パパ友同士である俳優・中尾明慶さんと歌舞伎役者の市川海老蔵さん。そんな2人のリアルな子育てトークがYoutubeチャンネル『中尾明慶のきつねさーん』にアップされています。テーマは『子供の教育について』。Youtubeだからこそ話せる子育て論中尾明慶さんが、日々の子育ての悩みを市川海老蔵さんに聞いていくという、こちらの動画。歌舞伎役者として、父親として、そしてYoutuberとして活躍する海老蔵さんならではの子育て論がふんだんに散りばめられています。中尾さんは動画内で「子供が継続して物事をやり遂げるモチベーション維持の仕方」を海老蔵さんに尋ねています。生まれながらにして歌舞伎役者という、途中で投げ出すことのできない道が決まっていた海老蔵さんの答えはさすがのひと言です。ほかにも父親としての威厳の保ち方や、娘が恋人を連れてきた場合など、ほかでは聞くことのできない話が繰り広げられます。プライベートなパパの顔を多く見せてくれるこちらの動画。パパのみならず、ママも子育てのヒントがつかめるかもしれませんね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年09月14日京都の京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所 竹屋町」が、2020年9月4日(金)より京都・丸太町エリアにオープンします。一棟貸しの宿「京の温所」が京都・丸太町に「京の温所」は、京町家をベースに、ワコール(WACOAL)がプロデュースする一棟貸しの宿泊施設です。ミナ ペルホネン(minä perhonen) デザイナーの皆川明が手がけた「京の温所 西陣別邸」や「京の温所釜座二条」など、これまで京都府内に7軒の宿を展開しています。「パンとエスプレッソと」を手掛ける「日と々と」のベーカリー&カフェ併設今回オープンする「京の温所 竹屋町」最大の特徴は、宿に併設されるベーカリー&カフェ「本日の」。「パンとエスプレッソと」を展開する「日と々と」の新ブランドで、旬の食材を使ったサラダや、揚げたてで提供する牛カツサンドなど、季節ごとの旬の食材を使用したメニューを月替わりで提供されます。「京の温所 竹屋町」では、宿泊者限定メニュー「本日のmorningプレート」付きのプランなどを用意。季節ごとに作品を展示、“泊まれるギャラリー”としての機能もまた、「本日の」のカフェスペースと「京の温所 竹屋町」に、京都ゆかりのアーティストの作品を季節ごとに展示。作品はその場でオンライン購入できるなど、“泊まれるギャラリー”として宿泊を楽しめるのもポイントです。開業時には、京都を拠点に活躍する若手作家川上幸子の作品が、約8点展示。その後、約3か月ごとに作品は入れ替わります。“職住一体型”の町屋をイメージした内装築130年以上の2階建て京町家をリノベーションした内装は、“職住一体型”の町家をイメージ。1階は、京町家特有の坪庭を囲むようにベッドルーム、ライブラリー、お風呂を配置。ダイニングのある2階からは、大きな蔵の白い壁が見えるなど、町家の風情を感じることができます。シャンプーやボディウォッシュなどのアメニティは、日本生まれのブランド・THREE(スリー)のものを用意。さらに、京都の書店「誠光社」がセレクトした約40冊の書籍が並ぶライブラリーも設置。【詳細】京の温所 竹屋町オープン日:2020年9月4日(金)予約開始日:8月14日(金) ※「京の温所」公式サイトより受付。住所:京都市中京区竹屋町通西洞院東入指物屋町371延床面積:88平米定員:最大4名チェックイン:16:00~(ワコール新京都ビルでのフロント受付は10:00~17:00)チェックアウト:11:00まで・間取り:1階 ライブラリー、 ベッドルーム、 坪庭、 お風呂、 洗面、 トイレ2階 ダイニング、 キッチン、 和室、 トイレ料金:1泊30,000円(税込)~ ※人数と時期により変動。■ベーカリー&カフェ「本日の」営業時間:9:00~19:00(ラストオーダー18:00)定休日:なし【問い合わせ先】ワコール お客様センターTEL:0120-307-056(平日9:30~17:00)
2020年08月22日京都の京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所 竹屋町」が、2020年9月4日(金)より京都・丸太町エリアにオープンする。一棟貸しの宿「京の温所」が京都・丸太町に「京の温所」は、京町家をベースに、ワコール(WACOAL)がプロデュースする一棟貸しの宿泊施設だ。ミナ ペルホネン(minä perhonen) デザイナーの皆川明が手がけた「京の温所 西陣別邸」や「京の温所釜座二条」など、これまで京都府内に7軒の宿を展開してきた。「パンとエスプレッソと」を手掛ける「日と々と」のベーカリー&カフェ併設今回オープンする「京の温所 竹屋町」最大の特徴は、宿に併設されるベーカリー&カフェ「本日の」。「パンとエスプレッソと」を展開する「日と々と」の新ブランドで、旬の食材を使ったサラダや、揚げたてで提供する牛カツサンドなど、季節ごとの旬の食材を使用したメニューを月替わりで提供する。「京の温所 竹屋町」では、宿泊者限定メニュー「本日のmorningプレート」付きのプランなどを用意する。季節ごとに作品を展示、“泊まれるギャラリー”としての機能もまた、「本日の」のカフェスペースと「京の温所 竹屋町」に、京都ゆかりのアーティストの作品を季節ごとに展示。作品はその場でオンライン購入できるなど、“泊まれるギャラリー”として宿泊を楽しめるのもポイントだ。開業時には、京都を拠点に活躍する若手作家川上幸子の作品が、約8点展示。その後、約3か月ごとに作品は入れ替わる。“職住一体型”の町屋をイメージした内装築130年以上の2階建て京町家をリノベーションした内装は、“職住一体型”の町家をイメージ。1階は、京町家特有の坪庭を囲むようにベッドルーム、ライブラリー、お風呂を配置。ダイニングのある2階からは、大きな蔵の白い壁が見えるなど、町家の風情を感じることができる。シャンプーやボディウォッシュなどのアメニティは、日本生まれのブランド・THREE(スリー)のものを用意。さらに、京都の書店「誠光社」がセレクトした約40冊の書籍が並ぶライブラリーも設置する。【詳細】京の温所 竹屋町オープン日:2020年9月4日(金)予約開始日:8月14日(金) ※「京の温所」公式サイトより受付。住所:京都市中京区竹屋町通西洞院東入指物屋町371延床面積:88平米定員:最大4名チェックイン:16:00~(ワコール新京都ビルでのフロント受付は10:00~17:00)チェックアウト:11:00まで・間取り:1階 ライブラリー、 ベッドルーム、 坪庭、 お風呂、 洗面、 トイレ2階 ダイニング、 キッチン、 和室、 トイレ料金:1泊30,000円(税込)~ ※人数と時期により変動。■ベーカリー&カフェ「本日の」営業時間:9:00~19:00(ラストオーダー18:00)定休日:なし【問い合わせ先】ワコール お客様センターTEL:0120-307-056(平日9:30~17:00)
2020年08月09日フィスカース ジャパン株式会社が展開する、フィンランドのデザインブランド「イッタラ」は、デザイナー皆川明氏が手描きでデザインした鳥の模様がプリントされた磁器、ガラス、布製品から構成されるコレクション”Iittala X mina perhonen” を発売いたします。2020年夏、フィンランドのデザインブランドであるイッタラは、ミナ ペルホネンとの新たなコラボレーションを発表いたします。皆川明氏が手描きでデザインした鳥の模様がプリントされた磁器、ガラス、布製品から構成されるコレクション ”Iittala X minä perhonen” のパーソナルアクセサリーは日常に軽やかさをもたらし、時を経てそれぞれの大切な宝物となり得るでしょう。ミナ ペルホネンは、デザイナー皆川明氏によって1995年に誕生しました。オリジナルの図案によるファブリックを作るブランドとして世界中で知られ、愛されています。ブランド名はフィンランド語から来ており ”minä” は ”私”、”perhonen” は ”ちょうちょ” を意味しています。19歳で初めてフィンランドを訪れて以来、皆川明氏が築き上げてきた北欧文化との深いつながりを象徴しています。「私は19歳の時、初めてフィンランドを訪れました。冬の時期で北極圏にあるロヴァニエミまで行ったのですが、その時の印象の一つが、外がマイナス35度にも関わらず、フィンランドの人たちはとても快適な生活を送っているということでした。彼らの家や周りには素晴らしい伝統的なデザインにあふれていたのです。約35年前のその旅行以来、フィンランドは私の大切な国の一つとなりました。」と皆川明氏は話します。A shared design philosophyイッタラ とミナ ペルホネンは、同じ価値観とデザイン哲学を共有しています。両ブランドとも、日常使いができ、かつ、世代を超えて受け継ぐことのできる日々のアイテムをデザインしています。クラフトマンシップと細部へのこだわりは、デザインプロセスにおいて重要な役割を果たしています。イッタラはガラスの深い専門知識と高いスキルとで知られており、ミナ ペルホネンは、国内外の工場や職人と協力して、素材開発や技術開発に取り組んできました。A collection of small everyday items皆川明氏がデザインした”Iittala X minä perhonen” は、日常生活に軽やかさと幸福をもたらす、手描きの鳥の模様が特徴です。「鳥は好んでよく描くモチーフの一つです。鳥はとても自由な生き物であり、幸せを感じて飛び回っているようにみえます。鳥の翼は人々にとっての無限の可能性を象徴しています。このコレクションを使うときに、例えば子供が、その鳥を自分自身に置き換えて鳥と同じ気持ちになってくれたら良いなと思っています。その時もしかすると、その子の親は親鳥との関係性を見出すかもしれません。誰もがこのコレクションで自分の鳥を見つけられるといいですね」と皆川明氏は言います。このコレクションは、ガラスの小物、磁器、トートバッグ、ポーチ、キーリングで構成されています。3色・3シェイプで展開されるガラスの鳥のオブジェは、フィンランドにあるイッタラ のガラス工場で作られました。リネンを織って仕上げられたポーチは、2サイズ・2色展開で、トートバッグはコットン100%です。 一つひとつ模様が異なるユニークなキーリングは、縫製工場から出たはぎれで作られています。すべての布は日本製です。磁器のマグカップ、プレート、ボウルはティーマと同じ形をしています。鳥のモチーフが描かれた楽しいデザインの食器は、朝食や軽食に最適です。「時の経過とともに、一つひとつのモノに持ち主の思い出が詰まっていきます。私たちはこれこそが、何にも勝る価値だと思っています」と皆川明氏は言います。これら”Iittala X minä perhonen” のコレクションは、2020年9月からグローバルロンチで展開されます。日本では世界発売に先がけ、2020年 7月 15日からイッタラショップ、公式オンラインショップおよびミナ ペルホネンの店舗、ライフスタイルストアなどで発売。(鳥のオブジェ3アイテムのみ、8月中旬発売予定)イッタラ公式オンラインショップ:イッタラショップリスト:マグ300ml バードボウル15cm バードプレート21cm バードガラスバード セビリアオレンジガラスバード グレーガラスバード レモンポーチS ホワイト&ブルーポーチM ホワイト&ブルーポーチS ベージュ&グリーンポーチM ベージュ&グリーンキーリングトートバッグ ホワイト&ネイビートートバッグ ピンク&グレートートバッグ ミント&グレー※ ガラスバードのみ、8月中旬頃発売予定■イッタラについてイッタラは、フィンランド南部にあるイッタラ村で小さなガラス工房として始まり、今日では人々の生活に寄り添い、人々の日々の生活をより豊かにする企業へと成長しました。