俳優の玉木宏が6日、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開催されたACIDMAN「輝けるもの」発売記念ライブに登場した。ACIDMAN「輝けるもの」は映画『ゴールデンカムイ』の主題歌。映画は野田サトル氏による同名コミックの実写化作で、明治末期を舞台に、主人公の元陸軍兵・杉元佐一(山崎賢人)が、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈 ※「リ」は小文字が正式表記)と共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて北海道を旅するサバイバル・バトルアクションとなる。○■ACIDMANのライブに玉木宏がサプライズ登場同作で陸軍最強と謳われる第七師団の中尉・鶴見篤四郎を演じた玉木は、アンコールでサプライズで登場。ACIDMANのVo/Gt 大木伸夫とは、実は20年来の友人関係だという。玉木が登場すると、会場からは割れんばかりの拍手が起こり、大木は「やっぱりすごい人気だね! 絶対俺の歓声の10倍くらい大きい(笑)」とコメント。玉木が「いやいや、そんなことない。最初からライブも観させてもらったけど、かっこよかったね」と称えると、大木は「玉ちゃんとは20年前以上前のデビュー当時……玉ちゃんって呼んでるんだけど」と明かし、観客からは「玉ちゃーん」の掛け声が飛ぶ。大木は「共通の友人がいて、お酒を飲んだり。誕生日パーティーが多かったんですが、酔いだすとテキーラの瓶を持ってぶらぶら歩くんですよ。それで目が合うと、『大木くん! 大木くん!』って呼ばれてテキーラを飲ませるんです(笑)。テキーラ嫌いなんだよな……と思いながら(飲んで)。しばらくしてまた目が合うと『大木くん! 大木くん!』って呼ばれて。いや~立派になったね!」と思い出話で、会場からは笑いと拍手が起こった。一緒に試写も観たという映画のトークになると、大木は「観てない人はマジで観て! 鶴見中尉まじヤバイからっ! いい役者になりました!」と観客に訴えかける。玉木は「そんなことない(笑)。たぶんあの時のテキーラのドS具合が効いてたんだね」と応じ、大木は「目つきと体の動きと……あれはどう練習するの?」と質問。玉木が「原作が好きだったし、まさか自分が鶴見中尉をやらせてもらえるとは思わなかった。やりたい一心だったのもあって、自然と沸き出てきた」と答え、大木は「今は玉ちゃんの目だけど、鶴見の目はマジで怖い! 俺の知ってる玉ちゃんじゃなかった。憑依してるというか、素晴らしかったです」と絶賛した。最後に大木は「本当に玉ちゃんが出たての頃で、こんなイケメンの子たちがなんで世に出れないんだと思っていたけど、今やもうとんでもない超人気者じゃないですか。あっという間に僕らを追い抜いて(笑)。でもそれでもこういうふうに仲良くしていただいて、そしてお仕事で一緒になれるってなんか本当に奇跡だなと思っております。『ゴールデンカムイ』をよろしくお願いいたします」とアピールした。さらに、久保茂昭監督がこの日のために編集した主題歌「輝けるもの」ライブ用『ゴールデンカムイ』特別映像も公開。これまでEXILE、安室奈美恵、DREAMS COME TUREなど数々の有名アーティストのMVを500作品以上手掛け、「VMAJ年間最優秀ビデオ賞」を5年連続受賞した経歴を持つ久保監督による映像が、アンコールの「輝けるもの」パフォーマンス時に上映され、ステージを彩った。(C)野田サトル/集英社(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年02月07日現在ヒット中の映画『ゴールデンカムイ』キャスト発表時から話題になっていたのが、玉木宏演じる第七師団の中尉・鶴見篤四郎。今回は玉木について、メガホンを取った久保茂昭監督に話を聞いた。○映画『ゴールデンカムイ』鶴見篤四郎を演じた玉木宏の魅力とは野田サトル氏による人気コミックを実写化した同作は、明治末期の北海道を舞台に、主人公の元陸軍兵・杉元佐一(山崎賢人 ※崎はたつさき)が、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈 ※「リ」は小文字が正式表記)と共に、アイヌの莫大な埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて北海道を旅するサバイバル・バトルアクション。玉木が演じた鶴見篤四郎は、北海道征服のために金塊を狙い、杉元を追うことになる第七師団の中尉で、カリスマ性があり、個性豊かな部下たちを率いている。ビジュアルや予告映像などでも「鶴見中尉がすごい」と話題を呼んでいたが、久保監督は「今の玉木さんが演じるのにぴったりなのではないかと思いました」と太鼓判。「鶴見はどんどん仲間を増やしていく、他人に自分を愛させるプロです。玉木さんも他人を惹きつける魅力が体から滲み出ているような方」と絶賛した。鶴見は日露戦争で砲撃により負傷した頭部をカバーするための額当てをしているという設定で、興奮すると脳汁が垂れてしまうが、その狂気的な面が魅力でもある。久保監督は「特殊メイクをしていても、あの美貌じゃないですか。狂気的で脳汁を垂らしながら笑うような人物ですが、それでも美を持っているキャラクターだと思っているので、玉木さんがぴったりだと思いました」と語る。「キャスティングのお話をした際に、野田先生も玉木さんがいいとおっしゃったそうで、さすがだと思いました」と、原作者にも感服していた。■久保茂昭監督1973年生まれ。これまで、EXILE、安室奈美恵、DREAMS COME TUREなど数々の有名アーティストのミュージック・ビデオを500作品以上監督し、「VMAJ年間最優秀ビデオ賞」を5年連続受賞。ドラマ『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』(15)を皮切りに、同シリーズの映画公開作品を監督。その他の監督作品に、高橋ヒロシによる不良漫画の金字塔『クローズ』『WORST』のコラボ映画『HiGH&LOW THE WORST』(19)や『小説の神様 君としか描けない物語』(20)などがある。(C)野田サトル/集英社 (C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年01月31日「ママチャリでもカッコいい」と評判2023年公開の映画『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』で声優を務めた玉木宏さん(撮影:松野葉子)玉木宏さんは2018年に女優の木南晴夏さんと結婚、2020年に第一子が誕生しています。もともと10年以上ボクシングを続けてきた玉木さんですが、4年ほど前にブラジリアン柔術に出会ってからは柔術に夢中。多いときは「週8」で道場に通うほどハマっており、北海道で映画撮影をしているときも、現地の道場に往復7時間かけてこっそり通ったといいます。番組では、そんな玉木さんが通う道場の指導者にインタビュー。いわく、「玉木さんはどんな時でもカッコいい」そうで、電動ママチャリに乗って道場に来るところに出くわしても、いつもどおりに「カッコよかった」のだとか。玉木さんにとってママチャリで子どもを送迎するのはごく普通のこと。「子どもを送って、そのまま普通のママチャリでここ(道場)まで行って」いるのだといいます。ただ、自転車に乗るときは極端なガニ股。というのも、180㎝と長身の玉木さんは「椅子(サドル)の高さを変えるとうちの妻に怒られるので。毎回変えるのが面倒くさいからって、本当に低いままで。『高くしたら戻せよ』って話なんだと思いますけど、それならこれでいいやって」と笑ってみせました。仕事が休みの日はごく普通に主夫オフのときは「本当に主夫みたいな時間ができるので。サラリーマンだったらこうはいかないと思います」と言いつつ、家事育児に奮闘。4時間睡眠で平気なショートスリーパーだといい、大体朝の5時台には起きて、お子さんのお弁当を作って、自転車で送ってから柔術の稽古で汗を流し、帰宅したら汚れた道着などを洗濯し……というのが朝のルーティンになっているよう。そして夕方にはお子さんを迎えに行き、「公園へ連れていって、夜ご飯を作ってとか」と、リアル“主夫道”に邁進しているそうです。子どもの好きな食べ物は日々移り変わり、昨日まで好きだったメニューを今日はイヤがることもあるので、「それに合わせて好きなものを中心に」作っているという玉木さん。スーパーでコストも考えたうえで食材を選び、100円均一ショップでは「お弁当を分けるケーキのカップみたいなやつ」も買うなど、試行錯誤しながらお弁当作りを楽しんでいるようでした。三児のパパ・先輩俳優に子育て相談も一方でズボラな一面もあるといい、あるとき映画の撮影で施した特殊メイクを「落として翌日またするのが面倒で、そのまま帰ってみた」そうで……。しかしお子さんがその顔を見たらトラウマ必至のため、その夜は会わないよう、家の中でこそこそ隠れていたのだとか。結局、翌朝までにメイクはパリパリに乾いて使い物にならず、顔面が痒くても掻くことができないのでデコピンで誤魔化すなど、メイクを落とすよりもずっと面倒なことになってしまったといいます。そんな玉木さんのパパ友として、俳優の渡部篤郎さんがVTRで登場すると、「心が落ち着くというか、浄化されてる感じがする。大好きな先輩ですね」と大きな笑顔。2016年に再婚した女性との間に一男二女を育てている渡部さんはパパとしても先輩で、子育ての相談をすると「本当にいろいろアドバイスをくださった」と明かします。家族ぐるみの付き合いをしていて、子どもが幼稚園に行っている時間に夫婦同士で食事をすることもあるそう。番組の最後、MCの笑福亭鶴瓶さんは「奥さんも同じ仕事してるからって、自分が休みの場合は子どもの世話して柔術して家の片付けして夜ごはんの食材買うて……」「本当に人生の時間を有意義に過ごしてる」と、感嘆していました。
2024年01月16日2024年1月1日、TBSの安住紳一郎アナウンサーが結婚することが報じられました。産経ニュースによると、お相手は元タレントの一般女性。この日、婚姻届を提出する予定とのことです。まぶしい笑顔がチャームポイントで、仕事に対する真摯な姿勢や、人情味あふれるコメントが多くの人から人気を集める、安住アナ。情報番組『THE TIME,』やバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』をはじめ、TBS系列の番組を中心に、幅広く活躍しています。そんな安住アナのおめでたい報道に、ネットからは多くの人が「自分のことのように嬉しい」「ついに安住アナが結婚か…!」といった喜ぶ声が続出しました。安住紳一郎アナ、結婚相手と出会いのきっかけを明かすこの日放送された特別番組『羽鳥慎一モーニングショー新春特大スペシャル』(テレビ朝日系)では、MCを務める羽鳥慎一アナウンサーが安住アナとのLINEのやり取りを紹介。結婚をしたことに自分でも驚きを隠せないという安住アナは、「今回の件については、好き勝手にしゃべってくださいね」と述べ、笑いを取りました。番組では、お相手が元アナウンサーの西島まどかさんであることも発表。羽鳥アナへのメッセージで、お相手についてこのようにつづっています。今は生活のフォローをしてくれることが嬉しいです。ネットの時代で確実に特定されるので、先にいっておきます。でも深堀しないでくださいね。名前は「西島まどか」さんです。羽鳥慎一モーニングショー新春特大スペシャルーより引用出会ったのは、15年ほど前。空港で長時間弁当を物色している姿を見て、「面白い人だ」と思い、声をかけたのがきっかけなのだそうです。安住アナの結婚発表は、またたく間に話題に。多くの人から祝福の声が寄せられました。・なんて素敵なカップル!お幸せに!・お弁当を長時間物色って、出会いのきっかけがかわいすぎる。・「好き勝手にしゃべってください」のひと言で笑いを取るところが、さすがは安住アナ。番組を見た人からも反響が上がった、ほほ笑ましい結婚発表。こんなにも祝福されているのは、安住アナの人望あってのものといえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月01日俳優・歌手として活躍した財津一郎が1989年にリリースした楽曲「手酌酒」(c/w 男の人生)が、各種音楽配信サービスで解禁となった。同曲はお茶の間で知られているようなコミカルなイメージとは真逆の王道演歌になっており、心地よい低音ボイスがより一層、男の哀愁を際立たせている。そしてテイチクレコードYouTubeチャンネルでは、歌詞とあわせて楽しめるオフィシャルオーディオも公開中。◆財津一郎「手酌酒」手酌酒作詞:石坂ゆたか 作曲:三佳令二 編曲:竜崎孝路男の人生作詞:石坂ゆたか 作曲:三佳令二 編曲:竜崎孝路各種音楽配信サイトはこちら ◆財津一郎「手酌酒」(Official Audio)テイチクからのお知らせ / TEICHIKU ENTERTAINMENT(テイチクエンタテインメント) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月30日俳優の財津一郎さんが亡くなっていたことが10月19日にわかった。