NHK朝のテレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音のW主演映画『夜明けのすべて』が2月9日(金)に全国公開される。『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名小説を、『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が映画化。パニック障害とPMS(月経前症候群)を抱えた男女の、出会いと日常を描いているのだが、シリアスなテーマでありながら、どこかほんわかとしたユーモアが漂っていて、辛さを抱えた人に優しく寄り添ってくれるような作品。2月15日(木)から開催される第74回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式招待されている。『夜明けのすべて』「あまりに激しい症状のため、死んでしまうのではないか、などの恐怖感も伴います」、パニック障害をネットで調べるとそんな風に書くサイトもある。動悸・心拍数の増加、発汗、からだの震え、息切れ感または息苦しさ、窒息しそうな感覚……といった10以上ある症状のうち4つ以上が同時に起こり、急激に高まり、急速におさまっていく、という。100人に1〜2人というから発症の可能性は比較的高い病だが、自分の周りにはいなかった(…と思う)。死んでしまうのではないかという恐怖心も、4つ以上の症状が同時に、というのも尋常ではない。一方、PMSも腹痛、頭痛、情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下など、さまざまな症状があり、生活に困難を感じるほど強いPMSを示す女性の割合は5.4%程度という。こちらは、周りにいたのかもしれないが、わからない。もしいたとしたら、配慮が足りなかった、と今さら悔やむ。三宅唱監督も原作小説を読むまで、PMSもパニック障害も、まるで詳しくなかった、という。そんな、パニック障害の山添くん(松村北斗)とPMSの藤沢さん(上白石萌音)の物語。ふたりは、こども向けの科学機器を制作・販売する小さな会社「栗田科学」で席を並べる同僚同士。偶然のいきさつで、お互いの病気のことを知ってから、どんな風に向き合い、変わっていったかを描く。ふたりの関係は、恋人とも、友だちとも違う、「生きづらい世界」を伴走してくれる同志のような存在といったらいいか。上白石萌音が演じる「藤沢さん」の方が少し年上。映画は、雨の中、バス停の前で濡れ鼠になって途方に暮れている、いかにも新入社員然とした藤沢さんの姿から始まる。大企業に入社早々、トラブルを連発し、辞表をだし、あっさり受理される藤沢さん。その後、バイトやパートを経験し、この会社に転職してきた。年下の、松村北斗が演じる「山添くん」も大企業で働いていたようだが、突然パニック障害に。生活をスケールダウンし、アパートから歩いて通える、比較的のんびりとして、負担もプレッシャーも少ないこの会社に入ったばかり。ふたりは、特にカミングアウトしているわけではないが、60代の年長者がほとんどのこの会社では、社長を始め、みな、心得ている感じ。月に一度、爆発し、イライラを皆にぶつける藤沢さんも、翌日はシュークリームを買ってきて、みなに謝ってまわる。同僚たちは、逆にそのお詫びのお菓子を楽しみにしているようなおおらかさだ。そんなある日、山添くんが、パニック障害の発作をおこし、藤沢さんがそれに気づき……。瀬尾まいこの原作では、ふたりの職場は建築資材や金物をホームセンターに卸す金属関係の会社。それをミニ・プラネタリウムを扱う会社にした着想がなんともすてきだ。脚本は、三宅唱と和田清人。「『夜明け』を単に希望の比喩とせずに、さまざまな意味を持ちうる『夜』を描きたいと考えていたところ、たまたま宇部市のプラネタリウムに行く機会があり、これはいい!と思ったんです」と三宅監督。移動プラネタリウムのイベント準備に共同作業で取り組むなかで、ふたりはささやかな希望を見いだしていく。温かくてのんきそうだが、ある思いを胸に秘めている栗田科学の社長(光石研)、山添くんのことを気にかけてくれる前の会社の上司(渋川清彦)、無力感を抱いていく山添くんの恋人(芋生悠)、藤沢さんにとって友だちのような母(りょう)、そして会社の同僚たち。ふたりの周囲の人物像も、映画ならではのアダプテーションが加えられたことで、重層化し、リアリティが倍増している。そして、魅力的な主人公ふたり。突然自分に訪れたパニック障害への戸惑い、常に不安と隣り合わせにいる心細さ。プライドとの葛藤。その彼に、他者への無理のない気遣い、やさしさも芽生え……。難しい山添くんのキャラクターを松村北斗は自然に演じて、シンパシーさえ感じさせる。どちらかというとおせっかい、思いやり、気遣いが人一倍あるのに、PMSのときは人が変わる、藤沢さんの上白石萌音はハマリ役。不思議なユーモアが感じられ、親しみが持てる存在だ。注目されづらい地味なテーマを扱っているが、人気キャストと実力派の監督の組み合わせで、全国の映画館での拡大公開となる。となると、少なくとも10万人以上が観るわけで、パニック障害、PMSについて、知る人が増えることは素晴らしいと思う。もうひとつ。「そうだ、プラネタリウムに行こう!」 ときっと思います。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年01月22日気になるあの人の美容話。今回は、俳優の石川萌香さんです。保湿力重視の念入りなスキンケアでノーファンデでも光り輝くツヤ肌に。昨年放送されたドラマ『コタツがない家』で、小池栄子さん扮するウェディングプランナー・深堀万里江のアシスタント・首藤凛奈を演じるなど、新進気鋭の若手俳優として注目を集める石川萌香さん。内側から発光するようなツヤ肌が目を引く彼女に“ナチュラル”がテーマのセルフメイクを披露していただきました。「プライベートではいつもナチュラルメイクです。意識しているのは、肌のツヤ感。もともと乾燥肌でツヤが出にくいので、保湿力のある下地がマストアイテム。あまり厚塗り感を出したくないのと、ヨレやすいこともあって、ファンデーションは使わずに気になるクマやシミだけをコンシーラーでカバーしています」ノーファンデとは思えないほど美しい肌の秘訣は、保湿を重視した毎日の念入りなスキンケアにあり。「『コスメデコルテ』のリポソームシリーズの美容液を塗ってからローションパックをして、スチーマーで浸透させています。その後、6本リピートしているくらい保湿力抜群の美容液『クラランス』のダブル セーラム EXをつけて、さらに乳液、クリームまでしっかりと。ベースを整えるとメイクの仕上がりもよくなるので、スキンケアはメイク以上に力を入れています」日々、努力を続けるモチベーションの源とは?「事務所の先輩の小池栄子さんは、本当に肌がきれい。小池さんのように年齢を重ねても美肌でいるために、できることからコツコツ頑張ろうと思っています」ポーチの中、見せてください!「保湿力の高さがお気に入りの下地は『カネボウ』。『ジバンシイ』のブルーのコントロールカラーでくすみを飛ばしてから、クマやシミを『ディオール』と『&be』のオレンジ系のコンシーラーでカバーします。アイシャドウは『ルナソル』、リップは『ディオール』。最後に『コスメデコルテ』のフィックスミストで仕上げると、メイクが肌にぴたっと密着して、乾燥による浮きやヨレが気にならなくなりました」Self Makeup Point「アイメイクは基本、ブラウン系です。ピンクのアイシャドウは、イエベだから全然似合わなくて諦めました(笑)。『ルナソル』のスキンモデリングアイズ01は濃すぎない発色がお気に入りで、これ1つできれいなグラデーションが作れます。アイラインとマスカラも極力ナチュラルに。リップも色はのせず、『ディオール』のアディクト リップ マキシマイザー001でツヤ感だけをプラスしました」My Beauty Rules1、お風呂から出たら真っ先に保湿。「乾燥肌なので、お風呂から出たら20秒以内にスキンケアをスタートさせます。そうじゃないと、水分が飛んでいってしまう気がして。体も『アベンヌ』のスプレータイプの化粧水で潤いを補給。お風呂上がりに電話がかかってきても、保湿で忙しいので出られません(笑)」2、温かい飲み物で冷え症を撃退!「冷え症なので体の中から温めることを意識。本当は冷たいものが好きなんですけど、体を冷やさないように温かい飲み物を選んで飲むようになりました。お気に入りは紅茶やハーブティー。飲み始めてから、お腹がポカポカするし、足先も冷えにくくなったような気がします」3、ストレス解消法はたっぷり寝ること!「めちゃくちゃロングスリーパーで、お休みの日は平気で15時間くらい寝ています(笑)。忙しくてあまり眠れない日が続いた時、ストレスが溜まって肌も荒れてしまって、睡眠の大切さを実感しました。今は週1回、たっぷり寝る日を作ってストレスを発散しています」いしかわ・もか2001年3月22日生まれ、滋賀県出身。旭化成キャンペーンモデル、『めざましテレビ』イマドキガールを経て、ドラマ『競争の番人』『鎌倉殿の13人』等に出演。2月17日からは舞台『桃源暗鬼』で初舞台に挑戦する。トップス¥53,900(ポンティ TEL:03・6280・4408)右耳のイヤーカフ、上¥29,700下¥18,700左手中指のリング¥22,000(以上イー・エム/イー・エム アオヤマ TEL:03・6712・6797)右耳のイヤーカフ(中)¥8,690左手人差し指のリング¥15,400(共にバルブス/ズットホリック)イヤリング¥19,800(プティローブノアー TEL:03・4567・6217)
2024年01月21日『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の日本語吹替版声優が発表された。本作の舞台は太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。猛暑のビーチで老若男女が海水浴を楽しむ中、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量出現。悲鳴を上げながら逃げ惑う人々をよそにその勢いはとどまらず、一瞬にしてニューヨークの街は氷河期さながらの氷の世界になってしまう。日々ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストから守っているスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる“デス・チル”のパワーを持つ<史上最強ゴースト>であることを突き止めるが――。日本語吹替版では、前作で新生ゴーストバスターズの中心的存在となったフィービー役(マッケナ・グレイス)を上白石萌歌、兄のトレヴァー役(フィン・ウルフハード)を梶裕貴が演じるほか、ふたりのよき仲間となったポッドキャスト役(ローガン・キム)を高山みなみ、ともにゴーストに立ち向かう仲間となるラッキー役(セレステ・オコナー)を日笠陽子が担当。またフィービーとトレヴァーの母・キャリー役(キャリー・クーン)を朴璐美、キャリーのパートナーでフィービー&トレヴァーの父親的存在のゲイリー役(ポール・ラッド)を木内秀信が演じる。前作からの続投について上白石は「聡明でチャーミングなフィービーを再び演じさせていただけること、とても嬉しく思います。さらにパワーアップして戻ってきたゴーストバスターズがどんな世界をみせてくれるのか、1ファンとしてワクワクしています」とシリーズへの愛たっぷりにコメント。続けて、本作の“夏が凍る”という設定にちなんで「史上最強ゴーストに凍えずに立ち向かえるよう、ハートをあつあつに燃やして挑みます」と意気込みを語った。梶は自身が演じるトレヴァーについて「ECTO-1を乗り回し、プロトンパックを扱う姿には、もはや初代メンバーのような貫禄が……!?」とゴーストバスターズとしての成長に期待。そして、「最高にクールなゴースト映画、3月29日(金) の公開をお楽しみに!!」と締めくくった。さらに、新生ゴーストバスターズとともに未曾有の危機に挑む初代ゴーストバスターズの面々は、ピーター・ベンクマン役(ビル・マーレイ)を安原義人、レイ・スタンツ役(ダン・エイクロイド)を玄田哲章、ウィンストン・ゼドモア役(アーニー・ハドソン)を菅原正志、そしてジャニーン・メルニッツ役(アニー・ポッツ)を安達忍が務め、80年代公開のシリーズ1作目から吹替を担当するベテラン声優陣がカムバックする。また本作から登場する新キャストの声優は、後日発表される予定だ。■上白石萌歌 コメント全文前作に続きフィービー役を務めさせていただきます、上白石萌歌です。聡明でチャーミングなフィービーを再び演じさせていただけること、とても嬉しく思います。さらにパワーアップして戻ってきたゴーストバスターズがどんな世界をみせてくれるのか、1ファンとしてワクワクしています。史上最強ゴーストに凍えずに立ち向かえるよう、ハートをあつあつに燃やして挑みます。どうぞおたのしみに!■梶裕貴 コメント全文早くも新生『ゴーストバスターズ』が帰ってきます!もちろん、僕が声を担当させていただいたトレヴァーも登場しますよ!ECTO-1を乗り回し、プロトンパックを扱う姿には、もはや初代メンバーのような貫禄が……!?最高にクールなゴースト映画、3月29日(金) の公開をお楽しみに!!<作品情報>『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』3月29日(金) 公開『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』キービジュアル公式サイト:
