a flood of circle・佐々木亮介(Vo/Gt) 主催による弾き語りツーマンシリーズ“雷よ静かに轟け”の第五夜が開催された。会場はこれまでと同様、昭和26年開業、映画『浅草キッド』の舞台にもなった浅草フランス座演芸場東洋館。中田裕二(第一夜)、NakamuraEmi(第二夜)、奇妙礼太郎(第三夜)、古市コータロー(第四夜)に続く今回のゲストは、小山田壮平。この日もチケットはソールドアウトし、立ち見が出るほどの大盛況となった。最初に登場したのは、小山田壮平。小走りでステージに現れた小山田はすぐにアコギを手にして、ハーモニカホルダーを付け、「Sunrise&Sunset」(andymori)でライブをスタートさせた。原曲は性急なロックンロールだが、アコギとハーモニカと歌によるフォークロック的な佇まいの演奏もきわめて魅力的。渋さはなく、むしろ瑞々しさを感じさせるボーカルにも惹きつけられた。「佐々木くんと7~8年ぶりに会ったんですけど、すぐに“お茶割り”をもらって(笑)。“雷よ静かに轟け”ということですけど、イカヅチ(雷)を落とそうと思います」というMCに続いたのは、最新アルバム『時をかけるメロディー』の収録曲「スライディングギター」。スライドギター的な奏法を取り入れた演奏によって、観客はゆっくりと身体を揺らし始める。そのまま音を切らすことなく、「マジカルダンサー」へ。旅先で出会ったダンサーとの交流から生まれたこの曲では、個性的な右手のストロークによって異国的なイメージを生み出してみせた。再びハーモニカホルダーを付けて披露されたのは、「16」(andymori)。この曲が発表されたのは2010年だが、〈なんでもない日を繰り返し 歌い続けてから幾年が過ぎ〉という歌詞は、むしろ今の小山田に自然と馴染んでいる気がした。まるで16歳のような衝動を心の奥底に残しながら、日常や人生と地続きの歌を奏で続ける――おそらくはそれが、現在の小山田壮平の音楽の在り方なのだろう。「いろんなところに旅をするのが好きで。浅草はそそられる街ですね。最近はけっこう外国人(観光客)の方が増えてきて。佐々木くんが“最近、浅草は開かれてきて。自分もいていいという感じがするんだ”という話をしてくれました」「旅先で、その場にいる人たちと音楽を楽しむのが好きで。旅先で書いた歌をやります」そんな言葉を挟んで届けられたのは、「君の愛する歌」だった。エモーショナルに鳴らされる3連のギターストローク、そして〈君のハートに火が付いた夜の 話を聞かせてほしい〉というフレーズが広がる光景は、二人のシンガーソングライターが邂逅し、ともに音楽を鳴らすこのイベントの意義と強く重なっていた。ラスト2曲もアルバム「時をかけるメロディー」の収録曲。音楽、メロディへの感謝と愛をストレートに描き出した「時をかけるメロディー」、そして、〈求め続けてよドリーマー 大志を抱いて羽ばたく〉という歌詞が広がった「サイン」。精神的、物理的な旅のなかで生まれた楽曲たちを通し、アーティストとしてのさらなる深みを感じさせてくれる素晴らしい舞台だった。そして佐々木亮介のステージへ。いつものように革ジャンで舞台に上がった佐々木はアコギをかき鳴らし、メロディに乗せて「Yeah!」とシャウトし、〈夜ふけの雨はまるで 汚れた冬を洗い流してゆくようだ〉と歌い始めた。1曲目は「春の嵐」。この季節にぴったりの楽曲――この日の朝まで東京には強い雨が降っていた――によって、佐々木の歌が“この瞬間、この場所”に溶け込んでいく。続いては恒例の即興ブルースソング。「3日前から2日前の夜、昼から飲んでみた。“お茶割り”ちょっと飲み過ぎた。楽屋に来てくれた壮平くん、お茶割り勧めたら、目がキラキラキラキラ」と歌い上げ、観客は手拍子で応えた。「ギター、俺。佐々木亮介!」という自分コールからはじまるギターソロも渋い。「小山田壮平くんは“どの街にもいない人”というか。そこにしかいない感じが好きです。みんな、来てくれてどうもありがとう」と改めて挨拶した後は、春風に舞うタンポポの綿毛をモチーフにした「バタフライソング」、「ステレオタイプな……革ジャンとかね。しかも飲み過ぎてて(笑)」という言葉から「くたばれマイダーリン」を歌い上げた。さらにステッカーだらけのアコギに持ち替え、ステージの端に腰をかけた佐々木。高校のときから使っているというギターで弾き語りされたのは、当時も歌っていたというスピッツの「冷たい頬」。佐々木のルーツの一端に触れられる、貴重なカバーだった。「“E”のコードが好きなんですよね」というMCに導かれたのは新作EP『CANDLE SONGS』収録曲「冬の終わり、マウンテンデュー、一瞬について」。さらに疾走感あふれるアコギのビートとともに〈転がって転がって駆け抜けていけ〉というラインを響かせた「Diamond Rocks」に続き、EP『CANDLE SONGS』のリードトラック「キャンドルソング」へ。孤独を抱えながら、消えることがない情熱とともに歌い続ける決意を刻み込んだこの曲は、a flood of circleの新たなアンセム。弾き語りによって曲の本質が露わになった瞬間は、この夜のライブの大きなハイライトだった。「“この人には敵わない”と思っちゃったことがあるんですね、正直いって。その一人が壮平くんなんです。(このイベントに)呼びたくなかったけど、すごく呼びたかった人で。はっきり言うけど、挑んでます」という赤裸々なMCを挟んで披露されたのは、「花」。〈届け 届いてくれ 涙あふれたまま 狂い咲け〉という歌詞を全身全霊で響かせ、大きな感動を生み出してみせた。さらに「月夜の道を俺が行く」を歌い上げ、小山田が呼び込まれる。セッションの1曲目は、“以前、佐々木のステージに小山田がいきなり上がったことがあり、そのときに一緒に歌った”という「おどるポンポコリン」。そして小山田の「アルティッチョの夜」。仲間と一緒にテキーラを楽しく飲みまくる歌を一緒に奏でる二人も、この瞬間を心から楽しんでいるようだった。二人がステージを去り、会場の照明が灯されても拍手は鳴りやまず、佐々木が再び登場。「やるつもりなかったんだけど、ちょっとだけ」と「人工衛星のブルース」を披露し、第五夜は幕を閉じた。「“雷よ静かに轟け”浅草フランス座演芸場東洋館 第六夜」は6月22日(土) に決定。ゲストは「大好きな詩人の方をお呼びします」(佐々木)ということなので、こちらも楽しみにしていたい。文:森朋之写真:古谷春<公演情報>佐々木亮介弾き語り興行“雷よ静かに轟け”第五夜2024年3月29日(金) 浅草フランス座演芸場東洋館セットリスト■小山田壮平1. Sunrise&Sunset2. スライディングギター3. マジカルダンサー4. 165. 夕暮れのハイ6. 雨の散歩道7. 君の愛する歌8. 恋はマーブルの海へ9. ベロベロックンローラー10. 時をかけるメロディー11. サイン■佐々木亮介1. 春の嵐 (a flood of circle)2. 雷よ静かに轟けBlues3. バタフライソング (a flood of circle)4. くたばれマイダーリン (a flood of circle)5. 冷たい頬 (スピッツ)6. 冬の終わり、マウンテンデュー、一瞬について (a flood of circle)7. Diamond Rocks (a flood of circle)8. キャンドルソング (a flood of circle)9. 花 (a flood of circle)10. 月夜の道を俺が行く (a flood of circle)■Sessionおどるポンポコリンアルティッチョの夜 (小山田壮平)■アンコール人工衛星のブルース (a flood of circle)<ライブ情報>佐々木亮介弾き語り興行“雷よ静かに轟け”第六夜2024年6月22日(土) 浅草フランス座演芸場東洋館OPEN19:00 / START19:30出演:佐々木亮介(a flood of circle)ゲスト:御徒町凧a flood of circle公式サイト先行受付:4月13日(土) 21:00~4月21日(日) 23:59関連リンク小山田壮平公式サイト:
2024年04月13日a flood of circle佐々木亮介が主催する弾き語り2マンシリーズ"雷よ静かに轟け”の第六夜のゲストに詩人・御徒町凧のゲスト出演が発表となった。イベント会場は映画「浅草キッド」の舞台ともなった『浅草フランス座演芸場東洋館』。これまでに中田裕二、NalamuraEmi、奇妙礼太郎、古市コータロー、小山田壮平などジャンルを超えたゲストが出演し、全公演がソールドアウトするなど話題を呼んでいる。「謎なことが好き」と常に口にする佐々木亮介。今回のオファーに至った経緯はコメントを読んで欲しい。----------------------------------------------------------「御徒町凧」ってすごく変な言葉ですよね。かっこいい。一回見たら忘れないし。おかしなリズムを持った呪文のような下町の名が苗字。手放されて不穏なほど自由に飛んでってるか、それか何か紐づけられて操られることに抗うような、ナニジンか分からない響きの名前。地面から大気圏くらいまで四文字で言っちゃってる。そしてその名の通りの詩を書いているすごい人、で変な人、だと自分は感じてます。全然知り合いじゃなかったのに、ただ御徒町さんの詩が好きだっただけのくせに、ある時、会って話してみたいって思ってしまった。雑誌のライターの樋口さんに紹介してもらった。一緒にコーヒーを飲んだり、音楽を聴いたりギターを弾いたり、やがてあんましカッコつかない打ち明け話をしたりした。変な人とか書いといてアレですけど、とてもやさしい人だったんで。そして去年、詩の朗読会に少しだけ参加した。自分は朗読を聞いて、ちょっと歌って、あとは彼が朗読してる横でギターを弾いた。自分がその場に馴染んでたとは思わないけど、知らなかった何かしらの輝きを見た気がしました。...今ちょっとカッコつけ過ぎたけど、ほんとに。この続きがあれば良いのに、と思ったんで。「雷よ静かに轟け」は三ヶ月に一度、浅草東洋館の夜の部の舞台を借りて続けている弾き語りのシリーズ。第六夜は御徒町凧さんを誘った。詩を読みに来てくれることになった。嬉しい。でもどんな風になるか分からない。飛んでったり抗ったりしたい。佐々木亮介----------------------------------------------------------なお、本日よりオフィシャル先行の受付を開始。 その他詳しくはオフィシャルサイトにて。 ■イベント情報佐々木亮介弾き語り興行”雷よ静かに轟け”第六夜ゲスト:御徒町凧日程:2024年6月22日(土)会場:浅草フランス座演芸場東洋館開場/開演:19:00 / 19:30チケット前売り:¥4,800【オフィシャルチケット先行:4/13(土)21:00〜04/21(日)23:59】 a flood of circle / IMPERIAL RECORDS : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月13日a flood of circleの佐々木亮介が主催する弾き語り2マンシリーズ『雷よ静かに轟け』の第六夜のゲストが御徒町凧(おかちまち・かいと)に決定した。映画『浅草キッド』の舞台ともなった浅草フランス座演芸場東洋館で開催される本イベントには、これまでに中田裕二、NalamuraEmi、奇妙礼太郎、古市コータロー、小山田壮平が出演し、全公演がソールドアウトとなっている。『雷よ静かに轟け』第六夜は6月22日(土) に開催。チケットは4月21日(日) まで先行受付中。御徒町凧<イベント情報>佐々木亮介弾き語り興行『雷よ静かに轟け』第六夜6月22日(土) 東京・浅草フランス座演芸場東洋館開場 19:00 / 開演 19:30【チケット料金】前売:4,800円■a flood of circle公式サイト先行受付4月13日(土) 21:00~4月21日(日) 23:59オフィシャルサイト:
2024年04月13日ロックバンドa flood of circleのギターボーカル・佐々木亮介がパーソナリティを務める特別番組『佐々木亮介の泥水ラジオ』が、1月28日(日) 26時から生放送されることが決定した。本番組では、3月8日(金) にニッポン放送主催で開催されるa flood of circleと漫才師・金属バットのツーマンライブ『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ俱楽部』の魅力や、イベントに向けた意気込みについて佐々木が語る。また、“対バン”相手となる金属バットもコメント出演し、同じくイベントに向けた意気込みを寄せる。金属バットさらに、3月13日(水) リリースとなるa flood of circleのミニアルバム『CANDLE SONGS』より、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)プロデュースのリード曲「キャンドルソング」が、同番組内で初OAされることが決定した。番組の後半では、『CANDLE SONGS』をひっさげ全国15カ所を回るツアー『CANDLE SONGS - 日比谷野外大音楽堂への道 -』、そして8月12日(月・祝) に開催される、バンドとしては10年ぶりとなる日比谷野外大音楽堂でのライブ『a flood of circleデビュー15周年記念公演 “LIVE AT 日比谷野外大音楽堂”』への思いも語る。『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ俱楽部』のチケットは一般発売中。■佐々木亮介(a flood of circle)コメント3月8日に鶯谷・キネマ倶楽部でa flood of circleと漫才師の金属バットがライブをやる。意味わからないと思うけど特段意味はなく、バンドと漫才の化学反応みたいなことも考えてなく、自分の思いつきと金属バットの漫才が好きという気持ちに御両人が面倒くさそうに付き合ってくれる楽しいだけの"KINZOKU Bat NIGHT"、これを東京で観たいってニッポン放送のカワハラくんが言い出し、彼はそれを実現させる心を持っていて、心があり過ぎて特番まで決めて来ちゃったという訳で、1月29日深夜に"佐々木亮介の泥水ラジオ"(生放送)をやる。その夜a flood of circleの大阪公演が終わってから東京のスタジオまで行くということなんで、これは普段怠けている自分には非常に根気のいる仕事量で、お茶割りなど買い込みアルコールの力を充分に借りて喋ったりギターを弾いたり歌ったりしたい。新曲をオンエアしたい。金属バットからコメントが来るに決まっている。出来ればネズミ構の話以外で頼みたい。よろしくどうぞ。<番組情報>『佐々木亮介の泥水ラジオ』1月28日(日) 26:00~27:00(29日(月) 2:00~3:00)パーソナリティ:佐々木亮介(a flood of circle)コメント出演:金属バット<イベント情報>『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ俱楽部』3月8日(金) 東京キネマ倶楽部開場 18:00 / 開演 19:00『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ俱楽部』ビジュアル■出演a flood of circle金属バット■チケット料金前売:5,000円当日:5,500円■チケットはこちら:()『a flood of circleデビュー15周年記念公演 “LIVE AT 日比谷野外大音楽堂”』8月12日(月・祝) 日比谷野外大音楽堂開場 16:00 / 開演 17:00『a flood of circleデビュー15周年記念公演 “LIVE AT 日比谷野外大音楽堂”』ビジュアル■出演a flood of circle■チケット料金全席指定:5,000円U22割:2,500円Tシャツ付全席指定:8,500円(Tシャツ送料込)U22割Tシャツ付全席指定:6,000円(Tシャツ送料込)イベントHP:
2024年01月27日佐々木亮介(a flood of circle)がリスペクトするアーティストを招き、浅草フランス座演芸場東洋館という印象的な会場で弾き語りを行う興行「雷よ静かに轟け」の第四夜。今夜のゲストは古市コータロー(The Collectors)。自身のバンド、The Collectorsのギタリストとして以外にも様々な活動を行ってる古市。2022年の春には5枚目のソロアルバムもリリースし、ツアーや様々なライブも行っているロック界の巨人である。そんな古市がまず壇上に登場。万雷の拍手で迎えられ、「会場のつくりなのか、拍手がすごく響きます。今日は寒い中、どうもありがとう。わたくし、古市と申します」と、前口上。そこから少し、年が明けるということの話題など、The Collectors加藤ひさしとの人気ポッドキャスト番組『池袋交差点24時』で聴けるようなローテンションで軽妙なトークをしつつ、「さて行きましょう!宜しくお願いします!」とライブは始まった。山口冨士夫のカバー曲「錆びた扉」からスタートし、自身のソロアルバムの曲「それだけ」へと続く。ソロでは、筒美京平や三木たかしらの作曲家や松本隆らの作詞家といった昭和歌謡の巨匠たちが作るようなテイストを、ストレートロック多めで調理してるような楽曲も多い古市。佐々木亮介が「コータローさんは色気の塊」と言うように、楽曲にも歌詞にも色気が溢れている。そんな楽曲群を弾き語りで次々に披露。途中、中島みゆきのカバー「狼になりたい」を挟みながら、力強く「I’m a Dreamer」を披露した後、古市はこう言った。「この曲は意外と歳食ってから作った曲なんだけど。でも、歳とってI’m a Dreamerって言い切りたいなと思ったんだよね。なので皆さんも夢を諦めないでください。夢なんて若い頃は陳腐な夢が多いけど、もっと身近な夢ってあるよね。それでいいと思うんだ。うまく言えないけど。これ亮介がうまく言ってくれるよ」と。また、途中挟むMCでは、小さい頃浅草に住んでた話、記憶力の話、物価の話、アルバイトの話など、この演芸場でマイク1本で勝負してる芸人さんたちにも負けないトークも展開。また、佐々木亮介に対しては、可愛い可愛い後輩で、歳も随分下だけど、俺らがやってきたような事を受け継いでくれるスピリットがあるんじゃないかなと思ってて、彼のことは大切に思ってると評した。そして最後は王道ロックなギターリフも印象的な「Mountain Top」を披露。終始大人の色気と余裕が溢れるようなステージを見せ、佐々木亮介にバトンタッチした。会場BGMがフェードアウトし、続いて拍手に迎えられ登場したのは今夜のホストである佐々木亮介。左手の緑茶ハイを一口煽ってからギターを抱え、おもむろに歌い始めたのは「月面のプール」。ロバート・ジョンソンの伝説を思わせる歌い出し「十字路で出会った悪魔がこの先の宿命(さだめ)をあざ笑っても」「進むしかないんだそれに抗ってるんだ君はどう思ってる?」の歌詞は、圧倒的な先輩である古市を相手に勝負を挑む、この夜への決意表明のようだ。青い照明に染められながら1曲目を歌い上げ、「佐々木亮介です、よろしくどうぞ」とようやく挨拶をすると、張り詰めるようだった会場の空気は一転、拍手に包まれる。その拍手を巻き込みながらすぐにギターをかき鳴らし、「浅草フランス座演芸場東洋館Blues」へ。イベントのホストでありながら「挑戦者のターンが始まる」と自らを鼓舞し、観客の手拍子とともにギターソロを披露して会場を盛り上げた。続けて、今夜のライブを「これは俺の賭け」と例え、3曲目「賭け(Bet! Bet! Bet!)」へ。ダメージスキニーから覗いた膝が今にも立ち上がって踊り出しそうに激しくステップを踏む。バンドではあまり演奏されないレアな曲を聴くことができるのも、ファンにとってはこのイベントならではの嬉しいポイントだ。MCでは、本番前に古市とウエノコウジと共に浅草の街へ飲みに繰り出し、ウエノに奢ってもらったことを語り「今日は完成形の僕ですので」と茶目っけたっぷりに笑う場面も。客席に「12月生まれの人いる?」と問いかけると、なんとライブ当日(12月22日)が誕生日の観客が答えるという偶然に驚きつつ、「じゃあ12月23日生まれの人の曲やります」と歌い出したのは「オーロラソング」。