じるに際して、そのクールさを盛り込むのが楽しみでした」と、再び次元を演じる喜びを語る。さらに、「また次元を演じられる!とはしゃぐ自分をいかに押さえつけられるかと頑張っていました。純粋にこの作品の世界観と、アニメ版のルパンシリーズとは一味違った大人のエンターテイメントを皆様にお届けできるのが楽しみです」と、次元大介を主人公に据えた本作の魅力と、溢れる想いを明かした。解禁された特報映像には、印象的なハットとダークスーツに身を包み、タバコをくわえた次元大介の姿が映し出される。何者かに背後を狙われているのに気づいた次元が、愛銃のコンバット・マグナムを取り出し、圧巻の速さと正確な銃さばき“早撃ち0.3秒”の卓越した技術で敵を倒す。次元がピンチに直面したり、事件が難解を極めたときの名セリフ「面白くなってきやがった」と言い残す次元の姿には、思わず胸が躍る。併せて解禁となったキービジュアルには、夜空に浮かぶ三日月と街のネオンを背景に窓際に横たわる、まるでアニメシリーズからそのまま飛び出してきたかのようなクールな次元大介の姿が描かれている。また、Prime Videoジャパン カントリーマネージャーの児玉隆志は、「国民的人気シリーズ『ルパン三世』の最新作を、Amazon Original映画としてお届けできることを大変嬉しく思います。9年ぶりに玉山鉄二さんが演じる次元大介は、クールでスタイリッシュでありながらも人間味がにじみ出た魅力に溢れています。Prime Videoのお客様にはあらためて、『ルパン三世』の世界観、次元大介というキャラクターの魅力を発見いただき、配信中の様々な関連作品も合わせてお楽しみいただきたいと思います。ぜひ、映画『次元大介』の配信にご期待ください」とコメントを寄せた。玉山さんが演じる、クールで渋い魅力に満ちた次元大介の活躍に期待が高まる。Amazon Original映画『次元大介』は10月13日(金)よりPrime Videoにて配信開始。(シネマカフェ編集部)
2023年07月27日坂口健太郎、染谷将太、松下奈緒、堀田真由、玉山鉄二らが出演するドラマ「CODE-願いの代償-」が、7月2日より放送スタート。第2話の放送を前に、初回の見どころを場面写真とともにご紹介。本作は、坂口さん演じる婚約者を失い、絶望の淵におちた刑事・二宮が、その死の真相を追い求める中で、“どんな願いも叶える”正体不明のアプリ【CODE】を手にするところから展開される、幾重にも折り重なる事件と欲望が連鎖するノンストップ・クライム・サスペンス作品。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話では、二宮の婚約者・悠香(臼田あさ美)が、事故に巻き込まれる数日前からスタート。仲睦まじく幸せな生活を送る中で、二宮はプロポーズをするが、直後、悠香がエレベーターの転落事故に巻き込まれてしまう。冒頭の20分間で、幸せの絶頂から失意のどん底まで落ち込むスピード感溢れる展開に、視聴者からは「幸せからの急転直下やばい」、「先の読めない展開で次回も楽しみ」と感想が。また、悠香の死を目前にした二宮の魂を震わせる圧巻の演技も、視聴者の心を強く揺さぶった。そして、手を組んで二宮の周囲を監視する記者・椎名(染谷さん)とハッカー・咲(堀田さん)、セリフもなく不穏な動きを見せ続ける円(松下さん)、最後の別れ際に何かを言い残そうとした悠香など、これから物語の広がりを予感させる展開もたっぷりと散りばめられた。そんな第1話は、「TVer」にて配信中。第1話と第2話を繋ぐオリジナルストーリーも必見だ。▼第2話あらすじ(7月9日放送)刑事・二宮湊人(坂口健太郎)は、悠香(臼田あさ美)の事故を不審に思っていた。「どんな願いも叶える」という正体不明のアプリ・CODEを手に入れた二宮は、半信半疑ながらも「死の真相を知りたい」と願った末、事故に関与する男の存在を知る。そんなとき、二宮の元にフリー記者・椎名一樹(染谷将太)から連絡が入る。椎名は悠香のことで重要な情報を持っていると語り、事故についての情報交換を持ちかけられる。しかし二宮は、椎名からの申し出を断り、同僚・百田優(三浦貴大)と共に捜査を進め、事故に関与する男の居場所を突き止めた。