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甲斐翔真がMCを務めるスカパー!オリジナル番組『World Musical Show Times』の初となるコンサートが、2025年1月27日(月) に東京・北とぴあ さくらホールで開催される。2022年に始動した『World Musical Show Times』は、数々の劇場で公演中止を余儀なくされたコロナ禍を乗り越え再開した海外ミュージカル情報を、注目のミュージカルスターとともに紹介する番組。今回の『World Musical Show Times the Concert』には、甲斐に加え、上原理生、加藤潤一、sara、東啓介、村井良大、夢咲ねねが出演し、ここでしか聴くことのできないスターたちのソロ&コラボ楽曲が披露される。また今昔のミュージカル楽曲披露に留まらず、世界各国のミュージカルの歴史も体感でき、作品についても学べる、番組発ならではの演出を予定している。番組内で素晴らしい楽曲演奏を届けてきたWMSTバンドメンバー(音楽監督・バンドマスター:鎌田雅人)がコンサートでも音楽を担当する。<公演情報>『World Musical Show Times the Concert』出演(五十音順):甲斐翔真/上原理生、加藤潤一、sara、東啓介、村井良大、夢咲ねね構成・演出:保科由里子音楽監督:鎌田雅人【日程】2025年1月27日(月)昼公演 開場13:30/開演14:30夜公演 開場18:00/開演19:00【会場】東京・北とぴあ さくらホール公式サイト:
2024年12月05日ソフトバンクの甲斐拓也が18日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢「これからも和田さんは僕の憧れ」と綴り、和田毅選手との思い出を振り返る...「久しぶりに‼️良い時間でした!」と綴り、写真を投稿。写真には千賀滉大の姿があった。甲斐と千賀はドラフト同期入団。共に育成での指名で入団し、しのぎを削った仲だ。黄金バッテリーの2ショットにファンは興奮を隠せない様子だった。最後は「また会おう」と綴り、締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 甲斐拓也(@kai19official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「このコンビPayPayのマウンドで見たいな〜、、、」「またこのバッテリー見たいです」とコメントが届いた。
2024年11月19日ソフトバンクの甲斐拓也が17日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢「これからも和田さんは僕の憧れ」と綴り、和田毅選手との思い出を振り返る...「2024年シーズンも沢山の応援ありがとうございました」と綴り、写真を投稿。シーズン終了を報告した。今季はソフトバンクのリーグ優勝に貢献。日本一とはならなかったものの1年間チームを引っ張ってきた。先日FA権を取得後、権利を行使することが報道された。甲斐の今後の去就に注目だ。 この投稿をInstagramで見る 甲斐拓也(@kai19official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ホークスには拓也がいないと困る!!!」「ホークスに残って」と残留を熱望するコメントが届いた。
2024年11月18日上演中の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で恋人役の望海風斗さんと甲斐翔真さん。じつは、一昨年の『next to normal』での親子役での初顔合わせ以来、4作を共にし、年末には5度目の共演が決定している。縁あるふたりの関係とは――。左から望海風斗さん、甲斐翔真さん――おふたりの初共演は一昨年のミュージカル『next to normal』(以下、『next~』)です。双極性障害を抱える母・ダイアナと、あるいわくを抱えた息子のゲイブという親子の役を演じています。そのときのお互いの印象は覚えていますか?望海風斗さん(以下、望海):おとなしい若者だなという印象でした。黙々と小さなメモを持ってセットを歩き回っているけれど、そのメモが身長に見合わない小ささで。甲斐翔真さん(以下、甲斐):ポケットに入る大きさだったんです。…ってメモのサイズはどうでもいいでしょ(笑)。僕の演じたゲイブがすごく動き回る役だったので、セットに慣れておこうと思って。でも他の作品でもわりと舞台上の空気を把握しておきたくて、ウォーミングアップの気持ちでよく歩き回ってます。望海:私も明日からやろう。甲斐:やっぱり空間を把握しておくって大事じゃないですか。望海:一応セットができたら、どういう感じか一回歩いてはみるけれど、あそこまで動かないかな。メモも、私は書くことが多いからもうちょっと大きいサイズだし。甲斐:…って、またメモの話になってません?望海:でもそこから印象が少しずつ更新されていて、今は面白い方だなって思っています。閃いたことがあると急にしゃべりだすし。甲斐:しゃべった内容、たぶん自分でも覚えてないです。でも、望海さんも思ったことをパッと言って終わりますよね。細かいことを気にしてないところとか、空気感に近しいものを感じています。でも本番中に横にいて学ぶことはとても多いです。お客さんの心を掴むテクニックとか観察してます。望海:嘘!?どういうところ?甲斐:無意識なんだと思いますが、ちょっとした角度とか間とかフィーリングとか…お客さんの痒いところに手が届く感じです。望海:でもそれで言ったら、私も学ばせていただいていますよ。甲斐:僕は何もないですって。望海:毎日新鮮に舞台の上に立つって、じつはすごく難しいことじゃないですか。でも翔真くんって、敢えて面白いことをやるわけじゃなく、ちゃんと毎回新鮮に面白さを見つけにいってる感じがあって。一緒にやっていると「あーそうだった!」と思わされます。甲斐:昨日の自分を忘れちゃってるだけだと思います。望海:でも、それが俳優としては一番理想的な形じゃない?――ここまでの共演作での相手の印象についてはいかがですか?望海:それこそ『next~』でのダイアナとゲイブの親子って、すごく特殊な繋がりですよね。前回はコロナ禍で、いろいろ制限がある中での稽古だったので、どうコミュニケーションをとっていったらいいんだろうと思っていたんです。でも、翔真くんのゲイブの悲しみというか孤独感に、私のダイアナと通じ合うものを感じて、そこで親子感を生み出せていた気がするんです。甲斐:僕、当初は役柄的に、ダイアナというキャラクターを踏まえてゲイブを作った方がいいのかなと考えていたんです。でもやっていて限界を感じてしまって、もうちょっと能動的に役を作っていくことにしたんです。そうしたら自然と悲しみが強くなって、結果的に母親と悲しみを引っ張り合うみたいな関係になれたのかなと。望海:その感覚は私もやりながら、すごくありましたね。――その後に初演の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』(以下『ムーラン・ルージュ~』)で恋人同士を演じています。この作品で、望海さんは平原綾香さんとWキャストでナイトクラブの花形スターであるサティーン、甲斐さんは井上芳雄さんとWキャストで若きアメリカ人作曲家のクリスチャン役で出演しています。望海:Wキャストなので、稽古でも翔真くんと組む機会は限られていたのですが、稽古の最初の頃はふたりで歌いながらもゲイブがよぎる瞬間がありました。甲斐:僕は作品ごとに全然違うスイッチが入るので、『ムーラン・ルージュ~』が始まってからはもうサティーンとしてしか見てなかったです。僕は毎回舞台でいかに本物でいるかっていうところを目指しているんですが、サティーンもつねに本物として舞台にいてくださるので、クリスチャンとしては毎回グッとくるところが変わるんですよね。それは再演中の今も同じで、そこがやっていて楽しいところです。望海:それは私もそう。一瞬で恋に落ちる日もあれば、彼の言葉にだんだん気持ちがほぐされていく日もあるし。あと私は、翔真くんのクリスチャンの計算のないまっすぐさが毎回心に刺さるかな。――そして、ミュージカル『イザボー』では再び親子役。フランスの歴史上“最悪の王妃”と呼ばれもっとも嫌われた王妃・イザボーの生き様を描いた作品ですが、望海さんがイザボーを、甲斐さんは、母から愛情を受けることなく育ったシャルル7世役でした。望海:親子だけれどあまり交わらなかったんですよね。甲斐:イザボーは孤独な役ですもんね。でも最後の方にようやく目を合わせて、親子が心から会話する場面はやっていて楽しかったです。この瞬間のため、そこまで2時間以上を積み上げてきたんじゃないかと思うくらい。望海:私はその前の「あなたは息子じゃない」と言ってシャルルを傷つけるシーンが大好きだったんだよね。翔真くんのショックを受ける顔が日々違うから、ここからどう最後の心を通わせるシーンにいくのかなっていうのが、密かな楽しみでした。――そこから上演中の『ムーラン・ルージュ~』を経て、次に『next~』の再演も控えています。望海:『イザボー』のときは、親子なのに心が通ったような通ってないような関係性だったので、今、『ムーラン・ルージュ~』に戻ってきて、ストレートに愛を捧げてくれることにありがたみを感じるようになりました(笑)。甲斐:課題は次の『next~』の再演ですよね。初演のときに結構頑張って、やるべきことはすべてやったような気がするので、次はどうしようとなってます。望海:それがある意味楽しみでもあります。初演のときは宝塚歌劇団を退団してすぐだったこともあり、必死だったんですよね。そのヒリヒリ感が作品にいい形で作用したのかなと思っていて。今回は作品をより理解して臨めるぶん、さらに深まる部分があるだろうし、もっとその瞬間に生まれた感覚を大事に演じたいです。甲斐:『ムーラン・ルージュ〜』もですが初演で自分が作った役を信用できれば、再演でどんな球が来ても受けられるし、投げられるんです。それがまたできればすごいところまで行けるんじゃないかと思っています。ミュージカル『next to normal』12月6日(金)~30日(月)日比谷・シアタークリエ音楽/トム・キット脚本・歌詞/ブライアン・ヨーキー演出/上田一豪出演/望海風斗、甲斐翔真、渡辺大輔、小向なる、吉高志音、中河内雅貴チケットは秋に一般前売り開始。2025年には福岡、兵庫で公演あり。のぞみ・ふうと1983年10月19日生まれ、神奈川県出身。宝塚歌劇団雪組トップスターを務め、2021年の退団後はミュージカルを中心に活躍。8月28日にメジャー1stアルバム『笑顔の場所』をリリース。ジャケット¥550,000パンツ¥154,000チュールスカート¥187,000(以上ファビアナフィリッピ/アオイ TEL:03・3239・0341)バングル¥62,700(カスカ/カスカ イストリア TEL:03・6452・3196)その他はスタイリスト私物かい・しょうま1997年11月14日生まれ、東京都出身。2020年の『デスノート THEMUSICAL』で初舞台にして初主演。『RENT』『エリザベート』などに出演。来年『キンキーブーツ』での主演も控える。衣装はすべてスタイリスト私物※『anan』2024年8月28日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・井阪 恵(dynamic/望海さん)山本隆司(style3/甲斐さん)ヘア&メイク・岡田知子(TRON/望海さん)木内真奈美(Otie/甲斐さん)構成、取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年08月27日望海風斗さんと甲斐翔真さんは、上演中の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で恋人役を演じている。そんなおふたりにとっての“バディ”とは?左から甲斐翔真さん、望海風斗さん【望海風斗】ずっと共にやってきた体が私の相棒です。翔真くんは、いい意味で他人を気にせずに自分が思ったことや感じたことを素直に言葉にしたり、芝居で表現できる人。どうしても他人の前ではカッコつけたり、いいところを見せたくなるものですが、それが全然ないんです。素直に自分をさらけ出せるのは、役者として素晴らしい才能だと思っています。今の私には、自分の体がバディのようなもの。以前は、思い通り動かせることが当たり前だと思っていて、休日にしっかり休むとかマッサージに行ったりはしても、そこまで体のことにちゃんと目を向けていなかったんです。でも、年齢を重ねていくなかで、そうもいかなくなってきているのを感じています。そこから、今の自分がこうして舞台に立っていられるのも40年共にやってきたこの体があってこそだと感謝の気持ちを持つようになりましたし、ちゃんと大事にしないといけないなと思うようになりました。とくにミュージカルは、体を使った表現が多いので、この先も上手に長く付き合っていけるよう、食生活を見直したり、動ける体を維持するためのトレーニングに通うようにしています。のぞみ・ふうと1983年10月19日生まれ、神奈川県出身。宝塚歌劇団雪組トップスターを務め、2021年の退団後はミュージカルを中心に活躍。8月28日にメジャー1stアルバム『笑顔の場所』をリリース。