単独でも個性を発揮するデザインでありながら、自由な組みあわせが可能で、用途が広い製品をつくることがイッタラの信念です。また、質、美しさ、機能性を大切にするフィンランドのブランドとして、流行に左右されない普遍性のあるデザインを追求しています。イッタラにはブランドを代表する「アルヴァ・アアルト ベース」(1936年発売 / アルヴァ・アアルト)、「ティーマ」(1952年発売 / カイ・フランク)、「バード バイ トイッカ」(1972年発売 / オイバ・トイッカ)など、時代を超え愛され続けている製品があります。■ 毎日をこの上ない特別な日に。フィンランド発の「フィスカース」「フィスカース(Fiskars)」は、フィンランドの小さな村の製鉄所として1649年に設立され、まもなく370年を迎える歴史を誇るブランドです。現在は、Fiskars、Wedgwood、Iittala、Gerberなど、世界的に有名なブランドを抱える大手消費財グループ企業に成長しました。 住空間も“クオリティー・オブ・ライフ(生活の質)”の大切な要素と考えるフィンランド発の企業らしく、象徴的な製品、強固なブランド力、世界的な志を持つフィスカースグループの使命は、家、庭、屋外での人々の生活を豊かにすることです。世界中の社員に共有されているスローガンは、“Making the everyday extraordinary(毎日をこの上ない特別な日にする)”。フィスカース ジャパン株式会社はこのスローガンを実感できるような生活を日本の消費者に提供することを目指して、2017年に発足いたしました。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月20日デザイナーの皆川明が、その前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。活動25周年を迎えた今年、兵庫県立美術館で『ミナ ペルホネン/皆川明つづく』が7⽉3⽇(金)から11⽉8⽇(⽇)まで行われる。同展は、過去最大規模のミナ ペルホネン展となり、今年の2月まで東京都現代美術館で開催されていた展覧会の巡回展。関西の美術館では初の開催となる。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトに、皆川明が立ち上げたミナ ペルホネン。展覧会会場では、これまでの創作活動を余すところなく鑑賞できる。例えば、ミナ ペルホネンを代表する刺繍柄「tambourine(タンバリン)」に焦点を当て、一つのデザインが生地となり、さらに洋服やさまざまなプロダクトに展開されるさまを知ることができる展示は、とても魅力的だ。生地からデザインして洋服に仕立てることが、ミナ ペルホネンのものづくりの特徴であろう。皆川明、田中景子やインハウスデザイナーによる、生地のためのデザイン画が会場に並ぶ。また、これまで25年分、400着以上の洋服を一堂に集めた「森」の部屋も圧巻だ。現代美術家・藤井光による、ミナ ペルホネンの服を着ている人の「日常」を映し出した映像作品や、その創作活動の根幹にある、ものづくりの哲学やアイデアを紹介するコーナーも興味深い。さらに皆川明個人の活動にもスポットを当て、新聞連載のために描いた挿画もまとめて見ることができる。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、観覧は「日時指定による事前予約制」となっている。マスクを着用していない場合、入館できないこともあるので、各自でマスクの着用をお願いしたい。トークなどのイベントは、オンライン配信される。詳しくは兵庫県立美術館のウェブサイトを参照してほしい。【関連リンク】兵庫県立美術館( )本展東京会場「森」セクション撮影:吉次史成“tambourine” 2005-06→AW“sky flower” 2012-13→AW 原画photo:Yurie Nagashima“one day” 原画 2018-19→AWphoto: sono (bean)“pur” 2018-19→AWphoto: Mitsuo Okamoto“symphony “ 2019-20→AWphoto: sono (bean)
2020年07月02日ミナ ペルホネン(minä perhonen)が東京・馬喰町で展開するショップ「エラヴァⅡ(elävä Ⅱ)」のフロアに「プークー食堂(puukuu 食堂)」がオープンする。心と体が満たされるメニューを提供する、ミナ ペルホネンの新たな食堂フィンランド語で“puu”は木、“kuu”は月を意味し、“puukuu”は木の月をイメージした言葉。小さな物語を感じさせるその言葉を名に冠した食堂は、ミナ ペルホネンが掲げている、“良質な材料を無駄のない循環で”という食の理念のもと、心と体が満たされるメニューやサービスを提供し、食に関わる時間が一層充実するような空間作りを目指す。有機野菜を使用したスープやカレーなど展開店内では、有機野菜生産者から届く美味しくて安全な野菜を使用した栄養たっぷりのスープ、サラダ、カレーなどを用意。食事に合わせるナチュールワインは、「エラヴァⅠ」で取り扱っているラインナップより、その日ごとにセレクトして展開していく。また、コーヒーやハーブティー、デザートなど、カフェタイムにぴったりのラインナップも揃えた。なお、落ち着きのある内装には、ジャカード織のパンチカードを一部にあしらっており、窓にはデザイナーの皆川明による絵が描かれている。【詳細】プークー食堂(puukuu 食堂)オープン日:2020年6月17日(水)住所:東京都千代田区東神田1-2-11 202号室TEL:03-6820-8837営業時間:11:00~20:00(L.O.19:30)、ランチタイム11:00~14:00定休日:日曜日(イベント会期中無休)
2020年07月02日イッタラ(Iittala)から、ミナ ペルホネン(minä perhonen)とコラボレーションしたテーブルウェアが登場。2020年7月15日(水)より、イッタラショップ、イッタラ公式オンラインショップ、ミナ ペルホネンの店舗、ライフスタイルストアなどで販売される。皆川明がデザインした“鳥”がモチーフイッタラとミナ ペルホネンによるテーブルウェアの象徴となるのが、ミナ ペルホネンのデザイナー皆川明がデザインした手描きの鳥模様。幸せを感じて飛び回っているようにも見える自由な生き物である鳥は、皆川が好んで起用するモチーフだ。今回のコレクションについて皆川は「鳥の翼は人々にとっての無限の可能性を象徴しています。このコレクションを使うときに、例えば子供が、その鳥を自分自身に置き換えて鳥と同じ気持ちになってくれたら良いなと思っています。その時もしかすると、その子の親は親鳥との関係性を見出すかもしれません。誰もがこのコレクションで自分の鳥を見つけられるといいですね」と語っている。テーブルウェアやガラスのオブジェなど展開されるアイテムは、磁器のマグカップやボウル、プレートをはじめ、ガラスのオブジェ、コットン100%トートバッグ、リネンのポーチ、キーリングなど。イッタラのアイコニックな「ティーマ」シリーズをベースにしたテーブルウェアには、カラフルな鳥たちが描かれている。3色・3シェイプで展開される鳥のオブジェは、フィンランドにあるイッタラのガラス工場で作られたもの。透明感のあるガラスのオブジェは、部屋に軽やかなムードを運んでくれそう。キーリングは、縫製工場から出たはぎれで作られており、一つひとつ模様が異なるユニークな仕上がりとなっている。ミナ ペルホネンと北欧のつながりイッタラの故郷であるフィンランドは、皆川にとっても大切な場所。ミナ ペルホネンのブランド名は“minä”は私、“perhonen”はちょうちょを意味するフィンランド語に由来しており、皆川が19歳で初めてフィンランドを訪れて以来、築き上げてきた北欧文化との深いつながりを象徴している。【詳細】イッタラ X ミナ ペルホネン(Iittala X minä perhonen)発売日:2020年7月15日(水)世界先行発売販売店舗:イッタラショップ、イッタラ公式オンラインショップ、ミナ ペルホネンの店舗、ライフスタイルストアなどアイテム例:・イッタラ X ミナ ペルホネン プレート 21cm バード 2,800円+税・イッタラ X ミナ ペルホネン ボウル 15cm バード 2,800円+税・イッタラ X ミナ ペルホネン マグ 300ml バード 2,800円+税・イッタラ X ミナ ペルホネン ガラス バード 79x132mm レモン 7,500円+税・イッタラ X ミナ ペルホネン キーリング 各2,800円+税
2020年06月27日国立新美術館にて開催予定の『古典×現代2020—時空を超える日本のアート』展。新型コロナウイルスの影響により、現在は休館中だが、先日行われた内覧会から展示の様子をレポートする。江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品が、現代を生きる8人のアーティストの作品と組み合わせて紹介される同展。展示室は8つの部屋にしきられ、それぞれの部屋でペアとなった新旧アーティストの作品が展示される。その興味深い組み合わせは、「仙厓×菅木志雄」「花鳥画×川内倫子」「円空×棚田康司」「刀剣×鴻池朋子」「仏像×田根剛」「北斎×しりあがり寿」「乾山×皆川明」「蕭白×横尾忠則」の8組。現代アーティスト側には、美術家、写真家、彫刻家、建築家、漫画家、デザイナーと錚々たる顔ぶれが並ぶ。最初の部屋に登場するのは、「仙厓×菅木志雄」だ。仙厓義梵(1750〜1837)は、「円」で悟りの境地を示す禅画で知られる江戸時代の禅僧。菅は仙厓の《円相図》に呼応するように、亜鉛板で示した円形に木や石などを配置した過去作を再制作。「人とものの在り方」についての新旧の思想が、最もシンプルな形で立ち現れる。古典×現代2020時空を超える日本のアート( )
2020年04月13日京町家をリノベーションした京都の宿泊施設「京の温所 丸太町」が、京都市中京区の京都市営地下鉄・丸太町駅近くに開業する。なお、2020年4月25日(土)にオープンの予定だったが、「京の温所」全施設が臨時休業中のため延期となった。京町家をベースにした一棟貸しの宿「京の温所」ワコール(WACOAL)が運営する「京の温所」は、京町家をベースに、“住まいとしての心地よさ”を追求した空間デザインを特徴とする一棟貸しの宿泊施設。今回新たにオープンする「京の温所 丸太町」は、ミナペルホネン デザイナーの皆川明が手がけた「京の温所 西陣別邸」や「京の温所釜座二条」などに続く、7軒目の「京の温所」だ。「京の温所 丸太町」は女性のグループ旅行に最適明治時代(推定)に建てられた2階建ての京町家を、現代生活に寄り添った“住まい”としてリノベーションした本施設も、最大4名までが宿泊出来る一棟貸しの宿。地元の食材を旅先で調理出来るアイランドキッチンや、皆でゆったりと寛げるラウンジスペースなどを備えており、まるでこの場所に暮らしているかのような宿泊体験が楽しめる。ヒノキ風呂やTHREEアメニティ、広々洗面そのほか、肌や髪にやさしい人工炭酸泉のヒノキ風呂や軟水シャワー、女性に人気のコスメブランドTHREEの各種アメニティ、4人並んで使える広々としたメイクアップコーナー(洗面)などもポイント。特に女性のグループ旅行に最適な宿となっている。施設情報「京の温所 丸太町」オープン日:2020年5月7日(木) 予定※2020年4月25日(土)に開業予定だったが、「京の温所」全棟臨時休業のため、実質のオープン日が延期。今後、再度変更の恐れあり。予約開始日:3月27日(金)住所:京都府京都市中京区車屋通夷川上る少将井御旅町341-2アクセス:京都市営地下鉄丸太町駅徒歩2分延床面積:94平米間取り:・1階 カフェスペース、アイランドキッチン、和室(掘りごたつ式)、メイクアップコーナー(洗面)、お風呂(人工炭酸泉)、トイレ、庭・2階 ラウンジスペース、ベッドルーム、和室料金:一泊30,000円~(税込、人数と時期により変動)定員:最大4名チェックイン:〜16:00から(ワコール新京都ビルでのフロント受付は10:00~17:00)チェックアウト:〜11:00まで【問い合わせ先】株式会社ワコール お客様センター フリーダイヤルTEL:0120-307-056(平日:9:30~17:00)
