永野芽郁、田中圭、石原さとみらの共演で贈る映画『そして、バトンは渡された』。本作の個性ともいえる重要な料理の数々は、前田哲監督作『極道めし』も担当しているフードコーディネーターのせんるいのりこが手掛けている。主人公・優子(永野芽郁)の義理の父親である森宮さん(田中圭)は「子供に栄養をつけさせるのは親の務め」「優子ちゃんを幸せにするのが親の務め」と、とりわけ料理には気を遣い、愛情を表現するキャラクター。原作と同様に、劇中でも回鍋肉、ロールキャベツ、餃子、野菜たっぷりスープ、オムライスなど森宮さんが作る沢山の手料理が登場する。森宮さんが優子に料理を振る舞うシーンはどれを切り取っても印象的だが、中でも必見なのは楽器店の前でばったり会った優子の憧れの存在、早瀬くん(岡田健史)を食事に誘い、森宮さん、優子、早瀬くんの3人で食卓を囲むシーン。その日の献立のメインは、森宮さん特製の「ニラと野菜たっぷり餃子」。焼きたての円盤餃子が運ばれるたびに、永野さんも、田中さんも、岡田さんも、とにかく美味しそうに餃子を口にし、「カット!」がかかるたび、キャストからは「おいしい~」という言葉が漏れていたという。前田監督からは、食べながら目線をどう動かすのかなど細かい演出も入っていたようだが、「本当に美味しいと芝居も変わってくると思うんです」とプロデューサーが語るように、家族で食卓を囲むという、平凡ながらも贅沢な幸せを、美味しい料理と温かい空気感によって作り出していた。「せんるいさんの料理はどれも美味しいので、料理のシーンの撮影日は、俳優部はお弁当を食べないんですよね(笑)」とスタッフが明かすほど、キャストもせんるいさんの料理に胃袋を掴まれていた様子。また、ひとり暮らしを始めた優子が久々に森宮さんを訪ねるシーンでは「手伝ってもいい?」と、優子と森宮さんが並んでキッチンに立ち、ミートソースのパスタを作る。森宮さんの背中を見て料理の道へ進むことを決心した優子が、森宮さんと同じリズム、同じ動きで、野菜を刻む姿は、何気ないなかに2人が親子として過ごしてきた時間が感じられ、胸にじんわりと響くシーンとなっている。田中さんは「普段料理はしないので、どうにか編集で誤魔化していると思っています(笑)」と、最初は慣れない調理に悪戦苦闘していたものの、撮影を重ねるうちに少しずつ上達していき、包丁さばきや鍋ふりも器用にこなす料理上手の父親役を熱演。キッチンの棚には様々な調味料が、リビングの棚にはたくさんの料理本が並び、優子への森宮さんの愛情が垣間見える家の風景も注目ポイントとなっている。『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年10月18日田中圭が「らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~」が10月15日からスタート。田中さん演じる神保がスイーツを食べて口にした「甘~い」に「可愛い」の声が集中。安田顕演じる安堂とのコンビにも「相性ばっちり」「最高のバディ」といった感想が送られている。小学館ビッグコミック増刊号で連載された作:夏緑(なつ みどり)、画:菊田洋之の人気漫画「らせんの迷宮―遺伝子捜査―」を原作に、数億桁の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者と昔ながらの熱血刑事が難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫っていくという本作。周りからは奇人と思われつつも32億ある配列を全て記憶しており、趣味は個人的なDNAデータベースを作成することという聖ヘリックス大学医学部のゲノム解析学研究室准教授、神保仁を田中さんが。捜査には経験と勘が一番だと思っている現場叩き上げ、涙もろく直情型の昭和な熱血刑事で、11歳の娘がいるシングルファーザーの安堂源次を安田顕がそれぞれ演じる。神保のことを研究者として非常に尊敬し、源次のことを「ゲンちゃん」と呼ぶ警視庁科学捜査研究所の乱原流奈に倉科カナ。源次と現場で共に行動する若手刑事の瓜生夏樹に中田圭祐。安堂らの上司となる捜査一課課長の栗原四郎に渡辺いっけい。スナック「ゲ呑ム」のママで、神保に「ゲ呑ム」の上の階にある部屋を間借りさせるなど何かと面倒をみている馬場ゆかりに松坂慶子。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。遺体に「X」の痕跡を遺す殺人事件が発生、担当するはずだった安堂だが捜査から外されてしまう。それは10年前に彼の妻が殺された事件と同一犯の可能性が高かったからだ。そこで安堂は別の事件で出会った神保に協力を依頼する。1度は断った神保だったが、安堂が自らの妻が殺されたことを告白すると協力を承諾する。そんななか新たな事件が発生、さらに神保は事件のうち1件が“模倣犯”であることを突き止め、その犯人に自首を促すが、直後模倣犯が死亡。神保に疑惑の目が向けられるなか“真犯人”が神保を拉致してしまう…というのが1話のストーリー。「神保先生が想像以上にぽやぽや可愛くって変わり者で天才感出てて最高」「どんな場面でもかわいいってどういうこと?っていうくらいかわいかった」「神保先生喋り方とかスイーツ好きなとことかとりあえず可愛いすぎた」など視聴者からは神保に対し“可愛い”という反応が相次ぐ。特に安堂と流奈、楠田(小野ゆり子)を「ゲ呑ム」に連れてきて、パンケーキを頬張りつぶやいた「甘~い」のセリフに「神保先生の『あま~い』に変な声出たわ」「甘いスイーツもぐもぐしてる神保先生の「甘~い」の声が甘~い」「甘~いの言い方が可愛すぎる」などの声が続出している。また「神保先生と安堂刑事!!最高のバディ誕生 でこぼこだけど、2人の掛け合い見ててすごく気持ちいい」「圭くんとヤスケンさん相性ばっちり。最高バディだよ」「神保先生と安堂刑事がこれからどんなバディになっていくのか楽しみです」と、神保と安堂の“新バディ”の今後に期待を寄せる声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年10月16日2021年10月15日から始まる、俳優の田中圭さんが主演のテレビドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系)。2020年春に撮影をするも、新型コロナウイルス感染症の影響で中断になってしまいました。それから約1年半の時を経てついに放送が始まります!DNAの専門家であり、32億桁の配列をすべて記憶している天才、神保仁役を演じるのは、田中圭さん。涙もろく直情型の昭和な刑事、 安堂源次役を演じるのは安田顕さんです。「DNAは嘘をつかない」が口癖の天才科学者と、涙もろい熱血刑事の最強コンビがどのように難事件に挑むのでしょうか。【第1話あらすじ】都内でXの傷を負った撲殺体が発見される。刑事・安堂源次(安田顕)は「Xが再び動き出した」と犯人逮捕に意気込むが、課長・栗原四郎(渡辺いっけい)は捜査からはずれるよう指示。Xとは?なぜ源次が?科捜研の乱原流奈(倉科カナ)ら若手は疑問に思うが、その裏には10年前のある事件が関わっていて――。納得できず秘密裏に動き出した源次は、最近知り合った変わり者の神保仁(田中圭)が天才DNA科学者だと知り協力を仰ぐ。『らせんの迷宮』、豪華俳優がゲスト出演第1話には、俳優の平岡祐太さん、小野ゆり子さん、お笑いタレントのじゅんいちダビッドソンさんが出演。また、第2話には俳優の笹野高史さんと中越典子さん、第3話には須賀健太さんと徳永えりさんの出演が発表されました。笹野高史(遠山友蔵役)さんコメントQ.10月クールでの放送が決定したときのお気持ちをお聞かせください。いや~、やっぱり長かったです。スタッフの粘り強さに脱帽です。Q.遠山友蔵役について、印象や演じられた感想などをお聞かせください。私生活で非常に勉強になりました。Q.撮影現場の雰囲気などはいかがでしたか?中越典子さんとは、趣味も話題も相性がピッタリでした。Q.視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。未知の体験をお楽しみください。中越典子(遠山鮎子役)さんコメントQ.10月クールでの放送が決定したときのお気持ちをお聞かせください。撮影半ばで中断してしまっていたので、とても残念に思っていましたが、1年越しで撮影が再開できて、本当によかったです。放送が楽しみです。Q.遠山鮎子役について、印象や演じられた感想などをお聞かせください。もっと長く演じてみたい役でした。Q.撮影現場の雰囲気などはいかがでしたか?皆さん、コロナ禍での撮影でしたが、気持ちを一つに頑張っていました。Q.視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。個性的なキャラクターたちが難事件を解決していきますが、今回の遠山夫妻の事件もお見逃しなく!須賀健太(松木宏役)さんコメントQ.10月クールでの放送が決定したときのお気持ちをお聞かせください。数日撮影していた状態で放送延期となり、同じキャスト、スタッフの皆さんで1年ぶりに撮影が再開した時は、止まっていた時間が動き出すような不思議な感覚がありました。初の警察官役ですが、警察官の制服が1年間の延期でより馴染むようになった気がしたのも印象的でした!(笑)Q.松木宏役について、印象や演じられた感想などをお聞かせください。過去に起きた事を悔やみながらも、懸命に目の前の事に向き合い、生きている青年です。なので、難しいことは考えずに彼の気持ちに寄り添って演じることが1番だと思い取り組ませて頂きました。今回初めて着た警官の制服は、予想以上に装備が多く重量もあり、Tシャツ短パンで現場に来れる役者は幸せだなぁとも思いました…(笑)Q.撮影現場の雰囲気などはいかがでしたか?職人気質の強い現場だなぁと感じました。田中圭さんや安田顕さんとスタッフさんの意見交換や本番に向けての組み立て方に作品への想いの強さが見え、ゲストとしてですが関わらせて頂けた嬉しさを感じました。そんな中でも休憩時間は穏やかな空気が流れていたのも印象的です。Q.視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。ドラマ「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」第3話にゲスト出演させていただきます、須賀健太です!“正義”とは“人を救う”とは何なのか。僕自身演じさせて頂いた中でそこが第3話の1番の見どころに感じました。初の警察官役の姿もまた新たな須賀健太を見て頂けるかと…(笑)ぜひご覧ください!徳永えり(赤島典子役)さんコメントQ.10月クールでの放送が決定したときのお気持ちをお聞かせください。途中で止まってしまった作品を再び動かすことは容易ではないので、放送が決まって素直に良かったと安堵しています。Q.赤島典子役について、印象や演じられた感想などをお聞かせください。彼女を演じていて胸が締め付けられる思いを何度もしました。彼女のすがるような思いや行動の意味を、少しでも感じてもらえたら幸いです。Q.撮影現場の雰囲気などはいかがでしたか?シリアスなシーンが多かったのですが、気持ちに寄り添い丁寧に撮っていただけてとても有難かったです。Q.視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。私が出演する第3話は、正義とは何かを考えさせられる物語です。是非ご覧ください。本ドラマの原作は、『ビッグコミック増刊号』(小学館)で連載された漫画『らせんの迷宮-遺伝子捜査-』。ドラマの脚本を担当するのは、grapeでもコラムを連載していた『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』を手掛けた黒岩勉さんや、酒井雅秋さん、福田哲平さんです。第1話は10月15日20時から2時間スペシャルで放送。初回放送を前に行われたオンライン記者会見は、こちらから読むことができますよ!気になった人はチェックしてみてくださいね。田中圭、自分の天才だと思うところは?安田顕も「すごい」と称賛[文・構成/grape編集部]
2021年10月15日永野芽郁、田中圭、石原さとみ出演で、累計発行部数100万部を突破する本屋大賞受賞の小説を映画化した『そして、バトンは渡された』。今回、永野さんと田中さんが演じる血の繋がらない父と娘“森宮親子”にスポットをあてたメイキング映像が解禁となった。今回解禁されたのは、血の繋がらない父と娘の“森宮親子”にスポットをあてた本編&メイキング映像。血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わる環境ながらも、“あっけらかんとした性格”の主人公・優子を永野さんが、優子の血の繋がらない父親・森宮さんを田中さんが演じる。年齢も大きく離れず、血の繋がらない親子という難しい役柄だったが、永野さんが「(田中さんとの撮影)初日に現場に行ったら、すでに森宮さんだった!」と語るように、撮影初日からすでに“森宮親子”の関係性は出来上がっていたよう。また、お互いの印象について永野さんは、「人との壁がなく気さくに接して下さったので、本当に(田中さんの)存在が大きかったと思います」とコメント。また田中さんは、「本当に頑張っていて、素敵だなと思いました」と、役を飛び越えた絆と信頼関係が本作の“森宮親子”の関係性を作り上げたそう。そんな“親子の絆”が詰め込まれている本メイキング映像。中でも印象深いのが、卒業式で披露するためにピアノを練習している優子の隣に寄り添い、父・森宮さんが「旅立ちの日に」を歌唱するシーン。優子役永野さんの伴奏に合わせ、心を込めて何度も歌い上げる田中さん。10代や20代には定番の「卒業ソング」でもあり、未来に向かう若者の背中を押すような応援歌でもあるこの楽曲で、森宮さんが優子を心から応援する愛情深い父親が描かれる。今回の撮影のために、クランクインの3か月前からピアノを練習していたという永野さん。練習を重ねて撮影に挑んだ永野さんを誇らしく近くで支える姿は、まるで本当の親子のよう。そしてもう1つ、田中さん演じる森宮さんが、娘・優子のために料理で愛情を表現する様子も収められている。料理上手な父親という役柄を演じるため、慣れない料理シーンを丁寧に監督と相談しながら撮影に挑む。“娘”永野さんのために一生懸命、包丁やフライパンを使う田中さんの貴重な料理シーンにも注目してほしい。このように3日間かけて撮影された森宮家のシーンは、何気ない日常の中で2人の絆が感じられるまでになったそう。撮影を終えた永野さんは、「3日間、楽しく親子の時間を過ごせました!」とふり返り、田中さんは「今日もう終わるんでしょ?寂しくてしょうがない」と話す。そして、永野さんにとって、父と娘の関係を表現できたのは田中さんの力がとても大きかったと語る。「『俺は、そんな森宮さんほど優しくないよ』と(田中さんは)仰ってましたが、私が思う森宮さんのイメージにピッタリで、とても感謝しています!」と撮影の日々を語っている。