あべのハルカスでは、2022年1月11日(火)から4月22日(金)まで、「見る・聴く」「遊ぶ」をテーマに、聖徳太子の歴史やゆかりの地を伝える「ハルカス300(展望台)×四天王寺聖徳太子1400年御聖忌特別企画」を実施いたします。本イベントでは、聖徳太子により建立されたと言われる日本最古の官寺「四天王寺」と、日本一高いビル「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」などを舞台に、聖徳太子の歴史やゆかりの地の魅力を体感いただけます。「ハルカス300(展望台)」では、聖徳太子にゆかりのある各自治体とともに制作したパネルを展示し、浅井企画所属のお笑い芸人でお寺・仏像研究家の「みほとけ」による「音声ガイド」をお楽しみいただけるほか、2月24日(木)・25日(金)には、四天王寺僧侶による「リアルガイド」も実施いたします。現代の景色を地上約300mから望みつつ、聖徳太子が生きた時代を想像しながら、1400年の永い歴史を感じていただければと考えています。また、地域周遊型のリアル謎解きゲーム「タイムトラベラー謎解き遣隋使[未来王都ハルカス→古代寺院四天王寺]」を開催いたします。過去から現在に渡って、あべの・天王寺エリアの2つのシンボル「あべのハルカス」と「四天王寺」を舞台に、より多くの方々に聖徳太子の歴史と同エリアの魅力に触れていただきながら、遊んで学べる謎解きとなっています。さらに、協力自治体による「あべのハルカス」館内での物産展のほか、近鉄グループであるクラブツーリズム株式会社による当企画連動ツアーも実施いたします。趣味・テーマ性の高い旅行を提供する同社が、四天王寺、大阪歴史博物館と協力し「歴史・聖徳太子」をテーマにした歴史深さを感じられるツアーをご案内いたします。本イベントを通して、近鉄グループ、四天王寺や地域を支える自治体等が連携し、見て、聴いて、遊んで、学べる聖徳太子の歴史と地域資源を活用した魅力を、より多くの方々に発信できるよう運営してまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月07日プロ野球最強将棋王は誰だ?!「球王」のタイトルを目指して6選手が盤上で熱戦を繰り広げるプロ野球選手で最強の「将棋王」は誰だ?!スポーツニッポン新聞社と動画サービス「ニコニコ」を運営する株式会社ドワンゴは、昨年に引き続き、野球選手がトーナメント方式で“球王”のタイトルをかけて戦う「プロ野球最強将棋王決定戦」を開催します。日本プロ野球選手会協力のもと、球界から名乗りを上げたのは昨年「球王」を獲得した中日・平田良介外野手、巨人・丸佳浩外野手、ロッテ・安田尚憲内野手に加えて、新たに西武・山川穂高内野手、楽天・西口直人投手、DeNA・嶺井博希捕手がエントリー。対局の模様はライブ配信サービスのニコニコ生放送にて、「プロ野球×将棋特番2021」と題して、12日16時30分より生配信します!解説陣には野球ファンの超豪華棋士が集結プロ野球選手による盤上の熱い戦いを解説するのは、熱狂的ヤクルトファンの渡辺明王将(名人、棋王との3冠)と、DeNAファンでプロ野球公式戦での始球式経験を持つ戸辺誠七段、司会&聞き手には阪神ファンの室谷由紀女流三段。将棋の8タイトルのひとつ「王将戦」を主催するスポニチと、ニコニコのコラボ企画で実現した超豪華解説にもご注目ください。プロ野球×将棋特番2021【出演:平田良介、丸佳浩、山川穂高、渡辺名人ほか】 : 出場選手コメント①棋力②将棋歴③好きな戦法④好きな棋士⑤コメント◆中日・平田良介外野手(第1期球王)①1級②2年③振り飛車④渡辺明名人⑤「球王防衛します」◆巨人・丸佳浩外野手(第1期準優勝)①2級②本格的には2年③振り飛車に憧れる居飛車党です。④米長邦雄永世棋聖、羽生善治九段、戸辺誠七段⑤「なんとか一つは勝ちたいです」◆ロッテ・安田尚憲内野手(2年連続2度目)①2級②1年③矢倉④久保利明九段、羽生善治九段、渡辺明名人⑤「去年のリベンジ!!」◆西武・山川穂高内野手(初出場)①2級②小学校から少し③四間飛車④羽生善治九段⑤「嶺井にだけは負けたくない 」◆楽天・西口直人投手(初出場)①二級②18年③原始棒銀④村山聖九段、羽生善治九段⑤「将棋王目指して頑張ります!」◆DeNA・嶺井博希捕手(初出場)①3級②20年③右四間飛車④―⑤「お手柔らかにお願いします」プロ野球「将棋王」優勝予想は?渡辺明王将「初出場の山川選手」第2回球王戦、12日ニコニコ生放送で配信 - スポニチ Sponichi Annex 芸能 : 解説陣・棋士コメント◆渡辺明名人「野球ファン、将棋ファンの皆さま。この放送を機にそれぞれの競技にも興味を持って頂けますと、より楽しめると思います!ぜひ、ご覧ください!」◆戸辺誠七段「昨年とても盛り上がった企画に参加させて頂くということで、野球大好きな私としてはとても興奮しております。スーパースターの将棋での華麗なプレーに期待ですね!」◆室谷由紀女流三段「今年も開催されると聞いて今からとてと楽しみです。2021年の野球シーズンは終わってしまい、抜け殻になっている方も少なくないと思います。(私はそうです)そんな方々!まだまだ熱い戦いがありますので、是非ご視聴頂ければ嬉しいです」番組スケジュール16:30~オープニング16:45~「第2回プロ野球最強将棋王(球王)決定戦」19:30~「渡辺名人vs選手軍」20:45終了※プログラムの進行状況により、時間は前後する場合があります。後半はプロ野球選手が“ドリームチーム”を結成し、渡辺名人に挑戦します。プロ野球選手軍がチームプレーで棋界最高峰タイトルの「名人」保持者に勝利することはできるのでしょうか?また、選手軍監督を務める戸辺七段による「代打、オレ」は飛び出すのでしょうか――?◆団体戦監督・戸辺誠七段コメント「ドリームチームを率いるということで、責任重大ですね!(笑)選手の個性を見極めながら、適材適所に攻守を…は、絶対無理なので(笑)。皆で力を合わせて、楽しく伸び伸び指せる展開で、勝利を呼び込めれば良いなーと思っています。渡辺名人の棋風や性格は誰よりも分かっているつもりなので、その辺りは任せて下さい!(笑)」 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月10日湯浅政明監督のアニメ映画『犬王』が2022年初夏、全国公開となる。この度、異形の能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚が、その琵琶の音色に乗って楽しげに踊るティザービジュアルが公開された。『犬王』は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この作品には、湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった実力派クリエイターが集結。声優にはロックバンド・女王蜂のアヴちゃんや森山未來を迎えた。ティザービジュアルでは偶然にも運命の出会いを果たしたふたりが、時代や境遇をものともせずに無我夢中で自由自在に踊る姿は、「ここから始まるんだ。俺たちは」というキャッチコピーと共に、これまで常に斬新な世界観を作り上げてきた湯浅監督による、観る人の胸を熱くするような新たな物語の始まりを予感させる。さらに「ヴェネチア国際映画祭」や「トロント国際映画祭」、「釜山国際映画祭」などの海外映画祭、「東京国際映画祭」での上映に続き、「第51回ロッテルダム国際映画祭」でも上映が決定。『犬王』だけでなくFilmmakers in focus部門にて「湯浅政明監督特集上映」として、今なお多くの支持を受けるTVアニメ『四畳半神話大系』や、映画『夜は短し歩けよ乙女』『きみと、波にのれたら』などの作品が一挙に上映となる。また、海外での熱狂は映画祭にとどまらず、2022年1月27~30日には、1974年よりフランス南西部アングレーム市で行われているヨーロッパ最大の漫画祭のひとつ「第49回アングレーム国際漫画祭」でのプレミア上映とアート展が行われる。マンガにおけるカンヌと言われる本漫画祭で、日本映画のプレミア上映とアート展が併催されるのは初となる。これまでに同漫画祭公式部門選出や特集展等複数参加し、フランスでも絶大な人気を誇る松本大洋だが、『犬王』キャラクターデザインの原画が展示されるのは世界で初のこと。日本のみならず海外からの注目もますます過熱する湯浅監督が、ついに世界に送りだす前代未聞のミュージカル・アニメーションに期待が高まる。『犬王』2022年初夏 全国公開