その矢先、CODEから一件の通知が入る。この通知が二宮の身に起きるさらなる悲劇へと繋がっていく――。「CODE-願いの代償-」は毎週日曜日22時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年07月04日「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」の最終話が6月26日放送。玉山鉄二の登場に「BOSS」を思い出し歓喜する視聴者が続出。「続編、映画化をお願いします」「シーズン2も期待してます」など続編希望の声も寄せられている。「孤狼の血」で知られる柚月裕子の「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」を映像化、頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子が、IQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組んであり得ない敵をあり得ない手段で葬っていくという痛快エンターテインメントが展開してきた本作。キャストは催眠をかけられ暴力事件を起こし、弁護士資格をはく奪され「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げた上水流涼子に天海祐希。涼子に催眠をかけた張本人だが、探偵に転身した涼子に協力してきた貴山伸彦に松下洸平。前回のラストで涼子を陥れた“黒幕”であることが判明した諫間の娘だが、涼子のもとで働いている諫間久実に白石聖。涼子に味方するダーティハリーに憧れている刑事・丹波勝利に丸山智己。裏家業をしていた頃の貴山と出会い、力を貸すようになる有田浩次に中川大輔。涼子が顧問弁護士を務めていた総合商社・諫間グループの2代目社長で、久実の父・諫間慶介に仲村トオルといった顔ぶれが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。弁護士だった涼子に催眠をかけるよう依頼し、法曹界から追放したのは諫間だった。理由が分からず納得できない涼子だが、貴山に促され、諫間グループの顧問弁護士だった頃のことを思い返すと、諫間が負債を抱えた技術系の小さな会社と合併しようと躍起になり、それに反対してもめたことがあったと思い出す。だが、その程度のことで諫間が自分をおとしめるはずがないと考える涼子は、諫間に直接話を聞く。すると諫間は「ずっと邪魔だったんだよ、君が」と、自分が涼子を陥れたことを認める…というのが最終回のストーリー。その後、椎名(野間口徹)が拉致・監禁される。彼を助け出した涼子と貴山は諫間が“3776計画”なる極秘計画を進めていることを知り、再び諫間のオフィスに潜入を試みる…。久実が諫間の誕生日をサプライズで祝うということにして、オフィスに入ろうとする涼子たちだが、それを警備員が止める…その警備員を演じたのは玉山鉄二。エレベーターに乗り込む涼子を見ながら「なんか懐かしいな」と敬礼する。「玉鉄出てきてめっちゃ沸いたー!」「まさかの玉山鉄二さん♪懐かしい♪」「最終回に玉山鉄二さんが出て嬉しかった」といった反応とともに、「玉山鉄二さん出演されて「BOSS!!」と嬉しかった」「BOSS好きやったから、嬉しい登場」と天海さんと玉山さんが共演した「BOSS」を思い出す視聴者も多数。「私はBOSSじゃなく離婚弁護士を思い出したな」といった反応も。「涼子さんと貴山くん、いつまでも見ていたい最強バディです。ぜひぜひ続編、映画化をお願いします!」「2人のテンポ感ホントよかった。楽しませてもらいました!こっそりシーズン2も期待してます」など、早速続編を希望する声も上がっている。(笠緒)
