安田顕が、小芝風花主演の新木曜劇場「大奥」に出演することが分かった。陰謀家で将軍の重要な秘密を握る物語のキーマン、田沼意次を演じる。時は江戸中期、主人公・五十宮倫子(小芝風花)が、徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から大奥へ渡ると、1,000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた…。たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られる――。本作は、愛をテーマにした「大奥」史上最も切なくて美しいラブストーリー。現在、「セクシー田中さん」に出演中の安田さんが演じる田沼意次は、貧乏な旗本出身ながら、破竹の勢いで出世を果たし、小姓から将軍の側近である側用人、さらには幕政のトップの老中にまで上り詰めた。上昇志向の塊で権謀術数に長けた政治家であり、大奥総取締・松島の局(栗山千明)と結託し、幕府を思いのままにするべく、自身の出世をはかる。また、田沼は家治のある重要な秘密を握っていて…。今回の役の印象や役作りについて安田さんは、「現代にも通ずる資本主義的な考えを持っていた田沼意次はすごいなと思っています。裏表がはっきりしているというよりは、悪い顔が裏だとしたら、その延長線上に表の顔があるような気がしています」と話し、「悪いことをしているという自覚は全くなくて、自分の信条のもと突き進んでいった結果、周りから見たら受け入れがたい人物になっている。全ては自分の志のために行動している人なのかなと思っています。なので、この田沼意次の姿を見て、この姿を見た誰かが“自分もこういうことやってしまったな”という気付きになってくれたらいいなと思います(笑)」とコメントしている。木曜劇場「大奥」は2024年1月18日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(※初回75分スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月05日女将軍が率いるパラレルワールドを描いたドラマ「大奥」Season2が、この秋放送開始予定。この度、医療編に松下奈緒、安達祐実、岡本圭人が出演することが分かった。3代将軍・家光の時代から、幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こしたよしながふみの「大奥」を原作に、3代将軍家光から8代将軍吉宗までの物語をドラマ化し、1月期にて放送。そしてこの秋、吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが赤面疱瘡撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、江戸城無血開城のために奔走した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化する。松下さんが演じるのは、田沼意次。家重の小姓から出世を果たし、家治の時代に老中に。大奥に蘭方医を集め、赤面疱瘡の撲滅へ動き出す人物で、絶大な支持を得るが、同時に様々な陰謀に左右され反発が生まれていく。原作とドラマ化も見ていたという松下さんは「今回シーズン2に参加させていただけてとても嬉しいです」と喜び、「皆様が思う田沼意次像を大事に、私なりに演じたいと思います。多くの皆様にご覧頂けますと嬉しいです」とコメントしている。松下奈緒また、現在放送中の「Dr.チョコレート」に出演する安達さんが演じるのは、母・宗武から「将軍になる」という夢を託され、次期将軍の座を狙う松平定信。治済の画策により田沼意次と敵対し、激しい対抗心を燃やしている。出演にあたり、安達さんは「久しぶりに時代劇に出演できることが嬉しく、更にそれが『大奥』であることがとても嬉しいです」と話している。安達祐実さらに、大奥では呉服の間で御針子となる伊兵衛役で、元「Hey! Say! JUMP」の岡本さんが出演。人懐っこい伊兵衛は、黒木や青沼とも打ち解け、共に赤面疱瘡の研究に取り組んでいく。時代劇初出演だという岡本さんは「身が引き締まる思いでいっぱいです。この機会を与えてくださったことに感謝いたします」と参加への気持ちを述べている。岡本圭人「大奥」Season2は秋、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年05月11日第一線の写真家として70年以上にわたり活躍し、2022年6月に亡くなった田沼武能(たぬま・たけよし) の逝去後初となる大規模回顧展が、6月2日(金)から7月30日(日)まで、恵比寿の東京都写真美術館で開催される。