生理3日目の仕事中のこと。私はナプキンを替えるためにトイレに向かいました。そこで、ズボンとショーツを脱いだ際に目にしたのは……。 経血がズボンまで染み、真っ赤にトイレに行った際、ナプキンから経血が溢れ、下着をはじめズボンまで経血が染みていることに気づきました。経血が漏れているとわかったときは思わず「えっ」と声が出てしまい、驚きから動きが止まってしまった私。気持ちを落ち着かせようと、一旦トイレットペーパーで下着やズボンを拭きましたが、汚れは落とし切れず……。下着やズボンの着替えは持ってきていなかったため「どうしよう……」と困ってしまいました。 また、このとき私は淡い色のズボンをはいていました。経血のシミが目立つ色で、もしかしたら周りの人に気づかれていたかもしれないと思うと、落ち着けませんでした。 同期にSOS!ちょうど昼休憩の時間だったこともあり、休憩の時間を使って新しいズボンを購入しに行こうかと考えましたが、さすがに経血のシミが付いたズボンで外に出る勇気はなく……。そのため、恥をしのんで同じ部署の同期に電話をかけ、事情を説明し新しい下着とズボンの購入をお願いしました。 同期は「災難だったね」とやさしくフォローしてくれ、快く引き受けてくれました。その後、トイレまで着替えを持ってきてくれ、私は受け取りお礼を伝えました。同期のフォローに心があたたかくなり、「これで一件落着だ……」と肩の力が抜けたところで、ふと「今まで経血が漏れることはなかったのに、今日に限ってどうして漏れてしまったんだろう」と疑問に。 そして新しい下着にナプキンを着けようとポーチからナプキンを取り出したとき、手にしたナプキンに違和感を覚えました。「あれ? なんかいつもより小さい気がする」と思い、ナプキンのサイズを確認すると、普段使っているサイズより3cmほど小さいサイズのナプキンを使っていたことに気付いたのです。 原因はナプキンのサイズミス!経血漏れの原因は、普段購入しているナプキンのサイズから小さいものを購入してしまったこと。いつも使っている大きさの物と3cmしか変わらなかったため、使っているときも気づきませんでした。 今思うと、このナプキンを購入した際、ちょうど値引きがされており、「お得だ!」とちゃんとサイズを確認せず買い物カゴに入れてしまった記憶があります。パッケージも似ていたので「同じ物」と思い込んでしまったようです。 改めて自分の体にフィットするナプキンを使うことの重要性を理解し、たかが3cmされど3cm……を実感したのでした。 普段、何気なくナプキンのサイズを選んでいましたが、それが自分にとっては「体にフィットする物」だったことも気づけました。ナプキンを購入する際はサイズまでをしっかり確認し購入しようと心に決めた経験です。また、今回の失敗は、仕事が忙しくこまめにトイレに行けなかったことも要因の1つとしてあると思います。忙しくても、1時間おきくらいにはトイレに行ったほうがいいと感じました。 このときは幸い、会社の椅子などに汚れはついていなかったので、最悪のケースは免れましたが、迷惑をかけてしまった同期には今も頭が上がりません。 著者/あすまる作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年04月19日生理が遅れると多少なりとも不安を感じるという方も多いはず。周りの人に話すべきかも考えてしまいますよね。そこで今回MOREDOORでは、「生理が遅れていることをパートナーに話しますか?」というアンケートの結果をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。生理が遅れると不安になりますか?【調査期間】2024年03月12日〜25日【調査方法】MOREDOOR編集部によるインターネット調査(アンケート調査)【調査人数】20代30代の女性70人生理が遅れていることをパートナーに話しますか?多数派だった「生理の遅れをパートナーに話す人」の意見「遅れている」と話したときのパートナーの反応は?少数派だった「生理の遅れをパートナーに話さない」人の意見生理が遅れているとき、パートナーにどう寄り添ってほしい?1人で抱え込まないで大丈夫生理の遅れについては、婦人科や産婦人科、レディースクリニックなどで専門家に相談ができますので、近所のかかりつけ医をぜひ見つけてみてくださいね。オンラインクリニックでも相談可能です。身体の悩みに限らず、いざという時には日頃からのパートナーとの対等な関係性が大切なのかもしれません。女性たちの本音を、皆さんはどう感じましたか?※監修:森女性クリニック院長、森久仁子※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOO編集部)調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2024年3月14日〜25日調査対象:20〜30代の女性70名
2024年03月31日私は普段、ネットで生理用ナプキンを買っています。ところがあるとき、ナプキンを切らしてしまったため、やむなくドラッグストアに行くことに。すると、店内には驚くべき配慮があって……。 久しぶりにドラッグストアへ行くと…?私は日ごろ、ネットで生理用ナプキンを買っています。ところがあるとき、家のストックを切らしてしまいました。ちょうどそのとき生理がきていたので、ネットの配達を待つよりも店舗に買いに行ったほうが早いと考え、ドラッグストアへ行くことに。 しかし、久しぶりにドラッグストアを訪れたため、まずナプキン売り場を探すのが大変でした。店内でいくら探しても生理用ナプキンが見当たらない……と思っていたら、店内に「生理用ナプキンは女性用化粧品と一緒に2階で売っています」と書かれた看板を見つけたのです! 1階をぐるりと回ったあとにこの案内を見つけ、私は2階へと向かいました。 レジに行ってもっとびっくり!「ナプキンを買うとき男性に見られるのが嫌な人もいるから、女性用化粧品と一緒に2階に売られているのかもしれない」。そう考えると、店側の配慮に思わず感心してしまいました。 そして2階に着き、店の奥のほうにあった生理用ナプキンを見つけ、カゴに入れてレジに向かいました。するとそこで、もう1つびっくりすることがあったのです。 それは、レジの店員さんから「紙袋にお入れしましょうか?」と聞かれたことでした。 店舗での配慮に感謝店員さんからの問いかけにびっくりしながらも、私はその発言を聞いて「透明のビニール袋にナプキンを入れて持ち歩くのを恥ずかしいと思う人がいるかもしれないから『紙袋に入れましょうか?』と聞かれた」と解釈しました。 このとき、持ち帰り用に使おうと自宅からエコバッグを持参していた私。その袋は透けるタイプの袋ではなかったので「紙袋はいりません」と断ったのですが、売り場での陳列の工夫に加えて、買ったあとのことも考えてくださる店側の配慮を、とてもありがたく感じた出来事でした。 久しぶりにドラッグストアに生理用品を買いに行った私。お店ではさまざまな人の気持ちを考え、買いやすくする工夫をしていることを知って、非常に驚きました。最近はこのように店舗側が工夫してくださっているようで、とてもありがたく思うのですが、少しずつ「ナプキンを買うことは恥ずかしいことではない」と思える人が増えて、男性の前でも堂々と生理用品を買えるような、女性が生きやすい世の中になったらいいのにな……とも思います。 著者/nanoka22作画/おみき 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年03月29日あなたは自分の生理周期を知っていますか?生理周期とは、生理が始まった日から次の生理が始まるまでの期間のこと。生理周期を把握することは、自分の身体を知ることに繋がります。この記事を通して、正しく生理周期について学びましょう!監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。問題です!解説!正常な生理周期は25〜38日間で、6日以内の変動がある場合もあります。また「生理」と呼ばれる膣からの出血は、3〜7日間持続します。生理周期は、さまざまな影響を受けるもの。ホルモンのバランスや卵巣の機能、生活環境・ストレスの影響など……。人によっても月によってもバラツキがあるので、自分自身の特徴を知ることが大切です。周期が不規則だったり、長期間にわたって不正出血が続いたりする場合、婦人科医に相談しましょう。生理周期を記録しよう!生理周期は、スマホのアプリやノートを使って記録することが可能です。記録することで、身体の異変に早く気づくことができるでしょう。まずは、次の項目を記録してみましょう。・生理の出血があった日・経血量・不正出血があった日次のような項目を記録するのもおすすめです。・基礎体温・頭痛や生理痛などの生理に伴う症状や生理前の症状・ピルの内服有無・性交渉の有無・日々の気持ちの変化これらを記録することは、PMS(月経前症候群)や妊娠可能性の把握に繋がります。また、産婦人科を受診した際に、医師の診察の判断材料になることもあるでしょう。変化に気づこう!生理周期を記録すると、からだの変化に敏感になります。女性特有の健康管理や妊娠計画などに役立てることもできるでしょう。記録を通して、毎日を快適に過ごせるヒントが見つかるかもしれません。ぜひ毎日の習慣に取り入れてくださいね。ライター草案助産師:MellowingCokeめい※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一(MOREDOOR編集部/イラスト:ちり)
