産後のママの身体の状態10ヶ月の妊娠期間を通じて変化したママの身体は、産後6~8週間かけてほぼ妊娠前の状態に戻ります。この産後の期間は産褥期と呼ばれ、妊娠中に増加していた女性ホルモンの分泌が急激に減少しさまざまな不調を感じやすくなる時期でもあります。お腹や腰の痛み、不安感、物忘れがひどくなるなどといった症状がみられますが、ほとんどの症状は時間の経過とともに回復していくため、心配ないことがほとんどです。疲れがたまると症状が悪化やすいため、心身ともにゆっくり休める環境を整えましょう。症状が長引いたり強く症状が出たりするときは医師に相談してくださいね。産後のママを助けてくれるサービス身体をしっかりと回復させるためにも、産後はできるだけ安静に過ごすことが大切ですが、赤ちゃんのお世話を優先して自分のことは後回しになってしまうママも少なくないでしょう。家族のサポートが受けられなかったり、大人の手が足りなくなったりしたときは、民間が運営するサービスや自治体の産後ケア事業のサポートを活用するのがおすすめです。掃除洗濯といった家事をはじめ、きょうだいのお世話や買い物代行、子育てに関する相談などの支援が受けられ、ママの負担を大きく減らすことができますよ。産後うつの症状があるときは早めに相談を産後は時間の経過とともに症状が回復していくマイナートラブルの陰に、医師への受診が必要な病気が潜んでいることがあります。特にマタニティーブルーズと産後うつは症状が似ているため混同されやすく、注意が必要です。マタニティーブルーズが悪化して産後うつに移行したり、緊張感や睡眠不足が産後うつにつながったりすることもあるため、強い抑うつ感や不安感などが2週間以上続き、以下のセルフチェックリストで当てはまる症状が多い人は、早めに医師に相談してみましょう。産後うつセルフチェックリスト□漠然とした不安や心配がある□わけもわからず恐怖感に襲われる□ちょっとしたことで涙が出る□不安や緊張感で眠れない□物事に集中できない、対処できない□物事が上手くいかないと自分のせいだと思う□笑ったり物事を面白いと思ったりできない□物事を楽しみに思って待つことがない□悲しく惨めな気持ちになりやすい□自分で自分を傷つけたくなる産後をパートナーと一緒に乗り越えよう産後パパ育休などの制度が充実し、夫が育児参加しやすい環境が整ってきていますね。その反面、とるだけ育休になっているケースもあるようです。産後はママがひとりで育児を頑張るのではなく、パートナーと一緒に育児と家事を進めていけるのが理想です。先輩ママの体験談などをもとに産後のママの変化について理解を深め、出産前から分担について話し合い協力体制を整えることが、その後の夫婦関係にも大きくかかわってきますよ。産後すぐ育児につまずきやすい時期を知ろう生まれたばかりの赤ちゃんは昼に起きて夜に眠るというリズムがついておらず、2~3時間おきに寝ては起きるを繰り返します。これに付き合うママやパパは、睡眠不足から育児がつらく感じることもあるかもしれません。特に「新生児が寝ない」といった声や、「魔の3週目」と呼ばれる時期の悩み事は多く寄せられています。先輩ママの体験談から産後につまづきやすい育児の壁を知り心がまえをしておくと、余裕をもって対処しやすいでしょう。妊娠・出産に関わる助成制度や手続きを確認妊娠・出産には多くの費用が掛かりますが、子育て世帯の負担を軽くするため、自治体や健康保険ではさまざまな助成や手当を用意しています。これらの制度を活用するには、それぞれで手続きが必要となります。子どもが生まれたあとの手続きについても、確認しておくと安心です。「ままのて」アプリが産後のママをサポートままのてが提供する、妊娠中から産後の疑問や不安・悩みをサポートするアプリ「ままのて」。赤ちゃんの月齢にあわせたメッセージを毎日お届けします。※この記事は2023年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年05月29日アラフォー主婦のきりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんが描く、自身の産後うつの体験談。助産師・月川さんのイベントを通し、他のお母さんも自分と同様に育児の悩みを抱えていることを知ります。助産師・月川さんの開催するイベントで、他のお母さんも自分と同じように育児の悩みを抱えていることに気付いたきりぷちさん。息子のそうちゃんと2人だけの世界に閉じこもっていたきりぷちさんにとって、外界との関わりは大きな転機となり……!? 大丈夫、ひとりじゃないよ 周囲の手助けを得て、徐々に心と体を回復させていったきりぷちさん。出産前は「産後うつなんて自分には関係ない」と思っていましたが、自身の経験を通して、「どんなお母さんにだって心を病む可能性はあるのだ」と考えるようになりました。 もしも、赤ちゃんを抱いてひとりで泣いているお母さんがいるなら、今度は自分が手を差し伸べてあげようと思うのでした。 強い育児不安に苦しんだ経験を通して、今度は自分が手を差し伸べる側になれますように、と願うきりぷちさん。「大丈夫、ひとりじゃないよ」「みんなで一緒に育てていこう」というきりぷちさんのメッセージが、いま赤ちゃんを抱えてひとりで泣いているママたちのもとに届きますように――。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月18日アラフォー主婦のきりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんが描く、自身の産後うつの体験談。助産師・月川さんのサポートを受け、前向きな気持ちになれたきりぷちさんは、抱っこひも講習に参加することに。助産師・月川さんからのメッセージで、「ひとりで育児できなくてもいいんだ」ということに気付いたきりぷちさん。つらいときに「つらい」、助けてほしいときに「助けて」と誰かに言うことの大切さに思い至ります。そして、きりぷちさんは月川さんの主催する抱っこひも講習に、息子のそうちゃんと共に参加すると……!? わたしだけじゃないんだな… 助産師・月川さんの抱っこひも講習に、息子そうちゃんと共に参加したきりぷちさん。和やかな時間を過ごしますが、帰り際に他のお母さんが月川さんに泣きながら感情をぶつける場面に出くわしてしまいます。みんな悩みながら育児をしていることに気付いたきりぷちさん。 月川さんの主催するイベントは、そうちゃんと2人だけの世界に閉じこもっていたきりぷちさんにとって、大きな転機となるのでした。 小さな赤ちゃんがいると、「2人きりで外出するのが怖い」と思ってしまう気持ちがある中で、それでも勇気を出して外の世界に踏み出したきりぷちさん。育児に悩み苦しむ他のママを見て、「私だけじゃないんだ……」と思えたことは、大きな一歩となるのではないでしょうか。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月17日アラフォー主婦のきりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんが描く、自身の産後うつの体験談。2回目の新生児訪問で訪れた助産師・月川さんの講習に参加する意欲を見せたきりぷちさん。しかし、月川さんの献身的な態度に「何か裏があるのでは?」とも思い始めます。産後、育児に対する強い不安に苦しむきりぷちさんに、助産師の月川さんが救いの手を差し伸べます。今の状態を変えるきっかけがほしいと思い、抱っこひも講習への参加に意欲を見せたきりぷちさんですが、「なんでこんなに親切にしてくれるんだろう……?」と、月川さんに対して疑う気持ちも。迷いながらも、きりぷちさんが月川さんにメッセージを送ると……!? ひとりで育児できなくてもいいんだ ※一緒にやってて→一緒にやって 献身的な助産師の月川さんに疑いの気持ちを持ちつつも、自分の直感を信じてメッセージを送信したきりぷちさん。月川さんからの返信を見て、「いつでもどうぞ、と手を差し伸べてくれる人がいる」「ひとりで育児できなくてもいいんだ」ということに気付き、心強さを感じます。 そして、子育てのプロである月川さんのサポートを受けるうちに、きりぷちさんの凝り固まった心もだんだんと溶け始めるのでした。 「自分ひとりで子育てしなければ」という考えに囚われていたきりぷちさんの心に、ようやく晴れ間が見えてきましたね。助産師であり、子育てのプロである月川さんからのあたたかいメッセージを見て、励まされた人も多いのではないでしょうか。「ひとりじゃない」。そう思えるだけで、心が軽くなりますよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月16日アラフォー主婦のきりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんが描く、自身の産後うつの体験談。産後、体も心も限界のきりぷちさん。助産師・月川さんのサポートを受けたものの、状況はあまりよくなりません。そんな中、2回目の新生児訪問で月川さんがやって来ます。強い育児不安に苦しむきりぷちさん。新生児訪問でやって来た月川さんから、市の育児サポートシステムの利用をすすめられますが、魅力的だと思いながらも断ってしまいます。「母親の私がちゃんとひとりで育てられるようにならないと――」と、きりぷちさんは焦りを感じていて……!? なんでこんなに親切にしてくれるんだろう…? 息子そうちゃんを失う悪夢に悩まされるきりぷちさん。息子の命を守る責任に押し潰されそうになる中、2回目の新生児訪問の日が訪れます。 そこで、助産師の月川さんの自宅でおこなわれる「抱っこひも講習」に興味を持つきりぷちさん。今の状態を変えるきっかけがほしいと思いながらも、「なんでこんなに親切にしてくれるんだろう…?」と月川さんに対して猜疑心(さいぎしん)を抱くのでした。 変わらずきりぷちさんに救いの手を差し伸べてくれる月川さん。きりぷちさんにとって月川さんの存在がギリギリのきりぷちさんを支えているように思えます。第三者の言葉ややさしさに、素直に甘えられたらもっとラクなのに……。そう思っても、ひと筋縄ではいかないのが育児の現実なのかもしれません。少しでもひと息つける環境を見つけてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月15日アラフォー主婦のきりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんが描く、自身の産後うつの体験談。初めての育児で限界ギリギリのきりぷちさんの体はボロボロ。そんなとき、新生児訪問で訪れた助産師・月川さんからサポートの申し出があります。初めての育児と、夫への不満で体も心もボロボロのきりぷちさん。そんなある日、助産師の月川さんが新生児訪問でやってきます。アンケートの「育児がつらいと思う」に、「そう感じる」と素直に答えるきりぷちさん。月川さんと話しているうちに、なぜか涙が止まらなくなってしまいます。すると、月川さんが静かに口を開き……。 ちゃんとひとりで育てられるようにならないと―― 泣き出してしまったきりぷちさんの話を、穏やかに聞き続けてくれる助産師の月川さん。新生児訪問の翌日、きりぷちさんは月川さんから「育児のサポートを受けつつ、宿泊もできる施設」の案内を受けます。 しかし、「この家で、自分ひとりでそうちゃんを育てなければならない」「逃げちゃだめだ」と焦りを感じていたきりぷちさんは、その申し出を魅力的だと思いつつも断ってしまうのでした。 