2020年04月02日企画展「長沢明展 オワリノナイフーケイ」が、新潟市美術館にて、2020年5月12日(土)から6月7日(日)まで開催される。長沢明・初の大規模個展長沢明は、新潟に生まれ、現在は山形を拠点に国内外で活躍する画家だ。大画面にトラなどのモチーフを描く長沢は、日本画を出発点にしつつもその伝統にとらわれず、素材の物質性に向き合いながら、新たな表現を生みだしている。初の大規模個展となる「長沢明展 オワリノナイフーケイ」では、各時期の代表作に加えて、継続的に描いているドローイングを貼りこんだ巨大な《マントラ》、そして立体やインスタレーションをおり交ぜ、作家の追い求める“風景”を紹介する。スケールの大きな作品の数々とりわけ注目は、スケールの大きな作品の数々。長沢を象徴するトラのモチーフを描いた《マウンテンII》や《Mother》、翼を大きく広げるトリ《ブルーバード》など、3mを超える代表作が並ぶ。また、古本を使用したダイナミックな立体作品や、新作によるインスタレーションも楽しむことができる。初公開のドローイングもさらに、切り絵などの手法によるドローイングを初公開するほか、初期作品の《鳥に舟》や、2019年に刊行された長沢初の絵本『あおいトラ』の原画なども展示。長沢の制作の秘密と、幅広い活動を見て取ることができるだろう。展覧会概要企画展「長沢明展 オワリノナイフーケイ」会期:2020年5月12日(土)〜6月7日(日)※当初は4月25日(土)~開幕予定だったが臨時休館にともない、開幕を延期。※5月10日(日)に開催予定だったワークショップは中止。※新潟市美術館は4月21日(火)~5月10日(日)までの間、臨時休館。※今後の状況により、さらなる変更が生じる可能性あり。決定次第、新潟市美術館公式ホームページ、Facebookなどにて告知。会場:新潟市美術館 企画展示室・常設展示室の一部住所:新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9休館日:月曜日(5月4日(月)は開館)、5月7日(木)開館時間:9:30〜18:00(券売は閉館30分前まで)観覧料:一般 1,000円(800円)、大学・高校生 800円(600円)、中学生以下 無料※( )は20名以上の団体およびリピーター割引料金※障がい者手帳・療育手帳の所有者および一部の介助者は無料【問い合わせ先】新潟市美術館TEL:025-223-1622
2020年03月19日今年は、美術展や写真展へ足を運ぼうと思っています。現在開催中のふたつの素敵な美術展をご紹介します。両者に共通するキーワードは「北欧」。北欧というと、夏が短くて、白夜が続き、女性が働きやすい国、そんなイメージがありました。日本で身近に感じる北欧は、IKEAで、あのカラフルな色彩感も北欧のイメージになってきています。また、北欧のライフスタイルを表す言葉として「ヒュッゲ」という言葉も耳にすることがあります。 「ヒュッゲ(HYGGE)」とは、デンマーク語で「あたたかく、快適で、安全と感じる心地よさの品質」を表し、それは、家族と一緒に家で過ごす時間などからくるもの、ということです。(ケンブリッジ・ディクショナリより)IKEAに行って感じる、心地よさ、とわたしは理解しています。そんなイメージを持っている北欧に関連する美術展、デザイナー皆川明さんの展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明つづく」と明るいイメージとは少し違う暗く落ち着いた色調の絵画の展覧会「ハマスホイとデンマーク絵画」を観賞してきました。 ミナ ペルホネン/皆川明つづく 会場に入ると、まず目にしたのがこちら。クッションの壁。どのテキスタイルも個性的で、プリントされているものから刺繍されているものまで様々なスタイルです。テキスタイルデザイナーとしての皆川明さんの魅力を強く感じました。そして、洋服の展示へ続きます。とても可愛くて、どのスタイルも「ちょっと懐かしい」という印象をうけます。同じデザインでも、生地が変わると雰囲気もガラッと変わるので、似合うスタイルに出会ったら、テキスタイルを変えれて何着かもっていると、いろいろな自分の着こなしができそう。この展覧会の「つながる、連なる、循環する」というコンセプトが表現されていると思いました。 特に気に入ったのは、こちら。毛糸がもこもこしていて、フェイクファーのような華やかな印象があるものの、抑えた色味でシックな雰囲気もあり。そして、何色とでも合う、という多様性も魅力的です。このコートは、欲しいなぁ、と一目惚れしました。 他にも、生地の上に型紙を合わせた展示もありました。無駄なく綺麗に1着の洋服をつくる過程をこのように見るのは、はじめてでした。無駄なく、というのも、サステナブルな取り組みのひとつ。出来あがったモノ、の展示だけではなく、皆川明さんの作品の要素を分解して見ることができて、とても充実感のある展覧会でした。 展覧会は、2月16日で終わってしまいましたが、今年は洋服をはじめ、身の回りに置くモノについて、アイデアをもらうことができた素晴らしい展覧会でした。 ミナ ペルホネン/皆川明つづくminä perhonen /minagawa akira TSUZUKUハマスホイとデンマーク絵画春のような暖かい日、ぷらっと上野まで、「ハマスホイとデンマーク絵画」を観賞に行きました。きっかけは、急遽時間ができたこと、ちょっと静かな気分になりたいからと、美術展をブラウジングしていたら、「日本ではじめての本格的な紹介」というデンマーク絵画に興味を持ったからです。デンマークといえば、アンデルセン、ロイヤルコペンハーゲン、LEGOとカラフルだったり明るいイメージを持っていたのですが、美術展の案内を見ると、なかなか暗い。。。落ち着いた、というより、寒そうなイメージの絵画が多く、風景や部屋の絵画が多く、反対に、そこに「なぜ、デンマーク絵画といわれるほど人気があるのだろう?」という確かめたい気持ちが沸いたからです。 展覧会は、4つのパートから構成されています。第1章は「日常礼賛−デンマーク絵画の黄金期」、第2章「スケーイン派と北欧の光」、第3章「19世紀末のデンマーク絵画−国際化と室内画の隆盛」、第4章「ヴィルヘルム・ハマスホイ−首都の静寂のなかで」です。第1章では、日常の風景やポートレートで、デンマークの穏やかな日常生活を紹介しています。人々が毎日を感謝して、大切に生きているという、静かに表現されていて、見ているわたしも穏やかな気持ちになりました。 第2章は、スケーイン派。スケーインとは、ユトランド半島の端にあるバルト海と北海に囲まれた漁師町で、そこを訪れた画家たちをスケーイン派と呼ぶようになりました。ここに展示されている絵画は、第1章とは打って変わって、ビビッドで力強く、自然を相手に生活をする厳しさが描かれているものも多くありました。特に、ミケール・アンガの「ボートを漕ぎ出す漁師たち」(1881年)という作品は、海難救助に向かう漁師たちの緊張感、使命感、切迫感が現れていて、自然を受け入れるという姿を感じました。第3章は、室内の様子が描かれている絵画の展示です。家族団欒や室内に人がいる情景が暖かく描かれていました。そして、第4章は、ハマスホイの作品です。室内を描いた作品は、光と影の描写がとても美しく、「時間が堆積した美しい室内」と説明にあったとおり、歴史のある建物の室内を美しい空間として描かれていました。 美術展の楽しみのひとつは、気に入った絵画のポストカードを買うことにもあります。今回、ハマスホイの作品の「農場の家屋、レスネス」(1900年)は特に気に入って、Tシャツも購入してしまいました。 《農場の家屋、レスネス》1900年 そして、一点、とても目をひいたピンクの部屋。《室内、ラーベクス・アリ》1893年 こちらの展覧会は3月26日まで開催しているので、ゆっくり時間の取れるときに、お花見がてら、観賞にお出かけするのが、これからの季節のおすすめです。 ハマスホイとデンマーク絵画
2020年02月22日紬織(つむぎおり)の人間国宝・志村ふくみの孫である志村昌司を中心とした京都の染織ブランド・アトリエシムラ(atelier shimura)とミナ ペルホネン(minä perhonen)がコラボレーションした帯「第3回 シムラの着物ミナの帯」が登場。アトリエシムラ直営店やオンラインストアにて発売される。アトリエシムラ×ミナ ペルホネンの名古屋帯3種2015年に出会って以降、「本当に大切にできるもの」を目指したものづくりにおいてタッグを組んできたアトリエシムラとミナ ペルホネンによる第3弾のコラボレーション帯「第3回 シムラの着物ミナの帯」が登場。コラボレーションならではの独創的な柄を楽しみつつ、日常的に楽しめる名古屋帯3種を揃える。風の種 カゼノタネ「風の種 カゼノタネ」は、ミナ ペルホネンのデザイナー、皆川明が描いたオリジナル図案を採用した帯。濃紺の地に藍と夜叉五倍子(やしゃぶし)で染めた茶色を織り込んだ、差し色が映える仕上がりが特徴だ。着物との取り合わせは、あえて同系色でまとめるとこなれた印象で着こなすことができる。雪の芽 ユキノメ「雪の芽 ユキノメ」も、「風の種 カゼノタネ」と同じくオリジナル柄を採用。白地に樫や桜などで染めた淡いグレーの色糸を織り込み、抹茶や橙の刺繍を施した華やかなデザインが魅力だ。温かみのある色彩と愛らしい絵柄は、幅広い着物に合わせて楽しめる。フォレストドットきりっとした印象の「フォレストドット」も登場。クリーム地に桜や梅で染めたピンク、ベージュの糸を織り込み、グレーの糸で刺繍を施した。モダンにも、伝統的な有職文様のようにも見える柄が、多彩な着物の魅力を引き立ててくれそうだ。【詳細】アトリエシムラ×ミナ ペルホネン「第3回 シムラの着物ミナの帯」販売店舗:アトリエシムラ京都本店(京都府京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2 壽ビルディング2F)、東京・成城店(東京都世田谷区成城2-20-7)、アトリエシムラ オンラインストア・「風の種 カゼノタネ」名古屋仕立て 130,000円+税、開き名古屋仕立て 145,000円+税・「雪の芽 ユキノメ」名古屋仕立て 130,000円+税、開き名古屋仕立て 145,000円+税・「フォレストドット」名古屋仕立て 130,000円+税、開き名古屋仕立て 145,000円+税【問い合わせ先】アトリエシムラ Shop & Gallery 京都本店TEL:075-585-5953(水曜・木曜定休、11:00~18:00)
