■前回のあらすじ義父が一緒に診察で話を聞いてくれて、とても頼りになりました。今後のおおまかな治療計画が決まり、放射線科で顔の型取りをします。■癌細胞にもたくさんの種類がある!※画像はイメージです※2017年5月の情報ですなにより治療にはお金がかかります…自分に合ったがん保険が必要になってくるので、癌や病気のこと、保険のことなど日頃から勉強することが大切だと気付かされました。■家で義母のお手伝いを頑張ってくれた子どもたち我が家は転勤族のため、普段身内が遊びに来てくれることがあまりないので、子どもたちは喜んだと思います。張り切ってお手伝いも頑張ってくれて、義母は感動の涙を流していました!■入院準備とお金のこと医療費の家計負担が増えないように、使える制度は忘れず申請します。夫に負担をかけるのも大変なので、パジャマのレンタルはとても助かるサービスだと思いました。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月29日■前回のあらすじこれからお世話になる主治医の先生と初対面。内視鏡で診察すると、本当に自分の鼻の中にガン化したポリープが…■頼りになる義父!専門的な話が理解できる義父が一緒に話を聞いてくれて、とても頼もしかったです。しかし、恐怖のノミとトンカチ再び…!やっぱり怖いし痛い!■ついに今後の治療計画が決まるアラフォーでもまだ癌になるには早い年齢らしく、その分癌の進行も早いとのこと…。いよいよ放射線と抗がん剤治療が始まります…。■放射線科でマスクを作る!?放射線科での診察と放射線治療を受けるための型取り作業は、特に痛いこともされず平和に終了しました!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月28日■前回のあらすじ子どもたちにガンのことを伝えたところ、頼もしい言葉に勇気をもらい…。まだまだ死んでられないと思うようになりました。■大量の検査の後…主治医の先生とご対面!ブラトップは病院によっては脱がないとダメな場合もあるそうです。■がんの説明資料が怖すぎる…自分の鼻の中を見るのはかなりの衝撃でした…。先生からもらった資料が怖いのは、癌を放置せず、早急に治療を促す目的があったのだと思います。この時点で、目視の癌はこの部分だけでした。■家族の存在がとても心強いありがたいことに義両親がすぐに駆けつけてくれて、本当に助かりました!子育て中も両親がそばにいてくれたらなと思うことが多かったのですが、病気の場合だと本当に困りました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月27日■前回のあらすじがんだと告知され頭の中が真っ白になりましたが、まずは夫に報告。すぐに帰宅してくれた夫を見て涙が出ました。■子どもたちにも病気のことを報告嘘はつきたくないけれど、子どもたちには辛すぎるかと心配しました。しかし、一番甘えん坊な息子からこんなしっかりとした意見が飛び出るとは…子どもたちの力強い言葉がとても頼もしかったです!■病気になって変化した「生きる」という考え方自分の考え方がガンという病気を通して変化していきます。ずっと子育てに邁進していて、家族のことしか見えなくなっていたのかもしれません。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月26日■前回のあらすじ検査結果を聞きに再度病院へ訪れると、がんだと告知されました…。■なかなか受け入れられない現実…まさか自分がガンになるなんて…先生の説明もすぐには頭に入ってきませんでした…。■夫に報告、やるべきことを確認普段だったら何とも思わないことにイライラ…。気持ちに余裕がなく、思っている以上に体と心が辛かったのだと思います…。■早退してきてくれた夫、ホッとして涙が出るこんな時だからこそ特に、自分は夫を頼りにしているんだなぁと感じました。さて、子どもたちにどう話そうか…次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月25日■前回のあらすじ市販薬を飲んでも効果がなく、引っ越しが落ち着いた頃ようやく耳鼻科を受診。しかし薬が効かず大病院で検査をすることに…■恐怖の検査…、怖いし痛い!覚悟はしていたものの、ずっと怖くて目をつむっていました。これから先、まだまだ痛くて怖い思いをするとは知る由もなく…■検査結果を聞きに再び病院へいきなりの告知に時が止まった気がしました。ポリープだと思っていたのに、まさかガンだったなんて…次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月24日生まれつきタマタマが片方なかった息子さんの病気は、停留精巣だったそうです。病気の判明から手術を終えるまでのエピソードを紹介しています。 次男が生まれてすぐ、指摘された停留精巣(※)。助産師さんに「ほとんどの子どもが生後6カ月までに治るよ」と言われたこともあり、あまり気にしていませんでしたが一向に治らず、入院、手術をすることに。今回はそんな息子の停留精巣についての体験談をお話しします。 (※)停留精巣:陰嚢(おちんちんの下にあるふくろ)の中に下りてくるはずの精巣の下降が不十分で、陰嚢内に触知しない状態。新生児期の男の子の5%前後にみられると言われています(参考:日本泌尿器学会)。 出生直後に判明した病気妊娠38週0日、元気な産声と共に誕生した次男。「おめでとうございます」の次に助産師さんからかけられた言葉は、「お母さん、赤ちゃんタマタマが片方ない状態なんだ。だけど、ほとんどの子が生後6カ月までに治るから今は心配いらないよ」。 私は壮絶な出産の達成感やうれしさから、「治る」という言葉だけを切り取ってしまい、当時は息子の病気のことをあまり気に留めていませんでした。 迎えた生後6カ月、増す不安感初めての2人育児に翻弄(ほんろう)され、あっという間に次男は生後6カ月に。停留精巣については、それまでの各健診で「生後6カ月まで様子を見ましょう」とのことでしたが、状態は変わらず……ついにこども病院への受診が決まりました。そしてエコーの結果、睾丸はおなかの少し下くらいにあることが判明しました。 自然に治る可能性のある生後10カ月まで経過観察をしていましたが、睾丸が降りてくる気配はありませんでした。放っておくと、がんや不妊のリスクが高くなるという説明を主治医から受け、次男の将来のため、1歳になる前に手術をすることになったのです。 緊張の手術次男が生後11カ月のとき、ついに手術の日がやってきました。わが子の初めての入院や絶飲食、全身麻酔などとにかく不安で仕方がない私。手術室へ向かう際に、薬で眠る次男を見て「ごめんね」という気持ちで涙が出ました。 手術を終えると、想像以上に生々しい傷に驚きました。しかし子どもの回復力はとても早いと医師から聞いていたように、その日のうちに元気に離乳食を食べ始め、安心したのを覚えています。発熱はあったものの正常な反応とのことで、入院から1週間ほどで無事退院することができました。 現在は2歳になる次男。定期的な診察は必要ですが、傷も目立たず元気に成長しています。現在イヤイヤ期の次男をみて、物心がつくまえに手術をしてよかったと思っています。当初は停留精巣という男性特有の病気に不安を抱いていましたが、早期の治療で安心して過ごすことができ、将来の不安も払拭されることを実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:堀なぎさ2歳、3歳の男の子2人を育てるママ。田園風景が広がる田舎でのびのびと暮らしながら、元保育士としての経験や自身の経験をもとに、子育てやライフスタイルに関する記事を執筆中。
