「画家」について知りたいことや今話題の「画家」についての記事をチェック! (1/4)
ふわふわとした毛に、体に対して小さなしっぽがチャーミングな、ウサギ。犬や猫ほど王道ではないものの、ペットの候補として挙がることも多いでしょう。こちらを覗きこむようなウサギ、離れて見ると?ARIA(@aririria_art)さんがXに投稿したウサギの写真に、1万件を超える『いいね』が集まっています。ウサギといえば、長い脚で勢いよくジャンプをする姿を思い浮かべる人は多いかもしれません。しかし、ARIAさんが公開したウサギは、跳躍することができないといいます。なぜなら…。絵だったのです…!そう、ARIAさんは、本物と見間違えてもおかしくないウサギの絵を色鉛筆で描いてみせたのでした。まるで「手を伸ばせば、触れられそう」とさえ思ってしまいそうな1枚。「色鉛筆で描いている」と明かされたところで、なかなか信じきれない人がいてもおかしくはありません。ARIAさんの作品に、度肝を抜かれる人が相次いだ模様。驚きの声が多数上がっています。・触ろうとして空振りするかも。・今にも動き出しそうな感じですね!・すごっ!平面なのに飛び出してきそう!不思議だ…。これまで動物のほかにも食べ物や宝石など、実にさまざまなものをモチーフに描いてきたARIAさん。「ウサギの次は何が来るのか…」と、密かに予想をしたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2024年11月20日「みんなしてウソつきっていってきて…酷すぎる!」このようなコメントをXに投稿したのは、色鉛筆画家のARIA(@aririria_art)さん。なんと、ARIAさんがネット上で公開した作品に「描いたなんてウソ。コピーでしょ」「ウソつき」といった声が、多く寄せられたというのです!しかし、その作品は、正真正銘、ARIAさんが色鉛筆で描いたもの。たくさんの人が「色鉛筆で描いた訳がない」と、目を疑った作品とは、一体どのようなものだったのでしょうか。こちらの1枚をご覧ください!え、これ本物だよね…。ARIAさんが描いたのは、カルビー株式会社が販売しているポテトチップスの『ピザポテト』。袋の膨らみ方が立体的で、そのまま開けて食べられそうですよね。リアルすぎて「描いた」というより「生み出した」といったほうが合っているかもしれません。ちなみに、紙から『ピザポテト』がはみ出しているのは、ひと回り大きな用紙に色鉛筆で描いた後に、余分な部分を切ったからだといいます。ひと工夫によって、さらに立体感が増しています。本当に、紙の上に置いてあるように感じますよね。【ネットの声】・うますぎるからこその悩みだ。この場合の「ウソつき」は、褒め言葉ですね!・本物にしか見えない。すごいクオリティですね!・近付いて、よく見たら、色鉛筆で描いたと分かる…。本当に天才。「絵だなんて信じられない!」と思ってしまうほどの、ARIAさんの色鉛筆画。これから生み出される作品にも、驚かされることになりそうですよね![文・構成/grape編集部]
2024年11月18日色彩や輝きで見る人を魅了する、宝石。アクセサリーとしてはもちろん、観賞用としてコレクターからも人気があります。しかし、生成条件が限られているため価値が高く、簡単に手に入るものではありません。色鉛筆で描いた宝石が話題色鉛筆画家のARIA(@aririria_art)さん。Xで「色鉛筆だけで描いたトパーズを見てほしい」というコメントを添えて、写真を投稿したところ、驚きの声が寄せられました。トパーズは、光沢のある透き通った美しさを持つ宝石で、オレンジ色やピンク色など多様な色合いが魅力です。11月の誕生石としても有名ですよね。トパーズのような宝石の表面は、見る角度によって複雑な輝きや色の変化を生み出します。色鉛筆だけで仕上げるのはなおさら難しいでしょう。しかし、ARIAさんにかかれば…。なんと、本物のトパーズのような輝きを放っているではありませんか…!むしろ、本物より輝きが美しいかもしれません。今回、描いたトパーズは、オレンジ色でダイヤモンドカットが施されたもの。光の反射による輝きが見事に再現されていますね。ARIAさんが公開する色鉛筆アートは、あまりにもリアルすぎて、「印刷したんでしょ」と勘違いされることがあるとか。しかし、制作工程を見れば、自作した絵だということが分かります。ARIAさんによると、一面一面、丁寧に描いているそうです。机に並べられた色鉛筆の種類を見ると、オレンジ色のほかにもさまざまな色が使われていることが分かりますね。光の反射や影など、計算しながら色を使い分けているのでしょう…!投稿は拡散され、たくさんのコメントが寄せられました。・なんでこんなに立体的になるのか不思議。あと輝き方が本物じゃん。・天才すぎる。本物より本物らしいね。・あー脳がバグる。・ウソでしょ。本当に存在していないの?宝石は触ったり、身につけたりする以外にも、目で楽しむことができます。ARIAさんが描いた宝石は、実在こそしませんが、まるで実物の宝石を眺めているような感覚にさせてくれますね![文・構成/grape編集部]
2024年11月03日SNSには、かわいらしい動物の写真が、たくさんアップされています。画面越しに見ていても、キュートな姿に癒されますよね。音海はる(@huwahuwa1_25)さんは、ある猫の姿をXに投稿。すると「ウソでしょ」「信じられない」といった、驚きのコメントが続出しました!その理由は…。早速、こちらの画像をご覧ください。一見、なんの変哲もない猫の写真のようです。しかし、よく見ると、足元の部分にサインが…!そう、こちらは音海はるさんが、色鉛筆で描いた作品でした!毛の質感や、目の輝きなどがリアルで、今にも動き出しそうですね。クオリティが高すぎて、戸惑いのコメントが寄せられるのも納得できるでしょう。投稿には、ほかにもこのような声が集まっていました。・色鉛筆で!?なぜこんなにリアルに描けるんですか…。・ピントが合っている部分とぼけている部分の表現がうますぎる。写真かと思いました。・ちょっと待って。生きているみたい。・文句なしの天才なのでは…!?・とても色鉛筆とは思えない。素晴らしい。また、音海はるさんは、制作の経過が分かる画像も投稿。写真だと疑っている人は、こちらを見て、さらにビックリすることでしょう…!ちなみに、音海はるさんいわく、完成した絵のどこかに『ハートマーク』が隠れているとのこと。まだ見つけていない人は、こちらも探してみてくださいね![文・構成/grape編集部]
2024年10月30日「むちむち感を見てほしい!」X上で、このようなコメントを添えて1枚の写真を投稿した、慧人(@Yassun0222K)さん。写真には、恐竜のトリケラトプスのぬいぐるみが写っているように見えます。しかし、ある事実によって3万件以上の『いいね』を集め、想像を超える事態に!気になる写真は、慧人さんがつづったコメンとともにご覧ください。「トリケラトプスのぬいぐるみを色鉛筆で描きました!」手を伸ばしたら、ぬいぐるみのぬくもりを感じずにはいられなそうな、1枚。陰影や毛羽立ち、ぬいぐるみの色褪せた感じが、見事に再現されています!また、絵のモデルはぬいぐるみでありながら、今にもトリケラトプスが動き出しそうではありませんか。慧人さんによれば、この絵は「トリケラトプスが好きな知人の息子さんに渡すために書いたもの」だといいます。「色鉛筆で描いたとは思えない」と目を疑いたくなる写真には、たくさんのコメントが寄せられました。・ぬいぐるみの写真にしか見えないよー!頭の中がこんがらがりそう。・え!描いたなんて信じられません。・このぬいぐるみを持っているけど、本物よりも本物だ!・見ているだけで、抱き寄せた時の柔らかさまでもが感じられます。・我が家の3兄弟が「え、まさか絵!?」と、混乱してる!中学3年生の頃から、独学で色鉛筆画を始めた、イラストレーターの慧人さん。2024年11月2日から12月22日まで、静岡県浜松市の『平野美術館』で、初の個展『慧人 色鉛筆で生み出すリアル』を開催します。トリケラトプスのほかにも、お菓子のパッケージやゲーム機、身近な動物などが披露されるのだとか。あなたも「本物みたい」な作品を見て、感動の渦に巻き込まれてみてはいかがでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年10月11日カルビー株式会社が製造・販売するスナック菓子の『じゃがりこ』。細長い形状のポテトスティックと、カリッとした食感が特徴で、子供から大人まで幅広い層から人気です。2024年9月21日、X上で『じゃがりこ』のある写真が反響を集めました。『じゃがりこ』の写真に「お見事」の声『じゃがりこ』の写真をXに投稿し、注目を集めたのは、ARIA(@aririria_art)さん。公開された写真には、机の上で横たわっているだけの『じゃがりこ』が写っています。なぜ驚きの声が上がったのでしょうか。その理由は、ARIAさんのコメントとともに、こちらの写真を見れば、すぐに分かるはずです。「色鉛筆で『じゃがりこ』を描きました」そう、一眼レフで撮影したような『じゃがりこ』は、色鉛筆で描かれた絵だったのです。ARIAさんは、まるで本物かのようなリアルな絵を色鉛筆で描き、注目を集める、色鉛筆画家。これまでも動物や飲食物の絵でたびたび話題になっていました。今回描いた『じゃがりこ』の絵も、色合いや影、光の加減などが細部まで再現されており、「手を伸ばせば掴めるのではないか」と錯覚してしまいそうですね!たくさんの『いいね』が集まった投稿には、さまざまな声が寄せられました。・いや、どうみても本物にしか見えない。すごすぎでしょ!・目の前の『じゃがりこ』を見て、「食べられないものだろうか」と葛藤しそう。・これ、触れますよね?うん、きっと触れる!ちなみに、紙からはみ出している部分は、立体感を見せるため、紙の一部を切り取っているそうです。このようなリアルな絵が生まれる背景には、ARIAさんの緻密(ちみつ)な観察力と、気の遠くなりそうな作業があってこそ。これから生まれる新しい作品にも、また驚かされることになりそうですね![文・構成/grape編集部]