助産師の月川さんから差し伸べられた救いの手を、断ってしまったきりぷちさん。初めての育児で不安に駆られて苦しいときでも、「なんとか自分で」と考えてしまう気持ちも理解できる人も多いのではないでしょうか。でも、そんなときにこそ「助けて」と声を上げていいということを知ってほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月14日アラフォー主婦のきりぷちさんが描く、自身の産後うつの体験談。初めての育児で追い詰められているきりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんと、育児には積極的ながら歩調の合わない夫。限界ギリギリのきりぷちさんのもとに救世主が現れます。育児に協力的な姿勢を見せつつも、育休を取ろうとしてくれなかったり、飲み会に行ったりと、息子のそうちゃんが生まれる前とあまり生活の変わらない夫。そんな夫に対し、妊娠・出産で強制的に生活を変えざるを得なかったきりぷちさんは、「なんで?」と不満を募らせていました。そんなきりぷちさんのもとに現れた救世主とは……!? 負の流れを変える救世主がやってくる―― 息子そうちゃんの育児に対して、夫とうまく歩調を合わせられないきりぷちさん。限界ギリギリなきりぷちさんのもとに、助産師の月川さんが新生児訪問でやってきます。そうちゃんと2人きりの時間を埋めてくれる月川さんに、ありがたさを感じるきりぷちさん。育児のアンケートに戸惑いながらも回答します。 しかし、「生まれる前は女の子がいいと思ってて――」と、育児とは関係のない話をした途端に、涙が止まらなくなってしまうのでした。 苦しんでいるきりぷちさんに、ようやくひと筋の光が差し込みましたね。話を静かに聞いている助産師さんは、きっときりぷちさんの涙の意味を感じ取っているでしょう。ともあれ、涙を見せて本音をぶつけられる相手が見つかって本当によかったですね。この出来事が、きりぷちさんの心を救うきっかけになることを祈りたいです。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月13日アラフォー主婦のきりぷちさんが描く、自身の産後うつの体験談。夫に不安な気持ちを受け止めてもらえて安心したのも束の間、きりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんのワンオペ育児が始まります。強い育児不安が続くきりぷちさんは、自己嫌悪に陥る日々を過ごしていました。ある日、気分転換に出かけた先で、きりぷちさんは自分の不安な気持ちを夫に打ち明けます。夫はきりぷちさんの頑張りを認め、育児に協力することを約束してくれます。しかし、実際に家での育児が始まってみると……!? なんでこの人は変わらなくていいの? いよいよきりぷちさんと夫、息子そうちゃんの3人暮らしが始まりました。育児に協力的な姿勢を見せていた夫ですが、生活態度は出産前と変わらず……。育休を取ってくれないことに不安を感じていたきりぷちさん。夫が飲み会や友だちとの野球観戦などに出かけることにだんだんと不満を覚えるように。 妊娠したときから生活のすべてを強制的に変えなくてはならなくなったきりぷちさんの中で、「なんで?」という思いが膨らんでいくのでした。 実際3人暮らしが始まるとワンオペ育児状態になり、初めての育児の不安に夫への怒りや不満が募っていき……。そんなきりぷちさんの心境を理解できるという人も多いのではないでしょうか。ひとりで頑張りすぎるといつか限界がくるもの。つらい気持ちや不安を受け止めてくれる人が見つかるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月12日同世代の夫と、高齢出産で生まれた息子くんと3人で暮らすきりぷちさん。出産前、産後うつという言葉は知っていたものの、「私は大丈夫」となんとなく思っていました。しかし、それが大きな間違いだったと産後に思い知ることになり……。きりぷちさんが体験した「産後に病んだ話」です。産後、不安に悩まされ続けているきりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんは、気分転換に夫と出かけることにしました。「産後うつ」なんて自分には関係ないと思っていたきりぷちさんですが、産後は不安に苛まされるように。泣いてばかりの息子そうちゃんに、睡眠不足や体調不良も加わり、ついに限界を感じてしまいます。いつしか「自分がケガをすれば、赤ちゃんと離れられる」というよからぬ考えにまで至り……。ある日、気分転換に出かけた先で夫に自分の気持ちを打ち明けてみることに。 私はきっと母親に向いてないんだ… ある日、気分転換に夫と2人で出かけることになったきりぷちさん。ようやく授かった息子と離れたいとすら思い始めていたこともあり、自己嫌悪も相まって「自分は母親に向いていない」と思うようになっていました。 出かけた先で、涙ながらに夫にその思いを打ち明けるきりぷちさん。夫は「そうちゃんの母親はキミしかいないし、そうちゃんのことを考えてしたことは100点」と、きりぷちさんの頑張りをしっかりと受け止めてくれました。 きりぷちさんの気持ちをちゃんと受け止めてくれる夫のやさしさに救われますね。しかし、2人にとっては初めての育児。一筋縄ではいかないこともあるでしょう。それでも、大切な家族の力を借りて一緒に乗り越えていけるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月11日同世代の夫と、高齢出産で生まれた息子くんと3人で暮らすきりぷちさん。出産前、産後うつという言葉は知っていたものの、「私は大丈夫」となんとなく思っていました。しかし、それが大きな間違いだったと産後に思い知ることになり……。きりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんが体験した「産後に病んだ話」です。産後、祖母の家で生まれたばかりのそうちゃんと過ごすきりぷちさんですが、だんだんと不安に押し潰されていきます。「産後うつ」なんて、自分んは関係ないと思っていたきりぷちさん。しかし、産後、母乳の出の悪さや、息子のそうちゃんの黄疸治療などで不安に苛まれるように。情緒不安定のまま退院の日を迎えたきりぷちさん。息子のそうちゃんとともに、育児に専念できる祖母の家に向かいますが……。 ベランダから落ちたら、子どもと離れられる…? 産後、祖母の家で息子のそうちゃんと一緒に過ごすきりぷちさん。泣いてばかりのそうちゃんを見て、「私が少しでも間違えばこの子は死んでしまうんだ――」という重圧に押し潰されそうになります。 毎晩、家族に隠れて泣いていたきりぷちさん。ある日、二度と子どもを産む前の生活には戻れないことにふと気付きます。これからの生活を思い描き、「もしベランダから落ちてケガをしたら、赤ちゃんと少し離れられる……?」とよからぬ考えに至ってしまうのでした。 育児不安がますますひどくなってしまったきりぷちさん。不安要素をインターネットで検索する行為が、さらに不安を大きくさせてしまっているようです。不安ばかりが募っていくこの状況は、とても危険と言えます。自分だけで何とかしようと考えず、第三者の助けを受けてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月10日同世代の夫と、高齢出産で生まれた息子くんと3人で暮らすきりぷちさん。出産前、産後うつという言葉は知っていたものの、「私は大丈夫」となんとなく思っていました。しかし、それが大きな間違いだったと産後に思い知ることになり……。きりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんが体験した「産後に病んだ話」です。産後の生活をぬかりなく進められるよう、出産前に着々と準備を進めていたきりぷちさん。「産後うつ」という言葉はなんとなく知っていたものの、「強い」と言われる自分なら大丈夫だと思っていました。しかし、産後に襲い来る頭痛と不安。明らかにいつもの私と違う――。 無理だ…でもやらなきゃ 1 「産後うつ」は自分には関係ないと思っていたきりぷちさん。長時間の陣痛に耐え、息子のそうちゃんを出産します。しかし、母乳の出の悪さやそうちゃんの黄疸治療で、自責の念にかられるきりぷちさん。激しい頭痛もあり、退院後の生活に不安ばかりを募らせていきます。産後1週間程度で自然軽快する「マタニティーブルーズ」とは違い、きりぷちさんの不安定な状態はしばらく長引くのでした。 産後の準備をしっかり進めていたころとうってかわって、産後のきりぷちさんは憔悴しきっています。みなさんの中にも、心当たりがある人もいるのではないでしょうか。産後は体だけでなく、心もダメージを受けることがあるのだと思い知らされますね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月09日「私たち日本人になじみ深い抹茶に、『うつ』の症状を軽減させる効果があることが、今回の研究で明らかになりました」こう話すのは、熊本大学大学院生命科学研究部准教授の倉内祐樹先生。今年1月、倉内先生は文部科学省科学研究費助成事業として行った抹茶の効能に関する研究の成果を、オンライン科学誌『Nutrients』で発表した。6年ほど前から抹茶と精神的なストレスとの関係について研究を始めたという倉内先生。今回の発表に際して着目したのは、「飲む人が、どのような精神状態のときに抹茶を飲むと、どのような効果があるのか」ということだった。特に着目したのが「うつ症状」との関係性について。「世界中でもっとも患者数の多い精神疾患が『うつ』です。近年では、コロナ禍によって生じた『孤独』な状況が『うつ症状』を誘発するという危険性も指摘されています。私たちは『抹茶』を飲用することが『うつ症状』にどんな効果をもたらすのかを、マウスによって比較・実験しました」実験では、まず「社会集団から隔離した際に現れる、強いうつ症状がある」マウスをAとした。水だけを飲んだ場合と、抹茶を飲んだ場合とで「無動状態の時間(秒)」(長いほど「うつ症状」が強いことを示す)を計測したところーー。「水だけを飲んだ場合は『約150秒』であるのに対して、抹茶(体重1kgに対し抹茶100mmg)を与えた場合、『約75秒』と、『無動状態の時間』は半減しました。つまり、抹茶を摂取したことで『うつ症状』が『半減する』という傾向が見られたのです」一方、平穏な精神状態のマウスBでも同様の実験を行った。こちらも、抹茶を取ることで、うつ症状が和らいだものの、水の場合の「50秒」から、抹茶を取った場合の「30秒」程度と、改善の度合いは小さかった。「つまり、平常時よりも強いストレスがかかっている状態のほうが、抹茶が『うつ症状』を改善する度合いが大きいという結果が得られました」さらに脳内神経の領域別に、抹茶が与える活性化の度合いについてもマウス実験を行い、そこでも抹茶が脳神経の活性化に効果をもたらしていることがわかったという。「『うつ』の発症予防や、症状軽減には、さまざまなストレスに対処するセルフケアや心身の健康維持が重要。その方法の一つとして『抹茶』が有益に作用する可能性を、今回の研究で示すことができたと思っています」ところで、お茶が「うつ状態」に与える影響に関する研究は、過去にも行われてきた。そのなかの一つでは、緑茶に含まれる「テアニン」や「カテキン」などの成分が「うつ病リスク」を軽減すると推測されている。この「テアニン」や「カテキン」は当然、抹茶にも含まれているのだが、成分ごとの効果については、倉内先生は「今後の研究課題です」と話す。そのうえで、「緑茶」ではなく「抹茶」を選ぶ最大のメリットを次のように説く。「緑茶は茶葉からお湯で抽出したものですが、抹茶は茶葉を細かく砕いた粉末で、茶葉そのもの。よって、テアニンやカテキンのほか、カフェインやアルギニンなどが、茶葉の成分バランスのまま混ざり合い、相乗効果につながると考えられるのです」一方、抹茶にも取りすぎに注意しなければいけない「カフェイン」が含まれている。「カフェインは過剰摂取によってストレスを悪化させる作用もあるとされています。抹茶に含まれるカテキン類がそれを抑制する役割を果たしますが、お子さんや妊婦さんは、お茶と同様、抹茶の飲用も控えるべきでしょう。それ以外の方も、抹茶は『1日2~3杯(計約5g)まで』を目安としてください」「うつ症状の軽減」に大きな効果があることがわかった抹茶だが、「高価そう」とか、「お作法があるのでは?」とどこか敬遠しがちだった読者もいるかもしれない。そこで、自身も抹茶を愛飲するという倉内先生が、新生活や気候の変化からくる「春うつ」を軽減する抹茶の活用アイデアを教えてくれた。「私は豆乳ラテに、ティースプーン半分程度の抹茶をトッピングするのがお気に入りです。ココアやプロテインドリンクに合わせてもおいしく飲めますよ。ブラックコーヒーに慣れている方は、『抹茶コーヒー』もお手軽に飲めるでしょう」なんだか気分がすぐれないときは、抹茶ドリンクでリフレッシュしてみよう!