2020年10月23日■前回のあらすじ引っ越しの準備が慌ただしい中、家族全員が風邪をひきます。そんな中、なぜか私だけがなかなか治らず…■自己判断で、市販薬を飲み始める引っ越しの準備や手続きで慌ただしかったので、なかなか病院へ行く気になれませんでした。■ついに引越し…、子どもたちの姿に勇気づけられるどんなに大変な状況下でも楽しんでいる子どもたちを見て力が湧いてきました!みんなで頑張って、4月の中旬にやっと片付けが落ち着き…■ようやく耳鼻科を受診!やっと耳鼻科へ行けたと思ったら大ごとに…!大病院での検査の説明が怖すぎて震えました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月23日はじめまして。やよいかめです。数年前に鼻腔ガンになった話をご紹介しようと思います。当時、最初に自覚症状があったのは冬で、風邪と勘違いして病院へ行くのが遅れてしまいました。子どもたちが小さいときにお母さんが大病を患うというのは、病気になった本人だけでなく家族にとっても一大事です。「忙しいし、初期症状が軽いから…」といって、病院に行くのが遅れてしまうと、最悪癌が大きくなってしまったりすることもあります…。そんなご家族が少しでも減って、早めの受診が増えればいいなという願いを込めて…、この漫画を描いていきたいと思います。■鼻腔ガンになった話を描こうと思ったきっかけ子どもたちはまだ小さかったので、入院中とても辛い思いをさせたと思います。子どもたちの身体も無事元に戻り、私も自分の中で病気のことがだいぶ消化できるようになったので、この漫画を描く決心がつきました。■夫が転勤に…、ママ友との別れが辛すぎる子育てが大変な時期に、相談しあったり助け合ったりできる仲間は本当に大切…!今回の引っ越しは特に辛かったです。■なかなか治らない風邪? これが癌の始まりだった…この時すぐに受診しておけば良かった…と今でも後悔しています。少しでも異常を感じたら早めに受診した方が良いと思います。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月22日2人の娘を育てながらエッセイ漫画を描いている吉田いらこ(@irakoir)さん。吉田さんは高校生の頃、父親が若年性認知症を患ったそうです。要介護となった父親とその家族が経験した、23年間を漫画にしました。『若年性認知症の父親と私』脳を手術した吉田さんの父親は、その後左半身がマヒしてしまいました。以前の父親とは様子が異なり、「術後で記憶が混乱しているのだ」と自分に言い聞かせていたという母親。しかしその後、父親は若年性認知症と診断されたのでした。自宅での介護が始まり…?すぐに物事を忘れてしまう父親に対して、「なんですぐ忘れちゃうの」と想いをぶつけてしまった吉田さん。しかし、父親はそれに対して「ふざけるな」と手を挙げたのでした。父親が完全に変わってしまったのだと悟った吉田さん。父親との介護生活に思い悩み「あの時、いっそ…」と考えてしまうこともあったそうです。その後、社会人となった娘。父親は…?一時は恋人の家族に、『病気の遺伝』を理由に難色を示されたものの、周囲の応援のおかげで無事結婚することができた吉田さん。その後、2人の娘が生まれ母親として子育てに奮闘する中、父親の『延命措置』についての話が持ち上がりました。吉田さんは、「もしもの時、どうしたいか」という母親の問いに、答えを出すことはできませんでした。父親の『延命措置』母親の決断は…【最終話】若年性認知症の父親と私41お読みいただきありがとうございました pic.twitter.com/40IIHDQpBE — 吉田いらこ/大阪おでこ姉妹 (@irakoir) October 10, 2020 延命治療することなく、息を引き取った父親。葬儀の時、吉田さんは母親に「どうしてここまで父親の世話をできたの」と聞くと、「惚れてたってことかな」と答えられ衝撃を受けたといいます。吉田さんの母親は、初めから最期まで父親と向き合い続けたのでした。対して、吉田さんは、現実を受け入れきれなかった自分を責めてしまうそうです。読者からはさまざまな声が寄せられました。・自分の家族が要介護状態になった時、受け入れることができるのか、向き合えるのか。普段、目を背けていることを、改めて考えさせられるお話でした。・うちの母親の姿と、吉田さんの父親の姿が重なり泣いてしまいました。元の姿を知っているからこそ、変わってしまった姿を受け入れきれない。家族にしか分からない苦しみだと思います。・僕は父親と同居しながら介護をしています。介護って本当に難しいです。でも、たまに見せてくれる笑顔が救いかな。病気や障がいにより要介護となってしまった人、同居しながら長年介護をする人、また、介護士として患者と日々接する人…それぞれ、考え方や感じ方、苦悩はまったく違うものでしょう。介護が必要となった人の家族として、心の葛藤や経験を漫画にした吉田さん。介護については、それぞれの家庭環境や家族関係がみな違うため、一概に『こうすればいい』ということはいえません。もし、自分の家族が要介護となった場合、また、自分自身が介護される側になった場合など普段目を背けがちな問題について、家族同士で一度話してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年10月10日企業に勤める人は、年に一度の定期健康診断の受診が義務づけられています。定期的な健康診断の受診によって、身体の不調に早期に気付くきっかけになることも。健康診断の結果が、大事に…ネットに漫画やイラストを投稿している、ミミ(@UNPAKALAND)さんが、健康診断を受けた時のことです。健康診断の結果を見てみると…。突然病気を宣告され、「私どうなるんだろう…」と不安にかられるミミさん。診察室へ呼ばれると、医師はこう話し始めます。手術、したいですか?健康診断で要検査だったけど全然大丈夫だった漫画 1/5 pic.twitter.com/NUGsqONrKT — ミミ (@UNPAKALAND) October 4, 2020 医師によると、ミミさんの頻脈発作は直接命に関わることはないものの、高齢の患者や妊婦の場合、手術する人もいるといいます。結果的にミミさんは手術はせず、様子をみることになりました。健康診断を受けて、自分の心臓の回路が多いことを発見できたミミさん。もしも気が付かずに生活して、症状が悪化していたら、もっと不安な思いをしていたことでしょう。投稿を見た人からは、このようなコメントが寄せられました。・やはり定期的な健康診断は大事ですね。私も受けようと思いました。・突然のことに不安だったでしょう。それでも、明るく描かれていて、とても分かりやすかったです!・私も似たような経験があります。本当に健康診断は受けたほうがいいですね。身体の中で起きていることは、なかなか自分では気が付きにくいもの。不調に気が付かず病気が悪化し、手遅れにならないように、定期的な健康診断や人間ドックなどの受診を心がけたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月07日2020年4月15日、アメリカ・フロリダ州で獣医をしているアリ・トンプソンさんの病院に1匹のメスの子犬が運び込まれました。子犬は痙攣を起こしていて、四肢が伸びたまま硬直し、口もまったく開けられない状態。アリさんは一目見てすぐにその子犬が『破傷風』を起こしていることが分かりました。彼女は子犬の飼い主に電話をして診断結果を伝えます。この子は助かる見込みがあります。ただし破傷風の治療は長い期間と多額の治療費がかかります。それでも助かる確率は30%から50%です。すると飼い主は「多額の治療費を払うことができない。安楽死させてください」と答えたのです。アリさんは心の中で「どうかお願い!治療をして!この子犬は生きられるかもしれないのよ!」と叫びながらも、そのまま電話を切るしかありませんでした。この子犬を助けたい!獣医の決断は…診察室に戻ったアリさんは恐怖と混乱に怯えた子犬の目を見て、「やっぱりこのかわいそうな子を安楽死させたくない」と思ったのだそう。そしてしばらく考えた末に再び飼い主に電話をして、自分が子犬を引き取って治療をしたいということを申し出ます。それを聞いた飼い主は彼女に感謝を伝え、子犬が助かった場合でも所有権を放棄することにも承諾しました。しかしこれはアリさんにとって過酷な試練の始まりでした。彼女は子犬を『バニー』と名付け自宅に連れて帰りました。光や音の刺激によって筋肉の硬直が悪化するのを防ぐため、バニーにアイマスクをつけて暗い部屋に寝かせることにします。