(左から)中居正広と東谷義和氏6月12日、元アパレル会社社長のガーシーこと東谷義和氏が自身のYouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』で生配信を行った。その中で、元SMAPの中居正広(49)について、ショッキングな暴露を展開した。【ガーシー砲】中居正広の交友関係その内容は、6月8日に、乾燥大麻約80グラムを所持していたとして警視庁に逮捕されたフジテレビの編成制作局所属の社員・小林正彦容疑者(38)と中居の関係についてだった。「あくまでも東谷さんの一方的な証言になりますが、中居さんが小林容疑者のことをめちゃくちゃ可愛がってきたそうなんです。小林容疑者はフジテレビで放送されていた人気番組『SMAP×SMAP』の担当だったので、その頃から付き合いがあるみたいですね。中居さんとは一緒に旅行へ行くほどの仲で、麻雀も頻回にしていたと話していました」東谷氏は「中居くんが大麻やってるとは思わないけども」と前置きをしておきながら、「中居君は先手必勝で声明発表した方がええんちゃうかな。けっこう面倒くさいことになる。もちろん薬物疑惑もされるやろうし、いろんなことが(週刊誌などに)めくれる前にね、中居君の口から言った方がええんちゃうかな」と中居に対し警告していた。この暴露に対し、ネット上では《それだけ仲良ければ中居君は少なくとも小林正彦が大麻持ってることは知らないわけないと思うので、釈明すべきだとだと思います》《今日のガーシーチャンネルの小林正彦と中居正広の関係の暴露、相当どぎつい。過去史上最大の爆弾》《中居はかなりヤバいことになったな》といったコメントで溢れた。これまでに中居が激痩せし薬物疑惑があったが、当時のことを芸能プロダクション関係者はこう話す。「中居さんは2007年に急激に痩せた際にも薬物を疑われました。ちょうどその頃、元光GENJIの赤坂晃さん(49)が覚せい剤で逮捕された時期とも重なってしまったためです。しかし、その後の映画の記者会見で、役作りのためにダイエットをしていたことを明かしました。同じ頃、盲腸も患ったので痩せてしまったのも無理はないでしょう」後輩の薬物逮捕時には神妙な面持ち2019年には、レギュラー番組『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)で、大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕された元KAT-TUN・田口淳之介(36)について中居はこう語っていた。「彼に限らずタレントさんがこうやって注目されるのも、テレビをご覧のみなさんの中で、近くで、ご家族とか恋人とか友達でいたら、う~ん、大きなものを失ってしまいますし、また元通りになる生活ってなかなか難しいので、これはやっぱりまわりも……僕らも見ていて気をつけなきゃならないんじゃないかな」神妙な表情で、ショックを受けている様子からも、薬物を使用することの重大さも十分理解しているようで、自身が手を染めるとは考えづらい。東谷氏の最近の動画では、小倉優子の元夫で、SMAPのヘアメイクでもあった菊地勲氏を登場させ、暴露話に信憑性を持たせているように見える。そんな中、東谷氏の一方的な暴露については、綾野剛(40)や小栗旬(39)などが所属する株式会社トライストーン・エンターテインメントが、所属タレントへの名誉棄損投稿について「法的手続き等の対応を行う」と発表している。まだまだ暴露話はあると意気込む東谷氏だが、近しい人物が逮捕されただけで「薬物疑惑」とまで言葉にしてしまうのはいささか早計ではないだろうか。
2022年06月14日田口翔容疑者(インスタグラムより)「本日現在、合計で4299万3434円、法的に確保することができました」24日、花田憲彦阿武町長は会見でそう明らかにした。山口県阿武町から誤って振り込まれた4630万円の一部から不法に利益を得たとして、24歳の男を逮捕。田口翔容疑者は、同町の新型コロナウイルス給付金について、町から入金された4630万円を、誤った振り込み金と知りつつも、400万円を別の口座に振り替えたとして、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された田口容疑者は、「金はすべてネットカジノに使った」と供述し、3つの決済代行業者にほぼ全額を出金していた。町側は、全額返還などを求めて田口容疑者を提訴。田口容疑者側は、返還の意思があるとし手続きを取っていた。これで残りは330万6566円。今回の事件、誤った振り込みが田口容疑者の口座になされたことに始まった。振り込みがなされたが、それはあくまで“誤った”ものであり、田口容疑者の所有物ではない。今回の事件は町側が誤って振り込んでしまったことに端を発したこともあり、西村博之氏など影響力のある有名人も含め、ネット上では、“容疑者はそこまで悪いのか”という声も出ている。容疑者はそこまで悪いのか「田口容疑者は、『電子計算機使用詐欺罪』の疑いとされています。その場合、量刑は10年以下の懲役です。しかし、ネットカジノに使い込んだということが“悪質”だからとして、この罪に無理やりしているのではないかという声も出ています。本来は『占有離脱物横領罪』にあたり、その場合は量刑が軽く、1年以下の懲役となるのが妥当ではないか、ということです」(法律関係者)一方、とある弁護士の見解は……。「一時的に振り込まれたお金が、銀行に“占有がある”と考えるかどうかで、どちらの犯罪にあたるかが決まりますが、“銀行に占有がある”と考えるのが現在の判例になるかと思います。容疑者が“悪質だから”無理やりその罪にしているということはないでしょう」“執行猶予”がつく可能性もあるという。「返還の意思があり、反省もしているような報道もありました。そもそも一方的にお金振り込まれたことによる誘惑という、かわいそうな面もあります。全額返済なら確実に執行猶予がつくでしょう」(同・弁護士、以下同)では、町側はどのようにして振り込み額を“確保”したのか。「町側の弁護士は“示談や交渉でなく、国税徴収法に基づいた決済代行業者3社の口座の差し押さえなどによって、法的に(ご入金された金を)確保した”と述べています。町側は、田口容疑者が振り替えた3社の住所を特定し、19日に債権を差し押さえ、取り立てを通知する書面を各社に渡した。その後、3社から田口容疑者の振り替え分の金額が町の口座に入金されたそうです」(社会部記者)田口容疑者は返還の意思はあるが、「手元に財産的価値のあるものはなく、現実的に返還が難しい」と説明している。差し押さえによる返還でも…「4299万3434円の内訳は、田口容疑者が決済代行会社3社に出金した計4292万4691円と、田口容疑者の口座に残っていた6万8743円の合計だそうです」(前出・社会部記者)となると……。 「カジノに使ったことが事実であり、たまたま勝った金で返しただとか、彼が返還したのではなく、彼が使った決済代行会社の口座を差し押さえたのであれば、自分から返した場合よりは悪質です。しかし、それでも結果として“被害”が生じてないのであれば、執行猶予の可能性が高いと思われます」(前出・弁護士)突然振り込まれた8桁もの金額。使い込んだ容疑者に罪があるのは当然であるが、彼の人生を狂わせたのは、彼の射幸心だけか……。
2022年05月25日田口淳之介《あ、今日5月16日で、芸能生活23年になったみたいです。(中略)ちなみに、独立してからもう6年経ってます。時が経つのは早い!!》SNSで自身の芸能生活をしみじみ振り返るのは元KAT-TUNの田口淳之介。彼の語る独立後の“6年”は、まさに波瀾万丈だった。「2016年にジャニーズ事務所を退所し、ソロ活動を始めましたが、2019年5月には交際相手でタレントの小嶺麗奈さんとともに大麻取締法違反の容疑で逮捕。2020年11月に芸能活動を再開させましたが、当時はコロナ禍の真っただ中だったため、イベントごとは軒並み中止。思い描いていた独立後のビジョンとはかけ離れてしまったでしょうね」(スポーツ紙記者)先行きの見えない未来の中で感じた不安は、4月7日に配信されたネット番組の中でも垣間見えた。「極楽とんぼがMCを務める『迷えるとんぼちゃん』にゲストとして出演。加藤浩次さんの“KAT-TUNに戻りたいか?”という質問に対して“機会があれば、それは全然アリだと思います”と発言。さらに“もう1回、同じステージに立ってどういったことができるのか興味がある”とまで答えていました。アイドル時代に未練タラタラという感じですが、低調ぎみの田口さんからすれば、当然の発想なのかもしれません」(芸能プロ関係者)この発言には、KAT-TUNを長らく応援しているファンから戸惑いの声も。「田口さんがグループを抜けたのは、赤西仁さんや田中聖さんが辞めて間もなくのこと。彼の退所が結果的にグループを“充電期間”という活動休止状態に追い込んだわけですからね。あれだけグループに迷惑をかけたのに、なにを今さらと思います……」(KAT-TUNファンの女性)ホストクラブの記念ソングに抜擢か古巣にも居場所はなさそうな田口だが、起死回生の一手となりうる“大きな仕事”が舞い込みそうだという。「彼は現在『BACSエンターテイメント』という芸能事務所と業務提携をしているのですが、この事務所の運営母体は『AIR GROUP』という全国でホストクラブを展開している企業なんです。今年が創立20年を迎える節目の年ということで記念ソングを作るようなのですが、歌手の第一候補に田口さんの名前が挙がっているんです」(レコード会社関係者)“記念ソング”とは、いったいどんな曲なのか。「企画段階ではK-POP曲のカバーが挙がっており、ホストクラブで流れているようなハイテンションな楽曲になるようです。まだレコーディングはしていませんが、年内には完成予定だとか」(同・レコード会社関係者)田口が“ホストソング”を歌うことについて、BACSエンターテイメントに問い合わせると、「何もお答えできません」と、否定はしなかった。いっそのこと、ビッグマネーを目指して、ホストの世界に飛び込むのもアリ!?
2022年05月23日田口翔容疑者(インスタグラムより)日本じゅうの話題をさらった山口県阿武町で起きた給付金4630万円“誤送金”騒動。18日、山口県警はついに同町に住む田口翔容疑者(24)を逮捕した。自分の銀行口座に誤った入金があったことを知りながら、その金を別口座に振り替えたとして、『電子計算機使用詐欺罪』の疑いだった。田口容疑者は容疑を認めているというが……。とある弁護士は首をかしげてこう話す。「この法律は、1981年に三和銀行の女性行員が1億8000万円を、恋人に貢ぐためにオンライン端末を不正操作して起こした巨額横領・詐欺事件のあとにできたもの。端的にいえば、人ではなく、機械に詐欺を働いたという罪だ。だが、今回は誤送金だった金を別の自分の口座に移動しただけで、はたしてこの罪が成立するかどうかは疑わしい」『占有離脱物横領罪』のほうが、より相応しい容疑なのではないかとも指摘。「これは、他人の落とし物をネコババするなどに当てはまる罪だが、量刑が軽くて1年以下の懲役。悪質な容疑者に対する戒めのためにも、量刑が10年以下の懲役である『電子計算機使用詐欺罪』にしたのかもしれないが、成立しなくては元も子もない」(同弁護士、以下同)他にも弁護士の視点で気になることがあるという。まずは金の返済について。4630万円が振り込まれた口座には、もう6万8000円しか残っていないとされている。30数回にわたって、別の口座に移し替えて、ネットカジノですべて使い果たしたと田口容疑者の弁護士が証言しているのだ。万が一、これが事実だとしたら、先に役場が田口容疑者に対して不当利得返還請求を民事で提訴しているが、本来はこれも成立しなくなるという。ギャンブルで失ったのなら返還義務はなかったが…「不当利得返還というのは、正当ではない利益は返さなければならないということ。だが、この利益は生活費などの費用に使うと返済義務を負うのだが、ギャンブルで失ったものは返還しなくてもいいとなっている(現存利益がなくなるため)」そんななか20日、田口容疑者の弁護士は「町の請求を認め、4630万円の返還義務を田口容疑者が認諾した」ことを伝えた。一方、弁護士費用など上乗せされた約500万円については裁判で争うという。「容疑者は法律の知識がかなりある人間から不当利得返還の抜け道のアドバイスをもらっていたと考えている。だが、ここまで騒ぎが大きくなってしまい、町からの返還要求を受け入れざるを得ない状況に追い込まれたのではないか」顔出しナシ、所属事務所の名前も明かしていない急転直下で返済の意図を伝えた田口容疑者の弁護士にも違和感がある、という。「顔出しナシ、所属事務所の名前も出さないで会見を行うなんて、あり得ないですよ」彼は若い弁護士で、山口県の小さな弁護士事務所に所属しているという。国民の敵になることを恐れたのかもしれないが……。「彼は私選の弁護士であり、あえて好んで田口容疑者の事件を引き受けたわけですよ。おそらく刑事訴訟でも私選弁護人として引き受けるのでしょうが、だったら堂々と顔を見せて、名乗ってやるべき。あんな状態で何を言っても、信用されないですよ」容疑者の弁護士の会見では、シャツを出しただらしない格好や、オロオロとした受け答えしかできない口調だけが際立った。「私なら、田口容疑者の弁護は引き受けずにまずは自首しろと勧めましたね。容疑者も弁護士もいったい、何を考えているのか……」この騒動はまだまだ収まりそうにない。