ジャケット¥550,000パンツ¥154,000チュールスカート¥187,000(以上ファビアナフィリッピ/アオイ TEL:03・3239・0341)バングル¥62,700(カスカ/カスカ イストリア TEL:03・6452・3196)その他はスタイリスト私物【甲斐翔真】感動こそ、僕の人生になくてはならないもの。望海さんとは俳優としての属性が近い気がするんですよ。芝居を論理的に考えるより感覚的なものを優先している感じが。しかもそこに確かな技術がある。技術って僕は“ホンモノ”を際立たせるものだと考えていて、そういう意味で本当に素晴らしい表現者だと思っています。自分にとってのバディ…それを“人生における大事なもの”としてとらえるなら“感動”ですね。それは舞台でもドラマでも映画でも、旅行とか食事とか、なんでもいい。大人になると、日々の生活の中で感動ってなかなかしづらい。だから自分から進んで新しいものに触れたり体験するようにしています。以前からクラシックのコンサートに足を運んでいますが、海外から来日したホルン奏者の方が吹いた瞬間、会場全体の空気が変わるという体験をしたことがあります。目に見えない波動のようなものがホール全体に響き渡るのを感じて、一瞬で体温が上がって心が掻き立てられて、普段涙を流すことってほとんどないのに、そのときは泣きそうになりました。これがホンモノだと心が震えましたし、自分もそんな役者になりたいと強く思いました。かい・しょうま1997年11月14日生まれ、東京都出身。2020年の『デスノート THEMUSICAL』で初舞台にして初主演。『RENT』『エリザベート』などに出演。来年『キンキーブーツ』での主演も控える。衣装はすべてスタイリスト私物ミュージカル『next to normal』12月6日(金)~30日(月)日比谷・シアタークリエ音楽/トム・キット脚本・歌詞/ブライアン・ヨーキー演出/上田一豪出演/望海風斗、甲斐翔真、渡辺大輔、小向なる、吉高志音、中河内雅貴チケットは秋に一般前売り開始。2025年には福岡、兵庫で公演あり。※『anan』2024年8月28日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・井阪 恵(dynamic/望海さん)山本隆司(style3/甲斐さん)ヘア&メイク・岡田知子(TRON/望海さん)木内真奈美(Otie/甲斐さん)構成、取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年08月26日ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク)は甲斐翔真初のフルオーケストラ公演「billboard classics KAI SHOUMA Orchestra Concert 2024」の開催を発表した。本日8月7日に東京公演の千秋楽を迎え、9月14日より大阪公演が開幕する「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」で主要キャストを務め、ミュージカル「next to normal」のゲイブ役、来年4月から上演予定のミュージカル「キンキーブーツ」ではローラ役への抜擢が発表されるなど、ミュージカル界でいま大注目の俳優・甲斐翔真がbillboard classicsに初登場。瑞々しくパワフルな歌声で数々の作品で活躍が続く甲斐翔真が、フルオーケストラとの融合であらたな魅力をお届けする。また、東京公演には小池徹平、愛希れいか、京都公演には城田優、昆夏美という豪華ゲストが出演予定。ミュージカル「キンキーブーツ」過去3公演すべてでチャーリー役を演じた小池徹平、前回公演でローラ役を演じた城田優との、新旧キンキーブーツの共演も見どころの一つ。今最も勢いのある俳優の一人である甲斐翔真の記念すべき初のフルオーケストラコンサートに、豪華ゲストたちが花を添える。◎公演情報billboard classics KAI SHOUMA Orchestra Concert 2024[読み]ビルボードクラシックス カイ ショウマ オーケストラ コンサート ニセンニジュウヨン開催日時・会場【東京】2024年10月11日(金)すみだトリフォニーホール 大ホール 開場18:00 開演19:00【京都】2024年10月14日(月・祝)京都コンサートホール 大ホール 開場17:00 開演18:00出演:甲斐翔真スペシャルゲスト:【東京】小池徹平、愛希れいか【京都】城田優、昆夏美指揮:西谷亮編曲監修:山下康介管弦楽:【東京】東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団【京都】大阪交響楽団<チケット>(全席指定・税込)SS席15,000円(特典グッズ付き) S席12,000円 A席10,000円 ※未就学児入場不可チケット販売スケジュール(1)「KAI SHOUMA Fanclub」会員先行(抽選)受付期間:2024年8月7日(水)16:30~8月18日(日)23:59(2)ビルボードライブ「Club BBL」会員先行(抽選)受付期間:2024年8月16日(金)12:00~8月25日(日)23:59(3)Amuse+(アミューズプラス)先行(抽選)受付期間:2024年8月16日(金)12:00~8月25日(日)23:59(4)ゲストファンクラブ会員先行(抽選)受付期間:2024年8月16日(金)12:00~8月25日(日)23:59(5)プレイガイド先行(抽選)受付期間:2024年8月26日(月)12:00~(6)一般発売2024年9月14日(土)10:00~<主催・企画制作>ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)<後援>米国ビルボード公演公式サイト ■注意事項※車椅子をご利用のお客様は、下記のお問合せ先までお電話にてお問合せください※チケットはおひとり様1枚必要となります。チケットを紛失された方、または当日お忘れになった方はご入場できません※チケット購入の際は、必ず公式サイトに掲載している注意事項をご確認の上、チケットをお求めください<ご来場のお客様へのお願い: >公演に関するお問合せ【東京】キョードー横浜 045-671-9911 (平日11:00~15:00)【兵庫】キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~18:00/日祝休)ビルボードクラシックス音楽ファンに最高の音楽と新しい体験を届けるため、ビルボードジャパンが2012年にスタートしたコンサートシリーズ。「アーティストの音楽を最高のかたちで届けること」をミッションに、全国の音楽専用ホール等でこれまでに400以上の公演を開催している。(公式サイト: )出演者プロフィール甲斐翔真東京都出身。2016年「仮面ライダーエグゼイド」でドラマデビュー。20年には『デスノート THE MUSICAL』で初舞台にして初主演を務める。近年の主な出演作に、舞台:『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』『イザボー』、『RENT』、『エリザベート』『ロミオ&ジュリエット』、音楽劇『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス、『ネクスト・トゥ・ノーマル』、『October Sky -遠い空の向こうに-』、『マリー・アントワネット』、映画:「偶然と想像」(第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作品)、「#ハンド全力」、「君が世界のはじまり」、「シグナル100」、「君は月夜に光り輝く」など。今年12月上演の『ネクスト・トゥ・ノーマル』、25年4月上演の『キンキーブーツ』への出演が決定している。東京スペシャルゲスト小池徹平1986年1月5日、大阪府生まれ。2001年に「JUNON スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、2002年俳優デビュー。その後ウエンツ瑛士と共に音楽ユニット「WaT」を結成するほか(2016年まで活動)、ドラマ・映画と幅広く活躍する。主な出演作に「ごくせん(第2シリーズ)」(日本テレビ) 「医龍-Team Medical Dragon」(フジテレビ)、「あまちゃん」(NHK)、「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS)、「奪い愛、夏」(AbemaTV)、「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-」(テレビ朝日)、現在、「科捜研の女 2024」(テレビ朝日)放送中。また、舞台ではミュージカル『1789―バスティーユの恋人たち-』『キンキーブーツ』で第42回菊田一夫演劇賞を受賞。最近の出演作は「ロッキー・ホラー・ショー」「キレイ-神様と待ち合わせした女-」「リア王」など。愛希れいか1991年生まれ。福井県出身。2009年、宝塚歌劇団に入団し、2012年に月組トップ娘役に就任。2018年に退団し、「エリザベート」「マタ・ハリ」「マリー・キュリー」などの舞台のほか、NHK大河ドラマ「青天を衝け」、「潜水艦カッペリーニ号の冒険」(フジテレビ系)、NHKドラマ10「大奥シーズン2」などドラマでも活躍の幅を広げている。京都公演スペシャルゲスト城田優2003年に俳優デビュー。以降、テレビ、映画、舞台、音楽など幅広く活躍。近年の主な出演作に、ドラマ「エンジェルフライト~国際霊柩送還士~」(Amazon prime/NHKBS)、Netflixコメディシリーズ「トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~」シーズン2 、映画「コンフィデンスマンJP英雄編」、大河ドラマ『どうする家康』、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(語り手)等がある。舞台では2010年にミュージカル「エリザベート」で第65回文化庁芸術祭「演劇部門」新人賞、 2018年ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』で第43回菊田一夫演劇賞、2021年ミュージカル「NINE」で第28回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞するなど数々の賞を受賞。 2016年に「アップル・ツリー」で演出家デビュー。本年5月には東急シアターオーブ、6月にはシンガポールEsplanade Theatres on the Bayにて、自身がプロデュース・演出・出演するショー「TOKYO~the city of music and love~」を開催し話題に。10月には、デビュー25周年を記念したオーケストラコンサート「城田優 25th Anniversary Orchestra Concert ~featuring Naoya Iwaki」を、東京はサントリーホール、大阪はフェスティバルホールにて開催予定。昆夏美東京都出身。洗足学園音楽大学ミュージカルコース卒業。2011年『ロミオ&ジュリエット』ジュリエット役でメジャー作品プロデビュー。近年の主な出演作に、舞台:『この世界の片隅に』主演浦野すず役、『トッツィー』、『マチルダ』、『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界~3rd Season~』、『ネクスト・トゥ・ノーマル』、『ロッキー・ホラー・ショー』、『ミス・サイゴン』(14年よりキム役)、『ドッグファイト』、『レ・ミゼラブル』(13年よりエポニーヌ役)、吹替:映画「美女と野獣」(プレミアム吹替版、ベル役)、「ぐるり1200キロ、はじまりの旅」(主演)など。連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK)では李香蘭役を演じ、中国語での歌唱が話題となった。第10回岩谷時子賞奨励賞受賞。YouTube「昆夏美のこんちゃんねる」配信中。舞台だけにとどまらず、映像作品など幅広く活躍中。2024年12月よりミュージカル『レ・ミゼラブル』にファンテーヌ役で出演予定。西谷亮新日本フィル、関西フィル、日本センチュリー響、京都市響、仙台フィル、静岡響楽、ブロッサムフィルハーモニックオーケストラ、欧州ではウィーン・ベートーヴェン響に客演。舞台や映像演出とのコラボレーションでは、「角川シネマ・コンサート」「"ルパン三世 カリオストロの城" シネマ・コンサート」「東京ディズニーリゾート35周年 "Happiest Celebration!" イン・コンサート」「アイドリッシュセブン オーケストラ -Second SYMPHONY-」「『陳情令』オーケストラコンサート」「望海風斗コンサート『SPERO』」を指揮し、映画「ルパン三世 THE FIRST」のスクリーンミュージックも手掛ける。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団1975年設立。現在、常任指揮者に高関健、首席客演指揮者に藤岡幸夫を擁し、定期演奏会のほかオペラ、バレエ、テレビ出演などその活動は多岐にわたる。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、地域に根ざした音楽文化の振興を目的に幅広い活動を行っている。2021年5月には桂冠名誉指揮者飯守泰次郎の傘寿記念として「ニーベルングの指環」ハイライト特別演奏会(演奏会形式)を開催し、2022年8月に第30回三菱UFJ信託音楽賞を受賞。