2020年01月11日ついにスタートした2020年。今年のアート始めはどの展覧会にする?首都圏を中心に、年始からオープンしている美術館をピックアップしてご紹介します!まず、会期中無休で元日からオープンしているのが、六本木ヒルズ内にある森美術館。開催中の『未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命——人は明日どう生きるのか』では、テクノロジーの発達が私たちの生活におよぼす影響を、アート、デザイン、都市や建築などを通して考察するもの。新年にふさわしく、夢のある近未来像を見ることができる。また、上野エリアでは、1月2日(木)より東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、上野の森美術館が開館する。東京国立博物館では、恒例の正月企画『博物館に初もうで』を開催。2020年の干支である「子(ねずみ)」をテーマにした作品の特集や、トーハク所蔵の国宝《松林図屏風》(長谷川等伯筆)、国宝《古今和歌集(元永本)下帖》など名品の数々が展示される他、いけばなや和太鼓、獅子舞など伝統芸能のイベントも開催。華やかなお正月の雰囲気が楽しめそうだ。東京国立博物館『博物館に初もうで』 《鼠、猫と遊ぶ娘と子供》 鈴木春信筆 江戸時代・18世紀 東京国立博物館蔵東京国立博物館『博物館に初もうで』 国宝《松林図屛風》長谷川等伯筆 安土桃山時代・16 世紀 東京国立博物館蔵国立西洋美術館では、欧州随一の名門家の華麗なコレクションの歴史をたどる『ハプスブルク展600年にわたる帝国コレクションの歴史』が開催中。ベラスケス《青いドレスの王女マルガリータ・テレサ》をはじめ、各時代の絵画を中心に版画、工芸品、タペストリー、武具など約100点が紹介される。国立西洋美術館『ハプスブルク展600年にわたる帝国コレクションの歴史』 ディエゴ・ベラスケス《青いドレスの王女マルガリータ・テレサ(1651-1673)》 1659年ウィーン美術史美術館、絵画館蔵国立科学博物館で開催されているのは、大人も子どもも楽しめる『特別展ミイラ〜「永遠の命」を求めて』。世界各地から集結した43体のミイラの中には衝撃的な姿のものも。最新の調査や研究結果をもとに、謎に包まれたミイラの実像に触れることができる。国立科学博物館『特別展ミイラ〜「永遠の命」を求めて』 《チョンチョーロ文化のミイラ》紀元前3200年頃オリジナルはバルパライソ自然史博物館所蔵上野の森美術館では1月13日(月)まで『ゴッホ展』が開催中だ。ゴッホの作風に大きな影響を与えた「ハーグ派」「印象派」とゴッホとの出会いに注目した展覧会で、《糸杉》をはじめとする約40点のゴッホの作品に加え、マウフェやセザンヌ、モネなどハーグ派と印象派を代表する巨匠たちの作品も紹介されている。上野の森美術館『ゴッホ展』 フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉》1889年メトロポリタン美術館蔵上野以外のエリアでも、1月2日(木)から美術館は続々とオープン。丸の内にある三菱一号館美術館では、開催中の『印象派からその先へ世界に誇る吉野石膏コレクション展』にて、ルノワール、モネ、ピカソ、シャガールら名品が堪能できる。三菱一号館美術館『印象派からその先へ世界に誇る吉野石膏コレクション展』ピエール=オーギュスト・ルノワール《シュザンヌ・アダン嬢の肖像》1887年吉野石膏コレクション両国にある江戸東京博物館も1月2日(木)より開館。開催中の『大浮世展—歌麿、写楽、北斎、広重、国芳夢の競演』展では、江戸時代の人気浮世絵師5人の代表作を一堂に観覧することができる。江戸東京博物館『大浮世展—歌麿、写楽、北斎、広重、国芳夢の競演』現代アートに触れたいなら、東京都現代美術館へ。こちらも1月2日(木)より開館しており、ファッションデザイナー皆川明によるブランドを掘り下げる『ミナ ペルホネン/皆川明つづく』、日本を代表するメディアアーティストグループ、ダムタイプによる大規模個展『ダムタイプ|アクション+リフレクション』、東京都現代美術館ならではの視点で日本の若手作家を紹介する『MOTマニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影』と、3つの企画展を見ることができる。東京都現代美術館『ミナ ペルホネン/皆川明つづく』そのほか、1月2日(木)から開館している都内の美術館には、マティス、クレー、デュシャンなど「窓」をモチーフにした作品が集まる『窓展:窓をめぐるアートと建築の旅』が開催中の東京国立近代美術館(竹橋)、日本の女性写真家の草分けを紹介する『山沢栄子私の時代』などが開催中の東京都写真美術館(恵比寿)などがある。また、時間に余裕があるなら、足を伸ばして箱根の美術館を訪ねてみるのもおすすめだ。年中無休で開館している箱根彫刻の森美術館では、1月5日(日)まで『箱根ナイトミュージアム』を開催。毎日16時45分から18時まで、光のアーティスト高橋匡太により、野外彫刻がドラマティックに浮かび上がる中を、周囲のライトアップに呼応して色が変化する提灯を持ちながら鑑賞することができる。『箱根彫刻の森美術館箱根ナイトミュージアム』 ガブリエル・ロアール《幸せをよぶシンフォニー彫刻》箱根エリアでは他にも、ポーラ美術館が年中無休で開館。企画展『シュルレアリスムと絵画―ダリ、エルンストと日本の「シュール」』、現代美術ギャラリーでは『佐藤翠「Diaphanous petals」展』を見ることができる。また、箱根ラリック美術館も同じく無休で、『アール・ヌーヴォーの花園 —ミュシャとラリック花々と植物のかたち—』が開催中。1月2日(木)より開館する岡田美術館では、『DOKI土器!土偶に青銅器展—はにわもいっしょに古代のパレード—』が開催されている。ここで紹介した以外にも、首都圏では多くの美術館がお正月からオープンしているので、ぴあアプリを参考に、2020年のアート詣でに出かけてみてはいかがだろうか。
2020年01月02日年末年始のご予定はお決まりですか? 今年は最大9連休となる年末年始。お家でのんびりもいいけど、せっかくだからどこかにお出かけしたい!そんな方へ、都内近郊で開催中の注目の展覧会情報をまとめてご紹介します。なかには2020年1月1日からオープンしているところも。アートに触れる冬休みを過ごしてみては? ミナ ペルホネンと皆川明にクローズアップ東京都現代美術館「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」ファッション・テキスタイルブランドのミナ ペルホネン(minä perhonen)と、デザイナーの皆川明にクローズアップした展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」。作り手と使い手の双方に価値を生み出すデザインを基本とする皆川とミナ ペルホネンの思想や活動を紐解きながら紹介する。日常生活やその先にある社会の仕組みについて、新たな視点と示唆をもたらしてくれるはず。詳しくはこちら。開催日:11月16日〜2020年2月16日年末年始休館日:12月28日~2020年1月1日、1月14日開催場所:東京都現代美術館 企画展示室 3F益子焼を通して手仕事や伝統の未来を考える無印良品銀座「考える。益子の新しい伝統に向けて」©ATELIER MUJI GINZA 2019益子焼をはじめ、町に根付いた様々な手仕事を、デザインの視点から解釈しなおして新たな益子ブランドとして創出していく試みを行う制作グループ・MASHIKO Productとの協働で開催する本展。約150点以上の試作やツール、さらにエンツォ・マーリが1970年代に手がけた器のシリーズ「SAMOS」2点が一堂に会す。詳しくはこちら。開催日:11月29日〜2020年3月8日年末年始休館日:2020年1月1日開催場所:無印良品銀座 ATELIER MUJI GINZA Gallery1デザイナー達のめったに見られない原画を公開21_21 DESIGN SIGHT「マル秘展」東京・六本木にある21_21 DESIGN SIGHTで開催されるこの展覧会では、隈研吾や佐藤卓らが、デザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型の数々を公開。そんな「秘められた部分」にこそ、デザインの大切なエッセンスが刻まれている。それらを間近で目にすることは、特にデジタル化したものづくりを前提とする世代にとって、刺激と示唆にあふれた体験になる。詳しくはこちら。開催日:11月22日〜2020年3月8日年末年始休館日:12月26日〜2020年1月3日開催場所:六本木 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2DNAから再現する“ゴッホの左耳”森美術館でアート・建築・バイオの「未来と芸術展」Photo by Shinichi Higuchi © FASHION HEADLINE森美術館が企画してきた、現代美術と歴史的・科学的資料を組み合わせたジャンル横断型テーマ展の第3弾。AI、バイオ技術、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築などを通じて近未来の都市、環境問題からライフスタイル、社会や人間の在り方などを考察する。ゴッホの父系と母系の末えいから細胞のDNAを提供してもらい、ゴッホが生前に切り落とした耳を再現した作品なども並ぶ。詳しくはこちら。開催日:11月19日〜2020年3月29日(会期中無休)開催場所:森美術館注目の韓国現代アーティスト表参道 ジャイル「チェ・ジョンファ個展」チェ・ジョンファは、ヴィジュアルアート、グラフィックデザインなど多様な分野で作品を生み出すアーティスト兼デザイナー。過去にはソウルのオリンピックスタジアムを、200万個ものゴミくずからできた花冠で飾り、建物の表面をきらめく宝石のように変換させた。1990年代のコリアン・コンテンポラリーアートにおける象徴的アイコンであり、2000年代からその先でも、最も影響力を持つであろうアーティストの個展をお見逃しなく。詳しくはこちら。開催日:2019年11月15日〜2020年2月24日年末年始休館日:12月31日、2020年1月1日 ※1月2日は13:00から開催場所:表参道 GYRE GALLERYシルバニア村を再現したジオラマや限定グッズが登場小田急百貨店新宿店「シルバニアファミリー展」9つの動物のファミリーと1つのお家、11種類の家具からスタートした「シルバニアファミリー」。本展では、1985年の誕生当時からの人形やお家、家具など1,000点以上を一堂に展示する他、シルバニア村を再現した2.7m×2.7mの大型ジオラマが登場。会場でしか手に入らない限定品など、約700点のグッズも販売する。詳しくはこちら。開催日:12月26日〜2020年1月6日年末年始休館日:2020年1月1日開催場所:小田急百貨店新宿店本館11階 催物場アートなイルミネーションが今年も開催彫刻の森美術館「箱根ナイトミュージアム」髙橋匡太 《Glow with Night Garden Project in Hakone》 ガブリエル・ロアール《幸せをよぶシンフォニー彫刻》 / Photo: Mito Murakami屋外展示場と野外彫刻を活かした髙橋匡太によるライトアップ「箱根ナイトミュージアム」は3年目の開催。無料で貸し出される提灯が、彫刻や風景のライトアップの色に呼応して光が変わり、提灯を持った参加者の動き自体が夜景を作りあげる幻想的な空間が広がる。エリアも拡大し、すでに体験した方も新しい発見があるはず。詳しくはこちら。開催日:11月29日〜2020年1月5日開催場所:箱根 彫刻の森美術館 円形広場、本館エリア屋外展示場、緑陰広場