2023年04月30日心配性で産後も不安が尽きなかった私は、産後の手伝いに来ていた母に「赤ちゃんがかわいそう」といわれることがストレスに。ことあるごとに「かわいそう」と言われ、ストレスもマックス。そんな中、夫のひと言で気持ちがラクになったのです。 私の心を軽くした夫の言葉とは 昔から極度の心配性だった私。「無事に生まれてきてくれるかな」と不安ばかりの妊娠生活を送っていました。元気な男の子が生まれてひと安心だったのですが、産後は「どうして泣き止まないんだろう」など不安に襲われることが多くなったのです。事あるごとにオロオロする私。夫はそんな私に「大丈夫だよ」と言ってくれていたのですが、不安はつきません。産後は県外に住む実母が、2カ月ほど手伝いに来てくれていたのですが、そんな私に呆れた様子でした。 あまりにも心配ばかりする私に、母は「そんなに心配ばかりして……赤ちゃんがかわいそうじゃない!」とひと言。その日を境に、母は「かわいそう」と連発するようになりました。私は母の「かわいそうに」を聞くたびに、私が息子にかわいそうな思いをさせているのではないか……と、追い詰められていったのです。 「かわいそう」攻撃が始まって1週間ほどたった深夜、息子が急に泣き出しました。母と夫は2階で就寝中。私は1階のリビングやキッチンを歩き回り、息子をあやしていました。すると、息子の泣き声で目を覚ました母が降りてきて「まぁ、こんなに泣いてかわいそうに」と言ったのです。そのひと言に私は思わず「かわいそうって言わないで!」と怒鳴り、息子に負けない大声で泣いてしまいました。 すると、騒ぎを聞きつけた夫が2階から降りてきて「この子は世界一幸せな子です。こんなにも母親に愛されているんですから」とひと言。思わぬ夫の言葉に「悪かったわね……」と母は気まずそうにしていました。夫が私の気持ちを代弁してくれた気がして、うれし涙を流した私。それ以来、母は「かわいそう」という言葉を封印してくれました。気持ちに余裕がないときは、何気ないひと言もネガティブに受け止めてしまう人も多いと思います。この経験を通して相手に「かける言葉」には気をつけないといけないな、と感じました。 作画/yacco著者:田所みさお
2023年04月18日次女を出産後、長女の赤ちゃん返りなどのストレス症状をきちんと受け止められることができず、八つ当たりしてしまうことが度々ありました。そんなもどかしい思いをしてから「なんでこんなにイライラしてしまうのか」という、自身の心の内から少し抜け出せたヒントを見つけるまでの過程をお話しします。 八つ当たりの毎日だった私私は現在3歳の長女と生後8カ月の次女を育てている2児のママです。次女の出産後は、長女の「なんでもママにしてほしい」「食事への執着心とかんしゃく」などの赤ちゃん返りに翻弄(ほんろう)されている毎日でした。長女の気持ちを考えれば、できる限り気持ちを受け止めるのが理想的なママだと思うのですが、なかなか「理想のママ像」にはなれず、長女や夫に八つ当たりをして、あとで「なんであんなに怒鳴ってしまったのだろう……」と後悔の毎日。 そんなとき「私のこの気持ちを誰かにわかってほしい」という思いからネットでリサーチすると、「産後うつ」というワードが私の目に飛び込んできました。 育児ストレスの症状を和らげたかった私私は「もしかして、産後うつなのかもしれない」といった疑いを、自身の中にずっと持ち続けていました。しかし、正式な診断は医師の判断になるので、あくまで「疑い」レベルです。そして「精神科を受診」となると、私には敷居が高くてなかなかその一歩を踏み出せずにいました。そのため、あくまで投薬や医師による診断などには頼らず、臨床心理士による心のカウンセリングなどを受けて、なんとかこの症状を和らげようともがいていました。 最終的には医師に頼った私臨床心理士のカウンセリングを受けて、たしかに気持ちは和らぎましたが、やはり感情の起伏が激しく、夫や長女へ感情的に怒鳴ってしまう自分がいました。最終的には保健所に助けを求めて、精神保健福祉士さんの導きもあり、次女が生後8カ月のころにやっと精神科を受診。医師の診断は「産後うつ」と「適応障害」でした。診断されたときは一瞬ショックを受けたのも事実ですが「やっと私の苦しみに病名がついた」と納得して安心したような気持ちになりました。 そして、プロの方とお話ししていく中で気付いたことがあります。それは、私自身の幼少期の生育環境の悪さが、「子どもに対して無性にイライラする」という気持ちの原因の1つであるということがわかりました。幼き自分の置き去りにされたままの気持ちと少しずつ向き合っていくことも治療の一環として考え、自分の子どもたちとも誠実に付き合っていきたいと、一歩ずつ着実に歩んでいる毎日です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/Michika監修/助産師 松田玲子著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年02月24日夫と小さな娘と暮らすママは子育てで寝不足な日々が続いていました。しかし、寝不足なのは、断っても無視して来訪する義母も関係にも原因が……。ママが里帰りから戻ってきてからも、義母は盗んだ鍵でこっそり家へ上がり込んできました。勝手に入ってきてベタベタ自分に触れる義母へ不快感をあらわにするママ。「昨日も言いましたよね? もうこの家には来ないでくれって……ハッキリ言って、迷惑なんです!」ママは改めて義母を拒否しました。「あなたは産後うつなのよ。ひとりにしておけないわ」ママが産後うつだと信じて疑わない義母。しかし、今度ばかりはママも負けません。「帰って! 今すぐに! 居座るようなら管理人室に連絡しますよ!」頑ななママを見て、義母は自分とのおしゃべりが難しそうだと判断。「わかったわ、もう帰るわね」口ではそう言いながら、内心は明日も来ようと思っている義母は……?ママがついに義母が合鍵を盗んだことに気づき… 「またね」そう言いながら、義母はようやく帰ってくれました。 しかし……「またね」って何?“また”なんてないわよ。冗談じゃないっ……! 誠さん(パパ)の為に開けといたチェーンも閉めたけれど……これでもまだ安心できない。今日は絶対鍵閉めたのに……お義母さんどうやって……。 「……あっ!」私すらあの存在を忘れかけてたけど、もしかして……。ママが確認すると、しまってあったはずの合鍵がなくなっていました。 実家へ帰った日に合鍵が盗まれたことに気づいたママは……? 「来ないで」と何度も伝えいているのに、「またね」と返されたら、言葉が通じていないことに、怒りを通り越して恐怖を感じてしまいます。しかし、ついにママが合鍵を義母に盗まれたことに気づき、閉めても勝手に家に上がり込む義母の謎が解けました。今度来たら、合鍵を盗んだことを認めさせ、返してもらわないといけません。皆さんなら義母に合鍵を返してもらうため、どう説得しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2023年02月05日夫と小さな娘と暮らすママは子育てで寝不足な日々が続いていました。しかし、寝不足なのは、断っても無視して来訪する義母も関係にも原因が……。里帰りから戻ってきたことがバレてしまったことに焦るママですが、“明日からはきちんと戸締りすれば大丈夫”と思っていました。しかし、義母は翌日もやってきて盗んだ合鍵を使い、「今日もまた閉め忘れてたわよぉ」と笑顔でうそをつき、家に上がり込んできました。出勤前の夫と互いに鍵をかけたことを確認し合っていたママは、驚きが隠せません。絶対に鍵の閉め忘れなんてあり得ない……それでも目の前には義母がいる事実……。「菜々子さん(ママ)、顔色が悪いわね。私が来たからもう大丈夫よ。安心して何でも言って」と言って、義母はママに触れてきたのですが……?ママが強めに義母を拒否した結果… なんで勝手に入ってきてベタベタ触るのよ!「……いや!」ママは義母へ不快感をあらわにしました。 「昨日も言いましたよね? もうこの家には来ないでくれって……ハッキリ言って、迷惑なんです!」改めて義母を拒否するママ。 「でも……私、心配で……違うって言うかもしれないけど、あなたは産後うつなのよ。ひとりにしておけないわ」やはりママが産後うつだと信じて疑わない義母。 しかし、今度ばかりはママも負けません。「帰って! 愛菜(娘)も泣き始めたので、今すぐに! 居座るようなら管理人室に連絡しますよ!」「私はうつじゃありませんから。お義母さんが約束を守らないのが嫌なだけです。お願いです、帰ってください」 もぉーなんて頑固なの。この様子だと、今日は私とのおしゃべりは難しそうね。うつって本当に大変だわ。 「わかったわ、もう帰るわね」 口ではそう言いながら、内心は明日も来ようと思っている義母なのでした……。 今まではやんわりとしか断れなかったママですが、今回は義母に何度言い返されてもはっきり迷惑だと断りました。それでも義母はママがうつで頑固になっていると考え、“自分とおしゃべりすることがうつの発散になる”という思い込みをやめません。これだけママが「来ないで」と拒否しているにもかかわらず、また明日も来ようとしている義母。このままだと義母のせいで本当にママが精神的に参ってしまってもおかしくありません。義母を家に上げないためには、どうしたらよいのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2023年02月04日2015年の創業以来、夫婦の“対話”を育むサービス『夫婦会議』を展開するLogista株式会社(所在地:福岡県福岡市、共同代表:長廣 百合子(妻)、長廣 遥(夫))は、企業・自治体向けの男性育休推進研修「夫婦会議の育休セミナー」のリリースを記念し、「限定3社無料モニターキャンペーン」を開始しました。限定3社!無料モニターキャンペーン■男性育休推進研修「夫婦会議の育休セミナー」“とるだけ育休”ではなく、家庭と仕事の充実に繋がる男性育休を推進するためには、「夫婦でキャリアを考え、“対話”する機会」が不可欠です。