2021年12月08日2021年は聖徳太子の1400年遠忌(聖忌)に当たる年。これを記念して、大阪・四天王寺を中心に太子ゆかりの寺院の品々を紹介する展覧会『聖徳太子 日出づる処の天子』が、11月17日(木)よりサントリー美術館で開催されている。2022年1月10日までの開催される本展では、国宝9件、重文33件が展示される。推古天皇の摂政として冠位十二階の制定、十七条憲法の発布、遣隋使を派遣、仏教排斥派の物部氏との戦いに勝利するなど、あらゆる面でその能力を発揮した聖徳太子(574~622年)。太子はその類まれなる才能、実績、人徳から、人物でありながら日本仏教の祖として篤く信仰されるようになり、明治以降は多数のお札に肖像画として登場、1400年にわたって大きな存在で有り続けている。本展では、太子が建立した四天王寺の寺宝を中心に、各地に点在する太子にゆかりのある品々を紹介。太子の足跡や、現在まで受け継がれている信仰の歩みをたどっていく。また、先に開催された大阪市立美術館の展示構成をアレンジし、太子信仰の関東地方の広まりについてより深く掘り下げた内容となっている。展覧会エントランス重要文化財《聖徳太子絵伝》遠近法橋 鎌倉時代 元亨3年(1323) 大阪・四天王寺第1章「聖徳太子の生涯―太子の面影を追って」では、各地の太子絵伝や、太子所用の伝承を持つ国宝《七星刀》など、太子ゆかりの品々を紹介していく。太子により創建された大阪の四天王寺では、奈良時代(8世紀)に太子の生涯を絵画化した「聖徳太子絵伝」が制作された。全6幅からなる絵伝では、太子の生涯とその偉業が細やかに描かれており、当時の人々が太子に強い信仰心を持っていたことをうかがうことができる。(手前)《聖徳太子二歳像》鎌倉時代13〜14世紀 京都・白毫寺(奥)《聖徳太子二歳像》鎌倉時代13世紀愛知・満性寺信仰の対象となった太子は、ときには幼児、ときには青年、ときには観音の化身として、さまざまな様式で表現されるようになる。第2章「聖徳太子信仰の広がり― 宗派を超えて崇敬される太子」では、幼い太子の二歳像や童子像、摂政像などさまざまな姿の聖徳太子を紹介する。(左)《聖徳太子童形像・六臣像》桃山時代16正規大阪・四天王寺(右)重要文化財《聖徳太子童形立像(考養像)》鎌倉時代14世紀茨城・善重寺(左)重要文化財《聖徳太子勝鬘経講讃図》鎌倉時代 13世紀 兵庫・斑鳩寺(右)《聖徳太子勝鬘経講讃図》鎌倉時代13世紀三重・西来寺聖徳太子信仰の拠点となったのは、太子自身が建立した日本最古の官寺、四天王寺だ。太子は仏教排斥派の物部守屋との戦いにおいて、勝利の際には四天王のために寺を建立すると誓いを立て、見事に物部氏を撃破。推古天皇元年(593)に大阪の地に同寺を作り、今日に至っている。第3章「大阪・四天王寺の1400年 ― 太子が建立した大寺のあゆみ」では、戦禍や災害で何度も伽藍が失われたものの、人々の太子への厚い信仰により都度再興を果たしてきた四天王寺の1400年の歴史を、その名宝とともに紹介していく。国宝《扇面法華経冊子》巻第一 平安時代12世紀大阪・四天王寺国宝《四天王寺演技(根本本)》平安時代 11世紀大阪・四天王寺《四天王寺演技(根本本)》は、寛弘4年(1007)に、四天王寺内で発見された太子の真筆とされるもの。うっすらと手の形の朱印が押されており、聖徳太子の手であると伝えられている。そして、第4章「近代以降の聖徳太子のイメージ…そして未来へ ― つながる祈り」では、近代から現代までの聖徳太子のイメージの変遷を紹介する。明治以降、聖徳太子は政治家としての側面がクローズアップされ、7種もの紙幣に肖像画が描かれた。笏を執り、ひげを蓄えている男性という聖徳太子のイメージ像が定着したのはこの頃だ。堂本印象《旧最高裁判所大法廷壁画》昭和26年(1951)京都府立堂本印象美術館そして、昭和に入ると太子を主人公とした山岸凉子のマンガ『日出処の天子』も大ヒットとなり、明治以降に定着しかけた聖徳太子のイメージはまた新しく上書きされるようになり、現在に至っている。山岸凉子『日出処の天子』昭和55〜59年(1980〜84)1400年という時間のなかで、さまざまな形で表現されてきた聖徳太子。この記念すべき年に、その偉業と、現在もなお人々に親しまれている信仰の世界を覗いてみよう。【開催情報】千四百年御聖忌記念特別展『聖徳太子 日出づる処の天子』11月17日(水)~2022年1月10日(月・祝)、サントリー美術館にて開催※会期中展示替えあり
2021年11月19日ロッテの人気モナカアイス「モナ王」シリーズから新作フレーバー「モナ王 レアチーズケーキ」が登場。2021年11月8日(月)より発売される。ロッテのモナ王×キリの新作「モナ王 レアチーズケーキ」クリームチーズで知られる「キリ」ブランドとのコラボレーションによって誕生した「モナ王 レアチーズケーキ」は、「キリ クリームチーズ」を使用したレアチーズケーキアイス。クリーミーでコクのあるクリームチーズの魅力を、ほんのり香るレモンのさっぱりとした後味と共に楽しめる。“濃厚感”UPの冬限定「モナ王 バニラ/宇治抹茶」も同時発売また、寒い冬の季節になると高まる“濃厚感”のニーズに応えた、冬限定の「モナ王」も同日より発売。乳原料を増やすことで、よりミルクのコクと薫り高いバニラ感を楽しめるように仕上げた「モナ王 バニラ」と、旨み成分が多い抹茶を使用することで、苦みは抑えつつ抹茶の旨味と濃厚な味わいを引き出した「モナ王 宇治抹茶」の2種類のフレーバーが展開される。商品情報「モナ王 レアチーズケーキ」発売日:2021年11月8日(月)希望小売価格:172円発売地区:全国「モナ王 バニラ」「モナ王 宇治抹茶」発売日:2021年11月8日(月)希望小売価格:151円発売地区:全国
2021年10月31日カンボジアからアメリカに渡り、ドーナツ店経営で無一文から全米の“ドーナツ王”になったテッド・ノイ氏の人生に迫った驚きのドキュメンタリー『ドーナツキング』より場面写真が到着した。本作は、新人ながら昨年のSXSWでその才能を絶賛された注目の女性監督、アリス・グーによるドキュメンタリー映画。資産2千万ドル(日本円で約22億円)をも所有し全米の“ドーナツ王”となったカンボジア人男性のテッド・ノイ。誰もがうらやむアメリカンドリームを掴んだ彼はなぜアメリカに渡り、いかにして現在も脈々と継がれるドーナツ店経営に至ったのかが描かれる。この度解禁された場面写真では、親から子へ受け継がれ工夫を凝らしながら経営を続ける現在のカンボジア系移民のドーナツ店を訪れるテッドさんの姿を捉えている。また、美しいドーナツや、ビジネス戦略として使用したピンクの箱を差し出すカットも。33歳でカンボジアからアメリカへ渡ることを決意し、新天地で甘い香りに誘われるがまま入った店で初めてドーナツと出会い、そのあまりの美味しさに恋をしたテッドさん。笑顔だけでは終わらない、とびきりのドーナツタイムを予感させる写真となっており、本作への期待がさらに高まる。『ドーナツキング』は11月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドーナツキング 2021年11月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020- TDK Documentary, LLC. All Rights Reserved.