2022年05月21日湾岸警察署から出てきた田口淳之介(’19年6月)古いブルーレイディスクを整理していたら『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)が録画されていて、4人時代のKAT-TUNが出ていた。現メンバーの3人プラス田口淳之介(36)という構成だ。ただし、2016年2月の回なので、その春でのグループ脱退とジャニーズ退所を発表していた田口にとって、最後の『Mステ』である。それから6年、いろいろなことがあった。田口淳之介のこれまでと最近’17年には、メジャーレーベルからソロデビュー。しかし、’19年、事実婚の相手といわれる女優・小嶺麗奈(41)とともに、大麻取締法違反の疑いで逮捕されてしまう。懲役6か月、執行猶予2年の判決を受け、活動は再開したものの、失速感は否めない状況だ。そんな田口がネット番組『迷えるとんぼちゃん』に登場。「けっこう何でもできちゃう」「器用貧乏」なタイプゆえ「個性が薄れていく」「自分の可能性が広がりすぎちゃってる」などと自己分析した。たしかに、今年3月には麻雀のプロテストに合格するなど多才なところは示しているが──。MCの加藤浩次からは「何でもできるってことは、何もできないっていうこと」とダメ出しされ「捨てろプライドを。KAT-TUN時代の栄光を捨てろ」と諭された。また「コアは音楽。それがやりたくてひとりで旅立った」とも語ったが、それならなぜ麻雀なのかというツッコミもネットにあがっている。辞めジャニが陥りがちな“錯覚”では、どうしてこういうことになっているかというと──。“辞めジャニ”が陥りがちな錯覚が原因だろう。そもそも、アイドルというのは曖昧で不安定な存在。「人気」という実にふわっとしたものに支えられている。初期のKAT-TUNが大ヒットを連発できたのも「人気」の後押しがあればこそだ。まして、田口はグループのエースというわけでもなかった。「入り口、出口、田口です」という自己紹介ギャグも、硬派なイメージのグループ内でやるボケだから有効だったのだ。韓国公演の際には「イック(入り口)チュック(出口)タグチ(田口)ムリダ(です)」という韓国語バージョンを披露。のちに「どんずべりしましたね」と自虐して笑いをとっていた。そういうキャラだったのである。とはいえ、この人気と実力をめぐる錯覚を修正するのは難しい。例えば、彼は逮捕される直前、岩手県平泉の恒例行事『春の藤原まつり』に源義経役で登場。20万人もの観客を集めた。全盛期の滝沢秀明が登場した’05年の30万人には及ばなかったものの「毛越寺があれだけ人で埋め尽くされた東下り行列は久しぶり」(観光協会)と地元を喜ばせたものだ。つまり、ジャニーズを辞めてもそれなりに人気者ではあるのだが──。ただで有名人が見られるから集まる人たちと、カネを払って曲を買う人たちとは別モノなのである。ちなみに、前述の『Mステ』では中丸雄一(36)がタモリを描いたイラストを持参してトーク部分の主役になっていた。こちらは「何でもできちゃう」というより「何でもやります」的なスタンス。それがよかったのか、この春『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)の2代目レポーター役に選ばれた。『シューイチ』(日本テレビ系)と合わせ、土日の朝のレギュラーを獲得したわけだ。グループ内では似たポジションだっただけに、田口と中丸の違いは象徴的だ。辞めジャニと現役ジャニーズの間にある壁は思いのほか大きい。PROFILE●宝泉薫(ほうせん・かおる)●アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)『平成の死追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)
2022年04月19日元KAT-TUNの田口淳之介が、7日(23:00~)に配信されるABEMAのバラエティ番組『迷えるとんぼちゃん』#3に出演する。同番組は、極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が、毎回登場するゲストと本音でぶつかるお悩み相談バラエティ。7日に配信される#3は、2019年の逮捕騒動後の活動休止を経て、今年3月に麻雀プロテストに合格した田口が登場。復帰後、初のバラエティ出演を果たす。極楽とんぼの2人は、久々の再会となった田口の人生年表を見ながら「アイドル時代のメンバーと連絡を取り合ってる?」「またグループに戻りたい?」と本音を深掘り。一方で田口も「調子に乗ってました」「グループの中で個性が埋もれているコンプレックスがあった」と自身のこれまでの活動を振り返った。また、「報道陣の前で土下座をした時の心境は?」「結婚はするの?」など、過去の騒動や噂にも直球で質問をぶつけ、田口の秘められていた本音を引き出した。
2022年04月06日BiSやBiSHのアイドルプロデューサー、渡辺淳之介が手がけるネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)の2022年秋冬コレクションが、2022年3月15日(火)に発表された。“ふかふか”布団が敷き詰められたランウェイ今シーズンのコレクションを紐解く鍵は、ブランド名の頭文字を取った「NAP」というワード。ネグレクトアダルトペイシェンツの略称になぞらえて「TAKE the NAP」というシーズンテーマを掲げた。“「NAP」を着る”、あるいは“うたた寝をする”というダブル・ミーニングを持たせているようにも感じられる。このコンセプトが示す通り、ランウェイ一面に敷き詰められていたのはふかふかの布団。フロントロウはなんと“ベッド”で、招かれたゲストはこのベッドに寝転びながらステージを眺めるという遊び心あふれる演出を施した。パンク&ストリートウェアを“パジャマ”風にドリーミーな音楽と共に、布団を素足で踏みしめるモデルたちが披露するのは、ルームウェア風のルック。アイテム1つ取ってみればパンクやストリートの要素が強いのだが、スタイリングの妙で、あらゆるアイテムが“部屋着”のように見えてくるから面白い。ボンテージジャケット&パンツやケミカルウォッシュのデニムは、上下を揃えたセットアップで、パジャマ風に。時折り差し込まれるコミカルなキャラTシャツが、プライベート空間で纏う部屋着の趣を加速させる。ヒョウ柄のジップアップパーカーには、サイドラインの入ったジャージボトムを組み合わせ、気怠いムードで。オーバーサイズのフーディーはバサッと被り、ワンピース風に着こなしている。おなじみ“カップ焼きそば”は二人羽織で毎回“麺”類が登場することでおなじみのネグレクトアダルトペイシェンツのファッションショーだが、今回もカップ焼きそばが登場。ブランドロゴを配したリラクシングなスウェットワンピースを纏い、二人羽織で麺を頬張るのは、ASPの双子メンバー、マチルダー・ツインズとウォンカー・ツインズだ。彼女たちは、自分の部屋から寝起きのままランウェイにふらっとやってきてしまったかのようなフリーダムな雰囲気を放っていた。なお、モデルにはその他にも、アユニ・D、リンリン、ナ前ナ以など、渡辺淳之介が代表を務めるWACKのメンバーらが起用されている。
2022年03月18日2019年5月、大麻取締法違反の疑いで麻取に逮捕された田口淳之介覚醒剤取締法違容疑で逮捕された、アイドルグループ、KAT-TUNの元メンバーの田中聖(36)。元メンバーとして田中より先に逮捕(大麻取締法違反)され、執行猶予付き判決を受けていた田口淳之介(36)が、プロ雀士になることを明らかにし、本人がツイッターで報告した。「現在、日本にはプロ雀士の団体が6団体あります。田口さんがプロテストを受けたのは、日本プロ麻雀協会という組織です。麻雀の腕前は当然ですが、同時に一般教養、並びに麻雀と社会との関係などといったテーマに沿った小論文のテストがあります。田口さんはそれに突破したわけです。アイドル時代から麻雀は好きだったそうですが、聞いたことはなかったので、今回の合格にはちょっと驚いています」(スポーツ紙記者)執行猶予期間は昨年秋に開けた田口。セカンドチャンスとして、芸能界ではなく麻雀の世界を選んだ。2年ほど前、東京高検の検事長が知人の新聞記者と賭け麻雀をしていたとして辞表を提出(訓告処分も受けた)したことがあった。賭け麻雀は言うまでもなく法律違反だが、世間一般では、金銭の授受を含めた麻雀が広く楽しまれている。田口淳之介の需要「そんな中、麻雀を競技として取り扱うプロ組織、Mリーグ機構が作られたことで、プロ雀士という存在が注目されるようになりました。対戦も行われ、インターネットテレビでオンエアもされている。4人の団体戦で、優勝賞金が5000万円ですから、優勝すればプロとして食うことができる世界になりました」(Mリーグ関係者)勝てば食えるが、勝者以外はすべて敗者という勝負の世界。田口雀士は、生き残ることができるのだろうか。「元アイドルとしての存在感は、うまく活用すれば収入につながるでしょうね。麻雀業界は、麻雀人口を増やそうとしている。麻雀教室を開いたりするのもそのためです。そこの講師として田口を呼べば、多くの女性ファンが、麻雀に興味を持つことも期待できる。大会の賞金を手にできるのは勝者だけですが、イベントに出演したり、関連グッズを発売したりするプロもいます。チェーン店の雀荘に行くと、店内ポスターで『プロ雀士の〇〇さんが〇日にやってきます』と告知されていることがあります。プロと打ちたい一般人はいますから、そういう人にとっては『元KAT-TUNの田口と打った!』というのは、ちょっとした自慢にもなる。男性客にも女性客にも、田口の需要はあると思いますよ」(前出・Mリーグ関係者)ちなみに雀荘で“ゲスト打ち”をすると、4~5時間で5万円程度のギャラが支払われるという。それが週に3日あれば月に60万円。アイドル時代に比べれば少ない収入だが、食うには困らない。「辞めジャニとして音楽活動をする人、YouTube活動をする人、いろいろいいますが、何をやるにしても元手がかかる。プロ雀士なら、それがいらない。しかも田口にとっては、大好きな麻雀。プロ雀士になったことは案外いい選択かもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)元アイドルのセカンドチャンス。その行方が楽しみだ。〈取材・文/薮入うらら〉
2022年03月11日「#日本プロ麻雀協会21期前期生として、本日正規合格を頂きました!これからは、プロ雀士としてもお仕事させて頂きますぜひ一緒に麻雀しましょうね晴れの日に良い報告が出来て嬉しいです」5日、Twitterでこうつづったのは元KAT-TUNの田口淳之介(36)。プロ雀士の仲間入りを果たしたのだ。’16年3月末にジャニーズ事務所を退所し、個人事務所を立ち上げて裸一貫で再出発を果たした田口だが、19年5月に大麻取締法違反容疑で逮捕されることに。同年10月に懲役6カ月・執行猶予2年の判決を受けて以降、再起に励む田口を支えてきたのが、同じ罪で逮捕された恋人の小嶺麗奈(41)だ。「田口さんは’07年ごろから小嶺さんと交際し、9年ほど前には都内にある家賃20万円ほどのマンションで同棲も開始しました。逮捕後、『彼女に唆されたことはない』と一貫して小嶺さんをかばい続け、公判中に“結婚したい”と公開プロポーズをしたことも。判決後は、音楽活動だけでなくゲーム実況にも挑戦してきた田口さんを小嶺さんはサポートしていたといいます」(田口の知人)’19年11月に本誌のインタビューにも「もう書類(婚姻届)を出すだけの問題です」と“結婚秒読み”をほのめかしていた田口。しかし、昨年6月に“まさかの報道”が飛び出した。「一部週刊誌で、田口さんと大げんかした小嶺さんが同棲先を飛び出し、熊本の実家に戻ったと報じられました。原因はファンが離れることを恐れ、結婚に踏み切らない田口さんに小嶺さんが業を煮やしたとされています」(前出・芸能関係者)再三の“結婚宣言”から急転の破局報道。そのことについて田口に尋ねると、途端に顔を曇らせてこう語ったのだ。「今はそういう話はできないんで、ごめんなさい」これまで直撃に対しても、常に快く応じてくれていた田口だけにやはり本当に破局していたということなのか……。しかし、その翌日に本誌は驚きの姿を目撃する。コインパーキングに止めた車から、引っ越し用の段ボールを2つ抱えて現れた田口。そして、小嶺と同棲していたマンションから徒歩10分ほどの距離にあるこぢんまりとしたマンションへと荷物を運んでいく。そして、田口に続いて家具量販店のビニール袋を抱えた小嶺が姿を現した。2人は“復縁”して同じ屋根の下で暮らしていたのだ。「逮捕後に2人は同棲していたマンションを離れていたそうです。今の家賃は13万円ほどで、間取りは1LDKと、2人で生活するにはかなり手狭な物件。結婚の具体的な時期はまだ決まっていないそうですが、田口さんとしては“小嶺さん以外の女性との未来は考えられない”と思っているそうです」(前出・知人)長年住んだ“愛の巣”を引き払っていた田口。田中容疑者とも縁を切り、今春、新たな生活を始めていた――。