バニーは絶えず痙攣を繰り返し、舌を噛んで口から泡を吹いてしまうため、常に見張っている必要がありました。また2時間おきに点滴をするため、アリさんはその夜、ほとんど眠れなかったそうです。バニーの痙攣は10日以上も続き、その姿は見ているのがつらいほどで、彼女は何度も泣きたくなったといいます。※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る Bunny(@bravelikebunny)がシェアした投稿 - 2020年 7月月3日午前7時37分PDTバニーの治療が始まってから7日目から10日目ぐらいに、アリさんはほんの少しですがバニーの改善の兆しを見たのだとか。その時アリさんはすでに体力的にも精神的にも限界に来ていましたが、彼女の夫がバニーの看病を協力してくれたおかげで乗り切れたといいます。その後も点滴や注射器による食事、温冷療法、さまざまなエクササイズとマッサージなどを続けました。すると治療開始から18日目にバニーは一瞬だけ立ち上がり、3週間目には初めて歩いたのです。 この投稿をInstagramで見る Bunny(@bravelikebunny)がシェアした投稿 - 2020年 7月月3日午前8時41分PDTアリさんたちの懸命な看病の甲斐あって、バニーは少しずつ、確実に回復していきました。そして現在のバニーの姿がこちらです! この投稿をInstagramで見る Bunny(@bravelikebunny)がシェアした投稿 - 2020年 7月月12日午後9時06分PDT弾けるような笑顔でフロリダのビーチを全力疾走するバニー。もうすっかり元気になりました。アリさんはInstagramにこうつづっています。もしバニーが別の犬だったら、今こうして生きていることはなかったでしょう。多くの犬は持ちこたえられないであろう状況に彼女の体は耐えたのです。彼女はある意味、奇跡です。私の職業は疲れきってしまいやすいのです。早期に治療をせずに、後になってお金がないので治療はしたくないという飼い主たちのために、彼らが望まないすべての悲しい安楽死を常に正当化する。だから、次にあなたが痛みを伴う状況の中で自分自身を疑っている時は、(安楽死を)やめて、どうかこの特別な犬バニーの話を思い出してください。bravelikebunnyーより引用(和訳) この投稿をInstagramで見る Bunny(@bravelikebunny)がシェアした投稿 - 2020年 9月月7日午後7時24分PDTバニーがアリさんの病院に運び込まれた時、彼女はその日だけですでに2回の安楽死の処置をしていたといいます。それもあって彼女はバニーの安楽死を「どうしてもしたくなかった」と明かしています。また、どんなに治療をしても助からない場合があることも承知の上で、「少しでも可能性があるなら、諦めないでほしい」と伝えています。ペットの医療費は予想以上の高額になることがあり、経済的な理由で治療を断念する飼い主がとても多いといいます。ペットを家族に迎える人は、いざという時に愛するペットのために最善を尽くせる準備と覚悟があるかどうかを考えるべきなのでしょう。病と勇敢に闘い、見事に克服したバニー。彼女の物語はきっと多くの飼い主に希望を与えてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月24日安倍晋三首相が辞任の意向を正式に表明した、2020年8月28日。会見中、安倍首相は辞任理由として潰瘍性大腸炎の再発をあげており、これに対し、一部の有権者からは「病気を理由に逃げた」「大事なところで身体を壊す」などと批判の声が上がっていました。一方で、「病気を批判理由にすべきではない」と、辞任表明に理解を示す声も。そんな中、女優でモデルの高橋メアリージュンさんが、自身が潰瘍性大腸炎を患っていた時の経験を語り、反響を呼んでいます。高橋メアリージュン「100%安心できる瞬間なんてなかった」高橋さんは、2014年に潰瘍性大腸炎を患っていることを告白しています。2019年には「公表後から何の症状も出ていない」と報告しているものの、以前は「100%安心できる瞬間なんてなかった」と振り返ります。潰瘍性大腸炎は原因不明の難病です。どんなに気を付けててもなる時はなる、気を付けてなくても全然大丈夫という体験をしています。自己責任の問題ではありません。腹痛って最悪ですよ。本当に痛いんですから。いつ激しい痛みと血便がくるか分からないので100%安心できる瞬間なんてなかったです。— Maryjun_Takahashi (@Mjtaka1108) August 29, 2020 安倍首相の健康状態の悪化を批判理由にしている人たちに対し、複雑な思いを抱いているのは、高橋さんだけではありませんでした。高橋さんの投稿には、同じように潰瘍性大腸炎を患っている人からのコメントも目立ちます。・その病気について詳しく知りもしない人がネガティヴな発言を発信することで、同じ病気を持っている人が自尊心を失うこと、傷付くこともあると、知ってほしい。・きちんと発信してくれてありがとうございます。ニュースやSNSでの憶測話を見ると、ショックを受けます。・私も軽度ですが診断されました。正直、将来が不安ですが、有名な人たちで同じ病気の人がいるんだと思うと勇気づけられます。病気を批判理由にしている人は、決して潰瘍性大腸炎に苦しんでいる人までも批判したいわけではないかもしれません。しかし、高橋さんの思いは、病気を批判理由にした声があふれている状況に、一石を投じたのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年08月31日最近急にお腹がぽっこりしてきたな〜と感じたら要注意!太っただけかと思いきや、実は婦人科系の病気だったというケースが意外と多いのだとか。症状がほとんど無く、気付かずに病気が進行してしまうことも。この記事では専門家の先生に、下腹が出る病気と実際にあった診察時のエピソードについてお話を聞きました。 答えてくれたのは……三鷹レディースクリニック院長天神尚子(てんじんひさこ)先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、1995年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。 お腹がポコッと膨れていたら要注意!「下腹部が膨れていても気にせずに過ごしていたところ、定期検診で卵巣腫瘍や子宮筋腫が発見されたというケースはよくあります。特に、経血量が多い、生理が長引く、ときどきお腹が痛くなる等の症状がある場合は要注意です。早い段階で見つかれば手術をせずに投薬治療で済む病気もあります。軽度の子宮内膜症などは薬や妊娠することで改善することが多いです。少しでもおかしいと思ったら産婦人科の医師に相談することをおすすめします」 中には無症状のケースもたとえば卵巣に血液が溜まって腫れる“チョコレートのう胞”という病気は、通常生理痛やお腹の痛みなどの症状がありますが、中には無症状で気付かない人もいます。そのまま放置して不妊の原因になったり、赤ちゃんの頭くらいの大きさまで腫大してしまった例もあるので、何も変わったことがなくても婦人科検診は欠かさないようにしましょう。また、その際には子宮がん検診だけではなく超音波検査も受けて、卵巣腫瘍や子宮筋腫の有無もみてもらいましょう」 病気かと思ったら妊娠だった!?「これは実際にあった話なのですが、『お腹が膨れて便秘で苦しい。婦人科系の病気でしょうか?』と診察に来た方が妊娠5カ月だったということがありました。その方は普段から生理不順だったため、まったく気がつかなかったそうです。『子どもが欲しかったので良かったです』と喜んで帰られましたが、その逆で望んでいないのに妊娠してしまっていたというケースもあります。生理が不順ということは、いつ排卵しているか分からない=いつ妊娠するか分からないということなので、特に気をつけていただきたいですね。『まさか私に限って』とみんな思ってしまうので」 以上、お腹がぼっこり膨れている時の病気についてのお話でした。人によっては無症状で気付かないこともあるというのが怖いですね。また、まさかの妊娠5カ月というのもびっくり。病気も妊娠も、自分がいつそうなってもおかしくない身近な話です。理由はなくても定期的に婦人科を受診することが大事ですね。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