2021年09月20日湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』の第二弾キャストとして柄本佑、津田健次郎、松重豊らの参加が発表された。本作は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。湯浅監督の元に、キャラクター原案の松本大洋、脚本の野木亜紀子といった常に新作が期待されるクリエイターが集結し、『平家物語 犬王の巻』(著:古川日出男)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この度、本作の第二弾キャストが発表され、室町幕府第3代将軍で犬王を高く評価し、後援したと言われる足利義満役に柄本佑、猿楽の一座の棟梁である犬王の父に津田健次郎、壇ノ浦の漁村に暮らす友魚の父に松重豊が決定した。また、作品のカギとなる「古い面」の声を、現役能楽師として活躍する片山九郎右衛門・谷本健吾・坂口貴信・川口晃平が担当。足利家の従者や公家たちなど脇を固めるキャラクターとして石田剛太・中川晴樹・本多力・酒井善史・土佐和成らヨーロッパ企画のメンバーが出演する。さらに、現地時間9月9日14:00頃(日本時間 同日21:00)、第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品された『犬王』が世界初上映を迎えた。上映後には鳴りやまない拍手喝采に包まれ、上映後のQ&Aには湯浅政明監督が登壇。オフィシャルレポートが到着した。会場では、エンドクレジットが流れ始めるなり拍手が巻き起こり、客電がつくと監督は立ち上がって拍手に応える。その後も拍手は鳴り止まず、音楽に合わせるように静かに体を揺らしながら湯浅監督は歓声に答えた。上映後のQ&Aに応じた湯浅監督は、「今日はこの映画を観に来てくださってありがとうございます。このふたりのような若者がかつていたことを知ってもらうために作品を作りました」と挨拶。さらに続けて、「当時は生まれたときに生まれた場所で、その人の運命が決まってしまう時代でした。そのなかで上に行くには武士として身を立てるか、芸術家になるかしかありませんでした。犬王のとても明るい性格で、まったく諦めずに自分の夢を実現しようとしているところに感銘を受けました。犬王も友魚も自分のやりたいことを実現させようとした。そんな姿を見ると、自分も周りに左右されず自分の生きたいように生きたいと、勇気づけられます」と語ると、会場に再び拍手が起こった。また犬王のルックを松本大洋の原案をもとに構築したことや、ユニークなロックオペラについて音楽を手がけた大友良英との制作プロセスなどを明かした湯浅監督。「現代的なロックをイメージしたのですが、それを琵琶の音を使ってやるというところで大友さんはとても苦労されたと思います。先に絵がほしいと言われ、ストーリーボードとムービーを用意して送りました。そして音楽が出来上がり、歌入れの時にはアヴちゃんに歌詞をまとめてもらい、森山未來さんへ歌唱提案もあり、大友さんのコーラスが追加され、現在のような形の歌になりました。昔の音楽から始まり、犬王が踊っているうちにそれが徐々に変わり、ダンスも『雨に唄えば』のようなものがあったり、いろいろなものが混ざっていきます。それに伴ってキャストの二人も70年代や80年代のロックミュージシャンのイメージを入れて歌ってくれてると思います」と語る。さらに犬王と友魚の友情について触れ、「誰かの理解者になってあげたい、誰か理解者がいた方がいい、そういう気持ちが込められています」と言った後、観客に向けて「どうか犬王と友魚の名前を覚えて帰ってください」と声をかけると、再び満場の拍手が起こった。<キャストコメント>■足利義満役:柄本佑高校時代松本大洋先生の漫画には大変にハマっていました。まさか先生の画に自分の声を吹き込む日が来ようとは。光栄でした。■犬王の父役:津田健次郎能楽がアニメになる…しかも湯浅監督で!一体どんな作品になるのか?予想もつかない期待感のあるこの作品に参加出来る事がとても光栄です。アフレコの際に見た映像は、能楽がポップにエンターテイメントしてました。とても興味深い作品になっています。是非ご覧下さい!『犬王』2022年初夏、公開
2021年09月10日2021年11月17日(水)からサントリー美術館にて、開館60周年記念展・千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子日出づる処の天子」が開催される。用明天皇の皇子として生まれ、推古天皇の摂政を務めた聖徳太子(574~622)。十七条憲法の制定や遣隋使の派遣など、国の礎を築き、没後まもなく「日本仏教の祖」として信仰の対象となり、諸宗派の名だたる高僧や貴族から庶民に至るまで、人々の尊崇を集めてきた。同展では、聖徳太子が没して1400年を迎えることを記念し、太子信仰の中核を担ってきた大阪・四天王寺の寺宝を中心に、信仰の高まりとともに各地で造られたさまざまな太子像やゆかりの品々を紹介。全国各地から集まる国宝9件(予定)、重要文化財33件(予定)を含む総件数約140件を展示し、太子の生涯をたどりながら、今なお人々に親しまれる太子信仰の世界を紐解いていく。重要文化財≪聖徳太子絵伝≫第2幅、遠江法橋筆、鎌倉時代元亨3年(1323)、大阪・四天王寺 画像提供:奈良国立博物館≪聖徳太子二歳像(南無仏太子像)≫鎌倉時代13~14世紀、京都・白毫寺画像提供:神奈川県立金沢文庫、撮影:野久保昌良国宝≪四天王寺縁起(後醍醐天皇宸翰本)≫南北朝時代建武2年(1335)、大阪・四天王寺≪日出処の天子≫〈完全版〉第2巻 PP.192-193 (c)山岸凉子/KADOKAWA【開催概要】サントリー美術館 開館60周年記念展・千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子日出づる処の天子」会期:2021年11月17日(水)~2022年1月10日(月・祝)会場:サントリー美術館時間:10:00~18:00、金土および11月22日(月)、1月9日(日)は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:火曜日(11月23日、1月4日は18:00まで開館)、12月28日(火)~1月1日(土・祝)料金:当日一般1,500円、大学・高校生1,000円/前売一般1,300円、大学・高校生800円展覧会特設サイト: ※会期中展示替えあり※最新情報はサントリー美術館ウェブサイト( )でご確認ください
2021年09月09日リドリー・スコットが製作総指揮、昨年のSXSW映画祭で絶賛された全米の“ドーナツ王”に迫った驚きのドキュメンタリー『ドーナツキング』の予告編が解禁された。アメリカ国内約2万5000店以上のドーナツ店のうち5000店舗があるカリフォルニア州。そこに住む人々の朝の車通勤の定番は、「ドーナツ2個と1杯のコーヒー」。そんなアメリカ人が愛してやまないドーナツ店の経営を始めて資産2千万ドル(日本円で約22億円)をも所有する“ドーナツ王”となったカンボジア人男性テッド・ノイ。誰もがうらやむアメリカンドリームを掴んだ彼は、なぜアメリカに渡り、いかにして現在も脈々と継がれるドーナツ店経営に至ったのか?そんな彼の人生は、カンボジア内戦、難民問題、大手チェーン店VS個人経営店の最新ドーナツ事情まで、幾多の困難にあふれていた。映画はそれらを乗り越えながら、思いもよらぬ方向へ転がる人生と数奇なエピソードが紡がれる。監督は、新進気鋭のアリス・グー。昨年のSXSWでその才能を絶賛された注目の女性監督だ。このたび解禁された予告編では、冒頭からテッドさんが焼き上げた沢山のドーナツがお目見え。胸が躍る何種類ものカラフルなドーナツが登場し、テッドさんを知る人々の証言が少しずつ積み重ねられていく。「大金持ち」「カンボジア難民にチャンスを与えた人物」「命の恩人」「お金のためなら何でもやる」「失望した」…果たして何が本当の彼の顔なのか。祖国カンボジアから自由の国アメリカへ渡り、生き抜くためにドーナツに全てを捧げた彼の人生に興味が掻き立てられる映像となっている。併せて、本作の舞台であるアメリカ・カリフォルニア州在住の映画評論家の町山智浩氏から本作へ熱いコメントが寄せられた。「ポルポトの虐殺から逃れ、難民としてアメリカに渡り、無一文からドーナツ王へとのし上がり、故郷の同胞を救うカンボジアのシンドラーになるが‥‥‥1分先が予想つかないジェットコースター人生!抜群の面白さ!」ピンクの箱に詰められた誰もが大好きなドーナツにまつわる、誰も知らない驚愕の真実。全米“ドーナツ王”の甘いだけではない人生を味わえる、格別のドキュメンタリーだ。『ドーナツキング』は11月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドーナツキング 2021年11月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020- TDK Documentary, LLC. All Rights Reserved.
2021年09月08日東京・上野の東京国立博物館で特別展『聖徳太子と法隆寺』が開かれています。日本の紙幣にもっとも多く使われ、生前から現在にいたるまで1400年以上も尊敬され続けてきた偉人、聖徳太子。奈良・法隆寺からおでましになった太子の珍しいお像や貴重な国宝をご紹介します。どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 217聖徳太子1400年遠忌記念 特別展『聖徳太子と法隆寺』では、法隆寺に伝わる太子の肖像や遺品とされる宝物、奈良からめったに出ることのない国宝の仏像など、貴重な文化財を展示。厳かな空間で聖徳太子1400年の歴史を感じることができます。聖徳太子とは、どんなお方だったのでしょう?謎の部分も多いようですが、一般的な説によると太子は574年に用明天皇の子として生まれ、仏教を深く学び、推古天皇の時代に政治を補佐。冠位十二階や憲法十七条を制定して日本の仕組みを整え、遣隋使の派遣、法隆寺の創建などにより仏教を広めるなど、文化的な基盤も築いた偉人といわれています。生前から人々に敬われていた太子は、622年に薨去されたあと崇拝の対象となっていきます。平安時代に入ると、太子は観音菩薩の生まれ変わりとされ、そのお姿が絵画や彫刻で表されます。その後も「太子信仰」はさまざまな形で現代まで受け継がれています。奈良にいても見られない…必見の秘宝会場では、聖徳太子のお姿を表した作品がたくさん展示されています。例えば《聖徳太子立像(二歳像)》は、太子がかぞえで二歳のとき、お釈迦さまのご命日に東方を向いて合掌され「南無仏」と唱えた…という伝説にちなんでつくられたお像です。太子のお像のなかでも代表作といわれるのが、聖徳太子の500年遠忌につくられた国宝《聖徳太子および侍者像》。ふだん奈良にいてもなかなか拝観することのできない秘仏で、法隆寺以外で公開されるのは27年ぶりという貴重な作品です。聖徳太子は威厳に満ちたお姿で表されていますが、左右に配されている侍者たちの顔はちょっとユーモラスでほのぼのとした雰囲気。この機会に、近くでじっくりと拝みたい作品です。神秘的なお姿が美しい…!もう一点、見逃せないのが飛鳥時代を代表する仏像で、国宝にも指定されている《薬師如来坐像》。こちらは単体で展示されているので、正面だけでなく後ろ姿も含めて全面を見ることができます。目を見開き、口元には微笑みを浮かべ、お顔立ちはとても神秘的。裳懸座 ( もかけざ ) という台座にかかる着衣の文様が鮮やかで、飛鳥時代の様式美を感じられるお像です。日本を見つめ直す奈良に行ってお寺巡りをしていても、特別公開日などでない限り、秘宝とされる仏像にはなかなかお目にかかることができません。今回の展覧会のように、寺外公開として博物館などにおでましになったときが拝観する絶好のチャンスです。1400年以上も人々に敬われ、心のよりどころとなっていた聖徳太子。その美の世界に触れることで、日本の文化やこの国のあり方について、改めて見つめ直すきっかけとなるかもしれません。特別展『聖徳太子と法隆寺』は9月5日まで開催。取材・文:田代わこInformation会期: ~9月5日(日)会期中展示替えあり前期:2021年7月13日(火)~8月9日(月・休)後期:2021年8月11日(水)~9月5日(日)※休館日:月曜日ただし、8月9日(月・休)は開館し、8月10日(火)は本展のみ休館会場:東京国立博物館平成館(上野公園)開館時間: 9:30~17:00※いずれも入館は閉館の30分前まで観覧料:日時指定予約による事前予約制【前売日時指定券】一般 ¥2,100、大学生¥ 1,300、高校生¥ 900【当日券】一般¥ 2,200、大学生¥1,400、高校生¥ 1,000※中学生以下無料※最新情報は、美術館のウェブサイトをご確認ください。
2021年08月08日ソン・ガンホが独自の文字創製のため命を懸けた世宗大王を演じた史劇エンターテインメント『王の願い ハングルの始まり』から、特別映像が解禁となった。今回解禁された特別映像では、ソン・ガンホ、パク・ヘイル、チョン・ミソンのキャスト3名とチョ・チョルヒョン監督のインタビュー映像と、文化遺産の寺院など貴重な建造物で行われた撮影でのメイキング映像が収められている。世宗王を演じたソン・ガンホは「俳優として光栄でした。説得力のある演技をしなければならないと思い、慎重になりましたね」と、偉大な王として知られ、韓国で最も敬愛されている世宗王を演じたプレッシャーを語った。シンミ和尚役を演じたパク・ヘイルは、「表音文字に詳しい和尚役だったので、役作りのために僧侶と一緒に生活をしました」と役作りについて明かし、「サンスクリット語のセリフがあると聞き途方に暮れました」と撮影での苦労を語った。一方、チョ・チョルヒョン監督は、「抑揚までメモしたうえで再現する姿を見て驚きました。単なるマネではなく、自分のものとして消化してセリフを言うんです」とパク・ヘイルの高い演技力を褒めた。また、ソン・ガンホは「2人は『殺人の追憶』で共演した仲間です」と16年振りとなるパク・ヘイル、チョン・ミソンとの共演を喜び、チョン・ミソンも「頼れる人たちですし息が合います」と続き、パク・ヘイルも「撮影が楽しかったです」と撮影当時をふり返った。監督も「同じ感覚を共有できるようになり、幸せを感じました」と話す通り、撮影現場では笑顔が絶えず、息の合った、充実した時間が流れていた様子がメイキング映像から伺える。最後は、チョン・ミソンが「胸の思いを引き出してくれる映画」、パク・ヘイルが「とても斬新な映画」、ソン・ガンホが「今まで見たことのないような作品」と本作を評し、公開への期待が高まる特別映像に仕上がっている。『王の願い ハングルの始まり』は6月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王の願いハングルの始まり 2021年6月25日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 MegaboxJoongAng PLUS M,Doodoong Pictures ALL RIGHTS RESERVED.