2022年03月08日「田中とはもう全然連絡とってないですね……」都内の路上でこう語ったのは田口淳之介(36)。5日に日本プロ麻雀協会のプロテストに合格したことを発表した田口。19年5月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、懲役6カ月・執行猶予2年の判決を受けて以降は、音楽活動を再開し、再起に向けてひたむきな日々を送ってきた。しかし、そんななかかつてKAT-TUNで活動をともにした田中聖容疑者(36)がまたしても逮捕されたのだ。「田中容疑者は名古屋市内のホテルで覚醒剤を所持していたとして、2月24日に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕。’17年の大麻取締法違反容疑に続き2度目の逮捕となり、その後の尿検査では覚醒剤の陽性反応も出たそうです」(芸能関係者)’13年にジャニーズ事務所を解雇されて以降は歌手、YouTuberなどマルチに活動してきた田中容疑者だが、その実情は厳しかったようだ。「『金が必要』が口癖で、女性に貢いでもらうだけでなく、弟・彪さんのライブにゲストとして出演した際は、物販で田中容疑者との2ショット撮影権を1万円で販売していたそうです」(前出・芸能関係者)そんなかつての仲間に何を思うのか。3月上旬、本誌が田口を訪ねると、冒頭のように“絶縁”を告白したのだ。田中は田口からの告白をどう受け止めるのだろうか――。
2022年03月08日アイドルグループ・AKB48の岡部麟、下尾みう、田口愛佳、宮崎美穂が20日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて実施された、横山由依卒業公演の事前特別ライブ配信に出演した。27日に神奈川・パシフィコ横浜で開催され、17LIVEでの無料独占ライブ配信も決定している「MXまつり 横山由依卒業コンサート~深夜バスに乗って~ supported by 17LIVE」に向け実施された今回の配信。そのメイン企画として、横山とのエピソードを語る「第1回 横山由依大好き選手権」が行われた。そのなかで、AKB48加入時から「尊敬する先輩」として横山の名前を挙げる田口は、横山が卒業発表する前日に直接連絡をもらったときのエピソードをトーク。「明日、卒業発表する」と告げられ、約20分にわたり大号泣してしまったそうで、横山からは「卒業発表を報告したメンバーのなかで一番泣いているし、一番いいリアクションをしてくれてる」と言われたことを明かした。さらに今回の配信中、横山の卒業公演終了後の“アフタートーク”ライブ配信が17LIVEにて実施されることも発表された。“アフタートーク”ライブ配信には、横山のほか、複数のゲストも登場予定。また17LIVEでは、 5日から26日までの間、 AKB48メンバーが日替わりで登場するライブ配信企画 「Everyday ワンセブン配信 」を毎日実施中。コンサート前日まで、向井地美音をはじめ、福岡聖菜、小田えりな、倉野尾成美、込山榛香、小栗有以といった豪華メンバーが、コンサート開催までの期間を盛り上げている。(C)17LIVE
2021年11月22日20年8月、覚せい剤取締法違反(所持)などの罪で二度目の逮捕となった槇原敬之(52)が、今月6日に活動の再開を発表した。10月25日に活動復帰作となる新アルバム『宜候(ようそろ)』を配信、同27日にはCDを発売する予定だ。槇原は懲役2年、執行猶予3年の判決が言い渡されており、逮捕から約1年2カ月、さらに執行猶予中の活動再開には賛否の声が上がっている。では、過去に不祥事を起こし活動を自粛していた芸能人は、活動を再開するまでどのくらいの期間がかかっているのだろうか。■槇原と同じ薬物犯罪は最長4年4カ月、最短7カ月で復帰・清原和博(54)約4年4カ月後16年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6月、執行猶予4年の判決が下された。約4年4カ月後の20年6月に執行猶予を満了し、著書の出版やプロ野球ニュースへの出演で活動を再開した。・ピエール瀧(54)約11カ月後19年3月にコカイン使用容疑で逮捕後、麻薬取締法違反で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けたピエール瀧。約11カ月後の20年2月に映画撮影に参加し、槇原敬之と同じく執行猶予中の活動再開となった。・田口淳之介(35)約7カ月後19年5月に大麻取締法違反の疑いで逮捕。その後、懲役6月、執行猶予2年の判決が言い渡された。逮捕から約7カ月後の同年11月4日に活動再開を発表、12月にはファンミーティングを開催するなど芸能活動を開始した。■脱税&闇営業は、騒動後1年未満で復帰・田村亮(49)約8カ月後19年6月、吉本興業の芸人たちによる闇営業問題で謹慎処分を受けていたお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村亮。約8カ月後の20年1月にトークライブを行い、同年4月には「ロンドンハーツ」で地上波に復帰した。・宮迫博之(51)約8カ月後同じく19年6月、闇営業問題により芸能活動を自粛後、約8カ月後の20年1月よりYouTube活動を開始。今年8月には『アメトーーク!』に活動自粛後初出演し、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の解散を発表した。現在はYouTube活動や自身の立ち上げた服飾ブランド「ZILVER」のネット販売などを行っている。・徳井義実(46)約10カ月後19年10月に発覚した巨額脱税問題により活動を自粛していたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実。約10カ月で地上波に復帰、翌月には『今夜くらべてみました』でレギュラー出演し、芸能活動を再開した。■素行不良や未成年スキャンダルは“自粛”が長引くケースも……・山本裕典(33)約1年9カ月後17年3月、素行不良により所属事務所との契約が解消され解雇となった。約1年9カ月後に自身のインスタグラムで活動再開を発表。ミュージカル『マイ・バケットリストSeason5』で芸能活動を再開した。・小出恵介(37)約1年2カ月後17年6月に当時17歳の女子高生との飲酒及び性行為に及んだとされ、活動を自粛していた小出恵介。20年8月、約1年2カ月の活動自粛を終え、活動を再開することを自身のインスタグラムで報告した。■不倫スキャンダルからの復帰は難航する傾向・唐田えりか(24)約1年8カ月後20年1月、妻子を持つ東出昌大との不倫が報じられ活動を自粛。不倫報道から約1年8カ月が経った今年9月、唐田主演の短編映画がYouTubeで公開され、活動再開となった。・東出昌大(33)約1年9カ月後同じく20年1月、唐田えりかとの不倫が報道された。以後活動を自粛していたが、約1年9カ月後となる今年10月公開の映画「草の響き」での主演や、22年公開の「コンフィデンスマンJP」への出演が決まっている。・渡部健(48)現在も復帰は未定20年6月、不倫問題により番組出演を全面自粛。同年12月に記者会見を行い、年末番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で復活するのではないかという話も浮上していたが実現せず。出演していた場合は約6カ月での復帰となっていたが未だ芸能活動は再開できていない。・BUMP OF CHICKEN 直井由文(41)約9カ月後20年9月、一般女性との不倫が報じられ同月に活動を休止していたミュージシャンの直井由文。約9カ月後に活動再開を発表し、21年9月にラジオ番組『PONTSUKA!!』に出演するなど音楽活動を再開した。不祥事からの復帰時期はケースバイケースだが、調べてみると1年前後での復帰が多く、逮捕から1年2カ月後の復帰となる槇原だけが特別に早いというわけではないようだ。活動再開にあたって、「時期尚早とお叱りを受けるかもしれませんが、もう一度心新たに活動を再開いたします」とコメントしていた槇原。今度こそしっかり更生して、ファンを裏切らないでほしい――。
2021年09月23日BiSやBiSHのアイドルプロデューサー、渡辺淳之介が手がけるネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)は、2022年春夏コレクションを2021年8月31日(火)渋谷ヒカリエで発表した。「作りたかった洋服」を“音楽”のアイデアで作るショー後のインタビューで「作りたかった洋服を作った」と話す今シーズンのテーマは「ベーシック コレクション(BASiC COLLECTiON)」。デザイナー渡辺と切っても切り離せない“音楽”をはじめ、彼自身のルーツに目を向けながら、毎日が楽しくなるような日常着=ベーシックウェアをデザインする。クラシックの巨匠の「バンドT」があったなら…印象的だったのは、モーツァルトやバッハ、ベートーヴェンといった音楽家たちのモチーフTシャツやスウェットだ。ピアノを嗜んできた渡辺は「音楽家のバンドTがあったなら…」とチャーミングな発想のもと“巨匠たち”のTシャツやスウェットをデザイン。きっと誰もが音楽室や学校の教科書で一度は見たことのある、音楽家たちの肖像画をイラストタッチで描き、ロックバンドKISSの白塗り化粧(コープス・ペイント)さながらの大胆なメイクを施して、ポップにアップデートした。フェイスモチーフの下には「猛津アルト」「バツ葉」「米藤勉」と“当て字”で名前を記し、Tシャツやスウェットの前身頃に大胆にのせた。合わせたジャケットやシャツ、ショートパンツは、どれも毎日使いしやすい気軽さを持ち合わせながらも、カラフルなチェック柄やジップのデコレーションなどをプラスして、パンキッシュにまとめている。スマートに着たブラックジャケット&スリムパンツのセットアップも、レオパード柄を同色であしらって、パンキッシュな強さをプラス。ネグレクトアダルトペイシェンツのロゴは「NAP」「N」など様々な形になり、くるぶし位置や胸元、アームラインなどにあしらわれ、バンドグッズのような統一感を発揮する。“おなじみ”麺演出&モデルのBiSH再びネグレクトアダルトペイシェンツ“おなじみの”麺演出は、今季もカップ焼きそばで実施。ぷわ~と会場に広がる香ばしいソースの匂いとともに、焼きそばを頬張りながらモデルが闊歩する姿は“リアルショー”ならではの面白さがある。今季は、ロックバンド「ナイン・インチ・ネイルズ」のミュージックビデオをインスピレーションに光で会場を装飾。スクエア型に整えたランウェイに光を灯して、牢獄や檻を表現したという。なお、ランウェイにはBiSHのメンバーがモデルとして再登場し、今季もキャットウォークを披露した。
2021年09月03日2020年7月に直撃したときは笑顔で話しに応じてくれた田口淳之介今年、デビュー15周年を迎えたKAT-TUN。現メンバーである亀梨和也、上田竜也、中丸雄一の活躍に負けじと、元メンバーの田口淳之介もアイドル時代からひと皮むけた姿を見せている。「ソロで音楽活動をやっていて、月に1回ライブを開催。趣味でやっていた麻雀の腕にも磨きをかけ、Abema TVの麻雀番組にも出演しています」(スポーツ紙記者)仕事は順調なようだが、プライベートでは少々不安なことが……。「かねて交際している小嶺麗奈さんとの関係がギクシャクしているそうなんです。なんでも、今春に彼女が家を出て行ってしまったらしく、今は遠距離の状態だといいます」(田口の知人)田口と小嶺は、10年以上交際しているが、ふたりで過ちを犯したこともあった。「’19年に小嶺さんとともに大麻取締法違反で逮捕され、懲役6か月・執行猶予2年の判決が下されました。公判では小嶺さんが田口さんに“交際を続けられるなら結婚したい”と公開プロポーズ。彼も“(交際を)続けていきたい”と答えていました」(前出・スポーツ紙記者)■ファンの熱が冷めたら“死活問題”逮捕されてからも“愛”は冷めなかったように見えたが、ふたりのあいだに何があったのか。「昨年の秋ごろ、小嶺さんが“そろそろ結婚しよう”と再びプロポーズしたのですが、田口さんが拒否したんです。煮え切らない態度に怒った小嶺さんは、一緒に住んでいた都内の家を出て、実家のある熊本に帰ってしまったといいます」(前出・田口の知人)小嶺は今年で41歳。苦楽を共にしたカレと結婚したいという思いが日に日に強くなっているのだろう。田口が、そんな彼女のプロポーズを拒んだのにはこんな理由が。「ファンが減ることを恐れたのでしょう。現在、田口さんには数百人の熱心なファンがいます。彼女たちは、CDやイベントに必ずお金を落としてくれる、いわば“太客”。結婚を発表したことでファンの気持ちが冷めてしまったら、彼にとって死活問題になりかねないですからね。事務所のスタッフも、必死に結婚を止めたといいます」(レコード会社関係者)応援してくれるファンのことを考えた末に選んだ決断だったのだろうが、その結果、パートナーから“別居生活”を突きつけられてしまった。現在もふたりは別々に暮らしているのだろうか。熊本に住んでいる小嶺の母親に話を聞いたが、「…………。何もお答えできません」田口の取材であることを伝えた途端、顔が青ざめ、何も答えることなくドアを閉めてしまった。ふたりの関係が悪化していることについて田口の所属事務所に問い合わせると、「そのような事実はございません。プライバシー保護のため、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます」ふたりの未来は、“Dead or Alive”?