2019年12月28日カルフ(KARHU)から、皆川明が手がけるミナ ペルホネン(minä perhonen)の生誕25周年を記念したコラボレーションスニーカーが登場。2019年12月14日(土)より、ミナ ペルホネンの一部直営店や公式オンラインストアなどで発売される。フィンランドに由縁あるカルフとミナ ペルホネンがコラボフィンランドの自然や100年続く歴史を背景にしたスポーツブランドのカルフと、デザイナー・皆川 明が北欧への旅を重ねる中で、そのライフスタイルやカルチャーに共鳴したことで設立されたミナ ペルホネン。スニーカー「アルバトロス」をミナのテキスタイルでそんな両者に共通する美学が共鳴するように実現した今回のコラボレーションでは、カルフのブランドアイコンシューズである「アルバトロス(ALBATROSS)」をベースに、皆川の美しい自然への詩情から描かれた、ミナ ペルホネンを代表する2種類のテキスタイルが使用されている。ジェリービーンズ&ランドパズルの2モデル1つは、水彩で描いた柔らかな色の雫が連なる「ジェリービーンズ(jellybeans)」。そしてもう1つは、空から見下ろした大地の景色のような「ランドパズル(land puzzle)」。前者はある季節の情景を思わせる淡いパステルカラーで柔らかな、後者はそれとは対象的に歴史ある大地を感じさせる力強い印象の1足に仕上がっている。価格は16,800円+税で、サイズはいずれのモデルもユニセックスでの展開となっている。商品情報「KARHU × minä perhonen ALBATROSS 82」発売日:2019年12月14日(土)価格:16,800円+税サイズ:・ジェリービーンズ(jellybeans) US4・5・5.5・6・6.5・7・7.5・8・9・10・11(22cm〜29.5cm)・ランドパズル(land puzzle) US4・5・5.5・6・6.5・7・7.5・8・9・10(22cm〜28.5cm)取扱店舗:ミナ ペルホネン代官山店・京都店・金沢店・松本店・koti・call・公式オンラインストア、THE NATURAL SHOE STORE全店
2019年12月16日展覧会「古典×現代2020ー時空を超える日本のアート」が、東京・六本木の国立新美術館にて2020年6月24日(水)から8月24日(月)まで開催される。古典×現代作品で迫る日本美術の“豊かさ”「古典×現代2020ー時空を超える日本のアート」は、日本の古い時代の美術と現代美術を合わせて紹介することで、日本美術の豊かさと魅力を新しい視点から探る展覧会だ。古典と現代の作品計8組会場では、葛飾北斎や尾形乾山、伊藤若冲といった江戸時代以前の巨匠による作品を、しりあがり寿、皆川明、河内倫子といった現代日本を代表するクリエイターの作品と組み合わせた8組を展示。中には、横尾忠則や菅木志雄らの作品も登場する。世界観や主題、造形、制作方法など、時代を超えた共通点を探る。光をあてるのは“古き”と“新しき”の共通点だけではない。北斎を代表する〈冨嶽三十六景〉をもとに、ユーモアや社会批評的な視点を加えて再解釈したしりあがり寿の〈ちょっとおかしなほぼ三十六景〉など、インスピレーションやパロディを通して、過去の美術に現代的な息吹を注ぐ作家たちの姿にも焦点を当てる。デザインや陶芸など幅広く紹介また本展では、狭い意味での美術に限らず、多彩な分野に目を向け、日本の創造性の豊かさを横断的に紹介。近世以前からは、仙厓義梵の墨絵《円相図》や若冲の鮮やかな花鳥画《紫陽花白鶏図》といった絵画だけでなく、尾形乾山の装飾的な陶芸や、江戸時代の僧・円空が手掛けた木彫りの仏像などを展示する。一方現代のクリエイターは、ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー・皆川明や、日本の新国立競技場コンペで出した“古墳スタジアム案”などで知られる建築家・田根剛をはじめ、美術だけでなく建築やデザインの領域からも選出されている。新作やインスタレーションもそうした現代のクリエイターが生み出す、新作や新しいインスタレーションにも注目。破天荒で大胆な作風で知られる江戸時代の絵師・曾我蕭白に着想を得た新作を出品する横尾忠則をはじめ、古典作品に多彩なかたちで応答する現代作家の世界に触れることができる。展覧会概要展覧会「古典×現代2020ー時空を超える日本のアート」会期:2020年6月24日(水)〜8月24日(月)※当初3月11日(水)〜6月1日(月)の開催を予定していたが変更会場:国立新美術館 企画展示室2E住所:東京都港区六本木7-22-2休館日:毎週火曜日開館時間:10:00〜18:00※入場は閉館の30分前まで観覧料:一般 1,700円(1,500円)、大学生 1,100円(900円)、高校生 700円(500円)、中学生以下 無料※( )内はおよび20名以上の団体券※障害者手帳を持参の方(付添1名を含む)は入場無料※都合により掲載作品が出品できない場合あり※会期中、一部作品の展示替えあり※最新情報は公式サイトを確認【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年12月16日新スヌーピーミュージアムが南町田にオープン、エルメスによるプレイグラウンドが銀座ソニーパークに出現、文具ファンを賑わすイベント「文具女子博」開催etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け! NEW OPEN◆新スヌーピーミュージアムのチケット受付がスタート! 展示やグッズ、カフェの詳細も明らかに(12/14 オープン)スヌーピーミュージアムが、六本木から南町田に場所を移し新オープン。館内は旧ミュージアムの約2倍の規模となり、館外では多彩なアクティビティを提供。“世界でここにしかない”グッズが溢れる「ブラウンズストア(BROWN’S STORE)」には、豊富な種類のオリジナル商品を取り揃える。>>詳しくはこちらFASHION◆ジュエリーブランド、ALIITAのクリスマスポップアップが銀座で開催(〜12/17)銀座三越で開催されているミラノ発のジュエリーブランド、アリータ(ALIITA)のクリスマスポップアップでは、2020年春夏新作コレクションより、カメラやカニ、ダイバーなど、ユーモアに溢れるモチーフの洗練されたジュエリーが並ぶ。>>詳しくはこちらEVENT◆エルメスのデジタルクリスマスカードが贈れる「エルメスの夢見る花火」、銀座に“花火”も舞い降りる(12/14〜25)銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)に、エルメスによるプレイグラウンドがオープン。インタラクティブな花火体験や、オリジナルの花火が投影されるプロジェクションマッピングなど、大人も子どもも楽しめる内容となっている。>>詳しくはこちら◆シャネルのクリスマススノードームが渋谷駅東口地下広場に出現!! (〜12/25)渋谷スクランブルスクエア東棟地下1階に隣接する、渋谷駅東口地下広場に、シャネル(CHANEL)のファンタジックな白銀の世界へと誘うスノードームがドームが出現中。>>詳しくはこちら◆「文具女子博」、今年は4日間開催! レトロな“文具浪漫”がテーマ(〜12/15)2017年12月に初開催され、毎年文具ファンたちを賑わす恒例イベントとなりつつある「文具女子博」。今年は、“文具浪漫”をテーマに、懐かしさの中にも新しさを感じさせるレトロモダンな世界観のもと、老舗メーカーや新進気鋭のメーカーなどの文具が並ぶ。>>詳しくはこちらART◆ミナ ペルホネンの企画展が渋谷パルコのほぼ日曜日で開催、皆川明の原画や歴代ほぼ日手帳が並ぶ(〜12/29)渋谷パルコのギャラリースペース・ほぼ日曜日にて、東京都現代美術館で開催中の「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展の記念企画を開催。東京都現代美術館での“つづく”からあふれ出た図案の原画やテキスタイル、皆川のスケッチや創作ノートなどを展示する。>>詳しくはこちら
2019年12月13日渋谷パルコの8階にオープンしたギャラリースペース・ほぼ日曜日では、東京都現代美術館で開催中の「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展の記念企画「つづくのつづき」を、12月11日から29日まで開催する。ファッションブランドとしてはもちろん、インテリアや雑貨なども人気のミナ ペルホネン(minä perhonen)。ほぼ日手帳とのコラボレーションも2011年版からはじまり、今年で10年目となる。そんなミナ ペルホネンとデザイナー・皆川明の集大成ともいえる展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が、東京都現代美術館で2020年2月16日まで開催中。この展覧会を記念した「つづくのつづき」は、東京都現代美術館での“つづく”の、小さな“つづき”のような、“つづく”からあふれ出た図案の原画やテキスタイル、皆川のスケッチや創作ノートなどがならぶ特別な展示イベントとなる。「home circle」の図案の原画とテキスタイル会場では皆川が描いた図案の原画と、ミナ ペルホネンのテキスタイルを同時に展示。皆川が絵を描くときは写真などは見ずに、頭のなかにあるイメージをそのまま取り出すようにして描くそう。そうして描かれた図案の原画と、そこから生まれたミナ ペルホネンのテキスタイル。両方をじっくりと見比べると、魅力的な絵のタッチもさることながら、擦れや濃淡などをテキスタイルで表現する職人たちの知恵と技術にもおどろかされるだろう。ほぼ日手帳2020 piece,(original mix)生地の小さなカケラ、「piece,(ピース,)」にフォーカスした展示も実施。一つひとつに異なるストーリーがあり、さまざまな表情を持つミナペルホネンのテキスタイル。その小さなカケラたちをつなげてつくったものが、ミナ ペルホネンの「piece,」。この「piece,」でつくるほぼ日手帳のカバーは毎年大人気の柄の一つ。小さな余り布がもつ可能性や、組み合わせによるおもしろさなど、「piece,」がもつ無限の魅力を感じることができる。ほぼ日手帳2011(2種類)これまでほぼ日で販売されたミナ ペルホネンのほぼ日手帳カバーを公開するコーナーも登場。ミナ ペルホネンの手帳カバーは、2011年版からはじまり、これまでに制作した数は約60種以上。今回の記念イベントにあわせて、現在発売中のカバーから、すでにデッドストックとなっているものまで、ほぼ日が保管しているカバーが会場に並ぶ。少量ではあるが、交換用として保管されていた一部のカバーについては会場でも販売。数に限りがあるため、どの柄が店頭に並んでいるかチェックしてみて。展覧会特別アイテム ほぼ日手帳の数量限定カバー※受注販売この他、皆川がほぼ日の企画で特別に描き下ろした絵の原画を始め、ミナ ペルホネンのアイテムを愛用する人々のエピソードなど、盛りだくさんの内容。さらに会場では、東京都現代美術館で販売中の「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展覧会特別アイテムの一部も販売。展覧会特別アイテムの一つとして、ほぼ日手帳の数量限定カバーを東京都現代美術館とほぼ日曜日の両会場で、受注販売する。「つづく」のロゴをプリントした生地に、ミナ ペルホネンの代表的なテキスタイルの一つである「タンバリン」の刺繍が施されている。会場での受注は、12月11日から開始、引き渡しは2020年2月上旬を予定。数量に達し次第、販売終了となる。【展覧会情報】「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」記念企画「つづくのつづき」会期:12月11日~12月29日会場:渋谷PARCO8F「ほぼ日曜日」住所:東京都渋谷区宇田川町15-1時間:10:00~21:00 ※12月12日、23日はトークイベント準備のため17:00まで(最終入場16:30)料金:税込500円、小学生以下無料 ※来場者に、ほぼ日のお店「TOBICHI東京・京都」、「ほぼ日カルチャん」、「ほぼ日曜日」で使うことができる商品券「200nuts(200円分)」を配布。
