@エトラちゃんは見た!さんの『<義母に子どもの性別に文句を言われた話#2>』を紹介します。嫁の妊娠に文句を言う姑。ついに、嫁のツツジがついに出産をしましたが…!?生まれてきたのは…?出典:lamire怒る姑出典:lamire姑の声に、赤ちゃんが反応して…出典:lamireそこにやってきたのは…?出典:lamire助産師さんは姑を見て…出典:lamireさらに暴言を吐く姑出典:lamire助産師さんが来ても、おかまいなしな姑。この後、どうなってしまうのでしょうか…?(lamile編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年04月20日大人気マンガシリーズ、今回はのりママ(@gibo_episode)さんの投稿をご紹介! 「果物アレルギーの娘に果物を食べさせた義母」第4話です。義実家に遊びに行った時も、娘をあからさまに差別する義母。夫までその雰囲気にノリノリで…!?帰省2日目の朝出典:instagram娘を任せるのは不安だけど…出典:instagram電話の主は?出典:instagram病院に行くと…?出典:instagram医者の話によると…出典:instagramどうしてこんなことに!?出典:instagram信じられない!!出典:instagram結局、全部妻のせいになって…出典:instagramこんなのひどすぎる…!!出典:instagram熱を出してしまった妻。義母が娘に果物を食べさせてしまうなんて、許せませんね…!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@gibo_episode)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月08日「HSPがHSCを育てています」第1話。自身もHSPであるユキミさんがHSCの息子さん「きったん」を育てる体験談。「HSP」「HSC」の言葉を知らなかったら今日まで無事に子育てできていなかったというユキミさん。そんなユキミさんの子育てをマンガ化!敏感な大人が敏感な子を育てるとはいかに……?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第1話元気でやんちゃでおしゃべりな息子「きったん」。一方で、刺激に敏感、他人の反応や感情に敏感という面も合わせ持ち……。 刺激に敏感、他人の反応や感情に敏感な息子「きったん」。「きったん」の敏感さはHSCによるものだと気付いてから心が軽くなったといいます。 さて「HSC」のことを知ったユキミさん。この後きったんの子育てやユキミさんのメンタルはどうなっていくのでしょうか。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年11月01日犬、猫、ウサギと暮らしているベトナム人のジンさん。ベトナムでの動物たちとの暮らしを動画で撮影して、日本語でYouTubeに公開しています。シベリアンハスキーのホビーくんは、子猫のミッキーくんを一生懸命子育てしてあげたようです。優しいまなざしで、子猫のイタズラに耐えながら一緒に遊ぶ2匹をご覧ください。子猫からのちょっかいにも怒らず、父親のように遊ぶホビーくん。毛色が似ている2匹は、本当の親子のように見えてきます!眠たくても、子猫たちを見守るホビーくんからは深い愛情が伝わってきました。動画には、2匹に癒された人たちからたくさんのコメントが寄せられています。・最初はビクビクしていたけど、だんだんハスキーに構ってほしい子猫がかわいすぎた。・心が浄化されていく。同じ色をしていてかわいい。・この動画を見て朝から号泣しています。幸せの世界はここにあったのか。・大きい犬たちが小さな子猫を囲んでいるのが最高。子猫に出会った瞬間から優しさを見せていた、大型犬たち。その瞬間は、こちらの記事で紹介しています。「命の大切さを実感できる」生まれたての子猫と対面した3匹の犬は…?親がたくさんいるようで、子猫たちも嬉しいでしょうね![文・構成/grape編集部]
2021年07月25日こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。春~初夏にかけて、ホームセンターや園芸店などの野菜の苗のコーナーは大賑わい! この時期は夏に収穫できる野菜の種類も豊富。気温とともにぐんぐんと成長する様子もわかりやすく、家庭菜園で収穫できると嬉しさも格別です。いろいろな種類がありますが、夏に向けて育てたい野菜といえば、ミニトマトが定番ですよね。初心者でも収穫でき、洗ってそのまま食べられる手軽さもいいところ。小学校でも授業で育ててみるくらい、挑戦しやすい野菜ですが、たくさん実をつけ、上手に育てるためには押さえておくポイントがあります。ミニトマト■ナス科/多年草中南米の高原地帯原産のため、日本では冬を越せず一年草扱いとなっています。また、高原地出身なので、実は日本の高温多湿の気候はちょっと苦手。そのため春~初夏、秋が元気に育つ季節です。■トマトの和名:赤茄子、珊瑚樹茄子など■植え付け時期:4月後半~5月■収穫期:6~11月■品種:アイコ、キャロル、千果、シュガープラムなどミニトマトはさまざまな品種が続々と登場しています。店頭では、形、色、甘みが異なるミニトマトがたくさん並び、どれを買うか迷ってしまうくらい。外国産の品種や、メーカーが開発したブランド品種も人気です。ミニトマトの苗の選び方ミニトマトは種から育てることもできますが、ちょっと難易度が高くなるので、家庭菜園では苗を購入して植えつけるほうが無難です。苗と言っても種類が多いので、まずはどんな苗を選ぶかが重要ポイント。葉の色がしっかりと濃く、ピンと張りのあることが元気な証拠。ヒョロヒョロと伸びているものよりも、コンパクトにバランスよく葉がついているほうが将来性があります。葉と葉の間が空いているようなものは避け、蕾がついているようなものが最適です。もちろん害虫や病気の被害がないかどうかもチェックしましょう。どの品種を育てるかも重要です。赤、ピンク、黄色、オレンジ、ローズ、グリーンなど、熟した時の色はもちろん、形も味も違います。甘さや酸味の度合い、実のつきやすさや皮の薄さまでもが品種ごとの特長として選ぶ基準になっています。そして一番重要なポイントは接ぎ木苗を選ぶかどうか。ナス科の植物は、同じ場所で続けて栽培すると病気などにかかりやすくなったり、生育不良になる心配があります。これを連作障害と言い、特定の植物を続けて育てるうちに、土の中の栄養バランスが崩れたり、病原菌が残ってしまうことから起こります。栽培する場所が広い場合は、植える場所をほかの植物とローテーションしたりできますが、プランターや、限られた場所で家庭菜園をする場合には難しいですよね。そのため、連作障害が起こらないように、土の栄養分のバランスを整え直してあげたり、消毒したりして土壌を改善します。そして、もうひとつの方法がミニトマトの根元の部分を切り、連作障害が起こらない植物に接ぎ木している接ぎ木苗を使用すること。販売されている苗には必ず表示してあるので、同じ場所に続けて植える場合には、この接ぎ木苗を選ぶと安心です。接ぎ木苗は下の方を見ると接ぎ木した部分がわかります。ミニトマトの植えつけ乾燥気味な土壌を好むので、水はけがよくなるよう畝(うね)を作って植えます。あらかじめ、肥料をすき込んで準備しておきましょう。肥料を自分で配合するのはハードルが高いですが、トマト用や野菜用に配合されているものが販売されているので、それを利用すると簡単です。根を崩さないように優しくポットから外し、苗の大きさに穴を掘って植えます。根元に土を被せて、手でやさしく押さえるようにして落ち着かせ、水をあげて完了です。ミニトマトは大きくなるので、苗と苗の間は40~50cmは取りましょう。また、実がつくと重くて自力で立つことが難しいため、しっかりと支柱を立てて、支える必要があります。支柱の立て方はさまざまですが、風で倒れないように太いものを地中に深く差して立てるようにしましょう。ひとつの苗に1本、または複数の支柱を立てて、支柱同士を紐やほかの支柱でつないで結束させると倒れにくくなります。スペースの広さや植える量などによっても、できる方法が変わってきますが、成長したミニトマトの重さを支えられるようにすれば大丈夫です。乾燥気味な環境を好むので、水をよく吸う植物と一緒に植えるとお互いに育ちやすくなります。バジルやナスタチュームなどのハーブは、害虫や病気防除の効果もあるのでおすすめです。ミニトマトの育て方水やり根が落ち着くまでの1週間ほどはしっかり水やりをしますが、もともと乾燥気味を好むので、土が乾いたらたっぷりと水やりをするようにします。肥料は、実がつくまでは追肥を控えるようにしましょう。脇芽摘みミニトマトは葉のつけ根から脇芽が出て、そのままにしておくと枝が伸びて茂ってきます。葉や枝が多くなると、蒸れたり、日がしっかり当たらなくなるので、脇芽は早めに手で摘み、主枝をしっかりさせるようにします。支柱に誘引大きくなるにつれて、自力で立つのが難しくなってくるので、主枝を支柱に結びつけて倒れないようにします。ひもで結ぶときには、太くなってきたときにも食い込まないように、余裕をもって8の字に結ぶようにします。伸びてきては支柱に結んで誘引することで、管理もしやすくなります。支柱につなぐクリップも販売されているので、これを利用してもいいですね。支柱にしっかり固定できるので安定します。ミニトマトの収穫ミニトマトの花は黄色。ナス科らしいかわいい花を咲かせます。受粉をしないと実はつかないので、受粉を促進させるスプレーなども販売されていますが、指先で花をはじいて花粉を飛ばすだけでも自家受粉します。支柱を揺らしてもOKですよ。しばらくすると実がなりはじめます。ちょっとワクワクしてきますよね!赤くなるまで我慢! 開花から収穫まで50日ほどかかるので、待ち遠しいですね。実がしっかり色づいたら収穫します。手で簡単に取れるので子どもでも楽しめます。収穫するタイミングが遅くなると実割れしたりするので気をつけましょう。水のあげすぎで割れることもあります。雨が続くときには特に注意。ミニトマトは洗ってそのまま、手軽に食べられる野菜として重宝します。サラダにしたり、炒めたり、煮込み料理にも使える万能野菜。しっかり熟した栄養豊富なミニトマトをいろいろな食べ方で味わえるのも魅力のひとつですね。たくさん採れて食べきれないときには冷凍保存したり、加工して長期保存することもできるので試してみてください。【トマトの冷凍】は超便利! 保存方法と活用法を紹介【夏野菜】旬を味わおう!栄養たっぷりなトマトフル活用レシピまとめミニトマトは家庭菜園で育てる方も多い人気の夏野菜です。初心者でも挑戦しやすいものの、上手に育てるためにはミニトマトが好む環境を整え、適したお世話をしなくてはいけません。高原地帯原産のミニトマトは乾燥気味を好み、高温多湿は苦手、でも日光はしっかりと当てなくては元気に育ちません。脇芽を摘んで風通しや日当たりを確保し、真っ赤な実をたくさん収穫してくださいね♪