さらに観客にスレイベルを手渡し、一緒に演奏した「Christmas Time」、そして 「(このイベントには)勝てないなって人を呼んでる」「勝てない場合どうするかっていうと、ぶつかってみるっていうことですよね。……生身で」の言葉とともにプラグレスのガットギターに持ち替えて「スノードームの夜」と、続けて冬の曲を演奏した。緑茶ハイを飲みながら舞台の縁に腰掛け、ガットギターのまま続いて歌ったのは「くたばれマイダーリン」。スピーカーを通さないギターと肉声がふくよかに会場へ響きわたる。舞台と客席の境で投げ出した脚を揺らす佐々木は、歌詞も相まって、小さな部屋で独り歌っているかのようだ。かと思えば、元のギターに持ち直し、今度は自身がLiSAへ提供した楽曲「シャンプーソング」のセルフカバーを披露。自身のライブでは初演奏という意外な選曲にファンを驚かせた。続いて、真っ直ぐに立ち上がると、「自分がバンド始めた時は、The Collectorsのコータローさんと対バンする日が来るとは思ってませんでした。ウエノさんに酒奢ってもらうと思ってませんでした」と零し、「GOOD LUCK MY FRIEND」を演奏。「俺の友達バンド教えてくれた」と歌う、もう会うことのできない友人についての曲を通して、かつてリスナーとして憧れていた先輩と今夜同じステージに立っていることへの改めての覚悟を見せた。ラストスパートとばかりに間髪入れず演奏したのは、「月夜の道を俺が行く」。バンドでの定番曲としての表情とはまた異なり、まるでたった今思いついたことを捲し立てるかのような緩急の激しいアレンジは弾き語りならでは。鋭く息を吸って「死んでたまるか」と今夜で一番大きく叫ぶ姿は、格好つけも取り繕いもしていない、まさに「生身」の佐々木亮介だ。この日は佐々木が学生の頃住んでいた町を通って会場へ来たことを明かし、「自分がやってきたことでしか勝負できないなって思って……自分と」と言い、最後に「白状」を演奏。「もう疲れたんだ」「消えてしまいたい」と衝撃的な吐露から始まるものの、最後には「くたばるとこまで行こうぜ」と、この道を進んでいく覚悟を強く示す一曲だ。「勝てないなって人を呼んでる」の言葉通り、圧倒的な大先輩の古市を相手にした勝負であると同時に、これは佐々木にとって佐々木自身との勝負の場でもあるのだ。バンドとしては間もなく結成18周年を迎えるキャリアでありながら、いつでも勝負を仕掛け続けてきた佐々木の弛まぬ貪欲さがこのイベントの根幹にある。「白状」を演奏し終え、拍手に包まれた佐々木は古市を再びステージに招き、セッションへ。揃いのギターストラップに腕を通し、軽口を叩き合う二人の様子から、互いへの愛とリスペクトが伝わってくる。「俺、いつかきっとこうなれるんでしょうか」「亮介なら超えますよ、僕を。軽々と!」の掛け合いから、二人で古市の楽曲「いつかきっと」をセッション。演奏を終えた二人は、拍手喝采の中、舞台上で握手とハグを交わした。さらにこれで終わりかと思いきや、 「アンコールです!」と佐々木を指差してから退場するという古市の粋な計らいで、佐々木は最後に「Honey Moon Song」を演奏。ボリュームたっぷりの濃厚な一夜となった。佐々木亮介が素晴らしいミュージシャンを招き、愛とリスペクト、そして佐々木のストイックな貪欲さで以て一夜限りの勝負が繰り広げられる本イベント。次回は3月29日(金)開催とのことで、いったいどんな対決となるのか目が離せない。Text:迫田太郎/藤木桃Photo:新保勇樹<公演情報>佐々木亮介弾き語り興行“雷よ静かに轟け”第四夜2023年12月22日(金) 浅草フランス座演芸場東洋館セットリスト■古市コータロー01 錆びた扉(山口冨士夫カバー)02 それだけ03 Fall in Love Again04 そんなに悲しくなんてないのさ05 Heart breaker06 狼になりたい(中島みゆきカバー)07 I’m a Dreamer08 サワーの泡09 Mountain Top■佐々木亮介01 月面のプール(a flood of circle)02 浅草フランス座演芸場東洋館 Blues03 賭け(Bet! Bet! Bet!)(a flood of circle)04 オーロラソング(a flood of circle)05 Christmas Time(a flood of circle)06 スノードームの夜(a flood of circle)07 くたばれマイダーリン(a flood of circle)08 シャンプーソング(LiSA)09 GOOD LUCK MY FRIEND(a flood of circle)10 月夜の道を俺が行く(a flood of circle)11 白状(a flood of circle)■Sessionいつかきっと(古市コータロー)■EncoreHoney Moon Song(a flood of circle)<ライブ情報>『佐々木亮介弾き語り興行 “雷よ静かに轟け”』第五夜2024年3月29日(金) 浅草フランス座演芸場東洋館開場 19:00 / 開演 19:30チケット情報:()オフィシャルサイト:
2024年01月10日CRYAMY・カワノとa flood of circle・佐々木亮介。公私ともにつながりの深い両者の対談が実現した。カワノの語るところによれば、CRYAMYが現時点でのすべてを注ぎ込んで作り上げたニューアルバム『世界/WORLD』を作る過程で佐々木からもらった言葉は大きく作用したという。彼がいなければこのアルバムはできなかったし、その意味で今回のツアー「人、々、々、々」で両バンドのツーマンが実現することの意義は大きい。カワノは佐々木のどんなところに共鳴し、佐々木はカワノという後輩をどのように見ているのか。お互いのロック観やライブ観も伺える、興味深い対話となった。── おふたりの付き合いってどういう感じで始まったんですか?佐々木最初は『音楽と人』の編集長の金光さんっていう人がいて──。カワノそう、金光さんっていう知り合いのおじさん(笑)。佐々木その知り合いのおじさんが「CRYAMYってバンドいいよ」って教えてくれたんです。それで最初に会ったのが対バンだったかな?カワノ金沢でやったw.o.d.のイベントに出た時に亮介さんも弾き語りで出ていて。その時に初めてお会いしたんです。── 佐々木さんは話を聞いてからCRYAMYの音源とかもチェックしたんですか?佐々木ビデオを観たのかな。それでいいなと思って。だからライブ観るのちょっと楽しみにしてたんですよ。そしたら思ってたより全然爆発してたっていう。「こういう感じなんだ」と思って好きになりました。── 初対面の時はどんな話をしたんですか?カワノ初対面の時、僕は緊張してあんまり喋れなかったんですよ、実は。話しかけるのもあれだなと思って。当時僕はお酒をいつも飲んでたんですよ。当時23歳とかだったと思うんですけど、飲んでないと落ち着かないみたいな感じでガバガバ飲んで、ベロベロの状態でライブをやるみたいな感じで。その時も楽屋でお茶割り飲んでたらなくなって、メンバーのやつに「ちょっと買ってこい」って言ったら、そこに亮介さんがふらっと来て「俺、1本あるからあげるよ」って言ってくれて。佐々木それを話してるのを聞いたのかな?「こいつメンバーをパシリにしてるよ」と思って(笑)、俺のあげるよみたいな感じだったのかな。カワノそれでもらわないのも失礼だなって思って「じゃあいただきます」って言ってガーって飲んだんです。でも帰った後で、あれは逆に無礼だったなって思って、しばらく引きずってた覚えがあります(笑)。そのライブの時、打ち上げがちょっとあったんですよね。そこで無口なベースのタカシコ(タカハシコウキ)が亮介さんとずっとふたりで喋ってて。佐々木CRYAMYがどういう奴らなのか、どこから来てどうなのかみたいな話を聞いてた。それで「そこからあの音が出てるのか」って納得した感じもしたけどね。── ちなみにカワノさんはフラッドの音楽とはどういうふうに出会ったんですか?カワノ一番最初にCDを手に取ったのが高校辞めたくらいの頃だったかな。僕、その時洋楽しか聴いてないような人だったんですよ。日本のいわゆるゴリゴリのロックンロールバンドみたいなのにあんまり詳しくなかった時に友達から勧められたんです。そいつが今までのアルバムも全部持ってたんですよね。それで当時リリースされてたやつを全部借りて聴いて「うわー、かっこいい!」っていうのが最初の出会いだったんですけど……当時僕と同じくらいの歳の子たちの中で流行ってるバンドって、ちょっとポップなというか、歌謡曲的なのが流行ってたんですよね、その中でフラッドは、この表現が合っているのかは分かんないですけど、「こんな渋いバンドいるんだ」って思っていっぱい聴いてました。年齢が10代だったっていうのもあって、変なこだわりじゃないですけど、俺は洋楽しか聴かないんだみたいなのがあったんですけど、それをちょっと広げてくれたバンドがフラッドだった。── 特に好きな作品とか曲とかってあります?カワノまんべんなく全部聴いてますけど、僕は最新のアルバムかな。亮介さん的にこれはうれしいのかどうか分からないんですけど、あれが実は一番グッとくる。あれができあがった時にLINEで送ってくださって、その時に感想も伝えさせていただいたんですけど。周りの同世代のバンドの奴らにもフラッド好きな子、めっちゃ多いんですよ。時速36kmのしんちゃん(仲川慎之介)とかとも「今までで一番好きかも」って話してました。── 最新作の『花降る空に不滅の歌を』は確かにすごくいいアルバムですよね。カワノなんか分析してるみたいな言い方になっちゃうんですけど、歌詞がストレートに入ってきたというか。たぶん僕だけじゃなくて、みんなそうだと思うんですよね。歌詞に一番人間的な部分が出てるというか、さらけ出してるというか。「ここまでバッと言えるんだ」じゃないですけど、そういうのがすごく感じられて。喋りだしたら止まらなくなっちゃうけど(笑)、サウンドもなんか今までよりもソフトなイメージがあるんですよ。ソフトっていうか温かみがあるというか、それが年齢も相まって自分にフィットしてくるなと思うんです。── 逆に佐々木さんはCRYAMYの音楽のどういうところがおもしろいと思いますか?佐々木新しいアルバムがまた全然違うのでびっくりしたんだけど、でもあれも「そういうことか、カワノはこうしたんだな」っていうのがすごく出てると思う。たとえば、すごい好きなコード進行あるよね?カワノそうですね。てか、もうほぼそれでしか作ってないです。佐々木そういうのが「こいつこうなんだな」って思う。別に他のことを知らないんじゃなくて、これが一番気持ちいいってもう分かってるんだなって。昔のロックミュージックの人たちって、何かを新しくしていくことにワクワクしたんだと思うんですけど、後からロックに入ってくる俺たちみたいな人たちは、新しくなっていったことに興奮して聴くタイプと、ロックって価値観自体が好きだっていう人がいると思っていて。つまりこれを持ってればもう無敵って思うタイプの人と、もっと変わっていきたいと思うタイプの人。俺はそう思ってて。で、カワノはもう自分が持ってる。「これが自分のロックだ」って持ってるものがあるのかなって俺には聞こえてて、それがすごいかっこいいっていうか、いいなって思う。カワノのことを好きな人たち、カワノの音楽が好きだって人たちはそういうところをすごく信頼してるんじゃないかなと思って。カワノ恐縮します(笑)。── 人間・カワノは佐々木さんの目から見てどんな人ですか?佐々木まずチャーミングですよね。どれだけ叫んでいてもそれが出てると思うし、あと、なんていうか……自分のルーツとか、悔しいこととか、そういうのがあって、ずっとシャツが生乾きみたいな感じというか。「シャツが生乾きで気持ち悪いんですけど」って、ずっと言ってる感じがする。そういう気持ちで生きてる人っていっぱいいると思うんですよ。そういう奴らが好きなのが分かるっていうかね。「その気持ちってこんなシャウトになっちゃうんだ」っていうのでみんなの気持ちがスコーンってなる瞬間があるんじゃないかなって思う。音楽の話になっちゃってるけど、そういう人間の部分が音楽と一緒に鳴っている感じがする。カワノうれしいですね。── 急にスティーヴ・アルビニにメールしてアメリカまでレコーディングしに行っちゃうみたいな行動力もそういうことなのかもしれないですよね。どうしようもなくなっちゃうっていう。カワノほぼダメ元で行ってみた感じですからね。思い切ってじゃないですけど、「俺にはこれしかないんだ」くらいの気持ちでした。それでシカゴ行くのが決まった時にすぐ亮介さんに相談したんですよ。佐々木相談っていうか──。カワノ「どんなんすかね、シカゴ」っていうカウセリングを(笑)。「やっていけますかね」みたいな。佐々木俺、これが自分に似てるなって思うんですけど、たぶん基本、めちゃくちゃ臆病な人間なんだけど、喋り方こんなんだし、なんか変なとこで大胆なんですよね。カワノ似てる。確かに亮介さんもアメリカでソロのレコーディングしたりとかしてたし。佐々木ちょうどツアーをしてたのかな、車に乗っている時にLINEが来て、デイヴ・グロールとこんな感じで肩を組んでる写真が送られてきて。横にクリス・ノヴォセリックもいて、「ニルヴァーナじゃん」みたいな。そういうの持ってますよね。カワノニルヴァーナの30周年で、インタビュー受けにスタジオに来てたんですよ。佐々木それでデイヴとメールアドレス交換して音源も送ったとかって、もう『BECK』かよって思ってた(笑)。『BECK』でもベタすぎて書かねえよって。カワノの持ってる謎の大胆さが引き寄せてるんだと思う。── そういう感じで悩みとか愚痴を話すようなことも結構あるんですか?カワノ愚痴というより弱音が近いかな。かっこいい人を見ると弱音吐きたくなっちゃうんです。「この人ならなんとかしてくれるんじゃないか」って。わりと自分でガシガシやってるように見えるのかもしれないですけど、常時「誰か助けて」って思いながら暮らしてるから、かっこいい人を見ると頼っちゃう。その最たる人が亮介さんですね。── カワノさんって、ライブのステージ上と普段のギャップが結構あるんじゃないですか?佐々木俺もよく言われるんですよね。でも俺はそれが自然だと思っている部分もあるな。ステージ降りても一緒ですねって人もいるかもしれないけど、どうしてもあの30分から2時間くらいの異常な時間を過ごす時には全部見せないとだし、他で全部見せられないで生きてきてるから、あそこで何が気持ち悪いかを発散してるんだと思うんですよね。だから違った方が俺は自然だなと思うし、普段から表現できるならライブとかしてないんじゃないかな。カワノ逆になんか自分を漂白する感じ、普段まとわりついてるものとかをそぎ落として、伝えたいことだけ浮き彫りにさせるっていう作業でもあるのかなと思う。最近「そうだよな」と思ったのが、友達が家で僕らの新しいアルバムを聴いてたらしいんですよ。その友達の子供が、僕にもすごい懐いてくれてるんですけど、その子が「これカワノ?怖い」って言ったらしいんですよね。ギャーって叫んでるじゃないですか、普段と全然違って。その話を聞いた時に「確かに浮き彫りになるって怖いよなあ」って気づいたんです。じゃあなんで怖がらせるのか。怖がらせてるつもりはないんですけど、そんなことをしてるのに何かを伝えようとするっていうのは矛盾してるのかなとか思ったんですけど。佐々木でも現実世界は怖いと思うんだよ。やっぱり殺し合いも普通にあるし。世界が怖いのを前提としたときに、カワノはファンタジーや癒しじゃなくてリアリティのほうにどんどんいってるのかなって気がするし、それがライブでも音源でも俺は出てると思う。生々しいスティーヴ・アルビニのサウンドをやるとか、メンバーに自分でギャラを振り込んでるとか、今は全部リアリティの方に振ってんのかなって。フラッドは逆にどんどん音源でやれることを変えたりしていて、絶対ライブでできないことをいっぱいやってたりする。俺はむしろそれでいいと思っててやってるんだけど、CRYAMYの新作でも11分くらいある曲とかやってて、ライブみたいだなって思う。そういうふうに音楽を尖らせていってんのかなって。── なるほど。佐々木怖いって思わせるのはすごくいいと思う。なぜなら実際に怖いから。「怖くないよ」って言ってくるものもあっていいんだけど、みんながそっちに行っちゃう中でカワノだけがやってることを分かってくる人もいっぱいいると思うので。しかも根っこにかわいさがあるのがやっぱいいんだと思う。カワノかわいいんですかね?(笑)。佐々木カワノって、全部自分でやりたいという感じだけど、コントロールフリークって感じはしないんだよね。さっき自分で言葉をしてもらったのを聞いても、潔癖なところがあるどころか、高潔なのかなと思った。魂が高潔なのか、それが透けて見える。怖くてもそれが見える人には見えてるんだよ。妖精のように魂が高いところを飛んでるやつなんだって思えるから、ドロドロしたシャウトでもかわいさが失われないんじゃないかな。── 今回のツアー、a flood of circleとは1月28日(日)の大阪で対バンをするわけですが。カワノ初めて呼ばせていただきました。佐々木普通にうれしかった。しばらく観てないし、シカゴ行った後どうなるかも楽しみだし。俺は対バンににDrive Like Jehuとか呼んだほうがいいって言ったんだけど(笑)、俺らになって。カワノ真っ先に声をかけようって思っていたので(笑)。僕はとにかくシカゴに行ってレコーディングするっていう一連の過程の中で亮介さんの存在は大きかったし、ライブでその過程というか、僕がやってきたこと、その中に亮介さんがいたことっていうことを描ければなと。ちょっと抽象的ですけど、せっかくツーマンするならただいいライブとかではなくて、そういうものが見えるようなライブをしたいなと思ってます。Text:小川智宏Photo:小境勝巳ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントCRYAMYカワノ×a flood of circle佐々木亮介サイン入り『人、々、々、々』ポスターを3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>CRYAMY WORLD TOUR 2024 『人、々、々、々』1月8日(月・祝) 長野・松本ALECX w/SuU、Hue’s1月13日(土) 宮城・仙台MACANA w/JIGDRESS1月19日(金) 埼玉・HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3 w/小林私1月21日(日) 神奈川・F.A.D YOKOHAMA w/Khaki1月28日(日) 大阪・Yogibo META VALLEY w/a flood of circle2月10日(土 )愛知・名古屋CLUB UPSET w/pavilion、突然少年2月11日(日) 京都・磔磔 w/Helsinki Lambda Club、Hammer Head Shark2月24日(土) 広島・4.14 w/鋭児2月25日(日) 岡山・CRAZYMAMA 2nd Room w/鋭児、天国注射3月2日(土) 福岡・LIVEHOUSE CB w/LOSTAGE3月3日(日) 熊本・Django w/LOSTAGE3月15日(金) 兵庫・神戸太陽と虎 w/Analogfish、KING BROTHERS3月16日(土) 香川・高松TOONICE w/Analogfish3月20日(水・祝 )福島・club SONIC iwaki w/時速36km4月6日(土) 新潟・GOLDEN PIGS RED STAGE w/w.o.d.4月7日(日) 石川・金沢van van V4 w/w.o.d.4月14日(日) 北海道・札幌SPiCE w/時速36km料金:前売4,000円/当日4,500円※オールスタンディング、入場時ドリンク代が必要チケット情報: ()CRYAMY特別単独公演『CRYAMYとわたし』6月16日(日) 東京・日比谷野外大音楽堂料金:全席指定2,500円チケット情報: ()<リリース情報>CRYAMY 2nd フルアルバム『世界/WORLD』発売中価格:CD 3,000円、カセット 3,500円(税別)■収録曲1.THE WORLD2.光倶楽部3.注射じゃ治せない4.豚5.葬唱6.待月7.街月8.ウソでも「ウン」て言いなよね9.天国10.人々よ11.世界CRYAMY 2nd ALBUM Digest Movie関連リンク■CRYAMY公式サイト: ■a flood of circle 公式サイト:
2024年01月05日a flood of circleの佐々木亮介(Vo / G)が主催する弾き語り2マンシリーズ『雷よ静かに轟け』の第五夜が、3月29日(金) に浅草フランス座演芸場東洋館にて開催されることが決定した。イベントの会場となるのは、昭和26年開業、映画『浅草キッド』の舞台ともなった「浅草フランス座演芸場東洋館」。本イベントは、佐々木が東洋館に毎回ゲストを迎えて開催する真剣勝負の弾き語り2マンイベント。過去には中田裕二、NakamuraEmi、奇妙礼太郎、古市コータローが出演し、全公演ソールドアウトするなど人気を博している。第五夜のゲストは年明け発表。本日よりa flood of circleオフィシャルファンクラブにてチケットの先行受付がスタートした。<ライブ情報>『佐々木亮介弾き語り興行 “雷よ静かに轟け”』第五夜2024年3月29日(金) 浅草フランス座演芸場東洋館開場 19:00 / 開演 19:30前売:4,800円(Drink代無し)※全席指定FCチケット先行:12月24日(日) 23:59まで『A FLOOD OF CIRCUS 2024』■2024年1月12日(金) 新代田FEVER w/時速36km1月19日(金) 恵比寿ガーデンホール w/LiSA2月9日(金) 東京キネマ倶楽部 w/ドミコ2月14日(水) Zepp DiverCity TOKYO w/ UNISON SQUARE GARDEN<イベント情報>『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ倶楽部』2024年3月8日(金) 東京・東京キネマ倶楽部開場18:00 / 開演19:00『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ倶楽部』告知画像出演:a flood of circle / 金属バット【チケット情報】前売5,000円 / 当日5,500円a flood of circle FC先行(抽選):12月24日(日) 23:59までオフィシャル先行(抽選):12月25日(月) 12:00~2024年1月8日(月・祝) 23:59まで()オフィシャルサイト:
2023年12月22日佐々木亮介a flood of circle・佐々木亮介(Vo/Gt)が主催する弾き語り2マンシリーズ、"雷よ静かに轟け" 次回の第五夜が、2024年3月29日(金)に浅草フランス座演芸場東洋館にて開催することが決定した。ゲストは年明け発表とのことで、只今よりa flood of circleオフィシャルファンクラブにてチケット先行受付がスターした。詳細はオフィシャルサイトにて。 イベントの会場となるのは、昭和26年開業、映画「浅草キッド」の舞台ともなった『浅草フランス座演芸場東洋館』。本イベントは佐々木亮介が東洋館に毎回ゲストを迎えて開催する真剣勝負の弾き語り2マンイベントで、過去に中田裕二、NakamuraEmi、奇妙礼太郎、古市コータローが出演し、全公演ソールドアウトするなど人気を博している。ライブ情報佐々木亮介弾き語り興行 "雷よ静かに轟け" 第五夜開催日:2024年3月29日(金)会場:浅草フランス座演芸場東洋館 開場/開演:19:00 / 19:30入場チケット前売り:¥4,800(Drink代無し) ※全席指定FCチケット先行: 12/22(金)22:00〜12/24(日)23:59a flood of circle オフィシャルファンクラブ: (スマホのみ)その他イベント・ライブ情報『A FLOOD OF CIRCUS 2024』2024年1月12日(金)新代田FEVER w/時速36km2024年1月19日(金)恵比寿ガーデンホール w/LiSA2024年2月9日(金)東京キネマ倶楽部 w/ドミコ2024年2月14日(水)Zepp DiverCity TOKYO w/ UNISON SQUARE GARDEN『KINZOKU Bat NIGHT at 東京キネマ俱楽部』開催日2024年3月8日(金)18時開場/19時開演会場:東京キネマ倶楽部出演:a flood of circle/金属バットチケット料金:前売チケット5,000円/当日チケット5,500円チケットぴあHP: a flood of circle FC先行(抽選):12月15日(金)21:00~12月24日(日)23:59オフィシャル先行(抽選) :12月25日(月)12:00~2024年1月8日(月・祝)23:59主催:ニッポン放送イベント公式HP イベント公式X @KINZOKUBatNIGHTイベントハッシュタグ #kinzokubatnightリリース情報デジタルシングル『ゴールド・ディガーズ』デジタルシングル『ゴールド・ディガーズ』好評配信中 『ゴールド・ディガーズ』【CD+Blu-ray】【CD+DVD】『ゴールド・ディガーズ』2023年9月13日(水)リリース【CD+Blu-ray】¥8,800(tax in) TEI-291・Tour 花降る空に不滅の歌を -2023.06.16 Live at Zepp Shinjuku-・AFTER PARTY MONSTERS -2023.06.16 Live at Shinjuku LOFT- 【CD+DVD】¥6,600(tax in) TEI-292・Tour 花降る空に不滅の歌を -2023.06.16 Live at Zepp Shinjuku- 【MUSIC VIDEO】ゴールド・ディガーズ - a flood of circlea flood of circle / IMPERIAL RECORDS : a flood of circle official web : Twitter投稿 : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月22日株式会社ジーエムインターナショナルが日本総代理店を務めるスイス高級時計ブランド EDOX(エドックス)の日本におけるアンバサダーに、プロSUPレーサーの田口頼(たぐちらい)選手が、2023年12月11日に就任いたしました。就任の経緯エドックスは、“THE WATER CHAMPION”をブランドコンセプトに掲げ、タフで高性能な防水時計の製造を追求しています。過去にはパワーボートレースやヨットレースの公式計時を担当したこともあり、その世界観を投影したコレクションを生み出すなど、マリンスポーツとの深い関わりも大切にしています。エドックスにとって、「水」は切り離すことのできない、シンボリックな存在です。そして、エドックスのものづくりの原点には、人々の挑戦を応援したいという確固たる信念があります。フラッグシップコレクション『クロノオフショア1』のインデックス「1」は、チャンピオンへの強いこだわりを示すと同時に、困難への挑戦を称賛する意味が込められています。この度エドックスは、弱冠20歳にして国際大会を飛び回り、世界チャンピオンを目指すプロSUPレーサー田口頼選手のチャレンジ精神に感銘を受け、共に歩むブランドアンバサダーに起用いたしました。プロSUPレーサー 田口頼選手プロフィール沖縄本島やんばる在住。20歳。幼少期からSUPを自在に操る、SUPの申し子。ワールドツアーや世界選手権など、日本代表として世界中を飛び回る。2023ワールドツアーランキング現在4位(アジアトップ)。【2023年の主な大会実績】・第10回全日本SUP選手権大会RACEテクニカル部門・優勝、ディスタンス部門・優勝、男子歴代最年少2冠。・SUP ASIAN CHAMPIONSHIP(SUPアジア選手権)(韓国)スプリント部門・優勝、ディスタンス部門・優勝、総合優勝、初代アジアチャンピオン。・ISA(国際サーフィン連盟)世界選手権(フランス)テクニカル部門・銅メダル、ディスタンス部門・銅メダル。・ICF(国際カヌー連盟)SUP世界選手権(パタヤ)ディスタンス部門・銅メダル、男子団体ディスタンス部門・金メダル、男子団体テクニカル部門・金メダル。 コメント◆エドックスというブランドについて「僕の目標は、誰もが名前を知っているような圧倒的な世界チャンピオンになることです。エドックスが掲げる“THE WATER CHAMPION”というチャレンジングなブランドコンセプトは、僕にぴったりと当てはまるメッセージ性の強い言葉で、プロフェッショナルなブランドだと感じます」◆エドックスの時計について「男の理想を形にしたようなデザインが、率直にかっこいいです。また、性能も魅力的です。自然を相手に戦うSUPは危険も伴うスポーツで、今までに着用した時計のなかには、衝撃で壊れてしまったものもありました。着用者の安全やタフネスに重きを置いているエドックスの時計は、水中でも信頼して着用できます」◆意気込み「僕が目指すチャンピオン像は、ぶっちぎりの強さを誇るミリオンプレイヤー。観ている人に夢を与えて、SUPをもっとメジャーなスポーツにしたいと思っています。エドックスには僕の挑戦を腕元から支えてもらうので、僕は世界トップのプレイヤーになることでエドックスの魅力を広めたいです」田口選手が着用するモデル素潜り漁師でもある田口選手が お気に入りの水中銃と愛用ボート。クロノオフショア1 クロノグラフ オートマティック サンセット スペシャルエディション自動巻き、Φ45mm、316Lステンレススティールケース、ピンクゴールドPVD、50気圧/500m防水、ハイテクセラミック製の逆回転防止ベゼル、オートヘリウムエスケープバルブ、ラバーストラップ、日本限定50本。エドックスについてTHE WATER CHAMPION優秀な時計職人クリスチャン・リュフリ=フルーリーが、妻の誕生日を祝うため自身でデザインして作った懐中時計。この贈り物の美しさに感動した妻から、時計ブランドを立ち上げることを勧められ、1884年にスイスのビール/ビエンヌでエドックスを創業しました。ブランド名は、「時間」を意味する古代ギリシャ語に由来しており、ブランドエンブレムである砂時計のマークは「不朽」を象徴しています。創業当時は懐中時計で名を成していましたが、1950年代から腕時計の製造にシフト。世界初の特許を取得した防水機構を開発するなど、過酷な環境下でも計時機能を維持できる高性能な時計づくりを追求してきました。1961年に発表したブランド初の防水時計『デルフィン』に始まり、現在のフラッグシップコレクション『クロノオフショア1』、海の神を象った最新シリーズ『ネプチュニアン』に至るまで、50年以上にわたってダイバーズウォッチ開発の先駆者として最前線を走り続けています。国際的なラグジュアリースポーツの大会オフィシャルタイムキーパーを務めるなど、スポーツシーンとのパートナーシップを数多く締結しています。耐衝撃性や防水性などのタフネスに優れたエドックスウォッチは、一流アスリートからも厚い信頼を得ています。EDOX日本公式サイト : 株式会社ジーエムインターナショナルについてスイス製の高級時計を中心に取り扱う、日本輸入総代理店です。取り扱いブランドは「エドックス」「レイモンド・ウェイル」「コルム」「ルイ・モネ」「サルヴァトーレ フェラガモ タイムピーシズ」など、スイスのラグジュアリーウォッチからジュエリーウォッチ、ファッションウォッチまで幅広く展開しています。魅力ある商品を供給するとともに、店頭での販売促進活動や広告活動など、付加価値の高いトータルなマーケティング施策のご提案もいたします。有名百貨店や老舗時計専門店を中心に250店舗とのお取引実績があり、ビジネスパートナーとしての厚い信頼を頂いております。お問い合わせ株式会社ジーエムインターナショナルTEL:03-5828-9080E-MAIL: marketing@gm-international.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月11日向井理主演「パリピ孔明」第4話が10月18日に放送。ゲストとして出演したギタリストの長岡亮介演じるキドと上白石萌歌演じる英子の貴重なシーンに「かっこよすぎる」「配信して」と絶賛する声が上がっている。原作は、「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の同名コミック。向井さん演じる中国三国時代の名軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人のアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく。豪華キャスト陣×多彩な音楽×極上コメディー×ぶっ飛んだ世界観の映像美で贈る、史上最響の音楽青春コメディーとなっている。ディーン・フジオカが諸葛孔明の主君・劉備役として全編中国語で演じ、本編のナレーションも務める。さらに、孔明がアルバイトをすることになるBBラウンジのオーナー・小林役に森山未來が出演するほか、菅原小春、森崎ウィン、宮世琉弥、ELLY、八木莉可子、関口メンディーら豪華キャストがドラマを盛り上げる。本作では、シークレットゲスト含め総勢25アーティストが出演するとのこと。第4話のゲストとして、ギタリストの長岡亮介さんとマキシマム ザ ホルモンのダイスケはんが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ラップバトル会場の客席にいたKABE太人(宮世琉弥)は、スポットライトに照らされ立ち尽くす。孔明(向井さん)に「MCバトルなんて単なる口喧嘩ですからね」という挑発で顔色が変わったKABEは、マイクを握りステージへ。孔明が「目を覚ます時間ですよ。坊や」とさらにKABEを挑発し、“KABE”コールが鳴り止まぬ中、孔明 vs KABEのバトルが始まる!KABEのテクニックに、まるでお経のような独特のラップで応戦する孔明。そのバイブスで、孔明の背後には何人もの文官がいるように見え…。オーディエンスの判定はドロー。白熱する勝負は延長戦に突入する。…というのが第3話のストーリー。KABEと孔明のラップバトルに、SNSでは「KABEくんの勝ち誇った顔大好きすぎる」「カッコいい」「目が離せなかった」と序盤から盛り上がりを見せ、森山さん演じるオーナー・小林のMCにも「オーナー仕切りうますぎ」と絶賛する声が上がった。KABEは孔明に「文化祭を思い出せ」と言われ、何も言えなくなってしまう。しかしそんなKABEの前に親友・佐々木が現れ「ぶちかませ」と言われたKABEは覚醒し、見事ラッパーとして復活を遂げた。これには「神回じゃない?」「泣ける」「かっけぇぇぇ」と絶賛する声が相次いだ。孔明に「我々と共に音楽にて天下泰平を実現しましょう」と言われたKABEは「あんたたちと組むよ」と快諾し、超大型フェス「サマーソニア」への出場権をかけた10万イイネ企画が本格的に始動した。英子はメロディーが出来たばかりのオリジナル曲を完成させるべくレコーディングスタジオに向かう。スタジオを前に不安で孔明に電話をかけるが、孔明は話半分でライブハウス「BBラウンジ」に出入りする酒屋のお兄さんと話していた。この酒屋のお兄さんとして登場したのが、マキシマム ザ ホルモンのボーカル・ダイスケはんだった。ダイスケはんの登場にSNSは「ダイスケはんだ!」「ダイスケはん!」と盛り上がりを見せた。孔明に不安になったら使うようにと言われた巾着に書いてあった通り、プリンを2つ購入して持参した英子の前に、世界的なアレンジャー、スティーブ・キド(長岡亮介)が立ちはだかる。キドは孔明と「僕が納得できる曲が出来たらタダでいい。その代わり、出来なかったら君のもとを離れて、僕の軍師になってもらう」という賭けをしたことを英子に明かす。キドを演じる長岡さんが登場するとSNSは「長岡さんきたー!!」と盛り上がる。さらに、女王蜂のアヴちゃんが歌唱する本作オリジナル楽曲「I’m still alive today」を英子が歌い、キドが演奏するという貴重なシーンにSNSでは「まじの生演奏」「何なのこの最高なセッション」「かっこよすぎる」「配信してくれ」と歓喜の声で溢れた。セッション後、英子はキドから「自分がない」「君の歌から君が見えてこない。その意味がわかるまで来なくて良い」と言われてしまう。途方に暮れる英子だったが、孔明から渡された巾着を開けると中には道路使用許可申請書に「路上ライブ」と書いてあった。英子が場所を探そうとした矢先、路上ライブ中に職質を受けている女性がいた。友達のふりをして、道路使用許可申請書を警察官に見せ、「もっとあなたの歌が聞きたい」といい、ナナミと名乗る女性(八木莉可子)とセッションをして仲良くなる。一方、英子の行く末を占う孔明は、「断琴の交わり」と出ていることをオーナーに話す。「もしかすると好敵手…宿命のライバルを意味しているのかもしれません」と孔明が語ると、英子のライバルであるAZALEAのポスターが映し出される。「え、敵なの?」「不穏すぎ」という声が上がったところで第4話が幕を閉じ、SNSでは「目が離せない」「今週も最高だった」「革命的ドラマ」「来週も楽しみ」と絶賛する声が相次いでいる。第5話あらすじ諸葛孔明(向井理)は、超大型フェス「サマーソニア」の出場権をかけて、月見英子(上白石萌歌)のライバルとなる仮面アイドルユニット「AZALEA(アザリエ)」について調べていた。孔明の調べによると、AZALEAのプロデューサーである唐澤(和田聰宏)は、10万イイネ企画の期限の3日前に大規模なイベントを予定しているようだ。しかしそれがどのような内容なのか探ることができない孔明は、BBラウンジのオーナー・小林(森山未來)に相談する。一方、英子は路上ライブで出会った久遠七海(八木莉可子)とすっかり打ち解け、セッションを重ねていた。レコーディングがうまくいかず落ち込む英子に、七海は「自分が楽しく歌えることこそが大切」と伝え、自分とおそろいのギターストラップをプレゼントする。小林は裏の手を使い、AZALEAが所属する音楽事務所・KEY TIMEの社員証を入手。それを使い、事務所に潜入する孔明。だが、会議室に忍び込んだ孔明はすぐに唐澤に見つかってしまう。唐澤は孔明を見て、10万イイネ企画を探りに来たスパイだと見破り「諦めろ」と言い放つ。対峙する孔明と唐澤。一方、英子は七海にサマーソニア出演を目指していること、それにはAZALEAに勝たなくてはいけないことを話す。その途端、七海の表情が一変し…。「パリピ孔明」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月19日a flood of circleのフロントマン、佐々木亮介(Vo/G) が主宰する弾き語り2マンイベント『雷よ静かに轟け』の第三夜が9月30日に浅草フランス座演芸場東洋館にて開催された。佐々木自身が「勝負を挑んでも勝てそうにない相手を呼びたい」と公言しているだけあって、第一夜の中田裕二、第二夜のNakamuraEmiに続き、この日ゲストとして招いたのは様々な方面で才覚を発揮し、音楽活動25周年を迎えた奇妙礼太郎。それぞれが持ち味を発揮しつつ、生々しくも温かいステージが繰り広げられた。会場となった東洋館は漫才や漫談を中心とした演芸場であり、若かりしビートたけしが芸のイロハを学んだことでも有名だが、そこを弾き語りの場にチョイスしたのは視点の面白さだけではない。傾斜をつけて扇形に設置された客席は見やすく、座り心地もよく、ライヴ感も味わえる絶好のシチュエーション。浅草自体は音楽ファンに馴染みの薄い場所ではあるが満員御礼となっていた。まず登場したのは奇妙礼太郎。ネルシャツにジーンズという服装を「キャンプしてる人みたいな」と自嘲して観客の笑いを誘いつつ、リラックスしたムードを醸し出すが、「竜の落とし子」を歌い始めた瞬間に変わる空気。体全体から鳴っているような凄まじい声量が会場全体に広がっていく。細かな息遣いすらも感じられる会場ということもあり、放たれるエネルギーにいきなり惹きつけられる。「東洋館に来るのは初めてで嬉しい。Netflixでも(映画『浅草キッド』を)観たし」という話から「浅草キッド」の一節を歌い上げる場面もあったが、事前にセットリストをあまり決めないスタイルなこともあり、1曲毎に間を取り、軽快なトークとともに曲へ移っていく。