2023年06月27日この夏スタートの坂口健太郎主演新ドラマ「CODE-願いの代償-」に、堀田真由と玉山鉄二の出演が決定した。本作は、婚約者を失い、絶望の淵におちた刑事・二宮(坂口さん)が、その死の真相を追い求める中で、「どんな願いも叶える」という謎のアプリ【CODE】を手にして展開される、ノンストップ・クライム・サスペンス。現在放送中の「風間公親-教場0-」に出演する堀田さんが演じるのは、フリー記者・椎名(染谷将太)と共に、過去のある事件をきっかけに謎のアプリ【CODE】の背後に潜む陰謀を追うハッカー・三宅咲。【CODE】を手にした二宮の存在に気がつき、彼の行動を追い始める。三宅咲役の堀田真由役どころについて堀田さんは「三宅咲は、自分の信念があるけれどそれを表現したり人との関わりが苦手で不器用な一面も。しかし、パソコンを前にすると自分の思いや感情と向き合うことができ、とても愛らしい役です」と説明。また、「ハッカーという役の捉え方をいろんな角度から探って作り込んでいけたらいいなと思い、スタッフの皆様と話し合いながら咲という人物を探っている日々です。作品により良い影響を与えられるよう精一杯務めますので皆様お楽しみに!」とコメントしている。市川省吾役の玉山鉄二玉山さんが演じるのは、「ホスピタル・クラウン」としてピエロに扮し病院を回り、子どもたちの心のケアをする市川省吾。笑い、希望、そして愛を届ける心優しい男が、事件と欲望の渦巻くサスペンス展開の中で、果たしてどのような立ち回りを見せるのか。玉山さんは「自分が持っているベンチマークが果たして正常なのか異常なのか分からなくなるようなクライムサスペンス。是非楽しみにしていただきたいです」と呼びかけている。「CODE-願いの代償-」は7月2日より毎週日曜日22時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2023年06月02日池井戸潤原作の同名小説を井ノ原快彦主演で連続ドラマ化した『連続ドラマW シャイロックの子供たち』。物語もいよいよ佳境へと突入するepisode3が、10月30日(日)より放送・配信される。東京第一銀行・長原支店で発生した100万円現金紛失事件の真相と、主人公・西木雅博失踪の謎を追いながら、行員たちの過去や現在、複雑な関係性が入り乱れ、重厚な群像劇が繰り広げられる本作。物語の行方を左右するクセの強い登場人物たちを演じ存在感を放っているのが、日本のエンタメ界を支える豪華俳優陣の面々だ。出世コースからも外れ、事件の犯人を突き止めようと行動する西木(井ノ原)とは対称的に、出世にこだわる営業成績トップのエース・滝野真を演じるのは加藤シゲアキ。私生活では妻とひとり息子との仲も良好、公私ともに順調と目される役柄だ。俳優、アイドル、作家とマルチな才能を発揮している加藤が、滝野という人間のあらゆる面を真摯に表現し、キャラクターに深みを与えている。人事部調査役・坂井寛を演じるのは玉山鉄二。本作は、語り手であるはずの主人公が物語の中盤で姿を消してしまう展開がユニークな点でもあるが、坂井は西木失踪の手がかりを追う、もうひとりの語り手とも言える重要なポジションだ。過去に自ら命を絶った同僚と、不器用ながらも誠実に仕事と向き合う西木の姿を重ね合わせており、冷静さの中にも熱のこもった名演を見せている。この他にも、過去の出来事から西木同様に出世コースを外れた後輩・竹本直樹役に三浦貴大、エリートで策略家の一面も持つ支店長・九条馨役に前川泰之、業績のためならパワハラも辞さない副支店長・古川一夫役に萩原聖人、現金紛失事件で疑われた北川愛理(西野七瀬)にきつく当たる先輩行員・半田麻紀役に早見あかりなど、豪華実力派俳優陣が名を連ね、重厚かつ良質な人間ドラマを支えている。『連続ドラマW シャイロックの子供たち』episode3では、問題続きの長原支店にとうとう本部から検査が入る。検査役の黒田道春(水橋研二)は、支店長の九条馨(前川)ら上層部が自腹で現金を補填したことを見抜き厳しく追及するが、九条はある切り札を隠していた。その後、坂井(玉山)は検査報告に疑念を抱く。一方、西木はついに事件の真相を突き止めるが……。果たしてふたつの事件の真相とは?クライマックスへ向けて盛り上がりを見せるepisode3は、10月30日(日)午後10時より放送・配信される。■WOWOW『連続ドラマWシャイロックの子供たち』<全5話/episode0含む>放送:毎週日曜 午後10時[episode0無料放送]【WOWOW プライム】【WOWOW 4K】配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信[無料トライアル実施中]【WOWOW オンデマンド】原作:『シャイロックの子供たち』池井戸潤(文春文庫刊)脚本:前川洋一監督:鈴木浩介音楽:木村秀彬出演:井ノ原快彦 西野七瀬 加藤シゲアキ 三浦貴大 前川泰之 萩原聖人 玉山鉄二橋本じゅん 水橋研二 早見あかり 矢野聖人森永悠希 水田信二 宮川一朗太製作:WOWOW 東阪企画番組サイトはこちら
