ミュージシャンの世武裕子が、29日に都内で行われた『Yahoo!検索大賞2018』プレ・イベントに出席し、ロックバンド・Mr.Childrenに対して感謝の気持ちを述べた。「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年と比べ検索数が急上昇した人物、作品、製品を発表・表彰する同大賞。12月5日の開催に先がけて、プレイベントでは「流行語部門賞」と、検索データから現在のトレンドや今後の傾向を分析した「Yahoo!検索トレンドマップ2018」から「ネクストブレイク」が発表された。ミュージシャン篇の「ネクストブレイク」として選出された世武は、「なんで私が選ばれているんだろうと思ったんですけれど」と本音を漏らしつつ、「映画のサントラを8本やったりとか、Mr.Childrenさんの影響力もあったりとか、広島カープ戦で国歌斉唱したりとか、色々やっていたので、おかげさまでありがとうございます」と感謝した。世武は現在開催中の、Mr.Childrenのツアー「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」にキーボードで参加している。ヤフーの検索トレンドアナリスト・池宮伸次氏は「自身のTwitterをやられていて、Mr.Childrenのツアーに参加される発表をしたタイミングで検索が非常に伸びました。さらに年間通して非常に検索されており、10月のニューアルバム発売の際にも、検索が伸びました」と分析した。また、世武は「普段仕事をやっていく中で、出会う人から影響されるというか、尊敬するところがあります。一緒に仕事していると、立ち振る舞いや哲学など、深いところまで見ることができるので育てられています」と明かし、「ネットとかでは、リスナーの方とコミュニケーションをとれるような場になればと思っていたので、うれしいです」と受賞を喜んだ。「ネクストブレイク」のお笑い芸人篇はジソンシン、アイドル篇はKissBeeが選出され、「流行語部門賞」には「大迫半端ないって」が決定した。
2018年11月29日’98年のメジャーデビューから今年で20年を迎えた人気アイドルグループ「モーニング娘。」中澤裕子(45)はその第1期メンバーで、記念すべき初代リーダーを務めた。そんな彼女はいま、東京から遠く離れ、福岡で暮らしている。彼の地でレギュラー番組を6本も抱える売れっ子ぶり。最近では彼女のことを「福岡の女帝」と呼ぶ口さがない業界関係者もいるほどだ。「福岡に来たのは、そもそも主人の仕事の都合なんです」(中澤・以下同)中澤は’12年4月、1歳年上の会社経営者と結婚した。「本社は東京ですけど、主人の会社は福岡にもオフィスがあって。『今後は福岡を拠点に九州、アジアへ事業展開したい』と、結婚前から聞かされていて。でも、私は芸能人、『東京を離れるのは絶対無理』と断っていたんですが……」モー娘。創設メンバーのなか、唯一の20代にして、社会人経験者。グループのまとめ役だった。ときには厳しく叱りもした。若いメンバーから「姐さん」と呼ばれ恐れられ、いつしかこわもてなイメージが世に浸透していった。本人も「あのころ私は人じゃなかった、魂が鬼」と苦笑するほどだ。バナナが大嫌いで後輩にもバナナを食べさせない、移動車の座席は中澤がいちばん前という暗黙のルールが存在、知らずに座った後輩を無言でにらみつけ席を変わらせた、自分の前を歩くメンバーにドスの利いた声で「邪魔!」と一喝……怖い“武勇伝”は枚挙にいとまがない。そのことを本人にぶつけると「ふふっ」と、不敵な笑みを浮かべつつ「関西弁が一因かも」と話す。「なっち(安倍なつみ)がよく話す楽屋エピソードに、靴を脱ぎ散らかしたメンバーを叱る私が怖すぎた、というのがあるんですけど、それもきっと、関西弁だから。標準語と違ってきつく聞こえるじゃないですか、『ちゃんと靴、並べ!!』って。え、いま聞いても怖いですか(笑)。誰かが言ってましたけどね、『裕ちゃんが怖すぎて円形脱毛症になった』って。それ聞いたときは『いやいや、私だってとっくに、10円ハゲになってるから!』って。そんなこと、当時は誰にも言わなかったですけど」それはデビュー間もないころのこと。それぐらい、当時の彼女はいっぱいいっぱいだったという。「感情をコントロールできなくなって鬼のようになってた。なんか、常にピリピリ、イライラして。そこに関しては、本当に『ごめんなさい』ですね。別にね、車の席順なんて誰がどこに座ってもいいんです。バナナだって……かわいそうに辻(希美)なんか、わざわざ廊下でこっそりバナナ食べてたって(苦笑)」今年、デビューから20年を経た中澤。21年目以降の目標を訪ねると「自分の名前の付いた番組を、福岡で持ちたい」と言い切った。「いまはね、冗談で言ってくださる方がいて、こちらで活躍されてるほかのタレントさんに申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど。いつかは、名実ともに『福岡の女帝』になりたいですね」
2018年11月04日横浜市内の自宅に集結した報道陣の前に姿を現した沢田研二(70)は、まさかのスーツ姿だった。レコーディングに出かけるにもヨレヨレのTシャツ姿ということがほとんどの沢田だが、よほどの覚悟を決めていたのだろう。「近所に公園があるので……」報道陣を小さな公園へいざない、始めたのは30分近くにも及ぶ“謝罪会見”。「いちばんの原因は、僕自身にさいたまスーパーアリーナでライブをやる実力がなかったことだと思います。ホントに取り返しのつかない結果になったことに、心よりお詫び申し上げます」そう言って、深々と頭を下げたのだ。10月17日、さいたまスーパーアリーナで勃発した“ドタキャン騒動”。会場は可動式で3万人以上の観客を収容することができる。だがその日集まったのは7千人にすぎなかった。「僕は9千人と聞いていたのに、(実際は)7千人。(客席も)空いているところが多すぎた」それが土下座して詫びるスタッフを尻目に会場から無理やり引き上げた理由だった。結局翌日の18日には謝罪会見を行ったわけだが、昔から沢田を知るレコード会社関係者は言う。「ジュリーのプライドの高さは、この業界では誰もが知っています。ガラガラな客席にブチ切れて帰ってしまうなんて、むしろ彼らしいという気もします。それよりもマスコミ嫌いの彼が、カメラの前で頭を下げるなんて、本当に驚きました」実は会見終了後、本誌は沢田にいくつか質問を投げかけている。――今回の件について、奥さんの田中裕子さん(63)とはお話ししたのでしょうか?「いや、まぁ事情は全部話してあります」――どんなことをおっしゃっていましたか?「『(どうするかは)お父ちゃんが考えることやからね』、と。いまも支えてくれている?……そうですね」苦い笑いを浮かべていた沢田。この苦笑に隠された意味について、沢田夫妻の知人は言う。「日常生活での細かい夫婦喧嘩はあっても、お互いの仕事スタイルには口を出さないのが沢田夫妻の流儀。沢田さんが反原発ソングを歌っても、政権批判を繰り広げようとも、田中さんはずっと見守ってきました。でも今回は7千人のファンを置き去りにしたわけですからね。田中さんも今回のドタキャンについては怒っていたそうで、自分の音楽活動については唯我独尊の沢田さんもトラブルのいきさつについて奥さんに説明せざるをえなかったようです。夫妻は結婚28年目ですが、沢田さんの仕事について田中さんが叱るのは恐らく初めてのことだと思います」そんな愛妻の怒りに、さすがの沢田も“カッコつけさせてくれ”と言っている場合ではなくなったようだ。
2018年10月26日俳優の田中圭とお笑いコンビ・ガンバレルーヤのよしことまひるが22日、東京・虎ノ門ヒルズで行われた「アフラックの健康応援カフェ」オープニングイベントに登場。田中がガンバレルーヤの健康測定を行い、体重結果に「けっこう衝撃だった」と驚いた。10月22日~24日の期間限定で虎ノ門ヒルズにオープンする同カフェでは、「アフラックの健康応援医療保険」のキャラクターである“応援ダック”をモチーフにした「応援ダック薬膳カレー」など、健康を応援するオリジナルメニューを提供。健康測定ブースではBMI(身長・体重)と血圧の計測を無料で実施し、測定結果が基準値を満たした場合は飲食代の半額をキャッシュバックする。オープニングイベントには、WebCMに出演している田中圭に加え、カフェの客第1号としてガンバレルーヤが登場。よしこもまひるも間近で見る田中に「すっごいイケメン」「かっこいい」と大興奮し、田中が「ずっと腰が低いお二人で素敵だなと」と話すと、「そんなことないです」と照れた。そして、田中が2人の健康測定を実施。体重測定の際にまひるが「えー恥ずかしい」と恥ずかしがると、数値を発表する際に田中は「んーー6キロです」と数字を隠す優しさを見せつつ、「言ったほうがいいですか? 67.6キロ」と発表した。そして、よしこの体重測定では、数字を見て田中が爆笑し、「縁起いい数字なんですけど…77キロです」と発表。よしこは「うそーやだ! 昨日浴びるほど酒を飲んだから、それですね」と動揺し、田中も「あんまり女性の体重って知らないからけっこう僕、衝撃だった」と驚いていた。健康測定の結果が基準値をクリアしていたら、カフェメニュー「応援ダック米粉パンケーキ」を、クリアしていなかった場合は激苦健康卵豆腐を、田中から“あーん”してもらえることに。結果は2人ともクリアならなかったが、メニューが1つずつしか用意されていなかったため、より数値が悪かったよしこが激苦メニューを食べることになり、田中の“あ~ん”に喜ぶも「苦~い!」と顔をゆがめた。一方、パンケーキを“あ~ん”してもらったまひるは「おいしい! 圭さんの味がする」と大満足だった。
2018年10月22日元モーニング娘。の中澤裕子(45)が8日、オフィシャルブログを更新し、ファンからの温かい声に感謝した。同じく元モーニング娘。の吉澤ひとみ(33)が自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ・酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたことを受け、8日、中澤はブログで「擁護出来ることは何一つ御座いません」と吉澤に厳しく非難し、被害者やファンへの思いを吐露。この投稿には200件以上のコメントが寄せられ、「ゆうちゃん思いつめないでね」「これからも裕ちゃんのファンでいます」といった励ましや同情の声が寄せられていた。そして12日、中澤は「お言葉を胸に」と題して再びブログを更新。「皆様からのお言葉、ひとつひとつしっかり読ませて頂きました。皆様からのお言葉に力を頂きました。沢山色々な事を考えました」と心境を伝え、「私は大丈夫です。自分が出来る事、しなければいけない事をマイペースにこれからも頑張っていきます。いつか いつか 皆様の想いを伝えられますように、、、本当にありがとうございました」と感謝の言葉で結んでいる。