2021年06月30日著作『産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ』(KADOKAWA)で、日本ではまだ珍しい特別養子縁組のリアルをつづった池田麻里奈さんと池田紀行さんご夫婦。麻里奈さんが30歳のときから不妊治療をはじめ、2度の流産と死産を経て、子宮を全摘。10年以上の妊活マラソンに終止符を打ったふたりは、妻44歳、夫46歳のときに、特別養子縁組で生後5日の赤ちゃんを迎えます。おふたりが現在の暮らしを決断するまでについて、麻里奈さんにお話をうかがいました。最終回は、麻里奈さんが「産めないけれど、育てたい」と思う背景について教えていただきました。撮影/回里純子自分が産んだかどうかは関係ない——本には夫の紀行さんの回想コラムも入っていますけど、本になって初めて気づいた本心、などはありましたか?池田麻里奈さん(以下、池田):夫の原稿は編集さんを間に挟んでいたのであまり読んでいなかったんですよ。完成した本を読んでみたら、養子縁組をのらりくらり避けていたというか、ごまかしていたっていうようなくだりがありましたね。当時、何度も打診したり、そのワードを言っていたんですけど。なんだ、はぐらかされていたんだなっていうふうに思って、びっくりしました(笑)。——今では積極的に育児に取り組まれて、お子さんにメロメロのパートナーさんですが、最初は「血のつながらない子」を育てることに不安があったようですね。将来子どもが仮に犯罪を犯してしまったとき、「自分の愛情のかけ方や育て方ではなく、『血や遺伝』のせいにしてしまう恐怖がありました」と書かれています。池田:そのことに関してはすごく強い責任感があったみたいで。思春期にグレたら、とかだいぶ先のことまで考えているから不安だっていうふうに言われました。——麻里奈さんは、思春期でグレたらグレたときじゃないか、みたいな感じだったんですか?池田:私は、血がつながっているとかつながっていないというのは関係ないと考えていました。不妊治療と並行して、児童養護施設や乳児院などの施設を退所した10代~30代の若者が集まるアフターケア団体に通い交流を続けていたのですが、血がつながっている家族に意味もなく殴られたり、家族全員からいじめられたり、ときには「産まなきゃよかった」なんていう自己肯定感をズタズタにされるような言葉をかけられたという人もいました。血がつながっているからという傲りがあるのか、なんでも放置、言わなくても伝わるだろうみたいな関係性にさみしさを感じていたり、血のつながりを呪縛のように感じて苦しんでいたりする人もいました。私自身も父子家庭で育ち、“産んでくれた”母とは疎遠になっている時期もあったので、その経験もあって自分が産んだ子どもかどうかは関係ないよねって思っています。育ててくれた人への愛情を知っているから——父子家庭というと……離婚ですか?池田:はい、離婚です。小学生のときに、「普通」の家族がバラバラになりました。とはいえ、そこからいきなり音信不通になったわけではなく、中学生くらいまでは母親と連絡をとっていました。すぐには会えない距離なんだけど、ときどき気まぐれで電話してきたり、フラッと現れたりするんです。育児は父がしているのに、フラッと現れては母親っぽいことを言う。思春期も重なっていましたから、「どういう権利があって言ってるのかな、この人。育児もしていないのに」という疑問がずっとずっと積み重なっていて。20歳のころには「私が親になったらこういうことはしたくない」というのが確立されていたんですよね。——今はお母さまとの関係は、相変わらずフラッと会ったりするような感じですか?池田:父が亡くなったあと、母からの連絡の頻度が増えました。でも私にとって父の喪失感がだいぶ大きかったですし、母とは距離を置きたいと思って。それまではあいまいな関係だったんですけれども、そのときに「育ててくれた親はずっと父だから」ってはっきり伝えました。そこから5~6年疎遠になったんですが、コロナのことでまた連絡がきて。「マスクあるから送るわ」とか、そういうことからまた交流が始まって……。本当、血のつながりって不思議ですよね。私も血のつながりに振り回された一人なんでしょうね。今は、いつかは息子を抱っこしてもらいたいなと思っているような関係です。——家族って複雑ですよね……。池田:複雑です。私もそれに苦しめられた事実が残っていて、大人だったらなんとも思わないことでも子どもには衝撃的で、大人の言葉で悲しい思いをしてきました。だから、子どもにそういう思いはさせたくないし、隣にいたいって思います。隣にいるのがやっぱり一番の味方なんだろうな。母は産んでいる。でも育てていない。父は育てている。だから私、育ててくれた人がすごくありがたいんですよね。自分の人生の中で父との生活が、「育ててもらった」っていうのがとっても支えになっています。——なるほど……産んだら母になるのか、育てるということはどういうことかをずっと考えていらしたから、今、養子を迎えるという選択肢につながったんですね。本を拝読し、そもそもなぜそんなに「育てたい」という気持ちが強いのだろうか、と疑問に思っていたのが、するすると紐解けた気持ちです。産めないことで苦しんでいる人に伝えたいこと——今35歳前後で、産むか産まないか悩んでいる方たち、リミットがあるから今動かなければと焦っている方たちにとって、特別養子縁組という選択肢があることが、何かプラスになると思いますか?池田:私も35歳前後で苦しんでいたんですけど、その苦しさは頭の中に「普通の家族」のレールを敷いて、そこに乗ろうとしていたからなんですよね。自分の思い描いている「普通の家族」から外れる選択肢があってもいいよって思えたら、少しは楽だと思います。私が本を書いた理由のひとつが、「育てたい」という気持ちがあるなら養子縁組という選択肢があることを知ってほしいなと思ったからなんです。私のときは、養子縁組という選択肢を知っている人も周りにいなかったし、知ろうとしても情報が限られていたり。制度はあるのは調べればわかるのに、想像ができない、家庭像が見えてこないんです。——不妊治療はブログや書籍などで発信している人も増えていますし、かなり一般化しましたよね。特別養子縁組に関しても同様に、池田さんのような方が増えれば想像もしやすくなり、選択肢として検討しやすくなりそうです。池田:産めないことで苦しんでいたかつての私のような人、一本道しか見ておらず、どんなにつらくてもこの道しかないと思っていた人に、外れている違う道も提示することで選択肢の幅が広がるのかなと思います。想像していなかった人生の上に想像以上の幸せがあった——「最初に思い描いていたストーリーは描きなおしてもいい」と書かれていましたが、まさにこの本がそのことを提示してくれていると思いました。池田:まったく想像もしない人生になったんですけど、同時に想像もしていなかった幸せがあるんです。「養子を育てるのは大変」というイメージで想像が止まってしまう人が多いなら、どういう暮らしをしていて、どういう幸せがあるのか、具体的な生活をオープンにしていきたい。不妊カウンセラーとしても活動していますし、私にはその役割があると思いました。——養子を迎えて、思い描いていた「普通」から外れて変わったこと、今感じていることを教えてください。池田:人生を生きるのが楽になりました。この道を選んだので、もう「普通」を目指すことはないですね。いろんなことで。育児って「普通」じゃないことがよく起きます。たとえば子どもが不登校になったとしても「普通は学校行くよね」とはきっともう考えない。ほかにも、「普通の母親ならお弁当つくるよね」とか、そういうことはもうないなって思いました。自分の考えていた「普通」という一本道を外れる大きな一歩を踏み出したので、もう怖くありません。道って一本でなくてもよくて、二本目、三本目を子どもと一緒に選んでいければいいなって思うようになりました。もちろんその瞬間は悩むと思うんですけど、「こうじゃなきゃいけない」「普通じゃなきゃいけない」「みんなこうだよね」っていう悩み方はもうしない。我ながら成長したなと思います。(構成:須田奈津妃、聞き手、撮影:安次富陽子)
2020年11月26日著作『産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ』(KADOKAWA)で、日本ではまだ珍しい特別養子縁組のリアルをつづった池田麻里奈さんと池田紀行さんご夫婦。麻里奈さんが30歳のときから不妊治療をはじめ、2度の流産と死産を経て、子宮を全摘。10年以上の妊活マラソンに終止符を打ったふたりは、妻44歳、夫46歳のときに、特別養子縁組で生後5日の赤ちゃんを迎えます。おふたりが現在の暮らしを決断するまでについて、麻里奈さんにお話をうかがいました。第2回はボランティアをしていた乳児院で感じたことについて。*トップ画像提供:「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」(KADOKAWA)撮影/回里純子【前回は…】フルタイム勤務で妊活していた日々。当時の自分に伝えたいこと「このままで良いわけない」と震えた心——養子縁組を本格的に考え出したのはいつごろでしょうか。池田麻里奈さん(以下、池田):2013年、37歳のころです。それまでは、体外受精をして、妊娠したり流産したり死産したりがあって、そのたびに夫婦の中で消えてしまうワードだったのですが。——何かきっかけがあったのですか?池田:死産を経験したあと仕事をやめてしまったので、社会復帰のリハビリも兼ねて乳児院でボランティアを始めたんです。乳児院の存在は養子について調べ始めたときに本で知っていたのですが、実際に経験してみないとわからないことがある。自分が不妊や死産を経験して、当事者にしかわからないことがあると身をもって体験していたので、実際に行ってみようと思いました。ボランティアをはじめると、本に書かれていた通り、毎週のように赤ちゃんが入ってくる現状で。病院から直行の子もいました。——ボランティアは何をするんですか?池田:滅菌した服に着替えて新生児室に入り、赤ちゃんを抱っこしたり、ミルクをあげたり。新生児室を含めた乳児の部屋には職員さん2人、赤ちゃんは10人くらいいるのですが、職員さんだけでは手がまわらないので、ボランティアが1~2人入ります。……このままで良いわけないって思いました。事情があってここで保護しているとか、安全な場所だっていうのは頭ではもちろんわかっているんですけど、心が……「どうにかできない?」って心が奮い立たされるというか、この存在を本当にみんなに知ってほしいと思いました。——「このままで良いわけない」というのは……?池田:生まれたての赤ちゃんって、いろんなおもちゃやぬいぐるみが周りにあって、家族の笑顔があって……というイメージが私のなかにどうしてもありました。それが、乳児院で目の前にしたのは、子どもが安全に生きるための必要最低限な設備や、何十人ものひとが数時間ごとに交代交代でお世話している光景でした。本で読んで知ってはいたけど……、目の前にすると「もっと子どもひとりひとりと向き合えないものだろうか」と思って。養子とかじゃなくてもいいので、一人の人が赤ちゃんを連れて帰って、乳児院と連携しながら家でしっかりと育てることはできないのかなって。心が震えました。子どもを育てたいと願う大人、大人を必要とする子どもがいるのに……。「悲しい」と心が叫んでいるような感じでした。——職員さんたちもつらい思いがあるでしょうね……。池田:そうだと思います。どんどん子どもたちが連れてこられて。一時的に乳児院で保護した子もいれば、親がどこにいったかわからない子もいる。たとえば病院で入院しなくちゃいけない赤ちゃんだったら、親と離れてプロの手を借りて暮らすような状況もやむをえないと思うんです。でも、そうじゃなくて……そうじゃないのにここがスタート?って。虐待で隔離されているお子さんもいるので、乳児院の内情をオープンにできないのは、本当にわかるんですけど、一方であまりにも知られていなすぎる現状にはなんとか出来ないだろうかと考える日々です。手放さざるをえなかった事情がある——そうなんですね……。池田:保護施設としての乳児院は絶対に必要ですが、乳児院と連携した乳児里親制度とかがあるといいんですけど……。海外では、本当に育てられないとわかったら、スタンバイしている里親がすぐに家庭で一対一で預かってくれるそうなんです。それが日本ではほぼ行われておらず、とりあえずの措置を乳児院にまかせて、そのまま数年経っちゃうケースが多いんですよね。——日本って、家族のことになると途端に「当たり前」から逸脱できなくなりますよね……(ため息)。池田:「普通の家族」っていう、幻想のようなものに当てはまった人たちだけに社会が機能するようにできていますよね。そのほかを選択することに批判が多すぎる。たとえば、どうしても育てることができず、養子に出そうと思っている方がいたとしても、「産んだら育てなさいよ」という言葉を投げかける人がいて、相談しにくくなっています。——子どもを手放すいろんな事情があって、どうしても自分では育てられないときに、幸せに生きてほしいという願いを込めて養子に出す。それを「子どもを捨てた女」みたいな感じで言われるのはおかしいですよね。もちろん虐待の場合は別ですが。いろんな事情がある、という側面への想像力が持ちにくい。池田:私たちが養子を迎えたことをSNSでオープンにしたとき、見ず知らずの方から応援メッセージをたくさんいただき、意外すぎて戸惑ってしまったのですが、子どもを手放さざるをえなかった方たちへの反応とだいぶ違うなって思いました。産みの親御さんも、多分すごく大変なことがあって、でもこの子だけは幸せになってほしいっていう気持ちがあったから相談に行き、手放す決断をした。みんな子どものことを考えているんですよ。産みの親も、養親も、みんなが子どもの幸せを願って決断をしているんですけど、なぜか産みの親だけが世間から違う反応を受けているっていうのは感じていました。生後すぐに里親とつなげてほしい——産みの親の背景って教えてもらえるんですか?池田:私たち養親は、養子を迎えるにあたり研修を受けたり、産みの親御さんの事情や背景を学ぶのですが、まず「どんな背景があっても理解して受け入れる」という同意をしなければ次のステップに進むことができないんです。——どんな背景があっても受け入れます、というのは、たとえば性暴力で妊娠してしまったとか……。池田:そういうこともありますね。あとは、どんな職業でもいいですか?ということだったと思います。——池田さんご夫婦が迎えたのは、生後5日の赤ちゃんだったんですよね。そんなにちっちゃいときから迎えられるんだってびっくりしました。池田:スムーズに愛着形成ができるのは0歳、0日からなので、そこにかかわれるなんて本当にラッキーだったなって思います。今後、そういう子を増やすためにも、できれば妊娠期間から相談に乗ってもらえることが広く知られてほしい。妊娠中に相談に乗れていれば、育てられないとわかったらすぐに里親につないだり、養子の話を進められると思うんです。先ほども言いましたが、乳児院で3年過ごす子どももいます。介入のタイミングが早ければそれだけ早く引き取り手に出会える可能性もあると知ってほしい。——池田さんに養子縁組をあっせんしてくれた団体は、妊婦さんからの相談も多いんですか?池田:はい。なので、生後すぐに養親希望者とつなげるパターンが多いと聞きます。生後すぐに家庭で手厚いケアがされる新生児というケースを増やさないと。このケースが世界のスタンダードなので、日本も増やさないといけないと、切実に思います。なぜ麻里奈さんはそんなに強く「育てたい」と思うのか、11月26日(木)公開予定の最終回でその背景を教えていただきました。(構成:須田奈津妃、聞き手、撮影:安次富陽子)
