「田中麗奈」について知りたいことや今話題の「田中麗奈」についての記事をチェック! (7/7)
“子役ブーム”などと言われる昨今だが、もはや“子役”の領域を脱したと言ってもいいのではないだろうか?かねてより大人顔負けの名演を見せ、実写版「ちびまる子ちゃん」での主演で一気にその名を全国区に。その後も話題の作品への出演を続ける森迫永依。女優としての活動に加え、声優としても数々の作品に出演してきた彼女だが、このたび公開される日仏合作のCGアニメーション『よなよなペンギン』では主人公・ココの声に加えて、主題歌「アミーゴペンギン」の歌とダンスも担当した。映画の公開を記念して森迫さんに話を聞いた。森迫さんが演じたのは、いつか空飛ぶことを夢見て、ペンギンの格好で夜な夜な街を歩く少女・ココ。色鮮やかなアニメーションの可憐な主人公ということで、つい明るく元気な役柄を想像してしまうが、そんな単純なキャラクターではなく…。「ココは、表面上はすごく明るい女の子なんですけど、実はお父さんを亡くしていて、心の中に悲しみや寂しさを持っている役なんです。監督からは『自然体で収録に臨んでください』とだけ言われていました。実際に演じる上では、もし自分がココと同じ立場だったらどんな風になるか?というのを考えました」。女優としてカメラの前で演技することと、声優として声だけで演じることの違いについて、12歳とは思えないしっかりした口調で説明してくれた。「女優の仕事はカメラが回っていて、その前で全身を使って演じることができるけど、声優は声だけで気持ちとかを表現しなくちゃならないので、そこは違いますね。台本を読んで、セリフから気持ちを考える、というところは同じです。どっちも好きだけど、声優の方が難しいかな。ものすごくいっぱいじゃないけど、ココが最後に頑張って飛ぼうとするシーンなんかは、つい手を動かしちゃったりしました(笑)」。そして、今回は声優に加えて、一度聴いたら耳から離れない主題歌「アミーゴペンギン」の歌とダンスも担当!本人曰く「学校の音楽の授業はあんまり得意じゃない(苦笑)」とのことだが…。「苦手だと思ってたので、最初は緊張しましたね。ただ、やっていく内にどんどんノリノリになって楽しくなっていきました。ダンスも最初に見せてもらったときは難しそうだなと思ったんですが、コツを覚えてからはできるようになったので、ぜひみなさんにもやってもらいたいです」。学校の話が出たが、学業と仕事の両立は大変では?という質問にも本人はケロリとしたもの。「うまく両立するコツですか?何だろう…普段、あんまり考えないですけど、どちらも目標を持ってやることかな。それから、TVや映画を観てくださる方が、応援してくれるってことをいつも考えています。私自身はあまり気にしてないんですが、周りからは切り替えが早いとはよく言われますね」。では、プライベートそして女優業でのそれぞれの目標とは?「まず、プライベートでは受験が控えているので、志望校に合格できるように頑張ります!女優としては、これまでと違う、影のある役、内気なキャラクターを演じることにも挑戦してみたいと思っています。それから、TVや映画だと、観ている方の反応が直接は分からないので、舞台に出て、お客さんの反応を直接感じてみたいですね!」ちなみに、今年のクリスマスのサンタさんへのお願いは?という質問には「お仕事をたくさんしたいです」と言いつつ…「欲しい物は…パソコンですね(笑)」としっかり12歳の少女の表情をのぞかせてくれた。今後、もっと上の年齢の役柄も増えていくはず。来年も彼女の活躍に期待したい。森迫さんの動画メッセージがMOVIE GALLERYにてご覧いただけます!MOVIE GALLERY■関連作品:よなよなペンギン 2009年12月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 りんたろう・マッドハウス/『よなよなペンギン』フィルムパートナーズ・DFP■関連記事:田中麗奈、「来年は30…」と飛躍の誓い「よなよなペンギン」初日森迫永依からクリスマスのメッセージが到着!『よなよなペンギン』の魅力をアピール
2009年12月23日女優の森迫永依、田中麗奈が12月23日(水・祝)、東京・新宿ピカデリーで声優を務めたアニメーション映画『よなよなペンギン』の初日舞台挨拶を行い、来年の抱負を語った。サンタクロースに扮した元NHKうたのおにいさんで、本作の応援団長を務める今井ゆうぞうが、“チビっ子トナカイチーム”を率いて登場し、田中さんらにそれぞれのイメージをあてがった違う種類のペンギンのぬいぐるみをプレゼント。可愛くておしゃれというジェンツーペンギンをもらった田中さんは来年の抱負について「来年は30歳になる節目の年」と苦笑いで前置きし「これまでと違う役を演じるとか、新たなステージに行ける挑戦の年にしたい」と脱皮宣言。しっかり者で知られる森迫さんは、イワトビペンギンを受け取ると「来年は中学生になるので、女優としても中学生としてもいろいろなことを知って、飛躍の年にしたい」と愛らしくもキリリとした口調で語った。同じく声優陣の高橋ジョージは、王様ペンギンをもらい「うちはペンギンだけ動物園に見に行ったりするんですよ」。女優の三船美佳との間の5歳になる長女が見たがるから?と司会者から尋ねられると「いや、俺が!」と無邪気に即答。アンベルトペンギンを受け取ったりんたろう監督も「僕もジョージさんと同じでペンギンが大好き。