男性育休推進研修「夫婦会議の育休セミナー」では、2児の父・母であり、日本で初めて夫婦の“対話”に着目して開発したメソッド『夫婦会議』を展開するLogista株式会社のナガヒロ夫婦が講師を務め、「妊娠・産後・育児のリアル」や「対話のコツ」をレクチャー。家庭内のジェンダーギャップを解消しながら、育児期の家庭と仕事の協力体制づくりに向けた夫婦の“対話”をサポートします。▼「夫婦会議の育休セミナー」詳細 ▼「夫婦会議の育休セミナー」紹介ムービー(1分55秒) ■研修プログラム開発の背景2022年4月に施行された改正育児・介護休業法案で、事業主には男性育休の推進に向けた研修などの取組みが義務付けられ、同年10月には産後パパ育休(出生時育児休業)もスタートしました。しかし、職場として育休取得を促しても、最終的に当事者であるパパやママが「男性育休の意義」や「妊娠・産後・育児のリアル」を正しく理解できていない限り、育休取得の権利を使わなかったり、中身の伴わない“とるだけ育休”に終始してしまいがちです。こうした中、2015年の創業以来、夫婦の“対話”を育む『夫婦会議』を展開するLogista株式会社では、“とるだけ育休”ではなく、“家庭と仕事の充実に繋がる男性育休”を推進するためには、「夫婦でキャリアを考え、“対話”する機会」が不可欠という考えのもと、「夫婦会議の育休セミナー」を開発。改正育児・介護休業法における男性育休推進に向けた取組みの内、「育児休業・産後パパ育休に関する研修の実施」をサポートするサービスとして、リリースするに至りました。子育て従業員が、産後うつ・虐待などの「命に関わる危機」や、産後クライシス・離婚などの「家庭崩壊の危機」に陥ることなく、無事に仕事と家庭を両立させられるように。職場においてはもちろん、当事者であるご夫婦、そして、生まれ来る子どもたちのために、本当に価値ある「男性育休」の推進に貢献して参ります。■~リリース記念~ 限定3社無料モニターキャンペーン概要企業、労働組合・従業員組合、自治体の皆さまを対象としたモニターキャンペーンです。ご応募いただいた中から選考の上、3社限定で「夫婦会議の育休セミナー(取得編or復帰編)」を無償提供。モニターに選出されなかった場合にも、同研修を「20%OFF」の割引価格でお試しいただけるクーポンを進呈します。なお、本キャンペーンは「リリース記念の特別企画」であり、無料モニターや割引クーポンの発行などは今後予定しておりません。男性育休の推進、子育て従業員のキャリア形成、家庭と仕事の両立に向けた夫婦の協力体制づくりに最適な研修「夫婦会議の育休セミナー」。ぜひこの機会にご応募ください。●開催形式:オンライン(3時間コース)●開催費用:無償(通常33万円)●応募期限:2023年1月31日(火)23時59分まで●応募条件:以下1~3全ての条件に合意の上、エントリーをお願いします。※11. 研修前後の主催者・受講者向けアンケートに協力できる(5~10分程度)2. Logistaホームページ、産後夫婦ナビでの開催レポートの掲載を許可する3. 導入先として事例紹介のための取材に協力できる(1時間程度)※2※1:ご応募の時点で1~3の条件に合意済みと判断させていただきます。※2:取材を行わない可能性もあります。▼「夫婦会議の育休セミナー」詳細 ▼無料モニターキャンペーン応募フォーム ■参加者の声Logista株式会社では、これまでに多数の企業様・自治体様より、『夫婦会議』のメソッドを用いた男性育休推進・育休復帰支援に関する研修・セミナーをご依頼いただいております。ここでは、参加者の皆様より頂戴したご感想の中から「男性」の声を一部抜粋しご紹介します。『夫婦会議』のメソッドを用いた研修風景【育休取得前の方】●これから直面する問題と対策について考えたく参加しました。育休は「取れたら良い」と思っていましたが「取らなければ!」という思いに至りました。●3人目の出産なので正直参考になるか不安でしたが、とても勉強になり、家事・育児・妻との対話にも前向きになれました。背中を押していただけた気分です!●育休取得をためらっていましたが、研修を受けて妻や子どものためはもちろん、自分のためにも取得したいと思うようになりました。●もともと育休取得予定で、なんとなく「育児」をするのだろうと想像していました。研修後、妊娠・産後の妻の辛い状況などが理解でき、家事も育児も全般的にやっていこう!と考えを改めることができました。【育休中(復帰前)の方】●妻と一緒にもう一度受講したい!講師のナガヒロ夫婦自身が「家事育児を楽しみながら協力し合っている様子」が何より学びになりました。●家事育児が手伝い程度の自分に気づきました。職場と同じく家庭でも「当事者」として取り組んでいきます!●心理的安全性を保って夫婦間で“対話”する力を養うことは、復帰後の職場での人間関係にも大いに役立つと思いました。●講師のナガヒロ夫婦の「産後の危機エピソード」を聴く内に、自分の中での不安やストレス源が言語化されていきました。夫婦の対話を疎かにしていたと思います。世帯の共同経営者という意識で『夫婦会議』を行い、夫婦共に復帰後も仕事の面でも協力し合っていきたいです。■研修プログラムと費用【研修プログラム】「夫婦会議の育休セミナー」は、「取得編」と「復帰編」の2種類に分けて研修プログラムをご用意しています。それぞれ、短時間で基本的な要素を学ぶことができる「3時間コース(開催形式:オンラインorリアル)」と、オリジナルの要素を加えてカスタマイズできる「5時間コース(開催形式:リアルのみ)」から選択可能です。目的に応じてお選びください。※無料モニターキャンペーンでは「3時間コース(開催形式:オンライン)」のみ選択可能です「夫婦会議の育休セミナー」プログラム【ご利用料金】「夫婦会議の育休セミナー」の研修費、2大特典、オプションは以下の通りです。●研修費・3時間コース:33万円(税込)・5時間コース:44万円(税込)※リアル開催の場合には、開催地に応じて別途旅費交通費を申受けております。●2大特典・特典1:夫婦会議ツールを合計30冊進呈・特典2:1年以内の追加開催で2回目以降20%OFF※実施プログラム(取得編/復帰編)やコース(3時間/5時間)を問わず、上記2大特典を進呈します。特典が不要な場合にも研修費は変わりません。●オプション例・受講者向けフォローアップ:パパ&ママのための「夫婦会議の実践会」・管理職向けガイダンス:『夫婦会議』の育休セミナー導入前ダイジェスト研修「夫婦会議の育休セミナー」研修費用■研修のポイント【Point1】満足度99%!育休経験「夫婦」が講師を務める研修講師を務める、Logista株式会社 共同代表、『夫婦会議』開発研究者の長廣 百合子(妻)と長廣 遥(夫)講師は『夫婦会議』の開発研究者で、Logista株式会社の共同代表「ナガヒロ夫婦」が2名体制で務めます。●夫婦共に講師歴10年以上●2児を育てる現役パパ・ママ●夫婦同時での産休・育休経験者●“産前・産後の危機”の経験者として、妊娠・産後・育児のリアルな体験談を交えた講話や、多様なワークでプログラムを構成。自主参加型で100%、必須型でも平均99%の方にご満足いただいています。【Point2】日本初の夫婦の“対話”を育むメソッド『夫婦会議』を用いた研修『夫婦会議』は“対話”が要『夫婦会議』は、日本で初めて夫婦の“対話”に着目して開発したオリジナルメソッドです。『夫婦会議』では、人間の発達に段階があるように夫婦関係にもコミュニケーション上の発達段階があるという独自の理論に基づき、“対話”までのコミュニケーションを「会話→議論→対話」の3段階に分けて体系化しています。『夫婦会議』がお届けする“対話”のスキルは、「家庭内ではもちろん仕事上でも役立つ」と好評です。【Point3】「子育てしながら働き続ける上で大切なこと」に直結する研修パートナー(夫・妻)の理解・協力が断トツで1位600名の既婚者を対象に「子育てしながら働き続ける上で大切なこと」を調査した際、男女ともに約92%が「パートナー(夫・妻)の理解・協力」が大切と回答。他の項目よりも圧倒的に重視されていることが分かりました。本研修は、こうした当事者の本音に寄り添いながら、育児期の家庭と仕事の充実に繋がる男性育休、復帰後の自律的なキャリア形成を後押しします。■そもそも『夫婦会議』とは?夫婦の“対話”に着目して開発した日本初のメソッド『夫婦会議』『夫婦会議』とは、人生を共に創ると決めたパートナーと、より良い未来に向けて「対話」を重ね、行動を決める場のことです。自分一人の意見を通すため・相手を変えるために行うものではありません。特に育児期においては、わが子にとって、夫婦・家族にとって「より良い家庭環境」を創り出していくことを目的に行います。※『夫婦会議』は、Logista株式会社の登録商標であり、日本で初めて夫婦の“対話”に着目して開発したメソッドです。模倣サービスにご注意ください。▼『夫婦会議』の詳細 ■特典で進呈する『夫婦会議』のツール1) 【夫婦会議ツール】夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」 【夫婦会議ツール】夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」夫婦の土台づくり、妊娠・産後・育児期の新たな夫婦の協力体制づくりにオススメの夫婦会議ツール。ビジョン、家事、子育て、仕事、お金、住まい、セックス、自由時間、美容・健康、祖父母との関係など、産後にズレが生じがちな10のテーマに的を絞り質問・例題を設定。新婚さんや妊活中のご夫婦など、先々の子育てを見据えた方にもご愛用いただいています。対象:妊娠・産後・育児期のご夫婦受賞:2019年「キッズデザイン賞」受賞仕様:オールカラー/B5サイズ/全84ページ定価:2,200円(税込、送料別)2) 【夫婦会議ツール】夫婦で未来をデザインする「夫婦会議ノート」 【夫婦会議ツール】夫婦で未来をデザインする「夫婦会議ノート」自由に議題を設定し『夫婦会議』を行いたいご夫婦、『夫婦会議』を習慣化したいご夫婦、世帯経営ノートを1冊終えたご夫婦にオススメの夫婦会議ツール。ライフステージを問わず、1冊で24回『夫婦会議』をお楽しみいただけます。夫婦で話し合うことに難しさや苦手意識があるご夫婦にも前向きに対話を進めていただけるよう「対話のコツ」や「夫婦会議のテーマ・議題例(77個)」を収録。楽しく、時に真剣に「わたしたちの答え」を創っていきましょう。対象:すべてのご夫婦仕様:表紙カラー/中面モノクロ/B5サイズ/全62ページ定価:1,100円(税込、送料別)■講師よりご挨拶~『夫婦会議』開発研究者より~研修プログラム「夫婦会議の育休セミナー」に関心を寄せていただき、有難うございます。講師を務める、Logista株式会社 共同代表、『夫婦会議』開発研究者の長廣 百合子(妻)と長廣 遥(夫)です。当社は『夫婦会議』を通じて、子どもたちにより良い家庭環境を創り出していける夫婦であふれる社会を目指す、子育て支援企業です。2015年の創業以来、主に結婚・妊娠・産後・育児期の夫婦の“対話”を育む『夫婦会議』のツール・サービスを開発提供しており、これまでに1万5千組以上のご夫婦が「世帯経営ノート」や「夫婦会議ノート」を活用してくださっています。また、近年では「男性育休の推進」や「育児期のキャリア支援」として『夫婦会議』を導入いただく企業・自治体さまが急増。