89歳だった。熊本県出身の財津さんは高校を卒業後に上京。帝劇ミュージカルで初舞台を踏むと、’66年からテレビ番組『てなもんや三度笠』に出演し「ヒジョーニ、サミシーイ!」「してチョーダイッ」などのセリフで一躍人気者となった。そんな財津さんといえば、中古ピアノの買取・販売を行う企業「タケモトピアノ」のテレビCMが長らくお茶の間で親しまれてきた。全身タイツの女性たちがタキシード姿の財津さんを囲んで踊るこのテレビCMは、財津さんの「モットモットタケモット」「ピアノ売ってチョーダイッ!」といったフレーズが印象的。また『探偵ナイトスクープ』(ABCテレビ)では“赤ちゃんが泣き止む曲”として紹介されるなど、“老若男女”問わずさまざまな視聴者に愛されてきた。それほどの人気CMだけに、訃報の直後SNS上には“CMは今後も続くのだろうか……?”との声が相次いだ。そこでタケモトピアノに取材を申し込むと、タケモトピアノの竹本功一会長は涙ながらに財津さんとのこれまでを語ってくれた。「実はCM契約は9月で終了しているんです。弊社としましても『20年以上も本当にお世話になったなぁ』という気持ちが強く、事務所さんとやり取りをして、挨拶に伺おうとしていました。訃報は、その矢先のことで……。報道で財津さんが亡くなったと知り、社内でも動揺が広がりました。6月も山でゴルフしたとお聞きしましたから、最初は『事故か何かに遭ったのでは』と思ったほど。ちょうどこのCMの撮影中に、お孫さんで現在俳優として活躍されている財津優太郎さん(24)が誕生して、大変喜ばれていたことが今でも思い出されます」(以下、カッコ内は竹本会長)孫の優太郎さんは、昨年春にドラマデビュー。10月15日に第1話が放送された日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)に出演しているが、その晴れ姿を見る前の逝去となった。■取材同行をお願いすると「銭金で仕事をやっているんじゃないから!」と近年も同社と財津さんの交流は続いていたという。「生前、財津さんに取材した雑誌の方からしょっちゅう連絡がありました。『財津さんに取材したら、タケモトさんのことばかりお話されたので』と掲載の確認を尋ねる連絡があって、ですから、こちらも『いいですよ、財津さんが喋られたことなら』と。財津さんは本当にいつも、弊社を気にかけてくださっていました。また『探偵ナイトスクープ』の取材のときは、こちらから『撮影しますから、ちょっと来ていただけませんか』とお願いをしました。すると、『銭金で仕事をやっているんじゃないから!そういうので引き受けてる仕事じゃないから、大丈夫だよ』って。いつも、そうおっしゃっていただいていて……」また竹本会長は「10年くらい前まではしょっちゅう連絡をとっていた」と言い、「『どこにいるの?』というので『どこどこです』と伝えると、『お茶でも飲むか』とおっしゃって」と仕事を超えた付き合いをしていたことも明かしてくれた。財津さんは’11年以降体調を崩し芸能活動を休止していたが、’19年に「NEWS ポストセブン」で配信されたインタビュー記事で、《いま僕は仕事していないので、僕の最低限の生活を守ってくれているのは、あのCMなんです》と話している。このことについて、竹本会長はこう語る。「出演料はずっとお支払いしていました。奥さんの看病をされているということも記事になる前から知っていましたが、『財津さんの生活を支えよう!』という気持ちではありませんでした。そんな考え、とんでもないです。いつも気づかいしていただきますし、何より『CMが皆さんに愛されているから』というのがずっとCMが放映されてきた理由です。途中でCMの内容を変えたことがあるのですが、本当にたくさんのご意見をお電話でいただきました。『CMを変えるんじゃない』『赤ちゃんが泣き止むような良いCMをどうして変えようとしているんだ』と。そういうご意見は本当にありがたいんで、『そのままやれということだからやろうよ』と。会社ですのでCMを放映するようになって10年経ったくらいから、制作費の予算の計上をしていました。でも、途中で『もういいか』となりましたね」今後のCMついては「現在制作中です。財津さんが亡くなる前から制作していたもので、雰囲気もガラッと変わるかもしれません」とのこと。どんなCMが完成するか、天国の財津さんも楽しみにしているはずだ。
2023年10月20日2023年10月19日、俳優、お笑いタレント、歌手など幅広く活躍していた財津一郎さんが、89歳で亡くなっていたことが分かりました。訃報を受けて、芸能界をはじめ多くの人々から追悼のコメントが寄せられています。財津さんが20年以上出演していた、中古ピアノの買い取りや販売を行う、タケモトピアノ株式会社(以下、タケモトピアノ)は、同月20日、ウェブサイトにて追悼文を公開しました。このたび、弊社タケモトピアノのCMに長らくご出演いただいておりました財津一郎さんの訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。財津さんの素晴らしい演技やご協力によって、弊社のCMは小さなお子様からお年寄りまで多くの人に愛していただけるCMとなりました。それに伴い、弊社も皆様から愛される企業に成長することができました。心から感謝の気持ちを捧げ、財津さんのご冥福をお祈りいたします。タケモトピアノーより引用財津さんといえば、「ピアノ売ってちょ~だい」という印象的なセリフで歌って踊る、タケモトピアノのCMを思い浮かべる人は多いことでしょう。サンケイスポーツによると、タケモトピアノの創業者である竹本功一会長は、取材に対し「本当に優しい方でした」と涙ながらに感謝の言葉を述べたといいます。また、同社はCMの契約更新を同年9月に終了していたそうです。ネット上では「タケモトピアノといえば、財津さんでした。さびしくなります」「タケモトピアノのCMで赤ちゃんが泣き止んだ。本当にお世話になりました」などの声が寄せられていました。23年に渡るCMの終了を見届けるようにして、天国に旅立った財津さん。財津さんが出演した数々の作品は、これから先も人々の心の中に生き続けていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月20日2023年10月19日、俳優やお笑いタレントなど幅広く活躍していた財津一郎さんが、89歳で亡くなっていたことが分かりました。『タケモトピアノ』のCMでの、「ピアノ売ってちょーだい!」や「もっと、もーっとタケモット!」といった掛け声が印象的な、財津さん。1995年に脳内出血を発症し、2011年に放送されたテレビドラマ『3年B組金八先生ファイナル』(TBS系)以降は活動を休止していましたが、同CMによって幅広い世代に親しまれていました。逝去が明かされた日、財津さんと共演経験のある俳優の鈴木亮平さんは、文書でコメントを発表。冥福を祈るとともに、想いを明かしました。財津一郎さんは、生意気だった26歳の自分を温かく包みこみ、同じ目線に立って一緒に歩いてくれました。そういう人間でありたいと、自分も今思うようになりました。財津さんの歩んできた道のりは、きっと新しい世代に引き継がれていきます。心から、ご冥福をお祈りいたします。初の主演作である映画『ふたたび swing me again』にて、財津さんの孫の役として共演を果たした、鈴木さん。コメントからは、俳優としてだけでなく、人として財津さんを尊敬していたことが伝わってきます。きっと、2人しか知らない共演時の思い出がたくさんあるのでしょう。26歳だった鈴木さんにとって、財津さんは本物の祖父のような頼れる存在だったのかもしれません。共演から月日が経ち、今や鈴木さんは、多くの作品で活躍する大人気俳優。きっと『祖父』である財津さんも、その成長を喜んでいたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月19日2023年10月19日、俳優、お笑いタレント、歌手など幅広く活躍していた財津一郎さんが、亡くなっていたことが分かりました。89歳でした。サンケイスポーツによると、葬儀はすでに済ませたといいます。「タケモトピアノ」や「こてっちゃん」のCMなどでも知られる俳優で歌手、財津一郎さんが亡くなっていたことが19日、分かった。89歳だった。関係者によると、すでに葬儀は済ませたという。サンケイスポーツーより引用1962~1968年に放送されたコメディ番組『てなもんや三度笠』(TBS系)に蛇口一角役で出演し、「〇〇してちょーだい!」というギャグが話題になった、財津さん。そのほか、タケモトピアノ株式会社(以下、タケモトピアノ)や、エスフーズ株式会社が販売している『こてっちゃん』のテレビコマーシャルなどにも出演し、人気を博しました。財津さんは1995年に脳内出血を発症し、以降は芸能活動をセーブ。2011年に放送されたテレビドラマ『3年B組金八先生ファイナル』(TBS系)に出演した後、活動休止状態にあったといいます。ネット上では「体調を理由に休んでいたことは知っていたけど、残念」「タケモトピアノのCMが好きでした!」「うちの娘も、財津さんが出ていたCMにはお世話になりました」などのコメントが投稿されています。財津さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年10月19日映画『沈黙の艦隊』(29日公開)のトークイベントが広島・呉の海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」で行われ、大沢たかお、玉木宏が登場した。同作はかわぐちかいじ氏による同名コミックの実写化作。日本初の原子力潜水艦が日米共同で極秘裏に建造されたが、艦長・海江田四郎(大沢)は原潜と乗員76人を伴い航海中に逃亡。理想とする世界の実現に向けて海江田が描いた大胆不敵なシナリオと、海中での天才的な戦闘術に日米は翻弄され、重大な決断と選択を迫られる。○映画『沈黙の艦隊』完成の報告と感謝を伝えトーク広島・呉にある「てつのくじら館」に展示されている潜水艦・あきしおの非公開エリアで撮影が行われた同作。大沢は撮影前に広島・江田島にある幹部候補生学校を訪れ、候補生との交流や所作指導を受けて役作りを行なったそうで、今回のイベントでは協力してくれた海上自衛隊員に向け、大沢と玉木が完成の報告と感謝を伝えるべく呉を訪問。自衛官50人を前にトークイベントを実施した。自衛官を前にした大沢は、「本日ようやく直接ご挨拶に伺えて嬉しく思いますし、楽しみにしておりました。このような場では黄色い声援を頂くことが多いのですが、今日はそれが全くなく、『来る場所を間違えてしまったのかなぁ……』と思いましたが(笑)、皆さんの凛々しい姿を見て納得しました」と挨拶。玉木も「本日お越し頂いた皆さんの中には原作を読んでいない方はいらっしゃらないですよね(笑)」と問いかけるなど、和やかな雰囲気でスタートした。所作指導や撮影協力時のエピソードについて、「江田島の幹部候補生学校で、みなさんの起床時刻の6時から生活の様子を見学させて頂きました」と話した大沢。「何故か途中から僕の制服があって、訓練に参加することになって(笑)。あの場で制服を着てみなさんと敬礼をしたり、時間を共にしたことで、海江田の役作りの核を掴めたのでとても感謝しています」と振り返った。また、撮影現場では自衛隊の習慣にならい、毎週金曜日にカレーを食べていたそうで、玉木は「皆さんと同じように自分たちも毎週金曜日にカレーを食べることで気分を味わいながら、役に没頭できることができました」と本作ならではのエピソードを披露した。自衛官からの質問に答えるコーナーでは、「役作りへの向き合い方やモットーを教えて頂きたい」という質問が。玉木は「お客様の前に立つ時は日常を感じさせてないほうが良い存在だと思っているので、その部分は気を付けていますし、どんな役でもこなせるように普段からフラットな状態を保てるように意識しています」と回答。大沢も「今回はメリハリが必要だと思っていたので、みんなに前では冷静にあって、控室に戻ったら素に戻るということはやっていました」と語り、「潜水艦を見学させて頂いた時に艦内がとてもキレイなことに驚いてお話を伺ったら『水の一滴が事故の一滴であり、起こりうることではあるから完璧にしている』とおっしゃっていて。これは自分の生活から変えないと演じることは難しいかなと思い、皆さんが日常的にやっていることを最低限ではありますが撮影の前後は自分も持ち込んで行っていました」と今作の役作りについて明かしていた。最後に、大沢から「映画は様々な手法で撮影がされていますが、実際に潜水艦にカメラをつけて撮影するなど世界に先駆けて行えたことは本当に感謝しております。この作品は僕らの映画というよりも皆さんと一緒に作った作品だと思っております。是非皆さんも制作者のひとりと思って観て頂けるとより楽しんで頂けると思います。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、イベントを締めくくった。(C)かわぐちかいじ/講談社(C)2023 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved.
