皆さんは付き合っている恋人や別れた元恋人との悲惨な出来事はありますか?いい思い出よりも心に残ってしまうことってありますよね…。今回は実際に募集した「恋人との悲惨な出来事エピソード」をご紹介します。アイドルのライブに行きたくて…彼女と付き合う前からあるアイドルグループが好きでした。アイドル好きだということを彼女に知られたくなかった私は、普段からバレないように気をつけていました。あるとき、そのアイドルグループがライブツアーを開催するということを知り、いくつかのライブに申し込むと初日のライブチケットが当たったのです。そのライブを楽しみにしていた私でしたが、ちょうどそのライブの日が付き合って300日記念日だったらしく彼女から「どこか出掛けよう」と提案されました。しかしどうしてもライブに行きたかった私は正直にライブのことを伝えると…。出典:lamire無言で携帯を奪われ、キャンセルされてしまったのです!あのときの彼女の顔が怖くてどうしても忘れられません。(男性/会社員)同棲するため就職先も変えたのに…彼が遠くの大学に行ってしまい寂しかったので、同棲するために就職先を彼が住んでいる県にしました。知らない場所で友達もいない中、同棲生活をしていましたが、大学生活が楽しくなった彼は研究室で好きな人ができ、振られてしまいました。同棲していた家も出なくてはならなかったので家もなく、知らない土地で好きな人に振られてしまい、かなり辛い思いをしました。(女性/主婦)いかがでしたか?悲惨で苦い思い出だからこそ、心に残ってしまいますよね…。できれば、楽しい思い出だけであってほしいですね。以上、恋人との悲惨な出来事でした。次回の「恋人との悲惨な出来事エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月02日BTS(防弾少年団)寝耳に水とはまさにこのこと。『BTS活動休止』のニュースに、悲鳴をあげたARMY(BTSのファン)も多いだろう。ネット上には「9年目をお祝いしたばかりなのに残念すぎる」「7人揃ったバンタン(BTS)が好きだったのに」とBTSロスを訴えるARMYの声があふれた。BTSといえば、世界の音楽シーンで数々の偉業を成し遂げ、今後は彼ら自身が自らの記録を塗り替えていくと期待されていたワールドスター。ファンならずとも同じアジア人として、グローバルに輝く彼らを誇らしく思っていた人は少なくないだろう。さらに今月には最新アンソロジーアルバム『Proof』が発売されたばかり。ただ、このアルバムの発売にあたり、リーダーのRMは所属事務所のBIGHIT MUSICを通じて意味深な言葉を残している。リーダー・RMの“意味深”な表現「『Proof』はデビュー9周年を迎えたBTSが第1章を終える特別なアルバムだ」第1章を“終える”と表現したことが何を意味するのか、今となっては今回の報道とオーバーラップする。BTS自身が活動休止に言及したとされるのが、今月14日に公式YouTubeチャンネル「BANGTAN TV」を通じて公開された映像「防弾会食」。RMは「公式記事で伝えるには重すぎるし、Instagramに投稿するような軽いことじゃないから、この場を設けた」とし、続いて他のメンバーも、グループとしての成功が一人歩きしていくことへの戸惑い、義務感で活動を続けることへの葛藤、1人で考える時間を全員が必要としていることを涙ながらに訴えた。これに対して所属事務所はすぐさま火消しに走り、活動休止説を否定。「音楽番組の出演も予定しており、グループ活動は継続する」とコメントしている。しかしこれに関しても気になるコメントをしているメンバーがいた。リードボーカルのVが“涙の会食”公開前日に、動画配信サービスV LIVEの生配信でこう口にしている。「今日、M COUNTDOWN(韓国の音楽番組)の事前収録を終えて、V LIVEをしにきました」という挨拶のあと、「(3つの)音楽番組の事前収録は全部終わって……ええと……終わりました」言い淀むこと約20秒。何か思うところがあったのだろうか。収録が「全部終わった」という完了形の言い方が意味深だ。時系列でいうと、配信はV LIVEの方が1日早いが、涙の会食はそれ以前に収録されたと思われる。VはV LIVEで「(1番最後の音楽番組のために)パーマをかけた」と報告しているが、会食時はヘアスタイルが違うことからも、それが見て取れる。沈黙の間に、メンバーとともに思いを吐露した会食を思い出していたのだろうか?その会食ではRMが「しばらくはカメラの前で僕らが集まることはなくなる」と発言。それらの意味ありげなコメントにより、今後本当にグループでの活動が継続されるのか、確信が持てないでいるファンの声も多い。「自分たちの成功のトロフィーを100%とすると、そのうち50%はARMYのおかげ。メンバー個人の功績はトロフィーの端っこにすぎない」昨年、ロサンゼルスコンサートの記者会見でRMが発した言葉が表すように、BTSは世界のトップに立っても謙虚で勤勉、そして常にARMYへの感謝を忘れない。しかしそれゆえに自分を犠牲にし、大きすぎる成功に思い悩むことも多かった。過度な期待によるプレッシャーから、V、そして同じくリードボーカルのJINが、かつて“燃え尽き症候群”に苦しんだことを告白。リードラッパーのSUGAも、「15階まで行ければと思っていたら60階まで来てしまった」と、想定外の高みに違和感を語っている。今回の活動休止説に対するファンの反応は、ショックであるとしながらも「あの映像を公開したのだから、事務所は彼らの思いを尊重すべき」「アウトプットさせ続けるだけというのは無理がある」「人気絶頂の中、勇気ある決断」と肯定的だ。今後のBIGHIT MUSICの対応に注目が集まる。件の会食で、最後にRMはこう語った。新曲の歌詞に込められた“匂わせ”「私が言いたいことは、(新曲の)Yet to COMEに込めてある」ニューアルバムに収録された同曲では、RM、SUGA、そしてリードラッパーでありメインダンサーのJ-HOPEも作詞に参加。歌詞は“音楽が好きな普通の人間”“肩書きだらけで不自由”など多忙を極めて身動きが取れなくなったBTSを象徴しているようで、メンバーが伝えたかったメッセージそのものにも思える。結局のところ、メンバー自身はグループ活動の継続を望んでいるのか?そんな疑問に答えるように、活動休止報道の翌日16日に、メインボーカルのジョングクがV LIVEで発言。「広まってしまった誤解を解きたい。僕たちにはまだ、グループとしての活動予定がたくさんある」「BTSは永遠です」コロナ禍で思うように活動ができず閉塞感にもがきながらも、メディアを通してファンにパフォーマンスを届け、世界中を勇気づけたBTS。新曲で彼らが発するメッセージ通り、「best moment is yet to come(最高に輝く瞬間はこれから)」と信じたい。
2022年06月16日OnlyOneOfのメンバー(写真左から時計回りに)リエ、ジュンジ、ナイン、ミル、キュビン、ユジョン 撮影/矢島泰輔「わー、かわいいですね!」「キティちゃん!」週刊女性バックナンバーに載っているハローキティを見てニコニコ顔。 ’19年に韓国でデビューし、今年5月18日に日本デビューしたK−POPの期待の星、OnlyOneOfだ。圧巻のダンスや男性的な色気と繊細さで日本でも早くも注目の的だが、キュートな素顔もたまらない!というわけで、まずはお互いのキャラ紹介から。年齢とは関係ない“家族設定”ユジョン「ジュンジは魅力あふれる、かわいい人です」リエ「デビュー前にブルブル頭を揺らす映像を上げて、そこから“ブルブルジュンジ”がキャッチフレーズになりました」ジュンジ「コンサート前で緊張してブルブルしてたんです(笑)。キュビンさんはグループの大黒柱のような存在。キャッチフレーズは“ヤバい人”」キュビン「ホット、スパイシー、アンド、デンジャラスガイです!ミルは、エナジーあふれる人。笑いのセンスも磨いているので、次のギャグリーダーになるでしょう!」ミル「“モチモチリエ”のリエさんは、ほっぺが柔らかくてかわいい♡親切で精神的に支えになってくれる人です」リエ「ナインは声がカッコよくて、身体もイケメン。お腹の筋肉がすごいです!シックスパック!」ナイン「ユジョンさんは本当にきれいな人で、整理整頓も上手」ユジョンのキャッチフレーズは“モテモテ”なのだが、由来は韓国語の“モッテ”=できない、という意味だそう。ナイン「ユジョンさんは“モッテ”が口ぐせなんです」キュビン「謙遜してます!」ときおり日本語も交えながら、楽しそうに語り合う。そんな6人の関係性を尋ねると、ミル「家族に例えると、キュビンさんはたくましいお父さんで、ジュンジさんはヌナ(姉)。髪が長いから(笑)。ユジョンさんは繊細で優しいお母さんですね。そしてリエさんが長男、ナインと僕は友達みたいな双子の弟。そんな家族です」実際の年齢はキュビン、リエ、ユジョン、ジュンジ、ミル、ナインの順だが、この家族ではジュンジが長女、リエはその下の長男、という設定とのこと。また、ジュンジとミルはみんなから「トムとジェリーみたい」と言われる仲で、キュビンいわく「ジュンジがトムで、ミルがジェリー」。これに「ノーノー!僕がトム!」と主張するミルに、一同爆笑だった。前日に生ビール10杯飲んでいたメンバーは?今回の来日で食べておいしかったものを聞くと、全員が口をそろえて「牛カツ!」と即答。キュビン「スケジュールが空いたので、全員で食べに行ったんです。とてもおいしくてびっくりしました」5月2日に開催された日本でのファーストライブで「コンビニに行きたいです!!」と熱弁していたナイン。はたして行けたのか聞いてみると、これまた全員で「行きました!カッコいい!」と。ナイン「日本のコンビニ、本当に感動します!!」キュビン「アイスがめちゃくちゃおいしかったです!」リエ「僕は卵サンド!」ユジョン「パンは全部おいしいです。僕は甘いものが好きなので、生クリーム入りのパンが気に入りました」すると、ここでリエが「ジュンジさん!」と謎のフリ。それを受けてジュンジが「生ビール!愛してる!」と熱烈告白を。お酒が好きなジュンジは、この前日に10杯飲んだそう。キュビン「1人で6万ウォン(約6000円)くらい飲んでました(笑)」ライブでは2部のアンコールでミルが号泣し、ほかのメンバーももらい泣きする場面が。ミルは普段から涙もろいそう。ミル「悲しい映画やドラマを見て、毎日ぴえん(笑)。ライブのときは、久しぶりにファンの方と会えて、感情があふれてきたんです。名残惜しくて……」そして、このライブでも披露された日本デビュー曲『suitdance(Japanesever.)』。大人の愛をテーマにした、セクシーな歌声とダンスが魅力的なミディアムナンバーだ。ユジョン「ジュンジとナインがペアでダンスをしているところがすごくカッコいいので、ぜひ見てほしいです」ミル「あと、ハンカチを使ったダンスもあって、そこもポイントです」これからの夢や抱負は?リエ「東京ドームでコンサートをしたいです!」ナイン「僕たちまだ有名じゃないですけど、精いっぱい頑張っていいパフォーマンスをお見せしたいです。これからも皆さんを楽しませたいです!」休みの日は 何をしている?キュビン「運動をするのが好きです。あと、旅行が好きなので、プランをいろいろ考えています。今行きたいのは、済州島」リエ「ゲームをしたり友達に会ったり、おいしいものを食べたり。食べ物は豚肉、唐揚げ、天ぷら……全部好き。全世界の料理を食べるのが夢です!」ユジョン「寝るか、ゲームをしています。最近は韓国で有名な『ロスト』というゲームをやっています」ジュンジ「寝ています。寝るのが大好き」(みんなに「ビールは?」と聞かれ)「あ~好きです(笑)。あ、マッコリも好き!」ミル「僕は運動。ボウリングとかサッカーとかフットサルとか。スポーツが好きです」ナイン「YouTubeで動画を見るのが好きです。トークショーやドキュメンタリー、サイエンスものをよく見ています。そして、lyOn(ファンの名称)がどんなことを楽しみにしているかなとか、いつも考えています」(すると5人も「僕も!僕も!」と口々に)
2022年06月16日元『BOYSANDMEN』の小林豊《今後の人生では間違いを起こさない事を誓います》5月31日の深夜、新たにアカウントを開設したばかりのインスタグラムに、人知れず謝罪文を投稿したのは元『BOYS AND MEN』の小林豊だった。「小林さんは東海地区のご当地アイドル、通称『ボイメン』メンバーのひとり。グループからの卒業を発表する予定だった4月8日の夕方、実は昨年10月に万引きをして警察に連行されていたことが『文春オンライン』に報じられたのです。小林さんは即日、事務所を事実上のクビになりました」(スポーツ紙記者)母が語る「息子は謝罪することすらできない」のワケ小林は’10年から『ボイメン』での活動をスタート。’13年には『仮面ライダー鎧武』(テレビ朝日系)に出演し、ブレイク。グループでは特に人気のあるメンバーだった。『ボイメン』は長年にわたり愛知県警の広報大使を務めていたことも。逮捕こそされていないが、あまりにも皮肉な不祥事となってしまった。「事件が発覚してクビになった後、小林さんからファンへの言葉は何もないまま。それがここにきて謝罪発表とは、当初の卒業予定だった5月末まで待っていたのかもしれません」(同・スポーツ紙記者)だが、そうではない。謝罪発表前、週刊女性はある人物からの電話で内情を知っていた。5月下旬の午後9時過ぎ、週刊女性記者の携帯に“非通知”の文字が浮かび上がった。「もしもし……。小林と申します。お手紙を読み、電話させていただきました」電話口からは、消え入るように話す女性の声。電話の主は小林の母親だった。事件発覚直後の4月中旬、週刊女性は滋賀県にある小林の実家を訪ね、取材したい旨を記した手紙を置いてきていた。「苦しくて……どうしていいのか、わからなくて……。謝罪することすらできないんです」(以下、小林の母親)どういうことか。母親は、涙ながらに言葉を紡ぐ。「私の育て方が悪かったのか」母が抱える息子への不安「豊も本当に反省していて、最初から世間に向けて“謝りたい”とお願いしていたんです。でも、事務所は“絶対にダメ”だと……。実は契約解除のとき、書面が用意されていたんです。そこには“発生した仕事の違約金は豊が支払う”“今回の件について、いっさい口外しないこと”と書かれていたようで。豊も自分の責任だからと、ハンコを押したそうなんです」つまり、解除時に事務所と結んだ“契約”により、何も発信できなかったというのだ。「豊は事実が違うと言うつもりもないし、ただ謝罪したいだけ。でも、何度お願いしてもダメと言われ、いつになれば謝らせてくれるかも教えてくれない。もしかしたら豊が自ら命を……なんて想像もしてしまい、毎日不安で」本人だけでなく、家族も苦しんでいたのだ。「私の育て方が悪かったのかと自分を責めて、豊と電話で話せば責めてしまい、電話を切った後には自己嫌悪に。ただ、本当に情けなくって……」なぜ万引きをしたのか。「事務所と話し合い、卒業は円満に決まったはずでした。でも、実のところは怒っていて“アイツは裏切り者だから、絶対に許さない”と言っているなんて話が聞こえてきたようです。それが精神的に相当なストレスだったみたいで。ただ、どんな理由があろうと豊がしたことは許されないこと。今は、とにかく謝りたい。それだけなんです」小林も、ケジメをつけねば新たな道も歩めない。そもそもこの“契約”は有効なのか。労働問題に詳しい嶋崎量弁護士に話を聞くと、「契約の効力がなくなる可能性は十分にあります。まず、契約時に小林さんが万引きをしたという負い目があったことから“力関係”を利用して、本意ではないのに契約させられている場合は、取り消せる可能性があります。そもそも彼に何のメリットもないのだから、真意で契約したとは考えにくいです。また、契約書の中身が、一方的に負担を押しつける内容であれば、公序良俗違反で無効になる可能性はあるでしょう」事実確認のため小林の元所属事務所に問い合わせるも、「退社したタレントについての発言は、差し控えさせていただきます」との回答をするだけ。そこで週刊女性は小林の母親に、本人への取材ができないか交渉していたのだが、「豊には何も言わず、私が勝手に電話をしたこと。ごめんなさい」と言う。真相はわからないままなのか─。5月31日は『ボイメン』のリーダーだった水野勝が卒業公演を行い、ファンや事務所社長への感謝を口に。本当は小林も同じ日に卒業するはずだった。彼もどこかで旅立つ仲間の姿を見ているのか─。すると記者の携帯に“非通知”での着信が。「あの……小林豊です」本人からの電話だった。ファンの無償の愛を裏切って「直前まで悩みましたが、実は今日、謝罪を発表することに決めました。先ほど母に連絡すると、取材を受けたという話を聞きまして。僕が謝罪を発表する前に記事が出るのは困るので、急いで電話した次第です」(小林、以下同)─謝罪は事務所の許可なく発表するということ?「そうですね。強行突破というか……。自分の人生なので、ちゃんと謝罪をして、次に進んでいこうと決めました。ただ、事情があって、何も話すことができないんです」小林の言う“事情”とは、事務所との“契約”のことだろう。ただ、週刊女性の取材を受けるわけではないのだと話す。「申し訳ないのですが、ファンにはちゃんと自分の口から今の気持ちを伝えたいと思っています。なにより僕がやったことで、また僕への愛情から、母は記者さんに電話したと思うのですが」─今後、豊さんは何を?「もともとお菓子作りに専念したいと思っていました。なので、自分の心のケアをしつつ、今後はお菓子作りを学んでいこうと思っています」─パティシエとして修業をするということ?「そうですね。それはまた徐々に伝えていけたら。本当にファンのみなさんには感謝していて……応援するって、無償の愛だと思うんです。それを僕は裏切ってしまった。なので、今後は絶対に裏切らないようにしたい。だからこそ、まずは自分の言葉で伝えるべきだと思っています。こんな調子のいいことを、いまさら言うなって話ですが」記者と母親がやりとりしたときの様子を改めて伝えると、「僕もどうしたらいいのかと悩んでいました。でも、それ以上に母が苦しんでいたと知り、申し訳ない気持ちです」最後にファンに向けて、これだけは伝えたい、と思うことがあるかを聞くと……。「話しません!いま言ったら、事前に話していたことになってしまうので。ただ、SNSのアカウントもなくて、ちゃんと届くか不安はあります。本物だと思ってくれないかもしれないし。どうなるかはわかりませんが、これが僕なりの第一歩だと思います」そして数時間後、冒頭の投稿がされたというワケだ。自ら歩み進めた道を、再び違えぬことを強く願う。