2018年09月12日今回の「やさしいママのひみつ」は、インスタグラマーの敏森裕子さん。豊かな自然に囲まれ、家族で仲良く、インテリアや食事を楽しむ暮らしが人気。初の著書を出版したばかりの、2人のお子さんのママです。敏森裕子さん息子さん:そうたくん(7歳) 娘さん:ほのかちゃん(5歳)兵庫県在住。夫の実家の隣に三角屋根の小さな家を建て、家族でインテリアや雑貨作りを楽しむ。古民家カフェ風のインテリアや、日々の暮らしを紹介するインスタグラムが人気で、フォロワー数は7万人を超える。初の著書 『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』 (オーバーラップ刊)を上梓したばかり。Instagram: @slow.life.works いつも居心地いい家を保ちつつ、笑顔で子育てや家事をするために、敏森さんが大切にしていることとは? お話をたっぷり伺いました。インスタグラムで話題、これが敏森家の食卓早速、敏森さんの平日のスケジュールを見てみましょう。 6:00 : 起床。旦那さんのお弁当づくり、朝ごはんの準備 6:30 : 家族が起床。朝ごはん 7:30 : 旦那さん出勤。 子どもたちは小学校、保育園へ。洗濯、片付けなど 12:00 : 昼ごはん。買い物、用事を済ませる 15:00 : 子どもたち帰宅。おやつ。そうたくんの宿題を見る 17:00 : 子どもたちと晩ごはんの準備 18:00 : 夕食 19:00 : 子どもたちお風呂 20:30 : 旦那さん帰宅 21:00 : 子どもたち就寝 22:00 : 旦那さんとコーヒータイム 23:00 : 就寝毎日規則正しく、子どもとじっくり向き合う。まさに理想的な暮らしをしている敏森さん。最近はメールでの取材を受けることも多く、お子さんたちが学校に行っている間や就寝後の時間にパソコン作業を済ませることが多いのだそう。「家族との時間は大切にしたいですね。主人は普段は帰りが遅く、みんなで夕食を取れないので、残業のない水曜日と土日だけは、家族が全員揃って夕食ができるちょっと特別な日。鍋やピザ、グラタンなど、熱々で食べたいものを作って、4人で食卓を囲みます。一人ずつトレイに入れるのもいいのですが、テーブルの真ん中にどんと鍋を置いて食べるのも楽しいんですよね」インスタグラムでフォロワー数が増えるきっかけにもなった、敏森家のごはんの写真。お義父さん手作りのカフェトレイに綺麗に並べられたごはんや、ちゃぶ台にぎっしり並んだおいしそうなごはんの写真は、カフェごはんのよう。見ているだけでお腹が空いてきます。「実家で作った野菜など、食材は豊か。豪華なことはできないけど、楽しい食卓にしたいと思っています。カレーなどありきたりなものしか作れないのですが、お気に入り器を使っておいしそうに見せる工夫をしています。おにぎりもちょっと小さめに握って、小さく切った海苔を巻いて竹カゴに入れると、おいしそうに見えるんですよ」もともと「食事作り」は苦手だったもともと苦手だったという食事づくり。頑張るようになったのは、子どもたちにたくさん食べてほしいという想いからでした。最初から作るのは大変なものは、キットを使ったり、適度に手抜きしつつ楽しんでいるそう。 「頑張りすぎるとしんどくなるから、ちょっと丁寧くらいがちょうどいい。でもこだわりたいところだけは、手抜きしない。お味噌汁はきちんとだしを取って、いい味噌を使ったり、お米は自家精米を圧力鍋で炊いて、おひつで保存しています。息子は特に味に敏感なので、冷凍やレトルトを使うと『母ちゃんが作ったものじゃない』ってわかるんですよね。だからこそ、料理を褒めてくれると嬉しいんです」そんなふうに料理を楽しむ敏森さんに触発され、子どもたちも料理が大好き。2人とも2歳からマイ包丁を持ち、毎日晩ごはんの準備のお手伝いをしているのだとか。「お手伝いを始めたことで、好きじゃなかった野菜もだいぶ食べられるようになりました。お手伝いは楽しく、遊び感覚で。特に料理はおままごとの延長という感じで、『やる人!』と言うと『はーい!』って自分たちから来るくらい。そこで、 “自分でやったのが早い” とか “汚れるから” とか、怒ったりしないで見守るのが大事。ほめて、やる気を出させています」「包丁の怪我はいまの所ないけれど、いつになってもヒヤヒヤはします。子どもたちはハンバーグやカツ、コロッケを作るのが好きですね。一人だと手が団子状態になるけど、分担したら早い。息子は慣れた手つきなので、私も助かります。娘はおじいちゃんが建てたレストランで、シェフになるのが夢。私も働かせてくれるそうです(笑)」「収納が苦手」を克服するための、オープン収納キッチンの収納には、同じ容器に入れられた調味料がきれいに収納されていて、すべてにラベルがついているなど、敏森さんの家には真似したい収納テクニックがたくさん。「見栄えもいいし、お手伝いしてもらうときも子どもたちが分かりやすい。私は収納がすごく苦手なので、あえて見せるような収納にして、家事に対する意識をあげようと思っています。引き出しの中にも木を敷いて見栄えをよくしたら、きれいにするモチベーションが上がり、押し込み収納をしなくなりました」洗面所の入り口にあるスペースには、さまざまな色の引き出し風の木箱が。中には、敏森さん夫妻の洋服が収納されています。「お出かけ着以外はここに。動線的にも便利で、洗濯を畳んでから収納もしやすい。奥行きがあるので、奥に置いた木箱と前後に入れ替えるだけで、衣替えも完了。オープンクローゼットにすることで、苦手な収納を克服したいと思っています」また、“お店屋さん” が好きなほのかちゃんのリクエストで作ったキッズクローゼット。お店のようにディスプレイができるので、子どもたちも自分で片付けたり、コーディネートができるようになったそう。「壁にはお義父さんとみんなで珪藻土を塗りました。お義父さんが作った木箱を組み替えて、好きなように模様替えもできます」お義父さんの「手づくり家具」が家族をつなぐ敏森さん宅に並ぶものは、ほとんどがお義父さんの手づくり家具。さらに庭のテラスや子どもたちの砂場やブランコ、屋根付きの洗濯スペースまですべて手がける本格派。木のぬくもりに溢れています。「この辺りは公園がないので、『おじいちゃんが作っちゃろ』って。お義父さんの趣味がDIYで、器用でセンスもいい。お金をかけずに自分の暮らしにあったものを作ってくれるので、ありがたいです。普段からおじいちゃんが作業している姿を子どもたちも見ているというのも、いい環境だなと思います」「作ってもらうときは、写真でイメージを伝えたり、絵を描いたりします。1回では思った通りにはならないので、家族で相談しながら何回も作り直すこともあります。そしてやっと納得がいくものが出来上がります。新しいけど、どこか懐かしくてほっこりする家具に囲まれて、居心地のいいお家づくりができたらいいなと思っています。お願いして作ってもらった家具や雑貨が、雑誌などで紹介されたり、イベントですぐに売れるのは、お義父さんもやっぱり嬉しいだろうと思います。最初の頃は、隣に住んでいるのでやっぱり少し気を使っていたのですが、インテリアを通して、距離が縮まっていい関係になれた気がします」 頑張りすぎず、“ちょっと丁寧に暮らす”いまの古民家風スタイルのインテリアに行き着くまで、北欧風、カントリー風、男前スタイルと紆余曲折があったという敏森さん。「インテリアが好きで、サイトや雑誌を見て研究していました。自分で買った家具だとなかなかインテリアをがらりと変えづらいけど、リメイクしてもらえるからスタイルを変えやすかったというのもあります。机の脚を白から茶色に変えたり、細くしたりと、ところどころ昔の名残もあるんです。いまのスタイルに行き着いたのは、男前インテリアにしていた頃、息子から『なんで日本なのに、英語ばっかりなの?』と言われたのがきっかけ。それで和風のものを取り入れるようになって、和食器が好きになりました。家族は私が好きなものを分かってくれているので、客観的に見て、子どもも『こっちのほうがいいんじゃない?』と意見を言ってくれますね」家族が落ち着けるインテリアは、「古民家カフェ」をイメージ。「近所にはお店も少なく、少し離れたカフェにいっても子連れではゆっくりできないので、お家をカフェっぽくできたらと思うようになりました。家族みんなが、居心地よくできるように気をつけています。料理もそうですが、ちょっと丁寧に暮らすというのが目標。しんどくなりすぎないようにしていますね」3年前から始めたインスタグラムは、そんな敏森さんが、頑張りすぎない程度に家事や子育てをするのに、欠かせないものになっているそう。「インスタグラムは海外の人も利用しているから参考になるし、みなさんの“おうちごはん” なども垣間見ることができて、とても楽しいですよね。私もごはんの投稿をし始めてから、フォロワーさんが増えたと思います。見てくれる人にも楽しんでもらえるよう、料理、インテリア、収納、子どものことなど、同じ内容が続かないように意識しています」「食卓のスタイリングは、最初に器を並べてから、料理を盛り付けています。お皿のバランスを見て、これをここに入れようって決めますね。同じメニューでも、できるだけ器を変えるようにもしています。こうすると写真的にもバランスが取れますが、それよりも家族が毎日違う気分で、食事を楽しめるという方が大きいです。食事を引き立てる器だから、あまりごちゃごちゃしないよう、統一感は意識しています」家族の大切なものは、“やさしくしっかり” 洗いたい家族が楽しむおいしいごはんには “かわいい器” が欠かせないという敏森さん。食器棚にはお気に入りの作家さんによる器がずらりと並んでいます。「和食器、特に信楽焼が好きで、似たテイストのものが集まってきました。器好きのきっかけとなったのが、作家のrutawa.rawajifuさん。ただの目玉焼きとレタスだけでも、見栄えがします」お気に入りのお皿を少しずつ揃えた食卓は、好みのテイストが同じだからか、全員分揃っていなくても様になります。「それは、よく言われます。家族分、同じ器を揃えて、重ねて収納することが多いと思うのですが、バラバラでも見て楽しいのがいい。子どもたちも “母ちゃんの大事なもの” とわかっているから、作家さんの器も丁寧に扱えて、一度も割ったことはないですね。以前は100均の食器なども使っていたのですが、お気にいりの作家さんの器に出合ってから少しずつ買い揃え、今では気兼ねなく使えるようになりました」とはいえ「食器洗い」は、まだお子さんには任せられないのだそう。「子どもたちは『食器洗いもお手伝いしたい!』と言ってくれるのですが、でもやっぱり作家さんの器の洗い物はまだ心配(笑)。我が家は木製の食器なども含め、食洗機にかけられないのものが多く、ほとんどが手洗いです。私は乾燥肌なので、ぱっくり割れもしょっちゅう。毎日の食器洗いには悩んでいました」そんな敏森さんに試していただいたのは、食品グレードの植物原料から作られた、手肌にもやさしいサラヤの ヤシノミシリーズ の 「ヤシノミ洗剤」 。色や香りが付いているものが多いなか、無香料、無着色なので肌が弱い方やお子さんでも安心です。1971年に誕生した、「サラヤ」のヤシノミシリーズは “人と地球にやさしい” がコンセプト。右から食器用の「ヤシノミ洗剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、「ヤシノミ柔軟剤」。洗たく洗剤と柔軟剤は、この4月にパッケージと容量が変わり、リニューアルしました。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「使ってみて、すぐに刺激がないのがわかり、すごく良かったです。子どもたちがもう少し大きくなってから、食器洗いを手伝ってもらう時にも安心。肌にも環境にもやさしいので、今後も使いたいですね」洗浄成分の濃度を16%にすることにより、手肌へのやさしさと洗浄力を実現。 「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き 500ml/400円)、詰め替え(480ml。270円)※オープン価格また、ヤシノミシリーズの「洗たく洗剤」も体験。洗剤には特にこだわりはなく、よく落ちると謳われるものを使っていたといいますが…。皮脂汚れをすっきりきれいに落とす高い洗浄力と、優れたすすぎ性を実現。新パッケージで大容量となり、ますます便利に。洗たく洗剤には珍しい “無色透明の輝き” は「人と地球にやさしい」というコンセプトを守り抜いた高品質の証。 ヤシノミ洗たく洗剤(600ml、オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「冬場は寒すぎて外で干すと凍ってしまうので、すべて部屋干し。だから部屋干し用の洗剤を使っていました。部屋干しは臭いが気になりますが、柔軟剤の匂いは強すぎて苦手。だから柔軟剤は使っていなかったんです。柔軟剤独特の香料や、洗濯ものの “生乾き臭” を気にせず、部屋干しできるのは本当にいいですね。無香料のものがあると知らなかったのでうれしいです。柔軟剤を使うようになって、洗濯ものが柔らかくなり、子どもたちも喜んでいます」左:ふんわり無香仕上がりで、肌にやさしい柔軟剤。体調不良やアレルギーなど、様々な弊害が問題視されるようになった合成香料は一切無配合。繊維に余計な香りを残しません。