2020年08月29日わが子を奪った「大血管転位症」「新生児肺高血圧症」という病気。妊婦健診では何も指摘されずに過ごしたマタニティ生活。楽しみにしていた未来から一転、過酷な現実と向き合うことになりました。今回は、実際にわが子が受けた治療やその後のできごとをお話ししたいと思います。出産直後に知ったわが子の病気私たちにとって初めての子どもでもあり、両親にとっては初孫。最初に通院していたクリニック・総合病院・里帰り先のクリニックと3つの病院に通院し、それぞれ妊婦健診では「元気に育っている」と言われていました。さらに総合病院で実施していただいたスクリーニング検査では「異常なし」という結果だったのです。「赤ちゃんは元気に育っています。心臓も丈夫」という言葉に安心しきっていたのに、出産直後に知ったわが子の病気。2,000人に1人と言われる「大血管転位症」という大変な疾患でした。 「大血管転位症」とは、肺動脈と大動脈が入れ替わることで弊害が起きてしまう心疾患。生後2週間以内に早期の手術が必要とすることが多いそうですが、わが子は「新生児肺高血圧症」を合併していて手術が困難だったため、第一に肺高血圧症の治療に取り組むことになりました。 心の準備をしていなかった私には、なかなか受けとめることができませんでした……。 「生存率は5%」NICUに行くと、口に呼吸器・胸にモニター・両腕には点滴がつながれ、薬で眠らされているわが子がいました。想像よりも残酷でした。でもやっぱりわが子はかわいい。たくさん声をかけてあげました。 「新生児肺高血圧症」を合併している。このままだと生存率5%……。 主治医との面談で、別の病気の告知があり、次から次へ残酷な言葉を浴びました。それでもその5%を信じて治療を続け、私は毎日わが子に母乳を届け、付き添っていました。 最後まで頑張ったわが子生後8日目。「呼吸状態が安定している。このまま行けば心臓の手術に踏み込める」と主治医から言われました。心臓に負担をかけている薬の量を少しずつ減らし、状態を維持できているように思えていました。 しかし生後13日目の昼、急変したのです。小さな心臓はもう限界でした。先生方が懸命に心肺蘇生をしてくれましたが、心拍がどんどん落ちて……。私は少しでも心臓が動いているうちに、「できなかった抱っこをしてあげたい」と先生に伝え、再度蘇生をお願いしました。生後13日目にやっとできた、初めての抱っこ。「ありがとう」「ごめんね」の気持ちを全部伝えました。 そして赤ちゃんは待っていてくれたかのように、家族が集まったあと、見守られながら永眠したのです。 わが子の死わが子を看取ったあと、病院で沐浴をしました。悲しいはずなのに自然とほほ笑んでいました。点滴・呼吸器を外したわが子と一緒に自宅へ帰宅し、1日一緒に過ごしました。 写真をたくさん撮り、手足の型をとったり……わが子が存在した証を作ったのです。息をしていないはずなのに、生きているかのようなこの時間が一番幸せだったかもしれません。 泣いてばかりでしたが、葬儀の日、最後は笑顔で見送りました。しかし帰宅後、遺骨となったわが子を前にして、「もう会えないんだ」と思うと、葛藤が急に襲ってきました。そんなつらい時期を助けてくれたのが家族でした。家族はいつも通り明るくふるまってくれてましたが、きっと私のために我慢してくれていたのでしょう。次第に「ずっと泣いていたら、赤ちゃんだって悲しいはず……」と思えるようになり、私も自然と笑顔が増え、少しずつわが子の死を受けとめることできました。 今回なぜわが子に心臓病があったのか、原因はわかりません。手術を生後2週間以内にしないといけないタイムリミットが迫り、すごく過酷な日々でした。しかし、わが子と一緒に過ごせた時間は、かけがえのない大切な時間となりました。 NICUに数日通い続けるなかで見た、周りの赤ちゃんの死や、一方で回復に向かって頑張っている姿を見て、この世に生まれることがどれだけすごいことなのか思い知らされました。出産は本当に奇跡です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:大島れい第1子は先天性心疾患により天国へ。現在第2子妊娠中。看護師として4年勤務。自身の経験を中心に執筆している。
2020年08月18日生活をしていると、人間関係や学業、仕事、生活環境などが原因でストレスに直面するもの。心の不調はケガと異なり視覚的に分かりづらいため、自分でも気付かない間にストレスを蓄積してしまう人も少なくありません。そして、溜まったストレスは人間の心身にいろいろな影響を及ぼしてしまいます。ストレスによって『パニック発作』に…漫画を描いて頒布したり、ライブに参加したりといった趣味を楽しんでいた、環月紙袋(@kanduki_lily)さん。しかし、2020年2月頃から新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が日本で感染拡大し、人が集まるイベントは軒並み中止になってしまいました。それに加え、私生活でもいろいろなトラブルが発生し、溜まったストレスが6月頃に爆発してしまったのです。クリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大しますオタクが体調不良になった話(続き) とおまけ(2/2) pic.twitter.com/kxIx0MGtRU — 環月紙袋超同人祭「8月8日-10日 超24」新刊委託中♦✨ (@kanduki_lily) August 6, 2020 突然めまいや動悸、吐き気、呼吸困難などの症状を発し、激しい不安感に襲われるパニック発作。原因ははっきりとは分かっていませんが、ストレスで発症する場合もあるとされています。一般的に人ごみや電車などで発作が起こりやすいといわれており、慢性的に発作が起こると不安障害(パニック障害)と診断されます。環月さんはパニック発作によって人が多い場所や、長時間の電車での移動が難しくなってしまったのだとか。また、いつ発作が起きるか分からない不安から、うつ病も発病しやすいといわれています。気付きにくい自分のストレスあくまでもこの漫画は環月さんのケースであり、症状や原因は人によって異なります。コロナウイルスに関する不安をあおる話題を耳にしたり、日常生活が一変したりすることで、無意識のうちにストレスを溜めてしまっている人は少なくないかもしれません。発作が1時間ほどで治まるため、最初は症状に気付きづらいといわれているパニック発作。身体の病気も心の病気も、早期発見早期治療が大事です。もし突然強い不安や似た症状に襲われた場合は、念のため心療内科を受診してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年08月09日ブラジル・サンパウロで1匹のメス犬が捨てられているのを、通りがかりの人が発見しました。その犬が誰かに「捨てられた」と分かった理由は…犬が文字通り、ゴミ箱の中に入れられていたからです。"As pessoas que estão tentando fazer desse mundo pior, não estão tirando um dia de folga. Como posso eu?"Sobre o caso...Posted by Palhinha Rodrigo on Saturday, July 18, 2020保護に協力したPalhinha Rodrigoさんは、犬をゴミ箱から助け出した後すぐに動物病院へ連れて行きました。犬は診察の結果、胃に大きな腫瘍と潰瘍があることが分かりました。また乳腺にも複数の小さな腫瘍が見つかったといいます。Posted by Palhinha Rodrigo on Tuesday, July 21, 2020Florzinhaが見つかった時の動画が拡散したことで、彼女を捨てた人に対する怒りの声が上がっています。