2023年09月22日7月11日、立憲民主党の小沢一郎衆院議員(81)が、自身のツイッターを更新。岸田政権への憤りをあらわにした。小沢議員は、《日本の平均年収は「443万円」、国民負担率46.8…もはや罰ゲーム!普通の生活が厳しすぎる日本人に増税を企てる鬼の岸田政権》と題されたネットニュースを引用すると、《物価はこの夏の暑さのように家計を苦しめ、そこへミサイル増税やサラリーマン増税が待ち構える。進む生活破壊。破壊されるべきは岸田政権。刮目を。》と岸田政権を痛烈に批判したのだ。引用した記事は、6月21日の記者会見で30年ぶりの高水準の賃上げだとアピールする岸田首相を批判するもの。賃上げがなされても、物価高の影響を加味した実質賃金は前年同月比1.2%減であり、2月に財務省が発表した国民負担率(租税負担率と社会保障負担率を合計したもの)が2023年度は46.8%に上るとの見通しを紹介。一方で、日本の平均年収は443万円にとどまっており、この水準では二人暮らし以上世帯の暮らしはままならないとした。あらゆる分野で値上げがなされる昨今。総務省が6月23日に公表した消費者物価指数では、今年5月の消費者物価は前年比3.2%上昇。6月には大手電力会社7社の家庭向け規制料金の値上げが実施され、家計にはさらなる追い打ちとなっている。そんななか、岸田政権の政策は家計にさらなる負担を強いかねないという。「6月16日には、防衛費増額の財源を確保するための特別措置法が成立。税外収入を積み立てて防衛費にあてる『防衛力強化資金』が新設されました。さらに今後、法人税と所得税、たばこ税を対象に増税も行われるということが示されています。また、6月30日には政府税制調査会が、サラリーマンの給与所得控除が比較的手厚いつくりになっていると指摘したことがニュースに。給与所得控除はこれまで段階的に引き下げられており、この動きが加速するのではないかとの懸念も広まっているのです。給与所得控除の引き下げは、実質にはサラリーマンを対象とした増税になります」(政治部記者)次の衆議院選挙にむけ、小選挙区で野党候補の一本化を目指す「有志の会」を立ち上げた小沢議員。果たして、有言実行し、国民の生活を改善することはできるのだろうか。
2023年07月12日2023年6月22日の早朝、長崎県松浦市のコンビニに強盗が押しかけ、犯人が逃走する事件が発生。この日、情報番組『THE TIME,』(TBS系)では、事件が発生した松浦市から安住紳一郎アナウンサーが生中継を行いました。番組のテロップには「安住アナ出張中に…」の文字が。そう、実はこの現地中継は、偶然によって生じたものだったのです。安住紳一郎アナのかけた言葉に「神対応!」の声この日、同番組は松浦市で食べられる『日本一のアジフライ』について特集する予定だったのだとか。しかし、奇遇にもロケ先の地で強盗事件が発生。中継を急きょ変更し、安住アナやスタッフは事件について中継をすることになったのです。安住アナの姿が番組に映ると、その隣には、本来ならば今日紹介予定だった取材先の相手が。番組視聴者に向けて放送内容に変更が生じた事情を説明すると、安住アナはこのように呼びかけました。いや、なんかね、普段は静かでいい街なんですけど、今日ちょっとなんか残念なことになりましたね。ぜひね、アジがおいしいし、青魚がおいしいところなので、ぜひ遊びに来てほしいと思います。また、よろしくお願いします。THE TIME,ーより引用ちょっとね、今日は予定外のことだったんですけどね、ぜひちょっとね、興味ある方は松浦のアジフライ、アジについて調べてみてください。とっても面白い情報がいろいろ載っています。そして必ずここから、アジフライの中継をしたいと思います番組がそれまであればいいけど…ね?THE TIME,ーより引用きっと取材先の相手も、テレビ番組を通して自慢のアジフライが紹介されることを楽しみにしていたはず。そんな相手方の気持ちを汲み取ったのか、後日改めて紹介する約束を交わすと、安住アナは全国の視聴者に向けて『松浦市のおいしいアジ』をアピールしたのでした。安住アナの真摯な気持ちは、相手方にも伝わった模様。「大変な事態だから仕方がないね」「また会える機会が増えて、嬉しい」と、安住アナに笑顔で返答しました。最後のちょっとしたブラックジョークからも、安住アナの人柄が伝わってくる、素敵な対応。番組放送後、ネットでは安住アナの行動を称賛する声が相次いでいます。・取材先への気遣いも忘れない。これぞプロのアナウンサーの仕事だ!・お相手の「また会える機会が増えて、嬉しい」という言葉も素敵。放送される日を楽しみにしています!・事件の発生現場へ中継に行く判断も、取材席への対応も、まさに『神対応』。取材先の相手を含む多くの人が、今回の事件が無事に解決し、松浦市の誇る『日本一のアジフライ』が紹介される日を、心待ちにしていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月22日・学校へ行く前に見てしまってガチで笑った。リアクションが見事。・このコンビ、大好き。どっちもかわいすぎる。・娘と爆笑しました。朝から元気がもらえてよかったです。・最後で「フフン」って笑うところまでツボ。情報番組『THE TIME,』(TBS系)のTikTokアカウントが投稿した動画に、そんな声が上がっています。注目を集めたのは、2023年6月8日の放送で起きた、ちょっとしたトラブル。安住紳一郎アナウンサーがMCを務める同番組には、オリジナルキャラクターである、鳥のシマエナガちゃんが出演しています。ドアからハトの人形が飛び出して時間を教える『ハト時計』のように、用意されたセットの中からシマエナガちゃんが登場して、安住さんとおしゃべりをしたのですが…。@thetime_tbs♬ オリジナル楽曲 - thetime_tbsシマエナガちゃんが戻った時、扉が半開き状態に!どうやら、セットに不具合があったようです。扉を閉じてあげようと思った安住さんが、手を伸ばすと…同じタイミングで、再びシマエナガちゃんがシュッと出てきたではありませんか!これには安住さんもビックリ。きっとシマエナガちゃんは、反動で扉が正常に閉じることを期待したのでしょう。しかし、その後も扉は半開きのまま。安住さんは、思わず笑みをこぼしながら扉を閉めてあげたのでした。安住さんの優しさや、コントのようなリアクションは、朝から多くの視聴者を笑顔にしたようです。こんなほほ笑ましいプチハプニングなら、たまに見たいですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月14日●出演作を「子どもに見てもらいたい」という思いも原動力に民放初の赤ちゃん向け番組『シナぷしゅ』(テレビ東京)の大ファンだという俳優の玉木宏が、映画『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』(5月19日公開)でタオルの妖精・にゅうの声を演じた。父親となってから、子どもが好きな作品に出演したいという欲が出てきたという玉木。『シナぷしゅ』は子どもとともに楽しんでいる番組で、プロデューサーに逆オファーしたことから出演につながったという。玉木に『シナぷしゅ』出演の喜びやアフレコの感想、父親になってからの変化など話を聞いた。赤ちゃんが泣き止むと話題の『シナぷしゅ』。玉木は作り手の愛情を感じる番組だと話している。「いろいろなコーナーがあって、子どもの年齢が変わるとともに今まであまり反応していなかったコーナーに反応するようになったり、そういう楽しみ方ができる番組。色がニュアンスカラー系で目に優しいし、音も耳に残るいい音楽が使われていて、愛情たっぷりに作られた番組だなと思います」玉木自身も番組を楽しみつつ、子どもの反応にも癒やされているそうで、「膝に乗せて一緒に見ていますが、夢中になっている姿がすごくかわいらしいし、大人も一緒になって楽しめるので、いい時間だなと思っています」とほほ笑む。そんな大好きな『シナぷしゅ』の初映画化作品への参加は、玉木からの逆オファーで実現したのだという。「取材で僕が『シナぷしゅ』が好きだと言ったことがあって、それを知ったプロデューサーの方がグッズを送ってくださって、そのお礼状に『声だけでも参加させてもらえたらうれしいです』という言葉を入れたら形にしていただいて、すごくうれしかったです」パパ友たちにも『シナぷしゅ』出演を報告したそうで、「みんな見ている番組だったので『うらやましい』と。鼻高々でした(笑)」とうれしそうに話した。そして、父親になってから「(参加した作品を)子どもに見てもらいたい」という思いも大きな原動力になっていると語る玉木。「以前はこういう仕事がしたいという欲はそんなになかったのですが、親として何が残せるかなと思ったときに、子どもが好きな番組に参加したいという気持ちが出てきました。今後も子どもが興味を持っているものに参加できたらいいなと思います」○■『シナぷしゅ』で子どもの映画デビューを計画本作は、主人公・ぷしゅぷしゅがなくしたほっぺを探しに宇宙へ冒険に出る物語で、玉木はぷしゅぷしゅに寄り添う旅の相棒、タオルの妖精・にゅうを演じた。完成した作品を子どもに見せたところ、玉木が演じていることは理解していなかったものの、夢中になって楽しんでいたという。「CMやテレビに出ているときはリアクションするんですけど、声だけでは気づかなくて。物語に夢中になっていて、ほっぺがないことがずっと気になりながら最後まで観ていたので、内容をちゃんと理解できているんだなという感動が大きかったです」真っ暗ではない照明や優しい音量など、赤ちゃんの映画館デビューにぴったりの作品と謳われている本作。玉木も「僕の子どももこの映画で映画館デビューさせようと思っています」と計画している。「劇場にも必ず行きます。どのタイミングで映画館デビューさせるかというのはすごく考えることだと思いますが、こうやって真っ暗にしすぎないとか、声を出して楽しんで観られる映画があると、子どもと一緒に行きやすくなっていいなと思いました」そして、映画館デビューの際に、にゅう役を演じていることを再び子どもに伝えるつもりだという。「映画館に行くとさらに興奮度は上がると思うので、そのタイミングでもう1回種明かしをして、気づくかどうか。気づいてほしいですけどね(笑)。でも気づかなくてもそれはそれでいいのかなと。物心ついてから知るのも面白いかもしれません」●育児が俳優業にもプラスに「いい形で還元されると思う」玉木が演じたにゅうは、「にゅ」で感情を表現するキャラクター。アフレコでは、監督と話し合いながら丁寧に作り上げていったという。「優しい『にゅ』や何かを発見したときの『にゅ』など、いろんなパターンがありますが、ぷしゅぷしゅに寄り添う気持ちを一番大事にしていました。また、作り手の愛情も観てくれる子どもたちに伝わると思うので、優しい気持ちで声を入れました」演じながら自身も「優しい気持ちになれた」と回顧。「『シナぷしゅ』の世界観に自分が参加できていることがうれしくて、自分の子どもが見たらどうなるんだろうと想像できる時間がすごく幸せでした」と振り返り、「友達と仲良く助け合いながら過ごしていくんだよというメッセージが伝わればいいなと思います」と願った。