2022年06月07日左上から時計回りにグッチ裕三、速水もこみち、木村拓哉、タモリコロナ禍によるおうち時間の増加で、“料理男子”が増えているという。SNSをのぞいてみると「#男飯」「#自炊男子」「#弁当男子」などのハッシュタグがめじろ押し!個性あふれる“男の手料理”の画像は、見ているだけでもなんだか楽しい。芸能界にも料理好きの男性有名人は多い。4月開始のドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系、金曜日 23時15分~)では、完璧に家事をこなす主人公を演じる松岡昌宏が、華麗な手つきで料理を披露。第1位はオリーブオイルの達人また、バカリズムとKAT-TUNの中丸雄一、カズレーザーの男性3人がMCを務める『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系、火曜日 19時~)では、オリジナルレシピがバズりまくり。公式インスタグラムのフォロワーが250万人を超えるほどの好評ぶりだ。そこで『週刊女性』では、「手料理を食べてみたい男性芸能人は誰?」をテーマにアンケートを実施!読者から多くの意見が寄せられた。グルメジャーナリストの東龍さんと一緒に、ランキングを見てみよう。◆◆◆ダントツで1位に輝いたのは、ネット上で“オリーブ王子”の異名も持つ速水もこみち。朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)では、料理コーナー『MOCO’Sキッチン』を8年にわたり担当。2019年に惜しまれつつ終了したが、料理の仕上げにこれでもかとオリーブオイルを回しかける姿は、もはや“名人芸”の域に達していた。読者からも、「オリーブオイルをドバドバ使っている様子を目の前で見てみたい」(静岡県50歳・主婦)「彼の自宅で、オリーブオイルをたっぷり使ったトマトソースのパスタを食べたい」(山口県53歳・パート)などの声が。東龍さんは、「料理人にとって大切なのは、清潔感、安心感、信頼感の3つ。もこみちさんは、これに加えて独創性もお持ちですよね」と話す。いまでこそオリーブオイルは多くの家庭で使われているが、『MOCO’Sキッチン』が放送開始された2013年当時は、まだそれほど一般的ではなかった。番組には当初「普通の家庭にオリーブオイルなんてない!」と、視聴者から苦情も寄せられていたという。「“○○といえばこの人”と視聴者に印象づけるのはなかなか難しいこと。彼はレシピやパフォーマンスで素晴らしい独創性を発揮し、“オリーブオイルといえば速水もこみち”と強烈に印象づけることに成功しました。自分のスタイルを貫いたからこその1位といえますね」(東龍さん)2位のタモリは、20~60代と幅広い層から支持を得てのランクイン。『ジャングルTV~タモリの法則~』(TBS系)や『ヨルタモリ』(フジテレビ系)の料理コーナーで紹介されたレシピは、ファンの間でいまだに語り継がれるほど。味つけは塩のみのカニカマチャーハンや、卵で包まないオムライスなど、定番料理をちょっとしたワザで劇的においしく仕上げるのが“タモリ流”のテクニックだ。SNSのない時代から独創的な料理を「タモリさんの手料理を、タモリさんとおしゃべりしながら楽しみたい」(千葉県43歳・主婦)「タモリさんのホームパーティーにお邪魔したい!」(岡山県47歳・公務員)と、アンケートでも大絶賛。「豚肉のしょうが焼きなのに豚肉をタレに漬け込まないなど、オリジナリティーあふれる工夫がたくさん入っています。おいしさはとことん追求するのに作り方は簡単で、効率のよさが特徴ですね。博識なタモリさんならではの、料理に対するこだわりを感じます」(東龍さん)第3位は木村拓哉。読者にとってはやはり『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での姿が思い出深いようだ。「ビストロスマップで作っていた、豪華でおしゃれな肉料理を食べてみたい」(埼玉県41歳・会社員)「キャンプ場で、手際よくささっとおいしいものを作ってくれそう」(宮城県43歳・専業主婦)といった意見が。「ドラマ『グランメゾン東京』(’19年 TBS系)のシェフ役も記憶に新しいですね。いくら演技とはいえ、料理の経験がない人が天才シェフを演じることは不可能に近い。木村さんの手際を見ると、普段から料理をし慣れていることがよくわかります」(東龍さん)60年以上続く『きょうの料理』(NHK)に、何度も登場しているグッチ裕三が第4位に。レシピ本も多数出版され、オリジナルレシピは1500を超えるといわれる。「グッチさんちのえびピラフを作ったら、とてもおいしくて家族に喜ばれた」(埼玉県44歳・会社員)「お肉たっぷりのビーフシチューがおいしかった」(東京都65歳・専業主婦)と、実際に作ってみた読者からも高い評価を得た。「SNSがない時代から今日まで、独創的なレシピを次々と発表されています。グッチさんのレシピは、作り手に寄り添ったものが多いんです。パパッと簡単に作れるのに、手抜きに見えない。仕事に家事に忙しい女性たちから、高い支持を得ているのがわかります」(東龍さん)第5位は向井理。フレンチのシェフを演じたドラマ『ハングリー!』(’12年 フジテレビ系)の放映から約10年がたつが、料理上手の印象はいまだに根強い。「向井さんがいつも家庭で作っているような、何げない手料理を一緒に食べたい」(愛知県51歳・主婦)「離乳食や幼児食もささっと作ってくれそう」(千葉県44歳・専業主婦)と、最近では“よきパパ”のイメージも加わった。「飲食店でのアルバイト経験が長く、料理の腕はかなりのものだそう。調味料のCMに長年出演されていることも、料理上手を印象づけているようですね」(東龍さん)第6位は、“キム兄”の愛称でおなじみの木村祐一。小学生のころから料理好きで、高校時代は洋食レストランでアルバイト。就職先のホテルでは、コーヒーショップのウエーターとして働きながら料理を学んだという。「テレビで、和食も洋食もジャンルを問わずおいしそうに作っていた」(東京都55歳・無職)など、特に50代以上の支持を多く集めた。ビストロレストランまでオープン「和食に東南アジアンテイストを取り入れるなど、木村さんのレシピはオリジナリティーが強いのが特徴。お笑い芸人ならではの鋭い視点が、料理にもいい効果を与えているように思います。一般の人が気づかない着眼点から、独自のおいしさを引き出しているのが素晴らしいですね」(東龍さん)第7位の松岡昌宏は、調理師免許まで所有する本格派。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)などでプロ顔負けの腕前を披露している。「ミタゾノ風なおもてなしをしてほしい」(山口県63歳・パート)といった声が寄せられた。「母子家庭で、幼いころから料理をしていたエピソードは有名。最近はやりの“男飯”の元祖的な存在でもありながら、繊細で丁寧な料理も得意。『ミタゾノ』は、まさに松岡さんにしかこなせない役柄です」(東龍さん)インタビューに登場してくれた杉浦太陽は、第8位。「本人が釣ってきた魚で、刺身などの魚尽くしを食べたい」(神奈川県48歳・主婦)「杉浦家の家族と一緒にホームパーティーをしたい」(広島県45歳・専業主婦)など、子育て世代からの支持は絶大。「釣り歴30年で、釣った魚も自分でさばけるのは大きな強み。SNSでは、レシピを通じて料理の楽しさを飾らずに伝えています。若いパパ世代が料理を始めるきっかけづくりにも貢献していると感じます」(東龍さん)9位の坂本昌行は、情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系、月曜日~金曜日 9時50分~)の料理コーナーを10年にわたり担当。「お酒のおつまみになりそうなレシピが多いので、一緒に飲みながら坂本くんの料理を楽しみたい」(高知県44歳・会社員)と、個性豊かなレシピが注目されている。10位の稲垣吾郎は料理好きが高じ、2019年、銀座にレストランとカフェをオープンさせた。「メニューはもちろん、器や内装まで稲垣さんがディレクションを担当。食通の稲垣さんならではのこだわりが感じられます。オーソドックスなビストロメニューに天ぷらうどんを組み合わせるなど、遊び心も満載です」(東龍さん)ランキングは、10人のうち4人を新旧ジャニーズ勢が占めるという結果に。イケメンと料理男子の組み合わせはやっぱり最強だった……!全国40代以上女性1000人が選んだ“料理男子芸能人”トップ101位速水もこみち299票2位タモリ175票3位木村拓哉96票4位グッチ裕三75票5位向井理61票6位木村祐一33票7位松岡昌宏31票8位杉浦太陽29票9位坂本昌行25票10位稲垣吾郎21票杉浦太陽インタビュー4児の父であり、イクメンとして知られる杉浦太陽。『ベジタブルアンドフルーツアドバイザー』『きのこマイスター』などの資格を持ち、レシピ本を出すほどの料理の腕前だ。YouTubeでは、妻の辻希美さんと仲よくキッチンに立つ姿もよく見られる。料理に目覚めたきっかけや、家族に対する思いを語ってくれた。◆◆◆ベスト10入りだなんて、とても光栄です!今の僕にとって、料理はもはや日常。特にわが家は、ほとんど外食をしないんです。みんなで行くとしたら回転ずしくらいかな(笑)。家族が多いと、外食だけでも結構なお金がかかってしまいますよね。おうちごはんだと好きな時間にパパッと食べられるし、何より安上がり(笑)。例えば焼き肉に行きたくなったら、スーパーで大きなブロック肉を買って子どもの好きな厚さに切って焼くなど、家でも楽しめるような工夫をしています。最近は「今日の夕食担当は妻」「明日は僕」ときっちり分けるのではなく、自然とふたりでキッチンに立つことが多いですね。子どもが4人いると、毎日がバタバタ。妻も料理が好きなので、おもに妻がメインを作って、僕が副菜や汁物を作るといった具合に、効率的に役割分担をしています。妻が仕事のときは、僕が得意なパスタや魚料理などを作ることが多いかな。今でこそたいていのものは作れますが、結婚当時は料理初心者でした。本格的に料理のおもしろさに目覚めたのは、NHKで約6年半にわたって放送された『キッチンが走る!』という番組。出演者は、僕とプロのシェフのふたりだけ。キッチンワゴンで日本各地を回り、地元の食材を生産者の方から分けていただき、ぶっつけ本番で料理をする番組です。台本もないので、シェフの方と一緒に試行錯誤しながらその都度メニューを考えていました。これがとても楽しかったんです。料理を好きになるには、自分が楽しむことがいちばんだと思います。まずは自分が楽しんで、そのうえで家族にも喜んでもらえたら最高ですよね。僕は釣りが趣味なので、釣った魚を自分でさばき、子どもたちに食べさせることもしょっちゅう。いまでは刺身や焼き魚はもちろん、手開きにして丸干しもできるようになりました。実は子どものお食い初めの鯛も、自分で釣って調理したんです(笑)。鯛の骨には、鯛の形をした「鯛の鯛」と呼ばれる部分があります。縁起物ともいわれているこの骨を、みんなで食べながら探したりするのも、楽しいんですよね。料理が日常となってからもう10年以上たちますが、いまだに失敗もあります。以前は「桃のパスタ」に挑戦したんですが、これがまぁひどくて(笑)。オリーブオイルを入れすぎちゃったんですよね。子どもたちには「油の味しかしないよ~!」って大不評でした。とはいえ、こんなふうに凝った料理に挑戦するのはたまのこと。毎日の食事は、簡単でおいしいのがいちばんです。僕が日々の料理で大切にしているのは、子どもたちにおいしく野菜を食べてもらうこと。定番は野菜のポタージュ。ハンドミキサーを使えばとても手軽です。にんじんやほうれん草はもちろん、大根など和の野菜でも、すり流し汁のようになっておいしいですよ。忙しいときは、なんといっても豚汁!これは杉浦家のソウルフードです(笑)。里芋やこんにゃくなどいつもの具に、旬の野菜をプラスするだけ。豚汁は、発酵食品の味噌が入っていて、野菜がたっぷりとれる究極の発酵料理ですよね。料理は毎日のことだからこそ、頑張りすぎない!これからも自分なりに楽しんでいきたいです。取材・文/植木淳子
2022年05月22日ONEUS「久しぶりに日本のTOMOON(ONEUS[ワンアス]のファンの総称)の方にお会いできることになりました!ワクワクしています。お越しになる方々全員を一生TOMOONにする準備ができてますので、お楽しみに~」(ファンウン)イケメンぞろいでパフォーマンスも圧倒的、“ステージの天才”と呼ばれる韓国の6人組グループ、ONEUS。約2年ぶり、3度目の日本単独コンサートを4月24日と5月2日に開催する彼らが、週刊女性の質問に答えた。“ステージの天才”と言われるONEUS’19年に1stミニアルバム『LIGHT US』でデビューし、ワールドワイドに注目を集めてきた彼ら。キレのいいダンスと情感あふれる歌、迫力満点のラップ。ひと目で恋に落ちてしまうグループだ。そんな6人の間で流行っていることは?「コンヒ兄さんが、“それで合ってる?” “違いそうだけど?”という言葉をよく言うのですが、この言葉が最近メンバーの間で流行っています」(シオン)さらに人気拡大必至のONEUS。これからの夢は?「毎回新しい挑戦をしてよい音楽をお聴かせし、多彩な舞台をお見せできるよう、発展する歌手になってみなさんのそばでいつも一緒に過ごしたいです!」(コンヒ)そして、最後に週刊女性読者へのメッセージ。「2022年の春が訪れましたが、ONEUSも春のように温かくみなさんにお目にかかりますので、いつも元気で幸せに過ごしてください」(RAVN)「これからもたくさんの愛をお願いします。新しく発売されるONEUSの新曲もたくさん聴いてください!!!」(ソホ)「いつもよい姿でお返しできるONEUSになります。ありがとうございました!」(イド)Q. 自分の性格を単語3つ以上で表すと?RAVN「野望、熱情、推進、希望、肯定」ソホ「集中、興味、面白さ、関心」イド「思いやり、和、幸せ」コンヒ「ポジティブ、暖かさ、感情的」ファンウン「ナマケモノ、短気、情熱的……?」シオン「頑固、明るい、かわいい」Q. 今回の来日で食べたいものは?RAVN「コンビニのざるそばに納豆を混ぜて食べたいです」ソホ「お好み焼き、牛カツとラーメン、そしていなり寿司」イド「とんこつラーメン、和牛」コンヒ「お好み焼き!私がいちばん好きな日本料理です!ラーメンも食べたいです(笑)」ファンウン「お好み焼き!直接鉄板で調理されたものを食べたいです」シオン「一蘭ラーメン、牛カツ、味噌カツ」Q. 最近ハマっていることは?RAVN「よりカッコよくなるために、健康とスキンケアに取り組んでいます」ソホ「歌を歌うときにどう歌えばいいのかを、よく考えています」イド「スポーツや服に興味を持つようになりました」コンヒ「ドラマ『二十五、二十一』を楽しく見てます!」ファンウン「“パワフルなパフォーマンスとは何か”について、とても悩んでいます」シオン「日本のコンサートと、これから発売されるアルバムに向けて、一生懸命頑張りながら準備しています」『2022 ONEUS JAPAN 3RD LIVE:BLOOD MOON』4月24日(日)舞浜アンフィシアター(千葉)5月2日(月)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪)
2022年04月24日「前回の経験があるので、開演するまで実感は湧かないと思います。2年前、幕が開く直前で(コロナ禍により)中止となって、寂しい思いをさせてしまった方々に2年越しでお会いできるのは、すごくうれしいですね」4月7日より開幕する日本版ミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』で、主人公のジョセフを演じるHey! Say! JUMPの薮宏太。全編音楽で綴られるミュージカルに初挑戦する。「歌で物語の内容を伝えるので、セリフで伝えられる舞台よりも少し難しい部分はあると思います。今回の経験は、自分が舞台人として自立するために乗り越えていかないといけないハードル。いい挑戦だと思って取り組んでいます」2年前よりも磨かれた歌声2年を経ての今回の稽古でスタッフから「以前に比べて、歌がすごくよくなった」と褒めてもらえることがあると語る。「そう言っていただけても、自分じゃぜんぜんわからないですよ(笑)。ただ、前回稽古したものにプラスアルファしたテクニックに挑戦していたりはします。“1オクターブ上で歌ったらもっと強くメッセージが表現できる”とか、“ここはちょっとロックスターっぽく”とか。演出のダレン(・ヤップ)さんに質問や相談する時間があって、2年前よりブラッシュアップできていますね」今作は、’82年のトニー賞で7部門にノミネートされた、世界中で長く愛され続けている名作ミュージカル。『キャッツ』や『オペラ座の怪人』の作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと『エビータ』『ライオン・キング』などの作詞を手がけたティム・ライスが学生だったころにタッグを組み、旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに作り上げた創作劇。12人兄弟の中で父親から一番愛されているジョセフが、彼にだけカラフルなコート(=テクニカラー・ドリームコート)を授けられたことで11人の兄弟に妬まれてしまい、奴隷として売り払われてしまうところから始まる、ジョセフの波乱に満ちた人生を描く。3人きょうだいの末っ子という薮に姉や兄をうらやましいと思ったことがあるか聞くと、「小学校のころからジャニーズ事務所に入所していたので、僕とは違う生活を送っていた姉や兄をうらやましいなと思ったことはあります。でも、覚悟のうえで入所したので、そんなに強い感情ではなかったですね。末っ子なので、姉や兄にはすごくかわいがってもらえました」ジョセフと似た部分があるとしたら「素直なところ」と言う。「なるべく人の気持ちがわかる人間でいたいとは思っているのですが、ストレートに話してしまったことで相手に誤解を与えてしまうことがあります。例えば、ちょっと印象が変わったなと思った人に“少し太った?”と言ってしまったりして。ジョセフも、素直に思いを口にしてしまうがゆえに妬まれてしまうので」メンバーとともに“夢”に向かって夢を見ること、その夢をあきらめずに希望をもって生きることの大切さを感じさせてくれる今作。薮自身の夢はどんなものか聞くと、「Hey! Say! JUMPというグループで活動しているなかで、今回のミュージカルのようなソロでのお仕事もさせていただいている。目の前のことを120%でやった結果がグループに生かされる形が夢であり、理想だなと思っています。そして、15年近く続いているグループ活動を応援してくださる方がいる。ファンのみなさんがいる限りは、どんなお仕事でもいいので長くみんなで活動を続けていきたい。それが夢ですね」メンバーと仕事で会ったときは、お互いの近況報告をしている。「僕もドラマを撮影しているメンバーにどんな感じか質問しますし、メンバーからも“いま稽古中?”とか“どんな感じで進んでいるの?”と、聞かれますね。中島(裕翔)が特に興味を持ってくれているかな。八乙女(光)は“(ダブルキャストのナレーター役)平野(綾)さんとシルビア(・グラブ)さんのどっちの回を観たらいいのかわからない、どうしたらいい?”って連絡をくれて。“どっちも素晴らしいから2回観に来て!もし、難しかったら、僕がひとり、アカペラで歌いますから”って言っておきました(笑)」薮宏太の「怒られた思い出」小さいころ外で、兄と一緒に買ってもらったばかりのプラスチック製のヨーヨーで遊ぼうと振り下ろしたら、当時の僕の身長にしてはヒモが長かったようで、地面に叩きつけることになってしまって。ヨーヨーが割れてしまったんです。そうしたら兄が「ふたりで遊んで割ったことにして、お母さんに謝りに行こう」と言ってくれて。なのに、いざ母に聞かれたら僕は「お兄ちゃんが壊しました」って。兄は母からすごく怒られて。でも、そのあと「おまえ、俺が壊したって言うなよ」って軽く言われたくらいでした。大人になって、母にその話をしたら「あなたが壊したって、わかってたわよ」と言われて。全部わかっていて兄を怒ったんだなと、しみじみ思いました。『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』■4月7~29日東京・日生劇場■5月5~7日愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール■5月12~16日大阪・オリックス劇場
2022年04月09日TravisJapanジャニーズJr.の実力派人気グループ『Travis Japan』が米・ロサンゼルスへ発った。「“トラジャ”の通称で知られる同グループは、マイケル・ジャクソンの振り付けも務めたトラヴィス・ペイン氏が選抜したメンバーで’12年に結成されました。’17年からは現在の7人で活動しています」(スポーツ紙記者)最年長のメンバーは27歳で、平均年齢は25歳だ。「ダンスに定評があり、『嵐』や『タッキー&翼』のバックダンサーを務め、一糸乱れぬ“シンクロダンス”を披露してきました」(レコード会社関係者)’20年にはジャニーズJr.初のソロ公演、昨年8月にはYouTubeチャンネルを開設と活躍の場を広げてきた。「来年は“トラ”年。CDデビューするぞ!」昨年11月には、グループ名になぞらえて、そう宣言。期待を背負い、2022年が幕を開けた矢先のことだった。「3月上旬、アメリカへ“修行の旅”に出ることを発表。現地で共同生活をしながら、ダンスや語学力などを磨くといいます。その間は、日本での活動は休止。渡米に先立ち、レギュラーのラジオ番組も卒業しました」(前出・スポーツ紙記者)残されたファンは複雑な心境ジャニーズのグループとしては、『初代ジャニーズ』、『少年隊』に続いて38年ぶり3組目の米国留学となる。「『夢はHollywood』という代表曲を持つトラジャは海外志向が強かった。お金をかけて、海外での経験を積ませてもらえるのは、事務所から期待されている証だとは思うのですが……」そう話すファンの女性は、釈然としない様子で続ける。「“帰国の予定はない”と、無期限をアピールしていた以上、当分は日本に戻らないということ。残されるファンとしては複雑です。コロナ禍ではアメリカまで応援しに行くこともできません」とはいえ、物事には必ず始めがあれば終わりがある。ビザの問題も避けられない。「ダンスや語学などの専門学校にフルタイムで通う場合、入学許可証にもとづき学生ビザを取得できます。その場合は卒業までの滞在が認められるため、1年、2年といった長期滞在も考えられます。学生ビザでないのであれば、観光としての『ESTA(エスタ)』が残された手段となります。入国の可否は入国審査官に委ねられ、最長90日の滞在となります」(米国ビザに詳しい『イデア・パートナーズ法律事務所』の上野潤代表弁護士)ビザの種類が判明しない限り、帰国のタイミングは不明だが、週刊女性は耳よりな情報をキャッチした。「出国したばかりの彼らですが、実はすでに年内の帰国チケットも購入済みだそうです。往復でチケットを購入したほうが費用を抑えられるという便宜上の理由かもしれませんが。でも、帰国のタイミングで、念願の“CDデビュー発表”なんてこともあるかもしれませんね」(前出・レコード会社関係者)米国で“トラ”ブルが起きないことを祈って待つのみ!