2021年06月18日ロッテのアイス「モナ王」シリーズの新作「モナ王八天堂監修カスタード味」が、2021年5月24日(月)より全国で発売される。くりーむパンの「八天堂」が監修する新作「モナ王」昭和八年に広島で創業、現在では日本全国に店舗を構える人気くりーむパン専門店「八天堂」。今回、ロッテのロングセラー「モナ王」シリーズの新作として発売される「モナ王八天堂監修カスタード味」は、同店が監修したカスタードアイスにしっとりとしたモナカを組み合わせたモナカタイプのアイスだ。味わいの要となるカスタードアイスは、「八天堂」の代名詞ともいえるくりーむパンをイメージしたもの。あっさりとした甘さに仕上げたカスタードアイスとモナカ、そのシンプルかつ相性抜群のハーモニーが楽しめる一品となっている。商品情報「モナ王八天堂監修カスタード味」発売日:2021年5月24日(月)メーカー希望小売価格:151円(税込)発売地区:全国
2021年05月14日朝鮮王朝時代、独自の文字創製のため命を懸けた世宗大王をソン・ガンホが演じた史劇エンターテインメント『王の願い ハングルの始まり』。『王の運命 歴史を変えた八日間』チョ・チョルヒョン監督との再タッグ作であり、時代劇から、『殺人の追憶』のようなノワール作品まで幅広い役柄を演じてきたことで知られるソン・ガンホ。なかでもコミカルで人間味のある演技には定評があり、“ソン・ガンホの出演作にハズレなし”といわれるほど、映画ファンからの信頼も厚い。そんなますます活躍から目が離せないソン・ガンホの外せない大ヒット主演作を紹介する。『パラサイト 半地下の家族』2020年公開第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、アジア映画として初めてアカデミー賞作品賞を受賞した本作。事業に失敗し計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク(ソン・ガンホ)、そんな甲斐性なしの夫に強く当たる母チュンスク、大学受験に落ち続けている息子ギウ、美大を目指すが予備校に通うお金もない娘ギジョン…キム一家は家族全員が失業中で、“半地下住宅”で貧しい生活を送っていた。ある日、長男ギウが留学する友人の代わりにIT企業の社長パク氏の大豪邸に家庭教師として雇われることに。パク一家の心を掴んだギウは、妹ギジョンも家庭教師として紹介し、キム一家は徐々にパク一家の“高台の豪邸”へと足を踏み入れていく。やがて2つの家族が交差した先に、想像を超える衝撃の出来事が起きる――。『タクシー運転手 約束は海を越えて』2018年公開韓国現代史上、最大の悲劇となった光州事件を題材にしたヒューマンドラマ。タクシー運転手のマンソプ(ソン・ガンホ)は、通行禁止になる前に光州に入れば、滞納している家賃を返せる金額の10万ウォンを支払うという言葉につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて英語も分からぬまま一路、光州を目指す。何としてもタクシー代を受け取りたいマンソプは機転を利かせて検問を切り抜け、時間ぎりぎりで光州に入る。“危険だからソウルに戻ろう”というマンソプの言葉に耳を貸さず、ピーターは大学生のジェシクとファン運転手の助けを借り撮影を始める。しかし状況は徐々に悪化し、マンソプは1人で留守番させている娘が気になりはじめ…。壮絶な史実をシリアスに寄せすぎず、ときにコミカルに見せられるのはソン・ガンホだからこそ。日本でも口コミから多くのファンの心を掴んだ。『王の願い ハングルの始まり』6月25日(金)公開朝鮮第4代国王・世宗の時代。これまで朝鮮には自国語を書き表わす文字が存在しておらず、上流階級層だけが特権として中国の漢字を学び使用していた。世宗(ソン・ガンホ)は、庶民でも容易に学べて書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意。そこで、低い身分ながら何か国もの言語に詳しい和尚シンミ(パク・ヘイル)とその弟子たちを呼び寄せ、協力を仰ぐ。王を取り巻く臣下たちは、国の最高位である王様が最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている前代未聞の事態に激しく反発。逆境と葛藤のなか、世宗大王とシンミは新たな文字作りに突き進んでいく。『グエムル漢江の怪物』では弟役を演じたパク・ヘイルと、民衆のための文字作りに奮闘するコンビに扮する。『王の願い ハングルの始まり』は6月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王の願いハングルの始まり 2021年6月25日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 MegaboxJoongAng PLUS M,Doodoong Pictures ALL RIGHTS RESERVED.