2021年06月29日左から赤西人、田中聖、田口淳之介「いまは3人で楽しくやらせてもらってるけど、赤西くん、田口くん、田中くんとの6人でデビューして世に認知されたのも事実。いろいろあったけど、こうやって名前が出せるようになってよかったです」6月8日、福岡県で行われたKAT-TUNのコンサートで、中丸雄一が“あの3人”の名前を出すと、会場が歓声で沸いた!今年、KAT-TUNはデビュー15周年を迎えた。「ツアーでは、デビュー前の曲を歌ったり、姿は映っていないものの、6人時代の映像が流れるなど、ファンを喜ばせる演出がたくさんありましたね」(スポーツ紙記者)KAT-TUNは2006年に“ブラック&ワイルド”をコンセプトにデビュー。現メンバーの亀梨和也、上田竜也、中丸雄一に加えて、赤西仁、田中聖、田口淳之介の6人は絶大な人気を誇った。しかし、“栄光”は長く続かなかった。「2010年に赤西さんがグループを脱退し、2014年にジャニーズ事務所を退所。2013年に田中さんが度重なるルール違反によって契約解除になり、2016年には田口さんが事務所を退所しました。田口さんの脱退で、1年8か月間グループの活動を休止するなど、存続の危機もありましたね」(同・スポーツ紙記者)■脱退した3人の今ーー現メンバーは、それぞれの得意分野を生かして活躍しているが、“辞めメン”はいま何をしているのか─。ジャニーズ時代は亀梨とともに“仁亀コンビ”として、人気を二分した赤西は活動の拠点を海外に移している。「2018年からアメリカのハワイに引っ越して、現在はロサンゼルスを中心に仕事をしています。音楽活動だけでなく、個人事務所でグッズ制作、DVDの著作権管理、企業とのコラボなど、幅広く仕事を手がけています。赤西さんはスタッフ任せにせず、率先して企画を出すので、ビジネスマンとしても高く評価されていますよ」(芸能プロ関係者)ただ、昨年からのコロナは痛手だったようで……。「予定していたコンサートやイベントはすべて中止に。現地でやることがなくなったためか、昨年の7月下旬、日本に帰国していました。2か月ほど、滞在していたと聞いていますよ」(赤西の知人)昨年、ひそかに帰国していたことについて、赤西の個人事務所に問い合わせると、「そのような事実はございません。現在、赤西はアメリカに滞在しており、昨年は1度も日本に帰国しておりませんし、本年も1度も帰国しておりません」と否定したが、昨年9月初旬の夜、都内のお好み焼き店『P』ではこんな姿が目撃されていた。「赤西さんと錦戸亮さん、山田孝之さんの3人で食事をしていました。このお店は、赤西さんの家族が経営していたお店なので、“仲間内の会”という感じでしたね」(居合わせた客)赤西は昨年、錦戸とユーチューブの公式チャンネル『NO GOOD TV』を開設し、ユーチューバーとしても活躍している。ジャニーズを辞めてからは、日本のテレビに出なくなったが、最近の彼の活躍を見て、テレビ局内ではこんな声も。「“赤西さんを起用したい”という声が上がっているんです。彼のユーチューブ内での発言や行動は、ネットニュースに取り上げられるなど、影響力がある。ドキュメンタリー番組で、彼の仕事の裏側に密着したら、おもしろいと思いますよ」(テレビ局関係者)■麻雀の才能を開花させた田口淳之介独立後も順調な赤西とは対照的なのが田口だ。「2019年に、交際相手の小嶺麗奈さんとともに大麻取締法違反で逮捕され、懲役6か月・執行猶予2年の判決が下されました」(前出・スポーツ紙記者)道を踏みはずしたものの、現在は芸能活動を再開している。「音楽活動が中心ですが、最近は、趣味でやっていた麻雀の腕に磨きをかけ、AbemaTVの麻雀番組にも出演しています」(前出・芸能プロ関係者)田口は、今年KAT-TUNのデビュー日である3月22日にツイッターで、グループの公式アカウントと辞めた2人のアカウントにお祝いのコメントを投稿。“グループ愛”の強さからみると、メンバーとコラボする日も近い……わけではないみたい。「KAT-TUNが15周年を迎えたことが話題になったときに、仕事仲間が“ジャニーズにいるメンバーは難しいけど、田中さんと共演したら、おもしろいんじゃないですか?”と水を向けたそうです。しかし、本人は“絶対やりたくないです”と真顔で拒んだといいます」(レコード会社関係者)自分なりの仕事観があるのだろうが、最近はそれによって周囲を振り回すことも。「“自分はアーティストだ”という自負が強く、気に入らない仕事は絶対に受けず、取材のチェックなどもすごく細かい。田中さんとのコラボを拒んでいるのも、彼のことが嫌いだからではなく、“アーティストとして認めていないから一緒にできない”という思いからではないでしょうか」(同・レコード会社関係者)■YouTuberと連携する田中聖一方、田中はアーティストにこだわらず、幅広く仕事をしている。「ユーチューブや舞台の仕事もしています。ライブでは有名アーティストとコラボし、自分でPV撮影もしています。PVに人気ユーチューバーを呼ぶなど、幅広い人脈でさまざまな案件の仕事をこなしていますよ」(芸能プロ関係者)ジャニーズ時代にはたびたび“ルール違反”をし、2017年には大麻取締法違反で逮捕されたが(※のちに不起訴処分)、最近はすっかり“更生”していて─。「ライブのグッズ販売で、スタッフが机に商品を並べようとすると“自分で並べるから大丈夫ですよ”と、自らグッズを並べていました。周りのスタッフは、彼の腰の低さに驚いていましたよ」(イベント会社関係者)仕事先へ向かう移動手段も、庶民的だ。「どんな高級車で来るのかと思っていたら、地元の千葉県の柏ナンバーのプリウスを運転してきたんです。しかも、数人のスタッフもみんな一緒に乗せていて、まるでブレイク前のバンドみたいでした」(同・イベント会社関係者)かつては“ギリギリ”で生きていた6人だったが、ようやくそれぞれの“リアル”を見つけられた!?
2021年06月17日近藤真彦(56)のジャニーズ事務所退所が4月30日に発表され、芸能界に激震が走った。これまでも独立するタレントはいたものの、退所後の活動はさまざまだ。そこで、ジャニーズ事務所を退所したタレントたちの“退所後の人気”を探るべく、Instagramのフォロワー数を調べてみた。結果は以下の通り。山下智久497万香取慎吾170万錦戸亮100万岩橋玄樹89.9万※赤西仁75.6万手越祐也62.5万草なぎ剛51.4万長瀬智也42.4万※渋谷すばる40.7万稲垣吾郎26.7万今井翼26.2万※森本龍太郎3.6万※田口淳之介3.5万※公式アカウントでないもの圧倒的1位は、昨年10月で退所した山下智久(36)。退所の理由は、ハリウッド映画など複数の海外作品への出演オファーがあったことや、子どものころからの夢に踏み出したいという本人の希望だったという。今年2月にはオフィシャルファンクラブ「Club9」を開設し、3月には高級宝飾品ブランド「ブルガリ」のアンバサダーに日本人男性として初めて就任。友人であるウィル・スミス(52)との動画やクールなセルフィーなどを頻繁に更新し、着実にフォロワーを伸ばしてきた。一方、フォロワー数最下位は、2016年3月にKAT-TUNのメンバーを脱退し事務所を退所した田口淳之介(35)。2019年に交際相手の小嶺麗奈(40)とともに大麻取締法違反の疑いで逮捕された。懲役6月・執行猶予2年の判決が言い渡され、同年11月に活動再開を発表。活動再開とともに始めたInstagramではダンスの練習風景や芸能人に人気の美容整体サロン「KADOMORI」についての投稿など日常を発信しているが、元人気アイドルとしては伸び悩む形に。とはいえ、逮捕から約2年で3.5万人ものフォロワーがいるのだからすごいと言うべきか……。マッチがInstagramなどのSNSを開設するかはわからないが、退所後は事務所のバックアップがない分、本人の努力次第で明暗がわかれることは言うまでもなさそうだ。
2021年05月02日2017年1月クールに、テレビ東京ドラマ24枠で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』。ドラマシリーズ1、2を経て、2021年1月クールには『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』が放送され、4月9日より映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』が公開されている。ハウス、島と舞台を移してきた同作が今回描くのは、都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”の物語。各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動には100人の俳優が集結し、パロディネタや業界ネタも満載となっている。今回は、パート1から出演し続ける田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一にインタビュー。シリーズが始まった時からまさかの「かわいい」といった反応も多かった同作について、話を聞いた。○■故・大杉漣さん不在に不安も、4人の安心感——これまでの作品でも絆が深まっている皆さんですが、今回改めて映画・ドラマを撮影されて、『バイプレイヤーズ』の現場ならではの楽しさはどんなところにあると思いましたか?田口:シーズン1、2を共に作り上げてきた大杉漣さんがリーダーとして存在していたので、漣さんの不在は大きいんです。これまでと同じようなことはできないという気持ちでやらせていただいたんですけど、4人で会うと楽しいから、はしゃいじゃう。時間が空いても、メンバーがそろった瞬間に積み上げた安心感、培われたものが再生される感じで、すごく楽しかったです。松重:『バイプレイヤーズ』という作品の特殊性は、実名でやっているところ。観てるお客さんも個人と役の境目を知りたいんだろうし、僕らも「これ芝居なの? 本物なの?」というギリギリのところを見せるのが究極の目的で、そこに大前提があります。虚実を面白く見せればいいんじゃないかというところなので、普段から関係性が出来てるんです。カメラが回った瞬間から作品が始まるんじゃなくて、僕らがいるところからすでに何かが始まってる。僕らも、外に出していい部分と放送できない部分は使い分けているし。田口:僕の下ネタね(笑)松重:そこは、確実にカットラインだなとわかる(笑)。その辺の虚実ない交ぜ感は、やっていてすごく楽しいところです。光石:たぶん最初の6人がもっと若い時に揃ってやろうとしていたら、色んなことがあったんだろうけど、みんな50歳過ぎて集まったのがすごく良かったんじゃないかな。皆、節度を持って品良く芝居できてるんじゃないかと、僕は勝手に思ってるんですけど。松重:品、良いですか? トモロヲさんの下ネタは……?光石:そういうところも、品が良いじゃないですか(笑)遠藤:本当に、楽しかった。バカ騒ぎしているうちに終わっちゃった、という感じだったけど、俺はフィリピンの場面が多かったので、もうちょっと出してもらったら良かった(笑)。雑談と芝居の狭間でバーンといけるので、「何かをしよう」といったこともないし、日常会話のように思いついたことをやりとりしていて。これはすぐに出来るようなことじゃないので、良い感じの仲間になったなと思いました。——役者さんが100人出演するというところでもすごい映画ですが、誰か印象に残ってる方はいますか?田口:意外と、他の方と会ってないんです。ブルーバック撮影の時はおじさんばっかりだったので、おじさんの同窓会みたいな状態で、昔話や健康と介護の話ばかり。芝居、見てなかったなあ。芝居を気にするような集まりじゃなかったです(笑)全員:(笑)松重:『バイプレイヤーズ』は役じゃなくて自分の名前を背負ってやっているので、「演じてるな」と言われた瞬間に、恥ずかしい人になっちゃう。「役割を演じてるんだ」というところが見えちゃうと、その人自体が浮いちゃう感じがあると思うんです。皆「演じてる」というところをうまく消して映像の中に入り込んでる感覚があります。誰の演技が良かったというより、皆元気で良かったなと思ったくらい。控えの場所からシチュエーションのシーンに入っていく瞬間も、すべて作品として捉えられる感じで、そこも逆に面白かったりする。光石:若い人たちがすごい。僕がたぶん濱田(岳)君くらいの年齢の時に、60歳前後の人たちの中に入ったらガチガチだったろうけど、全然彼らは遜色なく出てきて楽しくして帰っていく。今の人たちはすごいなと思いました。皆、すごかったです。遠藤:俺だけ異質な話になっちゃいますけど、フィリピンの場面で出てきた女性は、初めて出た三池崇史さんの映画(『天国から来た男たち』)に出ていた子だったんです。フィリピンを舞台にした作品だったんだけど、そこに出ていた方が東京に来ていてオーディション受けて選ばれたそうで、再会した時にはびっくりしました。すっかりベテランの域になって、演技に対してもすごくこだわりのある人になってたから、ハグするシーンで「え~んどう、ちょっと早いよ。もうちょっとゆっくりしたとこで、私が涙出すから」と。もう、彼女から言われる通りに(笑)全員:(笑)光石:素敵な話ですね(笑)○■「かわいい」を意識しはじめた!?——『バイプレイヤーズ』は始まった当初から女性人気も大きくて、「かわいい」「萌える」といった声もありましたが、そういった反応についてはどうとらえられてましたか?遠藤:シーズン1の時に、「かわいい」って言われはじめたんだっけ? たぶんシーズン2からみんなちょっとずつ変わってきて、衣装にこだわるようになったのか、おしゃれになっていった(笑)全員:(笑)光石:そうだっけ!?(笑) ずっと千葉で撮っていたので、あんまりそういうのは漏れ聞こえてこなかったかな。松重:でも、シーズン2で千葉の海に入ってタイトルバックを撮っているときに、割とギャラリーがいて、地元の人たちがキャーキャー言ってたんです。光石:意識してる!松重:僕らはスーツで海から上がって来て、5人でしょう? 嵐と間違えられてるんじゃないかと(笑)。「俺ら、嵐と間違えられてるんじゃないの!?」という話をしたら、光石さん、「俺が二ノかな」と言ったんですよ。そのときに、「意識する」とはこういうことなんだと……。光石:冗談で言ったんだよ!(笑)松重:「かわいい」と思われることを、自分の中に二ノとして落とし込んでるんです!遠藤:そういえば、今回(有村)架純ちゃんが出てるから、父親みたいな気持ちで「架純ちゃん、かわいいよね」と光石さんに言ったら、「うん、タイプかな」って。全員:(笑)光石:冗談で言ってみただけだよ!(笑)松重:かわいい担当を1番意識されてるのは光石さんです(笑)光石:してない、してない!(笑)田口:僕にはそういった評判は全く聞こえてこなかったんですが、そんなに入ってたんだ、光石さんの耳には!(笑) 意外でしたけど、街で偶然女性に「観てます!」