「家庭内のジェンダーギャップの解消」をテーマにしたNHKのテレビ番組では、北九州市役所さまでの『夫婦会議』の研修の様子が報じられるなど、メディアからの注目も高まっています。こうした中、父・母という親としての役割が加わる妊娠・産後・育児期のご夫婦が、「仕事と家庭の両立の危機」や「産後うつ・虐待などの命に関わる危機」、「産後クライシス・離婚などの危機」を未然に防ぐ・乗り越えていけるように、各方面の皆さまと一層力を合わせ、夫婦の“対話”のサポートを通じた社会課題の解決に努めています。なぜなら、夫婦が織り成す家庭が社会の最小単位であり、子どもたちが最初に触れる社会そのものだと思うから。夫婦で共同代表を務めるわたしたち自身、第一子誕生を機に産後うつや産後クライシス、産後離婚の危機に直面。“対話”を通じて夫婦のパートナーシップを発揮していくことの大切さを実感してきた経験が、『夫婦会議』の事業の原点になっています。ちなみに2021年11月には第二子が誕生。妊娠中の『夫婦会議』の結果、約4ヶ月「夫婦同時での産休・育休」を取得し、無事に2022年2月より夫婦仲良く会社経営に復帰したところです。本研修では、こうした講師自身のリアルな経験に基づく気づき・学びも、惜しみなく共有させていただきます。「“対話”を通じて答えを創り出していける」「“わたしたち”なら、大丈夫」そんな安心感や心強さを得られることも、『夫婦会議』の魅力のひとつです。ぜひ、本研修「夫婦会議の育休セミナー」を、ひとりでも多くの子育て従業員の皆さまに受講いただき、職場においてはもちろん、当事者ご夫婦、そして、生まれ来る子どもたちにとって本当に価値ある「男性育休」を推進できればと思っています。わたしたちにお手伝いさせてください。ご縁が生まれることを願っています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月13日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、産後ケアホテル「マームガーデン葉山」※(取締役社長:斎藤睦美)と協働で、『産後の両親学級』を2023年1月から開始することをお知らせします。『産後の両親学級』は、女性が出産後に経験する心身の変化や、パートナー男性の育児への関わり方などを、ワークショップで学ぶことができるプログラムです。※ 産後の母体を労り、家族を迎えるというライフステージのための心とからだの準備をするための施設です。uc_01■『産後の両親学級』開催の背景当社は、女性が自分に適した生理ケアを知り、選び、活用することによって、「生理期間中も、自分らしく生きられる」社会の実現を目指しています。このような取り組みの一環として、2019年6月から “生理について気がねなく話せる社会を!” とのスローガンを掲げ「#NoBagForMe」プロジェクトを推進しています。このような、これまでの取り組みを踏まえて、今回は心身ともに不安定となる「妊娠・産後」期において、パートナーが互いを認め合い、助け合って育児に取り組める環境づくりを目的に、新たなプログラムを開発しました。この新たなプログラムについて、2022年10月より産後ケアホテル「マームガーデン葉山」※においてモニターを募り、実施したところ、多くの参加者から好意的な評価をいただくことができました。そこでこのたび、本プログラムを『産後の両親学級』と命名し、「マームガーデン葉山」※と協働で展開することにしました。■『産後の両親学級』プログラム内容(1)パパによる育児がもたらす効果について(2)出産直後のママの心とからだについて(3)パパとママの産後コミュニケーションについて(4)パパとママでの助け合いの工夫について(5)紙おむつの交換方法と体験について■『産後の両親学級』に参加した方の声「産後目まぐるしく変わる体調、子育てに忙殺される毎日が終わることなく続いてゆく中で、自分はどうすれば心地よいのか、なにを大切にしているのか、を思い出すとても良い時間となりました。」 (ママの声)「普段聞けない夫の考えを聞くことができて、お互いよいコミュニケーションを取れました。受講後さっそく夫が色々気遣ってくれてとても有難かったです。」 (ママの声)「産後の女性が授乳で体力を消耗することは聞いたことがありましたが、まさかそれがラグビーの試合くらい大変なことであるとは知りませんでした。これからは妻に無理はせずにいて欲しいのと、協力できることはしていこうと改めて思いました。」 (パパの声)「産前に教わったことはだいたい忘れてしまっているので、産後に改めて学べるのは良いと思いました。」 (ママの声)■『産後の両親学級』についてのお問い合わせ「ユニ・チャーム 産後の両親学級」へお問い合わせください。受付時間 月曜日~金曜日 10:00~16:00 uc-femtech@unicharm.com <関連情報>・プレママ・プレパパ向け「ムーニーちゃん学級」 ・#NoBagForMe「ソフィみんなの生理研修」 ・「ユニ・チャーム Kyo-sei Life Vision 2030」 ■「マームガーデン葉山」※との『産後の両親学級』を通じて貢献する「SDGs17の目標」「マームガーデン葉山」※との『産後の両親学級』の取り組みは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献するとユニ・チャームでは考えています。3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 5.ジェンダー平等を実現しようこれからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館社員数 :グループ合計16,308名(2021年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月20日次女はなちゃんを出産後、いつの間にか娘のことをかわいいと思えなくなってしまったぼめそさん。娘2人の面倒を同時に見るのがつらいということを旦那さんに相談すると、次女はぼめそさんが実家で育児をし、長女こはちゃんは旦那さんが自宅でお世話をすることになりました。そんなある日、久しぶりにこはちゃんと再会することに。旦那さんとこはちゃんがぼめそさんのところへ遊びに来てくれたのです。こはちゃんと少しお話しをしたあと、お散歩に誘うのですが、「イヤ。行かない」とハッキリ言われてしまうのでした。そんなこともあり、育児を通して心身ともに参ってしまったぼめそさん。 ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことに。 健診当日は2人で病院に行き、質問表を記入すると、いよいよ問診がスタート。 看護師さんや先生の問診を通して、自分の症状が「産後うつ」だと告げられます。 先生から病気についてや入院の必要性、今後のことなどを伝えるのですが、ぼめそさんはどこか上の空でした。 その様子に気付いた先生は、「旦那さんに話さないといけないけど、どうする? 難しそうなら僕から話すよ」と言ってくれました。 「はい、お願いします」 ぼめそさんはそう答えると、さっそく旦那さんを呼ぶことに。 先生はぼめそさんが産後うつということ、さらに入院が必要だということを旦那さんに伝えたのでした。 そして、入院することになったのですが、閉じこもった病室での生活がメンタル面を余計に悪化させてしまうことに……。 入院してから10日で退院することになり、1年間、通院と自宅療養をすることになったのですが、周りの人たちのサポートのおかげで、症状が少しずつ良くなっていったのでした。 そんなある日、何気なく笑うはなちゃんを見たぼめそさんは、自分自身の心の変化をしっかりと感じたのでした。 何度も見たはずの娘の笑顔。目が合った瞬間、涙が溢れて… はなちゃんの笑顔を見て涙が溢れるぼめそさん。 「私が目をそらしても、ずっとずっと笑いかけてくれたんだね」 「ごめん。はなちゃん。本当にごめんね……!」 そして、この一件がぼめそさんの産後うつが治るキッカケとなったのです。 今では、「家族との時間が幸せ」と思えるまで回復したというぼめそさん。 気持ちが少し前向きになったことで、「子育てが楽しい!」と思えるようになり、産後うつの症状は減っていったのでした。 『子育て』が『孤育て』にならないように――。 人と自分を比べず、“助けを求めることは悪いことではない”ということ。 頑張っているあなたへ、少しでも届きますように……。 はなちゃんの笑った顔を見たことがキッカケで、今までかかっていたフィルターが外れたぼめそさん。周りのやさしさに支えられて、産後うつが治って本当によかったです。きっと、つらい経験をしたからこそ、今目の前にある幸せが、尊く感じられるのかもしれませんね。ぼめそさんが言うように、このマンガが1人でも多くの頑張っている人たちに、そしてこれからママになるすべての人に届くことを願っております。 ★「病名は『産後うつ』です」はこれで連載終了です。これまでご愛読くださった皆様、どうもありがとうございました!監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年12月10日次女はなちゃんを出産後、いつの間にか娘のことをかわいいと思えなくなってしまったぼめそさん。娘2人の面倒を同時に見るのがつらいということを旦那さんに相談すると、次女はぼめそさんが実家で育児をし、長女こはちゃんは旦那さんが自宅でお世話をすることになりました。そんなある日、久しぶりにこはちゃんと再会することに。旦那さんとこはちゃんがぼめそさんのところへ遊びに来てくれたのです。こはちゃんと少しお話しをしたあと、お散歩に誘うのですが、「イヤ。行かない」とハッキリ言われてしまうのでした。。そんなこともあり、育児を通して心身ともに参ってしまったぼめそさん。 ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことに。 健診当日は2人で病院に行き、質問票を記入すると、いよいよ問診がスタート。 看護師さんや先生の問診を通して、自分の症状が「産後うつ」だと告げられます。 先生から病気についてや入院の必要性、今後のことなどを伝えるのですが、ぼめそさんはどこか上の空でした。 その様子に気付いた先生は、「旦那さんに話さないといけないけど、どうする? 難しそうなら僕から話すよ」と言ってくれました。 「はい、お願いします」 ぼめそさんはそう答えると、さっそく旦那さんを呼ぶことに。 先生はぼめそさんが産後うつということ、さらに入院が必要だということを旦那さんに伝えたのでした。 そして、入院することになったのですが、閉じこもった病室での生活がメンタル面を余計に悪化させてしまうことに……。 入院してから10日で退院することになり、 1年間、通院と自宅療養をすることになったのでした……。 周りの人たちに支えられて… ぼめそさんの退院後、支えてくれたのは旦那さんをはじめ、自立支援という制度でした。 さらに、旦那さんが病院を探してくれたおかげで、ぼめそさんは自分に合った病院と出合うことができたのでした。 そして、いよいよぼめそさんに良い変化が訪れます。 それは、はなちゃんの笑顔を見たときのこと――。 何度も見たであろう、はなちゃんが笑った顔……。 しかし、このときのぼめそさんは、初めてはなちゃんの笑顔を見た気持ちになっていたのでした。 周りのサポートもあり、「ひとりじゃないんだ」と思えるようになったことで、気持ち的にもかなりラクになったのではないでしょうか。