2024年09月22日第76回カンヌ国際映画祭 カンヌ・プルミエール正式出品作であり、横浜フランス映画祭2024で観客賞を受賞した『画家ボナールピエールとマルト』より本編映像が解禁された。「幸福の画家」と称される画家ピエール・ボナールと、謎に包まれた彼の妻・マルトとの半生を描く本作。この度解禁された映像は、画家ピエール・ボナールが妻マルトへ愛の告白をするシーン。画家とモデルとして出会った2人だが、ボナールはマルトを忘れることができず、絵の具で手も服も汚れたまま彼女の元を訪れる。「君なしでは生きられない」というストレートな愛の言葉を告げ、自分の部屋へとマルトの手を引いて走るボナール。自室にはボナール初期の代表作「男と女」の絵画が飾られており、このシーンでミューズ誕生の瞬間を目撃することができる。複雑で深い愛で結ばれた2人の絆が描かれる本作では、単なるミューズという存在を越えた関係が示される。また、ボナールとマルトを全身で体現しているヴァンサン・マケーニュとセシル・ドゥ・フランスの演技にも注目だ。『画家ボナールピエールとマルト』は9月20日(金)よりシネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:画家ボナールピエールとマルト 2024年9月20日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開2023-Les Films du Kiosque-France 3 Cinéma-Umedia-Volapuk
2024年09月22日横浜フランス映画祭2024で観客賞を受賞した『画家ボナールピエールとマルト』の公開日が9月20日に決定。予告編と場面写真が解禁された。「幸福の画家」と称される画家ピエール・ボナールと、謎に包まれた彼の妻・マルトとの半生を描く本作。『セラヴィ!』『夜明けの祈り』でフランス映画界実力派の代表格に称されるヴァンサン・マケーニュがピエールを演じ、妻・マルト役を『ヒア アフター』『少年と自転車』『メビウス』『幻滅』など数々の名作で知られる名優セシル・ドゥ・フランスが演じる。『5月の花嫁学校』『ルージュの手紙』『ヴィオレット ある作家の肖像』『セラフィーヌの庭』などフランス映画らしい芸術作品に定評のあるマルタン・プロヴォ監督がメガホンを取った。この度解禁となったのは、名前も知らないまま惹かれあったピエール・ボナールと、のちに人生の伴侶となるマルトの生涯を切り取った予告編。「君なしでは生きられない」というピエールの一言から、自然に囲まれた家で紡ぐ、自由で色彩に充ちた日常が始まっていく。その毎日は、破天荒でありながらも創造的なものだったが…。ボナールの代表作「ベッドでまどろむ女(ものうげな女)」のモデルも務めたマルトへ羨望の眼差しを向けるモデル・ルネが現れ、その関係にも変化が訪れる。遺作「花咲くアーモンドの木」の絵画を仕上げるボナールの姿に“アーモンドの白い花が咲くとき心よりきみを慕う”という言葉が添えられ、年老いるまで深い絆で結ばれていた2人の人生の一片を覗かせる内容となっている。さらに、場面写真も7点も到着。クロード・モネをはじめとした絵画・美術界の人々との交友を窺わせる文化人としての一面を捉えたものや、バスタブに横たわるマルト、ルネをモデルに絵を描く様子など、ボナールの絵画を彷彿とさせる美しいシーンの数々が切り取られている。『画家ボナールピエールとマルト』は9月20日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:画家ボナールピエールとマルト 2024年秋、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開2023-Les Films du Kiosque-France 3 Cinéma-Umedia-Volapuk
2024年07月11日日々の暮らしでよく目にする黒い鳥といえば、カラスを思い浮かべるでしょう。カラスはゴミを荒らすことがあるため、嫌われ者というイメージがありますが、黒い羽とスラッとしたフォルムがかっこいいですよね。カラスの画像に注目が集まる理由とはARIA(@aririria_art)さんがXに投稿した、カラスの画像に注目が集まっています。公開されたのは、艶やかな羽が美しいカラスの後ろ姿。画像を見た多くの人が、なぜか驚きの声を上げているのです。こちらの1枚をご覧ください!白い紙の上に乗り、後ろを振り返るカラス。一眼レフで撮影したように思えますが…このカラスは色鉛筆で描かれた作品だったのです…!ARIAさんは、リアルな動物や食材などの絵を描き、注目を集める、色鉛筆画家。紙からはみ出ているカラスの頭は、立体感を出すために、紙の一部を切り取っているそうです。影や羽のツヤなどが細部まで再現されており、色鉛筆で描かれているとは思えませんね…!ARIAさんの作品には、絶賛の声が多数寄せられました。・これ本当に絵なの?多分飛ぶぞ。・天才か。マジでどうなっているの?・いる!そこにいるわ!・リアルすぎて、脳が混乱しています…。「本当にそこにいるのではないか?」と錯覚してしまいそうな、ARIAさんの絵。写真のようなカラスの絵を見ていると、今にも飛び立っていきそうですね![文・構成/grape編集部]
2024年07月11日「悲しい」こんなひと言をXに投稿したのは、色鉛筆画家のARIA(@aririria_art)さん。ARIAさんが色鉛筆で描いた、ある作品をSNSに公開すると「印刷じゃん」「ウソつかないで描けばいいのに」という批判のコメントが相次ぎました。人の作品にケチを付けるのはよくありませんが、こちらの写真を見れば、そのような声が上がる理由も分かるはずです。炭酸飲料の『三ツ矢サイダー』が、キャンバスの上に横たわっています。そう、こちらの写真が、ARIAさんが色鉛筆で描いた作品だったのです!『三ツ矢サイダー』特有の透明感や水滴、影の具合などが繊細に描かれていて、パッと見では実物だと勘違いしてもおかしくはありません。あまりにもリアルなため、「印刷したのではないか」と疑いたくなりますが…。しっかりと下書きから描かれており、自作であることが分かるでしょう。まるで写真のような『三ツ矢サイダー』の絵を見ていると、思わず手を伸ばして飲みたくなりますね!ARIAさんの作品には、9万件の『いいね』とたくさんのコメントが寄せられました。・脳みそがバグりそう。まさに神の手!・すごい才能。・それだけリアルに見えるということなので、むしろ褒め言葉では…。・本物より本物。下書きの過程から分かるように、気の遠くなりそうな細かな作業があり、ここまで極めるのは容易なことではありません。ARIAさんが描くリアルすぎる絵は、多くの人たちに衝撃を与えました![文・構成/grape編集部]
2024年06月15日本国初登場フランス映画No.1の『BONNARD, Pierre et Marthe(原題)』が邦題『画家ボナールピエールとマルト』として、2024年秋に公開されることが決定、場面写真が解禁された。また「横浜フランス映画祭 2024」でも公式上映される。20世紀の最も偉大なフランス人画家の一人ピエール・ボナール(1867-1947)は、印象派と抽象を探求したポスト印象派との間を結ぶ架け橋とみなされている。彼は大胆な色彩と日常の些細な事象を好んで描いたことで知られ、友人の画家たちと一緒に、1888年「ナビ派」として知られるグループを形成。彼らは、ポール・ゴーギャン、ポール・セザンヌ、葛飾北斎の先進性を称賛し、ボナール自身も日本美術からの影響を多くの作品で示していたことでも知られる。本作では、そんな彼が生涯の伴侶となるマルトとの半生を描く。マルトは「幸福の画家」ピエールにとって、単なるミューズをはるかに超えた存在となるのだが、2人の関係は謎に満ちていた。当時の常識からはかけ離れた破天荒な愛の形を営みつつも、生涯をかけ共同で充実した芸術的成果を生み出していく…。キャストは『セラヴィ!』『夜明けの祈り』でフランス映画界実力派の代表格に称されるヴァンサン・マケーニュがピエールを演じ、妻・マルト役には『ヒア アフター』『少年と自転車』『メビウス』『幻滅』など数々の名作で知られるいまやフランスを代表する名女優セシル・ドゥ・フランスが演じる。メガホンを取るのは『5月の花嫁学校』『ルージュの手紙』『ヴィオレット ある作家の肖像』『セラフィーヌの庭』などフランス映画らしい芸術作品に定評のあるマルタン・プロヴォ監督。この度、解禁された場面写真は、破天荒な生涯を送った画家ピエール・ボナールとその妻・マルトが芸術的で且つ感応性を感じるシーンを切り取ったまるで絵画のようなショットや、ボナールの創作シーンなどで、2人の謎に満ちつつ破天荒な愛の半生を垣間見ることができる。またこの秋の公開を前に、3月20日(水・祝)から24日(日)の間に開催される「横浜フランス映画祭 2024」での公式上映も決定し、マルタン・プロヴォ監督の来日も予定されている。『画家ボナールピエールとマルト』は秋、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月05日株式会社 HOT STAND ALONE(新潟市江南区江口1498-1)は、日本でも人気の韓流俳優で画家のイ・テソン(日韓合作映画『あなたを忘れない』主演)、RED WALL朽ちてゆく赤い壁をコンセプトに活躍する画家の石丸圭二、鉄の可能性を極め楽しむ家具を創作する鉄楽工房による『イ・テソン×石丸圭二×鉄楽工房 個展』を2024年1月8日(月・祝)~1月28日(日)まで、東京都中央区銀座のアートストンギャラリーで開催します。