2020年11月25日著作『産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ』(KADOKAWA)で、日本ではまだ珍しい特別養子縁組のリアルをつづった池田麻里奈さんと池田紀行さんご夫婦。麻里奈さんが30歳のときから不妊治療をはじめ、2度の流産と死産を経て、子宮を全摘。10年以上の妊活マラソンに終止符を打ったふたりは、妻44歳、夫46歳のときに、特別養子縁組で生後5日の赤ちゃんを迎えます。おふたりが現在の暮らしを決断するまでについて、麻里奈さんにお話をうかがいました。第1回は、働きながら不妊治療をしていた日々について振り返っていただきました。撮影/回里純子フルタイム勤務で妊活していた日々——池田さんご夫婦は、麻里奈さん28歳、紀行さん30歳のときに結婚。2回目の結婚記念日までに妊娠しなければ病院に行くと決めていたそうですね。池田麻里奈さん(以下、池田):そうですね、2回目の結婚記念日を迎える少し前に、それまでに子どもを授からなければ2人で病院に行こうと話していました。最初に産婦人科の予約をしたときは、不妊治療を始めよう、という覚悟があったというより、検査で何か見つかるんじゃないかという気持ちで行きました。——不妊治療の検査というと、男性が嫌がることが多いとも聞くんですが、それは大丈夫でしたか。池田:自分か相手に何かがあるんだろうとはお互い思っていたので、じゃあどっちも調べたほうがいいよねっていう自然な感じでした。なので、初日に2人で行きました。——でも検査結果に不妊の原因は見つからなかった。池田:そうなんです。そこで不妊治療を始めましょうと2人で意思決定したわけではないのですが、検査に行くと排卵日も調べてくれますから、そこからやんわりとタイミング療法*がはじまったという感じでしたね。*タイミング療法……もっとも妊娠しやすい排卵時期に合わせて性交渉を行うために、検査などを行った上で指導をすること。——検査日は生理のタイミングに左右されますよね。お仕事をフルタイムでしている中、スケジュールを捻出するのも大変だったのではないでしょうか。池田:そうなんです。男性は精液検査のみですが、女性は生理の周期に合わせてホルモンの数値や卵胞の発育状態を検査しなければいけないので、月に何日も通院することになるんです。中休みやランチタイムを利用して中抜けしたり、遅刻や早退をしたり。この時点で、検査という名目での不妊治療が始まっていたんですよね。——職場で不妊治療のことを話していましたか?池田:隠しておきたかった気持ちが大きかったです。今から15年くらい前ですので、不妊の話は今よりずっとしづらかったと思います。妊娠・出産や育児に関する情報を発信する雑誌の部署にいたので、お子さんがいるワーママが多く、周りで不妊の話を聞いたこともなくて……。人生が止まってしまったようだった——妊娠や育児に関する雑誌を作っていたのですね。それはつらかったことと思います……。池田:私もいつかこの雑誌の読者になりたいと思っていましたし、職場も大好きだったんですけれども、なかなかそこに行けないというジレンマを抱えるようになっていました。初めて「自分の努力じゃどうにもならない」ということを感じていて、それは本格的に不妊治療を始めてからのつらさとはちょっと違っていましたね。準備はできているのにスタートに立てない。結婚したときは、さあこれからは子育てだと、長い間思い描いていた人生のスタートに立ったと思っていたのですが、そこで2年足踏みをして。毎月毎月「ダメだったね」って同じ話をしている停滞状態。人生が止まってしまったようでした。——周りからの「赤ちゃんは?」という期待もありましたか?池田:時代も少し前ですので、本当に無邪気に気兼ねなくその言葉を被せられていく感じがありました。結婚当初は、すぐに子どもができると思っていましたので、「3人くらいほしいんだよね」とか言ってましたけれども、その言葉がだんだんつらくなってきて……。——産婦人科で原因がわからず、タイミング療法で足踏みしてしまった時期を経て、専門の不妊クリニックに転院したそうですね。池田:はい。そこの先生が停滞感のつらさをわかってくれて、「ここまですでに頑張ってきているので、人工授精はどうでしょうか?」と言ってくださったことで、ようやく少し進んだ気がしました。「頑張っている」と言われたのも初めてでしたね。そして33歳のとき、2回目の人工授精で初めて妊娠しました。胎嚢(赤ちゃんが入っている袋)が育たず、流産という結果になりましたが、「一度妊娠したので次こそは……」という希望も湧きあがり、人工授精を6回終えたころに体外受精にチャレンジすることを決めました。——体外受精になると、体への負担が格段に大きくなったのではないでしょうか?池田:人工授精のときは何とかごまかしていたんですが、体外受精だと限界がありましたね。まだ34歳くらいだったので体力もあって、体外受精で全身麻酔をしたあとに仕事に行ったこともあったんですよ。今考えると危ないし、絶対に体を休めたほうがよかったと思うんですけど、仕事を直前に休んだり、そういう自分の勤怠状態が自分で許せなくて。職場の人には打ち明けていなかったので、体調が悪くなりやすい人という認識だったと思います。それでもすごく心配してくれて、「大丈夫?」「ゆっくり休んでね」と言ってくれていました。そのやさしさが心苦しかったです。——仕事も脂が乗ってきた頃で、子どもが欲しいっていう気持ちとの両天秤状態だったんじゃないですか?池田:本当にその通りです。キャリアをあきらめずに、次のステップに行きたいという思いもあったんです。でも、責任者として外せない仕事があっても、その日に体外受精のタイミングがきてしまったら、たぶん私は体外受精を選ぶ。35歳になる前の1~2年はとりあえず赤ちゃん優先と考え、体外受精を始めて1年後に退職してフリーランスになりました。妊娠すれば苦労が報われると思っていた頃の自分へ…——現在の池田さんが、当時のご自身に声をかけるなら、なんて言いますか?池田:「あなたは十分、頑張ってるよ」ですね。「次、頑張ろう」ではなく。意外と誰からも言われなかったので……それは人に公表せずに自分で孤独をつくっていたからなんですけれども。——「次」に目を向けるより、「今の自分」へのケアを大切にしたほうがよかったということでしょうか。池田:そうですね。当時はケアが必要だと思っておらず、妊娠さえすればこのつらい日々は終わるんだ、と自分にできることはもっとないかと探している状態でした。あのときに必要だったのは努力ではなく、自分をケアすることだったんだと今は思います。——約10年不妊治療を頑張り、40歳を目前にして、その後の人生をどう過ごそうかを2人で考え出したそうですね。「不妊治療の終わり」はどうやって決心されたのでしょうか。池田:私たち夫婦には、「子どもができてから……」と先送りしていたことが山ほどありました。そのひとつが海のそばで暮らすこと。「子どもができてから」と先延ばしにしていたのですが、思い込みを打ち破り、新居建設に着手したところ、人生が再び動き出したように思います。資金もかかりますので、いつまで続くかわからない不透明な不妊治療はネックでしたし、やりたかったことの先送りをやめたら不妊治療をしている時間もなくなってきました。——人生の先送りをやめる。これは私たちも心に刻んでおきたいです。その後、子宮腺筋症で子宮全摘手術を受けられたのですよね。喪失感も大きかったのではないでしょうか。池田:もうその時点ではあまり喪失感はありませんでした。むしろ、わずかでも「産めるかも」という希望を持たなくて済むことにスッキリしていました。不妊治療をやめても、「もしかしたら」という気持ちが頭のどこかにあって、そこにとらわれていたんですよね。だから、「もう考えなくていいんだ」と思って。手術は、10年間、毎日考えてきたことを手放し、往生際の悪い自分をスパッと考えを変えるきっかけになりました。11月25日(水)公開予定の第2回では、仕事を辞めたのち、乳児院でボランティアをしたときに感じたことについてお話しいただきます。(構成:須田奈津妃、聞き手、撮影:安次富陽子)
2020年11月24日姉と弟という場合、育て方も簡単で、子どもを持つなら理想的とよくいわれますが、実際のところはどうなのでしょうか。性別が異なるからこそ、姉と弟の育て方にいくつか注意すべきポイントがあります。そこで今回は、姉と弟の育て方のポイントや、性別が異なるからこそ大変な点を紹介しましょう。大きくなっても、仲良しのきょうだいのままでいてほしいというのは親の願いです。そのためにも、この記事を参考にしてくださいね。姉と弟の育て方のポイントとは子どもを産むなら「一姫二太郎」が理想的と、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。しかしながら、その育て方においてはいくつかのポイントがあります。姉にどこまで面倒見てもらうのか線引をする女の子は、ママのお手伝いが大好き。忙しいママに代わってよく弟の面倒を見てくれるので、ついついママも頼りにしがちですが、何でも任せてしまうのは良くありません。姉とはいえ、まだ小さな子どもでママに甘える時間も必要です。何でもかんでも「お姉ちゃん、お願いね!」とならないように、どこまでお手伝いをしてもらうのか、その線引をきちんと決めましょう。弟の自立心を育てるサポートを欠かさない姉と弟の場合、弟があまりにも姉の影響力を強く受けすぎるのは考えものです。いつも姉の顔色をうかがうようになり、自分から率先して物事に取り組むような積極性に欠けてしまいます。弟が姉の意に反して「これをやりたい!」という気持ちを見せたときは、弟の自立心をサポートすることが必要です。より良い育て方だと姉と弟の関係はどうなる?親がより良く育てると、姉と弟の場合、次のような良い関係を築くことができるでしょう。姉が弟のママのようで自然と仲良しになる弟にとって姉は、いろいろと面倒見てくれる第2のママのような存在。また姉にとっても、赤ちゃんのころから見ている弟は可愛くてしょうがありません。姉と弟の場合、自然と仲良くなる傾向にあります。性別が異なり比較しないため仲良しになる姉と弟の場合、性別が異なるため、成長の速度や得意な分野が異なります。そのため、親や周りに比較されることなくのびのびと育ち、きょうだいの仲は良くなります。姉と弟の育て方で大変なこととは姉と弟の場合、全てがいいことづくしというわけではないようです。多くのママは、どんなときに「これは大変だわ…」と感じるのでしょうか。洋服やおもちゃなどが異なる性別が異なると、洋服や遊ぶおもちゃが異なります。制服が必要であれば、女の子用と男の子用と別々に準備する必要があるでしょう。洋服やおもちゃなどをおさがりとして使えないのは、家計的に痛いところです。習い事が違うため送迎が大変姉と弟とでは、習い事やクラブ活動が異なることが多く送迎が大変です。土曜日と日曜日も、試合やコンサートにと夫婦で手分けして出かけなければなりません。姉と弟の場合は、仲良しになる可能性大!姉と弟の育て方では、姉が弟の面倒を見てくれるため、ママにとっては助かることが多いはず。とはいえ、姉もまた小さな子どもということに変わりはなく、ママにたくさん甘える時間も必要です。性別が異なるからこそ大変なところもありますが、姉と弟だと、自然と仲の良い関係となるでしょう。