しかしPalhinhaさんは、人々にこう呼びかけています。愛は憎しみより強い。Florzinhaにこんな仕打ちをした人物を責めることにエネルギーを使うのはやめて、Florzinhaの回復を祈り、愛とポジティブなエネルギーを彼女に送ってあげて。Palhinha Rodrigoーより引用(和訳)Posted by Palhinha Rodrigo on Tuesday, July 21, 2020Florzinhaは日に日に元気を取り戻しているそうです。保護された時はあんなに悲しそうだった表情も今ではこんなに幸せそうに見えます。Palhinhaさんは彼女の病気が治ったら里親を探すということです。どのような理由があっても命ある動物をゴミ箱に捨てるというのは許されることではありません。病気を抱えているうえ、ゴミ箱に入れられたFlorzinhaがどんな気持ちだったのか…想像すると胸が締め付けられます。Florzinhaが早く全快して、一生愛し続けてくれる優しい里親と暮らせる日が来ることを願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2020年08月05日人間関係や学業、仕事、家庭環境など、生きているといろいろな場面でストレスを感じてしまうもの。心の中に溜まったストレスは趣味や会話で発散することもできますが、人によってはストレス耐性が低かったり、1人で抱え込んでしまったりする人もいます。身体の病気やケガと違い、心の不調は視覚的に確認することができません。そのため、心が弱っている自覚を持つのが遅れてしまうのです。『全部をおやすみして、できない自分を受け入れられることができるようになった話』にいの(@niinomr)さんも、ある日突然心が『限界』を迎えてしまった1人。アルバイト先での環境が合わず、ガマンをしているうちに、心身にいろいろな変化が出てしまったといいます。家族に連れられ病院に向かった、にいのさん。そこで、医師に告げられた言葉は…。(2/2) #がんばらなくても死なない pic.twitter.com/VNiyPf4bOz — にいの (@niinomr) July 20, 2020 「1回全部をお休みしましょう。逃げたっていいんですよ」「頑張らないといけない」と思い無理をしていた、にいのさんに医師が発したのは「頑張らなくてもいい」という言葉。それから、にいのさんは『頑張らない弱い自分』を受け入れて生活をするうちに、いろいろな気付きを得られるようになったといいます。きっと心が限界まで追い詰められたことで、どうすればいいのかを考える余裕すらなくなっていたのでしょう。すぐ「助けて」をいえる社会に「周りの人の支えがあったからこそお休みすることができたし、時間はかかりましたが復活もできました。いろんな『助けて』を、今困ってる人はおびえずにいえる社会になっていきますように」とコメントする、にいのさん。悲しいことに周囲の誰にも助けを求められず、心の限界を迎えてしまい、自ら命を絶ってしまう人も少なくありません。「助けて」といえない人を救うには、周囲の人がいち早く異変に気付くことも重要です。また、社会全体が困っている人へのサポートをすることも求められます。心の病気も身体の病気と同じく、早期発見・早期治療が大切。つらい時は心療内科や精神科を受診したり、厚生労働省が行っている電話相談窓口などを頼ったりしてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月22日一家で夏風邪に倒れてしまい、大変な日々のなか、娘の優しさに親ながら感動した話です。■先に治った娘が大活躍先週からちょっと書いていたけど、ぐっちぃ一家風邪ひいていました。病んでるからだに染みる一言…っ(涙)。なんでこんな優しい言葉がさらっと出てくるんだろ…私は天使をうんだのか…。最初のまめからはじまり、こまめ、わたし、くまさんと順に回りまして、くまさんは土日で2キロも痩せたそうだよ…(うらやましい)←え。1週間という短期間で一家全滅したの、初めてじゃないかな。そして一番最初に風邪をひき、最初に回復したのがのまめだったので、買い出しはほぼのまめが行ってくれて、それも本当に助かった…優しい子たちやで(涙)。みなさま、夏風邪にはお気をつけくださいね!
2020年07月18日優しい飼い主さんと暮らす2匹の犬、8歳のローマンと6歳のスパンキー。2匹は初めて会った瞬間からすぐに仲よくなり、今では本物の兄弟のようにいつも一緒に過ごしています。 この投稿をInstagramで見る @roman_spankyがシェアした投稿 - 2014年 5月月11日午後12時53分PDT海外メディア『Bored Panda』によると、飼い主さんはある日、ローマンの耳が腫れているのに気が付いたのだそう。動物病院で診てもらったところ、耳に血腫ができていて手術が必要だということが分かったのです。 この投稿をInstagramで見る @roman_spankyがシェアした投稿 - 2019年12月月27日午前7時29分PST手術が2週間先まで予約できなかったため、その間に耳の腫れが悪化してしまい、ローマンはだんだんと元気がなくなってきたのだとか。またスパンキーはそんなローマンを見て、とても心配するようになったのだそう。そして手術の5日前、ローマンの体調を心配した飼い主さんは室内に監視カメラを付けて、自分が不在の間も犬たちの様子を確認することにします。すると…カメラに信じられない光景が映っていたのです。 この投稿をInstagramで見る @roman_spankyがシェアした投稿 - 2020年 6月月28日午前6時32分PDTカーペットの上に横になっているローマン。するとスパンキーがベッドを引きずって彼のそばに持ってきてあげたのです。それから2匹はぴったりと寄り添って眠っていました。感動した飼い主さんの姉妹が動画をSNSに投稿するとたちまち拡散され、多くのコメントが寄せられています。・なんて優しい子。涙が出たわ。・彼らはこの星でもっとも賢くて愛情深い生き物だ。・兄弟愛だね。普段から2匹は遊ぶ時も眠る時もいつでもそばにいるのだそう。きっとスパンキーはローマンの具合がよくないことに気付き、少しでも助けてあげたいと思っているのでしょう。 この投稿をInstagramで見る @roman_spankyがシェアした投稿 - 2017年 2月月5日午後5時43分PST『Bored Panda』によるとローマンの耳の手術は無事に終わり、術後の経過も良好だとのこと。今では耳の不快感がなくなり、すっかり元気を取り戻したそうです。よかったですね。ローマンの手術の後も、スパンキーはずっと彼のそばに寄り添っていたといいます。体が健康でない時は心も弱くなってしまうものです。そんな時に優しい弟犬のサポートは、ローマンにたくさんの癒しとエネルギーを与えてくれたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月13日2016年のある日、動物病院にブリーダーが1匹の子猫を連れてきました。美しいブリティッシュ・ショートヘアのその子猫を「安楽死させたい」という理由でした。なぜならその子猫が重度の脊椎側彎症(せきついそくわんしょう)を患っていたからです。 この投稿をInstagramで見る Pitoe The Cat(@pitoethecat)がシェアした投稿 - 2020年 5月月21日午前8時12分PDTこの病気は背骨が側方に曲がっているため、体の横幅が広くなるといいます。海外メディア『The Dodo』によると、家族が経営するこの病院で働いていたマリーさんと彼女の母親は子猫を見て、「激しい運動ができなくても、この子はいい生活が送れるのではないだろうか」と思ったのだそう。そして彼女はブリーダーの了承を得て、子猫を自分が引き取ることにしました。 この投稿をInstagramで見る Pitoe The Cat(@pitoethecat)がシェアした投稿 - 2020年 6月月14日午後1時57分PDT実はマリーさんの祖父母がずっと猫を飼いたがっていたのだそう。ただアパート暮らしのため、活動的な猫だと安全に飼えない懸念があり、大人しい猫を探していたのだとか。