1月8日(月・祝)は招待制で1部14時~、2部16時~作家三人が在廊で挨拶と作品紹介を行い、1月9日(火)12時~14時は作家三人が在廊です。個展リーフレット■「イ・テソン×石丸圭二×鉄楽工房 個展」開催の背景「RED WALL朽ちてゆく赤い壁をコンセプトにした絵画・石丸圭二」と「鉄の可能性を極め楽しむ家具・鉄楽工房」の出会いで2023年から開催している個展は、今回で3回目となります。「生活に溶け込みながらも刺激的なアート」という、私たちの想いに共感してくれたのが、韓流人気俳優で画家のイ・テソンです。ぜひ日本のファンにイ・テソンの作品を紹介したく、三者でのコラボ個展を開催する運びとなりました。■『イ・テソン×石丸圭二×鉄楽工房 個展』について2023年4月と7月の2回、「石丸圭二×鉄楽工房」の作品を東京四谷のYOTSUYA ART DROPSのショーウィンドウで展示しました。ショーウィンドウを1つの部屋に見立て、独創的な赤い絵画と鉄のハンドメイド家具のコーディネートが大きな反響を呼びました。そこで今回は、以前から親交のあったイ・テソンと意気投合して、三人三様の作品でコラボ個展をするに至りました。イマジネーション溢れる部屋を創るアイテムという視点で、三人の作品を感じてください。イ・テソンは自身のInstagramでもこの個展を告知しており、日本のファンに足を運んでほしいと呼びかけています。■個展概要名称 :イ・テソン×石丸圭二×鉄楽工房 個展開催日時:2024年1月8日(月・祝)~1月28日(日)12:00~18:30(日曜は16:00まで/木曜定休)会場 :アートストンギャラリー東京都中央区銀座6-4-6 花の木ビル4Fアクセス:東京メトロ銀座駅C3出口から徒歩2分入場料 :無料主催 :株式会社 HOT STAND ALONE<作家プロフィール>■イ・テソン(Lee Tae Sung)俳優・画家。2004年 俳優デビュー。2006年 日韓友情年2005の記念事業として作成された、新大久保駅乗客転落事故を題材にした日韓合作映画『あなたを忘れない』の主演に抜擢。2012年 前年の2011年に7歳年上の一般人女性と結婚した事と、1歳の息子がいる事をTwitter(現:X)で公表。これにより、韓国では“アルブナム(実は既婚者)”という造語が流行した。2013年 10月29日、兵役に就くため軍に入隊。2015年 軍服務中に協議離婚した。子供の親権はイ・テソンが持つことになった。2015年7月28日 除隊。2021年12月 ソウル・サムソンドン(三成洞)にあるイブギャラリーで最初の個展「李motion」を開催。弟は歌手のソン・ユビン。・Instagram: ■石丸圭二(Keiji Ishimaru)RED WALL朽ちてゆく赤い壁をテーマに創作。アクリル絵の具を何層にも重ねて描き野外に放置。作品によって野外に放置する月日は変わるが、長い作品だと1年以上野外に放置する作品もある。最後の仕上げは自然との融合。好きなものを自由に描いている時代もあったが、『誰かの何かに似ている』『何処かで見たことある作品』、世界は広い、必ず似たような作品を目にする。そして、アート全てが真似事の様に思えて絶望する。それと同時に過去の始まりの人へ敬服を覚える。誰が見ても自分が描いたと一目で分かるもの、自分がこの世に残したいもの、自分が好きなもの、心と感性の壁にぶつかり数年、アートから離れて悩む。そして、壁を乗り越える!壁を壊す!ばかり考えるようになり、いつしか壁ばかり見るようになる。そんな心情の中、古い街並みに立つ廃墟の壁を目にし、自然に朽ちていく壁の姿に見惚れる。いつのまにか、無意識に、考える事なく、その壁の雰囲気を赤で描き始め、納得いくまでずっと描いていたが思う様には近づかない。何を足したらいい?何をひいたらいい?またここで悩み、気づく。自然に放置してみよう。晴れの日も雨の日も自然に委ねてみた。その結果朽ちた赤い壁は生まれた。壁にぶつかっても急がず焦らずじっくり考えてるとその壁は朽ちていく。そして、その壁が朽ちていく姿は美しい。「RED WALL朽ちてゆく赤い壁」は、様々な思いで生まれた。・Instagram: ■鉄楽工房(TETSUGAKU KOUBO)新潟市江南区にある家具店。アイアン(鉄)を主材としてハンドメイドで独創的な家具を製作し、オリジナルブランドとしてECサイトでの販売も行っている。コンセプトは「ひとつ上の、満足」。「鉄楽」とは、鉄の可能性を極め楽しむ至高の哲学。「鉄楽工房」は、鉄の独創性を最大限に活かしたデザインでライフスタイルを豊かにする様々なアイテムを創造する。あなたが本当に欲しかったものを手に入れることができるはずです。妥協を超えた先にある真の満足を味わえます。・Instagram: 【会社概要】名称 :株式会社 HOT STAND ALONE代表者:代表取締役 齋藤 桂広所在地:〒950-0101 新潟県新潟市江南区江口1498-1設立 :2013年資本金:1,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月05日2024年1月より、株式会社アデッソ所属、画家・イラストレーターである「メロディー」が、アーティスト『ニエロピエロ(NielloPierrot)』の音楽の魅力を最大限に引き立てるプロモーションキャラクター制作をスタート!!作:メロディー作:メロディー作:メロディー作:メロディー✨ **音楽とアートの融合!新しいエクスペリエンスが誕生します。✨ **驚きと感動の世界が、今、音楽の舞台に姿を現します。ご紹介するのは、画家でありながら独自の世界観を持つイラストレーターが手がける、「ニエロピエロ」の音楽の魅力を最大限に引き立てるプロモーションキャラクター製作がスタート。**アートと音楽のマジカルな邂逅**「メロディー」による特別なコラボレーション。音楽とアートが融合し、新しい表現の扉が開かれます。アーティストの豊かな想像力と技術が、「ニエロピエロ」の音楽に独自の視覚的な魅力を注入します。**キャラクターの誕生の始まり**「ニエロピエロ」の音楽を象徴するキャラクターが誕生します。その独創的で魅力的な姿勢は、視聴者に不可解なまでの引力を感じさせ、「ニエロピエロ」の音楽の世界へ誘います。キャラクターは、アートと音楽のユニークなダンスを披露し、視聴者に感動をもたらします。**プロモーションの新しいステージへ**「ニエロピエロ」のプロモーションは新たな高みへ。ソーシャルメディア、ウェブサイト、ポスターなど、さまざまな媒体でキャラクターを活用し、視覚的なインパクトを与えます。ファンは音楽だけでなく、その視覚的な魅力にも引き込まれることでしょう。**ボーナス:限定版のアートプリント**特別なキャラクターを象徴する限定版のアートプリントを制作。これはファンへの感謝の象徴であり、コレクターズアイテムとしても愛されることでしょう。「メロディー」によるプロモーションキャラクター制作。音楽とアートが手を取り合い、新たな時代を切り拓きます。あなたの音楽の可能性を広げ、心に残るエクスペリエンスを提供します。<メロディープロフィール>モデルタレント、画家・イラストレーターとして活躍。更にキュービックマム・インストラクター(カラーセラピスト)としても活動している。※キュービック・マムは大切な時期の子どもの「ことばにできない心の声を、色を手がかりに聴く」ことができる、子育てカラーコミュニケーションツールです。キュービック・マムは、子育てに前向きなママとカラーセラピストが、一緒になって子どもの心の成長をサポートするプログラムです。<メロディーSNS>☆画家instagram:@gingermouse_art ☆キュービック・マムinstagram:@melody_cubicmam ☆モデルinstagram:@haruna_melody アデッソHP: ニエロピエロ(NielloPierrot)についてこのユニットは、音楽の魔法を広め、世界中の心に響くメロディと歌詞をお届けすることを使命としています。ユニットのメンバーは、才能溢れるアーティストで結成され、一つの魅力的な音楽ユニットを形成しています。個性とハーモニーが結集し、耳に心地よいメロディと深い感情をお届けします。<公式SNS>X: SHOWROOM: メンバーについて三咲じゅな中村珠希☆三咲じゅな(みさきじゅな)9月8日生まれ趣味:食べること特技:ピアノX: instagram: HP: ☆中村珠希(なかむらたまき)1月19日生まれ特技:津軽三味線、民謡舞台女優として活躍中X: instagram: HP: 株式会社アデッソは、 現在、インフルエンサーマーケティングが可能なアプリ「ENTAMAエンタマ」をローンチ中。ENTAMA : ENTAMA : 「ENTAMAエンタマ」☆WEBアプリ ☆AppStoreダウンロード ☆AndroidAPKダウンロード 「ENTAMAMOVIESTUDIO」多目的レンタルスタジオ 所属事務所:株式会社アデッソHP: twitter: instagram: Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月21日東京・新宿のSOMPO美術館で、「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」が開かれています。本展では、日本でも人気の高い画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)が描いた静物画に焦点をあて、国内外から油彩画が集結。