2022年10月30日池井戸潤原作ドラマ「シャイロックの子供たち」の完成披露試写会が昨日10月3日に行われ、主演の井ノ原快彦をはじめ、西野七瀬、加藤シゲアキ、玉山鉄二が登壇した。銀行で現金紛失事件が発生し、それを追っていたが突然失踪してしまう課長代理・西木雅博を演じた井ノ原さんは「めちゃくちゃ面白くてあっという間に終わります。かなりおススメです。最後までハラハラドキドキのドラマです」と自信を見せ、「単刀直入に100万円がなくなったら大変ですか?と聞いたら、あってはならないことだし、1円でもなくなったらヤバい。最後の最後まで調べつくさなければいけないと教わりました。また清潔感も大事だと教えていただいたので、撮影中は清潔感を意識して演じていました」と役作りのために実際の銀行員に話を聞いたことを明かした。そんな事件の濡れ衣を着せられてしまう銀行員・北川愛理役の西野さんは、「練習用のお札を使って毎日家でお札を数える練習をしていました。撮影では本物のお札を使用するので、滑りや感触が違うので難しかった」と苦労を語り、支店内でエースと目される滝野真役の加藤さんは「息をつく暇がないくらい緊張感の走るドラマ。キャラクターも個性的で際立っていて全員が魅力的。まさに面白い作品になりました」とアピール。撮影の待ち時間中には、井ノ原さんと玉山さんはお酒の話題で盛り上がったそうで、玉山さんが「井ノ原さんに僕の大好きな焼酎を飲んでもらいたいと思ってプレゼントしたら、もっといい日本酒をいただいた」とエピソードを披露。玉山さんが出演した朝ドラ「マッサン」のファンだという井ノ原さん。「玉山さんとウイスキーの話をしたいと思ったら、『マッサン』から焼酎をもらっちゃったみたいな…。お酒の話は盛り上がりました」と満面の笑顔を浮かべた。一方、撮影期間中に誕生日を迎えた加藤さんは「井ノ原君からお酒をもらいました。僕はウイスキー。あとは健康の話で盛り上がりました。シリアスなドラマのわりにオフの時間帯は楽しかった」と充実した撮影期間だった様子。また最後には、井ノ原さんが「自分でも内容を知っているけれど、最後まで事件の真犯人がわからない。銀行に詳しくなくても、家族や恋人同士、上司部下の関係性だったり、どこか一つでも共感できるところがあるので、そこからどんどん物語に入って行けるはず。眠れない日々を過ごしてもらいたいくらい、何度も見て楽しんでいただきたい作品です」と作品をアピールしていた。連続ドラマW「シャイロックの子供たち」は10月9日より毎週日曜日22時~WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送、各月の初回放送終了後同月放送分をWOWOWオンデマンドにて一挙配信(全5話/episode0含む)。(cinemacafe.net)
2022年10月04日俳優の玉山鉄二が20日、都内で行われた縦型ドラマ 『終わらせる者』完成報告イベントに出席した。上下関係をテーマに縦型映像作品を展開する「LINE NEWS VISON」の新作として9月22日より配信される本作は、遺体とマネキンが合成されているという猟奇的な犯行の“マネキン連続殺人事件”を追う3人の刑事が、事件に巻き込まれた一家への捜査を通し、事件の謎と驚愕の真実を明らかにしていくミステリードラマ。事件を執拗に追う刑事・清水拓也を演じた玉山鉄二は、縦型ドラマに参加して気づけたことを聞かれると、「テレビなどに比べて余白が少ない分、人物に寄ったときに、より表情や目の奥の色や温度、そういったものにすごく没入できる」と話した。さらに、「今回初めて気づいたんですけど、僕、ヒゲを生やしっぱなしの役で。左の耳の横くらいにヒゲのつむじがあるんだと思って。今回、縦型ドラマのおかげで、こんなところにつむじがあったんだと、知らされました。左巻きか右巻きか覚えていないですけど、ぜひ見ていただけたら」と新たな発見を明かした。イベントには、共演のさとうほなみ、ココリコ・田中直樹も登壇した。