これからの活躍が最も期待されているオーケストラである。大阪交響楽団1980年「大阪シンフォニカー」として創立。創設者である、永久名誉楽団代表・敷島博子が『聴くものも、演奏するものも満足できる音楽を!』を提唱。いつも聴衆を“熱く”感動させるその演奏は、「魂の叫び」「情熱の音」と評されている。2001年1月に、楽団名を「大阪シンフォニカー交響楽団」に、2010年4月「大阪交響楽団」に改称した。2022年4月、新指揮者体制として、山下一史(常任指揮者)、柴田真郁(ミュージックパートナー)、高橋直史(※1)(首席客演指揮者)の3名が就任、さらなる楽団の飛躍が期待されている。2006年4月、大和ハウス工業株式会社 代表取締役会長/CEO(当時) 樋口武男氏が運営理事長を経て、2018年11月公益社団法人大阪交響楽団理事長に就任。2020年10月に大和ハウス工業株式会社 代表取締役社長/CEO 芳井敬一氏に理事長をバトンタッチした。楽団公式ホームページ( )(※1)高ははしごだかビルボードジャパン リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月07日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の初日前会見が19日に東京・帝国劇場で行われ、望海風斗/平原綾香、井上芳雄/甲斐翔真、橋本さとし/松村雄基、伊礼彼方/Kが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。2022年に日本初上演され、今回が再演となる。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』初日前に望海風斗ら意気込み初演では「お客様も一緒にエネルギーを出してくれて、一緒に熱く盛り上がれる作品」と手応えを感じたという望海。昨年は男役から初の女性役となったため「父は気にしてます。『2階席じゃないと観れない』と言ってます。覚悟が必要みたい。息子が急に娘になったみたいな……」と発言していたが、実際に観た感想については「実は聞いてないです。 みには来てましたし、1階席でもちゃんと観てましたけど、『頑張ってたね』ぐらいしか聞いてないです」と苦笑する。井上は「でもね、あーや(平原)とも喋ってたんですけど、お二人の衣装が“ダルマ”という、宝塚用語なのかな? 水着のような露出の多い衣装が多い。去年は舞台稽古の時から僕たちもびっくりして、『ほとんど何もまとってない、ずっと』と思ってたんですけど、今年はもう何にも思わなかった」と心境を吐露。望海も「慣れましたね。着てる方もそうかもしれない。去年は色々気にする部分もあったけど、今年は『ああ、これね』みたいな。ちょっと懐かしいくらい」と頷き、井上は「お父さん、もう今年はもうだいぶ慣れてると思うてると思います。大丈夫」と気遣っていた。昨年からの変化について、橋本は「1年経って、僕、体型もグレードアップしました。衣装もサイズアップしていて。だから人間って成長するもんだなと」と明かし、「それに伴ってグレードアップしたジドラー(役)を。脂身たっぷりの、こってりとしたジドラーを皆様にお届けできたらなと思います」と意気込む。また井上が「甲斐くん、すぐ大きくなっちゃうんです、体が」と指摘すると、甲斐は「このセットに負けないように筋肉を。象に張り合っている」と、セットの象に対抗。望海が「皆さん大きくなっていて、鍛えているというか。去年やって、ダンサーさんは特にハードな公演なので、どんどん痩せてってしまう部分もあり、体力が持たないので、皆さんやっぱり体を大きくして戻ってきて、稽古場でも感じました」と語ると、井上は「皆さん、衣装をちょっとずつ大きくしてもらったりとか、変えてもらったりとかする。 僕は全く変わらなく、だから何の努力もしてない」と自虐し、望海から「それはそれですごいですよ」と言われていた。東京公演は帝国劇場にて6月20日~8月7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて9月14日~9月28日。※舞台写真は『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より 写真提供:東宝演劇部
2024年06月19日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表が1日に都内で行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真が登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。2022年に日本初上演され、今回が再演となる。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表に望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真登場昨年の公演について、望海は「もう覚えてない、あまり」と苦笑しつつ、「夢だったんじゃないかなと思うくらい非現実的な毎日だったんですよね。劇場の“赤”もそうですし、作品の内容もそうですし、夢の中で生きてた感覚なので」と心境を表す。同作の大ファンだという甲斐は「大好きですもん。2023年の秋にフランスのパリで観て来ました」と笑顔で、望海は「グループLINEにもパリに行った様子を送ってくれて」と明かす。井上は「(パリに行くのは)田代万里生か甲斐翔真。ちなみに田代万里生は出てないのに、『ムーラン・ルージュ』に行って、みんなにお土産配る。『あれ、万里生出てた?』って」とその場にいない田代いじりも。甲斐は「手元に(お土産が)来た時には、僕もうフランスに行ってた」というも、甲斐からのお土産はなかったそうで、平原は「全然もらってない」と訴えていた。物語の舞台になった本場の「ムーラン・ルージュ」に行った感想について、甲斐が「ショーでした。こっちは『ザ・ミュージカル』でしたけど、本場のはもっと“ナイト感”でした。高揚感があって、クリスチャンの気持ちがわかったんです!」と語ると、井上から「やっと?」というツッコミも。井上は「始まる前から詳しいし、やってる時も超楽しそうだった」と回顧しつつ、今夏の公演に対し「甲斐くんなんか、汗かきすぎてなくなるんじゃないですか? 実体が」と心配していた。井上自身は昨年の公演について「ぼんやりとした感覚ですね。『あんな若い役をよくやってたな』という。落差酷いですよ。舞台上ではキラキラ感を出そうとやってる分、終わった瞬間の疲れが」と苦笑。平原が「帝劇のエレベーターで会うと『疲れた、疲れた』と言ってた」と指摘し、井上は「なけなしの若さ。甲斐くんは溢れ出るもの、自前のやつがありますけど、(自分は)絞り出して。今年残ってんのかなという一抹の不安がありますよ」と弱音を吐く。望海が「そう言いながらも、本番始まったらやるじゃないですか。袖ですごいなと思って」と励ますと、井上は「そりゃやりますよ、仕事ですから!」と主張し、「いくら疲れてたとしても1回始まるとテンションがうわっ! てどんどん上がっていくみたいな作品の独特の魅力がありますよね」とまとめた。Wキャストの印象の違いについて聞かれると、甲斐は「望海さんはみんなで肩を取り合った真ん中にいて『一列になっていこうぜ』って感じ。平原さんは、あーや(平原)が行った道にみんながついて来てしまう感じ。放っておけない」と表現。逆にクリスチャン2人の印象を聞かれると、平原が「(望海は)すごい思い出すのに時間がかかって」と暴露し、井上が「いったん『イザボー』のことは忘れてもらっていいですか」と促す一幕も。改めて平原は「シーンで例えると、『Crazy Rolling』の時が違うなと思ってて、芳雄さんは裏切りがあったとしても、話し合ったら許してくれそうな感じ。だけど、翔真くんは銃で撃たれそうな感じ。話せないかなって。ヒートアップする場所が違う」とコメント。「思い出したんです」という望海は、「あーやと私に対してのクリスチャンも違うんじゃないかな、人が変わったら皆さんの動くものが違うのかなと思って。2幕のリハーサルシーンでの感情の漂わせ方も、芳雄さんはストレートに出すから『周りに気づかれちゃうからどうにかしなきゃ』『どうやって止めよう』となる、突っ走るタイプのクリスチャン。翔真くんのクリスチャンは負のオーラを全身から漂わせる、滲ませタイプ」と表す。甲斐が「陰湿ってことですか?」と尋ねると、望海は「陰湿とかじゃなくて! 出し方が違って、止め方が違ったなという印象があった。同じ怒りとか負のオーラでも出し方が違う」と説明した。改めて公演の意気込みについて聞かれると、井上は「体力的なこともありますし。2幕の冒頭で飛ばされるやつ、『クリスチャントス』と呼ばれている。あれやめたいんですよね。今年の目標はあれをやめる」とジョークを飛ばす。さらに「この先日本でも何十年も再演が続く作品になっていけるように。定着するかどうか、3回目4回目があるかは今年の再演にかかってると思う」と語り、「久しぶりの知人が『チケット取って』と連絡してくれるような作品に。もうそういう特別な作品になってると思うんですけど、確実にするべく、『やっぱすごいね』とお客さんに思ってもらえるようにしたいなというところが今年の目標です」と意気込んだ。東京公演は帝国劇場にて6月20日~8月7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて9月14日~9月28日。写真提供:東宝演劇部
2024年02月02日~甲斐さんが純喫茶愛を語る刊行記念イベントも開催~株式会社オレンジページ(東京都港区)は、甲斐みのりさん『愛しの純喫茶』を10月16日(月)に刊行します。文筆家の甲斐さんが、旅先で、散歩の途中で、日常で、折に触れて訪れた喫茶店を厳選して紹介。店主から伺った店の歴史や物語を、素敵な写真とともに一冊に綴りました。『愛しの純喫茶』(甲斐みのり)30年近く喫茶店への愛しさを抱きながら、喫茶店に限った本を作るのは今回が初めて。(中略)執筆しながら喫茶店を思う時間は、これまでの自分がずっと変わらず好きなままでいたものを肯定する時間でもあって、なんだか救われたような気持ちでいます。〝推し活〟という言葉が一般的になりましたが、まちに根付く喫茶店は私の推し。(中略)明日も明後日もその先も、喫茶店に通って、まちと店と自分の物語を紡いでいけたらそれだけで幸せです。「おわりに」より甲斐みのり(かい・みのり)甲斐みのりさん昭和51年静岡県生まれ。旅や散歩や手土産、クラシック建築やホテル、暮らしなどを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。著書に『歩いて、食べる 京都のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)、『朝おやつ』(ミルブックス)など多数。「毎日どこかの喫茶店で過ごしたい」学生時代には「毎日どこかの喫茶店で過ごしたい」と願い、今は実際に毎日のように喫茶店へと通う甲斐さん。旅先でも一日に2~3件巡るのが当たり前とか。本書には、そんな喫茶店愛に溢れる甲斐さんが訪れた、東日本メインの喫茶店19店が登場。また、甲斐さんと喫茶店の出会いや、学生時代の喫茶店でのエピソードなど、本書でしか読めない喫茶店思い出コラムも収録しました。「ヨーロピアン」マスター・吉田さんが揃えたものやお客さんからのいただきものが交ざり合い、独特の雰囲気昭和の時代に流行したグラスを使った、昔ながらの「エルベ」のクリームソーダ鉄板に卵を敷いた「かめのや」のナポリタン。具材は、玉ねぎ、ウインナー、ピーマンとシンプル「キムラヤ」の看板メニュー、プリン・ア・ラ・モード。どこから食べるか迷うほど、フルーツや生クリームがたっぷり【目次】序章:愛しの純喫茶(浅草・ロッジ赤石)第1章:珈琲を味わう(千葉・珈琲専科ヨーロピアン、横浜・コーヒーの大学院他)第2章:空間に浸る(高崎・カフェテリア コンパル、松本・珈琲茶房 かめのや他)第3章:あまいものの楽しみ(盛岡・ティーハウス リーベ、新橋・パーラー キムラヤ他)第4章:食事がおいしい(大宮・伯爵邸、仙台・喫茶 エルベ他)終章:愛してやまない純喫茶(阿佐ヶ谷・喫茶 gion)コラム:生まれたまちの喫茶店/大人への階段/私の原点『愛しの純喫茶』(甲斐みのり)2023年10月16日(月)発売1650円(税込)四六版、アジロ綴じ、カバー付き、160ページ ※本書は東日本旅客鉄道株式会社発行の『大人の休日倶楽部』(2022年5月号~2023年4月号)に掲載された「甲斐みのりの純喫茶でお茶の時間を」に新たな原稿を加え、再構成したものです。出版特別企画甲斐みのりさんトークショー開催!■開催日時:11月9日(火)18:00~20:30■開催場所:コトラボ阿佐ヶ谷オレンジページが運営する体験型スタジオ「コトラボ阿佐ヶ谷」で、甲斐さんが純喫茶の魅力をたっぷりと語ります!コトラボ講師による純喫茶の名店のナポリタンを再現するワークショップも開催。クリームソーダもご用意。懐かしの純喫茶メニューを試食しながら、スペシャルトークショーをお楽しみいただけます(※書籍の販売会、サイン会も実施)。★お申し込みはこちら <このリリースに関するお問い合わせ先>〒108-0073東京都港区三田1-4-28三田国際ビル16F株式会社オレンジページ総務部・広報担当遠藤 press@orangepage.co.jp 20231013愛しの純喫茶.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月13日2024年1月に東京、2月に大阪で上演される新作オリジナルミュージカル『イザボー』に、甲斐翔真が出演することが発表された。甲斐は、2020年に『デスノート THE MUSICAL』の夜神月役でミュージカル初出演にして主演に抜擢され、その後『RENT』(ロジャー役)、『マリー・アントワネット』(フェルセン伯爵役)、『ロミオ&ジュリエット』(主演・ロミオ役)、現在帝国劇場で上演中の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』(クリスチャン役)など数々の話題作に出演。また、今年9月・10月には大阪と横浜でビルボードライブの開催、さらに今秋にはファンクラブの開設も決定している。主役イザボーを演じるのは、第30回読売演劇大賞優秀女優賞や第48回菊田一夫演劇賞を受賞したばかりの望海風斗。甲斐とは、2022年の『ネクスト・トゥ・ノーマル』で母と息子を、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』では恋人役でそれぞれ共演。今回甲斐が演じるのは、実母イザボーと敵対するシャルル7世。息の合ったコンビネーションを見せるふたりが、新作の日本初オリジナルミュージカルに挑む。作・演出は舞台『刀剣乱舞』シリーズや舞台『鬼滅の刃』シリーズ、TRUMPシリーズなどで知られる末満健一が務める。<公演情報>ミュージカル『イザボー』2024年1月東京公演、2月大阪公演出演:望海風斗、甲斐翔真、ほか作・演出:末満健一ミュージカル『イザボー』ロゴ※詳細は後日HPで発表