この子猫はまさに彼女の祖父母にとって理想的な猫だったのです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Pitoe The Cat(@pitoethecat)がシェアした投稿 - 2020年 5月月21日午前8時09分PDT子猫は『ピトー』と名付けられ、検査の結果、脊椎側彎症があっても痛みを感じることはなく、普通に生活できることが分かりました。またピトーの後ろ脚に機能障害があるということですが、ジャンプができないだけで歩くのに支障はないといいます。 この投稿をInstagramで見る Pitoe The Cat(@pitoethecat)がシェアした投稿 - 2020年 6月月10日午後5時53分PDT この投稿をInstagramで見る Pitoe The Cat(@pitoethecat)がシェアした投稿 - 2020年 6月月29日午後2時07分PDT この投稿をInstagramで見る Pitoe The Cat(@pitoethecat)がシェアした投稿 - 2020年 6月月30日午前10時04分PDTコロンと丸い体型と独特の表情が、まるでアニメのキャラクターのよう!2020年5月にマリーさんがピトーのInstagramアカウントを開設すると、たちまち人気者になりました。・この子はパーフェクトよ!・かわいすぎる天使だ。・もっとピトーの写真が見たい! この投稿をInstagramで見る Pitoe The Cat(@pitoethecat)がシェアした投稿 - 2020年 7月月4日午前9時26分PDT現在もピトーはマリーさんの祖父母の家で元気に暮らしているそうです。一度は安楽死させられそうになりながら、今ではその愛らしさで多くの人を癒しているピトー。優しい家族に巡り合えて本当によかったですね![文・構成/grape編集部]
2020年07月08日生理と同様に、なかなか人に言えない“おりもの”の悩み。女性同士でもあまり話題に出さないため、病気のサインが出ていたとても気がつかない場合が多いそうです。そこで、おりものの悩みや疑問について、専門家の先生にパターン別に回答してもらいました。もしかしたら意外な病気が発覚するかも?当てはまるものがあったら要注意です! 答えてくれたのは……三鷹レディースクリニック院長天神尚子(てんじんひさこ)先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、1995年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。 Q.性行為の後、おりものが臭います。A.「おりものというのは子宮の中や膣からの分泌物で、そこに精液が混ざったり、汗や皮脂が混ざると臭うことがあります。一時的なものであれば問題ありませんが、それがずっと続くようだと細菌性の膣炎を起こしている可能性があるので受診した方が良いです。あと、よく言われるのは高タンパクや高脂肪の食品を食べ過ぎると体臭が強くなるのと同じように、おりものの臭いもきつくなるようです。多少臭いがするのは当たり前ですが、あまりにひどいようなら異常と言えるでしょう」 Q.おりものの量が多い気がします。A.「おりものの量というのは時期によって差があって、排卵期や生理の前後は多くなります。あとは感染を起こしている時などに自浄作用が働いて一時的に多くなることがあります。おりものの色は大体無色透明か白〜薄いクリーム色というのが普通ですが、黄緑っぽい色になったり、嫌な臭いがした時は感染を起こして膣炎になっている可能性が高いです。 人と比べられないので分かりにくいですが、いつもおりものシートを付けていないと下着を通るくらい汚れるようであれば、量が多過ぎるので受診が必要です」 Q.おりものの量が極端に少ない気がします。A.「おりものの量が少ない=炎症が起きていないということなので、生理も順調に来ているようであれば問題ないと思います。ただ、これに月経不順が伴うようであれば、ホルモンが十分に出ていない可能性があるので受診した方が良いと思います」 Q.血が混ざったような茶色いおりものが出ます。A.「もし妊娠中にそういったおりものが出るようであれば、切迫流早産のサインなのですぐに病院に行かなければなりません。妊娠していない場合は不正出血の可能性があります。排卵期に出血することもあるので、それが一概に悪いものとは言えませんが、やっぱり一番怖いのは子宮がんですよね。 あとはクラミジア頸管炎といって、クラミジアに感染しているケースも考えられます。その他にも子宮筋腫や子宮頸管ポリープ、子宮膣部びらん(膣が爛れてしまう病気)など、さまざまな婦人科系の病気が考えられますので、一度受診しておきましょう」 Q.チーズやヨーグルトのような固形のおりものが出ます。A.「かゆみが伴っていたらカンジダ膣炎になっている可能性が高いので、この状態が続くようであれば受診した方が良いと思います」 人に言えないおりものの悩みを持っている人は、実は結構多いのではないでしょうか。おりものの状態からも様々な病気の可能性を知ることが出来るので、普段から臭いや色を観察しておくと良いですね。また、感染や炎症を起こさないためにも、おりものシートはまめに替えて清潔に保つことが大事です。それでも自分では気付かない場合があるので、少しでも気になることがあったらすぐに受診しましょう。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
2020年06月23日アイドルグループの『関ジャニ∞』が、ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネルで歌唱動画を公開。社会貢献・支援活動を行う『Johnny’s Smile Up ! Project』の一環として、多くの人を歌で励ましました。その中で、メンバーの安田章大さんは自身が2017年2月に患った、脳腫瘍の1つである『髄膜腫(ずいまくしゅ)』の後遺症について明かし、日々の葛藤を明かしました。安田章大「全然強くなれない自分がいる」動画では、メンバー5人でスポーツ番組『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)の2014年のテーマソングとなった『オモイダマ』を熱唱。歌唱前に、安田さんはこのようにコメントを残しました。関ジャニ∞のファンのみなさんが僕に教えてくれた言葉なんですけど、弱っている時は強がらなくていいよって、しんどい時はしんどくていいよって教えてくれたんです。だから今はみなさんもしんどい時はしんどいでいいと思います。だってしんどいですもんね。まあそれはちゃんとつらいはつらいで受け止めて、つらいをしっかり感じたのちにまた新しく明るい未来に向かって一歩、半歩でもいいですからゆっくり歩んでもらえたらなと思います。Johnny’s officialーより引用また、メンバーから歌唱動画の前後に、1人でメッセージを発信する機会を貰ったという安田さん。歌唱後には、頭の手術跡を見せながら病気の後遺症について明かしました。今もその後遺症が正直残っているんですよね。日々葛藤しています。全然強くなれない自分がいるし、けど仕方がないことなんでね。このメガネもそうで、この色付きのメガネをつけないとステージとかテレビには、日常生活も無理なんで。けど、それでも芸能界に身を置こうと思えたのは、やっぱりすごく大切な仲間と、大切なスタッフさんとか、大切な応援してくださってるファンのみなさんとかもういっぱいです。いろんな人たちが支えてくれているからです。だから覚悟を持って今、僕は皆さんの目の前に立っています。こうやって関ジャニ∞から生きる力を受け取ってもらいたいなと思って届けています。Johnny’s officialーより引用テレビ番組に出演する際や、コンサートでも色付きのメガネが手放せず、日常生活もままならないと吐露した安田さん。それでも、さまざまな人の支えがあって、活動を続けられているといいます。最後は前向きなメッセージで動画を締めくくりました。関ジャニ∞もみんなで必死に闘っています。