2024年03月16日私が20代だったころのある朝、体調の変化を感じて「そろそろ生理かな」と思い、ナプキンを着けて出勤しました。予想通り午前中に生理が始まり、「ナプキンを着けておいてよかった」と安心したのですが、思わぬピンチが訪れて……。 予備のナプキンを入れたと思ったのに…出勤してからトイレに行くと、生理が始まっていました。「家を出る前にナプキンを着けておいてよかった」と胸を撫でおろし、不安を抱くことはなく私はそのまま仕事をすることに。 昼休みに入り、ナプキン交換をしようとかばんをあけると、入れたと思っていたナプキンがどこにも見当たりません。「入れるのを忘れてしまったんだな」と思いましたが、こういうときのために会社のロッカーにも予備の生理用ポーチを置いてありました。そのため、私はロッカーへ。しかし、ロッカーの中に入れていたポーチをひらくと……なんと中身は空っぽ。前回使ったあとに補充しておくことをすっかり忘れていたことに気づいたのです! もう、さっきまでの余裕はどこへやら。会社は市街地から離れた場所にあり、近くにコンビニはなく、電車やバスの接続も悪いので家に戻る時間もありません。社内には女性もいるのですが、皆さん、自分よりかなり年上の方ばかりで、「生理用品を持っていませんか?」と尋ねる勇気が出ませんでした……。 仕方なくナプキン交換をせずにいたら…結局どうすることもできなかったのですが、「もともと初日はそれほど経血が多くないほうだし」と思い、ナプキン交換をしないまま仕事を再開。ここからの時間はとても長く感じられ、終業時間が遥か彼方のように思えました。 夕方になり、ようやく終業が近づいてきたころです。2人の男性と同じ部屋で仕事をしていると、1人がチラチラとこちらを見ていることに気づきました。そして私が顔を上げると男性はボソッと「なんか……かぐわしいニオイがしない?」とひと言。 その言葉に、私は顔がカッと熱くなりました。生理のニオイだと指摘されたわけではありませんが、「私のことを言っているのだろう」と感じとってしまったのです。しかし私は何も言えず、ただうつむくことしかできなくて……。終業時間になると、逃げるように会社をあとにしました。 ナプキン交換できなかったことの弊害がニオイとして出てしまうとは……。しばらくは気まずくて一緒にいた人たちと顔を合わせられませんでした。経血漏れはしていませんでしたが、やるせない気持ちでいっぱいに……。勇気を出して先輩たちに声をかけてみればよかったかなと思うのと同時に、生理用ナプキンは使ったらしっかり補充しなくてはと反省した出来事でした。 ※長時間ナプキンを交換せずにいると、雑菌が繁殖してムレやかぶれ、かゆみなどが起こるリスクがあります。デリケートゾーンを衛生的に保つために、ナプキンはこまめに替えるようにしましょう。 著者/木鈴しの作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月12日学生時代のこと。私はアルバイト中にぽろりとナプキンを落としてしまい、赤面した経験があります。なぜナプキンを落としてしまったのか、そしてどうしてナプキンを落としたことに気づいたのかというと……。 ポケットにナプキンを入れる私は学生時代の夏休みに、学童保育施設でアルバイトをしていました。学童にやってくる子どもたちの年齢は小学校1年生から6年生まで。子どもたちはいつも元気いっぱいで、そんな元気な子どもたちを相手にするため、私は動きやすいようにアルバイト中は常にジャージを着ていました。 アルバイトと生理期間がかぶった際は、ジャージのポケットに生理用ポーチごとイン。ロッカーに戻らずともトイレに行ってすぐにナプキンが交換できるようにしていました。 そんなある日の朝のこと。この日は新しくおろしたジャージを着ようと思っていました。しかし、おろしたてのジャージのポケットには、私が使っていた生理用ポーチが入らなかったのです。 そこで私は仕方なくポーチからナプキンを出して、ナプキンをそのままポケットに入れて子どもたちの元へ。子どもたちとの遊びに夢中その日は常に活発な小学生を相手に一緒に外で走ったり、お話しをしたり、ゲームをしたりと大忙し。 そして私は、朝にジャージのポケットに入れたナプキンのことをすっかり忘れて子どもたちの相手に夢中になっていました。そんなとき……。「何か落ちてる」子どもたちと一緒に遊んでいたとき、3年生のある男の子から「先生、何か落としたよ」と言われたのです。何かと思い見てみると、なんとそこには私が朝にポケットに入れたはずのナプキンが!「いつの間にポケットから落ちたの!?」と私は驚いてしまいました。 遊んでいる間にポケットからぽろっと落ちたようでしたが、子どもたちと遊ぶことに夢中でナプキンが落ちたことに気がつかなかったようです。私は恥ずかしさで顔が真っ赤になる思いでした。 そして平静を装い、「なんだろうね。先生が拾っておくね」と私は何事もなかったようにさっとナプキンを拾ってポケットへ。ナプキンについて子どもにどう説明したらいいのかわからず、このときはとっさに誤魔化したような反応をしてしまいました。 私はこの件以降、ポケットにナプキンを入れなくてはいけないときは、ナプキンが落ちていないかを時々確認しながら、子どもたちの相手をすることに。そして、次にジャージを買うときには、きちんと生理用ポーチが入るサイズのポケットがあるものを選ぼうと決意したのです。 著者/nanoka22作画/加藤みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年02月25日高校生のときの話です。生理が終わりかけだった私は、登校前、制服のセーターの裾にナプキンを隠しトイレに向かいました。当時、私はナプキンを持ってトイレに入る姿を父親に見られるのが恥ずかしかしく、生理のときはこそこそとトイレに行くことが多かったのです。しかし、このときまさかの体験をすることに……。 今思い出してもとても恥ずかしく、生理用ポーチに入れるなどしておけばよかったと後悔した出来事です。そして、当時は思春期だったこともあり、父親にナプキンや生理用ポーチを見られたら恥ずかしいと思っていた私ですが、今思うと、そこまで恥ずかしがることはなかったのになと感じています。 原案/袴田ゆりあさん作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年02月10日食卓や飲食店などで用いる使い捨ての紙製ナプキン。食事で手や口が汚れた時に、紙製ナプキンがあるとさっと拭き取ることができるので、便利ですよね。紙製ナプキンを使ったアート飲み会に参加していた、おおみや ゆう(@ohmiya_you)さんは、紙製ナプキンで『あるもの』を作ったところ、大盛り上がりしたそうです。X(Twitter)に投稿された1枚の写真をご覧ください。紙製ナプキンが踊るバレリーナに生まれ変わっていました!1枚の紙製ナプキンから作られた作品は、飲み会の席で注目されること間違いなしですね。今にも踊り出しそうな躍動感あるバレリーナに、同席した人をはじめ、多くの人が驚いたことでしょう。投稿を見た人からは「すごい!飲み会やイベントなどで絶対に盛り上がる」「昔よく作ってた。懐かしい」などのコメントが寄せられていました。紙製ナプキンから生まれたバレリーナ。食事の席でさりげなく登場したら、思わず歓声を上げてしまいそうです。[文・構成/grape編集部]
2024年02月08日女性のみなさんを憂鬱にさせる月経。そんなブルーデーに欠かせないアイテムと言えば、ナプキンです。でも、他の人が使っているナプキンの種類やポーチの中身は、意外に聞く機会がないですよね。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、ナプキンについてリサーチしました!何種類のナプキンを使い分けている?©高橋あやか※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。まずは、月経時に何種類のナプキンを使用しているか、聞いてみたところ、もっとも多かったのが、「2種類」と回答した人で44%、次いで「3種類」が33%、「1種類」が17%でした。一方で、「ナプキンを使用しない」と回答した人も6%いました。最近は、吸水ショーツや月経カップなど、ナプキンに代わるアイテムもいろいろあるので、そういったものを使用しているのかもしれませんね。複数のナプキンを使っている人たちには、どのように使い分けているのかを教えてもらいました。まずは、「2種類」のコメントを見てみましょう。「1、2日目は多い日用、それ以降は普通用」(36歳・専門職)「低容量ピルを飲み始めてから経血量が少ないので、多い昼用と少ない昼用の2種をストックしている」(38歳・主婦)「昼用・夜用」(34歳・会社員)2種類派のほとんどは、「多い日用と少ない日用」、もしくは「昼用と夜用」のどちらかのパターンで使い分けていました。続いて、「3種類」と回答した人のコメントも見てみましょう。「多い昼用、少ない昼用、特に多い日の夜用と3種類を使い分けている」(37歳・専門職)「多い日、少ない日、夜用の3種類」(39歳・主婦)「多い日用と少ない日用2種類」(26歳・会社員)こちらもパターンはみなさんほぼ同じで、多い昼用、少ない昼用、夜用で使い分けていました。私は、以前は3種類を使っていたのですが、タンポンを併用するようになってからは、多い昼用を使わなくても済むようになり、昼用と夜用の2種類派になりました。ナプキンの買いだめは難しい…続いて、自宅にどれくらいの月経用ナプキンをストックしているか聞いてみました。「トイレの棚がそんなに大きくないので、月経のたびに買うくらいしかストックしていない」(38歳・主婦)「あまりストックせずに1か月に1度買う」(40歳・専門職)「1パック使い切りそうになったら買い足す」(42歳・会社員)多くの人が、1パック程度のストックで、月経のたびに買い足しています。トイレの収納棚など、ナプキンの置き場所は限られているので、大量にはストックしておけないというのが理由のようです。