だからこそなのだろう、続けて披露した「Moon River」は会場の雰囲気を感じ取った絶妙なタイム感と柔和な歌声が素晴らしく、不思議な浮遊感を生み出した「悲しくてやりきれない」も神聖さを感じさせるほどのムードで響かせる。サビ前に「あぁ」と思わずこぼれた声もグッときてしまった。「みんなと一緒に歌えるようになって嬉しいな」と口にしたことで観客も大合唱した「ほんまにおいしいお好み焼き」や「赤いスイートピー」で一体感を高めつつ、「愛の讃歌」は命を燃やすように歌い、中盤のシアトリカルなアプローチが凄みを感じさせた1曲。声を荒げるわけでもなく、ギターを思いっきりかき鳴らさずとも伝わる激しさ。観客からも大喝采が送られていた。そんな空気の中、『森田一義アワー 笑っていいとも!』のテーマ曲としてお馴染みの「ウキウキWATCHING」を色っぽく歌う振り幅を見せつけ、終盤は菅田将暉とコラボした「散る 散る 満ちる」をノスタルジックかつエモーショナルにプレイし、韻の踏み方やギターのフレーズで鮮やかなフックが満載な「真夜中のランデブー」という代表曲を立て続けに披露。誰のようでもない、奇妙礼太郎ならではのパフォーマンスを見せてくれた。そして、ホストである佐々木はいつものように革ジャンをまとい、狼煙のように「Yeah!」とシャウトを決めて「伝説の夜を君と」からスタート。アコギ1本だからこそ際立つ歌声の豊かさを披露し、〈ピークのようで始まりに過ぎない夜を〉というフレーズでグッと観客の心を掴んでいく。感じたことを自然体で紡ぐ即興のトーキングブルース「雷よ静かに轟けBlues」を歓迎の気持ちを込めて届け、時間を操るように歌ったのが「ゴールド・ディガーズ」。ストレイテナーのホリエアツシをプロデューサーとして迎えたこの曲を溜めたり、駆け出したり、その場のニュアンスを加えていく様が見事。魔法にかかったかのように観客も魅了されてしまうのだ。「東洋館や彼(奇妙礼太郎) ほどじゃないけど、自分にも10何年の歴史がありまして」と口にし、活動初期のナンバーから「アンドロメダ」をセレクト。ほとばしるロック魂、言葉ひとつひとつに積み上げてきたモノが宿っていることをまざまざと見せつけてくれる。手ぬぐいで汗を吹き、「こんな素晴らしいステージで、自分のちっちゃい器をろくろでコネコネやってるのかもしれません。ひねって伸ばして考えて、トライしないとね」と語ってから「世界が変わる日」。もともと大海原へ漕ぎ出す勇気をもらえる曲ではあるが、シンプルな照明、引き締まった表情、滴る汗、それらを間近で受け止められるからこそ増幅するパワー。ビリー・ジョエルの「Piano Man」を佐々木ならではの解釈で歌詞をつけた「BLUES MAN」では浮世離れせず、現実を受け止めた上で心の底から絞り出す想いを歌う、まさにブルースの真骨頂。どちらも己の生き様と未来が投影されており、音と言葉に貫かれた人も多かったであろう。ラストはアカペラで歌い出し、むき出しの心臓に触れたようにも感じとれた「月夜の道を俺が行く」。激しくギターをかき鳴らしながら叫んだり、ゆったりと腰を据えて歌ったり、歌とギターのみで構成されているからこその自由自在なスタイルで〈俺の夢を叶えるやつは俺しかいない〉と明確に提示する姿は実に頼もしかった。そして、締めくくりとして奇妙を呼び込み、2人で忌野清志郎の「JUMP」を響かせる。佐々木が直前にお願いをしたということだったが、そこは場数を踏んできた2人だけあって、互いを感じながらの見事なセッション。加えて、声のマッチングも秀逸だった。次回の『雷よ静かに轟け』は12月22日に同じく東洋館にて開催が決定している。レトロとモダンが交差する浅草という土地で歴戦の猛者と佐々木が対峙する格別な夜をぜひ多くの人に体感して欲しい。文:ヤコウリュウジ写真:ニイミココロ<公演情報>佐々木亮介弾き語り興行“雷よ静かに轟け”第三夜2023年9月30日(土) 浅草フランス座演芸場東洋館セットリスト■奇妙礼太郎01 竜の落とし子02 Moon River03 悲しくてやりきれない04 ほんまにおいしいお好み焼き05 ONLY FOOL06 赤いスイートピー07 愛の讃歌08 ウキウキWATCHING09 散る 散る 満ちる10 真夜中のランデブー■佐々木亮介01 伝説の夜を君と(a flood of circle)02 雷よ静かに轟けBlues03 ゴールド・ディガーズ(a flood of circle)04 アンドロメダ(a flood of circle)05 猫がなつかない!(THE KEBABS)06 カメラソング(a flood of circle)07 ともだちのうた(THE KEBABS)08 くたばれマイダーリン(a flood of circle)09 世界が変わる日(a flood of circle)10 BLUES MAN(a flood of circle)11 月夜の道を俺が行く(a flood of circle)■SessionJUMP (忌野清志郎)<ライブ情報>佐々木亮介弾き語り興行“雷よ静かに轟け”第四夜2023年12月22日(金) 浅草フランス座演芸場東洋館OPEN19:00 / START19:30出演:佐々木亮介(a flood of circle)ほか★10月9日(月・祝) 23:59までファンクラブ先行受付中関連リンクa flood of circle公式サイト:奇妙礼太郎公式サイト:
2023年10月06日9月5日(火) に下北線路街 空き地で開催される佐々木亮介(a flood of circle)、ホリエアツシ(ストレイテナー)出演のフリーライブ『GOLD & SILVER NIGHT』が、a flood of circleのYouTubeチャンネル、Instagramで同時生配信されることが決定した。本公演は、a flood of circleのニューシングル『ゴールド・ディガーズ』と、ストレイテナーの新曲「Silver Lining」のリリースを記念した合同フリーライブ。タイトルも『a flood of circle & STRAIGHTENER「GOLD & SILVER NIGHT」』に変更となっている。当日は物販スペースでイベントグッズの販売も予定されているほか、常設されているカフェではイベントとのコラボドリンクも販売される。<イベント情報>a flood of circle & STRAIGHTENER『GOLD & SILVER NIGHT』9月5日(火) 下北線路街 空き地フリーエリア開場&グッズ販売開始 16:30 / 優先エリア入場 18:00 / 開演 18:30出演:佐々木亮介(a flood of circle)、ホリエアツシ(ストレイテナー)チケット料金:無料【無料ライブ配信】YouTube::<配信情報>a flood of circle「ゴールド・ディガーズ」9月6日(水) 配信リリースa flood of circle「ゴールド・ディガーズ」配信ジャケットストレイテナー「Silver Lining」9月6日(水) 配信リリースストレイテナー「Silver Lining」ジャケット配信リンク:<リリース情報>a flood of circle ニューシングル『ゴールド・ディガーズ』9月13日(水) リリースa flood of circle『ゴールド・ディガーズ』ジャケット【CD+Blu-ray】8,800円(税込)予約リンク:【CD+DVD】6,600円(税込)予約リンク:【CD収録】01. ゴールド・ディガーズ02. ゴールド・ディガーズ(カラオケ)【Blu-ray / DVD収録】■『Tour 花降る空に不滅の歌を -2023.06.16 Live at Zepp Shinjuku-』01. バードヘッドブルース02. Vampire Kila03. Dancing Zombiez04. Black Eye Blues05. 如何様師のバラード06. Party Monster Bop07. カメラソング08. 人工衛星のブルース09. 花火を見に行こう10. くたばれマイダーリン11. BLUE12. 花降る空に不滅の歌を13. ロックンロールバンド14. GOOD LUCK MY FRIEND15. プシケ16. シーガル17. 月夜の道を俺が行く18. 本気で生きているのなら19. 伝説の夜を君と20. ミッドナイト・クローラー21. I LOVE YOU■『AFTER PARTY MONSTERS -2023.06.16 Live at Shinjuku LOFT-』01. Party Monster Bop02. Rock’N’Roll New School03. バタフライソング04. Sweet Home Battle Field05. Drive All Night06. Boy07. The Beautiful Monkeys08. 北極星のメロディー09. ベストライド※『AFTER PARTY MONSTERS -2023.06.16 Live at Shinjuku LOFT-』はBlu-rayのみに収録ストレイテナー ベストアルバム『フォーピース』10月11日(水) リリースストレイテナー『フォーピース』ジャケット●完全数量限定盤(2CD+BD+GOODS):11,000円(税込)●初回限定盤(2CD+BD):8,250円(税込)●通常盤(2CD):3,850円(税込)【CD収録内容】■Disc11. Silver Lining ※新曲2. 原色3. 叫ぶ星4. クラッシュ5. 冬の太陽6. Braver7. イノセント8. Toneless Twilight9. Sunny Suicide10. From Noon Till Dawn(feat.Tabu Zombie&Kunikazu Tanaka)11. Little Miss Weekend12. 羊の群れは丘を登る13. 吉祥寺14. 彩雲15. ETERNAL (FOR PEACE)※CDのみ■Disc21. 2462. タイムリープ3. プレアデス4. Ark5. DAY TO DAY6. Man-like Creatures7. Lightning8. シンクロ9. DONKEY BOOGIE DODO10. 瞬きをしない猫11. ネクサス12. シンデレラソング13. シーグラス14. スパイラル15. MARCH (FOUR PIECE) ※CDのみ【Blu-ray収録内容】※初回限定盤のみ・2023年5月27日(土)、バンドとして初めてにして最後となった中野サンプラザでのワンマンライブをアンコール含め完全収録予定(全26曲)【完全数量限定盤グッズ】25th ANNIVERSARY ROCK BAND オリジナルトランプ<ツアー情報>a flood of circle『HAPPY YAPPY BLOOD HUNT』9月15日(金) 大阪・梅田CLUB QUATTRO ※ワンマン18:00 open / 19:00 start9月17日(日) 愛知・名古屋CLUB QUATTRO ※ワンマン16:00 open / 17:00 start10月25日(水) 東京・渋谷CLUB QUATTRO18:00 open / 19:00 startGuest:ストレイテナー10月26日(木) 東京・渋谷CLUB QUATTRO ※ワンマン18:00 open / 19:00 start<ライブ情報>a flood of circle Mini Album『a flood of circle』『泥水のメロディー』再現ライブ9月7日(木) 東京・新代田FEVER開場 18:30 / 開演 19:00出演: a flood of circleチケット情報:()ストレイテナー『25TH ANNIVERSARY ROCK BAND 2023.10.15 at Nippon Budokan』10月15日(日) 日本武道館開場 16:30 / 開演 17:30チケット情報:()関連リンクa flood of circle オフィシャルサイト:ストレイテナー オフィシャルサイト:
2023年08月31日佐々木亮介(a flood of circle)ホリエアツシ(ストレイテナー)a flood of circleが9月に発売するニューシングル『ゴールド・ディガーズ』の収録映像と楽曲情報が発表となり、同時に9月5日に【下北線路街 空き地】にて、a flood of circle佐々木亮介と今作のプロデュースを担当したストレイテナー ホリエアツシ両者による弾き語りフリーライブ 『GOLD & SILVER NIGHT』開催が発表された。ステージ前の人工芝生は優先エリアとし、「整理番号付き優先エリア入場整理券」が必要だが、後方は整理券なしで出入り自由のフリーエリアとのこと。なお、前方優先エリアの整理券抽選申し込みは本日よりチケットぴあにてスタートしている。また、当日は常設されているカフェにて、同イベントとのコラボドリンクおよびフードの販売も予定。フリーエリアの開場・グッズ販売は16:30から 、フードエリアは昼ごろより営業開始し、終演後も営業する予定とのことなので、ライブ前後も楽しめる1日となる。<優先エリア抽選申し込み>受付期間:7/24(月)21:00~07/31(月)23:59URL: その他詳細はオフィシャルサイトにて。 ■イベント情報a flood of circle 『GOLD & SILVER NIGHT』開催日:2023年9月5日(火)会場:下北線路街 空き地 出演: 佐々木亮介(a flood of circle), ホリエアツシ(ストレイテナー)・フリーエリア開場/グッズ販売開始:16:30・優先エリア入場:18:00・開演 18:30チケット代:¥0前方エリア整理券抽選受付: [7/24(月)21:00〜7/31(月)23:59]■リリース情報2023年9月13日(水)New Single『ゴールド・ディガーズ』【CD+Blu-ray】¥8,800(tax in) TEI-291・Tour 花降る空に不滅の歌を -2023.06.16 Live at Zepp Shinjuku-・AFTER PARTY MONSTERS -2023.06.16 Live at Shinjuku LOFT-予約→ 【CD+DVD】¥6,600(tax in) TEI-292・Tour 花降る空に不滅の歌を -2023.06.16 Live at Zepp Shinjuku-予約→ □CD01. ゴールド・ディガーズ02. ゴールド・ディガーズ(カラオケ)□Blu-ray,DVD収録内容:「Tour 花降る空に不滅の歌を -2023.06.16 Live at Zepp Shinjuku-」01. バードヘッドブルース02. Vampire Kila03. Dancing Zombiez04. Black Eye Blues05. 如何様師のバラード06. Party Monster Bop07. カメラソング08. 人工衛星のブルース09. 花火を見に行こう10. くたばれマイダーリン11. BLUE12. 花降る空に不滅の歌を13. ロックンロールバンド14. GOOD LUCK MY FRIEND15. プシケ16. シーガル17. 月夜の道を俺が行く18. 本気で生きているのなら19. 伝説の夜を君と20. ミッドナイト・クローラー21. I LOVE YOU「AFTER PARTY MONSTERS -2023.06.16 Live at Shinjuku LOFT-」01. Party Monster Bop02. Rock’N’Roll New School03. バタフライソング04. Sweet Home Battle Field05. Drive All Night06. Boy07. The Beautiful Monkeys08. 北極星のメロディー09. ベストライド※「AFTER PARTY MONSTERS -2023.06.16 Live at Shinjuku LOFT-」はBlu-rayのみに収録早期予約特典あり期間~7/31(月)23:59まで特典A4 クリアポスター■ツアー情報a flood of circle『HAPPY YAPPY BLOOD HUNT』09/15(金) 梅田CLUB QUATTRO※ワンマン18:00 open / 19:00 start09/17(日) 名古屋CLUB QUATTRO※ワンマン16:00 open / 17:00 start10/25(水) 渋谷CLUB QUATTROGuest:ストレイテナー18:00 open / 19:00 start10/26(木) 渋谷CLUB QUATTRO※ワンマン18:00 open / 19:00 start■主催ライブ情報Mini Album「a flood of circle」「泥水のメロディー」再現ライブ開催日:2023年9月7日(木)会場:新代田FEVER出演: a flood of circle開場/開演:18:30 / 19:00チケット前売り:¥4,400(+1Drink代)チケットオフィシャル先行: [7/29(土)12:00〜8/06(日)23:59]※配信詳細は後日発表a flood of circle / IMPERIAL RECORDS : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月24日a flood of circle 佐々木亮介(Vo/Gt)による弾き語り興行"雷よ静かに轟け"。昭和26年開業され、映画「浅草キッド」の舞台にもなった『浅草フランス座演芸場東洋館』で行われる同イベントの“第二夜”のゲストは、シンガーソングライターのNakamuraEmi。お互いのリスペクトと対決感がせめぎ合う、豊かで生々しいステージが繰り広げられた。梅雨の合間の晴れ間も広がったこの日、浅草は国内外の観光客でごった返していた。そんななか、「浅草フランス座演芸場東洋館」に足を運んだ観客のなかには、浴衣姿の女性も。会場内の少し湿った空気、会場のなかに貼られた歴代の芸人たちの写真を含め、独特の風情がたっぷりと感じられた。最初に登場したのは、NakamuraEmi。ギタリストのカワムラヒロシ(Nakamuraの楽曲のアレンジやトラックメイクなども手掛けている)とともに真っ白な衣装でステージに上がった彼女は、まるで落語家のように正座で挨拶。自らの半生と〈なりたい自分〉になろうとする姿勢を刻んだ「Rebirth」からライブをスタートさせた。〈私の心の景色をここで叫ぶんだ。佐々木亮介と叫ぶんだ〉というフレーズに対し、客席から大きな拍手が送られた。NakamuraEmiさらに「小さなお子様から見たら私は大人ですが、まだまだ大先輩がいて。そんな“中間”な私が書いた曲です」という言葉から「大人の言うことを聞け」、「次の曲は佐々木さんが“好きなんです”と言ってくれた曲です」という「1の次は」などを披露。シェイカーやタンバリン、ウィンドチャイムを鳴らしながら、歌詞に濃密なグルーヴを与えるNakamuraの歌にグイグイ引き込まれる。ライブ中盤では、ニューシングル「究極の休日」(7月8日リリース/8cm CD&デジタル)にも収録される「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~」(H Jungle with t)」のカバーも。アコギと歌によるアレンジ、自らの経験や感情を織り込んだボーカルによって、原曲とはまったく違った印象が伝わってきた。手を挙げ、体を揺らし、手拍子しながら聴き入っていたオーディエンスも、“シンガー・NakamuraEmi”の魅力を実感したはずだ。エモーショナルにして抒情的な歌声とともに“明日と自分を信じて、己の山道を登っていけ”と聴く者を鼓舞する「YAMABIKO」で大きな感動を生み出した後は、未発表曲「一円なり」。小さい頃に習っていたソロバン(の先生)の思い出、今現在の自分を対比させたこの歌は、“極めて私的な経験を刻んだ歌が、幅広いリスナーの心を捉える”彼女の音楽性を改めて示していたと思う。エンディングで本物のソロバンを取り出し、玉を弾いてみせるパフォーマンスも心に残った。「これからどんなふうに世の中が変わっていっても、今回、佐々木さんが思いを込めて誘ってくれたみたいに、人間の心同士がいちばん大事だなって思います」というMCに導かれたのは「投げキッス」。