そして、「にゅ」だけで表現する難しさを感じつつも、演じ切ったことで一つ自信に。また擬音のみの役が来ても「大丈夫です。もう1回やっているので」と笑った。本作では赤ちゃんが安心するような音質も探りながら演じたという玉木。優しく響きのある声は安心感を与えそうな気がするが、普段の生活において自分の声を聞かせると子どもがすぐ寝てくれるという効果は今のところ感じていないという。「うちの子どもはなかなか寝ないので、寝かしつけは苦労しているところです。まだ声の違いとかわからないのかもしれないですね。いずれ自分の声が安心材料になればいいですけど、今は全然効果はないです(笑)」現在43歳。公私ともに充実の日々を送っているが、育児も俳優業にプラスになると感じているという。「芝居をする中でリアリティを描いているものが多いので、きっといい形で還元されていくと思います。家庭について子どものことも含めてちゃんとやっていれば、親として得るものもあるし、前までは仕事だけという感じだったのがいい意味で息抜きになったり、逆に発見もあったり、本当にいいバランスでできていると思うので、このまま……これからどんな新しいことに目が向くかわかりませんが、その時々で楽しいと思うことをやっていきたいと思います」○■父親になって「『ま、いっか』と思えるようにまた、父親になって「『ま、いっか』と思えるようになった」という変化もあったと明かす。「以前は妥協することがなく、仕事も時間をかけて追求していましたが、結婚して父親になって、必然的に時間がなくなったということもありますし、『ま、いっか! これぐらいで』と、いい塩梅でできるようになりました。そのほうが気持ちも楽だし、結果的にもいい気がしています」ぷしゅぷしゅとにゅうが冒険を繰り広げる本作にちなみ、自身にとっての最近の大冒険を尋ねると、「ここ数年コロナ禍もあって冒険ができていない」と言い、「ようやく緩和されつつあるので、今年の春夏に子どもと一緒にキャンプデビューをしたいなと。僕がアウトドア好きなのでそれを体感させたいと思っています」と語った。写真撮影では、ぷしゅぷしゅとにゅうのぬいぐるみを手に素敵な笑顔を見せてくれた玉木。ぬいぐるみは「肌触りがいい」とお気に入りの様子で、「子どもににゅうを渡して大事にしてもらおうと思っています」とにっこり。ほかにもにゅうのグッズ化を期待しているようで、「形として残っているほうが僕もうれしいので何でもグッズになってほしいです。SNSのスタンプもあったらいいなと。ママ友会とかパパ友会で使えるので」と話していた。■玉木宏1980年1月14日生まれ、愛知県出身。1998年俳優デビュー。2001年、映画『ウォーターボーイズ』で注目を集め、ドラマ『のだめカンタービレ』(06)で幅広い世代へと知れ渡る。俳優として活躍する傍ら、カメラマン、MV監督としても活動。また、WOWOW「アクターズ・ショート・フィルム3」内『COUNT 100』(23)で初めて映画監督を務めた。昨年の映画出演は『極主夫道 ザ・シネマ』、『キングダム2 遥かなる大地へ』、『この子は邪悪』、『七人の秘書 THE MOVIE』。また、『ジュラシック・ワールド』シリーズなどの吹替や、『ブラックナイトパレード』(22)など、声の演技でも高く評価されている。『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』が5月19日公開、『キングダム 運命の炎』が7月28日公開。
2023年05月17日2023年2月20日、漫画家の松本零士さんが、85歳で亡くなったことが分かりました。松本さんのプロダクションである株式会社零時社によると、亡くなったのは同月13日とのこと。病院で息を引き取ったとのことです。SF作品を中心に、『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『クイーン・エメラルダス』などの名作を描いてきた、松本さん。同社は、松本さんの逝去について「星の海に旅立った」とコメントしています。故・水木一郎さんスタッフ、松本零士さんに感謝の別れ松本さんの旅立ちが明かされた同月20日、ミュージシャンの水木一郎さんのTwitterアカウントが更新。水木さんは、1978年に放送されたテレビアニメ『宇宙海賊キャプテンハーロック』(テレビ朝日系)の主題歌とエンディングテーマを担当しています。2022年12月に旅立った、水木さん。『アニメソングの帝王』と呼ばれており、これまで何度も松本さんと顔を合わせていました。同作の生みの親である松本さんの旅立ちを受け、水木さんのTwitterアカウントを運営するスタッフは感謝の気持ちをつづっています。【水木一郎スタッフより】松本零士先生が旅立たれました。今頃、星の海の彼方で再会しているでしょうか。水木とハーロックを巡り合わせていただき、ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/6ADSDuaqhT — Ichiro Mizuki (@aniki_z) February 20, 2023 投稿に添付されているのは、生前の松本さんと水木さんが写った、思い出の写真。お互いのサインを交換するツーショットもあり、これらの写真からは、松本さんと水木さんの強い絆が伝わってきます。『宇宙海賊キャプテンハーロック』の世界をともに作ってきた仲間として、きっと2人の間にはたくさんの思い出があったのでしょう。水木さんのスタッフからのメッセージと、ツーショットはまたたく間に拡散され、同作のファンを中心に多くの人から反響が上がっています。・子供の頃からの『レジェンド』が次々と旅立たれてしまった。さびしいです。・この写真のお2人が、もうこの世に存在しないだなんて…。まだ信じられません。・メッセージに泣いた。2人が笑顔で再会できているといいな…。漫画やアニメの魅力を世の中に発信してくれた2人のクリエイターに、ネットからは感謝の声が寄せられました。スタッフがいうように、星の海に旅立った松本さんは、ひと足早く旅立った水木さんと再会を果たしているのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年02月20日高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフィルムの監督に挑戦する『アクターズ・ショート・フィルム3』が、2月11日(土・祝) よりWOWOWで放送・配信される。『アクターズ・ショート・フィルム』は、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア』(SSFF&ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカスアワードを目指すというWOWOWの一大プロジェクトだ。その放送・配信に先駆け、このたび『COUNT 100』で監督を務めた玉木宏と主演・林遣都のインタビューが到着。本作への思いや撮影秘話を語ってもらった。――最初に監督オファーが届いた際のお気持ちを教えてください。玉木1回目、2回目の作品を見ていて、よく知っている人たちが監督をやっていることは知っていました。それを(アクターズ・ショート・フィルム2で監督を務めた)永山瑛太くんと話している中で「いいなぁ。やってみたいなぁ」と思っていたので、お話をいただいた時は願ったりかなったりでした。監督をやりたい気持ちはずっとあったのですが、やるにあたってどういう題材にしようかな? ということはわりと早い段階で考えました。――そこでボクシングを題材にしようと?玉木たどり着いたというか短い尺の中で何を題材にしようか? メッセージ性は強く打ち出したいと思っていました。いろいろな題材があって、何個も頭の中に浮かんだのですが、自分がいま何を伝えたいか?ということを大切に考えた時、“俳優”というのはある意味で二面性のある職業であり、言ってしまえば別の誰かがやっても成立してしまうかもしれないもので、そういう自分ではなくてもいい、“誰か”に乗っ取られる怖さみたいなものを表現できたら面白い世界になるんじゃないかと思いました。ただ、人が生きている上で、その背景を描かなくてはいけない。ボクシングに限らず、スポーツ選手はみなさん、そうだと思うのですが、短い時間の中でギュッと凝縮した時間を生きていると思います。たまたま僕も遣都くんもボクシングの経験があったので、それをリアルに描けたらと思いました。玉木宏――玉木さんからのオファーを受けていかがでしたか?林お話を聞いて、とても嬉しかったです。この企画自体は耳にしたことはありましたが、今回、玉木さんが監督と聞いて、憧れの俳優であり先輩なので二つ返事でぜひやらせていただきたいと思いました。――オファーはどのような形で?玉木さんから直接オファーが?林いえ、事務所のほうへいただきました。玉木連絡先は知っていましたが、こちらから打診すべきなのか? 正式にWOWOWさん側からオファーしてもらうか? と考えて、WOWOWさん側からオファーしてもらいました。でも、あとから連絡はしました(笑)。林遣都――本格的に監督業をされるのは初めてでしたが、挑戦されてみていかがでしたか?玉木結論から言うと楽しさしかなかったです。ただ、そこにいたるまでに……今回の作品は20分ちょうどなんですが、(企画のルールとして)「25分以内」という枠組みがあって、自分で脚本を書いてはいるものの尺感がわからないというのはありました。オーバーなのか? ショートなのかわからず……。プロデューサーの方から、いろいろアドバイスをいただきながらブラッシュアップをしていった感じで、その作業も「なるほどな」と思うことがたくさんありました。僕らは普段、環境を与えられてお芝居をするのですが、一歩引いたところから現場を組み立てていく面白さというのは、またちょっと違ったクリエイティブな仕事で、楽しかったです。現場では、自分が頭の中で思い描いていたことが目の前で行われていて、時間を忘れてしまうくらい楽しい時間でしたが、遣都くんに関しては一人二役を担っていたので、体力的なことやスケジュールも考えなくてはいけない。ブレーキをかけながらアクセルを踏んでいるような感じで臨んでいました。『COUNT 100』より――一人二役の生活が交互に描かれているシーンなどは狙った通りの描写が出来上がりましたか?玉木遣都くんがこの役を引き受けてくれてよかったと思うし、さすがだなと思うシーンがたくさんありました。説得力を見せてくれるというか瞳の輝きひとつで全然違う人に見えて、だからこそ成立したのだと思います。後付けで「●日経過」というのは入れていますが、遣都くんの演技にすごく助けられました。玉木宏が考える“監督が作品を残す意味”――玉木さんの“監督”ぶりはいかがでしたか? 俳優をやられている玉木さんだからこその演出などもあったのでしょうか?