と言われたことはあります。——ちなみに今の流れで、松重さん、田口さん、遠藤さんの担当はいかがですか?松重:僕は、世話係です。大杉さんの腹心ですから。田口:僕は下ネタ担当です。遠藤:俺は幼稚だから、おはしゃぎ担当!(笑)——では、このメンバーで、「今だから言っておきたいこと」はありますか?松重:僕ら、けっこう言っているんです。腹に溜めることができないので、ずっとしゃべって、口に出てるから、腹に据えかねるということもない関係です。ただ、光石さんが二ノをとっちゃったので、「誰が松潤なんだ」というところは……。光石:ないよ!(笑)遠藤:俺は、怒られたことがある。1回皆で待ち合わせた時に、前日に松ちゃん(松重)に「ここだよ」と言われてたのに、違うところで待ってて。光石:あった! 僕と松重さんは2人で待っていたんですよ。で、遠藤さんと田口さんが来ない、と。段取りしてたのは松重さんですから、「おかしいな」とちょっとイライラしはじめ、「光石さん、ここで待ってて」と、パッと別の場所を見てすぐ帰ってきて「いた、2人いた!」って。田口:車に乗ってたの。遠藤:「(待ち合わせは)下って言ったでしょ!? 言いましたよね!?」って、すげー怒られた(笑)松重:俺、そういうことだったら本書けるよ! 皆の暴露をしていいんだったら、だらしなさとか、聞いてなさ加減とか(笑)光石:あれ、怒られてたね。でも全然ヘラヘラしてるの(笑)田口:もう撮影現場の話でもない。日常生活だから(笑)■田口トモロヲ1957年11月30日生まれ、東京都出身。俳優・監督として様々な作品に関わり、NHK総合のドキュメンタリー番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』(00〜05年)ではナレーションも好評となる。近年の出演作に映画『パラレルワールド・ラブストーリー』『見えない目撃者』(19年)、『ミッドナイトスワン』(20年)など。公開待機作に『夏への扉-キミのいる未来へ-』(6月25日公開)がある。■松重豊1963年1月19日生まれ、福岡県出身。舞台・映画・ドラマと活躍し、12年にドラマ『孤独のグルメ』で連続テレビドラマ初主演を果たした。近年の出演作に大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』『悪党~加害者追跡調査~』(19年)、映画『検察側の罪人』『コーヒーが冷めないうちに』(18年)、『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』(19年)、『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』『罪の声』(20年)など。公開待機作に『老後の資金がありません!』(21年公開)などがある。■光石研1961年9月26日生まれ、福岡県出身。1978年、16歳の時に映画『博多っ子純情』のオーディションを受け、主役に抜擢される。以降、様々な作品に出演し、大河ドラマやNHK 連続テレビ小説でも名バイプレイヤーとして活躍。2011年には第3回TAMA映画賞最優秀男優賞、2016年には第37回ヨコハマ映画祭・助演男優賞を受賞する。2019年には『デザイナー 渋井直人の休日』で主演を務めた。公開待機作に『由宇子の天秤』(2021年公開)がある。■遠藤憲一1961年6月28日生まれ、東京都出身。Vシネマ、映画、ドラマなどで幅広く活躍し、2009年にはドラマ『湯けむりスナイパー』での連ドラ初主演も話題に。近年の出演作にドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』『それぞれの断崖』『私のおじさん〜WATAOJI〜』(19年)、『竜の道 二つの顔の復讐者』(20年)など。公開待機作に映画『地獄の花園』(5月21日公開)がある。
2021年04月10日映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)の完成披露イベントが29日に都内で行われ、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、北香那、有村架純、松居大悟監督が登場した。同作は2017年1月クールのドラマ24で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』の映画化作。都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描き、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめとした総勢100名以上の俳優陣が本人役で出演する。テレビシリーズから同作をひっぱり"元祖バイプレイヤーズ"と呼ばれていた4人だが、田口は「大杉漣さんがリーダー。シーズン2の終盤に漣さんが突然いなくなってしまいまして、その時点で『我々のバイプレイヤーズの旅は終了した』と思っていた」と、撮影途中の大杉さんの死について振り返る。「その後2年くらいかけて、プロデューサー、監督、スタッフの皆さんが熱心にいろいろ模索してくれまして、最終的に今回のような『ネクストバイプレイヤーズにバトンを渡す的な役割だったら可能なんじゃないかな』ということになり、元祖として参加させてもらいました」と明かし、「本当に漣さんがここにいないのが残念でならないんですけど、漣さんとともに大きくて広い場所に着けたなという思いでいっぱいです」と心境を吐露した。松重は「実名をさらして役をやるというフォーマットを作り上げたのは大杉漣さんで、元祖と呼ばれる人たちが前面に出るのは最後。次からはもっと若い人たちがこういうフォーマットで遊ぶ機会があれば、大杉さんの魂が生き続ける」と今後の展開にも言及。光石は「まさか映画になるとは思ってませんでしたが、熱望してたのは大杉さんだったので、実現したことが本当に嬉しいです。次は皆さんが前列に来て、僕らがいつものように後ろに下がるとそれがいいんじゃないですか」と後進に道を譲る姿勢を見せた。改めて作品について、田口は「映画化はやはり大杉漣さんなくしてはなかったと思います。まだ世の中大変な状況ですけれど、今日観てくださる方がちょっとでも癒やされたりほっとしたり楽しい思いになってくれれば、漣さんもきっと喜んでくれると思います」と熱い思い。松重は「去年のコロナ期に撮影がなくなるんじゃないかと思ってたら不死鳥のようによみがえってきて。僕らの仕事もどうなるんだろうというときに救われて、こういうことがあってもまだまだ続けることが出来るかもしれないというきっかけにもなったかもしれないですし、大杉さんが生み出した面白いフォーマットですので、100人200人膨らんで、外国版が出来ても面白いんじゃないかな」と意欲を見せる。光石は「どうぞ観てやってください。そして、宣伝してやってください。そうすると大杉さんも喜ぶと思います」と観客にメッセージを贈り、遠藤は「通常一つの作品に大体2人くらいで、この4人が出てくる作品はありません。普通一つの作品で共演しないような人たちがごっそり出てきます。お祭りみたいな作品ですのできっと漣さんも満足していると思います」と語った。なおイベントには、ドラマで「テレビ東京の社長賞はバナナ1本」と言われていたことから、映画への社長賞として100人分のバナナが登場。取材終了後には報道陣にも配布された。
2021年03月29日3月31日(水)リリースとなる田口淳之介のEP『Stay True』。アーティストとしての覚醒を迎えたと言い切れる表題曲は、何より自ら書いたリリックのリアリティーと表現の深さが印象的だ。“あの時”感じた深い孤独や不安、そして希望……2年を経てようやく表現することができた歌の中にある真実をインタビューで明かす。――まずはサウンドに関してお訊きします。メロディメイクを水彩画Pさん、サウンドメイクがS-NAさんということで、田口さんのソロワークスにおけるここ最近の道のりを総括したようなクリエーターとの共作となりましたね。もともと僕が復帰したのが2019年11月だったんですけど、その時の一発目の楽曲『Voices』がS-NAくんのトラックメイキングだったんです。それ以降も彼とはたくさん曲を作ってきました。で、水彩画Pさんとは昨年6月に『ジュウゴノシンゾウ』っていうアルバムを出したときに、すごくウマがあったというか、もう一回やりたいなって思ったんです。だから僕の中ではすごく自然に彼らとの共作という形になりました。――R&Bとシティポップとギターロックの中間という独特な雰囲気を持った曲ですね。うんうん、たしかに。もともとS-NAくんはヒップホップがベースで、EDMとかも得意だし、今っぽいトラックを作る人ですね。かたや水彩画Pさんは今回ギターも弾いてくれているんですけど、キャッチ―なメロディラインをクリエイトするのがすごくうまい。だから全体として、R&Bまですかしてないし(笑)、メロディーも歌いやすいと思うので、誰もが好きになってくれそうな曲に仕上がったかなって思います。たくさんの方に聴いてもらって、そして歌ってもらいたいですね。――そして今回の新曲『Stay True』は何と言っても田口さんがリリックを書かれていることが、その内容も含めて最大のフックだと思います。これまではあんまり自分の気持ちをリリックに乗せたことがなかったんですよね。でも今回はちょっと曝け出してみようかなって気持ちで書いてみました。――なぜこのタイミングでそう思われたのですか?コロナ禍で世の中も大きく変わっていったことも含めて、この数年間、自分の中でも大きく変わった部分もあって。またここから生まれ変わって行くんだっていう部分を表現したかったというのはありましたね。あとはやっぱり、自分自身に対して再認識するじゃないけど、自分でどう思っていて、で、今後どうなりたいのか、みたいなところを考えたときに自然と湧いてきた表現でしたね。――そういう気持ちになれたというのは、トラックやメロディラインからの影響もあるんですか?そう……最初は特にそういうつもりではなかったんですよ。けど、このトラックを聴いていたらなんかすごくこみ上げるものがあって、これはこういう曲にしようって途中で決めていったという感じですね。――ご自身の体験されたことをここできちんと表現として形にしておくことは何を意味しますか?世界が変わったこの1年は僕も自分と向き合った1年でもあって、過去の僕そしてこれからの僕をすごく考えた上でそういう部分は必要なのかなって思ってて。――歌詞の言葉もそうですけど、こうやって面と向き合って語られる田口さんの言葉ひとつひとつもすごく正直ですよね。本当に沢山の人の協力もあって、社会に出てからすぐ活動を始められたっていうのは自分の中でとても大きかったんです。立ち止まってしまうと忘れられてしまうんじゃないかという不安はあったんですけど、何とか自分なりにがむしゃらにやって来られました。ここ数年間でいろんな人たちに会ったり、普通にイベントに呼んでいただいたり、そういう人たちと触れ合っていると、あんまりみんななんていうんだろ……僕が過去に頑張ってきたことや失敗してしまったこととかを、もちろんわかってはいるんだろうけど、あんまり僕がそんなに意識しなくてもいいような感じでいてくれるというか。好奇の目で見られていないというか、フラットに接してくれる方が多いんですよね。だから自分自身も向き合ってくれる人へ正直になれてるんだと思います。――だからこそ、ここで一度きちんと自分の気持ちを表明しておかないといけないと感じたんですね?そうですね。自分が表現するものは何だろう?って向き合ったときに、まずは今回のリリックとか楽曲のテーマだったりという部分が自然と出てきました。――メッセージすることに対して、それまでは抵抗があったんですか?抵抗があったわけではないです。ただ、自分の表現の見せ方としてダンスであったりパフォーマンスであったり、そういう部分をフィーチャーしていくことが多かったので。ダンスミュージックって自分の中ではそこまで歌詞を掘り下げなくてもいいかなという考え方もあったので、自分ではあまりリリックを書く思考がなかったんですよね。でもいざ書いてみるとスッと出てくるので自分でもびっくりしました。もちろん直接的な表現を使ってはいないですし、感じとり方によって、あのときこんなこと思ってたのかな?みたいな、そういうフワッとした捉え方でも大丈夫なものでもあるんですけど、自分の中ではすごく芯のある想いを込めて歌詞には乗せています。――フワッと言いつつ、いきなりドキッとする言葉、シーンから始まりますけどね(笑)。たしかに(笑)。Aメロに〈磨りガラスから〉って表現があるんですけど、実際に当時過ごしていた場所は磨りガラスなんですよ。5月末とかだったんで、暑いときは窓を開けてくださいって言ったら開けてくださるし。ちょうど夕日の時間帯にすごくセンチメンタルになったりして(笑)。夢って夜に見ることが多いから暗い中じゃないですか、でもなんか自分の中でそれが全部白くぼやけるんですよ。だから〈白い夢を視る〉って表現になったりとか、やはりその場にいて経験しないと感じえないものってあるから、そういう部分はちょっと自分でしか紡ぎ出せない言葉なのかなっていうのは思いましたね。――留置期間はどんな時間でしたか?自分自身とずっと向き合っていました。2週間くらいはひとりで、携帯電話とかPCとか外部との接触はない状態だったんです。新聞とかは読めたけど……。でもその、新聞とかでも芸能欄ってあるじゃないですか、スポーツ新聞とかだったら。収監されている人の記事は全部真っ黒に塗られているんですよ。それで、新聞を見たらラテ欄が全部真っ黒だったんです。これもう全部僕だ!って。もう見事に真っ黒なんですよ。こんなに朝から晩までワイドショーってやるんだって思って。で、ペラってめくると芸能欄で、そこも片面全部真っ黒でした。――その真っ黒に塗りつぶされたものって、言わば世間の圧みたいなものだと思うんですけど、それを見てどのように感じられたんですか?そのときちょうどツアーを準備していまして、ファンのみなさんに対しての申し訳なさが何よりありましたね。そのために飛行機を手配したりホテルをとったりしてきてくれる方もいますから、それを全部キャンセルさせてしまったわけだし、お世話になる予定だった会場の関係者の方々にもそうだし、他のお仕事も白紙にしてしまったので、多くの方々へ申し訳なさが日に日に募っていました……。だからそのことばかりを考えても答えが見つからないので本を夢中で読んでましたね。1日1冊しか借りれないので朝本棚から選んで1冊とって読み始めると午前中には読み終わっちゃうんですけど。――歌詞の中に〈希望〉という言葉が出てきますが、そういう日々の中でも感じた希望は何だったんですか?そうですね。それはやっぱり仲間だったり、自分をサポートしてくれている人だったりファンのみなさんだったりとか、そういう方々が自分の生きる希望というか、自分自身を信じられる要因というか。