2024年01月20日シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』にて、上白石萌歌、梶裕貴ら日本語吹き替え版声優の第1弾情報が公開された。前作でファンの心を瞬く間に掴み、新生ゴーストバスターズの中心的存在となったフィービー(演:マッケナ・グレイス)役の上白石さん、兄のトレヴァー(フィン・ウルフハード)役の梶さんをはじめ、2人の良き仲間ポッドキャスト(ローガン・キム)役の高山みなみ、共にゴーストに立ち向かう仲間となるラッキー(セレステ・オコナー)役の日笠陽子。母・キャリー(キャリー・クーン)役の朴璐美、キャリーのパートナー・ゲイリー(ポール・ラッド)役の木内秀信も参加。続投について上白石さんは「聡明でチャーミングなフィービーを再び演じさせていただけること、とても嬉しく思います。さらにパワーアップして戻ってきたゴーストバスターズがどんな世界をみせてくれるのか、1ファンとしてワクワクしています」と心境を明かし、梶さんはトレヴァーについて「ECTO-1を乗り回し、プロトンパックを扱う姿には、もはや初代メンバーのような貫禄が…!?」とゴーストバスターズとしての成長に期待した。また、新生ゴーストバスターズと共に未曾有の危機に挑む初代ゴーストバスターズの面々として、ピーター・ベンクマン(ビル・マーレイ)を安原義人、レイ・スタンツ(ダン・エイクロイド)を玄田哲章、ウィンストン・ゼドモア(アーニー・ハドソン)を菅原正志、ジャニーン・メルニッツ(アニー・ポッツ)を安達忍と、80年代公開のシリーズ1作目から吹き替えを担当するベテラン声優陣もカムバックする。『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』は3月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴーストバスターズ/フローズン・サマー 2024年3月29日より全国にて公開
2024年01月20日松村北斗と上白石萌音がW主演を務める『夜明けのすべて』がベルリン国際映画祭<フォーラム部門>に正式出品されることが決定。喜びのコメントが到着し、さらにロング予告映像も解禁された。『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が、「そして、バトンは渡された」などの瀬尾まいこの小説を映画化した本作。この度、本作が【フォーラム部門】に正式出品された現地時間2月15日(木)~25日(日)開催予定の第74回ベルリン国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつ。三宅唱監督作品としては、2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)以来2年連続、3回目のベルリン国際映画祭選出となり、自身の長編監督作品が全てベルリン映画祭に招待されていることになる。本作が選出された【フォーラム部門】は、新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集めた部門で、強い個性や多様性のある物語が選出されている。“生きづらさ”を抱えた2人の男女の特別な関係性を描いた本作が、国境を越えてどのような視点をもって評価されていくのか、注目が集まる。さらに本作で上白石萌音と共に主演を務め、パニック障害を抱えた青年・山添くんに扮した松村北斗は、昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22/新海誠監督)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となる。松村さんは同作で、アニメ界のアカデミー賞とされる第51回アニー賞で声優賞(映画部門)へのノミネートを果たしたばかりで、声優初挑戦にしての快挙に世界中から脚光を浴びている。また、映画祭への出品情報と併せて、ロング予告が解禁。友達や恋人のような親密さではなく、少し不思議な距離感と空気感に包まれた物語の主人公、山添くん(松村北斗)と藤沢さん(上白石萌音)が映し出され、“生きづらさ”を抱えた者同士、互いに支え合っていく様子が捉えられている。三宅唱監督 コメント『夜明けのすべて』原作者である瀬尾まいこさんに感謝申し上げます。そして、すべての俳優、すべてのスタッフの美しい仕事を誇りに思います。ベルリンを皮切りとして世界中のさまざまな人々に『夜明けのすべて』を無事に届けられるよう、またどんな反応があったかお知らせできるよう、引き続き大切に進めていきます。国内外問わずさまざまな状況下を生きるみなさんが心穏やかに映画を愉しめるような世の中に少しでもなることを心より願っています。松村北斗 コメントこの歴史あるベルリン映画祭への参加が決まった事を「夜明けのすべて」チームの一員としても松村北斗個人としても本当に誇りに思います。この映画は大きな世界の小さな街の話です。誰もが生きづらさを感じる今に、生きることが少し楽になる願いを込めた映画です。そんな映画が世界に届く事を本当に幸せに思います。世界中の誰しもが自分なりの生きづらさを抱えていると思います。そんな方々に願いを込めながら参加したいと思います。上白石萌音 コメント映画の一員として、そしてこの映画を好きないち観客として、とても嬉しいです。描かれているのは、世界のどこで暮らしていても感じ得る心の機微です。作品の温もりが海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています。瀬尾まいこ コメントベルリン映画祭への正式出品、本当におめでとうございます。三宅監督、スタッフの皆さん、出演者の方々が丁寧に、小説を温かく深い世界にして下さったことに感謝しています。私たちの生きている今の世界を離れることなく、すぐそばにいてくれる見た人の心をそっと照らしてくれるこの素敵な映画を、海外の方にも見ていただけると思うと嬉しいです。Barbara Wurm(Berlinale Forumディレクター)コメント男性はパニック障害を抱え、女性は極度のPMSに悩まされている。彼らの会社は社員にとんでもないものを提供する。というとそのようには聞こえないかもしれないが、実は小津安二郎の世界そのものなのだ。ここの人々は気配りができ、気づかないうちにお互いに良いことをしている。私も、私のチームも皆この作品が大好きって、もう言ったかしら?『夜明けのすべて』は2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年01月17日松村北斗(SixTONES)と上白石萌音がW主演を務める瀬尾まいこ原作映画『夜明けのすべて』の完成披露試写会が1月11日(木)、都内で行われた。ふたりの共演は、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」での夫婦役以来で、映画では初めて。再共演の感想を問われると、松村さんは「当時は、撮影期間も短くて、岡山弁を覚えるので必死。今回、初めて(上白石さんの)人柄を知った」と回答。一方の上白石さんも「やっとお互いを知ることができました」とうなずき、本作で得た絆を噛みしめていた。また、お互いの“魅力”に話題が及ぶと、松村さんは「感情を爆発させる瞬発力。それに、その場に馴染む感覚は(他の)追随を許さない。朝ドラのときもそうでしたが、時代を感じ取って、自分に反映させる感覚が鋭い」と分析。上白石さんは、「いま、場所に馴染むと言ってくださったが、松村さんは役に溶け込むのが早い。すごく自然で、いつも引っ張っていただいている。もう、他の追随を許さないです」と松村さんのコメントを“拝借”し、魅力を熱弁していた。松村北斗(SixTONES)、上白石萌音、光石研、三宅唱監督完成披露試写会には、松村さん、上白石さんに加えて、共演する光石研、三宅唱監督(『ケイコ 目を澄ませて』)が出席。キャスト3名は、初の三宅組で「とにかくみんなにフラットで一丸。誰もが端っこの人間じゃないんだと思わせてくれる、すてきな監督でした」(松村さん)、「監督が誰よりも現場を楽しんでいた。初日のワンシーン目を撮り終えて『さみしい。映画を撮るのが楽しくない?』って。その楽しさで連れて行ってくれる」(上白石さん)。ベテラン俳優の光石さんは「三宅さんの評判は、他の映画人から聞いていたので、お声をかけてもらって、うれしくて。でも、最初は、おっかない監督かなって(笑)」。これには、三宅監督も「僕のほうが、緊張しました」と苦笑い。改めて、光石さんは「スタッフを引っ張り、僕らにも寄り添ってくれるバランスが良かった」と話していた。最後に、松村さんは「気持ちが少し楽になる作品。誰かを助けてあげよう、手を伸ばしてみようと思ってもらえれば」、上白石さんは「常に完ぺきにハッピーな人はいないと思うし、皆さん、何かしら抱えているものがあると思います。この作品に出会えて良かったと思える人に、この作品が届けば」とメッセージを送っていた。『夜明けのすべて』は2月9日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年01月11日映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)の完成披露試写会が11日に都内で行われ、松村北斗、上白石萌音、光石研、三宅唱監督が登場した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■映画『夜明けのすべて』で同僚役の松村北斗、上白石萌音、光石研が想像今作ではキャスト陣が同じ会社で働く役ということから、「それぞれどのような社員になりそうか」というトークに。作中では社長役の光石だが「僕、本当にそういうのないんですよ。リーダーシップとか」と全否定。松村が「リーダーシップっていう意味では監督」と話を振るも、三宅監督は「映画館でアルバイトしていたときはあるんですけど、長年使えないことが許されているような、ただ映画のチラシを眺めて、次観たい映画について調べているような」とこちらも拒否する。松村は「僕は、ギリギリ遅刻してくるやつじゃないですか? 苦手なんですよ、約束の時間通り行くの」と表し、自身は「『もういいって、あいつ』と思われながら、肩身狭い思いしている社員」になると予想する。「ダメダメだ、いる人間全員ダメダメだ」と嘆く松村に、上白石は「私たち、会社勤めとかできない人間」と苦笑し、松村も「社会に入れなかった人間たち」と乗っかった。最後に社長を勧められた上白石が「私、本当に決められないんです。意思決定ができなくて、絶対私が社長になったら破綻しますね。決めきれずに全部をなあなあにして、あとは全部『できます!』『やります!』『間に合います!』と言ってみんなに嫌われるタイプです」と予想すると、松村は「このマネジメントは結構厄介ですね」とリアルに嫌がる。上白石が「私がリーダーじゃない方がいいですよね。全員(社長に)消極的……」と結論づけると、松村が「まあ……経営破綻ですね」とまとめていた。
2024年01月11日映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)の完成披露試写会が11日に都内で行われ、松村北斗、上白石萌音、光石研、三宅唱監督が登場した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■映画『夜明けのすべて』でW主演となった松村北斗&上白石萌音NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村と上白石が、映画初共演でW主演に。互いの魅力について聞かれると、松村は「1つぐらいに絞った方がいいですよね。全然時間足りないと思いますんで」と前置きし、上白石について「瞬発力、感情を爆発させる力もありますが、その場に馴染む力も好きなんです。観ていただいたらわかるかと思いますが、主人公はきっと街なんじゃないかなと思うような映画。だからこそ、その街にどれだけ違和感がないかというのはすごい大事なのかなと思うんですけど、初日のワンシーン目から本当に、もうその辺から15分ぐらいかけて会社に来たのかなというような佇まいと声の使い方、喋り方をされるんです」と澱みなく表す。さらに松村が「朝ドラでもそうでしたけど、時代を感じ取って自分に反映するところは、追随を許さないんじゃないかな」と表すと、上白石は「いじってますよね?」とツッコミ。松村の言葉を受けた上白石は「『ここにいさえすればいいんだな』という現場を監督はじめスタッフの皆さん、キャストさんの皆さんが、もうすでに作っていてくださった」と感謝し、「松村先生、光石先生と、この方々の胸をお借りしてやれば大丈夫だという安心感がある現場なので、そう言っていただけてありがたいです」と語った。逆に松村について聞かれた上白石は、「本当に、他の追随を許さない……」と松村の言葉を使い、会場からは拍手も。上白石は改めて「松村さんは役に溶け込むのが本当に早い方。その人としてワンシーン目からいらっしゃるし、その人として話すのを、すごく自然にする方。でも、普段の松村さんと役に入ってるときは全然違うので、すぐに人に溶け込んで入れる役者さんという感じがしているので、本当にいつも引っ張っていただいています」と説明し、松村は紳士的なお辞儀で応えた。朝ドラ撮影時の様子については「『カムカム』の時、さして話してないんですよね」(松村)、「撮影期間も短かったし、いっぱいいっぱい」(上白石)と2人とも苦笑。松村は「岡山弁を覚えるのに必死だったので、今回初めて人柄を知っていったという感じですね」、上白石は「やっと知れたという感じ」と、互いに再共演で仲を深めたようだった。