彼が影響を受けた画家たちの作品も見ながら、ゴッホの変遷をたどることができる展覧会です。静物画を見なければ、ゴッホは語れない!「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展示室入り口※本記事の写真は、プレス内覧会で許可を得て撮影しています。【女子的アートナビ】vol. 318本展では、ゴッホの画業のなかでも静物画にフォーカスして、彼の初期作から晩年の大作まで25点の油彩画を紹介。さらに、ヨーロッパにおける静物画の歴史のなかで、ゴッホが影響を受けたドラクロワやマネ、モネなど、著名な画家たちの作品もあわせて展示。出展作品全69点を通して、彼が何をどのように学んでいったのか、画業の変遷をたどることができます。展覧会を担当されたSOMPO美術館上席学芸員の小林晶子さんは、次のように述べています。小林さんゴッホは、当初、人物を描く画家になりたかったので、静物画に対してそれほど興味をもっていませんでした。絵を学ぶ鍛錬のためのものが静物画でした。鍛錬しているうちに自分の芸術を確立し、静物画のなかでも「ひまわり」が自分の代表作であると思うようになりました。本展のキャッチコピーは「静物画を見なければ、ゴッホは語れない」です。ゴッホがどんなふうに鍛錬して、代表作を描くまでに至ったのか、静物画の歴史もあわせてご覧いただけます。ハーグ時代の初期作からスタート!フィンセント・ファン・ゴッホ《麦わら帽のある静物》1881年クレラー=ミュラー美術館蔵、オッテルロー © 2023 Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands最初の章では、まずゴッホが油彩画に取り組み始めたハーグ時代の初期作からスタート。《麦わら帽のある静物》は1881年に描かれたものです。その前年、27歳のときに、ゴッホは画家になることを決意。ブリュッセルの王立美術アカデミーに通い、その後、オランダ南西部のハーグで、画家マウフェから指導を受けました。「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展示風景1章の前半では、17世紀のオランダ絵画もあわせて展示。ヨーロッパ絵画史のなかで、静物画というジャンルが確立したのは17世紀ごろといわれています。当時、市民階級が豊かになったネーデルランド(現在のオランダ)では、身の回りの事物や工芸品などをリアルに描いた小さな静物画が流行。市民たちは、それらを自宅に飾り楽しんでいました。静物画について、はじめは油彩を描くための修業としてとらえていたゴッホは、瓶や壺、鳥の巣など伝統的なモチーフを描いていました。ゴッホ、ドラクロワに学ぶ!「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展示風景1章の後半では、19世紀の静物画を展示。ドラクロワやピサロ、ルノワールなどの華やかな作品が並んでいます。ゴッホは、特にドラクロワ作品の色彩に感銘を受け、弟のテオに手紙で作品や制作姿勢について語っています。ドラクロワは、ゴッホの作品に大きな影響を与えた画家のひとり、といわれています。1886年、パリに移住したゴッホは、印象派の明るい作品からも影響を受け、初期のころと比べると、色彩も描き方も大きく変化しました。会場に展示されているパリ初期時代の花作品は、驚くほど色彩が鮮やか。ゴッホの画風の変化がよくわかります。ゴッホ、モンティセリに学ぶ!アドルフ=ジョゼフ・モンティセリ《花瓶の花》1875年頃 クレラー=ミュラー美術館、オッテルロー © 2023 Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands2章では、花の静物画に焦点を当てて紹介。ここで注目したいのが、ゴッホと同時代の画家、アドルフ=ジョゼフ・モンティセリ(1824-1886)の作品《花瓶の花》です。彼は、肖像画や静物画などを手がけ、筆跡が残るタッチや絵具を厚塗りする描き方など、当時としては珍しい表現をしていた画家です。ゴッホは、モンティセリの作品を収集し、表現方法や技法も参考にしたといわれています。モンティセリ作品に似たようなゴッホの絵も、近くに展示されています。ゴッホがモンティセリからどう学んだのか、描き方など比べてみるとおもしろいです。ゴッホの代表作が登場!フィンセント・ファン・ゴッホ、左:《アイリス》 1890年 ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)Van Gogh Museum, Amsterdam(Vincent van Gogh Foundation)、右:《ひまわり》 1888年 SOMPO美術館本展のハイライト、ゴッホの代表作《ひまわり》と《アイリス》は2章で登場!さまざまな画家の作品から影響を受け、静物画を通して修業していたゴッホが、いよいよ自身のスタイルを確立。《ひまわり》は1888年、《アイリス》は1890年に描かれています。強烈な色彩、荒々しいタッチ、厚塗りの絵具などは、ゴッホの代名詞ともいえる表現法ですが、本展を見ていくと、彼が独自に生み出したのではなく、さまざまな作品から学んでいたことがわかります。画風を確立したゴッホですが、《ひまわり》を制作した1888年に、画家仲間のゴーギャンと口論して、自分の耳を切り、アルルの病院に入院。その後、サン・レミ・ド・プロヴァンスにある病院で精神科の治療を受けました。《アイリス》を制作した後、1890年の7月に37歳で死去。銃で自らを撃ったと伝わっています。ゴッホに影響を受けた画家たちの作品も!「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展示風景最後の章では、ゴッホ、ポール・ゴーギャン、ポール・セザンヌなど「ポスト印象派」と呼ばれた画家たちの作品や、ゴッホから影響を受けたモーリス・ド・ヴラマンクの作品などを紹介。新しい静物画のスタイルを切り拓いていった画家たちの、自由で革新的な作品を楽しめます。静物画を通してゴッホの変遷をたどることができる展覧会は、2024年の1月21日まで開催。人気の展覧会なので、ぜひ日時指定予約をしてお出かけください。Information会期:~24年1月21日(日)会場:SOMPO美術館時間:10時~18時(ただし11月17日(金)と12月8日(金)は20時まで)※最終入場は閉館30分前まで休館日:月曜日(ただし1月8日は開館)、年末年始(12月28日~1月3日)観覧料:一般¥2,000(¥1800)、大学生¥1,300(¥1100)※()内は日時指定料金問い合わせ先:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年11月19日12月23日(土)から2024年2月25日(日)まで、大阪中之島美術館にて『決定版! 女性画家たちの大阪』が開催される。決定版!女性画家たちの大阪/【開幕記念「桂三扇・露の紫 女性噺家の落語会」】イベント参加券付きチケット情報約100年前の大阪では多くの女性日本画家が活躍した。大正元年(1912)に島成園(しま せいえん)が20歳で文展に入選すると、その成功に触発された木谷千種(きたに ちぐさ)や生田花朝(いくた かちょう)なども官展に入選を重ねる。また、美人画や歴史風俗画に加えて、江戸時代から大阪に興隆した南画(文人画)の分野においても、河邊青蘭(かわべ せいらん)や融紅鸞(とおる こうらん)などが実力を発揮。成功を収めた女性画家は、自らの画業を追求するにとどまらず、後進の女性を育成するため画塾を開く。門下生たちも師に続いて公募展や塾展に挑み、大阪の女性画家の裾野はさらに広がった。当時の美術界は、東京と京都がその中枢を担い、制作者は男性が大多数を占めていたが、女性日本画家の活躍において大阪は他都市と遜色なく、その存在は近代大阪の文化における大きな特色のひとつとなった。本展では、「島成園と浪華の女性画家」展(2006年)の開催を端緒とする調査研究に、近年の新たな成果を加えて、全国的にも注目を集めた50名を超える近代大阪の女性日本画家の活動を約150点の作品と関連資料で紹介する。開催初日の12月23日(土)、開幕記念として女流の噺家、桂三扇、露の紫による落語イベントが開催される。高座で個性を発揮する女性噺家を通じて、当時の女性画家たちの生き方にも思いを馳せてほしい。チケットは発売中。■桂三扇演目:「相部屋(桂三枝作)」<コメント>男性の多い職場では、女性同志の結束は固いです。未婚既婚上司同僚部下と立場は違えど、みんな寄ればかしましく…女の悩みなど笑い飛ばして乗り越えていきたい!働く女性にこの落語でエールをおくります。■露の紫演目:「転宅」<コメント>当時女性が一人で生き抜くのは大変で、正直、職も少なく男性に何らかで頼らざるを得なかったと思います。しかし、自分の意思もあったはず。可愛げがあって、でもこれは譲らないという強さを持った女性。そういうところを見て楽しんで頂きたいです。