2022年03月31日CIX期間限定で結成された大人気グループ・WannaOne出身のメンバー(ベ・ジニョン)を含めた5人組のボーイズグループCIX。’19年に韓国でデビューを飾り、5000人規模の会場で行われたデビューイベントのチケットが30秒で完売。さらに、発表した楽曲が音楽番組で1位を獲得するなど期待の新星として注目されている彼らが、日本で初のアルバム『PinkySwear』を3月30日にリリース。カッコよくて、かわいい5人を初取材!共同生活は“甘い”!?グループ名に“未知数の完成”という意味が込められたCIXは、BX、スンフン、ベ・ジニョン、ヨンヒ、ヒョンソクによって結成された韓国発のボーイズグループ。彼らならではの強みを聞くと、スンフン「背が高いことです!(※平均身長180センチ)」ヨンヒ「あと、ケミ(メンバー内での相性のいい関係)の面白さも」BX「僕も同じで、全員、思いやりと理解のあるメンバーだからこそ、親しみのあるケミが生まれるんだと思います」ーー週刊女性初登場。メンバーをそれぞれ紹介してください。スンフン「ヨンヒは、見た目ではおとなしそうな印象があるんですけど、実際は面白くてアクティブで、ちょっと不思議ちゃん(笑)」ヨンヒ「ジニョンは僕と同い年だけど芸能活動歴が長く、学ぶところの多い人。正義感にあふれていて、グループの支えになっています」ジニョン「リーダーのBX兄さんは、その面白キャラでグループのバランスをとってくれています」BX「ヒョンソクはメンバーでいちばん背が高くて、やっぱり末っ子だから、いちばんかわいいです♪(ヒョンソクを抱きしめる)」ヒョンソク「(肩を抱かれながら)スンフン兄さんの特徴は柔らかく、あたたかい声。そして、自分自身のスタイルをよくわかっているオシャレさんです」スンフン「追加情報ですが、BX兄さんって、パッと見運動できなさそうに見えるじゃないですか」BX「えっ!?」スンフン「スポーツ万能なんです(笑)」ジニョン「サッカーとかね」ヨンヒ「びっくりするほど上手」ヒョンソク「(無言でうなずく)」BX「そうかな~?(照)」ジニョン「あと、ヨンヒも仲よくなると面白いですよ」スンフン「ヨンヒの発言は、よくわからなくて面白いです(笑)」ヨンヒ「(ニコッ)」ーーみなさん同じ宿舎で生活しているんですよね?BX「(ドヤ顔で)甘いです!」BX以外全員「???」BX「間違えた……楽しい、です。一緒に面白い話もできるので」ヒョンソク「“甘い”ってどういうこと?(笑)」ジニョン「性格が合うから、毎日が甘くて楽しいってことかな(笑)」スンフン「だけどこれだけは言わせて。ヒョンソク、僕から借りた服はちゃんと返してね?」ヒョンソク「(流れるような手遊びをしながら)はーい!」BX「ヒョンソクは、(グループを結成して)3年でいちばん成長したけど、中身はまだ子どもです」ヒョンソク「えー」日本語もたくさん練習していますーー4月1日で、日本デビュー3年目に。3月30日には、日本1stアルバム『PinkySwear』を発表しますね。BX「はい、デビュー以降、日本のFIX(彼らのファンの呼称)に会いたいと思い続けていました。その思いを“PinkySwear(英語で指切りげんまんの意味)”と名づけてつくった1枚です」ジニョン「音も雰囲気もいいけど、歌詞がいいです。FIXに一生の約束をするって最高じゃないですか?」スンフン「うん、FIXが僕らを想いながら聴ける曲だと思う」ヨンヒ「収録曲に『FutureMaker』という曲もあるんですけど、この“未来をつくる人”というタイトルのように僕はずっとFIXと一緒に、CIXの新しい道を探し続けたいな」ヒョンソク「そうやって、5人と全世界のFIXとが幸せに過ごす未来の形が、僕の夢です」――アルバムのリリースイベントに向け、日本語を練習中と聞きましたが。ヨンヒ「今まで日本で発表した歌を聴き返しながらイメージトレーニングしています」スンフン「僕も、みなさんともっとコミュニケーションをとれるように日本語も、日本の歌もたくさん練習しています。日本のカバー曲も聴いてほしいですね」メンバーにお願いしたい約束とは?メンバーに対して約束してほしいことを聞くと、「以前、BX兄さんが僕にいいものをプレゼントしてくれるって約束してくれたのに、まだ何ももらってないので、まず、その約束を……」とスンフン。BXは「期待してて」と超小声で答えつつ、スンフンから目をそらしていた。いっぽう、取材の数日後に誕生日を迎えるヨンヒは「僕の誕生日にサプライズパーティーを開いてほしい!」とおねだり。「それじゃ、サプライズになんないだろ!(笑)」と、ヨンヒと同じ中学出身&同い年のジニョンがバッサリ。その横では“公開サプライズ”に大爆笑のスンフンが「天然ぶりがすごい!(笑)」と涙目になっていた。HYUNSUK(ヒョンソク)ボーカル・ラップ・ダンス/2001年9月8日生まれ、186センチYONGHEE(ヨンヒ)ボーカル/2000年2月17日生まれ、177センチBAE JINYOUNG(ベ・ジニョン)センター・ボーカル・ダンス/2000年5月10日生まれ、178センチBX(ビーエックス)リーダー・ラップ担当/1998年3月5日生まれ、180センチSEUNGHUN(スンフン)メインボーカル/1999年2月26日生まれ、181センチJAPAN 1st ALBUM『Pinky Swear』3月30日発売初回限定盤A(CD+DVD)5500円、初回限定盤B(LPサイズジャケット)4950円、通常盤(CD)3300円取材・文/中川薫
2022年03月30日西城秀樹デビュー50周年を迎えた西城秀樹さん。ヒデキ還暦! から3年後の2018年、惜しくまれつつも天に召されたが、その歌声は今も愛され続けている。秀樹さんと親交の深かった2人が魅力をとことん語り尽くします!コロッケ秀樹さんには僕のデビュー直後からずっと可愛がっていただきました。一緒に飲んだり、コンサートを見せていただいたり。プライベートではお正月のパーティーにも呼んでいただきました。笠井私はフジテレビの『となりのパパイヤ』という番組で半年間ご一緒させていただいてからのご縁です。取材でもお世話になりましたし、秀樹さんがご結婚されてからは、お互いの家族でよく食事をさせていただきました。コロッケ僕は初めて食事をさせていただいたのが、夜遅い時間だったんです。新宿のバーで飲んでたら「飯、行く?」って言われて。行ったお店が『餃子の王将』でした。笠井ええー。そんな庶民的なところ!?コロッケはい(笑)。で、ビールを飲みながら、「コロッケもこれから芸能界でいろいろあると思うけど頑張れよ。もし売れても、調子に乗ったりしちゃダメだよ」と言葉をかけてくださって本当に感激しました。笠井私も番組の終わりに突然誘っていただいて、マネージャーさん抜きで2人で六本木のバーに行ったのが最初でした。当時自分は31歳だったので、心の中で「西城秀樹と飲んでるよ、俺!」って。コロッケわかります。すげぇわかります。大スターなのに、ぜんぜん気取ったところがない。親分肌で、面倒見のいい方ですよね。テレビを武器に成功していったアイドル笠井今年はデビュー50周年でさまざまなイベントや特集番組が組まれて、秀樹さんを思い出す機会も多い。必然的に「昭和」を生きてきた私とコロッケさんは笑顔になるわけですよね。コロッケ秀樹さんたち「新御三家」が出てきた時代って、グループサウンズのブームが終わって次に誰が日本を揺るがす大ヒットを飛ばすんだろうって、みんなが模索していた時期だったと思うんです。秀樹さんたちが完全に芸能界の流れを変えました。笠井私たちはまさに芸能界の「地殻変動」を目撃したんですよね。コロッケ昔の芸能界は、石原裕次郎さん、小林旭さんなど映画の世界から登場した方がスターでした。でも、新御三家はテレビを武器に成功していったアイドル。しかも今はグループばかりですが、当時はみんな1人なんですよ。長年にわたってずっと活躍されて、たった1人で伝説化するからすごい。笠井新御三家で最初に世に出たのは野口五郎さんでしたが、デビュー曲の『博多みれん』は演歌で。秀樹さんも『恋する季節』のころはまだ普通の歌謡曲。それが3曲目の『チャンスは一度』がヒットして一気にワイルドな方向に行った。ファーストアルバムのタイトルは『ワイルドな17才』ですよ!コロッケ秀樹さんは動きから声からすべてがパワフル。『傷だらけのローラ』の絶叫とか『ジャガー』とか。あんなセリフ(抱いてやる〜)、今のアイドルがやったら誰も相手にしてくれない(笑)。笠井『薔薇の鎖』から始まるスタンドマイクや『激しい恋』の振り付けとか、秀樹さんじゃなかったら、当時あのアクションをみんなカッコいいと思ったり、まねしたりしなかったかもしれません。六本木のお店にやってきて……コロッケしかも、秀樹さんは自分で自分をプロデュースしていた方。あらかじめ用意された服を着せられるアイドルとは違って、自分で服を決めるし、アイデアを出す。球場コンサートも秀樹さんが最初ですよね。笠井ソロシンガーとして初めて後楽園球場に何万人もの人を集めた。ほかにも芸能界でいろいろな歴史を切り開いて「音楽史」の中でエポックメーキングな方なんですよ。コンサートでお客さんがペンライトを使うようになったのも秀樹さんからですし。コロッケ 『YOUNGMAN(Y.M.C.A.)』は洋楽のカバーですけど、誰かが話を持ってきても秀樹さんが「歌わない」って言ったらそれまで。最終的には秀樹さんが決めて、あれだけの大ヒットになった。その判断基準は「自分」よりも、どうすればファンが喜ぶか。いま思い出すと「これだったら、みんな喜んでくれるよ」とかって言葉がすごく多かった。笠井非常にサービス精神が旺盛な方ですよね。コロッケ僕が六本木でお店をやっていたときも、秀樹さんがコンサート終わりに遊びにきて、マイクを持って歌うんですよ。こっちは「いやいやいや……(恐縮)」みたいな。お客さんはもう大騒ぎですよ。『ギャランドゥ』のころですから。笠井そして、あの声でしょ。ちょっとハスキーな本当に魅力的な声で!コロッケ力強くうなったり、ささやいたり。1曲の中で3つ4つの声を使い分けて、しかも押したり引いたりが歌によって変わるんですよ。『サンタマリアの祈り』も『ブルースカイ ブルー』もぜんぜん違う曲ですけど、静かなときも激しいときもカッコいい。笠井秀樹さんのものまねってとても難しいんですよね?どうしても振りまねになっちゃうし、コピーしづらいオリジナルな人だったんだろうというか。コロッケだからまねをするにも、普通にやったんじゃ絶対に無理。もうふざけて、ちょっとだけやって終わるしかない。ちゃんとしようとする人がいないし、できない(笑)。まさに唯一無二のスーパースターです!──コロッケさんは秀樹さんの結婚式(2001年)で余興をされているんですよね?コロッケはい。秀樹さんから直々に「五木ロボットやってよ。ぜったいにウケると思うから」と(笑)。笠井そっち!? 野口五郎さんじゃなくて(笑)。コロッケ五郎さんご本人が出席されていますから(笑)。たしか(木梨)憲武とヒロミも漫才をやった。でも、ああいう結婚式って芸能人と関係者ばっかりで、すごく緊張したのを覚えてます。ぜったいに諦めない生きざま──笠井さんは取材者として、秀樹さんがご病気をされてからも密着されました。笠井はい。秀樹さんは本当に前向きな方で「大変だけど俺は頑張るんだ」ってことを常に言っていましたし、「笠井くんだったら(テレビの)カメラ持ってきてもいいよ」って、つながりを大事にしてくださった。どういう状態であれ、自分が努力している姿を見てもらうことが大切なんだと。人としてのあるべき姿、芸能人としての矜恃を強く見せていただきました。コロッケ秀樹さんをマッサージする方とお話ししたこともあるんですが、普通だったらもう無理だと。お医者さんに聞いても無理。出られるわけがない。何回も脳こうそくをわずらったのに、それでも復活してリハビリをやり続けて。生きざまって本当に大事なんだなぁと。秀樹さんはぜったいに諦めない方でした。笠井芸能人の方と飲んでいると、けっこう不平不満だったり愚痴が出てくる方も多いんですが、秀樹さんはいつも明るく楽しく。不満とかマイナスイメージの話はほとんどしない人でした。闘病中もそれは変わらず、あの病院はさぁ、とか一切ない。常に前向きな言葉で話していらっしゃいました。コロッケあるパーティーでお会いしたときに、秀樹さんと目が合ったんで「ああ、秀樹さん……」って寄っていったら、脳こうそくで言葉も不自由だったんですけど、「元気?」「はい、元気です。いろいろ頑張ってます」「体、気をつけろよ」って、やさしく声をかけてくださいました。僕も何て返していいか一瞬わからなかったんですけど……。でも、秀樹さんは僕が一瞬戸惑うことさえもわかったうえで話しかけて、逆に僕に気を遣わせないようにしてくれたのかなぁって。自分のために生きるという方が多い芸能界の中で、人のためにとか、応援してくれるファンのためにとか、仲間のためにとか、常に考えてらっしゃった方だと思います。笠井私自身、自分ががんになったとき包み隠さずに公表したのは、秀樹さんの姿を見てきたことがとても大きいんですよね。秀樹さんの若いころの映像を見ていると本当にカッコいい。そのまま世の中から隠れれば、その印象だけで終われるんですよ。でも、「それでもいいんだ」「最後まできちんと見せるんだ」っていう。そこがやっぱり秀樹さんのとてつもない底力であったと思います。尊敬しかありません。* * *《告知》西城秀樹のデビュー当時の超貴重映像をお届け!『デビュー50周年「甦る!西城秀樹伝説」情熱編』3月12日(土)20:30~ ほか『デビュー50周年「甦る!西城秀樹伝説」感動編』4月2日(土)21:00~ ほか放送局/CSホームドラマチャンネル出演/コロッケ、笠井信輔、西城秀樹(過去映像)キャンペーンでの熱狂的なファンとの交流、デビュー直後の貴重なインタビューなど、輝かしい“ヒデキ”の秘蔵映像が満載。コロッケいちファンであり、尊敬する先輩である秀樹さんのデビュー直後の姿が新鮮でした。スーパースターのめったに見られない一面をお見せできる番組です。笠井フィルム撮影による当時のニュース映像は本当に貴重です。特にデビュー半年後の下宿先でのインタビュー10分間! 見たことがない衝撃的な出会いであり、喜びです。
2022年03月12日新御三家(郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹さん)と花の中三トリオ(桜田淳子、森昌子、山口百恵さん)2月に惜しまれながらこの世を去った、西郷輝彦さん。その訃報に「橋幸夫、舟木一夫とともに『御三家』として人気を集め」という記述が多くみられたが、ふと感じたことがあった。女子アナまで『三人娘』くくりにそういえば最近は、芸能界での“トリオ売り”をあまり見ない気がする。前記の「御三家」に続き、・郷ひろみ・野口五郎・西城秀樹さんの「新御三家」・美空ひばりさん・江利チエミさん・雪村いづみの「三人娘」・森昌子・桜田淳子・山口百恵さんの「花の中三トリオ」・田原俊彦・近藤真彦・野村義男の「たのきんトリオ」・薬師丸ひろ子・原田知世・渡辺典子の「角川三人娘」・宮沢りえ・牧瀬里穂・観月ありさの「3M」などなど、昭和から平成の頭にかけて、ソロでデビューしているのに当時の人気者“3人をひとくくり”にした露出が多かった。ある芸能評論家は、ほかにもまだいると以下のような“3人組”をあげる。「吉田栄作・織田裕二・加勢大周が『トレンディ御三家』、フジテレビの女子アナ、有賀さつきさん・河野景子・八木亜希子は『フジ三人娘』と呼ばれていましたね。さらにバンドブームの起爆剤となったインディーズブームを牽引したバンド、ラフィンノーズ、有頂天、ウィラードが『インディーズ御三家』と呼ばれたり。とにかく3人でくくることが、芸能界全体に多かった気がします」そもそも、なぜ3人なのか。前出の芸能評論家は、ひとつの説としてこう分析する。「『御三家』という言葉は、徳川幕府の中でも特に重要な存在だった『徳川御三家』にあやかったものだと思われます。さらに、戦国時代の織田信長・豊臣秀吉・徳川家康は『三英傑』、大相撲の大関・関脇・小結は『三役』と呼ばれますし、『三種の神器』や『三羽ガラス』という表現もよくありました。これは日本だけでなく、海外でも『三銃士』や旧約聖書をもとにした『三本柱』などがありますし、“3”というのが何か心理的にアピールするまとめ方なのかもしれません。4人の場合の『四天王』や二人の『双璧』や『両巨頭』、7人の『七賢』や『七福神』、AKB48の『神7』などもありましたように、3人以外のくくり方はたくさんありますが、とくに芸能界では3人でくくられることが多かったですね」ジャニーズだけでも前出の「たのきんトリオ」をはじめ、シブがき隊、少年隊があり、V6は6人グループだったが、“トニセン”“カミセン”というトリオでの活動もあった。しかし近年は、中山優馬・山田涼介・知念侑李によるユニット『NYC』、King&Princeの前身であるMr.KINGとPrince(各3人組)以来、トリオユニットはみられない。あれだけ“トリオ売り”で成功してきたのに、なぜ芸能界のトリオは減ってしまったのだろうか。お笑い界の「トリオ」は健在「大人数のアイドルやK-POPグループのように、たくさんいる中からそれぞれが好みを見つけ出す多様化ですね。それと個々の個性が強くなり、俳優やアーティストが単独で十分魅力をアピールできる時代になったこともあるでしょう。さらにいえば、かつての御三家や三人娘のように、所属する会社をまたいで売り出すことがなくなっていった。メディア側が主導して売り出すことも、時代とともになくなったことも理由のひとつとして考えられます」というように、トリオ売りはめっきりなくなったが、お笑い界に目を向けると活躍するトリオは多い。東京03、パンサー、ロバート、ジャングルポケット、森三中、若手でいうと、ハナコや四千頭身、3時のヒロイン、ぼる塾(正式には4人組、1人は現在育休中)などといったところか。「以前、ネプチューンやダチョウ倶楽部ら一部をのそいて、“トリオは売れない”という時代がありました。番組に呼ぶときも、3人のうち1人だけ人気が出ても全員呼ばないといけない。それでやや敬遠されることもありましたね」というのはある放送作家。しかしここに来て、そんな環境が時代とともに変化していったという。「ぼる塾がまさにそうですが、3人の仲よしさや楽しそうにしているところがウケています。ハナコの菊田さんがニコニコしてほかの2人を見ている様子だけで、それが楽しげな空気になる。お笑いやバラエティーでは、世の中が求めるものが変わってきたとともに、トリオの需要は高まったと思います」(同前)芸能界で3人組の文化を継承していくのは、お笑い業界なのかもしれないーー。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2022年03月10日タレントの暴露についての“緊急配信”した東谷氏(本人のYouTubeより)突如現れた“爆弾男”が芸能界を揺るがしている。東谷義和なる人物が開設したYoutubeチャンネル『ガーシーch【芸能界の裏側】』は27年間で関係性を築いた芸能人との交流を暴露するという衝撃のコンテンツを配信している。女性関係や犯罪行為についても公にしていくのだという。人気YouTuberのヒカルに詐欺行為をしていることを告発され「すべてを失った」という彼が、一斉に離れていった芸能界の友人たちを“道連れ”にするというかたちで告発するかたちだ。まるでとばっちりのようにしかみえない。しかし、その交流に関しては紛れもない事実のようで、アンジャッシュの渡部建がテレビに復帰するタイミングで“女性やホテルをアテンドしていた”という過去をLINEのやりとり付きで暴露した。現在も佐藤健や城田優、山田孝之、綾野剛、ONE OK ROCKのボーカル・Takaなどと一緒に写った写真がネットに出回っていて、東谷氏の交友関係の広さを伺うことができる。すでにチャンネル登録者数10万人を突破、東谷氏はツイッターで《10万人突破と収益化を記念してどっちや?うーんなやむわ》と投稿。添えられていたのは「女性と密着する綾野剛」と「後ろから女性に抱きつかれている城田優」の画像だった。女性の顔には修正が入れられている。木村拓哉、松本潤、山下智久らジャニーズも2月23日に公開された《これから晒す 男性俳優・タレントのリストになります》と銘打たれた動画内では、ホワイトボードに並ぶ錚々(そうそう)たる芸能人の名前たちに触れる、予告編のような作りになっていた。前述の佐藤健や城田優、新田真剣佑らについては「付き合いが長いから色々話がある」と示唆。なかには木村拓哉、中居正広、松本潤、山下智久などジャニーズに所属している(いた)タレントたちの名前も。さらなる衝撃を芸能界に与えたのは2月28日に東谷氏が行った「緊急生放送」だった。“明日、城田優と綾野剛のどちらかの暴露をするからアンケートをとる”という名目で、視聴者の投票を募るというものだった。集計時間中には両名の私生活での素行不良のエピソードも暴露、驚きの放送になってしまったが……。“訴える決意”のタレントも「名前を出した俳優、タレントとの関係について深いのか、ちょっと会話した程度なのか、どこまでのものなのかを東谷氏が語っており、彼の話にはリアリティを感じます。また名前が上がった全員が標的となっているわけではなく、良好な関係を保っている人に関しては“いい話もする”と話している。そのバランスのとり方が登録者を増やしている要因かもしれません」(ウェブライター)とはいえ、内容が良かれ悪しかれ“暴露話”に違いはない。インターネットが普及する前までは芸能人の裏側を垣間見ることができるのは『暴露本』だった。暴露本と聞いて、『鹿砦社』という出版社を思い浮かべる人は多いだろう。そういったタブーに切り込んだ出版物を世に放ってきたが、名誉毀損でたびたび訴えられている。東谷氏はタレントを実名を上げて告発しているが、過去の例から見ても、仮に事実であったとしても名誉毀損、営業妨害になる可能性は少なくないだろう。複数のスポーツ紙記者に取材したところ、このような話しが聞こえてきた。「すでに大手事務所が“訴訟を起こす可能性がある”という話もあり、上司からは“東谷氏のことはあまり扱うな”という指示が出ています。また、動画内で告発された個人で活動されているあるタレントに至っては、訴える決意をしているようで、それに向けての準備を進めていますね」“爆弾男”が自爆することになるのかどうか──。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中