2020年10月13日出典: PRTIMES世の中には親になりたいけどなれない。子どもを産みたいけど産めない。産んでも育てられない。などいろんな事情のある夫婦がいます。そんなとき愛情あふれる温かな家庭で子どもを健やかに育てるための「特別養子縁組」という公的な制度があります。戸籍上も実子として認められる「特別養子縁組」は新しい家族の形。今回、この特別養子縁組を選んだある夫婦のエッセイが発売になりました。家族とは?夫婦の絆とは?株式会社KADOKAWAから「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」が発売になりました。不妊治療の末、持病のため子宮全摘した妻。妻の決意で覚悟を決めた夫。子どもへの想いと新しい家族の形を模索しながら歩んでいく姿が綴られてます。特別養子縁組で親子関係を結ぶということ、血の繋がっていない子どもを本当に愛せるのか。養子だということをどこまで知らせるのか。家族とはなんだろう。夫婦の絆とは。他人だった男女が出会い、愛し合って結婚して子どもを迎え家族になる。一般的だと思っていたことが、実は奇跡の繰り返しだったことに気がつくのではないでしょうか。本書概要タイトル:産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ著:池田 麻里奈、池田 紀行定価:1,400円(税抜)書誌情報ページ::出典:PRTIMES出典:
2020年09月17日彼氏がデキる男だと、彼女としても鼻が高いでよね。「〇〇さんの彼氏って頼りなさそう」と思われるより、「〇〇さんの彼氏ってバリバリ仕事をこなして、どんどん出世していく感じだよね。羨ましいな~」と思われると嬉しい女性は多いでしょう。でも、最初からデキる男性なんて、あまり存在しません。そこで今回は、彼氏をデキる男に育てる方法を3つ紹介していきます。彼氏をさり気なくデキる男性に育てたいと思っている女性は、読んでみてくださいね。継続できる環境作りを手助けしてあげる「デキる男性」=「達成力に長けている男性」です。特に仕事面でデキる男を目指すなら、目標達成力は必要不可欠。仕事での達成力が、そのまま出世や昇給に直結しているからです。「仕事のためにスキルアップしよう!」と英会話を習い始めたのに3日坊主の男性では、出世や昇給とは縁がないでしょう。では、どうすれば達成力のある男性に育てられるのでしょう?そのキーポイントが、「継続力」です。モチベーションに振り回されず、コツコツ正しい努力を続けることができれば、多少ペースは遅かったとしても、6割7割の目標を達成できる可能性は高いです。ただ、人間は誘惑に弱いもの。スキルアップひとつとっても、なかなか一人では継続できないこともあります。そこで、たとえば英会話なら、・一緒に英会話を習う・一緒に海外旅行に行ってみるなど彼氏が継続しやすい環境を作る手助けをしてあげると、環境に影響され、達成力が上がりやすくなるのです。行動量の基準値を上げてあげる一般的にデキる部類に入る男性は、そうでない男性に比べ、努力の基準値が高いと言われています。たとえば、スキルアップのための英会話。3日坊主になりがちな人は、英会話教室に行っただけで「今日は頑張った!」と満足します。一方スピード出世する人は、英会話教室に行った後も、家に帰り「もっと早く上達する方法はないか?」と動き始めます。そのため、周りよりも早く上達するのです。時間がない中でも、「自分の今の状況でできること」を常に探しているのかもしれません。ただ、この自分で動き出すという行動。「やった方がいいことは分かってるけど、面倒…」と感じ、やらない人が多いです。そこで、彼女であるあなたが行動量の基準値を上げてあげるのです。・なにかをマスターするためには、これくらいするのが普通という感覚をシェアすることで、彼氏の行動量の基準値を上げることができるでしょう。一番のご褒美!達成感を何度も味わせてあげる自分が立てた目標に向けて努力をコツコツ続け、成し遂げられたときの得も言えぬ快感は、なにものにも代え難いものがあります。実際、目標達成の瞬間、脳内には大量のドーパミンが出ると言われているほどで、この達成感を味わいたいがために、使う予定のない資格を取得し続ける人もいます。小さなご褒美も大切ですが、物欲には限界があります。デキる男に育てる一番の特効薬は「達成感」なのかもしれません。まとめ彼氏をデキる男に育てる方法は、この3つです。・継続できる環境を作り、達成力を鍛える・ワンランク上の行動力が必要な事実をシェアする・達成感を味わうことが一番の特効薬やる気のない彼氏を育てることは難しいかもしれませんが、少しでも向上心のある彼氏なら、ここで話した内容を意識することで、デキる男性に変わる可能性は高いです。ぜひ実践してみてくださいね!
2019年09月09日ガーデニングをする人に人気のハーブ類。育ている方も多いかと思います。しかし、ハーブ類はそれぞれに特徴があり、選び方にもコツがあります。せっかく植えても、育て方を間違うともったいないですよね。そこで、魅力たっぷりのオススメのハーブ、選び方、育て方を紹介します。■ 植えて正解!オススメの「クッキングハーブ」3種ハーブのうち、お料理に重宝するものをクッキングハーブと呼びます。クッキングハーブのなかでもオススメなのが、次の3種類です。1.バジルバジルはイタリア料理に欠かせませんね。オススメハーブの筆頭です。春~初夏に売っている苗か種を撒いて、育ててみてください。ぐんぐん伸びて葉っぱが収穫できます。ただし、虫に食べられやすいのでご注意を!収穫したら松の実、オリーブオイルと一緒にフードプロセッサーでバジルペーストに。種は翌年植えるのにも役立ちますが、実はお水に浸けると何倍にも膨らむので、チアシードと並んで最近ダイエットフードとしても人気です。基本的には1年草扱いですが、室内に入れると越冬できます。2.ローズマリーローズマリーは匍匐(ほふく)性と立性があります。立性の方が場所を取らず育てやすいです。どちらも暑さにとても強い、多年草です。そのままでも香りがよく、花もかわいいので、ガーデンハーブとしても優秀です。寒さはマイナス気温が続いたりしなければ外で冬越しできますが、東北地方以北では室内に入れた方が無難です。香りがよい枝は、肉料理に最適。5センチ位、数本切って、お肉を焼く時に一緒にフライパンへ入れれば手軽に香草焼きを楽しめます。3.ルッコラロケットとも呼ばれます。ベビーリーフとしても近年人気です。胡麻に似た香りとピリッとした苦味が特徴の美味しい葉は、サラダに最適です。小さなコンテナでも簡単に育てられるので、ベランダハーブとしてもOKです。一年草なので、葉っぱが育ってきたらどんどん収穫して食卓へ!■ 植えて楽しむ!「香りと花のハーブ」のオススメ3種次に食べるより観賞用として、香りや姿を楽しむハーブをご紹介します。1.ラベンダー香りのハーブの筆頭です。イングリッシュラベンダー、フレンチラベンダーなど、近年は色も形も種類が豊富です。条件が揃えば大きくなりますので、剪定が大事です。根腐れに注意しましょう。葉も花も良い香りで、香りの持続性もあるので、ドライフラワーもオススメです。最近はこういう“うさぎの耳”のようなフリフリのあるフレンチラベンダーをよく見かけますね。2.タイムタイムはお料理にも使えますが、匍匐性でとても強く、踏んでも枯れないので、グランドカバーに最適です。ぐんぐん広がってくれるので、雑草避けに植えておくと、見た目も香りも良くて一石二鳥です!植えっぱなしでOKで、育てるのに手間がかからないので、オススメです。春には、こんな姿を見せてくれますよ。3.オレガノ(オレガノケントビューティー他)オレガノもお料理にも使える種類も豊富ですが、花オレガノという種類は食用ではなく観賞用です。観賞用というだけあって、その姿はとても魅力的です。葉の色、花の形もとても美しく、とても印象的なハーブです。上の写真はオレガノケントビューティーです。垂れるように成長し、葉の間からピンクの花を咲かせます。■ 植え方を間違えると大変!要注意のハーブ3種人気が高いハーブだけれど、うっかり植えると庭じゅうに増えてしまったり、ものすごく大きくなる、要注意ハーブを取り上げます。1.ミント香りがよく、ハーブティーにもなる、人気のハーブですが、ものすごく強健です。地下茎で増えていくので、地面に出ているところをどれだけ抜いても駄目で、またすぐに生えてきます。周りにある植物を駆逐してしまう恐れがあるくらい強い生命力なので、そのまま植えるのは厳禁。庭中ミントだらけになってしまいます。でも、とても魅力的なハーブで、オレンジミント、キャンディミント、オーデコロンミントなど、香りの種類も豊富なので、植え方に注意して楽しみましょう。上の写真はパイナップルミント。斑入りが美しい、パイナップルがほんのり香るミントです。2.ワイルドストロベリー(イチゴ類)ストロベリー類(イチゴ類)は、花も実も可愛く、また収穫もできて一石三鳥。とても魅力的なハーブです。ただイチゴ類も、条件が揃うとランナーという茎を伸ばして次の場所へ増えていくので、気が付かないうちに生えてほしくないところにイチゴ苗が……ということになってしまうかも。植え方に注意しながら楽しみたい一種です。3.ユーカリ香りもよく、丸みを帯びた葉っぱも可愛くて、近年人気のハーブです。枝を切って飾ってもよし、他のお花の引き立て役にしてもよし、とても優秀です。しかし、ユーカリも生育旺盛で、ぐんぐん伸びていきます。売っている時は小さな苗ですが、実はユーカリは木なので、あっという間に木に成長します。こんなはずじゃなかった~となる前に、注意して楽しみましょう。■ ハーブの植え方で注意すべきポイント3つ上記でご紹介した“要注意ハーブ”ですが、やはりとても魅力的で、ぜひ育ててほしいものばかりです。植え方を間違えなければ、普通に楽しめますので、ポイントを3つご紹介します。1.鉢に植える生育旺盛な種は、他の種を圧迫してしまって大変なことになるので、単体で鉢植えにしましょう。鉢単位での管理であれば、それ以上広がることがないので、安心して育てられます。ユーカリは木なので、最初は小さい鉢でも良いですが、成長に合わせて鉢を大きくしてあげましょう。ただし、これ以上大きくしたくないという場合は、鉢を大きくせず、剪定して小さく保ちましょう。イチゴ類は、専用のストロベリーポットもあります。重ねて使うタイプは百均にも売っていますよ。ストロベリーポットはとても可愛らしくなるので、オススメです!2.花壇に植えたい場合どうしても花壇に植えたい場合は、いったん鉢に植えてから、それを花壇に埋めましょう。ただし、底に穴が空いていると、そこから根が伸びて外に出ていくので、底穴を塞いで植えてください。寄せ植えなども、ポリポット(ビニールポット、苗を買った時に入っているような鉢形の黒いビニールのヤツです)に植えてから植えれば、他の種を圧迫したりせず、楽しめます。3.外に出てしまったら、なるべく早く対処するElianeHaykal / PIXTA(ピクスタ)1や2のようにしても、ミントなどは隙間から外に伸びてしまったり、種が落ちて芽が出てしまったりすることも。その場合は、見つけ次第抜きましょう。地下茎が育つと大変ですので、早めの対処が必須です。イチゴ類はランナー(茎)で、地下茎ではないので、ランナーを切って抜くだけでOKです。ちなみに、イチゴ類は移植があまり得意ではないので、苗を増やしたい場合は、ランナーが出たら早めに根付かせたい鉢などに載せて、根付くのを待ちましょう。いかがでしたか?どれも魅力的なハーブです。ぜひ、お庭や鉢などで育てて楽しんでください!【参考】※『おいしいハーブガイド』主婦の友社※『園芸ガイド 2011年6月号』主婦の友社※『はじめて育てる野菜とハーブ』主婦の友社