「ヤシノミ柔軟剤」本体(600ml、オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 外で気持ちよく干せるこれからの季節は、ほのかちゃんも時折お手伝いしてくれるそう。身近にある自然の恩恵を受けて、のびのびと子育てをする敏森さん。安心してお子さんたちにお手伝いしてもらいながら、家族にも環境にもやさしく、毎日の家事を楽しめそうです。家族で楽しむ、田舎でしか体験できないこと「この場所の景色が好き」という敏森さん。星の美しさが有名で、夏には一面ひまわり畑になるのだそう。「昔から田舎が好きで、三角屋根の小さな家に住むのが夢でした。地元が近いこともあり、主人の実家の隣にあった小屋を壊して、家を建てました。おじいちゃんおばあちゃんと密接に暮らせるのも、子どもたちにとっては良い体験ですよね。適度な距離感を持って、言いたいことも言える関係。お正月や餅つきなど、季節の行事は一緒に過ごしたり、ひいおばあちゃんが元気な頃は、畑仕事もいっしょに手伝っていました」車がないと生活ができなかったり、冬は寒いなど不便もありますが、それ以上に、それぞれの季節を楽しむことができるといいます。「そうたのクラスは4人、ほのかのクラスは3人だけと、子どもの数がとても少ないんです。大変なことといえば役員がすぐに回ってくることくらい(笑)。でもその分、一人一人を大事にしてくれて、先生もよく見てくれています。地域の人もすごく優しくしてくれるし、田舎ならではの暖かいところがある。近くにカフェやお店もないし、子どもが遊べる場所も少ないけど、だからこそ家で楽しめるようにしています」子どもたちにはのびのびと育ってほしい、と敏森さん。「自然の遊びを大切に、一緒に季節や行事を楽しみたいですね。虫採りや川遊びとか、田舎しかできないことを家族みんなで楽しむ。インスタグラムを通して趣味の合う友人ができ、一緒にスイカ割りをしたり、この場所ならではの遊びを喜んでくれるのも嬉しいですね。子育てはあまり感情的に怒らないよう心がけているけど、どうしても怒ってしまったときは、すぐに謝ります。お互いに、『ありがとう』と『ごめんね』はすぐにいうのがルール。ごめんねと言ってすぐにリセットします」好きなものに囲まれた、お気に入りのインテリアで、家づくり、食事、そして田舎暮らしを家族みんなで楽しむ敏森さん。苦手なことにも前向きに取り組む姿勢や、家族の力を借りながら実現する、 “ちょっと丁寧な暮らし” が、多くの人々の共感を得ているのかもしれません。ヤシノミ洗たく洗剤&柔軟剤が大容量になって新パッケージでリニューアル!【洗たく洗剤】※少ない量でしっかり洗える濃縮タイプだから、たっぷり60回分・肌にも衣類にもやさしい <無香料・無着色・無添加> ・すすぎ1回で、洗剤残りなし <節水・節電・時短>・高い洗浄力で、ニオイの原因菌99.99%除去・高い生分解性で地球にもやさしい・皮膚刺激テスト済み(*) 「ヤシノミ洗たく洗剤」の やさしさのヒミツはこちら >> 【柔軟剤】※少ない量でふっくら仕上る濃縮タイプだから、たっぷり60回分・肌にも衣類にもやさしい <無香料・無着色・無添加> ・ふんわりなめらか&しっかり吸水・静電気をふせいで、まとわりつきを防止・残留刺激&皮膚刺激テスト済み(*) 「ヤシノミ柔軟剤」の やさしさのヒミツはこちら >> *すべての方に皮膚刺激が起きないというわけではありません子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズは、ヤシノミ由来の植物性。人と地球へのやさしさを考えて、香料や着色料などは一切無添加。無色透明の輝きがその証です。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活を、あなたもはじめてみませんか? 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて、ボルネオの野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。【RSPO認証を取得】ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、環境と人権に配慮したRSPO認証油の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR] サラヤ株式会社
2018年04月17日動物写真家・岩合光昭の映画初監督作品『ねことじいちゃん』が、2019年2月22日(金)に全国の劇場で公開される。岩合光昭は、全国各地で開催されている「ねこの写真展」などで人気を博す動物写真家。岩合が写す表情豊かなネコの姿は、幅広い層から絶大な支持を集め、人々の心をとらえてやまない。岩合光昭の映画初監督作品過去には岩合が題材となったドキュメンタリー映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き』が公開されているが、自身がメガホンを取るのは『ねことじいちゃん』が初めて。ねこまき原作の同名人気コミックを実写映画化し、小さな島で暮らす大吉と飼い猫・タマのつつましくも豊かな暮らしを、写真家ならではの美しい映像で描いていく。主演は落語家・立川志の輔岩合の熱烈なオファーにより主役に抜擢されたのは、映画初主演となる落語家・立川志の輔。元校長で頼られる存在だが、家ではタマの言いなりになってしまう大吉をどのように演じるのか、注目が集まる。大吉のパートナー・タマを演じるのは、ちょっぴりふてぶてしい丸顔と短い手足が愛らしい"ベーコン"。その他にも三毛猫の"小梅"、茶トラの"ぽんず"など愛嬌たっぷりの猫たちが現れ、ネコ好きにはたまらない映画となりそうだ。ヒロインに柴咲コウ、3年ぶりの映画出演また、都会から島へ移住しカフェを開く少し謎めいたヒロイン・美智子を演じるのは、3年ぶりの映画出演となる柴咲コウ。岩合監督、立川志の輔の両者が「人間も猫も皆夢中になる」と称賛した、柴咲の暖かい人柄が感じられる演技に期待が高まる。島の住人として小林薫や田中裕子が出演舞台となる島の住人として、小林薫、田中裕子、柄本佑、銀粉蝶、山中崇、葉山奨之らが出演する。映画『深夜食堂』で主演を務めた小林は、大吉の親友で “大の猫嫌い”という役柄に挑戦。また、大吉の妻(故人)には同じく『深夜食堂』に主演する田中裕子が、そして島唯一の病院で働く若先生・健太郎役には、2018年9月公開の映画『きみの鳥はうたえる』の柄本佑が抜擢された。おんな城主直虎の猫“にゃんけい”も出演柴咲コウと小林薫は「おんな城主 直虎」に出演していたが、彼らが劇中で可愛がっていた猫“にゃんけい”役として登場した猫・まろにー。『ねことじいちゃん』でもまろにーは登場。小林とのやりとりで絶妙なアドリブを見せるという。大阪で写真展開催映画撮影中に岩合光昭が、監督業と並行して撮影した写真約160点を集めた写真展「ねことじいちゃん」を、東京・富山を皮切りに、全国各地で開催。大阪の大丸心斎橋店では、2019年2月16日(土)から3月4日(月)まで開催される。また、会場内では写真集『ねことじいちゃん』も発売される。ストーリー2年前に妻に先立たれ、飼い猫のタマと二人暮らしの大吉、70歳。毎朝の日課はタマとの散歩、趣味は亡き妻の残した料理レシピノートを完成させること。島にカフェを開いた若い女性・美智子に料理を教わったり、幼なじみの巌や気心知れた友人たちとのんびり過ごしている。しかし友人の死や大吉自身もこれまでにない体の不調を覚えたりと、穏やかな毎日に変化が訪れはじめた矢先、タマが姿を消して―。1人と一匹、生まれ育ったこの島で、共に豊かに生きるためにした人生の選択とは―。作品情報映画『ねことじいちゃん』公開日:2019年2月22日(金)全国ロードショー監督:岩合光昭出演:立川志の輔、柴咲コウ、小林薫、田中裕子、柄本佑、銀粉蝶、山中崇、葉山奨之 ほか原作:「ねことじいちゃん」ねこまき(ミューズワーク)著/KADOKAWA刊■写真展「ねことじいちゃん」<大阪エリア>会期:2019年2月16日(土)~3月4日(月) 10:00~20:00(20:30閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)会場:大丸心斎橋店住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1住所:北館14階イベントホール・ギャラリートーク&サイン会日程:2月17日(日)・18日(月)時間:ギャラリートーク 11:00 / 14:00、サイン会 11:30 / 14:30 ※サイン会は各回先着200名※展覧会場内イベントにつき入場券が必要。サイン会には整理券が必要。当日会場で写真集を購入した、各日先着400名に整理券を配布(1人1枚まで、整理券1枚につき3冊までサイン可能)。※イベント内容は予告なく変更の場合あり。■写真集『ねことじいちゃん』予定価格:1,600円+税サイズ/ページ数:B5変形/128ページ
2018年03月16日アリシア・ヴィキャンデルが主演を務める『トゥームレイダー ファースト・ミッション』。この度、本作の日本語吹き替え版キャストに、甲斐田裕子、中村悠一、諏訪部順一が決定し、あわせてキャラクター紹介映像とスポット映像が到着した。アリシア演じる主人公ララ・クロフトの声を担当するのは、ガル・ガドットが演じたワンダーウーマンや、アン・ハサウェイ、レイチェル・ワイズらの吹き替えを多く務める甲斐田裕子。到着したキャラクター紹介映像では、「実は私、ゲームでもララの声を演じていた事があるので、今回また彼女を演じられることを、とてもうれしく思っています!」とコメント。またララについて「ほんとにかっこいい女の子なんです!」と説明し、「皆さん、ぜひ映画館でララと共に手に汗握る冒険を楽しんで下さいね!」とメッセージを寄せている。また、ララと共に壮大なアドベンチャーに出るルー・レン(ダニエル・ウー)には、「機動戦士ガンダム00」「マクロスF」「曇天に笑う」などアニメ作品はもちろん、クリス・エヴァンスやリアム・ヘムズワースらの吹き替えも担当する中村悠一。映像で中村さんは、「ララとルー・レン、いいコンビだと思います。彼らの壮大な冒険、ぜひ、劇場でお楽しみください!」と、主人公と自身の担当キャラクターの相性がぴったりだとアピール。そして、ララを狙うマサイアス・ヴォ―ゲル(ウォルトン・ゴギンズ)には、「坂道のアポロン」桂木淳一役や「ユーリ!!! on ICE」ヴィクトル・ニキフォロフ役、吹き替えでは『ジャスティス・リーグ』のサイボーグ(ビクター・ストーン)で知られる諏訪部順一に決定。諏訪部さんは、「ララが父親の遺したメッセージにより探し出そうとしている秘宝。それをヴォーゲルは、何とかして先に見つけ出そうとします。その理由とは一体!?」と自身が演じるキャラについて少し明かしている。『トゥームレイダー ファースト・ミッション』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トゥームレイダー ファースト・ミッション 2018年3月21日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2018年03月06日田中マヤ愛用のオーガニック美容オイル2018年2月14日、美容モデルの田中マヤが、自身のオフィシャルブログの中で愛用しているオイルを公開。オーガニック美容オイル「ピュール セラムM /マカセラム」は、女性にとって嬉しい効果がたくさん期待できるとしている。田中マヤは、化粧水で肌を整えた後に使用。香りの良さも気に入っているという。「ピュール セラムM /マカセラム」の特長オイルベースの「ピュール セラムM /マカセラム」のセラムMは、マカ美容液を意味する。敏感になっている肌のターンオーバーを整え、潤いを与えながら、血色の良い肌へと導く。肌のハリ、シミ、シワ、肌荒れ、ニキビ跡の改善などの効果も期待される。販売価格は11,000円(税抜き)。1ヶ月集中トリートメントとして、夜、クリームの前に使うことが推奨される。Fun and Naturalにて、購入可能。Fun and Naturalでは、ピュールシリーズが手軽に試せる「ピュール・スターターキット」を販売中。レ アルパージュ(クレンジング)200ml、オー デルブ メリス(化粧水)200ml、クレーム ED ナンバー1(美容保湿クリーム)20mlのセットで、通常価格14,300円(税抜き)のところ、9,800円(税抜き)で提供している。(画像は田中マヤ オフィシャルブログより)【参考】※田中マヤ オフィシャルブログ※Fun and Natural