『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年10月13日永野芽郁、田中圭、石原さとみが出演する映画『そして、バトンは渡された』が10月29日(金)より公開される。この度、本作より本編&メイキング映像が解禁となった。本作は、累計発行部数は90万部を突破している本屋大賞受賞の同名小説を映画化したヒューマンドラマ。主演の永野芽郁は、原作の大ファンでもあり「この役は絶対に自分が演じたい!」と熱い想いを実現させた。苗字が4回も変わる数奇な人生をポジティブに捉えながらも、人知れず不安や葛藤を持ち合わせている主人公・優子を繊細に演じている。優子の血の繋がらない父親・森宮さんを、2021年「父親にしたい俳優No.1」に選ばれ幅広い世代に支持のある田中圭が演じる。そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女性・梨花は石原さとみが務め、物語のキーパーソンとなるシングルマザーで初の母親役を演じる。また、優子の同級生で淡い恋心を抱く存在で、天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている早瀬賢人には岡田健史、梨花の血の繋がらない娘・みぃたん役に『漁港の肉子ちゃん』の出演が話題となった稲垣来泉、さらには梨花に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく役柄に大森南朋と市村正親も出演するなど、各世代の実力派俳優陣が出演している。そして『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲が監督を務めた。今回公開されたのは、血の繋がらない父と娘の森宮親子にスポットを当てた本編&メイキング映像。血の繋がらない親に育てられ4回も苗字が変わる不遇な環境ながらも、あっけらかんとした性格の主人公・優子を永野芽郁が、優子の血の繋がらない父親・森宮さんを田中圭が演じる。年齢も大きく離れず、血の繋がらない親子という難しい役柄だったが、永野が「(田中との撮影)初日に現場に行ったら、すでに森宮さんだった!」と語るように、撮影初日から既に森宮親子の関係性は出来上がっていた様だ。また、お互いの印象について永野は「人との壁がなく気さくに接して下さったので、本当に(田中さんの)存在が大きかったと思います」とし、田中は、「本当に頑張っていて、素敵だなと思いました」とコメント。役を飛び越えた絆と信頼関係が役を作り上げたことがわかる。中でも印象深いのが、卒業式で披露するためにピアノを練習している優子の隣に寄り添い、父・森宮さんが『旅立ちの日に』を歌唱するシーンだ。永野の伴奏に合わせ、心を込めて何度も歌い上げる田中。10代20代には定番の「卒業ソング」でもあり、未来に向かう若者の背中を押すような応援歌でもあるこの楽曲。永野は撮影のために、クランクインの3カ月前からピアノを練習していたという。練習を重ねて撮影に挑んだ永野を、親のように誇らしく近くで支える姿は、役を超えて本当の親子のようにすら感じられる。そして田中演じる森宮さんが、娘・優子のために料理で愛情を表現する様子も収められている。料理上手な父親という役柄を演じるため、慣れない料理シーンを丁寧に監督と相談しながら撮影に臨むシーンも。娘のために一生懸命、包丁やフライパンを使う田中の貴重な料理シーンにも注目してほしい。『そして、バトンは渡された』10月29日(金)公開
2021年10月13日2021年10月15日からテレビ東京で放送される、金曜8時のドラマ『らせんの迷宮~DNA 科学捜査~』。原作は、『ビッグコミック増刊号』(小学館)で連載された同名漫画です。「DNAは嘘をつかない」が口癖の天才遺伝子科学者が、熱血刑事たちとともに、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るヒューマンミステリーを描きます。本作は、2020年4月から撮影していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により一時中断し、放送延期となってしまいました。2021年6月に再クランクインし、ようやく10月から放送が始まります。主人公の天才遺伝子科学者・神保仁を演じるのは、俳優の田中圭さん。また、神保と事件解決のためにタッグを組む熱血刑事・安堂源次を演じるのは、俳優の安田顕さんです。ほかにも、倉科カナさんや、渡辺いっけいさん、中田圭祐さん、松坂慶子さんが出演。さらに、主題歌は世界的に人気を誇るアイドルグループ『BTS』の日本オリジナル楽曲『Stay Gold』で、ドラマを盛り上げます。初回は2時間スペシャルのゲストとして、平岡祐太さんと小野ゆり子さんが出演。同年10月15日20時から放送です。田中圭、安田顕がオンライン会見に出席同年10月11日には、放送開始を前にオンライン会見を開催。ファンからの質問などに田中圭さん、安田顕さん、倉科カナさんが答えました。田中圭さんは、1年半延期されたことによって「客観的に見ることができた」とコメント。安田顕さんも、「なかなか経験できないことができた」と振り返りました。また、ドラマ内の神保に役柄『天才科学者』にかけて、自分の天才だと思うところを聞かれた3人。田中圭さんは「どこでも寝られる天才」、安田顕さんは「ロケ先で迷子になる天才」、倉科カナさんは「記憶を消す天才」と回答し、盛り上がりを見せていました。安田顕さんは早くも、続編を希望。ようやく放送される本作に、田中圭さんも期待を寄せ視聴者に「一筋縄ではいかなかったですけど、最後までお付き合いください」とメッセージを送りました。grapeでは、オンライン会見の様子をたっぷりお届けします。1年半空いた撮影だからこその安田顕さんの驚きのエピソードや、田中さんの家族とのやりとりも明かされていますよ。気になった人は、次のページをご覧ください!会見の様子をたっぷりお届けします!――1年半延期されてようやく放送だが、どう思う?田中圭さん:中止ではなく延期だったのでラッキーだったと思いますし、延期になったことでよかったこともいっぱいあったんじゃないかなと思っています。制作チームは大変だったと思いますけど、冷静に客観的にも俯瞰できたのでよかったと僕個人的に感じます。安田顕さん:そうですね。なかなか経験できないことを経験できたので、いいところもあればマイナスな部分もありますけど、そういう経験ができたのは放送してもらえるのでよかったなと思います。あとは我々しか分からない、これは1年半前に撮ったやつとかミックスされているので…。倉科カナさん:1年半空いたことによってドラマのクランクインした時って緊張感があったんですけど、再開後に「久しぶりだね」って優しい空気が流れていましたよね。――撮影現場で印象に残っていることや、互いの印象は?田中圭さん:撮影入って早速面食らったのが、安田さんの安堂刑事の熱さ。でも、さすがだなとしかいえないんですけど、1話を見てすごくきれいにハマってるんですよね。すごいなって思ってますけど、最初はその熱さがすごかったですから。安田顕さん:田中さんとバディを組めるって嬉しいですからね。田中さんと倉科さんは付き合いが長いので、会った時の2人挨拶が面白かったですね。倉科カナさん:本当雑なんですよ。からかいたくなるというか、すごく面白い方なんですよね(笑)。1年半空いたので安田さんは眉毛がない時期の撮影で、当初眉毛を付けてるんですよ。それもあんまり分からなかったぐらいメイクされていたりとか、私の髪が短くなったりとか。撮影の時期が圭くんがほかの仕事もされていて忙しくて。撮影で終わりが近づくと、浮足立ってテンションが…。田中圭さん:2人にそれはよくいわれてましたね。終わりが見えてくると「圭くん、移動の車に乗ってない?」みたいなそわそわしてくる。――疑問に思っていることや迷宮入りしていることは?安田顕さん:私はやっぱりお酒とのね、ちょうどいい距離感というのがずっとつかめないな…。お酒との距離感が迷宮入りしています。田中圭さん:ずっと昔から、手袋とか靴下が気付いたらどっかいってる。靴下はいっぱいあるからあんまり気付いてなくて捨てて終わっちゃうんですけど、手袋が「もう1個どこだよ!」って。「なんできみたちは一緒にいないんだよ」って。あれは不思議ですね。倉科カナさん:ね、なんでだろうね。謎だね。撮影していると、準備している間、時間が空くじゃないですか。ああいう時どういった佇まいでいればいいか疑問なんですよね。なんか、「これって話しかけていいのかな」とか、すごい私へらへらしてるから、あんまりへらへらしているのはアレかなってクールにしたりする現場もあって…。田中圭さん:自然体でいいんじゃない(笑)?――自分の中で、ここが天才だと思うところは?倉科カナさん:物を忘れる天才です。過去のこととか、すごく無頓着で基本的に記憶がないんですよ。記憶を消す天才です!田中圭さん:倉科さんの話を聞いて、「俺も全然過去のこと覚えてないな」と思いつつも、天才なのはどこでも寝られる。ロケでスタッフさんが待ち時間に椅子を出してくれたら寝ちゃうので。安田顕さん:寝ているところを見ました。移動中に少しでも休憩をしている方なんだなってみんな分かってるんで。でも、カチンコが鳴ったらすごくしゃべりますから、それはすごい。見えないところで努力されているのは分かってます。でも、それがすごいなと。私は、100%スタジオとかロケ先でお手洗いに行ったら楽屋にたどり着けない。倉科カナさん:うちのマネージャーが、安田さんがいつも現場で迷われていましたって…。安田顕さん:必ずです。エレベーターを降りて、楽屋が右にあるのに左に行っちゃう。普段の生活でもそうです。誘拐されたら終わりですね。戻れないです。どうして毎日帰れているのか不思議。――第1話で好きなシーンは?倉科カナさん:神保先生と最初であったシーンは好きでした。おいしいシュークリームを差し入れした気がします。安田顕さん:僕は、第1話で神保を演じる田中さんとお酒を酌み交わすシーンがあるんですけど、「最強コンビの誕生だ」っていいながらお酒を飲むシーンは印象に残ってます。田中圭さん:そうですね、最後のほうにネタバレになるんで誰かはいえないんですけど、大立ち回りがあって。あれは撮影初期だったなと。「これは一体どんなドラマなんだろう」って、いろいろ詰め込まれているし、ちょっとカット割ったと思ったらいきなりワンカットでいくし、その中で大立ち回りがあって「おおっ…」ってなったのを覚えています。――研究してみたいことは?倉科カナさん:ちょっとズレちゃうんですけど、勉強したいのは動物トレーナー。もともと動物看護士になりたい夢があったんですけど、最近トレーナーさんは学校にどれくらい通うのかなとか調べていて、トレーナーの勉強をしてみたいです。田中圭さん:したくないことが逆にないから選べないですね。薄くすべてに興味を持ててしまうので、誰かが語っていたら気になるし。人が話しているのを聞くとやってみたいと思います。研究したくてもノウハウが分からないと、いいかなと。興味はなんでもあります。安田顕さん:お金の流れとかね。実働せずに、でもお金が増えていくその仕組みを知りたい。――仕事のないおやすみの日の夜8時には何をしている?倉科カナさん:お酒を飲んでいます。大体なんでも飲みます。海外ドラマとか映画とか見て号泣しながら…。号泣がストレス発散です。安田顕さん:お酒です。僕は麦焼酎のソーダ割。それにサバの味噌煮缶とかで飲むと最高ですね。ずっとお酒と会話しています。田中圭さん:僕もご飯を食べていますね。家にいると、どうしても子供たちがYouTubeを見るので「ダメ」っていってテレビに変えます。――視聴者にコメントを!倉科カナさん:ちょっと変わった天才DNA科学者と熱血刑事の凸凹コンビが織りなす、面白いドラマになっているのでたくさんの方に見ていただけると嬉しいです。安田顕さん:たくさんの方に見ていただきたいです。たくさんの方に見ていただけることによって、続編ができれば…ですよ。そうすれば、また田中さんとか倉科さん、ほかの役者さんにも会えますし、そしたら「元気でした?」って話せるから、できるだけたくさんの方に見てほしい。これは正直な気持ちです。田中圭さん:ようやく初回のオンエアができました。ひと筋縄ではいかなかったですけど、チーム一丸になって作ってきた作品です。1話では神保と安堂刑事の出会いを楽しんでもらって、最後までお付き合いしていただけたら嬉しいです。テレビドラマ『らせんの迷宮~DNA 科学捜査~』は、10月15日の20時から毎週金曜日放送です!【第1話あらすじ】都内で、遺体に「X」の痕跡を遺す殺人事件が発生する。事件を担当するはずだった刑事・安堂源次(安田顕)は捜査から外された。かつて自身の妻が被害者となった連続殺人と同じ犯人の可能性が高いからだ。そこで捜査本部には内密に、天才科学者と云われる神保仁(田中圭)に捜査の協力を要請する。事件の解決に全く興味を示さない神保。何よりその奇想天外な行動と言動に源次は振り回される。しかし、徐々に息が合い始める2人。そして2人の孤独なDNA捜査は、捜査本部も気づかなかった「ある痕跡」を見出す。そんな中、「殺人鬼 X」による更なる殺人が起きてしまう…。[文・構成/grape編集部]
2021年10月11日9月25日、26日の全国映画動員ランキングは、『マスカレード・ナイト』が先週に引き続き首位を守った。田中圭と中谷美紀が夫婦役を演じた『総理の夫』は初登場2位に入った。原田マハによるベストセラー小説を基に映画化したコメディで、日本初の女性総理になった女性と、突然“ファースト・ジェントルマン=総理の夫”になってしまった鳥類学者の男性の激動の日々が描かれる。続いて、『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』が公開2週目もTOP3にランクイン。公開11週目に入った『竜とそばかすの姫』もTOP10入りを続けている。公開8週目の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIEワールド ヒーローズ ミッション』と、公開12週目の『東京リベンジャーズ』はそれぞれ順位を上げている。そのほか新作では、古田新太と松坂桃李が共演し、吉田恵輔がオリジナル脚本・監督を担当した『空白』が初登場6位に。ジョニー・デップが製作・主演を務め、伝説の写真家ユージン・スミスの遺作となった写真集を基に映画化したヒューマンドラマ『MINAMATAーミナマター』が初登場10位に入った。次週は『終わりの見えない闘い−新型コロナウイルス感染症と保健所−』『クリスマス・ウォーズ』『コレクティブ 国家の嘘』『サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜』『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『DIVOC-12』『TOVE/トーベ』『僕と彼女とラリーと』『護られなかった者たちへ』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『マスカレード・ナイト』2位『総理の夫』3位『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』4位『竜とそばかすの姫』5位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIEワールド ヒーローズ ミッション』6位『空白』7位『東京リベンジャーズ』8位『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9位『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』10位『MINAMATAーミナマター』