つらい状況の中、細やかな部分を支えてくれていた旦那さんも素晴らしいですね。いろいろな転機が重なり、ぼめそさんが無事に回復していったようで本当によかったです。監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年12月08日次女はなちゃんを出産後、娘のことをかわいいと思えなくなってしまったぼめそさん。娘2人の面倒を同時に見るのがつらいということを旦那さんに相談すると、次女はぼめそさんが実家で育児をし、長女こはちゃんは旦那さんが自宅でお世話をすることになりました。そんなある日、久しぶりにこはちゃんと再会することに。旦那さんとこはちゃんがぼめそさんのところへ遊びに来てくれたのです。こはちゃんと少しお話しをしたあと、お散歩に誘うのですが、「イヤ。行かない」とハッキリ言われてしまうのでした。そんなこともあり、育児を通して心身ともに参ってしまったぼめそさん。 ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことに。 健診当日は2人で病院に行き、質問票を記入すると、いよいよ問診がスタート。 看護師さんや先生の問診を通して、自分の症状が「産後うつ」だと告げられると、ずっと探していた最後のパズルの1ピースを見つけられた感覚になり、安心することができたのでした。 先生は病気についてや入院の必要性、今後のことなどを伝えるのですが、ぼめそさんはどこか上の空でした。 その様子に気付いた先生は、「旦那さんに話さないといけないけど、どうする? 難しそうなら僕から話すよ」と言ってくれました。 「はい、お願いします」 ぼめそさんはそう答えると、さっそく旦那さんを呼ぶことに。 先生はぼめそさんが産後うつということ、さらに入院が必要だということを旦那さんに伝えたのでした。 そして、入院することになったのですが……!? いざ入院すると、驚くほど暇になってしまって… 入院生活を送ることになったぼめそさん。 しかし閉じこもった病室での生活が、メンタル面を余計に悪化させてしまうことに……。 そのため、入院してから10日で退院することになってしまいました。 そして、1年間、通院と自宅療養をすることになったのです。 ぼめそさんは10日間の入院生活だったということですが、症状が悪化してしまうのでは入院の意味がなくなってしまいますよね……。ぼめそさんは自宅療養することになったそうですが、それぞれに合った方法で治療していければいいのだと思いました。皆さんはどう思いましたか? 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年11月25日月間500~600本以上配信されるマンガ記事のなかから、今年ママたちに最も読まれたマンガ作品を発表する「べビカレマンガ大賞」。マンガのテーマ別にTOP5を発表します。今回は「病気・障害マンガ」から、受賞作品1位から5位を発表します!お子さんやママ自身の病気、障害に関するマンガ。先天性異常を持ったお子さんの妊娠~出産エピソードや、産後うつ、脳症など貴重な体験談マンガがよく読まれていました。全話無料でイッキ読みできますので、ぜひチェックしてみてくださいね! 病気・障害マンガ TOP51位娘が脳症になったとき作者:和田フミ江 ■あらすじ上のお子さんが3歳のある朝、大量の嘔吐を。小児科で胃腸の風邪と診断され、ただの風邪かと思っていたら急性脳症になっていることが判明し……。これは娘さんが脳症と判明してからの闘病中のお話です。 2位病名は『産後うつ』です作者:ぼめそ ■あらすじぼめそさんの次女・はなちゃんを出産してから1カ月後、産後うつになったときの体験談マンガです。 3位2歳児の手術入院作者:咲花 ■あらすじ息子のはるくんが2歳のとき、保育士に「いびき」について指摘が! 病院を受診すると、鼻の道を塞ぐほど大きなアデノイドが見つかって……!? はるくんが2歳で手術・入院することになったときのお話です。 4位口唇口蓋裂ちゃん、育ててます作者:じぇにこ ■あらすじじぇにこさんが第一子妊娠中、おなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂と診断された!親の葛藤や悩み、罪悪感……さまざまな壁にぶつかりながら、子どものために懸命に奔走! 出産後の治療の経過や娘さんの成長をリアルに描いた実録マンガです。 5位先天性異常を持った娘を妊娠出産した話作者:ちょるり ■あらすじ妊娠中のある日、突然医師から告げられた娘の病気「口唇口蓋裂」。病気をもって生まれてくる赤ちゃんを迎えるために、心の準備や情報収集をしていく過程を綴ります。 「病気・障害マンガ」部門1位は、和田フミ江さんの連載マンガ「娘が脳症になったとき」でした。ただの風邪かと思いきや、「急性脳症」と診断されしまった娘さん。和田フミ江さん夫婦も、突然のことに驚き涙を流していました。子どもの脳症について、知っておきたい方にぜひ読んでいただきたい作品です。 そのほか、産後うつのお話や、口唇口蓋裂のお子さんのお話などがベビーカレンダーではよく読まれていました。 ベビーカレンダーでは「病気・障害マンガ」のほか、「ママ友トラブルマンガ」、「妊娠・出産マンガ」など毎日たくさんのマンガを配信中! ぜひ読んでお気に入りのマンガを探してみてくださいね♪
2022年11月14日次女はなちゃんを出産後、いつの間にか娘のことをかわいいと思えなくなってしまったぼめそさん。娘2人の面倒を同時に見るのがつらいということを旦那さんに相談すると、次女はぼめそさんが実家で育児をし、長女こはちゃんは旦那さんが自宅でお世話をすることになりました。そんなある日、久しぶりにこはちゃんと再会することに。旦那さんとこはちゃんがぼめそさんのところへ遊びに来てくれたのです。こはちゃんと少しお話しをしたあと、お散歩に誘うのですが、「イヤ。行かない」とハッキリ言われてしまうのでした。そんなこともあり、育児を通して心身ともに参ってしまったぼめそさん。 ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことに。 健診当日は2人で病院に行き、ぼめそさんが質問票を記入すると、いよいよ問診がスタート。 看護師さんや先生の問診を通して、自分の症状が「産後うつ」だと告げられると、ずっと探していた最後のパズルの1ピースを見つけられた感覚になり、安心することができたのでした。 先生は病気についてや入院の必要性、今後のことなどを伝えるのですが、ぼめそさんはどこか上の空でした。 その様子に気付いた先生は、「旦那さんに話さないといけないけど、どうする? 難しそうなら僕から話すよ」と言ってくれました。 「はい、お願いします」 ぼめそさんはそう答えると、さっそく旦那さんを呼んでくるのですが……!? 先生が産後うつのことを旦那さんに話してくれて… 「先生呼んでるから行って欲しい」 ぼめそさんがそう伝えると、泣いていることに気付いた旦那さん。 「待って、俺行って大丈夫なの?」 「私は大丈夫だから、行っていいよ」 「分かった。行ってくるね」 そして、先生からぼめそさんが産後うつであることを聞かされたのでした。 こうして入院が確定し、入院日当日を迎えることに――。 病院に向かう前に「行って来る」と伝えたぼめそさん。 すると、「ちゃんと気付いてあげられなくて本当ごめん……」と旦那さんは謝罪の言葉を口にするのでした。 ぼめそさんの入院が無事に決まり、また旦那さんにも現状が伝わって本当によかったです。入院することで、少しでも症状が良くなって、ぼめそさんが精神的に落ち着きを取り戻せるといいのですが……。皆さんはどう思いましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年11月09日漢方相談薬局、鍼灸院を東京・千葉で20店舗展開している株式会社誠心堂薬局(本社:千葉県市川市、代表取締役:西野 裕一、以下 当社)では、産後の不調を未然に防ぐための取り組みとして、ホームページやSNSによる産前産後の情報発信、産後ケアをテーマにした無料のオンラインセミナーを開催します。産後ママを取り巻く環境の変化がコロナ禍でさらに加速しています。産後ケアに関する認知が不十分な中、必要とされる方へ情報が届けられるように工夫が必要です。中医学で古くから伝わる知恵を活かし、妊産婦の体質を整えることは、産後の不調を未然に防いだり、産婦の体調をいち早く回復することが期待できます。【日本における産後ケアの現状と課題】近年、女性の社会進出が増加する一方、核家族化や地域の互助機能の低下といった環境変化により、産後ママを取り巻く状況は決して良いものとは言えません。さらに、ここ数年ではコロナ禍の影響で子育てサークルの減少や、人と触れ合う場所への外出も懸念され、24時間子供と一緒にいる環境から子育てに関する苛立ちや不安が生まれ、産後うつになる方が増えていることも社会的課題となっています。実際に出産経験のある方を対象とした聞き取り調査(株式会社ベルタ:2022年1月27日プレスリリース)では、9割の方が産後に何らかの不調を感じており、具体的な症状として、イライラ、気分の落ち込み、涙がでる、睡眠障害といった産後うつにつながる症状を感じている方がそのうちの半数を占めるという結果が報告されています。2019年に母子保健法の一部が改正され、産後1年以内の母子に対する産後ケア事業が法制化され、各自治体の産後ケアの取り組みが努力義務と規定されたことで、徐々に産後ケアの活動は盛んになっています。ただし利用回数の制限、経済的な負担、申請の煩雑さなどから、利用が十分に浸透しているとはいえません。また産後ケアを知るきっかけが限られており、必要とされる利用者への認知が不十分といった側面も課題となっています。【中医学と産後ケア】中国や台湾をはじめとする海外では、産後ケアに特別力を入れる風習があります。その理由として、産後に表れた不調は一生の体質を作ると言われているためです。産婦の両親や親族総出で産婦をサポートし、ご家族のサポートが難しいケースでは、産後ケアセンターを利用し、産婦がゆっくりと休養をとる体制を整えています。家庭でも、産後ケアセンターでも、6~8週間の産褥期の期間は、産婦の心身を回復にあわせた薬膳料理が提供されたりと、中医学の知恵が産後ケアに活用されています。中医学では、産後は「三虚(さんきょ)」という体質になると言われます。「三虚」とは、体にとって必要な「気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)」という3つの栄養がすべて不足していることを指します。出産時の出血による「血虚(けっきょ)」、体力消耗による「気虚(ききょ)」、たくさん汗をかくことによる「陰虚(いんきょ)」です。産婦はこの3つが共に不足し消耗している状態にも関わらず、まったなしの育児、授乳の負担、寝不足と、体はますます弱くなり、不調を抱えやすくなるのです。イメージ画像【産後ケアのための取り組み】当社は1987年の創業以来5,000名を超える方の妊娠をサポートしてきました。当社で妊娠される方の多くは、30代後半から40代の方が6割以上を占めています。この世代は高齢妊娠・高齢出産であり、流産や低出生体重児といったリスクが高まりやすいことが知られています。そこで当社では、産後の不調を未然に防ぐために、出産前から産後に備えた知識や体調管理を整えていくため、産後ケアの取り組みを開始しました。妊娠中の体調管理、出産や産後ケアの情報提供を、ホームページやSNSでの発信、オンラインセミナーの開催を通して実施しています。