2024年01月11日「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」が1月2日放送。亡き父・良一と“ある方法”でバーシンロードを歩くみゆきに「素敵すぎて泣けちゃう」「笑いと涙を誘う」など様々な声が送られている。本作は桜沢鈴による同名コミックをドラマ化、2018年から放送されてきたシリーズの完結編。同シリーズは綾瀬はるか演じるキャリアウーマンが、竹野内豊演じる8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚。娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いたヒューマンドラマ。今は「ベーカリー麦田」営業本部長の宮本亜希子を綾瀬さんが演じ、亜希子の義理の娘で大学卒業を控える宮本みゆきに上白石萌歌。亜希子にみゆきを託し今は天国から2人を見守る宮本良一に竹野内豊。亜希子に想いを寄せ続ける「ベーカリー麦田」店長の麦田章に佐藤健。みゆきの幼馴染みで親しい関係となった黒田大樹に井之脇海。亜希子とみゆきを見守る下山和子に麻生祐未。みゆきの大学の先輩・桜向日葵に吉川愛。亜希子のママ友で元PTA会長の矢野晴美に奥貫薫。良一の部下で亜希子のママ友でもある猪本寧々に真凛。亜希子の部下だった田口朝正に浅利陽介。良一の元上司・笠原廣之進に浅野和之。章の父・麦田誠に宇梶剛士。幼い頃に病を患った大樹を心配する母・黒田博美に松下由樹。大樹の父・黒田由紀夫に遠山俊也といった顔ぶれが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回放送の「義母と娘のブルースFINAL」SPは、みゆきが大学卒業を目前にして就職活動をしていないことに亜希子が気づくが、それを指摘するとみゆきから「このまま麦田のアルバイトでよくない?」と言われてしまう。それでも二人三脚の就職活動を開始するのだが、そんな矢先、みゆきが大樹と結婚したいと言い出す…というストーリー。大樹の病を心配するあまり結婚に反対する博美を説得し、最後はみゆきと大樹が結婚するという展開となった。結婚式を前に亜希子はみゆきに、何か借りた物、青い物、古い物、新しい物の4つを身に着けると花嫁は幸せになれると話し、下山さんの腕を“借り”“青い”刺繍を施したみゆきの実母・愛の遺品のハンカチを“古い物”として渡し、さらに“新しい物”として自作した良一のアクリルスタンドも渡す。みゆきはこれをウエディングドレスのポケットに入れバーシンロードを歩くのだが、視聴者からは「良一さんアクスタを作って、一緒にバージンロード歩いて欲しいっていう亜希子さんの願いが素敵すぎて泣けちゃう」「良一さんのアクスタ可愛過ぎる、、、そして込められた愛情ステキすぎ」など感動の声が続出するとともに「父とのバージンロード用アクスタは新しい」「笑いと涙を誘う、良一さんのアクスタ」等々、様々な声が送られる。式のあと、みゆきの結婚を良一の墓前に報告に行く亜希子だが、途中で歩道橋から転落。意識を失い三途の川で良一と再会。成仏しきれず三途の川の船頭をしている良一に「どんな登場の仕方なのよ良一さんw」「良一さん、まだ成仏してなかったんですか…」などのツッコミが相次ぐなか、亜希子は意識を取り戻し、その事をみゆきに伝える。「お父さんまだ働いてるんだね」と応えるみゆきに亜希子は「死んでも働くんですね。人生は大変ですよ」と返す…。このシーンには「死んでも働く良一さん」「死んでからは働きたくない」「死んでも働く…なんとも切ない…」などの反応が続出していた。(笠緒)
2024年01月03日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2月公開)のスペシャルメッセージ動画とキャラクター動画が1日、公開された。○■松村北斗&上白石萌音のナレーションで互いをそれぞれの視点で紹介するキャラクター動画今回公開されたのは、W主演を務める松村と上白石からの新年の挨拶を収めたスペシャルメッセージ動画と、松村と上白石による新規収録のナレーションで、藤沢さん(上白石)と山添くん(松村)が互いをそれぞれの視点で紹介するキャラクター動画。山添くんバージョンは、職場での山添くんの様子が藤沢さん視点で切り取られ、無表情で差し入れを断り、炭酸水を飲みながら黙々と業務に向かう姿から始まる。藤沢さんはそんな山添くんを“いつも無気力で他人に興味のない人”と思っていたが、「なぜそう思い込んでいたんだろう」という問いかけをきっかけに、これまで見えてこなかった山添くんの優しさに気づきはじめる。そして、山添くん自身もPMS(月経前症候群)に苦しむ藤沢さんの症状を和らげるために外に連れ出したり、飲み物を差し入れたりと、自ら藤沢さんに歩み寄っていくうちに、次第に表情が明るくなっていく。「自分の発作はどうにもならないんですけど、3回に1回くらいだったら藤沢さんのこと助けられると思うんですよ」という山添くんのセリフからは、パニック障害による生きづらさを抱えながらも、藤沢さんを救いたいという気持ちの芽生えを見ることができる。一方の藤沢さんバージョンでは、世話好きでおおらかな性格だが、月に一度のPMSでイライラが抑えられなくなり、職場で声を荒げてしまう藤沢さんの姿を収録。山添くんは藤沢さんを”おせっかいでたまに感情が爆発する苦手な人”と思っていたが、「本当にそうだろうか」という問いをきっかけに、藤沢さんの真意を理解していく。藤沢さんの抱える生きづらさを知った山添くんが、洗車や深呼吸を提案して職場での病状を和らげようとすることで、藤沢さんは周囲に気配りができる姿勢や持ち前の明るさを取り戻していく。美容院に行けない山添くんの髪を藤沢さんが散髪するシーンでは、失敗して思わず笑い転げる和やかな2人の姿も見ることができる。第一印象で相手のことを決めつけず、「本当にそうだろうか?」と考え、もう一度問い直していく藤沢さんと山添くん。同作を手掛けた三宅唱監督は、「問い直すことは正直大変で面倒くさいことですが、それでも考え続けようと相手に接する二人になにか大切なものを感じました」と2人のキャラクターに惹かれたポイントを語った。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年01月01日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2024年2月公開)の場面写真が18日、公開された。○■山添くん(松村北斗)と藤沢さん(上白石萌音)の変化する関係性今回公開されたのは、パニック障害を患う山添くん(松村)と、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石)が、友達でも恋人でもなく、同士のような特別な関係になるまでの変化を捉えた場面写真。黙々と仕事をする山添くんに藤沢さんが差し入れのお菓子を渡す一幕では、職場で周囲とコミュニケーションを取らず殻に閉じこもる山添くんと、常に周りを気にかけている藤沢さんの温度差が感じられる。さらに、発作が起きた山添くんを心配し、藤沢さんがいきなり家に押し掛けるシーンでは、突拍子もない藤沢さんの行動に驚く山添くんだが、このときの会話をきかっけに藤沢さんが抱える生きづらさを知ることになる。共同作業で1つの仕事を担当することになった2人が、隣に座り仕事に取り組む姿を切り取った1枚からは、お互いが遠慮のないありのままの姿でありながら協力し合う特別な絆を感じることができる。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2023年12月18日松村北斗(SixTONES)と上白石萌音がW主演を務める瀬尾まいこ原作映画『夜明けのすべて』より、新場面写真が公開された。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村さんと上白石さんが今回演じるのは、最高の理解者となる特別な関係性の同僚。PMSとパニック障害、それぞれ生きづらさを抱えた者同士が交流し、少しずつお互いの殻を溶かし合っていく姿を描く。今回公開された場面写真では、松村さん演じる山添くんと、上白石さん演じる藤沢さんが、友達でも恋人でもなく、同士のような特別な関係になるまでの変化を捉えた。黙々と仕事をする山添くんに、藤沢さんが差し入れのお菓子を渡す一幕では、職場で周囲とコミュニケーションを取らず殻に閉じこもる山添くんと、常に周りを気にかけている藤沢さんの温度差が感じられる。また、発作が起きた山添くんを心配し、藤沢さんが突然、家に押し掛ける場面では、突拍子もない藤沢さんの行動に驚く山添くん。しかし、このときの会話をきかっけに、藤沢さんが抱える生きづらさを知ることに。日常の交流を通して、徐々に心を開いていく2人は、共同作業で一つの仕事を担当することに。隣に座り、仕事に取り組む様子からは、お互いが遠慮のない、ありのままの姿でありながら協力し合う、そんな特別な絆が感じられる。瀬尾さんが「何よりも温かな心地のいい作品だと思いました。無理に盛り上げたような大げさな部分が一切なくそっと心に寄り添ってくれるような映画で、それでいてひきつけられる作品でした。漂う空気は原作と似ていると思います。主人公たちの真面目でひたむきなのにどうにもできない気持ちがあり、それなのに、その二人のやり取りがどこかおもしろくいつまでも聞いていたくなる雰囲気などは共通しているかなと」と太鼓判を押している本作。全国の書店員限定で行った試写会でも絶賛の声が寄せられ、鑑賞後の満足度は95%に。小説にはないオリジナルな表現もあり、原作好きもまた違った良さを楽しめる。『夜明けのすべて』は2024年2月9日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2023年12月18日宮城県白石市の山田裕一市長が、立案から1年で開校した不登校特例校「白石きぼう学園」についてSurfvoteで紹介・意見を募集し、投票結果を公表!SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「【宮城県白石市長から全国の皆さんへ】白石市の不登校に対する取り組みについてどう思いますか?」というイシュー(課題)について11月30日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。イシュー発行の背景宮城県白石市に令和5(2023)4月、不登校特例校である白石市立白石南小学校・白石南中学校(通称:白石きぼう学園)が開校しました。本校は小中一貫校として東北初、全国でも3例目です。今回はSurfvoteイシュー第一弾として、白石きぼう学園が開校した背景や開校にかかわった方々の想いなどを全国の皆さんに届け、広くご意見を募るためイシューを設定しました。 投票の詳細イシュー(課題):【宮城県白石市長から全国の皆さんへ】白石市の不登校に対する取り組みについてどう思いますか? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2023年9月6日〜11月30日有効票数:71票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)社会全体で向き合う必要のある事象だと思うのでとても興味がある 66.2%学びのペースが速すぎたり、同級生との関係においてピりついて心理的安全性が保たれないなど、学校生活になかなか適応できない子どもはいると思います。自分のペースで自己肯定感が保てる学びの場はとても大切だと思います。自分自身や身近に悩んでいる人がいるのでとても興味がある 14.1%不登校はどの子供がなってもおかしくない問題です。家族はもちろんですが、社会全体で日本の将来を担う子供たちを守っていかないといけないのが日本の不登校問題だと思います。山田市長の考えを読みながら、こんな温かい大人がいる街(社会)がもっとたくさんあるべきだと心から思いました。人はみな居場所が必要なのです。自分自身や身近に悩んでいる人はいないが興味はある 5.6%自分自身や身近に悩んでいる人がいないので興味はない 1.4%不登校は個人的なものだと思うので興味はない 7%その他 2.8%周囲にもそのような人たちがいなかったり、自分自身も経験がないので、取り組みの是非を考えたり、取り組みがどういうものかイメージしたりしづらい。わからない 2.8%不登校の子が学校があったらいいなと思う反面、そーゆー学校があるから行ってみない?と声を掛けられることすら負担に思う子もいるのでは。学校とういう場所自体が嫌いになってしまっていたり。必ずしも学校に行くことが自分の未来に繋がるとは思いません。イシューの結果を踏まえ山田市長からのコメント白石市や白石きぼう学園の取組について、皆さんの考えを聞くことができ大変ありがたく、励みになりました。また、約7割の方が「社会全体で向き合う必要のあることで、興味がある」と高い関心を寄せてくださったことも感激しました。開校以来、うれしかったことは、生徒から「開校してくれてありがとう」という言葉をもらったこと。また、米俵を土俵の外にだれが一番先に出すか競う催しに、同校の生徒が出場して、その生徒を他の生徒が応援する姿です。中でも一番驚いたのは、同校の生徒が優勝したことと、賞品の米30㎏を家に持ち帰らずに「学校でおにぎりにしてみんなで食べよう」と言っていたこと。これはとてもすごいことだと感じ、多様な学びの場の受け皿づくりは、今後ますます必要だと感じています。白石きぼう学園の我妻校長からは、「開校から約8カ月。目の前の子どもたちに職員と共に向き合い、子どもたちの成長を日々感じています。『学校に行くのが楽しい』と感じる学校環境づくり、一人ひとりの子どもたちに応じた個別の指導の大切さ、居場所となる学校づくりの重要性を改めて感じています」。「白石市の子どもたちのためになる学びの場を創り続けていくことが、私たち職員の向き合い方だと思っています。本校の取組は、まだ始まったばかり。これからも試行錯誤の日々が続きますが、子どもたちの笑顔と成長が私たちのエネルギーになっており、これからも学び続ける教員集団として努めていきたい」との感想も得ました。皆さんからのご意見等は、私自身の様々な気付きとなり、今後の運営に活かしてまいる所存です。