2021年09月27日映画『総理の夫』(9月23日公開)の公開初日舞台挨拶が23日に都内で行われ、田中圭、中谷美紀、貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉、河合勇人監督が登場した。同作は原田マハ氏による『総理の夫 First Gentleman』(実業之日本社文庫)の実写化作。42歳で史上最年少にして史上初の女性総理となった凛子(中谷美紀)の夫で鳥類学者の相馬日和(田中圭)は、史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまい、「政界」という未知なる世界で奮闘する。同作にちなみ「○○大臣」を考えるというテーマで、「優しさ大臣」「オタク大臣」など様々な大臣を考える中、「オシャレ大臣」というお題では田中がかっこいいポーズをとってアピール。しかし、回答する貫地谷、工藤、松井が全員中谷(凛子)を挙げたために「わかってましたから、驚かないです。正直ショックもないです」と苦笑していた。また作品については、監督が「政治の世界を描いた作品でもあるんですけど、夫婦のありかた、夫婦愛を通じて日本の政治が少しでも良くなるような未来を描けたらと思ってこの作品を作りました」と明かす。中谷も「全ての女性を応援する映画となっています。ぜひ楽しんでおおいに笑っていただいて、少しほっこりした気持ちでご自宅にお帰りいただければと思います」と観客に語りかけた。田中は「笑って泣けて、あったかくなれて見終わった後に前向きにさせてくれる作品になったなと自信を持っています」と同作を紹介。さらに撮影が終わってから中谷と取材を受けていた時に、考えを改めるようになったというエピソードを話す。田中は「女性の社会進出がすごく広がっているので、総理という特殊なポジションで思うところはありつつも、いつかこういう女性が出てきてもおかしくないとすんなり受け入れてたんですけど、取材をしている時に『まだまだ自分も甘かったな』と思いました」としみじみ。田中は続けて「育児と仕事の両立をすることの難しさみたいなのを改めて思わされまして、女性はもちろんパートナーだったり社会だったり、日本の政治込みで、もっともっとできることがあるんじゃないかと考えるきっかけになった」と同作について表す。「こういうエンタメから少しずつ社会がもっと良くなってく、リアルな1歩目になることだって全然あると思うので、少しでも皆さんに考えていただけるようなきっかけとなったら嬉しいし、そうあるべき作品だなと思うし、そういう感覚を男もちゃんと持っておかないといけないと思えた。そういうことが広がるような映画になったらいいなと思います」と願いを込めた。
2021年09月23日今年すでに出演映画3作(『哀愁しんでれら』『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』)が公開され、ドラマでも映画でも、目にしないときがないほど引っ張りだこの田中圭と、ドラマ『JIN-仁-』、大河ドラマ『軍師官兵衛』、映画『嫌われ松子の一生』など、多くの代表作を持つ中谷美紀がW主演を務める、映画『総理の夫』が9月23日より公開される。原作は、原田マハ氏のベストセラー小説『総理の夫 First Gentleman』。妻が日本初の女性総理大臣となり、いつの間にやら自身もファーストジェントルマンになってしまう鳥類学者・日和を田中が、日本を変えるべくしなやかに立ち上がる政治家・凛子を中谷が演じ、夫婦の愛と絆を試す問題に直面していく。本作で夫婦役を演じ、カメラの外でも会話をする機会が多かったという2人に、互いの印象や、日和と凛子と似た部分があるかどうか、また田中と中谷が、自身の結婚から受けた影響や、日本における女性の社会進出へ思うことを直撃した。○■理解に一瞬間があったタイトルについて——『総理の夫』というタイトルを聞いて、最初に何を思いましたか?田中:僕は全然ピンと来なくて、自分のことだとも思っていなかった。「何役だろう」と思っていました(笑)。脚本を読んでいくうちに、「総理の夫ってそういうことか。あ、僕のこと?」みたいな感じでした。中谷:ははは。田中:脚本を読んでいくと、日和がなにもしない主人公で、そこがすごく好きだと感じました。主人公って、何かを解決したり、人の気持ちを揺さぶったり、何かやらかしたりと、普通はいろいろなことをするんですけど、日和は、まあ、何にもしないんです。そういうキャラクターが中心にいるって、あまりない形なので、すごく面白そうだと思いましたし、凛子はもちろんのこと、他のキャラクターがすごく立っていたことにも惹かれました。実際にお芝居を一緒にさせてもらっても、みなさん面白かったですし、できあがった映像を観たら、現場で感じた以上にみなさんキャラが立って輝いていました。中谷:私は最初、男性の総理大臣の夫が男性なのかなと思いました。それも圭くんにはぴったりの役柄ですけど。田中:(笑)中谷:この1年くらいでだいぶ変わってきてはいますが、私が脚本をいただいた時点では、今ほどジェンダー平等という考えが日本に出てきていなかったので、タイトルの「総理」が女性だと知って、「そんなことがあったらいいよね、でも絶対に無理だよね」とある種のファンタジーとして、少し意地悪な視点で脚本を読み始めました。けれど、理想の社会を作ろうと、自分では絶対にできないことを凛子がやろうとしてくれていたので、凛子の夢に乗って演じたいなと思いました。○■日和と田中圭は全然違う、凛子は中谷美紀にぴったり——久々の共演です。以前の印象と、今回夫婦役を演じてみての印象を教えてください。田中:現場での居方だったり、お芝居に対する取り組み方だったり、すごく真面目というか、ストイックというか、真剣に取り組む方だというイメージは、前作でも、これまでの作品を観させていただいていても持っていました。そのイメージは変わることなく、さすがだと思いました。そこに加えて、今回はカメラが回っていないところでもお話しさせていただく機会が多かったんです。正直僕は、最初、若干ビビっているところがあったんです。中谷:ええ!? そうなの?田中:なんですけど、今までの中谷さんのイメージが壊れることなく、それプラスすごくフレンドリーで気さくで、意外と天然なことを言っている姿を傍で見て、おまけをいっぱい教えてもらえた感じだったので、すごく楽しかったです。中谷:私は、前回共演させていただいたときも、自分が求められていることを的確にキャッチしてお返しするという、エゴで何かを捻じ曲げようとしない方だという印象を持っていました。今回、それがより強く感じられて、楽しいシーンは本当に楽しく演じてくださいますし、心のひだを大切に演じるシーンではそういった雰囲気を作ってくださる。ご一緒していてとても楽でした。なにか、愛を乞う人ではないんですよね。自分の実力を証明しようとしたり、注目を得ようとする人ではない。それはたぶん、ご自身が積み上げてきたものへの確固たる自信があって、証明する必要がないというか。だからフラットでいらっしゃるんだなと感じます。田中:そうなんですかねぇ。照れますね(笑)中谷:すごく柔軟な方だという印象です。監督とも戦ったりしないだろうなと。それは監督の求めているものを的確に見極められることと、最終的に編集するのは監督だということをきちんと分かってらっしゃるからだろうと。田中:そこまで考えてはいないですけど(笑)。そういう風に見えますか? じゃあ、そうなのかな(笑)——日和と似ている部分もあるのでしょうか?中谷:日和とは全然違うと思います。田中:そうですね。日和要素は、僕にはないです。日和には「凛子のために」という思考が第一にありますが、僕にはそういうのはないです。結婚したてのときも、「家庭のために、これからよりお仕事を頑張れますね」みたいに言われたりしてましたが、家族のために頑張る気なんてさらさらないです。中谷:そうなんだ! じゃあ、好きだからやっていることがたまたま上手く行っている感じなの?田中:そうです。自分が自分のために頑張ったことが、結果的に家族のためになればいいなとは思いますが。だから日和が凛子のために引っ越しをするとか、凛子のために自分が大好きな鳥の仕事の出張に行けなくなるとか、自分だったら絶対に文句を言います。「なんでだよ!」って(笑)中谷:あはは! 奥さんが急に田舎暮らしがしたいと言い出したら?田中:「行ってこい、行ってこい。田舎に城を買ってやる!」と言って、自分は行きません(笑)——(笑)。中谷さんと凛子についてはどうでしょうか。田中:僕はぴったり! だと思いました。それこそ映画を観てくださった方たちのほとんどがそう思うと思うのですが、それと同じです。だけど、カメラの外ではふとしたときに「おやおや、ちょっとおかしな発言してる」みたいな抜けたことを言ったりするので。中谷:え~、どんなことだろう。田中:大したことじゃないんですけど。でも中谷さんでもちょっと抜けたところもあるんだなと思って、それが嬉しかったんです。○■自身の結婚は仕事や生き方に影響を与えた?——本作はひと組の夫婦の物語で、結婚が仕事へも影響を与えています。おふたりは、結婚したことで、仕事や生き方に影響があったと感じることはありますか?田中:たくさんあります。僕は自分の父の記憶がないんです。だから理想の父親とか、父とはこうあるべきといったものがもともとない。自分に家族ができて、父親になったときも、どういう風にしていいんだろうというところから始まっています。それを日々少しずつ教えてもらっているし、結婚している人の感覚が分かったり、血縁についても、こういうのがそうなのかと感じたり。なにか不思議で。当たり前に一緒に暮らしていることが。結婚したことによって、考え方とか、視野は広くなったと思います。中谷:私はなにかあるかなぁ。結婚の紙きれ自体にはそんなに重きを置いていないんです。我が家は夫婦別姓ですし、結婚指輪もありませんし、結婚式もしていない。そもそも結婚への憧れも、実感も人よりなかったんです。ただコロナ禍によって、婚姻関係になければ国境をまたげない状況に遭遇したことで、結婚したことには本当に意味があったのだなと感じました。結婚していなければ家に帰れない状態でしたから。視野が広がったかどうかは、結婚してからということではなく、夫と出会えたことが大きいです。人生は楽しむためにあるもので、仕事のために人生が犠牲になってはならないという考え方を教えてもらいました。——夫婦の物語とは別に、女性の社会進出も本作のテーマです。その点はどう感じていますか? 中谷さんは日本を外側から見られる環境にもありますが。田中:僕らが仕事をしている世界って、女性がたくさん働いていて、現場によっては女性のほうが多かったり、プロデューサーが女性だったりすることがあるので。だから女性の社会進出に対して、僕は特別な感情をそんなに持っていないんです。ただ、一般的には、今は古い体制からの変革期というか、変わっている最中なのかなとは思います。芸能の世界においてはそれがちょっと早かったのかなと。中谷:ただ、私たちの仕事場で、俳優はまた別として、スタッフの方々で子どもを育てながらある程度の立場にいる方を考えてみると、正直なところ、映画のカメラマン、照明さんなどは少ないですね。助手さんとして頑張ってきてチーフになったかと思うと、出産でいなくなって、そのまま姿を見なくなってしまう。両立は難しかったのかなと感じるケースが多い印象です。ヨーロッパでは、日本よりはるかに女性がまた同じ職場に復帰することが可能になっています。それから男性が日曜日の公園でベビーカーに赤ちゃんを乗せている姿も多く見ます。日本でも増えてきているのかもしれませんが、日本に住む女性たちの話を聞いていると、やはり違いを感じます。ヨーロッパでは女性が意見を言うことを認める土壌があり、それを認めないと逆にマズイ雰囲気なので。そこは日本とは違うかもしれません。——終盤で、余貴美子さん演じる日和のお母さんが、日和と凛子の夫婦を見て、ある感想を漏らしますが、「まさに!」と日本の問題を突いた言葉です。2人:そうですね。田中:『総理の夫』を観て、確かに今は女性総理というのは、まだまだ先のことかもしれないとも思いますが、僕は、いつかはこうなるだろうなと思うし、男とか女とか、別に考えなくなるときも来るんじゃないかな、女性の社会進出とかって言ってること自体がそのうちなくなるんじゃないかなと。要はやる人はやるわけだから。男でも女でも。楽観的かもしれませんが、僕はそう考えています。■田中圭1984年7月10日生まれ、東京都出身。2000年から活動を開始し、03年のドラマ『WATER BOYS』で注目を集める。08年に映画『凍える鏡』で初主演。翌年の4月には連続ドラマ『子育てプレイ』と単発ドラマ『ホームレス中学生2』でテレビドラマ主演を果たした。16年から放送されたドラマ『おっさんずラブ』シリーズの主演にて絶大な人気を博し、シーズン2と映画版でも主演を務めた。その後もドラマ『あなたの番です』(19年)をはじめ、さまざまな役柄で映画、ドラマに引っ張りだこの人気俳優。公開待機作に『そして、バトンは渡された』(10月29日公開)、『あなたの番です 劇場版』(12月10日公開)がある。スタイリスト:伊里瑞稀、ヘアメイク:花村枝美(MARVEE)/EMI HANAMURA(marvee)■中谷美紀1976年1月12日生まれ、東京都出身。1993年に女優デビュー。98年~99年の映画『リング』シリーズで話題を集め、99年に『ケイゾク』でドラマ初主演を務める。06年『嫌われ松子の一生』にて第30回 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞に輝く。舞台では11年に『猟銃』で初舞台を踏み、1人3役に挑んで紀伊國屋演劇賞 個人賞を受賞した。ドラマ『JIN-仁-』(09年〜11年)、大河ドラマ『軍師官兵衛』(14年)、映画『自虐の詩』(07年)、『ゼロの焦点』(09年)、『阪急電車〜片道15分の奇跡〜』(11年)ほか代表作多数。1年の約半分をオーストリアで暮らしている。著書『オーストリア滞在記』が幻冬舎文庫より発売中。インスタグラムアカウント@mikinakatanioffiziellスタイリスト:岡部美穂/MIHO OKABE、ヘアメイク:下田英里/ERI SHIMODA、衣装協力=ドレス:バイ マレーネ ビルガー(エスアンドティ)/イヤリング:ヴァンドームブティック(ヴァンドームブティック 伊勢丹新宿店)/ブレスレット:ハム(エスケーパーズオンライン)/パンプス:スタイリスト私物