また低出生体重児への取り組みとして、一般社団法人 日本DOHaD学会へ入会し、産前産後ケアへの取り組みとして、社員の産前産後ケア推進協会への入会や産後ケアリスト2級取得を行いました。さらに、第12回日本中医薬学会(2022年10月8日開催)のシンポジウムにおいて、当社所属の鄭 冬梅(てい・とうばい:中医師・医学博士)が「中医学における産後ケア」と題した口頭発表を行い、医療関係者への情報発信にも取り組んでいます。産後ケア特集ページ : Facebook「漢方美人ラボ」: 中医師・医学博士:鄭 冬梅【産後ケアをテーマとしたオンラインセミナー】2022年8月27日に、無料オンラインセミナー「中医学で考える産後ケア~産後の健康と美容を叶える血余」を開催し30名ほどの方にご参加いただきました。参加された方からは、以下のようなお声をいただきました。「日本と中国では産後の女性の身体に対する意識が全然違うと感じました。日本の女性も産後のケアの大切さを理解し発信していく必要はあると思いました。」「今後、妊娠や出産を経験する可能性があるためそのときの為に、事前に知識をつけることができてよかったです。」「中医学の考え方、中国での産後の過ごし方を知ることができて興味深かったです。」次回は、社会的な課題となっている「産後うつ」に焦点をあてた無料のオンラインセミナーを2022年11月19日(土)14時から開催いたします。今後も妊産婦の方のお悩みをテーマとして定期的に開催していく予定です。テーマ: 中医学で考える産後うつの予防とケア日にち: 2022年11月19日時間 : 14時~15時講師 : 鄭 冬梅(てい・とうばい:中医師・医学博士)ツール: Zoomウェビナー(申込者にメールでご連絡)参加費: 無料URL : 【今後の展開】お産は女性にとって、人生の中でも大きく重要な出来事です。体にもたらす変化も大きく、産後の健康状態は、妊娠中から産後までのケアによって影響され、母親の健康は育児にも影響します。当社では、今後も中医学の観点から妊娠、出産、産後、育児について関り、地域の皆様の健康に貢献できるよう、取り組んでまいります。誠心堂薬局新浦安店店長:岡田 美由紀監修 岡田 美由紀登録販売者・産後ケアリスト2級誠心堂薬局新浦安店店長【会社概要】会社名 : 株式会社誠心堂薬局本社所在地: 千葉県市川市南行徳3-18-23代表者 : 代表取締役 西野 裕一設立 : 1987年3月URL : 事業内容 : 薬局の経営、医薬品及び医薬部外品の販売、鍼灸治療院及び接骨院の経営、化粧品の輸入及び販売、前各号に附帯する一切の業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月09日次女はなちゃんを出産後、いつの間にか娘のことをかわいいと思えなくなってしまったぼめそさん。娘2人の面倒を同時に見るのがつらいということを旦那さんに相談すると、次女はぼめそさんが実家で育児をし、長女こはちゃんは旦那さんが自宅でお世話をすることになりました。そんなある日、久しぶりにこはちゃんと再会することに。旦那さんとこはちゃんがぼめそさんのところへ遊びに来てくれたのです。こはちゃんと少しお話しをしたあと、お散歩に誘うのですが、「イヤ。行かない」とハッキリ言われてしまうのでした。こはちゃんとの一件で、心身ともにさらに参ってしまったぼめそさん。 ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことに。 健診当日は2人で病院に行き、ぼめそんさんが質問票を記入すると、いよいよ問診がスタート。 最初の問診は、やさしい看護師さんが担当してくれました。 そして、いよいよ先生の問診が始まることに……! 先生にいくつか質問をされると、正直に答えるぼめそさん。 すると先生は、ぼめそさんが産後うつであることと、今すぐ入院が必要なことを伝えます。 先生の突然すぎる言葉に困惑しつつも、心の中でどこか安堵したぼめそさん。 すると、自然と涙がこぼれてしまって……!? 「病気だったんだ…」理由がわかると、何だか安心できて… 産後うつの症状に苦しめられていたぼめそさんですが、なんで自分がこんなにも苦しいのか、理由がわからないでいました。 しかし、「産後うつ」という事実を医師から告げられると、ずっと探していた最後のパズルの1ピースを見つけられた感覚になったのです。 そして、パズルが完成したことで、安心することができたのでした。 先生はぼめそさんに、病気についてや入院の必要性、今後のことなどを説明してくれました。 しかし、ぼめそさんはどこか上の空でした。 その様子に気付いた先生は、「旦那さんに話さないといけないけど、どうする?難しそうなら僕から話すよ」と言ってくれました。 それに対してぼめそさんは、「はい……お願いします」と返事をするのでした。 旦那さんに「産後うつ」という事実を伝える際、ぼめそさんは自分で言うのではなく、先生にお願いすることを選びましたが、この状態ではちゃんと伝えるのは難しそうですね。皆さんなら、こういった場合どうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年10月16日次女はなちゃんを出産後、いつの間にか娘のことをかわいいと思えなくなってしまったぼめそさん。娘2人の面倒を同時に見るのがつらいということを旦那さんに相談すると、次女はぼめそさんが実家で育児をし、長女こはちゃんは旦那さんが別の家でお世話をするということになりました。そんなある日、久しぶりにこはちゃんと再会することに。旦那さんとこはちゃんがぼめそさんのところへ遊びに来てくれたのです。こはちゃんと少しお話しをした後、お散歩に誘うのですが、「イヤ。行かない」とハッキリ言われてしまうのでした。こはちゃんとの一件で、心身ともにさらに参ってしまったぼめそさん。 ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことを提案します。 健診当日は2人で病院に行き、ぼめそさんが質問表を記入すると、いよいよ問診がスタート。 最初の問診は、やさしい看護師さんが担当してくれました。 そして、いよいよ先生の問診が始まることに……! 先生にいくつか質問をされると、正直に答えます。 すると先生は「ぼめそさん、あのね……」と、ある提案をするのですが……!? 先生の言葉に一瞬耳を疑ってしまい… 「今すぐ入院しましょう」 先生の言葉に一瞬困惑してしまいます。 「いや、私、死のうとはしてないし、入院なんて……」 戸惑うぼめそさんに、先生は落ち着いてこう言います。 「出産後に精神的に不安定になってしまう、"病気"があるんだけどね。それは産後のお母さんなら誰でもなりえる"産後うつ"って病気なんだよね」 「あなたは産後うつです。だから、医師としてあなたを病院から帰る訳にはいきません」 先生の言葉を聞くと、(そっか。病気だったんだ……)と一瞬複雑な表情を見せるぼめそさん。 しかし、戸惑いながらもどこかホッとしたのでした。 先生の「医師としてあなたを病院から帰す訳にはいきません」という言葉からは、強い責任感が感じられました。突然「あなたは病気です」なんて言われると、受け入れるまでが大変だったりしますよね。皆さんはそのような経験はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年10月14日東京都武蔵野市にある小さな弁当屋「コムギキッチン」は、産後のママをサポートする「産後めし(R)」プロジェクトをスタートいたしました。コロナ禍で里帰り出産ができない、周りに頼れる人がいない、そんな産後ママのために先輩ママたちが本気で考えたサービスです。より多くの人に知っていただくために、クラウドファンディングを行うことにいたしました。ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。産後めし【公式ECサイト】 ■「産後めし(R)」サービス概要産後めし(R)は産後のママのコンディションを優先的に考えて作られた、栄養たっぷりのお惣菜(主菜と副菜)を冷凍でお届けするサービスです。武蔵野市で、23年間営業してきた、当店の健康へのこだわりがつまったお惣菜となっております。以下の特徴をポイントに作られています。【特徴1】ママに必要な栄養がたっぷり栄養士による体の回復を考えたメニューづくり【特徴2】母乳にうれしい母乳やママの体のことを考えたやさしい味付け【特徴3】ちょっとボリューミー1.3人前の分量だから、上の小さいお子様がいる場合など一緒に分けて食べられます【特徴4】出産に合わせてスタート急な出産でもご出産後ご連絡いただければ、退院までに合わせて発送いたします※あらかじめご相談予約の上、出産翌日までにご連絡ください【特徴5】続けやすい、うれしいお値段!1食(主菜1品+副菜1品)で547円(税込)※10食分セット 定期便2週間に1回の場合【特徴6】手作り、保存料・着色料無添加!1品ずつ、料理人が丁寧に手作りしています産後めし 特徴■商品概要<産後めし(R)10食分セット>産後のママのコンディションに合う、当店自慢のお惣菜をセットにしました。定期便2週間に1回の購入で20%OFF:5,472円(税込)定期便月1回の購入で10%OFF :6,156円(税込)通常 :6,840円(税込)※今だけ!クール便 送料無料キャンペーン実施中!(詳細は公式ECサイトよりご確認ください)産後めし 10食分セット■商品情報【SET MENU】●主菜(1)ひじき入り豆腐ハンバーグ、(2)串なし焼き鳥、(3)白身魚の甘酢あん、(4)チキン南蛮、(5)油淋鶏、(6)豚の角煮6商品のうち各1個から2個 合計10食●副菜(1)小松菜と油揚げの煮びたし、(2)大根のそぼろあんかけ、(3)大豆の具沢山煮込み、(4)筑前煮、(5)切干大根、(6)きんぴらごぼう、(7)ひじきの煮物7商品のうち各1個から2個 合計10食メニューは新商品の追加や、仕入れの状況によって変更の可能性がございます。その他、単品でもお買い求めいただけます。※3,000円以上ご購入で送料無料キャンペーン実施中!(詳細は公式ECサイトよりご確認ください)お子さまとご一緒に召し上がりになる場合も考慮して、生姜・ねぎ・にんにく・スパイス当はあえて使用しておりません。■商品開発のきっかけはスタッフのコロナ禍での出産から以前、スタッフの1人が緊急事態宣言中に出産し里帰りもできず、パパも仕事を休めずの、周りにサポートがいない状況に追い込まれました。(立ち合いもなく、1人でマスクをつけての出産でした)すでに4歳の子もいるので、育児には慣れている、なんとかなると思っていましたが、思った以上に産後がきつく、毎日の食事も手抜きばかりでなかなかきちんとした食事もできなかったと泣いていました。そんな状況のママがコロナ禍では多いのではないかと思います。現在はコロナに慣れたかのようにも見えますが、妊婦や産後のママたちにとって大変な状況は変わりありません。サポートの少ない中で、産後のママは赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいです。「ちゃんと育てなきゃ、母乳をたくさん出さなきゃ・・・」とプレッシャーを抱えるママも少なくないでしょう。でもママは自分のことは後回しで、まともな食事もとれず、赤ちゃんのお世話で一日の大半が終わってしまうのです。ママの産褥期の身体の回復のためにも健康的な食事は必要です。私たちは忙しいママたちにもしっかりと食事をし、元気に楽しく子育てをしてほしいと願っています。