みなさんもなんとかしんどい思いをしていると思いますが、生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか。一緒にこの先も旅をしませんか。頑張りましょう。頑張るというか楽しんでいきましょう、笑っていきましょう。小さな幸せを見つけて歩みましょう。Johnny’s officialーより引用動画には、同じく病気で闘っている人からもコメントが寄せられていました。・長年病気と闘っています。「生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか」という言葉にとても励まされました。・しんどい時は、しんどいでいいのかと気付かされました。ありがとうございます。・医療従事者です。毎日つらいですが、『オモイダマ』で元気付けられました。・私も髄膜腫の後遺症に葛藤しています。病気を受け入れられない時もあるけど、安田君に生きる力をもらいました。安田さんの言葉に、病気と闘っている人だけでなく多くの人が励まし、勇気づけられたようです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日ピリピリとした痛みや、小さな水ぶくれができるのが特徴的な、帯状疱疹(たいじょうほうしん)。ヘルペスウイルスの一種によって引き起こされるため、日本では『ヘルペス』と呼ぶ人もいます。帯状疱疹にかかった経験を、rikko(@rikko157)さんはTwitterに投稿。注意喚起も兼ねて、投稿者さんのパターンを漫画で描きました。帯状疱疹にかかった体験談が話題に【実録】帯状疱疹(ヘルペス)にかかっていました。かかったら直ぐに治さなきゃ!と思う気持ちが大事だと身にしみました。 pic.twitter.com/cn1Ekkg3sn — rikko (@rikko157) May 12, 2020 謎の痛みや目元のはれについて、最初はものもらい(霰粒種)だと思っていた、投稿者さん。医師の診察によって帯状疱疹だったことが判明しますが、この時、投稿者さんはあまり大ごととは思っていなかったようです。仕事を優先して皮膚科を受診しなかった結果、まゆ毛の部分に大きめの痕が残ってしまったのだとか。顔の傷痕は自分が気になってしまうものですよね。「少しでもおかしいと思ったら、すぐに受診してほしい」という思いを込めた作品は拡散され、いろいろなコメントが寄せられました。・自分も放置したら痕になってしまい、20年ほど経っても残っています。・治ってよかったです。でも、顔に痕ができるとつらいですよね…。・帯状疱疹を発症して投薬と点滴を受けたら、たくさんお金が飛んでいきました…。投稿に寄せられたコメントを見るに、顔や腕に帯状疱疹ができ、痕が残ってしまった人は少なくないようです。どんな病気も早期発見、早期治療が重要です。「あの時、早く受診していれば…」と後悔することのないよう、迅速な行動をお勧めします。[文・構成/grape編集部]
2020年05月14日妊娠・出産は奇跡というけれど、赤ちゃんに病気や障害がある可能性は誰にでもあります。毎回の妊婦健診でおこなう超音波検査。あの白黒のエコーで、実はわかる病気があるんです。もし赤ちゃんがおなかの中にいる間に病気がわかったら……。私の妊娠・出産体験談をご紹介します。 妊娠7カ月、赤ちゃんの心臓病が見つかった毎回、妊婦健診でおこなう超音波検査。最近では、4D画像も見ることができて、ママにとっても赤ちゃんが見られるうれしい時間でもあります。このエコー、先生が見ているのは胎児の推定体重や性別だけではありません。白黒の映像の中でも見ることのできる内臓や血管があり、異常がないか先生は見ているのだそうです。 私は妊娠7カ月のころ、赤ちゃんの心臓病が見つかりました。エコーではっきりと、心臓の中の形が見えたことを覚えています。 おなかの中で赤ちゃんの病気が見つかること先生は私に、「おなかの中で赤ちゃんの病気が見つかることはとてもラッキーなことだ」と言いました。ママの心の準備もできますが、何よりも赤ちゃんにとって最善の出産方法を選ぶことができるからだそうです。 赤ちゃんに病気が見つかった場合、大きな総合病院に転院することが多いかとは思いますが、帝王切開になるのか、普通分娩になるのか、出産時の新生児科・小児科医との連携やNICUの準備など、エコーで見ることのできる情報を集めて先生方が最善策を考えてくれました。 調べすぎない。でも仲間を見つけたいこの経験を通して私は、ママにとって大切なのはひとりで受け止めないこと、調べすぎないことだと感じました。今はネットで何でも調べられる時代。でも、その情報が正しいのか、わが子の症状に当てはまるのかは自分では判断できません。 私自身、心配な話ばかり見てしまい、それだけで必要以上につらくなってしまいました。一方よかったと思うのは、同じ病気の子どもを持つ仲間を見つけること。同じ境遇の人とコミュニケーションをとると、とても心強かったです。 病気や障害を受け止めることはとても難しいことですが、おなかの赤ちゃんが出産前に教えてくれたんだと、私は感じました。正しい情報を自分で理解し、専門家に相談しながら、できる限りの準備ができるといいなと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:山本かやの二児の母。ウエディング業界から飲食業に転身後、妊娠を機に退職。現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はガーデニングと家庭菜園。
2020年05月12日みなさんは、犬の散歩やストレッチなど、日課となっている行動はありますか。『毎日取り組んでいることなのに、突然うまくできなくなった』と気付くことが、大病の早期発見につながることもあるのだとか。脳梗塞の早期発見につながった『意外なもの』にびっくり!死因ランキング上位の『脳梗塞』…その症状とは?厚生労働省によると、毎年、脳血管疾患が原因で多くの人が亡くなっているそうです。脳血管疾患(脳卒中)は、脳の血管が詰まる脳梗塞と、脳の血管が破れる脳出血、くも膜下出血の3つに分けられます。その内の1つである脳梗塞は、右半身か左半身に運動麻痺が起きたり、うまく言葉が話せなくなったり、意識がはっきりしなくなったりする病気。脳梗塞の具体的な症状には、『急に手足から力が抜ける』『つまずきやすい』『言葉が出てこない、理解できない』『片方の手足がしびれる』などがあります。国立循環器病研究センター循環器情報サービスによると、身体にこのような異常を感じたら「脳梗塞かもしれない」と疑い、すぐに病院を受診することがとても重要なのだとか。父が脳梗塞で入院…早期発見につながったのは、『ぷよぷよ』!?そんな脳梗塞について、わいじぇい(@tabboi)さんの投稿が話題となりました。わいじぇいさんは、母から「父が脳梗塞で入院した」と連絡があったそうですが…。父は倒れて運ばれたのではなく、毎日やっているゲーム『ぷよぷよ』の操作がうまくいかなかったことをおかしいと思い、病院に検査に行ったら初期の脳梗塞が見つかった。母から父が脳梗塞で入院した旨連絡があった。ただ、倒れて運ばれたのではなく、毎日やっている「ぷよぷよ」の操作がうまくいかなかったことをおかしいと思い検査に行ったら初期の脳梗塞が見つかったのこと。サンキューぷよぷよ٩(′д‵)۶— わいじぇい@ゲーム実況 (@tabboi) April 25, 2020 『ぷよぷよ』とは、1990年代にスーパーファミコン版『す~ぱ~ぷよぷよ』が大ヒットし、2020年現在でも大会が開かれるなど、多くの人に愛され続けているパズルゲームです。子供の頃に夢中でやっていた人も多いのではないでしょうか。パズルゲームが脳梗塞の早期発見につながるとは驚きですね!この投稿には多くのコメントが寄せられました。・早期発見できてよかったですね!ゲームは悪いことばかりじゃないなと思いました。・ちょっとした異変できちんと検査を受けに行く健康意識の高さと、フットワークの軽さが素晴らしい!・普段から指先動作で健康状態を知ることが大切ですね!わいじぇいさんの父親は、毎日息抜きにゲームをすることで自然と自分の『健康な状態』を把握できていたのでしょう。