2019年12月09日ミナ ペルホネン(minä perhonen)とそのデザイナー・皆川明による企画展「つづくのつづき」が、2019年12月11日(水)から2019年12月29日(日)まで、東京・渋谷パルコの「ほぼ日曜日」にて開催される。「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」から派生した企画展本企画展は、東京都現代美術館で行われている展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」から派生したもの。会場の「ほぼ日曜日」を運営する「ほぼ日」とミナ ペルホネンの10年に渡るコラボレーションを記念して、同展から“あふれ出た”図案の原画やテキスタイル、皆川によるスケッチや創作ノートなどを、テーマや作品ごとににわけて紹介する。原画とテキスタイルを合わせて展示例えば、皆川による図案の原画は、ミナ ペルホネンのテキスタイルと合わせて展示。絵を描く際に写真などは見ず、頭の中にあるイメージをそのまま取り出すようにするという皆川の創作活動はまさに“創造”と言えるものだが、実際に出来上がったテキスタイルと見比べれば、両者の魅力はさらに輝く。皆川の頭の中から取り出された魅力的な絵を、擦れや濃淡などを駆使してテキスタイルで表現する職人たち。是非実際に作品を見比べて、その高度な創造性、知恵、技術を自身の目で確かめてみてほしい。歴代ほぼ日手帳カバーが“ほぼ”勢揃いまた、これまでに「ほぼ日」から発売されたミナ ペルホネンの「ほぼ日手帳カバー」を公開。両者によるコラボレーションは2011年版からスタート、これまでに制作された数は約60種以上にのぼるが、今回は現在進行形で発売中のカバーから、既にデッドストックとなっている貴重なものまで、「ほぼ日」が保管しているカバーを一挙に展示する。少量ではあるものの、交換用として保管されていた一部のカバーについては会場でも販売予定だ。展覧会グッズも一部販売そのほか、会場では東京都現代美術館で購入出来る「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展覧会特別アイテムの一部を販売。「つづく」のロゴをプリントした生地に、ミナ ペルホネンの代表的なテキスタイルの一つである「タンバリン」の刺繍を施した「ほぼ日手帳」の数量限定カバーも、「ほぼ日曜日」で注文可能となる。開催概要「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」記念企画「つづくのつづき」日時:2019年12月11日(水)〜2019年12月29日(日)10:00~21:00※12月12日(木)、23日(月)はトークイベント準備のため17:00CLOSE(最終入場16:30)会場:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO8F「ほぼ日曜日」入場料:一般 500円(税込)/小学生以下 無料主催:株式会社ほぼ日※来場者には、ほぼ日の店舗「TOBICHI東京・京都」「ほぼ日カルチャん」「ほぼ日曜日」で使用可能な商品券「200nuts(200円分)」をプレゼント。
2019年12月09日松尾スズキさん作・演出の舞台『キレイ―神様と待ち合わせした女―』に出演する皆川猿時さんに、作品のみどころを伺いました!松尾スズキさん初のミュージカルにして、傑作との呼び声も高い舞台『キレイ』が4度目の上演を迎える。「ミュージカルですから、歌と踊りが盛りだくさん。しかも、松尾さん独特の笑いもあって贅沢です。戦争に翻弄される人々を描いたシリアスな話ではありますが、主人公のケガレが挫けずに自分の力で再生していこうとする姿は、とっても切ないけど勇気づけられます。普遍的な作品だと思います」そう話すのは、初演から全作に出演している皆川猿時さん。前回から引き続き演じるのはカネコキネコ役。息子たちとともに、大豆で作られた兵士・ダイズ兵の死体を回収し生計を立てるカネコ組を率いる女性だ。「子供や仲間たちへの愛情や生きていくことへの気持ちは強いけれど、あまり悩まずに進んでいけちゃう人だろうと思うんです。深く考えないところは共通していますが、キネコさんが持っている心に深く熱いものは僕にはないんですよね(笑)」しかし、前回は幕が開く直前までこのキネコ役に苦しんだようで…。「宮藤(官九郎)さんの作品やコントでも女性役はやってますし、グループ魂のライブで女子高生の格好で出たり、わりと馴染みはあったんですけど、一本通して女の人っていうのは初めてだったんです。ずっとふざけていられたらいいんですけど、そうもいかないし(笑)。ちゃんとやるのがものすごく恥ずかしくて…。吹っ切れたのは、ある舞台で水川あさみさんのハジけた演技を観た時に、“これじゃん!面白くやればいいんだ”って気づきまして。助けられましたぁ。その後、宮藤さんの映画で女子高生役をやりましたが、たぶんこの作品をやってなかったらできなかったんじゃないかな」皆川さんといえば、一風変わったユニークな役を演じることが多いけれど、一昨年の舞台『流山ブルーバード』では、地方都市に暮らす冴えない中年男を、笑いを封印した芝居で好演した。「赤堀雅秋さんの演出も刺激的でしたし、とにかく評判がよかったんです(笑)。でも僕、大声出してふざけるのも大好きなんですよ。今回の稽古が始まる前に松尾さんからメールで“前回のあなた、全部のセリフ叫んでるな。そこ気をつけてな”といきなり注意されたんですが、すり抜けながら騒ぎたいです(笑)」『キレイ―神様と待ち合わせした女―』民族紛争が続く“日本”。民族解放軍を名乗る連中に10年間監禁されていた少女・ケガレ(生田)が外の世界に脱出し、さまざまな人と出会い…。12月4日(水)~29日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出/松尾スズキ出演/生田絵梨花、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、皆川猿時、橋本じゅん、阿部サダヲ、麻生久美子ほかS席1万2000円A席9000円コクーンシート5500円(すべて税込み)Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~19:00)福岡、大阪公演あり。みながわ・さるとき1971年2月1日生まれ。福島県出身。大人計画のメンバーで、グループ魂では港カヲル名義で活躍。現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん』などに出演。※『anan』2019年12月11日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年12月08日ミナ ペルホネン(minä perhonen)の国内初となるファッションショーが、2019年11月25日(月)に東京都現代美術館にて開催。1995年のブランドデビューから、2020年春夏の新作までを組み合わせた大規模なコレクション「ミナ ペルホネン 1995-2020 → SS/AW COLLECTION "TIME・ME・IT"」が発表された。スタイリングは大森伃佑子、ヘアメイクはESPERが担当。25年間の軌跡を辿る会場に選ばれたのは、ミナ ペルホネンの25年間の軌跡を辿る展示会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」の開催地・東京都現代美術館のエントランスホール。普段は人々が行き交うその広々とした空間も、今宵は超ロングランウェイへと変身した。会場に鳴り響くのは、無機質なノイズと、それに相反する生演奏の美しいチェロ。全てがアート空間のようなその特別なランウェイで、ショーが始まりを告げた。時間の概念を忘れさせる、25年間のピース「せめて100年つづけたい」。そんな想いから、デザイナーの皆川明が始めたミナ ペルホネン。流行の入れ代わりが激しいアパレル業界の中で、彼の洋服作りに対する一貫した熱い想いと丁寧な姿勢は、25年たった今でも決して色褪せることはない。だからこそ、ランウェイに現れた25年分の“作品”を纏ったモデルたちは、全員“素敵だ”と思わせてくれる洋服を纏っている。デビュー当時のものから、最新のものまでがランダムにミックスされているにも関わらず、1つのスタイリングで均衡のとれたハーモニーを奏でているのだ。そこにはまるで“時間の概念”なんて存在しないかのように。ブランド人気のオリジナルテキスタイル一貫して着心地の良さそうな、ゆったりとしたジャケットやドレスに広がるのは、小さな粒を並べて円を描いたアイコニックな「tambourine」や、炎を灯した「candle」、草木のモチーフといった、ブランドで過去に登場したオリジナルテキスタイル。遊び心を閉じ込めたユニークな絵柄は、いずれもバランスのとれた色彩と構図で、不思議と纏う者の魅力を引き出してくれるのが面白い。ひと際目を惹いたのは、2015年秋冬コレクションで展開された、“ポトフ”と呼ばれるジャケット。ポトフに入る沢山の野菜のように、オレンジやグリーン、イエローなど多彩なカラーをバランスよく組み合わせた一着は、様々な要素を持ちながらも、調和のとれた25年間のブランドのコレクションを体現しているかのようにも見える。2020年春夏の新作そんなアーカイブの間から姿をみせたのは、2020年春夏の新作コレクション。ジグザク模様の新作「knoll」のジャケットには、2019年春夏の蝶柄の「memoria」のブラウス、19年秋冬の波打つような柄「sulka」のスカートをミックス。全身をネイビーで纏めている分、足元にはビタミンカラーのイエローを差し込んで、爽やかな春の空気を助長している。カラーでまとめてショーの終盤に近付くと、“カラー”ごとにまとめたルックがランウェイに現れる。おそらくはそれぞれのカラーイメージを演出に加えているのが特徴で、少女のようなピュアさを持つサーモンピンクのドレスを纏ったルックは、突然小走りで会場を駆け抜ける。一方淡く大人びたピンクのドレスルックは、何か物思いにふける女性のように、ゆらりゆらりと特徴的な歩き方をしてみせた。そして自然のエレメントを彷彿させるカラールックも登場。森のグリーン、海を象徴するブルー、大地を感じさせるブラウン。いずれの洋服も、モデルたちの魅力を引き出すかのように、ぴったりとフィット。肩肘張らないゆったりとしたシルエットで、自然体のありのままの美しさを映し出してくれる。これからも続く皆川の洋服作りショーが終わりを告げると、観客の1人が「ブラボー!」と叫ぶ。そんな称賛の合図を待っていたかのように、会場には大きな拍手が堰を切ったようにワッと巻き起こった。この4半世紀の中で、デザイナー皆川が丁寧に取り組んだ洋服作りの姿勢は、おそらくこれからも変わることがなく、人々に感動を与え続けるだろう。コレクションタイトル「ミナ ペルホネン 1995-2020 → SS/AW COLLECTION "TIME・ME・IT"」の中には、これからもその意志を引き継ぐことを意味する「→」の記号が含まれてるのだから。