2021年09月22日田中圭と中谷美紀が夫婦を演じると聞いて、どんな関係の夫婦かとワクワクする人が多いだろう。しかも、その夫婦が「日本初の女性総理大臣(妻)とその夫」と聞けば、いったい何が起こるのか? と想像を膨らませずにはいられない。原田マハによる同名小説を映画化した『総理の夫』が公開を迎える。田中が演じるのは、妻が日本初の女性総理に選出されたことで、思いもよらぬ騒動に巻き込まれていく主人公・相馬日和。中谷は、日和を深く愛し、信頼すると同時に、強い信念で日本を引っ張っていく女性リーダー・相馬凛子を演じている。久々の共演を果たしたふたりに話を聞いた。――タイトルから非常にインパクトが強いですが、最初にこのタイトルを聞いた時、さらに脚本を読んで抱いた印象、感想などを教えてください。田中:『総理の夫』と聞いて全然ピンとこなくて、自分の(演じる役の)ことだとも思っていなく「俺、何役だろう?」って思っていたんです。脚本を読んで「あぁ! “総理の夫”ってそういうことか!ていうか、僕!?」って気づくくらい、最初はピンときていませんでした。脚本を読んで最初に「おぉっ!」と思ったのが、日和が本当に何もしない主人公なんです。僕はそこがすごく好きでした。なかなかないんですよ、そういう主人公って。普通は何かを解決したり、人の気持ちを揺さぶったり、何かやらかしたりするものだけど、(日和は)何もしない(笑)。そういうのが中心にいて、周りでみんなが動くって、あんまりない形で、「面白そう!」って思ったし、凛子をはじめ、周りのみんなのキャラクターがすごく立っていて。実際、お芝居を一緒にさせていただいてもすごく面白かったし、映像で観たら現場にいた時以上にみなさんがすごく立ってて、よかったなぁって思いました。中谷:タイトルは単純に考えたのは「男性の総理大臣の夫が男性」ということなのかな? と。それも圭くんにピッタリだなと思いましたけれど。(脚本を読んで)ある意味、ファンタジーといいますか、この1年くらいで少し機運が変わってきていますが、脚本をいただいた時点では「どう考えても無理だろう」と。ジェンダー平等という意識がそこまで浸透していなかったので、ファンタジーというか「そんなことあったらいいよね?でも絶対に無理だよね」という意識で読んでいましたが、「働く女性が子供を産み、育てやすい社会をつくる」という、自分では絶対にできないことを凛子が実現しようとしてくれるので、凛子の夢に乗って演じたいなと思いました。『総理の夫』――久々の共演ですが以前、共演された際の印象について、また今回、夫婦役で再共演されてみての印象の変化などがあれば教えてください。田中:女優としての中谷さんは、現場での佇まいだったり、お芝居に対する取り組み方だったりに関して、すごく真面目に取り組まれるというのは、以前の現場でも見せていただいていたし、そこは全然変わらず「さすがだな」というのはありました。ただ、今回はカメラが回っていないところでもお話させていただく機会が多かったんです。基本的には、その(前の現場で抱いた印象のままの)中谷さんなんです。上品で、何かしたら怒られるんじゃないかな? と…言葉は難しいけど若干ビビっていたんですが(笑)、思っていた以上に――といっても、これまでの中谷さんのイメージが壊れることなく――フレンドリーで気さくで、意外と天然なことを言っていたりという“おまけ”の中谷さんの姿を教えてもらえたので、すごく楽しかったです。中谷:前回もとても空気を読んで、ご自分が求められていることを的確にキャッチして、求められていることをお返しするという…。何と言うのでしょう? “余計なことをしない”と言うと語弊があるかもしれませんが、エゴで何かを捻じ曲げようとしない方という印象でした。今回もそれはより強く感じられて、シーンによって、ものすごく気持ちの切り替えをしてくださって、楽しいシーンはとても楽しい空気を作ってくださるし、心のひだを大切に演じるシーンではそういった雰囲気を作ってくださって、ご一緒していてとても楽だったんですね。これもまた誤解が生じる表現かもしれませんが(苦笑)、“人畜無害”といいますか、本当の人畜無害ではないのですが、“気配を消せる”というのか、“愛を乞う人ではない”というのか…何かを証明したり、自分の実力を示して注目を得ようとする方ではないんですよね。ご自身の中で確固たる積み上げてきたものがあるので、そんなに証明する必要がないんでしょうね、とてもフラットな方だと思いました。田中:そうなんですか(笑)?中谷:どうなんですか?すごく柔軟な方だなと思いました。無用なケンカもしないんだろうなぁと。田中:しないですね。中谷:監督と戦ったりもしないんだろうなと。それは恐らく、監督が求めていらっしゃるもの、ある意味、各々の監督の器といったものまで的確に見極めていらっしゃるからなんだろうなと。どんなに議論をしても、どんなに捻じ曲げても、監督のキャパシティー以上のものは作れないじゃないですか。最終的に神の視点をもって編集するのは監督なのだということをわかってらっしゃる方だなと。田中:そこまで考えてないです(笑)。でもそういうふうに見えますか?中谷:きっとそうなのだろうなと。田中:じゃあそうなんでしょうね。――それって作品の中の日和と近いのかなと…。中谷:いえ、日和とは全然違います! 全く違いますよね?田中:そうですね。日和要素は全くないです、僕の中に。――田中さんと日和の間の決定的な違いとは…?田中:まず日和は「凛子のために」というのがあるじゃないですか? 僕、そもそもなくて(笑)!中谷:ははは。田中:何て言えばいいんですかね? 結婚したばかりの頃とか「家族のために」とか「お仕事、また頑張れますね?」とよく言われたんですが、そもそも「家族のために頑張る」気なんてさらさらないですという。中谷:あ、そうなんだ?好きだから励んでいたことがたまたまうまくいった感じ?田中:そうですね。自分が自分のために頑張ったことが結果的に家族のためになればいいなとは思っていますし、自分が頑張りたくないから、それで家族が食べていけなくなっても困るじゃないですか? 「家族にご飯を食べさせないといけないから仕事する」何て感覚は一切ないですね。中谷:なるほど。田中:凛子のために引っ越すとか、凛子のために出張に行けないとか、俺だったら絶対に文句を言いますね。「なんでだよ!」って(笑)。中谷:奥さんが急に「田舎暮らしいがいい」と言い出したら…。田中:「行ってこい! 行ってこい!」って言いますね。「田舎に城買ってやるぜ!」って(笑)。中谷:すごい! 城ですって(笑)。スケールが違いますね。田中:そう言って送り出しつつ、自分は行かないという感じですね(笑)。――中谷さんから見て「日和と田中さんは全然違う」というのは…?中谷:「人畜無害」と言いましたが、本当の人畜無害ではないですので。本当に人畜無害だったら、いまのポジションにはいないでしょうし、野心もあるし、やりたいこと、夢もあるのでしょうけど、それをあまりひけらかしたりはしない方ですよね。日和くんは鳥さえ観察していれば幸せなので、恐らく「目標」や「野心」がないと思うんです。――日和のほうは本当の意味で人畜無害だと(笑)?中谷:はい(笑)。だから全く違うんですよね。田中:確かにそうですね。鳥さえ観察していれば幸せですね(笑)。中谷:高級レストランでおいしいものを食べたいなどという思いもなくて、原作では、お弁当は、実家にいた頃は、運動会でも高級料亭の幕の内弁当が出てきて、結婚後も凛子はお弁当を作っことは一度もなくて、(映画の中で)るい(松井愛莉)に作ってもらったのが初めての手作りのお弁当だったと。「久しぶり」ってセリフを言ってるけど、実は言ってみただけで、本当は手作りのお弁当は初めてだったと。――河合勇人監督から、この映画をどういう作品にしたいなどといった話は?田中:コメディ要素を大事にというか「楽しい映画にしたい」というのは衣装合わせで言われましたね。コメディは監督自身が好きだと思いますが、とはいえ過剰なことはしないんですよ、演出も。すごくバランスがいいなというのは思いました。中谷:凛子の総理大臣像については、肩肘張るのではなく、マスキュリンにするのでもなく、柔らかくしましょうと意見が一致していました。基本的には、私たちを自由に泳がせつつ、でも手綱はしっかりと握っていらして、編集でいかようにもできるという自信がおありだったんじゃないかと思います。きっと監督の中で、物語の流れや緩急がある程度計算されていて、その枠にさえハマっていればあとは自由にしていいと。それは器の大きさと自信の表れですよね。田中:監督の演出について、一個だけ思い出しました! 終盤の凛子の会見のシーンで、僕が家を飛び出すじゃないですか。あの道がすごくデコボコで。走ったら、足元を見ないとグキッといくんじゃないかってくらい。それで「監督、これ下を見てもいいですか?」って聞いたら「下は見ないで!」って。「え? 全力?」(田中)「全力!」(監督)って(苦笑)。「下を見ないで全力か……、よっしゃぁ!」って思いました(笑)。――日和と凛子のなんとも“いい感じ”の夫婦の雰囲気は自然と現場で生まれたのでしょうか??中谷:でもその“いい感じ”の雰囲気を作りたいというのは監督のこだわりで、後半、凛子が総理大臣になってから、ふたりの関係にすれ違いやすきま風が生じるので、その前の部分をとても良い雰囲気にしたいというのは大事にされていましたよね。――特にコミュニケーションを意識した部分などは?田中:変に「しゃべらなきゃ!」と意識してしゃべっているというわけでもないですし、自然とですね。いままではガッツリとご一緒させていただいたわけでもなかったですし、今回は夫婦役というこの作品での関係もあったと思いますが、そうやって一緒にお話をさせていただく機会がたくさんあったということですね。中谷:別にずっとしゃべっていたというわけでもないですしね。――カメラが回ってないところでも“夫婦”の空気を出そうと意識するわけでもなく?中谷:「本番」と言われたらそういう空気を出せばいいだけのことですので。仕事ですからね。それなりに長くこの仕事をやってきましたものね(笑)?田中:そうですね(笑)。中谷:ずっと一緒にいなくとも、そういう空気を瞬時に作るように様々な現場で鍛えていただきました(笑)。――田中さんは、中谷さんが凛子を演じるということについてはどのように感じられましたか?田中:僕はやっぱり「ぴったりだな」と。おそらく映画を観てくださる方のほとんどが「中谷さん、ぴったりだな」と思うじゃないですか? そういう感じなんですけど、でもふとした時に「おいおい、この人ちょっと、おかしな発言してるぞ…」みたいな…。中谷:え? 何? どういう発言(笑)?田中:いやいや、たいしたことじゃないですよ(笑)。ただ、たまに抜けたところを見せてくれて、それが嬉しかったり、こんなこと考えたりもしているんだなぁ…というのは楽しかったですね。――中谷さんは、演じられる前から、周囲にそこまで「ぴったりだ」と見られていて、逆にプレッシャーなどはなかったですか?中谷:こういう作品って、それこそファンタジーですよね。もちろん、どうしたら(観客に)信じていただけるか? というすり合わせは監督とさせていただきましたし、例えば「ヒステリックに叫んでもいまの日本では総理大臣になれないのではないか」といった話は丁寧に重ねましたが、一方で、そもそもそう見えるように本も書かれているわけですし、衣装や照明なども含めて、みなさんのおかげでそう見えるように神輿をかついでいただけているので、そこに乗っていれば、無理に変なことしなくてもいいだろうと。威厳や存在感は出そうとすると失われていくものだなと思うので、変に気負ってもしかたがないなと思っていました。あとはバランスですよね。田中圭さんが日和の“何もしない”キャラクター…本当は何もしていないわけではなく、陰ながら凛子を支えてくれているんですけど、そこに徹してくださっていたからこそ、凛子の総理大臣としての存在感が出てくるはずだと信じていたので、ひとりで作るものではなくて、そこはみなさんに委ねていました。――女性総理大臣を演じる上で、スピーチや佇まいなど、どなたかモデルにした人物などはいましたか?中谷:ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相、ドイツのメルケル首相、EUのウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長など女性リーダーは海外にはたくさんいらっしゃいますし、特に参考にさせてもらったのはアンガーマネジメントでしたね。不当な扱いを受けても直情的に反応するのではなく、常に冷静に感情をコントロールしているからこそ周囲の人たちが付いてくるのでしょうし、だからこそ時に本当に(強い気持ちを)見せないといけない時に、その発言が際立つんだと思います。例えばメルケルさんも一度、議会で声を張って、コロナ禍における政策の実現について激しくおっしゃったことがありましたし、ニュージーランドでもテロがあったとき、アーダーンさんが「イスラム教徒に対する迫害は、我々の問題である」とおっしゃったことがありました。凛子もヒステリックに声高に何かを叫ぶのではなく常に柔らかく言うことを心がけていました。――先ほど、田中さんが日和と近いか否かという話がありましたが、田中さんは作品ごとにいつも全く異なるタイプの役柄を演じられていて、同一人物が演じていると思えないような驚きを観る者に与えてくれます。とはいえ、見た目をガラっと変えるという感じではないですが、いつもどのように役作りをされているんでしょうか?田中:おっしゃるように見た目はそんなに変えたことなくて、変えたいんですが、その機会がなかなかないままにやってきたのが正直なところで。そもそも、あんまり役作りをしないというか、「役作りって何?」という感じで。当然、台本は読みますし、頭の中で「これはこうなって…」と組み立てたりはするんですけど、でも“役作り”って何なのかがいまだにわかっていなくて、結局、想像でしかないじゃないか? と思ってるんですよね。見た目の部分で思い切り太ったり、痩せたりとか、実在の人物であればその人について調べて…ということはできるとは思いますが…。それこそ医者をやるといっても、役作りで患者さんを切ることなんてできないし、犯罪者だってそうですよね?そういう意味で、僕ひとりでやれる役作りなんてたかが知れてるなと思っているので、そこまで「これが僕の役作りです!」みたいなことは、一切していないんです。――それで毎回、役ごとに切り替えられるところがすごいですが…。田中:逆に周りのみんながどんな感じでやっているのかわからないし…そういっても、そこまでみんな、してないでしょ(笑)?って。――今回、こうして政治をテーマにした作品に出演されて、改めて感じた「政治に期待すること」などがあればお願いします。田中:コミュニティの規模として「夫婦」のことであれば夫婦で決めればいいし、「クラス」の問題であればクラス内で話し合って決めること。「会社」であれば、社長や取締役が何かを決定したり、そういう小さな規模のコミュニティであれば、物事をガラッと変えることも可能だと思うんです。でもそれが大きくなればなるほど大変になっていくし、それが「国」となると、やはり舵取りをしていくのは政治家の役目ですよね。それは大変なことだと思うけど、「面白い」トップの人たちが政治の世界にも現れてくれたらいいなとは思います。中谷:難しいですよね…。凛子のような政治家がいてくれたらいいなと思いますけれど。田中:それは最高ですよ。中谷:私たちではできないことを凛子がやってくれているのでね。ポピュリズムにはしらずに増税も断行したり、いまの自分の立場を守るためではなく、国民の未来を守るために動いてくれる政治家、リーダーがいてくれたらいいなと思いますけれど…。民間から登用したほうがいいのかな? とも思わなくもないですけれどね…(苦笑)。コスト意識もあって視野も広いイノベーター――「名声やお金のため」ではなく志のために政治を司ってくださる方に任せるほうがいいのかなと。そういう意味では、やはり経済的な基盤も重要かもしれません。田中:難しいところですね(苦笑)。中谷:ただ、経済的ゆとりがあることが良いかというと、原作の中でも日和が日記に「“うらやましい”が“妬み”になってはいけない」という意味のことを書いてましたし…。日本人の感情として“平等”を求める部分も強いので、そのあたりも難しいですよね。ぴあのアプリ(無料)をダウンロードすれば、アプリ読者限定写真が見られます!ダウンロードは こちら(dpia-app://contentAll?contentId=8f965a8e-00e0-4b10-b8dd-1deb8c5597d1&contentTypeId=2) から『総理の夫』9月23日(木・祝)全国ロードショー(C)2021「総理の夫」製作委員会取材・文:黒豆直樹撮影:伊藤彰紀(aosora)、AKINORI ITO(aosora)田中圭スタイリスト:伊里瑞稀ヘアメイク:花村枝美(MARVEE)中谷美紀スタイリスト:岡部美穂ヘアメイク:下田英里衣装協力=ドレス/バイ マレーネ ビルガー(エスアンドティ)イヤリング/ヴァンドームブティック(ヴァンドームブティック 伊勢丹新宿店)ブレスレット/ハム(エスケーパーズオンライン)パンプス/スタイリスト私物エスアンドティ 03-4530-3240ヴァンドームブティック 伊勢丹新宿店 03-3351-3521 エスケーパーズオンライン 03-5464-9945