2022年09月20日井ノ原快彦を主演に、西野七瀬、加藤シゲアキ、三浦貴大、前川泰之、萩原聖人、玉山鉄二という豪華実力派を交えた池井戸潤原作をドラマ化した連続ドラマW「シャイロックの子供たち」。この度、本作のフルキャストおよび本予告映像が解禁された。井ノ原さんが演じる主人公・西木雅博は、出世コースを外れるが部下からの信頼が厚い銀行員。ある日、東京第一銀行長原支店内で100万円の現金紛失事件が発生する。西木は自らの部下である女性行員が疑われると、真犯人を密かに追い始める。しかし、事件を追っていたはずの西木が突然、失踪。現金紛失事件と西木の失踪。2つの謎と長原支店の行員たちの物語が交錯していく。やがて現金紛失事件の裏に隠された「不正」が明らかに。果たして、西木が失踪した驚きの真相とは…。池井戸潤が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、作家人生の転機として位置付けてきた本作。タイトルの「シャイロック」とは、シェイクスピアの戯曲「ヴェニスの商人」に登場する、強欲な金貸しのこと。そんな本作から今回、追加キャストが明らかに。明らかになった100万円の紛失事件で疑われた北川愛理(西野七瀬)にきつく当たる先輩行員・半田麻紀役に早見あかり。愛理の恋人で業務課の行員・三木哲夫役に矢野聖人。意見の食い違いをきっかけに上司とトラブルを起こしてしまう融資課の行員・小山徹役に森永悠希。長原支店の融資先である「大城田工業」の嫌味な社長・大城田正隆役に水田信二(和牛)。滝野(加藤シゲアキ)が担当する融資先の「伊島工業」の社長・伊島宗広役に橋本じゅん。彼らが、現金紛失事件と西木の失踪にどのように関わってくるのか。ひと癖ある登場人物たちが織り成すミステリーに期待が高まる。併せて、初解禁となった90秒の予告映像は、100万円の現金紛失が明らかになり、証拠となる帯封が愛理のバッグから出てきてしまう。西木に詰め寄られつつも、涙ながらに「私はやっていません」と訴える愛理。支店長らが不祥事を隠ぺいしようとする一方で、支店内の異変に気づいた人事部調査役の坂井(玉山鉄二)が検査に乗り出そうとする。犯人を突き止めようと行動する西木は、銀行内の出世にこだわる滝野ら行員たちとは違い、上司とぶつかることも厭わない。しかし、突如として失踪し…。そして、西木が海へと落ちる衝撃的なシーンが…。現金紛失事件と西木の失踪という2つの謎が、やがて交差していく。さらに、WOWOWオンデマンドでは、ドラマ本編の各話放送終了直後に出演者や監督、プロデューサーがドラマ制作の裏側を語るトーク番組「『連続ドラマW シャイロックの子供たち』から紐解くWOWOWドラマの魅力」の配信が決定。池井戸潤原作の過去作を含むこれまでのWOWOWドラマの歴史とともに、作品づくりにかけるこだわりや秘話をお届けする。連続ドラマW「シャイロックの子供たち」は10月9日(日)より毎週日曜22時~放送・配信スタート(全5話/無料放送のepisode0含む)。(text:cinemacafe.net)
2022年09月14日井ノ原快彦主演の連続ドラマW「シャイロックの子供たち」に、西野七瀬、加藤シゲアキ、三浦貴大、前川泰之、萩原聖人、玉山鉄二が出演することが分かった。本作は、ベストセラー作家・池井戸潤の累計発行部数50万部突破の同名小説のドラマ化。井ノ原さんが演じる主人公・西木雅博は、部下からの信頼が厚い銀行員。ある日、100万円の現金紛失事件が発生し、西木は部下である女性行員が疑われると、真犯人を密かに追い始める。しかし突然、西木が失踪してしまう。本作は、銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを鮮烈に描いた傑作群像劇だ。