この曲はほんと素直に自分を信じて生きて行こうっていう曲なんですけど、やっぱり何かの理由がないと自分自身を信じられないじゃないですか。だから、どんな状況でも自分を必要としたり求めてくれる人たちがいるっていうのが、自分を鼓舞してくれるものだし、前に進めてくれるものだと思います。――そこの繋がりを強く認識されたんですね。ジャニーズを辞めて5年になるんですけど、その間にもいろんな人との出会いとか別れもあったし。でも自分ひとりじゃ歩いてはこれないなって思ったんで、やっぱりそういう人たちの助けがいまだにありがたいですし、それはずっと今後もそうだと思うし。だからそういう人たちに、ちゃんとリスペクトされるような人間でいたいと思います。昔のメンバーだったり、そのとき応援してくれてたファンの方とか、今は離れてしまっていても、いろんな繋がりは記憶には残っていると思うし、その人にとっても僕にとっても自分の人生の一部にはなっていると思うので、だからそこはやはり繋がりなんですよね。あとは失敗しても立ち上がれるっていうところは伝えたいなって思っています。自分自身がそれを表現することによって、そして自分自身がまた自分の歩幅で歩き出すことによってひとつの希望になるのかなって。そうありたいなって。海外ではそういうケースはありますけど、日本では少ないと思いますし。――そうやって希望を紡ぐ中で、表現に対する信頼というのもより強くなったんじゃないですか?そうですね。やはり自分はステージに立ち続けたいと思うし、だからリリックの最後〈ここで生きていたいんだよ〉っていう〈ここ〉っていうのはまさにステージっていうことなんです。やはりエンタテインメントを子供の頃からずっとやってきているんで、こんなコロナ禍であってもエンタテインメントがなくなることはないと信じられるし、とても必要なものだという意識はより一層強くなりましたね。今年は東日本大震災から10年ですけど、僕のツイートにリプライがきてて、KAT-TUNで2012年かな、前の年震災で中止になったから2年ぶりのツアーで仙台に行ったんですけど、「あの時の思い出が忘れられません」って。そうやってずっと覚えてくれる人がいると、やはりエンタテインメントって希望を培うものなのかなって思いますね。――歌詞はそこまで苦労しなかったっておっしゃいましたけど、この2年間、何かをやっている裏側というか、数%の部分でずっとそこの気持ちというのは機動し続けていたんでしょうね。だからこの曲になるまでひとつながりだったんだろうなって感じました。それはありますし、これがまたひとつの始まりだと思います。実際、このタイミングで新しい人たちとの繋がりもできて、だから本当に、常に新しいことがスタートし続けていると思います。――『StayTrue』という言葉に込めた想いは何ですか?リリックの中に〈Stay true to my heart〉っていうフレーズがあるんですけど、やはり自分自身を信じ続けるっていうところは核としてあります。今こうやって活動を続けてきて後悔がないというか、常に今を生きている感じがあるんです。そこは自分を信じているからこそそう思えるっいうのもあるし、ここで終わりたくないっていうのが気持ちとしては大きいので(笑)。――まだ全然足りない?はい、これからです(笑)。――それこそがアーティストとしての真実ですよね、いつだって。はい。もっとやらなきゃって自分自身に思います。悔しい気持ちが常にありますね。ただ後悔と悔しさは違うと思ってるんですよ。悔しさは前に進むための原動力。後悔はただ振り返るだけなんで。反省とも違いますね。反省はめちゃくちゃしています(笑)。――(笑)。これからやりたいことは?今年の8月に主演舞台が決まったんですよ。情報解禁したばかりですけど。芝居は7、8年ぶりくらいになるので。演技の仕事をしてほしいという声はたくさんいただいていて、それが今になって形になるっていうのはすごく意味があることだと感じています。もちろん音楽が自分の中では主軸なんですけど、今後は演技の仕事とかそれ以外にも表現するということに幅を広げていきたいなっていうふうに思います。――これからいろんな表現にチャレンジしていく中で、この『Stay True』という曲が出発点として、そして帰っていく場所として刻まれるんでしょうね。そうですね。それくらい思い入れの強い曲になりました。取材・文:谷岡正浩 /写真:森好弘田口淳之介New EP 『Stay True』2021年3月31日 Release!!田口淳之介が自分の現在地や、これからの希望を込めて作詞をした表題曲『Stay True』を含む計3曲のEPを、各音楽配信サイトにてリリース。1.Stay True"MV"同時公開2.Hold Us Down3.Take You Away■オフィシャルサイト ■舞台「One Night Butterfly」【東京公演】8月12日(木)〜8月15日(日)有楽町よみうりホール【大阪公演】8月21日(土),22日(日)ABCホールキャスト:田口淳之介斉藤秀翼遊馬晃祐上仁樹こんどうようぢ阿部快征谷津翼荒一陽佐藤弘樹服部武雄岩崎良祐きたつとむ高間淳平内田裕也八神蓮席種・料金SS席(特典付き):12,000円S席(特典付き):9,500円A席:7,500円N席:6,000円⇒チケット情報はこちら
2021年03月25日BiSやBiSHのアイドルプロデューサー、渡辺淳之介が手がけるネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)は、2021-22年秋冬コレクションを2021年3月18日(木)に渋谷ヒカリエにて発表した。屋外で楽しむ“レイブパーティー”今シーズンは、屋外で弾けるレイブパーティーをイメージ。ランウェイにはカラフルなライトを放つドームを設置し、フェスに向かう時のようなウインドブレーカーや、Tシャツ、パーカー、ジャージといったラフなスタイルをメインに、開放感に満ちた楽しさを表現した。現代の閉塞感を吹き飛ばすかのように、ライブで飛び跳ねる人々、自由に遊ぶ人々の楽しく賑やかな雰囲気をコレクションに投影している。愉快な着ぐるみパーカーや寝袋ドレスファーストルックには、着ぐるみのようなシルエットのヴィヴィッドなピンクのパーカーが登場。フード部分には中綿を詰め込み、ポケットには手にも持っているフィギュアを入れた愉快なルックによって、ライブならではの"ぶち上がり感"を冒頭から表現している。オールナイトパーティーに欠かせないアイテムの寝袋は、そのまま着られる“寝袋ドレス”に。中綿入りの寝袋が丸ごと身体を包み込み、着たまま歩ける仕様となっている。90年代ファッションのムード真っ赤なパーカーや緑のサスペンダーパンツ、マスタードイエローのスウェットといった原色使いのスタイルや、ジャストな丈のウォッシュドジーンズ、ややゆったりとしたパーカーの仕立て、と言った要素からは、どこか90年代ファッションの雰囲気が漂っている。グラフィックTシャツの裾はハイウエストのパンツにタックイン、首にはイエローのバンダナを巻き、足元にはエアソールのスリッパを履いてアクティブなスタイリングを提示した。ラメを配したチェック柄ジャケットや幾何学柄ブルゾンまた、きらびやかなラメを配したチェック柄ジャケットやパンツ、シャイニーなジオメトリック柄ブルゾンなど、ネオンライトを受けて光を放つウェアも目を引いた。キラキラとした光を放つブルゾンには艶やかなベルベットのパンツ、ゴールドカラーのベルト、チェーンネックレスをコーディネート。煌びやかな佇まいに、フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)とコラボレーションしたイラストTシャツで遊び心と抜け感をプラスしている。今回はざる蕎麦が登場毎回麺類が登場することでおなじみのネグレクトアダルトペイシェンツのショーだが、今回はBiSHのリンリンがざる蕎麦を持って登場。着ているのはフミト ガンリュウとコラボレーションしたTシャツだ。リンリンは2日前のフミト ガンリュウのショーに登場した時と全く同じファーの帽子とデニムを着用。まるでふらっと遊びに来たかのような佇まいで、隣で人が寝ていても気にすることなく蕎麦をすすり、フリーダムな雰囲気を演出した。
2021年03月21日田口淳之介問題を起こしたとき、釈明や謝罪会見を開いてきた芸能人たち。カメラの前でときには毅然と、ときには涙を浮かべて反省の弁を。彼らが紡いだ“詫びストーリー”を振り返る――。■「謝罪会見」で決まる、これから芸能人たちが不祥事や騒動などを起こしたときに開かれる謝罪会見。視聴者にしてみれば、興味本位で“謝罪ショー”として面白がる場になる。しかし当の本人たちにしてみれば、これからの活動がどうなるかが決まる人生の分岐点なのだ。「多くの関係者の方々に大変ご迷惑をおかけし、多くの視聴者の方に不快な思いをさせてしまったことを、深くお詫び申し上げます」’20年12月、神妙な面持ちで深く頭を下げた渡部建。“多目的トイレ不倫”を報じられ、半年間、姿を隠したのちに開いた会見だった。「年末のテレビ番組で復帰すると報じられると、“謝罪もしないで復帰するつもりか”と、世間からバッシングの嵐。その反応に驚いた渡部サイドが、あわてて会見を開きました」(ワイドショーデスク)その結果、会見では約100分にわたり、芸能レポーターからの質問攻めに。「飛沫対策で着用していたマウスガードは吐息で曇り、顔じゅう汗だく。ときに涙を流しながら“本当にバカなことをした”と繰り返していました」(同・デスク)改めて“不貞行為”をテレビの前でさらした渡部だったが、このあと仕事復帰とはならず。謹慎状態が続いている。せっかく開いた謝罪の場も、一歩間違えればイメージを回復するどころか、取り返しのつかないことに。一体、どんな会見が“天国”へと導き、どんなしくじりで“地獄”へ落とされるのか──。■かえって炎上!?ネット謝罪のデメリット謝罪は記者などを集めて会見にて行うもの、という考えはもう古いかもしれない。自ら動画を撮影し、ユーチューブなどで反省の弁を述べるというスタイルも出てきた。「華原朋美が高嶋ちさ子と元所属事務所の社長に対して、泣きながら謝罪した動画をユーチューブにあげました」(スポーツ紙記者)友人である高嶋から紹介されたベビーシッターが、自分の息子を虐待していると、写真週刊誌に“暴露”。それが自分の誤解だったと動画をアップしたのだが──。「騒動の詳細には触れずに、いきなり謝罪を始めました。号泣する彼女の様子が異様で、高嶋サイドや事務所から謝罪を強要されたのでは、という憶測までささやかれました」(同・記者)また、コロナ禍に10人と会食をしていたことが報じられた石田純一も、動画で謝罪。だが謝罪はしたものの、店に行ったのは3人、といった言い訳も付け加えて、炎上の元になった。こういった動画での謝罪に、ある芸能事務所のスタッフは、「いちばんのメリットは、自分の言いたいことを自分のペースで伝えられるということです。質疑応答がある会見だと、海千山千の記者の質問によけいなひと言が飛び出す心配がありますが、動画ならそれはない。ただ、核心について話していないと、“知りたいことを言っていない”とバッシングされます。そのバランスが難しい。デメリットも大きいんですよ」動画での謝罪は所詮、一方通行。せっかく謝ってもよけいなひと言があれば火消しにならず、かえって傷口を大きく広げてしまう危険もあるのだ。■まさにオンステージ湾岸署前での“謝罪ショー”これまで出てきた不祥事とは違い、笑いごとではすまされない謝罪の場がある。犯罪を犯し釈放されるタイミングで、警察署に集まった報道陣の前でひと言、というあの場面だ。「ひき逃げの疑いで逮捕された伊藤健太郎、酒気帯びで事故を起こし逮捕・送検された歌手の小金沢昇司。違法薬物では大麻取締法違反で起訴された伊勢谷友介、コカイン使用容疑のピエール瀧など、多くの芸能人が東京・台場の湾岸署前で謝罪しています」(同・ワイドショーデスク)しかし、どうしていつも湾岸署なのか?所轄の違う場所で逮捕されても、芸能人の多くは湾岸署へと移送され、釈放時にカメラの前に姿を見せるのも同署だ。「タレントなど有名人が逮捕されると報道陣が集まってしまい、狭い警察署だと周囲の迷惑になってしまうということが理由です。’09年に覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井法子のときが最初だったと思います。湾岸署は’08年に新築され、女性用の収監施設も整っているそうです。署の正面玄関前は広く、釈放されて出てくるタレントを撮影しやすい。また、署の敷地内なので報道規制もされていて、タレントも質問に答える必要もなく、謝罪の言葉だけですみますから、タレントにとってもありがたい場所でしょう」(同・デスク)そんな場所でも思わぬことが起こることもある。’19年6月、元KAT-TUNの田口淳之介が保釈されたとき、大声で謝罪をしたあと突然、土下座したのだ。「20秒くらい額を地面につけて……。あの姿は痛々しかった」(同・デスク)そんなドラマも生んだ湾岸署前。しかし、芸能人なら誰でもこの署に移送されるというわけではない。前出のデスクはこう話す。「逮捕されて騒ぎになる人。言い換えれば、人気があって売れている芸能人ということです」犯罪を犯して湾岸署に移されなければ、芸能人としても終わっているということなのか。■子どもの不祥事に――いつまでたっても親は親先日、菅義偉首相の息子が総務省幹部との違法接待疑惑を報じられた。菅首相は「息子とは別人格」として、コメントしようともしなかった。だが、芸能界は政治の世界と違うようで……。「’16年6月、強姦致傷容疑で逮捕された高畑裕太、’17年の10月に覚せい剤取締法違反で逮捕された清水良太郎、ともに親の高畑淳子と清水アキラが会見を開き謝罪しています」(ワイドショーデスク)高畑淳子は面会したときの裕太の様子を、「すいません、を繰り返して震えて泣いてばかりでした」と話し、事件が起きたのは「彼の甘さ」と言い切った。清水良太郎は以前にも賭博疑惑が報じられ、親・アキラは「そのときも何度も聞いたり怒鳴りあったりもした。何もないということだったので、信じてあげたいと思いますが……」と涙を流し、「バカ野郎と突き放したいですけど、家族ですから。私の育て方がダメだったんだと思います」と肩を落とした。このふたりは子どもも芸能人として活動していたが、子どもが一般人でも親がタレントなら注目を集めてしまう。「会社員の長女が大麻取締法違反の疑いで、’18年2月、大竹まことが会見を開きました。このとき、娘の状況について質問したレポーターに“娘がこの業界にいるなら話しますが、娘は一般人なので”と父親として娘を守る姿勢を見せました」(前出・スポーツ紙記者)毅然とした態度で会見に臨みつつ、親としての思いもにじませた3人。「“いい大人なんだから、親が出てくる必要はない”といった声も聞こえてきますが、一般人以上に親としての説明責任が求められます。