2022年03月01日’74年に行われたコンサートでは、彼に少しでも近づきたい女性が身を乗り出して応援した 歌手の西城秀樹さんが63歳の生涯を閉じてから5月で4年が経つ。生きていたら3月下旬にデビュー50周年を迎えるはずだった。もっとも、ファンたちは天国の秀樹さんに向かって50周年を盛大に祝う。4月には神奈川県民ホール(横浜市)とオリックス劇場(大阪)で映像での50周年コンサート『HIDEKI SAIJO CONCERT 2022 THE 50』が行なわれる。すでに大入りが確実視されているという。ファンを楽しませる“エンターテイナー”ファンクラブも解散されていない。3月には50年の軌跡を収めた7枚組DVDもソニーミュージックからリリースされる。なぜ、秀樹さんのファンは熱いのか。芸能ジャーナリストの渡邉裕二氏が解説する。「ヒット曲が多かった上、秀樹さん自身が熱い人で、いつも時代の先端を走る人だったことも大きい。今では当たり前になったマイクスタンドを使ったパフォーマンスも西城さんが1974年に『薔薇の鎖』を歌った際にやったものです」同じ年には球場でのワンマンコンサートを日本人として大阪スタヂアムで初めて行った。当時、ほかの歌手たちは音響面や集客面、警備面などを不安視し、球場の使用には二の足を踏んでいた。「1979年には『YOUNGMAN (Y.M.C.A.)』を大ヒットさせましたが、ファンと一緒に楽しめる振り付けを採用したのも、秀樹さんが初めてなのはご存じの通りです」(前出・渡邉氏)そんな秀樹さんの姿勢にはサザンオールスターズの桑田佳祐(66)も早くから敬意を示し、1995年のサザンのコンサートに特別ゲストとして招いて、「素晴らしいエンターテイナー!」と讃えた。ファンを大切にする人でもあった。秀樹さんのコンサートに携わった経験のあるホール関係者が語る。「秀樹さんは公表されただけで3回、脳梗塞で倒れたが、毎回、なるべく早く復帰しようと努めていた。ファンが待っているのが分かっていたからね。あの人くらいになると、カネじゃ動かない」倒れたのは2001年と2003年と2011年とされていた。だが、秀樹さんの没後に夫人が著書で明かしたところによると、計8回も脳梗塞を発症していた。「楽屋でつらそうなこともあった。ステージ上で歌や動きがぎこちないことも。話すだけでもしんどそうで、杖を使わずに歩くのが難しいこともあったので、当たり前です。でも秀樹さんのファンにはそんなことはどうでもよかった」(前出・ホール関係者)2016年、東京・中野サンプラザホールなどで行われたデビュー45周年記念コンサート『HIDEKI SAIJO 45th ANNIVERSARY CONCERT 2016』での秀樹さんは、体を思うように動かせない一幕があったが、懸命に歌い、踊った。それを見てファンたちは熱狂。号泣するファンも続出した。何があろうが全力で生きる秀樹さんの姿に、ファンは胸を打たれていた。「秀樹さんのコンサートで勉強させてもらったと思うのは、ファンというものは単に歌を聴きに来ているんじゃないということ。アーティストの生き様も見たいと思っている。コンサートで『声が出ていない』とか『口パクだったんじゃないか』などと言っているうちは本当のファンではない気がする」(前出・ホール関係者)秀樹さんのファンは彼の生き方に惚れ込んでいた訳だ。いまだ熱いのもうなずける。取材で見えた、人柄の良さサザンの桑田が敬うくらいだから、歌もうまかった。TBS『ザ・ベストテン』(1978年~89年)の司会を務め、さまざまな歌手と接してきた黒柳徹子(88)も「あんなに歌のうまい人はいない」と歌唱力を絶賛していた。具体的に歌がどう、うまかったのか。秀樹さんがデビュー時に所属していたビクター音楽産業(現JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)の元制作スタッフが解説する。「『情熱の嵐』(1973年)のようなシャウト系の歌も『ブルースカイブルー』(1978年)みたいなバラードも完璧に歌えた。発声のコントロールがきちんとできていたからです。シャウト系もバラードも歌える人は数少ない。どちらも歌うのは難しいんです。かなり高い歌唱力を持っている人でないと無理」またシャウト系の歌には歌唱力が表れやすいそうだ。「うまくない人が歌うと、がなっているように聴こえてしまいますから。秀樹さんは違った。しっとりしたバラードもうまく、味もあった。デビュー時点から歌のうまい人でしたが、経験を積むうち、よりうまくなりました。売れてからも一生懸命やる人でしたから」(前出・元ビクター制作幹部)人柄が良かったこともファンを惹き付け続ける理由だろう。筆者が秀樹さんとお会いしたのは2013年5月だった。TBSの名作ドラマ『寺内貫太郎一家』(1974年、パート2は翌75年)についての座談会出席をお願いした。秀樹さんの父親・貫太郎役だった故・小林亜星さんと同局の演出家だった故・鴨下信一さんが同席した。秀樹さんは時折、声を出しにくそうな場面があった。それでも笑顔を絶やさず、「このドラマが成功したのは、貫太郎役が亜星さんだったからだよ」と小林さんを讃えて、一方で鴨下さんを立てた。秀樹さんの人気がこのドラマを支えていた一面もあるのに、自分のことはほとんど語ろうとしなかった。4月の50周年コンサートをファンは心待ちにしているだろう。高堀冬彦(放送コラムニスト、ジャーナリスト)1964年、茨城県生まれ。スポーツニッポン新聞社文化部記者(放送担当)、「サンデー毎日」(毎日新聞出版社)編集次長などを経て2019年に独立
2022年03月01日2019年、『Ment Asian Music Awards』でナゴヤドームを訪れたBTS2013年のデビューから8年、今やグローバルスーパースターへと急成長を遂げたBTS。最近では2021年に行われた『第63回グラミー賞』でパフォーマンスを披露した際に着用した衣装をオークションにかけ、その落札価格 日本円にして約1800万円(!!)を音楽業界に携わる人々への医療費などの支援に充てるため寄付するなど、その活動もワールドワイド&一流アーティストそのもの!そんなBTSのメンバーはRM(27)、SUGA(28)、JIN(29)、J-HOPE(28)、JIMIN(26)、V(26)、JUNGKOOK(24)の7人。端正なビジュアルでありながら、かつてK-POPアイドルのイメージにあった“いかにも整形顔”なメンバーがいないところも人気のポイント。そんなBTSの「顔面遍歴」の真実は!?「整形ポリス」こと、エゴサが趣味のOL・プラ美と美容ライター・イム子のアラフォーコンビがグローバルスーパースターの美の秘密を調査!◇◇◇プラ美:中国ドラマ、韓国ドラマは女の感性を刺激するわね!イム子:確かに王道だし、世界観の大きなドラマは見応えがあるかも。日本ドラマもどんどん攻めてほしいわ~。プラ美:でも、それぞれ国によってキャストの“顔面”に違いがあることはご存知?イム子:え~…主役はみんな、話題の俳優さん女優さんでキレイって印象だけど……。プラ美:日本は流行顔。最近だと“イケオジ”バイプレーヤーを主役に当てるのも流行ね。一方で中国は、不動の美男美女。まさに主役!って顔面を揃えてる。韓国は「主役にしては少し地味?」って思うような男性を当て込むの。で・す・が!話数を追ううちにストーリーもあってだんだんイケメンに見えてきて、最終話にはどハマりしてしまう。「えっ、気が付いたら彼のことが好きに!?」戦法なのよ!イム子:なるほどね。超絶イケメンが出る場合もあるけど、その意見には納得だわ。ちょっと手が届きそうなところが女心をくすぐるのよね。少女マンガ的でもあるかも。プラ美:という部分が韓国を代表するアーティスト、BTSとも被るのではないかと推察しているのであります。彼らもめちゃくちゃカッコいいんだけど、ん〜なんていうか、“顔だけ”じゃないと思うのよねぇ。というわけで今回はBTSの顔面をズバリ調査しちゃいます!イム子:無理やりまとめた!仕方ないわね、定期メンテついでに美容整形外科で調査してくるわ!今回のターゲット:「いかにも整形顔」メンバーがいないBTSは“天然”イケメン!?デビューから8年間の顔面遍歴を美容整形外科医が分析!これからは、奥二重整形が流行る!?回答者:美容整形外科『高須クリニック』平野正之医師イム子:デビュー翌年の2014年は、まだ少年らしいあどけなさがあったBTSのメンバーですが、年月を経てビジュアル面で印象が変わった点などありますか?平野先生:今、男性の美容整形やアンチエイジング対策は世界的に人気が高く、今回の取材にあたってメンバー全員のお顔をかなりじっくり見たのですが、誰もほとんど変わっていない!それが正直な感想です。イム子:変わってないとはすごいですね!正直、韓国と言えば「美容整形大国」というイメージがありました。平野先生:確かに韓国の美容整形技術は世界でも最先端をいっており、日本からもオペをしに訪韓する人がたくさんいるほど。しかし今回の取材で、BTSメンバーのお顔にこそ、最新の美容整形トレンドが隠されているんだと思いました。■「変わらない整形」がトレンドイム子:それはどのような意味でしょうか?平野先生:今まで人気のあった、シャープな三角形の輪郭に、大きな目、おでこから生えているような高い鼻にグラマラスすぎるリップライン。これら“いかにも整形顔”が少し前までの整形トレンドでした。しかし、今は「変わらない整形」こそが、最新の流行なんです。自分の元々持っているパーツの印象は変えない。でも垢抜けた印象はある。そのようなナチュラルな変化がこれからの美容トレンドだなと。イム子:なるほど!「進化しているけど変わらない」美容整形ということですね。これはK-POPに憧れる日本の若い男の子たちでもマネできそう!平野先生:画一的な美を求めるのではなく、自分が元々持っている魅力を引き出す。そういう意味ではBTSのみなさんもベースを保ちつつ、輪郭はシャープに、ダイエットの効果か頬や鼻まわりもスッキリしたように見えます。イム子:確かに。中でもJIMINさんは全体的に顔まわりがスッキリした印象があります。平野先生:彼らはレッスンやステージパフォーマンスも激しく、必然的に身体が引き締まり、ダイエット効果のある生活を送っていると思います。それを一般の方がやるのは難しいので、例えば輪郭などは脂肪溶解注射を打ったり、ウルセラを照射することで引き締め+小顔効果があると思いますよ。イム子:それなら私でも手軽にできそうですね。平野先生:あとBTSのみなさんに対して思ったのが、日本の芸能界でもチラホラいると噂の、よくある並行二重に治してないこと。一重や奥二重のままでもとてもカッコいい!これは日本のメンズ美容にも影響がありそうです。イム子:世界的に活躍しているBTSだからこそ、それがオリエンタルな魅力になっているのかもしれませんね。RMさんもデビュー時と目元の雰囲気などはそのままですが、肌はますますきれいになり、抜けるように色が白くて女性から見てもうらやましいほど。これはどのようなオペで叶うものなのでしょうか?平野先生:艶のある色白肌を目指すならフォトフェイシャルのM22というレーザー治療がいいですね。1ヶ月に1度通うだけでいいですし、細かなシミにも効果があります。イム子:ダウンタイムは不要ですか?平野先生:ほとんどありませんね。なので、会社帰りに施術、なんてことも可能です。■ポイントは“配置バランス“イム子:手軽にBTS肌になれるならこれはチャレンジしたい!ところでメンバーのVさんは「世界で最もハンサムな顔」、JINさんは自他共に認める「ワールドワイド・ハンサム」とも言われています。お2人のお顔の美点はどのようなところでしょうか?平野先生:2人とも目・鼻・口の配置バランスがいい。平均的であることは、つまりみんなが「いい」と思う顔。ズバリ最高の美点バランスをお持ちだと思います。イム子:目が二重で鼻が高く、ではなく配置の問題なんですね。ところで他のメンバーも含め、みなさんリップがつややかでおきれいです。これを真似したい場合は脂肪などを注入する施術がいいのでしょうか?平野先生:ヒアルロン酸を注入した方がいいですね!M字を描くようにバランスを見ながら適所にヒアルロン酸を注入することで、グラマラスでぷるんとしたリップになれます。イム子:ヒアルロン酸って万能ですね。いろいろなパーツを調整するのに使える印象です。そうそう、先ほどダイエットの話が少し出ましたが、JIMINさんは過去に過激なダイエットをしていたことで有名です。「痩せた」だけで顔は変わるものでしょうか?平野先生:ダイエットというのは全身の大きな変身効果があるので、変わると思います!でもあまり過激なダイエットは健康にも良くないです。もしパーツで気になる部分があるなら、例えば先ほど挙げた脂肪溶解注射のほかに脂肪吸引など、気になる箇所にダイレクトに効果のある方法がいいと思います。イム子:確かに、年齢を重ねると体重というより体型が気になるところです……。では最後に、BTSのメンバーたちが「この部分をキープすればいい」「ここをこうしたらもっとカッコよくなる」といった今後の美容ポイントがあれば教えてください。平野先生:みなさん本当に今のままでも素敵ですが、美容整形的におすすめするなら、RMさんはお顔がもっと華やかに見えるよう、まぶたの二重形成、JIMINさんも加齢でまぶたの脂肪が気になり出したら、切開で二重を作るのがよさそうですね。おふたりとも、とにかく自然でナチュナルな二重で、全体的な雰囲気を変えない、出来るだけ幅の狭い奥二重風がいいですね。J-HOPEさんは頬が薄いのでヒアルロン酸を注入したり、人中(鼻と上唇の間)短縮のためにリップリフトもいいでしょう。Vさんはたるみが気になるようならHIFU(ハイフ)かな。JUNGKOOKさんは涙袋があるタイプなので目元のたるみが出そうだったらサーマクールアイを。SUGAさんは目や鼻が小ぶりなタイプなので、顔の余白を埋めるために涙袋にヒアルロン酸を注入したり、目尻を切開してもいいでしょう。JINさんは小鼻をもっときれいに、収縮手術や鼻尖軟骨形成もオススメです。イム子:みなさん、ちょっとしたポイントでますますカッコよくなりそう。今回は令和世代のメンズ美容整形の参考になりました!今回お話を伺ったのは…平野正之先生:秋田大学医学部卒業、小田原市立病院勤務、各地で形成外科医として勤務。その後、美容外科クリニック入職を経て、令和3年より高須クリニック東京院勤務。専門的知識が豊富で丁寧な説明と培われた技術で患者からの信頼も厚い。形成外科専門医、日本美容外科学会会員、日本熱傷学会会員
2022年02月20日取材を受ける田原俊彦1980年に『哀愁でいと』で歌手デビューして以来、燦然と輝くスーパーアイドルとして今もなお魅了し続ける“トシちゃん”こと田原俊彦サマ。そんな彼も昨年の2月に60歳を迎え、いよいよシニアの仲間入りに。とはいえ、現役アイドル継続中のトシちゃんだもん、還暦の祝砲だって一筋縄ではいきません。その証拠に、今年の1月28日に発売された写真集『DOCUMENTARY』(講談社)には、ファンが悶絶級のイケ散らかしまくったお宝写真が盛りだくさん!さっそく本人にお話を伺いました!「本作りのきっかけは、若い頃に何度もお世話になった宿敵・フライデーチームからのお誘いだったの。こっちは何人もの女友達と疎遠になって散々な目に遭ったっていうのに、よくもまぁ……って思ったよね(笑)。でも、これも何かの縁かと思ってタッグを組んでみたら、とんでもないモノができちゃった。印刷や装丁にもこだわったからちょっと強気の価格設定だけど、それだけの価値があるって自信はある!」■職業“田原俊彦”を続けるための努力は欠かさずトシちゃんの言葉とおり、総工費400億円超えのバブリーなホテルで撮影されたゴージャスなトシちゃんから、今もなおデビュー当初を彷彿させるチャーミングなトシちゃん、さらには外国人美女をはべらせたイケイケなトシちゃんなど、まさに“田原俊彦七変化”!そして一番の見せどころは、多くのメディアにも取り上げられて話題になった、真っ赤なふんどし姿のセミヌード!「この発案もフライデーチーム。でも、セレモニーを飾るにふさわしい写真なのかなって思って、2つ返事でOKしたよ」その姿たるや、ファンでなくともため息が出てしまうほどの美しい肢体。“これで還暦!? ”と思った人も大勢いることだろう。ほどよく鍛えられた筋肉、ハリのある肌、たるみのない丸みを帯びたヒップと、まさにパーフェクトボディ。さぞかし時間やお金をかけて体力づくりに時間をかけたかと思えば、その答えは “ノー”。「そりゃね、さすがに脱ぐことが決まったあとは、少しは鍛えた方がイイかな~って思ったよ。でも撮影の数日前にギックリ腰をやっちゃって。だから本当に何もできなかった。 それでこのクオリティだから、やっぱり俺ってスゴイよね。もうビッグ超えちゃってるよ(笑)! 唯一ギャランドゥだけは、技術面で多少カバーしてもらったかな」確かにデビューから現在までステージに立ち続けていることを考えると、その言葉もあながち嘘ではなさそう。「プライベートの自分は食べるのも飲むのも大好きだし、頭の中は女の子のことしか考えていない(笑)。でも、42年間“田原俊彦”って職業を続けるための努力は欠かさなかったよ。トレーニングはもちろん、どんな時でも人に見られているって意識を持って生きてきたと思ってる。だからこの状態が普通なんだよね。多分、朝起きてコーヒー飲む時ですら姿勢イイんじゃない?」そんな彼のアイドル人生を凝縮したかのような写真集。撮影したカメラマンの下村一喜さんは“点数をつけるなら100点満点で7億点”というトンデモ数値を叩き出していたけれど、当の本人にとってはどれくらいなの?「80点かな。普段からヘラヘラしているイメージが強いと思うけど、表現者としての目線では意外とストイックなんですよ。今回の撮影に限らず、ステージが終わったあとは“もっとできたんじゃないか?”って反省の繰り返し。もちろんどんな仕事でも毎回全力で挑んでいるし、この写真集でも自分を出し切ったつもりだけど、どうしても厳しい目でジャッジしちゃうんだよね」これまでの明るいテンションとは違い、本気モードで語るトシちゃん。だからこそ、この年齢まで現役アイドルを続けてこられたのだろう。「そうね。ファミリー(トシちゃんのファン)にも70歳まで歌い続けるって宣言しちゃったから。でもね、最近はステージが終わると疲れが抜けにくくなったし、昔に比べてキレが悪くなったなぁって思うよ。最近YouTubeで20代の映像を見返したんだけど、当時の俺ってマジでキレキレでスゴいんだよ! ただ色気は年齢を重ねた今の方が表現できているって思う。若いだけがすべてじゃないんだよね。だから、俺にはまだまだ伸びしろがあるはず!」さすがトシちゃん、これぞアイドルの鑑!「15歳でジャニーさんに見出してもらって、そこから紆余曲折あっていろんなことを経験してきたけれど、その積み重ねがイマにつながっていると思う。そしてうれしい時も辛い時も、一番の支えになってくれたのはファミリーの存在。そんなファミリーのために、いくつになっても“トシちゃんスゴイ!”って言われるように頑張りたいし、夢や希望を与え続ける存在でありたいですね。って、ちょっとイイこと言っちゃったー!」はい、その言葉を信じて、これからもいちファンとして見守り続けます!「最後にこれだけは言わせて。この写真集は本当に自信作だから! 観賞用、保存用と最低2冊は手にしてもらいたい。そして余裕があれば布教用もぜひね(笑)!」取材・文/三輪順子撮影/齋藤周造
2022年02月09日BTS(防弾少年団)韓国だけでなく、世界的な人気となっている『BTS』。韓国では、18~28歳の健康な男性は、約20か月の兵役が義務となる。しかし、昨年の東京五輪でメダルを獲得した代表選手など、スポーツや芸術で大きな功績を残した者はその義務が免除、もしくは延期される。韓国に大きな経済効果をもたらしているBTS。昨年12月1日の韓国国会でBTSメンバーの兵役を30歳まで延期できるとする法案が可決。しかし、その後は義務を果たさせるのか、免除になるかは決まっていない。■徴兵を拒否した韓国人男性徴兵を拒否し、日本での生活は17年目となる韓国人男性・金成河(キム・ソンハ)さん。金さんは徴兵を拒否しようとする人たちに海外移住をすすめており、その情報をネットで公開するなどの活動も行ってきた。日本への移住によって彼自身には現在、兵役の義務はない。金さんに“なぜ”徴兵に従いたくなかったのかと聞くと、「普通、そう思うでしょう」と苦笑いしながら質問にかぶせるように答えた。全世界的に反戦が叫ばれるなか、自衛にせよその逆にせよ“戦争のために軍がある”のであれば、それに反対することは普通だといえよう。金さんは“自分の場合”と断りながら、自身と徴兵について話してくれた。彼はアメリカ留学を挟みつつ韓国の中学・高校に通った。そしてそのどちらでも軍隊式な管理、体罰を経験した。韓国の中学を辞めた後は、親戚のツテを使ってアメリカに留学、帰国後に韓国の高校に通った。中学時代も高校時代も韓国の学校の理不尽さを訴えた。しかし、金さんの両親は、「団体生活に我慢して慣れないと、人生を送れない。社会でも生きられない」高校を辞め、金さんはイギリスに留学。しかし、その際、徴兵のある韓国ならではのシステムがあった。「当時、連帯保証人を立てないと海外に出国ができませんでした。なんのためかというと、海外に出国した者が帰ってこなかった場合、“徴兵から逃げた”という処罰を、その人たちに受けさせるためです。所得が低ければ低いほど多くの連帯保証人を立てなければいけない。この制度は’05年に憲法違反として廃止されましたが、私の留学時はまだありました」(金さん、以下同)韓国のある規定で、イギリスの韓国領事館で3か月に1度パスポートを更新する必要があったが、一度金さんは忘れてしまった。「届け出を忘れたまま3か月がたって何が起きたかというと、私の家族、親戚、連帯保証人全員に脅迫電話が入りました。“おまえらは処罰を受ける”と」■大学2年で多くの韓国人が軍人に’03年に韓国に帰国。韓国の大学に通うこととなった。「ほとんどの人は大学2年生のときに兵役に行きます。そのため韓国の大学では2年生と3年生で年齢が離れていることが多い。さらに言うと“人”が違います。3年生は“軍人”です。ある日、私の態度が気に食わなかったのか呼び出され、“おまえ何歳だ?軍隊には行っているのか?”って。そこで私は大学を辞めることにしました。学校を辞めるのは3度目。それを親に伝えると“おまえは社会不適合者だ。そんなことを我慢できないのか。世界中どこでもあるぞ”と言われましたね」韓国の大学を辞めた後、語学留学で来日した。「親が言う“そんなこと”は日本ではありませんでした」しかし、日本でも同じ韓国人からは“そんな”仕打ちが。語学学校に通っていたときだ。「当時、私は気の合う友人らとブログをやっていて、社会批判的なことも友人らと書いていました。語学学校のクラスで1泊旅行があったのですが、そのブログが同じクラスの韓国人に見つかった。すると旅行中の夜に、酔っ払った10人以上の韓国人に囲まれ、“売国奴”となじられ、“ボコボコにする”などと脅されて大騒ぎになりました」その後、金さんは日本の大学に合格。友人に徴兵制について発信するセミナーを開いたらどうかとすすめられた。「当時、日本ではあまり知られていなかった、韓国の軍で毎年何人も事故や自殺で亡くなっていることなどがテーマ。私は兵役に行っていないので、除隊した知り合いを呼んで、兵役中にどんな“仕打ち”を受けていたのかなどを話してもらいました」最近でも、その“理由”は明らかになっていないが、アイドルグループ『SHInee』のテミンは、軍の服務によってうつ病とパニック障害が悪化し補充役(現役兵の代替要員として公的機関で勤務する立場)に編入となったことが報じられた。■BTSファン「待っているから義務を果たして帰ってきて」金さんは大学卒業後、日本で就職し、現在も日本に居住中。兵役には行っていない。「韓国に再び居住地を移せば徴兵対象になりますが、37歳までは1年間のうち、計3か月間まで、韓国に滞在ができます。そんなにいることはないと思いますけど」国外滞在者は37歳まで徴兵検査の義務がある。今年、金さんは38歳となる。「個人的には去年、完全に徴兵と関係がなくなりました。留学すれば、その留学先の国で教育を受け、そこで就職することもできますし、近年はフランスなどでは韓国軍の人権を無視した“仕打ち”を問題視して、韓国人の亡命者も多く受け入れています。私のように帰る気がない人にはおすすめします」兵役と就職事情については。「韓国企業は、兵役に行って、“上のことをよく聞く”ことを叩き込まれた人を好む傾向があります。そもそも兵役に行っていないと韓国では就職が厳しいです。そもそも採用しないからです。雇う立場になったら、雇っても何年後かに兵役に行くのであれば、利用価値が少ないと考えます」韓国の履歴書には、“兵役欄”があるという。「兵役に行っていないと、就職しづらい理由がもう1つあります。兵役欄に“兵役免除”と書かれていると、それが何を意味するかというと、障がい者と認識されるのです。身体的な理由や病気などがあると兵役免除となるので、それに該当する人間と認識されるのです」これは金さん自身も体験したこと。韓国企業を親会社に持つ日本のあるIT系企業で働いていたとき……。「社内ベンチャーを立ち上げることになり、そのプロジェクトの人と面談する機会がありました。はじめは日本人社員と話をしていたのですが、しばらくたって韓国人の社員が現れ、話すことに。すると、私を見た瞬間、突然パンチでも食らわせるように“アンタ軍隊行ってんの?行ってない?障がい者なの?”などと言われたのです」金さんは一連の経験を「あくまで私の時代にあったことで、今は徴兵の期間はどんどん短くなっていますし、給料も上がるなど、事情はほんの少しは変わったかもしれませんね」と話した。BTSの兵役についてファンたちは「待っているから義務を果たして帰ってきて」というような声も多く、逆に政府側が国益のために延期などの対応をとるという、ある種の逆転現象が起こっている。今回は問題を先送りにした政府。メンバーが30歳を越えたとき、韓国はどんな対応をとるだろうか。