2023年11月01日・すごすぎて震える…!・控えめに申し上げて、天才としか思えません。・この立体感は、まさに本物!Twitterに投稿された1枚の画像に、こんなコメントが集まっています。早速こちらをご覧ください!机の上に置かれているのは、カルビー株式会社の看板商品『ポテトチップス うすしお味』の増量パック。一見なんの変哲もないポテトチップスですが、実は色鉛筆で描かれた絵なのです…!袋の光沢感やシワまで緻密に再現されており、とても絵とは思えない仕上がりですよね。この作品を投稿したのは、まるで本物かのようなリアルな絵を色鉛筆で描き、SNSで発信している、ARIA(@aririria_art)さん。以前にも、『ポテトチップス うすしお味』をリアルに再現した作品を投稿し、反響を呼んでいました!一見普通のポテトチップス見た人たちから驚きの声が上がったワケとは…?今回は増量パックのポテトチップスを描いたARIAさん。絵であることを証明する動画も投稿しています。ポテチ置いてないです!!しっかり描いてます☺️ pic.twitter.com/b6yP5gwFPw — ARIA✏️ (@aririria_art) July 23, 2023 投稿を見た人からは、「本当にどうやって描いているの」「絵に見ようとしても脳が認識しない」といったコメントが数多く寄せられ、ネットをざわつかせていました。思わず本物と見比べたくなってしまう、ARIAさんの作品。あまりにリアルな再現度に、頭が混乱してしまった人も多いのではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年07月24日デイヴィッド・ホックニーは現代で最も魅力ある画家の一人。2018年のオークションで存命の画家としては史上最高額(現在は2位)で作品が落札された一方、86歳を迎えた今も精力的に作品を発表している。描く喜びと観る喜びが出合う、巨匠の挑戦を見届けて。「デイヴィッド・ホックニー展」は日本で開催される27年ぶりの大規模個展。“ホックニー・ブルー”と称されるプールやスプリンクラーをテーマにした作品や、友人たちを描いたポートレートなどの初期作から日本初公開の大型風景画までを網羅的に展示する。そしてホックニーの現在を知るなら2004年に故郷の英国・ヨークシャーに拠点を移して以来、描き続けている風景画に注目したい。今、なぜ風景画を?「ホックニーは自分の目で見たものを描く画家。目の前の世界をありのまま、どう絵画に置き換えられるかを考え続けてきたのです」と、本展を企画した東京都現代美術館・学芸員の楠本愛さん。ホックニーは従来の一点透視図法に限界を感じ、ピカソの自由な絵画、特にキュビスムにヒントを得て一枚の絵に複数の視点を持ち込む独自の遠近法を編み出している。こうした手法で世界の広がりを描き留めることに熱中しているようだ。例えば、〈春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年〉は幅10mの油彩とiPadで描いた51点の絵を組み合わせたシリーズの作品。「春の風景に包み込まれる感じを体感できます。油彩画には風が吹き、若葉が舞っている様子が、とても美しく表現されています」ロックダウン中に現在住むフランス・ノルマンディーで描いた《ノルマンディーの12か月 2020‐2021年》は、春夏秋冬をテーマにした長さ90mに及ぶ絵だ。これを途切らせず一挙に展示することは一つの挑戦でもあったと楠本さん。「この作品を歩きながらじっと眺めていると、まるで絵巻物の中に入り込んで、ノルマンディーの庭を歩いているような感覚になります」ここにも長年絵巻物を研究したホックニーならではの描き方が。現代美術には多様な役割があるなか、ホックニーの絵は純粋に楽しむことができると楠本さん。絵を観る純粋な喜びを、ぜひ会場で味わって。《スプリンクラー》 1967年 東京都現代美術館©David Hockney《春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年(5月31日 No.1)》 2011年 デイヴィッド・ホックニー財団©David Hockney《ノルマンディーの12か月 2020‐2021年》(部分) 2020‐21年 作家蔵©David Hockney《クラーク夫妻とパーシー》1970‐71年 テート©David Hockneyデイヴィッド・ホックニー1937年、英国生まれ。王立美術学校を卒業後、ロサンゼルスに移住。現在はノルマンディーを拠点に活動。2017年にはロンドン、パリ、NYで回顧展を開催。テート・ブリテンでは入場者数の記録を更新し、約50万人が来場。ノルマンディーにて2021年4月1日©David HockneyPhoto:Jean-Pierre Goncalves de Limaデイヴィッド・ホックニー展東京都現代美術館 企画展示室1F/3F東京都江東区三好4‐1‐1開催中~11月5日(日)10時~18時(7/21・28、8/4・11・18・25は~21時。入場は閉館の30分前まで)月曜(9/18、10/9は開館)、9/19、10/10休一般2300円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2023年7月26日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2023年07月23日世界的に著名な画家で彫刻家の、奈良美智(なら・よしとも)さん。目つきの鋭い少女や動物をモチーフにした作品でよく知られる、日本を代表する現代アーティストの1人です。 この投稿をInstagramで見る yoshitomo nara / 奈良美智(@michinara3)がシェアした投稿 2023年4月14日、奈良さんは自身のTwitterにNHKのニュース記事の画像を共有して、ある指摘をしています。投稿された画像は、大阪府と大阪市が提出したカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の広報資料。この中に、奈良さんの作品に酷似したデザインが無許可で使用されているというのです。大きな犬の自作イメージが出てくるのだが、使用を許可したこともない、というか許可自体を求められたこともない。法律に詳しい方に聞いてみよう。そして、カジノとか、自分は基本的に好きではないです。大阪の「カジノ含むIR」計画 認定の方向で調整 政府 | NHK — yoshitomo nara / 奈良美智 (@michinara3) April 14, 2023 無断で使用されたと思われる作品のデザインは、青森県立美術館に展示されている、『あおもり犬』。また、同じく著名な現代アーティストである村上隆さんの作品に酷似したイメージも許可なく使用されているといいます。村上さんのお花も使われている。 pic.twitter.com/gRz0dEK9zJ — yoshitomo nara / 奈良美智 (@michinara3) April 14, 2023 奈良さんは投稿で「カジノとか、自分は基本的に好きではない」とつづり、「代理店のプレゼンってこういうの多いのだが、公共の電波でイメージが出てくるって、どういうこと?」と苦言を呈しました。投稿には「これは奈良さんもプロジェクトに関わりがあるのかと思ってしまいますね」「無断使用だったなんて酷い。作品を自分たちに都合のいいイメージを作る素材としか思っていない」などのコメントが寄せられ、広報資料への批判の声が高まっています。作者の許諾を得ずに、著作物を業務目的でコピーしたり、勝手に公共の資料として提供したりする行為は著作権侵害にあたる可能性があります。無断で使用した側は、軽い気持ちで使ったのかもしれませんが、アーティストの思想を無視し、作品の持つ世界観を崩してしまいかねない行為であるということを、決して忘れてはいけませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月17日3月25日(土)~6月11日(日)に、新宿のSOMPO美術館にて『ブルターニュの光と風 -画家たちを魅了したフランス〈辺境の地〉』が開催されている。見どころはまず、第一章にあたる「ブルターニュの風景」。入口をくぐると、ブルターニュの荒々しい海と豊饒な大地が目に入る。海に突き出た独特の地形に、打ち寄せる波。その風景に多くの画家が魅了されたであろうことを感じる。ブルターニュ地方は、フランスのなかでも独自の文化を持つ。大西洋に突き出た半島に望む厳しい海や豊かな自然、ケルトの伝統が宿る風俗を、多くの画家が描き残した。本展では、45作家による約70点の油彩・版画・素描を通じて、ブルターニュの歴史・風土・風俗に出会うことができる。さまざまな時代のフランス・ブルターニュの風を感じる美術展だ。第一章では、19世紀前半にサロンで活躍した画家たちによりブルターニュの海、大地、風俗が描かれる。多くの画家によって描かれたことにより、ブルターニュ主題はパリのサロンでブームになっていく。劇的に描かれる海や写実的な自然など、取材をもとにした大画面の絵画の前に立つと、そのまま吸い込まれてブルターニュの地に降り立つことができそうな気持ちになる。また、白い髪飾りなどの伝統衣装や、伝統行事「パルドン祭」の描写からは、独自の文化を紡いでいる様子が伝わる。第二章は、19世紀以降、ブルターニュに足を運んだ画家たちによる作品が並ぶ。クールベ、ブーダン、モネ、ゴーギャンなどの習作やスケッチを通し、印象派からナビ派の誕生の流れを見てとることができる。最後の第三章では、タイトルを「新たな眼差し」として、パリとの関わりを中心に、印象派以降の表現の広がりを紹介していく。スーラ率いる新印象派が開拓した点描法のタッチや、黒を基調とした「パンド・ノワール(黒い一団)」、また20世紀以降のキュビスムなど、さまざまな様式によるブルターニュの風景が見られる。絵画の変化を感じながら、そこに一貫して広がるブルターニュの雄大な自然が、多くの画家たちを魅了していることがわかる。同時に、画家たちの眼差しを通していろんなブルターニュが浮かび上がり、彩り豊かな光と風を堪能した。本展は、カンペール美術館の作品が中心となっており、各作品のための額縁がまた絵の魅力を力強く支えている。チケット発売中。取材・文:河野桃子