多めにストックしているという人でも、月経2~3回分程度でした。また、災害時用に予備として多めに買ったことがあるという人もいましたが、普段用として使い切ってしまったというエピソードも。買いだめしてストックしておくのは、意外に難しいようです。私は、何でも少し多めに用意しておかないと不安になるタイプなので、3~4パックをまとめ買いし、トイレの棚に入りきらないものは、洗面所の収納棚にしまっています。ナプキンを常に持ち歩く派?持ち歩かない派?続いて、月経用ナプキンをポーチ等に入れて持ち歩くかを聞いてみたところ、81%の人が「月経時だけ持ち歩く」と回答しました。「月経の有無に関わらず持ち歩く」と回答した人は、少数派で6%でした。13%の人は「その他」と回答しています。「その他」のコメントもチェックしてみましょう。「月経予定日が近くになったら持ち歩く」(37歳・専門職)「家と会社のどちらかにいることが多いので、持ち歩きはせずに会社に置いている」(36歳・会社員)確かに、普段いる場所がある程度固定されていて、あちこち移動しない場合は、ナプキンを持ち歩かなくても済みそうです。私は、月経予定日の1週間ほど前になると、普段から持ち歩いているポーチに、1枚だけコンパクトなナプキンを入れるようにしています。月経が始まったら、ナプキン用のポーチを持ち歩きます。みんなのポーチの中身は? 月経時に欠かせないナプキン以外のアイテム多くの人が、月経用ナプキンをポーチに入れて持ち歩いているようですが、意外と他人のナプキンポーチの中は覗いたことがないですよね。みなさんに、ナプキンポーチの中身を具体的に教えてもらいました。「ナプキン2枚、タンポン」(37歳・専門職)「ナプキン3枚程度」(34歳・会社員)「ナプキン4枚、タンポン4本」(40歳・会社員)ナプキンの数は2~4枚程度という人が多いようです。外出の頻度や時間の長さによっても、少し差が出るかもしれませんね。私は、4~5枚のナプキンと、タンポン3本をポーチに入れておくのですが、この量を入れておけば、途中で補充することなく、1回の月経はだいたい乗り切れています。ナプキンのほかにも、持ち歩いているという声が目立ったアイテムがありました。「ロキソニン、胃薬」(31歳・会社員)「痛み止め」(40歳・専門職)生理痛に悩む人は多いようで、痛み止めの薬を欠かさず持ち歩いているという声が目立ちました。外出先で急に痛みを感じた時でも、薬をポーチに入れておけば安心できますね。ブルーになりがちな日も快適に!ナプキンリサーチいかがでしたか? 最近は、ナプキン以外のアイテムもいろいろとありますが、月経時にナプキンが欠かせないという人はまだまだ多いよう。普段なかなか聞けない、みなさんのナプキン事情を知ることができたのではないでしょうか。ぜひ、みなさんのエピソードを参考に、ブルーになりがちな月経時も快適に過ごしてください。© Mari Matayoshi/AdobeStock文・高橋あやか
2024年02月05日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、生理中も快眠するためのTIPSです。生理中は腹痛やモレの不安などが重なり、睡眠の質が下がってしまう人も多いのでは?寝室の環境を整え、痛みや経血対策も万全にして、ぐっすり快眠する方法を伺いました。温かくして長めに寝て体を十分にいたわろう。生理前から生理中にかけて、眠気はあるのによく眠れないという人も多いはず。これは生理周期によって変動する、女性ホルモンの影響によるもの。「排卵後から生理直前の黄体期は、眠気を強くするプロゲステロンの分泌が盛んになり、体温が高めの状態が続きます。私たちの体は深部体温を下げながら眠りにつきますが、黄体期は体温が下がりにくいため、寝つきが悪くなったり途中で目が覚めたり、睡眠の質が低下しやすいのです」(快眠セラピスト・三橋美穂さん)多少の個人差はあるが、三橋さんによると20~30代の女性に必要な睡眠時間は7~8時間ほど。さらに生理中は30分~1時間ほど長く寝るといいそう。「普段睡眠不足の人も、なるべくいつもより長めに寝るように心がけ、睡眠の質の低下を時間で補うようにしましょう」熟睡するためには、生理痛やモレ対策も必須。冷えて血流が滞ると痛みが悪化するので、布団の中を温め、腹巻きやカイロ、湯たんぽなどでお腹や腰を保温しよう。「入浴もおすすめですが、生理中に湯船に浸かることに抵抗がある人は寝る前に足湯をしてみては。足先をしっかり温めることで全身の巡りがよくなって生理痛もやわらぎ、深部体温が下がりやすくなって深い眠りにつながります」経血のモレが心配な人は、タンポンや夜用ナプキンのほか、もしもに備えて防水シーツも併用して、安心して眠れる環境づくりを。「モレたらどうしようと不安を抱えたままだと、交感神経が優位になって睡眠が浅くなりかねません。また、ナプキンを取り換えるために途中で起きるのも睡眠の質が下がるので避けたいもの。寝る姿勢は、生理痛や経血の伝いモレが気になるときは横向きで、仰向けがいい人は大きめの枕などで背中に少し高さをつけると腰の負担が緩和され眠りやすくなるでしょう」生理中に限らず、熟睡できているかの判断の目安になるのは、日中のパフォーマンスだという。「日中に眠くなることなく気分よく動けていれば睡眠が十分にとれています。1週間ごとに睡眠時間を変え、日中の体調やパフォーマンスを確認して自分に最適な睡眠時間を見つける方法を試しても」日頃忙しく睡眠不足になりがちな人は生理のときだけでも体を休める意識を持ってと、三橋さん。「生理中はむくみやだるさなどの不調も出やすい時期だからこそ、自分をいたわり慈しむ機会にしてほしいです。瞑想やアロマなども取り入れ、リラックスして心地よく眠れるように自分なりに工夫してみてください」Good Sleep TIP 01 寝相で快眠!生理痛は寝相で緩和できる。抱き枕を脚にはさんでも。お腹や腰が痛いときは、横向きで少し丸まって寝るとお腹の筋肉がゆるみ、腰に負担もかかりにくい。「抱き枕もおすすめです。腕と脚を預けられて脱力でき、ラクなポジションで快適に眠りやすくなります」Good Sleep TIP 02 アイテムで快眠!心地よく安心して眠れる環境づくりを助けるグッズを紹介。【ニールズヤード レメディーズ】グッドナイトピローミスト枕やシーツにひと吹きして安らぐ香りでリラックス。ラベンダーやカモミール、ゼラニウムなど、眠りを誘うアロマを独自ブレンドしたミスト。香りの効果で心を落ち着かせ、安眠へ。45ml ¥3,300(ニールズヤード レメディーズ TEL:0120・316・999)【まもら騎士(ナイト)】生理用オーバーシーツ万が一、経血がモレても寝具が汚れない!敷布団を経血汚れから守る全面防水加工のセーフティシーツ。軽量・コンパクトだから旅行先でも重宝。汚れが目立たないネイビーカラー。165×70cm ¥2,178(西川お客様相談室 TEL:0120・36・8161)【トゥルースリーパー】セブンスピロー ウルトラフィット背中まですっぽり支えるビッグ枕で心地よい睡眠を。低反発素材で頭から背中までやわらかく支え、仰向けにも横向きにもフィットする設計で睡眠時の体の負担を軽減。[シングル]約W90×D68×H10cm ¥16,800(ショップジャパン TEL:0120・631・096)【ソフィ】超熟睡(R)ショーツ オーガニックコットン 特に多い夜用 MLサイズショーツとナプキンが一体化。ズレやモレの不安を解消。ショーツ型の、はくナプキン。腰まで全面ガードで後ろモレを防ぎ、デリケートゾーンの上層はオーガニックコットンを使用。肌にやさしいはき心地。4個入り¥660(ユニ・チャーム TEL:0120・423・001)三橋美穂さんメディアや講演で睡眠の重要性や寝具の選び方、快眠メソッドを発信し、枕などの快眠グッズのプロデュースも。著書に『眠トレ! ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣』(三笠書房)など。※『anan』2024年2月7日号より。イラスト・二階堂ちはる取材、文・熊坂麻美(by anan編集部)
2024年02月04日父と娘と私の3人でショッピングモールに行ったとき、タイミング悪く生理がきてしまいました。ゆっくり買い物をする予定でしたが、突然の生理にナプキンもなく、ズボンにも少し経血がついてしまって落ち込む私。そんな私に父がとった行動とは……。 突然きた生理私は田舎に住んでいて、車で2時間ほど走ると少し大きなショッピングモールに行くことができます。その日は、私と父と娘の3人でショッピングモールへ出かけていました。少し早めに昼食をとり、トイレを済ませてから買い物をする予定で、食後に娘とトイレに行くと、なんと生理がきてしまっていたのです。 予定日はまだ先だったため手元にナプキンはなく、確認すると下着とズボンにも少し経血がついています。私のテンションは一気にガタ落ち……。 仕方なく、トイレを出てから父に生理がきたことを伝えることにしました。 ナプキンの種類を的確に聞く父すると父は、「必要な物を買ってくるからここで待っていなさい」と言い、娘を連れてあっというまにどこかへ行ってしまいました。 私が父の行動に呆然としてしまっていると、父からすぐに電話が。なんと父はショッピングモール内のドラッグストアに入ったようで、「欲しいナプキンの銘柄は? 羽つき? 羽なし?」と聞かれました。そして、私がいつも使っているナプキンを伝えると、父は会計をするからと一方的に電話を切ったのです。 父の口から「ナプキンは? 羽は?」なんて言葉を聞く日がくるとは思ってもいなかったので、驚きや感心……いろいろな感情が混ざり、なんとも言えない気持ちでした。 60歳を過ぎた父のやさしさするとまた父から電話がきました。