2022年02月07日渋谷すばる《すばるくん、大丈夫かな……》いま、ファンの間で、元関ジャニ∞の渋谷すばるを心配する声があがっている。■SNSに感じる“異変”渋谷は’18年にジャニーズ事務所を退所し、ソロで活動している。「初ツアーで5万人を動員。関ジャニ時代から定評のあった美声と音楽センスを生かしています。昨年5月には一般女性と結婚するなど、公私ともに好調ですよ」(スポーツ紙記者)そんな渋谷に”異変”が起きたのは、昨年12月のこと。「12月11日に公式ツイッターで《私から出る全てはそれで、もはや私ではないのかも》と意味深な投稿をした後、アカウントを削除したんです。今までは普通にコメントできたインスタグラムのコメント欄の設定も変更されて、私たちが書き込めなくなってしまって……。彼とのつながりが断たれたみたいでちょっと寂しいですね」(渋谷ファンの女性)外部からのメッセージを遮断しているようにも見えるが、渋谷が不可解な行動に走ったのにはこんな理由が。「アイドル時代のことを持ち出されるのがイヤだったようです。一部のファンは彼のSNSでジャニーズ時代のことを聞いたり、DM(ダイレクトメッセージ)で”関ジャニのメンバーとは会っていますか?”と送っていた。そんなふうに、過去の話題を持ち出されるのに抵抗があったのでしょう」(レコード会社関係者)昨年9月には、『週刊女性』は、渋谷が音楽活動の宣伝も兼ねた雑誌の取材を受けたがらず、仕事先を振り回していることを報じた。今回、突然SNSを削除したのも、強すぎるアーティスト気質によるものなのかもしれない。「最近は周囲に“自分はもうアイドルじゃない”と漏らしています。独立して4年経ち、1人のアーティストになったという自負があるのでしょう。“いまの自分の音楽を理解してくれる人だけついてきてほしい”というスタンスなのだと思います」(同・レコード会社関係者)そんな渋谷を応援するファンも多いが、我が道を歩く彼に対してこんな声も。「ジャニーズを辞めてSNSを始めた人たちは、ファンとの距離が近くなっている印象です。錦戸亮さんや手越祐也さんは、SNSでファンから意見を募ったり、質問に答えたりしています。SNSの使い方は人それぞれですが、渋谷さんは逆にファンと距離ができてしまっている印象です」(芸能プロ関係者)アイドル時代のことを聞かれるのを避けるためSNSを削除したのかについて、渋谷の所属するレコード会社に問い合わせたが、期限までに回答はなかった。“無責任”と思われかねない行動は控えてほしいけど……。
2022年01月13日齋藤璃佑(撮影/矢島泰輔ヘアメイク/MAIMI)第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリに輝いた、秋田県在住の高校2年生・齋藤璃佑。身長179cmで小顔&脚長、素顔は素朴系キャラという、将来が楽しみな大型ルーキーだ。周りの反応はどうだったのだろう?■トロフィーを受け取ったら、お腹がすいていることに気づきました(笑)「グランプリをとれるとは想像もしていなかったので、名前を呼ばれても夢だと思っていて。トロフィーを受け取ったらずっしり重くて、“あ、現実なんだな”と。それと同時にお腹がすいていることに気づきました(笑)」第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリに輝いた、秋田県在住の高校2年生・齋藤璃佑(りゅう)。身長179cmで小顔&脚長、素顔は素朴系キャラという、将来が楽しみな大型ルーキーだ。周りの反応はどうだったのだろう?「最終選考会の翌日が移動日、その翌日は祝日だったので3日後に学校に行ったんですけど、朝からテストで。教室に入っていったら、みんな“あ、おはよ”くらいで、すぐテスト勉強に戻ってました。それどころじゃなかったみたい(笑)」先生に「やってくれ」と言われてクラス委員長を務めるなど、しっかり者の17歳。自分の性格を単語3つで表すと「頑固、明るい、まじめ」との答えが。「やりたいと決めたらやらないと気がすまなくて頑固なんです。明るいというのは、家でも学校でもすごくしゃべるので。あと、小学校のころから委員長系をいろいろやってきたので、まじめだねってよく言われます」■好きな教科は数学「難しい問題が解けると達成感を感じて楽しい。ただ成績にはつながらなくて(笑)。成績がいいのは理系なのになぜか国語」筋トレにハマっていて最終選考会では見事な腹筋も披露した。「学校帰りに制服のままジムに行ってます。ムキムキではなく、“脱いだらすごい”身体になりたくて。目指しているのは白濱亜嵐さんのような体形です」マンガやアニメ、ゲームも好きで、今のお気に入りは『怪獣8号』というマンガ。もし実写化されたら、主人公の相棒「レノ」を演じてみたいという。「クールめなキャラで、年齢が18歳なので自分に近いかなと。でも演技はまったくやったことがないので、これからしっかり勉強して少しずつ進んでいけたらと思ってます。コミカルな役もまじめな役も、いろいろ演じられる俳優になりたいです!」■“璃佑”という名前の由来は?「璃が宝石、佑が助けるという意味で、強くて優しい、人を助けられる人間になるように、という意味だそうです。“りゅう”と読むので、覚えてもらえたらうれしいです!」第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストは応募受付中! JUNONTVで検索
2022年01月07日香取慎吾「今後も真摯に仕事に取り組んでまいります。皆さま、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます」12月28日、香取慎吾が結婚したことを発表した。「相手は2歳年上の一般女性。香取さんが10代のころから交際していたといいます。発表を受けて、SMAPのメンバーだった中居正広さんは縦読みで《うれしいのだ》、木村拓哉さんは《めでたい! めでたい! めでたい!》、稲垣吾郎さんは《これからも、ファンの皆さんにとってのPBI(パーフェクト ビジネス アイドル)を極めてください》、草なぎ剛さんは《これからもしんつよパワー全開でいきましょう》とそれぞれお祝いのコメントを出しました」(スポーツ紙記者)’17年にジャニーズ事務所を辞め、『新しい地図』として再スタートした3人は今年めざましい活躍を見せた。「夏には国際オリンピック委員会アンバサダーとして、東京パラリンピックを盛り上げました。9月にはNHKの教育バラエティー『ワルイコあつまれ』に出演し話題に。さらに、香取さんは1月クールにテレビ東京系のドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』で主演を務めるなど、躍進した1年になりましたね」(同・スポーツ紙記者)そんな1年の締めくくりに、まさかのサプライズ報告となったが、かねてから“予兆”はあった様子。■現場のスタッフに出ていた指示「昨年末に草なぎさんが結婚した後くらいかな……。新しい地図が出演するバラエティー番組で、現場のスタッフに“3人の女性に関する話題や交友関係にはできるだけ触れないように”という指示が出ていたんです。3人の事務所からそういう指示が出ていたのかわかりませんが、彼らは制作サイドが心配するぐらいNG事項が少ないので不思議に思っていたんですよ」(テレビ局関係者)実際、草なぎの結婚後初出演となった今年1月1日の『7.2新しい別の窓』(ABEMA TV)でも、本人が自分から結婚について語ることはなかった。バラエティー番組での“NG事項”は、その後も継続されていて……。「草なぎさんはいまも結婚生活について話すことはありません。3人は、ジャニーズ時代もあまり女性に関する話はしませんでしたが、結婚してからもファンの夢を壊さないようにしていたのでしょう。そのスタンスを守る3人を見て、スタッフも気を遣うようになったのでしょう」(同・テレビ局関係者)スタッフの間で、ファンを大切にする3人をバックアップしようとする空気があったのかもしれない。香取は、’19年に雑誌のインタビューで、自身の結婚観をこう語っている。《してないからわかんないけど、向いてるほうだと思いますよ。(中略)うーん、そうだな……。そんなに欠点がない男だと思う(笑)》今後も、結婚生活については明かさないかもしれないが、“欠点のない”香取なら幸せな家庭を築いてくれるはず!
2021年12月30日(左上から)LiSA、純烈、King&Prince12月28日の午後から始まった『第72回紅白歌合戦』の音合わせリハーサル。今年は例年の会場である渋谷のNHKホールが改装工事中のため、初開催となる東京国際フォーラムに場所を移して行われた。■対照的な2組のリハ計13組のアーティストが参加した初日、まず会場の注目を集めたのが4人組男性歌謡グループの純烈。「客席中央の特設ステージから登場した4人は、リーダーの酒井一圭さんの号令で客席へ。感染対策のため、除菌スプレーとマジックハンドを駆使して観客と握手をして周るという、ユニークなパフォーマンスを披露しました」(NHK関係者)ファンとの触れあいを売りにしている純烈らしい演出に、集まった報道陣からも笑いの声が上がった。その後の囲み取材では、久々となったあの自虐ネタも。「4回目の出場ということで“紅白には慣れたか”という質問を受けた際、酒井さんは“いやいや、慣れないです”と即答。“1回目はドキドキで、2回目のときはメンバーが減って、奇跡的に出られまして……”と‘19年に女性問題が報じられてメンバーが脱退した件に触れ、ここでも会場の笑いを誘っていました」(同・NHK関係者)“慣れない”と言いつつも、今年もリハーサルからしっかり会場を盛り上げた純烈。本番でも、らしさ全開のユーモアあふれるパフォーマンスに期待したい。そんな純烈とは対照的に、音合わせリハーサルが非公開ながらも注目の的となったのが歌手のLiSA。「囲み取材前の写真撮影では“恥ずかしいですね”と照れながらもカメラマンのかけ声に“ハイ!ハイ!”と元気な声で応じていて、とてもリラックスした様子でしたね。リハーサルの様子が見られなかったので衣装などの演出が気になるところですが、今年はトップバッターの大役を務めるということで“いつもより派手にいかなくちゃ”との意気込みを口にしていました」(スポーツ紙記者)演出に関しては本番までのお楽しみということだが、記者からの質問で‘21年を振り返った際には、こんな場面も……。「“‘21年を漢字1字で表すと?”という質問に“祝”という字をあげました。理由として、ソロデビューして10周年であることや主題歌を務めるアニメ『鬼滅の刃無限列車編』が放送開始したことに触れて“いろんなことが少しずつよくなってきた”と語りましたが、気になるのはやっぱり旦那さんのことですよね……」(同・スポーツ紙記者)LiSAは‘20年1月に声優の鈴木達央との結婚を発表したが、’21年7月に鈴木と一般女性の不倫疑惑が報じられ、一時期は夫婦揃って活動を休止する事態に。12月12日には鈴木の活動再開と2人の関係修復が報じられたが、夫婦関係も“少しずつよくなってきた”……?そんなLiSAの衣装・演出も含めた未公開のパフォーマンスに注目だ。■安定のジャニーズ2組LiSAはソロデビュー10周年を迎えたが、“紅白10年目”を迎えるのが関ジャニ∞。「リハーサルではみなさん終始リラックスした様子で、丸山隆平さんは笑顔でカメラに手を振る余裕も見せていました。曲が終わると丸山さんと村上信五さんがなにやら談笑していて、会話の内容を横で聞いていた大倉忠義さんも思わず笑みをこぼしていましたね。横山裕さんは落ち着いた様子で見守っていましたが、安田章大さんはパフォーマンス終了後すぐにスタッフの元へ駆け寄り、演出について相談をしていました」(前出・NHK関係者)さすが10年目のベテランといったところか、慣れた様子でリハーサルを終えると、その後の囲み取材でも現場を沸かせた。「写真撮影では丸山さんがノリノリで“ポーズのリクエストあります?”とカメラマンに聞き、手でハートを作ったりボディビルダーのようなポーズをしたりと大サービスでした。取材時のトークも、みなさんお手のもの。毎年恒例となっている丸山さんのスーツ姿いじりや、村上さんが紅白の司会を狙っている話などで笑いの絶えない囲み取材になりました」(同・NHK関係者)年の瀬を彩る一員として貫禄の姿を見せつけた関ジャニ∞。そんな先輩に続いてリハーサルを披露したのが、King&Princeだ。「ステージでは本番さながらの息の合ったパフォーマンスを披露しましたが、取材時にはとてもリラックスした様子でしたね。平野紫耀さんは、スキップで取材会場に入ってきましたから(笑)」(同・NHK関係者)キンプリの5人も、先輩に負けじとトークで現場を盛り上げた。「意気込みを聞かれた際、平野さんが岸優太さんに突然話を振ったのですが、岸さんがしっかりと答える様子を見て永瀬廉さんが“えらいな〜”と褒めていて、仲のよさが伝わってきましたよ。5人それぞれの“今年成長した部分”という話題になったときには、神宮寺勇太さんは“演出力”、永瀬さんは“合いの手のうまさ”や“朝ドラでの活躍”、平野さんは“意外なツッコミ力”、岸さんは“疲れを見せないリーダーらしさ”、高橋海人さんは“振り付け能力”や“意見を言う力”など、それぞれの成長についてみんなで褒め合っていて、微笑ましかったです」(同・NHK関係者)4年連続4回目の出場となるキンプリは、平野が主演する映画の主題歌『恋降る月夜に君想ふ』を披露する。大晦日の月夜に5人が見せる、息ピッタリのパフォーマンスは見逃せない。このほかにも、東京五輪閉会式で注目を浴びた歌手のmiletや、‘23年に解散することを発表して話題となっているアイドルグループ・BiSHなど、初日から豪華な顔ぶれが揃った紅白のリハーサル。本番に向けて、さらに盛り上がっていくこと間違いナシ!
2021年12月30日第22回輝け!日本歌謡大賞、記者会見にて。1991年にはとんねるずが大賞、SMAPと中島美智代が新人賞に暮れも押し迫ってきた。TBS『輝く!日本レコード大賞』(12月30日、午後5時半)の放送を楽しみしている人もいるはず。1993年までは大きな音楽賞がもう1つ存在した。『日本歌謡大賞』である。1970年代から1980年代はレコ大並みの知名度と人気を誇った。どうして跡形もなく消えたのか?その理由を辿ると、現在の各音楽番組が盛り上がらないワケも浮かび上がってくる。■47・4%の高視聴率を記録歌謡大賞が生まれたのは1970年。理由は驚くほど単純だった。「日本作曲家協会が主催するレコ大を後援していたTBSが、1969年の第11回から大晦日のゴールデンタイムで生放送したところ、最初の年からいきなり高視聴率を記録したからです」(当時を知る元スポーツ紙文化部記者)この年のレコ大の視聴率は30・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。それを見て「音楽賞は視聴率が取れる」と踏んだTBS以外の日本テレビ、フジテレビ、NET(現テレビ朝日)東京12チャンネル(現テレビ東京)がラジオ3局も誘い、自分たちも賞をつくった。それが歌謡大賞だった。この狙いは見事に当たる。沢田研二(73)が『危険な二人』で大賞に輝いた1973年には47・4%の視聴率を記録した。五木ひろし(73)が大賞を獲った同じ年のレコ大は44・1%だったから、歌謡大賞は視聴率で勝った。歌謡大賞はレコ大とほぼ同格の扱いを受けるようになる。ただし、歌謡大賞とレコ大は似て非なるものだった。まず放送は各局が持ちまわりで11月中に行なった。主催は各局の音楽プロデューサーから選ばれた「放送音楽プロデューサー連盟」だった。「これが後に歌謡大賞のアキレス腱となりました」(元レコード会社幹部)半面、両賞とも1年で一番の歌を決めるので、大賞が同じになることも多かった。たとえば1974年から1977年の大賞は両賞とも同じ。森進一(74)『襟裳岬』、布施明(73)『シクラメンのかほり』、都はるみ(73)『北の宿から』、沢田研二『勝手にしやがれ』である。誰もが納得の大ヒット曲だった。■物議を醸した“受賞”厄介なのは断トツの歌がなかったときだった。やはり大ヒット曲が乏しかった1980年代前半のある年、歌謡大賞で前代未聞の“事件”が起きた。当時をよく知る複数の関係者によると、A局の音楽番組プロデューサーが、放送終了後、実力派男性歌手の事務所スタッフから殴られた。大賞に輝いたのはアイドル歌手だったが、これに納得がいかなかったからだ。確かにアイドル歌手はお世辞にも歌がうまいとは言えなかった。当時の歌謡大賞の審査は各局の音楽プロデューサーたちを中心に行なわれ、そこに新聞・スポーツ新聞の音楽記者の票が加えられていた。音楽プロデューサーの中でも権限が大きかったのは、放送を担当する局の人間だった。暴力を振るわれた音楽プロデューサーは大賞を獲ったアイドル歌手がメインを務める番組を担当していた。このため、ベテラン歌手のスタッフに「情実で賞を獲らせた」と思われてしまったのだ。事実、この音楽プロデューサーはアイドル歌手に肩入れしていることを隠さなかった。歌謡大賞の一番の泣きどころは各局の音楽番組のプロデューサーたちが中心になって審査をしているところだったのだ。「テレビ局は力のある芸能プロダクションから『なんとか賞を』と頼まれると断りにくい。その芸能プロからソッポを向かれると普段の番組が作れなくなってしまいますから。だから歌謡大賞は徐々に力のある芸能プロが有利になっていった。その分、音楽界全体としては歌謡大賞への情熱が徐々に冷めていきました」(同・元レコード会社幹部)だが、審査が物議を醸したのは過去のレコ大も同じ。極めつけは1989年。その年の6月に逝去した美空ひばりさんの『川の流れのように』の受賞を、評論家や新聞・スポーツ新聞から選出された審査員は信じて疑わず、世間の多くの人もそう思っていた。ところが、選ばれたのはWinkの『淋しい熱帯魚』だった。「美空さんは故人というだけで受賞できなかったわけでなく、最優秀新人賞のマルシア、最優秀歌唱賞の石川さゆり、この年から設けられた美空ひばり賞の松原のぶえが、当時はそろってコロムビアレコードの所属だったことが大きかった。『全部、コロムビアなのはマズイのでは』という空気が生まれていた。レコード会社がどこかなんて音楽ファンには関係ないのに。結局、TBS系列局員の票が大量にWinkに流れた」(前出・元スポーツ紙文化部記者)これを機にレコ大は審査方法の抜本的な改革を行なった。一方、歌謡大賞の改革は遅れに遅れた。各局の混成軍によって運営され、意志の疎通がスムーズではなかった弊害だ。■まるで選挙な賞レース音楽賞が一番盛り上がったのは1980年。五木ひろしの『ふたりの夜明け』と八代亜紀(71)の『雨の慕情』が両賞を激しく争った。2人とも本心を隠さず、「(賞を)獲りたい」と宣言し火花を散らせたことから、「五・八戦争」と呼ばれた。「2人とも審査員の票読みまでしていたようです。『あの人は自分を推してくれる』とか。まるで選挙です(笑)」(同・元スポーツ紙文化部記者)その後も1980年代は賞レースが過熱し続ける。「私たちレコード会社の人間は審査員を銀座やゴルフに連れて行きました。もちろん、費用はこちら持ち。でも、それによって音楽賞がファンたちから離れてしまった気がします。ファンとは無縁の話でしたから」(同・元レコード会社幹部)1990年代に入ると、両賞とも視聴率が10%台前半にまで落ちてしまう。レコ大は改革に次ぐ改革で復権を図るが、そもそも視聴率目的で生まれた歌謡大賞は継続の意欲を失い、姿を消す。「そもそも音楽賞が難しい時代に入っていたんです。孫からおじいちゃんまで一緒に聴ける曲がなくなっていた」(同・元レコード会社幹部)音楽賞は世代を超えて楽しむもの。だから沢田研二やピンク・レディーのような存在がいないと、高視聴率達成は難しい。現在の音楽番組が軒並み低視聴率にあえぐのも、理由は同じだろう。高堀冬彦(放送コラムニスト、ジャーナリスト)1964年、茨城県生まれ。スポーツニッポン新聞社文化部記者(放送担当)、「サンデー毎日」(毎日新聞出版社)編集次長などを経て2019年に独立
2021年12月20日坂本昌行12月初旬の昼下がり。都内の閑静な住宅街にある高級マンションから犬と散歩するために出てきたスタイリッシュな女性。冷たい風が吹いていたが、彼女の足どりは寒さなど微塵も感じないかのように軽かった。この女性こそ、かねて坂本昌行との交際が報じられている女優の朝海ひかるだ─。■「宝塚」雪組のトップだった朝海朝海が出てきたのは、坂本の自宅マンション。連れていた犬も、坂本が飼っているマルチーズとチンのミックス。坂本にとって大切な犬の世話を任せているところからも、ふたりの関係の深さがうかがえる。現在も交際は続いているようだが、最近“ある変化”が。「坂本さんが結婚することを考えているそうです。彼の思いは真剣なので、ゴールインもそう遠くはないと思いますよ」(テレビ局関係者)V6のリーダーとしてグループを先導してきた坂本の“妻”になるであろう朝海は、宝塚歌劇団の雪組でトップを務めていた。「華やかな容姿とダンスで男役として人気を博しました。在団中は『風と共に去りぬ』のスカーレットや『ベルサイユのばら』のオスカルなど、宝塚を代表する役を数多く演じています。’06年に退団後は舞台を中心に活動しています」(舞台関係者)ふたりが出会ったのも舞台がきっかけだった。「坂本さんが’18年に主演を務めたミュージカル『TOP HAT』で共演したのを機に、交際に発展したそうです。朝海さんは、座長として出演者や裏方のスタッフへの細かい気遣いを欠かさない坂本さんの姿に惹かれていったといいます」(同・舞台関係者)坂本は、’19年末に左ひざの前十字靭帯及び半月板損傷により手術を受けた。苦しい状況に見舞われる中、いつしか朝海の存在がかけがえのないものになっていく─。■「そろそろ自分も……」「ひざの調子が優れない坂本さんを献身的に支えていました。一日も早く回復できるように、栄養を考えた料理を作るなど、家事も率先してこなしていたそうです。彼女の支えは心強かったことでしょう」(同・舞台関係者)20代後半から30代にかけては、元モーニング娘。の中澤裕子と、その後は女優の大塚千弘との交際が報じられたが、どちらもゴールインには至らなかった坂本。そこには、こんな理由が。「坂本さんは自分のことよりも、仕事先やファンのことを第一に考えていたんです。仕事への責任感も強いため、“自分の幸せは後回しでいい”と思うタイプ。あと一歩が踏み出せなかったのでしょう」(前出・テレビ局関係者)“自分のことは後回し”にする性格だったが、メンバーの結婚で、少しずつ自分の将来も意識するように。「V6のほかのメンバー、特に“年下メンバーに幸せになってほしい”と考えていました。リーダーの思いが届いたのか、’07年に井ノ原快彦さんと瀬戸朝香さん、’16年に長野博さんと白石美帆さん、’17年に岡田准一さんと宮崎あおいさん、’18年に森田剛さんと宮沢りえさんと次々に結婚していった。三宅健さんは“独身貴族”を謳歌していますが、メンバー6人中4人が身を固めたことで、“そろそろ自分も……”と思ったのでは」(同・テレビ局関係者)だが、すぐにゴールインとはいかなかった。V6が大きな決断を下したからだ。「’19年に、デビュー25周年を迎える’20年に向けての話し合いをする中で、森田さんが“ジャニーズ事務所を離れた環境で役者に挑戦したい”と申し出ました。メンバー間で話し合った結果、今年11月1日をもってグループは解散することに。坂本さんとしても、朝海さんとの結婚は意識していたのでしょうが、この2年間はグループのこと、ファンのことを優先したのでしょう」(芸能プロ関係者)グループのことを第一に考えつつも、坂本が大きな覚悟を決めたのには、700日前の“誓い”があった。「交際を始めた当初から、ふたりの中で“50歳をメドに結婚できたら”と考えていたそうです。朝海さんは、年齢は非公表ですが、坂本さんと同年代。坂本さんは今年で50歳になりましたし、朝海さんも来年1月24日に誕生日を迎えます。パートナーが年齢を重ねる日が近づくにつれて、思いが強まっていったのでしょう」(同・芸能プロ関係者)■気になる結婚のタイミング坂本の“愛”は、朝海にも伝わっていたに違いない。彼女も、過去の雑誌のインタビューで結婚に対する思いを語っている。《私にだって結婚願望はあるんですよ。手相を見ると、結婚線もあるらしいので、希望は捨ててないのですが、男性と知り合うチャンスがなくて(笑)》ふたりで交わした“誓い”を考えると、遠くない未来にハッピーなニュースが聞けそうな気もするが……。「年が明けると、坂本さんは1月8日から主演ミュージカル『MURDER for Two』、朝海さんは1月11日から舞台『INTO THE WOODS』の仕事があります。そうなると、プライベートな発表はしにくいかもしれません」(同・芸能プロ関係者)V6の活動にはピリオドが打たれたが、坂本は井ノ原、長野とともに20th Century(トニセン)としての活動を継続する。毎年、ジャニーズタレントは多くの音楽番組に出演するため、年末はハードスケジュールになりそうだ。「たしかに、今年は12月30日に『Johnny’s Festival~Thank you 2021 Hello 2022』、12月31日には、NHK紅白歌合戦、『ジャニーズカウントダウン2021-2022』とイベントが多いです。ただ、トニセンはこれらのイベントに参加しません。ふたりの仕事が落ち着いたタイミングでおめでたい報告があるかもしれませんね」(同・芸能プロ関係者)今年も残り数週間─。もうすぐ“Victory”となるのか!?