2021年05月10日今年は聖徳太子の薨去(こうきょ/皇族、または三位以上の貴人の死去)から1400年に当たり、4月10日(土)から5月11日(火)まで、大阪府南河内郡太子町にある磯長山 叡福寺(しながさん えいふくじ)で「聖徳太子1400年御遠忌大法会」が行われる。叡福寺は、四天王寺、法隆寺と並び太子信仰の中核となった寺院で、七堂伽藍と寺宝を多数有する。聖徳太子が622年(推古30年)に薨去後、母・穴穂部間人(あなほべのはしひと)と妃・膳部大郎女(かしわべのおおいらつめ)と共に埋葬された霊廟を現在まで守り続け、日本の仏教の聖地とも言われている。期間中は、さまざまな宗派による大法要をはじめ、雅楽演奏、献茶式、献華式などの奉納行事が行われる大法会。前回は1921年(大正10年)4月、「聖徳太子1300年御遠忌大法会」。まさに100年に1度の大事業である。「聖徳太子1400年御遠忌大法会 叡福寺 特別拝観」チケット情報叡福寺では奉納行事の一環として、4月10日(土)に東儀秀樹による雅楽奉納、5月9日(日)には野村萬斎らの狂言『太子手鉾』と、人間国宝のシテ方観世流・大槻文藏らによる新作能『聖徳太子』が奉納される。新作能は、作家・竹田真砂子が医師を志す青年と聖徳太子と母・妃との対話を軸に描き、大槻文藏の監修・演出・節附で2年がかりで制作。作品は、日本書紀を基本に太子の功績を盛り込みながら、コロナ禍を生きる現代人にも通じる物語となっている。これらは寄進者招待で締め切られ、一般の参加はできない。が、観劇を希望する声も多く、後日に動画配信などでの観劇に期待を。ほかの奉納行事は、期間中誰でも拝観することができる。また一般向けに、貴重な建造物と宝物の特別拝観を実施。金堂(府指定文化財)、聖霊殿(重要文化財)、宝蔵、絵伝の4か所を拝観できる特典付きだ。太子堂とも呼ばれる聖霊殿は、桃山時代末期の建築様式を持ち、聖徳太子16歳植髪等身像と南無仏太子2歳像が祀られている。金堂に祀られているのは、如意輪観音座像に弘法大師作と伝わる不動明王と愛染明王など。聖霊殿も金堂も通常は入ることができないが、今回は特別に拝観可能。さらに、南北朝から室町時代に製作された秘蔵の「聖徳太子絵伝」全8幅も公開される。太子生涯の伝記が大画面で色鮮やかに描かれた名品で、1か月間もの長期展示は貴重だ。1054年(天喜2年)に出現した太子の予言書「聖徳太子御記文瑪瑙(めのう)石」など、所蔵の寺宝が展示される宝蔵は通常も有料で拝観できるが、この機会にぜひ。特別拝観券の引換券は発売中。取材・文:高橋晴代
2021年03月22日上海蟹の名店「蟹王府(シェワンフ)」が、日本初上陸。東京・日本橋に日本1号店をオープンする。ミシュラン上海の星を獲得した上海蟹の名店「蟹王府」「蟹王府」は、ミシュランガイド上海の星も獲得した上海蟹の名店。世界的に著名な香港の美食家 蔡爛(チャイラン)は、その美味しさから「一生に一度は訪れるべき最高のレストラン」と太鼓判押している。日本初出店となる東京店では、ランチ・ディナーともに四季折々の素材をあわせた絶品の蟹料理を楽しめる。ランチでは、前菜、蟹肉入り小籠包、蟹肉を使ったご飯ものまたは麺類、本日のデザートを味わえるセットメニューと、8品が提供されるスペシャルコースをラインナップ。ディナーでは、蟹料理を心行くまで堪能できるをコース料理を多彩に揃えた。スペシャリテとして登場するメニューの中でおすすめは、活け蟹を特製ソースに漬けた後、マイナス40℃で急速冷凍させた「蟹王府特製氷結蟹」だ。芳醇な蒸留酒の香りに、メロンのニュアンスを感じる蟹肉と蟹味噌のシャーベットが口の中でとろけあう。その他、一皿に約20匹の蟹肉を使用した「蟹肉炒めポーピン添え」、蟹味噌に雄蟹の白子と雌蟹の内子を合わせ、香り米に混ぜて食べる「南蘇名物 夫婦蟹味噌ソースかけご飯」など多彩な蟹料理を用意している。モダンで洗練された店内店内は、ブルーとゴールドで統一されたモダンで洗練された空間。シャンデリアがともるテーブル席のほか、特別な日に使いたい個室も備えている。【詳細】蟹王府オープン日:2020年12月12日(土)住所:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井二号館1営業時間:ランチ 11:00~15:00、ディナー 15:00~23:00定休日:不定休/日曜日TEL:03-6665-0958■個室利用についてランチの食事代 1名15,000円以上合計金額60.000円から、ディナーの食事代 1名25.000円以上合計金額100.000円からの案內。
2020年12月25日東京国立博物館にある法隆寺宝物館で、9月29日(火)から10月25日(日)までの約1ヶ月間、『5Gで文化財 国宝「聖徳太子絵伝」 ARでたどる聖徳太子の生涯』が開催される。同展は、第5世代移動通信システム「5G」やAR(拡張現実)などの先端技術を活用して、文化財の新たな鑑賞体験を提案する、東京国立博物館、文化財活用センター、KDDIの共同研究プロジェクトの第1弾となるものだ。1069年に絵師・秦致貞によって描かれた国宝『聖徳太子絵伝』は、聖徳太子の生涯を描く絵伝のうちもっとも古いもので、かつては奈良・法隆寺絵殿の内壁にはめこまれていた。現在は東京国立博物館が所蔵しているが、長い年月を経て画面がいたんでいることから、展示ケース越しでは細かい描写を鑑賞することが難しいうえ、作品保存の観点から、年に1ヶ月ほどの限られた期間しか展示されていない。そんな貴重な文化財を、誰もが本来の魅力を体験できるようにと制作されたのが、1面あたり18億画素の高精細画像とARを用いたアニメーションのコンテンツ。それらが、5Gの高速低遅延な通信を活用することにより、ストレスなく鑑賞することが可能になった。会場内は、かつて『聖徳太子絵伝』がはめこまれていた法隆寺絵殿の、コの字形となった内壁と同じ配置で、全10面からなる原寸大の複製画パネルが設置されている。そこで鑑賞者が使用するのは、「魔法のグラス」と「魔法のルーペ」。5Gで文化財 国宝「聖徳太子絵伝」 ARでたどる聖徳太子の生涯()国宝「聖徳太子絵伝」(太子1歳、部分)平安時代・延久元年(1069)全10面のうち第1面東京国立博物館蔵太子誕生(1歳、研究員が監修し作画したイラスト)5Gで文化財国宝「聖徳太子絵伝」アニメーションより国宝「聖徳太子絵伝」(太子37歳、部分)平安時代・延久元年(1069)全10面のうち第10面東京国立博物館蔵太子の魂、青龍車で中国・衡山へ(37歳、研究員が監修し作画したイラスト)5Gで文化財国宝「聖徳太子絵伝」アニメーションより
2020年09月17日ロッテの人気アイス「モナ王」から、新作「モナ王 カスタードシュー」が登場。2020年5月18日(月)より全国発売される。食べごたえのあるアイスとモナカを一体化させた「モナ王」。新作「モナ王 カスタードシュー」は、そんな人気シリーズのアイスに、洋菓子の“カスタードシュー”の味わいを閉じ込めているのが特徴だ。モナカを一口かじると、シュー風味のアイスがとけだし、濃厚なおいしさが広がる。モナカの割れ目にそって、簡単に分けることもできるので、家族や友人とシェアして楽しむのもオススメだ。【詳細】ロッテ「モナ王 カスタードシュー」160ml 140円+税 ※希望小売価格発売日:2020年5月18日(月)発売地区:全国
2020年05月14日ティモシー・シャラメが英国王ヘンリー5世を演じるNetflix映画『キング』。この度、ティモシーの麗しき王族衣装から甲冑姿までとらえた本予告が解禁された。未来の英国王でありながら王室の一員としての暮らしを拒み、何年もの間、民衆に混じって自由気ままに生きてきた王子ハル(ティモシー・シャラメ)。しかし、国王である父の死後、ヘンリー5世として王位を継承した彼に突き付けられたのは、これまで避けていた厳しい現実。親友のアルコール依存症の騎士ジョン・フォルスタッフ(ジョエル・エドガートン)との人間関係や王室の過去のしがらみに悩みながらも、若き王は戦争と混乱の時代にたくましく成長していく。解禁された予告編映像では、ハルがヘンリー5世として王冠を被り、王族衣装に身を包む姿、さらに困難を乗り越えながら、甲冑に身を包みフランスとの壮大にして壮絶な戦争に身を投じていく姿が描かれていく。フランスの王太子を演じるのは、次の“バットマン”でもあるロバート・パティンソン、そしてハルの妃キャサリン王女をリリー=ローズ・デップが演じており、さらにショーン・ハリスやベン・メンデルソーンといった名優たちの姿も目にすることができる。ティモシー、初のキング役は「ポーカーフェイスで自分自身を守る力が必要」監督を務めたのは、ブラッド・ピット主演のNetflix映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』のデヴィッド・ミショッド。脚本家・映画監督としても活躍するジョン役のジョエルと共同で脚本を担当した。ミショッド監督は「ヘンリー5世を描いた作品によく見られる国家主義を誇張せず、権力や妄想、貪欲や傲慢、恐怖や家族を取り巻く困難な状況が、戦争を引き起こしかねないという部分に光をあてた作品です」と解説、シェイクスピアをはじめとした作品とは異なり、より人間ドラマに焦点を当てた作品であることを明かす。