宮城県白石市本市は、宮城県の南端にあり、西には雄大な自然景観をもつ国定公園蔵王連峰と東には阿武隈山系が連なる、南北に長い盆地のまちです。また、南北に東北新幹線と東北自動車道が走り、市内にはそれぞれ白石蔵王駅、白石インターチェンジが設置され、東京駅から白石蔵王駅まで東北新幹線で約2時間という好アクセスにより、宮城蔵王の玄関口となっています。仙台市と福島市のほぼ中央に位置し、どちらからも新幹線で約15分、高速道路で約25分という好アクセスに加え、仙台空港へのアクセスもしやすい交通の要衝となっています。また、湯治客で賑わう温泉地や四季折々の自然、地元民に愛される白石温麺(しろいしうーめん)は市内だけでなく日本全国、また海外からも食べにくる方がいるほど人気の特産品になっています。あなたの意見・投票を社会のために活用しますPolimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3~5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月14日瀬尾まいこの同名小説を映画化した『夜明けのすべて』より原作者と主演の松村北斗と上白石萌音よりコメントが届いた。また瀬尾まいこ原作映画の魅力についても明かしている。「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの原作小説を、『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が映画化した本作。松村北斗と上白石萌音が映画初共演&W主演を務め、お互いに最高の理解者となる特別な関係性を演じる。瀬尾まいこの作品は家庭や学校など身近な舞台で、人と人の繋がりや絆を題材に優しい物語を紡ぐことで多くの読者の心を掴んでおり、第16回本屋大賞を受賞した「そして、バトンは渡された」(2019)をはじめ、吉川英治文学新人賞を受賞した「幸福な食卓」(2004)、「僕らのごはんは明日で待ってる」(2012)など、数多くの著書が映像化されている。これまでの映画化作品の紹介とともに、映画化にあたり表現の変化もあった映画『夜明けのすべて』が織りなす“瀬尾まいこならではの世界観”の魅力について、原作者の瀬尾氏をはじめ松村北斗・上白石萌音のコメントで紐解く。『僕らのごはんは明日で待ってる』(2017)“食”を通して描かれる正反対のふたりの7年間。平凡だけど温かいかけがえのない日常に瀬尾氏らしさが溢れる。「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が主演、新木優子がヒロインを演じ、『箱入り息子の恋』の市井昌秀が監督・脚本を務めた。無口な高校生・葉山亮太(中島裕翔)は、明るく思ったことを何でも言ってしまう自分とは正反対のクラスメイト・上村小春(新木優子)から突然告白をされる。次第に彼女の明るさに惹かれて付き合い始め、そんなふうに始まった恋は、2人が大学生になっても続いていたが、ある日突然小春から別れを切り出される…。瀬尾作品には、登場人物たちの“生活”を連想させる“食”が多く登場するのだが、本作でも、運動後のスポーツ飲料、2人がデートするファミレス、手作りのフライドチキンなど、亮太と小春の周りには身近な“ごはん”がたくさん登場する。“食”を通して丁寧に描かれる2人の平凡だけどあたたかい日常のかけがえのなさが、原作・映画ともに多くの人から支持されており、瀬尾作品らしさに溢れた作品となっている。『そして、バトンは渡された』(2021)血のつながらない家族を通して描かれる、人と人とのあたたかな繫がりと多幸感に優しい涙がこぼれ出す。永野芽郁、田中圭、石原さとみの共演で『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲が映画化。優子(永野芽郁)は血のつながらない親の間をリレーされ、これまで4回も苗字が変わった。いまはわけあって、料理上手な義理の父・森宮さん(田中圭)と2人で暮らしている。一方、何度も夫を変えながら自由奔放に生きている梨花(石原さとみ)は、泣き虫な娘みぃたんのママになり精いっぱいの愛情を注いでいたが、突然愛娘を残して姿を消してしまう…。家族をテーマにした作品が多い瀬尾作品の中でも、本作では血のつながらない子への無償の愛が描かれており、命をかけた切ない嘘と秘密がとにかく泣けると話題に。瀬尾まいこファンである上白石萌音は文庫版「そして、バトンは渡された」の解説で、「作品を読み終えた後の多幸感は、家族揃って『ごちそうさま』をするときの気持ちとどこか似ている」とコメントを寄せており、瀬尾作品が多くの人々に愛される理由は、人と人の繋がりをあたたかく描きながら読者や観客に優しく寄り添うことで生まれる、この多幸感にきっとあるのだろう。『夜明けのすべて』(2024年2月9日公開)映画完成前には「映画化され、物語の世界に触れられることをうれしく思います。また、見ていただいた方にとってほのかな光がちりばめられた温かいものになればいいなと楽しみです」と期待のコメントを寄せていた瀬尾氏から、完成した映画についての新規コメントが到着した。「何よりも温かな心地のいい作品だと思いました。無理に盛り上げたような大げさな部分が一切なくそっと心に寄り添ってくれるような映画で、それでいてひきつけられる作品でした。そばに置いておいて、いつでも手に取りたくなる。そんな映画でした」と本作を絶賛。自身の実体験を重ね合わせて執筆した原作の映画化だが「主人公たちの真面目でひたむきなのにどうにもできない気持ちがあり、それなのに、その二人のやり取りがどこかおもしろくいつまでも聞いていたくなる雰囲気は原作と似ていると思いました」と、松村さんと上白石さんが演じる山添くんと藤沢さんの姿を小説のキャラクターたちと重ねながら、あたたかく見守っている。また、映画化にあたり小説にはない映画オリジナルの表現を取り入れた本作。「原作と違う場面も、話をより深く、より温かくするためのもので、とても素敵だと思いました」と瀬尾氏は語り、山添くんを演じる松村さんは「小説からいろいろ変更した点も多く驚きましたが、今思うと、大胆に変えた部分があったからこそ、小説で届けたかったものが全部伝わってきたのかもしれませんね」と好意的にふり返る。藤沢さんを演じる上白石さんは原作の大ファンでもあるが、「あの展開には驚きました。でもできあがった映画を見たら、このラストシーンでよかったと心から思いました」と三宅唱監督の決断に心服した様子で映画についてコメントしている。それぞれの生きづらさを抱える山添くん(松村北斗)と藤沢さん(上白石萌音)が、「簡単に分かり合うことはできないけれど、救い合うことはできる」という関係を築いていく本作。瀬尾氏は「『それでも私たちは救いあえる』と言う表現はとても素敵だと思います。友情や恋愛などという言葉をつけなくても、そばにいる人を救えることはたくさんあるし、そばにいる人に救われることもたくさんあると思います」とコメントを寄せている。『夜明けのすべて』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:僕らのごはんは明日で待ってる 2017年1月7日より全国にて公開©そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2023年12月10日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める映画『夜明けのすべて』(2024年2月9日公開)が、auスマートパスプレミアム会員限定で期間中いつでも1,100円で鑑賞できるキャンペーンの対象作品になった。同作は、『そして、バトンは渡された』で2019年に本屋大賞を受賞した瀬尾まいこ氏の原作小説を映画化。『ケイコ 目を澄ませて』が第72回ベルリン国際映画祭ほか20以上の映画祭に出品され、第77回毎日映画コンクールで日本映画大賞・監督賞他5部門を受賞するなど、国内外を集める三宅唱氏がメガホンを取る。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石萌音)はある日、同僚・山添孝俊(松村北斗)の“ある小さな行動”がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりでやる気が無さそうに見えていた山添もまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめ、生きがいも気力も失っていた。職場の人たちに支えられながら、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。W主演を務めるのは、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音。映画としては初共演となる二人が、同僚役で最高の理解者となる特別な関係性を演じる。原作にオリジナル要素を加え、二人が少しずつお互いの殻を溶かしあっていく姿を、彼らの見つめる日常の美しさや季節の移ろいとともに捉える。複数の作品で、昨年5月から展開中の同キャンペーン。auスマートパスプレミアム会員(同伴者1名まで)を対象に全国のTOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ/シネプレックス、コロナシネマワールドなどで実施し、期間中であれば、何度でも一般・大学生1,100円、高校生以下は900円で鑑賞が可能となる。【編集部MEMO】本作が映画初共演作となる二人。それぞれの起用理由について、井上竜太プロデューサーは「山添くんは一見クールで繊細、心根は優しいキャラクターで、まさに松村さんだと思いお願いしました。藤沢さんを演じた上白石さんは、原作の優しい世界を体現できる人。ご本人も原作の大ファンで快諾頂きました。お二人とも原作小説から抜け出したかの様にリアルに魅力的に演じてくれました」と語っている。
2023年12月05日「もし、三国志の天才軍師である諸葛孔明(諸葛亮)が、現代の渋谷に現れたら…」という、ぶっ飛んだストーリーが展開される、漫画『パリピ孔明』。斬新すぎる設定はまたたく間に話題を呼び、2022年にアニメ化され、翌2023年には実写ドラマが放送されました。テレビドラマ版で孔明を演じるのは、俳優の向井理さん。そして、彼とダブル主人公を務める月見英子役を、俳優の上白石萌歌(かみしらいし・もか)さんが担っています。上白石萌歌、最終回迎えた『パリピ孔明』秘蔵ショットを大量公開テレビアニメに続き、視聴者から高い評価を得たテレビドラマ版『パリピ孔明』。同年11月29日には最終回として、第10回『さよなら孔明』が放送され、多くのファンに惜しまれながら幕を閉じました。全10回という、比較的短い放送期間でも、視聴者の心をしっかりとつかんだ同作品。最終回放送の日、上白石さんはInstagramで『パリピ孔明』を振り返りました。「すべての出会いに感謝。最後まで観てくださったみなさん、ありがとうございました!」というメッセージとともに上白石さんは写真を投稿。公開したのは、撮影現場でのオフショットでした!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 上白石 萌歌(@moka____k)がシェアした投稿 写っているのは、上白石さんが撮影してきたであろう、舞台裏の貴重なオフショット。最後の写真では、向井さんが演じる孔明が、舞台である渋谷のクラブ『BBラウンジ』のロゴを見つめており、物語の終わりを感じさせます。撮影中は、きっと大変なことも多々あったはず。それでも上白石さんが「すべての出会いに感謝」と思うことができたのは、それを上回る楽しさがあったからなのでしょう。上白石さんによる秘蔵ショットの公開に、作品のファンから感謝する声が相次ぎました。・本当に最高のテレビドラマでした!萌歌ちゃん、また英子を演じてください!・今、作中の楽曲を聴きながら写真を見ています。続編を希望です!・レアな写真をありがとう!最後の写真で、泣いちゃった。テレビドラマの放送は終わってしまいましたが、原作はまだ未完のため、人気を受けいつか続編が制作される可能性もあるでしょう。きっとたくさんの人が、再び向井さんと上白石さんによる『パリピペア』の再結成を望んでいるはずです![文・構成/grape編集部]