2018年02月18日冬の寒さが身に沁みる1月クール。今期は、“社会派”と称される作品が強い存在感を放っていますね!観た人全てが「うんうん、わかる!」と圧倒的に共感するのではなく――普段、何となく見て見ぬふりをしてきた現実が、ものすごく身近なものとして胸にズドンと刺さる鋭利なドラマ。今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が、代表的な2作品を例に見所を分析していきます。■リアルな会話劇に惹きこまれる、誰もが“自分事”のドラマ「anone」普通に生きることの難しさ――本作を見る度、私たちはそれを痛感することになるでしょう。「anone」の主人公・ハリカ(広瀬すず)は感受性豊かな性格から、普通とは違うハズレの子というレッテルを貼られ、親から隔別され生きてきました。ネットカフェでその日暮らしを余儀なくされていたあるとき、偶然出会った老齢の女性・亜乃音(田中裕子)が偽札を所持していることに気づいたハリカは、「普通でいられないなら、いっそ」と大金に魅せられ…。本作には、彼女のように「普通に生られるなら、それでいい」そう考えながらも、「隙あらば、大きな成功を手にしてみたい」と望んでしまう“人間らしい人間”が次々に登場。愛に欺かれ裏切られ、信じる心を無くした大人たちの心の葛藤は、決して他人事とは思えないもどかしいものばかりです。幸せを得るために、お金が必要不可欠なのだろうか――そんな普遍的課題に真っ向から挑んだ、社会派ドラマ「anone」。登場人物たちの末路を最後まで見届けることで、“生きる”という言葉の本当の意味を知ることができるはずですよ。あなたの心に刺さる一言を探してみてくださいね。■人が違えば“痛み”も違う…人間の本音に迫る「隣の家族は青く見える」ヒリヒリ胸が痛くなる物語と言えば、こちらの作品も忘れてはいけません。妊活という夫婦のリアルを正面から描いたドラマ「隣の家族は青く見える」です。これまでにも本テーマを扱った作品はありましたが、ここまで細かく…かつストレートに表現するのは初めて。不妊治療を行う過程のひとつひとつ、それに伴う夫婦の心の葛藤を丁寧に紡いだ注目作となっています。深田恭子さん×松山ケンイチさん演じる五十嵐夫妻は、大の子ども好き。「いつか、自分たちも」と漠然と妊活を思い描いていたのですが…気がつくと年齢を重ね、周りからチクチク「子どもは…?」と尋ねられる状況に。もしかしたら、自分はみんなの言う“普通”を手にすることができないのかもしれない――確かな不安が胸に押し寄せた瞬間から、それまでは何の気なしにできていた愛想笑いができなくなってしまうのでした。隣の芝生には、子どもに全てを捧げる女性、はたまた子どもは欲しくないという女性が住んでいて…それぞれがそれぞれをつい羨んでしまうもどかしさが、画面を通して痛い程に伝わってきますよね。無意識ながら他人と自己を比較する癖が染みついてしまっている現代の私たちに、とても自然なメッセージで警鐘を鳴らしてくれる貴重な一作と言えるでしょう。“痛み”の種類は各々――異なるからこそ奥深いと思えるようになりたいものです。以上、いかがでしたか?上記はいずれもオリジナル脚本の作品ということで、先の読めない今後の展開が気になります。1月クールもいよいよ折り返し地点!最後まで、とくとお楽しみくださいませ。(text:Yuki Watanabe)
2018年02月15日「Mother」「Woman」に続く、日本テレビが坂元裕二オリジナル脚本で贈る3作目「anone(あのね)」。このほど、主演の広瀬すずが人生で一番のベリーショートにした役柄の姿が初公開。また、先に発表されているベテラン女優・田中裕子のほか、瑛太、小林聡美、阿部サダヲ、火野正平という豪華追加キャストも明らかになった。本作は、家族を失い、社会からもはぐれてしまい、生きる方法さえ見失ってしまった少女が、1人の老齢の女と出会うところから始まる物語。欺かれ、裏切られ、人を信じる心さえなくしてしまっていた2人…。やがて何かを感じあい、女は少女をかくまうように。ニセモノの家族、ニセモノの人生、ニセモノの記憶… そして、ある事件が発生する。生きることの意味とは?人が生きる上でほんとうに大切なものは何か?を問いかけ、人々の心を揺さぶる人間ドラマ。ニセモノから始まり、真実の人間愛を見つける人生という冒険を紡ぎ出していく。主演を務めるのは、現在19歳、最後のティーンパワー全開でネットカフェに住む少女・辻沢ハリカ役に挑戦する広瀬さん。彼女が演じるハリカは、自分の世界に閉じこもりがちで、どこか挙動不審。幼少期は真逆の性格で、天真爛漫で野放図だったが、両親とある事件をきっかけに隔絶。現在はネットカフェで暮らしているという孤独な少女だ。かつてない役柄に人生一番のベリーショートで挑む広瀬さんは、「ショートにしてもどんなショートにするのか、前髪は長めに欲しい」など、自らの意見も取り入れてもらったそうで、「世の中に対して1枚フィルターがかかっている感じがほしい、とお願いしました」と明かしている。そんな広瀬さんと共演するのは、「それでも、生きていく」「最高の離婚」に続いて5年ぶり3度目の坂元脚本作品となる瑛太さん。演じるのは、謎の男・中世古理市。物語の進展とともにその正体が明らかにされていくというが…。瑛太さんは、「坂元裕二さん作品3度目の挑戦で、自分が何処まで枠を超え飛んでいけるか想像するだけで心がぐらついています。水田(伸生)監督、素敵なキャストの皆さんと、全身全霊で良い作品作りをしていきたいと思います」と意気込んでいる。さらに、小林さんが演じるのは、謎の女性・青羽るい子。性格は明るく、頭の回転も速く、何でもそつなくこなす器用者だが、男運の悪さは自他ともに認める日本一。ふらっと訪れたカレーショップで舵と意気投合することになるという。そのフランチャイズのカレーショップ店の店長・持本舵を演じるのが、阿部さん。実直な性格で常に他人に気を使っており、私欲がなく、身の周りに起こる大概の出来事を運命として受け入れてきたという独身男に扮する。火野さんは、弁護士・花房万平役に。花房法律事務所の所長で、誠実で柔和な性格。事務員として働く亜乃音のことを強く信頼しており、どこか気があるようにも…。そして、「Mother」「Woman」にも出演し、坂元ドラマにはなくてはならない存在といえる田中さんは、広瀬さん演じるハリカと出会う、花房法律事務所の事務員・林田亜乃音役に扮する。広瀬さんは、この豪華な顔ぶれの共演陣に「本当にこの中にいて大丈夫か、というプレッシャーがあります。撮影が始まると、とても緊張すると思うのですが、先輩方の色々なものを観察したいですし、楽しみです!」と気合い十分。「この作品には、不意に涙が出るとか、唐突にズキューンと撃たれるもの、感じられるものがすごくたくさんあります。痛みとか、生きているからこそ見られるもの、感じられるものが、世代に関係なく生々しく描かれていますので、ぜひ皆さんに見てほしいです」とメッセージを贈っている。「anone」は2018年1月期、毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月04日10代最後の年、広瀬すず(19)は勝負に出るようだ。 11月14日、年始早々に日本テレビ系ドラマ「anone(仮)」で主演を務めることが発表された広瀬だが、来年4月期にはTBS系ドラマ「花より男子」の主演に抜てきされたとも一部で報じられている。数々のドラマで視聴率をたたき出している日テレ作品と、人気シリーズのニューヒロイン抜てき。来年は、広瀬一色の年になりそうだ。 「anone(仮)」の脚本は坂元裕二氏(50)。日テレでは「Mother」や「Woman」などを手がけ、幅広い層から支持を得ている。広瀬を支える俳優にも、田中裕子(62)の名前が。ストーリーはすべてを失った少女(広瀬)が老女(田中)と出会い、“真実の人間愛”をみつけていくという物語だ。 「最近のドラマは視聴率が軒並み下がりつつあるため、製作側も主演選びには苦心しています。そんななか広瀬さんが立て続けに連ドラ出演するということからも、女優としての評判の高さがうかがえるといえます。広瀬さんとしても立て続けの連ドラ出演となれば、20代の女優人生を左右しかねない挑戦。背水の陣で臨んでいると言っても過言ではないでしょう」(テレビ局関係者) 事実、日本テレビの次屋尚プロデューサーは広瀬を起用した理由について「まぶしかったからです。本人にも『あなたの10代の全部をください』と伝えました」とコメント。その存在感にベタ惚れしているようだ。 NHKだけでなく、テレビ朝日やフジテレビといった民放も2018年後半にそれぞれオファーしているという話もあるほど。この勝負の行方はいかに。
2017年11月14日女優・広瀬すずが、2018年1月期放送の日本テレビ系新水曜ドラマ「anone」(仮題)で主演を務めることが決定。本作は、「Mother」「Woman」に続く日本テレビ、坂元裕二オリジナル脚本の3作目。今回両ドラマのスタッフを再結集し、感動のドラマを作り上げるという。日本テレビ系水曜ドラマ枠にて放送された坂元氏脚本のドラマ「Mother」「Woman」。2010年4月期に松雪泰子や芦田愛菜出演で放送された「Mother」は、小学校教師が教え子を誘拐逃走という衝撃的な物語の始まりながら、母性という深いテーマが多くの人々の心へ刺さり数々の賞を総なめに。2013年7月期に放送された「Woman」は、シングルマザーの貧困をテーマに、子育てに悩みながら強く生きる女性の姿を描き、主演の満島ひかりは数々の主演女優賞を受賞し、女優として大ブレイクのきっかけとなった。どちらの作品とも、社会派でありながら感動的な家族愛物語を描ききり、多くの視聴者から熱い支持を受けたが、そんな坂元氏が手掛ける新ドラマは、家族を失い社会からもはぐれてしまい、生きる方法さえ見失ってしまった少女が、一人の老齢の女と出会うところから物語がスタート。欺かれ、裏切られ、人を信じる心さえなくしてしまっていた2人だったが、やがて何かを感じあい、女は少女をかくまう。ニセモノの家族、ニセモノの人生、ニセモノの記憶…、そして、ある事件が発生し…。ドラマでは、生きることの意味とは?人が生きる上で本当に大切なものは何か?を問いかけ、人々の心を揺さぶる。演出は、「Mother」「Woman」の水田伸生が務める。主演を務めるのは、『ちはやふる』シリーズをはじめ『四月は君の嘘』『先生!、、、好きになってもいいですか?』など様々な映画で主要キャストとして出演するも、2016年1月期放送の「怪盗山猫」にてヒロイン役を演じて以来、2年ぶりのドラマ出演となる広瀬さん。今回のオファーに、「坂元裕二さん脚本の『Mother』や『Woman』が、もともと大好きだったので、今回このドラマのお話を聞いた瞬間に、すごくうれしくて、いま楽しみで仕方がないです!何かぞくぞくするというか、どんな作品になるのか楽しみです」と心境を明かし、「絶対にすごいドラマになるんじゃないかと思います。私も全力でついていこうと思います!ぜひ楽しみにしていて下さい」とコメントを寄せている。また、共演には「Mother」「Woman」にも出演し、坂元ドラマには無くてはならない存在といえる女優・田中裕子。田中さんは「『Mother』と『Woman』に続く坂元さんの脚本、水田さんの演出。お2人のエネルギーに『めまい』するような作品になると思います。ついていきたいです」と意気込んでいる。「anone」(仮題)は2018年1月期、毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年11月14日フリーアナウンサーの青木裕子が10日、都内のスタジオで行われた海外ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』のアフレコ取材に出席した。