また、「ハル王子を演じるのはティモテしかいなかった」と監督に言わしめた主演ティモシーは、「これまでに参加した映画の中で最大規模の映画で素晴らしいストーリーだ。でも、監督は、スケールが大きくなったとしても事実に即したストーリーテリングをしているんだよ」とコメント。さらに「僕はこれまで、守られる必要のある感情的な役を演じることが多かったけど今回は全く違う。国を率いる王を演じるためには、ポーカーフェイスで自分自身を守る力が必要なんだよ」と、本作で新境地に挑戦していることを熱く語っている。Netflix映画『キング』は11月1日(金)よりNetflixにて独占配信。アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日ティモシー・シャラメが英ヘンリー5世を演じて注目を集める映画『キング』が、Netflixでの配信に先駆けアップリンク渋谷・吉祥寺にて10月25日(金)より劇場公開されることが決定した。第76回ヴェネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門でワールド・プレミア上映された本作。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ヘンリー四世」2部作や「ヘンリー五世」にインスパイアされたストーリーで、英国王である父の死後、王位を継承したハルの物語が描かれる。自由気ままな若き王子が、宮廷の問題や戦争、混乱の時代を経験しながら、国王としてたくましく成長していく。ハルこと若き日のヘンリー5世をティモシーが演じ、“新バットマン”ロバート・パティンソンがヘンリーと対立するフランスの王太子に。また、ヘンリー4世役をベン・メンデルソーン、フランスの王女キャサリン役としてティモシーとプライベートで交際中のリリー=ローズ・デップが出演しているほか、ジョエル・エドガートン、ジョーン・ハリスら豪華キャストが顔を揃える。Netflix作品では、第91回アカデミー賞で外国語映画賞、監督賞、撮影賞の3冠を受賞した『ROMA/ローマ』が2018年12月14日より配信され、2019年3月9日より全国のイオンシネマで公開された後、3月21日よりアップリンク渋谷・吉祥寺で上映された。配信で観た観客にも映画館でも観たいと支持された結果で、アップリンクでは6か月のロングラン。『キング』はそれに続く劇場公開となる。Netflix配給作品『キング』は10月25日(金)よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて公開。11月1日(金)よりNetflixにて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年10月10日神秘の聖剣エクスガリバー、これを引き抜いた者は王となるだろう――。神話時代のヨーロッパで生まれた有名なアーサー王伝説を元に紡ぎだす、新たな英雄譚。OSK日本歌劇団の最新作「円卓の騎士」が12月21日、大阪・近鉄アート館で開幕した。OSK日本歌劇団チケット情報王の息子として生まれながらも魔法使いマーリンに育てられた青年アーサーが、様々な試練を糧に真の王として覚醒していく様は、明快にして痛快。裏切りや隠された真実といったドラマや、聖剣を手にしたものが実力に関係なく最強になるという構図もゲーム的で面白い。ともすれば子供向けのおとぎ話に終始しそうな題材だが、そこはファンタジーの旗手、作・演出の荻田浩一。子供には痛快なヒーロー物語として、大人には示唆に富んだ奥深い作品として楽しめるよう手腕を発揮する。登場人物が出揃う1幕はテンポよく要点をまとめつつ、台詞では語りきれない役の心情やムードを歌やダンスが補い効果的。2幕では各キャラクターが真価を発揮する見せ場もあり、小気味良いエンターテイメントに仕上がっている。「僕はダメなんだ…」と両親の愛を知らず、どこか魔法使いマーリンに言われるがまま盲目的に人生を送る青年アーサー。王の証である聖剣エクスガリバーを手にした後も不安げな表情をのぞかせる。そんな揺れる主人公の心情を、主演の楊琳は澄んだ瞳で繊細かつ雄弁に物語る。なかでも、愛を知り加速度的に感情を解き放っていく2幕での変化は人が変わったよう。抜群の集中力で感情の振れ幅を表現している。ヒロインの王妃グウィネヴィアには舞美りら。アーサーの目を開かせる重要な役どころだ。舞美は登場から光を得たような存在感で場の空気を変えていく。愛嬌たっぷりのヒロインがアーサーと終盤、どんな愛の旅路を辿るのかも見所のひとつ。また、愛ゆえに混乱を招く好敵手ランスロットには翼和希。陽気で逞しい剣士ぶりが甘いマスクによくハマる。そして、アーサーの人生を左右するキーマンとして、魔法使いマーリンと湖の乙女の存在も外せない。マーリン役の愛瀬光は抑えた演技にも威厳を漂わせ、黒幕的キャラクターを造形。湖の乙女は作品の良心的ポジション。演じる朝香櫻子は、確かな表現力で観る者をファンタジックな劇世界へと誘う。人ならざるものの佇まいと幻想的な歌声はさすがのひとことだ。例えば、他国から異なる価値観を持ち込むヒロインや、魔術で生み出された騎士モードレッドには、移民問題や共生が進むAIの存在など、極めて今日的なテーマを深読みすることができる。と同時に「愛とは」「生きるとは」といった普遍的なテーマも届けられ、語り継がれる名作の所以を思わずにはいられない。とりわけ、アーサー王最後の台詞に託された、タイトルにも通じるメッセージは、あまりの純粋さに心洗われる思いだ。本編後にはプチショーも付いてお得感満載。家族での観劇にもぴったりの作品といえそうだ。公演は、12月27日(木)まで大阪・近鉄アート館にて、2019年1月24日(木)から27日(金)まで東京・博品館劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2018年12月25日松坂桃李(30)の“遊戯王オフ会”参加が話題を呼んでいる。これまでも大の遊戯王好きとして知られてきた松坂。12月14日には「週刊女性PRIME」のインタビューで、ドラマ「この世界の片隅に」(TBS系)の撮影が終わった後に「遊戯王のオフ会に参加していた」と告白。松坂といえば、今年は「不能犯」「娼年」「孤狼の血」といった話題の映画に続々出演。人気も実力もうなぎ上りとなっている。Twitterではそんな松坂がオフ会に参加していたことへの驚きを、それぞれ独特の言葉で表現している。《遊戯王のオフ会に出向く松坂桃李、ローマの休日のオードリーヘップバーンみたいやな……》《普段は王政で城に籠もっているけれど、民衆の間で流行している娯楽が好きで民衆と語り合いたい、と城を抜け出し酒場にお忍びで通う利発な若き王みたいな感じだな》《王女が下町で自分を知らない庶民と恋に落ちるアレじゃん》また記事では現場で会った男性が「僕のことを知らなくて」と明かしていたが、そのことへのツッコミも。《松坂桃李が遊戯王オフ会に参加してるのも草だし、オタク側が松坂桃李知らないのも草》《松坂桃李を知らない遊戯王オタク世間にどれだけ疎いんだよ》《松坂桃李知らない遊戯王オタク信頼に値しすぎるな》同日には19年の大河ドラマ「いだてん」(NHK総合)への出演も発表された松坂。来年はさすがに気づかれそう?
2018年12月14日将棋の藤井聡太七段(16)が10月17日、新人王戦で出口若武三段(23)を破って優勝した。新人王戦は若手を対象とした一般棋戦で、トップ棋士への登竜門とされている。各スポーツ紙によると藤井七段は新人王戦について「今年で最後のチャンスだった。優勝という形で卒業できたのは嬉しく思う」と明かしたという。さらに現在16歳2カ月である藤井七段は今回の優勝で、森内俊之九段(48)の持っていた17歳0カ月での新人王最年少記録を更新!実に31年ぶりの快挙だという。Twitterでは《新人王戦、参加できる最後のチャンスで優勝して、最年少優勝記録?意味分かんない位、凄すぎ!》《七段なのに新人王?って一瞬思ったけどまだ16歳だったなんだよなぁ》と感嘆する声が。さらに《後は最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)を更新出来るかどうか……道のりは険しいけど頑張ってください!》といった期待のエールが上がっている。最年少プロ棋士である藤井七段に、また新たな伝説が生まれた――。そこには自身の努力だけでなく、母・裕子さんの並々ならぬサポートがあるようだ。裕子さんは16年、本誌で奨励会に挑んだ際の“全面的バックアップ”についてこう回想している。「月に2回、名古屋から新幹線に乗って大阪の関西将棋連盟に通っていました。朝4時半に起きて朝食の準備をして、5時に聡太に食べさせて……。8時には将棋会館に到着するように、5時半には自宅を出発していました」さらに裕子さんは「私は、聡太の気が済むまで黙って見守るしかありません」と母としてのルールを明かしていた。「裕子さんは“見守る”という姿勢を一番大事にしているそうです。藤井七段の思うように勝負してもらうために、将棋にも一切口を挟みません。そこには自分の信じるままに勝負してほしいという、母の願いがあるようです」(スポーツ紙記者)これからの二人三脚にも期待したい!