2023年07月26日日本を代表するバリトン歌手、甲斐栄次郎のリサイタルが目前だ。「オペラの真髄を歌う」と書かれたキャッチコメントに偽りなし。プログラムにはドニゼッティの『愛の妙薬』『ランメルモールのルチア』&『ラ・ファヴォリート』に、ヴェルディの『運命の力』『ドン・カルロス』などなど、珠玉の名作オペラの中から選ばれた極めつけの名曲がずらりと並ぶ。まさに低音ヴォイスファンには堪らないひとときが楽しめそうだ。2002年にイタリア、ザンドナイ・コンクール第3位、ティト・スキーパ・コンクール第1位入賞という実績を積み重ねた甲斐栄次郎は、翌2003年にウィーン国立歌劇場専属ソリスト歌手として契約。その後2013年までの10年間に渡り、42役336公演に出演するという華々しい活躍を見せる。印象的なステージとしては、トーマス・ハンプソン主演の『シモン・ボッカネグラ』において、急遽代役を務めた暗殺者パオロ役の絶妙な演技と歌唱を披露し、同役においてレオ・ヌッチやプラシド・ドミンゴとも共演したことが特筆される。さらには、稀代のソプラノ歌手エディタ・グルベローヴァとの共演作『ロベルト・デヴェリュー』などにも出演。イタリアオペラにおける高い評価を確立してきたことが、その存在感を際立たせる。今回は、藤原歌劇団のプリマドンナ小林厚子(ソプラノ)&気鋭のテノール澤崎一了及び、ピアノの名手、河原忠之との共演による“オペラの真髄”を披露。ダンディな低音ヴォイスに魅せられたい。「甲斐栄次郎バリトン・リサイタル~オペラの真髄を歌う」5月18日(木) 19:00開演紀尾井ホール出演:甲斐栄次郎(バリトン)、河原忠之 (ピアノ)ゲスト:小林厚子(ソプラノ)、澤崎一了(テノール)曲目ドニゼッティ:《愛の妙薬》第1幕 ”まるで気取ったパリデのように” (ベルコーレ)ドニゼッティ:《ランメルモールのルチア》第一幕 ”冷酷で、不吉な苛立ちを”(エンリーコ)ドニゼッティ:《ラ・ファヴォリート》第2幕 ”レオノール、私のもとへ”(アルフォンス)ヴェルディ:《運命の力》第3幕 ”私の運命を決める箱よ” (カルロ)ヴェルディ:《ドン・カルロス》第4幕 ”私です。カルロス” (ロドリーグ) ほか■チケット情報
2023年05月08日新進気鋭の女性映画監督・甲斐さやかによるオリジナル脚本で、板尾創路と松田凌がW主演する舞台『聖なる怪物』が、3月10日(金)に新国立劇場 小劇場で開幕した。初日公演前には、公開ゲネプロと囲み取材会が行われ、板尾、松田に加え、石田ひかり、莉子、朝加真由美が登壇し公演への意気込みを語った。甲斐にとって初の舞台作品となる本作は『信仰心』、そして『神の存在』を問いかける問題作。教誨のため刑務所を訪れた山川神父が、新たに向き合うことになった死刑囚・町月。その死刑囚は自らのことを“神”と呼んでいた。それ以来、山川の周りで不可解な出来事が起きていく。町月の存在は、果たして“神”か、“ペテン師”か、それとも“怪物”か。強いメッセージ性と鋭い演出で、観客の心を揺さぶる。板尾が演じる山川神父は、感情の抑揚を抑え、常に穏やかさを漂わせる。一方で、松田が演じる町月は、時に声を荒げ、山川神父を翻弄していく。2人の対比と演技力が光る作品に仕上がっていた。また、石田は、娘が行方不明となった母親の悲劇、そして母親としての苦悩を丁寧に演じて印象付けた。莉子と朝加は、本作が初舞台。莉子はみずみずしい演技で演じきり、朝加は山川神父に救いを求める加賀谷役で存在感を放った。囲み取材で板尾は、「本番はもっと良くなると思いながらゲネプロをやっていましたので、本番を楽しみに来てください」と自信をのぞかせた。一方、松田は「まだ劇場に入ってお芝居を作っていく時間も短いので、これから初日を迎えて、さらに良い作品を届けられるように尽力してまいります」と意気込んだ。石田は「舞台稽古に入ってから、何度か客席からもこの作品を観たのですが、すごく斬新な作品になっていると思いました。ワクワクしながらぜひ劇場にいらしていただけたらと思います」とアピール。莉子は、「初舞台で、ふわふわした気持ちでここに立たせていただいています。優しくしてくださる、素敵なキャストの皆さまとスタッフの皆さまに囲まれ、そうした環境でお芝居できることを光栄に思いながらも、いい緊張感を持って本番に挑めたらと思います」と思いを明かした。朝加は「この歳で初舞台ですので、皆さまに迷惑をかけないことだけを考えてきましたが、ゲネプロで緊張してしまって……息をするのも大変でした」と苦笑いしながら、「私が演じる加賀谷は、現実にもいそうな、話を聞いてくれるだけでありがたいと思っているという人物ですが、きっと観にいらっしゃる方も加賀谷のような女性に共感できるんじゃないかなと思います」と語った。登壇者それぞれのコメントは以下。■板尾創路甲斐さんの脚本は、小説のように面白く、最後まで一気に読んでしまいました。普段は主演やセリフが多い作品は断ってきたのですが、これが舞台になったらすごく面白くなるだろうと感じ、出演させていただくことにしました。普段、皆さんがご覧になる演劇とは違う作品になっていると思います。クラシックな舞台で、あまりお目にかかったことがない幻想的な舞台です。ぜひライブで観ていただけたらと思います。舞台を観劇された経験がない方も楽しめる舞台になっています。■松田凌稽古を通して、この作品の面白さを噛み砕き、紐解いてきました。この作品は、現実から離れているかのような世界観を持っているけれども、実はすぐそばにある感覚があって、それが甲斐さんの作る唯一無二の世界だと思います。老若男女、どなたにも何かを持って帰っていただける、誰も観たことがない舞台だと思います。■石田ひかり最初に脚本を読ませていただいたときは、ヘビーでチャレンジングな作品だと思いました。とても面白いけれども、とても難しい。やりがいしか感じない脚本でした。そして、甲斐さんの初舞台作品、そして主演が板尾さんと伺い、これは絶対に面白いものになるだろうと思いました。今回は、役者と演出家6人のうち、3人が初めての舞台です。それは、私たちの武器だと思います。■莉子正直に言うと、一度読んだだけでは理解できない、難しい台本でした。ですが、初舞台という機会をいただいた時に、難しいと感じる台本をやらせていただけるのは贅沢だと思ったので、ぜひやらせていただきたいと思いました。今回、掛け合いがあるのは板尾さんだけなのですが、板尾さんからは具体的なアドバイスもたくさんいただき、たくさん助けていただきました。■朝加真由美戯曲を読み、甲斐さんの世界に触れ、この作品にどうしても出演したいと思いました。その理由は分かりません。でも、どうしてもやりたかった。初めての舞台出演なので、楽しまなくちゃという気持ちはありますが、楽しむにはまだもう少し時間がかかりそうです。初日に向けて気持ちは高揚しています。<公演情報>『聖なる怪物』2023年3月10日(金)~19日(日)会場:新国立劇場 小劇場作・演出:甲斐さやかキャスト:板尾創路、松田凌/莉子、朝加真由美/石田ひかり【チケット料金】S席:8,500円バルコニー席:6,500円※未就学児入場不可※全席指定公式サイト:公式Twitter:
2023年03月13日2023年2月11日(土・祝)より、京都国立近代美術館では、『開館60周年記念 甲斐荘楠音の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性』を開催する。甲斐荘楠音(かいのしょう・ただおと/1894-1978)は、大正期から昭和初期にかけて活躍した日本画家。戦前は、革新的な日本画表現を世に問う美術団体「国画創作協会」の会員として、時に妖艶に、時に生々しく、女性の姿を描きあげた。彼の作品では、着物姿のはだけた長襦袢姿の女性が謎めいた笑みをたたえて立つ《横櫛》などが知られるが、同展では、これら代表作に加えて、屏風の前に頬杖をついて横たわる女性を描いた《春》や、黒い衣装に身を包んだ花魁の白塗りの顔が印象的な《島原の女(京の女)》にも注目したい。前者はニューヨーク、メトロポリタン美術館より初の里帰り作、後者は1997年の甲斐荘初の回顧展で公開されて以来、約25年ぶりに公開される作品だ。美術館での回顧展は2回目となる同展では、甲斐荘楠音の画家以外の活動にも焦点を当て、彼の「越境性」や「多面性」を明らかにすることも重要なテーマとなっている。そのため、これまでほとんど注目されてこなかった、彼の演劇や映画との関係も紹介されるのも特徴だ。実は甲斐荘は、1940年代初頭に絵画を中断し、映画業界に転身していた。衣裳・風俗考証家として、溝口健二ら稀代の映画監督らの映画作品を影で支えただけでなく、市川右太衛門主演『旗本退屈男』シリーズでは、彼が手掛けた多くの⾐裳がスクリーンを彩った。近年、そうした⾐裳が東映京都撮影所で多数発⾒され、同展に出品されるのも⾒どころだ。そのほか、甲斐荘の歌舞伎や演劇の愛好家としての側面の紹介も。素人芝居では女形として演技をするなど、ジャンルばかりかジェンダーまでをも飛び越えていった甲斐荘楠音。彼に関する講演会なども開催されるので、興味のある方は、同館ホームページにて詳細の確認を。<開催情報>『開館60周年記念 甲斐荘楠音の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性』会期:2023年2月11日(土・祝)~4月9日(日)会場:京都国立近代美術館時間:10:00~18:00、金曜は20:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜料金:一般1,800円、大学1,100円、高校600円公式サイト:
2023年01月30日全国各地のお菓子や手土産などに詳しい文筆家の甲斐みのりさん。甘いものが昔から大好きで、神社に参拝する際には、門前町の甘味処に必ず立ち寄るそう。そんな甲斐さんおすすめの開運お菓子をご紹介します。「神社の門前町には、必ずといってよいほど老舗の甘味屋さんがあるんです。昔の人は、遠路を歩いて参拝したので、甘いものを食べて旅の疲れを取るという目的もあったのでしょう」特に鳩やふくろう、富士山など縁起が良いとされるモチーフのお菓子はよく買い求めるという。「甘いものを食べてリラックスすると、自分の気持ちが穏やかになっていくのを感じます。悪いこと物事がしっくりいかない感じがするときは、神社に参拝して、帰りに甘味処で甘いものを食べて一休み。そうすることで、気持ちをリセットできるような気がします。モヤモヤを抱えている人にはオススメしたいです」旅行が好きで全国各地の神社を訪れている甲斐さん。なかでも特別な思い入れがあるのは、生まれ故郷の静岡県にあり、パワースポットとして知られる富士山本宮浅間大社だという。「富士山信仰の神社で、七五三や成人式でもお参りした神社なんです。今も、帰省するたびに参拝していて、その際には門前町にある北川製餡所で御くじ餅を買っています。縁起の良いお菓子を帰省の手土産にすれば家族や親戚にもきっと喜ばれると思いますし、話も弾むのではないでしょうか」梅園菓子処うその餅 小(15個入り)「福岡県・太宰府天満宮の門前菓子。青じそ風味の求肥とともに収められた、天神様の守り神とされる『うそ』という鳥の人形がなんともいえない愛らしさ」。正月の時期は木製の「木うそ」が、それ以外の時期は博多人形の「土うそ」が収められている。¥980TEL:092・922・4058※通販にて購入可能銀座菊廼舎冨貴寄 ことほぐ「富士山や鯛、松竹梅など縁起の良いモチーフがちりばめられていて、蓋を開けた瞬間、歓声を上げたくなる美しさ。年末年始など、特別なときに家族でつまみたいお菓子」。¥2,484TEL:03・5658・7918※通販にて購入可能北川製餡所御くじ餅(2個入り)「富士山本宮浅間大社の門前菓子で、箱の中に1枚、おみくじが入っています。紅白の色合いが縁起良く、上にのっている小豆は魔除けの意味が」。ひと口サイズで、やさしい甘さも。¥300TEL:0544・26・3765※通販にて購入可能桂新堂だるま(5袋入り)「海老の風味たっぷりのおいしいえびせんべい。甘いものが苦手な人にも。