2023年03月31日ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW Anderson)から、オランダの画家・レンブラント・ファン・レインにインスパイアされたカプセルコレクションが登場。。ユニセックスのウェアやアクセサリーが、2023年3月17日(金)よりジェイ ダブリュー アンダーソン 伊勢丹新宿メンズ店ほかで発売される。オランダの画家・レンブラント着想のコレクションジェイ ダブリュー アンダーソンのクリエイティブ・ディレクター、ジョナサン・アンダーソンが“セルフィーの先駆者”だと考える、オランダの画家・レンブラントの自画像から着想を得たカプセルコレクションを発表。レンブラントは、光と影のコントラストを駆使した画風と、生涯“自画像”を描き続けた画家として知られる、バロック絵画を代表する巨匠である。レンブラントがペンとインクで描いたクロスハッチの自画像は、ミラノで開催された2023年秋冬メンズ&23年ウィメンズリゾートコレクションの招待状に使用されたデザイン。今回のカプセルコレクションでは、そんなレンブラントの自画像にフィーチャーしたアパレルからアクセサリーまで、多彩なアイテムが展開される。クラシックフィットのスウェット中でも注目は、約400年前のレンブラントの自画像が全面に刺繍されたスウェットだ。体にフィットするクラシックなシルエットに、肩を少し落としたドロップショルダーのデザインで、リラクシングなムードをプラス。カラーは、ベーシックなブラックとホワイト、鮮やかなブルーの3色を用意する。バッグ&バケットハットもそのほかにも、レンブラント自画像の総柄パンツに加え、トートバッグやバケットハットなど小物類も取り揃える。【詳細】ジェイ ダブリュー アンダーソン レンブラント カプセルコレクション販売日:2023年3月17日(金)販売店舗:ジェイ ダブリュー アンダーソン 伊勢丹新宿メンズ店、ドーバー ストリート マーケット ギンザアイテム例・REMBRANDT スウェットシャツ 50,600円・REMBRANDT クルーネックジャンパー 137,500円・REMBRANDT パンツ 108,900円・REMBRANDT トートバッグ 96,800円・REMBRANDT バケットハット 31,900円【問い合わせ先】ジェイ ダブリュー アンダーソン 伊勢丹新宿メンズ店TEL:03-5315-0058
2023年03月16日2023年3月25日(土)より、SOMPO美術館では、『ブルターニュの光と風-画家たちを魅了したフランス〈辺境の地〉』が開催される。フランスのブルターニュ地方が、いかに画家たちの心をとらえたかを、ブルターニュに関する作品を多数所蔵する地元カンペール美術館の作品を中心に、45作家約70点の油彩、版画、素描で紹介する展覧会だ。ブルターニュとは、フランス北西部に位置する地域。豊穣なる海と大地、土着的な習俗が色濃く残る人々の暮らしは、19世紀以来、主にフランスの画家たちに様々なインスピレーションを与えてきた。とくに、タヒチに旅立つ前のポール・ゴーギャンが、この地の小村ポン=タヴァンに滞在したことから、彼を取り巻く画家たちの一団「ポン=タヴァン派」が生まれたことは有名だ。太く明確な輪郭線と平坦な色彩構成を特徴とする手法「クロワゾニスム」は、ここポン=タヴァンで、ゴーギャンとエミール・ベルナールが確立した。さらに、19世紀末、ピエール・ボナールやモーリス・ドニらがパリで結成した前衛的な若手芸術家集団「ナビ派」の誕生も、ポール・セリジェがこの地でゴーギャンに絵の指導を受けたことがきっかけとなった。同展では、彼らの活動はもちろんのこと、その他の画家たちの作品も紹介する。たとえば、ゴーギャン以前にブルターニュの魅力を見出した、アルフレッド・ギユや、リュシアン・レヴィ=デュルメールなど。彼らの作品は、ゴーギャンらのそれとは違ったドラマや神秘に満ちている。また世紀末にブルターニュを拠点に暗澹たる風景を描いた一派「バンド・ノワール(黒い一団)」の作品など、ゴーギャンが去った後の、新たな画家たちの活動なども興味深い。およそ一世紀の間に様々な様式で描かれたブルターニュの姿を見ることで、画家たちを魅了したこの地の魅力を理解することができるだろう。<開催情報>『ブルターニュの光と風 ー画家たちを魅了したフランス<辺境の地>』会期:2023年3月25日(土)~ 6月11日(日)会場:SOMPO美術館時間:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜料金:一般1,600円、大学1,100円公式サイト:
2023年03月14日住む家を選ぶ時、居心地のよさは重要なポイントです。設備などのほか、建物のデザインも居心地のよさに大いに関わるでしょう。アパートの中に猫がひょっこり画家の晴夏(_harenatsu)さんが、TikTokに投稿した動画に4万を超す『いいね』がついています。晴夏さんによると、大家から依頼されて、大阪府吹田市にあるアパート『Brooklyn ONE(ブルックリン・ワン)』の共用部である、壁や床に絵を描いたとのこと。日常の中に、心が和むアートがなじんだ光景をご覧ください!@_harenatsu 大家さんからご依頼を頂き、レトロなアパートの壁や床に絵をお描きしました⬛#お絵描き #アート #painting #art ♬ Bye by me - Vaundy建物内を、晴夏さんが描いた猫たちが自由に過ごしているようです!建物の名前の通り、アメリカのニューヨーク州・ブルックリンの雰囲気をまとったアパート。描かれた空も、帰宅した時に眺めると、心の疲れを癒してくれそうですね。晴夏さんの手によって、温かみが増したアパート内の光景に心動かされた人たちから、コメントが多数寄せられています。・寝ぼけて壁の猫ちゃんに話しかけそう。・私は壁をなで始める。・こういうアパート、素敵。もっと増えてほしい。・日常の一部にアートがあるのっていいね。・依頼した大家さんのセンスが好き。階段の肉球もかわいいね。なお、アパートの大家によると、2023年3月5日現在、入居者を募集中とのこと。住居はもちろん、事務所、教室、アトリエ、サロンなど用途が自由のため、興味がある人はこちらのInstagramから連絡してみてはいかがでしょうか。Brooklyn ONE(brooklyn_one_kandai)[文・構成/grape編集部]
2023年03月05日北海道で画家として活動する、晴夏(@_harenatsu)さん。晴夏さんが制作し、Twitterで公開した『あるアート作品』が話題になっています。ある雪の日の夜、晴夏さんはソーダフロートのイラストを手に持って…。画家による気晴らし遊び。 pic.twitter.com/MhS07auLLz— 晴夏 (@_harenatsu) February 19, 2023 遠くでぼんやりと光る町のあかりが、切り抜かれたグラス部分の中を、まるで炭酸の泡のように流れていきます…!幻想的なソーダフロートの動画は、携帯電話とイラストを横に向けた状態で撮影されました。晴夏さんによると、制作のアイディアは、すきま時間にふと思いついたとのこと。数年前によく描いてたシリーズなのですが、この向きに動かして動画を撮ったら街の光がソーダの気泡みたいになるな とふと思い立ったので、仕事の合間にお散歩がてら撮りに行ってみました。— 晴夏 (@_harenatsu) February 19, 2023 日常風景からひらめいて、きれいな『作品』を生み出した、晴夏さん。ピントを調整して、遠くの街灯をぼんやりと丸く映すアイディアも、光っていますね…!晴夏さんのTwitterには、1万件以上の『いいね』と、称賛のコメントが届いています。・キラキラしていてきれい。発想が素敵!・こういうふうに表現する方法があったとは…目からウロコだ。・ソーダフロートのシュワシュワが伝わる。どんな味がするのかな。視点や、とらえ方を変えてみると、日常的な風景も美しく見えることがあるのですね。みなさんも、見慣れた景色を、別の切り口からとらえてみると、面白い発見があるかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2023年02月24日上野の東京都美術館で、『レオポルド美術館エゴン・シーレ展ウィーンが生んだ若き天才』が開かれています。19世紀末のウィーンを代表する画家、エゴン・シーレ(1890-1918)。28歳で亡くなった画家の貴重な作品が、ウィーンの美術館から多数来日しています。本展の見どころや画家の生涯について、ご紹介します!ウィーンから名画が来日!エゴン・シーレ《ほおずきの実のある自画像》1912年レオポルド美術館蔵【女子的アートナビ】vol. 279本展では、ウィーンのレオポルト美術館が所蔵する作品を中心に、シーレの油彩画やドローイングなどを多数展示。さらに、クリムトやココシュカなど同時代の画家たちの作品もあわせ、約120点の作品が紹介されています。ウィーンの中心地にあるレオポルト美術館は、ウィーン世紀末コレクションを中心に、オーストリアの美術作品約6000点を所蔵。なかでも、シーレ作品は約220点も収集し、「エゴン・シーレの殿堂」として知られています。そんな美術館から来日したシーレ作品を、本展では間近でたっぷり楽しむことができます。才能に恵まれすぎた天才画家!『エゴン・シーレ展』会場風景シーレが生まれたのは、オーストリアの古い町トゥルン。6歳ごろから絵の才能を発揮し、16歳のとき、学年最年少で名門のウィーン美術アカデミーに合格します。しかし才能に恵まれすぎたシーレは、伝統的なカリキュラムや厳格な教師の指導に満足できず、最終的にはアカデミーを退学。当時、ウィーン画壇の中心的な存在だったクリムトに才能を認められていたため、仲間と「新芸術集団」をつくり、独自の表現を追求していきます。