「服はMサイズでいいのか?」と。今度は服屋さんにいるようで、「Mで大丈夫」と伝えると、また先ほどのように電話が切れました。言葉はぶっきらぼうな感じもするため、やさしいのかやさしくないのかわからない父ですが、60歳過ぎの男性が娘のためにナプキンと替えの下着と服を買おうとしてくれたこと、ひとりで行くには勇気が足りなくて娘を連れていったのかなと思うと、なんだかほっこりもしました。口元がゆるむのを我慢しながら待っていると、ナプキンと生理用の下着、替えの服を持った2人の姿が。 私は買ってきてくれた物を受け取り、トイレで着替えを済ませ、その後、無事予定通りにショッピングモールで買い物をすることができたのでした。 ドラッグストアでも服屋さんでも、父は「娘が生理になって……」と説明をしていたらしく、「恥ずかしい思いをした」と父は言っていましたが、そんな説明をされた私のほうが正直恥ずかしいです。ですが、突然の生理に困っていた私にとって、父の行動はまさに神対応! とても助けられたので、父の小言はそのまま受け入れた私だったのでした。 著者/神谷 まりな作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年02月04日これは私が大学生のときのお話です。友だちが私の家に泊まりにきたとき、友だちが生理になってしまいました。しかし、私の家には昼用のナプキンしかなくて……。 昼用ナプキンしか使ったことがない私この日は、友だちが私の家に泊まりにきていました。友だちは急に生理になってしまったようで、「ナプキンをもらってもいい?」と聞かれた私。「もちろん! これでいい?」と言って昼用ナプキンを渡したのですが……彼女は「夜用はないかな?」と申し訳なさそうに言うのです。 実は、経血量が少なめの私はこれまでに昼用ナプキンしか使ったことがなく、夜用ナプキンの存在は知っていたのですが、購入したことがなかったのです。 私は友人に事情を説明し、それから私たちは急きょ、家の近くの薬局まで夜用ナプキンを購入しに行くことになりました。 友人から夜用ナプキンをもらったけど…そして翌日、帰宅するタイミングで友だちから「昨日買ったナプキンさ、あげるから使ってみてよ」と声をかけられ、夜用ナプキンをもらうこととなったのです。 友だちは電車で私の家まできてくれていました。「たしかにナプキンをパックごと持ち歩くのは荷物になっちゃうか……」と考えた私は、友人に「ありがとう」と言って夜用ナプキンを受け取り、自宅に置いておくことに。 夜用ナプキンを使ったことがない私はこのとき、「これからも使う機会はないだろうし……いつか誰かにあげよう」と思っていました。 しかし、それからしばらく経って生理がきた日、私は昼用ナプキンの残りが少ないことに気づきました。そこで私は、友だちが置いていった夜用ナプキンを初めて使ってみることにしたのです。 夜用ナプキンを使って…衝撃!商品にもよると思うのですが、友だちにもらった夜用ナプキンはとってもふかふかで、私は思わず「昼用ナプキンと分厚さも違うし、安心感があって夜ぐっすり寝ることができそう!」と感激してしまいました。 実際に夜用ナプキンをつけて就寝し、翌朝、トイレでナプキンの様子を見てみると、「お! めっちゃ吸収してる!」と感動。 しかしよくよく考えると、私の場合は経血量がそこまで多くないため、「まだ吸収してくれそうだけど、汚れているから新しいものに交換しないとなあ……なんだかもったいないなあ」と感じてしまいました。 夜用ナプキンには感動しましたが、私には昼用ナプキンが合っているのだと改めてわかった経験でした。 このことがきっかけで、その後は薬局に行ったときにナプキンの商品を意識的に見るようになり、思っていたよりたくさんの商品がお店に並んでいて驚きました。私は昼用ナプキン、友だちは夜用ナプキンといったように、人それぞれ合うナプキンも違うのだと学びになった出来事です。 著者/松谷えりな作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年01月21日初めて生理がきてから約15年。私は今まで友人と生理の話をしたことがありませんでした。しかし、久しぶりに会う友人たちと、あるきっかけで生理の話をすることになったのです。すると……。 思わぬ告白小学校からの友人と3人でごはんに行く約束をしていた前日のこと。久しぶりの再会で楽しみにしていると、友人から連絡が。「生理痛で寝込んでいて。延期してもいいかな」というものでした。 私自身、生理が重いタイプなので心配になり、すぐに「大丈夫だよ。お大事にね」と返信。同時に、小学校からの友人ですが、「彼女が生理が重いなんて知らなかった」と感じたのです。 知らなかった友人の生理事情スケジュールを変更し、後日友人たちと会うことができました。久しぶりの再会に会話が弾み、とても楽しい時間を過ごしていた際、私はふと生理痛のことを思い出しました。そして、彼女に「そういえば、生理痛は大丈夫だった?」と聞くことに。すると友人からは「うん、大丈夫。ありがとう。実は、昔から生理痛がひどいんだよね。昔よく休んでたのも生理痛が原因だよ」と思わぬ言葉が返ってきたのです。 たしかに友人は休みがちでしたが、当時「体が少し弱いのかな」としか思っておらず、まさか生理痛が原因だったなんてと驚いてしまいました。私も生理痛でよく休んでいたことを伝えると、「知らなかった」と驚く友人たち。喘息などの持病については学校の先生を通してお互いなんとなく知っていることもあったのですが、生理については知らないことが多いなと改めて感じた瞬間でした。 生理は人それぞれそんな話をしていると、もう1人の友人から思わぬひと言が。「私、生理痛がまったくないの。共感してあげられなくて……ごめんね」と。なんと彼女は生理痛を経験したことがなく、経血量もそれほど多くないようで、どのような痛みかもわからないそうです。 個人差はあれど、生理痛は誰もが経験したことがあるものだと思っていたので驚きました。小学校からの友人でお互いのことはよく知っている私たちが初めて話した「生理について」。これをキッカケに、私たちはお互いの生理の話で盛り上がり、生理中はどう過ごしているのか、困ったことはどう解決しているのかなどお互いの知見を共有し合いました。 思い返すと、思春期のころはなんとなく生理の話をしづらいなとも感じていました。話を聞くと、友人たちも同じ気持ちだったようです。一緒にトイレに行った際に持ち物で「生理なんだな」と気づく程度。大人になってからも、生理は身近なことだからこそ話題に挙がらなかったのかもしれません。そんな生理の話を、長い付き合いの友人たちと共有し合ったことで新たな発見があり、これからも長く付き合っていく「生理」について改めて考えるきっかけとなりました。 著者/水谷ユリ作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年01月17日中学生のとき、生理用ナプキンをかばんから取り出すことに恥ずかしさを感じていた私。友人に協力してもらってあることを実行した結果……!? ナプキンを見られたくない中学生のころ「ナプキンは絶対に人に見られてはいけない」という意識があった私。過去にナプキンを持っているところを見た男子から「生理なの?」とからかわれ、女子からも「生理なんだ」という目で見られているように感じることがあったからです。 そのため、休み時間にコソコソとナプキンをポケットに入れたり、ポーチをおなかに忍び込ませたりしていましたが……毎回とても大変です。あるとき友人同士でその話題になり、「どうすればバレずにナプキンをかばんから取り出せるか」について話し合うことになったのです。 連携プレイそして実際に話し合った作戦を実行する日がやってきました。私はクラスの仲良しメンバーに「女の子の日でトイレに行きたいから……アレ実行してもらってもいい?」とお願いすると、友人はかばんからナプキンを取り出す私を囲って隠してくれました。生理になった人のかばんの周りでおしゃべりをして、かばんからナプキンを取り出している姿を隠す作戦です。 大人になった今でも…無事にナプキン交換をすることができた私は、友人に「ありがとう! みんなのおかげでスムーズにナプキンを取り出せたよ」と報告しました。みんな喜んでくれたことを覚えています。大人になってから、当時のような連携プレイでナプキンを取りに行くことはしませんが、あのときのような神対応がほしいなと思うときもあります。 今思い出すと、中学生だった私たちの行動はかわいいものだなとほほ笑ましくなります。生理用ナプキンをかばんから取り出すだけなのにみんなを巻き込んで……。友人たちと協力して悩みを解決した、いい思い出です。 著者/松谷 えりなイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年12月31日大人になった今では生理中に寝る際、新しいナプキンに替えたか、ナプキンはズレていないかなど細心の注意を払っていますが、中学2年生のときの私はそこまで気にしていませんでした。そのため、ある失敗をしてしまうことに……。そのときの母の対応は今でも私の記憶に残っています。 朝起きてプチパニックこれは私が中学2年生のときの生理中の出来事です。初潮は小学6年生でやってきたので、何度か生理を経験し、「生理にも慣れた」と思っていた私。 そんな日の朝、目覚ましに起こされると、パジャマが濡れている感覚がありました。慌てて起き上がりおしりとシーツを確認すると、なんと経血の汚れが。これまで就寝時の経血漏れを起こしたことがなかった私は、焦りでプチパニックになってしまって……。 母の神対応私は5人家族で、弟2人と父、母と住んでいました。当時、思春期真っ只中だった私は母の厳しさに反発することも多くあり、母に言ったら「怒られるのではないか」という思い、男性である父や弟たちには「経血漏れを見られるなんて絶対に嫌」という思いがありました。