だるまの赤には、魔除けの意味も込められています」。個包装で職場へのお土産にも最適。¥648TEL:0120・08・7667※通販にて購入可能亀屋招福もなか(9個入り)「豪徳寺の門前菓子。白、ピンク、茶の招き猫をかたどったもなかに、こしあん、白あん、つぶあんが詰まっていて、一箱で3つの味が楽しめます」。¥950TEL:03・3429・0208※通販にて購入可能甲斐みのりさん静岡県出身。文筆家として旅や暮らし、お菓子、手土産などをテーマに執筆し、40冊以上の著書を持つ。東京の永遠のお気に入りスポットを紹介した新刊『乙女の東京案内』が好評発売中。※『anan』2023年1月11日号より。写真・石澤義人取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年01月09日ミュージカル界の新星・甲斐翔真による初の単独ミュージカルコンサートが、12月25日(土)のクリスマスに有楽町・オルタナティブシアターで開催されることが決定した。甲斐は、2020年にミュージカル『デスノート THE MUSICAL』にて初主演(夜神月役)・初舞台を経験。その後同年11月よりミュージカル『RENT』にてHIVポジティブな元ロックシンガー・ロジャー役を、2021年1月より『マリー・アントワネット』にてフェルセン伯爵役を演じた後、5月より『ロミオ&ジュリエット』にて主演ロミオ役を演じるなど、ミュージカル界で快進撃を繰り広げている。10月よりシアターコクーンで上演された日本初演ミュージカル『October Sky-遠い空の向こうに-』では、初の単独主演としてホーマー・ヒッカム役を好演し、2022年3月公演のミュージカル『next to normal』にゲイブ役での出演が発表されたばかりと、その躍進に一目置かれつつある中、今回のコンサート開催を決断した。今回のコンサートでは、これまでに出演した作品の人気ナンバーはもちろん、今後のミュージカル界を背負う期待を込めて、他数々のミュージカルナンバーを披露する。さらに、初めてのミュージカルコンサートに甲斐が尊敬する先輩ふたりを豪華ゲストとして迎えることが決定。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役で、退団後もその圧倒的な歌唱力でミュージカル『ドン・ジュアン』にてマリア役を好演し、2022年2月より公演のミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』にデア役で出演が決まっている真彩希帆。2017年と2020 年、『RENT』に2回出演し、エンジェル役からマーク役への転身を実現し、来年はミュージカル『The View Upstairs -君が見た、あの日-』など主演作品を控えている平間壮一だ。このふたりはそれぞれのソロナンバー及び甲斐とのデュエット曲も予定している。『KAI SHOUMA MUSICAL CONCERT on Christmas Day 2021 Featuring MAAYA KIHO and HIRAMA SOICHI』は、有楽町・オルタナティブシアターにて2公演を予定。公演時間、チケット情報など詳細は後日HP・SNS等で発表。■甲斐翔真 コメントいつか、と夢見た念願のミュージカルコンサートを開催させていただくことになりました。とても嬉しくて胸がいっぱいです。まだまだミュージカルの経験は少ない僕ですが、今まで出演させていただいた5作。そして思い入れのある曲。好きな曲。などを皆様の前で披露させていただきます。そして先輩であり、ミュージカル『RENT』でご一緒した平間壮一さん。素晴らしい歌唱力に心奪われ、いつかご一緒出来たらと思い、ダメ元でお願いしたらまさかのOKをくださった真彩希帆さん。このお二方をゲストにお招きし、ソロコンサートでしか出来ない、贅沢な時間を2021年のクリスマスに皆様と共有できたら良いなと思っています。どうぞ楽しみに待っていてください。【開催情報】『KAI SHOUMA MUSICAL CONCERT on Christmas Day 2021 Featuring MAAYA KIHO and HIRAMA SOICHI』出演:甲斐翔真 / ゲスト:真彩希帆平間壮一日程:2021年12月25日(土) 開催 2公演予定場所:オルタナティブシアター(東京都千代田区有楽町2丁目5−1 有楽町センタービル 7階 別館)主催:アミューズ甲斐翔真オフィシャルHP: 甲斐翔真Twitter: 甲斐翔真Instagram: 公演に関するお問い合わせ:アミューズ チアリングハウス( )
2021年11月12日甲斐翔真が主演するミュージカル『October Sky -遠い空の向こうに-』が10月より上演される。1999年公開映画『遠い空の向こうに』をミュージカル化、アメリカでのトライアウト版からいち早く日本で初演される注目の作品だ。9月中旬、本作の稽古場を取材した。この日は初めて1幕全体を通すという稽古内容。開始前に演出の板垣恭一が「今日はとりあえず(シーンを)繋げてみましょう。あれ?という謎があれば、整えていきましょう」と稽古意図を説明する。すかさず栗原英雄が「謎だらけだよ!」と返し、現場は明るい笑いに包まれた。“初めての通し”にあたるキャスト陣からは、一種独特の連帯感、高揚感が伝わってくる。舞台は1957年、アメリカの小さな炭鉱町。物語は炭鉱の情景から始まり、この話が単なる青春譚ではないことがすぐにわかる。男たちは命の危険と隣り合わせの炭鉱で働いており、その町で育った高校生ホーマーは違う世界へ飛び出していきたいと思っている。そんな中、人類初の人工衛星スプートニクが彼らの住む町の空を横切った――。その日からホーマーと仲間たちはロケット作りに熱中していく。希望に燃える若者と、行き詰っていく現実に苦悩する大人たちの対比は、『ビリー・エリオット』なども髣髴とするが、本作は主人公たちが高校生というある種将来の選択のリミットが見えつつある年齢であることや、大きな夢の中にも「サイエンスフェアで優勝し、奨学金を得て大学に行く」と現実的な目標設定があることなどで、リアリティがあり、とても共感できるものになっている。ホーマーを演じる甲斐翔真は、夢に向かう一途さの中にも、様々なことに気を遣い悩む心優しさが見える役作り。そんなホーマーだからこそ味方が増えていくのがよくわかる。また、特に星を見上げ夢を歌いあげるナンバーからは、まばゆいほどの“憧れ”が伝わってきて、感動的。おそらく本番での大きな見せ場になるのだろうと楽しみになった。ホーマーの親友であり一緒にロケットを作るロイ・リーは、阿部顕嵐。1幕ではホーマーと周りの人々との間を上手く行き来する、器用なバランス人間という印象だが、どうやら彼には彼の事情がありそうだ。オデル役の井澤巧麻の調子の良さ、いかにも科学オタク青年といった風のクエンティン役・福崎那由他と、ボーイズたちの魅力も四者四様。一方で栗原英雄、朴路美らが扮するホーマーの家族は、家父長制の色が濃い時代感と、その中でもそれぞれが葛藤していく姿をしっかり描き出す。1幕終盤、ロケットを飛ばす実験は成功するが、彼らはこのあと夢に手が届くのかは、本番舞台を楽しみにしよう。夢を見て、悩み、迷った青春時代を過ごした人には必ず響くものがあるであろうミュージカルの誕生はもうすぐだ。東京公演は10月6日(水)から24日(日)まで東京・シアターコクーンにて。チケットは発売中。その後大阪公演もあり。取材・文:平野祥恵
2021年09月30日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の上演が決定し、黒羽麻璃央と甲斐翔真がロミオ、伊原六花と天翔愛がジュリエット役を務めることが25日に明らかになった。シェイクスピアによる名作を、2001年にパリでミュージカル化した同作。全世界でのCD・DVD売上は700万枚にわたるヒットを記録、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後2011年に日本オリジナルバージョンを上演して人気を博し、今回は2019年以来2年ぶり、10周年の上演となる。『エリザベート』『モーツァルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』といった"名作の世界初のミュージカル化"も成功させている小池修一郎が演出を手がけ、2017年の新演出からは「近未来を思わせる、破壊された世界で起こる物語」という設定を据えている。過去のロミオ役では城田優、山崎育三郎、柿澤勇人、古川雄大、大野拓朗、ジュリエット役には昆夏美、フランク莉奈、清水くるみ、生田絵梨花、木下晴香、葵わかなとミュージカルスターを生み出す演目となっている。今回ロミオ役には、黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たちが決定。ジュリエット役には、伊原六花と天翔愛というフレッシュな2人が抜擢された。伊原は、高校時代にはダンス部のキャプテンとして“バブリーダンス”で一世を風靡、2018年よりドラマ・CMで活躍するほか、昨年は『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3のマリア役(公演中止)にも配された。天翔は、藤岡弘、の長女として幼い日から父の薫陶を受け、現在は音楽大学で実力を磨きながら、夢であるミュージカル出演を叶えたシンデレラガール。高校在学中に、自主制作映画の全国コンクール「高校生のためのeiga worldcup2019」で最優秀女子演技賞を受賞しており、その演技力に期待が高まっている。更にベンヴォーリオ役に味方良介と前田公輝、マーキューシオ役に新里宏太と大久保祥太郎、ティボルト役に立石俊樹と吉田広大、死のダンサーに小㞍健太とKバレエカンパニー所属の堀内將平と、いずれも魅力的なWキャストが集う。さらにキャピュレット夫人を春野寿美礼、乳母を原田薫、ロレンス神父を石井一孝、モンタギュー卿を宮川浩、モンタギュー夫人を秋園美緒、パリスを兼崎健太郎、ヴェローナ大公を岡幸二郎、キャピュレット卿を松村雄基が演じる。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて5月21日~6月13日、大阪会場は梅田芸術劇場メインホールにて7月3日~7月11日。○小池修一郎 コメント2011年に始まったミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、3シーズン5度目の上演を迎える。私が手掛ける宝塚版との違いは、現実社会とのリアリティの持ち方であろう。ヴェローナを近未来都市と捉え『失われた世界の再生』をテーマに、愛の力を描いて行きたい。既にミュージカルで頭角を現している黒羽、甲斐のロミオに対し、初出演の伊原、天翔のジュリエットの体当たりの挑戦がどんなドラマを見せるか、大いに楽しみであり期待している。○黒羽麻璃央 コメント僕にとっての『ロミオ&ジュリエット』は、大きなテーマとして“愛”はもちろん“出会い”をもたらす作品です。前回は小池修一郎さん、出演者の皆さん、そして今回はロミオ役。前回出演した時にロミオを演じる2人に密かに嫉妬して、いつか演じたいと思っていたので、今回夢が叶いました。自分がこの先俳優という仕事を続けていくうえで、看板になる役であり、作品だと思っています。歴代のロミオ役は、いまやミュージカル界のトップにいる方々ばかりでプレッシャーはありますが、それこそも楽しめる自分なりのロミオを創っていきたいです。2021年版として新しく生まれ変わります。この時代にとてもピッタリな“愛”をテーマにした作品ですので、是非お越しください。○甲斐翔真 コメント世界中の人が知っている「ロミオ」という役を演じることへの責任、そして焦りを非常に感じております。ですが、関わるすべての方に感謝しながらしっかりと演じていきたいです。『ロミオ&ジュリエット』は、ロマンチックでありながら、“愛と犠牲”、“幸福と孤独”、“破壊と再生”など難しいテーマが織り交ざっていて、お客様がそれらを考えるきっかけになる作品でもあると思います。2021年のこの『ロミオ&ジュリエット』が今の時代にどのような関わりを作れるのか、しっかりと考えて作品に向かっていきたい。こんなご時世の中、劇場に来てくださった方には、必ず素敵な時間をお届けします。○伊原六花 コメント誰もが知っている、愛されている作品に出演することが決まって、本当に光栄で夢のようです。昨年残念ながら上演中止となってしまった 『ウエスト・サイド・ストーリー』(以下 WSS)が『ロミオ&ジュリエット』を元にした作品だったので、ジュリエットを演じる事にもご縁を感じます。『WSS』を上演できなかった悔しさや、培ってきた稽古での想いなどをプラスして今回に挑みたいです。ジュリエットは可憐で純粋なイメージがありますが、戯曲を読むと冷静さを持ちつつも16歳という年齢ならではの熱量や行動力がある女の子です。私自身も良いと思ったことには没頭してしまうタイプなので共感できます。歌もダンスも練習をしっかりし、作品に入り込んで作っていきたいです。最大限出せる力を全てぶつけて、ジュリエットと共に成長したいです。○天翔愛 コメントミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、世界の名作でありますし、“純愛”を貫ぬくストーリーや楽曲の美しさが一番心に残っていた作品で、いつか演じてみたいとずっと願っていました。今回、オーディションを通過し、ジュリエットとして出演が決まった時は「夢が叶った!」と驚きと嬉しさで感謝の気持ちが溢れ、震えるほどでした。父に最初に報告したのですが、「選んでくれた方々に感謝を忘れずに作品に取り組むように」とアドバイスをもらいました。私はジュリエットと同じ十代なので、作品のテーマである“愛”に目覚めていくトキメキや愛の力の素晴らしさを、十代ならではの純粋さや感性、一途さで繊細に表現していきたいです。そして初舞台ということに甘えず、全身全霊を込めて歌・ダンス・演技に取り組み、「観に来てよかった」と皆様に心から思っていただけるように頑張ります。○出演者一覧ロミオ:黒羽麻璃央/甲斐翔真(Wキャスト)ジュリエット:伊原六花/天翔愛(Wキャスト)ベンヴォーリオ:味方良介/前田公輝(Wキャスト)マーキューシオ:新里宏太/大久保祥太郎(Wキャスト)ティボルト:立石俊樹/吉田広大(Wキャスト)キャピュレット夫人:春野寿美礼乳母:原田薫ロレンス神父:石井一孝モンタギュー卿:宮川浩モンタギュー夫人:秋園美緒パリス:兼崎健太郎ヴェローナ大公:岡幸二郎キャピュレット卿:松村雄基死 :小㞍健太/堀内將平(Wキャスト)