林また玉木組があったら、どんな役でもいいので毎回参加したいと思うくらい充実した時間でしたし、「俳優さんが監督をやってみた」という現場では全くなく、いつも経験している通りの撮影現場で、監督が中心に立っていて、みなさんが付いていくというチーム感がありました。迷いがなく、まとまって、限られた時間の中で想定以上のことが生まれていく、気持ちの良い現場でした。――林さんのお芝居が印象的だったシーンを教えてください。玉木どこが印象的だったというよりも、全てを通していい塩梅だったと思います。人それぞれですが、もし遣都くん以外の人が演じたら、トゥーマッチだっただろうなと感じる部分もありました。一人二役だったので遣都くんにとっても見えない空間での演技だったと思いますが、本当にこの物語、この世界観を、行き過ぎないリアクションで演じてくれたと思います。――キャラクターに関して、「こうしてほしい」というオーダーなどは?玉木台本の冒頭に、この作品を作るにあたってのテーマ、メッセージというのを書かせていただいたんですが、これをキャスト、スタッフに共通認識で持ってもらい、シーンごとに少しだけ思いをプラスして伝えました。なので、そこは撮影に参加しているキャスト、スタッフの間でズレはなく、いけたのではないかと思います。――林さんは、玉木さんの演出が印象的だったシーンはありますか?林撮影は2日間だったんですが、まずクランクインして最初のカットが冒頭のシーンで、主人公が歩いてきて、チラシを手渡されて振り返るというシーンでした。ロケでエキストラの方たちもいたのですが、一発OKだったんですよね(笑)。玉木あはは(笑)。林玉木さん、全く迷いがなくてカッコいい! って思って(笑)。玉木いやいや(笑)。林さすが玉木さんだなと思いました。こういう挑戦的な企画に対しても迷いがなく、引っ張っていってもらえそうな気がして、一気に撮影の2日間が楽しみになりました。その後も、“もう1人の自分”を演じる時の塩梅に関しても、違いのリアリティを突き詰めて考えていくことよりも、変化していく段階を玉木さんに確認しながらやらせていただいたんですが、全部、答えをいただけるので、信頼しきって、玉木さんが思い描いたものに近づけるように挑んでいきました。――そんなにテイクは重ねないんですか?玉木そうですね、基本的にシーンの状況は把握されているので、軽く伝えて、すぐに臨むという感じです。遣都くんが毎回、ドンピシャなところを突いてくれるので、タイミング的なところで「もう1回」と言ったことはありましたけど、3回やったことはなかったかな……?だいたい2回目でOKは出していますね。――クリント・イーストウッドのようですね。玉木いやいや(笑)。そこは、ちゃんと整っていたから「OK」が出せるというだけです。――監督業に以前から興味があったということですが、実際に監督をされる上で大切にしたことや“信念”みたいなものはありましたか?玉木僕の主観かもしれませんが、監督が作品を残す意味というのは、いまの時代を映すものなのか、その人が伝えたい思いなのか、その両方かもしれませんが、そういう意味合いがないといけない気がして。僕が、そういう作品を見るのが好きということがあると思います。僕自身がいま、考えていることが、この『COUNT 100』という作品を通して何か伝わればいいなと思っています。冒頭の話に戻るんですけど、俳優は二面性があって、誰か違う人に演じられているかもしれない、そういう怖さや不安を作品を通して伝えることができれば意味があるものになるのではないかと。『COUNT 100』メイキングより――今回はこういう作品になりましたが、「伝えたい」思いはご自身の中にいくつもストックされているんでしょうか?玉木そうですね。今回でいうと6個くらい「こういうものがやりたい」というのがパパっと浮かんできました。以前、フォトブックを出した時に担当されたライターさんのやり方で、インタビューする相手に「100個、単語でも漢字でもいいから、いま頭に浮かんだものを書き出してください」というんです。それを参考に「ボクシング」「俳優」や「二面性」、「乗っ取られる」、あとは「鏡面世界」など好きなワードを書いて並べて、それをつなげて、そこからひとつの物語ができないか? というやり方で内容を決めました。結果的に背景にボクシングを入れ、自分の頭の中にあるキーワードで作り上げたストーリーになりました。それらを組み替えればまた違うストーリーも出来ると思います。――今後、長編監督にも挑戦したい思いはありますか?玉木いやぁ、長編となると……。今回、何が難しかったかというとセリフを考えることが難しかったんです。セリフに人格が込められると思うので、登場人物が少なければ埋め切れると思いますが、登場人物が多くなってきて、それぞれの人格をちゃんと成立させていくのは……。いろんな方向から作品を見ていかなくてはいけないと思うので、なかなかセリフを考えるのは奥が深くて難しいなと改めて感じたところです。なので長編はいまの段階ではちょっと難しいかもしれない、という思いです。取材&撮影:黒豆直樹■玉木宏ヘアメイク:渡部幸也(riLLa)/Yukiya Watabe(riLLa)スタイリスト:上野健太郎/Kentaro Ueno■林遣都ヘアメイク:中西樹里/Juri Nakanishiスタイリスト:菊池陽之介/Yonosuke Kikuchi<番組情報>『アクターズ・ショート・フィルム3』2月11日(土・祝) 20:00~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信監督:高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎(五十音順)『直前特番 アクターズ・ショート・フィルム3独占インタビュー』2月4日(土) 22:00~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア短編映画傑作選3』2月6日(月)~10日(金) WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信『アクターズ・ショート・フィルム』『アクターズ・ショート・フィルム2』2月6日(月)~10日(金) WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信『アクターズ・ショート・フィルム3ザ・ドキュメンタリー』3月4日(土) 21:30~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信関連リンク番組公式サイト:番組公式Twitter:番組公式Instagram:
2023年01月26日中日ドラゴンズの2022年シーズンを振り返る球団史上初のドキュメンタリームービー『Truth of Dragons 2022』のナレーションをサカナクションの山口一郎が務めることが決定した。本作は、1月21日(土)から29日(日)まで配信される球団史上初の長編ドキュメンタリー。球団オフィシャルカメラだからこそ記録することができた貴重な映像を積み重ねて、中日ドラゴンズの激動の1年を振り返る。山口は自身を「相当なドラゴンズフリーク」と語るほどのドラゴンズファンで、ナレーション担当に際し「来年も、その先も続くシリーズになってもらいたいですね」とコメントを寄せた。また、本作の視聴終了後にアンケートに回答すると、抽選で山口一郎直筆サイン入り特製ポストガードがプレゼントされることも発表になった。【山口一郎コメント】ドラゴンズの動画でナレーションを担当させてもらうことに対して、大変光栄に思います。僕は相当なドラゴンズフリークでいろいろな動画をチェックしてきたつもりですが、見たことない映像がたくさん入っていて、「あの時こんなことが裏で起こっていたんだ!」というのが分ったりして、ドラゴンズのことがより好きになりました。来年も、その先も続くシリーズになってもらいたいですね。『Truth of Dragons 2022』配信:PIA LIVE STREAM公開時期:1月21日(土)~29日(日)視聴券販売期間:1月16日(月)~29日(日)視聴券:1500円グッズ付き視聴券:2700円(オリジナルマグカップ&キーホルダー付き)■チケット情報
2023年01月21日2023年1月8日、ミュージシャンでロックバンド『サカナクション』のボーカリスト兼ギタリストの、山口一郎さんがTwitterを更新。公開された1枚の写真に、称賛の声が上がっています。山口一郎「頑張れ受験生」2022年7月1日、体調不良により一定期間の休養を発表していた、山口さん。体調不良は続いているものの、語呂合わせである同年11月16日『いい一郎の日』に、SNS周りでの復活を報告しました。年が明けた2023年1月1日には、「今年も狂気の沙汰で音楽と向き合っていきますゆえ、何卒よろしくお願いいたします」と、袴にウサ耳を着けた姿を公開しています。明けましておめでとうございます。今年も狂気の沙汰で音楽と向き合っていきます故、何卒宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/uWLmhm7Lmk — 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) December 31, 2022 同月8日に山口さんが公開したのは、神社や寺に奉納したと思われる、絵馬の写真。祈願した内容が分かる1枚がこちら。頑張れ受験生。 pic.twitter.com/8nl2IsnEHn — 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) January 7, 2023 毎年1月下旬から3月上旬は受験シーズン。同日は、高校や大学受験を控えた人たちが、受験勉強の追い込みに入っている時期でしょう。自分の体調ではなく、全国の受験生のために祈願した山口さん。思いやりにあふれた行動に、感謝や称賛の声が上がっています。・中学3年生の息子が、今年受験を控えているので嬉しいです。私まで励みになりました。・心強い応援ですね。山口さんの優しさに癒されました。受験、頑張ります!・受験ではありませんが、明日大事な試験を控えていたので、勇気をもらいました。ありがとうございます!他人の幸せを願える山口さんだからこそ、人々の心に響く歌を、世の中に発信できるのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月08日栃木県小山市出身の版画家・小口一郎(こぐち・いちろう/1914-1979)の全貌を紹介する展覧会が、2023年1月21日(土)から3月26日(日)まで、宇都宮市の栃木県立美術館で開催される。小口のライフワークとなった足尾鉱毒事件を主題とした作品群の全点が一堂に会する貴重な機会だ。1946年に日本美術会の北関東支部の活動に参加し、本格的に木版画を手がけるようになった小口は、足尾鉱毒事件とその問題を追及し続けた政治家・田中正造(1841-1913)の存在を知って大きな衝撃を受け、広く世に伝える方法を模索し始めたという。