曲の後半でa flood of circleの「月夜の道を俺が行く」の一節を歌い上げ、観客は大歓声と大きな拍手で応えた。そして、佐々木亮介。アコギをかき鳴らし、“Oh!Yeah!”と一声。「どこにも故郷のない俺はーー佐々木亮介です、よろしくどうぞ。どこにも故郷のない人は土に還るまでが遠足です」という歌い上げる。「花」。冗談にもならないような出来事ばかりが起こる世界のなかで、生きること意味、歌うことの意義とは?そんな根源的なテーゼと向き合いながら、それでも世界は素晴らしいと叫び、「命がけで生きていくだけ」と誓う。佐々木亮介というミュージシャンの本質をダイレクトにぶつけるようなステージに心と目を奪われる。佐々木亮介ギターを響かせながら、自由に発せられる言葉はトーキング・ブルース、もしくはヒップホップのフリースタイルのよう。「"雷よ静かに轟け"第二夜がはじまってる。アイム佐々木亮介。挑戦者のタームがはじまる」「あんたが何人でもいい、宇宙人でもいい。俺があんたをぶち上げる」「声とギターだけの勝負してえ」「楽屋で3人でサクランボ食べました。うれしいぜ美味しいぜ楽しいぜ」というラインを重ねながら、「だけど俺は挑戦者。紹介します。ギター俺!」とギターソロへ。この瞬間、この場所でしか生まれない“歌”はまさにライブそのものだ。「俺が俺でしかいられないことにがっかりしてる暇はねえ!」とシャウトし、「I’M FREE」へ。社会的価値、自らの生き方、自由の意味につながる歌を鋭く突き刺すようなパフォーマンスは、観る者に「あんたはどうだ?」と問いかけているようだった。続いては佐々木のソロ楽曲「We Alright feat.三船雅也」。「どんだけ間違っても/どんだけはみだしても/味方でいるぜ」というサビのフレーズはオフマイクで歌唱。どんだけ激しく叫んでも、豊かでしなやかな歌の魅力はまったく損なわれることがない。これもまた、佐々木亮介の磁力だろう。緑茶ハイを飲みながら、徐々にリラックスしてきた佐々木。「これ、初めて弾いたギターなんですよ。じいちゃんがくれたんですけど」とステッカーだらけのアコギを持ち、「俺のギターが8000円でも80万円でも8000万円でも、誰にも売らねえ!」という言葉から「くたばれマイダーリン」。そのまま客席に降り、オーディエンスのすぐそばで「かわかわ」(THE KEBABS)をシェアする。(コロナによる規制もなくなる)きわめて近い距離で生歌――リアルな感情と生々しい肉体性が刻まれたーーを体感できるのも、“雷よ静かに轟け”の楽しさだ。中島みゆきの「ファイト!」のカバーも強く心に残った。まるでポエトリー・リーディングのように歌詞のひとつひとつを丁寧に伝えるステージングは、どこか演劇的。あまりにも有名なサビの一節は、ロックンロールの力を信じ抜き、世界をが少しでも良い方向に動くことを願い続ける佐々木亮介の生き様と強く重なっていた。もっとも強い衝動を感じたのは、「白状」だった。何も上手くいかない、先の展望も見えない。だけど俺は、くたばるまで歌い続けるんだ。全身全霊で“歌うこと”“生きること”を体現する佐々木の姿から目が離せない。ソングライター、シンガーとしての核をそのまま感じられるようなステージはまちがいなく、この興行以外では体感できないだろう。「月夜の道を俺が行く」を披露した後、NakamuraEmiが登場。「すごくよかった。私もあんなふうにライブしてみたい」(Nakamura)「かっこよかったです。(Nakamuraのあとで)演奏したくなかったです」(佐々木)というトークを挟み、「かかってこいよ」(NakamuraEmi)をセッション。二人が声を合わせた〈人間らしい匂いのところは決まって花が咲いてるんだ〉というラインは、人と人の思いが交差し、素晴らしい音楽につながるこのイベントの在り方を端的に示していたと思う。鳴りやまない拍手に導かれ、再び佐々木が舞台へ。「Honey Moon Song」をロマンティックに響かせ、“第二夜”は終幕を迎えた。"雷よ静かに轟け"第三夜は、同じく「浅草フランス座演芸場東洋館」で9月30日(土)に開催。情緒と情熱に溢れた唯一無二の舞台をぜひ、現地で味わってみてほしい。Text:森朋之Photo:新保勇樹<公演情報>佐々木亮介弾き語り興行 “雷よ静かに轟け” 第二夜2023年6月24日(土) 浅草フランス座演芸場東洋館セットリスト■NakamuraEmi01. Rebirth02. 大人の言うことを聞け03. 1の次は04. スケボーマン05. WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜※カバー曲06. YAMABIKO07. 一円なり ※未発表曲08. 投げキッス■佐々木亮介01. 花(a flood of circle)02. 浅草フランス座演芸場東洋館 Blues03. I’M FREE(a flood of circle)04. We Alright(佐々木亮介)05. くたばれマイダーリン(a flood of circle)06. かわかわ(THE KEBABS)07. セイントエルモ(a flood of circle)08. ファイト!(中島みゆき)09. 白状(a flood of circle)10. 月夜の道を俺が行く(a flood of circle)■Sessionかかってこいよ(NakamuraEmi)■アンコールHoney Moon Song(a flood of circle)<ライブ情報>佐々木亮介弾き語り興行 “雷よ静かに轟け” 第三夜2023年9月30日(土) 浅草フランス座演芸場東洋館OPEN19:00 / START19:30出演:佐々木亮介(a flood of circle)ほか★7月2日(日) 23:59までファンクラブ先行実施中関連リンクa flood of circle公式サイト: Emi公式サイト:
2023年06月28日a flood of circleの佐々木亮介(Vo/Gt)による、東京・浅草フランス座演芸場東洋館を舞台にした弾き語りツーマンライブシリーズ「雷よ静かに轟け」。その“第一夜”が2月26日に開催された。ゲストは中田裕二。ギター1本と歌による、シンプルで奥深いステージが繰り広げられた。「雷よ静かに轟け」の会場となる浅草フランス座演芸場東洋館は昭和26年(1951年)に「浅草フランス座」として開業。ストリップの合間に行われていたコントや漫才が評判となり、昭和34(1959)年に「東洋劇場」としてスタートした。渥美清、長門勇、由利徹、東八郎、そして、萩本欽一やビートたけしが出演したことで知られる伝統ある演芸場だ。中田裕二この日の開演は19時半。最初に登場したのは、佐々木亮介のレーベルメイトでもある中田裕二だ。「“音人亭裕二”でございます。今回は佐々木くんの『雷よ静かに轟け』の第一回に呼んでいただきまして。心して、前座をつとめたいと思っております」と挨拶し、まずは「ランナー」を披露。心地よくグルーヴするアコギ、ヒップホップのテイストを感じさせる歌によって場の空気を混ぜ返してみせる。さらに洗練されたコード進行と抑制の効いたメロディ、〈人はいつも全てを/コントロールしたがる/ただの思い上がり〉というラインが響き合う「DOUBLE STANDARD」、ブルージーな音像とともに、恋人との別れの間際のおける男の強がり、切なさ、情けなさを滲ませる「Terrible Lady」へ。テンションコードを交えた構成と多彩なオブリガード、そして、官能的な匂いを振りまくボーカル。冒頭の3曲で中田は、自らの音楽世界を表現してみせた。ゆったりと椅子に座り、濃密にしてしなやかな歌声を響かせる佇まいにも惹きつけられる。「昨年、忘れらんねえよの柴田(隆浩)くんと花劇場で対バンして、けっこう浅草づいてるんですよ。美味しい店もいっぱいあるし、僕も浅草が好きで。こんな素敵な場所のイベントに呼んでもらえて光栄です。ありがとう、佐々木くん」というMCの後は、アコギのボディを叩き、ビートを響かせ……と思ったら、いきなり演奏を止め、「ここまで盛り上げても手拍子起きないとは(笑)。ここは演芸場ですよ。手拍子は必須です!」とハンドクラップを要求。一体感を演出し、中田の地元・熊本の伝統的な民謡「おてもやん」をカバーした。さらに女性目線の哀切なラブソング「わが身ひとつ」、「この街並みに合う哀愁のある曲を歌います」という言葉に導かれた「海猫」、そして、ジャズのエッセンスを感じさせるギターと〈丸めて捨てられない恋が/すり切れたままに転がった〉と「恋わずらい」(椿屋四重奏)を演奏。R&B、AOR、ジャズ、そして歌謡のテイストが溶け合うような音楽性、大人の恋愛を抒情的・映像的に映し出す歌詞。それはまさに大人のためのポップスだ。「あと何分あるんですか?あ、そんなにあるんだ(笑)。じゃあ、カバーを何曲か」とスタンダードナンバー「Fly me to the moon」、井上陽水の80年代の名曲「リバーサイドホテル」を披露。「こんな素敵なイベントに呼んでいただき、ありがとうございました。佐々木ファンのみなさんすいません、この後も会話を心ゆくまで楽しみたいと思います(笑)」というMC、そして一夜の恋の駆け引きを描いた「誘惑」を歌い上げ、バトンを佐々木に渡した。いつも通りの革ジャン姿で舞台に上がった佐々木は、アコギをかき鳴らし、「Yeah!」とシャウト。立ったままで「俺の夢を叶えるやつは俺しかない」と叫ぶように歌いだした。新曲「月夜の道を俺が行く」。a flood of circleのニューアルバム『花降る空に不滅の歌を』の1曲目に収められた楽曲だ。「Oh! Yeah! ロックンロール!」と観客を煽り、オフマイクで歌い続け、〈気づけば結局、“どうも”佐々木亮介です〉と挨拶。性急な詩情と称すべき歌にいきなり心を掴まれる。佐々木亮介ブルースを色濃くたたえたギターを鳴らしながら、「ようこそ、『雷よ静かに轟け』へ!新しい物語をはじめるよ。あなたがたは新しい物語の目撃者です」と即興で歌い始める。「でも謎のイベントでしょ?」「中田裕二さんはイケメンだ。楽屋で香水をふりまいてた」「負けるな佐々木。ギター俺!」と言葉を繋ぐスタイルは、まさにトーキング・ブルースだ。「浅草、俺の好きな東の東京の感じ。六本木には西にはないこの空気。住たくもねえ港区。うそ。お金ください」というフレーズでは、会場から笑い声が。さらに「俺は気持ちいいことしたいだけ」「“なんもない”に乾杯」とブルースは加速していく。どこまでも生々しい感情をーーユーモアをたっぷり交えてーーぶちまけるようなステージからは、佐々木亮介という人間そのものが真っ直ぐに伝わってきた。「思うんですよね、気持ちいいことがしたいって。16歳の時の自分のまんまだなって」「まだやったことがないことがあるはずだと信じて。……中田さんの後で演奏したくありません(笑)。だけど僕にはそれが必要だと思って、コレを決めました。ようこそ『雷よ静かに轟け』へ」という言葉に対して、会場からは大きな拍手が巻き起こった。続いて演奏されたのは、「Flashlight&Flashback」。メジャーデビュー直後にメンバーが脱退。それでもアルバムを作ることを決めた佐々木が、ギタリストの安高拓郎(ex.椿屋四重奏)とともに制作した楽曲だ。〈ハイチーズ笑ってほしいよダーリン〉からはじまる愛らしくて切ないラブソング「カメラソング」(アルバム『花降る空に不滅の歌を』収録)ではステージの端に座り、観客に物語を手渡すように歌唱。そしてスピッツの知る人ぞ知る名曲「おっぱい」では、〈君のおっぱいは世界一〉と全力でシャウト。楽曲によって全く違う表情が伝わってくるが、言うまでもなく、そのすべてが佐々木亮介だ。ラストもニューアルバム『花降る空に不滅の歌を』の楽曲だった。まずはフリースタイルで“誰もがやってくれないなら、自分でやるだけ”“みんなに会えてうれしいよbaby。よく来たね”と歌い、“戦争あっても地震あっても、ごめんなさい、つい気持ちのいいほうに逃げちゃう俺。くたばれ俺”と言葉をつなぎながら、「くたばれマイダーリン」へ。間髪入れずに続けて「本気で生きているのなら」に突入し、「正解だの平穏だの生涯も幻でぶっ倒れてもぶっ倒れても挑み続けるしかないんだ」という歌詞を全身全霊で響かせた。「最後、中田さんとイチャイチャしたいなと思います(笑)」と中田を呼び込んだ佐々木。「今日をきっかけに、また中田さんといろいろできたらいいなと思って」(佐々木)「こういうブルースロックをやる人って、あんまりいないんですよ。ぜひこのスタイルを貫いて」(中田)というトーク、そして、「ティーンのときに聴いて、むせかえった曲です」(佐々木)という「陽炎」(椿屋四重奏)をふたりでセッションし、「"雷よ静かに轟け" 第一夜」は幕を閉じた。弾き語りツーマンライブ「佐々木亮介弾き語り興行 “雷よ静かに轟け” 第二夜」は、シンガーソングライターのNakamuraEmiをゲストに迎え、6月24日に開催。“第一夜”と同じく、弾き語りの奥深さ、すごさをたっぷり味わえる一夜になることは間違いない。Text:森朋之Photo:笹原清明<公演情報>雷よ静かに轟け 第一夜2023年2月26日(日) 浅草フランス座演芸場東洋館セットリスト■中田裕二01. ランナー02. DOUBLE STANDARD03. Terrible Lady04. おてもやん(熊本民謡)05. わが身ひとつ06. 海猫07. 恋わずらい(椿屋四重奏)08. Fly Me To The Moon(スタンダード)09. リバーサイド ホテル(井上陽水)10. 誘惑■佐々木亮介01. 月夜の道を俺が行く(a flood of circle)02. 雷よ静かに轟け Blues03. Blanket Song(佐々木亮介)04. かわかわ(THE KEBABS)05. Flashlight & Flashback(a flood of circle)06. カメラソング(a flood of circle)07. おっぱい(スピッツ)08. くたばれマイダーリン(a flood of circle)09. 本気で生きているのなら(a flood of circle)Session. 陽炎(椿屋四重奏)with 中田裕二<佐々木亮介/a flood of circleライブ情報>佐々木亮介弾き語り興行 "雷よ静かに轟け" 第二夜2023年6月24日(土) 浅草フランス座演芸場東洋館開場19:00 / 開演19:30出演:佐々木亮介 / NakamuraEmi料金:前売4,800円(全席指定)a flood of circle Tour 花降る空に不滅の歌を3月2日(木) 静岡UMBER3月3日(金) 名古屋CLUB UPSET3月10日(金) 横浜F.A.D3月15日(水) 岡山PEPPERLAND3月16日(木) 岡山PEPPERLAND3月18日(土) 京都磔磔3月22日(水) 新代田FEVER3月23日(木) 新代田FEVER3月28日(火) 神戸太陽と虎3月30日(木) 岐阜ants4月1日(土) 金沢vanvanV44月2日(日) 長野J4月7日(金) 高松DIME4月9日(日) 大阪堺FANDANGO4月14日(金) 札幌PENNY LANE244月15日(土) 旭川CASINO DRIVE4月22日(土) 郡山HIPSHOT JAPAN4月23日(日) 新潟CLUB RIVERST5月18日(木) 水戸LIGHT HOUSE5月20日(土) 盛岡CLUB CHANGE WAVE5月21日(日) 仙台CLUB JUNK BOX5月25日(木) 大分Club SPOT5月27日(土) 鹿児島SR HALL5月28日(日) 福岡CB5月30日(火) 広島SECOND CRUTCH6月1日(木) 名古屋CLUB QUATTRO6月2日(金) 大阪umeda TRAD6月16日(金) 東京Zepp Shinjukuチケット料金:4,400円(ドリンク代別途必要)チケット情報はこちら:<a flood of circleリリース情報>LP盤『月夜の道を俺が行く』2023年4月5日(水) リリース※アルバム『花降る空に不滅の歌を』のアナログ盤価格:4,950円 (税込)【収録内容】■SIDE A1. 月夜の道を俺が行く2. バードヘッドブルース3. くたばれマイダーリン4. 如何様師のバラード5. 本気で生きているのなら■SIDE B6. カメラソング7. 花降る空に不滅の歌を8. GOOD LUCK MY FRIEND9. Party Monster Bop10. 花火を見に行こう購入者特典:スペシャルポスターa flood of circle オフィシャルサイト:<中田裕二ライブ情報>TOUR 23 "MOONAGE SYNDROME"(バンド編成ワンマン)>&<中田裕二の謡うロマン街道(弾き語りワンマン)5月13日(土) 仙台 Rensa ※バンドセット5月14日(日) 仙台 カフェモーツァルトアトリエ ※弾き語り5月20日(土) 福岡 DRUM LOGOS ※バンドセット5月21日(日) 福岡 ROOMS ※弾き語り5月27日(土) 横浜 ランドマークホール ※バンドセット6月3日(土) 札幌 musica hall cafe ※弾き語り6月4日(日) 札幌 cube garden ※バンドセット6月10日(土) 大阪 BIGCAT ※バンドセット6月11日(日) 名古屋 ボトムライン ※バンドセット6月17日(土) 松山 日本キリスト教団 松山教会 ※弾き語り6月18日(日) 高知 あたご劇場 ※弾き語り6月24日(土) 東京 EX THEATER ROPPONGI ※バンドセットチケット一般発売:4月15日(土)ツアー詳細はこちら:中田裕二 オフィシャルサイト:
2023年03月03日アーティストやプロ雀士など幅広く活躍している元KAT-TUNの田口淳之介(36)。11月29日には37回目の誕生日を迎え、直前には“月1ライブ”も予定されている。しかし、プライベートでは大きな変化があったようだ。長年交際している小嶺麗奈(42)と、同棲を解消したというのだ。2人が同棲を解消したと報じられるのはこれで2度目。最初に報じられたのは昨年6月だった。「大げんかの末に小嶺さんが同棲先を飛び出し、熊本の実家に戻ったと一部週刊誌で報じられました。原因はファンが離れることを恐れて結婚に踏み切らない田口さんに、小嶺さんが業を煮やしたといいます」(芸能関係者)だが今年3月、本誌は“復縁”した2人が家賃13万円ほどの1LDKマンションで同棲を再開させていたことを報じた。当時、コインパーキングに止めた車から引っ越し用の段ボールを2つ抱えて現れた田口に続いて、家具量販店のビニール袋を抱えて出てきた小嶺を目撃。2人の関係は良好にも思えたが……。11月21日に公開された『FRIDAY DIGITAL』の記事によると、本誌が報じた“同棲再開”から数カ月後に再び同棲を解消していたというのだ。交際が続いているかどうかは触れられていないが、田口は都内の高級マンションで1人暮らしをしているという。19年5月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、同年10月に懲役6カ月・執行猶予2年の判決を受けた田口。同じ罪で逮捕された小嶺と出廷した初公判では、「これからもいっしょに交際を続けていきたい」と告白。そして小嶺も「交際を続けるなら、結婚したいと思っています」と語り、二人三脚での更生を誓った。「2人の交際発覚は07年。16年3月末にジャニーズ事務所を退所後、再起に励む田口さんをサポートしてきたのは小嶺さんでした。田口さんは逮捕後、『彼女に唆されたことはない』と一貫してかばい続けたことも。判決後も小嶺さんは、音楽活動やゲーム実況など新しいことにチャレンジする田口さんを支えてきました」(前出・芸能関係者)判決が下された直後の19年11月、本誌に登場した田口は小嶺についてこう語っていた。「13年も一緒にいると、もはや結婚しているような感覚ですね。彼女はだれに対しても優しく、そして男気のある人です。その分、抱えるものも大きくなっちゃうんでしょうけど、僕にはそれがとてもカッコよく見えるんです。芸能人はこうあるべきという彼女のスタンスには、影響を受けました。『人前に立つなら普段から鍛えていなきゃダメ』『常に100%でファンに向き合わないと』と、教えてくれたのは彼女です」さらに「公判が始まる直前、僕は彼女に『そばにいてほしい』と伝えたんです」とも明かし、「もう書類(婚姻届け)を出すタイミングだけの問題です」と“結婚秒読み”をほのめかしていた。あれから3年の月日が流れるも、一進一退を繰り返す2人の関係。もはや“長すぎた春”なのだろうか。