そんな西木の部下で、現金紛失事件で濡れ衣を着せられてしまう真面目な女性行員・北川愛理役には、「あなたの番です」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」「恋なんて、本気でやってどうするの?」など話題作への出演が続く西野さん。支店内でエースと目される滝野真役を「NEWS」の加藤さん。西野さんは役柄について「家計を支える真面目なしっかりもので、まっすぐなイメージのある役になりますので、その芯の部分を大切にしていけたらなと思っています」と話し、加藤さんは「『シャイロックの子供たち』はキャラクターの際立った物語で、そんな面々のひとりとして滝野も存在しています。そんな彼らが織りなす展開と撮影現場の緊張感は見ものです。先の読めないストーリーに、少しでも多くの方に熱中していただきたいと思います」とコメントしている。また、三浦さんが西木同様に出世コースを外れた後輩・竹本直樹、前川さんがエリートで策略家の支店長・九条馨、萩原さんが業績のためならパワハラも辞さない副支店長・古川一夫、玉山さんが東京第一銀行本部の人事部調査役で、長原支店内で起きた事件を追い始める坂井寛を演じる。三浦さんは「人間が働く上で必ずある悲哀を、感じていただければ」と言い、前川さんは「“東京第一銀行”という特殊な世界で必死に生きている登場人物達から、人として大切なものは何なのか、が見えてくる作品でもあると思います」とアピール。萩原さんは「私が演じる古川は、どこか中間管理職のような男ですが、いろいろなものをむき出しに必死に生きている印象です」と役どころを説明し、玉山さんは「本作は銀行内部の葛藤がとても生々しく、出世のためには何かが欠落し、破綻してゆく・・・。組織とは、仕事とは、家族とは何なのか、深く考えさせられました。決して善良ではない人々の群像がリアルに描かれていると感じました」と語っている。そして、様々な事情や問題を抱える彼らが、現金紛失事件、西木の失踪とどのように関わっていくのか、その謎を深堀するepisode0の放送・配信も決定。初回となるepisode0は無料放送となっている。連続ドラマW「シャイロックの子供たち」は10月9日(日)22時~WOWOWにて放送・配信(全5話/episode0含む)。(cinemacafe.net)
2022年07月28日玉山鉄二が主演を務め、深川麻衣、音尾琢真、団長安田らが共演する『今はちょっと、ついてないだけ』。この度、シェアハウスで共に過ごす4人が、ゆっくり心を休める様子を映し出す本予告が解禁。奈良発のロックバンド「Age Factory」の主題歌、「First daysong」も初披露された。今回、解禁となった本予告では、爽やかなせせらぎの音から始まる。表舞台から姿を消した人気カメラマンの立花(玉山鉄二)、家に居場所がない元テレビマンの宮川(音尾琢真)、将来に悩む美容部員の瀬戸(深川麻衣)、そして落ち目な芸人の会田(団長安田)、それぞれが“今はちょっと、ついてない”日々の中、シェアハウスで出会い、共に過ごし、ゆっくり心を休める様子が映し出される。立花に背負われながら「俺はこれからどこに行けば良いんでしょう」と言う宮川に対し「ご自宅に帰ってください」というやりとりや、4人が集うシェアハウスで淹れる香り立つ一杯のコーヒーに癒される姿、美しい緑に囲まれた北竜湖でのカヤックや海を見渡すことのできる大三東駅、さらにドローンで撮影された美しい棚田などの風景が心を満たす。かつて自分をプロデュースした巻島(高橋和也)との過去に囚われていた立花だったが、不器用な仲間たちとの時間が立花を少しずつ変えていく。そして、立花の母(かとうかず子)の「そのうち、ええ運がくるでねぇ」という一言に、彼らの未来が少し感じ取れる予告映像だ。さらに、原作にインスパイアされ書き下ろした「Age Factory」の主題歌「First daysong」が流れ、曲中の「時計の針が今重なって、少しだけまた思い出す」の歌詞は、主人公・立花が“心が本当に求めるもの”を重ねる日々に見出していく姿を表現している。先日2月26日に開催された「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」では、本作を世界最速で上映。上映前のトークイベントには玉山さん、深川さん、柴山健次監督が登壇。