足尾鉱毒事件とは、明治初期から足尾銅山の開発が急激に進められた結果、周囲の環境と住民の健康に多大な被害を及ぼした公害事件。田中正造は、明治天皇に直訴を試みるなど、生涯を鉱毒反対運動に捧げたが、当時は加害者決定には至らなかった。一方、鉱毒が流出した渡良瀬川に遊水池を造営するために強制廃村となった谷中村や流域の農民たちは、北海道開拓移民として佐呂間の原野にわたり、その地で「栃木集落」を形成することになる。展覧会タイトルの『二つの栃木』は、栃木県と北海道の栃木集落を意味する。この事件を丹念に取材した小口は、鉱毒被害に苦悩する旧谷中村の農民たちと田中正造を主題とした《野に叫ぶ人々》(1969年)、厳寒の佐呂間へ移住した人々の生活と帰郷への思いを描いた《鉱毒に追われて》(1974年)、足尾銅山の坑夫たちの労働問題を取り上げた《盤圧に耐えて》(1976年)を、3部作の連作版画としてまとめ上げた。今回の展覧会の大きな見どころは、小口の代表作となったその連作がすべて並ぶことにある。栃木集落の住民の希望者が栃木県への帰郷をはたしたのは、50年前の1972年のこと。小口自らが帰郷運動の世話役を務め、架け橋となったという。1972年はまた、栃木県立美術館の開館年でもあり、同展は開館50周年を記念して企画された。小口一郎研究会の全面的な協力を得て、油彩画や他の版画作品も合わせた約300点で、小口一郎の生涯に光を当てる意義深い展観となる。小口一郎《大樹》1948年小口一郎研究会蔵小口一郎《海の声》1976年小口一郎研究会蔵小口一郎《「鉱毒に追われて」より35.帰郷》1971-73年小口一郎研究会蔵小口一郎《「野に叫ぶ人々」より不滅の余光(その二)》1970年頃小口一郎研究会蔵小口一郎《谷中一景》1959年栃木県立美術館蔵小口一郎《坂道》1954年栃木県立美術館蔵小口一郎《ねこ》1954年栃木県立美術館蔵<開催情報>『「二つの栃木」の架け橋小口一郎展 足尾鉱毒事件を描く』会期:2023年1月21日(土)~3月26日(日)会場:栃木県立美術館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜料金:一般900円、大高600円公式サイト:
2023年01月06日高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフィルムの監督に挑戦する「アクターズ・ショート・フィルム3」の玉木宏監督作品「COUNT 100」のポスタービジュアルと場面写真が公開された。「アクターズ・ショート・フィルム」とは、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを製作、世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すという、WOWOWの一大プロジェクト。今回はその第3弾。玉木宏が監督を務め、林遣都が主演を務めるショートフィルム「COUNT 100」。かつては日本ライト級チャンピオンだったプロボクサーの加護光輝(林遣都)。防衛に失敗し自信をなくし、2年経った現在では全く勝てなくなり、焦りと不安だけが大きく膨らんでいく。そんな光輝の生活は、ふと受け取った1枚のチラシによって大きく動き出す…。自身もボクシング経験がある監督の玉木さんが、ボクシングを舞台に自らのメッセージを投影した本作。主演の林さんは、難しい一人二役を見事に演じている。カメラマンは『百円の恋』『アンダードッグ』などボクシング映画の第一人者・西村博光。ボクシング指導・監修は松浦慎一郎が担当する。解禁となったポスタービジュアルは、玉木監督が自ら撮りおろした1枚で、主人公・加護光輝の表情をモノクロでクローズアップした大胆な絵柄。強い表情ではあるが半分は黒い影となっており、何か明暗を分けているようにも見受けられる。併せて解禁された場面写真では、林さん演じる光輝のボクシング姿やチラシを辿っていった先での不思議な出来事、光輝を追って上京してきた彼女の華(瀬戸さおり)とのシーン、タイトルマッチでのシーンなど作品の肝となる場面が切り取られている。「アクターズ・ショート・フィルム3」は2023年2月、WOWOWにて放送・配信予定。(text:cinemacafe.net)
2022年12月16日2022年12月12日に所属事務所が明かした、歌手である水木一郎さんの逝去。所属事務所の発表によると、肺がんで闘病していた水木さんは、同月6日に74歳で人生の幕を下ろしたといいます。アニメ『マジンガーZ』『キャプテンハーロック』をはじめ、数多くのアニメ楽曲を歌唱したことから『アニメソングの帝王』と呼ばれてきた、水木さん。およそ1か月前に行われたイベントでは、車いすに腰掛けながら出演する姿を見せていたこともあり、訃報に驚く声や悲しむ声が上がりました。水木一郎の旅立ちに、中川翔子「信じたくない」水木さんの逝去が報じられた同月12日、タレントの中川翔子さんがTwitterを更新。中川さんはマルチタレントとして活動する中、アニメソングを歌唱する『アニソンシンガー』としても活躍しており、水木さんとも共演を果たしています。水木さんを『アニキ』の愛称で呼びながら、中川さんは生前に撮影した水木さんとの思い出の写真を公開し、胸の内を明かしました。水木一郎アニキがいない世界なんて信じたくない、アニキはまるで眠っているようでした。一緒にゲームしたりご飯を食べたり公私共に本当に娘のように可愛がっていただきました。アニソンで笑顔で繋がる未来にしてくれたのはアニキです。生涯現役で歌い続け愛と勇気を世界に照らしてくれた唯一無二の太陽 pic.twitter.com/Xpzx8ZPNUJ — 20周年の中川翔子⬛ (@shoko55mmts) December 12, 2022 力強い歌声や明るい人柄、パワフルなビジュアルなどから、水木さんに『太陽』という印象を持っている人は少なくないといいます。中川さんも、共演者として水木さんのそばで接し、その姿を「唯一無二の太陽のようだ」と感じたようです。毎日、空の上で光り輝き、地球を照らしてくれる太陽。だからこそ、中川さんは『太陽』が見えなくなってしまうことが受け入れられないのでしょう。同じ『アニソンシンガー』として、そして1人の人間として水木さんを慕う中川さんの想いに、多くの人がコメントを寄せています。・太陽という例えが、まさにそう!いつも元気でパワフルな方でしたね。・病気と闘い続けたアニキは本当にかっこいい!素晴らしい歌をありがとう。・いろんな人の追悼のメッセージから、アニキの人柄が伝わってきて涙が出る。今や1つのジャンルを築き、有名になったアニメソング。それも、水木さんといった偉大な先人がいたからこそでしょう。その熱い想いは、中川さんをはじめとする多くのアーティストに受け継がれているはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年12月12日アニメ『マジンガーZ』『キャプテンハーロック』など多くのアニメ楽曲を歌唱し、『アニメソングの帝王』として知られる、歌手の水木一郎さん。2022年12月12日、水木さんが同月6日に亡くなったことが、所属事務所によって明かされました。74歳でした。2021年4月に肺がんが発覚し、2022年には新たな肺がんが発見されたことを公表。手術後はリハビリに励んでいました。心配するファンに向けて「これからも生涯現役を目指します」と前向きなメッセージを発信するなど、歌や行動で多くの人に元気を届けてきた、水木さん。だからこそ、旅立ちに対し世界中のファンから悲しむことが上がっているのです。森口博子、『アニキ』水木一郎に追悼のメッセージ水木さんの旅立ちを惜しんでいるのは、ファンだけではありません。逝去が報じられた日、これまで水木さんと交友があった人が追悼をしています。歌手の森口博子さんも、自身のTwitterアカウントを更新し、『アニキ』と慕っていた水木さんへのメッセージをつづった1人。過去に撮影した思い出の写真とともに、水木さんへの想いを明かしています。アニキの存在が大きすぎて、旅立った事が信じられません。プライベートでも、身内の様に可愛いがってくれたアニキとの時間や歌声は、自分の存在意義に自信を持たせてくれる、エネルギーと愛に満ちていました。一緒にコラボした最後のテレビ出演、生涯現役を貫き通し歌い続けたアニキは世界の誇りです。 pic.twitter.com/MrEWcA6T5t — 森口博子 (@hiloko_m) December 12, 2022 森口さんも、アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズなどで、長年アニメソングに携わってきました。アニメソングの番組やコンサートで共演する機会が多かったことに加え、親身に接してくれた水木さんは本当の『アニキ』のように近しい存在だったのでしょう。水木さんは同年11月に行われた日本歌手協会のイベント『第49回 歌謡祭』に車いすに腰掛けた状態で出演しており、森口さんは同イベントの司会を務めていました。つい最近顔を合わせたばかりの人の旅立ちは、つらいもの。森口さんの投稿からは別れの悲しさと、水木さんへの愛が伝わってきます。森口さんの追悼のメッセージは拡散され、多くの人がその内容や温かさのあふれる写真に心打たれたようです。・森口さんの心の痛みが伝わってきた。本当に、水木さんは素敵な人でしたね。・『第49回 歌謡祭』で、お2人を見ていました。先月会ったばかりなのに…つらいですよね。・楽しそうな写真を見ていたら、涙が出た。アニキの歌は不滅ですよ!力強い歌声から、「聴いているだけで元気が出る」と人気を博していた、水木さんの歌。今後、どれだけ時が流れても、歌に詰まった水木さんのパワーはたくさんの人に元気と笑顔をくれるに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2022年12月12日2022年12月12日、『アニソンの帝王』の異名を持つ、歌手の水木一郎さんが同月6日、肺がんのため亡くなっていたことを、所属事務所が発表しました。水木さんの訃報を受け、『マジンガーZ』の作者である永井豪さんが、所属事務所を通じて追悼のコメントを発表。同作の主題歌は、水木さんの代表曲でもあり、永井さんは「『マジンガーZ』のテーマソングを大ヒットに導いてくれた恩人」と、その功績をたたえています。水木さんは、「マジンガーZ」のテーマソングを大ヒットに導いてくれた恩人です。マジンガーZが、50年もの長きにわたって、人気を保ち続けることができたのは、水木さんのおかげです。毎回、歌うたび、決して気を抜かず、愛と魂をこめてテーマを歌い続けた水木さんの力です。いつも全力で元気さをアピールする方でした。ステージパフォーマンスはもちろんのこと、普段のお付き合いでも、明るく楽しい人でした。ファンを大切にする姿勢に、いつも頭が下がる思いでした。有難う!水木一郎さん。心から、ご冥福をお祈りいたします。Dynamicpro_infoーより引用水木一郎さんのご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。