2021年09月21日田中圭が主演、安田顕が共演するドラマ「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」のオープニングテーマが、グローバルに人気を集める韓国の5人組グループ「TOMORROW X TOGETHER」の新曲「Ito」に決定した。原作は、小学館ビッグコミック増刊号で連載された作:夏緑、画:菊田洋之の人気漫画。「DNAは嘘をつかない」が口癖で、32億個の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の女性とともに、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るヒューマンミステリー。今回、「TOMORROW X TOGETHER」がドラマのオープニングテーマを担当するのは日本初。“絆”がテーマの「Ito」は、デビュー以来数々のヒット曲を生み出し、これまで多くのドラマで主題歌を担当してきた「GReeeeN」が作詞作曲を担当。糸が半分と書いて「絆」。半分の糸を持った者同士が出会い、一つの糸へ。そんな思いが込められた「Ito」は、田中さん演じる神保仁と安田さん演じる安堂源次にも通じるようなテーマの楽曲となっている。GReeeeN「TOMORROW X TOGETHER」はSOOBIN、YEONJUN、BEOMGYU、TAEHYUN、HUENINGKAIの5人で結成。“それぞれ違う君と僕がひとつの夢で集まって共に明日を作って行く”という意味で、ひとつの夢と目標のために集まった少年たちが互いにシナジーを発揮する明るくて元気なアイドルグループ。トレンディーな音楽とエネルギー溢れるパフォーマンスとZ世代の共感を呼ぶストーリーテリングで世界に堂々と挑戦し続けている。TOMORROW X TOGETHERオープニングテーマ新曲「Ito」は11月10日に発売される「TOMORROW X TOGETHER」日本1st EP「Chaotic Wonderland」に収録される。TOMORROW X TOGETHER僕たちの新曲「Ito」が「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」のオープニングテーマに決定しました。「Ito」はGReeeeNさんが作ってくださった曲で、曲のテーマは「絆」です。ドラマのオープニングにぴったりの曲となっていますので是非ご期待ください!「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」は10月15日より毎週金曜20時~テレビ東京ほかにて放送。各話地上波放送終了後、動画配信サービス「U-NEXT」で独占見放題配信。(text:cinemacafe.net)
2021年09月20日田中圭と中谷美紀がW主演を務める映画『総理の夫』主題歌で、miwaが書下ろした新曲「アイヲトウ」のMVフルバージョンが本日9月17日(金)20:00より公開される。自民党総裁選に、女性候補として高市早苗や野田聖子が立候補を表明し話題となっている渦中、まさにタイムリーとなった今回のMVはmiwaが映画『総理の夫』の為に書下ろした新曲。現実さながらに、miwaが女性総理のごとく壇上で歌いあげるシーンが圧巻の映像となった。本日20:00よりmiwaの公YouTubeチャンネルでプレミア解禁。miwaが新曲を通して、どんな政策をアピールするのかぜひチェックしてほしい。■miwa「アイヲトウ」MV【リリース情報】miwa「アイヲトウ」9月22日(水)発売商品情報はこちら: ●初回生産限定盤(CD+DVD)2,200円 (税込)<CD収録内容>1. アイヲトウ2. 甘い罠3. 神無-KANNA--From THE FIRST TAKE4. アイヲトウ -Instrumental<DVD収録内容>1. アイヲトウMusic Video2. アイヲトウMusic Video Making3. miwa -COUNTDOWN JAPAN 20/21- LIVE at STUDIOM1:ヒカリヘ M2:441 M3: DAITAN!M4:リブート M5:again×againM6:We are the light M7:don’t cry anymore●通常盤(CDのみ)1,300円(税込)<CD収録内容>1. アイヲトウ2. 甘い罠3. 神無-KANNA- -From THE FIRST TAKE4. アイヲトウ -Instrumental※M1「アイヲトウ」・・・9月23日公開映画『総理の夫』主題歌※M3「神無-KANNA-」・・・10月8日公開オリジナルアニメーション映画『神在月のこども』主題歌(M3収録は別バージョンになります)映画『総理の夫』9月23日(木)より公開
2021年09月17日俳優・田中圭は、愛される天才だと思う。9月17日から配信がスタートする痛快ミステリードラマHuluオリジナル『死神さん』。そこで田中圭が演じたのは、「死神」と呼ばれる曲者刑事・儀藤堅忍。誰とも群れず、誰からも愛されない孤高のダークヒーローだ。けれど、田中圭自身は、儀藤とは正反対。人なつっこくて、あっという間に距離を縮め、周囲の心を掴んでいく。どうして田中圭は愛されるのか。彼自身の信条から、その理由が見えてきた――。台詞覚えは地獄です(笑)ウェーブのかかった髪に、大きなホクロ。そして、独特の喋り口調。これまでたくさんの役を生きてきた田中圭だが、その多数のフィルモグラフィの中でも儀藤堅忍は極めて独特だ。特徴的な台詞回しや前のめりの姿勢など、外側の部分に関しては、監督の堤幸彦からもらったアイデアをベースにつくり上げていったという。「息継ぎのポイントや抑揚のつけ方が独特で、完成したものを家で観ているときに、『これ、どうやって練習したの?』って聞かれました。それぐらい特殊なキャラクターではありますが、僕自身は全然何も意識していなかったというか。難しいと感じることもあまりなく、自然に、何も考えずにやっていたら、ああなりました」唯一苦戦したのは、長台詞。思えば、8月に上演された舞台『もしも命が描けたら』でも、前半はほぼ一人芝居と言ってもいいくらい膨大な台詞量だった。忙しい毎日の中でどうやって覚えているのかと聞いてみたら、コツは「ない!」ときっぱり言い切った。「特別なことはやってないです。本当に1文字ずつ覚えているだけ。基本は黙読です。黙読で覚えて確認で声を出すという感じ。でもひとりでやっていても覚えているかどうかわからないので、現場に入るまでいつも不安なんです」と言いつつ、今作でも台詞が飛んでNGを出すことはほぼなかったそう。「自分でもわかりませんが、なんとかできているみたいで。でも台詞覚えは苦行です。地獄です(笑)。台詞を言うということは、それを覚える作業が必要ですけど、その覚える時間を事務所もスタッフも考えてくれていない。そこはどうにかしてくれと思っています(笑)」こんな人いそうだな、と思いました。これまで多くの作品で多くの役を生きてきた。どちらかと言うと、日常の延長線上にある題材が多く、その役がどこかで本当に生きていると感じさせる人物造形を得意としてきた田中圭にとって、儀藤堅忍というキャラクター性の強い役は新鮮な印象もある。「新鮮は新鮮ですけど、やっぱりどこまで行っても僕だなと。良くも悪くもキャラクターが立ちすぎていないというのは、自分で見て感じました。僕がやるとフィクションになりきらないというか、実際こんな人いそうだなってなるんですよね」そう答えてから、付け加えるようにこう続けた。「それは日頃から自分の武器だと捉えてはいますが、ここまで強烈な役をやってもそうなるのかと。だったらもっと大げさにやってみても良かったかなと思ったので、できれば続編というか、もう1回、儀藤をやりたいです」自分に対するジャッジは常に厳しめ。簡単に及第点をつけないから、俳優・田中圭の進化は止まらないのだ。ペットボトルの分別をしない人は許しません芝居に対しては一切妥協を許さないが、素の人柄はどこまでも親しみやすい。「逃げ得は許しません」が儀藤の決め台詞。では、田中圭が許せないことと言えば何だろうか。「結構ありますよ。ペットボトルのラベルを、明らかにみんな外して捨ててあるところに、取らずに捨てる人を見ると腹立ちます。見たらわかる!っていう(笑)。別にそんなに分別にうるさい方とかではないですけどね。ちゃんとキャップもラベルも分けているところに、そのまま捨てていく人を見ると、『いやいやどうして?気づかなかった?』ってなります(笑)」また、今作は各話ごとに儀藤の相棒が替わるのも見どころのひとつだ。「毎話相棒が替わるからこそ感じる刹那的なものがある。短い時間の中でもお互いの間に一瞬でも生まれる何かが確実にあって、演じていてもすごく楽しいです。お芝居の達者な方々が勝負しに来てくれているので、僕自身、迎える立場として、来てくれている人に儀藤を楽しんでもらえるようにいようとは毎回思っていました」ちなみに、田中圭自身の相棒を聞いてみると…?「嫁です。嫁しかいないです(笑)。物で言ったら、結構いろいろあるかも。ケータイとか財布とか、あとは目薬とか、今だったら蜂蜜味ののど飴も。カバンの中には、これは手放せないっていうものがいつも入っています」“楽しんでいるやつが一番強い”と思うんです堤幸彦監督とは、2007年に公開された映画『包帯クラブ』以来のタッグ。こうした再会が、田中圭の原動力のひとつとなっている。「お互い違う現場で吸収したり修行したりして、またどこか別の現場で再会する。それが、僕がこの仕事が好きな理由のひとつです。仲が良いからつながっていくのではなくて。何て言うんだろう。久々に再会したときに、そこで『この会っていない何年間の間に何をしてきた?』っていうのをやり合えることがうれしいんです。それはスタッフもそうだし、俳優同士もそうだし」そう語る言葉の温度がぐっと上がる。好きなことを話しているときの田中圭は、ものすごく素直な顔をしている。「堤さんとも、さすがに14年も空くと、ほぼ初めましてと変わらないみたいなところもありましたが。それでも懐かしさみたいなところもあったし、自分自身もあのときとは違いますよと。いい意味で新鮮で、刺激的で、チャレンジな毎日を過ごすことができました」今から約14年前。あの頃の田中圭はどんなことを考えながら日々現場に立っていたのだろうか。「何を考えていたんですかね、あの頃の自分は。みんなすごいなあと思いながらやっていました。それこそ石原さとみちゃんが監督から急に今までと違うオーダーをもらって、でもそこですぐに芝居を切り替えて涙を流しているのを見て、『すごい、こうやって泣けるんだ女優さんって』って思ったりとか。基本的に過去のことを覚えていない人なので、14年も前となるとより覚えていないですけど、考え方も、蓄積しているものも、全然違うんだろうなとは思います」積み重ねた時間の分だけ俳優として成長した。久々の再会でそれを感じると同時に、あの頃と変わっていないものも見つけることができた。「堤さんの、監督自ら第一線で楽しそうに現場にいてくれるところが僕はすごく好きで。何だろうな、合うんですよ、自分とベースの部分が」そう言って、田中圭が話しはじめた信条は、彼自身の魅力がたっぷりつまったものだった。「そもそも自分の考え方で、“楽しんでいるやつがいちばん強い”というものがあるので。撮影中ってしんどいことが押し寄せてくると思うんです。というか、生きているだけでしんどいこととか山ほどあるし。でもその中で、まずは楽しむ。その姿勢が、周りの士気を上げてくれる。堤さんはそういう人で。そんな堤さんを見て、僕も楽しもうと思ったし、もっと監督を楽しませたいなって思いました」ここ数年、ドラマ、映画、舞台と出演作が切れ目なく続く。傍目から見ていても、時々心配になるほど多忙な日々を送っている田中圭が、それでもまるで色褪せないのは、どんな状況でも楽しむ気持ちを忘れないから。ハードなスケジュールも、膨大な台詞量も、「まじか…」と言いつつ、最後は楽しんで乗り切ってしまう。そんな姿に人は惹かれていく。「そう考えたら、『包帯クラブ』をやっているときも、監督から無茶振りをいっぱいされて、それに応えると監督がケラケラ喜んでくれて。監督が喜んでくれるから頑張ろうと思っていたなって、今思い出しました。そこは今もあの頃も変わらないかも。ただ、あの頃とはっきり違うのは、無茶振りされるたびにイヤ~なプレッシャーはあるけど(笑)、当時はただのイヤなプレッシャーだったのが、今は監督の無茶振りに乗った上で、そう来るならこう動いていいですよねって自然な流れでそこから派生する動きや感情を出せるようになった。この『死神さん』は、そうやって『あのときの自分とは違うぞ!』って自分を鼓舞しながらやれた現場でした」この取材が行われたのは、9月7日に生配信された記念イベントの後。ひっきりなしに続く取材の最後で、時間はすでに22時をまわっていた。それでも田中圭は疲れなんて感じさせないように、カメラの前でおどけたポーズをとる。それを受けたカメラマンが「元気ですね」と声をかけると、「空元気っす」と笑った。これもまた楽しむことを大切にする田中圭らしい一コマだ。ピンチも、プレッシャーも、疲労すら、楽しむ。