会場では、シーレがアカデミー時代に描いた作品や、新しい表現を模索していく過程の作品も見ることができます。自画像の意味は…『エゴン・シーレ展』会場風景本展では、シーレの自画像が大きな見どころのひとつになっています。メインビジュアルとして使われている《ほおずきの実のある自画像》も、シーレの代表作となっている作品です。短い生涯で、約200点もの自画像を制作したシーレは、作品を描くことで自分のアイデンティティを探究し、自身の苦悩や葛藤も表現。特に裸体自画像では自分のカラダを徹底的にさらけ出し、挑発的で攻撃的にも思える視線をこちらに向けています。エゴン・シーレ《吹き荒れる風の中の秋の木(冬の木)》1912年レオポルド美術館蔵また、シーレは風景画も多く描いていますが、こちらも単なる写生ではありません。本展を担当された東京都美術館学芸員の小林明子さんによると、風景画にもシーレの内面や感情、そのときの心象が映し出され、象徴的な風景になっているそうです。わいせつ画と批判され…エゴン・シーレ《悲しみの女》1912年レオポルド美術館蔵若く才能あふれる画家は、性をテーマにした表現にも挑み、また制作スタイルも過激でした。先鋭的すぎて、批判されることもしばしば。戸外でヌードモデルを描き大問題となって街を追い出されたり、わいせつ画を制作して公にしたことで刑務所に留置されたりしたこともあります。また私生活では、当時16歳だった女性ワリーと同棲。4年も一緒に暮らし、彼女の姿を描いていました。ワリーは、刑務所にいたシーレのことも献身的に支えていました。本展で見られる《悲しみの女》もワリーがモデルです。献身的な彼女を捨て…エゴン・シーレ《縞模様のドレスを着て座るエーディト・シーレ》1915年レオポルド美術館蔵刑務所から出た後、暮らしも困窮していたシーレですが、その後パトロンとなる支援者たちが表れて生活も一変。アトリエも構えて、創作活動も活発になります。ところが、社会的に認められはじめたシーレは、自分の妻としてワリーはふさわしくないと判断。アトリエの向かいに住むブルジョア階級の娘と結婚してしまいます。ただ、ワリーに対しても未練があったため「毎年休暇は一緒に過ごそう」と提案しますが、彼女から拒絶されました。その後、ワリーは従軍看護婦に志願し、1917年に病没します。会場では、妻のエーディトを描いた作品も見ることができます。28歳で生涯を閉じるエゴン・シーレ《横たわる女》1917年レオポルド美術館蔵25歳で結婚したシーレは、第一次世界大戦に召集されますが、戦時下でも作品が発表され、国際的な評価も高まっていきます。ウィーンに帰還した後も、素描集が出版されたり、展覧会で作品が多数売れたりと絶好調。また、私生活でも妻が妊娠し、幸せの頂点に立っていました。ところが、1918年、流行していたスペイン風邪により妊娠6か月の妻が死去。その3日後に同じ病でシーレも亡くなりました。28年の生涯でした。刺激的で心に刺さるアート不安や恐れ、絶望などを描く表現主義的な手法で、多くの刺激的な絵画を残したシーレ。今の時代に見ても結構きわどい絵もありますが、画家の内面にあるものを赤裸々に出したアートは心に深く突き刺さります。シーレの作品が日本に集まるのは約30年ぶり。しかも巡回展はありません。ぜひこの貴重な機会に、シーレ作品を間近でご覧になってみてください。Information会期:~4月9日(日)※日時指定予約が必要です休室日:月曜日会場:東京都美術館開室時間:9:30~17:30※金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)観覧料:一般¥2,200、大学・専門学校生¥1,300、65歳以上 ¥1,500
2023年02月23日19世紀後半、ウィーンではルネサンス以来の伝統から逸脱したさまざまな芸術の挑戦が巻き起こった。この「世紀末」と呼ばれるエポックに生きた画家、エゴン・シーレの展覧会「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が始まった。油彩・ドローイングなど50点に加え、クリムトなど世紀末芸術を代表する画家たちの作品約70点も併せて展示される。夭逝の天才が描き切った真摯で赤裸々な人間の姿。シーレの絵は見る人を戸惑わせるかもしれない。ゴツゴツと骨が浮き出た人体。裸の背中から伝わってくる痛々しいまでの孤独は、たった今描かれたばかりのような臨場感にあふれている。「シーレの魅力の一つはデッサン力。見たものを瞬時に捉え、素早くはっきりした線で描く。空間の中で人物を捉え、平面に落とし込む能力は抜群でした」と学芸員の小林明子さん。その才能は早熟で、弱冠16歳、最年少で美術アカデミーに入学。しかし伝統的な教育内容に飽きたらず退学してしまう。その後、在学中に出会ったクリムトに影響を受けて、仲間たちと芸術集団を立ち上げ、20歳を迎える頃には自らのスタイルを確立する。「シーレは自分自身を掘り下げ、内面と向き合った画家です。西洋美術では伝統的に神話や宗教、歴史を主題として描かれてきましたが、シーレは自分が抱える孤独な気持ち、社会に受け入れられないもどかしさを人間そのものの姿を通して表現しようとしました」シーレの絵には既視感がなく、どこかで見たポーズ、光景が描かれることはない。例えば空中に投げ出されたようにうずくまる女性の姿態。露わな下半身を衣服が辛うじて覆う。顔は見えないが、そこに見えるのは絶望、それとも恐れ、羞恥だろうか。「独特のポーズによって、人体だけで画面を成り立たせるセンスが際立っています。それだけでなく、こうしたポーズや裸を描くのは、そこに人間の本質や真実を見出したから。性器までも描く赤裸々な表現にも挑みましたが、それを描くことで、存在の本質を表現したかったからだと思います」人物画同様、数多く描かれた風景画にも画家の感情や思考が投影されている。ゴッホやムンクらにも通じる「表現主義」と呼ばれる所以だ。シーレは第一次世界大戦に招集され、終戦の年にスペイン風邪によって命を落とした。享年28歳。自らを「永遠の子ども」と称し、本当にそのまま逝ってしまった。稀有な才能が遺した分身ともいえる作品を、ぜひ体感してみてほしい。Who’s Egon Schiele?1890年、オーストリアに生まれ、16歳でウィーン美術アカデミーに入学。1909年、仲間と共に「新芸術集団」を結成。独自の表現主義的な画風を確立した。1918年、スペイン風邪に罹り、28歳の若さで亡くなった。アントン・ヨーゼフ・トルチカ《エゴン・シーレの肖像写真》1914年写真レオポルド家コレクションLeopold Museum, Vienna筋骨隆々とした伝統的な男性裸体像とは異なる骨ばった体、大きな関節が目を引く。とてもリアルだ。エゴン・シーレ《背を向けて立つ裸体の男》1910年グワッシュ、木炭/紙レオポルド家コレクションLeopold Museum, Vienna20代のはじめ、シーレは家出少女を匿い、それをきっかけに逮捕されるという事件に見舞われる。その勾留後に描かれた自画像。「傷ついた姿で視線は挑発的な感じも。若者らしい繊細な雰囲気で、複雑な心境が表れている眼差しが印象的です」(小林さん)エゴン・シーレ《ほおずきの実のある自画像》1912年油彩、グワッシュ/板レオポルド美術館蔵Leopold Museum, Viennaシーレは体を極端にひねったり、うずくまったりしたポーズをモデルにとらせた。立ったり、横たわる姿勢の多い伝統的な裸婦像からは大きく逸脱している。エゴン・シーレ《頭を下げてひざまずく女性》1915年鉛筆、グワッシュ/紙レオポルド美術館蔵Leopold Museum, Viennaモデルはシーレの恋人だったワリー・ノイツェル。黒いスカーフの向こうには、神経質そうな男の顔が描かれている。男は他ならぬシーレ自身であり、彼女の悲しみの原因が暗示されている。エゴン・シーレ《悲しみの女》1912年油彩/板レオポルド美術館蔵Leopold Museum, Vienna「シーレは風景画もよく描きました。風景そのものという描写以上に、そのときの心境、寂しさや孤独が投影されています」。恋人ワリーと住んだ、クルマウの町。伝統的な建築の家々に暗い影が降りているようだ。エゴン・シーレ《モルダウ河畔のクルマウ(小さな街IV)》1914年油彩、黒チョーク/カンヴァスレオポルド美術館蔵Leopold Museum, Viennaレオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才東京都美術館東京都台東区上野公園8‐36開催中~4月9日(日)9時30分~17時30分(金曜は~20時。入室は閉室の30分前まで)月曜休一般2200円ほか※日時指定予約制TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2023年2月8日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2023年02月06日19世紀末から20世紀にかけてイギリスで人気を博した伝説のネコ画家ルイス・ウェインの人生をベネディクト・カンバーバッチ主演で描いた『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』より、本編映像が解禁された。ルイス・ウェインは、ネズミ退治役として軽く見られるか、不吉な存在として恐れられていたネコの魅力を最初に“発見”した、“ネコ画家”。不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する、絵葉書の作者だとも言われている。当初エミリー(クレア・フォイ)は、住み込みの家庭教師としてウェイン家にやって来たが、やがてルイス(ベネディクト・カンバーバッチ)と恋に落ちる。