2018年10月17日東京・池袋「サンシャイン シティ」内にある「ナンジャ餃子スタジアム」に出店している「包王(ぱおう)」は、多くのコンテストで受賞した「牛とん包(ぎゅうとんぽう)」を提供する人気餃子店。今回は、「包王」でいただける絶品餃子の魅力をご紹介します。数々のコンテストで受賞した人気餃子のお店“東京・名店餃子対決”で優勝し、2003年「ナンジャ餃子スタジアム」に初めて出店した「包王」。「ナンジャ餃子スタジアム」で行われた過去10年間に及ぶ人気投票では、53店舗中1位を獲得し「人気餃子王」として名を馳せています。2008年には、看板商品である「牛とん包」がモンドセレクション金賞を受賞。ほかにも数々の受賞歴を誇り、メディアでも多数取り上げられている行列ができる人気店です。餃子を焼くときのポイント餃子をうまく焼くには油の多さが大切になります。たとえば2~3杯の油で焼く餃子であれば、3~4杯の油を入れることでキレイに焼けます。最後に追い油 (上から油をかける)をすると、キレイな焼き目がつくそうです。白煙がでる直前くらいまでフライパンを熱しておいて、強火で焼きあげるのがポイント。「包王」では度々焼き加減を確認しながら、キレイな焼き上がりになるように調整しています。“日本三大和牛”近江牛がたっぷり!「牛とん包」“日本一おいしい餃子”を目指し、店主が3年かけて開発した「牛とん包(3個入り 470円、4個入り 620円)」。秘伝の豚骨スープや卵黄などを練り込んだ、もっちりとした食感の皮に、日本でもっとも歴史のあるブランド和牛“近江牛”を贅沢に使用した餡をたっぷり詰めた一品。大粒サイズの餃子は、噛んだ瞬間に肉汁が溢れ出し、口いっぱいに近江牛の旨みが広がります。こだわり抜かれた極上の味わいを、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。溢れ出すかごしま黒豚の甘み「豚とん包」「豚とん包(3個入り420円、4個入り560円)」の餡には、ブランド豚「かごしま黒豚」を100%使用。口に入れた瞬間、豚肉の甘みと旨みたっぷりの肉汁が溢れ出します。生姜の風味豊かなさっぱりとした餃子は、特に女性に人気。「牛とん包」との食べ比べを楽しむのもいいですね。トッピングトッピングは「ネギ塩・マヨペッパー・明太マヨ」の3種類から選べます。一番人気の「ネギ塩」はお店で独自に開発しており、ネギと玉ねぎをミキサーにかけてレモンで味をしめています。塩感がそこまで強くなく、さっぱりといただけますよ。「明太マヨ」は博多のバラ子をつかっているのでプチプチ感が楽しめ、「マヨペッパー」は胡椒が効いたスパイシーな風味が魅力です。餃子自体にしっかり味がついてるので、醤油などはつけなくてもおいしくいただけますが、味を変えて楽しみたいときはトッピングをプラスしてみてくださいね。「餃子フェス TOKYO 2018」に出店2018年10月31日(水)~11月4日(日)の5日間、東京・中野四季の森公園で開催される「餃子フェス TOKYO 2018」。「包王」では、「肉大盛 近江牛餃子」を提供します。名店の味が一度に楽しめる餃子好きにはたまらないフェスで、近江牛を使用した絶品餃子を味わってみてはいかがでしょうか。サブメニューと一緒にこだわり餃子を楽しんで肉汁あふれる大粒餃子が人気の「包王」。メニューには餃子と一緒にぜひいただきたい、ライス(220円)やビール(580円)、豚モツ煮込(680円)などが揃います。こだわりの餃子のおいしさを、思う存分堪能してみてくださいね。スポット情報スポット名:包王 池袋店住所:東京都豊島区東池袋3-1-3サンシャインシティワールドインポートマート2Fナンジャタウンナンジャ餃子スタジアム電話番号:03-5950-3250
2018年10月17日焼きたてチーズタルト専門店パブロ(PABLO)が全国に展開するパブロカフェから、期間限定「パブロパフェ‐岡山"晴王"の贅沢シャインマスカット-」が登場。2018年9月1日(土)より、パブロカフェ一部店舗にて販売される。チーズタルトはもちろん、様々な趣向を凝らしたカフェメニューにも定評のあるパブロ。今回考案されたのは、今が旬の岡山県産のシャインマスカット“晴王(はれおう)”を贅沢に使用した、1ヶ月間限定の新作パフェメニューだ。パフェグラスの底で鮮やかな緑色を輝かせているのはマスカットゼリー。その上に、カスタードクリームやヨーグルトホイップクリーム、アイスクリームを重ね、グラスの縁に半分にカットした大粒の“晴王”を華やかにトッピングすれば完成だ。爽やかなヨーグルトホイップやゼリーと、パチンと弾ける食感と甘い香りが魅力のシャインマスカット、その絶妙な組み合わせが楽しめる一品となっている。【商品情報】「パブロパフェ‐岡山"晴王"の贅沢シャインマスカット-」販売期間:2018年9月1日(土)〜2018年9月30日(日)価格:980円(税込)販売店舗:焼きたてチーズタルト専門店パブロ■カジュアルカフェ一部店舗越谷レイクタウンmori店/イオンモール新潟南店/金沢もりの里店/心斎橋オーパきれい館店/梅田HEP FIVE店/姫路店/神戸元町店■プレミアムカフェ道頓堀店2階
2018年09月01日ギリシャ悲劇の傑作『オイディプス王』が、この冬、『オイディプスREXXX』(オイディプスレックス)のタイトルで新たに立ち上がる。タイトルロールのオイディプスを演じるのは、歌舞伎俳優・四代目中村橋之助。オイディプスの妻であり実は母でもあったというイオカステには南果歩が扮する。歌舞伎以外の演劇に初挑戦する橋之助と、実力派の南のタッグ。何が待ち受けるのだろうか。2016年の親子同時襲名が話題となった橋之助。「父(中村芝翫)に守られてお芝居ができるという恵まれた環境にいるなかで、自分で勉強できる場所にも立ってみたいという思い強くなっていた」ところに今回の話があったという。その念願が叶ったのが、古典という枠組みでは歌舞伎と近しいギリシャ劇である。しかし、ことはそう単純ではない。これまでにない試みが、そこには待っているのだ。ひとつは、演出が杉原邦生であること。自身の劇団のみならず、歌舞伎を独自の視点で描く木ノ下歌舞伎でも注目される気鋭の演出家だ。南果歩が言う。「今年上演された『勧進帳』を拝見しましたが、本当に驚きました。作品の解釈の仕方、ビートの刻み方、あらゆるものが新鮮で。ギリシャ劇というと重いイメージがあると思いますが、人間の感情が放出される生き生きとしたものになるんじゃないかと思うんです」。橋之助から見ても、杉原は刺激的な存在であるようだ。「これまで何百回と見てきた『勧進帳』なのに、見過ごしてきたものを気づかされたような感覚がありました。そういう意味では、『オイディプス王』も、古典をただ新しく変えるだけではない何かがあるんじゃないかと楽しみなんです」。さらに、古代ギリシャ悲劇の上演スタイルにならい、今回は、橋之助、南、そしてもうひとりのメインキャストの宮崎吐夢の3人で、物語の主な登場人物を演じ分けることになる。タイトルの“XXX”には3人のキャストと劇中に象徴的に登場する3つの道を表している。「歌舞伎では同じ作品でも違う役を演じる機会があり、この役から見たらこの役はこう見えるんだなと気づくことがよくあります。今回はお客様にもそんな役の見え方の違いみたいなものを感じてもらえるように演じられたら」と橋之助。南も「舞台は性別も時間もすべて飛び越えられる自由な場所。その楽しさをぜひ味わっていただきたいですね」と付け加える。オイディプスとイオカステがなぜ悲劇的な運命を辿ることになったのか。新たな演出で真に迫る物語が紡がれそうである。公演は12月12日(水)から24日(月)まで、KAAT神奈川芸術劇場にて。取材・文:大内弓子
2018年08月23日ティモシー・シャラメ主演のNetflixオリジナル映画『The King』(原題)に、ロバート・パティンソンとリリー=ローズ・デップが加わることになった。6月1日(現地時間)からイギリスで撮影が始まるという『The King』(原題)は、ウィリアム・シェークスピアの「ヘンリー四世」「ヘンリー五世」をベースとして描かれる映画だ。ティモシーは若きハル王子ことヘンリー五世、やんちゃなハル王子を真の王へと導くフォルスタッフをジョエル・エドガートン、ヘンリー四世をベン・メンデルソーンが演じる。ジョエルは監督のデヴィッド・ミショッドと一緒に本作の脚本も手掛けている。そして、新たにキャストに加わるロバートはフランスの王太子、リリーはフランスのカトリーヌ王女を演じるようだ。ともにオーストラリア出身のジョエルとデヴィッドは、いままでにも共同で脚本を執筆しており、『奪還者』(’14)にはロバートが出演したことも。さらにデヴィッドが監督・脚本を担当した『アニマル・キングダム』(’10)にはベンが主演している。ジョエルとデヴィッドは、デヴィッドの作品をこれまで多数プロデュースしてきたリズ・ワッツと共同で本作のプロデューサーも務め、“デヴィッド・ファミリー”の色が強い作品になりそうだ。さらに、ブラッド・ピットも自身の製作会社「プランB」を通してプロデューサーとして参加している。『The King』(原題)は2019年に配信予定。(Hiromi Kaku)