そのため「どうしよう……」と悩んでしまって……。すると、なかなか起きてこない私を起こしに母がやってきました。 母は私を見て、「起きてるじゃん。なら早く降りてきなよ」と言い残して去ろうとしましたが、私の様子を見て異変に気づいてくれたよう。 厳しい母に「だらしない」と怒られてしまうとは思ったものの、母に打ち明けるしかないと思った私は、半泣き状態で「ベッドもパジャマも血で汚しちゃった……」と母に伝えることに。すると、一瞬で状況を理解したのであろう母は「わかった」とひと言。 母はサッと汚れたシーツを外し、私の着替えをポイッと渡してくれ、「今日は大サービス。布団は家族みんなにわからないように洗うし、パジャマも下着も丸めて置いといて。今日はお母さんが全部やっとく!」と、言ってくれたのです。普段、「自分でやりなさい!」とよく言う母からの意外な言葉にビックリもしてしまいました。 その後、私は普段通りに学校へ。学校から帰宅すると布団もパジャマもいつも通りに。弟たちの帰宅より前にこの状態にしてくれていたんだろうなあと、「ありがとう」の気持ちでいっぱいになりました。 何事もなかったのは母のおかげその日、母は何事もなかったように振る舞ってくれ、普段通りに過ごすことができました。家のことをしながら経血で汚れたシーツやパジャマをきれいにして、完璧にセッティングするのは大変だったはずなのに……。 初めての就寝中の経血漏れは気持ちが大きく落ち込みました。ただ、普段は厳しい母が私の気持ちを組みとって、ささっと行動してくれたことがうれしかったです。私にとって神対応でした。当時、反抗期だった私ですが、この一件で「いつも厳しいのは、私のことを思ってのことだったんだ」「母にもっとやさしくしなきゃ」と、 母の偉大さを実感したのでした。 著者/松谷 えりな作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2023年12月13日私はナプキンの捨て方について、妹から怒られたことがあります。生理中にお風呂に入る際、使用済みナプキンのテープがきちんと止まっていなかったのです。開いて中身が見えている私のナプキンを発見した妹から言われたのは……。 ナプキンが開いていて…私が実家で暮らしていた大学生時代のことです。わが家では、生理中にお風呂に入るとき、使用済み生理ナプキンを脱衣所のゴミ箱に捨てていました。このゴミ箱はビニール袋をセットするスタンドのみの、フタがないタイプでした。 いつものように私が入浴を終えたあと、次に妹が脱衣所へ入っていくと……その直後、私を呼ぶ声が。怒っている様子に嫌な予感がしながら私が脱衣所へ戻ると、妹から「ゴミ箱の中にある、お姉のナプキンが開いていて気持ち悪い!」と言われたのです! 見るとたしかにナプキンが開いたままで、経血が見えていました。私はいつも通りにくるっと丸めてテープで止めたつもりでしたが、きちんと止まっていなかったのです。 妹から「気持ち悪い」と言われて反省そのときは、「気持ち悪い」とハッキリ言われたことにイラっとして、妹とは喧嘩に。しかし、少し時間をおいて考え直してみると、私も妹と同じように、嫌な思いをした経験があることを思い出しました。 高校生のころ、学校のトイレでナプキンを捨てようとサニタリーボックスを開いたとき、テープがきちんと止まっておらず、中身が丸見えのナプキンが目に入ったのです。 そのときの私は「うわ! 気持ち悪い! 何でちゃんと止めてくれないんだ!」と強く不快に感じました。 反省して気を付けたこと自分が嫌な思いをさせられたのと同じことを妹にもしてしまったと反省した私は、妹に謝罪。それからは、家の中でも外でもテープをしっかり止めて、うっかり中が見えないように、さらにナプキンをティッシュやトイレットペーパーで包んでから捨てるようにしました。 ちなみに、外出先のトイレで誰かの開いているナプキンを見てしまったときは、その上からトイレットペーパーをかぶせて、自分もそれ以上見なくていいようにしています。 以前は、家で捨てる自分の使用済みナプキンのことを大して気にかけていなかった私でした。しかし、妹から直接クレームを受けたことで反省し、今では「家族であってもナプキンの中身が見えないようにするのはマナーだ」と考えています。ナプキンについて「自分は不快な思いをしたくないし、誰かにもさせたくない」という気持ちを忘れずにいようと思っています。 著者/ココロナナコ作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年12月04日私が初潮のころからずっとお世話になっている「生理用ナプキン(以下ナプキン)」。昔と違って、今は消臭機能が付いたり、オーガニックなものが出てきたりと、いろいろなタイプが手軽に手に入るようになりました。それどころか、布ナプキンや吸水ショーツなど、紙製の生理ナプキン以外の選択肢まで出てきた今日このごろ。実際に私がいろいろな生理用品を試してみて、最終的に何を選んだのか、その体験をお伝えしたいと思います。選択肢が増えたことで脱ナプキンを考えるように子どものころから経血量が多く、苦労してきた私。高校でタンポンデビューしてからは、長い間ナプキンとタンポンの併用で乗り越えてきました。しかし最近、ネットやメディアなどを通して月経カップなどの新しい選択肢があることを知り、私も脱ナプキンを考えるようになりました。私が脱ナプキンを考えた理由は、大きく3つです。1つ目は、ナプキン使用に伴うマイナス面の解消。具体的には蒸れてかゆくなる、トイレで交換するときの音が気になる、においが気になる、かさばる、買い物が大変などです。また、私は血を見るのが大の苦手なので、毎回トイレで大量出血を見るのが本当につらいのです 。そのため、交換回数を減らして血を見る回数を減らしたいと思いました。2つ目は、生理ナプキンには吸水ポリマーが使われていると知ったから。吸水ポリマーは経血吸収に役立つそうなのですが、一般的な冷却シートにも使われているのだとか。冷え性で苦労している私は、生理中は常に股に冷却シートを貼っている状態!? と驚がくし、可能であれば避けたいと思いました。そして3つ目は、サスティナブルへの配慮。ナプキンは再利用不可能で、毎回大量のごみが出ますが、布ナプキン、月経カップ、吸水ショーツはどれも再生可能。洗って使えばお財布にも地球にもやさしい。まさに、時代に合った製品だと思いました。私が感じた新しい選択肢のメリット・デメリット私が「脱ナプキン」のために選んだ「布ナプキン」「月経カップ」「吸水ショーツ」の3つを実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを紹介します。【布ナプキン】メリットは肌触りの良さ。柄や大きさといった選択肢の多さです。デメリットは、外出先で取り換えて持ち帰るのに気をつかうこと。時間がたつほど汚れが落ちにくくなること。つけ置きの際、水が真っ赤に染まって気持ちが悪いこと 。生理中濡れているのがわかる上、蒸れやかゆみが起きること。ナプキンに比べると吸収力も劣り 、私の大量出血は防ぎ切れませんでした。【月経カップ】メリットは、ナプキンの不快感を解消してくれたことです。蒸れやかゆみ、におい、交換時の音などはすべて解消してくれました。デメリットは、出し入れの大変さ。出すときに液体の血液を見なければならない上、勢い良く飛び出て辺りに血が飛び散ったことも……。外出先でも交換時に洗わなければならないのがひと苦労でした。また、入れるときに少し痛みを伴います。慣れればスムーズに入れられるようになるのでしょうが、私は失敗が多く、入れ直さなければならないこともありました。【吸水ショーツ】メリットは、吸収力。普通のショーツと同じ見た目で、2日目でも漏れなしでした。蒸れやかゆみも起こらず、臭いも気になりません。また、私は黒色を購入したこともあり、血を見なくて済むのはうれしかったです。デメリットは、洗うときに水が真っ赤に染まって気持ちが悪いこと。もちろん、つけ置きしても真っ赤になります。実際に試してみて出した私の結論今回、ナプキンとは違う3種類の生理用品を使ってみましたが、使う物によって生理期間の過ごし方を変える必要があるのだなと思いました。初めての物を使うときは「漏れないだろうか」という不安が多く、何度もトイレに行って確認したりして、落ち着いて生活ができませんでした。また、ちょっとした事件もありました。フタ付きのバケツに布ナプキン入れて脱衣所の隅に置いてつけ置きしておいたのですが、子どもがバケツを倒してしまい、真っ赤な水が脱衣所中にあふれました。床に置いてあった白いマットが赤く染まり、子どもは大パニック。つけ置きするにあたり、子どもがいる場合は対策が必要だと痛感しました。そのようなこともあり、ナプキン以外の3つの生理用品にはメリットもありましたが、私にとってはナプキンがベストという結論に。なので、生理用品としては、ナプキンとタンポンの併用をこれからも続けることにしました。新しくプラスしたアイテムも1つだけ大きな変化が。日々の下着を吸水ショーツに変えました。吸水ショーツはいつ始まるかわからない生理を待ち構えるにはうってつけのアイテムですし、ちょっとの尿漏れにも対応してくれます。ただし、アンモニア臭に対する消臭効果はないと思われるので、あくまでも水分を抑えるという目的で私は使っています。おかげで40代になってからは生理周期が乱れ、いつ生理になるのかとドキドキして予定日が近くなると万が一に備えてナプキンを当てている日々でしたが、そのような悩みからも脱しました。肌触りも良く、普通のショーツとまったく同じ外見なので、普段使いにぴったり。また、今までは生理時にサニタリーショーツを使っていましたが、今は吸水ショーツを使っています。万が一のときにガードしてくれるかと思うと、非常に心強い相棒となりました。多少漏れた経血を吸っていても少量なので、水が真っ赤に染まることもありません。まとめ今回私は3種類の新しい生理用品を試してみました。実際に使ってみると、その良さと悪さが体験できます。今回、生理用品としてはどれも選びませんでしたが、吸水ショーツと出合ったことで、普段の生活が快適になりました。40代になってから特に悩んでいた、ちょっとした尿漏れや生理周期の乱れに対し、気持ち良く対応できるようになったのは、とてもうれしい変化です。また、私には小さい娘がいるので、大きくなって初潮を迎えたときには、「こんな選択肢があるよ」と実際に体験させてあげようと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/おんたま著者/おおさわ (40歳)長野県在住。低体温&極度冷え症脱出めざして、温活に夢中。