会見をしなければ“無責任”、すれば“親バカ”といわれてしまう。親にとっては地獄以外の何物でもないでしょう」(前出・ワイドショーデスク)■会見でついたウソで地獄落ちした芸能人「お付き合いということはなく、友人関係であることは間違いありません」’16年1月、『ゲスの極み乙女。』のボーカル、川谷絵音との不倫交際が報じられたベッキーが会見で謝罪し、ふたりの関係をこう説明した。しかしこの言葉が、のちに彼女自身を窮地に追いやることに──。「この1週間後、ふたりの不倫を報じた週刊文春が第2弾としてLINEでのふたりのトーク画面を掲載。《友達で押し通す予定!笑》《逆に堂々とできるキッカケになるかも》といったやりとりが暴露されました」ウソで貫き通すはずが、まさかのLINE流出ですべてが明らかになってしまった。結果、半年間の活動自粛となり、現在も本格復帰といえる活動はできていない。ベッキーと同じく、会見でウソの釈明をしながらも後日、自らファックスで不倫を認めたのが斉藤由貴。「’17年8月に50代の開業医との不倫関係が報じられ、釈明会見を開きました。相手は《家族がお世話になっているお医者さん》と説明。好意はあると認めつつも、一線は越えていないと話したのですが……」(ワイドショーデスク)会見の約1か月後、斉藤はファックスで「本当のことを話していなかった」と、不倫関係を認めるコメントを発表。この日、相手の男性が情報番組の取材で不倫関係を認めたことで彼女もコメントした。しかし、ベッキーが騒動以前のように活動できていないことに比べ、斉藤は女優としていろいろな作品に出演している。前出のデスクは、「斉藤は過去に尾崎豊、川崎麻世(「崎」は正しくは「立さき」)との不倫を報じられています。世間に“魔性の女”というイメージがある斉藤に対し、ベッキーは川谷とのことが初スキャンダル。不倫という言葉から、もっとも遠い存在と思われていました。そのギャップで世間の嫌悪感が強かったのかもしれません」最近、知人男性が自分の部屋でコカインを使用し、逮捕されていたことを報じられたゆきぽよ。出演番組で「単なる知り合い」と説明していたが……。「ネットでは“単なる知り合いが部屋の鍵を持っている?”などと書き込まれています。新たな事実が出てきて、話していたことと違っていたとなると、また大騒ぎになりますよ」(前出・スポーツ紙記者)芸能人はイメージが命。それが謝罪の仕方により、先の人生が天国にも地獄にもなる。ふたつは隣り合わせなのだ──。取材・文/蒔田稔
2021年02月21日2月6日(土)、大阪・SUNHALLにて田口淳之介ワンマンライブ『JUNNOSUKE TAGUCHI LIVE 2021 in Osaka』が開催される。田口淳之介 チケット情報3部制の開催となり、第1・2部は有観客ライブ、第3部は配信限定のパフォーマンスライブとなる。実に2年ぶりとなる大阪での公演!田口は「この度約2年ぶりとなる大阪でのワンマンライブを開催することになりました。ソーシャルディスタンスを保った約10曲のショートライブです。是非、至近距離で僕の歌とダンスをお楽しみください」と意気込む。第1・2部のチケットは、1月23日(土)12:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、1月22日(金)11:00まで先行抽選プレリザーブを受付中。第3部のチケットは、1月23日(土)10:00より一般発売開始。
2021年01月19日オリエンタルラジオ・中田敦彦、藤森慎吾昨年末をもって人気コンビのオリエンタルラジオが吉本興業を退社。フリーで活動していくことが発表された。「12月28日に2人のYouTubeで公開された動画でも話していたように、中田敦彦さんは2018年からテレビの仕事を減らし、YouTubeの活動へシフト。周囲にも近いうちに吉本を辞める意向であることを話していただけに、これといった驚きはなかったですね」(吉本関係者)しかし、相方の藤森慎吾は中田の独立を受けて急きょ退社を決めたとあり、業界中が驚いたようだ。「ごくわずかな人にしか独立の相談はしていなかったため発表で知った芸人仲間がほとんど。今はエージェント契約にしている芸人も多いだけに彼が独立を選んだのが意外でした」(テレビ局関係者)現在、藤森は6本のレギュラー番組を抱えているが、独立後も続投することが決まっている。これまで大手事務所から独立した芸能人は、たとえ円満退社であっても番組を降板するケースが多かった。それだけに少し意外な気もするが、今後も圧力を受けずに活動できそうだ。「昨年の9月下旬、吉本興業はリモートで契約に関する説明会を開催。“移籍や独立をしても、圧力をかけるようなことはない”といった内容の誓約書を作成して、全所属タレントにサインをさせています。吉本は地方自治体との仕事が多いこともあり、闇営業問題でイメージダウンしてしまった信用を回復するほうが先決と考えているようです」(同・テレビ局関係者)■ギャラの配分に異論を唱えた独立の決定打は、中田の“個人活動”だという。「YouTubeやオンラインサロンを開始する際、“事務所に頼らないかわりに、収益はすべて自分が受け取る。内容にもいっさい口出しをしない”という条件で、吉本を説得してスタートさせています」(前出・吉本関係者)仮に動画制作にノータッチだったとしても、所属タレントが問題を起こした場合は事務所側もリスクを負うことになる。そのため、通常は吉本側が収益の2割を取ることになっているというが……。「中田さんは“何もしていない事務所が、ギャラの一部をもらうのはおかしい”と、強引に自分の条件をのませたそう」(広告代理店関係者)吉本としても、中田が所属していることのメリットを見いだせなくなっていたのだ。「ここ最近は吉本を通しての仕事をしていない状態だったため、中田さんが所属していても利益にならないんですよ。さらに逮捕歴のある田口淳之介さんなど、あまり関わってほしくない人物とのコラボを行っているのも事務所は快く思っていなかったとか。だから独立には反対しなかったそうです。藤森さんは俳優業も増えるなど期待していただけに、独立を残念がっていましたね」(前出・吉本関係者)オリラジの退社理由が契約内容によるものなのか、吉本に確認するも、「契約に関することについては、回答を差し控えます」才能ある2人なら、事務所の力がなくても“武勇伝”を作っていけるはず。
2021年01月06日池田エライザと田口トモロヲがW主演する、“建築×グルメ”をテーマにした新ジャンルのドラマ「名建築で昼食を」が、スペシャルドラマとして帰ってくることが分かった。建築、旅、暮らしなどを題材に独自の世界観で多数執筆している作家・甲斐みのりの「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」を原案に、7月クールに放送・配信された本作。今回のスペシャルは、連続ドラマのその後を描いた60分の拡大版で放送。久しぶりに千明(田口さん)から横浜の名建築巡りの誘いの連絡が入るところから始まる。ロケ地は、ホテルニューグランドをはじめ、神奈川県立音楽堂、神奈川県立図書館、横浜市開港記念会館、コーヒーの大学院。また、劇中では謎に包まれていた建築模型士・千明の過去が明かされる。藤役の池田さんは「春野藤として帰ってくることができて嬉しいです」と今回の放送を喜び、「美味しいグルメはもちろん、西洋東洋が艶やかに混ざったホテルニューグランドの美しい色彩や、神奈川県立図書館のスタイリッシュさ等、盛り沢山です。トモロヲさん演じる、いつもは頼もしい植草千明師匠が、今回はなんだかシュンとしているのも見所です」と今回の物語について語る。一方、田口さんは「日本の街中に存在する宝石のような建物達。その世界でお茶や食事を味わいおっとりする至福の時。市井の人のささやかな贅沢を再び皆さまと共有出来ることを楽しみにしています。こういう大変な時期ですから、名建築という名湯に心身ともに浸かって穏やかな瞬間を過ごして頂ければ嬉しいです」とコメントを寄せている。そして、謎多き建築模型士・千明の過去と密接に関係する重要な役として加藤登紀子も出演。「大好きな横浜です。しかも私には特別の思い出もあるホテルニューグランドでの撮影。本当に楽しい時間でした」と撮影をふり返り、「田口トモロヲさん、池田エライザさんとのドラマに出演させていただくなんて、みんなに自慢したい、素敵なプレゼントです。皆様もドラマの中の空間と時間を、どうぞ楽しんで下さい」とメッセージ。なお、ドラマで訪れた名建築の魅力を原案の甲斐さんが解説する番組オフィシャルブックが12月18日(金)発売。藤、千明のInstagramに掲載されたノスタルジックな乙女建築写真、インテリアに注目が集まった藤の部屋、絶品ランチやお土産情報などドラマの世界観を凝縮している。<あらすじ>藤(池田エライザ)と千明(田口トモロヲ)は仕事が忙しく最近連絡を取っていない。と、そこへ久しぶりに千明から横浜の名建築巡りの誘いの連絡が入る。向かったのは、日本を代表する建築家・前川國男が手掛けた神奈川県立図書館と音楽堂。前川の師匠コルビジェ譲りの美しい色彩でデザインされた壁や、太陽光の取り込みを綿密に計算した外壁のブロックなど、戦後を代表するモダニズム建築を堪能する。横浜の名建築巡りをしている中、千明が横浜へやって来た本当の目的を察した藤は、千明をホテルニューグランドへ誘う。そこで千明を待っていたのは、気品のある女性、宇野依子(加藤登紀子)。渡したいものがあると彼女が差し出したのは、建築家であった父・幸一による手書きの設計図であった…。「名建築で昼食を」スペシャル 横浜編は2021年1月23日(土)テレビ大阪にて13時25分~、BSテレ東/BSテレ東4Kにて12時~放送。ひかりTVにて1週間先行配信。(cinemacafe.net)
2020年12月17日「小さいときから温かい家庭に憧れていて……。両親が失敗してるので、私は失敗したくないんです」本誌97年4月1日号で、こう語っていたのは高樹沙耶(57)。11月4日、彼女は2年前に結婚していたと明かした。「デイリー新潮」によると、お相手は高樹とともに石垣島の民宿を切りもりしている男性とのこと。「最後まで、婆さんになっても面倒見るよ」とプロポーズの言葉があったといい、高樹は「もう子供はできない齢ですので、このまま二人で仲良く老いていきたいです」と述べたという。冒頭の発言は、歌手・中西圭三(55)との交際が発覚した際のものだ。同号で中西に対して「年下なんですが、なぜか安心できるんです」と嬉しそうに話していた彼女。そして98年に2人は結婚するが、2年後には離婚を選択。当時、高樹は36歳だった。その後、ハワイに自身の居場所を見つけた彼女。02年10月、本誌にこう話している。「離婚する3、4年前から、『東京って最低』って思っていました。物質で右往左往して自然を壊しすぎて」続けて「ハワイで民宿の女将がしたいんです」といい、永住も検討していると告白。さらに、水中カメラマンである菅原真樹氏との再婚も示唆していた。「水中撮影やドルフィンスイムでお世話になっているうち、彼の存在が大きくなっていったんです。海のことを学び始めてから私はまだ2、3年の新米だから、10年やっている彼がヘルプしてくれるのは、ありがたいなと思っています」同年12月、再び本誌に登場した高樹は「彼と一緒にいると、イライラしなくて、笑いが多いんですね。気が付いたら彼のペースにはまって、心が落ち着いて座っているというか」と菅原氏との関係が順調であると報告。しかし04年の夏、2人は婚約を解消した。それと同時に、4年3ヵ月にわたるハワイでの生活にも彼女はピリオドを打った。帰国後に開いた会見で、こう漏らしている。「1人ぼっちで生きるのは寂しい。いつか誰かとチャンスがあれば……」高樹はのちに、千葉県南房総市へと居を移した。07年12月、その移住先で本誌の取材に応じ「ボーイフレンドがいる」と発言。そして、“パートナーの条件”についてこう明かしている。「恋人は、この地球で生まれたことを楽しんでいるような、自由で新しい価値観を持った人たちがいいと思っています」16年7月、参議院選挙に出馬したものの落選。同年10月には、石垣島で大麻所持の疑いで逮捕された高樹。大麻研究家である森山繁成氏とパートナー関係にあることも報じられ、大きな話題となった。そして近年は「大麻合法化」を訴える活動家として名の知られることとなり、田口淳之介(34)や伊勢谷友介(44)が大麻所持で逮捕された際にはSNSを通してメッセージを発信してきた。その陰に、現在のパートナーがいたようだ。高樹が再び掴んだ幸せーー。彼女のこれからは、さらに注目を集めることとなるだろう。
2020年11月04日映画『とんかつDJアゲ太郎』渋谷の中心でとんかつ愛を叫ぶでの山本舞香(’20年10月)10月28日、都内で車を運転中にバイクとの衝突事故を起こし、翌日、道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕された伊藤健太郎(23)。この事件は業界にもファンにも衝撃をもたらしたが、岩手在住の筆者にとっては、こんな思いがよぎった。■「似た者同士」カップルの“負の連鎖”『春の藤原まつり』の義経役は2年連続で逮捕されたのだなと。この祭りは岩手県平泉町で毎年5月に行われ、その目玉が「源義経公東下り行列」だ。義経役には半世紀近くにわたって、旬の若手イケメン俳優が起用されてきた。ジャニーズからは稲垣吾郎や滝沢秀明、それ以外だと妻夫木聡や溝端淳平、近年では吉沢亮や横浜流星も登場。そして、昨年は元KAT-TUNの田口淳之介(34)だった。元ジャニーズとあって人気は根強く、多くの観客を集めたが、その19日後、大麻取締法違反で逮捕された。有罪判決が下され、現在は執行猶予中だ。その役を今年務めるはずだったのが、伊藤健太郎。コロナ禍により、祭り自体が中止されたものの、NHKの朝ドラ『スカーレット』の直後ということもあって大盛況が予想されていた。中止決定のニュースには「来年もオファーして!」といった声がネットで続出したものだ。しかし、それから半年足らずでこちらも逮捕されたわけである。そんなふたりには、もうひとつ共通点がある。事件とともにクローズアップされた恋人の存在だ。田口の場合は、同じ容疑で同時逮捕された小嶺麗奈(40)。女優としては引退状態で、彼の個人事務所の役員でもあった。日刊ゲンダイDIGITALの記事『大麻所持で2人逮捕…元KAT-TUN田口が溺れた小嶺麗奈の悪評』には、彼を変えたのは彼女だとするファンの声が紹介されている。一方、伊藤の場合は交際報道があった山本舞香(23)。10月30日に公開された映画『とんかつDJアゲ太郎』でも共演しており、伊藤が欠席した舞台あいさつでも気丈に振る舞う姿が話題になった。そういう意味では、小嶺と違い「被害者」的立場なのだが――。日刊大衆の記事『伊藤健太郎と山本舞香「朱に交われば…」双方事務所から「決別指令」のウラ!』には、伊藤の事務所が山本と別れさせたがっていたこと、今となっては山本の事務所が伊藤と別れさせたがっていることが書かれている。