写真家・木村伊兵衛に師事した田沼は、『芸術新潮』の嘱託写真家として芸術家や文化人を撮影する仕事を手がけたのち、アメリカのタイム・ライフ社の契約写真家となるなど、フォトジャーナリズムの世界で華々しい活躍を展開した。1972年からはライフワークとして、世界の子供たちを撮影。黒柳徹子ユニセフ親善大使の各国訪問には、35年にわたって私費で同行取材を行い、生涯で130を超える国と地域に足を運んだという。そうした国内外での取材活動と作品発表の一方で、後進の指導や写真文化の普及啓発にも尽力し、日本の写真界に多大な功績を残している。同展は、93歳で急逝するまで、その旺盛な好奇心と行動力で活躍を続けた田沼の70年以上に及ぶ軌跡を、205点の作品で紹介するもの。戦後の荒廃した日本でたくましく生きる子供たちを通じて昭和の日本の姿を伝える「戦後の子どもたち」、ライフワークだった世界の子供たちと人々の生きる姿をとらえた作品群を集めた「人間万歳」、また多忙な海外取材の合間をぬって、武蔵野の自然と人々の営みを撮り続けたシリーズを特集する「むさし野」の3章立ての展示構成で、ヒューマニスティックな眼差しで日本と世界を見つめ、人間のドラマを撮り続けた田沼の全貌に迫る。とりわけ「武蔵野」に残る雑木林や野鳥の遊ぶ池、あるいは寺社などの風景は、東京の下町に育った田沼にとっては、心象風景としての「ふるさと」のイメージそのものであり、日本の原風景だったのだという。その「武蔵野」シリーズから、初公開となる未発表作品が展示されるのも、今回の展覧会の魅力のひとつだ。<開催情報>『田沼武能 人間讃歌』会期:2023年6月2日(金)~7月30日(日)会場:東京都写真美術館時間:10:00~18:00、木金は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(7月17日は開館)、7月18日(火)料金:一般 700円、大学560円、高中・65歳以上350円公式サイト:
2023年05月10日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区 以下、本学)は、本学の卒業生で名誉教授であった写真家の故・田沼武能氏(以下、氏)の追悼写真展「日本の子ども世界の子ども」(以下、本追悼展)を、2022年11月4日(金)から12月10日(土)まで、本学中野キャンパス6号館ギャラリー6B01で開催します。「日本の子ども世界の子ども」チラシ表面本学(当時・東京写真工業専門学校)の卒業生で名誉教授であった写真家の田沼武能氏が、2022年6月1日に逝去されました。本学は、氏のこれまでの実績に敬意を表し本追悼展を企画しました。本追悼展では、氏のライフワークの一つであった子どもの写真を、本学中野キャンパス6号館にある約160平方メートルのギャラリーで展示します。終戦後の東京から始まり、1960年代より世界120ヵ国を超える国々で撮影された子どもたちの写真の中から、選りすぐりの代表作80点を展示し、田沼氏の70年を超える写真家としての軌跡をたどります。氏は、1949(昭和24)年に本学の前身である東京写真工業専門学校を卒業されました。1995年から本学で教授として教鞭を執られ、2004年には名誉教授に就任。その後も学校法人東京工芸大学の理事、評議員を歴任され、本学の発展に多大な貢献を果たされました。長きにわたって写真家として第一線で活躍するだけでなく、日本写真家協会会長や、全日本写真連盟会長、日本写真著作権協会会長など、写真界の要職を歴任し、その多大なる功績が認められ、数々の栄誉ある賞が授与されたほか、2019年には写真家として初めてとなる文化勲章を受章するなど、まさに日本の写真界を代表する存在でした。作品の鑑賞を通して故・田沼武能氏を偲ぶ追悼展の概要は以下のとおりです。■田沼武能 追悼写真展「日本の子ども世界の子ども」・会期: 2022年11月4日(金)から12月10日(土)まで日曜・祝日休館・時間: 10:00-19:00 予約不要・料金: 無料・会場: 東京工芸大学中野キャンパス6号館 ギャラリー6B01東京都中野区弥生町1-10 地下1階・主催: 東京工芸大学・協力: 株式会社クレヴィス/東京工芸大学同窓会・企画: 写大ギャラリー運営委員会・URL : ・本追悼展に関するお問合せ:東京工芸大学 東京都中野区本町2-9-5:03-3372-1321「日本の子ども世界の子ども」チラシ裏面■田沼武能田沼武能名誉教授1929年:東京・浅草の写真館に生まれる1949年:東京写真工業専門学校(現・東京工芸大学)を卒業同年 サン・ニュース・フォトスに入社。