2021年12月13日BALLISTIKBOYZ撮影/渡邉智裕’19年5月にデビューしたBALLISTIK BOYZ。EXILE TRIBE初のメンバー7人全員がマイクを持ちダンスやアクロバットを披露するグループだ。東南アジアを中心にプロモーションツアーを開催するなど、海外からも熱い視線を向けられていた彼ら。だからこそ、デビュー翌年に起きた新型コロナウイルスの感染拡大により大きな影響を受けた。砂田「コロナ期間になって、ライブなどの活動が思うようにできなくなりました。そのぶん、以前よりもメンバーとの会議が増えましたね。どうしたら僕らの活動を世の中に発信できるかを話し合ったり、曲作りをしたり。結果的に、グループの結束がより強くなったと思います」日高「メジャーデビューして2年半たったんですが、そのあいだにいろいろと経験させていただいたことをすべて詰め込んだアルバムができあがりました」砂田「たった2年半かもしれませんが、僕らからしたら長く、濃い時間でした。その時間をアルバムとして発表できることがすごくうれしいです」■グループの特色が詰まったアルバムアルバム『PASS THE MIC』の収録曲で特に思い入れのある曲を聞くと、奥田「個人的には『HANDS UP』が好きです。僕自身、歌いながら“頑張ろう”と思える曲で、聴いてくださる方の背中を押せるような楽曲。あと、僕と(松井)利樹、(海沼)流星で作詞と作曲に参加した『Chasi’n』。僕らがやりたいと思っている音楽性や音楽スタイルを感じてもらえると思います」深堀「今回のアルバムのリード曲になっている『All Around The World』は、海外の方にも刺さる作品だと思います」加納「アルバム収録曲の『Animal』とテイストが似ている洋楽のような曲ですね。サビにハイトーンボイスが多用されていて、そこも魅力です」■自信を失う? 驚きの経験を告白現在、このアルバムを引っさげた全国ツアーを開催中。アルバムのDVDには、9月の公演の様子が収録されている。日高「ツアーで経験したことは、自分の自信につながります」加納「思い出したくないこともあるけど……。セットがあることに気づかず、曲中に転んじゃったこととか」砂田「びっくりするくらい派手に転んじゃってて」深堀「つらいよね……。僕、ライブ中に結構、水を飲むんです。1回ステージからはけたタイミングでトイレに行きたくなっちゃって。でも、スタッフさんからは時間がないからダメって。その後、どうしても我慢できなくなって、MC中にトイレに行っちゃいました」加納「走ってトイレに行ってたよね」日高「誰かひとりでも欠けたらステージは成立しないんですよ、なのに……」深堀「(目元を手でおおい泣くまねをしながら)そんなことがありました」日高「まだツアーは続いているので、何が起きるか楽しみです(笑)」最後に、次の目標は?日高「やっぱり海外です。自分たちの夢や目標に、ワールドスタジアムツアーというのがあるので」海沼「新型コロナの影響がなければ、いまも海外でライブをしていたと思います。来年こそは落ち着くことを信じて、海外での経験でよりグループをカッコよく成長させたいです」松井「もちろん海外での活動にも期待していますが、ベースは日本。いちばん近くで見守ってくれるファンのみなさんがいる日本の活動も大切にしていきたいです!!」●EXILE20周年を記念した企画で先輩・EXILEの4曲(『Touch The Sky』『FIREWORKS』『THE NEXT DOOR』『Heads or Tails』)をカバー!深堀:小学生のときにEXILEのライブに参加してアーティストになりたいと思いました。憧れの先輩の曲を自分たちが歌ってミュージックビデオも撮影するって不思議な気持ちでしたし、本当にうれしかったです。加納:光栄なことだと思ったのと同時にプレッシャーもありました。ボーカルとして、TAKAHIROさんやATSUSHIさんに並べるように、そして、BALLISTIK BOYZらしさを出せるようにすごく意識しました。『BALLISTIK BOYZ FROM EXILE』12月8日発売[CD+DVD] 3200円、[CD] 1500円※税込み
2021年11月23日左から池崎理人、後藤威尊、許豊凡(シュウ・フェンファン)、西洸人、高塚大夢、木村柾哉、藤牧京介、松田迅、尾崎匠海、佐野雄大、田島将吾(C)LAPONE ENTERTAINMENT11人ボーイズグループINI(アイエヌアイ)が11月13、14日に初の有観客イベント「INI 1ST FAN MEETING」(計4回)を開催。MINI(ミニ:INIのファンの呼称)の前でパフォーマンスを披露しました。韓国発のサバイバルオーディション番組の日本版『 PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(以下プデュ)を通じて結成し、11月3日にデビューを飾ったばかりの彼ら。初々しい魅力とともに、今夏の韓国合宿で磨いたダンスと歌の実力を存分に披露しました。大興奮の模様を詳細レポート!(取材は13日昼の部)■1曲目から涙をぬぐうMINIもすっきりとした秋晴れの土曜日。会場となった神奈川・ぴあアリーナMM周辺は午前中からグッズを求めるファンで大賑わい。新型コロナウイルス対策のため、観客は収容定員の50%(6,000人)に絞られていましたが、うちわやペンライトを握りしめたMINIで最上階の4階まで埋まり、開演前からわくわくムードでいっぱい!メンバーカラーを取り入れた服装のファンも目立っていました。定刻の13時半。会場の照明が落ち、11人のプデュ出演時のダイジェスト映像がスクリーンに。当時の興奮と感動がフラッシュバックしたところで、ステージ上のLEDスクリーンが上がり、まばゆい光に包まれてINIが登場!1曲目はデビューシングル『A』収録の『Brighter』。道を失い迷っていた自分を光で照らし、前に進ませてくれた大事な人を歌ったというこの曲の世界観に、しっかりと気持ちを乗せてパフォーマンスする11人。INIとMINIとの絆を感じさせるエモい曲とあり、早くも涙をぬぐうMINIの姿も……。歌い終わると、満面の笑みで「Log in to US、INIです!」とあいさつし、キラキラとした瞳で会場を見わたす11人。「わー!」「すごーい」とMINIとの初対面に感激いっぱい!「ありがとうございます!」と声を合わせて、会場と同時配信されたストリーミングを視聴中のMINIに感謝を伝え、各自の自己紹介タイムに。 『A』がオリコン週間シングルランキングで1位を獲得したことにも触れ、「みなさんのおかげということで、(今日は)最高のライブを用意してきました。最後まで楽しんでいってください」とリーダーの木村柾哉がニッコリ。MINIももちろん、楽しむ準備カンペキ♪■トークコーナーも大盛り上がり「僕たちが夢に向かって歩く姿を素直に歌った曲」という田島将吾による曲紹介で披露されたのが『RUNWAY』。プデュ最終回で披露された、デビュー評価曲だったこのナンバー。幸福感あふれるメロディーに乗ってステージの左右にも移動し、キラキラとしたパフォーマンスを会場の隅々まで届けてくれました。続いては、同じくデビュー評価曲だった『ONE』。つらい過程を経て、ついに“ひとつ(ONE)”になったと歌い上げるこの楽曲。先ほどのキュートな雰囲気から一転、シックなオーラをまとい、気迫みなぎるパフォーマンスでMINIのハートを鷲掴みに!全力パフォーマンスを終え、滝のような汗を流しながら続いてのトークコーナーに突入。韓流イベントでおなじみのMC、古家正亨を迎え入れ、時折、古家から強烈なツッコミの洗礼を受けつつも、初々しい魅力で客席を沸かせてくれました。最初のコーナー「INIのタレコミトーク!!」では、INIに行った事前アンケートの内容を公開。「第一印象がもっとも印象的だったメンバーは?」の質問に、後藤威尊が尾崎匠海について「(プデュの)初顔合わせのときに、スタッフさんへのグイグイ感が怖かった」と回答。これに尾崎は「切羽詰まっていました(笑)。絶対(デビューを)勝ち取ってやるって気持ちだったので」とテレ笑い。なんと、11人中5人が尾崎と答えていたそうで、「めちゃ声がデカくて怖かった」(佐野雄大)、「キラキラではなくギラギラしていた」(木村)、「最初に挨拶をした人だった」(田島)、「すぐに肩を組んでくる人だった」(高塚大夢)と、意外なエピソードが次々と登場。「思わずメンバーにキュンとした出来事は?」には、藤牧京介が「感謝の気持ちを、内緒でブログに書いてくれた」と高塚の名を挙げると、会場は「キャ~」と大歓声。「めちゃくちゃ感動しました。そういうのをあまり言わないタイプなので」(藤牧)と、高牧(2人のケミ名)のいい関係性を明かしてくれました。ほかにもあちこちでケミが大発生していて、目が22個ほしいと思ったひと時でした。■トーク→ダンスのギャップがヤバい!!続いての「背中で感じろ!お絵描き伝言ゲーム!」ではお兄ちゃんチームと弟チームに分かれて対戦。お題の文字や絵を背中に乗せた紙にマジックで書き、伝言ゲーム式に伝えていくという内容でしたが、両チームとも珍回答に終わり失敗(しかも、木村の衣装にマジック跡がぽつぽつと)。罰ゲームとして、といってもMINI的はご褒美ですが、とっておきの愛きょうをリレー形式で披露することに。アイドル生命が心配になる池崎理人の変顔でスタートしたものの(笑)、中国出身の許豊凡(シュウ・フェンファン)は目を潤ませて「お腹すいた~」、最年長の西 洸人はポーズを付けて「ごーんぎつね!」、最年少の松田迅は猫になりきって「ニャンニャーン」などなど、キュートな愛きょうをバッチリ披露。半々に分かれての衣装チェンジの間には、コール&レスポンスの練習が行われたほか、INIがイメージキャラクターを務めるKOSEのスキンケア商品「米肌(まいはだ)」のウェブCMも初披露。そんな盛り上がりっぱなしの公演も、いよいよ終盤に。初披露となった『Cardio』では、ギアをより一段と上げ、オラオラ系のパフォーマンスをブチかます11人。舞台で覚醒するタイプが揃っているというINIですが、トーク中のわちゃわちゃムードから一転、ステージングではカリスマ感全開となるギャップは沼落ち必至でしょう。そして本編最後は、メイン活動曲の『Rocketeer』。ロケットのようにより高く飛び立っていけという歌詞に呼応するように、テンションを限界直前まで振り切ってパフォーマンスするINI。取材席だったスタンドのサイド席からは、後方ポジションで踊るメンバーの動きもよく見えたのですが、気持ちをひとつにし一糸乱れぬダンスをするさまは感激もの!生だとカッコよさが100倍増しの神曲でした。【INIコール&レスポンス】※「」カギかっこはファンのレスポンス田島:たじに「たじたじ~!」佐野:おすだいを「おすだい~!」※おすだいは雄大の訓読みと音読み松田:寝る前に「トマトジュース!」木村:木村「まさや~!」許:フェンファンの「ファンファン~!」後藤:12時になったし一緒に寝ようか「寝る~!」尾崎:尾崎匠海は「キラキラ~!」藤牧:藤牧京介は「ワンワン!」高塚:高塚大夢は「お兄ちゃん~!」西:「北、南、東、西!」※すべてファンと一緒にコール。方角に合わせて腕を回すポーズ付き池崎:理人の変顔「リピート!」※最後に本人の変顔実演付き■アンコールまで全力、MINIに感謝会場の興奮が冷めやらぬ中、アンコールに応えて再び登場したINI。公演用に製作された黒のTシャツ姿で披露したのは、プデュのテーマ曲『Let Me Fly~その未来へ~』。メンバー、そしてMINIにとって特別な思い入れがあるこのナンバーを、最高の笑顔でパフォーマンスする11人。「僕たちの原点であるこの曲のおかげで、みなさんの元へ羽ばたくことができました」(許)と改めてMINIに感謝を伝え、締めとしてひとりずつ決意表明をしてくれました。(※最後に全コメント紹介)記念日ということでMINIと一緒に撮影をし、最後は手をつないで1列になり、深々とお辞儀。そしてステージ両サイドにダッシュし、お別れを惜しむように隅々までお手振り&アイコンタクト。「ありがとう」「大好きやで~」「またねー!」とLEDスクリーンが下り切るまでメッセージを送る姿が印象的でした。個性も、歩んできた過程もさまざまだった11人がプデュで出会い、運命に導かれるようにINIとなったわけですが、終始メンバー同士で支え合い、リスペクトし合う関係性が今回の公演で垣間見え、本当にいいグループだなと実感。フレッシュな魅力がありながらも、パフォーマンスもファンサービスもすでにスター性にあふれ、彼らが目標とする“グローバルボーイズグループ”も決して夢物語で終わらないだろうと思いました。ここ数年、さまざまなオーディション番組が開催され、ボーイズグループ戦国時代ともいわれる日本の音楽業界。そんな中、所属事務所(韓国大手メディア企業・CJ ENMと吉本興業ホールディングスによる合弁会社で、先輩グループにJO1)のコネクションで、韓国の一流クリエーターによる楽曲や振り付けの提供を受け、差別化したパフォーマンスができるのもINIの大きな武器。唯一無二の魅力を持ったグループとしてどんな未来を切り開いていくのか、INIの今後が楽しみです!【INI 決意表明の全文】※ファンミーティング時のコメント順田島将吾「11月3日にデビューして、思ったこと、感じたこと、やりたいこと、どんどん僕たちが発信していって、もっと新しいINI、もっと新しい僕を見せていきたいですし、一番はMINIのみなさんがINIを応援してよかったなって思ってもらえるようなグループにしていきたいです。これからも一緒に、ずっといてね!」池崎理人「本日は本当に、本当にありがとうございました。人生でめちゃくちゃ素晴らしいと思える日がまた更新され、すごく感動しています。一言でいうと、『一生幸せにするのでINIに付いてきてください!』」佐野雄大「夢が叶って本当に幸せです。ありがとうございました。これからはMINIのみなさんと一緒に寄り添い合って、INIを誰もが知っている大きなグループにしていけたらと思っていますので、これからもよろしくお願いします。(満面の笑みで)本当に大好きです!」後藤威尊「こうやって大きいステージに立てるのもMINIのみなさんのおかげって、今日本当に実感して、めちゃくちゃ幸せです。この最高のステージで、パフォーマンスさせていただいて、いつも最高の環境で練習させていただいて、これもMINIのみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。絶対に世界まで連れて行くので、僕たちのことを信じて付いてきてください」尾崎匠海「目標ということで一つ言いたいんですが、ツアーとかね、やりたいですねー!(フォーっと盛り上がるメンバー)絶対に連れていきますので、これからも応援よろしくお願いします」許豊凡「僕たちがここまで来れたのは、すべてMINIのみなさんのおかげです。これからは僕たちと一緒に新しい時代を切り開いて、J-POPでもなく、K-POPでもなく、僕たちだけのINI-POPを作っていきましょー!(イェーイと応えるメンバー)」松田迅「今日来てくれたMINIのみなさん、配信をご覧になってくれているMINIのみなさん、いつも支えてくれて本当にありがとうございます。僕たちがオリコン1位でスタートできたのも、みなさんのおかげです。僕たちも1日でも早くみなさんを世界に連れていって、たくさんの仲間をみなさんに共有できるように僕たち頑張っていきますので、僕たちを信じて付いてきてください」西 洸人「なんか、本当にあっという間でした。(公演がもう終わりで)僕も悲しいです。正直、裏で始まる前から泣きそうになって、だらしない最年長だなぁと思いながらやっていたんですけれど、ハハハ。僕たち、スタートが本当にすごい良すぎて、デビューもできて、オリコンなどで1位を取らせていただいて、こんな会場で最高のパフォーマンスをさせていただいて。でも、それも全部MINIのみなさんがいてくれたからで。でも、僕たちはもっともっと、まだまだ行けます。だから、もっともっとデカいところに連れていくので付いてきてください」藤牧京介「今日は本当にありがとうございました。今後、この景色を何年後も、何十年後も見られるように、ずっと愛されるアーティストになりたいなと本当に思います。今日は配信を見てくださっている方にもめちゃくちゃ会いたいんで、これからもよろしくお願いします」高塚大夢「来てくださったみなさん、配信をご覧のみなさんと、5年後、10年後また会って、もう一度ライブとかができるくらいの大きいアイドルになりたいと思います。配信(をご覧)の人も、僕たちずっと待っているんで、また会場に来てください」木村柾哉「今日はこんな大きな会場でライブをさせてもらって、みんなも言っているように、僕も、もっともっと大きいところでライブをして、配信で見てくださっているみなさんにも、見に来ていただきたいです。これからも引き続き頑張るので、応援をよろしくお願いします」※池崎の「崎」は正しくは「たつさき」、高塚の「高」は、正しくははしごだか取材・文/新森実夏
2021年11月16日今年7月28日(なにわの日)に横浜アリーナのステージでCDデビューを発表し話題をさらった、なにわ男子。関西ジャニーズJr.からは、ジャニーズWEST以来、7年7か月ぶりのCDデビューとなるまぶしすぎる7人を初取材。3つのグループに分かれてインタビュー!大橋和也(リーダー)×西畑大吾ーー相手の紹介をお願いします!大橋:(西畑)大ちゃんはなにわ男子のセンターとして前にいてくれる。あとは、MCで話をまとめたり、誰かに振るのが上手。ここで誰に声をかけたらいいかっていうのも考えてるところが、すごいなって思います。(なぜか、変顔しながら顔を大橋に近づける西畑)これテレ隠しです(笑)。あとドラマに出たりして、演技面でも頑張ってくれて、なにわ男子を宣伝してくれてる。西畑:(大橋は)ほんまに優しくて寛大でリーダーとしてぴったりだなと思うんですよ。大橋:へへへへ(笑)。西畑:自分が前に行くんじゃなくて、後ろから僕らを見守ってくれてるリーダーで、そういうところがほんまに頼りになる。すべてにおいて僕は信頼できる人です。大橋:ほんまかい(笑)。ーーなにわ男子ってどんなグループ?西畑:見ていただいただけで幸せになって、笑顔になってもらえるようなパフォーマンスを心がけています。大橋:めっちゃ俺みたいなこと言うやん(笑)。西畑:いやいや、ほんまに思ってるから!大橋:なにわ男子ってギャップの大きいグループ。パフォーマンスではかわいくてカッコいいけど、しゃべったらうるさい(笑)。だから、くすっと笑ってもらったり、明日頑張ろうって勇気づけられるようなグループになっていけるといいなと思ってます。それで100年先もみなさんに愛を誓っていこうと思います。弱点は、眠気?(笑)眠いときはみんなダメやな。西畑:あとは暑さとか風。前髪を気にするメンバーが多いから(笑)。ーーどんなグループになりたい?西畑:このままずっと仲いいグループでいたい。大橋:そうやね~。CDデビューして、いろいろな方と出会うと思うけど、そこに飲まれず自分たちらしくやっていけたらいいな。西畑:そうね。それで応援してくださるみなさんを照らすような存在でいたい。僕らもファンのみなさんから照らされてるので。大橋:カッコいい~!ーーCDデビュー曲『初心LOVE(うぶらぶ)』の魅力を西畑:レコーディングには(関ジャニ∞の)大倉(忠義)くんが立ち会ってくれてアドバイスくださいました。この曲でデビューするんだなって感慨深かったです。大橋:大倉くんの提案で落ちサビからレコーディングしたんですが、僕、ふだん声が大きくてハキハキしてるから「もっと切なく歌って」って言われて。歌詞にそった“うぶ”な雰囲気を表現できたかなと思います。西畑:僕は「もうちょっと甘い感じで」とか「もう少し明るく歌ってほしい」とかアドバイスをいただきましたね。大橋:今回のレコーディングでいろいろ挑戦させてもらって、もっと歌がうまくなりたいなと思いました。西畑:ミュージックビデオ(MV)はストーリー仕立てになってて。曲の世界観にすごく合ってます。きっとキュンもあると思いますよ(笑)。大橋:そうそう、うぶですからねえ(笑)。絶対にみなさんに楽しんでもらえると思います!藤原丈一郎×高橋恭平ーー相手の紹介をお願いします!藤原:(高橋は)めっちゃナルシストで自分のことが大好き。もちろんすごくいいことだと思います。ただ、ラジオ中、顔が出ないのにずーっと髪の毛いじってるんですよ(この瞬間も隣で髪の毛をいじっている高橋)。ヘアセットひとつで気分が変わるくらいストイックな男ってことです(笑)。あと、最近は例えツッコミを習得中ですね。高橋:例えられてない、むしろ遠のく例えツッコミやけどね(笑)。丈くんは、しゃべりが達者だからラジオとかめっちゃ助かってます。