2021年02月25日俳優・甲斐翔真のカレンダー『甲斐翔真 2021-2022カレンダー』(アミューズ 2,600円)が、3月に発売されることが決定した。予約は3日にオンラインショップ「A! SMART(アスマート)」で開始し、11日までの対象期間内に注文した全てが本人の直筆サイン入りとなる。昨年1月に『デスノート THE MUSICAL』の主人公・夜神月役でミュージカルデビューを飾った甲斐。ミュージカル『RENT』では自身初の金髪姿で最年少のロジャー役を熱演し、現在上映中のミュージカル『マリー・アントワネット』ではフェルセン伯爵役を務めるなど、若手ミュージカル俳優として注目を集めている。今回のカレンダーは「音」をテーマに、音楽や演劇に没頭する日常をイメージして撮影を行った。バスタブに寝そべりながら読書したり、ヘッドホンをして音楽に身を委ねたり、台本を読み耽ったりと、1年間を通して甲斐の様々な姿が楽しめるファン必見の1冊だ。今回のカレンダーについて甲斐は「12枚の写真、それぞれに曲が流れていそうだったり、ピアノの音が聞こえてきそうだったり、風や雨の音がしそうだったりはたまた静寂の音がしそうだったりと、音に囲まれて楽しんでいる自分を写真におさめました」と解説し、「このカレンダーで、皆さんの1年間に寄り添えたら」とコメントを寄せた。
2021年02月03日お出かけや旅行に行くのが難しい近頃。そんなときは、全国各地のお菓子をお取り寄せして、家にいながら旅行気分を味わってみるのはいかが? 今回は、手土産のプロである甲斐みのりさんに動物や乗り物をモチーフにしたもの、缶も含めて可愛いものなど、大人も子どもも見て楽しい、食べておいしい親子で楽しめる全国各地のお菓子を紹介してもらいました。すべてお取り寄せできるので、早速チェックしてみてください!お取り寄せお菓子#01Go To ▶ 東京『明美』の都電もなか 「都電の車庫をデザインした箱入りのもなか。都電型のもなかの皮の中に、北海道産小豆と、白玉からつくったやわらかい求肥が。ひとつずつ、昔なつかしい都電の車輌をデザインした小箱の中に入っています。お菓子を食べたあとも電車遊びが楽しめます」▶お取り寄せ方法電話(03-3919-2354)にて注文都電もなか(10輌入り/車庫型箱)¥1,700(問)明美03-3919-2354お取り寄せお菓子#02Go To ▶ 愛知『青柳総本家』のカエルまんじゅう 「創業明治12年の名古屋の老舗・青柳総本家の『柳に飛びつくカエルのマーク』をイメージした愛らしいおまんじゅう。『旅から無事帰る』などの願掛けの意味も。薄皮の中にはこしあんが入っています。箱には、ハサミで切り取るとカエルのお面がつくれるデザインがほどこされています」▶お取り寄せ方法青柳総本家オンラインショップカエルまんじゅうこしあん(6個入り)¥843(問)青柳総本家0120-016-758お取り寄せお菓子#03Go To ▶ 新潟『越乃雪本舗大和屋』のおいしいおえかき 「和三盆糖を使ってつくられた、クレヨン型のユニークな干菓子。紅茶、チョコ、バラ、キャラメル、和三盆、ゆず、抹茶、コーヒー、8つの色と味が一箱に揃っています。お絵かき遊びをするときのように、楽しい気持ちで味わうことができます」▶お取り寄せ方法越乃雪本舗大和屋オンラインショップおいしいおえかき¥1,782(問)越乃雪本舗大和屋0258-35-3533お取り寄せお菓子#04Go To ▶ 京都『ヒカミヤ』の鬼っこお豆セット 「地元・福知山に伝わる鬼伝説にちなんで誕生した豆菓子。赤鬼は青のり醤油味でほんのりしょっぱく、青鬼は砂糖をまぶして甘い味に。国産大豆を使用して、ポリポリとした食感を楽しめます。鬼がテーマのアニメや漫画がヒットする今、子どもたちも大喜び」▶お取り寄せ方法ヒカミヤ オンラインショップ鬼っこお豆2個セット¥1,300(問)ヒカミヤ090−1730−1532newhikamiya@gmail.comお取り寄せお菓子#05Go To ▶ 東京『カタヌキヤ』のパンダバウム 「型抜きが楽しめる、パンダの形のバウムクーヘン。みんなで集まって遊んでからじっくりと味わってください。アーモンドがふわりと香る、やさしい味わいのプレーンバウムは、日本茶にもコーヒーや紅茶にもよく合います」▶お取り寄せ方法カタヌキヤ オンラインショップパンダバウム(3個入り)¥1,620(問)カタヌキヤオンラインショップ076-207-3620(土日祝除く10:30-17:00) info@katanuki-ya.comお取り寄せお菓子#06Go To ▶ 香川『禾』のこどもクッキー 「『おいしい・安心・安全』な素材を使ったクッキー。上白糖、動物性の油脂、小麦粉、卵、乳製品を使用せず、米粉に、レモン、ココア、イチゴのパウダーを合わせています。アレルギーや食事制限がある子どもも大人も、みんな笑顔でおやつの時間を過ごせます」▶お取り寄せ方法禾 オンラインショップこどもクッキー くだものM(15個入り)¥648(問)禾0879-49-3431お取り寄せお菓子#07Go To ▶ 福岡『千鳥屋本家』のチロリアン 「ヨーロッパのチロル地方に伝わる伝統的なロールクッキーをアレンジしたのが『チロリアン』。歯切れのいい筒状のクッキー生地の中には、コーヒー豆・バニラ・ストロベリー・抹茶、4種類のクリームが。発売以来40年以上愛されるお菓子です。缶のデザインもチャーミング」▶お取り寄せ方法千鳥屋本家オンラインショップチロリアン 丸1号缶¥1,200(問)千鳥屋本家092-737-7881お取り寄せお菓子#08Go To ▶ 兵庫『マキィズ』の神戸ファッションチョコレートハンドバッグ 「明治時代の開港以来、西洋文化をいち早く取り入れ、独自のファッションや洋菓子文化が発展してきた神戸らしいチョコレート。すべてオリジナルのチョコレートを使用し、ミルクチョコレートはまろやかで濃厚な味わいに、ホワイトチョコレートはクリーミーでやさしい風味」▶お取り寄せ方法マキィズ オンラインショップまたは電話(078-862-1424)にて注文神戸ファッションチョコレートハンドバッグ(8個入り)¥3,888(問)マキィズ078-862-1424お取り寄せお菓子#09Go To ▶ 岐阜『ねこの約束』の招き猫マドレーヌ 「日本一の招き猫の産地・愛知県常滑市との縁から生まれたという、招き猫型のマドレーヌ。岐阜県産の小麦やハチミツなど厳選した素材を使って、色とりどりな仕上がりに。レモンを使った黄色は良縁、野菜フルーツ味の赤は病除など、色ごとに願いが込められています」▶お取り寄せ方法イブキスタイル オンラインショップ招き猫マドレーヌ(8個入り)¥2,000(問)ねこの約束058-265-8909お取り寄せお菓子#10Go To ▶ 北海道『札幌 千秋庵』の小熊のプーチャンバター飴 「大正10年創業の老舗菓子店の人気の品。北海道産の豊かなバターの香りと風味をしっかり感じられるバター飴。缶や包みに描かれた『プーチャン』と親しまれる小グマの絵がなんとも可愛らしい。ハガキよりひとまわり小さなサイズの缶は携帯用の小物入れにしても便利」▶お取り寄せ方法千秋庵オンラインショップ小熊のプーチャンバター飴 缶入¥648(問)千秋庵0120-37-8082※すべて税込み価格です甲斐みのり旅、散歩、お菓子、手みやげ、クラシックホテル、暮らし、雑貨などを主な題材に雑誌・書籍・webなどに執筆。著書に『全国かわいいおみやげ』(サンマーク出版)、『たべるたのしみ』(ミルブックス)など。www.loule.netphotography/Chiharu Fukutomiselect&text/Minori Kai
2021年01月30日織田裕二主演、中島裕翔、鈴木保奈美らが共演する「SUITS/スーツ2」が7月27日放送再開。放送された3話では甲斐と蟹江の“友情”と、甲斐が幸村に送った「あなたを守る」という言葉に多くの視聴者が注目している。本作は全米メガヒットドラマの日本版として2018年に放送された1stシーズンの続編。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午に織田さん、アメリカ留学から帰国した天才ニセ弁護士・鈴木大輔に中島さん。2人が勤務する幸村・上杉法律事務所の共同代表・幸村チカに鈴木さん。パラリーガルの聖澤真琴に新木優子。甲斐の秘書・玉井伽耶子に中村アン。甲斐のライバル弁護士・蟹江貢に小手伸也。「幸村・上杉法律事務所」のもう1人の代表・上杉一志に吉田鋼太郎。その娘・上夏美に森七菜といったキャスト。大輔が帰国し再び甲斐と共に働き始めた矢先、上杉が妻の死をきっかけに事務所に復帰しようとし、上杉の復帰を阻止しようとする甲斐やチカたちとの攻防がはじまる…というのがこれまでの物語。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では上杉がシニアパートナーの過半数の票を集めて代表権の交代を画策するものと考えたチカが、甲斐に企業再生部門の瀬川修一(笹野高史)を味方につけるよう命じる。大輔はチカからディナーに誘われ、幼い頃のことなどをいろいろと尋ねられ、その目的がわからず困惑。そして瀬川のもとを訪ねた甲斐は、チカに対して不満を抱く彼から建設中の商業ビルプロジェクトを潰せという案件を提案される。一方、経済誌の“アソシエイトが選ぶ働きやすい法律事務所”という記事で「幸村・上杉法律事務所」がワースト2位だったことで、東大ロースクールがインターンシップの廃止を検討しているとチカに責められる蟹江。東大ロースクールから抜き打ちで視察に来た真野を出迎えるが、真野からアソシエイトが蟹江の仕事ぶりに不満を抱いていると指摘されショックを受ける…というストーリー。昔話に花を咲かせた後、「1度だけ言ってやる。特別だ。蟹江先生、君はすごい」と落ち込む蟹江を励ます甲斐。普段はいがみ合いながらもお互いをリスペクトするその姿に「お互い支え合ってリスペクトして凄くいい関係」「甲斐先生と蟹江先生の戦友感すきだなぁ」「昔話に花が咲いている姿にジーンとくる」などの声が次々と送られる。そしてラストでは上杉との“戦い”が迫るなか、甲斐が幸村に「約束しますよ。私はどんな状況になろうと、あなたを守る」と告げるのだが、このシーンにも「甲斐先生かっこよすぎませんか…」「甲斐先生とチカさんの関係本当に素敵です」といった声や、「東京ラブストーリーかよー」「これは?ラブストーリーか?」と織田さんと鈴木さんの共演作「東京ラブストーリー」を連想した視聴者からの感想も寄せられている。(笠緒)
2020年07月27日『デスノート THE MUSICAL』のプレスコールが19日に東京建物 Brillia Hallにて行われ、村井良大、甲斐翔真、高橋颯、吉柳咲良、パク・ヘナ、横田栄司、今井清隆が登場。村井・甲斐・髙橋・吉柳が取材に応じた。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月(村井良大・甲斐翔真)が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。プレスコールでは「ゲームのはじまり」「恋する覚悟」「秘密と嘘」「哀れな人間」「死のゲーム」の5曲を披露。村井は「いよいよ始まるというのが、率直な感想です。わくわくしながら待っていたので、今から楽しみです」と気持ちを表した。初舞台となる甲斐は「最初は右も左もわからなくて、『稽古って何!?』というところから始まったので、颯くんと一緒に頑張ってきて、早く皆さんにお届けしたいというのが不思議です。2カ月前の僕からしたら考えられない。早く『デスノート THE MUSICAL』の魅力を伝えたいんだという気持ち」と頼もしい様子。初ミュージカルの高橋も「翔真は芝居経験もあるので助けられた面もあって。表現方法だったり、客観的に見たらどうか、というところも研究したりして、お世話になっていました」と感謝する。村井は「Lがライトにお世話になっていました」と笑顔を見せた。村井は甲斐に対し、「今、22歳だもんね。すごくフレッシュで勉強になることばっかりでした。僕は31歳なんですけど、ブレザー大丈夫かなって思ってて……」と苦笑。逆に甲斐は村井について「稽古の時点で、『やっぱ違うな』と。組み立ててお芝居を作っている人なんだとすごく感じて、今の僕にはできないし、すごく勉強になりました。めちゃくちゃ相談してました」と語る。村井も「2人で相談して、Wキャストで良かったなという感じでした」と振り返った。一方高橋は、気持ちを作るために稽古場でも引きこもっていたようで、「1人で座ってる」(村井)、「ずっとLなんですよ」(甲斐)と暴露される。高橋は「袖で楽しく話してると、そのLになっちゃうんです。未だに悩み。笑顔のL、いやじゃないですか」と苦労を明かす。甲斐は「横田塾という名の元、舞台に立つことしゃべることを学んで、台本を一緒に読み合わせしていただきました」とリューク役の横田の教えを明かし、高橋も「みっちりやったよね。『見事だ』『み、が聞こえない』とか」と再現すると、村井は「お金払っていいレベル」と感心していた。またヒロインの吉柳は「ヘナさんとのシーンをいっぱいやっているので、ヘナさんのすごさを肌で感じます」と称賛しつつ、「どうしても、引っ張ってもらっているような感覚になるので、負けじとぐいぐい行って。『この子を守りたい、助けたい』と思われるような海砂にできてるんじゃないかと、今は自信を持って言えると思います」ときっぱり。最後に意気込みを聞かれたキャスト陣だが、高橋は「Lが椅子に座っているセットの時に、本物の苺が置いてあるんです。それを本番中食べるのが楽しみです」と意外な回答で、周囲は爆笑に包まれていた。公演は東京建物 Brillia HALLにて、1月20日~2月9日。