2023年12月01日綾瀬はるか主演ドラマ「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」のキービジュアルが公開された。綾瀬さん演じる主人公のキャリアウーマンが、8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走する姿と、家族と過ごす日々を描いたヒューマンドラマが、ついに今回完結する。連続ドラマ、2本のスペシャルドラマを経て、3度目のスペシャルドラマであり、ファイナルでもある本作。完成したキービジュアルには、義母・亜希子(綾瀬さん)と娘・みゆき(上白石萌歌)をはじめ、彼女たちを支えてきた個性豊かな面々が大集結。新たな門出を描く本作を表した、笑顔が溢れる幸せいっぱいの一枚に仕上がっている。さらに、亜希子の夫であり、みゆきの父・良一(竹野内豊)もビジュアルに登場。連続ドラマで2人と死別したが、今作では一体どのように登場するのか注目だ。あらすじある日、宮本亜希子(綾瀬はるか)は「ベーカリー麦田」でアルバイトをしながら大学に通う娘のみゆき(上白石萌歌)が、卒業を目前にして就職活動をしていないことに気付いてしまう。「このまま麦田のアルバイトでよくない?」と言い放ち、完全に出遅れたことを反省しないみゆきに、亜希子は短期間の猛特訓&二人三脚の就職活動を開始する。亡き夫・良一(竹野内豊)に託された一人娘を一人立ちさせたいと奮闘する亜希子の姿に、みゆきも自分の将来を真剣に考え始める。亜希子と二人三脚で就職活動を開始したみゆきだったが、そんな矢先、「結婚したい!」という衝撃の一言を放つ。みゆきの結婚宣言から宮本家に大騒動が。 そこに風雲児・麦田店長(佐藤健)も巻き込まれ…天国の良一さんも――!?「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」は2024年1月2日(火)21時~TBSにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日2023年11月28日、俳優で歌手の上白石萌歌(かみしらいし・もか)さんはX(Twitter)を更新。投稿した写真に多くの『いいね』が寄せられています。上白石萌歌、子供時代の写真を公開同年9月から放送スタートした、テレビドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)などに出演している、上白石さん。この日、突然父親から子供の頃の写真が送られてきたそうです。「なんだか男前だ」というひと言とともに投稿された、少女時代の上白石さんの写真をご覧ください。今日父から突然送られてきた、幼きわたし。なんだか男前だ。。明日はめざましテレビ最後の生放送と、パリピ孔明も最終回です!ぜひ観てください!! pic.twitter.com/jrLq8ucJhy — 上白石 萌歌 (@moka_____k) November 28, 2023 クリッとした大きな目でカメラに視線を向ける、美少女。あどけなくも凛とした表情が、現在の面影を感じさせます。投稿には「かわいいしかっこいい。お父さんにとって自慢の娘だろうな」「なかなかのイケメン!男女問わずモテそう」「この頃にして顔が整っている!」などのコメントが上がっていました。歌に演技に、幅広く活躍をしている、上白石さん。子供の頃から、すでに大物に成長しそうなオーラが醸し出されていますね![文・構成/grape編集部]
2023年11月29日松村北斗(SixTONES)×上白石萌音W主演映画『夜明けのすべて』より、友達でも恋人でもない、最高の理解者となる2人の互いを助け合う日常を捉えた本予告映像が公開された。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で夫婦を演じた松村さんと上白石さんが今作では、同僚で最高の理解者となる特別な関係性での共演となる。公開された映像では、PMSで不機嫌そうな藤沢さん(上白石さん)を山添くん(松村さん)が外に連れ出す、少し風変りな2人の関係性がうかがえるシーンからスタート。PMSで周囲にイライラをぶつけてしまう藤沢さんに、「しばらく一人で怒っててもらっていいですか?」と声をかける同僚・山添くんもまた、パニック障害を抱えている。逃げ場のない場所に行けなくなってしまった山添くんのために、藤沢さんはいきなり家に押しかけ、自転車をプレゼントすることを思いつく。少しずつ互いの事情と孤独を知った2人は、生きづらさを抱える者同士、遠慮のない素の自分で関わり合うことで、少しずつ希望を見出していく。自転車で駆けていく山添くんや、ベランダで風を感じる藤沢さんを優しく包み込むのは、16mmフィルムならではの美しく柔らかな光。三宅唱監督と撮影の月永雄太による圧倒的な映像美にも注目だ。そしてHi’Specの音楽が、少しずつ変化する日常に優しく寄り添う。また、藤沢さんのナレーションとともに映し出されるのは、“夜明け前がいちばん暗い。”という文章から始まる「夜についてのメモ」と、原作にはない映画オリジナルの設定として登場するプラネタリウム。「“夜明け”を単に希望の比喩とせずに、その人その人によってさまざまな意味を持ちうる『夜』を描きたいと考えていた」と語る監督が導き出したこのシーンは、やがて迎える2人の新しい夜明けを想像したくなるような、味わい深いシーンとなっている。そんな、山添くんと藤沢さんを優しく見守る周囲の人々との場面写真も到着。山添くんと藤沢さんが勤める栗田科学の社長・栗田和夫(光石研)や、藤沢さんの母・倫子(りょう)とのささやかな日常、山添くんの前職の上司・辻本(渋川清彦)や、山添くんの恋人(芋生悠)らも登場している。なお、ムビチケカードが11月23日(木・祝)より発売されることも決定した。『夜明けのすべて』は2024年2月9日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2023年11月21日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2024年2月9日公開)の本予告が20日、公開された。本予告は、PMS(月経前症候群)の症状で不機嫌そうな表情を浮かべる藤沢さん(上白石萌音)を外に連れ出す山添くん(松村北斗)の、少し風変りな2人の関係性を切り取ったシーンから始まる。PMSで周囲にイライラをぶつけてしまう藤沢さんに「しばらく1人で怒っててもらっていいですか?」と声をかける同僚の山添くんもまた、パニック障害を抱えていた。心が思い通りにならず電車など逃げ場のない場所に行けなくなってしまった山添くんのために、藤沢さんはいきなり家に押しかけて自転車をプレゼントすることを思いつく。そうやって少しずつ互いの事情と孤独を知った2人は、生きづらさを抱える者同士、遠慮のない素の自分で関わり合うことで、少しずつ希望を見出していく。自転車で駆けていく山添くん、ベランダで風を感じる藤沢さんを優しく包み込むのは、16mmフィルムならではの美しく柔らかな光。『ケイコ 目を澄ませて』(2022年)で国内外の観客を魅了した、三宅唱監督と撮影の月永雄太氏のタッグが映像美を見せている。そして『きみの鳥はうたえる』(2018年)でも三宅監督作品の劇伴を担当したHi’Specの音楽が、少しずつ変化する日常に優しく寄り添う。藤沢さんのナレーションとともに映し出されるのは、“夜明け前がいちばん暗い。”という文章から始まる、「夜についてのメモ」と、原作にはない映画オリジナルの設定として登場するプラネタリウム。「“夜明け”を単に希望の比喩とせずに、その人その人によってさまざまな意味を持ちうる『夜』を描きたいと考えていた」と語る三宅監督が導き出したこのシーンは、やがて迎える2人の新しい“夜明け”を想像したくなるような、味わい深いシーンとなっている。合わせて、山添くんと藤沢さんが勤める栗田科学の社長・栗田和夫(光石研)や、藤沢さんの母・倫子(りょう)とのささやかな日常を切り取った写真、山添くんの前職の上司・辻本(渋川清彦)、山添くんの恋人(芋生悠)らと関わり合いながら、少しずつ移ろいゆく2人の世界を捉えた場面写真も公開された。11月23日からはムビチケカードの発売が決定。全国の上映劇場(※一部除く)にて購入できる。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2023年11月21日グラビアイドルの佐々木萌香が19日、東京・新宿のブックファースト新宿店でカレンダー『佐々木萌香 2024年カレンダー』(発売中 3,080円税込 発売元:トライエックス)の発売記念イベントを行った。あざと可愛いレースクイーンとして大人気の佐々木萌香は、160cmの身長にB80・W62・H87というスレンダーボディが魅力の26歳。2020年末からグラビアにも積極的で、2021年には「グラビア・オブ・ザ・イヤー2021」のネクストブレイク賞、2022年には「記者・編集者が選ぶグラドルアワード2022」のグランプリにも選ばれた。その彼女が初めてのカレンダーを発売。今年4月に訪れたという沖縄・宮古島でロケが行われ、キュートな表情や大人っぽいしっとりとしたカットが掲載されるなど、彼女の魅力が凝縮された内容となっている。カレンダーでも着用したという競泳水着姿で報道陣の取材に応じた佐々木。初めてのカレンダーを手にしながら「今年は写真集も発売させてもらいましたが、初めて尽くしで今年はうれしいことでいっぱいです」と満面の笑みを浮かべ、「3月はリビングで撮りましたが、水も滴るショットで今日も競泳水着を着てきました。普段ならソファーでやる女の子座りを床で頑張ってやったんです。他には制服の写真があったり、大人っぽくアンニュイな感じのショットもあったりと、私的にはすごく気に入っているカレンダーです」と紹介。サイズはB3とビッグサイズで「思ったよりも大きいですね。本当ならトイレに飾って欲しいんですけど、このサイズだとトイレが狭く見えちゃうかも(笑)」としつつ、「佐々木家はエアコンの下に飾ります。広いお部屋やリビングに飾って欲しいですね」とファンにアピールした。残り1カ月半を切った2023年はレースクイーンの活動に加え、初めての写真集やカレンダーをリリースするなど大活躍の1年だった佐々木。「やっぱり写真集が大きかったですね。カレンダーと同じ宮古島で撮影したんですが、本当に楽しかったしファンの方も喜んでくれたモノを世に残せたので良かったと思います。ドラマの撮影とか今までやったことのないジャンルのお仕事にも挑戦できました」と充実した表情で、「来年はもっと飛躍出来たらと思います。プライベートも充実させながらお仕事をもっともっと頑張りたいですね」とさらなる活躍を誓っていた。
2023年11月20日東京芸術劇場 プレイハウスでの上演を皮切りに、新潟・愛知・大阪・福岡・長野と巡演するPARCO PRODUCE 2024「リア王」のメインキャストが発表され、ビジュアルも完成した。昨年、段田安則主演「セールスマンの死」で日本の演劇ファンを唸らせたショーン・ホームズ。ショーンと段田さんが再タッグを組んでの次なる挑戦は、シェイクスピア4大悲劇のひとつ「リア王」。段田さんは、自身のキャリアにとってエポックメイキングとなった「セールスマンの死」に続いて、生来の気性の荒さと老いから、娘たちの腹の底を見抜けず、悲嘆と狂乱の内に哀れな最期を遂げるリア王に挑む。共演には、グロスター伯の嫡子で異母弟エドマンドの悪だくみによって追手をかけられる身となったエドガーを小池徹平。リアに勘当されるが、誠実なフランス王の妃となるリアの三女・コーディリアを上白石萌歌。甘言を弄し、リアを裏切る長女・ゴネリルを江口のりこ。夫と共にリアを追いやる次女・リーガンを田畑智子。グロスター伯の私生児で、異母兄エドガーを追放に追い込むエドマンドを玉置玲央。リーガンの夫・コーンウォール公を入野自由。ゴネリルの執事・オズワルドを前原滉。ゴネリルの夫・オールバニー公を盛隆二。リアに寄り添う道化を平田敦子。コーディリアに求婚するフランス王を秋元龍太朗。貴族・使用人・兵士役を中上サツキ、王下貴司、岩崎MARK雄大、渡邊絵理。リアの忠臣・ケント伯を高橋克実。エドガーとエドマンドの父・グロスター伯を浅野和之が演じる。なお、美術・衣装は「FORTUNE」に引き続きイギリス気鋭のデザイナーポール・ウィルスを招聘、かみむら周平(音楽)、小野寺修二(ステージング)が「桜の園」に続いて参加。さらに、シェイクスピア全作品翻訳を達成した松岡和子の翻訳により、2024年版の新たな「リア王」を創り上げる。また、東京公演チケット一般発売日は、1月13日(土)となっている。▼コメント・段田安則『セールスマンの死』でご一緒した演出のショーン・ホームズさんから「シェイクスピアでやりたいものはありますか?」と訊かれて「ロミオかな」と冗談で返したら、「ジュリエットも良いですよ」と言われましたが、今回お話をいただいたのは「キング リア」でした。『リア王』への出演は1991年、蜷川幸雄さんの演出でエドガー役を演じました。三十数年の年月を経て、タイトルロールという大役を務めるにあたり、「本当に私で大丈夫?」という不安と楽しみが入り混じっています。ショーンさんはとても頭が良く、且つ、ユーモアのある方。稽古は楽しく、作品に対する彼の視点や発想から多くを学び、私は相性の良さを感じました。『セールスマンの死』は時代を少し現代に近づけての上演でしたが、今回の『リア王』の演出でもそのような構想を練っているそうですので、私自身も楽しみです。シェイクスピアの本場、イギリス出身のショーンさんですから、きっと面白くしてくださるはず。この悲劇の名作、ご覧になったことのある方はもちろん、初めてご覧になる方にも楽しんでいただける演出をされると思いますので、ぜひご期待ください。私もお客さまのご期待にお応えできるよう努めます。・小池徹平『リア王』の出演が決まり、自分の中では新たなチャレンジだと思っております。シェイクスピア作品は初めてなので、稽古から毎日刺激的な日々を過ごせそうな気がしていて、とても楽しみにしています。演出のショーン・ホームズさんともお会いしましたが、とても気さくで優しい方で、どんな世界観になっていくのか今からドキドキしています。日々精進しながら励んで参ります!・上白石萌歌コーディリア役を務めます、上白石萌歌です。この度は、ショーン・ホームズさんや段田安則さんをはじめとする素晴らしいキャストのみなさまとご一緒できること、心から光栄に思います。ショーンさんはいつも伝統ある戯曲に新たな風を吹かせていらっしゃるイメージがあり、拝見するたびに今までになかった視点や気づきをもらいます。今回、シェイクスピア四大悲劇のひとつである『リア王』に、ショーンさんがどのように色をつけてゆかれるのか、とても楽しみです。コーディリアをひたむきに生き抜きます。ぜひ劇場に足をお運びください!・江口のりこ『リア王』の出演は、本当に嬉しく思います。イギリスの演出家のショーンさんとご一緒できることは、自分にとって新しい勉強になるだろうとワクワクしています。同じくらい、シェイクスピアの戯曲に挑戦できることもワクワクしています。みなさま、是非、劇場へお越しください。・田畑智子ショーンさんとは『FORTUNE』という作品でご一緒して以来です。またショーン・ホームズワールドに入れるかと思うと今から楽しみで仕方ありません。シェイクスピアのリア王がショーンさんのマジックにかかり、どう現代で活きるのかとても興味深く、また作品の一員になれる事が幸せでなりません。