2022年11月21日山口県阿武町が誤って給付金4,630万円を一世帯に振り込んだ問題で、山口県警は5月18日、田口翔容疑者(24)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。田口容疑者は同町役場のミスで振り込まれたことを知りながらも、返還を拒否していた。さらには4,630万円を、「ネットカジノで使い切った」と供述しているとも報じられた。山口県警の公式サイトでは、田口容疑者を逮捕した理由についてこう記されている。《本年4月、自己名義の銀行口座に阿武町から入金された4,630万円が阿武町のミスにより誤入金されたものであることを知りながら、自身のスマートフォンを操作してオンライン決済サービスを利用し、自己名義の口座から決済代行業者の口座に400万円を振り替えることにより、財産上不法の利益を得たもの》同町が田口容疑者に4,630万円を振り込んだのは4月8日。それから1カ月あまり経った5月12日、町は「不当利得の返還」を求めて田口容疑者を提訴。誤振込みをした4,630万円に加え、弁護士費用や諸経費を含んだ5,115万9,939円の支払いを求めた。「提訴を受けて16日、田口容疑者の代理人弁護士は会見を開きました。弁護士によると誤振込みされるまで、田口容疑者の口座残高は665円だったといいます。4,630万円が振り込まれた後、34回にわたってカード決済や振込みがほぼ毎日繰り返されました。田口容疑者は『少しずつでも返していきたい』とコメントしていますが、どのように返済するかなど具体策は示されていません」(全国紙記者)そんな訴訟の行方に注目が集まっていた最中で、突然起こった逮捕劇。テレビ朝日の報道によると、逮捕に至った経緯について警察関係者は「複数回、聴取に応じていたものの、逃走、証拠隠滅の恐れ、金を使ってしまっている犯罪の悪質性も考慮した」と証言している。■「組み戻し」手続きを拒否し続けた末路これまで世間を騒がせていた田口容疑者だが、逮捕によって実名報道に切り替わった。「町は訴状の概要を発表した際に、本名と住所も公開しました。ですが、その情報はネット上だけで拡散されていました。今回、逮捕されてしまったことで、実名報道だけでなく顔写真も広く公開されることに。さらに一部メディアでは小学校の卒業アルバムに記されていた『将来の夢』まで取り上げ、“お金への執着が強い”とまで報じています」(スポーツ紙記者)逮捕によって本名や顔、幼い頃の「将来の夢」なども晒されてしまった田口容疑者。だが元をたどれば、いくつもの“選択間違い”が原因であろう。「田口容疑者は当初、返金手続きである『組み戻し』を了承していました。ところが職員と一緒に銀行向かった途端、『今日は手続きしない。後日、公文書を郵送してくれ』と態度を一変。それからは頑なに返還を拒む態度を続け、『僕は悪くない』とまで言い出しました。その後には『お金はすでに動かした。もう戻せない』と開き直ったのです。確かに、誤振込みは町側のミスが原因です。しかし、田口容疑者が初めから『組み戻し』の手続きに応じていれば、このような顛末にはならなかったはず。しかも彼はホームセンターで社員として働いていたそうですが、『給付金の件で出頭する』と言い残して退職したといいます。彼の弁護士は『働いて返すしかない』と話していましたが、逮捕までされてしまっては返済計画を立てることも難しいでしょう」(前出・全国紙記者)世間を騒がせた田口容疑者に、SNS上ではこんな声が上がっている。《あらら、とうとう捕まっちゃった。この人、最初、何も悪くなかったのに。素直に返してれば良かったのに。他人のミスにはまって逮捕。使い道のネットカジノが本当なら、結局、彼は全部溶かして振り出しに戻っただけ。むしろ前科つくかもだからマイナス》《間違って入金されたからって使うな。最初に言ってた通りに罪を償ってもらいましょうか》《馬鹿だなぁ~素直に返してれば犯罪者にならずに済んだのに。ま、それが彼の選んだ『選択』だから仕方ない…》
2022年05月20日元KAT-TUNの田口淳之介が、7日(23:00~)に配信されるABEMAのバラエティ番組『迷えるとんぼちゃん』#3に出演する。同番組は、極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が、毎回登場するゲストと本音でぶつかるお悩み相談バラエティ。7日に配信される#3は、2019年の逮捕騒動後の活動休止を経て、今年3月に麻雀プロテストに合格した田口が登場。復帰後、初のバラエティ出演を果たす。極楽とんぼの2人は、久々の再会となった田口の人生年表を見ながら「アイドル時代のメンバーと連絡を取り合ってる?」「またグループに戻りたい?」と本音を深掘り。一方で田口も「調子に乗ってました」「グループの中で個性が埋もれているコンプレックスがあった」と自身のこれまでの活動を振り返った。また、「報道陣の前で土下座をした時の心境は?」「結婚はするの?」など、過去の騒動や噂にも直球で質問をぶつけ、田口の秘められていた本音を引き出した。
2022年04月06日「田中とはもう全然連絡とってないですね……」都内の路上でこう語ったのは田口淳之介(36)。5日に日本プロ麻雀協会のプロテストに合格したことを発表した田口。19年5月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、懲役6カ月・執行猶予2年の判決を受けて以降は、音楽活動を再開し、再起に向けてひたむきな日々を送ってきた。しかし、そんななかかつてKAT-TUNで活動をともにした田中聖容疑者(36)がまたしても逮捕されたのだ。「田中容疑者は名古屋市内のホテルで覚醒剤を所持していたとして、2月24日に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕。’17年の大麻取締法違反容疑に続き2度目の逮捕となり、その後の尿検査では覚醒剤の陽性反応も出たそうです」(芸能関係者)’13年にジャニーズ事務所を解雇されて以降は歌手、YouTuberなどマルチに活動してきた田中容疑者だが、その実情は厳しかったようだ。「『金が必要』が口癖で、女性に貢いでもらうだけでなく、弟・彪さんのライブにゲストとして出演した際は、物販で田中容疑者との2ショット撮影権を1万円で販売していたそうです」(前出・芸能関係者)そんなかつての仲間に何を思うのか。3月上旬、本誌が田口を訪ねると、冒頭のように“絶縁”を告白したのだ。田中は田口からの告白をどう受け止めるのだろうか――。
2022年03月08日アイドルグループ・AKB48の岡部麟、下尾みう、田口愛佳、宮崎美穂が20日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施された、横山由依卒業公演の事前特別ライブ配信に出演した。27日に神奈川・パシフィコ横浜で開催され、17LIVEでの無料独占ライブ配信も決定している「MXまつり 横山由依卒業コンサート~深夜バスに乗って~ supported by 17LIVE」に向け実施された今回の配信。そのメイン企画として、横山とのエピソードを語る「第1回 横山由依大好き選手権」が行われた。そのなかで、AKB48加入時から「尊敬する先輩」として横山の名前を挙げる田口は、横山が卒業発表する前日に直接連絡をもらったときのエピソードをトーク。「明日、卒業発表する」と告げられ、約20分にわたり大号泣してしまったそうで、横山からは「卒業発表を報告したメンバーのなかで一番泣いているし、一番いいリアクションをしてくれてる」と言われたことを明かした。さらに今回の配信中、横山の卒業公演終了後の“アフタートーク”ライブ配信が17LIVEにて実施されることも発表された。“アフタートーク”ライブ配信には、横山のほか、複数のゲストも登場予定。また17LIVEでは、 5日から26日までの間、 AKB48メンバーが日替わりで登場するライブ配信企画 「Everyday ワンセブン配信 」を毎日実施中。コンサート前日まで、向井地美音をはじめ、福岡聖菜、小田えりな、倉野尾成美、込山榛香、小栗有以といった豪華メンバーが、コンサート開催までの期間を盛り上げている。(C)17LIVE
2021年11月22日Original Loveが、オフィシャル・カバーアルバム『What a Wonderful World with Original Love?』より長岡亮介が歌う「ディア・ベイビー」を9月22日に先行配信することが決定した。Original Loveと長岡の2組はこれまで、長岡がゲストギタリストとしてOriginal Loveのステージとレコーディングに参加したほか、2017年にはペトロールズのカバーアルバム『WHERE, WHO,WHAT IS PETROLZ?』にOriginal Loveが参加するなど交流があり、今回長岡がカバーした「ディア・ベイビー」は、カントリーとブルーグラスサウンドを纏った新しいアレンジとなっている。合わせて、2017年に田島貴男&長岡亮介として行われたツアー『ふたりソウルショウ』の模様が収録されたライブアルバム『SESSIONS』が、9月22日に配信リリースされることが発表された。今作にはOriginal Loveとペトロールズの楽曲に加え、長岡亮介ソロ曲、そしてふたりのルーツとなる楽曲を含む全14曲が収録されている。■長岡亮介 コメントオリジナル・ラブは元はと言えば父が聴いていたんです。その影響で自分自身も聴くようになりました。17歳の時に父と観に行ったライヴは今でも子細に思い出すことができます。その後、縁がありオリジナル・ラブのツアーに参加出来たのは楽しい思い出です。さらに田島さんと2人で各地を回ったツアーは緊張と喜びの連続で大きな糧になりました。アルバム「SESSIONS」を聴くと克明に思い出されます。私はブルーグラスやカントリーと呼ばれるアメリカのルーツミュージックに慣れ親しんで育ってきたのですが、田島さんはそういった方面のミュージシャンと一緒に演奏することも多くて、それも幼心に嬉しかった。そんな色々な思いの丈を今回、ディア・ベイビーに乗せてお届け出来るのが嬉しくて堪りません!気に入ってもらえると良いなあ。<配信情報>長岡亮介「ディア・ベイビー」2021年9月22日(水) 配信リリース長岡亮介「ディア・ベイビー」ジャケット配信リンク:田島貴男&長岡亮介 ライブアルバム『SESSIONS』2021年9月22日(水) 配信リリース田島貴男&長岡亮介『SESSIONS』ジャケット【収録曲】01. ふたりソウルショウのテーマ※オリジナル曲 music&words 田島貴男02. Let’s Go!※Original Love:music & words 田島貴男03. 誰※ペトロールズ:music & words 長岡亮介04. ハッピーバースデイソング *※Original Love:music & words 田島貴男05. ASB※ペトロールズ:music & words 長岡亮介06. Million Secrets of JAZZ※Original Love:music & words 田島貴男07. 湖畔※ペトロールズ:music & words 長岡亮介08. Crazy※パッツィー・クライン:music & words Willie Nelson09. フリーライド※Original Love:music & words 田島貴男10. アンバー※ペトロールズ:music & words 長岡亮介11. 接吻※Original Love:music & words 田島貴男12. Fuel※ペトロールズ:music & words 長岡亮介13. 希望のバネ※Original Love:music & words 田島貴男14. Love Hurts※エヴァリー・ブラザーズ:music & words Boudleaux Bryant配信リンク:原田知世「朝日のあたる道(Single Version)」2021年9月15日(水) 配信リリース原田知世「朝日のあたる道(Single Version)」ジャケット配信リンク:<リリース情報>Original Love『What a Wonderful World with Original Love?』2021年9月29日(水) リリースOriginal Love『What a Wonderful World with Original Love?』ジャケット●通常盤(CD):3,000円(税抜)●完全生産限定盤(CD+DVD):5,000円(税抜)※5,000セット限定【参加アーティスト / 収録曲】01. 原田知世「朝日のあたる道」02. 長岡亮介「ディア・ベイビー」03. 椎名林檎「LET’S GO!」04. SOIL&"PIMP"SESSIONS&KENTO NAGATSUKA(WONK)「MILLION SECRETS OF JAZZ」05. 斉藤和義&Rei「JUMPIN’ JACK JIVE」06. TENDRE「IT’S A WONDERFUL WORLD」07. 小西康陽「夜をぶっとばせ」08. Yogee New Waves「月の裏で会いましょう」09. 東京事変「プライマル」10. YONCE(Suchmos)「ショウマン」11. Original Love&Ovall「接吻」12. PSG(PUNPEE, 5lack, GAPPER)&Original Love「I WISH / 愛してます」【DVD収録内容】※完全生産限定盤のみ■Original Love 30周年アニバーサリーライブ『Original Love 30th Anniversary Tour “Don’t Forget Your Soul Power”』01. IT’S A WONDERFUL WORLD02. ラヴァーマン03. DEEP FRENCH KISS04. ゼロセット05. 流星都市06. 心07. DREAMS08. I WISH09. MILLION SECRETS OF JAZZ10. bless You!11. THE BEST DAY OF MY LIFE12. 接吻13. 朝日のあたる道14. ミッドナイト・シャッフル15. ブロンコ16. TWO VIBRATIONS17. THE ROVER-ENCORE-18. R&R※中野サンプラザホール公演をDVD用のオリジナルミックス&編集で収録予定(約117分)【参加メンバー】田島貴男(VOCAL&GUITAR) / 佐野康夫(DRUMS) / 小松秀行(BASS) / 河合代介(ORGAN) / 木暮晋也(GUITAR) / 真城めぐみ(CHORUS)Original Love「Dreams」配信中Original Love「Dreams」ジャケット配信リンク: Love「Dreams」MVOriginal Love「接吻」MVOriginal Love「ソングライン」MV■Original Love 30th Anniversary special site■Original Love 30th Anniversary new goods30周年アニバーサリーグッズ、Dreams Tシャツ オフィシャルサイトで販売中 『LOVE! LOVE! & LOVE!』30th Anniversary Deluxe Edition発売中●3枚組(2 SACDハイブリッド+SHM-CD)2021年リマスターによるSACDハイブリッド+未発表音源を含むボーナス・ディスク初回生産限定盤 デジパック仕様定価:4,950円(税込)オリジナルアルバム・アナログ盤アンコールプレス第1弾『LOVE! LOVE! & LOVE!』発売中●2枚組生産限定アナログ盤2021 Remastering & Cutting:小鐵 徹定価:4,400円(税込)オリジナルアルバム・アナログ盤アンコールプレス第2弾『結晶 -SOUL LIBERATION-』2021年9月29日(水) リリース●2枚組生産限定アナログ盤2021 Remastering & Cutting:小鐵 徹定価:4,400円(税込)『EYES』2021年9月29日(水) リリース●2枚組生産限定アナログ盤2021 Remastering & Cutting:小鐵 徹定価:4,400円(税込)『風の歌を聴け』2021年9月29日(水) リリース●2枚組生産限定アナログ盤2021 Remastering & Cutting:小鐵 徹定価:4,400円(税込)<ライブ情報>『A Change Is Gonna Come ~ Original Love Live At 日比谷野音ライブ』10月9日(土) 開場 17:00 / 開演 18:00※チケット完売<ツアー情報>『田島貴男 ひとりソウルツアー2021』9月23日(木祝) 新潟 ジョイアミーア9月26日(日) 愛知 名古屋クラブクアトロ10月2日(土) 北海道旭川カジノドライブ10月3日(日) 北海道札幌cube garden10月14日(木) 静岡 LiveHouse浜松 窓枠10月17日(日) 京都 京都磔磔10月30日(土) 兵庫 神戸チキンジョージ10月31日(日) 大阪 味園ユニバースひとりソウルツアーX’mas東京公演12月18日(土) 東京 TSUTAYA O-EASTチケット料金:5,500円(税込 / 別途ドリンク代必要)関連リンクOriginal Love official site: Love ビクターエンタテインメント official site:
2021年09月21日女優の松本まりかが、30日のゴツプロ!第六回公演『向こうの果て』(無観客)のアフタートークにゲスト出演する。女優の小泉今日子らが出演する舞台『向こうの果て』は、5月5日まで東京・本多劇場で上演を予定していたが、4都府県への緊急事態宣言発令を受けて25日以降を無観客公演に切り替え、30日を千秋楽に。auスマートパスプレミアムではマルチアングル生配信を実施している。『向こうの果て』は、舞台・ドラマ・小説の連動プロジェクトとして展開され、小説版は4月8日に発売、ドラマ版は5月14日からWOWOWで放送予定。松本まりかはドラマ版の主演を務めることから今回、千秋楽(30日14:00~)のアフタートークゲストとして出演することが決まった。また、きょう29日(18:00~)のアフタートークには、ドラマ版で監督を務めた内田英治氏、ドラマ版の津田口亮介役・柿澤勇人が登場する。