2020年01月19日2020年1月に『デスノートTHE MUSICAL』がオール新キャストで開幕する。主人公・夜神月を演じる甲斐翔真(村井良大とWキャスト)に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描いた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、<音楽フランク・ワイルドホーン×音楽監督ジェイソン・ハウランド×演出 栗山民也>というコラボレーションで2015年に初演された“デスミュ”。再演、海外公演を経て、3年ぶりオール新キャストで上演される。オーディションで主演・月(ライト)役を勝ち取り、初舞台を踏む甲斐。「自分が出せるものは全力ですべて出します。まだ皆さんに追いつけていないものがあるぶん、熱量は誰にも負けずに持っていたい。真ん中に立てるだけの熱量を出せるように、今はやるしかないです。この作品で僕の人生が変わるかもと思っています」と意気込み十分。念願だったというミュージカル出演が叶い、「今は歌稽古中ですが、やってみると“曲を練習する”というよりも“曲を育てている”感じ。人に感動を与えるためには、こだわってこだわって、お客様の二手先三手先にいないといけないんだとわかりました。日々できないことだらけですが、それを成し遂げていくのが楽しいです」と生き生き語る。月という役については「考えれば考えるほど印象が変わる人」と模索中。「この舞台で描かれるのはキラに呑み込まれて堕落していく月ですが、デスノートに出合う前は純粋に正義を愛していたわけで。デスノートに人生が狂わされてしまったかわいそうな人だと感じることもあります」。共に月を演じる村井については「めちゃくちゃ頼れるお兄ちゃんです。 稽古では村井さんがどのなよう芝居にしてくるのかをみることができるので楽しみですし、先輩の背中をみさせていただきながら必死に頑張ります!戦友のような気持ちでいます」と語っていた。オール新キャストで作り上げる今作。甲斐は「曲も台本もブラッシュアップしているので、初演や再演を観られた方もまた新しい気持ちで観ていただけると思います。僕自身も、以前は過去作のDVDを擦り切れるほど観ていましたが、今は自分たちの世界をつくりあげることに専念しています」と話しつつ、最後に、浦井健治、柿澤勇人と実力派キャストが演じてきた月を初舞台の新星として引き継ぐ気持ちもひとつ明かしてくれた。「僕のことを“誰?”“本当に大丈夫?”と不安に思っている方もいると思うけど、そういう方を作品に連れ戻すということをやりたい。だって悔しいから」。そう語る彼の表情はキリリと光る。開幕が一層楽しみになった。公演は2020年1月20日(月)から2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLにて。取材・文:中川實穂
2019年12月27日俳優の甲斐翔真が16日、東京・日比谷のHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEでカレンダー『甲斐翔真 2019年カレンダー』(発売中 2,500円税込 販売元:アスマート)の発売記念イベントを行った。2020年1月から公演がスタートする舞台『デスノート THE MUSICAL』で主人公の夜神月役を、1月24日には出演映画『シグナル100』の公開予定など、次世代の俳優として今後の活躍が期待される甲斐翔真。そんな彼が、3年連続でカレンダーを発売し、この日は発売記念イベント前に報道陣の取材に応じた。カレンダーについて甲斐は「前回、前々回と違うところは、ハイセンスなオシャレの中で普段の僕にはないようなものを引き出してもらいました。今回は毎月お花がテーマとなっています」と説明し、自身の誕生月でもある11月の写真がお気に入りだという。その理由を「11月14日の誕生花はデルフィニウムで、花言葉が"清明"なんです。この写真自体も好きですし、お花も青でバックも青。青めのグレーでセットアップしていたので、好きな写真ですね」と説明。また、カレンダーイベントの定番の質問でもある「どこに置いて欲しい?」という問いには「欲を言えば何個か買って色んな所に」と話して笑いを誘いつつ、「トイレだと毎日対面して見られるし、せっかくなので目立つところに置いて欲しいです」とアピールした。今月から稽古が始まる舞台『デスノート THE MUSICAL』は、甲斐にとって初主演のミュージカル。「初舞台で初主演、しかも『デスノート』という大きな作品。そこで主演をやらせてもらえるのはかなり大きなことだと思っています。俳優人生4年目ですが、かなり大きな転機になると思っているので、身を引き締めてやっていきたいですね」と抱負を。また、残り1カ月半となった2019年を「かなり充実していましたが、自分的にはもっと出来てもっとギアを上げないといけないと感じた年でした。2019年は来年のための助走だったかもしれません」と自己分析しつつ、2020年は「カレンダーのテーマでもある"花"を咲かせられるように、2020年は楽しみながら質を上げて皆さんの前で名前や顔を露出できるように頑張っていきたいと思います」と意欲を見せていた。
2019年11月17日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』に出演する、甲斐翔真・高橋颯の歌唱映像が16日、公開された。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月(村井良大・甲斐翔真)が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。今回公開されたのは、月役の甲斐(Wキャスト)とエル役の高橋が歌う「ヤツの中へ」ミュージックビデオ。原作にもある、月とエルがテニスをしながらお互いの腹の内を探り合うシー ンでのビックナンバーとなっている。楽曲を手掛けるフランク・ワイルドホーンは、日本でも長く愛され続けている名作ミュージカル『ジキル&ハイド』や、『ボニー&クライド』『シラノ』『笑う男』『マタ・ハリ』 など数々の作品を手掛け、これまでにはホイットニー・ヒューストンなど名立たるアーティストにも楽曲を提供する。2015年の日本初演以降、韓国・台湾でも大ヒットを記録している日本発のオリジナルミュージカルが、 新キャストとして生まれ変わった姿を見せた。公演は東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて2020年1月20日〜2月9日。ほか静岡、大阪、福岡公演を予定している。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年08月16日2020年にオール新キャストで上演される『デスノートTHE MUSICAL』。夜神月役はダブルキャストで、うち一名は全国オーディションで決定することになっており、先月末にはオーディション枠以外の新キャストが発表されていました。5月13日、ついにオーディションによって選ばれた夜神月役が決定。本人のコメントと共に、公演概要を詳しくご紹介します。オーディションで選ばれた新・夜神月役は「甲斐翔真」応募総数2416名の主役オーディションで、見事に夜神月役を射止めたのは「甲斐翔真(かいしょうま)」さん。2016年「仮面ライダーエグゼイド」でデビュー以降、話題のドラマや映画に立て続けに出演。オーディションでは、舞台未経験ながらも真っ直ぐでエネルギー溢れる歌声と演技を披露し高く評価され、今回の起用が決定しました。主な出演作・テレビドラマ『仮面ライダーエグゼイド』『ゼロ 一攫千金ゲーム』『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019』・映画『覚悟はいいかそこの女子。』『君は月夜に光り輝く』コメント “『デスノート THE MUSICAL』で初舞台を踏ませて頂きます。素晴らしいキャストの皆さんとご一緒させて頂けることを心より嬉しく、光栄に思うと同時に、この大きな舞台に立たせて頂く興奮と不安が、同時に押し寄せております。もともとミュージカルが大好きで、いつか自分も舞台に立ちたいと強く思っていたので、今作品のオーディションを絶対に決めたい!!と臨みました。プレッシャーもありますが、栗山さんのご指導のもと、とにかく公演に向けて日々鍛錬していきます。どうぞよろしくお願いいたします。”出典:『デスノートTHE MUSICAL』新キャスト発表!村井良大(夜神月役) ※ダブルキャスト「仮面ライダーディケイド」に出演し人気を博しブレイク。現在公演中の舞台『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』でも主演を務め、6月・10月にも主演作品が控える。今注目される若手実力派俳優の一人。髙橋颯 (エル役)2018年9月よりソロシンガーとして活躍。透明感と優しさを合わせ持つ歌声で、本作が初舞台・初ミュージカル。吉柳咲良(弥 海砂役)「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンPURE GIRL2016」グランプリ受賞。2017年のミュージカル『ピーターパン』で、史上最年少タイの13歳で10代目ピーターパンを演じ、以後3年連続主役のピーターパンを務める。西田ひらり(夜神粧裕役)ダンス&ボーカルグループ「ONE CHANCE」で活躍し、津軽民謡で全国大会への出演経験を持つ。本作がミュージカル初出演となる。パク・ヘナ(死神 レム役)韓国ミュージカル界の歌姫と評され、映画「アナと雪の女王」では韓国版の劇中歌を担当。『デスノートTHE MUSICAL』の韓国版では初演、再演とレム役を演じている。横田栄司(死神 リューク役)舞台・映画・ドラマと幅広く活躍。蜷川幸雄演出のシェイクスピアシリーズに多数出演。演劇作品で欠かせないベテラン演技派俳優。主な出演作品に、舞台『ヘンリー五世』『ハムレット』『ヴェニスの商人』など。今井清隆(夜神総一郎役)劇団四季時代には『美女と野獣』の野獣役、『オペラ座の怪人』のファントム役などを演じる。退団後は数々の舞台に出演し、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではジャン・バルジャンを長年演じている。『デスノート THE MUSICAL』公演概要上演時期2020年1月※地方公演、海外公演あり(予定)会場豊島区立芸術文化劇場(新複合施設「Hareza (ハレザ) 池袋」2019年秋オープン)キャスト村井良大甲斐翔真髙橋颯吉柳咲良西田ひらりパク・ヘナ横田栄司今井清隆川口竜也/小原悠輝/金子大介/鎌田誠樹/上條駿/長尾哲平/廣瀬真平/藤田宏樹/本多釈人/松谷嵐/渡辺崇人/石丸椎菜/大内唯/コリ伽路/華花/濵平奈津美/妃白ゆあ/町屋美咲/湊陽奈/森莉那クリエイティブスタッフ音楽:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子ほか(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年05月13日戦後間もない日本にチョコレートを普及させた「メリーチョコレート」戦後間もない昭和25年、目黒区の小さな作業場で誕生した「メリーチョコレート」。日本にまだ“本物のチョコレート”という価値観がなかった時代から、原料や製法に徹底してこだわり、口溶けのいいチョコレートを作り出してきました毎年2月になると、日本のまちじゅう、甘い香りが漂うようなバレンタインデーも、日本で最初に始めたのがメリーチョコレート。東京タワーが誕生した昭和33年、社員がパリに住む友人から受け取った絵葉書に「パリでは2月14日にバレンタインデーと言って、花やカードやチョコレートを贈る習慣がある」と買いてあったのをきっかけに、都内の百貨店で「女性から男性へチョコレートを贈る」というスタイルを提案。けれども初年は苦戦して、50円の板チョコレート3枚と、20円のメッセージカード1枚、わずか170円の売り上げだったそう。2年目のバレンタインデーは、鉄筆で「TO」と「FROM」と描いたハート型のチョコレートに、自分と相手の名前を入れるサインチョコレートを販売したところ、これまでなかったアイデアが注目を集め、少しずつバレンタインが知られるように。その頃、ちょうど女性週刊誌が次々と創刊され、バレンタインデーは年に一度、女性から男性に愛の告白ができる日として、特集されるようになりました。