まだまだ産後ママをサポートする仕組みがこの国には足りないと私たちは考えています。行政に頼りすぎるのではなく、社会全体で産後ママをサポートする仕組みです。その私たちの1歩として、弁当屋の強みを活かしてこの産後めし(R)プロジェクトをスタートしたいと考えました。2021年 出生数は過去最少84万2,897人、6年連続で過去最少を更新。産みやすい、育てやすい国づくりが大切!出典:厚生労働省 人口動態統計速報(令和3年12月分)にて【産後の食事で気を付けたいことって?】産後の食事は、カレーやキムチなどの辛い物、揚げ物などのメニューは、乳腺がつまりやすい、母乳の味が変わりやすいと知られて控える人もいます。産後めしでは、香辛料は使わず、また揚げ物は菜種油を使用し、お酢でさっぱりと仕上げています。塩分控えめのやさしい味付けとなっています。■クラウドファンディング開始のお知らせと今後の展望──目指すは飲食店がママを救う仕組みづくり──以下の内容にてクラウドファンディングを実施いたします。ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。【クラウドファンディング 概要】プロジェクト名: 孤立しやすい産後のママを笑顔にするお惣菜冷凍サービス「産後めし(R)」プロジェクト期間 : 2022年8月26日(金)~10月7日(金)受付窓口 : クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」URL : 目標金額 : 1,500,000円リターン内容 : (1) 3,000円(お礼のメール+300円割引クーポン)(2) 5,000円(お礼のメール+500円割引クーポン)(3) 10,000円(お礼のメール+1,000円割引クーポン+産後めし(R)10食分セットお届け)(4) 15,000円(お礼のメール+1000円割引クーポン+産後めし(R)10食分セット×2セットお届け)資金の使い道 : ●たくさんの人に知ってもらうための宣伝費/約20万円●生産体制を強化するための人件費/約30万円●設備費/約100万円※設備費については、生産に必要なスチームコンベクションオーブン、3D冷凍フリーザー、業務用真空包装機などの設備(約合計1,000万円ほど)を整えていく予定ですが、そこに皆様のご支援(100万円)をあてさせていただく予定です。その他 : CAMPFIRE手数料17%+税■今後に関して本事業では以下3つのフェーズ(段階)での成長を考えています。【第1フェーズ】●2022年6月~ 「産後めし(R)」通販事業開始産後ママ向けの「産後めし(R)」通販事業をサポート。里帰り出産ができない、パパのサポートが受けられないなど、様々な事情を抱えるママの食事をサポートしていく。【第2フェーズ】●2023年~ 他飲食店とも協力しあい産後めし(R)のラインナップを強化する周りの通販事業を検討したい個人の飲食店への通販コンサルを併用して行うとともに、同時に「産後めし(R)」にも商品を出品いただく。たくさんの飲食店から産後のママ向けの商品を作り出すことで、飲食店への活気につなげるとともに、ママがうれしい仕組みにつなげていく【第3フェーズ】●2023年~ 食事を通して、産後ママに寄り添うコミュニケーションを強化する孤立・うつになりやすい産後状態のママに産後めし(R)を通じて定期的なサポート電話をするなど、マインドケアができる仕組みも取り入れて、社会的意義のある活動へとつなげていく。以上の活動を通して、事業規模を拡大し、雇用の促進、地元の食材、飲食店の活性化、産後ママへのサポートなど地域の社会的事業への取り組みへ、波及効果を図っていきたいと考えています。■コムギキッチンについて私たちは、東京都武蔵野市にある商店街で23年間小さなお弁当屋「コムギキッチン」を家族で営んでいます。父(栄養士)がつくる日替わりメニューの健康バランス弁当は、「毎日食べるお弁当だからこそ、お客様の健康に1番でありたい」をコンセプトに、健康に不可欠である三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)と、ビタミン・ミネラルを加えた5種類の栄養を意識した献立です。健康を意識される地元のお客様たちに長くご愛食いただいています。コロナ禍で売上も下がり、物価も高騰し大変な毎日ですが、私たちができることを探しながら、家族を含めたスタッフたちで日々頑張っています!!私たちが作っています!【会社概要】社名 : コムギキッチン本社所在地 : 〒180-0012 東京都武蔵野市緑町2-4-38 コムギキッチン代表 : 熊谷 太郎事業内容 : お弁当・お惣菜・タレ製造 2022年より「産後めし(R)」通販事業開始設立 : 1999年4月コムギキッチンHP: 産後めしHP : ※回線が混み合うため、お電話でのご連絡はご遠慮ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月21日産後の女性が夫にイライラを感じるという話はよく耳にします。産後の私も例外ではなく、夫が家事や育児をすればするほどイライラが募っていきました。今回は、私の産後の様子と夫へのイライラが落ち着いていった過程についてお話しします。 どうしてイライラするの? 心と体に異変産後、家のことに不慣れとはいえ、夫の一挙手一投足に怒り、夜の夫婦生活なんて考えただけで夫を突き飛ばしたくなる有様だった私。「私はこんなに心が狭かったの? ちょっとイライラしすぎじゃないだろうか?」と、私は自分の感情に悩み、違和感を覚えていました。 そんなとき、自分の体にも異変が起きました。毎晩息苦しくて何度も目が覚めて眠れず、日中には気絶するように突然寝てしまうようになったのです。診察を受けると、なんと鼻にできたポリープが鼻腔を塞いでいたことが判明しました。 病気が判明、ずっと睡眠不足だった!?耳鼻科医によると、ポリープはかなり前からあり、産後の私は過度な睡眠不足になっていたようでした。ポリープ除去には1週間の入院と手術が必要とのこと。 ただ、入院している間、仕事のある夫は1歳3カ月の子どもの面倒を見ることができません。そこで何軒も病院をまわった末に、なんとか日帰り手術をしてくれる病院を見つけ、異変から5カ月後にやっと手術が決まりました。服薬のために断乳し、手術後、私の体調は劇的に回復し始めました。 熟睡と月経の再開で落ち着いた心と体手術のおかけで、睡眠中もきちんと呼吸ができるようになったことに加え、断乳したことで子どもの夜泣きがなくなり、ようやく私は熟睡できるようになりました。さらに産後1年8カ月ぶりに月経が再開。 こうして順調に体調が整っていったある日、ふと気付きました。「最近、夫に全然イライラしない……!」。自分でもコントロールできない夫へのイライラは、自分の本意ではなかったとはっきりと感じました。その後、夫婦仲は自然と改善していったのでした。 今振り返ってみると、夫へのイライラは、ポリープの影響による睡眠不足に加えて、産後特有のホルモンバランスの乱れによるものだったのではないかと感じています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/大福著者:唐木田幸一児(男の子)の母。出産を機に報道関係の仕事を退職し、現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はブルーレイ収集と寺巡り。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2022年09月13日両親には頼れず夫婦2人で育児に奮闘していた矢先、突如発症した吐き気や手足の震え、湧き上がる恐怖心。心療内科を受診し、産後うつとパニック発作と診断された私。周りの方に助けられ徐々にわかってきた、心の負担の原因とは? 改善に向けおこなってきたことや、現在の状態などをお話しします。 母乳へのこだわりが産後うつの引き金?私は産前から母乳で育てたいという想いが強かったのですが、産後母乳の出が悪く授乳に加え30分以上搾乳をしており、一度の授乳に1時間以上かかっていました。 夫と協力しつつ家事と育児をこなし、産後2週間が経ったある日、夜中搾乳していると突然めまいと吐き気、「育児が怖い」という感情が湧き上がってきました。しかし、そのときは原因がわからず産院に相談し、授乳中でも服用できる安定剤を処方してもらい症状は落ち着いたのですが……。 症状再発、療養。産後2カ月経ったころ、不眠と育児への恐怖心が現れました。私は産院から聞いていた、産後ケアサービスを1週間利用することに。しかし産院で療養し退院後、日中子どもと2人でいる恐怖に耐えられずパニックになり、保健師さんに相談し再び産後ケアサービスを利用。そして産院の紹介で心療内科を受診すると、産後うつとパニック発作という診断を受けました。 気持ちを改めたく別の産院も利用したのですが、その産院では退院に向けて義父(義母は亡くなっているため)にも協力を得られないか話をしてくれました。そして2週間後、無事に退院することに。 話をしたから気づいたこだわり心療内科の先生と話していく中で、母乳で育てたいという思いが負担になっていること、夫婦2人での育児に限界を感じていたことに私は気づいたのです。子育て経験のある先生からの「ミルクでいいじゃん」というひと言で肩の荷が下りました。 そして、相談にのってもらっていた保健師さんは「育児にこうしなきゃということはないから。少しでも休むことが大事」だと言い、自分が改めてこだわりでがんじがらめになっていたのだと気づけたのです。 周りに頼るという大切さ義父に子育てを手伝ってもらうことに抵抗を感じていたのですが、義父は毎日家に来て私に休む時間を作ってくれたのです。嫌な顔せず子どもの面倒を見てくれ、一緒に育ててくれる人がいる安心感で徐々に恐怖心が和らいでいきました。 そして投薬治療は5カ月で終了となり、そのころには子育てに対しての気持ちにも余裕ができていました。 この経験を経て、私は育児を頑張るのはほどほどに、限界を感じたら助けてもらうということの大切さに気づきました。産後うつの要因や症状は人それぞれですが、私は自分の異変に気づいたときすぐに助けを求めたことで悪化を防げたのではないかと思います。たくさん助けてくれた周りの方には感謝しかありません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/山口がたこ監修/助産師REIKO著者:中井ゆき自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年08月17日息子のひどい夜泣きで、心身共に疲れ果てていた私。別室寝の夫は頼れず、また外に頼るための一歩を踏み出す気力もなくなっていました。一種の産後うつだったのだと思います。そうなってしまったら自分から外に働きかけることが難しくなり、内にこもってどんどん深みにハマってしまいます。育児は密室で行われるので、母親の様子になかなか気づけないため、身近な方が母親の様子をしっかりみていてほしいなと思います。親自身も、生まれる前(体力的・精神的に余裕がある時期)に、産後うつに備えてどんなところに助けを求められるのかを調べていてほしいです。そうなってしまってからでは、自力で這い上がるのはなかなか困難ですから…。母親が困った時に気軽にアクセスできる場所や、声を上げやすい社会を今後さらに作っていくことが、つくづく必要だと感じた体験でした。
2022年08月10日