2021年04月29日2017年1月クールに、テレビ東京ドラマ24枠で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』。ドラマシリーズ1、2を経て、2021年1月クールには『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』が放送され、4月9日より映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』が公開されている。ハウス、島と舞台を移してきた同作が今回描くのは、都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”の物語。各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動には100人の俳優が集結し、パロディネタや業界ネタも満載となっている。今回は、パート1から出演し続ける田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一にインタビュー。シリーズが始まった時からまさかの「かわいい」といった反応も多かった同作について、話を聞いた。○■故・大杉漣さん不在に不安も、4人の安心感——これまでの作品でも絆が深まっている皆さんですが、今回改めて映画・ドラマを撮影されて、『バイプレイヤーズ』の現場ならではの楽しさはどんなところにあると思いましたか?田口:シーズン1、2を共に作り上げてきた大杉漣さんがリーダーとして存在していたので、漣さんの不在は大きいんです。これまでと同じようなことはできないという気持ちでやらせていただいたんですけど、4人で会うと楽しいから、はしゃいじゃう。時間が空いても、メンバーがそろった瞬間に積み上げた安心感、培われたものが再生される感じで、すごく楽しかったです。松重:『バイプレイヤーズ』という作品の特殊性は、実名でやっているところ。観てるお客さんも個人と役の境目を知りたいんだろうし、僕らも「これ芝居なの? 本物なの?」というギリギリのところを見せるのが究極の目的で、そこに大前提があります。虚実を面白く見せればいいんじゃないかというところなので、普段から関係性が出来てるんです。カメラが回った瞬間から作品が始まるんじゃなくて、僕らがいるところからすでに何かが始まってる。僕らも、外に出していい部分と放送できない部分は使い分けているし。田口:僕の下ネタね(笑)松重:そこは、確実にカットラインだなとわかる(笑)。その辺の虚実ない交ぜ感は、やっていてすごく楽しいところです。光石:たぶん最初の6人がもっと若い時に揃ってやろうとしていたら、色んなことがあったんだろうけど、みんな50歳過ぎて集まったのがすごく良かったんじゃないかな。皆、節度を持って品良く芝居できてるんじゃないかと、僕は勝手に思ってるんですけど。松重:品、良いですか? トモロヲさんの下ネタは……?光石:そういうところも、品が良いじゃないですか(笑)遠藤:本当に、楽しかった。バカ騒ぎしているうちに終わっちゃった、という感じだったけど、俺はフィリピンの場面が多かったので、もうちょっと出してもらったら良かった(笑)。雑談と芝居の狭間でバーンといけるので、「何かをしよう」といったこともないし、日常会話のように思いついたことをやりとりしていて。これはすぐに出来るようなことじゃないので、良い感じの仲間になったなと思いました。——役者さんが100人出演するというところでもすごい映画ですが、誰か印象に残ってる方はいますか?田口:意外と、他の方と会ってないんです。ブルーバック撮影の時はおじさんばっかりだったので、おじさんの同窓会みたいな状態で、昔話や健康と介護の話ばかり。芝居、見てなかったなあ。芝居を気にするような集まりじゃなかったです(笑)全員:(笑)松重:『バイプレイヤーズ』は役じゃなくて自分の名前を背負ってやっているので、「演じてるな」と言われた瞬間に、恥ずかしい人になっちゃう。「役割を演じてるんだ」というところが見えちゃうと、その人自体が浮いちゃう感じがあると思うんです。皆「演じてる」というところをうまく消して映像の中に入り込んでる感覚があります。誰の演技が良かったというより、皆元気で良かったなと思ったくらい。控えの場所からシチュエーションのシーンに入っていく瞬間も、すべて作品として捉えられる感じで、そこも逆に面白かったりする。光石:若い人たちがすごい。僕がたぶん濱田(岳)君くらいの年齢の時に、60歳前後の人たちの中に入ったらガチガチだったろうけど、全然彼らは遜色なく出てきて楽しくして帰っていく。今の人たちはすごいなと思いました。皆、すごかったです。遠藤:俺だけ異質な話になっちゃいますけど、フィリピンの場面で出てきた女性は、初めて出た三池崇史さんの映画(『天国から来た男たち』)に出ていた子だったんです。フィリピンを舞台にした作品だったんだけど、そこに出ていた方が東京に来ていてオーディション受けて選ばれたそうで、再会した時にはびっくりしました。すっかりベテランの域になって、演技に対してもすごくこだわりのある人になってたから、ハグするシーンで「え~んどう、ちょっと早いよ。もうちょっとゆっくりしたとこで、私が涙出すから」と。もう、彼女から言われる通りに(笑)全員:(笑)光石:素敵な話ですね(笑)○■「かわいい」を意識しはじめた!?——『バイプレイヤーズ』は始まった当初から女性人気も大きくて、「かわいい」「萌える」といった声もありましたが、そういった反応についてはどうとらえられてましたか?遠藤:シーズン1の時に、「かわいい」って言われはじめたんだっけ? たぶんシーズン2からみんなちょっとずつ変わってきて、衣装にこだわるようになったのか、おしゃれになっていった(笑)全員:(笑)光石:そうだっけ!?(笑) ずっと千葉で撮っていたので、あんまりそういうのは漏れ聞こえてこなかったかな。松重:でも、シーズン2で千葉の海に入ってタイトルバックを撮っているときに、割とギャラリーがいて、地元の人たちがキャーキャー言ってたんです。光石:意識してる!松重:僕らはスーツで海から上がって来て、5人でしょう? 嵐と間違えられてるんじゃないかと(笑)。「俺ら、嵐と間違えられてるんじゃないの!?」という話をしたら、光石さん、「俺が二ノかな」と言ったんですよ。そのときに、「意識する」とはこういうことなんだと……。光石:冗談で言ったんだよ!(笑)松重:「かわいい」と思われることを、自分の中に二ノとして落とし込んでるんです!遠藤:そういえば、今回(有村)架純ちゃんが出てるから、父親みたいな気持ちで「架純ちゃん、かわいいよね」と光石さんに言ったら、「うん、タイプかな」って。全員:(笑)光石:冗談で言ってみただけだよ!(笑)松重:かわいい担当を1番意識されてるのは光石さんです(笑)光石:してない、してない!(笑)田口:僕にはそういった評判は全く聞こえてこなかったんですが、そんなに入ってたんだ、光石さんの耳には!(笑) 意外でしたけど、街で偶然女性に「観てます!」と言われたことはあります。——ちなみに今の流れで、松重さん、田口さん、遠藤さんの担当はいかがですか?松重:僕は、世話係です。大杉さんの腹心ですから。田口:僕は下ネタ担当です。遠藤:俺は幼稚だから、おはしゃぎ担当!(笑)——では、このメンバーで、「今だから言っておきたいこと」はありますか?松重:僕ら、けっこう言っているんです。腹に溜めることができないので、ずっとしゃべって、口に出てるから、腹に据えかねるということもない関係です。ただ、光石さんが二ノをとっちゃったので、「誰が松潤なんだ」というところは……。光石:ないよ!(笑)遠藤:俺は、怒られたことがある。1回皆で待ち合わせた時に、前日に松ちゃん(松重)に「ここだよ」と言われてたのに、違うところで待ってて。光石:あった! 僕と松重さんは2人で待っていたんですよ。で、遠藤さんと田口さんが来ない、と。段取りしてたのは松重さんですから、「おかしいな」とちょっとイライラしはじめ、「光石さん、ここで待ってて」と、パッと別の場所を見てすぐ帰ってきて「いた、2人いた!」って。田口:車に乗ってたの。遠藤:「(待ち合わせは)下って言ったでしょ!? 言いましたよね!?」って、すげー怒られた(笑)松重:俺、そういうことだったら本書けるよ! 皆の暴露をしていいんだったら、だらしなさとか、聞いてなさ加減とか(笑)光石:あれ、怒られてたね。でも全然ヘラヘラしてるの(笑)田口:もう撮影現場の話でもない。日常生活だから(笑)■田口トモロヲ1957年11月30日生まれ、東京都出身。俳優・監督として様々な作品に関わり、NHK総合のドキュメンタリー番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』(00〜05年)ではナレーションも好評となる。近年の出演作に映画『パラレルワールド・ラブストーリー』『見えない目撃者』(19年)、『ミッドナイトスワン』(20年)など。公開待機作に『夏への扉-キミのいる未来へ-』(6月25日公開)がある。■松重豊1963年1月19日生まれ、福岡県出身。舞台・映画・ドラマと活躍し、12年にドラマ『孤独のグルメ』で連続テレビドラマ初主演を果たした。近年の出演作に大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』『悪党~加害者追跡調査~』(19年)、映画『検察側の罪人』『コーヒーが冷めないうちに』(18年)、『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』(19年)、『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』『罪の声』(20年)など。公開待機作に『老後の資金がありません!』(21年公開)などがある。■光石研1961年9月26日生まれ、福岡県出身。1978年、16歳の時に映画『博多っ子純情』のオーディションを受け、主役に抜擢される。以降、様々な作品に出演し、大河ドラマやNHK 連続テレビ小説でも名バイプレイヤーとして活躍。2011年には第3回TAMA映画賞最優秀男優賞、2016年には第37回ヨコハマ映画祭・助演男優賞を受賞する。2019年には『デザイナー 渋井直人の休日』で主演を務めた。公開待機作に『由宇子の天秤』(2021年公開)がある。■遠藤憲一1961年6月28日生まれ、東京都出身。Vシネマ、映画、ドラマなどで幅広く活躍し、2009年にはドラマ『湯けむりスナイパー』での連ドラ初主演も話題に。近年の出演作にドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』『それぞれの断崖』『私のおじさん〜WATAOJI〜』(19年)、『竜の道 二つの顔の復讐者』(20年)など。公開待機作に映画『地獄の花園』(5月21日公開)がある。
2021年04月10日映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)の完成披露イベントが29日に都内で行われ、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、北香那、有村架純、松居大悟監督が登場した。同作は2017年1月クールのドラマ24で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』の映画化作。都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描き、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめとした総勢100名以上の俳優陣が本人役で出演する。テレビシリーズから同作をひっぱり"元祖バイプレイヤーズ"と呼ばれていた4人だが、田口は「大杉漣さんがリーダー。シーズン2の終盤に漣さんが突然いなくなってしまいまして、その時点で『我々のバイプレイヤーズの旅は終了した』と思っていた」と、撮影途中の大杉さんの死について振り返る。「その後2年くらいかけて、プロデューサー、監督、スタッフの皆さんが熱心にいろいろ模索してくれまして、最終的に今回のような『ネクストバイプレイヤーズにバトンを渡す的な役割だったら可能なんじゃないかな』ということになり、元祖として参加させてもらいました」と明かし、「本当に漣さんがここにいないのが残念でならないんですけど、漣さんとともに大きくて広い場所に着けたなという思いでいっぱいです」と心境を吐露した。松重は「実名をさらして役をやるというフォーマットを作り上げたのは大杉漣さんで、元祖と呼ばれる人たちが前面に出るのは最後。次からはもっと若い人たちがこういうフォーマットで遊ぶ機会があれば、大杉さんの魂が生き続ける」と今後の展開にも言及。光石は「まさか映画になるとは思ってませんでしたが、熱望してたのは大杉さんだったので、実現したことが本当に嬉しいです。次は皆さんが前列に来て、僕らがいつものように後ろに下がるとそれがいいんじゃないですか」と後進に道を譲る姿勢を見せた。改めて作品について、田口は「映画化はやはり大杉漣さんなくしてはなかったと思います。まだ世の中大変な状況ですけれど、今日観てくださる方がちょっとでも癒やされたりほっとしたり楽しい思いになってくれれば、漣さんもきっと喜んでくれると思います」と熱い思い。松重は「去年のコロナ期に撮影がなくなるんじゃないかと思ってたら不死鳥のようによみがえってきて。僕らの仕事もどうなるんだろうというときに救われて、こういうことがあってもまだまだ続けることが出来るかもしれないというきっかけにもなったかもしれないですし、大杉さんが生み出した面白いフォーマットですので、100人200人膨らんで、外国版が出来ても面白いんじゃないかな」と意欲を見せる。光石は「どうぞ観てやってください。そして、宣伝してやってください。そうすると大杉さんも喜ぶと思います」と観客にメッセージを贈り、遠藤は「通常一つの作品に大体2人くらいで、この4人が出てくる作品はありません。普通一つの作品で共演しないような人たちがごっそり出てきます。お祭りみたいな作品ですのできっと漣さんも満足していると思います」と語った。なおイベントには、ドラマで「テレビ東京の社長賞はバナナ1本」と言われていたことから、映画への社長賞として100人分のバナナが登場。取材終了後には報道陣にも配布された。
2021年03月29日3月31日(水)リリースとなる田口淳之介のEP『Stay True』。アーティストとしての覚醒を迎えたと言い切れる表題曲は、何より自ら書いたリリックのリアリティーと表現の深さが印象的だ。“あの時”感じた深い孤独や不安、そして希望……2年を経てようやく表現することができた歌の中にある真実をインタビューで明かす。――まずはサウンドに関してお訊きします。メロディメイクを水彩画Pさん、サウンドメイクがS-NAさんということで、田口さんのソロワークスにおけるここ最近の道のりを総括したようなクリエーターとの共作となりましたね。もともと僕が復帰したのが2019年11月だったんですけど、その時の一発目の楽曲『Voices』がS-NAくんのトラックメイキングだったんです。それ以降も彼とはたくさん曲を作ってきました。で、水彩画Pさんとは昨年6月に『ジュウゴノシンゾウ』っていうアルバムを出したときに、すごくウマがあったというか、もう一回やりたいなって思ったんです。だから僕の中ではすごく自然に彼らとの共作という形になりました。――R&Bとシティポップとギターロックの中間という独特な雰囲気を持った曲ですね。うんうん、たしかに。もともとS-NAくんはヒップホップがベースで、EDMとかも得意だし、今っぽいトラックを作る人ですね。かたや水彩画Pさんは今回ギターも弾いてくれているんですけど、キャッチ―なメロディラインをクリエイトするのがすごくうまい。だから全体として、R&Bまですかしてないし(笑)、メロディーも歌いやすいと思うので、誰もが好きになってくれそうな曲に仕上がったかなって思います。たくさんの方に聴いてもらって、そして歌ってもらいたいですね。――そして今回の新曲『Stay True』は何と言っても田口さんがリリックを書かれていることが、その内容も含めて最大のフックだと思います。これまではあんまり自分の気持ちをリリックに乗せたことがなかったんですよね。でも今回はちょっと曝け出してみようかなって気持ちで書いてみました。――なぜこのタイミングでそう思われたのですか?コロナ禍で世の中も大きく変わっていったことも含めて、この数年間、自分の中でも大きく変わった部分もあって。またここから生まれ変わって行くんだっていう部分を表現したかったというのはありましたね。あとはやっぱり、自分自身に対して再認識するじゃないけど、自分でどう思っていて、で、今後どうなりたいのか、みたいなところを考えたときに自然と湧いてきた表現でしたね。――そういう気持ちになれたというのは、トラックやメロディラインからの影響もあるんですか?そう……最初は特にそういうつもりではなかったんですよ。けど、このトラックを聴いていたらなんかすごくこみ上げるものがあって、これはこういう曲にしようって途中で決めていったという感じですね。――ご自身の体験されたことをここできちんと表現として形にしておくことは何を意味しますか?世界が変わったこの1年は僕も自分と向き合った1年でもあって、過去の僕そしてこれからの僕をすごく考えた上でそういう部分は必要なのかなって思ってて。――歌詞の言葉もそうですけど、こうやって面と向き合って語られる田口さんの言葉ひとつひとつもすごく正直ですよね。本当に沢山の人の協力もあって、社会に出てからすぐ活動を始められたっていうのは自分の中でとても大きかったんです。立ち止まってしまうと忘れられてしまうんじゃないかという不安はあったんですけど、何とか自分なりにがむしゃらにやって来られました。ここ数年間でいろんな人たちに会ったり、普通にイベントに呼んでいただいたり、そういう人たちと触れ合っていると、あんまりみんななんていうんだろ……僕が過去に頑張ってきたことや失敗してしまったこととかを、もちろんわかってはいるんだろうけど、あんまり僕がそんなに意識しなくてもいいような感じでいてくれるというか。好奇の目で見られていないというか、フラットに接してくれる方が多いんですよね。だから自分自身も向き合ってくれる人へ正直になれてるんだと思います。――だからこそ、ここで一度きちんと自分の気持ちを表明しておかないといけないと感じたんですね?そうですね。自分が表現するものは何だろう?って向き合ったときに、まずは今回のリリックとか楽曲のテーマだったりという部分が自然と出てきました。――メッセージすることに対して、それまでは抵抗があったんですか?抵抗があったわけではないです。ただ、自分の表現の見せ方としてダンスであったりパフォーマンスであったり、そういう部分をフィーチャーしていくことが多かったので。ダンスミュージックって自分の中ではそこまで歌詞を掘り下げなくてもいいかなという考え方もあったので、自分ではあまりリリックを書く思考がなかったんですよね。でもいざ書いてみるとスッと出てくるので自分でもびっくりしました。もちろん直接的な表現を使ってはいないですし、感じとり方によって、あのときこんなこと思ってたのかな?みたいな、そういうフワッとした捉え方でも大丈夫なものでもあるんですけど、自分の中ではすごく芯のある想いを込めて歌詞には乗せています。――フワッと言いつつ、いきなりドキッとする言葉、シーンから始まりますけどね(笑)。たしかに(笑)。Aメロに〈磨りガラスから〉って表現があるんですけど、実際に当時過ごしていた場所は磨りガラスなんですよ。5月末とかだったんで、暑いときは窓を開けてくださいって言ったら開けてくださるし。ちょうど夕日の時間帯にすごくセンチメンタルになったりして(笑)。夢って夜に見ることが多いから暗い中じゃないですか、でもなんか自分の中でそれが全部白くぼやけるんですよ。だから〈白い夢を視る〉って表現になったりとか、やはりその場にいて経験しないと感じえないものってあるから、そういう部分はちょっと自分でしか紡ぎ出せない言葉なのかなっていうのは思いましたね。――留置期間はどんな時間でしたか?自分自身とずっと向き合っていました。2週間くらいはひとりで、携帯電話とかPCとか外部との接触はない状態だったんです。新聞とかは読めたけど……。でもその、新聞とかでも芸能欄ってあるじゃないですか、スポーツ新聞とかだったら。収監されている人の記事は全部真っ黒に塗られているんですよ。それで、新聞を見たらラテ欄が全部真っ黒だったんです。これもう全部僕だ!って。もう見事に真っ黒なんですよ。こんなに朝から晩までワイドショーってやるんだって思って。で、ペラってめくると芸能欄で、そこも片面全部真っ黒でした。――その真っ黒に塗りつぶされたものって、言わば世間の圧みたいなものだと思うんですけど、それを見てどのように感じられたんですか?そのときちょうどツアーを準備していまして、ファンのみなさんに対しての申し訳なさが何よりありましたね。そのために飛行機を手配したりホテルをとったりしてきてくれる方もいますから、それを全部キャンセルさせてしまったわけだし、お世話になる予定だった会場の関係者の方々にもそうだし、他のお仕事も白紙にしてしまったので、多くの方々へ申し訳なさが日に日に募っていました……。だからそのことばかりを考えても答えが見つからないので本を夢中で読んでましたね。1日1冊しか借りれないので朝本棚から選んで1冊とって読み始めると午前中には読み終わっちゃうんですけど。――歌詞の中に〈希望〉という言葉が出てきますが、そういう日々の中でも感じた希望は何だったんですか?そうですね。それはやっぱり仲間だったり、自分をサポートしてくれている人だったりファンのみなさんだったりとか、そういう方々が自分の生きる希望というか、自分自身を信じられる要因というか。この曲はほんと素直に自分を信じて生きて行こうっていう曲なんですけど、やっぱり何かの理由がないと自分自身を信じられないじゃないですか。