飼いたいけど飼育が難しいらしいので…。このペンギン、飾ります」とはしゃぎ、観客の笑いを誘っていた。本作は、ペンギンが大好きで亡き父からもらったペンギンコートに身を包み、夜な夜な街を歩きまわる少女・ココ(森迫さん)が遭遇する不思議な出来事を描く冒険ファンタジーでヴェネチア国際映画祭特別招待作品。りんたろう監督は「約7年、ココと仕事をしてきて、今日が本当の意味でココの誕生日です」と感慨深げに満場の客席を見渡していた。『よなよなペンギン』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:よなよなペンギン 2009年12月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 りんたろう・マッドハウス/『よなよなペンギン』フィルムパートナーズ・DFP■関連記事:『よなよなペンギン』森迫永依インタビュー12歳の名女優が語る“挑戦”森迫永依からクリスマスのメッセージが到着!『よなよなペンギン』の魅力をアピール
2009年12月23日日本とフランスのアニメーション・クリエイターたちが国境を越えて手を組み、ハリウッドとはまたひと味違った形で描き出した、新感覚のフルCGアニメーション『よなよなペンギン』が12月に公開を迎える。これに先駆け、7月13日(月)に本作の製作報告記者会見が行われ、監督のりんたろうを始め、声優を務めた森迫永依、田中麗奈、爆笑問題の太田光と田中裕二が参加した。日仏のコラボ作品ということで、会見では駐日フランス大使のフィリップ・フォール氏が挨拶し、その後、監督、キャスト陣が登壇となったが、太田さんはいつもの調子でいきなり「フランス大使の話が長いですね」といきなりの暴言。気を取り直して主人公のココの声を担当した森迫さんに一言挨拶を求めるも「はいはい森迫です」となぜか太田さんが割り込み、挙句の果てに「ポニョの声を担当しました太田です」と他作品の名前まで出す始末。会場は大きな笑いに包まれた。森迫さんが演じたココは、ペンギンが大好きで、夜の街をペンギンのコートを着て歩くかわいらしい女の子。森迫さんは「純粋な心を持った、強い女の子です。友人をすごく大事にするところは見習いたいし、飛べなくても信じ続ける、あきらめないところは自分と似ていると思います」と笑顔で語った。爆笑問題の田中さんが担当したのは、意外にも悪の大魔王ブッカ・ブーの声。田中さんもこのキャスティングが意外だったのか「デーモン小暮閣下がやればイメージぴったりだと思います」と語ったが、ここでも太田さんが神妙な顔つきで「田中は僕のバーターで役をもらってるので、その辺のところはあまり触れないでください」とまぜっ返していた…。田中さんはさらに、以前にも共演経験のある森迫さんについて「久々に会ったら身長が僕と変わらないくらいに伸びていてショックです」と驚いた様子で語った。田中麗奈さんは、ココの親友の男の子・チャリーを演じたが「(男の子を)演じることはなかなかないので嬉しいです。いつも怯えて、ドキドキして自信なさげな男の子なので、“男らしさ”よりも“かわいらしさ”を意識して演じました。『キャッ!』と言ったりするちょっとした反応などで、女の子っぽくなってしまい、その辺を男の子っぽくするのが難しかったです」とふり返った。そして散々、他人の発言に割り込んでいた太田さんだが、自身が演じるのは、適役と言えそうなひねくれ者のザミー。いざ、自身の役柄の説明になると「まだアニメを観ていないのでよく分からないですが」ととぼけ、さらには「この『“なよなよ”ペンギン』ですが…」とタイトルすらまともに覚えていない様子。「りんたろう監督とはいろんな話をしました。ときどき宮崎駿の悪口を言ったりして」と最後まで毒舌ぶりは健在だった。そのりんたろう監督は作品について「世界の誰もが観たことのない作品になっています。フルCGの王道と言えばピクサーですが、彼らに追従してもかなわない。50年以上の日本の2Dアニメのノウハウ、日本のDNAで新しいものを作りました。絵本が動き出します!」と力強くアピールした。『よなよなペンギン』は12月、全国にて公開。■関連作品:よなよなペンギン 2009年12月、新宿ピカデリーほか全国にて公開
2009年07月14日女優の田中麗奈が10日、都内で行われた舞台『思い出トランプ』の公開稽古に参加した。同作は、直木賞作家・向田邦子の小説『思い出トランプ』を舞台化したもの。離婚を前提とした別居に踏み切った英子(田中麗奈)を中心として、ありふれた日常生活の断片を切り取り、親子の愛情や夫婦の愛情を描き出す。田中曰く「女性の逞しさを感じさせてくれる物語」だという。今回、デビュー10周年にして初舞台となる田中は「稽古をしっかりしたので、あまり自分を緊張させないように楽しみたいです。みんなで魂を込めて自信をもって初日を迎えます」と余裕の表情。稽古のときは、テレビとの違いから戸惑いもあったようだが、「稽古中に得たものが全部力になっているので、のびのび演じたいです」と笑顔でコメントし、初舞台という重圧を感じさせなかった。また、姑役を演じる根岸季衣との"嫁姑仲"を問われた田中が「(根岸さんが)お弁当をつくってくださって……」という仲良し嫁姑エピソードを披露すると、根岸は「家庭の味に飢えているようだったから(笑)」と返し、笑わせていた。
2008年10月11日