2018年08月19日彼がクンニをしてくれないのは、ただ単にどうして良いか分からないだけかも!彼を育てることで、深い快楽を得られるようになります。そうすれば、お互いが最高に気持ちいいセックスに……。そこで今回は、彼氏を「バター犬」に育てる方法を紹介していきます。(1)お手入れをちゃんとする『アソコがジャングルだと、いくら大好きな彼女でも厳しいものがありますよね。舐めたくない』(31歳/コンサル)彼に舐めて欲しい……しかし、アソコが無法地帯では、彼はゲンナリ。伸びすぎたままの毛や下着からはみ出した毛に、セクシーさは感じないもの。アソコはもちろん、体のお手入れをちゃんとすることが、彼への礼儀です。アソコだけではなく、体の毛の処理をすることは最低限のマナー。デリケートゾーンを綺麗に保っていることも重要です。匂いが気になる場合は、デリケートゾーン専用の石鹸を使って洗いましょう。まずは、彼がクンニすることが不快と思わない体を作っていくことが重要ですよ。(2)恥ずかしさを捨てる『恥ずかしいからって、顔抑えられたら何もできないじゃないか……!!』(28歳/経理)彼にクンニして欲しいけど恥ずかしくて言えないという女性は多いのはないでしょうか?また、クンニされることが恥ずかしい、どうやったら気持ちイイかを伝えられないという人もいると思います。せっかく彼がクンニしてくれても、恥ずかしさから上手に伝えられないなら勿体無い!まずは、恥ずかしさを捨てることが大切です。そのためには、日頃から彼とセックスについて、自由に話せる関係性を作っていることが大事。(3)根気強く教える『どこが気持ち良いのか言葉で伝えてくれないと、男って察しが悪いから助かりましゅ……♡』(26歳/銀行)どのようにしたらいいか分からない、強さが分からないなど、女性器をもっていない男性にとって、気持ちいいポイントが分からないことは当たり前のこと。そこを根気強く教えてあげることが大切です。まずは、言葉で伝えること!「この辺りが気持ちイイ」など、どうやったら気持ちいいかを伝えるようにしましょう。もちろん気持ちいいポイントを責めてくれたら、「気持ちイイ」ことを教えるようにします。そうすることで、男性は女性を悦ばせていると自信に繋がります。ただし、命令口調にしないこと、可愛くおねだりしたり、褒めちぎったりと、彼のプライドを傷つけないようにしましょう。(4)彼への奉仕も忘れない『ギブ&テイクですよ。セックスはコミュニケーション。お互いの満足感が大事』(36歳/人材)彼からの奉仕ばかり求めるようではダメ!気持ち良くしてくれたのならば、きちんとお返しをすることは必要です。セックスはお互いが気持ち良くならなければ、楽しみは生まれません。どちらかが我慢する一方的なセックスではなく、お互いが悦びを与え合えることが最も大事!彼がたくさん頑張ってくれたら、そのぶん彼への奉仕も忘れないようにしましょう。----------クンニすることで、彼女が感じてくれることが分かれば、積極的にクンニしてくるようになります。そのためには、彼にばかり負担をかけることは禁物です。お互いが気持ちイイと感じるセックスを目指して、「バター犬」育成を是非挑戦してみて下さい。(文/恋愛jp編集部)
2018年06月10日「産んだら人生はどんなふうに変わるんだろう」「産めなくなった時、本当に後悔しないかな……」。産まないと決めても、「まだ産める」と「もう産めない」では違うのではないか。そろそろ本気で向き合って考えてみたい。そこで、『わたしが子どもをもたない理由』(かんき出版)を上梓した、作家の下重暁子(しもじゅう・あきこ)さんに話を聞きに行きました。「子どもをもたない選択をして今まで一度も後悔しませんでしたか?」という問いに、「しませんよ」とキッパリ。全3回にわたってお届けします。結婚したいって顔に書いてあるんじゃない?——下重さんは、若い時から子どもをもたないと決めていたそうですね。当時は今よりも、「結婚するべき」「子どもを産むべき」という考えが強かったのでは?下重:そうですね、今よりも子どもをもたないことに対する理解は広まっていませんでした。でも、自分で決めていたことなので。今のつれあい(下重さんの夫)と暮らし始めたのは36歳の時で、向こうは33歳でした。20代ならともかく、もう自分の生き方も決まっていましたから、結婚したから子どもを産まなくてはとは思いませんでした。——「まだ産める」という時期に気持ちが揺らぐことはありませんでしたか?下重:ありません。だって、産まないという選択をしたんだもの。自分で決めたことなのに、どうして揺らぐの?私はとっても自分勝手な人でね(笑)。本当はひとりで生きて行きたかったの。結婚もしたいと思っていなかったんですよ。だけど、つれあいと出会って。これは縁としか言いようがない。——結婚したい私にとっては羨ましい話です。下重:結婚したいって顔に書いてあるんじゃないかしら?そんなこと書いてあったら相手は逃げるよね。私の周りでも、結婚したいしたいっていう友達は結婚しないのよ。勝手に生きているような女には、一緒に暮らす相手がいるんだけど。不思議なことよね。結婚に必死になる必要はない——そうなんですよ!恋愛とか結婚に興味がないって感じの子にはパートナーがいる。私、婚活とか頑張っているんですけど、なかなか縁がないんですよねぇ……(ため息)。下重:私は頑張って婚活って全然わからないの。なぜそんなに必死に結婚したいの?自分で働いて、衣食住が足りていて、自分の生き方があればそれでいいじゃない。一緒に暮らしたい人がいれば結婚という選択もあるでしょう。でも、そういう人がいないのに無理して探すのは無理ですよ。人の出会いは、それこそとんでもないところから偶然来るのだから。それが面白くて楽しいんですよ。——偶然の出会い……か。恥を忍んでもう一つ相談してもいいですか?下重:いいですよ。——私は、見た目と性格にすごくギャップがあるみたいで。「おとなしい人だと思ったら気が強くて驚いた」と、言われるたびに複雑な気持ちになるんです。騙しているわけじゃないんだけどなって。下重:そうなの?(笑)。私もね、テレビで話をしている分には、とっても優しそうに見えるらしいの。古風な良妻賢母だと誤解する男性が多くて、独身の頃はたくさんのお見合い話が届きましたよ。でも、実際の私と会ってご飯を食べると、みなさん目を丸くして、「全然違うね」って。——そのギャップに悩んだことはありませんでしたか?下重:他の人がどう見ようと関係ないじゃないですか。私は私なんだから。みんなが勝手に誤解する分には構いません。私は「こう見られたい」って思って演技をしているわけじゃないんだから。揺るぎない自分は時間をかけて作るもの——「私は私」と言い切るには自信がなくて。どうしても敷居が高く感じてしまいます。下重:それはそうだと思いますよ。揺るがない自分というのは、時間をかけて作るものですから。それこそ、毎日作るの。積み重ねですよ。私だって、これが自分だと心から思えるのは、ごく最近のこと。人間は毎日何かに迷いながら、必死に考えて選んで、自分の人生を生きていくもの。それをするには、世の中というのはなかなか難しいですよね。いろんな人がいて、いろんな声がある。その中で、毎日自分を確認していかなきゃいけないわけですから。本当に間違いがないかな。私は本当にそれで生きて行けるのかなと思考を繰り返すことで、で自分という人の基礎ができる。最初からしっかりしている人なんてどこにもいませんよ。最期に「私は私らしく生きた」と言えるように——自分で決めたことに後悔はないけど、問いかけは今でも続けている、と?下重:そう。前にも言ったけれど、産まないと決めて、後悔したことは全くありません。自分で決めたことだから。人は生きている間にたくさんの選択をしますよね。後悔するのは、その選択の基準を無責任に他人任せにしてしまうからではないかしら。いつも自分が考えて、自分で選んでいるか。それとも誰かの基準で選んでいるか。誰かがそう言うから。世の中が。世間体が。みんなが褒めてくれるから。そんな基準で選んでいる人はどんどん自分をなくしていきますよ。自分というのは長い期間、それこそ一生かかって作るものです。私だって完全にできているとは思えない。命を全うするその時に、「私は私らしく生きた」って思えたらいいなと思っているの。だから、人から何を言われても私は自分の基準で選ぶと決めている。それが重なってきているので、ひとさまから見ると確固とした考えがもともとある、というように見えるのかもしれませんね。でも、生きていることってそういうことでしょ。日々、自分を確かめながら生きているのよ。(取材・文:安次富陽子写真:青木勇太)
2017年07月18日出典:よく「女の子は育てやすい」という言葉を耳にします。特に一番上は女の子の方が、下の子を可愛がってくれたり、ママのお手伝いをたくさんしてくれるから、子育てが楽だと言いますよね。では実際にはどうなのでしょうか?女の子の子どもを持つ筆者が、実体験を元に女の子の特徴や、注意すべき点などをお伝えします。 女の子は育てやすいって本当?筆者は第1子が女の子なので、比べることは難しいのですが、周囲には「女の子良いわね~」とよく言われます。男の子ママからするとすごく羨ましいという声をいただいたり、近所の自分の母親世代の方々からも、口を揃えて言われます。わが子もかなり元気で毎日暴れていますが、確かに、男の子を見ているとそれ以上な気がします。男兄弟のママなんて本当にパワフルですよね。外でも止まることなく自由に走り回って、大声で叫んで、いつも周囲の人に謝っているママもよくいます。それに比べると、暴れん坊の娘でも少しおとなしく感じますね。女の子育児のメリット・デメリット筆者のこれまでの育児経験とママ友の声をもとに、女の子育児のメリット・デメリットをまとめてみました。出典:◎メリット・成長が早い(言葉覚えや、自分で服を着る、靴をはくなど)・幼いうちからしっかりしている・風邪をひきにくい(筆者の経験上そう感じます)・男の子みたいに力が強くないのでママの体力の消耗が少ない・小さい子に優しく面倒をみれる(お友だちや、妹や弟に)・可愛いファッションが多く、親子でおしゃれをたくさん楽しめる・3歳頃からママと料理などを楽しめる◎デメリット・どこで覚えてきたの?というくらい口が達者すぎる・生意気なことばかり言う、おませ・ファッションや髪型にこだわりが強すぎてお出かけが面倒・ママに厳しい(ある程度成長すると女同士の目線で見てくる) パパとの会話に要注意!「女の子育児」で気を付けることは!?女の子は「可愛い」という言葉にとにかく敏感!多くの人に可愛いと言われた服はすごく気に入って、毎日そればかり着たがります。毎日同じ服を着ることにならないために、「これもすごく似合うよ~」と必死に誉めたりして、きちんと他のものも着てくれるように筆者は工夫をしています。また、3歳以上の子を見ていると、「ちょっと、今そんなこと言わないで!」というような恥ずかしいことを悪気なく口にしたりしてママが困っていることもありますね。大人の観察をして、すぐに覚えられるのが女の子なので、下手なことは口に出せないなと思います。なので夫婦の会話もしっかりと聞かれているので、言葉遣いはもちろん変なことを覚えられないように会話に注意をしましょう。いかがでしたか?女の子って自立心が強いからママの手が離れやすく、ママにとっては嬉しい点でもあり、手がかかる期間が少なくてちょっと寂しく感じることもあるかもしれませんね。筆者自身も、幼稚園の時から「髪は自分で結んでいくの」「雑巾は自分で縫うの」など全て自分のことは自分でし始めたようです。そして、何かのキャラクターか何かに憧れていたのか「絶対にパーマをかける」と言って譲らなかったので、幼稚園から1人だけクルクルパーマだったようです。ませていたようで……。意志が強いのも女の子の特徴だと思いますので、その点は育てやすいのか育てにくいのか、色んな感じ方がありますね。
2017年05月08日不妊治療に励む夫婦もいる中、自然に妊娠したにも関わらず中絶という選択をする夫婦もいます。今回は、既婚者が中絶する理由についてのお話です。お金と時間がないある看護師の話によると、中絶の件数は圧倒的に既婚者の方が多いそうです。その理由でいちばん多いのが「経済的にも時間的にも子育てをする余裕がない」というもの。育児と家事に専念できる環境にいる、つまり専業主婦なら違うでしょう。でも、今は皆さんもご存じの通り“共働きが当たり前”の時代。妊娠中と出産後の少なくとも数ヶ月~1年程度は収入が減ってしまうことや、働きながら子育てをするハードな環境を想像したら、無理という判断に至ってしまうようです。これ以上は増やせないもう1つの理由は家庭によって様々ですが、大きくまとめると「これ以上は増やせないから」というもの。子どもは1人と決めていた、もう3人もいる、子どもが思春期で理解を得られない、上の子との年が離れすぎる…etc.なら避妊すれば良いのに!と思う人もいると思いますが、実は避妊していたのに出来たという人は多いようです。コンドームの避妊率は90%とも言われていて、これは言い換えると“10人に1人は避妊に失敗する可能性がある”ということ。本当に出産が難しいなら、他の避妊方法を検討した方が良いかもしれませんね。死産の可能性先日、資格を持っていない医師による中絶手術を受けた女性が術後1週間ほど経った頃に亡くなるという悲しい事件がありました。その夫婦の場合は、医師から「赤ちゃんがお腹の中でちゃんと育っていない」という話を聞かされたことで中絶を決めたそうです。このような理由で中絶に至るケースは少ないかもしれません。でも、誰もが“想定外の妊娠”を理由に中絶する訳ではないということですね。実は10代よりも40代の中絶件数の方が多いというデータもあります。将来のためにも、家族計画や避妊についてパートナーと話をする習慣は必要なのではないでしょうか。