だから、どんな状況でも自分を必要としたり求めてくれる人たちがいるっていうのが、自分を鼓舞してくれるものだし、前に進めてくれるものだと思います。――そこの繋がりを強く認識されたんですね。ジャニーズを辞めて5年になるんですけど、その間にもいろんな人との出会いとか別れもあったし。でも自分ひとりじゃ歩いてはこれないなって思ったんで、やっぱりそういう人たちの助けがいまだにありがたいですし、それはずっと今後もそうだと思うし。だからそういう人たちに、ちゃんとリスペクトされるような人間でいたいと思います。昔のメンバーだったり、そのとき応援してくれてたファンの方とか、今は離れてしまっていても、いろんな繋がりは記憶には残っていると思うし、その人にとっても僕にとっても自分の人生の一部にはなっていると思うので、だからそこはやはり繋がりなんですよね。あとは失敗しても立ち上がれるっていうところは伝えたいなって思っています。自分自身がそれを表現することによって、そして自分自身がまた自分の歩幅で歩き出すことによってひとつの希望になるのかなって。そうありたいなって。海外ではそういうケースはありますけど、日本では少ないと思いますし。――そうやって希望を紡ぐ中で、表現に対する信頼というのもより強くなったんじゃないですか?そうですね。やはり自分はステージに立ち続けたいと思うし、だからリリックの最後〈ここで生きていたいんだよ〉っていう〈ここ〉っていうのはまさにステージっていうことなんです。やはりエンタテインメントを子供の頃からずっとやってきているんで、こんなコロナ禍であってもエンタテインメントがなくなることはないと信じられるし、とても必要なものだという意識はより一層強くなりましたね。今年は東日本大震災から10年ですけど、僕のツイートにリプライがきてて、KAT-TUNで2012年かな、前の年震災で中止になったから2年ぶりのツアーで仙台に行ったんですけど、「あの時の思い出が忘れられません」って。そうやってずっと覚えてくれる人がいると、やはりエンタテインメントって希望を培うものなのかなって思いますね。――歌詞はそこまで苦労しなかったっておっしゃいましたけど、この2年間、何かをやっている裏側というか、数%の部分でずっとそこの気持ちというのは機動し続けていたんでしょうね。だからこの曲になるまでひとつながりだったんだろうなって感じました。それはありますし、これがまたひとつの始まりだと思います。実際、このタイミングで新しい人たちとの繋がりもできて、だから本当に、常に新しいことがスタートし続けていると思います。――『StayTrue』という言葉に込めた想いは何ですか?リリックの中に〈Stay true to my heart〉っていうフレーズがあるんですけど、やはり自分自身を信じ続けるっていうところは核としてあります。今こうやって活動を続けてきて後悔がないというか、常に今を生きている感じがあるんです。そこは自分を信じているからこそそう思えるっいうのもあるし、ここで終わりたくないっていうのが気持ちとしては大きいので(笑)。――まだ全然足りない?はい、これからです(笑)。――それこそがアーティストとしての真実ですよね、いつだって。はい。もっとやらなきゃって自分自身に思います。悔しい気持ちが常にありますね。ただ後悔と悔しさは違うと思ってるんですよ。悔しさは前に進むための原動力。後悔はただ振り返るだけなんで。反省とも違いますね。反省はめちゃくちゃしています(笑)。――(笑)。これからやりたいことは?今年の8月に主演舞台が決まったんですよ。情報解禁したばかりですけど。芝居は7、8年ぶりくらいになるので。演技の仕事をしてほしいという声はたくさんいただいていて、それが今になって形になるっていうのはすごく意味があることだと感じています。もちろん音楽が自分の中では主軸なんですけど、今後は演技の仕事とかそれ以外にも表現するということに幅を広げていきたいなっていうふうに思います。――これからいろんな表現にチャレンジしていく中で、この『Stay True』という曲が出発点として、そして帰っていく場所として刻まれるんでしょうね。そうですね。それくらい思い入れの強い曲になりました。取材・文:谷岡正浩 /写真:森好弘田口淳之介New EP 『Stay True』2021年3月31日 Release!!田口淳之介が自分の現在地や、これからの希望を込めて作詞をした表題曲『Stay True』を含む計3曲のEPを、各音楽配信サイトにてリリース。1.Stay True"MV"同時公開2.Hold Us Down3.Take You Away■オフィシャルサイト ■舞台「One Night Butterfly」【東京公演】8月12日(木)〜8月15日(日)有楽町よみうりホール【大阪公演】8月21日(土),22日(日)ABCホールキャスト:田口淳之介斉藤秀翼遊馬晃祐上仁樹こんどうようぢ阿部快征谷津翼荒一陽佐藤弘樹服部武雄岩崎良祐きたつとむ高間淳平内田裕也八神蓮席種・料金SS席(特典付き):12,000円S席(特典付き):9,500円A席:7,500円N席:6,000円⇒チケット情報はこちら
2021年03月25日2月6日(土)、大阪・SUNHALLにて田口淳之介ワンマンライブ『JUNNOSUKE TAGUCHI LIVE 2021 in Osaka』が開催される。田口淳之介 チケット情報3部制の開催となり、第1・2部は有観客ライブ、第3部は配信限定のパフォーマンスライブとなる。実に2年ぶりとなる大阪での公演!田口は「この度約2年ぶりとなる大阪でのワンマンライブを開催することになりました。ソーシャルディスタンスを保った約10曲のショートライブです。是非、至近距離で僕の歌とダンスをお楽しみください」と意気込む。第1・2部のチケットは、1月23日(土)12:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、1月22日(金)11:00まで先行抽選プレリザーブを受付中。第3部のチケットは、1月23日(土)10:00より一般発売開始。
2021年01月19日池田エライザと田口トモロヲがW主演する、“建築×グルメ”をテーマにした新ジャンルのドラマ「名建築で昼食を」が、スペシャルドラマとして帰ってくることが分かった。建築、旅、暮らしなどを題材に独自の世界観で多数執筆している作家・甲斐みのりの「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」を原案に、7月クールに放送・配信された本作。今回のスペシャルは、連続ドラマのその後を描いた60分の拡大版で放送。久しぶりに千明(田口さん)から横浜の名建築巡りの誘いの連絡が入るところから始まる。ロケ地は、ホテルニューグランドをはじめ、神奈川県立音楽堂、神奈川県立図書館、横浜市開港記念会館、コーヒーの大学院。また、劇中では謎に包まれていた建築模型士・千明の過去が明かされる。藤役の池田さんは「春野藤として帰ってくることができて嬉しいです」と今回の放送を喜び、「美味しいグルメはもちろん、西洋東洋が艶やかに混ざったホテルニューグランドの美しい色彩や、神奈川県立図書館のスタイリッシュさ等、盛り沢山です。トモロヲさん演じる、いつもは頼もしい植草千明師匠が、今回はなんだかシュンとしているのも見所です」と今回の物語について語る。一方、田口さんは「日本の街中に存在する宝石のような建物達。その世界でお茶や食事を味わいおっとりする至福の時。市井の人のささやかな贅沢を再び皆さまと共有出来ることを楽しみにしています。こういう大変な時期ですから、名建築という名湯に心身ともに浸かって穏やかな瞬間を過ごして頂ければ嬉しいです」とコメントを寄せている。そして、謎多き建築模型士・千明の過去と密接に関係する重要な役として加藤登紀子も出演。「大好きな横浜です。しかも私には特別の思い出もあるホテルニューグランドでの撮影。本当に楽しい時間でした」と撮影をふり返り、「田口トモロヲさん、池田エライザさんとのドラマに出演させていただくなんて、みんなに自慢したい、素敵なプレゼントです。皆様もドラマの中の空間と時間を、どうぞ楽しんで下さい」とメッセージ。なお、ドラマで訪れた名建築の魅力を原案の甲斐さんが解説する番組オフィシャルブックが12月18日(金)発売。藤、千明のInstagramに掲載されたノスタルジックな乙女建築写真、インテリアに注目が集まった藤の部屋、絶品ランチやお土産情報などドラマの世界観を凝縮している。<あらすじ>藤(池田エライザ)と千明(田口トモロヲ)は仕事が忙しく最近連絡を取っていない。と、そこへ久しぶりに千明から横浜の名建築巡りの誘いの連絡が入る。向かったのは、日本を代表する建築家・前川國男が手掛けた神奈川県立図書館と音楽堂。前川の師匠コルビジェ譲りの美しい色彩でデザインされた壁や、太陽光の取り込みを綿密に計算した外壁のブロックなど、戦後を代表するモダニズム建築を堪能する。横浜の名建築巡りをしている中、千明が横浜へやって来た本当の目的を察した藤は、千明をホテルニューグランドへ誘う。そこで千明を待っていたのは、気品のある女性、宇野依子(加藤登紀子)。渡したいものがあると彼女が差し出したのは、建築家であった父・幸一による手書きの設計図であった…。「名建築で昼食を」スペシャル 横浜編は2021年1月23日(土)テレビ大阪にて13時25分~、BSテレ東/BSテレ東4Kにて12時~放送。ひかりTVにて1週間先行配信。(cinemacafe.net)
2020年12月17日池田エライザと田口トモロヲがW主演する真夜中ドラマ「名建築で昼食を」のメインビジュアルが到着した。本作は、アドリブを交えながら名建築を巡る、ドキュメンタリー要素のある新感覚ドラマ。ノスタルジックで可愛らしい“乙女建築”にフォーカスをあて、フランク・ロイド・ライト、前川國男、安藤忠雄…後世に残したい名建築が続々と登場する。今回完成した本作のメインビジュアルは、田口さん演じる千明が追いかけているノスタルジックで可愛らしい“乙女建築”の世界観をイラストで表現。イラストと実写を組み合わせた1枚に。新進気鋭のデザインユニット「LABEL A」による制作だ。また、池田さんが演じる広告代理店勤務の春野藤の親友・綾子役を、若手女優の小川紗良が、千明いきつけの喫茶店マスター役を、日本を代表するフォークロックシンガーであり、詩人、俳優としても活躍する三上寛が演じることも決定。小川さんは「同い年の池田さんとのセッションを楽しみながら、そして何より健康第一で、心安らぐドラマにしていきたいと思います」と意気込み、三上さんは「音楽の現場に身を置きながら、演技の世界に対する興味を失う事ができないのは、たくさんのスタッフと共に仕事する、音楽でいうならオーケストラのようなそれは、実は、『孤独の領域』を維持する事だからだろう。私はこの人物の事を、こういう風に捉えますということは、『貴方は誰ですか』という問い掛けになるからだと思っています」とコメントしている。なお、本作のオープニング&エンディングテーマ曲も発表。オープニングテーマ曲は「Gi Gi Giraffe」の「Picture」。エンディングテーマ曲は、浦上想起の「未熟な夜想」に決定した。第1話「アンスティチュ・フランセ東京」あらすじ春野藤(池田エライザ)は、「乙女建築」なる写真をSNSでアップしている植草千明(田口トモロヲ)とメッセージを交わす中、一緒に名建築でランチをすることに。訪れたのは、1952年にフランス語学校として設立されたアンスティチュ・フランセ東京。千明と一緒に乙女建築を巡り、独特の建築の見方の楽しさや、千明の人となりに触れることによって藤は、次第に「乙女建築」に惹かれていく。そして、友人綾子(小川紗良)とカフェ開業に向けて話し合い、決意を強めるのであった――。第2話「自由学園明日館」あらすじ藤が元カレから預けられたぬか床を悶々とした気持ちで混ぜていると、千明(田口トモロヲ)から「女子高でランチしませんか?」とのお誘いが…。向かったのは、世界的建築家フランク・ロイド・ライトが設計した自由学園明日館。100年前に建てられた女子高の中に数々の「乙女建築」を発見する。増築された講堂など「名建築の時代を経ての変化」を目の当たりにし、千明の言葉から自分も変わらなければと感じた藤。色々な悩みから少し前向きな気持ちに――。真夜中ドラマ「名建築で昼食を」は8月15日放送開始(テレビ大阪は毎週土曜日深夜0時56分~、BSテレ東/BSテレ東4Kは毎週土曜日深夜0時~)。ひかりTVにて1週間先行配信。(cinemacafe.net)
2020年08月08日池田エライザと田口トモロヲのW主演で、“建築×グルメ”をテーマにした新ジャンルのドラマ「名建築で昼食を」が放送されることが決定した。作家・甲斐みのりの「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」を原案にした本作。池田さん演じるカフェ開業を夢見るOL春野藤が、田口さん演じる「乙女建築」巡りを趣味とする中年の建築模型士・植草千明とSNSで出会うことからスタート。名建築巡りをしていく中で次第に心を通わせ、仕事に恋に悩み多き藤は千明の何気ない言葉に心動かされ、勇気づけられ、前に進んでいく…という、1人の女性が挫折と葛藤を繰り返しながら成長していく物語だ。「仕事帰り、ふとテレビをつけて見る建築のドキュメンタリーが好き」と話す池田さんは、「このお話に声をかけていただけて光栄ですし、名建築にて美味しく楽しく、作品に挑めるなんてこの上なく幸せです。皆様に楽しんでいただけるよう、春野藤として、新鮮な気持ちで素直にお芝居に取り組みたいです」と意気込む。名建築巡りの指南役となる田口さんは「たんなる情報にならず、ドラマ映像ならではの観て、感じて、五感を刺激して、おっとり楽しめる作品になれればと思います」と話し、「こういう大変な時代だからこそ、"人と建築と食"のホッと一息つける、癒しと許しのあるドラマをご覧いただければ幸いです。どうぞヨロシクお願い致します」とコメントしている。本作は、アドリブを交えながら名建築を巡るドキュメンタリーパートを組み合わせたハイブリッドな作りにも挑戦。新感覚ドラマとなっている。ロケ地には、現存する日本最古のビヤホール、アール・デコの旧宮邸、気軽にお茶のできるフランク・ロイド・ライト建築、安藤忠雄による歴史的建造物のリノベーション建築など。意外と知られていない、名建築の中で頂ける絶品ランチを紹介する。真夜中ドラマ「名建築で昼食を」は8月15日スタート。毎週土曜日深夜0時56分~テレビ大阪にて、毎週土曜日深夜0時~BSテレ東/BSテレ東4Kにて放送。※ひかりTVにて1週間先行配信(cinemacafe.net)
2020年07月16日俳優として数々の作品で活躍している田口浩正(たぐち・ひろまさ)さん。ドラマ『JIN-仁-』(TBS系)シリーズを始め、2020年前期の連続テレビ小説『エール』(NHK)でも注目を集めています。そんな田口浩正さんの活躍や、俳優の松尾諭(まつお・さとる)さん・田口トモロヲさんに似ているとのウワサ、お笑いコンビ『テンション』として活動していたことなど、さまざまな情報を紹介します!田口浩正はドラマ『仁―jin―』に出演田口浩正さんは2009年に放送されたドラマ『JIN-仁-』(TBS系)に、西洋医学所の医師である山田純庵役で出演しています。同作は、現代から幕末へタイムスリップした大沢たかおさん演じる医師・南方仁の活躍を描いた、SF要素の強い医療時代劇。2011年には完結編が放送され、大ヒットを記録しました。当初、山田純庵は理解できない医療知識を持つ南方仁に不信感をあらわにします。しかし、自らが南方仁の治療によって病から救われたことをきっかけに改心。南方仁にすっかり信頼を寄せ、仲間たちとともに医療機関『仁友堂』を支える医師として活躍しました。田口浩正と松尾諭は似てる?田口トモロヲとは?田口浩正さんは2020年前期の連続テレビ小説『エール』(NHK)に、京都の商人・吉野福之助役でゲスト出演。窪田正孝(くぼた・まさたか)さん演じる主人公・古山裕一の父に商談を持ちかける呉服商を演じました。すると、ドラマを見ていた人の間で「田口浩正さんが2人いる!?」と話題に。どうやら、同作にレギュラー出演している俳優の松尾諭さんと田口浩正さんのビジュアルがそっくりということで、混同してしまう人が続出したようです。田口浩正さんに間違われてしまった松尾諭さんは、自身のツイッターを更新。「今日は1人2役でした(嘘)」とお茶目にツイートし、笑いを誘っていました。今日は一人二役でした(嘘) #エール — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) April 14, 2020 松尾諭は『シン・ゴジラ』の泉修一役! 朝ドラ『エール』では一人二役とのウワサもまた、田口浩正さんは俳優の田口トモロヲさんともよく勘違いされてしまうといい、その理由は名字が同じであることだといいます。眼鏡をかけていること以外はかけ離れている2人ですが、1996年に公開された映画『ガメラ2 レギオン襲来』で共演を果たしており、この時も多くの人を混同させてしまったようです。田口浩正のお笑いコンビ『テンション』が復活!今でこそ俳優としている田口浩正さんですが、以前はお笑い芸人として活躍していました。1989年に、お笑い芸人の芋洗坂係長(いもあらいざか・かかりちょう)こと俳優の小浦一優(こうら・かずまさ)さんとお笑いコンビ『テンション』を結成。同期のお笑いコンビ『さまぁ~ず』と肩を並べ、バラエティ番組などで活躍していましたが、1993年頃にコンビ活動を休止しています。そんな中、田口浩正さんは2019年8月のツイッターで、名コンビの復活を発表。同月4日に開催した、自身が率いるバンド『THE8343(やさしさ)』のライブ『The8343 Live2019 “やさしさ”横浜初上陸』のゲストとして、芋洗坂係長が出演することを報告しています。8/24(土)『THE8343Live2019』@横浜サムズアップ ライブゲストは!テンション復活っす!夏の終わり、お楽しみ下さい。(田口) #THE8343 #テンション #小浦一優 #芋洗坂係長 #田口浩正 pic.twitter.com/fKbdE2B3VH — 田口浩正&スタッフ(公式) (@taguchihiromasa) August 21, 2019 サプライズな報告にファンは「懐かしい」「最高すぎる!」と大喜び。また、同期である『さまぁ~ず』の三村マサカズ(みむら・まさかず)さんもツイッターで「おお、同期の『テンション』が復活か…」と反応し、話題になりました。田口浩正のドラマや映画は?これまで多くの作品で活躍してきた田口浩正さん。中でもドラマ『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)には2006年放送の第1シーズンから出演し、今や同作に欠かせない存在になっています。劇中では警視庁捜査一課特別捜査班刑事で巡査部長の矢沢英明役を好演。吹越満(ふきこし・みつる)さん演じる刑事・青柳靖のパートナーとしてオールマイティに活躍しています。さらに2020年公開予定の映画『太陽が動かない』にも出演。【出演情報】映画「太陽は動かない」2020年5月15日公開!!田口も出演させていただきます!!心臓に爆弾!?秘密組織のエージェント!?果たして田口は何者なのか…!?ぜひご覧ください!(スタッフ) #太陽は動かない — 田口浩正&スタッフ(公式) (@taguchihiromasa) January 17, 2020 同作は心臓に爆弾を埋め込まれた主人公たちが、世界各国のエージェントと駆け引きを繰り広げつつミッションに挑むという壮大なアクション映画。これまでの田口雅弘さんの雰囲気とは異なる役柄に注目が集まっています。田口浩正さんの今後の活躍に注目です!田口浩正 プロフィール生年月日:1967年10月8日出身地:福岡県血液型:O型身長:1803所属事務所:ホリプロ高校を卒業後に上京し、劇団『東京乾電池』に第1期研究生として所属。1989年には小浦一優(現・芋洗坂係長)とお笑いコンビ『テンション』を結成し、バラエティ番組などで活躍する。同年映画『ファンシイダンス』で俳優デビュー。以降も映画を始め、ドラマ『警視庁捜査一課9係』などの人気作に多数出演し、名脇役としての地位を築いている。[文・構成/grape編集部]
2020年06月01日