同作は、秘密組織のエージェントである主人公・マクガイバーが、元軍人で相棒のジャックや天才ハッカーのライリーらと共に、一筋縄ではいかない難事件を解決に導いていくアクションドラマ。1980年代にヒットしたドラマ「冒険野郎マクガイバー」のリメイク版となっており、昨年9月より本国アメリカで放送。日本では海外ドラマ専門チャンネル・スーパー!ドラマTVにて、6月14日より独占放送がスタートする。青木はマクガイバーの恋人で、ミステリアスな一流分析官のニッキ・カーペンターを演じる。海外ドラマの吹き替え声優は今回で初挑戦となり「私にこんなお仕事がくるとは思っていなかった」と起用に驚きつつ、「もともとアナウンサーなので声を使ったお仕事に興味があったのでうれしかった」と喜んだ。自宅では台本を読み込んで練習を積んだというが、本国の俳優に合わせながらの演技は「とても難しくて。自分で思っているようにしゃべれない。なかなか合うものではなかった」とアフレコに苦労し、自己評価も低めの「50点」。それでも「初体験で楽しかったです。また機会があればやらせていただきたい」と語った。主人公のマクガイバーは肥料や消化器、鉄の棒やアルミ箔といったその場で調達した物を使って即席の武器を作り上げる“理系のヒーロー”。青木も「こういう方がそばにいたら頼もしそう。一緒にいる相手として理想的」と話したが、夫でお笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之は「1番最初にやられてしまうタイプ。真逆です」と苦笑。それでも「夫は穏やかで癒し系」と笑顔でノロケていた。青木がゲスト声優として登場する回は、6月中に放送される予定。
2017年05月11日お笑いコンビ・ココリコの田中直樹(46)が2日、女優・小日向しえ(37)との離婚を発表。田中の所属事務所の発表によると、すでに離婚届を提出し、長男と次男の親権は田中が持つという。 田中は、報道各社へ送ったファックスで「私田中直樹は、このたび、小日向しえさんと離婚することになりました。話し合いを重ね、このような結論に至りました」と離婚を報告し、「これからは夫婦という形ではなくなりますが、子供たちの父親、母親としてしっかり責任を果たしていきたいと考えております」とコメントした。 田中と小日向は’03年6月に結婚。翌年6月に長男、’08年4月が誕生。田中は2013年度に『ベストファザー賞 in 関西』を授賞するなど、“理想のパパ”というイメージもあるだけに、ネットでは「田中さんの離婚はショック」「仲良さそうだったのに」「かわいそう」と残念がる声があがっている。
2017年05月02日お笑いコンビ・ココリコの田中直樹(46)が2日、所属事務所を通じて、女優の小日向しえ(37)と離婚したことを発表した。田中は「私ごとで大変恐縮ですが、私田中直樹は、この度、小日向しえさんと離婚することになりました。話し合いを重ね、このような結論に至りました」と報告。「これからは夫婦という形ではなくなりますが、子どもたちの父親、母親としてしっかりと責任を果たしていきたいと考えております」とし、「お世話になっております皆様、関係者の皆様には、ご迷惑とご心配をお掛けして大変申し訳ございません」とお詫びした。2人は2003年6月に結婚し、2004年6月に長男、2008年4月に次男が誕生。すでに離婚届は提出済で、長男・次男の親権はいずれも田中が持つ。
2017年05月02日2015年に発売され、瞬く間にベストセラーとなった柚月裕子の小説「孤狼の血」が、この度、東映にて映画化されることが決定。日本映画界を代表するスタッフ・キャストが集結し映画化に挑むという。原作は、醜悪なテーマを正統派のサスペンスに仕上げた「臨床真理」でデビューを飾り、同作で 「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。上川隆也主演でドラマ化もされた「検事の本懐」では第15回大藪春彦賞を受賞するなど、丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、いま最も注目されるミステリー作家・柚月氏の小説。「孤狼の血」物語の舞台は、暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに捜査する警察。暴力団組織間の激しい抗争を描いている故、“警察小説 ×『仁義なき戦い』”と評されている作品だ。柚月氏が「『仁義なき戦い』なくしては生まれなかった作品。女が入ろうとしても入れない世界だからこそ格好いいというか、憧れました」と語る本作は、「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、さらに「第154回直木賞」にノミネートされるなど話題を独占。原作の魅力に取りつかれた読者からは、「アウトローがアウトローとして生きることを許された時代を背景に、もうひとつの正義に涙!」など絶賛の声があがっている。今回の映画化に際し、昨今の地上波、日本映画ではお目にかかることのできない熱き男たちの“カタルシス” と“ヴァイオレンス”は、観る者の魂をエモーショナルに揺さぶるに違いない。(cinemacafe.net)
2017年03月08日特集ドラマ「絆~走れ奇跡の子馬~」の完成試写会が3月6日(月)、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、役所広司、新垣結衣、岡田将生、勝地涼、田中裕子が出席した。東日本大震災で傷ついた家族が、さまざまな困難と闘いながら、震災の日に生まれた子馬を夢の競走馬へと育てていく姿を描くスペシャルドラマ。父・雅之(役所さん)は長女の将子(新垣さん)とともに、震災で亡くなった長男の拓馬(岡田さん)が命がけで守った子馬・リヤンを競走馬に育てあげようとする。しかし、母・佳世子(田中さん)は悲しみから立ち直れず苦しんでいた。役所さんは「価値ある仕事ができた」としみじみ語り、「被災地の皆さんを少しでも元気にできればという思いがあったが、実際には(ロケ地となった)福島の方々から元気をもらった」と感謝を述べた。新垣さんも「南相馬は馬と人とのつながりが深く、街全体に熱い思いが生きている」と語った。また、子馬を育て上げる父娘を演じ「きっと視聴者の皆さんは、僕らより馬に目がいくと思いますよ」(役所さん)、「リヤンは本当に子どもなので、撮影中もじゃれてくるんです。生意気でかわいい。素直に守りたいと思える愛情が芽生えたのは、リヤンのおかげ」(新垣さん)と目を細めた。一方、若くして命を落とす拓馬を演じた岡田さんは「出番は短い分、濃密な時間でした」とふり返り、拓馬の親友・夏雄役の勝地さんは「現地では『震災を風化させないでほしい』という思いとともに、忘れたいと言う人もいらっしゃり、複雑な気持ちを感じた。僕自身、改めて考えさせられましたし、ぜひドラマを通して、ご覧になる皆さんも考えてくれたらうれしいです」と熱弁した。「震災から6年経ったいまを、もう一度見つめ直してもらえれば」と語るのは田中さん。ドラマに描かれる相馬の伝統ある野馬追祭りについて、「(津波で)塩にまみれた土を生まれ変わらせ、再び馬が走る姿はすごかったなと…」と感慨しきりだった。「絆~走れ奇跡の子馬~」は3月23日(木)、24日(金)NHK総合にて19時30分から放送(前後編)。(text:cinemacafe.net)
2017年03月06日ドラマスペシャル「探偵少女アリサの事件簿」のキャスト登壇イベントが1月15日(日)、都内にて開催され、主演の本田望結、共演の名取裕子と田中圭が出席。名取さんと田中さんが本田さんの印象を語った。同作は、「家政婦のミタ」など人気作に出演するほか、フィギュアスケート選手としても活躍する本田さんが、探偵の両親を持ち、小学生ながらも天才的な推理力と洞察力を発揮するお嬢様・綾羅木有紗を愛らしいルックスで演じる。物語の舞台は孤島の屋敷。休暇のために屋敷にやってきた有紗と叔母の綾羅木瑤子(大河内奈々子)だったが、その夜瑤子は屋敷内で死体となって発見される。嵐で交通も通信手段も遮断された中、犯人の候補となるのは屋敷に閉じ込められた宿泊客と家政婦。市議会議員、弁護士、経営コンサルタントといった何の共通点もない客たちが互いに疑心暗鬼に。そして、次の殺人が起こる。名取さんが家政婦として働く奥野智美を演じ、田中さんは便利屋を営む男性・橘良太役。ドラマ初主演となる本田さんは、「初めての主役をさせていただいて、ドキドキや嬉しい気持ちもあったのですが」といい、「名取さんも田中圭さんもすごく優しくて、毎日、毎日、勉強させてもらうことがありました。また、アクションシーンや、飛んだり跳ねたりのようなシーンもありました。そこもぜひご覧ください」と笑顔を弾けさせた。小学6年生の本田さんは、毎朝3km走り、学校へ行き、フィギュアスケートの練習をするという生活を送っているそう。また、イベント前日には「中学受験」をしたとのこと。本田さんは、「フィギュアスケートでも、学校でも、お芝居でも、ここからがスタートというような気持ちで新しくやりたいなと思います。『自分らしく』ということが今年の目標です。自分にしかできないことができたらいいなと思います。もちろん、誰でもできることができていないとダメという気持ちもありますが、自分にしかできないことをみなさんに教えていただいたので、それを生かして、自分にしかできないことに今年、挑戦できたらなと思います」と抱負を言葉にした。また、本田さんは、撮影の合間に名取さんに食事に連れて行ってもらい、「女優魂のお話をさせてもらいました」とエピソードを紹介した。名取さんは、本田さんがセリフを完璧に憶え、感情もテストの段階で本番同様に入っていたことを指摘。「まず集中力が違う」、「演技構成点、技術点ともに満点という感じです。完璧です」と本田さんを絶賛した。「スケーターとしてトレーニングもして、勉強もできるのです。それで、セリフも完璧なのです。だから、体を壊してしまうのではないかと、本当にそれは心配です。いいコンディションで、一番よく本番を乗り切ることが大事なことだよと気になったのですが」と心配したそうだが、「女優としても、スケーターとしても、世界を臨める人ってそういないでしょ。それを、両方持っているわけでしょ」と熱く語った。「少女から大人になっていく一瞬の揺らめきを作品の中に残すことができて、これからも、スケーターであり、女優であり、世界に進もうとする。世界の宝、日本の宝。ぜひ、がんばっていただきたいと思います」と惜しみないエールを贈った。また、名取さんは、自身が12歳だったころを「『お年玉いくらもらえるかな』とか、『何々を食べたい』とかしか考えていなかったです」と回顧。「こんなに自分のやることが決まって、ものすごい努力をしている12歳なんて、神がかっていますよね。神ってるよね。自分の12歳のころの何も考えていなかったことを思い出すとちょっと恥ずかしいですね(笑)」とも。田中さんは、本田さんとの共演を、「お芝居中に見せる大人の表情、普段から子どもっぽくもないのですが、たまに見せてくれる望結ちゃんの子どもらしさ、かわいらしさとかも、有紗を通していっぱい見ることができて、ドキドキしたり、癒されたり、心がすごく動く楽しい現場でした」とふり返った。この日のイベントは、スケートリンク内に設置された特設ステージで開催され、人生で一度もスケート靴を履いたことがないという田中さんが、スケートに挑戦する企画が行われた。インストラクター役の本田さんに手を引かれながら見事な滑りを披露した田中さんは、「天使に引かれているようでした。本当にかわいい」と本田さんの愛らしさにメロメロの様子だった。ドラマスペシャル「探偵少女アリサの事件簿」は1月28日より21時~テレビ朝日にて放送。(竹内みちまろ)