2017年02月27日もうすぐクリスマス。クリスマスといえばやはりサンタクロースを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。子どもにとってサンタさんは憧れの存在。子どもとサンタさんについて、考えてみました。いつまでサンタを信じていた?子どもは何歳までサンタさんを信じているのでしょうか?あるアンケートでは、4~6歳まで、という意見が最も多く、小学校の学年があがるにつれて信じている割合は減っていきます。園児までは信じているというのが平均でしょうか。中には、毎年パパがサンタのふりをしてプレゼントを渡していたら、小学校にあがったタイミングで「サンタはパパでしょ?」と言われ、実は3歳の頃から顔や隠していたサンタの衣装を見つけたことで気づいていたという告白をされたという方もいました。数年はパパだと分かっていながら信じるフリをしていたとは、驚きですね。サンタさんの存在を疑いだしたらどうする?成長と共に子どもがサンタの存在を疑いだす時期があると思います。「ばれてしまった」と慌てる前に、どんな対応をするとよいのでしょうか?子どもがサンタさんについて聞いてくるということは、どこかでまだ信じたい気持ちがあるということ。聞いてきたら逆に聞き返してみましょう。「サンタさんっていないの?」と聞かれたら、「なんでいないと思ったの?」と聞いて話を広げていきましょう。「だって一人であんなにプレゼントを配れるわけないよ」と言われたら「え、サンタさんは一人だと思っているの?」と大げさに驚いてみましょう。「プレゼントは本当はパパやママがくれるんでしょ」と言われたら「え?ママが小さい頃は違ったよ。本当にサンタさんが来てくれたんだよ!」など。オーバーに驚いたり真剣に話す大人の姿を見て、子どもはサンタさんは本当にいるんだと感じることができます。信じているうちは子どもの夢を壊さないでいてあげたいものですね。サンタクロースは親の愛情の象徴子どもが寝た後に親がこっそりプレゼントを枕元に置いたり、サンタのフリをして手紙を書いたりという行為は、子どもの喜ぶ顔を想像して行うことです。子どもを心から喜ばせてあげたいという気持ちがサンタさんという形になっているのではないかと思います。プレゼントをもらう子どもはもちろん、贈る側の大人もワクワクするというのはステキなことではないでしょうか。高価なプレゼントをすることが大事なのではなく、親子で一緒に想像を巡らせたり、話したりするコミュニケーションが大切だと思います。親が子どもを喜ばせたいという気持ちが強いほど、サンタさんは子どもの中で強く長く存在し続けることができるのではないでしょうか。いつかサンタさんがいないという事実を子どもが知っても、ささやかな贈り物をしたり、カードを贈ったりという習慣を続けるようなステキな親子関係が続くといいですね。
2016年12月08日“何でも自分一人でできる自立した子になってほしい”、“人に迷惑をかけない子に育てたい”そんな思いで「○○が出来る子」を求めるママ。でも、困った時にSOSを出せることの方が人生の荒波を生き抜いていく上でとても大切だったりします。そこで今日は、『1人でできる子になるテキトー母さん流子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話します。立石 美津子専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『立石流子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』期待に答えようと「無理をしてしまう子」に潜む危険性とは?暑い中の体育の授業。「先生身体がだるいです、お水を飲みたいです」の一言が言えません。日常的に「努力しないとダメだよ」「頑張らないとダメだよ」「お兄ちゃんなんだからね、しっかりしないとダメなんだよ」とママの口から繰り返される言葉を浴びせられて育った子で、先生に訴えることができないままでいます。「しっかりした子に育ってほしい」「弱音を吐いてはいけない」というママの気持ちを拡大解釈してしまっているケースです。“成せば為る”“努力すれば必ず結果が出る”と追い込んでいる熱血漢の先生の中には音楽発表会、お絵描きコンクールで自分のクラスが優勝したり選ばれることを大きな目標として掲げている人もいます。“頑張ること、結果を出すことを素晴らしいこと”という価値観を親からも先生からも植え付けられているとギリギリまで頑張ってしまい燃え尽きてしまうこともあります。そして本人は結構、きつい思いをしています。 「いい子」を演じて心が休まらない子生真面目で一生懸命で我慢強い子は自分が苦しいこと、弱音を吐くこと、ギブアップすることを悪いことと思い込んでいます。「適当にかわしておこう」「手抜きしてこの場をなんとかしのごう」とは思えないでいます。小学校では45分ごとに休み時間が入ります。1週間の中で日曜日があります。人は疲れたら休まないと続きません。でも、突っ走ることを要求された子は休息の時間も惜しんで努力し、いい子でいようとしたりします。助けを求められない子極端な例ですが、こんなケースがありました。お遣いを頼まれた子ども。教育熱心な親元で育ち「計算が出来ない子はダメな子」とインプットされていました。ある日、コンビニでの買い物でうまくお金が出せないことがありました。治安のいい日本、お財布ごと出しても多く取られたり騙されることはまずありません。財布ごとレジに出して「わからないから、ここから取ってください」と言えば親切に対応してくれます。でも、“SOSを出すことは恥ずべきこと”と思っているので黙って商品を持ち帰ってしまいました。“お金の計算が出来ないことの方が泥棒することよりもよくないこと”の間違った考えに縛られてしまっていたのですね。 いかがでしたか。言葉や態度に表さなければ自分のことは他人にはなかなか伝わらないものです。イジメを受けやすい子はイジメられても黙って耐えている子だったりします。イジメる側も「先生や親にチクることはしないだろう」と心得ているからです。「○○ちゃんにパンチされた」「○○君がいつも僕のことをイジメるから嫌だ」と大騒ぎする子は継続的にターゲットにはなりません。人に迷惑をかけない子に育てたい気持ちもわかりますが、小さいうちから困った時に助けを求めることができる子に育てておくことも大事ですよ。 【画像】※ Tomsickova Tatyana、Rob Hainerm、Guschenkova / Shutterstock
2016年10月30日書店に行くと“男の子の育て方、女の子の育て方”の類の本が溢れています。でも、“女の子の育て方”の書籍より“男の子の育て方”の方が圧倒的多数だったりします。ところで、そもそも女の子と男の子の育て方を変えた方がいいのでしょうか?そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が性差による育て方についてお話します。 ■鶏が先か卵が先か先に鶏がいたから卵が生まれたのか?先に卵があったから鶏が生まれたのか?“鶏が先が卵が先”ではありませんが、“男の子として育てたから男の子らしくなったのか”“男の子で活発だから男の子として育てる結果になったのか”因果関係に悩むところです。生物学的に性差による以下のような発達の違いはみられます。・男の子は泣く量が多く活発である・男の子は青など寒色系、女の子は赤やピンクなど暖色系を好む・女の子は人形やままごと、男の子は車や電車が好き・女の子は言葉の発達が男の子よりも早い言葉についても男の子は言葉が遅い分、女の子よりも癇癪を起こす回数や友達を噛んだり突き飛ばすことも多くなります。このように生物学的なものがベースになることもあります。だからと言ってそれに全てはめ込んではいけません。一卵性双生児でも兄として育てたられた子と、弟として育てられた子では性格が変わってきます。女の子でも上に兄がいると強い子になったりします。環境としての親の関わり方が違うと変わってくるものですね。 ■「男の子の育て方」の本が圧倒的多数な理由子育ての担い手のメインはママ。そうなると、子どもが男の子の場合は異性の子を育てることになるので「どう接したらいいのかしら」と戸惑うことも多くなります。そうして「男の子は育てづらいわ」「自分と違う生物、宇宙人と暮らしているようだ」と思ってしまうかもしれません。実際、書店には“女の子の育て方”の書籍より“男の子の育て方”の方が圧倒的多数です。しかし、今ママが男の子を育てていてしんどい思いをしていても、子どもが成長するにつれ同性の子には同性ならではに感じる苛立ちや難しさを覚える人もいます。異性の子を育てるのは「新しい発見が出来て新鮮だわ」くらいに思ってみてはどうでしょうか。 ■「男の子(女の子)なんだから○○」型にはめると子育てが不安になる男らしさ、女らしさって確かにありますよね。でもこれって文化が作り上げたもの。男の子は“活発で元気に走り回るもの”と書いてある本もあります。でも、そうなると女の子のようにおとなしい男の子だったら却って心配になってしまったり、女の子なのに電車やミニカーにはまっていたり落ち着きがなかったら不安になりますよね。“男の子なんだから○○であるべき”の固定観念を持っていると理想とのズレがあり悩んでしまいます。でも、気の弱い男の子に「強くなれ」と求めたり、おてんばな女の子におとなしくしていることを強要したらどうなるでしょう。本人はとても苦痛です。電車の好きな鉄子、赤やピンクが好きな男の子を見て「うちの子おかしい」と思ってはいけません。男女差よりも先に一人の人間として見てあげましょう。それぞれ持って生まれた特徴や個性があるのですから。それから、女の子だからお行儀よく優しく、男の子だから逞しく強く、男の子だから泣くんじゃない、女のくせに男のくせにと育てるのは止めましょう。男であってもマナーも優しさも必要、女の子にも逞しさは大切です。 いかがでしたか。ママの中には子どもをしっかりしつけられないことを棚に上げて「うちの子、男の子だからやんちゃなのよ」と隠れ蓑にしている人もいます。これは「まだ子どもだから電車の中で騒いでも見逃してね」と言っているのと似ていて問題を別にすり替えている例です。男の子だから、女の子だからと理由にするのはやめましょうね。 【画像】※ Konstantin Tronin、Raisa Kanareva / Shutterstock【著者略歴】※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
2016年05月03日野菜を育てたことはありますか? スーパーや八百屋で買うだけでなく、自分で育てて食べてみるのも楽しいものですよ。そこで、初心者のあなたにでも手軽に栽培できる野菜を紹介します。■サラダにも使える「バジル」香りがよくてピザやパスタ、サラダなどに大活躍のバジル。種まきの時期は4月から6月頃までが適しています。日光を好むので、プランターや育苗ポットは日当たりのよい場所を確保してあげましょう。発芽して本葉が出てくるまでは土が乾かないように水をたっぷりあげます。他の野菜と比べて虫がつくことは少ないですし、生命力が強く、水やりさえ忘れなければよく育ちます。■しっかりとした味の「ミニトマト」手軽に実ものが収穫できる人気野菜なのがミニトマト。育てるには深型のプランターを使いましょう。ミニトマトは根を深く広く伸ばすため、小さめのプランターではすぐに窮屈になってしまうからです。また、ミニトマトは大きく上に伸びていくため、茎を支える支柱が必要です。園芸ショップやホームセンターなどで売っている、朝顔用の支柱を使いましょう。支柱の輪に茎を巻きつけながら伸ばしてあげることで、ベランダのような狭いスペースでもよく伸び、たくさんの実を収穫することができます。茎がある程度伸びてきたら、茎と支柱をつなぎ止めるために麻ひもでくくってあげましょう。■すぐに育てるなら「ベビーリーフ」品種にもよりますが、どんなシーズンでも栽培ができるのがベビーリーフです。栽培する期間も短いので、「野菜をなるべくすぐに育てて食べてみたい」という人におすすめです。種まきをする際は「ばらまき」という方法を取ります。これは、たっぷりと水やりをしてある土の上にまんべんなく種をばらまくというものです。偏りが発生すると芽が混み合ってしまうので、土の上に均等に広がるように調整してあげましょう。種まきができたら、表面にぱらぱらと土をかぶせます。発芽から30日もすれば大きくなるので、収穫してサラダとして食べるのがおすすめです。■繰り返し収穫できる「万能ネギ」焼きもの、炒めもの、あえものなど、どんな料理に入れてもよいアクセントになってくれるのが万能ネギです。発芽率が高いので、プランターや育苗ポットに種をまいて、薄く土をかけるだけで育ってくれます。葉が伸びてきたら根元から数cmを残し、上部をカットして収穫しましょう。カットした部分から再び葉が伸びてくるので、収穫を繰り返すことができます。あなた自身で育てた野菜は、おいしさもひとしお。園芸は趣味としても楽しいので、ぜひ自宅のベランダで野菜を育ててみてはいかがですか?