2019年11月28日ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー皆川明とT-SITEがセレクトしたもの・ことが集まるフェア「フューチャー アンティーク(FUTURE ANTIQUE)」が開催。2019年11月19日(火)から、東京の代官山T-SITE、広島T-SITE、神奈川の湘南T-SITEの3か所を巡回する。“未来のアンティーク”を展示販売「フューチャー アンティーク」は、今の時代に生み出された新しい“もの”や“こと”の中で、未来の人々にも親しまれていくに違いないものを、“未来のアンティーク”として提案するフェア。セレクトには、東京都現代美術館での展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」でも注目を集めるミナ ペルホネンのデザイナー皆川明が携わっている。訪れた人はグッズの購入や、展示品の鑑賞、ワークショップなどを楽しむことが可能だ。代官山、広島、湘南の3か所共通で、「ミナペルホネン皆川明の フューチャー アンティーク(FUTURE ANTIQUE)な逸品」として展開されるのは、イタリアの老舗陶磁器ブランド「リチャード ジノリ(RICHARD GINORI)」のプレートや、鳥居明生の陶磁器、上治良充による革の器など。ミナ ペルホネンの余り布をパッチワークした座面と、節やシミといった個性ある木目を活かしたマルニ木工の「HIROSHIMA アームチェア」を組み合わせた椅子「ふしとカケラ」も展示、数量限定販売される。その他、レスポートサック(LeSportsac)による「ソリッド(無地)」シリーズの販売や、皆川が特別なデザインを施したルノー・ジャポンの車「トゥインゴ」の展示なども行う。トークショーやワークショップもまたフェア開催期間中は、皆川によるトークショーや、「ミナ ペルホネンのあまり布で作るクリスマスオーナメント ワークショップ」なども実施される。【詳細】「フューチャー アンティーク」・代官山T-SITE日程:2019年11月19日(火)~12月9日(月)住所:東京都渋谷区猿楽町16-15・広島T-SITE日程:11月29日(金)~12月31日(火)住所:広島県広島市西区扇2丁目1−45・湘南T-SITE日程:2020年1月2日(木)~31日(金)住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20−1■イベント情報<代官山 T-SITE>・代官山蚤の市~フランスの蚤の市の雰囲気を代官山で再現~日程:2019年11月19日(火)、20日(水)・minä perhonen のハギレでつくるオーナメント日程:11月26日(火)、27日(水)、28日(木)、12月4日(水)、12月5日(木)・皆川明×ナガオカケンメイ トークショー/「FUTURE ANTIQUE」というテーマで二人が対談するスペシャルトークショー日程:12月7日(土)・FUTURE ANTIQUE presents WINTER MARKET DAIKANYAMA日程:12月7日(土)、8日(日)<広島 T-SITE>・minä perhonen の余り布で作るクリスマスオーナメント ワークショップ日程:11月29日(金)~12月25日(水)・皆川明トークショー minä perhonen のハギレで作る、パッチワークぬいぐるみ日程:12月21日(土)、22日(日)<湘南 T-SITE>・皆川明トークショー/minä perhonen のハギレで作るオーナメント(日程調整中決定後HPにて告知。)※日時など変更する場合がある。詳細は各店舗HPのイベント情報を確認。
2019年11月21日デザイナーの皆川明さんが設立したブランド、ミナ ペルホネン。オリジナル生地の服やプロダクトのデザイン、販売まで一貫して自社で手掛けた服は、流行に左右されず、長年着用できる普遍的な美しさを持つ。「特別な日常服」とファンに愛され続けたブランドが2020年に25周年を迎える。そんな節目に開催されるのが本展『ミナ ペルホネン/皆川明つづく』だ。ミナ ペルホネン史上、過去最大の展覧会で、創作の源泉に迫る。「活動当初から、せめて100年は続くブランドにしたいという想いがありました」と皆川さん。学生時代は陸上選手だった彼にとって、ブランドとは駅伝のようにつないでゆくもの、自分だけで終わらず後進と共に作り上げてゆくものだという認識が強くあった。加えて、生産地に赴き現地の職人と共にテキスタイルを作るミナ ペルホネンにとって、地場産業と末永く共存する関係を築くのはとても大切なこと。長い時間愛されるようにデザイナーと技術者が開発した作品は、デザインの寿命が長く、大量消費や大量廃棄を招かない。1枚の服を長く大切に着る、このサスティナブルなサイクルも次世代のファッション業界が“つづく”ために必要なものだと考えている。最近ではファッションに限らず、ファブリックから家具、食器、新聞の挿絵まで、仕事はますます広がっている。「それぞれの仕事にまた違う醍醐味がある」と意欲的に取り組んだ結果、その延長線上に現在がある。仕事は思わぬ方向につづいてゆく。そんな想いも本展のネーミングには込められている。展覧会ではそんな彼らの仕事の全容を多岐にわたり紹介する。生地や衣服、プロダクトに加えて、テキスタイル用の原画、皆川さんの挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示。演出を手掛けるスタッフも一流ぞろいだ。空間構成は建築家・田根剛が、グラフィックデザインには葛西薫が参加する。さらに会場には皆川さん原案で建築家・中村好文設計の宿のプロトタイプも登場。また現代美術家・藤井光が撮り下ろしたミナ ペルホネンの映像作品の上映も必見だ。「展覧会は見る人と展示品の距離が近く、素材や作品の細部に至るまで見ることもできる。来場者の感性でゆっくりと、何度でも鑑賞していただきたいですね」2000年の発表以来、ミナ ペルホネンを代表するテキスタイルとなった“tambourine”。“tambourine”2017SS photo:Shoji Onuma幾何学模様と具象的な図案を組み合わせた“symphony”。区分けされた菱形の中には小さな世界が広がる。“symphony”2019-20AW photo:sono(bean)年を経るごとに色が変化し、味わいが増すファブリックを用いた、形も色も可愛らしいインテリアシリーズ。数々の展覧会を過去にも行ってきたが、いずれも物語のある空間デザインが話題に。photo:Mitsuo Okamoto『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』東京都現代美術館東京都江東区三好4-1-1開催中~2020年2月16日(日)10時~18時(入室は閉室の30分前まで)月曜(1/13は開室)、12/28~1/1、1/14休一般1500円ほかTEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)みながわ・あきら1967年、東京都生まれ。’95年に「ミナ」を設立。『クヴァドラ』『クリッパン』などの北欧テキスタイルブランドへのデザイン提供や新聞の挿画も手掛ける。※『anan』2019年11月27日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2019年11月20日ファッションブランド「ミナ ペルホネン」と、そのデザイナーである皆川明のクリエイションに焦点を当てた展覧会『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』が、東京都現代美術館にて11月16日(土)に開幕。2020年2月16日(日)まで開催される。デザイナーの皆川明が設立した「ミナ ペルホネン」。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとしたファッションブランドで、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりで知られている。1995年に「せめて100年続くブランドに」との思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、デザインの領域を超えて幅広い展開を続け、2020年で25周年を迎える。同展は、そんな「ミナ ペルホネン」と皆川明の創作を、「つづく」をキーワードに読み解こうとするもの。生地や衣服、インテリア、食器などのプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料をあわせて展示する。『ミナ ペルホネン/皆川明つづく』()
2019年11月19日ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー・皆川明がデザインを手掛けた鳩のオブジェ「Havsduva-海辺の鳩」が、2019年12月16日(月)より、大阪のディエチ(dieci)各店舗、および東京都現代美術館での展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」にて発売される。「Havsduva-海辺の鳩」は、ぽってりとした形の陶器に、マリンブルーのような青色をのせて“鳩”を表現。温かみのある白地に付けた青色は、手描きのため1点ごとに表情が異なり、愛らしく、またどこか哀愁の漂うオブジェに仕上がっている。製作を手掛けたのは、リサ・ラーソンをはじめ北欧を代表する作家が在籍するスウェーデンの製陶工場「ケラミックスタディオン・グスタフスベリ(Keramikstudion Gustavsberg)」だ。皆川が粘土で作った鳩のフォルムをベースに、スウェーデンの工房で型をつくり成形。そして皆川のハンドドローイングをもとに、工房の職人が絵付けを施した。【詳細】Havsduva-海辺の鳩発売日:2019年12月16日(月)取扱店舗:ディエチ|ディエチ カフェ(大阪市北区天神橋1-1-11 天一ビル 1・2F)・205(大阪市中央区博労町4-3-14 柴田ビル 205・207・208)・芝川ビル店(大阪市中央区伏見町 3-3-3 芝川ビル 305 号室)、東京都現代美術館「ミナ ペルホネン/皆川 明 つづく」展(〜2020年2月16日(日)、併設ミュージアムショップ内) ほか予価:16,000円+税
2019年11月17日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!ミナ ペルホネンとデザイナーの皆川明にクローズアップした展覧会が東京都現代美術館でスタート、初の3日間開催となる「東京蚤の市」、「青山パン祭り」にこだわりのパン屋さんが集結etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け!FASHION◆ミナ ペルホネンとデザイナー皆川明にクローズアップした展覧会が東京都現代美術館で開催(11/16〜2/16)ファッション・テキスタイルブランドのミナ ペルホネン(minä perhonen)と、デザイナーの皆川明にクローズアップした展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」では、作り手と使い手の双方に価値を生み出すデザインを基本とする皆川とミナ ペルホネンの思想や活動を紐解きながら紹介していく。>>詳しくはこちら◆バーバリーが銀座に新しい路面店をオープン、アイコンバッグの限定モデルを発売(11/17オープン)バーバリー(BURBERRY)が、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)により新しいコンセプトで一から作った路面店として、日本第1号店となる「バーバリー銀座」をオープン。オープンを記念した限定商品なども多数発売予定。>>詳しくはこちらEVENT◆秋の「東京蚤の市」は11月15日からの初の3日間! 会場もより広い昭和記念公園に(11/15〜17)手紙社が選りすぐった古家具、古本、古着など、世界中から集めた古ものを扱うお店をはじめ、雑貨店や飲食店などが集結するイベント「第16回 東京蚤の市」が開催。会場を新たに国営昭和記念公園に移し、今までより広いスペースで、蚤の市史上初となる3日間開催となっている。>>詳しくはこちら◆山本美月が表参道ヒルズのクリスマスイルミネーション点灯式に登場 (〜12/25)表参道ヒルズ恒例のクリスマスイルミネーション「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2019」がスタート。今年は、新進気鋭のデザインスタジオ、ウィープラス(we+)を起用し、水の魔法にいざなわれるような絶え間なく変化する神秘的なイルミネーションを魅せる。>>詳しくはこちらART◆アートディレクター・吉田ユニの大型個展がラフォーレ原宿にて開催(〜12/1)ラフォーレミュージアム原宿にて開催されるアートディレクター・吉田ユニの大型個展「Dinalog」では、新作をはじめ、これまでに手掛けたさまざまな作品とその創作過程も展示。本展開催に合わせ、作品集も刊行される。>>詳しくはこちら◆ダムタイプの結成35周年にあわせ大規模な個展が東京都現代美術館にて開催(11/16〜2/16)日本を代表するメディアアーティストグループ・ダムタイプによる個展を東京都現代美術館にて開催。2018年にフランスのポンピドゥー・センター・メッス分館において開催された個展の作品群や新作に、パフォーマンスアーカイブなどを加えて展示を行う。>>詳しくはこちらDumb Type《Voyage》Photo: Kazuo FukunagaGOURMET◆第16回青山パン祭り開催! 1日限りのパンレストランやZINE、恒例のパン食べ比べが登場(11/16・17)第16回目となる、渋谷・青山を中心とした、こだわりのパン屋さんが集う「青山パン祭り」が、東京・青山の国際連合大学前広場にて2日間に渡り開催される。今回は「酵母のテロワール」をテーマに、2日間の開催で、パン屋さん、そしてパンのお供がのべ80店舗以上集結する。>>詳しくはこちら