笑い方が面白いんですけど、頼りがいのある最年長ですね。ただ、メンバーといるときは精神年齢低め。藤原:僕と同じB型の3人(高橋・大橋・長尾)にちょっかいかけることが多いです(笑)。高橋:「俺はいいほうのB型、お前らとは違うんだぜ」みたいな、しょうもないやつです(笑)。ーーなにわ男子ってどんなグループ?高橋:7人のわちゃわちゃした空気は、なにわ男子の強みだと思います。フレッシュさや若さとか。藤原:そうやね。あと、歌って踊るときはカッコよく決めるけど、トークは関西弁でガンガンいくっていうギャップはうまく見せていきたいと思ってます。高橋:今しか出せない勢いとかもあると思うし。藤原:でも、テンションが上がりすぎるとメンバーだけで盛り上がって、スタッフさんたちを置いてけぼりにしちゃうところは直さないと(笑)。高橋:それはある(笑)。ーーどんなグループになりたい?藤原:なにわ男子を結成して10月で3年たったんです。その3年間はすごい濃かったし、いろいろな初めての経験をさせていただいて。“なにふぁむ(なにわ男子のファン)”が見たことないような景色を5年、10年先も見せ続けられるようなグループになりたいと思ってます。高橋:関西ならではのグイグイいくノリのよさは、ずっと守っていきたい。個人で言うと、ファッションとかも大好きなのでそういう仕事にも挑戦したいです。あと、映像とかも。藤原:それぞれ、グループの中での立ち位置やはっきりした個人の色を出していけるように頑張ります!ーーCDデビュー曲『初心LOVE(うぶらぶ)』の魅力を高橋:サビの歌詞がキャッチーで覚えやすいし、曲全体がかわいらしいです。フリも覚えやすいので、一緒に踊っていただけたらうれしいですね。藤原:MV撮影は、ちょっと虫がね……。高橋:踊ってたら急に目の前にでかい虫が通って、「ひえっ」てなったり(笑)。藤原:そうそう、みんなで苦戦してた(笑)。うぶな感じ満載でいいMVなので、ぜひチェックしてください!大西流星×道枝駿佑×長尾謙杜ーーメンバーの紹介をお願いします!!大西:みっちー(道枝)は、クールなイメージを持たれがちだけど、メンバーでいちばん甘えん坊。仕事はしっかりしてるんだけど、裏では、犬みたいにかまってちゃんでかわいい。道枝:そ、そんなことない!大西:そういうところ(笑)がかわいいなと。長尾:最年少やし……。道枝:(長尾も)同い年やろ!長尾は、ず~っと、しゃべっててうるさいです。大西:あと、寝てたと思ったらいきなり“しゃあ!”とか言い出すからね(笑)。長尾:(苦笑)あ、大西くんは優しいです。大西:え、それだけ!?ーーなにわ男子ってどんなグループ?道枝:仲いいですよ、俺ら。一度もケンカしたことない。もちろん、殴り合いとか、取っ組み合いとか、口ゲンカもないです。大西:あるみたいやん(笑)。道枝:どっかでぶつかったほうがいいとは思うんですけどねえ……。長尾:ないねえ……。道枝:(少し考えてから)謝ったこともない。長尾:うん、気になったらその場で解決。大西:解決って、意見交換のことですからね!ーーどんなグループになりたい?道枝:僕個人としてもずっと、キラキライメージの“王道ジャニーズ”を目指してて。その路線に、なにわ男子がいることがありがたいです。これからも、ジャニーズど真ん中をブレずにやっていきたいです。長尾:関西出身のグループらしく、バラエティーでもうまくしゃべれるようになります!大西:それこそ嵐さんたちのように、国民的アイドルと呼ばれるところを目指したいです。“国民的アイドル”はひとつの称号で、性別、年齢に関係なく広く認知されないといけない。そこは絶対に目指したい目標です。ーーCDデビュー曲『初心LOVE(うぶらぶ)』の魅力を長尾:1回聴いただけでも覚えて口ずさめる、キャッチーでかわいらしい曲。僕らのザ・デビュー曲って感じです!大西:テンポがよくて、1度聴くと、ずぶずぶハマっていくような、おもしろい曲。恋愛ソングだけど壁ドン要素ゼロの、うぶなところがなにわ男子とみっちー(道枝)にマッチしてます。道枝:(道枝も主演するテレビ朝日系)ドラマ『消えた初恋』の撮影は、メメ(Snow Manの目黒蓮)くんと頑張ってて、息は、合ってきてます。(目黒は)落ち着いてますよね。撮影中に、メメくんのもっといろいろな面を見れたらなあ(遠い目)。今のなにわ男子だからできる、さわやか感やキラキラがちりばめられた曲です。異性、同性、どっちにもとれる歌詞ですけど、僕は心を込めて、大切な人のために歌ってます。7人に聞いた!フカホリQ&AQ1. 7月28日(なにわの日)のライブ会場でCDデビューを発表。その日の夜はどう過ごした?Q2. デビュー前夜(11月11日夜)はどう過ごすと思う?過ごしたい?Q3. これまでで特に印象に残っているのは、どの先輩グループのデビュー?Q4. デビューシングルの歌詞〝あんな恋がしたくて〟、どんな恋がしたい?Q5. 自分を構成するする3大要素は?西畑大吾(1997年1月9日生まれ、大阪府出身、AB型)1:たくさんの方から連絡をいただいたので、ホテルでたまっていたメールの返信をしてました。100通くらいかなあ、こんな来たことないってくらいの数で、びっくりしました2:せっかくならメンバーと一緒に過ごして、「5、4……」ってカウントダウンしてお祝いしたいですよね。僕たち、Jr.歴でいえば先輩・後輩ありますけど、デビューしてからは同期。どうなっていくか本当に楽しみです3:ジャニーズWESTさん。直属の先輩がデビューされるのを聞いて、すげー!関西からデビューだ!って、めちゃめちゃテンションが上がりました。関ジャニ∞さんからデビューがつながったのがうれしかったから、僕たちも後輩につなげられるよう頑張りたい4:年をとってもイチャイチャできる恋がいいですね。ふたりでおうちにいるときだけラブラブみたいな、他の人には知られてなくていい、自分らだけでいるときにわかる感覚を持てる恋、そういうのがいい5:おうち・近くにいる人たち・アイドル。僕、インドア派なのでおうち大好きだから外に出たくない(笑)。近くにいる人たちは、家族や友人・知人、メンバーやスタッフさん、ファンのみなさんで、今の西畑大吾を形成してくださったから。で、アイドルっていうお仕事大西流星(2001年8月7日生まれ、兵庫県出身、O型)1:ひたすらメールに返信をしてました。本当にたくさんの方からいただいたんです。ちゃんとお返しをしたかったので時間をかけていたら、返信し終わるまでに3日かかっちゃいました2:デビュー曲の『初心LOVE』をめっちゃ聴いて、めっちゃ緊張してそう(笑)。デビューしたことないから、どういう緊張感かわかんないですけど……。あ、CDショップに行きたいかも。時間的に余裕があればですが3:入所から1年もたたずにデビューされたメンバーもいるSexy Zoneさん。当時、ジャニーさんが僕らJr.に「未完成なところがいい。がむしゃらにやってる姿や、汗水垂らす姿がカッコいい」って、いつも言っていたから、そう思うのかも4:お互いがフラットでいられるような恋がいいですね。限度はあるけど、嫉妬もケンカもあっていいと思う。嫉妬しちゃうぐらい、相手のことを好きってことやから。気になってることをちゃんと言い合える関係がいい!5:友達・テレビ・お肉。高校の友達は何でも相談できるぐらい仲がよくて、お肉は食べるだけで幸せになるし、テレビっ子なので道枝駿佑(2002年7月25日生まれ、大阪府出身、O型)1:ふつうに過ごしました。その日の夜はホテルで過ごしたんですけど、僕らの会見を放送してくれたワイドショーの動画を見ながら、7年でここまで来れてありがたいなあって、しみじみとした気持ちになりました2:デビュー前後はとにかく忙しいっていう話は先輩たちから聞いたような気がするので。早く寝て、デビュー本番に備えます3:Kis-My-Ft2さん。ライブ中にデビュー告知を受けた共通点があるので。僕らは映像でしたけど、Kis-My-Ft2さんは茶封筒で受け取ってて、昔、その映像を見たときに「いいな、僕も茶封筒欲しい!!」と思ったので、似た感じでうれしかったです4:好きなものや似合うものをお互いに理解してないとできないので、「これなんかどう?」、「あんなのもあるよ!!」とオススメし合うデートに憧れます。いつも相手のことを考え……頭から離れないような恋は憧れちゃうかもしれないですね5:美容・ジャニーズ・メンバー。事務所に履歴書を送ってなければ、今ここにいないから。結成3年でデビューが決まって、これから一生いっしょにやってくメンバーは“ほぼ自分”みたいなもの (笑)高橋恭平(2000年2月28日生まれ、大阪府出身、B型)1:結構、普通に寝てました(笑)。まだちゃんと実感が湧いてなかったのかも。まわりの人たちに「デビューおめでとう!!」と言われたり、デビュー曲のミュージックビデオの撮影をして、やっと実感が湧いてきた感じです2:何か特別なことをするわけでもなく……、普通に過ごしてると思います(笑)。何も変わらないいつもと同じ夜です、きっと3:SixTONESさんとSnow Manさん。SixTONESさんには大好きな田中樹くんがいるし、それも同時に2つのグループがデビューするって聞いて驚いたし、印象的でした。身近な人がデビューするっていうのは、なんか特別な思いがありました4:あんな恋……え、どんな恋?恋って何があります?(隣にいた藤原が「甘い恋、ビターな恋、錦鯉」とつぶやくがスルーして)難しい……、わからへん。自分は恋してもあんまり表に出さないから、周りの人たちにもたぶんバレないと思います(笑)5:自分・今・自分以外の人。……この質問、何も思い浮かばないなあ(笑)長尾謙杜(2002年8月15日生まれ、大阪府出身、B型)1:たしか、ホテルの部屋で(なにわ男子のライブでバックダンサーを務めた)當間琉巧(Lil かんさい/関西ジャニーズJr.)とおったかなぁ。なんかそわそわしちゃって(西畑)大吾くんの部屋にも遊びに行ったかも2:日付が変わる瞬間は意識するかも。数分前からチラチラ携帯見たりして、12日になった瞬間に1回深呼吸します(笑)。人生に1度しかない、大切な日ですからね3:SixTONESさんとSnow Manさん。同じライブに出ている中での発表でショックな部分もあったけど、すぐに7人で気持ちを前向きに切り替えて。(大橋は)普段頼りないリーダーだけど「大丈夫、大丈夫!次は俺らや!」って言ってくれたときは、頼もしかったなぁ(笑)4:僕にとっての理想的な恋は、ふたりがいつも大切に思い合ってる関係。距離が近いとか物理的なことじゃなくて。恋しても、きっと何も変わらへんと思う。ただ、相手のこと目では追っちゃうだろうな5:ファッション・睡眠・日光。単純に服が好きなのと、あとは健康を大事にしたいから(笑)藤原丈一郎(1996年2月8日生まれ、大阪府出身、B型)1:ホテルに戻ってからたまっていたメールに返信しました。正直、誰が誰かわからなくなるくらいたくさんのメッセージをもらって(笑)。でも、人生に1度しかない瞬間なのですごくよく覚えてます2:デビュー当日は、きっと濃い1日になると思うので。それを楽しみにしつつ、とりあえずは体力温存のためにしっかり寝ます!3:SixTONESさんとSnow Manさんは、デビュー発表のときに同じ会場にいたので印象深いです。同じ空間で同じ瞬間に知るっていうのは、やっぱりちょっと悔しさもあって。でも、“もっと頑張ろう、次は俺たちだ!!”って再認識できたタイミングでもありました4:なんか、キラキラした歌詞でいいですよね~。初めてなにわ男子を見たときの気持ちを感じてもらえたらうれしいなって思います。あんなファンサ(ービス)やこんなファンサあったな〜みたいな。って、これ答えになってないですね(笑)5:ファンのみなさん・お笑い・野球。やっぱりファンの人たちがいてこその僕らだと思いますし、お笑いも野球も好き。僕、褒められたら素直に受け取るタイプなので、よろしくお願いします!(笑)大橋和也(1997年8月9日生まれ、福岡県出身、B型)1:みんなまだ実感がなかったから自分の時間を過ごして――。あ、実感と時間を掛けたわけじゃないですよ?(笑)それぞれの部屋でデビューをかみしめてたと思う。でも、僕はマネージャーさんと(西畑)大吾とデビュー発表時の配信映像を見て爆笑してました(笑)2:ちゃんと0時になった瞬間は起きてると思う。デビュー!イェーイ!バタッ(と寝る)かな。メンバーと一緒におったらいいけど、こういう状況では難しいと思うから。仕事じゃなければひとりかなあ3:間近で見てたからジャニーズWESTさん。発表されたときのコンサートに出させてもらってましたし。デビューしたからにはジャニーズを盛り上げて、関西のいいところを全世界の人に伝えていきたい4:シンプルですけど笑い合える恋。笑いのツボが同じってことよりも、お互いのしゃべってることや、何でもないことで一緒に笑い合えるような関係、そんな恋はめっちゃしたいです!5:メシ・ジャニーズ・地球。やっぱり毎日の楽しみってご飯。食べないとやっていかれへんから。人生の半分がジャニーズで、これからもずっとなにわ男子でやっていくから。で、ジャニーズしている以上は日本、いや世界を、地球を幸せ色に染めたい。みんなのヒーローになって地球を救います!オジドラサタデー『消えた初恋』主題歌デビューシングル『初心LOVE(うぶらぶ)』11月12日発売初回限定盤1・初回限定盤2各1430円、通常盤1210円12月25日に生配信イベント『なにふぁむ大集合! 〜なにわと何する生Xmas 2021〜』の開催が決定詳細は、取材・文/熊谷真由子、中川薫、高橋もも子
2021年11月04日スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、全国の男女約60万人を対象に、「一番好きな男性アイドルグループ(男性のメンバーが多い/男性が中心のグループ)」に関して調査を実施しました。一昨年からこの時期に行っていた同調査では、調査開始から2年連続でトップだった「嵐」が活動休止してから、初めてのアンケートとなりました。2021年の調査で頂点に輝いたのは、「BTS」でした。大ヒットした『Dynamite』はもちろん、最近では新曲『Butter』でギネス世界新記録を更新するなど注目が高まったことで、昨年のランキング7位(2.2%)から上昇し、今年は1位(6.7%)を獲得しました。2位は昨年同様「TOKIO」がランクイン。長寿番組である『ザ!鉄腕!DASH!!』やヒット曲『AMBITIOUS JAPAN!』が根強い人気のようです。3位は「King&Prince」で、昨年のランキング6位から3位に上昇。今年は日本テレビ系『24時間テレビ』で初メインパーソナリティーを務めて話題になりました。また、選んだ男性アイドルグループの好きな理由を聞いたところ、BTSは楽曲や歌唱力、ダンスの上手さに関する回答が最も高くなっており、TOKIOは「出演している番組・作品が面白いから」、King&Princeは「ルックスがよい・ビジュアルが好きだから」が理由となっていました。さらに、番外編として「復活してほしいアイドル」についても聞いたところ、 「嵐」「SMAP」「チェッカーズ」がTOP3となりました。中でも嵐は全体で約4割の回答率を占めました。BTSという新たなグループの人気が高まる一方で、まだまだ根強い人気を見せる嵐。あなたの好きなグループが何位に入っているか、ぜひ公式サイトで確認してみてください!■調査概要「一番好きな男性アイドルグループ」についての調査調査方法:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査調査対象:日本全国の男女実施時期:2021年9月30日~10月4日詳細URL:(マイナビウーマン編集部)
2021年10月30日1997年、全国ツアー『WAになっておどろう』中のV6(撮影:本誌写真班)V6が今年11月1日に解散する。1995年11月1日のCDデビューから誰ひとり欠けることなく芸能界のトップを走り続けてきた6人。デビュー時は最年長のリーダー・坂本昌行(50)が24歳、最年少の岡田准一(40)は14歳の中学3年生。それまでのジャニーズでは珍しい、メンバーに年の差のあるグループとして注目を集めた。普通なら、特に若い時期なら、これだけ年齢が離れていれば、ギクシャクしてしまいそうなもの。だがV6は違った。今年3月12日に発表された解散報告コメントで、「僕たち6人が築き上げた、他人でも家族でも友達でもない、特別で大切な関係」「今もなお、メンバー同士、冗談を言い合える日々が続いていることに感謝」と記したとおり、彼らは固い絆を26年間、強く持ち続けてきたのだ。■「高校の友達は一生もの」翻って、今の世の中を見ると、コロナ禍で人とのつながりは急速に希薄になり、ハラスメントや学校現場でのいじめ問題などのニュースが後を絶たない。実はV6も、人間関係やいじめについて思い悩んだり考え込んだ時代があった。今の我々へのメッセージとも思えるような、彼らの若き日の発言を振り返ってみよう。「いじめは、いじめたほうが絶対に悪い」と語っていたのは岡田准一。当時はまだ17歳だが、その後演じることになる映画『海賊と呼ばれた男』の国岡鐡造(2016年)や映画『燃えよ剣』の土方歳三(10月15日公開)などにも通じる正義感を、このころからしっかりと胸に秘めていた。「一番の困った問題は、いじめるほうが気づいてないっていう現実。でも、“いじめられるほうにも問題がある”って言う人もおるけど、俺はそれは絶対に違うと思うから。だから具体的な解決策としては、本気でイヤがるのも大切なんじゃないかな。頑張って、1回でもいいから本気でイヤがってみる。そうしたら相手も自分がいじめてるってことに気づくし」(『JUNON』1998年1月号)そして、高校時代の思い出として、こんなことも語っている。「僕は仕事で朝は学校に行けないこともあったけど、友達が6人くらい“寝坊すんなよ”って電話くれたり。“みんなで卒業しようぜ”みたいな感じのすごくいい仲間だった。今、15歳の子に言いたいことがあるとしたら、友達をいっぱい作ってほしいっていうことかな。歳をとると、友達という言葉が“人とのつながり”に代わってしまうけど、高校の友達は一生ものだと思う」(『ポポロ』2007年6月号)井ノ原快彦(45)は小学生時代に受けたいじめについて語っている。「仲よくしていた友人がある日を境に急に無視し始めて、2年くらい続きました。最初は数人だけの無視だったのですが、徐々に範囲が拡大。気がつけばクラス全体から無視される状況になり、僕は他のクラスの子と細々とつきあっていました。そんな僕の気持ちを支えてくれたのは、おばあちゃんの“苦しいことは、その人が耐えられるから降ってくるんだ”という言葉です。(中略)この経験以来僕は、人の心の動きとか痛みに敏感になりました」(『日経エンタテインメント!』2007年1月号)また 、“悪を裁き、弱きを助けよ”の精神を、子どものころ父親から教わったという井ノ原。「クラスの知的障がいの子とも仲良くて、家に遊びに行くと、お母さんがうれしそうに“ずっと友達でいてあげてね”って言うんだよね。それが俺も嬉しくて。その子がいじめられてたりすると、どんなに仲いいヤツでも許せなかった。一回同じグループのヤツがいじめてて、“やめろよ”って言ったのにギャグで返してきて。すっげぇムカついて、そいつと初めてケンカしたこともあった」(『JUNON』1998年12月号)MCとして数多くの番組を仕切り、ときには行き過ぎたイジリに対して「それはよくないと思う」と毅然とした態度を示す井ノ原。その片鱗が伺えるようなエピソードだ。■長野が味わったデビュー前の「挫折」解散発表後に、自身のラジオ『三宅健のラヂオ』で「みんなからのメールを読んでいたら涙が止まらなくて。新幹線で一人号泣している自分がいて」と話していた三宅健(42)。真面目でやさしく繊細な人柄は、若いころの発言からも読み取れる。「味方っぽくしておいて実は裏切るとか、言葉たくみに人をだますとか。そういう人っていたし、人間不信になったこともあった。でも、他の人には相談しないんです。ひとりで自分の中に持ち込むタイプだから、けっこう俺は根強いというか…根性があるほうなのかもしれない。俺がいちばん許せないのは、強い者に弱くて弱い者に強い人。少林寺拳法の言葉で“力愛不二”という言葉があって、人間は力だけあってもダメだし、愛だけでもちゃんと生きてはいけない、両方兼ね備えてないと、ちゃんとした人間にはなれない、という意味なんです。それは正しいことだと思う。自分も大人になったら、ちゃんとした、包容力のある人間になっていたい」(『JUNON』1998年9月号)長野博(49)もメンバー全員から「優しい人」と慕われる男で、実は「デビューしていく後輩を10年間ずっと見てきた」という苦労人。「後輩がグループを作ってデビューしていくのを見て、やっぱり挫折感みたいなものを感じたし。専門学校を卒業した後もそんなに仕事があるわけでもなくて、先輩の付き人をやっていたこともありました。事務所から“やってみない?”と言われたときは、正直言ってすごくショックでしたよ。でも、今はそれも貴重な経験だったと思っています。いろいろあってV6のメンバーになれたことが、本当に自分のためにはよかったと思っているし、逆境に耐えてきたから、それも力になっている気がするんです」(『JUNON』1998年8月号)おだやかでみんなを包み込むような優しい微笑みは、この芯の強さに裏打ちされているのだろう。ワイルドで男くさくて真っ正直、男が惚れる男といえば森田剛(42)。彼はいじめについて、こんな熱い発言をしている。「学校行くくらいなら死んだほうがマシってくらいの状況になったとしても、絶対にコビないこと。“嫌われたくない”って思って相手にコビちゃうと、逆にますますヤリ玉に上がっちゃうから」(『JUNON』1998年1月号)■「リーダー」はニックネームコビない=自分を偽れない、嘘をつけない、不器用。そんな彼の性格は、以下のコメントでも伝わってくる。「 “見てください!”って人にアピールするの、苦手なんですよ。芸能界の中には偉い人とかにアプローチして上に上がっていく人がいるでしょう。そういう人ってきっと頭が賢いんだと思うけど、俺には絶対できない。“すげえなあ”とは思うけどさ。そういう意味では、あんまり芸能界っぽい性格じゃないのかもしれない」(『JUNON』1999年1月号)そして、最後は坂本昌行。実生活では3人兄弟の末っ子ながら、6人の長男として26年間、V6を支えてきた頼もしきリーダーからいじめられている人へ向けた言葉は深く、あたたかい。「今いじめられてすごく悩んでいる人がいたら、ちょっと考えてほしいのは“もし自殺しちゃったら、一人のいじめっ子のために、将来出会うであろう100人の友達を捨てることになるんだよ”ってこと。これはある意味、すごい“勇気”でしょ。そんな勇気を持ってるんだったら、相手に言う勇気も持ってるはず。それにたとえ今100不幸せでも、将来200幸せになればいいじゃない。そう考えれば勝ったも同然ですよ」(『JUNON』1998年1月号)そしてデビュー25周年時には、「ずいぶん前から、自分がリーダーだっていう気持ちはいっさいないです。もうニックネームだと思っているんで」と。「僕が何か言ってひとつにまとまるほどつまらないことはないなと思ったんです。それぞれの主張があるグループのほうがおもしろいから。そこで自分の意見を言うよりも、みんなの意見を聞く立場に変えました」(『GOETHE(ゲーテ)』2020年12月号)現在、全国ツアー『LIVE TOUR V6 groove』の真っ最中、10月26日にはベストアルバム『Very6 BEST』が発売と、全力疾走中のV6。年齢も性格も個性も様々な6人だけれど、グループとして集合すれば26年間変わることなく、まるで武骨な職人のような雰囲気を醸し出し日本中を魅了してきた。その裏には、「人としてのまっすぐさ」という6人の共通項があるのかもしれない。