自分の身体の異常に気付くために、スマホのパズルゲームを日課としてみてもいいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月30日日本の三大死因といわれているのが、悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患。身近な人をいずれかの病気で亡くした、または自身がなったことがあるという人も多いのではないでしょうか。脳血管疾患の1つには、脳の外側を覆っている『くも膜』の下で起こる『くも膜下出血』というものがあります。漫画家の安堂維子里さんは、ある日、突然くも膜下出血になり危険な状態になりました。その体験をウェブサービス『note』で公開し、注目を集めています。『くも膜下出血で入院した話』大きな後遺症のない人の体験談が少ないことから、自身の体験を公開した安堂さん。脳の手術を受けた衝撃から、眠れなくなるほど感じた強い不安、リハビリの様子などを克明に記しました。そして、改めて次のように気持ちをつづっています。闘病…というには私はただ寝てただけで…戦ってくれたのは先生とスタッフと家族だったと思います。本当にありがとうございます。家族には突然肉親が亡くなるか介護が必要になるのではという心理的負担をかけてしまって申し訳なかったです。ゴメン。心配してくださった方々も、本当にありがとうございます!現在は本当に通常の生活を送れている状態で原稿も進めております。週2で運動して週1で英会話に行って。「本当に普通であの1か月は不思議な時間だった」と夫と話しています。こんなエッセイですがお役に立てれば幸いです。漫画の公開後、ネット上で反響が上がり「助かって本当によかったですね…!」「私も20代で手術を受けました。当時のことを思い出して気が引き締まります」「これで亡くなった祖父のことを思い出しました」などさまざまな声が寄せられています。いつ自分の身に起きるか分からない病気の1つ『くも膜下出血』。誰かの体験談を知っておくだけで、いつの日か心の支えになることもあるでしょう。安堂さんは、このほかにもnoteやTwitterで作品を公開しています。気になる人は覗いてみてはいかがでしょうか。note::icori_aTwitter:@icori_apixiv:鼻チュー(安堂維子里)[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日フォロワーから募集した話を漫画化しているババレオ(babareo2)さんが、日本一周の旅に出ている夫婦の話を公開。生きることについて考えさせられるエピソードをご紹介します。『私達が旅に出る理由』「いずれ人工透析が必要になって寿命が決まる」と医師からいわれ、ショックを受けた女性。定年後に日本一周する夢を諦めきれず、夫婦はそろって会社を辞めると旅に出ました。その日々の中で、女性は確かな幸せを感じていたのです。夫婦のストーリーは反響を呼び、「とても素敵なご夫婦」「何気ない日常が幸せなんだと改めて気付かされた」などのコメントが多数寄せられました。また中には、「現在の医療では人工透析を受けていても、医師が宣告した寿命よりもっと長生きできるはず」との声も。反響に背中を押された女性は、前向きに行動することに決め、次のようにコメントしています。「ババレオさんの漫画がキッカケとなり、いろんな方から人工透析についてのアドバイスを受けました。その結果、ほかの病院を受診して、相性のいいお医者さんを探してみることにしました。気持ちが今まで以上に前向きになり、日々を頑張って生きてます」病気などに引き離されることなく、誰もが大切の人のそばにずっといられますように…そんな祈りの気持ちが湧き上がってくるエピソードですね。ババレオさんは、ブログも更新中。Instagramより早く漫画が投稿されるので、気になる人はこちらもあわせてご覧ください。ブログ:世にも奇妙ななんかの話[文・構成/grape編集部]
2020年04月05日こんにちは。けえこです。最近アルバムを見ていたら1枚の写真が出てきました。1才半くらいの長女ももと上のお兄ちゃん2人が並んで写っています。場所は「じいさん」が眠っている霊園でした。「じいさん」というのは、私のじつの父です。子どもたちが生まれてからこんな呼び方になりましたが本人も気に入っているようでした。今日はその父こと「じいさん」の思い出話をご紹介します。■予言を的中させた父のお墓参りへ11年前に食道がんで亡くなった父。じつは父は次男りくが赤ちゃんだったころに「3人目は女の子やな」と予言していました。そして、生まれた3人目は本当に女の子!バタバタしていてなかなかお墓参りに行けなかったのですが、長女ももを父に会わせたくてお墓参りに行きました。長男たく、次男りく、長女もも。そしてマミィ(私の母)、旦那、私の6人でお墓参りへ。とっても良いお天気でした。みんながいたので、口に出すのは照れ臭かった。だから、心の中で話しました。父は、のんきでぼーーっとしていて、おっちょこちょいなところがあったので「守ってほしい」とはちょっと頼みづらい。父のおっちょこちょいエピソード≫ 「仕事人間だった父が…! 初孫のために見せた“必死の表情”とは?」 がんばる私たちをそこから見といてねとお願いしました。■父のすごさを胸に、がんばる力へでもねー。父はすごかったんですよ。余命3ヶ月だということは自分でもわかっていました。闘病中は怖かっただろうに、不安だっただろうに、私やマミィに一度も弱いところは見せませんでした。最後まで「しんどい」「痛い」とか絶対に言いませんでした。父が生きてるときは、気にしてませんでしたが死んでしまったらいつどこから見てるかわからない!だからよりがんばらないとなと思いました。父がいつ、私をみても「お! けえこは頑張ってるなぁー」と思ってもらえるように私は今もがんばってます。でもまあきっと手を抜いてるところもバレてるだろう…。これからもみんなで力を合わせていきたいです。
2020年03月12日こんにちわ、エェコです。今日は息子が年少さんだったころ、幼稚園の洗礼を受けまくっていたお話です。■年少の夏休みまでほぼ病気でお休み幼稚園に入園するまでは片手で数えるていどの風邪しかひかなかった息子。それが入園とともにいろいろな病気にかかりました。風邪、溶連菌、手足口病、ヘルパンギーナ…「こんなにいっぺんにかかるの?」ってくらい次々とかかりました。ネットなどで「入園すると急に体調をくずす」とウワサは聞いてましたが、こんなにとは思わなかった…!3年制の幼稚園に入れましたが、もしかして2年制の幼稚園のほうがあってたのではないか…とか、プレ幼稚園に入らないまま入園だったので(入園したところにはプレがなかった)、プレがある幼稚園のほうがよかったのか…とかグルグル考えました。■元気になって幼稚園にいきたい!私の頭の中にうずまいていた後悔や息子への申し訳ないと思った気持ちは、頭の中からたたき出しました。そうだ! 後悔しても過去は戻せないから未来に進むしかない!息子が元気に通えるために「私ができることを精いっぱいやろう!」と心を入れ替えました。■小学4年生になったいまの息子は予防はもちろん、精神的にも疲れていると病気にかかりやすいと思ったので、幼稚園が終わった後は昼寝させたり、のんびりしたり過ごしたりして休ませることにしました。幼稚園の様子も息子からもっと聞きたかったけど、幼稚園の先生からは最初の頃はそれが負担になる場合もあると聞いてからは、我慢しました…!夏休み明けの9月、1ヶ月をお休みなく通えたときは本当にうれしかったです。その後もお休みなく年少を終えることができました。小4の今、めったに風邪をひかない体になりました。幼稚園の洗礼の期間はとても大変でしたが、それがあったから強くなれたのかもしれません。ちなみに娘は、幼稚園にあがっても急に体調を崩すことなく、年少さんから元気に通っております。娘の場合は第2子なので、赤ちゃんのころから「兄の風邪がそのままうつる」という洗礼を受けていたからなのでしょうか…?繰り返し風邪をひいて免疫をつけるとは言いますが、親も子も大変です。予防も含め、これからも頑張っていけたらと思います。
2020年02月02日