2019年11月15日ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー皆川明がデザインを手掛けた、イタリアの老舗陶磁器ブランド「リチャード ジノリ(RICHARD GINORI)」のテーブルウェアが登場。2019年11月14日(木)から12月8日(日)までパスザバトン表参道店内にて開催されるエキシビション「スペランツァ(SPERANZA) 〜希望〜 皆川 明」にて発売される。皆川明を専属デザイナーに迎え「スペランツァ(SPERANZA)」「フロレンティア(FLORENTIA)」などのテーブルウェアコレクションを展開してきたリチャード ジノリ。今回の「スペランツァ 〜希望〜 皆川 明」では、向かい合う2羽の鳩を配した「スペランツァ」、知恵と平和を象徴するオリーブを描いた「オリーヴァ(OLIVA)」、萌え出る新芽をモチーフにした「ジェルモリオ(GERMOGLIO)」の3柄のテーブルウェアを展開。日本の厳しい製品基準をクリアできなかった器をキャンバスに、それぞれのモチーフからイメージされる景色やストーリーを皆川が言葉に変え、手書きで綴ったテキストをオーバープリントした。1つ1つ異なる表情をもった、温かみのある器を展開する。【詳細】エキシビション「スペランツァ 〜希望〜 皆川 明」会期:2019年11月14日(木)〜12月8日(日)時間:月〜金 11:00〜21:00、日祝 11:00〜20:00会場:パスザバトン ギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館 B2F パスザバトン表参道店内TEL:03-6447-0707展開アイテム:・スペランツァ、オリーヴァ発売日:11月14日(木)・ジェルモリオ発売日:11月23日(土)※数量限定※一部オンラインでも同時販売
2019年11月04日紬織(つむぎおり)の人間国宝・志村ふくみの孫・志村昌司を中心とした染織ブランド・アトリエシムラ(atelier shimura)と、ミナ ペルホネン(minä perhonen)による帯の展示販売「シムラの着物 ミナの帯」が、京都と東京・成城のアトリエシムラ ショップ & ギャラリーにて開催される。期間は、京都では2019年11月2日(土)から4日(月・祝)まで、成城では12月7日(土)から8日(日)まで。2017年に続き3回目を迎えるイベント「シムラの着物 ミナの帯」。会場では、アトリエシムラの新作の着物などに加え、ミナ ペルホネンのデザイナー・皆川明とのコラボレートした帯を展示販売する。コラボレーションの帯は、緯糸(よこいと)にアトリエシムラで染めた糸を織り込み、刺繍など皆川によるデザインをのせた。今回は、これまでに人気の高かった3柄を新たな配色で制作。ベージュ地にきりりとしたグレーの刺繍を入れた「フォレスト ドット」、濃紺に藍色が波打つ「風の種 カゼノタネ」など、繊細で深みのある色合いにモダンなデザインを組み合わせた帯が揃う。なお今回の帯は、地の糸をさらに細くするとともに、緯糸に織り込むアトリエシムラの色糸の分量を増やすことで、しなやかで締めやすく仕上げている。【詳細】第3回 シムラの着物ミナの帯アトリエシムラ「3周年 色への祝祭 -ひとつの色を纏う-」■京都日程:2019年11月2日(土)~4日(月・祝)時間:11:00~18:00会場:アトリエシムラ ショップ & ギャラリー 京都本店住所:京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2 壽ビルディング 2階■東京日程:12月7日(土)~8日(日)時間:11:00~17:00会場:アトリエシムラ ショップ & ギャラリー 東京・成城住所:東京都世田谷区成城2-20-7【問い合わせ先】アトリエシムラ ショップ & ギャラリー 京都本店TEL:075-585-5953(11:00~18:00、水曜・木曜休み)
2019年11月02日パスザバトン表参道店内のパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)では、「スペランツァ(SPERANZA)〜希望〜 皆川 明」を、11月14日から12月8日まで開催する。1735年より280年余りつづく伝統を守りながら、バラエティ豊かなクリエイションを続けているイタリアの老舗テーブルウェアブランド「リチャー ド ジノリ(RICHARD GINORI)」。2017年からは、ミナ ペルホネン(mina perhonen)を手掛ける皆川明を専属デザイナーに迎え「スペランツァ(SPERANZA)」「フロレンティア(FLORENTIA)」などのテーブルウェアコレクションを発表している。本企画では、“希望”を意味する「スペランツァ」コレクションより、2羽の鳩を配した『スペランツァ』、知恵と平和の花言葉を持つオリーブを描いた『オリーヴァ』、新芽が生える様子をモチーフにした『ジェルモリオ』の全3柄のテーブルウェアに、皆川明自身が描いたモチーフからイメージする景色やストーリーを新たに言葉にして綴り、オーバープリント。日本の厳しい製品基準をクリアできなかった器に新たな命を吹き込み、今回、展示・販売される。スペランツァ(SPERANZA)Encounters are not something we decide, our surroundings bring them into our lives.They are miracles we can’t make happen on our own, thus we cherish them.(出会うことは私達が決めたことではなく 私達の周りが引き寄せたものである。 私達だけでは起きない奇跡だから大切にしなければならない。)ジェルモリオ(GERMOGLIO)When a new life begins to sprout, change is born and a new possibility begins. Life is not infinite and possibilities are not infinite.(生命が芽吹くということは世界に変化が生まれることであり 可能性が始まることである。 生命は無限ではなく可能性も無限ではない。)オリーヴァ(OLIVA) ※オリーヴァのみ、11月23日からの展開One gain good health from olives.At the same time, we get a beautiful scenery and also the joy of harvest.What can one do for olives?(オリーブの実によって私達は健康をもらっている。 同時に美しい景色と収穫の喜びも。 人はオリーブに何ができるだろう。)一つ一つ異なる表情を持った器が揃うので、ぜひ店頭でとっておきの一品を選んでみて。なお、一部のアイテムはパスザバトンのオフィシャルオンラインストアでも同時発売。 【イベント情報】SPERANZA(スペランツァ)〜希望〜 皆川 明会期:11月14日〜12月8日会場:PASS THE BATON GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F パスザバトン表参道店内時間:11:00~21:00(日曜祝日は20:00まで)TEL:03-6447-0707URL:
2019年11月01日ファッション・テキスタイルブランドのミナ ペルホネン(minä perhonen)と、デザイナーの皆川明にクローズアップした展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が、11月16日から2020年2月16日まで、東京・清澄白河の東京都現代美術館にて開催。デザイナーの皆川明が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきた。皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張。展覧会の会期中である2020年には25周年を迎える。今回の展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」では、作り手と使い手の双方に価値を生み出すデザインを基本とする皆川とミナ ペルホネンの思想や活動を紐解きながら紹介していく。“pur”2018-19→AW photo: Mitsuo Okamoto展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものだが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもある。多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、会場では、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示される。建築家・中村好文と皆川による新たな「宿」のプロトタイプも展示される他、現代美術家・藤井光がミナ ペルホネンの世界を撮り下ろした映像作品が誕生。展示構成は田根剛、グラフィック・デザインは葛西薫が担当する。会期中には、各界で活躍するクリエイターやアーティストと皆川によるクロストークを多数開催。詳しい情報は展覧会特設サイト()にてチェック。“one day”原画 2018-19→AW photo: sono (bean)前売券は、10月1日より販売中。皆川が朝日新聞のコラム「日曜に想う」のために描いたイラストのポストカード(非売品)3枚がセットになった「ポストカードセット前売券」も数量限定で販売されている。私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらしてくれる「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」 にぜひ足を運んでみては。【展覧会情報】ミナ ペルホネン/皆川明 つづく会期:11月16日~2020年2月16日会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F住所:東京都江東区三好 4-1-1時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)料金:一般1500円(1300円)、大学生・専門学校生・65歳以上1000円(800円)、中高生600円、小学生以下無料 ※( )内は前売券料金。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料。20名以上の団体購入は当日券料金から2割引(東京都現代美術館で購入の場合のみ)休館日:月曜日(2020年1月13日は開館)、12月28日~2020年1月1日、1月14日
2019年10月07日