玉山さんは「いま(の時代は)凄く閉塞感があって、一回失敗してしまうと、もしかしたら次のチャンスが巡ってこないかもしれない。リスタートを切るのが怖い、そんな社会になっている最中、ポンと背中を押してもらえるような作品になっていると思う」と語り、深川さんは「あの時こうしていればよかったとか、あの道を選択していればよかったな、と誰しも思うことがあると思う。でもどんな自分の選択もこれでよかったんだ、遠回りしたからこそ見える景色があるんだ、と気づかせてくれる話」とコメント。2016年に原作と出会い、自ら映画化の許諾に動いた柴山監督は、「世の中にはがんばれ、という作品が多すぎると思っていたけれど、生きているだけで頑張っていない人はいないと思う。この物語は、がんばれがんばれとは言わない。でも、ちゃんと見守ってくれているんです。そんな優しさが映画を通して伝われば嬉しい」と語った。さらに『今はちょっと、ついてないだけ』オリジナル・サウンドトラックの発売ならびに配信も決定している。『今はちょっと、ついてないだけ』は4月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。『今はちょっと、ついてないだけ』オリジナル・サウンドトラックは4月8日(金)配信開始、4月19日(火)CD発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:今はちょっと、ついてないだけ 2022年4月8日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開©2022 映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会
2022年03月16日ゴーレムと呼ばれるゾンビに占拠された世界を舞台にしたゾンビサバイバルドラマ「君と世界が終わる日に」。最新シーズンとなるSeason3がHuluにて配信開始となり、いままでベールに包まれていた本シーズンの長編予告編映像が初解禁された。予想だにしなかったラストで幕を閉じた金曜ロードショー「特別編」に続き、配信開始となったSeason3。映像では、主人公・響(竹内涼真)と恋人・来美(中条あやみ)を中心に、壮絶な闘いを繰り広げる生存者たちの姿が鮮烈に描き出され、かつてない衝撃の展開を期待させている。「特別編」で描かれた閉ざされた病院での惨事の後、主人公・響は、ゴーレムウイルスに感染しながらも自分の子を身籠り、姿を消した来美を探す旅を続ける。10か月にも及ぶ旅の中で希望を失いかけていた響と結月(横溝菜帆)がたどり着いたのは、教祖・ワンティーティ(玉山鉄二)が率いる宗教団体「光の紋章」。ゴーレムに噛まれても感染しないという奇跡の技を持つワンティーティは、教団の怪しげな“儀式”を見せるとともに、来美がいまも生きていると告げ、響の心を揺さぶる。彼の力を目の当たりにし、教祖こそが来美のゴーレム化を止めることができると考えた響は、次第に彼の言葉を信じるようになるが、再会を果たした仲間の等々力(笠松将)、佳奈恵(飯豊まりえ)からは「お前はもう昔のお前じゃない」「洗脳されている」と糾弾されてしまう。それでも来美に会いたい一心で行動する響だったが、教団に隠された“ある秘密”を目撃してしまう。一方で、響と別れ強奪と殺戮を繰り返す集団“X”と行動を共にしている来美。暗く冷たい表情をした彼女の手には銃が握られており、これまでとは全く異なる冷酷な一面が描かれる。この“世界の終わり”で来美は変わってしまったのか。そんな彼女の傍らには、赤ん坊らしき姿も…。来美の真意とは――!?追い込まれた響を襲う、最後にして最大の試練。響は来美に再会し、ゴーレム化を止めることができるのか。そして子どもの運命は?新章に待ち受ける過酷な運命を予感させる予告編となっている。Huluオリジナル「君と世界が終わる日に Season3」は毎週金曜20時~新エピソード配信。Season1(全10話)、Season2(全6話)Huluにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年02月25日