前回のルーシーという悪魔の役とは違い、今回は人間の女性(笑)ショーンワールドに上手く溶け込み、活きるように精一杯演じたいと思います。・玉置玲央『リア王』は個人的に思い入れのある作品なので、出演が決まった際は非常に嬉しかったです。加えて敬愛する段田安則さんがリアを演じるということ、『セールスマンの死』、『桜の園』で強烈な観劇体験をさせてくれたショーン・ホームズさんとの創作ということで今から楽しみで仕方ありません。共演経験のある方も初めましての方もいらっしゃるので、この座組で何が出来るのか、どんな作品を産み出すことが出来るのか、話し合いながら助け合いながらショーンさんの演出と闘い、観たこともないような『リア王』をお届け出来ればと思っています。・入野自由日本でショーンさんが演出された公演は、全て拝見していました。ショーンさんが作り出す、吸い込まれそうな程の独特な空気感、世界観に度々魅了されていました。まさか自分もその世界の登場人物になれるとは、しかも、こんなにも素晴らしいキャスト陣の一員になれるなんて、驚きと期待に胸が躍ります。個人的にはシェイクスピアに挑戦するのは約20年ぶりになります。とはいえ、当時は子役でしたので、気持ちとしては“初挑戦”。ショーン・ホームズ版『リア王』どんな作品になるのか。是非ご期待ください!・前原滉ショーンさんと遂に4回目になりました。もはや劇団員です。そしてそして遂にシェイクスピア作品。しかも主演は段田さん。面白くないわけがありません。既にチラシだけでも面白そうな雰囲気がバシバシ出ております。まだ稽古も何もしてないのですが、ワクワクが止まりません。ショーンさんの舞台に出演する度に毎回言ってるのですが、今回も日本ではあまり観られないシェイクスピアが観られると思います。是非劇場に来てくださいませ!・盛隆二ひと1人が成人するくらいの時間は演劇に携わっておりますが、純粋なシェイクスピア作品に参加するのは初めてです。今回の役は、巡り巡って僕のところに来たのだと思います。その事を運命だと仮定して、何故に僕だったのか、今の僕が演じるこの役はどのように形どっていくのかと考え、ワクワクの種火が点火されました。400年以上前から全世界で上演され続け、ある意味、バトンを繋いできたような歴史ある戯曲を、2024年の現代を生きるメンバーで上演する意義みたいなものは深く考えていきたいと思います。演出がショーン・ホームズさんなので、純粋なリア王にはならないんだろうなぁと感じる部分も楽しみです。そして、未来に繋いでいけるようなリア王を創作してくれるのではと期待しています。・平田敦子『FORTUNE』で初めてショーンの演出を受けたのですが、稽古場で作っていった場面が劇場に入ってこう繋がるのかと驚いたことを覚えています。稽古場での仮の装置が本物になって、照明が入って、小野寺さんのステージングが膨らんで、ショーンはこんな凄い物を作りたかったのかと。こうしてまた呼んでいただけて、ショーンや美術衣裳のポールにも再会できるのが楽しみです。そして道化という役がどうなるのか、ショーンと話しながら、楽しみながら作っていきたいです。『FORTUNE』は開幕してから段々コロナの波が押し寄せ最終地の北九州で1回上演して中止になりました。今回は最後まで全員で無事に上演できることを願っています。・高橋克実『リア王』を翻案した黒澤明監督の『乱』を含め、シェイクスピアの中でも『リア王』はよく見てきた作品です。その中でケント伯爵には、ずっと「カッコいい」というイメージを持っていました。王から追放された後も変わらぬ忠誠を心に誓い、他人になりすましてでも影ながら王をずっと支えていく、、、、こんなカッコいい人物を、僕がやっていいんでしょうか・・・ちょっとカッコよすぎますよね(笑)。今回、ショーンさんが、時代設定やステージングなど、どんなアプローチで演出されるのか、僕自身、とても楽しみにしています。それに何よりも、ついに『リア王』を演じることになった段田先輩と同じ舞台に立てる喜び!でも同時に、今からもう緊張していますが。・浅野和之長い役者人生で実は、シェイクスピア作品にあまり馴染みがないものですから、今回お話を頂いて少し戸惑っているところもありますが、肩の力を抜いてみなさんと一緒につくっていけたらなと思っています。今回、この悲劇のお話をショーンさんがどんな新たなリア王に料理されるのか楽しみです。グロスターという役は眼を失う事で新たに見えてくる物がある人物です。これはこの物語に底通する重要な一部分だと思っています。リア王も同じ様に何かを失うが新たなものが見える(結末は悲劇であるが)。段田くんが主演した『セールスマンの死』がすごく衝撃的でとにかく演出が面白かったですし、次の『桜の園』の演出もとても興味深かったです。出演者の皆さんからお話を聞くとショーンさんはとても人柄が良く、一緒に作品を創ると言う意味で非常に信頼出来る演出家と聞いています。私はそれがもう、ものすごく楽しみです。きっと新しい『リア王』をみなさんにお観せ出来ると思いますので、ご期待ください。PARCO PRODUCE 2024「リア王」は2024年3月8日(金)~31日(日)東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。※ほか新潟・愛知・大阪・福岡・長野公演あり(シネマカフェ編集部)
2023年11月20日2024年3月8日(金) から31日(日) にかけて東京芸術劇場プレイハウスにて上演される、PARCO PRODUCE 2024『リア王』のビジュアルとメインキャスト、そして公演詳細が発表された。『リア王』は、シェイクスピア4大悲劇のひとつ。主演を段田安則、演出はショーン・ホームズで、昨年上演された『セールスマンの死』のふたりが再タッグ。翻訳は、シェイクスピア全作品翻訳を達成した翻訳家・松岡和子が担当する。共演者には、グロスター伯の嫡子で異母弟エドマンドの悪だくみによって追手をかけられる身となったエドガーに小池徹平。リアに勘当されるが、誠実なフランス王の妃となるリアの三女・コーディリアに上白石萌歌。甘言を弄し、リアを裏切る長女・ゴネリルに江口のりこ。夫と共にリアを追いやる次女・リーガンに田畑智子。グロスター伯の私生児で、異母兄エドガーを追放に追い込むエドマンドに玉置玲央。リーガンの夫・コーンウォール公に入野自由。ゴネリルの執事・オズワルドに前原滉。ゴネリルの夫・オールバニー公に盛隆二。リアに寄り添う道化に平田敦子。コーディリアに求婚するフランス王に秋元龍太朗。貴族・使用人・兵士役に、中上サツキ、王下貴司、岩崎MARK雄大、渡邊絵理。リアの忠臣・ケント伯に高橋克実。エドガーとエドマンドの父・グロスター伯に浅野和之が名を連ねる。PARCO PRODUCE 2024『リア王』キャスト写真<出演者 コメント>■リア王役 段田安則『セールスマンの死』でご一緒した演出のショーン・ホームズさんから「シェイクスピアでやりたいものはありますか?」と訊かれて「ロミオかな」と冗談で返したら、「ジュリエットも良いですよ」と言われましたが、今回お話をいただいたのは「キング リア」でした。『リア王』への出演は1991年、蜷川幸雄さんの演出でエドガー役を演じました。三十数年の年月を経て、タイトルロールという大役を務めるにあたり、「本当に私で大丈夫?」という不安と楽しみが入り混じっています。ショーンさんはとても頭が良く、且つ、ユーモアのある方。稽古は楽しく、作品に対する彼の視点や発想から多くを学び、私は相性の良さを感じました。『セールスマンの死』は時代を少し現代に近づけての上演でしたが、今回の『リア王』の演出でもそのような構想を練っているそうですので、私自身も楽しみです。シェイクスピアの本場、イギリス出身のショーンさんですから、きっと面白くしてくださるはず。この悲劇の名作、ご覧になったことのある方はもちろん、初めてご覧になる方にも楽しんでいただける演出をされると思いますので、ぜひご期待ください。私もお客さまのご期待にお応えできるよう努めます。■エドガー役 小池徹平『リア王』の出演が決まり、自分の中では新たなチャレンジだと思っております。シェイクスピア作品は初めてなので、稽古から毎日刺激的な日々を過ごせそうな気がしていて、とても楽しみにしています。演出のショーン・ホームズさんともお会いしましたが、とても気さくで優しい方で、どんな世界観になっていくのか今からドキドキしています。日々精進しながら励んで参ります!■コーディリア役 上白石萌歌コーディリア役を務めます、上白石萌歌です。この度は、ショーン・ホームズさんや段田安則さんをはじめとする素晴らしいキャストのみなさまとご一緒できること、心から光栄に思います。ショーンさんはいつも伝統ある戯曲に新たな風を吹かせていらっしゃるイメージがあり、拝見するたびに今までになかった視点や気づきをもらいます。今回、シェイクスピア四大悲劇のひとつである『リア王』に、ショーンさんがどのように色をつけてゆかれるのか、とても楽しみです。コーディリアをひたむきに生き抜きます。ぜひ劇場に足をお運びください!■ゴネリル役 江口のりこ『リア王』の出演は、本当に嬉しく思います。イギリスの演出家のショーンさんとご一緒できることは、自分にとって新しい勉強になるだろうとワクワクしています。同じくらい、シェイクスピアの戯曲に挑戦できることもワクワクしています。みなさま、是非、劇場へお越しください。■リーガン役 田畑智子ショーンさんとは『FORTUNE』という作品でご一緒して以来です。またショーン・ホームズワールドに入れるかと思うと今から楽しみで仕方ありません。シェイクスピアのリア王がショーンさんのマジックにかかり、どう現代で活きるのかとても興味深く、また作品の一員になれる事が幸せでなりません。前回のルーシーという悪魔の役とは違い、今回は人間の女性(笑)。ショーンワールドに上手く溶け込み、活きるように精一杯演じたいと思います。■エドマンド役 玉置玲央『リア王』は個人的に思い入れのある作品なので、出演が決まった際は非常に嬉しかったです。加えて敬愛する段田安則さんがリアを演じるということ、『セールスマンの死』『桜の園』で強烈な観劇体験をさせてくれたショーン・ホームズさんとの創作ということで今から楽しみで仕方ありません。共演経験のある方も初めましての方もいらっしゃるので、この座組で何が出来るのか、どんな作品を産み出すことが出来るのか、話し合いながら助け合いながらショーンさんの演出と闘い、観たこともないような『リア王』をお届け出来ればと思っています。■コーンウォール公爵役 入野自由日本でショーンさんが演出された公演は、全て拝見していました。ショーンさんが作り出す、吸い込まれそうな程の独特な空気感、世界観に度々魅了されていました。まさか自分もその世界の登場人物になれるとは、しかも、こんなにも素晴らしいキャスト陣の一員になれるなんて、驚きと期待に胸が躍ります。個人的にはシェイクスピアに挑戦するのは約20年ぶりになります。とはいえ、当時は子役でしたので、気持ちとしては“初挑戦”。ショーン・ホームズ版『リア王』どんな作品になるのか。是非ご期待ください!■オズワルド役 前原滉ショーンさんと遂に4回目になりました。もはや劇団員です。そしてそして遂にシェイクスピア作品。しかも主演は段田さん。面白くないわけがありません。既にチラシだけでも面白そうな雰囲気がバシバシ出ております。まだ稽古も何もしてないのですが、ワクワクが止まりません。ショーンさんの舞台に出演する度に毎回言ってるのですが、今回も日本ではあまり観られないシェイクスピアが観られると思います。是非劇場に来てくださいませ!■オールバニー公爵役 盛隆二ひと1人が成人するくらいの時間は演劇に携わっておりますが、純粋なシェイクスピア作品に参加するのは初めてです。今回の役は、巡り巡って僕のところに来たのだと思います。その事を運命だと仮定して、何故に僕だったのか、今の僕が演じるこの役はどのように形どっていくのかと考え、ワクワクの種火が点火されました。400年以上前から全世界で上演され続け、ある意味、バトンを繋いできたような歴史ある戯曲を、2024年の現代を生きるメンバーで上演する意義みたいなものは深く考えていきたいと思います。演出がショーン・ホームズさんなので、純粋なリア王にはならないんだろうなぁと感じる部分も楽しみです。そして、未来に繋いでいけるようなリア王を創作してくれるのではと期待しています。■道化役 平田敦子『FORTUNE』で初めてショーンの演出を受けたのですが、稽古場で作っていった場面が劇場に入ってこう繋がるのかと驚いたことを覚えています。稽古場での仮の装置が本物になって、照明が入って、小野寺さんのステージングが膨らんで、ショーンはこんな凄い物を作りたかったのかと。こうしてまた呼んでいただけて、ショーンや美術衣裳のポールにも再会できるのが楽しみです。そして道化という役がどうなるのか、ショーンと話しながら、楽しみながら作っていきたいです。『FORTUNE』は開幕してから段々コロナの波が押し寄せ最終地の北九州で1回上演して中止になりました。今回は最後まで全員で無事に上演できることを願っています。■ケント伯爵役 高橋克実『リア王』を翻案した黒澤明監督の『乱』を含め、シェイクスピアの中でも『リア王』はよく見てきた作品です。その中でケント伯爵には、ずっと「カッコいい」というイメージを持っていました。王から追放された後も変わらぬ忠誠を心に誓い、他人になりすましてでも影ながら王をずっと支えていく……こんなカッコいい人物を、僕がやっていいんでしょうか……ちょっとカッコよすぎますよね(笑)。今回、ショーンさんが、時代設定やステージングなど、どんなアプローチで演出されるのか、僕自身、とても楽しみにしています。それに何よりも、ついに『リア王』を演じることになった段田先輩と同じ舞台に立てる喜び!でも同時に、今からもう緊張していますが。■グロスター伯爵役 浅野和之長い役者人生で実は、シェイクスピア作品にあまり馴染みがないものですから、今回お話を頂いて少し戸惑っているところもありますが、肩の力を抜いてみなさんと一緒につくっていけたらなと思っています。今回、この悲劇のお話をショーンさんがどんな新たなリア王に料理されるのか楽しみです。グロスターという役は眼を失う事で新たに見えてくる物がある人物です。これはこの物語に底通する重要な一部分だと思っています。リア王も同じ様に何かを失うが新たなものが見える(結末は悲劇であるが)。段田くんが主演した『セールスマンの死』がすごく衝撃的でとにかく演出が面白かったですし、次の『桜の園』の演出もとても興味深かったです。出演者の皆さんからお話を聞くとショーンさんはとても人柄が良く、一緒に作品を創ると言う意味で非常に信頼出来る演出家と聞いています。私はそれがもう、ものすごく楽しみです。きっと新しい『リア王』をみなさんにお観せ出来ると思いますので、ご期待ください。舞台『リア王』ティザー<公演情報>PARCO PRODUCE 2024『リア王』PARCO PRODUCE 2024『リア王』ビジュアル東京公演:2024年3月8日(金)~31日(日)会場:東京芸術劇場 プレイハウス作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:ショーン・ホームズ出演:段田安則小池徹平上白石萌歌江口のりこ田畑智子玉置玲央入野自由前原滉盛隆二平田敦子 / 秋元龍太朗中上サツキ王下貴司岩崎MARK雄大渡邊絵理 / 高橋克実浅野和之新潟公演:2024年4月6日(土)~7日(日)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場愛知公演:2024年4月13日(土)~14日(日)会場:刈谷市総合文化センターアイリス大ホール大阪公演:2024年4月18日(木)~21日(日)会場:Sky シアターMBS福岡公演:2024年4月25日(木)~26日(金)会場:キャナルシティ劇場長野公演:2024年5月2日(木)会場:まつもと市民芸術館主ホール一般発売:2024年1月13日(土)公式HP:
2023年11月20日向井理主演「パリピ孔明」第8話が11月15日に放送。森山未來が演じる小林と、上白石萌歌が演じる英子の衝撃的な過去が明かされるが、ラストの展開に「エモすぎる」「神回」と絶賛する声が上がっている。原作は、「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の同名コミック。向井さん演じる中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人のアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく。豪華キャスト陣×多彩な音楽×極上コメディー×ぶっ飛んだ世界観の映像美で贈る、史上最響の音楽青春コメディーとなっている。ディーン・フジオカが諸葛孔明の主君・劉備役として全編中国語セリフを演じ、本編のナレーションも務める。さらに、孔明がアルバイトをすることになるBBラウンジのオーナー・小林役に森山未來が出演するほか、菅原小春、森崎ウィン、宮世琉弥、ELLY、八木莉可子、関口メンディーら豪華キャストがドラマを盛り上げる。さらに第8話では、田畑智子、東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦、シンガーソングライター・安藤裕子が出演がゲストとして出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。体調が回復し、退院することになった英子(上白石萌歌)はBBラウンジでのアルバイトを休み、サマーソニアに向け新曲作りに専念することになる。どんな曲を作れば良いのか分からず悩んでいる英子に、孔明(向井理)は、久しぶりに多摩川にあざらしのたまちゃんが現れたことを伝える。不在の英子に代わり、あくせく働く孔明とそんな孔明を「働き過ぎだ」と心配するオーナーの小林(森山未來)。そんな折、なんと世界的シンガーのマリア・ディーゼル(アヴちゃん)がBBラウンジを訪ねてくる。…というのが第8話のストーリー。アヴちゃんの再登場にSNSでは「アヴちゃん!」「アヴちゃん出てきたーーー!」「嬉しい!」という歓喜の投稿で溢れた。旧知の間柄の小林とマリアは再会を祝して酒を飲み、酔ったマリアが小林に「あの頃みたいにギター弾いてよ」とリクエストするが、マリアはすぐに帰ってしまう。その後、珍しく酔った小林は、かつて前オーナーの吉永(谷中敦)に雇われ、BBラウンジで働きながらギターを弾いていたことを孔明に明かす。サポートバンドを転々としていた小林は、デビュー前のマリアと運命的な出会いを果たし「ギター弾いてよ」と頼まれたことがきっかけでマリアとバンドを組むことになったのだった。前オーナー役で谷中さんが登場し「谷中さんだ!」「キャスティングすごい」という声が上がった。さらに、小林とマリアのセッションに「たまらん」「鳥肌立つ」「さすが圧倒的アヴちゃん」という投稿で溢れた。小林は、サマーソニアに出演するためのオーディションを通過するため、裏金500万円を渡してしまったこと、それが主催者にバレてオーディションを受けられなかったことを話す。小林は、マリアに「純粋に音楽だけで勝負したかった」と言われ、バンドは解散。その日を最後にギターから離れチンピラになったことを打ち明けた。小林が明かした衝撃的な過去に「切ないな…」「暗い過去」「壮絶すぎる」という声が上がった。一方、多摩川にやってきた英子は、ゴミ拾いをしていたラッパーの赤兎馬カンフー(ELLY)と再会する。英子は、赤兎馬カンフーに母とうまくいかなくて家出したこと、父がかつて音楽をしていたこと、アメリカで音楽をやるチャンスが来て出て行ったこと、今は父が何をしているかもわからないことや、母とほとんど連絡を取っていないことを打ち明けた。そこで赤兎馬カンフーに「いつまでも穴掘ってんじゃねぇぞ」と言われた英子は、ふとタイムカプセルを埋めたことを思い出し、自分のルーツである幼稚園に行くことに。そして、先生の協力の元、タイムカプセルを探し出し、中に入っていたカセットテープを見つけた。急いで東京に戻った英子は再び赤兎馬カンフーの元を訪ね、ラジカセを貸して欲しいと頼む。テープには、父の奏でるギターで幼い頃の英子が口ずさんでいた歌や母の「応援してる」という声が録音されていた。そのテープをキッカケに英子はオリジナル曲の2曲目となる「Time Capsule」を完成させる。英子がタイムカプセルを探すシーンでは「孔明が手まわしたなww」「孔明が連絡済みだなww」という声が上がっていたが、ラストで実は孔明と連携した密偵が事前に京都に行き、先生に根回しをしていたことが明かされた。ラストでは英子が新曲を歌う姿と、孔明がステージに置いたギターを奏でる小林の姿がシンクロする。さらに小林がギターを弾き、英子がBBラウンジのステージで歌う姿が映し出された。小林の過去と英子の曲がリンクしたシーンでは「泣いちゃう」「エモすぎる」「超泣けるじゃん」「いい歌」「演出良すぎる」と絶賛する声が続出し、放送終了後も「神回でした」「別格の面白さだった」という投稿で溢れた。第9話あらすじ前園ケイジ(関口メンディー)がBBラウンジを訪ねてきた。ここに来るのは3回目だというケイジ。どうやらケイジはオーナーの小林(森山未來)に恨みがあるようだ。諸葛孔明(向井理)は、月見英子(上白石萌歌)が大手レーベルに強引に移籍させられそうになったのはケイジの仕業かと問いただす。あっさり認めたケイジは「これで終わりじゃないから覚悟しといて」と言い残して去っていく。そして、超大型音楽フェス・サマーソニアまであと2週間。ついにタイムテーブルが発表された。英子のステージのあとにケイジの名前を見つけた孔明と小林は、嫌な予感がして…。その頃、ケイジの事務所では、ロックバンド、イースト・サウスのメンバー・南房(休日課長)と東山(石崎ひゅーい)がケイジに新曲を聴かせていた。2年前に活動休止したイースト・サウスの二人は、ケイジに誘われ、ゴーストライターをしていたのだ。今回を最後の曲にして欲しいと懇願する南房に、ケイジは違約金がかかると脅す。一方、スタジオで新曲『Time Capsule』のレコーディングをしていた英子は、サマーソニアでの曲について話すイースト・サウスの二人を目撃する。そのことを英子から聞いた孔明は、イースト・サウスについて調べ始める。「パリピ孔明」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月16日来年1月期のオシドラサタデーは、「Snow Man」岩本照連続ドラマ初単独主演作「恋する警護24時」に決定。主題歌も「Snow Man」に決定した。金子ありさ(「電車男」「恋はつづくよどこまでも」)のオリジナルドラマとなる本作は、過去の事件を追う無骨なボディーガードと、命を狙われている負けず嫌いな弁護士、相性最悪の2人がひとつ屋根の下で暮らし、いつでも、どこでも徹底警護。キュン&ハラハラが止まらない、考察系アクション・ラブコメディー。岩本さんが演じるのは、少数精鋭のボディガード会社に勤める要人警護=ボディガードのスペシャリスト・北沢辰之助。会社のエース的な存在だ。かつて警察官だった父が殺され、未だ捕まっていない犯人を追いながら働く辰之助の元へ、ある弁護士事務所から1人の女性弁護士の警護依頼が舞い込む。担当した案件について逆恨みされ、命を狙われている可能性があるため、厳戒態勢の24時間警護をすることになるのだが、この弁護士は口がたつ上に、自分の考えを曲げない頑固者。行動を制限されることを嫌がり、警護相手としては超最悪。当然、相性が良いわけもなく、しかし24時間警護という任務のために、ひとつ屋根の下で暮らすことに。そして、四六時中一緒に過ごすうちに、気持ちに変化が生じはじめる。岩本さんは、「SASUKE」にも出演する肉体派。無骨で超ストイックなボディガードという役どころに「役作りは、甘いものを食べてトレーニングしている…ま、いつも通りって感じですね(笑)。最近はトレーニングがライフスタイルに入りすぎてるので、僕の中では『トレーニングした?』って聞かれても、あんまりピンとこない位置にもういるんですよ。『歯磨いた?』と同じラインに僕の中ではトレーニングが入ってしまっているんです。なので撮影の合間も、皆さんの邪魔をしないように、ぶら下がれるところがあったらぶら下がってトレーニングしようかなとは思っています」とコメント。また今回の物語については「考察系アクション・ラブコメディーというジャンルを初めて聞いたのですが、ラブもあり、コメディーもあり、でもちゃんとアクションもあるという、どのジャンルも全力投球していく感じが台本読んで伝わって、イメージがどんどん膨らんだので、撮影したらすごい楽しいんだろうなと感じています」と印象を述べ、「最近時々、ゲームをやるので、白石さんにゲームを教えてもらいながら、僕は筋トレを教えるっていう形で楽しめれば。でも、『あいつら、なんか遊んでばっかりで全然セリフ覚えないじゃん』みたいにならないように(笑)」と撮影での楽しみなことを語った。そして、辰之助が警護をすることになる、弁護士・岸村里夏を白石麻衣が演じる。里夏が弁護した案件について逆恨みされ、命を狙われる可能性があるため、心配した法律事務所の所長が辰之助に警護を依頼。しかし、里夏はその必要はないと思っており、弁護士としての行動が制限されることが我慢ならない。「初めての弁護士役ということで、かっちりしてる役なのかなと思っていたんですけど、台本を開いてみたらコミカルでポップな部分が多かったので、撮影を楽しみながら頑張れたらなと思いました」と出演が決まった気持ちを話した白石さんは、「実は私もトレーニングを始めたので、岩本さんに負けないくらいしっかりトレーニングして、でも同時に弁護士としての佇まいや、しっかり物事を伝えていけるように色々考えてやっていけたらなと思います」とコメントしている。本作の主題歌は「Snow Man」の新曲「LOVE TRIGGER」。相手が“引き金”となり、だんだん愛に溺れていく姿をグルーヴィーかつおしゃれなバンドサウンドに乗せて歌った、大人の色気や雰囲気を最大限に引き出した楽曲となっている。岩本さんは「この曲の振り付けも僕がやらせてもらうので、ドラマや曲、振り付けなどいろんな角度で携わらせてもらえるのは、すごい面白いなと思いましたね」と明かしている。「恋する警護24時」は2024年1月、毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年11月14日「あの素晴しい歌をもう一度コンサート2024大阪〜旅の歌・人生の歌〜」が2024年2月19日(月)に大阪・オリックス劇場で開催されることが決定した。「あの素晴しい歌をもう一度コンサート」は、“時代を彩った名曲・ヒット曲をアーティストが観客と一緒になって楽しむ”というコンセプトで2018年にスタートしたコンサート。2018 年と 2019 年に日本武道館で開催され、中高年世代を中心とした約 1 万人の観客を動員し、大きな話題となった。2020年は新型コロナウイルスの影響でやむなく中止となったが、2021 年から会場を東京国際フォーラム ホール A に移し、開催時期も早春から初秋に変更して気持ちも新たに復活。2022年、2023年と継続して開催してきたコンサートが、今回初の大阪公演を開催する。本公演のタイトルは、きたやまが作詞し、加藤和彦が作曲した1971年の大ヒット曲、フォークソングを代表する永遠のスタンダード「あの素晴しい愛をもう一度」から来ている。同曲についてきたやまが「同じものを愛(め)でた人たちに“愛”が生まれたことを歌ってます。それは花火や雪見かもしれないし、家族の記念写真や学校の卒業アルバムにも当てはまるでしょう」と語っている。それは“アーティストと観客が一緒になって楽しむコンサート”である本公演にもピッタリだということで、「あの素晴しい歌をもう一度」という公演名となった。きたやまは兵庫県洲本市で生まれ、京都駅のすぐ近くで育った関西人。