だから、田中圭は愛されるのだ。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント田中圭さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!Huluオリジナル『死神さん』は9月17日(金)より配信スタート撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年09月17日主演・田中圭×監督・堤幸彦が贈る痛快ミステリードラマHuluオリジナル「死神さん」より、クセモノ刑事・儀藤(田中圭)と5人の相棒、そして“連絡係”メイ(前田敦子)など主要人物が勢ぞろいの新予告映像が解禁された。大倉崇裕の同名小説「死神さん」(幻冬舎文庫)を原作にしている本作。“死神”と呼ばれる再捜査専門のクセモノ刑事・儀藤堅忍が、事件ごとに相棒を替えながら冤罪事件を再捜査し、徹底的かつ真摯に真実を明らかにしていく姿を描いている。この度解禁された予告映像は、警察が生み出した冤罪事件を再捜査することに喜びを感じ、組織からは“死神”と疎まれるクセモノ刑事・儀藤の紹介から始まる。そんな儀藤は厳正なる抽選で、再捜査の相棒を指名。事件ごとに変わる5人の相棒には初代・大邊誠(小手伸也)、2代目・三好若菜(蓮佛美沙子)、3代目・榎田悟(りんたろー。)、4代目・陣野澄香(長谷川京子)、5代目・米村誠司(竹中直人)が選ばれる。儀藤の予測不能でクセが強めの捜査に翻弄されながらも、真犯人逮捕のために覚醒・奮闘する相棒たちの姿を始め、やがて儀藤を追い詰めることになる“ある事件”の存在も暗示されている。堤監督ならではの、「ケイゾク」や「SPEC」シリーズを彷彿とさせる癖のあるキャラクターと映像展開にも注目だ。儀藤を待ち受ける最悪の事件とは。彼らの活躍と事件の行方が気になる予告編になっている。Huluオリジナル「死神さん」は9月17日(金)より毎週金曜、新エピソードを独占配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年09月10日来週から配信予定のHuluオリジナルの痛快ミステリードラマ「死神さん」。この度、主演の田中圭とメイン監督の堤幸彦監督、前田敦子、竹中直人が登場する、本作の配信記念イベントが行われた。オンラインで実施された今回のイベント。“死神”と呼ばれる再捜査専門のクセモノ刑事・儀藤堅忍を演じた田中さんの「みんなでハッピーな時間を過ごしましょう」という挨拶からスタート。本作は、儀藤が事件ごとに相棒を替えながら、冤罪事件を再捜査し真実を明らかにしていく様子を描く。帽子に長髪、黒づくめの服に猫背、鼻に大きなホクロがあるという、個性的なビジュアルで撮影に臨んだ田中さんは「ユニークなキャラクターは見どころです。(毎話)相棒も変わり、1話1話特別感があります」と語り、堤監督も「見たことのない田中圭が見せたかった」「完璧。イメージどおりだった」と大絶賛。また儀藤の外見は、堤監督と田中さんが相談しながら作り上げていったそうで、中身は「堤監督のイメージを伺って、そのイメージから役を作っていきました」と田中さんが言いつつ、一方で「ほくろ…いる?と思ってはいました(笑)」と初告白も。堤監督は「え?嫌だった?」と問いかけながらも、「パッと見て、忘れられないキャラクターを作りたかったんです」とその意図を明かしていた。そして、南川メイ役の前田さんは、今回田中さんと久々の共演。「すごく楽しかった。(儀藤との)かみ合っていない感じといいますか、そのかみ合っていない2人の距離感が良いなと思いました」と撮影をふり返る。さらに、儀藤の5代目相棒・米村誠司役の竹中さんは「圭ちゃんがチャーミングで可愛い。儀藤のキャラを作ってる圭ちゃんがチャーミングで笑っちゃう」と見どころを話し、そんな竹中さんから「セカンドシーズンがあったら、ニセ儀藤をやるから呼んでよって言われました」と田中さんが嬉しそうに語る一幕もあり、共演経験の多い2人の仲の良さも感じられた。トークのあとには、企画コーナーも実施され、【共演者が明かす!田中の本性を“再捜査”】のコーナーでは、竹中さんが過去の共演で役者としての自分の考えを貫きとおした田中さんのエピソードを披露したり、前田さんは「いつも晩ごはんのメニューを考えている」と暴露したり、そして堤監督は「田中圭はロボットです」「どんなに長いセリフも完璧に覚えてくる、本当に撮りやすい!」とそれぞれ田中さんの素顔を明かした。イベント最後には、「もう続編をやりたい!」田中さんがアピールし、「やりたいと言ってやれるものではないですが、演じていてもすごく楽しくて、ぜひ、みなさんのお力で、もう1度儀藤を演じることができたら嬉しいです」と願いを込めた。Huluオリジナル「死神さん」は9月17日(金)より毎週金曜日1エピソードずつ配信(全6話)。(cinemacafe.net)
2021年09月08日撮影が中断、放送延期となっていたテレビ東京の新ドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』。2021年6月に中断されていた撮影が再びクランクインし、同年10月に放送がスタートすることが発表されました。テレビ東京新金曜ドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』あらすじ原作は、小学館ビッグコミック増刊号で連載された人気漫画『らせんの迷宮―遺伝子捜査―』。「DNAは嘘をつかない」が口癖で、32億個の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の美女とともに、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るヒューマンミステリーです。主人公の天才遺伝子科学者・神保仁を演じるのは、俳優の田中圭さん。同じく俳優の安田顕さん演じる熱血刑事と偶然の出会いを果たしたことで、数々の事件にかかわっていくことになります。また、倉科カナさんや松坂慶子さんなど、個性豊かなキャストが出演。幅広い層が楽しめるエンターテインメントドラマの新シリーズとなっています。『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』キャストコメントすでにクランクアップを迎えている同作。主人公の田中圭さん、そして劇中でバディを組む安田顕さんのコメントも解禁されました。田中圭コメントいつも、終わってしまえばあっという間だったと感じるものですが、今回ばかりは本当に長かったなと感じています。だけど、終わらないものはないのだなと、今、思っております。始まったものって絶対終わりがくるんだなと思うと、寂しくもなったし、一つひとつもっと大切にしようとも思いました。視聴者の皆さん、大変お待たせしました!無事撮影も終わり、あとは監督・編集チームが頑張ってくださると思います。事件を解決していく凸凹コンビとしては、異色のコンビですし、新しいドラマに仕上がっているんじゃないのかなと思っていますので、是非お楽しみにしていてください!安田顕コメント無事、クランクアップを迎えることができ、ほっとしています。一つひとつが自分にとって大切なシーンになりました。期間があいた分、スタッフの皆さんやキャストの皆さんにも一つひとつ思いがあると思いますので、是非、全話通して、見続けていただけたらなと思います。いよいよ10月から放送となります。この『らせんの迷宮』というドラマを、首を長くして待ってくださった方も多いと思います。ようやく始まりますので、楽しみにしていてください!無事にクランクアップを迎えた『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』は、2021年10月から毎週金曜20時に放送します。[文・構成/grape編集部]
2021年09月02日この秋放送予定の新ドラマ「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」が無事クランクアップを迎え、天才遺伝子科学者を演じる主演の田中圭、熱血刑事役の安田顕からコメントが到着した。本作は、田中さん演じる天才遺伝子科学者・神保仁が、熱血刑事や科捜研の美女と共に、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るヒューマンミステリー。昨年4月、撮影が中断し放送延期となり、今年6月に再クランクインした本作。1年5か月の時を経て、今回無事クランクアップしたことについて田中さんは「今回ばかりは本当に長かったなと感じています。だけど、終わらないものはないのだなと、今、思っております。始まったものって絶対終わりがくるんだなと思うと、寂しくもなったし、一つ一つもっと大切にしようとも思いました」とコメント。そして「視聴者の皆さん、大変お待たせしました!無事撮影も終わり、あとは監督・編集チームが頑張ってくださると思います。事件を解決していく凸凹コンビとしては、異色のコンビですし、新しいドラマに仕上がっているんじゃないのかなと思っていますので、是非お楽しみにしていてください!」と呼びかけた。また安田さんは「無事、クランクアップを迎えることができ、ほっとしています。一つ一つが自分にとって大切なシーンになりました。期間があいた分、スタッフの皆さんやキャストの皆さんにも一つ一つ思いがあると思いますので、是非、全話通して、見続けていただけたらなと思います」と話している。さらに今回、新撮場面写真も到着。神保がDNAの知識でいとも簡単にとある事件を解決し、警察から感謝状を受け取るシーンをはじめ、神保が初めて、乱原流奈(倉科カナ)のいる科捜研を訪れる場面。本作の癒しの時間、カフェ「ゲ呑ム」のママ・馬場ゆかり(松坂慶子)の登場シーンも公開。スイーツ好きの神保のために、いつもいろんなスイーツを出してくれるママ。大好きなスイーツを食べ、幸せそうな顔をみせるカットも公開された。金曜8時のドラマ「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」は10月、毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月30日永野芽郁、田中圭、石原さとみが出演する映画『そして、バトンは渡された』が10月29日(金)より公開される。この度、新たな場面写真が公開された。本作は、累計発行部数は90万部を突破している本屋大賞受賞の同名小説を映画化したヒューマンドラマ。主演の永野芽郁は、原作の大ファンでもあり「この役は絶対に自分が演じたい!」と熱い想いを実現させた。苗字が4回も変わる数奇な人生をポジティブに捉えながらも、人知れず不安や葛藤を持ち合わせている主人公・優子を繊細に演じている。優子の血の繋がらない父親・森宮さんを、2021年「父親にしたい俳優No.1」に選ばれ幅広い世代に支持のある田中圭が演じる。そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女性・梨花は石原さとみが務め、物語のキーパーソンとなるシングルマザーで初の母親役を演じる。また、優子の同級生で淡い恋心を抱く存在で、天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている早瀬賢人には岡田健史、梨花の血の繋がらない娘・みぃたん役に『漁港の肉子ちゃん』の出演が話題となった稲垣来泉、さらには梨花に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく役柄に大森南朋と市村正親も出演するなど、各世代の実力派俳優陣が出演している。そして『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲が監督を務めた。今回解禁されたのは、本作で登場する豪華キャスト達が集った新場面写真(メイン・サブ)の全7枚。本作では、4回苗字が変わった優子(永野)と義理の父親・森宮さん(田中)、自由奔放な魔性の女・梨花(石原)と義理の娘みぃたん(稲垣)という2つの家族の物語が、優子の元に届いた手紙をきっかけに交差していく。そしてやがて紐解かれる“命をかけた嘘”と“知ってはいけない秘密”を知り、映画のラスト、家族を超えた「絆」に感動と驚きが押し寄せる。メイン画像では、そんな数奇な人生をポジティブに捉え前を向いて生きる優子と、森宮さん、梨花の3名が交差。まったくタイプの違うふ両親子が劇中でどのように絡み合い、感動的な驚きへと結びついていくのか、謎と期待が詰まったカットだ。優子と森宮さんがキッチンに立って一緒に料理を作っているほっこりとしたカットからは、血の繋がりや隠し事など感じさせない仲の良い理想の父娘像が見えるが……。また水戸さん(大森)との結婚により、みぃたんを手に入れた梨花は、実の母親同然にたっぷりと愛情を注ぎながら幸せな毎日を過ごすが、みぃたんを抱きしめる表情はどこか影が差しており、大きな嘘と秘密を隠していることが感じられる。そして先ほど森宮さんと見せた笑顔から一転、たったひとりで手紙を読みながら思いを巡らすように立ち竦む優子のカットも。あたたかく穏やかな2つの家族が切り取られる一方で、随所には意味深な要素も散りばめられており、物語のクライマックスを飾る“命をかけた嘘”と“知ってはいけない秘密”の真相がますます気になるカットばかりだ。『そして、バトンは渡された』10月29日(金)公開