メリーチョコレートには、個人的にも大きな思い出がある私。中学生になり、初めてクラスメイトにチョコレートを贈るため、友人と電車に乗って少し大きなまちの百貨店へ。そこで選んだのがメリーチョコレート。女性の横顔のロゴマークに背中を押されるような気がしたのです。 丸の内KITTEメリーズカフェで見つけた新ブランド「ルルメリー」最近では、百貨店にバレンタインデーの特設コーナーができると、いくつかの会場をくまなく見て回るのが習慣に。そこで、フランスの漫画家、レイモン・ペイネのシリーズや、マトリョーシカ、フルーツをモチーフにした愛らしいシリーズに足をとめ、自分のためにチョコレートを買って帰ったところ、あとから、それら全てをメリーチョコレートが手がけていると気がついたのです。そうして一年前の秋、偶然に、丸の内のKITTE1階にあるメリーズ カフェで見つけたのが、メリーチョコレートの新ブランド「ルル メリー」。静かな物語を秘めたような絵画的で詩的で気品に満ちたパッケージデザインに衝撃と表したくなるほど感動し、ほぼ全種類のお菓子をまとめ買いして持ち帰り食べてみたところ、味わいも格別。うっとりとする口溶けとカカオのコク、フルーツやナッツのアクセントに魅せられ、ファンに。特別な贈りものはルル メリーで求めるようになりました。一目見たときから、そうかな、と想像はしていたけれど、デザインは大好きなデザイン会社・ドラフト。中身を食べ終えたあとのパッケージは、仕事机の前に並べて飾っています。そんな折、メリーチョコレートの2019年バレンタインチョコレートについて、広報の皆さまや、トップショコラティエであり、サロン・デュ・ショコラ パリに出展した当初からプロジェクトメンバーとして参加する、大石茂之さんに直接お話を聞く機会を得て、丸の内のKITTE1階にあるメリーズ カフェに伺うことに。 クリスマスや手土産にも喜ばれるはず日本にバレンタインデーが根付くまで、サロン・デュ・ショコラ パリへの取り組み、10以上あるブランドのバレンタインチョコレートの紹介と、大充実の時間を過ごしました。メリーズ カフェでは、チョコレートドリンクやデザート、コーヒーやサンドイッチなど店の中で味わえたり、ルル メリーの全商品を求めることができたり。チョコレートの量り売りや、好きな材料をその場で選んで、自分だけのオリジナルチョコレートをその場で作ってもらえる「オーダーショコラ」コーナーもあります。ちょうど今は、クリスマス限定のオーダーショコラや、冬季限定のショコラサブレのパッケージもあって、訪れるのにいい季節。バレンタインはもちろんだけれど、クリスマスや普段の手みやげにも喜ばれる、メリーチョコレートのチョコレートです。 チョコレート、クッキー生地、ナッツが三重奏を奏でる「ショコラサブレ」のシリーズ。16枚入り、8枚入り、2枚入りとあって、右上の赤いバラの箱は冬季限定。クリスマス限定販売のオーダーショコラ「クリスマスショコラ」。赤・黄・緑のオーナメントのような丸いチョコレートは、口の中でパチパチと弾けるキャンディー入りのチョコレート。素材は、カカオ75%のチョコレート、バター、砂糖、卵のみ。オリジナルのレシピで作るショコラテリーヌの中から。フルーツブランディに漬け込んだグリオットチェリーをトッピングした「ショコラテリーヌ グリオット」。新商品の「ガトーショコラ」。オランジュとレーズンの2種類があり、2個入り、4個入り、6個入りと3タイプのギフトボックスは絵画的なモノトーンの世界。メリーズ カフェの「オーダーショコラ」コーナーで、「クリスマスショコラ」を作ってもらっているところ。「オーダーショコラ」には、ホールケーキほどの大きなサイズもあります。大勢の集まりの手みやげに。3種類の「ショコラテリーヌ」。「ガトーショコラ」の、3タイプあるパッケージ。右上に写っているのは、自分へのご褒美に数種類まとめ買いしたくなる「ショコラタブレット」。メリーズ カフェで味わえるデザート。季節ごと変わります。 2019年のメリーチョコレート・バレンタインで楽しみにしているブランドが「メリートリュフル」。みずみずしい国産フルーツの味や香りをとじこめた、口溶けのよいトリュフ。瀬戸内レモン、とちおとめ苺、ルレクチエ、アップルマンゴーの他、ラブレーズン、カルヴァトス、グリオットと、お酒とフルーツのトリュフも。
2018年12月24日名古屋のまちなかが賑わう「やっとかめ文化祭」やっとかめ文化祭「名古屋かわいい和菓子めぐり」のリーフレット。イベント中に無料配布していたもの。毎年秋に、名古屋のまちなかを舞台に、さまざまなイベントが開催される「やっとかめ文化祭」。狂言や歌舞伎などの伝統芸能を街角で上演する「芸どころまちなか披露」、歴史や文化を学ぶ「まちなか寺子屋」、講師の説明を聞きながらテーマに沿ったコースを歩く「まち歩きなごや」、老舗料亭でお座敷芸などを楽しむ「お座敷ライブ」など、多様なプログラムが約3週間に渡り開催される。その中の一つ、和菓子をテーマにした企画の案内人を、昨年に引き続き担当させていただくことに。タイトルは「名古屋かわいい和菓子めぐり」。参加店は、「青柳総本家 KITTE名古屋店、一朶、OHAGI3 守山本店、覚王山 不老園、亀屋芳広 本店、川口屋、御菓子司 桔梗園、御菓子司 菊屋、御菓子司 菊屋茂富、 尾張菓子 きた川、きよめ餅総本家、あられの匠 白木、雀おどり總本店、大黒屋本店、御菓子所 つくは祢屋、納屋橋饅頭万松庵 大須万松寺通店、御菓子司 不老園正光、万年堂、御菓子司 美濃忠、むらさきや、御菓子司 もち観、餅文總本店 本店、両口屋是清 栄店」の23店舗。その全てを巡って和菓子を味わい、和菓子の味や形、色使い、ネーミング、店の内装や包み紙、職人さんの人柄など、あらゆる角度から名古屋の和菓子が持つ「かわいらしさ」を見つけた。茶どころ名古屋は、和菓子の名店揃い。今では名古屋が、京都や金沢のように和菓子のイメージがないのが意外なほど、名古屋の和菓子に魅せられるように。名古屋の喫茶店文化が何十年かけて全国に知れ渡ったように、名古屋の和菓子文化もきっと、多くの人に知られるようになると信じて。やっとかめ文化祭「名古屋かわいい和菓子めぐり」で紹介した店は、イベントが終了したあとも、名古屋の和菓子を食べ歩く参考にぜひ。和菓子めぐりをするさなか記録した、和菓子屋さんの“チャームポイント”「餅文總本店 本店」で求めた、コーヒー味のお菓子。コーヒー羊羹を、しっとりとした浮島生地ではさんでいる。「きよめ餅総本家」では、洋菓子も販売。ブランデーケーキなど、この包み紙で包んでもらえる。「きよめ餅総本家」の和菓子の包み紙はこちら。鮮やかなだいだい色にシルバーのプリントが洒落ている。美麗な「むらさきや」の掛け紙。菓子の「菓」の字を意匠化している。あられの匠 白木」の「吹きよせ 菓憐」。進物用の2袋セットの愛らしい包み。こけしなど、郷土玩具が描かれた、「万年堂」の包み紙。お願いすれば、どのお菓子でもこちらで包んでいただけるそう。「OHAGI3 守山本店」の、おはぎの箱。横たわる木の棒は、割り箸。「OHAGI3 守山本店」では、おはぎ入りの特製パフェも味わえる。「青柳総本家」のういろうの箱は、かつて柳宗理が手がけたものをモチーフにデザイン。大黒様の輪郭の中に店名。「大黒屋本店」のシール。「御菓子司 桔梗園」には、愛らしい形の干錦玉が。「亀屋芳広 本店」の「鯛パイ」。お祝いごとがあるときに注文したい!「御菓子所 つくは祢屋」の、熱田神宮にちなむ伝統的なお菓子。藤団子、春敲門、筑羽根。「御菓子司 美濃忠」の慶弔事のお菓子「子だから」。大きな薯蕷饅頭の中に5色の小型薯蕷が。 Louleのホームページはこちら
2018年12月01日先月も会って、今月も会う。東京と京都、別々の場所で暮らしていても、定期的に会うことができるし、「またね」と手を振って別れられる友だちがいることは、とても貴重でありがたい。大人になると、互いに生活や仕事が忙しく、都合を合わせづらくなるものだから。京都には、よく一緒に旅をしたり、興味が赴く場所へともに出かけられる友だちがいる。私が年に幾度か、仕事で関西に出向くことがあるので、仕事の前後にともに過ごす。京都を“ホーム”に感じられるのも、その友だちのおかげ。顔を合わせた途端、あれもこれもと、話したいことが溢れ出す。30歳過ぎてできた友だちは、一緒にいてとても楽だ。自分はどんなふうに人と付き合うのが向いているか、ある程度分かっているから、付き合いに面倒も無駄もない。 京都で仕事を終えた翌日、お昼前に連絡を取り合い、“いつもの本屋”「誠光社」で待ち合わせ。そこから東山五条に向かい、ずっと行ってみたかった、昔ながらの焼きそば専門店でお昼ごはんを食べるのに付き合ってもらった。職業柄、より多くのお店に入り、飲んだり食べたり、旅先では常にお腹が膨れている。そんなとき、同行者がいると、もう一品別のものが注文できたり、量が多かったら分け合ったりと、助けられる。この日も、ちょっと個性的だと噂に聞いていた店だったから、友だちがいてくれて緊張がほぐれた。お昼を食べたあとは、もう一人奈良から駆けつけてくれた友だちとも合流し、東山地区を歩いて巡った。綿菓子専門店「JEREMY & JEMIMAH」の綿菓子は、大人の顔より大きくて、三人で分け合ってやっと完食。途中でお茶をしたり、神社に立ち寄ったり、気ままに店に入ってみたり。半分、修学旅行生気分で、心が浮き立つ。 夕方には、さらに二人(お母さんと、赤ちゃん)合流して、友人・知人が出店をしている、左京区のおまつりへ。あちらではライブ、こちらでは太鼓踊り、そこらじゅうの出店をのぞき込んだり。ああ、楽しい。夏の最後の、大切な思い出。「次は秋にね~!」と手を振って、京都駅行きのバスに乗った。 Louleのホームページはこちら
2018年09月09日今年のお盆は休みをとらず、ワークショップやトークショーと、積極的にイベントの現場に立った。原稿を書く間は仕事場にこもりきりで、直接読者に会える機会はとても貴重。特に夏休みの間は、親子で参加できるイベントが役立つのではと、小さな子どもでも楽しめるワークショップを考えた。会場は浦和パルコ。イベント名は「浦和パンと地元パン」。パンを愛するもの書きとして敬愛するパンラボの池田浩明さんにお誘いいただき、会場で販売するパンのいくつかを選ぶことになった。池田さんは埼玉のパン屋さんに声をかけ、私は日本各地に根付くパンを集める。パンにまつわる本や雑貨の販売コーナーがあったり、パン研究のパネルがあったり、香ばしいパンの匂いに満ちた幸せな3日間だった。ずっと前からやってみたいと思っていたワークショップもついに実現。テーマは「かおパンをつくろう」。昔から、ホットケーキやオムレツやおにぎりパンや、食べものに顔を描くのが好きで、自宅だとハムやチーズを使って、人や動物の顔をしたホットサンドを作ることがある。イベント会場にキッチンはなく、子どもも多く来場するので、今回は簡単に体験できる方法を考え、材料は手が汚れにくいお菓子で揃えた。色々な形のビスケット、チョコレート、マシュマロ、ドライフルーツなどで、食パンをキャンバスに、自由に顔を描く。決断力が早く瞬時に仕上げる子。こだわりが強く一つ一つ慎重に材料を選ぶ子。それぞれ個性が出て面白い。できあがった顔も、作った人になんだか似ている。家にある材料でできることではあるけれど、「家だとつい、食べもので遊んではいけないと制してしまう」「材料を揃えるのが面倒で、家ではなかなか実践できない」などと、お母さんやお父さんにも喜んでいただけた。ワークショップの翌朝は私も、残った材料で“かおパン”作り。眉、目、鼻、口、頬……とパーツをパンにのせる、ゆったりとした朝のひととき。夢中で楽しみ、写真を撮るのも忘れて、そのまま口へ。“かおパン”作りは、一日の始まりを豊かに感じられる、休日の朝の過ごし方。Louleホームページはこちら
2018年08月19日「みんなにとっての一年は、十分の一。それが先生にとっては三十分の一。今は一年て長いなあと感じるだろうけど、おとなになるほど、一年はあっというまに過ぎるんだよ」。小学生のとき先生から聞いた言葉を、最近よく思い出す。これまでずっと同じ速度で月日は流れているはずなのに。この数年、地球の回転が加速しているかのような錯覚を覚えることが増えた。子どもの頃は、夏休みや誕生日やクリスマスを、指折り数えて楽しみに待った。「ああ、まだ一日しか過ぎていない。長いなあ。まだかなあ。時間を飛び越え、早くクリスマスがきたらいいのに」と。もう三月。この三ヶ月の間に、中国、宮崎、大分、岡山、静岡、愛知、和歌山、広島と旅をした。東京にいる間は毎日のように新刊の撮影で、あちらこちら飛び回る。それが自分の仕事なのだから、ありがたいし、なくては困る。それでも五年先くらいには、もう少しゆっくり速度を落として、朝から夜に移り変わる時間や、季節の変化を、じっと見つめられるような“隙間の時間”をもっと持とう。今の私の年齢は、人生の折り返し地点。時間は無限でなく限りがあることを知っている。十年前までは「持ちたい」とぼんやり願っていたことも、この頃は「持つのだ」と自らに決意表明するようになった。どんなふうに一日が過ぎても、あいかわらず毎日の楽しみはおやつの時間。明日は何を食べようか。最近の、おやつと贈り物の定番は、メリーチョコレートの新ブランド「ルル メリー」のチョコレート菓子。こちらは、プレーン、さくらんぼ、オレンジと、3種揃う、ショコラテリーヌ。贈り物用のラッピング。蜜漬けのさくらんぼがついた、ショコラテリーヌ「ショコラテリーヌ グリオット」。4種の味のスフレセット「ルルスフレ」。しっとりとなめらかな舌触り。ルルスフレの箱。ああ、また、捨てられない箱!ルルスフレの4個セット。個別でも販売。
2018年07月30日