今回の大阪公演にはきたやまを中心に、盟友とも言える坂崎幸之助、京都出身の杉田二郎と松山猛が参加。出演者にとっても待ちに待った関西開催となった。他に、過去の公演にも出演しているクミコ、林部智史の出演も決定。きたやまのザ・フォーク・クルセダーズは関西アンダーグラウンドシーンで活躍していたが、1967年に解散することとなり、最後に自主制作アルバム『ハレンチ』をリリースした。このアルバムの中に「帰って来たヨッパライ」と、アマチュア時代から歌い続けてきた「イムジン河」が収録されていた。「帰って来たヨッパライ」は神戸で、「イムジン河」は京都で頻繁にラジオで流されるようになり、「帰って来たヨッパライ」は300万枚近いセールスを記録する大ヒット作となった。「イムジン河」はザ・フォーク・クルセダーズの第2弾シングルとして1968年2月にリリースされる予定だったが発売中止に。この曲は松山猛が朝鮮学校の友人から教わり、それを仲間だったきたやまらに伝え、松山が日本語詞を書いてレコーディングが行われた。後年、きたやまは「発売中止になったからこそ、「イムジン河」は生き残った」と語っている。そして2022年9月、きたやまの呼びかけで集まった坂崎幸之助、杉田二郎、クミコ、松山猛ら11人で新たにレコーディングしたCD「イムジン河」(イムジン河新録実行委員会)をリリース。そこにはきたやまが関わった5つのバージョンの「イムジン河」が収められている。松山は「僕が「イムジン河」という歌を知ってから60年以上の月日が流れてしまいました。ある日、中学生だった僕には南北二つの国に引き裂かれた悲しみが込められたその歌が、切なくも美しいメロディーと共に忘れられないものになってしまったのでした。この歌はレコードが発売中止になるなど、紆余曲折の歴史を刻みながら、決して人々の記憶から消え去ることなく、多くの人に歌い継がれることになりましたが、残念なことにイムジン河が隔てた世界にはいまだに平和は訪れていません。だからこの歌をこれからも希望の光が見えるまで、誰かが歌い続けてほしいと願っているのです」と、この曲との出会いを振り返り、この曲への想いを語った。現在、世界ではロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるガザへの地上侵攻をいう不安定な状況となっているが、この曲の新バージョンには世界の平和を希求するメッセージも込められている。「帰って来たヨッパライ」と「イムジン河」。きたやまは「この2曲が共存するのが関西フォークであり、関西という土壌が育んだ文化だった」と振り返っている。多くの人に愛され、世代やジャンルを超えて集結した稀代のアーティストたちによって創られる1日限りのスペシャルな公演をぜひ体感し、味わっていただきたい。〈公演概要〉あの素晴しい歌をもう一度コンサート2024大阪〜旅の歌・人生の歌〜日程:2024年2月19日(月) 開場16:00/開演17:00会場:オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)(〒550-0013 大阪市西区新町1丁目14番15号)出演者:きたやまおさむ、クミコ、坂崎幸之助、杉田二郎、林部智史、松山猛 ほかチケット料金:全席指定 9,500円(税込)最速先行発売:2023年11月13日(月)12:00〜11月27日(月)23:59【先着方式】イープラス チケットぴあ ローソンチケット 主催:あの素晴らしい歌をもう一度コンサート2024大阪実行委員会後援:FM COCOLO企画制作:ニッポン放送ミックスゾーン協力:808/リバティ・コンサーツ公式HP: お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月13日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2024年2月9日公開)の場面写真が9日、公開された。○■山添くんと藤沢さんの特別な関係性に迫る『夜明けのすべて』場面写真今回公開されたのは、山添くん(松村)と藤沢さん(上白石)の特別な関係性に迫る場面写真。パニック障害を抱えたことで、電車や美容室など逃げ場がない場所に行けなくなった山添くんの髪の毛を、アパートの一室で藤沢さんが切ろうとする一幕や、PMSの症状でイライラが抑えられなくなった藤沢さんの気持ちを落ち着かせようと、外に連れ出した山添くんの提案で洗車をする場面などが収められている。さらに夜の作業場でスクリーンに映る映像を見ながら、温かな表情を浮かべる2人の姿を切り取った1枚からは、ささやかな希望を感じることができる。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこによる同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2023年11月10日『ケイコ 目を澄ませて』三宅唱監督が「そして、バトンは渡された」の瀬尾まいこの原作小説を映画化する『夜明けのすべて』。W主演を務める松村北斗と上白石萌音の“最高の理解者となる特別な関係性”に迫る新たな場面写真が解禁となった。原作にオリジナルの要素を加え、山添くん(松村北斗)と藤沢さん(上白石萌音)の2人が交流し少しずつお互いの殻を溶かし合っていく姿を、彼らの見つめる日常の美しさや季節の移ろいとともに捉えた本作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、同僚・山添くんのとある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりだというのに、やる気が無さそうに見えていた山添くんもまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っていたのだった。この度解禁となったのは、そんな2人が友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な関係になっていく様子を捉えた場面写真。パニック障害を抱えたことで、電車や美容室など逃げ場がない場所に行けなくなった山添くんの伸びた髪の毛をアパートの一室で藤沢さんが切ろうとするひと幕。PMSの症状でイライラが抑えられなくなった藤沢さんの気持ちを落ち着かせようと、外に連れ出した山添くんの提案で洗車をする場面。さらに、夜の作業場でスクリーンに映る映像を見ながら温かな表情を浮かべる2人の姿には、本作の持つささやかな希望が宿ったものとなっている。『夜明けのすべて』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2023年11月09日松村北斗と上白石萌音がダブル主演を務める映画『夜明けのすべて』の新たな場面写真が公開された。『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの原作小説を、『ケイコ 目を澄ませて』が第72回ベルリン国際映画祭ほか20以上の映画祭に出品された三宅唱監督が映画化した本作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石)はある日、転職してきたばかりの同僚・山添くん(松村)のとある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、やる気が無さそうに見えていた山添くんもパニック障がいを抱えていて、様々なことを諦め、生きがいも気力も失っていた――。このたび公開となったのは、友だちでも恋人でもないふたりがどこか同志のような特別な関係になっていく様子を捉えた場面写真。パニック障がいを抱えたことで、電車や美容室など逃げ場がない場所に行けなくなった山添くんの伸びた髪の毛をアパートの一室で藤沢さんが切ろうとする一幕や、PMSの症状でイライラが抑えられなくなった藤沢さんの気持ちを落ち着かせようと外に連れ出した山添くんの提案で洗車をする場面、さらに、夜の作業場でスクリーンに映る映像を見ながら温かな表情を浮かべるふたりの姿が映し出されている。<作品情報>映画『夜明けのすべて』2024年2月9日(金) 公開(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会関連リンク公式サイト:::
2023年11月09日向井理主演「パリピ孔明」第6話が11月1日に放送。上白石萌歌が演じる英子のステージに「泣ける」「鳥肌たった」と絶賛の声が上がっている。原作は、「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の同名コミック。向井さん演じる中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人のアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく。豪華キャスト陣×多彩な音楽×極上コメディー×ぶっ飛んだ世界観の映像美で贈る、史上最響の音楽青春コメディーとなっている。ディーン・フジオカが諸葛孔明の主君・劉備役として全編中国語セリフを演じ、本編のナレーションも務める。さらに、孔明がアルバイトをすることになるBBラウンジのオーナー・小林役に森山未來が出演するほか、菅原小春、森崎ウィン、宮世琉弥、ELLY、八木莉可子、関口メンディーら豪華キャストがドラマを盛り上げる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。英子(上白石萌歌)は超大型フェス・サマーソニアの出場権を賭けて、SNSでの10万イイネ企画に参加。孔明(向井理)の計略により、ライバルである三人組アイドルユニット「AZALEA(アザリエ)」の10万イイネ企画を乗っ取るべく、ゲリラライブ会場を突き止め、AZALEAのフリをして歌うという作戦を決行した。AZALEAの曲を英子が歌い始めるとKABE太人(宮世琉弥)が操作するドローンによりQRコードが出現。AZALEAのQRコードだと勘違いした客たちは100万円を求め、次々にスマホをかざす。これはかつて孔明が「赤壁の戦い」で用いた策「草船借箭の計」だと気づくオーナー小林(森山未來)。英子のSNSのイイネの数は爆発的に伸びていくが、古参のファン(徳井健太)がステージにいるのが本物ではないと気づく。そこへ、本物のAZALEAのステージトラックがやって来て、二つのステージが向かい合いAZALEAのパフォーマンスがスタート!…というのが6話のストーリー。AZALEAの1曲目が終わるとKABEがラップでファンを煽り、メガネ女子(石野理子)が「拡散したらお金をもらえる確率が低くなる」と拡散を止めさせた。KABEのラップにSNSでは「KABEくん来るー!」「KABEきたー!」「任せがいがある」とSNSが盛り上がりを見せる。しかし、英子が七海に言われた言葉を胸に遂に完成した「DREAMER」を披露しようとすると、観客から帰れコールが。これにはSNSで「心配」、「大丈夫、負けない」という声が上がった。帰れコールをやめないファンに向かって七海(八木莉可子)が「静かにして」と言い「歌って」と英子に声をかける。英子が披露する「DREAMER」に合わせてAZALEA結成前のメンバーの姿が映し出され「アザリエのヒストリーがMVになってる」「回想泣いちゃう」「泣ける、、」「いい曲だ」「鳥肌たった」と絶賛する声があがった。そのステージをキッカケに、英子は10万イイネを獲得。英子のステージを見たAZALEAは唐澤(和田聰宏)に「ファンにお別れをさせて欲しい」「ケジメをつけさせて」とゲートを開けるよう頼み、自分たちのやりたい曲を披露した。孔明は、AZALEAが披露したステージを「新生AZALEA」として配信。その配信は10万イイネを超えていた。さらにBBラウンジを訪れた唐澤に対し孔明は、唐澤がかつて音楽で生きていこうとしていたが諦めたこと、自分と同じ思いをしないようにAZALEAをプロデュースしたこと、誰よりもAZALEAの才能を信じているのは唐澤自身ではないかと言い放つ。そんな唐澤に対し、七海らAZALEAメンバーが勝手なことをしたことを謝り、もう一度プロデュースして欲しいと頼み込んだ。そして孔明は、いつの間にかいつもの夢を見ていた。もう少しで劉備の姿が見えるというところで目が覚めた孔明は、劉備に会ったら元の世界に戻るのかもしれないと感じる。そして孔明は「ここにいられるのは、あとわずかかもしれない」とオーナーに伝えた。オーナーは「今はダメだ。英子にはまだお前が必要なんだ」と孔明に言い、第6話は幕を閉じる。ラストでは、1話から出演しているものの未だに謎に包まれている前園ケイジ(関口メンディー)の姿が映し出され「ケイジキター」「来るぞ…」「ラスボス?」という声が上がっている。第7話あらすじ10万イイネ企画を勝ち取り、ついに超大型フェス「サマーソニア」の出場権を獲得した月見英子(上白石萌歌)。しかし、本番では「DREAMER」だけでなく、新曲をもう1曲用意しなくてはいけない。曲作りに悩む英子はミア西表(菅原小春)に相談するが、ミアは「私に歌の事なんて聞くな!」と突っぱねる。そんな折、英子がBBラウンジでアルバイトをしていると、テレビの音楽番組のプロデューサー・高井戸(竹財輝之助)という男がやってくる。高井戸は英子に「ゴールデンの特番で、新人枠のシークレットゲストとして出演してほしい」とオファーを持ちかける。何か裏があるのではと怪しむ諸葛孔明(向井理)は、ボウリング場で高井戸に接触。ボウリング対決を持ちかける。もし高井戸が勝ったら、英子をノーギャラで番組に出演させるという孔明だが…。一方、ミアはレコード会社の社長・山野(七海ひろき)と揉め、レーベルを辞めると言い放つ。英子はミアに呼び出され、愚痴を聞くが、突然めまいがして…。「パリピ孔明」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月02日