2017年01月15日小山登美夫ギャラリーがディレクションする渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて、12月21日より陶芸家・岡崎裕子の展覧会がスタートする。岡崎裕子は、株式会社イッセイミヤケに広報として勤務した後、茨城県笠間市の陶芸家・森田榮一氏に弟子入りし、5年の修業期間を経て陶芸家となった、やや異色の経歴の持ち主。草花や虫、季節の移ろいをモチーフにした作品が多く、日常の生活に馴染みつつ、優美でモダンな雰囲気を持つ点が特徴的だ。小山登美夫ギャラリーでの3度目の個展となる今回は、今までの作品にも度々あしらわれてきた花のモチーフをさらに追求し、「幼い頃に見た花の記憶を辿りながら、指紋が残るほどしっかりと一枚一枚自分の指で作った」というPETAL(花びら)がより立体的に施され、200枚もの花びらをまとった鉢や、花に舞う蝶のような、白地に金彩を施した器など約200点が展示される。作家自身、「器の中に広がる世界に、体中で飛び込んで行くような、とても楽しく不思議な経験だった」と語り、その言葉を体現するように生き生きと立ち上がる花びらが、ドレスを飾る繊細なレースのように器を彩っている。初日の21日は作家も在廊し、19時からはアーティストトークも行われる。【展覧会情報】岡崎裕子展「PETAL 花びらの器」場所:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階会期:12月21日~2017年1月9日(12月31日は18:00までの短縮営業、2017年1月1日は休廊)時間:11:00~20:00入場無料
2016年12月19日「金曜ロードSHOW!」では「2週連続 夏はジブリ」と題してスタジオジブリ作品を連続オンエア。その第一弾として8月5日(金)今夜、1997年に公開され当時の歴代興行収入を塗り替える大ヒットを記録した『もののけ姫』をノーカット放送する。宮崎駿監督が構想16年、製作3年を費やして作り上げた長編映画7作目となる本作。1997年当時としては最新の技術だったデジタルペイントの導入や、CGを駆使した映像表現を導入。従来のジブリ作品のイメージを継承しつつもよりハードで緻密な作画で表現された映像は当時大きな話題となり、異例の長期間にわたる公開、そして興行収入193億円という驚異的な記録へとつながった。また石田ゆり子、田中裕子、小林薫、西村雅彦、上條恒彦、美輪明宏、森光子、森繁久彌といった錚々たる俳優たちが声優を担当。同時に『風の谷のナウシカ』のナウシカ役である島本須美とアスベル役の松田洋治といった宮崎作品を支えた声優陣も出演。豪華な声優の演技にも注目。北の果てに住むエミシ一族の青年・アシタカ(松田さん)は“タタリ神”に姿を変えたイノシシから村を守るためにタタリ神に矢を放ち死の呪いを受けてしまう。村の巫女・ヒイさま(森さん)は西に呪いを絶つ方法があると預言、アシタカは旅に出る。道中で謎の男・ジコ坊(小林さん)と出会い、精錬所“タタラ場”とすべての生命を司る“シシ神の森”について話を聞き、タタリ神となったイノシシの体から出てきた鉄の玉がタタラ場で作られたものと考えたアシタカは、タタラ場を目指す。その後犬神に襲われて川岸に倒れていた甲六(西村さん)を救出したアシタカは、犬神に育てられ人間を嫌う少女・サン(石田さん)と出会うことに。サンから森を去るように言われ甲六を連れて彼が働くタタラ場へと向かう。タタラ場を率いるエボシ御前(田中さん)に歓迎されるアシタカ。エボシ御前は女性や病人など世間から蔑まれていた人間が生きていくための独自のコミュニティを築いてきたが、そのために森を切り倒したことでサンと彼女を育てた犬神・モロの君(美輪さん)の怒りをかっていた。そしてエボシへ復讐を果たすべくサンがタタラ場を襲撃、両者の戦いを止めようとしたアシタカは暴発した石火矢の銃弾を受けるも傷ついたサンをなんとかシシ神の森へ送り届けようとするが…。ジブリ初の外国人監督による最新作『レッドタートル ある島の物語』が「第69回カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門で特別賞を受賞、海外でも高い評価を受けるなか、もう一度いまなお色褪せることのない日本アニメ界の金字塔である本作をじっくりと鑑賞してみるのはいかがだろうか。なお「2週連続 夏はジブリ」第2弾として8月12日(金)には『コクリコ坂から』が放送となる。金曜ロードSHOW!『もののけ姫』は8月5日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年08月05日小栗旬や藤原竜也をはじめ、現在第一線で活躍する俳優・女優たちを厳しくも愛を持って育ててきた故・蜷川幸雄。多種多様なキャスティングと独創的で強烈な演出で“世界のニナガワ”としてその名を轟かせた蜷川さんの傑作舞台「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品が、映像配信サービス「dTV」にて独占配信中だ。去る5月12日、惜しまれつつも80歳でこの世を去った世界的な演出家、蜷川さん。“演劇界の革命児”とも呼ばれ、国際的にも高く評価された舞台演出家として文化勲章も受賞するなど、数々の功績を残してきた。現在、dTVの「シアターチャンネル」では、そんな巨匠による傑作舞台「ロミオとジュリエット」をはじめとした名作を配信中。さらに、映像配信サービスでは初めてとなる「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品を独占配信がスタートしている。現在は夫婦となった市村正親と篠原涼子が初共演した名作悲劇「ハムレット」をはじめ、小栗さんが主演を演じ、男性俳優のみが集結した“オールメール・シリーズ”の名作「お気に召すまま」や「間違いの喜劇」、阿部寛、藤原さんらが出演し、シェイクスピア作品の中でも特に人気が高いローマ悲劇「ジュリアス・シーザー」、唐沢寿明、田中裕子、長谷川博己などによる「冬物語」など、数々の名作を名優たちの演技と共にもう一度楽しむことができる。<配信タイトル>(全22作品)「十二夜」「リチャード三世」「ハムレット」「ペリクリーズ」「タイタス・アンドロニカス」「間違いの喜劇」「マクベス」「お気に召すまま」「コリオレイナス」「恋の骨折り損」「オセロー」「リア王」「から騒ぎ」「冬物語」「ヘンリー六世」「じゃじゃ馬馴らし」「アントニーとクレオパトラ」「シンベリン」「トロイラスとクレシダ」「ヘンリー四世」「ヴェニスの商人」「ジュリアス・シーザー」蜷川幸雄「彩の国シェイクスピア」シリーズはdTVにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日先ごろ9枚目となるアルバム「頂き物」を発表したばかりの歌姫、安藤裕子さん。ジャケットと同じく、美しい着物をまとった彼女と共に東東京を楽しむ東東京ぶらり散歩の後編。■特許取得の隠し技で、美味しいステーキが食べられる「レストラン カタヤマ」3軒目に向かった「レストランカタヤマ」は、安藤さんにとってこの日の目玉といえる店かもしれない。なんせ彼女、常日頃、肉好きを公言していて、最新アルバム『頂き物』ではDJみそしるとMCごはんさんと共に「霜降り紅白歌合戦」なんて曲も披露しているのだ。隅田川に架かる白鬚橋の程近くにある「レストラン カタヤマ」「気分転換に贅沢したいなってときは、ブランドものだとか洋服よりも、肉ですね。デパートでちょっといい肉を買ってきて焼くのが好きなんです」。そう語る彼女は、カタヤマのご主人が肉のおいしさを極めるために編み出した加工法「駄敏丁カット」についても「もちろん知ってました。2、3回テレビで観ました」と言い、さらに「肉がテーマのTV番組は録画することも多いんです」とさらり。店での食べっぷりもさすがで、切った肉を口元に運ぶさまはなんとも美しいのだが、気付けば運ばれてきた料理をぺろりと平らげてしまっている。美味しいお肉は人を幸せにしてくれるチョイスしたメニューは、マルキンオムライスステーキ定食(100g/税込2,855円)、特選テンダーロイン定食(100g/税込6,480円)とどちらもかなりボリューミーなものでありながら、「おいしいからごはんをつけても250gはいける!」と豪語。オムライスに関しても、「クラシカルな懐かしい味がすてき」と笑顔を浮かべた。オムライスとステーキ、どちらも味わえるのも魅力の一つ!マルキンオムライスステーキ定食(100g/税込2,855円)【お店情報】レストラン カタヤマ東京都墨田区東向島4-2-603(3610)1500営業時間:月~金/11:00~14:30、16:30~20:45LO 土日祝/11:00~20:45LO年中無休大満足の彼女に、次の店へ向かう道中、多彩なアーティスト陣による書き下ろし楽曲で構成されるアルバム『頂き物』について伺ってみると、これまでにないスタイルの一枚が誕生した経緯が判明した。「ここ数年、おばあちゃんが亡くなったり子どもが生まれたり、東北で震災があったりしたことから、生まれることや命を終えることに目を向けることが多く、自分が作る音楽にも死生観・終焉観が大きく反映されていったんです。と同時に、以前は音楽と向き合うとき、“楽しい”が中心にあったのに、ふざけて曲を書けなくなってきて」そんな安藤さんにディレクターが「曲が書けないなら、“うたう”ことをやってみたら?」と提案したことがきっかけとなり、今回のアルバムを発表するに至ったのだという。「はじめにオファーしたのはスキマスイッチだったんですけど、依頼時はとにかく自分から離れたいという想いが強かったので、『安藤裕子が歌うということを考えずに作ってください』とお願いしました。でも、一人ひとりに頼んでいるうちに、だんだんそのルールは崩れてきましたけどね(笑)」他のアーティストが書き下ろした曲を歌うことで、音への言葉の割り当てから子音の発声に至るまで、人によってさまざまなクセがあることを存分に楽しんだというが、最後の一曲を自分で書いたことによって「やっぱり自分の曲を歌えるっていいな」ということにも改めて気付かされたという。「自分の曲を歌うことは、楽しいだけじゃなくて切なくもある。生きてるって実感が持てるんです」。その感覚を大切にすべく、日々の生活での発見や出会い、それに伴って生まれる感情をインプットすることも楽しんでいることは、次に訪れたアンティークボタン屋「CO(コー)アンティーク&コレクタブルズ」で安藤さんが目を輝かせていたことからも明らかだ。■「CO アンティーク&コレクタブルズ」「ボタンって使う予定がなくても買っちゃいますよね。小さい頃は、着物の端切れなんかをおばあちゃんにもらうのも大好きでした」と安藤さん。アンティークボタンがそろう馬喰町「co-」安いものだと100円程度だが、高くて10万円のアンティークボタンまでそろう店内は、まるでボタンのミュージアム。イギリスやフランスで直接買い付けしているという店主いわく、「ボタンって小さいですけど、その一粒の中に時代が反映されているのが魅力です」。アールヌーボー調、アールデコ調のものなど、眺めているだけでも楽しい気持ちになってくるボタンは、脚がついているタイプなら、店オリジナルのリング台座に取り付けて世界に一つの指輪を作ることもできる。「小さなボタン一粒の中に時代が反映されているのが魅力」と店主の小坂さん【お店情報】CO(コー)アンティーク&コレクタブルズ東京都千代田区東神田1-8-11森波ビル1F03(5821)0170営業時間:12:00~19:00定休日:日曜、祝日安藤裕子さん【安藤裕子さんプロフィール】1977年生まれ。シンガーソングライター。03年ミニアルバム「サリー」でデビュー。物語に対する的確な心情描写が高く評価され、多くの映画/ドラマの主題歌も手がけている。CDジャケット、グッズのデザインや、メイク、スタイリングまで全て自身でこなし、時にはミュージックビデオの監督まで手がける。14年には、大泉洋主演 映画「ぶどうのなみだ」でヒロイン役に抜擢。16年3月には、最新アルバム『頂き物』を発売。5月には、東京・大阪の2会場で”Live 2016「頂き物」”を開催する。--「下町情緒が宿る東京・谷中を安藤裕子が着物でぶらり歩く。懐かしの給食食器やナチュラルスムージーまで名店巡り【東東京タイムトラベルvol.3】へ