2021年08月26日波瑠主演「ナイト・ドクター」の第8話が8月23日放送。田中圭演じる成瀬が下した今後の“決断”に「ありがとう」「応援したい」といった声が集まるとともに、岸優太演じる深澤にも「かわいすぎ」など多くの反応が寄せられている。病院スタッフの働き方改革を目指し設立された夜間救急専門の「ナイト・ドクター」。そこに集った年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちの“青春群像医療ドラマ”を描いていく本作。母を亡くした経験からナイト・ドクターを志した朝倉美月を波瑠さんが演じるほか、美月と「あさひ海浜病院」で再会した成瀬暁人に田中さん。朝倉のことが好きな深澤新に岸さん。桜庭瞬に北村匠海。高岡幸保に岡崎紗絵。本郷亨に沢村一樹。入院中の深澤の妹、心美に原菜乃華。心美の彼氏、岡本勇馬に宮世琉弥といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。成瀬が里中(古舘佑太郎)から脳外科に誘われているところを見た美月。成瀬に話を聞くと、脳外科の高梨英樹部長(益岡徹)からも脳外科医を目指すよう勧められていると言う。だが成瀬は自分をナイト・ドクターとして受け入れてくれた八雲院長(小野武彦)や本郷に恩を感じ、脳外に移るかどうか決めかねていた。そんななか、くも膜下出血の患者が運び込まれる。執刀にあたる成瀬だが通常の動脈瘤ではないため手術を断念。成瀬は高梨のもとに手術を頼みに行くが、居合わせた里中に患者の画像を見せると自分が執刀すると答える…というのが今回の展開。画像を確認して「僕やりますよ」と答える里中を見て、思わず「えっ」と声を出してしまう成瀬。後輩に“追い抜かれ”ショックを受けるその姿に「後輩があっさり判断してしまったのはショックやろな」「僕やりますよ…!!!後輩君はできるってことか…うわぁああああ…プライドが…」「うわきっつ、、、、後輩にできること自分にできないってやつ…ううううう」「プライドボロボロどころの話じゃないわ」など、成瀬の衝撃に共感した視聴者からのコメントが続々と投稿される。一方、深澤は心美、勇馬、そして朝倉と“ダブルデート”に。心美から渡されたノートに記されたアドバイスに従い、自分の良さをアピールしようとする深澤だが、出発の際に朝倉を助手席に案内しようとするも、朝倉に「私が運転する」と言われ自分が助手席に座るはめに。さらにキャンプ場では“隠れ細マッチョ”を見せるべく、腕まくりをして筋肉をアピールしつつ火起こしに挑戦。しかしここでも、朝倉は自分で軽々と火起こししてしまいアピール失敗…。そんな深澤には「めちゃくちゃ心美のノートチェックする深澤先生かわいすぎて倒れる」「キャンプのシーン可愛かったなあノートお腹にしまってるの笑った」などの声も。その後、有名な料理人が脳卒中で運ばれてくる。高梨らが不在で翌朝でないと戻らない状況のなか、成瀬は自ら執刀。腫瘍からの出血がひどいことから、そこで高梨らが手術を引き継ぎやすいよう処置を施す。そのおかげで翌日の手術は無事成功、里中から「優秀な医者が夜にいてくださって、本当によかったです」と謝意を伝えられた成瀬は、ナイト・ドクターを続けながら脳外科の研修にも参加することを決める…というラストだった。この展開に「ゴールテープをきる人だけがいてもダメ。バトンを渡す人たちみんなが必要」「昼から夜へのバトンタッチがうまくいった!これが目指すべき昼夜交代制だよね」などの反応とともに「ナイトドクターに残るって言ってくれてありがとう」「ナイトドクターとしてのやりがいも同時に見つけ成瀬自身で答えを出した。一つだけに絞らないという選択、いつまでも応援したい」といった声も寄せられている。(笠緒)
2021年08月23日田中圭が“死神”と呼ばれる再捜査専門のクセモノ刑事・儀藤堅忍を演じる痛快ミステリードラマ「死神さん」。この度、本作に蓮佛美沙子が出演することが分かった。被疑者の無罪が確定した冤罪事件の再捜査を専門にする儀藤が、連絡係・南川メイ(前田敦子)の協力のもと、毎回異なる“気の合わない相棒”を連れ回しながら、様々な冤罪事件の真犯人と真相を解明していく本作。蓮佛さんが演じるのは、そんな事件ごとに替わる儀藤の相棒。第弐話で登場する、警察のパワハラ・セクハラ体質にうんざりして転職活動を続ける八王子中央署・交通課巡査長の三好若菜だ。2人が再捜査するのは、借金癖のある夫をひき殺した容疑で逮捕された妻に無罪判決が出された事件。逮捕当時、容疑者の世話係を務めていた三好は、「妻こそが真犯人で、不倫相手が共犯者だ!」と主張。やがて儀藤は、とんでもない真実をあぶり出す――というストーリー。蓮佛さんは、三好というキャラクターについて「はじめてに近いくらいぶっ飛んだ役」と言いつつも、「すっごく疲れたけど、すっごく楽しかったです。もっと演じていたい!という気持ちで撮影を終われたことがとても嬉しかったです」とふり返っている。また、本作は弐話から撮影が始まったそうで、田中さんは「儀藤を手探りで始めるというところで言うと、何度か共演させていただいている蓮佛さんが最初のゲストで良かったと思います。彼女はお芝居も心地よく、丁寧に返してくれる方なので、すごく安心して作品に馴染むことができました」とコメントした。そして今回、2人の息のあった演技が見られる、第弐話のPR映像も到着。儀藤から突然、相棒に指名されるもノリノリで捜査に臨む三好の姿が映し出され、そんな様子はメイをイラつかせるほど。また、儀藤にツッコミを入れたり、蹴りを入れたりと、自由な三好の魅力あふれる映像となっている。Huluオリジナル「死神さん」は9月17日より独占配信。※毎週金曜日新エピソード配信(全6話)(cinemacafe.net)
2021年08月20日波瑠、田中圭、岸優太、北村匠海、岡崎紗絵らが出演する「ナイト・ドクター」第7話が8月16日放送。田中さん演じる成瀬がスイカ割で見せた意外な“ギャップ”と、“将来への迷い”に多くの視聴者から様々な反応が寄せられている。病院スタッフの働き方改革を目指し設立された夜間勤務専門の救命医チーム“ナイト・ドクター”。本作はナイト・ドクターとして夜の医療を担う年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちの青春群像医療ドラマとなる。母を亡くした際の経験から医師になって、「あさひ海浜病院」のナイト・ドクターとして勤務する朝倉美月に波瑠さん。かつて美月と共に働いた経験がある成瀬暁人に田中さん。美月に恋心を抱いている深澤新に岸優太。生まれつき心臓に病を抱えている桜庭瞬に北村さん。頭の回転が早く責任感も兼ね備えた高岡幸保に岡崎紗絵。美月たちの指導医となる本郷亨に沢村一樹といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美月は高岡から合コンに誘われるが興味ないと断る。幸保は益田舞子(野呂佳代)と合コンへ向かうが、元カレの大輔(戸塚純貴)から、浮気相手と結婚し子供も授かったと連絡が来て、落ち込んだ美月は合コンに参加することに。しかし幸保が自らを看護師だと偽って合コンに参加していることを知らず、自分と幸保がナイト・ドクターだと明かしてしまう。すると男性たち全員が看護師の舞子に注目。美月は幸保と揉めてしまう。一方、成瀬は医大の後輩で脳外科医の里中悟(古舘佑太郎)と病院内で出会い、ナイト・ドクターとして勤務していることに驚かれ、脳外科に誘われる。その夜、病院をたらい回しにされた患者が運び込まれる。その患者は1話で美月が救助したホームレス(神尾佑)だった。次に搬送されたのは14歳の風見まどか(藤嶋花音)。手術が必要だと判断する幸保だが、付き添いの父、信行(林泰文)は拒否。“夜間勤務の医師ではなく昼に勤務する医者に手術をお願いしたい”と言われた幸保は憤慨する…というのが今回のストーリー。夜勤明け、桜庭から屋上に来るよう呼び出される美月。行ってみると成瀬、深澤、高岡らの姿も。そこにスイカと棒を持って現れた桜庭は皆でスイカ割りをしようと言い出す。よろめきながらスイカに近づき棒を振り下ろすも大外れだった成瀬に「成瀬先生のスイカ割り可愛すぎてもう3回連続で見た」「仕事ではバリバリ指導して、手術こなすのに」「現場でのかっこ良さとのギャップがイイ」といった反応多数。そんな成瀬だが、桜庭から将来のことを聞かれ「もう1度脳外科医にチャレンジすべきか迷ってる」と解答。この答えに「成瀬先生の技術なら脳外科医目指したくなるよね」「成瀬先生は脳外科に行くんでしょうか…でもあんだけ優秀ならナイトドクターもったいないような気もする…」「いいチームになってきたけど、脳外に行っちゃうのかな…」と不安を感じる視聴者からの声が。一方「脳外とナイトドクター、どっちを選んでも応援したい」「脳外行ってもいいけど成瀬先生の出番はよろしく頼む」といった声や、「成瀬先生が脳外科医になったドラマもやってくれてもいいんですよ…?」と、成瀬メインでの“続編”を希望する声も。成瀬の今後を巡り、視聴者の様々な想いがSNS上を駆け巡っている。(笠緒)
2021年08月17日主演・田中圭、メイン監督・堤幸彦の最強タッグで贈るHuluオリジナル「死神さん」の主題歌に、現在ソロとしても活躍する宮本浩次(エレファントカシマシ)が書き下ろした楽曲「浮世小路のblues」(うきよこうじのブルーズ)が決定。宮本さんの魂の歌声が響く予告編映像も解禁された。原作は、大倉崇裕の同名小説(幻冬舎文庫)。主演の田中さんが演じるのは、警視庁内にある謎の部署で、無罪判決が出た事件を再捜査するクセモノ刑事・儀藤堅忍。警察組織にとって掘り返されたくない事件の証拠を、徹底的に洗い直して真犯人を検挙していくため「死神」と呼ばれている。本作は、そんな儀藤が「逃げ得は許しません」という決めゼリフとともに、事件ごとに相棒を替えながら、“闇”に葬られた真相をあぶり出し、事件の全貌を180度転換していく「コロンボ」スタイルの痛快ミステリードラマ。宮本さんは今回の楽曲について、「田中圭さんは非常に存在感のあるプロフェッショナルな方という印象を私はもっていましたので、彼のことを思いながら自分も思い切って腰を据えて、『死神さん』の自分なりの解釈をこの『浮世小路のblues』に込めることができました」とコメント。“浮世小路”とは人の世を縮図に例えた言葉。「“死神さん”こと儀藤堅忍は非常にクセのある人物で、ただその真実を追求する姿勢に関しては同僚から一目も二目も置かれている、すごい刑事であると。そして『死神さん』というすごいインパクトのあるタイトル。とても明快なイメージをいただきました」と語るとおりに、「浮世小路に真実だけが足りない憧れの明日を取り戻せ闇に埋もれしかすかな光」という歌詞で、周囲からどんなに疎まれようとも、ただ事件の真相だけを追い続ける儀藤の姿を象徴した。そんな宮本さんの想いが詰まった主題歌に、堤監督は「誰にも聞かせたくないほど、見事にドラマのみならず時代の芯を食った曲! 感動! ありがたや!」と絶賛。心に訴えかける歌詞と、一度聴いたら耳から離れない哀愁漂うキャッチーなメロディ、宮本さん独特のこぶしがさく裂する魂の歌声がドラマの世界観を彩っている。なお、そんな主題歌「浮世小路のblues」が流れる予告編映像も初公開。本作は、事件ごとに儀藤が相棒を替えて再捜査するというスタイルも本作の大きな見どころの1つとなっているが、その相棒を演じる俳優陣については順次発表される。Huluオリジナル「死神さん」は9月17日(金)より毎週金曜日1エピソードずつ配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年08月10日永野芽郁、田中圭、石原さとみが共演する映画『そして、バトンは渡された』より、カギを握る3人のキャラクターの場面写真が初公開された。永野さんが演じるのは、血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子。複雑な家庭環境ながらも、前向きに自分の人生を歩んでいく彼女。永野さんが等身大の魅力で演じる姿が公開された。また、田中さんが演じる、実の父親同然に優子へ愛情を注ぐ、温かい眼差しを向ける森宮さん。石原さんが演じる、妖艶な笑みを浮かべる梨花のカットも到着。2つの家族の物語と3人のキャラクターが交わるとき、《命をかけた嘘》と《知ってはいけない秘密》が紐解かれ、原作とは異なる映画オリジナルラストでクライマックスを迎える。そして本作を鑑賞した原作者・瀬尾まいこからコメントが到着。「とてもドラマチックな映画で、原作を書いたことなどすっかり忘れ、ドキドキしながら夢中で見ていました」と絶賛し、「出てくる人みんな愛情にあふれ魅力的で、見終えるのがさみしくなりました。素敵な映画にしていただき、ありがとうございました」と感謝を述べた。また、永野さんが文庫フェア「2021 文春文庫 秋100 ベストセレクション」のイメージキャラクターに決定。「単純に本を読むということが好きなので『皆さんも本を読みましょうね』とか『好きな本はなんですか』と問いかける存在になれるのはすごく嬉しかったです」と今回の抜擢を喜んだ。『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年08月03日主演・田中圭×メイン監督・堤幸彦の最強タッグで贈るHuluオリジナル『死神さん』が9月17日(金)よりオンライン動画配信サービスHuluにて独占配信される。本作は、大倉崇裕の同名小説(幻冬舎文庫)を原作にした痛快ミステリードラマ。田中圭演じるクセモノ刑事・儀藤堅忍(ぎどう・けんにん)が、事件ごとに相棒を変えながら徹底的かつ真摯に冤罪事件を再捜査し、真実を明らかにしていく。この度、主人公・儀藤の魅力を映し出すキャラクター動画が公開された。黒い帽子とやけに目立つ鼻のホクロがトレードマークの儀藤は、“死神”という異名を持つ、誰とも群れない嫌われ者の刑事。そんな彼の仕事は、無罪判決が確定し逃げた真犯人と、闇に葬られた事件の真相をあぶり出すこと。すなわち、警察組織の失態も暴くこととなるため、儀藤の相棒となる者は組織から疎まれ、出世の道も閉ざされてしまう。さらに儀藤は、部署の書かれていない名刺を持ち、ある日突然相棒となる警察官の前に現れることから、警察内でも“都市伝説”と言われ、その実態は謎に包まれている存在だ。映像では、「逃げ得は許しません」の決めセリフとともに、そんな謎に包まれた儀藤の知られざる素顔が映し出されている。猫背でぼそぼそと話し、大食いで神出鬼没な愛妻家。「帽子は脱がない」などマイルールもある様子で、手でハートを作ったりピースをしたりという、お茶目な一面も。一見すると何を考えているのかわからない、不思議な魅力を持つ儀藤は、田中圭がこれまで演じたどんな役とも違う、ひとクセもふたクセもある個性的な役柄だということがわかる。そんな“クセ強刑事”の儀藤が、事件ごとに変わる相棒とともに、どのような活躍を見せるのか、ぜひ注目してほしい。Huluオリジナル『死神さん』儀藤キャラクター動画Huluオリジナル『死神さん』9月17日(金)よりオンライン動画配信サービスHuluにて独占配信
2021年07月30日7月20日に新型コロナウイルスに感染したことが発表され、現在は療養中の田中圭(37)。18日に発熱の症状が見られたと報告されたが、今月10日に田中の誕生日会が開かれていたことが28日配信の「文春オンライン」によって報じられた。記事によれば会場は田中の自宅マンションで、主催者は眞島秀和(44)と田中と同じ所属事務所の鈴之助(37)。午後9時半ごろから計20名以上の人が集まり、会は夜中まで続いたという。いっぽう田中以外に感染者は出ておらず、田中は別の経路で感染したとも伝えられている。田中はメインキャストとして出演している波瑠(30)主演のドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)が現在放送中だ。「波瑠さんが本格的な医療ドラマに挑戦するのは、今作が初めて。またコロナ禍で制作された医療ドラマだけに、医療従事者への敬意が込められた作品です。波瑠さんは制作発表会で命と向き合う姿だけではなく、人としての成長も描いた“青春群像医療ドラマ”だとアピールしていました」(ドラマ関係者)■誕生日会は撮影終了前だった20日に配信された「スポニチアネックス」の記事によると、本ドラマは14日に撮影終了したという。田中に感染が確認されたがドラマ関係者に濃厚接触者はおらず、フジテレビは「撮影と放送に影響はない」との見解も示したと報じられている。だが撮影終了前に大勢でのパーティーに参加していたとなれば、少なからず視聴率や評判に影響する可能性も出てきそうだ。さらにコロナ禍での田中の“奔放ぶり”が報じられるのは、今回だけではない。「昨年4月にも『アンサング・シンデレラ』(フジテレビ系)で共演した石原さとみさん(34)から、二日酔いで現場入りしたことを嗜められたといいます。コロナの影響で撮影スケジュールに変更が生じ、当時の田中さんは複数の撮影を抱えていたそうです。どれだけ多忙でも『家と仕事場の往復は嫌』という田中さんですが、コロナ禍でも“寄り道癖”は改まることはなかったようです。田中さんの相次ぐ奔放ぶりに、白けてしまう視聴者も出てくるかもしれません」(芸能関係者)そんな自由奔放な田中の姿を、本誌も昨年12月の中旬に目撃している。撮影を終え、都内の繁華街に現れた田中が向かった先は雀荘。それから午後11時半ごろに雀荘を後にした田中だが、なんと7時間半も滞在していたのだ。今はただ回復することに専念してもらいたいが、リフレッシュ方法を見直すことも求められているのかもしれない。