2021年10月26日(上段、左から)福山雅治、滝沢秀明、松田聖子、川栄李奈(下段、左から)純烈の酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太、小田井涼平男性4人組ムード歌謡グループ『純烈』のリーダー、酒井一圭(46)を脅迫した疑いでファンの女性(65)が9月16日までに逮捕された。■暴走する過激なファン「女性は6月ごろ酒井あてに、切り刻んだ男性用パンツや包丁を郵送したんです。女性は同グループの後上翔太(34)のファンで、リーダー・酒井の後上に対する“いじり”が許せなかったと供述。約2年半前からファンクラブの会員で後上さんへの応援は熱心だったそう」(スポーツ紙記者)その熱心さが犯行へと突き動かしたのだろうか。推しメンバーへの態度が気に入らないとしてファンが行動を起こした事例は今回だけではない。今はジャニーズグループを統率する立場であるタッキーこと滝沢秀明もかつてはその被害に。「’07年、タッキー&翼のコンサートで包丁を持ってステージに近づいた女性がいました。“りんごの皮をむいてほしかった”と話したそうですが、その後自らネット媒体のインタビューに登場した女性は今井翼さんのファンであることを公言。同時に“タッキーは悪魔”などの発言を繰り返していたので翼愛をこじらせた“りんご女”として有名になりました」(スポーツ紙記者)ジャニーズはファンの分母が大きいだけに、こんな“ヤラカシ”事件が後を絶たない。「ヤラカシと呼ばれるのは行きすぎたファンのことです。メンバーが嫌がるそぶりを見せているのにほぼ毎日真横にぴったりとくっついて離れないなど、恐ろしい存在です。今年3月に『関ジャニ∞』の男性マネージャーにつきまとったとして逮捕された女性は『Hey! Say! JUMP』の中島裕翔さんの有名なヤラカシで、’17年にも逮捕されています。ヤラカシ行為に注意している推しの姿をケータイ動画で撮影したりと、まったくこたえていません。同グループに以前在籍していたメンバーの森本龍太郎さんは当時17歳だった少年につきまとわれケータイを奪われるなどし、相手の少年は窃盗の疑いで逮捕されています。当時10代だった中島くんや森本くんにとっては相当な恐怖を植えつけられたでしょうね」(同)ジャニーズのヤラカシについては大倉忠義(関ジャニ∞)がファンサイトで苦言を呈するなどしているが、収まる様子はないという……。スターは外を歩けばファンやマスコミに追われ、落ち着くのは自宅だけ……と思いきや、自宅も落ち着かない場所に。■不法侵入や暴力行為も「福山雅治さんは、熱心なファンが自宅を突き止めたのち、そのマンションのコンシェルジュとなって自宅に侵入しました。妻で女優の吹石一恵さんが帰宅した際、侵入者に遭遇。女性はすぐさま逃走し、吹石さんに危害がなかったのが救いです。“(福山の)ギターが見たかった”などと供述していましたが真相は謎。侵入事件の翌日も長かった髪をショートにしてマンションに出勤した犯人、図太すぎます。また、吹石さんと結婚したころからネット掲示板で福山さんに対する誹謗中傷がひどかったのですが、この女性が逮捕勾留されている期間はぱったりとその書き込みがなくなった。書き込みもこの女性だったと推測されます。もし彼女が書き込んでいたとしたら、勾留が解かれてから書き込みが再開したので反省していないんじゃないか、と思ってしまいます」(同)ミュージシャンが書く愛の詞を自分のことだと勘違いするファンは少なくない。「スピッツのボーカル、草野マサムネさんの熱烈なファンの女性が約10年にわたってマサムネに執拗なセクハラを繰り返していました。本人に直接会えるわけではないので、使用ずみの生理用品や猥褻な動画などを送りつけていたそうです。この女性に関してはいわゆる“リアコ”(推しに対してリアルに恋してしまうファンの略称)の一種でネット界隈では知らぬ者はいないほどの伝説と化した案件です」(同)今よりもファンが過激だったとされる昭和。浅草の劇場でコンサート中の美空ひばりさんにファンが塩酸をかけるという事件が発生。「昭和の芸能史、特に“暗黒史”を語る際には真っ先に思い出される怖い事件ですね」とは芸能ウォッチャーの神無月ららさん。「昭和32年、当時のひばりさんは19歳。押しも押されもせぬ大スターだったひばりさんと、その顔に塩酸をかけた少女は同い年でした。集団就職で故郷からひとり上京し、都内でお手伝いさんとして働いていたというその少女は、ひばりさんに憧れていたそうです。幸いひばりさんが濃いステージメイクをしていたことが顔を救ったという。被害も伝説のエピソードに変えてしまう、スターの凄みを感じます」(神無月さん、以下同)ファンがアイドルに暴力をふるう衝撃の事件も。「’83年、沖縄のコンサート会場で『渚のバルコニー』を歌う松田聖子さんにプラスチックパイプを何度も振るったのは、やはりファンの19歳の男性でした。殴られたショックで聖子ちゃんは失神、コンサートは当然のことながら即中止になり、会場には悲痛なファンの怒号が渦巻いていました」(同)アイドルの受難は今も昔も変わらない。次期朝ドラ主演が決定している川栄李奈もその憂き目に。「’14年、AKB48の握手会で川栄李奈さんと入山杏奈さんがのこぎりを持った男に襲撃されるという惨事が起きました。以降、川栄は握手会は恐怖で出られなくなり、翌年に卒業を発表しました」■犯人はどこ?未解決事件ファンが起こした事件とされるが真相がわからないものも。「’86年近藤真彦さんのお母様の遺骨が盗まれるという事件が起きました。“返して欲しくばレコード大賞を辞退しろ”と脅迫文まで届き、賞レースに参加していたほかの歌手のファンの犯行などと噂されましたが、いまだに真相は謎。近藤さんはその年、『愚か者』で大賞を受賞しました」被害者のアイドルが誹謗中傷されるという構図もこのときからあった。「’77年当時、アイドルだった岡田奈々さんが数日間、男に監禁されるというショッキングな事件が起きました。ワイドショーなどで連日報道されましたが犯人が捕まらないことで“自作自演”などのセカンドレイプともいえる誹謗中傷に悩まされたと岡田さんはのちにインタビューで語っています」(同)周囲に被害が及んだケースも。「’94年、当時人気子役だった安達祐実さんの所属事務所に小包爆弾が届いたんです。社員が小包を開けたところ爆発。左手の親指を失う重傷を負いました。安達さんはこの事件に強いショックを受けたといいます」いずれも犯人は逮捕されていない。■奇行を起こした女優もいた!芸能人自らが奇行を起こしたこんな事件も。「’03年6月、女優の藤谷美和子さんが皇居・坂下門にタクシーで乗りつけ“紀宮様は私の妹です”と侵入を試みるという珍事件が起きました。熱心な黒田清子さんのファンだった、とのちに親族が弁明しましたが……。藤谷さんは今でも公安の監視対象となっているそうです」(同)SNSの普及などで推しとの距離が近くなった昨今。その愛ゆえの“攻撃”はより細分化され、スターたちを悩ませているのだ。恐怖のファン事件簿は後を絶たない──。
2021年10月10日11月3日にデビューする『BE:FIRST』(上)と『INI』(公式HPより)“オーディション・グループ”が最盛期を迎えている。2020年にデビューした『NiziU』や『JO1』ら、公開オーディション番組を経て結成されたグループが話題となったが、また新たにデビューを目前に控えたグループがいる。NiziUを生んだ、J.Y.Parkプロデュースの『NIzi Project』は動画配信サービス『Hulu』で配信されるとともに、日本テレビ系『スッキリ』でもオーディションの模様が追いかけられていた。同様の形式で、今年4月にスタートしたのがボーイズグループのオーディオション『THE FIRST』だった。「『AAA』メンバーの“SKY-HI”こと日高光啓プロデュースのもと、本格的なグループをデビューさせるオーディション番組。歌唱力やダンス、自己表現力など多岐にわたる審査を経て選ばれた7人が『BE:FIRST』です。選考過程では合宿で寝食を共にし、チームに分かれて意見を出し合い試行錯誤する姿など、夢に向けて頑張る候補者の素顔が映し出されるのも番組の醍醐味。この段階で、視聴者は自ずと応援したいメンバーを“推す”ようになります」(広告代理店営業担当)同様にJO1を輩出した、韓国発のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の“SEASON2”において、厳しい審査を勝ち抜いた11人で結成された『INI(アイエヌアイ)』。こちらも4月に『GYAO!』で配信が始まると、6月にTBS系列で最終回が放送された。■デビュー日被りに「全面戦争だ」ともにオーディション番組から結成された、ダンス&ボーカルグループの『BE:FIRST』と『INI』。何かと被っている点が多い両者だが、いよいよ本格的なデビュー日が迫るなかで行われた発表内容にファンらは絶句。「11月3日、同じ日に彼らのデビューが決まったのです。先にデビュー日を明らかにしたのが、9月8日に吉本興業からのプレスリリースで発表された『INI』。すると9月17日に、『BE:FIRST』も公式HP上でデビューシングルのリリース日を掲載したのです。まさかの同日デビューに、SNS上では“狙った?”“被せてきた”“全面戦争だ”などと、困惑するファンのほか、互いをライバル視するような声も見受けられます。本来はコンセプトが似通うグループであれば、“食い合い”を避けて日程をずらすのが定石。それだけに何らかの思惑が見え隠れしますね」(前出・広告代理店営業担当)“被せた側”の『BE:FIRST』のプロデューサー・SKY-HIは9月21日、デビュー日についてあらためて言及。《“カルチャーを作る”と言っていた自分には、11/3の文化の日がCDリリースに適した水曜日であることは運命的に思えたので、半年以上前、オーディション真っ最中の段階から11/5,6,7のライブ会場を日程優先で各所に打診し、11/5の会場が確保できました》つまりは半年前には“11.3”のデビュー日は決まっていたと主張。『INI』と重なったのはあくまで偶然ということか。日経BPの総合研究所上席研究員・品田英雄氏に、“デビューが重なった理由”を聞くと「あくまでも私の考えですが」と前置きしつつ分析する。「まず一つ言えるのが、オーディション番組から出てきたグループの結成までの過程を見ていただければわかるように、実際にはたくさんいた候補者の中から勝ち抜いた人物が残される形になっています。最近のビジネス界で注目されている言葉に“プロセスエコノミー”があります。プロセス(過程)自体が魅力的であり、お金を生むことがわかってきています。単に出来上がった商品を販売するのではなく、実際に作る過程をすべて見せて盛り上げることで、消費者の消費意欲を高めるビジネスモデルです」オーディションを番組として制作し、ともに選考過程の課題曲をiTunesなどの音楽配信サービスやオフィシャルサイトなどで配信。また『BE:FIRST』はYouTubeにもパフォーマンス動画を公開するなど、プロセスの段階でビジネスにしていたのは明らか。「そしてもう一つ。最近のエンターテイメントビジネスで外せないのが、特に若い人たちが応援する意味で使う“推し”です。“推し”の対象を自分で見つけて一生懸命に応援することが、グループアーティストの楽しみ方の一つとして確立され、どんどん広がってきています」(品田氏)■負けたくないファンの“競争ゲーム”番組で候補者のルックスや歌唱力、ダンス、はたまた性格やキャラが映し出されることで感情移入もしやすくなり、特定のお気に入りのメンバーである“推しメン”ができる。そんなメンバーが審査を勝ち抜いていくことはうれしく、さらに応援するというワケだ。「この2点を踏まえて、デビュー日が重なることがどういうことか。今までの“推し”は、グループ内で競い合っている特定のメンバーに対して向けていたのが、ところが実は外には別の競争相手がいたことになります。良く言えば“さらなる推しがいがある”。逆に言うと“ライバルに負けてはいられない”と、ファンの人たちは推しグループをさらに応援するようになります。デビュー日が重なるのは困惑する出来事ではありますが、一方でやりがいのある競争ゲームになるというわけです。これをマネジメント側は、売り出し方として考えていたのかな、と思いますね」(品田氏)2020年1月、ジャニーズグループ『Snow Man』と『SixTONES』が“合作CD”をリリースして同時デビューを果たした。双方の所属レコード会社は別であることから“Snow Man盤”と“SixTONES盤”と区別して、ファンが明確に選択できる販売形態としたのだ。するとーー。「翌日のデイリーランキングを確認してか、販売枚数で負けていたグループのファンがSNS上で“購買運動”を呼びかけて、次の日のランキングではライバルを追い越した。すると同様に、次の日にまた追い返して3日目でミリオンを達成。その繰り返しで最終的には170万枚を越す大ヒット。滝沢秀明副社長の戦略が見事に当たったのです。またデビュー曲ではありませんが、2000年代には宇多田ヒカルと浜崎あゆみが3月の年度末に同日リリースしたことがあります。本人たちにそんな気はなくとも、競争や対決の形になれば我々も記事が作りやすくなり、刺激を受けたファンや読者を煽りやすくなります。“煽り商法”とでも言いますか(笑)」(音楽雑誌編集者)デビュー日やリリース日をあえて被せることでメディアを巻き込み、アーティストを応援するファンを動かすことができる。SNSが広く浸透した今、一度火がつけば勝手に拡散されるので、理にかなった商法なのかもしれない。■「見える化」で“推し活”が加速さらにファンの“推し活”に拍車をかけているのが、応援する努力と結果を実際に目にする機会が増えたこと。「現在は、ファンの細かな行動が“見える化”されています」とは前出の品田氏。「CDには日ごとに変動するデイリーランキングがあり、YouTubeでも視聴したら再生回数“1”がカウントされたりと、応援しているグループとの関わりが数字として明確に見えるのでファンも推しがいがある。このように“推し”との関わりが具体的に見えるようになったのも、“推し活”がより楽しくなった要因だと思います」一方で、『BE:FIRST』と『INI』のデビュー対決の背景には、さらに大きな利権が絡んでいるとも。「それぞれの番組には日テレさんとTBSさんがサポートしています。自局の番組で露出を増やしてデビューを盛り上げていくことでしょう。いわば、どちらのオーディション番組がより優れたグループを生み出したのか、彼らはそんなテレビ局の“代理戦争”を背負わされたとも言えます。勝利した番組はさらなる視聴率、動画サービスの加入者数にもつながりやすくなる。もはやデビューを目指す若者の夢だけではない、オーディション番組はさまざまな思惑と利権が絡むビッグビジネスになっているのです」(前出・音楽雑誌編集者)11月3日、最後の“審査”を勝ち抜くのはどちらのグループか。
2021年10月04日4月1日に開設した元キンプリ岩橋玄樹のインスタ(@genki_iwahashi_17)《僕は皆さんのためにある素敵な事をしています。でももう少しだけ時間がかかるので待っていてくださいね!》8月28日、King&Princeの元メンバー・岩橋玄樹がレコーディングスタジオのような部屋に座る写真をインスタグラムに投稿した。ファンの間では、“再スタート”に期待が高まっている。■山Pと赤西のビジネスパートナー「J」「岩橋さんは‘18年5月にキンプリのメンバーとしてデビューしましたが、11月からパニック障害の治療のため活動休止に。復帰が期待されていましたが、今年3月にジャニーズ事務所を退所しました」(スポーツ紙記者)ジャニーズを辞めた後も、芸能活動は続けている。「7月にオフィシャルサイトを開設し、8月にはファンクラブをオープンさせました。インスタグラムでは、年内にコンサートをやろうとしていることを明かすなど、今後はソロアーティストとしての活動が中心になりそうです」(同・スポーツ紙記者)新しい道を歩き始めた岩橋だが、すでに心強い味方がいるようだ。「Jさんという外国人プロデューサーと一緒に仕事をしているんです。彼はもともと音楽制作やDJ活動をしていて、赤西仁さんや錦戸亮さん、山下智久さんなどと交流があります。ここ数年は赤西さんたちとはあまり仕事をしていないようですが、昨年カナダで行われた山下さんが出演した映画の撮影に同行するなど、山下さんと一緒に仕事をすることが多いようです。まさか岩橋さんとも繋がっているとは思わなかったので、驚きましたよ」(芸能プロ関係者)■J氏と知り合ったキッカケ実際、岩橋のインスタグラムには、J氏が撮影した写真が投稿されるなど、かなり親しい関係に見える。外国人プロデューサーと仕事をしているのは、岩橋に強い“海外志向”があるからだろう。「昔からアメリカが好きで、よく1人でロサンゼルスに行っていました。また、ジャニーズ時代から、海外でソロアーティストとして活動する赤西さんに憧れていたんですよ」(同・芸能プロ関係者)山下のビジネスパートナーであるJ氏とはどのようにして知り合ったのだろうか。「岩橋くんは外国人の友達が多く、プライベートでもよく一緒に遊んでいました。そうした友達の紹介で知り合ったようです。彼は日常会話程度の英語は話せるのですが、仕事に関する専門用語はわからないことが多いので、Jさんがフォローしているのでしょう」(岩橋の知人)岩橋の窓口にJ氏との関係について問い合わせたが、期日までに返答はなかった。ジャニーズ時代はあまり接点のなかった山下と岩橋の間に不思議な“つながり”が生まれた。2人が同じステージに立つ日も、そう遠くはない!?
2021年09月22日