2023年12月04日初めてナプキンやタンポンを使用するとき、使い方がわからず戸惑った経験はありませんか?中には、使い方を聞きたくても、恥ずかしくて聞けなかった方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「ナプキンとタンポンを使用して焦ったエピソード」をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。28歳、会社員のAさんの場合……ナプキンは、下着に貼り付けて使用するものだと知らずに、毎回内股に挟んで下着を上げていました。タンポンは、連続使用すると雑菌による感染症の恐れがあることを知りませんでした。また、入れ方がよくわからず、中途半端に入れてしまい、漏れているような感覚がありました。そのときの心情は?ナプキンについては、「やけによくズレるな」と思っていて、よく服に経血が付いてしまい、恥ずかしい思いをしました。タンポンの使い方は習っていなかったので母親に教わりたかったのですが、恥ずかしくて聞けませんでした。性教育にどんなことを期待しますか?ナプキンの正しい付け方やタンポンの使用方法を教えてほしいです。また、生理痛が辛いときには、病院に行くことが選択肢の一つにあることも伝えてほしいと思います。(28歳/会社員)正しい情報を……ナプキンやタンポンの使用方法がわからず、戸惑ったというエピソード。Aさんのように漏れているような感覚は、「タンポンが正しい位置に入っていない」「経血の量とタンポンのタイプがあっていない」などが考えられます。ユニ・チャームのHPには、タンポンの使い方ガイドが記載されています。このようなサイトから正しい使い方の知識を身につけておくと、安心して過ごせるかもしれませんね。皆さんも、「ナプキンやタンポンを使用して焦った」経験はありませんか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修:森女性クリニック院長、森久仁子(MOREDOOR編集部)
2023年12月02日私は営業職に就いています。毎日忙しく、生理中の外回りはトイレに行けるタイミングを気にしなければなりません。特に生理2日目は頻繁にナプキン交換が必要になるので気をつけていたはず……だったのですが……。 大事なプレゼンと生理2日目が重なった!仕事を順調にこなしていたある日、私は大きなプロジェクトを任されることに。初めて責任のある仕事に抜擢されたのがうれしく、張り切ってプレゼンの準備を進めました。 そしてプレゼン当日、準備を完璧にして先方の会社に向かった私。しかし緊張のあまり、この日生理2日目だということをすっかり忘れてしまっていたのです。 なんとか乗り切った…けれど!?プレゼンが始まり説明をしていると、経血がドッと出る感覚が。このとき生理であることをすっかり忘れ、行くはずだったトイレに行けていなかったことを思い出したのです。プレゼンは質疑応答の時間含め、およそ3時間ほど。その間も何度か経血が出る感覚があり、漏れていないかと正直頭の中は生理でいっぱい。それでもなんとかプレゼンを終えることができました。 しかし、自分のプレゼンが終わって安堵したのも束の間、そのまま着席して打ち合わせをすることになってしまったのです。「どうしよう、座ったら絶対にナプキンから溢れて漏れてしまう」……感覚でナプキンがすでに限界を迎えていたことがわかりました。ただ、取引先の会社の方がたくさんの人がいる中で、トイレに行きたいとも言えません。結局、私はほぼ中腰で打ち合わせをし、なんとかその場を切り抜けました。 もし盛大に漏らしていたら…打ち合わせが終わってすぐに、私はコンビニでショーツとストッキングを購入。そのまま駅のトイレに駆け込むと、ガードルまで漏れてしまっていました。 幸い、プレゼンは立っておこなっていたことと、打ち合わせも中腰で乗り切ったためか、スカートまでは染みていない様子。もし、経血漏れをしていたらプレゼンが台無しになっていたかも、と思うとぞっとしてしまいました。 仕事が忙しかったり拘束時間が長かったりすると、どうしてもナプキンの交換ができないケースがあり、だからこそこまめな交換は気をつけていたはず。……だったのですが、緊張のあまり生理であることをすっかり忘れてしまっていた私。仕方のないことだとしても、生理のトラブルは、自分だけでなく周りの方にも迷惑をかけてしまう可能性があります。大事なときこそ、余裕をもって行動することが大切なのだと、改めて生理中の仕事については気をつけるようになりました。 著者/和花 彩花作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年11月28日女性であれば“生理の悩み”は誰しもあるのではないでしょうか。しかしその悩みは、辛い症状以外にもあるようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「生理の貧困」から、ワンシーンをご紹介します!本作品は、生理をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つことも検討してみてくださいね。監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。A子を勉強に誘うも……A子は“生理”の症状がきつく、先に帰ることに。生理用品の話に……生理用品を“高い”と認識していなかった主人公。しかし、A子は自分なりに工夫して生理用品を大事に使っているようで……。生理用品について考え直してみると……調べた結果……生理用品を支援してくれるサポート事業もあった!経済的な理由から、生理用品の購入に苦労している人もいます。このように困っている人を支援するサービスがあるようですね。毎月くる生理と、身体面・精神面だけでなく経済面でも上手に付き合うために、どんなサポートが執り行われているか調べてみるとよいかもしれません。もし、あなたの周囲に経済的理由で生理について悩んでいる人がいたら、どうしますか?※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この漫画はフィクションです※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。■作画:ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年11月27日皆さんは、生理と予定が被ってしまった経験はありますか?なかには、パートナーとお泊まりの約束をしていた日に生理がきた人もいるようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「お泊まりの日に生理が……」から、ワンシーンをお届けします。本作品は、生理をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つことも検討してみてくださいね。準備したのに……彼に連絡をすると返信が……彼の家に着き……生理に理解を示してくれたパートナーお泊まりをする日に生理が被ってしまった主人公。パートナーに事情を説明すると、主人公の体調を気遣う返信が。生理に理解のあるパートナーの対応に主人公は感謝するのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです■作画:原ぱらこ■脚本:佐藤ちと(MOREDOOR編集部)