同時に木村伊兵衛の助手となり写真家としての人生をスタート1950年 新潮社『藝術新潮』の嘱託写真家として文化人の肖像写真を連載1965年:アメリカのタイム・ライフ社と契約し、世界的に活躍同年「世界の子どもたち」の撮影を始める1984年:黒柳徹子のユニセフ親善大使就任後の親善訪問に同行をはじめる1985年:菊池寛賞を受賞1990年:紫綬褒章を受章1995年:東京工芸大学芸術学部写真学科教授に就任同年(社)日本写真家協会会長に就任2003年:文化功労者に顕彰される2004年:東京工芸大学名誉教授に就任2019年:文化勲章を受章2020年:朝日賞特別賞を受賞■関連記事2020.5.22田沼武能先生が文化勲章を受章( )2022.10.5工芸ヒストリー16話「卒業生の肖像03 田沼武能(特別編)」( )■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「テクノロジーとアートを融合した無限大の可能性」を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎える。【URL】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月01日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区 以下、本学)は、2022年6月1日に逝去された、本学の卒業生で名誉教授でもある田沼武能氏(以下、氏)の写真と本学によるコラボレーション壁面ボードを、現在中野キャンパス5号館に展開しています。中野キャンパス5号館壁面ボードこの壁面ボードは、氏のライフワークであった、戦後の東京から始まり、近年までに世界120か国を超える国々で撮影された子供たちの写真の中から、コラボレーションのために氏自らが選んだ11点で、左から年代順に構成されています。氏の写真家としての長年の歩みと、2023年に創立100周年を迎える本学の歩みを重ね合わせながら、未来を担う子供たちのたくましく生きる姿をご覧いただけます。この壁面ボードは高さ2.7m、全幅18m以上あり、写真教育を原点として1923年に創立した本学の歴史と未来への希望を伝えるメッセージとなっています。6月1日に息を引き取った氏は、1949(昭和24)年に本学の前身である東京写真工業専門学校を卒業されました。 1995年から本学で教授として教鞭を執られ、2004年には名誉教授に就任。その後も学校法人東京工芸大学の理事、評議員を歴任され、本学の発展に多大な貢献を果たされました。写真文化発展において氏の功績は高く評価され数々の栄誉ある賞が授与されたほか、2019年には天皇陛下から写真家として初めて文化勲章が親授されています。ここに故人のご冥福をお祈りするとともに謹んで哀悼の意を表します。■展開中の壁面ボードの写真Japan 1955/Japan 1955/Japan 1956/Japan 1961/Bolivia 1978/Albania 1999/Afghanistan 2002/Sierra Leone 2003/Cambodia 2008/Philippines 2017/Lebanon 2019■東京工芸大学中野キャンパス5号館へのアクセス・所在地 :東京都中野区本町2-9-5・最寄り駅:地下鉄/東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線 中野坂上駅下車徒歩約7分1番出口より山手通りを初台・大橋方向に進み、成願寺を右折中野キャンパスアクセスマップ■田沼武能1929年 東京・浅草の写真館に生まれる1949年 東京写真工業専門学校(現・東京工芸大学)を卒業同 年 サン・ニュース・フォトスに入社。同時に木村伊兵衛の助手となり写真家としての人生をスタート1950年 新潮社『藝術新潮』の嘱託写真家として文化人の肖像写真を連載1965年 アメリカのタイム・ライフ社と契約し、世界的に活躍同 年 「世界の子どもたち」の撮影を始める1984年 黒柳徹子のユニセフ親善大使就任後の親善訪問に同行をはじめる1985年 菊池寛賞を受賞1990年 紫綬褒章を受章1995年 東京工芸大学芸術学部写真学科教授に就任同 年 公益社団法人 日本写真家協会会長に就任2003年 文化功労者に顕彰される2004年 東京工芸大学名誉教授に就任2019年 文化勲章受章2020年 朝日賞特別賞を受賞田沼武能氏■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「テクノロジーとアートを融合した無限大の可能性」を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎える。・工学部工学科総合工学系:機械コース、電気電子コース、情報コース、化学・材料コース建築学系 :建築コース・芸術学部写真学科、映像学科、デザイン学科、インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、マンガ学科、ゲーム学科【URL】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月07日