株式会社ダイナミックプロダクション 一同 pic.twitter.com/cdiTR1Jxh7 — ダイナミックプロ【公式】 (@Dynamicpro_info) December 12, 2022 同年11月に日本歌手協会が開催した『第49回 歌謡祭』でも、『マジンガーZ』を披露していた水木さん。その歌声を通して、これからも多くの人に水木さんの愛と魂は受け継がれていくはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年12月12日2022年12月12日、『アニメソングの帝王』として知られる、歌手の水木一郎さんが亡くなったことを、所属事務所が発表しました。享年74歳でした。所属事務所によると、水木さんが亡くなったのは同月6日。死因は、肺がんだったといいます。弊社所属の歌手・水木一郎が令和4年12月6日 午後6時50分、肺がんのため永眠いたしました。ここにみなさまからの生前のご厚誼に深謝し、心から哀悼の意を表しますとともに、謹んでご報告申し上げます。昭和23年1月7日生まれ享年74昨年4月末に肺がんが発覚し、入退院を繰り返しながら放射線治療や薬物療法を行い、1年7か月あまり闘病生活を続けておりましたが、去る12月6日に救急搬送先の病院にて息を引き取りました。脳転移、リンパ節転移、髄膜播種を伴う厳しい病状ではありましたが、「生涯現役」を目標に、治療とリハビリに励み、活動を続けてきました。水木一郎オフィシャルサイトーより引用2021年4月、肺がんを患っていることが発覚した水木さん。闘病を続けながら、2022年7月には『生涯現役』を宣言するなど、多くのファンから回復を期待されていました。水木一郎が新たな肺がん手術を発表『生涯現役宣言』に「パワーアップしたアニキに会いたい!」それだけに、水木さんが亡くなったことに対しファンから悲しみの声が上がっています。・また元気な姿を見せてくれると願っていました…。きっと、天国では元気いっぱいに活動してくれているはずです。・突然の訃報に驚いています。またお目にかかりたかった。・もう水木さんの姿が見られないなんて、ショックすぎる。『アニメソングの帝王』として、『マジンガーZ』『キャプテンハーロック』などの数々の曲を歌ってきた水木さん。その歌声は、きっと人々の心に残り続けることでしょう。水木さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年12月12日2022年醍醐寺鶴田一郎秋期特別展実行委員会は、醍醐寺で開催中の展覧会「醍醐寺霊宝館秋期特別展 鶴田一郎 ~ミューズ達の祈り~」によせて描かれた150号にもなる大作「醍醐櫻曼荼羅(だいごさくらまんだら)」に世界安寧への願いを込め、現代の祈りの表現の一形として後世に残し伝えていくためのプロジェクトを、応援購入サービスMakuakeにて11月4日(金)に開始しました。MakuakeページURL: 醍醐櫻曼荼羅本プロジェクトにご応募の方に、本展覧会でしか手に入らない限定のリターンをご用意しております。一部返礼品には鶴田一郎の作家サイン入りでお届けいたします。おひとりでも多くのご賛同・ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。秋の醍醐寺鶴田一郎は1987年~11年間ノエビア化粧品広告に起用されCMアートの先駆者として人々を魅了しました。鶴田の美人画の根源は仏画や琳派がベースにあり、最大の特徴である切れ長の目や流麗な指の表情などは仏像を手本に描かれています。日本人のアイデンティティをもとに、琳派、仏教美術、浮世絵の「美人画」など、日本独自の美意識に傾倒。その中でアールデコのヨーロッパ的要素と日本的要素が融合し嫋やかで華やかな「鶴田流美人画」が誕生しました。鶴田一郎とミューズ【鶴田一郎よりメッセージ】醍醐寺といえば桜、醍醐の花見に代表されるイメージが私にもありました。京都にアトリエを移して間もない頃、夜桜の拝観に招かれました。その時、一番印象に残ったのは醍醐寺を象徴するような大きくて荘厳なたたずまいの一本の桜の古木でした。数年後の台風で残念なことに、その桜も大きな被害を受けてしまいました。今回、醍醐寺での展覧会のお話をいただき、醍醐寺に因んだ絵を描こうと思った時に、その桜の古木が想い出されたのです。私が想像したのは、多くの人々が桜を愛で慈しむ心の中で仏の御手に懐かれた桜の古木は、満開と咲き誇り、銀河とともに宇宙の果てまで広がるように復活するのです。人の心、人の想いは全宇宙と繋がっているのです。私は、人が人である所以は創造する力(想像する力)があることだと思っています。世界の調和・平和を想い、一緒に宇宙への祈りに参加をしていただきたい、より多くの方の意志が集まることが仏の意志が集まる事に繋がると思っています。「醍醐櫻曼荼羅」に祈りを込め寄贈をさせていただきたいと願っております。醍醐寺霊宝館秋期特別展【プロジェクト概要】プロジェクト名: アートの力で醍醐寺を後世に。鶴田一郎による特別展覧会を開催、絵画奉納プロジェクト期間 : 2022年11月4日(金)~2022年12月30日(金)支援サイト : Instagram : 【リターンについて】○5,000円(税込)奉納応援プラン:鶴田一郎ポストカードセット(8枚入り)、醍醐寺パンフレット・お礼状○10,000円(税込)鶴田一郎 図録「鶴田一郎~ミューズ達の祈り~」:図録「鶴田一郎~ミューズ達の祈り~」、春の醍醐寺拝観招待券(Makuake限定)、お礼状○30,000円(税込)鶴田一郎アートカレンダー2023年版と限定御朱印帳:鶴田一郎アートカレンダー2023年版、春の醍醐寺拝観招待券(Makuake限定)、お礼状 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月10日俳優の玉木宏が出演する、東海光学「ニューロ セレクト」の新CM「ニューロセレクト 目だけでなく脳 編」が1日より放送される。新CMでは、玉木が白衣姿にメガネをかけた研究員に扮して登場。見え心地について身振り手振りを交えて解説し、「大人の見え心地を決めるのは、目だけでなく、脳!」というセリフが印象的な内容になっている。○■玉木宏インタビュー――今回は白衣姿にメガネを着用した撮影でしたが、心がけたことは何かありますか?メガネがきれいに映ることは当然ですが、研究員として、高揚感を持って、自信を持っておすすめするような感じをお芝居の中では心がけて演じました。――普段メガネを選ぶ際にこだわっているポイントを教えてください。プライベートではたぶん50本くらいあると思います。選ぶ基準はフレームに関してはほぼ、好きな形が決まってきていて、デザイン的なもの、やっぱりデザイン違いを選ぶことが多いですね。――「大人の見え心地を決めるのは、目だけでなく、脳!」というセリフも印象的でした。目が疲れると、頭痛など脳にきたりすることもあると考えると、(見え方において)脳もすごく大事なのだなという印象を受けました。――TVCMをご覧になる皆さんに一言お願いします。本当にメガネ次第で、大人の人生はもっともっと楽しくなると思うので、着け心地、見え心地も含めて、色々と試していただければと思います。
2022年11月01日シンガーソングライターの草分け的存在、個性派俳優としても知られる荒木一郎の著書『空に星があるように 小説 荒木一郎』が10月28日(金) に小学館から刊行された。前作『ありんこアフターダーク』(小学館文庫)は、60年代東京オリンピック前後、渋谷百軒店に実在したジャズ喫茶を舞台に、不良少年たちの青春群像を描いた半自伝的小説だった。評論家・川本三郎さんの「1960年代の渋谷と新宿を若者の目でこれほど生き生きととらえた小説を他に知らない」という絶賛のコメントに象徴される、知る人ぞ知る青春小説の傑作だった。それからなんと四半世紀ぶりの続編といえる小説。主人公は荒木一郎、本人。NHKドラマ『バス通り裏』でデビューしたのは16歳、高校生のとき。役者の道に入り、映画にも出演。その後、自作の歌と語りで構成したラジオ番組から火がついて、1966年に発売したレコード『空に星があるように』は60万枚を超える大ヒットとなり、 第8回日本レコード大賞新人賞を受賞。67年には紅白歌合戦にも出演した。そんな超売れっ子時代の秘話を、当事者の視点で、赤裸々に描いている。映画ジャーナリストでも知り得ない映画の裏歴史の数々も本人ならでは。東映、中島貞夫監督のデビュー作『893愚連隊』に出演したときの打ち明け話や、新人歌手として人気絶頂のタイミングに出演した大島渚監督の『日本春歌考』撮影時のエピソード、羽仁進監督『愛奴』の主役降板劇など、驚くべき逸話が次々と綴られていく。吉永小百合、岩下志麻、十朱幸代、大原麗子……同時代の銀幕スターも、想い出を彩る存在として実名で登場する。女優の榊ひろみとの恋愛と結婚生活、そしてスキャンダル、きれいごとでない部分も飾ることなく書かれている。近年も、シンガーソングライターとしてステージに立てば、オーチャードホールを満席にする人気と実力の持ち主。楽曲の数も膨大で名作揃い、カバーされることも多い。一方で、マジック評論家、オーディオ通、将棋はアマ四段と、多彩かつ本格的な趣味でも知られる。そして、改めて才筆も証明した。その場に居合わせたように感じさせる再現力にも舌をまくこと間違いない。<書籍情報>『空に星があるように 小説 荒木一郎』(小学館刊)著者:荒木一郎 著定価:3,300円(税込)発売:2022年10月28日(金)
2022年10月28日吉沢亮が主演を務め、橋本環奈、中川大志、渡邊圭祐ら、若手豪華キャスト陣が共演する『ブラックナイトパレード』。この度、“顔のない謎の男”の声を玉木宏が担当していることが分かった。本作は、コメディ漫画の鬼才・中村光と、コメディ映画の鬼才・福田雄一が、実写ドラマ「聖☆おにいさん」以来のタッグを組み、“何をやってもダメな情けない男が迷い込んだ世にも奇妙なサンタのお仕事”を描く。先日吉沢さんら主要キャストを取り囲むクセ強キャラに、佐藤二朗、若月佑美の参戦が解禁となり、「待ってました!」「今度はどんな姿が見れるんだろう…(笑)」と大きな話題となったばかり。そして今回、吉沢さん演じる日野三春をブラックサンタにスカウトし、運命を変える“顔のない謎の男・クネヒト”の声役を、玉木さんが務めることが発表された。クネヒトは、北極にあるサンタクロースハウスの社長で、自らも黒のサンタ服に身を包み、手は鎖に巻かれ、そして顔がない(!) 謎すぎる男だ。バイト先で廃棄のケーキを盗んだ三春を北極にあるサンタクロースハウスに誘拐。三春のサンタクロースとしての素質に気づき、ブラックサンタとしてスカウトをする、まさに三春の運命を変える超重要なキャラクター。今回の出演に玉木さんは「以前から声だけの出演でもいいなと思っていて、その矢先にこのお話を頂いたので凄く驚きましたし、純粋に福田組に関わることが出来て嬉しかったです」とコメント。玉木さんの低音ボイスに、思わず福田監督も「こんなイケメンボイスが、有難いですね。アフレコする日をずっと楽しみに待ってました!」と、玉木さんの声にメロメロの様子。今回が福田組作品初出演となる玉木さんだが、初めての出演がまさかの声のみ!玉木さん自身も「今回は声だけの出演なので、片足突っ込んだくらいですかね(笑)次は両足突っ込みたいです!」と、今後への期待を語った。三春を誘拐したクネヒトは味方なのか?それとも敵なのか?謎が多すぎる“顔のないブラックサンタ”の本当の目的とは…。玉木さんは「是非劇場でご覧ください!」とメッセージを寄せている。<玉木宏コメント>以前から声だけの出演でもいいなと思っていて、その矢先にこのお話を頂いたので凄く驚きましたし、純粋に福田組に関わることが出来て嬉しかったです。今回は声だけの出演なので、片足突っ込んだくらいですかね(笑)次は両足突っ込みたいです!『ブラックナイトパレード』、とても素敵な作品になっております!是非とも大笑いして頂いて、一緒に今年を締めくくって頂ければと思います。是非劇場でご覧ください!『ブラックナイトパレード』は12月23日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックナイトパレード 2022年12月23日より全国東宝系にて公開©︎2022「ブラックナイトパレード」製作委員会©︎中村光/集英社