2021年07月29日永野芽郁、田中圭、石原さとみが出演する映画『そして、バトンは渡された』が10月29日(金)より公開される。この度、本予告とポスタービジュアル、そしてインスパイアソングが明らかとなった。本作は、累計発行部数は90万部を突破している本屋大賞受賞の同名小説を映画化したヒューマンドラマ。主演の永野芽郁は、原作の大ファンでもあり「この役は絶対に自分が演じたい!」と熱い想いを実現させた。苗字が4回も変わる数奇な人生をポジティブに捉えながらも、人知れず不安や葛藤を持ち合わせている主人公・優子を繊細に演じている。優子の血の繋がらない父親・森宮さんを、2021年「父親にしたい俳優No.1」に選ばれ幅広い世代に支持のある田中圭が演じる。そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女性・梨花に石原さとみ。物語のキーパーソンとなるシングルマザーで初の母親役を演じる。また、優子の同級生で淡い恋心を抱く存在で、天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている早瀬賢人には岡田健史、梨花の血の繋がらない娘・みぃたん役に『漁港の肉子ちゃん』の出演が話題となった稲垣来泉、さらには梨花に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく役柄に大森南朋と市村正親も出演するなど、各世代の実力派俳優陣が出演している。そして『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲が監督を務めた。公開された映像は、森宮さんと優子が親子でキッチンに立ち味見をする姿や、楽しそうに買い物に出かける様子、梨花とみぃたんが結婚式で笑顔で見つめ合う姿、遊園地で仲良く遊ぶ姿からはじまる。血の繋がらない〈父と娘〉と〈母と娘〉のふたつの家族の、親子の愛情にあふれた幸せな日常が描かれるが、早瀬くんから発せられる「お互いを尊重出来て、実の親子より余程いいよ」という言葉と裏腹に、実の親子ではないふたつの家族には、命を懸けた嘘と秘密があったことが明かされる。梨花は「ごめんね、みぃたん。私は最低の母親でした」という言葉を置いて、みぃたんの前から消えてしまう。そして森宮さんが「実はさ…」と神妙な面持ちで話し始める衝撃の告白に、「え…」と驚きを隠せない表情をみせる優子。クライマックスには、「大体なんで気づいてあげられなかったの」と感情を押さえられず森宮さんに叫ぶ優子に、大粒の涙をこぼすみぃたん。父・森宮さんの隠していたこととは一体何なのか…?そして母・梨花が消えた理由とは…?そして本作のインスパイアソングとして、注目のピアノロックバンド・SHE’Sが決定。本作にインスパイアされ制作されたという楽曲「Chained」が本予告映像の中盤で流れると、ふたつの家族の物語をさらにエモーショナルに引き立てている。今回は、映画の世界観に寄り添った楽曲にしたいというプロデューサーの思いで、インスパイアソングのアーティストを募集したところ、映画の話題もあって、約200組のアーティストから名乗りがあがり、その中から抜擢された。選定理由についてプロデューサーの田口生己は「最初にSHE’Sの楽曲を聞いたときに、まるで一本の映画を見終わったようなスケールと余韻に圧倒されました。繊細な歌詞で表現された、人それぞれにある人生という物語をエモーショナルに歌い上げていただいた『Chained』はまさに、この映画の表現したいすべてが詰まっていました。SHE’Sとこの映画の中で重要な意味を持つピアノという共通点を持ったこの楽曲が、多くの方の心に届くことを願っています」とコメントを寄せた。SHE’Sのボーカル・井上竜馬は以前より本作の原作を読んでいたそうで、「人と人で、人が人を繋いできた。何千年も、何万年も。次から次へと繋がれる愛の物語はきっと、今の時代を生きる人々の心を潤してくれる。澄んだ水が渇いた紙にじわりと溶け込むように。2年前に読了して心に残っていた本作品とまた出逢えた。バトンは繋がれた。愛おしい登場人物達から貰った沢山の言葉を胸に、映画の世界に寄り添い景色を増幅させるように、そして共に音楽人生を歩んでくれている温かいファンに愛が届くように作曲しました。とても素敵な作品になっているので是非映画館でご覧になってください。そして観終われば、あなたがまた誰かにバトンを渡す時です」とその喜びを語っている。また予告と共に公開となったポスタービジュアルでは、森宮さんと優子は何かを考えている表情で、梨花は笑顔でこちらを向いて立っている姿が。一見幸せそうなふたつの家族に見えるが、後ろを向いて立つみぃたんの姿、そして「あなたに、伝えておかなければいけないことがー」の意味とは?■コメント●前田哲監督映画を見終わったあと、自分の身近にいる大切な人を見つめて、受け入れて、甘えさせる余裕を持ってもらえたら嬉しいです。本来みんな持っていると思うんですけど、厳しい毎日を過ごしていると、つい忘れてしまう。忘れてしまっている大切な気持ちをこの映画で思い出して、幸せな気持ちで映画館を出てほしいです。この映画は大切な人へのラブレターでもあります。真摯にひとりに向けた言葉じゃないと、多くの人にも伝わらない。身近なひとりに向けて言った言葉というのは、みんなにも伝わっていくと思っています。●井上竜馬(SHE’S・ボーカル)人と人で、人が人を繋いできた。何千年も、何万年も。次から次へと繋がれる愛の物語はきっと、今の時代を生きる人々の心を潤してくれる。澄んだ水が渇いた紙にじわりと溶け込むように。二年前に読了して心に残っていた本作品とまた出逢えた。バトンは繋がれた。愛おしい登場人物達から貰った沢山の言葉を胸に、映画の世界に寄り添い景色を増幅させるように、そして共に音楽人生を歩んでくれている温かいファンに愛が届くように作曲しました。とても素敵な作品になっているので是非映画館でご覧になってください。そして観終われば、あなたがまた誰かにバトンを渡す時です。『そして、バトンは渡された』10月29日(金)公開
2021年07月29日俳優の田中圭と中谷美紀がW主演を務める、映画『総理の夫』(9月23日公開)の主題歌と本予告映像が15日、公開された。同作は原田マハ氏による『総理の夫 First Gentleman』(実業之日本社文庫)の実写化作。42歳で史上最年少にして史上初の女性総理となった凛子(中谷美紀)の夫で鳥類学者の相馬日和(田中圭)は、史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまい、「政界」という未知なる世界で奮闘する。主題歌を務めるのは、世代を問わず支持を得ているmiwa。本作のために「アイヲトウ」を書き下ろし、力強い楽曲と真っ直ぐなメッセージで映画の世界観を表現した。タイトルは、中谷演じる凛子の「信を問う、をやってみようと思うの」という台詞からインスピレーションを受けており、中谷も「隠喩として曲のタイトルに用いて素敵だなと思います。明日に向けての希望を与えてくれる、女性にとって心強い応援歌」とコメントしている。この度、主題歌「アイヲトウ」が彩る予告編も解禁された。突然、“総理の夫”となった田中圭演じる日和の人生が激変する様子が冒頭で明らかに。マスコミ対策、追っかけ、監視と“巻き込まれた夫”の姿がコミカルに描かれる。さらに総理である凛子が妊娠したことで、状況は一変。「すごいよ〜! 凛子!」と喜ぶ日和だが国民のさらなる大注目を浴び、2人を取り巻くキャラクターたちもクセだらけとなっている。○miwa コメント「初めて日本に誕生する女性総理」。芯の強い女性を描いている作品だと思いましたので、その主題歌を担当させて頂けるのは嬉しく、光栄でした。作品を拝見して、いくつか曲を書いたのですが、「今までのmiwaの楽曲にない、新境地へ挑戦して欲しい」と(プロデューサーから)言って頂いたこともあり、最終的に書いた数曲の中でも力強いタイプの楽曲となりました。「アイヲトウ」というタイトルは、「私、初めて“信を問う”をやってみようと思う」という(中谷美紀演じる)凛子さんの劇中のセリフにインスピレーションを受けました。凛子さんの芯の強さ、真っ直ぐなところは、同じ女性として、勇気をもらうシーンが沢山あります。人としての生き方や生きる道、“選択する勇気”を感じられる作品でありながら、それ以上に夫婦の愛や信頼、絆に重きがある作品だなとも思います。「アイヲトウ」も自分で選択した強い女性をイメージした楽曲ですが、その選択ができるのは、大切な人がいるから、というメッセージも込められているので、そこも感じていただけたらなと思います。○田中圭 コメント(『総理の夫』の)完成作を試写で観させて頂いた時、登場人物みなに感情移入をして後半1時間ずっと泣いていました。それは悲しい涙ではなく、最後は力強い終わり方でした。本編が終わり、感情的にどう落ち着ければよいのかを思っていたところにこの主題歌が流れ、心が落ち着く、浄化されていく、より前向きになれるように気持ちを上げてくれました。○中谷美紀 コメント映画では解散総選挙で「信を問う」という言葉を使っていたのですが、それを汲み取り、隠喩として曲のタイトルに用いてくださったのがすごく素敵だなと思います。今のようなとても厳しい時代でも、明日に向けての希望を与えてくれる曲をmiwaさんが書いて下さり、私たち女性にとって心強い応援歌です。(C)2021「総理の夫」製作委員会
2021年07月15日原田知世と田中圭がW主演を務める映画『あなたの番です 劇場版』(12月10日公開)のティザービジュアル、及び特報が10日、公開された。同作は2019年4月~9月に日本テレビ系列で放送された同名ドラマの映画化作。“年の差新婚夫婦”手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)が、東京都内のマンションに引っ越し、幸せいっぱいの新婚生活を始めるはずが一転、住民たちの“殺人ゲーム”に巻き込まれていく……というストーリー。主人公・菜奈が殺されてしまうなど衝撃展開の連続が話題を呼んだ。今回公開された特報では、ドラマファン誰もが待ち望んだ、菜奈&翔太の幸せいっぱいの船上結婚パーティを舞台に、映画が幕を開けたかと思えば、突然クルーズ船の照明が消え悲鳴と共に火だるま人間に追われる黒島(西野七瀬)、絶句する田宮(生瀬勝久)、早苗(木村多江)、何かを無心で刺している尾野(奈緒)。そして、膝から崩れ落ちる菜奈、二階堂こと通称どーやん(横浜流星)に飛び蹴りをされる翔太(田中圭)、という怒涛の展開が、幸せの象徴であるはずの結婚行進曲に合わせ次々に繰り広げられる。さらに、菜奈&翔太、黒島&二階堂のペアがそれぞれを膝枕するティザービジュアル2種と公開日を解禁。1つ目のビジュアルは、目を閉じたタキシード姿の翔太を膝枕しているウエディングドレス姿の伏し目がちな菜奈、そしてもう一方のビジュアルは目を閉じた二階堂を膝枕し、何かを企み微笑んでいるようにも見える黒島。カップルたちの対となった2つのティザービジュアルと共に公開日が12月10日であることも解禁となった。2つのビジュアルをそれぞれ表面・裏面に印刷したティザーチラシは16日より全国の映画館に順次設置予定。(C)2021『あなたの番です劇場版』製作委員会
2021年07月12日原田知世と田中圭がW主演を務め、ドラマのパラレルワールドを舞台に描く『あなたの番です 劇場版』の公開日が12月10日(金)に決定。怒涛の展開をみせる本作の特報映像も到着した。もしも、住民会に菜奈ではなく翔太が出席したら?あの交換殺人ゲームが始まらなかったら?――そんな“もしも”の世界を描く本作。今回到着した映像では、菜奈(原田さん)&翔太(田中さん)の幸せいっぱいの船上結婚パーティが映し出されるも、すぐに黒島(西野七瀬)が火だるま人間に追われたり、田宮(生瀬勝久)と早苗(木村多江)の絶句した表情が映し出されたり、尾野(奈緒)が無心で何かを刺していたり。また、二階堂こと“どーやん”(横浜流星)に飛び蹴りをされる翔太のシーンなど、パーティには似つかわしくない場面の連続となっている。また映像とあわせて、菜奈と翔太、黒島と二階堂がそれぞれ膝枕するティザービジュアルも公開。結婚式前後を予感させる装いの菜奈と翔太のビジュアルの一方、二階堂を膝枕する黒島の表情は、何かを企んでいるようにも見えてしまう。なお、この2つのビジュアルをそれぞれ表面・裏面に配したティザーチラシが、16日(金)より全国の映画館に順次設置される予定となっている。『あなたの番です 劇場版』は12月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたの番です 劇場版 2021年12月10日より全国東宝系にて公開©2021『あなたの番です劇場版』製作委員会
2021年07月12日田中圭が主演、堤幸彦がメイン監督を務めるHuluオリジナル「死神さん」から、本日7月10日、田中さんと共演の前田敦子が揃って誕生日を迎えることから、本編初公開となる特報映像が公開された。原作は、大倉崇裕の同名小説(幻冬舎文庫)。田中さんが演じるのは、警視庁内にある謎の部署で、無罪判決が出た事件を再捜査するクセモノ刑事・儀藤堅忍。「逃げ得は許しませんよ」という決めゼリフとともに、警察組織にとって掘り返されたくない事件の証拠を徹底的に洗い直して真犯人を検挙していくため、「死神」と呼ばれている。そんな儀藤が事件ごとにその相棒を替えながら、“闇”に葬られた“真相”をあぶり出し、解決済みと思われた事件の全貌を180度転換していく「コロンボ」スタイルの痛快ミステリードラマ。前田さんは連絡係として様々な手配を請け負う警察官・南川メイを演じている。解禁された特報映像では、これまでの田中さんのイメージを覆す、“誰からも愛されない破天荒ダークヒーロー”がついに動き出す。帽子を目深に被り、猫背でジメっとした儀藤堅忍の語り口はクセが強く、決めゼリフ「逃げ得は許しませんよ」も登場。前田さん演じるメイも、そんな儀藤に負けず劣らずの個性的なキャラクターであることが見てとれ、今後どのように儀藤と絡んでいくのかも気になる映像になっている。さらに、本作は事件ごとに替わる儀藤の捜査のバディも大きな見どころのひとつ。個性派ぞろいの俳優陣が続々登場予定となっている。Huluオリジナル「死神さん」は9月17日(金)より毎週金曜、1エピソードずつ独占配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年07月10日