2023年11月26日人によって異なる生理の大変さ。なかには、動けなくなるほど生理が重い方もいるようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「生理重子の日常」をご紹介します。本作品は、生理をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には生理の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。生理の重さは、周囲になかなか理解されません……。生理中のある日、体育の授業を我慢して出席しました。すると授業中に倒れてしまい、保健室で休むことに……。いつ来るのかわからない……?この漫画に読者は……『中学の頃は特にデリケートな時期なので、自分自身も生理痛が重いことを理由に部活休んだり自ら言い出しくいことだったなと。我慢しちゃうことも多々ありました。』『保健の先生の無理してはダメという言葉も生徒だけではなく、多くの人に広まってほしいなと思いました。』『自分も結構重い時はすごくつらかった時期もあって、我慢をしていたら体調が酷くなり婦人科へ行へ。2年半ほどかかってようやくよくなりました。ありむりはしないほうがよいです。』など、様々なコメントが寄せられました。その後は……生理の悩みを保健室の先生に相談し、生理不順であることが判明した重子と軽井。そして、先生は生理不順が続く場合は早めに婦人科を受診することが大切であることを教えてくれました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたりしたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。■作画:原ぱらこ監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月22日ananフェムケア連載「Femcare file」。今回のテーマは、多い日の経血漏れ対策。経血量が多い日や就寝中、頼りになるショーツ型ナプキン。色や厚みをブラッシュアップしたNEWアイテムをご紹介します。【大王製紙】エリスショーツM~L 昼・夜 長時間用 ブラックカラー9月末に発売したばかりのブランド初となるショーツ型ナプキン。着用時のゴワゴワ感を軽減し、下着のようなはき心地を叶えるために、厚さ2.9mmの超うす型吸収体を採用。吸収体は背面まであるので360度しっかりガードしてくれ、夜用ナプキン3枚分※の高い吸収力。経血量が多い日やなかなかトイレに行けない日中、就寝中など、昼夜問わずさまざまなシーンで、漏れの心配を軽減してくれる。また“オムツっぽさ”を軽減する、ブラックカラーも大きな特徴。糸ゴムを採用した立体構造がほどよくボディにフィットし、日中もアクティブに活動できる設計。本体はクールな印象のブラック、個包装は中身が見えにくいダークグレーを採用し、見た目もスタイリッシュ。2個入り、4個入り 共にオープン価格(エリエールお客様相談室 TEL:0120・205205)商品の魅力を深掘り!多い日の不安を抱える女性に、夜も昼も安心して過ごせるショーツ型ナプキンを。エリエールの生理用ナプキン「エリス」ブランドから、初のショーツ型が誕生!大王製紙 フェミニンケア・商品開発部の竹澤裕美さんと、大王製紙 フェミニンケア・ブランドマーケティング部の出野結香さんに、開発秘話や商品特性などアイテムにかける想いをお伺いしました。竹澤裕美さん(以下、竹澤):ショーツ型ナプキン自体はすでに流通していて、経血量が多くて通常のナプキンだと漏れへの不安がある方から、すでに支持されているアイテム。しかしユーザー調査では、オムツっぽい見た目や厚みが気になるという声も。そういった見た目のイメージや着用感への課題をクリアした商品が求められているのではと思い、1年以上かけて開発に取り組みました。出野結香さん(以下、出野):色については、社内外の女性へのヒアリングで、普段のショーツでも愛用している人が多く、オムツっぽい印象も払拭できるブラックに。ただ、ショーツ型ナプキンに使用されている不織布は、色をつけると硬くなる性質があるので、素材の選定にはかなり時間がかかりました。エリスショーツは、下着のような黒でありながら、柔らかくはき心地のいい不織布を採用しています。竹澤:もうひとつの課題だった“厚み”に関しては、経血を吸収する吸収性ポリマーの配合量を調整することで、夜用ナプキン3枚分※の吸収力でありながら、日中でもゴワゴワせずに使える薄さを実現しました。――パッケージデザインにも工夫が凝らされているそう。出野:一般的にショーツ型ナプキンは、夜だけの使用を想定されることも多いのですが、昼間も積極的に使っていただきたく、イメージが伝わりやすいように、パッケージを青から黄色へのグラデーションカラーにしています。昼間にもみなさんに気兼ねなく使っていただけるとうれしいです。竹澤:発売前のモニター調査では「体にフィットするのにお腹まわりは柔らかくて心地よくはける」「薄いから長時間はいていても違和感がないのがいい」「これまでにない黒色がいい」など、高評価をいただきました。今はワンサイズ&黒色だけの展開なので、いずれサイズやカラーの選択肢も増やしていけたらと思います。選ぶ楽しさも大切にしたいですね。出野:生理の時って、気分が落ち込んだり体がしんどかったり、思い通りにいかないですし、その辛さの程度も人それぞれ。これからも、エリスのブランドコンセプトである“だれかではなく、あなたのそばに。”をモットーに、お客様の意見を取り入れて、ひとりひとりのニーズに応えられる商品を作っていくのが理想です。竹澤:たとえば肌トラブルがある方や初潮を迎えたお子さん向けに、肌にやさしいナプキンがあると喜ばれるのではと考えていて、開発を進めていきたいと思っています。※大王製紙「エリス 新・素肌感 多い日の夜用 羽つき」との比較※『anan』2023年11月22日号より。取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2023年11月20日生理時につらい症状があっても、「生理痛だから仕方ない」と終わらせていませんか?なかには、婦人科を受診したことで疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……20代からのずっと生理痛に悩まされていたEさん。1度は鎮痛剤で乗り切ってきましたが、30代後半になって痛みがさらに激しくなりました。ベッドから立ち上がることもままならず、夫の助けを借りて病院へ。診察の結果、体にはチョコレート嚢胞や子宮筋腫が存在していることが判明しました。どんな治療を受けましたか?定期的に病院に通い、血液検査や超音波検査を受けることに。医師からは生理痛を和らげるために「ディナゲスト」という薬を処方されました。この薬は卵巣の働きを抑えて排卵を止め、生理を止める効果があります。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が辛くても、一時的に鎮痛剤でしのぐことに慣れてしまっている方へ。痛みに我慢することなく、早めに婦人科で診てもらうことが大切です。自分の体を大切にするためにも、専門医のアドバイスを受けることをおすすめします。このエピソードに読者は『痛みを耐えるのが当たり前とされているところがありますが、自分の体を大事にすることは本当に大切だと思います。』『意外とその2つで入院された方が周りに多く、生理痛も侮れないとビクビクしています。』『全く違う症状から色んな病気につながるのは怖いなと思います。』と実にさまざまな声が寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へEさんはつらい生理痛で病院を受診したことにより、チョコレート嚢胞や子宮筋腫が原因だったと判明しました。「生理痛が年々ひどくなっている」「経血の量が多い」など体の違和感を見逃さず、拾い上げることが重要ですね。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日生理になると、だいたい2、3時間に1回はナプキンを交換するようにしています。しかし、生理の終わりごろになると経血量が減って、頻繁にナプキンを交換するのがもったいないと感じたことも……。そんな私が高校生のころにナプキンを交換するのを怠ったせいで起きたトラブルがありました。 ナプキンを替えるのがもったいない!私が高校生だったころの話です。そのときは生理が終わりかけで、経血量が少なくなっていたので、ナプキンの汚れがあまり気になりませんでした。そしてふと、ナプキンを着け替えるのをもったいなく感じた私。「汚れていないし」と、私は5時間〜6時間ほど、同じナプキンをつけたまま過ごしていました。 長時間ナプキンをつけたままにし、交換する頻度を少なくする日が何日か続きました。すると異変を感じるようになったのです。 なんだかムズムズするような…数日が経ったある日、なんだか股の辺りがむずかゆく感じるようになりました。「終わりかけといってもまだ生理中だからその影響かな?」と思っていたのですが、生理が終わっても続くその感覚。 それと同時にトイレへ行く回数が増え、トイレに行っても残尿感が消えません。「これは絶対におかしい……」と思った私は母に相談し、病院へ行くことにしました。 医師から言われたことは…医師に診てもらうと、なんと膀胱炎になっているとのこと。経血量が減っていたとはいえ、同じナプキンを長時間にわたってつけたままにしていたことで、雑菌が繁殖してしまったのではないかと言われました。 もったいないという思いがあったとはいえ、ナプキンの交換頻度を少なくしたせいでまさか膀胱炎になってしまうなんて……と、情けない気持ちになったのを覚えています。その後、私の場合は処方された薬のおかげですぐに症状は治まりました。 この一件以降は、生理が終わりかけで一見ナプキンの汚れが少なく感じても、長時間つけすぎないよう改めてナプキンをこまめに交換するようになりました。 学生だった私にとっては汚れていないのにナプキンを使い続けることに「もったいない」と思ってしまい、衛生について考えてもいませんでした。大人になった今ならわかることですが、当時はまさか膀胱炎になるなんて思いもしていなかったのです。痛い思いはしましたが、いい勉強になった体験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/宮田しほり作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年11月15日毎月の生理痛や生理不順に悩まされる方も少なくはないでしょう。生理が予測できなかったり、痛みが強かったりすると私生活に影響が出て困りますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……子どもの頃から生理痛が酷く、生理不順もありました。30歳のときから生理以外でも下腹部が痛むようになり、めまいで立っていられず、内臓を直接叩かれているような痛みで嘔吐するようになり内科で受診。