2022年10月27日12月2日(金)に東京・NHKホールで開催される「渡辺宙明 追悼コンサート」に、歌手の水木一郎の出演が決定した。水木一郎は渡辺宙明作曲の「マジンガーZ」や「グレートマジンガー」など数多くの作品を歌っている。「マジンガーZ」は漫画家・永井豪によるロボットアニメ、1972年12月から1974年9月まで放送され、平均視聴率22%、最高視聴率30%を記録した人気作品だ。水木一郎の数多くのレパートリーの中でも「マジンガーZ」のテーマ曲は特に人気が高く、出演するコンサートやイベントでも欠かせない1曲になっている。渡辺宙明は今年50周年を迎えた「マジンガーZ」をはじめ、「鋼鉄ジーグ」「サザエさん」「野球狂の詩」などのアニメ作品の作曲を担当したほか、「秘密戦隊ゴレンジャー」から「機界戦隊ゼンカイジャー」までおよそ半世紀にわたる“スーパー戦隊シリーズ”、「宇宙刑事ギャバン」などの“メタルヒーローシリーズ”、世界的な人気を誇り、今年50周年となる「人造人間キカイダー」などの音楽も生み出してきた。ジャズ、ロックを子供番組の音楽に取り入れ、哀愁漂う旋律とパンチのあるリズムのその作風は、「宙明節」「宙明サウンド」と呼ばれ、独特なサウンド/メロディーとなっている。12月2日に開催される「渡辺宙明 追悼コンサート」には、「宇宙刑事ギャバン」などの主題歌を歌った串田アキラ、「秘密戦隊ゴレンジャー」のエンディング曲を歌ったささきいさお、「野球狂の詩」などを歌った堀江美都子、アニソンや特撮ソングをこよなく愛し多くの関わりのある中川翔子が出演。渡辺宙明の長男で作曲家の渡辺俊幸が指揮を務める。新たに出演者として発表された水木一郎は、アニメソングのパイオニアであり、「アニキ」の愛称で親しまれ、今なおトップを走り続ける「アニメソング界の帝王」だ。1968年にデビュー以来、1971年の『原始少年リュウ』主題歌に始まり、「マジンガーZ」「仮面ライダー」シリーズなどアニメ・特撮ソングを次々と歌い、持ち歌は1200曲を越える。コンサート翌日の12 月 3 日(土)に配信される特別番組「中野×杉並×豊島アニメ・マンガフェス 2022『マジンガーZ50 周 年記念特番 Z』」にもゲスト出演を予定している。本公演では水木一郎の名刺代わりとも言える「マジンガーZ」を披露する予定だ。渡辺宙明が遺した数々の名曲たちを、豪華出演者たちの歌声と共にぜひ体感していただきたい。<水木一郎コメント>宙明先生には「マジンガーZ」をはじめ、たくさんの名曲を作っていただきました。時代や国境を越えて世界中のファンに愛され続けているその1曲1曲が、僕にとっては宝物です。追悼コンサートでは、先生への感謝の思いを胸に、魂を込めて歌わせていただきます。会場のみなさんと一緒に、先生が遺してくれた素晴らしい音楽の数々に酔いしれたいと思います。【公演概要】公演名:渡辺宙明 追悼コンサート会場:東京・NHKホール公演日:2022年12月2日(金)出演者:串田アキラ/ささきいさお/中川翔子/堀江美都子/水木一郎※50音順音楽監督・指揮:渡辺俊幸【オーケストラ】オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:工藤春彦)【ミュージシャン】Trumpet:エリック宮城/Keyboard:大迫杏子/Piano:紺野紗衣/Bass:二家本亮介//Drum:則竹裕之/Guitar:福原将宜※50音順チケット料金(全席指定/税込):S席9,900円/A席7,700円/B席6,600円/学生券3,300円※未就学のお子様のご入場はお断りさせて頂きます。※チケット枚数制限:4枚※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。※学生券は、公演当日、窓口にて学生証を確認させて頂いた後、チケットをお渡し致します。【チケット一般発売中】キョードー東京 0570-550-799(紙チケット/電子チケット)オペレータ受付時間平日11:00~18:00土日祝日10:00~18:00■イープラス (紙チケット/電子チケット)■チケットぴあ (Pコード:228-511)(紙チケット/電子チケット)■ローソンチケット (Lコード:73887)(紙チケット/電子チケット)主催:キョードー東京/スリーシェルズ後援:朝日新聞社/日刊スポーツ/ニッポン放送/文化放送/TBSラジオ問い合わせ先: キョードー東京0570-550-799(平日11時~18時土日祝10時~18時)公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月26日『抑うつ障害群』の1つとして分類され、国内では、およそ15人に1人が生涯で経験するといわれている『うつ病』。仕事や生活のストレス、人間関係など、あらゆることが引き金となるのです。「楽になりたくて、今の僕のことを書かせてもらいました」と、うつ病を患っていることを告白したのは、お笑いタレントの永井佑一郎さん。永井さんは、10年以上、安定剤を服用しながらうつ病と闘っていることを明かしました。楽になりたいから書かせて貰います。自分の為に書かせて貰います。甘えです。でも書かせてください。そして、これを書いた事をきっかけに、次これしよう!とかだったり目標を立てそれに一日一歩ずつ何かしら行動出来る自分に戻れる様になりたいです。僕は、花粉症は認めたら終わりだと思ってる方です。認めてしまうとそこから症状が加速してしまうと思っているからです。でも僕は今の自分を認めようと思います。お笑い芸人として良くない事を書きます。でも今の自分が楽になりたいだけ。お笑いの事でワクワクしてる自分に戻りたい。お笑い芸人を続けて行きたい。元気になって元気を与えれる人になりたい。だから、今の僕を書かせて貰います。僕はうつ病です。受け入れるしかない状態になってしまったので書かせて貰っています。安定剤は10年以上飲んでいます。でも10年以上仕事に支障が出るまでにはなっていませんでした。ここ2年で色んな事に支障が出て来てしまいました。ここ2年は眠れずに睡眠薬を飲み始める生活になりました。最近は、睡眠薬を飲んでも眠れない日もあります。僕はお笑い芸人を始めてから25年になりました。この24年、当たり前ですが、どんな事があっても頂いた仕事を休んだ事はありません。自分のやりたい事をやらせて貰っている世界です。どんなお仕事の方でも自分の体調(人に迷惑かけてしまう症状以外)で、休ませて貰う事はありえないと思います。でも、こないだ仕事をストップして欲しいとマネージャーに伝えてしまいました。こんな僕でも忙しくさせて頂いてた時期も多少あります。でもその時は心は健康なので体が辛くてもワクワクが勝っていたので楽しくチャレンジが出来ていました。今は、その時に比べたら何も忙しくもないスケジュールです。でも心が追いつかないんです。前は、これをやってみたい!これをするぞ!これをやったら喜んでくれるかな?みたいな事で頭はいっぱいでした。今はちょっと辛くて、日々の記憶もあまりなくて、助けて欲しいのが本音です。こないだ倒れてしまい救急車に運ばれました。騙し騙しやって来たけど遂に来てしまったか。と言った感じです。たまに、お笑い芸人を諦めたり考えた事ないんですか?と芸人をやっていたら聞かれる機会もあると思います。僕は本当にお笑いを諦めるとかを1ミリも思った事がなくて、俺にはお笑い芸人以外は絶対にないと思っていました。でも、正直ここ最近その思いが少しだけ、ほんの少しだけ、ほんのほんの少しだけ揺らいでしまいました。今の僕の状態については、色々調べて、回復するにはどーしたら良いかも調べたり、行動したりを2年位やっています。僕なんかより辛い状態から回復した方も沢山いました。今日、ここに書かせて貰った事で心が回復して、このうつ病をいじって貰える様になれる様にして行きたいです。今の本音。楽になりたい。助けて欲しい。お笑いを全力でやれる日が来て欲しい。自分の為だけに、思いのまま書かせて貰っちゃいました。最後にいじって貰えたら嬉しいです!@ZERUBEX69ーより引用【告白】楽になりたくて、今の僕の事を書かせて貰いました☺️ pic.twitter.com/N2qU7isYSz — 永井佑一郎(アクセルホッパー)∮リズムプランナー∮ (@ZERUBEX69) October 17, 2022 永井さんは、お笑いタレントという仕事に対し、ストイックに向き合ってきました。休むことは極力避け、どんな仕事でも積極的に行ってきたといいます。観客を笑わせたい一心でネタを作り、楽しい毎日を過ごしていたことも。しかしうつ病は次第に悪化。かつてはまったく考えたこともなかった、お笑いタレントとしての引退が頭をよぎるようになったのです。「楽になりたい。助けてほしい」と赤裸々にうつ病と闘っていることを告白した永井さんのもとに、多くの応援の言葉がかけられました。・うつ病になってもなお、人を笑わせたいと思えるのがすごく素敵です!応援してますよ!・「甘え」と書かれていますが、この心境の時に告白できるなんて、相当な勇気を振り絞って、覚悟の上なんだと思います。・私も現在同じくうつ病を患っています。永井さんのお気持ちを読んでいると、自分と重なる部分もありました。今は、ゆっくり休みましょう。自身を労るのも大事なことです。今後、仕事の量をおさえつつ、うつ病の治療に向き合っていく永井さん。うつ病が治り、仕事を本格的に再開した暁には、かつて永井さんが出演していたバラエティ番組『エンタの神様』(日本テレビ系)で、ネタを締めていた時のこの言葉をいってくれるのではないでしょうか。サタデーナイトにまた会おう![文・構成/grape編集部]
2022年10月18日