2016年05月05日加瀬亮主演のWOWOW『ドラマW この街の命に』の完成披露試写会が、3月25日に大阪市内で行われ、メガホンを執った緒方明監督と、俳優の黒田大輔と篠原篤が舞台あいさつに登壇し、撮影時のエピソードを語った。『この街の命に』完成披露その他の写真本ドラマは、ある街の動物愛護センターを舞台に、殺処分される動物たちを救おうと踏み出した職員たちを描く人間ドラマ。行政獣医の牧田役に加瀬、同僚の行政獣医・幡枝役に戸田恵梨香、センターの所長・高野役を田中裕子が演じている。行政獣医で係長の前川役を演じた黒田は、実際の施設で行われた撮影を振り返り「田中裕子さんと現場でのほほんとしていたら、軽トラックで白い犬が運ばれてきた。ふたりで『あの犬可愛いですね』と話していたら、職員の方が『2、3日後には処分されてしまうんです』と仰って……命を処分する現実が目の前にあって、切実に考えさせられた現場でした」と神妙な面持ちで話した。同センターの作業班で、心を持たずに、日々の業務にあたる寡黙な職員・木崎役を演じた篠原は、「それぞれが自然に役に対する考えや、殺処分に対する意見を言い合ったり、実際の職員の方たちとのコミュニケーションを図ることによって、いいグルーヴ感が生まれた現場でした」とコメント。加瀬については「すごく不思議な方」といい、「お会いして開口一番『どうなのよ!?』と聞いてきて、何が『どうなのよ』なのか全然わからなかったです(笑)」と明かすも、「ただ、ここまで役柄に対して真摯な方は中々いらっしゃらないので、ご一緒して尊敬もするし、刺激にもなりました」と語った。映画『恋人たち』(橋口亮輔監督)以来の共演となった黒田と篠原。緒方監督は「黒田さん篠原さんは、撮影時は何も賞をとっていなかったのに、黒田さんは高崎映画祭助演男優賞を、篠原さんは日本アカデミー賞新人賞、キネマ旬報新人男優賞、高崎映画祭優秀新進俳優賞を受賞して、今後、僕の作品に出てくれないかもしれない」と話すと、黒田は「そうですね」と返し、会場から笑い声があがる一幕もあった。本作について緒方監督は「犬猫に振り回されてみようと思った作品」といい、「ハリウッドではCGでどうにでもなるが、とにかく振り回されようと思った。3秒のアップを撮るのに1時間かかったりしたが、貴重な映像になったと思う」とこだわりを話し、「キャスト、スタッフみんなが試行錯誤しながら撮影した。自分の中では問題作だと思っています。暗い話だけではなく、旬なキャストが集まっています」と語った。WOWOW『ドラマW この街の命に』4月2日(土)夜9時よりWOWOWプライムにて放送関連特集「『ドラマW この街の命に』放送記念!俳優 加瀬亮」4月2日(土)昼1時~『それでもボクはやってない』『劇場版 SPEC~天~』『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』
2016年03月26日WOWOWのドラマW初主演となる加瀬亮が、「SPEC」シリーズ以来の共演となる戸田恵梨香、さらにNHK朝の連続テレビ小説「まれ」の田中裕子と贈る「この街の命に」。このほど本作のポスタービジュアルとともに、実際の動物愛護センターが舞台となった60秒予告編が解禁となった。動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は、国の法律に従い、淡々と“業務”を遂行する。彼は“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも、悩み苦しんでいた。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通い精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言いだし、悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。そんなある日、獣医・高野綾子(田中裕子)がセンターの新所長として配属される。高野は着任早々「犬と猫には全部名前を付けて」と言い、トリマーを呼び寄せ、動物たちをきれいにする。現状を変えるという高野の想いに、背中を押された牧田たちは、殺処分を減らそうと動き始めるが…。ペットブームといわれて久しい中、1年間に殺処分される犬猫は10万頭を超えるという現在の日本(環境省・平成26年度発表)。なぜ、これほど多くの犬や猫が殺処分されるのか。また、その現場に直面する人間はいったい何を思うのか。このドラマは、ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと踏み出した獣医たち職員の葛藤と再生を描き出す。脚本と監督は、『独立少年合唱団』で第50回ベルリン国際映画祭「アルフレード・バウアー賞」、『いつか読書する日』で第29回モントリオール世界映画祭「審査員特別賞」を受賞した青木研次と緒方明の名コンビが担当する。今回解禁となった予告編では、実在する山梨県の動物愛護センターで撮影された、まさに命と向き合う現場が、アコーディオニスト・cobaの音楽とともに映し出されている。また、主人公・牧田役を演じる加瀬さんが中央に佇むポスタービジュアルは、まさにそのセンターの犬舎で撮られたもの。中にいる犬たちに視線を送る牧田の姿は、本作が描く“犬猫殺処分”の現実をこちらに投げかけているかのよう。脇を固める戸田さんや田中さん、渋川清彦、熊谷真実の表情からも、厳しい現実に向き合う彼らの葛藤を感じさせている。さらに、キャッチコピーの「僕らは、何を知っているのだろう」は、劇中で加瀬さん自身が語るナレーションの一つとなっている。その言葉の真意は、本作からの知らなくてはならないメッセージといえそうだ。ドラマW「この街の命に」は 4月2日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日俳優の加瀬亮が、WOWOWで4月2日に放送されるスペシャルドラマ『この待の命に』に主演することが18日、明らかになった。舞台はある街の行政組織「動物愛護センター」。センターに配属され、殺処分される犬や猫たちの運命に直面し苦悩する行政獣医・牧田(加瀬)とその同僚・亜紀(戸田恵梨香)の姿を通じ、人間と動物とのあり方をリアルに描いていく。加瀬は「丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。 結論を急がずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした。人と動物などの問題は、業を含む難しい題材ですが、今回、このような機会をいただいて、自分にとってさまざまな角度からそれらについて考える良い時間となりました」とコメント。『SPEC』シリーズ以来となる戸田との共演については「『SPEC』のときとはまったく違う関係の役でしたが、自分自身は戸惑いはまったくありませんでした。 戸田さんはとても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。 今回は現場で戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と、現場での彼女の素顔を披露した。戸田は「私自身、子供の頃から犬と生活をしてきて、たくさんの思いをそれらに抱いていました。この台本を読んだ時には戸惑いましたが、一人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせていただけて良かったと思っています。ドラマでは描ききれない事実があります。この作品をきっかけに犬猫に興味がない方たちにも今、日本では何が起こっているのか、そんなことに興味を持ってもらえたら幸いです」と視聴者にメッセージを送っている。監督は緒方明、脚本は青木研次。出演はほかに田中裕子、渋川清彦、黒田大輔、岡山天音、諏訪太朗、篠原篤、柳英里紗、高橋長英、島かおり、きたろう、熊谷真実。ドラマ『この街の命に』はWOWOWプライムにて4月2日(土曜 21:00~)放送。
2016年02月19日加瀬亮が犬猫の殺処分問題に直面する獣医を演じる、WOWOWドラマW「この街の命に」が、4月2日(土)に放送されることが決定。加瀬さんとは「SPEC」シリーズ以来初の共演となる戸田恵梨香が、その同僚の獣医役で競演を果たすことが分かった。動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は、国の法律に従い業務を遂行する。「事情があって飼えなくなった」「鳴き声がうるさい」「噛まれた」など、さまざまな理由で捨てられた犬や猫を殺処分する業務だ。彼は、“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも悩み苦しんでいる。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通いながら精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言い出し悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。そんなある日、獣医・高野綾子(田中裕子)がセンターの新所長として配属される。高野は着任早々「犬と猫には全部名前を付けて」と言い、トリマーを呼び寄せ動物たちをきれいにする。“現状を変える”という高野の想いに背中を押された牧田たちは、殺処分を減らそうと動き始めるが、無責任な飼い主はいなくならず、職員たちは大きな選択を迫られることに…。本作は、第29回モントリオール世界映画祭「審査員特別賞」を受賞した『いつか読書する日』の脚本・青木研次と監督・緒方明がタッグを組み、“犬猫の殺処分”に直面する行政獣医たちの葛藤と再生を描いた人間ドラマ。日本国内で1年間に殺処分される犬猫は、実に10万頭超(環境省・平成26年度発表)。空前のペットブームや猫人気の高まりがいわれる中、なぜ、これほど多くの犬や猫が殺処分されるのか。また、その現場に直面する人間は何をその心と体で感じているのか。本作は、ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと新しい1歩を踏み出した獣医たちを映し出す。動物愛護センターで殺処分の現実に困惑する行政獣医の主人公・牧田を演じるのは、ドラマWには初主演となる加瀬さん。その同僚で、ともに苦悩する行政獣医・幡枝役には、加瀬さんとは2013年の『劇場版SPEC~結~』以来の顔合わせとなった戸田さん。また、センターの改善に向けて先頭に立つ新任所長・高野役には、青木さん脚本の『いつか読書する日』で主演を務め、NHK朝ドラ「まれ」での好演が記憶に新しい田中裕子が、ドラマW初出演を果たす。さらに、音楽を第24回日本アカデミー賞「優秀音楽賞」を受賞したアコーディオニスト・作曲家のcobaが担当する。今回、WOWOWドラマ初主演作となった加瀬さんは、青木さんによる脚本を読んだときのことを、「丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。 結論をいそがずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした」とふり返る。また、「SPEC」シリーズ以来となる戸田さんとの共演については、それぞれのマネージャー同士が「現場でモニターをみながら『敬語で戸田と加瀬が話してること自体もの凄い違和感だね』などと、『SPEC』の時との違いを笑っているのを目撃しました(笑)」とコメント、「戸田さんは、とても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。 今回は現場で戸田さん1人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と裏話も明かしてくれた。一方、戸田さんは子どものころから犬との生活が当たり前だったそうで、「この台本を読んだときには戸惑いましたが、1人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせていただけて良かったと思っています」と、思いを込めて語る。