2016年04月15日脳を育てることと、心を育てることは、なんとなく別のことに思えるかもしれませんが、「心=脳」ということが最近の研究の結果、明らかになっています。以前は、児童虐待の残す傷あとは、「心の問題」であると考えられていましたが、最近の脳科学の研究では子どものときに虐待を受けると、脳の一部に発達障害を起こす出典:日経サイエンス2006年12月号臨時増刊「インタビュー 熊本大学大学院医学薬学研究部小児発達社会学助教授 友田明美 子どもは親を選べない 脳科学は子どもの心を救えるか」ということがわかっているのです。近年話題になっている、突然感情を爆発させて暴力的になる「キレる子ども」になるかどうかも、脳の発達に関係があるそうです。脳の発達の基礎は、幼児期の親子関係の中で作られていきます。そこで今回は、脳科学で明らかにされてきた子どもの脳について紹介します。「キレない」ために大切なのは、脳の前頭前野言葉を覚え、計算し、人の気持ちを感じ取るときに重要な働きをしたり、「キレる」ことのブレーキ役となったりするのは、大脳の前頭前野です。前頭前野は脳の部位の中でも、もっともゆっくりと成長していきます。脳のおおよそは8~10歳くらいでほぼ完成を迎えますが、前頭前野だけは24~25歳くらいまで成長を続けるそうです。つまり、脳の構成がかたまる8~10歳までに脳の基礎を育てておく必要はありますが、大脳の発達は絶えず続き、足りないものがあれば補おうと変容したり、新たな刺激や発想があればいくらでも変わることができたりする柔軟性を持っています。つまり、8~10歳の時期を逃したら手遅れ、ということではありません。このことはしっかり覚えておいてください。「遊ぶことは学ぶこと」なのは、前頭前野の連携を鍛えるため前頭前野は知性を司る領域体を司る領域情動(感情)を司る領域の3つの領域に分かれています。そのうち、知性を司る領域は、体や情動を司る領域とうまく連携できて初めて、十分な発達をとげるのだそうです。脳科学者の篠原菊紀教授によると、ひと昔前は、子ども同士の遊びの中でこの結びつきが鍛えられていた出典:AERA with kids 2006年12月15日 「脳科学 発達行動学から見た早咲き脳 後のび脳」ということです。さらに、「今、ADHD(注意欠陥・多動性症候群)傾向や自閉傾向、LD(学習障害)といった子どもの増加が問題になっていますが、以前は子ども同士の遊びが、そうした障害の出現を抑制していたのではないか」と指摘しています。「子どもにとって、遊ぶことは学ぶこと」と、よく言われますが、先の指摘によるとこの言葉は理にかなっており、外で大騒ぎしながら遊ぶことは、子どもの脳が健やかに発達するために大切なことといえるでしょう。キレにくい子に育てるには、扁桃体の暴走をコントロールさせること前頭前野のある大脳の活動を支えるのは、脳全体の中心辺りに位置する大脳辺縁系です。記憶を司る海馬のほか、扁桃体(へんとうたい)があります。扁桃体は、生き物として「近づくべきか」「これは食べられるか」といった、危険性の判断や恐怖にかかわる部分です。幼児期に虐待されたり、愛情を与えられなかったりすると、この部分が育ち損なう可能性があるといわれています。扁桃体では、「好き」「嫌い」という感情も決めています。ここで判断された「嫌い」という感情が攻撃欲と結びつくと、扁桃体が暴走し、いじめや衝動的な攻撃が生じるのです。扁桃体を暴走させないためには、そのボリュームを増やしてしっかり攻撃欲をコントロールさせることが必要です。そして結果としてこれが、キレない脳、社会性を育てることにつながります。扁桃体は、幼児期に身近な人の笑顔、愛情表現を与えることで成長が促されることもわかっています。自分を育ててくれる親を見て「好き」になり、その好きな親が笑顔で自分を見ている、という経験は、お互いに「好き」という気持ちを共感することです。この体験が他人との信頼関係を築いていく原点となるのです。幼児期のやりたい気持ちを尊重することが脳の健やかな発達につながる子どものうちは、前頭前野が大人のようには完成していないので、大人よりも一時的な「好き嫌い」で物事を判断します。物事の重要性や優先順位を判断したり、本能的な欲望に理性的にブレーキをかけたりするのは前頭前野の活動です。子どもが「やってみたい」と思うことには、危なかったり汚かったり、眉をひそめたくなることもあるかもしれません。ですが、「やってみたい」気持ちをくじけさせてしまうと、せっかく芽生えた意欲をつぶしてしまいます。ルールに従い、我慢する、他人の意図や感情を理解するのは、ゆっくり時間がかかるもの。幼児期に大切なのは、しつけの前に、「やってみたい」意欲を出来る限り尊重し、挑戦させてあげることではないでしょうか。
2015年07月28日『私、いつまで産めますか?』この本のタイトルにドキッとした方も多いと思います。筆者もその一人。漠然と“いつかは子供を産むだろう”と思ってはいたものの、仕事やプライベートを優先し、気付けばシングルのままアラサー、いや、もうアラフォー。子供を産むためには妊活?いや、その前に婚活??いや、そもそもその前に私、まだ産めるんだろうか?卵子凍結すればいい?頭の中に次々と疑問や不安は湧いてくるのに、それに対して明確な答えが何一つ出てこない。そんな、妊娠のリミットを感じつつ、何をしていいのかわからない女性は、“将来”のために“今”なにができるのか。同書の著者である生殖工学博士の香川則子さんにお話をお伺いしました。副題に「卵子のプロと考えるウミドキと凍結保存」とあるように、卵子を研究し続けてきたプロフェッショナルです。浦安市の助成は、卵子凍結によって将来的に人口が増えるかの研究――最近「浦安市が卵子凍結保存に助成金」というニュースを耳にしました。先生はこのプロジェクトの一員でもあるそうですが、なぜ浦安市だけが助成金を出すことにしたのでしょうか?「私の地域でもやってくれたらいいのに……」というアラサー女性の声が聞こえてきそうです。香川則子さん(以下、香川):これは浦安市が「なにか子供を増やす方法はないか?」と考えた末の打開策です。現在、国が行っている不妊治療への助成金は42歳まで(所得制限付き)が対象で1回15万円まで。利用できる回数にも制限があります。でも実際、42歳で不妊治療を成功させる、すなわち出産までいたる確率は3.7%とたいへん低く、子供は増えません。それだったら対象年齢を下げる代わりに卵子凍結保存にかかる金額の7割を補助して、子供が増えるかどうか検証しよう、ということです。なぜなら、その助成金は私たちの税金で支払われているわけです。少しでも少子化を止める可能性が高い方に使おうという考えが出てもおかしくありませんよね。浦安市が卵子凍結への助成金へと踏み切ったのは、これが「卵子凍結を通じて女性が妊娠、出産して、将来的に浦安の人口が増えるか」という試みだからです。これにより結果を得られたら、他の自治体でも助成金を出す地域が増えるかもしれません。――浦安市が助成金を出すのは34歳まで。やはりそれ以上になると卵子凍結保存をしたとしても出産は難しいということでしょうか?香川:本書に詳しく書きましたが、卵子凍結保存とは体外受精を「途中までひとりで済ませておくこと」だと考えてください。そして残念ながら体外受精であっても年齢とともに出産率は低下していきます。35歳でも約15%、39歳になると約10%まで減少し、41歳になると約5%というデータがあります。体外受精という高度な技術をもってしても、卵子の老化の問題は解決できないのです。アメリカをはじめとする諸外国では自分の卵子で体外受精できるのは37歳までと決められています。これは38歳以上になると体外受精をしても出産までこぎつけられないと考えられているから。日本では採卵は39歳まで、その卵子を使うのは44歳までが“推奨”されています。推奨ですので、それ以上の年齢で卵子凍結保存をすることも可能ですが、引き受けてくれるクリニックはかなり少ないと思った方がいいでしょう。体外受精という高度な技術でも卵子の老化は解決できない――では、アラフォー女性は子供を諦めるしかない、ということでしょうか?香川:もちろん希望はありますが、アラフォーになると出産するのは年間25人に1人、もしくはそれ以下という数字を変えることはできません。また40歳で10個卵子があれば妊娠できるだろうというデータもありますが、出産までいたるには50個の卵子が必要であり、40歳でそれだけの卵子を自前で用意するのは不可能といっていいでしょう。そこで排卵誘発剤を使って卵巣を刺激し、一度に多くの卵子を取り出す手術をするわけですが、年齢が上がるにつれて卵巣年齢もあがっているので思うように反応してくれません。また卵巣刺激によってかえって卵巣の寿命を縮めることもあるので、むやみに回数を重ねることもおすすめできないのです。――でも、卵子が採れるならまだ希望があると思うのではないでしょうか?香川:その気持ちは痛いほどわかるのですが、体外受精は5回までが生殖医療界での常識。成功した人はだいたい5回までに成功し、そこでダメだった人は何度トライしても妊娠率は急降下します。特にアラフォーになると、妊娠できても流産してしまい、出産はできない。でも可能性はゼロじゃない……と、やめどきがわからなくなってしまいます。そこからは精神的にも金銭的にもとてもツラい道のりになります。果たしてそれが幸せの道でしょうか?終わりの見えないトンネルに迷い込む前に“体外受精は5回まで”。そうあきらめどき、またはお休みどきをしっかり決めておくことも、自分の未来を明るくする選択だと思います。一見すると厳しすぎる現実に思えるかもしれませんが、あとで後悔しないためにいま知っておいてほしいことを、本書にまとめました。でも実をいうと、40歳以上で妊娠した方の6割が自然妊娠なんですよ。そうしたことを知っておくと、これからの人生をどうするかも考えやすいですよね。排卵誘発に2週間、採卵に1日、1回100万円以上かかる――実際、どのような方が卵子凍結保存をしているのでしょうか?