超音波検査とMRI検査をしたところ子宮筋腫と卵巣嚢腫と卵管炎が見つかりました。手術をするほどではないと言われ、治療するお薬を処方されました。排卵を抑えて月経を止める薬なので、子宮の活動が抑えられたことにより痛みもなくなりました。治療法としては服薬治療が多いようですが、デリケートな病気なので少しでもリラックスできる雰囲気の病院や先生を見つけるのが大事だと思います。周囲の方に打ち明けましたか?職場には、症状と服薬していることを話し、調子が悪いときは休ませていただきたいと伝えました。上司は男性ですが、理解してもらっています。生理痛があるときは、早めに婦人科で受診してください。このエピソードに読者は『生理不順や生理痛は、結構よくあることなので放置しがちですが、面倒でもしっかり見てもらわないといけないと思いました。』『生理痛や生理不順があることが当たり前になってしまっていたために受診が遅くなってしまったのかもしれませんね。婦人系の病気はあまり自覚症状がないと聞きますが、自覚症状が現れたことで生理の辛さを我慢するのが癖になっていたのだと感じました。しんどいときは無理せずすぐに受診できる環境づくりが大切だと思います。』『ただの生理痛だと侮ってしまうパターンが一番不安に思いました』『昔からだしいつものこと。そう考えずに高頻度で検診を受けた方がよさそうですね。生理が酷いというのには何かしらの原因があるかもしれませんよね。』など、病院に行くことの大切さに気づいたというコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたときは早めに婦人科へひどい生理痛による嘔吐と生理不順は、卵巣嚢腫と卵管炎が原因だったようです。排卵を抑える薬で子宮の活動を抑えるという形で、治療をしたEさん。みなさんも、生理痛や生理不順など違和感を感じたら早めに医師に相談してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月14日初めて生理が来たときのことを覚えていますか?初めての生理はとても戸惑ってしまいますよね。そこで今回は、MOREDOORに寄せられた「初めて生理が来たときのエピソード」を、話の展開を予想していただくクイズ形式でご紹介します。Iさんは、初めての生理で……私は小学5年生のときに初潮を迎えました。学校に行く際に生理用品を母が持たせてくれたのですが、そのナプキンが入っているポーチを同級生の男子に取られてしまいました。そして、その中身を見た男子から衝撃のひと言を言われたのです……。(36歳/会社員)ここでクイズです!ナプキンが入ったポーチを男子に取られ、衝撃のひと言を言われたそうで……。その言葉とは、一体どんなものだったのでしょうか?ヒントは、小学生の男子はナプキンを見慣れていないということです。そのひと言とは!?その男子から、「これオムツじゃないか」と言われたのです。初めての生理での戸惑いと恥ずかしさがある中そんなことを言われてしまい、私はその場で泣いてしまいました。心底怒りが込み上げてきたのを覚えています。正解は「これオムツじゃないか」小学生の頃、ナプキンを異性の同級生にみられ「これオムツじゃないか」と言われてしまい戸惑ったIさん。早いうちから、生理についての知識を身につけることで、配慮した対応ができるようになるのかもしれませんね。あなたも似たような経験はありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年11月12日生理の際の体調の変化は、人それぞれ。中には、生理が重く生理休暇を利用する方もいるでしょう。今回は実際にあった「生理に関して驚いたエピソード」をご紹介します。Jさんの場合……会社の女性の同僚の間でのことです。生理中の体調の変化による身体への負担、精神的ストレスの現れ方は人によって違います。ある同僚は、そういう変化はほとんどないそうです。そのため、生理休暇で休む人に対して「休むなんていい根性してるね」「生理休暇なんて簡単な言い訳だよね」「私はそんな理由で休もうとは思わないな」など……。相手に対しては面と向かっては言いませんが、陰で嫌みを言っていました。そのときの心情は?自分の基準でしか物事を見られない人なんだなと思いました。体調の変化が全くないというのは羨ましい限りですが、自分がそうならみんなもそうなんだと断定しているのが不思議でした。どんな世の中になって欲しいですか?生理自体は毎月あるものなので、用品の進化に感謝しつつ向き合うことです。理解のない人については、生理以外に対しても理解力が乏しい人もいるので、つき合い方を考えようと思います。(61歳/会社員)※生理休暇は、労働基準法第68条で規定されています。生理休暇(第 68 条)生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求した場合には、その者を生理日に就業させることはできません。同棲中の彼からのひと言自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理にまつわる驚きのひと言が描かれています。主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。こんな時どうする?生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Jさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。もしあなたが「自分の症状に理解ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方、予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月11日生理日がズレて慌てた経験はありませんか?中には、生理予定日をなんとなくでしか把握していなくて、外出中に生理になった方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「予想外の生理エピソード」をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。Cさんの場合……下着が冷たいような、濡れているような気がして、トイレに行くと生理がきていました。自分で考えていた予定日よりも早かったため、かなり焦りました。ただ、ショッピングモールで買い物中だったので、すぐにトイレには行けたのでよかったです。その後、どう行動しましたか?トイレで確認したところ、下着だけでなくジーンズまで汚れてしまっていたので、腰付近にカーディガンを巻いて隠し、ジーンズを買いました。ショッピングモール内で助かりました。事前に、どんな知識があればよかった?生理用のアプリなどがあるので、活用してしっかり予定日を把握しておくべきでした。ぼんやりと生理予定日を認識していただけだったので、失敗だったなと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?生理予定日はズレることもありますが、アプリでは前後1週間くらいから把握することができます。また、予定日はデータを入力することで精度が上がるようです。上手に活用することが大切だと思います。(40歳/会社員)もしもの対策を……思っているより早く生理になり、下着やジーンズまで汚れてしまったというCさん。生理用のアプリなどを活用して、生理日を把握しておくことが大切だと感じたようですね。また、生理用アプリの活用の他、生理予定日付近では、吸水ショーツをはいておくなどの対策をしておくと安心かもしれません。皆さんは生理が来そうな時、どんな対策をしていますか?※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修:森女性クリニック院長、森久仁子(MOREDOOR編集部)
2023年11月10日みなさんは生理痛を感じた経験はありますか?その症状は人によって違い、中には生理痛を経験したことがない方もいるようです。今回は実際にあった「生理に関して驚いたひと言エピソード」をご紹介します。Kさんの場合……生理でお腹が痛いことを女性の同僚に話したら、「私は、生理痛になったことがないからわからない」と言われました。感じの悪い言い方だったため、嫌な気分に。人の立場になって物事を考えられない人なんだなと思い驚きました。そのときの心情は?傷つきました。優しく伝えたつもりでしたが、私の伝え方が相手にとっては感じ悪く聞こえてしまったのかなと思いました。生理に対してどんな世の中になって欲しいですか?相手の気持ちが分かる人が増えればいいなと思います。(28歳/会社員)同棲中の彼からのひと言自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理にまつわる驚きのひと言が描かれています。主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という不調です。それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。こんな時どうする?生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Kさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。もしあなたが「自分の症状に理解ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方、予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月09日