山本は逮捕されたわけでもないのに、この事件への影響が取り沙汰されてしまったわけだ。とはいえ、それは「カップル」の宿命だ。夫婦にせよ、恋人にせよ、似たもの同士に見られがちだし、芸能人はそこを利用したりもする。いわば、相乗効果を狙うわけだが、負の相乗効果というものもあり、伊藤と山本は後者のように思われるのだ。というのも、今年1月にふたりの交際が発覚した際、伊藤のファンからは「ガッカリした」という声も出ていた。筆者もNHKのタイムスリップ時代劇『アシガール』で演じた若君役などから、彼には優等生的な印象を抱き、山本との交際報道はちょっと意外な取り合わせに感じたものだ。それは彼女の「やんちゃ」キャラがすでに有名だったからである。その広まるきっかけは、一昨年の5月に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)。明石家さんまの「恋人の浮気を見つけたときは?」という質問に「ころ……」と口走り、あわてて「コロコロする」とごまかす場面があった。これをさんまが面白がり、彼女は7か月後にも同番組に出演。彼氏とのケンカについて「やり返します。やられたらやり返す、パンパーンって」とパンチをする真似をして笑わせた。ところが実際、彼女は空手初段の腕前で、小6のときには地元・鳥取の県大会で優勝もしている。大の格闘技好きという父や兄の影響で始めたという。根っからのやんちゃキャラなのだ。■マツコも認めた“ヤンキー気質”ちなみに彼女、伊藤が逮捕される2日前には『ノンストップ!』(フジテレビ系)に生出演。空手の話のほか、「お酒、飲まないんですよ、最近。ちょっとたしなむ程度は飲んだりするんですけど、ガッツリとは最近、飲んでないですね」と、いかにも「飲める人」っぽい発言をしていた。また、満島ひかりが演じたヒロインの子供時代の役で女優デビューした『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)の映像も紹介されたが、そこにはこんな台詞が。「お祭り中止になったら、犯人、死刑だよ」当時から、こういう激しい台詞が似合うキャラだったのだろう。マツコ・デラックスもそこを気に入り、バラエティ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)で「その辺を歩いてるヤンキーと構造は変わらない」ところが魅力だと評している。とまあ、公私ともにやんちゃな感じが彼女の持ち味なのだが、恋人が逮捕となると「キャラ」だけでは収まらなくなる。有名人カップルとは、そういうものなのだ。そこで思い出すのが、伊勢谷友介(44)である。前出の映画『とんかつDJアゲ太郎』の出演者でもあり、今年9月に大麻取締法違反で逮捕された。その際、蒸し返されたのが広末涼子(40)との熱愛だ。約20年前、当時トップアイドルだった彼女とつきあったことで、彼は世に知られることとなった。が、この交際中、広末は奇行を繰り返し、クスリ疑惑まで取り沙汰されることに。伊勢谷が逮捕されたことで、この疑惑が再燃するのを危惧したのか、彼女は『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)で当時の奇行報道が勘違いや誤解から生まれたと語り、火消し目的かとネットニュースで話題になった。これは20年たっても、ふたりが元カレ・元カノとして「似たもの同士」扱いされるということでもある。広末にとっては迷惑な話だが、それもふたりが第一線で生き残ってきたからこそだろう。山本と伊藤は今後、どうなるのか。特に伊藤にとってはイバラの道だが、この事件が10年、20年先にも蒸し返されるほど、ふたりが生き残っていけたら大したものである。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2020年11月04日道路交通法違反(ひき逃げなど)の疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎(23)が、10月30日に釈放となった。東京湾岸警察署から出てきた彼は、同署の入り口に立ち「たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまったことを深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。そんななかネットでは、「また湾岸署?」との声が上がっている。《なんで芸能人の逮捕案件は皆湾岸署なんだろね?》《芸能人湾岸署多いよね》《また湾岸署。芸能人が軒並み湾岸署にぶっこまれるのって一体なんなの?》確かに先月保釈された伊勢谷友介(44)を筆頭に、近年逮捕された沢尻エリカ(34)や田口淳之介(34)、ピエール瀧(53)といった面々は湾岸署に留置されていた。同署は“芸能人御用達”なのだろうか?「複数の収容者を入れておく雑居房に著名人を留置すると、施設内でパニックが起こるかもしれません。湾岸署は部屋数が多く、独居房が埋まりづらい。ですから、著名人の拘留に使われやすいんです」と語るのは警視庁関係者。さらに、湾岸署はマスコミ対策も万全だという。「入口が広く作られており、署から出てきた様子を撮影しやすいという特色があります。また周りの交通量があまり多くない上に、車道も歩道も広いのでマスコミの整理がしやすい。隣に住宅街や商業施設もないので、近隣トラブルの可能性も限りなく低いんです」(前出・警視庁関係者)08年に開署され、比較的新しい施設である湾岸署。どこかマスコミに対して、協力的にも見えるがーー。ここには警視庁の思惑もあるという。「著名人が逮捕され、大きく報じられると犯罪防止の啓発に繋がると警視庁は考えています。ただ、裏を返せば“見せしめ”です。こうした手法が、『啓発にどれほどの効果を生んでいるのか』と疑問視する声は後を絶ちません。とはいえ署の前で謝罪することは、逮捕された著名人にとって“ケジメをつける”という意味もあります。せめてものイメージ挽回に繋がる可能性は否定できません」(前出・警視庁関係者)俳優人生が一変した伊藤容疑者。果たして“ケジメ”の効果はーー。
2020年11月01日俳優の伊勢谷友介容疑者(44)が9月8日、大麻取締法違反の疑いで逮捕された。そこで元女優の高樹沙耶(57)が持論を展開。ネットで話題となっている。各メディアによると大麻を所持したという疑いが持たれている伊勢谷容疑者。大麻が見つかったのは自宅で、本人は容疑を認めているという。すると9日、高樹はTwitterを更新。《日本人はいったいどういう人生を過ごしたいのだろう?》と切り出し、《私は快適な環境で、出来るだけ健康を維持し、ストレスフリーで生きていたい》《それを追求し続け今に至る》と投稿した。そして、こうつづった。《カナビスはその必要な一つ。多分話題の彼も同じ気がする》Cannabisとは日本語で“大麻”を意味する。高樹の意見を整理すると「ストレスフリーで生きるために、大麻はときに必要なもの」ということになるが――。「大麻草検証委員会」の幹事を務め、12年7月には大麻について「お酒、たばこ、チョコレートよりも安心で安全で多幸感を得られる、そしてアンチエイジングには最高の植物」とブログにつづっていた高樹。いっぽう16年10月に大麻を所持していたとして現行犯逮捕。17年4月には懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。また高樹は19年11月、大麻取締法違反で田口淳之介(34)が有罪判決を受けたことに対して《更生も反省も強いてはいけない》とツイート。その流れから大麻取締法の変更などについて訴えていた。そんな彼女の“ストレスフリー論”にTwitterでは《私もあなたと同じです》といった声も。だがいっぽうで、疑問視する声が上がっている。《なぜカナビスにはなしがいくのだ》《大麻に頼らないとストレスフリーになれないってもうちょっと楽に生きた方がいいですよ》《実際に大麻が悪いかどうかは俺にはわからん。ただ、彼が順番を間違えてるのは俺でもわかる》
2020年09月09日BiSやBiSHのアイドルプロデューサー、渡辺淳之介が手がけるネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)は、2021年春夏コレクションを2020年8月24日(月)に渋谷パルコの屋上「ROOFTOP PARK」にて発表した。ランウェイには、BiSHのアイナ・ジ・エンドやセントチヒロ・チッチ、リンリン、アユニ・D、BiSのチャントモンキーなどが登場した。大人になりきれなかった大人による“制服スタイル”夜風の吹き抜ける屋上。ライトアップされたランウェイに現れたのは、高校生の制服を思わせるスタイルのモデル達だ。「CONSERVATiVE COLLECTiON」と名付けられた今季、大人になりきれなかった大人のフィルターを通した“制服スタイル”の様式美を見せつつ、アナーキーな姿勢を提示した。“ギャル”系着こなしやパーカースタイル一口に“制服スタイル”といっても、そのスタイルの在り方は多様だ。カーディガンにミニスカートを組み合わせ、スクールバッグのハンドルをリュックのようにして両肩にかけた“ギャル”風の着こなしや、スカートをほとんど覆ってしまうほどのゆったりとしたオーバーサイズパーカーにリュック、大ぶりなヘッドフォンを組み合わせたカジュアルなコーディネート、超ミニ丈のスカートの下にジャージを履いたスタイルなど、どこか学生時代の記憶に心当たりのある“制服スタイル”が続々と登場した。焼きそばやタピオカを片手にちなみに、ショーで麺類が登場するのはネグレクトアダルトペイシェンツおなじみの演出だが、今回登場したのはカップ焼きそば。ブラウスの上からビッグTシャツを重ね、ふくらはぎまで覆うひざ下丈のスカートを組み合わせた、抜け感のある着崩し“制服スタイル”の緩やかな奔放さを焼きそばが引き立てていた。さらに、ギャル系のコーディネートを身に着けたモデルの手にはタピオカドリンクが。小物や手に取る食べ物まで含めた、それぞれの“制服スタイル”が、個人のキャラクターや姿勢を象徴する記号になっていることにふと気が付く。制服然とした佇まいと独自性のあるディテール1つ1つのピースを細かく見ていくと、制服を意識したデザインではあるが、パターンメイキングやディテールに独自性が見て取れる。従来パリッとした生地でジャストなフィット感に仕立てられるブレザーには風になびくようにしなやかな素材を採用し、袖口や裾にはリブの切り替えを配した。カーディガンやニットベストは、ネオングリーンやネオンピンクでヴィヴィッドにカラーリングしてエッジを効かせる。一見オーセンティックに見えるタータンチェックのパンツは、ファスナーを配してボンデージパンツに仕立て、パンクな佇まいに仕上げた。また、制服だけでなく、ジャージスタイルも登場。体操着のジャージを連想させるトラックジャケットやパンツは、サイドにロゴを並べてポップに。グラデーションカラーのソールを配した、スニーカーのようなスライドサンダルとともにスタイリッシュなジャージスタイルを提示した。制服やユニフォーム然としていながら、制服では叶えられないデザインを組み込むことで、そこはかとなく反骨精神を漂わせた。ディーゼル&GR8とコラボレーションコレクションの中で、ひときわ目を引いたのがディーゼル(DIESEL)と、セレクトショップ・GR8とのコラボレーションウェアだ。フロントや袖に大きくディーゼルロゴをあしらったスウェットや、コピーライト表記を袖ロゴに用いたカットソー、ネグレクトアダルトペイシェンツのボックスロゴをシールのように剥がしたグラフィックにディーゼルロゴを重ねたフーディーなど、遊び心に溢れたロゴアイテムが展開された。また、サブスクリプション型家具ブランド・カマルク(KAMARQ)ともコラボレーションを行っている。
2020年08月28日7月下旬、直撃を受ける田口淳之介元『KAT-TUN』の田口淳之介と恋人の小嶺麗奈が、大麻取締法違反容疑で逮捕されたのは、昨年5月22日のこと。ふたりは10年前から大麻を常用していたという。ふたりの裁判では、ア然とするやりとりも話題となった。「公判の席で、なんと小嶺さんは“交際を続けていきたい。続けられるなら結婚したい”と公開プロポーズ。これを受けて田口さんも“僕も彼女と一緒で(交際を)続けていきたい”と答えました。傍聴席の記者たちはアキレ顔でしたよ」(スポーツ紙記者)結局ふたりは昨年10月21日に懲役6か月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡される。「そのわずか2週間後に、田口さんはさっそく活動再開を表明。さすがに復帰が早すぎるのではと世間は騒然となりました」(同・スポーツ紙記者)それでも昨年12月からは、小規模な会場でのライブ活動や、ユーチューブで歌やダンスの動画をアップしている。今年4月には、ユーチューブに『入口出口田口CHANNEL』も開設して、オリエンタルラジオの中田敦彦とのコラボ動画も披露した。「歌って踊るといったアイドル活動だけでなく、仕事の幅も広げたいようです。最近は、ジャニーズ時代から趣味で遊んでいた麻雀を仕事につなげています。彼の麻雀好きはそうとうで、自宅には雀卓があり、友達を呼んで夜が明けるまで遊んでいたそうです。確かにプロとも戦える腕前で、テレビではありませんが、ネットで配信予定の麻雀大会に参加していて、今のところ成績も好調ですよ」(制作会社スタッフ)■田口を直撃して語ったこと……7月下旬、都内の自宅近くにある駐車場に車を運転して現れた田口。声をかけると、ニコッと微笑みながら話をしてくれた。─最近の活動は?「おかげさまで、ファンのみなさまに支えられて、できる範囲の中で頑張らせていただいております」─コロナによる影響は?「ありますね。ライブは今、配信がメイン。でも、1日も早く、生のライブができるようになればいいなと」─ライブ活動のほかには?「俳優業もこれからできれば、やっていきたいですね」俳優といえば先日、三浦春馬さんが亡くなったばかり。「とても残念なことです……。面識はありませんでしたが、どうしてそんなことになっちゃったんだろう……ということは、僕もずっと考えています」さらに7月22日には、TOKIOから長瀬智也が来年3月で脱退して、新たに株式会社TOKIOが設立されることが報じられたが─。「それについては、僕はよくわかりません。具体的な話を聞いているわけではないので……」─ジャニーズ事務所のタレントや、KAT-TUNのメンバーとの連絡は?「ないです」最後に、小嶺との結婚について聞いてみると─。「まだ奥さんじゃないですけどね(笑)。いい関係ですよ」─薬物とは縁を切った?「はい、もちろんです」最後に写真撮影をお願いすると快く応じてくれ、一礼をすると“婚約者”の待つ自宅へと帰っていった。
2020年08月08日