香川:するか、しないかは別として、カウンセリングに来る方の大半が「婚活の間に卵子が老化するのが怖い」とおっしゃいます。高齢出産のリスクを抱えている方でも「リスクをわかった上で、それでも自分にできることをしたい」と保存を希望される方もいます。将来、出口の見えない不妊治療をするのもツライので、「いまの卵子でも将来妊娠できなかったらあきらめられる」という方も。みなさん、理由はそれぞれですが、卵子凍結保存という選択肢を通して自分の気持ちとしっかり向き合う。まずはそれが一番大切なことなのです。――先生は卵子凍結保存を希望される方たちひとりひとりとカウンセリングし、適性検査をされるそうですね。香川:先ほど話したように、現年齢だとどれくらいの妊娠が望めるか、出産率はどうかというお話をしたあと、検査させて頂きます。検査内容はパートナーの有無に始まり「なぜ子供が欲しいのか」「何人欲しいのか」などをヒアリングします。そんな個人的なことは聞かずに、さっさと卵子を採ってくれればいいと思う人もいると思いますが、採卵というのは高度な医療です。カウンセリングや病院での受診に1時間ずつ、卵巣を刺激して排卵を誘発するのに約2週間をかけ、日帰り入院で採卵します。さらに、採れた個数や保管しておく年月にもよりますが、検査、採卵、保管などトータルで100万円程度という高額な費用を自費診療で支払わなくてはなりません。多大な時間とお金がかかること。そして何より手術を伴う医療行為を受けることを軽々しく考えない、そのことを約束していただけない方にはこの医療をおすすめすることはできません。>>【後編につづく】妊娠に大切なことは頑張ることじゃない“卵子のプロ”が説く、人生を見つめ直す妊活の心得(根本聡子)
2015年03月13日いつか子どもが欲しいと思っている女性は多いと思います。みなさんはどこで子どもを産みたいですか?そんなの病院に決まってる?でもこれからは、病院で産みたくても産めなくなるかもしれません。【勤務が不規則でハードらしい】産科医が不足・・・病院で産めないとは極端な言い方になりましたが、近ごろ産科医不足が深刻な問題になっていることは事実です。出産はいつ始まるか予測がつかないので、勤務時間が不規則で負担が大きいことから、産科医を希望する人が少なくなっているそうです。そんな産科医不足の解決策として注目されているのが、助産師が主導して出産させる方法です。医師が立ち会わないと聞くと不安に思うかもしれませんが、実際の出産時には助産師の方々の力がとても頼りになるそうですよ。いつか産むときの選択肢として知っておきたい、助産師による出産についてご紹介します。助産師さんにはどれくらい頼れるの?助産師は、名前の通り、妊婦の出産を助けるのがお仕事です。出産前の妊婦検診なども助産師から指導を受ける機会は多く、まさに妊婦の味方です。なかでも助産師が本領を発揮するのが、陣痛から出産までの、妊婦にとっては長く辛い時間です。助産師は母体や赤ちゃんの状況を細かくチェックしながら、出産まで導いてくれます。出産を経験した方ならわかると思いますが、出産で辛いのは、生まれる瞬間の痛みよりも長く断続的に続く陣痛の痛みです。恐らくほとんどの女性が、これまで経験した痛みのワースト1と評すであろう、陣痛。陣痛の長い苦しみを乗り切るうえで、助産師の助けは大きな励みになります。そんな陣痛の痛みを軽減するのに有効とされるのが、妊婦自身が行う呼吸法と第三者の手によるマッサージですが、熟練の助産師によるマッサージは、神の手とすがりたくなるような存在です。しかし助産師はできることが限られているため、全ての出産に対応できるわけではありません。帝王切開などを行うことはできないので、出産中の緊急対応が難しいことも事実。高齢出産が増えている現在では、まずは安全に産むことが第一なので、自分の状況をしっかり見極めたうえでの選択が求められます。院内助産という産み方助産師主導というと、助産院や自宅での出産をイメージするかもしれませんが、病院で助産師主導で産ませる「院内助産」という産み方が増えているのだとか。施設は病院ですから、医療設備が充実していることや、いざというときには医師が対応してくれる点で安心感があります。出産は女性にとって、人生の節目ともいえるビッグイベント。喜びと同時に、不安も大きいものです。後悔しない出産をするためにも、産み方について選択肢が増えることはうれしいことだと思いますが、みなさんはどう感じますか。
2015年03月09日仕事が面白くなる年齢、結婚したくなる年齢、そして子供が産める年齢。これらは同じタイミングに重なることが多く、ライフステージをデザインするときに、どれかひとつを諦めなければならないケースも出てきます。43歳ではじめての出産を経験「現代は不妊症に悩む女性が多い時代。仕事が落ち着き、いざ赤ちゃんが欲しいと思ったときに備えて、卵巣のアンチエイジングをしておくことをオススメします。」と語るのは、不妊治療の第一人者で自身も43歳ではじめての出産を経験した、産婦人科医の船曳美也子先生。毎日排卵される卵子は、胎児の時にできたものなので、40歳で排卵される卵子は卵子自体も40歳。この間にさまざまなダメージを受けるため、高齢になるほど染色体の異常などがおこりやすくなり、結果、妊娠率も下がることになります。そこで船曳先生は、自身の著書「女性の人生ゲームで勝つ方法」の中で、卵巣のアンチエイジング方法を提唱しています。必要なのは「抗酸化力」「体の中で活性酸素という物質ができるのですが、この活性酸素がまわりの分子を酸化させることが、女性の大敵であるしみやしわなどの原因になるばかりか、動脈硬化や脳梗塞、がんの原因になります。それを防ごうと、体内では酸化ストレスに対抗する酵素がつくられているものの、この酵素をつくる能力は年齢と共に低下していくのです。」抗酸化力を高めるライフスタイル・緑黄色野菜にふくまれるアルギニン、魚にふくまれるオメガー3脂肪酸など酸化ストレスを低下させる食べ物、ビタミンC,E、グルタチオンなど抗酸化力があるもの、動脈硬化やがんなどにも予防効果があるレスベラトロールを含む、赤ワインを食事に取り入れる。・過食、糖質、脂質の摂取はほどほどに・体を適度に動かす・禁煙・前向きな心。ネガティブ思考の方が細胞の老化が早いことが研究でわかっています。卵巣アンチエイジングを心がけて、ライフスタイルを自由にデザインできれば、幸せがまたひとつ、手に入りそうです。船曳美也子(ふなひき みやこ)先生神戸大学文学部心理学科、兵庫医科大学卒業 。兵庫医科大学、西宮中央市民病院、パルモア病院を経て当院 へ。エジンバラ大学で未熟卵の培養法などを学んだ技術と自らの不妊体験を生かし、当院・オーク住吉産婦人科で活躍する医師。産婦人科専門医。[船曳美也子/医療法人オーク会,女性の人生ゲームで勝つ方法]happy mother with her baby image via Shutterstock(Ricky)■ あわせて読みたい・3月12日は「サイズの日」。美人とサイズの意外な関係・春キターッッ!宴の季節に知らなきゃ損の「カーネルPontaクラブ」&チキン知識・常識を変えるために必要ないくつかのこと:漁師とともに生きる若き女性の転機
2014年02月06日少しずつですが暖かくなって、春の気配が感じられるようになってきましたね。この春はベランダガーデニングをはじめてみてはいかがですか? 育てて楽しい、収穫しておいしいベランダガーデニングでの野菜づくりは春に始めるのがぴったりです。初心者でも簡単に、短期間で育てられる春まきの野菜やハーブをご紹介します。 育てやすい野菜◆ラディッシュ二十日大根ともいわれるように、種まきから20日ほどで食べられるラディッシュは作り方もとても簡単で、食べ応えもあり、ガーデニング初心者にオススメです。成長途中に間引いた苗も、サラダなどに入れて美味しく食べられます。栽培適温:17~20℃育て方:容器に種を重ならないようにまく(土はかぶせない)→水をたっぷりあげる→葉が重なるようになったら間引く。土が乾きすぎないようこまめに水やりを!収穫:地面から見える根(ラディッシュの食用部分)の丸い部分が3センチほどになったら収穫。大きくなりすぎると硬くなるので注意。◆ミニチンゲンサイ葉物系でオススメはミニチンゲンサイ。収穫したら、炒め物のほかスープやシチューにいれても○。乾燥に弱いのでこまめな水やりは必要ですが、短期間で育つので追肥などは必要なく、簡単に育てられます。栽培適温:15~30℃育て方:1~2cmの深さで、3cm ほど間隔をあけた穴に2,3粒づつまき土をかぶせる→水をやさしくあげる→本葉がでそろったら1か所につき1本になるよう間引く。収穫:葉が15cmほどになったら(種まきから約45~80日)根の付近をハサミでカットする。◆スプラウト天然のサプリメントともいわれるほど栄養価の高いスプラウト。土なしで本当に手軽に栽培することができます。7日~14日で収穫したら、スープやラーメンの具材にしたり、サラダに入れても○。栽培適温:20~25℃育て方:栽培容器に、水でしめらせたコットンシートを入れる。→かさならないように注意しながら種をまく(100粒ほど)。→暗い場所に置くか、アルミフォイルをかぶせて放置→2,3日で発芽(5~6cmくらいになるまで光を当てずにおき、1日1回スプレーで水やり)→その後2、3日日光にあてる。収穫:ハサミや包丁で根元をカット(種まきから7~14日)。収穫が遅れるとしおれてくるので注意。◆ハーブ(ミント、バジル)ハーブにも比較的育てやすいものが多いですが、パスタや肉料理に使えるバジル、ハーブティーやお菓子にも使いやすいミントは、実用性も高くてオススメです。ハーブを育てるなんてなんかおしゃれですし、育てたハーブを使った料理もワンランク上のものができそうです。お花やさんで苗を買って、乾燥させないように水やりをしましょう。自分で作った野菜を収穫して食べれば、食べ物への愛も生まれますし、節約にもなります。またベランダにいつでも収穫できるものがあると、買い忘れの時などにも重宝してごはん生活も充実します。ぜひ簡単で楽しいベランダガーデニングをはじめましょう!(金沢 霞)
2013年03月08日