2018年06月01日爆音映画祭も開催され話題となり、異例のロングラン・ヒットを記録している『バーフバリ王の凱旋』。この度、完全フル・バージョン、『バーフバリ王の凱旋』完全版【オリジナル・テルグ語版】の日本公開が決定し、新たな本ビジュアルも公開された。全米初登場第3位、世界興収300億円突破、ロッテントマト100%フレッシュなどなど世界でも話題となっている本作。日本では昨年12月29日に公開され、現在も日本各地でロングランを続け、2月のDVD・ブルーレイリリースおよびレンタル開始後もさらに勢いを増し、すでに興収1億3千万円を突破した。また本作は、多くのファンが現在上映中の141分インターナショナル版を絶賛しリピートするなか、本国インドで公開された「オリジナル完全版も観たい!」という声が多く寄せられており、その声に応えるべく、長期間の交渉の末、ついに“完全フル・バージョン”の日本公開が決定。製作会社ARKAメディアワークスおよびS.S.ラージャマウリ監督が認定しているオリジナル・テルグ語完全版の上映時間は167分。ヒロインのデーヴァセーナが歌い踊る楽曲「かわいいクリシュナ神よ」をはじめ、26分の初公開シーンがさらなる興奮と深い感動を呼ぶ。『バーフバリ王の凱旋』完全版【オリジナル・テルグ語版】は6月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2018年04月06日市内ロケには6万人が集結2018年3月22日(木曜日)に豊橋鉄道市内線でラッピング路面電車「陸王号」の運行がスタートしました。「陸王号」は、2017年10月から12月にかけて放映された連続ドラマ「陸王」のDVDとブルーレイの発売を記念して運行されるラッピング電車。「陸王」は豊橋市内でロケが行われており、中でも主要なシーンのひとつである「豊橋国際マラソン選手権大会」は駅前大通や広小路通、市役所前など市内線沿線で撮影を敢行。エキストラや見物客を含めのべ6万人以上がロケ地周辺に集まり、迫力のマラソンシーンが撮影されました。関連イベントも開催日は小児運賃が無料2018年4月8日(日曜日)には「ええじゃないか豊橋 市電の日イベント」が開催されます。豊橋駅南口駅前広場をスタートしドラマのロケ地をめぐる「『陸王』豊橋ロケ地めぐりウォーキング」が実施され、ゴールとなる赤岩口車庫ではミニほっトラム乗車やロケの撮影風景写真の展示が行われます。イベント当日は市内線(路面電車)全線で小児(小学生)運賃が無料。ヤマサちくわ、豊橋カレーうどんなどのグルメ屋台も並びます。「陸王号」は2018年5月6日(木曜日)まで運行。「陸王」のDVDとブルーレイは2018年3月30日(金曜日)に発売されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※豊橋市のプレスリリース/PR TIMES※豊橋市
2018年03月30日本邦初、巨匠ベラスケスの傑作7点が出品黄金期といえる17世紀スペインを代表するのみならず、西洋の美術史上もっとも傑出した画家のひとりであるディエゴ・ベラスケス。マドリードのプラド美術館では、彼が残したおよそ120点のうち、46点を所蔵していますが、国民的画家としての重要性から、まとまった数で貸し出される機会は極めて限られています。本展には重要作ばかり7点が出品され、日本で開催される展覧会では過去最高の作品数です。うち4点をここではご紹介します。バルタサール・カルロス(1629-46)はフェリペ4世の長男として生まれ、広大なスペイン帝国の王位後継者として国中の期待を一身に背負って育てられました。本作は、フェリペ4世がマドリード市外に作らせたブエン・レティーロ宮殿の心臓部「諸王国の間」で、両親である国王夫妻の騎馬像に挟まれて扉口の上を飾っていたものです。5-6歳の王太子は落ち着き払って指揮棒を掲げ、凛々しく馬の両前脚を高く上げて王国の未来の確かさと明るさを強調しています。しかし王太子は王位を継ぐことなく、16歳で早逝しました。背景の風景はマドリード郊外のグアダラマ山脈を描いたもので、それを描き出す流麗でよどみのない色彩、そして写実性は本作にスペイン風景画史における傑出した地位を与えています。ベラスケスの主君であり、稀代の美術コレクターとしてスペイン王室に膨大な絵画コレクションを築いたフェリペ4世(1605-65年)。トーレ・デ・ラ・パラーダの「王のギャラリー」を飾っていたこの肖像では、その場にふさわしく狩猟服を身に付け、猟銃を持ち、猟犬を従えて戸外に立つ姿で表されています。狩猟は単に王族の嗜みであっただけでなく、戦争のための訓練でもあり、その腕前は統治者の軍事的責務と力量を示すものでもありました。ベラスケスの近代性は、ここに華美な装飾や狩りの獲物などを描いていないだけでなく、像主が国王であることを示す一切の道具をも排除し、一人の男を極めて率直に、しかし威厳をもって表している点にあります。これは主にセビーリャで活躍した17世紀スペインを代表する彫刻家モンタニェース(1568-1649年)の肖像です。宮廷風の衣装に身を包んだ彫刻家は肖像を制作中に手を休め、鑑賞者の側に視線を向ける姿で表されています。線描のみで荒描きされた制作中の像は、髭の形などからフェリペ4世であることが明らかです。鑑賞者の側には肖像のモデルがいるはずの場面設定も含め、これを《ラス・メニーナス》に描かれる、ベラスケスの自画像の原型と見なすこともできます。故にこれは単なる彫刻家の肖像ではなく、彫刻が絵画同様に知的創造であり、高貴なる自由学芸の一分野であると称揚しているものと解釈されています。当時の宮廷では障害を持つ矮人や道化たちが「慰みの人々」として仕えていることが常で、ベラスケスは彼らの肖像を数多く制作しました。「バリェーカスの少年」として知られる本作の像主は、本名をフランシスコ・レスカーノと言い、王太子バルタサール・カルロスの遊び相手として宮廷に暮らした矮人でした。ここでベラスケスは堅苦しい王候の肖像画のしきたりから解放され、構図や人物のポーズ、表情などにおいて先例のない新たな試みを行っています。短い脚や大きな頭部といった特徴を大ぶりの筆致で包み隠すことなく表しながら、それでいて像主には国王や貴族と何ら変わらぬ、一人の人間としての尊厳が与えられているのです。展示概要ベラスケスが宮廷画家として活躍した当時のスペインは、他にも多くの芸術家を輩出するとともに、国王らにより未曾有の規模で芸術の擁護と収集が行われ、絵画の黄金時代が築かれました。とりわけ、ベラスケスを宮廷画家としたフェリペ4世は3000点を超える美術作品を集めたメガコレクターでした。本展は、「芸術」「知識」「神話」「宮廷」「風景」「静物」「宗教」の7つの章で構成され、スペインだけではなく、イタリアやフランドル絵画の作例を加えて、61点の油彩画と9点の資料によって、17世紀のマドリード及びスペインの国際的なアートシーンを再現します。開催概要東京展会期:2018年2月24日(土) – 5月27日(日)会場:国立西洋美術館 [東京・上野公園]〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7開館時間:午前9時30分~午後5時30分(金、土曜日は午後8時)休館日:月曜日(3/26(月)、4/30(月)は開館)主催 国立西洋美術館、プラド美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網、BS日テレ後援 スペイン大使館お問合せ:TEL.03-5777-8600 (ハローダイヤル)兵庫展会期:2018年6月13日(水) – 10月14日(日)会場:兵庫県立美術館 [神戸市]〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1HAT神戸内主催 兵庫県立美術館、プラド美術館、読売新聞社、読売テレビ後援 スペイン大使館お問合せ:TEL.078-262-0901無料観覧券を5組10名様にプレゼント
2018年01月20日テレビドラマ「クズの本懐」で主演を務め、同時期に放送されていたアニメ「クズの本懐」へも声優として出演するなど、マルチな才能を発揮し幅広い活躍をみせる最旬若手俳優の桜田通が、今度はスマートフォンゲーム「異世界でカフェを開店しました。」に出演!異世界の王太子役で声優を務めていることが分かった。桜田さんは、デビューしてまもなくミュージカル「テニスの王子様」で主役の座を射止め一躍注目の的に。その後は、映画『劇場版さらば仮面ライダー電王ファイナル・カウントダウン』での主演や、「サムライ・ハイスクール」「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」、映画『BECK』『神さまの言うとおり』『orange』、「こえ恋」「HOPE~期待ゼロの新入社員~」「グッドモーニングコール」「嫌われる勇気」と、挙げだせばキリがないほど多数のドラマ・映画作品に出演。最近では主演を務めた「クズの本懐」での好演が記憶に新しい。今年は、浜辺美波と北村匠海(DISH//)のダブル主演で贈る『君の膵臓をたべたい』に出演しており、今後の活躍に大きな期待が寄せられる、いま追いかけておくべき若手俳優のひとりだ。そんな桜田さんが、今度はスマートフォンゲーム「異世界でカフェを開店しました。」にて声優に挑戦!原作は、シリーズ発行部数累計37万部を超える人気小説。物語の主人公・理沙は、突然、ごはんのマズい異世界にトリップしてしまう。「もう耐えられない!」と、食文化を発展させるべくカフェを開店。うわさはたちまち広まり、カフェは大評判に!妖精のバジルちゃんや、素敵な仲間に囲まれて、異世界ライフを満喫するクッキング・ファンタジーが展開される。桜田さんは、本作のタイトルを見たとき「『食材にはスライムを使うのかな…』とRPGのような異世界を想像していました(笑)」と思ったそうだが、実際に読んでみて「『頑張って料理をしていきたい』『人をもてなしたい』という、人間の素敵な部分は異世界でも同じなんだなと思いました。 あとはやっぱり、キャラクターたちがカッコ良くて可愛いし、目の保養にもなりました!」と印象を語る。普段は“俳優”として幅広い役を演じる桜田さんだが、“声優”として演じることに難しさを感じたという。「『声優』という言葉自体、『声』という文字が使われていますよね、『俳優』と違って。まさにその通りだなと、収録を通して思いました」「例えば、怒るシーンを撮影するとき、僕みたいな俳優は、身振り手振りを使ったり、大きな声を出して怒鳴ったり、 体全部を使って『怒る』を表現します。僕の演技を見てくれるお客さんたちも、僕の全部を見て『この人は怒っているんだ』と感じてくれる。でも、声優さんは『声』だけで『怒る』を100%表現しないといけない」「その表現は、普段やっている俳優業と明らかに違う点なので、 すごく難しかったです」。桜田さんが演じたのは、異世界の王太子・エドガー。立ち振舞や身につけた教養は完璧な、まさにキラキラの“王子様”キャラクターだが、「エドガーの優しいところや、普通の人ではなく王子という気品のあるイメージを、僕の中で膨らませて収録させていただきました」と役作りについて明かした。最後に、「普段、僕はいままで俳優をやってきたんですけど、そこを抜いて、エドガーの声をやっている1人の人間として、この声が皆さんに届いて、『良いな』『エドガーってこんな感じだな』と少しでも思ってもらえたり、エドガーというキャラクター自体を好きになってもらえたりしたら、それが一番嬉しいです」「僕のことではなく、エドガーのことを愛して、この作品のことを愛してください」と、役への愛情たっぷりのメッセージを寄せた。公式サイトでは、桜田さんがエドガーを演じたサンプルボイスも公開中。“声優”という新たなフィールドでも輝く桜田さんの声と一緒に、異世界でカフェ運営を楽しんでみては?(text:cinemacafe.net)
2017年04月29日