加瀬さんとの久々の共演は「殴り合いがないのが淋しかったです(笑)」と言いながらも、「髪の毛も伸びていますし、スーツじゃないし、表情も柔らかですし、なんだか妙に恥ずかしかったのを覚えています」とふり返っている。本作のメガホンをとった緒方監督は、資料を読んだり取材を進めていくうち、「殺処分ゼロを目指すことがそんなにたやすいことではないこと、日本のペット産業の問題点、犬や猫たちの生態系。さらに調べていくうちに“人間とペットとの関係”を飛び越えて“人と動物の命とは”というもはや解答を出すことの難しい命題にまでたどりつきました」と明かす。「今日もどこかで悩みながら苦しみながら処分を続けている愛護センターの方たちの存在。青木研次さんの脚本は心に矛盾を抱えた人間たちがウロウロ、オロオロする群像劇でした。そこにはヒーローもヒロインもいません。安易なヒューマニズムもカタルシスもありません。教条的になることなく“犬と人間の関係”を探っていくちょっと不思議なドラマが作れたと思っています」とも語り、難しい題材の“着地点”に言及した。さらに、「もともと動物が好きでこの仕事についたはずなのに、動物を処分しなければならないという矛盾。悲しみ、怒り、あきらめ、切なさ、やりきれなさ、開き直り、などなど複雑な感情を体にしまいこんで日々を営む人々の物語です。ですので、俳優に演出するにあたっては単純な喜怒哀楽を演技で表現することを避け、複雑な感情の機微をそれぞれの俳優に要求しました。すばらしい俳優たちはこの難しい注文に見事に答えてくれました。監督冥利に尽きます」と語る緒方監督。動物を救うべく獣医になった者たちが、大きな葛藤の中で一歩ずつ再生への道を見いだしていく姿は、“人間と動物とのあり方”について改めて考えるきっかけを与えてくれそうだ。ドラマW「この街の命に」は 4月2日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月19日画家の田中千智の個展「田中千智展」が、16年1月29日から2月7日まで東京・渋谷にあるBunkamura1階のギャラリーにて開催される。田中千智は、国内外での多数の展覧会を行う他、小説の表紙や挿絵、舞台や映画のイメージビジュアルなどを手掛ける、近年目覚ましい活躍を見せる画家。果てのない夜や燐光の森、淡くゆらぐ雪の丘、置き去りにされた情景など、黒と白の鮮烈なコントラストによって独自の死生観が描き出された作品は、見る者にセンチメンタルな物語を想起させる。Bunkamuraで開催する2回目の個展となる同展では、未発表の新作を中心に多数の油彩原画を展示・販売。今最も注目される画家のうちのひとりである田中が持つ引力をたっぷりと体感出来る個展となっている。【イベント情報】「田中千智展」会場:Bunkamura Box Gallery住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1F メインロビーフロア会期:16年1月29日~2月7日時間:10:00~19:30(最終日は17:00まで)入場無料
2016年01月06日石川県・能登を舞台に、“夢ぎらい”なヒロイン、希(まれ)がパティシエを目指して奮闘するNHK連続テレビ小説「まれ」。ついに明日26日(土)放送分で最終回を迎える本作から、土屋太鳳が演じるヒロイン・希と山崎賢人が演じる夫・紺谷圭太の結婚式の画像がひと足早く解禁!土屋さんがパティシエらしく真っ白なウエディングドレス、山崎さんが輪島塗職人らしく凛々しい紋付袴姿を披露する結婚式には、能登のおなじみのメンバーが勢ぞろいしていることが分かった。3月30日(月)よりスタートした「まれ」は、東京から能登のある漁村に夜逃げ同然でやってきた、津村家の長女・希が主人公。でっかい夢ばかりを追う、同じ8月10日生まれの父・徹(大泉洋)が反面教師となり、希は“夢ぎらい”で“地道にコツコツ”がモットーだった。だが、高校を卒業後、公務員として働き始めたある日、かつて家族そろって誕生日ケーキを食べたときから心の中に渦巻いていた、パティシエになる夢に突き動かされた希。横浜にある有名パティシエ、池畑大悟(小日向文世)の店に“押しかけ”弟子入りすることに。パティシエ修業に奮闘しながらも、希は同級生の一子(清水富美加)、大悟の息子・大輔(柳楽優弥)との四角関係を経て、圭太とついに遠距離結婚。ある事情からやむなくパティシエ修業を中断し、再び能登に戻った希は、輪島塗職人の妻としての“修業”や、父との別れ、まさかの双子妊娠・出産など、様々な出来事が巻き起こる中、ようやく能登の地に自分の店をオープンさせる――。能登から始まり、横浜、そして再び能登へ。周り道や寄り道ばかりのヒロイン・希を見守る、能登と横浜の魅力的なキャスト陣の波乱万丈な競演、ケーキを始め家族や地域の食材などへの愛にあふれたストーリーが話題を呼んだ本作も、ついに見納め。先週は、「世界一のパティシエになれよ」との言葉を残し、8年前に失踪したきりの父・徹の消息が、わざわざ横浜からやってきた(!)大輔から伝えられ、最終週となった今週には、師匠の大悟のはからいでパティシエ日本一を決めるコンクールへと挑戦した希。弟・一徹(葉山奨之)は、そんな希の近況をブログにアップし続けるが、母・藍子(常盤貴子)は浮かない表情。しかも、コンクールの会場では、今度は大悟が徹に出くわす…。そして、一度は別れたものの、お互いの思いを確かめ合い、能登と横浜の遠距離ながら結婚。お互いの夢を大事にして寄り添いながら、双子の歩実と匠とともに9年越しの結婚式を挙げることになった希と圭太。その日は、愛する歩実と匠の誕生日であり、希と徹の誕生日でもある8月10日。もちろん、ウエディングケーキは希自身の手づくりだ。集まった村の一同を前に、改めて希は“夢”について語り始めるのだが…。ウエディングドレスと紋付袴という和洋折衷な装いで、ようやく結婚式を迎えた2人を演じた土屋さんと山崎さん。本作の後も大人気純愛コミックの実写映画化『orange-オレンジ-』で再タッグを組むこともあり、届いた画像からは“新婚”の2人のラブラブで息ぴったりな様子が伝わってくる。また、幸せをかみしめる2人とともに、一徹役の葉山奨之、その妻・みのり役の門脇麦、希の祖父母代わりの桶作元治&文こと田中泯&田中裕子ら、錚々たるキャスト陣が勢ぞろい。その陰には“ある人物”の姿もあり、もしやの大団円のラストを予感させている。ちなみに、10月下旬には、本編では結ばれなかった(!?)一子(清水さん)と洋一郎(高畑裕太)、さらに高志(渡辺大知)と大悟の娘・美南(中村ゆりか)によるスピンオフも放送予定。このドラマでブレイクを果たした若手俳優たちが再び集うスピンオフでは、最終回以降の彼らの様子を伺い知ることができそうだ。連続テレビ小説「まれ」最終回(第26週156回)は9月26日(土)8時~8時15分ほかNHK総合、NHK BSプレミアムにて放映。(text:cinemacafe.net)
2015年09月25日女優の土屋太鳳が、世界一のパティシエを目指す能登育ちのヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「まれ」。ようやく横浜でパティシエ修業を始めたのもつかの間、Xmasケーキのトラブル、“キッス”騒動に、能登での三角関係、結婚騒動など、怒濤の展開となっている本作のロケ取材会が、石川県珠洲市の塩田にて開催。土屋さん、幼なじみ役の山崎賢人、門脇麦ら豪華キャスト陣が一挙に勢ぞろいした写真とコメントが到着した。石川県・能登に家族と共に移住してきた少女・津村希(土屋さん)が、世界一のパティシエを志して修行を積む姿と周囲の人々との温かい交流を描く本作。5月11日の第7週から「横浜編」がスタートし、ついにパティシエという自分の夢に向かうべく、気難しい変わり者のオーナー・池畑大悟(小日向文世)のフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」に1か月のお試しで採用された希。池畑の妻・輪子(りょう)や息子の大輔(柳楽優弥)ら個性的な面々と過ごしていたが、お試し期間の結果は、不合格。そんなとき、父・徹(大泉洋)と母・藍子(常盤貴子)の離婚騒動の知らせを受け、急きょ能登に戻ってきた希を待っていたのは、幼なじみの圭太(山崎さん)と一子(清水富美加)とのぎくしゃくとした三角関係。さらには、弟の一徹(葉山奨之)が突然、結婚を宣言!その相手は、希の幼なじみのみのり(門脇さん)だった……。父母の離婚騒動に加え、一子に突きつけられた圭太への思い、一徹とみのりとの交際発覚&結婚宣言、さらには横浜から “キッス”騒動の相手の大輔までやってくるなど、能登は再び騒がしくなってきた様子。東京でのスタジオ収録を挟んで、今回、久々の能登ロケとなっただけに、希役の土屋さんは「懐かしさと安らぎで胸がいっぱい」と話し、山崎さんも「ロケで能登に来たというよりも、能登に帰ってきたという感じがしています」と、うれしそうにコメントを寄せた。能登の人たちの、他人の夢も“ほおっておけない”温かさを再び目の当たりにした希が、この後、混迷する自身の夢、そして恋にどんな決断を下していくのか。これから先の展開にも注目が集まる。<出演陣コメント>土屋太鳳(津村 希 役)能登に帰ってきて、「ただいま!」という気持ちでいます。能登にはこれまでも、公開収録などで何度か来ていますが、「まれ」のロケで訪れるのは久しぶりで、懐かしさと安らぎで胸がいっぱいです。収録現場は本当の家族といるみたいな感じで、ドラマの後半もしっかりみんなで「まれ」を生きていきたいと思っています。大泉 洋(津村 徹 役)久しぶりに能登に来て、いつものホテルでスタッフに迎えてもらったときに「ただいま」と言ってしまいました。「能登はやさしや土までも」と言いますが、本当にやさしさを感じましたね。雨男のわりに今回は天気がいいので、気持ちよくロケをしています。常盤貴子(津村 藍子 役)前回のロケはまだ放送前で、「まれ」というドラマがどういうものかわからない段階でしたが、今回は役どころもわかってのロケで、「藍子さん!」とか「希ちゃんのおかあさん!」と能登の皆さんに迎えていただくことを、本当にうれしく思っています。葉山奨之(津村 一徹 役)久しぶりに能登に帰ってきて、食べものがおいしいので、本当にがんばれます。こちらに帰ってきたら、一徹と呼ばれることが増えてきました。先日も、「徹さんがしっかりしていないので、一徹がしっかりしなさい」言われ、一徹としてしっかりしようと思いました。山崎賢人(紺谷 圭太 役)今回、ロケで能登に来たというよりも、能登に帰ってきたという感じがしています。今回、このタイミングでロケに来られたので、後半のスタジオでの収録では、能登での経験をしっかり感じて、撮影に臨みたいと思っています。門脇 麦(寺岡 みのり 役)去年の10月以来で、そのときもすてきな印象でしたが、今回も美しい景気とおいしいごはんがあってすてきだなと思っています。今回のロケでは、スケジュールが埋まっているわけではありませんので、日々浄化されています。高畑裕太(角 洋一郎 役)最初に能登に着いたときに「ただいま」って思いました。NHKのスタジオ内では味わえない生の空気感を感じで、みんなで海がきれいだね、緑がきれいだね、食べものがおいしいねって言いあって、ロケに臨んでいます。田中 泯(桶作 元治 役)ここの塩田の主です。私は2月の寒い時期以来の能登でした。私、山の中に住んでいるので、海のさまざまなにおい、砂地に立つといったかけがえのない経験をさせてもらっています。すべてがうれしいという思いでいます。田中裕子(桶作 文 役)いつも午前7時に輪島漁港で「まれ」のオープニングテーマが流れます。今日も、まだ寝たいのに。皆さん早起きなんですね。本当に地元の皆さんに応援していただいているなと思いながら、歌を聴きながらまた寝ました。連続テレビ小説「まれ」は毎週(月)~(土)8時~8時15分ほかNHK総合、NHK BSプレミアムにて放映。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日