そして身分の違いゆえ、周囲から反対を受けるもはねのけ結婚。ふたりは家を出て幸せな家庭を築くが、幸せのさなかエミリーは末期ガンを宣告されてしまう。そんな絶望の淵で出会ったのが、一匹のネコ。ふたりは拾った子ネコにピーターと名付け、残された時間を“愛”と“ネコ”で彩っていく。そして、ルイスは妻を喜ばせるためにネコの絵を描き始めるのだった。この度解禁された本編映像は、そんなルイス・ウェインと病床の妻エミリーの会話シーン。エミリーの病状が日に日に悪化していくなか、ふたりは静かに語り合う。「君が世界を美しくした。手遅れになる前に感謝を伝えたかった」と語り掛けるルイスに対し、エミリーは、「忘れないで、つらいことばかりでも、世界は美しさで満ちている。あなたが教えてくれた。それを捉えて。見つめて、多くの人と分かち合って」と静かに答える。この言葉を胸に、ルイスは一生をかけてネコの絵を描き続けることに。伝説のネコ画家の原点ともいうべき重要なシーンになっている。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年11月15日2022年10月6日、画家の山脇百合子さんが亡くなったことが分かりました。80歳でした。絵本『ぐりとぐら』シリーズや絵本『そらいろのたね』など、いろいろな絵本の挿絵を担当してきた、山脇さん。中でも、姉であり絵本作家の中川李枝子さんとのコンビから生み出された『ぐりとぐら』シリーズは、1963年に発表されて以来、多くの人から愛されています。2013年には、文化分野において業績をあげた個人や団体を表彰する菊池寛賞を、中川さんとともに受賞しました。ぐりとぐら|福音館書店 スクリーンショット温かみのある絵を通し、たくさんの人に笑顔を届けてくれた、山脇さん。『ぐりとぐら』シリーズをはじめ、山脇さんの挿絵を見て育った人たちからは、「素敵な絵をありがとうございました」という感謝の声が上がっています。今後も、山脇さんが描いた数々の作品は残り続け、絵本の素晴らしさを伝えてくれるでしょう。山脇さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年10月06日2022年2月2日生まれの双子の画家「カイム&ハアス」をプロデュースする合同会社デイライトサンライズ(所在地:東京都中央区 代表:清水 ゆか)はカイム&ハアスが描いた絵のデジタル原画を2022年9月より世界で購入可能なNFTマーケット「Open Sea」と日本国内向けの「ユニマ」に出品し、NFTにて世界デビューしたことをご報告いたします。カイム&ハアスのメインビジュアル■NFTとはNFTはNon-Fungible Tokenの略称で「代替不可能なトークン」と訳されています。この証明技術を用いて、二人が描いた絵のデジタル原画の販売が可能となりました。投資目的でデジタル原画を所有する事も可能です。世界で購入可能なNFTマーケット「Open Sea」と日本国内向けの「ユニマ」の2カ所に出品しています。(2022年10月現在)■0歳双子の画家「カイム&ハアス」について2022年2月2日生まれの0歳。二人で力を合わせて一つの絵画を作っています。お絵描きが大好きで生後2ヶ月の頃から絵を描くようになりました。出産時、仮死状態だったハアスを救う為、1秒でも早くお腹から出ようと頑張ってくれたカイム。その時に負ったメスの跡は名誉の傷となりました。2人を近づけると自然に手を繋いだり、見つめ合ったり…とても仲良しな2人です。絵画制作中の2人■作品についてジップロックに絵の具のついた紙を入れ、上から手足を使って色を散らしていく技法で作画しています。その作品達をデジタル化いたしました。「0歳双子の合作」という他にない制作方法も特徴の一つです。純粋無垢な心が作り出す美しい世界をお楽しみください。生後2ヶ月で初めて描いた作品■画家になった理由・きっかけ1番の理由は彼らがお絵描きが大好きだからです。次に「彼らが将来、不自由なく暮らせるよう今から少しずつ資産を残していって欲しい」という両親の想いがあります。2022年に生まれた2人。世界情勢は不安定で、円高、物価高騰が止まらず、まさに先行き不透明な時代です。NFT(デジタル資産)は今後、筆頭する資産の一つになると両親は考え、カイム&ハアスは画家としてデビューいたしました。■作品(NFT)が購入できる場所日本で購入:ユニマ 世界で購入:Open Sea 絵画を使ったグッズを購入:オフィシャルショップ「カイム&ハアス」 ■カイム&ハアス紹介サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月06日展覧会「ちひろ美術館コレクション 絵本画家の絵の具箱展」が、2022年9月10日(土)から12月4日(日)まで、長野・安曇野ちひろ美術館の展示室3にて開催される。個性豊かな絵本を生む“画材”に注目世界の絵本画家の作品を展示する絵本美術館・安曇野ちひろ美術館では、“画材”に注目した展覧会「絵本画家の絵の具箱展」を開催。個性豊かな作品世界観を構築する油彩、水彩、アクリル絵の具、パステル、マーカーなどの画材や、作家・作品によって異なる技法に焦点を当てる。色彩豊かな油彩作品例えば伝統的な<油彩>の技法で描かれた作品は、イタリアの画家キアラ・ラパッチーニによる『ねえこっちむいて!』を紹介。油彩の発色の良さを生かした、鮮やかな画面が特徴だ。マーカーで描く『すみっこのおばけ』速乾性が高くカラー展開が豊富な<マーカー>に着目するパートでは、子どもに人気の絵本を多く手掛ける武田美穂の作品などを展示。はっきりした線で描かれた親しみやすいキャラクターが登場する『すみっこのおばけ』などを鑑賞できる。画家独自の混合技法もさらに、石膏ボードに<テンペラと油彩>で描く混合技法を用いたチェコ在住の出久根育による『マーシャと白い鳥』など、画家独自の手法も紹介する。【詳細】展覧会「ちひろ美術館コレクション 絵本画家の絵の具箱展」会期:2022年9月10日(土)~12月4日(日)時間:10:00~17:00会場:安曇野ちひろ美術館 展示室3住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)※11月23日(水)は開館、24日(木)は休館出展作品数:約23点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円
2022年08月12日画家、熊谷守一の旧宅跡地に建つ豊島区立 熊谷守一美術館で、同館のある池袋エリアにアトリエを構える画家・現代美術作家の松井えり菜が新作絵画作品を発表。ミニ展覧会『画家のおたく』を8月16日(火)より開催する。変顔をした自画像や自身の分身ともいえるウーパールーパーをモチーフにした作品を制作する松井は、2004年に自画像《エビチリ大好き》で「GEISAI ♯6」金賞を受賞。同作品はパリ・カルティエ現代美術財団のコレクションに収蔵され、これまで、カルティエ現代美術館(フランス)や大原美術館、鹿児島県霧島アートの森など、国内外の美術館で作品を発表。精力的に活動を続けている。約90年前、池袋には「池袋モンパルナス」と名付けられたアトリエ村が存在。松井は近年、そこからインスピレーションを受け、過去と現在の観念が混ざり合う作品を制作している。昨年、松井が在籍する芸術家ユニット「パルナソスの池」の作品公開制作イベントが熊谷守一美術館の近くで開催され、同館スタッフがそのイベントを見にいったことから交流がはじまり、今回展示を開催することとなったという。同展では、生前に熊谷守一が45年間暮らし、制作を行っていた旧宅跡地に建つ熊谷守一美術館を舞台に、新作絵画作品を公開。守一や松井が実際に使用した画材や松井のおもちゃコレクション、お気に入りの雑貨なども展示される。【アーティストステートメント】かつて家族団らんがあった熊谷邸跡地に建つ特異な存在である熊谷守一美術館。本展では、家族をテーマにした新作絵画作品に加え、守一さんと私が実際に使用している画材やモチーフのおもちゃなど、私が思わず集めてしまう家族に似ている”何か”を展示いたします。8月20日(土)、27日(土)に開催するワークショップは、名村大成堂さんの筆をモチーフに行います。同社は、かつて『池袋モンパルナス』と言われた地域の一部(雑司ヶ谷)に創業しました。ここ数年で何種類もの天然毛を素材とした筆が動物保護条約等により使えなくなりました。ハブとマングースのショーでお馴染みだったマングースも世界的に保護が進められています。その一方で、奄美大島では外来種として殺処分されています。人間の介入によりバランスを崩した生態系はじわじわと私たちの生活に影響を及ぼしつつあります。使える毛がどんどん少なくなっていく中で、いろいろな動物の毛を配合して理想のこしに近づける様子は、小さな筆の中に見たことのない動物を創り上げているように見えました。それではその動物はどんな姿でしょう?想像して描いてみましょう!!!身近なところから環境問題を考え、何気ない絵筆にも沢山の工夫が込められおり、大切に使ってみようという想いを込めています。近隣作家によるミニ個展とワークショップ、どうぞお気軽にお立ち寄りください。【開催概要】松井えり菜meets豊島区立熊谷守一美術館 ミニ展覧会&ワークショップ『画家のおたく』会期:2022年8月16日(火)~2022年8月28日(日)会場:豊島区立 熊谷守一美術館 3Fギャラリー時間:10:30~17:30(入場は17:00まで)休館日:8月22日(月)料金:無料(常設展観覧の場合は一般500円)公式サイト: ※ワークショップは定員に達しました。 キャンセル等による空きが出た場合は、美術館公式Twitter アカウント にてお知らせします
2022年08月04日